小泉純一郎

こいずみじゅんいちろう



当選回数回

小泉純一郎の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第162回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 演説に先立ち、ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。(拍手)  政府といたしましては、ただいま採決された御決議の趣旨を十分に体しまして、インド洋沿岸諸国に対する国際的支援活動において積極的な役割を果たしてまいる考えであります。  第百六十...全文を見る
01月21日第162回国会 参議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 演説に先立ち、ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採決された御決議の趣旨を十分に体しまして、インド洋沿岸諸国に対する国際的支援活動において積極的な役割を果たしてまいる考えであります。  第百六十二回国会...全文を見る
01月24日第162回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 岡田議員にお答えいたします。  被災地復興支援についてでございますが、まず、被害に遭われた方々、そして今なお困難な生活を余儀なくされている方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。  昨年発生した台風、地震等の災害については、これまで最大限の支...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 岡田議員からの再質問でありますが、被災者支援の問題、年金の問題、社会保障全体の問題、整備新幹線を含めた公共事業の問題、公務員の給与、人員削減の問題、地方の三位一体の改革の問題、民営化の問題、イラクの問題、国連ハイレベル委員会の問題、政治資金の問題、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各再質問項目の中で、岡田代表や民主党の御意見があったことは理解しております。それに対するお答えは先ほど私が申し上げたとおりであります。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私の答弁に不満があるということは理解できます。(発言する者あり)しかし、私は、岡田代表の質問に漏れなく答弁したと思っております。(拍手、発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 武部議員にお答えいたします。  今後の我が国の災害対策でございますが、まず、被害に遭われた方々、そして、今なお困難な生活を余儀なくされている方々に対し、心からお見舞い申し上げます。  昨年の豪雨、台風、新潟県中越地震の対応については、速やかに激...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほどの岡田議員の再質問につきましては、いずれも既に答弁したところであります。(拍手)しかし、あえて再度質問したいということでありますので、再度、私も答弁いたします。  被災者生活再建支援法につきましては、なお議論を深める必要があると考えておりま...全文を見る
01月25日第162回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小宮山議員にお答えいたします。  まず初めに、私の本会議質疑に臨む考え方についてでございますが、国会は国権の最高機関であります。国民の代表たる議員が国の基本的な政策について審議する場であり、私はこれまで、国会における質疑において、常に誠意を持って...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小宮山議員の再質問に答弁いたします。  私の答弁について御批判があるのは承知しておりますが、批判があるから承知できないと言ったら、なかなか議論は成り立たないんです。意見の違いはあっても、それは議論を深めてよりよい成果を出していくのが国会の重要な仕...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 野田議員にお答えいたします。  構造改革の成果についてでございます。  私は、一番大きなものは、だめだ、だめだ、日本はだめなんだというこの悲観論、これがようやく、構造改革の成果だと思いますが、新しい時代に挑戦しようという意欲と、そして、やればで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 再度の質問ですから、再度答弁いたします。  まず、何を残したかと言いますが、それは私がひつぎに入った後、どなたかが評価していただければいいと思います。私は、政治家として、総理大臣として、改革なくして成長なしということで、先ほど申し上げましたもろも...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 神崎議員にお答えいたします。  いつも与党として、格別の御協力、御支援ありがとうございます。  インド洋大津波災害への我が国の支援についてお尋ねがございました。  インドネシア・スマトラ島沖大地震及び津波災害で被災した各国に対して、アジアの一...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 穀田議員に答弁いたします。  阪神・淡路大震災被災者支援についてです。  阪神・淡路大震災から十年が経過いたしましたが、被災地域では、地元自治体、地元住民を初めとする関係者の御努力により、目覚ましい復興が図られたところであります。しかし、その一...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 横光議員にお答えいたします。  被災者生活再建支援法についてですが、昨年の通常国会で、被災者が住宅を再建、補修する際に負担する経費の一部を支援する制度が設けられ、その積極的活用を図っているところであります。  被災住宅の再建に対する公的支援の充...全文を見る
01月25日第162回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 江田議員にお答えいたします。  参議院における決算審議についてですが、国会における決算審査は、予算執行を審査し、その結果を予算編成に反映させるとの観点から、その重要性を政府としても十分認識しているところでございます。  このため、平成十五年度決...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 青木議員に答弁いたします。  率直な直言をいただきまして誠にありがとうございます。激励と受け止めて大いに頑張ってまいりたいと思います。  参議院議員派遣の報告書についてでございますが、本報告書については、今後の国政審議に活用していくために作成さ...全文を見る
01月26日第162回国会 参議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 草川議員にお答えいたします。  いつも与党として協力いただきながら、御叱正、御協力、御支援、ありがとうございます。  今後の経済見通しについてでございますが、世界経済については、我が国経済に与える影響が極めて大きいものと思っております。特に米国...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 藤原議員にお答えいたします。  まず最初に、国会審議における私についての御質問でありますが、私はいかなる厳しい批判に対しても誠意を持って答弁をしてまいりました。今までもこの姿勢に変わりはありません。国会は審議の場であります。たとえ意見は異なっても...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大野議員に答弁いたします。  激励をありがとうございます。  日中関係についてでございますが、昨年の日中首脳会談でも、率直に意見交換し、二国間のみならず、国際社会全体にとっても日中関係は極めて重要であるとの認識を共有し、未来志向の協力を発展させ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大江議員に答弁いたします。  日本の現状認識、変えるべき点と守るべき点、また小泉内閣の目指す方向についてのお尋ねがございました。  現状認識としては、小泉内閣誕生して三年九か月たちましたけれども、ようやく日本国民にも悲観的議論よりも新しい時代に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 市田議員にお答えいたします。  戦後の我が国外交に関する基本認識でございますが、我が国は、さきの大戦への反省に立ち、これまで、経済大国になっても軍事大国にはならない、平和主義を貫きながら、ODAや国連分担金などの資金面でも、国連平和維持活動などの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 福島議員にお答えいたします。  決算審査の重視と会計検査院の機能強化でございますが、国会の決算審査や会計検査院が行う検査の重要性については政府としても十分認識しているところであります。このため、平成十五年度決算については、参議院の要請を踏まえ、昨...全文を見る
01月27日第162回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小泉内閣総理大臣 今回、昨年の台風あるいは集中豪雨、さらには新潟県中越地震等、多くの国民がこの被害に襲われました。そういう中で、被災者の救援あるいはその地の復旧復興等、その手当てをするための費用、これを早急に計上して被災者の方々の支援に役立てなきゃいかぬということで、今回補正予...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私どもは、議論を重ねてようやく自民党、公明党、民主党、お互いこの年金改革を含めた社会保障、党派を超えて協議しようという合意ができた。そこで、各党立場が違うし意見も違うんだから、協議を進めて、いい結論を出してほしいということで、この合意を尊重する立場でやってまい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回の地方分権に関連するいわゆる三位一体改革については、地方も異論がある中で、地方団体は何回も議論を重ねてよくまとめてくれたと思います。それぞれ、反対、賛成、各論になると出てくる、その中をまとめてきたんですから、私は、この地方案を真摯に受けとめてやるようにと。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 構造改革はこれからも進めていかなきゃなりません。  当初は、こういう不況の時代に不良債権処理を進めるべきだ、いや違うと、さんざん賛成論者からも反対論者からもそれぞれ批判を受けました。  しかし、不良債権一つの例をとりましても、どちらについても専門家の間でも...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 災害は忘れたころにやってくるという言葉がありますけれども、最近、去年等は忘れないうちにいろいろな災害に見舞われたわけであります。やはり、いつ災害はやってくるかわからない、不測の事態に備えていくことが重要だと思っております。  今回の、日本での昨年の台風、集中...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 実際、赤羽議員は現地を見られて、今写真を提示されましたけれども、私もじかに、先日、ジャカルタでの緊急首脳会議へ行く前に報告を聞かせていただきました。そういう報告も参考にしながら、これから後の復旧復興をどうしていくべきかにつきまして、つい先日、村田防災担当大臣が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 災害対策といいますか、今回のスマトラ沖大地震・津波だけでなくて、我が国の国内における台風被害とかあるいは集中豪雨、新潟の地震等の被害、これに対しての被害対策をしっかりやれという点については、私は川端さんと意見を異にすることはないと思うのであります。  今後、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 被災者の住宅支援等にかかわる問題については、できたら被災者の要望にこたえたいなという気持ちは党派を超えてあると思うんです。そういうことから、今まで、百万がいい、いやいや三百万がいい、いや五百万がいいといって議論を積み重ねて、現実にできているものもある。  と...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そう簡単な問題じゃないんですよ。だからこそ議論がたくさん出ているんであって、地震の規模は地域によっても違います、そして、かなり地盤によっても、倒壊した場合にも被害は違います。それから制度も違います。そういう点も含めて、使い勝手のいいような支援策をつくるようにそ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 負担といいますけれども、今個別の項目を挙げていましたけれども、考えてみれば、すべての予算というのは、国債を発行しようが税負担を求めようが、全部負担なんです、国民の。国民の負担なくしてはあらゆる予算を組めない。  そういうことを総合的に考えると、いや、これを全...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 小渕前総理との総裁選挙での御発言だと思うんですが、これはたしか平成十年八月十七日の小渕総理の答弁で、「本来税制は、毎年税制改正が行われているように、社会経済情勢に適切に対応するよう不断に見直しを行っていくべきものであり、未来永劫に改正しないということはあり得な...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、半歩どころか、大きく踏み出しているんですよ。前から民主党の提案も承知しております。そして、三党合意ができたということも私は歓迎しております。そして、岡田代表の質問の際にも、岡田さんの考え方にも私は理解を示したつもりであります。  そこで、この年金の問題...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 施政方針演説でも申し述べましたように、今できることを改革として始めている、そればかりでなくて、組織のあり方とか、これからの改革のあるべき姿については、有識者等いろいろな方の意見を聞いております。  国会におきましても、私は、さまざまな議論がありますので、今、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、この点につきまして、橋本氏も既に昨年、政治倫理審査会で申し述べたわけであります。そういう点につきまして、今後どういうことが必要かというようなことにつきましては、それぞれ、今、川端議員がお話ありましたように、各党で協議が進められていると聞いております。委員...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その点も含めて、各党で今協議中だと聞いております。折衝中だと聞いております。よく協議をしていただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 既に新聞報道でそのような記事が報道されているということを聞いております。  そこで、清和政策研究会、いわゆる氷代、もち代、どうなっているのかと私も聞いてみたところ、そういうものは支給していないと聞いております。  私は、政治資金規正法上、一件五万円未満の支...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 論語の言葉で、信なくんば立たず。信用が一番大事、信頼が一番大事だということでございます。
○小泉内閣総理大臣 私は、いつも誠意を持って、いかに国民にわかりやすく答弁しようと心がけているんです。  そして、最初の、約束を守れなかったというのは大したことではないというのは、これは三十兆円の枠を守れと言ったときの発言だと思うんです。  確かに、この言葉をとれば、この言葉...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 フセイン大統領は国連の査察を受け入れて、みずからないですよと証明していれば戦争は起こっていなかったんです。そうなんです。  それと、これも菅さんとの討論で、どこが非戦闘地域ですか、どこが戦闘地域ですかという議論になったんです。私が、非戦闘地域、わかるわけない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自衛隊が派遣される地域は非戦闘地域でなければならないという、その法律を守って自衛隊を派遣する場合は非戦闘地域に派遣するという意味で言ったのであって、今だって聞かれれば、どこが非戦闘地域でどこが戦闘地域かという、そういうことを想定していたイラク特措法じゃないんで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、丁寧に、誠実に答弁しているんです。私、自衛隊が活動している地域は非戦闘地域だと、これは極めて妥当でわかりやすい答弁なんです。  それで、法律に書いてある定義を、継続性、計画性そして組織性、そういう定義だったら法律を引っ張り出せばだれでも言えますよ。そう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず最初にお断りしておきますが、具体的個別の問題について、今私がこういう場で、どことどこの地域が米軍再編の場で協議になっていると言う段階ではございません。  そういう前提で、日米が緊密に協力していく、そして朝鮮半島のみならず、世界の平和と安定の重要性を日米両...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先ほども申し述べたところでございますが、私は、世界の中の日米同盟、これは極めて重要な認識であるということを述べたわけであります。世界の中で日米が協力して、世界の平和と安定のためにどのような協力ができるか、貢献ができるか、そこであります。そして、日米安保条約とい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 不安定な弧、アフガニスタンも不安定な弧の地域の一部なんです。そういうことをおわかりいただきたい。中東からアフガニスタンからアジアから、将来安定していくとは限らない。  そういう、例えば、インド洋においてはアフガニスタンのテロ対策特措法、これは、日本にとって安...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 世界のためにとっても必要だ。だから、日本は日本にできることをやりましょう。アメリカと同じことはできない、イギリスと同じことはできない、日本は日本としてできる人道支援、復興支援をしますということなんです。  そして、これからも、中東の和平についても、日本は、や...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 将来、東アジア共同体構想というものを展望しながら、日本とASEAN、そして中国、韓国等と今後緊密な連絡協力しながらお互い発展していこう、そういう一つの考え方であります。  日本は、もともとASEANを重視しております。日本とASEANの会合、そして日本と中国...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 適切に判断してまいります。
○小泉内閣総理大臣 適切に判断してまいります。
○小泉内閣総理大臣 適切に判断してまいります。
○小泉内閣総理大臣 適切に判断してまいります。
○小泉内閣総理大臣 同じ質問ですから同じ答弁でありますが、適切に判断いたします。
○小泉内閣総理大臣 適切は適切です。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 菅さんも、代表をやめてお遍路回りした割にはちょっと……(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 もうちょっと丸くなっているかなと思ったんだけれども。あえて、同じ質問ですから、同じ答弁しますが、適切に判断いたします。
○小泉内閣総理大臣 どなたであろうとも、それは解釈は自由であります。私は、とやかくそのようなことに対して言う気はございません。  しかし、私が靖国神社を参拝するのは、二度と戦争をしてはならない、そして、戦争のときに心ならずも戦場に赴かなければならなかった、家族と離れて命を落とさ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 民主党の考え方につきましてはまだ不勉強で定かにわかりませんが、攻めの農業というのは、簡単に申し上げますと、今まで農業は、輸入を阻止しようという守りの考え方が強かったのを、これから、日本の農業、農産物も輸出できるんだ、そういう積極的な可能性のある産業として考えて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 阪神・淡路大震災から早くも十年が経過いたしましたけれども、その間、地震による被害というのはいかに大きいものか、また、多くの方々が困難に今なお直面しているか、これに対する防災、さらには予知体制を含んで、災害に強い国づくりをどのようにつくっていくかということをこの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私はもともと、場所はともかく、余り東京に一極集中し過ぎるのは好ましいものとは思っていない、そういう考えを持っているんです、個人的に。  そこで、今のお話を聞いていて、実に参考になるし、おもしろいと思いました。ただし、場所は私に言わせないでください。伊丹がいい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、北朝鮮との関係を正常化しようというこの目標を持つんだったら、過去二回における私の北朝鮮訪問は正しい選択だったと今でも思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、必要なときにいつも説明しているつもりであります。決定した際には記者会見もいたしました。そして、国会の審議におきまして、過日の代表質問においても答弁しております。きょうもまた何度か答弁しております。世界各国、私ほど国会に出席して質疑を受けている首脳はおりま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、道路公団も大きな立派な改革だったと私は思っております。ほとんどの方々が、最初、道路公団民営化は可能ではないかと言ったときに、そんなばかなと同じように言われました。しかし、現実に道路公団は民営化され、ことし十月から正式に民営化されると思いますが、これも私は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 あの日は、東京国際映画祭、あいさつしてほしいということで、あいさつした後、壇上からおりて情報が入りました。そして、秘書官を通じて、防災担当大臣初め危機管理監等、正確に情報収集するように、対応に万全を期すようにということで指示して、いつでも情報を入れるようにとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 常に対応できるように準備しているのが必要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 たしかあの日は、葬儀が終わってから、「鬼の爪」でしたかね、映画鑑賞しました。
○小泉内閣総理大臣 今、そういうことを言われるのは初めてですね。  私の知っている方からは、余りにも窮屈過ぎる、少しは観劇に行ったらどうですかとか、もっと多くの友人と親しむ機会をつくったらどうですかとか、各国の首脳も戦争が行われたとしても常に兵士と同じような生活をしているわけじ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そうだと思っております。そういう対応をしなきゃいけないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 既に、民営化しなくても、現在の公社のままで、このような官製の金融機関があること自体、これは正常な姿ではないと思っているんです、金融機関の健全性を考えると。民業圧迫、民業圧迫と、民営化した場合の民業圧迫を心配していますが、現在自体、既に民業圧迫しているんですよ、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 安全確保策については、万全を期すように指示してありますし、現に自衛隊の諸君もその面については、住民との交流等、あるいは市内に出ての活動等、注意をし、安全面を確保しながら人道支援、復興支援活動をしております。  その自衛隊諸君の献身的な活動のゆえに、私は、多く...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、法律の定義に従って言いますれば、計画的、継続的、組織的に攻撃が加えられる、そういうときには戦闘地域として言えるでしょう。しかし、今そういう状況にあるとは思っておりませんし、私は、自衛隊の活動している地域は非戦闘地域であるというのは、極めてわかりやすい話...全文を見る
01月28日第162回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○小泉内閣総理大臣 私は、その例えが必ずしもいいとは思っておりません。赤信号は渡ってはいけないんです。生徒さんに渡ってもらうときは青信号。ですから、教育の場面においても、はい、青信号ですよ、みんなで渡りましょう。赤信号で渡ったらいけませんと注意しなきゃいけないんです、早く走りなさ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 サマワ地域、自衛隊が今活動している地域は、非戦闘地域だから行っている。なぜか。イラク特措法にある戦闘行為というのは、継続的、計画的、組織的な戦闘行為、こういう行われる地域は戦闘地域である。今考えてみますと、自衛隊は、今までサマワ地域において一発も弾丸を発射した...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 景気を、赤、青、黄色で表現するというよりも、私から言うべきことは、回復基調にある、それがより、信号で言うよりもいい表現だと思います。
○小泉内閣総理大臣 今突然伺われても、それはまだ調べておりませんので、いずれ、幾ら献金を受けているか、調べて報告いたします。
○小泉内閣総理大臣 それぞれの国によって選挙制度も政治資金規正法も違うと思いますが、こういう点について、今後、日本の制度としてどのような制度がいいか、よく協議する価値があるものだと興味深く拝聴いたしました。各党それぞれ協議していただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 橋本氏は、昨年、院の政治倫理審査会に出て、それぞれの各党の質問にも答えて、疑問に答えて答弁されたと思います。そして、今、政治資金規正法の改正案ですか、これが与野党で提出されていると聞いております。そういう中で協議が進められるということでありますので、よく協議し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは「小泉純一郎代」と書いてありますね。代ということは私の代理ということですかね。
○小泉内閣総理大臣 これは、各党もそうだと思いますが、党の活動費として受け取って、その内容については記載する必要はないんです。
○小泉内閣総理大臣 政治活動というのは多くの国民の協力によって成り立つものでありますので、一方で、不正な資金によって政治活動がなされないように政治資金を規制するという観点があります。同時にもう一方で、政治活動は自由でなくてはいけない、国民から資金を供給してもらいやすいような制度が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、永田さんも議員を経験して、やってみればわかると思いますけれども、政治活動というのは金がかかりますよね。  まず、例えば街頭に出て党の政策を訴えよう、これも政治活動です。その際に、では、一台車を購入しよう、この車の購入費に一千万円なんてすぐ飛んじゃいま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、そういうことは覚えていませんし、していないと思いますよ。各議員がどういう報告をしているかも知っておりません。
○小泉内閣総理大臣 それは書いてあるように、公認料は公認料、貸付料は貸し付けているわけですから、議員がそれぞれの判断によって処理するべき問題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 総選挙に関する収支については、法令に基づいて報告し、公表しております。  二〇〇三年の総選挙では選挙に関する支出を上回る寄附をいただきましたけれども、この余剰金は、いただいた寄附の趣旨と関係法令にのっとって適切に取り扱っております。全く問題ありません。
○小泉内閣総理大臣 日本は台風や地震の多い国でありますが、昨年は特に台風の襲来が多く、また、集中豪雨も重なり、さらに新潟県においては大地震に襲われて、多くの方々がこの被害に遭われたわけであります。心からお見舞いを改めて申し上げたいと思います。  そして、年末には、これはスマトラ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 被災者の方々がこの困難あるいは悲しみを乗り越えて再建できるような、どういう支援がいいかということについては、皆さん同じような認識を持って、必要な支援策を講じなければいけないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 支援法をいかに活用するか、それぞれ地域、実情が違うと思いますが、その点は極めて、各家によっても、住居の状況も違うと思います、収入も違うと思います。その点については、よく地方の実情を踏まえて、この支援法が生かせるか生かせないか、また改善点があるか、今後よく協議す...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その地域の村長さんにおいても知事においても適切な対応がなされたということから、評価されているんだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 あの被災にめげず、乗り越えて見事に復興を果たした方々もおられるとは思いますが、同時に、今なお、あの傷がいえずに、困難な生活を余儀なくされている方もたくさんおられると思います。それだけに、今後も、そういう方々に対して、立ち上がれるような対応策は何かという点につい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう指摘も踏まえて、支援策の手が差し伸べられたわけであります。しかし、まだまだ再建とか個人の住宅の事情も違います。額も、百万円から三百万円、そして、三百万円から足りなくて五百万円にしろという意見も今出されております。いろいろな点があります。そういう点をさら...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先ほど佐藤議員のことを紹介されましたけれども、私も、生前佐藤議員と大変親しくさせていただいておりまして、御家族を災害で亡くされて、それが自分が政治家になるきっかけになったという話、直接伺ったこともあります。災害に対する思い、被災者に支援の手を差し伸べなきゃなら...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 個人に対する支援が少ないのではないかという点の御指摘につきましては、これは、個人に直接行く場合の支援と、それと、公共的といいますか全体的というのは、個人が集合して公共的になるわけでありますけれども、数が多いです。そのほとんどの方々が、利便になる、利益になる、ま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 地震が多い日本にとって、災害に強い国ということを考えると、まず、それぞれの家屋、建物、地震が来てもそれなりに耐えられるような構造を強化していくべきだという点は、政府としても、これを今真剣に受けとめて進めなければならないと思っております。  病院等は、まず公共...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 昨年十一月ですか、胡錦濤中国国家主席とも、また温家宝首相とも会談をいたしましたけれども、両氏との会談におきましても、未来志向で日中友好関係を発展させていこう、そういう認識を共有したわけでございます。これから、日中の問題につきましては、意見を異にする問題もあるけ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これまでの政府の見解に変更はありません。
○小泉内閣総理大臣 よく私のことをワンフレーズだと言いますけれども、私はワンフレーズだけ言っているんじゃないんですよ。マスコミが取り上げるのがワンフレーズしか取り上げない。自民党をぶっ壊すと言ったのも、その前言を書いていないんです。私は、自民党を変える、変わらなければぶっ壊すと言...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 与党の意見をよく聞いて調整するというのは、政府として極めて重要なことだと思っております。  大体、多くの政策については、よく協議をして、違いがあってもそれを乗り越えて、一つの形として協力して法案を提出して、国会で審議をして成立させるというのがほとんどだと思う...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 教育は、だれでも一番重要なものだと私は認識しております。  私の祖父又次郎は、私が十歳のとき亡くなりましたけれども、よく、遊びながらいろいろなことを教えていただいたと思っております。しかし、単なる学問だけが教育じゃないと思っています。遊びも教育。私は、子供の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私がいわゆる森派の会長になった時期は、たしか、平成十二年四月五日から平成十三年四月二十六日までであったのではないかと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、いわゆる森派から杉浦さんに資金を渡したということはありません。森派というのは、議員のいわゆるグループの俗称といいますか、グループの集まり、清和会とは違うんです。(長妻委員「清和研です、清和研」と呼ぶ)清和研。  清和政策研究会というのは清和研といいます...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 わかりません。
○小泉内閣総理大臣 私に聞かれたから、わかりませんと言ったんですよ。それは今議員間で協議しているから、よく協議していただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 それは、今、理事同士で、多くの喚問要求している中でどう対応するか協議していることだと思いますね。その協議をしている最中に、院の運営に対して私があれこれ言う立場ではないと思うのであります。
○小泉内閣総理大臣 これは、なぜ証人喚問が全会一致で行われるようになったかという経緯もやはり考えなきゃいけないと思うんです。多数決でやると政争の具になりかねない。少数派が多数党の横暴で多数決でやられて、証人喚問というものを政争の具に使っちゃいかぬということで全会一致になっているん...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは検察がそういう判断をしたことに対して審査会で違うというような判断をしたんですから、これは検察が判断すべき問題だと思います。
○小泉内閣総理大臣 その解明のためにどういう手だてが必要かということを今真剣に協議しているわけでしょう。それは協議が必要だから。いい結論を出していただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 先ほどもお話し申し上げましたように、国会が決めることであります。
○小泉内閣総理大臣 それは、よく、立法府のことに口出しするなと言うときもありますから、私は、これは今真剣に皆さんが議論している。会の運営でも、私は、出てこいと言えば出てきますし、そういうのは院の国会運営に任せているわけですから、それは国会で今真剣に各議員が協議しておりますから、そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、固定的に事務次官が天下りする時代じゃないといって、既に民間人三十五人起用していますよ。  適材適所はあります。全体的に、もう自動的に事務次官が天下りすることじゃない、その方針をよく踏まえて適材適所で対応しなさいと。だからこそ、もう三十五人も民間人が起...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よく私の発言を読んでいただきたいと思います。もう固定的に、事務次官だから天下りのトップになる、そういう時代じゃない、適材適所で考えなさい、過去こういうことをやったからだめだと、人間性なり能力を無視したような人事はしない方がいい、しかし原則として、固定的に、もう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私の基本方針に沿って、官房長官が、各大臣が任命権者ですから、指示を伝えて、この基本方針に従ってやってくれということで指示を出して、基本方針をつくってやっているんです。具体的に、よく官房長官の話を聞いてください。
○小泉内閣総理大臣 これはいずれ、農林といいますと島村大臣ですから、時期が来れば私に相談に来るでしょう。いろいろな人選を考えているんだと思います。  よく方針に沿って適材で考えなきゃいかぬと同時に、政府系金融機関はこれから経済諮問会議で統廃合を議論します。そういう観点から、今言...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは民間人とよく比較していかなきゃならない。適材、トップですからね。それは固定的に考えるものじゃない、そういうことであります。
○小泉内閣総理大臣 後ほど財務大臣も答弁させますが、真摯に受けとめて、事務費を充てた方がいいのか、そうでないのかと真剣に議論して、そして結論を聞いて、結果的にどうなったかというのは財務大臣から述べさせます。
○小泉内閣総理大臣 この答弁後、十四年の野党の改正案では、一定期間、公共事業受注企業の寄附を禁止する内容となっていたと承知しております。これに対して、翌十五年に、与党の改正案では、規制の対象となる企業等の範囲の特定が難しいとの理由から、広く一般に、同一企業等から同一の政党支部に対...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本に政治がないと批判されますが、今回の国連の防災会議でも、各国の代表は、日本の対策に学びたい、日本は災害が多い国だけれども、防災対策も各国に比べると高い水準にある、日本の今までの対策を参考にしながら、自分たちの国の災害対策に役立てたいという声を多く聞いており...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、そのときの質問は災害に特定していなかったものだと考えております。国を発展させる上において一番大切なものは何かというような質問だったと思いますから、これは古今東西、どの国においてもどの時代においても、みずから助ける精神とみずからを律する精神、これは個人にお...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これまでも、個人支援は無理だという時代から、個人支援をして、百万から今は二百万増加して三百万円になった。これが、三百万は不十分だから、今は五百万円にしろという議論もあります。そういう点について、今言った自助も含めて、どの程度個人が耐震改修できるのか、あるいは地...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それはよく委員会で議論をしていただき、担当大臣がいるわけです。私はよく担当大臣の意見を聞きますよ。それで、これだけ大きな問題であります。責任者、担当者がいるわけです。物事、段階を踏んで総理の手元に来るわけであります。担当者を飛び越して何でも総理、総理ということ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 将来、健やかに成長して、夢、希望を持てるような社会にしていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 現在、自民党では、無配当かつ赤字の法人からの寄附を自粛しているところであります。
○小泉内閣総理大臣 正確に言いますと、二期連続で無配当かつ赤字の法人からの寄附を自粛しているところでありますということでありますので、調べてみます。
○小泉内閣総理大臣 この憲法第二十一条は、表現の自由を保障しており、これを受けて、放送法第三条は、放送番組編集の自由を規定している。この放送法第三条の規定は、放送事業者については、みずからの責任において番組を編集し放送を行うことを保障しており、放送事業者以外の者については、法律に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、沖縄におきまして米軍基地の負担が重い、そして、日本の安全というものを考えますと米軍の基地は必要である、そういうことから沖縄県の皆さんに多くの負担を強いているわけでありますが、そういう観点から、日本の安全ということ、いわゆる抑止力を維持するということと、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 沖縄県の問題につきましては、SACO最終報告を速やかに実施に移していかなきゃならないんですが、一日も早いというのはいつかというと、本当に一日も早いとしか言えないんですよね。できるだけ早くしてくれという声は常に聞いております。そこが難しいというのも承知しておりま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、外務大臣が答弁したとおりで、なかなか難しい問題でありますが、米軍の再編の問題、そしてSACO最終報告の実施の問題、これは密接に関連している部分もあるものですから、今の時点で具体的な地域を挙げて言う段階でないということも御理解いただきたいと思います。
01月31日第162回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず郵政民営化、改革の本丸であると私が位置付けていると、それは大方の議員、民主党の議員の多くも、民間にできることは民間にということについてそう異論はないと思うんです。それから、行財政改革を断行しろ、これも異論がない。公務員を減らしなさいと、これも異...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 法案の作成はこれからなんです。そして、法案が作成して国会に提出されれば、その具体論がより鮮明になってきます。しかし、現在の時点においては、郵政公社が民営化する際に移行期間を設けていますから、旧勘定と新勘定になりますね。そういう点もどのように、不安の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 限られたことしかできない、これはいわゆる民業圧迫しないようにという点と、国家の事業ですから、国民の利便を考えると両方あるんですね。全部民間と同じようにさせたら民業圧迫になっちゃう、そういう一つの制限があるわけです。しかし、国民にどうしても必要な、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が国債の三十兆円を守るようにしなきゃいけないと言ったのは、税収が五十兆円ある状況の中でならば三十兆円を守るべきだということを言ったんです。そして、これは皆さん覚えていると思いますが、民主党はこれを三年間法律で縛れと言ったんですよ。それを私は縛る必...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が言った最初は、三十兆円枠守ったんですよ。それよく調べていただきたい。しかし、その後、税収は五十兆円ないんです。だから、全体、経済全体を見なきゃいかぬと。歳出削減においても、これを度が過ぎると景気の面において悪影響をもたらす。じゃ、かといって増税...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはバラ色じゃありません。この財政が厳しい状況、国債が大量発行を続けていくような状況になりますと、財政に対する信認が揺らいできますから、国債を持っていても本当に大丈夫なのかというような不安が出てきた場合には、国債を発行したって国民はなかなか買って...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だからこそ郵政民営化をやっているんです。そんな悠長な、この国営事業をそのままほっておいていいとは思いません。私は、早ければ早い方がいいと。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは郵便貯金にしても簡易保険にしても、民営化されれば金融庁の管轄下に入りますから、民間と同じです。窓口サービスというのを作りますね。郵便局、仕事、これは今の郵便局の仕事は、三事業にこだわっていないんです。いろんな仕事をこれから民間経営者が考えれば...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 郵便銀行は、これは民営化されれば何でもできるということじゃないです。今の民間と同じですよ。郵便、これは窓口サービスと違うんです。分社化するんですから。郵便銀行がその物品販売とか今の民間の銀行ができないこともできるということではございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、今後法案作成の段階で、民間と同一条件の下に整合性を取って法案作成に臨んでいきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、民間会社になれば、民間が負担している法人税なり固定資産税なりは払うようになりますよ。それを払わないで民間と同じような仕事をされるといったら、それは民間太刀打ちできませんよ。そういう点も考えて、民間になれば税金を負担するようになる、これは当然...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは分かりやすいように書いているんですよ。税金を負担するということは利益が上がっていることなんですよ。利益が上がんなければ税金を払うことはできないんですよ。そして、民間会社になれば利益を上げるように必死に努力しなければ倒産しちゃうんです。だから、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、人道支援、復興支援、そして米軍に対するいろんな協力、支援活動もあります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、米軍に対する協力において、治安対策、これはしませんけれども、ほかの面の協力はあり得ます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは幾ら受け取ったかというのは今覚えておりませんが、それは法律にのっとって記載すべき事項は記載していると。そして、その他の政党活動なり、それは記載する必要はないという点については、法律にのっとって記載する必要のないものはしないと。政党の活動ですか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはどの政党もあると思いますけれども、政策活動費というのは、党勢拡大あるいは党の政策広報などに使うために支給されているんですよ。その目的に沿って使用していると。  どういうところに使っているんだというのは、恐らく民主党でも言わないと思いますよ、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは政治活動、党勢拡大とかいろいろあるでしょう、党の。それは私は、その報告のとおり受け取ったならちゃんと領収証を書きますよ、党の内規で、あるいは報告しますよ、法律にのっとって。  それをどういう党勢拡大に使ったのかというのは、それは各党それぞれ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、記載されているというなら、ちゃんともらっているんですよ。しかし、私は個人で使っているわけじゃないですから、党勢の拡大のために使っているわけですから、全体の、党全体のために使っているんですから。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、私は報告にあるとおりもらっているんだと思いますが、党勢拡大ですから、その時点で幾らもらったかというのは私は今覚えていないんですけれども、報告のとおり、そして党勢拡大、党の活動にいろいろ、どういう党勢拡大ということは党によって違いますよ、その...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、政党交付金は入っていないんです。自民党は党独自で集めている、そういう金もあるんです。政党交付金は限られています。それは政党交付金として報告しなければならない記載があるんです。報告すべきは全部報告しているんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 言っていない。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは党の総裁として、党の活動費ですから、それは党勢拡大のために使っているんですよ。個人で使っているんじゃないんです。それは各党も幹部に対して党活動費渡すでしょう。それをどこまで報告するかというのは法律にあるんです。法律にのっとって記載している。記...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはなると思っていますよ。党の総裁としての信用度から党が私に渡すんですから。それを政党が党の幹部に対して、総裁として党勢拡大のために渡すというのはどの党だってあるじゃないですか。これを党はどこまで使ったら、党の干渉ですよ。党の活動、党勢拡大にどう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政党の活動費とイラクのフセインとどういう関係があるんですか。  政党の活動というのは、一面においては規制の面と、政党の活動に対しては自由度というのが認められているんです。それを、党が党の総裁なり幹事長なりあるいは幹部に対して信用して渡すんです。こ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これも先ほどから私が答弁しているように、山崎議員に対しては政策活動費として党から幾ら交付されているかということは、それぞれ年度の自民党の収支報告書に記載されているとおりなんです。そして、山崎議員がその党勢拡大のためにどう使うかと、これは山崎議員が幹...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは党の活動費として山崎議員に支給されているわけでありまして、個人で使っているわけじゃありません。その党勢拡大等に使う使途については、法律にのっとって、記載すべきは記載しなきゃならない、記載する必要のないものは記載しないということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、党の活動に対してどの程度自由度を与えるかということと今後透明度を高めるためにはどういう方法がいいかというのは、私は議論の余地があると思いますよ。  しかし、現行法にのっとって政党の自由な活動をどのように保障するかという面と、どのように透明...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治資金規正法上、一件五万円未満の寄附は収支報告書に相手先を記載する必要はないとされているんであって、その法則にのっとって適正に処理しているわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 四千万円を八百人と言っていますけれども、すべて人に対して支給されている、支出されているという、とは限らないんです、いろんな活動がありますから。五万円以下なら記載する必要ないんです。すべて人とは限りませんね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) しかし、五万円以下に対しては報告する必要ないんですから。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 法律に規定されることは記載すると。規定されてないのは記載する必要ない。これが何でおかしいんですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回、新潟の地震において被害を受けられた方々、現在も寒波に見舞われ、積雪の中大変御苦労されていると思います。私どもとしては、政府としてまず、この災害に対しては激甚災害法の指定を行い、そして地元の要望にこたえていくことが大切だということを基本にして支...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 後で村田大臣から具体的なことはお話ししますが、阪神・淡路もこれは大変時間が経過しておりますが、今なお多くの方々、苦しんでおります。新潟におきましても、阪神・淡路のあの大きな被害、これを参考にしながら今後も必要な支援を行っていく必要があると考えており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私、学生時代、初めてスキーに行ったのが新潟の湯沢なんです。そして、あの長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった。もうあのすばらしい景色、今でも忘れられませんね、あの雪景色。そして、あの湯沢でスキーやって、もうスキーに夢中になりましたね。何度新潟県に行...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いつまでにという期限を区切って申し上げるのは難しいと思いますが、できるだけ早くそのような対策を講じなければならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そんなことありません。被災者の支援のためにどういう対策が必要かということは、それは党派の立場を超えて被災者の立場に立って考える、これは私は政党として当然だと思っております。  年金だってそうですよ。年金だって党派を超えて協議した方がいいと言ってい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは今後、与野党協議をしていただきまして、必要な改正はしていくということで、できるだけ協議を進めていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 明確な方針を述べているんですよ、よく協議をしていただきたいと。改善するということに対して反対はしていないんですから、よく協議をしていただきたいと思います、様々な意見があるんですから。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろんな意見がありますので、是非協議を進めていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回、災害対策について、復興も含めてでございますけれども、神戸で防災会議、国連主催による会議が行われました。その中におきまして、大変重要な提言もありますし、この会議の議長を務められたのが村田防災大臣であります。この点について私よりも村田防災大臣から...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 防災、災害に強い国づくり、これについてはもう各方面、政府だけでなくて地方の自治体、そして警察、消防、自衛隊のみならず、民間のボランティアの方が実に一生懸命やってくれております、NGOも含めましてですね。  そういう点も含めて、国、地方団体、民間、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は前向きの答弁を今したつもりでございます。そういう点も含めて今後考えていかなきゃならないということを申し上げたわけでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今後、見直すべき点は見直していかなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今まで述べていることでお分かりいただけませんか。全体考えながら、見直すべき点は見直す。災害に強い国づくりを挙げて政府は取り組んでいく。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 認識と言いますけれども、北朝鮮銀行、北朝鮮銀行系の信用組合も含めまして、これは国内の金融機関ですから、国内の金融機関の法にのっとって対処しなきゃいけないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、日本国内の金融機関として、責任追及は法にのっとってやらなきゃなりませんし、健全な経営性が確保されるように金融当局による検査とか監督というのは厳正にしなきゃならないと、そう思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治と金、この問題について常に、多くの政党にしても、また議員にしても襟を正して国民の信任が得られるような活動をしていかなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 橋本氏自身が政治倫理審査会に出席されて質疑をされ、答弁をし、その点について今十分かどうかという点についてそれぞれ意見が出されております。裁判中のことでもあり、この問題について証人喚問等議論が行われているということは承知しております。それが、いろいろ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、疑問を晴らすかについては、まず政治家個人がどう判断するか、これを尊重すべきだと思っております。その点について、それぞれの立場から、政党なり議員個人なりが説明しているかどうかということについては異論があるということも承知しております。  基本...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは橋本氏個人の判断と委員会の決定がどうされるか、各党よく協議していただきたいと言っているわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、どういう事実関係か私には分かりません。だからこそ橋本さん自身が個人で判断すべき問題であり、そういう点について各党が今協議をしているし、委員会の決定に従うというのも政治家の判断でしょう。それをよく協議していただきたいと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、私は事実を知らないんですよ。私が判断する立場にないんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一番知っている橋本氏自身が質問に答えて、そして政治倫理審査会にも出席されて、これから十分か十分でないかということを今議論して、どう判断するかは橋本さん自身の問題であり、委員会の問題だと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは委員会でも協議しますし、橋本氏自身が判断することでありますし、委員会が今その点で協議しているということを承知しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、法案の性質とか政策の案件と個人の問題とは違います。それぞれについてすべて同じとは限らないんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、検察審査会の結論に基づいて、これは検察が判断すべき問題だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは検察審査会で一つの結論を出した。検察にあてて結論を出したんですね。だから、検察が判断する問題だと。国会においては、今国会で与野党が、理事を、協議を行っているということであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのように池口さんが考える、それは私は異議を申し上げるつもりはございません。だからこそ、検察の場、裁判の場、国会の場、それぞれ議論がありますが、今、国会の場でどういう対応がいいかということを協議中だと私は聞いていますから、その判断を尊重したいと言っ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何回も申し上げているように、私が見解を述べているわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、国会でも与野党の協議が進んでいると聞いております。そして橋本氏個人の問題でもありますから、それについて橋本氏がどう判断するか、国会がどう判断するか。そう思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私の意見を今答弁で述べているわけであります。これが私の見解であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、事実は知りません。橋本氏がそれに対してどう判断されるか、そして国会がどのような対応を判断して決定するか、その決定に従うかどうかというのは橋本さん自身の私は問題だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラク開戦の経緯はともかく、意見の違いが国際社会の中にあったのは御承知のとおりでありますが、その後イラクに安定した民主的な政権を作ると、復興支援をしていこうということについては、国連におきましても全会一致の決議がなされて、国連の加盟国はそれぞれの国...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いわゆる迂回献金というものはあってはならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 昨年もそのような質問を受けましたけれども、調べた結果、なかったということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どういう根拠といいますか、調べた結果、そういうことでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、幹事長を通じて党の責任者、調べたわけでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、幹事長の下で、国会や報道で取り上げられた件に関して資料の収集、聞き取りを行うとともに、銀行への入金状況の確認などを行い、調査を行ったと聞いております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 不自然かどうかは分かりませんが、その政治団体が寄附するということに対して、私たちがああやれこうやれと言う立場にないわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自民党が届け出ているわけですから、そういうのが実際あったんでしょう。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自民党はそれぞれ必要なときに必要な人に資金を提供するということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、同じ額をいつもということではないと思います。それぞれ時に応じて額は違うというのはあってもいいと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 午前か午後か分かりませんが、その時、日にちによってもあり得ると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自民党への献金とか寄附金というのは日歯連からだけじゃありませんから。いろんな団体があります。いろんな団体から受けています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 疑問は感じません。必要なときに必要な資金を必要な人に提供すると。党勢拡大のためには様々な活動がありますから。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、先ほどからも答弁しておりますように、よく協議していただきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が総理に就任してから三年ちょっと経過いたしましたけれども、就任時に比べて構造改革の成果がようやく出てきたなと。駄目だ駄目だと、皆さん、野党から言われましたけれども、最近はやっぱりやればできるんだなという自信も芽生えてきたかなと。そして、各地域によ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 事態を変えようと、改革を行おうとしますと、現状維持をしたいという勢力にとっては、現状は変わるわけですから嫌だということになりますね。そういう点において、改革の痛みを受ける層、国民はあると思います。  と同時に、現状維持で果たしてこれからの新しい時...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この今表によることだけでなく、やっぱり国民全体の負担とか給付とかいうものを考える場合には、財政全体、それから予算全体を見なきゃいけないと思っております。  国債発行が国民の負担じゃないかというと、必ずしもそうじゃありませんね。そして、保険料負担引...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が幾ら成果を言ってもマスコミは余り報道しないですよ。野党の諸君、駄目だ駄目だと言っていますけれども、今のように成果は出ているんですね。  私の就任のときに、これだけ小泉は駄目だ、小泉内閣は何もやってないと言っていたときには、統計の数字を例に出し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、公務員の皆さんも反発するかもしれませんけれども、今言った職員の組合ね、いい例が社会保険庁ですよ。確認事項、どんな確認していたか。後でこれ厚労大臣に答弁してもらう、具体的に、具体的に。  社会保険庁、これはもう組織の在り方も含めて全面的な見...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どのような民営化が国民全体のためにいいのかと、共通の土俵に立つべきだと、全くそのとおりで、それをいまだに民営化反対、反対と言っていたんじゃ話にならないでしょう。党もやはり民営化の前提で政府と話合いに乗っていただきたいと。民営化なんかとんでもない、と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 憲法改正の問題は、自由民主党としては、今年立党五十年、大きな節目を迎えて大きな事業だと思っております。秋ごろまでに憲法の草案をまとめたいということで今協議、議論を進めておりますが、果たして現在の憲法のままでいいかどうかという点について問題点はたくさ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 憲法改正の手続として、国会議員三分の二の発議をもって、国民二分の一の賛成を必要とするということでありますので、それではどうして国民投票行われるのか、どのように国民投票が行われるかという規定がないということでありますので、これは今各党派間で協議してい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今まで日本が国連に加盟して、そして世界各国と協力しながら貧困の撲滅あるいは平和の構築、PKO含めてですね、さらに環境問題、各国、発展途上国への支援、日本は国連の加盟国として各国と引けを取らないような役割を果たしてきたと思います。  現在のいわゆる...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 選挙は今回初めて行われたわけでありますが、まだ選挙は幾つか残っているわけであります。  こういう、テログループの脅迫に屈せず、イラク国民が投票に行って自らの国の方向を決めるための選挙を実施したということは、正にイラクにとって歴史的な大きな一歩だと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本の経済活性化のために何が必要かと、厳しい財政状況の中でこれは非常に狭い道だと思います。財政改革もやっていかなきゃならない、同時に経済活性化のための規制改革とか、あるいは歳出改革、税制改革、金融改革、総合的に進めなきゃならない。  かつてのよう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中東和平のやっぱり核心というのがイスラエル・パレスチナ和平であるということは大方の見方であると思っております。そのために日本として何ができるか。  この中東和平でやっぱり一番大きな影響力を持っているのはアメリカであります。しかしながら、日本として...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いやいや……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 農業は国の基と言われるぐらいに、もう人間にとって一番大事な産業だと私は思っているんです。  私の地元選挙区は横須賀市と三浦市なんですよ。もう都市農業、非常に盛んなところなんですよ。三浦大根と言われるぐらいでしょう。今横須賀でミカンやっていますけれ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いかなる政策を進める上においても、国家が平和であり安全である、そして国内において治安秩序が安定していなければ推進できないわけであります。その意味で、治安対策、これは最も大事な政策だと思っております。  その際に、先ほど新宿歌舞伎町の例を村田大臣出...全文を見る
02月01日第162回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 感想と言われてもね。  環境対策を進めるという点についてはいろいろな促進策が講じられていますね。具体的に言えば、生ごみなんかを出さないで、最近は生ごみがなくなっちゃうようなそういう新しい家庭用の処理機ができましたね。そういうことに対しては自治体な...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も新聞の報道ではよくうそをつかれるんですよ。私が全く言ってないことをあたかも言ったとか、虚偽で報道されたり。それで、まあこれは新聞だけじゃありません。人が、私とある人と会ったと。で、その人が小泉はこう言ったと。全然言ってないことを言われるんですよ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 少子化の問題は、これをいかに食い止めるか、大事な問題だと思っています。野上さんも若いんで頑張ってくれと言われていますけれども、幾ら男が頑張っても、女性がその気になってもらわないと難しい問題で、そのためにはやっぱり女性が子を産み育ててもちゃんと仕事が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 地域がいかにその特色を生かしながら発展していくかということについて、都市再生ということでその地域の意欲をどのように吸い上げていくかということで、今、稚内から石垣までという都市再生、地域振興を考えているんです。先ほども村上特区担当の大臣から、昨日も具...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 観光はだれでも好きですし、だれでも喜ぶものであります。是非とも二〇一〇年、この倍増を実現させるように頑張ってまいります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 北朝鮮との問題は、この拉致の問題もそうでありますが、拉致、核、ミサイル等、この問題を包括的に解決して、将来、今の不正常な関係を正常化していこうというのが主眼であります。  その際に、今、拉致の問題をめぐりまして制裁等どうあるべきかという話でござい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 情報をいかに速く伝達するか、今回の津波でもその重要性は指摘されておりますので、ただいまの麻生大臣の答弁のとおりだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず法にのっとって、国民から信頼されるように法律を守るということはもう基本原則でありますから、そのとおり、政治資金の収支報告も記載し、政治の信頼を回復するためには政治家一人一人が襟を正して行動しなければいけないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、今皆さん方がいろいろ納得できないと言われているわけでありますので、納得できない部分もあるのではないかということで、昨年、政治倫理審査会に出席をされたんだと思います。そして今、更にどういう対応をすべきかということで議論がされております。裁判中...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ私はどういう事実か、私自身よく承知しておりませんし、それは御本人自身が判断されるべき問題だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その法律の趣旨にのっとって、政治家がきちんと資金規正法にのっとって処理しなければいけないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各政治団体の収支報告がどうなっているか承知しておりませんが、いずれにしても、政治資金規正法にのっとってきちんと処理することが必要だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治資金規正法にのっとって、記載すべき事項は記載しなければいけない、記載する必要のない事項は記載する必要はないということで政治資金規正法はなっているんです。  共産党だってそうでしょう。例えて言えば、共産党の組織活動費、名前はあえて伏せます。平成...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それぞれ給料は仕事によっても違うし、その個人によっても違うし、それを雇用する会社によっても違うと思います。フリーターの問題がいろいろ言われておりますが、そういう方々が新たな仕事に就けるような自らの能力開発、そしてそのような訓練ができるような自立支援...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 被災者に対してどのような支援が必要かということで今までいろいろな議論が重ねられておりまして、最初百万円が、やっぱり三百万円にした方がいいんじゃないかと。今、三百万円じゃ足りないと、五百万円がいいんじゃないかという話もあります。そして、住宅再建の問題...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほど答弁いたしましたように、まだ改善の余地もあるのではないかと。その点についてはよく話し合っていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 安保条約の極東条項に反するとかしないとか、今そういう話をしているんじゃありません。トランスフォーメーション、在日米軍の再編、あるいは日本における米軍基地の負担、日本国民における負担の、負担軽減とか、全体の戦略も含めて今協議中でありまして、具体的な話...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、点数を付けることは、いつも聞かれても言わないことにしているんですよ。点数は人が付けるものであって、自分が付けるものじゃないと。  そこで、この混合診療の解禁につきましては厚労委員会で反対の採択がなされました。しかしながら、患者さん等の意見を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、国民皆保険制度は維持する、そういう前提で行われたものであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、安全性、有効性、一番大事なことでありますから、患者さんに対しても家族に対しても十分説明する必要があるし、そういう方法が、どういう方法が一番いいかということはよく厚労省なり医院、医師、病院等で考えるべきことだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 賛成であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この点も、この混合診療、賛成、反対の検討の中で盛んに議論されたことであります。できるだけ速やかにその安全性、有効性が確認されたら、患者さんが適用できるように、利用できるように十分な対策が必要だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) せっかく民間の方が社会保険庁という難しい役を引き受けていただいたんですよ。それは御不満も、答弁に御不満もあると思いますが、余り居丈高にならないで、問題は問題として指摘されれば長官も適切に答弁されるんですよ。  それで、ここは別に法廷でもありません...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、民営化されれば当然、今の公務員が非公務員、なります。その際に、公務員としてやっていた仕事、民間人では別の規制がありますので、その民間になった場合にどういう形で今までの仕事が支障ないようになされていくかという点については、今後よく検討していか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 余り現行の組織形態にとらわれず議論していこうということであります。その点については、今有識者の間で、また各党で議論されていると思います。私は今の組織にこだわっておりません。ですから、最初に解体ありきという問題でもございませんし、よりどういう体制がい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのような議論もなされております。  また、医療保険改革の問題が議論されたときにも、私は、それは一つの考え方だなと、都道府県単位でですね、そういう考えも申し上げたことがあります。この問題についても、その問題が具体的に取り上げられたときにも賛否両論...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 問題点、よく指摘されておられますので、そういう問題点、当然今会議の中で検討されておりますので、これは今後の年金の議論にも大きく影響してくる問題でありますので、よく検討する必要があると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 新潟県の方々の県民性ということについてのお話に触れられたんだと思いますが、私もテレビ、報道等であの被災者の方々の声を聞いて、もっとこうしてほしい、ああしてほしいと言うのかと思ったら、非常に地元の対応とか政府の対応、ボランティアの皆さんの対応に感謝の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 同じ考えであります。誠に遺憾であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 遺憾という言葉が気がふさいで晴れないということを言われれば、それは私も確かにそうですよ。しかし、韓国語にも同じような言葉があって、日本人として同じ言葉があって、それを使うと日本語としての解釈ではなくて韓国語としての解釈を取りかねないという点、これは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 時と場合、人を見て法を説けという言葉もあります。相撲と国とはちょっと違うんですね。その辺はよく、総理大臣としては常に慎重に言葉を選んで外交交渉には当たらなきゃいけないと。  一番大事なことは、問題を解決していくということであります。そして、友好関...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 言葉遣いというのはよく注意しなきゃならないんでね。  人道支援は人道支援であります。拉致問題の見返りでやっているわけではございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全然違わないんですよ。  人道支援というのは必要なんですね。困窮者に対して人道的な支援をする。たとえ戦地であろうと人道支援というのは大事なんです。そして、この食糧支援というのは国際機関を通じてやっているんです。  外交、原則は大事であります。し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回、イラクで選挙が行われたと。これは、予定どおり行われたということは、イラク国民にとって、自分たちの政府を自らの投票によって決めていこう、自らの投票によって政府を選ぼう、国をつくっていこうということで、画期的な歴史的な一歩だと思っております。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ICCについて先ほど町村外務大臣が答弁いたしましたように、複雑な手続等、また規定等があります。日本としてはそういう問題も十分考えながらこれからの対応を考えていかなきゃならないと思いますが、日本としては、今後、その世界の安全確保につきましても、必ずし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日米関係は日本の外交の中でもかなめであります。日米同盟と国際協調の重要性をよく認識してこれからの諸問題に対応していく、世界の中の日米同盟、この役割は大きいという認識を持ってこれから外交を展開していくという方針、変わりありませんし、ブッシュ大統領が再...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、必ずしも対ソ戦略からこの不安定の弧が出てくるとは思っておりません。これは、世界の平和と安定を考えると、これから起こり得るといいますか、不安定になり得る可能性のある地域に対してはできるだけ世界に混乱を来さないような対策なり戦略が必要だという観点...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日米関係というのは、世界の中の日米関係、日米同盟ということを考えても、協力していかなきゃならない分野はたくさんあります。しかし、日米関係の協力の重要性はよく認識しておりますが、かといってアメリカと常に同じことをすればいいということでもございません。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 対応が違うから、その事態に対する対処の仕方が違うから協力しないとは言えません。意見が違うからといって、それは対立とは結び付かない面がたくさんあります。協力というのはいろんな分野で協力できると。それは同じような対応をしなくても協力する場合があります。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 六者協議との兼ね合いで経済制裁をどう見るかということについては、必ずしも適切ではないと思っております。日本政府としては、拉致の問題、核の問題、ミサイルの問題等、これを総合的に包括的にいかに解決して日朝間の不正常な関係を正常化していこうかと、これが主...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 二島返還ということについては、日本はこれまで同意したこともありませんし、これからも同意する考えは全くありませんし、四島の帰属を明確にして日ロ間に平和条約を締結すると、この方針に変わりはありません。  そこで、この問題につきましては、現在、日ロ行動...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクの選挙があのテロリストの脅迫に屈せず行われたと。そして、イラクの民主化、安定政権、国づくりにとって成功であり、大きな一歩だったということは大方の国際社会の見方だと思います。  そういう中で、日本はどういう支援ができるのかということでございま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ボランティア活動が非常に評価され、そしてボランティア活動に参加している方々も自らの活動に意義を感じて、その被災者の住民の方々と協力しているということは大変心強く思っております。  ある話を伺ったんですが、新潟の地震の際に、暴走族の方々が車が通れな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 景気回復が家計消費に利益をもたらすように努力していきたいと思っております。
02月02日第162回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○小泉内閣総理大臣 松岡さんは農業、特に詳しいということで、私が言うことは十分承知だと思いますが、私も、農業は人間にとって最も重要な産業だという認識を持っているんです。私の地元は横須賀、三浦でありますけれども、都市農業で有名なところですから、農業の重要性はよく認識しているつもりで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 農業の話、重要なんですが、かつて日本は、車はアメリカ製がいい、カメラはドイツ製がいい、時計はスイス製がいいと。今はどうでしょうか。日本の車はアメリカでもヨーロッパでも、カメラも時計も車も、日本の車は高いけれどもいいということで、アメリカでもヨーロッパでも自分の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 松岡さん、いずれも重要な指摘をされましたし、農業を振興する、そして、今言ったように、財政的な支援を拡充しないでも農業というのはやっていけるんだ、そして、個人に対する所得補償ということだけでなくて、農業全体の振興を図るような環境改善の予算とよくバランスを考えて、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この違法伐採問題について私はサミットで取り上げまして、G8のサミット、エビアン・サミットあるいは昨年のアメリカでのジョージア・サミットでも取り上げて、議長総括という形で参加国から賛同を得ました。具体的に言いますと、サミットの問題というのは、環境、温暖化、非常に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 公務員は厳しく政治活動、選挙活動を禁止されているんです。制限されているんです。教員も公務員なんです。法律をきちんと守っていただかないと困りますね。
○小泉内閣総理大臣 改革路線に対して批判があるのは承知しております。こういう不景気な状況においては、まず景気を回復させてから改革を考えるべきだという考えも盛んにこの委員会でも披瀝されましたけれども、やはり現状を変えるということに対しては必ず反対なり抵抗がある。これは承知しておりま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これを説明すると長くなるものですから、簡明にということになりますと、これは要するに、人間の本質というものをやはり理解して政治をやらなきゃいけない。本質とは何か。これは、努力すれば報われる、努力する者としない者が同じでは努力しなくなっちゃう、こういう、努力する人...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう本質的な人間の持つ精神といいますか、気持ちを大事にしていくような対策がこれからも必要じゃないかなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 イラクの議会選挙、テロリストグループの脅迫に屈せずイラクの多くの国民が投票に赴いて、自分たちの国を民主的な政権にしよう、国民の意思を反映できるような政府をつくろうということで、多くの国民があのような厳しい状況の中で投票したということは、これは将来イラクの安定し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 スマトラ沖の大地震・津波の被災者に対する支援、あるいはその関係の国々に対する復旧復興事業につきましては、現在でも、緊急援助隊等医療活動、積極的に自衛隊初め関係者が大変現地の皆さんから評価されている活動をしております。被害が甚大なものですから、これには相当時間が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 少子化に対して歯どめをかけていくための対策がいろいろこの十数年間立てられてきたんですけれどもなかなか抑え切れないということなんですが、これはやはり、対策という制度、あるいは予算手当てのみならず、社会状況とか男女の意識、これも影響あると思います。  私が就任し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、少子化対策は国を挙げてやっているわけですが、同時に、昔の産めよふやせよという、そういう時代でもない。強制すべきでないという意見もありますし、自然に、子を持つ喜びといいますか、子を持ちながら仕事がしやすいような環境をとるためには、当然、政府を挙げて、国の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今の表に示されたように、そういう関係もあると思います。その他いろいろな要因があると思いますが、それに対する対策、子育てに対する支出をふやした方がいいか、あるいは税制の面で、子がふえるほど税負担が少なくなるような形にすべきだという意見もあります。どういう組み合わ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 子育てというものを年金、医療、介護と一体的に考えろということについては、私も賛成です。同時に、税制ですね。年金一つとってみても、財源という問題が出てきます。子育てについてもそうです。ですから、これは子育てだけでなくて、年金、医療、介護、税制、総合的に考えていか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは奨学金、充実していかなきゃならないということで、日本は特に、教育を受けたい、学業にいそしみたいという人に対しては、親が資金がなくてもできるように、今対策を充実させるように指示をしておりますし、文科省もその点については十分配慮しているということでありますの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いえ、今そのマークを見たのは初めてなんです。
○小泉内閣総理大臣 神崎代表も言われたように、水と緑を生かした景観、いい景観をつくったまちづくり、これは大変重要だと思っていますし、水と緑というのはやはり人に潤いを与えますね。  今、東京は、かつて地下水をくみ上げ過ぎたせいか地盤沈下しちゃった、この対策をしなきゃいかぬというこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 水と緑だけでなくて、自然のエネルギー、環境保全という考え方からも、自然の景観を生かしたまちづくりということに、今、政府、都市再生本部挙げて努力しているわけでありますが、今御指摘の、地下水の捨てている部分を有効に使えばいいじゃないかという御提案もありました。そう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本は世界最大の食料輸入国でありますが、同時に、午前中の議論におきましては、我が党の松岡議員からも指摘されましたように、日本は、食料、農産物を輸出できる、将来の可能性のある重要な産業であるという御指摘がありました。そのとおりで、輸入ばかりでなくて輸出も考える。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本人は水産物大好きであります。むしろ肉よりも魚介類を多く食べる。これがまた健康にいいから日本人は長生きなんじゃないかという説もあるぐらい、水産物の好きな国民だと思っております。  かつて、三十年ぐらい前ですか、世界が二百海里水域になるぞと、そうすると、日本...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 法律は守らなければいけません。政治家の出処進退というのは御自身が判断されるべきものだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 検察審査会の結果、それについてどうするかというのは検察が判断すべき問題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これまで何回も同じ質問で聞かれておりますので、同じ答弁しかないんですが、私は、政治資金規正法にのっとって、清和政策研究会でも適正に処理していると聞いておりますし、いわゆる党が迂回献金をしたということはありません。  そして、政治資金規正法にのっとって、記載す...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が総理に就任してから三年九カ月経過いたしましたけれども、就任した当初は、現在の停滞した経済をどのように活性化するか。財政状況を考えますと、景気回復策として国債を増発して公共事業をふやすという意見もありましたけれども、今の財政状況を見ればもうそういうものではな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 幾つあるかというのは、政府挙げてやっているんですから、省、幾つ挙げるか、正式に答えを調べますか。そういうことまで総理大臣が答えなきゃいけませんか。幾つ、それは全省挙げてやっているんです。
○小泉内閣総理大臣 たしか大体十九兆円程度ですかね。
○小泉内閣総理大臣 十六年度に約一兆円削減し、十七年度、十八年度で三兆円の補助金を削減しようということで、いわゆる地方六団体、知事会とか市長会とか町村長会、それを含めまして六団体が、非常に難しい意見の調整をされてまとめられました。  それを真摯に受けとめてやってきまして、今後、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 前段のお話でありますが、自衛隊が活動している地域は非戦闘地域であるということは、極めてわかりやすい、適切な答弁だったと私は今でも思っているんです。  戦闘地域においては自衛隊を派遣しません。活動もしません。イラク特措法に定めているのは、自衛隊が活動する地域は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 すべての国民が圧制から解放される、その趣旨には私は賛成であります。その圧制というものに対して、どういう圧制が行われているかというのはその国によって違うと思っておりますが、基本的に、どの国民でも圧制から解放されたいという希望は大事にしていく必要がある。そして、ブ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本としては、イランが圧制という定義はしておりません。  日本は、アメリカと違って、イランと友好関係を持っております。しかしながら、国際社会はイランの核開発について懸念を持っております。だからといって、アメリカがイランと国交がないから日本もイランと友好関係を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本はアメリカではありません、日本であります。キューバとアメリカは非常に険悪な関係でありますけれども、日本はキューバとも友好関係を持っております。日本は、先ほど申し上げましたようにイランとも、アメリカとは違います。同時に、ミャンマーに対しても、アメリカは今回の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、フセイン政権下にあっては、テロの活動ができないほど圧制が行われていたんではないでしょうか。報道管制は行われる、虐殺はする。しかしながら、今みずからの国をつくり上げようとして選挙が行われる、テロリストは安定した政権をつくらせないために妨害しようとする。そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 憲法の改正の問題につきまして、ことしじゅうに衆議院、参議院の憲法調査会で論点整理が出されることになっております。  今、鳩山議員が言われました平和主義、それと自衛軍の明記、そして国際協力、この点について私も賛成であります。そして、その自衛軍なり自衛隊なりが海...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは私は、憲法改正と東アジア共同体の構想を一緒にしようという考えは、今のところ持っておりません。憲法改正は憲法改正として、日本国自身の問題であると思っておりますし、東アジア共同体というのは、もちろん、日本と東アジアと協調し経済的繁栄を図っていく、なおかつお互...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この問題は、いろいろな問題を含んでいるものですから、今検討しているんです。それぞれの国の事情、そして国内の法整備、極めて多岐にわたっておりますので、現在検討中でありますので、別に私は否定するものではございません。
○小泉内閣総理大臣 沈黙しているわけではございません。だからこそ、二年前に私みずから北朝鮮を訪問して、拉致の問題、核の問題等を解決して、この現在の北朝鮮と日本における不正常な関係を正常化しなければならないということで、交渉を始めたわけであります。  その横田めぐみさんの御家族等...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 北朝鮮と日本との関係、交渉、正常化を図るというのは政府一体で取り組んでおります。さまざまな、閣僚も政治家ですから意見はあるでしょう。しかし、政府一体で取り組むべき問題であり、その点については一致結束しております。
○小泉内閣総理大臣 後ほど竹中大臣からも答弁があると思いますが、私は全体の経済状況を担当大臣から伺っておりますが、緩やかな回復基調にあると。踊り場という表現を使っておりますが、これは、階段を一階から二階へ上がるときに、そのままどんどん上がっていくという状況じゃなくて、何歩かわかり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いいところもあれば悪いところもあるというのは事実です。そして、自殺者があるというのもこれは本当に悲しい現実でありますし、そういうことがないような状況をつくらなきゃならないという趣旨、お話もよく理解しております。  しかし、これからの経済を考えてみれば、今言っ...全文を見る
02月03日第162回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○小泉内閣総理大臣 施政方針演説をよく聞いてくれた方、あるいはよく読んでくれた方は、わかっていると思うんです。今の日本の抱える問題、外交、内政問題、全般的に触れていると。  私に対する批判というのは、主に言うと二つあるんですね。郵政民営化ばかり言っているじゃないか、ほかの問題に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 長時間労働といいますか、各従業員の皆さんが仕事をよくするためにも、休養をとることの重要性、会社というものもやはりそういう点に十分配慮しなきゃならないし、そのような点から日本には労働基準法という法律もありますから、それをよく守るように、会社も十分、従業員の意欲を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それはその目標に向かって進むべきであって、労基法に違反するような長時間労働はあってはならないことだと私は思っております。
○小泉内閣総理大臣 千八百時間を目標にしているわけですから、その目標に向かって各企業、これに対しても、この方針に沿って対策をとるような指導なりあるいは話し合いなり協議なり、労使双方、今後ともよく、この実現に対してどうしたら効果的になるかということをやはり考えていくべきだと私は思っ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そうですね、企業も、かなり利益を上げて、業績を上げている企業もあります。そういう点から考えますと、その業績を上げたり利益を上げたりするのは、従業員がよく働いてくれた結果ですから、よく経営者も考えていただいて、できるだけ従業員の皆さんが休暇をとれるように、そして...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、欧米、ヨーロッパでは一〇〇%をとっているということに比べて、日本は四八%ですか、その有給休暇というのは当然認められている休暇ですから、とる方が少ないというのは、やはり意識の面もあると思うんですね。  認められているのに、そういう休暇をとると、忙しいと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これからの時代は、今までの終身雇用とか、そういう形が普通だという時代から大きく変わってきていると思います。  今横路議員が指摘されたように、週休三日でも四日でも正社員がいる、あるいは毎日出てきてもパートもいる、さまざまだと思います。また、同じ仕事、種類におい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 企業もやはり質のいい従業員を雇用したいと思うと思うんです。そういう点について、企業の中でもどのような労働者を確保するか、従業員を確保するかという点について、今後みずからの会社のイメージアップということを考えますと、やはり労働条件のいいところに質の高い労働者は行...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 エンゼルプランなり次世代育成なり、あるいは自立支援プログラムなりという点につきまして、厚労大臣あるいは文科大臣等、それぞれ具体的に進めておりますが、今横路議員の御指摘のように、イギリス等の施策、一つではなくてかなり広範にわたって総合的な対策を練ろうという案、こ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 石田議員と全く違いますね。さっき、新聞の報道で道路公団改革は失敗したというのは、朝日新聞の虚偽報道です。私は先日も朝日新聞の記者に申し上げたんですよ、本当のことは書かなくても仕方がないけれども、せめてうそだけは書かないでくれと。私と親しいある閣僚経験者が、小泉...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 郵政改革と教育改革、どちらが大事かといえば、これは教育が一番大事ですよ。  しかし、よく考えてくださいよ。施政方針演説でも述べたように、郵政改革ばかり言っているんじゃないんです。皆さんからは総花的と批判されているぐらいあらゆる分野に私は触れて、重要性を指摘し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 確かに、このグラフを見ますと、企業収益の改善は著しい、しかし一方、雇用者の所得はそうでもない。これは、感想はどうかと言われますが、私は、これだけ企業の業績を上げて利益が出た企業は、でき得ればもっと雇用者に対して配慮していただきたいですね。(発言する者あり)確か...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、企業の努力また個人の努力があると思いますが、実際の経済指標を見て、今まで、経済指標を見て、小泉は何もやっていない、小泉が総理をやっているとますます景気が悪くなる、失業者はふえる、倒産件数はふえる、不良債権はどんどんふえていくと言われました。しかし、今、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 極めてこのカード犯罪をする人は悪知恵があるなということが改めてわかりましたけれども、確かに、被害者がいるのにもかかわらず被害者がいない。これは、普通から考えてみれば、預金をしてカードを保有している人が被害を受けている、なぜ被害者にならないのか、これは常識的に考...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、憲法の問題が議論になりましたからその中で述べたことなんですが、解釈によって一般の人もまた専門家の学者の方も意見が分かれるところだ、しかし、日本政府としては、私学助成というのは憲法違反ではない、憲法八十九条に違反していないということで私学助成に対して公金...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 公務員制度改革を進めるに当たって組合と話し合う必要がないなんということは全く申し上げておりませんで、組合とも話し合う、そして政府部内の関係者とも話し合う、いろいろな、さまざまな意見がありますので、よく話し合っていかなきゃならない、私はそう思っているんです。
○小泉内閣総理大臣 ただいま佐々木議員がお話しされたように、今、与野党の中で、そういう指摘された点も含めて真剣に議論しているという報告も受けております。今後、十分協議をしていただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 政治資金規正法にのっとってきちんと適切に記載すべきは記載する、法律を守るということが何よりも肝要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 この資料によりますと、東京第二検察審査会が、今、辻議員が指摘されたような議決通知書を提出されたということでありますので、これは検察当局に対してこういう通知書を出しているわけですね。  これに対して、検察がこれからどういう判断をするか、どういう捜査をするか、そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、三権分立ということも承知しております。総理大臣の立場というものもわきまえているつもりです。  今、司法の場で一つのこういう通知書が行われた、しかも個別の案件に対して、私が果たして指示できるでしょうか。これは、こういうことに対して、検察にこういう通知書を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、議論を分けて考えなきゃいけない問題だと思います。  司法当局であります検察当局に対して、総理大臣が個別の案件に対して指示をすべきかどうかというお話と、それと、国会の場で与野党がこういう政治と金の問題につきまして、今与野党でそれぞれの提案をされて、現行...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは新聞の報道ですから、私は、本当に久間氏がこういうことを言ったのかどうかは別にして、政治家ですから、いろいろな個人の自由の意見はあると思います。これはこれとして、個人がどういう意見を発表しようがそれは自由だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 政治と政治資金、これはもう表裏一体といいますか、政治活動には、政治資金なくして政治活動はできませんから、これについて、どのように政治資金を調達するか、そして使用するかという点については、私は、今後とも、与野党胸襟を開いて、規制も大事です、政治活動の自由を保障す...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この問題については、今までも御指摘をいただきましたから、幹事長のもとで、国会や報道で取り上げられた件に関して、資料の収集や聞き取りなどを行って調査を行ったと聞いております。調査の結果、自民党が政治資金規正法に違反するいわゆる迂回献金を行った事実はないという報告...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政争の具にならないように、証人喚問要求合戦にならないように、よくその点も考えて協議していただき、政治がどうあるべきか、そのような形で資するように、与野党でよく協議していただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 必要な事項は正確に記載するというのは、私は当然だと思っております。どういう点が現行法で問題か、あるいは改善すべきかという点について、それぞれの党で案があると聞いております。よく協議していただきたいと私は思っております。
○小泉内閣総理大臣 あの質問と答弁をよく見ていただければわかると思います。政党の活動は、党によって違うけれども、いろいろお金がかかりますと。例えばの話です。党の街頭宣伝車を購入する際にも、自民党の場合は一千万円以上かかる街頭宣伝車も使っていると聞いております。個人によっては百万、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 言っているでしょう、政党の活動のことを言っているんです、私は。政党の活動、コマーシャル、何秒やるかでどのぐらい費用がかかるか、皆さんわかっているでしょう。それも政党の活動費なんですよ。そして、それは、計上すべき、記載すべきは全部記載しているんですよ、収支報告書...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは記載する必要がないから言う必要ないんです。民主党だってそうでしょう。五億、十億もらって、記載すべき必要がないから記載していないんです。
○小泉内閣総理大臣 何が事実に反するんですか。何が事実に反する……(生方委員「政策活動費の話をしている」と呼ぶ)では、質問してください。
○小泉内閣総理大臣 名前は言いませんが、民主党と自由党が合併する直前、二日前、平成十五年九月二十六日、民主党は自由党に対して二億九千五百四十万円を寄附しているという報告が出ている。そして、個人に対して、あと、まあ、この場で個人の名前を言うことは控えておかなきゃならない。(発言する...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それでは、あえて質問ですから、言います。正確に言います。  これは、民主党に合流した自由党は、平成十四年七月と十二月に、当時自由党幹事長だった藤井裕久議員、現在、民主党代表代行藤井裕久議員個人に対し、約九億七千万円と約五億四千万円、合計十五億を超える組織活動...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自由民主党は、政党助成金の使い方と、自由民主党自身が多くの個人や団体から、あるいは企業から献金を受けている使い方と区別しております。
○小泉内閣総理大臣 それは、生方さん、政党助成金の使い方は極めて厳しい制限があるんですよ。党が独自に集めた資金の使い方と、国民の税金から政党に交付されている政党助成金と、使い方は違うんですよ。同じだなんて、あなた、そういう感覚を持って、ごっちゃにしないでくださいよ。
○小泉内閣総理大臣 それは、私の政治活動とは関係がないからであります。
○小泉内閣総理大臣 これはよく法律を見ていただければわかりますが、政策秘書といえども個人の活動があるわけでありますから、政治活動をしている場合と、ない場合があるわけですから。それが政治活動に当たらぬ場合は、これは政治活動とは違うということでございます。
○小泉内閣総理大臣 これはよく法律を見ていただければわかると思いますが、三十年の長きにわたって私の秘書として働いている者、これが、民間会社からこれを提供されている。私のための政治活動に使用したことではないんですから。ですから、私に対する寄附に当たるものではない。そして、法律をよく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 法律に違反していることを指摘されたならともかく、法律にのっとったものまでいけないと言われても、私は答えようがない。  よく調べて、疑問があったらまた質問してくださいよ。さっきみたいに政党助成金とごっちゃにしているなんて、そんな間違った解釈をして質問されちゃた...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、法律にのっとってやっていることに対して訂正する必要はない。しかも、よく読んでくださいよ。政策秘書も兼業できるんです。ただし、その場合は手続が必要だと。必要な手続をしてやっているんですから、全く問題ない。
○小泉内閣総理大臣 私も、何で、法にのっとって必要なことをやり、必要な手続を踏んでやっているのに、あれこれ、いけないいけないと言われるのか、これも私はわかりません。
○小泉内閣総理大臣 サラリーマンもいろいろですから、給料を言われたって、それは二十万円の方もいるでしょうし二百万円の方もいるでしょう。それはいろいろです。  日本におきましては、サラリーマンの状況も、最近は、終身雇用から、随分フリーターも出てこられましたし、会社の形態も違います...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、私はこの収支について答弁する立場にないんですが、今の質問に答えて、組織活動費として十一日間にわたって二百万円の支出をして不自然じゃないかと。(生方委員「いや、不自然じゃないかとは言っていないでしょう」と呼ぶ)いや、組織活動で……(生方委員「飲食費に使わ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これはまたおもしろい質問をされますね。  民主党も、組織活動費で弁当も食べないで、食事もしないで組織活動なんかするんですか。私は、人間関係の潤滑油として、たまには食事もする、お酒も飲む。それは政党活動としても人間関係としても、活動費として普通のことじゃないで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、今、山崎拓さんに対して十何億……(生方委員「十九億」と呼ぶ)十九億支給されている、これは活動費として。また、先ほど言いました、野党に対しても一個人に対して十五億を超える活動費を支給した。それ以上記載する必要はないと。  それで、今の法律ではそうなんで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、この政治資金規正法にしても記載方法にしても、実際事務を担当している人に伺うと、煩雑過ぎるという声を聞きます。これは各党同じだと思います。ですから、どこまでが必要か。そして、政党の活動は確かに表に出せない部分もあるというのは民主党も御存じだと思います。相手...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、どの点を改善すべきか、また、どの点を記載すべきか記載すべきでないかという点についてよく議論していただきたい。  私は、実情、この収支報告している担当者でもありませんし、実際の事務はどうなっているのか、率直に言って余り詳しく知らないんです。記載する必要の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、鈴木氏が何を言ったのか、承知しておりません。  自由民主党は、資金規正法にのっとって、記載すべき事項は記載して、きちんと報告しているということを聞いております。
○小泉内閣総理大臣 誤解のないようにこれから行動することが必要だと思っています。
○小泉内閣総理大臣 この核の問題は、北朝鮮側は当初、アメリカとの問題だと言っていたわけです。私は、それはそうじゃないと。核の問題は、日本に対する問題でもある、日本の問題でもある。同時に、韓国のみならず朝鮮半島全体の問題であり、世界の平和に対する問題でもあるから、廃棄すべしというこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この社会保険庁の改革につきましては、今厚労大臣も答弁されましたけれども、存続を前提としないで改革していこう、組織のあり方も今までのやり方も含めて。そして、今官房長官のもとで、有識者の意見を聞きながら、原口議員の指摘も踏まえて、どういう改善が必要か、また、組織を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 鈴木氏が何を言われたか承知しておりませんが、党として指定献金はないと報告を受けております。
○小泉内閣総理大臣 経済指標等につきましては後ほど担当大臣から答弁いたさせますが、定率減税にしても、三兆三千億円の増税と言われましたけれども、これはやはり、現在の景気情勢を考えて、来年一月から千八百億円の増税なんですよ。三兆三千億円は、地方税とあわせて全部これをなくしちゃうとそう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、見方が全く違うんですよ。  というのは、確かに家計所得が景気に与える影響は大きいですよ。しかしながら、歳出の削減も、そして増税も、確かに景気に対してはマイナスの影響を与えます。かといって、じゃ、国債を増発すればどうかというと、これまた将来の増税です。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、現実の姿を見ても企業の業績は改善しています。不良債権処理も進んでおります。そして失業率も、一時の五・五%から、つい最近は四・四%台に減ってきました。雇用者数も増加しています。そして、有効求人倍率といいますが、企業が人を欲しいという、これは十一年ぶりに高...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今の表の逆相関でありますけれども、確かに企業の業績がこれだけ上がっているのに雇用者の所得が逆であるということは事実なんですが、今まで日本が、この景気停滞の理由で、余りにも雇用者を多く抱え過ぎていたのではないかということで、企業は随分苦労してきたわけです。これは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、答弁する前に、竹中大臣に、あなた、誤りだと言ったでしょう。これに対して、ちょっとやはり答弁する機会を与えてあげないと、それは不公平じゃないですか。
○小泉内閣総理大臣 それは、税の負担だけで言いますけれども、予算というのは歳出があるんですよ。この予算全体を見れば、今の、来年度の予算におきましても、日本は今まで大分国債を増発してきましたから国債費の利払い費が一番多いんですけれども、一番使っている予算は、地方に行く金を除いて政策...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほど北側大臣に答弁していただきますけれども、その公約どおりやっているんですよ、私は。公共事業、四年連続マイナスじゃないですか。関空のことを言っていますけれども、今回の公共事業費は前年度に比べて三・六%削減したんですよ。ふやしたのは社会保障関係費と科学技術振興...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まあ、社民党よりは上だと思うんですけれどもね。支持率は上がったり下がったり、支持率が変わっても小泉内閣の改革路線は変わりません。
○小泉内閣総理大臣 この点につきましては、もう各党から何人も証人喚問要求が出ておりますし、その点についても、何人に絞るかとか協議が進んでいるということを聞いております。  国会の運営のことにつきましては、今、与野党の議員が努力している最中ですから、私は、その協議を見守って今後判...全文を見る
02月04日第162回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○小泉内閣総理大臣 日本は、日米関係のみならず、ASEAN諸国、各国との友好関係をこれまで築いてまいりました。特にASEAN諸国の首脳と会いますと、さきの通貨危機の際の日本の支援、これを高く評価しております。今回のスマトラ島沖の地震・津波におきましても、日本の素早い支援に対しまし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 かつては輸出振興でありましたけれども、最近は、外資警戒論からむしろ外資歓迎論、そういう発想の転換が必要ではないか。  先進国に比べますと、日本は外資が極めて低い水準にあります。外国企業が日本に入ってきますと日本の企業に影響があるということで反対論も強いのも事...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 犯罪を防止するという観点から松島議員が指摘されました性犯罪者の過去の逮捕歴等の情報管理、これは私も、法務省が知っているけれども警察に知らせなかった、警察もそういう情報を要求していないということに非常に不自然さを感じました。  今、犯罪というのは広域です。県ご...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 人の面において労働者をどの程度受け入れるべきかという問題は、今、タイとかフィリピンで、具体的な要請に基づいて検討しております。  今後、日本が各国と協力関係、あるいはFTA、EPA等の協定を考える場合には避けて通れない問題でありますので、今御指摘の面も十分考...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は厚生大臣のときから、余りにも英語かどうかわからないような言葉が多過ぎるから、これはもっとわかりやすい日本語に直したらどうかということを言ってきたわけであります。現在でも、総理になってからもそうであります。パブリックコメントだけじゃなくて、特に高齢者に使う言...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 無作為の収穫。「心の旅路」、昔、グリア・ガースンとかコールマンひげの名優が出た、いい映画ですよ。あれは日本語は実にうまい訳だ。  そういう、やはりもっとわかりやすく、日本人にわかるような日本語を考えるべきじゃないか。役所は特にそうですね。もっとわかりやすい言...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、偽造カード犯罪、よくこういう巧妙な手口を考えるなと、ちょっと想像できないような犯罪が最近ふえてきましたね。知能犯というか、恐らく、これは個人じゃなくて、組織的な背景があるんですけれども。  こういう点につきましては、被害者が泣き寝入りする場合が多いとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほど具体的な問題は環境大臣に答弁させますけれども、持続可能な開発のための教育の十年、これは、ヨハネスブルク・サミットの後、我が国が提案して採択された国連総会決議において、ユネスコが実施のための全般的なガイドラインを作成する一方、各国はその国に応じて国内施策を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 適切に判断してまいります。
○小泉内閣総理大臣 ことし、来年のことについては、適切に判断してまいります。
○小泉内閣総理大臣 そういう点につきましても、適切に判断してまいります。
○小泉内閣総理大臣 それぞれ外交交渉については、すべてを公開する必要はないんです。相手の立場も考えなきゃなりません。何を言ったか言わないか、それは相手との立場もあります。適切に判断していかなきゃならない問題であります。
○小泉内閣総理大臣 適切に判断してまいります。
○小泉内閣総理大臣 覚えておりません。
○小泉内閣総理大臣 あります。
○小泉内閣総理大臣 厚生大臣のときも郵政大臣のときも参拝しておりますし、平議員、一議員のときも何回か行っております。
○小泉内閣総理大臣 いつごろかわかりませんけれども、私は、今日の日本の平和と繁栄は現在生きている人だけで成り立っているものではない。もしも私があの第二次世界大戦時に徴兵されなければならない年代であったら、私も当然戦場に赴かなければならなかったであろう。家族と別れて、場合によっては...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 毎年、八月十五日には戦没者の追悼式典を挙行しております。ことしもその式典は行う予定でございますが、ほかのことについては、今のところ考えておりません。
○小泉内閣総理大臣 ことしは、いろいろな行事は各国との間に予定しておりますが、その都度どういう声明を出すなりメッセージを出すか、今の時点では考えておりません。そのときに出さなきゃならない声明、メッセージがあれば、出さなければならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 戦争の理由は一個人が断定すべきものではないと思いますが、私は、あの当時、やはり国際協調の重要性というものを認識していなかった面も、戦争に突入せざるを得なかった大きな理由の一つだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 当時の状況に対してどう思うかと。私もかなり当時の歴史書を読んでおりますが、軍部をあおり立てたマスコミもありますね、国民感情もありますね、軍部の責任もありますが。あの当時の新聞をよくごらんになったらいろいろわかると思いますが、やはり、行け行けどんどん、強硬論とい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、靖国神社がどういう方々を合祀するかについて、いけない、いいとか言う立場にはございません。
○小泉内閣総理大臣 特定の人を想定して参拝しているものではございません。
○小泉内閣総理大臣 すべての戦没者に対して哀悼の意をささげるために参拝しております。
○小泉内閣総理大臣 日朝平壌宣言は、これからの、日朝間の不正常な関係を正常化していこうという、それを目指す重要な政治文書だと思っております。  そういう点をよく考えて、この日朝平壌宣言を実行に移すように双方が努力していくための文書であります。その方向で粘り強く交渉をしていきたい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 遵守するようにこれから働きかけていくことが必要であります。
○小泉内閣総理大臣 だからこそ、遵守しようと働きかけているわけでございます。
○小泉内閣総理大臣 これは、有効であります。
○小泉内閣総理大臣 私は、この日朝平壌宣言、これをこれからの日朝間の正常化を目指す重要な文書として認識しておりますが、今大事なのは、北朝鮮側の個別の行動を列挙して反しているということを問うのではなくて、お互いこれを誠意を持って実行していくということが重要であると思っております。
○小泉内閣総理大臣 日朝平壌宣言は、これからの、日朝間の不正常な関係を正常化に導くための有力なてこだと私は思っております。  日朝平壌宣言がなかりせばどうなっていたでしょうか。日朝平壌宣言を破棄すればこれからどうなるかということも考えていただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 問題がありますが、だからこそこれを、日朝平壌宣言をよく思い起こしながら、正常化に結びつけていくような努力が必要だと申し上げているわけでございます。
○小泉内閣総理大臣 日朝平壌宣言が問題があるということは言っておりません。そのことに対して、今までの対応には問題がある。それを、日朝平壌宣言にのっとってこれを実行していくことが必要だということを申し上げているわけでございます。
○小泉内閣総理大臣 日朝平壌宣言は重要な文書だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 今重要なのは、一々その行動を列挙して問題がある問題があると言うことも一面では必要でありますが、問題なのは、この日朝平壌宣言をお互い確認した、そして、これに沿って日朝間を正常化していこう、その重要なてこになる文書である。それに沿って、日本のみならず関係諸国とも粘...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 誠意を持って取り組んでいない部分がありますから、誠意を持って取り組むように促していくための重要な文書であると思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、拉致の問題でも核の問題でもそうだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 何回も答弁しておりますが、この日朝平壌宣言は両国の関係を正常化するための重要な文書であるし、それが守られていない、守られているということも、それは議論としてはできます。しかし、守るように努力していくことが重要である、そのための有力な文書である、重要文書であると...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今後、憲法改正の議論の中で、あるいは新憲法草案をつくる作業の中で、そういう問題も議論していくべき重要な問題ではないかと思っております。
○小泉内閣総理大臣 だれの責任といいますか、この目標、実現を目指して今努力しているわけですから、その目標に向かって、容易ではありませんけれども、努力していく必要があると思っております。
○小泉内閣総理大臣 この実現のために政府は全力を尽くさなきゃならない、それが責任だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは国を挙げて取り組まなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 日米首脳会談におきましても、ブッシュ大統領にこの京都議定書批准を働きかけましたが、ブッシュ大統領ははっきり受け入れることはできないと表明しております。  しかしながら、科学技術の面において、環境保護は重要だ、そういう面で環境保護と経済発展が両立できるように日...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 入った方がいいという認識でありますが、ブッシュ大統領ははっきりと受け入れられないと何回も言明しております。
○小泉内閣総理大臣 中国との関係は、環境面においても極めて重要だと思っております。また、環境面においても中国とは協力できる分野がたくさんありますので、こういう点につきましても、鋭意両国間での協力の道を今後とも探っていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 環境問題は、日本が実に熱心だという評価を私は多くの国からいただいていると思っています。  現に、サミットにおきましても、日本の環境に対する取り組み、そして私が新たに提案いたしました、これからの時代は大量生産、大量消費、大量廃棄じゃない、できるだけ廃棄物を削減...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 金融サービスにしても郵便サービスにしても、利便性、これは大変重要な問題でありますから、郵政民営化になってこういう今までの利便性が損なわれることがないように、さらに発展できるような、そういう民営化の制度設計をしていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 民間の金融機関がすべての市町村に配置されなくても、金融のサービスは受けられる、そういう状況に現在ではなっておりますし、将来、郵便の民営化がなされても、そのような金融サービスにおいては、私は、全国民が利便を得られるような体制にはしていかなきゃならないと思っており...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 必ずしも、過疎地だから金融サービスを受けられないという状況ではないと思っています。郵便局も、ふえてきたのはむしろ都市地域です。そういうことを考えますと、これから金融サービスというのは、私は、義務づけなくても、各金融機関の競争によって、国民が利便を受けられるよう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、民間の金融機関は、いかに過疎地であろうと都会地であろうと、国民の利便を向上させるサービスを提供するということで努力してきてここまで繁栄してきたわけであります。  仮に例えて言えば、宅配業者なんというのは、過疎地は採算がとれないからやらないという批判が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 広い意味で、税金は投入されているんです。なぜか。(発言する者あり)保冷庫にしても、たしか予算要求したと思いますね。予算要求をしているんです。そして……(塩川委員「税金が投入されているかどうかなんですよ」と呼ぶ)まあ、それは確認していただきたいと思いますが、私は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 選挙が行われましたが、スンニ派が圧勝したとは私は思ってないんです。  テロ組織の脅迫に屈せず、多くのイラク国民が選挙に参加した、これはよかったと思います。やはり自分たちの国を自分たちの意思によってつくり上げていこうという、一つの大きな歴史的な一歩だと思ってお...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 アメリカがイラクからいつ撤退するかというのは、アメリカが判断すべき問題であると思います。  イラクの暫定政府は、アメリカに現在駐留してくれということを要請しているということを聞いております。イラクの多数の国民がアメリカ帰れと言っているとは思っておりません。一...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 きょうは民主党の質問ですよね。党派を超えてきちんと日本のことを考えて、お互いの国との友好を考えてやっていかなきゃならない。これは、与野党の立場を超えて我々考えなきゃならない問題だと思っております。  今、李登輝氏の話でございますが、中津川議員お話しのように、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 適切に判断してまいります。
○小泉内閣総理大臣 いろいろなことを判断しているんですよ。これは外交問題もありますし、相手の立場もありますから、適切に、適切に、これはいい表現だと思っています。
○小泉内閣総理大臣 どの国とも私は友好関係を維持していきたいと思っております。怖いとか怖くないとかいう問題じゃないんです。  きのうも新聞記者の質問に、節分で豆まきだ、鬼退治ですけれども、どういう鬼を退治したいですかと聞かれたから、できたら鬼とも友達になりたいなと言ったんですよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 怖いとかいう問題じゃないんです。経済界とも協力していかなきゃならないと思っています。
○小泉内閣総理大臣 自民党の議員から八月十五日に行くべきだという話は聞いたことがありますけれども、民主党の議員から八月十五日に行けというのは初めてであります。  これは、私は、そういう意見は意見として傾聴に値する意見だなと思っていますし、戦没者に哀悼の誠をささげる、二度と戦争を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政治と経済は別ですけれども、日中関係をお互い友好的に発展させていこうという共通認識は、胡錦濤主席とも温家宝首相とも私は共有していると思っております。
○小泉内閣総理大臣 私が靖国参拝しても、日本経済はだめになるとは思っておりません。
○小泉内閣総理大臣 国民感情というのはさまざまでありますが、そういう感情はともかく、お互い長い目で見て、両国の友好関係を発展させていくための努力が必要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 必ずしも悪いことではないと思っております。  日本は、先進国に比べて、外資が投資する額にしても率においても極めて低い。外資警戒論から、私は、むしろ外資歓迎論を持つべきじゃないか、意識の転換が必要だ。日本も外資にとって魅力ある市場にしていかなきゃならないと思う...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、株価を政府の意向によって左右することはできませんよ。これは、投資家にとって、安いときに買うのが一番将来利益を上げるんですよ。だから、日本人が株はまだまだ下がる、八千円から七千円台になった、これはもう底なしになるぞ、五千円、四千円に行くんじゃないかという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私の耳にはいろいろな声が届いていますよ。特に国会なんか、野党の声を聞けば、小泉だめだ、小泉改革はだめだ、企業は停滞している、不景気だ、もう悪いことばかり私の耳に入ってきますよ。  地方に行っても、私はいろいろ意見を聞いております。(発言する者あり)  どこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 若者たちが今、職につくかつけないか、これはもう大変大きな問題だと思っております。意欲がある人に対しまして、今どういう支援ができるか。あるいは、もともと、ニートと言われるように、教育も受けない、あるいは仕事にもつけない、訓練もしないというようなのが深刻になってお...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 おもしろい、参考になる話を聞かせていただきましたが、田舎に住んでもらうということについてもいろいろ工夫しているんです。  例えて言えば、緑の特区とかいって、和歌山、過疎地なんですね。そこに都会の、東京も大阪も含めて都会の方々に、森林の間伐事業ですか、緑の雇用...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 イラクに対する復興支援というのは、自衛隊は一部であります。自衛隊が出る必要がなくなって、民間の企業、民間人が出られるような状況になるように、できるだけ努力していかなきゃならないと思っています。現に、イラクの政府の人も、またサマワの住民たちも、日本の企業の能力と...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 なりふり構わずという表現というのはどうかとは思いますが、できるだけサマワの住民の要望にこたえられるような支援を、自衛隊にしても外務省にしても、よく連携をとってやっていかなきゃならない。確かに、多くのサマワ住民の期待からすれば、今までの自衛隊の活動というのが、も...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 民主党の方々も幅広い意見を持っておられるようでありますが、それだけに年金の問題は難しいんだと思います。  公式的に民主党の考え方というのは、国民年金それから厚生年金、共済年金とを一元化しようということでありますが、今、若い人たちは独自のものを持つべきだ、四世...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 南野大臣は、長年看護婦をされ、努力し、選挙民の審判も受けて当選され、国民の支持と多くの方々の信頼を受けて国会議員として活躍されてきた方であります。そして、今法務大臣として努力されておりますし、私は、極めて優秀な、能力のある人物だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 今まで何回も同じ質問ですから同じ答弁しかないんですが、しっかりと私答弁していますよ、委員会で。  いわゆる迂回献金あるかどうかの調査については、幹事長のもとで、国会や報道で取り上げられた件に関し、必要に応じて資料の収集、聞き取りなどを行い、調査を行ったと聞い...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いわゆる迂回献金はあってはならないものと思っております。  自由民主党の場合においても、恐らく民主党におきましても、いろいろな団体から政治献金を受けています。そして、その資金というものを、党としては、政治活動費にしても組織活動費にしてもいろいろ支出している。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自由民主党においては、いわゆる迂回献金はないということでありますが、違法かどうか、これは実際の贈収賄の事件において、個別の案件によって違ってくると思います。  政治献金を受ける自体は別に違法でもない。ただ、どういう請託を受けて、政治資金規正法に違反するかどう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは政治資金規正法にのっとって必要な事項は記載すべきと、そして、必要でない事項は記載しなくていいと。これは各党同じですよ。それは理解できると思うんです。自由民主党は銀行への振り込みをやっていますから、銀行への入金状況の確認なども行ったと聞いています。  で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それも含めて、何を見たか、だれからの聞き取りをやったか。それはいろいろな関係者から、この国会の議論を通じた問題、新聞の報道等の問題、そういうのをよく勘案しながら聞き取り調査もしました。そして、現に、いわゆる、今言われたような事案に関する党の調査報告については既...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、私は、あの週刊誌の記事について、私は読んでいませんから承知していませんけれども、こういうことについて幹事長によく調査するようにということで、調査の結果の報告を受けているわけです。具体的な事実の指摘があれば、私は、幹事長にもよく調べるようにと。  しか...全文を見る
02月08日第162回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○小泉内閣総理大臣 我が党としては、これまで、政治と政治資金の……(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 問題について、どのような対応をしているかということで、国会等の議論を踏まえて、改善策を講じてきたところであります。  昨年秋、十一月一日、各議員、選挙区支部長などに対して……(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 政治資金の透明化に関する改革を決定し、その決定事項の遵守を徹底したところであります。  その内容として……(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 今、馳議員が言われたように、自民党に所属するすべての国会議員の資金管理団体の収支報告をホームページで一括して公表すること、党本部、支部及び国会議員の資金管理団体の収支報告に際しては、銀行等の残高証明書を添付し、監査意見書を添付すること、政治資金を受け取るときは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ただいま馳議員が御指摘のとおり、自民党では、国民の税金を原資とする政党助成金については、その運用に当たって極めて厳格な内規を設けて適切な運用に努力しているところであります。政党助成金と政治献金とごちゃまぜにしているようなことはありません。  どなたか、先日私...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 普通の政治献金とごちゃまぜみたいなことを言われましたけれども、自民党はそんなことはしておりません。  したがって、自民党が計上している政策活動費には、政党助成金を充てるようなことは一切しておりません。政党助成金の使途については、それが国民の税金によって賄われ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 静かにしてください、静かに。  委員の質問時間等については、理事会等、与野党でよく協議をしていただきたいと思います。それと、質疑においては、質問をしたりみずからの意見を述べたりするというのは委員の自由ですから、割り当てられた時間の中で自由に意見を述べてこれは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 各種選挙法を初め政治資金規正法が改正されまして、国民の政治を見る目も厳しくなり、さきの選挙におきましても、その法律を守らず、議員辞職に追い込まれた議員も何人か出ております。それだけ、選挙法におきましても、政治資金規正法におきましても、厳しく改正されたんだと思っ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この点について何度か議論が行われましたけれども、結局、公共事業の範囲の限定が難しいと。公共事業はたくさんあります。そういう中の公共事業の範囲が難しいという理由から、広く一般に、同一企業等から同一の政党支部に対する年間の寄附額に上限を設けようという内容になったん...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、ちょっと地震ではないかなと感じていたんですが、ちゃんと質問は聞いております。  戸別訪問は、私も前から、戸別訪問をやるというのは、選挙に立候補しようと思えば、また応援する人の立場から立ってみれば、できるだけ多くの人に支援を依頼するんだから自然な行為ではな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、いろいろ批判されておりますけれども、私に対して批判は遠慮なく皆さん申されますが、私が民主党に対して言ったことに対してはすごくお怒りになりますが、私は、自民党だけでなくても、民主党も政治と金についてはかなり問題があるんじゃないですかと言っているんです。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、自民党は、党勢拡大等のため、総裁や幹事長などに政策活動費を支出しておりまして、これらの役職者は政治資金規正法の趣旨にのっとって適切に使用し、報告しているところであります。野党の中にも何億円という活動費を受けておられる方がおりますが...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先ほどまた、私が言っていないことを言ったというふうな指摘をされましたけれども、政治資金の使い方について、先日の質問者が、一晩に二百万円もどうかという話でありますが、あれは、十一日間に二百万円を飲食費に使っている、サラリーマンは三、四万の小遣いだ、どうかという、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先日の質問でも、調査をしろ、その報告を提出するということで提出したわけであります。  私の指示を受けまして、幹事長のもとで、自民党のスタッフ数名と会計、法律の専門家により構成される調査チームにより、平成十六年十月十九日から平成十六年十一月九日までの間で、関係...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先日も、私の意見を述べたつもりです。これは、あくまでも刑事訴訟手続の一環として検察が行った処分でありまして、私は、今裁判中の問題でありますから、検察当局において、検察審査会の決定を踏まえて必要な対応を行うものと承知しております。  そして、先ほど自民党の議員...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ですから、検察審査会としては一つの判断を下したわけです。それについて検察が、どう対応するかと、これを検察当局が判断するべきだというのは私の意見なんです。  そして、先ほど佐藤議員に対する質問で、現在、佐藤議員に対する不起訴処分については、民主党の議員、あなた...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、先ほどの報告にもありますように、自由民主党の調査で、そういう報道は一部にあったということは承知しておりますが、自民党の調査によって、そういうことはないと聞いております。
○小泉内閣総理大臣 先ほどから答弁いたしておりますように、報道であるからあたかもそれが事実のように決めつけて、思い込みで言われるのはいかがなものでしょうか。  私も、一度も言ったことがないのにあたかも言われたような報道は何度もあります。いわゆる虚偽報道、伝聞で。しかし、それは私...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国会で指摘される点、報道で言われる点、そういう点を調査した結果、ないという報告を受けております。
○小泉内閣総理大臣 先ほど答弁いたしましたように、この委員会で言われている点、指摘された点、報道で言われている点、そういう点を含めて、実際に知っている立場にいる人に聞き取り調査等を含めた調査をして、いわゆる迂回献金はないという報告を受けているということを私は何回も答弁しております...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 定義としてはそうなんでしょうけれども、しかし資金というのは、自民党の場合は一団体の資金じゃありませんから。幾つもの団体から資金の提供を受けて、いただいております。  そういう際に、活動資金として特定の一つの団体から、自民党として一つの団体が提供しているという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 個別、その案件、私は当事者でありませんからよくわかりません。しかし、一つの団体が一つの資金を扱っているということは考えられますけれども、自由民主党としては、一つの団体の資金だけを扱っているわけではございません。幾つもの団体からの資金の提供を受けております。そう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう議論について、よく各党で議論していただきたい。だから、そう言っているんです。私は、今のような議論、政治資金をいかに国民から提供を受けるか、それをいかに有効に使うかというのは、よく各党で議論をしていただきたい。
○小泉内閣総理大臣 いわゆる迂回献金はあってはならないということを何回も言っております。しかし、各党におきましても一団体の資金だけを受けているわけではありません。各政党、これは自民党も民主党も一つの団体からしか資金の提供を受けているわけではございません。たくさんの団体から政党活動...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、現行の政治資金規正法でも、私はどういう事情で橋本元総理が日歯連から一億円の献金を受けたか知りません。しかし、あのときでも、現行の規正法でも届け出ればよかったわけでしょう。届けないということは、私は本人じゃないからわかりません。そういうことで今裁判中だと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 不自然な、不透明な事件であるという認識はございます。     〔委員長退席、渡海委員長代理着席〕
○小泉内閣総理大臣 それは、その団体、その政治家によってそれぞれ違います。個人として、どういう団体から、どのくらいの資金を提供するか、全部違いますから。これは自民党の問題といいますか、個人の問題でありますので、私はその事情は知りませんし、資金を提供した意図もよくわかりません。
○小泉内閣総理大臣 この問題についても前に答弁いたしましたけれども、規制の対象となる企業等の範囲の限定が難しい面があります。ですから、同一企業等から同一の政党支部に対する年間の寄附額に上限を設ける内容となっております。この点について野党の案とは若干違うということも承知しております...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この証人喚問の問題については、今与野党が真剣に協議しているということを伺っております。これはもう何人も質問に立たれまして同じような質問をされておりますので、私も同じような答弁しかないんですけれども、これは、与党の議員も野党の議員もそれぞれ理事会等で毎日のように...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう団体について、公益法人と政治団体、誤解を受けないような形で運営される方が私は望ましいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 今お話しの公益法人も含めて、それから労働組合も、国家公務員、地方公務員、選挙活動、政治活動を厳しく制限されています。同じ人物が政治活動、選挙運動をやっている例が労働組合においても多い。今の公益法人も含めて、これは今後とも、与党、野党、あるべき政治活動についてよ...全文を見る
02月14日第162回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○小泉内閣総理大臣 詳細につきましては後ほど外務大臣からも答弁あると思いますが、私は、今茂木議員が言われたような主要な指摘、そのとおりだと思っております。  まず、今回の北朝鮮側の声明については、これは問題がある。北朝鮮にとって決して利益にはならない。日本としては、日朝平壌宣言...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日朝平壌宣言というものを私と金正日氏の間で署名し、これを将来の日朝国交正常化につなげる重要文書であるという認識を持っていることについては、私は、今でも有効であると思っております。  しかし、最近の北朝鮮側の言動を見ていますと、この日朝平壌宣言の精神に反してい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今のお話を伺っておりまして、日本の過去のイラクとの関係、遺産という言葉にも触れられましたけれども、この友好的関係、日本の支援がイラクの発展に役立っているということは、考えてみれば、大変大事な財産だとも思っております。  今回のイラク戦争後の自衛隊の諸君の献身...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本は、アジア重視、これはもう私の就任以来、そのような方針を表明しているわけでありますし、現実にアジア重視外交を展開してきております。  中国との関係におきましても、私は就任以来、中国の目覚ましい発展というのは日本にとって脅威ではない、むしろ歓迎すべきことだ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 独仏関係のみならず、ヨーロッパの歴史を見ますと、敵味方、もうしょっちゅうです。イギリスとフランスにしても、イギリスとドイツにしても、ドイツとフランスにしても、あるいはイタリア等においても、過去何度か血みどろの戦いを繰り広げてきた。しかし、過去のそういう不幸な時...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 鋭い前原議員の御指摘だと思っております。  私も、最初に北朝鮮を訪問しまして金正日氏と会ったときも、核の問題が出ますと、これはもうアメリカとの問題なんだ、日本とは関係ないという話をしましたから、これはとんでもない、核の問題はアメリカだけの問題じゃない、日本に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 こういう委員会での一問一答形式というのはわかりやすいやりとりができるということで、今の前原議員の話は、私は、国民一般が聞いていてもわかりやすい話だと思っております。  私も先ほど触れましたけれども、六者協議の場を重視すべきだということから、あえて、米朝間の二...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本としては、いつも日本の立場というものを関係国に伝えております。また、関係国が日本とは違った対応をとる場合においても、そういう対応というものに対して、日本としてはその対応に対しての真意とか今後の連絡、協力については、いつもそれぞれのレベルにおいて連携をとりな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私の靖国の参拝の問題とこれからの中国との関係の話だと思いますが、これはいろいろ意見がありまして、先日も、民主党の中津川議員ですか、民主党の中でも、もう靖国参拝やめろという議員と、いや、八月十五日にむしろ行くべきだ、参拝するべきだという議論があるぐらい、いろいろ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は過去二回訪朝しておりますので、今の時点で訪朝ということは、現時点で考えて……(発言する者あり)ああ、訪中ですか、私は訪朝と聞いたものですから。  訪中も、機会があれば私は行くのにやぶさかではございません。
○小泉内閣総理大臣 御指摘のように、日朝平壌宣言の問題については、北朝鮮側の言動というのは極めて問題があると思っております。かといって、この日朝平壌宣言を破棄したということも言っていない。ここがまた極めて複雑なところであると思うんです。  この日朝平壌宣言は、将来の正常化、日本...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 確かに、この日朝平壌宣言の精神に違反している面があるというのは大きな問題である。だからこそ、この日朝平壌宣言を今後とも遵守していく、誠実に履行していくことが両国の関係にとってプラスである、わけても、北朝鮮にとって核兵器を保有することは何らの利益にもならないとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それぞれの問題があるというのは、外交交渉の場で一般的に私は言った問題なんです。両国関係の交渉というのは、それぞれ立場が違います。自分たちの思っていることと相手側の思っていることは違う、そういう問題で、それぞれの問題があるという言葉を使ったわけでございます。
○小泉内閣総理大臣 この点については、外務委員会での審議の概要は私も伺っております。韓国政府とも連携をとっていかなきゃならない問題でありますので、国会としての要請に対しましては、協力していく考えでございます。
○小泉内閣総理大臣 結論から申し上げますと、私もなぜこの六カ国を挙げたんだろうという感じはしているわけです。  私は、今まで北朝鮮、イラン、ジンバブエにはみずから訪問したこともありますし、キューバのカストロ首相とも会談したこともあるし、ミャンマーの首脳とも会談したことがある。行...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 世界に自由と民主主義を広げていこうという、この遠大な理想といいますか目標はいいと思います。しかし、それぞれの国にはそれぞれの制度がありますし、民主主義一つとっても、すべてアメリカ式の民主主義かというと違う。選挙制度も違うんです。  そういうことを考えて、私は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 このイランの問題につきましては、先日もアメリカ中央軍副司令官は、イランに対して軍事作戦計画のレベルが高まっているかという質問に対して、そのような事実はないと述べたと承知しております。また、ライス国務長官も、イランに対する武力行使は考えていない、イランの核問題の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本政府としては、イランとの関係は、国際社会の合意を得られるような平和的な外交的解決がなされるようにこれからも努力していきたい。最悪の事態というものを今考えてああだこうだということよりも、そのような対応が必要ではないかと思っております。
○小泉内閣総理大臣 日本としては、あくまでも、平和的、外交的解決を導き出すように日本政府として働きかけていかなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 日本としても、その国の自衛権、そして国連決議に沿った形でのものでなければならないということは、今までもはっきり申し上げております。
○小泉内閣総理大臣 日本としては、現在の金正日政権が継続するという前提で今交渉を続けております。  この問題につきましては、アメリカの中では、金正日政権の存続は望ましくない、体制を変えた方がいいという声が一部にあるということは承知しておりますが、それでは、金正日政権が崩壊した後...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先ほども答弁しましたように、今の政権が維持されていくという前提で交渉をしております。
○小泉内閣総理大臣 私もまだモンゴルからそういう提案があったということは伺っていないんですが、ソバの話、これはミャンマーで麻薬栽培が問題になって、麻薬はいかぬというのはわかるんだけれども、麻薬栽培をしないと生活の糧を得ることができないということで、麻薬栽培をやめた後に、ケシの栽培...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 将来を展望すれば、それは朝鮮半島、北朝鮮も韓国も民主的な安定した政権ができることが望ましい、統一が望ましいということは言えると思います。  しかしながら、東ドイツと西ドイツに分かれたころもよく言われたことなんですね。ヨーロッパ諸国も、東ドイツと西ドイツの統一...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今のお話にありました六者協議、これが極めてこれからの将来を考えると重要な対話の場だと私は考えているんです。だからこそ、六者協議の場で北朝鮮側がこの話し合いに乗ってきて、核の廃棄に取り組んでもらいたい。そうすることによって自国の安全保証も確保される。  そして...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 北朝鮮側の今回の声明をよく読んでみますと、非常に強硬な部分が表に出ておりますが、やはり交渉の扉はあけておこう、そして将来の非核化を目指すという方針は示しているんですね、平和的解決。だから、この表面的な強硬部分だけを注視してこれに反応するというよりも、全体をよく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 在日米軍基地の負担、特に沖縄県におきましては米軍基地の負担というのは大変重く大きなものがある、これをいかに軽減していくかということと、日本における抑止力をいかに維持していくかという両面から考えていかなきゃならないということで、この点について、日本としてもやはり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 辺野古の問題につきましても、よく地元の自治体と協議しながら進めていかなきゃならない問題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 その声明を今読まれましたけれども、どうして一堂に会して会談ができようかというように発表しているわけでありますが、やはり六者協議というのは、これは北朝鮮側にとっても私は大事な対話の場だと思っております。また、みずからの安全保証を考える場合も、アメリカとの問題が一...全文を見る
02月15日第162回国会 衆議院 本会議 第6号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 萩生田議員にお答えいたします。  十七年度予算の特色でございますが、一般歳出を三年ぶりに前年度以下に抑制し、新規国債発行額を四年ぶりに減額するなど、財政規律堅持の姿勢を明確にするとともに、増額するのは社会保障と科学技術振興の分野のみ、公共事業関係...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中川議員にお答えいたします。  地方への税源移譲でございますが、三位一体改革については、今年度の一兆円に加え、来年度から二年間で三兆円程度の補助金を改革し、平成十六年度に措置した額を含めておおむね三兆円規模の税源移譲を目指します。  この税源移...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 平岡議員にお答えいたします。  財政運営についてでございます。  小泉内閣におきましては、平成十四年度から平成十七年度にかけて、財政規律を堅持するとの方針のもと、重立った歳出項目について歳出の抑制を行い、平成十七年度予算においても、社会保障関係...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 平岡議員に再度答弁いたします。  地方への税源移譲でございますが、三位一体改革については、今年度の一兆円に加え、来年度から二年間で三兆円程度の補助金を改革し、十六年度に措置をした額を含めておおむね三兆円規模の税源移譲を目指します。  この税源移...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 寺田議員にお答えいたします。  三位一体改革について、骨太方針二〇〇四との関係でございますが、改革の全体像については、地方六団体がまとめた改革案を真摯に受けとめて、地方とも協議を重ねた上で、政府・与党において取りまとめたものであります。  義務...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 河合議員にお答えいたします。  三位一体の改革の全体像についてでございます。  地方にできることは地方にという理念のもとに三位一体の改革を進めることにより、国の関与を縮小し、地方の権限、責任を拡大して、地方分権を一層推進することを目指しておりま...全文を見る
02月22日第162回国会 衆議院 本会議 第7号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいまの御決議に対して、所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択された御決議の趣旨を十分に体しまして、日露両国の利益に合致する戦略的パートナーシップの構築に向けて、ロシアとの間で幅広い分野での協力を進めるとともに、我が国固有の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 河本議員にお答えいたします。  義務教育について国が果たすべき役割と改革の方向性についてでございます。  我が国の学力が低下傾向にあることは深刻に受けとめる必要があり、私としては、主要先進国と同様に教育を国政上の最重要課題と位置づけ、国は、学力...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山花議員にお答えいたします。  中央政府と地方政府の将来像でございますが、地方については、地方が自由に使える財源をふやし、地方の自立を可能にして、みずからの創意工夫と責任で自治体の政策を決められるようにすることが重要であり、国については、本来果た...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 稲見議員にお答えいたします。  今回の改革の全体像は、地方六団体がまとめた改革案を真摯に受けとめて、地方とも協議を重ねた上で取りまとめたものであり、その内容についても、地方から一定の評価をいただいているものと考えております。  なお、農林水産関...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 藤田議員にお答えいたします。  法案の一括化でございますが、平成十七年度において基礎年金国庫負担を引き上げる措置や、国民健康保険制度等において補助負担率を引き下げる一方、税源移譲を行うという措置は、いずれも、平成十七年度における国、地方を通じた税...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 桝屋議員にお答えいたします。  今回の改革について、高い評価と激励をいただきましてありがとうございます。  三位一体の改革といいますが、今まで、地方の自主性を高めようということに対して、総論は賛成であります。しかし、補助金改革一つとっても難しい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 吉井議員にお答えいたします。  地方交付税の規模についてでございます。  地方交付税の財源保障機能については、その全般を見直し、縮小する一方、地域間の財政力格差を調整し、一定水準の行政を確保する機能は今後とも必要としております。  こうした点...全文を見る
02月23日第162回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も、昨日、本会議に出席いたしまして皆さんからの質問に対して答弁したわけでございます。この定率減税の問題につきましても予算委員会で議論が交わされております。私は、こういう問題について、担当委員会あるいは予算委員会等で今後真摯に議論が行われるであろう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の日本の外務大臣、防衛庁長官、アメリカの国務長官、国防長官の間におきましては、今後、日米間でどういう世界の平和と安定を考える上で役割の分担をしていこうか、また世界の中の日米同盟という重要性を認識しながらどのような形で協力していくかということを幅...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今後、自衛隊の役割というのは、日本国内のみならず、国際社会におきましても私はかなり重要視されると思います。現に、アフガニスタンに対する攻撃が行われた際にもインド洋等で後方支援活動を展開しております。また、今回のイラクの安定した政府づくりに自衛隊もサ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本としては、どういう事態に国連決議がなされるかということについて今から想定することはできません。  しかしながら、今後、日本として国際社会の中で起こった問題に対してどういう活動をするかということについては、日本の自衛権発動という以外のことに関し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは今回、自衛隊の国際協力という場合に恒久法を作るべしという議論があるのは承知しております。  その点について、一々その活動に対して、個別法ではなくて恒久法で対処するという問題も今検討中でありますが、国連決議がない場合というのはどういう事態でし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この質問については、何回か私は過去質問を受けました。そのときに答弁しているはずですが、念のためにより詳しく時間をかりて答弁させていただきたいと思います。よく説明しろと言われますから、よく説明したいと思います。  こういう、アメリカが一方主義的だと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何度も申し上げていますように、一部の識者、国内外で誤解していると、アメリカの国務長官自身が申しているわけです。決して一方主義的でも先制概念を中心にしているものでもないと、これはもうはっきりアメリカ自身が申し述べていると。しかも、NATOや国連を含む...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 産業構造、雇用状況の変化というのは今激しく起こっていますね。  具体的に言いますと、正規雇用だけでなく非正規雇用というのが増えている。特に、高齢者が増えていわゆる出生率が減少しているという、こういう構造というものは年金を議論する場合にもう欠かすこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、かねてから申し上げていますとおり、できれば年金一元化が望ましいと言っているんです。しかし、その過程で解決しなきゃならない問題が実に大きいと。  一つ具体的な例を挙げますと、サラリーマンの皆さんと自営業者というのは、所得を得る状況を考えてもま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今までも何回も申し上げているんですけれども、そういうことが解決できれば一元化が望ましいと言っているんです。だから、早く同じテーブルに着いた方がいいと言っているんです。  そのときに、賛否両論が、具体論が出ないと、一元化が望ましいと言えば、恐...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、私は、抜本改革として、昨年の年金改革は抜本改革の一つとして評価されるべき問題だと思っております。それは、余りにも批判が多いというのは、正確に理解されていない部分があります。  将来の高齢少子社会をにらんで一つの保険料の上限を設けた、給付の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、岡田さんの質問に答えて私は答弁しているんですよ。  そして、どのような年金制度改革されても当面は現行制度が続きます。既に年金を受けている、給付を受けている人の額はどんな改正があったって変更できません。そういうことを考えれば、この岡田さんが...全文を見る
03月01日第162回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○小泉内閣総理大臣 社会保障制度に対する御質問でありますが、来年度予算、現在審議しておりますこの予算委員会におきましても、今や、日本政府としても最も国民の税金を支出している分野であります。八十二兆の一般会計予算の中で、来年度既に二十兆円を超える予算を計上しているのは社会保障関係費...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 三位一体の改革がともすれば三すくみになるんじゃないかということでありますが、今までそうだったんですよ。補助金改革、これは難しい。どうも、これに手をつけると難しいからだめだということでそのままになっていた。税源移譲、これも難しいと。交付税改革、これも地方がどうし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 我が国の経済を展望しますと、確かに現在一部に弱い動きが続いておりますが、大局的には緩やかな回復を続けていると思っております。企業部門におきましては、収益の増加が続いている、堅調である。  そういう中にあって、現在の経済指標を見ますと、失業率一つとってもピーク...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先ほども申し上げましたが、踊り場的な状況だと、経済の専門家はよく踊り場という言葉を使います。これは、確かに一部に厳しい状況が見られるのも事実です、中小企業あるいは地域によってですね。しかし、全体として見れば、これは失業率も低下してきている、先ほど申し上げました...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは財務大臣が答弁するところだろうと思いますが、私、税制も今までやってまいりましたので答弁させてもらいます。  これは、定率減税の場合は二分の一、去年の暮れの税制改革でやっていこうと。そして、二分の一縮減していくわけですけれども、四月からではなくて来年の一...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 橋本内閣のときの増税と同じになるんじゃないかという御批判ですが、当時の状況と違いますね。  まず、当時の金融機関の不安定さに比べますと、現在は不良債権処理も進んでまいりました。予定どおり、大手の金融機関の不良債権は、八%台からことしは目標どおり四%台に縮小す...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 増税にしても、規模があります、額があります。慎重に配慮したからこそ、増税増税という、定率減税を廃止したから増税という、三兆円程度の増税というならわかりますけれども、来年の一月—三月、一千七百億円程度の増収なんです。  逆に、それではこれをしなかった場合に、財...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、先日の岡田さんとの党首討論でも、そういうつもりで答弁していたんですよ。協議しようというのは、私は私なりに、いい、とりやすいボールを投げたつもりでいたんですよ。それを岡田さんが何かそらしちゃう、受け取らない。党首討論、答弁しながら、どうも感じが違うなと不思...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 迂回献金というのは、今個人に対しては企業献金が禁止されております。しかし、政党に対してはこれは認められておりますから、その趣旨に従って、法律に従って、政党は各企業から、また団体から献金を受けております。  それを党として全体に集めて、党の活動に、あるいは議員...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今も各党間でこの点につきましては議論がされているということを聞いております。どのような協議をして、どのような改善策を講ずるかにつきまして、政党として政党活動の必要性、そして多くの方々から献金を受ける必要性を認識しているわけでありますので、余り政争の具にしないで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この点につきましても、各党の政策活動費、政党活動費、それぞれ党によって特色があるし、相違があると思っています。どういう政策活動費をどのような党の役職者、幹部に与えるか、あるいは議員個人に与えるか、どこまで認めるか、こういう点についても各党それぞれ違ってくると私...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 しっかりと法律を守るということと、一定の規制は必要だということを総合的に議論していただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 基本的に、政治資金についての疑問が持たれた場合には、その持たれた議員個人がみずから説明すべきものだと私は思っております。そういう中で、この橋本氏については、今証人喚問を求める声があるというのも私は承知しております。また、昨年、橋本氏が国会の委員会の場に出てみず...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今まで何度か証人喚問が行われてまいりました。各党が個人をねらい撃ちにしたり、政党をねらい撃ちにしたり、証人の人権を傷つけたりしないように配慮がなされなければならないということで、これは多数決はやめようというのが慣例になっております。多数党の横暴、政敵つぶしのた...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まだ決めておりません。(中井委員「領土の」と呼ぶ)領土問題におきましては、これは日ロ間において最も重要な懸案事項であります。かねがね申しておりますように、北方四島帰属を明確にして平和条約を締結する、この方針に全く変わりはございません。
○小泉内閣総理大臣 対話と圧力、これが大事でありまして、日本だけでなくてアメリカや韓国、中国、ロシア等も含めて、北朝鮮を除く五者間でいろいろ働きかけるというのも一つの圧力であります。  さらに、厳格な国内法の適用を通じて麻薬、覚せい剤等を厳しく取り締まる、各国と協力しながら大量...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も、最初、生田総裁に総裁就任をお願いするのに苦労しましたよ。御本人はなかなかうんと言ってくれなかった。しかし、今の経営者はたくさんいるけれども、この郵政事業の重要性を認識して改革してくれる人はそうざらにいないと。場合によっては、国会に引きずり出されて多くの人...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一日にしてすべて特殊法人改革が実現できるわけでありません。ローマは一日にして成らずという言葉もあるとおりであります。  政府系金融機関の民営化、郵政関係が一番じゃないですか。それほど言うんだったら、賛成してくれればいいですよ。賛成なのか反対なのかが全くわから...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 五十嵐さんの言っていることはよくわかるので、まさに政治は理論どおりにいかないなという一つのいい例が、この過去の国債の発行の状況を見るとよくわかるんです。これは、今の赤字国債は特例公債といいます。財政法では認められないけれども、これは一年限りですよということで出...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 随分五十嵐さんも時代おくれになりましたね。民間にできることを民間にさせてはいけないとか、これを民営化するためにまず簡保、郵貯を縮小しろとか。それはいいですよ。あるいは、それでは郵政公社法を出したときに民主党は反対したんじゃないですか。民営化、小泉さんしたのに、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 完全に民営化した後は、経営者の判断であります。
○小泉内閣総理大臣 一面だけ見る議論じゃないんです、郵政というのは。民営化になれば民間会社と同じような対応をされるというのは当然のことであります。
○小泉内閣総理大臣 後ほど財務大臣からも答弁されると思いますが、これは地方団体がまとめてきて、その案を真摯に受けとめた結果なんです。そして、これで終わりということじゃないんですから、今後、これをもとにしてさらなる地方の裁量権を拡大する。具体的な、補助金はどこを削減したらいいか、税...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、過去の経緯といいますか、過去の大臣の答弁も引用されましたけれども、地方交付税は、かつては国税の三税から、今は国税五税から一定割合が地方に移譲されておりますし、これは地方が自主的に使える財源であるということに変わりはございません。
03月02日第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○小泉内閣総理大臣 谷垣財務大臣の答弁のとおりでありますが、法案の扱いという問題につきましては、院が決めることでもあり、私からどの委員会がいいかどうかについては控えたいと思っております。つい先ほども、院の決めることに総理は慎重に発言しろという御注意をいただいたところでありますので...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは予算と一体でありますので、このようなお願いをしたわけでありますので、御理解いただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 今回の税源移譲、補助金改革、交付税改革につきましては、十七年度と十八年度、この間、おおむね三兆円程度の改革をなすということで決めたわけでありますが、十九年度以降については、この成果を見きわめながら、さらにどのような補助金改革、税源移譲ができるか等、よく判断して...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この年金事務費につきましては、今、社会保険庁の改革案が議論されている最中でございます。この社会保険庁の改革ということについては、今までの保険庁の存続を前提とすることなく、組織のあり方、業務内容等を含めて見直すということで現在協議中であります。  そういうこと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この年金事務費というのは、年金保険料の範囲でどこの部分まで使用すべきかという点について、これから私は年金の一元化を含んだ議論の中でも当然出てくると思います。そういう議論も見きわめながら、基本的に、原則として年金の保険料は年金の給付とその主体的なものに使用される...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この減税にしても税制にしても、永遠に変えてはいけないというものではないんです。税制改正というのは、そのときの財政状況、経済状況を踏まえながら、どのような改正が必要かというのは政治判断という要素が多分にあります。  私は、現下の状況において、この定率減税につき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は法律違反とは思っておりません。いかなる法律もその時局に対応できるような改正をしなきゃならないならば、改正しなきゃならない。不変のものではないと思っております。今回も、解釈においては平岡議員と違いますが、私は法律に違反するものとは思っておりません。
○小泉内閣総理大臣 踊り場というのは、私が使っている意味は、階段で例えるならば、階段を上っていきますと、途中に広い場所があります、例えば一階から曲がる場合に。そういう、まあ休むところじゃありませんけれども、かなり広い、休むところというんですかね、一呼吸置く場所、それは上がる途中に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どのぐらい続くかということでありますが、十—十二月期のGDPの統計によりますとマイナスである。これが、三四半期連続でこういうマイナスが続くと景気後退局面という判断をしなきゃならないと言う専門家もいるのは承知しております。  しかし、現在の状況を見ますと、これ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、過去の、今岩國議員が言われた、それぞれの方が言ったときにどの程度下がったかというのは、定かにはわかりません。  また、踊り場という言葉を使って上がったことがあるかということについて、この踊り場という言葉はかなり使われておりますので、私の内閣になってから...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、堅調に推移していると見ています。かなり底がたいなと。  これだけ、今まで景気が悪くなりますと、公共事業をふやして、減税をして、財政出動をして、なかなか景気回復してこなかったということに比べますと、財政出動も前年度以下におさめている、公共事業も減らしてい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 マニフェスト、公約というものについて、公約に触れていないものは一切やっちゃいけないとは私は思っておりません。そして、選挙におきまして私がよく批判されたのは、消費税を上げないと言っているのは無責任だとよくいろいろな方から言われました。しかし、私は、消費税を上げる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この問題につきましては、つい先ほどの予算委員会でも議論がなされたところであります。  本来、政治家個人の問題について、その当事者が説明をすべきだと思っておりますし、橋本氏の場合におきましては、昨年の国会において出席され、各委員の質問に答えて、みずからの立場と...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も、馳議員の質問の中でそのような意見を述べられたということは承知しておりますが、正確に全部は覚えておりません。  しかし、馳議員が言われた中で、たしか、岩國議員が言われるのは四つではないかと思います。一つには「全国会議員の資金管理団体の収支報告をホームペー...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、その問題について法律の専門家等でよく議論するという話を聞いておりますし、今各党で政治資金規正法の議論がなされようとしていると聞いております。その中で各党よく協議していただきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、竹中大臣からもしばしばアメリカの状況の報告は受けておりますし、私自身も各国の状況は自分なりに参考にしております。  アメリカは、日本のような郵貯、簡保を持っておりません。郵便事業は国営、公営だということも聞いております。日本と事情は違います。日本のよう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私はかねがね、私の任期中は消費税を引き上げないと言っておりますので、引き上げないということは実行しないということ。  違いますか。私はそういう意味で使っているんです、引き上げないと。
○小泉内閣総理大臣 私は、消費税の重要性はよく認識しております。  消費税の議論も、これまで、最初の三%の導入のときに私も熱心に参加いたしましたし、五%の引き上げのときも大いに議論いたしました。これは、消費税の問題は重要でありますので、私は後々の人の手足を縛ることはしたくありま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私の役割は徹底した行財政改革にあると思っています。  今、消費税を上げると宣言するということは、行財政改革、歳出削減の努力が緩んでしまうということから、私は、民間でできることは民間に、行財政改革は徹底しなきゃいかぬということから、郵政民営化もその一環でありま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どういう税制改正するかというのは、十九年の暮れですよ。私は、そのときにはもう退任しているんですよ。いないんです。総理じゃないんですよ、そのときには。  私は、毎日毎日、総理大臣の職責をいかに全うするか全精力を傾けておりますので、総理在任中は、全精力を傾けて、...全文を見る
03月02日第162回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○小泉内閣総理大臣 何か両方で、賛成反対がごっちゃになったもので、私も、間違ったことがあったら訂正します。  私が昨日郵政公社法案に民主党は反対したと申し上げたのは、民主党が参議院において、修正後の郵政公社法案に反対したことについて言及したものなんです。衆議院においては、原案に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 郵政民営化は経済活性化のための一つの手段です。それは否定しません。大きな手段です。だから必要だと私は言っているんです。別に郵政民営化が目的じゃない。いかに経済を活性化させるかということで、欠かせない一つの手段であると思います。民営化できるものは民営化していこう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 所管大臣、当然、麻生大臣とも協議して進めておりますし、郵政民営化担当大臣の竹中大臣とも協議していきますし、各方面からの意見を聞いて判断しなきゃならない問題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 税制改正をどうすべきかというのは、そのときの経済状況、景気状況、いろいろな判断が必要かと思いますが、私は、常に、税制の改正についてはそのときの判断を政府はしなきゃなりませんし、今回、その必要性があるからしたわけでありまして、これが法律に違反するとは思っておりま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 約束違反ではないかということでありますが、これは、当時、小渕総理大臣自身がこう言っているんですね。平成十年の八月十七日の衆議院の予算委員会において、「一年限りでなく期限を定めないで制度改正を行い、その後特に法律改正を行わない限り継続していくという趣旨で恒久的な...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、消費税について、消費税の重要性はよく認識しているつもりであります。消費税の導入、三%の導入時におきましても、この議論については終始参加しておりましたし、三%から五%に引き上げるときも、この問題については重大な関心を持って取り組んでまいりました。  今回...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 定率減税が高齢者に対して負担増になるという御質問ですか。(吉井委員「住民税非課税措置廃止でね」と呼ぶ)この定率減税と住民税について、別に一体ではありませんが、税というのは、だれでも負担しなきゃならない問題なんです。共産党が常々主張されているように、消費税、これ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それぞれの負担がかかる部分にどのような配慮をなすべきかというのは、当然国だけでなく市町村等考えていかなきゃならない問題だと思っております。
03月02日第162回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○小泉内閣総理大臣 日本とアメリカとは、共通の価値観を有する同盟国であります。民主主義の重要性をよくわきまえていますし、経済を繁栄させるためには市場経済を重視していこうという共通の価値観といいますか、理念を共有しております。しかも、経済力においても、日本とアメリカ、世界の中では大...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、簡単に言えば、民間にできることは民間にやらせた方がいいということなんです。郵政三事業は本当に民間でできないのかといえば、そうではないと思うんです。本当に国家公務員じゃなきゃできないのか。商売というのは、役所がやるよりも民間人に任す方がうまくできる、国民...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 民営化する場合に、その準備、システムがどういう体制だったらばできるかというときに、当初、生田総裁は、二〇〇七年四月から民営化ということを考えた場合に、今の公社の体制から民営化に移行するシステムが間に合うかどうか確たる自信がないという話はされたということは承知し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、郵政民営化というのはもっと、十年前、二十年前にやっていればよかったと思っています。今、早過ぎるなんて全然思っていません。そういうことから、できれば早い方がいい。決して急いでいるわけじゃありません。今でも遅きに失していると思っています。そういうことから、ま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何か制度の改革をする場合には、外国の例を参考にする場合がよくあると思います。決してそれは悪いことではない。アメリカの例も参考にする場合がありますが、アメリカとは違うことを日本はやるんです。アメリカがやっていないことを日本は今やろうとしているんです。アメリカは、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私はアメリカの総理じゃありませんから、アメリカの意図はわかりません。日本国民のためになると思ってやっているんです。アメリカのいい例というものはそれぞれ参考にしなきゃならないと思いますが、日本は日本独自の改革があるはずです。日本にとってどうしても必要だと思うから...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、外資が日本国内に投資をしてくれるということは、今後、警戒論が今まで強かったわけでありますが、むしろ歓迎すべきことではないか、外資警戒論よりも外資歓迎論という姿勢をとるのも大切なことではないかということで、インベスト・ジャパン、五年間で外資の対内投資を倍増...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ただいま経産大臣が答弁されたように、不正に技術が流出しないような法案というものも今国会に準備しているということを聞いております。  また、日本の国策にとって重要な保護の問題についてどのような規制が必要かという点については、よく議論をして、外資歓迎論と、そして...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 環境革命といいますか、環境保護を重視すると経済発展の阻害になるんじゃないかという考えはもう捨てなきゃいかぬ。そういうことで、私は、環境保護と経済発展を両立させる努力が必要だ、そのかぎを握るのは科学技術だということで、鋭意政府としても率先して努力しております。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 きのうでしたか、岡田代表の質問に答えて、そのような発言をいたしました。
○小泉内閣総理大臣 今回、佐々木議員、御努力いただきまして、関係者の皆様方とよく協力もしていただき、このような画期的な改革ができたことにつきまして、皆さん方に敬意を表したいと思います。  今御指摘のように、新しい制度改革に伴って、まだまだ国民に周知徹底が行き渡らない面が随分あり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 せっかく全閣僚が出席しているんですよ。当事者がおられるんだから、よく聞いてくださいよ。
○小泉内閣総理大臣 このBSE、牛肉の輸入の問題につきましては、科学的知見に基づき、食品の安全、安心確保、これは大事な点でありますから、そういうことも施政方針演説に述べたとおり対処していきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 教育を重視するということについては、私も、そのことについては幾ら重視してもし過ぎることはないと思っております。そういう中で、地方には地方独自の特色がありますから、全国一律でなくてもいいのではないか。  そういう観点から、全国的な教育水準を確保する、これはやは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、教育の分野においてどの部分を地方がみずからの裁量にゆだねたいかということについては、地方の案を真摯に受けとめてやると言ったわけであります。具体的な個別の問題に関しましてはよく関係者等で協議していただきたいという、方針を掲げるのが大事だと思います。その中で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政治資金をどのように提供する側が考えるか、また、受け取る側が考えるか、それは当事者じゃなきゃわかりませんが、私は、政党として政治活動をする際に、税金だけでやっていくわけにはいかぬと。税金の補助、いわゆる政党助成金がありますが、これだけではできないというのはおわ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その件につきましては、今、裁判中の叙述を述べられていることは私も承知しておりますが、その問題について今、裁判中であります。そして、この問題について、橋本氏も昨年国会の委員会に出て、質疑を受けて、自分の考え方、立場を申し述べていると聞いておりますし、そういう中に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そのような話がありましたから、私は武部幹事長に、このようなことはどうなのかと調査を命じました。調査したところ、そのような事実はないという報告を受けております。
○小泉内閣総理大臣 調査をした、事実、そのような事実はないということでございます。
○小泉内閣総理大臣 法律を守らなければ重い罰を受けるというのは、今麻生総務大臣の答弁のとおりであります。  まず、法律を守る、そして、この政治と金の問題について、今この委員会におきましても与野党が協議している最中だと聞いております。お互いの政党、政治と金の問題について、これから...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も、平成二年でしたか、厚生大臣のときにパプアニューギニアを訪れまして、今もなお海底に眠る御遺骨、そしてあの熱帯の山脈に倒れて眠る御遺骨、慰霊をし、パプアニューギニア政府が御遺骨に対して丁重な配慮をされていることに対しての御礼と、今後も遺骨収集に御協力いただき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日中関係は重要でありますし、日中友好は両国の発展のためにも大事な関係でございます。  そういう観点から、さまざまな機会をとらえて首脳会談は行っておりますし、双方の都合のいいときに、首脳におきましても要人におきましても、訪問し合いながら、率直な意見交換をするこ...全文を見る
03月03日第162回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、名付けるとかいう気持ちはございません。内外、問題が山積している中、息つく間もない、気を引き締めて掛からない、重要な国会審議であると位置付けております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 会期延長は考えておりません。国会のことに口を出すなと言われておりますので、国会は国会のことが決めることであり、それに従っていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この表によりますと、それぞれ国民が関心のある問題が出ております。  年金や福祉の問題、こういう景気の問題、それぞれ関心があるのは私も承知しております。しかし、郵政民営化は経済活性化、行財政改革の一つの手段であります。一つを取れば、それは福祉の問題...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、決して今早過ぎることはないと思っています。二十年前にやっていれば、十年前にやっていれば国民負担はもっと軽くなっていたでしょうし、経済はもっと活性化していたと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は元来、法律は少なければ少ないほどいいという考えを持っております。法律で規制するよりも、法律以前、個人の倫理観とか道徳観とか、それで解決できる世の中の方がいいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が名付けたことでありませんので、報道機関、マスコミ、それぞれの方々が名付けていることに対して別に異議を唱える気持ちはございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 年金の問題にしても、社会保障にしても、イラクの問題にしても、北朝鮮の問題にしても、景気の問題にしても、それぞれ関心を持っておられると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 地方分権丈夫なるものよ、独り歩きで発展すというのは、これ立憲、立憲政友会ですか、「中央集権は不自由なものよ 足をやせさし杖もらふ」、これは立憲政友会のポスターですか。  歴史に学ばなきゃいけませんね。私も、地方にできることは地方にという改革を進め...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 地方にできることは地方に、民間にできるところは、ことは民間に、地方分権も必要であります。経済活性化、行政改革、財政改革する手段として郵政民営化は不可欠であります。両方大事であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 会期内にすべての法案を成立させたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 年金一元化の問題にしても、社会保障全般の問題にしても、自由民主党・政府は民主党に対しても早く相談しましょう、協議のテーブルに着きましょうと働き掛けております。是非、拒否しないで相談のテーブルにのっていただきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) かねがね、早く協議のテーブルに着きましょうと、普通だったらば野党が私の方に申し込むのが普通だなと思っているんですけれども、野党がどうして協議拒否しているのかなと。民主党がむしろ私に協議を呼び掛けて、そして私も考えましょうとテーブルに着くというのが、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 年金というのは既に給付の決まっている方がおられるわけです。ゼロから出発するということは、どの政党が考えても、どの方が考えても、それは不可能です。現行制度を前提にして、そしてどう改革をするかという問題だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 給付と負担を考えて持続可能な制度に改正したわけであります。更に改善する必要があるというのであったらば、早く協議のテーブルに着いて、民主党もその協議のテーブルに着いていただく方が結構だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この問題については衆議院でも度々議論が重ねられまして、今与野党の理事の間で協議されていると思います。国会のことでございますので、その動向を見守りたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国会の決定に従います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 麻生大臣とともに三位一体も郵政民営化もやり遂げていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 竹中大臣も郵政民営化担当大臣ですから当然でありますが、麻生大臣も総務相ですから当然に協力していただいておりますし、全閣僚一体でこの難事業を断行したいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はまとまると思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 補助金、税源、地方交付税、これどれも難しい問題です、一つずつやると。三すくみ状態でどれもできないから難しいものを一緒にやろうということで、三者一体でやろうとしたところが、どなたかがうまい言葉を使って、三者一体より三位一体の方が分かりやすいということ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、前会長の梶原岐阜県知事が四十七都道府県、賛否両論ある中、かんかんがくがくの議論の末に苦労してまとめた案、これを真摯に受け止めてやろうということでこの問題に取り組んだわけであります。  もちろん、全部地方団体の言うとおりということではござい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中山大臣の主張が通らなくて、意向に反して決定したもんですから、そこは内閣の一大臣として内閣の方針に従ってほしいと、まあこらえるところはこらえてくれ、我慢してくれという気持ちで言ったわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、文部科学省の主張と私の主張とは違っていたと。文部科学省にしてみれば、断固として私の主張は受け入れ難いと抵抗してきたわけです。しかし、それを私が押し切ったと。  それは、教育を軽視していることではないんです。地方に裁量権を拡大していこうと。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 財源が一定の額与えられて、細々とした問題について国がいろいろ指図する必要はないと思います。一定の財源の範囲で、どういう部分に教育の分野に使うかというのは、地方の裁量権を私は拡大した方がいいと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どの程度額を確保して、どのように自由に地方がやるかというのはこれからの問題です。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この教育の問題につきましても地方が任せてくれと言っているんですよ。地方が要求しているんですよ。国が押し付けているんじゃないんですよ。そこをよく考えていただきたい。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 遊びは、「遊びは子どものご飯です」、これはいい言葉ですね。机だけの勉強ではなくて、遊ぶということはいかに勉強になるか。  米作農家、大人でも最近「こめさくのうか」と言う人結構いますね、分かりやすくね。そういうことで、これはかなり分かりやすいんです...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 失、三間。間。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 失は。失は。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そうですね。これは大事なことだと思いますね。  これからも、教育の重要性、そして子供の能力、大人の能力、違いがありますから、やっぱり習熟度別授業というのも大事だと思います。分かりやすく教える。教育のやり方というのは今までどおりじゃなくてそれぞれの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 教育も重要ですし、地方分権も大事ですし、ともかく地方に任せるというのは地方が要求しているんですよ。地方の言うことを聞けと言いながら、今の御議論を聞いていくと、地方の言うことを聞くなというふうに取れるんですけれども、これはどういうことなんでしょうか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この点についても、経済財政諮問会議で谷垣大臣と麻生大臣、ちょうちょうはっしの議論がよく行われておりまして、担当大臣ですからよく調整してほしいと、私が何でも役所のことに口出すという点につきましてはできるだけ控えなければいけないと、どうしても決まらない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、何事も私の出番をなくしてほしいと各大臣に指示しているわけです。よきに計らえと。それで決まってくれれば、一番総理大臣としていい総理大臣だなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 衆議院と同じことをやるよりも、やっぱり参議院は独自性、衆議院と違う役割があるのではないかということで、決算重視の姿勢を打ち出して、それに向けて各会派が協力して参議院の在り方を追求しているということについては私も高く評価しております。  今後とも、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、今、竹中大臣の言われたとおりで、郵貯資金、簡保資金、民営化されれば国債以外の投資を考えるでしょう。  今までのように、郵貯が何で、都会にホテルやいろいろな旅館があるのに、メルパルクやら、簡保がかんぽの宿を造るのか。民間業者があるのに、赤字...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) お互い、与野党の立場を超えて、住みやすい、より良い平和な国にしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 個別の事件でありますので差し控えますが、堤氏とは以前から親しくお付き合いをしております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これから社会保障制度全般を考える場合には、高齢者がどんどん増えていくし、それを支える少子化、若い世代が減っていく。しかしながら、だれが考えても年金や医療や介護や生活保護というのは大事なものであります。  こういう問題について、政権が替わったたびに...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、質問者というのは、私、総理大臣出席するというのは限られております。定義を質問されたものですから、質問者というのは、知らないことを知っている人に聞くというのが普通だと思うんです。質問者よく知っていることなんです、マクロ経済スライドというのは。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 強行採決といいますか、単独採決といいますか、まあ単独じゃないんですけれども、ああいう乱闘まがいの採決というのは好ましいことではありません。それはお互い、どちらが悪い、いいということよりも、やはり野党の皆さんも参加していただければ強行採決というのはな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) しかし、三党合意がなされて、衆議院を通過して参議院で審議されたと。委員会の運営のことについては私は定かには承知しておりませんが、私としては委員会の運営に従うということでございます。できれば、あのような乱闘まがいの状況じゃなくて、静かに穏やかに採決さ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、国会の運営は私は任せておりますし、責任者に、それぞれの理事が与野党から出ております。その中で決めていただければそれに従うわけではございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、年金問題も含めて社会保障全般の意見が協議されることを期待しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国会の運営はそれぞれ委員会が決めることであります。国会の運営に口出すなとよく私は注意されますが、私は、この与野党の協議、衆参一体だと思っています。衆議院の意見と参議院の意見、そういうものをなくすために、与野党の幹部が出席して、幹部が話し合って進める...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、各委員会共通しておりますが、委員会の運営は委員会で決めることであります。それには従います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 結論出れば、それに従って法案化作業するのが政府の役割だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 御指摘のとおり、国債依存率が五割を超えるというような状況になったら、これは正に財政破綻、これは避けなきゃいかぬと。そういうことから今歳出改革を進めておりまして、できるだけ国債発行、国債増発を抑制していかなきゃならない。同時に、行財政改革を進めて、で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 社会保障については、皆さん、給付を厚くしてくれ、負担は少なくしてくれというのは、思いは当然だと思っておりますが、それは、それじゃだれが負担をするのだというところになると、おれの負担だけは軽くしてくれという気持ちが多いから難しいんですね。  社会保...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 民主党がいつ政権取るか、これは私は予測できませんけども、この問題は与野党が議論して共通の結論を出した方がいいということは、各役所にも関連しますし、だからこそ与野党の協議を我々は呼び掛けているわけであります。  で、社会保障だけの問題ではございませ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小委員会が決めようと思えば与党だけで決めることも可能であります。それをしたくないから野党にも協力を呼び掛けているんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 議論しているうちに野党がいろいろ意見を出しています。いいところは取り入れていきましょうというのが与党・政府の立場でございます。  だから、与党だけで決めて、それで野党が政権を取った場合にこれまた全く変わってしまうということよりも、この社会保障制度...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、年金一元化の問題を先に議論することに対して、全く今までも異論を申し上げていたつもりはございません。ただ、いろいろ質問聞かれますから、年金一元化の問題はこういう問題がありますよということを述べたわけであります。協議をすれば、同じテーブルに着いて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 後で厚労大臣に答弁させます。  こういう質疑というのは予算委員会らしくていいと思いますね。これがやっぱり予算を審議するということで国会の役割だと思うんです。  これを私もかつて厚生大臣のときに、何でこの厚生年金福祉事業団なんか必要なのかと、厚生...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は前からおかしいと思っているから、余計なことやらないで行政改革をやりなさいと、民間でできることは民間で、やらないでしょう、やりなさいと、特別会計もよく整理しなさいと、特殊法人も統廃合、民間委託、民営化を含めて見直しなさいと、これが小泉内閣の行政改...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 阪神大震災の地震と新潟の地震とそれほどマグニチュード、震度、違いはないのに死亡者数等は随分違っていると。これはいろいろな見方があると思いますが、一つには人口密集地とそうでないところがあると思いますが、この首都圏、東京都内でそのような大地震が起きた場...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのような対策を今政府挙げて取り組んでいるところでありますし、今御指摘の点、予測不可能な点もあると思いますが、専門家の意見を聞きながら、各自治体、政府、民間、協力しながら、常に危機を想定しながら対策を練っていかなきゃならない問題であると思っておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 少子化対策としていろいろ言われてきまして、まず、子供を産み育てる立場、いわゆるその立場に立てば、女性の立場から立てば、産みやすい環境の一つとして、子供を持っても仕事ができるようにしてもらいたいということから、保育所が足りないと、待機児童がいると、保...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 就任直後に、男女共同参画、女性の方からいろいろな要望をいただきました。そこで、あれもこれもできませんから、何か一つだけ、一つだけ優先順位をやってくださいというんだったらば何ですかというところで、待機児童ゼロ作戦だというんです。  それじゃやりまし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、当時の要望が、十五万人待機児童がいると、これをゼロにしてくださいということで、一年ではできませんから三年でしましょうと。で、五万人、五万人、五万人で実現しているわけですよ。  しかし、今の時点でまだ増えてきている、足りない分は対策しましょ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、別に、保育所を多くして待機児童をなくせば出生率が増えるんじゃないかと、それだけでは済まない問題だと思っています。  しかし、一番の優先順位の目標でこれは必要だということでやってきて、それは実現しているわけです。足らざる分は更に改善していかな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 少子化ということは人口が減っていきますし、人口が減るとやはり経済に活力がなくなってくるんじゃないかという不安をどの国も持っていると思います。それと、これは年金制度と絡んでくるんですが、年金制度というものを持続可能なものにしていくためには、一定の経済...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、知りませんでした。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、願わくばすべての親が児童福祉司になってもらいたいと思っているんです。子供を持つ喜び。私も子供を持ってみて、たまに土日しか選挙区に帰れなかったんですけれども、子供に会うのが一番の楽しみでしたよ、帰ってきて。  かつて、天皇陛下がアメリカを訪問...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はい、急がば回れでよく協議を重ねて成立させたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 片山さんも最初言われたように、よく分かんないと。私も、なぜこういうことができるのかというものも不明の至りでよく分かんなかったんです、これは法的には合法であると。しかしながら、株主たくさんいますね。その株主の、多くの不特定多数の株主から見ると問題もあ...全文を見る
03月04日第162回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、もう皆さん方から公共事業をもっと活発に増やせ増やせと言われてきましたけれども、毎年減らしてまいりました。この傾向は変わりません。  十七年度予算においても、税金の中で一番使っているのは社会保障関係費二十兆五千億円。公共事業は七兆五千億円です...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、年金というのは高齢者も若い世代も支え合って維持していくということでありますので、今の額から比べれば長生きした方がたくさんもらえるから得だと、長生きできなかった人は額は少ない。これは当然であって、あるいは逆に、支給開始年齢前に亡くなった方もい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 年金一元化の議論する際には必ず納税者番号制度という問題が出てきます。そのときに、私は、どういう納税者番号なりセキュリティー番号にするか、背番号、国民総背番号にするか。納税者番号一つ取っても、どの程度まで番号を付けるか所得把握するか、それはこれからの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、その一元化、望ましいと思っているんです。だから、まず厚生年金なり共済年金なり一元化していくと。自営業者とのそれから協議が始まるんじゃないですか。そういうのを早く協議を始めようと言っているんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何か問題があると担当大臣を置くという考えは私ありません。厚労省が、厚労大臣がまず責任持って、政府挙げてやっているんですから、それでやっていかなきゃならない問題だと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 経験してみますと、年金担当大臣仮に置いたとしても、各省大臣また協議しなきゃならないんですよ。だから、政府を挙げてやって、もう年金一元化というのはもう前々、前々からの課題ですから。  しかし、今、阿部さん言われたように、有利なときは嫌だ嫌だ、不利に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 北朝鮮との問題につきましては、拉致の問題も核ミサイルの問題も、これを総合的に解決していかなきゃならないというのが日本政府の立場であります。  また、六者協議ができまして、六者の場に北朝鮮が出てきて、そしてお互い、北朝鮮が国際社会の責任ある一員にな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 戦後から六十年たって日本の役割もますます拡大してきております。また、当時の状況から見ればアメリカと日本、ドイツ、敵国であったわけでありますが、国際社会の場でそれぞれ協力している。そして、今や世界の平和と安定ということに対して国連の安全保障理事国とい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 敵国条項の削除につきましても、日本が国連常任理事国になる資格においても、今までの実績から十分あると、また削除の必要があるということを私は国連総会の演説でも述べているところでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これから公務員制度改革等、重要な課題もありますが、国家公務員、地方公務員、しっかりと国民の信頼を得られるような対応をしていただきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 保育園でも経営者という観念は使いたくないとか、使ってはいけないという言葉があるようでありますけれども、やはり一つの施設を運営するためには、経営者的な感覚もないといろいろなサービスもできないと思うんであります。お子さんを預かるにしても、できるだけ安い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、今私も初めて見たんですけれどもね、この図解入りの、これはちょっとひどいですね。これ、何年生に教えているんですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小学生。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは私も問題だと思いますね。  私も、山谷先生からいろいろそのお話聞いて、同世代の友達と話すことがあるんですけれども、こんな教育というのは私の子供のころなんて受けたことないです、学校で。性教育というのは我々の年代では教えてもらったことありません...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 知りませんでした。初めてこれ見ました。こういう教育の在り方というものこそ中教審で議論してもらいたいですね。  私は別に性教育、否定するものじゃないんですけれども、もっとより良いものがあるはずです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、与党におきましても、この問題につきまして議論をしている最中でございます。当然、日本の伝統、文化、歴史、そのような問題につきまして重要な御指摘を受けておりますので、基本的な問題でありますので、できるだけ早く国会に提出しよう、努力していきたいと思...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、精力的に担当者間で協議の最中であります。その努力、見守っていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 対話というのは、表面で行われる対話と水面下で行われる対話、両方あると思いますね。外交交渉ですから、当然秘密裏に行わなければならないものもあります。また、この対話の中には、日本独自でできることと各国と協力してやるべきこと、両方あると思います。その対話...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は拉致の問題を重視しておりますけれども、拉致だけでなく、核の問題もミサイルの問題も総合的、包括的に解決しない限りは正常化しないというのが基本方針なんです。拉致の問題解決したと、じゃ核の問題はどうかと。これは進まないんです。  そういうことは六...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) エンゼル、子育てに関して重要性はよく各党御理解いただいていると思います。  エンゼルプラン、新エンゼルプラン、今回は子育て、子ども・子育て応援プラン、それぞれ時代が変わってきて、この対策を充実していかなきゃならないということでやっているわけであり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、発展途上国と違って、いわゆる先進諸国では児童手当は少子化対策に有効だと考えております。  その中で、これ、問題は財源なんですよ。できれば、財源があればしたいということなんで、この財源と一緒に考えなきゃなんないから難しいんです。それは、直接手...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは厚労省が中心になってよく連携を取るのが私はいいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 北側さん。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、浮島さんはもうプリマバレリーナですから、もう芸術のすばらしさというのはよく理解されていると思うんです。  私は、歌舞伎やオペラだけでなくて映画も好きでして、随分子供のころ、あの嵐寛寿郎、アラカンの鞍馬天狗とか初代ターザンのジョニー・ワイズミ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 学校でもあるいは農村でも素人の皆さんが歌舞伎を演ずると、一度演ずるとこんな楽しいものはないと熱中する方も多いそうですね。そうすると、自分で演じている有名な歌舞伎十八番でも、プロのを見ると初めて愕然とどうしてこんなにうまいんだろうと、違うんだろうと。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どのような制度なり支援が必要かというのは、私、今具体的にはっきり分からないんですが、よく芸術家の方から、政府だけの支援じゃなくて一般の民間からの寄附もしやすいようにしてくれと、税制上の要望を受けます。  財務省等に、よく調べているんですけれども、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 正に、この年金を持続的に支えなきゃならないということで、どのようにこの給付と負担を考えるかという全体の中での財政状況を見た措置なんです。当然、この給付の面もこれから下げないようにどういうふうな手当てが必要かということもしております。今言ったように、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、一部の負担だけを取り上げていますと、高齢者の年金にしても介護の施設等の費用にしても保険にしても、これは経済発展なり財政状況を考えないと維持できないんですよ。この負担を、減らすな、増やせという主張は分かりますよ、共産党の。しかし、増やせという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本の給与を見ますと、先進国に比べると、いわゆる役員とか社長とか一般社員との差は一番低いんですよ。そして、だれでも所得の五〇%以上取られるというんじゃ働く意欲なくなると。そういう点もやっぱり考えないといけない。やっぱり、稼いでくれば五〇%も負担して...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 福祉が大事だからこそ、今、日本は国民の税金を福祉関係費用に一番充てているんです。二十兆四千億円ですよ、この新予算において。一方、公共事業では、削れ削れと言うけれども、かつて十兆円あったのに今七兆五千億に削っているんですよ。すべての税金、一番使ってい...全文を見る
03月09日第162回国会 参議院 本会議 第6号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日露通好百五十周年に当たる決議に対して所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択された御決議の趣旨を十分に体しまして、日ロ両国の利益に合致する戦略的パートナーシップの構築に向けて、ロシアとの間で幅広い分野での協力を進めるとともに、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山下議員にお答えいたします。  消費税についてですが、私は従来から、在任中に引き上げることは考えていないと申し上げておりますが、税制全体の在り方として議論することは歓迎しております。少子高齢化が進展する中、あらゆる世代が広く公平に負担を分かち合い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 平野議員の質問に答弁いたします。  プラザ合意でございますが、一九八五年のプラザ合意により円高が進行し、日本経済には大きな影響があると思われました。このため、金融緩和や経済対策が実施されましたが、プラザ合意を乗り切ったため、日本経済に過度の自信が...全文を見る
03月10日第162回国会 衆議院 本会議 第10号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。  地球温暖化は、その影響が将来の世代にわたり、また、地球全体に及ぶ問題であり、世界各国が一体となって取り組む必要があると認識しております。  政府は、ただいまの御決議の趣旨を十分体しまして、京都議定...全文を見る
03月10日第162回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 確かに、国債依存度が四割を超えていると、そういう中で歳出削減だけでは限界があるんではないかという御意見はよく理解しております。しかし、今の経済状況を見ますと、今年、来年、消費税を上げる環境にあるかと。そう、いろいろな状況を見ますと、私はそういう環境...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は世界各国に企業が進出しております。そういう中にあって、今や、日本の市場を魅力あるものにしていくことが日本の経済を活性化させるためにも必要であります。外国の企業にとっても日本の市場は魅力ありますよと、投資する価値がありますよということを理解して...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 運とか努力の問題じゃないかというお話ですが、確かに運とか努力というのは一つの要素としてあると思います。それだけじゃないと思っています。地域の特色、それをいかに発揮させるかと。一つの事例を取りましても、自分の力だけではどうしてもならない面がその地域に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、道路だけでなくて一般財源化も検討しようではないかという中で、かなり道路だけでなくてほかの面に使われるようになるように措置いたしました。  今後もこの見直しというのは続けていくべきだと思っておりますし、細かい議論はいたしませんけれども、暫定...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう点も含めまして、今後、税制改正の中で議論していかなきゃならない問題だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは税制にしても予算にしても全体を見なきゃなりませんし、結論から申し上げますと、消費税を上げるよりもこの定率減税、財政状況を考えて、今回の定率減税、来年一月から上げた方が経済に与える影響は少ないと思っております。  そして、財政状況全体を考える...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 消費に与える影響は、消費税を上げた方がはるかに影響が大きいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いいことを聞いてくれました。私はその議論を十分したんです。民主党は消費税を上げた方がいいというのは、これは分かります。しかし、私は今の状況で消費税を上げる環境にないと判断したわけです。そういう中で、財政状況をよく考えなきゃいけない。このまま現状を続...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、定率減税は当時の景気状況を考えてやったものであります。  やはり景気が悪いときは公共事業を増やして減税をするというのがなかなか効果を発揮してこなかった。だから、私は構造改革なくして成長はないということで、逆に公共事業を増やさないで減らして...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 投資先を分散するということは、これは必要だと思います。同時に、何が有利かと、何が安定性かと、総合的なことを考えていかなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 納税者番号という言葉が独り歩きしますけれども、どの程度まで導入するかという問題、具体論に私は早く入った方がいいと思います。できれば、納税者番号というのはやっぱりこれからの将来必要だと思っておりますが、今後、これから協議、与野党入るということでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それぞれの所得等あるいは給付と負担の問題、把握しないと、所得を課税する場合にも給付を得る場合にも負担をする場合にも問題が出てくるということから、正確な国民の所得等に対して把握していく必要があるということについては、納税者の番号制度を導入が必要じゃな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本の最も重視してきた教育について、鈴木議員が今まで調査した結果、また自ら信念を吐露されましたけれども、日本政府としても教育を重視していこうということには変わりありません。特に、収入の多寡にかかわらず、教育を受けたいという人にはすべて教育の機会を与...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、なぜ留保されたのか、よく事情は承知しておりませんが、憲法八十九条、これは公の支配に属さない部分に、教育についてとか慈善事業について公金を支出してはならないというんですよね。これ、素直に読めばこれ憲法に違反するんじゃないかとだれだって思いますよ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはどういう統計の取り方かというのは私は詳しく存じませんが、教育の重要性は日本政府としてもこれからも続けていかなきゃならない課題だと思っております。  と同時に、大学に行ける人、また行きたいと思う人は、できるだけそのような措置を講じていかなきゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だれだって減税、歓迎する、当然であります。しかしながら、いかなる政策も国民の税負担なしには提供し得ないわけでありますので、そういう点を勘案しながら税制改正というものについては総合的に考えなきゃならない問題だと思っております。  今後、そういう税負...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 人件費の問題について、我々もこれからの公務員の改革の中で取り上げられなければならないという議論は現在でも行っております。  このいわゆる労働基本権の問題と人事院の問題、人事院のやっぱり公務員に対する給与の保障、民間に準拠するという、こういう点につ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はい。  各種指標を見ますと、失業率も低下してきましたし、就業者数も増えてきております。また、有効求人倍率も十数年ぶりに増加傾向にあります。  この企業収益が増加しているということにつきましては、当然、企業は利益を上げれば従業員の施策にもいい影...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は格差の少ない社会であるということで今まで一定の評価を受けてきたわけでありますが、私は、やっぱり能力が十分に発揮されるような社会をつくっていかなきゃならない、と同時に、税の面だけで見るのではなく、給付の面でも見ていかなきゃならないと思っておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) お子さん自身が教育を受けたいという意欲があるなら、収入の多寡にかかわらず行けるような制度は日本としては持っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は今、予算の中でも社会保障費に一番税金を使っている国なんです。一般歳出のを見てもお分かりいただけるように、二十兆円を超える税金を社会保障に使っているんですよ。公共事業の約三倍ですね。そういうことを考えますと、日本が福祉に関心を示していないという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 歳出削減、これは無駄な部分を削減するということで、前年度以下に抑えるということはこのような景気状況でいかがなものかという声がありましたけれども、毎年一般歳出を抑制していくということは行財政改革にとって欠かすことができないと、いわゆる大事な視点であり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは組織の存続を前提としないで改革すると。近く結論が出ると思いますので、それをよく参考にしながら取り組んでいきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まだ廃止できる無駄な施設もあるし、削減できる部分もあると、歳出改革を徹底していかなきゃならぬと感じております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はい、資料は、要求の問題につきましては、もうできるだけ全面協力という方針の下に提出したいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いい指摘をしていただいたと思います。これから無駄な点あるいは必要のない施設等、行財政改革の趣旨を各省庁徹底させまして、できるだけそのような無駄を排除していく点について与党としても協力していただければ有り難いと。  また、先ほど年金の一元化の話が出...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 病院等におきましては、必要だからということで割合反対、抵抗の少ない分野だと思いますけれども、税金の無駄遣いをなくすという点においては、同じ視点で対処していかなきゃならない問題だと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は介護保険の法案のときの厚生大臣ですから、もう賛否両論ありましたよ。しかし、これは完全でないから反対だという論者に対して、私も、やる前から完全なものというのはつくるのはなかなか難しいと、制度を導入してみて五年後、不備な点を直していく方がいいのでは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、制度をつくっても必ず乱用とか悪用する人が出てくるんです。これは、当初介護の要介護の程度をどうやって認定するんだと、できっこないじゃないかという批判も浴びましたよ。それをよくここまでいろいろ分けてできるようになってきた。それでも人によっていい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はかねがね、年金問題のみならず、医療保険もそうであります、介護保険もそうでありますが、政権交代がしたから大幅に変えるということではなくて、仮に政権交代が起こっても、制度の持続的、安定的な運営されるような形が望ましいと申し上げてまいりました。そうい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私自身の考えはどうかということだと思いますが、一挙にこの年金一元化、国民年金も厚生年金も共済年金、一元化というのは現実的に無理ではないかと思っています。まず厚生年金と共済年金の一元化を実現するためにはどうしたらいいか、その後に、そうしたらば国民年金...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく年金の議論が出てきて、この年金を批判する論調の中に、納めた保険料よりも給付は返ってこないと、損だという議論がなされました。私は、これについては、どんな私的な年金よりも公的な年金は有利なんだと。なぜかというと、私的な年金には税金が投入されていませ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはもう難しい制度、私よりもよく詳しい山本議員、まあこの複雑な制度を、私、厚生大臣時代から何度も聞いていますけれども、もう説明を受ければ受けるほど難しい制度ですよ。各給付もそれぞれ収入によって違ってくる、又は率において負担も違ってくる。それで、共...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、もうかなり前から年金一元化ということを真剣に政府は考えてきたんです。しかしながら、現実の問題で今、今言ったような難しさが残っていてなかなか進んでいないと。ようやくこれから厚生年金と共済年金の一元化問題が現実の問題になろうとしております。その...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは何回も議論されておりますが、結局、生活保護と年金という、性質が違いますから、まず生活保護というのは、もう資産もない、生活できない、もうほかに収入がなくて、どの程度の額だったらば生活できるかという基準と、保険、年金というのは、今まで保険料も掛け...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は間違いだとは思っておりません。財政を均衡させなきゃこの年金は持続できません。そして高齢者はどんどん増えてまいります。先ほど厚労大臣が説明されたように、給付受ける方が増えてきますし、そして負担する方の財政をどう均衡して持続させるかということになり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、できるだけ目的税というのは避けた方がいいと思っているんです。  消費税を最初に導入したときに三%、これは福祉目的税にしようという議論が出ました。大方の福祉関係者の意見を聞いてみたところ、圧倒的に反対論者が多かったですね。というのは、この消費...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、確かに、このデフレが続いていけばこの効果は発揮し得ない、マクロ経済スライドの。しかし、私は、デフレを克服すると、二〇〇六年度におきましては物価上昇率、プラスにするという見通しのとおりになっていくと思っております。  現に、今まで戦後、デフレ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、企業がそれぞれの努力によって業績を上げ、社員の努力に報いる手段として、でき得れば従業員の給料を上げることを考えるのがいいじゃないかと申し述べたのはそのとおりなんです。  それ、しかし、政府が企業に命令するわけにいきませんから、経営者の方はそ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現下の経済活性化、行財政改革、年金改革、社会保障改革にも郵政改革はつながってくるんです。総論賛成各論反対のいい例が郵政改革だったと。皆さん、民間にできることは民間にやらせなさいと賛成してくれるでしょう。行財政改革しなさいと、これも賛成するでしょう。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今において郵政改革も大事であり、年金改革も大事であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、目に見えない重要なことを分かるか分からないかの問題でもあると思います。私は、この行財政改革のためにも、経済活性化のためにも、将来の社会保障の財源を確保するためにも、増税をできるだけ避けるためにも、郵政改革は避けて通れない課題であると。ほかの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、私は、いろんな白書いただきますけれども、自分では読んでいないんですよ。大体要点だけは聞いております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 少子化対策について万能薬、即効薬はないと思っております。これは政府全体で取り組まなきゃならない問題ですし、国民の、制度のみならず意識の面においても大事な問題だと思っております。見通しよりも低くなっておりますけれども、それだからこそ、この少子化問題に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 簡潔に申し上げれば、持続可能な制度にすると、これが一番主眼であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今申し上げましたように、持続可能なということを考えれば、給付だけ増やして負担を減らすということはできません。給付と負担のバランスを取らなきゃ持続可能にならないわけです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほど本質分かってないと批判されましたけども、簡潔に言えと言ったから私は言ったんですよ。持続可能な制度にするんだと。もっとゆっくり説明しろと言われればたくさん言いますけれども、そうすると答弁が長過ぎると言うでしょう。  私は、今回の年金改正の本質...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、年金の業務のみならず、財政も考えなきゃいけない。給付と負担も考えなきゃならない。そして、恐らく今日のいろいろな説明でも、年金をいただいている方もよく分かんなかったでしょうね。詳しくこれ議論すればするほど制度というのは難しいんです、複雑で。だ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今言われた点も含めて早く協議に入った方がいいんじゃないですかということを前から言っているんです。結論を出す問題じゃないんです。結論というのは、協議しなきゃ結論は出ません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは導入を目指して議論しないと進まないと思います。  この納税者番号については、国民もまだはっきりとした姿は分かっていませんし、提案している人についても、提案している人によって考え方が違う。どこまで導入するかという点についても違いがあります。か...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは自由民主党としては、これから与野党協議会が始まる、そういう段階で民主党の案を聞きながら、自由民主党としての案を出していきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 与野党協議というのは、自民党案、民主党案と、そういう出し方を私はしない方がいいと思うんです。そうすると、そのメンツにこだわっちゃうんです。だから、お互い政党の立場といいますか、それを離れて、提案しながら協議してまとめていこうということが大事なんです...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは昨年から、三党合意ができた段階から、その協議の場で自民党としても案を考えていこうということになっているんです。まだどういう案かということを出すよりは、今お話し申し上げたように、政党の立場を超えてお互い協力しながら作り上げていこうと、考えをその...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは私はこだわっておりません。まず、協議会がどういうメンバーでなされるか、どういう問題から入っていくか、どういう形でやっていくかというのは、私は協議会に任せていきたいと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、社会保険庁の組織、存続を前提としないで改革をしていこうということで、五月ごろでしたかね、五月ごろには一つの案を出そうということになっております。それを参考にしてやっていきたいと思いますし、当然、これから始まるであろう年金を含めた社会保障協議、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、専門家の皆さんから何で少子化になってしまうんだろうかということをよく聞くんですけれども、今私の考えというよりは、世の中のいろいろ調査している段階での方々からの意見を聞いたことを紹介しますと、一番の原因は晩婚化だと言いますね。男女ともに結婚が遅...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 社会保障全体を見ますと、年金にしても医療にしても介護にしても、保険料を負担する方とその給付を受ける人がいるわけであります。と同時に税金を、年金でも税金を投入しています。医療においても税金を投入しております。介護においても税金を投入しております。先ほ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、自立を支援する機運が盛り上がっており、各地域では様々な取組がなされております。この障害者の自立支援プログラム、利用者も増えてまいりました。同時に、この支援制度を生かしていかなきゃならないということから、この制度を存続させていくためにはというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは極めて遺憾な事件でありまして、あってはならない、許されざることだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 利益ということはどういうことですか、利益とは。利益という観念、分かりませんね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは誤解があるんじゃないでしょうかね。  混合診療を解禁したのは、今までだと、保険以外の診療なりますと全部、保険の部分までも保険外で全部負担しなきゃならないというのを、保険部分は保険の負担でいいと、より多くの人が選択できる制度を提供したわけであ...全文を見る
03月11日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○小泉内閣総理大臣 四十七年ぶりですか、総理大臣が文教委員会といいますか文部科学委員会に出るのは。  きょうは、斉藤委員長初め、何か学校の先生の前に出てくるような、文教関係の専門家が多い皆さんの中で緊張しております。生徒のようなつもりで皆さん方の御意見をしっかりと聞かせていただ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 地方にできることは地方にということから、いわゆる今まで中央政府の関与が余りにも過ぎるのではないかという地方団体の声、国の役割、地方の役割それぞれありますが、地方の自主権あるいは裁量権を拡大してほしいという声が、地方団体の皆さんから今までもよく出ておりました。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 地方の意見を尊重したからこそ、暫定的でありますが、これから地方にもかなりの裁量権を与えていこう、今までとは違っている、これは御理解いただけるのではないかなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 地方の案、そしてそれを真摯に受けとめて中央と協議した結果であります。あくまでも地方の案を真摯に受けとめた。それは当然話し合いの結果であります。
○小泉内閣総理大臣 それで結構です。
○小泉内閣総理大臣 額として特定はしておりません、中学校分に。
○小泉内閣総理大臣 中学校分に特定しているわけではございません。
○小泉内閣総理大臣 義務教育費として地方が出してきたわけですから、その点について、中学校だけという特定のことを指しているわけではございません。
○小泉内閣総理大臣 私は、どうして、わかりませんか、義務教育費の中で特定していない、中学校と。例示として挙げたわけであって、それは中学校だけに特定しているわけではありません。
○小泉内閣総理大臣 真摯に受けとめて、全体として考えたわけでありまして、だからこそ、地方団体は結果について一定の評価をしていただいているわけでございます。
○小泉内閣総理大臣 暫定措置でありますが、中央教育審議会においては全体を幅広く議論していただくということでございます。
○小泉内閣総理大臣 これは、中央教育審議会で議論をいただきますが、同時に、地方と中央政府との協議の場も設けております。ですから、地方団体の代表の方とも引き続き、これから我々は協議していきますので、「等」の中にはその地方団体との協議も入ります。
○小泉内閣総理大臣 確かに、文部科学省の意見と地方団体の意見は対立しました。そういう中で、地方の意見というものを真摯に受けとめるという形で一定の結論を出したわけでありまして、そういう中で、中央教育審議会等の役割もあります。そういうのを調整して、今回、案を出してきたわけでありまして...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、地方に裁量権を拡大しても教育の軽視には当たらないと思っております。  だからこそ、対立ある意見はあります。この教育問題だけじゃありません。閣僚の間で意見の対立は、ほかの問題でもあります。しかし、結論を出す場合は一致協力していくのが内閣であります。この問...全文を見る
03月15日第162回国会 衆議院 本会議 第11号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 古川議員に答弁いたします。  新防衛大綱策定に当たっての決意についてでございます。  冷戦終結から十年余りたち、我が国をめぐる安全保障環境は大きく変化しております。新防衛大綱は、みずからの国はみずからで守るという考え方のもとに、我が国の今後の安...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 前原議員に答弁いたします。  マラッカ海峡における事件でございますが、現在、事実関係の確認と関係者の無事な解放に向け、政府一体となって全力で取り組んでいるところであります。また、関係する各国政府当局に対し、被害者及び被害船舶の安全確保並びに関連情...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 赤松議員に答弁いたします。  新防衛大綱とトランスフォーメーション、いわゆる軍の変革との関係についてでございます。  新防衛大綱は、我が国の今後の安全保障の基本指針として、テロや大量破壊兵器、弾道ミサイルの拡散といった新たな安全保障環境に適切に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 赤嶺議員に答弁いたします。  日米の共通の戦略目標と日米協力についてでございます。  日米の共通戦略目標は、日米おのおのの努力、日米安保体制の実施及び同盟関係を基調とする協力を通じて追求するものであります。日米両国が常に共同で行動することを意味...全文を見る
03月17日第162回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も一週間ほど前に電話で会談したものですから、また電話をしたい、電話で話したいということがありましたので、どういうことかなと思ったんですが、話は世界銀行のことでした。  世界銀行の総裁が替わるということで、この世界銀行の総裁の枠は慣例によりまして...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ありませんでした。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 世の中、評論家にしても政治家にしても、福沢諭吉みたいな人ばかりでありませんから、なかなかそのような、自分が外務大臣になったつもりで論評せよというわけにはいかないと思っております。それぞれの立場で政府を批判するのも結構だと思いますが、総理大臣として、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各省からの情報を収集して的確に分析して判断する、極めて重要なことでありますので、現在、今までの様々な事例を参考にし、情報収集能力を高め、そして各省が連携して当たるよう、内閣情報調査室を中心に努めているところでございます。  いずれにしても、どうい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 北方四島、これは日本固有の領土であるということで、一貫して日本政府はソ連、現在ロシアでございますけれども、この北方四島の日本帰属を明確にして平和条約を締結するという方針で臨んでおります。学校の教科書において、今詳しく有村議員からお話ありましたけれど...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) キティーホークのことにつきましては、私も横須賀市、地元ですから、このような問題が米国で協議されているということは承知しております。しかしながら、この米国の軍の編成の問題で、通常艦を将来原子力空母にしていきたいというようなことは報道でも承知しておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、事実ではございません。  私は、外務大臣、防衛庁長官、日本側、アメリカ側の国務長官、国防長官、いわゆる2プラス2の会談、これが行われるということにつきましては、今後の方針として、アメリカの方針を聞くことはいいけれども、日本側の考え方もやっぱ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは交渉事でありますし、交渉の過程では意見の違いが出てくるのは、この防衛問題、外交問題のみならず様々な問題であります。そういう中に、あえて結論が出ない段階で、今交渉はこうなっているということについては申し上げられないこともあるということもまた御理...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは矛盾はしないんです。両方大事なんです。抑止力の維持なくして日本の安全は確保できません。  よその国が仮に日本にミサイルをぶち込むとか侵略する場合に、日米安保条約によってアメリカは日本への攻撃は自分の国への攻撃とみなすと。どのような反撃を受け...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 可能であるかどうか、問題解決不可能な問題についても解決に向けて努力するのが日本の政府の立場であり、そのように今まで進めてきたわけでございます。  もとより、日本の国家体制、民主主義と北朝鮮の体制は全く違います。そういう中においての、拉致の問題につ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 情報機関を強化充実していくということについては、私も同感であります。どの国でも情報機関の活動というものは極めて活発でありますし、日本だけそういう機関がなくていいのか、またおろそかにしていいかというふうには私も考えておりません。  こういう問題につ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在も拉致被害者の救出に全力で取り組んでいるわけでありますが、この政変が北朝鮮に起こった場合ということは今の金正日体制が転覆されるわけであると思います。その場合に、どういう政権ができるかというのは予測ができません。今までも拉致の被害者であると言われ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ライス国務長官は町村外務大臣とも会談されますし、私もできれば会談したいと思っておりますが、どういう話になるかというのは今の時点では分かっておりません。そのときにどういう話が出るか。  でありますが、BSEの問題につきましては日本政府の立場ははっき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本はイギリスとも違いますし、フランスとも違います。イギリスを参考に、イギリスを見習うべきだという話でありますが、それではイギリスと一緒にアメリカと戦おうということでしょうか。日本はイギリスとは違います。イギリスは軍隊を派遣してアメリカとともにイラ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 矛盾いたしません。  外務大臣から答弁させます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 変更しない範囲で協議を進めているわけでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どのように想定されるということについては私がとやかく言うべきことではないと思いますが、様々な可能性を検討しながら今協議中でありまして、こうだああだということを今の段階で言うべき状況ではございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もう一度具体的に質問していただければいいんですが、六者協議は六者協議なんです。経済制裁というのは直接六者協議と連動するものではないと。しかし、経済制裁というのは総合的に考えなきゃいけないという問題であります。  どこが適切でどこが適切でないか。私...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず経済制裁ありきではないということをかねがね申しております。対話と圧力、これが大事であると。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このEUの対中武器禁輸解除の問題については、昨年も私はシラク大統領と会談して懸念を表明しております。    〔理事若林正俊君退席、委員長着席〕  この日本側の姿勢ははっきりとEU側に伝わっておると思いますし、これからもその方針に変わりはございま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 可能性を言えば、かつてのイギリスとフォークランドにおける紛争を見れば、同じ西欧陣営の武器同士の戦いが行われるということは否定できません。  だからこそ今、台湾海峡における問題につきましては、お互い自制してほしい、平和的解決をしてほしいということを...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 人身売買、この問題については、日本としても国際社会のいろいろな声を受けて深刻に受け止めて、このようなことがないようにしなければならないということで、今国会におきましても、罰則の整備やこの人権の被害がないような、保護、関係法案を提出しております。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本としては、安全な牛肉を食べたいという国民の気持ちがあります。そういう点につきましては、食の安全、安心、この確保の観点から科学的知見に基づいて日本国民に安全な牛肉を、日本の牛肉であれ、アメリカの牛肉であれ、その他の国の牛肉であれ、提供していかなき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この提供いただきました資料におきましてアメリカの下院の決議を出されておりますが、これはアメリカの事情はアメリカの事情であります。日本は別に米国産牛肉の輸入を遅らせているわけじゃないんです。アメリカにそういう誤解があったんなら解いていかなきゃならない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 既にはっきりと申し上げております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ブッシュ大統領だろうが、ライス国務長官だろうが、はっきりと申し上げております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はっきりと申し上げております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何が曲げられているんですか。日本の立場は一貫しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 曲げられようとしているというのは、あなたの誤解であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 食の安全についてはすべての国民が大きな関心を寄せています。食の安全を重視して対応してまいります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ外務大臣、今答弁されたとおりでありますが、在日米軍が駐留していく際にいろんな経費があります、ここでは詳しくは申し上げませんが。その経費の分野において、どの分野を米軍が負担すべきか、どの分野は日本が負担すべきかというのは、今後話合いの上に適切に判...全文を見る
03月18日第162回国会 参議院 本会議 第8号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 浅野議員に答弁いたします。  新防衛大綱と従来の基盤的防衛力構想の違いについてでございますが、冷戦終結から十年余りたち、我が国をめぐる安全保障環境は大きく変化しております。従来の基盤的防衛力構想は、大規模な武力侵攻を念頭に置き、これを抑止すること...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 榛葉議員に答弁いたします。  弾道ミサイル防衛システムの信頼性と国民への情報開示についてでございますが、大量破壊兵器や弾道ミサイルの拡散が進展する中、ミサイル防衛システムは、弾道ミサイルによる攻撃から我が国を守る現在におきましては唯一の手段である...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 荒木議員に答弁いたします。  統合的な戦略実現のための考え方でございますが、まず国防は、自分の国は自分の力で守る、この気概が大切であります。テロや大量破壊兵器、弾道ミサイルの拡散といった新たな安全保障環境に適切に対処するため、多機能で実効性の高い...全文を見る
03月22日第162回国会 衆議院 本会議 第14号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 答弁に先立ち、今般の地震について一言申し上げます。  去る三月二十日に発生した福岡県西方沖を震源とする地震は、福岡県及び佐賀県で震度六弱を記録し、大きな被害をもたらしました。お亡くなりになられた方の御冥福をお祈りするとともに、被災者の方々に心から...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 橋本議員に答弁いたします。  被保険者、受給者の範囲についてです。  この問題につきましては、今回の介護保険制度の見直しにおいても、関係者の間で主要な論点の一つとして議論が行われてきたところでございますが、なお範囲を拡大することについて賛否両論...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 高木議員に答弁いたします。  総合的な介護予防システムでございますが、介護保険制度の基本理念は、高齢者の方々の自立した生活を支援することであり、この理念に照らせば、できるだけ高齢者を要介護状態にしないこと、また、軽度の方々を重度にしないことが重要...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山口議員に答弁いたします。  国庫負担の引き上げによる保険料の減免、特別養護老人ホームの整備についてです。  急速な高齢化が進展する中で、介護保険制度を持続可能なものとしていくため、保険料、公費、利用者負担の適切なバランスを図っていく必要があり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 阿部議員に答弁いたします。  予防給付でございますが、介護保険制度においては、要介護状態の悪化の防止のための給付にあわせ、要介護状態となることへの予防のための給付が、保険給付として既に位置づけられております。これは、高齢者の自立支援を図るという制...全文を見る
03月22日第162回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 震度六弱というかなり大きな地震でありましたけれども、被災者の支援にはこれからも政府を挙げて取り組んでいきたいと思います。また、あの地域は比較的今までも地震がなかったところでありますが、このように現実に起きたということを考えますと、いつ、どこでも起こ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が総理に就任してから、金融・証券市場の健全な育成というのは今後の経済の活性化に欠かせないということから不良債権処理等を進めてまいりました。また、日本は特に貯蓄性向が強いと、これを貯蓄から投資へ流れを変えるべきではないかという意見にも耳を傾けまして...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、金融担当大臣が話されたように、やはり市場の公正性、透明性、企業の価値を高めるためにはいろんな方法があるようでありますが、こういう取引等におきましても公正さが確保されるような対応が必要だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も、このいろいろニュースを聞いて、お話を聞いたりするんですが、分かんない点多いんです。焦土作戦っていって、今ほど、戦争で焦土作戦という話はよく聞きましたけれども、何で企業が焦土作戦という言葉を使うのかとか、ホワイトナイトと、白夜かと思ったら白馬の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、民営化の会社がどうやるか、経営をどうやって健全性高めていくか、さらには利便をどう図っていくか。それは今後いろんな想定がされるでしょうけれども、会社法がしっかりしていないと、これは将来の世界的な規模でのいろんな買収とか企業の合併とか考えるとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは分かりません、私は株を左右する力はありませんから。しかし、株式市場を健全化させていきたいと、株価は上がった方が景気良くなるという感じありますから、低いよりは高い方がいいですよね。  私が就任したときは一万四千円程度、一番その後悪くなって一時...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、大塚さんが言われたようなことは郵政民営化反対論の方々から何度も聞きました。できない、できないと。間に合わないと。そこで、生田総裁にもおいでいただいて、専門家がどの程度だったらできると、専門家に判断を委ねるということでこういう結果が出たんです。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) マネーゲームは好ましくないという方もたくさんおられると思いますが、これ、自由市場、資本市場の中では避けられないことだと思いますね。投機はいかぬと言うけれども、投機もなくならないですね。株式市場だけじゃありません。今、油の市場もそうですね。投機を排除...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、日本で活動するには日本の法律を守っていただかないと困ります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は全くそれ関係ないんです。利用すべきときに利用するというだけです。
03月23日第162回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治とその活動のための資金をどのように提供するか、あるいは調達するか、これは極めて大事な問題であると思っております。また、政治活動の自由と、政治が、また政治活動、政党、政治家が、そのような活動に際しても、資金の調達をする際にも疑惑を持たれないような...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 麻生総務大臣の言うとおりでありますけれども、その公正性と透明性の点については、それぞれ今協議されていると承知しております。こういう点についても、今までどの程度が適正かということについては各党派間によって違いがあるというのも承知しております。また、政...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 当委員会でも議論されておりますいわゆる迂回献金についてはあってはならないものだと思いますが、一概に、迂回献金とは何かという定義がまた難しいのも事実であります。各政党はそれぞれの活動がありますし、政党に属する政治家もそれぞれ資金の調達の方法が違います...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 個人献金の奨励策については今までも優遇措置を講じながら進めてまいりますが、当初の期待していたとおり行っていないというのは事実だと思います。  ある時点において国会でも議論されまして、月一杯コーヒー飲む人ならば、一杯節約したつもりで支持する政党なり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、委員会の運営には口を出すなということで、委員長始め理事の方々の運営に従っているわけでございますが、出席した限りにおいては、与野党、極めて真摯に当面の問題、そして将来を展望した問題、極めて誠実に質疑をされておるなと感じております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治に対する信頼というのは、常に我々心して取り組まなきゃならない問題だと認識しております。  その一つとして、政治と資金の問題もありますが、それだけではないというのは正に池口委員御指摘のとおりだと思っております。  制度の問題もあると思いますね...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今や年金制度というのは、多くの国民が老後の生活を支える大きな柱と受け止めていると思っております。それだけに非常に関心が高いわけでありまして、この年金制度を持続可能な制度にしていかなきゃならないと思っております。そうしたことから、昨年、将来を見通して...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほども申し上げましたように、お互い保険料で支えるということは無理があるということで、既にもう税金を投入しているわけであります。  問題は、これからどの程度税の負担を国民全体でしていくべきかという問題と、今の分かれている制度を全体一元化すべしとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一つのあるべき望ましい姿と現実の問題として具体的な議論が表面に出てきますと、その具体的な個別の問題についてまた賛否両論が出てくるわけであります。私もかねがね申し上げまして、申し上げているとおり、できれば分かりやすい一元化が望ましいと。しかし、今お話...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 抜本改革という定義はなかなか難しいと思うのでありますが、今まで五年ごとに給付と負担を変えていたのを、今後、将来的に五年ごとではなくて一定の負担の面については上限を設けた、給付の面においては下限を設けたということで、五年ごとに見直す必要はないと。そし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、一定の条件というものを考えないとこの制度の維持はできないわけです。税負担におきましても、一定の経済成長が行われる場合とそうでない場合とでは変わってまいります。そういう点からいえば、一元化しても、税の負担をどの程度、永久に変わらないということ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この日歯連の問題については、現在、司法の場に移っておりますし、各党が理事会でも協議されているということは承知しております。  私は、衆議院の委員会の理事会あるいは参議院の理事会におきましても、当面の審議の状況を見つつも国会全体を見据えた議論をして...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 真剣に与野党で議論されていると報告を受けておりますので、先ほど申し上げたように、この会期内を全体を見通した、与野党が妥当な結論に導かれていくのではないかと私は期待しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治活動については、知っているのは御本人であります。御本人がその疑惑を受けた場合にはしかるべき対処をなされると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、この政治資金の問題を、政敵つぶしとか各政党の泥仕合みたいなものには持っていかない方がいいという、そういう中で協議が行われると聞いております。だからこそ、だれを参考人に呼ぼうとか証人喚問にしようということは多数決では決めてないと。少数派の意見も...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、滝川氏がどのように申し上げたか、つぶさには承知しておりませんが、政治資金を扱う責任者は法律にのっとって厳正に処理しなければならないと。これはどの政党であろうがどの政治団体であろうが変わらないし、そのようにしなければいけないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も理解できない点があります。なぜ記載しなかったのか、法律にのっとって。その理由は私には分からないんです。法律にのっとって記載すればいいことを、そうしなかったと。その理由は分かりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この問題につきましては、既に我が党の幹事長が調査をして報告を委員会に提出しております。衆議院におきましてもそのような議論が行われましたし、党としても調査をしてこの問題を委員会にきちんと報告しているということも御理解をいただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、この政治資金の在り方について、迂回献金とか、そういう議論をなされましたから、そういう点についてはちゃんと調査していると。今裁判中の問題とは、これまた裁判の場に移っているわけですから、これはまた党とは別でございます。そういう点については、今私が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 党としては政治資金規正法を厳正に守るように対処しておりますし、私は裁判の中身まであれこれ言う立場にはございません。  これからも、政治資金のあるべき姿については、現在も法案が今国会に提出されておりますと、協議されているということを聞いておりますの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治資金規正法が今国会に提案されておりますので、これは仮に与野党の立場が違っても現在の状況をどのように改善すべきかという点で出されているわけでありますので、成立に向けて是非とも御協力いただきたいと強く期待しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いわゆる迂回献金については、あってはならないという認識をしておりますし、現にそのような議論されているような形での迂回献金はないように各党それぞれ対応していかなきゃならないと思っておりますが、果たして法律に書く場合、どの点までが迂回献金なのかと。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この戸別訪問は、大正時代からの詳しい経緯を見ても賛否両論、常にかんかんがくがくされてきた経緯がございます。私も実際選挙運動をする立場から、その戸別訪問解禁論を展開してきたわけですが、現実の問題として余りにも煩わしいということから、なかなか賛同が得ら...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、堤氏とは親しくお付き合いをしておりますし、私の所属していたグループはプリンスホテルに事務所も借りておりますし、そして、どういう方とどういうお付き合いをしているかは私はつぶさにしておりませんが、私に対しましては大変親しく、各種選挙におきましても...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろな私の政治活動に応援していただいている、私はそう、応援している一環だと受け止めて有り難いと思っております。しかし、今はもうその機関誌は発行しておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、機関誌にどの程度の大きな広告を出すか小さな広告を出すか、それは編集者に任しておりますし、大きいから額が多い、小さいから額が小さいと、一定のものとは決まってないと承知しております。  それは、政治活動の一環として機関誌を発行しておりますし、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、各党におきましても、各政治家におきましても、献金している側がどのような活動をしているかというものを逐一調べるのは困難だと思っております。様々な企業から、団体から政治活動資金を提供されていると思います。しかし、問題があった場合には、そういうよ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、政治活動資金は各党が厳正に対処すべき問題であると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まだどういう事情か私はよく承知しておりません。党としては、政治資金は政治資金法にのっとって厳正に対処しているということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治資金の調達方法については、政治資金規正法にのっとって厳正に対応すべきだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほども答弁申し上げましたけれども、今、与野党間で協議を継続中だと聞いております。その協議の結論を見守っていきたいと思いますし、この問題については今までの衆議院におきましても、参議院におきましても議論がされているところでございます。お互いが会期内に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 委員会の運営でございます。委員会が今協議中だと聞いておりますので、その協議の結論を見守っていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 基本的に政治家自らの問題につきましては、御本人がどのような対応がいいか決めるべき問題だと思っております。  橋本氏につきましては、昨年の国会の委員会に出席してそれぞれの質疑に答えたわけでありますが、その問題が引き続き今国会においても議論されており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 党としてはきちんと政治資金の問題については対応するように改善策を講じておりますし、国会におきましては、現在、自由民主党としても政治資金規正法の改正案を提案しております。与野党早く協議を進められて成立されるように強く期待しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 証人喚問するかどうか、この点については現在委員会で協議しているということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だれでも悩みはあるものと思っております。そういう悩みを抱えながら生きていくのが人生ではないかと思いますし、国会の論議におきましても、真摯に議論をしてより良い社会にしていくのが我々政治家の務めであると思っております。  元気でないという印象を持たれ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 予算というのは、それぞれ毎年いろいろな法案を国会に政府は提出いたしますが、中でも予算というのは最重要提出案件、課題だと思っております。というのは、国民様々な生活に対してどのような支出が妥当であるか、また、その支出を賄うための国民の負担がどうあるべき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 来年度予算は、極めて厳しい財政状況の中で、いかに順調な経済回復をなすかということに主眼が置かれて編成されました。特に、現状の税収等を考えますと国債発行余儀なくされると。そういう中でも、国債発行というものを少しでも抑制していくということから考えれば、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これまで景気が悪いときには公共事業を増やして減税をしろという考え方が言わば正当と思われておりました。私、就任してから何年かこういう状況続けてきたけども、景気が思わしく回復してないと、なおかつ財政状況が悪化の一途をたどっていると。財政状況を改善しつつ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 領土問題については未解決の問題がありますが、この問題を平和的、外交的解決に持っていきたいという基本方針は変わりません。その間、意見の違いあるいは対立の問題もありますが、それを乗り越えてそれぞれの国との友好関係を増進していくという方針で、この未解決の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、現在、食品安全委員会で議論しているところでありますので、その結論が出ないうちに、いつ時期を設定するかと言うことはできません。同時に、食の安全を確保していて、確保してなおかつ科学的知見に基づいて貿易を再開するという意向は両政府とも持っているわ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 可能性を論ずれば、それは全部否定はできない、可能性を論ずればですよ。一%でも〇・一%でも可能性があるんですから。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 安全な食を確保するというのは、日本国民でもアメリカ国民でも同じだと思います。日本国民だって、安全な米国産牛肉を食べたいという方もたくさんおられます。できるだけ安全な食を確保したい、できれば貿易を再開したいという気持ちは、両国政府、私は変わらないと思...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、輸入を再開できるように努力するのは当然だと思います。しかし、それには食の安全、科学的知見に基づいてしていくのがこれまた当然だと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) すり替えないでください。〇・一%だといつ私が断定しましたか。そんなこと一つも言っていません。  可能性を論ずれば、〇・一%の可能性があれば、それは可能性は否定できないと言っただけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、可能性があるかどうかという言葉の定義を言ったまでであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小川さんが政治的に決断せよと言うのは、それは一議員として私は否定するものではありませんが、日本政府としては、この問題は科学的知見に基づいて判断すべき問題だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この提出いただきました資料によりますと、食料自給率というのはかなり低いなというのが率直な印象でございます。  今後、どんどん人口が増えていくということを考えてみますと、この食料、農業というのをおろそかにしてはいけないなと痛感しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、もったいないという言葉を、あのノーベル平和賞を受賞されたケニアのマータイ女史が日本に来て、これ一番印象に残った言葉だと。世界に広めていきたい、あのケニアのマータイ女史が言われたと。  私は、正に3Rという、昨年、私はサミットで提唱いたしま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この都道府県別の有効求人倍率も県民所得も、確かに地域によってばらつきがあります。これは有効求人倍率でも、若年層は失業率が高いと言いますけれども、逆に求人数が多いところもあるんですね、求職者よりも、最近。このミスマッチもあるんです。  地域において...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) かつて、五十年ぐらい前には六百二十万人の農業人口は、現在四百万人を切ったと。二百万人以上減っているんですが、この産業構造、就業構造の変化というのはこれからも一定ではないと思っています。続いていくと思います。それ、どのように対応していくか。  我々...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も、一地域に、例えば東京にすべてのものが集中していく、過度になっていくというのは好ましいと思っておりません。各地域がそれぞれの特色を発揮できるような、そういう形の発展が好ましいのではないかと。今の防災の観点からも危機管理の観点からも、一地域だけに...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 少子化、悪くないんじゃないかという議論があるのも承知しておりますが、経済全体を考えてみるとやはり少子化というのは深刻な問題を内包しているのではないかと思っております。これからこの少子化傾向を阻止して本来の、でき得れば一・六以上、二に近い程度に出生率...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国債がどんどん増えていくという状況を考えますと、この国債管理政策は極めて重要だと認識しております。今は低金利、デフレの状況だからまだそれほど気が付かない面もあると思いますが、これが景気が回復して金利も上がってくると、国債費も増大してくるということに...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) やはり経済情勢の悪化というものに目をつぶることはできないと。財政状況を改善するという視点も大事でありますが、景気というものをにらんでいかなきゃならないと。財政状況を改善するためには、歳出削減、増税、両方ありますが、やはりこういう景気の状況を見ると増...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 経済は理論どおりにいかない、そのものを物語っていると思いますね。今これだけ国債を増発していながらインフレにならない。我々のこの三十年間、政治家としての役目は、いかにインフレを抑えるか、石油ショック以降。公共事業を増発しようが減税をしようが財政を悪化...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 物事には常に二面性があって、今デフレ脱却しなきゃならないと盛んに言われていますが、脱却したときには長期金利どうなるのかと、インフレを心配し出すと私は思っております。円高にも円安にも長短両方あります。そういう状況をにらみながらも、今デフレを喜んでいる...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは国債の安定消化につながっていると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 資金というのは、民間に投資されますと、やはり成長分野を探求しながら資金というのは移動していくもんだと思います。官の方は、むしろ成長分野というよりも、国民がいかに必要としているかという分野に行きがちだと思います。今までの財政投融資の動向を見れば、民間...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 地方自治体の行財政改革、これは基本的に地方自治体住民の問題でありますが、ただいま麻生大臣が表明されたように、国としても、各地域がどのような対策を練っているのか、あるいは住民の、福利厚生にしても勤務手当にしてもどういう状況なのかという点につきましては...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 過去の従軍慰安婦等の問題、戦争の反省等、よく認識しながらこれから日本の発展を期していかなければならないという過去の政府の談話、その基本的認識はこれまでの内閣と変わっておりません。そういう過去の歴史というものを十分踏まえながら、反省すべきは反省し、将...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そうでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 既に官房長官から答弁されたように、日本政府としての率直な気持ちというのは談話で表明しております。現在の時点において、そのしかるべき政府の段階で対応をしておりますので、今私がお会いするという考えは持っておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、全部読みますか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ全部読むというよりも要約ですが、これは、我が国の元従軍慰安婦の方々への国民的な償いが行われるに際して私の気持ちを表明させていただいたものでありますが、要は、この従軍慰安婦として多くの苦痛を経験されたと、この心身にわたりいやし難い傷を負われたすべ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それぞれの政府の立場の表明を伝える方法はあると思います。現時点で適切な対応を日本は取っておりますので、先ほどの私の答弁のとおりでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは委員会の問題でありますが、日本政府としては、サンフランシスコ平和条約等の当事国間では請求権の問題が法的に解決済みであるということから、既に高齢となられた元慰安婦の方々の現実的な救済を図るために、アジア女性基金により対応することが最も適切かつ最...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この基金の問題については、解散後にはどうするか、今後検討していきたいと思っておりますが、基金への協力はしていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この問題は、沖縄の基地負担の軽減といわゆる米軍の抑止力、安全保障の問題全体の問題としてとらえ、今アメリカと日本が協議中でございます。その中で、辺野古の問題も、日本政府としてどう考えるか、SACOの報告書を踏まえながら、今後一つの結論を出していかなき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は幾たびか沖縄を訪問し、地元の方とも話しておりますし、稲嶺知事とも話しております。  よく地元の意向というものを勘案しながら進めていかなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 食の安全について、どこまで検査をすれば安全かというのは、私はそれだけの知識を持ち合わせておりません。専門家もおられますし、食品の安全委員会というものもございます。  食の安全というものを重視していきながら、これからの問題について対処していかなきゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全頭検査を行っているのは日本だけだと聞いております。どの程度の月齢まで検査すればいいかというのは、専門家に聞かないと分からない点も私にはございます。  また、アメリカの人たち、イギリスの人たち、日本の人たち、それぞれ牛肉を食べていると思いますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 長期間経過して困難な問題でありますが、どういう協力ができるか検討していきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 戦争の傷跡は長いということを痛感する問題でありますが、そのような戦争の被害を受けた方々、大変な今まで苦しみを負いながら生活してきたと思います。日本としては今後、その戦争の反省も踏まえまして、平和国家として発展していかなきゃならないと考えております。
03月28日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 財政状況が極めて深刻な情勢にあるという御指摘だと思いますが、そのとおりだと思っております。本来、特例公債というのは特別に例外だというのが、今やもう通例になってしまいましたから、そういう意味におきましてもこれは大変深刻な情勢だと思っております。こうい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 財政収支を考えますと、確かに歳出削減だけでは無理であると、増税もという議論は分かります。  しかしながら、経済全体を見ますと、財政健全化だけすれば経済がプラス成長になっていくかというと、これまた考えなきゃならない点がございます。財政健全化の努力は...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治というのはやっぱり理論どおりいかないなというのを痛切に感じております。  私が国債発行三十兆円枠を守るべしと言ったときには、税収が五十兆円あるというのが前提です。税収が五十兆円あるのに前年度予算というのは、二十八兆円程度でしたかね、国債発行が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一般論からいいますと、民主主義の国においては、自由な選挙が行われている限りは私は政権交代があって当然だと思っております。そういうのを決めるのは有権者ですから。私は政権交代を否定しているわけではありません。政権交代にはプラスもあればマイナスもあると。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは結論から申し上げれば、小さな政府よりも、ああ、大きな政府と小さな政府をどちらが目指すかといえば、小さな政府を目指しております。  というのは、民間にできるところは民間にと。何でも政府が、行政が国民生活に関与すべきものでもないと。やっぱり企業...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、私もスウェーデンの方と会うとき、政府関係者なんですが、よくスウェーデンはこの財政負担高いことやっていけるなと、国民がまたそれほど不満がないなと、消費税を二五%までよく上げることできましたねと、どうしてこういうことが可能だったんですかという質...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、この消費税を上げないと言っているのは無責任だとよく言われますがね、全く反対なんです。私は、在任中は消費税を上げないと言っているのは、どんなに長くやっても来年の九月までですけれども、それまでに消費税を上げる環境にないというのが一つ。さらに、私は...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も厚生大臣になるまではずっと大蔵委員会に所属しておりましたから、その議論は熱心に聞いておりました。自民党の税制調査会におきましても、私は厚生大臣になる前までは一番熱心に長時間出席した議員でしょう、自民党の中で。ですから、このグリーンカードの議論も...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは定率減税というものに対して、景気が悪い状況に導入したものであると、現在の、導入した時点と現在を比べてみますと、この定率減税を縮小しても景気等に大きな悪影響は及ぼさないであろうと。と同時に、このまま減税をしないで、さらに歳出削減そして国債増発と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 確かに、経済成長なくして財政再建なしというのも言えると思います。このままマイナス成長で財政再建できるかというと、そうは思っておりません。だからこそ、この厳しい財政状況を勘案しながら、ある程度国債の発行もせざるを得ないという状況であると。  さらに...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 財政投融資制度は、やっぱり郵便貯金の金、簡保の金を使いながら必要なところに投資、融資していくんだということで、今後、今までの日本の経済状況を見れば、まだ民間企業の役割がそんなに大きくなかったとき、政府が主導して発揮しなきゃならないということを考えれ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の議論はこれからも強いと思いますよ。民間がやらないことをやっているのに何が悪いと。それは私は、政策投資銀行等一つ取ってみても、果たして本当に民間じゃできないのかと、民間でもできる分野があるのではないかという、これ一つ取ってみても反対が強いですよ。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、日本の経済の潜在力というのは、二%程度の成長は可能な経済力を持っていると、日本は。この改革を進めていけば、二%程度というのは不可能な非現実的なものではないと。数年たてば、私の就任後、二〇〇六年度にはそこを目指した運営が必要ではないかなと。い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、消費税の引上げ、増税が必ずしも経済成長にマイナスという一面的にとらえているものではございません。それは、ヨーロッパの消費税見てみれば明らかであります。ヨーロッパはもう消費税は二けた以上、そして経済成長はゼロかマイナスかというと、そうじゃないで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 辺野古の海は見たことございません。じかに見たことはございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、この在日米軍の負担軽減と日本の安全を確保している抑止力、両方をよく考えてこの米軍との交渉に当たらなきゃいけないと。そこで、沖縄に過重な米軍基地の負担をこのまま認めることはできない、何とかこの沖縄基地の負担を軽減していかなきゃならないという点に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのような声があると、今糸数議員が御指摘されたような声を十分認識しております。だからこそ難しい問題であると、この問題、今の解決策しかないんだという前提から、どういう選択肢があるかということも考えていいのではないかということを申し上げているのであって...全文を見る
04月06日第162回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回、与野党が合意されまして、全政党参加のもとにこの年金を含む社会保障全体の協議会が、衆参両院議員参加のもとに開かれるということは、私も歓迎しております。  今岡田代表が言われた趣旨にのっとって成果を上げられるよう、各党建設的な議論をしていただき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) かねがね申し上げておるとおり、成果を上げられるよう各党が努力しなければいけないと。もちろん、今までの年金の問題にしても、医療の問題にいたしましても、各党、意見の違いがあるということは承知しております。  しかし、この年金にしても医療にしても、ある...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、この協議会というのは、最初に結論ありきではございません。各党、今民主党が言われました案は、民主党案としてそれを出されるのは結構でありますし、その主張が会議を進行していく上で、それぞれかなり焦点となっていく課題だと認識しております。  自由民...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も、今回の玄界島における地震災害の現地を視察いたしまして、現地の方々、被災された方々が大変苦労されている状況を見てまいりまして、政府としても、地元の市、県と協力してできるだけの支援をしていかなきゃならないと、いろいろ対策を講じております。  そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは公共団体がやる支援と、それから個人財産に対して個人がやることと、それぞれ違いがあると思います。そういう点の意見も踏まえて協議していかなきゃならない問題だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう御意見もあるということを十分承知しながら、地元の方々の実際の支援に役立つような支援を考えているわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 具体的な数は承知しておりません。極めて少数だと思います。これは、地震がいつ起こるかわからない、また地震保険料も高い、いろいろな理由があると思いますけれども、極めて少数だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 多くの方々が被災者の方々に支援をしようということで、そのような多額の額が寄附されて、被災者の支援に役立っている、心強いと思っております。  実際、現地に行きましても、一般ボランティアの方々が、あの暑い中、寒い中、泥まみれになって支援をしている姿を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは認識の違いといいますか、アメリカにしては、もっと早く日本が、アメリカの牛肉を買ってもらうような、貿易再開できるような決断がなされると思っていたということは、アメリカはそう思ったということを私は否定するものじゃありません。  しかし、日本には...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何でも責任は私にあると思っておりますから、それはきちんとやります。  しかし、手続に従って日本はやっている。確かに、日本の全頭検査というのは世界から見れば異例であります。そういうことを考えれば、アメリカの検査と比べれば異例なんです、日本というのは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今具体的なことと言われましたけれども、そういう点については私は詳しい知識を持っておりませんから、担当大臣がいます。日本の国民の食品、安全、安心を確保するために所要の手続をとるように、それをしっかりやっていくようにということで指示しておりますの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは私も、二十カ月以下とか三十カ月以下なんというのは判断できませんし、どれが安全かというのも、私自身率直に言ってわかりません。  しかし、これは科学的知見に基づいて食の安全、安心を確保する、所要の手続をしっかり踏むようにという指示を出すのは私の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治資金のことについて言えば、それは党の政治資金と個人の政治資金、それから政治団体の政治資金があると思います。  それぞれ、個人の資金にまつわる問題、これについての問題については、個人がしっかりと対処すべき問題である。また、政治団体もそうでありま...全文を見る
04月20日第162回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各国と友好関係を発展させていくことが日本の国益にかなうと、また隣国であります中国、韓国も含めて、ロシア等の平和条約を締結に向けてお互い努力していかなきゃならないと思っております。  日本はアジア重視で、ASEAN諸国とも極めて友好な関係を築いてま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはデモが行われるということに対して私は否定はいたしませんし、反対もいたしません。しかし、これが反日の感情をあおり立てたり、あるいは中国における日本の大使館、領事館を始め企業あるいは中国で活躍しております日本人の皆さんに危害を加えるというようなこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、日中重視の外交を取ってきたと思っております。中国の目覚ましい経済発展というもの、これに対して日本は脅威と受け取るのではなく、好機と受け止めていると。今後、両国の交流というものをあらゆる分野において広げていこうということで、今までも各分野での交...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) できるだけ多くの国から、この国連改革、わけても常任理事国入りにつきましては日本の立場を理解してもらえるように今までも努力してまいりました。  隣国との関係と申しましたけれども、これは今、日本は、ドイツとインドとブラジル、四か国共同でお互いの常任理...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 同じような認識を共有しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 村山談話にありますように、過去の戦争の敗戦から、このようなことを二度と起こしてはいけないと、そして両国の関係を重視しながら、日本としては平和国家として発展していく、国際協調が重要だと。  また、日米パートナーシップ、これは今後とも、日米関係、日本...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 村山談話、同じような認識を共有しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 過去の戦争を反省しつつ、これから平和国家として発展していこうという六十年前、この六十年間の実績というのは私は評価されてしかるべきだと、ものだと思っております。自信と、そして国際社会との友好関係を維持発展させていこうという、この方針を実践に移してきた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 最初に、郵政改革よりももっと大事な問題があると言われましたけれども、大事な問題をしっかりやって、そして同時に郵政改革をしているんですよ。郵政改革をしなければほかの大事な問題が進むかというと、そうじゃないんです。ほかの問題も、外交問題、内政問題、社会...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今提起されたような問題を協議しようというのがあの両院の協議会だと思うんであります。  そこで、確かに産業構造、雇用構造、変わってまいりました。厚生年金と共済年金と国民年金、それぞれ違うから、まずは厚生年金と共済年金の一元化を図っていこうと、そして...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは破綻しているとは言えません。未納者が多いけれども、破綻しているとは言えません。国民年金を大事にしている方もたくさんおられるわけですから。未納は問題であります。破綻しているとは思っていません。しかし、将来を見ると、これは問題があるから協議してい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは前回の党首討論でも行われて、繰り返しになりますが、私は、あの協議会の場には出席しておりませんでしたが、各党の意見の報告は受けております。そうしますと、国民年金と厚生・共済年金の一元化に反対している方の意見もはっきり出ております。そういうことを...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは郵貯と簡保合わせて三百五十兆円なんです。移行期間、完全民営化後とは違うんです。旧勘定、政府保証のあるときと完全民営化になったときの場合は違うんです。  そこで、できないと言いますけれども、今まで岡田さんも、私どもが郵政民営化やる前は、民間に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) できるということをこれから国会に政府案として出そうと今努力しているんじゃないですか。民営化審議がいずれ五月にはなされると思いますので、そのときまでに政府としてはできるという案をはっきり示します。そして、民主党は民営化できないと言うんだったら、できな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 民営化された会社がどのような事業を展開しても、それは民業圧迫とは言えないんです。官業が民間の事業に進出した場合には、それは民業圧迫と言うことはいいと思います。しかし、民営化された会社が今民間と同じような事業をやろうということは競争です。民業圧迫とい...全文を見る
05月11日第162回国会 参議院 本会議 第20号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国井議員にお答えいたします。  年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議でございますが、急速な少子高齢化が進む中で、年金制度を始めとする社会保障全般にわたる見直しというのは、私は早急に取り組むべき課題だと申し上げてまいりました。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小林議員にお答えいたします。  イラクにおける最近の事件についてでございますが、齋藤氏がコンサルタントを務める警備会社によれば、同氏が、イラク時間八日夕刻、イラクの西部を十数人で車両にて移動していたところを何者かに襲われた模様でございます。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 遠山議員にお答えいたします。  市町村の取組についてですが、今回の見直しにおいては、地方にできることは地方にという地方分権の考え方を更に徹底するため、身近な地域単位で提供される地域密着型サービスの導入やサービス提供事業者への立入り権限の付与など、...全文を見る
05月16日第162回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○小泉内閣総理大臣 中国、韓国との関係というものは、近年ますます交流も深まり、経済関係も相互依存体制が強まって、お互いの交流を深めてきたと思います。しかしながら、ここに来て反日感情が強く出てまいりまして、これに対して、お互い自制的な対応をとりつつ、過去の経緯も踏まえまして、未来に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 胡錦濤主席と先月会談いたしまして、日中共同声明また日中平和条約、日中共同宣言等、これまで交わした日本と中国間の認識については、これはこの方針のもとに今まで日本も行動してきた。さらに、未来に向かって、日中関係は重要であるし、二国間の関係のみならず国際社会において...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私の言うことを誤解してとらえておられるようですが、私は、国連常任理事国入り、これについては十年ほど前から大きな関心を持っておりましたし、今のP5、同じようなことはできないということをはっきり言わなきゃいけないと言っていたわけであります。日本の立場というのは現在...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が靖国神社に参拝することと、軍国主義を美化しているととられるのは、心外であります。なぜ靖国神社を参拝することが軍国主義を美化することにつながるんでしょうか。全く逆であります。  日本は、戦争に突入した経緯を踏まえますと、国際社会から孤立して米英との戦争に突...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現在、政府が提出しております郵政民営化関連法案、修正する考えはありません。また、この問題については、賛成か反対しかないでしょう。議員として、これに賛成か反対か、自由に判断してもらうしかないんですよ。  それと、廃案になったら何が起こるかわからない。私は、成立...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政治の責任者として、成立しても廃案になっても責任は私にあるんですよ。責任をどうとるか、そのときにどういうとり方をするかというのは、そのときに判断すればいいことであって、成立にも私は責任を持っている。廃案にしたら責任があるんだから総辞職しろという議論はわかります...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 菅さんの話を聞いていますと、国営から民営化されたからこの事故が起こったんだというふうに受け取られますが、私は、民営化したから、効率性を優先してきたからこの事故が起こったんだ、そういう一面的にとらえるべき問題じゃないと思います。民間の会社も安全第一ですよ。その上...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 菅さんも、私が言っていないことを総理が言ったと批判されているけれども、私がいつJR西日本が優等生と言いましたか。(菅(直)委員「私が言ったんですよ」と呼ぶ)だから、私があたかも言ったように、総理がそういうことを言っていると。そんなこと、私は言っていませんよ。私...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 菅さんは菅さんなりの解釈でしょうが、外交は四面楚歌になっているとは思っておりませんし、行き詰まりなんというのは全然思っていません。菅さん特有の悲観的見方は悲観的見方で結構でありますが、日本外交は順調に進んでおりまして、世界各国から、これまで戦後六十年間、日本の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これも全く菅さん独自の特別な考え方であって、違います。  菅さんもよく言われました村山談話、これは日本内閣として、政権がかわっても同じ認識を持っているわけであります。アジア・アフリカ会議、いわゆるバンドン会議五十周年の機会に、日本の総理として、過去五十年の歩...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 バチカン、法王の逝去に関して、葬儀にだれを派遣するかというのはその国によって判断すべきものであり、私は、川口補佐官が適切だったと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、日本の外交、国家戦略、基本方針、これにつきましてはかねがね申し上げているとおりでございまして、それは、六十年前の戦争を反省して、二度と戦争を起こしてはならない。そのためには、国際社会から孤立してはならないし、敵対国であったアメリカとも友好的関係を結び、今...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 北朝鮮に対して、特に拉致された御家族の憤りの念というのは私も十分に理解しております。残された御家族の安否に対しまして、政府は何をやっているんだといういら立ちも、家族の立場に立ってみればこれはまた当然なことだと思っております。  そういうことから、日本として独...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今の御指摘も踏まえて、私鉄に対する指示なり対応とJRに対する指示、特に安全対策に対して違うという点が、これが事実だとすれば、政府にも反省すべき点があったのではないかと考えまして、このようなことがないように、御指摘を踏まえて、より安全第一、安全重視、こういう点に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ただいま防衛庁長官から過去の経緯も含めてお話がありましたが、東門議員のお話も私はよく理解できます。この問題は、SACOの合意以来、何回か地元との話し合いも進めて、そして、地元の中においても賛否両論がある中で今日に至っているわけであります。  そういう状況を踏...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そのような動きも承知しておりますし、東門議員の気持ちも十分理解しております。その点も踏まえまして、よく検討させていただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 よく現状を踏まえ、将来のことも考えながら検討していきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 官房長官時代には、私も頼りにし、いろいろ指導をいただきながら支えていただいたことに感謝しております。  今福田議員が申されました外交の努力、これは、今までの過去の実績、積み重ね、そしてこれまでの長年にわたる日本の行動に対しまして国際社会が評価を与えていただい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 確かに、日本としては、人口がこれから減っていくということに対しまして、経済的に衰退していくのではないかという心配をする向きもありますが、今、二〇三〇年のビジョンの一端を披瀝されましたけれども、この中におきましても、少子高齢化の時代においても日本の健全な成長を促...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 アジア・アフリカ首脳会議、いわゆるバンドン会議に対しまして、私は早くから、四月に行われれば出席する予定でありますという意向をインドネシア側に伝えておりました。それは、昨年のスマトラ沖大地震・津波後に、一月、インドネシアのユドヨノ大統領と会談した際にも、このバン...全文を見る
05月20日第162回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アジア・アフリカ会議、いわゆるバンドン会議五十周年記念式典を兼ねて会議が行われたわけでありますが、その際に、私としては、過去六十年間、五十年間、戦後、日本の戦争の反省を踏まえ、平和国家として発展してきたその実績とこれからの方針を述べたわけであります...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 海外青年協力隊の活動というのは多くの国から高い評価を受けております。また、若い青年男女の方々、あるいはシニアの方々、非常に厳しい環境の中、あるいは日本にない病気等の感染の危険を冒して、現地で住民の生活向上のために懸命の努力をされている。これは、各地...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国連の安保理改革の機運が今日ほど高まった時期はなかったと思うのであります。  戦後六十年たって、当時の参加国から大幅に増えてまいりましたし、当時の戦勝国、敗戦国、敵対国から友好国に多くが変わってまいりました。そういう中で、六十年前の状況と現在の国...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) プーチン大統領との間では、日本とロシアの間での交流は拡大していると、あらゆる分野において今までの行動計画に沿って発展させていこうと、そして将来の平和条約締結に向けて努力していこうという認識で一致しているわけでありますが、そのような目標に向けてどのよ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回のロシアにおける式典は、戦勝国としての式典じゃないんですね。追悼と和解の式典であると国連で決議されているわけなんですよ。過去の敵対国がこうして友好国になっていると、二度と戦争を起こしてはいけないと。同時に、戦勝国、敗戦国問わず多くの方々が命を犠...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日中関係は両国にとっても極めて重要でありますが、同時に、現在の国際情勢を考えますと、国際社会の中で日本と中国が協力しながら諸問題を解決し、あるいは協力しながら世界の発展のために役割を果たしていこうということが重要ではないかと、そういう認識は、私と胡...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 交通事故、かつては一万人以上、一年間亡くなっていたわけでありますが、最近八千人程度に減少してきておりますが、さらにこれを五千人に減らそうというような努力をしております。  こういう点につきましては、各方面の協力を得ながら進めていきたいと思っており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いえ、存じておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほど私は、藤田氏のことに対して詳しくは存じておりませんということで訂正したいと思います。個人的に親しくということではございませんが、見識のある方だということは存じております。個人的にそう詳しく知っているわけではございませんが、この辺については、今...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、平成十四年六月四日、委員会で、衆議院の総務委員会で津野内閣法制局長官の答弁がございます。その際に、この津野法制局長官いわく、ここの三十三条一項六号でございますけれども、これは先ほど条文を読ませていただきましたけれども、この第一項で、「政府は...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) しかし、これ見直さないということだったら改革は永遠にできないじゃないですか。  政治的にそのときに公社までの間、そのまでには見直さないというその時点の方針はあったとしても、将来、公社になって、将来民営化が必要だと政治的な判断した場合は、これは見直...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、見直さないということを削除して民営化をするという、一つの議論としてはそれはいいと思いますが、同時に、見直すということだったら削除する必要ない。政治的な判断として見直せばいいんであって、私はそういう解釈は取っておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 法律解釈においてはそれぞれ解釈があると思いますが、政治的に私はそういう解釈は取っておりません。削除しなくても民営化を行うと、民営化法案の中で当然、見直しは行わないというものにつきましては、もうそれは改正することによって消えていくのではないかと。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、法律的に解釈して議論が違うということを否定するものではありません。  例えば、憲法九条におきましても、これは法律学者の間でも憲法違反であるという議論があります。あるいは、これは憲法違反でないという議論もあります。結局、法律について、解釈あ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外交の基本的な問題についてでございますが、私は、過去の戦争の反省を踏まえて、日本は二度と戦争をしないと、平和国家として発展していかなきゃならないというのが基本方針であります。そして、日本国民の努力とそして国際社会の支援、協力によって、今日まで日本は...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、中国との関係は両国の首脳の間で重要であるという認識を共有していると。今後、日中関係の二国間関係のみならず、国際社会でも日中の協力は必要であると。そういうことから福田前官房長官は言われたのであって、私はこの方針に沿って今後とも日中の関係を重視し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、大局的見地に立って日中関係を友好発展させてきたと、実績が証明していると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、日本の歩んできた姿、この六十年の歴史を見ていただければ理解していただけると思っています。しかしながら、中国の立場が違うということも承知しております。  意見の違いはどこの国もあります。ある問題について、そういうような対立がどこの国でもありま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何回も首脳会談をしておりますし、これからの友好関係を発展していこうという共通の認識を持っているわけであります。そういう観点から、協力関係を発展させていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、中国にしても、アメリカにしても、常任理事国を更に増やしていくことについて消極的であるということは分かります、既得権というものがありますから。  そういう中にあって、今の中国の拒否権を持った常任理事国の立場からすれば、中国が拒否権を発動すれ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) スイスの例を出されましたけれども、スイスは永世中立ということで長年やってきた国でありますが、よく戦後、日本でも、日本は東洋のスイスになれと言う方も多くおられて、スイスを模範にしろということでございますが、スイスというのは、やっぱり各国からのいろんな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はこの問題について何度も答弁しておりますが、当時の国連の協議を見ても、累次にわたった国連の監視団の査察をイラク政府は妨害してきたと、そして過去にもそのような兵器を使ってきたという事実を考えても、あの当時なぜイラクが、本当になかったならば、国連の指...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは度々答弁しておりますように、国連決議に沿って日本は支持したわけであります。確かに大量兵器があると当時は思っておりました。しかし、それは結果的に違ったとしても、日本としてはそれ一つによって支持したわけでありませんし、国連の決議に従ってそれを支持...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本の自衛隊によるイラクでの活動というのは現地の住民からも高く評価され、日本としては、この自衛隊による人道支援、復興支援、いわゆる人的支援とODAによる支援、これを有効に活用して、イラク人が今自らの政府をつくろうとしている努力を支援していきたいと考...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、靖国神社参拝するのは、今まで申し上げていますとおり、戦没者に対する追悼の誠をささげると同時に、二度と戦争を起こしてはならないという一人の人間として参拝しているものでありまして、これは別に総理大臣の職務として参拝しているものではございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) かねがね申し上げまして、申し上げているとおり、総理大臣の職務として参拝しているものではございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 総理大臣である小泉純一郎が個人として参拝しているものでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はかねがね申し上げているように、個人として参拝しているものでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、前から私的とか公的とかいうことについてはこだわってないと、ただ総理大臣の職務として参拝しているものではないと、個人の真情として参拝しているものであると、それがすべてであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 被告、被告と言いますけれども、私のことを、なぜ靖国に参拝することが憲法違反で、私が被告人になるのかと、これも不思議でしようがないんです。  憲法解釈、裁判にもいろいろな判決があるんですよ。一つじゃないんです。全然問題ないという判決もありますし、今...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何回も申し上げておりますように、内閣総理大臣である小泉純一郎が参拝しておりますが、内閣総理大臣の職務として参拝しているものではございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、政府におきましても有識者の皆さん方に検討していただいております。また、与党の間におきましてもこの問題については今協議をし、意見が分かれている点もございます。  今後、この問題についてよく調整して、どういう対応がいいのか、組織がいいのかという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今申し上げましたように、よく協議を見ながら、各方面の意見を聞きながら今協議の最中、していただいていますので、まだ結論は出てないんです。そういう中でいろいろな意見を聞きながら、最終的には、どういう組織なり対応がいいかという点については判断していかなき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国会でも衆参合同の社会保障の在り方に関する協議会が設けられているわけでありますので、その中での議論も参考にしていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 本来、新宿の歌舞伎町というのはにぎやかな、多くの国民なり外国人が楽しんでしかるべき町だと思っております。ところが、最近、この歌舞伎町というのが不法外国人滞在者とかあるいは暴力団、犯罪組織の拠点になっていると。にぎやかな町だけれども安心して楽しめる状...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 悲惨な大事故、これの被災者の支援はもとより、事故の原因の究明、再発防止につきましては、政府としても全力で取り組まなきゃならないし、今後、各公共交通機関の対応につきましても、安全第一という観点から取り組まなきゃならないということを指導しているところで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現時点で、そういう予定はございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは停車していなかった中山寺に停車して、なおかつ次の駅に対する時間が変わらないということでありますので、その間、当然速度を速めたのではないかなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは何キロ以上がスピード出したら無理があるかどうかというのは専門的には分かりませんが、その辺は、どの程度のスピードだったら安全かどうかという点につきましては、私は専門的な知識は持ち合わせておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 本来、規制というのは最小限にとどめておいた方がいいと思います。安全のための規制は必要であります。しかし、自由な活動を個人においても企業においても促すという面においては、規制というものは最小限にとどめておいた方がいいと思っております。  しかし、安...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 四月から五月にかけて三週間連続して行ったり来たりしてきたわけでありますが、まずインドネシアにおけるアジア・アフリカ首脳会議、これはいわゆるバンドン会議五十周年記念式典を兼ねた首脳会議でございましたし、日本は今までの戦後六十年の戦争の反省を踏まえた実...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 情報収集は大事でありまして、これは日本独自の情報収集と、アメリカ始め各国との協力によって得る情報収集、両面ありますが、この情報収集の上にどのような対応が必要かということは御指摘のとおりでございます。  ただいま外務大臣が答弁されましたように、日本...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 靖国神社には、これはA級戦犯のみならず、多くの戦没者の方が祭られているわけであります。  そして、私は、戦没者に対する参拝というのは、靖国神社だけではありません。無名戦士の墓地におきましても参拝しておりますし、広島にも長崎にも出席し参拝しておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は唯一の被爆国として、核兵器の廃絶に向けた問題については今までも積極的に取り組んでまいりました。また、国連総会にもこの問題を提起しまして、核廃絶に向けた決議というものを各国の賛同を得て採択される必要があるということを提唱し、御指摘のように、全面...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この核兵器に向けた日本の取組、廃絶に向けた取組というのは長年続けてきておりまして、実際、核廃絶が近い将来実行されるかというと、これは難しい問題ということは承知しております。  しかしながら、今外務大臣が申されましたように、国際会議の場においても日...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、核兵器の使用はあってはならないという認識は同じだと思います。  どの国も、核兵器を持っている国は、他国が核兵器を廃絶しないのに自分だけ独りで廃絶するのはどうかということは、それは私がインドを訪れた際にもパキスタンを訪れた際にも首脳は言われ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは核の廃絶が望ましいし、これからもそのような取組をしていかなきゃいけないとは思いますが、同時にいかなる軍備も抑止力として機能をしている面が強いわけであります。しかも、核兵器を持っている国は一国だけではないと。そういう際に、役に立たないのが一番い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この沖縄基地の負担軽減と、そして日本の安全保障の観点からの抑止力の維持という、こういう観点から現在日米間で協議を行っております。  そして、この沖縄の負担軽減について、SACOの報告書にもあるように、どのように実現していくか、これはもう政府として...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この問題について現在協議中でありまして、これが思ったように動いていないという、今までのSACOの報告書どおりに動いていないということも事実であります。そういう点も踏まえて対応していかなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 普天間基地の返還をいかにするかということを今、真剣に検討しているところでありますので、時間が掛かっておりますが、これは実現したいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今後よく検討していきたいと思います。
05月26日第162回国会 衆議院 本会議 第27号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 柳澤議員にお答えいたします。  郵政民営化の目的、必要性、なぜ今民営化なのかという点についてのお尋ねでございます。  郵政事業については、郵便、郵貯、簡保、いずれの分野も、民間企業が自由な経営のもとで同様のサービスを提供しており、公務員でなけれ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 桝屋議員にお答えいたします。  私の本日を迎えた思いはどうか、国会審議における政府の対応及び姿勢についてお尋ねでございます。  私は、平成十三年、そして平成十五年の二度の自民党総裁選において、郵政民営化の実現を主張し、総裁に選出されました。また...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 塩川議員にお答えいたします。  郵政民営化のメリットについてですが、民営化では郵便局が維持されず、利便性が向上するという理屈は成り立たないとの御指摘でありますが、今回の郵政改革は、郵便局をつぶすものではなく、民営化後においても利用者の利便性を確保...全文を見る
06月02日第162回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○小泉内閣総理大臣 先々月、四月に胡錦濤国家主席と会談した際にも、過去の歴史的な経緯も踏まえて、未来に向かって、日中の友好関係は重要である、日中関係増進に異論はない、お互いが日中友好関係を重視して今後の交流を深めていこうという共通の認識が持てたと思います。  しかしながら、ある...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何を質問されても結構ですから。  話し合えばわかるのにと。私は前提条件をつけませんでした。事前の、外務省当局から、呉副首相が会談したいというから、結構ですよ、会談を先方が希望するんだったら、時間をあけて会談しましょう。その際には、私は、何ら条件をつけません、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 郵政民営化が極めて重要な課題である、端的に言えば改革の本丸であるということを言っているわけでありますが、これは単に経済活性化に資するのみならず、財政、行政、金融、物流、各方面における影響は大変大きなものであると思っております。  そういう中で、今、生田総裁の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 全国に張りめぐらされた郵便局、このネットワークは、私は資産だと思っております。これをなくすのだと誤解されている面もありますが、この資産を十分活用して民営化をしていきたい。もとより、現存の郵便局がすべて現状維持のままということではありません。
○小泉内閣総理大臣 極めて機運が盛り上がっている年でありますので、ぜひとも、国連改革、日本の常任理事国を含めた改革に精力的に取り組んでいきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 政省令が多過ぎるという御指摘でありますが、技術的な点等につきましては、過去の法案におきましても政省令にゆだねる部分がかなりあると思います。国会審議を踏まえて、この審議の中で出てきた議論を参考にしながら、しっかりとした政省令をつくり上げていきたいと思っております...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、第二次世界大戦後、極東軍事裁判が行われましたけれども、我が国は、我が国を含む四十六カ国が締約国となっておりますサンフランシスコ平和条約第十一条により、極東国際軍事裁判所、この裁判を受諾しておりますし、この裁判について今我々がとやかく言うべきものではない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 受諾しているということは、異議を唱えるものではない、とやかく言うものではない。
○小泉内閣総理大臣 たびたび答弁しておりますように、受諾しているものであり、異議を唱える立場にはございません。
○小泉内閣総理大臣 私は、東京裁判におきましては……(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 A級戦犯のみならず、B級戦犯、C級戦犯、数千人の方々が有罪判決を受けている。それについて、A級戦犯についてどう思うかという御質問だと思いますが、私は、受諾しているわけですから、それについて異議を唱える立場にはございません。
○小泉内閣総理大臣 明確な事実認識におきましては、後ほど調べて、もし御必要があればお届けしたいと思います。事実関係がどうかということについては、今、はっきりと明確に、私が答えて……(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 誤解を与えてはいけませんので、よく調べて、調査の上、報告いたします。
○小泉内閣総理大臣 それは、東京裁判でそのような判決を受けたわけでありますし、日本は受諾したわけであります。そういう点においては、東京裁判において戦争犯罪人と指定されたわけであり、その点は、日本としては受諾しているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 裁判を受諾している。二度と我々は戦争を犯してはならない、戦争犯罪人であるという認識をしているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 それは、東京裁判を受諾しているということで十分ではないかと思います。
○小泉内閣総理大臣 その裁判を受諾しているわけであります。認めているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 戦没者に対してどのような追悼をするか他の国が干渉すべきでないと申し上げたのであって、これをおかしいとは私は思っておりません。  そして、内政干渉という定義はないんです。内政干渉というはっきりした言葉の定義はないんです。どれが内政か、今それぞれの国が、いろいろ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、その時々、内政というものに対して各国がこれは内政干渉だと言う場合があるでしょう。しかし、内政とは何か、こういう問題について定義はないということを申し上げているわけでございます。
○小泉内閣総理大臣 それは、各国で内政不干渉という立場というものはそれぞれの立場がとらなければなりませんが、それでは内政とは何ぞやという定義はないんですよ、内政というのは。それを私は申し上げているんです。
○小泉内閣総理大臣 一般論として、内政干渉という今岡田議員が言っておられること、それはそうだと思いますが、内政ということについては、その国によってとり方が違うんです。だから、ある国にとっての内政、また日本にとっての内政、そういう点について、どれが内政かという定義はないと申し上げて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この点も岡田議員は誤解されていると思います。  私は、戦没者に対してどのような追悼をするか他の国が干渉すべきでないと言っているんです。内政干渉をすべきでないということは申し上げておりません。
○小泉内閣総理大臣 それは、言葉どおりにとっていただいて結構であります。いつ行くか適切に判断する、そのとおりでございます。
○小泉内閣総理大臣 それは、いつ行くか適切に判断するという言葉しかありません。どう判断するかは、人によってとり方が違うでしょう。しかし、それを適切に判断すると、これがいい答弁なんですよ。
○小泉内閣総理大臣 戦没者に対してどのような追悼をするか他の国が干渉すべきでないという私の発言が、なぜ他の国を傷つけているんですか。そこをお聞きしたい。
○小泉内閣総理大臣 なぜ開き直っていると解釈するんですか。戦没者に対してどのような追悼をするか他の国が干渉すべきでないという私の答弁がなぜ開き直っているととられるのか、理解に苦しんでおります。  そして、今までに、私が靖国参拝するときにどう言っているか、よく調べてください。それ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これも、私は過去何回も答弁しているんです。A級戦犯のために参拝しているのではない、多くの戦没者に敬意と感謝の意を表したい、そういう気持ちから参拝しているのであって、特定の個人のために参拝しているものではございません。  私は、岡田代表が靖国に参拝しないという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、靖国参拝に対して意見の相違はございます。しかし、全般的な日中関係を考えますと、今までにない日中経済の交流は深まっております。交流も拡大しております。  私は、一時的な一部の意見の対立が、日中全体の友好関係というものを考えれば、そういう意見の一部の対立...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 首脳会談は、昨年十一月において胡錦濤主席とも行いましたし、その後、温家宝首相とも会談をいたしましたし、ことしになってから、四月においても胡錦濤国家主席としております。  私は、意見の一部の相違があるから全体の関係が悪いというふうにはとっておりません。また、一...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、そうすると、靖国神社に参拝するのは悪くはないけれども、中国の関係を考えて、中国が好ましいと思わない、嫌だと言っているから行くなということなんですか。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 私は自分の判断で靖国神社に参拝しているんですよ。他の国がいけないとかいいとか言っているから参拝しているんじゃないんです。自分の判断として靖国神社に参拝しているんです。その理由は再三申し上げております。  そして、中国の首脳とも韓国の首脳とも会談するたびに、靖...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、私は理解できないんですね。靖国に参拝しなければ中国との関係がよくなる、中国との関係を考えると、中国が靖国参拝というものに対して不快感を持っていると言うから私に退陣せよという議論とどうして結びつくのか。  岡田さん自身が靖国に参拝しないということは、私...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どうかということを考えるよりも、自分自身の判断で考えるべき問題ではないか。これが、総理大臣を退陣しなきゃならないというふうには考えておりません。
○小泉内閣総理大臣 日本としては、日中間の交流を拡大していき、なおかつ経済の依存関係もますます深まっております。そのような日中の友好性というのは、両国、認識を共有しておりますので、そのような点について、お互い理解を深めていく必要がある。そういう中で、今後の、日中間の協力はもとより...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その自覚がないならやめるべきだという岡田さんの意見は意見として承っておきます。  しかし、信教の自由のために私は靖国参拝しているんじゃないんですから。心の問題だと。心の問題と信教の自由という、宗教と違います。私は、神道を奨励するために靖国神社に行っているんじ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 戦没者に対してどのような追悼をするか他の国が干渉するべきでないということに対して、岡田さん、ちっとも答弁しません。これが本当にいけないんですか。(発言する者あり)開き直りだと言っておりますけれども、そう思わないんですか、岡田さんは。
○小泉内閣総理大臣 今、岡田さんは私に対して、靖国神社参拝をやめろとなんか言っていないと言われた。そして、どのようなこれからの日中間の関係を考えているかということでありますので、私は、一部の意見の対立があっても日中の友好は重視だということで、これからいろいろな分野において協力して...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、この郵政の改革というもの、これは国民の利便の向上、そして経済の活性化、行政改革、財政改革、そして物流改革等、広い分野でこの郵政民営化は資すると考えております。  なおかつ、民間にできることは民間にということについては民主党も賛成していたはずであります。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 郵政公社の保有している国債が大量である、これは問題であるということはおわかりだと思います。だからこそ、将来、時間をかけて、急にということじゃありません、二〇〇七年四月から始まって、移行期間を設けます。そういうことによって、郵貯、簡保が集めた資金というものは、今...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、政府が株式を所有しても、民間と同一条件のもとで、また税負担等も公平なもとにおいて事業は展開していかなきゃなりません。政府が株を持っているから民営化と言えないというのは、誤解じゃないでしょうか。  NTTは政府が株を所有しております。NTTの関連会社も...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは移行期がありますから。  郵政が今のままではそういう事業はできません。また、銀行法の関係もあります。そういう点は整合性をとるように、この法案が成立した後に、矛盾がないような規制を改革していきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、どのような事業を展開するかについて、私は経営者じゃありませんから判断するような知識はございませんが、国民の利便に資するような対策はしなきゃいかぬと思っております。
○小泉内閣総理大臣 その点は全く見解が違います。  それは、コンビニの経営については岡田さん、はるかに知識が深いから、私はどうだとは言いません。しかしながら、現在のままでも官業が肥大化しているんですよ。それをそのまま温存していてはいけないからこそ民営化しているわけであります。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 絵そらごととは思っておりません。一挙にやるんじゃないんですから。だからこそ移行期間を設けているんです。その移行期間の間に、そのような体制がとれるような準備をしていかなきゃならないと思っております。  それを、郵政公社のままでやるというよりも、民営化の方がはる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 できない、できるというのは、それはそれぞれ意見があるでしょう。住宅金融公庫だって、廃止できないというのが廃止できたんですから。民間になんか住宅金融公庫の商品は開発できないというのが、民間金融機関は開発したんですから。  私は、見解によって違うのは悪いとは言い...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 我が党の中での問題でありますが、普通、党議拘束の場合は、かかっていないというときにあえて言うんです。言わないときは党議拘束がかかっているというのが慣例だと聞いております。  この問題は、そういう党議拘束がかかっている、かかっていないとか言うまでもなく、自民党...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、国会運営は幹事長や国対委員長に任せておりますし、岡田さんも、民主党内のことでは、国会運営のことについてはとやかく細かいことまで指示は出さないと思うんですね。  私は、国会に提出されたからには、最終的には、党内で異論があっても、この政府の法案に、党議拘...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よく承知しております。  これは、私が民営化論者だということを今言われた各議員はよく知っていますから、公社になるということについても抵抗が強かったんです。私は、郵政公社は民営化の一里塚だと言っていたんですよ。それに対して、自民党の中では、とんでもない、もうこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、公社で打ちどめという議論があって、そういう規定を入れたと承知しております。しかし、公社になった後どうするかというのは、そのときの政治判断です。
○小泉内閣総理大臣 この点につきましては、参議院でも同じような議論が展開されて、今筒井議員が言われたような指摘もなされました。私、そのときにも答弁したんですが、先ほど申しました当時の津野法制局長官がこう言っているんですね。(筒井委員「いや、知っているかどうかだけ」と呼ぶ)知ってい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 当時は、党内の議論で、私は郵政公社は民営化の一里塚だと。一方、大勢は、とんでもない、民営化なんか絶対行わないんだ、もう郵政公社で打ちどめだという議論があって、そういう議論が行われました。しかし、私はまだ総理大臣でありませんでしたから、私の意見は暴論だといって退...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、いろいろな議論があったから、これは民営化の法案を出すためには削除する必要はないという意見もあったんです。なるほどな、それだったらそのようなことは必要ない。民営化の法案を出すことによって民営化すれば、その問題は解決するという意見でしたから、それならそれでよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今申し上げましたように、当然、今筒井議員が言われるような指摘がなされるであろう、筒井議員が言うまでもなく、党内からそういう議論がわんさと出てくるであろうということを想定していましたから、検討してみたらどうかと言ったんです。しかし、検討した結果、民営化法案を出せ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ともかく、総務部会の議論は全部知っているわけじゃありませんが、これはもう民営化反対ですから、何を言うかわかっていますよ、何でも反対ということは。そもそも反対なんだから。そういうのを乗り越えて政府は出してきたんですから。そういう抵抗を乗り越えて今これを成立させよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、国営の公社でもう改革は打ちどめということから、民営化を行わないという規定を入れなきゃならないという意見が強くあり、現在もあるということは私は承知しております。  しかし、検討した結果、そういう条文のために民営化を行わないというのがずっと生きているとす...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 言い分はよくわかりました。そういう言い分もありますから、法制局長官によく検討していただいたら、法制局長官はその必要はないということであるから、我々としては、その解釈に従って今回の民営化法案を提出しているわけでございます。
○小泉内閣総理大臣 よく覚えていませんが、党の各機関の議論を通過することができた。国会に提出するように努力している、大変苦労され努力されていることに対して私は高く評価しておりますし、どういう形で党の部会なり協議会を乗り越えたということについては、詳細は承知しておりません。
○小泉内閣総理大臣 そういう議論が行われて、党の中には根強く今後修正していくという意見があるということは承知しておりますが、政府としては修正することを考えておりません。
○小泉内閣総理大臣 私は、どのような服装がいいか、今までは、和服で参拝したときもあるし、モーニングで参拝したこともあるし、普通の礼服で参拝したこともありますし、背広で参拝したこともありますが、どういう服装であるかというのは今考えておりません。そのときに判断したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 調べておりませんので、正確に何回参拝されたかは存じておりません。
○小泉内閣総理大臣 私は、天皇陛下が何回参拝されたかというのは存じておりませんし、また、そのようなことをあえて、何回参拝されたか調べる必要があるとも今でも思っておりません。  天皇陛下が政治的意思を持って参拝しているとは思っておりません。そういうことを考えますと、いまだに私は、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、天皇陛下が何回か参拝されたということは承知しておりますと申し上げているんですけれども、参拝したことがないということは承知しておりません。  それで、私がなぜ靖国神社に参拝するかということについて、もう一度答弁しましょうか。
○小泉内閣総理大臣 そのとき座っていたかどうか覚えておりません。
○小泉内閣総理大臣 私は、中曽根元総理がどういう気持ちで参拝をされたのか、またどういう気持ちで参拝を取りやめたのか、それについては中曽根元総理御自身の考えでありますから、その考えを尊重しております。
○小泉内閣総理大臣 私は、総理経験者といえども私とは違いますから、私と同じ意見を持っているとは言える立場にはございません。違う意見の方もあるし、理解を示されている方もおられると思いますが、だれがこうでだれがああだということはわかりません。
○小泉内閣総理大臣 私の考え方というのは、たび重なる中国首脳との会談でも申し上げております。  学生との対話をするかどうかでありますが、それは政治家の判断です。いつすべきか、すべきでないか。人に言われてするべきものではないし、時期を見なきゃいけないと思っております。私は、いつ対...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 将来、いつ、友好的な雰囲気で会談できるか、あるいは反日感情の中で対話するかというのは、今想定することはできません。どの国の方々とも、どういう対話なり会談がいいかということにつきましては、その国の情勢、環境等をよく考えながら判断していかなきゃならない問題だと思っ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そのレポートは私は読んでおりませんが、内容については、竹中大臣等関係者から報告を受け、聞いております。  そこで、アメリカでうまくいかなかったから日本でもうまくいかないという議論もあります。しかし、アメリカの事情と日本の事情と違う面もありますし、この郵政民営...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 アメリカと違う最大の点は、郵貯にしても簡保にしても、この日本のような郵政事業はしていないですね。そういう点も違うと思います。  成功例、失敗例、今ドイツとかニュージーランドとかいろいろ例を出されましたけれども、決して私は、アメリカのみならずいい国の、うっかり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 名称を決めるときに、私は、自分で独断専行したくない、皆さん、どういう名称がいいかということで幾つか案を出してきてくれと申し上げて、そういう中で、なるほどみんなこういうのがいいのかな、やはり郵便局、郵政というと郵の字に愛着があるのかな、そういうことを感じましたね...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、天皇陛下の問題については、政治的に利用したくありません。その点も御判断、御理解いただければと思います。
○小泉内閣総理大臣 私は、今の森岡政務官の答弁を伺っていまして、極東軍事裁判、これを受諾したことに対して異議を唱えるものではないと受けとめております。
○小泉内閣総理大臣 首脳会談というのは、報道に出てきたことだけを言うのではありませんし、報道に出てきたことを言うこともないときもあるんです。そのときになってみて、お互い率直に意見交換するんです。首脳会談が始まる前から、こういう公の場で、こう言います、ああ言いますと言わないのも一つ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、分割がいいかどうかというのは経営者の判断ですから、やろうと思えばできますね。しかし、私が独自にああしろこうしろと言うよりも、専門家の意見を聞いてまとめた方がいいのではないかと前も今も思っております。  今後、民営化の段階で分割がいいかどうかということ、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 競争が始まれば、価格の競争もサービスの競争も商品の競争も、これまた、今我々が想像するようないろいろなものが出てくると思います。料金についても、たしか、下がったことなく上げている、郵便について、はがきにしても封書にしても。  私は、今後、民営化の努力、あるいは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 靖国神社がそのような考えを持っていろいろな発言をされているということは承知しておりますが、私は、靖国神社という存在については、これは明治維新以来、心ならずも戦場に出なければならなかった方々、そうした命を失った方々を多く祭られている神社であると承知しております。
○小泉内閣総理大臣 靖国神社には靖国神社の考え方があるでしょう。これは政府と同じものではございません。
○小泉内閣総理大臣 私ははっきり申し上げているつもりなんですが、靖国神社の考えは靖国神社としてあるでしょう。しかしながら、政府の発言というのは、今、私のアジア・アフリカ会議での演説文も引用されましたように、戦争に対する痛切な反省をしているということを述べているわけであります。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 歴史家の間では、また歴史学者の間では、さまざまな議論があると思います。しかし、私は、戦争を二度としてはいけない、戦争に対する痛切な反省の念というものを表明しております。  そういう観点から、靖国神社がどう考えておられるか、それは別にして、戦没者に対する追悼の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、靖国神社を参拝することによって戦争を正当化するつもりは全くありません。そこを誤解しないでください。  戦争をした責任ということについては学者の間でもいろいろ議論がありますが、日本は戦争を起こしたんですから、戦争責任は日本にある。戦争を避けられたのではな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 全国の都道府県議会で郵政民営化反対の決議がされている、与党の自民党にも大勢の反対議員がいる、民主党も反対している、社民党も反対している、共産党も反対している、そういう中で民営化法案を出す。まさに政界の奇跡だと言っているゆえんであります。  そういうことから、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 郵政民営化に反対されているのはわかりますよ。(横光委員「国民が反対しているんです」と呼ぶ)横光さんも。(横光委員「はい」と呼ぶ)そして、郵政公社のままがいいというので、そして、同じだというんだったら、何で反対するんですか。郵政公社のままがいい、郵政民営化には大...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 郵政公社は民営化の一里塚だ、一期四年。だからこそ、四年たった二〇〇七年四月から民営化するんですよ。早く民営化しないとますます時代に対処できないような形になるのを恐れているんです。  この時代の激しい変化に立派にやっていけるような、国民サービスが向上するような...全文を見る
06月03日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第7号
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○小泉内閣総理大臣 園田さんには、本当に連日御苦労いただきました。会合をすれば、出てくる方はほとんど反対論。しかし、何とか国会に提出しよう、そのために反対論者を説得してまとめなきゃならない、何回やってもまとまらない、あるときは深夜三時ごろまでかんかんがくがくの議論をされて、ここま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先ほど園田さんから、私が異常な決意で、小泉がだめだというような指示だという話なんですが、異常な決意だということは認めます。しかし、私が出したのは大まかな方針なんです。大まかな方針なんです。細かい技術的なことまであれこれ、こうやれああやれと言ったことは一つもあり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、郵政民営化の賛成論者の中にもさまざまな考え方があるんですね。片っ方では、官業の肥大化、民業圧迫、そういう批判に対してどう対応するか。と同時に、民営化した後、企業として収益を上げるように成り立っていかなきゃならないということを考えなきゃならない。両方考え...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 商売を考えますと、いわゆる公務員、役人と民間の方々と、どちらがいろいろな創意工夫をするかということを考えると、やはり公務員がやる仕事、役人のやる仕事というのは、民間人にはできない、しかし、どうしても国民のために必要だということを公務員がやるべきだと私は思うので...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いいことを聞いてくれました。  私は、本来、公社になる前に、直ちに民営化に着手した方がいいという論者であります。しかしながら、与野党、圧倒的に民営化に反対だったんじゃないですか。そこはやはり政治家の我慢のしどころですよ。一議員、一大臣では民営化はできません。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まさに民業圧迫じゃないか。  公社自体、かつての郵政事業の国営自体が、やらなくていい事業、分野に進出したんです。過疎地じゃありません。過疎地の郵便局は残すと言いながら、郵便局がふえているのは都会地域じゃないですか。なくても民間がサービスできるところに進出して...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、公社でやる限りは制約があります。今、三事業しかできません。そういう際に、資金運用においても安全を重視しますから、なかなか、ある程度収益は上がるけれどもリスクをとるという場合については運用しにくいでしょうね。国債、これが一番安全でありますから、この国債運...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 民業の補完、それは、民間がサービスすることによって、どういうサービスを国民が必要としているか、どういう商品を国民が必要としているかというのは、私は民間企業が考えてくれると思います。それは保険商品でもそうであります。民ができない部分で、果たして本当に官がやらなき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 総理になってから、そういう機会はありませんね。いや、もちろん、私の代理人なり秘書官なりが使っている場合もありますよ。私が直接郵便局に行くということは、総理になってからはありませんね。
○小泉内閣総理大臣 郵政公社になってサービスがよくなった、これはまさに生田総裁の指導力が大きく影響していると思います。同時に、職員も、これから民営化になったら大変だ、民間会社に負けないようにサービスするように意識を変えなきゃならないという職員の努力もあると思います。これは、民営化...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 桝屋議員が指摘されましたように、この規模の縮小の問題を考えますと、今の制約された状況のもとで限度額等を引き下げていく、あるいは、民業の補完に徹するために民間がやっているところから手を引いて縮小していくということになりますと、今の雇用問題が出てきますね。どうやっ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、郵政公社のままがいいという考え方と、郵政公社は民営化の一里塚という考え方とは違います。それはわかっていただきたいと思います。  私は、この郵政公社、今、民営化に備えていろいろ体制を整える準備をしていると思いますし、郵政公社よりも民営化した方がいろいろ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は前から民営化がいいと思っておりました、公社法を出したときの状況から。しかしながら、国会というものがあるじゃないですか。それは、議論をして、そこで、議員というのはいろいろな意見を聞かなきゃならない。少数意見は国会で可決されません。多数意見で通るわけであります...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは言葉じりをとるたぐいじゃないですか。  私は、全体の論議の中で、自民党の中で、私が郵政大臣のときに限度額を引き上げる必要がないと言ったときは猛反対があったんですよ。そして、この国会の場で、自民党議員が限度額を引き下げろという議論なんか一つもなかったんで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 郵便局は手数料を取っていないと私は聞いておりますが、どうでしょうかね。
○小泉内閣総理大臣 これは、郵便事業を見ても、アメリカの例を見ても、ニュージーランドの例を見ても、確かに、民間でできない分野、公的機関がかなり関与しなきゃサービスが展開できない部分はあると思います。  そういう面もあるからこそ、今回、郵便事業に対しましては、株式完全処分というこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 官の分野、どうしてもしなきゃならない分野と、そして今、郵便局で郵貯あるいは簡保、この事業に不便を来さないような形で窓口サービス、いわゆる郵便局株式会社を設けるわけでありますが、その点については、この垣根の問題も大事な問題でありますけれども、国民の今まであった郵...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ドン・キホーテに擬せられましたけれども、実は、私はドン・キホーテは好きなんですよ。「ラ・マンチャの男」というミュージカルがあります。今、松本幸四郎さんがやっていますけれども、あれは私の大好きなミュージカルの一つであります。夢実りがたく敵あまたなりとも我は勇みて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは外国の成功例、失敗例をよく参考にしながらやっていかなきゃならない。長年、百年以上定着してきた郵便局の仕事ですから。そこで、財政資金を使わないような仕組みを考えて今やっているわけであります。その点については、将来どういう形で発展するかというのは一〇〇%予測...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、胡錦濤国家主席との会談の内容について、どういうことをとつまびらかに言うのは差し控えたいと思いますが、私の靖国参拝に対しての考えは会談の中で述べております。  それと、中曽根総理の直接胡耀邦書記にあてた手紙というのは、読んだ記憶はありませんが、当時の後藤...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、目に見えて変わるところを少し挙げろといえば、これが民営化された暁には、郵便局へ国民の皆さんが行った場合に、今の郵政三事業以外の業務をしていると思いますね。  例えば、郵便局に行って、今、いろんな物品、サービス、これは限られております。いわゆる郵政三事業...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、今の郵便局が全部存在するとは限りません。身近な郵便局がなくなる可能性は当然出てくると思います。  過疎地には設置するという義務基準が設けられておりますが、都市におきましては、例えば中央区などにおいては郵便局が五十局以上あると思いますね。果たして、一つ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、五十嵐議員が指摘された点は、積極的な民営化論者もそういう点を言っています。その言うところは理解できるんですが、難しい点は、確かに銀行とか生保会社は、民営化しないで廃止してくれという要求が強い。それは当然ですよね、競争相手がなくなるんですから。今まで郵貯、簡...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先ほどから、でたらめだのごまかしだのと、よくもまあひどいことを言うなと思って聞いていましたよ。私が民主党の質問に対して、あんたの意見はでたらめだとかごまかしだと言ったらどれほど怒るかと。私は我慢しているから怒りませんよ。  それと、ブッシュ大統領との会談で、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、値段が幾らになるかということははっきり予測はできません。しかし、今までの例を見ていますと、小包等にしても、民間参入すると必ず安くなっていますね。民間参入するまで割引制度はなかったけれども、最近は郵政省は大口割引制度をとってきた。  道路公団も、民営化以...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 郵政民営化の議論が出てきたときに、一つ問題になった点は、この政府案が中途半端だという批判を評論家の皆さんからもあるいはメディアの方からもいただきました。その一つに、何で中途半端なのかというと、リストラが不十分だという指摘なんです。今の政府案が中途半端だという。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 民営化担当大臣は竹中大臣です。
○小泉内閣総理大臣 それは、郵便局が減ってもサービスが多様に展開される場合もあります。私は、今ある郵便局が全部なくならないとは言いません。当然、統合なり廃止される郵便局も出てくるでしょう。また、ない地域に郵便局が進出する場合もあるでしょう。それがいけない、全部現状維持しろというこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、民間の銀行業界とか生命保険業界からいえば、廃止しないからけしからぬという言葉は出てくるでしょう。しかし、本当に廃止して、今勤めている郵政公社の職員、どうなっちゃうんでしょうか。  そういう郵貯、簡保を廃止しろという論者から見れば、確かに政府案は中途半...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 郵便局はなくなりません。郵便局株式会社という名称になりますが、確かに今までの郵便局と同じような事業を同じような場所で全部やるとは言えません。当然、都会のある地域においては、今まであった郵便局がなくなる可能性というのは否定できません。統合なり、あるいは廃止なり、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 きちんと規定されております。条文は担当大臣から説明させます。
06月07日第162回国会 参議院 決算委員会 第12号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく二院制の在り方が議論されます。衆議院と参議院において同じことをやってもその存在価値というのはどうなるんだと、また、同じことをやったならば一院でいいんじゃないかと、そういう議論もある。そして、もし違うことをやると、衆議院と違う結果が出た場合は、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 会計検査院の在り方については、過去もまた現在もいろいろな御意見があるということは承知しております。  そこで、会計検査院の重要性というものは多くの方が認識していると思いますが、その中におきましても、違法とか不当な支出、これをただすのは当然でありま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 西島議員の御専門であります医療の問題については、今、病院間の機械の問題、厚労省と経産省で問題は認識していると、にもかかわらず対応が進んでいないという厳しい御指摘もありました。そういう点については、今後も、なぜこの協力が具体的な成果を生み出さないのか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今御指摘のITにしても、実際の各企業の点につきましては、松井議員も通産省出身時代から大変詳しく実態は御存じだと思う。そういう点から御指摘でありますので、今言った点、問題点多いわけであります。しっかりとそのような批判に耐え得るような体制を取っていきた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 天下りについては既に見直しを進めております。そのような方針に従って今後も適正に対処していかなきゃなりませんが、今言った問題でも、公共事業の問題についても、談合の問題も出ておりますが、私は、地元だから言うわけじゃありませんけれども、横須賀市は新しいコ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは私は一つの提言としてお聞きいたしますが、これは公務員制度にもかかわってくる問題だと思います。私がここで独断して簡単に片が付く問題ではないと認識しておりますが、一つの提言として今後もそういう考え方も参考にしながら、どうあるべきかという点について...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このたびの尼崎の事件につきましては、正にお亡くなりになった方々、不慮の思い掛けない事故で命を落とされ、御本人はもちろん御家族の方々の憤り、悲しみ、これはもう想像に絶することだと拝察しております。同時に、いまだに負傷されて苦しんでいる方も多数おられま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 制度の問題、あるいは安全装置との問題、そして官と民との問題、いろいろ御指摘をいただきました。その中でも、今までの事故の経験を生かしてより安全な対策にするためには何がいいかと。  同時に、今のことを伺っていますと、管制官の問題についてもあるいは尼崎...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 具体的なその退職金はともかく、このような問題、過去の退職金の問題においても、最後の一日の給料を対象にするというような問題点も過去にはありました。そういう点も含めて、私はこの決算委員会での議論というのは、そういう問題点を厳しく指摘していただいたわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 入札談合等のこの不正行為、今回の橋梁の問題につきましても、現在、独占禁止法違反の疑いにより刑事告発が行われたということは誠に遺憾であると思っております。  かねてから、この談合等の不正行為をいかに排除していくか、徹底を図っていくかと、この公共工事...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この特別会計の見直しという問題につきましては、塩川前財務大臣の時代から、大変分かりにくい問題だけれどもしっかりとこの特別会計にメスを入れていかなきゃならないということで引き継いだ谷垣財務大臣も、現在、この見直しについて真剣に取り組んでおります。 ...全文を見る
06月08日第162回国会 参議院 本会議 第24号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいまの御決議に対しまして所信を述べます前に、一言申し上げます。  平成十五年度決算につきましては、参議院の早期提出の御要請を踏まえ、会計検査院の協力も得て、昨年十一月十九日に国会に提出するとともに、決算審査の内容を平成十七年度予算に適切に反映...全文を見る
06月15日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第15号
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○小泉内閣総理大臣 まず、その認識に変化はないかということでありますが、変化はございません。当初の私の主張がだんだんわかってきたな、理解されてきたなと思っております。そして、郵政民営化、賛成、反対、両論ありますけれども、私は、全体で考えれば、国民に今聞けば、郵政民営化、賛成か反対...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 確かに、郵政の民営化というのは、経済を活性化する、そして今ある郵便局サービスの利便性を向上させるという点について、国営よりも民間経営者に任せた方がよりよいサービスも図られるし、見えない税負担、これも民間と同じ仕事をするんだったら税の負担もしてくれるだろう。財政...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も郵便局の皆さんとは親しいんですよ、祖父が逓信大臣をしたんですから。祖父時代から支援してくれている特定局長さんもたくさんいますよ。そういう方々からは、何で、あんたのおじいさんが、又さんが逓信大臣で一生懸命やってくれたのに、お孫さんのあんたが民営化なんて言うん...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 都市部での郵便局がどうなるかという御心配だと思うのであります。  過疎地域につきましてはあまねく設置するという義務づけがあるけれども、都市部はどうなんだということで、この前の委員会の御質問にも、減るところもあるだろう、統廃合されるところもあるだろうと。同時に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 雇用についてですが、それは、御指摘の五原則の一つの重要な柱であります。十分配慮してまいります。
○小泉内閣総理大臣 その世論調査の中で、十分慎重に審議すべきだ、今国会で成立させるべきというのが少ないということでありますが、私は成立させるつもりでこの審議に臨んでおります。そしてこれは、いずれ民営化されれば、ああ、やはり民営化してよかったなという状況になるような制度設計をしてお...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国会の運営のことについて私はとやかく言う立場ではありませんが、自由民主党から民主党の皆さんにも、この年金を含めた社会保障制度協議会に参加してくださいと。なかなか民主党が応じなかった、三党合意をしたにもかかわらず応じてこないけれども、ようやく応じてきて、この議院...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 海江田さんは年金の知識も豊富ですし、私よりも恐らく随分知っているでしょう。しかしながら、知っている人にあえて答弁するのも失礼かと思いますが、私も大体のことは承知しております。海江田さんほどの知識は不足であるし、見識も海江田さんの方がすぐれているかもしれません。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、予測を断定することはできませんが、郵便料金というのは独占分野ですから、これは私は、民間が参入してくれば、今の宅配の問題でも必ず下がっているという状況を見ると、独占がどこまで続くか、民間がどの程度参入してくるかにもよってくると思いますが、値上げは簡単にで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 お答えしたとおり、値下がりする可能性もあるし、物によっては値上がりする可能性は、可能性を言えば、私は断定できないと言っているわけであります。  しかし、今までの例からいえば、宅配の業者の参入によって小包等は値下がりしているのも事実であります。
○小泉内閣総理大臣 これは、現在手数料はありませんが、民間金融機関の中におきましても、どの程度の手数料を取るか。あるいは、郵便貯金が民間会社になって手数料を取らないから、では、民間金融機関はほかも、そのような競争に太刀打ちできるように、同じように手数料を取らない民間金融機関が出な...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、民間の金融機関は独自の考えがあるから、手数料を取っても預金してくれるというようなサービスも提供しているわけでしょう。それで郵便局も、では零細貯蓄だけかというと、そうじゃないんですよ。零細貯蓄は、六割ぐらいは零細というか三百万以下でしょうが、一千万円の限...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、金融機関はどこが安全かどうかというのは、これから国民がよく考えるべき問題であります。一千万円以下は保証されるということでありますし、私は、民間金融機関だから不安である、国営だったら安全であるという問題から論ずれば、国営というのは当然政府保証がありますか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは私は、生命保険の商品にどんな種類があるものなのかというのは知りませんけれども、まさに民間の競争によって、国民がどのような商品を買いたいかというのは競争によって生まれてくる、それは国民の判断であります。
○小泉内閣総理大臣 私は、きのうだれから電話があったことまで忘れちゃう方ですから、十二月、去年の話なんてほとんど覚えていません。覚えていない方が多いですね。また、だれがどう契約したとか何かというのは、私、関与したことありません。適正にやっていただければいい、その指示だけです。
○小泉内閣総理大臣 今初めて伺った話ですし、事実かどうかも私はわかりません。
○小泉内閣総理大臣 与党の自民党からも反対、野党の民主党も反対、共産党も反対、社民党も反対、そういう中で、この郵便局の重要性を認識しながら、民間にできることは民間にということを考えた案でありますので、よく多くの意見を取り入れながらできたよい法案だなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 全部は読んでおりませんが、人によってはよく読んでおります。
○小泉内閣総理大臣 私は、できるだけわかりやすく答弁しているんですよ。郵政公社にするまでは民営化を行わないという、そういう議論があったということは承知している、これは郵政公社ができるまでのことである。そして、郵政公社を法案提出した際にも、この議論が出て、私、答弁も、私の答弁も調べ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 法律的にはともかく、政治論として、政治論として、私は、今までできた法律を政治的に改革しようという場合には、多くの方の議論、国会の議論を経てなされるべきだと。法律論でどうかといったら、専門家に聞いた方がいいですよ。
○小泉内閣総理大臣 法律的にどうだこうだといえば、法制局長官が見えているんですから、それを聞いてくださいよ。  私は総理大臣です。政治家同士の話をしようというんです。法律はどうかというのは専門的に聞いてくださいよ、専門家に。政治論として、一つできた法律について、これが続くかどう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、そういう質問に対して法律的に間違いないように答弁してもいいけれども、これはわかりにくいんですよ。法律的にどう解釈するかというのは、法制局長官が見えていますから、それは法律の専門家に聞いてもらえばいい。総理大臣が出席して国会議員が質問している。私は、できる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 郵政公社化は郵政民営化の一里塚だというような趣旨のことは、はっきり答弁したことは覚えております。その後、どこで言ったか言わないかというのは、率直に言って覚えていないんです。(安住委員「言っていないんでしょう」と呼ぶ)言わなくても、一度言えば十分でしょう。
○小泉内閣総理大臣 それは、郵政公社化法を出したときも、推進論者、反対論者双方から批判を受けたんですよ。反対論者は、もともと国営でいいのに何で公社にするのか、推進論者は、郵政公社は中途半端だと、両方から批判を受けたんです。しかし、どうにかこうにか皆さんの御理解を得て成立させた。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 たしか九月だっけ、来年の。九月。(発言する者あり)九月ね。  自民党総裁の任期は、来年の九月です。それまでは、総理大臣の職責を果たすように全力を尽くしていかなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、今、山崎拓さんがどう言ったか知りませんけれども……(安住委員「聞いていたでしょう」と呼ぶ)いや、聞こえなかったけれども、私は、来年の九月、総裁の任期が切れれば、もう即座に総理大臣をやめたいですよ。
○小泉内閣総理大臣 それもありますね。  しかし、私はもっと早くやりたかったんですけれども、私は総理大臣じゃなかったから、みんなの反対につぶされちゃったんですよ。しかし、私が総理大臣でなかったら、この法案は決して国会に出ていなかったでしょうね。  だから、私が総理大臣をやって...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それもありますね。  私が総理大臣をやめた後、また抵抗勢力が実権を持って民営化を阻止しようということがないように、この改革路線を軌道に乗せて、この改革路線を逆戻りさすようなそういう動きは何としてでも私が総理大臣在任中に封じておかなきゃいかぬ、改革路線を軌道に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 やればできる、魔法の合い言葉というのは、済美高校の校歌なんですよ。私が言ったことは事実でありますけれども、高校野球の決勝戦で、出たでしょう、その前の夏の休みで、私は高校野球を見るのが好きだから、テレビで見ていたんです。そうしたら、済美高校が勝ったときに、校歌で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どういう法律をつくろうかというのは国会ですから、そのときの内閣なり国会が判断することだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、今、可能性ということを聞かれたから、可能性ということであれば、一%の可能性でもあると言わざるを得ないんです。そうでしょう。そういう可能性の議論からいえば、それは否定できない。  しかしながら、現実問題として、今多くの国民が現在の体制のままでいいとは思っ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、今、総理大臣の職責を果たすことに全力投球なんですよ。私がやめた後を指名するなんという気持ちは持っていないんです。私は、総理大臣の任期がある限りはこの責任を果たそうということで、毎日毎日一生懸命です。  でありますから、後のことについてまで今言う立場では...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 総理になってから、郵便局に私自身が行ったことはありませんし、銀行にも行ったことはありませんね。
○小泉内閣総理大臣 それは何年前の話かはわかりませんが、現在では、ヤマト運輸の話によりますと、全国配達できるシステムができているというふうに私は伺っております。
○小泉内閣総理大臣 だから民営化するんですよ。公社が商売する必要はない、国家公務員の資格のままで商売するよりは、民間人になって商売した方がいいでしょう。役所なり公務員が一々商売を考える必要はない。民間にできることは民間にというのは、そのことなんですよ。  先ほども答弁したように...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 正確な日にちは覚えていませんが、四月下旬でしたね、大型連休の前だったと思います。二十七日か二十八日か、今定かに覚えておりません。
○小泉内閣総理大臣 これは、自民党のつくったあすなろ村の紙芝居と民主党のつくったあすなろ村の紙芝居を両方見てもらうとよくわかるんじゃないかな、自民党の方がわかりやすくておもしろいな、悲観論からは新しい挑戦は生まれないな、やはり未来に向かって努力しよう、やればできるという気が出てく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 タウンミーティングでこの郵政民営化の議論をしたかどうかというのは覚えておりませんけれども、何度かの総裁選挙、衆議院選挙、参議院選挙、もう何回話したかわからない、この郵政民営化の必要性。私は、そういう話を通じて民営化の支持はますます強まっている、多くの国民が理解...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 十年でできるかできないか、遅いか早いか、これは見方によって違いますが、十年よりもっと早くできる可能性もあります。完全売却可能の場合もあります。完全処分できる可能性もあります。それはやはり経済状況と関連してまいりますが、私は、十年というのはかなり余裕を持った期間...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 当然、民間と同一条件ですから、それは金融庁の監督下に入ります。御理解いただけると思うのであります。
○小泉内閣総理大臣 今の原口さんの議論というのはわかりますが、相反する批判が出てくるんですね。でっかいものができるというものと、いや、そんなことはできないからどんどんどんどん縮小してできなくなるという、私は両方批判を受けているわけです。  批判する立場はどうでもできますよ。右の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政治的にわかりやすく答弁しましょう。  民間でできないものに対しては公務員並みの資格を与えましょうということであります。今、常勤公務員、郵便局、約二十七万人、短時間公務員十二万人、約四十万人。この中で、民間でできるものについてほとんど民間人になってもらいます...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私の答弁、よく調べていただきたいと思いますよ。矛盾していないんです。
○小泉内閣総理大臣 約四十万人の公務員のうち、圧倒的に民間人になりますよ。しかし、配達するみなし公務員、これは四十万人に比べればごく少数です。それはみなし公務員ですよ。
○小泉内閣総理大臣 わかりやすく答弁しましょう。  法律的にどうしても必要なもの、民間でできないものに対してはそれなりの措置を考えます。しかし、民間にできるところはほとんど民間人になってもらいます。これは極めてわかりやすい答弁だと思います。
○小泉内閣総理大臣 システムの問題については、先ほども答弁いたしましたように、私は専門家ではないから生田総裁と相談して、専門家の意見を尊重しましょうということで、これならできるということで、そのための制度設計をしたわけであります。
○小泉内閣総理大臣 後から財務大臣が答弁いたしますが、それでは、今のままで官のお金が民に行くんですか。そうじゃないでしょう。財投債におきましても、急激に廃止することはできません。平成十三年度に預託制度を廃止しましたけれども、貯蓄から投資へという流れをつくらなきゃいけないというのは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 金融機関の健全性、信頼性、これは極めて重要なことだと認識しておりますし、そのような改革を今進めているところでございます。
○小泉内閣総理大臣 公社である限りは、やはり安全運用が重要ですね。リスクなり、ある程度収益が予想されても、多少リスクのある資産運用はできないでしょうね。そういう点から、民間になれば、そういう点について経済的にも活性化させる作用が働くと私は思っております。
○小泉内閣総理大臣 先ほど来から横光さんのお話を伺っていましたけれども、慎重にすべきだという意見が多い、私はこれは当然だと思いますよ。審議を慎重にしなくていいという国民は少ないと思いますよ、聞かれたら。  私、よく総理大臣、国会に出席しろと要求が出ておりますけれども、先進国、民...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 修正は考えておりません。
06月22日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○小泉内閣総理大臣 かねがね日本の手続は煩雑過ぎる、複雑過ぎるという苦情が出ておりましたので、ただいま菅議員お話しのとおり、各省連携して、一度で済むような、あちこち役所を回らないで、できるだけ速やかな時間で対応できるような措置が必要だということで御努力いただいてきたことに対しまし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 このワンストップサービスの問題については、港の税関手続のみならず、かねてから、外国政府並びに外国企業が、日本に参入する場合に各役所間でたらい回しされるというような批判を浴びておりましたので、この問題については、日本は努力してきたところであります。  かつて、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 不法外国人の滞在に対してしっかり対応せよということでありますが、御指摘のとおり、まず、どのように不法に入ってくるか、これを阻止することが大事なんですけれども、せっかくそれを見つけて強制退去、そこからまた入ってくるという、その偽造技術というんですかね、これについ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 犯罪防止という観点から、保護観察中の者が再度犯罪を起こすという事件が随所で起こっておりますので、先般も閣僚懇談会等におきましてもこの点が問題になりました。  情報をしっかり管理するということ、それから、必要な情報を各省が連携をとっていかなきゃならない。警察と...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日韓両首脳が一年一回ずつ相互に訪問して意見を交換しようということで、昨年の十二月に盧武鉉大統領が鹿児島県指宿に来られて私と会談をする、今回私が韓国に行く順番だったものですから、私が昨日行ってきたわけでございます。  私は、今、日韓の間で問題があったとしても、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 靖国問題につきましては話に出ましたけれども、日本の戦没者に対する追悼のあり方というんですかね、これは韓国の方に理解できる点と理解できない点があると思います。特に、戦争の被害を受けた国として、日本とは違った理解なり感情なりがあるのは承知しております。  しかし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 追悼施設のお話でありますが、私は、先ほど申し上げましたように、特定の人に対して靖国神社に参拝しているわけではないんです。心ならずも戦場で命を失わざるを得なかった多くの方々、この方々が圧倒的多数なんです、A級戦犯のことを問題にされますが。私は、そういう戦没者に対...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この追悼施設に対して調査費云々の話がありますが、この問題について今後、つけるのかつける必要はないのかも含めて、今までの提言を踏まえて、また与党の意見も踏まえて検討していくべき問題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 日韓にしても日中にしても、今後、友好関係を発展させ、交流を拡大させていこうという共通の認識を持って当たっていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 まず、日韓問題について答弁する前に、民主党岡田代表に抗議したいことがございます。  去る六月十九日ですか、議員小泉純一郎君を懲罰委員会に付するの動議、右の動議を提出する。私、何で懲罰されなきゃいけないのか。  聞くところによりますと、私が先週の、延長を決め...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 答弁する前にあえて言いますが、私が酒を飲んでいたなんていうのは全くでたらめですけれども、確認したということも聞いていません。  当日、私も本会議場に出席しておりましたけれども、全然、小泉さん、酒を飲んでいるかなんて聞かれたこともありませんし、飲んでいると指摘...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 北朝鮮の問題につきましても、熱心に率直な意見を交換いたしました。  北がどう思っているか、また盧武鉉大統領がどう思っているかということは、相手の立場がありますので公表すべきではないと思いますが、極めて率直な意見交換を行いました。  そして北朝鮮に対しては、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 首脳会談の場において、常任理事国の話はいたしませんでした。
○小泉内閣総理大臣 それは、外務大臣と外交担当者と、それぞれ意見交換をしております。  限られた時間でありますし、いろいろな問題もありますし、どういう点を話すかということについては、その中でのいろいろな議論の展開次第であります。
○小泉内閣総理大臣 それは、人それぞれ考えがあります。  岡田さんが首相ではないんですし、盧武鉉大統領でもありません。何を話せばいいかというのは、私が首脳会談で判断すべき問題であります。
○小泉内閣総理大臣 将来、東アジア共同体の話はどうしようかということは、常に話し合っております。
○小泉内閣総理大臣 具体的に話を申し上げる必要はございません。
○小泉内閣総理大臣 私は、国によっては全部意見が一致するものではないと思っています。一部に意見の違いがあったから損なわれているというのは、余りにも短絡的な見方だと思っております。  一時期の意見の相違や対立があっても、将来、友好発展が大事だという共通の認識を持っているわけであり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、四年前の総裁選挙のときに橋本元総理がどう言われたかについては、とやかく言うつもりはございません。私は私の考えを述べたわけでありまして、これは自分の信条を申し述べたつもりであります。別に、遺族会の皆さんの票が欲しいとか、そういう目当てではございません。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 検討するということは、今までの懇談会の提言もあります。そして、国会の中でも、今議論されているように、今までの委員会での質疑におきましてもそういうような話も出ましたし、与党、野党、それぞれの意見が出ておるのも承知しております。私としては、それらの過去の経緯も踏ま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、いつまでにという点については、今決めているわけではございません。  それと、つくるべしという意見とつくるべきでないという意見の中にも、さまざまなんです。今岡田さんが言われたように、靖国神社の関係につきましても、靖国神社と関連づけて考える方もいるし、全...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 少子化の問題、これは今後の日本の発展を考える上でも極めて重要な課題であると受けとめております。  少子化、子育て支援、どうしたらお子さんをもっと持ちたいなという意欲を若い皆さんが持っていただくかという点からも、子育て支援策というのは、各党も積極的に、関心を持...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今後、少子化の傾向がはっきりしますから、この少子化の問題、子供を育てるという問題は、早く手を打たないと後々深刻な影響を与えるということから、できるだけ早く手を打っていかなきゃならないということであります。
○小泉内閣総理大臣 これは、所得控除、税額控除、どちらをとるにしても、財政状況、税収にも影響してきます、財源とのにらみもあります。そして、この点につきましては、今後、政府の税制調査会と与党の税制調査会もあります。その中で議論していかなきゃならない問題でありますが、要するに、児童手...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 年金の協議会につきましては、去る四月に第一回の与野党協議が行われて、今月に入って一回、計四回ほど行われたということは承知しております。  そういう中で、それぞれ各党参加しておりますから、各党が一致していないということも承知しておりますが、一致していないけれど...全文を見る
07月01日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第22号
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○小泉内閣総理大臣 これまで長時間にわたりまして、この郵政特別委員会の理事、委員の皆様方、二階委員長の采配によりまして慎重に審議され、御協力いただいてきたことに対しまして敬意を表したいと思います。  私に対しましても、異常な決意とか申されましたけれども、並々ならぬ決意と言う方が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 財投改革とこの郵政改革と特殊法人改革、これを一体的にとらえて改革していかなきゃならないということで、この郵政民営化を主張してまいりました。郵貯、年金等の財投預託制度は廃止されました。今は経過期間を持っておりますが、平成十九年度には廃止されるでしょう。そういう中...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、それは今までの政府案と実質的には変わっていないんです。要は、妨げないというのを、できるということに変えたわけでしょう。妨げない、同じイコールフッティングですから、民間と。そういう場合には、ほかの民融機関にもできること、妨げないという文章をできると。妨げな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 過疎地における郵便局がなくなるんじゃないかという不安があるということでありますので、そのようなことがないような規定も盛り込み、十分配慮して、現在の郵便局、全国に設置されておりますこのネットワークは資産として活用していかなきゃならないという配慮を十分いたしました...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 都市部において、私は、郵便局は全部今のままだとは思っておりません。なくなる可能性もありますし、ふえる可能性もあるんです。  それは、人口が多いところに対してこれはどんどん設置すれば収益も上がる、サービスの向上にもつながるというんだったらば、ふえていく経営者も...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、民間におきましても、あるいは役所等におきましても統廃合というのはあり得ますが、この統廃合というのは、民間としていかに十分なサービスを展開するために必要かというその手段で行われるわけですから、統廃合されてサービスが低下するという場合も一部ではあるかもしれ...全文を見る
07月04日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第23号
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○小泉内閣総理大臣 都議会議員選挙の結果についてどう思うかということでありますが、これは、自民党がほぼ目標としていた、五十議席前後を目標とするということで、四十八議席、第一党の議席を確保することができた。公明党はこれまた二十三人、候補者全員当選。民主党も議席を伸ばした。共産党もほ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 郵政民営化法案は、小泉内閣におきまして重要な課題であり法案であります。もとより、いかなる政策も国民生活のためになると思って政府としては国会に提出しているわけであります。  この郵政民営化法案も、経済の活性化、さらには、余り民間のやることに政府が口を出さない、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、国立でやるべきこと、民間でやるべきこと、全部一つの方針に基づいてすべてやれということではありません。民間でできない分野においては国がやらなきゃならない面もあります。  仮に、特殊法人改革を打ち出したときに、統廃合、民営化をやるべきだといったときにも、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 真偽定かでないメールはたくさんあると思います。私はどういう情報をもとにして疑惑を追及しているのかわかりませんが、私に対しても、一滴もお酒を飲んでいないにもかかわらず、酒を飲んで本会議に出席してと、民主党は私に対して懲罰動議を出したのですよ。そういうでたらめな、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、一般的に、メールでも真偽定かでないものはたくさんあるでしょうと。  民主党においては、全くでたらめな、本会議場に私は酒を飲んで出席したということに対して、懲罰動議を私に提出している。何の根拠もない、当時のうわさだか知らないけれども、状況だか知らないけれ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、民間にできることを公務員がやる必要はないと思っています。官から民へというのは民主党の主張でもあったんじゃないですか。だから、これは官でやるべき問題か、民でできるのかということをよく調査したり検証したりすることは必要だと思っております。  同時に、民間で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 別に異論はありません。官の分野の仕事、民間の分野の仕事、それぞれあると思います。
○小泉内閣総理大臣 いつから民主党が公務員の方が信用できるという主張に変わったのか、理解に苦しみますが、民営化になっても郵貯サービス、保険サービスは十分機能されるという前提で民営化法案を提出しております。
○小泉内閣総理大臣 私は、今回の政府の提案しております郵政民営化法案というのは、郵便局をなくすものではありませんし、郵便局のサービスをなくすものでもありません。これは、民営化されても、民間の会社になっても、民間の経営者になっても、今のサービスは展開される。さらに、今の役所なり公務...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 民営化された段階では郵貯法、簡保法は廃止されますが、私は、貯金サービス、保険サービスは、民間が国民に提供するようなサービスあるいは商品開発を展開してくれると思っております。原口さんが、それは公務員でやるべきだ、公務員の方が信用できると言うことに対しては、それは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、完全民営化されたときには義務づけしません、民間になれば。当然です。義務づけされていないものが、今まで公務員、役所がやってきたサービスを民間にできないということは断定できないと思います。
○小泉内閣総理大臣 それは、国としては残しません。完全民営化して、民間がそのサービスを提供してくれるということでございます。
○小泉内閣総理大臣 これはわかりやすくていいと思いますね。基本的な考え方の違いがここに出ている、原口さんは民主党を代表して質問されているんだから。  私は、郵貯サービス、簡保サービス、これは国の義務としてやる必要はないと思っています。民間にいわゆる公的な、国民が必要としている分...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そのとおりであります。実質的な内容は変わっておりません。文言は修正いたしました。
○小泉内閣総理大臣 それは、義務づけないということで、郵便局がそういう仕事はできるということなんですよ。親切でしょう。
○小泉内閣総理大臣 これは、郵貯・簡保サービスができないのではないかという不安があるから、そうではない、できるという今までの答弁をより明確にしようと。内容は変わっていないんです。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 内容は変わっていないんです。ただ、不安感を払拭するために、できますよ、心配しないでくださいと。小泉が修正は考えていないと言っているということをけしからぬと言っているから、文言の修正、不安感を修正、字句を修正するということは、内容は変わらないんだから、いいですよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そう、明確にしただけです。
○小泉内閣総理大臣 しかし、これはもう前にも答弁いたしましたように、法制局等で何ら問題はないということでありますので、民営化法案は、提出されたときにもたびたび御質問ありますが、今までの答弁と同じでございます。
○小泉内閣総理大臣 それは覚えておりませんが、いろいろ議論した中でその必要はないと言うから、別にこだわらないということでございます。
○小泉内閣総理大臣 成立すると思いますから、解散する必要はないと思っています。
○小泉内閣総理大臣 私も新聞報道等で、不成立なら総理は解散するという記事を読みました。しかし、これは私が言った言葉じゃないんです。だれだかわかりませんが、私と話した方々が、どういう今の郵政法案の審議をしているのか、党内の情勢はどうか、これは反対が強い、事によると衆議院本会議でも否...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、国会運営は、幹事長初め現場の理事の皆さん、執行部の皆さんにお任せしているんです。私が言っているのは、八月十三日までの会期内で成立させるように努力してほしい、そのためにどういうことが必要かというのは皆さんにお任せすると言っているんです。  そして、この郵...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 終わりの方の質問から答弁いたしますと、ほとんど民間人になるというのは、まあ正確に申し上げれば全部民間人になると。まあほとんど全部……(発言する者あり)大して違わないと思いますが、正確にと言えば、これは全部であります。全部民間人になる。(中井委員「はい、訂正」と...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 中井さんの議論は議論として、公務員の今まで努力してこられた姿を強調するのは理解できます。  しかし、これを聞いて民間の方々は憤慨しているんじゃないでしょうか。民間で使命感を持っていないとは私は思っておりません。民間人でさえも公的な仕事をして……(発言する者あ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いい例が小包です。郵政の小包のサービスも必要でありますが、民間の業者の皆さんが、これは当初は採算をとれないけれども、郵政小包、あるいは郵便局がやっていない小包配達をしようということで、多くの抵抗を排しながら、民間の業者の皆さんが今まで公務員しかできないという小...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 民間にできないこと、しかしながら、国として国民の利便性を考えながらやらなければならないこと、これは国でやらなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 どのようなものを民間が国民に提供するかというのは、私は予想はできません。我々の予想を超えるサービスなり商品を民間企業なり民間の方々は開発してきております。そういうことを考えまして、今回、郵政民営化法案において民営化されれば、今まで公社がしていた以上のサービスも...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 公社でなければできないことと、民間であるからこそできるということと、両方あると思います。
○小泉内閣総理大臣 この委員会におきましても、まれに見る長時間、慎重に審議が重ねられました。そういう中で、多くの議員の皆さんから賛成論も反対論も提言されていたわけでありますけれども、その点について我々としても十分説明したつもりでございます。  また、失敗したらどのような責任をと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私初め政府のこの案を批判している方々は、随分誤解している面もあると思うんですよね。後退している、自民党との合意は基本方針に比べて後退しているとか言っているけれども、野党の皆さんの意見は、後退しろ後退しろという意見ばかりじゃないですか。そうでしょう。  政府案...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国民がこぞって賛成していないじゃないか、それは、民主主義の時代ですから、こぞって賛成するなんてまずないでしょうね。一党独裁の国ではありませんし、政府に反対する議論を言う人に対して妨害するような国ではありませんから、国民は自由に議論ができます、国会議員もそうです...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回の法案を骨抜き法案と言っていますが、むしろ、政府の案というのは骨がしっかり入っているんです、骨太の法案なんです。むしろ、反対している人たちが骨を抜こう、骨を抜こうとしているのを、骨をしっかりつくろうとしているのがこの法案であります。
07月11日第162回国会 参議院 本会議 第30号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、七月六日から七月九日まで、英国のグレンイーグルズで行われた主要国首脳会議に出席するとともに、カナダ、ロシア及びG4の首脳と個別に会談いたしました。  今回のサミットの会議当日、ロンドンにおいて連続爆発事件が発生しました。しかし、G8として、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 広野議員にお答えいたします。  ロンドンの同時多発爆発事件に関連して、我が国における対応でございますが、公共交通機関におけるテロ対策につきましては、かねてより国土交通省において巡回等の自主警備などの徹底、必要な点検を指示するとともに、警察による警...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 西田議員にお答えいたします。  今回のロンドンにおけるテロに関連しまして、公共交通機関におけるテロ対策総点検についてでございますが、公共交通機関におけるテロ対策につきましては、かねてより、国土交通省において巡回等の自主警備などの徹底や必要な点検を...全文を見る
07月13日第162回国会 参議院 本会議 第31号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 市川議員に答弁いたします。  郵政民営化の必要性、公社では改革できない理由についてでございますが、郵政事業については、郵便、郵貯、簡保、いずれの分野も民間企業が自由な経営の下で同様のサービスを提供しており、公務員でなければできない事業ではなく、民...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 伊藤議員に答弁いたします。  郵政公社発足後の生田総裁の努力、公社の成果に対する評価についてのお尋ねでございます。  日本郵政公社は、発足後、生田総裁の下、サービスの向上、事業の効率化を推進しており、その努力は高く評価されるべきものであると考え...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 平野議員に答弁いたします。  郵政民営化関連法案の衆議院での採決に当たり、自民党から反対者、欠席者が出たことについてでございますが、郵政民営化はこれまで多くの政党が反対を唱えてまいりました。この問題は、私が総理になって初めて具体的な政治課題となっ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山本議員に答弁いたします。  郵政民営化についての説明、また参議院の審議に向けての決意でございますが、郵政民営化関連六法案につきましては、その提出に当たり、政府と与党である自民党、公明党の間で十分な協議を行いました。さらに、衆議院においては百時間...全文を見る
07月15日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 衆議院で百時間を超える慎重な審議が行われ、そして、委員会での採決におきましても本会議での採決におきましても、整然と審議が行われ、討論が行われ、可決されて参議院に送られてきたと。  その間、この郵政法案に対しまして、賛否両論、熱心な審議が行われまし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 役所なり公務員がやらなければならない仕事と民間人でもできる仕事、その点をどう区分けしていくかということは、これは必要だと思っております。  医療機関におきましても、民間でできる分野と公的な役所が関与した病院と両方あるわけであります。また、学校にお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、前からもっと早く民営化すべきだと思っておりました。これは郵政大臣になる前から、この郵便局の仕事というのは本当に公務員じゃなきゃできないのかと疑問に思っていたところであります。しかしながら、この民営化を主張しても、国会でももう全然相手にされない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、その点が多くの民営化反対論者の中で心配している点だということは認識しております。  民営化されると今までのサービスが切り捨てられるのではないか、あるいは郵便局がなくなるのではないかというような懸念、不安を払拭しなければいけないということから...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もとより、いかなる法案も国会の承認といいますか、多数の賛成の下でしか成立し得ないわけであります。そういう点から行政府として、国会で審議をいただいて国会議員の多数による賛成を得ないとこれは機能し得ない、当然であります。そういう中で、私どもとしては、国...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公社法を出したときには民営化を行わないということにあるにもかかわらず、民営化を出してきたのはおかしいじゃないかという御趣旨だと思います。  私は、公社というのは民営化の一里塚であるということを申し上げてまいりました。で、民営化を行わないというのは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、国会は国権の最高機関ですから、国会が一度成立した法案に対してこれを変えようということになれば、それは技術的に言えば可能であります。国会の、それは選挙ごとに与野党の議席は変わる可能性もあるし、あるいは与野党逆転する場合もあります。そういうこと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、地方議会、全国の都道府県議会で反対決議がされているという話を聞きましてね、果たしてそうかなと疑問に思っているんです、いまだに。  国会議員もそうですが、地方議員も、例えば直接地元の支持者に会う機会が多いと思うんであります。そして、選挙の際に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これ、与党の方々との考え方から修正が必要だということになったわけでありますが、骨格、基本方針は変わっていないわけであります。しかしながら、この不安感、懸念に対してより明確にする必要あるということで修正した方がいいのではないかということでありますので...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テの字というんですか、Tの字というんですか、あれは愛着がありますよね。これは変えなくてもいいんです。  と同時に、私も子供のころから切手収集してたんです。国会議員になってから収集はやめましたね。不思議なもので、なかなか手に入らないと収集したくなる...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず基本的に、私は、商売は役人がやるよりも、役所がやるよりも民間人の方がうまいと思っております。  考えてみますと、郵便局の仕事、これは民間にできる分野が多いわけですね。そういうことを考えますと、民間でできることは民間にということについて大方の方...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは私も残念に思っているんです。もっと中から、このまま、公社のまま手足を縛られるよりは自由な経営をしたいという意見の方がどんどん出てきてほしいなと思っていたんですが、そういう意見が出るよりも、各政党から反対論が強いと。そういう点については、選挙の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今まで特殊法人等の改革論というのは盛んに行われました。あるいはまた、財政投融資制度の改革も議論をされましたけれども、なぜか郵政だけは別だと、これはもう民営化は相ならぬという声が多かったわけであります。しかし、私は特殊法人の改革も当然必要であると。し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、あの本会議の答弁は、一つ一つじゃないですよね、幾つかこうずっと何項目か質問があるんです。それで、一問一答じゃないから、間違いないように、よく連続して答弁しなきゃなりませんから、用意して読み上げるわけですね。  その際に、こう手でチェックする...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 十一歳。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 江田さんのお名前は五月さんといいますね、五月。「ときは今あめが下しる五月かな」と詠んだのは、本能寺に討ち入る前に明智光秀が連歌の会で歌った上の句であります。  実は、昨日、全国の市長会の中で小泉内閣の改革を支援する市長会の代表の方が十数人激励に来...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 衆議院におきましては、百時間を終える、委員会での審議を終え、整然と採決され、討論が行われ、そして引き続き衆議院の本会議におきましても、全党参加の下で、これまた委員長報告、賛成、反対討論が行われ、記名投票で整然と採決が行われ、可決されたと承知しており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 本来の与党の数からいえば、与党全員の数から比べれば差はわずかだったと思いますけれども、採決そのものは整然と行われたと認識しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、衆議院の委員会並びに本会議における採決は整然と行われたと。しかしながら、その本来の与党の議席数から考えると、与党から政府の案に、あるいは修正案に賛成せず反対した人、棄権した人が出たということであって、これはかなり今までの政府提案に対する投票行...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、生きているからこそ参議院で審議されているんだと思います。  投票行動というのは、人それぞれによって思いが違うと思います。反対する方も賛成する方も、確信を持って喜んで賛成反対投ずる方もいるでしょうし、あるいは迷って投票する方もいると思います...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 丁寧に誠意を持って様々な疑問点に答弁したいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 衆議院であれ参議院であれ、多くの有権者から選ばれて当選されたわけでありますから、当然誇りを持っておられると思います。そして、法案につきましても、衆議院通過すればいいというものじゃありません。参議院でも可決されないと法律として成立しない。衆議院のみな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 改革の方法は多数あると思いますが、小泉内閣におきましては、官から民へと、いわゆる役所の仕事も民間でできるんだったらばできるだけ民間にゆだねていこうと、地方にできることは地方にゆだねていこうということでありまして、官から民へというのは一つの大きな方針...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 官から民へ、民営、民間でできることは民間にということは私は必要なことだと思っておりますし、民営化による競争によっていろいろなサービスの展開がなされると、商品も多様化されるという点について、私は民営化できる分野が公的な分野にもあれば民営化するべきだと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ本丸というのは一つの表現でありますが、やはり特殊法人改革、それから官から民へという、民間にできることは民間にという、総論賛成と言うんならば、各論として最も大事な改革の一つであるいわゆるこれに抵抗する人たちが根拠としているところであると、そこをぶ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もとより、完全な市場経済とか完全な統制経済とかいうことはないと思います。どのように調和を取っていくかということは必要だと思います。競争、必ずしもすべて競争がいいという状況でない点もあると思います。かといって、競争をなくせば、今の状況というものを温存...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は元々民営化が必要だと思っておりましたから、公社化は民営化の一里塚だと、前段階だと思っておりました。そして、時間も必要ですし、私が自民党の総裁に選出され、総理大臣に就任して、一度総裁選に選出されて現職のまま再度再選する際にも民営化を公約に掲げまし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 信書便も、私は民間でできる分野は民間に参入を促して民間にゆだねられる部分は民間がした方がいいと思っております。  できるだけ民営化できるものは民営化していけばいいと思っておりますが、民主党も恐らくこの総論の部分においては賛成だと思うんですが、この...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 衆議院の段階で修正案が出されまして、これは今までの政府の骨格、基本方針というものの議論の中で、まだまだ国民に対して、郵便局がなくなるのではないかとか、あるいは郵貯サービスとか保険サービスとかいうのがなくなるのではないかというような不安といいますか懸...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは骨格、基本方針、中身は変わってないんです。ただ、その答弁だけでは不安があるから、そういう点は修正することによって不安感を払拭した方がいいと。字句も例示として今までなかったものを挙げた方がいいとか、あるいは検証よりも見直しという言葉の方がいいん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今まで不安なり懸念があったところを、それを払拭するように、明確にしたということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、生田総裁との話の中で、専門的なことは分からない、だから専門家によく議論してもらおうと。生田総裁も、難しい点もある、だから専門家に任せて、その意見を参考にして判断いたしましょうということで、できるという結果が出たわけでありますので、私はそういう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、できる、できない、見解の相違だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、専門家ができると言うんですから、生田総裁もそれに間に合わせると努力していると言っているんですから、できるように努力する、現実的な可能性は十分だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現実可能性があるかどうか、よく認識したからこそ法案を提出し、成立に努力しているわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、大方針を出してできるだけ専門家に任せるようにしていますが、大事なのは、五原則あったな、五原則、ちょっと、ちょっと、五原則。  郵政改革における五原則と三つの指針、これにのっとって国民のためになる民営化法案を考えてくれと、あと技術的な細かいこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 「金融システム改革、規制改革、財政改革」「との整合性をとる」。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 三つ目……(発言する者あり)だって、丁寧に答弁してくださいと言っているんでしょう。それ、丁寧に誠実に答弁しているのに、どうなんですか、それ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 郵政改革の必要性、時代の流れ、大局観、これには詳しいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは論語の言葉ですが、信なくば立たず、政治の世界でも極めて重要なものであり、私の座右の銘であります。  小泉内閣の進める構造改革、国会におきましては反対論がかなり出ておりますが、国民の多数は民営化を支持してくれる、賛成が多いということは私の進め...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在の公社のままでも民業圧迫だという議論が盛んに出ているんです、今までも。  それで、今、生田総裁が答弁されたように、このまま公社のままで、三事業という制約のままで続けていけば、思うような収益を上げるのは困難であると、もっとほかの事業もやりたい、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、もう二十年前、十年前にやっていればもっと良かったと思っています。  私を批判する人においては、なぜもっと早くやらなかったのかと、総理就任直後にやるべきだったという人と、なぜこんなに早くやるのかという、両方批判があるんですよ。しかし、公社とい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、四分社化について、まあ自民党内においてもかなり異論が出たところでありますが、なぜ三事業一体経営ではいけないのかという、かなり強く問題になった点であります。  しかし、郵貯にしても簡保にしても、あるいは郵便事業にしても、さらに窓口、郵便局株...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、先日の石井議員の答弁に対して、増えるところもあれば減るところもあるだろうと申し上げました。  実際、これから人口移動は、定着ずっとしているかというと、だれも予測できません。いつの場合でも、人口は増える場合もあれば減る場合もあると。そして、郵...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 利便性には十分配慮して設置基準というのもよく考えなきゃいけないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 義務付けてはおりませんが、そのサービスはできるような措置を講じております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、その小池さんが示されたものを仮に事実だとすれば……(発言する者あり)いやいや、これは逆に今言った大手の銀行以外の金融機関はチャンスだと思うんですね。そういう大手が手を抜いているところに、私たちはどうやってお客を取ろうかと。ピンチはチャンス、ほか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 民間のいいところは、あるところでは一部の特定の層を対象にするところが出てきた場合に、その部分が手を抜いているところに自分たちはどういう分野を開拓していくか、ここが民間の知恵、創意工夫なんですよ。そういう特定の富裕層に特化する金融機関があれば、必ず、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そこは共産党と違うんですよ、考え方が。  切り捨てられるという分野、これは、どうしても公共的に必要なサービスという場合には、民間がやらない場合は税金を負担してでもやらない分野があるということは否定いたしません。同時に、民間の激しい競争によって、私...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいま近藤議員が指摘されたような議論もよく勘案いたしまして、これは法的にどうなのかということを検討した結果、その必要はないと、内閣が拘束されることはないという法制局等の判断に基づいてその必要はないと判断したわけでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この修正は、今まで答弁した中でできるということを申し上げてきたんですが、より金融サービスができないと思っている人たちがいると。そういう不安とか懸念というものを払拭するためには、答弁だけよりも法律として、例示として示した方がいいということでありますの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ここが郵政民営化法案の賛否両論の難しいところでもあると思うんです。一方では、民営化するのに義務付けるのはおかしいと、自由を縛ると。片っ方では、いや、不安があるから義務付けろと。両方から批判あるんですよ。  その両方の批判に対してどういう対応がいい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、全国の都道府県議会で郵政民営化反対決議を出されていると、その全国の意見を無視するのかという質問がありましたから、必ずしもその全国都道府県の反対の意見が国民全体の多数意見だとは思わないということを言っているんです。そして、先ほど、よく聞いてみた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 午前中の山崎議員の質問に対し誤解を与えかねない答弁をいたしましたので、補足させていただきます。  私の本意は、これからの参議院での法案審議において、引き続き、法案を含め郵政民営化について国民各層の意見を代表される議員の皆さんにしっかりと丁寧に説明...全文を見る
07月22日第162回国会 参議院 本会議 第32号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 平田議員にお答えいたします。  郵政民営化法案が否決された場合の衆議院の解散についてのお尋ねでございますが、郵政民営化関連法案につきましては、現在、本院において連日精力的に御審議いただいており、感謝申し上げます。  政府としては、審議の中で、法...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鰐淵議員にお答えいたします。  障害者施策でございますが、障害の有無にかかわらず、国民だれもが相互に人格と個性を尊重し安心して暮らすことのできる地域社会を実現するために、障害者自立支援法案では、介護や就労支援に関するサービスの充実を図っております...全文を見る
07月26日第162回国会 衆議院 本会議 第36号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、七月六日から七月九日まで、英国のグレンイーグルズで行われた主要国首脳会議に出席するとともに、カナダ、ロシア及びG4の首脳と個別に会談しました。  今回のサミットの会議当日、ロンドンにおいて連続爆発事件が発生しました。しかし、G8として、この...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 河野太郎議員に答弁いたします。  新進気鋭の政治家らしい気概のある意見表明、質疑に敬意を表します。(拍手)  サミットの事務局機関の創設についてでありますが、サミットは、世界経済を含め、国際社会の優先的な諸課題について、民主主義と自由主義経済を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鳩山由紀夫議員に答弁いたします。  テロ情勢についてでございますが、イラクに対する武力行使以前から、米国同時多発テロを初め、世界各地でテロは多発しており、国際社会におけるテロの脅威は深刻であります。  テロは、いかなる理由をもってしても正当化で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 丸谷議員に答弁いたします。  テロ対策についてでございますが、テロとの闘いにおいて、国際的な法的枠組みの強化は重要であり、我が国は、核テロ防止条約の早期締結に向けて必要な検討を進めております。また、国連において交渉中の包括テロ防止条約の早期妥結を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 赤嶺議員に答弁いたします。  国連安保理改革とアジア諸国の立場についてでございますが、我が国は、さきの大戦に係る過去の歴史に関する反省の上に立って、戦後六十年、民主的な平和国家としての道を歩み、発展を遂げ、さまざまな分野において国連を通じた貢献を...全文を見る
08月02日第162回国会 衆議院 本会議 第38号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。  政府といたしましても、種々の機会において、いかなる問題も武力によらず平和的に解決するとの我が国の戦後一貫した立場を表明してまいりました。  ただいま採択された御決議の趣旨を深く受けとめまして、唯一...全文を見る
08月02日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第12号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず冒頭に、片山議員もお話しされましたように、昨日、同僚の永岡代議士が亡くなられたことにつきましては、心からお悔やみを申し上げます。また、御冥福をお祈り申し上げます。  今日は、久しぶりに片山幹事長、質問されると。この郵政法案につきまして、最後の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の御質問のポイントで一番懸念されている点は、貯金と保険の金融サービスができるのかと、この郵便局、いわゆる民営化法案によってということだと思うんであります。  私は、この点につきましても盛んに政府と与党の中で協議された点でありまして、これまでの国...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 表現として検証より見直しの方がいいだろうという大方の意見であります。確かに、日ごろ国民によく使われる言葉としては検証より見直しの方が分かりやすいだろうという率直な御意見を与党との協議においてもいただきました。  もとより、郵政民営化というのは国民...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 民営化することによる一つの大きな利点というのは、法人税等税収が入ってくるということですよね。今五千億とか六千億とか言っておられますけれども、これは財務省丸もうけというんじゃなくて、結局は国民の税収ですから、何に使おうかということについては財政面にお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) なぜ民営化しなきゃならないかと。なぜ、それでは皆さん、民営、民間にできることは民間にということに対して賛成なんでしょうか。公務員を削減するということについても大方賛成だと思います。さらに、行政改革、特殊法人改革、賛成だと思います。民間のいろんなお金...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、郵政民営化、今の最重要課題として取り組んでおりますが、果たして、それじゃ景気対策、今まで言う公共事業を増やせとか減税をしろというのが景気対策とは現時点においては思っておりません。不良債権処理にしても、これが進まないと景気対策にしてもうまくいか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは原点なんですよ、私の。いわゆる特殊法人にしても、今までの財政投融資、今もう改革されましたけれども、そういうない時点で、この元の郵政事業をいじらないで特殊法人の一つ一つ改革やったら、それは何年掛かるか分からぬということから、私はもう全体的に、郵...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 八年前ですか、対談において言われているものだと思いますが、この考えには変わっておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今も変わっておりません。  結局、民間にできることは民間にということを増やさないと税負担が多くなるばかりです。公務員でなくても民間にできることをやらせないと、公務員はこれも必要だ、あれも必要だ、増えるばっかり。そういうことを考えて、国債というのは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは将来、これは民営化することによって税収も入ってくるでしょう。そして、この郵貯の資金が民間に流れることによって経済全体の活性化することによって、私は国債の発行にもおのずと節度を持ってやっていかなきゃならない。  当然、この郵貯だけじゃありませ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、なぜ郵政民営化が必要かということは先ほどお話しいたしましたけれども、なぜ郵政民営化にみんな反対するのかと。この程度のことに反対して、なぜ行政改革ができるのかと、財政再建ができるのかと。なぜこんな当たり前の、郵便局の仕事は役所じゃなきゃできな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはよく質問をいただき、私も何回も申し上げているんですけれどもね。  総論がない、各論ばかりだと私を批判される方はよく言います。総論というのは、恐らく自民党も民主党も余り違わない部分があるんだと思います。共産党とは違いがあるかどうか知りませんが...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは正に経営者の判断だと思います。私がああやれこうやれと言う問題じゃないと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは一概に割り切って言える問題じゃないと思います。このようなサービスをしてくれ、このような商品を開発してくれといった場合に、必ずある程度の負担が必要ですよ、人的な負担にしても財政的負担にしても。それを民間の経営者なり民間の企業なりは考えながら、い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 永岡代議士は、役所に入って優秀な人材として将来を嘱望されていたと。御本人もハーバード大学に留学して、農林省の中でも、国際的感覚を身に付けて、これから大いに活躍していただきたいと嘱望されていたわけであります。  だからこそ、政界が目を付けたんですね...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、この上善水の如しというものを見たといいますか、言葉というものを聞いたのは三十五、六年前ですかね、今でも印象に強く残っているんです。それは、昭和四十四年の総選挙に落選しました、第一回目の総選挙に。その後、福田赳夫元総理のところで政治修行しようと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 水は、我々にとっても生物にとっても欠かすことができない、空気と同じように大事なものだと思います。それだけに水の有り難さというのがふだんおろそかにされがちな面があるんだと思いますが、今、岡田さんがいろいろ話されるのを伺いまして、なるほどなと伺っており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、皆さんの御協力によってこの郵政法案が成立した後は、この民営化が立派に成り立っていくような作業をしていかなきゃならないと同時に、これから社会保障制度というのは、多くの国民が最も重要な問題であるということを認識しております。  そういうことを考...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、検察当局がそのような議決を受けて適切に判断されると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いわゆる迂回献金はないということを既に自民党も調査して、そのように報告をしております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、私が前から申し上げましているように、この法案を否決するということは、私に対する、小泉内閣に対する不信任であると受け止めております。  しかも、この郵政民営化につきましては、私が自由民主党の総裁選挙に出馬するときにも、私が総裁に選出されれば...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、審議に対して誠意を持って答弁しておりますし、分かりやすく答弁しております。そして、野党は常に私に対して退陣要求しているということも知っておりますし、野党として与党の内閣を倒そうとする、そういう目標というのは私は否定するものではありません。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ、民間の金融機関の本音は、郵貯、簡保、廃止した方がいいというところでしょうね。そういう官の分野の現在あるものが廃止されれば自分たちの仕事が増えると、大手の中にもそういう意見があるのは知っております。どちらかというと、中小の金融機関は巨大な競争相...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 分かりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは大事な御指摘だと思っています。  これだけ大量国債発行を続けて、国債の依存度も高い、普通だったらデフレじゃなくてインフレが起こってもおかしくないような状況だと。にもかかわらず、現実の経済見ると、そういう国債の発行とか財政の規律以外の面が働い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そこが私と全く違うところですね。  それは、ある面において、就任以来、不良債権を進めていたときにも似たような議論が出ました。このような不況、デフレのときに不良債権処理を進めるとますます企業倒産が起こると、失業者が増えていく、だからもっと景気回復さ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) やっていますよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もっと長くしましょうか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) できるだけ分かりやすく、専門用語を使わないで言わせていただくならば、多くの国民は、JR民営化されてストもなくなったと、サービスも良くなったと、税金も負担するようになったと、大方、民営化して良かったなと思っているんじゃないでしょうか。大方ですよ。それ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、国家公務員の身分を守ってくれという声が強くあるのは承知しております。また、あるときは四十万人とか言っていますけれども、割合こう、切りがいいですね。正式なこと、二十七万人と、二十七万人台のときもあったんです。二十七万人が常勤の公務員、約十二万...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 郵便については、これは極めて公共性が高く、また多くの国におきまして、その郵便法というものに対しては、多くの国民がその必要性十分認めているという点から、今回の郵政民営化法におきましても義務付けをしっかりとしているわけであります。また、外国の例におきま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今日の答弁の前に櫻井議員が質問された議事録を全部読んでおりますので、承知しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは櫻井さんね、思い過ごし。何でもアメリカの言っているとおりやっていると思い込ませたいんでしょうけれども、そこまで考える必要はないと思うんです。私はアメリカが言い出す前からこの郵政民営化の必要性を説いていたんですから。  アメリカがどういう要求...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、アメリカのいいところはどんどん吸収していった方がいいと。日本には独自の対応もありますし、先ほどBSEのこともありましたけれども、日本はアメリカに対して、日本の牛肉うまいから、アメリカの肉を買えと言うんだったら日本の国も買ってくれと今盛んに言...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、私は知りませんけれども、私の支持基盤が主婦層、シルバー層、何で分かるんですか。私は全く知らない。政府は全く関係ない。各種新聞社がよく世論調査をしておりますけれども、どういう方たちが支持しているのか、私分かりませんよ。これはどうしてそういうこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 切手から、いわゆる郵便配達さんにピストルまで持たせたということは知りませんでしたけれども、この百三十年の歴史のある郵便局、これは正に日本の資産だと思います。そして、新しい時代に対応するために、今NTTの話も出されました。どんどんどんどん科学技術も進...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公明党の皆さんがこの郵政民営化に基本的に賛成ということから協力していただいていることに対しましては、私も大変有り難く思っております。また、参議院の公明党の議員会長である草川先生から今のような歴史の話、そして未来志向で取り組むべきだという話、この視点...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もう生田総裁の今、名答弁にうなずくばかりなんですが、生田総裁就任してから、公社内の合理化、そしていかにやる気を出していくか、また公社職員の意識改革等、もう格段の指導力を発揮していただいて感謝しております。  我々、生田総裁の今言われた点から見ても...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 極めて含蓄の深いといいますか、専門的な議論も含めて、また歴史的経緯というものを踏まえてこの郵政事業の改革の重要性を指摘していただきまして、大変心強く思っております。  これだけ衆議院においても長時間審議をし、その前に与党においても何回も議論を重ね...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も郵政大臣のときにこの国際ボランティア銀行を知りまして、これはなかなかいいアイデアだなと。また、多くの方々から喜ばれているということを聞いております。  今企業は、民間におきましても、社会活動といいますか福祉活動といいますか、あるいは文化活動、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、具体的にその地域がどういう状況かは知りませんが、今回の郵政民営化法案におきましても、この郵便局というのは資産であるということで、いかにこれを活用していくかということについて十分配慮されなければならないと思っております。現実に、将来その地域がど...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 義務規定はございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 地方も都会も活性化する大事な法案であります。
08月05日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第15号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、大蔵政務次官をしたときから、あの当時から行政改革、これは大きな政治上の課題でありました。その中で、一つの基本方針が、民間にできることは民間に任せようという、そういう方針だったんです。そういうことから、大蔵政務次官になりまして、財政投融資の問題...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) たしか宮城県の四月に行われた補欠選挙で、小泉さん応援に来てほしいんだけれども、郵政の民営化は触れないでくれと言われたことを覚えております。しかし、私はもうその選挙で最初から郵政民営化の必要性を訴えました。恐らく市川さん困ったんだと思いますけれども、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 市会議員の選挙のときには実に迷います、率直に言って。というのは、一人を選ぶ選挙じゃないんです。何十人の枠の中で、数十人の枠の中でだれを選ぶかという場合に、私の衆議院選挙のときに応援してくれる方はたくさんおられます。そして私自身も、その市会議員の選挙...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、十二年後でしょう、完全民営化するの、移行期間を設けて。十年以上後、私が総理でないということは確かだ、議員であるかどうか、それは分からないけれども。  そういうことについて予測はどうかと聞かれて、先ほど麻生大臣が極めて具体的に言われました。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在の郵便局のサービスを向上させるための民営化であるということを御理解いただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのとおりでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 丁寧に短く、難しい質問なんですが、私は、この郵政民営化は国民全体の利益になるから主張してきたわけであります。もちろん、どのような議論するにしても賛否両論があります。それは承知しております。だからこそ、今までも、私が総裁選挙に出たときも、賛否両論、か...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、障害者自立支援法におきましても、今、自殺支援法という言葉を言われましたけれども、これは甚だ心外であります。私は、政府として障害者が自立できるように考えて法案を提出し、そして賛否両論あるのは知っております。確かに、障害者の方々も、反対している...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その点は全く見解が違います。  なぜ民間でできることを官にやらせる必要があるんでしょうか。そして、民間の例から見れば、民間は義務付けなくても義務以上のサービスなり商品、いい商品を展開してきたじゃないですか。どうしても必要な過疎地での郵便局の設置基...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、法的拘束力の問題の御質問だと思いますが、私は、人間の社会において法律以上に大事なことはたくさんあると思います。法律を守っていればいいかという問題でもありません。法律以前に重要な点がたくさんあると思うんであります、人間の関係において。  私...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この議論は衆議院においても、また参議院においても行われましたけれども、再度御質問でありますので答弁いたしますが、今言った議論、よく検討いたしました。そして、法制局にも確かめました。そして、私は公社というのは民営化の一里塚だということを申し上げており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、財政再建の重要性を今強調されたと思うんですが、国債発行の問題、だからこそ国債の管理政策も重要であります。そして、一般歳出の規模というものもこれ以上拡大しないように歳出削減努力もしている。そして、このままどんどんどんどん官業の分野を縮小してい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、弘友議員言われたように、哲学というか基本原則の違いがあると思うんですね。民主党も民間主導の経済社会をつくろうということには賛成なんですよ。ところが、この郵便局だけは公務員、官の方が信用できると、民間は信用できないということを言っているんですよ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アメリカが言おうがどこが言おうが、日本において、これは民間主導の経済社会に行った方が国民の負担も軽減される、経済も活性化される。そして、多くの国民もまた、民営化できるものは民営化、民間にできることは民間にということについて、大方賛成されていると思い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、初恋はやっぱり十代でしょう。国会議員になってから初恋なんというのはないでしょう。  私は、この簡保の民営化にしても郵貯の民営化にしても、アメリカの言うことが入っているかどうかで、質問でありますけれども、中にはアメリカの賛成するのも入ってい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、アメリカが言ったからやったんじゃないんです。  それは、いろいろな意見、専門家の意見聞くのは当然であります。竹中大臣が、郵政民営化担当大臣として様々な専門家の意見を聞いて、いい制度設計をしていただく。そして、私としては、国民のために一番いい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは市場経済を重視する、そして国際社会に大きな影響力あるアメリカの専門家の皆さんが、我が国の進めているこの構造改革に対して評価をしていただいていることは、いかに国際社会が高く今の小泉内閣の進めている構造改革を支援しているか、激励しているか。やっぱ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国営でなければ今の郵便局のサービスは展開できない、国家公務員が経営しないと今の郵便局のサービスは展開できないという考えと私とは根本的に違っていると思うんです。私は、今の郵便局は民間の経営者に任せても十分可能である、国家公務員がやらなくても民間人に任...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほど細田官房長官が答弁されたように、これは、法律に義務付ける点と、義務付けなくても必要なサービスは提供させるために政治があるのではないかという話を極めて適切に私は答弁されたと思うんであります。この義務付ける部分と、義務付けなくてもどうしてもこのサ...全文を見る
09月26日第163回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このたびの総選挙の結果を受け、三たび内閣総理大臣の重責を担うことになりました。改革なくして成長なし、民間にできることは民間に、地方にできることは地方にとの方針のもと、自由民主党及び公明党による連立政権の安定した基盤に立って、引き続き構造改革を断行す...全文を見る
09月26日第163回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このたびの総選挙の結果を受け、三たび内閣総理大臣の重責を担うことになりました。改革なくして成長なし、民間にできることは民間に、地方にできることは地方にとの方針の下、自由民主党及び公明党による連立政権の安定した基盤に立って、引き続き構造改革を断行する...全文を見る
09月28日第163回国会 衆議院 本会議 第4号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 前原議員にお答えいたします。  今回の解散と議会制民主主義との関係についてでございますが、衆議院の解散は衆議院議員の身分を失わせる重い行為であることを認識しつつ、選挙により新たに民意を問うことの要否については、内閣がその政治的責任において決断すべ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 前原議員に、再質問に対し、再答弁いたします。  今回の総選挙ですべての課題について負託を受けたと考えるかというお尋ねに対する再質問だと思うのであります。  郵政民営化が最大の争点でありました。しかし、それと同時に、国民の皆さんは、この四年余り、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 武部議員に答弁いたします。  今回の選挙結果及び今後の改革への決意についてでございますが、今般、自由民主党と公明党と合わせて、目標の過半数を超える議席を獲得することができました。これまでも多くの国民の御支援により改革を進めてまいりましたけれども、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鳩山由紀夫議員に答弁いたします。  政治と金の問題でございますが、政治と金の問題は、政治家一人一人が常に襟を正して当たらなければならない問題であります。政治家が政治資金を受け取る際には、政治資金規正法にのっとって適正に処理されなければならないとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 神崎議員にお答えいたします。  事業仕分けについてのお尋ねでございますが、公明党がこれまで、むだゼロ、行政効率化に積極的に取り組まれたことに対し、厚く御礼を申し上げます。  今回の提案も、不要な仕事や民間ができる仕事がないかどうかを厳しく検証し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 志位議員にお答えいたします。  今回の総選挙に対する認識でございますが、今回、自民党、公明党合わせて、目標の過半数を超える議席を獲得することができました。国民の改革をとめるな、構造改革を進めよという声だと受けとめて、郵政民営化を実現するとともに、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 阿部議員にお答えいたします。  政権運営の認識の基本でございますが、おかげさまで、今回の総選挙で目標としておりました、自民党、公明党合わせて過半数の議席を超える支持をいただきました。この国民の声を厳粛に受けとめまして、郵政民営化初め構造改革を引き...全文を見る
09月29日第163回国会 参議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 円議員に答弁いたします。  今回の総選挙の投票結果についてでございますが、おかげさまで自由民主党と公明党合わせて過半数以上の議席を獲得することができました。国民の大きな支持を支えにして、今後とも、郵政民営化のみならず、もろもろの構造改革を断行して...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 再質問がございましたから、再度答弁いたします。  郵政民営化は、アメリカの問題から円議員は取り上げましたけれども、私はアメリカが郵政民営化の必要性を言うはるか前から郵政民営化の必要性を主張してまいりました。もちろん、郵政民営化は国内だけの問題では...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 片山議員に答弁いたします。  激励を加えて、ともに協力していこうと、力強い御支持の声援と受け止めております。  総選挙の結果、そしてその結果を踏まえた今後の姿勢、さらに一年後はどうするのかという、含めた御質問だと思いますが、私は、今回の総選挙の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 浜四津議員にお答えいたします。  激励を兼ねた御質問、提言、ありがとうございます。  今回の総選挙の結果の受け止め方、また郵政法案成立後の課題についてでございますが、今回の選挙の勝利は、これは公明党、自民党との協力が極めて緊密に行われたこと、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 直嶋議員に答弁いたします。  今回の選挙結果は国民が郵政民営化に賛成したことを示すものではないとの直嶋議員の御指摘でありますが、今回の総選挙は、郵政民営化、賛成か反対か、これが最大の争点であります。もとより、小泉内閣のこれまで進めてきた構造改革の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 直嶋議員の年金問題と三分の二の議席のことについての再質問でございますが、年金の問題につきましては、まず国民年金収納率の向上、これが急務であります。  それと、国民年金の一元化もありますが、私は民主党の皆さんに是非考えていただきたいのは、与野党が合...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 橋本議員にお答えいたします。  過疎地の郵便局及び貯金・保険サービスの維持についてでございますが、国民の間に、過疎地の郵便局がなくなるのではないか、また郵便局で貯金や保険が扱われなくなるのではないかという不安が存在しているのは私も承知しております...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 神本議員に答弁いたします。  教育の現状認識とその対応でございますが、現在、学力の低下や校内暴力の発生といった我が国の教育の現状、これは憂うべきものであると思っております。深刻に受け止めなきゃいけないと思っております。  今日の日本の発展、これ...全文を見る
09月30日第163回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小泉内閣総理大臣 憲法の改正は自民党結党以来長年の課題でありました。それが、国会におきましても憲法調査会が設置され、各党参加による議論も行われてまいりました。結党五十年を契機として、自民党として案をまとめようということで、この間精力的に議論が重ねられ、ようやくその案がまとめられ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 年金に対して、多くの国民が非常に大きな関心を寄せている。そこで、与野党、どのような年金制度にしていくかということについては意見が違っていることも承知しております。  そこで、年金というのは、これからどうしても高齢者がふえますから、今の給付を維持していきたいと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回の選挙において、さまざまな能力のある方が自民党の公認候補になりたいといって応募してこられた。千名近くの候補者が解散後に応募してきて、うれしい悲鳴を上げるぐらい選考に苦労したわけであります。今回、そういうさまざまな分野の能力のある方が立候補していただいて、自...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回、自民党だけで新人議員が八十三人、これはかつてないことであります。しかし、今までの先輩からの話、また自民党議員共通している話題は、選挙で一番難しいのは二回目の選挙だということですね。私も、最初の選挙では落選しましたけれども、後になってよく選挙の支援者から言...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、中選挙区制度のときと小選挙区になってから出てきた問題は違うんですよね。中選挙区の場合は、三名、四名、五名の選挙区ですから、複数の同じ政党から出る候補がいても、競争しながら、あるいは争いながら当選してきて、同じ政党から十分複数の公認が可能なわけであります...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ことしの日本における万博は、当初の予想を超えて、多くの方々から好評を博して、目標の千五百万人入場が、たしか二千二百万人を超えたんじゃないですか。最終日近くになりますと、何とかもう少し延長してくれないかという声が殺到するぐらい、非常に多くの人が入場されたというこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、郵政民営化一つに矮小化したとは思っておりません。  そういう批判が多くの方から出ているのは承知しております。なぜ郵政民営化が矮小化、小さな問題なのか、それが長年不思議に思っておりました。民間にできることは民間にといいながら、なぜ郵便局、郵政三事業だけは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、政党によって、長期的な目標と短期的な目標、両方国民に掲げるというのはあってしかるべきだと思います。  長期的な目標というのは、任期四年間でできないこともあります。短期的な目標、今回の選挙におきましては、自民党、公明党に過半数の議席を与えてくれれば選挙...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、小選挙区制度の議論があったときに中選挙区論者としてかなり反対した者の一人であります。そのときに、中選挙区じゃ政権交代が起きないという議論があったんです。しかし、戦前も中選挙区で、政友会、憲政会、二大政党で政権交代があったんですよ。だから、選挙制度によって...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 安全はただではない、世界一安全な国日本、これが危うくなっているというのは多くの国民が感じていることだと思います。世界一安全な国復活を目指してどういう対応がいいかということは、社会保障、年金だけでなくて、多くの国民の関心事でありますし、あらゆる政策を施行していく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今の太田委員の指摘というもの、これからの改革の一つの大きな方向でありますし、今までも、そのようなむだをいかに省くか、そして、役所でやるべき仕事と、これは民間にできるのではないかという仕分け、さらに、ここまで国がやらなきゃいけないのか、地方に任せていいのではない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この学校の教室の問題、公明党の神崎代表を初め皆さんから言われるまで、私、知らなかったんですよ。三メートルの規制がかかっている、天井の高さが。これは地方では、なぜ三メートルじゃなきゃいけないのか、三メートルの身長のある人なんかほとんどいないと。それもそうだな。だ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も六十三になりまして、確かに、今太田さん言われるように、昭和三十六年に年金制度が導入された。当時は、こんな、六十過ぎて月に四、五千円もらったって小遣い程度じゃしようがない、そのために毎月保険料を負担するのかと言う人もおられましたよ。私もそのころまだ二十そこそ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 具体的なことは後から防災担当大臣が答弁すると思いますが、この防災に対しては、私は国の機関を総動員すべきだと思うんです。  かつて自衛隊は、援助活動とか支援活動、遠慮してほしいという自治体も見受けられました。しかし、阪神大震災の例を見ても、自衛隊の支援活動、救...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 前原新代表が、これからお互い改革を競い合おうという姿勢を持たれて今の質問をされているんだと思いますが、お互い建設的な対案なり提言をして、現在の日本の厳しい財政状況も打開していかなきゃならないと思っております。  そこで、小さな政府という話でありますけれども、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現在よりも小さくできるということであります。そのいい例が郵政の民営化であって、ほかの国と比較して小さいか大きいかという議論もあると思います。現在よりも私は小さくできると。現在でも公務員を減らすことができる、国の役割というものを減らすことができる。現在よりも小さ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今資料を見れば答えることはできますけれども、そういう議論はいいでしょう。もっと大きな議論をした方がいいんじゃないでしょうか。一般会計とか、専門的な、政治的な議論ですから、政府委員でも答弁できることはいいんじゃないでしょうか。
○小泉内閣総理大臣 最後の質問に答える前に、よく、小さな政府、大きな政府というと、自民党は小さな政府を目指す、弱者切り捨てだと、むしろ、その小さな政府に対する対抗軸、大きな政府と言わなくても、必ずしも小さな政府がいいとは限らないという議論が必ず行われます。  これは、単に反対の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今前原さんが指摘されたような議論を政府でもしているんです。  特に、日本の公務員に対しましては労働基本権というものが制約されているということから、人事院勧告というものを尊重している。その人事院勧告の答申というもの、これが民間の給与と比べて、どこの民間の給与を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 労働基本権、これを外そう、スト権等を認める、この問題は長年にわたっての大問題なんですよ。この人事院勧告制度と公務員の身分を保障するという点、それから国民感情、何のために公務員をしているんだ、ストをしていいのかというのは、これは確かに大きな問題であります。  ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 前原代表、いい指摘をしていただいたと思うんですが、これは、今までもかなり議論されますと必ず反対論が出てくるんですよ。具体的に言われました電源開発の特別会計にしても、これは自治体にとっては必要だ。労働保険の特別会計、労災にしても、これは将来の保険等。しかし、今例...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これに対して、一般会計は厳しい縛りがかかる。そして、歳出削減にしても、むしろふやすんじゃなくて、見直すという場合には削減。そこで、どうしても、今言った電源開発にしても、あるいは今後の石油エネルギー対策にしても、金を捻出しなきゃならないということから出てくる分も...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 塩川前大臣の発言を見てもわかるように、この特別会計をゼロベースで見直すということをしているわけであります。  そこで、今民主党が出した、三十一特別会計を六特別会計に仮に減らした場合に五・九兆円の節約ができるかどうか、こういう点についても、政府としても真剣に検...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、このような議論をするのがまさに予算委員会だと思うんです。そして、予算委員会においては特別会計の議論をしてもいいんです、一般会計のみならず。そういう点について、この予算委員会でどしどし議論をし、いい案なり提言をしていただきたい。  私は、行政改革ではあり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 道路に使うということで特別の財源、税源に目をつけて、これは道路に使うんだから負担をお願いしますということをなくす場合に、仮に一般財源化する場合に、例えば自動車重量税一つとってみても、自動車と道路というのは密接に関係あるからということで負担をしていただいている。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、「税制の抜本的改革」という中に、これを読みますと、「国民の合意を得つつ、新しい時代にふさわしい税体系を構築する。その中で所得税については、所得が捕捉しやすい「サラリーマン増税」を行うとの政府税調の考え方はとらない。なお、十八年度において、三位一体改革の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、サラリーマンに対しての控除、所得控除がいろいろあります。そういう分野に対して、これは廃止すべきだとかいろいろ議論が出ております。  それが、幾つか具体的な問題が出ておりますけれども、政府税調と党税調の関係は、前原さん、自民党ではないからおわかりになら...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、今の判決の内容はまだ承知しておりませんが、私の靖国参拝が憲法違反であるとは思っておりません。
○小泉内閣総理大臣 私は、まだ判決を、どういうことか聞いていませんので、なぜ私が靖国神社に参拝するのが憲法違反かということはわからないと申し上げたので、これは前からも何回も申し上げていますように、戦没者に対する哀悼の念をささげるということと、二度とあのような戦争を起こしてはならな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これも何回も同じ質問をされるんですよ、何回も。同じ質問に対しては同じ答弁しかないんです。適切に判断いたします。
○小泉内閣総理大臣 それは、移行期間の中で郵政公社が民営化される際には、経営として成り立っていかなきゃならない。そういう観点から、どのような事業展開にしていくか。ある面においては民業圧迫になる懸念も出てくるでしょう。しかし、今のように郵便局は三事業しかやってはいけないという制約の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは訂正する必要はないんです。よく聞いていただければわかりますが、これだけ巨大な郵貯、簡保を持っている今の郵政公社、これを市場に円滑に移していくというからには、今までの政府保証があった状況、いわゆる旧勘定と、新勘定に分けていかなきゃなりません。そして、将来完...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 松本議員のお父上が党の税調会長の、幹部で大変熱心にまじめに議論されていたころを私も今よく思い出しているんですよ。御子息が立派な議論をされているなとさぞお父上は喜んでいるだろうなと思っているんですが、私は、この税制の議論の中で、いわゆるサラリーマンだけを対象にす...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これまでも、政府としては人事院の勧告は尊重しなきゃいけないということでやってまいりましたし、今年度は尊重すると。今言っている議論というのは、これからの公務員の給与のあり方、これについては今後よく議論しようということでございます。
○小泉内閣総理大臣 それは、政府として今年度は尊重すると。将来の話におきまして、幹事長は幹事長なりの考え方があると思います。
○小泉内閣総理大臣 今年度と将来の問題というものをやはり分けて考えなきゃいかぬと思っております。今年度は、今までのとおり、人事院の勧告を尊重しないという場合でいいのかどうか。それと、幹事長等が質問で言っている将来の給与の問題、これは、やはり将来の問題と今年度の問題というのは、すぐ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ぜひとも建設的な年金改革、お互い胸襟を開いて与野党でやろうということで、与野党の合同協議会が設立されたと思うんです。しかも、これは衆議院、参議院別々じゃなくて、衆参一緒なんです。これまた珍しいことで、それだけお互い年金問題というものの意見の違いを埋めていこう、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も、何でこういうことになったのかわからないんですが。  いかに自民党の総裁でも、自民党の議員はみんな政治団体を持っているわけですよ。その政治団体の内訳というものを今私に聞かれても、はっきり答弁できないのは申しわけないんですけれども、これは政治資金法にのっと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、党の問題であるならば、総裁としてしかるべき対応をしなきゃいかぬと思っています。しかしながら、いろいろある中での政治団体の問題、党とは別の団体の問題に関して、私がここで、どうしろこうしろといいますか、内容がどうであるかということは把握していないという点も...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 責任のとり方というのは先ほど近藤総裁が述べたわけでありますが、やめるというのは一番簡単な責任のとり方ですよ。しかし、立派な民営化会社にしていく、これからの談合をなくしていく、これも立派な責任のとり方でもあります。  私は昨日も、民営化の委員の猪瀬さんと大宅さ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは誤解です。偏見です。  むだな道路はつくらない。民営化会社になれば、これはどの程度採算がとれるかとれないかとわかるんです。しかし、とれない場合には、どうしても地方が必要だという場合には、地方がどれだけ負担しなきゃならないか、その点をよく考えなきゃできな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、道路公団を擁護する気持ちは全くありません。だから民営化したんです。今の指摘、公団なりこれからの民営化会社は十分検討しなければならない。いい指摘をいただいたと思っております。
○小泉内閣総理大臣 端的に答弁いたしますと、サラリーマンだけを対象にする税制でなくて、所得あるいは消費、法人、資産、全体を考えるのが税制であります。その中で、サラリーマンに関する今言われました控除の問題、この問題につきましても、歳出面も考えながら、税体系全体の中で考えなきゃいけな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いわゆるサラリーマン増税という考えではない。それは、歳出も考えながら、ある面においては、増税、絶対しない、そういう可能性はありません。いろいろな選択肢の中で、歳出等を考えながら、財源をどう捻出するかという中でも考えなければならない問題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 税制改正というのは、増減税だけを今対象にされましたけれども、要は、いかに経済を活性化するかということなんです。そういう中で、私どもとしては、この四年間、ようやく民間主導の景気回復軌道に乗ってきた、失業率も減少している、倒産件数も減少している、そして、多くの大企...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 このIT減税あるいは研究開発投資減税というのは、たしか三年間の時限措置だと思うのであります。そして、これが来年には切れるということでありますので、全体のこの研究投資開発の効果等見きわめながら、日本としては最先端のIT国家になろうという目標を掲げております。おか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 なかなか一言で、ワンフレーズで言うというのは難しいんですよ。(阿部(知)委員「お上手じゃないですか」と呼ぶ)いや、これは、多く語る中でマスコミがワンフレーズ取り上げるだけなんです。私からワンフレーズで終わったことは余りないんです。  そこで、アスベストの問題...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この大麻にしても覚せい剤にしても麻薬にしても、これはあってはならないことであって、まして自衛隊という安全確保のために重要な任務を担っている自衛官にとって、こういうことがないように今後しっかりとした対応を考えていかなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 衆議院ではなくて参議院で否決されて衆議院を解散するのはおかしいという御質問だと思うのでありますが、これについては、郵政民営化法案というのは小泉内閣の最重要法案である、これを否決するということは小泉内閣不信任であるということを私は申し上げてまいりました。  そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは選挙制度の中においては、イギリスの小選挙区制度でも、得票数は多かったけれども議席が少なくて政権を担当できなかった例は過去にあります。アメリカにおいても、大統領選挙においても、得票においては少なかったんだけれども、実際の、代議員というんですか、法に定められ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 教育の重要性は言うまでもありません。日本がここまで発展してきたのは教育を重視してきたからだ。よく外国からも、資源がない日本がどうしてここまで繁栄したのか、日本の教育に学ぼうという外国の首脳も多いわけでありますから、これからも日本は、人が人材であります、人間が人...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 医療の総額管理と、また医療の質の向上の御質問だと思うんですが、医療費は、今後、高齢者がふえるということを見れば、ふえていくことは避けられません。若い世代に比べれば高齢者の方が病気にかかる率が多いわけですし、そういう点を考えると、医療費はどんどんふえていきます。...全文を見る
10月04日第163回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、浅尾議員が指摘されたような問題もあるから、どのように調整していくかと。問題点を整理して、政府だけで決めるんではなくて、与野党が院に協議会を設けているわけであります。その関係も重視しなきゃならない。そこに資料を提供しようと、どういうふうに調整した...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その辺が長年問題にされて、解決が難しいんです。労働基本権が付与されればと言いますけれども、これがまた大変難しいんですよ。国民の世論も考えなきゃいけない。公務員と民間企業とは職務性が違う。公務員の身分も保障しなきゃならない。その際に、労働基本権を民間...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その点も整理していかなきゃならない大事な問題だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 与えられない点もあるでしょうし、与えられる点もあると思います。それは私がはっきり言うべき問題かと。時期があります、専門家の意見もあります。独断でやっちゃいけないと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) できるだけ早くと。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) できるだけ早く。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は休憩と休息の説明を受けてもすぐ忘れちゃうんですよ、どっちが休憩でどっちが休息かと。なぜこういう細かく分けなきゃならないのかと、ちょっと疑問に思っているんですよ。だから、こういう点についてはまだ改善の余地があるんじゃないかなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国連分担金について、各国のGNPに応じてという一つの原則がありますが、必ずしもGNPに比例していないんですね。それは、そういう原則があっても、ある程度一定の幅を持たせて、比例だけでない要素も入っている。  しかし、現在アメリカにおいても、アメリカ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 金出しているから発言権よこせという理屈も分かりますけれども、私は、お金だけじゃないと、日本の役割というのは。国会でそういう議決が出ればということでありますが、出るかどうか分からないんですから、そういう点についてはよく国際情勢なり日本の果たす役割、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう議論が行われ、日本の国会がどういう意思を表示しているかというのは一つの意義があると思います。それはやっぱり議論を見守らなきゃいけない。そういう決議が出されて、可決されるか否決されるか、そういう点も含めて考えなきゃならない問題だと思っています...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今のはお答えだから答弁なんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 六者協議という場というものは、今後、北朝鮮との交渉の場でも大変重要な場であると思っております。日本政府の主体的な考えを伝える、そういう場でもあるし、同時に各国との協力を重視する場でもあると、両方大事だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も見直していいと思いますね。できるだけ参入しやすい環境をつくるべきだと思います。十万本が固定される必要はないと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その質問のとおり、国会は郵政民営化必要ないと判断を下したんです。そこに私は納得できなかったんです。本当に、民間にできることを民間にと言いながら、国会おかしいんじゃないかと、国民に聞いてみようと。異例でありますけれども、国民にその判断を仰いだというの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これから審議するわけでありますが、時期も八月じゃなくて、もう遅れています。民営化の時期はずらしますけれども、中身は基本的に変えません。  同時に、民主党は公社のままでいいと言ったのが、どうして今度変えるんでしょうか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、変えているじゃないですか。今聞いて、これから出す、対案を出すと民主党言っているけれども、公社のままじゃないとか、簡保は民営化とか、全然変えちゃっている。今までの国会論議と全然変えちゃっている。これもまたおかしいんじゃないですか、そういう議論か...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、分かりやすく言えば、民主党は、公社のままがいいと、公社のままで解決すべきだと。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 株式会社すべきでないと、盛んに議論言っていましたよ。それが、どうして簡保を民営化するんですか。これ、公社のままじゃないでしょう。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公社のままじゃない、対案をこれから出される、これから議論しますけれども、民主党の議論を聞きますと、公社のままで改革可能だから、株式会社は改革にならないって、岡田議員も言っているんですよ。  しかも、三事業一体でなければネットワークは維持できない。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の衆議院解散・総選挙と国民投票法案とは別です。それは、今回の解散は、一つでは、国民投票的な意味を持つものであるという議論は知っております。しかし、同時に、私は最大の争点であるということは言いました。同時に、私は、四年間余り政権を担当しております...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、私が三十兆円程度に抑えるべきだと、以内に抑えるべきだと言ったのは、税収が五十兆円ある場合という前提であります。  当時を思い起こしていただきたい。民主党は法律で三十兆円に国債発行を縛れと言ったんです。そのとき私ははっきり拒否したんです。経...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは今まで、景気を回復させるためには公共事業を増やすべきだ、減税をすべきだということで、それが効果ないということから、もういかに景気が停滞したとしても国債をこれ以上増やして果たしていいものかどうか。かといって、歳出削減だけで景気が上向くのかという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、私、答えているつもりなんですけどね。  それでは、(発言する者あり)いや、借金を減らすためには歳出削減と増税でやれば借金減りますよ。果たしてこれが本当に景気を回復軌道に乗せる道かと。必ずしもそうじゃないからであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 確かに自営業者とサラリーマンについては、働き方も違いますし、所得把握の点においても違います。その点からいうと、どこまで所得把握を自営業者に対してできるかと。サラリーマンのようにきっちりとできない部分もあるでしょう。商売をしている、また労働時間も違う...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この納税者番号というものは、将来実施していくということが望ましいという前提でこれは議論をしていかなきゃならないと思ってます。  ただ、納税者番号についても、どの程度までやるかというのは、今後、この国会の中におけます社会保障制度協議会でも進めていか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いつまでというようなもの、どの程度やるまで、どの程度やるかということにも懸かってくるんです。その点よく御理解いただけるんじゃないでしょうか。どこまで、まず金融資産がやるかというのはいいと思います。あと進んでどこまでやるかというのは、どの程度までやる...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が初めて衆議院議員に当選したのが昭和四十七年でありまして、その翌年が中東戦争で、当時一バーレル二ドル前後の油の値段が十ドル前後に跳ね上がった、もうよく覚えております。いわゆるパニック状況。トイレットペーパーやら洗剤等がどんどん買い占められちゃうと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この問題につきましては、既に私と中国の胡錦濤国家主席との間で、対立の問題にしないで協力の海にしよう、協力していこうということで合意しております。そこで、具体的な問題については担当者でよく相談させようということでありますので、領土とか領海という問題に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、国会で郵政民営化関連法案が否決されましたので、この問題について、本当に国民は郵政民営化必要ないと思っているのかということを聞いてみたいと。と同時に、今まで総理に就任してから四年余り、私が進めてきたこの構造改革路線、いわゆる民間にできることは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、国家公務員がやる限りは制約があります。その制約は、今は役所がやっている、公務員がやっているから郵便局は三事業しかできません。これが公務員でなくなれば、民営化されれば、三事業以外の新規事業、参入ができます。ここに正に民間の創意工夫、知恵の発揮す...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今私が答弁したような話は選挙中でもいたしましたけれども、人数の問題におきましても、それは今郵便局で仕事をしている方は常勤公務員だけで約二十六万数千人、一日四、五時間働く短時間公務員が十二万ぐらい、合わせて約三十八万人の公務員がこの仕事をしていますが...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは面白い質問をなさる。公務員を減らしなさいってみんな賛成だったんじゃないですか、民主党も。公務員を減らす、郵便局民営化すれば公務員減るんです。これ、おかしいと思いませんか。  公務員を減らす、民営化するのが一番減らすじゃないですか。一番公務員...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私の話は極めて分かりやすい情報提供したと思います。国家の事業収入、税金を投入しても給料を払わなきゃいけないんです。収入が減った場合、税金を投入している、財政投融資を通じて、特殊法人を通じて、どれだけ税金を負担しているのか。本来、一切税金使うなといっ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 分かりやすく、かつ事実を正確に伝えているから国民は信任を与えていたんだと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはもう明らかですね。もう国会の議論すると、郵政の反対論者は反対論の意見ばっかり言うんですよ。しかし、一番分かりやすいのは議席です。選挙の結果です。自民党、公明党合わせて過半数の議席を国民が与えてくれれば、郵政民営化の賛成論者ばかりしか今回自民党...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、比例の投票と小選挙区の投票は違っていると思いますけれども、選挙制度の中ではっきり当選者の数で出てくるわけですから。選挙制度の中では、全体の過半数の議席を得なきゃ当選できないという制度じゃありませんから、比較第一党が当選者なんですから、そうい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、民主主義というか民主制度というのは、決められた要件の中で国民がどう判断をするかと。そういう今、池口さんの論法でいきますと、市長選挙、知事選挙、常に過半数を得ないと、その知事の候補者の考え方、市長の候補者の考えは民意じゃないのかというと、それ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、国会は郵政民営化は必要ないという結論を出しましたけれども、しかし、国民はそうじゃないのかと言ってその問い掛けに答えていただいて、賛成論を展開した自民党、公明党の候補者に多数の議席を与えてくれた。そういう結果を尊重して、まだ審議は始まっていま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今ちょっと聞き取りにくかったんで、何を目線というか、もうちょっとそれ、聞いてください。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、もう国会も国民の目線ですし、選挙も国民の目線だと、両方尊重しなきゃいかぬと思っております。  ですから、今回も国会でこの民営化法案を賛成していただかないと実現できないんですよ。国会を無視して何事もできない、国民を無視して国会も成り立たない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国民は、社会保障制度、年金も含めて、将来持続可能な年金制度を私は欲していると思います。そういう点について、厚生年金、共済年金、国民年金、いろいろ制度が違う、国民も働き方も違う。それについてどのような改革をしていくかというのは、これは一概に言えないと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは法案によって、それぞれ分かりやすい問題とかなり微に入り細にうがった議論をしなきゃならない問題、両方あると思います。いずれにしても、国会の意思というもの、これは民意ですから、これ年金についても国会で審議されて可決されて成立しているわけですから、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どういう意味でといいますか、このガリレオ・ガリレイというのはもう学生時代からよく学校で先生から聞いた話であります。四百年ぐらい前ですかね、天動説の中でガリレオは地動説を唱えて有罪判決を受けました。しかし、その有罪判決を受けた後も、それでも地球は動く...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、総理大臣といえども国会の結論というのは尊重しなきゃいけないんですよ。国会が国権の最高機関であると。普通だったら、あれ、国会の意思は、必要ないという結論を出したんですから、私は降参する。これは総辞職せよという議論が反対論者でした。内閣の最重要...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、国民生活を豊かにすることであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、一つの指標を見れば、確かに黒字率の推移から見れば可処分所得は減っておりますが、この四年間で失業者数も減ってきております。失業率も改善して減ってきております。また、企業の倒産件数も連続して減少しております。有効求人倍率、いわゆる企業の、会社の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) できるだけ多くの方々が資産を保有できる、また豊かに暮らしていけるという状況というのは極めて重要だと思っています。同時に、利益を上げる方、資産を増やす方ができる、これまた増えていくのも大事であります。  そのような能力のある、収益を上げる企業、人に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、できるだけ国民を豊かにするというのが改革の目的でありますし、現に、四年前の状況に比べれば多くの指標については上昇傾向が見られるし、国民の多くも、やればできるという自信も芽生えてきたような気がいたします。そういう一度敗れてもまた挑戦できると、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、さきの衆議院の予算委員会でも民主党の議員からも問題が提起されましたし、私どももこの道路特定財源、特別会計も含めてですね、見直そうということであります。今、内閣としてもこれから、秋から暮れにかけて税制改正、予算編成の議論が始まりますので、その...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、政治家であり、政治団体であれ、政治資金規正法にのっとって収支報告をきちんと提出すると、これはもう当然のことであります。私としては、どのような報告がなされたのかということにつきまして、各政治団体、一つではありませんから詳しくは承知しておりません...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、まず郵政民営化必要だという判断を下してくれたことと、四年余り私が政権を担当し、自由民主党総裁として公明党と連立政権を組んできた、引き続き自民、公明、安定した連立政権の基盤に立って、郵政民営化を始めこれからの構造改革を進めていけと、改革を止め...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、自民党総裁の任期は来年九月で切れますから、あと一年は総理大臣の職責を精一杯務めるのが自らに課せられた責任だと思っております。それまでは、責任をほうり出さずに、逃げることなく、精一杯総理大臣の職責を全力を尽くして果たしたいと思っております。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは経済財政諮問会議でも、政府の規模を削減するということでありますが、規模についても人によって取り方が違う点もあるんじゃないかということで、より分かりやすく表現する方法なりを考えなきゃいかぬということで、今検討を指示しているところであります。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 市場化テストと言われますと、ちょっと分かりにくいと思うんですね。私も、最初、この市場化テストという言葉が初め聞いたときに一般国民が理解しにくいんじゃないかということで、お役所仕事を変えるんだろと聞いたら、そのとおりだと言うから、じゃ、お役所仕事で今...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私どもも、国連改革、九月にできなかったから失敗だとは思っておりません。  六十年たって、当時、国連加盟国が大体五十か国ぐらい。今、その三倍以上、百九十か国ぐらいが国連に加盟していると。まあ当時、日本は敵対国だった。常任理事国五か国。それに比べて、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国民感情から見れば、貴重な税金をなぜ国内で使わないで外国に使うのかという気持ちは率直に言ってあると思いますが、それは、国際社会の中で、世界の平和と安定の中で日本の発展と繁栄があるんだという観点から立てば、日本人が日本だけに重点的に目を向けたいという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 最高裁判決ですから、個々の国民の権利を確保できるように制度を整えなきゃいけないんですが、要するに十二日間、衆議院の場合は選挙期間、常に候補者が一か月、二か月前に分かっている状況じゃありません。公示の日に分かる人がいるわけですから、そのときに小選挙区...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 医療の問題につきましては、費用の点、それから質の面、両方あると思いますが、この医療というのは、国民がひとしく健康な生活を送りたい、病気を治してもらいたい、あるいは病気になったら早く治療してもらいたい、この要求にどうこたえていくかという際に、これから...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 確かに保険は、社会保障制度で年金でも医療でも介護でも重要な柱であります。これからも長く続くことができるような制度にしていかなきゃならないと。  年金の問題、今大きな焦点になっておりますが、保険料を負担できなくて保険料を払わない人と、保険料を負担で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 特殊手当で私も徒歩手当なんというのがあるのを知らなかったんですよ。何だと、徒歩手当って。通勤で長時間掛かるという特別な困難な地域の人が勤めるのに困るだろうという、通勤手当で、よほど普通の方とは違うような特別の手当というのは理解できるんですが、歩いて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 台風であれ地震であれ、この災害に対して迅速な対応、また情報提供、そして避難措置、それぞれやるべきことはたくさんありますが、日本は特に台風の多い国でもあります。地震も多い。それだけに、アメリカのあの大きなハリケーン被害というものは人ごとではないなと思...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 災害といいますと、このスマトラ沖大地震で津波の被害の恐ろしさを改めて、インドネシアとかタイとかスリランカ国民だけじゃなくて、世界が認識したと思うんであります。  この津波は、本来日本語ですけれども、今や世界語になりました。それだけ日本というのは昔...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の選挙は、自民党、公明党の協力がうまく機能したと思っております。それと同時に、一般の国民の改革に対する強い期待、改革を止めるなと。改革を止めようとする勢力に対しては、「そうはいかんざき」というあのCMの神崎党首の言葉も今も耳にこびりついておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在は、衆議院、参議院、二院制ですから、この機能をいかに発揮していくかということが大事だと思っております。衆議院でやっている審議と参議院で行われている審議、似ている点とあるいは違う点、どのように生かしていくか、今後こういう在り方に関しましても、私は...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、最高裁の判決で、在外の方々の投票、これはその権利を確保するという意味において法整備をしなきゃなりませんが、実務的に無理な点もあるのは承知しております。しかし、その無理な点をどのように法的な整備をして、投票したいという方に対しての権利を確保する...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、法律を守るということは国会議員であろうとなかろうと、これは当然のことであります。  それと、資質という話がありますが、これについては、私は、人間というのは完全無欠の人間はいないんですから、若い人に対して成熟した大人が見れば何だという批判があ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、共産党の立場からいえば、今、負担のばかり言いますけれども、負担ばかりじゃないんです。一割を負担してくれということは、今まで国家として費用負担していない、こういう点についても障害者が自立できるような対策もしようと、両面あるんです。今、小池さん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは誤解です。一方的な議論しないでくださいよ。身ぐるみはぐなんて、これは誠に遺憾な言葉であります。  具体的な数字は厚労大臣から述べますが、収入以上の負担など求めておりません。全部配慮しているんです。それ詳しかったら、よく厚労大臣、もう一回答弁...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今厚労大臣も説明されましたし、私も説明しているように、これはなぜ複雑になったかということは、これは実にきめ細やかなサービスなり配慮をしたからなんです。そして、身ぐるみはぐのか、とんでもない。収入、(発言する者あり)収入二万五千円しか残せないというよ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 憲法改正について、最大の争点ではありませんが、それは政党が、今までの言動等で自由民主党がどういう考えを持っているか、それは理解していただいているんじゃないかと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、憲法は慎重に考えるべき問題であって、これから憲法を改正する場合には、当然国民の投票法もこれから審議されるでしょうし、国会で三分の二の議員の発議によってこの憲法改正が提起されるわけでありますので、十分慎重に議論されていくべきものだと思っており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全く違います。憲法の民主主義、基本的人権、平和主義、これを維持しながらどのようにこれからの国の在り方を決めていくかと。戦争にするために憲法改正するわけじゃないんですから、それは非武装中立でなければ社民党みたいに戦争に巻き込まれるという考えと違うんで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それも勝手な独断、決め付けであります。そうではありません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何をもって制約がなくなるんですか。まだ草案が示されてないのに。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) なぜ九条を変えれば戦争するようになるんですか。それが分かりません。  しかし、憲法九条の中に自衛隊の位置付けが明確でないと。いかなる戦力も保持できないという憲法であると、極めてあいまいであると。  しかし、国を守る、独立を守るということに対して...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本の基地の在り方、米軍の存在、そして沖縄始め日本の基地の負担、これをいかに削減するかと同時に、日本の安全を図るためには常に抑止力を維持していかなければならないと、この両方を考えながらこれから基地の在り方というものについてアメリカと交渉しなければな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今後の課題でありますけれども、基地の負担と抑止力の維持というものを総合的に考えて交渉していかなけりゃならない問題だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、時代が変われば働き方も変わってまいります。終身雇用がいいという時代と、やはりある程度自由な職業なり時間の働き方の選択を持ちたいという方も増えております。そういう時代の変化に合わせて、この働き方、正規社員、パート等を考えていかなきゃならない問...全文を見る
10月07日第163回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第3号
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○小泉内閣総理大臣 今まで、郵政民営化は国会におきましては暴論であると言われておりました。また、各党におきましても賛成者は極めて少なくて、全政党ほとんど反対派が多数の中でなぜ民営化を主張しているのかということで、私の郵政民営化論は暴論と言われておりました。いわば今までの常識から考...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 対案を出されるということはいいことだと思います。しかし、この対案というのは、前国会で、公社のままで改革できるじゃないかと民主党は言っていた、政府案を盛んに批判して、株式会社化は改革ではないと言っていたのに、どう変わっちゃったのかなと。そして、三事業一体でなけれ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 民主党の皆さんの答弁を聞いていますと、批判することにはなれていても批判されるとかっかする点においては、少しは勉強になったんじゃないかなと思っております。  公社化のままで改革できると今まで言っていたわけですが、これはやはり国民の考えを見ると、民営化できるとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 郵便局の仕事をよく理解されて現場の体験をされてきた赤澤議員ですから、的確な御指摘、または、これからの民営化会社に対する懸念等おありかと思いますが、おかげさまで、生田総裁というよき指導者を得て郵政公社も、民営化しなきゃならないという意識改革がはっきりとしてきたと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 郵政民営化の基本的な考え方に関して、公明党は率先して民営化に賛成という基本方針を示していただきまして、これまで法案づくりにもかかわり、協力していただいたこと、感謝申し上げます。  おかげさまで、一度国会で廃案になった郵政民営化法案がこうして、選挙の結果、国民...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これから民営化された際に、郵便局の機能、利便、支障ないように対応をしっかりせよということだと思いますが、今、公社のままでも、それは、ある面においてはふえるところもあるし減るところもある。民営化になれば、人口の動態、あるいは、新しい機能も我々が想像できない分野か...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政府系金融機関の統廃合を含めた改革、これから進めていくわけでありますが、一度機関というものができますと、全部必要だからできたんだ、廃止する必要はないという主張が必ずなされるんですけれども、できるだけ簡素で効率的な政府をつくる、民間にできることは民間にということ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自由民主党と公明党が連立政権を構築してから、非常にお互い、政党は違うといっても、信頼感をしっかりと醸成してきたと思います。おかげさまで、さまざまな改革を軌道に乗せて、今ようやく経済の情勢も民間主導で回復傾向に来ている。  特に、公明党の主張であります、これか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 かつての官業が民営化されたことによって国の収入がふえたという、極めてわかりやすい表だと私は思います。これだけ見ても、民間にできることは民間に、財政に貢献する、財政再建の一助になるというのが極めて具体的に出された数字だと思います。
○小泉内閣総理大臣 国民の理解と協力、これは不可欠だと思っております。だからこそ、今回、総選挙によりまして多くの国民がこの郵政民営化の必要性を理解してくれた。この声を受けて、きっちりと国民の、サービスを提供できる、利便性の向上に資することができるような郵政の民営化を実現していかな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 最重要法案と内閣が言っている法案が、衆議院で通過したけれども参議院で否決されて廃案になった場合、これを不信任だと受けとめて解散するというのは、常識的には考えられませんね。それは認めます。異例中の異例であるということは認めます。  しかしながら、政治的な判断と...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、今回の選挙において、郵政民営化賛成の候補者しか公認しないという方針のもとに、三百選挙区に賛成の候補者を立候補させるよう努力いたしました。その際に、衆議院と参議院は別なんだから、参議院は選挙がない、議員構成は変わらない、だから、賛成の候補が多く当選してきて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは今後、郵政民営化法案が採決される場合にどういう態度をとるかによっても、処分がどうなるかというのは多少変わってくるのではないかな。それは、自民党にはちゃんと党紀委員会とか手続をとらなきゃならない面が多々ありますので、また個人によって対応も違います。その点は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 時代が変わり、人も変われば、当然さまざまな分野の事業が変わってまいります。今と同じような状況が将来もずっと続くということは断定できません。  同じ郵便局においても、さまざまなサービスが展開される、今では想像できないような商品やサービスが展開されるところもある...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 金融サービスができるような設計を、今回もこの郵政の民営化法案の中にしているわけであります。それはどのような形で行われるかというのはさまざまな金融機関によって違うと思いますけれども、今回の郵便局のいわゆる金融サービスについては、今までの機能が維持されるようなさま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、日本の地域のさまざまな要望は違うと思いますが、今回の法案の設計にしても、地域でそのサービスが必要だという声にこたえるような基金を積み、制度を持っておりますから、そういう意味において、期待していると。法律で義務づけなくてもそのようなサービスが展開されるよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、アメリカ型社会と日本型社会、違うと思いますが、別にアメリカ型社会を目指しているわけじゃありません。市場経済を重視するという意味におきましても、アメリカもありますし、ヨーロッパもあります、日本もあります。民主主義制度といっても、同じ投票が行われても、イギリ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、金融サービスにおいてそのような義務づけをする必要はないと思います。そのようなサービスを受けられない点についてどうサービスを提供するかは、まさに民間の競争によってなされるべきものだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 民間にできるものを民間にやっていただいて、そして、国民が必要とするようなサービス、これに遺漏なきを期すという、極めて広範な国民の要望にこたえた、いい案だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 簡保は民営化して、そして郵貯は縮小していこうという案だと思うんですけれども、簡保はサービスは必要ないという考えなんでしょうかね、簡保も金融サービスですから。しかしながら、政府の案というのは、郵貯銀行、それから保険銀行、そして郵便局で貯金も保険もサービスできるよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 就任以来、大きく進んでいるんですよ。かねてからの主張である特殊法人の出口の改革だけじゃだめだ、入り口の郵政民営化、中間の財政投融資、総合的に考えなきゃだめだということで、今まで道路公団民営化を初め特殊法人の独立行政法人、そして今、郵政民営化が実現しようとしてい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本は孤立など全然していません。だからこそ、ドイツ、インド、ブラジル、協力して、多くの、百カ国以上の賛同を得ながら国連改革に臨んできたわけであります。  結果的に、常任理事国入りというものに対しては、このそれぞれの国に対して賛否両論があって実現しておりません...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 民営化に対してそういう悲観的な見方をされるから、今回の選挙で民主党は大幅に議席を減らしたんだと思います。荒井議員の言うような印象、考えを私は全く持っておりません。  郵政民営化は日本の経済活性化に資する。アメリカのためにやっているわけではなくて、アメリカが期...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 質問の前の最後の点については、同感の点が多いんですよ。政府はやらなくていいことをやってきたんです。だから民営化を私は主張していたんですが、この雇用の問題については十分配慮していかなきゃならない。これは、しっかりと雇用は守って、そして収益が上げられるような会社に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 幾らとは、数字はわかりませんけれども、まず、民営化することによって公務員の身分ではなくなるということによって、これは今まで郵便局の事業で、その収入によって給料は払われていたわけでありますけれども、それは特殊法人等にも使われていた。特殊法人等で赤字が出れば、それ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、郵便事業だけを見れば独立採算制でありますけれども、郵貯、簡保一緒なんです、郵政というのは。その資金がなきゃ運営できないんです。全部特殊法人につながっているんです。一見、税金払っていないようだけれども、特殊法人等入っているところについては、郵政の国営事業...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、郵政民営化が最大の争点でありますけれども、同時に、小泉内閣四年余にわたる今までの成果、実績とこれからの方針、含んでいる選挙だと思っております。  そして、選挙制度において、今小選挙区で、たしか比例の票を入れると多いんじゃないですか。比例の自民党と公明...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この法案を作成する以前から、雇用に配慮する、これはもう原則ですから、そういう点については十分配慮した上での法案であります。雇用には随分配慮しております。
○小泉内閣総理大臣 信書便については、全国的な展開がなされていない、地域的なサービスはかなりの会社が参入しましたけれどもね。そこで、どうしてかと問いただしたところ、参入の障壁が高い、いわゆる十万本のポスト等ですね。  そういうことから、できるだけ民間にできることは民間、民間がや...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 公社側、役所側の立場に立つとそういう議論が出てくるんですよね、競争は嫌だから。今までも、宅配便が参入する場合も、何とか参入させないという役所側の抵抗があった。しかし、民間側の努力もありまして、宅配サービスを民間がやり出したら、もう我々の想像を超えるような今は宅...全文を見る
10月13日第163回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 郵政民営化、賛成か反対かというのが今回の選挙の最大の争点になりましたけれども、国民は賢明な判断を下してくれたなと感謝しております。やはり郵政民営化は必要だと、この郵政民営化を進めよという意思を実際の議席で示してくれたわけであります。  この経緯ま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、この総裁選挙に立候補する前から、この小選挙区の制度においては有権者の過半数の支持を得る努力をしないと当選できない制度なんだと、既存のいわゆる特定の支持団体の支持も大事だけれども、それだけでは当選できない、圧倒的多数の有権者はどの政党の党員にも...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が四年前に総理大臣に就任したときには、株の出来高、取引高も五億株を超えないと心配だなと、毎日五億株は超えているかどうか、一つの指標でした。それが今、十億株を超える、二十億株を超える、最近は三十億株を超えるといういまだかつてない、出来高も大きいと。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 参議院では実に丁寧な審議が行われたと思うのであります。衆議院が百時間に比べますと、議員の数から比べれば五十時間ぐらいでいいんじゃないかと言われたところが、八十時間ですか、非常に丁寧な慎重な円滑な審議が行われたと思います。それぞれ委員長の采配の下に、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、この郵政関連法案が否決されたら解散せざるを得ないという決意は、早い段階から固めておりました。  ただし、解散までは公の場で私の口からは言わないように注意して発言しておりました。私の真意を確かめてくる議員に対しては、それとなく、これは否決され...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 附帯決議につきましては、一部に郵政民営化すると郵便局はなくなるのではないかと、今まで、郵便局のサービスが国民全体に提供されなくなるのではないかという不安を払拭するための附帯決議であったと思います。そのような不安はないと、解消するという趣旨を付けてこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのとおりでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この法案の成立後にも改革すべき問題は山積しております。言わば、地方にできることは地方にという補助金、地方交付税、税源移譲、いわゆる三位一体と言っておりますが、これも既定方針どおり地方に裁量権、自由を拡大していこうという現実の問題がすぐ、予算編成まで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は小泉昭男議員とは、中選挙区制時代は同じ選挙区の私は衆議院議員、小泉昭男さんは市会議員という立場で、一緒に協力して政治活動をしてまいりました。今回、縁あって参議院議員として当選されて、こうして身近に質疑ができる、大変うれしく思っております。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もとより、行財政改革というのは、いかに無駄な政府なり地方政府の役割を削っていくか、そして国民全体の活力を引き出していくかということの手段であります。  これから、高齢少子社会を展望いたしますと、どうしてもこの社会保障における負担というものは増えて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どこの国でも、ヨーロッパにおいても財政状況が厳しい、そうなりますと、できるだけ簡素で効率的な政府を目指そうと、国営企業をいかに民営化するということで苦労していますね。どうしても、国営企業に働く方々は公務員ですから、身分が保障されている。今、生田総裁...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく民営化反対論者は郵便局がなくなるということを言っておられましたから、そうではないと、郵便局をなくすのが民営化じゃないと。郵便局は国民の資産であると、財産だと。この長年培われた郵便局のサービスを民営化によって更に発展させていく、これが民営化の趣旨...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在は郵政公社、公社ですから、役所がやっている、公務員がやっている限りには、言わばかなり規制が掛かっています。民業を圧迫しないように、税金を負担していないんだから、民間と同じような仕事をしたら民間の仕事を奪ってしまうということで、言わば手足をかなり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいま山口議員から指摘されたこと、それぞれ大変重要なことだと思って、適切な御提言だと思っております。  日本は災害の多い国であり、さきのスマトラ沖の大地震、津波、これも単に被災国だけではどうしても解決できない。そして、各国の援助、それぞれする場...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 参議院で否決された、衆議院で可決されたにもかかわらずそういう事態になったときは、普通の法案だったらこれでおしまい、廃案ですよね。さらに、衆議院で三分の二以上の多数をもって可決されれば、この参議院で否決されても、これは可決された、成立するという規定に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 最大の眼目は経済活性化ですから、その経済活性化の手段として郵政民営化は不可欠であると。そして、民間にできることは民間に、地方にできることは地方にという方針を掲げてこの四年間政権を担当してきた者として、今後、更にこの郵政以外にも民間にゆだねられる分野...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現状維持ということは、その現在の状況に慣れた方にとっては一番いいわけですね。郵政公社一つ取っても、今のままがいいと、民営化したら仕事の対応も違う、あるいは扱う商品も違う、サービスも違う、これに合わせるというのは痛みですよ、苦痛ですね。しかし、新しい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一番大事なのは、やっぱり個人個人の意欲を引き出すような社会をつくることだと思いますね。創意工夫を発揮しやすい、自分の努力が報われる、そういう社会をつくるのが一番大事だと思います。  どの国においても、どの社会においても、まず一番基本は自分でできる...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは人によって取り方は違うんだと思いますが、政治は論理だけで動かないと、人を動かすのは論理だけではないということを言っているんだと思います。政治家は、話をしなきゃならない、演説をしなきゃならない、選挙になりますと、有権者に共感を得るようにしないと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、民主党は解散・総選挙を期待していたんじゃないでしょうか。そこを押さえておかなきゃいけない。だからこそこの選挙は、参議院で否決された後、民主党が内閣不信任案を衆議院に上程したんですよね。不信任案を上程するということは総辞職か解散を要求しているわ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 結論から申し上げれば、解散は避けたかったのが本意です、本心です。私は選挙嫌いなんです。いや、本当に言って。もうあの選挙の苦労を考えると、選挙はできるだけやりたくないですよ。もう十三回過去選挙やってきて、選挙を喜んでやるという心境にはなれませんね。い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、政党の党首として、また自民党総裁として、そして現在、自民党と公明党が連立政権を形成して政権を運営している最高責任者として、現行選挙制度の中で自民党、公明党が過半数の議席を得るためにはどうしたらいいかを考えるのが私の責任だと思っておりました。ま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) また三十兆の話出ましたから、そのときは、私は民主党が三十兆円を法律で縛れと言うから断ったんだと。政治は生き物、経済は生き物だから、三十兆枠に縛って現実の経済が駄目になったらこれはおかしい問題になるから、五十兆円の税収があった場合には三十兆円に抑えま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは一般有権者に対して法案の中身を説明していい場合と、内容をかみ砕いて分かりやすく説明していい場合と、正に政党なり候補者の判断です。一々その条文まで説明する候補者も中にはあるでしょう。否定はいたしません。しかし、どうやって国民に分かりやすく説明す...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の解散・総選挙における最大の争点は、郵政民営化が必要か必要でないか、郵政民営化に賛成か反対か、これは最大の争点でありましたが、同時に、私は新人の総理ではありません。総理に就任したばかりの選挙ではありません。四年数か月にわたって総理大臣として政権...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私の自民党総裁の任期は来年の九月ですから、そのときになれば総裁を辞任する。同時に、自民党の総裁でありますから、総理大臣として国会で選任され首班指名を受けたんですから、そこで総理大臣の任期も終わると、そういうことを選挙前も申し上げておりましたし、来年...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、この郵政民営化関連法案を成立させる、そして将来の民営化に備えてしっかりとした体制を築いていく、後戻りさせないような路線を敷いていく。  そして、これから、今まで四年前に方針を示してまいりました金融、税制始め財政等の改革を方針どおり進めていく...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 二院制度を前提にというお話ならば、私は衆議院と参議院の選挙制度は違ってもいいんじゃないかと思っております。中には同じでもいいという人もおられると思いますが、今までの参議院の制度と衆議院の制度を見ておりますと、定員にしても同じである必要はない、そして...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何かそのような質問があったという報告は受けております。  私は、このエンニオ・モリコーネという、映画音楽、作曲家で有名な方ですが、大好きなんですよ。そこで、このような選曲をして監修して、多くの人に聴いていただければ、ああ、いい音楽だなと思っていた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一民間企業の広告塔というよりも、美しいいい音楽なら多くの人に聴いてもらいたいという、その気持ちの方が大きいんですよ。別に宣伝しているというよりもね。ああ、音楽というものは心をいやされますよと、仕事ばかりじゃなくて、たまには音楽の中に安らぎを見いだし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 物によって考えます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が自ら書く場合もあるし、口述ですね、こういうことを書こうと、そして秘書官が手伝ってくれて書く場合も、両方あります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 郵政民営化は改革の本丸だということは、この郵政民営化の改革を実現すれば多くの改革に弾みが付くと。現に、この郵政民営化は郵政省だけの改革、郵便局だけの改革じゃないんです。役人がやらなくてもいい仕事を民間に任せようと。そして特殊法人、この郵貯、簡保の資...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大事なことは、平和なうちに国民が創意工夫を発揮しながら安心して暮らすことのできる社会、これが大きな目標であります。  日本は、戦後、敗戦を契機に二度と戦争を起こしてはいけないという中で、多くの国の支援を受けながら、また、多くの国民の自らの努力によ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) できるだけ税負担の少ない国と簡素で効率的な政府をつくると、公務員の数においても税負担の比率においてもできるだけ少なくしていく、そして、なおかつ国民が安心して豊かに生活していける、それが目的であって、そのために簡素で効率的な政府をつくらなきゃならない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小さな国というのは、人口が少ないとか面積が少ないとか、いろいろな定義があるでしょう。日本は面積の面においては小さいけれども、経済大国と言われるような国際社会の中でも大きな役割を果たしておるということからいえば、小さな国とは言えない。これからもそれぞ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 将来、引き続き平和で安定した国にしていく、国民が自由なうちに安心した暮らしができるような社会にする、これが目標であって、公務員の削減とか、あるいは税制改革とか社会保障制度改革とか、地方にできることは地方に、三位一体の改革というものについてはそのため...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、労働組合のことをお話しされましたけれども、山根議員は。連合の大会にもつい最近出席して、皆さんと協力していきましょうと、また、御支援をいただきましてありがとうございますと感謝の言葉を述べたんですよ。決して労働組合を批判しているわけじゃございませ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 改革に終わりはないんです。金融にしても、税制にしても、歳出にしても、規制にしても、改革をしていかなきゃならないことたくさんあります。最後のこれ一つだという改革、これはもうあらゆる改革を進めていかなきゃならない、改革には終わりはないと。そして、日本を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、経済が発展しないと外交活動もあるいは海外での支援におきましても十分な事業展開はできません。経済を強くするという一つの手段として、郵政民営化は欠かすことのできない改革だと思っております。そこで、国会の中におきましても、長年、民間でできることは民...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、丁寧に答えてくださいと言うから……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だから、そういう意味において……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だから、そういう意味において丁寧にお答えしているんですが、何分ぐらい時間いただけますでしょうか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 戦略的外交も、経済が強くなければ戦略的外交展開できません。日本の経済が回復しない限り、日本は国際社会の中でも、それは日本の思っているような活動もできません。戦略的な外交を展開する上におきましても、まず景気を回復軌道に乗せ、経済を活性化させて、しかる...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全然間違っていない、正しいんです。年金、医療、介護、社会保障の問題も所信表明で触れております。これから社会保障、持続可能な制度にするためにも、小さな政府、簡素で効率的な政府を目指さなくてはなりません。もろもろの改革を進めていかなくてはなりません。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 道路公団民営化なんか大改革ですよ。岡崎さんの主張は全くためにする、私は納得できません。  道路公団の民営化も、私が総理大臣に就任する前は出なかった問題です。そして、道路公団の民営化、これは四十兆円の借金を今後四十五年以内に返済する、道路公団を三分...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 既にその改革を進めております。  社会保険庁の改革にしても、それは今結果が出るわけではありませんが、今、社会保障制度協議会の中でも議論されるでしょうし、これからも進めていかなきゃなりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、経済の活性化ですね。そして、国民の資産というものをいかに有効に活用していくか。そのためには、私はできるだけ民間の活動できる分野を拡大していきたい。  官は民の補完という言葉がよく今まで言われてまいりました。官業、役所の仕事は民業の補完にとど...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは比較の問題もあるし、それから、将来ほっておくとより大きな政府になるから、今から小さい政府になるように努めなきゃならないということもあるんです。これは大事なことで、国民負担率だけ比較すれば出るものじゃないと私は思っているんです、比較の仕方も。国...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは国債発行と別に考える必要もあるんです。国債の依存度を減らす、これは郵政民営化とは関係ありません。郵政民営化とは関係ありません。郵政民営化してもしなくても国債の依存度は減らしていかなきゃいけないんです、国債の。そこをまず分かってください。このま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そうでしょう。  だから、郵政民営化の必要性、だからといって郵政民営化の必要性は変わりませんよ。郵政民営化が成したから国債発行減るかどうかというのは政治の別問題です。そこをはっきり分かってもらわなきゃいけない。国債発行減らすというのは正に政治の意...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 当然ですよ。当たり前じゃないですか。郵政民営化しないでどうやって小さな政府を目指すんですか。民間にできることを役所にやらせて、公務員にやらせて、どうやって小さな政府できるんですか。そうでしょう、そう思いませんか、そうでしょう。だから、郵政民営化は郵...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全く矛盾していませんよ。郵政民営化しないでどうやって小さく政府をできるのか、これはまず大塚さんも認めている。当然でしょう。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 人員、役人も減る、公務員も減る、民間にできることは民間、やっている趣旨に沿う。それと、これをやっても改革を進めないで依然として国債発行に依存するという政党が出てきたら、政権政党ができたら、小さな政府できませんよ。  だから、これからは財政改革、歳...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、小さな政府というからには、政府とはどういうものかということを示す必要があると、まあそうだと思います。この対象範囲というものをこれからどのように提示して、国民の合意を得ながら小さな政府を目指していくか、国の役割等を縮小していくか。一番分かりやす...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 郵政民営化なくして小さな政府、それ当然ですよ。こんなことできなくてどうして小さな政府できるのかと。だから、その部分は正しいんですよ。そんな、小さくできるのに反対していた勢力がいたということが信じられない。それをぶち壊したということは良かったと。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、民営化になったら、政府、総理大臣が、上げるな上げろなんて言えるわけないじゃないですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 民間企業のことにまで政治が、政党が、政治家が口出す、料金まで上げろ上げろなんて言うことはできないということを言ったわけです。  民間になれば、安い料金も設定されるし、高い料金も設定される。どちらの金融機関選ぶか、国民が選ぶわけですから。そういう政...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何で調べるんですか。関係ないことですよ。アメリカが関心を持っているということは結構だと思いますよ。日本も改革に進んでいるのか、邁進しているのかと。その日本の郵政民営化というのは日本の経済に活性化を与えるなと。アメリカの進出のチャンスがあるのかと考え...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は外資歓迎論を取っていますから。G8の諸国の中でも日本は外資が非常に入りにくい国であると。今、倍増をしたって、まだG8の諸国に比べれば外国企業なり外国資本が活躍割合はもう格段に低いと。世界の中の日本ということを考えるのには、日本も外国で、アメリカ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 異常でも何でもない。対話が大事ですから、アメリカがどういう要求をしているのかというのを聞く一つの会だと考えれば、これは私は異常でもないと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公共サービスというのが果たして公務員じゃなきゃできないのかということを私は言っているんです。公共サービスというのは公務員じゃなくてもできるんです。そう思いませんか。(発言する者あり)そう思わない。電気にしてもガスにしても鉄道にしても、これは公共サー...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公務員もまじめに熱心に仕事をされている方の方が多いですよ。それで、公務員の役割も十分大きいものがある。そういう中で、今公務員の仕事と民間の仕事をいかに仕分けしていくかということも大事だと思います。また、人件費におきましても、民間に準拠して公務員の給...全文を見る
10月19日第163回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 戦後、日本は、日本とアメリカとの同盟関係を重視してまいりましたが、いわば日本の平和と安全、独立を確保する上においてアメリカとの協力は欠かせないということから、日米安保条約を締結し、そして、今日も世界の中の日米同盟というお互いの協力関係の重要性を認識...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 米中治台という考え方は中国の政府高官としての一つの考え方だと思いますが、中国も米国との関係を重視していると思います。その中で、日本との関係において日本を敵対国とみなすというのは、私はちょっと違うんじゃないかなと思っております。日本と中国の友好関係は...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これまでも努力してまいりましたけれども、確かにSACOの問題、沖縄の基地の問題、これはおくれているのは事実であります。進んでいる面とおくれている面、一番おくれている面は普天間飛行場の問題だと思います。この問題について、やはり政府としては、沖縄の負担...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 責任はすべて私にあります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はおかしな戦略だとは思っておりません。  東アジア首脳会議、いわゆる東アジア・サミット、これはASEANプラス日中韓、同じメンバーでやろうという協議でありました。しかし、できるだけ、このASEANプラス日中韓の関係と、そして同じ国で、同じ国の参...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) FTAは各国と進めておりますが、日本とアメリカの今FTAの交渉といいますか、それはまだ時期尚早だと思っております。  日本におきましては、各国とのFTAまたWTO、この交渉は重要だと思っておりますし、現に、メキシコ、シンガポールのFTA、さらに、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は、日本の平和と安全を確保するために、一国だけでそれをすべてやろうということは難しいと思います。  そういう面において、軍事情報にしてもその他の情報にしても、日本独自で世界の情報をアメリカに劣らず持つべきだという考えは、考え方としてわかります...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、ガス田の問題につきましては、お互い意見が違っております。その中で、中間線のガス田に関する開発につきましては、意見の立場を乗り越えてやはり協調していくことが重要だ、そういう大局的な方針のもとに話し合いをしていこう、話し合いで解決していこうという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 法案を出せば、真剣に議論をしたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はできると思っております。  靖国参拝だけじゃありません、中国、韓国との問題は。今まで、中国との関係、韓国との関係も、いまだかつてないほど、さまざまな分野で相互依存関係が深まっております。これからも日本は未来志向で、中国の首脳とも、韓国の首脳と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 質問だけじゃないんです。お互いの……(前原誠司君「いや、日中……」と呼ぶ)日中関係も言っているんです。これは……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 質問じゃない、討論の場合は、この後時間を調べてもらいますので、どれだけ時間を前原さんに与えていますか。(前原誠司君「あなたに与えてもらったんじゃないだろう」と呼ぶ)だから、私にも与えてくださいよ。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日中関係というのは、靖国だけですべて規定するものじゃないと言っているんです。  靖国の参拝というのは憲法に保障されている。「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」というのは日本国憲法第十九条に規定されているじゃないですか。  これは、...全文を見る
10月26日第163回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 食の安全というのは、今御指摘のBSEだけでなく、人間の健康に関する大変、極めて大事な問題であります。  日本とアメリカにおきまして、基準は違いますが、日本の基準に合わせてもらおうということで、御指摘のようなアメリカが遅過ぎるという対応におきまして...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、それは誤解であります。  日本の基準は、危険の部位を除去すること、二十か月以下の牛であること、こういう基準があるわけですから、それに適応できるようにアメリカも対応してくださいということであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本の基準、この基準に合わなければ、アメリカの畜産業界にしても牛肉業界にしても日本に輸出することはできないというのは分かっているはずであります。今、日本の基準、申し上げましたように、危険部位を除去すること、二十か月以下の牛であるということ、そしてそ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほどのBSEの問題について、ブッシュ大統領の日本訪問に合わせてやっているのではないかというのは誤解であります。そう何でも悪い方に決め付けないでいただきたいと思います。ブッシュ大統領との会談は会談、BSEに関する食の安全、これはまた食の安全というも...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その提案を参考にさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各省それぞれの担当があるわけでありますが、時によりますと、この部分は自分の役所の範囲ではないということで連携が十分でない場合があります。そのために、関係閣僚会議等、その問題に関連する役所が一堂にそろって協議する場が必要だという御指摘だと思いますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 既にそのような各省庁連携取って対応を進めております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小さな政府を民主党は目指さないと、今、前原代表言われたんですが、これはできるだけ国民の税金を有効に使っていこうと。大きな政府という点につきましては、当然税負担が重くなってまいります。そういう観点から、小さな政府というのは、いかに無駄な分野を削減して...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 具体的に言いますと、地方にできることは地方にということで、今地方の補助金の問題、また税源移譲の問題、地方交付税の見直しの問題、これを昨年から続けておりますし、これから十二月の予算編成までには決められた規模の、地方への補助金にしても、税源につきまして...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 我々政府としては、総論だけでなくて具体論を今議論しているんですよ。具体論出さないと、数字がないじゃないかなといって批判される。それで数字を出すと数字合わせだとまた批判される。これが野党の習性だと言えば仕方ないんですけれども。  まあともかく、分権...全文を見る