小泉純一郎

こいずみじゅんいちろう



当選回数回

小泉純一郎の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第156回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 石井議員にお答えいたします。  まず、補正予算についてでございます。  十四年度補正予算におきましては、日本経済の再生に向けて、構造改革の加速にあわせて緊急に措置することが必要な施策及びデフレ抑制に直接的に資する施策として、国費ベースで、雇用・...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 冬柴議員にお答えいたします。  イラク情勢についてでございます。  重要なことは、イラクが現在行われている査察に対して無条件、無制限に協力し、大量破壊兵器の廃棄を初めとするすべての関連安保理決議を実際に履行することだと思います。この問題は国際社...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 達増議員にお答えいたします。  政治献金についてでございます。  政治資金については、小泉内閣の閣僚、自民党の各議員は、政治資金規正法にのっとって適切な手続を経て処理しているものと承知しております。  構造改革の進展と経済成長についてのお尋ね...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 吉井議員にお答えいたします。  イラク問題についてでございます。  重要なことは、イラクが現在行われている査察に対して無条件、無制限に協力し、大量破壊兵器の廃棄を初めとするすべての関連安保理決議を実際に履行することであり、この点につき、我が国と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中川議員にお答えいたします。  痛みを伴う改革についてでございます。  改革を進める過程においては、社会の中に痛みを伴う事態が生じることはありますが、こうした痛みを和らげることは政治の責任と考えており、雇用や中小企業のセーフティーネットには万全...全文を見る
01月22日第156回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 海野議員にお答えいたします。  デフレの原因とデフレ対策についてのお尋ねであります。  日本経済はここ数年緩やかなデフレの状態にあり、これは戦後初めての経験であります。  要因としては、安価な輸入品の増加等の供給面の構造要因、内需の弱さから来...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 尾辻議員にお答えいたします。  日ロ平和条約交渉についてでございますが、先般の日ロ首脳会談におきましては、四島の帰属の問題を解決して平和条約を可能な限り早期に締結するとの決意をお互いに確認いたしました。  ソ連がロシアに変わり、そして一党独裁か...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日笠議員にお答えいたします。  政治献金についてでございますが、政治献金の在り方については、疑惑を招くことがないような仕組みを考えることが必要であり、昨年、あっせん利得処罰法を改正、強化するとともに、いわゆる官製談合防止法を制定したところでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 宮本議員にお答えいたします。  小泉改革が破綻しているではないかという御指摘でございますが、日本経済再生のためには、デフレを抑制しながら構造改革を推進して、経済情勢に応じては大胆かつ柔軟に対応する方針は一貫して変わりありません。  平成十四年度...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 広野議員にお答えいたします。  自民党的政治体質についてのお尋ねですが、政治と金の問題は常に政治家が襟を正して当たらなければならない大事な問題だと思います。  昨年、あっせん利得処罰法を改正、強化するとともに、いわゆる官製談合防止法を制定したと...全文を見る
01月23日第156回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○小泉内閣総理大臣 戦後、敗戦後から今日まで、平和で繁栄を築いてきた後を振り返って、今、額賀議員も述べられましたが、私は、この敗戦後から今日、日本は、日米同盟というものを基本にしながら国際協調体制をとってきた、わけても経済発展に専念してきたわけでありますが、今日までの日本という国...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ワンフレーズポリティックスというのは、私がつけた名前ではありません。報道機関が勝手に言っている言葉でありまして、私が簡潔に表現すると、あるときは短いからそういうことを言うんでしょう。しかし、簡潔に話すことも大事だと思っております。ここで長々と話しますと、もうい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 はっきり言っておきますが、政策転換など全然していません。  まず、私は当初から、公的部門、行財政改革を徹底的にやると。いわば今の日本のこの十年間、財政出動してきた、減税してきた、金融政策、ゼロ金利、なぜきかなかったのか、構造に問題があるんだということで、郵政...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 北朝鮮との関係につきましては、日朝平壌宣言、昨年の九月十七日に私と金正日北朝鮮総書記の間で署名を交わしたわけでありますが、この日朝平壌宣言を誠実に実施していく、これが大前提であります。  そういう中で、拉致問題、核問題、いろいろ難問が重なっておりますが、こう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 我が国の隣国であります北朝鮮と日本が、戦後五十年、六十年、この長きにわたって不正常な関係にあるというのは大変残念であります。長い悠久の歴史に比べれば、五十年、六十年なんというのはほんのわずかな期間だ、ごもっともであります。むしろ、何百年あるいは千年単位で友好の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 昨年も有事関連三法案につきまして長時間御審議をいただきました。やはり一朝事があった場合にどのような対応をしなければならないか、また法的整備等問題点はないか、いろいろ御議論をいただいたわけでありますが、一国にとって、常に一朝事があった場合にしっかりとした法的整備...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 防衛のみならず、災害等緊急事態に対応する、これはやはり政治の大きな責任でありますので、こういう緊急事態なり有事なりに対しましての法整備というのは、ふだんからきちんとしたものをつくっておかなきゃならないという観点から、私どもは昨年からこの有事関連法案を提出してい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政府は、日銀の独立性というものを尊重しながらも、協力連携をしていかなきゃならないと思っておりますし、今のデフレ抑制に向けてどういう方法があるか。現に日銀は、ゼロ以上に持っていこうということでいろいろな金融対応策を考えております、また実施しております。  よく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 雇用の面におきましては、地域の実情、それぞれ違うと思います。地域にとっても、いかに雇用を図るか、あるいは雇用を確保するか、あるいは失業に対してどのような手を差し伸べるか、それぞれ努力されていると思いますが、そういう点については、地域の実情をどうやって生かすかと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 近時、世界一安全な日本という神話が崩れつつあるという、これはいかぬなと。今再び世界一安全な国復活に向けて、各省連携して、捜査体制あるいは法体制を整備していこうということで連携しながら努力しているわけであります。  そういう中で、今、いろいろな今までにない犯罪...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、イラクにつきましては、イラクが査察を無条件、無制限に受け入れること、積極的に協力すること、これが大事だと思います。国連安保理決議に沿ったこの問題につきまして、今査察を継続中でありますので、これをイラクが誠実に守ること。と同時に、日本としては、国際社会全体...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 極めてはっきり言っているじゃないですか。今査察の最中だ、仮定の問題について今答えることはない、これは私、はっきりした答弁なんですよ。査察の結果……(菅(直)委員「仮定で答えるんですよ」と呼ぶ)仮定の問題を今答える必要はないというのが私のはっきりした答えなんです...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どういう状況になるかは予断を許しませんが、まずイラクがこの査察に積極的に協力して、この安保理決議を無条件、無制限に受け入れること、これを見てから判断しても遅くない、これがはっきりした答えです。
○小泉内閣総理大臣 北朝鮮にしては、今、瀬戸際外交とかいろいろな駆け引きもあるでしょう。しかし、日朝平壌宣言が誠実に履行されない限り日朝国交正常化はあり得ないという前提で交渉しております。しかも、今北朝鮮は、いろいろなパイプを通じて、日本のみならず、アメリカともロシアとも、あるい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 はっきり答えておりますが、この日朝平壌宣言が誠実に履行された暁に国交正常化が成るんですよ。そういう中で、今NPT脱退宣言するとか核開発を計画するとは言っていますが、まだそこまでいっていないんです。そこの点をよく考えなきゃいかぬ。瀬戸際外交とかいろいろな発言、挑...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 はっきり言っているじゃありませんか。対話のルートは閉ざされていないんですよ。日朝平壌宣言を誠実に履行するというのは、これから努力なんですよ、お互い。しかも、韓国、アメリカ、これはお互いが、アメリカも韓国も日本と連携協力していきましょう、そして、日本も韓国、アメ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 誤解していただきたくないんですが、私は、確かにこれは約束はいたしました。しかし、私の最大の国民に対する約束は行財政改革ですから、そういう改革の中でこういうことを言ったのも事実であります。  靖国神社に対しては、八月十五日に行けなかったのは残念でありますが、そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今の言うとおりならば、確かに、そのとおりにはやっていないということになれば約束は守られていない。  しかし、もっと大きなことを考えなきゃいけない、総理大臣として。その大きな問題を処理するためには、この程度の約束を守れなかったというのは大したことではない。(発...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 読んでおりません。
○小泉内閣総理大臣 私は、民主党が三十兆円枠に法律で縛れというほどかたくなじゃなかったですね。むしろこの状況を、やはり経済情勢を見なきゃいかぬということで、あえて、民主党の主張の国債発行枠三十兆円を守るという法律を出せとまで言ったのを断って、それは経済は生き物だから柔軟に対応する...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 全く違います。  数字でも、さっきも言いましたように、一九三〇年代、それはもう国際社会の協力体制も今みたいになっていませんし、そして、今でこそ確かに物価は一・五%下がっています。当時は一・五%どころじゃない、一けた違いますから。GDPも、今大体横ばいですけれ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、税収の見通しが確かに違ってくるときはあります。今の指摘の点につきましては、私は重要だと思っていますし、だからこそ、この不景気に借金してもっと公共事業やれということに対して、私はそうでもないと言っているんです。  今、多くの方は、早くデフレを阻止しろ、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いいことを言っていただいた。  だから、私は、緊縮財政といって私を批判している人はどうかしていると言っているんです。目いっぱいの財政対策は打っている。だから、私は、民主党や菅さんに緊縮財政なんて批判されるいわれはないと思っているんです。むしろ、これから経済の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 全体の枠としては政府で決めますが、具体的な個別事業については、地元と関係大臣、よく相談する必要がある、そのとおりであります。
○小泉内閣総理大臣 私は直接諫早湾の問題については口出ししておりませんが、地元とよく調整すべきだと。  現に、菅さんは諫早湾干拓事業に反対でありますが、民主党は推進事業に賛成しているじゃないですか。そこまで言うんだったら、去年、金子知事が選挙で、地元の民主党議員は金子さんを推薦...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、長崎県連のことについては捜査が入っておりますので、捜査当局の状況を見守りたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは、今捜査が入っている段階で、私は何とも言えませんが、どんな事業にせよ、公共事業は、地元と相談するというのは当然じゃないですか。私は、どんな地元、全部知っているとか、ここは知っている、あれも知っているとは言いませんよ。公共事業の個別の事業について一々総理大...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一般的に言って、地方に税源なり財源を移していく、最初の、前半の部分で菅さんが指摘された点、これについては私も賛成であります。そういう方向で、補助金と交付税と税源、財源、これを一体的に考えようということで、その方向で、三位一体で改革の芽を出していこうということで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、菅さんが言われました良質な賃貸住宅、あるいは新しい緑の雇用とか、さらにはNPOの税制、こういう問題について、十四年度補正予算また十五年度予算におきましても小泉内閣として手当てしておりますので、やはり民主党、菅さんとも共通した面は随分あるなと思いながら聞いて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、私は、総理就任以来、認識は変わっておりません。改革が必要だ、改革なくして成長なしということで、改革をしないとこのデフレ抑制もできない、多少の痛みが出てきているというのも認識しております。  そういう中で、いかに改革を積み重ねていくかということであります...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、インフレターゲットという言葉を使ったことはありません。現に、かなり前からインフレターゲットを導入すべしという議論が我が党内から出ていることも承知しております。また、私に対しても、このインフレターゲットを導入しないために私を厳しく批判している方もたくさんお...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 長崎県連の問題につきましては、これは大変我々も深刻に受けとめなきゃならないと思っております。あっせん利得処罰法あるいは官製談合防止法、成立、改正強化いたしましたけれども、さらに、今仙谷委員が言われたような政治改革に向けた一つ一つの改革、どういうものがいいか検討...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、上田議員の御指摘、実に大事なところを突いておりまして、だからこそ私は、年金福祉事業団、これは廃止しなきゃいかぬと言って、厚生大臣のときに廃止を決定したわけですよ。なぜかというと、年福も簡保も、ホテルとか保養地をつくって利益が上がるわけないんですよ。それを...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは時間がかかりますよ。それは、道路公団民営化にとっても手続踏んでやらなきゃなりません、民主主義ですから。郵政公社も民営化の第一歩と私は言っていますけれども、公社からいずれ将来民営化を目指してやっているんですから、これは急にはできません。しかし、本格的にやる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、行財政改革が先だというのは、消費税を上げろという議論が出てきたから、私の在任中は消費税は上げない、行財政改革が先だ、むだな歳出を削るのが先だということをやって、今回の特殊法人改革も、これは総合的な改革で、一年や二年で今やれと言ったけれども、今、一年でやめ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、私は必ずしもそうは思いません。経済の状況を見ながらいかに必要な手を打っていくかという中で、予算も組まなきゃならないわけでありまして、私は、必要な手を打ってデフレを克服しながら改革を進めていくのが適切だと思ったからこそ、十四年度補正予算を組み、十五年度予...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どういう点から批判されているのかわかりませんが、議員は、すると、三十兆円は、国債発行は多過ぎる、もっと抑えろというのか、あるいは三十兆、もっとふやせというのか。私は、歳出をやはりカットする努力はしなきゃいかぬ、景気にも配慮しなきゃいかぬ、そういう中で改革を進め...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 歳出の中身が違っています。必要な分野にはふやす、そして切るべきは切る。いたずらに国債を発行して公共事業をふやすという今までのやり方とは完全に違っています。そういう歳出の見直しも進めている。  私は、議員が言われるように、それでは三十兆円の枠とそれから歳出カッ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そんなことしたら、むだなところなんかカットできるわけないじゃないですか。当初予算を多めに切っておいて、どんどんどんどん予算要求を出しなさい、そうしたら、各役所は、あれもしたいこれもしたい、勝手な要求をどんどん出してきますよ。  多目にやる、多目に予算を提出す...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 限られた財政の中で必要な事業はやる、むだなところはできるだけカットしていく、これが必要であります。
○小泉内閣総理大臣 規制改革等、あるいは今言った観光の振興等、お金を使わないでやる方法というものはこれからも考えていかなきゃならないし、民間がまさにそういう点は非常に今活発にやっておられる。欲しいものがないといいながら、今結構売れている商品もかなりあります。  我々としては、財...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 歳出削減をしないと、増税をするか、あるいはまた国債発行して借金をするか、予算を考えた場合ですね。これ、どっちにしても、何をやっても、国民の協力なくしてできないということは事実なんです。歳出削減も、あるいは補助金を削られれば痛みですね。じゃ、それをしないで増税す...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、規制改革にしても法律が必要であります。あるいは、高コスト構造を直す場合には民間企業の努力も必要だと思います。  例を挙げれば自動車。低公害車にすると方針を出せば、予想以上に低公害車の開発が進んでいく。そういう中において企業は、今まで高かった低公害車、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本の状況というものを誤解されないようにILOにも説明していく必要もあると思います。もちろんILOの存在の重要性を認識しなきゃなりませんが、各国それぞれ事情があると思います。これから、日本としても、誤解を持たれないように、国際社会で通用している、国際社会の中で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 遵守します。そして、いろいろ誤解を解くための努力もし、今後、ILOに関しましても、よく意見を踏まえて、公務員制度改革にも生かしていかなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 いや、今初めて伺ったんですけれども、一日十時間休みなく、よく体がもつなと。これは本当にそうなんですか。(山口(富)委員「そのとおりです」と呼ぶ)これはちょっと異常だと思いますね。
○小泉内閣総理大臣 今、年間総実労働時間千八百時間定着に向けて努力しているので、その二千四百時間ですか、これも実に多いですね。率直にそう感じますが。
○小泉内閣総理大臣 これは健康にも大きく影響していきますし、このままの状況でいいとは思いません。できるだけ労働時間というもの、この短縮に向けて取り組まなきゃいけない問題だと思います。
○小泉内閣総理大臣 この方針を堅持することに変わりありません。
○小泉内閣総理大臣 今の労働時間につきましても、できれば時間を削って人をふやしてくれた方がいいと思うんですが、いわゆるワークシェアリング、これは給料との兼ね合いがあると思うんですよね。労働時間減るのはいいけれども給料が減るのは嫌だという点、これをどう解決していくかという難しい点も...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現在の経済情勢厳しい中で、日本としていかに早く経済再生を期すかということから、私は、改革が必要だということで、もろもろの改革に手をつけてきたわけであります。わけても、行財政改革を基本にして、金融改革、あるいは税制改革、規制改革、歳出改革、やるべきことは山積して...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は痛みが足りないなどということを一言も言っていませんし、それでは、改革なくして、今、予算をふやして事業をふやしていけば景気が回復するのかというと、そうじゃないんです。即効薬とか、この一手ですぐ景気が回復するというような手は何もありません。だからこそ改革を積み...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これまでも、今まで政治と金にまつわる問題で議員が逮捕されたり有罪判決を受けたり、大変残念なことでありまして、私はこれまで、口ききして金をもらっちゃいかぬというあっせん利得収賄罪、これも改正、強化された。なおかつ今回、官製談合防止法、これも法改正された。政治資金...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政治活動の基盤というのはどうあるべきかと……
○小泉内閣総理大臣 政治資金というのはどう調達すべきかという観点から私は検討する必要があるということを言っているんです。
01月27日第156回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○小泉内閣総理大臣 経済状況、非常に厳しいものがあるのは承知しておりますし、だからこそ、この経済状況を打開するためにはあらゆる面における改革が必要ではないか、特に金融、税制、規制、歳出、全般にわたる改革が必要ではないかということで取り組んでおります。  今御提示の指標につきまし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今御提示いただきました衆議院議長の話でございますが、私は、通常国会召集の前、会期延長とか衆議院の解散についての問題について、延長しろとか解散するという話は一切しておりません。そういうことの話がいろいろな議員の間で出ていることは承知しています。また、報道等でこれ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 根拠といいますが、これは私の考えであります。消費税を上げるということを前提に考える必要はないんじゃないか。  社会保障、年金、医療、介護等社会保障についての改革というのは必要であります。その際に、どの程度の負担でどの程度の給付が得られるかというのは、今後大き...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 確かにあの発言は不適切な発言だったと反省しております。情勢を見きわめながら、大胆かつ柔軟に対応する場合も必要でしょう。そして、改革を進めていくことは、重要性は十分認識しております。そういう意味において、私の基本路線は変わっていないということを言いたかったわけで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日朝平壌宣言は、法的拘束力はないといいながら、私は、政治的に重いものだと思っております。昨年九月十七日、これからの日朝関係を正常化していく上において、非常に重い政治的意味を持つものだと思っております。この日朝平壌宣言の精神、原則にのっとって、これからどうやって...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは読んでいただければわかりますが、この平壌宣言、お互い合意して、この精神に従い日朝国交正常化交渉を進めていくということでありますので、この宣言に合意したわけであります。
○小泉内閣総理大臣 これは共通の認識を確認したということでありまして、この精神に従って日朝正常化交渉を進めていくという共通の認識を確認したということであります。
○小泉内閣総理大臣 ミサイルの問題につきましてお互い意向を確認した、ミサイル発射モラトリアム、二〇〇三年以降も継続していくということであるし、今原口議員がお話しされましたアメリカの核の問題、あるいは安全保障上の問題、十分話を聞いてから私は訪朝したわけでありますが、そういうことをよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これを正確に読みますと、「この宣言の精神に従い、」「朝鮮民主主義人民共和国側は、」「ミサイル発射のモラトリアムを二〇〇三年以降も更に延長していく意向を表明した。」拉致の問題は二度と犯さない、不審船の問題も起こさないという発言もあったわけでありますが、このミサイ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 中止しろとはっきり言ったかどうかということは、私はどういう表現で言ったか今定かに思い出せませんが、この疑惑というのは多くの国民、国際社会が注目しているんだ、だからミサイル発射は凍結すべきだというふうに発言したと思います。特に、国際法は遵守しなきゃいかぬ、そして...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何もイニシアチブがとれていないじゃないかといいますが、まず私は、北朝鮮を訪問したこと、金正日氏と会談したこと、これは一つのイニシアチブではないか。何もしていないという御批判は私は当たらないのではないかと思っております。  そして、今後、いろいろなパイプがあり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これはアメリカが言っているということを正確に、今要点だけ述べたいと思います。  米国は、生起する脅威に対して先制的に対処するために必ず武力を行使するとしているわけではなく、国家は先制を侵略のための口実としてはならないということも言っているわけであります。国家...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、集団的自衛権の行使、これについては、憲法九条だと思いますね。
○小泉内閣総理大臣 アメリカは、私は国際法上の権利義務に合致して行動をとるものと思っておりますし、先制攻撃という今の議論について、先ほどお話ししましたように、すぐ先制攻撃するということではないということもアメリカも言っているわけであります。  それは、各国と緊密に協調することは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 このイラクの問題について、私は、土曜日の夜、ブッシュ大統領から電話がかかってきて電話会談いたしましたけれども、ブッシュ大統領も平和的解決を望んでいるということをはっきり強調、言っておられましたし、日本に対してのその要請ということはありませんでした。平和的解決を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、明確な答弁をしているつもりなんです。アメリカに対して、国際協調の重要性、引き続き国際協調を構築するために努力すべきだと。そして、イラクは国連決議、査察に協力する、妨害しない、イラクはこの国連決議どおりに行動すべきだ、それが大前提であると。はっきりしている...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これも、議員の質問に対して、気に食わないからおかしいというのでは、私はおかしいと思います。  私の立場は、よく聞いてください、イラクがまず国連決議を忠実に履行することが大前提である。そして、これから国連にその査察の報告がなされます。そして、国際社会、アメリカ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本は、まず、イラクが国連の決議を無条件、無制限に受け入れるべきだと。そして、これから査察の報告が行われるわけですから、そういう中で、はっきりしているのは、アメリカに、国際協調体制をとるように引き続き努力せよと。これほどはっきりしているのはないんじゃないですか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よく、いろいろな質問で、イエスかノーで答えろという質問がありますけれども、イエスかノーではない答えもあるんです。私の答えははっきりしているんです。国際協調をとるようにアメリカは引き続き努力すべし、これははっきりしているんです。それは、あなたがこの答弁は違うと言...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 みずほの問題については竹中大臣から答弁させますが、私は、前段の質問、民間人の大臣起用、全然後悔していません。信頼しております。
○小泉内閣総理大臣 厳しい経済状況の中で、経済指標を見ますと好ましい結果は出ておりませんが、やはり必要な措置だった、必要な改革だったと思っております。これからもこの改革路線を推進していくしか経済再生はあり得ないと思っております。  基本的にはそういう認識をしておりますが、これか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 厳しい中にも、実質の成長率に関しましてはゼロが〇・六ですか、実質の点においては、中にはこの厳しい状況にめげず頑張っている面もうかがい知れるような面もあるのではないかというふうに感じておりますが、総じて、名目成長率とかあるいは失業率等を見ますと、やはりこれは厳し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 詳しくは竹中大臣が答弁すると思いますが、昨年来から、不良債権処理を加速するという方針を私は打ち出しております。そういう際には、やはりその不良債権処理の加速に伴って副作用が出てくるだろう。そういう点を和らげる意味において補正が必要じゃないかという点で、補正予算を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そのとおりであります。
○小泉内閣総理大臣 それは、専門的なことは私よくわかりませんが、やはり見通しが狂ったのであって、より専門的なことは担当大臣から聞いていただきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 結果的に見通しどおりいかなかったということであります。
○小泉内閣総理大臣 そういう点もあります。  それと同時に、当時は民主党も三十兆円枠を法律で縛れと言っておられましたね、国債発行。私は、法律で縛るというのは、経済は生き物だから法律で縛る必要はない、やはり経済は生き物、状況を見ながら大胆かつ柔軟な対応も必要ではないかということも...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 間違いとは言えませんが、そのことは知っていました。だから、財務省も枠を、その三十兆円枠はきついということを言っていたのも、その理由があったから、私知っています。金利が高いときの定額貯金で、ないんだから、三十兆円枠は非常にきついですよということは聞いていましたし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 しかし、これだけ大量に国債を発行している段階で、一つの目標を立てなきゃいかぬな、枠をはめないと歳出の見直しはできないなということで、あえて、楽じゃないけれども、三十兆円枠というのは決してできない目標でもないと思っておりました。  事実、だからこそ特殊法人に対...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 しかし、目標がなかったら、果たしてこれほど厳しい歳出の見直しができたかどうかということで、それは海江田委員と見解は違います。  それでは、民主党が何で三十兆円枠を法律で縛れと言ったのかということになってまいりますから、私は、必ずしも、三十兆円の枠を設定したか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私の発言、速記録にとってありますから、正確に今発言させていただきます。  まず、奥田議員が、年末のテレビ番組で、優秀な技術を持った中小企業の例が数回紹介されていた、そのときに幾度となく言っていたのは、それだけの技術を持っておりながら全然金を貸してくれないとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 悪いところばかり見てはいけない、常にいい面も悪い面も両方あるということを考えなきゃいかぬということを述べたまでであります。
○小泉内閣総理大臣 物事両面を見なきゃいけないということを言っているんです。悪いところばかり見るというのもよくないし、よいところばかり見るというのもよくない。悪いところもあればいいところもある。やはり、悲観すべき点は希望を持って、どうやって打開していくか。そういう面において、悪い...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 任期中というのは、私が総理大臣に在任中ということであります。それは当然極めて限られております。
○小泉内閣総理大臣 今の点でいけば、九月に自民党総裁選挙で、再選されればあと三年間あるんですよね。再選されなかったらばそれまでですけれども。いずれにしても、任期というのは、総理大臣の法定の理論は次の解散までは総理大臣ということです。それで、再選されれば三年あるわけですから、少なく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは引き上げませんよ。(海江田委員「引き上げませんか」と呼ぶ)引き上げません。
○小泉内閣総理大臣 安定した財源というのは消費税だけじゃないでしょう。そういう点も含めて議論してもらわないと。ただ、消費税がいいという議論も国会議員の中でもあります。政党の中でも消費税を上げろと言う人もいます。そういう中で、それでは年金等の給付と負担はどうあるべきかということを徹...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 三方一両損というのは、結果的に国民が一番プラスになるという考え方なんです。というのは、病気になると患者さんがどの程度の負担か。そうすると、保険に加入している方がいますね、保険に加入している方、これは全然病気にならない人もいるはずであります。自分はお医者さんにか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、三割というのは本当に負担し切れない多額なものかというと、そうは思っていないんです。現に、今、高額、月に百万、二百万というのはざらになりましたね。それで三割負担の三十万といったら大きいですよ。しかし、上限が設けてありますから。たしか六万三千円から七万二、三...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 あの発言は確かに不適切なものだったと反省しております。しかし、一回言ってしまって撤回してもしようがないですよね。撤回しろといったって、もうみんなわかっているんですから。これは確かに不適切な発言だった、反省しなきゃいかぬな、まだまだ修行が足りないなと思っておりま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 撤回して済むものじゃありませんしね、これだけ皆さんがわかっているわけですから。だから、今後は行動で国民の信頼を得ることができるように努力していかなきゃいかぬなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 いや、私は誠実に、これは撤回して済むような問題じゃないと言っているんですよ。言ってしまったこと、綸言汗のごとしとかいう言葉もございますけれども、それよりも、反省しているから行動でこれから信頼を得るように努力しようということを言っているんです。
○小泉内閣総理大臣 日本は国際社会と協調していかなきゃならない、国連において責任ある一員としていろいろな問題に対処していかなきゃならないと思っております。日本は、やはりその際には、国益をしっかりと踏まえて、国際社会の中で各国と協調していかなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 イエスかノーとかいう答えじゃない答えもあるんですよ。  それは、武力行使というのはまだしていないんですし、決議も行われていないんですから、私は、今の段階で、日本の立場として、そういう前提でお答えする段階ではないということを言っているわけです。
○小泉内閣総理大臣 これは自由党と我々とは意見を異にしていると思いますが、日本としては、たとえ国連で武力行使容認決議が行われても、日本は武力行使いたしません。その点ははっきりしなきゃならない。  そういう中で、今どういう状況にあるか。これは、まずイラクが今までの国連決議に忠実で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今はっきり言ったでしょう。ずるずる何でもやっていく、これは日本独自の、いかに国際社会で武力行使容認決議があろうとも日本は武力行使しないんですよ。そして、日本独自の判断で、主体的にこれから国際情勢も見ながら判断する。  どういう御質問の趣旨かちょっと理解しかね...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、同じかどうかわかりませんが、国連で武力行使容認決議しても日本は武力行使はしないということは、やはり違いますね。日本、独自性がある。  ただし、これからアメリカがどういう態度に出るかというのはまだ予断を許さない面もありますが、アメリカに対しても、日本は、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 米国に対して、国連、国際社会の協調、国際協調体制を引き続き構築するように努力すべしということを言っているのであって、今後の状況をよく見きわめながら判断したい、それが日本のはっきりした態度でございます。
○小泉内閣総理大臣 これは、まず、国連の決議に今までイラクは協力しない、あるいは妨害してきたという過去の実績があるわけです。それに対して今査察団が入っている。  国連が、いわば実際に有効に機能するかという試練を迎えているわけでありますが、そういう中で、アメリカも武力行使には大変...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 近いうちに査察団の報告が国連でなされると思います。そういう状況を判断して、いろいろ日本としても判断していかなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 自動的に容認しているとは言えないと思います。まだ査察を通じた、このイラク、最後の機会を与えると言っておりますし、大量破壊兵器の廃棄のために強化された査察体制を構築する、そして、査察活動妨害等があった場合にはさらなる重大な違反とみなし安保理に報告ということになっ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これはまだしていないんですから、今の段階で私はそういう問題に対して答える段階ではないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これはさまざまな見方があると思いますが、まず、イラクと国際社会との戦争になった場合に、この戦争が短期に終わるのか、長期にわたるのか、あるいは中期になるのか、これも全くわかりません。そういうことを考えますと、こうなると断定はできないと思いますが、非常に厳しい情勢...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、このイラク問題が平和的に解決される、これが一番いいと思いますが、それぞれいろいろな状況、まだ予断を許さない面があると思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは共通の認識を表明したのであって、この合意に基づいてお互い努力していかなきゃならないと。この約束が守られるようにお互い努力していかなきゃならないと私は思っております。
○小泉内閣総理大臣 有効だと思っておりますし、これが実施に移されるということが大事だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 この問題は常にアメリカ、韓国と緊密な連携協力をもって進めなきゃならないと思っておりますし、だからこそ、アメリカも韓国も日朝平壌宣言を支持し、これからもお互い協力し合っていこうと言っているんだということもやはり理解していただかなきゃいかぬと。
○小泉内閣総理大臣 どういう項目が過大であるか過大でないかというのは担当大臣に任せますが、十五年度と十六年度というものを合計して平年度と計算している面もあるのではないか。やはり経済の影響というのは年度ごとに見るべきではないかと思っていますので、そういう点については、この前のものに...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 本会議のときは過大だったんでしょう。それで、今修正されたんでしょう。そうじゃないんですか。(吉井委員「いや、同じことなんです、同じなんです」と呼ぶ)項目別について、より専門的なことは担当大臣に任せます。——この問題について聞いておられるの。(発言する者あり)こ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、景気の面からいえばいろいろな要素に配慮しなきゃいけないと思っています、この負担増のみならず。それでは、この負担増をやめた場合に、どれだけまた国債を発行しなきゃならないかという点も出てまいります。そういう財政上の問題もありますし、私は、これだから、この負...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、前段で議員が言われましたように、イラクがまず国連決議遵守すべきだ、それに対して、今まで遵守してこなかった、協力してこなかった、妨害してきたということで、再度国連がイラクに対して遵守を求めている行動の一環だと思います。  そういう国際的な圧力の中で、今...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何回も言っていますよ。はっきり言っていますよ。何回答弁させるんですか。アメリカに対して、国際協調体制をとるように、イラクに対しては、国連査察に無条件、無制限に協力するように、これはもう、日本が一番はっきりしている態度なんです。
○小泉内閣総理大臣 まずイラクが国連決議を尊重することです。そのために国際協調体制をとっているんですから。それを見守るのが私は重要ではないかと。はっきりしているんです。何回質問されても、この答弁、何回も繰り返すしかないです。
○小泉内閣総理大臣 そのことを再三言っているんです、私も。アメリカが国際協調体制をとる。アメリカも平和的解決を望んで、今努力しているんですから。何回も同じことを私は言っているんですよ。はっきりしているんですよ。  まずイラクが国連決議を尊重する。実施するために今努力しているんで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国民年金の未納者が非常に多いということ、また、未加入者もいるということは、この年金制度に対する信頼を非常に傷つけるものだと憂慮しております。  どのようにこの未納者を少なくするか、また未加入者に対して加入するように勧めるかということをいろいろ努力しております...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほど坂口大臣に答弁してもらいますが、私は、中にはいろいろな理由があると思いますが、先のことだからいいという人、どうせもらってもそれほど大きな額じゃないだろうと見ている人もおられる。そして、これは将来、加入しなくても自分でやれるという人も中にはいるんだと思いま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 御指摘の質問に対しては、調査して、坂口厚生労働大臣よりも答弁させたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 消費税については、もう何回も答弁しているんですが、私は、坂口大臣も極めて慎重だと思っていますよ。坂口大臣も議論するのは結構だと。そして、これから一年間、年金の議論を多くの国民の皆さんと一緒にするわけですから、そういう中で当然、税の議論が出てきます。こういうとき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、できるだけ国民にわかりやすいような情報を提供する必要があると思っております。
○小泉内閣総理大臣 最初の御質問はたしか、被災者と言われましたけれども、被災者生活再建支援制度のことだと思うんです。この点については、今、全国知事会において検討がなされていると承知しておりますので、その検討結果を踏まえて、必要な措置を講じていきたいと思っております。  また、今...全文を見る
01月28日第156回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 確かにあの発言は不適切だったと反省しております。ただ、公約は大事なんですが、その公約に対していろいろな意見を聞いて、総理大臣としていかなる判断をすべきかという問題もあると思います。  靖国神社に八月十五日に参拝するということに対しても、恐らく民主...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、議員が全部公約を守れと、守った方がいいという判断は議員の判断だと思います。しかし、私の判断はどうかと聞かれたから私は今説明しているわけであります。当然、自由民主党と民主党、あなたの立場と私は違います。あなたが納得できないというのも分かります...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そうしますと、三十兆円枠につきましては民主党は法案を出してまでこれを守れと言われました。今後の質問によりましてもこれをあくまで守れと言うのかどうか、この点もやっぱり今後よく検討する価値もあるのではないかと思っております。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が最初から言った質問について誠実に答えているつもりであります。ただ、私の質問に対して、御不満なのは分かります。また、立場が違うのは分かります。靖国参拝にしても、十三日だろうが十五日だろうがいつでもいかぬという意見もあります。それは、靖国参拝するこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在の経済情勢下において、金融対策に対する重要性というのは、非常に関心を持ってきたし、高まってきたと思います。そういう状況下におきまして、日銀総裁の役割も非常に大きいと。また、日銀総裁の一言一言に対して国際社会も注目しているという点もあるし、現下の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 人事といいますと、日銀総裁のみならず閣僚人事でも、まだやるかやらないうちに、あれがいい、これがいい、あれは駄目だ、これは駄目だと、もう常にいろんな議論が起こってくるわけです。当然、日銀総裁という最重要人事の一つですから、多くの方々が関心を持つのは当...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、消費税の論議は歓迎するが、私の在任中は消費税は引き上げないということを言明しております。今でもその考えに変わりありませんし、私は消費税導入時も引上げ時もこの議論に深くかかわってきた一人でありますので、消費税の持つ重要性、また消費税の持つ意義、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、私の後は菅さんかもしれませんよ。それは選挙をやってみなきゃ分かりませんし、そんな自信持たなくていいですよ。やっぱり民主党なんですから、民主党の党首は次の総理になるというような気持ちでおられてもいいと思うんですが。  私は、次の総裁選挙まだ先...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 総理大臣在任中は、私は消費税を引き上げません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はかねがね言っているんですが、デフレ克服に万能薬はない、即効薬はない、あらゆる政策を動員していかなきゃならない、そういう中で金融改革、規制改革、税制改革、歳出改革、必要だと、総合的な対策が必要だと言っているのはそういう理由からでもあります。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 料金はその国々によって違いますし、日本の地価も高いです。買収費も高いでしょう。そういう意味において、多くの国民は高いなと感じているんだと思います。やはり、引き下げる努力をしていかなきゃいかぬなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、道路公団民営化の議論の中でも、もっと安くできるんじゃないか、コストも高いな、競争も足りないなと、いろんな議論が出てきました。そういう中で、できるだけ安くする努力はしていかなきゃいかぬなと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今まであっせん利得収賄罪とか官製談合防止法とか、いろいろ改正の強化をしてきたわけですが、政治と金の問題、これは後を絶たない。大変遺憾なことだと思っております。  今の公共工事の問題につきましても、自民党でも検討しておりますし、野党も提案をされてい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、外遊というのはほっとして行くんじゃないんですよ。もう外遊というのは結構きついんです。仕事で行くんです、どうしても会議には出席しなきゃいかぬと。国内のきつい日程の合間を縫って外国の会議なり、首脳会談、国際会議へ行くということをまず御理解いただき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 決算の予算の執行面においてどうなっているか、決算のまたいろんな見方を今後の予算に生かしていくという視点、今以上に配慮していくこと、大変大事なことだと思っております。  その趣旨を踏まえまして、国会におきましても決算重視、この姿勢というものは行政に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 失業率が高まっている、失業者数が増えている、こういう問題について、雇用対策面、今必要性叫ばれているのは当然でありまして、この雇用対策におきまして政府としても十分対応していかなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、雇用情勢も厳しいんですが、求人数は増加傾向にあるということについては、この求人数の増加と求職者というものをいかにうまく適合させるかという視点も大事だと思っています。  政府の対応も大事ですが、私は同時に、経営者側また労働者側、政府と使用者側...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 若年者の失業というものは、これは大変大きな問題でありまして、労働に対する学生時代、学校時代からの啓発活動、そして、まだ若年者にとって、特に高校生にとりましては、実際、自分の仕事が頭では分かっていても実際入ってみないと分からない面もたくさんあると思い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ペリー提督来日、黒船艦隊、日本に来てから百五十年ということでありますが、今お話しになった浦賀は、私の地元、横須賀市なんです。  ペリー提督が百五十年前に日本の大きな可能性を示唆して、いずれアメリカのライバルになるだろうというのは正に卓見だと思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一月九日から十二日までロシアを訪問して、新しい時代の日ロ関係、プーチン大統領と会談してきたわけでありますが、今までの領土問題を解決して平和条約を締結すると、この点についてお互いが強い意思を確認してまいりました。  そういう中で、日ロ関係全般にわた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 韓国、中国とも重要な隣国でありますので、お互いが都合のいい時期に会談するようにしていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鬼手仏心といいますが、私は、改革しないで、それでは成長できるのかということを逆に問いたい気持ちなんです。  今までいろんな手を打ってきた。特に、不良債権処理を進めると、これは痛みを促進するからやめろという声がかなりの範囲で広がっております。しかし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、基本線は変わっていないと。今、仲道議員が指摘されたように、なぜ行財政改革が必要か、改革なくして成長なしという路線を堅持しなきゃならないかということについては一貫して変わっていないし、これからも変える気はありません。  というのは、今まで日本...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 後ほど詳しいことは竹中大臣にも答弁させますが、私は、不良債権処理を進めるということで、今民間の金融機関も意欲が出てきましたね。これは本格的に進めなきゃならない。統合再編もその例です。自らやる気を出さなきゃいかぬという意欲も一面では強く出てきている。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本がそんなに駄目な国、発展の希望のない国だったら、どんどん日本に来ようと思う人なんか外国からいないはずなんですが、むしろ日本という国というのは多くの国から見れば恵まれた国じゃないか、平和な国ではないか、繁栄している国ではないかと思っている国が多数...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今日の日本の平和と発展あるのは、現在生きている人だけではない、現在生きている人だけの努力ではないと。今まで、心ならずも戦場に出なきゃならなかった方々、命を落とさなきゃならなかった方々の尊い犠牲の上に成り立っているんだということを常に我々は思い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、総理就任してから、二、三年、低成長を我慢しなきゃならない、明日伸びるためには多少の痛みに耐えてやるべきことをしなきゃいかぬということで就任いたしました。そういうことから改革を進めていますが、改革を進めると必ず現状維持勢力からは反対が起こります...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今でこそ物価を上げよう、土地を上げようという声が多いわけでありますが、それでは十年前のバブルのときにそういう声があったかというと、全く逆なんです。物価を下げろ、土地を下げろ、ほとんど国会の議論でもそれが多かったわけです。我々はインフレの時代をどんど...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一年に同時に二人のノーベル賞受賞者が出たということはすばらしいことであり、多くの日本人に元気を与えてくれたと思っております。  私も小柴さん、田中さんと昼食一緒にしたことがありますが、その際に、御両人とも、謙遜だと思いますが、私どものようなノーベ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 米軍基地施設につきましては、地元からいろんな要望が出ていることは承知しております。そういう面について今アメリカ側と非公式折衝を続けておりますが、個々の要望を踏まえて今後検討していきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今初めて聞いたことでありますので、何とも言いようがございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どういう事情か分かりませんが、よく聞いてみたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治献金と事業というのは同じに結び付けるというのは無理があるんじゃないんですか。私は、献金があったからこの事業を進める、なかったから進めないという問題じゃない。やっぱり国としてこの工事が、空港が必要かどうか、地元のいろいろな要望もあるでしょう。そう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公共工事はたくさんあります。幼稚園も病院も大事だと思いますし、浄化槽あるいは水道とか公園とか住宅とか、もう公共事業、どこでもやってくれやってくれという声が多いわけであります。  公共工事に対しまして、必要なところには予算を付けると、見直すべきは見...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これ、公共工事、今公立学校やあるいは学校施設、いろいろな要望が出ていますが、国土交通省に聞きますと、各局、部局あります。全部の部局がこのように全部予算付けてくれって陳情してくるんですよ。一つの資料でこういう要求が全部の部局から出てくるんです。みんな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治家の言葉というものは重いものだと思っております。その言葉というものを大切にして行動していかなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、小泉内閣の抱える課題、最後まできちんとやるつもりでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは私には分かりません。私は、支持率がどのようなものであろうとも、全力で今の仕事に取り組むだけでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) やるべきことはやるというのが政治家で大事だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治改革も当然大事な改革であります。同時に、政界再編といいますけれども、政策ごとに分かれればいいじゃないかというのもこれは実際実に難しいんです。例えば、税制改革には賛成だと、規制改革には反対だと。安全保障、日米安保条約には賛成だと、しかし日米安保条...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 既に議員個人に対しては企業献金禁止されているんです。政党に対して企業献金は一定の制約の下に認められておる。しかし、すべて禁止した場合に、じゃ政党活動はどういう資金で調達するかと。私は、全部税金で見ろ、個人献金で見ろというのは実際無理があるんではない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これも、国会というのは一部が反対するとなかなか進まないと。今言った、私は衆参の内閣の施政方針演説ぐらいは、同じことを演説するんだから一緒にやったらどうかと言うんだけれども、一部の政党反対すると、行政府の長が国会に口出しするなとすぐ批判が出るでしょう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一般会計のみならず特別会計、これはやっぱり透明性図らなきゃならないという点については同感であります。  また、すべての特別会計が一般会計と一緒にできるというものでもないと思いますが、見直すべき点は見直していく必要があると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 北朝鮮との国交正常化問題につきましては、昨年九月十七日に署名いたしました日朝平壌宣言、この精神を土台にし、進めていかなきゃならないと思っております。  拉致の問題、核の問題、過去、現在、将来にわたる問題、広範にわたっておりますが、日本だけの問題で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 平和的解決は、日本のみならず、どこも望んでいるんです。しかしながら、国連決議を遵守しないイラクがいかにこの国連決議を誠実に履行するか、それが今問われていると。同時に、国連決議が無視されていいのか、それじゃいかぬということで、今、各国協力して査察団を...全文を見る
01月30日第156回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 正副大臣は、よく協力しながら、またいろいろな仕事が膨大な範囲にわたっておりますので、分担しながら協力していくよう、この趣旨、正副大臣制度あるいは政務官制度の趣旨を生かして役所が一体となって行政責任を果たすよう努力していただきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほど坂口大臣が答弁されましたように、大分煮詰まってきておるという報告を受けております。できるだけ早く結論を出せるよう督促したいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクにはイラクの立場があるんだと思いますが、私は、首藤議員とラマダン・イラク副大統領との会談におきまして、副大統領発言は次のように発言したということを聞いております。今や日本はイラクにとって米英に続く第三の敵対国であると。日本は武力は使わなかった...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 後ほど外務大臣にも答弁いたさせますが、日本は日本としてイラクに対してもきちんとした日本の立場というものを説明し、また周辺諸国に対してもイラクに対して必要な働き掛けをするように話を進めているわけであります。日本の立場も、再三繰り返すようでありますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは再三お答えしているとおり、極めて明確なんです。  まず、イラクがこの十二年間、国連決議を誠実に実行してこなかった、今回最後の機会を与えるということで国際社会が一致してイラクに実施を求めている、そういう中で日本も国際社会の責任ある一員としてそ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず第一に、我が国として原子力政策を進めるに当たっては安全確保、これを図ることが極めて重要である、そういうことと同時に、エネルギー政策、これは原子力の重要性、平和利用、我々の生活にとって大変重要な問題だと思います。  そういう中で、今回、「もんじ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、安全に対する国民の理解を得られるように努力をしていかなきゃならない。安全に対するこの判決に対して、今疑問を持たれる方も多くなってきておりますので、そういう点についても十分理解をして、啓発活動なり国民に理解を得られるような対応を考えていかなきゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 具体的なことについては担当大臣から後ほど答弁あると思いますが、そういう工事を進める場合にも、やはり住民の理解を得られるような対応が私は必要だと思っております。この問題については極めて専門的な問題もありますし、住民につきましてそういう不安のないような...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 我が国に寄港する船が違法活動をすることがないように注視していかなきゃならないと思っております。また、今後、このような状況について、今警察庁からの報告にありましたように、日本にとりましても犯罪行為につながるおそれがないように不断に注視しながら対応を考...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 拉致された家族が希望どおり全員日本に帰国されること、そして、今まで、先方、北朝鮮側の情報によりますと死亡したという報告が出ておりますが、そういう経緯についてもできる限り明らかにすることということだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) こういう点につきましても、北朝鮮側と今後の交渉で、国家同士の問題としてどのような対応があるかということを真剣に協議していかなきゃならない問題だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一月九日から十二日までロシアを訪問し、プーチン大統領とも会談したんですが、まず北方四島、この領土問題を解決して日ロ間に平和条約を締結しようと、この強い意思をお互いで確認したということであります。なおかつ、今後幅広い分野で協力関係を進展させていこうと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) たまにそういう話をしたり聞いたりする場合もございます。暗い面ばかりじゃないなと、いろんな場面におきまして元気で頑張っているところもあるんだなということは話すことがございますし、また、外国人の方が来て、今、峰崎議員が話されたようなことも聞く場合もござ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう発言というと、どういう発言かというと困るんですが、確かに丸ビルに伺ったとき、こんなに何で込んでいるんだろうと。暮れでしたかね、行ったのは。それでお正月、私は一般のところへ行きたいなと、一般の方が入っているところがいいなと、特別室よりも。そう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろんな状況については各方面から私も話は聞いております。どこに行く、行った方がいい、あそこに行った方がいいということをいろんな方々から勧められます。体が一つしかありませんので、よく考えながら検討して、現在の状況判断を間違えないように対処していきたい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公共事業につきましても、私は、構造改革に資するもの、また即効性のあるもの、必要なもの、これは厳しく点検しながら予算を考えるようにという指示をしております。  具体的に例を挙げれば、公共空間におけるバリアフリー化とか連続立体交差、電線類の地中化、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 減税すれば減税したなりの効果は出てくると思うんですが、どの程度の効果が出てきたかというのは、これは当然専門家にも検討していただかなきゃならない問題だと思います。  税制改革の議論で出てくるのは、まず要望を聞きますと、増税要求なんかはほとんどゼロで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) インフレターゲットという言葉は人によって取り方が違う面もありますし、我々はほとんどインフレの時代を経験してきたわけでありますので、国民にも誤解を与えるんじゃないかと。インフレがいいんだという誤解を与えてはいけないと。我々はいかにインフレを抑制するか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も外国に生活した経験が二年ほどありますが、そのときにポンドの切下げをイギリスで経験しました。当時たしか千八円か千八十円だった、一ポンド。千八円だった、一ポンドは。それが一気に八百円ポンドが下落したんです。何と円が強くなって喜んだ経験を覚えています...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 「もんじゅ」の判決につきましては、第一審、第二審、違う判決が出て、今、関係省庁で対応を検討している最中であります。  原子力政策というのは、我が国におきましてエネルギー政策を考える上で重要な柱の一つでありますので、今後、国民に対して、原子力政策を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各国が、イラクが国連安保理の決議を遵守するように努力している、その一環として査察をしておるわけでありますが、この点についてイラクが誠実に受け止めて、言わば大量破壊兵器あるいは化学・生物兵器、核兵器に対する疑念を自ら、積極的にその疑念を払拭する責任が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アメリカはアメリカの戦略もあるでしょう。また、アメリカは、あらゆる選択肢を残していると述べる中で、平和的解決を望んでいるということも表明しております。  そういうアメリカの働き掛け、これは国際協調体制を構築していくという努力にもつながっていると思...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一番大事なことは、イラクが国連決議を誠実に履行することだと思います。この過去十二年間履行してこなかった、そこに最大の今の懸案、問題がある、これについて今国際社会が一致して、一致して国際社会が今働き掛けているわけであります。  それに対して、なかな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までこの十二年間、イラクは協力してこなかった、妨害してきた、そういうことに対して軍事的圧力を掛けないとイラクはこの国連決議を守らないだろうという一環だと私は理解しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはアメリカが独自に考えていることであります。そういうアメリカの対応というのはあらゆる選択肢を残しているんですから、その一環であると。国際協調体制の中でイラクにどのようにこの国連決議を守らせるか、協力させるかという一環だと私は理解しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は武力の行使も武力による威嚇もいたしませんが、アメリカはアメリカの判断があると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、イラクが能動的にこの国連決議を尊重するように求められているわけであります。それをしていないということが問題なんです。それを、一四四一の決議をいかに守らせるかということに今国際社会が努力しているんだと私は理解しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、私は、今一四四一を、決議をイラクが守るべきだと言っているんです。日本としては、武力行使もしませんし武力による威嚇もしません。それは、国連決議を、国連決議の解釈におきましても、イラクが誠実に守るべきだということを言っているわけです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいま外務大臣が答弁したとおりであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、もう答えているでしょう。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もうはっきり答えていますし、外務大臣が答弁したとおりであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自動的に武力行使、容認はしていないということを外務大臣が答弁したとおりであります。  この報告を見て安保理がどう判断するかと、これからの動きに懸かっていると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはこれから査察報告も出てくるわけでありますし、アメリカはアメリカの考えがあるでしょう。アメリカなりの情報も持っているんでしょう。それを見てから判断すべき問題でもあるし、国際協調体制というのはいろんな取り方があると思っております。そういう状況を注...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、日米安保条約もこれは共産党と我々の立場は違います。日本は平和を守る立場、それは戦争に巻き込まれるからという。  これと同じように、まずイラクが国連決議を尊重すれば戦争なんか起こらないんですよ。だから、今守らせるようにアメリカ始め国際社会が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イージス艦の派遣は、テロ特別措置法に基づいて派遣しているものであります。テロを抑止するために日本は国際社会の責任ある一員としての役割を果たさなきゃいかぬということでやっているんであって、イラクへの攻撃とは関係ありません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在の給油活動は、テロ特措法に基づいて行われているものであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラク攻撃していないんですよ、アメリカは。アフガンのいろんな活動に対して日本はテロ特措法に基づいて給油活動をしている、そしてアメリカも日本のテロ特措法の趣旨を十分わきまえている、そういう信頼関係の下に日本としてテロ特措法に基づいて必要な支援活動をし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 違反でも何でもありません。テロ特措法に基づいて給油活動をしている。交換公文を交わして、アメリカもその日本の法律というものを十分認識している。それがやっぱり日米関係の信頼関係の上にいろんな活動がされていると。同盟国として、また国際協調、テロにともに取...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 沖縄県に我が国の米軍基地施設が集中しているというこの沖縄県民の負担をいかに軽減するかということについては、沖縄県民だけの問題でなく、日本国全体として取り組むべき問題だと思います。特に、七五%にもわたる基地問題、沖縄にとりましては最大の懸案だと思って...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外務大臣答弁されましたが、この地位協定の問題につきましては、時々の問題、運用の改善で効果が出るように今努力しているところでございます。そのケース・バイ・ケースではございますが、この運用の改善が十分でない場合、そういう場合にはやはり地位協定の改定も視...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、ブッシュ大統領と会談、電話会談した限りにおきましては、アメリカは武力行使を決定していないということであります。その武力決定の中身は私は承知しておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アメリカに対しても、この国会におきましても、何回も答弁しております。まずイラクが国連決議を誠実に履行すること、そのために今、国際社会は一致してイラクに働き掛けている。そして、アメリカに対しては、日本として国際協調体制を構築するよう引き続き努力するこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中身は、アメリカも平和的解決を望んでいる、武力行使は決定していない、今の時点において決定していないと。日本としては、国際協調体制を構築していくアメリカの努力、これからも続けることが重要だということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 福島さんと私は違いますから、表現も違います。私は、アメリカが国際協調体制を取ることが重要だ、そしてイラクがこの国際決議を遵守するように働き掛けていく、日本も日本としてその外交的努力を継続していくという表現で十分御理解いただけると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 要求は受けておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクが国連決議を誠実に履行すれば戦争も起こらない、平和的解決がなされるわけであります。そのために日本としても全力を尽くしていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 福島議員の考えは考えとして承っておきますが、日本としてはイラクが国連決議を誠実に履行すること、そして日本としても平和的解決に向けて努力すること、アメリカが国際協調体制を構築している、その努力を引き続き継続すること、これが重要だと言っているわけであり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは政治資金というものについて、どのような形で政治資金を調達すべきかという問題に絡んでくると思います。そういう観点から、税金で政党に支援する問題、あるいは個人から寄附を受ける問題、企業から受ける問題について、当然一定の制限なり制約が必要だと思って...全文を見る
01月31日第156回国会 衆議院 本会議 第4号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 天皇陛下におかれましては、御病気御療養中であります。陛下の一日も早い御快癒を、国民とともに心からお祈り申し上げます。(拍手)  内閣総理大臣として、今、私に与えられた職責は、我が国の経済と社会の再生です。小泉内閣として、「聖域なき構造改革」を推進...全文を見る
01月31日第156回国会 参議院 本会議 第4号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 天皇陛下におかれましては御病気御療養中であります。陛下の一日も早い御快癒を国民とともに心からお祈り申し上げます。  内閣総理大臣として今私に与えられた職責は、我が国の経済と社会の再生です。小泉内閣として、聖域なき構造改革を推進するとの考えの下、今...全文を見る
02月03日第156回国会 衆議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 岡田民主党幹事長にお答えいたします。  私の経済政策の結果責任についてでございます。  御指摘のとおり、雇用情勢は厳しく、自殺の増加といった事態についても、まことに痛ましいものと認識しておりますが、日本経済は、世界的規模での社会経済変動の中、単...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 岡田議員の再質問ですが、六問ありますが、私は、最初の答弁ですべて答弁しているつもりであります。しかし、あえて再質問されましたから再答弁いたします。  経済失政についてでございます。  私は、改革の成果がすぐあらわれるとは思っておりません。時間が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 再々質問でありますが、私は答えているつもりなんですが、道路公団の問題につきましては、地域分割ですから、基本的に尊重するというのは、その方向なんですよ。基本的に尊重すると言っているでしょう。  税制についても、あるべき税制、簡素、公平公正、中立。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山崎自民党幹事長にお答えします。  激励を込めた御質問、ありがとうございます。  構造改革を推進していく決意についてでございます。  私の構造改革に対する決意は、いささかも揺らいでおりません。改革は道半ばでありますが、今後、即効薬あるいは万能...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 伊藤英成議員にお答えいたします。  公約についてでございます。  先日の私の公約に対する発言は不適切なものだったと反省しておりますが、政策を遂行するに当たっては、基本的な方針を堅持しつつ、情勢を見きわめながら大胆かつ柔軟に対応していくことが必要...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 神崎公明党代表にお答えいたします。  友党としての御激励を賜り、まことにありがとうございます。  構造改革への決意と展望、また、目指すべき成果についてのお尋ねでございます。  私は、現在の経済停滞というのは、構造改革にも大きな問題があるのでは...全文を見る
02月04日第156回国会 衆議院 本会議 第6号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小沢自由党党首にお答えいたします。  私並びに小泉内閣の進める構造改革に対しまして御意見並びに御批判を賜りまして、まことにありがとうございます。せっかくの機会でありますので、若干、私の考えを述べたいと思います。  小泉内閣の構造改革が目指すもの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 穀田議員にお答えいたします。  社会保障の負担増や家計消費についてのお尋ねであります。  急速な少子高齢化が進展する中で、今後、社会保障給付費は増大していく見込みであり、社会保障制度を将来にわたり持続可能なものとしていくためには、医療保険などの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 土井社民党党首にお答えいたします。  厳しい経済社会情勢への認識についてでございます。  御指摘のとおり、若年者を初めとした雇用情勢は厳しく、自殺の増加といった事態については、まことに痛ましいことと認識しております。  日本経済は、世界的規模...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 熊谷保守新党党首にお答えいたします。  我が国経済と社会の再生に向けた取り組みについてでございます。  私は、現在、厳しい状況にありますこの経済社会情勢、いわばデフレ克服を目指しながら構造改革に全力で取り組んでいるところでございますが、この改革...全文を見る
02月04日第156回国会 参議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 角田議員にお答えいたします。  答弁に先立って、一言申し上げます。  このたびの米国スペースシャトル・コロンビア号の事故により犠牲となられた搭乗員の方々の御冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、御家族並びに関係者の皆様に衷心より哀悼の意を表しま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 竹山議員にお答えいたします。  御激励を賜り、誠にありがとうございます。  我が国経済の危機管理についてでございますが、議員御指摘のように、我が国経済は世界的規模での社会経済変動の中、単なる景気循環ではなく、複合的な構造要因による停滞に直面して...全文を見る
02月05日第156回国会 参議院 本会議 第6号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 浜四津議員にお答えいたします。  激励を賜りまして、誠にありがとうございます。  まず、デフレ対策についてでございますが、デフレ克服は現下の我が国における最重要課題の一つであります。できる限り早期のプラスの物価上昇率実現に向け、政府は日銀と一体...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 市田議員にお答えいたします。  暮らしと経済の危機的状況への認識についてでございますが、雇用情勢は厳しく、自殺の増加といった事態については誠に痛ましいことと認識しております。  日本経済は、世界的規模での社会経済変動の中、単なる景気循環ではなく...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 平野議員にお答えいたします。  野党第一党の国対委員長を与党に迎え入れたことの責任についてのお尋ねでございます。  様々な意見は国会議員それぞれお持ちだと思います。しかし、私は、小泉内閣の方針を支持し協力している方々の勢力とは力を合わせて改革を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 朝日議員にお答えいたします。  地方分権の推進にかかわる基本的考え方についてでございますが、地方にできることは地方にゆだねるとの考え方の下、国が地方行政に関する関与を縮小するとともに、地方の権限と責任を一層拡大する方向で改革を進めてまいります。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 泉議員にお答えいたします。  日本の将来ビジョンについてでございますが、小泉内閣は、構造改革を進め、二十一世紀にふさわしい仕組みをつくることによってこそ我が国の再生と発展が可能になるという認識の下に、現在、あらゆる改革に取り組んでおります。特に、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大脇議員にお答えいたします。  これまでの政府の経済政策の効果についてでございますが、私が就任以来、いろいろ経済的な指標が悪いと御批判をいただいているのは承知しております。しかしながら、金融、税制、歳出、規制などの構造改革を進める以外に持続的な経...全文を見る
02月06日第156回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○小泉内閣総理大臣 私も、昨夜といいますか深夜、国連安保理でのパウエル・アメリカ国務長官の報告を伺っておりまして、イラクの大量破壊兵器に関する疑惑というものは深まっていると思いました。  今週末、査察委員長、ブリクス委員長と、それからエルバラダイIAEA事務局長がイラクを訪問し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 規制改革の一環として特区構想を取り上げておりますが、今鴻池担当大臣が話されたように、精力的に地域の意欲を生かしていこうという前提で進めております。  失敗もあり得べしというお考えでありますが、私も施政方針演説で述べたように、大事なことは、失敗しないことではな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、パウエル国務長官のあの報告を伺いまして、イラクの大量破壊兵器に関する疑惑はさらに深まったと思っております。  今後、ブリクス査察委員長、エルバラダイIAEA事務局長もイラクに行って協議をするようでございます。その後また、その報告を国連になされるというこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 環境保護と経済発展をいかに両立させるか、これは日本のみならず、今後、世界でも最も大事な課題になってくると思っております。  昨年九月の南アフリカでのヨハネスブルク首脳会議におきましても、私はこの点を強調したわけであります。経済活動をする際には、環境のことを考...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今言われたように、いい企業よりも、大阪というのは特に失業率も全国平均に比べて高いという中で、中小企業の実情を述べられたわけでありますが、企業活動を活発にするためにも、私は、今の不良債権処理を進めていく、そして金融機関の健全性を回復する。さらに、税制面におきまし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 北側議員が御指摘の点、極めて重要な点でありまして、日本政府としても今まで御指摘の趣旨に沿って外交努力を続けてきたつもりでございます。  今朝のパウエル国務長官の国連安保理、理事会での報告におきましても、極めて事態は深刻だと受けとめておりますが、まず、イラクが...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 中国は北朝鮮と友好関係を保っておられますので、当然、この北朝鮮問題に当たりましては、日本としても緊密に連携協力していかなきゃならないと思っております。  これは、直接的には日本と韓国、アメリカ、日米韓、この連携が核の問題、拉致の問題、過去、現在、将来の問題に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が、昨年四月でしたか、中国博鰲のフォーラムでそのような演説をしたのは、日本の一部で中国脅威論が出ていたものですから、私は、そうじゃない、好機ととらえるべきだと。中国とのこれからの関係というのは、経済のみならず、あらゆる分野において広がっていくということで、そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 韓国、中国、ともに我が国の隣国として、これからもますます重要な役割を果たしていかなきゃならないし、日本にとりましても、協力していかなきゃならない分野がたくさん出てくると思います。  韓国でも新政権が近く発足いたします。中国でもしかりでございます。そういう点も...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日中双方にとって都合のよい時期に対話をするということは望ましいことだと思っています。そういう対話をとらえて、お互い今後の発展について率直に意見交換をして、今後の発展を期していきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 外国人経営者という方が登場してきて、日本とは違う手法でどのような合理化をするのかということで、大変関心を持って見守ってまいりましたけれども、かなり大胆な形でリストラ、合理化をやりながら、社員のやる気を出させてうまく再建させた。日本のよさと、また日本にない刷新的...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 痛みというのはどんな人にもあると思います。痛みのないような明るい方においても、どこかで悩みや痛みを抱えながら頑張っておられるんだと思っております。  改革に伴う痛み、これは不良債権処理を進めていきますと、当然、生き残れない企業は市場から退場しなきゃならない場...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 具体的な点には余り触れるべきではないと思いますが、それだけ、では、百五円が高いんだったら、どうしてもっとうちは安くやろうという金融機関が出ないんでしょうね。そこが私は不思議でしようがない。おかしい。みんな一律、こういう感覚がおかしいんですよ。そんな高いんだった...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今言われたように、特区なんですから、これは全国と考え違いして反対している方がたくさんいるんですから。失敗すればよりよい方法を目指せばいい、失敗したらこれを次の成功に結びつけていく、実現する方向で考えろ、そういう原則方針を出して、今各大臣に督促しているところでご...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 両氏の答弁にもありますように、極めて慎重に発言されておられますが、やはり政府としては日銀の自主性を尊重すべきだということは十分わきまえております。  そういう中で、政府と日銀は、連携協力を密にして、国際経済、国内経済、よく見ながらより一層緊密に協力して、現下...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ただいま防衛庁長官が話されましたように、防衛整備にどのようなものを整えたら有効か、また技術的に実現性が高いか、国際情勢等勘案して総合的に検討した上で判断すべきものだと私は考えております。
○小泉内閣総理大臣 まず、松浪議員はアフガニスタンにも生活され、友人も多数おられ、なおかつ外務政務官も経験されて、外交関係、非常に御尽力いただいたことに対しまして、感謝もしておりますし、敬意も表しております。  その上で、今のお尋ねでありますが、まさにこのイラク問題の本質は、国...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、今朝、パウエル国務長官の報告によって、イラクが懸念を払拭していないという疑念が深まったと私は認識しております。  そしてさらに、これからブリクス査察委員長等がイラクを訪問し、協議します。その結果をまた国連安保理に報告いたします。そしてまた、国連安保理...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、支持しますと言いました。
○小泉内閣総理大臣 イラクと北朝鮮は似ているではないかというお話ですが、似ていないんです。  説明させていただきますが、イラクはクウェートを侵略したんです。そして、湾岸戦争が起こり、現在まで停戦決議なんです。この停戦決議に十年以上違反している。それを国際社会が一致して、この停戦...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 北朝鮮とは違うということは、北朝鮮につきましては、日米韓の緊密な連携をすることによって、今働きかけているんです。ロシアも中国もこれを支持している。そしてなおかつ、この北朝鮮に対しては、我々としても平和的解決に向けてこれからも働きかけを行っていくことが重要である...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 教科書と言われるぐらい、いかに私が丁寧に答弁しているかというあらわれだと思います。  北朝鮮の破壊兵器もイラクの破壊兵器も、日本にとって、世界にとって脅威であることには変わりありません。それだけに、日本一国だけでは対処できない。各国と協力して対処していかなき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いろいろ御提案を検討して判断したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 まず靖国の参拝、十五日に行くべきか、確かに約束だった。しかし、菅さんも、もちろんいろいろな方も、十五日は外した方がいい、もう盛んに言われたわけです。もちろん十五日に行けと言う方もおられました。そういう中で、いろいろ国際情勢、近隣諸国、国内情勢、総理大臣の立場も...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 与党と会うのは、たまに会いますが、いつ会うか、まだ、決まっているか決まっていないか、ちょっと私の耳には入っていないんですが、いずれ会うにしても、デノミの話は出ないんじゃないですか。デノミは、いろいろ議論されていることは承知しています。私のところにも、デノミをや...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本人というのはすばらしいと言ったことが印象に残っておりますし、同時に、この合理化、再建、成功したのは、日産の社員の皆さんが本当にやる気を起こしてくれたと、謙遜でしょうけれども、自分の手腕ということに対しては余り触れず、みんながやる気を出してくれたんだ、みんな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、総理就任後、二、三年は痛みに耐えていただきたい、少しでもあすをよくしようとする改革に取り組みたいと言って、総理に就任いたしました。確かにゴーンさんと違って、成果はいまだ出ておりません。しかしながら、これから進める改革、将来必ず大きな果実となってあらわれる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今すぐ見たわけでありますが、私は、細かいことは言わずに、野党第一党として対案を出されたことはいいことだと思っております。  今後、こういう予算が、各省庁見て、どういうことになるかというものも聞いてみたい気がするんですが、これについて今具体的に言えという質問じ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 公共施設の耐震性、これは非常に大事なことでして、今学校の話になっておりますが、政府としては、学校のみならず、病院、保育所等、それも含めて耐震化の整備を図っていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 はっきりと、間違わないように聞いておいていただきたいんですが、「国費は、」これは日本道路公団です、日本道路公団について「国費は、平成十四年度以降、投入しない。」本州四国連絡橋公団、これは「日本道路公団と同時に民営化する。なお、債務は、確実な償還を行うため、国の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 問題があるから民営化しようという議論が起きたんでしょう。そして、これから民営化になった場合には、民営化でできる道路、しかし、今までの方式ではつくれない、民営化会社になったらつくれない道路が出てくる。しかし、どうしても必要だという場合は、これは国と地方、どういう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、年金の財源が足りないから消費税を上げようということじゃないでしょう。私は、消費税は引き上げないで、安定した財源を確保しつつ、この年金制度を持続可能な安定した制度にしていくかというための議論は、消費税を上げる以外にたくさんあります、やるべきことが。給付はど...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほど坂口大臣にも答弁いたさせますが、この問題について、入所者と非入所者の問題でいまだ解決がついていないという話を伺いましたので、できるだけ早期に話し合い決着できるように督促したところでございます。その督促に従って、今、坂口大臣が御苦労いただいております。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、どういう制限が必要か、どういう対応が必要かということで検討しているところでございます。野党の案も十分検討いたします。そして、お互い話し合いの上で、一歩でも前進できるような措置を講じていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 最初から、小泉改革に協力してくれるために、私はいろいろな方々に対応しているんです。そして、自民党も当初は、郵政改革にも、あるいは道路公団民営化にも反対しておりました。しかし、今は、快くではないかもしれませんが、協力してくれております。そして、これを一歩一歩法案...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自衛権の行使、それから国連安保理決議ですね。
○小泉内閣総理大臣 私は、政治論を述べます、政治論を。法理論は、学者、専門家に任せます。政治論を述べます。  今回、イラクの問題について、昨日から国連安保理の決議が、議論が行われております、報告が行われております。そういう中で、私は、どういう事態が起こるか、これから予断は許しま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本としてはっきり意思を示しているじゃないですか。前原議員と意見が違うかもしれませんよ。それはいい。あなたと一緒になる必要もないし、私の意見に合わせる必要もない。政党も違うんだから、政治家として違うんだから。  しかしながら、イラクが、国際社会が一致して、一...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先ほど外務大臣の談話を見てあきれると言いますけれども、「イラクに対し改めて、自ら積極的に疑惑を解消し、大量破壊兵器の廃棄をはじめとする全ての関連安保理決議を履行することを強く求めるものである。」「イラクが査察への積極的な協力を求める国際社会の呼びかけに真摯に応...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どういう脅威があるかということは、これから、まさに有事、有事関連法案が大事だというのはそこなんですよ。  民主党も対案を出すと言っていますから、出していただければ、いいものは取り入れていきますけれども、これからイラク攻撃が起こればというのは、起こさないように...全文を見る
02月07日第156回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○小泉内閣総理大臣 これは表現の問題と絡んでくると思いますね。前原議員は、すべきだと言う。私は、望ましいと。  そして、アメリカに対しても、今、国際協調体制をとろうと必死に努力されている、この努力を継続すべし、継続することが大事だということを繰り返しブッシュ大統領にも話している...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほど外務大臣に答弁させますが、これはパウエル国務長官の報告のみならず、これからブリクス査察団の報告もなされると思います。そういう中で、決議におきましても、どういう決議が出されるかもまだわからないんです。対応も、今各国表明されておりますが、その表明もどういう表...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何回も答弁していますが、国際協調体制を構築する努力は極めて重要だということを今後もアメリカに対しても働きかけていくつもりでございます。
○小泉内閣総理大臣 後で外務大臣、答弁いたしますが、私は九月でしたか、国連で演説をしたんです。そういう中で敵国条項にも触れて、国連改革についてはっきりと日本の立場を表明しております。今ちょっと手元に、その確実な、どういうような発言をしたかというのが、資料がありませんが、その点につ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 北朝鮮に資金が不正送金されているのではないかという疑惑、これはいろいろな方々からも言われておりますし、また、報道でもされているということは承知しております。そういう事実関係について、どうなのかということで、調査しているのは事実であります。  そこで、今までに...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 学問的なことは竹中大臣に後ほど答弁させますが、確かに、一般的な感覚としてそういうことも当てはまるかもしれません。  と同時に、今消費者は賢いですからね、不要不急のものは買わない、しかし、高くても買っている人はいるんですよね、この時代に。それで、安ければ安いほ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、皆さん増税のことばかり言いますけれども、酒、たばこ、二千億円増税しますけれども、研究開発投資とかあるいは住宅取得しやすいような減税とか、二兆円しているんですよね。それを、増税二千億円、酒、たばこ。しかもお酒は発泡酒でしょう。一缶十円ですよ。たばこは一本一...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 しかし、経済というのは、消費者だけ、一部だけじゃありませんね。それでは、もう減税だけやって、あと財源考えないで借金しようということになった場合に、国債が暴落する、長期金利が上がる、こういう影響もやはり考えなきゃいかぬ。そういうこともやはり必要じゃないでしょうか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今いみじくも枝野さんも言われたように、経済活性化というのは消費者だけのことじゃない、全体ということを見なきゃいかぬということを言ったわけでありますが、消費を刺激するというのは、これは、民間が今消費に占める割合は五〇%以上になっていると思いますね、六割。かなり民...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、医療費の三割負担のことを言及されましたけれども、これも、医療費は健康な人も保険料を払っているんですよね。当然、税金は、今防衛費は五兆円ですけれども、たしかことしはもう七兆円超えているんじゃないかな、税金投入。国民も負担しているんです。医療保険というのは、全...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、限られた予算の中で、ふやせ、ふやせという要求の中で減らすということは、これはかなり大胆なことなんです。
○小泉内閣総理大臣 その場合、当然予算というのは財源を考えなきゃいけませんから、ざっと拝見しましたけれども、ODAを五〇%削減しようと言っていますよね。これは、本当に日本の外交的な立場を考えて実現可能かどうか。  しかも、予算というのは全体のことを考えなきゃなりませんが、医療費...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 だから、公共事業を削減した場合に、恐らく民主党にも、公園をつくってください、住宅をつくってください、河川の改修をしてください、いろいろな公共施設があると思います。それを本当に、今大体八兆円程度、それを三兆円以上カットできて、これは国民のいろいろな要望にこたえる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そこまで細かいことを言わせないでくださいよ。
○小泉内閣総理大臣 今までの公団方式でやりますと、ますます借金が膨らんでくる。今でも約四十兆円。これをだれが負担するのか。しかも、道路が必要だからということで、どこが必要かと言うと、全部必要だと言ってくる、どの知事さんも市長さんも国会議員も。地元の負担がなければ、つくってくれ、つ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは矛盾しないんです。  それは将来、民営化の会社が、これはいろいろ採算性とか必要性とかを考えて判断して、つくる道路、つくらない道路、出てくると思います。しかし、民営化会社がつくらない道路も、どうしてもこれは地域にとって必要だ、国全体の発展のために必要だと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、公社化するというのはもう決まっていたんですよ。順序があるんです。直ちに民営化する、民営化の方法だってたくさんありますよ。  そういう前提のもとで将来のことを言っているのであって、私は、公社化は実質的な民営化の第一歩だと言っていますよ。まず、企業会計原...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その主張はいい点なんですよ。そういう主張が国会で出てきたということは私は歓迎しますし、そういう意見を私が言って、いかに今までたたかれてきたか、それをようやく、だんだん私の意見がもっともだなと認められてきた。そして、ともかく公社化に踏み出して、民間人を総裁にして...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いかに国民にサービスを提供していくかということも考えてやっていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 ILOの勧告が出ていることは承知しております。  そういう中で、公務員の労働基本権の問題、そして日本にあります人事院制度の問題、いろいろ、ILOの認識と日本の公務員制度に対する認識、若干違っている部分はあります。そういう点について誤解のないように説明すること...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 原口議員がそう思うのは御自由ですが、私は全くそうは思っておりません。  私の総裁・総理就任に反対してきた方々は、小泉はますます扱いにくくなったと思っているんじゃないでしょうか。私は本当に思っています。私の改革に対する決意は本物だな、どうしようかと困っているの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、全体の中で言っているのと個別に見ているのとそれぞれ違ってきていますが、一般歳出とか一般会計歳出については確かに削減しております。しかし、予算というのは全体でやらなきゃいけないんです。そういう点で見て、国債三十兆円以上も発行してなぜ緊縮財政と言えるのか、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 間違っているとは思っておりません。  確かに、税収も減っております。景気に対して、刺激型とは言いません、中立型と思っておりますが、しかしながら、今の限られた状況の中では、国債をさらに四十兆、五十兆発行して景気刺激型の予算をつくっていいかとも思っておりません。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 見通しどおりにいかないということは事実であります。見通しが常にいっていたら、常に経済成長して、景気不況なんかありませんよ。見通しというのはあくまでも見通しで、見通しどおりいけばいいですよ、いかないときにどう対応するかというのが政治でも大事なんです。
○小泉内閣総理大臣 それは、民主党がせっかく対案をなされて、今政府の考えているものとそうは変わらない。そして、国債発行も我々と同じだと。それで、いろいろな歳出削減している、減税も要求している、負担は軽くしろと言っている議論に比べれば、政府というのはもっと具体的で、景気に中立だし、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 最後の質問に対する答弁の前に、今、原口議員が指摘されたことからも、いかに、私が国債を増発すれば経済がうまくいくものじゃないと言っている点が御理解いただけたと思うんです。三十兆円発行して、十兆、二十兆国債を増発して景気がよくなるんだったら、私はすぐやると言ってい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、生保の予定利率の問題については、竹中大臣が話されましたように、いろいろな角度から勉強させております。  確かに、デフレの時代になって、物価上昇は当たり前だという時代に考えてきた予定利率とは違ってきた、見通しどおりいっていないということは事実であります。そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 撤回しようが、削除しようが、ずっと残るんですよ。撤回しようが、削除しようが、ずっと残るんです、これは。そういうことを考えて、確かに不適切な発言だったと反省しているんです。そういう点を考えれば、その批判は甘受していかなきゃならない、今後の行動で信頼を得られるよう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 繰り返し答弁しているでしょう。不適切だったと反省していると。撤回しても、削除しても、皆さんが相変わらず持ち出すというのはよく承知していますよ。よくワンフレーズポリティックスとかマスコミから批判されていますけれども、あれは、マスコミが勝手にワンフレーズ取り上げて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まあ、それはいろいろ発言ありますから、同じ発言じゃないですもの。そうでしょう。
○小泉内閣総理大臣 私は、基本的に国会移転賛成論者なんです。同時に、国会移転されても、東京を十分に魅力的な都市にする方法はたくさんある。これは両立できると思っているんです。問題は時期なんですね。それと国民的な合意形成。だからこそ、国会に特別委員会までつくって、国会移転の候補地まで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは「改革と展望」の中においても示しておりますように、二〇〇五年か六年の段階でプラスの経済成長に持っていこうということであります。
○小泉内閣総理大臣 これは、直接景気という問題よりも、行財政改革の主眼点なんです。これは、将来的には当然税金のむだ遣い構造をなくしていく。そして、役所がやっていたことを民間がやるんですから、当然税収も上がってくるでしょうし、税金を使っていた部分が税金を納めてくれる側に変わってくる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、勝手に解釈されても困るんですが、即効薬はないというんです。直ちに民営化できるという問題でもないでしょう。方法はいろいろ、みんな、国民からも議論を聞かなきゃいけない。  そういう面で、将来必ず経済効果は出てくる。それで……(山岡委員「いつか、百年後かと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それで、なおかつ、これをほっておいて、郵政にも改革、手をつけない、財投もそのまま、特殊法人もそのまま、借金ふやして景気対策やって、私はよくなるわけないと思いますよ。  そういう点から、私は今回の改革も必要な改革だからやらなきゃいかぬ。そして、いつ改革の成果が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 では、自由党はすぐ郵政民営化しろと言っているんじゃないですか。ちょっと主張、矛盾があるんじゃないですか。  だから、私は、二〇〇五年度、六年度にはプラスの成長に持っていきたい、それを目指して今いろいろな対策を打っているということでございます。
○小泉内閣総理大臣 反対があるのは承知していますよ。第一、郵政民営化だって、みんな大反対だったじゃないですか。公社化だって反対だったじゃないですか。今だって、民営化の議論まで許さないという実力者がたくさんいるじゃないですか。堂々としているじゃないですか。  同時に、道路公団も、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、方針を出して、その方針の実現のために、努力するために手続も大事です。多くの方々の意見を聞くことも大事です。また、多くの方々の協力を得ないと、国会、法案一つ通りません。それを努力していかなきゃならないのが政治家だと思うんです。まして、総理大臣という責任を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、景気の問題よりも、医療制度をどうやって安定的に持続可能なものにしていくか、国民ができるだけ、いい治療を受けられるか、さらに適切な負担で治療を受けられるか、要するに、国民皆保険制度を持続可能なものにしていこうということでやっているんです。  そういう観...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 金融危機は起こさせない対応はきちんとしております。
○小泉内閣総理大臣 食糧確保、また農業というのは、国の基本であります。  農業の面におきましては、各国とのWTOの交渉の中でも大変重要な課題になっておりますし、日本としては、食糧輸入国であります。そういう中で、もっと輸入せよ、もっと輸入せよと言われているんですが、この点について...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今まで何年間にもわたってイラクが査察に協力してこなかった、妨害してきた、こういう事実があるからこそ、国際社会は一致してイラクに査察に対する能動的な、積極的な協力を求めているわけであります。そして、査察団の査察が始まり、ブリクス委員長も再度、またイラクを訪問いた...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、何年間にもわたって査察しているんですから、これにイラクが協力すべしなんです。そして、査察の報告がなされ、再度、また査察団長がイラクに入って協議して、十四日ですか、たしか、十四日にまた査察の報告があるんですよ。まず大事なことは、査察をいつまで続けてもいいん...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本としては、十四日に査察の報告が再度なされますから、その状況を見て判断すると。そして、イラクに対しては、協力しなさいと。アメリカに対しては、国際協調を構築できるように引き続き努力を求めているわけでありますから、これがもう日本としての態度なんです。  戦争を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 医療負担のことですが、高齢者のことより全般のことを言いますか。(志位委員「今聞いたでしょう、具体的に」と呼ぶ)痛みがありますが、これは負担額だけでなくて、医療保険制度全体のことをやはり考えていただきたい。  そして、二割負担から三割負担で多大な痛みを伴うと言...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは私の答弁なんですよ。まさか、酸素をとられたら命なくなっちゃう、そんなばかなことするわけないでしょう。
○小泉内閣総理大臣 私も答弁しますが、せっかく全閣僚出席しているんですから、より詳細なことは担当大臣に答弁させますが、私は、負担増のみだけに焦点を当てるのは、これは余り好ましいとは思っておりません。橋本内閣の時代と現在違うという状況も考えなきゃいかぬ。同時に、今回は消費税は上げて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、医療費からそういう論理をされるわけですが、家計だけ、関係ないと言っていますけれども、先行減税も関係あるんですよ。  結局、企業活動を活発にすることによって、雇用の拡大とかあるいはこれから研究投資、設備投資が始まる。全体を見れば経済にいい影響を与えると...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほど担当大臣に答弁させますが、逆に、今の改革をしなかった場合に、結局、税で負担しろということでしょう、税で。国債増発も恐らく共産党は反対だと思いますね。全体を考えて、どうするのか、これ。  これを一部分だけ見てやっているからいかぬ、いかぬと言うけれども、改...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、税収のうち社会保障費二二%、これ違いますよ。来年度予算、税収は四十二兆円程度だけれども、社会保障関係は十九兆円ですよ。どんな項目よりも、今政府の予算で一番使っているのは社会保障費ですよ。だから、それはとんでもない間違いですよ。
○小泉内閣総理大臣 何でもかんでも総理総理と言うけれども、せっかく担当大臣……
○小泉内閣総理大臣 より詳しいことは担当大臣に答弁してもらった方がいいと思いますが、確かに今、志位さん言われたような面も一部にはあると思いますよ。そして金融機関についても、努力が足らない点もあると思います。成長分野ともう破綻を免れない分野と見きわめるのは大変難しいと思います。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、選挙に際しということでなくて、政治活動として一般的にもらっている献金は事実あります。しかし、正規に政治資金規正法で届けて、選挙の際にもきちんと収支報告をして適正に処理していると思っています。他の閣僚についてはそれぞれ、私はわかりませんけれどもね。
○小泉内閣総理大臣 それは、私はこれが実質的に違法だという捜査を受けたこともないと聞いております。自民党支部でしょう。私が代表を務める自民党支部です。  そして、なおかつ、五十万円という額が突出しているかどうか。私は突出しているとは思いませんけれども、かなり多額だということはあ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、すべての議員に対して、きちんと法にのっとって処理するということは、常に指示しているところであります。それぞれ、議員の活動あるいは選挙区の党の支部の活動は、実情は違うと思いますが、それは疑惑が持たれたら、御本人なり責任者が説明するということは、私は当然だ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 限られた状況の中で対応した予算だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、小泉内閣が決めたところですが、担当大臣がちゃんと出席しておりますから、担当大臣から。
○小泉内閣総理大臣 思い切った景気対策を打っていないと御批判されますが、私は、三十兆円枠を守れなかったことについても批判を受けています。質問をされる方は、いろいろな観点から批判されるのは御自由ですが、それじゃ、本当に守って好ましかったのか。経済は生き物です。これ、じゃ、守れ守れと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 法律を破るんだからしようがないというのは、法律を守れということですよ。(横光委員「また、うまいことを言う」と呼ぶ)いや、そうでしょう。法律をつくっているんだから、法律を守りなさいということを言ったんですよ。  そして、何しろ、今、企業献金は禁止されているんで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 だから、疑惑がないのにあたかも疑惑があるように報道されるのはけしからぬ、そう言ったんですよ。どこに疑惑があるのか調べていただきたい。政治資金として、政治活動として受け取って、正規の手続をとって報告している。全く疑惑はないんですよ。献金を受けたことが疑惑、これは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本政府としては、今までもILOの勧告を尊重してきたところでありますし、これからも尊重していきたいと思っております。  ただ、日本の国情というもの、あるいは、ILOの勧告と日本の実情にそぐわない点、そういう点についてはよく理解を得るような努力をしなきゃいかぬ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ILOの問題、公務員制度の改革の問題、これは皆さん方も大きな関心を持っておられることと思います。  公務員の皆さんが志を持って、意欲を持って働いてくれるためにはどういう改革が必要か、なおかつ、国民一般の労働条件というものを勘案しながら、今よりも進んだ改善とい...全文を見る
02月12日第156回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) できるだけ丁寧に、穏やかに、挑発に乗らないように、誠心誠意答弁すると元気がないと言われるんですよ。いろいろ言われますが、今日も真剣に、丁寧に答弁したいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 物事、ずばっと答えることのできる質問と、イエス、ノーかと、どっちかと言うと、必ずしもイエス、ノーとは違った答弁もあると思います。  私は、このイラクの問題につきましては、まずイラクが国連安保理の決議を誠実に履行すること、実行に移すことなんです。こ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 半年前じゃなくて、今時点で私はお答えしているんです。  これは、ブリクス委員長が国連で十四日に報告する予定になっています。そういう状況を見て、NATOの問題も、各国で意見の違いもあるようであります。そして、なされた後、十四日にどのような議論がなさ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、はっきり意見を言っているんですよ。もう十四日の報告を待って、国際社会の議論を待って、日本としてははっきり態度を表明する。今の時点で菅さんの質問について、右か左か、イエスかノーと言うだけの答弁ではないでしょう。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何かテストを受けているようなものでね。菅さんの方が知識の豊富で、いかにも総理は知らないだろうと。リッターさん、名前は聞いております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ブッシュ政権のみならず、国際社会はイラクの武装解除を求めているんです。しかも、武装、大量破壊兵器、化学兵器あるいは生物兵器等、イラクが持っているということを認めているからこそ武装解除しなさいということを国連で決議しているわけでしょう。これを説明する...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 前提、これは前提がこうなればということでありますが、これは今後国連で、安保理で協議されることであります。戦争が認められているのは自衛権行使と国連の決議が必要であります。しかし、今後どういう状況になるか今の時点でまだ分からない。アメリカも今の時点で武...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一四四一は、これはイラクに更に重大な違反があった場合には国際社会として一致して対応しなきゃいかぬと。最後の機会を与えると言っているんですよ。イラクがこのような疑惑がないということを証拠示さなきゃいけないんですよ。そして、フランスもドイツも含めて、違...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 金大中大統領は、俗に言う太陽政策といいますか包容政策といいますか、話合い路線を取っております。私は、今それを太陽政策と言うことにしましょう、支持すると言っております。そして、次期大統領であります盧武鉉氏もこの太陽政策を支持していくということでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、菅さんも盧武鉉次期大統領と会談されたようでありますが、私も先日、盧武鉉大統領、次期大統領の特使とお会いしました。その際に、三つの条件を挙げておられましたね。まず、韓国は北の核を容認しない、二つ目には、この北との問題について政治的、平和的解決...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この北朝鮮との問題は、菅さん言われましたように、拉致の問題、核兵器の問題、ミサイルの問題も含めまして、そういう問題を解決して日朝国交正常化しようというのが前提なんです。その際に、日本としては、今政権交代とか金正日体制の政権交代という話が出ていました...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、二〇一〇年代、この目標に掲げて努力しようということであります。楽な目標ではありません。楽ではありませんけれども、歳出改革に努めて努力していこうと、そのために一つの目標を掲げているわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、二割から三割負担になって、それは若干負担が重くなるからお医者さんには少し行くのを控えようかなという方もあるかもしれません。しかし、やはりどうしても体が悪いと、お医者さんに診てもらおうというんだったらば、それは三割の負担というのはやむを得ない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 保険料をどの程度負担するのか、税金どの程度負担するのかということを、やはり一部だけじゃなくて総合的に考えていただきたいと。今回、三割負担といっても、乳幼児に対しては今度は二割負担ということになるんですから、その点もやっぱり考えていただきたいと思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もう日本の北に対する姿勢は、去年の九月十七日、日朝平壌宣言を発してから一貫しております。拉致の問題、安全保障の問題、過去の問題、現在の問題、将来の問題、総合的、包括的に解決しながら北との正常化交渉に臨む。正常化、持っていきたい。その手段として韓国と...全文を見る
02月20日第156回国会 衆議院 本会議 第10号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小沢議員にお答えいたします。  大恐慌時代の経験を踏まえたデフレ不況へのあるべき対応策についてでございます。  竹森氏の著書を全部は読んでおりませんが、要点は承知しております。  確かに、デフレは、実質債務負担の増加や企業収益の圧迫などを通じ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 土田議員にお答えいたします。  構造改革に直結する重要法案についてでございます。  今国会においては、この産業再生関連法案を初め、既に御審議をお願いしている、あるべき税制の構築に向けた税制改革関連法案のほか、特殊法人等改革関連法案や構造改革特別...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 塩川議員にお答えいたします。  企業再生に関する銀行の責任と国民負担についてです。  産業再生機構は企業自身及びメーン銀行とともに企業の再生を目指すのであり、メーン銀行は債権放棄等の応分の負担を負うことになります。また、非メーンの銀行から債権を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大島議員にお答えいたします。  産業再生機構と不良債権処理についてでございます。  産業再生機構の債権の買い取り等の決定に当たっては、専門家、有識者から成る産業再生委員会が、原則三年以内に、買い取った債権の処分ができると見込まれることなど、出口...全文を見る
02月20日第156回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○小泉内閣総理大臣 自民党の長崎県連の前幹事長が逮捕されたということは承知しておりますが、こういうことがないように、これからも、どういう措置が必要か、真剣に考えていかなければならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私はその記事は読んでおりませんが、だれであれ、疑惑があれば真摯に説明すべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 政党なり政治家が政治活動をする際には、当然資金が必要であります。その資金をどのように調達するか、各党各議員はそれぞれ大変苦労されていると思います。  私は、税金だけで全部政治家の活動を見る、あるいは個人献金だけで見るというのには、現実の状況を見ると、無理があ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 秘書の給与とそれにかかわる問題、あるいは自民党の長崎県連におけるような問題、いろいろ、捜査当局が入っている捜査中の問題もありますし、秘書の給与の問題については、今、各党間といいますか、たしか国会の中で協議会を設けて、今後、議員と秘書のあり方、給与のあり方等を議...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 議員と秘書という関係は、基本的に信頼関係ですね。そういうことから、今の御指摘にありましたように、今までの議論の中で、一定の秘書給与というものを議員に与えて、その範囲内で何人でも秘書を雇ってもいいのではないかという議論もありますが、これは、秘書にとってみますと、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政治活動にお金がかかるというのは、まず候補者になってみればわかると思いますよね。人に、一票投票してくださいとお願いするのもきついですよね。まして、政治資金をお願いします、お金も寄附してくださいと言うのも、これまたつらいことです。しかし、そうしない限りには議員活...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今私は、山谷議員が言われたような改善策について幹事長に、よく党内外の意見を聞いて案としてまとめながら、なおかつ、与野党協議して、一歩でも前進できるような措置を講じてもらいたいと指示しております。いずれ党でも議論が始まりますし、各党各会派との協議もなされると思い...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう事実はありません。よく注意して御発言いただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 聞いておりますが、それは現在解散しております。
○小泉内閣総理大臣 そういう事実に反することはやめてくださいよ。お互い議員でしょう。全く契約なんかしていないし、横須賀市は電子入札ですよ、やろうったって、できないんですよ。お互い議員の立場、長妻さんも考えていただきたいですね。
○小泉内閣総理大臣 ないんですから、もう言いようがない。私は、政治資金については全部法律にのっとって届け出ております。そういう面について、横須賀市でも、そんな入札情報なんかはできないんですよ。(長妻委員「でも、お金もらっているじゃない」と呼ぶ)それは全く、一部の情報に基づいて、ど...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一般的な政治活動資金として政党支部が受け取るというのは何の違法でもない。これが違法だったら、何も政治活動できないじゃないですか。政党が政治活動、支部で受け取る。余りおかしなことで言わないでくださいよね。
○小泉内閣総理大臣 選挙制度が変わって、政党が選挙最中に前面に出る活動になったんですね、小選挙区になって。政党活動、選挙中にも政党活動というのはあるんですよ。民主党もそうでしょう。そのための政治活動資金を集める、政党として当然の行動なんですよ。これをおかしいと言う方がおかしいんじ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政党が選挙事務所の家賃を払って何でいけないんですか。政党活動でしょう。選挙活動、政党活動が一番活発になるときじゃないですか。むしろ、ただで借りる方がおかしいんじゃないですか。正式に、全部私は政治資金収支報告書は神奈川県選管において公表している。だれでも閲覧可能...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どういう制限がいいか、今検討しているところです。
○小泉内閣総理大臣 今その具体的な、専門的な点については私は定かではありませんが、そういう点は幹事長を指示して、よく党内の意見、また内外の識者の意見、各党の意見もありますから、そういう点を踏まえて、どういう制限がいいかという点について今検討しております。できるだけ早く案をまとめて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 我が党は、政党に対する企業献金は制限を設けて認めようという立場であります。個人に対してはもう既に企業献金は禁止されております、議員個人に対しては。  そういう中にあって、公共工事もいろいろであります。そういう点があるから、今、野党の案も検討して、どの程度の公...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、税金で全部政治活動を手当てする、個人活動で全部手当てするというのは無理だから、ある程度の制限を設けて企業・団体献金を認めようということで今協議をしているわけです。(長妻委員「公共事業」と呼ぶ)公共工事も含めてです。公共工事も多岐多様であります。  そう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一定の、公共工事についても、どういう公共工事があるということをやはり調べなきゃなりません。その制限はどういう制限がいいかということも含めてであります。  私は、それは専門家ではありませんから、よく専門家の意見も聞いて、各党の……(長妻委員「制限」と呼ぶ)制限...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう事実はないんですから。ないものを今あたかもあるかのような、疑惑があるかのような物言いについては、極めて心外であります。  また、自民党については、先ほど言いましたように、現在検討中でありますが、入札に関して行政処分を受けた企業あるいは債権放棄を受けて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう契約はないと言っているんですから。私ではありませんが、それは、やはり一方的な議論は私はやめていただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 今私も初めて聞いたものですから、法に違反することはやってはならないというのは当然であります。やはり今の質問に大臣もしっかり調査して説明すべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 この点について、どういう法に違反するかという点については、よく調査していただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 私に聞かれたって、わかるわけないでしょう。きのう通告があって、どうして私が調べるんですか。今、関係者は逮捕されているんでしょう。捜査は入っているんでしょう。私に聞かれたって、承知していないものを答えようがない、それは。よくちょっと常識で考えてくださいよ。いかに...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 しかし、今捜査中で、幾ら資金があったと一々私が聞けますか。そういうこと、できるわけないでしょう。けさ聞かれて、どうかという。それは、やはり党の幹事長等に今指示して、どういう事情かと指示しておりますので、調べるべき点は調査する。私が、もう各県連、資金だって、一々...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 党のことですから。まあ、深夜に質問通告があったということであります、昨夜。それで、私は、幹事長にそういう調査はするように指示しておりますので、時期が来れば、今、関係者が逮捕されているということでございます。そういう点は調査したいと思っております。  常識で考...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も、全然調査しないわけではないけれども、幹事長に指示したところ、関係資料はもう今捜査で押収されていると。わかる点、わからない点あるし、そういう点も、まだわからない点がたくさんあるということでありますので、これは私がじかにここで答弁するよりも、しかるべき、どう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 金子知事のことについて、私が何で答えなきゃならないんですか。それは、そのぐらいちょっと考えてくださいよ、この予算委員会の質問で。
○小泉内閣総理大臣 金子知事については、私は、どういう寄附を受けているかわかりませんが、長崎県の自民党支部については、これから、今どういう点が質問であるのかという点もよく幹事長を通じて調べてみて、そしてまた御質問があれば答弁したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 高価なつぼというのはどんなつぼか私はわかりませんが、それがだれに贈られていたんですか、私は知りませんが。(河村(た)委員「自民党の方に」と呼ぶ)それも知りませんが、いずれ、質問の趣旨がわかれば、調査して報告したいと思いますが、私は、このつぼの件について今初めて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私、もう今県会議長の選挙がどういうふうに行われているのかわかりませんし、県会議長がだれになったのかも存じておりませんが、こういう点につきまして、長崎県については、私は、長崎県の関係者の方が私よりもはるかに承知しているはずでありますので、今後、疑問の点につきまし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 長崎においてどのような集金システムがあるかというのは私は承知しておりませんが、これも、たとえきのう質問通告が出たとしても、夜の十二時過ぎでしょう、そして、けさ、たとえ問い合わせても、すぐ返事は返ってきませんよ。それで、私はもう、午後、本会議にも出て答弁している...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 捜査は、公正に、厳正になされなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、ジョイントベンチャー、共同事業がどういう形でなされているかよく承知しておりませんが、いずれにしても、不正がないような発注、受注、そういうシステムを役所にしても考えていくべきじゃないかなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 地方公務員のことの具体的な詳細については総務大臣から答弁させますが、これは、中央官庁のみならず地方でも、そういう天下りについては不信を持たれないような体制をとることがぜひとも必要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、政治資金をどうやって調達するか。政治活動というのは国会議員だけじゃないんですよ。地方議員、市会議員、全部税金で見る、個人献金で見るというのは、だれでも無理というのはわかっているわけでしょう。これは各政党、今までの活動で、パーティーもある。それは恐らく民...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そんなことがあり得たということは、私はびっくりしています。こんなことは当然やってはならないことでありますし、やっていた事実も私は初めて聞いてびっくりしているんです。こういうことはあってはならないことだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 政治に対する信頼というのは一番大事な根本でありますので、疑惑を招かないような日ごろの政治活動、これは政治家自身が心がけなきゃならない点でありますし、同時に、制度として、そういう不祥事が起こらないような対策も必要ではないかなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 政治家自身が日ごろの活動を常に有権者から見られている、また、選挙のたびに評価を受けるわけであります。まず、政治に対して、一番政治家を鍛えるのは有権者自身であります。有権者自身の目であります。その目にたえ得るだけの政治活動を政党なり政治家はしてこなきゃならない。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、定数削減、出てきただけで、国会大変ですよ、議論が。私は減らすことに賛成ですよ。しかし、これは自民党一党だけでやると、自民党の横暴と言われますね。各党に相談しなきゃならない。自由党以外の方で、削減する必要ないという政党もあるんですから、現実に。  選挙...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これはなかなか難しい問題で、議員が失職しない限り、給与は法律で定められているんですよね。たしか、まだ鈴木議員は議員をやめていない、やめていないですよね。ですから、議員である限り、やはり法律で定められているように支給される。これは、有権者が選んだということは、そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国会でやめなさいという勧告が出ているんですよ。それを聞かないんですから。これはもう法的にそういうふうになっているんですから。法律を変えられるならともかく。  これは私は、最後は、政治家の進退というのは結局政治家個人が判断するものだ。次の選挙に審判を受けるんで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、自民党を、今までの、旧来の自民党から新しい自民党に変えようと言って、いろいろ反対していた政策についても法案についても打ち出しているわけであります。そして現に、自由民主党も、今まで反対しておりましたけれども、協力して、賛成しているわけであります。そういうこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まあ、派閥というよりも政策集団、いろいろありますよね、各党いろいろ。民主党も自由党もあると思いますけれども。  私は、最初は福田元首相の福田派、そして安倍派、三塚派、森派、もうずうっと続いている、一貫して。いわゆる派閥が、政策集団といいますけれども一貫して、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 派閥は解消した方がいいと思いますが、親しい人たちがどうしても集まるというのは人間社会の常であります。  しかしながら、私は、閣僚の人選に当たっては派閥の意向には従わないということをはっきりして、それを実践しております。それは、派閥とは限りません。
○小泉内閣総理大臣 たしか、当時、返すべきものは返したんだと思います。具体的にどういう、正確にという資料は今ありませんが、当時そういう指摘を受けまして、返すべきものは返し、そしてKSD側とも納得された解決がなされたと思っております。
○小泉内閣総理大臣 この問題についてはもう決着しているんです。そうです。それがどういう決着をしたかというのは今手元にありませんけれども、ちゃんともう済んで、解決済みなんです。
○小泉内閣総理大臣 それは、急に聞かれたって、今答弁するというのは無理ですよ、ちゃんと通告があればともかく。こういう問題について、あなただって聞かれたら、自由党のことだってわからないと思いますよ、突然聞かれて。
○小泉内閣総理大臣 いかなる政策、法案も、政党の協力なくしては成立しないんですよ。そして今、改革法案を国会に提出している。そして、この法案を通すにも、国会議員の多数の協力なしにしては成立し得ない。各政党、各議員、いろいろな国民の意見を代表して選ばれてきているんです。そういう方々の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 具体的に、私は、いろいろな考え方があると思いますが、衆議院と参議院、二院制でいいのかどうか、あるいは衆議院と参議院を両方一緒にして一院制がいいのではないか、いろいろな議論があると思います。そういう点も含めて、今の、衆議院が四百八十、参議院が二百五十ぐらいですか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 具体的な詳細は承知しておりませんが、自民党は通常、毎年各支援団体に対しましてあいさつに回っております。その際、一般的な支援要請あるいは寄附の依頼がなされたということではないかと思います。
○小泉内閣総理大臣 これは、各党法律に従って、正常な資金調達活動ですから、これは私は、法律にのっとって正規の手続を踏んで資金活動するのは何ら批判に当たらない、そう思いますけれども。
○小泉内閣総理大臣 この熊谷組の問題につきまして判決が出たということは承知しておりますが、政治資金規正法によりますと、「三事業年度以上にわたり継続して政令で定める欠損を生じている会社は、当該欠損がうめられるまでの間、政治活動に関する寄附をしてはならない。」と規定されているわけです...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは経営者も、そういう無配の状況で献金するということは、これはあってはならないということをよく気をつけなきゃいけないと思っております。自民党も求めるわけではありませんが、恐らくこういう経理状況を知りませんからね、一般的に。そういう中で、今言った、御指摘の点も...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、無配で赤字が三年継続しているというのは、これは寄附をしてはならないということになっておりますので、こういう点につきまして、受け取る側はそういうことを知って受けてはならない。知らない場合があったと思うんです、自民党も。だから、これは経営者の判断の問題だ。これ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一律に要求するというか、自民党の支援者に対して、あるいは支援団体に対して、責任者いますから、担当者が。そういう方に対しては、健全な政治資金、協力お願いしますというのは、これはもう政党として私は何ら批判されるものではないと思います。  ただし、これから、献金で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 厳しい政治活動の中で、あれもやらなきゃならない、これもやらなきゃならない、大変な苦労の中を、職責の遂行に今、全力投球してくれていると思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは、長崎のことに関しては、今捜査当局等が事実の解明に努力しているわけですから、この判断を待たなきゃならないと思います。  それと、あいまいだと言いますが、そもそも政治活動と選挙活動というのはあいまいな点があるんですよ。選挙活動のときほど政治活動、政党活動...全文を見る
02月21日第156回国会 参議院 本会議 第8号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 久世議員にお答えいたします。  決算審査に対する取組及び予算への反映についてでございますが、参議院において、これまでも決算審議を重視され、種々の改革を進められてきたことに対しまして、政府としても敬意を表したいと思います。  決算は各省庁が予算執...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 佐藤議員にお答えいたします。  最初に、私の施政方針演説に対する御批判をいただきましたが、よく読んでいただければ、いかに具体的であり、いかに小泉色が出ているか、お分かりいただけると思います。御批判はありますが、それは批判のための批判であり、ワンフ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山下議員にお答えいたします。  参議院における決算審査の改革の評価と昨年の検査報告の活用についてですが、決算が、各省庁、予算執行や事務事業の在り方を絶えず見直していく上で重要な機能を果たすものと思っております。参議院において決算審査を重視されてい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 八田議員にお答えいたします。  構造改革路線が破綻したのではないかとのお尋ねでございますが、構造改革は順調に進んでおります。この改革路線を今後もまっしぐらに進めてまいります。  平成十三年度の日本経済については、米国における同時多発テロ事件の影...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 岩本議員にお答えいたします。  決算の早期提出についてですが、決算の国会への早期提出は、決算結果を予算編成に反映させる見地からのみならず、決算の効果的な審議をお願いするためにも政府として努力すべき課題であると思います。  このような観点から、政...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 又市議員にお答えいたします。  イラク問題に関する日本の立場についてでございますが、イラクは、過去、実際に大量破壊兵器を使用して多大な死傷者を出してきており、また、十二年間にわたり大量破壊兵器の廃棄を含む関連の安保理決議を遵守しておりません。 ...全文を見る
02月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○小泉内閣総理大臣 個別の税目につきましては財務大臣から答弁があると思いますが、まず、普通でしたならば、単年度、増税したらその収支を合わせるために単年度でやらなきゃいかぬということでありますが、今年度の税制改正におきましては、単年度にこだわらない、むしろ多年度でどのような改正が望...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先の財政を考えないで減税だけやれば消費が刺激される、そういう考えに私は立っておりません。むしろ、これは借金でやれということですから、増税と同じなんです、実質的には。そういう面において、やはり責任ある将来に対する見通し、そういう面も必要じゃないかと思っております...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、インフレターゲットという言葉を使ったことは一度もないんです。しかし、このデフレ状況をどのように抑制し、克服していくか、この重要性というものを考えなきゃいかぬということは言っております。同時に、日銀総裁も物価水準をゼロ%以上に持っていくよう努力するというこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 具体的な名前は遠慮させていただきますが、次期日銀総裁につきましては、デフレ克服に積極的に取り組んでくれる方、そして金融システムの強化に積極的に対応してくれる、なおかつ、金融問題に当然詳しい国際的な、経験豊かな人、すぐれた見識を持っている方、そういうことを基準に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 土曜日ですが、パウエル長官と会談した際には、今までアメリカが国際協調体制、構築するように努力してきたことに対して、今後もこの方向で努力していただきたい、国際協調体制が重要であると。同時に、日本としては、戦後一貫して、日米基軸、外交の基本である、日米同盟関係の重...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これはブッシュ大統領も、新たな国連決議は必要ないと言っておられます。そういう前提でありますけれども、私どもとしては新しい決議があった方が望ましいという立場でありますので、今言ったようなそういう話には触れませんでした。
○小泉内閣総理大臣 それは、今国際協調をとるためにアメリカが必死に努力されているわけでありますので、私は、新しい決議がなされる可能性、十分あると思っております。そういう中で、まだとれないんだという前提で話をする必要はないんじゃないでしょうか。  最終的にどういう決議案が提案され...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、パウエル国務長官は、中身は言えませんが、新しい決議案を提出すると言って、その決議案が採択されることに、私は、自信を持っておられました。その点、よく考える必要があると思います。
○小泉内閣総理大臣 今、海江田議員が言われたような言い方はされませんでした。しかし、全体の状況を説明されて、新しい決議案を提出して、それが採択されるということについて自信を持っているというふうに私は感じました。
○小泉内閣総理大臣 外交間の話し合いであります。表面に出ている、公式に発表した以外は言うべきじゃないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、前から言っておりますように、日米同盟の重要性を十分考えながら、日本の国益を考えて判断いたします。
○小泉内閣総理大臣 日本としては、国際社会の一員としてそれなりの責任を果たさなきゃいかぬという考えは持っております。  戦費をどうするとかこうするとかいう話は一切出ておりませんし、私どもとしては、日本としてできることは、国際平和のためにもあるいは中東地域の安定のためにも応分の役...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、仮に戦争に突入した場合どうなるかという想定はいろいろ考えていると思います。そういう点について、今後、日本としても明らかにすべき段階になれば明らかにしなければならないし、今の時点で、戦争も始まっていないのに、戦争が終わったらどうなるか、あるいは戦争に入っ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、総理になる前と総理になった後の改革の決意、これは全く変わっていないと思っています。  ただ、総理になりますと、もう一言一句、もう右から左から上から下から、もう斜めから後ろから、もうあらゆる片言隻句をとられて批判されるものだなということは、やはり総理にな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 中小企業の経営者が今大変苦労されているということは承知しております。同時に、中小企業の中にも、やる気を持ってこの困難な状況を乗り越えていきたいという意欲に満ちている方もおられるということも、これは一面心強いなと。  私は、中小企業なり中小金融機関が、地域に密...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この問題については、平沼大臣もよく我々の会合で話をされます。何とかしなきゃいかぬなということで、平沼大臣も提言もされたり意見も言って、私も、どういう改善すべき点があるかと、よく検討して具体案をまとめてくれということを話しているわけであります。  その点につい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ブルッキングス研究所が閉鎖するというような話ではありますが、私は、アメリカの日本に対する関心、信頼というものは依然として高いと思っております。
○小泉内閣総理大臣 道路民営化の問題についてでありますが、私は、これは当初のとおり順調に進んでいると思っています。  まず、民営化自体反対でしたのが、これは民営化についてはもうやむを得ないなと賛成に回ってくれている。そして、審議会の意見も、全員一致というわけにはいきませんでした...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、特殊法人改革、これは、財投の改革と郵政の改革、一体的に進めなきゃいかぬということでやってまいりました。独立行政法人化につきましても、これは民主党の方々も半分ぐらいは賛成してくれているわけですね。当然、反対もあります。すべてを民営化、廃止、統合にはできませ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 構造改革、いわゆる行財政改革、さらに金融改革、そして歳出改革、税制改革、規制改革、そういうものを進めていく中で、デフレという問題を克服しなきゃならないという点について、これを進めていかなきゃならないという点を申し上げたわけでございます。
○小泉内閣総理大臣 経済活性化について不良債権処理は欠かすことができないことだと思います。その辺について、その対応策を並行的にやっていくということでございます。
○小泉内閣総理大臣 不良債権処理ということだけをとらえますと、これは、倒産とか失業とか、そういうマイナスの効果もありますが、これを進めないと、やはりやる気のある企業あるいは成長分野にどのように資源を振り向けていくかという点について考えますと、これは避けて通れない課題だ。では、これ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 限られた状況、特に財政状況を考えまして、三十兆円国債を発行している。私は、十分財政対策も打っているつもりでございます。
○小泉内閣総理大臣 まず、行財政改革を徹底的にやっていこう、むだな部分は極力削っていかなきゃならないということであります。  そういう意味においては、今財源が足りないから増税で補おうという考えは持っていないということであります。
○小泉内閣総理大臣 それは、税収というものを考えなければ、バランスがいけないと思うんです。減税する、これだと将来のやはり財源というものも、税収も考えなきゃならぬ。全体でバランスを見て税収中立でやろうということであります。  また、消費税につきましては、将来これは、財政状況を見て...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は両替したことないから、幾ら取られるか知らないんです。
○小泉内閣総理大臣 何ですか、百円を両替するのに二百円取られる。これは、おかしいと思うのも無理ないと思いますね。
○小泉内閣総理大臣 これはおかしいから、うちの銀行はそんなことはやらないという銀行が出てきてもよさそうなものだと思いますけれどもね。
○小泉内閣総理大臣 これは、自分はこんな値上げしません、これだけ安いですと、もっと宣伝するような金融機関が出てきてもよさそうだと思うんですけれども、出ないことが不思議だと思います。
○小泉内閣総理大臣 収益を上げるということは大事だと思いますが、値上げすれば収益を上げるというのを全経営者が判断するのは、これはおかしいんじゃないか。ほかの企業を考えてみれば、むしろ値下げして収益を上げている企業はたくさんあるわけですよ。  そういう発想を、いわゆる逆転の発想と...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 野党の立場から見れば、何でもやめろと。私もしょっちゅう退陣要求されているんですよ。  しかし、法務大臣の対応において、不適切な面があったというのも事実だと思います。そういう面において、この不適切な面を今後改めて改善措置を講ずる、これが法務大臣の責務だと私は思...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、組織の長として全部私が何をやっているかと、それは調べないとわからない点もありますよ。その辺はやはり御理解いただかないと……。
○小泉内閣総理大臣 担当部局、それぞれの責任者がありますので、そういう点は、担当大臣の報告をよく聞いて判断したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 人権については十分な配慮が必要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 基本方針を示すとともに、将来展望を示したものであります。
○小泉内閣総理大臣 私はインフレターゲットという言葉は使っておりませんが、日銀総裁も物価をゼロ%以上に持っていくということを目標にしております。そういう点については十分理解を示しておりますし、その方向でデフレ克服に取り組んでいきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 それは、竹中大臣が、これからもデフレ克服に取り組むという話の中で出てきたことでありますので、そういう政府の考え方を理解されて、政府は日銀と一体となってこの問題に取り組んでいきたいということだと私は理解しております。
○小泉内閣総理大臣 全く矛盾していないんですよ。今、物価上昇率はマイナスなんです。ゼロ%以上にしようというのは、日銀がどういう手があるか考えることなんです。それで、お互い協力していこうと。矛盾していないんですよ。  ただ、それは、インフレターゲットかどうかという言葉は私は使って...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは勝手に解釈するのはいいですけれども、それはあなたの解釈で、我々は、協力しながらやっていく、そういう解釈をしているんです。
○小泉内閣総理大臣 裁判上の和解が成立したといえども、なおいまだにこのカネミ油症で悩んでいる方、また健康不安におびえている方、たくさんおられるわけでありますので、関係省庁協力して、少しでもこういう不安が解消できるように対応していかなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 何回も答弁しておりますように、まず、この問題は国際社会とイラクの問題であるということで、アメリカも国際協調体制をとるように努力しているわけであります。そういう中にあって、日本も、このような形に持っていくために、イラクに武装解除そして査察に協力を求めるような国際...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日銀総裁の人事につきましては、昨日も塩川財務大臣から、いい人物を人選してほしい、幾人かこういう名前が出ておる、しかし最終的に決めるのは総理に一任するという報告を聞いておりますし、この問題につきましても、国会の同意人事でありますから、よく国会の同意人事手続等、段...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは委員会で判断されることでありますし、今後の手続の面におきまして、今私が言ったのは、私の腹の中にあったとしても、たとえ国会に人事を求める際には、当然具体的な名前が出てきます。そのとき、これは公表していいかいけないかという問題もあるんです、人事なんですから。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 当時、菅さんも厚生大臣として、自民党と社会党とさきがけと連立政権を組んでいて、その経緯もよく御存じだと思います。その際に、抜本改革の案もいろいろ検討されまして、方向が示されました。しかしながら、なかなかそのとおりに実現できていないということについては、残念なこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自由民主党は自由民主党として、今鋭意、抜本改革案というものについて検討を進めております。  自由民主党、公明党、保守新党は今三党連立体制でありますので、そういう与党の意向も踏まえながら、政府としても検討を進めているところでございます。
○小泉内閣総理大臣 自由民主党との調整も必要でありますが、自由民主党は今、それぞれ議論がなされておりまして、まだきっちりとまとまった段階にない。今後よく協力しながらやっていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは、菅さんも厚生大臣をされたからよく御承知のことだと思いますが、方向としては、大病院集中、すぐ大病院へ行くという方向をやはり改めていった方がいい。診療所には診療所のよさがある、大病院には診療所でできない設備も整っておる、そういう観点から、できるだけ大病院集...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も、今井参議院議員、亡くなられて、大変残念に思っておりますし、私は、厚生大臣在任中もその後も、今井先生とはよく話し合いをし、医療の見識というものに対しては敬意を持って、いろいろ相談なり意見を伺ってまいりました。特に、今井先生は長野県出身で、必ずしも医療機関と...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これも、三方一両損というのは私は確かに言いましたけれども、それだけじゃないんです、言っているのは。非常にわかりやすい言葉でしたから、ワンフレーズポリティックスをマスコミが取り上げて、こればかり随分人口に膾炙されました。その点は別に非難することではありません。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、消費税を引き上げるほかにいろいろやるべきことはまだたくさんあると思っています。そういう観点から、まず、二分の一の財源を確保するために消費税引き上げやむなしという声が各方面から出ているのは承知しております。しかし、それを決めてしまいますと、むだな医療とか、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、平成十二年の年金改正法におきまして、「基礎年金については、給付水準及び財政方式を含めてその在り方を幅広く検討し、当面平成十六年までの間に、安定した財源を確保し、国庫負担の割合の二分の一への引上げを図るものとする。」というふうに規定されているわけでありま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 安定した財源を確保する、二分の一へ引き上げるという点も含めて、これから年金はどうあるべきか、今、厚生省案がたたき台として出しております。その案もたたき台として、これを含めて、今、各方面から抜本改革の案が出てきております。そういう点を排除するものじゃない、厚生省...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 確かに先ほど言いました。若干私も混同していた嫌いがないとは言えません。  というのは、今、五島議員が言われることを言うと、本来、四方一両損になるわけですよね、税金もこれまた国民の負担ですから。診療報酬を下げる、医療提供側のことを言ったわけであります。その点は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この三割負担引き上げ問題については、当初、法案化する前にも、賛否両論が自民党内の中であったことは事実であります。かんかんがくがくの議論の末、三割負担の法案提出にこぎつけて、そして昨年成立したわけでありますが、今、当時の反対していた方々が、実施を目前にして、また...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現時点での医師会については坂口大臣の方がよく御存じだと思いますので、あとは譲りますが、私は、医師会は医師会としての試算があると思います。それが当たっているかどうかというのは、実施した段階で、しばらく状況を見きわめる必要があると思います。政府は政府としての見通し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 地域の病院について、医療の点において難しいのは、自由市場経済とはどうしても合わない部分があるわけです。公共性、統制的な面、規制的な面、そしてなおかつ、保険制度といっても規制も強いですし、税金を投入している。自由にやればいいというと、じゃ、お金のある人ばかりが受...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう点を含めて今改革案をまとめている最中でありまして、私は、恐らく、議論に任せていたら、三割負担導入よりも保険料引き上げる方を選んだでしょうね。私は、保険料引き上げるよりは三割負担の方がいいということで、三割負担を決断したんです。  今回、いろいろ抵抗が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 必ずしも、三割負担になったから必要な医療がなされないとは思っておりません。(小沢(和)委員「いやいや、老人ですよ」と呼ぶ)高齢者につきましても、一割負担になったから医療機関に行くのをやめたという方も中にはあるでしょう。あるいは、毎食後飲めと言われたのを、二食だ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、いろいろ御苦労されたり、どこか悪いと訴えられている方はたくさんおられると思います。必ずしも病気じゃないと思います。それは、国会議員やっている方だって、病気じゃなくたって調子悪い人はたくさんいると思いますよ。しかしながら、お医者さんに行く方もいますが、お...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いろいろ反対論が出ていることは承知しております。しかし、二割負担がいいか三割負担がいいかと聞かれれば、三割負担がいいなんという人はまず少数派でしょうね。  しかしながら、この国民皆保険制度全体のことを考えるとやむを得ないという立場で我々は断行したわけでありま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、小沢議員が言われた案を他の野党の政党は賛成しているんでしょうか。私はそうは思いませんね。三割負担凍結には賛成しているでしょうけれども、今言った、ほかの予算を削減しろということについて、共産党以外の政党が賛成しているとは、私は思っておりません。  しかしな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国会に任せまして、そのような指示を出す気はございません。
○小泉内閣総理大臣 ハンセン病患者には、入所者、未入所者、それぞれ立場も事情も違う面がかなりあります。そういう中で、私は、控訴せず、和解の道を選び、そして、長年この問題について全面的に解決するように、対応するように、既に厚生労働大臣にも指示しておりますし、今、坂口大臣、厚生労働省...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 委員会にはいろいろな方が入っておりますし、私は、一部の委員に左右されるものではない、全体の意見をよく踏まえて適切な判断がなされるべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 医療事故というものは国民全体の大きな関心事であり、これをなくすということは極めて重要なことでありますので、そういう方向で坂口大臣も今努力されております。
02月28日第156回国会 衆議院 本会議 第11号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 栗原議員にお答えいたします。  長期計画の一本化の趣旨についてでございます。  新たに作成する社会資本整備重点計画は、従来の事業分野別の緊急措置法に基づく長期計画を見直し、横断的な重点目標を設定することで、事業間連携の強化を図るとともに、計画内...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 阿久津議員にお答えいたします。  イラク問題についてでございます。  米国等による決議案提出は、平和的解決のための外交努力を最後まで行うものとして評価し、支持しております。我が国も、この問題はアメリカとイラクの問題ではない、ましてやアメリカとフ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一川議員にお答えいたします。  五カ年計画の廃止についてです。  社会資本整備は、大規模かつ長期にわたるものが多く、さまざまな分野に影響を与えるとともに、多額の投資を伴うため、整備の方針を国民に明確に示しつつ、計画的に進める必要があると考えます...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 瀬古議員にお答えいたします。  道路関係事業の予算規模と高速道路等の新設についてでございます。  今後の公共投資の水準については、「構造改革と経済財政の中期展望」において、景気対策のため大幅に追加が行われていた以前の水準を目安とすることとされ、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 原議員にお答えいたします。  公共事業に関し、必要な対応についてでございます。  公共事業については、国際競争力の確保、個性ある地域の形成等の課題に対応し、二十一世紀の国民生活と経済活動の基盤を形成するため、真に必要な事業に重点化するとともに、...全文を見る
03月03日第156回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○小泉内閣総理大臣 国連での原口大使の演説において日本の立場をはっきり表明したと私は考えております。  これは、アメリカとイラクの問題でもないし、アメリカとフランスの対立の問題でもない、国際社会全体とイラクの問題である。まさに、イラクがどのような態度をとるかによって、今後大きく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 前段の御質問につきましては、各国それぞれの立場があります。時の政権、首脳によっても個性があります。その発言が、政治的意味合い、それぞれ受け取られ方が人によっても違うし、国によっても違うと思います。また、外交ですから、当然駆け引きもあると思います。しかし、アメリ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 北朝鮮は北朝鮮としての立場もあると思いますが、国際社会から孤立しているという一つの焦燥感もあると思います。私は、そういう意味から、国際社会に門戸を開いて、国際社会と協調体制をとることが、北朝鮮にとっても地域の安定にとっても、また世界の平和にとっても望ましいんだ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 核の問題につきましては、これは、盧武鉉新政権も容認できないと。もちろん日本もそうです、アメリカもそうです、中国もそうなんです、ロシアもそうなんです。だから、この働きかけはやはり今後も強めていかなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは、日朝平壌宣言にも、はっきり核問題あるいは国際法遵守ということをうたってありますし、そういう前提のもとに日朝国交正常化がなされる、そのための交渉であるということを申し上げているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 支離滅裂と言いますけれども、はっきりしているんですよ。原口大使の演説にしても、あるいはイラクの対応にしても、私ははっきりしていると思う。批判される理由はないと政府の立場としては思っていますよ。野党と与党とは違うけれども、何が支離滅裂しているか、全くわからない。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 大事な問題です。なぜイラクが協力していないのか。協力しているとあなたは思っているんですか、イラクが。むしろ協力していないのはイラクの方じゃないですか。アメリカは攻撃するなんて言っていませんよ。いまだに平和的解決を望んでいると言っていますよ。根本的に見解が違うん...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、私がイラクに行ったってわかるとは思いませんよ。私はあなたがイラクに行ったってわかると思わない。しかし、ちゃんと査察委員会が設けられて、ブリクス委員長も報告をしている。国際社会も、イラクが査察に十分協力しているとは言っていないというのは明らかじゃないです...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国際社会が一致してイラクに全面的に協力しなさいと。そこが大事じゃないですか。
○小泉内閣総理大臣 はっきり答えていますよ。  反戦運動があるのはわかっていますよ。イラクが全面的に協力すれば、戦争起こらないんですよ。(首藤委員「協力しているじゃないの、今」と呼ぶ)協力が不十分なんですよ。協力が十分じゃないというところに問題があるんですよ。だから、アメリカと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 根本的な方針は前から何回も表明しております。イラクが全面的に協力すれば戦争は起こらないんですよ。特使の派遣も、時期を見て判断すると。これはやはり政府の判断です。  じゃ、特使を派遣していけないんですか。いいんでしょう。特使を派遣するのはけしからぬけしからぬと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本の立場は、原口大使の演説ではっきりしているんです。ちっともはっきりしていないとあなたは言っているけれども、私は、はっきりしているんですよ。読み上げましょうか、要点を。  今、最も重要なことは、国際社会が今後も一致団結した行動をとり、イラクに対し圧力をかけ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、平和的解決のためにあらゆる努力を傾注するのは当然だ。そして、問題の根本は、イラクが安保理決議に従い、大量破壊兵器の廃棄のために、即時、積極的かつ無条件の協力を示すかどうかである。したがって、フランスの覚書の言うように、査察を継続、強化しても、これまで不...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ブリクス委員長も言っていますよ、イラクの協力は十分じゃない、イラクが能動的、積極的な協力をしない限り有効たり得ない。はっきり言っているんですよ。私が言っているんじゃないんですよ。私はそれを支持しているんです。  正確に、与党の立場のある、立場は違いはわかって...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 北朝鮮に対してもはっきり表明しております。日本は、韓国、アメリカと緊密な連携のもとに協力していく。同時に、中国やロシアとも協力して、北朝鮮に対しては働きかけていく。もう何回も言っていますけれども、はっきりしているんです。なおかつ、核は容認しない。平和的、政治的...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは誤解があると思いますけれども、アメリカは、日本と韓国と協力してやっていきたい、北朝鮮の方がアメリカとだけとやりたいと言っているんですよ、今。  アメリカは、これは米朝だけの問題じゃない、日本と韓国の方がより密接な関係があるから、アメリカは日本と韓国の意...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 はい。自衛権の行使と国連安保理の決議、この前答弁したとおりでございます。
○小泉内閣総理大臣 そう思っております。
○小泉内閣総理大臣 前原議員が指摘されたように、九月十一日のテロ以来、やはりアメリカの自国を防衛する、自国民の安全を図るという考え方に変化が出てきた、私もそう思っています。  アメリカのそういう国民感情、あれだけの多くの犠牲者を出し、しかも本土、ニューヨーク、国防省、そして他の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、前原議員の意図、質問、よくわかります。理解できます。これはやはり大事な議論であり、日本の防衛力はどうあるべきかということに十分関連してくると思っておりますし、私は、最小限必要の防衛力を維持している、だからいいのかという質問に対して、十分かといえば、これは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、日朝平壌宣言というものに対して北朝鮮も、遵守していきたい、遵守していると思っております。また、これが今後、日朝間の正常化交渉にとって不可欠であるという点を北朝鮮側も思っていると思っておりますし、日本も、この遵守を、今後とも尊重するように、また誠実に履行す...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは議員の考え方でありまして、政府としては一致しているんです。それは議員外交あるいは政府外交、違う面もあります。そういう点に関して言えば、政府としては今私が言っている方針、この方針に沿って今後とも働きかけていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、そのテレビも見ておりませんし、その発言も聞いておりません。そういう点について言えば、どういう発言をされて、どういう意図を持っているのか、今の時点では言うことはできません。
○小泉内閣総理大臣 それぞれ政党には意見の違った議員もおられると思いますが、よく話し合いをしていけば最後は一致するんです。百八十度違うとかどうかということはありますが、私は必ずしもそうとは思っていませんよ。どういう発言をされたのか本人に確かめれば、私は、百八十度違うとは思わないと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、話し合っていけば、政府の考え方に十分な理解を示されると思っております。
○小泉内閣総理大臣 守るようにこれからも努力していきたい、働きかけていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、日本側が考えるようにきちんと守っていると言えない面もありますが、独特の瀬戸際外交です。余り挑発に乗らないで、冷静に対処する必要があると思っております。これが政府の立場であります。
○小泉内閣総理大臣 将来、可能性は否定いたしませんが、今はとてもそういう状況ではないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 テロ特措法とイラクの問題とは別でございます。
○小泉内閣総理大臣 その状況の変化の度合いを見なきゃわかりません。
○小泉内閣総理大臣 これは、その状況の変化を見て、今から予測でき得ない変化があるかもしれませんし、今その状況の変化がどうあるべきかというのは、不透明な部分がかなり多いと思っております。
○小泉内閣総理大臣 否決されるとかいう、状況がどうなるのかわかりませんが、また、この決議がどのような形で推移するのかというのはまだ不透明な点もありますが、私としては、国際社会が一致結束してイラクに対処する、そのような方向に向けて日本としては全力を尽くすべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 当たり前のことを言うと批判されますけれども、当たり前のことを言わなくても批判される。どう答えていいのかということはありますけれども、私としては、この問題について否決を前提としてなぜ議論する必要があるのか。これは……(樋高委員「議論じゃなくて総理の方針を伺ってい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、今否決されたらどうかというような議論をして、私がそのことについて答えるのが適当かどうかという判断もあります。  あなたの議論はわかりますよ。立場が違うんですから。総理大臣として、今そういう点について、否決されたらどうするかということを答弁する段階では...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本政府の立場は、私は何回も表明しております。これをはっきりしていないと言われるのは勝手でありますけれども、それは見解の相違だ。どこがはっきりしていないのか。日本の政府の立場は、国連大使が演説したとおり、はっきりしております。
○小泉内閣総理大臣 何で関係ないんですか。十分に密接に関連あると私は思っていますよ。国連安保理という重要な場がある、日本が国際協調をとる、日本の外交の基本は国際協調、日米同盟、これを基軸に考えていると、もう何回も私は答弁しているんです。
○小泉内閣総理大臣 イラクと北朝鮮とは事情が違います。  金正日と握手していけないんですか。いろいろな意見がありますけれども、会って握手するというのは、人間として、礼儀として、交渉の相手として、何ら悪いことじゃないと思いますよ。意見が違って握手しないという方がおかしい。私は、自...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どういう主張をされようとも、それぞれの個人の立場があるからいいと思いますが、日本の平和と安全は日本一国だけで守れるものではない、その点はやはり考えなきゃいけない。アメリカと安保体制を組んで日本の平和と安全を守っているというのが戦後一貫した方針でありますし、こう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは極めて簡単な決議案ですから、イラクが安保理決議一四四一によって与えられた最後の機会を生かすことができなかった旨述べているんですから、それを支持しております。そして、アメリカは最後まで国際社会と協調してイラクに武装解除を求めるということを述べているわけです...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは日本の外交姿勢として問われているというのは事実でありますけれども、はっきりと、これは最後の機会だ、イラクはこのチャンスを逸するなという働きかけを行っている。アメリカもそのつもりで、最後の機会だと言うことによって国際社会がイラクに圧力をかけることが必要だと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう意図がわかっているからこそ、イラクは、小出しでありますけれども、今までやってなかった査察に若干協力姿勢を示してきたことでしょう。いかにアメリカ、イギリスの決議案が重要であるか、効果を発揮しているか。十分ではないけれども、効果を発揮しているんです。さらに...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は支持しておりますし、アメリカが国際社会と一緒になって武装解除を求めているということも、意図もわかっております。フランスもドイツも、武力攻撃は最後の手段だと言っております。私は、意図ははっきりと理解していると思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは、国際的な圧力をかけないとイラクは協力しないということもわかっているでしょう。イラクが何で協力しないんですか。アメリカがいけない、アメリカがいけないとばかり言っていますけれども、イラクの方が何ら国連決議を尊重していないじゃないですか。そこについて共産党は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 全然そらしておりません。圧力をかけても、十二年間イラクは協力してこなかったんですよ。そこをどう考えるのか。
○小泉内閣総理大臣 何が二枚舌なんですか。これほどはっきりしているのはないじゃないですか。アメリカの立場もあります。フランスの立場もあります。イラクの立場もあります。日本の立場もあるんですよ。日本は、原口大使が言ったとおり、はっきりしているんです。
○小泉内閣総理大臣 それは政治的圧力の一環じゃないですか。この圧力かけないで、イラクが協力してきたんですか、十二年間。それはいろいろありますよ。最後の、外交ですから、駆け引きもあるでしょう。
○小泉内閣総理大臣 何が答弁になってないんですか。あなたの意見に従わないから答弁じゃないというのはおかしい。私、あなたの意見とは違うんですよ。  なぜ今までイラクが協力してこなかったのか。アメリカは最後の圧力をかける、国際協調体制をとるという努力をしているんです。そういうことに...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう意図をイラクが感じたからこそ、今まで協力していない点に協力してきたわけでしょう。  これは私の答弁です。納得できるできないは、立場が違うんだからそれは違う。納得できないからけしからぬというのはおかしいんじゃないか。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 国連安保理決議を遵守させるような努力の一環だ、だから支持しているということです。これははっきりしているんですよ。それは共産党の立場と違いますよ。それははっきりしているんです。(木島委員「アメリカの意図、決議をどう見るかという問題です」と呼ぶ)  アメリカの意...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本の外交は十分展開しております。日本の立場は、私が再々言っているとおりです。
○小泉内閣総理大臣 それは日本は、アメリカ、イギリス、スペイン、決議案を支持しています。
○小泉内閣総理大臣 これは、はっきり言っておきますが、フランスもドイツも、武力行使は最後の手段だと、否定していないんですよ。  私は、今回、国際社会が一致してイラクに働きかけない限りイラクが査察に協力しないんですから、その一環だと理解しております。
○小泉内閣総理大臣 イラクが安保理決議に協力すれば、これは平和的解決になるんです。
○小泉内閣総理大臣 国際協調という場合、国連がやはり一番主な場でしょうね。  今回のイラクの問題については、安保理決議、これを注視しております。安保理の議論の動向、これをやはり注目しております。
○小泉内閣総理大臣 それは、安保理決議というものが履行されるということについて、各国がどのような態度をとるかということでありますが、そういう立場において、今、アメリカとフランスの立場の違いというのはわかっております。  しかし、今ようやくイラクも、これが最後の機会だなということ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本としては平和的解決を望んでいる。そして、アメリカも全世界も平和的解決を望んでいると言っているんですよ。ブッシュ大統領も平和的解決を望んでいる。一にかかってイラクだ、イラクが協力すれば平和的解決になる。
○小泉内閣総理大臣 在韓米軍のことにつきましては、基本的に韓国とアメリカとの問題であります。  沖縄の問題につきましては、基地の問題に関しまして沖縄の負担が大変重いということは私も理解しておりますし、SACOの最終報告にのっとって、沖縄負担を、沖縄県の県民の負担を軽減していくと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、基地がある限り負担はなくならないという議論もわかります。しかし、日本の防衛、安全ということを考えれば、たとえSACOの最終報告が実施されたとしても、全基地がなくなるという状況にはならないと思います。  そういう点におきまして、基地があることに対しての...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 沖縄県に対する観光の問題、これは沖縄県だけの問題ではないということは、私も理解しております。特に、沖縄県とは関係ないニューヨークでの九・一一のテロ、ああいう事件が起こっても沖縄県に対する観光客が減って沖縄経済に打撃を与えているということも、過去事実だったわけで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 基地があるから安全か危険かという問題は、古くて新しい問題なんです。日米安保条約が締結されたときも、米軍基地があると戦争に巻き込まれる、いや、日本独自では安全は保障できないから、アメリカと協力して日本の防衛を図ろうということだったわけです。  ですから、基地が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは当然だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 そのとおりです。
○小泉内閣総理大臣 かねがね言っておりますとおり、日米同盟と国際協調、これを両立させる。これは、今までも将来も変わりありません。
○小泉内閣総理大臣 それは、そのような、末松議員が今言ったようなことは書いてありませんけれども、生かし切れなかったということでありますので、そのように受けとめるべきだと思います。  そこで、あとイラクがどう判断するかであります。
○小泉内閣総理大臣 それは、だれが考えてもわかるでしょう。  逸したという決議が採択された場合、イラクは真剣に考えると思いますね。戦争か平和か、選択権はイラクにある。これを生かそうというどのぐらいの時間が残されているか。そこではっきりとイラクは受けとめる状況はあると思います。そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ちっともおかしくないんですよ。国際政治は複雑怪奇。  そういう決議が採択された後、イラクがどう判断するか。まだ時間はあると思います。採択された後、直ちにイラクがどう判断するか、それを見守るということも考えておかなきゃならないと思います。
○小泉内閣総理大臣 いろいろな事態が想定されると思っております。それは一つじゃありません。
○小泉内閣総理大臣 既に、昨年十一月、一四四一決議、最後の機会を与えるといって、イラクは生かし切れていなかったんです。そこがイラクの難しいところなんですよ。あのフセインの、なかなか交渉相手として難しいところなんです。生かし切れなかった。  あの決議を十分と思っていないんです。だ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 七日のブリクス委員長の報告、そして決議の対応、国際社会の対応、そしてイラクの対応、よく見ながら判断したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 負担することは考えておりませんし、そういう要求は来ておりませんし、これから国際社会の責任ある一員としてどう対応するか、これは日本が独自に判断したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 この問題は、まだ戦争も起こっていませんし、どういう状況で終わるかというのもわかっていません。また、国際社会がどのような判断を下すかもわかっておりません。しかし、私は、日本が国際社会の責任ある一員として、世界の安定のために、あるいは人道上の問題点について、応分の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何回も申し上げていますとおり、はっきりしているんですよ。戦争があろうがなかろうが、日本は人道上の支援、難民対策、応分の負担をしているんです、今までも。これからもいろいろな事態を想定して、国民に明らかにしなきゃならない場合があれば明らかにします。
○小泉内閣総理大臣 いつ三万円と決まったんですか。私は初めて聞きましたね。まだ戦争もしていないのに、終わってもいないのに、何で三万円とわかるんですか。
○小泉内閣総理大臣 私は、いつも国民に向かって言っております。公表すべき時期が来れば公表するし、試算を明らかにしなきゃならないときは明らかにします。
○小泉内閣総理大臣 政府としては可能な限りいろいろな事態を想定しておりますが、それを公表するとしないとはまた別問題であります。予期しないことについてあれこれ言うものでもないと思います。予期しない、予期できないことが起きた場合は、その状況を見て柔軟に対応するのは、これまた当然のこと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それははっきり答弁しているでしょう。予期しない出来事だったら柔軟に対応する。今どうしてそれに対応する必要があるんですか。アメリカの試算、アメリカは戦費でしょう、アメリカの試算は、戦費含めて。それは、まだ戦争もしていないんですから、なぜ今、私たちがそういうことを...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 戦争が起こることを想定して予算を組んだ方がよほどおかしいんじゃないですか。
○小泉内閣総理大臣 私は、末松議員と思えないような発言だと残念に思っています。何で日本がうろちょろしているんですか。日本は国益を考えて外交をやっているんですよ。アメリカと協力しているんです。決してうろちょろしているんじゃないんです。外交官を経験された末松議員だったらわかると思いま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは防衛費を増額しろという御意見ですが、私は、今の予算状況を考えると、日本としては必要最小限度の防衛費を充てておりますが、そういう北朝鮮の行為に対してもっとしっかりと防衛対策をしろという御意見は理解できます。  しかし、そのイラクの問題にかんがえて、今後イ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、今、負担の面だけを強調されましたけれども、全体の予算を考えてみれば、減税の方が多いわけです。二兆円を先行減税している、そして、たばこ、発泡酒等で二千億円の増税、差し引き一兆八千億円の減税先行しております。さらに、予算の手当てをしております。公共事業も含...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 だから私は構造改革なくして成長なしと言っているんです。官製経済、官から民へ、中央から地方へ、今ようやく緒についた。そして、今、上田議員が指摘されたように、特別会計、これも問題があります。こういう改革を進めることなくして私は持続的成長は不可能だと思っておりますの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 疑惑はありませんという答弁、訂正する必要はありません。
○小泉内閣総理大臣 契約かどうか、ともかく疑惑はありません。
○小泉内閣総理大臣 疑惑を持たれるような契約はありませんと言っているんです。
○小泉内閣総理大臣 契約とかそういうのじゃなくて、あなたは、不当な口ききの働きかけがあるという、疑惑があるということを言ったんでしょう。そういうことはありません。(長妻委員「そんなこと聞いてないです。違います。契約です」と呼ぶ)そういうことはありません。契約など、特定の工事発注に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 契約というとかそういうものじゃなくて、はっきりと、それは領収書は書いたということであって、不当な口ききとかじゃ、全く関係ないんです。
○小泉内閣総理大臣 それは、コンステレーションという会社と日立金属の間に、普通のビジネスとしての領収書ということであります。全く不当な口ききとか不正な政治献金とかいうことはないということであります。
○小泉内閣総理大臣 先日の委員会で、長妻さんから、弟の会社が横須賀の公共事業に関し、特定の企業の受注の手伝いをしてそういう契約をしたのではないかという質問がありましたけれども、疑惑は一切ないという話を聞いておりまして、私はそのような答弁をしたところであります。  実際に調査せよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、口ききなどの疑惑に対する契約はないと言っているんです。
○小泉内閣総理大臣 しかし、疑惑がないにもかかわらず、あたかも疑惑があったような、不正な口ききがあったような質問をされたじゃないですか。私は、そのような疑惑は一切ないと言っているんですよ。(長妻委員「契約を聞いていたんですよ」と呼ぶ)契約もない。契約とは、これはちゃんと質問してく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 特定の契約はありません。
○小泉内閣総理大臣 私も調査を指示して、いたしました。  そしてテープを、あなたが日立金属側とのテープを配付いたしました。それで私も読んでみました。ところが、一部省略ということを書いてあるじゃないですか。それで、その省略しているところのテープも入っていました。そうしたら、日立金...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 調査をした結果、言っているんです。特定の工事の契約はないんです。  しかも、あなたが言っている工事についても、横須賀市は不正な口ききが入る余地ないんです、これは。ないんです、それは。ありようがないんです。これはよく調べていただければわかりますよ、市で。  ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それがあたかもあるような形で質問されるというのは、私は大変残念だと思っております。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 何で取り消す必要があるんですか。疑惑がないのに、何で疑惑があたかもあるようなことを。  それははっきり言っているでしょう。特定の工事に対して不当な口ききが入る余地ないんですよ。
○小泉内閣総理大臣 それは、コンステレーションという会社と日立との普通の仕事上の領収書ですから。これだって、聞いたところによりますと、不正な金でも何でもない。日立側も、正規のものだと。そういうものであって、ちゃんと届け出もしている。それは会社同士の話ですから、全く不正じゃない。し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 全くそういうことじゃないんです。それは、会社同士でありますよ。そういう特定の工事に対する契約なんかないんですよ。
○小泉内閣総理大臣 それは、会社同士ですから、どんな仕事かというのはいろいろあるでしょう。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 これは、特定の工事に対する手に入らない情報なんかないんですよ。横須賀市は、それは……(発言する者あり)よく聞いてください。市を調べていただければわかります。工事についても横須賀市は、もう早く発表しているんです。口ききの入る余地はないんです。日立金属側はどう言う...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、普通の仕事上の話し合いで、特定の工事の話し合いじゃないと。
○小泉内閣総理大臣 何度も答弁しておりますが、横須賀市のいろいろな工事に対して不正な口ききとか、そういうことは入る余地がないんですよ。よく調べていただけますか。  だから、私は、長妻議員の言うことに対しては、関係ないと言っているんです。これは、信じる、信じないはあなたの勝手です...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは会社同士ですから、いろいろな仕事はあると思いますよ。しかし、日立金属側は、小泉純一郎とのつき合いは全くない、政治献金もない。それは関係ない。それは会社同士ですから。それは、弟の秘書は来ておりますけれども、やはり私の仕事とは関係ないんですから。それを一々私...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、コンステレーションと日立側との特定の工事との契約書はありません。(長妻委員「包括的はあるんですか。包括的契約書」と呼ぶ)包括とか何かわかりませんけれども、それはどういう約束かわかりませんけれども、収入等の領収書というのはあると聞いております。しかし、特...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 契約とかどうか、私わかりませんけれども、今長妻さんは特定の工事と言われておりますけれども……(長妻委員「包括的と今言っているじゃないですか、包括的と」と呼ぶ)それは会社側ですから、どういう仕事をしているかわかりませんが、そういう、契約書じゃないけれども、領収書...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、前から言っているように、弟は私設秘書をしています。それと同時に……(長妻委員「だから、どういう契約書なんですか。何の対価なんですか」と呼ぶ)契約書はないと言っているんです。それは、仕事上のいろいろな約束みたいなものはあると思いますよ。それとどうして私と関...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が聞いたところ、特別の対価ということではなくて、社会人同士で、つき合い事で、覚書みたいのはあると。仕事をしているんですから、どんな会社でも。そういうことで……(長妻委員「何の仕事か言ってくださいよ」と呼ぶ)これはいろいろな、社会人としてあると思いますが、疑惑...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 再三答弁しておりますが、領収書のようなものはありませんし、特定の対価を……(発言する者あり)領収書のようなものはありませんし、特定の、特定の対価を求めた契約書もありません。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 前から言っているように、特定の契約に結びつくような領収書のようなものはないと言っているんですよ。疑惑はないんですから。しかも、その肝心な、つき合いがないというところをカットしちゃったんでしょう、あなたは配るのに。政治献金もない、疑惑がないというところをカットし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一般の仕事上の関係で領収書のようなものはあるけれども、特定の工事とか契約書とか、そういうのはないと言っているんです。
○小泉内閣総理大臣 それは、特定の工事とか、長妻議員が言われるようなそういうものではないと言っているんです。(長妻委員「じゃ、どういうものなんですか」と呼ぶ)それは仕事、私企業同士の話ですから、全く疑惑はないと。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 何回も言っているように、一般的な商行為としてのものであって、特定の工事の契約書はないと言っているんだよ。
○小泉内閣総理大臣 一般的な商行為がある、そして、金銭の支払いはあるが、そういう特定の工事の領収書ではない。
○小泉内閣総理大臣 それは聞いておりませんが、ともかく一般的な商行為であって、今言っているような特定の工事とか不正な口ききとか、それは一切関係ないということであります。
○小泉内閣総理大臣 それは何回も言っているように、特定の工事のものではない、不正な口ききもない、入る余地はない、それは普通の私企業同士の商行為だと。
○小泉内閣総理大臣 そんな日立側が何を考えているのかわかりませんけれども、特定な工事の契約書なんかないし、そんなのに入り込む余地はありません、横須賀市は。一般的な商行為はあると、会社同士の。そういうことであって、私とは全く関係ないことなんだから。その証拠に、日立側は、一切小泉純一...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、先ほどから答弁している以上のものはないんですから。
○小泉内閣総理大臣 私は、何度も答弁しているつもりでありますが、どういう点が問題なのか、整理して、後ほど委員長に従って答弁いたします。
○小泉内閣総理大臣 情願制度というものについて、いろいろ反省すべき点が多々あったと思います。また、今言われるような御指摘、正すべき点、よく反省しながら、今後、御批判のないような対応を図ることが私は法務大臣の責任であると考えております。
○小泉内閣総理大臣 御指摘の点を反省しながら、不備な点、過去の点、いろいろ反省して、このような御批判を受けることのないような対応をとるのが責任だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 いいとは思っておりません。反省すべき点、正すべき点が十分ある、そういう点を踏まえて、こういうことが起こらないように十分な対応をとるということで責任を果たすべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 自民党を変える、変わらなければぶっ壊すと言ったんです。変える、自民党は変わってきているじゃないですか。
○小泉内閣総理大臣 それは、今資料を見ましたけれども、疑惑という報道まで列挙されております。これは、挙げられた方は随分迷惑な方も結構いるんじゃないでしょうか。単なる一部の報道で、疑惑がある、あるいは多額の献金があった、正規の手続にのっとっても疑惑があるという点も含まれておりますの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政治資金の問題につきましても、これは、今後あるべき政治資金の調達方法、あるいは献金のする側、受ける側、今よりも改善する方法を検討するように指示しているところであります。
○小泉内閣総理大臣 構造改革なくして成長なし、私は、構造改革、初心忘れずやっております。
○小泉内閣総理大臣 一国の総理大臣として、その内閣に協力してくれる方、できるだけ私は協力を得たいと思っております。過去の言動は問いません。今のいろいろな政策に対して協力してくれる方には門戸を広く広げております。
○小泉内閣総理大臣 各大臣、職務に精励していただいておりますので、批判というものを真剣に受けとめて、今後誤りない対応をしていただき、今後ともみずからの大臣としての職責を立派に果たしてもらいたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 この医療費三割負担の問題は、昨年の国会で成立して、この四月から実施するということになっております。  この問題につきましては、患者さんの負担と、そして保険料を負担している方の負担、さらには税金投入で医療保険制度というのは成り立っているわけであります。これは将...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この予算につきましては、将来、民間主導の持続的な経済成長軌道に乗せたいという中で、当面やるべきこと、不良債権処理を進めていきますと、これは倒産なり失業なり出てまいります。しかしながら、将来のことを考えますと、不良債権処理は進めていかなくてはならない。同時に、予...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私はもともと、十四年度予算で三十兆円枠を維持すべきだと述べておりましたけれども、そういう中でも、三年間法律で縛れという民主党の提案に対しては否定的だったんです。経済というのは生き物であり、情勢が変わる、それにはこだわらないと。情勢が変わったときには柔軟に対応す...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 消費税率を上げろという議論は、最近各方面で出ておるということは承知しております。また、消費を刺激する面において、中には、毎年一%か二%上げていけば、上がる前に買っておこうという意欲がわいて、消費刺激に役立つんじゃないかという議論もありますが、私は必ずしもそうで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この刑務所の問題につきましては、人権の面におきましても、あるいは実際の刑務所内での待遇にしても、あるいは今後の矯正等の面を考えるにしても、確かに反省すべき点が多々あった。そしてまた、この責任は大変重いものであると受けとめております。  こういう点、しっかりと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ただいま申し上げましたとおり、この問題につきまして、批判にどうこたえるか、また、御指摘の点、不備な点、重く受けとめて、どのような改善措置を講ずべきか、そういう点において責任を果たしていきたいと考えております。
○小泉内閣総理大臣 現在までにおいて、長崎県連において中間報告がなされたというところでございますが、今後、この県連の運営に長崎県連としても真剣に取り組んでいくということと私は承知しております。また、現在、党の山崎幹事長に対しまして、本件についての調査を行うよう指示しているところで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 差し迫った脅威があるのか、テロリストの面でありますが、私は、これは、差し迫ったかどうかは定かには言えませんが、常にテロの脅威は、現時点において存在していると思っています。  九月十一日のアメリカのニューヨークのテロ事件におきましても、恐らくあの事件が起こるま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、さまざまな質問において、大島大臣がよく答弁して説明しているわけですから、それは今後とも、大島大臣としては、できるだけの説明責任について果たされると私は思っております。
○小泉内閣総理大臣 今伺いまして、どの程度それに当てはめるか、懇談会の報告に当てはまっているかというのは定かに答弁できませんが、有識者懇談会の報告を踏まえて、今自民党としても改善措置を検討しているところでございます。
○小泉内閣総理大臣 それは、自民党でも現在、資金の調達方法についてより改善していかなきゃならないという判断の上に検討しているわけであります。  企業献金のあり方につきましても、全面的に個人に対しては禁止されましたけれども、政党に対してはどの程度認められるべきかという点については...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 農林水産省の抱える課題というのは大変多岐にわたり、外国との交渉、そして国内の厳しい農林水産業等の状況を考えて、毎日大島大臣の苦労は並大抵のものではないと理解しております。  そういう中で、あれもこれもと対応に苦慮されているのは、私もはたから見て、大変な精神的...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これはちょっと時間を、イエス、ノーでは答えられないものでありますので、拝借いたしますが、人権教育のための国連十年推進本部については、平成六年十二月の国連総会において、平成七年から十年間を人権教育のための国連十年とすることが決議されたことを踏まえまして、人権教育...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 教育基本法についてではなくて、全体の問題についてですね。  これにつきましては、人権について十分配慮するということは、私は、いかなる面においても大事な問題だと認識しております。
○小泉内閣総理大臣 質疑を伺っていますと、大島大臣は、QアンドAは依頼していないと言っているんですよ。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 そういう点から考えて、法制局ですから、法解釈上の問題、これは議員として問い合わせる場合があるでしょう。  しかし、このような、今回の問題ということを、こういうQアンドAは大島大臣は依頼していないと言っているんですから、それは大島大臣のをよく聞いていただいて、...全文を見る
03月05日第156回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治資金の在り方について、それぞれ、与党におきましても野党におきましても案を出し合いながら、どのように政治資金を調達し、そして不正が起こらないような政治資金の集め方、使い方、そして政治活動の在り方、そういう点につきましては私は与野党と話し合う必要が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく国際情勢を判断しながら判断したわけであります。  私は、イラクが国連安保理決議を遵守せず、今まで協力してこなかったということは、国連加盟国、安保理も認めているわけであります。そういう中にあって、国際社会が結束した対応を示していないということは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) あくまでも平和的解決を続ける努力は必要だと思っております。しかし、昨年十一月から安保理決議一四四一、最後の機会を与えると言っているんですよ。それに対してイラクは最後の機会と思っていないところに問題がある。そこをどう考えるか、その点が私は一番大事だと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 世論は世論であります。尊重しなけりゃならないと思いますけれども、世論の動向と日本全体の利益を考えてどう判断すべきかというのは、政治の責任に当たる者として十分配慮しなきゃいけないと思っています。世論の動向に左右されて正しいかというのは、歴史の事実を見...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 民主主義の時代におきましては、世論の理解と協力を得なきゃならないというのは、これは当然のことであります。しかし、世論という場合に、それは戦争がいいか平和がいいかと言われれば、私だって平和がいいと言いますよ。みんな言いますよ。それを避けるために今努力...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 昨年十一月、最後の機会を与えるといって、十分協力していると言っていながら、アメリカのイギリス、スペインとの決議案が出てきたら、十分協力していると言っていながら、また新たな協力を出してきたと。圧力が利いてきた一面もあるんです、この決議案を出したことに...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、国連決議が採択されることが望ましいと思っております。同時に、日本としては日米同盟、国際協調、これをいかに両立させるかということはこれからも追求していかなきゃならないと思っております。北朝鮮問題のことを考えましても、日米安保条約、これが大きな抑...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今言ったので、同じとは言っていると思っていませんよ、違いがあると。同じ見解に対して、それぞれが見方が違うという場合は多々あるという例を出したんだと理解しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ブッシュ大統領はいろいろな場で考えを述べておられますが、私は、ブッシュ大統領は、完全な武装解除の結果として体制変更がもたらされるとは述べていると承知しております。しかし、体制変更が目標であると述べたことは一度もないと承知しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) フライシャー、ホワイトハウスの報道官は次のように述べたと言われております。決議一四四一が完全に履行されれば異なった種類の政権となるだろうと。これが体制変更と取られているんだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 北朝鮮側が現在行っている各種の行動なり発言なりというのは、今までの経緯を見ますと俗に言う瀬戸際外交の一環ではないかと私は判断しております。どの点までがその瀬戸際外交の一線かというところは非常に難しいところでありますが、その瀬戸際外交の一線を越えない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは大事なことだと思っておりまして、私も盧武鉉新政権と、就任式典に出席した際に会談いたしました。これは盧武鉉政権も、核、これは容認できないと。  これに一番脅威を感じているのは日本であり韓国であり、また、アメリカもそうだと思いますが、中国もロシ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本と違って韓国は核兵器だけの脅威じゃないんですね。三十八度線付近に大量の軍隊と、通常兵器においても大量の兵器が展開されていること自身が非常に脅威を感じているわけです、韓国は。これはアメリカ政府も十分認識しております。韓国にとっては核兵器だけの問題...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日朝平壌宣言が完全に今履行されていれば、日本と北朝鮮側は正常化になっております、関係は。これがならないところに今交渉が停滞している。  私は、この日朝平壌宣言の精神にのっとって、あくまでもこれが実現した暁、誠実に実行された段階に日朝国交正常化があ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、北朝鮮もこの日朝平壌宣言を誠実に履行したいという意思は持っていると思っております。そうでなくしては正常化なり得ないんですから、この精神を尊重したいと。性急に今守っていないからもう御破算だという態度は取りたくありません。時間が掛かるかもしれませ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アメリカ側も米朝間で話し合うということに対して否定はいたしません。しかし、今の時点で、現時点では直接交渉する時期ではないとアメリカ側が判断しております。日米韓、あるいは中国、ロシア含めて対応した方がいいのではないかというアメリカ側の判断になっており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは一般から考えますと、対話と交渉どう違うんだというと、難しい面ありますよね。同じじゃないかという、思う人は、私はこれは普通じゃないかと思うんですが、そこは外交的な駆け引きがあるんですね。  交渉と対話というのは、私も、厳然とどう区別すべきかと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 経済問題につきましては、それぞれの指標を見ましても、極めて厳しい状況にあると思っております。  こういう厳しい状況の中で、政府としても、予算、一日も早く成立させて、しかるべき対策ができるような措置を講じていかなきゃならない。同時に、今までの行財政...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、すぐデフレが克服できると思っておりませんが、恐らく今私の代わりにだれが総理を担当しても、デフレを克服すると思っている国民は少ないのではないかと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この負担の面におきましても、私は、酒の税金にしてもたばこの税金にしても増税分を言っておりますが、同時に他の分野で二兆円減税しているわけですね。この酒とたばこ等の増税におきましては二千億円です。他の分野の二兆円の減税差し引きますと一兆八千億円の減税し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 後ほど竹中大臣からも答弁あると思いますが、不良債権処理を進めていくと、それは景気悪化すると言いますけれども、恐らく民主党も私は不良債権処理を進めるということについて反対はされていないと思っています。これは必要だと思うんです。  そういう中にあって...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 減税だけして増税考えなかったら、もっと先行き不安になると思います。そこをどう考えるのか。それほど、それこそ問題の先送りじゃないでしょうか。先送りはしていけないという責任ある政府の立場、私は単年度で増減税はしておりません。今までだったら、減税をするん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) したら、減税だけやって、あとどうするんですか。借金して、また負担を先にツケ回すんですか。かえってその方がおかしいんじゃないですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私もそこを言っているんですよ。今、減税だけして将来の増収を考えない、それこそ無責任の最たるものじゃないですか。国債増発にしたってそうですよ。国債は将来の、先のツケ送りですよ。  今厳しい状況だから、あえて減税分を同時に増税はしない。だから、調整期...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、それでは、今、多年度税収中立じゃなくて、この減税に見合う財源を措置しないで、減税法案だけ出したらどうなりますか。これも恒久減税、恒久増税ですよ。国債発行も将来の恒久増税につながっていくんですよ、負担に。減税するんだったらば、それに見合う財源...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 本来だったらば、単年度で一兆八千億円の減税をするんだったらば、同じような一兆八千億円の増税策を講じなきゃならない。それを、来年度は二兆円の減税をやって、酒とたばこの増税をして二千億円、差引き一兆八千億円の減税、先行しようと、十五年度は。さらに、十六...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 経済対策は減税だけじゃありません。金融改革もあります、規制改革もあります。この税収だけを見て経済対策にはなり得ません。税制改革も確かに重要な柱です。今の財政規律を考えた議論をしておりますが、当然、財政規律というのは大事であります。しかし、現在の経済...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、税収というのは、見通しどおりにいく場合も、見通しが外れる場合もあります。それは、外れる場合は税収が余計に入ってくる外れる場合もあるし、かえってマイナスになって外れる場合、両方あるんです。これは御承知のとおりだと思います。  しかし、今の時...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、経済は生き物であります。現に民主党は国債発行枠を三十兆円に縛れと法律を出したじゃないですか。それを私はあえて法律で縛ることはないと、経済は生き物だから柔軟に対応したいということで、十四年度は三十兆円枠を守れましたけれども、私は、十五年度も守...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは私は十四年度のことを言ったんですよ。十四年度は三十兆円枠を守ろうということを言ったんですよ。それ以上のことを言っていませんよ。よく、誤解しないでくださいよ。  それはなぜか。十三年度でまだ二兆円以上の、二十八兆円程度の国債発行枠だった、だか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 行財政改革にしても、金融改革にしても、税制改革にしても、あるいは規制改革にしても、歳出の見直しについても着実に進んでいるじゃないですか。(発言する者あり)それは、野党の皆さんは、それは立場があるから政府のやることは批判すると、これは分かりますよ。し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) しかし、不良債権処理を遅らせてどうやって将来、成長の見込みあるんですか。この現在の激しい変化に対応するような改革をしなくて、どうして雇用が増えるんですか。非常に、生き残れないような企業を助けて、どうして雇用が増えるんですか。  私は、不良債権処理...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 名古屋刑務所の事件につきまして、法務省としても、また刑務所行政としても、反省すべき点が多々あると思います。こういうことが起きないように今後しっかりと対応していかなきゃいかぬと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 法務大臣の答弁どおりいたします。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までのことをよく反省して、こういうことが起きないように改めてしっかりとした対応をするように指示しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 地方にできることは地方にということで、現在、補助金の問題、交付税の問題、税源、財源移譲の問題、これを一体的に改革していこうということで、鋭意努力をしているところでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 地方に裁量権をゆだねるということについては私は賛成であります。  ただ、どの程度裁量権を与えて、一律民主党の案は二割削減というんでしょうか、これについてはやっぱり地方の考え方もあるし、今後具体的な手順をする際にはもっと議論があってしかるべきものだ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 着実に前進しております。現に、補助金、交付金、税源含めて、専門家の意見も聞きながら進めていこうということでやっているわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 芽を出して、事実、具体的な方向は出てきているわけですよ、実際の予算の面においても。  それから、今後、三位一体というのは、一挙に政府が考えてこうやれと言ったって、地方の事情もあります。地方の意見も聞かなきゃなりません。補助金一つ取っても、二割削減...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だからやっているんですよ。できなかったことをやろうとしているんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 物は言いようで、任せるべき人に任せると丸投げと、当たり前じゃないですか、任せる人の場合は。私は全知全能じゃありませんよ。各省庁、そのために各役所があって、担当大臣があって、総理大臣というのがあるんです。そういう役割を無視して何でも総理やれと。細かい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も、きちんと方針を打ち出していますから、それに従って各役所が動いていると。私はとやかく具体的なことまで口出す、すべきものではないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、今言いましたように、地方にできることは地方に任せよという趣旨で、しっかりやれと指示して出しておりますので、そのとおりにやるように私も全力を尽くします。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 平成十四年度だけのつもりであります。そう答弁しました。そして、その方針に行っていましたから、民主党が三年間法律で縛れということに対して私は否定したわけです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何を間違えたんでしょうか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その方針を堅持していきたいという気持ちは変わりありません。  しかし、経済は生き物である。情勢を見て大胆かつ柔軟に対応したいということでありまして、私は、財政規律を維持するという点からも一つの枠をはめるということは有効だと、また必要だと思っており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は同じことを言っているつもりでありまして、一部だけ取り上げて報道するのはワンフレーズポリティックスと言われますが、それはマスコミの報道でありまして、全部取り上げてくれたことなんかほとんどないですよね。一部だけ取り上げて、そして、私は、方針は堅持し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、違っていないんですよ。その方針、精神は大事です。これからも維持していかなきゃならない。できるだけ財政規律ということを考えて、経済状況を見ながら柔軟に対応しなきゃいかぬ。それは五十兆円程度の税収がある段階ではという前提があるんですよ。一部だけ取...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 歳出を徹底的に見直しているじゃないですか。五十兆円の税収があるときに、二十八兆円しか前年度国債発行していない。そういう前提の下で三十兆円枠というのは、私は今でも正しいと思っております、そういう枠はある。しかし、それを民主党が三年間縛れと言うから、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その質問に対して今再三答弁しているんであって、十四年度は三十兆円枠を堅持します、しかし経済の状況を見て大胆かつ柔軟に対応しますということでやってきたわけです。そういうことでありますので、私は民主党が法律で縛れと言うことに対しても否定したんです。経済...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治と金の問題、これは常に政治家としても、また秘書としても心して対応して、国民から信頼される対応をしていかなきゃならないと決意を新たにしております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現時点において捜査がどのように進展するかまだ分かりませんが、これは議員それぞれ一番よく分かっているわけでありますので、今後、事態をしっかりと把握して議員本人がしかるべき判断をされるべきだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大島大臣の答弁を聞いていますと、個人の問題を尋ねたことじゃないと。衆議院議員として法制局に問い合わせるというのは、いろいろあると思います。法的な問題、法制局として見解を、法的な問題を論点整理で問い合わせたということでありますので、大島大臣は個人の問...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは個人の問題ではなくて法律の問題でしょう、政治資金規正法とか。こういう問題については、私は、法制局というのがあるんですから、それは議員個人は法的な問題、いろいろ問い合わせというのはふだんに行われているんじゃないでしょうか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 農林水産問題、問題は大変多岐にわたっておりますし、国際交渉、WTOを始め、日本の農業改革等重大な問題を控えております。職務に責任を持って対応してもらいたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、容疑者が逮捕をされ、起訴されていると承知しております。その捜査の結果も見なきゃいけませんが、いずれにしても不正を許さないような対応が必要であると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治献金の問題、企業献金の問題、団体献金の問題、あるいは政党助成交付金の問題、税金投入の問題、総合的に今、自民党でも与党でも野党でも検討されております。これはよく話し合って、改善の歩を進めていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 天下りの問題は、キャリア、ノンキャリ含めて、これは今後どのように改正していくかというのは与野党共通の認識を持っていると思います。私は、今、公務員制度改革に党としても取り組んでおりますが、公務員が退職後、再就職に当たってどういう基準を設けるべきか、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは改正するように取り組んでおりまして、天下りの問題は全公務員に及んでくる問題なんです。それは与野党問いません。その辺も含めてどういうことかということで今やろうとしているわけですから、基準を作って公務員制度等改革に取り組んでいるところでありますの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ILOを尊重してまいりましたし、これからも国際機関としての重要性は認識しております。  今、担当大臣が申し述べましたように、担当省庁で協議をしておりますので、その取りまとめ状況をよく見て、政府として判断を下したいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本としては国際機関と協調していく、これは基本方針であります。日本の立場、国際機関にも理解してもらえるように努力すると。また、国際機関の主張にも十分理解を示しながら、日本としては国際社会の中で責任ある一員としての対応をしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は対決好きじゃないんですよ。よく話し合ってやるということが大事だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、尾辻議員言われたように、着実に改革は進んでいるんですよ。  薬価にしても、国会の与野党の議員の指摘にこたえて、できるだけ今、同じ効用だったらば安い薬を使うようにしなさいと。薬価に、全体の医療費に占める薬価の割合も確実に減っている。同時に、出来...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 総理大臣としての立場で国民の理解と協力を得るような説明をしなければならない、当然であります。私は今までもはっきりと説明してきたつもりでありますが、とかく報道の方では戦争賛成するのか平和に賛成するのか、また国民も戦争か平和かという二者択一で迫ります。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ、弱含んでいるとは言いませんけれども、確かに分かりにくい言葉は、分かりやすく表現するのは、経企庁、経済、内閣府だけでなくて全役所が心掛けなきゃいけないと思っております。しかし、今月はあかんということまでは書けませんけれども、そういう点につきまし...全文を見る
03月06日第156回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、いつも同じことを言っているということで批判される人いますが、改革なくして成長なし、当たり前のことを言っているんです。私が首相退陣したって、改革なくして成長なしの政権なんか、私は国民から理解得られないと思っています。  行財政改革、いわゆる官...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治と金というのはもう古くて新しい問題というのが改めて今回の不祥事等によって思い知らされたわけであります。政治資金規正法があるにもかかわらず、この法に対して認識が甘いのではないかということは、私は、議員本人も、その秘書も十分反省しなきゃいけないと思...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その議員が所属している政党としてしっかりと対応しなきゃならないという意見については同感でございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、企業献金は議員個人には禁止されておりますが、政党支部に対しては認められております。その認められている額を一定の制約を設けるということについては私もいい提案だと思っています。それを参考にしながら、今後、自民党でも与党でも検討していきたいと思って...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 実際、政治に携わる者から見れば、政治献金を受ける場合も、この人はどうかとか、この企業はどうかとか調べることは無理ですよね。自ら、是非投票してください、できたら献金もしてください、寄附もしてくださいと頼む場合に、素行調査とか企業の実態調査とか、本人、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 皆さんよく分かっているんだ、私がワンフレーズなんかじゃない。ワンフレーズで取り上げるのはマスコミ報道ですよ、部分だけしか取り上げない。何回も丁寧に答弁しているにもかかわらず、それを勝手にマスコミが、ワンフレーズしか紹介しないにもかかわらず、小泉はワ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ブリックス査察委員長の報告以来、イラクが今までの国連決議、十分に協力していないということを踏まえまして、アメリカとイギリスとスペインが共同して一つの決議を出しております。去年の十一月に、国連安保理は結束してイラクに最後の機会を与えるという決議を採択...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはあしたのブリックス委員長の報告の後、大きな山場を迎えると思いますね。この報告を受けて、常任理事国始め、今の非常任理事国含めて、どういう対応をされるかというのは今定かでありません。  水面下ではいろんな交渉がなされているということは承知してお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 北朝鮮との交渉については、私は昨年九月十七日に日朝平壌宣言、金正日氏と合意をして発表して以来、その交渉が停滞しているのは事実であります。そして、そういう中で、国際社会も北朝鮮の核開発等、大量破壊兵器に対する関心も高まっておりますので、いろいろ働き掛...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 民間企業が、役所のできることはもちろん、むしろ役所のできない分野にまでやってきたのは、戦前と戦後の大きな違いだと思います。戦前ではまだ民間の力も弱かった、民間企業も余り発達していなかったという面があります。  今の時代考えますと、役所のやる事業よ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 野党の皆さんも三割負担反対という法案を出されておりますが、これはもう去年の国会で成立した法案であります。しかも、自民党の一部にも、今になって、また反対、あるいは凍結してはどうかなというような議員の声が一部にあるということは承知しております。  し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 具体的なことは坂口大臣よく答弁していただきますが、私が厚生大臣に就任していたときもその問題は随分、国会で議論しました。  そういうことから、日本じゃ皆さん、薬が好きなのかどうかはともかく、薬をほかの国に比べて使い過ぎると、しかもその薬が余分にもら...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 年金、医療、介護は社会保障の私は三大柱だと言っているんです。いずれも保険料を負担していただいている。いずれも税金も多額に投入している。しかも国民、一番暮らしに影響ある問題であります。そういうことから、私は、年金が将来も安心して給付が受けられるような...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このアメリカ、イギリス、スペイン共同の、イラクは最後の機会を失ったという案について、決議案について、これからどういう協議がなされ、七日のブリクス査察委員長の報告がどのようなものかということを注視する必要があると思いますが、私は、既にイラクが、昨年の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今言いましたように、七日で、ブリクス委員長の報告を見てどういう議論がされるかというのは分からない点もあります。それから、今の時点において賛成、反対がいろいろ出ておりますが、国際政治は複雑怪奇でありまして、外交的な駆け引きもあります。そういうことを見...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、それに至らないために、今、アメリカ、イギリス、スペインが努力をしているんです。その努力の最中に右か左かとの結論を出すのは早いと言っているのが日本政府の立場ですよ。はっきりしているんです。これは出てからどうなるかと。しかし、結束して圧力を掛け...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、協力しなかったら武力行使されるなと思われることがいい圧力になっているんで、大事なんです。それが逆に、フランスは武力行使しなくてもいいやと取られているところが、イラク間違っていますよと、茂木副大臣、特使で行っているんです。そんな甘いもんじゃあ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、まだ決議がどうなるか分かっていないんです。決議案がどのようにあるか分かっていないし、ブリックス報告、ブリックス委員長の報告があした出ますから、それを見て、どういう議論がなされるかということを見て判断すべきだと私は言っているんです。  今だ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はっきり言っているでしょう。今、日本が武力行使を支持すべきか支持すべきじゃないかと言う段階ではない。これほどはっきりしているじゃありませんか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国際協調の重要性を指摘しているのは御理解いただけると思いますが、国際協調体制を取るということは今後も重要だと思っております。今そのために国連でいろいろ議論しているわけですから。アラブの意見も多様であります。一通りじゃありません。  私は、共産党の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは言うことありますよ。  イラクが協力すれば何でもないじゃない。国際社会、割れませんよ。アメリカが割っているって、とんでもない。国際社会一致結束して求めた安保理の決議を守らないから、今いろいろ意見が分かれているんでしょう。イラクが守れば国際協...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、総理大臣の立場として、特定の人に対して捜査しろとかしないとかいうことは、とても言える立場じゃないし、言ってもいけないということは承知しております。  その法律についてどう判断するかというのは、これは法務省なりあるいは当局の判断だと思います。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この資料によりますと、選挙に関する寄附を禁じられている企業からの献金は、大島大臣は受け取っていないと言っているんですよね。だから、それが私は、法律の解釈、今こう求められても、具体的な裁判所の解釈がちょっと、ちょっと不案内ですから分かりませんが、そう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大島大臣につきましては、今、農林水産大臣としてもうたくさんの問題を抱えていますから、この職務を全力を尽くしてもらいたいと。  また、そのような政治資金とあるいは選挙に関する寄附という区別につきましても、なかなか個別の問題によって事情が違う面もあり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 企業の社会的責任、また労働者の生活改善、そういうことを踏まえましてこのサービス残業をなくすように、今後も政労使一体となって解決していく必要があると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の事件についても、議員が逮捕される、しかも政治資金規正法、政治と金について今まで何回も国会でも議論され、襟を正さなきゃならないという議論の中でこのような事件で逮捕されるというのは大変残念であります。  こういう問題につきましても、二度と起こし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までの事件でそれぞれ改善されてきて、法律が新しく改正され、あるいは設立されたわけです。ところが、その法律どおり守っていれば問題ないんだけれども、法律破っているわけでしょう。これが問題だと。この法律を何と心得ているのかと、議員も秘書も。そういう点も...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先日、鎌倉の円覚寺管長様から、電光影裏春風を斬ると書かれた書をいただいたわけであります。この意味というものをしっかりと受け止めて、これからの総理大臣としての職責を果たしていただきたいということだと受け止めております。  私も、この言葉、初めて聞い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はもう就任以来決意は変わっていないんです。一身を投げ出してやっていますし、私心をなくして総理大臣の職責を進めなきゃならない。改革が進んでいないという批判があるのは承知しておりますが、実際よく見ていただければ、随分進んで、変わってきたんです。しかし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私の改革も大きな改革だと思っております。  ピンチはチャンスだと、禍を転じて福となすという言葉があるように、今まで十年間、減税しても、借金をして公共事業をしても、なおかつ金融の問題、ゼロ金利にしても景気が回復しなかった。だから、この官の分野、成功...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 少子高齢化社会で人口が減ってきているという心配はあります。しかし、世界的に見ると、今、竹中大臣言われましたように、人口爆発というぐらい人口の増え過ぎを心配しているわけです。両面から見なきゃいかぬと。  そして、今、労働力を輸入しないとといいますか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 世論調査は、私は好きでも嫌いでもないんですよ。  世論調査に政治が左右される場合もあるし、左右されない場合もある。世論調査というのはある面でおいては正しい面もあるし、場合によっては正しくない場面もあると。これは歴史の事実が証明していると言ったんで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 名古屋刑務所の問題のみならず、刑務行政というものに対して厳しい御指摘がなされておりますし、今日も福島議員の御指摘に対しまして、私は、法務省として落ち度があったと率直に認めるべきだと思っています。  多々、反省すべき点が多いわけでありますので、今後...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 任命権者として、これからも担当大臣、森山さんが深く反省しておりますので、今までの経験とそして手腕を生かして、意識面におきましてもあるいは具体的な対策面においても、大きな意欲を持って、新しい法務行政に向かって努力をしていただきたいと思っております。
03月10日第156回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいま岩井議員が言われましたように、二院制の趣旨を生かそう、参議院は参議院として、衆議院とは一味違った役割というものを考えていいんじゃないかということで、今まで参議院の改革協議会ですか、その中でいろいろ議論が進められていたということは承知しており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 後ほど石原担当大臣から答弁あると思いますが、私は、特殊法人改革、これは是非とも必要だと思いまして、原則として、民間にできることは民間に、廃止できるものは廃止しよう、統合できるものは統合しようという原則の下に見直す必要があるということで各省庁に指示を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今のような御指摘の問題点があるから、私は、特殊法人、財政投融資、郵政民営化、一体的に改革しなきゃならないということを前から主張していたんですが、多くの方に受け入れられなかった。なぜか。  考えてみれば、小田原のスパウザだけじゃありません。年金福祉...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このガバナンス、経営責任、あるいは経営の効率化という問題については石原担当大臣が今具体的に検討に取り組んでおります。  というのは、私は、まず組織形態見直しありきというのは、不必要な特殊法人があるにもかかわらず、役所に聞くと全部必要だと返事が来た...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が厚生大臣のときに介護保険法を御審議いただいて成立したわけでありますが、これは当時としては異例の熱心な長時間の審議が行われたんです。賛否両論ありました。反対論の主なものは、保険料だけ負担して介護サービス受けられないんじゃないかというのが一番大きな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、舛添さんといろいろ選挙のときにも一緒に行動したこともあるし、懇談したこともあるし、当初は、舛添さんというのは国際政治の専門家で、外交問題、安全保障問題、国際政治の専門家だと思ったんですよ。それが介護に実に熱心、福祉の問題について実に詳しい具体...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 検討すべきだと思っております。しかしながら、これ検討すると必ず反対論出てきますよ、福祉施設だからもっと補助金くれくれという。これの陳情にこたえてまた議員が、削減しちゃいかぬ、削減しちゃいかぬというのでもう政府にどんどん陳情来る。これを断るというのは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 補助金の在り方もやっぱり厳しく見直していかなきゃならないと思っています。そういう意味において、決算委員会、大変重要だということが今の議論を見ても理解できるわけであります。  また、特養老人ホームにつきましては、塩川財務大臣言われましたけれども、全...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もうどんどんやれと私はハッパ掛けているんですよ。  だから、できないできないと言っていた部分もかなり認められることになってまいりました。失敗を恐れるよりも、特区なんだから、まずやってみたらどうかと。失敗したら撤退すればいいと。あるいは、試しにやっ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、税金を使わないで国民にサービス提供できるんですからいいと思うんだけれども、福祉の面におきましては、特に反対が出てくるのは、この規制緩和をすると、お金のある人がサービス受けられて、お金のない人はサービス受けられないじゃないかという根強い反対が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 元気がいいんですけれどもね。最近は練れてきたものですから、穏やかに、総理大臣の役割というものは、まず各担当大臣の指導力を発揮させるように任せなきゃいかぬと。何でもあちこち口出すものじゃない、それぞれの役割、それぞれの部署の能力のある人の発想を生かし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この特区制度に対して福祉、医療、一番抵抗強いと思いますね。今言ったように、混合診療の場合もここまでは保険が見ますよと、更にもう少し治療が必要だと、こういう治療をやると余計お金が掛かりますけれどもこれは負担してくれますかということを認めると、じゃお金...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 逆の意見もあるんですよ。ちっとも国会議員の意見聞かないで、規制改革ばっかりの議論聞いて、おれたち国会議員を何と思っているんだと私のところによく文句を言ってくる国会議員がいるんですよ。ところが、党で議論すると、一人二人が反対するとまとまってこない。ど...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この現金給付か現物給付かという問題は、この導入する法案審議のときにも盛んに行われた議論であります。しかし、現金給付をやると結局女性の負担というのは減らないんじゃないかという議論も論点の一つでした。  そういう点から、まず導入してからは現物給付に重...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、私もその導入の際の担当大臣でしたから、よく議論になった問題なんです。  本来だったら、保険に入ってくださる方が多ければ多いほど負担も少なく済むし、サービスも良くなるんです。ところが、二十歳以上というのは、余り介護というものに関心ないんじゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは変わりありません。  というのは、私がたとえ今年の九月、総裁に再選されたとしても、いや、一〇〇%ないと言う方もおられると思いますけれども、仮に再選されたとしても三年ですから、最長三年ですから、三年間ぐらいは消費税を上げること考えなしに、もっ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 質問の前に、この決算委員会の議論を、今までの議論を伺っていまして、過去の予算の使われ方、決算、非常に私は中身の濃い議論がされたと思っています。具体的で、実際に執行状況、決算状況を勘案しながらやっぱり予算に生かしていくべきだなということを改めて、今の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 見通しどおりいけばこれは一番いいんですが、見通しというものも積み重ねで、特に税収の動向につきましては一年先以上のことを読まなきゃならないものですから難しいことは分かりますが、今までの、過去の見通しが外れたという点の反省も踏まえて、より正確な積み重ね...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、そういう面において見通しが外れたということに対しては、これは率直に政府の一つの責任は認めております。  しかし、同時に、経済は生き物であるので、その見通しが狂った場合は大胆かつ柔軟に対応するということでやってきたわけであります。そういう点に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この問題は有事とはまた違うと思っております。  北朝鮮が、今発射訓練等の問題でそういう情報は入っております。  この問題については注意深く監視しながらも、今後、国の安全の問題についても万全を期していきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 北朝鮮に対しましては、日朝平壌宣言、この精神にのっとって今後とも粘り強く正常化の道を探っていきたいと思っております。  その際大事なのは、これは韓国、アメリカ、緊密な連絡を取っていかなきゃならない。同時に、ロシア、中国、あるいはEU、IAEA等関...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 三十兆円枠の設定というのは、私は歳出の徹底的見直し、抑制に関しまして効果があったと思っております。そういう中で、経済情勢を見ながら補正予算の問題が出てきたわけであります。たまたまそのNTTのいわゆる財源があったということで、この措置を講じたものであ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 特別会計を含めた情報開示、これは基本的に賛成でございます。  また、私の十四年度三十兆円枠を堅持する方針につきましては、これは現行の制度を前提にして、一般会計の分野に述べたわけでございます。当然、特別会計等問題点が多いのは承知しておりますし、これ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この米百俵の精神は教育理念だけではないと私は思っております。あの幕末の貧困にあえいでいた時期に、目先の米百俵を食いぶちのために、飢えをしのぐためにみんなで分けるということよりも、もっと将来を見て、人材育成のために今は我慢しようじゃないかと。この米百...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、米百俵の精神を言う前から教育の問題についてもいろいろ発言してまいりました。  具体的な例を挙げれば、なぜ習熟度別授業がいけないのかと。これはもっと進めるべきだということを早くから提唱しておりますし、現在それが進んでいると思います。学校におい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは義務教育国庫負担だけの話じゃないんです。地方にもっと裁量権を渡そうじゃないかという点も考えなきゃいかぬと。  国が教育に対して必要な資金を手当てするのは当然であります。同時に、地方に対して、もっと地方全体の財源の中で、国がこのお金は教育費だ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、民主主義の国では多かれ少なかれ、いかに国民の要望にこたえるか、選挙で各政党、各候補者はいかに有権者の心をつかむために努力するかというと、いろんな要望にこたえて、拒否するよりは何とかやってあげましょうと言うのがはるかに効果的だとだれもが感じて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今日の決算委員会も、決算の重要性を認識しなければならないという点から、このように予算委員会審議の最中におきましても全閣僚出席の下に行われている。やはり、今までの石井議員の警鐘といいますか指摘のみならず、決算を重視して、この決算の評価というものを次の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 飛んできたらという仮定の質問でございますが、日本は必要最小限度の防衛体制を取るということで、足らざるところはアメリカとの日米安保条約を結んで日本の平和と安全を確保するという政策を取ってまいりました。今もこの考えには変わりありません。  飛んできた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ホットラインというのは、極めて友好な関係が維持された場合に敷設が可能かどうかという議論であって、今まだ北朝鮮とは国交正常化は成っていないんです。そういう状況にないものですから、ホットラインを結ぶように将来友好的な協調関係になれればいいんですけれども...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、東京ばかりにあらゆる機能が集中するというのは余り好ましいものとは思っておりません。集積の論理で、ある程度までは集積した方が効果を発揮する場合があるでしょう。しかし、過ぎたるは及ばざるがごとしという言葉がありますので、東京を魅力ある都市にすると...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、国会まで特別委員会を作ってやるほど重要な議論でありまして、国会の意向をやっぱり無視するわけにいかない、政府として。  そういう点から、各地域で誘致合戦、展開されているのも承知しております。この誘致合戦している地域の皆さんも、果たしてこれが...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 議論するだけでも意義があるといえばそうでありますけれども、むなしい議論になってもいけませんものですから、私は今やるべきことに専念した方がいいのではないかなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) サラリーマンが恨んでいるんじゃないかといいますけれども、むしろ私はサラリーマンの味方なんですよ、この三割負担なかったら保険料上げるんですよ。  保険料上げたらいいじゃないかという議論があったから、逆だろうと。保険料というのは病気にならない人も負担...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公明党の皆さんからも、政治と金にかかわる問題で改善措置としての案が出ているのは承知しております。それも含めて、今国会中に改善措置を講じなきゃならないと私も思っておりますし、自民党、与党、そして野党の皆さんも出しております。こういう問題について真剣に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 逮捕されながらも議員の手当が支給されているということに対しては、率直に言っておかしいなと思う国民が圧倒的多数だと思っております。  しかし、議員というものは国民が選んだものだという民主主義の時代において選挙の審判を受けた者、これは実に重いというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 財政出動もっとすべしという声があるのは承知しております。また、現在の予算が緊縮予算だと言っている、批判している方もおられるのは承知しておりますが、私は、現在四十兆円程度しか税収ないのに、来年度予算でも三十六兆円の国債を発行しているんですよ。どこを見...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、先ほども申し上げましたとおり、国民皆保険制度を持続可能な制度として今後も維持していかなきゃならないということを考えますと、今の日本の医療状況を見ますと、高齢者がどんどん増えてまいります、そして若い世代がその医療費を支えるということで、これ以...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 当初計画していたものが将来合わないかもしれないということはあり得ることだと思っております。  そういう点から考えますと、見直しというのは不断の見直しも必要だと。それから、地域にどういうものが必要かと。これは地元の意向も聞かなきゃなりません。あれも...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鴻池担当大臣が被災者であり、なおかつ地元であります。この問題については実に的確に状況を把握しておりますので、今後とも、地元の方の意向あるいは自治体の意向を踏まえて、復興に向けて政府としても努力を続けていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今後、政府も使用者側も労働組合も、一体となってこのサービス残業の解消に努めていかなきゃならないものと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのお考え方には賛成なものですから、そういう基本的な指示の下に検討が進められた結果、地方自治団体が持っている土地等については地方にも相談しなきゃいけないというのも、これまた私は当然なことだと思います。どんどんどんどん負担がたまって、その負担は税金で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このスパウザ小田原のみならず、役所、特殊法人等の事業を見てみますと、よくもまあ役所というか役人というのは仕事が好きだなと、感心するよりあきれている面があるんですよ。やらなくてもいい仕事をやりたがる。そういうことから、少しは民間に任せたらどうかという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは難しい問題なんですよ。  私も、この組織形態、専門家じゃありませんのでいろいろ聞いてみたんですが、要するに、会計検査院法第一条は、会計検査院が国等の会計経理の検査に当たって徹底した検査を行い、検査結果について公正適切な判断を行うために、他の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 議院内閣制の下において与党多数の支持の上に今、内閣が成り立っているということから考えると、否決されるということは考えたくないんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは当然承認していただけるなと思っておりますので……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 否決された場合は法律的にどう解釈するか、それは難しいと思いますね、これは。内閣不信任案が可決されたのと状況違いますから、これは非常に難しいと、ちょっと答弁しにくいと。その状況を見て判断せざるを得ないと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 時の佐藤総理が、佐藤総理がそのような発言をされたということは、決算を重視しなきゃいかぬということを私は強調したんだと思います。それを踏まえて我々も決算というものを重要だということを考えながら予算等に反映していかなきゃならないと考えております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この税収見積りにつきましても、政府だけでなく民間の研究調査機関も盛んに行われております。政府が意図的に不可能な税収を見積もるというのは、しようとしても私はできるものではないと思いますが、今までの実績を考えますと、確かに見通しを外れている。この状況を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、経済というのは国内だけの状況でうまくいったり悪くいったりするものではないと思います。これほど相互依存的な国際関係の中で、近隣諸国の経済状況あるいは世界的な経済状況のみならず、政治的な状況もあると思います。総合的なやっぱり要因がこういう予測で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、予測がどのように行われるかというのは、専門家でありませんので、随分難しい仕事をしているなと思って、やっている人を感心していますよ。  これは一時期、決算、税収の見込みの基準をかなり前に変えたことがあるんですね。恐らく財務省はよく御存じだと思...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この特別会計の現状を正さなきゃいかぬということについては、かねてから塩川財務大臣から私の方にも相談がありまして、これはやっぱり本格的にやろうということで、今、財務大臣と相談しているところでございます。  どういうふうにやるかというのは、今後、財務...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ルール違反をしているのはまずイラクだということを皆さん分からなきゃいけないんです。昨年十一月の一四四一国連決議、そして国連の権威を傷付けているのもイラクなんです。国際社会一致してこの決議を守りなさいと言って圧力を掛けないと協力しない。即時完全無条件...全文を見る
03月11日第156回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 金にまつわる問題で長崎県連の前幹事長等が逮捕されたり、あるいは坂井衆議院議員が逮捕されたということは、政治というものに対して国民の信頼を著しく傷付けたという点から考えても大変残念なことだと思っております。  今まで幾たびか不祥事が起こるたびに規制...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どの議員も、また議員になろうとする候補者も、あるいは各政党も、日ごろの政治活動を賄う政治資金、活動資金をどうやって調達するかということについては大変苦労していると思います。  そういう中で、企業献金禁止、団体献金禁止しようという声がありますが、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今は秘書といいますと、公設秘書というのは政策秘書一人と第一秘書、第二秘書、三人ですね。この秘書については議員個人によってそれぞれ違うと思います。三人で十分だという議員も中にはいるかもしれません。しかし、多くの議員は、地元選挙区を抱え、東京の事務所を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 野党の立場で私を批判するのはこれは結構でありますけれども、私は今までの事件で法的改正は進んでいると思いますよ。あっせん利得処罰法、官製談合防止法、そして企業献金についても一定の制約を設けようと。  私は、この問題は法律を破るということが問題なんで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 農林水産大臣としての職務は大変多岐にわたっておりまして、国民生活にとっても大変重要だということは当然であります。その職務に大島大臣、今精力的に当たっておりますので、しっかりと対応してその責任を果たしていただきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく説明して、疑惑を晴らしていただきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大島大臣も今、手を挙げてよく説明したいということを言っておられますし、またよく説明していただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の質疑において疑問点、納得できないという福山議員の発言に対して、やはり大島大臣もよく説明していただきたいと私は思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大島大臣としては、できるだけ詳しく説明しようと思っていると私は理解しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ありません。面識はありません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、今、初めて聞きました。知りませんでした。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、議員によって事情がどうあるのかよくは分かりませんが、法律を守らない、これは極めて残念なことでありますし、法律作れば完全だとは言えないとは思いますが、私は、法律を守るべく、守るべくしっかりと法律を、法律の重要性というものを認識していただかなき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、小泉純一郎同志会ですから、私を応援してくれるのは当然だと思いますよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は事務所のことについてはよくは承知していませんが、いずれにしても私の自宅への家賃の支出はないものと承知しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いずれにせよ、自宅への家賃の支出はないという報告を受けております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自民党の総支部の事務所はたしか間借りしていると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 事務所としてはいろいろな経費が掛かると聞いておりまして、切手の購入費、電話代など、事務所の維持に必要な経費であると承知しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、光熱費とか経費とか、それは事務所でいろいろ経費掛かりますよ。これは、私もそういう質問の通告が出ましたので確認したところ、しっかりと経費として充てていると。なおかつ、同志会の支出については、政治資金規正法に基づき関係機関に報告書も提出しており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自宅は関係ない。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは自宅じゃないんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自宅じゃないんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自宅じゃないんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自宅とは別なんですよ。その事務所が建っているんですよ、自宅の近くに。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、住所は同じで、ああいうことは一杯あるんじゃないですか、同じ番地だということは。しかし、それが自宅って、どうして自宅なんですか。調べてください、よく。敷地があって、自宅と事務所、別なんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 所有者は、同じ住所ですから、家族もいますから、それはおふくろになっていたのか、まあ、おふくろ亡くなりましたからどうなっているのか、ちょっと調べていませんが、私は、自宅は、自宅じゃないんですよ。別なんですよ、事務所は。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは各政党も同じだと思いますが、それぞれ調査活動というのはあるでしょう。そして、法律にのっとって一定額以上は報告するんです。それを何で、どういう調査をしているのか、どういう活動をしているのか。政党だって言うことできない、公表していない活動費、御承...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が選挙に強いというのは、私が強いんじゃないんです。私を応援してくれる人が一生懸命やってくれるから、結果的に選挙で当選できるんです。  その私を応援してくれる人が私の目に見えないところでいかに苦労して私の支援をしてくれるか、私は櫻井議員も選挙活動...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この質問も、私は極めて残念だと思っているんです。衆議院の方でも質問出ました。そして、関係者からのテープを出されました、質問者が。そして、そのテープを起こして記録にした文書を皆さん、議員に配付をしました。そして、ところどころ省略されているんです。それ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクの問題につきましては、日本国民のみならず、今多くの世界じゅうの人々の最大関心事の一つだと思っております。  政府の立場は再三再四表明しておりますが、今の時点におきまして、私は、国際社会がイラクに向かってどのようなメッセージを伝えるべきか、結...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) なかなかいい提案だなと思います。これはやっぱり各党で協議する価値のある提案だと思っております。現に、辞職勧告、議員が逮捕されて辞職勧告決議案が決議されても辞職しない議員が過去にもいたわけでありますので、そういう方に対してどういう対応を取るかというも...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今、政治家に対しては資金管理団体、一つしか認められておりません。そうであると私は承知しております。  そういう際に、この資金管理団体を扱う責任者が決まっているという点に対して、議員はその責任者に対してしっかりと法律を守るように注意しろと指示...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、政党支部等に対しては極めて厳しい資金の使途の制限がありますので、恐らく多くの事務所では税理士さん等にお願いしているんじゃないでしょうか。  私は、こういう問題についても、今、自民党でそういう意見が出ているのも承知しております。だから、今後ど...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公明党の皆さんから、政治献金の額の上限について、今の上限よりももっと低く抑えるべきではないかという提案を受けているのは承知しております。また、政党支部の数についてももっと制限していいんじゃないかという議論も伺っておりますし、この問題について、自民党...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自民党におきましては、議員以外の有識者も含めた政治資金等に関する懇談会を設けて提言を受けております。今、その提言を参考にしながら、どのようにこれを実現していくかということは、政党支部の在り方についても提言されておりますので、こういうものを参考にして...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 確かに、公共工事の受注の割合が一定割合を超えた企業は寄附限度額を制限するという方向で今検討を進めておりまして、党としても、現在赤字企業で配当がない企業からは法律では認められていても自粛しようということで対応しておりますが、今後もこの問題につきまして...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 平成八年十二月十一日の参議院予算委員会で答弁したとおり、政治献金は返却いたしました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、それは初めてかどうか私は分かりませんが、法律にのっとって処理されている。あと、どういう問題があるかというのは個々の議員の事情にもよると思います。また、献金する側の事情がどうなのか、それもありますので、御本人がどう判断されるかという問題でも私は...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、政治資金を集めて苦労されている方はよく分かると思うんですが、政治資金提供してくれないかと言うと、名前出るからそれだけは勘弁してくれと言われるんですよ。というと、公表しなきゃならない。で、今たしか五万円ですか、五万円以上は公表しなきゃならない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、私も何回も読んでおります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はい。守ってきたつもりでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、弟とはいえ社会人であります。私の政治活動の面において疑惑を招くような活動は一切しておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう事実関係で実際あったならば別ですが、ないんですから。  今まで国会で取り上げられた例におきましても、肝心なところを隠ぺいして、いかにも疑惑がないのにあるかのような質問をされる。私も、これも議員としてどうかなと、本当に残念です。こういう在り...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は疑惑がないのにあるかのように言われて、ないと言っても信用しない、もうどんどんどんどん政争の具みたいに参考人要求。あると思えば、もう切りがない。週刊誌の報道を見ても、これはもう全くあることないことといいますか、ないことないことを報道している週刊誌...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 本来、農林水産大臣としての仕事はたくさんあります。それが、本来の職務とは別の問題でいろいろ時間を取られるということに対して大島大臣の苦しさもあると思います。しかし同時に、大臣としての職責を果たさなきゃならない。もう今や農林水産問題というのは国内問題...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 坂井議員が自民党議員であったということに関しましては、自民党総裁としても大変残念であり、こういうことを出さないように、今後も自民党議員に対しましてはよく法律というものをわきまえて対処しなきゃならない。  同時に、現在、自民党としても今まで政治と金...全文を見る
03月19日第156回国会 参議院 本会議 第10号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 谷林議員にお答えいたします。  イラク問題について、新たな決議に関するお尋ねでございますが、新たな安保理決議は国際社会の一致結束を図る上で望ましいと考え、私はその採択を求めてきましたが、法的には過去の累次決議に基づき武力行使は可能と考えており、イ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大沢議員にお答えいたします。  米国の武力行使が国連憲章違反ではないかとのお尋ねでございますが、ブッシュ大統領は、十七日に行った演説で、決議一四四一に言及した上で、現在でも有効である決議六七八及び六八七の下で、米国とその同盟国が武力を行使してイラ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大江議員にお答えいたします。  世論についてでございますが、世論を踏まえつつ政治を進めていく、これが重要であることは言うまでもありません。しかし、大多数の理解が得にくい問題であっても、政治家として進めなければならない政策は決然として進めなきゃなら...全文を見る
03月19日第156回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、国連決議を無視し続けてきたのはイラクなんです。これを忘れてはならない。十二年間以上にわたって何回もの決議を無視し続けてきている。大量破壊兵器を破棄、そのために、即時無条件、無制限に大量破壊兵器、化学兵器、生物兵器を破棄しなさい、廃棄しなさいと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、はっきり答えておりますよ、アメリカは国連決議を無視していないと。それは法的に、昨年の十一月の一四四一の決議、あるいは一連の六七八、六八七、これによって、アメリカの今回の声明というのは、国連決議を無視していない、国連憲章にも違反していないとはっ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、確かに新しい決議があった方が望ましいと言いましたよ。しかし、法的根拠を問われたから、一四四一、六七八、六八七、一連の決議で、アメリカの武力行使、これに対して法的根拠はあると、その理解を示し、支持を声明しているわけです。  この問題に対して、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そんなことは言っていないと思いますよ。私は、日朝平壌宣言、これは政治文書として大変重い文書だと思っております。この日朝平壌宣言は有効であります。なおかつ、日本は北朝鮮との国交正常化交渉に向けてこれを誠実に実行に移す、こういうことによって初めて日朝国...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、その時々、説明しております。その説明に対して意見が違う、見解が違うと、説明になっていない、アメリカの主張を理解し支持すると、アメリカ追随。勝手に決めつけるのは、それは菅さんの言い方で、野党の勝手ですけれども、日本としては、日本の国家利益を考え...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、国際社会がこの点については一致結束して、イラクが大量破壊兵器、これを十分協力しているとは認めておりません。これは、既に一四四一の決議において国際社会が断定していると言っても過言ではないんです。無条件受け入れ、最後の機会を与えると言って、その...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アメリカの決断を支持していると発言したわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これからも、日本としては、日米同盟と国際協調の重要性をわきまえて行動していきたい、これははっきりしております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先日の小沢党首と私との会談で、私の会談の様子について、日ごろは大局を見られる小沢さんだと思っていましたが、何か私の状況とか雰囲気をとられた発言をされて、雰囲気とは情けないというような報道をされました。私は、やはり大局を見ていただきたいと思いますね、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、過去何年にもわたって議論されてきたことであります。それが、査察に全面協力すれば直ちに武装解除できたんですよ。そこをしないところが問題だ。一致できなかった。  このまま、十二年間以上にわたって、ずるずるずるずるイラクは国連の決議を軽視、無視...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、もう一段の決議があった方が望ましいということは私も思っています。しかし、これができない以上、今までの一連の決議、もちろん一四四一を含みます過去一連の決議、これにおいても私は妥当性があると。だから支持しているんです。  アナン事務総長の、国...全文を見る
03月20日第156回国会 衆議院 本会議 第16号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラク問題についての政府の基本的な考え方を明らかにし、皆様の御理解と御協力を得たいと思います。(拍手)  数時間前、米国を初めとする国々は、イラクが国際社会の平和と安全に与えている脅威を取り除くための最後の手段として、イラクに対する武力行使を開始...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 高村議員にお答えいたします。  今回の武力行使が国際法上容認できるものかというお尋ねでございます。  累次の査察団による安保理への累次の報告等においても明らかなとおり、決議一四四一に言う、さらなる重大な違反が生じていると言わざるを得ません。した...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 岡田議員にお答えいたします。  日米同盟と国際協調の両立及び国民への説明責任についてのお尋ねでございます。  国際社会も、一致して、イラクの全面的協力を強く求めてきました。私も求めてまいりました。残念なことに、イラクは、国際社会の真摯な努力にこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 冬柴議員にお答えいたします。  イラク問題の本質についてでございます。  イラク問題の本質は、イラクが長年にわたり関連の安保理決議を履行せず、恐ろしい大量破壊兵器を廃棄してこなかったことにあると思います。大量破壊兵器の問題は、決して人ごとではあ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 都築議員にお答えいたします。  国際社会の安全保障に関するお尋ねでございます。  イラク問題に関し、最終的に安保理が一致団結できなかったことは残念でありますが、イラクが十二年間にもわたり安保理決議への違反を続け、国連の権威を無視してきたことは、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 志位議員にお答えいたします。  米国等の武力行使の法的根拠についてでございます。  イラクは諸義務の履行のための完全な協力を行っておらず、決議一四四一の規定に基づきさらなる重大な違反が生じており、いわゆる湾岸戦争の停戦決議六八七の重大な違反が生...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 土井議員にお答えいたします。  武力行使の結果もたらされる犠牲についてでございます。  私は、イラクにおける戦闘が一刻も早く、人的、物的被害もできるだけ少なく終結することを、心から望んでおります。同時に、イラクが一日も早く再建され、イラクの人々...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 二階議員にお答えいたします。  イラクへの武力行使に対する我が国の立場についてでございます。  イラク問題の本質は、イラクが長年にわたり関連の安保理決議を履行せず、恐ろしい大量破壊兵器を廃棄してこなかったことにあります。大量破壊兵器の問題は、人...全文を見る
03月20日第156回国会 参議院 本会議 第11号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラク問題についての政府の基本的な考え方を明らかにし、皆様の御理解と御協力を得たいと思います。  数時間前、米国を始めとする国々は、イラクが国際社会の平和と安全に与えている脅威を取り除くための最後の手段として、イラクに対する武力行使を開始しました...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中曽根議員にお答えいたします。  米国の武力攻撃に対する我が国の立場についてでございますが、武力行使を支持することは容易な決断ではありません。しかし、大量破壊兵器の脅威は人ごとでもありません。武力行使なしには大量破壊兵器が廃棄されない状況の下では...全文を見る
03月21日第156回国会 参議院 本会議 第12号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 広中議員にお答えいたします。  米国のイラク攻撃は国連憲章違反ではないかとのお尋ねでございます。  私は、国際社会が一致結束する上で、新しい安保理決議が望ましいと考えてきました。新しい決議が採択されなかったことは残念でありますが、今回の米国等の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 高野議員にお答えいたします。  イラク問題の本質についてでございますが、イラク問題の本質は、イラクが長年にわたり関連安保理決議を履行せず、恐ろしい大量破壊兵器を廃棄してこなかったことだと思います。大量破壊兵器の問題は人ごとではなく、また、大量破壊...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 市田議員にお答えいたします。  米国等の武力行使の法的根拠についてでございますが、イラクは諸義務の履行のための完全な協力を行っておらず、決議一四四一の規定に基づき更なる重大な違反が生じており、いわゆる湾岸戦争の停戦決議六八七の重大な違反が生じてい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 西岡議員にお答えいたします。  我が国が米国等の行動を支持することを決定した理由についてでございますが、まず、イラクが一連の国連決議を誠実に実施に移さなかったこと、そして危険な大量破壊兵器あるいは化学兵器、生物兵器、このような危険な大量破壊兵器が...全文を見る
03月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○小泉内閣総理大臣 中山先生におきましては、外務大臣としての豊富な経験から、先日はシリア、トルコに総理特使として訪問していただき、外交的な努力をしていただいたことに対して、まず感謝を申し上げたいと思います。  また、あの湾岸戦争当時の外務大臣として今詳しく経緯をお話しいただきま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 かねてより私は、このイラク問題について話すときに、これはアメリカとアラブの対決でもないし、イスラムとの対決でもない。お互いの違いを尊重しながら、各国それぞれ宗教がある。イスラムとの対話、アラブ諸国との交流、これは、日本のみならず、あるいはアメリカ初め全世界が心...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 平和的解決を望んでおりましたけれども、結果として戦闘状況に入ってしまったというのは残念なことでありますが、こういう事態に立ち至った以上は、できるだけ被害が少なく、速やかに戦争を終結させなければならない、これを強く希望しております。  結局、戦争が早く終わると...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回のイラクに対する武力行使は一連の国連決議に基づくものでありまして、私は国連憲章に合致するものだと思っております。  今までの、いわゆる脅威に対する考え方、戦争に対する考え方、これは確かに、委員御指摘のとおり、一昨年の九月十一日のニューヨークに対するテロ事...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、国際協調と日米同盟、この重要性をよくわきまえて、これを両立させるように努力していくのが日本の基本的姿勢であるということをかねがね言っております。  今回も、安保理の会議の中では残念ながら一致を見ませんでしたけれども、今後、イラクの戦後復興等の面につきま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本が国際社会の中で経済力にふさわしい役割を果たさなきゃならないという御指摘だと思いますが、私は、昨年一年間見ましても、外務大臣よりも外国を訪問しているんじゃないでしょうか。また、各国大統領、首相、これも日本をよく訪れてくれます。そういう際にも、国会の日程の合...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本の立場というものをできるだけ理解されるような外交努力を心がけていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 今回、まず、イラクがこの十二年間にわたって国連の決議を忠実に守ってこなかった。そして、大量破壊兵器という脅威にどう対応するのか。危険な大量破壊兵器を危険な独裁者が持った場合に、我々はどういう危険な状況に直面するかというのは、だれもがこれは人ごとでないと思ってい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国民に信を問うということは、解散しろということだと思いますが、まだ任期がありますので、その前にやるべきことはたくさんありますので、総合的に実績を積んで、その上で、いずれ時期が来れば信を問わなければならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは、一連の決議と言っておりますが、昨年十一月の国連におきます一四四一、もちろん六七八、六八七を含んだ一連の決議に根拠をなしているものと私は考えております。
○小泉内閣総理大臣 これは、実際の脅威をどう感じているかということで、危険な大量破壊兵器を危険な独裁者が握ったらどのような危険な状況になるかというのは、多くの国民が、また全世界の人々が認識していることだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、正当性があるから支持しているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 私は、どういう事態が正当性がないかということでありますが、正当性のないものは支持すべきではないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 安保理の理事会の参加国が解釈で違った、これが違えば決議ができないわけでありますので、そういう状況のもとで、正当性については若干疑義があるという発言は、私は十分理解できると思っております。
○小泉内閣総理大臣 正当性に対する解釈が違ってもめたんです。しかし、私は、あの一連の決議から、武力行使の根拠にはなり得ると思っておるわけであります。
○小泉内閣総理大臣 それは、有権解釈についての発言だと思います。事務総長のやはり権威というものは尊重すべきだと思いますけれども、有権解釈という言葉について外務大臣が発言したことですから、そういう質問については、外務大臣にまた答弁させます。
○小泉内閣総理大臣 事前協議の主題となる戦闘作戦行動とは、直接戦闘に従事するための軍事行動であって、運用上の都合により米軍が我が国から他の地域に移動することは事前協議の対象とならないということになっております。
○小泉内閣総理大臣 それは、今まで答弁しているとおりなんですよ。日米安保条約の信頼性、そして日米同盟によって日本の安全を確保している、それでアメリカの軍隊に基地を提供している、そういう運用上の問題、これは日本として、先ほど私が答弁したとおり、戦闘行為の問題については事前協議の対象...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、キティーホークであれ、どこに移動しているか、極東地域から中東地域に移動する場合もあるじゃないですか。そこまで日本が一々、寄港した艦隊に対して、いや、極東に行きますよと。事態の変更があった場合に、それはもう極東からアメリカはどこの地域に行くかということは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今まで何回も答弁しているとおり、外務大臣の答弁のとおりなんです。
○小泉内閣総理大臣 これは、私は、アメリカの方針に正当性があるから支持したのであって、前から言っているように、なぜか、それは一連の国連決議、これに根拠をなしている。さらに、危険な大量破壊兵器を危険な独裁者が持った場合に、どのような危険な状況に直面するか。大量破壊兵器廃棄、これはも...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、アメリカは日本の信頼に足る同盟国だと思っております。日本の信頼に足る同盟国だと思っております。そういう面において、私は、これまで平和を維持してきた、そういう中で、日米同盟を重視しているし、アメリカの主張に正当性があると思っているから支持している。  私...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本は今まで、国連の中におきましても、あるいはアジア地域におきましても、さらには日米関係におきましても、それぞれの国際社会の中で日本としての役割を果たしてきたと思います。  外国を回っていろいろな要人と会談してみれば、日本の役割にいかに大きな期待を示し、今ま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、イラクの問題がさらにテロ活動を活発にするんじゃないかというふうには見ておりません。また、そういう対応をしないように、アラブ諸国、イスラム諸国との対話とかあるいは協力を促進していかなきゃならないと思いますが、テロ活動は、イラクの問題になる前から、ニューヨー...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、アーミテージ国務副長官から、私と竹内外務次官が協議している最中に連絡があったということであります。
○小泉内閣総理大臣 整合性、よくとれていると思います。
○小泉内閣総理大臣 日米安保条約というのは、あらゆる国に対して、日本を攻撃すれば、それはアメリカへの攻撃と同じなんだ、日本への攻撃というのは、アメリカと戦う覚悟なしに攻撃できないという点において、すべての国に抑止力としてきいている、日本にとっての戦争を防ぐための、安全を確保するた...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本は、戦後六十年近く戦争を経験しないで安全を確保してきた。これは大変恵まれていると思います。これからも、日米同盟、国際協調、この重要性をわきまえて、戦争を決して起こさせないという決意のもとに外交努力を重ねていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 私は、私自身の認識を申し上げたわけであります。
○小泉内閣総理大臣 国連安保理の中では意見が分かれているということは承知しております。
○小泉内閣総理大臣 それはフランスやドイツの見方であるということは承知しております。  しかしながら、過去の行動を見ると、昨年の十一月の一四四一、これについて、最後の機会を与える。ブリクス委員長は、十分な協力をしてないということを言っているんですよ。これはもう全社会一致している...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そして、撤退されて、停戦決議、これも、大量破壊兵器を廃棄しなさいというのが十二年間続いているんですよ。十二年間、イラクは守ってこなかったんです。そして、昨年の十一月に最後の機会を与えるといって、これは三月まで議論してきたんじゃないですか。昔話から、関連あるんで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、安保理で一致結束した認定はしていない。しかしながら、一四四一で、過去の六七八、六八七を含めて、最後の機会を与える。そこのときにイラクが即時、無条件、無制限に協力していれば、戦争は起こっていないんです。そういう四カ月の期間の中で、ブリクス委員長も、十分な...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 違います。言っているでしょう。一四四一、六七八、六八七含めて、安保理決議なんです。根拠はそこなんです。十分な協力をしていないと、もう認定しているんです。しかし、三月の時点において、この問題について安保理が一致した決議は出せなかったということを言っているんですか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは見解の相違ですよ。もう一四四一において、十分な協力、即時、無条件、無制限、その最後の機会を与えるということに、イラクは生かさなかったんですよ。そして大量破壊兵器、これに対して、一連の行動に対して、ブリクス委員長も十分な協力をしていないということをはっきり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 イラクが、大量破壊兵器、十分協力すれば戦争は起こらなかったんです。一にかかって、戦争か平和かの選択はイラクにあったんです。
○小泉内閣総理大臣 これは、世論というものは重視しなきゃならないというのは、民主主義の時代では当然のことだと思います。しかしながら、過去の歴史の事実を見ますと、世論に従って政策を推進した場合に、正しい場合も当然たくさんあります。そして、時には、世論に抗してやった場合においても、後...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 戦争を回避してほしいというのは世界の国民の願いだと思います。日本もそうであります。しかしながら、残念ながらそれができなかった。こういうことについては、残念でありましたけれども、やむを得ない決断だったのではないかと。  大量破壊兵器を廃棄する、そういうことを考...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 アメリカはアメリカとしての考えがあると思います。アメリカはあらゆる選択肢を排除しないということを言っておりますし、私は、しかしながら、戦争というのは、自衛権の行使あるいはまた国連安保理の決議、これが必要だということでありますので、こういう点につきましては、今回...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、武力行使なしに平和的解決を国際社会は望んだんですよ。日本も望んだんです。だからこそ、アメリカは一四四一の決議なしでも武力行使も辞さないと言ってきたんです。それを、私は、国際協調が望ましいということで、一四四一決議に持っていくために、アメリカは国際協調体...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一四四一の決議は国際社会が一致して決議したんです。これはもう最後の機会を与える。そしてその後、四カ月たってもさらなる重大なる違反があるということを認めているんじゃないですか。これをどう思うんですか。
○小泉内閣総理大臣 そういう見方があるのは承知しています。しかしながら、見解は各国で分かれたから、安保理で決議が採択されなかった。  しかしながら、その前の一四四一、六七八、六八七を通じて、さらに、一四四一の決議がなされた後の四カ月間、ブリクス委員長も、十分な協力をしていないと...全文を見る
03月24日第156回国会 参議院 本会議 第13号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 木俣議員にお答えいたします。  国民に対する政策説明、結果に対する責任についてでございますが、民主主義の時代でありますので、価値観とか政治理念、違いがあって当然だと思います。しかしながら、そういう方々とも対話を重視して、できるだけ国民の理解と協力...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 西山議員にお答えいたします。  産業再生機構の創設理由でございますが、事業や産業の再生に当たっては、債権者間の利害調整が困難などの理由により、民間の金融機関だけでは進みにくい場合があります。機構は、このような場合に、支援対象となる企業やメーン銀行...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 広野議員にお答えいたします。  私の経済政策の失政についてでございますが、御指摘のとおり、雇用情勢は厳しく、自殺や夜逃げといった事態については誠に痛ましいものと認識しております。日本経済は、世界的規模での社会経済変動の中、複合的な構造要因による景...全文を見る
03月24日第156回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回のイラク問題につきましては、できれば平和的解決が望ましいというのは、日本のみならず、アメリカにしても国際社会にしても、これは心からそう思ったと私は考えております。だからこそ、粘り強く何回も何回も議論を重ね、イラクが国連決議を誠実に果たすよう求め...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 武見議員御指摘のとおり、人間の安全保障というものにつきまして日本としても積極的にかかわっていきたいということから、先日も緒方貞子氏、そしてケンブリッジ大学のセン教授、両氏にこの人間の安全保障という考え方についてお話を伺い、今後どのような形で具体的な...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 核兵器等の問題については、北朝鮮側、懸念される情報はいろいろ出ているということは承知しております。しかし、北朝鮮とのこれからの関係につきましては、昨年の九月十七日の日朝平壌宣言、これをお互い誠実に実行に移していくという重い政治的文書でありますので、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクの戦闘状況というものが連日テレビで放映されておりますし、私も、ニュース番組等、どのような状況になっているのか気が気でないと。戦争ほど悲惨なものはないということを改めて感じながら、そういうような状況を拝見しております。どのような形であれ、お互い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、戦闘が早く終わるか、どのぐらい掛かるかによっても違ってくると思います。  今の時点でどのぐらい出るかというのは、なかなか難しいんじゃないでしょうか。速やかな終結を強く期待しておりますが、どのぐらい被害が出るかというのは私には今想定すること...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もとより武力行使なしにこのイラクの問題が平和的に解決されるということは、私のみならずすべての人たちが望んでいたことだと思いますが、現在において国連決議を遵守してこなかったこういうイラクの状況を考えますと、やむを得なかった決断だったのではないかと。ま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はそういう見方は取っておりません。日米同盟と国際協調、この重要性を認識しながら、今後もこの両立を図っていくというのが日本政府にとっても重要だと考えております。  今回、国連安保理での意見が一致しなかったということを見て、もう国際協調主義は破綻し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、イラクが正しくてアメリカ、イギリス等が誤っているということじゃないと思います。戦争反対、これはだれでも共通の気持ちだと思います。  そういう意味において、反戦運動がイラクを味方しているんだと、イラクが正しいんだという誤ったメッセージをイラ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政党にはいろいろな考え方を持っている方がおられます。また、与党の中でもそれぞれの考えを持って発言されている方も承知をしておりますが、少なくとも小泉内閣、政府の一員は私の方針に全面支持でございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、昨年十一月の一四四一、イラクに大量破壊兵器廃棄に関する協力、即時、無条件、無制限に協力すべきという最後の機会を与える。そして、湾岸戦争以来の停戦決議に関する六七八、六八七、そういう一連の決議から見て、私は根拠を持っているというふうに考えてお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はい。自衛権の行使、そして国連安保理の決議、そうであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このアメリカがどういう行動を取るかというのは、私は自衛権行使あるいは国連憲章に合致した形で取るものだと思っておりますが、どのような状況でどのような国に実際武力行使をするかということにつきましては、国によって事情が違います。  北朝鮮に対しても同じ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アメリカは、自衛権行使、または国連憲章を尊重する、そういう中であらゆる選択肢を残していくという発言であり、先制行動と先制攻撃とは直接結び付くものではないということも言っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、現下の経済情勢に関しまして的確に判断できる方、そういうことを考えますと、デフレ克服に積極的に取り組んでいる、取り組むということが必要であろうと。同時に、金融システムの健全化に向けての対応、これもしっかりやってもらいたい。さらに、現在、金融政策...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、一気に決めたと言いますけれども、決めるまでには十分意思疎通を図っております。総裁もいい副総裁を人選してくれたなと、副総裁も総裁をしっかり補佐したいと、そういう目に見えない配慮の上に、形としては一気でありますけれども、それまでの目に見えない努...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これははっきりしておかなきゃなりませんが、私は、五十兆円程度の税収があるときに三十兆円枠というのは十分守れると、しかし、経済は生き物だからその状況を見ながら大胆かつ柔軟に対応すると、そして、なおかつ、十四年度は、これは方針という以上に、枠そのものに...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この道路特定財源については、一般財源化を含めて見直すと言ったんですよ。それで、私は今回五十年ぶりに道路特定財源を道路以外に使えることに直しています。そして、今後、道路特定財源を一般財源化するという場合には、これは自動車利用者の理解を得なきゃならない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今までもその都度説明しているつもりであります。しかしながら、テレビ等でも常に毎日、このイラクの問題について毎日のように質問されます。その都度説明しておりますが、いざ放映をたまに見てみますと、一部、ワンフレーズポリティックスと私を批判していたマ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これも、何回も今まで私は説明しているんです。日本は、アメリカの立場とも違う、イギリスとも違う、フランスやドイツとも違うと。たとえ戦闘が開始されても、日本はアメリカを支持しても武力行使は一切しません、戦闘行為にも参加しません、しかし、戦後、イラクの復...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、先ほども申し上げましたとおり、イラク国国民に対しての戦いではないんだと。今回の米英始め各国との戦闘行為が続けられておりますけれども、イラク国民が、戦争が終わった後、いかに自らの意思で自らの国づくりに励めるような環境を整えていくかと、そして、い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アフガンに対して二千名以上の方々が現に負傷ないし死傷されているという大変痛ましい報告だと思いますが、私は、戦争というのはいかなる形であれ多くの人々に悲惨な結果をもたらすというものであり、だからこそ反戦運動なり戦争反対の声が世界的に強いんだと。また、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、国連憲章における戦争が認められるという点については、正に御指摘のとおり、自衛のための戦争、それと国連決議による戦闘が認められておるというふうに理解しておりますし、今、ブッシュ大統領の演説を引用された際に、敵の攻撃を待ってからやるというのは自衛...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、ブッシュ大統領の一連の発言は私も承知しておりますが、今回のアメリカの、またイギリス、オーストラリア等のイラクに対する武力行使は一連の国連決議に基づくものであるということでありまして、決して先制攻撃というような考えではないと思っております。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、はっきり言っているように、これはアメリカの先制攻撃ではない、国連の一連の決議に基づいた、国連憲章に合致した行為だということを言っているんです。そういう点について共産党の皆さんとは見解が異なるかもしれませんが、私は、今回の戦闘行為というのは国連...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、後で外務大臣に答弁させますけれども、私は、アメリカの今回の攻撃というのは、国連憲章に合致したものであるというふうに言っているんですよ。一連の、昨年の一四四一、国連の決議、これはもうフランスも含めてすべての国連参加国がイラクに対して大量破壊兵...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、国際協調体制を取っていくことの重要性は十分認識しているつもりであります。  今までも、日本としては、国際の平和と安定の回復が我が国の安全と繁栄の基礎であるということ、そして、これを脅かす事態が生じた際には、国際社会が結束して対応すること、ま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回のイラクに対する武力行使に関して、国連安保理において結束した行動を取れないのは残念だと思います。しかし、だからといって、日本が国際協調の重要性を軽視したということにはならない。また、それであってはならないと。  今後、私は、一時的にこのイラク...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは何回も説明しているんです。  まず、今回のイラク問題、これはイラクが十二年間以上にわたって一連の国連決議、これ十分協力してこなかったことにあるんです。いわゆる大量破壊兵器を廃棄してこなかった。そのイラクが国連決議に沿って、即時無条件、無制限...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今までの答弁ではっきり述べているつもりであります。  それは、今、平野議員が言った議論を展開しますと、日米安保条約を締結するときから議論はあったんです。アメリカに基地を提供すること自体、既にもう戦闘行為じゃないかと言う人もいるんですよ。これ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日米同盟と国際協調の重要性を両立できるように今までも努力してきました。これからも努力してまいります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その二・四トンがあるかどうかというのは後ほど外務大臣から答弁させますが、このアメリカの決議に関しまして望ましいと……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国連。望ましいと言ったのは、一連の決議があって、そして最後の機会を与えるといって、なおかつその後の四か月間にわたる議論で、ブリクス委員長もイラクは十分な協力をしていないと。それはフランスも認めているんですよ。十分な協力を認めていない。こういう一連の...全文を見る
03月28日第156回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この議論は政府以外の場で、いわゆる防衛専門家の間でよく議論されていることは承知しております。座して死を待つことはできないというので、相手にその意図が明白になった場合には攻撃しなくていいのかと、そういう議論の中で出てくるということは承知しておりますが...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 参議院の質問形式というのか質疑の形式は、質問者の時間だけが決まっていて答弁者の時間が決まっていないということで、答弁はもう極めて簡単にやれという要求が我々に来ているんですよ。それで、そういうこともありますから、簡単に明瞭にということが大事だと思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この先制攻撃に基づく米英のイラク攻撃ではないかという議論が衆議院でもなされました。  私は、今回のイラクに対する攻撃というのは国連憲章に合致するものだと。一連の国連決議、過去十二年間にわたって行われました国際社会のイラクに対する要求、いわゆる停戦...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 石原大臣が答弁していますように、ILOの勧告を尊重するということは、これは必要だと思っております。  ただし、今までの議論を伺っていますと、ILOの過去の見解と整合性のないものを今回言ってきている。そういうことに対して、ILOに対して日本側の事情...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは衆議院でも参議院でも質問を受けましたけれども、衆議院の質疑の際に、私にいかにも疑惑がありげな担当者とのインタビュー記事を質問者は委員全員に配付いたしました。ところどころ省略してあるんですよ。何でこれ省略してあるのかなと思ったら、何と、このテー...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、秘書も一社会人ですし、疑惑はないと、先方も正当な行為だとインタビューでも述べているんですから、そういうことについて、私は、一切疑惑はないんですから、あえてそこまで、疑惑がないにもかかわらずそのようなことに対して提出する必要はないと考えており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、イラクとの戦闘が継続中でありますので、その戦闘が継続最中に行える人道援助と、それと戦後復興についての援助、それぞれ違ってくると思います。  今の時点においては戦闘継続中でありますので、その間周辺国に対する人道的支援、何ができるかということの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロというものに対して、一昨年のニューヨークでのテロ事件以来、日本としても未然に防ぐ措置をしっかりと考えなきゃいかぬということでやってまいりました。それ以降、アメリカとは全く関係ない地域でもテロ事件は発生しております。  そういうことを考えますと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 必ずしも私はそう思っておりません。というのは、透明性の確保というのは一面として重要です。同時に、政治活動に必要な資金を国民参加の下にどうやって調達するか、これは各党、政党、会派、非常に重要な問題であります。  私は、基本的に税金で全部政治活動を賄...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 裏献金というのは法律違反しているんですよ。法律を守ればあんな事件になり得ない。その公表すべき額、じゃ、今の五万円以下は全部裏献金と言うんですか。そうじゃないでしょう。正当でしょう。  今言っているのは、私が言っている、あなたが言っているのは、五万...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ブッシュ大統領の考え方は理解し、支持しております。  大量破壊兵器が危険な独裁者の手に渡って、また、その大量破壊兵器なり、化学兵器なり、生物兵器が危険なテロリストの手に渡ったらどういう危険な状況に我々が直面するか、これは本当に人ごとじゃありません...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 断定しておりませんが、今言ったのは、危険性について、渡った場合の危険性について私は言及しているわけであります。  ですから、イラクの大量破壊兵器がテロリストに渡ったと、そういう断定できる、認定できるとは言っておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、一連の決議によって国連憲章に合致していると。なおかつ、イラクが今までの国連決議について十分協力していないということについては、フランスもドイツも含めて、国連安保理では一致しているわけであります。十分協力していない、だからこそ、最後の機会を与...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本とアメリカは情報収集能力も違いますし、立場も違います。そういう点で、アメリカの言っていることは、それはじかに一昨年の九月十一日のテロの危険をもろに受けたわけですから、そういう気持ちは分かるし、情報も日本にない情報を持っているでしょう。アメリカは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回のイラク攻撃と、それとニューヨークでのテロ事件の結び付きの可能性、これは全く別問題であります。アメリカがそう言っているということであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはアメリカが言っているということでありますよ。日本が言っているということじゃないんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは違いますよ。それは日本人の感情と、じかにニューヨークなりペンタゴンに攻撃されて何千人もの犠牲者を出したアメリカと日本の感情は違いますよ。そういうアメリカの国民感情というのは私は理解できると言っているんです。そしてイラクの攻撃、支持した、これは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 被害をできるだけ少なくして、この戦闘行為が速やかに終結されることを望んでおります。  そして、この十二年間にわたって、イラク・フセイン大統領が平和的に解決する努力を放棄したということについて、非常に残念だったと。査察に十分協力し、武装解除すればこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は別に自画自賛なんかしていません。私の言うことに対していろんな方が決め付けていますけれども、それは御自由ですが、私は、今回の米英のイラク攻撃、これはやむを得ない決断だったなと、そういう点で支持しているわけであります。一日も早くこの戦闘行為が犠牲の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、基地のある市民、それぞれ基地がなかったらいいのになと思っているのは大方の共通の気持ちじゃないかと思っております。私も米軍基地のある横須賀市の出身であり、よくその市民感情は理解しているつもりであります。沖縄県におきましても、特に日本の米軍基地...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほど外務大臣からも答弁がありましたけれども、この問題につきましては、沖縄県の要求を踏まえまして政府としても重く受け止めて、今後、理解を得られるような努力をしていきたいと。また、国際情勢等いろいろ変化の中で沖縄県民の負担が軽減される形で沖縄県の米軍...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この沖縄県における世界最先端の自然科学系の大学院、名称はまだはっきり確定しておりませんけれども、これについての沖縄県の要望もよく承っております。  今、国立大学も独立行政法人化しまして、できるだけ特色出してもらおう、大学間の競争というものも必要だ...全文を見る
04月08日第156回国会 衆議院 本会議 第21号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今野議員にお答えいたします。  実効性の担保、自己情報コントロール権、表現の自由の担保の必要性についてでございます。  政府案においては、自己情報コントロール権を権利としては明記しておりませんが、事業者による個人情報の取り扱いに対する本人の関与...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 漆原議員にお答えいたします。  表現の自由や報道の自由に関する法規制について、行政による事前チェックは慎むべきとの御意見であります。  御指摘のとおり、表現の自由や報道の自由については憲法上も保障されており、個人情報保護法案においても、その自立...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 工藤議員にお答えいたします。  法案修正の理由についてでございます。  旧法案については、本来、メディア規制を内容とするものではなく、その意図も全くなかったところですが、そうした不安、懸念がなかなか払拭されなかったところであります。  このた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 春名議員にお答えいたします。  旧法案についてでございます。  旧法案は、もともと、表現の自由と個人情報の保護の両立を図るとの趣旨で立案したものであり、本来、メディア規制を内容とするものではなく、その意図も全くなかったところです。  しかし、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 保坂議員にお答えいたします。  個人情報保護法を懸念する声や、法案は個人情報の取得などについて官に甘く民に厳しいのではないかとの御指摘でございます。  私は、これまでも、法案に対する懸念や批判には謙虚に耳を傾けてまいりました。そうした中で、国会...全文を見る
04月23日第156回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はい。  与党、自由民主党、公明党、保守新党、三党協力していろいろな課題に当たっております。協力してくれております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 報道等で承知しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 松浪議員は、政治倫理審査会の場に出て説明したいと言っておるように聞いております。まずは聞くことが必要ではないかと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 議員個人のことは、議員個人が一番よく事情を知っているわけです。新聞報道ではいろいろ論ぜられておりますが、私は、本人が公の場に出て説明したいと言うんですから、説明して、その後どう判断するかは御本人が判断すべき問題だろう、出処進退は本人が決めるべき問題...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 二年近く経過しようとしておりますが、当初の方針どおり、私は、できるだけ民にできることは民に任せよう、地方にできることは地方に任せよう、歳出も見直していこうという方針が着実に進んでいると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、私の持論であります郵政三事業の民営化、この問題につきましては、私が就任前は、民営化の議論も一切いかぬと。民営化に対しては、民主党も賛成とは言えなかったんです。与野党ともに賛成する政党は一つもなかったんですよ。私が民営化の必要性を説いて、公社化...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全く違うね。どこを見ているのかと、いかに節穴かと思うよ。  さっき言った、一つずつ言いましょう、今言ったのを。  三十兆円枠、それじゃ三十兆円枠は守れと言うんですか、菅さん。違うでしょう。三十六兆円認めているんでしょう。大胆かつ柔軟に対応すると...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 新主席、新首相になってからはまだお会いしておりませんが、いずれ、双方の都合のいい時期にお会いしたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 電話でも会談しておりませんが、じかにお目にかかって話し合う機会があると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これから会えると思っておりますし、日中両方、お互いを必要としておりますし、私は、いずれ機会が来れば会えると思っております。何ら心配しておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 菅さんは自分勝手に何でも決めつけますけれども、練り上げた日朝平壌宣言を誠実に履行することが最も重要なことであります。そのために、韓国、アメリカと緊密な連携をとりながら対応していく。そして、今回も、日本と北朝鮮との今までの交渉、そういう交渉の経過もあ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これも驚きですね。野党第一党、将来の日本の政権を担おうとする党首が、日朝平壌宣言、評価しない、これはまさに驚きだ。私は、この日朝平壌宣言は今後も大事な政治文書だと思って、これを実質的に誠実に履行していくように求めていく、この基本方針なくして、日本の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは中国が、それぞれ事情があるんでしょう。私がせんさくする問題じゃない。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、小泉内閣の目指す政策に協力してくれる方はだれでも、いい人物であれば起用したいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、知事でもですかと……(菅直人君「知事でもですかと、そう言ったじゃないですか。県知事を」と呼ぶ)  知事を起用するというのは法的には可能だそうでありますが、私は、現職の知事を起用するということは考えておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 基本的に、査察団が大量破壊兵器を捜査といいますか、見つけるような環境ができるようになることは重要だと思っています。当面、治安状況等困難でありまして、査察団も、今の状況で査察ということに対しては適切でないと思っていると思います。しかるべき査察団が入っ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 状況が可能になれば査察団が活動するのは望ましい。しかし、今の状況で、今の治安状況が優先されるべき状況で査察が有効に機能しない段階では、それは無理からぬことではないか。将来、査察を実施に移して大量破壊兵器廃棄に向けてそれぞれの国が協力するのは、私は望...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アメリカからの要請はありませんが、日本としては、イラクの戦後復興また人道支援については、かねがね積極的に日本としての役割を果たしていきたいと表明しております。そういう意味において、できるだけのことをしていきたい、復興支援が始まる前から日本の考え方も...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そもそも日本は武力行使をしておりませんし、戦闘行為にも参加していないんです。交戦権なんてないんですよ、交戦していないんだから。何で交戦権なんですか。そこは誤解があるんじゃないですか。復興人道支援というのは、日本としてもやはり考えなきゃいけない問題だ...全文を見る
04月25日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第11号
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○小泉内閣総理大臣 逢沢議員が質問のみならず議員として自分の見解を述べる、大変いいことだと思っています。単なる質疑ではおもしろくないんです、国会のこの委員会の質疑。質問すればいいというものじゃないんです。議員は、どういう考えを持って、自分のを述べて、自分の見解と答弁者の見解とどう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほど担当大臣から答弁もあると思いますが、先ほど片山総務大臣が答弁したように、まずこれは人が大事なんです。この法案の趣旨以外に利用してはいかぬということだと思います。  そういう意味において、今回、必要ではない情報をほかに提供する、あるいは本法案の趣旨以外の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 丸く穏やかに答弁すると、元気がない、元気を出して反論すると、絶叫しているとか、もういろいろな勝手なことを言われますけれども、いつも元気で改革に邁進したいと思います。  今回の法案も、御指摘のように、いかに個人情報を保護していくか。IT社会において、我々も、す...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回の法案はメディアを規制するものでは全くないという、ただいま細田大臣の答弁のとおりでありまして、報道機関におきましても、個人のプライバシーを侵害することのないように注意をしなきゃいけないと思っております。いわば、プライバシーの保護と報道の自由、表現の自由をど...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自己情報コントロール権を明記するということについては、石毛議員の言っていることも私は理解できるんです。自分が関与しないで勝手に情報を流されちゃたまらぬと思っている国民はたくさんいるんですよ、現に。しかしながら、やはり報道の関係者からすると、これを決められた場合...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今の答弁のとおりなんですが、センシティブ情報、いろいろあると思います、医療情報だけじゃない。自分の知られたくないことは人間だれでもあるわけでありまして、ましてや健康面については多くの国民が、自分の健康がどうか他人に知られるなんというのは、これは非常に人権の侵害...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 全くそのおそれはないと思っております。報道の自由というのは、これはもう憲法上保障されている、民主主義社会にとっては最も大事な権利でありますので、この法案におきましても、その自律性が確保されるべきものであると思います。  こうした観念も踏まえまして、主務大臣に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 主務大臣が一人じゃない、これは当然だと思います。例えば、医療情報はこれは厚生労働省、金融情報、これは金融庁、そのほか各役所それぞれ情報があるわけですね。こういう点につきましては、やはり全役所、政府が関係各省と緊密な連絡、協力をすることが必要なことは当然だと思い...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、現行の主務大臣の担当で十分この法律の趣旨が尊重され、運用されると思っております。
○小泉内閣総理大臣 本来は、法律が全然なくても平和的に、安定的に国家が運営されれば、これが一番いいと思います。しかしながら、すべて善人ばかりではありませんし、法律をつくっても、法律を破ろうとする人もいるのも事実でございます。  そういう観点から、法律以前に、各国民が、それぞれの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政権を担当して二年、ようやく私の目指す改革も軌道に乗ってきたな、これからさらに、就任以来目指した改革に邁進していかなきゃならないと思っております。  規制にがんじがらめになっている、規制というのは一面国民を保護するものであり、企業を保護するものでありますが、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国家公務員法改正につきましては、各政党また職員団体等からいろいろな意見があることは承知しております。この改正案を検討するに当たりましては、今御指摘のように、関係者と十分協議をしながら進めていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 後ほど担当大臣から答弁いたさせますが、自衛隊において適切な人材を確保するということは、これは大変重要なことは当然であります。  その際に、自衛隊におきましても各地方公共団体に協力を求めているところでありますが、この募集業務について、情報というのは、この法案に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自衛隊に応募したいという人もいるんですよ、国民は。そういう方に対して、役所が、地方公共団体が便宜を図る、これはやはり行政サービスの一環なんです。そういうことと、個人情報について、この法律の趣旨以外に目的外利用はなされないように適切な運用が必要でありまして、この...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 法的な定義はともかく、戦前に比べて、言論の自由、報道の自由は十分確保されていると私は思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、民間がやっている事業、必要なことは、役所がやらなくても民間がやればいいことであって、それと同時に、民間が個人情報をすべて保護するとは限らないのが現状であります。むしろ、個人情報を流されて迷惑している国民もたくさんいる。そういう点に対する、個人情報が侵害...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どの法律でもそうだと思いますが、厳密に、五千件以上、それ以上超えたらだめだとか、住所、氏名、生年月日、性別以外に情報を持っている業者はたくさんありますよ。しかし、それは目的外に使用しちゃいかぬと。これはもう法律以前の問題という部分も随分あると思います。  こ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 法律が適切に運営されるよう調査して、国民の誤解、不安を解くように努力したいと思います。
05月06日第156回国会 衆議院 本会議 第26号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 城島議員にお答えいたします。  雇用情勢に対する認識及び見通しについてでございます。  現下の雇用情勢については、完全失業率が高水準で推移するなど、引き続き厳しい状況にあるものと認識しております。一方、新規求人はここのところ増加しており、この背...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 藤島議員にお答えいたします。  日本経済の現状及び経済政策についてでございます。  日本経済は、世界的規模での社会経済変動の中、単なる景気循環ではなく、複合的な構造要因による景気低迷に直面しております。また、不良債権や財政赤字など負の遺産を抱え...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山口議員にお答えいたします。  解雇に関する規定についてでございます。  今回の改正における解雇に関する規定の新設は、最高裁の判例で確立しているものの、これまで労使当事者間に十分に周知されていなかった解雇権濫用法理を法律上明確にしようとするもの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 金子議員にお答えいたします。  有期労働契約期間の上限延長についてでございます。  今回の改正は、労働者が主体的に多様な働き方を選択できる可能性を拡大するとともに、働き方に応じた適正な労働条件が確保されるよう、働き方についてのルールを見直そうと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山谷議員にお答えいたします。  雇用のあり方についてでございます。  長期雇用や年功賃金などを特徴とする日本型雇用慣行が、これまで我が国産業の生産性を高め、競争力を維持してきたことは御指摘のとおりと考えておりますが、国際競争の激化、経済産業構造...全文を見る
05月09日第156回国会 参議院 本会議 第21号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 高嶋議員にお答えいたします。  特別委員会における審議の在り方についてでございますが、本法案をどの委員会でどのように御審議いただくかについては、基本的には国会でお決めになることと考えております。  いずれにせよ、政府としては、IT社会が進展する...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山本議員にお答えいたします。  IT化推進政策についてでございますが、我が国では、世界最先端のIT国家の実現に向けてIT戦略本部を中心にIT政策を進めているところであり、これまで世界で最も安い水準の高速インターネットサービスを実現するなど、数多く...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 吉川議員にお答えいたします。  NPOや市民団体、労働組合に対する主務大臣の関与に関するお尋ねでございますが、本法案は、IT社会の到来に伴い、個人情報の取扱いを通じた個人の権利利益の侵害の危険性が増大していることに対応するものであります。この観点...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 森議員にお答えいたします。  ネット社会の現状と展望についてでございますが、御指摘の映画について、残念ながら、私、見ておりません。  近年、官民を問わずITを利用して大量の個人情報が処理されるようになり、これとともに、企業の顧客名簿などの漏えい...全文を見る
05月14日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第10号
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○小泉内閣総理大臣 私は、かねてより、国家の基本的な問題、いわゆる安全保障に関する問題とか外交政策に関する問題、この点につきましては、与党でも野党でも、ある程度共通の意識を持った方が望ましいという立場に立っておりました。だからこそ、昨年、この有事関連法案を提出した際にも、できれば...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、ただいま外務大臣が話されたように、昨年、北朝鮮と日本との間、あるいは金正日氏と私との間で交わされました日朝平壌宣言、これにのっとって日本と北朝鮮の国交正常化に向けた努力を行うということでありますが、その際、今玄葉議員御指摘の、現体制を壊さないとだめなのか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、今御指摘のように、日朝平壌宣言は破綻しているじゃないかという議論があるのも事実でございます。しかし、過去の北朝鮮側の言動を詳細に検討してみますと、表面的な言いぶりと、実際考えていることといいますか真意、こういう問題について慎重に見きわめる必要があるとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これもはっきり言えないんですね。確認するすべというものがまだ明らかでない。それぞれ言いぶりがあります。破綻しているではないかということはありますが、これまたはっきり言えないところが、これまた難しいところなんですよ。  そういうところも、微妙な言い分なりニュア...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その辺が、たびたび言っておりますように、表面的な言いぶりと実態というものをよく見きわめなきゃいかぬ。その辺は、今の政府の立場というものは先ほども申し上げたとおりでございますので、ぎりぎり詰めますと、相手を信頼できるのかできないのかという問題になってきます。これ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 経済制裁という問題については今外務大臣が答弁したとおりでありますが、過去のいろいろな不審な行動につきましては、厳正に対応しなきゃいけないと思っております。また現在も、そのような法に触れるような問題があるかないかということにつきましても、注意深く、配慮しながら、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 緊急事態にいかに的確に対応するかというのは政府の重大な責務だと私も考えております。その的確に対応するための組織としてどういうものがいいのかという御議論だと私は思います。  現在も、官房長官は繁忙長官と言われるように、いろいろな問題に対応して、一つの危機だけに...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ただいま玄葉議員が言われた基本法についての問題につきましては、これまで与党と民主党との間での協議でも非常に論議になった、また重点的に配慮がなされた問題であります。昨日の党首会談におきましてもこの問題についても話が出まして、これについては政府としても真剣に検討し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回の修正案につきまして、武力攻撃事態への対処に際しては、国民の理解と協力を得た上で対処措置を実施する必要がある、そのため国会の関与は極めて重要であるという観点から修正案が出されたものと承知をしております。そういう意味におきまして、対処措置の終了についても国会...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 基本法につきましては、今後、与党と民主党との間におきまして緊急事態に係る基本的な法制について具体的な検討が進められる過程におきましては、既存の法令との関係などの問題について国民にわかりやすい成果が上がるよう、十分な議論を尽くしていただきたいと思っております。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今までの議論でもこの質問は出て、幾たびか政府も答弁していると思います。  我が国に対する武力攻撃とは、基本的に、我が国の領土、領海、領空に対する組織的、計画的な武力の行使を言うと考えております。また、公海上にある我が国の艦船に対するものは、状況によっては我が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ありません。
○小泉内閣総理大臣 防衛庁長官の答弁のとおりでありますが、武力攻撃事態における米軍の行動の円滑化に対する措置については、この法案の成立後、この法案に示された枠組みに基づいて行われる事態対処法制の中で検討されるものであります。  いずれにせよ、武力攻撃事態への対処及びこれに関する...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回の有事関連法案というのは、我が国に対する武力攻撃事態が発生するときにどうするか。そして、武力攻撃事態と周辺事態とはそれぞれ別個の法律上の判断に基づくものでありまして、状況によっては、この武力攻撃事態等と周辺事態等のこの法律が、両者が併存することはあり得ると...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政治の要諦は、古今東西、治にいて乱を忘れずと言われております。平和なときに乱を忘れてはいけないと。平和時に、本来、いざというときにどのような準備が必要かということを考えておくのは、どこの国でもいつの時代でも変わらない政治の最も大事な点だと思います。そういう意味...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、憲法の枠内でこの法律が制定されているということは申すまでもございませんが、憲法の解釈をめぐってさまざまな議論があるということは承知しております。憲法九条におきましても、これまた学者の中でも、自衛隊そのものが憲法違反であると言う学者もおられますし、我々は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、戦争をしないような状況にしたいというのはだれでも共通していると思います。  しかし、我が国にもし戦争状態が起こった場合、あるいは我が国に戦闘をしかける国が起こった場合どう対処するかということを考えるのは、政府としても私は当然の責務だと思っております。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 我が国の安全を確保する上において、私は、日米安保条約は極めて重要なものであると思っております。  国連憲章と日米安保条約について指摘されましたけれども、この国連憲章第五十一条にも書いてありますように、   この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武...全文を見る
05月14日第156回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○小泉内閣総理大臣 法治国家として司法制度をしっかりと確立しているということは最も重要なことだと思います。  なおかつ、司法というのが国民の協力、これは国民の信頼なくしては成り立たないものでありますので、今後、より司法が多くの国民にとって身近なものである、しかも透明性の確保に努...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 司法制度のみならず、いかなる制度もこれをしっかりしたものにするために一番大事なのは人材だと思います。人間だと思います。適切な適材を、いかにその制度の運用に当たるために来ていただくかということを考えますと、この人材養成、非常に重要なものだと認識しております。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 「裁判員」というこの映画、まだ私は見ていないんですが、いずれ見たいと思っております。  裁判員制度について、果たして日本の社会においてうまく機能するかどうかという点についてはいろいろな御議論があるということは承知しております。しかし、裁判の結果、時に国民感情...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私、前に「グリーンマイル」という映画を見たことがあるんです。これは、殺された遺族が、犯罪者が死刑になると、死刑の場に遺族が立ち会うんですね。それで、あれ、当時は、もうかなり前の出来事ですけれども、事実に基づいた映画でありますから、全部が事実とは言えませんけれど...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 実際、罪を犯していないのに、罪を犯したように犯人扱いされるということで、はかり知れない損害を受けている方も、過去にも現在にもいると思いますし、今、河村議員が言われたことを私は初めて聞きました。今までの報道によれば、実に残酷なことをしたという報道が多かったわけで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 実は、今初めて聞きまして、実際驚いているんです。  今までの報道ぶりから判断しますと、いかに刑務官が受刑者を残酷に扱ったかということについて、多くの人は疑いを持たなかったと思うんですね。それは、今初めて、河村議員の話で実はそうじゃなかったんだと。こういうこと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これも実際冤罪だとしたら、こんな逆に残酷なことはないのでありまして、この無給かどうかという問題について、これは実に悩ましい問題だと思うんです。今、国会の議論でも、逮捕されて勾留された人に本当に給与を与え続けていいのかという批判もあります。それで、実際の犯罪者に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が直接聞くかどうかは別にいたしまして、この問題、今御指摘の点も踏まえまして、法務省担当者に十分意見を聞いて、その実情についても私も関心を持って対応したいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 検察の判断が常に正しいとは限りませんし、もし間違いがあれば正さなきゃなりませんし、その一つの制度として検察審査会というものもあると承知しておりますし、これから国民の健全な意見というものが反映されるような制度というものも十分工夫しなきゃいかぬと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは本当に珍しいケースだと思うんですね。このような事実を指摘されまして、やはり現実の犯罪捜査に対して、どのように正当な捜査が行われるかということに対して大きな一石を投じられたと思っております。この御意見を十分踏まえて適切な対応をするように、さらに法務省内での...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 裁判については、できるだけ早く終了するべきだというのは、多くの国民の共通するところだと思います、無罪であれ、有罪であれ。しかも、もし冤罪であったら、これは長引けば長引くほど苦しみは長くなるわけですから、そういう点について、裁判という制度につきましては、できるだ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そのとおりでございます。
○小泉内閣総理大臣 広くいろいろな方々の意見を聞いて検討すべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 日本は、教育を受けたいという意欲のある人に対しては、すべて受けられる制度をつくってまいりました。これからもその方針に変わりありませんし、法科大学院につきましても、意欲と能力のある方に対しては、たとえ資力はなくても受けられる制度の拡充に努めてまいりたいと思います...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 世界一安全な日本という、この神話を復活させようということで努力しております。  そういう面において、今、必要な刑務所あるいは拘置所等、足りないという声も聞いておりますので、私は法務大臣にも、必要な予算は堂々と要求しなさいということは指示しております。刑務所が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 法治国家として、司法制度が充実している、また国民の協力によって信頼されているということは最も大事なことであると私は思います。そういう面において、司法制度改革、時代に合うような、また国民の支持と協力が得られるような司法制度改革に取り組まなきゃならないということで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 限られた財源の配分ということを考えますと、現在の日本の財政状況を考えますと、何でもふやしていけばいいという状況ではない。むだな点を排除すると同時に、必要な部分についてはふやしていかなきゃならないというのも当然であります。重点配分、そういう点から、同じ予算の中で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現実の対応として、人材の観点から、やはり独立性というものをよく考えながら、今の大臣の答弁のとおりで私はいいのではないかと思っております。
○小泉内閣総理大臣 北朝鮮に対しましては、現在も拉致された方の家族が、日本に帰国しておりますが、まだ残された家族の方もおられるわけであります。この点につきましては、日本政府として今後も北朝鮮に対しまして交渉していかなきゃなりませんが、各国との首脳の場におきましても、また、国連の場...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回、有事関連法案につきまして、与党と民主党との間で修正合意が成立いたしまして、本日、衆議院の委員会で採決が行われたと思います。いわばミサイル等のみならず、有事に対してどう対応するかという法整備について与党と野党が認識を共有して、これからの国民の安全確保に取り...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 とかく法律というのは難しいもので、法文を読んでもなかなか理解できない点がたくさんあると思うのであります。国会議員でもそうであります。ましてや一般国民が法文を読むと、いかに難しいか、読むだけでも嫌だという一般国民はたくさんいると思うのでありますね。  専門家に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 確かに、人も大事であります。同時に、法律だけでよくなるかというと、これまた必ずしもそうとは言えない。やはり法律を支える倫理観といいますか、社会的な国民の観念といいますか、これも大事な要素であります。  日本は確かに、今言われたように、外国から比べれば人員につ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 法務大臣の御意見のとおりでございます。
○小泉内閣総理大臣 この表を見ますと、割合は減っていますが、額はふえているんですよ。削減している中で額がふえているということもありますので、いろいろ今後考えていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 この表を見ますと少ないんですが、逆に、いつも裁判をすればいいのかという問題もあります。アメリカみたいに何でも裁判ざたが多ければいいという問題でもないと思います。  そういう点については、いろいろ御意見があると思いますが、現状の司法制度をより改善していこう、改...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 かねてより、給与あるいは退職金等で優遇され過ぎているのではないかという批判があるということは承知しておりますので、今御指摘の点も踏まえまして、見直しというものは必要だと思っておりますので、今後、国会でもいろいろな委員会等の場で御議論いただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 調査活動費にしても、これは秘匿しなければならない点もあると思いますが、国民の税金でありますので、適切に使われるように常に細心の注意が必要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 こういう点についても、国会という役割も大変大きいと思います。この点についても、日ごろからの見直しといいますか、適切な使われ方についてしっかりとした議論をし、対応が必要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 土壌、冤罪を生む土壌と言いますとちょっと語弊があると思いますが、犯罪事件の中で、全く無実の罪に問われて、不当な扱いを受けている方は歴史上かなり存在しているということは事実だと思いますし、先ほど河村議員が指摘されたような事件もございます。  この冤罪が生じない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、冤罪と死刑廃止とは別だと思っています。  死刑囚であれ、死刑囚でない者であれ、冤罪というのは過去にあった。これからもあるかもしれない。冤罪があるから死刑を廃止しろという議論には、私は賛成するものではありません。現代においても極めて残酷な犯罪者はいるわけ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 冤罪、無実の人が罪を着せられるようなことがないように、十分な配慮が必要だと思います。
○小泉内閣総理大臣 死刑廃止論につきましては、むしろ、各党派超えて廃止論者もおられるわけでありますから、そういう点については、いろいろな場で議論するのは当然あっていいことだと思っております。
05月15日第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第5号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、専門家の方々の意見を聞きましても、これは十二年十月に個人情報保護法制化専門委員会が取りまとめた大綱において、あらゆる分野を通じ、ITを活用して個人情報を大量に取り扱う民間事業者に対し包括的に必要最小限度の規律を設けるべきと、そういう意見、提...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この議論は平行線になると思うんですが、第三者機関作ったとしても、結局事業所管大臣と話し合うと思うんですね、どういう問題が起こっても。今でももう各所管、例えばSARSの問題でも、一役所じゃ対応できません、いろんな関係大臣と協議を重ねて協力しているんで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、附帯決議は尊重しなきゃいけないと思っていますが、期限をここで区切って私がいつまでにやるということまでは現段階では言えないと。しかし、できるだけ速やかに対応しなきゃいかぬと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは早くできるところと時間の掛かるところ、両方あると思います。先ほど片山大臣も物によるとか人によるとか言いますけれどもね、すごい複雑なんです。そういうことも勘案しながら、できるだけ早くやりたいということを言っているわけでありまして、この議論の積み...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この個人情報法案そのものにも反対していた方がたくさんいるでしょう。そういう中で今回、まず基本法、包括法を出す、これようやく成立するようになったんですよ。与党案、野党案に対しても反対している人いるでしょう。いかに、非常に国民にとってこの個人情報という...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは正に人、そして法律の趣旨、これをどう正確に把握して運営するかと。私は、やはり法の趣旨にのっとって、運営する人がよく理解して運用しなきゃいかぬなと、そういう教訓を得たと思うんであります。  目的外利用はしてはいかぬと、また目的外に提供してはい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この問題につきましては担当大臣に既にしっかりとした対応をするように指示をしておりますし、今後その方針にのっとって運用していこうということで、連携、各省取ってきて、いきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、内藤議員が御指摘の点も踏まえまして、どのように厳格に適切に運用されるかと、人員の配置とか人材の起用とか教育訓練にどういう適性がふさわしいかというものを含めて、しっかりした対応を取る必要があると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が懲戒処分とか人事とか事細かに言うべき問題ではありませんが、今、人事院でも答弁ありましたように、厳格に対処しなきゃならぬということでもあります。  また、片山総務大臣も、この問題については各省よく連携を密にしながら、恣意的にならないで厳格な運用...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 旧法案も実は表現の自由、報道の自由、そして個人情報の保護、両立できると私は思っていたんです。ところが、そうではないという不安とか懸念が各方面から起こってきたと。この誤解を解くのに非常に苦労したわけであります。  そういう中で、いろいろ議論の積み重...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 報道の自由がいかに重要かということにつきましては、この法案、賛成、反対問わず、多くの議員が認識していることだと思っております。  俗に、戦前の情報操作といいますか、自由な報道がなされなかった、一方的な報道がなされたということに対しまして、よく大本...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、報道の自由というのは本当に難しい。というのは、別に報道の自由はみんな尊重するんですが、その定義が難しいということなんです。  前回、旧法案におきましても、報道が恣意的に左右されるんじゃないかと、これの不安があったわけですね。そこで今回は報道の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、今広辞苑で引かれた例は適切ではないと思っているんです。今私がよく外国の会議でも言っていることは、これから日本は環境保護と開発を両立させていくということを強く言っているんです。  かつては、開発、経済発展を考えると環境保護を犠牲にしてきたと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほども内藤議員との間で議論になったんですけれども、これは、附帯決議に「第三者機関の意義について交わされた論議等さまざまな国会における論議を踏まえ、全面施行後三年を目途として、本法の施行状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、城山三郎氏の著作、かなり読んでおりますし、いい本だなと、好きな作家でもあります。また、日ごろからの言動ぶりに対しましても尊敬の念を持っております。その城山三郎氏とお会いして、慎重に扱うということも言ったことも事実でございます。だからこそ、昨年...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、すべての大新聞なりあるいは主要なテレビの報道を見ているわけではございませんが、大ざっぱに言って、総論的に言って、やはり報道機関の言論の自由、報道の自由、あるいは政治を監視するという点について大きな役割を果たしていると思っております。時にはおか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どの新聞が、その宗教団体の印刷物ですか、請け負っておるか定かでは、分かりませんが、私は、報道機関としての使命感とか、あるいは責任をよく認識して報道に当たってもらいたいと思っております。  いろいろ新聞社も、あるいはメディア、放送機関にしても、企業...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 御指摘の点については、個人情報保護の問題というよりもまず裁判管轄の原則の見直しに係る問題であって、訴訟制度全般にかかわる専門的な場での私は検討を進めることが適当ではないかと思っております。  担当大臣に答弁させます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいま片山大臣の答弁のとおりです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 実に質問主意書というのはよく出てきますよ。  それで、細田大臣の答弁、矛盾すると思っていないんですが、フリーライターなど報道を業として行う個人を含め、報道機関の報道活動については個人情報取扱事業者の義務の適用が除外され、主務大臣は存在せず、細田大...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、必要な情報は各役所が作らなきゃいかぬ。それと、これを保護するということとは両立できると思いますよ。こういう情報、人に知られたくない情報をやっぱり集めなきゃならない場合もあります。しかし、これはやっぱり保護しなきゃならない。捜査のことなんか言...全文を見る
05月19日第156回国会 参議院 本会議 第24号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 阿部議員にお答えいたします。  米ロとの首脳会談についてでございますが、今週アメリカを訪問してブッシュ大統領と会談する予定でございますが、イラク復興や北朝鮮の問題等の喫緊の課題に国際社会が一致して取り組む必要があるとの観点より、日米両国が同盟国と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小林議員にお答えいたします。  与野党合意の意義及び今後検討される緊急事態に係る基本的な法制についてでございますが、有事法制はできるだけ多くの会派の協力を得ることが望ましいと考えてまいりました。今回、与党と民主党との間で修正協議を行った結果、共同...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 風間議員にお答えいたします。  有事における基本的人権の尊重に関してですが、武力攻撃事態における基本的人権の尊重はもとより重要であり、法案においても国民の自由と権利の尊重を明記しております。御指摘の信教の自由、学問の自由についても、当然、最大限尊...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 市田議員にお答えいたします。  公海上にある我が国艦船に対する武力攻撃が我が国に対する武力攻撃と認められる場合についてのお尋ねでございます。  我が国に対する武力攻撃とは、基本的には、我が国の領土、領海、領空に対する組織的、計画的な武力の行使を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 平野議員にお答えいたします。  非常事態基本法及び自衛隊の行動原則についての基本法についてのお尋ねでございますが、本案は、法案は、武装不審船や大規模テロなど、国及び国民の安全に重大な影響を及ぼす武力攻撃事態以外の緊急事態についても迅速な内閣の意思...全文を見る
05月20日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回、有事法制について、与党三党のみならず、野党第一党の民主党との修正合意がなされ、さらに自由党も賛成する形で衆議院が通過し、本日ここで、参議院において本格的な審議が始まったと。言わば、昨年来から与野党対決の法案と言われていたこの有事の法制に関する...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいま答弁した中でも触れましたけれども、国民の安全を確保するという場合におきましてはいろいろな事態が想定されます。一番今まで想定されるのは、日本の国が侵略された場合にどうして日本の国民の安全を確保するのか、また国家の独立を維持するのか。こういう点...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 最近は、世界の情勢が瞬時に日本にも報道されるようになっております。毎日、テレビや新聞等で世界各国のいろんな紛争が報道されます。日本の地域から遠く離れた地域でもいまだに紛争が絶えない、多くの死者が出ている。  特に、米ソ対決の時代が終わって、冷戦構...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 後ほど担当大臣から答弁させますが、私はこの法案の作成の段階から、武力攻撃が起こった場合と予測できる場合とおそれの場合、これは国民は分かりにくいんじゃないかという疑問を持っていたんです。法律は元々分かりにくいですから、法文を読むと実に分かりにくい。し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 元々、この有事法制というのは、日本が武力攻撃なり危機に瀕した場合対処する法案であります。今の防衛庁長官のとおり、海外派兵とかそういう意図を持ってやるんでなくて、日本をいかに守るか、日本の有事にいかに備えるかということであるということを御理解いただき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 脅威がどのように現実に起こってくるかというのは、すべて想定するのはなかなか難しいことだと思います。できるだけ想定し得るものについては現実に法整備をしていかなきゃならないし、想定しにくいことに対してもある面においては今後協議していかなきゃならないと思...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 基本的人権の最たるものは生命を守るということですね。こういうことに対して、戦争が起こったらまず大事なことはいかに命を守るかと。命を守るということを前提に、今回の法案におきましては、国民の自由と権利を尊重すべきこと、基本的人権に対しては、命を守ること...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクの戦闘状況が終結に向かって、いかに今、早く治安を確保して、イラク人のイラク人によるイラク人のための政府を作るかということに大きな関心が国際社会の中でも高まっております。こういう中で日本としても、武力行使はしない、戦闘行為には参加しませんが、イ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、防衛、安全保障につきましては、我が国におきましても自分の国は自分の力で守ると、自国の独立と平和は自分の国の努力によって守るというこの決意と意欲が大事であると思います。その決意なり、我が国の安全は独立は我が国で守るんだという決意を形で表したのが...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一昨年の九月十一日のニューヨークあるいは国防総省に対するテロ攻撃、これによってアメリカ国民の意識も大分変わってきたと思います。  アメリカが攻撃の意思を持たなくても、アメリカに対して強い憎しみを持ち異常な手段でアメリカを攻撃しようとする勢力が各国...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日米安保条約が改定される際にも、この日本の安全保障を図る点については国論を二分するほどの大きな問題になりました。今、武見議員御指摘のように、日米同盟関係の重要性を認識する方々と、あるいは日米同盟の強化を図ると逆に戦争に巻き込まれるという両論があるの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、この経済構造改革、着実に進めていかなきゃならないと思っております。今回のりそなに対する公的資金の注入は預金、預金者に心配を掛けない、また取引先企業にも迷惑を掛けない、未然に防止するための措置であって、公的資金注入も、銀行の破綻ではない、再生を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 我が国の安全保障政策、これは専守防衛に徹するということであります。他国への攻撃ということは考えておりません。  今回の有事法制におきましても、他国から攻撃を受けた場合にどういう法整備が必要かという観念であります。もちろん、憲法の範囲内で基本的人権...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、自民党の久間議員と民主党の前原議員が同席されておりますが、これについても十分協議が重ねられた重要な問題であります。基本的な法制の整備につきましては共有した認識を持つことができ、「速やかに」という御質問でございますが、これは時期を明言するというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アメリカと北朝鮮と中国との協議について、北朝鮮側は核兵器の問題について言及したということについてはアメリカ側も公表していると思いますが、その北朝鮮の真のねらいとか背景については、今私がここで申し上げることは差し控えたいと思います。  こういう点に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ブッシュ大統領も、この北朝鮮に対する対応はイラクと違うと、私の発言に対してそのとおりだと。イラクに対する対応と北朝鮮に対する対応は違っていいんだし、日本は違う対応を求めると。あくまでも平和的、外交的解決を求めるんだということをブッシュ大統領はよく理...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日朝平壌宣言を誠実に履行することが北朝鮮にとって最大の利益になるし、またこの朝鮮半島の平和と安定のためにも一番いいんだという点については、韓国もアメリカも中国もロシアも共有の認識を示しているわけであります。また、EUもそうであります。国際機関もそう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の有事法制は、決して他国を攻撃するためのものでもなし、他国へ脅威を与えるためのものでもありません。  他国から日本が攻撃を受けた場合、あるいは日本国民に危険が及んだ場合、様々な脅威が想定されますが、そういう事態にどういう法的整備をしていく必要...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いいんじゃないですか。というのは、分かりやすく言えば、座して死を待つわけにはいかぬと。はっきりと侵略の意図がある、組織的、計画的意図がある、それをまず日本国民が被害を受けるまで、それが分かっていながら何もしないというわけにはいかぬだろうと。これはも...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、論理的にいろいろ議論すればこれ切りがないんですけれども、もしそういう攻撃あれば、これは日本は日米安保条約があるからアメリカから攻撃を受けるなというのが抑止力になっているから、今までそういうことはあり得ないだろうと、現実的に、原則として。しか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この有事法制の整備は、長年懸案でありました日本が他国から攻撃を受けた場合の対処であって、決して他国を攻撃するものではないという点について国民にも御理解いただく、また各国に対しても御理解をいただきたいと、努力を続けてまいります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 我が国は、我が国国民の力で守らなきゃならない。政府として常にいざというときに、外国の侵略あるいは危険な勢力が日本国民に侵害しようとするときには断固たる決意を持って抵抗するぞ、戦うぞという決意を形に表したものが自衛隊だと私は思っております。  そう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、日本国民として自衛隊に対して何か他の国と違って特別の感情を持っている、言わば自衛隊を軍隊として認めたがらない、これはやっぱり戦争の経験が大きく影響していると思います。  言わば、これは私自身の考えでございますが、戦争中、いわゆる第二次世界...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 二度と戦前のような軍隊を持ってはいけないと、また他国を侵略するような意思を持つような人を指導者にはしていけないと、してはいけないと、そういう反省の気持ちを持って、戦後一貫して日本の指導者なり日本の国民は当たってきたと思うのであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 他に類を見ない、事に臨んで身の危険を顧みず任務を遂行すると。しかしながら、正当な地位と名誉を与えられていないという状況にありながら、自ら志願して自衛隊に参加している諸君に心から敬意を表したいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、防衛庁長官にしても総理大臣にしても、職に就けばいつ身を挺してもいいという覚悟で私は職務に当たっていると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) すべて服務規定とか法律以前の問題だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、国民の意識がどのように変化してくるかということも見極めなきゃいけないと思っております。  今、ようやく、タブーと言われていた有事の議論もタブーでなくなりました。与野党対決法案と言われたこの有事関連法案も、与野党合意の下に衆議院を通過して、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外国の侵略に対して戦う集団ということになれば、外国から見れば軍隊と見られても当然でしょう。しかし、日本では憲法上のいろいろな規定もあります。自衛隊を軍隊とは呼んでおりません。そこが不自然だから憲法を見直そうじゃないか、いろいろ議論が今出ております。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊を軍隊とは言ってはいかぬと、そういう議論さえしていけない、してはいけないという時期がかつてありました。だから、戦車のことを特車と言っていたでしょう。しかしながら、私は実質的に自衛隊は軍隊であろうと。しかし、それを言ってはならないということは不...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 防衛大学校第一期生の田村議員にとってみれば、現状の自衛隊に対する在り方に対して憤慨される気持ちはよく理解できます。かつては防衛大学生に対して、一部勢力から不当な誹謗中傷が行われた時期もございました。しかしながら、そういう批判にめげず、黙々と努力され...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 戦争を望む人はだれもいないと思います。戦争というのは、今、各国で絶えることなく、この歴史、人類史始まって以来何度か繰り返されてまいりました。人と人とが殺し合う極めて残酷な戦いであります。二度とあってはならないことであると思います。  しかしながら...全文を見る
05月21日第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第9号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 御指摘の医療分野における治療方法といいますか、技術開発、医療機器の発達というのは目覚ましいものがありまして、遺伝子情報等というのは、自主的な個人の協力によって提供された場合にも、本人が分からない病気までも専門家のお医者さんは分かると。それを他人に流...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全部東京に来なきゃいけないというのは、住民にとっては迷惑、不便なことでありますので、できるだけ地方にその権限を委託していくということについては、趣旨をよく徹底してそういうような措置を図る必要があると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 御指摘も踏まえまして、よく検討したいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 総務大臣の答弁のとおり、人が大事でありますので、よくこの趣旨を徹底させるように研修なり訓練なり、しっかりと厳格に管理体制注意するように各省庁に徹底したいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 必要な情報をいかに必要なところに伝達するかということに対しまして、今いろいろな御批判を受けております。この御批判に耳を傾け、今後手抜かりのないような対応をしなきゃならないと。正に、制度はできましてもそれをしっかりと適用するのは人でありますので、この...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この法案は、国民の便益あるいは権利なり利益にどのように行政が対応するかというような法案でございます。  国民は様々なサービスを行政側に求めてまいります。それに的確に対応するためにはどうしたらいいかと。今御指摘のように、一方では自らの情報を保護して...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 旧法案でも私は報道の自由は守られていると思っていたんです。しかし、多くの方々、特に報道の関係につきましては各方面から不安や懸念が強く表明されました。そのような指摘や国会での議論を踏まえて、それでは、より報道の自由に関する、あるいは言論の自由に関する...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 官の方が信頼されていないと言いますが、また政治家も信頼されていないと言いますが、私は、これは民主主義社会の中で政治家は信頼されていないというのは日本だけじゃないんです。日本は、外国の政治家は立派だという表現がよく出ていますが、外国へ行ってみると分か...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 森前内閣の時代に、今後、世界最先端のIT国家を実現させるという目標を立てて、今その実現に向けて努力しているわけであります。IT社会、これはもう目覚ましい進歩を遂げていると思います。もう、今日こうしてああいう、生徒の皆さんが傍聴されていますけれども、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、現在でも報道の自由というのは十分確保されていると思っております。ある面においては、報道機関においても言論の自由というものをよくわきまえて、個人のプライバシー侵害しないように自主的な規律というものを持ってもらいたいという気持ちを思うこと、しばし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 防衛庁が自衛官を募集する際に地方自治体に協力を求めることができるとされております。その際に、この情報というものを目的以外に利用してはならないと、そういう点について誤解を受けた面があったならば、これは謙虚に反省して、このようなことがないように今後十分...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の御指摘の点につきましては、調査をしているという段階だと私は聞いております。事実関係はまだはっきりしませんが、恐喝事件として捜査中だという話を聞いておりますので、この結果につきましては私はきちんと報告をすべきだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 金融分野に限らず、他の分野におきましても、個別の法制は必要だという議論なり御指摘なりを今までの審議で十分されております。その点も踏まえまして、今後検討していくべき課題だと考えております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 警察、特に捜査に関する情報については、これはどうしても調べなきゃならない調査と、この調査を決して漏らしてはいけない、両方あると思いますね。この点については、やはり警察、捜査にかかわる担当者というのはやっぱりよく認識して、捜査に必要な情報と決して個人...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはだれにも言えることだと思うんです。やっぱり自分で自分を律すると。公僕、公務員ですから、これは当然してもらわなきゃならない。そういうことができるようにそれぞれ努力していかなきゃならない。たまにはできていない人もいるでしょう。それはどの分野でも同...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、そう思うのも無理ない事件が最近よく出ておりますし、だからこそ国会というものも存在していると、不断の監視も必要だと。  しかし、基本的にはやっぱり法律ですべてが解決するものではございません。その以前に、法律以前に道徳観念とか倫理観とか使命感と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この点につきましては一番よく分かっているのが主管の官庁であります。しかも、報道機関、国会、いろいろな国民の監視もある、あるいは情報公開法も整備された、こういう点を活用してより良い行政運営がなされるように、今後も、国会も行政も報道機関も民間も適切に制...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、もう先ほども答弁いたしましたけれども、報道の自由、言論の自由に対しましてマスコミ等から不安や懸念が再三表明されました。元々、旧法案につきましても、政府としては報道の自由を制限したり、あるいは言論の自由を制限したりする意図は全くなかったわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 三分で答えろというのはとても無理ですよ。全部使っていいですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 民間にできることは民間に、地方にできることは地方に、税金も必要な分野に重点的に配分する、行財政改革はあらゆる分野で見直していかなきゃならない、同時に金融改革もしていく、税制改革もする、規制改革もする、歳出改革もしていく、そして民間主導の持続的な経済...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 防衛庁の問題につきましても、これは目的に沿って、またこの法律の趣旨に沿って運用するんだということについて配慮が欠けていた面があったと思います。  御指摘の点も踏まえまして、これは防衛庁に限らず、ほかの分野についても問題があるという福島議員の御指摘...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 行政に対して適切な運用がなされているかについては、国会が存在しているわけであります。国会の機能、また政治家の役割という点につきましては、大変重要なことだと思っております。  こういう点に関しましても、官の対応も大事でありますけれども、国会の私は役...全文を見る
05月28日第156回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○小泉内閣総理大臣 日本にとりましては、アメリカは最大の友好国であり、日米同盟関係、日本の外交にとっても最も重要な国でございます。日米両国が重要であると当時に、首脳同士の友好、信頼関係を深めることができたと思いまして、有意義な会談だと思っております。  この日米首脳会談におきま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 北朝鮮の対応につきまして、万景峰の話が出ましたけれども、不正あるいは違法行為に対しましては日本としても厳正に対処していかなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 北朝鮮に対する対応はイラクへの対応と違うということについては、私からブッシュ大統領にも話しましたし、ブッシュ大統領もそれに同意をされました。当然、アメリカとしてはあらゆる選択肢を持っているということでありますが、平和的に解決していかなければならないという共通の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 世界、アメリカもヨーロッパも、中国もあるいはロシアも、どちらかといいますと、北朝鮮に対する、核開発に対して大きな懸念を抱いております。しかし、日本としては、核開発プログラム、これを破棄させることと同様に拉致問題に重大な関心を抱いている、同時に解決しなきゃならな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 イラクの復興支援については日本としてもできるだけのことをするということは、今までも申し上げておりましたとおり、日本が独自にできること、あるいはオファーを通じてできること、国際機関を通じてできること、また国連決議に沿ってやらなきゃならないこと、いろいろあると思い...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、金融危機を起こさない、預金者に対しましても、あるいは取引先企業に対しても混乱を起こさせない、そういう観点から、未然に金融危機を防止する必要があるという観点から、対応会議を開き、公的支援、注入を決定したわけでございます。
○小泉内閣総理大臣 破綻ではなくて、危機を未然に防ぐための政治決断をしたわけでございます。
○小泉内閣総理大臣 楽観論、悲観論、さまざまだと思いますが、悲観論の方が強いんだと思いますけれども、現実、実体経済の面を考えますと、十四年度におきましても、ゼロ%の政府見通しを上回って一・六%の実質経済成長率を遂げております。名目成長率がマイナスではありますが、今後とも、余りの悲...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 覚せい剤等麻薬の密輸等につきましては、北朝鮮当局が関与しているのではないかと見られる事案がかなり起こっております。こういう点に関して、非常に深刻な問題だと認識しておりますし、外国におきましても、現にいろいろな情報交換をしており、日本だけでなくて、日本以外の国に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 核の問題につきましては、これはアメリカも非常に懸念しておりますし、核開発計画を速やかに破棄させるというこの方針に変わりはないと。核の保有も、また開発も移転も容認できない、こういうことについて、真剣に北朝鮮に対して日本と韓国と協力して働きかけていこうと。  過...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現時点で、中国の胡錦濤主席とはサンクトペテルブルクで会う予定になっておりますが、どういう話し合いになるかという点につきましては、二国間の日中関係、この重要性、友好増進に協力していこうということは当然でございます。同時に、北朝鮮に対する対応問題につきましても、ブ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 経済の問題については、日米両国でGDPの四〇%を世界の中で占めている、日米の経済が成長することによって、両国にとってのプラスだけでなくて世界にとって大事なことだ、お互い、世界経済の原動力になるように努力しなきゃいかぬ、そういう話し合いをいたしまして、ブッシュ大...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 SARSの問題につきましては、これは単に医療のみならず、経済全般にも大きな影響を与えております。  幸い、今、日本におきましては感染者は出ておりませんけれども、今後、起きないような防疫体制、水際で防止する体制、あるいは、万が一、仮に日本に感染者が発生した場合...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、補助金、交付税、そして税源移譲、これを一体で改革していくように今努力をしている最中でございます。
○小泉内閣総理大臣 まず、御指摘のように、日本が金魚のふんみたいにという自虐的な考えは、野党第一党の党首としてお持ちにならない方が私はいいと思っております。日本はしっかりとした独立国であり、アメリカとは違った役割を世界で持っております。そういう点から、日本は、アメリカとは違った役...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それぞれの国にはそれぞれの考え方があります。日本におきましても一つの考え方ではございません。与党と野党、考え方も違います。いろいろな法案に対して賛否両論、与党内においても野党内においてもあります。アメリカにおいても私は同じだと思います。いろいろな考え方がある。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、はぐらかすことなく誠実に答えているつもりであります。  日本とアメリカとは国情も違いますし、軍事的にも経済的にもそれぞれ違いがあります。しかし、協力していく分野がたくさんある。今回のイラクの問題につきましても、アメリカを支持しましたけれども、アメリカと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、イラク周辺国に対して自衛隊の輸送機が必要であればその派遣も検討している、イラク自身に対しての復興策については日本が主体的に考えるということを述べただけであります。
○小泉内閣総理大臣 必要なことがあれば自衛隊機を派遣してもいい、周辺国に対して。それは今後具体的に、どの国が何を必要としているかよく協議し、検討すればいいことであります。
○小泉内閣総理大臣 変わっておりません。日朝平壌宣言、これを誠実に履行させるために対話といろいろな働きかけ、圧力と言ってもいいでしょう。日本だけでできませんから、各国と協力してまいります。
○小泉内閣総理大臣 この宣言を基本に、これを誠実に履行させるように取り組んでまいります。
○小泉内閣総理大臣 全然矛盾していないんですよ。日朝平壌宣言は、アメリカも支持しています、韓国も支持しています、中国も支持しています、ロシアも支持しています、EUも支持しております。これを誠実に実行させるようにこれから努力していく。アメリカは核開発プログラムを容認していません。韓...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日朝平壌宣言が誠実に履行された暁に日朝国交正常化がなされるんです。そのための働きかけを各国と協力してやっていこうというんです。全く変わりありません。
○小泉内閣総理大臣 だからこそ、この宣言は重要なんですよ。「双方は、安全保障にかかわる問題について協議を行っていくこととした。」アメリカも、現在も日朝平壌宣言を支持しております。韓国も支持しています。これを実行させることが大事なんです。これからなんです。何ら変わることないんです。
○小泉内閣総理大臣 これは、大事な政治宣言文書です。これを誠実に履行させることが大事なんです。外交交渉なんです。それを理解して、これを破棄したから、これはもう破られたから御破算だと言ってどうなるんですか。この宣言を誠実に履行させるために粘り強い努力が、日本だけでなく各国と協力し合...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 このような事態に至ったことは金融機関が健全でないという一つのあらわれでございますので、これは残念なことだと思います。しかし、放置しておいて預金者に不安を与えたり、あるいは取引先企業に混乱を与えたり、そういうことにしない対応も政府として必要であります。  そう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 謝罪とかそういう問題ではなくて、健全化して、この公的資金注入が将来返ってくるような健全化に努力させていきたい、自主的な努力を促していきたい、また、金融庁も監督していきたい、そういうことによって、金融健全化に向けて努力を傾けていくのが責任だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 すべての責任は私にあります。小泉内閣にあります。
○小泉内閣総理大臣 改革に向けての努力の過程の出来事であり、これは残念なことではありますけれども、今後将来の持続的成長に向けての努力の一環である、そう私は思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは、すべての問題について小泉内閣は責任を負っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、株価が上がる、下がる、これは、一国の経済事情にもよると思いますが、世界経済の影響も多分にあると思います。  しかし、現在、こういう株価の下落というのは好ましいことではありませんし、株は下がるより上がる方がいいに決まっております。しかし、改革なくして成長...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、竹中大臣から、りそなの状況において、いろいろ報告を受けておりました。  そういう中、りそな銀行の十五年三月期決算において、同行の自己資本比率が健全行の国内基準である四%を下回るという、そういう状況だという報告を受けました。このような事態を放置いたします...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 たしか、沖縄の太平洋・島サミットに行っていた最中だと思います。正確な時点は、私より竹中大臣の方が御存じだと思います。
○小泉内閣総理大臣 金融健全化に向かってしっかりした対応をしていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 金融情勢については随時大臣から報告を受けておりますので、具体的な、りそなという問題も含めまして、大手銀行の状況については報告を受けております。
○小泉内閣総理大臣 竹中大臣の言うとおりでありまして、私が言っているのは金融情勢です。
○小泉内閣総理大臣 この点については、先ほどもお答えしましたように、沖縄で行われております、太平洋・島サミットが沖縄で行われていましたので、電話で竹中大臣から報告を受けました。時間というのは、私は今正確に覚えていませんが、竹中大臣の方が詳しいと思います。
○小泉内閣総理大臣 りそなだけじゃありませんが、りそなの問題についてもこういう状況があるという報告は受けております。
○小泉内閣総理大臣 いかなる事態に陥ろうとも適切な対処をするように指示しました。
○小泉内閣総理大臣 金融危機を起こさせない対応であります。
○小泉内閣総理大臣 金融危機対応会議を開く状況にはないと。
○小泉内閣総理大臣 竹中担当大臣に、適切に対処するように指示いたしました。
○小泉内閣総理大臣 沖縄におりましたので、私が東京に帰国する時間、それを見計らって、適切な対応ができるように対処しなさいと指示を出しました。
○小泉内閣総理大臣 竹中大臣の判断に基づいて、私は会議を招集しようと指示いたしました。
○小泉内閣総理大臣 危機を回避するための危機対応会議なんです。
○小泉内閣総理大臣 再生のための措置です。
○小泉内閣総理大臣 これは預金保険法百二条における措置の概要ということがありまして、要件に、次の措置が講ぜられなければ、我が国または当該金融機関が業務を行っている地域の信用秩序の維持に極めて重大な支障が生ずるおそれがあると認められることとなっているんですよ。
○小泉内閣総理大臣 専門的なことは担当大臣に任せますが、要するに、危機を未然に防ぐための措置が必要だと私は判断したわけであります。
○小泉内閣総理大臣 法律にのっとってやったんですよ。危機を未然に防ぐためにやったんですよ。
○小泉内閣総理大臣 危機を未然に防止することが大事だ、適切な対処をしなければいけない、これがやはり総理大臣として大事な責任だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 危機を未然に防ぐように、適切な対処をするようにという指示をいたしました。
○小泉内閣総理大臣 金融問題については、私は浅学非才でありますので、そういう具体的な専門的なことについては竹中大臣を信用しておりますので、危機を起こさないように適切な対処をとるようにということを言ったわけでありまして、そういう具体的な一々個別の問題については、総理大臣として発言は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 幾ら公的資金を注入するか、まだ具体的な数字は決まっておりませんが、いずれにしても、これが、可能性といえば、全額戻ってくるような、健全な経営ができるような体制にしていくように私は努力すべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 会議は議事録を見ていただければわかると思いますが、私は、適切な対処をしなきゃいかぬ、答申のとおりに決めるように指示したと思います。
○小泉内閣総理大臣 これは、将来、健全になれば回収されるものですから、それはやはり適切な措置をするようにという指示であります。
○小泉内閣総理大臣 余り悲観論ばかり横行しているものですから、名目成長率も実質成長率も、両方見ていかなきゃならないと思うという面で言っているんです。  そして、政府の見通しは甘い甘いとよく言われておりますけれども、実質成長率においてはゼロ%の見通しがプラス一・六%になっているの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 議論の過程ではいろいろな意見があります、意見交換はあります。それで、内容を全部公表するわけじゃありませんから、これはよくあることであって、二元外交の非難は当たりません。全く御心配なく。
○小泉内閣総理大臣 茂木副大臣が答弁しておりますように、手抜かりの面もあったのではないかと反省しているようであります。  御指摘の点も踏まえまして、今後、そのような手抜かりのないような対応をしていかなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 しっかりした対応をするように指示しております。
○小泉内閣総理大臣 答申に基づいて決定したわけでございますが、預金者、取引先、市場に不安を与えないよう、また、新たな経営展開ができるように、そのような答申がなされたんだと思います。  四%に比べれば一〇%というのはかなり高い、十分過ぎるんじゃないかという御指摘だと思うんですが、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういうことは全く関係ありません。いかに金融危機を未然に防ぐか、新しい事態にりそなが経営展開できるか、余裕を持って基準を満たす必要があるという観点から出された答申であると私は思っております。
○小泉内閣総理大臣 小泉内閣としても、景気に配慮しながら改革を進めていくということでやっているわけです。それでは、今四十二兆円程度の税収しかないところに三十六兆円の国債発行を容認しているんですよね。そして、道路公団、あるいは郵政民営化、規制改革、金融改革、歳出改革、税制改革を進め...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 三位一体というと、これは税源移譲も交付税も補助金も一体ということなんです。どれが先だという問題じゃないんです。全部一緒にやる、これが三位一体なんです。
○小泉内閣総理大臣 経済問題について、ブッシュ大統領とも意見交換をしたわけですが、その中で、日本の経済については、日本国自身の問題だけれども、同時に、アメリカも大きな関心を持っている、そして、日米経済が健全になれば世界全体もプラスになるんだ、そういう中で出てきた一つの話であります...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その表現はともかく、拉致問題解決なくして日朝国交正常化はない、核だけじゃないということを発言しております。ブッシュ大統領と一言一句同じということはありません。
○小泉内閣総理大臣 拉致問題解明のために全力を尽くす、当然のことであります。
○小泉内閣総理大臣 交渉はいつでもしたいと思っています。しかし、拉致の問題、核の問題、ミサイルの問題を総合的、包括的に解決しなければ日朝国交正常化はない。交渉はいつでもする用意がある。
○小泉内閣総理大臣 交渉の過程においてはいろいろ意見交換があると思います。北側の立場に立ってみれば、日本からの経済協力を欲しているでしょう。しかし、日本の立場を考えますと、拉致の問題、核の問題等、これの解決なしに国交正常化はないんですから、国交正常化の暁に経済協力というものを考え...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ブッシュ大統領は、イラクの問題を中東和平につなげたいと強く考えております。シリアとかイランの話が出ましたけれども、これについては、イラクとは対応が違う。当然北朝鮮に対しても違う。いわば、イラク人のイラク人によるイラク人のための政府を早くつくりたい。そして、中東...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これはアラブ諸国の人たちが強く考えていることなんです。イラク問題だけじゃない、中東和平が根本的な問題なんだと。このイラクの問題を中東和平につなげなきゃいかぬというのは、アメリカ自身よりも、アラブ諸国、これが非常に強いです。  当然、フランスのシラク大統領も、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これが政治の難しいところで、野党の中にも、不良債権を早く処理しろという政党もいる。今、共産党のように、早く処理し過ぎるんじゃないか、もっとゆっくりやれという野党もいる。竹中プランを出したときには、これは金融界も大反発した。こんな厳しいのはいかぬ、もっと甘くして...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 金融機関への公的資金注入も、今回の生保の予定利率の引き下げの問題も、それでは、すべて批判されますが、りそなに対して公的資金を注入しない場合どうなるのかということをやはり考えなきゃいかぬと思うのです。預金者、取引先企業、そのままほっておいていいのか、取りつけ騒ぎ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、吸い上げているというのは語弊があると思うんですよ。献金、寄附、これは、どの政党も国民の献金によって政治活動をしている。その一環でありますから、私は、今回の政治資金の問題につきましても、今国会中に少しでも前進できるような対応をとっている。今協議中でありま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 経済失政とは思っておりません。やるべき改革をやる過程での副作用である。この副作用をいかに緩和するかという措置も必要でありますが、それでは、不良債権処理をしなくていいと言うんですか。そうじゃないでしょう。進めろという声の方が圧倒的に多いでしょう。不良債権処理を進...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 しかし、不良債権処理を進めなかったらどうなるかということも考えていただきたい。逆になりますよ。今のままでいいのかと。私は不良債権処理を進めていく。全然進んでいないと言っていますけれども、進んでいます。そして、二〇〇五年三月末に四%台にするという、今の計算では、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国民の声もさまざまなんですよ。改革も進めてほしい、景気も回復してほしい、その両立をしていかなきゃならない。世論調査どおりにやるわけにもいかぬ。実際の政権運営をする場合には、一つの政策だけじゃないんです。全体、外交政策もあれば内政政策もあれば、いろいろな政策もあ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 景気対策を進めてくれ、した方がいいのかしない方がいいのかという場合、みんな景気対策は進めてくれと言うと私は思いますよ。  では、お聞きしたいんですが、どうやって景気対策を進めるんですか、構造改革をやめて。構造改革も進めなきゃならない。景気対策も進めなきゃなら...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 保証はと言われれば、日本が探しているわけじゃありませんから、そこまでは断言はできませんが、いずれ見つけることができる、自信があるというふうにアメリカははっきり言っておりますし、現に、かなり化学兵器等の研究所も見つかっているようであります。  時間がかかると思...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 給油、補給、これはテロ特措法に基づいた対応であります。
05月29日第156回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 経済の問題につきましては、日本の改革どのように進んでいるかと。私から、構造改革、この手を緩めるわけにはいかぬと。それと、りそなの問題も話出たものですから、これは前向きに評価すると、ブッシュ大統領は、金融改革の一歩前進と見ていると。  さらに、アメ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、五月の連休、イギリス、スペイン、フランス、ドイツ、EU議長国の定期首脳会議が行われましたギリシャを訪問いたしました。その際にも申し上げたんですが、日本がアメリカとフランスが対立している調整役を買って出るようなおこがましい気持ちは全くないと言っ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 構造改革の柱に、一つになっておるのが税制改革であります。今年も税制改正、二兆円減税し、酒、たばこで二千億円増税したと。現実には一兆八千億円減税しているんですよね。来年度も減税先行です。  こういう中で、総合的にこれから経済状況を見ながら、今、竹中...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私の内閣において、最重要課題は経済活性化でありますが、その柱が、民間にできることは民間にと。役所がやらなくてもいい仕事たくさんあります。民間ができる分野たくさんあるんです。そういうことと、国から地方へ、地方にできることは地方に任せていきましょうと。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 柳澤大臣、それぞれ専門的な知識、経験を生かして、日本の金融問題にしっかり取り組んでいただきましたが、なぜ替えたかということではございますが、竹中大臣、経済財政担当しております。これからの経済問題考えますと、金融問題と産業問題が、やっぱり両面を見なき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 不良債権処理を加速していかに金融を健全化していくかという点のみならず、産業再生、経済再生、一緒に見ていこうということで、私は兼務がいいと判断いたしました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 要は、公的資金を注入することによって預金者や取引先企業等に不安を起こさない、この方が大事だと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、経営陣が退陣して新しい経営者によってこの公的資金が戻ってくるような経営をしていただきたいと期待しております。同時に、信用秩序に重大な支障が起こらないよう、常に健全行になるような努力を他の金融機関もしてもらわなきゃ困ると。  全体として、私...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外交・安保のみならず、金融経済におきましてもそれぞれの政党によって考え方が違うでしょう、あるいは個人によっても違うと思います。それは、議員ですから選挙区事情もあるし、個人の今までの勉強具合にもある、見識にもよる。様々な人たちが集まっているんですから...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 事実の認定というのも非常に難しいので、経済政策、金融政策、私は浅学非才ですから、いろんな専門家の意見を聴くんですよ。専門家と言える議員がどうして右左全く違うことが言えるのかと、なるほどなと。結局、自分で判断するしかないのかな、あるいは信頼する人に任...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 信なくんば立たずというのは論語の言葉でありますが、これはどの分野におきましても、どんな時代においても最も大事なことだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、景気対策も併せてやっていると私は認識しております。改革なくして景気回復もない、成長もない、よく言いますよね、財政出動しろ、財政出動しろと。ということは、今、四十二兆円の税収しかないのに三十六兆円の国債を発行している。税収以上に国債発行すれば景...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 消費もプラスになってきております。幾ら財政出動よりも、消費動向の方が景気に与える影響大きいんです。だから私は、消費税上げろ上げろという声に対して、消費税上げませんと言っているんです。景気対策論者の中には消費税上げろと言う人がいます。そして消費を刺激...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も複線的なんですよ。しかし、だから三十兆円枠にこだわらない。経済の状況を見て大胆かつ柔軟にやると言って、今年度は、十六兆円発行している、三十六兆円、増やしたでしょう。景気にも配慮しているんですよ。しかも、消費税を今上げるという前提やったら、歳出構...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 金融が健全でないという認識は私も持っております。早く成長分野に融資なり投資ができるような、企業活動を支えていく金融機関として健全化してもらいたい、そういう思いでおりますし、だからこそ不良債権処理、金融改革を進めているわけでありまして、その点につきま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その辺が共産党と我々と全く違うところで、これを温存していたらもう経済成長はできませんよ。不良債権、なかなか処理が進まない。もうどうしても収益が上げられない企業に融資して、成長分野に融資が行かない。  私は、これは不良債権処理から今後の新しい時代に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今の政策を進めていきながら、経済状況を見ながら、必要に応じて日銀とも協力しながら、このデフレを取り組んでいかなきゃいかぬと思っております。  基本的に就任以来の方針というのは間違っていると思いません。行財政改革、金融改革、税制改革、規制改革...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) じっと我慢じゃないですよ。どんどん進んでいるじゃないですか。規制改革も、税制改革も、それから三位一体の地方分権もこれからやろうとしている。しかも、道路公団の民営化もいよいよこれから来年に掛けて法案が提出される。郵政民営化もこれからやりますよ。ようや...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日銀の自主性を尊重しなきゃいけませんが、現在、日銀の総裁も政府の考え方を理解していただいていると思っております。政府がああやれこうやれと言う立場にはございませんが、金融の緩和の面においても異例の形で量的にも増やしておりますね。資金供給、潤沢に提供し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 両方あると思いますね。需要政策でもいろいろあります、公的需要、民間需要。恐らく財政出動論者は、もっと国債発行してやれと、財政需要が足りないからと言うんだと思いますけれども。  これは、デフレを克服というのは、金融、財政だけじゃありません。世界的な...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 民間主導の需要創出を進めていくのが筋ではないかと思っておりますからこそ、今の不良債権処理、金融改革、そして規制改革、税制改革、歳出改革をしているんです。で、特区の構想におきましても、財政支援はしない、税制優遇はしないという中で、企業がもう百以上も手...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、もう総理大臣職全力投球するのに精一杯でありまして、民間企業を経営するという才能は全然ありませんので、考えておりません。
06月05日第156回国会 衆議院 本会議 第38号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、五月二十九日から六月四日まで、サンクトペテルブルク建都三百周年記念行事及び主要国首脳会議に出席するため、ロシアのサンクトペテルブルク及びフランスのエビアンを訪問しました。  日ロ首脳会談では、平和条約締結問題、エネルギー分野での協力等、幅広...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 伊藤議員にお答えいたします。  国連の機能回復のための努力及びサミットの存在意義についてでございます。  国連改革については、私は、まず改革のかぎを握る米国の協力を得ることが必要と考え、日米首脳会談で本件を取り上げ、国連改革の重要性について一致...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 都築議員にお答えいたします。  サミットでの拉致問題に関する各首脳の受けとめ方と今後の対応についてでございます。  今次サミットの議長総括において拉致問題に言及されたのは、私が拉致問題等についての日本国民の関心の強さを指摘しつつ、北朝鮮に関する...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 松本議員にお答えいたします。  エビアン・サミットをどう受けとめたかについてのお尋ねでございます。  今次サミットは、世界経済や開発、テロ、大量破壊兵器、北朝鮮や中東和平等の地域情勢といった国際社会が直面する困難な問題について、国際社会が協調し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 東門議員にお答えいたします。  私が訪米した際のクロフォード牧場のプールサイドでの話の内容についてでございますが、この会談については、外に出さないことになっておりますので、申し上げられません。  現地で記者団に申し上げたとおり、私のエジプト、サ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 金子議員にお答えいたします。  激励を込めた御質問に感謝申し上げます。  拉致問題についてでございます。  北朝鮮による拉致は、国民の生命と安全に大きな脅威をもたらすことから、普通には、テロと言えると思います。  今次サミットにおいて、私は...全文を見る
06月05日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第12号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自らの任務を遂行するに当たって、身を挺して行うという献身的な活動をする、その集団が自衛隊であると、しかし、それにふさわしい感謝と敬意が国民から与えられているだろうかという御指摘でございますが、自衛隊の諸君は、そういう感謝とか敬意を受けなくても、日々...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 戦前の旧陸海軍、いわゆる軍隊につきましては、あの戦争による被害、日本においては多くの国民は、日本の帝国軍隊というのは日本国民を解放してくれたという意味よりも抑圧されたという印象を強く持っている方々が多いと思うんです。諸外国の軍隊というのは、やっぱり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もとより、他国の侵略にどのように日本が対応するか、平和と独立を守るかと、その専門的集団が自衛隊でありますから、国民とともにある自衛隊、国民から信頼を受ける自衛隊のために、日々自己研さんと訓練を怠らない精強な集団であってほしいと願っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 有事に関する法整備がもっと早くからなされていれば今言った不安は解消されていると思います。有事の議論をするさえタブーだったでしょう。有事の備えをすると憂いが来るんだと、備えあれば憂いなしという逆の考え方がかなり一般的といいますかね、広く言われている。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 平和憲法があるから日本の独立と平和が守られるかということと、平和憲法があったとしても、もし日本以外の外部の勢力が日本を侵略したり、あるいは侵害する意図を計画的に組織的に持ち、現実にそのような勢力が日本にやってきた場合どうするかと。私は両立できると思...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラク新法というのはまだ提出していないんです。イラク新法が必要かどうかというのをこれからよく意見を聞きながら検討しようという段階であって、国連でも、イラク復興のためには、国際社会、国連のメンバーはお互い協力してイラク復興のために持てる力を発揮しよう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このイラクの問題について、エビアン・サミット前は、国連決議をめぐり武力行使に関して安保理の理事会で意見が対立はしました。そういう中でのエビアン・サミットを控えて、果たして国際協調体制ができるんだろうかと懸念がありましたけれども、始まる前に、イラク復...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 周辺事態がどのような事態かは、状況は今の時点で判断はできませんが、日本は先制攻撃には加わりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そう決め付けるのはどうですか。アメリカは先制攻撃するなんか一言も言っていませんよ、あらゆる選択肢を残していると、自国の安全のために。先制攻撃するという仮定の議論をするんだという前提で議論するからおかしくなっちゃうんですよ。  周辺事態がいかなるも...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先制攻撃と先制行動というのをごっちゃにしないでください。先制行動というのはいろいろあります。危険を抑止するために常に……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 常に準備をしておく、攻撃をしないまでも行動があるんです。相手に攻撃を加えようという意図を抑止しなきゃならないという先制行動というのはあるんです。抑止行動と言ってもいいかもしれない。  共産党の立場から見れば、日米安保条約があるから、在日米軍基地が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本の国に関しては、日本はありませんが、外国のことは外国それ自身が判断するでしょう。日本が、外国がどうしようがと、判断するというような問題じゃない。日本は先制攻撃には加わらないし、武力行使はしないんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはさっきから言っているでしょう、そう決め付けない方がいいと、仮定の議論で。事態がまだ切迫していないのに、これからどういう状況が起こるか分からないのに、日本が危機に瀕した場合に、それはアメリカは日本を守るために準備行動、出るのは当然でしょう。しか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だから、そのときにって、アメリカは先制攻撃しないんですから、周辺事態まだ起こっていないんですから、今そういう、アメリカは必ず先制攻撃するんだという前提で議論しても始まらないというんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もう何度も言っているんです。先制攻撃は日本はしません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いずれにしても、国民の基本的人権、最大限尊重しなければならない、そういう前提の下に、この法案が成立した後に、事態対処法案の整備については今後検討していかなきゃならない問題だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もう一回石破大臣に答弁させてもいいんですが、石破長官の言うとおりでしょう。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは先ほども申しておりますように、米軍の行動を、円滑化のためにどういう法整備が必要かというのは、正にこの法案が成立後、事態対処法制の整備の一環の中で具体的に検討するべきものであって、今、まだ法案も出ていない、法案も成立していない段階で、これから出...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 総理大臣に就任して以来、毎日緊張感の連続でございますし、今、有事法案が審議しておりますが、私は毎日が有事だと思って日々生活をしております。緊張感と平常心併せ持って、いかなる事態にも対処していかなきゃならないのが総理大臣の務めだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までも、自衛隊の海外派遣については、きちんと法律にのっとって派遣しているわけであります。原理原則がないという御批判は当たらないと思っております。  と同時に、今、議員御指摘の、憲法と憲法の理念に合致する平和の定着のために自衛隊がどのように海外で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは戦後何回も議論されてきたことでありますが、自衛権を日本憲法は否定していないと思います。今でも自衛隊が憲法違反だと言っている方があるのは承知しております。しかし、それはもう決着が付いているのではないか。そういう意見はありますが、自衛隊は憲法違反...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 憲法についての議論は、今までも様々なされておりましたし、現在、国会でも憲法調査会で議論をされております。自由民主党も結党以来、自主憲法制定というのを党是にしております。  自衛隊がなく、いかなる戦力も保持しない、非武装だから平和が守れるんだ、独立...全文を見る
06月06日第156回国会 参議院 本会議 第30号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、五月二十九日から六月四日まで、サンクトペテルブルク建都三百周年記念行事及び主要国首脳会議に出席するため、ロシアのサンクトペテルブルク及びフランスのエビアンを訪問しました。  日ロ首脳会談では、平和条約締結問題、エネルギー分野での協力等、幅広...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 河本議員にお答えいたします。  北朝鮮に対する対話と圧力についてですが、先般の日米首脳会談で私が言及した圧力とは、北朝鮮が対話に前向きに応じることを促すためのもので、国際社会による核兵器開発は容認しないとの強いメッセージの発出、違法行為の厳格な取...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 長谷川議員にお答えいたします。  イラク復興支援の重点分野及び自衛隊の活用についてでございますが、我が国は、国際協調の下、イラクが一日も早く再建され、イラク人の生活が正常化するよう、御指摘の医療、教育、インフラ整備等の支援も含め、速やかにできる限...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 緒方議員にお答えいたします。  我が国の外交が多国間協議に反しているのではないかということでございますが、我が国は、国際社会が直面する諸課題の解決に向け、引き続き我が国外交の基軸である米国との同盟関係の維持強化に努めると同時に、韓国、中国、ロシア...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 広野議員にお答えいたします。  サミットの意義についてでございますが、サミットは主要国の首脳が国際社会が直面する緊急の課題につき率直な意見交換を行う場として重要であります。今回のサミットにおいても、種々の課題について国際協調の重要性の認識を共有す...全文を見る
06月09日第156回国会 参議院 本会議 第31号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 浅尾議員にお答えいたします。  日本社会の将来像についてでございますが、小泉内閣が目指すのは、簡素で効率的な政府の下に、自らを助ける精神と自らを律する精神、いわゆる自助の精神、自律の精神、この精神によって、国民一人一人や企業、地域が持っている大き...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 浅尾議員の再質問に答弁いたしますが、いずれも私は答弁したつもりでございます。  まず、常用雇用と有期雇用ですが、懸念のような事態を直ちに招くものとは考えておりませんと答弁しておりますし、基準財政需要額につきましても、私は、地方一般財源としての交付...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小池議員にお答えいたします。  解雇についての規定に関するお尋ねですが、政府原案における解雇についての規定の新設は、最高裁の判例で確立しているものの、これまで労使当事者間で十分に周知されていなかった解雇権濫用法理を法律上明確にすることにより、解雇...全文を見る
06月10日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第21号
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○小泉内閣総理大臣 財政金融委員会、昔は大蔵委員会でしょう。久しぶりですね。よく一緒に理事として夜遅くまで審議をしていたころを思い出しながら、きょうはやってまいりました。そのころ一緒に汗をかいた方々がこうして毎日御苦労されている姿を見まして、敬意を表したいと思います。  上川議...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 生保会社を保護するというよりも、保険契約者を保護するというのが主眼であります。これは、金融機関でも似たようなことが言えます。どうして金融機関を保護するのか。結局、預金者を保護する、これが主眼であると同じように、破綻を予防するためにはどういう選択肢があるかという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 デフレ克服のために政府はいろいろ手を尽くさなきゃならないということは申すまでもございません。財政政策、金融政策、また日銀と協力しながら、現下のデフレ状況を一日も早く克服するために今後も努力していかなきゃならないと思っております。非常に厳しい状況が続いております...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 逆ざや状況が続いて、生保会社にとっては厳しい状況が続いていると思いますが、これは強制じゃありませんから。できるという、予定利率を下げることができる。判断は生保会社の判断ですから、これをやらなくてもいいし、やってかえって悪くなる企業も出るかもしれない。それは現実...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 簡保の問題は、これはまた別の問題としてさておきまして、郵政公社になって、今、民営化の実質的な第一歩を踏み出しましたから、いずれ民営化の議論が起こってくると思いますが、この生保の予定利率の引き下げの問題につきましては、あくまでもこれは選択肢を提供しているわけで、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国民も、自分のうちにお金を持っていた方がいいか、あるいは金融機関に預けた方がいいか、生保と契約した方がいいか、株に投資した方がいいか、国債を買った方がいいか、いろいろ選択肢はあると思います、将来の。そういう中で、一つの選択肢ですから、強制じゃないんです、これは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 もう一度お答えを繰り返しますが、破綻した場合と予定利率が下げられた場合とどっちがいいかということになると思います。その場合にどのような選択肢があるか、それを提供する場でありますので、その辺は保険契約者も深刻な問題で、悪い方の選択ですから、いい方の選択はないんだ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、保険契約者を保護するために一つの選択肢を与えたということであります。破綻した場合と予定利率を下げた場合とどちらがいいか、選択肢を与えるんです。強制的じゃないんです。
○小泉内閣総理大臣 それは担当大臣がいるんですから、一緒に出ているんですから、私より竹中大臣の方がはるかに詳しいんですから、親切を込めて竹中大臣に答弁してもらった方がいいと思います。
○小泉内閣総理大臣 これは破綻を予防するための一つの考え方ですから、破綻した場合と予定利率を下げた場合と、どういう形にしていくか、それは選択の問題ですから。破綻した場合どうなのかということもあり得ると思います。しかし、破綻しないで、予定利率を下げることによって破綻を予防することも...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは国民年金に加入しない方の理由はさまざまでしょう。信頼できるできないという問題もあるかもしれません。国民年金未加入の中には、国民年金の方が民間よりもはるかに有利にもかかわらず、民間の保険会社に加入している方もいるわけです、よく調べてみると。国民年金というの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 予期せぬ出来事にどのように対応していくかというのも、やはり政府として大事だと思っております。こういう点から考えても、より成長できるような経済に持っていくのが政府としても重要な役割であると認識しておりますが、同時に、今後、予期せぬ、願わしくない事態にどう対応をし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私の内閣におきまして進めている政策が失政だという御意見は、野党のみならず与党内から一部に出ているということは承知しております。  今、吉井議員が言われましたように、不良債権処理を進めているからこういうことになるんだ、一方では、不良債権処理を進めろ、遅過ぎると...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何事も、政策については一長一短あります。超低金利政策をとっても、できるだけ借りやすい環境をつくっていくという状況でありながら、そのような状況が生まれない。あるいは、国債も三十兆円以上発行していながら、その効果が出てこない。財政政策、金融政策、これほど積極的に手...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 経済状況を好転させることによって諸問題の解決を図っていかなきゃならないという御意見はわかります。できるだけ早く経済状況を好転させるよう努力をしていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 一般論として申し上げれば、無認可の共済については、一律に規制を課して、一元的に所管するということについては問題があるのではないかと私は思っております。  無認可というのは、どちらかといえば、自発的な助け合いの精神で共済事業をやっているところが多いと思うのであ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、詐欺まがいの不特定多数の者に対して違法な行為を行っている特定の機関に対しては、政府、関係機関連携して厳正に対処しなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、当初の予定の利回りどおり自分のお金が返ってくる、契約したとおり返ってくる、これは望ましい姿だと思います。しかし、今回の法案につきましては、より望ましくない事態が起こってきた場合に、どのような選択肢を提供するかという問題だと思うんです。破綻した場合と自分...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何度も繰り返し答弁しているように、それは、破綻した方がいいのか、予定利率を下げた方がいいのかという選択の問題ですから、これは選択肢を提供した、これについてこれからも理解を得られるような努力が必要だと思います。
06月11日第156回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第4号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、結論からお答えしたいと思いますが、発見されなかったならばどうするかというお尋ねであります。私は、いずれ発見されると思っております。  国連の協議におきましても、大方の国は、イラクが大量破壊兵器を保有しているであろうという疑念は払拭し難いとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) マニフェストと言いますと、まだ国民の多くにとってなじみが薄い言葉だと思います。公約ですね、名前は変わっても公約なんですよ。公約をそれぞれの政党が掲げて戦うのは私は当然だと思っております。今、日本においては二つの政党だけじゃありませんから、自由民主党...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは政党にはいろいろ議論があります。しかし、最終的にはまとまっていくものであります。また、まとめていかなきゃならないものであります。議論については、それは自由民主党だって民主党だって、ある問題については意見が違った議員がたくさんいますよ。しかし、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イギリスと日本とは違います。議院内閣制はあっても、イギリスには貴族制度がありますし、日本には貴族制度はありませんし、また小選挙区、完全小選挙区制ではありません。また、今、連立政権ですから、必ずしも第一党の党首が総理大臣になるとは限りません。国民の意...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、過去、化学兵器等を自国民に使ってまいりました。また、国連の査察等に対して、イラクは疑いを払拭するような行動をしてこなかった。完全に破棄しましたという証拠を見せなかった。あるいは、査察団が来ても追い返した。そういうことから見れば、ほとんど多く...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これから……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 生死もまだ分かっていない、存在も分かっていない。大量破壊兵器も私はいずれ見付かると思いますし、今、イラクの復興支援づくりに各国が協力しようとしております。私は、今後、イラクの大量破壊兵器がどのようなものになっているか注視していく必要があると思います...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、国連の度重なる決議においてイラクは破棄したことを証明しろということを証明しなかった。  しかし、疑惑はあるということを志位さんも言った。それでは、今、志位さん、ないという、全くないという断定して言えるのか。だって、そうでしょう。だから、私...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も盧武鉉大統領の国会演説をじかにお聞きし、また首脳会談で率直かつ気さくにこれからの日韓関係お話しいただきまして、大変この方は未来志向だなと、日本と韓国、子供たちのためにすばらしい未来を築かなきゃならない、お互い協力していきましょうという話しぶりに...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この問題については、現在でも与党内で議論を重ねております。  非常に難しい問題もはらんでおりますので、議論を重ねながら、お互い、日韓両国民が理解し合えるような形で結論を出すように努力をしていかなきゃならない問題だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 主要な戦闘は終結したということだと思います。だからこそ、先月、このイラクに対する戦闘開始前には意見が対立していたフランス、ロシア、ドイツ等とアメリカ等との考え方も修復され、国連安全保障理事会ではイラク復興支援のために協力していこうという決議が、シリ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは戦闘行為、武力行使に行くんじゃないんです。国連決議で、イラクの人道支援、復興支援のために行くんです。これがなぜ集団的自衛権に変わってくるんですか。戦闘行為、武力行使に行くんじゃないんですよ。  これはもう昔ながらの議論でありますけれども、自...全文を見る
06月16日第156回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国会における決算の審査は、予算の執行が所期の政策目的を果たしているかどうか等について審査、検討するものであり、各省庁が予算執行や事務事業の在り方を絶えず見直していく上で極めて重要な役割を果たすものと認識しております。  こうした観点から、今般、参...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 憲法上の役割としては、予算が衆議院通過いたしますと参議院では三十日以内に自然成立ということでありますので、実際の審議の上におきましても衆議院の予算通過までが一つの大きな山で、参議院に参りますと、今までの運営ではたとえどのように審議が遅れようとも自然...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 実に大きな難しい問題を提起されましたが、余り長く話すのもこういう決算委員会でどうかと思いますので、できるだけ短くお話ししたいと思いますが、戦争ほど環境破壊、恐ろしいものはないと思っております。戦争を二度と繰り返してはいけないと、そういうことと同時に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、景気状況が厳しいという面も影響していると思います。かつて、十数年前から日本はODAに積極的な役割を果たしてきて、その伸びも増やしていったわけでありますが、最近になりましてから、財政状況が厳しい、やっぱり見直さなきゃいかぬと。多くの国民からは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、これは日中共同宣言が平成十年に発出されたときにも、今までの日本の援助に対して中国側から感謝の表明がありましたし、つい最近もサンクトペテルブルクで中国の胡錦濤主席と会談した際にも、SARSの支援等に対して、日本からの援助に対して中国人民及び政府...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までの御指摘は、大変、今後のODAを見直す点においても有意義な議論だったと思っております。  ODAの原則と、それと我が国の隣国としてどのような協力が必要か、また実際、中国側が日本の援助に対して感謝しているのか、あるいは必要としているのか、よく...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、ODAの観点に国益考えるのは当然だと思っていますよ、国益を考えない援助というのはあるのかと。  それは短期的に見れば、日本の税金を使っているから、日本のためには何もなっていないという批判があるのは承知していますが、それは逆に大きく考えて、日...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 当時の佐藤総理が、決算通らなかったら内閣総辞職に値するという発言は、これはいかに重要なものであるかということの表現だと私は理解しております。  そういうことで、今まで参議院におきましても決算をいかに重視するかで御努力積み重ねた結果が、今日のように...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、どのような機関であろうとも、会計検査院、独立しておりますから、会計検査院の機能、これを強化していくという点については、私は重要なことだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今年一月、ロシアを訪問しまして、プーチン大統領との間で日ロ行動計画を発出いたしました。これは新しい日ロ関係の海図となるものでありまして、今後、領土問題を解決して平和条約締結に向けてどのような信頼関係を醸成していこうかという重要な文書だと思って...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 地方にできることは地方にということでやってきたわけで、今まで補助金一つ取っても難しくてできなかった。交付税、おかしいじゃないかと、三千三百地方公共団体あるうちに、交付税をもらっていないのは百もないと、約百だと。これで本当に地方と、財源の豊かなところ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国土は均衡ある発展を遂げるべきだと思っております。都市と農村というのが対立する問題ではないと。都市と農村は、今、佐藤議員言われているように、共存共栄するものだと私は思っております。  それから、安全保障を考える上においても、一地域だけにすべての機...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 農村、漁村、都市と対立するものではなくて共存するものだ、共存共栄するものだということを申し上げましたように、それぞれの役割があるわけであります。特に農村、漁村は食料を供給する面において極めて重要な役割を果たしていると思います。特に、日本国民は最近、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そして、これからも日本の食料が国民に安全に供給されるように十分な配慮がなされなければならないと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中山間地、農村、山村、これは狭い国土でいかに有効利用していくかという今までの日本における農家の方々の一つの大きな工夫のなせるものだと思いますし、食料を提供するだけでなくて、環境維持あるいは農村の景観等において、人間にとって大きな役割を果たしてきたと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ようやく特殊法人の整理合理化が始まったわけでありまして、この廃止、民営化あるいは独立行政法人、この独立行政法人も独立採算制、さらに企業会計原則、そして今後の事業についての見直しというのは、特殊改革推進本部に参与会議も設けて、不断に見直しを行わなきゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 会計検査院が指摘された事項については、真剣に受け止めて改善策を講ずるべきだと私も思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 特殊法人等が役所の出先機関となって、その役員人事等、役所を退職した後、既得権益みたいに当然天下り先になっていると、こういう弊害を直していかなきゃならないというのは当然だと思います。  また、その観点から、役所で今、四十代でも五十代でも退職させる、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 閣議決定を尊重して、これが実現できるように努力したいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今初めて伺ったものですが、なぜ委員御指摘のようなことができないのか、これは担当だれですか。その意見を聞いて、これは検討に値することだと思いますので、何で今までできなかったのか、よく理由を聞きたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 失業者が増えているという厳しい状況でありますが、やはり自分が必要とされないということほど人間にとってつらいことはないと思います。これはもう子供でも大人でも、男でも女でも変わらないと思います。やっぱり人間というのは、だれかから必要である、役に立ってい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 長時間労働、これについては、それぞれ実労働時間、一週間六十時間という話でありますけれども、これは確かに行き過ぎですよ。一週間六十時間というと、一日十時間ですか、これは本当に行き過ぎでね。こういうことを各企業もなくすように、有給休暇制度もあるんですし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、法律を守っていれば不祥事は起こらないんですよね。それを私は言っているんです。国会議員だから法律を守りなさい、国会議員じゃなくても法律を守るのは当たり前なんですよ。肝心な国会議員が法律を守らないようじゃどうにもならぬと。今の不祥事は法律を守らない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 確かに、ある行動を見ますと、一般の国民から見れば常識がないと思われる行動をせざるを得ない面があるんですね。  選挙運動一つ取ってもそうです。一般の人から見れば、自分はいい人間ですよとよく公衆の面前で言えるな、自分のポスターをべたべた張ってよく恥ず...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治の最も基本的な、大事な一つに、国民を飢えさせない、これが一番大事なことである。それをよく考えて、食料政策というものは不断に見直していかなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ塩川財務大臣特有の例えで、一般会計、特別会計の問題点を指摘されたんだと思います。  私は、一般会計に比べて特別会計については、事業等が余り厳しく国会でも審査されないんじゃないか、あるいは透明性に欠けているんじゃないかという御指摘もっともだと思...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 新聞で私を批判する人は何でも批判しますよ。各大臣、担当大臣がいるんです。その役割を飛び越えて総理がいつ出るか、それは見守らなきゃいけないんです。各大臣の役割、各大臣の自主性、意欲、これをどうやって引き出すかというのが総理大臣の務めでも大事なんです。...全文を見る
06月16日第156回国会 参議院 本会議 第34号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいまの御決議に対しまして所信を述べます前に、一言申し上げます。  今回、参議院において平成十三年度決算の審査を常会中に終了されることは、決算審査を予算編成に反映させる上で大変有意義なことであります。提出した常会で審査を終えたのは、昭和四十一年...全文を見る
06月23日第156回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○小泉内閣総理大臣 説明すると時間がすぐたっちゃうので、簡略にしないといけないのですが。  論語に「よらしむべし、知らしむべからず」という言葉があります。これは誤解して解釈される場合が多いんですね。余り知らせなくていいんだ、頼らせればいいんだという、徳川時代ですか、言われたけれ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 教育の重要性については、もう論ずる必要はないぐらい、皆様、共通の認識を持っていると思います。  ただ、地方によって実情がそれぞれ違います。そういう点につきまして、教員の数とか生徒の数とか、地方の実情に合った考え方も取り入れていいのではないかということから、教...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 環境保全につきましては、非常に小泉内閣としても重要視をしている課題でございますが、GDP比で決めるというよりも、これは政府だけでなく民間にも環境保全の意識をよく持ってもらおうということによって、私は、環境保護、自然保護、そして経済の再生、両立させていきたい、こ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 緑というのは、環境保護、同時に、人の心を和らげる要素を持っていると思います。  また、海をきれいにするためには森をきれいにしなきゃならない。伐採が進んで、これは、かつては山と海とは余り関係ないんじゃないかという見方が一部にありましたけれども、決してそうじゃな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先ほどもお話ししましたように、補助金、交付税、税源、どれもこれも問題があるんです、変えようとしますと。そういうことから、地方に自主権、裁量権を与えるためには、どの分野が地方の権限で、どの分野が中央の権限かということもありますが、財源がないと、税源がないと地方の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今の原口議員のお話を聞くと、一緒にやっていこうじゃないかという気が出てきますが、全く同じなんです。自立と創造、こういう観点から改革をしていかなきゃならない。  改革を進めていくと必ず、今の状況を変えるの嫌だという勢力がありますから、これとの戦いが非常に熾烈な...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 できるものからやって、今、文科大臣も言ったでしょう、それは誤解だ、全部やるんですと。そのとおり。しかし、急にはできませんよ。検討してやるんですよ。  さっきの医薬品もそうです。私が、薬の専門家じゃないから、これが副作用が強いです、これが危険ですなんてわかるわ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 原口議員の質問を聞いていますと、激励と受けとめていいなとだんだんわかってきました。  石原大臣、鴻池大臣のみならず、各大臣は、今までの現状を維持しようという方々の意見を聞きながらも、よく頑張ってくれているんです。私が権限を与えているから一生懸命頑張ってくれて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 円満な議事運営を心がけなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 地方にできることは地方に任せるように今までの制度や慣例等を見直していくべきではないかという中で、今までの中央集権的な考え方、例えて言えば、先ほども議論がありましたけれども、教育の面一つとっても、東京の学校とあるいは地方の学校とでは実情が違うだろう、子供の多い数...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も賛成ですよ、その御意見に。今具体的な例を挙げましたけれども、地方には地方の実情がある、地方の裁量権、任すような方向で、中央の権限を地方に渡していく、こういう趣旨には賛成でありますし、この方向に沿って、より地方の裁量権を拡大するような方向で改革を進めていきた...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は中途半端だとは思っていません。改革に終わりはないんですから。明治以来できなかったことを進めていこうという突破口ができた。そして、四兆円にしても、補助金の問題にしても、交付税にしても、税源にしても、具体的に進めていくにはやはり法律改正が必要な部分もあるでしょ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国も、税財源をどうやってうまく活用するかというのも厳しい改革であります。地方にゆだねる、今までの権限を、握っていたものをどのように地方に渡すか、それぞれ抵抗があるでしょう。これも厳しいものがあります。  交付税一つとっても、地方も大変です。交付税をもらえるん...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一歩進むと中途半端だと言いますけれども、特殊法人、一年でなくなるわけないじゃないですか。今まで、財投から始まって、郵政から始まって、道路公団、特殊法人、住宅金融公庫、石油公団、大物はほとんど廃止縮小の方向でやっているんです。百以上ある特殊法人を一挙にゼロにする...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 四兆円を三年で廃止縮小していこうということになれば、それで終わりじゃないんですよ。四兆円できるんだったら六兆円できる、八兆円できるということになっていくんだ、当然。しかし、一挙にそんなことできるわけないでしょう、今まで五十年間できなかったことが。まずできた、で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、いろいろ項目別に詰めていくと、今回、三年間でやる額として三兆数千億円、四兆円をめどに公共事業も含めてやった方がいいなということで、大ざっぱの、おおむねの数字であります。最初、数千億円という声が出たんだけれども、兆円単位でやるべきだということから、だんだ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 道路民営化推進委員会の中では意見がまとまらなかったということばかり喧伝されていますが、ほとんど、おおむね七、八割はまとまっているところが多いんです。  例えば、コストの削減とか、民営化された後、その道路の会社ができない部分については、国、地方がどういう分担で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、これは事実関係をはっきりしなきゃいかぬ。今突然私もその話を聞いて、長妻さんと藤井総裁の言い分が違う、この場でどっちが本当か判断しろといったって、これは困っちゃうんだが、しかし、この状況、いろいろな話が私のところに来ています。これは、民営化賛成同士の間でも...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いかにこの道路関係四公団の改革が難しいかという一端をお話しされたんだと思いますが、それをやろうといって既に民営化を決めているわけであります。民営化の中でどのようにやるかというのがこれからの問題でありまして、今言ったように、藤井総裁もここまではっきりやると言って...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは逆行でもうさん臭いものでも何でもないんです。それは、民主党も、企業献金、労働組合の団体献金、全部禁止しろという意見じゃないと思います。(発言する者あり)党としてはそうじゃない。  そういう中で、どの程度が必要かということで、上限は制限します。同時に、税...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 補助金もいろいろあります。今後、今言ったような社会保障とか公共事業を除くと大体四兆円程度になるだろう、その点については、できるだけ地方の裁量権をふやしていくような形でやっていこうというのが趣旨でございます。
○小泉内閣総理大臣 自由党の案でも、趣旨としては、地方に裁量権をゆだねていこうという、補助金を一括地方にゆだねていこうという考えについては大して違いはないと思うんです。ただ、自由党の案でも義務的経費は除くということになっていますから、義務的経費、まあ義務教育費なんというのは義務的...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 景気は厳しい状況が続いております。こういう中におきましても不良債権処理を進めていかなきゃなりませんし、財政状況も考えながら、税制改革等におきましては減税先行で進めております。さらに、規制改革におきましても構造改革特区等進めてきておりますし、これから、歳出の分野...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これはもう何回も議論された問題でありますが、不良債権を先送りして本当にデフレを阻止できるんですか。不良債権処理を進めない限りは、金融機関も成長分野に資金を回せないじゃないですか。  これは野党でも意見が分かれている。野党の中では、政権批判は一致していますけれ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これも言葉の遊びみたいなもので、不良債権を進めなくていいと言っているんじゃないと議員も言っておられるでしょう。だから不良債権処理を進めているんですよ。不良債権処理のための不良債権処理なんかやっていませんよ。経済を活性化させるための、金融機関を健全化させるための...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、経済活性化策として、今、金融政策だけじゃだめだと言っていますけれども、財政政策だって、十分に国債を発行しているじゃないですか。三十兆円枠にこだわらないで、今年度も三十六兆円発行していますよ。財政政策が足らないといったら、では、各政党はどうするんですか。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今までの政権のやっているのを含めて、現政権の小泉内閣としてやるべきことをやっているんです。  わかっていますよ。三十六兆円のうちで十七兆円は今までの借金の返済ですよ。三十六兆円丸々新規の政策事業に使えたら、景気ももっとよくなっているでしょう。そういう中でもっ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 経済の状況が厳しいからこそ、これだけ財政状況が厳しい中でも、国債を三十六兆円今年度で発行しているんですよ。税収が四十二兆円しかない、そういう中で、財政出動が十分でないという議論には私はくみすることはできないんです。十分な国債発行をしている、財政出動もしている、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 消費税議論は私は妨げません。しかし、私の在任中は消費税率は上げません、これははっきりしているのです。  政府税調では、消費税を上げた方がいい、あるいは、いろいろな方面から消費税を上げるべしという議論が出ていますが、私は、どんなに長くやっても、ことしの総裁選挙...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これから、選挙もいずれ一年以内に行われる段階に入ってまいりました。それぞれ、政党にしても候補者にしても、資金づくりに苦労しているのはわかりますが、これは、選挙に金がかかり過ぎるんじゃないか、政党活動に金がかかり過ぎるんじゃないか、これに対して、どのような規制と...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、政治資金の法案につきましては提出されております。その中でまた議論が始まると思いますが、私がこの公共工事の規制に対しまして言ったのは、規制の対象となる公共工事の定義、あるいは受注事業者の範囲についていろいろあいまいな点が残るということで、今回、特定の事業者に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは見解の相違でして、一年間に五万円一挙に献金しようということになると、五万円以上は名前を出さなきゃいけない。しかし、こつこつこつこつ一月、毎月、会費制で、定期的に会員になっている、この政党を応援したい、この政治家を応援したいという人もいるわけです。  そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私、一々調べたことがないからわからないです。
○小泉内閣総理大臣 七百五十万円から一億の資本金によって選別するよりもわかりやすく、どんな資本金があっても百五十万に制限しようということで、むしろ手続も簡単にしよう、わかりやすくしようということでいいんだと思います。  百五十万円あったから、その額に動かされて、左右されるような...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 あすの本会議で趣旨説明をする予定になっておりますので、その後に審議がなされると思いますが、今御質問ですから、考え方、簡単に述べさせていただきますが、私は、イラクの戦争が始まる前から、日本は武力行使はしないが、戦後、イラクの国民のための人道支援、復興支援等につい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 全般の状況を考えて、政府税制調査会の報告、答申というものは、今のような財政状況で日本の財政が続くわけないだろうという観点から、率直な意見具申が行われたんだと思います。  もとより、税調の答申というものをこれからどれを採用すべきかというのは、政治の場であります...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は前進だと見ていますよ。なぜこれが逆行するんですか。七百五十万から一億円のを百五十万に制限する。しかも、透明度がないないと言いながら、五万円以上は発表されるんですよ、透明度は確保されているんですよ、年間。ただし、毎月毎月二万円以内の場合は、銀行振り込みに限り...全文を見る
06月24日第156回国会 衆議院 本会議 第42号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中川議員にお答えいたします。  米国に対し国連主導の枠組み構築を目指すことを主張していくべきではないかとのお尋ねでございました。  米国は国際社会の諸問題につき同盟国、友好国等と協議しており、一国主義との御指摘は当たらないと思います。日米両国は...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 渡辺議員にお答えいたします。  ファン・ジャンヨプ氏の訪日の可能性についてでございます。  現時点で、ファン・ジャンヨプ氏より、政府に対し、正式な訪日希望は表明されておりません。  いずれにせよ、政府としては、北朝鮮の大量破壊兵器開発問題や拉...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 太田議員にお答えいたします。  本法案に対する認識及びイラク支援への見解についてでございます。  本法案は、国際協調のもと、イラクが一日も早く再建されるよう、我が国として速やかにできる限りの支援措置を講ずるとの考え方に立ったものであります。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一川議員にお答えいたします。  安全保障の原則を明確にすべきとのお尋ねでございます。  我が国は、憲法のもと、適切な防衛力を整備するとともに、日米安保体制を堅持し、また、国際の平和と安全を確保するための外交努力を推進することにより、国の安全を確...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 佐藤議員にお答えいたします。  我が国の安全保障の原則に関するお尋ねです。  我が国は、憲法のもと、適切な防衛力を整備するとともに、日米安保体制を堅持し、また、国際の平和と安全を確保するための外交努力を推進することにより、国の安全を確保すること...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 木島議員にお答えいたします。  自衛隊の派遣と憲法九条との関係についてでございます。  本法案に基づく自衛隊の活動は、武力の行使に当たるものではありません。我が国は、イラクに対して武力を行使していない非交戦国であり、本法案に基づく活動も、交戦権...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 児玉議員にお答えいたします。  米国の軍事力によるテロの撲滅についてです。  国際テロの根絶のためには、幅広い分野において、国際社会が緊密に協調して、あらゆる手段を講じることが重要であります。  我が国としては、テロ対策特措法に基づく支援のほ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 金子議員にお答えいたします。  イラクの大量破壊兵器についてです。  イラクには多くの大量破壊兵器に関する疑惑があり、査察への非協力を初め、イラクが関連安保理決議の重大な違反を起こしてきたことについては、国連の査察団による累次の報告を通じて明ら...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 北川議員にお答えいたします。  テロとの闘いについてです。  米国同時多発テロ以降、テロの根絶に向け国際社会は緊密に協力しており、多くのアルカーイダ構成員の拘束等、一定の成果を上げていると認識しております。  国際テロの根絶のためには、国際社...全文を見る
06月25日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○小泉内閣総理大臣 奪い合う時代から助け合う時代、譲り合う時代、そういう時代になってほしいと思っております。  今回のイラク支援に対しましても、日本としては、戦争前から、戦闘行為には参加しない、しかし戦後の人道支援、復興支援、国づくりに対しましては、日本の国力にふさわしい貢献を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 中東和平、どのように結びつけるか、これは長年の懸案であります。  イスラエル、パレスチナ、これは過去をたどれば、それぞれ複雑な事情を抱えておりますので一言では言えませんが、この中東和平なくして中東に安定した平和はないのではないか。そういうことから、世界各国が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 お互い、人間同士が、各国と協力して汗をかいている、これは目に見える一つの方法だと思いますね。資金の援助も大事です。しかし、人影が見えないというよりは、お互いが、国が違っても、肌の色が違っても、厳しい状況のもとで、その国の復興のために活躍するんだということから、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本は、専守防衛に徹する、そして自衛隊の任務としても自国の防衛に専念する、必要最小限度の自国の防衛のための装備を備えるということで、他国とともに他国を守るために戦うという憲法にはなっていないわけであります。  そういう中で、自国の防衛のために何が必要かという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、中谷議員が言われたように、各国から自衛隊の活動に対しましては高い評価と感謝をいただいております。そのことは私も、じかにそれぞれの首脳と会った際には直接お話をいただき、自衛隊の諸君は立派にやっているなと心からうれしく、また自衛隊員の活動に誇りを持っております...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本がなぜイラク復興を支援するのか、自衛隊を派遣するのかというお話だと思いますが、アメリカ、イギリスを除いて、既に軍隊を派遣している国は十三カ国に及んでいるんですね。それは、アメリカ、イギリスの武力行使を支持しなかったカナダも既に軍隊を派遣しています。今、派遣...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、国際法違反ではないかという疑点、疑問に対しましては、私は、国際法にのっとって支持した。それは、一四四一を初め六七八、イラクがクウェートに侵入した以降の状況を見れば、これは国際法にのっとったものであるということで、国際法違反という態度はとっておりません。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私よりもわかりやすい論理展開だと思います。  停戦決議を守らなかった、これが十数年も続いた、むしろ愚弄していた。できるわけがないとイラクは米英初め国際社会を甘く見過ぎていたと思うんです。たび重なる決議があるにもかかわらず、みずから大量破壊兵器は持っていないん...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、なければないとイラクは言うべきだったんですね。そして、査察を受け入れるべきだったんですよ。それが、あるだろうという国際社会の疑念を持たれて、決議がされた。  私は、別にこの前の党首討論で言ったのを詭弁でも何でもないと思っていますよ。フセイン大統領が見つ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 大変わかりやすい解説をしていただきましてありがとうございます。  自衛隊が活動すると、すぐ戦争に結びつける、こういう考えは今回のイラクの支援についても一部に根強くあります。しかし、過去そういう議論があった中で、PKO法案なりが成立して、自衛隊も海外へ派遣され...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 時代の変化に応じて自衛隊がどのような活動をすべきかという点については、今赤松議員御指摘のように、考える余地が十分あると思っております。  憲法の範囲内で自衛隊が海外に派遣された場合にも、戦争に参加するのではない、戦闘行為に参加するのではないという中で、その国...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 とかく日本のことについては卑下する報道が多いのですが、私はそんなことはないと。日本は戦後、戦争を反省して、日米同盟と国際協調をいかに重視してきたか、この方針を忠実に実行してきたと思います。  ODAをとりましても、それは見直しも必要でしょうが、日本の援助によ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今後の検討課題だと認識しております。
○小泉内閣総理大臣 正当性があると思ったから支持したわけであります。
○小泉内閣総理大臣 再三、川口大臣が答弁しているように、イエスかノー、それだけが答弁じゃないんです。今継続中なんですから、ないとは言えない、あるとは言えない、そういう段階で、疑わしきということは国際社会がみんな認めていたわけでありますから、今の時点でなかっただろうという仮定で答弁...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 見解の相違は認めます。今までの米英を支持した対応は、私は正しいと思っています。見解が違う。
○小泉内閣総理大臣 今捜索中ですから、それが仮にという時点での答弁は差し控えるということを言っているんです。
○小泉内閣総理大臣 これは、査察団並びに国連安保理がイラクの疑惑を認定してきているんですよ。米英の情報のみに頼っているんじゃないんです。だからこそ、正しかった、今でも対応は正しかったと判断しているんです。
○小泉内閣総理大臣 前原議員の議論を伺っていますと、非常に緻密な論点を整理されて、復興支援の必要性というものを肯定しながらされておりまして、感心しながら聞いておりました。  今後、この議論を深めていくために、自衛隊が行く場合はどういう地域に行くか、また何を支援するかという点につ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 戦争か外交か、戦争を避けるためにあらゆる努力をしなければならない、これは実に大事なことでありまして、日本としても、戦後一貫して、いかに平和を守るか、二度と戦争をしないかということでいろいろな外交活動を展開してまいりましたし、だからこそ、日米同盟と国際協調体制、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 湾岸戦争の際にも日本は資金的な支援をしたわけでありますが、金さえ出せばいいのではないだろう、やはり人的支援というのも重要ではないかという考えが強くなってきたと思います。  そして、自衛隊といえども、戦闘行為でなくて、平和定着に対して、一般の人にはできないこと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そうは思いません。正当性があるから、私は米英を支持しました。  というのは、一四四一初め、最後の機会をイラクに与える、国連査察団を初め、疑惑を持つということは、当時は、最終的に、武力行使に反対する国も認めていたわけであります。イラクが大量破壊兵器を持っている...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それぞれの国が実情があると思います。イギリスのブレア首相は、野党が賛成しました、与党の中でかなり造反が出ました。なかなか国によって違うなと。  そういう中で、今、各国におきましては、民主主義の国ですから、いろいろな判断に対して、政府の判断に対して賛否両論ある...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、査察団、安保理の決議を尊重して対応を判断したんです。今でも正しかったと思っております。
○小泉内閣総理大臣 武力行使を支持するということと今の自衛隊の派遣と連動する、そういうことはありません。  それは、国連で、イラクをめぐる問題については、アメリカとフランス、ロシア、イギリス等では意見が違いがありました。しかし、主要な戦闘が終結した段階においては、一致して、イラ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私がブッシュ大統領との会談で、ブッシュ大統領から自衛隊を派遣してくれとか、私は自衛隊を派遣しますとか、そんなことは一切ありません。私が言ったのは、日本は何ができるか日本自身が考える問題だ、任せてほしい。わかった。そうです、そういう話です。
○小泉内閣総理大臣 私は、イラクの復興に対して、雇用対策とか生活基盤づくりは重要だと思っています。しかし、その前提は、治安が確保されていないとそういうのができないんですね。ここをどう考えるか。  非常に危険な仕事です、治安というのは。戦闘状況が終わって、完全に主要な戦闘状況が終...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 主要な戦闘は終わったと認識しております。  そして、戦争の定義というのはなかなか難しいんですが、国連の決議で、イラク復興に取り組もうという決議が出された、そして、今の暫定統治機構に協力しながら各国はそれぞれイラク復興支援に取り組むんだということで今復興支援活...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 主要な戦闘は終わったけれども混乱はあるということだと思います。そして、では、完全に終わっていないから何もしないかというと、既に現在の状況でも各国多数送っているわけですね、軍も含めて、普通の文民も。では、完全に、戦争という定義が何かわからないけれども、戦闘状況が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは戦争という定義が何かということから判断できると思うんですが、私は、主要な戦闘状況が終わって復興支援活動をしなきゃならないというのが国際社会の認識だからこそ、国連安保理決議で各国、加盟国に対して支援活動をやれと言っているんですから、主要な戦闘状況は終わった...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほど防衛庁長官から答弁があると思いますが、私は、日本としてできる限りをやろうと。  自衛隊が行くと危険だから一般国民に行ってもらおうというのも、ちょっとまた理解できないんです。非戦闘地域なんですから、むしろ民間人だって、そういう野盗ばりの、ヤトウと言うと失...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それはまた言葉じりみたいな論議になりますが、安全なところで自衛隊が活動する分野はたくさんあると思いますよ。(末松委員「どこですか」と呼ぶ)それは今後よく調査して、今、輸送部隊におきましても、医療だって、民間の医療が活動できる場合もあるし、自衛隊の医療部隊が活動...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自衛隊を派遣するかどうかという話はなくて、日本としてできることはやる、どういうことをやるかは自分に任せてくれということを言ったんです。
○小泉内閣総理大臣 これは誤解していると思うんですが、私は、既に周辺国の自衛隊支援は検討していると言ったんです。イラクの支援じゃないんです。もう日本は周辺国に自衛隊等派遣は検討していると。イラクだけじゃなくて、ヨルダンにも行く場合もあるでしょう、あるいは、ほかのアラブ周辺国という...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ロジスティカルサポート、周辺国で輸送支援、物資支援、それはやりますよ。イラクの国内だけではなくて、ほかの国へ運ぶこともできるでしょう。例えばパキスタンにテントを運ぶとかヨルダンに物資を運ぶ、そういうことはできます。今回は、イラク復興支援ができれば、国内でも自衛...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これはイラクの支援のことじゃなくて、イラクに対しては周辺国から支援することもできるでしょう。今回の法案は、イラク国内においての自衛隊の支援活動ですよ。その前に、この法案ができなくても周辺国に対する自衛隊の輸送はできますから、そのことを言っているんです。(発言す...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 可能性の議論をすれば、私は切りがないと思います。捕虜になったらどうなるのか、自衛隊が野盗のたぐい、略奪者のたぐいに襲われたらどうなるのか。可能性のたぐいを議論したら、一%でも可能性があるという前提で議論したら、これはもうある面においては言葉の遊びになりかねない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ちょっと分けて議論をしたいと思うんですが、今回のイラクの支援は、国連の決議に沿ってイラク復興支援のために日本が何をできるかというための法案であります。そのために、自衛隊でできることがあるだろう、そういうものは自衛隊にやってもらおう。民間でやってもらおう、あるい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 議論の趣旨はわかりますが、日本が戦後一貫してとってきた専守防衛、そういうことの上に立って、日米安全保障条約を締結して日本の安全を確保している。  確かに、最近の国際紛争の姿形はかつての形態とは違ってきている面も随分あります。そういう中で、それでは、今の憲法の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 イラクの資源を考えても、イラクは、イラク国民自身の力によってみずからの復興支援に立ち上がることができる能力を持った国だと思っております。残念ながら、こういう戦争状態で今混乱をしておりますが、今後、国際社会が復興支援に手をかすことによって、一日も早くイラク国民の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私はいつも率直に意見交換しておりますし、言うべきことは言うというのは当たり前のことであって、余りひがみ根性を持つ必要はないと思うんです。  アメリカは何でも受け入れる国であります。フセイン大統領は、戦争前には一〇〇%、イラク国民の支持があったそうでありますが...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 主要な戦闘は終結した、特に米英軍は一番危険な地域でも活動しておりますから、そのようなかなり危険な状況に遭遇しているんだと思います。しかし、今アメリカ、イギリス以外に十三カ国ですか、イタリアとか韓国とかタイとかポーランドとか、もう既に千名、二千名というような単位...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは戦闘、散発的な地域が、行われている地域はあると思います。
○小泉内閣総理大臣 支援活動においては非戦闘地域に限りますから、そこが私は見きわめが大事だと思うのであります。アメリカとは戦争しているんですから、イラクの国民感情から見れば米軍に対する感情はやはり他の諸国の軍隊と違うでしょう。その点もよく見きわめながら、日本としては、自衛隊を派遣...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 掃討活動が行われているという地域は戦闘地域であります。そういうところには自衛隊を派遣しないんです。
○小泉内閣総理大臣 そうじゃないんです。決めつけないでくださいね。  まず、掃討作戦をやっている地域というのは戦闘地域なんですよ。そういう戦闘地域には自衛隊は派遣しない。非戦闘地域に限って自衛隊を派遣するんですから。掃討作戦なんというのは、まさに、完全に戦闘地域だと私は思います...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 安全確保支援活動においても、戦闘地域の安全確保と非戦闘地域の安全確保と両方あると思います。
○小泉内閣総理大臣 その活動が戦闘地域であれば、それはなりません。
○小泉内閣総理大臣 ただいまお話しいただきましたような自衛隊以外でできることも、当然日本はやっていきます。そして、自衛隊もできることをやっていこうと。自衛隊だけがやるんじゃないんです。両方、日本ができることをやっていこうということであることを御理解いただきたい。  今言われたよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、国連におきましても、イラクは大量破壊兵器を持っている疑惑があるということだからこそ、早く証明しなさいという決議がなされたわけであります。そういう中で、今、持っていない、大量破壊兵器はないと断定できますか。私はできないと思いますね。  先日、フセイン大...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 NGOの皆さんが、その国のためにいろいろな支援活動をやっている、これは高く評価されてしかるべきだと思います。自衛隊も、今までPKO活動をやってまいりました。中東のゴラン高原においても、あるいは東ティモールにおいても、それぞれ大変高く評価され、感謝されております...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 このイラクの戦争前から私は常々言っておりました。日本は、イラクの状況がどうなろうとも、対イラクのために武力行使はしません、戦闘行為には参加しません。しかし、戦後、イラク復興支援、人道支援のためには日本ができるだけのことをやっていきます。  イラクの主要戦闘状...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本は、戦争の反省をして、戦後、二度と戦争を起こしてはいけないという中で、自衛隊という組織を整備してまいりました。  当然、自衛隊の規律も大事だと思います。現在、時代が大きく移り変わっておりますが、そういう中で、自衛隊も日本の重要な国力として、組織として、外...全文を見る
07月03日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第8号
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○小泉内閣総理大臣 今回のイラク人道復興支援のための法案については、賛否両論あることは承知しております。しかし、反対している人の中にも、イラクの人道復興支援については協力すべきだと考えている方もかなり多いと私は認識しております。日本はイラクの戦争に参加しませんでしたが、その時点か...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自衛隊であろうと、あるいは政府職員であろうと民間人であろうと、他国の国に行って、その復興支援に活躍しようという意欲と情熱を持った方、そういう方に対しては、その活動が安全であり、そしてその国の方々から評価される、喜んでもらえる、そういう環境をしっかりと整えるのが...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 非戦闘地域で自衛隊の活動が期待されるところ、こういう点については、日本独自の情報、各国の情報、いろいろ検討して、日本が独自にその派遣地域、どういう人に行ってもらうか決めたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 いつもそういう議論に持っていきたい気持ちはわかりますが、日本が独自に判断したことであります。それは、アメリカだけではなくてイギリスも、三十数カ国の国が既にイラク復興支援活動に軍隊を派遣している、あるいはしようとしていることを見ればわかると思います。それぞれの国...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何回も申し上げていますが、立場も違うと思いますけれども、自衛隊にできることをなぜ自衛隊がやっていけないのか。NGOなり民間がやってよくて、自衛隊がやって悪いという理由はないと思います。戦闘行為じゃないんですから、武力行使でもないんですから、イラクの復興支援です...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、国連憲章、決議にのっとって、正当性があるから、米英の武力行使を支持しました。その考えに今も変わりありません。数次にわたる国連決議をイラクは誠実に履行しなかった、これは幾たびか国連の安保理決議で論じられたことであります。  正当性がある、ないは、立場が違...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いろいろ状況を検討して判断いたします。
○小泉内閣総理大臣 各国の状況がありますから、その状況を検討して判断いたします。それが今の私の考えでありますし、詳しいことは外務大臣が答弁すると思います。
○小泉内閣総理大臣 日本として独自に判断するんですよ。民主党の考え、それはあるでしょう。政府の考えもあるんです。状況を見て判断をする。今判断を下すべきかどうか、はっきりしたことを言うべきかどうか。そういうイランの情勢もあります、IAEA核疑念もあります、核不拡散の問題もあります、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本の外交政策の基本は、日米同盟を重視していくことと国際協調体制を重視していく、これを両立させるということであります。フランスと同じようにしろというわけではありません。中国と同じようにしろというわけではありません。アメリカと同じようにしろというわけではありませ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 核不拡散、これも重要であります。IAEAの核疑惑、これに対して日本も協力するのも重要であります。イランとの友好関係も重要であります。アメリカとの友好関係も重要であります。石油資源の確保も重要であります。  総合的に判断して日本は対応したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 交渉中のことで、言うべきことと言うべきでないことがあるんです、外交交渉には。言うべきことを言う。そんなに卑下しなくていいですよ、日本は立派に評価されています。アメリカ一国主義といえば、日本は卑下して言うべきことを言わないとか、余り自虐趣味に陥らない方がいいです...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 CPAにつきましても、今回のイラク復興支援につきましても、イラクに対する戦争では国連安保理でも意見が分かれましたが、今回のイラク復興支援については全会一致ですよ。CPAに対して、国連がこれに協力しながら、各国がイラク復興支援のために支援体制をとろうという決議な...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これはどの国でも、民主主義社会だったらば、一つの問題に対して賛否両論あります。それは、アメリカ国内においても、フランス国内においても、日本国内においても、賛否両論、議論が分かれるところがたくさんあると思います。  特に日本におきましては、自衛隊というのは各国...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 各国それぞれ、国内の意見は違うと思います。その国内の意見を踏まえて、民主主義体制であれば、その国の政府が判断しているわけでありますので、各国政府は、そのような国内の状況を見ながら、どういう対応が正しいかということで、その時期、時期に応じて対策を練っているわけで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、いつの時点でも、政府の対応ということに対しては、国民に説明する責任があると思っております。今までも説明をしてきましたし、だからこそ日本には国会があるわけであります。衆議院、参議院、本会議、委員会、それぞれの場で審議を尽くしてまいりました。これからも、どの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、意見集約できなかったわけであります。賛否両論分かれたわけであります。しかし、日本は、正当性があるということで支持したわけであります。
○小泉内閣総理大臣 いいですか……(木島委員「結構です」と呼ぶ)意見が合わなかったんですよね。
○小泉内閣総理大臣 法的にはともかく、確かに武力行使については意見は分かれましたけれども、それは、一四四一までの関連決議に対する決議の解釈の違いで意見が対立したんです。私は、その解釈の観点から正当性があると日本政府として判断した。ところが、そういう中で、安保理事国の中でも、その解...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、一四八三は触れてないんです。触れなかったんです。
○小泉内閣総理大臣 触れてないから正当性がある、ない、別なんです。触れないんです。そういう正当性があるかないかの判断はもうやめようということで、イラク復興支援のために国際協調体制をとるのが大事だということで、私は、国際社会は非常に理性的な対応をされたと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、軍隊をもって支援活動しろ、そこまで言っていませんよ。各国に支援活動を要請しているんです。だから、日本としては、独自にできることを考えるということで、今回、法案を出しているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 国連決議で当局が、治安活動初め、一日も早くイラク人の政府をつくるためのいろいろな能力あるいは権限を行使することを認めております。いわば、当然日本にはできないことを米英軍は今やっている。しかし、あのような危険な作業は日本の自衛隊には向いておりませんが、その他の分...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう認識には立てませんが、自衛隊を、今の憲法に照らして違反だと言う人たちもいまだに日本にはおりますし、いや、憲法に違反しないと言う方もおられます。正当性ある、ない、これはいろいろ議論があるところだと思います。  そして、今回のイラクの復興支援に対しまして...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 極めて慎重だからこそ、自衛隊の派遣について国会の理解と協力を得ようということで、この法案を提出しているんです。私は、審議を十分にされて、整然と国会で賛否両論の質疑が展開され、討論もなされ、国会で多数決によって決していくのが民主主義の基本的なあり方ですから、こう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 法的な言葉の解釈はともかく、イラク人が支配している状況ではないと。やはり、米英を中心とした各国が協力しながら、一日も早くイラク人の政府をつくろうとするために、早く混乱状況を終結して、復興支援活動にイラク人が独自で当たれるような活動をしているということが言えると...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 全般的に言葉の解釈、占領というのはどういうものか、そういう解釈もありますから、私は、国連の決議で、「当局」という言葉を使っていますね。オーソリティーですかね。これが占領とどういう言葉の解釈か、そういう点については、言葉の技術的な解釈がありますからそれには触れま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本は交戦国じゃないんですよ。だから、占領行政じゃないんです。非交戦国ですから。私は、憲法違反には当たらないと思います。
07月07日第156回国会 参議院 本会議 第37号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 舛添議員にお答えいたします。  自衛隊員の安全確保のための方策についてのお尋ねでありますが、自衛隊の派遣に当たっては、十分な現地調査に基づき、隊員の安全性に十分配慮して活動内容や派遣地域を定めることは言うまでもありません。その上で、現地で実施する...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 千葉議員にお答えいたします。  本法案を提出する背景についてのお尋ねですが、イラクにおいては、現状でも医療やエネルギーなど社会の生活基盤が不十分であり、治安も良好でない地域もあります。現在、これに対して国際社会は復興の支援促進に取り組んでおり、我...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 遠山議員にお答えします。  遠山議員は、実際にイラク現地調査をされ、日ごろから国際活動に熱心なことについてはよく承知しておりまして、敬意を表しております。  イラク復興支援に取り組む意義についてでございますが、イラク復興支援は、イラク国民の人道...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小泉親司議員にお答えいたします。  米英両国による武力行使に対する支持とイラクの大量破壊兵器問題についてですが、イラクには多くの大量破壊兵器に関する疑惑があり、査察への非協力を始め、イラクが関連安保理決議の重大な違反を犯してきたことについては、国...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 平野議員にお答えいたします。  イラクの大量破壊兵器問題についてですが、イラクには多くの大量破壊兵器に関する疑惑があり、イラクが関連安保理決議の重大な違反を犯してきたことについては、関連安保理決議や国連の査察団による累次の報告で明らかになっており...全文を見る
07月09日第156回国会 参議院 外交防衛委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 非常に厳しい環境の中、暑さやあるいは散発的に戦闘も行われている、そういうイラクの地域、バグダッド等に実際に足を運ばれて見てこられた。そして、この実際の視察を今後の復興支援に生かされようと努力されている御意見は、先日もじかに会ってお話を伺いまして、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大義の問題については何回も衆議院でも質問が出ました。  この点については私は、国連の六七八、六八七、一四四一、これは査察団も含めて国連安保理の参加国が一様にイラクに対する大量破壊兵器等の疑惑を持っていたわけであります。ないということを証明するのは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、現在でも活動されている各国の軍隊やら、あるいは民間人、NGO、NPO、政府職員、たくさんおられるわけです、イラクに入って。こういう状況を見て、確かに人によっては、完全に戦闘は終わっていないんだから危険だ、どこでも危険だと言う方もおられます。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊の主要な任務は、我が国の平和と独立、安全を確保するため、これが主要な任務であります。  しかし、現在、PKO活動あるいは災害活動、そして、今でも東ティモールやゴラン高原やら等で各国の協力の下に自衛隊としての役割を果たしている、そういう経験も...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ホンジュラスにお嬢様が行かれているというお話でありますが、私は、日本にいても海外青年協力隊の話はよく聞いて、いつも感心しております。また、アフリカ等発展途上国に行った場合には、機会があれば実際に活動されている青年男女諸君と懇談をして、こういう、日本...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 戦闘が始まる前は、確かにこのイラクの問題をめぐりまして国連安保理の中でも意見の相違はございました。いざ始まってみますと、長くて半年掛かるんじゃないかという見方もありましたけれども、予想の中で一番早く主要な戦闘が終わったと。そして今、主要な戦闘が終わ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 第二次世界大戦で日本は手痛い被害を受け、二度と戦争をしてはいけないと、そういう反省に立って、国際社会から孤立してはいけない、国際協調体制を取っていこうと、そして日本の独立と安全を図るためにはアメリカと安全保障条約を締結して、日本の平和と安全を確保し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 戦争がいいか平和がいいか、武力行使がいいか悪いかと聞けば、平和がいい、武力行使嫌だというのは共通していると思います。  しかし、私は、そういう中でも今回の米英軍の行動を、イラクの問題に対して支持した。支持前は相当支持するなという声が強かったという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中東地域は、我が国のエネルギー事情を考えますと極めて重要な地域だと認識しております。九〇%以上、中東地域に油のエネルギー等を依存している。なおかつ、昭和四十八年の第四次中東戦争の際には、日本からはるか離れたイスラエルとアラブとの戦争によって、当時、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今お話ししたとおりでありますが、日本としては、中東諸国とどのように友好関係、協力関係を維持発展させていくかということに対しまして、このイラク戦後も含めまして、注意深く動向を見ながら考えていかなきゃならないと思います。  特に、ようやくイスラエルと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本の戦後の当時と比べて今イラク状況をどうかと言われても、私は、終戦時三歳でしたから余り記憶にないんですね。もちろん小学校に入ったころの記憶はありますが、占領当時、確かに物に乏しかった。学校の授業も、生徒数が多くて、午前、午後と分けられた。週ごとに...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 重点的にというのは、今後検討すべき課題だと思いますが、現在、自衛隊の輸送機がイタリアとヨルダンの間を往復して医薬品等の援助物資を輸送しております。現行法では自衛隊の輸送機はイラク国内にはいれませんから、まずイタリア国内にある基地、そしてイラクの近い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は専門家でありませんから、行って、今私がいるときは安全だから果たして安全かとも言えないしね。その辺はよく専門家の、よく調査と各国の情報を収集して分析する必要があると思います。  私が行くところは常に大変な警備で、皆さん安全に気を配っていただいて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この庁から省への昇格の問題はよく議論されるところであり、私も今までの議論、関心を持って見守っておりました。  現在、なぜ防衛庁を防衛省にしないのか、あるいは国防省にしないのかということでありますが、この問題につきましては、元々自衛隊というものに対...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このイラクの戦争の前に、国連で武力行使等に対する議論が安保理理事国の間で盛んに行われました。度重なる決議をイラクが無視してきたということで、最終的に昨年の十一月には一四四一という決議で、この疑惑を晴らす最後の機会を与えるという決議がなされたわけであ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国連安保理で議論されたのはイラクに対してであります。ほかの国に対してじゃないんです。  それでは、大量破壊兵器ないと断定できますか。私はできないと思いますよ。国際社会である可能性がある、査察団まで言っているんですから。断定、本当にないと断定できる...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 我が国としてじゃないんだ、国連の決議を見てそれに正当性があるからといって支持したんですよ。我が国が独自で情報収集するわけじゃありません、査察団が情報収集しているんですから。これに対して疑惑があるという断定をしているんですから、査察団も。そして一四四...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、一四四一に、最後の機会を与えるというのが、武力行使を認めるかどうかの意見を一致を見なかったのは確かであります。しかし、法について解釈の一致しないのはたくさんありますよ、今だって憲法九条は自衛隊を認めないという議論もあるんですから。だから、意...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現実に憲法九条で、自衛隊は憲法違反だと言っている人は学者の中にもいます。いまだに政党の中にも自衛隊は憲法違反だと言っている政党もあるんじゃないですか。私はそうは思っていません。だから、同じ法律でも解釈が違うのがあるんですよ。見解の相違という言葉もあ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、憲法九条を読むと、そういう解釈もできるなというのは理解できます。しかし、私は憲法違反だとは思っておりません。反対する人の立場……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だから、私は解釈は一つで、自衛隊は憲法違反ではないと思っておりますが、憲法違反だと言っている方がいるということは承知しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 正にこういう委員会がそうでありまして、国会の場で議論をすればいいと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もう国会は毎日開会していますから、いろんな場で議論していただければ十分時間が確保されると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が証明しようといったって、どうやって証明するんですか。  私が武力行使支持表明前には、七〇%が武力行使を支持するのが反対だという状況でしたね。そういう中でも私は正当性があるから支持いたしました。今、いろいろな世論調査を出しました。新聞によって違...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、協力すれば戦争も起こらなかったのに、協力しなかったフセイン大統領の責任が大きいと思います。日本としては、国連決議に沿って正当性があるということで今イラク復興支援のために努力しているわけですし、国連の場におきましても武力行使支持するかどうかに...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そうだったんですよ、イラクに挙証責任があったんですよ。あのときはもう全会一致ですよ。査察団も含めて、全部イラクが、疑惑があるからイラクが証明しなさいというのが国連決議ですよ。そういう中で行われているんですから。私は、もうない、ないという断定の上で、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私、賛成ですね、その意見に。国会のことには総理は口出すなとよく言われますけれども、二十八度にすればいいんですよね、ネクタイも取って、上着も取って。だから、私はどっちかというと冷房、嫌いな方なんです。総理の執務室に入るとむっとするなとよく言われるんで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、私、フセインじゃないからフセインの気持ちまで分かりませんけれども、その前に、持っていないんだったら何で査察を受け入れなかったのか、戦争を避けなかったのかと私は聞きたいですね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 米国の用意周到さは今に始まったことじゃないと思います。というのは、第二次世界大戦で日本が真珠湾攻撃して戦勝気分に沸いていたころ、翌年ミッドウェー海戦で日本海軍は手痛い敗北を喫するわけですが、その前に既にアメリカは、日本が勝った勝ったと騒いでいるとき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、今までの議論を見ていれば、今、一般法、恒久法を作ろうと言ったら、また別の反対論が出ますよ。今までPKOを出すのだって徹夜で反対されていたんですよ。自衛隊を海外へ出すということだけでもう憲法違反だと。牛歩、のろのろのろのろ、私、経験ありますよ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の法案は、イラク復興支援に自衛隊を派遣することが認められるか認められないかという議論が今重ねられているわけであります。この審議こそが言ってみれば事前承認的な法案であります。でありますので、私は、今回の法案はそのようなことは必要がないんでないかと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先日、山本議員からイラク調査に自ら行かれたお話も聞かせていただきましたし、その際、御自身が撮られたビデオで現地の状況等も拝見させていただきました。  自衛隊ができること、各方面においてあると思います。もちろん自衛隊でなくてもできることもあると。こ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各国の国づくりに日本がどのようにかかわっていくかということについては、これからも十分国連機関とも相談しながらやるべきことと。そして、日本独自、人材の養成、あるいは実際の支援体制のこと、今検討しておりますが、アフガンでいえば例えば緒方さんみたいな方も...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までイラクに対して自衛隊が現地に入って直接活動した経験がありませんので、今回法律が成立すれば、初めてイラク国民と直接接する機会もあり、またイラクの国づくりのために自衛隊の活躍する姿もイラク国民に見てもらえる機会もあるわけであります。  その際、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 主要な戦闘は終結したと思いますが、まだ戦後の混乱といいますか、イラク国民が生活基盤が整備されていないために不自由を被っている状況は依然として続いているなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、できるだけ早くイラク国民のための政府がイラク人によって形成され、よその国々がじかに軍隊等を派遣しなくても自らの力で立ち上がっていくような体制ができるように各国が協力していかなきゃならないと思っています。  また、御指摘の現状に対するイラク人...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 可能性を論ずれば、それは切りがないんです。それは、イラク人でさえも米英と協力すれば殺されると今言われたでしょう。そうしたら日本だけじゃないですよ。じゃ、自衛隊でなくて日本人だったら標的にされる可能性はあるかと言われれば、ないと言えないでしょう。そこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そうなんです、いろんな支援をやるべきなんです。  自衛隊が行くから軍事支援じゃないんです。自衛隊が非軍事活動をやるんです。そこをよく御理解いただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各国でやって……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各国でたくさんやって……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) なかなか変わった意見を紹介していただきまして、ありがとうございます。  国連の決議は、イラクの復興支援のために加盟国は軍隊を派遣するなとは言っていないんです。同時に、緒方議員指摘のとおりに、軍隊を派遣しろとも言っていないんです。国連加盟国はイラク...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 米英軍とも協力していくし、国際機関とも協力していくし、日本独自としてもやることがあるし、あるいは他の国と一緒にやることもある、いろいろなイラクの復興支援の活動があると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、米英軍のみならず各国の軍隊が既にイラク国内に入って支援活動を続けております。日本の自衛隊はまだ行っておりません。この法案が成立してから、現地の状況を調査の上、派遣する予定であります。  当然、CPAとも協力をして、どういう支援活動がイラク国...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は交戦していませんから、占領軍じゃないんです。なり得ないんです。今のCPAは、国連も認めているように、施政機関です。施政当局です。それに協力していくんです。日本は戦っていないんだから、交戦国でもありませんし、ましてや占領軍でもありません。国連決...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国連決議に沿ってできることを全部やるというものでもないです。できることをやる、非戦闘地域で。イラク国民が必要な、日本として貢献できることをやるということであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクの復興支援のためにアメリカともイギリスとも韓国ともオーストラリアとも、いろいろな各国の軍隊とも協力する。いいと思いますけれども。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 主要な戦闘は終わったと思いますが、治安状況はかなり悪いし、混乱も続いている地域もあるし、生活基盤も整備されていないし、確かに戦後の戦いは長く厳しいものだと思います。そういうイラク国民の生活を良くしていこうという戦いに、日本としても国際社会と協力して...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 主要な戦闘は終結したとしても、復興への戦いは長いものと思います。イラク人のイラク人によるイラク人のための政府というのは容易じゃない、作るのに。このためにやはり国際社会が協力していかなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このイラクに復興支援、どのようにやるかというのが今回の法案の趣旨でありまして、それは民間人にもお願いしたいし、政府職員も行くでしょうし、なおかつ自衛隊員の諸君にも活躍の場があるということで、特に今までの法律の枠内では自衛隊を派遣する場合には無理です...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、戦時中と違って、日本の自衛隊は志願制です。自衛隊の諸君は、自衛隊の仕事、自分に向かないなと、不適切だなと思ったら自衛隊に入隊する必要はないんです。強制でも何でもありません。自ら進んで志願してこの尊い任務に就こうとしている、入隊された方ばかりで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、正当防衛までが戦闘行為だといえばそう言えるかもしれませんが、自衛隊は非戦闘地域での活動であります。そういう意味において、散発的な、あるいは略奪者等、野盗、強盗のたぐいが全く起こらないとは言えない。そういう場合には、自衛隊の派遣隊員は、これは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、自衛隊員でもあるいは政府職員でも民間人でも、野盗や強盗のたぐいに襲われたら、殺される可能性はないといえば、それは言えない、あるかもしれない。そういう場合に、それじゃ野盗、強盗のたぐいと戦って相手を殺す場合がないかといえば、これもないとは言え...全文を見る
07月11日第156回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 経済、株価というのは、一国の事情だけでなくて、世界の経済情勢、政治情勢、いろいろな情勢にも絡んでくる問題だと思います。  私は、株の専門家でもありませんし、株価の状況が上がる下がるという、そういう点については率直に言ってよく分かりませんが、七千円...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 景気対策に即効薬はない、万能薬はないとかねがね私は申してきました。今もその考えに変わりはありません。  まず、持続的な民間主導の経済成長を成し遂げるためには、民間でできることは民間に、地方にできることは地方に、そして財政の規律を保ちながら金融改革...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、解散のことに触れられましたけれども、はっきり申し上げたいのは、私は、解散の時期に、いつやるということは一言も今まで言ったことはありません。ただ、いろいろ聞かれますから、総裁選前にやった方がいいじゃないかとか、いや後の方がいいとか言われますから...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大陸棚の範囲をどう確定するか、これはもう我が国の主権のみならず、資源の問題にも非常に大きく影響してくる問題であります。国連の設けた期限までに間に合うように、しっかりと調査を進めていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 景気ということは、気という言葉があると、心理的な気分の問題も大きく作用するんだというのは経済学者でも言うことでございますけれども、実体の問題と気分の問題、これもかなりあるんではないかと思っております。  そういうことから考えますと、下がったときは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) しかし、改革なくして成長なしなんです。景気回復なくして成長なしと言う方の論を突き詰めていくと、もっと国債を発行して公共事業なりいろんな事業をやれということでしょう。そういうことで果たして景気回復するのか。景気回復し出して株価が上がってくると、すぐ金...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 住宅は、国民一人一人にとっても、資産の中でも最も大事な資産の一つだと思います。特に、家を建てるというのは多くの国民の夢でしょう、一つの家を持つということは。住宅が建設されれば、単に建物だけじゃない、内装の面におきましてもいろいろな需要が生まれる。住...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 米百俵の精神というのは、日本人のみならず、私は外国の会議でも外国首脳によく言うんです。日本のこれまで発展してきたのは教育を重視してきたからなんだと。日本は資源が何にもない、そういう中でなぜ発展してきたのか、貧困を解消してきたのかと。貧困解消も確かに...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく国会運営に総理は口出すなと言われていますが、国会は、予算委員会のみならず財政金融委員会等、数々の委員会があります。それは理事の皆さんがいろいろ判断されたんでしょう。私は出席要請されましたから今日は出てきたんであって、その理事会の協議の様子は知り...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先日、経済評論家であります田中直毅氏と、最近の経済状況についていろいろ意見を伺いました。その際に田中直毅氏の方から、資産デフレは終わりつつあるんじゃないかというような話を伺いました。これはいいことだなと、この好機を逃さず、今後改革を進めて実体経済を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、資産デフレが終わったかという質問を受けたこともありませんし、そういう話をしたこともありません。田中直毅氏が言われたんだと思いますし、私は、経済については田中直毅氏の方がはるかに専門家でありますから、なるほどそういう状況かと承ったわけであります...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのときの田中直毅氏との話におきましては、株価も底を打ったなと。これも資産であります。土地も、まだ下がっている地方もあるけれども、全体的に税制の面においてもバブル期の以前の税制に戻った、戻したと。土地高騰を止めるあのバブル期の税制から、バブル期以前...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公務員として守秘義務、いわゆる秘密を守るというのは非常に大事なことであります。マスコミに流布されているのが真実かどうかというのは定かではありませんし、こういう点については十分注意しなきゃならない問題だと考えております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 御指摘の点も踏まえまして、竹中大臣等が調査した結果、これは守秘義務違反には当たらない、法令上問題ないということであると私は伺っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 方向転換ではなくて、いかに改革を進めていくかという施策であります。なぜならば、改革には痛みが伴う、これは当然ですよね。改革には賛否両論あります。現状維持がいいという人、やっぱり変化に対応する改革が必要だと。そういう際に、当然、今までと違って、時代に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 具体的な方法については、民間主導で進めなきゃいけないと。しかし、その主導を進めるための環境を整備するのが政治の役割だと。不良債権処理を進めずして金融機関の健全化はあり得ません。健全な投資融資活動は進まない。そういう点から不良債権処理が必要だと、金融...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 金融健全化、不良債権処理に向けて様々な努力を傾注し、実態的にも効果が出てきております。今言った繰延税金資産等の税制の問題、これは財務省との調整も今進めておりますので、真剣に検討している段階でございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは長年の私の持論ではございますが、民間にできることは民間に、地方にできることは地方にという中で、郵政公社というのは民営化の一里塚であると私は位置付けております。  ちょうど十九年四月に、平成十九年四月に今の総裁の任期が終わります。そして、民営...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず最初の質問の民営化でありますけれども、直ちに一年で民営化なんかできるわけないじゃないですか、これだけの膨大な国の機関で。方針が大事なんですよ。だから民営化という方針を出して、法案を成立させるにも国会の皆さんの賛成多数を得なきゃ法案にならないんで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは分かるでしょう。道路公団民営化も私の総裁選出馬前には全く議論されなかった問題ですよ。総理に就任してから民営化するという方針出して、今、大まか賛成出て、来年の通常国会には民営化法案が出るじゃないですか。  そこで、櫻井議員の質問であります。民...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 料金を引き下げるという案も出ておりますが、料金を取り続けないという民主党の案でありますが、これは私は疑問を持っています。料金を取り続けないんだったら、今いろいろ検討出している、みんな自動車持っている人に税金を掛けるとか、そんなことを提案されているよ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、大量破壊兵器はいずれ見付かると思っておりますが、見付からないとは断定できないと思っています。櫻井議員はないと断定できるのかお聞きしたいと思いますが。  これは、国連の査察委員会、安保理決議におきましても疑惑が十分あるということを認めているわ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、なぜ武力行使を支持したという質問にもつながると思いますが、日本が調査する能力はありません。国連の査察団が調査して、国連の安保理決議で重大な違反を犯しているという決議が全会一致で採択されているんです。そういう国連の決議に正当性があるから支持し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鴻池大臣がどのような発言をされたか、じかには聞いていませんが、今言われたような発言がなされたというならば、これは私は不適切な表現だったなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までの御議論を伺っていまして、山下議員の若者の職業教育あるいは職業訓練等に対する御意見は大変重要なことだと認識しております。  そこで、政府としても、先般、関係大臣、四大臣、厚労相始め四大臣で構成されます若者自立・挑戦戦略会議において若者自立・...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大阪証券取引所の問題につきましては、今御指摘のとおり、捜査が行われている最中であります。証券取引法違反の嫌疑で大阪地方検察庁と証券取引等監視委員会において強制捜査を行っていると。今、政府としても、これから貯蓄から投資へという、そういう健全な資本市場...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、強制捜査が行われている最中でありますので、その厳正な捜査を見守るという状況ではございますが、今お話しの証券市場に信頼性を取り戻す、また大阪証券取引所自身が襟を正すという観点から、この大阪証券取引所の幹部の諸君が真剣に、信頼を回復させていくため...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく昭和恐慌の時代と似ていると言う方がいますが、私の祖父の小泉又次郎が浜口内閣に入閣したのが昭和四年、金解禁をめぐっていわゆる世界恐慌に至った当時の逓信大臣をしていました。浜口首相が凶弾に倒れて若槻内閣になりましたけれども、浜口、若槻内閣の逓信大臣...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほど質問に答えてないというお言葉がありましたが、あの戦争に突入した時点と日本とは全く違います。  なぜ違うか。日米協調すべきところを敵対したから戦争に突入したんですよ。国際社会から協調すべきところを孤立したから日本は戦争に突入したんですよ。今ど...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全くその点について、私は見解が違います。  あの戦前においても、日米協調と、国連から脱退せずに国際協調を果たせば、あの無謀な戦争に私は陥らなかったと思います。あの戦争の反省から、戦後、日本は日米協調と国際協調の重要性を認識しながら、基本的な外交方...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今御質問の、公明党と保守新党のことについて触れられましたけれども、私は、公明党と保守新党の協力の下に今連立政権を運営し、そしてもろもろの改革に自民党と公明党と保守新党の協力で政策を推進しております。  公明党の友好団体であります創価学会の会長の件...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 尾身さんの発言についてはよく承知しませんが、青森県に核融合実験炉を招致するということについては青森県も熱心でありますし、政府も今、誘致に取り組んでおります。  これは国際間の競争であります。フランスとかカナダとか、あるいはスペインとか、それぞれ手...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どういう発言か分からないですから。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 法律を破る、これはもう最も議員としていけないことでありますから、法律を守っていればもっと政治というのは信頼されていると思うのであります。法律を守らないから不祥事を出して逮捕されている。  私は、政治資金規正法の問題につきましてもいろいろな議論があ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、政治団体が政治団体へ寄附するというのは一定の制限でいいと思っています。問題は額の問題だと思います。  また、今、裏金とか言いましたけれども、裏金があるという前提でこれ議論したら、切りがないじゃないですか。裏金というのは、もう法律違反なんです...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、そういう活動がありますから、私は、……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ちゃんと答弁しているじゃないですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まともに答弁していますよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だから、私は、政治団体が一定の制限の下に政治団体に寄附するのは認められるべきだと。問題は、裏金などをしないで、公明正大に収支を届けて政党も政治家も活動をしてもらいたいと、これが私の答弁であります。  以上です。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どういう発言をされたか、じかに聞いておりませんが、先ほどもお話ししましたように、もし鴻池大臣が市中引き回しの上何とかという発言をされたならば、その表現は、私は不適切だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、どのような発言をし、どのような真意かまだ分からないものですから、そういう伝聞を通じて私が今とやかく言うべきではない。しかし、今御指摘のような発言をされたなら、これは不適切な発言、不適切な表現だと私は思います。
07月14日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第8号
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○小泉内閣総理大臣 離島あるいは僻地の医療不足で悩んでおられる方の切実な声だと思いますので、今までも、どうしたらそのような離島や僻地への医療を充実していこうかといろいろ検討をしてきたわけであります。  しかし、それでもまだ不十分だということであります今の御指摘、大事な点だと思い...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、よくわかりませんが、たしかこれは国産品じゃないですかね、このネクタイは。この背広はつるしですけれども、これは外国品ですね。
○小泉内閣総理大臣 平沼経済産業大臣も後ほど答弁していただきますが、確かに繊維産業、いろいろ輸入品が多くて苦しんでいるのは事実であります。特に中小企業が集積している地域におきましては大変な打撃であるということを聞いております。  一方、過日、タオル業界からは、発展途上国等から安...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政策の評価、これは、資金をいかに有効に活用するかという点で極めて重要だと思っております。現在でも塩川財務大臣が非常に意欲的にこの問題に取り組んでおられまして、実際の事業にしても、どこまで進んだか、本当に有効だったか、費用はもっと安くできないかという点、厳しく評...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ODA大綱につきましては、不断の見直しが必要だと思います。  また、日本のODAに対する各国の期待やら評価も高いものですから、日本は最近減らしてきております、一方、サミット参加国等におきましてはふやしていくという、サミットの会議になりますと、必ずODAの話も...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは初めて見たんですが、果たして小学生にこんなことを教える必要があるのか疑問に感じます。  私、小学校時代も中学校時代も、性教育なんて受けたことはありませんね。しかし、こういうのは自然に何となく覚えていくもので、ここまでやっていいのかなと。今初めてこれを拝...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 不適切なものがあれば、これは本来の趣旨にのっとって適正にしていかなきゃならぬと思っております。扇大臣もこういう問題について疑問を持っておられますので、御指摘の点を踏まえまして、本来の趣旨に合うような利用の仕方がなされなければならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは妥当かどうかというのは、今私に言われても、法にのっとって恐らく献金する方も受ける側もなされているんだと思います。しかし、法にのっとっていない、違法だったらば、これは極めて遺憾であります。その点はよく調べないとわからないと思います。
○小泉内閣総理大臣 いろいろ情報が来ておりますが、私がじかに調査したということはありませんが、私は、民営化推進委員会の基本的な意見を尊重して道路公団を民営化していくということには変わりありません。そのように扇大臣にも指示しておりますし、藤井総裁も、民営化に向けて一生懸命汗をかくと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この道路公団民営化は、来年の通常国会に法案が提出されますので、着実に、民営化推進委員会の基本的な意見を尊重しながら進めていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 この地方分権に関する議論の過程において、それぞれ地方から意見が出ております。また、総務省の意見と財務省の意見、過程におきまして、若干対立といいますか、相違もございました。さらに、財務省と総務省のみならず、他の官庁も、補助金等非常に密接な関係がありますので、それ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 税源移譲については今財務大臣も、こだわっていないと、基幹税で。これは地方の意見をよく聞こうと。  それと同時に、政府の税調も党の税調もあります。税制改正を伴うわけですね。そういう点もあるから、よく地方の意見を聞きながら、そしてこの件については、議員個人のいろ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この問題は、前にも御質問いただき、私からはっきりと答弁しております。  いかにも疑惑があるような形で質問されておりますが、先日も、その企業側と長妻議員側とのこの問題に関しての記録を委員の皆さんに配付されました。それで、委員長から、調査をすることはできないかと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 調査した結果、特定の契約はない、全く不正の入る余地がない。しかも、先方側は、小泉純一郎と関係は全くない、政治献金もないとはっきり言っているところを、どうして消すんですか、信用ある調査をみんな議員に配って。この方が私は理解できません。こういう疑惑がないものをある...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 多岐にわたって御質問いただきましたが、四点、ミサイルの問題と治安の問題と海上輸送の問題と国会移転の問題。  これは、ミサイル防衛の問題については、専守防衛の我が国にとっては、今後、重要な課題だと思っています。その経済的効率性とか技術的効率性、費用対効果、そう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 はい。九九%以上を日本は海上輸送に頼っておりますので、御指摘の点を踏まえて、よく対処をしていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 私は、逆行するものとは思っておりません。  今までいろいろな議論が行われましたけれども、政治活動のために、国民からどういう寄附を求めるか、政治なり政党はどういう寄附を受けるべきかという議論が重ねられてまいりました。それ以来、政治家個人に対しては、企業献金は既...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、経団連だろうが労働組合だろうが政治団体だろうが、自分たちの言い分を聞いてもらおうと堂々と発表するのはまさに民主政治の基本です。それをどのように受けとめるかというのは、また政党の自由です、政治家の自由であります。そして、恐らく経団連の方は、個別の企業より...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 要は程度の問題だと思います。これは主張によって、消費税を上げろと経団連は言っているようでありますが、私は、はっきり上げないと言っていますよ。言っていないで経団連が自民党に寄附しないか、そうじゃないと思いますね。それは主張は勝手ですよ。私ははっきり、小泉内閣続く...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それだから、一部の人に左右されるというものじゃありません。民主政治というのは、いろいろな国民の動向がどうあるかということでなされるべきものであって……
○小泉内閣総理大臣 民主政治というのは、国民の意見を、よく耳を傾ける、そういう中で妥当な判断がなされるべき問題だと……(穀田委員「金の力で動くというのは民主政治の根本を破壊する」と呼ぶ)金だけじゃない、金だけじゃないんです。
○小泉内閣総理大臣 金も重要なんです。税金だけで面倒を見るというのはよくない。
○小泉内閣総理大臣 この会計検査、そして一般会計、特別会計の点については、塩川財務大臣も非常に熱心なんです。この点について、検査の状況を翌年度の予算に生かしていかなきゃなりませんし、今、一般会計だけでなく、特別会計という中身に対しても、厳しい査定といいますか、評価をしなきゃいかぬ...全文を見る
07月15日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第20号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の法案は、解約された場合、破綻生保が今の厳しい経済状況に耐えられず破綻した場合と、その破綻を未然に防いで予定利率を下げることがいいかという一つの選択肢の問題だと思うんですね。  もちろん、この法案が適用されないような状況の方が望ましいと思うん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう御意見も私は理解できます。  先ほど申し上げましたように、望ましい選択肢ではないと。予定どおり行われれば、これ一番いいことだと思うんであります。しかし、これが破綻していいのかどうかと。破綻よりは予定利率下げた方がいいという人もいるし、いや...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 契約した予定ですね、契約どおり履行されれば、これは一番いいということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、経営者の判断に大きくゆだねる、ゆだねられる面が多いいんですが、政治全体としては、経済情勢をいかに好転さしていくか、あるいは社会保障制度等において将来持続可能な、不安ない制度にしていくか、そして現在の金融に対する不安状況を全体としていかに解消...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、高度経済成長の時代と違って、常に物価は上がる、土地は上がる、金利は上がると、経済成長は必ずプラスになるという状況と様変わりになってまいりました。  私も狂乱物価の時代に初めて当選してきた議員であります。物価を下げるということが主要な政治・...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 予期せぬことを予期しろというのはなかなか難しい問題だと思いますが、予期し得ない状況というのは、生保会社にとってみればいろいろあると思います。というのは、変なうわさが立ってどんどん解約が出てくると、あるいは自らの経営努力の足りなさといいますか、怠慢に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 株価の変動も当然あると思います。生保会社によっては、株の収益によって経営を維持していこう、あるいは予定した利率を確保していこうという会社も多々ありますし、株価にどの程度依存しているかによっても違うと思います。そういう点から、株価のみならず、金利とい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、予期せぬ出来事はあり得るということを申したわけでありまして、金融庁の今のこの法案と決して矛盾するものではないと思っております。予期しないことに対応しないことがあるのかというお尋ねでしたから、それはなかなか難しいことでしょうと、今までの状況から...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 率直に申し上げますと、私、衆議院で最初に呼ばれたときに、竹中大臣が出席しているのに何で私、出なきゃならないんだという気持ちはありましたよ。しかし、国会の指示に従うのが私の責任でありますので、委員会から総理出席しろという指示が出た限りは、それに欣然と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、蓋然性判断するというのは非常に難しいと思います。このような低金利を予測し得たら、予定利率なんか下げる必要ないんですから。しかし、想像し得なかった公定金利が続いているから今、利率を下げなきゃならない状況に陥るかもしれないという状況が出てきたん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、破綻した場合と予定利率を引き下げた場合、どっちが有利か不利かという問題になってまいりますから、その選択肢の面において契約者の一定の水準の反対があったらできない状況でありますので、私は契約者保護と言っていいのではないかと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国民全体の利益、これが一番重要な視点だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、外資がこの生保の分野に入ってくるのも、警戒するよりも歓迎すべきだと思うんですね。私は外資警戒論を取りません。むしろ、日本の企業にない新しい経営感覚、刺激を与えていると。  外資が伸びているということは、それまで日本企業も努力が足りなかったと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、時代が変われば制度も変えていかなきゃならない、日本が引き続き平和のうちに発展、成長、繁栄できるように自分の力を役立てたいと思って政治家になる決心をして今日に至っているわけであります。その考えに今も変わりはありません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在の状況は、いかに税金の無駄遣いをなくすか、政府の役割というものを少なくして民間の活力をいかに発揮させるか、地方の魅力を引き出すかということが現在の小泉内閣の大きな課題でもあります。  そういうことを考えますと、財源が足りないから消費税を上げよ...全文を見る
07月18日第156回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○小泉内閣総理大臣 デフレ対策一つでデフレが克服するものじゃないんです。経済全体を見ながら対策を打つのがデフレ対策なんです。改革なくして成長なしなんです。  デフレ対策、それは金融改革にしてもその一つです。不良債権処理なくしてこれからの持続的な経済成長、望めません。不良債権処理...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 坂口大臣の言ったとおりで、社会保障というのは、これから年金、医療、介護、それぞれ見直しの期間に来ております。しかも、今までと違いまして、高齢者がどんどんふえていく、そして若い世代が減っていくという状況において、今までの高度成長時代、人生五十年の社会保障制度で今...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 原田さんは、私、感心しているんですよ。中選挙区で落選してもくじけなかった。失敗を次の成功に生かそうと意欲を持っていたからこそ、選挙区をかわって見事当選して、今安定した選挙基盤のもとに立派に活躍されている。一度や二度の落選にへこたれないで頑張れば自分のようになる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 もう何度も確約しているわけですが、政府の税制調査会というのは、税制全般、財政状況を見ておりますから、それが理論的に議論されて、あるべき税制、これは、一つのあり方として出すのは私は別に悪いことだとは思っていませんし、政治的配慮にかかわらず、一つの理論構成として、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も映画は好きで、総理になる前は、大体月に一本程度は映画を見ていました。  ロケで、それぞれの地域で、人々に迷惑をかけない程度にロケをどのように許可していくか、これは、特に混雑している人込みの中では迷惑をかける点もありますので、単に文部省だけの問題じゃないと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 沖縄に米軍の基地が集結して、これをいかに整理、統合、縮小していくかというのは、単に沖縄だけの問題ではない、やはり日本国全体の問題だと私は思います。  そういう中で、地位協定の問題がよく稲嶺知事からも私どもの方に申し入れがあり、私と稲嶺県知事が会談する場合にも...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その点は考えておりません。既定方針どおり進めていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 先日も山谷議員の御質問で、実際に小中学校で行われておりますいわゆる性教育について、私は、ここまでやる必要があるのか、行き過ぎの面もあるんじゃないかというようなことも申し上げました。  今回の小学生の少女四人が監禁された事件におきましても、これは単に教育だけで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 フランスで七千万人以上が、毎年観光客が訪れているにもかかわらず、日本には五百万人しか来ていないと。  これは、観光に従事する方、非常に多いわけです。また、二〇一〇年にこれを一千万人、倍増計画を立てておりますし、これは具体的に、今、対象国もちょっと絞っていこう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 マニフェストという言葉は、日本語で訳せば、辞書によると、宣言とか声明というふうになっております。いわゆる公約ですね。私は、できるだけ英語の片仮名を使わないで、日本国民に対してはわかりやすい日本語を使おうと努めております。公約はしっかり国民に訴えなきゃいけないと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 民主党にもぜひ頑張っていただきまして、そのような改革に進んでいただきたいと思いますし、自由民主党としても、民主党に負けないように私どもも頑張っていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 その事業につきまして不正な行為があってはならないというのは、当然のことであります。  また、諫早湾事業について言えば、民主党も、この諫早湾事業が必要だと言って選挙に出た候補を応援したんじゃないですか。それでは、なぜその諫早湾事業はやめさせようという候補を応援...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 相手を攻撃しているのは、しょっちゅう、菅さんじゃないですか。私はいつも攻撃されているんですよ。はっきり質問に答えているんです。  それは、私は農林水産大臣に対して、地元の実情もよく聞いて、必要かどうかよく判断して考えなさい。そして、農林水産大臣は、地元の意向...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 都合のいいように解釈されるのは勝手ですけれども、諫早湾というのは地元が水害に非常に悩んでいたんです、水害対策をどうしようかと。干拓事業だけじゃないんです。そういう点がよくわかっているのは地元の方々でしょう。  だから、直轄事業とはいえ、地元の意向を無視してや...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よく水害対策と干拓事業とを総合的に考えて判断しなさい、そして、いろいろ相談して、知恵を出してやっていく、私の判断なんですよ。  たしか、ノリがとれないとかいう状況がありましたね。ですから、そういう水害、干拓事業の影響がどうなんだろうかということを専門家の方々...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、永久に料金を取り続けると決定しているものではありません。  これはこれからいろいろ議論になると思いますが、有料道路制度は、財源対策として建設資金を借入金で賄って、完成後、利用者からの料金収入で返済して、債務返済後は無料開放するものであります。このため、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、ちゃんとはっきり言っていますよ、永久に取り続けるとは決定していないと。だから、通行料金のあり方については、新会社が徴収する通行料金については、能率的な経営のもとにおける適正な原価を償い、かつ適正な利潤を含むものとし、新会社の経営者が自主的に決定することを...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、税収が五十兆円程度あるときに、国債三十兆円以内に発行を抑制しながら予算を組むべきだとはっきり申し上げました。ただし、経済は生き物である、経済状況を見きわめながら大胆かつ柔軟に対応するということも同時に言っているんです。  そのときに民主党は、三年間三...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そこが政治経済で大事なんです。何でも言ったことを徹底的にやって経済がどうなるか、それをよく責任者として判断しなきゃなりません。  それで、民主党は果たして、それでは三十兆円を法律で縛れと、三年間。そこで、それだったらばどういう予算を組むのかという具体案は出し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、やれると思いますし、やれるように努力しなきゃいかぬと思っております。  これは、今私の行財政改革、徹底的にむだを省こうと行政改革、財政改革に努めておりますので、これは効果が必ず、時間がたてば出てくると思っております。そのときの状況というもの、経済情勢、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 守れるように努力することが大事ですし、それは民主党も、三十兆円を法律で出したということも公約ですよ、民主党の。そうした場合、全然具体論出していない。三十兆円今守って、それでは全体の税収が今落ちたときにどう対応するかという案を全然出していないじゃないですか。この...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 はっきり答弁しているでしょう。確かに三十兆円枠は守れなかったけれども、それじゃ、守った場合と守らなかった場合とどっちがいいのか。五十兆円の税収の前提のもとに三十兆円だ。税収が四十二兆円に減ってきた。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 そういうときに対しては、経済は生き物だから大胆かつ柔軟に対応する。それは、民主党が三十兆円枠を三年間法律で縛るということに対して、私は拒否したんです。それを答弁したのに、答弁が気に食わないからだめだと言って、ここで抗議するのもおかしい。勝手に私のことを批判する...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 だから、私は、国民が冷静に対応してくれると思います。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 本当に今の経済状況を見て、三十兆円枠に国債発行枠を縛って、ほかの税収が足らない分をどうするのか。こういう点について、やはり国民の経済全体を考えて、政府は、三十兆円枠を守ることができなかったけれども、柔軟に対応して、民主党の三十兆円枠を法律で縛れというよりもやは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私の三十兆円枠というのは、税収が五十兆円程度あるという前提です。  しかし、はっきり言っているのは、経済は生き物だから、そのときには経済状況を見て、大胆かつ柔軟に対応するということもはっきり約束しているんです。これでどちらがいいか判断するのは国民です。私は、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは公共事業というのは、国の事業もたくさんあります。全体として、おおむね四兆円程度を三年間で削減しよう、その際に、補助金、交付税、税源の問題を解決していこうということでありますので、今後、公共事業の中でも地方に裁量権を与える分野が出てくると思います。  こ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、財務大臣と総務大臣と各省庁、折衝はこれから始まるんですよ、今後予算編成に向かって。だから、そういう点はよく考えながら、その折衝の段階で判断すればいい。  公共事業もある程度含まれますね。しかし、どの程度になるかというのはこれからの折衝です。地方がやる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私がはっきりと、現地に行っているわけではありませんし、情報については限られております。今戦闘地域か非戦闘地域とかいうことは断定できませんが、そんなに安全な地域ではないと思っております。  今後こういう状況についてはよく見きわめまして、自衛隊を派遣する場合は非...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まあ質問があっちこっちよく飛びますけれども、私は情報がないとは言っていませんよ。今戦闘地域か非戦闘地域か、それを聞かれて、はっきり判断する状況にはないと。いろいろ情報はある、しかし、まだ法案は通っていないんですから。非戦闘地域か戦闘地域か、自衛隊を派遣する場合...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、イラクがかつて実際に大量破壊兵器を使用していた、または引き続き多くの大量破壊兵器に関する疑惑がある、これは私が言っているんじゃないですよ。査察団が言っているんですよ、国連安保理が言っているんですよ。査察への非協力を初めイラクが関連安保理決議の重大な違反...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よく私の答弁を聞いていただきたいんですよね。  査察団の報告や国連安保理の決議やら、そしてイラクは過去に大量破壊兵器を使用した、そして依然として疑惑があるということから、私は、あるということを言いました。そして、その正当性の根拠に、今言ったような国連の安保理...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 フセイン大統領がいまだに見つかっていないからフセイン大統領がイラクにいないとは言えない。これも決して詭弁でも何でもない。いい答えだと思っていますよ。  だから、こういう過去のたび重なる、イラクがかつて大量破壊兵器を使用していた、そして化学兵器を自国民にも使っ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よく聞いていただいていればわかったと思います。根拠は何かと言っているから、今までも答弁したでしょう。  かつてイラクは大量破壊兵器を使用していた。そして、査察団が入って、あるという疑惑があると。査察団が入っているにもかかわらず、妨害して追い返した。国連安保理...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 根拠を問えと言うから、再三再四答えています。  根拠は、かつてイラクは大量破壊兵器を使用していた、そして査察団も、十分な疑惑があると。国連安保理決議も、これは疑惑があるし、イラクがないということを証明しなさい、最後の機会を与えろという国連決議がなされたんです...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 だから、いずれ、私は、フセイン大統領も生死の判明がわかるだろうし、イラクに存在したことがわかるであろう、イラクも大量破壊兵器を保有していたということがわかるだろうということを言っているんです。それを、ないんだと断定することなんか私はできないと思いますよ。ないん...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、きちんと答弁しているんですよ。答弁が気に食わないからといって勝手に席を立つというのは、これはいかがなものかと。
○小泉内閣総理大臣 私は、質問に誠実に答えております。  まず、なぜ大量破壊兵器があるという……(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 根拠があるのかということですが、今まで、イラクが大量破壊兵器を使用していたことがある。査察団も……(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 あると思うから、査察をしていた。ところが、その査察団を追い返してしまった。査察を妨害する。そして、一四四一、昨年十一月の国連安保理の決議におきましても、大量破壊兵器は持っているかいないか、イラクが証明する責任がある、最後の機会を与えるという安保理の決議がなされ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、気に食わないか気に食うか、それは別問題でありますよ。全部。
○小泉内閣総理大臣 自分の質問に気に食わない答弁をしたら勝手にもう席を立つというのは、これはいかがなものかと私は思うんです。
○小泉内閣総理大臣 いつ妨害したかというのは、それは具体的な日時は今私が、調べなきゃわからない。しかし、過去あったでしょう。それは認めるでしょう。総理が一々、何月何日に追い返した、そこまで言う必要はないと思ったから、担当してわかっている人に答弁してもらった方がいいからと。  そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは再三答弁しておりますように、イラクが証明する責任があったんです。  最後の機会を与えるということに対して、有効にそれを示せなかった。イラクが、本当にないんだったら査察を受け入れて、最後の機会を利用すれば、戦争は起こらなかったんです。そういう点について、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、再三再四答弁しているんです、誠実に。過去の国連決議、イラクが疑惑に証明しようとしなかった、そういう点を総合的に判断して、その根拠としたわけであります。
○小泉内閣総理大臣 それは見解の相違で、私は妥当だと思っているから支持したんですよ。それは、違うと言うのは御自由です、妥当でないと言うのは御自由です。私は、妥当だと今でも思っております。だから支持したんです。
○小泉内閣総理大臣 それは、私に総理大臣の資質があるかどうかというのは、これは国民が判断していただけると思いますし、私はそれほど優秀な人間でありませんので、浅学非才でありますが、与えられた総理大臣の職責を精いっぱい務めようと思っております。  いずれ、菅さんなり岡田さんなりが私...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、リーダーシップを発揮しておりますよ。難しい問題をもっと柔軟に、保育園、幼稚園、親御さんの立場を考えて、子供の立場を考えて、総合的に運営できる方法を考えたらいいと。今までできなかった問題を、私がやろうということをやっているんじゃないですか。リーダーシップを...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そのように、地方の裁量権、親御さんの立場、お子さんの立場、それを重視してできるようにしなさいと。今までどちらかというと、保育園経営者の立場、幼稚園経営者の立場、そういう面の配慮が過ぎたのではないか、要は、親の立場、子供の立場、そして地方にできることは地方に任せ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、幼稚園と保育園の壁をもっと取り払って柔軟に考えろということを、私はっきり言って、その方向に進めているんですよ。今の話は私も初めて聞きましたけれども、今、厚生労働大臣来ている、そんなこと言ったの。  ちょっとこれはうそかどうか、本当かどうか、確認してい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 検討して実施するんですよ。これは、今までの風潮といいますか、今までの例からいって、検討するは何もやらないということに解釈しているようですが、これは、この幼稚園と保育園の問題については、もっと地方に裁量権を渡して、幼稚園、保育園、お子さんの立場、親御さんの立場に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、今まで、株式会社ということを聞くだけで猛反対、アレルギーを起こしてきたわけですよ。それを今回やろうとして、現実に、農業への株式会社参入について、農地のリース方式の参入を解禁したんです。具体的に言えば、遊休農地で株式会社の農業経営への参入によって、オリー...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、一つだけ取り上げて言われていますが、宮内議長はこういうことを言っているんですよ。「繰り返しになるが、「十二の重点検討事項」の中の多くの事項は、総合規制改革会議及びその前身組織が長年にわたり努力を尽くしてきたにもかかわらず、今日までに結論を得ることができ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、土屋知事と桃子さんの関係は、親子という関係以外は詳しくは知りません。今の捜査中の問題であって、桃子氏がどのような献金の整理をしていたかということについても私は知りませんが、いずれにしても、政治資金規正法違反に及ぶような行為はよくない。法律があるんですから...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、政治献金のあり方については、受ける側と提供してくれる立場、両面を見なきゃいかぬということから、献金者名の公開基準が五万円が妥当かどうかということをよく判断すべきだと。そういう中で、できるだけ多くの方々の協力を得て、企業でも団体でも労働組合でも個人でも、民...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これも何回も御質問をいただくんですが、そのときの質問に根拠となったものが、先方の企業にじかに取材をして、その状況の様子を全部委員に配付しました。そういうことに対して私も、委員長が調べろと言うから調べてみました。そして、その議事録を調べているうちに……(発言する...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ところどころ消えている。何でここが消えているのかと見たら、ここはちゃんとテープが残っているというのでテープの起こしているのを読んだら、何と、民主党の議員が私に疑惑があると思って先方企業に取材いたしたときに、その人は、その消されている部分、これ、驚いちゃったんで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、こういう無責任な、都合の悪いところを消してやるというのは……
○小泉内閣総理大臣 良識のある判断とは思えない。民主党の議員にも、しかも一党の代表の幹事長がこうしたところで本当に質問する問題か。私は非常に残念です。
○小泉内閣総理大臣 私は、民営化推進委員会の意見を基本的に尊重して民営化しろ、これにきちんと誠実に、その線に沿って履行するか、総裁の言動、十分見きわめたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 詳細につきましては後ほど亀井農水大臣からお答えいただきますが、自給率という点についていえば、私は、今山岡議員が言われたように、一〇〇%日本がこれから自給率を確保していこうというのは、まず無理だと思います。  そこで、十三年度におきましては、食料自給率は約四〇...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、自衛隊もやめてもいいと自由党は言っていないでしょう。  一〇〇%自給率、これだけ世界の相互依存性が深まっているときに、何でもだめ、もう米も麦も大豆も全部一〇〇%自給というのは、それは無理です。言われてもできません。外国からも輸入しなきゃやっていけない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 このサービス残業をいかに減らしていくか、これは必要なことだと思っていますが、なぜ減らないのかという御質問でありますが、これは最近の経済情勢の厳しさも反映しているんだと思います。  と同時に、経営者側についてもこの趣旨の徹底、これは経営者、労働者、行政側、こう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 企業がみずからの経営基盤を強化するために努力することは必要であり、なおかつ、企業は、利益を上げるのは当然であります。利益を上げない企業というのは国民から信用されませんし、倒産したら元も子もない、社員も失業の危機に遭うということから、利益を上げるということが必ず...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この点につきましては、政労使といいますか、政治の側、そして労働者の側、さらに使用者の側、この三者が集まって、先日も、あるべき関係についてよく話し合っていただきたいということを経団連の会長にも、また連合の笹森会長にも、官邸においでいただきまして、よく協調できるよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 経営者も社会的責任を十分認識して、企業の業績を上げると同時に、労働者の待遇改善に努めていただきたい、政府としてもそういう配慮を企業側にもよく今後とも求めていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 先ほど鴻池大臣も答弁されておりましたように、親御さんの責任云々の中で、みずからの市中引き回し云々という発言については不適切だったと反省されておりました。きょうもそういう気持ちで答弁されたと思いますし、これからも、誤解されないようによく表現には注意して、今後、青...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 昨日の四人の小学生少女の事件に関しましては、事実関係がまだ定かになっていない面があります。  そういう中で、先ほど鴻池大臣が、加害者か被害者かという云々されたものでありますが、それは取り消されたと思いますので、よく事実関係を見きわめまして、今後、こういう事件...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本は、今までも核兵器廃絶に向けた努力を行ってきております。唯一の原爆被爆国として、世界にも、日本の主張に理解を示してくれる国も多数あります。  そういう中で、非常に難しい問題でありますが、この問題、困難であればあるほど、粘り強く廃絶に向けた外交的努力等をし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、今お話ししましたように、日本政府としてはやっておりますし、私は、事実、いろいろな場で、この軍縮の重要性を提起しております。  現に、九四年以降、毎年、国連総会に核軍縮決議案を提出しております。昨年も、全面的核廃絶に至るまでの具体的な道筋を示した核兵器...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、核兵器を持っている国は、アメリカのみならず中国もロシアもフランスもイギリスも持っておりますが、そういう中で、日本としては、各国に呼びかけている、米国にも呼びかけている。  そして今、小型核兵器の問題ですが、米国は、この小型核兵器につきましては、研究は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、日本は、アメリカのみならず各国に言っております。北朝鮮に対しても、あるいはその他の国に対しても、核の問題、懸念を持っているということを表明しております。各国に言っております。
○小泉内閣総理大臣 具体的な数字等は坂口厚生労働大臣がよく御存じだと思いますが、やはり厳しい雇用情勢は続いていると思います。  そういう中でも求人数はあるんですが、そこに求職者が行っていない、そういう面もあります。いわゆるミスマッチといいますかね。肝心な、人を欲しいという企業は...全文を見る
07月23日第156回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第5号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、お答えする前に、今回の豪雨によって災害に遭われました福岡、長崎、熊本、鹿児島等の被災者の方々に対して、心からお見舞いを申し上げます。  政府としては、今後、災害復旧、支援、その他の対策について万全を期したいと思います。  ただいまの御質問...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、情報操作など一切しておりません。  まず、では、大量破壊兵器はないと菅さんは断言できるのか。私はそうは思わない。(菅直人君「国民に答えてください」と呼ぶ)私は、これは国民に答弁しているんです、国民に向かって答弁しているんです。  それは、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はそれを聞きたい。きょうは党首討論ですから。まさに基本問題ですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクと米英との開戦の前に、私ははっきり言明しております。今回の米英の行動を日本としては支持するが、戦闘行為、武力行使は一切しない。しかし、戦後の復興に対しては、日本政府としてできるだけのことをする。  そして、主要な戦闘が終わり、イラクとの戦争...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、私はイラク国内のことを、よく地図がわかって、地名とかそういうものをよく把握しているわけではございません。今も、民間人も政府職員も、イラク国内で活動しているグループはたくさんあるわけですから、今でも非戦闘地域は存在していると思っています。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、率直にお答えしているんですよ、知らないものは知らないと。論語にありますよ、論語。「知らざるを知らずと為す。是れ知るなり。」知ったかぶりしちゃいけない。率直に答えております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このフリーターの増加、これに対してやはり政府としても真剣に取り組まなきゃならないということで、今志位さんが取り上げたように、共産党の皆さんから評価されるような白書を出したわけでございますが、確かに、これは看過できない大事な今後の問題だと思います。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 雇用について、政府と使用者側と労働界一体で取り組むような対策を厚労大臣中心にとっているわけでありますので、こういう御指摘の点も踏まえて、今後、雇用対策に一層力を入れていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 労働時間の問題につきましても、政府としては、各企業に対して、できるだけ政府の指導に沿うように対策を立てるように、常に督促をしております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) かねがね申しておりますように、自衛隊を戦闘地域には派遣しないし、戦闘行為には参加させません。復興支援のために自衛隊でできる分野に派遣する、これが日本政府の考え方でありまして、今回のイラク支援法案もその趣旨にのっとったものであります。  派遣する場...全文を見る
07月25日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) かねがね言っておりますが、日本の基本的な外交方針は、日米同盟を重視していくことと国際協調を重視していく、これを両立させることだと私は思っております。今回のイラク支援法案におきましても、これは私は両立していかなきゃならないという今までの方針を実施に移...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず後の質問でありますが、集団的自衛権、私は集団的自衛権を認めるんだったらば憲法は改正した方がいいと思っております。憲法を改正しないで集団自衛権、これまで積み重ねてきた政府解釈を変えるということは小泉内閣ではするつもりありません、これがまず。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、恒久法の問題は、現行憲法の中で議論していこうという問題だと思っています。その中の議論ではいろいろ憲法改正論議も出てくるということは否定しないということでありますが、集団的自衛権を、集団的自衛権の行使を認めろということだったらば、私は現行憲法を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までアメリカ一国がこれほど政治的にも軍事的にも経済的にも強い国になったことはないと思います。正に世界最強の国家であります。そのアメリカとどう協調していくか、協力していくか、これは日本の国の平和と繁栄にとって最も重要な課題だと思っております。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、大量破壊兵器があるかどうかという質問に対しては、ブッシュ大統領は自信を持って言えると、あると、いずれ見付かるという返事をしております。  そして、今最初の御質問はそうだったじゃないですか。ほかに……。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今お答えしたとおり、ブッシュ大統領はいずれ見付かるだろうと、捜索をしているということでありますが、私どもがこのイラクのアメリカの対応を支持した根拠は国連安保理決議であります。  そして、かつてイラクは大量破壊兵器を保有し、クウェートを侵略し、そし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは省略して私は言ったんであって、事細かに内容まで話すというのは、相手があることでありますから省略したわけであって、今結論を申し上げたわけであります。  そして同時に、このアメリカの対応につきましても、日本としては国際協調体制を築くべきだと。ア...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今、アメリカは手を引けということには賛成できません。今、イラク人の、イラク人のための政府づくりに米英始め当局が努力されている。フセインが打倒されて歓迎している国民もたくさんいると。報道等では反米感情強く出されておりますが、実際におきましては、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 和して同ぜず、論語。私もよく使う言葉です。よく聞いておりましたよ。和して同ぜず、いい言葉だと思いますよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 正しかったと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 憲法九条、確かに国際紛争を解決する手段として武力による威嚇、武力の行使は放棄するとしておりますが、これは日本国の憲法でありますし、日本は武力の行使はいたしません。と同時に、国際社会の中で名誉ある地位を占めたいと思う、国連の中で日本としてどのような役...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だからこそ私は、戦闘行為には参加しない、日本としては。日本憲法をわきまえて、日本ができること、できないこと、これについてはよく憲法に合致するように今までも判断してきたと思います。それはPKO活動についても、自衛隊に海外派遣するということ自体、これは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、いずれ見付かると思っていますから、見付かると思っていますから、今、ないと断定できないと思いますね。私、日本政府の判断は正しかったと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、自衛隊を派遣することができるという法案ですから、しかし実際に派遣する場合には非戦闘地域と、戦闘行為に参加しない、そういうきっちりとした枠がはまっております。  この法案が成立後、よく現地の状況を見極めて、この法案の趣旨に沿った形で派遣され...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、私、率直に言ったんですよ。私に聞かれたって分かるわけないじゃないかと。これ、当然でしょう、今の状況で。それは調査しないと分からないんですよ。この発言が私おかしいと思う方がおかしいと思うんですよ。極めて正直に、率直に話しているんです。それは専門...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ですから、この法案は自衛隊をイラクに派遣することができるという法案ですから、しなければならないという法案じゃないんですよ。それは、現地の状況をよく見極めて、戦闘地域じゃない、戦闘行為には参加しない、そういう枠組みの中で自衛隊を派遣する場合は派遣する...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはよく調査しなきゃいけないと思います、じっくりと。今の段階でどうだこうだというよりも、派遣する場合には法律の趣旨にのっとって派遣するわけですから、十分な調査が必要だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現地の状況を見極めて国会に報告するわけです。それについては政府は責任を負うんです。十分な調査が必要だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この今、山本議員が言われました憲法の前文、前文と憲法九条の関係、日本がまだ経済的に今のような状況にないときだったらば、日本の役割というのはそんなに世界各国から期待されなかったと思います。しかし、今やGDPにおきましてもアメリカに次いで第二位、日本の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、国づくりのための支援活動ですから、恐らく今の質問は、憲法に抵触するんじゃないかという趣旨の御質問だと思うんです。  で、占領軍と一緒に活動するからこれは国づくりと違うという趣旨の質問ですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく、いわゆるCPAと協力しながら進めていく、協議しながら進めていくということであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これ、我が国の支援活動というのは我が国の主体的な判断で行うんですよ。だから、協力するのは当然ですけれども、指揮下に入るわけじゃない。そこが違うんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) お答えいたします。  よく調整しながら、協力しながらやるということであって、これは日本が主体的に判断することなんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう説もあるということでしょう。それはいろんな説がありますよ。日本は交戦していないんですから。戦争に参加していないんですから。もうそれはいろんな説があるからどうだこうだと言われたら、それはどういう説を披露されるのも御自由ですが、日本としては戦争...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、非戦闘地域で後方支援という形で、各国の軍隊とも協力する場合はあり得ると。決して戦闘行為にはつながらない、非戦闘地域で支援活動をするという枠内でやり得る場合もあるということであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、非戦闘地域で、日本は戦闘行為でないという分野で後方支援はあり得る、それはよく状況を判断しなきゃならないということであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、アメリカ、イギリスがどういう展開、軍を展開するかというのは分かりませんが、日本はこの法律の趣旨にのっとって、非戦闘地域であり、そしてイラクの復興支援に役立つ場合なら自衛隊の支援活動もあり得ると言っている。それは状況を見なきゃ分かりませんよ。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はい、そのとおりであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、攻撃されて身を守るためのこれは正当防衛ですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、そうじゃない。自衛隊に発砲してきたらという質問だから答えたんです、それは正当防衛だと。何にもしないのに自衛隊が発砲する、そんなことするわけないじゃないですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはね、米軍と自衛隊、ちょっと分けてください。  米軍がいろいろ治安活動、あるいはイラク国内の安定、安全確保に活動している。そういう際に、まあいろんな状況が起こると思います。中には、デモの中に紛れてアメリカ軍を攻撃するのもあるかもしれない。それ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう約束したことはございません。  日本は戦闘行為には参加しないが、戦争が終わった段階において、イラク復興支援のためには、日本ができるだけのことはやる、日本が主体的に考えるということを申し上げました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、日本がその国力、経済力にふさわしい活動をイラク復興支援のために動き出したなという評価の声だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは法的な、法理論上の問題は別の専門家に答えていただきますが、今回は指揮下に入りません。入りません。議論の余地ない。入らないんですから。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、今回は入らないんですから。入らない前提で議論をしているんですから。入ったらどうかと、それ、考えてない。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、今の憲法におきましても自衛隊は憲法違反だと言う方も学者の中でおりますから、どういう議論がされるのか、その場合は専門家によく議論をゆだねて聞いてみたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、私は法律の専門家でありませんが、私の率直な意見を申し上げますと、それはもしそういう占領軍といいますか、どういう形であれその当局が武力行使に向かうという場合に指揮下に入れば、私はこれは憲法違反だと思いますね。しかし、戦闘行為が全く行われていな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは可能性ということを言えば、あり得ると。これは自衛隊を派遣しなければならないという法案じゃないんですから、自衛隊を派遣できるという法案ですから、状況を見て派遣しない場合もあるし、派遣する場合もあるということであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、私は日本の立場というのはいろいろの場ではっきり表明しております。日本としては、戦闘行為には参加しないと、自衛隊を派遣する場合もあくまでもこれは非戦闘地域であり、非戦闘行為である、復興支援活動だということを表明しておりますので、そういう状況に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、まだいつ選挙があるかというのは言っていないんですよ。言っていないどころか、私にも分からないんです、状況を見て判断するんですから。それをあたかも、もういつ、選挙は決まったかのような議論でされるというのは、実に私にとっては迷惑なことでね、これはあ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だから、選挙とは、この自衛隊の派遣とは全く別です。関係ない。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、復興支援づくりに派遣するんですから、今、問題、人道支援、復興支援に派遣するんですから問題ないと思いますよ。日本ができる範囲でやると。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 問題ないですよ。問題ない。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは日本としてできることをやるわけですから、イラクの国内における安全及び安定を回復するために行われる活動であるかどうかと、それを見極めてやるんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その国の文化、習慣、宗教の違い、これについては十分配慮しなきゃいけないと思っております。  今、広野議員言われたように、例えば日本座敷に土足で上がられたら、これは日本だって、日本人だって怒るでしょう。だから、そういう習慣の違いとか、よく行く前に啓...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはよく調査して判断しなきゃいかぬと思っております。  先日、私には分かるわけないと言ったのは、これは率直に言ったわけであって、私が調査するわけでありませんし、私が調査してもそれは専門家じゃないから正確にならないんでしょう。やっぱり専門家がよく...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大田議員が知事として沖縄においていろいろ御苦労されたことはよく承知しております。そういう実際の沖縄県の行政の最高責任者としての経験から、米軍との在り方について見識を持っておられることについてもよく私は承知しております。  そういう中での御発言だと...全文を見る
09月26日第157回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 演説に先立ち、一言申し上げます。  本日早朝、釧路沖を震源とする強い地震が発生しました。被害に遭われた方々に対して、心からお見舞い申し上げます。政府としては、今後とも、地震等の災害への対策に万全を期してまいります。  私は、就任以来、構造改革な...全文を見る
09月26日第157回国会 参議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 演説に先立ち、一言申し上げます。  本日早朝、釧路沖を震源とする強い地震が発生しました。被害に遭われた方々に対し、心からお見舞い申し上げます。政府としては、今後とも、地震等の災害への対策に万全を期してまいります。  私は、就任以来、構造改革なく...全文を見る
09月29日第157回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 菅議員にお答えいたします。  まず、総裁再選に対する祝意をいただきまして、ありがとうございます。  郵政事業と道路公団の民営化が実現できるかというお尋ねでございます。  私は、郵政事業の民営化というのは、これからの官業の構造改革の本丸だと位置...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今まで全部答弁したつもりなんですが、再質問されましたので、さらに補完いたします。  郵貯、簡保の質問でございますが、私はもう既に答弁しているつもりなんです。  まず、民営化の方針を出すことが大事だと。民営化させないと、みんな言っていたんじゃない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 安倍幹事長の質問に答える前に、菅氏に対する再答弁をいたします。  イラク復興の費用負担について触れていないということでございますが、国際社会の責任ある一員として、イラク復興支援の費用負担については、国際社会と協調して今後決定していきたいと思います...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山岡議員にお答えいたします。  ことしの米の作柄についてでございます。  本年の米の作柄については、低温、日照不足のため不作が見込まれますが、政府備蓄米を十分保有しているため、国民に対する米の安定供給に支障はありません。  なお、売り惜しみ、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 神崎議員にお答えいたします。  テロ対策特別措置法の延長についてでございます。  九・一一テロ以降も、世界各地でテロが発生するなど、テロの脅威は依然として深刻であります。国際社会によるテロとの闘いは継続しております。  このような状況において...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 志位議員にお答えいたします。  自衛隊のイラク派遣についてです。  イラクへの自衛隊の派遣については、自衛隊を戦闘地域に派遣せず、また、派遣された自衛隊が戦闘行為に参加しないというイラク復興支援法の原則を堅持しながら、現地情勢の調査結果等を踏ま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 土井議員にお答えいたします。  テロ対策特別措置法に関するお尋ねです。  テロ対策特別措置法に基づく海上自衛隊の活動については、これまで約百二十一億円の艦船用燃料を提供していますが、同法に基づく我が国の対応措置は、国際テロの防止及び根絶に向けた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 熊谷議員にお答えいたします。  マクロ経済運営による景気回復とデフレ克服についてでございます。  民間の活力と地方のやる気を引き出し、デフレの克服と経済の活性化を実現することは、小泉内閣の重要な使命だと認識しております。  デフレは複合的な要...全文を見る
09月30日第157回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 千葉議員にお答えいたします。  今回の内閣改造にどんな大義名分があるのか、手品のようだ、うまい、でもずるいなどの批判にどうこたえるかということでございますが、私は、今まで進めてきた改革に対し、ようやく明るい兆しが部分的ではありますが出てまいりまし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 上杉議員にお答えいたします。  御叱正、御激励含めた御提言、誠にありがとうございます。  まず、基本的な国づくりの政治理念についてでございますが、私は、政治は国民の信頼の上に成り立っていると思っております。政治家たる者、一部特定団体の代表ではな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 浜四津議員にお答えいたします。  テロ対策特措法延長法案の成立は国際社会に対する日本の公約であり責務であると考えるが、見解いかんと。全く同感であります。  私は、九月十一日テロ以降も、今なお世界各地でテロが発生しております。このテロの脅威は依然...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 市田議員にお答えいたします。  十勝沖地震の被災者救済と地震防災対策でございますが、被災地の方々に心よりお見舞い申し上げます。地元の要望も踏まえ、被災地の復旧・復興に政府一丸となって迅速に対応してまいります。  地震防災対策については、予知に係...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 広野議員にお答えいたします。  日本再生の具体的、全体的プランについてのお尋ねでございますが、小泉内閣が目指すものは、簡素で効率的な質の高い政府の下に、自助と自律の精神で、国民一人一人や企業、地域が持っている大きな潜在力を自由に発揮できる、活力あ...全文を見る
10月01日第157回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○小泉内閣総理大臣 私は、就任以来、民間にできることは民間に任せていこう、また地方にできることは地方にできるだけ任せていこう、そういう方針のもとに、改革なくして成長なし、構造改革に手をつけないとますます日本経済、新しい時代に対応できないという基本的な方針のもとに政権の運営を行って...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いつ解散・総選挙が行われるかというのは、与野党を通じて議員の皆さんの大きな関心事だと思いますが、私は、今までの経験からいって、衆議院の任期は四年ありますけれども、大体、平均して二年半に一回行われてきているということを考えますと、議員の心理として、二年過ぎると、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政党であるならば、いずれは政権を担当したいという意欲を持つのは、私は当然だと思っております。そういう意味において、今、野党の皆さんも、いずれは政権を担当する準備をするということは、むしろ、批判だけでなく、建設的な考え方だと私は思っております。  そういう中で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が二年前の四月に就任する以前は、民営化の議論はもう公社で終わり、民営化の議論はいけない、国家公務員のままこの公社でやるんだということが党で決まっていたわけであります。  しかし、私は、民間でできることは民間に、今、郵政三事業、見てごらんなさいと。なぜ国家公...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 イラクの人道復興支援につきましては、国連でも既に決議されております。  日本として今どういう復興支援が必要か、それに対していろいろな意見があることは承知しておりますが、現在、政府調査団でイラク現地調査をしている最中でございます。その状況を踏まえまして、私ども...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 さきの国会でイラク支援法案成立いたしましたので、いつでもそのような派遣決定された場合には対応できるような準備はしていかなきゃならないと思いますので、状況を見ながら適切に指示をしていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 感染症の改正案につきましては、都道府県により主体的に対応してもらおう、また人権に配慮した対応も必要だという観点から、私、厚生大臣当時に改正案を提出し、成立を見たわけでありますが、今回、SARS等の状況を見ますと、これは現行法で必ずしも十分かというと、そうでない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、年金につきましては、これは今後持続していく、永続していく、そういう対応が必要だと思っております。  その際に、これから高齢者はどんどんふえていきますし、若い人の動向を見ますと少子化の時代だということで、やはり高齢者と若い方々が、お互いこの年金というのは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、再三申し上げていますように、年金、わけても公的年金の制度は持続させていかなきゃならない、破綻させてはいかぬ。今、北側議員が御指摘のとおり、高齢少子社会になってもお互い年金についての関心というのはますます高まっている状況でありますので、いかに改革し充実させ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、今坂口大臣が表明されましたように、安定的財源をいかに確保するかということでありますので、単に年金だけの問題じゃない、税制改革の中でも考えていかなきゃならない問題でありますので、そういう道筋を前提として年金改革案を考えております。
○小泉内閣総理大臣 よく私は、地方切り捨てだとか中小企業対策やっていないとか御批判をいただきますが、実際はそうじゃないんで、地方の特色を生かした改革も進めておりますし、中小対策にしても、中小企業政策という観点から、私は、今までにない新しい時代に対応した融資の手法、今御指摘のような...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほど坂口大臣からも答弁いただくと思いますが、確かに地域によってばらつきがあるんです。これから私は待機児童ゼロ作戦で、就任したときには十五万人が待機しているというので、これをゼロにしようと。それで、初年度五万人、今年度五万人、そして三年目で五万人、十五万人、ゼ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 さきの自民党総裁選挙に際して私が展開してまいりました主張、公約、それに基づいて今党の公約を作成する準備を進めております。  総選挙については、いつ行うかということについては、私は、この段階で総理として言うべきではないと思っておりますが、そろそろ皆さんがその心...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 マニフェストと言おうが公約と言おうが、内容は同じだと私は思っております。政権公約を政党同士が国民に向かって訴えかける、これは当然のことであります。この予算委員会の場ではなくて、常に政治と政治家というのは日ごろの活動を有権者から注目されておりますので、政策並びに...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、今まで、公約について守ってきたつもりであります。経済社会情勢については、大胆かつ柔軟に対応してきたものもありますし、公約の基本路線は守ってきたつもりでございます。  これからも、公約について、各党それぞれ違いを出すということはいいことだと思っております...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 公約はきちっと出します。そこで方針として、例えば、期限を区切ったものとしては、来年の国会に年金改革法案を出すということははっきり示しております。年内に取りまとめるということもはっきり申しております。道路公団民営化の法案も、来年に提出すると言っております。郵政民...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今の御質問は、官房副長官のことですか。(菅(直)委員「そうですよ、事務の」と呼ぶ)この点につきましては、総合的に考えまして適材を起用いたしました。
○小泉内閣総理大臣 小泉内閣が必要な施策を進める上で、識見も信望もある適材を起用いたしました。
○小泉内閣総理大臣 違和感を感じたことは全然ありません。  極めて優秀な秘書官に囲まれて私は恵まれているな、小泉内閣の方針に従って忠実に各役所等に指示を与えてくれる、また、それぞれの情報を私に入れてくれる、まさに政治が官僚を指導していく、そのための手足となってよくみずからの能力...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一部に、独立行政法人に変わって、現状が大分変わって戸惑っている方もおられると思いますが、全般的に見れば、これは近来にない大改革だと評価される方もたくさんおられます。  管理職的な立場に立ちますと、すべて研究職に没頭するわけではございません。政治家でもそうだと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、中小企業、いろいろな方々の御意見を聞いておりますし、国会の審議におきましても、与野党の議員の皆さんからもその苦衷なり苦心のところをよく伺っております。  改革を進めていく上において、中小企業政策の重要性も私はよく理解しているつもりであります。今言われた...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほど竹中大臣から詳しいことはお話しされると思いますが、私は、このプライマリーバランスを回復する、黒字化するということは、今後の財政規律を維持することで大変重要なことだと思っていますし、今までもその方針というものに近づけるべく、いろいろ努力してまいりました。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、地方にできることは地方にという方針を具体化しようということで、三年間で約四兆円の補助金を削減していこう、そして、地方の交付税あるいは税財源の移譲というものを進めていくということで、方針を示しました。今後、この手順なり項目につきましては、十二月の予算編成に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今後よく検討して、地方にできるだけの裁量権を拡大していこうということでございます。
○小泉内閣総理大臣 私は、いずれ見つかると思っております。  現に、過去、大量殺人をイラクは行っております。化学兵器、大量破壊兵器、自国民に対してフセイン政権は行って、既に数千人あるいは数万人と言われる遺体なり遺骨が出てまいりました。そういうことから、私はいずれ大量破壊兵器は見...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 イラク支援法に基づいて、自衛隊派遣が必要だと思ったら、自衛隊を派遣いたします。政府職員が必要だと思ったら、政府職員も派遣します。民間人が必要だと思ったら、民間人でできる方があれば民間人も行っていただきます。  日本にふさわしいイラク人の人道復興支援、イラク人...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、あの法案の審議の最中にも言っております。イラク復興支援、人道支援のために自衛隊を派遣しなければならないという法律ではない、自衛隊を派遣可能ならば派遣できるための法律だということを法案審議の最中からはっきり言っております。そこを間違えないでいただきたい。何...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、ブッシュ大統領との会談におきましても、日本としていかに協力できるかというのは、日本が独自に考える、主体的に考えるということをブッシュ大統領との会談でもはっきり申しております。そういう観点から、日本にできることを行う。  今、菅さん言われましたけれども、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 拉致された御家族の帰国につきましては、いろいろ見通しやら可能性というものが報道で報じられているということは承知しておりますが、これは九月十七日以前にもそういう報道がなされたことがございます。  日本政府としては、できるだけ早く帰国させるように北朝鮮側に働きか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 多くの国民を幸せにしたいというのは、どの政党もどの政治家も私は共通した考えだと思っております。  弱肉強食と言われますが、弱肉強食というのは、よく動物の世界で使われます。しかし、人間の世界は弱肉強食であってはならないと思います。  私は、動物が好きですから...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政治改革、今幅広い分野で菅さんはお話しされましたけれども、私としても、政治改革は不断に見直していかなきゃならないと思っております。  公共事業受注の政治献金のあり方につきましても、一定の制約のもとになされるべきだと思っておりますし、また、逮捕された議員の歳費...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 選挙というのは、各政党がかくあるべしという政策を掲げて有権者に判断を請う大事な政党間の競い合いでありますので、今の御趣旨のとおり、各政党が有権者に向けて、いかに自分の政党はこうだという努力をして、そして、それぞれが、政権をとった場合にはどういう政策を掲げて戦う...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 口ききにつきましては、もう官製談合防止法等でかなり前進された部分があると思います。  要は、この法律をよく守っていただかなきゃならない。今、議員の中で逮捕されたり不祥事を起こしている方は法律があっても守らないんですね。これはやはり立法府の議員が法律を守らない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 もう昨年から、もう金融危機がいつ起こる、何月起こる、何月起こるとさんざん言われましたけれども、金融危機は起こさせない。そういう危機の状況というものは、竹中担当大臣、混乱させないような対応をとっておりますので、私どもとしては、金融システム健全化に向けて、金融危機...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 隠したりとかそういう問題じゃなくて、私と関係ないでしょう、個人の、ここで名前を出して。秘書官だって個人的な人間ですよ。お子さんのことまでなぜ私が知らなきゃならないんですか。
○小泉内閣総理大臣 私は、一内閣一閣僚、望ましいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 いかに改革を進めるために多くの方々からの協力を得るかということの方が大事だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 何事も表があれば裏がある。コインの裏表ではありませんが、作用があれば反作用がある、プラスがあればマイナスがある。物事はやはり両面見ていかなきゃいけないと思っております。そういうことを言いますと、景気の情勢、厳しい中においても、明るい兆しも見えてきた指標も出てお...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私もこれは確認したんです。これは間違いのない数字だ、そういうことで引用をいたしました。詳しい数字については、関係大臣から答弁させます。
○小泉内閣総理大臣 はい。このとおりであります。
○小泉内閣総理大臣 新しい雇用が創出されたということでありますので、これに対して、今指摘されましたように確認をして、見込まれますという表現を使って所信表明で言ったわけでありますが、同時に雇用を失った方もいるのは事実であります。両面事実なわけです。ふえた分と減った分がありますよと。
○小泉内閣総理大臣 ですから、確認して、それぞれ間違いない、そういう推定なり見込みだということで発表したんですから、私はそれぞれの役所の調査を見て発言しておりますので、そういう発表になったわけでございます。
○小泉内閣総理大臣 私もその点、確認したんです。しかし、間違いありませんということですから発表したんです。
○小泉内閣総理大臣 先日も、ある経済人との懇談の機会におもしろいことを聞いたんです。  政府があれ買え、これ買えと言うのはろくなことがない、今売れている商品を見てごらんなさいと。今売れている商品は何ですかと私、聞いたんですよ。そうしたら、ビデオじゃなくてDVD、液晶テレビ、ブラ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 官僚が族議員にこれをやるんですよ。官僚の分野を侵されると、よくお世話になっている議員のところに行って、これは何とか反対してください、反対くださいと。そこら辺をよく見なきゃだめです。与党の政治家だから、私の方がはるかに知っているんです。  だから、そういう官僚...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、それをどうして癒着と解釈するのか、おかしいと思いますね。個人のお子さんの仕事、就職のことを考えるのは、親御さんの立場に立ってみれば当然じゃないでしょうか。そこまで追及という気持ちでするんですかね。私は、国会議員として、一人の親として、その辺はもっと考えて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは私に関係ないことですから。個人のお子さんのことで、そこまで私にどうだこうだと言うのはいかがなものでしょうか。
○小泉内閣総理大臣 利用しやすい簡素な手続、そういう視点が大事だと思いますので、その御指摘を踏まえて、もっと利用しやすいようなものにしていかなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 貫くべきところは貫き、大胆かつ柔軟に対処するべきはするべきと。そのように柔軟に対応すべき点もあると思いますし、両方よく勘案しながら総合的に考えていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 そうなんです。何回も申し上げていますように、このイラク支援法案は、自衛隊を派遣しなければならないという法案じゃないんです。自衛隊を派遣することもできるという法案なんです。
○小泉内閣総理大臣 可能性を問われれば、一%の可能性も可能性であります、九九%の可能性も可能性であります。状況を満たせば自衛隊を派遣しないということはあり得ない、状況を満たせば自衛隊を派遣するということでございます。
○小泉内閣総理大臣 テロ活動等、厳しい状況もありますが、全体的に見れば、イラク人のイラク人による政府づくりのために、アメリカ、イギリス初め各国が協力し出しているな、そして、イラクの国民も、フセイン政権が打倒されて、悪い悪いばかりじゃない、解放されたな、今後国づくりに励もうという意...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 状況をよく見きわめて、自衛隊ができることがあれば、自衛隊を派遣しないという選択肢はないと。自衛隊が民間人よりもよく活動できれば自衛隊を派遣するということでありまして、私は、今の時点において、厳しい状況ということはよく認識しております。そういう点も踏まえてよく状...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、八月中旬にポーランドを訪問したときだと思うんですが、そのときに国連の事務所が爆破して、デメロ氏が亡くなった。その報道を聞いた直後に、私は、晩さん会の席上で、テロは許されざる行為だ、このテロに国際社会は屈してはならぬ、その国々の持てる力でイラク復興支援のた...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よく状況を見きわめて、戦闘地域でない、そして自衛隊が貢献できるような地域があれば自衛隊を派遣します。
○小泉内閣総理大臣 アナン発言の今の発言は事実であります。しかし、一方で、今言ったアナン発言の根本的挑戦であるという後、アナン氏はこういう発言をしています。  私の懸念は、この論理が受け入れられるのならば、正当性の有無にかかわらず、一方的かつ不法な武力の行使の拡散につながる先例...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 しかし、一方的にアメリカが先制攻撃しているというふうに志位さんは言っておられますが、アメリカも国連憲章に基づいてイラク戦争を開始したんですよ。日本も国連憲章にのっとってアメリカのイラク攻撃を支持したんですから。その辺は見解の相違です。  しかも、今このときに...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、アナンさんにじかに聞かないとわからない点もありますが、必ずしもアメリカ一国を非難しているんじゃないんです。趣旨は……(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 国連も現状ではいけないと……(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 安保理改革も必要だと、国連が無力であってはいけないと、国連強化のためにはどうしたらいいかということも触れているんです。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 アナン事務総長は、志位さんみたいに断定していません。国連改革も必要だと言っているんです。そんなに聞きたかったら、アナン事務総長によく、会って聞いて、問いただしてください。
○小泉内閣総理大臣 経団連は消費税を引き上げろと言っているんですよ。私は引き上げないと言っているんですよ。私は引き上げないと言っているのに経団連が自民党に献金しますと言うんだったら、喜んで受け取りますよ。  言うことを聞かなくても、自民党はやはり日本経済活性化のために必要だ、平...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が、党首討論でしたか、あの質問で、どこが戦闘地域でどこが非戦闘地域か言ってみろと言われるから、そんなの私に聞かれてもわかるわけない、当たり前の答弁でしょう。どこがおかしいのか。おかしいと言っている方がおかしいと思いますよ。私は専門家でもないし、イラクに行った...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政官業癒着を正す典型的な改革が郵政三事業の民営化なんです。なぜ郵政三事業、国家公務員でなきゃできないのか。今までどの政党も、私が総理に就任する前、言えなかったんです。役人の票を当てにしてはいかぬと。この郵政三事業に今まで自民党も野党もみんな反対していたのは、政...全文を見る
10月02日第157回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ようやく日本の経済状況にも明るい兆しもかなりの部分で出てまいりました。余り暗くならないで、明るく元気にならなきゃいかぬと。  ある経済人が私にこう言ったんですよ。私は若い社員を前にして訓辞だとか講釈は余り長くしないんだと。いつも言っている言葉があ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 物事には表もあれば裏もあり、プラスもあればマイナスもあると思います。円高になるとマイナス面強調されますが、プラス面もあると。円安になりますとこれまたプラスマイナス両方ある。低金利状況でもこれまたプラスマイナス、株が上がって金利が上がるとまたこれプラ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は政策転換の意味が分からないんです。もっと国債を増発しろ、公共事業を増やせというんだったら、その方向は取り得ない。前年度一般歳出、実質以下に収めていく、できるだけ企業、民間の活力を上げていこうという、そういう改革を進めていかなきゃならない。今どき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この昭和二十二年から二十五年、そして平成十二年から十四年、五十年から六十年たって大きな変化目の当たりにしますと、人間というのは難しいなと、政治というのは難しいなということを感じます。  というのは、昭和二十二年の人から見れば、人生八十年なんてそう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 将来への不安、いろいろあると思います。今言った社会保障に対する不安あるいは治安に対する不安、あるいはこれほどの財政状況で果たしてもつだろうかという不安、あるいは健康に対する不安、人様々あると思います。そういう中で、デフレを克服し、経済を活性化してい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 手品師というので、どういう意味で言われたのか、私はまだ、ただ、問いただしたことはないんですが、恐らく予想に反した人事をしたということだと思うんです。考え付かなかったような人を幹事長にしたということでありますが、それだけ自由民主党は人材が豊富だという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の会期は十月の三十一日まででありますので、審議が順調に進んでいれば会期内だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 会期中であります。特別のことがなければ会期中であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 走っているの方は衆議院の方で、参議院の方は落ち着いているんじゃないでしょうか。まだ選挙は来年ですし、全然走る必要ない。じっくりと審議する状況にあると思っております。  国会運営のことについては私が余りあれこれ言う立場にはありませんが、提案されまし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国会のことについては、今、国会のその場その場で委員長、理事始め国会対策等で努力されている方がおりますので、その努力を見守りたいと思います。敬意を表しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アジア近隣諸国との友好関係を維持発展させていくということは日本にとっても極めて重要な課題だと思っております。  特に、今年は日本とASEANの交流年であります。毎月毎月それぞれの国が特別な事業を展開しております。十二月には日本で日本・ASEAN特...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アジアに行ってお話しされると分かりますが、そのような批判の声はほとんどなく、日本に対しての感謝の言葉、日本との協力は重要だという声が圧倒的です。やはりここまで進めてきたASEANの外交、これは大変高くASEAN諸国で評価されているなと、これからも日...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) できるだけ打ち解けた雰囲気の中で会談をしたいという意向でありますので、その希望に沿うように今、日本としても準備しなきゃいかぬなと思っております。  会談につきましては、世界の中の日米同盟という大きな枠組みの中で、イラクの問題あるいは北朝鮮の問題等...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本には日本独自の考え方があります。アメリカは軍隊を派遣した。イギリスも軍隊を派遣して戦闘に派遣した。日本は、戦闘には参加いたしません、武力行使には参加しませんと。しかし、イラクの復興支援、人道支援に対しましてはできるだけの貢献をしたいということで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は今までも国際協調体制の構築、これは重要だということを会談のたびに申し上げてきましたし、アメリカも今、各国の支援国会合、積極的に取り組んでおります。どのような決議がなされるか、まだ定かでありません。  多国籍軍の話が出ましたけれども、多国籍軍が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、アメリカが手を引いてイラクが治安を回復し、イラク人の政府が自らの国づくりに立ち上がっていくことができるような状況にあるとは私は思っておりません。アメリカ、国際社会、協力してできるだけ早くイラク人によるイラク人のためのイラク人の政府をつくる、そう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 資金援助につきましては、今、国際間でそれぞれ協議を進めております。日本としても日本の国力にはふさわしい資金援助をすべきだと思っていますし、自衛隊派遣も、状況が許せば、自衛隊でできることがあれば自衛隊を派遣します。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 坂口大臣が答弁されたとおりでございますが、基礎部分を全額税方式にした場合にその財源をどこに求めるのかと、それと生活保護との関係はどうなるのかと、給付水準もまたどうなるのかと、それと所得と資産の把握をどのように把握するのかと、いろいろ問題点があるとは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 二院制の趣旨を生かして、やっぱり衆議院とは違った審議の在り方があっていいのではないかと。そういう点から、決算重視という形で皆様方が鋭意努力され、その決算の審議の結果というもの、これを今後の予算編成に生かしていかなきゃならないと私も思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の年内中に取りまとめなきゃならない年金改革案、これは、現状のまま維持していきますと少子高齢化社会でとてももたないということから改革が必要だということで、今、懸命に取り組んでいるわけであります。また、五年ごとに改正してきた、これも余り頻繁に変えな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのとおりでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは内閣が一体で取り組むべき問題ですし、与党との調整もあります。各党の意見もある。国会での審議も待っているわけであります。全体の意向というものをよく勘案しながら政府案をまとめていく、その間で各党との調整もされるのは当然でございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 三分の一から二分の一へ引き上げるのを一年で一挙にやるかどうかというのはまた別問題です。これは、安定した財源を確保して、どういう安定した財源があるかどうか、もうそれも含めて議論しなきゃならない問題だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 痛みはそれぞれ人によって違うと思いますが、そういう痛みといいますか、失業率あるいは雇用の問題、地域の問題、民間におきましても合理化、リストラの問題、それぞれ痛みは様々だと思います。  こういう中にあって、現状ではいけないということから、新しい時代...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、金融改革一つ取りましても、就任以来、不良債権処理を進めなきゃいかぬということで進めてきました。今、逆に速過ぎるのではないか、進め過ぎるのではないかという批判が出るぐらい処理は進んできております、残高についても比率についても。予定の平成十六年度...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全く焼け野原から出発した戦後、これは多くの国民の努力によって今日まで平和の中で発展してきた、大変な国民の努力だと思います。同時に、政府もそのような国民のやる気を引き出した、いろいろな改革、制度を作ってきた。  そういう中で考えてみますと、高度経済...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よくアメリカ型社会を目指しているのではないかと言われますけれども、それは、日本は日本の良さがあります。アメリカにもアメリカの良さがあります。ヨーロッパにもそれぞれの良さがあるんです。市場万能主義でもいきません。さらに、社会主義政権みたいに政府がどん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、入口と出口、一体で改革すべきだと言って、郵政三事業、財政投融資、特殊法人、言ってきたわけです。  確かに、必要な民間のやらない事業、特殊法人、あるでしょう。しかし、それも原資は郵貯から来たり簡保から来たり、有利な、民間よりも低利で融資を受け...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これも、郵便事業を民間参入させるときの反対論が、民間に参入させるといいとこ取りだと、採算の取れるところしか配達しないと言って反対していました。今どうですか、民間の。どんなへき地、離島、採算取れなくても配達していますね。  民間企業は利益の上がると...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 地方にできることは地方に、この芽を出していこうということで、地方の裁量権をいかに拡大するかという方法はいろいろあると思いますが、今まで補助金は各役所がいろいろかなり細かい分野にまで介入していたと、そういう点、一々役所に、中央の役所にお伺いを立てない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 地方分権の話が出たりあるいは市町村合併の話が出ると、昨今では必ず道州制の問題が議論になります。そういう中での議論で、じゃ、国民一般に道州制のイメージ、どういうものがわくかと。なかなかわきにくい。今の知事が幾つぐらい集まって、どのぐらいブロックに分け...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 群育という新しい言葉でありますが、これは学校、地域、家庭、それぞれ持ち味があると思います。役割も別でありますが、こういうものを総合的にとらえた教育が大事ではないかと思っております。  また、最近の子供たち、町内で野球チームを作ろうとしても、かつて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 就任以来、五百三十万人の雇用創出計画、これに沿っていろいろな新しい分野に雇用をつくっていこうと。かなりそれも進んでおりますが、同時に倒産等、企業の合理化、リストラ等で失業せざるを得ないような方も出ているわけであります。そういう方に対してこれから、雇...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、坂口大臣からお話ししましたように、経団連、連合、そして政府側と、一体となって努力しておりますので、難しい点もありますが、これがうまく機能するように、今後とも連携を取りながら進めていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラク復興支援につきましては、国際社会が協力して当たらなきゃならないということについては、フランス、ドイツ、アメリカ等、開戦前には意見の対立がありましたけれども、この協調して取り組むということについてはほぼ同じ方向で今調整が進んでいると思います。こ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) やはり状況等、分野分野によって、もちはもち屋という言葉があります。目利きじゃないとどんないいものを見ても分からない。猫に小判ということわざもありますけれども、小判見て全然有り難がらない。どの品物がいいのか悪いのか分からない。私が現地に行って、これは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現状の水準のままずっと維持していきますと、これは給付の分を考えますと、保険料の負担者の負担が重過ぎると。やはり現状の給付水準だけを見るのではなくて、これは負担の側の方も見なきゃいけないと。給付と負担と、そして税金をどれほど投入するのかと、両面を見な...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、先ほども言いましたように、今の給付水準を維持しますと、負担し切れないような保険料を負担しなきゃならない、そういう点も考えなきゃならないということを言ったわけであります。  だから、保険料はこの程度が限度ですよ、そうすると給付水準はどうなり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 六十三年は自民党の国会対策筆頭副委員長だったかな。そして、平成元年に厚生大臣だと思います。  それで、今の話でもっともな点あるんですよ。私が厚生大臣のとき、何でこの年金福祉事業団の仕事が必要なのか、廃止しろと言ったら、もう慌てて、とんでもないって...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今挙げたその三つの部分だけが年金財政悪化の理由じゃありませんが、雇用の問題、そして経済成長の問題、加入者の問題、それから給付と負担の問題があるので、引き上げろ引き上げろと今一番、税金を引き上げろ引き上げろと言うと共産党は絶対引き上げること、いざ具体...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 状況が許せば、日本としては自衛隊でできることがあれば自衛隊を派遣いたします。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは国際社会がイラクの安定、国づくりのために復興支援をしようということで今取り組んでいるんです。日本としてこのイラクの安定というのは人ごとではありません。国際協調の重要性、そしてイラクの安定、復興というのは、日本だけでなくイラク人のためにもなるし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、自衛隊が行く場合には安全に十分配慮して、そして自衛隊の能力にふさわしい活動ができるような準備をして派遣したいと思っております。その状況が許せば、自衛隊員の皆さんにも民間人の皆さんにも行っていただくことがいいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、イラク支援法は憲法違反じゃないんです。それは社民党福島さんの意見だったら、自衛隊も憲法違反だとは思っていないと思いますが、自衛隊はイラクに……(「思っているんだよ」と呼ぶ者あり)思っているんですか。自衛隊も憲法違反と思っていたんじゃこれちょっ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、国連が力を合わせてイラクの復興、安定のために支援しようとしているときに、日本は人的派遣もしない、資金も出さない、それで本当に国際社会の責任を果たすことができるんでしょうか。  イラクからはるか離れた日本も、イラク、中東安定というのは日本の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も厚生大臣時代にこの中国の残留孤児の方とお会いしたことがございますが、本当にお気の毒な境遇だと思い、身につまされました。大体私と同じ年代なんですよ。あのような境遇で家族、両親離されて、どんな気持ちだったかなと。また、自分の子でもない方、中国の方々...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いまだ国交正常化しておりませんので、国交正常化に向けて努力しているわけでありまして、決して正常な状況だとは思っておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はそんなことを言ったことはありませんし、私が言わないことはもう報道ではあちこち報道されています。よくもまあこううそが書けるなと、切りがないほど。それで、秘書官に聞いてみました。そんなこと全然言っていないということでありまして、もうこのごろいろんな...全文を見る
10月03日第157回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○小泉内閣総理大臣 イラクの支援に対しては、イラクの国づくりのための復興支援と人道支援、これに日本は国力にふさわしい貢献をしようということで、今検討しております。  各委員会、国会の議員の皆さんも調査に赴かれた、そういう方々の報告も聞いております。また、政府調査団が今現地に赴い...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 九月十一日のニューヨークでのテロ事件以来二年が経過しましたけれども、その後テロ活動は終結したかというと、そうでもない。各地区でテロは起こっております。発生しております。  そういう中にあって、テロ特措法に基づく、各国の活動に日本におきましても自衛隊を派遣して...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一国の平和と安全を確保する、どの国も最も重要な政府の責務だと思っております。  日本だけ平和であればいいという時代ではないと思っております。世界の平和と安定の中に日本の安定もあるんだという考え方で、いかに日本は、日本独自の安全保障を考えるのは当然でありますが...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、憲法の条文をめぐってどう解釈するかというのは、専門家の間でも分かれる点がかなりあるんですね、日本の憲法の中で。例えて言えば、一番問題になっている憲法九条の問題と前文の問題も、解釈によって、国連の決議があれば多国籍軍にも自衛隊を派遣できるという解釈もあれ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、あの厳しい環境の中で活動している自衛隊の諸君、本当に頭の下がる思いであります。酷暑の中でまさに額に汗して、みずからの仕事に誇りを持って任務につかれている。とても普通の人では、一日でも耐えられないような環境の中で活動されている。心から敬意を表しております。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、はっきり申し上げているつもりであります。  まず、自衛隊は武力行使をしない、戦闘行為に参加しない、非戦闘地域においてイラクの人道支援、復興支援のために自衛隊の能力が必要だというんだったら自衛隊を派遣します、その状況を見きわめて、すべきときはします。はっ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これも今までもはっきりお答えしております。イラク支援法案は自衛隊を派遣しなければならないという法律ではございません。自衛隊を派遣することもできるという法律であります。現地調査をして、民間人ではできない、あるいは民間人よりもより必要な活動ができる、民間人よりもい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 逡巡もしておりません。国民もだますなんということは全く考えておりません。法律にのっとって考えるのがなぜいけないんでしょうか。法律にのっとって考えているだけじゃないですかと今岡田さん言われた。法律にのっとって考えるのがなぜいけないんですか。法律にのっとらないで考...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 早く出せ出せという論理なら、そういう論理も展開できると思います。状況を見て、状況が許せば出せるという法律でありますので、今、政府調査団が現地へ赴いて調査しております。必要があれば自衛隊を派遣するということでありますので、なぜ出さないんだ、なぜ出さないんだと民主...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、与党でも、政党に関係ない人でも、今でも十分自衛隊が活動できる地域があると言う方もおられます。自由民主党のみならず、公明党の皆さんも保守新党の皆さんも、民主党の皆さんも、野党の皆さんも現地調査をされたと思います。そういう中で、今政府としては調査団を派遣し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういうことは聞いておりません。年内であろうが年明けだろうが、必要であれば、状況が許せば、政府としては派遣するつもりでございます。
○小泉内閣総理大臣 民主党が、それほど出せ出せと言うとは思いませんでした。  私は、今、国会が開会されておるし、こうして議論している。選挙、いつあるかわかりません。国会が開会されていようが再開されていないであろうが、いつも国民に説明する責任を政府としては持っております。仮に選挙...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、私はそういうふうに聞こえたから言ったんであって、自分が違う——私もはっきり申し上げているのに、岡田さんは、はっきりしていないと言っているでしょう。それは私も迷惑ですよ。これだけはっきり言っているのに、岡田さんは、はっきり言っていない。じゃ、はっきりそれは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、国際社会、国連が関与をする中で、各国が協力するというのが望ましいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これも、私、よくわからないんです。自衛隊派遣に反対だと言いながら、必ずしも反対でもないと。国連で決議されて多国籍軍が形成された場合にも必ずしも反対ではないと言いますが、治安活動に多国籍軍が参加する場合に果たして日本の世論が、国連決議で多国籍軍が治安活動する場合...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 イラク復興支援、人道支援のために資金協力はするということは明言しております。  額はどの程度になるか、昨日も議論が行われ、それぞれの試算が行われております。また、今月下旬には支援国会合も開催されます。そういう中で、日本としては、日本にふさわしい資金協力におい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ブッシュ大統領が日本を訪問された際に意見交換をいたしますが、ブッシュ大統領がどういう意見を開陳されるか定かではございません。また日本として、ブッシュ大統領が今の時点でどれだけの額を協力してくれと言うとも私は思っておりませんし、いろいろな案件がありますので意見交...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、日本国民のためにもプラスになるから、イラク復興支援に賛成しているんです。ブッシュ大統領のためにとか、そういうことではありません。日本は、日米協力と国際協調を基本方針にしております。それは日本国民のためなんです。イラクの安定、これは日本国民のためなんです。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 なぜそういうふうに解釈するんですか。  アメリカの大統領が日本を訪問される。日米友好、最高首脳が日本を訪問される。いろいろな意見を交換する。ブッシュ大統領がどう言うか、来てから話は伺います。そういう中で、日本としては、アメリカの意見も聞くし国連の意見も聞くし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 なぜおかしいんですか。フセイン大統領はいまだ生死も判明していない、見つかっていない。大量破壊兵器、見つかっていない、まだ。だからないと断定できるのかと。あの答弁を私はおかしいと思っていません。おかしいと批判する方がおかしいと思っています。何回も答弁しています。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、国連憲章にのっとって、米英の攻撃を支持したわけであります。  大量破壊兵器が九九%ないといまだに断定できません。あの国連の決議におきましても、過去何回もイラクに対して無条件に査察に応じなさいと。それをイラクは応じなかったんです。あの戦争も、国連決議にの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 常に説明しております。  岡田さんは間違ったと言っていますが、私は、国連憲章にのっとって支持したのであって、間違ったと思っていません。正しい選択であったと思っております。今も、国際社会はイラクの復興支援のために協力しようとしている。私は、岡田さんが言うように...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは見解の相違です。私は大義があったと思っています。日本政府として正しい選択だったと思っています。間違っていると思っておりません。
○小泉内閣総理大臣 二年が切れて、必要がなければ必要はありませんが、必要があれば延長して結構だと思います。あの法律だって事後承認は受けているんですよ、基本計画。事後承認がなかったら引き揚げなきゃならないんです。国会で承認を受けております。私はそれで十分だと思います。
○小泉内閣総理大臣 基本計画の内容が変われば、それは事後承認を受けなきゃならないでしょう。変わらない限りは、同じだったら事後承認を受ける必要ない。
○小泉内閣総理大臣 それは、北朝鮮とかイラクの問題が話題になるということは予想しております。しかし、どういう発言をされるということは、今まで何回もブッシュ大統領と会談しておりますから、そういう中で率直に意見交換をするということでありまして、どのような話をされるかというのは、そのと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、ブッシュ大統領が日本の判断についてあれこれ具体的なことを言うとは思っておりません。お互いの、世界の中の日米同盟という、全体の中で国際情勢の意見交換をしますから、そういう細かいことまで言うような会談にはならないのじゃないかと今の時点では思っております。
○小泉内閣総理大臣 アフガンにおけるテロリストの活動はまだ終わっていないと思っております。  最近起こった事件につきましても、見ますと、テロリストが関与したと見られる事件の例ですが、八月十六日には、アフガン南東部におきまして、タリバン政権崩壊後最大規模のタリバンと見られる大規模...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 さまざまな要因があると思いますが、これは、貧困もそれは一つの要因だと思いますが、貧困がすべてではないというのは、今、一川議員申されたとおりだと思います。文化の違いもあるでしょう。さらに、一地域の紛争が長引いて、絶望的な境遇でテロに走らざるを得ないというような状...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本は今国連の非常任理事国でもございませんし、安保理会議には参加できませんが、国際社会が、イラク復興支援のための支援国会合等につきましては積極的に発言をし、また各国との協議を重ねております。  そういう中で、私は、イラク復興支援につきましては、国連の関与をよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、イラクを安定するために、復興支援、人道支援が必要だと思っております。そのイラクの復興人道支援のために、日本としてもふさわしい貢献をしていくということで責任を果たしたいと思っております。  そこで、今いろいろな反米感情の点を指摘されましたけれども、確かに...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私もイラクの状況を心配しております。  そこで、イラク国民を苦しめている、苦しめていると議員はおっしゃいますが、私は米英軍がイラク国民を苦しめているとは思っておりません。イラク国民を苦しめているのはテロリストなんです。何とかイラクの情勢を混乱に陥れて米英軍を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それはテロリストの運動を美化しているんじゃないですか。逆に、あえて私は言いたいですよ。テロリストの活動を擁護するという気は、私は全くありません。米英軍初め数十カ国の国が今、イラク復興人道支援のために協力しようとしているんです。イラク開戦に当たっては、フランスと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、今回の戦争、私は、原因はフセイン政権にあると思います。そこは基本的に議員とは違うと思いますが、クウェートを侵攻して、その後の停戦決議に違反した、査察に応じなかった。無制限、無条件に応じていれば、この戦争は起こっていなかったんです。フセイン政権、自国民に対...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 事実関係は後ほど外務大臣から答弁させますが、私は、ロシアの考え方、核兵器の問題についての考え方、これについて詳細にまだ承知しておりませんが、日本としては核兵器廃絶に向けた努力をしておりますし、核兵器使用を容認するものではございません。
○小泉内閣総理大臣 ブッシュ大統領との間でどのような意見交換を行うかというのは、私も日本の立場を考えながら自主的に判断したいと思います。
10月06日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 我が国の自衛隊員諸君が四十度を超える非常に暑い厳しい環境の下で支援活動に精励しているということに対して、私も心から敬意を表しております。また、遠い海外に自らの御家族を派遣されている残された日本における家族の皆さんの御心配も大変多いものと思いますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロリストの活動やあるいは拉致問題、また武装不審船の現実を見ますと、世界は善意では成り立っていないなと、善意と好意だけでは成り立っていないということがよく分かると思うんであります。一方においては平和を守っていかなきゃならないと。同時に、一方において...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 時限立法でなくて恒久法についてどうか、また国連の常任理事国入りについての考えはどうかということでございますが、恒久法で国際社会の平和の定着にどのような日本としてやるべきことがあるか、また現行の憲法の範囲内でできるかという点については、今後よく検討す...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イスラエルとパレスチナの長年にわたる闘争、なかなか事態が改善しないという状況について大変憂慮しております。  この問題については、イスラエルの自制を求めるとともに、パレスチナにおきましてもテロ組織等、これに対して、今までのようなテロ活動というもの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 十二月と区切っているわけではございません。現地の状況をよく見極めて、状況が許せば、十二月であろうが一月であろうが十一月であろうが、状況が許せばいつでも、自衛隊がその支援に必要である、またできるということであれば、法律にのっとって派遣したいと思ってお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、戦闘地域でない、また戦闘行為に参加しないと、そういう中で自衛隊にふさわしい活動があれば自衛隊を派遣いたします。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、法律になかなか微に入り細にうがった具体的なことを盛り込むのは実際上難しいでしょう。そのかなり抽象的な文言でありますが、戦闘行為には自衛隊は参加しないと、武力行使もしないと、非戦闘地域におけるというこの法律にのっとって自衛隊としてできる活動を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は見たことない。写真で見たことはありますけれども、実際会ったことないんで、よく分かりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロとの戦いは長くきついものであるというのを覚悟しなきゃならないというのは、このテロとの戦いが始まったときからの我々の認識であります。  非常に難しい問題で、それでは、このテロとの戦いを放置したらテロはなくなったかというと、私はこれも疑問に思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 二年後には、そのときの状況を見て、また国会で審議しなきゃならない問題だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までも、テロが二年前にニューヨークで起こる前から日本の船が海賊で随分被害に遭っていたんです。日本人は海賊なんているのかと当時話していたとき信用しない方も結構多かったんですが、実際、表面に出ませんが、海賊の被害を受けている日本企業の船なり会社員は結...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほども自民党の森山議員の質問ございましたが、恒久法というもの、どういうものかまだ具体的中身ははっきりとしませんが、テロにしても、あるいは各地域の国際紛争に対して日本としてどう対応すべきか、また自衛隊の在り方、こういう点について、その都度一つの事案...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、遠山議員が憲法の前文について重要な点を指摘されたと思います。日本国だけのことではないと。  これは、繰り返しますが、「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、調べていただいてこれだけ不備な点があると。この不備な点、しっかり安全面、十分な対策ができるように更に、早速指示を出したいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、過去、フセイン政権が自国民に対して大量破壊兵器を使って大量殺人、殺りくを行ったということ。既に数千体の遺体が見付かっている。なおかつ、クウェート侵略以降、そのような国連の査察団に対して誠実に、無条件に応じてこなかった。そういう観点からすれば...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、客観的に根拠を言ったじゃないですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、かつてフセイン政権は自国民に対して大量破壊兵器を使って殺りくしたと。既に数千体の遺体も、遺骨も発掘されている。なおかつ、持っていないんだったら何で国連の査察を拒否したんですか。客観的な根拠を述べているじゃないですか。そして、フセイン大統領がま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 別に私は情けないとは思っていませんけれどもね。  半年前の状況は、国際社会はそうだったんですよ。大量破壊兵器持っていなかったら、査察に協力すれば戦争は起こっていなかったんですよ。それは、今はもう中間報告なんですよ。今後、作業を継続する必要があると...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 具体的な決議の項目については外務大臣から後ほど答弁させますが、一連の国連決議に基づいて私はあの米英の戦争を支持したんです、国連憲章、のっとって。それが根拠なんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が戦争を支持した理由、述べますよ。  大量破壊兵器、一部でありますけれども、本筋は、米英等による対イラク武力行使以前においてはイラクには多くの大量破壊兵器に関する疑惑が残されていることを国連の査察団が明らかにしており、これが国際社会の一致した認...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、できる限り早い方がいいと思いますね。この調整が今進められておりますので、実質的に治安も回復する時期、イラク人が、イラク人の人々による手によって早く自らの力でイラク政府を立ち上げるこの時期というものは、できるだけ私は早い方がいいと思っておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは今、話合いが行われておりますので、でき得る限り早い方がいいと思います。時期を明示することは今の時点でできません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 賛成か反対以前に、状況をよく見ながら、できるだけ早く各国が相談して合意ができればいいと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一応答えている。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はっきり答えている。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、はっきり答えているんですよ。できるだけ早い方がいいと、各国と相談し、状況を見て、イラク人がイラク人の自らの力で立ち上がることができるように、そこはよく状況を見ながら判断すべきだというふうに言っている。これ、はっきり答えている。気に食わないだろ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロとの戦い、またアフガンの国づくり等、日本としてできるだけのことをしようということで、このテロ特措法、国会で成立し、今、期限が切れようとしておりますが、まだテロとの戦いは終わっているとは思えません。  そういう中で、期限を延長して、引き続き、日...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) お互い、民間人でも合意があると、その仕事をすると合意の上に、契約の下に、それにのっとって仕事をするというのは私は差し支えないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 世界の平和と安定の中に日本の安定も発展もあるという考えに立ち、やっぱり日米同盟というのは日本の安全を確保するためにも大変重要な問題だと思っております。  イラクの復興支援につきましても、国際社会がこれから協力して取り組もうとしていると。日米同盟の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 沖縄に米軍基地が過重にあると、そして沖縄の方々に多大の負担を掛けているということはもちろん承知しております。これは沖縄県だけの問題ではなく、日本全体で考えなきゃならない問題だと思いますし、日米安保条約の重要性からかんがみて、これは沖縄県民だけにゆだ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今後とも、日米全体の協力関係を見ますと、沖縄問題、これは大変重要でありますので、今の御意見をしっかり踏まえて、日米当局、意見交換、そして解決の道を探っていきたいと思っております。
10月06日第157回国会 参議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小川議員にお答えいたします。  テロの脅威についてですが、九・一一テロ以降も世界各地でテロが発生するなど、テロの脅威は依然として深刻であります。我が国としては、国際社会によるテロとの闘いを引き続き積極的に支援していくため、テロ特措法の延長法案の成...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小泉議員にお答えいたします。  テロの根絶についてでございますが、国際テロの根絶のためには、国際社会が緊密に協調してあらゆる手段を講じることが必要であります。  特に、テロを生む背景に存在する諸問題の解決を図り、民衆がテロリストを拒絶する環境を...全文を見る
10月09日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本と中国、韓国、三か国の協議におきましては北朝鮮の話題についてどうかという御質問でございますが、この問題についてはお互い北朝鮮の核開発、これを容認することはできない、朝鮮半島非核化に向けて今後も協力していこうということでありますが、それぞれの国の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、ASEAN諸国は日本に対して不満というよりも、今までの協力に感謝とこれから日本の役割が重要だという声を強く受けておりまして、どこからそんな表現が出てくるのか、今分かんないんですよ。実際、私、じかに会っているんですから。各首脳からの発言、じかに...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、十日解散するということは言っておりません。ただ、任期が三年過ぎれば、議員心理として、与野党を通じていつあっても、解散・総選挙の準備はしているだろうと。そういう意味にいえば、今回の臨時国会におきましてもその時期というのはかなり熟してきているので...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、率直に答弁しているつもりなんです。当然、与党と野党の立場がありますから、意見の相違はあると思います。相違は相違として、私としては率直に、私自身がおかしいと思うことはおかしいと。私がおかしいと思っていることこそ野党の諸君はおかしいと言っている。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、改造を機に、個々の各分野におきまして改革を進めておりますので、その意欲のある方を起用したわけであります。また、現在の小泉内閣は、自民党、公明党、保守新党の連立政権でありますから、各党の立場も尊重して改造を行いました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 道路公団の藤井総裁の進退につきまして、石原大臣から、去る日曜日、報告を受けましたが、石原大臣の意向を尊重して手続等、また藤井総裁の考えもあるでしょうから、遺漏なきようにしっかりやってもらいたいと。そして、新しい総裁を選任する場合には改革意欲に富んだ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ何があってもいろんなことを言いますよ、勝手に書いている記事であってね。そういうことはないと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 結果を見ていろいろ推理するのは御自由ですけれども、もっともらしい推理というのはたくさんありますよね。  私、昔、学生時代に読んで感心したのは、ジンギスカンは源義経であるという推理小説。あれを読むと、本当に義経はジンギスカンだったんじゃないかと思わ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、日米安保条約と直接かかわり合いがあるないにはかかわらず、日本とASEAN諸国の関係は今まで緊密です。これに入らないからといって日本とASEAN関係が悪くなるわけじゃないと、日本としてはASEAN重視ですし。  そういう意味において、私は、今...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この池子の米軍住宅の問題については、私、中選挙区制度の時代において逗子市は私の選挙区だったんです。何度もこの米軍住宅をめぐって市長選挙、市議会議員選挙が行われて、逗子市民の大変大きな関心事であります。そういう点も私よく承知しておりますので、今般の横...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、各政府間、また国際機関等、どの程度この支援国会議で支援額が必要かと、それぞれ意見交換をしております。そういう中で、日本としては日本にふさわしい資金的な協力もするつもりでございますが、今の時点で何年掛かってこれがどういう資金協力するかという具体...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、私、天木さんという方はお話ししたこともありませんし、公電も見たことございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロ国家というものがどのように定義されているかというのはこれまた非常に難しい問題であります。しかし、拉致という行為そのものについては許されざる非人道的な言わばテラーであります。テロだということは言えると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いつ、どこで定義付けされたという時期的なことはともかく、さきのブッシュ大統領と私との首脳会談で、日米関係は日本とアメリカだけの二国間関係ではないと。もはや世界の中の日米関係、日本とアメリカが協力して世界の問題に対処する分野はたくさん出てきているとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は憲法の前文の中でも、世界のいろいろな問題についていかに貢献すべきかと、自分の国のことのみ考えるのではなく、世界から専制、隷従、圧迫、こういうどの国の国民でも願う基本的な人権、そういうものを擁護するために国際社会の中で名誉ある活動をしていこうと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公明党が世界の中での貧困問題あるいは環境問題、NGOの活動支援等、積極的な活動を展開されていることは承知しております。また、人間の安全保障、この問題につきましても大きな関心を持たれて、国境を越えた取組が必要だということもかねがねお話を伺っております...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロ根絶というのは正に気の遠くなるような目的、目標だと思います。御指摘の難しい点、重々承知しながらも、テロ根絶のために各国は協力しなければならないと思っています。  また、テロ撲滅、ならば原因があるだろうということでありますが、これも原因もまた一...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現時点ではやはり米英軍にかなりの分頼らざるを得ない面が強いと思います。しかし、国連の関与を強めていくべきだと思っております。また、イラク人のイラク人によるイラク人のための政府を作るために、今、米英軍始め関係諸国はイラクに入って協力しているわけであり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほども答弁しておりますとおり、国連の関与を強めていく方がアメリカにとってもいいし、イラクにとってもいいということを言っているわけであります。しかし、今アメリカが中心になって治安活動等、復興に努力はしております。そういう点から私は、国連の関与をでき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はっきり申し上げているんです。現状において米英軍が中心にならざるを得ないと、しかし、できるだけ早い時期にイラク人の政府を作るためには国連の関与を強めていった方がいいと。この調整について、今、フランスとアメリカとの協議が進んでおります。  できるだ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは二者択一じゃないんです。国連だからイラク国民は承知するかという問題じゃないんです。現に、イラク国民の中に、国連の事務所を爆破するんですから、何とかこの復興勢力を妨害してやろうという勢力がイラク国民の中にいるのも事実なんです。  そして、国際...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は明確に言っているんですよ。国連中心でも米国の参加ない国連中心というのはあり得ないと、現実的に。はっきり言っているんです。そして、今回、今アメリカが手を引いた場合に国連事務所が爆破される可能性なしとは言えない。ほかの国でもアメリカの関与というのは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はかねがね申し上げております、復興支援にしても人的支援にしても日本はしますと。額とか規模というのは、よく現地調査、国際社会のいろいろな考え方、立場をよく勘案しながら、日本としてふさわしい、復興支援についても、額にしても、人的支援についてもいたしま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その点については、今申し上げましたとおり、いろいろな情勢を勘案し、各国の立場もあるでしょう、日本の立場もあります。復興支援、人道支援は必要だと思い、日本としても国際社会の責任ある一員としてその責務を果たしていかなきゃならないと思っておりますので、復...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは余りにも一方的な議論じゃないでしょうか。  イラク国民の多くがいかにフセイン政権下で苦しめられていたか、アフガニスタン国民がタリバン政権時代いかに非人道的な扱いを受けていたか。今、アメリカの攻撃がひどいひどいと言っていますが、その前にフセイ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 達成されなかったであろうと。イラク国民はあなた方の勇気と犠牲を決して忘れないだろうということをイラク国民の代表のチャラビ氏が国連総会で演説しているんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) また、イラク国民の中にはいろいろな考えを持っている方がおりますので、中には反米感情を強く持っている人もいるのは事実だと思います。同時に、フセイン政権が崩壊して、今、米英軍始め国際社会がイラク復興のために手を差し伸べてくれているということに対して歓迎...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、沖縄の米軍基地による負担というのは神奈川県や横須賀の比ではないと思っております。  私が横須賀の基地のことを例に出すのは、そういう沖縄に比べればはるかに面積においても規模においても少ない米軍基地であるにもかかわらず、やはり市民の間には、あ...全文を見る
10月09日第157回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 党の公約というのは、選挙が行われたときに国民に対して訴えるものであります。しかるべきときに選挙が行われると思います。既に任期を三年切っておりますので、いつ選挙があってもおかしくない。いつでも来いというのが、与野党を問わず議員の心境だと思います。そう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、どういう場が設定されるかわかりませんが、いろいろ、選挙が行われますと選挙の日程も立て込んできますし、報道機関も場を設定していただけると思います。そういう場を最大限、自由民主党総裁として活用していきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、党首が出る討論会と、各党幹事長なり政調会長なり、それぞれの役員が出る討論会と、いろいろ過去の例を見ますとあります、場が。党首が出るべき場は、私が当然出ます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 民主党はどういう手法をとられるかわかりませんが、自民党は、私の総裁選挙の公約は、しかるべき選挙が行われるときには党の公約になります。これについて御理解を得て公認候補になるわけでありますので、その点は自由民主党のことでありますので、御心配なく。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ところが、実際の結果は、私に全部協力してくれているじゃありませんか。私が総裁前のことについて反対であった党議も、いざ総裁・総理に就任してやってきたことに対しては協力してくれている。  今回、党の総裁選挙においても、郵政民営化については、今まで議論...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この二年数カ月、自民党の総裁として、また日本国の総理大臣として、構造改革なくして日本の再生と発展はないという方針のもとに、いろいろな改革を進めてまいりました。  いつも国会の場では、小泉何もやっていない、だめだ、だめだ、何にもしていないという悲観...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほど、参議院のテロ特別委員会でも似たような質問をいただきました。公電はじかに読んでおりませんが、外務省の中で、イラクの開戦をめぐって賛否両論の各党の意見、国際社会の意見、いろいろな意見を聞いております。その中での日本政府、私の判断であります。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、政治をゲームみたいに思ったことも扱ったことも一度もありません。実際、総理大臣になってみて、毎日緊張と重圧の中で日を送っております。これは、菅さんもいずれ総理大臣になられればわかると思いますが、総理大臣の重責というのは想像を絶するものだと思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、この問題について質問されるたびにはっきり申し上げているんです。私の任期は長くてもあと三年間である、その三年間の中に年金改革を実現しなきゃならない、来年には法案を出さなきゃならない、年内に案をまとめなきゃならない、しかしながら、私の任期、三年間...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、財源の話をされましたけれども、二分の一に引き上げる、三分の一から二分の一に引き上げるということは法律で明記されております。その点について年内には具体的な案が明らかになって、来年には法案を出せます。しかし、二分の一に一年間でするかどうかというのは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは庶民の増税とか減税とかいうものじゃありません。税金は国民全体で負担するんですよ。  先ほど道路特定財源の話が出ましたけれども、これだって、見直しするのはいいですよ。しかし、特定財源を一般財源にしたならば、ガソリン税とか自動車重量税、どうなっ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私ははっきり申し上げていますが、日本は、イラクの復興支援、人道支援に日本にふさわしい貢献をいたしますということで、復興支援の資金提供もいたします。そして、必要であれば自衛隊の派遣もいたします。  しかしながら、今言われたような復興支援のための金額...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政権を担当する小泉内閣としては、外交、内政、すべてが争点であります。争点から逃げる気は全くありませんし、今までの法案の審議におきましても、イラクの戦闘には参加しませんが、復興支援、人道支援については資金提供も人的貢献もするということをはっきり申し上...全文を見る
11月25日第158回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○小泉内閣総理大臣 今回の選挙の大きな争点は、政権選択を問う選挙だと思いました。自民党中心の政権がいいのか民主党中心の政権がいいのか、いわゆる政権交代是か非か、これを問う選挙だったと思います。  結果は、おかげさまで、自民党が目標としておりました単独で過半数の議席を確保すること...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、国家の発展の原動力は人だと思います。それぞれの人が努力して、その努力が報われるような社会を築いていく、そのために新しい時代の変化に対応できるような体制を整えていくというのが政治として大事な役割だと思っております。いわば人の意欲、やる気をいかに発揮させてい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 二〇〇五年に自由民主党結党五十周年を迎えます。このときに、結党五十年、この機会に自由民主党として憲法草案、新しい自主憲法をどのようにつくっていくべきかという案をまとめてみたいと思っております。  この点につきましては、これから党としても本格的に調査会で議論が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほど金子担当大臣からも答弁があると思いますが、私は東京だけの都市再生を考えているわけではございません。就任当初から地域再生の重要性を指摘しておりましたし、稚内から石垣までということを、機会あるごとに都市再生で重要だということを言っているわけであります。現に、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 六者協議はまだ日程は決まっておりません。  この六者協議におきましては、第一回会合のいろいろな状況を踏まえながら、いかにこの場を活用していくかという点が重要だと思っております。北朝鮮と日本との二国間の問題、当然ありますが、六者協議の場においても、日本の立場と...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 イラクの復興支援、イラク人の政府を早くつくるということ、そしてイラクに安定した民主的な政権を誕生させるということに対して、日本としても努力していくべきだと私は思っております。  対米支援も重要であります。国際社会とともに協力していくことも重要であります。また...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 給付は多ければ多いほどいいというのは、年金もらう人の立場から見れば当然だと思いますが、やはり負担する人のことも考えなきゃいかぬということだと思います。  そういうことで、具体的に、厚生労働省等では五〇%という考えが出てまいりました。今後調整しなきゃなりません...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今一〇%、個人一〇%、企業一〇%、合わせて二〇%という案も出ておりますが、これは、それぞれ負担が重過ぎるという意見も各方面から出ております。  私は、選挙中でしたか、その公開番組で、負担の限度は個人としては一〇%が上限ではないかなというふうに話したと思います...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 制度に完璧な制度はないと思います。それぞれ長所もあれば短所もある。  今回、二大政党論がかなり喧伝されましたが、自由民主党、民主党はともかく、そうでない政党にとっては余り歓迎すべき議論ではないということは私も理解できます。各政党それぞれ自分の勢力拡張を目指し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は一貫してお話ししております。状況をよく見きわめて判断する。自衛隊派遣、自衛隊の復興支援、人道支援、イラクにおけるその活動分野、あると思っております。そういう際によく状況を見きわめて判断するということは、イラク支援法が成立した後も現在も変わっておりません。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 非戦闘地域に復興支援、人道支援のために自衛隊を派遣すべきときは派遣する。その際に、どこが非戦闘地域かということについては、調査団の報告というものをよく見きわめて最終的に判断いたしたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 これは私ははっきりと答弁しているんですよ、何回も。何回も同じ質問だから、同じ答弁というのは当然じゃないですか。それは勝手に決めつけられても困りますよ。  そして、対米協力も必要であります。国際協調も必要であります。民主党だって、日米同盟、重要性を考えておられ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いずれも菅さんの主張には賛成できません。私の判断は正しかったと今でも信じております。  アメリカを支援しフセイン政権を倒し、そして、イラクに民主的な安定政権をつくるために米英初め今各国が協力している。このときに、民主党、菅さんの言うように手を引いた場合に、イ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 反論ということでもありませんが、私は、対米協力も必要だと思っています。国際協調体制をつくることも必要だと思っています。日本独自の支援をすることも大事だと思っております。米英と一緒に参戦しなかった国、ポーランドとか韓国とかモンゴルでも今部隊を派遣しております。私...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 できないともすべきでないとも言っておりません。現在、経済制裁をするつもりはないと言っているんであって、今党でそのような法案を準備、進めております。十分検討に値するものだと私は思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、現在、六者協議で、北との対応については平和的解決を目指す、外交的解決を目指すという努力が日本、アメリカ、韓国のみならず、中国、ロシア等においても行われている、そして北朝鮮も話し合いに向かって動きを進めている、そのときに、現時点で経済制裁を行うのがいいかど...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 平壌宣言は平壌宣言であります。この問題とは関係ありません。
○小泉内閣総理大臣 この点については、アメリカとの問題もあります。アメリカともよく協議していきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 この若年者の失業問題につきましては、やはり厚労省だけじゃなくて、文部科学省、経済産業省、政府やはり挙げて取り組むべき問題だということで、各省連携してこの若年者対策を進めていこうということで、既に協議、対策本部を設けてやっております。この点については、今後とも各...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私ははっきり申し上げているんですよ、補助金、交付税、税源移譲、これを三位一体で改革すべしと。総理大臣としては、方針を出すことが重要なんです。  そして、これから一月かけて予算編成、具体的な数字が出てまいります。各省の担当大臣がいるんです。担当大臣にも腕を振る...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が方針を明示しているから、各省、必死になって今この実現に向けて努力しているんですよ。意味が十分あるんです。
○小泉内閣総理大臣 施政方針演説は通常国会ですることになっております。そして所信表明は九月の臨時国会でも行いました。そして選挙中にも国民にいろいろ訴えました。今回、特別国会でこのように予算委員会も開いております。いろいろな意見を述べる機会はあります。  私は、一月にそういう施政...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、その所信表明の機会は近い将来あるから、そのときに譲る。今回におきましても、こうやって議論して所信を述べる機会は十分あるわけです。岡田さんの質問に答えて、菅さんの質問に答えて、十分あるんです。特別国会で、首班指名と議長だけで閉じた国会も何回かあります。時期...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今私の手元にある資料では、一回だけでなくて、所信表明がなかった国会は、第二次大平内閣、第八十九国会、昭和五十四年、召集日が十月三十日、閉会日が十一月十六日、会期が十八日間。第九十二国会、鈴木内閣、召集日が五十五年の七月十七日、閉会日が七月二十六日、会期が十日間...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、国会が閉会したとしても、一月には通常国会が行われるんですよ。待つことも必要です。決して逃げているわけではなくて、しかるべきときに所信表明なり施政方針演説をやるということは当然でありますので、一月ぐらいは待てるでしょう。
○小泉内閣総理大臣 これは、過去の慣例とかいうことに関係なく、これから予算編成も始まるんです。いろいろな問題が山積しております。そして、既に九月に臨時国会を開催して、改造を行って、所信表明を行っているわけです。代表質問も受けているんです。予算委員会も開いているんです。選挙もやって...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、何も逃げていませんよ。そう決めつけないでくださいよ。岡田さんの意見と違うだけです。  これから、予算編成ではきちんとした数字を示して、今までの選挙中に国民に訴えた公約の実現のためにいかに予算を組むか、そして一月には通常国会が始まります。そのときにしっか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自民党は政治資金規正法の改正に取り組んでまいりましたし、既に、政党においては企業献金は認められておりますが、個人については企業献金も禁止になりました。そして、公開の基準も、今までと比べてかなり上限が限られてまいりましたし、それぞれの議員が今までの国会の審議を真...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、党の改革におきまして、先国会においても法案を提出しておりますし、今後におきましても、私は、各党間で協議しながら改革を進めていきたい。それは、自民党単独でできることもあるでしょうし、あるいは各党間の協議によってできることもあると思われます。今後もいろいろ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、二十四万というのは妥当だと思っていますよ。民主党は全部公開しろと言うんですけれども、これは、実際献金を受ける場合と、それから献金をする側の立場を考えて、二十四万円公開基準がなぜいけないのか、私はわかりません。今までは無制限だった。かつてはもう政治資金とな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 選挙制度の改正については、いろいろ各党意見がございます。私は基本的に、一票の格差を二倍以内におさめるということは賛成であります。その中で、現行の制度のまま改正しようという意見と、やはり中選挙区制に戻した方がいいという政党もあります。この点は今後、制度改革ですか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私はもともとこの小選挙区比例代表並立制に賛成じゃなかったんですけれども、結果的にこうなりました。私は、この制度の改革というのは一党だけで、特に選挙制度は一党だけの都合で改革するのは無理があると。  現在も、小選挙区制度は二大政党制を促すからいいんだという意見...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、自民党の中にも、小選挙区は自分に投票してください、比例代表は公明党にという候補もいたと思います。民主党にもいたそうですね。民主党にも、やはり比例は公明党にと、いたそうです。  私は、これは個人の判断ですから、好ましいと思っていません。私はしません。候...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この問題は確かに問題があったと思います。だからこそ、今後このようなことがないように今対応しているわけでありますが、私も実際厚生大臣のときにこの問題を指摘して、直すように指示をし、現実にどのように改革していくか今進んでいるわけであります。  しかし、このグリー...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういうことは必要だと思っておりますし、議論の問題におきましても、今までの国会でもそれぞれお話も伺っております。この点については、御指摘のとおり二度とこういうことがないような体制をとっていく必要があると思っております。
○小泉内閣総理大臣 後ほど坂口大臣からも答弁があると思いますが、私は、この年金の問題について、年末の予算編成には具体的な数字が出てくる、選挙中にはっきりしたことは申し上げないと。  ただ、考え方として、給付と負担、両方考えていく、そして安定した財源、これを総合的に考えていかなき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは私は、この二分の一に引き上げるということについて、消費税は上げないということを言明しております。しかし、安定した財源を確保するという上においては今後柔軟に考えると。  公明党が所得税の定率減税の案を出しております。この点についても、一年でやるのか複数年...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 十分意味がある議論なんですよ。改革の本丸とも言ってもいいんです。  まず、民営、民間にできることは民間にと。私は、全部民間でやっていける事業だと思いますよ。できるんですよ。できるのに、なぜこれまで、今まで反対してきたのか。そして同時に、財政投融資制度、特殊法...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これも全く岡田さん、理解していないね、残念ながら。方針をはっきり出しているんです。民営化で五原則を出しているんです。来年の秋、一年間かけて専門家の意見をいろいろ取り入れて出すんです。  私は独断専行いたしません。私のような浅学非才よりも、この問題については、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、ASEANとの関係は重視しております。これまでも重視してきましたし、これからも重視していきます。ともに進み、ともに歩むというASEAN諸国との関係というものは、ASEAN諸国も日本を必要としているし、日本にとってもASEANは重要であります。  今ま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私、それも全くそう思っておりません。中国が行くなと言うから行かない、これがどうして国益に沿うのか、わかりません。  日本には独特の伝統、文化、習慣というのがあります。靖国神社に行くというのは、私は、今日の日本の発展の基礎、平和の礎というのは、心ならずも戦場に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、民主党の方がバランスが崩れていると思いますね。対米協力を対米追随と言ってみたり、ブッシュ政権を危険な政権だと言ってみたり、アフガニスタン、テロへの対策、これは必要だと言いながらテロ特措法に反対してみたり。今回のイラクの問題についても、イラク復興支援、人道...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、イラク復興支援、人道支援、イラクに安定した民主的な政権をつくるということに今米英初め各国の部隊が努力している、これに対して、非常に危険な仕事である、自分たちの国にとって直接攻撃されているわけでもない、そういう中でイラクの復興支援に尽力されている方々に心か...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 物事には時期というものがあるんです。時期をよく判断する、これも大事であります。
○小泉内閣総理大臣 それは、人事権は国土交通大臣が持っているんですから、不適格だと思えば解任していいんでしょう。役人は解任してはいけないという身分保障がありますけれども、そういう中にも、規定があるんですから、不適格と判断した場合は解任していい。どうして解任しなきゃならないのかとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そうですね、二〇〇六年に二%成長を目指しておりますので、それが続いていくということがやはり本格的な景気回復軌道に乗ったというふうに私は考えておりますので、それまで、今ようやく出てきた明るい兆しをより強いものにしていきたい、三年間で消費税を上げる環境にないという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは共産党一流の一方的な議論だと思いますが、私は、テロリスト並びにフセイン政権の残党が、何とかイラクを混乱させたい、米英軍を追い出していわゆるテロリストの拠点にしたいという強い意思を持って無差別テロに移っているんだと思います。こういうテロリストの動きに同調し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今のお話で、共産党は、アメリカが撤退しなくていいという議論ですか。(赤嶺委員「私、撤退って言いましたか、今。アメリカの横暴な占領と言っているんですよ。どうぞ答えてください」と呼ぶ)ですから、国際社会は米英軍撤退しろと言ってない、私はそうだと思います。今まで共産...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私もお答えする前に、共産党も米英軍の駐留を認めているわけですか、その辺をお聞きしたかったんですよ。
○小泉内閣総理大臣 いや、私も質問の趣旨がよくわからないんです。  米英軍がイラクの治安に責任を持てということは、駐留しないで責任を持てないと私は思うんです。共産党は駐留することを私は否定して言っているんだろうと思ったんです。それが、今のお話だと、共産党も米英軍のイラクの駐留を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 年内か年明けか、これはまだ決めておりませんが、私は、イラクの復興支援、人道支援、これに対して日本としても応分の協力をすべきだと思っております。今後、イラクの復興のために、今、米英軍を初め各国の部隊が、どのようにイラク人の政府を構築していくか、努力されております...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その問題につきましては、可能性を論ずれば私は切りがないと思います。これは、自衛隊のみならず国連に対しても攻撃しておりますし、赤十字に対しても攻撃しておりますし、イラク人の治安に当たっているイラク人に対しても攻撃があるわけですから、可能性を言ったら私は切りがない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、なかなか難しい問題で答弁も難しいんですが、確かに、ある部隊が派遣されるというふうになると、これを標的にしようというテロリストの動きが出てくると思います。しかし、安全面に十分配慮すれば、その部分は戦闘地域にならないという場合もあるんです。これは重要であり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 普天間基地の移設、返還につきまして、普天間においては、市街地にあるということから、早くこの合意に基づいて返還しなきゃならないし、また、その準備を進めていかなきゃならないと思っております。  その際に、やはり地元の公共団体の意見というものを十分聞いて、この移設...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ラムズフェルド国防長官とはイラク問題、北朝鮮問題等をお話ししましたが、その中で、沖縄の問題につきましても、日本におきましては沖縄に米軍基地が集中している、沖縄県民にとっても、日本国民にとっても、沖縄の負担を軽減していくということは大きな問題なんだ、国防長官とし...全文を見る
11月26日第158回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 武道館じゃありません。町村議会だったと思います。町村会長……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 場所は、武道館じゃなくて町村議長会です。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) やっぱり武道館だったそうです。申し訳ございません、忘れて。しかし、町村議長会、武道館だったそうです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 総理というのは何言っても批判されるんですよ。あいさつは簡単にした方がいいと。三位一体、講演じゃありませんからできるだけ簡潔に、町村議長の日ごろ苦労されていることに敬意を表しながら、地域おこしや町おこしにつながるんだと、お互い頑張ろうと。地方と中央と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 「ようこそジャパン」、観光客をできるだけ日本にも来ていただこうと、優しい対応をしなきゃいかぬということで、これから努力していかなきゃならない。それを考えますと、今の御指摘大事だと思っています。どのように改善策、講じられるか。  私も外国へ行って、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは確かにお気の毒な事案だと思っています。しかし、裁判官も血も涙もないわけじゃありません。法律と現実、これを認めた場合にどれだけ波及するかという問題を考えた上での措置だということを聞いております。非常に複雑な問題があります。不法滞在者の問題、こう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各政党には政党の考え方があると思います。かつて、江田さんも、七党八会派の連立政権、その七党八会派の立場があると思います。会派のトップが全部入閣したかというと、必ずしもそうじゃないと思いますね。それぞれの連立政権というのは、連立政権の立場を尊重すると...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、テロリストが非常に活発に各地区でテロを行っているという点については、多くの国民を不安に陥れている面を考えれば悪化している面もあると思いますし、同時にイラクの生活面、治安面におきましては改善している面もあるわけであります。しかしながら、こうい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、事実関係はよく外務大臣の方が御存じですので。せっかく全閣僚出席しているんでしょう、何でもかんでも私に答弁させろというよりも、それぞれ閣僚の専門、担当がいるんですから、そういうときにはより詳しい方に答弁していただくのもいいかなと思っております。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はもう前から、アメリカは国際協調を築くように努力すべきだということを、機会あるたびにブッシュ大統領にも、アメリカ側にも伝えているんです。そういう方向に向かっているということはいいことだと思っております。これはイラクの開戦前からのことでございます。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 近藤さんについては、総裁ということじゃなくて、議員として、議員になったときからよくお話を聞いていましたし、経済界から立候補するという、議員になる前にもお話を伺ったことがございます。元からよくお話を聞いていた仲でありますが、総裁として、あっこの人はと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは民主党だって、衆議院議員から知事に転出したりほかの職に移る場合もあるじゃないですか。最終的には議員の個人の判断というものを尊重しなきゃなりません。院が許可しなきゃできないんですから。  そういう点も考えて、私は、近藤さんは今までの立場もわき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だれから聞いて、イラクの問題、話聞かないと。あきれちゃいますね、そういうガセネタを基にして。どこからそういう意見出てくるんですか。イラクの問題についてだれも呼んでないで、だれとも相談しないで決めていると。あんまりそう虚偽報道を基にして質問していただ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、状況を見極めて判断すると言っているんであって、年内に派遣するとか派遣しないとか言っていないんです。これは、状況というのは防衛庁長官からも聞いておりますし、あるいは調査団もこれから帰ってくるでしょう、伺います。あるいは、今までも調査団行っており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、イラク国民が望んでいるのは治安の回復だと思います。あらゆる生活面の改善をする上においても、テロリストが跳梁ばっこするような状況ではおちおち生活もできない。まず、イラク国民が治安の回復、これを望んでいると思います。安心して町が歩ける、安心して生...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、国連の決議でも今の暫定行政当局、米英に権限を与えるということを決議しているわけですね。これは、今米英が手を引いたらどうなるんでしょうか。国連、国連軍というのは持ってないんです、国連の治安部隊もないんです。そういう中で、今の治安の回復ももちろ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の選挙で目標としておりました自民党、自由民主党が単独で二百四十以上の議席を獲得したいというのが選挙前の私の掲げた目標でありました。そして、でき得れば三党連立政権の下で安定した多数の下で政局を運営したい、政策を推進したいということでありましたので...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 我々としては、政権公約に掲げたものを着実に実施に移していく、それがこれから極めて重要なことでありまして、来年には参議院の選挙も行われます。今年の予算編成、目前でございますが、そのときには具体的な数字も示したものが出されるわけであります。この政権公約...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自民党と公明党は連立を組んでおりますので、お互いの考え方、政党が違うんですから、同じ点もあれば違う点もあります。この違う点をどのように調整していくかということは、過去三年の間、連立を組んだ経験と実績というもの、それに培われた信頼関係というものがあり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いつも決断する場合には、私を支持してくれる人の中にも右行け、左行けと言われる場合が多いわけであります。まして、私を支持しない方々についてはいろんな意見があるのは当然だと思っております。そういう中にあって、どちらの決断をする場合においても、決して後悔...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政権を担当した政党として初めての衆議院の選挙を迎えた、国民の審判を受けたわけであります。私が就任以来二年半を経過したこの二年半の実績をどのように国民が受け止めてくれたか、そして、この二年半の後どのような改革を続けて、あと衆議院としては任期四年間、衆...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、坂口大臣が提案しております厚労省案、これを基に財務省なり経済産業省、あるいは自民党からも意見を聞いているところであります。民主党、野党の皆さんもそれぞれ案を持っておられます。しかしながら、大事なことは保険料を払った方が報われる、しかも持続可能...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 年金についてはいろいろ議論があるところでありますが、要するに、これから三十年、四十年先、今のままでは破綻してしまうと。高齢者はどんどん増えてまいります。そして出生率も、戦後の一時期に比べると半分以下になってきた。今のまま維持しろとなると、これはもう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この問題もかなり前から議論されておりまして、確かに国債しか運用するなという意見もあります。そこで、専門家の皆さんに議論してもらっているんですね。ところが、やはり国債だけでは運用益が出ないと。やはり全部ということでないんだから、どの程度、運用益が出る...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、坂口大臣が答弁したとおり、どのモデルを取るかによって違ってくるわけです。確かに、今、男だけが働いて、専業主婦の割合、妻は家庭にいるというのは少なくなってきております。そういう時代の変化に合わせて、共働きが多くなったから共働きに合わせるのか、ある...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクのフセイン政権が崩壊する前からテロはあったんです。報復以前にテロはいろいろ行われていた。テロの脅しに屈してはならないと思います。そのようなアルカイダかどこか分かりませんけれども、自衛隊がイラクに派遣される場合は復興支援、人道支援です。イラクの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、投票するということは義務じゃなくて権利だと思っていますから、この民主政治の歴史を考えると、選挙権を与えてくれということのためにどれだけ多くの先人たちが努力してきたか、命を賭してまでこの民主政治を打ち立てようと努力してきたかということを考えます...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は全くそう思っておりません。日本は日本としての立場がございます。日米同盟と国際協調、そして日本の国益を考えながらどうしてイラクの復興支援に努力するか、人道支援に努力するか、イラクの安定した民主政権作り、イラク人のイラク人の政府を作るためにどのよう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本の国力にふさわしい貢献をしなきゃならないと思っております。
12月15日第158回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○小泉内閣総理大臣 法案の成立過程から十分審議を重ねて理解されている久間さんですから、この法律の趣旨はだれよりも理解されていると思います。  私どもも、今回の、自衛隊をイラクに派遣するという点につきましても、まずイラク人が希望を持ってみずからの国を立ち上げる、そのための復興支援...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本の自衛隊の復興人道支援についても、あるいは民間人がやるものにしても、政府職員が活動する分野におきましても、まずイラク人自身が希望するもの、日本の活動を歓迎してくれるもの、これによく意を用いて活動を展開していきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 まず、国益とは何か、国家利益とは何かといえば、一番大事なものは日本の平和と安全を確保することだと思います。日本国民の生命財産を守る、そして、もろもろの施策を平和のうちに推進できるような体制、環境を日本国民自身がつくっていくこと、これが大前提だと思っております。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、自衛隊諸君は、自衛隊に志願して入隊する際に、事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務を完遂するという宣誓をして入隊されております。今、徴兵制ではございません、志願制です。そういうことから、いつも厳しい訓練に耐えて、やるべき仕事はきちんとやる、こういう状況...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 基本計画を策定いたしまして、今、実施要項については防衛庁長官を中心にして検討をしている最中でございます。その際、いつ、どのような部隊を派遣すべきかについては、政府のみならず与党ともよく協力関係が維持できるように、十分御理解をいただくように努力していきたいと思っ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 必ずしも安全とは言えない困難な任務に赴こうとする自衛隊諸君に対しては、安全面において十分配慮しなければいけない。これは、装備もそうでありますが、地域におきましても、よく状況を見きわめながら、そのような配慮の上に派遣をしなきゃいけないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私が五月にエジプトを訪問して、エジプトのムバラク大統領と会談した際に、医療支援というのはエジプトと協力してできるんじゃないかと。日本の医療支援、エジプトにおいては、小児科の病院等について日本がこれまでずっと協力してくれたことに対しては、非常な感謝とこれからの期...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 慎重に、安全面にも十分配慮して、派遣すべきときに派遣したいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは、イラク支援法が七月成立いたしましたけれども、その場でもよく議論した段階であります。結論からいうと、見解の相違なんです。  私は、国連憲章にのっとって、大義名分があるということで支持したんです。そしてイラクに安定した民主政権をつくる。テロの温床にしては...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、イラクが過去大量破壊兵器を使用していたこと、国連の調査団が現に大量兵器を過去発見していること、そして国連であれほどの決議を与えていながら国連の調査団を妨害したこと、こういうことの時点で私は十分大義がある、説明責任を果たしていると思っております。
○小泉内閣総理大臣 それでは、なぜフセインが拒否したのか。フセインがいいとは恐らく前原さんも言っていないと思うんですけれども、あのときフセインが受け入れれば戦争は起こっていないんですよ。なぜ受け入れなかったのか。それが私はおかしい、その方がおかしいと思っています。
○小泉内閣総理大臣 これはもう七月でもさんざん議論した、同じ問題ですよ。もう何回も質問され、何回も答弁しています。即時、無条件、無制限にフセインは受け入れなきゃいけなかったんですよ。それをすれば戦争は起こっていないんですよ。
○小泉内閣総理大臣 私は、米国の先制攻撃論、こういうことに対してどう思うかということについては、前回の国会でもたしか答弁しているはずでありますが、日本としては、米国は国連憲章を初めとする国際法上の権利及び義務に合致して行動するものと考えておるし、また、我が国が国際法上違法な武力行...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 小型核兵器については、研究をしたいと。しかし、これは開発までにはアメリカはたしか議会の了承を得る必要があると思っています。その議会の了承をまだ得ていませんね。いろいろな議論があるのは、私は結構だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それについては、はっきり懸念を持っているということを表明しております。
○小泉内閣総理大臣 外交の問題ですから、日本には外務省もあるわけです。私は……(前原委員「違う。さっきから、話をしたかどうかということを言っているんです」と呼ぶ)今答弁しますよ。そういう問題は話し合ったことはありませんが、外務省を通じて、アメリカの国務省なりに日本の懸念を表明して...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、アメリカも核実験停止には協力しているわけですから、どういう話題になるかというのは、その時々の話題で私は判断したいと。
○小泉内閣総理大臣 必ずしも自衛隊の派遣に反対していないということですか。いや、私は、最初から自衛隊派遣反対と言っているのかと思ったけれども、そういうことですか。  私は、今各国が復興支援に努力している、何とかイラクに安定した民主的政権をつくりたいというときに、では自衛隊派遣だ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、国際協調体制を築いていくべきだ、国連の関与を強めていくべきだということは事あるごとにアメリカ側にも表明しておりますし、フランスにおいても、ドイツにおいても、国連においても、米英軍の駐留は認めております。撤退しろなんて一言も言っていません。むしろ国連も、今...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 方向性も一致しておりますが、実際の努力も今まで私はしてまいりました。ブッシュ大統領に対しても、シラク大統領に対しても、シュレーダー首相に対しても、同じであります。これからもその努力は続けていかなくてはなりません。
○小泉内閣総理大臣 私は、アメリカ一流の外交的駆け引きもあるんだと思います。これからイラクの債権問題も絡んでおります。結果を見守らなきゃどういう結論になるかわかりませんが、今国際協調体制をとろうと努力している最中でありますので、見通しについてははっきり申し上げる段階にありませんが...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、イラクにおいては、主要な戦闘は終結したけれども、完全に戦闘状況は終わっているというふうには見ておりません。危険な地域もあるでしょう。テロの攻撃もあるということを見れば、完全に終結したとは言えないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 実際において、私は、非戦闘地域は存在すると思っております。
○小泉内閣総理大臣 非戦闘地域があるということは、戦闘地域もあるということであります。
○小泉内閣総理大臣 現時点で、どこが戦闘地域とかいうことを限定することは難しいと思います。
○小泉内閣総理大臣 イラクの南東部においても、可能性を言われれば、私は、ないとは言えないと思っています。だからこそ、安全面には十分配慮しなきゃいかぬ。自衛隊を派遣する際には、いろいろ情報を調べて、安全面に十分配慮する。今、比較的安全な地域においても、場合によっては、可能性はどうか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私もそう思っています。  イラク支援法を、日本として必要だということで、当時、自由民主党、公明党、保守新党、三党で協力しながら成立させました。そして選挙中にも、この三党の連立体制をつくって、日本としては自衛隊も含めた人的貢献もイラク復興のためにするということ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 中心的な役割は、復興支援、人道支援なんです。自衛隊は、戦闘行為にも参加しませんし、治安維持活動、これにも参加するということではありません。そういう面で、戦闘行為に行くわけじゃない、戦争に行くわけじゃない、復興支援、人道支援に行くんだということでございます。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 人道復興支援活動をする地域においては、安全確保をしなきゃできないんです。ある地域に自衛隊が出かけますね。これは、やはり安全面に配慮しろということはさっきの前原さんも言われた。これは自衛隊だからこそできる安全確保支援活動があるんですよ。人道復興支援活動の際にも、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、非戦闘地域で、治安活動をやっているところで自衛隊が活動するわけじゃないんです。比較的、今言いますと、基本計画では、イラク南東部ということを想定しております。そういう際に、復興活動、人道支援活動については安全を確保しなきゃならない。同時に、その周辺で、米...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、英米軍に物資的な支援活動もできます。掃討作戦とか治安活動には参加できませんけれども、各国が、復興支援、人道支援、米英軍は、戦闘活動のみならずイラクの復興活動にも人道支援活動にも当たっていると思うのであります。そういう点について物資の輸送とか人員の協力と...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 詳しいことは官房長官から話しますが、そういう支援活動はできるというふうに規定されておりますが、それでは、水を持っていった、食糧を持っていった、その水を飲む、食糧を食べる、それを米軍が、いざ、食べてから戦闘活動行ったというんだからこれは戦闘活動と言われちゃ、これ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、武器弾薬は運ばない。しかし、これは自衛隊の諸君だって武器を持っているんですよ、自分の安全を。それを、自衛隊の運ぶのにも、あなた、自衛隊の小銃をおろしなさい、そこはできないでしょう。米軍においても、協力してくれたオランダ軍に対して、復興支援活動、日本と協...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、我が国の外交官が殺害されたり、あるいは他の国の民間人が殺害されたり、あるいは復興支援活動をしているイラク人が殺されたり、いろいろ安全でない面もあるのは事実であります。  そういう際に、私は、人的支援をするということを表明しておりましたし、今自衛隊以外...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 状況もいろいろ、各国の軍隊もそれぞれの活動はしております。そういう中で、安全に活動している部隊もあるわけであります。それぞれ、情報交換し、やる分野も違います、また装備も違います。私は、すべてが全く安全と言えない状況でも、危険を回避するすべがある、また自衛隊が活...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、七月のイラク支援法が成立する、これは自衛隊を派遣できる法律だ、そして自衛隊を派遣する場合には、状況をよく見きわめて判断するということを言っていたんですよ。選挙中もそうです。選挙が終わってからもそうです。選挙が終わって、調査団も帰ってきました。調査団の報告...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日米同盟と国際協調は、相反するものじゃありません。日本の戦後一貫してとってきた方針は、日米同盟、国際協調、これだと思っております。これは現在も、今まで、過去も、将来も変わらないと思っております。  日本の平和と安全を確保するために、日本一国ではできません、だ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は全く理解できませんね。  国際協調と日米同盟を両立させる、これは、フランスとドイツ、これはNATOという相互安全保障体制を持っていますよ。フランスは核兵器を持っていますよ。ドイツ、フランスは、アフガンのテロ対策においては部隊を派遣していますよ。  日本...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、今回、イラクに自衛隊を派遣するのは、日本の国家利益にかなっていると思うから派遣しているんです。その国家利益というのは、日米同盟、国際協調、両立させるというものも含んでおります。イラクをテロリストの温床にしないということも含んでおります。中東に安定した、イ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、イラクに行くのは、日本とアメリカが共同して日本を守る、アメリカを守るということじゃありません。戦争に行くんじゃないんですから、戦闘行為に行くんじゃないんですから。復興支援、人道支援活動に行くんです。これはアメリカだけじゃない、イギリスとも協力する、オラ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日米同盟は大事であります。今までも、日米同盟のためにもやる、国際協調のためにもやる、日本国全体の利益を考えてもやるということであります。日米同盟を重視しなくて政権をとろうと思っているんですか、民主党。日米同盟は、日本の平和と安全を確保するために最も大事な同盟で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そのことは、さっき前原議員の同じ質問ですよ。同じ質問だから同じ答えしかできない。  我が国としては、米国は国連憲章を初めとする国際法上の権利及び義務に合致して行動するものと考えている、また、我が国が国際法上違法な武力行使を支持しない、これはもうはっきり答弁し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 では、どうしろと言うんですか、民主党は。日米同盟重視するな、国際協調重視するな、日本は人的支援をするな、どうなんですか。私は、視点がわかりませんね、民主党の言っていることは。
○小泉内閣総理大臣 だからこそ、今国際協調をつくるように日本は努力しているんじゃないですか。  では、どうしろと言うんですか。今、アメリカも国際協調体制をつくるように努力している。日本も努力している。国連中心にしろと言ったって、国連は今手を引いている。国連も攻撃されている。国連...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、自衛隊六百人足らずであったら形だけだと。じゃ、たくさん出せと言うんですか。そうじゃないでしょう。日本だってできることはあるんです、できないことはあるんです。戦闘行為には参加しない、治安活動には参加できない、武力行使はしない、しかし、復興支援、人道支援に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 米英軍に物資の協力ができれば、物資の協力はいたします。(穀田委員「兵員」と呼ぶ)兵員とかそれは、日本の活動に対して協力してくれる、場所によって私は違ってくると思いますが、ともかく戦闘行為には参加しない。アメリカ、イギリスができるようなことを日本ではできない場合...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 無辜の市民を犠牲にするということは、これは大変悲惨なことであると私も思っております。こういうことはあってはならない。  しかし、米軍以上に無謀な、悪逆非道なことを行っているのはテロリストなんです。日本人の外交官、あのように武装集団が殺害する、民間人も殺害する...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本は、そういう戦闘行為には参加いたしません。しかし、日本の物資が米軍兵士に使われる場合もあるでしょう、食糧なり水なり。  そして、今までの活動に対して、米軍撤退しろと言われますが、国連も米軍撤退しろなんて言っていませんよ、今。フランスもドイツも、米軍にイラ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、安全確保の後方支援活動は物資の支援もあり得ます。しかし、今、米軍撤退しろなんというのを国際社会で言っているというのは私は初めて聞きましたね。今、米軍撤退してどうなるんですか、イラク。もうますます混乱状態になりますよ。そういう前提で話をするというんだった...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは明確にできるわけないじゃないですか、考えが違うんだから。米軍は復興支援に努力しているんですよ。早くイラク人の政府をつくるために努力しているんですよ。占領するために努力しているんじゃないんです。国連も、アメリカすぐ撤退しろなんか言っていませんよ。アメリカの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自衛隊であろうと、民間人であろうと、外交官であろうと、テロリストの組織は、ともかくイラクを混乱させよう、安定した民主的な政権をつくらせちゃならないという意図を持って、無差別に、国連だろうが、民間人だろうが、米軍だろうが攻撃しているんだと思います。  自衛隊が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、あの襲撃の状況、写真等を拝見しましたが、あの写真が事実であれば、かなり準備された計画的な犯行であったなと思っております。  今後、まだわからない点もありますのでよく調査をしなきゃならない点もありますが、少なくともあの写真が事実であり、今言われている、報...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 テロリストはかなり計画的にこのイラクを混乱させようという準備をしているなというふうに思っております。
○小泉内閣総理大臣 憲法前文は、個々の条文の指針といいますか、理念をあらわしているものだと思っております。  そういう中で、憲法九条、武力行使をしない、前文の国際社会の中で名誉ある地位を占めたいと思うようなあの理念、これをどうやって両立させていくか、それが今、日本国に課された使...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、奥氏、井ノ上氏が残虐な犯行で命を落とされましたけれども、あの通りで殺害されたのは日本人だけじゃありません。ほかの国の方々もあのような犯行の被害に遭っている。そして、そういう状況から、私は、自衛隊のみならず、今どの国も、民間人を問わず、あるいは政府職員を...全文を見る
12月16日第158回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクの国が将来安定した民主的政権として立派に発展していただきたいというのは、日本国民ならず世界の多くの国民、国が願っていることだと思っております。  できるだけ早くイラク人のイラク人による政府を立ち上げて、希望を持ってイラク国民が自らの国づくり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このことについては衆議院の審議においても度々御質問が出たところであります。  私は、このイラクに対する開戦の経緯、国連で確かに一致しなかった面もあります。しかし、日本政府の考え方として、私は、国連決議にのっとって、過去、フセイン政権は大量破壊兵器...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊は今までも日本国内での活動のみならず、海外においてもPKO活動等、立派に任務をこなして各国から高い評価を受けております。  今回、イラクの人道支援、復興支援、これに自衛隊の諸君に行っていただき、そして、必ずしも安全とは言えないかもしれないけ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 米英軍のみならず、米英軍に協力する部隊も民間人も外交官も、無差別的にテロリストのグループと思われる組織あるいはテロリストによって襲撃され、命を落としている、こういう現状を見ると、かなり厳しい状況にあると。  フセイン元大統領が拘束され、これが今後...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊が武力行使に行くのではありません。正当防衛は武力行使に当たらない。今いろいろな想定をしながら、安全確保のためには十分な配慮をしていかなきゃならないと思っております。  そういう中で、自衛隊ができる分野があるからこそ自衛隊派遣すると。そして、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今までの政策判断、間違ったと思っておりません。奥氏、井ノ上氏があのような形で命を落とされたということに対しては誠に残念でなりません。むしろ、ああいう優秀な外交官をねらい撃ちしたテロリストに対して強い憤りを覚えております。  私たちは、このイ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、どういう状況かということを詳細には知っておりませんが、あの犯行の後、いろいろな状況調査等によりまして、あの地域はやっぱりかなり危険な地域だったろうと。そういう状況を知って、あえて赴いた奥氏、井ノ上氏、非常に自分として何かやらなきゃならないとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは調査、日本だけでできるものではありませんので、米軍に協力を求めたり、現地の治安当局に協力を求めて、今、調査中であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊派遣しようという場合に、正当防衛までが武力行使だといって批判される状況において、今自衛隊を派遣して治安警備に当たれということがどういう論議を呼び起こすかということも十分考えなきゃいけないと思っております。  その点についてはよく国会でも議論...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのカンボジアに自衛隊を派遣した場合の議論を間違えないでください。誤解しないでください。  私は、カンボジアに派遣されたPKO、自衛隊の諸君は血を流す覚悟はしていなかったはずだと。汗を流すと。PKO活動に行くんで、戦闘部隊と戦う、想定していないは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 正直に答えているんですよ。今回も、自衛隊、戦闘行為に参加しろと、その覚悟をして行けとは言っていないんです。復興支援活動に行くんです。その際に、非戦闘地域というものを定めて、安全確保には十分配慮しようと。戦闘に参加しろなんて、そんなことを一つも言って...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 見ましょうか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊にはできることとできないことがあるんです。米英軍みたいに掃討作戦、テロの掃討作戦とか戦闘行為に参加しないんです。自衛隊にはできないこととできることがある、できることは復興支援活動だと、できることはやるというのが一貫した私の考え方であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは正当防衛まで血を流す行為かと。正当防衛をするためには安全な配慮をしなきゃいけない。そのために、敵が襲ってきたら戦う、そういう準備はしていかなきゃいかぬということであります。自衛隊、戦争しに行けと言っているんじゃないんです。復興支援活動に行けと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 違っていませんよ。どこへ行く場合でも正当防衛というのは私は認められております。正当防衛は武力行使には当たらないんです。それは武力行使と言う人もいるかもしれませんが、憲法上の正当防衛というのは武力行使に当たらないんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、憲法の前文によって明確に説明し得たと思っています。憲法九条は多くの方が知っております。一方、憲法の前文、これを国会で議論される度合いは憲法九条よりも少ないと思っています。時間があります、記者会見には。全部を読むわけにはいけない。やっぱり、大事...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラク国民が長い間、フセイン元大統領の下で自由のない圧制、専制と言ってもいい、そういう政治体制の下で大変苦労されてきた。ようやくその圧制から解き放たれて、これから自由で安定した民主的な政権を打ち立てようと努力している、また希望を持って自らの国を立ち...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の自衛隊派遣、基本計画策定いたしましたけれども、今後、実際に自衛隊を派遣する場合に、今、防衛庁長官のところで実施要項を策定中でございますが、国民に理解を求めるということについてはいろいろな説明の仕方があると思っております。この国会の委員会の審議...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 七月の時点でどこが戦闘地域かどこが非戦闘地域かと聞かれても私に分かるわけがないと。それはもう当然なんですよ。私、現地行って調査したわけじゃないんですし、専門家でもありませんから。そして、今回政府調査団も派遣し、状況報告を聞き、今後自衛隊を派遣する場...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 飛行場区域の中でバグダッドと明記しているわけであります。飛行場区域の中でね。それで、これから実施要項の中でそのバグダッド飛行場というものについて非戦闘地域に当たるかどうか、その点についてはこの策定する段階ではっきりさせたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 書いてあるんですよ、はっきりと。「航空機による輸送については、クウェート国内の飛行場施設及びイラク国内の飛行場施設(バスラ飛行場、バグダッド飛行場、バラド飛行場、モースル飛行場等) 車両による輸送については、」云々と、ちゃんと書いてあるんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう活動ができるということになっております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 基本計画、この支援法の中では武器弾薬も輸送することはできると、しかし、私は、実施要項、武器弾薬はしないと。この中で、それぞれ協力する場合に、自衛隊員だって武器携行する場合あるでしょう。それも武器弾薬の輸送に入るかというと、そこは入らないんじゃないで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それははっきりとして、政策判断として運ばないと宣言しているんですから。日本のやる活動はこうですよということは、お互いの信頼関係理解して、ああ、日本の人たちは武器弾薬は運ばないんだなということはよく分かっていると。そういうようなことを表明して、日本の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今まで憲法の解釈をめぐりましていろいろな議論が行われてまいりました。御承知のとおり、自衛隊は憲法違反である、いや自衛隊は合憲であるという議論が戦後幾度となく国会の場でも議論されてきたわけであります。そういう中にあって、今や裁判所の判断をまつまでもな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) という私は解釈があってもいいのではないかと思っております。  もちろん、このような解釈においては依然として、憲法違反、いや合憲だという議論があるのも承知をしております。そういう点について私は、憲法の前文の理念とそれから憲法九条、武力の行使はしない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 基本的な認識がまず違っているなと思います。  私は、先ほど申し上げましたとおり、自衛隊派遣することが憲法違反であると思っておりません。憲法違反まで犯して日米協力するのかと言われますが、まず憲法違反であると私は思っておりません。  そして、日米協...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、日本の自衛隊がイラクにいる場合も、殺し合いに行くのではありません。これは、もし万が一殺されるかもしれないような攻撃に遭ったときには、安全確保のために十分な準備をしていかなきゃならない。イラクの国の発展のために、イラクの、イラク人の政府を立ち上...全文を見る