小泉純一郎

こいずみじゅんいちろう



当選回数回

小泉純一郎の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第159回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 昨年十一月に行われた総選挙において国民の信任をいただき、再び内閣総理大臣の重責を担うことになりました。(拍手)  構造改革なくして日本の再生と発展はないというこれまでの方針を堅持し、「天の将に大任をこの人に降さんとするや、必ずまずその心志を苦しめ...全文を見る
01月19日第159回国会 参議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 昨年十一月に行われた総選挙において国民の信任をいただき、再び内閣総理大臣の重責を担うことになりました。構造改革なくして日本の再生と発展はないというこれまでの方針を堅持し、「天の将に大任をこの人に降さんとするや、必ずまずその心志を苦しめ、その筋骨を労...全文を見る
01月21日第159回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 菅議員に答弁いたします。  自衛隊のイラク派遣は憲法違反ではないかというお尋ねではございますが、現在の現地の治安情勢は、必ずしも予断を許さない、安全とは言えない状況であるということは私も認めます。しかし、自衛隊は、これまでの調査や各種の情報を踏ま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 再答弁いたしますが、菅議員は、自衛隊は連合軍の一員、すなわち占領軍としてみなされていることは明らかではないか、これはブレマー長官の書簡を指すものだと思います。  この点につきましては、連合暫定施政当局命令第十七号における連合の要員とは、連合軍の要...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 額賀議員にお答えいたします。  激励をいただきまして、ありがとうございます。  まず、経済問題、名目成長率と基礎的財政収支についてでございます。  今まで改革路線を進めてまいりましたが、ようやく日本経済も、企業収益が改善し、設備投資が増加する...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 松本議員に答弁する前に、先ほど菅議員の追加答弁の要求がありましたので、お答えいたします。  五百三十万人雇用創出プログラムについてですが、その具体的数字を申し上げますと、二〇〇三年上期を二〇〇〇年上期と比べると、全産業で百五十七万人の雇用が減少す...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 余りにも多い再質問ですが、恐らく、松本議員の御質問は、私の答弁に不満であるということはわかっております。しかし、私は、すべてしていると思っております。納得できないということはよくわかります。これは、今後の問題で、いずれ委員会等でもあると思いますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 松本議員にお答えいたします。  米国における小型核兵器の問題です。  昨年、米国において国防予算授権法が成立し、小型核兵器の研究の再開が認められましたが、これは研究のみを可能とするものであります。開発には別途議会の承認が必要とされており、小型核...全文を見る
01月22日第159回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 武正議員に対する答弁に先立って、昨日の松本議員の質問に対する補充答弁をいたします。  自衛隊活動に係る国会承認についてでありますが、イラク特措法によれば、国会承認の対象は、基本計画に定められた対応措置の実施についてであり、具体的には、人道復興支援...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の再質問については、すべて答弁したつもりでありますが、あえて要求されましたので、再度答弁いたします。  雇用問題については、小泉内閣の最重要課題の一つであります。今後とも、リーダーシップを発揮してまいります。  五〇%、年金の維持でございます...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 神崎議員にお答えいたします。  日本の国のあり方についてでございますが、御指摘のとおり、我が国は重要な転換期を迎えていると思います。  小泉内閣は、日本の潜在力は大きいし、可能性も大いに持っている、この潜在力、可能性をいかに発揮していくか、これ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 志位議員にお答えいたします。  イラクの大量破壊兵器問題と米国等による武力行使への支持についてでございます。  イラクは、かつて実際に大量破壊兵器を使用しており、その後も大量破壊兵器の廃棄は立証されておりません。米国等によるイラクに対する武力行...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 横光議員にお答えいたします。  自衛隊のイラク派遣についてでございますが、イラクの復興と民生の安定を図ることは、中東の安定のみならず、我が国を含む国際社会全体の平和と安全の観点から重要であります。  多くの国が、イラクの国家再建を現在支援してお...全文を見る
01月22日第159回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 藁科議員にお答えいたします。  我が国の現状認識と将来展望についてでございますが、私は改革の成果がようやく現れてきたなと感じております。日本経済は、雇用情勢には依然厳しいものがあります。しかし、企業収益は改善しており、設備投資も増加するなど着実に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 竹山議員にお答えいたします。  国政への基本的考えについてでございますが、御指摘のとおり、内外、課題は山積しております。  こういう状況におきましては、外交においては安全保障の面、イラク、北朝鮮の問題、これ正にこれからの日本の進路について大変厳...全文を見る
01月23日第159回国会 参議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 浜四津議員にお答えいたします。  自衛隊派遣の目的についてでございますが、まず、自衛隊は戦争に行くのではありません。武力行使をするものでもありません。イラクの復興支援、人道支援に赴いていただくということであります。  イラクの国民によって一日も...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 西山議員にお答えいたします。  自衛隊のイラク派遣についてでございますが、自衛隊は、戦争に行くのではありません、イラクの復興支援に赴くのであります。反対の立場を取る方の多くは、自衛隊がイラクで戦闘に巻き込まれたり、あるいはテロの襲撃を受けるのでは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小川議員にお答えいたします。  我が国の財政運営についてでございますが、財政状況極めて厳しい状況にあるということは御承知のとおりだと思います。一方では、現在の景気対策においてもっと国債を発行しなきゃ駄目だという意見がある一方、四〇%以上国債に依存...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 加藤議員にお答えいたします。  社会保障改革と少子化対策でございますが、社会保障制度というのは、これは政府として、年金、医療、介護、これを今後とも持続可能な制度にしていかなきゃならない、こういう視点から、将来を踏まえながら、国民の理解と協力を得な...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 福島議員にお答えいたします。  イラクの問題でございますが、大量破壊兵器と武力行使についてのお尋ねでございます。  イラクはかつて実際に大量破壊兵器を使用しており、その後も大量破壊兵器の廃棄は立証されておりません。米国によるイラクに対する武力行...全文を見る
01月26日第159回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小泉内閣総理大臣 けさ、委員会が始まる前、八時過ぎですか、石破防衛庁長官から、現地の状況を伺いました。  比較的治安状況も安定し、自衛隊の諸君は現地の住民、部族長あるいは知事等から歓迎されている、今後ともイラク特措法に基づく非戦闘地域として自衛隊の活動できる分野はあるという報...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 北朝鮮に対しては、拉致の問題、核の問題等、包括的に、総合的に解決しなければならない、なおかつ、北朝鮮が国際社会の責任ある一員となるように外交的、平和的解決を目指して取り組まなきゃならないというのは、日本政府の一貫した考えであります。  そういう中で、圧力、対...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 憲法制定以後五十年以上経過していますと、やはり当時の、制定時の解釈と時代の変化があります。考え方、受けとめ方、それぞれ変わってくるのも自然なことだと思っております。  当時、自衛隊そのものすら憲法違反であるという考え方がかなりありましたが、現在、自衛隊までが...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 小泉内閣において最重要課題の一つが、環境保護と経済発展を両立させるということであります。環境保護に力を注ぐと経済発展の阻害要因になるのではないかという考えを転換しよう、むしろ、これからの地球環境、我々の生活面において環境を保護することによって経済の発展を図って...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 教育の重要性は、もう私が申すまでもございません。日本が今日まで発展してきたのは、教育を重視してきたからだと思っておりますし、これからもその教育を重視するということに変わりありません。  そういう中で、基本法については、与党内においてもいろいろ議論が出ておりま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 イラク復興に向けて多くの国がかかわっていく、協力していくということは極めて重要だと思います。国連も含めて、今、アメリカに対しても、あるいはフランス、ドイツに対しても日本側は働きかけております。  日本とアメリカの関係が良好だという御指摘でありますが、これは単...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 御指摘のイラク復興支援についての考え方、同感であります。特に、イラクをテロの温床にしてはいけない、そして、イラクの平和と安定というのは世界全体にとって極めて重要であり、日本の国益にかなう。なおかつ、このイラクの復興支援というのは、自衛隊の活動だけではなく、資金...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その点は、これからの日本の復興支援に、イラク国民のみならず日本国民からの理解を得るためにも大変重要だと思います。  できるだけ、広報を通じて、どのような活動をしているかということを、随時、適宜、国民に理解いただけるように活動状況を提供していきたいと思いますの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 このメソポタミア湿原に関する回復、復興につきまして、過日、イラクの民主主義運動の指導者の一人でありますリカービ氏が来日されたとき、お話を伺いました。これは非常に大事な話だなと思いまして、私は、早速このメソポタミア湿原に対して日本が何ができるか正式に検討してみよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 できるだけ早くイラク人によるイラク人の政府を立ち上げるということは、今後、イラクに安定した民主的な政権をつくるために不可欠でありますので、これに向けて、今の暫定統治評議会でも、米英でも、国連でも、いかなる支援ができるかということを真剣に討議しておりますので、こ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 六十歳以上の方々にいかに活力を発揮していただくか、これはこれからの日本経済発展のためにも、また日本社会が高齢社会へ進む中で健全に発展していく上においても、極めて大事であります。  今、六十歳という年齢は、もう高齢者のうちに入らないぐらい、非常に多くなって、元...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、イラクの復興支援というのは、これが、世界が協力してやるべきだと思っております。そういう中において、日本としてできるだけのことをしていこう。イラクの復興支援というのは、一番望んでいるのはイラク国民自身だと思います。  同時に、このイラクがテロの温床になっ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現在も、日本のイラクに対する外交は戦略的外交の一環なんです。それは、日本の外交として日米同盟と国際協調を両立させる極めて重要なことであります。アメリカとの良好な関係を築いていく、同時に国際社会と協力してやっていく、それを言葉だけでなくて行動で戦略的に今やってい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 答弁しておりますように、ブッシュ大統領との会談の際にも、今申し上げたようなことは重ねて申し上げております。いかに国連を関与させるか、国連を重視していくか。これはいろいろなブッシュ大統領との会談でも申し上げております。アナン事務総長に対しても、中山元外務大臣特使...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その御指摘は全く当たらないと思っています。  よく、私がアメリカと協力すると、アメリカ追随と言います。これは全く当たらない。アメリカと緊密な協力というのは日本外交にとりまして大事であります。そして、アメリカに対して、多くの国に門戸を開放すべきだと。現にアメリ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 午前中も答弁いたしましたが、まず、国際社会のできるだけ多くの協力を得るようにアメリカに対して努力すべきこと、これはもうブッシュ大統領にも直接言い、また関係者等に各レベルを通じて申し上げております。  国連が出ていくべきだということに対しても、アナン事務総長に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 イラクの統治がどうあるべきかということについて、できるだけ、暫定統治評議会、国連を含めた国際社会が関与するべきだということについては私も賛成であります。  それと、間接選挙がいいか直接選挙がいいか。これは非常に難しい問題で、私は、今イラクが自分たちの国をつく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは非常に難しいことで、国際会議を開いて首脳が集まってトップダウンでこうやりなさいと言っても、イラク国民がそれを受け入れるかどうかという問題もあるんですね。イラク人自身でさえ、やはり自国の選挙をどうやるべきかというのをよその国に決められたくないという気持ちも...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、高速道路、あった方が、ない方がいいかというと、ほとんどの人たち、地域を問わず、都市を問わず、地方を問わず、つくってくれという声が多いわけですね。そういう中で、選挙区、有権者の支援にこたえて、全国から選出される国会議員、与野党を問わず、各選挙区を回っており...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、やめられた方々も大変努力していただいたと思います。当初の民営化の目的はほぼ達成できるな、基本的に民営化推進委員会の意見を尊重して今回の案はまとめられたなと確信を持っています。  まず第一に、先ほど言った理由、それと、債務を確実に返済するし、誤解がありま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほど国交大臣が答弁されると思いますが、予定どおりはできません。第一、予定どおりの規格でなくても、規格を変えてもつくってほしいという住民はたくさんいますよ。(前原委員「それは、百四十三を除いてでもですね」と呼ぶ)  それは、これからよく見直していかなきゃなら...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 もう最初から答弁しているんですよ。予定どおりできない、見直すということですよ。これは最初から、もう何回も答弁しているんじゃないですか。
○小泉内閣総理大臣 不断の見直しをするんです。
○小泉内閣総理大臣 自衛隊がイラク復興支援、人道支援に赴くということに対して、憲法違反ではないかという立場を筒井議員はとっておられるんだと思いますが、日本政府としては、今回の自衛隊が派遣されるのは、武力行使にもつながらない、戦闘行為でもない、復興支援活動に行くんだということであり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後で防衛庁長官に答弁していただきますが、自衛隊は武力行使に行くんじゃないんです。また、武力行使する可能性がない地域を選んで派遣されるんです。だから、これが憲法違反につながるというふうには考えておりません。
○小泉内閣総理大臣 好きかと言われると、ほかに好きなのがあるので、嫌いじゃないことは確かです。
○小泉内閣総理大臣 いいえ、来ておりません。
○小泉内閣総理大臣 日本としては、安全で安心な食品確保にきちんとした対応をとりたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、日本国民が安全、安心、同等、日本に対する牛肉に対しては同等の対応ができるような措置をしたいと言っているわけです。
○小泉内閣総理大臣 農水大臣の答弁のとおりでございます。
○小泉内閣総理大臣 食品の安全確保について、いかなる対応が必要かという点については、今鮫島委員御指摘の点も踏まえて、今後さらに検討を進めていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 これは、奥大使にしても井ノ上書記官にしても、安全だろうという気持ちで行かれたんだと思いますが、現実にあのような状況になって極めて残念であります。今お話しのような防弾ガラスつきの自動車まで貫き通す銃を持っている、相当準備された犯行だと思っております。今のところ真...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その点に関しては、首藤議員と意見を異にしております。  これはもう前国会においても何回も民主党議員の間で議論されたところでありますが、イラク政府は、過去、大量破壊兵器を使っていた事実があるし、なおかつ、国連の決議に沿って、大量破壊兵器を持っていないという立証...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 認めることはいたしません。  先ほども答弁いたしましたように、イラクは、過去、大量破壊兵器を使用しておりました。なおかつ、国連の決議によって、大量破壊兵器を持っていないことを立証せよという国連決議に対して、全く無視して、愚弄してきました。そういうことから、私...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今も申し上げたとおり、支持は正しかったと言っているんです。
○小泉内閣総理大臣 未解決だということは事実です。しかし、当時の状況を考えて、過去にイラクが大量破壊兵器を行使した、使った、これは事実。大量の人間を殺害した、これも事実。なおかつ、国連の決議によって、イラクは大量破壊兵器を持っていないということを立証しなければならなかった。国連の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 将来見つかる可能性もある。今、全くないと断定はできない。
○小泉内閣総理大臣 共産党の意見、全くそうは思っておりません。  今のイラク国民がいろいろ自由な意見を発言できるのも、フセイン政権が打倒されたからであります。また、テロリストが動いている事実もありますが、同時に、イラク国民が、フセイン政権では考えられない、希望を持って立ち上がろ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、本会議でも答弁したとおりであります。  占領軍の一員としての法的地位を持つことが認定されているわけではないと、はっきりと答弁しております。占領軍の一員として認定されているわけではないと、はっきり答弁しております。
○小泉内閣総理大臣 証文とか、そういう問題じゃないですよ。我が国の自衛隊は我が国の指揮下に入るんです。
○小泉内閣総理大臣 憲法違反ということを言われますが、自衛隊は戦争に行くのでもありませんし、武力行使をするものでもありません。復興支援、人道支援に行くのであって、憲法違反という御指摘は当たらないと私は思っております。
○小泉内閣総理大臣 七月に、イラクに復興支援のための自衛隊派遣を可能にする法案のときにも議論がなされ、賛否両論でした。その後、十一月に選挙が行われました。そして、我々は、今後イラク復興支援のために自衛隊の派遣もあり得るということで国民に訴えてまいりました。おかげさまで、そういう考...全文を見る
01月27日第159回国会 衆議院 本会議 第4号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 原口議員にお答えいたします。  イラク派遣に対する基本的認識についてでございますが、イラクの復興に対して世界各国が協力する必要があると思います。イラクの安定というのは、日本のみならず、国際社会全体の平和と安全の観点からも重要であります。こうした考...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 赤嶺議員にお答えいたします。  イラクの大量破壊兵器についてでございます。  ケイ博士の発言についての報道は承知しておりますが、国連査察団の報告等により指摘されている大量破壊兵器に関する疑惑は、今日に至るまで解消されていません。現在、イラク監視...全文を見る
01月27日第159回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○小泉内閣総理大臣 鳥インフルエンザによって、鳥肉に対しての不安というんですか、安全性について多くの国民が懸念を持っておられると思います。  今のところ肉や卵によって人に感染したという事例はないということでありますが、食品に対する安全確保ということに対しては、BSEの問題につき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日朝平壌宣言は重要な政治的文書だと思っております。これを尊重しながら、日朝国交正常化に結びつけていきたいと思っております。  両国として、この文書の精神、また、今後いろいろな交渉の際にも、この日朝平壌宣言にのっとって、お互い両国の改善を図っていくためにも重要...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そのとおりでございます。
○小泉内閣総理大臣 外為法改正によりましていろいろな選択肢を持つことは有意義だと思っております。そのことと経済制裁を科するということは別問題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 今、北朝鮮に対しましては、我が国のみならず、関係国間でいろいろ協議を進めております。こういう時点において経済制裁を科するということは考えておりませんし、日朝平壌宣言に反するものとも思っておりません。
○小泉内閣総理大臣 それは、現時点で経済制裁を行うということは考えておりません。
○小泉内閣総理大臣 現時点において経済制裁を科するかどうかという、そういう時点ではないと思っております。今、話し合いを続けているわけであります。日朝平壌宣言の精神にのっとって、日朝関係を正常化に結びつけていきたいということをお話ししているわけでございます。
○小泉内閣総理大臣 一方では、金融庁の検査が生ぬるいのではないかという批判も過去あったわけでありますね。また、これから金融健全化に向けてどういう対応がいいか、金融機関もしっかりとみずからの経営に対して国民にわかるような情報公開をしていかなきゃならない、信頼性を高めていかなきゃなら...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今の御意見を伺っていまして、なかなか現在の日本の経済も極めて難しい道を行っているなということを感じております。  不良債権を早く処理しろ処理しろと、多くの声に耳を傾けて、不良債権を処理しないと日本の金融も健全化しない、経済も発展しないと。進み始めますと、これ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 構造改革なくして成長なし、成長なくして改革なし。しかし、改革なくして成長したら改革意欲なくなっちゃうんですよ、改革する必要ないじゃないかと。  やはり改革なくして成長なしなんだと私は思っています。
○小泉内閣総理大臣 元気にするために改革をしなきゃいかぬと思っているんです。  恐らく、中津川さんも民主党でありますから、もっと国債を増発しろという意見はとっていないと思いますよ。まあ民主党にもいろいろ意見はあると思いますから、それはいいんですが、ここが難しいところなんです。も...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 もろもろの改革の中でも、税制改革等はもうバブル以前の、土地税制も戻しています。それぞれ改革、一つだけじゃありません、今言った不良債権処理も金融改革の一環であります。金融改革、税制改革、また規制改革、さらには厳しい財政の中でも歳出構造を見直すという歳出改革、そう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 戦後の日本の一貫した外交、安全保障、基本政策は変わっておりませんし、これからも堅持していく決意であります。  いわゆる日米同盟と国際協調を両立させていくということと専守防衛、これにのっとって今回のイラク復興支援活動もなされているわけでございます。  今、日...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自衛隊派遣に反対の立場からの議論であるということなら、理解はできます。我々は、自衛隊を派遣して人的貢献をなすべきだという考えでありますので、意見の違いは違いとして、反対論の立場もよくわかります。しかし、イラク特措法に基づく非戦闘地域があると認識しているから、非...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 十一月にも政府の調査団をイラクに派遣しております。自衛隊の先遣隊が行く前からそれぞれ日本としては情報を収集しており、イラクに駐在する各国とも意見交換、情報交換をしながら、自衛隊諸君が活動できる地域があるかどうか、調査を続けてまいりました。  今回も、一日、二...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 各種の調査を総合的に判断して決定したことであります。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 これはもう前から何度も答弁しておりますが、国連決議に沿って、国連憲章にのっとって、私ども、我が国政府は米英の対応を支持いたしました。  過去、フセイン政権は大量破壊兵器を使用した事実、そして、国連決議に対して誠実に対応しようとしなかった、また、大量破壊兵器が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 アメリカも、でき得れば全会一致の努力をしてきたと思います。
○小泉内閣総理大臣 何度も答弁しておりますように、国連憲章にのっとったものであると私は判断しております。
○小泉内閣総理大臣 いろいろな事案に対して、意見の違いはそれぞれあります。国際社会の中でも違いがあります。国内でも、与野党、違いがあります。あって不思議なことでもないと思います。
○小泉内閣総理大臣 いろいろな事案に対して国連で意見が分かれる場合は多々あると思います。アナン事務総長も、あるいはフランスにおいても、もう一つ決議があればいいというようなことをあの会議でも言っていたと記憶しておりますが、アメリカもできれば多くの国と一致するような決議ができればいい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは全く同意できません。  現在、国連はすべての加盟国に対してイラクに対する復興支援を要請しております。時には日米同盟を重視して、時には国際協調を重視してということではありません。常に日米同盟と国際協調を重視していくのが日本の立場であります。その際に、完全...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ブッシュ大統領は、アメリカの政治手続によって正当に選ばれた政権であります。日米同盟の重要性、これは何度も指摘しているとおりでありますし、私は、ブッシュ政権が選ばれなかったらどうするかと。現在、相手しているのはブッシュ政権ですよ。そんな、選ばれなかったらどうする...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日米協力するというのが何で肩入れなんですか。アメリカは民主主義国であります。与野党があります。常に全部の意見が一致することなんて、私は、アメリカでもないと思います。日本も民主主義国であります。これだけ意見が違うんですから、日本も民主主義で。  アメリカだって...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、アメリカもそんなに単純な政権じゃありませんよ。イラクに対応する、武力を行使する場合もある。あるいは、リビアのように、武力対応する前に自分から全部核兵器を廃棄しますという政権もある。北朝鮮に対しては、アメリカも平和的、外交的解決を目指すと言っている。イラ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本は日本の国益を考えて行動しているわけです。アメリカについていってしまう、それはアメリカに協力するというと追随とか肩入れとか言いますけれども、それは認識が違う。  民主党の立場、日米同盟と強調していながら、それじゃ、テロの起こったアフガニスタンのテロ対策、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これはもう意見が違うから、何度やってもしようがないんですけれどもね。  日米同盟を重視する、国連を重視する、両方重視していく。しかし、日本の安全を確保するのに、国連とどうやって同盟関係を結ぶんでしょうか。国連軍が今あるんでしょうか。日本一国で日本の平和と安全...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そんなことは言っておりません。  では、国連多国籍軍が出たら、日本はそれに参加していいんですか。どうなんですか。
○小泉内閣総理大臣 それは、現実的に日本に危機が起こったときに、国連は国連軍を投じて日本とともに戦ってくれる、日本への侵略を防いでくれるということはないと思いますよ。
○小泉内閣総理大臣 日本は国連の安保理理事国でもないんです。日本の平和と安全を確保するということは、日本独自で考えなきゃならないことであります。そして、日本は一国では日本の平和と安全を確保できない。どうやって日本の平和と安全を確保するかということで、アメリカと協力していこう、同盟...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国連に国際紛争すべてを未然に解決する能力は、いまだにありません。アメリカにもありません。だから、世界が協力して真剣に考えて、国際社会、国連を通じて今真剣に考えているんです。国連というものについて、国連がすべて世界政府で国際紛争を未然に防止してくれるというような...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 勝手に断定しないでくださいよ。国連と協調していくということを言っているんです。国連も、将来、より国際社会の紛争を防止するような組織にしなければならないと私も思っております。  しかし、現在において、その力は必ずしもありません。どの国もありません。世界は広い。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 極端な話ではなくて、日本の安全保障に関して、日本とアメリカと同盟を結んでおりますが、国連と同盟を結ぶことはできないと言ったんです。  今、日本の安全を図るために、日本がいざ侵略された場合に、国連が日本を守ってくれるかというと、そうでもない。しかし、安全保障の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 石破長官の答弁のとおりでございます。
○小泉内閣総理大臣 仮に日本の武器輸出三原則をすべての国が守った場合に、日本は独自で全部武器をつくらなきゃならないんですよね。これは大変なコストがかかりますよ。今、そういう点もこれはどう考えるのか。  日本はこういう原則を持っています。しかし、他国は他国の考え方があるでしょう。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほど、より詳しいことは担当大臣から答弁させますが、イラクの復興に向けて、債務、どのようにイラクが返却するか、日本にとっては債権でありますが、この点については、イラクの復興に支障が起こってはならないということで各国と協力していかなきゃならない。  パリ・クラ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういうことがあったということは承知しております。
○小泉内閣総理大臣 個別の案件でありますが、議員として信頼回復のために御本人がしっかりした対応をしていただきたいし、千葉県にあっても市にあっても、どのように信頼を回復していくか、きちんとした対応をとられることを期待しております。
○小泉内閣総理大臣 今でも、なかったと断定できる状況にはないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 再三答弁しておりますように、認めておりません。
○小泉内閣総理大臣 合意には至らなかったんですが、その前の国連決議は全会一致です。イラクに真剣な対応を求める、最後の機会を与えるという、これは全会一致であります。
○小泉内閣総理大臣 法的な問題については外務大臣に譲りますが、イラクの復興支援活動中に奥参事官、井ノ上書記官が亡くなられたということに対する責任追及、これはアメリカにあるのではなく、それに実際犯行にかかわった人にあるんだと私は思っております。  この法的な地位とかいう問題につい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 復興支援、人道支援に大事な前提というのは、確かに治安確保、これが非常に大事で、前提だと思います。しかし、日本は、アメリカ、イギリスと違って治安確保活動まではいたしません。側面といいますか、復興支援、人道支援、そういうものに協力していこうという範囲内での自衛隊の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本としては、アメリカやイギリスと同じように安全対策、治安活動、テロリストに対する掃討作戦はいたしません。しかし、復興支援活動としてほかの面でできることがあるということを申し上げているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 現在、アメリカ、イギリスのみならず、国連も含めて、各国が協力してイラクの復興支援に取り組むことができるよう日本としても働きかけております。そういう中での日本の、フランスやドイツやあるいはアラブ諸国、国連に対する働きかけでありまして、今後とも、米英のみならず、各...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、自衛隊が派遣される地域におきましては治安が比較的他の地域に比べて安定しているという中での答弁であります。今、評議会のメンバーが辞任したからといって、治安が不安定だということには必ずしもつながらないのではないかと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私の答弁に対する質問もありましたので、答弁いたしますが、衆議院の本会議で、サマワの治安について質問がありました。私の答弁はこういうことであります。  サマワについては、住民の意向を反映した市評議会、穏健な宗教勢力等の存在により、治安は安定し、また、現地の治安...全文を見る
01月28日第159回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○小泉内閣総理大臣 昨日の本会議及び予算委員会の答弁において、私より、サマワ市評議会が現在存在しているとの発言をいたしましたが、これを撤回いたします。
○小泉内閣総理大臣 私は、自衛隊の諸君が立派に任務を果たす、そのために万全の措置をということによって責任を果たしたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 これからは情報をより正確に国民にお知らせするように努力する、それが私どもの責任だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これから正しい情報を的確に収集するという点について、これからもより努力しなきゃいけないと思っております。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 それは、内閣としてというよりも、防衛庁長官自身としてあのような発言をされて、私も既に発言を撤回しているわけです。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 それは、委員会の理事の皆さんが協議して、こういう答弁が適切だろうということで、私は、この委員会の御指示に従って答弁して、サマワ市評議会が現在存在しているとの発言を私はしましたが、これを撤回いたしますと。これで了承を受けているはずなんじゃないですか。それで、これ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 こういうことがないように、おわびして撤回したんですよ。できるだけ正確な情報をこれからもお伝えするように努めるということなんです。
○小泉内閣総理大臣 私も、今のお手紙を拝見いたしまして、率直に自衛官としての妻の心情をあらわしたものだと思い、感銘を受けました。  特に、「私は自衛官の妻です。自衛官は、その多くが「人の役に立ちたい」という思いをもって入隊しています。危険な場所であっても、覚悟はできています。今...全文を見る
01月29日第159回国会 衆議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 二十七日の本会議の答弁において、私より、サマワ市評議会が現在存在しているとの発言をいたしましたが、これを撤回します。  これは、サマワ市評議会議員は総辞職したとのオランダ軍及びCPAからの情報に基づく報告を受けたからであり、現地情勢については引き...全文を見る
01月30日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○小泉内閣総理大臣 情報はできるだけ確認をし、正確を期さなきゃならないということは当然でありますが、自衛隊が、オランダ軍なりCPAなりいろいろ協議をし、連絡を密にしながら、そういうような総合的な情報に基づいて報告するというのもいいと思います。自衛隊も自衛隊独自の判断もあるでしょう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは政府が、自衛隊も含めて現地の情勢を総合的に判断したということであります。どういう文言を入れるかというのは、総合的に判断して政府自身が決めるべきことだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 全体の治安状況、これが、市評議会にどういう問題があったか等によって治安情勢に大きな変化はないという報告を受けております。
○小泉内閣総理大臣 評議会がどういう状況にあるかということ、これは確認すべきであるということは当然であります。  しかし、この問題が、自衛隊が派遣される予定でありますサマワ地域の治安状況に悪化を及ぼすという状況にはないということでございます。
○小泉内閣総理大臣 評議会の問題が直接サマワ全体の治安状況に悪化を及ぼすという状況にはないという報告を受けております。
○小泉内閣総理大臣 さまざまな情報がございます。評議会も一つだと思っております。  しかし、評議会の問題がサマワ全体の治安に悪化を及ぼすような問題にはなっていないということでございます。
○小泉内閣総理大臣 額賀政調会長と自民党議員と懇談いたしました。
○小泉内閣総理大臣 評議会については、総辞職したという報道もあったし、あるいは総辞職してないという報道もありますから、そういう点については今後よく情報を確認する必要があるなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 いや、なくなったという報道もある、なくなってないという報道もある、よく確認しないといけないなという話をいたしました。
○小泉内閣総理大臣 問題があったとは思っておりません。それは、評議会の問題がすべて治安状況の悪化に影響すると思ってないからであります。  評議会もサマワの一つの代表機関でありましょう。そのほかにも、部族長とかあるいはオランダ軍とか、いろいろな機関があると思います。そういう総合的...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、イラクの情勢と、我々の考える民主主義の生成過程と違った面もあると思います。イラク人がこれから民主的な体制を考えるのと、日本人が民主的な体制というのはどうあるべきかというのは、違いがあっても、その国の国情がありますから、それは当然だと思います。  しか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 本会議の答弁でも明確に言っておりますから、よく読んでいただきたいと思います。  サマワ評議会の問題があの全体の地域の治安状況の悪化に影響を及ぼす問題とは認識しておりません。でありますので、今後ともサマワ市の評議会の動向については注視してまいりますが、全体の問...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 指名されましたから答弁いたしますが、基本的認識を既に出しております。サマワ評議会の問題が治安状況の悪化に直接結びつくものとは認識していない、全体の判断について、自衛隊の派遣についての判断については総合的に判断すると。  現在において、今のサマワの評議会の問題...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何回も答弁しておりますが、正確を期すために、また再度、はっきりと正確に答弁いたします。  二十七日の本会議の答弁において、私より、サマワ市評議会が現在存在しているとの発言をいたしましたが、これを撤回します。これは、サマワ市評議会議員は総辞職したとのオランダ軍...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 統一見解だろうとなかろうと、私の答弁、これはもう、自衛隊の派遣について、判断の前提となる現地情勢に対する認識を変更する必要はないと考えます。今後とも、現地情勢については十分に注視してまいりたいと考えております。以下、明確でしょう。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 統一見解も何も、政府の見解ははっきりしているんですよ。(池田委員「していない、していない」と呼ぶ)これは撤回するという、一つ。二番目のこれは、サマワ市評議会議員は総辞職したとのオランダ軍及びCPAからの情報に基づく報告を受けたからであり、現地情勢については引き...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、先ほどから答弁しておりますように、総辞職したとの報告もあった。しかしながら、現地の情勢では、総辞職していない、存在しているという報告もある。そして、評議会がどういう位置づけになるかということは、まだ確たる状況にはない、だからこそ注視してまいりたいと言っ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは何回も説明しているんですよ。  二十七日の本会議の答弁においては、サマワ評議会が存在しているという、それは、オランダ軍とかCPAからそういう報告があったから答弁しているんです。ところが、その後いろいろな情報が入ってきて、総辞職をしたとかそういう情報があ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何回も言っているでしょう。市評議会の問題について……(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 何回も答弁しているんですよ。いろいろな情報がある、しかし、市評議会の問題が治安情勢の悪化に直接関係するものではない、これからも注視してまいりたいということをはっきり申し上げているんです。ぶれても何でもないと。
○小泉内閣総理大臣 どこが二転三転しているんですか。一貫していますよ。市評議会の問題が治安情勢の悪化に直接関係するものではない、そういう認識を表明しているんじゃないですか。
○小泉内閣総理大臣 今でも国連は、すべての加盟国に対し、イラクの復興支援、人道支援に対して加盟国は協力してくれという要請をしております。そういう中で自衛隊の諸君がこの復興支援に赴くということについて、私は敬意を表しております。  そういう点から、私は、復興支援、人道支援、日本と...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一日も早くイラク人が希望を持ってみずからの国づくりに立ち上がる、それができるように、日本も日本としてふさわしい協力をし、責任を果たしていきたいと考えております。  そういう中で、もう自衛隊の諸君が行かなくても、イラク人が立派に、よその国の手をかりなくても自国...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自衛隊の諸君が行かなくても人的支援ができるということであれば、民間人であろうがNGOであろうが政府職員であろうが、行っていただきたい。人的支援は何も、自衛隊諸君だけがなすものではないと私は認識しております。
○小泉内閣総理大臣 全然矛盾していません。総合的に地域の情勢を、報告を受け、判断しているからであります。市評議会の問題が直接治安情勢の悪化に関係するものではないという認識は変わりありません。
○小泉内閣総理大臣 二つだけではない。「等」と、いろいろな、総合的に情勢を判断しているわけでありまして、評議会の問題が治安情勢の悪化に直接関係するものではないということは重ねて何回も答弁しているとおりでございます。
○小泉内閣総理大臣 先遣隊だけで判断しているわけではございません。先遣隊の報告もあります。これまで政府調査団も行っております。あるいは、現地のオランダ軍とかCPAの情報もあります。関係国の情報もあります。総合的に判断しなきゃいけない問題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、情報はいろいろ入ってきます。それを、何時に情報を受けて、どう言うかということは、覚えていない場合もあるでしょう、また、公表すべき情報と公表すべきでない情報もあると思います。それは、その時々の判断によって、これは公表すべきかそうでないかというのは、責任あ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 イラクに安定した民主政権があってほしいというのは国際社会全体の認識だと私は考えておりますし、いかに早くイラク人が希望を持って自分たちの国づくりに励むことができるか、こういうイラク人の努力を支援しようというのが国際社会の認識だと思います。だからこそ、先般、主要な...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現時点において、サマワ市評議会の問題が治安情勢の悪化に直接関係するものではない、結びつくものではないと述べているわけであります。現時点において、総合的には、現地の、いろいろな人たちがおります、機関もございます、そういう点を考えて判断したわけであって、将来、状況...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 もともと民主党は、この報告いかんにかかわらず、賛否を判断するということではないと思うんですね。もう以前から、イラクに自衛隊を派遣することには反対だと表明されているわけであります。  日本政府としては、自衛隊の先遣隊の派遣のみならず、現地のオランダ軍の報告とか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、しかし私は本当のことを言っているんですよ。イラクの治安が、サマワの治安がよくても派遣には反対なんでしょう、民主党は。これ、私は本当のことを言っていると思っていますよ。  そういう中で、イラクの現在の治安状況はどういう状況かということで先遣隊の報告もあっ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう意見はわかります。であるからこそ、安全面にも十分配慮して、日本のできることをやろうということを発言しているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 それは、一連の国連の決議にイラクが誠実に履行しなかった。そして、国際社会に対して、大量破壊兵器等を保有していないということを立証しなければならなかった、そういう国連の一連の決議に従わなかった。そういうことから、日本は、国連憲章にのっとって米英の姿勢を支持いたし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一言一句わかりませんが、ケイ氏は、持っていたということの証拠はなかったというような発言をされていると思います。  また、私のメールマガジンを引用されましたが、私は、イラクは、十二年間、国連との約束を破り十七回の国連の決議を無視して、これらの兵器の廃棄に協力し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほどブリクス発言等については外務大臣から答弁いたさせますが、私の開戦について、先ほどの質問に対しまして、ケイ博士の発言を山田議員は発言されましたけれども、ケイ博士は、上院軍事委員会公聴会での証言で、二十八日、次のように発言しているんですね。  イラク監視グ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、フセイン元大統領と大量破壊兵器、違いますからね。そして、大量破壊兵器も、あの広大なイラクの領土にどこに隠しているか、隠そうと思った人がどこに隠しているか言わない限りは、なかなかこれは見つけるのも難しいと思うんですよね。  そして、確かに証拠はない。証...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、開戦に対することに対して正当性があったかどうかというのは、今までに何回も質問されて、私も何回も答弁しております。  それは国連憲章違反だという議論もわかります。しかし、私は、国連憲章にのっとって支持を表明したわけでありまして、しかも、今例に出しており...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、イラクの場合は、国連安保理で議論され、幾つかの決議が採択されました。北朝鮮に対しては、そういう問題、今、国連安保理で決議もされておりませんし、これは今六者協議、アメリカ、韓国、日本、中国、ロシア等で、平和的、外交的解決を目指して努力している最中でありま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 アメリカは、北朝鮮に対して、平和的、外交的解決を目指すと言っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、私の答弁どおりだと思っているんですが、防衛庁長官がどういう答弁されたか、確認していただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 私も、答弁しておりますとおり、飛行場は、防護はしっかりしておりますので非戦闘地域に当たるということを申し上げているということでございます。
○小泉内閣総理大臣 自衛隊の諸君に対して上官がABCということを言っておられる。当たり前のことをぼうっとしないでちゃんとやるというのは、これは自衛隊の隊員だけじゃなく、すべての人間に通ずるんだと思います。私も、当たり前の質問にぼうっとしないでちゃんと答弁するように努めていきたいと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 イラクの復興を失敗させるわけにはいかないと思います。私は、これについては、今イラクに自衛隊を派遣することに反対だと言っている方々も、この考え方、イラクの復興を失敗させるわけにはいかないということには同調してくれるのではないかと思っております。  イラクの復興...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 全文ではなくて、概要を私は手に入れているわけであります。  新聞報道というのは、必ずしも正確に報道していない場合もあるし、正確に報道する場合もある、両方あると思うんです。私などの発言というのは、いつも正確だと思われて、それを前提に質問されていますが、全然発言...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ドイツの憲法改正については川口大臣が正確に答弁を後ほどすると思いますが、私は、菅さんの発言を聞いていて、憲法を改正すべきだという考えは、これは菅さん自身の考えだから、これは否定しません。悪いとは言いません。  しかし、今の自衛隊の派遣は、憲法を改正しなくても...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、民主党自身が憲法改正についてどう考えるか、また、菅さんが、憲法を改正する必要があるからこれから議論を始めようと言うことについては、悪いことではないと。  むしろ、民主党が憲法を改正するということを考えるのはいいことだし、自由民主党としても、二〇〇五年の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、できるだけ多くの政党がこの憲法改正に参加していくということが望ましいということを言っているんであって、与党の公明党を除いてなんというのは一言も言っていませんよ。当然、公明党も与党ですから、自民党と公明党で協議していく。  同時に、野党だからといって野党...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 憲法は九条だけではありません。前文初め各条項、それぞれ、各政党によって、また各議員によって、個人によって考え方が違う。また、学者によっては、今でも自衛隊は憲法違反であるという考えを持っている方もおられる。  そういう中にあって、常に憲法九条の問題が憲法改正と...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現地の状況については、今後とも正確を期すために細心の注意を払っていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 自衛隊員の安全確保には万全を期していかなきゃならないし、その責任は私にもあると思っております。
○小泉内閣総理大臣 すべて政治の責任は総理大臣である私にあると思っております。
○小泉内閣総理大臣 過去歴代の総理大臣が撤回したことがあるかどうかわかりませんが、私が総理になってから、撤回したのは初めてであります。
○小泉内閣総理大臣 私の発言を再度読み上げます。  二十七日の本会議の答弁において、私より、サマワ市評議会が現在存在しているとの発言をいたしましたが、これを撤回します。  これは、サマワ市評議会議員は総辞職したとのオランダ軍及びCPAからの情報に基づく報告を受けたからであり、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、住民の意向を反映したのは、サマワ市評議会だけじゃないんです。サマワ市評議会だけじゃないんです。いろいろな機関がある。暫定評議会もあります。あるいは知事という方もおられます。あるいはCPAというようなものもありますし、それから、その地域の住民の意向という...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、CPAが今イラクに民主的な政権をつくるためにいろいろ努力しているわけであります。統治評議会、これとの連携も密にとっていると思います。それは住民とのかけ橋になっているんです。  そういう中で、これは、総辞職したという報道と、一部に、まだ総辞職していない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 テロに対して緊張感を持って対応していかなきゃならないというのは、当然だと思っております。  我々も、常に危機管理対策、安全対策、この点については最も国民が心配していることでありますので、万全の対応を期していきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 すべての責任は私にあります。  イラク開戦前から、テロ行為は世界各地でありました。ニューヨークのあの九月十一日のテロもイラク戦争開始前からあったんです。その前も各地区で、あるいはアメリカにおいてもニューヨークの九・一一前にもあったわけでありまして、イラク開戦...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 残念なことに、奥大使また井ノ上書記官があのような殉職をされたことに対する犯行者がだれであるかということは、まだ解明されておりません。今後もこの事態の解明に努力してまいりますが、あの地域は、日本人のみならず、韓国の方も襲撃されたということを聞いております。かなり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先遣隊を初め各種情報収集をしっかりいたしまして、総合的に判断して、自衛隊を派遣するときはしなければならないと考えております。
○小泉内閣総理大臣 イラクに自衛隊を派遣する理由についても、私は、いろいろな機会を通じて国民に申し上げておりますし、国会の場におきましても説明しているつもりでございます。  もとより、民主党の皆さんはイラクに自衛隊を派遣することに反対であるという意見も承知しております。その意思...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この質問につきましては、前にも私はいただいたんじゃないかと思っております。その……(山口(富)委員「受け取っていることの確認だけです」と呼ぶ)受け取っております。
○小泉内閣総理大臣 法的な問題は外務大臣の方が詳しいですから。
○小泉内閣総理大臣 はい、聞いております。
○小泉内閣総理大臣 せっかく法的な質問でしたから、より正確に答弁するためには私より川口大臣の方が適切だと思ったから、今回、川口大臣に譲ったわけであります。
○小泉内閣総理大臣 アメリカ軍、イギリス軍はテロリスト勢力の掃討作戦を展開していますが、日本は、自衛隊派遣されたとしてもテロ掃討作戦には加わらないんです。戦闘行為には参加しないんです。武力行使しないんです。
○小泉内閣総理大臣 私は、責任はすべて私にあると思っております。  また、先ほど、大義がないという話でありますが、ケイ博士の上院軍事委員会公聴会での発言、さらにはNBCのインタビューの発言におきましても、開戦は賢明であったかと問われ、NBCのインタビューに答えて、絶対に賢明であ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日にちは覚えておりませんが、リカービ氏に官邸で会ったことはございます。
○小泉内閣総理大臣 リカービ氏は、イラクに民主的な政府をもたらしたいという思いで民主的な活動をされている方だと承知しておりまして、その方が日本に滞在している、できればイラクの問題について日本の総理大臣に会いたいというようなお話を聞いたものですから、私も、日本として、実際、イラクの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 全然変わっていませんよ。それは全くの誤解です。  私は郵政大臣のときに、PKO活動、これは日本は血を流してまで国際貢献をするという状況になっていない、せめて血を流さないまでも汗は流さなきゃいかぬ、お金だけでもまずいでしょうということで、PKOという平和維持活...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは認識が違います。今までの議論の積み重ねで、日本はどこまで憲法の範囲内で国際貢献活動ができるかという中で考えてきたわけでありまして、かつては自衛隊も憲法違反だという議論があった。今は、まあ、ごく一部の政党か議員を除いて、自衛隊は憲法違反という考えは持たなく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そして、今御審議をいただいているんです。
○小泉内閣総理大臣 情報収集にこれからも努めますが、治安の状況に問題ないから私は自衛隊を派遣する。  そして今、私の本会議での発言の撤回の問題については、サマワの市の評議会の問題です。あの答弁にありますように、サマワ市評議会の問題が現時点でサマワの治安状況に直接結びつくものでは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、責任を持って送り出すんです。しかし、一〇〇%安全と言える状況にはない、危険を伴うかもしれない、一般の国民にはでき得ない任務についていただく、(発言する者あり)血を流さないように最善の努力をしていかなきゃならない、そう思っております。
○小泉内閣総理大臣 自衛隊の諸君が、一〇〇%安全とは言えない、危険を伴うかもしれない困難な任務に赴く、そしてイラクの復興支援のために、人道支援のために立派に任務を果たしてくれる、このことを私は心から期待しておりますし、そういう自衛隊諸君、使命感を持って、そして自信を持って、みずか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 立派な任務をこなすように、安全面につきましても十分配慮して、そして自衛隊の諸君が現地で任務が活動できるように、できるだけの措置を講じていきたいと思っております。それが私の責任であり、今後とも、日本国民を代表して赴く自衛隊諸君の活動に対しては、その能力が発揮され...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、前から何回も答弁しておりますように、自衛隊の諸君が復興支援活動、人道支援活動に十分活動できるような対策、措置を講ずるのが私の責任であると思っております。(前原委員「質問に答えていない。何かがあったらどういう責任をとるのかということを聞いているんです。答...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 質問していることに何回も答弁しているんです。前原さんが私の答弁気に食わないというのはわかりますよ。しかし、どのような責任をとるかと言うから、自衛隊の諸君が立派に任務を果たすことができるように万全の措置をとるのが私の責任であります。
○小泉内閣総理大臣 これは水かけ論になっちゃいますよ。それは、サマワの治安状況が全く安全で、危険も伴わない、情報がすべてあっても自衛隊をイラクに派遣するのは反対なんでしょう、前原さん。そういう民主党の考えからすれば、こういう答弁は不満なのはわかります。  しかし、自衛隊の諸君が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 もう何回も答弁しています。  イラクに自衛隊を派遣することに反対という民主党の立場と我々の立場と認識が違います。しかし、そういう認識の違いは違いとして、自衛隊の諸君がイラクの復興支援、人道支援のために立派に任務を果たすように万全の措置をとるのが私の責任だと言...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、先ほどもお答えいたしましたように、イラクの復興支援のためにできるだけ多くの国が協力するということに対して、イラクに自衛隊を派遣することに反対の方々たちも、このことに対して余り異論はないと思うんです。イラクの復興支援を失敗させちゃいけない、これ、もしイラク...全文を見る
02月03日第159回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今年の施政方針演説の締めくくりの言葉として古代中国の思想家、墨子の言葉を引用いたしました。「義を為すは、毀を避け誉に就くに非ず。」と。世の中のためにいいことをなすということは、そしりを避ける、悪口を恐れたり、誉れに就く、人から褒められるために...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この憲法の議論は、まず自衛隊の存在そのものが憲法違反だと言う方も現在でもおられます。また、PKO、いわゆる平和維持活動においても、海外に自衛隊を派遣するということについてこれまた憲法違反であるという議論がPKO活動のときにあったわけであります。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクに自衛隊を派遣することについては賛否両論あります。しかし、反対している方の中にも、自衛隊員が無事で立派に任務を果たしてほしいと願っている方は私はたくさんいると信じております。  そのような意味から、この黄色いハンカチを胸に付けて声援するとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今や日本の平和と安定は世界の平和と安定の中にあると。日本一国だけで繁栄できるものではありませんし、安全の確保もできるものでもありません。  今まで日本は、敗戦後、多くの国から援助を受けて、国民の努力も相まって今日まで発展することができた。世界はま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ゴールデンタイムに私が一人で話し掛けると、多くの国民は別のチャンネルを回しちゃうんじゃないかと、総理の話よりほかの面白い番組を見たいと思っている国民の方が多いんじゃないかと思いますが、私はできるだけ毎日、記者諸君の質問に答えて、今どう考えているかと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 後ほど竹中大臣からもお話あると思いますが、地域再生は、これは今後日本全国の発展につなげていかなきゃならない大事な問題だと思いまして、今、地域再生本部を作りましていろいろ知恵を出していただいているわけであります。    〔委員長退席、理事尾辻秀久君...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 農業の重要性は、私は農村の方に勝るとも劣らないと思っています。  都市農業、都市から一時農地はなくていいんだという考え方があった。それに断固として反対したのは都市に住んでいた私ども都市の自民党国会議員だったということも御記憶していただきたいと思う...全文を見る
02月04日第159回国会 参議院 本会議 第4号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 齋藤議員に答弁いたします。  衆議院における審議経過についてでございますが、審議は与野党協議の上、円滑になされることが望ましいと考えております。参議院の審議において、よく協議して円滑な審議が行われるように、政府としても充実した議論がなされるよう、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小泉親司議員に答弁いたします。  先遣隊の報告についてでございますが、先遣隊は、CPAを訪問するとともに、ムサンナ県知事、部族長、宗教指導者等と会談するなど、様々な意見交換を行ってまいりました。  陸上自衛隊の本隊派遣については、これまでの政府...全文を見る
02月04日第159回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 破綻しているとは思っておりません。年金未納者の理由は今厚生労働大臣が言われたとおりですが、できるだけ多くの国民が加入していただいて保険料を納めていただくということはほかの方の負担も少なくなる可能性があるわけですから、多くの方に入っていただきたい。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、私、また日本政府がイラク開戦を支持したのは、国連憲章にのっとっているから支持したんです。  そういう中において、フセイン大統領が過去、大量破壊兵器を保有していた、そしてイラク政府自身がないということを立証しなきゃいけない、国連決議に忠実で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクは大量破壊兵器を持っていないということを立証しなきゃいけなかったんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、おかしくないんであって、かつて保有していた、だから国連決議でもう今は持っていないことを立証しなさいと言うのにも、イラクはそれを履行してこなかった。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ブッシュ大統領とはいろいろな話をしておりますが、中身は公表していないことにしております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大量破壊兵器に関する話はいたしました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろな話をしましたが、中身は公表しないということにしております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) お互いの信頼関係です。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今はブッシュ大統領の、どういう話をしたか、中身は公表しないと言っているだけであって、開戦時にも私ははっきり説明責任を果たしました。日本は国連憲章にのっとって武力行使を支持したわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 過去、イラクは使用しておりましたし、立証責任を果たせという国連決議に妨害し従わなかったわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) すり替えてはおりません。一四四一で既に立証責任を果たさなきゃならなかったんです。それをしていれば戦争は起こらなかったんです。なぜ妨害したんでしょうか。満場一致の国連決議を守らなかったイラクに開戦の責任、大量破壊兵器ないということを立証する責任があっ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 持っていたと、それを持っていないということを証明しなさいということは、一四四一で満場一致で決議しているんです。なぜそれを立証しなかったんでしょうか。妨害したんでしょう、査察を。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) たしか十一月に決議されて、なぜすぐ持っていないことを証明しなかったのか。なぜ査察団を受け入れなかったのか。それを受け入れていれば戦争が起こらなかったんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本がイラクに行って、イラクの大量破壊兵器があったかどうかという、そういう調査能力は持っておりませんし、アメリカなりイギリスなりが独自の委員会を設けて調査するというのは、これは日本としても、アメリカなりイギリスなりの判断ですから、結構だと思いますし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは私はおかしいと思っていませんし、大量破壊兵器があるかどうかというのは有力な根拠の一つでありますが、日本が支持したのは国連憲章、累次の国連憲章にのっとって支持したわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今捜査を継続しているということでありますから、その動向を注視しようと。なおかつ、日本が支持したのは、国連憲章にのっとっていると。イラクが立証責任を果たさなきゃならなかった、査察に全面協力しなきゃならなかった、それに忠実に履行してこなかった。イラクが...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、国連の中でも意見の相違があったんです。小川氏自身は説明になっていないと。私は説明していると。支持する支持しないも国際社会で分かれたわけですから、分かれたことに対しては私はとやかく言いませんけれども、これは、日本が支持した理由は国連憲章にのっ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今まで答弁していますように、過去、大量破壊兵器を保有していた、使用していた、イラク、立証しなさいと、持っていないということを。それにイラクは従わなかった。だからこそ、国連は満場一致で、イラクに立証しなさいと、最後の機会を与えるという国連決議を全会一...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 信田議員、名前もちょっと変わっておられますが、やはり田んぼに信をおくと、農業に信をおくという意味にも取れて、それだけ農業に熱心なことだということは今のお話でも十分理解できます。  私の改革も、すぐ出ないじゃないかと言いますけれども、「桃栗三年柿八...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 直接所得補償というのは民主党からもいろいろな御提言をいただいておりますが、こういう問題は、今御指摘のとおり、いかに国内での食糧自給率を改善していくか、保持していくか、そして食の安全を図るために農業をやっている方々に意欲を持ってこれからも農業生産に従...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) FTA自由貿易交渉につきましては、このWTOの多国間交渉、これを補完するものだと思って、でき得れば、今メキシコ等で進めておりますが、これは日本の経済全体の観点から考えなきゃならないし、同時に農業の輸入問題が絡んできます、このFTA交渉には。そうする...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 北方領土、この帰属を明確にして日ロ間に平和条約を締結すると、この一貫した方針で今まで日本は、ソ連時代から今のロシアになってからも当たっております。プーチン大統領との私との間で会談のたびにその重要さを指摘しておりますし、昨年の一月、ロシアを訪問いたし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラク復興支援、人道支援に対しまして、今までも風間議員にはいろいろ建設的な御提言、御意見をいただいておりますことに対して感謝しております。  また、今回のイラクに自衛隊を派遣することについて、人的支援については自衛隊だけではありません。今御指摘の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 慎重の上にも慎重を期して判断いたしました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先遣隊の報告も大事ですが、同時に、政府は、先遣隊のみならず、昨年から政府調査団も派遣しておりますし、各国との情報収集も進めております。全体的、総合的な判断の下に決定しているということも御理解いただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクの復興支援、人道支援のためならば各国と協力して米軍であろうが、イギリス軍であろうが、オランダ軍であろうが、CPAであろうと、これがイラクの復興支援、人道支援に役立つということであれば、理論的に言えば可能性はあります。  ただし、武器弾薬は輸...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全く共産党の理論というのは、もう何でも米軍に協力すると、すぐ戦争に加担すると、これはどうかしていますよ。私は全くそう思っていないんです。  まず、復興支援、人道支援のためには治安が安定しなきゃなりません。米軍はテロ掃討作戦も行っています。しかし、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 米軍はテロ掃討作戦だけじゃないんです。復興支援、人道支援も米軍はやっているんです。日本は、テロ掃討作戦に参加しないし武力行使もしない。復興支援、人道支援に米軍が当たりたいということで、復興支援、人道支援の範囲内、法律の範囲内で日本ができることはふさ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほどケイ博士の発言を引用されましたが、ケイ博士の発言は、次のような発言もしているんです。  イラク監視グループの作業は継続する必要がある。これは上院軍事委員会公聴会での証言でありますけれども、同グループのこれまでの作業に基づくケイ博士の判断とし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は再調査をする能力もありませんし、今この監視グループが捜索を続行すると言っています。その続行を見守って、注視していく必要があると考えます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ブッシュ大統領が大量破壊兵器等の情報の在り方に関して超党派の独立委員会を設立するという話は承知しております。  今後、イラク監視グループによる捜索も続行すると聞いておりますので注視していかなくてはならないと考えておりますが、私ども日本政府のイラク...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクにおいて主要な戦闘は終結いたしましたが、なお今においても、何とかイラクにテロリストの拠点を作りたい、あるいはフセイン政権の残党が米英軍を追い出したいという意図の下に各地でテロ行為等が起こっているのは事実だと思います。  しかしながら、フセイ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 憲法の前文、いわゆる前文についての言及がございましたけれども、この憲法の前文というのはやはり憲法全体を貫く理念であり精神だと思っております。この解釈によっては、立場によって違うということも私は承知しております。もちろん、憲法九条の問題につきましても...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国連中心主義と言われますが、各国、自国中心主義なんです。日本もそうです。アメリカもそうです。どの国も自国中心主義なんです。その集まりが国連なんです。  日本としては、そういう各国の利害の中で国連というものを十分、国際社会の平和と安定のためにも、各...全文を見る
02月05日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 情報管理、情報公開、いずれも大事なことでありまして、今までの対応について反省すべき点もあったと思います。  今御指摘の点を踏まえまして、今後、イラクの情勢あるいは自衛隊の活動等、多くの国民も知りたがっている情報たくさんあると思います。また、重大な...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現行憲法の制定時の国際情勢と当時の日本国民の意識と、現在における国際情勢と日本の国力、また日本の意識、大きく変わっていると思います。そういう点から、自衛隊の国際貢献の在り方については憲法の問題と関連する点も多々あります。そういう点もよく含めて、今後...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、一般のNPOにしても民間人にしても、安全の面を考えると行くことができない状況だ、そこで自衛隊の諸君に最初に行っていただくと。自衛隊の人的貢献というのは、日本のイラクにおける復興支援、人道支援の一部であります。今後、多くの意欲のある民間人におきま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロに屈してはならない、これはもう国際社会、一致した私は見解だと思っています。そのテロとの戦いにおきましては、その国々によってどういう対応があるか違ってくると思いますが、日本としては、こういう点につきまして日本独自でできること、国際社会の中で協力し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 多くの派遣される自衛隊の隊員諸君が実に意欲的で、そして今までの厳しい訓練を積み重ねてきたことによる使命感の強さというんでしょうか、自らの持てる能力を国際社会の中で発揮していきたい、それが日本国民の代表として自分たちが活躍できるんだという意欲を感じま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 情報収集、また管理体制、これに遺漏なきをこれからも政府一体となって取り組んでいきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、委員会の指示に従って出席もし、質問者の質問に応じて誠実に答弁しているつもりであります。  委員会におきましても、与野党お話し合いの上、円滑に審議されるよう期待しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 委員会の運営につきましては、委員長を始め与野党の理事の皆さん、よく協議されまして円滑に審議していただきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 累次の国連決議がありますが、それにのっとって判断したわけでありますので、正確を期すために外務大臣に答弁させます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊が派遣されるサマワ地域については、他の地域に比べれば比較的安定している状況だと思います。安全性につきましても、一〇〇%安全とは言えませんが、そのために危険な不測の事態にも対応できる訓練も積み重ねてまいりました。そういう意味において、危険を回避...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、自衛隊の諸君が任務を果たし無事帰国されるように万全の対策をする、これが私の責任だと思っております。いろいろな事態がこれから起こる、可能性を言えば切りがないと思いますが、どのような責任の取り方については、私自身がそのときの時点で判断いたします。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治責任の最終的な責任は私、内閣総理大臣にあります。その時点で私は自分で判断いたします。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのときの記者団の質問の時点においては、そういう署名があったということは承知しておりませんでした。そういう記者団の質問に答えまして、私は、自衛隊は武力による支援じゃありませんと、武力行使しませんと、人道支援、復興支援であります、そういう点につきまし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もし先生方が、これは、自衛隊の派遣は戦争に行くんですと、憲法違反ですとか、武力行使に行くんですといったことがあったらこれは問題だと思います。自衛隊は復興支援、人道支援に行くんであって、戦争に行くものではありません。武力行使をするものでもありません。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が言っているのは、日教組の中には、これは憲法違反だといってデモをしている人もいますね。しかし、今拝見したんですけれども、日教組の委員長が、私の発言を撤回しろという文書が来ております。なぜ私が撤回しなきゃならないのか分からないんです。  先生方も...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊の諸君は、医療支援も含めて復興支援、人道支援に赴いて、派遣された方々も、これから派遣される諸君も復興支援、人道支援のために貢献できると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、外交官が殺害されたから自衛隊を派遣したということではありません。外交官の死を無にしないためにも、日本として復興支援、人道支援、イラクをテロリストの温床にしてはいけない、何ができるかということを考えて自衛隊派遣を決断したわけであります。  外...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 推論を伺っていましたけれども、私にはそういう専門的知識もございません。  政府としては、真相解明に今後とも全力を挙げていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 両方とも重視しております。    〔委員長退席、理事常田享詳君着席〕
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクのフセイン政権は過去に大量破壊兵器を保有し使用していた事実がある、だからこそ国連がこれを廃棄するように、自らイラクがその立証しなさいという決議をしたわけであります。  そして、こういう独裁政権、クウェートに侵略した事実、湾岸戦争の経緯、そう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は、日米同盟と国際協調、重要性を認識して、この両立を図って日本の平和と繁栄を図っていく、これは今までの日本の外交の基本でありますし、これからも変えてはならない基本方針だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 世界の中の日米同盟、これは極めて重要だと思います。世界の平和と安定の中に日本の発展と繁栄があるということを考えますと、世界の中で日米同盟というのはいろいろな場面で協力しながら世界の平和と安定のために寄与できるのではないかと思います。  しかしなが...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクが大量破壊兵器を保有していなかったということは断定できないと思います、いまだに。  今ケイ博士の証言を引用されましたけれども、それは一部であります。私は、ケイ博士の上院軍事委員会公聴会での証言、一部でございますが、御紹介いたしますが、イラク...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、過去イラクは保有し使用していた事実があった、そしてイラクが持っていないということを立証しなければならない、この挙証責任、立証責任を果たしていなかった、そういうことから持っていたと断定しても不思議ではないと、当時の状況から私は思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、イラクが立証責任を果たせばよかったんであって、果たしてないと思うのは、持っていると思っても不思議じゃないじゃないですか。これは見解の相違ですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全然おかしくない。根拠は、戦争開戦を支持した根拠は、一連の国連決議にのっとっているからです。そして、イラクが本当に持っていないんだったら、決議に従って妨害しないで立証責任を果たせば戦争は起こってないんですよ。そういう全体的な状況から、持っていると思...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、現在の状況において持っているともいないとも断定できない、そのとおりでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、今まで、過去、イラクが保有していた事実、使用していた事実、なおかつ国連の査察を妨害した事実、そして立証責任を果たしなさい、イラク自身が持っていないということを証明しなさいといったことに対して誠実に履行してこなかった、そういう観点から見れば、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 仮定でありますけれども、イラクが持っていないと立証すれば戦争は起こらなかった、事実だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) しかし同時に、パウエル氏は、報道ベースでありますが、インタビューに答えて、一年前にCIAが大量破壊兵器が存在しないとの立場を取っていたら武力行使を支持したのかとの質問に対し、過去にさかのぼった仮定の判断はできず分からないと述べるとともに、サダム・フ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そうは思っておりません。全然共産党の考えと違いますよ。フセイン政権を味方するかのような共産党の論調、これは理解に苦しむ。  フセイン政権が、自分たちは大量破壊兵器を持っていませんと国連決議にのっとって立証責任を果たせば戦争は起こっていなかったんで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、かのごときと言ったんです。フセイン政権の味方したと言っていませんよ。あたかもフセイン政権に何の落ち度もないと、国連決議に忠実に従わなかったということに対して何にも触れないで、アメリカが悪い、日本が悪い、小泉総理が悪いと言うのは、あたかもフセイ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほどから何回も答えています、同じ。それじゃ、なぜイラクのフセイン政権が国連決議に従って立証しなかったんですか。共産党はそういうことをどう思っているんですか。逆に聞きたいですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何にも問題ないとは言っていませんよ。監視を続行する必要があるとケイ博士も言っています。これからイラク監視グループが捜査を続行するんです。これを注視していかなきゃならないと。  共産党はイラクのフセイン政権、立証責任を果たせなかったことについてどう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは外務省と相談して、外務大臣が言うからいいということで、あえて私は、私の施政方針演説には奥大使と井ノ上書記官を触れたわけであります。弔辞では触れております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もとより、イラク人の運転手の方も殺害されているわけでありますので、人間の命の尊さに変わりはないということで、葬儀に対しましても弔意に対しても、日本政府はしかるべき対応をしております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 基本的なことは、日本の平和と安全、独立を確保し、日本の国民生活の発展、繁栄を考える、これが国家の利益だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、すべての国連加盟国に対して国連はイラクの復興人道支援に協力要請をしております。また同時に、日本は日米同盟という強固な日米関係を持っております。また、イラクの復興人道支援、イラク人が希望を持ってイラクの国づくりに立ち上がるような支援を、日本と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) あの知覧の特攻隊の方々の遺書、写真を見て、だれでもやっぱり深い感慨を覚えると思います、感銘を受けると思います。涙なしにはあの遺書なり写真を見ることはできないのではないかと思っております。そういう純粋な当時の気持ち、あれを見れば、二度とこういうような...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何度もお話ししておりますが、自衛隊は戦争に行くのではありませんし、武力行使に行くものでもありません。米軍、英軍がテロ掃討作戦行っておりますが、テロ掃討作戦に参加するものでもありません。戦闘行為をするわけでもございませんし、イラク復興支援、人道支援に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政府としては真相解明に全力を挙げておりますし、今言った点も踏まえて、どういう、専門家の鑑定があるということもありますので、私からは、早く真相解明に向けて努力するようなあらゆる対応をしなさいと言っているわけでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はそういう事情はよく分かりませんが、そのバグダッドなりあるいは現地からバグダッドまで届く間のルートに対しましても、日本独自で調査なり、あるいは犯人もまだ捕まっていないという状況でありますので、その辺はやっぱり専門家に任せるしかないと思っております...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、政府挙げて解明に努力いたします。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 真相解明に向けて政府挙げて努力いたします。(「よし」と呼ぶ者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラク復興支援、これはイラク人が希望を持って自らの国をつくり上げると、それに協力するということは日本の平和と安定にも大きくかかわってくる問題だと思います。同時に、世界の平和と安定、これを考えれば、日本もそれに協力する、これは国際社会の中での責任を果...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 基本的なことは、日本の平和と安全を確保する、独立を守る、その中で国民生活を豊かにしていく、これが私は国益の基本だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、余り具体的に書かない方がいいと思うんです。それは書かれないものは国益じゃないのかということにもつながりかねない。やっぱり基本的な平和、国民の生命、財産を守る、国民生活を豊かにする、私は抽象的なことでいいのではないかと。それぞれ国益に深くかかわ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国連決議を誠実に履行するというのがイラクの私は義務だったと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 決議において、あらゆる深刻な事態を想定せよということを深刻に受け止めなかったということについて、イラクには誤算があったのではないかと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国連決議において武力行使、よろしいという決議はないと思いますね。あらゆる手段といいますか、直接的な武力行使容認でなくても、そのように読めるそういう決議は過去あったと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ共産党のそういう考え方は分かります。しかし、その六八七、六七八、それで一四四一、累次の国連決議というのもやっぱりどう考えるかということを判断すべきだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 武力でもって平和を維持できるというものでもないし、警察力だけで治安が回復させられるでもないと。やはり人間自身の自制心といいますか、国の在り方、総合的にやっぱり平和というものは考えていかなきゃならないと。軍事力の限界というのは過去の歴史が証明している...全文を見る
02月05日第159回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、別に言っていないんですが、うっかりしたと、ミスに気を付けなきゃいけないという幹事長の話を間接的に聞いて、ああ気を付けなきゃ、私も気を付けなきゃいけないなと思いました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いずれにしても、正確に、消費者の安全のためにも生産者の信頼を確保するためにも、表示というものは正確を期す必要があると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、議員としていろいろな地元の問題について役所に問い合わせということは、民主政治のことですから、いろいろあると思います。そういう点で、西田議員は、自分が議員だけれども特別な配慮をしなくてもいいと、厳正にやってくれということではないかと思っており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは食の安全にかかわる問題でありますので、日本の事情、日本の食品の安全に対する考え方、よくアメリカに説明して、日本の消費者に対しても十分に安全確保策について不安のないような、混乱を起こすことのないような対応をするように農水大臣に指示しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 世界的な規模で見ないとそれぞれの国が新しい時代に対応できないと、一国だけでやっていこうという時代ではないと。そういうことを考えますと、日本としても、世界の流れを見ながら、どのような制度が望ましいか、そういう時代に来ていると思います。その中で、各国の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それぞれチャンスを与えると、機会は多くの人に平等に与えられていると、結果についてはそれぞれ人の考え方、能力、違いがありますので、能力の発揮できる人あるいは努力をした人に対してはそれなりに報われた成果が得られるというのが必要だと思いますし、同時に、ど...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 例を挙げれば切りがないんですけれども、まず、日本の教育水準が全体として高いということ、それと、国民性として勤勉さ、努力する精神というものを大事にしている、向上心が強いということ、それと、やっぱり家族のきずなというものを大事にしているなと。いろいろた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それぞれの個人が、まず自ら助ける精神を持つこと、自らが向上心を持つこと、そして、欲望に限りがありませんけれども、節度を持つこと、いわゆる自らを律する精神ですね。それは個人においても企業においても同じだと思います。国家においてもそうです。自ら助ける精...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは教育の面も多いと思いますね。まず、教育で一番大事なことは、やる気をそれぞれの人が持つような教育ということ。人間にはだれでも良さがあると思います。そういう良さを引き伸ばしていくと。やる気を持っていただく、これはどんな社会でも、どんな国でも、どん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は日本型の社会。どの国もそれぞれの国の良さがありますし、違いがあります。民主主義といっても、同じ民主主義でも制度なり形態が違います。日本型、日本には日本人に合った民主主義、あるんだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アメリカとの違い、たくさんありますね。まず言葉が違いますね。習慣も違いますね。うちに入るときに、まず日本は靴を脱がなきゃならない、アメリカはそのまま入っていかなきゃならない。これは初めて、文化の違いというのはみんな当たり前のことになりますけれども、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、アメリカは大統領選挙、直接選挙。日本はそういう、首相を選ぶのも直接選挙じゃありませんね。それも違いますね。また、医療保険。日本、皆保険。社会保障制度もアメリカよりも私は進んでいる点がたくさんあると思います。  更に違いを挙げると、これ幾ら時...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アメリカほど社会保障についても自らの努力に任せるという度合いというもの、社会全体で保障していこうという点については、日本の方がその点は重視しているんじゃないでしょうか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 懇談会は、総理大臣の給与のことだけじゃないんです。公務員全体の中で出てきた一つの議論だと思います。  私は、格別その懇談会に対してああしろこうしろと言う立場にはございません。いろいろな方の意見を聞いてまとめることができれば、それを参考にして公務員...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、自分のことについてはあるがままに受け止めるということですから、それはそれでいいと、そう思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は議員の年金にも入っています。それと医療保険、国民、国保だと思いますね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国民年金だと思いますね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 詳細については坂口大臣が後ほど述べられると思いますが、持続可能なものにしていかなきゃいけないと。給付と均衡のバランス考えて、これが一番大事だということを指示いたしました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう指示は出しておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 野党の皆さんから、いつも、何やっても改革の名に値しないと言われますが、今、坂口大臣が言われたように、給付と負担については、給付については五〇%程度、平均収入、そして、負担についても二〇%が上限だなという中で一八・三%、将来を見越して大きな改革の一歩...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この問題は長年の課題でありまして、坂口大臣の意欲を買いたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も、この改革の点は多々あると思います。私も一時、これ改革した方がいいなという議論をしたことがあるんです。そうすると、野党の皆さんに反対が随分強いと、こういう意見が与党の中でありまして、いい機運が出てまいりましたので、是非とも与野党、改革していただ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この点については機能していないと言う方もおられるし、機能していると言う人もおられるものですが、そういう点から、このサマワ市評議会の問題が現実の治安情勢に直接結び付くものではないと答弁しているところでございます。  詳しい点は、外務大臣によります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 当時、存在しているという報告があった。しかし、その時点で存在してないという状況があったものですから、より正確を期すためにその点を撤回したわけでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が答弁した時点においては、総辞職したという報告は入っていなかったんです。その後、総辞職したという報告があったから、報告がありましたから、その点を委員会で、違うじゃないかと、撤回しなさいと、いろんなお話があって、与野党協議であの発言は撤回した方がい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の時点において機能していると言う人もおられます、していないと言う人もおられます。しかし、そういうのを判断して、しかしサマーワ市評議会の問題が治安情勢に、悪化に結び付くものではないと。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は理事会に出ておりませんし、理事会の報告も聞いておりませんが、理事会の指示に従って防衛庁長官が出したということでありますので、理事会の決定に従うということは当然のことだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは米軍なりオランダ軍なり、復興支援活動に活動しているそれぞれ米軍の兵士でもオランダ軍の兵士でも、自己、自分の安全を確保するための武器は携行しているでしょう。そこまで武器弾薬という定義には入らないでしょう。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は武器がどういうものか正確には存じませんが、それは常識というものがありますよ。自己の身を守る、みんな兵士ですから武器携行しているでしょう。そこまで私が言っている武器弾薬を運ばないというところには含まないと。自分、自己の身を守るための携行武器という...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各国と協議、連絡することはありますが、我が国の自衛隊は我が国の指揮下に置かれるわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 当然のことだから言っているわけです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本の総理大臣が言っているから間違いないでしょう。
02月09日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第5号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 民主主義、自由な選挙が行われている国においては、やっぱり与党、野党がありますから、それぞれの考え方をいかに国民に理解してもらおうかという努力をされると思います。  そういうときに当たって、やっぱり与党と野党が同じでは自分たちの主張は理解されないと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) コソボ等の問題につきましては、正確を期す意味において外務大臣に後ほど譲りたいと思いますが、今回のイラクの開戦につきましては、私どもは、国連の決議、一連の決議にのっとって支持したものであり、今でも正しかったと思っております。  北朝鮮との違い、これ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクに安定した民主的政権を作らなきゃならないということについては、私は、国際社会、大方一致しているのではないかと思います。日本国内においても、イラク開戦時において意見の対立はありましたけれども、これをめぐって反対している方にも、私は、イラクに安定...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 北朝鮮の対応に変化があるかということでありますが、私は日朝平壌宣言をお互い署名して発出した時点で、既に北朝鮮が今までの対応を変えようという意思があると見ておりました。その大きな現れは、全く拉致も認めていなかった、武装不審船、工作船の存在事実も認めて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラク、中東に平和と安定をもたらすためにイラクの武装解除が必要だという理解であります。そういう中で、国連でいろんな議論が行われました。日本政府としては、この国連決議にのっとって支持を表明したわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、いろんな議論の中で、それは過去、累次、実際にイラクが大量破壊兵器を保有し、使用していた事実を考えて、あのような状況の中で、持っていたと思っておりました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは湾岸戦争以来の情勢、それ、大量破壊兵器の脅威が存在していたという情勢、それを基に国連で度重なる議論が行われ、累次の決議がなされたわけであります。  そういうことから、私は、日本政府は国連決議にのっとって支持したということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大量破壊兵器がないと断定されたならばあの国連議論は行われなかったと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、イラクが努力して自ら持っていないということを証明していれば戦争は行われていなかったんですから、それは私はイラクに責任があったと思っています。  また、持っていなかったとしてもという質問なんですが、決議一四四一を含め一連の安保理決議は、イラ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、まだ大量破壊兵器はないとは断定できない状況だからこそ捜査を続行しているんです。同じ答弁なんですよ、これ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、一連の決議が、大量破壊兵器の脅威が存在しているということを認定して国連決議がなされているんです。その除去を求めてきているんです。そういう時点で、ひそかに仮にイラクがあの大量破壊兵器を廃棄したにしても、じゃどうやって廃棄したのかというのをイラ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはもう何回も答弁しているんですが、私は正当性は失われていないということをはっきり言っているんです。  それとケイ博士の証言、引用していますけれども、ケイ博士は同じ委員会で、上院軍事委員会で大量破壊兵器の大量の備蓄はなかったというのが結論である...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ケイ博士の言っていること関係ないと言うんだったら、何で引用するんですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ケイ博士。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、大量破壊兵器がないということの引用をケイ博士の言葉を引用して言っているわけでしょう。そのケイ博士の証言を引用したから、私もケイ博士を引用したんですよ、これだけじゃないよと。関係ないと言われたら、引用する必要ないじゃないですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まだイラクに大量破壊兵器がないということは断定できないからこそ捜査を続行する必要があると言っているわけですね。だから、仮定の質問、ないとは断定できないんですから。しかし、断定できませんが、あの開戦時の状況から考えて、日本が支持した正当性というのは一...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、仮定の問題だからないとは断定できないんですよ、今現在。だから捜査を続行しているんですから。しかし、支持した正当性は失われていない、これは私の答弁ですよ、意見が違うかもしれないけれども。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いまだに正当性は失われていないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一連の国連決議にのっとっているし、今も捜査が続行中でもあります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、法的なことですから、正当な裁判が行われるように、今外務大臣が答弁したとおりだと私は思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は直接には聞いておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一連のイラクの問題につきましては、ブッシュ大統領との間でもいろいろ意見交換をいたしまして、国際協調体制を構築することが必要だという話合いは常にしております。  今回のイラクの開戦に至る経緯におきましても、過去イラクがクウェートを侵略した事実を踏ま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国際協調体制を構築するために努力するということで一連の国連決議がなされたわけであります。そして、最終的には、イラクが大量破壊兵器を持っていない、廃棄したという責任、立証責任をイラクが果たさなければならなかったという中でイラクがそれを果たさなかったと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほどの答弁と同じことなんですけれども、国連の一連の決議にのっとって支持したわけですよ。大量破壊兵器の脅威が存在していたんです。だからこそ、国連で何度も議論が行われたんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのような話合いもしておりますが、日本としては武力行使を支持した根拠は国連、一連の国連決議だということなんです。何回も御質問ですが、何回も私、答弁しています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何回も答弁しているんですよ。イラクが立証責任を果たさなきゃならなかった。妨害した。いろんな状況の中で国連で決議されて、日本としては、一連の会談の中で、最終的には一連の国連決議にのっとって支持したわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) あの当時、アメリカ軍が勝手に調査なんかできるわけないじゃないですか。フセインが許しませんよ。だから国連で、イラクが廃棄した証拠を示しなさいということを国連で決議しているのに、イラクの当時のフセイン大統領はそれをしなかったんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自民党も来年の秋を目指して憲法改正案をまとめようと今鋭意審議をしております。今御指摘のとおり、自衛隊は一切の戦力を保持しないという、学生の皆さんが不思議だなと、この憲法はおかしいんじゃないかと思うのも私は無理からぬことだと思います。  そういう点...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今御指摘の二十条にしても八十九条にしても、議論は今までも何回かされております。そういう点も含めて、私は、新しい時代の新しい憲法というのはどういうことが望ましいかというのを今自民党でも議論しておりますし、多分民主党でも議論されているんだと思います。自...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までも真相解明に努力してまいりましたけれども、これからも政府を挙げてこの真相解明に努力をしていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 二大政党制というと、すぐ例として持ち出されるのが英国でありますが、英国では今、野党よりも与党の造反でブレア首相、かなり苦慮していると聞いております。この武力行使、イラクの問題についても野党の方は支持している、与党の方から造反が起きているという事例、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 厳しい環境の中にも自衛隊の諸君が使命感を持って活動されている、こういう状況、そして国際社会がイラクの復興を心から願っていると。その中で、日本が国際社会の一員として責任を果たしているその姿を、私は状況が許せば私の目で視察したいと思っております。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 意見の違いがあると同じものを見ても違う言い方をするんですよ。イラクに自衛隊派遣をすることに反対という人が見ると、アメリカの言いなりと言うんですね。自衛隊を見ても、片っ方の方は、これは自衛隊は憲法違反じゃない。自衛隊の存在が憲法違反だと言う人もいます...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日米同盟にしても国際協調にしても、日本を第一に考えているからやっているんであって、国連中心主義かと言いますけれども、どの国も自国中心主義だと私は思っています。日本も自国中心なんですよ。どの国も、アメリカもアメリカ中心ですよ。そういう場が国連です。日...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ菅代表は、自衛隊、存在そのものは憲法違反だとは思っていないでしょうが、今回のイラク派遣については憲法違反だと言っておられますが、最近、何か民主党の党内で、この憲法違反発言、余り気にするなと菅さん言っているようでありますが、その真意はどうなのか分...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今も自衛隊の諸君が東ティモールでPKO活動尽力し、それが東ティモールのみならず国連の場で紹介され高い評価を受けている。私も東ティモール、じかに行って自衛隊の諸君、激励してまいりましたから、あの厳しい環境の中で汗だくになって活躍している自衛隊の諸君、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日米同盟というのは、先ほど外務大臣の説明にありました定義のとおりでありますが、安全保障面だけでなくて経済面等、幅広く、世界の中の日米がどのように協力していくべきかという中で世界の中の日米同盟という言葉を使っているわけであります。  読売新聞の社説...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の自衛隊のイラク派遣は国際協調体制を重視したものであります。国連ですべての加盟国に対してイラクの復興支援、協力を要請しております。そういうものを踏まえて、日本は国際協調の中で日本の責任を果たすということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日米安保条約とは関係するものではなくて、今御答弁しておりますように、国際協調体制の中で日本に何ができるかという中でイラク復興支援、人道支援を考えていることでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊を派遣するということが必ずしも日米同盟のためではないということはPKO活動を見ていただければ明らかだと思うんであります。世界の中で平和維持活動、これは直接、日米安保条約と関係するものではございません。自衛隊の諸君がPKO活動に今、汗を流してい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いずれの国も、自分の国の安全保障をどのように確保していくかということについて、よその国から指図されるというのは好まないと思います。日本がアジアの安全に対してどう考えるか、それぞれの国にああしなさいこうしなさいと言う立場ではございません。  しかし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 昨年十二月に日本とASEAN諸国の特別首脳会議、全首脳の参加の下に行われまして、日本のASEAN重視政策は変わらないということに対しましてASEAN諸国から歓迎の意向が表明されました。  日本がアジア諸国を重視しているということについては、一部の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 宮澤元総理は一歩誤るとと言われたんだと思いますね。その一歩誤らないように十分な配慮をしなければいけないと。武器使用の問題についても、憲法の問題で武力行使につながらないというのは大事でありますので、正当防衛、自己保存、自己防衛のための武器使用というの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、憲法に合致するように、法律の範囲内でいかなる武器を使用するかということについては防衛庁長官よく承知していると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は武器については余り詳しくありませんので、どれがどういう威力を持っている武器かということについては余り知識がございません。憲法の範囲内で法律に違反しない、そういう前提で自衛隊の安全確保できるような装備はしていくべきだと考えております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、論理上、可能性を言及すれば切りがありませんよ。しかし、今回は戦闘行為に参加するものでもないしテロ掃討作戦に参加するのでもない、武力行使をするものでもない、そういう中での武器使用基準ですから。私はそういう状況にはないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、今指摘されましたように、英軍とオランダ軍が襲撃されているところに自衛隊が割って入るというような地域は想定しておりません、今言っているのは。そこがそもそも大事なんですよ。そんな状況に自衛隊を派遣するんじゃないんですから、その前提が崩れている。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、英軍とオランダ軍が襲撃を受けて、そこに自衛隊が割って入るというような状況に今自衛隊が派遣されている地域はないと。だから、想定しにくいと。  防衛庁長官も確かにそうだと思いますよ。これは、そういう私との意見について相違はないと思いますが、防衛庁...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本の自衛隊は我が国の指揮下に入っているんであって、占領軍、CPAの指揮下に入っているわけではございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ああ、それは明確にするために、正式に、正確に川口外務大臣に。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、そのホームページは私は関係ありませんよ。どこの。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だから、日本とは違いますよ。日本は日本の指揮下に入ると。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 極めて大きな問い掛けであり抽象的な御質問でありますので、お話も抽象的にならざるを得ないんですが、戦争ほど悲惨なものはないと思います。この戦争の反省から、日本としては二度と戦争を起こしてはいけないと。これを、第二次世界大戦後、いかに戦争を起こさないか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 平和というのはやはりあらゆる施策の前提でありますから、平和を確保しないと、福祉政策にしてもあるいは国づくりの施策においても進展できない。一国の独立、安全を確保しながら平和を確保していかなきゃならない。いわゆる平和というのはあらゆる施策の前提でありま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、歴史に学ぶということは極めて重要なことだと思いまして、私もいろいろ歴史書を読むのが好きであります。  そういう中にあって現在も、先ほどお話ししましたように、日本一国だけでは平和と繁栄は確保できない、国際社会の中の平和があって日本の発展が図ら...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回のイラクに自衛隊を派遣するということの根底は、国際協調体制の中で日本が何をなし得るかということの中で考えているわけであります。言わば、国連決議によって加盟国にイラクの復興支援を要請してきたと。そういうことの中で、それでは今の日本の国力からこのイ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 確かに、PKO軍というのは存在していませんし、今までとは違った状況にあると思います。しかも、覚悟においても、必ずしも安全でないかもしれない、危険かもしれないという意識は今までと違って確かにあると思います。そういう中での活動ということを考えますと、相...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊の諸君がイラクに赴くのは復興支援活動、人道支援活動でありまして、そういう活動が困難だという状況にならない地域に派遣するわけであります。仮にというか、万一のお話だと思うんでありますね。そういうことについては、この法律の想定にない事態が起こった場...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはこのイラク特措法に基づいて自衛隊の諸君は派遣されているわけでありますので、この法律にないような状況が出てきた場合、それは総理として適切な判断をしなきゃいかぬと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の御指摘に対しまして、各国に理解を求める努力を今までもしてまいりました。橋本元総理だけではございませんし、国連に対しても中山元外務大臣、あるいはアラブの周辺諸国に対しては高村元外務大臣、あるいは逢沢副大臣等、外務大臣行けない地域については派遣して...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今まで憲法改正の議論が幾度か出てまいりましたけれども、現実を考えますと、国会の三分の二以上の賛成を得て発議しなきゃならない。そうすると、国民投票にかける前から、もう国会勢力の中で絶対憲法改正しちゃいかぬという勢力分かれますから、それを持ち出せないと...全文を見る
02月10日第159回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○小泉内閣総理大臣 こういう委員会審議の場で、各質問者が自分の意見を述べるのはいいことだと思います。質問するばかりが能じゃない。政治家として、現下の状況に対して自分はどう思うかということを述べるというのは、私は極めて有意義だと思っております。  そういう中で、今の発言に対して私...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本の平和、独立を確保していかに発展、繁栄を考えるか。これは、現在の国際情勢を考えますと、日本一国で平和と発展はあり得ない。やはり世界の平和と安定の中に日本の発展と繁栄があるんだということを考えますと、日本はこれから世界全体の平和と安定の秩序づくりにどのように...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 極めて大きな課題であり、抽象的な議論にならざるを得ないんですが、国益とは何かといえば、これは、日本の国益とは、日本の平和と安全を確保し、日本経済、日本国民を豊かにしていくこと、これが私は国家利益、国民の利益を図る上で最も重要なことだと思っております。  そう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 時代が変わるにつれて解釈も変わってくるのは、私は悪いことではないと思っております。  現に、自衛隊の存在自体が憲法違反であるという見方、これが盛んに行われておりました。しかし、最近では、自衛隊の存在までが憲法違反であるという見方は、かつてそう思っていた方も、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 地域再生、これは、各地域でいろいろ今知恵を出して、構造改革特区なり、みずからの地域を自分たちで興していこうという意欲が出てきたと思います。  今のところ、大企業を中心に企業業績が上がってきて収益も改善してきておりますが、今後、これを中小企業、地域にいかに進展...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 時代の変化にいかに対応していくかというのは、大企業のみならず、地域においても、中小企業においても極めて大事であって、今大きな転換期にあって、それぞれの企業が、また地域が知恵を出し合ってこの困難を乗り越えていこうという意欲が出てきていると思います。  今、中川...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 地方分権ということは、地方にできるだけの裁量権を与えていこう、地方にできることは地方にということが趣旨でありますが、同時に、裁量権を与えられれば、地方は責任が生じてくるわけです。  この事業をやれば中央省庁が補助金を出しますよということも、特定の分野について...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日ロ関係につきましては、一番の懸案が北方領土の問題であります。これは、北方領土問題を解決して日ロ間に平和条約を締結するという方針に変わりありません。  そのためにどういうことが必要かという中で、昨年一月、私はロシアを訪問して、プーチン大統領との間で日ロ行動計...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 世界一安全な国復活を目指してどのような対策が必要かということについては、これは一番、多くの国民が関心を持っていることでありますので、政府も全力を挙げて、この安全神話の復活、治安の不安解消を目指そうということで努力しなければならない最重要課題の一つだと認識してお...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今まで教育のことを考えますと、知育、徳育、体育、これはもう多くの人口に膾炙されている言葉であります。しかし、食育というのは、食べ物の重要性を考えるとすべての基本であります、人間生活の。体の健康のみならず心の健康、心身の健康。どのようなものを食べたら健康になるの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 つい最近も、イギリス軍を激励のために英国のチャールズ皇太子が訪問されたということを聞いております。  私のイラク訪問につきましても、いろいろ新聞報道、あるいは多くの方が議論されているようでありますが、私も、状況が許せば、いつの日かイラクを訪問して、自衛隊諸君...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 環境政策につきましては、私は総理に就任以来、日本の政策の中で、これは日本だけの問題でなくて世界が重視しなきゃならない問題だということで取り上げてまいりました。  就任以来、まず、低公害車を全部購入しろということで、三年間で全部、高くても低公害車を購入するとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 北側議員御指摘のとおり、今、イラクの復興に米軍のみならず多くの国が協力している。そして、このイラクの復興が成功するかどうかというのは、国際社会の協力、もちろんでありますが、一番大事なのは、イラク人自身が希望を持って、みずからの国はみずからの国でつくり上げるんだ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今お話し申し上げましたように、自衛隊の復興支援活動は日本の支援協力の中で一部であります。  今後、日本が各種の国際機関とも協力して、教育活動あるいは文化活動、さらには人材の面での協力、電力や給水等生活面での支援、あるいはODAを通じた支援、いずれにしても、イ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本の基本的な姿勢は、日朝平壌宣言のとおり、核の問題、拉致の問題、ミサイル等の問題、これを総合的、包括的に解決して日朝間に正常化関係を打ち立てていきたいということでありますので、この方向に沿って今まで交渉なり話し合いを進めてまいりました。  第一回の六者協議...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 御指摘のとおり、健康にまさる財産なし、予防が大事だと。病気になるときの治療も大事ですけれども、まず、日ごろから病気にならないような対応。これは、前から言っていますように、健康三原則、食事と運動と休養、これを生活態度の中でよく考えて、そして、病気になったらお医者...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一度あるいは二度失敗してもまたチャンスをうかがって次の職を探そうと努力している方もたくさんおられます。今までの終身雇用制度から、今は、いい企業に勤めても、若い人の中でも、やはりこの仕事合わなかったなといって、ほかの人がうらやむほどの大企業に勤めても、みずから進...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 安定した民主的政権をつくるということは、イラクだけではありません。どの国においても、これはあらゆる施策を推進する上で最前提であり、極めて重要なことであります。日本におきましても、そうであります。  今まで、共産主義社会、社会主義政権と資本主義、自由主義、民主...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、社会保障という観点からいたしますと、政府が役割を果たすというのは大きいと思います。  年金、医療、介護というのは、日本の社会におきましても、基本的な社会保障制度として、これからも公的な役割というものをいかに果たしていくかという視点が必要でありますし、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、具体的などういう事態に遭遇してくるかによっても変わってくると思いますが、今の時点でその質問に答えるには抽象的な答えしかないと思うんです、実際にそういう事態が起こっていないんですから。  それでお許しいただければいたしますが、私は、一般的に考えて、傷病...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政府の憲法解釈は今まで一貫してまいりましたし、これまで積み重ねてきた議論を尊重したいと思います。  しかしながら、国民の中には、ああ、なるほど憲法解釈としてはこういうものがあるのかなという例として、自衛隊は憲法違反だと思っていた方も、今では自衛隊の存在は憲法...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、今までも自衛隊の創設以来、違憲論、合憲論、盛んに議論されておりましたけれども、多くの国民は、自衛隊を合憲だとする、憲法違反ではないとする考え方に、改正することによって自衛隊を合憲にしようというよりも、今の憲法の条文をよく解釈することによって自衛隊の存在を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本としては、核軍縮を初め、軍縮の問題、不拡散の問題、あるいは無差別に市民を殺傷するような兵器の抑制の問題、日本として、国際社会の場においても、米国に対しても、日本の立場をはっきりと説明して、理解を求める努力を続けております。
○小泉内閣総理大臣 日本の総理大臣として、日本の立場、日本の国益を考えて各国首脳と会談しております。日本の立場というもの、これをどのように理解していただき、そして日本の国益を追求するかということに対して、日本の総理大臣としての職責をこれからも果たしていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 弾道ミサイル防衛、これは日本の専守防衛という方針に合致するものであるということで、今後、共同研究していかなきゃならない問題だと思っております。  武器の問題、共同研究開発していく段階において、この弾道ミサイルの技術が今までの武器輸出三原則とどう関係してくるの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、A級戦犯の合祀を問題にして靖国神社に行ったわけではございません。A級戦犯がいようがいまいが、多くの戦没者に対する、犠牲の上に今日の日本の平和と繁栄はあるんだ、二度と戦争は起こしてはいけない、そういう思いを込めて靖国神社に参拝いたしましたので、A級戦犯の合...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、抵抗感を覚えておりません。
○小泉内閣総理大臣 私はきちんと説明しております。  先ほども申し上げましたように、今日の日本の平和と繁栄は多くの戦没者の犠牲の上に成り立っている。こういう、心ならずも戦場に赴いて命を失わなければならなかった方々、こういう方々に哀悼の誠をささげたい、家族を残し、あえて命を失った...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、日本の国際競争力ランキングが何位から何位に上がったということなんというのは、演説でも一度も使ったことはありません。どなたが使ったか、それはわかりませんが、私自身が、そういうランキングが上がったから私の改革の成果が出ているなんということは一言も言っていない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 マニフェストに掲げておりますように、国会に改正案をできるように、今、努力目標として鋭意検討し、各方面の意見を聞いて努力しているところでございます。
○小泉内閣総理大臣 現実に、幼稚園と保育園の問題についても、お子さんを持っている親の立場で利用しやすいように、一体化なり一元化なりという言葉が適当かどうかわかりませんが、弾力的に運用できるようにしていこう、また、教育の費用の問題につきましても、これは地方に裁量権を与えるような形で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今年度、十六年度予算におきましても、警察官等を増員する中で、全体の公務員は減らしております。また、二〇〇七年には郵政民営化を控えておりますので、こうなりますと、二十八万人の公務員が公務員でなくなる。これはもう実に大きな公務員削減案であります。  民間にできる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そのような発言をしたと思いますし、そのような方向に沿って、四十五年でもう債務の確実な返済を目指しております。  民主党はたしか五十年を目途に債務返済するということを考えているんじゃないでしょうか。三十年から、上限が四十五年だと思いますので、やはり税金を投入し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 具体的な実際の数については国交大臣にお願いしますが、私は、今までの公団方式で予定どおりに今の高速道路はつくることはできないということを申し上げたわけでありますし、むだな道路はつくらないんだ、当然規格の見直しがあるだろう、そういう点を申し上げたわけでありまして、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 答弁すると、話を説明しているのにわかろうとしない人に、幾ら説明してもわかろうとしない、改革だと言うと改革の名に値しないと言う。私は実におかしいと思いますね。  私は、民主党の高速道路無料化、これは評価していません。いずれこれ、無料化がいいと言ってくるんでしょ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 無礼と言うなら、これほど総理に対して失礼な質問をしているのはないじゃないですか。私は言いませんよ。これだけあることないこと批判されて、私は黙って耐えて、静かに丁寧に答弁していますよ。人を批判する無礼な質問をする、失礼な質問をすることに対しては、私は黙って耐えて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何回も説明していますよ。  民営化の会社になれば、これは将来、債務の返済ができない、採算性が合わない、会社の利益が上がらないということなら民営化の会社はつくりません。これは、民営化になったらどういう形態の経営方式を導入しなければならないかということで議論が出...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 大企業におきましては収支の改善、業績向上が随所に出てまいりましたけれども、まだ地域まで及んでいないということは事実だと思います。この業績なり収支の改善が中小企業に及び、ひいては地域が活性化していくことにつなげていきたい。  そういう点において、地域の再生、都...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 東京とやはり地方とは違っていると思います。東京におきましてはかなり活性化の兆候が見えておりますが、これがまだ地方に及んでいないという点は、私は大方の見方ではないかなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 地域において、まだ雇用情勢におきましても、経済情勢においても厳しいものがあるということは、そのとおりだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 この三位一体という言葉は別に地方に対する言葉ではないんですが、たまたま三点の改革が重要だということで三位一体という言葉を使っているわけであります。  というのは、まず補助金の問題、地方交付税交付金の問題、そして税財源の問題。これ、一つ一つやっていくとなかなか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、基本方針を示すのが趣旨ですから、個別は担当大臣に任せる。まず一兆円、補助金削減目指しなさい、税源移譲もしなさい、交付税の改革もしなさい、具体的な問題はよく各担当省庁、地方、よく聞いてしなさい、この方針にのっとってしなさい、これが総理としての方針であります...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 わかっているから三位一体改革をやっているんであって、地方において、逆に地方の人から陳情を受けて規制を強める動きもなきにしもあらずなんです。これはよく気をつけないといけませんよ。最低基準を緩和すると、やはり地方にも地方の規制を設けたいという組織があります。市会議...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が申し上げた点を素直に受け取っていただければいいんですが、改革と言うと、改革の名に値しないということではなくて、今の道州制も、よく申し上げているんですが、今、私は道州制を実現するということは難しいと言っているんです。  だから、将来たとえ道州制が実現された...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、道州制の中身は、具体的には議論する段階で私がとやかく言うべき問題じゃない、よく議論してください、将来の問題だと。しかし、北海道は、道州制が実現した暁にも北海道の地域は地域としての主権を確保するだろうということを言っているんです。だから、道州制の中身、どの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そこが全く違うんです。あなたと違うんです。  国がとやかく言うべき問題じゃない。北海道が知恵を出してください、北海道がどのように自主権、裁量権を考えているのか、その北海道の提案を受け入れて国は考えましょうと言っているんです。私が、国が北海道にこうやれと押しつ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何回も言っているでしょう。北海道が自主権、裁量権を拡大するのはいいことだ、だから国は押しつけませんと。北海道が、まずこういうことをやりたい、このように自主権を拡大したいというのは、北海道自身が考えた方がいいと言っているんです。その北海道自身の提案をよく検討して...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今後とも特殊法人改革は必要でありまして、これからも、天下りの問題あるいは特殊法人の役員の問題、廃止できるものは廃止する、この方針にのっとって進めていきたいと思います。  しかし、最も特殊法人の中で、出口の方で大きなものが道路公団の民営化問題、入り口の方では郵...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 しっかりと対応していきます。
○小泉内閣総理大臣 今言った退職金の問題においても役員の削減にしても、対応しているんです。これをしっかり対応していきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これはきちんとやっていこうと。既定路線で自動的にいくものではない、人材をよく見ながら対応していこうと。天下りを自動的に認めない、これはもう着実にこれからもやっていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 議員同士、政治家同士が食事を一緒にする、意見交換をする、これは、政治家であれば木下さんもよくおわかりだと思います。よりよい情報を交換しよう、そして人間関係を円滑にしていこう、お互い努力してくれたな、特に委員長としても努力してくれた、そして与党の理事の皆さんも汗...全文を見る
02月12日第159回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○小泉内閣総理大臣 今までの枝野議員の指摘は、私は、いい線いっていると思いますよ。  官業の弊害、これがいかに大きかったか。だからこそ、私は民営化が必要だと言ってきて、ようやくこの郵政民営化、多くの反対者も理解を示してきて、快くとはわからないけれども、まあ仕方がないかということ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 大改革を実現するためには、多少のことには、ある程度の配慮も必要だ。政治の世界におきましては必ずしも理論どおりにいかないものですから、そこはよく考えて、大改革を実現するために全力を尽くしていきたいと思います。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 私は、今回の年金改革は大きな改革の第一歩だと思っておりますし、新聞のいろいろ批判はあります。しかし、新聞の批判は、よって立つ基盤がその時々によって変わってきますからね、よく見ていると。すべて批判。  例えて言えば、一例を挙げますと、消費税を上げないからいかぬ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 聞く耳持たないなんというのは一言も言っていませんよ。民主党の案にも耳を傾けましょうと言っているんです。批判もありますけれども、批判に対して私の考えを今述べました。私は……(海江田委員「批判じゃないんですよ」と呼ぶ)いや、批判はいいんですよ、批判。(海江田委員「...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 議員年金、今、海江田議員自身のことを言われましたけれども、資格があったとしても、これは現役である限りはもらえないんでしょう。これは、引退してから、六十歳以上。だから、この問題については改正する必要があると私も思っております。どのような改正がいいかということは、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いい御指摘だと思います。そのような方向で、ぜひともこの今の状況を改善していきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 もともと、この問題は私が言い出したことですから。なぜこういう変なことをやっているのか、廃止しなさいと。当時は、とんでもないという意見でしたよ。今、野党の皆さんも賛成してくれて、いいことだと思っております。これは私、きちんとやらなきゃいけないと思っております。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 調査委員会とか、そんな段階じゃないですよ。すっきりとしなさいと、もう指示出しておりますから、そういうふうにさせます。
○小泉内閣総理大臣 国会の場では、これはなるほどもっともだという議論になるでしょう。ところが、地元、地方へ行くと、また逆の意見が出てくるんですよね。こんな、せっかくこういういい施設つくってもらう、つくるという計画があったのに何でやめちゃうのか、この地元の反発。  これもやはり国...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 世界一安全な国日本、この神話が崩れつつあるということに対して、憂慮しております。国民が治安に対して大きな不安を感じている現下の情勢におきましても、安全神話復活実現を目指してさまざまな対策を講じなきゃならないと思っております。  特に、最近の犯罪というのは、低...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今御指摘のとおり、犯罪件数がふえると同時に検挙率が減っているという、これはゆゆしき問題だと思っております。  捕まらないという、検挙率がここまで低く落ちたということは、ある面においては限界じゃないか。いかに高めていって、この安全対策を強化していくかということ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、犯罪増加の原因については、細川議員が指摘した点が当たっていると思います。  これは、実際の犯罪行為のみならず、その背景にある不況あるいは失業、外国人の増加、特に不法滞在者の増加、あるいは学校教育、倫理観、青少年の社会に対する自制心というんですかね、そうい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政治の責任として、現下の小泉内閣としては、いかに世界一安全な国という神話を復活させるか。今言われましたような犯罪対策、治安対策、犯罪防止対策、これを強化していくという点、それと、やはり指導的な立場に立つ方々がより強い使命感なり自制心、倫理観なりを持っていただか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 不正に対しては厳正に対処いたしてまいります。
○小泉内閣総理大臣 近年、犯罪が増加して、国民の間に、一体、世界一安全な国日本というのはどうしたのかと。治安に対する不安、犯罪増加に対する懸念、大きな関心事であり、このような犯罪増加傾向というものを一日も早くストップし、世界一安全な国日本の復活を目指すべきだという声は、今非常に高...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 各国それぞれ安全対策、治安対策、それぞれその国の実情がありますから、日本と同じとは限りません。また、犯罪を犯した者に対する刑罰等についても、重い軽い、それぞれ違います。それと、みずからの安全はみずからで守るというように、銃規制をしようとしても、日本みたいに銃を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、今、世界一安全神話が崩れたというのは、戦後のことですね。戦後一時期に比べて、検挙率も六割から二割に減ったとか、そういう具体的な指標を見れば、やはりその安全神話が崩れてきているのではないかという点は言えると思います。
○小泉内閣総理大臣 これは今まで何回か議論されたことでありますが、年金還元融資、あるいは年金住宅融資、グリーンピア、この資金の流れ、わからないとみんな歓迎するんですよね。地域の人にとっては、おお、民間企業もやっていないのに国はよくやってくれるな、自分たちの金じゃない、リゾート施設...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 事実関係はそれぞれ担当大臣が話されますが、今のお話、確かに国民感情からすれば納得できない面も多々あると思いますが、公務員に対しましては、一般の民間人と違って、身分保障等あるいは人事等、一つの保護された規定がございます。この点については、人事院というのもあります...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、私、調べなかったもので、済みません。まだやめる気ないものですから、全然。やめたらどうなるのかと調べなかったもので、済みませんでした。
○小泉内閣総理大臣 その年金のあり方については国会で決めるんですし、国会議員の間で今どういう改正がいいかという議論をしていると思います。私は、どういう改正がいいか、国民にどういう形で示した方が理解が得られるかというのは大いに議論していただきたい。  それで、同じような問題提起し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは今初めて拝見したもので、それがどうか、私はわかりません。
○小泉内閣総理大臣 私は、そういう天下りも、役所があっせんするとかそういうことじゃなくて、一定の仕事が終われば、どういう仕事をまたしたいか、本人が、選択の余地があるんでしょうし、また民間も、どういう人が欲しいか、嫌々天下りを受け入れる必要はないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは、調査する、そう言う以前に、民間も、そういう好ましくないというか、自分が採りたくないというのは遠慮なく断ればいいんですよ。それで、役所も、そのようなことはしない。(発言する者あり)その辺はやはり、民間も、こういう状況があったら、そういうことはやめてくれと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、それは、個別の企業でどれほど献金しているのか、私は知りませんし、それは法律にのっとってやっていただきたいと私は思います。
○小泉内閣総理大臣 政治資金は一定額以上公開されることになっていますから、明らかに調べればわかると思います。そういうことに対して、どの政党が幾ら献金を受けている、どの候補者がどのような献金を受けているかということはわかるわけですから、それによって各議員なり政党なりがどういう評価を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは議員になればわかると思いますが、無理やり献金なんか頼めませんよ。よくわかりますよ。自民党、まあ人にもよるんでしょうけれども、幾らの献金でも、お願いするのは大変なんですよ。そして、そういう献金してやろうという方々の気持ちも大事にしなきゃいかぬと。強引に、強...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現在、この問題につきましては裁判公判中だと聞いております。この点については裁判の中でも明らかにされるでしょうし、今までの捜査のあり方、行政のあり方、反省すべき点があればやはり反省していかなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 御指摘の点も踏まえまして、きちんと調査なり対応を今後考える必要があると思っております。
○小泉内閣総理大臣 もう既に集団あっせんなんというのはやめていますし、改善している。これは水かけ論になりますが、やっている、やっていないと。今、それは、やっている、やっていないという問題、それから、民間の中には、役所に勤めている優秀な人が欲しいというところもあるでしょう。これは、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そうは言えないですよ。
○小泉内閣総理大臣 ロシアとの関係といえば、私、個人的に興味があるのは、大黒屋光太夫という、江戸時代、日本の船が漂流して、ロシアに流された。そして、苦労に苦労を重ねて、ロシア大陸に渡って、当時のエカテリーナ女帝に拝謁して、そして奇跡的に、何名かはロシアに残って、何名かは亡くなって...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日中関係は、国交回復以来三十年が経過して、現在良好に推移していると思います。また、各分野における交流も拡大し、経済、貿易関係におきましても、今やアメリカに次ぐ日本の大きな貿易相手でもあります。今後、中国と日本との関係はますます深まっていくでしょうし、日本におき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 北朝鮮につきましては、日朝平壌宣言以来、拉致の問題、核の問題、ミサイル等の問題、包括的、総合的に解決して正常化を目指そうということで、いろいろ働きかけているわけであります。その際にも、拉致された御家族が帰国された後、まだ北朝鮮側に御家族が残されておりますので、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 昨年一月の私のモスクワ訪問の際に、プーチン大統領との間で日ロ行動計画を発出したわけですが、その基本は、北方四島の帰属を明確にして日ロ平和条約を締結しよう、その間、政治面のみならず、経済面あるいは文化面、芸術面、スポーツ面、さまざまな分野で日ロ間の交流を拡大し、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 捜査については、信頼を得られるように、厳正に対処いたします。
○小泉内閣総理大臣 幕末のロシア、アメリカ、オランダ、イギリス等、通商を求めていろいろな船が日本にやってきた。その典型的なのが黒船来航ですが、この黒船が来航したのは私の地元横須賀、浦賀港なんです。海というのは、いわば海上防衛、海防、このまま防衛をおろそかにしたら日本は外国の植民地...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ようやく企業の業績にも明るい兆しが見えてまいりまして、今のところ大企業中心でありますが、収益も改善して、利益も上げて、業績も上がってきた。これを中小企業にも家計にも結びつけていくように、今後、今まで進めてきた改革をさらに促進していかなきゃならないと思っておりま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 経済全体を見ると、消費は極めて重要な要素なんですが、消費だけではない、やはり財政、金融、全体を見なきゃいかぬ。  負担負担と言われますが、これは、税負担がないと本当に負担ではないのかというと、そうでもないのであって、やはりある面におきましては、国債発行という...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、私は会員でもありませんし、どのように集めているかは存じません。
○小泉内閣総理大臣 それは、どういう状況かわかりませんし、今私は、その団体、細部について存じておりません。
○小泉内閣総理大臣 これは日本医師会の話で、私どもが……(発言する者あり)日本歯科医師会の問題だと思うんですが、その歯科医師会の問題というのは歯科医師会じゃなきゃ御存じないんです。私どもはわからないんです。
○小泉内閣総理大臣 それは、歯科医師会の先生方は自民党応援する人もいっているでしょう。中には共産党を応援している人もいるでしょう。それの実態を私ども調べようがないですよ、個人の自由だから。全部が、歯科医師会の会員が全部自民党応援しているとは私は思っていませんね。
○小泉内閣総理大臣 確かに、現在の財政状況は極めて厳しい状況であります。国債の依存率も四割を超えておりますし、税収もかなり厳しい状況にあります。そういう中で、いかに現在の経済情勢、景気情勢を好転させていくかという中で苦心を重ねた予算だと思っております。  この一般会計予算の中に...全文を見る
02月13日第159回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○小泉内閣総理大臣 三年間で約四兆円の補助金、これを地方にできるだけ裁量権を与える形で渡そう、同時に、それに関連しますが、交付税の問題、それから税源の問題、この三つを一体的にとらえて、地方にできることは地方にという趣旨が生かされるように改革をしようというのが、この三位一体改革であ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今後も地方の意見をよく聞きまして、総務大臣、各担当大臣よく連携して、この改革の趣旨を生かすように実現していきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 今のお話を聞いていまして、同じものでも、知恵、工夫、技術、そういうものを発揮すれば大いに成長の可能性があるという夢のあるお話を伺って、力強く思っております。  現に、日本の農業というものを、これは専守防衛ではなくて攻めに転じろと、御指摘のとおりだと思います。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 昨年来からメキシコとFTA交渉を続けておりますが、WTOを補完する意味におきましても、この二国間自由経済連携は必要だと思っております。  アジアにおきましても、今後、韓国、タイ、マレーシア、フィリピン等、次々とFTA交渉、積極的になってまいりますので、日本と...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一地域一観光、ビジット・ジャパン、「ようこそジャパン」で、何とか二〇一〇年には、今の五百万人ほどしか外国人が日本に来ていないのを、倍増して一千万人ぐらいは日本を訪問してもらおうという、観光振興、地域振興に取り組んでおります。  今お話しのとおり、これらについ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 児童虐待、最近の事件を見ても、まことに痛ましくて、一番愛されなければならない時期、愛されなければならない人に虐待される、これほど悲惨なことはないと思います。  家庭内のことだから外からなかなか見えにくい点もあると思いますが、今の石田議員の報告にもあるように、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 常設の委員会というのはどうか、これは国会で相談していただかなきゃならないものですが、ある期間、集中的に啓発運動、それは私はいいことではないかなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは、親権の問題と専門家あるいは対応する人の問題、非常に難しい点があると思いますが、今後、よく検討していただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 児童虐待というものについて、外国では起こっているけれども日本にはそんなに起こっていないんじゃないかなと一時期思っていましたけれども、最近そうでもない。先ほどのお話にもありましたように、多くの虐待に関する事件が我々の身近で毎日のように報道されている、大変深刻な問...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本が軍隊を持たないでそういう国連待機軍を持つということと、果たしてその国連待機軍というのは、日本が軍隊じゃないと言っても、国際社会が軍隊と見るか見ないか。それと、自衛隊という名称と国連待機軍という名称、名称は確かに違うんですが、実体はどうか。戦闘能力、戦力を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 メーンといいますか、主力はやはり日本自身だと思うんですね。日本自身が日ごろから、みずからの国はみずからの国で守るという防衛力を整備しておくこと、その足らざるところを、現在だったらばアメリカと日米安保条約を締結して我が国の平和と安全、独立を確保していく、そういう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、英国に二年留学していたという話なんです。ロンドン大学にはたしか一年ほどでしょう。英国に二年留学していました。実に充実した毎日でありまして、留学してよかったなと今でもよき思い出として残っております。
○小泉内閣総理大臣 政治家の責任は極めて大きいものがあると思います。どのような政治体制をとるか、どのような政策を遂行するかによって、国が安全であるか平和であるか、あるいは危険に陥るか。これは、政治家の決断を間違うと戦争にもなるし、正しい選択をすれば平和のうちに繁栄する。  そし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 施政方針演説というのは、読んでのとおり、これからの政策の方針を国民に申し述べるものであります。
○小泉内閣総理大臣 日本国政府の最高責任者、そして内閣として、かくかくしかじかこういう方針で臨みますと国民に訴えるわけですから、極めて重いものだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 全部は拝見しませんでしたが、文章は全部読みました。
○小泉内閣総理大臣 どのように聞かれていようが、それぞれその人の聞き方があると思います。  日本の総理大臣の演説、アメリカ大統領の演説、原稿を読んだ方がいい場合、原稿を使わずにプロンプターを使った方がいい場合、いろいろありますね。数時間やる演説の場合、それは数十分で済ます場合、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 大体三万人ぐらいだと聞いております。
○小泉内閣総理大臣 平議員のときに行ったことがございます。
○小泉内閣総理大臣 会社を経営したことはございませんが、お金を借りたことはございます。
○小泉内閣総理大臣 小泉さんの言をかりますと、毎日じっと閉じこもって憂えていなきゃいけませんか。  それぞれの苦しい立場もおられます。そういう立場の方に思いをめぐらすということも大事だと思います。また同時に、一方では多くの方々が、困難にめげず明るく笑顔で立ち向かっていこうという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、言われるまでもなく、自分で判断すべき問題だと思います。
○小泉内閣総理大臣 御意見はわかりますが、不透明であると。確かに、明確に将来を見通すというのは、景気にしても株価にしても難しいと思います。  しかし、今、景気対策、刺激策を打てという話ですけれども、内需拡大と言いますが、これは民主党の予算の対案を拝見しますと、国債発行をさらに減...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 アメリカにはアメリカの事情があるでしょう。アメリカの財政赤字も心配する声がたくさんあります。それはアメリカの事情ですから、とやかく言う立場にはございません。
○小泉内閣総理大臣 私は、財政状況厳しい中でありますけれども、経済は生き物ですから、時に応じて大胆かつ柔軟に対応すると言っている。だからこそ、十三年、税収が五十兆円あるのだったらば三十兆円の国債発行で抑えた方がいいんじゃないかと。民主党は、いや、口だけじゃなくて法律で三年間縛れと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 初もうでというのは、やはりすがすがしい気持ちがしていいですよね、日本独自の伝統といいますか、習俗といいますか。それと同時に、靖国神社に対しまして、やはり多くの戦没者に対して哀悼の誠をささげたいという気持ちで参拝いたしました。  我々、戦争の知らない世代であり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その談話のとおりでありますし、やはり、今から考えてみますと、無謀な戦争を犯したな、なぜとめられなかったのかな、そういう強い思いがいたしますね。
○小泉内閣総理大臣 イラクの復興支援、人道支援のために自衛隊の諸君が赴いてくれる、これは、世界の平和と安定の中に日本の安全と発展があるということを考えますと、極めて重要な任務だと思っております。  今や日本一国だけで平和と繁栄を確保することはできない時代になったと思います。国際...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 イラクの国づくりのために、イラク復興のために日本が何ができるかということを考えて判断いたしました。
○小泉内閣総理大臣 その言い方は何ですか。私は静かに聞いていますし、静かに答弁していますよ。これが責任なんですよ。イラクに自衛隊を派遣した、政治家としての責任じゃないですか。どうして私が責任を逃げる必要があるんですか。いつも責任は私にあります。
○小泉内閣総理大臣 そういうことを私は考えておりません。
○小泉内閣総理大臣 毎年、戦没者追悼祈念式典が行われます。私も毎年出席しております。戦没者は靖国神社に祭られている方だけではございません。
○小泉内閣総理大臣 全く憲法に違反するものとは思っておりません。
○小泉内閣総理大臣 国民がひとしく追悼する祈念の施設、大方の合意、国民的な議論を踏まえて、今後とも対応を検討してみたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 財務大臣から報告を受けましたが、各国おおむね満足する結果だったのではないかと、この会議。やはりお互い通貨の動向を注視していかなきゃならないし、今ようやく明るい兆しが出てきた世界経済、いい方向に持っていこう、そういう考えのもとに開かれたいい会議だったと報告を受け...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 余り自虐的に見ない方がいいです。  アジアからいかに日本が評価されているか、重視されているか。昨年も、十二月、ASEANの首脳が東京に集まりまして、会議を開き、今までのアジア諸国に対する日本の役割、高い評価をいただいておりますし、日本もアジア重視政策、変わり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、家庭の愛、学校の教育、地域全体の子は社会の宝であるというこの意識、これがしっかりと根づいてこそ健全な青少年の育成が図られるんだと思います。そういうことを考えますと、一番最初に愛情を受けなきゃならない子供たちが虐待されるというのは、まことに悲惨なことだと思...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは年金の保険料だけで見るべきものではないと思っています。全体の経済財政状況、金融政策等、総合的に見るべきものであって、年金の保険料負担のみならず、年金給付もあるわけですから、この年金を破綻させてはいけない。そういう点も考えて、総合的に見るべきものではないで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、不安があるかと言われれば、ないと言う人は少ないでしょう。だれだってやはり不安はありますよ。  しかし、年金というものは、公的年金というのは民間に比べていかに有利かということは、税金が投入されていますからね。給付と負担と言っていますけれども、税金が投入...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 こういう厳しい状況を乗り越えてようやく明るい兆しが見えてきましたので、さらに前進させるように、社会保障、年金、医療、介護等、世界に冠たるこの制度を持続可能な制度にしていかなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これから国会で本格的な審議するわけでしょう。五年ごとにくるくる変えちゃいかぬ、長期的に見なさいと。これからも、将来どのように高齢化が進んでも、やはり六〇%は無理だけれども、平均年収の五〇%程度は維持しましょうと。年金を受ける方も安心するでしょう、わかれば。保険...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 食の安全につきましては、多くの国民が心配しております。この食糧の安定供給に対しまして、日本の農業全体、貿易全体を考えていろいろ改革を進めていかなきゃなりませんが、現在のBSEとか鳥インフルエンザとか、そういう問題もございます。  こういう問題につきましても、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本は、現在は、もう自給自足体制は一国だけでとることはできない状況です。これは食糧を見ても、じゃ、えさをどこから持ってくるのか、えさのみならず、トラクター等、エネルギー、油、どうするのか、こういうことを見ても、一国で自給自足体制はできないんですね。やはり世界の...全文を見る
02月18日第159回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何か試験官にテストされている生徒みたいなことでありますが、これはカロリーベースで大体四〇%程度でありますが、取り方によって、お米に関してはもう九〇%以上なんです。しかし、えさ等はほとんど輸入ですからね、現物のものとカロリーと、取り方によって違います...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 失敗と決め付けるわけにもいかないと思いますね。やっぱり時代の流れで国民の食生活も変化してまいりました。また、多くの国民の嗜好も変化していますね、お米中心からパン食、あるいは最近はかなり食生活に気を付けておりますから、おかずにつきましても栄養のバラン...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 別に小泉マニフェストとか名称を付けなくても、農業改革必要だということで、小泉内閣として政府一体となって与党とよく協議を重ねて、多くの国民が食生活に安心して安全な食品を食べることができる、また国として国民に提供できるというようなそういう食糧政策、農業...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 発明というと、何か特許を取って。ないですね。才能が乏しいせいか、発明の才能はないですね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中村博士の才能が認められたということは喜ばしいことだと思っております。  ただ、今後、あの裁判でもいろいろ論点が論議されたようでありますが、二万円だったというのはちょっと驚きでしたね。二万円の発明料というんですか特許料、それが二百億。二万円という...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 読んでおりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私、いつも真正面から答えていますよ。(「いや、いつも横にそれてますよ」と呼ぶ者あり)私は大義名分があったと思っております。(「どういう大義名分」と呼ぶ者あり)  度重なる国連決議、これにイラクが従ってこなかった。そして、多くの今までの累次の査察に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは大義名分も含めて、今の私はイラクに対する自衛隊の派遣も憲法違反ではないと。どういう点がそれじゃ菅さんはこれが憲法違反なのかと、もし、なぜ憲法違反であるかと言うんだったらば聞かせていただきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊は武力行使に行くのではないんです。戦争に行くのでもないんです。イラクの復興支援に行くんです。人道支援に行くんです。武力行使に行く、戦闘行為に参加するというんだったら憲法違反分かりますよ。そうじゃないんですから。現に非戦闘地域だからあのようにイ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 突然私の祖父の小泉又次郎の話が出ましたけれども、又次郎は私の祖父でありまして、戦前確かに衆議院議員、貴族院議員、両方経験しておりますし、確かに戦後公職追放されております。それは戦前に要職に就いていた人は追放されているんですね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) で、又次郎がそういう要職に就いて戦争責任があるというのは菅さんの理論でありますが、かなりの方、いろいろな方々、政界、経済界、マスコミ界含めて、(「鳩山さんのおじいさんも」と呼ぶ者あり)ああそうか、鳩山さんのおじいさんもそうですか、いろいろ公職追放さ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だれの言葉か分かりませんが、私はこれはまれに見る画期的な大改革だと思います。それは野党だから批判します。自分たちの意見が正しいと思われるのは、それは結構であります。しかし、この道路公団を民営化するという案、今、法案作成作業をしておりますが、これは私...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全然反していません。まず、私は民営化推進委員会の基本的な意見を尊重したと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 言ってない人もおりますが、言っている人もおります。いろいろ、民主主義の時代ですから、賛否両論いろんな意見があるのは承知しておりますが、まず、この道路公団の民営化の議論が出てきたからこそ、有料道路事業、当初二十兆円掛かると言われたのが十兆五千億円で済...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ああ、民主党にも公明党投票してくださいと言う方いたわけですか。そういう方に対して注意されたと。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自由民主党は、確かに中には、選挙区は自分に投票してくださいと、比例代表は公明党にと言う方がおられたということは承知しております。これは、やはりできれば政党公認の候補者は、自らに投票してくれと同時に政党にも比例の場合には投票してくれと言うことが私は望...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自由民主党は、名前のとおり自由で民主的な政党であります。それぞれ議員個人の自由な意見、尊重しますし、そして党内におきましても様々な意見を民主的に議論していく、そういう政党であります。  そういう自由民主党が、どの政党と協力していこうか、そしてその...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは全く違うんですよ。勘違いといいますかね、生活保護と年金と違いますから。それと、年金ですべて生活ということでなくて、やっぱり年金というのは生活においてかなり大きな糧になっております。そういう中で、やはりこの年金制度を持続的に安定的に将来不安のな...全文を見る
02月24日第159回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○小泉内閣総理大臣 昨年、ベーカー元国務長官、財務長官、ブッシュ大統領の特使として日本を訪問された際に会談いたしました。そのときにイラクの債権問題が話題になりまして、イラク復興は必要だ、その際に、債権、イラクの債務の削減について、他の国はいろいろな考えがあるだろう、そういう中で、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 御指摘のとおり、私の郵政民営化論というのは、郵便局を民間の人の経営にゆだねるというだけじゃないんです。  郵便貯金の資金が財政投融資という形でそれぞれの特殊法人に使われている、いわゆるこの官業の資金の流れをどのように新しい時代に合った形にしていくか。そして、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 敗戦後、日本は財政的にも窮乏しておりました。生活基盤の整備あるいは産業基盤整備、どうしても財政的に足りない。この資金を活用するのに郵便貯金というところに目をつけたという点は、当時の状況から考えますと、私は、ある面においては必要なことだったとも言えると思います。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も過去十二回選挙をやっているんですよ。一回落選したけれども、十一回、おかげさまで連続当選しておりますが、選挙の実態は河村さんよりわかっているんじゃないですかね。今でこそ、総理になってからこそ、選挙になっても地元には帰りませんが、おかげさまで私の支援者が、候補...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今までもいろいろなお話を伺ってまいりましたし、公務員がその地位を利用して民間の企業に対しまして何かと無理なことを強要するのは、これは当然やめなきゃならないことであって、公務員としての使命というものをよく考えていただきたいと私は思っております。
○小泉内閣総理大臣 私も、民間の声というのは、選挙にならなくても、事前からいつも聞いています。それで、選挙運動になると、公務員は選挙運動をできないんですから、民間の方に頼らざるを得ないんですよ。できるだけ民間の方々の意見を聞き、そして……(河村(た)委員「これは選挙運動関係ないん...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よくわかりました。
○小泉内閣総理大臣 道路公団民営化後の政府の保有株の問題でありますが、この問題については、新聞等で政府が二分の一以上保有するというのが報道されておりました。私は、石原大臣との話におきまして、こういう事実はありませんという報告を受けております。  今後、民間会社に自主性を持たせる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 塩川前大臣がどのような発言をされたか、直接には私は承知いたしませんし、また真意はどういうところにあるのかわかりませんが、私は、今回の年金改革案につきまして、給付の上限を設定した、負担の上限を設定した、しかもこれを五年ごとに変えるということではない、そういう数字...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは未来永劫変わらないのかと言われると、そこまでは保証できませんが、今の制度改革をしなかった場合に、負担もこれは三〇%近くになるんですよね。そして、これだけ高齢者がふえて、若年者が出生率等の関係から減っていくということになりますと、今、六割超えた給付水準を維...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、どの時代においても、どのような改革においても、すべてがよくなって、すべてが悪くなるということはないと思います。  企業におきましても、時代の流れによってはどんどん売れ行きを伸ばす企業が出てくるでしょう。あるいは、値段を上げてもどんどん売れてしようがな...全文を見る
02月25日第159回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○小泉内閣総理大臣 これは筒井議員もよく御承知だと思いますが、年金受給者、収入によって、また、働く形態によって、額もそれぞれ違ってまいります。そこで、一つ基準を示すことがわかりやすいのではないかということで、必ずしも、全部一々、条件がこうだああだと言うよりも、やはりわかりやすさと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、正確なんですよ。わかりやすく説明しているんです。正確を期しますと、非常に細かくならざるを得ない。やっぱり政治家として一番わかりやすくどのように説明するかということになると、大ざっぱにならざるを得ないんです。  それは、給料によっても、人によって、若いと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それはうそじゃないですよ。それは標準、一つの基準のモデルを言っているんですから、その世帯に関しては五〇%を維持すると。
○小泉内閣総理大臣 今、御指摘のありました最近の警察官の不祥事、これを見るにつけまして、市民から一番信頼されなければいけない警察官がこのような行為をするということは、非常に国民の警察官に対する信頼感をゆるがせにするものであり、憂慮すべき事態であると私も思っております。  こうい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 警察の信頼を取り戻すためには、さまざまな今までの事件の反省に立って、御指摘のような厳正な対応が必要だと思っております。  国家公安委員会としての機能、そして北海道の事案に対しましては、まず北海道の公安委員会との対応も必要だと思いますが、いずれにしても、これは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 警察の信頼をいかに回復するかということに対しまして、国民の声を真剣に受けとめて、きちんとした対応が必要だと思います。  その点につきましては、北海道警察のみならず、日本全体の警察の問題であるという意識を持って、さらに、信頼を得るためにはどういう対応が必要か、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 警察の信頼を回復するために、政府としてもこれからしっかり対応していきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 自民党は法にのっとって適正に献金を受け、収支報告を提出しております。  今の御質問で、歯科医師会の活動につきましては、そしゃくの問題あるいは医師との関係、いろいろ国会でも審議されております。国民の健康のためにどのような行政対応が必要か、また政策が必要かという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政治資金の収支に関しましては、国民から信頼を得られるような対応をしなきゃならないと思っておりますし、自由民主党としても、各議員に対しまして、また各支部に対して適正に指示をしております。
○小泉内閣総理大臣 介護保険制度が導入されてから、地方にできるだけ権限をゆだねていこうということで、施設介護あるいは在宅介護、あるいは両方という組み合わせを地方が独自に考えながら、対応を苦心されているということは承知しております。  そういう中で、いろいろ地方の声を聞きながら、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 財政状況は国も地方も厳しいわけでありまして、地方だけじゃないんですね。国も赤字予算であります。  地方はできるだけ自主性を高めたいという意欲を強く持っております。そういうことから、今回の三位一体改革も、補助金の問題、交付税の問題あるいは税源、財源の問題、これ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、民間にできることは民間に任せようという総論は大方賛成していただけるんだと思います。それと、やはり官の分野の構造改革、財政改革、特殊法人改革、これもまた大方賛成していただけるんだと思います。  その際に、それではもとの、今の郵政、ほっておいてできるか、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、大野議員が指摘された問題のように、どのように改革されても賛否両論あるところであります。  私は、年金というものは今や単なるお小遣い程度じゃない、当初、この年金ができたときには、わずかばかりの額をもらってもお小遣いで終わっちゃうんじゃないか、大したことない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 きんさん、ぎんさんの例を出されましたけれども、百歳になってもなおかつ貯蓄をしようという考え方、これはやはり、昔ながらの、今の高齢者に、勤倹貯蓄は美徳だという観念が根強くあるんだと思いますね。そういうことから、笑い話みたいに話されていますが、それはそれとして、不...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回も、公的年金はこのままでいくと破綻するのではないか、というと、六〇%以上の給付を今の高齢者にどんどん支給していいんだろうか、となると、保険料は標準的なモデルで三〇%近くになる、これに耐え切れるのであろうかということから、やはり永続的なものにしなきゃいかぬと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 石田議員が出しているように、有料道路事業十兆五千億円、私の言ったとおりじゃないですか。
○小泉内閣総理大臣 私が言っているのは、有料道路事業が十兆五千億円になるということを言っているんです。そして、最初から、道路公団民営化の問題のときも私は言っていましたよ。必要な道路は、税金をかけてもつくらなければならないところはつくると言っているんですよ、民営化しても。ここは国が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国会議員がどのような形で関与しているかというのは、今初めて聞いたわけでありまして、どの程度かはまだ私にはわかりません。これは、今後、だれが関与していようが、適正な業務の執行に努力しなきゃいけないというのは言うまでもないことでありまして、もしそのような疑惑が、何...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は後で知ったものですから、不注意だったという官房長官、意図的に欠席したわけじゃないという話を聞いていますから、よく注意した方がいい、これからもというふうに話しております。
○小泉内閣総理大臣 たしかあのときは、全閣僚、本会議に出席していたんじゃないでしょうか。(発言する者あり)そうでしょう、院内に。だから、そのような、今お話しのようなことは、私はないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 何か私の経歴調査されているようですが、英国に留学、二年ほどしておりましたし、ロンドン大学に在籍する前は、語学学校等、学校にも通っておりました。今から考えると、極めて有意義な、充実した留学生活だったなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 そうじゃないんですよ。ロンドン大学には幾つかカレッジがあるんです。私の留学していたのはユニバーシティー・カレッジ・ロンドン、ポリティカルエコノミー、これは、日本語で訳せば、ポリティカルエコノミーというのは政経学部じゃないでしょうか。
○小泉内閣総理大臣 たしかそうだと思います。
○小泉内閣総理大臣 それは、私は事情はわかりませんが、虚偽報告ということはしていないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 的外れでもありません。何でもありません。道州制、北海道が創意工夫、自主的にみずからの裁量権を拡大したいと言うんだったらば、どうぞいろいろ知恵を出してくださいと。北海道は、将来、道州制が仮に実現したとしても、今の東北のように、幾つかの県が一緒になって行政単位を一...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 独禁法改正に向けて、今、各方面の意見を伺いながら、この法案作成について必要な点を詰めているところであります。まだ煮詰まっている段階ではございません。
○小泉内閣総理大臣 いろいろ今各方面から御意見を聞いておりますので、よりよい改正案を出すよう準備を進めていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 情報化、国際化に対応するのも大事でありますが、それが国民に余り過大な税負担を課してもならないと思っております。  要は、経済活性化するためには、できるだけむだな税金の使い方を正していこう、そして民間にできることは民間にやって、経済活性化を図っていこう、できる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、できるだけ簡単にお話ししますと、社会保障というと漠然としていますが、多くの国民が社会保障の中でも特に重要だと感じているのは、やはり年金、医療、介護そして生活保護、こういうものだと思いますね。  これは、先ほどセーフティーネットの話が出ましたけれども、お互...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、給付と負担、両方見なきゃならないと思います。これはどの制度でも同じであります。給付だけ考える、負担だけ考えるということができないからこそ、お互いが支え合っていかなきゃならない。給付を受ける側の立場、負担をする側の立場、これは両面考えていかなきゃならない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、私お話ししたつもりなんですが、今までのどおりいかないということは御指摘のとおりであります。なぜならば、今までは、少子高齢化とは違って、若い世代が圧倒的に多かった。人生五十年、高齢者が少なかった。若い人は少ない負担で、高齢者に対して手厚い給付もできたと思...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、今や公的年金にかなりの生活の部分を頼っている方が非常に多いということを考えてみますと、今後も永続的にこの制度を健全なものにさせていかなきゃならないと思っております。  今、そういう観点から、一つの標準モデルとして、現役時代の平均収入の五〇%程度の給付...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 抜本改革というのは、政党によって、また人によってとり方は違うと思いますが、今政府の考えております抜本的改革、大きな一歩を踏み出したなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは、抜本的なものでありまして、当てはまっているんですよ。  これは、今まで数字を出すのにも大変だったでしょう。この五〇%にしても、一八・三%にしても、三分の一を二分の一にするにしても、具体的な数字をはっきり打ち出したということ、これは抜本的な改革でありま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 抜本的改革だと思いますよ。
○小泉内閣総理大臣 前から抜本的改革と言っていますから。
○小泉内閣総理大臣 専門家でもこれだけ予測が違ってくるんですからね。確かに予測は難しいと思います。しかし、現時点でできるだけいろいろな条件を考えながら予測するということもまた必要ではないか。これは必ず当たるということは、予測ですから、これもはっきり一〇〇%そうだとは言えないのが現...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今までの御議論を聞いておりまして、この費用、財政負担をどこまでやって、財政負担がどのように国民に利益になり、あるいは負担になるか、極めて大事な問題なんです。今の財政投融資、財投の問題、それから、この年金資金運用のみならず、福祉施設とか住宅融資とか、この問題、こ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 だから、私が何年か前に厚生大臣をしていたときに、やめろと言ったんですよ。そのとき、何でやめるのかと言って、みんな反対した。今、ようやくわかってきたんですよ。
○小泉内閣総理大臣 いいことを聞いてくれました。  まず、郵政民営化と言っているのは、賛成はほとんどなかったね、私が言うまで。与野党全部反対。先ほども、午前中の質問で郵政民営化反対論者が私に質問しました。これを郵政民営化するということに政治家では持ってくるまでいかに大変だったか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が総理になったからこそこの問題が浮き出てきたんですよ。やらなきゃならない。これを改革するのが私の責任だと思っています。
○小泉内閣総理大臣 たしか平成十三年の五月だったと思いますが、この国家賠償訴訟につきまして、控訴せず、全面解決を目指して決断したわけでございますが、その後の話し合いで、厚生労働省に対しましても、ハンセン病患者の皆さんあるいは元患者の皆さんと話し合いを行って、全面解決に向けた措置を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今初めて伺ったものでありますので、よく調査して、しかるべき対応をしたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 そのスウェーデンのオレンジレターというものについては私は詳しくは知りませんが、今のお話だと、若い人たちが、自分たちの保険料を払うと老後にどのぐらいの給付がもらえるか、そういうレターでしょうか。
○小泉内閣総理大臣 今お話しのスウェーデンのオレンジレター、これはなかなかいいことだなと率直に感じております。詳細は存じませんが、このスウェーデンのオレンジレター、若い世代が自分たちの年金が将来どうなるのかということをよく理解していくためにも、参考にさせていただいて、今後、お互い...全文を見る
02月27日第159回国会 参議院 本会議 第7号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 南野議員にお答えいたします。  決算の早期審査、予算編成への反映、早期提出についてのお尋ねでございますが、初めに、参議院において、これまでも決算審査を重視され、種々の改革を進められてきたことに対しまして、政府として改めて敬意を表します。  国会...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 川橋議員にお答えいたします。  決算の早期提出についてでございますが、決算の国会への早期提出は、決算結果を予算編成に反映させる見地からのみならず、決算の効果的な審議をお願いするためにも政府として努力すべき課題であると思います。  昨年五月の参議...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山本議員にお答えいたします。  会計検査院の検査結果についてですが、平成十四年度決算検査報告では、不正な経理や財政資金が有効に活用されていない事案などを含め三百三十七件の報告事項が掲記され、指摘金額は約四百億円となっているところです。前年度に比べ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大沢議員にお答えいたします。  構造改革は国民の暮らしと中小企業に痛みを強いるものであり、経済財政運営の方針を転換すべきではないかとのお尋ねであります。  私は、改革なくして成長なし、デフレの克服と経済の活性化を目指し、雇用・中小企業のセーフテ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 又市議員にお答えいたします。  特別会計の見直しについてでございますが、昨年来すべての特別会計を対象として事務事業等の見直しを徹底的に進めるなど、総ざらい的な検討を実施しております。  この結果、十六年度予算においては、事務事業の廃止、縮減のみ...全文を見る
03月03日第159回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○小泉内閣総理大臣 中山議員におきましては、奥様ともどもこの問題につきましては格別の御協力をいただいておりますことに対しまして、まず感謝申し上げたいと思います。  多くの国民の最大の関心事であります拉致問題につきましては、政府一体で今全力を挙げて取り組んでおります。その時々の情...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、金正日氏と会談したときも、北朝鮮にとって最大の国益、利益は何か、それは国際社会の責任ある一員になることだ、こういうことを私なりの表現で繰り返しお話しいたしました。  私は、今でも北朝鮮は、何とか国際社会の責任ある一員になるべく、考えて交渉に臨んでいると...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは日本自身の問題であり、北朝鮮と日本との間の問題でもあります。だからこそ、話し合いによって平和的解決が必要だということで、交渉の経緯はいろいろあります。しかし、日本の今までの方針のとおり、平和的解決に向けてこれからも努力をしていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、世論調査の動向をあれこれ言うわけでなく、私も不満なんですよ、北朝鮮側の態度に対して。私は十分理解できます。  対話と圧力、こういうことに対しまして、日本としては、今後、必要に応じていろいろな交渉をするつもりでもありますし、対話と圧力も平和的解決に向か...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この特定船舶入港禁止に関する法案、どうあるべきかにつきましては、自民党内におきましても、あるいは他の政党の中にも議論が行われているということを承知しております。今後、政党間の協議を経て、国会でどのような扱いになるか、これについては、政党間の協議が続いている最中...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 外交についてはできるだけ冷静に、一時の感情の赴くままに外交交渉をするというのは危険な面もありますので、目的は何か、日朝間の正常化についてどういう対応があるべきかということについては、冷静に、慎重に対応していきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 抜かずの宝刀を与えたわけではないと申されますが、武士道を持ち出すまでもなく、刀というのは人を切るためにあるのではない。各国の防衛力も、使うためにあるのではない、抑止するためにあるんだということを常に念頭に置かなきゃならないと思っております。  いわば、伝家の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国民あっての国家でありますので、それぞれの国民の生命、財産、基本的人権、このことについて国家として一番重視すべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 拉致というのは国民の生命財産を侵害する許されざる行為でありますので、この問題、明らかになっている現状におきましては、国を挙げて取り組むべき問題だと認識しております。
○小泉内閣総理大臣 御家族が拉致されたということを考えますと、そのような心情を持たれるのは私は当然だと思っておりますし、政府としても、そのような心情を大切にしてこの問題の解決に全力を挙げていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 シベリアの抑留の問題をお話しされましたけれども、確かに、戦争が終わっているにもかかわらず何年間も抑留された方々の心境を、当時の、おじい様であります鳩山一郎首相、よく勘案されましてそのような決断をされたんだと思います。  我々も、現在の拉致された御家族の心情、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が訪朝することによって解決するなら、今でも行きます。状況を見ながら、解決のために何が必要かということを考えながら判断したいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、何が必要かということは政府で判断いたします。
○小泉内閣総理大臣 外為法の改正のみならず、特定船舶入港に関する法案につきましても、現在、自民党内におきましても議論しておりますし、民主党の中におきましても議論されているということを聞いております。  これは、今、鳩山議員が言われましたように、北朝鮮に対応する際には与党も野党も...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どういう状況になったら使うかというのは、言わないことが一番いいんですよ。悪化させたような状況には適時適切に、適切な判断をするということで、今からあれこれ、こういう想定なら使います、こういう想定なら使いません、そういうことを言わないのが外交の鉄則であります。
○小泉内閣総理大臣 私は、盧武鉉大統領と会談した際にも、拉致の問題、日本の立場をよく説明いたしました。しかし、韓国におきましては韓国の事情があるようです。日本よりも多い拉致被害者がおられるということもありますが、韓国の置かれた立場と日本とは違うようであり、日本がその韓国の対応につ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それはその国によって事情が違うと思います。  日本と韓国は、この六者会合におきましても緊密な連携をとっております。この拉致の問題について、今お話ししましたように、日本の立場と韓国の立場、事情も違いますから、北朝鮮に対する対応も全く同じというわけにはいきません...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この拉致の問題を含めて北朝鮮との問題、これは政府を挙げて取り組んでおります。関係省庁、よく連絡をとりながら対応していきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 どのような人とどういう対応をしているかということにつきましては、御本人の立場もあります。相手国政府の立場もあります。日本政府としては、必要なことをしておりますし、これからもそのつもりで対応していきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 これは、まず拉致の問題を解決すること、核の問題も解決すること、ミサイル等の問題も解決する、そして一日も早く日朝間、正常化したい。これに対して、いまだにその対応ができていない。そういうことについて私は不満があるということを言っているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 北朝鮮が日本側の求めに対応していないということについて不満があるということを言っているのであって、一日も早く北朝鮮がこのような日本側の要求に対して全面的にこたえる、積極的に応じるということを期待しております。
○小泉内閣総理大臣 一日も早く日本側の要求に対して誠意ある対応をしてほしいということを求めておりますので、そういう点について日本側としては遺憾であると思っております。
○小泉内閣総理大臣 日朝平壌宣言は重要な政治文書であり、日本も重視しておりますし、北朝鮮側も重視しております。この精神にのっとって日朝間を正常化させるという方針はお互い確認しておりますし、金正日氏との会談の中でも拉致の問題について言及いたしましたし、その点については、私は、日朝平...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その点は全く松原議員とは違います。  拉致の文言がはっきり入っていないから拉致の問題をおろそかにしているということではないということは、今までの交渉を見れば明らかであります。拉致の問題解決なくして日朝国交の正常化はあり得ないんです。  交渉の経緯について、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、拉致の問題は日本にとって重大なことであるということは会談の中で十分話し合いました。拉致の問題だけではありません、日朝間の問題は。総合的に、包括的に解決しようという問題で、会談の中でも文書の中でも、十分その点については共通の認識を持っていると思います。
○小泉内閣総理大臣 拉致の問題も含めて、重要だということで文言に入っているわけであります。  ただ、拉致の問題という言葉を使わなかったということによって、拉致の問題は重要でないということにはとれない、そこについては松原議員と認識が違います。
○小泉内閣総理大臣 それは誤解ですね。  今まで、私がピョンヤンを訪問して金正日氏と会うまでは、拉致の存在すら認めてこなかったんですよ。どの政権においても、どの方が北朝鮮へ赴いても、拉致は存在しなかったと。いろいろな会合でも、一切そんなことはあり得ないと言ったのが、私と会談して...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 全く認識が違います。  この日朝平壌宣言がなかったらどうなるか考えてください。功罪相半ばする、何が罪なんですか。なかったことを考えてください。この宣言があるから交渉は進んでいるんです。
○小泉内閣総理大臣 拉致の問題も含めて話し合ったんですよ。だから、拉致の文言は入っていないけれども、拉致の問題が重要だからこそこの平壌宣言に基づいて拉致の問題も協議しているんです。
○小泉内閣総理大臣 入っていようがいまいが、今交渉している事実をよく見てください。北朝鮮関係者は、まさかみずからの将軍様が拉致の問題を認めるかとびっくりしたじゃありませんか。今まで全部、何年間も否定していたんですよ。  文言が、拉致という問題が入っていないということは、政治文書...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 持ってなかったら何で交渉になっているんですか。問題になっているから、北朝鮮側の代表が出て、日本とちゃんと交渉しているんじゃないですか。
○小泉内閣総理大臣 全くそう思いません。  では、何で今拉致問題を交渉しているんですか。これだけ前面に、国民の前に明らかになって、六者間で協議して、国際社会の中で拉致の問題を私はいろいろな会議で説明している。そして、日朝間で今交渉している。  全然関係なかったら、北朝鮮側の代...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、国交が正常化していない、国交がない国と今交渉しているんです。問題になっていないどころか、これだけ問題になっているじゃないですか。どういう認識ですか。
○小泉内閣総理大臣 全く違う。諸懸案で問題が入っているから、拉致は議題になっているんです。最大の問題になっているんです。
○小泉内閣総理大臣 それは、いろいろな話し合いの中で総合的に解決すると。諸懸案の中で拉致の問題は入っているんです。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 犯罪国家という定義がどうあるべきかというのは難しい問題でありますが、テロというのは許されざる犯罪だと私は思っております。
○小泉内閣総理大臣 拉致というのは、これはもう許されざる非人道的な行為である。だからこそ、このようなことを二度と起こさないように、日本としては対応をしっかりしていかなきゃならないし、そのような行為をした北朝鮮側に対して、二度と起こらないような措置を求めているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 北朝鮮側との交渉の目的は国交正常化でありますし、それは平和的解決であります。そういう中にあって、対話と圧力も、平和的解決、正常化に向けての手段であります。伝家の宝刀、これを抜かずに目的を達成すること、これ、一番大事なことであります。抜けば解決できるんだったらば...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは選択肢としていろいろな手段を持つことはいいと思います。しかし、いろいろな国際紛争を解決する手段を考えると、武力の行使もあるでしょう。しかし、それは最後の手段なんです。  私は、ブッシュ大統領との会談でも、イラクに対する対応と北朝鮮に対する対応は違ってし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それはアメリカと日本の国の立場も違いますし、考え方も違います。  あのとき、ケネディ大統領は、場合によっては戦争も辞さぬ、ソ連との核戦争も辞さぬという決意のもとに封鎖をしたと思われます。日本は果たして、戦争も辞さぬというようなことを言っていいかどうかというこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一日も早く拉致された御家族を帰国させること、そして、今後、まだ不明の方もおられます、その点についても調査をしっかりしてもらうということ、こういうことについて、私は北朝鮮側に、早く誠意ある対応をしてくれという交渉を進めておりますし、そのようなことを御家族の方々も...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 拉致専従班をつくれということでありますが、政府挙げて、拉致の問題解決なくして正常化はあり得ないと言っているんですよ。政府全体がこの問題を真正面から取り上げているわけです。  それと、委員会の件につきましては、これは国会で今話し合っていることでありますので、国...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、拉致の問題につきましては、日本と北朝鮮における二国間の問題である、基本的にはそう認識しておりますが、六者間の会合の枠組み、これは、全体の、核の問題を含めて、朝鮮半島の非核化、平和と安定ということを考えますと、この六者協議の枠組みは重要だと認識しております...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 共産党から評価をいただきまして、ありがたいと思っております。  また、今回の成果につきましては、一定の前進が見られましたが、私どもが期待していたような成果は見られなかったという点については、残念な面もございます。  しかしながら、これから次の会合に向けての...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、拉致の問題と核の問題という話をいたしますと、日本以外の国々は核の問題について大きな関心を持っている、どちらかといえば、日本の拉致の問題よりも核の問題を主として議論の対象にしようという姿勢はうかがえます。しかし、日本は、拉致の問題も核の問題も同じように重要...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず第一に、北朝鮮が一日も早く国際社会の責任ある一員になること、そして、六者会議に臨んだ五カ国も平和的解決を望んでいるんだということを強く発信したということ、これからも六者協議の場を通じて平和的解決を目指していこうという共通の認識を持てた、これは、私は、評価さ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 北朝鮮側から、私と金正日氏との会談におきまして、拉致を認め、謝罪し、二度とこのようなことはしないという言明がありましたし、そういう中で日朝平壌宣言を発出したわけであります。  そして、これからも中国、韓国、両国とは密接に連携をとっていきますし、隣国であります...全文を見る
03月05日第159回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○小泉内閣総理大臣 この行政の効率化、そして税金のむだ遣いをいかに省いていくかというための会議の場を通じましても、出てきた結果なり検討を次の予算の編成に生かしていかなきゃならない。また、具体的なことについて、与党として提言なり提案があれば、これからも申していただきたいし、予算のむ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 具体的な提言をいただきましたので、この場合、役所の公用車、みずから持つ点と、民間ハイヤーなりタクシーなりを利用した場合に費用の点でどうなるか、実際の仕事の業務でどうなるかということについても、できないできないということじゃなくて、できた場合はどうなるかと、よく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、政府で出ている場合もあるし、社会保険庁で出ている場合も、その役所によって違うのもあるんじゃないでしょうか。
○小泉内閣総理大臣 こういう問題につきまして、全役所の税としてこれを負担するか、今のやり方について問題点があるか、よく今後検討する必要があると私は思っております。
○小泉内閣総理大臣 その考え方もよくわかります。ただし、年金の資金を運用する場合に、年金掛金を運用する人に対してこの掛金を使わないということが現実的に可能かどうか、そういう点もありますので、よく検討する必要があると思っております。
○小泉内閣総理大臣 そういう今までの経過も踏まえて、自民党の方も協議を重ねて、この厚生年金なり国民年金なりの使い道というものを正すべきだという意見が来ております。そういう点を踏まえまして、今後よく検討していかなきゃならない問題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 趣旨としてはいいんです。ただ、人件費とか、運用する人もいますから。それから、あるいは事務所とか、これはもう掛金は使われないわけですね。だから、よく分けなきゃいけないと私は思っています。
○小泉内閣総理大臣 全部禁止ということは現実面から無理だと思いますが、今までのトップの方たち、そういう点については、厳に天下りを戒めるように、今後も検討していきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 これは既に決定しているんです。その方針でやります。ただ、今までの時間の経過があるんです。よく考えております。ですから、今後、政府系金融機関、私の言ったとおりになります。今回の、今任命しているのはこれは最後になります、事務次官のトップは。  だから、これは任命...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それも私は承知しております。しかし、これは、今後、郵政民営化と絡んできますから、郵政民営化の議論の中で、政府関係金融機関、これも合理化していかなきゃならないということを前提としております。  ですから、今の時点では確かになっておりませんが、今後、既に、発表は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは大事な指摘で、私は最大の改革の本丸は郵政民営化だと思っていますから、これをいかに実現するかという役所の動きをよく見ています。だから、既にこういうことも私承知しているから……(発言する者あり)全然うそついていません。もう今の政府系金融機関の、財務省初め事務...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 入札談合というのはあってはならないことでありますので、今後ともこれは、今の御指摘も踏まえまして、厳正に対処していかなきゃならない問題だと考えております。
○小泉内閣総理大臣 今までの議論で、改めなきゃならない点が多々あったと思います。これは率直に反省しなきゃいけないと思っております。  責任、やはり政治だと思いますね。これをみんな要求にこたえて認めてきたんです。こういう点を改めて、より適切な、貴重なお金の使い方、これはやはり政治...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、信頼ということは、人間の、個人間の間にあっても、企業にあっても、あるいは国家間におきましても、私は最も大事なことだと思っております。  アメリカと日本の間におきましての関係におきましても、日本にとって、アメリカは信頼に足る同盟国だと思っております。同...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、今回、イラクに自衛隊を派遣して、イラクの国づくりのために復興支援活動あるいは人道支援活動、これは国連の要請にこたえて行ったわけであります。  国連におきましては、すべての加盟国にイラクの復興支援に協力を要請してきております。日本は、国連の一員として、信...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、何が信頼に足る行動かということで考えているわけであります。何をしなかったら信頼に足りない、そういうことではないと思うんですね。
○小泉内閣総理大臣 私の考え方、答弁は一貫しております。  今までの積み重ねてきた政府の憲法解釈を尊重したい、しかし、憲法の条文をめぐって国民の間にはいろいろ解釈があり、解釈も変わってきた経緯があるということは承知している。ある時期においては自衛隊も憲法違反であると言う方々も、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、大臣にする質問と、より詳しく事務的なことを知っている局長なり役所の担当者に聞く質問と、分けてなされるべきであると。何でも大臣が答えればいい、副大臣が答えればいいという問題でもないと私は思っております。
○小泉内閣総理大臣 それも、政治家として大臣の考え方を聞くことと、事実確認といって大臣よりも担当者がいいという場合も質問によってはあると思います。それは参考人を呼んで悪いということでもない、私はそう思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は一般論を言っているんです。(発言する者あり)今、一般論と具体論を分けて二点言います。  最初に言った、具体的な質問通告があったのにそれに対してはっきりしない、御迷惑をかけた点はよろしくないと思っています。もっと質問通告に誠実に対応するような態勢を大臣はと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 人によって違うと思いますが、私が思うに、収入が減るとやっぱり貯蓄を取り崩そうという方も多いんじゃないかと思っております。  世界の中でも、日本の貯蓄性向が高い、消費性向はなぜ低いんだというようなことを言われていましたけれども、最近はだんだん貯蓄性向も低くなっ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それも一つの要因だと思います。そういうことから、景気の回復、このためにも、金融改革、税制改革、また、規制改革、歳出改革をしていかなきゃならないと思っておりますし、最近ようやく、企業の業績にも明るさが見えてまいりました。この動きを、地方にも、また中小企業にも広が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 だからこそ、改革なくして成長なしと。経済全体をよくしていく中で個人の家計も改善していこうということが必要であって、一つだけとってこれだけに焦点、歳出だけ、歳入だけということでは全体の経済を論ずるのには不適切じゃないかと思っております。やはり総合的に考える必要が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、一部だけ取り上げて論ずるというのではなくて、減税もしているわけであります。同時に、年金に充てられる部分もあるわけであります。さらに、経済全体が上向いてくれば、これは雇用にもいい影響を与えてくる。そして、今、各企業が業績が上がってくれば、社員の給料も上が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 民主政治を発展させたい、日本の経済社会をさらに健全化していきたい、そういう点において、個人も企業も団体も、それぞれの支持する政党に献金しようというのは、これは悪いことではなくて結構なことだと思っております。  そういう点、献金してくれるところだったら、自由民...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 賛否両論といいますか、よい方向にある、あるいは悪い方向にある、両意見があると思いますが、やはり、地方の自主性を高めていくという、地方にできることは地方にという趣旨での三位一体の改革は必要だと思っております。  その際、今までの百年以上にわたっていた制度ですか...全文を見る
03月08日第159回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 本日、決算委員会が予算委員会の前に開会されるというのは恐らく初めてじゃないでしょうか。衆議院で予算が成立した後、参議院で直ちに予算委員会が開会されて、その後決算委員会が開かれるというのが今までの通例だと思います。しかし、衆議院と参議院の役割というも...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 食の安全につきましても、あるいはイラクの問題につきましても、多くの国民の皆さんは不安に思っておられる面も多々あると思います。内政、外交全般にわたりまして、少しでも現状を改善していこうと、良くしていこうという、そういう国民の思いに政治が後れているので...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 哲学者の意見を伺うというのも大事なことだと思います。哲学と政治は違いますが、いろいろな名論卓説持っている方々の意見をどのように政治に生かしていくかということは、古今東西、政治の任に当たる者が心掛けてきたところだと思います。日本におきましても、これか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊によるイラクの復興支援、人道支援は、これは一部であります。自衛隊がすべてではないんです。そのためにも、早くイラクの治安の回復、そしてイラク人のイラク人による政府が作られなきゃいけない。そういう環境をできるだけ早く作るために米英始め各国が努力し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 浅田会長夫妻が自殺されたという報道でありますが、誠に痛ましいことだと思っております。鳥インフルエンザに対しまして、国民の厳しい反応、そして自らの責任を考えられて、その御苦労は大変なものだったと思います。  この自殺というのは本当に痛ましいことで残...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今後、人口がますます世界で増えていく、そういう中で食料を自国で一定量供給体制を作るということは極めて重要だと認識しております。  しかし、現状を考えてみますと、今、農水大臣の答弁にありますように、国民の食の嗜好も変化しております。日本国内で生産さ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、今、私、答弁した中にも含まれておりますが、生産者のみのことだけでなくて消費者の嗜好を考えるということも現在では大事ではないかと思っております。  日本は、自給率向上といいましても、畜産等を考えましても、えさはほとんど輸入品ですから。日本の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 食料を安定的に供給するということ、そして食の安全を確保することと、それと同時にFTAを推進するということ、両立していかなきゃならないんです。一方だけ偏るわけにいかないんです。そこが政治の難しさでありますので、私は両立するように、理解を得るよう努力し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 藤井議員から今様々な問題を提起されましたが、一つ一つ大変重要なことであります。  例えて言えば、年金制度が創立された当時は主婦の皆さんはほとんど専業、仕事を持っていなかった。二十年前も、私は、夫婦の例を取れば専業主婦の方が多かった。しかし、現在、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 常々、円議員からの質問にもこのような問題認識を提起されております。私も厚生大臣経験しておりますし、そのような困難な状況にあるということは承知しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、これは、まあ麻生担当大臣が後ほど答弁していただきますが、地方において自主的な裁量権を与えと、与えようということで補助金の問題、改革しようとしております。民主党も、まあ四兆円じゃ足らない、十兆円以上削減しろと、そして補助金を自由に与えよと言いま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この問題については、坂口厚生労働大臣が実に詳しいんです。その対策を、私は、よく今の意見を参考にしながら対処してくれと指示しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 経済情勢の悪化も影響ありますが、同時に、就職しよう、また仕事をしようという方々にとっては、昼間からお酒を飲まないような努力も必要だと思います。やっぱり仕事しようという人に対しては、できるだけ自分が教育訓練受けようとか、あるいはどのような仕事、自分向...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 生活保護を受けている方が確かに増えております。これはやはり経済状況も影響しておりますし、今の失業率が多いということも関係しているんだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 少子化の問題、また出生率の低下という問題は一様じゃないと思います。様々な要因が重なっているし、経済状況だけでもない、意識の変化、もういろんな状況、国によっても違います。私は、こういう問題について、これが少子化の原因だということは一言には言えないと思...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 児童虐待というのは最近増えており、新聞、テレビ等で報道されているのを見ても大変悲惨な状況で、一番愛情を受けなきゃならない子供が逆の、虐待をされるということについては、私も、何でこのようなことが起こるのかと、子を持つ親として子供をかわいがることがどう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 知っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も実際知り合いの人がおりますので、フランスのみならず各国からそういう話聞いております。率直に言って円さんみたいな感想を持ったわけです。で、どうなのかと聞いたら、なかなか難しいんですね、手続上、今までの二重国籍の問題。やっぱりこういうのは、国民的議...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、私が厚生大臣やっていたときに、年金福祉事業団、これを廃止しろと言ったときに、みんなびっくりしたんですよ。この厚生年金福祉事業団で果たして収益が上がるのかどうかと。民間よりも安い、施設はいい、普通に考えれば収益は上がんないぞと。やっぱり、厚生...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が就任以来、最大の改革の視点がそこなんです。だから、特殊法人改革、民間にできることは民間に、そしてその本が郵政三事業だと。財政投融資、特殊法人、全部につながるのが郵政民営化なんだということからやっているわけです。特殊法人も一番税金を使っているとこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは一連の特殊法人、財投、郵政の改革が大きな改革でありますが、同時に天下りの問題もこれは大事な改革だと思っております。四十代、五十代で辞めろというのも無理ですしね、働き盛り。これを延長するということを決定したのも、今までの役人の世界だったら非常に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今後、各般の意見を踏まえ、また与党とも相談しながら、見直してもいいのではないかと私は思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もう今、石破長官十分言われましたので、付け加えることはございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国会議員がこのような詐欺容疑で逮捕されたということは極めて遺憾なことであり、残念だと思います。今後、こういう不祥事を起こさないように、各議員、襟を正して国民の信頼を回復するように努力していかなけりゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、官房長官の下で有識者懇談会で、総理大臣のみならず、行政の給与の在り方について議論しているということは承知しております。  また、総理大臣給与、閣僚も今一割カットをずっと続けておりますし、これ今年も続けるんですね。国会議員、みんな続けております...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鳥のインフルエンザ、拡大していることに対して多くの国民が不安に思っております。また、政府としても、なぜこのようなことを防止できなかったのか、業者の皆さんどうして通知が遅れたのか。そういう点も含めまして、今後の対応に反省点はどういうべき点か、また、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 具体的な対応は担当大臣に任せますが、そのような今御指摘の反省も踏まえて、今後どういう対策が必要かということを今各省連携して研究しているところでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鳥のみならず、食の安全については、これは、国民、非常に大きな関心を持っておりますし、これから健康な生活を送る、あるいは自らの健康は食生活が非常に大事だという認識が増えてきた段階で、実に大きな問題だと思っております。  偽装表示の問題やら今のような...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) やめるということじゃなくて、手続の面においてどのようによりよく通知、理解をしてもらうような方法が必要か。これは一割負担になってから低所得者については一定の上限設けておりますし、高額所得者においても一定の限度額を設けております。  ですから、この点...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは法案審議の際にも盛んに出た質問で、私も何回も答弁しております。  受益者負担、三割負担が低ければ低いほど患者さんの皆さんにとってはいいことは事実であります。しかし、その一方で、病気になっていない方々の負担も考えなきゃいかぬと。毎月毎月全くお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 又市議員のお話を伺っておりまして、これは今までの年金の運用の在り方、あるいは特殊法人、財投等の運用の在り方に対して警鐘を鳴らしているんだと理解しております。  私はその調査レポートを読んでおりませんが、これはよく考えなきゃいけないことなんですが、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 実際、廃止された場合は、民間が今まで官がやっていた分野にも参入してきて、これからの資金が有効に民間にも活用されると。  これはやっぱり非常に重要な問題で、一つの警鐘を鳴らしているというふうに財務省も真剣に受け止めなきゃならないと思っています。現状...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 参議院と衆議院、二院制の中でよく言われることの一つにこういうことがありますね。例えば、衆議院と参議院じゃなくて、上院と下院といたしましょうか。一院と二院とでもいいです。一院の意見と二院の意見が同じだったらば一院制でいいじゃないかと、無用じゃないかと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、衆議院、参議院の在り方についてだれよりも一番知っているのが衆参の議員だと思うんです、この点に関しては。選挙制度もそうなんです。有識者の議論を聞いても、どんないい意見を聞いても、現実の衆議院議員、参議院議員に勝る識者はいないと思っています、現...全文を見る
03月09日第159回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 坂口、河村両大臣から答弁ありましたように、今までの対応で不十分な点、そういう点も反省いたしまして、これからこの防止にどういう対策を講ずるか。極めて大事な問題であり、最も愛情を受けなきゃならない時期に逆のことをされる、これは将来の健全性を考えますと極...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もとより、自衛隊の復興支援活動は日本のイラクに対する支援活動の一部であります。自衛隊の活動がすべてではありません。現在のイラクの状況におきましても、できるだけ国連も関与し、国際社会が協調する体制を構築していくことが大事でありまして、その中で自衛隊の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 占領統治が極めてうまくいっているかというと、なかなか難しい状況にあると認識しております。しかし、イラクの復興を失敗させるわけにいかぬと。そこで、どのような支援ができるかということで、これを成功させるためにも国際社会が協力する体制を作ることが極めて重...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクに安定した民主的な政権を作る、これが大事だというような認識は共有していたと思います。そして、これは開戦前から、もし戦争が行われれば泥沼に陥るぞという見方と、いや数か月で戦闘、主要な戦闘は終わるのではないかという見方、いろいろありました。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、私は、想定、どういう状況になるかということははっきり想定していたかといえば、それはできません。しかし、フセインの独裁政権、これは脅威だという認識は持っておりました。開戦後はできるだけ早く安定した民主的政権を作る、そのために日本は何ができるか、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だれが民主党の候補になるかというのは私は想像できませんし、仮にケリー候補が候補になったとしても、まだ、十一月ですから、選挙、どういう結果になるか分かりませんが、ケリー候補がなったとしても、ケリー候補は戦争を支持しておりますし、こういう点については、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国々との交流、付き合いというのは、お互いの立場を尊重し、違いを認め合っていく、そういう中で友好関係を築いていくことが必要であります。それぞれの国には愛国心、自尊心ありますから、そういう点についても十分配慮しながら、自制心を持って交流関係を深めていく...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そうは私は思っておりません。  私が靖国に参拝する、多くの戦没者に哀悼の誠をささげると。今日の日本の平和というのは現在の人だけで形作られているのではない、尊い犠牲の上に成り立っているんだ、こういうことを忘れてはいかぬ、二度と戦争を起こしてはいけな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は戦争を経験しておりませんから体験というのはありませんが、学生時代に最も感動した本が「ああ同期の桜」、戦没学徒の遺稿集です。これを読んで、同じ学生の身として、もし自分があのとき生まれていたら、同世代だったら自分もこういう境遇に陥っていたのかと。こ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 戦争すべきではない戦争だったと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろ原因があると思いますが、国際社会から孤立したことだと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 抜本改革の見方、いろいろあると思いますが、これは、今まで五年ごとに見直すということでなく、給付と負担をどうすべきか。そういう中にあって、基礎年金を三分の一から二分の一に引き上げるという、こういう点について道筋を付けたということにおいて抜本的改革であ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は封印しているわけじゃありません。消費税の議論、歓迎すると言っているんです。ただし、私の任期であります三年、まあ九月のときにって言いましたからあと二年半、消費税を上げる環境にないと私が判断しているわけです。その間は上げる必要ないし、上げるべきでも...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は辞めるまで議論するなというのなんか一言も言っていませんよ。今から大いに議論してくださいと。しかし、そういう中で、議論をしていく中でいつ上げたらいいか、上げるべきでないかというのはまとまってくるでしょう。しかし、私の任期中、二年半の間に上げる状況...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 五年ごとの財政再計算ではなくて、今回の負担と給付の問題を見直し決めたわけでありますが、全くしない、これは少子化の、出生率とか経済の変化あります、こういうときには、こういうときには、これはやっぱり大きな変化が来た場合にはまたどう対応したらいいかという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自殺によって親御さんを亡くさられたお子さんたち、この方たちの精神的な衝撃も大変大きなものがあったとお話を伺って、これは深刻な事態だなと私も思いました。昨日も鳥インフルエンザに絡んで自殺したという報道に接しまして大変痛ましいことだと思っておりますし、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 塩川前大臣のときからも、この特別会計の問題、提起されましたし、国会でも度々議論されております。  国民に分かりやすく予算書、決算書を示すと、また、特別会計含めて情報開示、これをしっかりと対応していきたい、また、できるだけ早く皆さん方の審議に供する...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 武部大臣の在任中にBSEが発生し、多くの皆さんから辞めさせろ辞めさせろという声が起こりましたが、私は、武部大臣はしっかりした対応をしているから辞めさせる必要ないと、今後の対応をきちんとやるということで非常に努力され、懸命にやってきたことに対して私は...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 総理大臣として、どの額から出すということじゃなくて、やるべきことはやる、必要な額は出す、これが私は大事だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、各担当大臣が答弁していますように、できるだけ早く対応しなきゃならないと、そのために必要なことはやると、必要な額は出すと。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 最も詳しい各担当大臣が具体的な日時が出ないということに対して総理大臣が出せるわけないでしょう。これは具体的な日時が出ないからできるだけ早く、これが大事だと私は思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 矢野議員が外務副大臣として各国を訪問し、日本との友好関係発展促進のために大変努力をいただいたということに対しましては、心から敬意を表しております。  日本として世界から高く評価されているというのは、単に私は、政府や今までの、敗戦後、廃墟の中から立...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 最近、経済指標を見ますと、予想を上回るいい成果が出ております。言わば明るい兆しが出てきたなと。まだまだ厳しい状況が続いておりますが、これも、改革なくして成長なしという改革路線を進めてきた効果がそろそろ出てきたのかなと。昨年の状況から考えましても、今...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今のところ大企業を中心に業績が改善してまいりましたけれども、これがいずれ中小企業に、また地域に、地方に拡大していくと景気も本物になったということになってくると思います。そのような経済活性化に向けて、政府としては、今後より一層気を引き締めて地域再生あ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 個別の企業を視察したり、あるいはこのような厳しい状況にもめげず頑張って努力している企業もあるし、あるいは時代の変化に付いていけない企業も多々あります。そういう中で、やっぱり現場を見るということは大事だなと思いまして、私も時間を見ては地域を回ることも...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 憲法改正につきましては、これは来年の秋、自由民主党結党五十周年を迎えます。その五十周年を節目として、今自由民主党内で、この来年秋を目指して党としての草案、改正案をまとめていこうという作業が既に始まっております。民主党も、二〇〇六年には民主党としての...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 批判する人はどのようにも言いますよ。各国とも協力が大事だと、協力がうまくいくと追随と言う。改革というと改革の名に値しないと言う。批判はどうでもできます。  最近、いろんな経済の問題におきましても、与党、野党の意見も、小泉内閣の予算、経済対策、この...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ASEAN諸国とは今まで良好な関係を保ってまいりましたし、これからも日本のASEAN重視政策は変わりません。  特に、昨年十二月には初めてASEAN諸国の全首脳が東京に集まって日本とASEAN特別首脳会議が開かれて、さらに毎月、一月から十二月まで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今るる質疑応答を聞いておりまして、その足利銀行に対する思い入れ、そして監査に対するいろいろ言いたいこと、矢野議員のお気持ちも分かりますが、これは竹中金融担当大臣、そういう点も踏まえてしっかりと対応していることでありますので、今後とも、今日の御議論も...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはもう竹中金融担当大臣が今日の議論を踏まえてしっかり対応すると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 景気の状況もようやく明るい兆しも見えてまいりましたし、地方におきましてはまだ及んでいないという指摘もよく理解できます。この大企業におきました業績の改善あるいは東京を中心にした大都市の活況が今後地方にも、また中小企業にも及ぶように改革を進めていかなき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は就任以来、改革なくして成長なし、言われて、それは違うと批判する方がたくさんいました。与野党の中にも、経済の専門家の中にも、このような厳しい経済状況の下では成長なくして改革なしだとさんざん批判されました。しかも、専門家の中にも、学識経験者の中にも...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この三位一体、補助金、交付税、税財源、これを三つ一緒にやろうということで、確かに地方には戸惑っている部分もかなりあります。しかし、百年以上続いた制度を変えるということでありますので、当初、補助金を一兆円削減しようという目標を立てたときでさえもできる...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鹿児島は私の第二のふるさと、おやじの故郷であります。できるだけ早い機会に私も鹿児島まで新幹線で行ってみたいという気持ちはあるんですが、なかなか国会の日程でも行けませんが、この十三日に開通の運びになったということを喜んでおります。  木村議員は熊本...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 観光立国、一地域一観光と。観光について地域がそれぞれ知恵を出して国全体の活性化につなげていこうという方針を小泉内閣は打ち出しております。  阿蘇といえば、麻生さんのアソじゃないんですが、たしか坂本龍馬が新婚旅行に行った地域だったじゃないですかね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それぞれの地域が歴史的な物語や遺産を大事にして観光を振興しようと。四国においては、「坂の上の雲」の司馬遼太郎氏の小説を舞台に愛媛県では町づくりが進んでいる。国の支援というだけでなくて、地域が、これだけの観光資源があるんだと、皆で取り組もうというその...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊諸君の国内での活躍のみならず、海外での活躍に対しましては、外国の方々からも高い評価を得ております。特に先般、東ティモールのグスマン大統領は、国連の場で自衛隊諸君の東ティモールにおけるいわゆるPKO活動、これに対して高い評価を公の場で表明されま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 道州制という言葉はいろいろ聞かれますが、果たしてどういうものかということに対しては、まだ実際に行われていないわけですから、なかなかつかみ切れない、実感がわかないというのが現状だと思います。  そういう中で、地方制度調査会におきましては、北海道だけ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクに自衛隊諸君が派遣され、今現在、地域の住民の皆さんとともに良好な関係を築きながら復興支援、人道支援に当たって活躍してくれている。この点については、日本として、イラク人のイラク人による政府をできるだけ早く構築したいという、そしてイラク人が希望を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アナン事務総長が日本を訪問され、私も会談を行い、そしてアナン事務総長は国会で演説されました。日本の国際社会における活躍に対して、アナン事務総長も大変高い評価を与えていただいております。これは、長年にわたる日本国民の世界での活躍ぶり、そして日本国政府...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) メソポタミア湿原の問題につきましては、先日、浜四津議員から、イランを訪問して、メソポタミア湿原の復元に対する必要性、重要性をじかにお話を伺いました。環境問題、国際社会もこれについては大きな関心を持ってやっていると。同時に、浜四津議員はイランを訪問さ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、国際社会が、仮にイラクがその支援を要請する、歓迎するということになれば、国際社会も私は必ず支援の手を差し伸べると思います。そういう状況ができれば、日本も積極的にこの復興支援活動に取り組んでいきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先般、二月、行われました六か国協議、六者協議におきましては日本が期待していたとおりの成果は得られませんでしたが、今後、拉致の問題、さらには核廃棄の問題等、平和的に解決する一つの枠組みとして大事にしていきたい。そして、六月にもう一度会合をしよう、その...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この六者協議においては、平和的解決をしようということでは一致しておりますが、各国それぞれ立場も事情も違います。思惑ということに対してはいろんな人がいます。これについて政府としてはああだこうだというよりも、日本政府としては、北朝鮮と国交正常化し、拉致...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろ方法はあると思います。圧力あり対話あり、いかに効果的だということを考えながらやる必要があると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 参議院選挙を七月に控えていて、逃げるんだったら数字をはっきり示しませんよ。だれもが数字を示すことができなかった、嫌がった。というのは、給付だけじゃないからです。負担の数字も示さなきゃならない。税金も、基礎年金、三分の一から二分の一、これもはっきりと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) チャレンジドというのは、アメリカ、英語の言葉で分かりにくいんですが、むしろこれは天から与えられた挑戦の機会であるという、前向きに受け止めているんだと私は理解していますね。  普通、障害を持つと、これは何もできないんじゃないか、あるいは挑戦する意欲...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) エールも英語ですけれども、応援しなきゃいかぬと思っていますが、やはり国語力とこの英語、どううまく教育していくか、これ両方大事ですね。小中高が英語一貫教育でかなり応募者来ていると、今度特区構想で、聞いておりますし、外国に比べて日本語の、日本における英...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今初めて聞いた話ですが、長年、労働金庫において簿外で資金が管理されて、これが不適切な支出が行われたということでありますので、事実であれば大変遺憾であると思っています。政府としても厳正に対応していきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の佐藤前議員の問題につきましては、名義借りを行っていた秘書は親族じゃないでしょう。ですから、これは私は制度以前の問題だと思います。  多くの国会議員はこのような詐欺行為をしていないと思いますよ。また、親族を秘書に採用していたとしても、同じよう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは一口で言うというのは非常に難しいんですが、私はやっぱり人間本来の倫理観といいますか道徳観念、これが社会全体にしっかり根付くということが一番大事なことだと思っています。法律で縛るということも有効でしょうが、それ以前に法律以前の問題で、人間という...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 観光振興というのは日本経済全体にとっても大変有力な手段ですし、この経済活性化する意味において、そしてどの地域も喜びますね。そういう意味において、私は、有給休暇の取り方が日本は外国に比べて非常に少ない、それだけ働き者が多いのかなという面もあると思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 専門家だから。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私に、逮捕された理由を私に言わせるんですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、だから、どういう事実、事実を確認しなきゃ。なぜ逮捕されたのか、これをよく伺わないと。私は、しかも今、逮捕された、どうかと言われても、事実をやっぱり確認しない限りははっきりしたことは言えないです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、年金は破綻させてはいけない、やはり将来永続的に持続させていかなくてはならないと。そういうことから、高齢者の数も増えてまいります、保険料を負担する世代も減ってまいります。そういう中での改革でありますし、物価が下がったと。物価スライドなんですか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全然捨て去っていませんよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 道路財源は、一般財源化も含めて道路だけに使うということはいかがなものかと。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だから、見直すのはいいと。しかし、この道路財源は、期限が来た段階において、もし道路財源を一般財源化するんだったらばガソリン税というのを廃止しなきゃいけない、自動車税どうするかという問題もあるからよく検討しましょうということを言っているんです。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だから、そういうことも言ってもらわないと、片っ方だけ給付給付と言ったって、これは通じませんよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほども言ったでしょう、一般財源化、見直すのはいいと。  しかし、今廃止した場合に、それじゃガソリン税どうなるのかという問題が直ちに出てくる。これは、ガソリン税払っている人は一般財源に繰り入れられたら怒りますよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう点も含めて……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一般財源化できる方法があれば、それは協議するのはやぶさかじゃない。見直し大いに結構。だから、今回も使い道を道路だけじゃなく広げたでしょう。こういう点も今後よく議論してもらいたい。私は、こういう点において、一般財源化ということについて大いにこれからも...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、このグリーンピア問題も厚生年金福祉事業団の問題も、厚生大臣在任中に、必要ないから廃止しろと率先して言った議員の一人であります。問題点は認識しております。だからこそ構造改革が必要だということでやっております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは国民一般から見れば釈然としない問題だと思います。しかし、国会決議されているんですね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 地元は、こういう施設を造ってくれるということに対しては地方の自治体も住民も歓迎するんです。だから、国会の中では委員会で各党が附帯決議でこういうの造れ造れと、国会でも決議してきたんです。ここが政治の難しいところなんです、政治の追求というのは。  し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) しかし、このままで済むより売り払うべきものは売り払った方が将来の負担は少なくなる。そして、廃止、合理化に進んで、今特殊法人改革もしているし、これからの財投の改革も、民間でできることは民間ということで郵政の民営化も始まる。道路公団も、民営化できるわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう点については共産党と立場は違いますけれども、私はこのグリーンピア等の改革は必要だと思います。たとえ安く売り払っても、このまま突っ込んでいけばもっと負担が増えますから、早いところで撤退すべきだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) やる気のない面も能力のない面もあるでしょう。だからこそミスマッチ。この求人があるんだけれどもその就職の糸口が見付からない人に研修なり訓練が必要だと言っているわけであります。まずやる気を起こしてもらわなきゃいかぬと。そして、新しい求人に自分の能力が合...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ピンはねとかそういうのはちょっと言い過ぎだと思いますけれども、労働条件の改善は今後よく心しなきゃいけないと思っております。また、正規社員が減って派遣社員が増えているというのも、これは一つの時代の変化の現われだと思います。一概に悪いとは言えませんが、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは監督官庁とかどうかということについては今答弁は差し控えますが、この派遣社員の問題についてはもっと規制を緩和してくれという声も強いんです。共産党は規制緩和、これに対して非常に抵抗が強いようですが、一年ではなくて今回三年に延ばしたでしょう。あるい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 見直しを検討しているということは伺っていますが、いつまでにということは私は承知しておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 在日米軍基地、米軍の編成の問題とそれから日本の防衛の問題、抑止力、安全の問題、密接にかかわっております。同時に、沖縄の基地の負担軽減、整理統合、これも日本政府にとっては大きな課題でありますし、この米軍の再編成につきましては日本としても米政府とよく協...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、SACOに基づいて普天間の返還等を進めておりますが、まだ米軍がどのような沖縄の基地の編成について考えているか、日本は打診を受けておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鳥のインフルエンザ、あるいはコイのヘルペス、BSE、食の安全についてこれは大変多くの国民が心配していることですし、食の安全ということから考えても、政府としても関係省庁挙げて、安心、安全の確保あるいは感染の防止、再発の防止、こういう問題に対して真剣に...全文を見る
03月10日第159回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外地の大使館に勤務するという使命感とか、あるいは自らの役割ということに対して認識を欠いていた面が多々あったと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 過去のこととはいえ、外務省として多々反省すべきことがあったと。今後、このような不手際を認め、移住者に対してどのような対応ができるか。また、ドミニカとの間にどのような友好関係を維持発展させていくことができるか。そういう中でしかるべき対応を考えたいと思...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 役所によって対応が違うと思いますが、前から私も聞いているところによりますと、外務省の対応はほかの役所に比べるとなっていないという声はよく聞いております。今の尾辻議員の質問を聞いていましても、報告にしても非常に遺憾であると思うのも無理からぬ点が多々あ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政府としても真相究明に全力を挙げて取り組んでおります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 衆議院の政権公約も自民党の治安対策小委員会の提言をよくまとめて出したわけであります。治安の重要さ、これは、これからインベスト・ジャパンにしても外国人観光客を倍増させようということについても、外国人が増えると犯罪が増えるというんじゃなくて、犯罪対策と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 世界一安全な国の復活を目指して警察の機能を強化していこうと。それと同時に、政策的にも全国、稚内から石垣までと言っておりますように、大都会集中ではないと、地域の再生、そのためにも一地域一観光と地域が取り組んでくれと、さらに規制緩和、こういう総合的な政...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはもう提出した法案は成立させなきゃならないと、与党として。まあいろいろ報道入り乱れておりますが、報道という場合は報道の側で私もあることないこといろいろ言われていますので、それについてはどう答えていいか分かりませんが、政府としては全力を尽くして、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在の正規社員以外の社員に対する年金の問題も、これまた党内でもいろいろ議論あるわけです。そして、今お話しのように、企業側の負担と同時にパートで働く方の負担も考えなきゃいけないと、両論あるんですね。だから、今すぐ決定して導入するよりも、もう少し時間を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) かつて自民党内でも水源税の話あったんですよ。これはちょっと、森林守るだけの話じゃなくて、余りいい話でもない、税の話で。だから、税の問題はともかく、森林を守るということは私は大事なことだと思っております。また、森林を持っている方の負担を軽減する、こう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは補助金の問題、交付税の問題、税財源の問題、これを一体的に改革していこうということから、三位一体という言葉はキリスト教の言葉だといいますが、よく使われている言葉ですからね。自然、どういうわけか三位一体というのが一般的になってきたということであり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは三年間で四兆円の補助金の削減を目指そうということであります。その後は今よりも地方の自主権は拡大しているでしょうし、税財源も具体的な税財源が移譲されているでしょうし、交付税の財政調整機能、これも進んでいるでしょう。そういう中で削減、今の目標が達...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、全然おかしくないんでね。  まず、三年間で四兆円の補助金を削減しましょうと。で、補助金は今まで中央省庁のひも付きだったと。こういう事業やれば補助金出しますよというよりも、地方が決めてくださいと。その額は渡しますから、地方でどの事業をやるか、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 三位一体というのは、これは補助金と交付税と税財源を一緒にして改革するということであります。そしてさらに、地方の拡大した場合に、どの分野が地方の仕事かと。福祉のもの、福祉分野においては国がやってくれという声もある。これは地方に、公共事業は地方にやらし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、四兆円削減した段階で、税源、補助金、交付税どうなったかという段階で、さらに、あとどのような改革が必要か、目標はどうか、出てくると思います。当面は、三位一体で三年間で四兆円ということを出していますから、補助金削減、この中で考えていきたいと思い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) やはり、地方が自主性を確保するためにはある程度規模も大きくないと難しい点があると思いますね。そういう点で、今、市町村合併を進めております。千を目標にと言いますが、この千までなるにはまだ相当時間が掛かると思います。  いずれにしても、地方がどの程度...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは地方が考えなきゃならない問題だと思います。現に、それではどういう分野を自分たちでやりたいのかという、いろんな意見が出てくるところと出てこないところあります。例えば国の義務教育費を例に取れば、これは国費だと、しかし地方の学校を考えるともっと柔軟...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、三位一体の改革をしなくても合併しようという事例はあるわけですよね、過去に。しかし、今後地方に自主性が増すと。介護保険制度一つ取っても、地方がかなりの権限を持ってやるということになると、今までの規模で本当に介護できるのだろうかというと、よその...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小泉内閣発足以来改革を進めているのは、改革なくして成長なしなんです。この金融改革、税制改革、規制改革、歳出改革、あわせて民間にできることは民間に、地方にできることは地方に。  今まで進めてきた改革、ようやく、種をまいてきた、芽が出てきた。これを今...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日歯連から献金を受けているかということでありますが、平成七年に献金を受けておりまして、政治資金規正法にのっとり適切に処理していると承知しております。平成七年以降は献金を受け取っていないと思っております。  いずれにしても、政治資金については適正に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治献金は常に適切に処理しなければなりませんし、収支報告は必ず当局に提出しているわけでありますので、これはきちんと処理すべきだと私は思っております。私がどういうこういうと、するということはありません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私どもが捜査するというよりも、今、日本歯科医師連盟が政治資金収支報告書に虚偽の記載があったとして捜索を受けていると聞いております。私は、捜査というのは厳正に行われるべきであり、その推移を見守っていきたいと。私が今これ、自分のことはともかくですよ、人...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 調査は党としてきちんとして、党として全く問題ないという報告を受けております。各個人、それは個人がしっかり適正に報告をして、適切に処理すべきだと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それ、私の問題ではないし、議員個人の問題で、それがあたかも事実なことのように今言われていますが、はっきりしない、本人。私は、そういうはっきりしないことにどう、自分のことなら答えますよ。調べますよ。そうでないんですから。これが違反であるか違反でないか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 三位一体改革の趣旨は、これは補助金と交付税、そして税財源、これを一緒に一体として考えて改革しようということであります。それぞれ百年以上、この長く続いてきた中央集権の体制の下で、地方にできることは地方に、地方に対してより自由な裁量権を与えていこうじゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 三位一体改革は、これは、行政改革でもあり財政改革でもあり地方に自主権を与えるものでもある、一体となって考えるべき問題であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 地方の知事会、市長会、意見をよく聞いて行いました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までなかなかできないというのを一緒にやって第一歩を踏み出したんです。あと、三年間で四兆円補助金削減するという目標を立てております。そういう中で、これから具体的に、今後、どういう項目かと、また税源はどういうことにしていこうかと、交付税の財政調整機能...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国も地方もやらなきゃならないと。だから、改革なくして成長なしという改革に取り組んでいるわけであります。三位一体もそうであります。現状維持がいいという強い声を知っています。交付税も下さい、補助金も下さい、改革より現状の方が、維持がいいですという声もた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私もハルウララ、一回ぐらい勝ってほしいなと思っているんです。しかし、百戦以上戦いながら連戦連敗、そこに人気が出てきたということは、大変ほのぼのとした温かい気持ちを感じます。負けても負けても、くじけないで頑張ろうと。それが人気が出てきて、このくじけな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は元々対決は好きじゃないです。よく話し合っていいものを作っていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国民病というほど多いと言われますが、医学の進歩、また生活習慣等を変えていくことによって治る率もある。そして、いい薬も開発されていると。医療水準というのはかなり伸びてきたと思いますが、かつて国民病と言われたかっけ、最近ほとんど聞かれなくなりましたよね...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も厚生大臣やっていたときにちょっと不思議だなと思ったことがあるんです。というのは、医師が過剰だと。今、河村文科大臣も言いましたけれどもね。医師を減らさなきゃならないと。一方では医師が足りないと。特に離島、へき地、なかなか優遇策を設けても行きたがら...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外国人といかに協調しながら仲良く暮らしていくかということは、今後世界が狭くなり国際交流が盛んになる、極めて大事なことであると思います。また、日本としては今、外資歓迎論、外国人旅行者倍増計画立てております。外資が参入してくると警戒論が強く出てくるわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先日も国家公安委員長のこの事案に対して、不祥事に対しまして報告を受けまして、警察の信頼を揺るがす大事な問題であり、この防止策、対応策、しっかり国家公安委員会の管理の下に警察としても信頼を取り戻すような対応をするようにと指示しております。  極めて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう有事の事態に対処するためには、日米協力して日本国民の安全を確保しなきゃならない、必要なことはできるようにする、これが法律の趣旨であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは米英軍の占領軍のところにたとえ我が国の隊員が行ったとして、指揮下に入ったとそう判断するのは早いですよ。いろいろな情報収集とか調整がありますから、我が国の自衛隊は我が国の指揮下に入っているんですから、すぐそう、ちょっと相談した、連合軍と一緒に話...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もう石破防衛庁長官が何回も答えているでしょう。情報収集しなきゃ、日本は何ができるか分からないじゃないですか。調整がある。米軍ができること、イギリス軍ができること、他の国の部隊ができること、日本ができること、それぞれ違うんですよ。そのためにも連絡調整...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) たとえイラクに行って米軍と協議しても、米軍とやることは日本は違いますよ。日本に何ができるかということについて、それぞれの機関、必要な機関に行って情報収集なり連絡調整するのはむしろ自衛隊の責務である。そして、日本ができることをやる。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 地域再生というのにつきましては、政府としても今その必要性を十分認識し、全力で取り組んでおります。小泉内閣は東京あるいは大都市のことばかり考えているのではないかと言われますが、実は私は就任以来、稚内から石垣までと、この地域おこしが大事だということで地...全文を見る
03月11日第159回国会 衆議院 本会議 第13号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 永田議員にお答えいたします。  昨年の臨時国会召集の要求に対する対応でございますが、昨年、内閣に提出された臨時国会召集の要求に対しては、政府としてこれに適切に対応するため、国民生活にかかわる諸課題を整理し、これをもとに予算編成を行った上で、本通常...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 上田議員にお答えいたします。  経済の活性化についてでございますが、日本経済は、企業収益が改善し、設備投資も増加するなど、国主導の財政出動に頼らなくても、民需が主導する形で着実に回復してきたと思っております。  これまでの改革の成果を地域、中小...全文を見る
03月16日第159回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) スペインで起こりましたテロに対しましては、犠牲者の方々に心から哀悼の意を表したいと思います。また、こうした自分たちの目的を達成するために全く関係のない人まで殺りくして平然としているテログループ、テロリスト、そういう者に対して強い憤りを感じております...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現況の経済情勢につきましては、予想を超えた動きが、また改善の状況が一部に見られておりますが、これがまだ地方に及んでいないという御認識だと思いますし、事実、各地域によってばらつきがあるのはおっしゃるとおりだと思います。  また、長崎におきましては、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 点数は申し上げられませんが、画期的な大改革だと思います。民営化推進委員会の意見を基本的に尊重することができたと思って良かったと思います。  まず何か、これは借金四十兆円、これを確実に返済すること、四十五年掛けて借金返済します。このめどが付いた。さ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 無料にするという民主党の案、これからどういう具体的な無料化案として出してくるのか詳細には聞いておりませんが、結局いつかは道路は造らなきゃならないんですから、これは、無料化にした場合に高速道路を使わない人もこれ税でやれということになりますね。今まで特...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大村湾に運河を造って東シナ海につなげるという、これは初めて伺いましたけれども、大きな構想ですね。大村湾は湾口一つでしょう。それ、運河を造る場合に、その東シナ海に抜ける運河が、これ山があるかないかによっても運河の造り方が違ってきますよね。その生態系に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 健康を心配していただきまして、ありがとうございます。まあ若干、最近、花粉症で悩んでおりますが、最近はいい薬が出てきておりますので、今のところ、今日は鼻水が止まっておりますので、これは大分この薬は効くなと思っておりますが、本来は薬に頼らないで、健康の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 仲道議員の母親の御子息を思う気持ち、正に親を思う心に勝る親心と言われますが、子供が親を思う気持ちよりも親の子供を思う気持ちはもっと深いんだという、もうその一端だと思います。それに対して、御子息さん、任務をしっかり果たすんだと、心配するなということで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 戦前と違って、やはり時代も変わってきますと、それぞれ人の生き方にもいろいろ変化が出てくると思います。ある人によって、国が生き方を決めてもらった方が目標ができていいんだという人も一部にいますが、圧倒的多数は、自分たちの生き方は自分で決めると、余り余計...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) やはり高齢少子社会になってきまして、今までの年金受けている人に比べると将来自分が年金を受ける立場に立ったときどうなるかということが今盛んにいろいろ問題になっております。  これ一つ考えてみましても、高齢者が少なくて若い人が多い、言わば年金を受ける...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 本来、法律がなくてすべてうまくいけば一番いいと思うんですね。法律以前に守らなきゃならない問題がたくさんあると思います。  法律さえ守っていればいいんだということではないと思いますが、やはり企業人には企業人、多くの鶏を飼っている養鶏業者の皆さんには...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 食育というのは新しい言葉だと皆さん思っておりますが、今、山内議員指摘されたように、もう明治時代から五育の一つとして、知育、徳育、体育、才育、食育ですか、言われていることでございますが、食というのは人間をはぐくむ、育てる基本だと思います。  言わば...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、香川県と三浦との御縁がこれほど近いとは思いませんでしたけれども。  食べ物に込めた親の思いやり、サワラ一本に込めたいろいろな真心、やっぱり一番大事なのは食べ物ですから、今もう食べ物豊富な時代ですけれども、我々の子供の、つい五十年前までは、も...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 食べ物は健康の基本であり、生活の最も基本的なものであるという認識の下に食育の重要性を今後も訴えて、多くの国民の理解と協力を得て健康でいい文化を育てていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この年金問題は、一元化の問題、長年取り組んでまいりました。既定の制度からくる既得権の問題もあります。期待権の問題もあります。難しい問題で、サラリーマンの方が、今の時代におきましては、ずうっとサラリーマン、定年まで働くという状況でもございません。制度...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、年金の改革にいろいろ意見があります。  しかしながら、国民年金においても、確かに未納者、多い。六二%の方はまじめに支払をしているわけであります。そういう中で、やっぱり国民年金の保険料、そして給付、それを考えての今回の改革案だし、支払、年金...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いいヒントを与えていただいたと思っております。  この未納者、決して所得がないから払ってないわけではないと、個人年金にも入っている方がいるんですから。これをどうやって払ってもらうかということについては工夫の余地はいろいろあると思います。それは、今...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 休憩後に、内藤議員のその質問、なかなか示唆に富んでいるなと思って、短い時間でしたけれども、私なりに問題点を聞いてみました。  今、財務大臣と厚労大臣の答弁ですが、社会保険庁、税務署、連携を考えているようですが、なかなか踏ん切りが付かないようです。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これ、制度設計考えますと、今まで長年の制度ですから、財源にしても今までの制度でなじんできた人についてどう対応するかにおいても、もう非常に不安を与える面と、それと新たな財源を要するためにどのような税源が必要かという問題と、それと生活保護との問題と、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は各党がそのような提案を出して協議するということはいいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、何年か前に、段階的に六十一歳から六十五歳に引き上げていこうということになっております、たしか二〇一三、二〇一三年までに。その間に引き上げ、更に引き上げようということは考えておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この方針に変わりありません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は専門家でありませんので技術的なことについては詳しくは存じ上げませんが、一つの試算として、仮定のそういう試算は必要だということでありますので、それはそれでいいだろうと。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 税というのはすべての国民が負担するものです。そして、私が在任中は消費税を上げないという点につきましては、この二年半の間に消費税を上げる環境にないと私が判断しているからであります。しかも、二分の一、三分の一から基礎年金を国庫負担二分の一に引き上げると...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろな税項目ありますから、よく今後、議論の余地があると思います。所得税だけではございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はい、承知しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 社会が大きく変化している一つの側面を今とらえられてお話ししているんだと思います。確かにフリーターの問題、これは本当に正規の就職口を見付けながらなかなか自分に合った職が見付けられないということで、心ならずもフリーターになっている方にとっては深刻な問題...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 人はパンのみにて生くるにあらず、言うとも言われております。生活、仕事に一生懸命明け暮れて、文化芸術など余裕はないよという方々も多いと思いますが、たまにはいい映画を見たり、あるいは音楽を聴いたり、物語を読んだりしながら人間というのは希望を持ったり、あ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 交通事故が、かつての一万六千人年間事故死者数から八千人になったという、半減したということも、最近の私は救急救命医療の効果も若干あったのではないかと思っております。  この救急救命医療の充実策については今後も必要だと思っておりますので、各国の事例、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ人様々だと思いますが、やはり現在職を持っていない方にとっては、全然景気の実感なんかないというのは私は当然だと思います。また、この経済指標というのは、やはり今までの実績からいって、出てきた数字の指標を目安にしておりますので、そういうのを調べてみま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 石の上にも三年という言葉があります。桃栗三年柿八年、いよいよ改革の種に芽が出てきたな、この芽を木に育てていく、花を咲かせていく。いずれ、私が退任するころには二%程度の経済成長を達成させていきたいなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これだと一言では言えないと思います。人様々だと思います。時代の変化にもつれまして、考え方にも、大企業に就職をすれば、ああ、これでいいという状況でもない。それぞれの好みも違って、学歴の高い人でも、人がうらやむようないい企業に入ってもすぐ辞める方も出て...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、さっき人様々だということは言うなと言われましたけれども、企業によってもいろいろあるんです。企業に、一つの企業に勤めたいと思うんだったら、これは採用を働き掛ける人もその能力を身に付けなきゃならないと。どんな企業だってやっぱり一定の能力求めます...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そう一部をとらえて言っているんじゃありません。大門さんの全体の質問の趣旨をとらえて私は答弁しているんです。  それは、そう言われれば、部分を取られて批判されるのは仕方がありませんが、そういうことではございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) スペインでテロにより多くの死傷者が出たということに対しまして、大変残念であり、被害者並びに被害者の御家族の皆さんに心から哀悼の意を表したいと思います。  こうした全く関係のない一般国民を殺りくして自らの目的を達成しようとするテロリスト並びにテログ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本の所得格差は主要先進国に比べて大きいものではございません。また、バブル崩壊時に比べて所得格差が広がっているということも、事実を見るとそうではございません。格差は縮小しております。  いずれにしても、今はデフレでありますから、かなり所得が低い方...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全体の考え方申し述べますが、メキシコと日本とのFTA、いわゆる経済、自由経済連携協定、妥結し合意を見ることができました。これは、日本経済全体を考えますとかなり大きな意味を持つものだと私は評価しております。農業の問題だけではなくて、工業製品も大きく影...全文を見る
03月23日第159回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクの復興、手助けするということを考えますと、イラク国内の治安をいかに安定させていくか、これが極めて重要な問題でありまして、この点については今、米英始め国際社会が共同して取り組んでいる。今後、国連が関与、役割を強めていくということが必要であり、ど...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクにおける自衛隊の活動は、日本全体のイラクに対する支援復興活動の中で一部であります。今、自衛隊の活動が表面に出ておりますが、これはあくまでも一部であって、今後、治安が安定すれば、一般の民間人、NGOの方々、さらには日本企業の方々もイラクに行って...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 基本方針、外務大臣が今答弁されましたが、日本としては、日朝平壌宣言、この政治文書、この精神が大事であると。これにのっとって拉致の問題、核の問題、ミサイル問題、包括的、総合的に解決していく、そのためにも、北朝鮮側が国際社会の責任ある一員になるようにこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中国と日本との関係は、友好的に今発展していると認識しております。  中国との経済関係も、かつて中国に対して警戒論を強く持っていた方々も多かったわけでありますが、私は、中国の発展というのは脅威ではないんだと、好機ととらえるべきだと。輸入が中国からど...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国連改革の必要性については、国際社会の中におきましても、主要国の間でも高まってきていると私は思っております。現に、アナン事務総長の下で国連改革に関するハイレベルの委員会も設置し、その中に緒方貞子氏も委員として入っておられます。また、安全保障理事会、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外務大臣の答弁ありましたように、日韓交流は進んでおり拡大しております。  過去の一時的な歴史の不幸な時期よりも長い友好の歴史が多いわけでありますので、こういう点に着目しながら、これからお互いの協力はもちろん、国際社会での協力の分野も広がってくると...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 建設業界が非常に厳しい状況だということは私もよく伺っております。今まで景気対策、公共事業、公共工事を積み上げてやってきた。小泉内閣になってからはそういうことをしないと、景気対策しないと、よく御批判を今まで受けてきたところでございます。予算も減らして...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、建設業界の実情は脇議員のように専門でありませんので、よく実情は承知しておりませんが、価格だけじゃないということは当然なんで、質がなきゃ駄目だと。そして、一社じゃなくて、競争がなきゃうまくいかない。私は当然だと思います、価格じゃないということは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今国会に提案しております道路公団民営化の法案、改革、私は画期的だと思います。多くの方の意見、基本的に全部尊重しています。  まず、四十兆円の債務、これを確実に返済すること、四十五年、これをはっきりとうたっている。そして、今まで道路公団の通行料金は...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 愛知県における愛・地球博、万国博覧会、いよいよ一年後に控えて、関係者が連日この大会を成功させようと御努力されていることに敬意を表しております。  木俣議員、御地元だということで、これは党派を超えた国民的な行事、さらには、世界の多くの国が出展、参加...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 川口大臣の答弁のとおりであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外務大臣の答弁のとおりであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もう何回も今までの委員会でも答弁しておりますが、拉致の問題、核の問題、ミサイルの問題、包括的に解決する、これが日本の基本方針であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロとは何ぞやという、法的に説明しろという場合には、私は法律家ではありませんからはっきり申し上げられませんが、テロ、これは許されざる行為だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、大韓航空機と拉致が一体であるかどうか、これは分かりません、日本国として。しかし、拉致したというのは金正日氏がこれを認めて謝罪したわけでありますので、これは向こうがちゃんと関与していたということを認めたということでありますので、こういうことは断...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、日本がテロ、拉致の問題を最優先に考えているということはよくアメリカも分かっておりますので、だからこそ、六者協議でもアメリカは日本と協力してこの拉致の問題も取り上げているわけであります。要は、何が効果的かという観点から考えていきたいと思います...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今お話し申し上げましたように、いろいろ協議をしております。緊密な協議の下に何が効果的かと働き掛けておりますので、その点はよく相談しながら、日本として何が一番効果的かという観点から判断したい。アメリカにもそのような形で要請しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 既に働き掛けておりますし、アメリカも、これは拉致の問題と核の問題、平和的に北朝鮮と解決するということが大事だということを日本と共有しております。そういう中での問題であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは全く私は違うと思っております。  まず、ブッシュ大統領がどう言われたかということについても、これは分かりません。著名なシンクタンクの方と対談の中で、ブッシュ大統領は言っているわけじゃないですから、ブッシュ大統領会った方がそういうふうに言われ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは中国側の事情があると思いますよ。靖国参拝も一つかもしれませんが、靖国参拝は、私は、戦没者に哀悼の意を表すこと、二度と戦争を起こしてはいけないという意味を込めて参拝しているわけですから、これ一つを取って中国側が私の訪問望まないという、そのように...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 報道に基づいた推理の点もあると思うんでありますが、その引用された報道がすべて事実とは限りません。外国の交渉というのは、明らかにしている中でも真偽入り乱れている。明らかにしない部分もある。各国の思惑も、友好関係、非友好関係、複雑であります。そういう中...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 広報については、私は専門家でありませんので、いろいろ工夫するようにということを指示しております。  同じお金を使うにしても、コマーシャルについて見てもらえるのと無視されるの、両方あると。なるほどなと、いいなと思うのと、そうでないのもあると。だから...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう今まで払っていない人に対してどうやって払ってもらうか、時効も含めて再検討する余地があるなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どうしたらば払っていない人に払っていただけるか、こういうことを考えるのに法律的な処置が必要だったら再検討すべきだと。それはよく専門家の皆さんの意見を聞いて、できることならできるだけ多くの人に保険料を払ってもらうような工夫をすべきだと私は思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の案は負担と給付の数字をはっきりと打ち出したわけでありますが、制度間の問題、いろいろいきさつもあります。それから既得権もあります。期待権もあります。そういう点で、制度を全部一元化しようという努力も必要だと思いますが、これについては今回の法案を通...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公務員なり民間なり、それぞれ給与というのは、まず国民が就職する際に大変関心のあるところだと思います。公務員の給与については、やっぱり人事院勧告等、民間に準拠する。また、職業の特徴柄、やっぱり公僕としての使命感、いろいろ制約もあると思います。  多...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、どしどし改善の余地ありそうですね。組合の皆さんは猛反発しそうだけれども、いい提案ですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 道州制と、今回、小泉内閣が実施しております三位一体改革、これは別と考えていただきたい。なぜならば、道州制の議論は今地方制度調査会で有識者も交えて議論していただいております。私が言うのは、道州制の場合、北海道は道州制が施行されなくても、本来、今北海道...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 文化芸術の重要性を弘友議員も指摘されましたが、私も、文化芸術というのは国境を越えてどの国々の人々にとっても大事なものだと思っております。仕事も大事、食べることも大事ですけれども、やっぱり精神的な糧、これはやっぱり文化芸術だと思います。  ハルウラ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はい、メールマガジンでそのようなことを書いた記憶がございます。  ただ、私がこのイラク戦争を支持した理由は、累次の国連決議にのっとったものであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の時点ではそうは言えません。当時、イラクが過去に大量破壊兵器を使用した、そして国連の査察を妨害した、国連の相次ぐ決議を無視し続けた、そういう事情から、大量破壊兵器を持っていないという責任を果たすのはイラクの立場だったんです。イラクが、自分たちは大...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そうではございません。これは、いまだに見付かってないから大量破壊兵器がないとは言えない、私は今でもそう思っていますよ。まだあるかもしれませんよ。そういうことを言っているんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はブッシュ大統領と違いますから、ブッシュ大統領の発言についてはここにおいてどうだこうだとは言いません。しかし、いまだに捜索続行中であります。ないとは断定していないんです。今、ない、ないという断定の中で小泉さんは質問している、私に質問している。ない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ブッシュ大統領が間違っていたとは言っていないと私は聞いております。  ブッシュ大統領は、サダム・フセインが米国にとって脅威であることについては疑いの念は全くなかったと。なぜなら、彼は兵器を所有する能力、製造する能力を有していた。我々が、彼が兵器を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) じゃ、読みましょう。NBCインタビューでブッシュ大統領の発言です。  三月十七日に大統領は、イラクの体制は最も殺傷力の強い兵器を保持し続け隠し続けていることは疑いの余地がないと述べたが、そのようなことは現実にはなかったようだがとの質問に答え、そう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 実際だよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 抜粋だよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは現時点では断定できないからです。将来見付かる可能性なきにしもあらずなんです。  当時は、多くの人が持っていると見ていた。しかし、今の時点でいろいろ捜索しても出てこない。将来出てくる可能性はあるんです、現に捜査は続行中なんですから。もう、毒ガ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 将来見付かる可能性もあるんです。今の時点でないとは断定できないんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほども答弁いたしましたように、当時の状況から持っていると断定できる状況にあったんです。今、ないと断定していますが、小泉議員は、ないとは断定できないでしょう。過去使って、この立証責任はイラクにあるんですから、フセイン政権にあるんですから、そして過去...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは当時の状況から、イラクが持ってないということを説明もしないし、査察も妨害している状況から考えれば、あのときに断定したと思っても不思議ではないし、今ないとは断定できない状況です、何回も言っているように。今も捜査続行中であります。だれもないとは断...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 過去持っていたし、使用したこともあるし、そして、自らないということを説明しなきゃならないにもかかわらず説明しなかった、査察を幾度も妨害した、こういう状況から、私はあると断定しました。  しかし、今、捜査続行中で、ないとは断定できる状況じゃありませ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 当時のいろいろな情勢から断定しました。しかし、今、あるかないか分からないという状況になっている。しかし、捜査を続行しているんです。出てきたら、断定したのが正しいとなるんです。ないと断定できる状況じゃないんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今ね、今続行しているんですよ。あるかもしれないということで続行しているんですよ、捜査を。(発言する者あり)しかし、出てきたら、断定したというのは正しかったとなるじゃないですか。今の時点で誤りだと言う必要、全然ないじゃないですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ないとは断定できないからです。出てくる可能性はあるんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは全く言っているのは違うんです、小泉議員の言っていることは。連携、連絡しているのと指揮下に入るということは全く違うんです。(発言する者あり)この前もやったの、本当。同じことばっかりやっているけれどもね。  あくまでも、イラクに派遣されている自...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロというこの法的な定義は難しいものでありますが、テロに対してやっぱり屈してはいけないなと。現在の紛争というのは国家と国家の紛争ではなくて、テロというのは姿が見えません、相手の形も見えない、そして一国だけに存在しているのではない。非常に今までのいわ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 九・一一の前からテロというのはあったんです。何人もの国民、関係ない各国の人々が犠牲になりました。九・一一というのは、これは大変大掛かりな犠牲、犠牲者を出し、大規模なテロ行為、言わばアメリカ国民の我慢にも限度があったと思うんですね。今までどこにいるの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 長い歴史のあることでありますが、当面考えると、イラクの復興を成功させるということはテロの脅威を減少させることに役立つと思います。イラクをテロの温床にしてはいけない。イラク復興のためにイラク人が意欲を持って自らの国づくりに立ち上がることができるように...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、現在、日本の対中国外交が停滞しているとは思っておりません。  中国の目覚ましい経済発展、これは脅威ではなくて好機ととらえるべきだと就任以来発言しておりますが、現実に、中国からどんどん日本に輸出されて脅威だと思っていた方も、今では逆に日本の品...全文を見る
03月26日第159回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、補助金が二十兆円程度ありますので、地方の自主性を尊重する方向で補助金と交付税と税源、財源の話をしようということで、いわゆる三位一体という言葉が出てきたわけであります。  当初は数千億円が精一杯じゃないかという議論があったんです。しかし、や...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、それぞれ具体的な数字というのは、あの時点においては難しいと。二十兆円だから十兆円やれという話も出ました。いや、五兆円、話という話も出ました。数千億円という話も出ました。まあ無責任なことは言えないから、四兆円目指そうと、四兆円ぐらいはやろうとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 四兆円、目標にするんだったらば、初年度は、当時は数千億円が精一杯ということでありました。じゃ、三年間で四兆円目指すんだから、初年度一兆円ぐらい目指すべきだということで、これまた政治決断であります。当初、とんでもないと、数千億が精一杯だということであ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 年金、医療、介護ということでどう考えるかという御質問でありますが、やはりこれからの社会保障を考えますと、介護保険制度は一番遅く導入されたんですが、この介護保険制度を廃止しようという声は起きていないと思います。むしろ、不備な点を改善していこうという点...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 天下りの問題については国民から厳しい批判を受けているということをやっぱり真摯に受け止めなきゃならない。公務員の再就職問題についても、どうあるべきかという点については、公務員制度改革の中でも今後考える必要があるということで、今各党、与党でも検討してお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その点も含めて今協議の対象になっておりますので、十分この協議の方向を見守りながら検討していかなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 御意見の趣旨も、内閣承認の方がいいのではないかということだと思いますので、その点、十分今後検討していきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各方面の意見を参考にしながら今後検討すべきだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 事故発生からリコールまで、かなり長期間たったということは遺憾なことだと思います。今までの対応の点についても今後よく点検して、反省すべき点は反省し、事故防止、安全対策に一層力を入れるべきだと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、政治献金については、政治献金、これは適正に法にのっとって処理すべきだと思っております。政党活動として、多くの企業、団体から政治献金を受けて使うというのは決して私は、政党活動として許される、許されないわけではないし、また政党の活動を活発にする...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今のとおりだと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 党としては担当者がきちんと適切な献金を受けるべき、常に心していると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、私は捜査当局ではありませんし、法律関係者じゃありませんし、その点は、違反であるかどうか、今私がここで判断することはできません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは私が判断する材料はございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは法解釈、私がここでしろと言ったって、それは無理ですよ。適切に党の関係者が、法に照らして、政治献金を扱っているわけですから。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、政治資金を担当している方が法に照らして適切にやっているということであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本の基地の七割以上を沖縄の皆さんに負担していただいている、この負担をいかに軽減していくかということは大変重要な問題であり、この基地の整理、統合、縮小につきましては小泉内閣の大きな課題でもあります。米軍当局との協議、さらには米政府との間におきまして...全文を見る
03月30日第159回国会 衆議院 本会議 第18号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 永岡議員にお答えいたします。  民営化法案の意義についてでございますが、道路関係四公団の民営化は、行政の構造改革の一環として行う特殊法人改革の中で最も重要なものであり、民営化委員会の意見を基本的に尊重して法案を作成し、国会に提出したものであります...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 岩國議員にお答えいたします。  民営化会社の財務状況の公開、将来の上場についてでございます。  道路関係四公団においては、従前より、毎事業年度の料金収入、管理費等の経営状況について把握し、可能な限り公表してきております。また、昨年六月には、民間...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 松野議員にお答えいたします。  私の改革の方針と今回の法案とに差があるのではないかとのお尋ねでございます。  現行公団方式では将来世代の負担に歯どめがかからないとの批判があったことから、私は公団の民営化を検討するに際し、高速国道については国費の...全文を見る
04月01日第159回国会 衆議院 本会議 第19号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 能勢議員にお答えいたします。  法案の早期成立の必要性と社会保障制度改革についてのお尋ねであります。  今回の政府提出の年金制度改正法案は、従来のように五年ごとに改正するのではなく、長期にわたって制度が維持できるように、給付の下限と負担の上限を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 枝野議員にお答えいたします。  年金の一元化に関する私の発言と法案や政権公約との関係についてでございますが、今回の法案は、従来のように五年ごとに改正するのではなく、長期にわたって制度が維持できるように給付の下限と負担の上限を定め、基礎年金の国庫負...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 既に答弁したところでありますが、再度の御質問でありますから、再度答弁いたします。  私の一元化の発言と今回の年金改革法案、矛盾するものではございません。一元化の議論は前から出てきた議論であり、今回の政府の改革法案は、どのような制度体系をとったとし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 再度の御質問でありますから、再度答弁いたします。  今回の年金改革法案が成立して、制度の一元化の議論を大いにしたいというなら、我々喜んでいたします。  今回の年金改革法案と制度の一元化の議論は、全く矛盾するものではありません。国民年金、厚生年金...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 古川議員にお答えいたします。  無年金障害者問題の裁判の控訴とその対策、及びこの問題と今回の法案との関係についてでございますが、東京地裁の判決への控訴については、現在、厚生労働大臣を中心に十分検討しているところであり、その結論を得るのにもうしばら...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 再度の質問ですから、再度答弁いたします。  無年金の問題については、現在、与党において議論が行われ、これらの点も踏まえまして、問題の解決に向けて適切に対応してまいります。     —————————————     〔議長退席、副議長着席〕
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大口議員にお答えいたします。  政府法案と年金の一元化に関する私の発言についてでございますが、今回の法案は、従来のように五年ごとに改正するのではなく、長期にわたって制度が維持できるように、給付の下限と負担の上限を定め、基礎年金の国庫負担割合を三分...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山口議員にお答えいたします。  保険料の引き上げによる未納者の増加等の懸念についてでございますが、今後、少子高齢化の一層の進展が見込まれる中、年金制度を持続的で安定したものとしていくためには、いつまでも負担は軽く、給付は厚くというわけにはいかない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 阿部議員にお答えいたします。  年金に関する情報提供についてですが、保険料の納付実績等の年金個人情報をお知らせすることは、現役世代、特に若い世代の方々に年金制度への理解を深めていただく上で重要であると考えます。このため、本法案において初めて、年金...全文を見る
04月06日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○小泉内閣総理大臣 基本的な目的は何かというふうに問われるならば、必要な道路はできるだけ負担の少ない形でつくらなければならない、そして、今までの四十兆円に上る債務、これを後々ツケ回すのでなく確実に返済しなくてはならない、これが基本的な考え方であります。
○小泉内閣総理大臣 我々は、必要な道路をできるだけ少ない負担でつくらなきゃならない、そして、今まであった債務、この四十兆円も確実に返済する、四十五年以内に返済する、これははっきり示しております。  きょうは民主党も出席しておりませんし、とやかく言う立場ではございませんが、これを...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 さまざまな御批判があったことは事実でありますが、主要な点をいえば、従来の公団方式に対しては次のような批判が主なものだったと思います。  まず、厳格な事業評価を行う仕組みがなくて、楽観的な需要予測やプール制のもとに、返済期限が順次先送りされている、これが一つで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、道路があった方がいいか、ない方がいいか。どこの地方に行っても、道路つくってくれ、つくってくれという要求ですよ。選挙区に帰れば、皆さんもそうだと思いますよ。この地域、渋滞しちゃう、もう一本道路つくってくれ。山がある、トンネルつくって短くしてくれ。それを地方...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 このファミリー企業の問題につきましては、今までいろいろ問題があるということを指摘されておりました。  どのように今改善していくべきかということにつきましては、まず、維持管理業務の大半を受注、実施して、利益を蓄積していることや、ファミリー企業の役員の多くが公団...全文を見る
04月09日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○小泉内閣総理大臣 日本人の三人の方々、イラクに入って、イラクのために何か自分たちのできることはないかということで支援活動に当たってきた方々だと思っております。そういう善意の方々を人質にしていろいろな要求を突きつけてくる、あのテログループといいますか、そういう人たちに対して、私も...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 御家族のお気持ちを察すれば、一日も早く無事救出していただきたい、また無事に帰国してもらいたいという気持ちは、我々と同じだと思います。その気持ちを大事にして、政府としても全力を挙げていかなきゃならないと思っております。  現在の時点におきまして、外務省からも御...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現時点で外務省が対応しております。
○小泉内閣総理大臣 サマワ地域におきまして、自衛隊が駐営している近くに砲弾が落とされたという報告は受けております。今後ともこの状況というものを注視していかなきゃなりませんが、現時点において、イラク特措法にある戦闘地域であるという状況にはないと私どもは判断しておりますが、今後とも、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政治に小休止なしとよく言われます。内政、外交、まさに休みなくこの難問に立ち向かっていかなきゃならないのが政治であり、政治家の職責だと思います。予定していたこの委員会の審議、政府としても、逃げることなく、今まで決められた予定に従って、政府としての責務を果たしてい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一元化の議論が出てきたのは昨今の話ではございません。もうかなり前から一元化の問題は大事な問題として、常に、年金を考える場合、検討しなければならない課題でありました。私が平成元年に厚生大臣になったときにも、この問題は十分検討した経緯もございます。  一元化につ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 既に答弁したわけでありますが、よく聞いていただければわかります。  この法案を成立させた後、一元化について共通な認識を得るにも一年か二年はかかるであろう。仮に一元化の共通認識を持てた場合、それでは一元化した年金制度改革案を実施しようという場合にも、新たな一元...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何回も答弁しておりますが、一元化という共通認識を得るにも一、二年はかかると言っているんです。そしてその間、一元化の法案ができたとしても、今までの制度でもらっている給付、年金をもらっている方の状況を変えるわけにいきません、年金というのは長年積み立てているんですか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何回も答弁しているんですが、今言った議論を共通の認識にするためにも一、二年かかると言っているんですよ。この法案を成立させて、じゃ、今、枝野さんが言った議論も含めて与野党で議論しましょうと。一元化の共通の認識を持つということについても一、二年かかると思います。で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何回も答弁しているつもりなんですが、それは抜本改革案にいたしましても一つではございません。今まで五年ごとに給付と負担を見直していたのを、今回、そういうことを見直していこうという一つの抜本改革案であります。  そして、政府が一元化の法案を出していない、出してい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、政府案をはっきり出しているじゃありませんか。給付の数字においても、保険料の数字においても、はっきり政府案は出しております。この制度でも五十年、百年はもつんです。  しかし、今、一元化の案、これがみんなできて、国民が一元化がいいというんだったら、それまた望...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回の年金改革法案につきましては、給付につきましては五〇%程度を維持する、そして保険料も上限一八・三%にとどめるという数字をはっきり示しております。五年ごとの見直しというものも直していこうということであり、基礎年金の三分の一の負担を二分の一に引き上げるという手...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 年金の保険料は基本的に年金に充てる、事務費には充てないという御指摘、これはやっぱり真摯に受けとめるべきだと思っております。より効率化を図っていかなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 何割かは後ほど厚生大臣から答弁いたしますが、これは一つのモデルなんですね。やはり、今までの例からいって、専業主婦、そして一定の期間保険料を払ってきた、そういうモデルを当てはめないと、全体すべてが五〇%というのではないという、誤解を生むという御指摘だと思うのであ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も、もう年をとりまして、年金を、保険、払う時代は過ぎちゃったんですね。過去はちゃんと払っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、長妻議員の話、よくわかります。かなり、福祉という名がつけば実際の年金給付に結びつかなくても国民が理解していた。だから、グリーンピアに象徴されるように、年金還元融資、年金福祉施設、何でも福祉がつくと国会議員も反対しにくい。労働福祉事業とかね。これは、やはり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そのような点、やはり、年金の保険料がどのように使われるかという点については、今までの使い方について問題が随分あったということを私も認めざるを得ないと思います。だからこそ、今の御指摘も踏まえて、今後、今御指摘の方、福祉の施設なら、必要ならできるとか、あるいは医療...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 イラクで民間の人が三名、テロリストグループと見られる人によって人質にされている。この身柄を拘束することによって、いろいろ日本政府に要求をしておりますが、私は、この三人の民間人は、イラク人のためになるような活動をしたいということで、あえて危険なバグダッドにも赴か...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 三名の無事救出に向けて、政府を挙げて全力で取り組んでいきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 時代が変わると、やっぱり人々の考え方も変わるし、就業形態も変わる。確かに、かつて我々が子供のころ、パートとかいう言葉も全くありませんでしたし、当時はやはり自営業でも農業に従事したり、あるいは漁業に従事したりする方が多かった。コンビニなんという言葉も全くありませ...全文を見る
04月09日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○小泉内閣総理大臣 政治のあり方として、やはり民間主導の自律的な持続的な経済成長をいかに図るか、経済を豊かにしていくかという点については、この視点が大事ではないか。もとより、税金というもの、この負担をできるだけ少なくしていこうという視点が、現在の財政状況を考えますと特に重要だと思...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず主要な点を申し上げますと、四十兆円と言われる債務を確実に返済しなきゃいかぬ。道路をつくってほしいという声はどこでも大きいわけであります。また、選挙区帰れば、与野党問わず、負担を考えなければ、よりいい道路をできるだけたくさんつくってくれという声は強いわけであ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これははっきり申し上げていますが、今までの公団方式で今までの整備計画九三四二、全部できるとは限りません。できません。見直さなきゃできません。ここは誤解しないでください。みんなできると思っているけれども、できません。民間会社でできない部分をどうやって国と地方の負...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 だれの責任かというと、やはり政治家というのは、特に、国民のためになる、より率直に言えば、自分の選挙区の有権者の望むことをできるだけしたいというのは、与野党通じた率直な気持ちだと思います。  やはり、地元で会合を開く、いろいろな意見を聞く、ああ、あそこに道路が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 民営化推進委員会の意見を私は基本的に尊重すると言ってきました。基本的に尊重できたと思っています。  どういう点か。まず、四十兆円の債務を確実に返済すること。料金を一割以上下げるということ。分割しなさい、分割できた。ファミリー企業を見直しなさい、できた。コスト...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、タウンミーティングの私の発言をよく見ていただければおわかりだと思いますが、道路を一とすれば郵政は百あるいは百点だということは、百というのは、それだけ何倍も大きな改革だということの表現であります。一、いわば百点満点の一点ということを道路公団民営化は言って...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、通貨は印刷すればかけると言いますけれども、これはやはり国の財源というのは、税金と、借金だと国債。通貨の価値を維持するということも大事ですし、印刷すれば確かにできますけれども、それはやはり無理があるんじゃないでしょうか。紙幣の発行権は日銀がありますから、や...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、財源の調達のために政府紙幣を発行するというのは外国もやっていないんじゃないですか、補助的なものはともかく。財源調達のためにはやはり税金と国債、これも節度を持ってやっていかなきゃならない。政府の紙幣を発行すればいいということについては、これは大きな問題を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは別に永久にということではなくて、十年後に見直すということになっていますから。将来は上場を目指すということであります。
○小泉内閣総理大臣 道路は基本的に無料であるべきだという考えもわかりますが、特別の便益を持つ道路というのはやはり料金を取ってもいいんじゃないでしょうか。できたら無料の方がいいですよ。しかし、特別な便益があるんだったら、ただでなくても、払っても使いたいという人がいる限り、私は、それ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は総理に就任する前までは、道路公団は民営化は難しいんじゃないかと思っていました、率直に言って。しかし、総理就任後、民間の方々が、いや、道路公団だって民営化できるぞという意見が出てきたんです。本当なのか。よく聞いてみればみるほど、なるほど、これはできるかもしれ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先ほどもお答えしたと思いますが、構造改革の主眼の一つが、できるだけむだな税金を使わない、これであります。となりますと、今までの道路公団方式でありますと、費用対効果の問題について厳格な評価はされてきたのかなと。  それと、不採算路線についても、先ほど申し上げま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今度の民営化によって、道路公団方式によって全部今までの計画した道路ができるということはない。そして、採算性、費用等を考えて、必要な道路だったらどうやってつくるか、どのような負担が必要か、これが必要だと。だから、私は、民営化によって今までの計画どおりすべてできる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、有料道路事業で今までの公団方式ではできない、これははっきりしているんです。  しかし、費用対効果を考えてできない部分、有料道路事業としてできない部分が出てくる。そこについて、どうしても必要だという場合には、どうやって規格を直すか、コスト負担というもの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今までの公団方式ではなかなかそういう点がなくならないから、民営化にした方がより透明になるんではないか、効率化が期されるのではないかということで、民営化、決断したわけでありますので、民営化の段階におきましても適正な入札においていろいろな工事がなされるのは当然だと...全文を見る
04月14日第159回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、日本の決断、私の判断が間違ったとは思っておりません。イラク復興支援、失敗したとは思っておりません。イラク復興支援を成功させなければいけないと思っております。  確かに、現在厳しい状況でございます。フセイン政権が予想する範囲内で最も楽観的な形...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ファルージャの状況は厳しいものがあると私も認識しております。これがイラクの国民の反発を買っている向きも確かにありますが、要は、イラク全体の治安状況の改善のために何が一番必要かという観点からいろいろ米軍も働き掛けていると思います。イラク人の皆さんの努...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは単純に自制を求めるかどうかということではないんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ノーでもないんです。人質と微妙な情報も絡んでいるところであります。その点も含んでおりますから、日本がどうしろ、ああしろということを公開で言うべきことと、いろいろな水面下で働き掛けているのと、一緒にあるんです。  私は、今の状況において、人質の問題...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、現在そうは思っておりません。  今、人質が誘拐されている状況で、仮にそのようなことを検討するということを私が言った場合に、犯行グループはどう取るでしょうか。正にテロに屈してはいけない、テロの脅しに乗るような形で自衛隊を撤退させてはいけないと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 菅さんも民主党も、言っているはずであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この現在微妙な状況において、しかも、人質を誘拐した犯行グループが自衛隊を撤退させないと人質に危害を及ぼす、殺すというような情報が流れている中に、今、そのように……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊の撤退を考えるべきだというようなことを、私は、今の段階で私は考えておりませんし、こういう発言がどういう影響を及ぼすかということも考えなきゃいけない。  私は、テロの脅しに屈するなと言っているんだったらば、そのような仮定の……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の時点において……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊が撤退する……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 準備をするかということは、犯行グループの思うつぼになるのではないか。私は、そういう点も考えていただきたいと。  私は、現在、自衛隊が派遣されておりますサマワの時点においては、自衛隊の諸君が立派に汗を流して活動しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊の諸君は法律にのっとって活動しているわけであります。法治国家の日本として、憲法違反とか法律違反ということはいたしません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まだ会っておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 人質にされている御家族の皆さんはさぞつらい立場だと思います。情報、錯綜しておりますし、いい情報、悪い情報、時々刻々変わり得る情報、正にそれぞれの情報に一喜一憂している、つらい厳しい状況にあるということはお察し申し上げております。  今、政府として...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 菅さんも厚生大臣を経験したことがあると思います。私の一元化発言、曲解して取られておりますが、一元化、仮に民主党と合意でできたとしても、それが実施されるのは少なくとも二十年、三十年後です。(発言する者あり)それは、私がテレビあるいは本会議、委員会で発...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは私は、一元化ができるんなら望ましいと、それは一元化が望ましいと同じようなことです。  そこで、私も厚生大臣をしておりますから、私が初めて厚生大臣をしたときから一元化という問題は大きな課題だったんです。そして、この一元化の問題は昨日今日の問題...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、民主党の言っていることの方が分かんないんですよ。対案を出したと言っておりますが、今の法案を成立させた後でも一元化の協議はできるんです。  そして、政府の案は、給付にしても負担にしてもはっきりと数字を入れています。民主党の対案は、一元化の考え...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ、意図的に一方的に解釈されているんでしょうけれども、今回の政府案を成立させてからも一元化の協議は可能であります。しかも、民主党の案は、自営業者の保険料負担をどうするかと、これをやると今の倍になりますね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それと、納税者番号制度、これを導入しないと一元化はなかなか難しい点がある。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) さらに、消費税をこれほど上げて国民が理解できるかどうかという問題もあります。  そういう点も問題ありますから……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今の政府案を成立させてから、本当にそういう協議が必要なら、別に拒否する理由はないと思っていますから、胸襟を開いて協議いたします。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、実際、戦闘状況について、どういう戦闘方法がいいかという知識も能力もございません。しかし、治安の回復、イラクに安定した政権を作るために各国が今努力している。そして、犯行グループ、様々であります。日本人だけじゃない、各国の全く戦争とは関係ない人ま...全文を見る
04月19日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第4号
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○小泉内閣総理大臣 イラクにおける人質誘拐事件につきましては、政府としても、各省連携のもとに、全力を挙げて、当初、三人の方々の無事救出を図らなければならないというもとで、一方では、犯行グループの、自衛隊を撤退させよという要求に応じてはならない、このような理不尽な要求に国策が左右さ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この有事の問題になりますと、福田内閣時代から、できるだけ早く有事に備える法案、対応を日本としても整えるべきだという議論が行われましたが、なかなか、嫌なときを想定したくないという声もありまして、できなかったわけなんですが、実は、その前、昭和四十年、私のおやじが防...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いわゆる危機管理、有事にどう備えていくか、これは政府として国民の安全を図るという観点から極めて重要な仕事である。特に、いろいろな各省の対応を総合的に管理しなきゃならないということから、内閣官房を中心に、今までも、それぞれの事案については、一つの省だけの問題では...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一言に有事といっても、その時代、時代によってどのような有事態勢が出てくるのかというのは、想定できるものもあるし、また、最近のテロのように想定できないようなものもあります。突然、地震の場合などは、今の予知体制が大分研究が進んでいると言っておりますけれども、これま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 イラクの情勢におきましては、不安定な状況にあるのは事実でございますが、ここで、それでは米軍が撤退した場合どうなのかということを考えますと、さらに混乱を深めるのではないか。  我々の目に映るのは、いわゆる武装勢力といいますか、テロリストのグループといいますか、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も、今まで、ブッシュ大統領と何回か会談し、また、アメリカの政府高官の皆さんとも会談するたびに申し上げているんです。アメリカがイラクに領土的野心を持っているということはない、そういうことはみんなわかっていると。アメリカがイラクに安定した民主的政権をつくるという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 全体として、イラクに早く治安を回復し、一般の国民が復興事業にいそしむことができるような環境をつくることが大事である、その一環であると承知しております。  もちろん、中には武装勢力もいるでしょう、反米勢力もいるでしょう、何としてでも六月までにイラクの暫定政権を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 アメリカは、硬軟両方いろんな対応をとっていると思います。統治評議会も、だれが辞任し、だれがそのような声明を発表しているのかというものもまだ定かでありません。統治評議会の皆さんも、アメリカに協力していこう、そしてできるだけ早く自分たちがイラクの国を再建させたいと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ポーランド、ポルトガルの状況については後ほど外務大臣から答弁させますが、私は、アメリカとしては、できるだけ国際社会の協力を得ながらイラクの復興、安定に向けようとしている、現に国連ともいろいろ協議を続けている。そして、イラクの国民が早く自分たちの国の再建に取り組...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 軍事的な力を行使しないでイラクに治安が回復されれば、これにこしたことはありません。  一方、武装勢力は、軍事的組織をもって、日本の国民のみならず、各国の、軍とか軍事的な組織に全く関係ない人まで誘拐して人質にしております。日本人は幸いにして解放されましたが、ま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ファルージャだけの問題ではありません。武装勢力は、国連まで攻撃し、各国の大使館まで攻撃し、イラク人でさえも攻撃する。そういう無法な非道な勢力、こういうことに対してやはり毅然とした態度をとらなきゃならないのは、イラクの治安を担っている人たちも考えているんですから...全文を見る
04月21日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第20号
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○小泉内閣総理大臣 就任以来、民間にできることは民間に、地方にできることは地方に、そして民間の持っているやる気、創意工夫を引き出さなければならない、いわゆる改革なくして成長なしという構造改革の重要性を訴えてまいりました。  当初の目標は、民間主導の持続的な成長を目指すということ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、大都市中心ということを考えているわけではありません。地域再生の重要性から、都市再生という言葉の中にも、都市というのは東京や大阪だけじゃない、そのつもりで都市という言葉を使っているわけであります。稚内から石垣まで、都市再生、地域再生、そういうことを言ってい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 金融機関はよく産業の血液と言われるように、金融機関が健全でないと、あらゆる企業、産業に混乱をもたらしかねないということから、現下のもろもろの改革の中におきましても重要なものがいわゆる健全な金融機関の構築である、そういうゆえんであると思います。  間接金融中心...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 社会保険診療にかかわる不祥事が出てきたということは極めて遺憾であります。また、日歯連の問題につきましても、今、捜査中と聞いております。こういうことに関しましても、政治家たる者、心して、常に適正な政治献金のあり方についてよく注意していかなきゃならないと思っており...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、五十嵐議員の考え方に基本的に賛成であります。  しかし、現在のような状況におきまして、地域の金融円滑化、さらに、健全にしていかなきゃならないということを考えますと、時限的に公的資金制度、このような法案があって、経営者も緊張感を持って経営に専念してもらう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 難しい法律の解釈を今伺わせていただきましたけれども、よく政党間で協議していただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 公的資金の注入を受けた金融機関からの献金の受け取りを自民党は自粛しているところであります。
○小泉内閣総理大臣 これは、何でも法律で規制がいいという以前の問題だから、自民党は自粛しているんですよ。別に大手が、こういう公的資金の入った金融機関が自民党に献金したいと言っているということも聞いていませんし、自由民主党はそういうことがあっても、今いろいろなお話もありますから、自...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、政治資金規正法のあり方については各党で協議しておりますので、法律改正しなくてもできることはやっていこうということで自粛しているわけでございます。
○小泉内閣総理大臣 だんだん明るい兆しが出てまいりまして、企業の業績も改善してまいりました。設備投資も増加してきたようであります。企業にやる気が出てきたな、大手中心がだんだん中小に広がっていくのじゃないかな、そういう明るい兆しが出てきたと思います。  確かに、米百俵というあの話...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 矛盾を感ずるものではありません。  米百俵の時代、あれは、ひもじい思いをした人に一合もやらない、一升もやらないというところだと、今だったらとてもそんなことは許されないでしょうね。こんな飢えているのに何もやらないというのは何事か、冷たいと言って。政治的に、考え...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 予定どおり実施いたします。
○小泉内閣総理大臣 当時の勉強会、島さんもおいでいただいて、よく出てきてくれたなと、今から思うと勇気のある行動だったなと敬意を表しますよ。自民党では私一人。恐らく、ここにいる人全部反対じゃないですか。村井さん、今、特命委員会の座長になっているけれども。  しかし、ここが政治のお...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、郵政公社化するときにも、自民党内で大反対があったんですよ。公社化法案を出すときにも、自民党の政審、総務会で通らなかったんですから、政府で提案したんですよ。しかし、党の部会、総務会は承認しなかった、反対だと言って。しかし、出してみようと。結局、議論のあげ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 当時とその民営化の必要性……(島委員「いや、今の事業税、法人税の免除」と呼ぶ)これは、将来民営化になれば民間と同じですから、もうけが出れば税金を払ってもらうようになります。
○小泉内閣総理大臣 よく覚えておられますね。確かに、消費税導入三%、当時も批判がありましたけれども、私ははっきり賛成を打ち出しました。当時は、物品税を廃止する、所得税減税する、その財源として消費税三%導入する、これは私は率先して賛成しました。  村山内閣のときの五%に引き上げも...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私の在任中、議論は大いに結構ですと言っているんですよ。しかし、私の在任中は消費税を上げることはないということを言っているんです。議論まで縛りませんよ。議論は、これから税制改革の中で将来どういう税がいいかというのはいろいろ議論はしなきゃ。これを縛るのはおかしいで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、党には税制調査会があります、政府にも税制調査会があります。そういう中で、消費税なりどういう税なり議論するのは、これは大いに結構だと思います。
○小泉内閣総理大臣 当初、勉強会のころから郵政民営化に関心を持ち、その改革の必要性に賛意を示した島議員の御意見でありますから、敬意を表すと同時に、これからも同志として御協力いただければなとお願いしたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 いや、私は違いがあるものとは思っておりません。これは強制的に公的資本を注入するということではありませんし、地域の金融機関、健全化のためにどういう対応が必要かということで、しかも、時限的に立法しているものでありますので、本来、こういう制度は使われないで各金融機関...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 お会いしたことはあります。
○小泉内閣総理大臣 何で会ったかわかりませんけれども、いろいろな会合、自民党はありますから、そういう会合でお会いしたという覚えはございます。
○小泉内閣総理大臣 二〇〇二年の五月二十四日ですか、記憶にはありませんけれども、たしか就任あいさつだったと思うんですけれどもね。これは官邸ですか。これは場所は書いていないんだけれども。(佐々木(憲)委員「場所は東京です」と呼ぶ)東京。私と安倍副長官、石原大臣、これは一緒ということ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは去年の十一月一日ですか。十一時四十五分、午前。選挙中じゃないですか。どこかの選挙のとき会ったのかな、よく覚えていません。
○小泉内閣総理大臣 たしか、選挙中ですから、お昼をどこかで食べたんだと思います。どなたと食事したかというのは記憶にないんです。
○小泉内閣総理大臣 選挙中ですから、私は党総裁ですから、どこで食事するかというのは党の選挙担当者に任せっきりですから、昼飯に何食べたのかというのもわかりませんし、そのとき私が自分でお金を払うわけありませんし、昼飯だから、何食べたのかな、十分か二十分で済むものですから手軽な食事だっ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今初めてこの資料を拝見いたしましたけれども、捜査中だと伺っております。厳正な捜査を見守っていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 政治資金については、資金法にのっとり、厳正に対処すべきだと思います。
04月23日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
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○小泉内閣総理大臣 私は、民主党が対案を出されたのはいいことだと思います。批判するのはだれでもできます。批判すると思えば、民営化論者の中でも民営化を批判しますし、民営化反対論者でも批判はできます。そういう批判だけでなく、みずからが対案を出されたということについてはいいのではないか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も、まさか民主党が無料化案を出してくるとは想像しなかったんですよ、できるだけ税金は有効な分野に使いましょうと。道路を無料化して、税金で今までの四十兆円の借金を返す。それだったら、税金はもっと道路以外に使う部分もあるんじゃないかと私は思います。  それと同時...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 御本人それぞれ、どのような経緯で払っていなかったのかということについては詳しくは知りませんが、どのような事情であれ、払っていなければ、正規の手続を踏んできちんと払っていただきたい。また、今までの不注意に対しまして、今後ともよく注意して、しっかりとした、国民から...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私はきちんと払っておりました。今はもう払わないでいい年齢になりましたので、現在は払っておりません。
○小泉内閣総理大臣 はい。いつでもきちんと払っております。
○小泉内閣総理大臣 いや、詳しくは、そういう専門的なことについては、私は、いつ、だれから聞いたかという覚えはありません。しかし、民営化するからには上場を目指すべきだ、しかも十分可能だというお話をいろいろな識者から聞いております。  そういうことで、民営化するんだったらば上場を目...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私はいろいろな方から意見を聞いておりますから、これは上場可能だ、立派な上場会社として民営化してもらいたいな、それが可能だと言う方からもいろいろな意見を聞いておりますから、それだったら、やはり上場化を目指すべきじゃないかな、そう思っております。
○小泉内閣総理大臣 確認とかそういうのはとっておりません。できるというならそれを目指すべきだと。  JRと高速道路は違いますからね。その点もやはり考えていかなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 民営化するための法案でありますから、民営化するんだったら上場を目指すべき、私はそう思っております。
○小泉内閣総理大臣 岩國議員のおもしろい提案だとは思いますが、まず、民主党の財政に対する考え方は、今でもできるだけ国債発行を抑制しようという考え方だと思います。そのときに、国民に理解を得る前に、紙幣を増発してどんどん借金に回せ、この対策が民主党の中で理解が得られるかどうか、私は疑...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、高速道路持っているじゃないですか。高速道路そのままじゃないですか、サービスエリアにしてもパーキングエリアにしても。高速道路があるからPAもSAもあるわけでしょう、高速道路そのものじゃないですか。むしろ、高速道路と言わない方がおかしいんじゃないですか。高速道...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そもそも、この道路会社は、何をするにしても、不動産を利用して何を考えても、あるいはSA、PAを今よりどのようなサービスを展開してもっと利用者に利用してもらおうかという考えにしても、道路を利用することなしに考えられない会社です。  道路を離れて考えられない会社...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この表を見せていただきまして、よく整理されているなと思っております。共通する部分もかなりあります。  そこで、道路は必要だということは、その負担を考えなければだれでも必要です。クマが通る道路でも、ないよりはあった方がいい、それはどこでも同じです。  今まで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 確かに、道路は多くの国民が必要とし、公共財であり、無料でつくることができれば、無料いわゆる税金でつくるべき道路はたくさんあると思います。しかし、高速道路というのは特別な便益を有するんです。国道は当然税金でやります。  しかし、それに加えてもう一つ速く行ける道...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 特殊法人改革の七原則ですか。(古本委員「はい」と呼ぶ)七つ全部マルです。
○小泉内閣総理大臣 まず、三年前に私が総理に就任したときは、どの政党も、道路公団民営化できるとは思っていなかった。  私も、これは、道路公団まで民営化は難しいんじゃないかと思っていましたが、実際、いろいろな意見を聞いてみると、民間でできることは民間に、今一番税金を使っている特殊...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この借金四十兆円の返済が可能かどうかということですが、四十五年以内ですから、四十五年以内にこの四十兆円を返済しよう。  そこで、今、通行料金収入、これが年間二兆五、六千億ですね。これから考えれば、二兆円としても二十年で四十兆円ですからね。安定的な料金収入もあ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 未供用の約二千キロ、九千三百四十二キロの中の二千キロ、これを今までの方式で全部つくるということはもう不可能だと思いますね。見直していかないとできない。見直していって、今までの規格じゃなくてもつくってほしいというところでどの程度できるか、新直轄方式でどの程度でき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この都市再生本部で進めております計画、これは今後も整備、推進していきたいと思っております。  先ほどの裁判のお話ですが、いわゆる住民の多い都会とそうでない地方、道路に対する要望の度合いが違うところなんですね。都会の、東京なんというのは、必ず推進論と反対論が出...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今後そのようなことがないように、十分注意していただかなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 今までの、きょうの当委員会の議論でもおわかりのように、与野党通じて、道路をつくってくれという声は全国に強いんです。そうなりますと、税金投入して、自分たちが負担しなくてもいいんだったらば必要な道路なんだからつくろうか、また、そういうふうに動けば住民から評価される...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、その道路をつくられる現場を見ていないんですが、京都は大好きですよ。ぜひともあの京都の景観は守っていただきたいですね。もしあのすばらしい京都の町に不粋な高速道路ができるということを想像すると、私も嫌ですね。できるだけ歴史的な景観を保存する形で必要な道路をつ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 京都のすばらしい景観、歴史的遺産、これを破壊することなく必要な道路をどうやってつくるか、よく京都市も皆さんも考えていただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 それは、道路の必要性と各町並みをいかに美しくしていくか、歴史的な遺産を保護していくか、そういう点のぜひとも両立を図っていかなきゃならないと思っております。
04月26日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第9号
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○小泉内閣総理大臣 政権を担当して三年が経過いたしましたが、毎日毎日、全力投球でやってまいりましたので、気がついてみたら三年たったかという気持ちです。  これからも、構造改革なくして成長なしという路線には変わりません。その間、成長なくして改革なしという、いろいろ御批判をいただき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 緊急事態に対応するための危機管理庁ということを考えてはどうかという御質問だと思います。  緊急事態に対して、各省庁それぞれ考えがあると思います。これにいかに連携をとって、国として総合的に対応していくかということが重要でありまして、私、就任以来、いろいろな緊急...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 イラクを復興させよう、また、イラクを再建し、安定した民主的な政権をイラクにつくるということは、イラク国民にとっても望ましいことでありますが、同時に、中東のみならず、世界全体にとって、日本にとっても望ましいことであります。そういうことから、日本としては、このイラ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 三十年ほど前、日本は石油危機を経験したわけであります。中東の戦争がこれほど日本に直接かかわっているのかということを知らしめたあの中東戦争、一バレル二ドル前後の石油の値段が十ドル前後にはね上がった。私、初めてあのとき当選してきたものですから、よく覚えています。ト...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いろいろな国民の心配される点をよく整理されて今述べられたと思っております。  有事法制賛成論、反対論、民主主義の世界ですからいろいろな意見があっていいと思っております。そういう不安なり心配にどう対応するかというのがこれまた国会の責任であると思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、そのとおりだと思っていますし、平和を研究する平和研究ということと戦争研究ということと矛盾するものではないと思っています。  戦争を研究して、過ちはどこにあったのか、過去の戦争を研究して、これを防ぐためには何が当時必要だったのかということは、とりもなおさ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これを時間をいただければ一時間でもお話しできるんですが、限りがありますから簡単にお話ししなきゃいけないと思うのであります。  日本としては、日本の独立と安全、いわゆる平和を守るためにどういう態勢をとっていたらいいかというと、日ごろから、いざ外部の侵略があった...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、二〇〇五年の秋ごろまでに自由民主党は党としての憲法改正案というものをまとめるように、今、協議を進めているところでございます。  その中で、日本としては、国際社会の中で「名誉ある地位を占めたい」という、今、憲法の前文にうたっております。やはり、国際社会...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 人間の安全保障、これについては、今、国境を越えて一人一人の安全に対する確保をどうやって対応していくか、あるいは人間の安全を保障していくかという問題は、今お話しのように、日本の緒方さん、そしてケンブリッジのセン教授、先日、日本を訪問されまして、私もお話を伺いまし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、防災の点においても、常に訓練しているという状況ではありません。しかしながら、九月一日になれば、毎年、防災に対する訓練が各地域において行われております。将来、有事の場合において、しょっちゅうやるというのじゃなくて、ある時点において、必要最小限度の訓練とい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 要するに、有事法制というのは国民を保護するための法制ですから、その点については、いろいろな具体的事案について、危機の対応というのはさまざまだと思います。要するに、国民を保護するために最悪の事態に備えよう、こういう視点はこの有事法制において欠かせない点だと思って...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本は平和愛好国家であり、民主的な政権である。そして、国際社会の中でいかに協力が必要か、日本の持てる力を国際社会にこれからも発揮して世界の平和と安定の中に日本の発展もあるんだという考え方、これについては、常日ごろ、いろいろな会議の場においても、会談の場において...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 有事ですから、武力攻撃だけでなくて、国民の生命と安全を脅かすさまざまな事態は、起こってくる可能性はあるわけです。そういう点については、やはり我々、想定し得ないことを想定するという、極めて難しいことでありますけれども、できるだけ人事を尽くしてそのような備えをして...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 緊急対処事態から武力攻撃事態等につながっていく可能性はあり得ると私も思っておりますし、これからの対応について、より総合的に判断できるためには、さまざまな想定をしながらどういう対処が必要かという議論は私は必要だと思いますし、今後、与党と民主党との中におきましても...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現時点において、これは住民の保護に関することでありますので、国会承認、必要ないという態度を政府としてはとっております。武力攻撃事態については国会の承認を要することとされておりますが、こういう点につきまして、私は、国会の承認が必要かどうかなという点については、必...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 戦時においてもやっぱり報道の自由というのはありますから、これについて、制限というよりも、自粛してもらいたいということはあり得ると思いますよ。残酷な場面等、メディア、興味があれば何でも放映するかというと、そうでもない。あるいは、人質の事件の場合においても、生命に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、NHKのみならず、民放を指定したとしても、報道、表現の自由は守られて、保障されているわけですから、そんなに弊害はないと思っています。  現に、今の世の中、言論の自由の中にあって、政府の言うことを聞く報道機関なんかないですよ、現実に。そして、早く事実の報...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政府がきめ細かいんですよ。私は、国民保護をまず大事に考えなさいと。具体的になると、自衛隊の行動はどうなるかと。できたものからどんどん広げていきましょうという考えで、できればこれは、少なくとも野党第一党と合意できる法案じゃないのか、どんな政権がかわっても、国民を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ちょっと浮かばないんです。平成十一年九月三十日、今から五年前、まだ総理になっていないな。今ちょっと、突然で、思い浮かばないんです。申しわけございません。
○小泉内閣総理大臣 極めて総論的な話になりますが、警察であれ消防であれ自衛隊であれ、どのような緊急事態が発生するかわかりませんから、よく連携をとって、対応できるような措置をしなきゃならない。そのための危機管理体制、常に政府としても気をつけているところであります。  今お話しのよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、NBCの問題、これは非常に難しい問題でありますが、極めて専門的な問題であります。  こういうことに対しまして、現在、八都道府県警察の機動隊などにNBCテロ対応部隊を設置して、現場対処能力の向上を図っております。また、本年度、東京及び大阪に同部隊を増設する...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、本当に浅はかなもので、浅学非才で、わからないんですよ。アルファ線もベータ線もガンマ線も中性子線も、どういうものかわからないので、できたら教えていただければありがたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 教育は重要ですが、子供に対して余り詳しくこうだと言うよりも、危険な状況になったらどういう形で避難するか、あるいは、どういう指示に従うかという点も大事だと思います。特に、アルファ線、ベータ線というのは私、知らなかったんですが、放射能の危険というのはわかりますよね...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 警察の不祥事というのは極めて遺憾であります。やはり、一番信頼されなきゃならない警察に対する信頼をいかに回復するか。これは、都道府県の公安委員会、そして国家公安委員会、さらに警察庁、現場の警察等、反省すべき点、大いに反省すべきものでありまして、より一層、国民の信...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一部地域に起きている問題、これは一部だけととらえないで、全国的に、このような不祥事というものを起こしてはいけないという観点から、不祥事を起こしていない警察におきましても、ふだんからの反省、点検が必要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、総理大臣になる前はしょっちゅう出ていましたよ。正月、朝、寒風の中、多くの消防団員が活躍している姿、これは、地域におきまして消防団員というのは、本当にボランティアですから、いろいろな災害時においては献身的に活躍してくれる方であります。  消防行政のみな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 有事に備えてどういう日ごろからの対応が必要か、訓練が必要か、まさに備えあれば憂いなしでありますので、行政でやるべきこと、また住民からの御協力をいただかないとできないこと、各関係機関がよく連携して、必要な訓練なり、ふだんの、平時からの対応を考えなきゃいけないと思...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、約束を守っているんですよ。国民の安全を守るためにはどういう対応が必要か。アメリカとの関係で大事なことは、日本の国益をいかに図っていくか、日本の安全をいかに確保していくか。アメリカが言うからやるというんじゃない、外国がやるからということでやるんじゃない。日...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本の平和と安全を守って、国民生活をいかに発展させていくか、豊かにしていくか、そして平和のうちに多くの国民がみずからの生活を守っていくか、これを確保していく、これがやはり国益だと思います。
○小泉内閣総理大臣 私は、国民との約束を守らなくていいとか、国民にうそを言っていいなんて一言も言っていませんよ。それは批判する野党の皆さんが言っていることであって、私が言っていることじゃありません。私が言っていないことまで、ああ言っている、こう言っていると言われるのは、大変迷惑で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 スペインにはスペインの事情があると思います。  私は、イラクの復興は国連中心であると思っておりません、イラク人中心だと思っています。イラク人が中心にならない限り、イラクの真の安定した民主的な政権はできないと思っております。このイラク人のイラク人のためのイラク...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 難しい点は、国連も米軍の撤退を望んでいません。ロシアもフランスもドイツも米軍の撤退を現在望んでいません。イラク国民の多数も望んでいないんです。一部の報道では、反米武装勢力は米軍撤退を望んでおります。しかし、イラク全体を見ると、今、米軍撤退してくれというのは多数...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 訪問しておりません。
○小泉内閣総理大臣 現在そういう計画はございませんが、将来考えてみます。
○小泉内閣総理大臣 基地があった方がいいか、ない方がいいか、それはやはりない方がいいと皆さん感ぜられると思います。しかし、基地があるからといって、戦争のための基地ではなくて、やはり安全保障を考えるという点について、これも重要であると思っております。  基地の建設に当たっては、や...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 普天間飛行場の問題、沖縄の方々の基地に対する負担の問題、これは沖縄の方だけの問題ではないと私も思っております。沖縄の基地の負担をどうやって全国民が分かち合うかという点も大事ですし、沖縄の県あるいは基地のある市の方々の考え方、そして住民の考え方、いろいろあると思...全文を見る
04月28日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○小泉内閣総理大臣 社会保障制度というのは、年金だけではありません。介護、医療、この基本であります社会保障について、経団連の会長の奥田さん、連合の会長笹森さんも、先日官邸にお越しになりまして、そのようなお話をいたしました。できれば多くの国民の声を聞いてくれるような場を設けたらどう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 高齢少子社会といいますが、ますます高齢者がふえていくにつれまして、では、若い人がそれを支えていけるような形でふえていくかというと、そうじゃないですね。今の人口構造を見ましても、かつての人生五十年から人生八十年、しかも百歳以上の方が既に二万人を超えるという状況。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今までの議論の中で出てきた点、御指摘の点を踏まえて、改善すべき点は改善していかなきゃなりませんが、年金というのは将来も安定した形で維持していく必要があるという点では共通しているのではないでしょうか。私は、そういう点から、国民は、社会保障の重要な問題であるという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 各党、政党間の協議があると思います。よく協議をしていただき、この年金法案は審議をしている最中でございますので、質疑の中で正すべきは正していただいて、できるだけ早く成立していただきたい。  そういう中にあって、今まで審議の過程で出てきた問題点、改善すべき点、こ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 委員会の運営は、それぞれの責任者が理事として、委員長を中心に協議されていると思います。私どもも、その協議に従ってきょうも出席しているわけでございますので、協議をしていただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 私は、今もう六十を過ぎていますから、もう年金を払う年は過ぎました。払うべき期間は払っておりました。
○小泉内閣総理大臣 国民年金でございます。
○小泉内閣総理大臣 私は、議員になって、払うべき期間は国民年金を払っていたということでございます。
○小泉内閣総理大臣 それは私は、過去、議員になる前はどうだったか、自分でも詳しくは覚えておりませんが、払うべき期間におきましては払っておりました。
04月28日第159回国会 参議院 本会議 第19号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 岩城議員にお答えいたします。  道路の必要性及び今後の高速道路事業の進め方についてでございますが、道路の整備に当たっては、採算性、効率性のみならず、環境、安全の観点など、地域の実情を踏まえた外部効果も含めて判断した上で、国、地方及び利用者の適切な...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 池口議員にお答えいたします。  有料道路制度の見直しと早期無料開放についてでございますが、道路は極めて公共性の高い社会資本ですが、財政的な制約もあり、特に利用者に特別の便益がある高速道路については、建設費を借入れする一方、受益に応じ利用者からの負...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大沢議員にお答えいたします。  圏央道に関する裁判についてでございますが、四月二十二日の判決については、事業の公益性を否定し、事業認定等を取り消す内容となっていたことから、これを不服として、昨日午後、国土交通省等から東京高等裁判所に控訴したものと...全文を見る
05月07日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○小泉内閣総理大臣 昨日、自民党、公明党、民主党との間で年金改革に関する三党合意がなされたということは、特に長年年金問題にかかわってこられました長勢議員にとりましても感慨深いものがあると思っております。また、その間、各方面との、関係者との話し合いにも格別の御尽力を長勢議員にはいた...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先日も、連休前でしたか、総理官邸に、経団連の奥田会長、そして連合の笹森会長御自身がわざわざお越しくださいまして、私とこれからの社会保障の問題についてお話をいたしました。当然年金の問題も入るわけでありますが、それぞれ個別にお会いいたしました。そのときのお話の中に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 与野党により合意された点が、ちょっと読み上げさせていただきますが、「年金保険料については、社会保障全体の在り方の検討状況や経済社会情勢の変化などの事情を勘案して、必要に応じ検討を加えていく」、考えていくと。その検討に当たりましては、政府案にありますように、一八...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 三党で合意された中におきましても、税、保険料等の負担と給付のあり方を含め、一体的な見直しを行うということが盛り込まれております。これは確かに、税と保険料、どのように組み合わせていくかというのは、今後大きな議論になると思います。  今回も、政府案におきましては...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が、去る三月ですか、年金、将来一元化が望ましいというような発言で物議を醸しましたけれども、この年金一元化の問題は、昨今出てきた問題じゃないんです。もうかなり前から、できれば将来年金一元化が望ましいということで議論してきた問題です。  その際に、年金という制...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 イラクにおける捕虜に対する虐待、極めて遺憾であると思っております。  過去の戦争を見ましても、捕虜に対しては人道的に対応するというのは、国際人道法上においても必要なことであり、各国政府はそのための対処なり処遇なりというものを十分配慮しなければならないと思って...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これはもう、イラクに対する開戦前から、常々、私は、ブッシュ大統領を初め、米国政府関係者に申し上げているところであります、国際協調体制が必要であると。そして、開戦後も、アメリカのいわゆる民主主義、安定したイラク人によるイラク人のための政府をイラクにつくるためにも...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 サマワに赴いて今活動している自衛隊諸君、その努力、御苦労は大変なものだと思います。私もその状況を聞いておりますが、もう暑いさなか、四十度以上の厳しい暑さの中、しかも常に緊張感を強いられる中での活動、食事におきましても、いろいろ栄養面に配慮されているとはいえ、そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 福田長官が辞意を表明され、私は、できれば、今、大変、国会の法案におきましても与野党協議の最中だし、これからこの国会の審議を進めていく上において、各法案成立に向けて全力を尽くし、国民にできるだけの理解と協力を求めていくのがいいのではないかということで、辞意を考え...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が三月に年金一元化発言したときに、突然出たことのように思われる方がいたかもしれません。しかし、平成元年に私が厚生大臣に就任したときから、年金一元化というのは大事な問題だったんですよ。  その中で、年金一元化の議論をするということは、納税者番号の問題が出てく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これから設置されるであろう与野党協議会、社会保障全体の協議会において、国会議員が参加するのは当然でありますが、どういう有識者を入れるかという点もまず議論になるのではないか。  これについて、審議会との関係、与野党協議会に直接民間の、議員でない委員に、随時とい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 年金の一元化について難しい点は、国共済についても厚生年金についても、就業形態も、それから企業という観念からも、公務員と民間とは違いますよね。だから、それぞれが有利であろう、不利であろうと言えば、どこでも言えるんです。  それで今、議員年金のこともお話しされま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 長年、私も国会に籍を置いておりますが、野党の立場に立ちますと、そういう意見もわかります。  しかし、現実の与野党対決となりますと、まず政府なり与党が案を出さない限り、自分たちは対案を出さないと言うんですね。民主党もそうでしたね。対案を出す、対案を出すと言いな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 与野党でその点は十分協議していただきたいとかねがね申しているわけであります。  公表するのもいいことだと思っておりますし、これは全議員の個人情報にかかわる問題でありますので、私は、与野党、十分協議していただきたいということで執行部にも申しておりますし、それは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一党の党首でも、言うことを聞く場合と、各党の立場、議員のプライバシーという点に対しては気をつけていかなきゃならないと思っています。政府のトップとして、個人情報という問題についていかに重要かという点も、個人情報の法案が出たときにも私はよく感じております。  そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何回も答弁しているようですが、よく協議していただきたいと思います。民主党の主張は主張として展開していただいて結構でございます。
○小泉内閣総理大臣 私は国民年金ですから、調べましたところ、きちんと払っておりました。
○小泉内閣総理大臣 調べないでいいかげんに答弁することはできません。
○小泉内閣総理大臣 各党が協議して設けられたこの議員互助年金、これについて、各党それぞれ考え方があると思います。この問題については、私は、国民から不公平だと思われているんだったらば、なくしてもいいのではないかという考えを持っております。  現に、退職金が市長にあるのに、県知事に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は賛成です。私は賛成です。しかし、各党各会派の立場がありますから、その意見はよく協議していただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 そういう共通の認識を持つためにも、私は与野党協議会が必要ではないかと思っております。その共通の認識を持って、さて、そこまでに到達するための手続について、方向についても、これまたかんかんがくがくの議論が出てくると思います。そのために、与野党協議会をできるだけ早く...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、「年金制度改革に関し、」三党合意、ちょっと正確を期すために読ませていただきます。  「社会保障制度の全般的見直しについて」「衆議院と参議院の夫々の厚生労働委員会に「年金の一元化問題を含む社会保障制度全般のあり方に関する小委員会」を設置し、年金の一元化...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 だから、この年金の一元化というのは当然国民年金も入ってきますよ。だから、与野党協議会で議論して共通の認識を持っていただきたい、それを言っているんです。
○小泉内閣総理大臣 社会保険庁と国税庁の統合の話ですが、これも今後議論の対象になると思っております。  もちろん、社会保険庁の徴収の対象とか方法、これは国税庁と違います。年金なんというのは三十年、四十年ずっと管理していかなきゃなりませんから、これと国税庁の数年、五年ですかね、数...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その点も、その時点での与野党協議の結論に従うのが筋だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私はそうは思いません。この政府案が出てきたからこそ、いろいろ建設的な議論が出てきている。そして、どのような制度に変えようとも、やはり給付と負担、これを具体的な数字を入れない限りは現実的なものにならない。そういう観点から、これから与野党協議会でいろいろ議論がされ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、私がかねがね言っているのは、私の在任中は消費税は引き上げませんと。私の任期は決められている、どんなに長くやっても二年後の九月ですから。二年後の九月までに消費税を上げる環境にないと見ているから、政治家として判断しているわけです。しかし、その後について、私...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その結論が出れば、それに従うのが筋だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 共産党というのは意外と保守的なんですね。もっと革新的な政党だと思ったんですけれども。  現状固定という状況じゃ、今の社会は判断できないんです。世界は大きく変わってきているんです。雇用形態も変わっています。若い人でも、終身雇用よりも、ある企業を自分で見て、自分...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一定のモデルのもとでの平均的な賃金、それが五〇%であります。
○小泉内閣総理大臣 私がわかりやすく言うのは、この年金制度、持続可能なものにしよう、給付と負担をしっかり数字で示していこうと。年金の、収入も、額も、全部個人違うんです。一々、それぞれによって年金の給付額が違ってくる。難しい問題です。  ですから、一つのモデルの対象をつくって、こ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これはやはり、年金というのは生活を支える大きな基本的な部分ですから、これを持続可能なものにしていかなきゃならない。  同時に、今大体、厚生年金を例にとりますと、二十万円ぐらい、平均的な、今まで払ってきた方が受けております。そうすると、三十代、四十代の人が自分...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が先ほど言ったのは、時代が変わるにつれて就業形態も違ってくる、中にはと言ったんですよ、中には、正規でなくてパートなり短時間を望んでいる人もいる。多くは、やはり正規な状態がそれは多いでしょう。しかし、今の雇用体制を考えれば、やはり現実に雇用体制を考えると、短時...全文を見る
05月12日第159回国会 参議院 本会議 第20号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 武見議員にお答えいたします。  三党合意に関することでございますが、私は、かねてから、年金を始め国民の生活に大きくかかわる制度については、政権が交代するたびに見直すよりは、与野党の立場を超えて胸襟を開いて率直に協議していくことが望ましいと申し上げ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山本議員にお答えいたします。  保険料の未納に関する閣僚の責任の取り方についてでございますが、福田前官房長官はけじめを付ける意味で辞職されたものであり、残念なことでありますが、他の閣僚には引き続き様々な課題に対しての閣僚としての職責を全うするよう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 渡辺議員にお答えいたします。  今回の年金制度改正案についてでございますが、少子高齢化が急速に進行し、今後も予想を上回る進行が見込まれる中で、給付と負担の長期的な均衡を図るための見直しは、先送りのできない課題であります。  今回のこの改正案は、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小池議員にお答えいたします。  厚生年金の空洞化についてでございますが、今回の改正案においては、働き方や生き方の多様化に対応できるよう、在職老齢年金制度の見直しを始めとする改正を行うこととしております。  また、短時間労働者の厚生年金の適用の在...全文を見る
05月18日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私のことについてもいろいろ言われていますが、事実に基づかないで、ある週刊誌の記事があたかも事実であるかのように、それを前提にして未納だ未納だと騒がれているというのは極めて遺憾だと思っているんです。  金曜日は北朝鮮訪問のことで忙しかったものですか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 秘書が会見したときには、自動支払になっていますから大丈夫だと。昨日改めて確認して、全部、払うべき期間は全部払っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今御指摘のように、七千万人の方が加入して、毎年約三千万人の方々が年金を受けていると。しかも、その額四十二兆円、全予算、一般歳出全予算に匹敵する膨大な額であります。言わば、今は年金は、老後の生活する上においても単なるお小遣い程度じゃない、生活を支える...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 三党合意につきましては、今後衆参両院に厚生労働委員会に小委員会を設けて協議するということでありますので、これは国会の与野党合意にまちたいと思っております。私は、政党間の合意ですから、これを重く受け止めて、この合意に基づいて建設的な結論を出すように今...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この年金審議のさなかに、自由民主党、公明党、民主党の間で三党合意がなされました中にも、この社会保障制度全体を見極めて今後の問題を考えていかなきゃならないと。年金一元化も含めてということでありますから、年金だけでありません。そうなりますと、年金だけの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自営業者の皆さんとサラリーマン、公務員の皆さんの制度を一つのものにしていこうという考え方は私はいいと思うんです。しかし、実際の点において今までいろいろ難しい問題があったからでき得ないと。しかし、今回やはり制度というのは分かりやすい方がいいと、現実の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今後、改善策につきましては、新たに厚生労働委員会に小委員会を設けられると聞いております。その場で与野党十分協議していただきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 具体的な点について厚労大臣からお話ありましたが、今お話しのように、今の年金というのはかなり就労別、きめ細かな配慮をしていると言えばいる点があるんです。一元化というのは、逆に、割り切らなきゃ一元化できないんですね、大ざっぱに。そうなると、就労形態、サ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 分かりやすさと複雑さ、複雑なものを分かりやすくすると必ずきめ細かい配慮が足りなくなるんです。今の年金制度はかなりきめ細やかな配慮がなされているんです。  それは、もう就業形態別に分かれているということは、それぞれ働き方も違う、生き方も違う、そうい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ある基準をもって公表すると、これも一つの考え方だと思います。しかし、御自身で、疑惑を持たれないように自分で調べて公表する、それもいいかなと。どちらでもいいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はい、個人にゆだねていいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 信頼、個人個人がやっぱり信頼を図っていく、得るような努力が必要だし、そして年金制度については今指摘されているような未納が起こらないような対応をしていく、あるいは今後、社会保障全体の中でより良い制度はどうあるべきか、与野党が対立を乗り越えて、政権交代...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政府としては、今の法案を一日も早く成立させて、早く今後の改善策、そして社会保障全体を見渡した改革に臨んでいくのがいいのではないかと私は思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もう議員は公人で独立した人格ですから、信頼を得るかと、個人個人が判断すればいいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自由民主党ですから、個人が信頼を得るようにそれぞれの判断をしなさいと、これでいいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 本筋の議論も大事だし、個々人が信頼を得るような努力も大事です。自由民主党は確立した個人の集団ですから、そのぐらいの判断は個人でされるべきだと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 強制後においても、今、国会議員多くが未納があったということを発表されていますが、それはうっかりしたミスもあると思います。それは意図的ではなかったと思いますね。そういう点について、あえてうっかりミスまで責任を問うということもないのではないかと思ってお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、改善策を講ずることによって責任を果たしていった方がいいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 信頼を得れるかどうかというのは、その政治家個人、全人格の日ごろの行動にかかわっていますから、私は過ちを改めるにはばかることなかれと。一つの過ちを徹底的に追及して責任を問うというのも一つの考え方でしょう。しかし、うっかりしたことまで、しかも過去のこと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はい。だれでもうっかりしたミスというのはあるもんです。そのことによって私は責任を問うつもりはございません。より良い改善策、ああ、こうやってうっかりしてミスがあるなと、次はこういうミスをなくしていこうという改善策を講じることによって責任を果たしていく...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いかなる責任を取るかというのは、すべてその本人の責任であると思います。私は、人がそのような、まあうっかりミスしていたということに対してどのような責任を取るか、御本人に任せればいいと思う。私は、公明党の神崎さんだろうがだれだろうが、民主党の菅さんだろ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは分かりませんね、私はきちんと払っていたんですから。  未納──任意で加入しなきゃならないときに払っていたのは、これは任意という言葉をみんな分かっていないんじゃないかと。任意で加入しなきゃならないということじゃない、任意だから加入してもしなく...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは一時期、議員は議員年金もあるし国民年金に加入できないという延長線での任意加入ですから。任意というのは入っても入らなくてもどっちでもいいんです。そして、一般の方は、それは将来年金あった方がいいでしょうという方に、一般に対して奨励するのは、これま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、日本語の解釈として、任意というのは本人に任せられた、強制ではないと。より良い制度のためには入りたいという人の権利を確保するための制度であるということで、国会議員として、まあ議員年金もある、国民年金に加入して二重取りだと言われる批判は浴びない方...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう経緯があって、国会議員も、任意の中で入ってもよろしい、任意よりもやはり強制した方がいいということで制度が変わってきたんじゃないですか。その都度の経緯を調べて、より国民が支え合えるような強制加入になってきたんですから。そういう経緯があるんです...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは私が、五年前でしたかね、厚生大臣になったときに、年福事業団を廃止しろと言ったとき、みんなびっくりしましたよ。  経緯があるんですよ。私がこんなもの造る必要はないと言ったときは、与野党の国会議員は、過疎地であればあるほど、リゾート施設だろうが...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、国会で決めて国会が要請したからなんです。そこがまた官僚のうまいところなんですよね。政治の責任で私たちはこういうのを造りましたということになっちゃうんですよ。そこが非常に悩ましいところです。やっぱり我々も共同責任を負わなけりゃいかぬなと思って...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治責任というのは、それぞれ政治家の立場違いますが、私は今回、年金法案を一日も早く成立させて、与野党協議で年金一元化を含めて社会保障全体を考えた協議を進めて、より建設的な改革をしていくことによって私は政治責任を果たしていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 若い人は、六十過ぎたら自分が年金幾らもらえるかと関心持っている人はほとんどいないでしょうね。まして中学生や高校生、普通の授業でも余り興味ない生徒が多いんですから。そういうことを考えると、二十歳を過ぎたら年金を納めなきゃいけませんというのは、学校教育...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、年金も物価スライド、賃金スライド、あるんです。今の時点において一定の額、数字は示すことができます。しかし、例えば一万三千三百円、今の時点で生じて、将来上限が一万六千九百円になりますよと、しかし物価が上がればそれも上がっていきますから、そうい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、年金説明する場合に、ある時点、モデルを示さないと、それは分かりやすく説明できません。今の日本の年金制度は非常に細やかに決めておりますから。  六十五歳の時点においては五〇%程度です。しかし、八十歳まで長生きした方がその時点の年金をもらえる...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) たしか、私は総理大臣ですから毎回この年金に関する委員会に出席しているわけではございませんが、たしか私も出席した委員会の中にはそのような議論がなされたことがあると記憶しておりますが。今初めてじゃありません、それは。しかし、厚生労働大臣は毎回委員会に出...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もうまともに議論してきましたよ。予算委員会だって、もう私は年金の議論随分しましたね。厚生労働委員会になっても、今あたかも今日初めてこの話をしたという話をしていますけれども、そんなことありませんよ。私は坂口大臣ほど詳しくはないけれども、こういう議論は...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほどもお話ししましたように、もう国会議員それぞれの責任を感じているわけですから、公人ですから、こういうことについていかに国民の信頼を確保するかというのは個々人に任せればいいと私は思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあそれぞれ個人の考えがあるでしょう。政治家として世間のいろいろな批判にどう対応していくか、どう信頼を確保していくか、私は個々人が判断する問題だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 質問者に質問しなきゃいけないとか、私から言うことはできません。しかし、審議を深めていく必要がありますし、これから、未納をしていた議員、うっかりミスしていた議員もいたわけですから、こういうことがないように改善策を講じていく必要があると思っています。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自民党でももう多くの議員が明らかにしていますよ、私も含めて。個々人に、個々人に任せればいいと。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公表をしていない議員がどう判断するかであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは西川議員が今日が最後だということでありますが、これはちょっと惜しいんじゃないかなと私は思っているんです。私は厚生大臣していたときから西川議員がちょくちょく厚生省においでになって、福祉一筋、もういろいろな障害者の団体、あるいはお年寄りの問題、介...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自助努力じゃできないからこそ保険制度があるんです、今の公的保険。年金も強制加入になりました。医療保険の場合は入っている方が多い、しかし年金だと未加入者が多いというのは、やっぱり医療保険というのは身近に感じているんですね、みんなが。いつ自分は病気にな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はい、一言。  去年五・五%の失業率が今四・七%に減ってきています。更に減らすように、失業対策、雇用対策、努力していきたいと思います。
05月19日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第17号
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○小泉内閣総理大臣 緊急事態、いわゆる有事にどのように政府として、国として対応するかという問題については、昨年来から、有事関連法案等の審議を踏まえまして、与野党間で議論をしていたということも承知しております。  もとより、緊急事態等に対しては、それぞれの党派を超えて、どう対応す...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 新しい時代に対応できるような政府の機構を持つべきだという考えについては、私も理解しているつもりでございます。また、どのような組織、機構をつくるかという点につきましては、行政の簡素化といいますか整理統合、この視点も欠かせないわけであります。現在の各府省、省庁、こ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今週の土曜日、二十二日に北朝鮮を訪問して、金正日氏と会談する予定になっておりますが、その中身につきましては、今いろいろ報道機関等で言われておりますが、私自身の考えとしては、一昨年の九月十七日に行われました会談によって日朝平壌宣言が発出されました、その日朝平壌宣...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 物事を判断する場合において、やはり時代認識というものがあると思います。ある時点では必要ないと思っていたことでも、時代が変わりますと、おのずから違う考えも出てくると思います。  そういうことを考えますと、特に日本は、第二次世界大戦で過酷な戦争という悲惨な経験を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が一昨年の九月十七日に訪朝して、国交正常化に向けた交渉を進めるべきだといういわゆる日朝平壌宣言を発出いたしました。その後、五人の方々が帰国されましたが、期待したような進展が見られないまま、交渉が現在のところ停滞していると言ってもいいと思うのであります。  ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、今いろいろ新聞で報道されておりますが、この点については、報道機関というのは少しでも早く報道したいという気持ちがあると思いますが、日本政府並びに拉致家族の皆さんの要望を踏まえて私は話し合いに行くわけであります。  ということから考えれば、私は、現在、一日...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一般的に言いますと、報道機関の方々も国会議員も、何か、自分の思っていることを早く伝えたいという気持ちがあるんでしょうね。当事者が言えないことでも、先に言っておいた方がいいと。政治家の通例ですね。これは、あることないこと何か言っていれば、そのうち一つぐらいは当た...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今もお話し申し上げましたように、ここで、それぞれの質問について、これは言います、これは言えませんということにお答えしていますと、このことについては言いますと言いながらほかの点については言葉を濁したというと、またどういう憶測を呼ぶかわかりません。  私は、現在...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この点につきましても、今までの疑問点について双方が納得できる解決を見るということ、これがやはり完全解明だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 そうじゃないんです。やはり双方が納得した合意を見て日朝国交正常化に結びつけるんですから。  拉致の問題についても、先方は、いろいろ言っています。五人の家族がまず北に帰ってくるべきだと言っております。日本は、そういうことを承知しておりません。それは、いろいろ経...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そんなことはないんです。幾ら日本が主張しても先方は合意しなかったら、拉致の解明につながらないんです。だから、双方が納得した形で。  日本がああ言うこう言うというのは当然あります。しかし、日本が言うことに対しても、先方が協力しない限りは進まないんです。そういう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 あの事故については、人道上、あるいは国際機関の状況を見ながら、日本としても人道上の支援はすべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、これはどうか、あれはこうだということについて、私は中身を申し上げることはいたしませんと申し上げました。そのとおりでございます。
○小泉内閣総理大臣 変わっておりません。
○小泉内閣総理大臣 それぞれの国にはいろいろな意見がございます。日本としては、今、六者協議をやっているわけですから、六者協議で進展が図られるように努力をすべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、緊急事態にしても、いわゆる有事に対しては、どういう事態かというのはその都度違ってくると思います。また、その事態に対応する機関もさまざまだと思っております。  そういう観点から、今、内閣官房を中心にしまして、いろいろな事態に対して、情報収集、あるいは事態...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 間違いのないように、手抜かりのないように対応していかなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 どういう事態が起こるかによっても違ってまいります。想像を超える事態が起こってきますから、そういう場合には情報をとれない場合もあります。情報をとれないと十分とは言えないと思います。そういう点も含めて、手抜かりのないような、間違いのないような対応を、日本国内の協力...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 防衛に関する問題となりますと防衛庁ということがすぐ頭に浮かぶんですが、防衛という言葉につきましては、安全保障という問題ですから、防衛庁だけで対応し切れない点も出てくると思います。と同時に、最近の安全保障、防衛の問題も考えますと、かつてのいわゆる軍事問題だけでは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 アルカーイダのメンバーが日本に滞在していたということの情報は承知しておりますが、現在捜査中でありますので、いろいろ微妙なことについては差し控えますが、今後もこのようなテロリストが侵入しないような体制をしっかりと整えておかなきゃなりませんし、これについての警戒と...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 戦闘地域には自衛隊は派遣しないということでありますし、自衛隊が派遣されたのは、これはイラクの復興支援、人道支援のために行っているわけであります。  そういうことから考えますと、自衛隊が活動されている地域については、どういう状況かということについてはしっかりと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 新しい体制といいますか機構についての松本議員の御意見は、私も理解できるのでありますが、現在、各省、関係機関、緊密な連携がとり得るような体制をとっております。そして、緊急事態なり有事というのはどういう省庁がかかわるかというのは、今の時点ではわからないわけです。そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現在審議されておりますこの武力事態に対処する関連法案、いわゆる有事法案につきましては、現行の憲法の枠内での対応であります。憲法改正議論と今審議しております有事法制とはまた別次元の問題だと思っております。我々は現行憲法下で緊急事態にどう対応すべきかというのを今審...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どのような問題であろうと報道機関は自由に報道をされますので、そういう点については、お互い正確な報道を期すように協力できるところは協力していかなきゃならないと思っております。  先ほど官房長官からお話を伺いましたけれども、いろいろな報道に関しての問題があるよう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、どういう事情か詳細は存じておりませんが、官房長官が善処するということでありますので、そうされると思います。
○小泉内閣総理大臣 それは、日本としては、日米安保条約、これは日米の関係にとって極めて重要な条約であるし、米軍が日本に存在しているのは日本の安全のためであるということから考えて、沖縄の米軍の移動については、それは米軍が判断されることもあるでしょうし、場合によっては日本と協議する場...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 普天間飛行場の返還問題については、市街地にあって、その付近の方々の声も十分聞いております。また、移設におきましてもいろいろ意見がありまして、地方公共団体と十分協議していかなきゃならない問題であり、なおかつ、日米安保条約の観点からも、ブッシュ大統領並びに米国政府...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 憲法はその国の基本法ですから、あらゆる法律が憲法の精神を尊重してつくられているわけであります。日本国としても、戦後、二度と戦争を起こしてはならない、平和のうちに、個人の自由、基本的人権、これを尊重しながら国民生活を豊かにしていこうというその憲法の理念に沿って、...全文を見る
05月25日第159回国会 衆議院 本会議 第35号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、五月二十二日、北朝鮮の平壌を訪問し、日朝首脳会談を行いました。  私は、金正日国防委員長との会談で、拉致問題及び核問題やミサイル問題といった安全保障上の問題等について、大局的かつ率直な意見交換を行いました。この首脳会談の結果、今後の日朝関係...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 渡辺議員にお答えいたします。  今回の訪朝の成果でございますが、先ほど御報告したとおり、金正日国防委員長との首脳会談において、日朝双方が日朝平壌宣言を履行していく考えであることを改めて確認いたしました。  具体的には、拉致被害者家族五名の帰国を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鳩山議員にお答えいたします。  今回の首脳会談のあり方についてでございますが、今回の首脳会談は、日朝関係の現状を踏まえ、外交上の慣習、儀礼にとらわれず、日朝双方が日朝平壌宣言を履行していくことを改めて確認することが我が国自身の国益に資するとの大局...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 漆原議員にお答えいたします。  被害者の気持ちを踏まえた拉致事件への取り組みについてでございますが、被害者や家族の方々が長い間つらい思いをしていることは、私も十分理解しております。今後とも、そうした思いをしっかりと胸に、一日も早い拉致問題の解決に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 穀田議員にお答えいたします。  政党の立場を超えて御激励をいただきまして、ありがとうございます。(拍手)  ジェンキンス氏の問題に関する今後の見通しについてでございますが、政府としては、今回の日朝首脳会談及びその後の私とジェンキンス氏とのやりと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 横光議員にお答えいたします。  曽我ひとみさんについてでございますが、首脳会談において、金正日委員長からは、訪日するか否かはジェンキンス氏の意向に任せる、自分は家族が離散することは望まない、貴総理が本人と直接話し合ってもよいという発言がありました...全文を見る
05月26日第159回国会 参議院 本会議 第24号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、五月二十二日、北朝鮮の平壌を訪問し、日朝首脳会談を行いました。  私は、金正日国防委員長との会談で、拉致問題及び核問題やミサイル問題といった安全保障上の問題等について、大局的かつ率直な意見交換を行いました。この首脳会談の結果、今後の日朝関係...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 舛添議員にお答えいたします。  今回の訪朝の成果、意義についてでございますが、先ほど御報告したとおり、今回の訪朝は、日朝関係の現状を踏まえ、日朝双方が日朝平壌宣言を履行していくことを改めて確認することが我が国の国益に資するとの大局的な政治判断によ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 広野議員にお答えいたします。  拉致問題の解決に向けた私の考えでございますが、今般、拉致被害者御家族五名の方々の帰国が実現しましたが、曽我ひとみさんの御家族の問題、安否不明の拉致被害者の方々に関する真相究明について、引き続き、今回の首脳会談で得ら...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 千葉議員にお答えいたします。  今回の訪朝の評価でございますが、今回の訪朝は、日朝関係の現状を踏まえ、日朝双方が日朝平壌宣言を履行していくことを改めて確認することが我が国の国益に資するとの大局的な政治判断によって決断したものであります。  具体...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 吉岡議員にお答えいたします。  日朝国交正常化交渉についてですが、国交正常化交渉の再開については、政府として、従来より、まずは拉致被害者御家族の帰国を実現し、その上で再開された国交正常化交渉の中で安否不明者に関する真相究明も行っていくという方針で...全文を見る
05月27日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第11号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) スイスでの生活と比べて日本との対比をなされましたが、国によって危機管理、緊急事態に対応する準備等も様々だなということを改めて感じましたけれども、日本は幸いにして海に囲まれていますから、スイスと違って、何度も何度も戦争を間近で見ることなく割合平和に暮...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在でも各省連携取れるようにいろいろな対応を想定しながら体制は取っております。もとより各省庁のいわゆる縦割り意識が今まで強過ぎたのではないかということを言われますと、そういう点なきにしもあらずということが、しばしば事件が起こってみると、対応はもうち...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 戦後から、第二次世界大戦後から日本の国民の一つの目指してきた国として常に挙げられるのがスイスだと思うんですね。日本は東洋のスイスになりたいということは、もう多くの国民思っていたんじゃないでしょうか。  しかし、スイスの現状は、今舛添先生言ったよう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 臨検、拿捕については以前からこの交戦権の問題と自衛権の問題、なかなか微妙な問題で、現実の事案の勃発したときの対応でも様々だと私は思っています、解釈において。  そういう観点から私は、実際、憲法改正の論議で、今の、交戦権は認めない、相手が攻撃しない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、捕虜に関して日本は日露戦争以来、大変丁重に扱ったということでも評価を得ている国でありますので、今、最近の事象を含めて国際条約を遵守する国であるという意識と体制はきちんと整えておかなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今年は参議院選挙を控えておりますので、もう当初から今国会は会期延長なしで審議に精力的に努力しようということだと思っております。会期末を控えまして、連日こういう審議が活発に行われているのもそのような方針の下でのことだと思います。  私は、国会対策等...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、以前から、この危機といいますか緊急事態に対して国民の生命、財産、いわゆる安全を確保するということについては、できるだけ多くの政党の賛成を得る形で法審議がなされ、法整備がなされるのが望ましいということを考えておりました。今回、そういうことを考え...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 詰め切れない問題についても、お互い協力しながら次期通常国会で問題点の解明と、どのように協力できるかということを詰めていこうということで既に合意されていると承知しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その新しい組織についての議論が真剣に交わされたということは私も承知しております。  そこで、危機管理の体制、今各省庁連携しながら進めておりますが、実際、総理に就任してから、何か事が発生した場合に各省連携取ります。それは実に様々なんです。ある一つの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いいよ、いいよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も、いろいろな議論が出てくるうちに、早く現在の政府案を成立させて、そして一元化を含めた制度論に入った議論をしていくべきだなと思っています。  というのは、この一元化の議論と社会保障全体の議論を進めていく場合には、まず一元化の議論をしようとする議...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、私が初めて選挙で落選した後、私を応援していた会社の社長、実に太っ腹でいい人でした。私は悩んでいたんですよ、これから身の振り方どうしようかと。私以上に残念がって、私の落選を。そこで、あんたね、もうこれから次のことを真剣に考えろと、一回ぐらい破...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは会社によって違うわけですよ。会社によっては、一年間何も会社に出てこなくていいと、一、二年外国旅行してくれ、こいという社員もいるわけです。様々です。  あんたの仕事は次の選挙で当選することだと、これは実にいい社長でしたね、会社なんか来なくてい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは当選して喜んでくれましてね。それで結局、当時忘れましたから、三十年前、政治資金規正法もまだ三木内閣以前ですから、総量規制もなかったわけでしょう。政治活動は政治家である限りは届出必要ないという時代でしたよね。今から比べれば非常におおらかな政治資...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その週刊誌の記事の件についても、これは記者諸君がこういう記事があるかと問いただしてきたそうです。記者諸君ですよ。検閲じゃなんか、何してもないんですよ。そこを誤解しないでいただきたいんです。それ国会議員も知っていたそうですよ、記者諸君がこのゲラを、発...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、その報道の自由とか言論の自由を侵す気は全くございません。むしろ、報道関係と円滑に、正しい報道をしてもらうように、よく配慮するようにということを指示しているところでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 食い違いがあったということであります。今はすべて円滑になされていると思っております、やり取りはどうか知りませんけれども。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、報道を見てどうなっているんだと。いや、この報道は違いますということでありましたから、善処しろと指示しておきました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 細田官房長官から直接報告がありまして、過ちは改めるように、政治資金規正法に対してはしっかり対応するように、そして、今後仕事をきちんとこなすように指示しておきました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私の一番重視している点は、いかに日朝の不正常な関係を正常化するか、これにあります。そのために何が必要かという観点から、今回訪朝を決断いたしました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、私がジェンキンス氏と会ってアイ・ギャランティーという、書いたという報道がなされているのは知っておりますが、あれは全く事実に反します。報道というのがいかに事実に反することをあたかも事実かのように報道するかなとあきれているんですけれどもね。あれは、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 報道はいろいろありますが、真意は、この拉致の問題も核の問題も総合的に考えていかなきゃならないと。これが解決しないと日朝間の正常化はないと、正常化がないと経済協力もないと、これはっきりしているんです。そして、交渉の過程で拉致の究明問題も当然話に出てき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が行く前から金正日氏の話を聞くわけにはいかないのでね……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ああ、帰ってきてから、私が。  それは、いろいろ事前の水面下の交渉で、私が訪朝すれば拉致問題についても、これから核問題等、総合的に話合いをすることによって日朝平壌宣言の重要性を再認識することができると。私が行かない限りはこのまま停滞が続くと判断し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、その報道は、私が言ったとかそういうことじゃなくて、それは雑談のことで、私が行かない限りは、現在の停滞した日朝間のいろいろな問題、進展がないと判断したのは事実であります。私が行くからには一定の進展があると判断したから、私は訪朝を決断したのであり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日朝国交正常化がなされれば、これは、拉致のみならず核の問題も解決していないと国交正常化できないんですから。そうなりますと、このサミットにおきましてこの北朝鮮の問題が話題になると思いますが、北朝鮮の金正日氏は、核の問題は米朝間の問題だと言っております...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 総書記というのは党でしょう。国防委員長というのは政府の役職といいますか、肩書ですからね、やっぱり政府の肩書を使った方が適切だろうと、そう判断いたしました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 北朝鮮においては金正日氏が最高権力者で、重要な決定はすべて金正日氏のオーケーがないと動かないという状況にあると思います。そういう首脳と、民主主義の、私のような国民の様々な声を配慮しながら政治をやっていくという体制の違いはありますが、やはりじかに話し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 信頼できるかできないかというよりも、信頼関係を醸成していかないとお互い率直な話合いができないと思っています。彼は一昨年の九月十七日の私の訪朝でもう拉致問題はもうすべて解決済みだと思っているわけですから。私はそう思ってない。今後、それは考え方は違いあ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 拉致された本人はもとより御家族の方もなぜこんなひどい目に遭うんだろうと、この憤激の気持ちは私もよく理解しているつもりであります。また、率直に言って、なぜ拉致しなきゃいけないのかというものも私は理解できません。  これは昨年のエビアン・サミットでも...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この有事関連法案は、日本が有事になった際に日本とアメリカはどのように協力していくかということであって、アメリカの先制攻撃という問題ではないと思っております。    〔委員長退席、理事常田享詳君着席〕  有事になった場合に日本と米軍は協力していか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 後で、後で。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の外務大臣の答弁のとおりであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 法的な問題は後で担当大臣に回しますが、これは極めて遺憾な行為で恥ずべき行為だと思っております。  法的な問題。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は明確にしております。  このような虐待というのは遺憾なことであり、恥ずべきことであると。法律は守られるべきであり、法的な解釈、それぞれあるでしょう。それは担当者に答弁させて、外務大臣の答弁のとおりだと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 決議案がどのようなものになるかまだ定かにならない部分があるんですが、いずれにしてもイラク人によるイラク人のための政府をできるだけ早く立ち上げていかなきゃならない。そういう中で、多国籍軍かどういうものになるか分かりませんが、どのような決議案が採択され...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、まだ決議案がどういうものになるか分かりませんし、日本は国連の決議があれば多国籍軍に参加できるという解釈も一部にあるようですが、私は、武力行使を目的とする多国籍軍に、日本は、自衛隊であれあるいはどのような組織であれ、そのような軍に参加すること...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、防衛庁長官の発言を引用されたんですから、防衛庁長官、誤解されちゃ困ると思うんですね。防衛庁長官、まず発言してください。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 沖縄はもちろん日本国でありまして、私が最初に選挙で立候補したときも、沖縄返還されないでは戦後は終わらないと、佐藤内閣でした。そして、その選挙では落選いたしましたけれども、その後、私が次の選挙で当選したときは、沖縄返還された後の選挙でありました。沖縄...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 武力事態のみならず、どういう有事が発生するかというのはなかなか予測するのは困難でありますが、組織的、計画的な攻撃がなされた場合ということはやはり平時から備えておかなければならないと思っております。そのためにも、日本国民が、侵略からは断固として我が国...全文を見る
05月28日第159回国会 参議院 本会議 第25号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 平野議員にお答えいたします。  年金に関する御質問についてでございますが、一昨日の本会議でもお答えしたとおり、不動産会社での勤務実態がなかったということはありません。社長は、あんたの仕事は次の選挙で当選することだと言って私を支えてくれた実にいい方...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 既に答弁したつもりでありますが、あえて再質問されたので、再び答弁いたします。  私と社長とは親しい間柄にありましたから、社長は私を応援してやろうという気持ちだったと思います。そういうことから、あんたの仕事は次の選挙で当選することだ、しっかりやりな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 池田議員にお答えいたします。  本法案の数値目標の設定の考え方、地域経済の活性化への効果についてでございますが、金融機関が中長期的に安定した金融機能を発揮するためには経営改革が確実に行われる必要があります。この点は、大手行でも中小・地域金融機関で...全文を見る
05月31日第159回国会 参議院 決算委員会 第14号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) スパウザ小田原の例を取り上げられましたけれども、これは年金資金を使って、年金に入っている方々も利用するんだから福祉施設を造ることが必要だと、当時は反対者いなかったんですね。与野党、いいことだと。  そういうことで、しかしながら出て、雇用保険、雇用...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先日、先週の金曜日でしたか、経済財政諮問会議でも麻生総務大臣からそういう話が出まして、人勧、人事院のいわゆる公務員給与、全国一律だけれども、実際、東京と地方では随分生活費の点において格差というか違いがあると。今言ったマンションを一つ取っても、東京の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 年金の制度は、今までも国会の審議で指摘されたとおり、かなり複雑ですね。それぞれの就業形態も違う、給与も違う、そういう違いに対応しながら今まで制度が作られてきた。ですから、説明する際には、一つのモデルとしてある対象を中心にして話さないと理解されにくい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 世論調査によりますと七〇%が今の政府案を支持していないというお話ですが、やはり問題点があるなと、より良い制度を作っていただきたいという声と私は受け止めております。この政府案が廃案になりますと現行制度は続くわけですから。また、今の政府案よりいいかとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、与野党協議会ができたからこそ、一元化を含めた社会保障全体の見直しをしていこうという、そういう機運になってきて、野党の皆さんも与野党協力して一元化を含めた議論をしていこうということになったんですから、これは一歩前進だと思います。  これを生き...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現行制度とは違った、年金一元化を含めた社会保障全体の在り方を与野党で協議していこうというその合意ができたんじゃないでしょうか。だからこそ、早く今の政府案を成立させてその議論に進もうじゃないかと、それが合意なんですね。それを破棄しようということでは、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この十四年度国債発行枠を三十兆円以内にしようという目標は、税収が五十兆円程度あるという予測の下でした。しかし、結果的に税収が大幅に落ち込んで三十兆円枠を守ることはできませんでしたが、私は同時に、経済は生き物だから、その経済状況を見ながら経済が失速し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、当時は国債をもっと増発しろという声もかなり強かったんです。しかし、考えてもごらんなさい、税収が五十兆円そこそこなのに、三十兆円の国債を発行してもまだ足りないのかと、そんなことで本当に財政はもつんですかということで、私はある程度財政規律という...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、私を応援してくれていた社長さんみたいな方はそんなに多くいませんよ。そういう有り難い方だからこそ、あんたの仕事は次の選挙で当選することだと、そしていろいろ御支援をいただいたと。  私は、毎日決まった時間に会社に出て、決まった時間に退社して、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) こういう今の御指摘の点があるから、政府は改革しなきゃならないということで今政府案を提出して審議をいただいているわけです。  今までの制度でいいというんだったらば、この政府案は廃案にして、これから議論する間、現行制度は続いていくわけです。その場合に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在のイラク情勢は厳しいものがありますが、サマワにおける自衛隊、この状況においては、非戦闘地域であり、人道支援、復興支援活動を行っておりますので、これを続けていきたいと思っております。    〔委員長退席、理事岩井國臣君着席〕
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これから国連で新しい決議が採択されようとしております。どのような案文になるかというのはまだ決定した段階ではございませんが、そのような状況を見ながら、日本が国際社会の一員としてどういう責任を果たしていくかということを考えなけりゃいかぬと思っております...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 決算委員会でありますので、どのような分野に使われたか、これはしっかりと報告して説明をすべきだと、こういう御意見、ごもっともだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 塩川前大臣のとき以来、特別会計に問題点ありと、厳しく見直していこうという方針を現谷垣大臣の下でも存続、その方針どおりやっていこうということで今見直しを進めております。  先ほども林議員の質問にもありましたように、特別会計、いろいろ多岐にわたってお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 少子化対策は、単なる一省庁の問題でなくて、政府挙げて、各分野、総合的な問題がありますから、これから充実していかなきゃならない課題であります。  確かに、今資料拝見したところ、高齢者の予算に比べれば少ないということでありますが、単なる児童だけじゃな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、私が出席した委員会におきましても、あるいは他の委員会におきましても、そういう議論はされておりました。私が答弁しなくても、坂口大臣も答弁されておりました。  一つの説明をする際には、標準的なモデルを示した方が分かりやすいというのも御理解いた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公的年金は、創設当時はお小遣い程度じゃないかという批判をしている方もおられましたけれども、今や公的年金は大事な生活を支える柱になっています。  しかし、公的年金だけで全部生活費を見るということとは違うと思うんですね。大きな柱の一つになってきている...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、公的年金ですべて生活できる人も一部にはいるでしょう。しかし、公的年金以外に自分の蓄えているものもあるでしょう。そして、なおかつ生活保護制度というのもあります。いろいろな組合せです。そういう中で、しっかりとした社会保障制度を作っていこうという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず第一点、国民が七〇%以上見直すべきだ、反対だからこれを廃案にしろという点でありますが、これは是非とも、今回の政府案を提出しておりますので、一日も早く成立させていただきたいと。そして、今国会で審議されたいろんな問題点、これを今後与野党協議の場にお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、国会で決めるということは、与野党賛成しないと駄目だというんでしょう。だから、いいですよ、反対しなきゃ、共産党が賛成してくれりゃこれは可能性あるな。今まで反対すると思ったんだけれども、賛成してくれるんだったらば、できるだけ早く各党協議して、議...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 特別会計、多岐にわたっていますので、きちんと見直すように指示してありますので、財務大臣に答弁させます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もう私の指示に基づいて具体的な整理が進んでいますから、私の指示どおりに今財務省始め各省連絡取りながらやっておりますので、これは時間掛かります。  数値目標は私の口から言うべき問題ではないと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一日も早くこの政府案を成立させていただいて、今国会の審議を踏まえて、ようやく与野党で年金一元化を含めた社会保障全体の議論をしていこうという合意ができたわけですから、建設的な議論に導くように与野党協力していっていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 食料自給率というのは、よく話題になりますが、カロリーベースで日本は四〇%程度になっている、これをこれ以上落としてはいけない、もっと上げていかなきゃならないという議論だと思いますが、私は、食事に関して、食生活について国民の好みが違ってきましたね。現在...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、北朝鮮のみならず、食糧がなくて生きていけない、飢えに苦しんでいる国は世界各国たくさんあります。そういう点を見ると、日本というのは恵まれているなと思っておりますが、私は国連機関を通じて北朝鮮に対して、お米ではありませんが、食糧支援をすると、お...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、常々、健康の三原則は正しい食生活、適度の運動、十分な休養、こういうことを守って初めて、薬にしてもお医者さんに掛かるにしても、自分の健康は守られると。暴飲暴食して、薬があるから、お医者さんがいるからいいということでは健康は守れないという考えであ...全文を見る
06月01日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 初めて参議院の当委員会に出席いたしますので、今、基本的な御質問をいただきました。若干時間をかりて、その質問の要点、述べさせていただきたいと思います。  私は、就任以来、民間でできることは民間にということを基本方針の下に、政府の各分野での組織、見直...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今まで高速道路の料金については、公団時代、一切値下げは行われておりませんでした。今回、民営化を契機に、初めて民営化までに平均一割程度引き下げるということにしております。  また、この高速道路の有効利用を進める観点から大事な点は、債務を先送りしない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは先ほど沓掛議員にもお話しした点でありますが、民間にできるものは民間にという基本方針が、これが第一点であります。  と同時に、道路を造った方がいいか造らない方がいいかというと、どの地方においても道路造ってくれという声は実に多いわけです。それは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、民営化反対論者の中には、もっと民営化して利益を上げられる会社になるのではないかという期待を持っていた方から見れば、予想したよりも利益が出るのは遅いという立場に立てば、不十分だという理屈は分かります。なぜなら、確実に利益を上がる路線しか造りま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) マスコミ報道をにぎわった面から順番に取り上げろというのはちょっと薄い見方じゃないかなと。マスコミに取り上げられる話題というのは時々変わります。しかし、問題点というのは、マスコミに取り上げられない部分で、取り上げられているよりもはるかに大きな深い問題...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、人間として法律を守っていればいいという、そういう考えではありません。法律以上に大事なことはたくさんあります、人間として。しかしながら、この年金の任意加入に入らなかったからけしからぬという議論は私は取りません。  任意という言葉はどういう意味...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、当時、私を社員として採用してくれて、あんたの仕事は次の選挙に当選することだと言って支援していただいた社長、今でも非常に感謝しております。また、いい人に巡り合ったなと。そういう方々の支援によって今日の私があるんだと、大変有り難いことだと思ってお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、私、もう想像もしない御質問で、今、まして現役ですから、請求する気なんか全然ないですね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほど沓掛議員にお話しいたしましたとおりなんですが、質問者が違いますので、再度答弁させていただいてよろしいでしょうか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、この従来の公団方式に対していろいろ御批判がありました。  この御批判を受け止めてどういう改善をしていけばいいかということなんですが、一つには、厳格な事業評価を行う仕組みがなくて、楽観的なこれからの需要予測やプール制の下に多額の借入れと国費に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 結論から言いますと、私は満足しております。当初のねらいどおりいい意見を出してくれたなと、民営化委員会の意見を基本的に尊重するものができたなと思っております。  民営化委員会の方々、猪瀬さん始め一生懸命やっていただきました。辞められた方についても、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、先ほど申し上げましたように、公団方式で全部造ることはありません。見直さなきゃならない。できないのを、地元の要望あるいは厳格な評価で造る可能性があるかどうか。民間会社に強要するものじゃありません。今までどおり造るという前提での判断は間違いで、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、私は間違っているとは思いません。道路特定財源は見直すべきだと。どのように見直すかというのは、いろいろ専門家、協議してもらいたいと。道路特定財源を一般財源にすべきかどうかという議論もありますが、そこには私はこだわっておりません。  今、暫定税...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 道路特定財源は、今までの経過を見ると割合変動が少なかった、安定的に収入が入ってきた。これはやっぱり車社会、車は減ることなく、多くの国民が保有したい、あるいは一台持っていた人も二台持つ。最近も車の売行きがいいという、もう飽和状態という状況にあるにもか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいま森本議員御指摘された点、今までの経緯をよく踏まえて、やはり民営化することによって今以上のいい道路ができるだけ少ない国民の負担で整備されていかなきゃならないという、そういう気持ちを代弁されたのだと思っております。  私も、この民営化を議論さ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小泉内閣として、観光振興、力を入れなきゃならないと思っております。  観光というのは、多くの地域、多くの国民、好きですから、歓迎されます。また、旅というのはやっぱりいろいろ楽しいし、生活を潤わせて、いい勉強にもなります。  今、日本人は、一年間...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いい御提案だと思っています。  高速道路を飛行機の滑走路に使えるというようなこともあったようでありますが、そこまで行かなくても、ヘリが離着陸できるようなことも今後検討していく必要があるんじゃないか。また、高速道路上にドクターヘリが直接離着陸できな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どのような疑惑があるか分かりませんけれども、疑惑はないのに、あたかも疑惑があるかのような質問というのは心外ですね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 疑惑がないのにあるあると勝手に言われても困っちゃいますね、全然疑惑ないんですから。どんな責任を感じるのかって、分かりませんね、私は、御趣旨が。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この想定のとおりならば、そういう議論は成り立ちます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 可能性を言えば切りがないんです。こういう想定でない可能性にすれば、もう四十五年以内に債務はゼロになる可能性もあるんですから、可能性の議論をしたら切りがありませんよ。  仮に予定のこの四%を超えた場合、起こったとした場合にも、それは、四十五年の返済...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは違います、もう平成十四年度以降国費は投入しないということになっていますから。  今、我々が想定しない前提を置いてやっているとそのような議論になると思うんです。我々、そういうのを想定していないんだから、金利五%なんか想定していないんだから、低...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、そういう状況じゃなくて、大体四%、高くても四%であろうということを申し上げているんであって、その可能性を言えば五%、六%、七%、それで低位になる。これ、可能性言えば先ほど言ったように切りがないので、今までもその四%に上がったということは余り...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず国がやらなくてはいけない、言い換えれば民間にはできないという仕事としてよく言われるのは、国防と外交でしょうね。そのほかにも、採算を考えると必要だけれどもやれないという事業もたくさんあります。  具体的に、この道路の法案の審議ですから道路に関し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はよくできたと思っています。当初描いていたもの、これは、道路公団なんか民営化できっこないという反対していた方々、結果的に民営化に賛成してくれたんですから、御協力に大変有り難いと思います。  中身は最初から、債務の確実な返済、四十兆円、確実な返済...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、当初はこの民営化に反対してきた方々も、やっぱり時代の認識をよくわきまえていただいたんだと思います。時代が変わったなと、やればできるんだなと。そういうことで最終的に御協力いただいたということは、やっぱり自由民主党は大人の政党だなと、賢明だなと、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までの公団方式でこのまま続けていきますと、債務はますます膨らんでいく、返済もおぼつかない、結果的に多くの国民負担につながっていくのではないかという、そういう責任を政治家として考えるんだったらば、今の公団式を改めることによって責任を果たしていかなき...全文を見る
06月02日第159回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○小泉内閣総理大臣 まず、小学生の女の子同士でどうして死亡事件が起こるのかなと。また、それが事実であれば、余りにも痛ましいことだと思います。詳細は存じませんが、また、どういう事情でこのような殺傷事件が少女の間で起こったのかも詳しくは知りませんが、いずれにしても、我々の想像を超える...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、鈴木議員が長年教育問題に打ち込んでこられた経験からいろいろな話を聞かせていただきましたけれども、教育基本法を改めるべき点は、時代に合ったといいますか、教育の重要性というものを国民がしっかりと受けとめるような改正についてはどうあるべきかという議論が今盛んに行...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 教育の基本、それは家庭にある、そのとおりだと思います。子供が最初に出会う教師は母親であり父親である、また家族であるということも、私はそのとおりだと思っております。  家庭教育、いわば親が最初に世に出てくるお子さんにどのように愛情深く接するかという点については...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今まで長時間かけて議論してきた問題でありますので、鈴木議員もよく承知のことだと思います。国会に提出されるからにはこれが成立されるように、提出する前からの十分な議論、そして与党としての共通した認識を持って、国会に提出するような準備というものをこれからも精力的に進...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 第二次世界大戦後、近くの朝鮮半島、いわば北朝鮮と日本との関係は不正常な関係にあります。これを正常化させるということは、政治家としても大事な仕事だと思っております。  そういう中にあって、一昨年の九月十七日の私のピョンヤン訪問によって、金正日国防委員長との間で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 サミットが、来週、アメリカのジョージア州で開催されますが、その際には、この北朝鮮の問題も当然話題になるわけであります。その会議におきまして、多国間協議におきましてもあるいはブッシュ大統領との首脳会談におきましても、私と金正日氏との会談の模様については、私からし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私はそう何回も行くつもりはありませんけれども、必要な話し合いは、必要ならしなきゃならないと思っております。また、私がじかに行かなくても、いろいろな方を通じて話し合いのチャネルはつくっておかなきゃなりませんし、日本だけでなく、各国との協力体制は常に考えておかなき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今後、安否不明者の調査につきましては、白紙の状況に戻して再調査しようということになっておりますので、外務省と、相手側もあります、それと家族の会の方々もあります、日本で調査している資料もございます、そういう点をよく担当者間で詰めて、しっかりとした調査ができるよう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 御家族の支援につきましては、政府がやること、また地方公共団体がやること、いろいろあると思いますが、御家族のことを思って協力、支援をしていかなきゃならないと思っております。  また、御家族のプライバシーの問題、これは、報道機関もぜひともそういう御家族の人権なり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 寝たきりをできるだけ少なくしていこう、そういう政策提言につきましては、熱心に与党内でもいつも議論されているということは承知しております。今の公明党の提案につきましても、長生きできる国になったわけですから、長生きできるだけではなくて、元気で長生きできるような、そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 三位一体の改革として、税源移譲、補助金、交付税、これを一体として考えるということでありまして、三年間で四兆円、昨年一兆円ということで、あと十七年度、十八年度で三兆円ということであります。  まず、二年間で三兆円の税源の移譲をする。同時に、これは地方の改革です...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今でも支持したことは正当性があったと思っております。  国連決議にのっとって私はあのイラクの戦争を支持いたしました。あの当時、国連決議で、イラクは大量破壊兵器を過去に使っていたが、それをみずから廃棄しなきゃならない説明責任を負っていたんです。その脅威が存在し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは今までも何回も同じ質問をされています。何回も同じ質問だから、同じ答弁をさせていただきます。  決議一四四一を含め一連の国連安保理決議は、イラクに大量破壊兵器の脅威が存在することを認定し、その除去を求めてきていたんです。ある時点で仮に大量破壊兵器がひそか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これも何回も質問をいただき、何回も答弁していることでございますが、戦争への決断というのは大変重いものだと思います。そういう中で、いかに戦争を避けるかということについては各国が努力してきている。しかし、その努力も実らなかった場合には重大な決断をしなきゃならない。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは認識が違うと思います。日本が戦争を始めたのではありません。アメリカの対応を支持いたしましたけれども、日本が戦争を始めたという認識は全く間違っていると思います。
○小泉内閣総理大臣 それは、(発言する者あり)わざとずらさないでいただきたいんですね、争点を。日本が戦争を始めたのではない、アメリカを支持したけれども。しかし、アメリカはアメリカの考えで戦争を開始したんだと思っています。日本は日本の立場であのアメリカの対応を支持いたしました。
○小泉内閣総理大臣 私は、日朝平壌宣言を重要な文書であると認識し、一昨年の九月十七日に交わされました日朝平壌宣言、いわゆる金正日氏と私との間で交わされた文書でありますけれども、この宣言にのっとって日朝国交正常化実現に努力するというのがあのいわゆる骨格であります。  一年数カ月た...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、今の私の答弁で入っているつもりで答弁したんです。それを感じるかどうかはわかりません。  拉致の問題も、核の問題も、ミサイルの問題も、包括的なんです。そういうものを含めて、私が行くことによって一定の進展が見られるということであります。
○小泉内閣総理大臣 これは、私は最後まで、確信を持てたかという問いに対する答えとしては、率直に言えば、一緒に、私の飛行機と予備機、二機でピョンヤンにおり立ちましたから、二機ともに日本に向かって飛び立ったというときに、ああ、これで一緒に帰国できたなと、そこで確信が持てたわけでありま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは交渉事ですからね。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 実際に、独裁者の国で、交渉でまとまったものでも、話し合いの進展によっては変わる場合があり得るんですから、そういう点も含めて、私がじかにピョンヤンを訪問して金正日氏と話し合えば家族は帰国させることができるなという自信はありましたよ。  しかし、どこまでその自信...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 反対の立場から見ればそういう見方もできるでしょう。  しかしながら、私は、私が訪問しないことによって家族が帰国できるんだったら、私は訪問しないでほかの交渉もあったと思います。しかし、拉致の問題だけじゃないんです。日朝平壌宣言全体にかかわる問題なんです。それを...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、すぐわかる問題ではありません。日本側の資料もよく突き詰めていかなきゃなりません。日本側も参加しなくてはなりません。そういうことによって、両国間でこの調査が進むようにこれからも努力を続けていかなきゃならない問題でありますので、いつどうかという期限を区切る...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一体いつ出てくるんだというのは、これからの協議です。この協議が必要なんです。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 これは、拉致の問題を解決なしに、核の問題を解決なしに、国交正常化実現はできないわけであります。正常化交渉の過程で、お互いが誠意ある対応をしない限り、両国の国交正常化は実現できないんです。その点を確認し合ってきたんです。
○小泉内閣総理大臣 それは国交正常化交渉の中でやり得るし、その過程でいろいろな対応が出てくる、その対応に誠意ある対応を日本は求めていくわけであります。
○小泉内閣総理大臣 これは、日朝平壌宣言にのっとってやるのが国交正常化であります。何回も言っているように、拉致の問題につきましても、核の問題につきましても、ミサイルの問題につきましても、包括的に解決していかなきゃならない。そういう中で交渉を今後ともしていかなきゃならない問題だと思...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 経済協力も、拉致の問題、核の問題、解決なしには進展しないんですよ。総合的なんです。包括的なんです。そういうものが包括的に解決された後に国交正常化は成るんです。その間、交渉の中で、核の問題はどうなのか、拉致の問題はどうなのか、経済協力の問題はどうなのか、当然、具...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、拉致の問題も核の問題も話し合いの中でどういう話になるか、これが解決しない限り経済協力の話もできませんから、それはよくわかっています。  いろいろな腹の探り合いもあるでしょう。そういう点については、日朝平壌宣言全体を見ながら、日本の立場、北朝鮮の立場、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 核の問題も当然議論になったんですが、金正日氏は、朝鮮半島の非核化が目標であると。これは、新しい発言だったなと。同時に、凍結というのは検証を伴うものだということであり、こういう点については、本心のところでは、国際社会に復帰することが北朝鮮の最も利益にかなうことで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、核の問題は、金正日氏は、基本的には米朝の問題だという主張をされておりましたけれども、それは米朝間だけの問題ではないと私が言いまして、微妙な問題でありますので、すべてこの場で金正日氏がどう言ったかというのは差し控えたいと思いますが、私は、核の問題は北東ア...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、私、日朝間の交渉というものは容易でないということは理解しております。しかし、家族の方々が一日も早い帰国を願っている、そういう中にあって、このまま、核の問題があるし、あるいは他の問題もあるからしばらくほっておけという議論も確かにあります。安否不明の方もい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、政治資金の取り扱いにつきましては、個々の議員が政治資金規正法にのっとってきちんと対応すべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 政党活動ですから、その時々、どういう支部にどのような政治活動が行われるか、支部によって私は違うと思いますよ。政党としても支部としても個人としても、きちんとした政治資金規正法にのっとった対応をすべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 自民党としてきちんと処理しているということでございます。
○小泉内閣総理大臣 政党としては、政党交付金のみならず、各党員、党友、支持団体の協力を得て政治活動を賄っていかなきゃならないという点についてはおわかりだと思います。そういう多くの方々の協力を得られるように、常に襟を正して活動していかなきゃならないというのは言うまでもありません。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今御指摘のそれぞれの点は、今までの審議でも議論されてきたんです。民主党も、審議拒否されないで、早くから審議していただいていれば、こういう点も十分審議できたわけであります。  それで、最初の、国民年金保険料の上限を一万六千九百円に固定と言っておりますが、これは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、今言った御指摘の点は、まさに審議すれば出てくる話なんですよ。政府案を出している、そして民主党の案も出した、そこで、審議を拒否することなく審議をすれば出てくる問題であります。  それと……(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 一定の水準、問題だと言いますけれども、どのモデルをとるかということについて考えてみれば、将来はわかりませんよ。しかし、現時点で、夫が働いて妻は専業主婦であるという分野が、給付している世代では一番多いんですから。将来はどうなるかわかりませんよ。将来、共稼ぎが多く...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よりよい案があるんだったらば、民主党もよく議論して、与党も一緒に加わって、建設的な議論をしていきたいと真摯に受けとめております、あの合意を。だから……(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 今後、一元化を含む議論を与野党で私は早く進めた方がいいと思うのであります。これは、単に与野党の対立とかそういうことじゃありません。岡田さんも、幹事長時代にみずから署名されたんですから、署名されて、党首になったんですから、この合意については、やはり責任を持って、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政党ですから、議論が重ねられて一定の結論が出るまでは、いろいろな賛否両論があるんです。それは、民主党もそうでしょう。一枚岩でぴしっと、全く異論がない政党なんてそんなにないですよ、数が多ければ。自民党は一番多い政党ですよ。いろいろな議論がありますよ。しかし、その...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、今まで岡田さんも十年以上国会議員やっているんでしょう。そして、党首になったんでしょう。わかるでしょう。政党の、与野党の協議の場ができる前に各党案をまとめて出してこいと言ったら、ますますまとまるものもまとまらなくなっちゃいますよ。だから、それは与野党で協...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 三十五年ほど前の、しかも議員になる前のことで、私は、何がおかしいのか、いまだにこれを問題にする方がおかしいと思っています。何のために私が謝らなきゃいけないのかも理解に苦しんでおります。  私は、多くの方々のとうとい支援によって国会議員に当選させていただきまし...全文を見る
06月02日第159回国会 参議院 本会議 第26号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいまの御決議に対しまして所信を述べます前に、一言申し上げます。  今回、参議院において平成十四年度決算の審査を昨年に引き続き常会中に終了されることは、決算審査を予算編成に反映させる上で大変有意義なことであり、参議院の御努力に感謝申し上げます。...全文を見る
06月03日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 短時間労働者は各企業で増えているようでありますし、企業の都合で短時間労働者の方が自らの会社にとっていいのではないかという考え方が今多いようでありますが、実際、短時間で働いている方の中には、少数だと思いますけれども、むしろ自分は長時間よりも短時間の方...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 少子化対策については、厚生労働省のみならず、政府一体として取り組まなきゃならない課題が多いと思っています。夫婦の問題でもあるし、社会保障、国の在り方から見れば将来の社会保障全体の問題でもあります。子育てまで余り政治が口出すなと言う方もおられますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この三党合意の問題ですが、今までの年金法案の審議から、年金制度というのが非常に複雑であるということで、自民党、公明党、民主党の間で、年金一元化を含めて社会保障全体の在り方を見直そうと、協議していこうという場が設けられるということになりました。また、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ、いいんですよ、何を言われても耐えていかなきゃなりませんから。言いっ放しでぱあっと引き揚げられちゃったものですから、私も手挙げたんですけれども、もう時間がなかったから、まあそのままと。時間は守らなきゃならないなと思って委員長の指示に従ったまでで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 将来のことについて不確実性があるという点については、そのとおりだと。確実なものは、一〇〇%確実なものはなかなかないなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、予想といいますか情勢、経済専門家ではありませんから、多くの方々の意見を聞いて、こういう趨勢になるなと、見方があるのはよく聞きますが、実際、政府の見通しを上回る場合も下回る場合も現実には起きております。現に、今年の政府見通しは予想より上回って、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、物価スライドというのはあるんです。これは、当然、年金については物価スライドあるし、それから今言ったように、一八・三%でも払い切れないといいますけれども、この政府案が駄目になると、今の制度では二六%ぐらい、あるいはそれ以上上がる予定になってい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 経済全体のそのマクロ的な観点からいえば、年金とは違いますよ、それは。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは違うと今言ったでしょう、今違うと答弁したでしょう、違うと。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはね、専門家に聞いてください、専門家に。(発言する者多し)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、そういう経済の専門家の知識が乏しいですから、これは、こうやっていろいろ分かっている方も出ているわけですから、総理大臣としてはそういう専門家の意見を聞きながらやっていると。総理大臣の立場というのはそういうものじゃないでしょうか。  極めて技術...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、この法案の本質というのは、負担がどうあるべきか、給付がどうあるべきか、これは一番根本的なものだと思っております。そして、なおかつ持続可能な制度にしなきゃならぬと。そういう観点からやっぱり論議されるべきじゃないかなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう話になると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはもう山本孝史先生ほどの年金に対する造詣が深い方はなかなかおりませんから、そういう議論というのはこれからもしっかりしていかなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 加入、強制加入だったということは承知しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 最初の三か月間というのは大学生だから入らなくてもいいんじゃないですか。それは私は違うと思いますね。  だから、最初の三か月は、私は学生ですから入る必要はないんだと思っています。八か月の、後の八か月も、私は当時は全く知りませんでした。入らなくてもい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まだ国会議員になる前ですからね、それは全く知りませんでしたね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今気付いたわけであって、当時は気付かなかったですね、これは。まだ国会議員になる前で、急に学生から帰ってきて、おやじが亡くなって、選挙で、選挙で落選したと。私はこういう、それは不明だと言われればそれまでです。しかし、そこまでは全く気付きませんでした。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、国会議員になる前に、私のような状況で、果たしてそれじゃ、年金義務を知っていた人がいるかどうか。私は、現在の基準で三十年以上前のことを判断されれば、それは不明と言われれば確かに不明です。しかし、当時は全く気付きませんでしたからね、それは仕方のな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは私は本当だと思っているんですよ。国会議員になって、強制加入というのは、本当に入んなきゃいかぬと。国会議員になる前のことを問われているなんて全然感じていませんでした。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ちゃんと答えなさいよと言ったって、ちゃんと答えているじゃないですか。私は、強制加入、払うべき時期はすべて払っていた。前から払っていた。(発言する者多し)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 三十年以上前のことですから、しかも国会議員の、なる前ですから、そう言われればそうだったのかなと。当時は全く気付いていませんでした。今、今指摘されれば、ああ、やっぱりそれは義務だったのかなと。それは私の不明の致す点だと、私の不明の致す点だったなと、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山本さん、山本さん、私はちゃんと答えているんですよ。あなたと、見解とは違う、あなたの意見とは違うけれども、ちゃんと答えている。払うべき期間は払っていたんだ、国会議員になって。そして、国会議員になる前の時期、これは、国会議員になる前の時期は、これは私...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういうことは知らなかったんです、私。  それで、今、なるほどなと。確かに、そういう義務があったのかなと言われれば、ああ、そういうことかと。その点、知らなかったのは私の不明の致すところだと言っているんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、国会議員になって払うべき期間は払うということの認識だったんじゃないでしょうか。国会議員になる以前の、しかも三十年以上前の、そこ前まで皆さんが、払っていなければならなかったという認識を持たなきゃならないという点、御意見あるのは分かりますが、私...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今御指摘のとおり、一元化の議論は今までも何回か行われてきたわけでありますが、国民年金、厚生年金、共済年金、これを一緒にしようとする議論は、今御指摘のとおり実に難しいんです。定額、定率、これは一つ取ったって大変ですよ。だから、そういう点もありますから...全文を見る
06月14日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第18号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回のサミットは、ちょうど今から三十年前、第一回のサミットがフランスのランブイエで行われました。そのときは中東戦争の後で、一バレル二ドル前後の油が十ドル前後に跳ね上がった。ほとんど石油を外国に依存している日本にとって、日本が一番打撃を受けた後に、先...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この多国籍軍という問題につきましては、イラクの暫定政府の大統領も首相も、国連に対して各国が、今後イラクの主権移譲、復興、安定に協力要請をしてまいりました。その中で多国籍軍が編成された場合に、日本としても、今までのイラク特措法に基づく人道支援、復興支...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回のサミットにイラク暫定政府の新大統領が出席されまして、その話合いの中で、じかに日本の自衛隊の活動に対して温かいイラク国民の歓迎ぶりをお話しいただきました。特に、日本の自衛隊の活動に対してはイラク国民が感謝していると、是非とも日本の自衛隊にはこれ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 有事、いわゆる一朝緊急事態が発生した場合にどのような対応を行うかということを平時のときから法的整備はしていこうということにつきまして、ようやく与野党の垣根を越えて、法治国家として必要だなという認識が生まれたことにつきましては感慨深いものがあり、また...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、田村議員のお話、改めて伺いまして、日露戦争時におけるロシア人捕虜の扱い、そして第一次大戦時におけるドイツ人捕虜に関するエピソード等、当時のお話を伺いまして、当時の日本人の高い道徳心といいますか公徳心といいますか、強い感銘を受けております。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今回のブッシュ大統領の会談におきましても、またサミット会議の会談におきましても、イラクの主権移譲、イラク人への主権移譲、そして、イラクに安定した民主的な政権を作るために国際社会が協力して当たらなきゃならないという国連安保理における全会一致の決...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は何ら恥じることをしておりませんし、何で謝って、謝る必要があるのか分かりません。今まで数々、困難なときにもいい方に巡り合えて、くじけないように頑張れと支援を受けてまいりました。そういう良き方々の支援があったからこそ今日の私があるんだと思っておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よくもこうも全くでたらめな問題が提起されるなと。また、こういう場で全くでたらめな問題を提起されるというのも、私はいかがなものかと思うんですよね。  このお尋ねの訴訟というのは、私個人に対して提起された損害賠償請求訴訟であるということを、こういう質...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、もし過去に逮捕されていたら、いかなる事案についてもですよ、連続当選なんかできるはずがありません。名誉毀損といいますか、非難中傷は今でもしょっちゅうですよ。これに一々対応しようといったって無理です。これはもう有名税と思ってあきらめるしかない、耐...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イギリスの選挙においては、地方選挙においても補欠選挙においても大体与党の方が負けます。野党が大体勝ちます、通例、今までの例。しかし、本選挙になると、この結果が違う場合が随分ありますね。ここら辺が日本のやっぱり事情と違うところじゃないかなと思っており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、このサミット出るたびに自分なりにどういう対応で進むかと、どういう気持ちといいますか、信念を持って会議で発言するかということを考えながら会議に出席しております。  今回も、日本国民の首相として、またアジアで唯一の参加国として、このサミット参加...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、どういう事情か詳細には知っておりませんが、そういう事件については双方に事情があるんだと思います。今ここで特別ああだ、こうだと言う立場には私はないわけでありますので、ああだ、こうだと私は言うべきではないと思っております。  これは今後、今法廷...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、人道上の問題については、国際社会、協力して当たらなきゃならないものと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このICC、いわゆる国際刑事裁判所の問題について、我が国としても今鋭意検討を行っているところであります。国際社会における最も深刻な犯罪の発生を防止し、もって国際の平和と安全を維持する観点から、我が国は国際刑事裁判所の設立に向けて努力してきたところで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 我が国は国際紛争を解決する手段として武力による威嚇、また武力の行使をしないということでありますし、これは今後とも堅持していかなきゃならない問題だと思っております。  同時に、我が国に対する侵略する勢力があった場合には、断固としてこれを排除しなきゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国際協調しなきゃならないといった齋藤議員の発言とはちょっと理解に苦しむんですが、今回は、国連の安保理におきましても、全会一致でイラクの復興支援、加盟国は協力しようということになっているわけであります。そして、日本としては今までも、イラクの復興支援の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ジェンキンス氏との問題につきましては、私からは、北朝鮮でジェンキンス氏との間で交わされたお話を率直に申し上げました。また、日本として、曽我ひとみさんの家族を一日も早く帰国させたいと、そういう中で、曽我さんの場合は他の御家族と違って、御主人がアメリカ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この食糧支援等の人道支援については、現在、関係国際機関と協議を行っているところであります。具体的にどういう手順でやっていくかというのはまだ決まっておりませんし、私は、これを拉致家族等の問題で見返りとして活用しようということではなくて、人道上の支援と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この核・ミサイルの問題につきましては、拉致の問題同様、包括的に解決なしに日朝間の国交正常化はあり得ないということは日朝平壌宣言とおりであります。これを今回再度確認したわけでありまして、北朝鮮側は、核の問題はこれはアメリカとの問題だと言っておりますが...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、イラクに安定した民主的な政権を作る、これがアメリカの目的のはずだ。このアメリカの大義と善意を理解してもらうために国際協調体制を構築する必要があると。そして、アメリカは世界第一の力を持っている、政治的にも、経済的にも、軍事的にも。しかし、アメ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 文明の衝突という言葉がありますが、日本とアメリカも六十年前戦争を起こし、お互い敵同士で戦いました。その後、現在では世界の中でも最も友好的な関係を築いております。当時から、キリスト教、仏教、文明といえば、宗教においても習慣においても文化においても日本...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、安保理の今回の決議におきまして、イラクへの完全な主権移譲ということが全会一致で採択されたわけでありますが、この決議に添付されている二〇〇四年六月五日のイラク暫定首相発の安保理議長あて書簡により伝えられた、多国籍軍の駐留を維持するとの要請を認...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはイラク暫定政府の大統領もはっきり申し上げているように、イラク暫定政府が国連に対して今の多国籍軍駐留を望んでいると、今後、自衛隊に対しても復興人道支援活動継続を要請しているということでありますし、私は、その国々によってイラクの安定した民主的政権...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、サミット終了後の記者会見におきまして、イラクの復興、安定に向けてどのような活動、支援が日本としてできるかということをお話ししました。その際、「安保理において、全会一致のイラク復興支援に向けた主権移譲に対して新決議が採択された。日本としても今後...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、多国籍軍の中でこういう活動をしたいと言ったかどうかは今定かに記憶ありませんが、日本としてふさわしい行動をしたいと、そういう多国籍軍が形成されれば私は今の自衛隊の支援活動、それにふさわしい活動をしたいと。当然多国籍軍が形成されれば、その中で参加...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは確認しておりますが、同時に確認しているのは、日本は多国籍軍に参加しても、この日本の自衛隊は日本の指揮下に入るわけであります。日本の主体性、それを持って活動するわけであります。これははっきりしております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ここははっきりさせておかなきゃいけない問題であります。よく聞いてください。  武力行使を目的とする多国籍軍には参加しないんです。しかし、今回、国連決議によって形成される多国籍軍には人道復興支援活動も含まれているわけであります。日本は人道復興支援活...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 見解は変わっておりません。  多国籍軍は治安活動に参加します。米英軍は治安活動に参加します。日本は治安活動に参加いたしません。はっきりしています。人道復興支援に参加するんです。何ら問題ない。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはもうイラク特措法のときにもいろいろ議論されましたけれども、日本の指揮下に入ってやるんですよ。米軍とか多国籍軍の指揮下に入ってやるんじゃないんです。主体的に日本が、自衛隊、日本の指揮下に入って活動するんで、これは直接、治安活動とか武力行使を伴う...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは今始まった議論じゃありませんけれども、自衛隊海外に出せば海外派兵だとか、PKO活動のときにも言われましたよ。それはPKO活動、当時反対された方でも今賛成しているじゃないですか、平和維持活動。  多国籍軍に参加すれば武力行使目的にするんだ、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) お話は私も賛成であります。有事にならないような日ごろからの外交努力を始め備えをしておく、これは一番いいことでありますが、しかし、この世の中何が起こるか分かりませんし、現実の国際社会を見れば、有事といいますか、紛争絶え間ない、あるいは最近ではテロ活動...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ブッシュ大統領とは、日本の安全のための抑止力、そして沖縄の問題といいますか、沖縄に基地が偏在している、沖縄県民は過重な負担を強いられている、この沖縄の削減問題について、日本としては全体の問題であるから今後とも協議しなきゃならないと。同時に、韓国の在...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 過去の日米との敵対関係、それぞれ反省しつつ、現在、将来に向かって友好関係をいかに築いていくかということが極めて重要だと思っております。  現在は、日米友好関係の下に、言わば世界の中で日米が協力しながらどのように世界の平和と安定、発展、開発のために...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もとより、法律を作って犯罪がなくなるかといえばそうではありません。法律を作れば戦争がなくならないか、そうでもありません。しかし、日本としてはいざというときに考えて対応していくということは、やっぱり国家の責任だと思います。日本はもし攻撃されたらば、ア...全文を見る
08月02日第160回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 報告に先立ち、一言申し上げます。  平成十六年七月、梅雨前線豪雨は、新潟県、福島県、福井県等に大きな被害をもたらしました。お亡くなりになった方々の御冥福をお祈りするとともに、被災者の方々に心からお見舞い申し上げます。  政府としては、被災者への...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中山議員にお答えいたします。  エネルギーの安定的確保についてのお尋ねであります。  中国等のエネルギー需要が高まりを見せる中、エネルギーの安定的確保の取り組みは、我が国を含む国際社会の安定的な経済成長のために不可欠であると思います。政府として...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 岡田議員にお答えいたします。  豪雨災害被害に関してでございます。  私も新潟の被災地を視察いたしましたが、激甚災害の指定については、災害復旧事業費がかなり大きくなるものと想定されるので、当然激甚災害の指定を考慮しており、可能な限り指定に係る期...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 再質問の岡田議員に御答弁いたします。  核兵器による核軍縮等については、私は答弁したつもりでございます。  我が国は、核兵器国による一層の核軍縮の進展をさまざまな機会に働きかけております。昨年、米ロ間では、戦略核弾頭の削減に関するモスクワ条約が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 前原議員にお答えいたします。  私の国会への出席についてのお尋ねです。  言うまでもなく、今国会の進め方については、与野党協議の上、国会みずからが決めるべき問題でありますが、いずれにしても、重要な政策課題につきましては、今後とも、国会の内外にお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 前原議員の再質問に答弁いたします。  いずれにしても、民主党への批判、各党、他党からの批判については、反論があれば党としてどこの場でも反論されれば結構だと思います。  米軍のトランスフォーメーションに関する再質問でございますが、新聞に出ている記...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 志位議員にお答えいたします。  災害対策についてでございます。  このたびの豪雨災害については、国会報告の冒頭でも触れたように、政府として救助救援や応急復旧に全力を挙げて取り組んでいるほか、今後とも被災者に対する支援、被災地の速やかな復旧に努め...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 東門議員にお答えいたします。  多国籍軍の中で自衛隊が活動することについてでございます。  六月の日米首脳会談においては、イラクに対する人道復興支援を中心とした協力を継続する旨表明するとともに、サミット終了後の記者会見において、多国籍軍との関係...全文を見る
08月03日第160回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 報告に先立ち、一言申し上げます。  平成十六年七月梅雨前線豪雨は、新潟県、福島県、福井県等に大きな被害をもたらしました。お亡くなりになった方々の御冥福をお祈りするとともに、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。  政府としては、被災者への...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 常田議員に答弁いたします。  参議院選挙の結果についてでございますが、今回の参議院選挙は、自由民主党、二議席減らしましたが、与党全体では六十議席を確保し、すべての委員会で過半数の議席を獲得することができました。  今後とも、野党の意見にも耳を傾...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 江田議員にお答えいたします。  先日の豪雨災害におけるボランティア活動と政治の対応についてでございますが、先日の豪雨災害で多数のボランティアの活動が被災者の支えとなっている様子を私も現地を視察してよく分かりました。大変心強く感じました。  災害...全文を見る
10月12日第161回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ことしは豪雨や台風による災害が多発し、多くの人が犠牲になりました。被害に遭われた方々に対して、心からお見舞い申し上げます。被災地の早期復旧復興を図るとともに、情報伝達や高齢者の救援が迅速になされるよう、防災対策の改善を図り、災害に強い国づくりを進め...全文を見る
10月12日第161回国会 参議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今年は豪雨や台風による災害が多発し、多くの人が犠牲になりました。被害に遭われた方々に対して、心からお見舞い申し上げます。被災地の早期復旧・復興を図るとともに、情報伝達や高齢者の救援が迅速になされるよう、防災対策の改善を図り、災害に強い国づくりを進め...全文を見る
10月13日第161回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 岡田議員にお答えいたします。  内政、外交上の重要課題の優先順位についての御質問であります。  私は、構造改革なくして日本の再生と発展はないとの信念のもとに、構造改革を断行し、個人や企業の挑戦する意欲と地方の自主性を引き出し、自信と誇りに満ちた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 武部議員にお答えいたします。  小泉改革実現に向けた決意についてでございます。  小泉内閣は、構造改革なくして日本の再生と発展はないという信念のもとに、民間にできることは民間に、地方にできることは地方にというこの総論賛成を、各論に向けて着実に構...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鳩山議員に答弁する前に、岡田議員から再度答弁要求がございましたので、答弁いたします。  三位一体の改革の実現に向けて各大臣等を指導する意思があるかとのお尋ねでございますが、私は、三位一体の改革については、既に関係大臣に、地方団体の補助金改革案を真...全文を見る
10月14日第161回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 横路議員にお答えいたします。  経済の現状についてのお尋ねです。  日本経済は、地域や企業間で格差があるものの、個人消費、設備投資を中心に、民間主導で堅調に回復しております。失業率は、ピークの五・五%から四・八%へ低下し、有効求人倍率も、十一年...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 太田議員にお答えいたします。  連立与党としての日ごろからの御協力と建設的な御提言、感謝申し上げます。  災害対策と三宅島の帰島対策でございます。  高齢社会に即した災害対策については、防災担当大臣のもとに有識者等による検討会を設置して、対策...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 志位議員にお答えいたします。  いわゆる迂回献金についてでございます。  政治団体間の資金の移動については、政治活動の自由を尊重する観点から量的制限はなく、政治資金規正法上、それぞれの政治団体の収支報告書の公開を通じて、本来、透明性が確保される...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山本議員にお答えいたします。  郵政民営化にこだわるな、社会保障の抜本改革こそ緊急優先課題ではないかという御質問でございます。  郵政民営化は、構造改革を進めるに当たり、行財政改革、また経済活性化の観点から、本丸ともいうべき改革であると私は思っ...全文を見る
10月14日第161回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 千葉議員にお答えいたします。  首相補佐官と外務大臣との関係でございますが、内閣改造後の記者会見において述べたとおり、山崎補佐官については政治全般の相談相手として、また川口補佐官については外務大臣経験者として国会議員を離れた立場で種々の外交問題に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 片山議員にお答えいたします。  忠告と激励を込めた御質問、ありがとうございます。  内外の先行きの展望、安全を確保するための外交についてでございますが、構造改革の目的は、個人や企業の挑戦する意欲と地方の自主性を引き出し、自信と誇りに満ちた活力あ...全文を見る
10月15日第161回国会 参議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 浜四津議員にお答えいたします。  被災者支援及び災害対策でございますが、政府は、御指摘のような各種の制度を積極的に活用して、被災地の早期の復旧・復興、被災者への支援に全力で取り組んでおります。  激甚災害の指定については、災害発生の実態に即して...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 柳田議員にお答えいたします。  年金改正法が抜本改革でなく、説明責任も果たされないと、持続可能な年金制度が必要ではないかとのお尋ねでございます。  さきの通常国会で成立した年金法は、長期的な給付と負担の均衡を確保し、持続可能な年金制度とするとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 狩野議員にお答えいたします。  観光立国でございますが、観光振興は国民生活にゆとりと潤いを与え、国際相互理解を増進するとともに、産業、雇用への幅広い経済効果をもたらすものであり、我が国の需要の喚起と地域の活性化に重要な意義を有していると思います。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 朝日議員にお答えいたします。切捨て御免の御質問に丁寧にお答えしたいと思います。  参議院選挙を通じた国民の意識、期待についてのお尋ねでございますが、私は、参議院選挙に対しては新しい時代の変化に対応するために構造改革が是非とも必要だということを主に...全文を見る
10月18日第161回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小泉内閣総理大臣 私が総理に就任してからの小泉内閣の最大の課題の一つに経済の活性化があります。経済が低迷している状況、新しい時代に対応できるような体制をつくらなきゃいけないということから、どのように経済活性化を図るか。これが、いわゆる構造改革なくして成長なし、経済の発展、再生は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 年金につきましては、高齢者がどんどんふえていく、それと同時にこれを支える若い世代が減っていくという状況、この趨勢の中で、どのように将来にわたって持続可能な安定的なものにしていくかということがもう避けて通れない課題であります。  だれでも、年金を今受けるという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が郵政大臣当時のことを触れられましたけれども、あのころは、郵貯の限度額引き上げで大もめしていましたね。今から考えてみると、この民営化に比べればはるかに小さな問題で、どうして党を挙げて限度額引き上げをあれほど大騒ぎしていたのかな。民営化に比べればはるかに小さい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず申し上げることは、靖国神社と平和祈念のいわゆる追悼施設、これは、仮に建設されたとしても、靖国神社にかわるべき施設ではありません。  それと、各国においては、戦没者にどのような慰霊を行うか、これも、それぞれ各国によって考え方なり慰霊の方法については違いがあ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ことしは、特に集中豪雨、台風等、多く襲来したわけでありますが、その被害もかなりの地域に広がり、また、被災された方々も数多くおられて、心からお見舞いを申し上げたいと思います。  そういう中で、その地域によって被害の状況も違いますが、この状況をよく点検してみます...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政治と金にまつわる不祥事が後を絶たないということは極めて残念に思っております。今井上議員御指摘の問題につきましても、政治家としてきちんと説明すべきだというのは、これは私は必要なことだと思っております。また、政治家としてはもちろんでありますが、政治資金規正法等、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今井上議員が御指摘されました点につきましても、今後、自民党内におきましても、また、公明党の考えもよく伺いまして、両党で協議していかなきゃならない点だと思います。同時に、野党の皆さんからもまた違う提案があると思います。  私は、政治と金の問題につきましては、透...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 食糧に対する考え方につきまして、時代の変化につれて食生活、また国民の食に関する嗜好も変わってきておりますが、食糧をできるだけ自国で供給する、これを一定のところまでは確保していくということは、国民生活を守る上で極めて重要なことだと思っております。  最近の食生...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 高額療養費負担、一定の上限がありますが、今御指摘の、三割にしても、百万、二百万という医療費がかかると三割でもかなりの額に達する、これについて手続が煩雑だという御指摘、受けております。  このような点、もっと患者側の、今言われている苦情に対してどういう改善措置...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 人それぞれ見方がありますが、批判的立場に立って見る、悲観的な立場に立って見るのと、そうでないのとは違っていると思います。  私も、努力が報われる社会、これは大事なことだと思っております。そして、努力してもどうしても無理だという方に対して、国が、公共団体が、ま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほど財務大臣から答弁があると思いますが、今後、税制改革がこの予算編成の前に党内でも議論されます。そういう税制改革全体の中で、この定率減税はどうあるべきか、議論していきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは、定率減税だけ一つの見方ではできない問題なんです。所得税全体の問題、同時に歳出削減の問題、国債発行抑制の問題、そして経済全体の問題、財政再建の問題、総合的判断をしなきゃならない問題なんです。定率減税だけとって、いいか悪いかという問題ではございません。
○小泉内閣総理大臣 具体的な政治団体間の資金の提供について額の制限を設けるかどうか、一億円でどうかという話でありますが、私は、こういう点についても、今後、今、自民党でも検討しております、公明党でも検討しております、民主党でも検討されていると思います。日歯連の問題と、今、仙谷議員が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、政治団体間の献金と個人献金、企業献金とは別だと思っております。  政治団体というのはいろいろな方々が団体をつくってやるわけですから、政党交付金が二百五十億とか三百億ということから考えて、制限するばかりじゃなくて、透明性を確保するんですから、各団体がこれ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、平成研の会計、収支状況については知りませんが、現に今、裁判手続にかけられている。なおかつ、一億円の日歯連側から平成研への献金というのは、当初記載されていなかったのが後日修正して記載されたということを聞いております。こういう状況から考えると、一億円の献金が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 献金があった場合には記載しなければならないという、政治資金規正法ですか、法律にのっとって対応しなかったからこそ、これに関係する方々が逮捕され、今、裁判手続にかけられているのだと思います。  これは、なぜ記載しなかったのか、私も不思議でしようがありません。まず...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、今、この問題につきましては、裁判手続にかけられておりますので、法律にのっとって処理されるべきであり、国会において、議員がかかわっている問題であるならば、議員がしかるべき説明をする必要があるのではないかと思っております。
○小泉内閣総理大臣 この問題につきましては、各党で今協議を進めていると聞いておりますし、党内におきましても議論を進めております。私がここで、こうだと言うことは差し控えたいと思いますので、よく協議していただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 今、仙谷議員が御指摘された点についても、我が党内においても議論を積み重ねております。制限すると同時に、いかに献金をしやすいような環境を醸成するか。  現に、個人献金を奨励する、そういう場合に、個人が自分の支持する政党、議員に、ある程度、一定額は必要であると思...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は記者から質問されたから答えたんですが、よその国の選挙に干渉するのはよくないが、ブッシュ大統領とは親しいので頑張ってもらいたい、率直な私の感想です。何か問題あるでしょうか。
○小泉内閣総理大臣 さらに、私は、ブッシュ氏が大統領になれケリー氏が大統領になれ、日米同盟関係の重要性は変わらないということも発言しているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 私は、前にケリー氏も立派な候補であるという発言をしております。
○小泉内閣総理大臣 既に、武部幹事長に対しましては、よその選挙に干渉しない方がいいですよと指示しております。
○小泉内閣総理大臣 私はとんでもないことだとは思っておりません。六カ国協議の場、これは重要であり活用すべきだと思いますが、米朝間で話をするのはとんでもないこととは思っておりません。
○小泉内閣総理大臣 これは、既に、幹事長が自分で判断されて発言されると思っております。
○小泉内閣総理大臣 日朝平壌宣言は生きております。これを誠実に履行していくことが必要であります。
○小泉内閣総理大臣 この日朝平壌宣言を実現することによって正常化がある、日朝間の。そして、これを今後とも、政治的な重要文書ですから、北朝鮮側にも働きかけて誠実に履行していく必要性を十分理解させる、これは外交努力として極めて重要だと思います。
○小泉内閣総理大臣 今後、履行していない部分もありますので、誠実に履行していくように働きかけていこう、そういう意味で極めて重要な政治文書であると思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、二年間ということにこだわっていないんです。できるだけ早期に日朝国交正常化ができればいいと思っているんです、朝鮮半島全体のためにとっても、日朝間にとっても。二年でも三年でも、この日朝平壌宣言が誠実に履行されれば日朝国交正常化するということでありますので、別...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 拉致の問題に対しまして、日本としては納得できない、不十分である、より誠実に対応するようにと今働きかけているところでございます。
○小泉内閣総理大臣 外務大臣の答弁のとおりでございます。
○小泉内閣総理大臣 何回も答弁しておりますように、今までの北朝鮮側の対応とこの人道支援とを関連づけているわけではございません。人道支援は人道支援として行っていく予定でございます。
○小泉内閣総理大臣 これは、累次の国連決議に基づいて、大量破壊兵器は保有していない、廃棄したということをイラクが証明する責任があったんです。それを証明しなかった。最後の解決の手段を生かそうとしなかったんです。そして、そのような国連の決議に従って、もし、ないと証明していれば、戦争は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 前提は国連決議であります。大量破壊兵器はなかったとほぼ確実に判断されたということは、そうであります。しかし、それだけが判断の理由ではございません。
○小泉内閣総理大臣 私も逃げておりません。当時、だれもわからない、一〇〇%確実とは言えない、確実に証明するのはイラクしかなかったんです。そこをどう考えるのか。イラクが証明する責任があるんです。なぜ妨害したのか、なぜ累次の国連決議に違反してきたのか、隠す必要がないんだったら、イラク...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ないということを証明するのはイラク側にあったんですよ。それをどうして証明しなかった、あるかのように見せかけた。これは、イラクが戦争を回避しよう、平和的解決を目指そうとすれば、はい、ありませんよと言えば、戦争を回避できたんです。あるいは、査察を十分受け入れて……...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これはイラクが証明しないんですから。妨害せずに国連決議を遵守すれば、戦争する必要はなかったんですよ。そういう観点から、今回、確かにイラク監視グループは、大量破壊兵器の備蓄は発見されなかったとしておりますが、制裁が解除された際に大量破壊兵器計画を再構築できる能力...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、全然おかしいと思っていませんね。イラクが証明する責任があったのに、なぜ証明しなかったのかと。そして、仮に大量破壊兵器が……(前原委員「それで武力攻撃をしていいということにつながるのか」と呼ぶ)
○小泉内閣総理大臣 ひそかに廃棄されていたとしても、廃棄したことが明らかにされなければ、大量破壊兵器の脅威は存在し続けていたんですよ。一連の安保理決議の義務が果たされていない状況に変わりはない。  そういう点で、イラクに対する武力行使の正当性は私は失われていないと思っております...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何回も答弁しておりますが、私の判断の根拠は、大量破壊兵器があったなかっただけじゃないと言っているでしょう。そこをよくわかってくださいよ。想定するに足る理由があったんです。そして、一連の国連決議に違反し続けて、ないということを証明するのはイラクのフセイン大統領側...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何回も何回も答弁していますけれども、私は、アメリカの情報をうのみにしているわけじゃありませんよ。国連決議を、累次の国連決議から判断して武力行使は正当であると。そしてなおかつ、アメリカの報告というよりも、国連大量破壊兵器特別委員会、これによる報告によると、未解決...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何回も答弁しておりますが、これは、想定するに足る理由があったと私は考えております。今まで、これはもう水かけ論になりますが、なぜそれでは証明しなかったのか。それは認めているんでしょう。  だから、これは、大量破壊兵器があるなしが唯一の理由ではないということを何...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 しかし、その時点でイラクが証明していないから、一〇〇%ある、ないというのはだれも判断できない。しかし、これを、だからこそ査察委員会もイラクが証明しなさいと言っているんだ、国連決議でも。イラクが証明しないんだから、あるともないとも、一〇〇%は断定できない。一〇〇...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本は、イラクに大量破壊兵器があるかないかという情報は持っておりません。しかし、累次の国連決議において、国際の平和と安全を回復するためにあらゆる必要な手段をとる権限を与える、そしてイラクに対し最後の機会を与える、さらなる重大な違反があった場合に安保理会合を開催...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本としては、核開発計画を廃棄するように、各国と連携しながら働きかけているというのが現状でありまして、核開発がどの程度進んでいるかという確実な情報というものは発表できる段階ではございません。
○小泉内閣総理大臣 私は、許されざる非人道的な行為であり、テロと考えてもいいと思っております。そして、これは国家の犯罪として許されざる行為であるからこそ、二度とこういうことは起こすな、真相解明に努力しろと現在も強く働きかけているわけでございます。
○小泉内閣総理大臣 私は、拉致の問題を政治的に利用しているとは思っておりません。むしろ、民主党が政治的に利用しているんじゃないですか。なぜ私が政治的に利用しているんですか。拉致の被害者の家族を一日も早く帰したい、その気持ちから再訪朝したわけであります。そして、安否不明者の調査。な...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、原口さんがそう想像するのは私はいかぬとは言えませんけれども、ジェンキンスさんを初め家族を帰すのは当然のことじゃないですか。私は、日本政府として、早く家族を帰しなさいというのは当然なことだと思います。何で選挙に利用する必要があるんですか。
○小泉内閣総理大臣 私は、政治資金の管理に当たりましては、きちんと政治資金規正法にのっとって処理しなければならない、適切に処理するようにということを常に指示しております。  今回の日歯事件につきましては、日歯側の動きについては私どもは定かに詳細に承知しておりませんが、今回の橋本...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 既に捜査がされて裁判手続にかけられていると承知しております。
○小泉内閣総理大臣 党として調査をして、しかるべき対応をしております。
○小泉内閣総理大臣 私は、党にきちんと処理するように指示を出していると言っているんですよ。党としての調査は今執行部でしっかりしていると申し上げているんです。党としてやっているんです。
○小泉内閣総理大臣 党の問題ですから、党としての責任者は私でございますから、調査をしているところでございます。
○小泉内閣総理大臣 今後、調査の段階を見て、発表すべきものは発表します。
○小泉内閣総理大臣 この問題は党の問題ではございません。
○小泉内閣総理大臣 一億円は、どこに入って、どこで処理したのかというような党の話を聞きましたから、これは党の問題ではないと言ったのです。
○小泉内閣総理大臣 私の関知せざるところを聞かれても、詳細にはわかりません。修正されたという報道は聞いております。しかし、これは党の問題ではございません。
○小泉内閣総理大臣 その献金を受けた方が関係あるんでしょう。党の問題ではございません。
○小泉内閣総理大臣 党は、政治資金規正法にのっとって寄金を、寄附金を受けております。いわゆる迂回献金はあってはならないし、そのようなことはしておりませんと報告を受けております。
○小泉内閣総理大臣 これは、党の報告を執行部から受けているわけであります。そういう今言った迂回献金はあってはならないことであり、自民党としてはそういうことはしていないという報告を受けております。
○小泉内閣総理大臣 個人名を挙げてこの場で言われましたけれども、個人の名誉に関する問題もありますので、そういう点は委員会でよく協議していただきたいと思います。  自民党につきましては、迂回献金はないと報告を受けております。
○小泉内閣総理大臣 どういう質問か。私は、村岡氏に対する一億円等の問題をお尋ねされましたから、これは、村岡氏がおかしいという以前に、政治資金規正法に違反したのがおかしいと私は思っております。  これは党の問題じゃないんです。党に一億円を寄金した問題じゃないんです。そういう点から...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは個人に対する献金、政治団体に対する献金と、政党に対する献金とは違います。
○小泉内閣総理大臣 これは混同してもらっては困るんです、私にあたかも疑惑があるかのように。全くないんです。それは、各党も政策活動費というのは幹部に支給されていると思います。  そこで、政治資金規正法においては、これは政治団体の収支が公開されていることを踏まえ、政治団体の政治活動...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この問題については、議員も、疑惑はないと、適法だとはっきり言いました。あたかも疑惑があるような質問はやめていただきたいと思いますけれども、今後各党派で議論していただきたい。ほかの政党はやっていないと言うから、委員会でもよく協議していただいて、政治活動費はどうあ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 改めて、疑惑はないし、適法であるということを確認したいと思いますが、今後、各党間で、ないと言っていますから、各議院、党派で違いますから、その点をよく各委員会、理事会の間でも議論していただきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私を応援してくれている政治団体であります。
○小泉内閣総理大臣 代表は、私の弟の小泉正也でございます。
○小泉内閣総理大臣 これは、昨年も同じ質問をいただきましたけれども、小泉同志会が、事務所を昨年、自民党神奈川県第十一選挙区支部なる事務所内に移転しております。
○小泉内閣総理大臣 これは、収支報告書に提出してありますように、事務所の家賃を二重に計上していることはなく、全く問題はありません。
○小泉内閣総理大臣 私は政治資金規正法にのっとってきちんと報告しております。全くそれ以上の問題はないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 まことに遺憾であります。全く疑惑がないにもかかわらず、どの記事を本当にして質問しているのかわからぬが、同志会は私の自宅の敷地内の建物にあり、当時から家賃の支出はありません。事務所経費として、切手の購入費、電話代などを計上しておりました。  今言っているいろい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほど竹中大臣からも答弁いたさせますが、景気は堅調に回復しているというのは、政府の見方だけでもありません。日銀もそういう見方をしております。民間研究所の各調査もそのような見方をしております。  ただ、地域にばらつきがある。中小企業、これもばらつきがある。今の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 調査によってもばらつきがあります。いい調査の結果、それから、そうでない調査の結果、それぞれありますが、総じて堅調に回復しているというのが、私は一般的な見方ではないかなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 今申し上げましたように、悪化しているという調査も出ていると思います。また、改善しているという調査の結果もあるんです、設備投資にしても個人消費にしても。だから、全体のバランスを見る必要があるんじゃないでしょうか。
○小泉内閣総理大臣 それは各時代時代において、減る商店なり職業はあると思います。時代の変化に対応しなきゃならないということを考えますと、ある程度やむを得ないことだと思っております。今言ったガソリンスタンド等も減っている、あるいはすし屋さんも減っている、酒屋さんも減っている。大規模...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは難しい問題で、規制緩和しないと、やはり新しい消費者の動向、要求についていけないという面もあります。その規制緩和をすると、今まで売っていた商品よりも安く売られると自分たちの商売が立ち行かなくなるという反対論も承知しております。  例えて言いますと、酒屋さ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自殺者が多く出ているということについては、大変深刻に、また残念に思っております。こういう問題に対して、経済的な要因あるいは病気等の要因、いろいろあると思いますが、やはりどうやって自殺者を少なくしていくかという対策は必要ではないかと思いまして、今、厚労省も含めま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いろいろ厳しい状況にあるのも事実でございますが、かつてに比べて倒産件数も毎月減少しております。そして、失業率も、まだ四・八%という、いい状態とは言えませんが、かつての五・五%に比べれば減少してきている。  設備投資、かつては外国に出ていた企業も、最近では、や...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いわゆる公務員の天下り問題ということについては、これは権限を背景とした押しつけ的な再就職のあっせんは行うべきではないと考えております。また、国家公務員であった者が、検査とか監督等の金融行政等、就職することによって、ゆがめられることがあってもならないと考えており...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 改革すべきはしていかなきゃならないし、そういう、今の御指摘を含めまして、構造改革の必要性というのはますます重要になっておりますので、今後とも、各分野において、御指摘の点も踏まえまして、しっかりした対応をしていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 投機というのは、やめろと言ったってなくならないんです。政治的圧力をかけようと、とまらないのが投機だということをまず認識しておかなきゃならない。  そして、原油の高騰というのは、先般ハノイで行われたあのアジアとヨーロッパの首脳会合でも、多くの首脳の関心事でした...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、基礎年金の国庫負担、これを三分の一から二分の一に引き上げるということについて、どのように財源を調達するかということを考えますと、私は、定率減税の縮小というのは一つの選択肢だと考えております。もとより、所得税全体の見直しもしなきゃなりません。それと、地方に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、定率減税一つをとって議論するものではなくて、まず、年金の財源をどのように確保するか。これは、給付される側と負担する、保険料を払う側、今の三分の一の公費負担では、給付も下げる、保険料負担も上げる、これじゃもたない、やはり公費を負担すべきだという議論から、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、その調査報告は日本総研ですか。(志位委員「日本総研です」と呼ぶ)志位委員は的を射ていると言われましたけれども、恐らくその報告は、消費税を引き上げろと言っているんじゃないですか。(志位委員「書いてありません」と呼ぶ)  私は、年金の財源として消費税を引き上...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 決めていないというのは、今でも決めていないんです、選択肢の一つだと。これから議論するんですよ。  それと同時に、公共事業が四十兆円とか五十兆円とか言って、防衛費は五兆円と言っていますが、その伝でいけば、公共事業費は国家予算の中で九兆円を既に切っています。恐ら...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 女性暴行事件、極めて遺憾な事件であります。犯罪をできるだけ少なくすべきだということは当然でありますし、私どもとしては、米軍に綱紀の粛正、そして今後とも厳正な対処を強く求めております。
○小泉内閣総理大臣 これまで水俣病被害に苦しんでこられた方々に対して、心からお見舞いを申し上げたいと思います。  公害事件、こういう問題については、今後決して繰り返すことのないような配慮がこれからも必要でありますし、この判決というものを重く受けとめております。また、政治的な和解...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回の米軍ヘリの墜落事故については極めて残念に思っております。こういうことがないように、再発防止、そして原因究明、こういう点に対しまして、米軍等に今後も厳重な配慮を求めているところであります。  また、政府には、私だけでなく担当閣僚もおります。すべての案件、...全文を見る
10月19日第161回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○小泉内閣総理大臣 年金一元化についての議論につきましては、さきの国会で、自民、公明、民主、三党で今後検討していくということで合意がなされました。  今長勢議員御指摘の一元化の問題でございますが、全国民を対象とした年金一元化を実現するためには、その前提となります諸制度の整備が不...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 被用者年金の一元化については、これまで、基礎年金制度を導入するとともに、旧三公社、JR、JT、NTT及び農林共済の厚生年金への統合、国家公務員共済と地方公務員共済の財政単位の一元化、これらを順次進めて、被用者年金の統一的な枠組みの形成を図ってきております。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 年金一元化の問題につきましても、今までの御指摘のとおり、これは相当時間のかかる問題でありますが、来年は介護保険制度、再来年は医療保険制度、これも改革していかなきゃならない問題でありますし、社会保障全体という観点から取り上げますと、これは生活保護等の問題もかかわ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 各国とのFTA交渉、それぞれ抱えている産業、これを考えると、双方ともFTAを締結してマイナスになる点とプラスになる点があると思います。しかし、全体で考えればこのFTA締結は関係両国にとってプラスになるという観点から、今進めていきたいと思っているんです。  今...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 目標は、補助金、税源、交付税、これをより地方が自主的に使えるような方向で改革していこう。いわゆる地方の役割、国の役割、こういうものについてしっかりと見きわめながら地方の裁量権を拡大していこうというのが、この補助金、税源、そして交付税、いわゆる三位一体の改革の趣...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ようやくこの三位一体の改革をやろうという機運が出てきたんです。補助金難しい、税源移譲難しい、交付税難しい。難しいのを一緒にやろうという機運が出てきて、地方団体も議論を重ねて、賛否両論ある中ようやくまとめて提言を出してきた。そして、これから具体的な、個別的な作業...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今後、郵政三事業が民営化されれば、今まで三事業に制限された、これが民間と同様に自由度を増すわけであります。三事業以外の仕事もできる。そして、郵貯にしても簡保にしても、それぞれの創意工夫によってどのような商品を提供するかというのはまさに経営者の判断である。  ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 物事には、一面でなく両面、多面的に見なければならない問題があると思います。低金利、必ずしも悪いことではありません。インフレになれば高金利になります。高金利のときにいいかといったら、よかった、よかったと言われたことは一言もない。まず物価を下げよと。  今デフレ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、国民政治協会のお話が出ましたが、これは、政治に対していかに良質な資金を提供していけるかという観点から、いろいろな団体が政党に献金をしてくれる、余り一つの業界に偏らないように、一つの資金団体をつくってそれを必要な政治活動、政策活動に使おうという一つの工夫だ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それぞれの疑惑を持たれた方は、それぞれの場で説明する必要があると思っております。どこの委員会に呼ぶか、これは国会で協議すべき問題だと私は思っております。
○小泉内閣総理大臣 その人が判断して、どういう場で説明するかというのはその人の判断によると思います。国会で話題になる問題は、委員会、各党の責任者が出ているわけでありますから、国会の中でよく協議していただきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、給与は返上したいという話は聞いております。
○小泉内閣総理大臣 私は、詳しくは知っておりません。
○小泉内閣総理大臣 平成研と自民党とは違います。平成研の一億円の問題は自民党とは別問題であるということを申し上げたわけであります。
○小泉内閣総理大臣 平成研の一億円の問題と自民党とどういう関係があるのかということでありますから、それは別問題である、関係ないと。別の問題。一億円の問題と自民党とは関係ありません。しかし、平成研の問題は自民党であるということになれば、それは関係ある。しかし、自民党の資金に関する収...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 関係ないと思っているから関係ないと答弁しているのであって、関係あるから調査しろと言っていますから、関係あるかどうか、幹事長に指示しているところであります。  関係ないんですよ。しかし、調査しろ調査しろと言うから、いや、関係ないと言っているんだけれども、言うこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 こういう問題は自民党とは関係ないという報告を既にきのうの段階で受けていたんです。だからそういう答弁をしたけれども、皆さんは、関係ある、関係あると言うわけでしょう。だから、改めて、あの質問をよく見て、関係あるのかどうか、再度幹事長に、どのようなことだったのかとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは幹事長に指示しておりますから、幹事長がしかるべき調査をして報告すると思います。
○小泉内閣総理大臣 昨日の質問後に、質問をよく調べて、どういう調査が必要かということを幹事長に昨日指示しているところでございます。
○小泉内閣総理大臣 調査して、報告が出れば、その報告を幹事長から発表されると思います。
○小泉内閣総理大臣 そんなこと聞かれたって、私はわかりません。日歯連の要求の一つに三割負担を阻止しろということがあったということを質問の中で聞きました。そういう質問に答えて、三割負担は阻止できなかったでしょうということを私は話したんであって、幾らあるのか、私は、今聞かれたってわか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それはわかりません。先方、日歯連が、三割負担を阻止してくれ、阻止してくれといって、それにこたえて、自民党なりほかの政治家が献金を受けたかどうかもわかりません、私は。どういう気持ちで献金を贈ってくるのか、どういう気持ちで献金を受け取るか、私は知りません。
○小泉内閣総理大臣 私もあなたも国会議員だから敬意を持って答弁いたしますが、正確に私は答弁しているつもりですよ、穏やかに。  だれがどういうふうに献金を受けているかというのは、それぞれの議員が政治資金収支報告書に提出しているはずです。それを、知らない議員に対して、私が知らないの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 あなた、自分の事務所に電話が何本あるかわかりますか。私、わかりませんね。
○小泉内閣総理大臣 政治活動、政治資金収支報告書というのは、規定どおりに報告書を出しております。  まず、選挙区で一回、例えば十万人の相手にはがきを出せば、それで五百万すっ飛んじゃうんです。(発言する者あり)印刷代は別ですよ、切手代だけで。二回出せば、一千万円消えてなくなるんで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 事務所におきましても、政治活動費にしても、収支報告書に規定どおりに報告しております。  どのような政治活動をしたかというのは、それは個人それぞれでしょう。必要以外のことはここで言う必要はないと思います。政治活動、事務所、それぞれの議員によって違うと思います。
○小泉内閣総理大臣 疑惑がないのに、あるかのように質問されて、答える必要はないと言っているんです。政治資金規正法にのっとって適正に処理して、書類は提出しているんです。どこに疑惑があるのか。  何とか疑惑を持たせたい、持たせたいという気持ちはわかりますよ、これは。一部週刊誌とかい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が資金を提供受けたのと違うんです。自民党の総裁ですけれども、党に与えた献金というのは、私個人に対する献金とは違うんです。  そういう疑惑がないのに、あたかも疑惑があるかのように質問するということについてはいかがなものか、この予算委員会で。私は、全く政治資金...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そこまではわかりません。今の時点でわかりません。
○小泉内閣総理大臣 それは、政策秘書が使用している自動車は政治活動用のものではなく、何ら問題はないと承知しております。
○小泉内閣総理大臣 どのような規定かは詳しくは知りませんが、政治資金規正法にのっとって私の活動は処理されております。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 政治資金収支の報告書をつくることにしても、ほとんどの議員は事務所に任せているんじゃないですか。少し常識を考えてくださいよ。  政治家が全部収支報告書に目を通しますか。信頼する人に任せているんです。それを、法律が全部わからないから無責任だと本当に言えますか、そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 間違っていたというのではなくて、BSEの問題が起きてきてから、食の安全、国民に不安を与えないように、しっかりとした食の安全について、国民に安心、安全な食を提供するための対応をするべきだということで今までやってきて、ようやく、BSEの問題が起きても余り不安や混乱...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この問題については、どこまでが安全かということについては専門家の意見を聞かなきゃわからない。世界の基準、日本の基準、科学者の知見、そういうものをしっかりと公正に判断して、国民に、安全に十分配慮して、安心して食を提供するような環境をつくるべきだという考えなんです...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日米首脳会談では、今までの経緯を踏まえまして意見交換をいたしました。  四月以来、両国の継続的な努力によって、問題解決に向け相当の進展を見せているものの、早期解決のため、日米は引き続き協力していく必要があるという結論に達したわけであります。その際に、これはや...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その点は、私も十分配慮して発言しているんです。再開しよう、それはやはり科学的知見に基づかなきゃ日本はできないと。大統領選挙の前、後関係ないと、はっきり私は申し上げているんですよ。  ですから、この米国産牛肉の輸入再開に当たっては、我が国として、消費者の食の安...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今答弁したとおりなんです。よくおわかりいただけると思います。
○小泉内閣総理大臣 私は、先ほどの質問に対する答弁について、今回のいわゆる日歯連の一億円献金問題については自民党本部が関与した事実はない、自民党本部と直接的に関係のある問題とは承知していないという答弁をいたしました。  なお、いろいろ質問を昨日から受けておりますので、改めて、昨...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 なかったと聞いております。  もちろん、あってはならないことでありますし、そういう国会の議論を踏まえて、きのうも話がありましたけれども、迂回献金はないという報告を受けております。
○小泉内閣総理大臣 よく委員会での議論を踏まえて調査するようにと幹事長には指示しておりますので、幹事長が適切に判断されて調査すると思っております。
10月20日第161回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 昨年の衆議院選挙では、おかげさまで自由民主党単独で過半数の支持を獲得する、議席を獲得できたと。連立の協力パートナーであります公明党と合わせて安定多数の議席を国民が与えてくれたと。有り難いことだと感謝しております。その一方、民主党が野党として存在感を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、過日、小川議員が本会議での質問でも環境問題に熱心だというお話を聞きまして、ああ、これは大変いいことだなと、共通する認識を持っているなということを感じております。  私は常々、環境保護と経済発展は両立させなきゃいけないと、その一つのかぎを握る...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治資金規正法にのっとって適切に処理しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、政治資金規正法、法律を政党も議員も守る、守らなきゃいけない、これが前提であります。今回の日歯連の問題につきましても、規定どおりになぜ記載しなかったのかという問題があると思います。これからも政治資金規正法をきっちりと守るということを厳正に考えな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の日歯連の政治献金の問題について、平成研の問題と自民党の問題という点について混同されている嫌いがある。そこで、今までの議論、御指摘も踏まえて、私は、どういう問題なのかということを自民党としても調査する必要があるということで、今幹事長に指示してお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、他の政党の問題については分かりませんが、いずれにしても、政治資金規正法にのっとって、収支報告書は誠実に適切に記載をし、提出しなきゃならない、言うまでもないことでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、私に関知しないことを聞かれても分かりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 迂回献金はあってはならないことであり、幹事長からの報告でもそのようなことはないと報告を受けております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いわゆる迂回献金というものについて、自由民主党はそういうことはないということで報告を受けておりますが、私は、どういうことで迂回献金があるのかと、また迂回献金というのがあってはならないかということを防ぐために自由民主党は資金団体を持って、各企業、各団...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは個別事案のことであって、私には分かりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国会における様々な質問や指摘、改善すべき点、今、自由民主党におきましても、公明党においても、あるいは民主党においても、各政党においても議論されていると思います。  そういう点を踏まえて、どういう点を正していけばいいかという点については、各党間それ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この薄くという面については、個人と企業と団体とはそれぞれ違うと思います。  今、政治資金の規制と、もう一つ大事な点は、国民から広く資金の提供をいかに受けるかと。民主政治というのは、税金だけの問題で政治活動を賄うものではないと私は思っております。や...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このブラックボックスという点についても、一様ではないと思っております。  今申し上げました、ある程度献金する場合には、個人としてあの人に献金した、あの政党に献金したというのを分かってもらいたくないという方もたくさんおられます。そういう点。また、政...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この三位一体改革の趣旨の一つ、大きな問題点は、まず第一に、地方に裁量権を現在よりも拡大していこうということであります。  まず、三位一体というのは別に政治用語ではないということでありますが、よく人口に膾炙されておりますから、三者一体と、三つの問題...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、地方が補助金をもう要らぬと、自分たちが決めたいという意見がかなり強く出てきたことを踏まえまして、それでは地方としてどういう改正を欲するのかということで地方でまとめてくれということで、地方は賛否両論ある中、かなり精力的に努力して、苦労を重ねなが...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 教育は最重要であります。  教育という問題について国がどこまで資金的な、お金の、財政的な負担をするか、地方がどの程度教育にお金を回すか。私は、その点について地方にも今よりも裁量権を渡してもいいと思っております。しかし、教育に対して国が財政的な資金...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国の役割、地方の役割、それぞれあると思います。すべて国が、教育の問題だって幅広いわけです。全部国の指示に従って地方がやるという必要もないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その趣旨に異論はございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もとより、年内に結論を出すということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まだ十分時間があります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのような様々な議論がありますから、これから調整するということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はきちんと方針を出しております。担当大臣がおりますから、よく調整してくれという指示を出しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それを今、官房長官の下で地方の団体の意見を聴きながら関係大臣が協議しているところであります。  もとより、地方交付税というのはこのままでいいんだという地方団体が多いのも知っております。おれたちは財源がないんだ、今のままがいいんだ、財源調達の苦労し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の御議論聞いてよく分かっていると思うんですが、現状維持がいいという声もたくさんあるんです。改革しようと思うと現状維持がいい。  特に交付税の場合は、三千百、地方の団体、約、ありますが、そのうち交付税要らないというのが百ちょっとぐらいですよ。ほと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 確かにバラ色ではありません。  なぜならば、国も地方も借金依存しているんですから。国は四割、地方もかなりの額で借金依存しています。一般歳出を削減しなさい、与党、野党も皆さん言います。一般歳出を削減するというのに痛み伴うんですよ。現状維持してくれ、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も厚生大臣を経験しまして、財政再計算の専門家の一度話聞いたら、聞けば聞くほど分からなくなるぐらい実に難しい数理計算。とっても私の頭では理解できないぐらい難しい計算をやっているんだな、御苦労分かりました。しかし、財政再計算というのは必要であり、政治...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いい御提案だと思っております。全体としての数理計算、帳じりが合うのか、また社会保険庁、業務計算、保険料、給付金の計算は正しいのか、こういう点については、直ちに調査、正しい方向に持っていくことが必要だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 特殊法人改革というのはこれは出口の問題。というのは、特殊法人の多くはこの資金が何で運用展開されているか、事業がなされているかというと、資金は、財政投融資制度というのがありますけれども、多くは郵便貯金、簡保の資金、これによって特殊法人の事業展開がされ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは特殊法人一つ一つ、それぞれ事業は違いますが、具体的な例が道路公団の例でありました。一番税金を使っていた部分であります。これを、公団で運営するよりも民間に任せた方が無駄な道路も造られないだろうと、財政負担も少なくて済むだろうということで、既に道...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自由民主党であり、かつて、だからこそ郵政民営化は全政党が反対していたんじゃないですか。国民が必要だから、負担は分からない、税金やれ、これは必要。みんな地方、喜びますよ。道路でも、おれたち負担しないなら高速道路造ってくれ。地方も全部賛成。後、使う人の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今言った公務員法の趣旨を正確に理解して、正すべき点は正さなきゃいけないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いい言葉だと思います。肝に銘じて改革に邁進したいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が就任した三年前の状況は、なかなか経済が回復しない、低迷状況が続いていると。その大きな原因の一つに金融機関の不良債権の問題が足かせになっているという、これを早く処理しないと日本の経済は活性化しないという議論が多く聞かれました。  そこで、改革す...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 災害に強い国づくり、今国土交通大臣が答弁いたしましたように、今年は特に集中豪雨、台風の被害が多いわけでありますので、改めて公共事業等、選択と集中といいますか、一般的な公共事業を減らす中で、必要な公共事業をいかに重点化しながら災害に強い国づくりをする...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国民の関心事は、年金を含む社会保障あるいは景気対策が一番大きいというのは各種世論調査出ております。それは十分承知しております。  この問題は、私が総理大臣でなくても、だれが総理になってもやらなきゃならない問題であります。しかし、この経済活性化、手...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 村上産業再生担当大臣が後ほど答弁すると思いますが、要は、これは、民間ができる、ほっておいても、政府が関与しなくても民間ができるんだったら、それが一番いいわけです。ところが、民間だけの話合いではどうもうまくいかないなと。雇用の問題、地域の再生の問題、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 核融合、いわゆるITERの問題でありますが、これは今六者といいますか、六極の中で議論が進められております。  六極といいますと、日本とEUとアメリカ、ロシア、中国、韓国。そこで、日本を支持しているのがアメリカと韓国、で、フランスを支持しているのが...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 年金の問題に関する関心は極めて高いと承知しております。特に高齢者にとってみれば、老後、定年退職後、どの程度給付が得られるのかということで、若年者に比べますとより切実な問題になってくる。若い世代にとってみれば、まだ年金は先のことだと思っているから、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 食生活の重要性は、幾ら重視してもし過ぎることはないと思っております。  まず、動物の世界を見ても、食べることができなくなったら死ぬしかないわけであります。人間も動物の一種であります。いろいろないい薬もあります。いい治療法も出てまいりました。しかし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国連常任理事国というのは、国連の中におきましても世界の平和と安定についていろいろな重要な決定を下す重要な機関であります。ここの安保理常任理事国になるかならないかということについては、決定に参画できるかできないかという大きな問題が掛かってきます。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、私は慎重だったのは、国連常任理事国、これは、いずれにしても国際の秩序と平和を回復するために武力行使をいとわないという国であります。ところが、国連常任理事国になるというのは同じようなことをするのかという誤解を与えてはいけないということから、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、必ずしも表裏一体とは考えておりません。憲法改正は望ましいと思っております。だからこそ、来年、自由民主党は結党五十周年という節目を、節目の機会に憲法改正の素案をまとめて、来年の秋ごろには発表いたします。  そういう中で、憲法改正という議論が国...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう考えは十分理解しております。それは一つの考え方として、私はあえて異論を唱えるものではございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは各国によって考え方は違うんですが、日本としては、常任理事国を拡大せよと、同時に非常任理事国も拡大せよという考え方であります。  その中で、現在の日本の考え方は、常任理事国で差を設けるべきでないという考え方であります。常任理事国の中で差を設け...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、今後、議論の推移を見て日本も判断しなきゃならない時期が来ると思います。  今の時点においては同じ資格の常任理事国を増やすべきだということを展開しておりますので、それを今また変えるのかという問題になるとかえって複雑になってまいりますので、今...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 五か国が拒否権を持っておりますので、一国でも拒否をすればそれは無理であるということは十分承知しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、他国の判断、決定に対してとやかく言う立場ではございませんし、それはフィリピンはフィリピンなりの事情があったんだと思います。  国際社会の中で、イラクの復興支援にどのような支援を取るかというのはその国の判断に任せるべきではないかと。日本もよそ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロ特措法にしてもイラク支援特措法にしても、時限立法でございます。そういう点を考えながら、なおかつ全体の治安状況あるいは総合的な情勢を勘案しながら判断しなきゃなりませんが、基本的には、アフガンにしてもイラクにしても、国際社会が一致して復興に向けて安...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本含んだASEANプラス3、日中韓とASEANの、今までカンボジアとラオスとミャンマーが参加していないアジアとヨーロッパの首脳会議、またヨーロッパは新しく十か国が新規参加する、こういう拡大ASEMの初めての会合だったわけでありますが、そういう中で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、ロシアはこの会合に参加したいという希望を持っているようであります。アメリカが参加しない珍しい会合なんです。APECというのはチリで来月開かれますが、これはアジアと太平洋が、アメリカも入っているんです。この会合はアメリカが入っていない。これ、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ミャンマーの情勢に対して民主化の懸念についての報告は受けておりますが、このような今日の、今の入ってきた情報が起こるという報告は受けておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 情報収集能力、また情報管理能力、これをいかに高めていくかというのは極めて重要でありますので、御指摘の点を踏まえて政府として必要な情報というのはどのように収集、管理すべきか、より一層真剣に努力していきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 首脳会談は行われているんです、胡錦濤主席とも温家宝主席とも。相互訪問がなされていないというだけであって、首脳会談は行っております。  それで、私は日中関係の重要性というのはこれから増すことはあっても減ることはないと思っております。そういう点につい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは首脳会談の席でも、私は靖国神社を参拝するのは、二度と戦争を起こしてはいけないと、今日の日本の発展があるのは、心ならずも戦場に行かなきゃならなかった、命を落とさなければならなかった、そういう方々の犠牲の上に立って今日の日本の発展があるんだと、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中曽根元首相の考えはそのお考えであります。しかし、A級戦犯をどうこうしろという、政府が靖国神社に指示したり干渉したりする問題ではないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国立平和祈念施設等の問題につきましても、これは国民的な議論を踏まえて、お互い、外国の方が見えてもわだかまりなく、平和祈念の施設があればいいなという意見もありますが、こういう問題についてはもう少し国民的な議論をわきまえつつ検討してもいいのではないかな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 関係閣僚会議を設置するかどうかということは別にして、常に政府は一体的に整合性を持って一丸となって対処していきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政府としても、かねがね対話と圧力、そして拉致、核の問題、ミサイルの問題、これを包括的、総合的に解決して日朝国交正常化を促すという方針にこれからも一貫して変わりありませんので、このような方向で交渉を進めていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは新聞報道等で見て、それぞれの方々がこれは本当だろうかという懸念があるんだと思います。  政府としても、具体的な、今名前が出ているような地域を出して交渉しているわけではありません。全体の日本の方針、そして、それをアメリカ側と協議をする方向で米...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのとおりであります。自らの国は自らの力で守るという意欲のない国に、よその国がどうして支援してくれるでしょうか。それが基本であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、そのような選択をする必要はないと思っておりますし、今現在、近い将来を予見しても、核兵器を持つべきではないと思っております。  日米安保条約の体制の下に日本の平和と安全を維持していかなきゃならない。また、それが現在の日本の選択肢として最善であ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、日本独自でじゃ日本の平和と安全を確保しなさいという問いに対して、核兵器を持つべきだという答えは私はないと思っております。核兵器を持っても、日本独自の安全は日本一国では守れないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 極めて重要な認識であって、平和と安全はただではない。日米安保当たり前だと、いつでもアメリカは守ってくれると、これは空気みたいなものだと。じゃ、日米安保廃棄という主張をする方もいますけれども、日本独自で守れるのかと。  政治の一番の役割は、日本の独...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は政府としてきっちりした対応をしたと思います。私としても、時期を置いてでありますが、稲嶺沖縄県知事とは会っておりますので、適切な対応だったと私は思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは重要な問題であり、なおかつ世界情勢が非常に変化している中で、在日米軍の見直し、同時にアメリカが世界的な規模で米軍の再編、見直しを行おうとしている。こういう中にあって、日本としては日米安保条約の重要性というのはこれからも当分変わらないと思います...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今日もこれから関東地方にも台風が襲来するという予報が来ております。今までにないほど台風の上陸が多いわけで、各地区が被害に遭って大きな苦労をされている。また、被災民も出て大変な状況だということは認識しております。この復旧・復興支援事業につきましては、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 環境保護というのは小泉内閣の中でも最重要課題の一つであります。言わば環境保護をすると経済発展の阻害要因になるんではないかという考えを一掃して、環境保護と経済発展というのは両立させなきゃいかぬと。そのための科学技術、これは非常な大きな重要なかぎである...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治と金の問題について、衆議院におきましても、また本日、参議院におきましてもいろいろ厳しい御指摘を受けております。  昨日も公明党の神崎代表と会談いたしましたけれども、いろいろ国会で議論されている点も踏まえて、今国会中に改善案、改正案、国会に提出...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いわゆる迂回献金という問題についてはあってはならないことであり、自由民主党としてもそういうことはないという報告を受けております。  政治資金管理団体、この問題につきまして各党の考え方もあると思いますが、その点は自民党としてもしっかり対応していかな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 推進本部解散後も、今附帯決議始め御指摘のとおり、身近なものになるように不断の努力を、また整備をしていきたいと思いますので、今後とも御協力よろしくお願いしたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 詳しくは聞いておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本政府としては、初歩的であろうとどうであろうと、事故の原因究明、再発防止、全力を挙げて取り組んでほしいという申入れは強くしております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この問題については、今後、事故再発については十分対策を練るようにと強く働き掛けているわけでありますので、今後ともそのような働き掛けを継続していきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはちょっと論理が飛躍しているんじゃないでしょうか。  それは、米軍にとっては日本の申入れを厳重に受け止めると、そして今後、これからにつきまして、沖縄と基地の負担等、そういう問題についても日米間で十分協議していこうという話を今進めているわけでご...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 事故というのは絶対起こらないかというと、それは絶対という、というのはこの世の中にないと思います。それはもう絶対に起こらないということを一〇〇%断定できるということは私は申し上げることはできないけれども……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 事故起こらないように最善の努力をしなきゃならないということは私は当然のことだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはそのとおりであります。戦時を考えている米軍と、それから日本は今平時ですから、この問題というのは一概には言えないんであって難しい問題でありますが、私は、米軍が事故を起こさないように細心の注意を払っていただきたい、最大限の努力をしてもらわなけりゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 御意見でありますが、日米安保条約を廃棄せよという立場と……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それと、日本の平和と独立をいかに守っていくかという点を考えますと、この質問に、はいそうですよというわけにはいかないんです。  どの国もできれば軍隊なんかない方がいいと決まっています。軍隊が歓迎されるときは、本当に侵略者から抑圧されて、何とかこの抑...全文を見る
10月21日第161回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 例えば、本年九月に東京で第三回「気候変動に対する更なる行動」に関する非公式会合を開催いたしました。主要先進国及び開発途上国に対して今後更なる対策を取るように働き掛けたわけであります。  また、私は廃棄物の発生抑制、再使用、再生利用を通じて循環型社...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 環境保護と経済発展を両立させるという重要政策を掲げている日本において、この環境問題、京都議定書実現にどのような方策を取っていくか、極めて重要な課題だと認識しております。  しかしながら、あの京都議定書に定められたマイナス六%、これが既にプラスにな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 米国はこの京都議定書に参加しないということを表明しておりますが、この温暖化対策、環境保護、この重要性は認識しております。  そういう点から、今後も、先進国も発展途上国も含めた温暖化対策に取り組むという面において日本として何ができるか、これを働き掛...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 前田議員、土木工学、大学を卒業され、建設省、国土、もう専門家でありますから多くを述べる必要はないと思いますが、私も先日北海道を視察した折に、「木の城たいせつ」という会社へ行ったんです。これは、北海道産の木材しか使わないで、百年もつ住宅を造っている。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 御指摘のとおりだと思っております。麻薬、覚せい剤、青少年に与える影響、社会全体に与える影響、極めて大きなものがありますし、教育の面からも社会全体の面からも政府一丸となって対策を強化していく必要があるという認識で、全力でこれからもこの防止に取り組んで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、経産省が逮捕したというのは、それは……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だから、経産省、かつて協力していた方であって、別に経産省が逮捕したわけではないと思っております。  私は、IT、これは日本のみならず、世界がいかにIT国家になろうかと今しのぎを削っている。日本としてもIT世界最先端国家になろうと努力している。同時...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治団体がだれを応援しようか、だれを糾弾しようか、それは自由です。政治団体は、支援する団体もあるでしょう、あるいは非難する団体もあるでしょう、いずれもこれはもう民主主義の世界ですから自由なんです。そこで、どういう団体がある議員なり候補者を支援したり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず法を守る、これは当然だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 二重払いはありません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは収支報告書に出ているとおりでありまして、同志会は、昨年、横須賀市内にある自民党神奈川県第十一支部が入居する事務所に移転しておりまして、移転後は切手の購入費、電話代などに加え、事務所の家賃等、これはそれぞれが負担しておりまして二重払いはないとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 事務所には同志会と自民党支部、二つの団体ということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 事務所の家賃を同志会と自民党支部、二つの団体で明確な区分をした上で負担をしているということであります、と聞いております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全然変わってないんです。  というのは、私の自宅の隣の建物にあった際は自宅に家賃は支払っていないんですよ。で、別の自宅以外の事務所に移転した際には、事務所の家賃を同志会と自民党支部の二つの団体で明確に区分をした上で負担をしているというところである...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どこが変わったのか分かりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 変わってないんですよ。  衆議院の答弁お話ししますが、いろんな原口委員の指摘に、誠に遺憾であります。全く疑惑がないにもかかわらず、どの記事を本当にして質問しているのか分かりませんが、同志会は私の自宅の敷地内の建物にあり、当時から家賃の支出はありま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今は自宅以外のところに移りましたから、それは自民党支部と同志会、明確に区分した上で負担しているということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 同志会は自宅の敷地内の建物にあり、そのとき当時から家賃の支出はありませんと。何変わっているんですか。同じじゃないですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、自宅の敷地にあるものを私が家賃受け取らないということで、ほかの事務所に移ったら借主がいるじゃないですか。ただで使うわけいかないでしょう。そう思いません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 質問以外のことに答えちゃいけないでしょう。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今正確に分かりません、引っ越ししたのいつか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく詳細分かりませんが、事務所のことであります。調べたところ、衆議院等の質問におきましては二重払いしているんじゃないかと言うから、二重払いはありませんと答えているわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 事務所の経理というのは任せていますから、今聞かれても私は分かりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私の事務所はしっかり管理していただいておりまして、今いろいろ御指摘の質問について、私も詳しく詳細には分かりませんが、政治資金規正法にのっとって事務所は報告しているという報告を私は受けております。  なお、参考ですが、政治資金規正法第九条第一項の規...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 規正法にのっとって必要な事項を記載される、不必要な事項は記載しなくていいということになっているわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治活動ですから、それぞれ事務所によって違うでしょう。事務所費によってもそれぞれ違うでしょう。必要な事項を記載する、必要としない事項は記載しなくていいというのが政治資金規正法だと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 記載に必要な事項以外は、記載する必要ないんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 切手代や電話代などと言っているのであって、何に使ったかというのはそれぞれ事務所で違うでしょう、議員によって。どうして、そういう必要な事項以外を、政治活動、自由なんですから……(発言する者あり)いや、いろいろな、政治資金規正法にのっとってやっているん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 変わってないということを再三申し上げております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 事務所の費用は年によって違うでしょう。みんな同じですか、議員皆さん。違って何でおかしいんですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何で私が修正する必要あるんですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、恐らく福山さんの事務所も収支埋まらないところあると思いますよ、自分で調べれば。あるときは収入が多い場合がある、支出が少ない場合がある。全部報告している事務所あれば、自由に使って、政治資金規正法、必要のない事項は記載しない。どこでもそうじゃない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 必要のある事項は報告をして、必要のない事項は報告する必要ない、当然ですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全部、事務所の費用が切手と電話代の事務所なんてあり得ますか。など、ほかの活動もあるでしょう。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 必要な事項は報告しているわけです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、衆議院の答弁と違っていないということ。事務所の費用は電話代とか切手代などといって、それだけに費用使われるわけじゃありません。などが何かということに対しては、必要な事項は記載する必要があるし、必要でない事項は記載する必要もないし、これこれに使っ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 事務所の費用が年間五百万円以内で、切手代、電話代以外に何に使っているかという御質問だと思うんですが、どの事務所だって全部収支記載、活動費報告していますか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 必要な事項は報告するんですよ。必要でない項目は報告する必要ない。必要な項目はきちんと収支報告書に出しているということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大体、政治家やっていれば分かるでしょう。など、収支の間、自由に活動していい費用と報告すべき事項と、それを自由に、記載する必要ないものを、ここでこういう項目に使っています、ああいう項目に使っていますと、政党にしても政治団体にしても政治家にしてもそれぞ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何回も答えているんですけれども、政治資金規正法にのっとって必要な事項は記載している、必要ない事項は記載していない。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 民間会社、民間会社の、その運転手は民間会社の非常勤役員である者の用に供されているものであり、したがって、どこに雇われているかということについては公表する必要はないと考えております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 我が国はイラクに対して、自衛隊を始めとする人的支援と、それとODA等による資金協力、これを車の両輪としてイラクに必要な支援をしていかなければならないと考えております。  先般、東京でイラク復興信託基金に関する会合を国連や世銀と協力しながら主催いた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 時代の変化に伴って大型店が地域に進出すると、かつて繁栄していた商店街のお客が大型店に向かって、いわゆるシャッター街というのが出てきているということは、地域によってひどいところ、あるいはそういう時代の変化に対応して負けないように頑張っているところ、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 牛肉に関してのBSEの問題ですが、これはまず食の安全、こういう問題については専門家の意見をよく伺わなきゃいけないと。この問題については科学的知見に基づいて安全か否かを判断すべきだと考えております。  もとより、安全基準については日本と諸外国と違う...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一般消費者が心配することないように、科学的知見に基づいて判断しなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、素人の政治家が判断するよりも、専門家、科学的知見に基づいて安全か否かというのは判断するのが妥当ではないかと思っておりますので、だからこそ食品安全委員会に諮問をしているわけでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日歯連の事件といいますか、政治団体というのは、これは法にのっとって適切に活動をしなければならないということは言うまでもございません。また、政治団体から資金提供を受ける政治団体あるいは政治家につきましても、政治資金規正法にのっとって適切に法を遵守して...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 熱心に応援する方も法律を守るというのは当然でございます。
10月27日第161回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) お答えする前に、私も、皆川さん親子、どうなっているか心配しておりましたけれども、お子さんが今救出されたと。お母さんとお嬢さんも早く無事に救出されることを願っております。  また、今回の新潟地震、そして台風の災害、被災者の方々に心からのお見舞いを申...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、党首討論は意義のあることだと思っております。  ただ、私が、行政府の長が院で決めたことに何か一言発言しますと、議員の皆さんからすぐおこがましいと批判を受けますが、せっかくの御質問ですので一言申し上げたいと思うんですが、この党首討論というのは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、いつも正面から答えていますよ。きょうも正面じゃないですか、正面。  それはね、改革を進めていると言うと改革になっていない、景気も堅調に回復していると言うと全然見方が違う。それは、与党と野党の見方が違うのはわかりますよ。批判されるのは結構であ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 新潟地震に関しまして、私も昨日現地を視察して、被災者の方々の意見を伺ってまいりました。  大変大きな被害で、しかも、突然家を失う、あるいは家族を失う、そしていまだにうちに戻ることができない、どうしたらいいのかと途方に暮れている方がたくさんおられま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も、あの七月の集中豪雨、台風のときに、新潟の燕三条地域等、中之島地域等を視察いたしました。また、きょうも午前中、兵庫県に行ってまいりました。  確かに、あの集中豪雨で、床上浸水、床下浸水、床上浸水の場合には、全然家が壊れていなくても、一度泥水が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この政治と金という問題に関しては、党としてどう考えるのかということでは、党の問題であります。同時に、橋本氏の件に関しては、これは党とは別の問題だというふうに考えております。  また、橋本氏の問題に関して、いろいろ衆参の委員会で議論が出ました。そう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは党の問題ではないということを申し上げているわけであります。これは、いろいろ団体は、政治団体はあります。これは党の問題ではないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、政治家である限り、疑惑を持たれた場合には、御本人が判断されてしかるべき説明をすべきだというのがかねての持論であります。その考えに今も変わりありません。  そして、委員会の場で説明せよという場合についても、これは各委員会で与野党の議員が出てい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、もとより反対する立場ではございませんし、委員会で決めていただければ村岡氏も出るということを言っておられると聞いております。  私は、そういう点に含めましても、委員会でよく協議をしていただき、村岡氏の意向も踏まえて対処すればいいと思っておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう点については、村岡氏がどういう問題を抱えて、どういうことを委員会に言われているのか私は定かには知りませんけれども、まさに委員会で理事、与野党出ているわけであります。それを皆さんでよく協議して決めていただきたい。しかも、現在、裁判手続中と伺っ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この委員会の参考人招致とか証人喚問とかだれだれを呼びなさいという問題は、私がじかに、その詳細にわたって込み入った問題に、すべて承知しているわけではありません。事情がそれぞれあると思います、各党間の。そういうことを含めて、今、与野党間で協議されている...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現行法でも虚偽記載については罰則があると思います。たしか禁錮五年以下、そして罰金は百万円以下かな。現行法でも罰則あるんです。だから、その現行法を守らないからこそ、今回、収支報告しないから、関係者が逮捕されているわけでしょう。まず法律を守る、これは私...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いわゆる迂回献金はないという報告を私は受けております。さらに、さきの予算委員会において指摘をされました問題について、その委員会の指摘も踏まえて、いわゆる迂回献金というものが、野党の言うような点も踏まえて調査して、わかり次第、幹事長から報告するように...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いわゆる迂回献金はないと聞いております。そして、予算委員会でのいろいろな質問を踏まえて、報告を……(発言する者あり)ちょっと待ってください、ちょっと待ってください。報告を受け次第、きちんと幹事長から、調査、わかり次第、報告するということでありますの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、不正と言われるような迂回献金、不正な献金、ないと聞いておりますので、調査、わかり次第、報告いたします。幹事長から報告いたします。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この問題につきましても、これから自民、公明がまとまった案、そして民主党の案、議論されると思います。そういう中できちんと私は議論していただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今回の問題も含めまして、今国会で改善できるような案を考えるように指示を出しております。具体的に幾らがいいのかという点については、今各党の専門家の間で議論しておりますから、その中で議論をし、今国会中に成立するように努力するということで指示を出し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういうことも含めて、いわゆる迂回献金というのは何かという定義まで、立法作業の話を聞きますと実に難しい問題があるんです。だからこそ、委員会でよく議論してくれと。立法作業の問題、そういう点。この項目に向かって、何か個別にというのがこの党首討論に、問題...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 既に、振り込みとか、自民党として、民主党のいろいろ意見も踏まえて、党の内規でやっていると私は報告を受けております。そういう問題についても、委員会でよく議論をしていただきたい。ここで込み入った議論をするよりも、委員会があるんですから。党首討論のあり方...全文を見る
11月02日第161回国会 衆議院 本会議 第7号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 谷本議員にお答えいたします。  香田さんがテロの犠牲になられたことに対しまして、心から哀悼の意を表したいと思います。また、このような残虐な、非道な行為に対しては、強い憤りを覚えるものでありまして、御家族の方々に対しまして、心からお悔やみを申し上げ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 藤田議員にお答えいたします。  私の発言がテロ事件解決に与えた影響についてでございますが、人命を盾にとってみずからの要求を通そうとする行為は卑劣きわまりない行為でありまして、いかなる理由であっても許すことはできないと思っております。香田さんがテロ...全文を見る
11月05日第161回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 短く言えということですが、これは説明すればかなり時間を要する問題なんですが、できるだけ短くするように努めます。  まず、イラクの復興をどう考えるかと。  イラクに安定した民主的な政権が作られることが望ましいということは、与野党、私は共通した見方...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一分以内でこの三点に答えろというのは難しいんですけれども、まず、過去にイラクは大量破壊兵器を使用した経緯がある、だからこそ一連の国連決議で、ないということを証明しなさいと、これを生かさなかった、それが第一点。そして、今回、各国それぞれがふさわしい支...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今答弁いたしましたように、十二月十四日、自衛隊の活動を継続するかどうかというのにつきましては、まだ時間があります。そして、サマワの状況もよく見なきゃならないと思います。特に現在、一月に選挙が行われるためにできるだけイラクの治安を回復したいとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) サマワの状況とこのブッシュ政権の今後の姿勢ということだと思いますが、アフガニスタンもようやく妨害勢力と戦いながらも選挙が行われ、カルザイ氏が大統領に当選いたしました。この間二年掛かっているわけでありますが、私は、イラクにおきましてもこの民主的な政権...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、イラクにおいてサマワ地区は比較的安定した地域だと認識しております。また、先日も暫定政府の副首相あるいはムサンナ州の知事とも会談いたしましたけれども、安定していると、決して戦闘地域ではないという話を伺っておりますし、今後も、自分たちもサマワの住...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 治安につきましても、私は比較的安定しているところであろうと、そして、迫撃弾の砲撃もつい先日ありましたけれども、これが組織的な継続的な動きにはなっていないと見ております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 治安、安全面につきましては十分な配慮が必要だと、そういう認識は持っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その都度報告を受けておりますが、まず大事なのは事実をしっかりと確認すること、それと自衛隊員の安全配慮、これが第一だと。自衛隊の隊員の安全に影響を及ぼすようなことがないように十分配慮しなさいという報告と同時に私は指示を出しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 十四日の期限後に自衛隊の活動を継続するかどうかというのは、その時点までまだ時間がありますので、三日前に決めた方がいいのかどうか、三日後に決めた方がいいのかという点についても、私はその時点で判断すればいいのではないかと。  私は、いずれにしても、国...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が自衛隊の活動を継続したいと言っているんじゃないんです。継続すると言っているんです。なぜか。状況に変わりがないからです。イラク人が自衛隊の活動を評価している。そして、治安状況に現在のところ、戦闘地域であるとは見ていないということ。継続、要請がある...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、自衛隊の活動ができないような状況、いわゆるイラク特措法に定めた自衛隊の活動をしている地域が非戦闘地域ではないという認定をされた場合には、これは自衛隊を引き揚げるということは十分考えられる。しかし、今の時点においてそういう状況じゃないし、これ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、このイラクの暫定政府の首脳と会談した際にも、イラクが選挙に成功して、イラク人の力によって安定した民主的政権ができる方向に進めて、治安状況がイラク全土にわたって今よりも改善されるならば、自衛隊よりも日本の企業も出ていくでしょうと。NPOを始め民...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、できるだけ現地のイラク人の住民の皆さんと協力してできるような環境を作っていくべきだと。自衛隊がやらなくても現地の人ができるように指導も必要でしょうと。そういうことから、私はでき得れば現地の皆さんが自衛隊の手をかりないでいろんな活動、今自衛隊が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の日程の問題でありますが、十四日以降の活動についてはできるだけ十四日に近づいた時点で判断しなきゃならないと思っております。  そういう中で、先ほども撤退時期を明示しなさいという御意見を伺いましたけれども、活動必要なかったら期限内でもいつでも撤退...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのイラク開戦前にあったかどうかというのは正確には私も存じておりませんが、四月以降増えているということは事実ではないかなと思って判断しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、自衛隊を撤退させるべきだという御意見は御意見として、共産党の立場からすれば自衛隊派遣そのものに反対だと思うんです。当然、だから、そういう立場に立てば、現時点でも撤退すべきだという意見は分かります。  私は、自衛隊を派遣しているからテロが多...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、将来、今イラクの暫定政府が自分たちの国を自分たちの手でつくろうとしている努力が報われる日が必ず来ると思っています。今、何とかイラクを混乱させたいと、安定した政府を作るのを妨害しようとする勢力と戦っております。この妨害勢力には決してくじけないで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、日本政府としては事前協議の対象ではないと判断しております。また、何千人、その海兵隊がイラクに派遣されているかというのは、現時点で私は正確には把握しておりません。  この問題につきましては、移動の件に関して、また事前協議の対象として協議にす...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 抑止力と、言わば日本の平和と安全にとって侵略勢力に誘惑を与えるような、備えをおろそかにしてはいけないというその抑止力、日本を侵略しようとした場合には手痛い損害を被るという、そういう備えは常にしておかなきゃならない。  それと、沖縄の基地の負担をど...全文を見る
11月10日第161回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) たしかあの日は、台風の災害の視察に行く直前、六時前だったと思うんですが、第一報が入りまして、直ちに私は、人質が誘拐されたこの事実を確認しなさいと、そして確認されたならば人質救出に全力を尽くしなさいと、そして、テロリストグループの要求である自衛隊を撤...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊は撤退させないということと同時に、人質救出に政府を挙げて全力を尽くしなさいということも言っているんです。  あのときに、私が、その自衛隊は撤退させないということをちゅうちょして、ほかの言い方で、あるいは犯人グループの要求、いわゆる人質を解放...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 香田さんの御両親の悲痛な思いを思いますと、何と言っていいか分かりませんが、政府の谷川外務副大臣が現地の対策本部、そして香田さんの遺体とともに日本に帰国し、香田さんの御両親始め御一家にお会いいたしました。  その報告を受けまして、谷川副大臣はいたく...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この年金の問題に関して岡田代表が言われるように、今までのように給付は厚く、負担は軽くというわけにはいかないと、その点については私は同感であります。少子高齢化の時代にどういう年金がふさわしいか、お互い支え合う、高齢者と若い世代が支え合うという場合には...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 所得の把握も、どのように把握するかというのはいろいろ方法によって違います。だから私は、所得を把握するためにはどういう納税者番号がいいかということをまず議論して、国民に分かりやすく示す必要があると思います。  今も、納税者番号できれば望ましいという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今でも所得を把握しているんです。ただ、一〇〇%把握する、そういう場合と、納税者番号でどの程度まで一〇〇%に近づけるかというのとは、それぞれ具体論が入ってくればくるほど難しい問題になってくるということを私は申し上げているんです。  今でも所得は把握...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 集中審議をするために合意をしたんじゃないですか。民主党の案も入れて、自民党、公明党、民主党は国会で集中審議をするために衆参両院の厚生委員会の中にそのための小委員会を作ろうと言っているんじゃないですか。(発言する者あり)その小委員会が集中議論できない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は答弁しているつもりなんですけれども、なかなか御理解いただけないけれども、正確を期すためにこの合意の文書を読み上げます、簡単ですから。  「三党合意」。「社会保障制度の全般的見直しについて」。「衆議院と参議院の夫々の厚生労働委員会に「年金の一元...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、イラクの暫定政府がファルージャにおける治安の回復というものを重視している、そして来年一月の選挙に向けてファルージャにおいての武装勢力、何とか選挙を妨害させようというテロリストグループ、これを排除しようという強い決意を固めて、今回非常事態宣言を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 根拠といえば、戦闘が行われていないということ、だからこそ非戦闘地域である。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラク特措法に関して言えと、法律上、いうことになればですね、自衛隊が活動している地域は非戦闘地域なんです。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは定義は、それは文書を持ってくればすぐ言えますよ。党首討論ですから、考え方を言っているんです。私は、特措法というのは、自衛隊が活動する地域は非戦闘地域である、これがイラク特措法の趣旨なんです。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、将来のことを一〇〇%見通すことはできません。非戦闘地域でなくなった場合には、これは自衛隊は特措法に基づいて撤退しなきゃならない。しかし、特措法についての定義上何かと問われたから、自衛隊の活動している地域は非戦闘地域である。これは法律の趣旨な...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) サマワの地域に、オランダ軍が三月には今の時点では撤退を検討しているということであります。三月の時点になってみなきゃ、三月どうなっているかというのは、まだ私の立場から、オランダのことですからはっきり申し上げることはできませんが、現時点では三月に撤退を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もう時間過ぎましたから多く言いませんが、自衛隊は、現地の方にも活動していただけるように、給水活動、自衛隊でなければできないことは自衛隊がやっています。民間人の方は今できません。そして、現地の方ができることはできるだけ現地の方々にもやってもらおうと努...全文を見る
11月17日第161回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の拉致問題の調査におきましては、去る五月、私がピョンヤンを訪問して金正日氏と会談した結果を踏まえまして、そのとき再調査をするということで実現したわけでありますが、その再調査の結果につきましては、私も、報告を受けた限りにおきましては、納得できる内...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この日朝問題は、拉致の問題、核の問題、ミサイルの問題、総合的、包括的に解決していこうと。そして、現在の北朝鮮と日本との関係、この敵対関係を、将来、正常化して友好関係につなげていきたいということが主眼でございます。  核の問題につきましては、いわば...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国交正常化につなげる努力を今しているんです。国交正常化というのは、拉致の問題、核の問題、ミサイルの問題、これを総合的、包括的に解決した後にできる問題であります。今そのための交渉の糸口を、お互い誠意ある努力をして、それにつなげていこうという努力であり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この食糧支援は、今回の問題とは別であります。だから、国際機関を通じて、出すべきときに出します。  それと、国交正常化というのは、拉致の問題、核の問題、ミサイルの問題、これを総合的に解決した後に国交正常化の問題が出てくるわけであります。今、これに向...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 本格化という言葉、これまた定義をすれば難しいんですが、私は、今回も将来に向けた国交正常化の一つの段階だと見ております。  しかし、イエスとかノーで、そういう答えられる問題じゃございません。そこもよく理解していただかないと。テレビのマルかバツかじゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 岡田さんもかつて自民党にいたからよく御存じだと思います。自民党は、議論では賛否両論、右左、さまざまな議論が展開されます。私は、政党の代表として岡田さんもよくわかっていると思います。民主党だって、それぞれ意見は右左、ばらばらとは言いませんけれども、い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まとめるには時期が必要なんですよ。タイミングが大事なんです。もうじき、時期がそろそろ近づいてきたなと。まとまらないように見えますが、私はまとまると思っております。そして、地方の案を真摯に受けとめて、いい案をつくってみたいなと。  確かに反対論、賛...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の話を例に出すまでもなく、それはその方の御意見だったでしょう、今でも似たような意見を展開する議員もいるのも事実でしょう。しかし、最終的にどういう結論が出るかというのは、その党によって議論の仕方も違ってくると思います。  私は、総理大臣として、党...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、地方の六団体、いわゆる知事会だけじゃありません、地方の六団体というのは、知事会、市長会、町村長会、都道府県議長会、市議会議長会、町村議長会、この六団体が、賛否両論ある中、かんかんがくがくの議論でまとめてきたんですから、これを真摯に受けとめて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 党首討論というのは、できるだけ国民にわかりやすい討論にしたいと。定義とか何か役人に聞けばわかることを言うよりも、どういう考えなのかというわかりやすい討論を通じて、国民に理解と協力を求めるということであります。  私は、自衛隊の活動している地域は非...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) しかし、特措法についての定義上何かと伺われたから、自衛隊の活動している地域は非戦闘地域である、ということを述べたんです。  これは、私は、答弁を読み直して、適切な答弁だなと今でも思っておりますよ。  というのは、わかりやすく言えば、戦闘地域にな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何で答弁じゃないんですか。これほどわかりやすい答弁ないじゃないですか。自衛隊の活動している地域は非戦闘地域だ、私は今戦闘地域と思っていないということですよ。そうでしょう。岡田さんの議論はわかりますよ、もともとイラク全土が戦闘地域だから自衛隊を撤退さ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全体的な今のイラクの復興状況をどう見ているのかということを私は聞きたいんです。米軍の役割と日本の役割は違います。そういうことから、この討論をよりわかりやすくするために、今のイラクの復興支援について、これから政権を担当しようとされる用意をしている第一...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の答弁でも言いました。米軍と日本は違います。日本は人道支援、復興支援活動ですから、治安活動とか武装勢力との戦いを想定しておりません。武力行使をしないんです。アメリカの役割と日本の役割は違うんです。だから、サマワ地区は非戦闘地域であると判断したから...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、わかりやすく答弁しようと。大体、その定義がわからなくて質疑はできませんよ。計画的、継続的、そういうような戦闘が行われているというような地域ではないということを再三申し上げているんです。  それは、岡田さんはこれは戦闘地域だと言って譲りませ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が聞いていることには答えないで、せっかくの党首討論が、一方的に岡田さんの質問に私が答える場の党首討論なんでしょうか。私は、これは国家基本問題に関する委員会でしょう、調査会でしょう。それは、たまには全体の、今大事なイラクの問題の質疑をしていた最中に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 幹事長から調査した結果を受けておりますが、そういうことはないと報告を受けております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いわゆる迂回献金はありませんと答弁しているんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、政治資金全般の協議が今議員間で行われているわけでしょう。そして、委員会で議論すればいいことでしょう。  私は、政治資金というのはどうあるべきかということから、政治活動の自由を保障する、国民が支援する、票においても、資金においても、労力にお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私がどの委員会に出るべきかどうかというのは、国会でいつも決めています。決められたたびに私は出ております。それを私が、この委員会に出たい、この委員会に出たくないなんて言える立場にはないんですよ。総理としての仕事と国会の仕事といろいろありますから、私は...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だから、予算委員会にも、本会議にも、別の委員会にも、呼ばれるたびに私は出ているじゃないですか。(岡田克也君「呼ばないんです、与党が」と呼ぶ)ちゃんと国会で決まれば、どの委員会でも今までも出てきましたし、私は、国会の決められたことに嫌と言ったことはご...全文を見る
11月25日第161回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○小泉内閣総理大臣 チリでのAPEC会合は、二十一の国と地域の首脳が一堂に会しての会議であったわけであります。経済交流、アジア太平洋地域の拡大を目指してこの会合が最初に創設されたわけでございますが、最近におきましては、経済が主眼でありますが、それだけではない、政治的にも、また安全...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 イラクの復興支援については、まず、イラク人自身が、みずからの国はみずからの国で復興、再建をなすんだという強い意欲を今示しているところであります。これに対して、国際社会が一致して、どのような形で支援するかということは各国がそれぞれ考えるべきことでありますが、日本...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、累次の国連決議をイラクは誠実に履行してこなかった、そういう観点から、国連の安保理決議を踏まえて、日本としては、過去のイラクの一切の行動、そして国連での決議を総合的に判断して、国連決議を守られるようにイラクが対応すべきだった、そういうことが行われない状況で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今提示されました四条件というのは、極めてわかりやすく、理解が得られるものと思っております。私も賛成であります。
○小泉内閣総理大臣 自衛隊の諸君がどのような活動をしているかという広報、これはやはりもっとする必要があると思っています。国民の中には、自衛隊がどういう活動をしているのかということに対してまだ知らない方々も多いと思いますので、そういう点につきましては、どういう活動をしているかという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、今までの活動を通じて、サマワの住民も自衛隊に協力的である、そして現在も非戦闘地域である、継続的、組織的、計画的な攻撃が自衛隊に行われていないという点。そしてさらに、一〇〇%これから絶対戦闘が行われないというのは、一〇〇%ないということは、予断を許さない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは今の答弁も、私はお話ししたんです。現在の活動におきましても非戦闘地域であると。将来一〇〇%安全であるということは断言はできない、予断を許さないと。しかし、十二月十四日の時点でよく見きわめながら判断すると、何回も私は答弁しているんですよ。
○小泉内閣総理大臣 それは、今が平和であるから将来永遠に平和であるということをだれが断言できるんでしょうか。  日本が、今は平和である、侵略行為がなされていない、将来もなされない、永遠に平和である、侵略行為がないと断言できる人はいるんでしょうか。いません。だからこそ、日本に侵略...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、十二月十四日以降どうなるかというのは、十二月十四日が近づいた時点で判断いたします。  しかし、今まで、非戦闘地域であると認めているからこそ自衛隊を派遣しているわけであります。その状況に変化はない。そうである限り、十二月十四日までは、自衛隊は今の地域で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何回も、党首討論の場においても、きょうにおいても説明しているじゃないですか。説明責任を果たしていないと言うけれども、私は現在説明しているんです。非戦闘地域、向こう一年間にわたってといったって、まだ決めていないんですから。何で今、向こう一年間の様子を私がここで話...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どのように説明するか、国会の場においてか、あるいは政府としてどういう場がいいか、私自身判断したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 自衛隊員の諸君が、イラクにおきまして人道支援、復興支援、これがしっかりと行えるように、安全面を十分確保しながら、されるように、政府としては全力を挙げておりまして、そういう状況の中において、イラクの政府からも、そして、現に自衛隊が活動される地域の住民からも評価さ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この問題については、町村外務大臣が、最近、オランダの担当者とよく協議しておりますので、町村外務大臣から答弁した方が適切だと思いますが、私は、今後オランダが三月には撤収するという状況だと承知しておりますが、オランダとしては、イラクの国民に十分活動ができるような訓...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 十二月十五日以降のことについてはその時点で対応を決めたいと思いますが、現地の状況というのは、これからも、オランダのみならず、イギリス、イラク暫定政府、多国籍軍、米軍等、日本の協力関係諸国・機関とも十分連携をとりながら、また情報収集に努めながら、どういうことが必...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自衛隊の諸君は、イラク特措法に定められた人道支援、復興支援のために現地に赴いているわけでございます。
○小泉内閣総理大臣 これは何回も私も岡田さんの質問で答弁しているわけでございますけれども、当時の国連決議、そしてイラクが国連決議を遵守してこなかった、そういう観点から私はイラクに対する武力行使を支持したわけでありまして、その後、国際社会から、イラクの支援のため日本として何ができる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これはつながっているんですよ。イラクに安定した政権をつくる、安定した政府をつくる、そのためには、このイラクに安定した政府をつくらせないとする武装勢力、これに屈してはならないということで、ファルージャで安全、治安の活動維持のための戦闘がなされた。だから、これは成...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、今イラクの暫定政府が、みずからの力によって、イラク人の力によって安定した政権をつくろうとして努力している。この活動に対して、当然、死者が出るということは私も遺憾だと思っておりますが、もし、では、あのファルージャにおいて、私が成功させなきゃいけないと言う...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、テロはイラク戦争開始があった後に行われたわけではありません。アフガニスタンの攻撃の前にも、テロは世界各地で行われております。また、多くの人が犠牲になっております。九・一一、ニューヨークのあのテロリストの飛行機で貿易センタービルに突っ込んだという、そして...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 テロとの闘いというのは、単に武力との闘いだけではないということは私も承知しております。武力だけでテロがなくなるとは思っておりません。より深い原因があるでしょう。しかし、先ほども申し上げましたように、アフガンとの戦い、あるいはイラクとの戦い、今がこうなる以前から...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その点は違います。私は、カルザイ大統領とも会談しております。カルザイ大統領は、私に対して、日本国の支援活動全体に対して感謝と高い評価を与えております。そして、アフガニスタンへの、現在の、選挙が行われた、女性が選挙にも参加した、女性の地位が向上した、これは、アフ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、自衛隊の安全確保、これは当然であります。これに対してもう十分な配慮がなされなければならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 現状において、自衛隊の安全確保ができなくなった状況にあるとは思っておりません。今後も安全確保には全力を挙げて取り組んでいきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 それは、イラクの安定した民主的政権づくりに関して、ファルージャの戦いにおいても、武装勢力のばっこを許さないために成功させなければならないと思っております。できるだけ民間人の犠牲がないように配慮するのは、これまた必要なことだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 こういうことがないように配慮しなきゃいけないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 イラクでは、自衛隊、継続してくれ、サマワでは、自衛隊、帰らないでくれというデモも行われているということも承知しております。いろいろな意見があると思います。
○小泉内閣総理大臣 いろいろな意見があると思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、その射殺している行為を見たことはございませんが、そのような一般市民に及ぶような行為がなされないように配慮する必要がある、また、テロ武装勢力が残虐な行為をしているということに対して、これを阻止し、安定した政権をつくろうとしているイラク国民の努力を支援しなき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いろいろな意見があると承知しておりますが、現地の責任者等は自衛隊の支援活動継続を要請しておりますし、現地の住民からも自衛隊の活動に評価をし、感謝をし、今後とも自衛隊の活動を継続してくれというデモも行われているということを伺っております。
○小泉内閣総理大臣 予断を許さない状況であると思いますが、現在の状況が自衛隊の人道復興支援ができない状況だとは思っておりません。
○小泉内閣総理大臣 警戒する必要があると思いますが、安全確保により万全の体制をとっていかなきゃならないと思っておりますし、今後とも自衛隊が活動できるような状況に政府としても全力を挙げていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 自衛隊は戦闘行為に参加しているわけでもありませんし、武力行使をしているわけでもございません。日本の活動として、日米同盟、そして国際協調、イラク復興支援、これが国際社会の一員として日本の利益に合致するということから、自衛隊の諸君に汗をかいていただいているわけであ...全文を見る
11月26日第161回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第4号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいま中川議員が御指摘のとおり、イラクは約十二年間にわたって国連安保理決議、これを遵守してこなかった、あるいは、査察団を妨害するというような行為を見れば、大量破壊兵器を持っているのじゃないかと想定するに足る理由があったと思います。  しかし、日...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊のイラクにおける活動は、現地の方々からも高い評価をいただいております。だからこそ、自衛隊の活動を継続してくれという、暫定政府の首相を始め地元の方々から私がじかに会談を受けた際にも要請を受けているわけであります。  この広報の面においてもっと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクにつきましては、今暫定政府が、自分たちの国は自分たちでつくるんだという強い決意の下に、武装勢力、テロリストと戦っている。国際社会も結束してイラク人の安定した政府を作ろうと支援を決議している。それぞれの国にふさわしい活動をしているわけであります...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 十二月十四日以降の点につきましては、その時点でイラク特措法にかなうような活動ができるかどうか、総合的に判断しなきゃいけないと思います。  そして、これからのイラクの支援については、自衛隊の活動だけではございません。自衛隊の活動は一部であります。で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ファルージャの作戦については、私は成功させなければならないと申し上げました。それは、イラク人が安定した政府を作るための一つの過程であります。武装勢力がばっこして選挙もできないというような状況を除去しなきゃいけない。イラクの暫定政府が決意して立ち上が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イスラエルとパレスチナの問題と、今イラクがイラク人自身で政府を作ろうとしている状況が全く違います。  そういうことから、私は、武力だけで平和がもたらされる、武力だけでテロが撲滅されるとは思っておりません。しかしながら、武力をもってイラクに安定した...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は、だからこそアメリカとイギリスと違った行動を取っているわけであります。日本は治安活動に参加しておりません。武力行使もしておりません。人道支援を、復興支援を主として活動しているわけであります。私は、武力行使、治安活動作戦、そういう面と政治的な解...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、最初指摘したことについてでありますが、ザルカウィ氏は日本の活動を占領軍と規定しておりますが、イラクの暫定政府並びにサマワの住民はそう思っておりません。今朝ほどでしたか、あの朝日新聞の調査でさえも八〇%のイラクの住民が日本の活動を支援していると...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 事実関係は町村外務大臣が後ほど答弁すると思いますが、これは私どもが作るんじゃないんですよ。イラク人が作るんです。イラクの暫定政府が何としても成功させるといって今立ち上がっているんです。アラウィ首相、私も会談いたしました。断固として成功させると、強い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクの他の地域に比べてサマワは比較的安定していると思っております。私は、今、継続的に計画的に組織的に攻撃がなされているとは思っておりません。そして、サマワの住民も自衛隊の活動に協力的であります。他の武装勢力は攻撃し、しようと思っている勢力もあるか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは今お話ししましたように、継続的に組織的に計画的に攻撃が行われているという状況にないということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほども説明したわけでありますが、組織的、計画的、継続的ですか、そうじゃないと私は思いますよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国とは違いますね。国に準ずる組織とも違いますね。これは定義は、準ずる組織とは何かということについては定かではありませんが、私は、国、国ではない。国に準ずる組織とは何かという定義、これはなかなか難しい定義でありまして、いわゆる国ではないということは事...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほど申し上げましたけれども、国に、国又は国に準ずる組織とは、武力紛争の当事者、攻撃主体、事柄の性質上、確定的に申し上げることはなかなか難しいが、あえて申し上げれば、フセイン政権の再興を目指し、米英軍に抵抗活動を続けるフセイン政権の残党というものが...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは先ほどの答弁あるように、イエス、ノーということじゃなくて、もう一回正確に答弁いたしますよ。  国又は国に準ずる組織とは、事柄の性質上確定的に申し上げることはなかなか難しいが、あえて申し上げれば、フセイン政権の再興を目指し、米英軍に抵抗活動を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊の活動する地域が非戦闘地域であるということを確認するのは当然だと思っております。どういうふうに確認するか、情報収集するか、政府は適切に判断してやっていかなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 具体的には今申し上げることはいたしません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) けが人が出ないように万全を期すことが政府の責務だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊の安全確保に万全を期すのが政府の責任だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は常に委員会に出ております。国会の判断に従って、この委員会に出なさい、本会議出なさい、あの委員会出なさい、すべて従っておりまして、私の言葉で説明しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日中関係は私は友好発展のために今順調に発展していると思っております。胡錦濤国家主席ともAPECの会議の合間お会いしましたけれども、お互い日中関係を重視していこうと、未来志向にのっとって、さらに日中関係の友好のみならず国際社会の場で協力できる分野がた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのような話もいたしました、中曽根総理と話したときに。しかし、政府として靖国神社に対してああしなさい、こうしなさいと言える立場じゃないんです。これは一宗教法人なんです。その宗教法人のことに対して、国家が、政府がこれを指示したりやるということに対して...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、私は当然のことを言っているつもりなんです、一番分かりやすいのではないかと。自衛隊が派遣されている地域、活動している地域は非戦闘地域であると。そうでなきゃいけないんですよ。だから申し上げているんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊が活動している地域は非戦闘地域であるというのはおかしいと言うんですが、今、私はおかしくないと言っているのは、これ非戦闘地域でなければ自衛隊は活動できないんです。(発言する者あり)それ、おかしくないでしょう。  だから、これは、このイラク特措...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、法律に抵触するということではないんです。自衛隊が活動を停止して撤収するという場合ですね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊を派遣、今撤収するということをお尋ねですけれども、その場合には、撤収する場合におきましても活動期間内に入りますから、それが全部、全部入りますから、そのときには期間を延長して、そして撤収するということではないと私はでき得ないのではないか。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、自衛隊の活動期間というのは撤収する間も活動期間なんです。そのことを申し上げているんです。だから、帰ってくるまでとは言っていないんです。撤収するまでも活動期間なんですということを申し上げているんです。  だから、だから帰ってくるまでの間まで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは国会の議論、国民の世論、これは国会議員の世論も入ります。総合的に勘案したいと、野党だけじゃありません、国民の議論。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国民の世論、国会議員の世論、議論、すべて含んでおります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) あるときは国民の世論調査がすべて正しいとは私は思っておりません。それは、国会の議論、国会議員の議論、総合的な情勢、すべて勘案してやっていかなきゃならない。世論調査の支持がすべて正しいとは思っておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、与党、野党の立場が違いますから、幾ら私が説明しても説明責任を果たしていない、改革していると言っても改革をしていないと。それは与党と野党の立場があります、意見の相違があります。説明をしているんだけれども説明していないと言う人もいるし、与党の皆...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、イラク国民の意見も聞いております、イラクの暫定政府の要人の声も聞いております、サマーワの住民の声も聞いております、国民の世論調査も聞いております。分かっております。  正しい、間違いはともかく、国民の世論調査に常に従うものでもないということ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、この真相究明については、イラク暫定政府についても強く要求しているんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現地の状況は予断を許さないものがありますが、自衛隊の安全確保につきましては、より現地の情報収集、また関係機関との連携、サマワ住民との協力等を含めまして、自衛隊の活動に対しては安全配慮に十分配慮して、これからも危険を防ぐような措置に対しまして全力を挙...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現地イラクにおける自衛隊隊員諸君の献身的な活動については、どのような機関を通じて日本国民に対して理解していただくか、また同時に、現地の住民の皆さんにも理解していただくかということは大変重要なことだと私も思っておりますし、今までも、活字だけでなく、映...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、イラクの人たちが今、イラクを混乱させよう、あるいは選挙を妨害しようと、何としても安定した政権を作らせないように妨害しようという勢力と戦っている。こういう自分たちの政権を作ろうとしていることに一生懸命になっているイラク国民が、何とか自衛隊の皆...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は国際協調と日米同盟、この両立を図るために努力してまいりました。  そして、今お話し申し上げましたように、私は、各国と協力しながらイラク復興支援にいそしんでいる、またアメリカとともに協力しながらこれに取り組んでいる。そういう観点から、別にアメ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、さきのAPECの会議の合間にブッシュ大統領と会談いたしましたが、そのときに、イラクの復興についてはこれは成功させなければならないと、そして日本がどのような支援活動をするかということについては日本独自の判断をするということを申し上げました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ファルージャという具体的なことについてはお話し申し上げませんでした。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一般住民を殺害した、あるいは被害を与えたということになれば、これは誠に残念なことだと思っておりますが。  この掃討作戦というのは、やはりイラクに治安を回復しなきゃならないと。治安回復と復興支援というのは表裏の関係でありますから、治安が回復されない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、ファルージャの作戦が行動に移される前から、民間人が避難してくれということを十分していたわけであります。そういう中で、一月に向けての選挙を成功させなきゃならないというイラク暫定政府、その暫定政府の意向を支持し、そして成功させるための一連の措置...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、逆に申し上げれば、それでは何もしなかったら更に武装勢力が妨害、混乱させようと攻撃を仕掛けてくるわけであります。そうすると、もっと困難を受ける住民が、犠牲になる住民が多くなるわけですね。  そういう点、よく考えていけば、住民に被害を与えない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回、チリでブッシュ大統領と会談した際にも、沖縄の基地負担の軽減を図るべきだという話をブッシュ大統領の間でいたしました。  もちろん、日本の安全というのは日米安保条約によって平和と安全を確保するということでありますから、侵略勢力を防ぐための抑止力...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラク特措法に言う派遣期間は対応措置を実施する期間をいうということでありますので、現在の基本計画は十二月十四日まで対応措置を実施することを定めたものであります。十二月十四日までに日本へ戻らなければならないとしたものではないと。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 若林さんの言っていることよく分かりますよ。その疑問に答えるためにしっかりと、今の統一見解、政府の、出して、委員会に報告します。(発言する者あり)後ほど。
11月26日第161回国会 参議院 本会議 第9号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 田浦議員にお答えいたします。  ブッシュ大統領及び胡錦濤国家主席との会談についてでございますが、ブッシュ大統領とは、日米安保、日米経済を含む日米関係、また北朝鮮、イラクの課題につきまして、今後とも緊密に連携して取り組むことを確認いたしました。胡錦...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 谷議員にお答えいたします。  靖国神社参拝も含め、日中関係についてでございますが、今次日中首脳会談におきましては、二国間関係のみならず、地域、国際社会全体にとっても日中関係は極めて重要であるとの認識を共有し、未来志向の日中関係を構築していくことで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 加藤議員にお答えいたします。  決算の国会への早期提出につきましては、決算の十分な審議をお願いし、決算結果を予算編成に反映させるため重要であると考えており、平成十五年度決算については、参議院の要請も踏まえ、去る十一月十九日に国会に提出したところで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小林議員にお答えいたします。  ファルージャの攻撃は国際人道法違反ではないかとのお尋ねでございますが、我が国としてはイラクにおける米軍の行動の詳細を承知する立場にはありませんが、イラク暫定政府及び米軍は、今回のファルージャ掃討作戦に至るまでに、フ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 又市議員にお答えいたします。  政治の役割についてでございますが、最も大事なことは、自ら助ける精神、自ら律する精神、国民のやる気、これをいかに引き出すような環境を整えるかが政治で最も大事なことだと思います。そして、自ら足らざるところをお互いが支え...全文を見る
12月02日第161回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) チリでの中国胡錦濤国家主席、そしてラオスでの温家宝総理との会談におきまして、日中全般の今後の友好増進について話合いをいたしました。日中関係というのは今後ますます交流が深まっていく、この日中重視でいこうという共通の認識を持つことができたと思います。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どの予算も、その担当する省庁は大体増額を要求してきます。これは必要だ、あれは必要だ、新しい対応をするためには予算を増やさなきゃならない。減らすとはなかなか言ってきません。しかし、国全体の財政状況を考えますと、各省庁の予算、必要だからといって全部を増...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先日の委員会におきましても、公明党から、自衛隊が撤退する四条件という提示がなされました。それについてどう思うかという質問がありまして、私もこの提案については賛成であるということを述べました。  これはどういう提案かと申し上げますと、一つには、自衛...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国連発足当時から六十年たちまして、加盟国も大きく増えております。また、当時、日本国は敵国だという条項がいまだに今の国連憲章の中に記載されているわけであります。日本が敵国だということが明記されているというのは甚だ遺憾だと思っておりますし、この創設以来...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 財政の改革というのは経済の発展に欠かせることはできないわけでありますが、現在の財政状況を見ますと、財政健全化を目指すということと、現在の経済情勢というものを好転させていき、民間主導の持続的な景気回復基調を定着させたいという、こういう両面をにらんでい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、当初から、地方六団体がまとめてきた案でありますから、この地方案を真摯に受け止めて対応すべしという指示を関係省庁に出してまいりました。結果的に、この案を真摯に受け止めてよくまとめてくれたなと思っております。額も明記しておりますし、今後検討すべき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、解釈は両方取れる場合が多いんです。自治事務、委託事務、そういう点についてよく協議する。地方の役割、国の役割、これについては今後も協議していかなきゃなりませんが、要するに、地方でできることは地方にということで、裁量権を地方に今よりも拡大してい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、地方の裁量権を拡大していくと。中央が、これをやれば出しますよと、あれをやりなさいと言うよりも、まとめてある程度裁量権を地方に与える、そういう指示で対応した方がいいと。御指摘のとおりだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 道州制の議論については、これはまだどういうものかということについて分かりにくい点がたくさんあると思います。  まず、どの県を統合していくのか。国全体を十程度という話でありますが、今の衆議院の制度のように、比例ブロックのようなああいう形で県を統合し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在の趨勢が続けば五十年後には九千万人、百年後には半分ぐらいになってしまうと。現在の趨勢が続かないように今、努力しているわけです。  五十年後、百年後を見通すというのは非常に難しいわけでありますが、我々としては、この少子化対策、少子化傾向をどのよ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今年は特に台風の被害も多く、地震あるいは噴火と、自然災害で被害者が多く出ております。この対策に対しまして、今、財務大臣答弁いたしましたように、必要な費用、これに対しては地元の実情をよく聞いて対処しますが、補正予算ということではございますが、これはや...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) あの日はちょうど国際映画祭で、私があいさつをした後、新潟で地震が起こったという情報が入りました。  私は、情報は随時入れるようにと、被害等の面におきましても随時対応ができるようにするからと。そして、私は東京におりましたから必要な対策はきちんと打つ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ODAの必要性は大方の方々は理解を得られても、その使い方、あるいは効果的、効率的にどう使用されているかについては、常に国会で議論されてきたところであります。しかし、海外で各国首脳あるいは国際社会での多国間会議、出席して痛感していることは、いかに日本...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 「エイブル」は見ておりませんが、先日、シュワルツェネッガー・カリフォルニア州知事が来日したときに、そのスペシャルオリンピックスの話が出ました。というのは、ケネディ元大統領の姉上がこのスペシャルオリンピックスに実に熱心で、そのめいごさんですか、御縁戚...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、あのパラリンピックの皆さんの姿を見まして非常に感動した一人でありますし、激励会にも、あのパラリンピックに参加している方々、自らの障害を苦にせず、これをいかに克服していくかという姿というのは、多くのいわゆる障害を持っていない方々にも勇気を与えて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 近年、日本においてもエイズの感染者が増加しているという報告は受けております。また、国際会議におきましても、このエイズというのは一国だけの問題じゃないと、世界全体が危機感を持ってこの予防、防止、現在の被害者救済に当たるべきだということはいろいろな会議...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは九月のブッシュ大統領と私との会談でも話題になりました。その際に、私は、この問題は政治的判断というよりは科学的知見に基づいて判断すべき問題であると、そして食の安全、安心、これが大事であるということを申し上げまして、そのような対応で今後とも確認し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) あの審議の過程におきましては、国会対応、これは国会にお任せしているわけでありますから、私はそれに従ったまでで、その審議の様子を見ておりました。  同時に、あの年金改正法案が成立しない限り、ほっておいたら、これは今の高齢少子社会を見る限り、現状維持...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう問題があるからこそ、各党で早く協議を進めるべきじゃないでしょうか。  一元化といったって一様じゃありません。本当に、この自営業者始めの国民年金とサラリーマンの厚生年金と公務員の共済年金、一元化できれば望ましいと私も思っていますけれども、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 前にも出た質問でありますが、全く問題ないんですから同じ答弁しかないんです。  さっきの、組織活動、選挙関係、機関紙発行事業、政治活動ですからいろいろあります。年間事務所費の今資料を出されましたけれども、五百万から一千万というのはむしろ少ない方じゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 犠牲が出るということは極めて残念でありますが、私は、自衛隊が出ているからイラクの住民がこれは敵視しているという状況に今ないと思っています。現に、サマワにおきましては、自衛隊、継続活動してくれという要請を受けておりますし、自衛隊の諸君もサマワの住民と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、何回もこの質問に答えておりますし、国会の委員会にも何回も出て答弁しております。説明責任を果たしていると思っております。  私は、これから、十二月十四日後どうするかということについては、そのときの時点の状況をよく見極め、そして判断しなければな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まだ納得できる状況でありませんので、更に調査を進めて、誠意ある対応を求めていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先般、チリでのAPECの会議におきましても、北朝鮮を除いた日本、韓国、アメリカ、中国、ロシアの首脳が参加した会議におきまして、いい機会でありますので、五者会議だけじゃなくて、ほかのAPECのメンバーも出ていた会議で私は申し上げました。この北朝鮮の問...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 会計検査院から是正すべき点が数多く出てきたと、また額も増えていると、遺憾なことだと思っております。  こういう検査が出るまでもなく不断の見直しが各省庁必要でありまして、会計検査院の検査の結果というものについては真剣に受け止めて、是正に今後とも格段...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 具体的に検査の報告というものを各省庁受けて、こういうようなことがないようにするように指示しております。  その点について、毎年同じような答弁ではないかという御指摘でありますが、それだけなかなか難しい問題だと思いますが、この検査の結果というものを真...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 治安の問題、特に犯罪防止、地域、国家の治安を改善していく、安定していく、国民が安全にして生活を送る上において警察活動は極めて重要であります。そういう犯罪防止のためにも必要な捜査のための資金というのはきちんと手当てする措置を講じなきゃいけないし、警察...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今御指摘の捜査費が捜査にきちんと使われるような対応が必要だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国家公安委員会また国会で、今御指摘の点を踏まえて改善しなけりゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国民それぞれ、教育には非常に大きな関心を持っていると思います。また、教育の重要性、これはだれでもが認めていることだと思います。  教育基本法改正につきましても、教育というのは人格の完成を目指しているというこの理念、これは今後いかなる改正があろうと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は天然資源に恵まれておりませんが、今日にまで発展してきたのは教育を重視してきたからだと思っております。一番大事なのは人であります。人間力といいますか、人材であります。こういう観点から教育というものの重要性を多くの国民が今認識している。果たして現...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、活動費につきましては各党それぞれお調べいただければ分かりますけれども、党の総裁として、あるいは幹事長として、役員として政党が政党活動に使うというのは自民党だけじゃなくたって各党にあると思います。そういう点についてどういう活動に使われているか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、お話ししましたように各党同じようなことをしていると思います。よくお調べいただければ分かりますよ。総裁として受け取っている、幹事長として受け取っている、しかし個人で活動しているんじゃないんです、党全体の活動のために使っているんです。それは民主...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは今の法律で認められているところなんです、政党の活動というのは。それは各党、与党も野党もそれは同じですよ。よく調べていただきたい。個人で使っているわけじゃないんです。個人の所得として使っているんじゃないんです。野党がどういうふうに使っているか、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全く違うんです。総理だからじゃないんですよ。政党の総裁として、あるいは各党でもそうだと思いますが、党の役員として、幹事長として、あるいはそのほかの役員として、政党の活動費として、党の活動費として使って雑所得とは全く違うんです。そこがよく分かっていな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは心外ですね。それは、借金は私は毎年返していますよ。そして、余裕ができればできるだけ借金を返済しようとしております。それは個人の所得から返済しているんです。個人の所得と政党活動と全く違うんです。それは、いかにも四千万円の借金が急になくなった、と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは違うんです。御指摘のセルシオは、三十年間にわたって民間会社で自動車と運転手付きで非常勤役員として勤めておりまして、私の当選以来、公設秘書として働いている者が使用しているものであるんで、私に対して民間会社から提供されたものではないんです。私の政...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 違わないんです。秘書が使う車にたまには乗ることありますよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それも違うんです。その趣旨はそのとおりですよ、法は。しかし、車は非常勤役員としての職務に使用しているものであって、私に対する寄附には当たらないんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは私の政治活動とは違うんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、もう何回も答弁しますが、会社の非常勤役員として使用しているものであって、政治家小泉純一郎に対する便宜供与ではないんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは個人の活動ですから。個人の活動につきまして、私がその活動まで一々これが政治活動だとか。個人の活動だって許容されるんじゃないですか、提供されている車は、個人の活動だから。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 非常勤役員として車を使っているんであって、私に対する政治活動の便宜供与ではないんですよ、いつまで言っても。  それは、自殺の原因まで私の責任にするのはあなたの勝手ですけれども、それは自殺が多いということは私も残念、遺憾に思っております。自殺がなく...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、個人が役員の自動車として使っておりますから、それはどこに行こうが、私は、役員としての活動で自由だと思いますよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、政治パーティーと名付ければ政治活動の一環でしょう。しかし、活動はそれは個人の活動ですから、それは政治活動の私に対する便宜供与じゃないんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その政治活動の一環としてのパーティーに、どうして個人が持っている車を使っちゃいけないんですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、選挙街宣カーとかそういうふうに使っているならともかく、個人の役員としての車として使っているんですから、それは個人が使っているものなんですよ。私に対する政治活動の便宜供与とは違うんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは政策秘書としての仕事もしていますが、法律的に認められているんです。よく法律を読んでいただきたい。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは法律にのっとって活動しているんですから、役員車として使ってもいいし、それは公設秘書としても使ってもいいと、法律で認められているんです。私もそのぐらいは分かっていますよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、公設秘書を兼職していることが非常勤役員としての職務に支障があるとは聞いておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その点はよく法律を調べていただけば分かると思いますが、認められていることなんです。法律の範囲内なんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、法律の……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) キャリアシステムの弊害もあると、そしてキャリア以外の方も優秀な人がたくさんいると、そういうことに対して、現在の状況のままではいけないから見直そうということでやっているわけです。この点については幅広い意見ありますから、よく検討していかなきゃならないと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 行政効率化に対して公明党が常に熱心に働き掛けておりますということは私もよく承知しております。その要請にこたえまして、現在、各府省において行政効率化推進計画というものを取りまとめるように鋭意努力中であります。  例えば、具体的にどういうものかと御質...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治と経済、一体であるかどうか、これはなかなか難しい問題であって、中国の政治体制と日本の政治体制は違います。中国は一党体制ですから、経済においては市場経済を取り入れようとしておりますが、政治体制を比べてみますと、いわゆる複数政党を認めるという、選挙...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 首脳間の交流、話合い、それは私は必要だと思っておりますし、これからもそういう対話の促進に努めていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) インドはもう十億人を超える人口を持つ大国であります。そのインドが、日本との関係、現在よりももっと増進させたいという強い意欲を持っておるということを、今回のラオス・ビエンチャンでのインド・シン首相と私との会談で強く感じました。  私ども日本政府も、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいま町村外務大臣が答弁したとおり、その国際人道法の規定というのは無条件に定められているというものではないと。あるときには、民用物を武装テロリストが普通の民間人を殺傷する一つの手段として使っている場合もあると。また、私がファルージャの作戦は成功さ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、そういう話はしておりませんが、イラクの復興支援を国際社会が一致協力して進める体制を作らなきゃいかぬということを話しているわけであります。そして、できるだけ早い機会に米軍がイラクから撤収できるような体制を国際協調体制の下で作って、イラク人のイラ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロというのはイラク戦争の開始前からあったんです。テロとの闘いというのは、国際社会が今一致して対応しなきゃならないということであると思います。  我々としては、このテロとの闘い、これは国際協調体制、日米同盟、そしてイラクがイラク自身の復興支援に努...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは民間人が、企業にしても、活動できる状況になった方が今よりももっといろんな支援活動はできると思います。民間人が行けないから……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはイラクの民間人がやっているんですよ。それは自衛隊としても、できるだけイラクの民間人にいろいろな事業ができるように今努力しているんです。日本人の活動というもの、これはできれば企業も民間人も、日本人も行ければいいんですが、それができないから、イラ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、又市議員は自衛隊は敵対視されていると言っておりますが、そうではありません。全く逆であります。  それは、つい最近も、自衛隊の献身的な人道復興支援活動の姿を知る多くの人々からの高い評価と引き続き駐留することに対する期待が寄せられております。現に...全文を見る
12月03日第161回国会 衆議院 本会議 第15号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択されました御決議の趣旨を十分に体しまして、日米関係を一層緊密なものへと発展させ、アジア太平洋地域ひいては世界の平和と繁栄を実現すべく最大限の努力を払っていく考えであ...全文を見る
12月03日第161回国会 参議院 本会議 第11号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択された御決議の趣旨を十分に体しまして、日米関係を一層緊密なものへと発展させ、アジア・太平洋地域、ひいては世界の平和と繁栄を実現すべく、最大限の努力を払っていく考えで...全文を見る