小泉純一郎

こいずみじゅんいちろう



当選回数回

小泉純一郎の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第164回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 内閣総理大臣に就任して四年九カ月、私は、日本を再生し、自信と誇りに満ちた社会を築くため、改革なくして成長なし、この一貫した方針のもと、構造改革に全力で取り組んでまいりました。  この間、改革を具体化しようとすると、逆に、成長なくして改革はできない...全文を見る
01月20日第164回国会 参議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 内閣総理大臣に就任して四年九か月、私は、日本を再生し、自信と誇りに満ちた社会を築くため、改革なくして成長なし、この一貫した方針の下、構造改革に全力で取り組んでまいりました。  この間、改革を具体化しようとすると、逆に、成長なくして改革はできない、...全文を見る
01月23日第164回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 前原議員に答弁いたします。  豪雪対策でございますが、被害に遭われた方々や今なお困難な生活を余儀なくされている方々に対し、心からお見舞い申し上げます。  今般の寒波、大雪については、既に昨年末より、政府・与党連携して速やかな対応に当たっておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 前原代表の再質問については、すべて答弁しております。  念のために、あえて再質問されましたから再答弁いたしますが、耐震強度偽装問題に関してどうか、証人喚問についてもどうかという質問に対して私は、先ほどのように全部答弁するとまた時間の関係で、一部省...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 久間議員にお答えいたします。  防災対策でございますが、被害に遭われた方々、今なお困難な生活を余儀なくされている方々に対し、心からお見舞い申し上げます。  今般の寒波、大雪につきましては、既に昨年末より、政府・与党連携して速やかな対応に当たって...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 長島議員にお答えいたします。  中国及び韓国との首脳外交についてでございますが、日中、日韓関係をさらに深化させる上で、良好な首脳間の信頼関係の構築、対話は重要であると認識しております。そのために首脳会談を行うことは有効な手段であり、我が国としては...全文を見る
01月24日第164回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 神崎代表に答弁する前に、昨日の衆議院本会議における長島議員の質問に対しまして補足答弁をさせていただきます。  日中両国のナショナリズムへの対応、信頼構築についてお尋ねがございました。  日中両国の国民感情がお互いに悪化しているとの御指摘がありま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 志位議員にお答えいたします。  豪雪対策についてですが、被害に遭われた方、また、今なお困難な生活を余儀なくされている方々に対して、心からお見舞いを申し上げます。  今般の寒波、大雪については、既に昨年末より、政府・与党連携して速やかな対応に当た...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 重野議員に答弁いたします。  堀江氏についてですが、現在捜査当局による捜査が行われているところであり、その状況を見守っていきたいと思います。違法行為があれば厳正に対処すべきことは当然であります。  なお、この件と、昨年の衆議院総選挙において自民...全文を見る
01月24日第164回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 江田議員にお答えいたします。  衆院選で応援した堀江氏の件についてでございますが、堀江氏につきましては、現在、捜査当局により捜査が行われているところであり、その状況を見守っていきたいと思います。なお、昨日述べたとおり、この件と昨年の衆議院総選挙に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 青木議員にお答えいたします。  建設的な御提言も含めて激励を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。  豪雪対策についてでございますが、被害に遭われた方々、また、今なお困難な生活を余儀なくされている方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。  今...全文を見る
01月25日第164回国会 参議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 草川議員に答弁いたします。  決算の国会提出についてですが、決算を取りまとめた後、可能な限り速やかに国会において御審議いただくことは、国民への説明責任を果たし、決算審査を新たな予算に反映させるものであることから、重要なことだと認識しております。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ツルネンマルテイ氏にお答えいたします。  同じ神奈川県民として、はるばるフィンランドから日本に永住されて、歴史や伝統、文化、習慣の違いがありながら、湯河原町議会議員に住民から信頼され当選された。その後、現在、参議院議員として、外国人として日本に永...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山東議員に答弁いたします。  自由民主党立党五十年を踏まえての感想はどうかと、決意はどうかというお尋ねであります。  この五十年間、何度か危機に見舞われましたけれども、自由民主党は選挙のたびごとに、多くの批判もありましたけれども、国民の支持を得...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 岩本議員に答弁いたします。  特別会計についてですが、今回の特別会計改革におきましては、今後五年を目途に特別会計の数を現行の二分の一から三分の一程度に大幅に削減し、明治二十三年の制度発足以来最小とするとともに、今後五年間において合計約二十兆円程度...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 市田議員に答弁いたします。  私の靖国参拝、また大戦に関する国際社会の認識についてでございますが、私は幾度も答弁しておりますように、靖国神社に参拝するのは、戦争の反省を踏まえて二度と戦争を起こしてはならないと、そして戦没者に対する哀悼の念を表する...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 福島議員にお答えいたします。  堀江氏の件についてでございますが、現在捜査当局による捜査が行われているところであり、その状況を見守っていきたいと思います。この件と昨年の衆議院総選挙において自民党幹部などが応援したこととは別の問題であると考えており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国井議員に答弁いたします。  会計検査制度の改革でございますが、会計検査院の検査は、違法、不当な事態の指摘のみならず、コストが掛かっている事態や投資効果が発生していない事態などについて幅広く指摘や問題提起をするなど、適正かつ効率的な行財政執行のた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 簗瀬議員に答弁いたします。  就任以来五年間の評価についてでございますが、私は、国民一人一人の持つ能力、個人においても企業においても地域においても創意工夫を発揮できるような、そういう社会をつくっていきたい、新しい時代に対応できる体制をつくっていか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 浮島議員に答弁いたします。  参議院での決算審査についてですが、私は参議院の決算重視の取組に敬意を表しております。  決算に係る国会での審議内容を予算に的確に反映させることが何より大切なことであります。このため、政府一丸となって平成十八年度予算...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 紙議員に答弁をいたします。  米国産輸入牛肉についてですが、昨年末の米国産牛肉の輸入再開は、食品安全委員会において科学的な議論を尽くし、国民の意見も聴取した上で取りまとめられた答申を踏まえて決定されたものであります。食の安全よりも米国からの早期輸...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 又市議員に答弁いたします。  特別会計の数値目標でございますが、私は、議員の御提案に対して、数値目標については、特別会計について財務大臣にきちんと見直すように指示しているので、私の口から言うべきことではないと申し上げているんです。その指示に基づい...全文を見る
01月26日第164回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小泉内閣総理大臣 どこの山にどのぐらいの高さまで登れるかわからなかったんですが、険しい山であるということは覚悟しておりました。  何合目までかと言われるとわかりませんが、一番大きな壁といいますか、困難であろうと思われたのは郵政の民営化だと思うのであります。これも将来の経済の活...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よく、指導者の資質ということを聞かれた場合に、有名な学者のマックス・ウェーバーが言う使命感と洞察力と情熱、短く言えばこれでしょうね。  指導者たるべき、将来総理になる人、何をやればいいかという使命感を持つ、そして、この目標を立てたことを実際実現できるかどうか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その時々の時代において、そのときの多くの人たちが気づかない点を見つけて活躍の場を見出す方が出てくると思うんですね。新しい時代に、世の中が気づいていなかったことにチャレンジして成功する人は出てくると思うのであります。そういう方々がどんどん輩出されるのは結構であり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 提出する予定で準備を進めております。
○小泉内閣総理大臣 戦後六十年間、世界各地で紛争が絶えない中に日本は六十年間平和のうちに発展を遂げることができたというのは、やはり、平和はいかに大事か。あらゆる政策を展開する上でも、平和でなくては、その政策事業は整備もされない、さまざまな施策も進まない。今、各地での不安定な地域の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国連加盟国が、六十年前五十一から現在百九十一カ国、四倍近くになったということから、国連での役割も、日本における責任、時代の変化につれて変わってきているだろうという御認識だと思いますが、私も、現在、世界が、非常に狭いといいますかグローバル化といいますか、瞬時に情...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 茂木議員もIT担当大臣としてこのIT戦略には大きくかかわっていただき、そして今、目標どおり、世界最先端のIT国家を実現した。今後、このITを、我々一人一人、生活面においてITとはこんなに便利なのかと実感できるような社会にしていきたいということで進めておりますし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 社会の格差の問題について、最近よくジニ係数という言葉が使われます。我々学生時代はエンゲル係数とかいって、家計のいわゆる食費の割合。これはもう学校でよく習ったんですけれども、我々の学生時代にはジニ係数という言葉はほとんど聞かなかった。しかし、最近よくジニ係数とい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、補正予算におきましては、できるだけ新たな財源というものを使わずに、前年度の剰余金初め、できるだけ経費等を切り詰めた中でどのような対策が必要かと。特に、今緊急の問題であります寒波とか大雪の被害に対する手当てはどうなっているのかとか、あるいはアスベストとか、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 アスベストの危険性をはっきりと科学的に予知できなかったという点、御批判を受ければ、そういう点というものを受けとめながら、改善すべき点をよく今後も検討しなきゃならないと思います。  しかし、当時の時点において、果たしてこれが健康被害にどの程度影響があるのかとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そのような点も含めて、今、関係各大臣、関係府省連携して対策していこうということでやっているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 関係各担当大臣、関係府省が協力して提出しているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 考え方としては共有する点も多々あると思います。額はともかく、耐震診断に対する支援とか耐震改修の加速とか、小中学校、幼稚園、保育園等に対する耐震改修あるいは防犯カメラ等、こういう考え方については共有できる点も多々あると思っております。
○小泉内閣総理大臣 まず、日米の合意、ルールを遵守しなかったという、これに関連したアメリカ側の関係者等にルール違反という責任があると思っております。
○小泉内閣総理大臣 日本としては、食品安全委員会等の専門家の皆さん、報告をきっちり踏まえて対応したわけであります。  その報告の中でも、仮に、この日本の守らなきゃならない基準をアメリカ側で守れなかったり、想定していないような事態が起こった場合に、その場合には輸入を一時停止すべき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そんなに責めなくてもいいじゃないですか。私は、丁寧に、そのとおり食品安全委員会の報告を言ったまでなんですよ、しっかり対応していると。責められるべきはアメリカ側であると。なぜ日本が責められるのかわからない。  というのは、科学的知見に基づいて専門家の皆さんと協...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 責任ということに関してすぱっと割り切れない点があるというのは、今の質疑でも、私でも理解できます。  ただ、実際にこのようなずさんな偽装建築といいますか、ごまかしによって被害を受けている住民がたくさんおられるわけです。それに対して、法的な責任云々がはっきりしな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 都市再生は都市再生として必要な事業でありますし、その中で、今までの経験を生かしていかに各種都市再生事業をやるかということでありますので、その中で手腕を発揮していただきたいと思って起用したわけでございます。
○小泉内閣総理大臣 伊藤代議士とは私も親しいですし、過去、最初の総裁選挙のときからも、何てったって小泉だといって応援してくれて感謝しております。私も伊藤さんの選挙に応援に行ったこともあります。  伊藤代議士はみずから記者会見して説明をされたようであります。これからの問題につきま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、私よりはるかに詳しい北側大臣が答弁されたとおりで、個人情報とその情報を公開するかという点については、北側国土交通大臣の方が私よりはるかに詳しいですから、その答弁に私も従います。
○小泉内閣総理大臣 私も、この子供が犯罪に巻き込まれる事態に憂慮しておりますし、今、時間帯でも、魔の八時間という言葉が流布されております。午後二時から夜十時まで、この八時間が一番、学校から帰ってきて家庭に家族がいない子供たちが一番犯罪に巻き込まれるという。この魔の八時間対策を展開...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 教育は最も熱心に我々も取り組まなきゃならない問題であると思います。  外国に行きますと、日本の教育に学びたい、学びたいとよく言われるんですけれども、最近はそれを言われると何か私も恥ずかしくなるぐらいな気持ちを持つんですけれども、それだけ日本が、天然資源がない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自民党が一つの企業に利用されたり、一つの企業の広告塔になったり、そういうことはありません。
○小泉内閣総理大臣 それは、法律よりももっと大事なものがある、私もそう思っています。法と秩序という問題がありますけれども、世の中、法律がなくて秩序が整然と維持されていればこんないいことはないんですけれども、そういう状況じゃないから法律は必要だ、しかし、法律さえ守っていればいいとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、この事件の解明についてはこれから進んでいくと思いますし、なぜこのような偽装が見抜けなかったかという点についても、今後、再発防止の観点から、これは極めて重要な課題だと思っておりますが、民間に開放したことが今回の偽装をもたらしたということを一概に言うのは早い...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今のそのアンケート調査、議員が発表されましたけれども、それだけの人が偽装したことがあるということを答えているところを見ると、ほかにもあっても不思議ではない。これは道義観、倫理観の欠如で、憂うべき状況でありますけれども、こういうことがないように、今回の事件という...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 コスト削減の努力はこれからも私は続けていかなきゃならないと思っています。コスト削減しなきゃならないから法律違反してもやむを得ない、これがいけないんであって、法律なり基準を守っていかにコスト削減するかというのは、今後も私は必要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それはなかなか私は同意できるものではありません。競争によるコスト削減というのは、これからも私は必要だと思っています。競争なくしてコスト削減ないと思うんですね。  しかし、安全第一なんです。どこの民間の工事現場に行っても安全第一。これは、安全第一という標語をき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 アスベスト問題が多くの方に被害を与えて深刻な問題である、この反省というのはしなければならないと思っております。  今まで、危険性というものについてはっきりとした十分な認識がなかった点、また、今から考えてみれば、アスベストを使っている施設等極めて多くて、役所に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、小泉改革と堀江氏の逮捕、これは別問題だと。また、無所属で、あれだけメディアが持ち上げて、選挙に出て、報道も、ほかの候補者に比べればはるかにテレビに出させましたよね。それで、結果的には落選しているんですよね。メディアよりも有権者の方が冷静だったと言えば言...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 証人喚問制度をどのように機能させていくかというのは委員会の役割だと思いますので、よく委員会で検討していただきたいと思います。
01月30日第164回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○小泉内閣総理大臣 例年になく寒波、大雪の状況で、お亡くなりになった方、また、今なおこの雪害に困難な生活を余儀なくされている方が多いということで、政府としても、こういう状況にどのような救済策また復旧策、さらに、これからさまざまな困難に直面するであろう雪害に苦しんでいる方々に対して...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 消費税、私は議論を封殺している気持ちは全くありません。消費税の議論は大いにしていただきたい。しかし、今の時点で消費税を引き上げる状況にはないと言っているわけでありまして、消費税の議論は、今後、所得税、法人税、資産税、全体の税体系の中で大いに議論していただきたい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先ほどからの質疑を伺っていまして、この統一見解にはっきり申し上げているんです。いわば、全部は読み上げませんが、必要と考えている、これは厚労省及び農水省の当時の認識、考え方を内閣として是としたものであり、必ずしも特定の行為をなすことを内閣として決定したものではあ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 再三答弁しておりますように、それぞれ今までの答弁、質疑の中で、質疑者と答弁者との間でわかりにくい部分があったと。そこで、内閣で統一見解を出せということで出したんです。それを、何回も申し上げているように、十一月十八日に閣議決定された川内議員の質問主意書に対する答...全文を見る
02月01日第164回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 前田議員御指摘のとおり、今回の防衛施設庁の事件のみならず、最近、国、地方を問わず相次いでこの入札の談合事件で摘発が続いているということは、誠に遺憾であると思っております。  そこで、私も、昨年十二月でしたか、党に対しても、せっかく議員立法で法案を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、安倍官房長官の述べたとおり、院に対して十分説明が行われなかったという、こういう点はやっぱり反省しなければならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までの前田議員の御指摘も踏まえまして、やはり改革を止めてはならないと、反省も踏まえながら改革を続行しなければならないということを痛感しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 民主党の考え方について共有する点もありますが、予算につきましては、各省庁いつも多額の予算を要求してまいります。しかし、民主党もできるだけ歳出については削減せよという点について私どもも共感を覚えるところもあります。財源の問題もあります。そういう点から...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 格差の問題についていろいろ議論がされている状況におきまして、識者からもどういう状況だと私も聞いております。先般も、政府・与党の会議におきましても、この格差の問題が話題になりまして、識者から現実のデータに基づいて説明を受けました。  そういう状況に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どのような制度をつくっても運用するのは人間でありますから、人材の育成は極めて重要なことだと認識しております。  今までの公務員の削減の問題につきましても、削減しておりますけれども、増やすべきところは増やすということで、増やすところが出れば削減する...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も、厚生大臣当時、家西議員からこの薬害エイズ等の問題について、悲痛な経験を基に質問されたあの状況において、強く家西議員の迫力ある質問を印象深く今でも記憶しております。  あのような血液製剤によって被害を受けた方々、亡くなられた方々も、現在なお苦...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 和解が成立した後でも、いまだ、まだ様々な対策がなされなければならないという点については、十分その意見を踏まえて、今後、この被害に遭われた方々に対する救済並びにこの蔓延の防止に全力を挙げて取り組んでいきたいと、よく話合いを続けていきたいと思っておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 和解に至るまでも度々話合いを重ねてまいりました。そして、被害に遭われて苦痛が緩和されないと、これからも続いていくんだということを思いますと、このような悲惨な被害というものをどのように防止していくかという点と同時に、今なおその和解についてしっかりとし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) エイズの問題、HIVの病気、患者の問題につきましては、これは先進国の首脳会議、サミットの会議でも首脳同士でよく話し合われます。そしてなおかつ、この問題については、サミットの会議のみならず、ASEANにおける会議におきましてもアフリカ諸国等の会議にお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この報告を受けているかどうかという御質問ですが、国及び地方公共団体は障害者の雇用を実行すべき立場にあると考えておりまして、ほとんどの機関が法定雇用率を達成して、全体としても法定雇用率を上回っている状況にあるという報告を受けております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほど、ほとんどの機関で二・一%の法定雇用率を上回っているという状況にありましたけれども、たしか今の点におきまして、金融庁そして警察庁においては、まだこの達成率に達していないというのか、達成率を実現していないということでございますので、今後とも御指...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 御指摘の点も踏まえまして、達成していないところにつきましては、どうしたらこの目標の達成率を守ることができるかという以上に、超えることができるかと、促進できるかどうかという点について、今後積極的に取り組むためにはやはり作成計画というのも必要じゃないか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 真意と言いますけれども、私の自民党総裁の任期は九月なんです。それは、総裁選挙の日程もまだ定かではありませんけれども、私の総裁任期は九月下旬だと承知しております。ですから、新しい総裁が総裁選挙によって決まれば、そのときで私の任期が切れるわけであります...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は格差が出るのは別に悪いこととは思っておりません。今まで悪平等だということの批判が多かったんですね。能力のある者が努力すれば報われる社会、これは総論として、与野党を問わずそういう考え方は多いと思います。  基本的には、企業も国も地域も個人も、自...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、就任前も総理大臣に就任してからも、中国、韓国は日本の大事な隣国であると。日中友好論者であり、日韓友好論者であると。そのとおり、各般の分野において交流は拡大しております。ただ、靖国参拝の問題をめぐって意見が違うのは事実であります。だから、一部の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 消費税を引き上げない時点においてはそういう意見が度々出されます。報道でも報じられます。しかし、いざ消費税引上げになると、逆の意見が出てくると思います。とんでもないと、消費税引き上げるのは。もっとほかにやるべきことがあるだろうといって、消費税引上げ反...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までの選挙の争点でも、消費税を上げないというのは無責任だとさんざん批判されました。私は、消費税、今上げる方が無責任だと思っています。歳出、足りない分を消費税で上げろ。何で無責任だと言うか。私は、むしろ今削減努力、無駄な部分をまだまだ削減する余地が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、先ほど市川議員が言われたように、日本人にとってはコシヒカリというと新潟を思い出すでしょう。それが、島根県産のコシヒカリが台湾で、台湾産のお米よりも倍以上高いのに売れてるということに驚きと同時に感銘を受けたんです。  これは、ただおいしいから...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 昨年もパレスチナのアッバス大統領が日本を訪問された際に会談をいたしましたけれども、日本はパレスチナ、イスラエル両方とも良好な友好関係を維持しております。そして今まで、地理的には遠い国でありますけれども、それだけに歴史的にも民族的にも宗教的にも関与し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、私が総理大臣に就任以来の改革路線、これを続行しなければならないと思っています。手を緩めてはならないと思っておりますし、私の後を継ぐ総理大臣も改革なくして成長なし路線を歩むべきだと思っております。  私が改革を進めなきゃならないというその前提...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 谷川議員のただいまの御指摘、いい指摘をしていただいたと思っています。  私もそういうことから、先年、今六十歳なんというのは、もう老人よりも壮年でね、ばりばりしている人が多いと、それを四十代で辞めさせるという慣例、これを直したらどうかと言って、たし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 教育基本法については、現在、自民党、公明党、与党でよく協議をしていかなきゃならないと。この数年、真剣に協議を続けてまいりましたけれども、まだ両党ですっきりと合意できる段階になってないものですから、更に精力的に議論を重ねながら、教育の重要性、基本的な...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 子育て・子ども応援プラン等、公明党の皆さんが積極的に支援していただいていることは今までの連立政権の中でも十分承知しておりますし、この努力に対して敬意を表しているところでございます。  少子化の問題というのは、今質疑の中でもいろいろ述べられましたと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今後も、この子育て支援策あるいは児童手当等の拡充策でありますが、よく状況を見ながら判断していかなきゃなりませんし、先進国になる、生活水準が豊かになってくると子供の数が減少するという、こういうことから、一様ではないと思っておりますし、私は子育ての拡充...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 環境保護と経済発展を両立させるという、これに小泉内閣として特に力を入れているんです。  御承知のように、今まで高度経済成長の時代には環境保護に余り投資すると会社の製品が高く付くと、やっぱり製品はいかに安く売るかということで、環境保護に重点を入れる...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アスベスト問題について様々な観点から質疑がなされており、政府としてもこのアスベスト被害に遭っている方の救済と、そして今後の防止対策、これをしっかりやっていかなきゃならないというふうに考えております。  まだまだこのアスベストに対しての様々な要因と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もう厚労大臣が答弁されたとおりでいいでしょう。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 被害が発生する前に予防対策をしっかりせよということでありますが、これは今までの議論も踏まえ、さらに世界でのこのアスベスト問題に対する取組、WHO等のそれぞれの論点等をよく整理しまして、このような被害が生じないように今後どのような予防対策が必要か、二...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在でも天下りに対して、在職中の関連する企業に対しての制限というのは設けられているわけであります。この制限がいいかどうか、改善策がどうか、何があるかということをよく今後検討する必要があると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も、基地を抱えた地元選挙区出身の議員でありますから、基地問題の困難さというのはよく認識しているつもりであります。なかなか合意を得るのは難しい状況でありますが、やはり日米安保条約の重要性、そして平和と独立を守るための抑止力、そういう中での基地負担の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自治体と合意できるように努力をしていかなきゃならないと。これはなかなか難しい問題なんです。沖縄の基地負担を軽減しようということに対してはみんな賛成してくれるんですが、それでは沖縄以外に、本州なり他の地域に、その沖縄の基地負担軽減分を負担してくれるか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく対話を重ねて、理解、協力を得れるように様々な働き掛けをしていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、その格差是正の問題についていろいろ質疑が重ねられておりますので、識者から実際どういう状況なのかと、先日も政府・与党の会議で識者から実際の現在あるデータを基にしてお話を伺ったところ、言われているような日本は格差社会ではないと、ほかの国と比べても...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのデータを拝見し、データに基づいた説明を伺ってますと、私は、その各国と比較の話でありますけれども、これがますます増えていくという状況ではないと。現に、就任以来改革を進めて、失業率も減ってきております。そして、有効求人倍率といいますか、これは一に近...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 与謝野大臣も答弁されましたように、所得格差においても賃金格差においても、国際比較においてはそのような拡大は言われているほど見られないという報告を受けております。ただ、日本の所得格差は緩やかな拡大を示しているということでもあります。そういう点によく注...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、今までも申し上げておりますように、所得格差は緩やかな拡大を示しておりますが、英米のような賃金格差の拡大は見られないということであります。国際的に見ても、賃金格差は大きくも小さくもないという報告を受けております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 問題を認識しているからこそ……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのような対策をしていかなきゃならないと言っているわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは比較の問題ですから。それは、世界全体から見れば日本は豊かな社会であるけども貧困層があると、そういう点については対策をしっかりやっていくということであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いつの答弁か分かりませんが、この問題が質疑をされた中において、質問主意書にある答弁に反していると思ってはおりません。要は、日本としては、食品安全委員会の報告に基づいてしっかりとした対応をしているということだと思っております。
02月02日第164回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政府としては、食の安全、安心確保のために、これからもしっかりとした対応をしていきたいと。また、日米協定、合意された、これについてはアメリカ側に遵守していくよう、これからもしっかりと厳しく誠意を持って対応するよう求めていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回は、食品安全委員会の報告に基づいて、安全確保のために日本側政府としてはきっちりと対応したわけですから、政府に責任があるとは思っておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その点がアメリカも遺憾の意を表明しておりますし、そのアメリカ側にその守る責任があったと思います。  また、日本側はそういう危険部位を見抜いたわけですから、日本の検査体制もしっかりしているなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ御意見は御意見として、政府としてはきちんと報告に基づいて、そのような事態に陥ったときは輸入を停止する必要もあると、日本が想像していなかった事態が起こりましたから輸入を停止したと、きっちりと責任を果たしていると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、アメリカが日本との合意を遵守しなかった、アメリカの責任があると。だから、ちゃんと法律、合意を遵守すべしと。で、アメリカが誠に遺憾であったと、今しっかりと対処するということでありますので、輸入を今停止している状態であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 再三答弁しているとおり、日本は日本の責任を果たしております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 総理大臣である小泉純一郎が一人の国民として靖国神社に参拝するのはなぜいけないんでしょうか。私も一人の国民です。多くの戦没者に哀悼の念を持って参拝する、これがいけないというのは分かりませんね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 総理大臣でも一人の国民であります。総理大臣である小泉純一郎が一人の国民として戦没者に敬意と感謝をささげる、哀悼の念を持ってお参りをする、これを批判する人の気持ちが分かりませんね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 許されると思っています。伊勢神宮にも私は参拝しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) やはり新憲法で政教分離、一つの宗教を国家として推進とか国策として奨励するものではないということだと思うんですね。私は神道を奨励するために靖国神社あるいは伊勢神宮等を参拝しているわけではございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは分かりませんが、これこそ正に日本の伝統文化であります。戦没者に対してどのように哀悼の念を表するか、それぞれ個人の問題、心の問題、精神の自由の問題であります。憲法でも、良心の自由、これを侵してはならない、きっちりと明記されております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小泉純一郎が総理大臣であるということは事実であります。総理大臣である小泉純一郎が一人の国民として参拝する。余り言葉の遊びはしない方がいいと思うんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小泉純一郎も総理大臣、それには変わりないです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、信念は変わらないんですけども、言葉遣いの表現として、総理大臣の答弁として、総理大臣である小泉純一郎が一人の国民としての表現の方がいいだろうと、多くの人の言葉に耳を傾けてこういう表現を使っているわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 誤解のないように申し上げます。  総理大臣小泉純一郎が一人の国民として参拝しているんですから、それは総理大臣ではないのかと言われれば、小泉純一郎は総理大臣であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのための国立の、国がここで追悼施設であるということは現在ありませんので、それぞれの個人がそれぞれの場所で参拝をされているんだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、私はよく知りませんけれども、自民党として応援できることがあったらしてあげればいいと当時は思っておりました。応援行ける人は行ってくださいと。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 当時は様々な意見がありましたけれども、たしか私の記憶では、自民党公認で出たいんだったらば、社長を辞めなきゃそれは認めないと、どなたかが堀江さんに言ったと聞いておりますね。そうしたら、それは無理だと、じゃ公認はできないと言ったら、御本人が、じゃ無所属...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、それは実際、作業は党の幹部がかかわっておりますから、私はもう任せておりますからね、そういう点につきましては。最終的に判断するのは私ですけれども、様々な意見を聞いて、それでは公認しないという決定をしたわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 人物調査というのはなかなか難しくて、現職で、国会議員で当選しても不祥事を起こす方もおられますし、その点を事前で見抜けなかったかと言われれば不明を恥じると。それがおまえの責任だと言えば、それは甘んじて受けます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国力と一言で言っても、定義はなかなか難しいと思います。様々な指標がありますからね。  GDPで測れば世界何位であるというそういう国力の測り方もあるでしょう。あるいは教育の就学率、これが何%だという国力としての測り方もあるでしょう。あるいは文盲率、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、働かないと生活も成り立っていきませんから、勤労ということを美徳と感ずるということが一人一人の人間にとって大事だと思いますね。  国によっては、生涯働きたいということを美徳だなと思っている人もいますが、何で一生働くんだと、むしろあるときまで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 労働、工事現場におきましても安全第一という標語なり標識なりが常に掛かっておるのを議員も見掛けたことが度々あると思うのでありますが、何をやるにしても安全第一、これは優先していかなきゃならない大事なことだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 人口の規模がどのぐらい適当かというんですけど、これまた難しくて、明治五年、一八七〇年ごろは三千五百万人ぐらいだったと、日本は。そして大正十二年、これが五千万ぐらいになって、そして戦時中、一九四五年、昭和二十年には、戦争による減少もありましたけども、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは新しく設けた担当大臣じゃないんです。前回も南野大臣に担当していただいてね、それは厚生労働省だけじゃ扱い切れないと。文部科学省も入ってきます、子供ということを考えますとね、保育園も幼稚園も小学校も。あるいは、社会の育児環境を良くするというために...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず基本は家族、親ですけどね、それでできない点を社会全体でどう支えていくかというのが現在の課題で、様々な子ども・子育て応援プランを考えて、地域の方々も積極的に最近は参加してくれる方も増えてきております。  その効果がまだ目に見える状況じゃありませ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、日中友好論者でありますし、日中友好に様々な分野で促進していく努力しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 談合の防止等について、公務員の制度なり、あるいは慣習なり問題あるのじゃないかという御指摘だと思うんですが、これはもう昨日我が党の谷川議員も御指摘いただきましたけれども、四十代で次の職場を見付けなきゃならないという、これでは役所も、何も仕事を見付けな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 装備の調達については、まず性能がいいという、これが値段的にどうかと。今防衛庁長官お話ありましたように、性能が良くても動かすには燃料購入と。この燃料の高い安いも関係してくるという総合的な見方が必要だと。しかし、できるだけ値段は低くて性能がいいというの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクの自衛隊諸君の活動というのは、現地の住民からも、またイラクの政府からも高い評価をいただいております。高官に会っても、あるいは首相に会っても、是非とも自衛隊の活動を今後も継続してくれという要請が日本政府に来ております。  そういう中で、イラク...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 株への投資、これはリスクもある、利益もある、そういう意味においては自己責任の面が大きいと思います。しかし、証券市場というのは、多くの投資家保護するための健全性、これは要求されるのは当然であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はもう株のことあんまり分かんないので、与謝野担当大臣に任せてます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、マスコミに正確な報道をしていただきたいという期待を込めて言っただけなんです。正確に、正確に報道していただきたいと。よく私、ワンフレーズと言われますけれども、一語だけ報道されて抜き取られて、何回も同じことを報道されると、前後の脈絡ないと誤解され...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私、ワンフレーズだけじゃないですよ。たくさんの中でワンフレーズだけをマスコミにでかっと報道されちゃうんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ自民党が堀江氏を応援したということに私が責任あると言われれば、それは甘んじて受けます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もう一回、もう一回、もう一回質問。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自民党は堀江氏を公認はいたしませんでしたけれども、幹部が応援に行ったことは事実であります。そして、これが一緒に私も応援したと取っているのか分かりませんけれども、開票日見ますと、テレビのキャスターとか等は自民党が勝って悔しそうな顔していたじゃないです...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、人物を見抜くというのは本当に難しいと思います。そういう面において見抜けなかった不明を問われれば、それはもう甘んじて受けなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、今までの原子力空母等、安全航行、安全面については十分配慮して実際運航しておりますし、現に原子力空母でもアメリカ軍人は乗って仕事をしているわけですから、そういう点から考えましても、日本の安全性、懸念に対しては十分配慮していると私は考えておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは軍事上で、日米安保条約の下に、軍艦なり、そういう面については一切両国の信頼関係に基づいてやっていますから。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これも何回も答弁しているんですけどね。  このイラクの問題について、大量兵器が見付からなかった、なかったというから日本政府はどうなんだという質問だと思うんですけれども、日本は、国連の安保理決議にイラクが十二年間にわたって違反し続けていたと、国際社...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) あの時点では、イラクが、大量破壊兵器ないと証明する機会を与えたにもかかわらず、しなかったんです。あると想定する、でも不思議ではないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は国連安保理決議に基づいて支持したんです。あの当時、国際社会の状況からイラクがあるかないか証明する、そういう責任を負っていたのに責任を果たさなかったんです。ということになれば、あの当時で、あると思って、あっ、持っているんじゃないかと想定しても不...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大量破壊兵器あると想定するには、あの当時不思議ではないと。しかし、日本の理由は国連安保理決議に基づいて決定したんですから、それに誤りはないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは正しい決定だと今でも思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは過去、フセイン政権がどれだけの人を虐殺していたか。大量破壊兵器といいますか、毒ガス等、化学兵器等を使用していた。そういう中で私は国連の決議に基づいて判断をしたわけでありますので、その点はよく冷静に考えるべき問題であると、正しかったと私は思って...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 様々な情報収集いたしましたし、最終的には国連の決議、これにのっとって支持したわけでありますので、これは今でも正しかったと思っております。
02月06日第164回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○小泉内閣総理大臣 極めて広い観点から日本の今後目指す方向をお話しされましたけれども、私が総理大臣に就任してから、目指す大きな目標の一つとして、日本の持っている力というもの、これを大いに発揮させていかなきゃならない。今あるような低成長よりも、もっと日本には眠っている力、潜在力があ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 攻めの農業という言葉を使っておりますが、今までは、各国とFTA、貿易交渉しても、日本は農業を守るばかり。輸入すると日本の農業は壊滅的打撃を受ける、いかに外国の農産物が日本に入ってくるのを防ぐかという守りの農業の方が重視されていた。しかし、これからは、守るばかり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本円で二千円で売れていますよと言ってびっくりしたんです、私。これは本当かどうかちょっと信じられなかったから調べてみたら、本当なんですよ。  そうしたら、今、イチゴとかリンゴだけじゃない。何と、お米までがアジアに輸出されている。コシヒカリというのは新潟が有名...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が総理に就任するときにも、よく外資脅威論が言われました。外国企業が日本の企業を買収するとすぐ、外国に買収されると日本の産業がおかしくなってしまうと。外資脅威論、私はこれを転換すべきだ。むしろ、先進国に比べると、外国企業が日本に投資する割合ははるかに低い。日本...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 小泉内閣の掲げております改革は、経済活性化のためであります。経済活性化は、国民生活を豊かにするための改革であります。改革を続行して国民生活を豊かにするよう、これからも懸命に努力していきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 総理大臣になれば、あらゆる面について批判されるというのは覚悟しなけりゃならないと思っております。  そういう中で、批判は批判として受けとめながらも、やはり現状を維持していては改革はできない。今のままがいいという人も、既得権を持っている人はそう感ずるのは無理か...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは完全な自由市場もないし、完全な統制市場もないと思います。だから、全体の利益を考えながら考えるべき問題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 伊吹議員の今の御指摘は、極めて重要な正義感、使命感、人間のよって立つべき規範について歴史を踏まえて提言されたものだと受けとめております。この問題は、過去、現在、将来にわたって重要な御指摘だと思っております。  今までも、ケインズ理論を出されましたけれども、確...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 歳出歳入一体で改革すべきだということから見れば、消費税も所得税も法人税も資産税も大いに議論して、どうやったら歳出歳入の一体の改革をなして経済を活性化させるか、財政健全化を実現していくか、国民生活を豊かにしていくか、国民負担をいかに少なくしていくかという観点から...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今御指摘のように、就任して五年近く、ようやく、だめだだめだという悲観論から、日本もやればできるじゃないか、改革が必要だという認識に大方変わってきたと思います。  今言いました、不良債権処理目標も達成し、そして失業率も、不良債権を処理すれば失業率がかえって上昇...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 就任早々においては、改革改革と言って、口先だけじゃないかという批判をよく受けました。最近は、改革、進める、一気に進めるな、拙速過ぎるなんという批判が出ています。まあ、総理大臣だから、何をやっても批判されるのは仕方ありませんから、これは将来、小泉内閣のときにやは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が退任した後、新総理のもとで続く改革は、小泉改革とは言わないまでも、新しい総裁の名前の改革が続くんだと思いますが、それは、選挙で公約したこれを進めていく改革であるべきだと思っております。  その中で、今言われた、民間にできることは民間に、地方にできることは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 改革に終わりはないと思っております。  私は、任期までは総理大臣の職責を果たすべく全力を尽くしていく、これに尽きると思っております。
○小泉内閣総理大臣 昨年十二月に、与党、自民党、公明党で、官製談合防止、今までの法律でいいのかどうか、談合事件が相次いで摘発されておりますので、よく自民党、公明党、現状でいいか、改善策はどうあるべきか協議してほしいと指示していたところでありますし、最近の防衛施設庁の問題を見ますと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 IAEAにおきまして、イランの核開発の問題については、理事会での問題となって、決議が採択されました。  我が国とイランというのは、今までも友好的な関係を維持しておりましたし、また、将来のエネルギー等の関係を見ますと、大変重要な、影響力のある国であります。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 特使はどうかも含めて、さまざまな働きかけがあります。また、イランの政府の高官も日本を訪問するということもあります。各方面からの働きかけが必要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 ことしは、例年になく大雪、寒波等被害に遭われている方も多いわけであります。亡くなられた方も大変多い、こういう状況も踏まえてできるだけの措置をしていきたい、また、将来、ことしの被害等を十分踏まえて、今後被害を最小限にする対策ということもしっかり取り組んでいきたい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 我々の子供時代、五十年前、六十年前が、大体一年間二百五十万人ぐらいの赤ちゃんが生まれていたけれども、去年一年間の赤ちゃんの生まれた数が百十万人を切ったということでありまして、今、井上政調会長が言われたように、これが、将来このままの趨勢が続くと五十万人を切る、こ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 確かに、児童手当だけ拡充すれば少子化の流れが変わるかというと、それだけではないと思います。各府省連携してさまざまな施策が必要ではないかと思っております。  今回、公明党の格段の努力で、児童手当拡充、実現いたしましたけれども、まだまだ足りないという声もあります...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 がん対策の重要性については、今までも対がん十カ年戦略とか、現在においては第三次がん対策で、死亡率一位になったがんにどのような有効な手だてがあるかということで、がんの研究から予防、治療、それぞれ患者さんの声も、また専門家の声も聞きながら、さまざまな対策が必要だと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 農業は、太陽、土、水、食料供給というだけでなくて、自然環境の恵みを受けて、我々は恩恵を受けているわけであります。  現在は食料自給率が低くて、世界から農産物が日本に入ってきますが、将来の人口増加、世界的に考えれば、金だけ出せば買えるという時代ではなくなるとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ただいま、斉藤委員と北側大臣との質疑を通じまして、どういう改善策が必要か、しっかりと対話していかなきゃならない大事な問題だと考えております。
○小泉内閣総理大臣 これはもう言うまでもなく、最善と思って出して、出した途端に変えるなんて総理大臣から言えるわけないでしょう。ぜひとも無修正で、御協力いただいて年度内成立を期す、これが私の責任であります。
○小泉内閣総理大臣 天下りに対して、今御指摘のとおり、一定の制約を設けております。  しかし、今の表によりますと、直接二年間ではなくて、財団法人に流れているということでありますので、これはやはり退職するのが早過ぎるから、退職年齢をもっと引き上げようという運用面の改善もしてまいり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一九九八年の問題を受けて再発防止策を講じたけれども、結果的に、今回このような、見直しをしても談合が発生した、また、逮捕者が出たということは、まことに遺憾だと思っております。  今後、このような結果を踏まえて、いかに談合を防止していくかという点につきましては、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それはまた違う問題でして、今言った談合を防止するという提言なり指摘、これはよく踏まえて今後防止のために対策を行わなきゃならない。この十八年度の予算というのは、これは談合がないようにしっかりと執行しなきゃならないという問題であります。
○小泉内閣総理大臣 今のような御議論は、これからの予算審議で十分やっていただきたいと思います。  しかし、予算の執行については、そのような不正がないように、各担当者はしっかり対応するのが我々の責務であります。
○小泉内閣総理大臣 そのような議論をするのが国会の責任であり、その議論を踏まえて不正がないように政府は対応する、それには賛成であります。議論を通じて、出すべき資料はきっちりと出します。
○小泉内閣総理大臣 この民主党の提案に対して、今、自民党、公明党等においても協議を続けていると聞いておりますので、この民主党案も参考にしながら検討していきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 今の御提案も含めまして、官製談合を防止するということは税金の無駄遣いをなくすということにも通じますので、これは今後、委員会におきましても各党においても検討を続けて、予算の健全な執行のために、政府としても全力を挙げて取り組んでいきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 先ほどもお話しいたしましたけれども、早期退職の慣例をなくすといいますか、早期退職よりも定年までできるだけ働いてもらうように退職年齢をもっと引き上げようということで、今から三年ぐらい引き上げようじゃないか、そして天下りしないで済むようにしようということをやってお...全文を見る
02月07日第164回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○小泉内閣総理大臣 この今、前原議員が提出された正規労働者と非正規労働者、確かに、平成十一年中ごろから非正規労働者の方がふえ始めた、正規労働者が減り始めた。ところが、これが最近逆転したんですよ。  正社員とパート労働者数の増減率の変化ですけれども、平成十三年は、正社員がマイナス...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 原則として、同じ労働だったらば同じ賃金、これが望ましいと私も思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは会社によっても違うと思います。その人物によっても違います。同じ仕事をする、同じ時間で、同じように。だから、その点は原則としては望ましいと思っています。  そして、いい社員を採るためにはやはり待遇面においてもよくしていくということ、またそれが会社の発展に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 同感であります。具体的にどうか、前原議員が今言っていることと、現実にどういうような支援をしているか、文科大臣から答弁させます。
○小泉内閣総理大臣 生活苦のために就学の機会が奪われないように、これはしっかりと手を差し伸べる対策は必要であります。  それと、これからの子供たちの将来にとっても、しっかりとした基礎的な学力をつけるということは、将来の社会に出て働く上においてもこれが重要であるということは同感で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 世の中は、学校を出なくても、あるいは、大学を出なくても、高校を出なくても、それぞれ好きな道を選んで、大学出よりもはるかにすぐれた仕事をしておられる方もたくさんいるわけであります。  そういう意味において、まずは学力、学力ということも悪いことではありませんけれ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、最初から機会を提供しなきゃいかぬと言っていますよ。いかに就学したいという人に対しては機会の提供を与えられるか。生活が苦しい、学費がない、学校へ行けないということをなくさないようにしなきゃいかぬ。  ただ、人間の力というのは学校の成績だけじゃないから、学...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、日本政府はきちんと対応したと思います。  食品安全委員会の報告書におきましても、要約しますけれども、「もし、リスク管理機関が輸入再開に踏み切ったとしても、」「人へのリスクを否定することができない重大な事態となれば、一旦輸入を停止することも必要である。」...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どのレベルの外国の首脳に話すかというのは私が判断すべきことでありまして、担当者がいるわけであります。指図されて、あの人に話しなさいと言われる問題ではありません。自分で判断します。
○小泉内閣総理大臣 政府として、きちんとアメリカ政府に対してしかるべき対応をとるよう抗議し、申し入れております。
○小泉内閣総理大臣 しっかりしていたから見つけたんだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、二十カ月以下であろうが三十カ月以上だろうが十年以上だろうが、わかりません。
○小泉内閣総理大臣 それは、できる人もいるでしょうし、できない人もいるでしょう。それもわかりません、率直に言って。
○小泉内閣総理大臣 そのような姿勢でやってきたんです、もっと早く入れなさい、早く入れなさいと。要は、政治判断で入れるべき問題じゃない。食の安全、科学的知見に基づいて判断しなきゃならない。そのとおりやってきたんです。  しかし、現実にこのような危険な部位が入ってきて全部輸入停止し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、伊藤氏とは親しいですが、どのような活動をしておられたか、今質疑を聞いていて、わかりません。
○小泉内閣総理大臣 私は、何が違反なのかというのはわかっていないんです。わからないんです、これは。本人じゃないですから。
○小泉内閣総理大臣 前にも言われたことを、私、全く関係ないことをまた出されましたけれども、そのときにも、全く関係ないという当事者の記録をカットして、あたかも疑惑のありそうなのを出したでしょう、民主党の質疑者は。そういうことはやめてくれと。資料を出すんだったら、全く関係ないところと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どのような役職についているから、どの程度政治力なり影響力があるかというのはわかりません。人によって違います。  また、政治家がどのような資金を調達するか。これは、法にのっとってきちんと調達しなければならない問題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは今までの質疑を伺っていましても、北側大臣からも関係局長からも、伊藤大臣の働きかけによって影響を受けた施策は全くないという答弁をしております。  そういう中で、伊藤議員に寄せられた疑惑というものに対して、基本的には、疑惑をかけられた人はみずからが説明すべ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 かつて、日本は世界で一番安全な町だということに多くの方が誇りを持っていたと思うのであります。しかし、最近、そういう状況ではなくなってきたのではないか。かつて、日本というのは、出かけるときでも隣近所に声をかけていけば安全だった、戸締まりしなくても、あけっ放しでも...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、かつてのように……(細川委員「かつてじゃなくて具体的にどういう」と呼ぶ)かつてのように、犯罪者は捕まる、検挙率も高い、犯罪が少ないということが大事であります。  同時に、最近は、相次いでいたいけなお子さんたちも犯罪に遭っている。通学、登下校時でも親が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、什、全部お話しされませんでしたけれども、言っただけのこと、そのとおりだと思います。
○小泉内閣総理大臣 皇室典範改正の問題については、私は、有識者会議の報告に沿った法案を提出するよう今準備を進めております。
○小泉内閣総理大臣 まず、現在男子男系に限定されております皇位が今後安定的に継承されるかどうかということを考えますと、皇太子殿下の世代の皇位継承者は、皇太子の後、秋篠宮殿下お一人ですね。しかも、お年もそう離れていないということから、これが安定的に継承されるかどうかということについ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、私もそのような意見が国民の間に根強くあるということ、理解できます。しかし、長子が女子で、何年後かに男子が生まれるのを待つといいますと、現在の、肉体年齢というんでしょうか、お子様を産む年齢というのは三十年近くあります。その際に、女子の後、男の子が生まれる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、法案を出して慎重に審議していただければ、今国会で十分大方の賛同を得られるような状況になっていくと思っております。でありますので、法案を提出いたしましたならば、今国会中に、皆さんの御協力を得て成立できるように努力したいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 別に急いでいるということではなくて、今の制度のままでありますと愛子内親王の天皇即位を認めないというのが現行制度でありますから。  愛子内親王はもうじき学校に入られるお年ごろであります。やはり、将来自分が天皇陛下ではないというもとで教育を受けられるのと、自分は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、私は、堀江氏に直接会うまではテレビでしか見たことはありませんでした。あの堀江氏が政治に関心を持っている若者だとは思っていなかったんです。このテレビ界の寵児になっている堀江氏がよく政治に関心を持ってきたなと。大体、経済界にいる人たちは、何で政界なんか入るん...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 当時は、そういう気持ちよりも、新しい人材が自民党に入ってきたな、時代のこれも流れかなという感じの方が強かったですね。しかし、結果的に、人を見抜くのは難しいなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 いや、当時は、多くの自民党に関心を持ちそうもない人が自民党から立候補したいということで応募してきましたから。さまざまな経歴の方から。中には、かつて民主党から立候補した人も自民党から出たいと言っていましたから。そういう人も、経歴を見ると、たくさんじゃないけれども...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、どの株を買ったから小泉に責任があると言われると、これはちょっと別じゃないですか。株というのは、上がるときもあれば下がるときもあるんです。  私がこの株を買えば上がりますよと言ったら私の責任でもいいですよ。それを、堀江氏が、公認でない、無所属だとしても、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私はそういうことはわかりませんでした。むしろ、率直に、経済界の経験を生かして政界でも頑張ってみたい、そういう意欲のある青年なんだなというふうに感じました。
○小泉内閣総理大臣 ちょっと静かにしてください。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 今回の堀江氏の問題で株が上がったり下がったりしておりますけれども、株を買う人は、やはり自己責任で買わなきゃいけないなということをしっかりと考えておかなきゃいけないと思うんです。  人が言ったから買うんだ、もうかると思って買うんだということは、そうのときもある...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 堀江氏を応援したということは私の不明だ、そう問われれば、それは甘んじて受けます。しかし、それによって私が株投資をあおったという批判は、これは私は受け入れることはできません。
○小泉内閣総理大臣 いや、これは当時から、堀江氏が今回逮捕されるような人とは思っていないと。そこまで見抜けというのは、恐らく民主党の人も無理じゃないですか。落選したんですよ、それで。しかも無所属ですよ、自民党が公認していないんですよ。幹部が応援に行ったのは事実です。私も会ったのは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、今、歳出歳入一体改革で、これからの財政再建を含めてプライマリーバランスを回復し経済活性化を目指すという方針でありますので、歳出削減だけで財政健全化、またプライマリーバランス回復ということは無理だろう、困難だろうと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、基礎的財政収支、いわゆるプライマリーバランスが回復したとしても、財政再建になったとは言える状況ではないと思います。まだまだ、これだけ借金が多いですから、一挙に解決できるものではありません。相当数、時間がかかると思います。
○小泉内閣総理大臣 まずは、私に残された任期はわずかでありますから、それまでは歳出削減策に徹底して取り組む。そして、ある程度歳出削減の路線が確定すれば、今後増税しなきゃならない場合にもその幅は少なくて済むのであろう。  そういう中で、さまざまな経済対策も打っていかなきゃなりませ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 実際、各省の局長級を全部一度首を切って、新しい政権が新しい人物を採用せよといいましても、これは岡田さんも総理になればわかると思いますけれども、大臣に起用するだけでも人物を選ぶのは大変ですよ。楽しいどころじゃないですよ、つらいですよ。それを、副大臣、政務官だけだ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私はそうは思っておりません。  問題は、中国と韓国との首脳交流がないからアジア外交がうまくいっていないという論点に立てばそう言えるかもしれません。しかし、私は日中友好論者であります。日韓友好論者であります。靖国参拝を私がしなければ首脳会談に応ずるということの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 中国と韓国との相互依存関係はますます強まっております。そこをよく考えていただきたい。  なぜ私に、靖国参拝しちゃいけないのか。では、中国、韓国がいいと言えばいいのか、そういう問題があるんですよ。それは、一時期首脳交流ができなくても、こういう一時期、はっきりと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは各国の事情があります。もし日本が理事国になるということならば、ASEANの諸国も賛成している国が多いと思います。  私は、去年の岡田さんが代表をして私と質疑したときのを読み返して、靖国参拝するなするなとよく言っているから言ったんですよ。よく読んでくださ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 わかりません。
○小泉内閣総理大臣 違反行為は厳に慎まなきゃいけないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 全体的に言って政府の政策は、妥当な、正しかったと思っております。  今、正社員とパート労働者のことを言われていますけれども、確かに、平成十四年には、正社員がどんどん減ってパート労働者がどんどんふえる傾向があったんですけれども、最近では、正社員の方がふえてきて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 歴史認識は、国によってそれぞれ違うと思います。日本と韓国との歴史研究も始まっておりますが、それは今後、将来、日本と中国とも歴史研究を始めるのもいいと思っております。  かつて敵同士であった国が何年かたてば友好関係になっている、いい例が日本とアメリカですね。ド...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、中国や韓国に対して、条件をつけて友好関係を発展させていこうなんということを言っていませんよ。私が靖国神社に行くか行かないか、これはだれにも指図されるものではない。靖国神社参拝するなというお立場ですか、中国がいけないと言うから行くなというお立場なんですか。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 靖国神社に参拝した後も、何度も談話を出し、その後、中国首脳とも韓国首脳とも何回か会談して、未来志向の関係を築いていこうと。私がなぜ靖国神社を参拝するかということもじかに説明し、話しております。そして、何回か会談してきております。  その発表された談話にしても...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 平成元年、私が厚生大臣に就任したときにも、バリアフリーという言葉、なかなか理解しがたい言葉だなと思った時代がありましたけれども、最近では、バリアフリーというのはごく当たり前の言葉になってきたと思います。そして、障害者の皆さんも、そうでない方も一緒に社会に参加し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 堀江氏の文章を例に出されましたけれども、あの若い時代の、三十代の、政治家に対する見方、選挙に出る前、大体似ているんじゃないですかね。政治家に対してそれほど信頼を置いていないという。  若者というのは考え変わります、それだけをとってすべて政治家をばかにしている...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 別に私は、こういうイメージを出そうと思って行動しているわけじゃありませんから、どのようにとられてもそれは仕方ないと思います。
○小泉内閣総理大臣 地域におきまして、それぞれ、最近の時代の変化に追いついていけないというような町もあると思います。あるいは、大規模店が進出して中心商店街が寂れてしまう、そういうことを心配される地域もあるし、しかし、どの時代におきましても、むしろ古き伝統を懐かしむ、それがかえって...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これからも改革を続行せよ、改革をとめるなという国民の声を受けて、昨年の九月の総選挙、自由民主党に多くの国民は勝利を与えてくれたんだと思っております。この改革をとめるなという声を真剣に受けとめて、今まで進めてきたもろもろの改革、例えて言えば、金融の問題、規制の問...全文を見る
02月08日第164回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○小泉内閣総理大臣 国家公務員は、政治活動、厳しい制約を受けておりますし、地方公務員も、罰則は国家公務員よりも緩いようでありますが、やはり政治活動というのは制約を受けております。本来のみずからの職責に専念するのが筋ではないかと思っておりますし、御指摘の点を踏まえて、そのような違法...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 公務員のあるべき姿ということを考えれば、地方公務員も国家公務員もその使命は同様であります。きちんと、罰則も含めて、与党でもよく検討していただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 田中議員は、よく地元で、現場で、また現地の被災者の声を十分聞いての御質問でありますので、今の与謝野大臣、北側大臣、各省連携をとって、救済策、防止策、政府としても対応しなければいけないなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 久しぶりに答弁者が質問者になって、よく存じている方が、知っているのを承知で知らない人に聞いているような感じでありますけれども。  人口の問題と労働力の問題、経済活性化の問題、それぞれつながっていると思いますが、日本は人口減少社会に昨年ぐらいから入ったようであ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 昨日、秋篠宮妃殿下の御懐妊の兆候があるという報告を受けました。まことに喜びにたえないところでございます。  もとより、日本国天皇陛下、日本国民の象徴でありますし、この皇位が安定的に継承されるためにはどのような法改正が必要かということで、昨年、有識者会議の間で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まずは、私はもともと、こだわるとかこだわらないという問題じゃないという認識なんです。だから、慎重にということを最初の段階から言っているんです。そして、よく議論し、慎重に議論していけば、政争にならないような議論がなされるのではないかということを期待しているんです...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国民投票制度につきましては、憲法改正の手続の問題に関して、今、自民党、公明党、民主党で、この国民投票法案をどのように整備するか、検討が進められていると聞いております。  また、一つの政策ごとに選挙をやるかどうかというのは、その時々の争点によって違いますが、大...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国有地の有効活用のためには、積極的に公開して、どのような有効利用があるかという方針で今進めております。
○小泉内閣総理大臣 私が穏やかに言ったから誤解されているようですけれども、進めますとは、進めています、有効活用のために進めていますと言ったはずですよ。いつまでじゃない、今もう始めているんです。できるだけ穏やかに答えを出しているんですけれども。
○小泉内閣総理大臣 いや、お尋ねの貸付料についてですが、不動産鑑定士の意見価格により算出したものであり、適正な水準であるという報告を私は受けております。
○小泉内閣総理大臣 私、就任以来、特殊法人等の改革を進めて、既に独立行政法人並びに特殊法人の長とか常勤役員については、二分の一以下を目標にするということでやっているわけです。  さらに、最近のこの官製談合の問題から、二年間は役所をやめた後関連企業に天下りを制約している条件があり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは公務員制度とも関連があるものですから、仮に三年今退職年齢を引き上げるということでも、一年じゃできないんですよ。その点も御理解いただいて、それぞれの議論を聞きながらやっていかなきゃならない問題だと思います。生首は切れません。そういう点も考えてやっていくべき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今の発言の紹介は、選挙後の、落選した後のお話を紹介されたんだと思いますが、私は堀江氏の本は読んでおりませんし、具体的にどういう発言をしていたかというのは知りませんが、お金があっても選挙で当選するとは限らないんです。党員を全部、党費を払って買収して、総裁、党首に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 わかりませんでした。彼は無所属で出馬しましたけれども、私はわかりませんでした。
○小泉内閣総理大臣 自己を抑える、サッチャー氏の発言をとられましたけれども、これはイギリスの古い一つの思想だと思うんですね。自助の精神と自律の精神、セルフヘルプ、セルフディシプリン、自己抑制とみずからを助ける、これがあらゆる国家の発展のもとだ、私もそれは同感なんです。  堀江氏...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いつだったか日にちは定かでありませんが、新聞報道で記事が載った後であります。
○小泉内閣総理大臣 新聞での報道以前には、私のところには報告はありませんでした。
○小泉内閣総理大臣 それは、情報は整理されて私のところに来ます。どの情報を上げるかというのは、さまざまの情報交換の上で、情報官が私にこの情報は上げるべきかどうか、あるいは上げないでいいか判断して私のところにやってきておりますが、この今御質問の上海の件については、報道の後知ったわけ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 報道の後、私は、そういう事件があったのかということで、今のような情報の上げ方でいいのかどうか、よく外務省内、情報官を含めて検討するように、どこまで上げて、どこまで上げないでいいかという点についてはもっと注意して、私のところにしかるべき情報は持ってくるようにとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、省内において、また個人のプライバシーもあるし、それから外交上の問題もある、そういうのはわかると。そういうものを含めて、どうしてこういうことになったのかというものは十分検証しなければならないし、このような情報を総理にあるいは官房長官に上げるべきか、上げな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 情報伝達というのはどういうことか、週刊誌なり記事に漏れたのかどうか、あるいは、総理まで上げることの情報伝達か、ちょっと御質問の趣旨がわかりません。
○小泉内閣総理大臣 それは、私は、この情報は総理に上げるべき情報ではなかったかという点も含めて、外務省に指示しております。
○小泉内閣総理大臣 川口大臣はもう外務大臣じゃありませんから、別の人から事後報告は受けております。
○小泉内閣総理大臣 忘れました。
○小泉内閣総理大臣 ありません。
○小泉内閣総理大臣 川口元外務大臣以外の詳しい方から事情は聞いております。
○小泉内閣総理大臣 私は、BSE、どういう形でそういう病気になるかというのはよくわかりませんけれども、人間にとっても動物にとっても食べ物は極めて大事なものだと思っております。食べ物こそ健康の基本である。食育推進もその趣旨から展開しているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 肉骨粉が原因であるということは聞いておりますけれども、それ以上、何を食べればそういう病気になるのかというのは、私は、まだ詳しい原因、それが一つかどうか、ほかにも重なり合っているのか、ともかく肉骨粉は原因の一つであるということは報告を受けております。
○小泉内閣総理大臣 いや、知りませんでした。鶏は肉骨粉を与えてもいいんですか。カラスなんというのは肉だろうが骨だろうが何でも食べるけれどもね。知りませんでした。ああ、そうですか。(川内委員「いや、人間はカラスは食べないですけれどもね」と呼ぶ)
○小泉内閣総理大臣 今の話も初めて聞きました。  そこで、鶏や豚がその肉骨粉を食べて大丈夫なんですか。
○小泉内閣総理大臣 人間にとって食べ物は重要ですし、当然、動物にとっても、えさ、飼料は重要だと思います。今のお話、具体的な事例を挙げてアメリカ政府にもきちんと伝える、あるいは警告するというのは大事だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 はい。  がんが一番の死亡率になっておりますし、だれでもがん患者になり得る可能性があるわけですし、政府としても、今までも力を入れていましたけれども、さらに力を入れて、がん対策、いろいろな意味においてしっかりやっていこうということを込めてのその対策でもあります...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国も地方も一般国民も協力してやらなきゃ、これは効果を発揮できません。生活習慣病も、お医者さんがあるから、薬があるから、これじゃ治りません。日ごろから、食生活、休養、運動、そういう、生活習慣病にかからないような注意を国民自身もしていただく。そして、国と地方が協力...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何でも総理やれと言われちゃうんですよ。そうすると、私のところに全部本部長、名前だけ。今、私は逆に、整理しろと言っているんです。各省庁担当があるんだから、そこが責任を持って各省連携とればいいじゃないかと。何でも、総理やってください、議長になってください、官房長官...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は厚生大臣も経験していますし、がんセンターにもよく視察に行っておりますし、がんセンターという題字も書きましたし、おやじもがんで亡くなっていますし、親友もがんで亡くなっていますし、がんの恐ろしさも十分認識しているつもりであります。
○小泉内閣総理大臣 私は、議員年金廃止の方向でいい案を考えてくださいと言って、議員の皆さんが、議長が各党まとめた案を否定してつくり直したわけでしょう。そして、議員年金廃止すると法律上難しい点がある、既にもらっている人まで剥奪するのは無理だということで、選択できる余地を残した。議員...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 廃止の方向で、私は、専門家の間、よく議員の皆さんで相談してくださいということで、廃止、実現できたんです。
○小泉内閣総理大臣 せっかく四月から廃止するんですから、しばらくは見守って、後は後のこと、何年かたてば、見直しするというのはそのときの国会議員が考えるべき問題だと思います。
○小泉内閣総理大臣 日米安保条約の持つ意義の大きさをよく踏まえながら、抑止力を維持すると同時に、沖縄初め基地の負担の軽減を図るという趣旨でございます。
○小泉内閣総理大臣 この基地の難しさは、やはり日本の安全を確保するためには米軍の基地の存在であろうと認める人も反対があるし、もともと米軍の存在自体も認めないという人もいると承知しています。それと、この基地の問題でも、SACOでも、一たん合意しても必ず反対運動が起こるんです。自治体...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 抑止力の維持を図りながら負担を軽減していく、粘り強く各方面の理解と協力を得るように努力していかなきゃならない課題であります。
○小泉内閣総理大臣 よく地元の皆さんと靖国神社に参拝しておりましたし、何回か回数は覚えておりませんね。地元の皆さんが東京に来られる、靖国神社に行くということで、日にちも決まったわけではありませんし、毎年、いつ行くかも今は記憶は定かではありませんが、何回か行っております。
○小泉内閣総理大臣 八月十五日に毎年行っていたかどうかは覚えておりません。行かないときもあったでしょうし、行ったときもあったと思います。
○小泉内閣総理大臣 それは、見誤っているのは批判している方々じゃないですかね。孤立なんか全然していません。  また、現に、東南アジアの、シンガポールの首相とも会談しておりますが、批判したことは一度もありません、首脳は。しかし、国においては、日本だって靖国神社参拝を批判する方がた...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 心の問題は大事じゃないですか。憲法十九条においても「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」と。  靖国神社参拝、これは、戦没者に対する哀悼の念と、戦争反省を踏まえて、二度と日本は戦争を起こしてはいけないという、そういう気持ちで私は靖国神社に参拝する...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、靖国神社に参拝して、ムハンマドと同じように、同列に論じられておりますが、私がどこを、中国を侮辱していますか、韓国を侮辱していますか。日中友好論者であり、日韓友好論者であり、首脳と会談したこともある。そして、友好関係を深めて、今さまざまな分野で交流が広が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 だからこそ、中国と協力しながら、かつての兵器の処理にしても環境にしても、経済の面においてもODAの面においても日本は協力してきたじゃないですか。今も協力しているじゃないですか。さまざまな分野で交流を広げているじゃないですか。  そして、日本人として、辻元さん...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、硫黄島にも、日本軍人だけの慰霊碑でなくて米軍兵士の慰霊碑もあり、一緒に慰霊行事をやっております。各地域に慰霊の碑なりさまざまな施設があると思いますが、今後、そういう問題についても検討してもいい課題ではないかなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 今後、それは検討していい課題だと思っていますが、かといって、靖国神社に参拝してはいけないということではないと思うのであります。
○小泉内閣総理大臣 世界の中で就学率も極めて高い国になっている、文盲率も低い国になっている、外から見れば日本は教育熱心だなと高く評価されますけれども、実際、国内を見てみると、教育がおろそかにされているんじゃないか、今の子供の教育はなってないという批判を多く聞く昨今であります。 ...全文を見る
02月15日第164回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○小泉内閣総理大臣 松岡議員初め自民党の議員団がアメリカの日本向けの輸出工場を視察、調査してこられて、その報告を私も受けましたし、今の御質問も、それを踏まえての提言を含んだ御指摘だと重く受けとめております。  もとより、アメリカの牛肉に対する安全基準と日本の安全基準は違います。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 アメリカ側にしても、今回の安全基準を守ることができなかったということに対して大変反省していると思っております。また、アメリカ側の業者が日本に対して輸出したいという気持ちはわかりますけれども、安全基準がしっかり守られているという認識なしに幾らアメリカが日本に輸出...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、アメリカ人の安全基準、アメリカ政府の安全基準と日本政府の安全基準というのは違うと申し上げたんです。また、食に対する安全と安心に対する感覚も、アメリカ人と日本人とは違うということを申し上げたんです。そういうことを前提に、今の御質問であ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、これは先ほど寺田委員長が答弁されたように、今まで十分議論してきたんだ、これで十分だという答弁をされておりますし、それに基づいて日本としては輸入を再開した。今回こういう事件が起こってきたから、真相解明と再発防止のために、これまでどおり、今までの御指摘も踏ま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 動物にとっても人間にとっても、食べ物というのは極めて重要な問題でありますし、今のお話の点も踏まえまして、食の安全について十分配慮すべきだという点につきましては、今後も御指摘の点も踏まえてしっかり対応していきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 日本語の問題でありますけれども、しっかり対応するということは、安全基準、これをしっかり守るということであります。
○小泉内閣総理大臣 飼料の問題につきましても、御指摘の点を踏まえてしっかり対応するように既に担当者に申し伝えてあります。
○小泉内閣総理大臣 それは、アメリカの安全基準と日本の安全基準、違いますから。日本にとっては、日本国民が安全である、安心であるという基準に従ってもらわなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 食の安全、安心確保については、日本政府も当然責任を持っております。
○小泉内閣総理大臣 日本に対してアメリカの牛肉を輸出したいとアメリカ側が考えているということから、日本政府としては、アメリカ政府と日本政府の間においては安全基準が違う。その辺を踏まえて、アメリカ政府が安全と考えても日本国民はそう思っていない。であるから、安全基準についてはアメリカ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今までの予算委員会での議論、そして本日の集中審議での議論を踏まえて、今回のBSE、アメリカの牛肉の輸出に対しましては、これまで決められた基準をしっかり遵守するよう、そして食の安全、安心を確保するように今後とも政府としてしっかり対応してまいりたいと思っております...全文を見る
02月17日第164回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○小泉内閣総理大臣 昨日から、永田議員の、武部幹事長の御次男に対するメールの問題、根拠のない情報をもとにして人を傷つける行為というものに対して、極めて遺憾に思っております。これは法律以前の問題ではないか。お互いの名誉を守る、礼節を重んずる。野党だから与党を批判するのは結構でありま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今言われたホリエモンの法則というのは初めて聞きましたけれども、それと、今の容疑で現在逮捕されているという関係については私はわかりませんが、やはり証券の問題につきましては堀江氏独自の考えがあったんでしょう。しかし、それについて、法律を守るということがだれであって...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 法律ですべてを縛るといいますか、不正をなくす、企業の面においても、あるいは人間個人の面においても全部法律で縛るというのは、これは無理があると思います。やはり法律以前に、当然人間として守るべきこと、これをよく自覚していただかなきゃならない。特に企業においては、企...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、ガセネタをもとに人を傷つけるということはいかがなものか。人間として、お互いの名誉を尊重しながら政策論争をするのは結構でありますし、与党、野党の立場の違いがありますから、意見の違いもあります。しかしながら、批判は批判としても、その批判する場合、ある個人に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 でも、人を傷つける場合には、その根拠を出すべきじゃないですか。単なるうわさとか情報に基づいて、事実かどうかわからない情報をもとにして……(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 公の場で傷つけるというのはいかがなものかと。  そうでしたら、まずこういう事実があるということをもとにして非難なり、責めるべきものがあるんだったら、こういうものですというものを出して言うのが筋だと私は思うんですが、全然それには答えてない。実際にないのかあるの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 協議中だということは聞いておりますが、協議によって事実が確かめられたら、非難すべきがあったら非難してもいいんです。それが、まだわからないという段階で、その事実かわからないという風説に基づいた資料によって非難するというのはいかがなものかと思うのであります。
○小泉内閣総理大臣 犯罪行為に対して厳正な処罰なり対応をするということは、これは当然であります。しかし、法律ですべてを縛ることはできない。投資活動をいかに活発にするかということも重要だと思います。  どこまで規制をすべきか、また自由な活動を促進させるか、この兼ね合いといいますか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、多くの国民、すべての国民が公正な活動をできるために、きっちりとした不正に対する対策というのは必要であります。
○小泉内閣総理大臣 国民の信任にこたえられるような予算編成をしていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 常に責任をとる気持ちで政治運営を行っております。
○小泉内閣総理大臣 事実であります。
○小泉内閣総理大臣 先ほど原口議員の質問に対して答弁いたしましたけれども、改めて、再度の御質問でありますので、答弁いたします。  ガセというのはにせもの、ネタは商品、インチキな商品をいう、転じて、警察や報道関係でインチキな情報をいう、ネタは材料の意の種の逆さ読みということもある...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、武部幹事長から報告を聞きまして、永田議員の言っていること、全く事実無根でありますという報告をじかに受けました。そして、現に、ある、あると言って永田議員が出しているメール等、具体的な証拠とはなり得ないものであります。  出していない、いろいろ質問に答えて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日にちは昨日だったと思います。時間は忘れました。  まあ、私は被告人じゃありませんから。永田議員も検事じゃないでしょう、議員でしょう。こういうところで具体的な質問をする、具体名を出すというんだったら、その人にかかわる具体的な証拠を出して、これはどうだと材料を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 永田さん、冷静に、ちょっとなってくださいね。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 永田さん自身が、根拠のないと言われている情報をもとに、武部さんを一方的に攻撃しているんですよ。我々は、そういう根拠があるんだったら見せてくださいと言っているんです。  まず、大事な委員会の場で、我々は、事実無根である、根拠はないと武部幹事長も言っている、そう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、そういうことは知りませんでした。
○小泉内閣総理大臣 なかなか、政治に関心を持ちそうもない堀江氏が選挙に出るというので、新鮮な感じがしましたね。それは事実です。
○小泉内閣総理大臣 規制を緩和してさまざまな人が活発に活動できるような環境を整えるということは、政治におきましても大変重要だと思っております。  今の御指摘の、堀江氏が法律に違反する、そういうことを見抜けなかったということについて問題があるという御指摘については、その御批判につ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私はわかりません。
○小泉内閣総理大臣 資本市場、証券市場、これは経済活性化におきましても、健全な発展化を図るために極めて重要な分野であります。  この金融関係、資本関係の取引におきましても、多くの国民が公正な法のもとに経済活動を活発化するためには、どのような法整備が必要か、現時点のままでいいのか...全文を見る
02月22日第164回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 前原民主党代表と自民党、私どもと、行政改革等いわゆる簡素で効率的な政府をつくろうということについては共通の基盤があると。私も、中にはかなりの部分で共通の部分があると認識しております。  現に、前原代表が民主党の代表に就任して初めての昨年の臨時国会...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 独法法人も含めまして、その天下りの問題については、役員数等二分の一以下にこれから減らしていこうという方針をうたっております。今言った役所からの公益法人を含めた独立行政法人につきましても、これは民主党からも資料の要求が出されております。これはかなり膨...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公益法人も含めて、どういう改革が必要かという点につきましても、改革路線を続行するために今後しっかりと検討すべき課題だと認識しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 会計法は一般競争入札、これが原則であります。しかし、随意契約というのは限定的に認められておりますが、公共調達に関しては今後もこの随意契約、こういう点についての改善の必要性を私も考えております。  今後、今の御指摘も踏まえてこの改善策を講じていきた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 教育の重要性は幾ら指摘してもし過ぎることはないと思っております。米百俵の精神におきましても、正に日本の、明治以来教育を重視してきた、これが資源のない日本にとっては発展の原動力であると。  私は、外国訪問いたしまして各国の首脳と会談するたびに、日本...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、週休五日制(発言する者あり)ああ、学校五日制、これは必ずしも悪いとは思っておりません。学校五日制で学力が落ちるという面もあるでしょう。しかしながら、土、日休むということについて、これが直接学力の低下だと、あるいは子供が勉強しないということから...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この堀江氏のメールの問題につきましては、先日来から予算委員会等で、私も出席して永田議員から直接質問を受けました。  私は、個人的な名誉にかかわる問題については確証を示して批判なり非難なりするのは、それは国会でありますから別に批判すべき問題でもない...全文を見る
02月28日第164回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○小泉内閣総理大臣 いわゆる大きな政府、小さな政府という言葉が最近よく使われますけれども、要するに、小さな政府というのは、今大きな政府であるという認識があるから、対比で使われているんだと思います。  では、大きな政府は何か。国がやらなくていいことをやっている部分が多いのではない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 できるだけ非正規雇用が正社員になった方が望ましいという考えはわかりますけれども、一方で、時代の流れですから、ある場合におきましては、非正規雇用の方が、それぞれの職種によってはみずから選択しておられる方もおられます。定年を迎えたら、一度やめて、再度非正規雇用で雇...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どの国にも、またどの時代でも、ある程度格差はあると思います。そういう中で、どのように活力を持った国にしていくか、社会にしていくか。また、個人にとっては、その持てる能力はそれぞれ違うわけですから、その持てる能力を生かしていくか。このことに対しては、常に、違いとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 天皇制を安定的に将来も維持していこう、国民統合の象徴として天皇制の重要性を認識するならば、この皇位の継承というものは安定的にこれからも維持していかなくてはならないという観点から、政府としては、今のままでは、男系男子ということを考えますと、果たして将来どうなるん...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 永田さん自身のことについて、私は、根拠のないものを事実として、それをもとにして個人を非難、中傷しているわけでありますので、過ちは過ちとして素直に認めて、悪かった、反省すると、それで、一日も早く出直していただきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 簡素で効率的な政府、いわゆる小さな政府を目指すということにつきましては、今が大きな政府であるという認識があるからだと思います。  ということは、政府がやらなくてもいいことをやっているんじゃないか。だから、民間にできることを民間にもう少しゆだねていいんじゃない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も、よくタクシーの状況につきまして、運転手さんからも経営者からも、大変この規制改革によって厳しい状況になったという話を聞いております。しかしながら、どの業界におきましても、新しい手法なり状況になってくると、今までの状況でうまくやってきた方とその状況の中に参入...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は別に、格差があるから悪いとは限らないと思っております。収入も、東京と地方では違うという御指摘でありますが、物価においても地価においても、東京の土地の値段と地方の土地の値段は違います。また、レストランとかコンビニ等におきましても、地域によって物の値段は違いま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 制度を変えたわけでありますので、制度で変えた点について不安に感ずる方もおられると思います。そういう審議が行われて新しい制度になった。そして、これから施行されるわけであります、四月から。そういう中で、この審議の経過も踏まえて、もしこの審議の中での点についての、法...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 地域の実情はそれぞれ違うと思います。給食にいたしましても、最近は地域の生産物を使おうという動きも出ております。そういう点から考えて、教育の機会をすべての児童に与えるという点について、国と地方公共団体、地域が協力して、必要な教育費を児童なり家庭なりに与える、教育...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 つい最近の政府の月例経済報告におきましても、景気は回復しているという報告を受けました。現実に失業率も改善しておりますし、有効求人倍率も一以上のところも出てまいりました。各企業におきましても、大企業の業績のよさが中小にも及んでいる、地方にも及んできたなという声も...全文を見る
03月02日第164回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○小泉内閣総理大臣 現在民主党でも、自民党に対して、メールはにせものだった、国政調査権の要求を撤回するというふうに党としては申し上げているようでありますが、永田議員自身の記者会見を見ますと、まだにせものであるとは断定的に言えないとか、まだ問題が残っているとかいうような会見をされて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私、総理就任以来、環境保護と経済発展を両立させるということは小泉内閣にとっても最重要課題の一つである、わけても環境と経済、この重要な問題は今世界的な関心事であるし、環境重視という立場からも経済発展という立場からも科学技術の振興は欠かせないものであるということで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 優秀な人材を各大学が確保しようということについて、最近は世界的に非常に熱心だという話を大学関係者から伺いました。それは、アメリカあたりでは、今、大学生をアメリカへ招くというよりも、世界の優秀な高校生を集めにかかっているということぐらいもう進んでいるんだ、そうい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 人口が百年後には半分近くになるということでありますが、これは今の状況がそのまま続くならという推計でありますので、私は、そのような形にならないようにするのがこれから政府としても考えなきゃならないことであり、重要な課題であると思っております。  また、何人の人口...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 赤ちゃんを授かるということは、天からの神様の贈り物ですから、大変とうといものだと子育ての喜びを感ずるような、そういう意識を持てるように、大人が、今若い人たちにも子育ての中で感じてもらうような教育、あるいはまた、子を持つことの苦しさよりも、子を持つことの生きがい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よく総仕上げと言われますけれども、改革に総仕上げというのはないんですよ。改革に終わりはないんです。常に改革は進めていかなきゃならない。ようやく改革の芽が出てきて、これに対する成果が上がってきた面も出てまいりました。今後、行革推進法案を提出する準備を進めておりま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 牛肉に対する感覚、アメリカ国民と日本国民とは確かに大きな違いがあると思います。アメリカ人は、日本人よりも牛肉を食べる量も多いし、回数も、主食的な重要な食べ物だと思っていると思います。そういう中で、日本が求めている基準はアメリカにとっては厳し過ぎると感じている面...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 経済は生き物ですから、今までのやり方が正しい場合もあったし、正しくない場合もあったんです、現実に。不景気になれば公共支出をふやす、減税をする、しかしながら景気回復しなかった。公共事業を削減する、減税もしないという中で景気が回復してきた。経済の理論からすれば、こ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 認識にも違いがあると思います。現在、名目成長率の方が長期金利より高いんですよ。逆ですよ、原口さんが言っていることと。そこは間違えないでください、メールの問題じゃないんですから。  そして、これからの政策手段は、学者によっても、趨勢に名目何%をとってどういうこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 必ずしも同じではありません。だから選択肢を示すんです。長期金利が名目成長率を上回る場合と、経済成長率が長期金利を上回る場合と両方あるんです、過去の経過においても。現在の外国の例でも両方あるんです。  だから、そこら辺をよく調査しながら、両方の想定のもとにどう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 財政健全化は国民生活を豊かにするための一つの重要な対策だと思っております。  そこで、今のままのような状況で何もしなければ財政というのはもう手に負えなくなる、財政が破綻すれば国民生活も豊かにはならない、そういうことから、改革を進めて、財政を健全の方向に持って...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 はい、デフレ脱却、経済活性化、これは小泉内閣の最重要課題であります。
○小泉内閣総理大臣 これは、当初私が政権を担当する前は、プライマリーバランス約二十兆円のマイナスである。それが改革を進めて、今は十一兆円に減ってきた。それで、二〇一〇年代初頭にはこれをゼロに回復しようと。その後、前提によっても置き方が違いますし、改革をどのように進めていくかによっ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 両方あっていいんです。それはどういうことかといいますと、私が政権を担当する以前においては、一般会計における税収は五十兆円程度だった。だから、私は、税収が五十兆円程度あるときには国債発行は三十兆円以下にとどめる必要があるということを言ったんです。  ところが、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国債発行を制限している。これは、一つ、景気が回復してきたな、そして、予定した税収も見積もりよりも上がってきたな、見積もりよりも下がるより上がってきたということは、やはり景気回復もそろそろ軌道に乗ってきたなという例だと思うんです。ですから、そういう中で、一つの前...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 はい。  国債発行もできるだけ抑えていく必要があるということは、これは原口議員とも共有しているのではないかなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは、よく道路公団改革を批判する方の言う意見を岡田さんも言っておられると思うんですが、誤解があるんですよ。無駄な道路はつくらない。そうなんです。必要な道路は、地域住民あるいは国民の税負担でもつくらなきゃならない。そういう中で、道路公団民営化の前は、高速国道の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 白紙であります。大きいでしょう。こういうのは道路公団民営化をやったから言えることなんですよ。
○小泉内閣総理大臣 物は言い方で、言っていることを聞くと、いかにも何もやっていないという、とんでもないこと。  まず、一万一千五百二十キロ、これはもう白紙でしょう。なおかつ、九千三百四十二キロメートルの整備計画については、抜本的見直し区間となっていた五区間百四十三キロメートルの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 きちっとしたから、予定区間は白紙である、全部見直すと言っているんじゃないですか。しかも、整備計画についても、五区間百四十三キロメートルのうち、三分の二に当たる六十八キロは着工しないと言っているんじゃないですか。そういう中において、民主党の議員までもつくってくれ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私はそうは思っておりません。先ほども、道路公団のお話をしたら、もういいよと遮られてしまいましたけれども、もっと詳しく述べてもいいんだったら述べますけれども、民営化したからこそ採算性というものも考えてきた。コストの削減も、今までの道路公団の場合だったらば二十兆円...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、片山知事の発言をとらえて言っていますが、四十七都道府県の知事の中でも賛否両論あった問題なんです。そこで、知事会がまとめてきて、最終的なこの結論については、知事会の代表の方々、市長会の代表の方々等は評価をしてくれている、よくここまでやってくれたと感謝の言...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、地方の団体と、今まで国のやってきた部分の中央の役所との交渉があります。中身がない、中身がなかったら評価しませんよ。中身があるから評価してくれているのであって、すべてが地方でやるということの考えじゃないんです。国の役割、地方の役割それぞれあるんですから、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が言っているんじゃないんです。専門家の中で、格差があるあると言われているからどうかということで、政府の月例経済報告会で、専門家の方々が、今までの数字をもとに、統計をもとに調査してくれたんです。その報告によると、言われているほどの格差はないという報告を受けたと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、私は、どの程度格差が広がっているか、私自身は断定できないから、専門家の皆さんに、どの程度の日本は格差なのかという報告を受けたと申し上げているんです。そして、格差があるというのは必ずしも悪いことではないと。(岡田委員「拡大の話」と呼...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何回も申し上げていることでありますが、格差は、どの時代にもどの国にも、どの企業にもどの個人にもあると思うんです。そういう中で、できるだけ多くの人が、仮に一度や二度チャンスを見逃したり、あるいは挑戦しても挫折したり失敗したりしても、また立ち上がれるなという機会を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何回も申し上げていますように、どうしても自分一人では立ち向かうことができない人に対しては、しっかりとしたセーフティーネットなり社会保障制度、これを整備していくということは政治として極めて重要なことだということを何回も申し上げているんです。その上で、チャンスのあ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そして、ニートに対してきめ細かい指導をしていくこと、そういうことも重ねて申し上げております。
○小泉内閣総理大臣 これは、大変遺憾な事件でありまして、官製談合防止法の法理的な問題については、今、与党内におきましても議論をしているところであります。  民間におきましても、このような談合が起こらないような対策を講ずるべきだと思っておりますので、官民協力して、このような不祥事...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自民党は現在、さまざまな企業から、自民党が政治に果たす役割は多い、自民党を応援したいということで、企業の中にも自民党に政治献金をしてくれる企業がかなりあります。  しかしながら、自民党は現在、一定のルールに基づいて、特定の企業からの寄附を自粛しております。特...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 人生は人によって短い人もいるし、長い人もいます。堀江氏はまだ若いですね、たしか三十代じゃないでしょうか。これはもっと長い目で見ないとわからないですね。一度や二度の失敗が後になってよかったなという思いも持つことができるような人生を歩まれることを私は期待しておりま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、今日あるのは、多くの方々に支えられてやってきて、運がいい人間だなと思っております。私の能力は大したことありませんけれども、多くの人々に、よき人々に恵まれたなと感謝の念でいっぱいであります。  これからも、そういう支援してくれた方々の期待にこたえられるよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 世の中、駆けっこ競走だけじゃないということを考えるべきだと思うんですね。  駆けっこの得意な子、水泳が得意な子、スキーが得意な子、歩くのが得意な子、そういうのが全然だめだけれども、文章を書くのが得意な人、絵をかくのが得意な人、いろいろおられると思うんですね。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、各企業においても、労働条件が悪いとよき人材が集められない、経営者が考えるべき問題だと思いますけれども、企業が発展するのも従業員の努力があって発展するわけでありますから、そういう待遇の面については十分考えて、多くの人が意欲を持って、また努力が報われるよう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 人間社会は、どの国でも、ねたみとかそねみとかやきもちとか嫉妬心というのはなくならないと思うんですね。それは、その人によって、ねたみの感情をうまくコントロールして、それを、よし、頑張ろう、おれも、あんな人が成功しているんだったらおれだってできるぞと、その嫉妬心を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは今申し上げたように、ねたみや嫉妬心というのは、持つなと言っても持つのが人間だと多くの書物を読んだり学者の意見を見ると感ずるわけですよ。私だって、能力のある人、ああ、うらやましいなとか、ああ、あいつ、随分女性にもてるなとやきもちを感じるようなことも間々あり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 だから応援しようという風潮になった方が、世の中、明るくて楽しいんじゃないでしょうかね。
○小泉内閣総理大臣 ライブドア問題についてということでありますが、これは法にのっとって解明されるべき問題である。このライブドア事件によって、どういう法的な問題があるか、改善すべき点があるか、あれば正していかなきゃならない問題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、必ずしも政治不信が今回のライブドア事件を引き起こしたとは思っておりません。  政治不信なり政治家不信というのは、世論調査で出てきているようでありますが、民主主義の世界ですから、政治家というのは常に批判にさらされます。どんな政治家であろうが、何か嘲笑の対...全文を見る
03月03日第164回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 我が国においては、衆議院と参議院、二院制ですから、衆議院とは違った参議院の存在価値があるだろうと前からよく言われておりました。  そこで、衆議院の予算審議というのは花形委員会と言われるほど国会の委員会の中でも一番注目され、またその予算委員会での発...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、就任以来、改革なくして成長なしというこの一貫した方針の下に様々な改革を皆さん方の協力によって進めてまいりました。それは、やはり経済を活性化して国民生活を豊かにするというためにはどういう政策が必要かということを考えますと、現在、日本の政府の役割...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公務員の世間の評価と実際に公務員の重要な仕事をよく理解する、両方とも大事なんですけれども、公務員制度改革というものの重要性というものをわきまえながら、今、これから取り組むべき大事な課題だと思ってそれぞれ今協議を進めているところでございます。  公...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのWTO、あるいはFTA、EPAの交渉で、今、国井議員が言われたような指摘も私もよく聞くんですよ。  経済交渉、特に農林水産業も含みますから外務大臣だけじゃできない。ということになりますと、この交渉には外務大臣、経産大臣、農水大臣、この三省の、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 端的に言いますと、経済界、工業界は何とかFTA進めてくれと、農業界はこれは反対強いんですよ。これがプラスマイナスで非常に難しい点で、工業製品はどんどん外国へ輸出して売り込んでいます。これをもっと相手が関税を下げてくれれば、投資環境を整備してくれれば...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公務員制度改革において、極めて今、武見議員が重要な指摘をされているんだと理解しております。  分限ということでありますので、公務員として身分の保障とその限界、実際、辞めてもらうことはできるんですよ。しかし、慣例といいますか、国会等の意見、決議等で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 評価というのは見方によって違いますから、共感なり好意を持って評価するのと悪意を持って評価するというのとはもう百八十度違います。歴史上の人物見ても、一方だけから見ればもう梟雄といいますかね、悪人の代表として例を挙げられる。一方、いい点を見るとこれは英...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、私を批判する人や私の進める改革に反対する人を処刑なんてするわけないじゃないですか。  これは時代によって違いますから、戦国時代だったら、謀反人とか反対する者は全部殺して、妻子、眷族、もうはりつけ、縛り首、もう何でもやると、それがもう当然視さ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先日、西銘議員含めて、沖縄県選出の議員の方々とお話合いをいたしまして、今の御指摘の点、沖縄県の気持ち、そして日米安保条約の重要性を考えながら、沖縄での基地負担を軽減してほしいという切実な要望、よく理解できます。  そういう中で、現在、政府としても...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 官製談合は犯罪であるからこそ、いかにこれを防止するかと。それについては、民主党も案を考えてこれから国会で審議されると思うんでありますが、与党におきましても、この官製談合を防止するためにいかなる法改正が必要かということで準備を進めております。ほぼまと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、昨年既に、与党の中川政調会長に、与党としてこの官製談合防止の改善策、よく検討してくれないかと指示していたところであります、既に。そういう中で今回の防衛施設庁等の問題が出てきているわけでありまして、これは議員の間で検討していただいて、たしか議員...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今の御提案に対して断定的にそうだと言う自信はございません。であるからこそ、各方面、各政党、長年の公務員の制度という問題もあります。よく協議をしていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これについても私は、そのとおりという、断定的に言う自信はございません。よく各党各会派間で議論をしていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 既に与党でこの防止法案をまとめているところでございます。民主党も案を出そうとしているところであると聞いております。だからこそ、委員会、国会があるわけであります。私は独裁者ではございません。よく協議をしていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、見方は違いますけれどもかなりの改革なんです。  私は、前原代表の質問にも、衆議院でですね、民主党もあるんだったら出してくれと、いいところはどんどん取り入れると。で、民主党、たしか幾つかの案に出すということで、具体的に示してくださいと言って...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 歓迎します。具体的に提案してください。よく検討します。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ財務大臣としてはそういう答弁なんでしょうけれども、直嶋議員の言っていることにもよく耳を傾けなきゃならないと思っています。だからこそ、私は民主党がいい案を出したらどんどん取り入れると言っているのであって、この財務省側の論理と、そしてこれから厳しく...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、直嶋議員は素人と言いながら詳しいですよ。分かりやすい。極めて具体的な提案でもあります。十二兆円じゃ不十分だと。二十兆円できると。前提条件が違うじゃないかと。よく検討して、こういう提案は歓迎しますから、政府としてもよく検討していきたいと思ってお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく格差という言葉が使われますが、先日も政府・与党の月例経済会議でこの問題が話題になりました。  そこで、ジニ係数とかいう言葉が今かなり使われるようになりましたから、ジニ係数という問題も含めて、格差がどうなっているのかという報告を私は専門家、有識...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ねたむような風潮とか、あるいは能力のある人の足を引っ張るような風潮は、これは慎まなければいけないと。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ですから、成功者をねたんでも、自分が成功するとは限りません。能力のある人の足を引っ張っても、自分が能力高まるわけではありません。  でありますから……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) できるだけそういう能力のある人はどんどん能力が発揮しやすいような、そういう環境をつくっていかなきゃならないし、どうしても一人でやっていけない人に対しては、最低限国として、公共機関として、どういう支援を差し伸べるかということは十分に考えなきゃならない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、後藤田先生のお話について、一人で立ち行かない人たちに対してはどのような支援をしなければいけないかということを申し上げているわけであります。国が、公共機関がどこまで支援すべきかと、これは極めて大事な政治の課題であります。  しかしながら、国の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 設けるというようなことが私は必要ではないかと申し上げているわけでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、地方、特色を生かして発展していくための都市再生を進めているわけであります。稚内から石垣まで、これをモットーに、小泉内閣以来、都市の再生を進めておりますが、東京ばっかり繁栄させているという御指摘ですけれども、地方が発展することを私は望んでおりま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 予算は極めて複雑で、今言った、尾立さんみたいに会計士の専門的な知識や見識ある方はなかなか少ないものですから、今のような御指摘、できるだけ国民にも素人にも分かりやすい会計、財政、歳入歳出示すということは大変いいことだと思っております。  先ほども、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どうして予算がこれだけ熱心で、決算がそれに比べてまあ雑なのかという御指摘だと思うんですが、なぜかといってはっきりとした答えになるか分かりませんけれども、予算というのはこれから、仮に四月から全国でどういう事業に幾ら使うかと、この額によって自分たちの生...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、株式会社、それは知りませんでした。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、官から民への流れというのはこれからも続けていくべきものだと思っております。それはなぜかというと、これは与野党共通していると思いますが、余り役所が民間の手足を縛るんだ、あれやれこれやれ、民間の自由な発想を生かした方がいいということで、民間にでき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本としては、拉致の問題、核の問題、ミサイルの問題等、この問題を解決して国交正常化を成すように今まで努力してきたわけであります。でありますので、このどれ一つ取っても大事なことであると、一つだけどければいいということではないと。  こういう総合的な...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 南北朝鮮といいますか、今の北朝鮮と韓国、朝鮮民主主義人民共和国、大韓民国、今の場合においては南北朝鮮の統一という話、言葉遣いをさせていただきたいと思いますけれども、この朝鮮半島の統一というのは、私は、北も南も悲願だと、国民もそう思っていると、私はそ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ODAというのは、日本の国策として考えた場合、海外から高い評価を受けていると思っております。  戦後六十年、敗戦後は日本自身も海外からの援助を受けて、そして発展し、今や逆に援助する立場に立つことができたと。また、そのODAが外国から高い評価を受け...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本に戦略的なODAがないというのはちょっと言い過ぎじゃないでしょうか。隣の芝は青いと、外国のやっていることがいいかと言ったらば、みんな、まあ日本というのはよくそういう見方が多いですが、国際社会はそう見ていませんね。日本の存在というものを高く評価し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、日中友好論者であります。就任早々、中国の発展は脅威とは受け取らない、むしろ日本にとって中国の経済発展はチャンスと受け止めると。中国の農産物の輸入、どんどん日本に入ってくる、阻止してくれという陳情が私のところにたくさん来ました。しかし、日本も輸...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 財務大臣の担当だと思うんですけれども。  環境を重視しなきゃいけないということは、もう高野議員とも私は共通の認識を持っていると思います。ただ、そのために環境税を課するということがいいのかどうか、これは税制全体の中で考えなきゃいけない問題だと思って...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 医療保険全体の中で考えるべき問題であって、一定以上の収入がある方には御負担をお願いすると、しかし、所得の問題に対しては十分に配慮するようにということで、一定以下の所得に対しては負担軽減措置がとられております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この混合診療については賛否両論あるんですが、是非とも混合診療を認めてくれという要望も強かったんです。  この混合診療を認めないと、できるだけ先進的な医療技術あるいは海外で承認されている医薬品を使いたいという人も、使える場合は、混合診療を認めない場...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、公的保険制度をなくすものじゃないんです。公的保険というものは持続可能な制度にしていかなきゃならないと。病気にならないで、病院にも行かないで保険料を負担しているからこそ今の公的医療保険制度というのは維持されていくんです。  そういう中で、先...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それを全部保険で診るといったら、どれだけ金掛かるんですか。これは、保険制度というのは、公的保険制度というのは、保険料と国民の税金と患者さんの自己負担で成り立っているんです。ですから、今まで診た、保険でどうしても必要な医療は診なきゃならないというのは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もういいですって、大事なことを話しているといいですいいですと言って、一方的な共産党の立場で負担ばっかり強調して、恩典というものを全く無視してけしからぬけしからぬと言う。余りにも偏見と誤解に満ちている質問だから正しい答弁をしているんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 特別会計と一般会計についての問題、先ほど直嶋議員にもお話ししたんですが、直嶋議員の提案というもの、これはもっと特別会計から一般会計へ繰り入れる額があっていいのではないかと、十二兆円では少な過ぎると、もっとできるという考え方でありますので、そういう点...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国債費の償還に充てるよりも税負担の軽減に充てるべきではないかということだと思うんですが、国債発行、これも国民負担なんですよ、これは将来に対する増税と同じですから。こういうことを考えると、この国債発行をいかに減らしていくことということは国民の税負担の...全文を見る
03月06日第164回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ一言で行革国会とよく言われますが、行政改革を推進していかなければならないというのは、長年にわたって与野党から言われたことであります。いわゆる行政、今の政府というのは大き過ぎるのではないかと、大ざっぱに言うと大き過ぎる、大きな政府から小さな政府と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 輿石議員の提案、同じですね。共通の認識ですよ。安全重視する、今政府としても安全第一。行革国会、これも安全国会、決して矛盾するものではありません。改革なくして成長なし、人づくりなくして国づくりなし、全く同感であります。コンクリートから人へ、これも同感...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) かなり長い質問ですから、長い答弁をお許しいただきたいと思います。  よく私は東京重視だと、地方軽視だと御批判をいただきますが、そうじゃないんです。都市再生というのは全国それぞれ特徴があるはずだと。東京だけを重視しているのではない。そういうことから...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はい、もうそれでは余り長い答弁は差し控えますが、そういう点におきましても、安全対策には警察官のみならず入国管理の人員も増やしております。刑務所関係の人員も必要な部分は増やしております。  そういう、地域におきましても安全の面におきましても、様々な...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ人の見方は様々ですから。政党が違うと、日米安保条約を締結すると戦争に巻き込まれる、そういう立場の方もおられました。逆に自由民主党は、日米安保条約によって日本の安全は確保される、その正反対なんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう例を挙げているんですよね。人の見方は様々であります。  そして、今まで改革しなければどうなっていたのかと。この経済におきましても、失業者においてもどんどん増えていく、改革しないと失業者は減らないと、あるいは景気も停滞したままだと、だから改...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは愛というのは一番大事なことだと思います。何事をなすにしても、根底には博愛といいますかね、愛というものを根底に考えて進めていくべきものだと思います。  そういう中で、一時的には痛みを伴う問題であっても、将来を考えて必要な改革はしていかなきゃな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 言わば、最初に申し上げましたように、行革推進というのは簡素で効率的な政府をつくると。できるだけ政府の役割というものを見直していこう、民間にできることは民間に、地方にできることは地方に、これが大きな趣旨であります。  もうちょっと詳しく述べていいで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、まず政府の役割。  一つにおきましては、公務員の数が多過ぎるんじゃないかと。本当にここまで、いろいろな大事な公共的な仕事をする際に公務員の数は現在でいいんだろうか。これについても、これは五年間で五%程度は減らすことができるんじゃないかと。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いいですか、はい。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小さな政府というのはちょっと分かりにくいという言葉でありますが、簡素で効率的な政府というのがいわゆる小さな政府であろうと。今の政府というのは、簡素よりもちょっと複雑じゃないかと、効率的ということから考えればもっと整理して機能を発揮できるような、人員...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 要は、国民が持っている様々な力、地域が持っている特色、これを国の発展に生かしていこうと。これが官から民へであり、国から地方へだと。要約すればそういうことであります。  今の谷垣大臣、麻生大臣の発言と私の発言というのは、決して矛盾するものではないし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、財政状況というものは大変厳しい状況にあります。まあ、一般会計取りましても、本来なら国民の税収によってすべての国の施策を実行していくというのが健全な財政の状況だと思います。  しかしながら、四割近く税収が足りないから、将来の我々の子供たち、孫...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 随分見方が違うなと、まあ率直な印象は。立場があると、評価する人も批判する人もいるのはどの問題でも同じであります。こういうふうに評価しない人もいるし、一方では評価する人もいるということであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ここが難しいところなんですよ。総論賛成各論反対の一つの例ですね。  地方に裁量権をゆだねようという義務教育国庫負担金、これをそう地方に裁量権を与えなさいと言っている野党の中にも与党の中にも、いやこれは別だと。文部科学省におきましても、これは別だと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、基本的な考え方として、習熟度別授業を促進すべきだと考えております。  なぜならば、生徒それぞれ得意学科、苦手の学科があります。また、能力においても違いがあります。算数の得意な子あるいは英語が好きな子、国語が好きな子、スポーツが好きな子、いろ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これを正しくしていくためには、ある程度理解の進み具合の差を認めて、能力の違いも認めて、その段階に応じて、分からない子に対しては分かるまで教える、そしてそれから上の段階に進む。能力のある子に対しては、もう分かり切ったことをやると、これつまらない。両方...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 子供ができる場合があるから、大人と子供が一緒に水泳教室なんかやっているところたくさんありますよ。だから、そういう点から考えて、私は、習熟度別授業が差別をもたらすものではないという……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう考えから習熟度別授業の促進を言っているわけであります。  具体的な教員の配置の問題、これあります。四十人学校、二十人になったらどうするのかと。そういう点がありますが、それはよく現場で相談しながら、更に実情に合わせた教員の配置というものはや...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 吉田松陰が幕末、孔子、孟子の言葉を引用して志の重要性を多くの人に説いた中で、一つの言葉が「志士は溝壑に在るを忘れず」、志ある者は溝壑にあるを忘れず。溝壑というのは、非常に難しい、今耳慣れない言葉でありますが、溝壑というのは溝とか谷であります。志ある...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 別に私はそのことに対して異議を申し立てるつもりはありませんし、多くの国会議員は、国を思い、国民生活を豊かにするために努力しなければならない、使命感を持って自らの仕事に専心すべきだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、吉田松陰は孔子の言葉を引用されましたけども、孔子はほかに信なくば立たずということを論語で言っております。正に信用が一番大事だということであります。これは多くの方々もよく知っておられる言葉だと思いますが、政治家であろうが、一般の民間人であろう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) しょっちゅう乗っている。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、何月何日にその会議をやったかという点については記憶は定かではございませんが、そのような会議を開いて決定をしたということは覚えております。まあ日にちは忘れました。  しかし、地元経済の発展、そして金融機関というのは産業の血液でありますから多くの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは任期中にできるかどうか、これははっきり申し上げられません。金融担当大臣始め、しっかりと対応してくれると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) たしか、答弁はともかく、私は辺見じゅんさんの本を読みました。「収容所から来た遺書」、あるいは「虹の生涯」といって大下弘という我々の子供時代のホームランバッターですね、川上選手が赤バット、大下選手が青バット。あの本もたしか辺見じゅんさんの著書ですけれ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 六十年以上戦後たっておりますが、今なおこの海外に眠っている遺骨のことを我々は忘れてはならないと思っておりますので、政府としてもしっかり取り組んでいきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ、直接政府の対策では対応できない面もありますが、やっぱり、社会、政治全体ということをとらえれば、政治も関係あると思っております。それは、人間の考え方、幼児教育のみならず、大人の教育も含めて、政治として、社会全体として考えなきゃならない問題も多々...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、現在の財政状況を考えながら、どのような限りある財政資金を活用するかという問題であります。  与党におきましても、予算要求の場合は、不十分だ不十分だといって多額の予算要求をしてまいります。そういう中で全体の財政を考えて対応しているわけであり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、少子化対策というのが重要であるということは、私のみならず、すべての政府の閣僚も与党も野党も、多くの方が認識していると思います。  しかし、目に見えた効果は一つだけではありません。即効薬はありません。万能薬もありません。一つの事業を民営化す...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 少子化対策というのは、政府で主として役割を担ってきたのは厚生労働省です。しかし、少子化ということになりますと、文部科学省、これも十分教育という面から関係の深い役所であります。  で、公的な大臣の立場に立ちますと、多くの方から、タウンミーティングに...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 誤解されている面があるんですが、私は、所得格差がないとは言ってないんです。どの時代でも、どの国にも格差はあると言ってるんです。しかし、言われてるほど日本は格差社会ではないという報告を受けていると申し上げているんです。  そこで、今、定率減税の話で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は十分理解しているつもりでありますが、即効薬、万能薬はないと。今急に子供を産めよ増やせよといっても、そういう時代ではありません。かつてのように、貧しい時代でも子供が増えた時代。各国におきましても、豊かになると、フランスの例を出されましたけれども、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 薩長連合組んだわけじゃないんですよ。  薩摩、長州、幕末で活躍した雄藩でありますけれども、そのときに大きく影響を与えたのが吉田松陰の言葉であるということから、私も日ごろ吉田松陰関連の書物を読んでおりますので引用させていただいたと。また、この吉田松...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 真意というのは、現在の状況について、特に日銀の総裁の考え方、日銀の判断というのがこれからの金融政策上、また経済に与える影響が非常に大きいと。そういう中で、金融緩和策、現在の金融緩和状態をいつ解除するのかというのが市場関係者の中で大きな関心事になって...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 賢明な福井日銀総裁ですから、私の発言も含めて、各状況しっかりと見極めて判断されると思いますので、特別に申入れする考えはございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 率直に申し上げて、私はまだデフレ脱却したとは言えない状況にあると思っているんです。それを率直に述べたんです。あとは賢明な福井日銀総裁ですから、最高の専門家そろった会議、いいメンバーですから、賢明な判断をしていただけると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) デフレ脱却の兆しが見えてきた最大の要因という御指摘だと、御質問だと思うんですけれども、これは、私としては小泉内閣の改革路線が進んできたからだと言いたいんですけれども、野党の民主党の平野さんの立場だとそうは言わないでしょうね。  しかし、当初から改...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはやっぱり景気が停滞していて税収が見込みより上がってこなかった、一口に言えば。私が、税収が一年間五十兆円程度あるんだったらば国債発行は三十兆円以下にとどめるべきだということは就任当初から言っていたわけであります。そういう中で、公約でありますけれ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 改革に終わりはないということであります。改革を続行せよというのが我々の、政府の考え方であります。平野議員指摘されましたスマイルズの「自助論」、「西国立志編」、これはもう明治時代のベストセラーで、極めて具体的に、自ら多くの人が自らを助ける精神で努力し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、よくできたなと思っております。  まず、補助金改革、これ一つ取ると、これは難しい、税源の問題、これも難しい、地方交付税、難しい、みんな難しいといってなかなかできなかったから一緒にやろうと。補助金改革も四兆円以上、税源移譲も三兆円、地方交付税...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、それは誤解なんですよ。私は、格差はあるということを認めているんですよ。しかし、言われているほど格差はあるとは言えないという報告を受けていると。どの国にも、どの地方にも、どの時代においても格差はあると。格差のない社会はないと、程度の問題だと。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) あるんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) あるんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 地方もある程度自主性を発揮してもらわなきゃならない。無駄な部分を排除してもらわなきゃならない。大阪市一つ取っても、どんな手当、びっくりするような必要のない手当をやっていると。地方が無駄遣いしていないということじゃないんです。地方も削減しなきゃならな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ詳しいことは農水大臣に譲りますけれども、私は当時、食の安全、安心、これが重要だと、この食の安全、安心を確保するために必要な手だてを考えてほしいと、そういう指示を農水大臣に出したわけであります。そういう指示の下に、具体的なそのような検査体制をしい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 知見、知見。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 総括ということについては、まあ率直に言って控えたいと思うのであります。というのは、道半ばですから。任期は今年の九月までで、そこで退陣しますけれども、改革は後継ぐ方も続けていかなきゃならないということで、私は別に総仕上げという気はありません。  た...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、端的に言えば、日本経済は駄目だと、何やっても景気回復しない、悲観論が充満していた、それを変えたと思いますね。やればできる、日本経済というのはそんなに弱いもんじゃないと、国民のやる気もある。そういう意味において、企業も頑張ってくれた、個人も頑張...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、総理大臣になりますと、もう自分がこうやりたい、ああやりたいということ以上にやるべきことがたくさんあるんです。次々と、現在の状況の中で起こっている課題に立ち向かっていかなきゃならない。自分の関心がある関心ないことを問わず、すべて当事者にとって...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は別にサプライズが好きなわけじゃないので、その時々やるべきことをやるというつもりでやっております。  北朝鮮の訪問につきましても、これは発表したときはサプライズと受け取った方も多いと思うんでありますが、相手があることですから秘密にしておかなきゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、抽象論で言えば、よく言われる言葉にマックス・ウェーバーが言われた言葉が有名であります。指導者の資質、それは使命感と。その使命感を持って一つの目的を達成するための情熱、これが一時的なものではない、粘り強く困難を克服し耐えていく情熱。と同時に、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、これから総裁選の動きが活発化していくと思いますが、その段階で、将来、総理・総裁たらんとされる方は、自らの政治に対する政治家としての使命感と、そして自分が掲げる目標を実現するための情熱と、これが実現できるかどうかという洞察力を持ってる方がいず...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほど、ジニ係数は川崎大臣から話あったんですけどね、この感じね、感じ方が違うんじゃないかと、実際の統計の数字よりも。ということで、これは面白い調査だなと思っているんですが、読売新聞社が豊かさに関する世論調査やっているんですよ。すると、二十年前から余...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 共存共栄、相互互恵、これはもうお互いが心して取り組まなきゃならない、また持たなきゃならない考え方であって、社会におきましても助け合いの精神、これなくして社会の安定もありませんから、その考え方には全く同感でございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 確かに地方は、自ら立ち行かないから国からの交付税をもっとよこせという気持ちは強いわけでありますが、どうやって地域の自立性を高めていくか。これは、今後、日本国全体が発展する上においても、官から地方へと、中央から地方へということを考えても大事な課題であ...全文を見る
03月07日第164回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今補助金、税源、交付税の改革がなされて、これからこの成果というものがどう現れるかというのには多少時間が掛かると思いますね。果たして今の補助金の削減、この程度でいいのかどうか、もっとどこの分野ができるのか。税源も三兆円でありますが、五兆円要求されてい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 竹中大臣、後ほど答弁すると思いますが、NHKの受信料収入を元にした公共放送、それと広告収入を元にした民放、これについては両方、共存共栄といいますかね、それなりの役割があるのではないかなと思っております。  そういう中で、今NHKの受信料収入が減っ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今まで就任以来、予算編成責任者としてやってまいりましたけれども、別に満足しているわけじゃありません。なぜならば、これだけの赤字財政の下で四割近い国債を発行して組まざるを得ない状況ですから、満足とはほど遠い。しかし、現下の状況、経済を考えると、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この道州制の問題は、まだ漠然とした点がかなりあると思っております。市町村と都道府県と、都道府県を幾つにまとめるか分かりませんが、その際、今の都道府県をなくなって県会議員はどうなるのか、市町村会議員はどうなるのか、知事かその道州制のトップはどのように...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本の医療制度は世界でも最も先進的な高水準にあると評価されているわけでありますが、この高齢化社会、これも、戦後日本の大きな目標の一つとして長生きできる社会をつくろうと。  その長生きできる社会をつくるためには、栄養失調で亡くなるような食料不足を直...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一定水準の学力といいますか一般の方々の能力、スポーツについてもそうなんですが、これが高くて、多くの国民が勉強なりスポーツなり、あるいは芸術なりに取り組んで、それが盛んになり、楽しむということは喜ばしいことでありますけれども、同時に、普通の人には及ば...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 後で担当大臣から話しますが、私は率直な疑問をその会議で呈したわけでありまして、日本がいい薬を開発していながら治験の段階でどうも対応が後れると、それが外国で先に使われてしまうと。なぜそういうことが起こるのかということについては、私が話すよりも担当大臣...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 森林の重要性を加治屋議員が訴えているわけですが、森を守るということは、ひいては海を守るということにもつながると思っております。  魚一つ取ってみても、サケやウナギは川から海へ、また海から川へ戻ったり、行きつ戻りつしているわけであります。そういう意...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 古きをたずねて新しきを知る、温故知新。確かに現代に生きる我々も、何百年前、何千年前の人物の教えというものは、今もなお現代に住む我々にとって大事な言葉が数多くあります。先哲の教え、これをどのように我々も体得していくか、極めて大事なことだと思っておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 情報管理また情報漏えいについて、木庭議員の御指摘、もっともなことであり、これが防衛庁のみならず他省庁でも出ていることについては大変遺憾に思っております。  これは、今、額賀防衛庁長官お話しになりましたけれども、私は、単に防衛庁だけの問題じゃないと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今年になってから防衛庁の官製談合が問題になり、国会でも厳しい御指摘をいただいておりますが、実は昨年の十二月に、私は自民党の中川政調会長に、公明党とよく相談して、党として、与党として現行法で十分なのかどうか、改善策あるいは罰則強化等、必要な点があるか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 天下りの問題について、現在二年であると。二年間の猶予期間がいいのか、あるいは五年がいいのか三年がいいのか、それぞれ今議論が出ているところであります。  それに関連して、早期退職の問題を、五十代前半で退職する、これはちょっと問題があると。定年まで働...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外交交渉ですから、我が国の立場と相手の立場もあります。特に、正常化交渉について、北朝鮮との問題につきましては難しい問題が山積しております。拉致の問題、核の問題、ミサイルの問題等、長年の懸案でありますから、できるだけ早くこの問題に決着を付けて国交正常...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、六者協議という枠組みができているわけですので、これでの中でいかに成果を上げるということがまずもって大事なことではないかと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 役所は確かに様々な権限を放す、手放したくないという姿勢が強く見えるんですが、みんな何々省ですからね、省の字をもっとよく考えればいいんですよ、省くんですから。  どうして仕事を省くのを嫌がるのかと、私不思議に思っているんですよ。省事にしかずという言...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 子供の安全対策の重要性は我々も木庭議員と共有しておりまして、今各省庁連携して取り組まなきゃならない問題だと認識しております。また、費用の点につきまして、政府だけでなく民間が、金の面、財政支援は要らないから自分たちの取組を応援してくれという民間団体も...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はじかに使ったことありませんが、その活動を見て、もう本当に犬に対して頭の下がる思いです。いや、盲導犬にしても災害救助犬にしても麻薬対策犬にしても、人間以上の活躍をしていますよ。ああ、本当に犬に対して拝みたくなる気持ちを感じます。この姿を見ても、本...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 福祉のみならず、今、木庭委員がお話しされたように、子供の安全対策にしても、あるいは地域のボランティア活動を見ても、警察、消防、公的機関だけに頼らないで、地域の力をかりていい町をつくっていこうという動きが広がっているということは大変心強いことだと思っ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今国会にいわゆるまちづくり三法を提案して御審議をいただく予定になっていると思いますが、やはり法律を作っても必ずしもその地域が発展するとは限らないと浜田議員言われましたけれども、地域の人が主役になっていただいてこの法律を生かしていただく、そのための様...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この談合をいかに防止していくか、排除していくか、国民の税金というものを有効に使っていくか、無駄を排除していくかということを考えますと、我々としても、政府としても、談合防止のためにどのような改善策を講じていかなければならないか、今真剣に検討していると...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは日本全体における米軍基地の再編の問題であって、一部が減れば、沖縄が減ればほかのところに移転しなきゃならない。今までなかったところに飛行場ができれば、それは今までなかったところにできた地域においては基地のある程度の負担になる。  厚木の問題に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 随分一方的に話されましたね。  税金も五〇%、今、最高税率ですよ。五〇%以上取るのは税金じゃなくて罰金だと言う人もいるし、ヨーロッパの国では今全部、持てる者、持たざるもフラット税率になっている国ありますね。そして、法人税も所得税も課税最低、下げる...全文を見る
03月10日第164回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 影の部分をなくすために改革をしてきたんです。就任当初、最も大きな影、足かせ、不良債権、これをどのように正常化していって経済を活性化していくか。必要な資金を必要な部分に回すことができるか。失業者も多かった。どうやってこの失業者を就業、仕事を持ってもら...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 少子化の流れを止めなくてはならないということについては同じ認識だと思いますが、どこに原因があるかといいますと、この少子化の原因というのは、一つ二つと、これだというものは、なかなか特定するのは難しいと思うんですね。  全般的に見まして、経済水準が高...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は率直に御質問に答えているんであって、どういう原因かという質問だったから、特定できないと。しかしながら、就任以来できるだけ、女性も仕事を持ちたいでしょうと。男は仕事、女は家事、育児という時代から、男も女も仕事も家事も育児もともに協力しようという時...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は厚生大臣を経験しましたから、そういうような御指名があるんだと思いますけれども、育児休業制度も随分拡充してまいりました。  これにつきましても、最近の調査におきましても、男が育児を手伝ってくれた方が女性にとって子供を産みやすいというふうな調査も...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、幕末、江戸時代も、寺子屋というのは、これは考えてみれば私というか私塾ですね。と同時に、藩校、藩が独自に人材を育成する。両方あったわけですね。そして、やはり身分階級がありましたから、私塾に行けるのはごく限られたと。そこで、明治になってから学制改...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、ジニ係数ということが話題になって、格差が拡大しているのではないかということがありましたから、政府・与党の月例経済報告等におきまして、有識者からどうなのかという報告を受けたわけであります。その報告によると、言われているほど格差はないという報告だ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 三十代がかなりこの格差意識しているんじゃないかと、一九九七年以降という御指摘ですが、やはりこれも一つには不況ということも原因ではないかとは思っています。三十代の人が会社に入って、正規社員の人となかなか定職持てない人とでは、確かに同じ世代でも開きがあ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、率直に言って、よくここまでできたなと、これだけ多くの批判に耐えて協力してくれた方々がよくこれだけいたなと感謝しております。  当初、予想として違ったのは、税収が年間五十兆円あると、五十兆円あるんだったらば国債の発行は三十兆円以下に収めるべき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) やろうと思って、できたんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 考え方としては簡素の方がいいと。  私もつい最近、今年の収入、所得税こうです、項目見ましたよ。見て、ううん、こうなのか、こうなのかと、控除。はいって渡したら、もう忘れました。そのくらいかなり細かい項目までありますね、申告所得にしても、税理士にお任...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までの消費税三%導入、五%引上げ時、長年の経験によってまだ削減可能であると。ここで消費税を税源が、財源が足りないから導入すると、歳出の削減の手が緩むと思っているのが第一の理由であります。  もうかなり前から、消費税引上げやむを得ないという議論が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これ、一分で話せというのはちょっと難しいんだけどね。どうして、こう、もう複雑な理由絡まっているんです。  昔はね、村社会だったんですよ。近所に住んでいる人は大体全部分かった。そして、一たび罰せられるとね、親子、家族、親族、縁類、全部罰せられた。だ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この日銀の金融緩和解除あるいは終結、まあいろいろ表現がありますけれども、金融緩和策の転換というものについては、この両日というよりも数か月、大きな関心事でありました。  そういう中で、時期が早いんじゃないか、あるいはまだデフレは脱却していないんじゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私がよく感ずることは、何か判断を起こすとプラスマイナス両方あるんです。一面的にとらえ過ぎているなと。預金金利が高いときは貸出し金利も高いんですね。一方では、預ける人は預金金利高い方がいい、借りる方は貸出し金利が低い方がいい。なかなかそういう状況には...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、そのような家計部門を犠牲にしたとかいう表現は適切であるとは思ってないんです。  金融政策にしても財政政策にしても、一部を取ってここに痛みがしわ寄せされているとか、家計部門にしわ寄せされているとか取ってないんです。金融政策全体を考えて、国民生...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 財政健全というのは、今後の経済発展考える上において極めて重要な要素であります。その一つの指標としてプライマリーバランスということが言われますが、その基礎的財政収支、プライマリーバランス回復に向けて様々な改革努力を続けていかなきゃなりませんが、今の目...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 二〇一〇年代初頭、目標は二〇一一年、初頭ですから、必ずしも一一年というふうに区切りません、二〇一〇年代初頭ですから。まあ仮想の計算としては一一年というのがあります、別に固定しているわけじゃないですから。二〇一〇年代初頭にはプライマリーバランスを回復...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ええ、これもできるだけ国債発行を減らすような努力をしていかなきゃならないし、そして、確かに名目成長と国債金利、これは関係してまいります。まあ専門は与謝野さん、竹中さんおられますけれども、ともかくここが今後の一つの議論になると思いますけれども、名目成...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 昨日、日銀も量的緩和を解除の方向の政策決定をなされたわけであります。ということは、私が就任した当初、デフレスパイラルに陥るのではないかという状況から、今の経済状況は確実に、デフレスパイラルじゃなくて、逆にデフレ脱却に向けて確実な歩みを始めたという認...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 官から民へという場合に、事業の仕分けというものがないとどっちが役割を担うのかという点も難しくなりますので、その考え方、これからもしっかりと取っていかなきゃならないと思います。  そこで、何でも民でやればいいのか、官でやればいいのかというと、どちら...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 時間軸というのをどう取るか。私と西田議員と同じかどうか分かりませんけれども、時限立法的にとらえているのかどうか分かりませんが、導入する前から、いつ何%上げるかということを今私は判断する状況にはないと思っているんです。  過去の導入の経緯は、法律が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先日もジニ係数の問題が議論されたときに、私は、このジニ係数と格差の問題で識者の報告を受けたことを申し上げたわけであります。言われているほど日本に格差はないと。  そういう中で、ジニ係数というものが引用されたわけでありますが、今、果たしてこのジニ係...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どこにあるの。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 格差が固定するというのは好ましくないと思っております。身分社会じゃありませんから。所得も、多いときもあるし少ないときもあるし、あるときは多くなると。そのチャンスが提供されなきゃいけない。そういう面において、固定化されないようにいつでも多くの人にチャ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外務大臣。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外務大臣。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外務大臣の答弁のとおりであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは外務大臣の答弁したとおりであって、おかしいとは思っておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはちょっと言い過ぎじゃないですか。何でうそつき続けたと言うんですか。資料がある、ないの問題でしょう。外務省としてはそういう資料はないということですから。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 随分アメリカを信用されますけどね。珍しいですね、社民党の福島さんが。  日本の外務省にはそういう資料はありません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、そう、正確に答弁すれば率ですね。増加率は三年連続して低下しているということを言っているんですね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、今答弁したように数じゃなくて率ですね。率が減っているということに訂正させていただきます。
03月15日第164回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国有財産をいかに有効に活用していくか、そしてまた、売却してもいいところは売却するという方向で政府としても、また与党としても検討されていると。この動きは私も支持しているし、特に東京都内におきましては、もっと現状よりも有効に活用できる方法があるんではな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 分かりやすい。ゆっくり話して。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 売れないものもあるし、売れるものもあると思いますから、すべてが売れない、売れないという前提で考える必要はないと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 様々な民間の資産の運用なり御提言というものをよく参考にして、要するに、いかに有効に活用するかと。そして、国庫に編入できるものは編入して負担を軽減していくという考え方を持ってこの問題に対応する必要があると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく、資産の売却やったって数千億だよと、兆円単位にはならないから焼け石に水だという議論も聞きますが、そうじゃない。たとえ数千億だろうが数百億だろうがプラスになるものは取り入れていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 法律は守る、これはもう当然であります。しかし、法律以前に大事なこともあるんじゃないでしょうか。法律さえ守ればいいというもんじゃないと。法律以前にやっぱり社会的責任とか常識とか、これは人間としてどうかなと、こういう人間的な感性というんですかね、責任感...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、私、今言ったことはみんな本当じゃないかと、大体。自衛隊が活動している地域は非戦闘地域だと、これがどうしておかしいのか、いまだに分からないんですよ。戦闘地域では自衛隊は復興支援活動を行わないんですよ。それが問題にされるところがおかしいと思ってい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治活動は活発に、自由に、それぞれ行われなければならないと思います。言論の自由、民主主義の発展のために国民が政治を支えていると。運動にしても資金にしても、国民の支援なくして民主政治は成り立ちません。そういう中で、自由な活動が阻害されることのないよう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よくこの言葉をみんなが使うなと、あれは不思議に思っているんですよ、国会議員として。一般の国民が分かるかどうかと。私も最初聞いたとき、よく分からなかったですよ。私も少し英語を勉強しましたけど、何でこんな分かりにくい英語をみんな平然として使うのかなと。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあそんなに怒らなくたっていいじゃないですか。私も国会議員ですよ。あなたに怒られる理由はないですよ。そうでしょう。  コンプライアンスなんという言葉は、もっと国民に分かりやすい言葉が、使った方がいいんじゃないですかと言っているんですよ。総理大臣に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 法令は遵守しなくてはいけないと思います。  まあ多くの国民は現在でもコンプライアンスというのはあんまり理解して、分かりにくい言葉だ、理解していないでしょうね。分かりにくい言葉だと思っているでしょうね。そういう点についても、やっぱりこういう国会の場...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、どの程度の罰則が必要かというのは、これは専門的な法律家等の議論聞いてもなかなか分かりにくい点があると思っているんです。  というのは、バランスがあるとよく言うんですよね、全体のバランスが。バランスも、それは実際の刑法なり民法なりそういう点を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、法律を破ったならばしかるべき罰則は科されなければならないと。犯罪はペイしないと、犯罪からは利益は生まないという基本的な考えを持たなきゃいけないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは随分大きな質問でね、時間をいただければゆっくりやりたいんですけども、あんまり時間を掛けちゃいけないでしょう。  財政・金融政策をこの経済の停滞を脱するために最大限活用しようということでやってきたわけであります。平時の経済政策では現在の経済状...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まだまだ正常にはほど遠い状況だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までも考えられないような構造改革をしてきたんですよ。道路公団民営化にしても郵政民営化にしても、これは今までは考えられないような構造改革ですよ。後になって必ず私は評価されると確信しています。  今まで、不良債権処理だって、これを進めればますますデ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、あらゆる改革を進めていく上には、痛みを感ずる層と利益を受ける層と、恩恵を受ける層と両方ありますよ。すべて恩恵を受ける対策なんてあり得ないと言ってもいいぐらい。現在のことだけ考えて、将来も良くなるということを考えられない。将来を良くするために...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 最初からそう言ってくれれば分かりますよ。漠然とした質問するから、こっちも漠然とした大きな答弁しかないでしょう。  今、金利の、これも一面だけで見ちゃいけないんですよ、家計のことばっかり言っているけども。預金が、ゼロだと、金利が。家計の負担だと言っ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 我々も、まず消費税増税ありきではないと、できるだけ削れる部分、無駄な部分、歳出削減に取り組んでいくべきだという考えで進めているんですが、どうも私が在任中は消費税を上げませんと言うと、無責任だとよく批判されますが、私は、消費税を増税するということにつ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この問題は党派を超えて、わずかなお金を借りて多額の借金を返さなきゃいけないという、高金利むさぼっている業者、これに被害を受けないような対策を講じなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これも、典型的に一部だけを取り抜いて、あたかも全部規制緩和が悪いというような大変好ましからざる論理だと思うんであります。規制緩和で恩恵を受けている方々もたくさんいる。  まあ仮に、例えて言えば、今まで一千万円の資金がないと会社をつくることはできな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全然そう思っていませんね。  これはもう社民党と私どもとの考え方違うんですけれども、がんじがらめで全部法律で縛ればいいというもんじゃないですよ。企業の自由な創意工夫をいかに発揮させて、それぞれの政府なり役所、公務員、役人では考えの及ばないような民...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何やっても私の責任になるわけですけれども、投資するときにはリスクなり損をするんだということも考えてもらわないと、民主主義、市場経済、自由主義経済成り立たないんです。  株を買う。全部上がるなんてあり得ないんですよ。そこら辺はよく注意して、自己責任...全文を見る
03月17日第164回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 米軍の再編ということについて、日本の安全保障を図る上において、これは極めて重要なものだと思っております。特に日本の安全を確保すると、平和を守るという観点に立てば、日米安全保障条約、これを今後とも強化することは極めて重要な問題であります。  その中...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 情報の収集とその情報がどういうものか、正確であるか虚偽であるか、分析等は大変、情報を得る、あるいは国策を判断する上においても極めて重要なものでありますので、日本政府としても、情報収集分野というのは各担当が分かれておりますが、その分かれているところか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 労働力が足りないからといって、外国人労働者をどんどん受け入れるべきかという議論がありますが、その点については私は慎重に考えていかなきゃならないと思っております。特に、どの地域、どの国を見ても、一定の外国人労働者が超えると、増えると、必ずその国の人々...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も常々そう思っているんですよ。今の人たちは明治の外国語の言葉を日本語に訳した努力が足りないと思っているんです。ベースボールを野球と翻訳した。スピーチを演説と訳した。今もうスピーチ、ベースボール、日本語と同じようになっています。ピンポンを卓球と訳し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国際裁判所に対して日本はどの程度負担するかという問題と、沖縄の米軍基地の負担を軽減するために日本がどの程度の費用を負担するかという問題とは別の問題だと私は思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう法律の下に今改善しようと努力して改善されている点と、いまだ不十分な点があるということで折衝中だという厚労大臣の答弁のとおりだと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 調査してみます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この問題は公務員制度改革の中で今検討しておりまして、五十代で肩たたき、辞めてくれというのは無理じゃないかと。また、六十歳になるまで今の高齢社会においては働いてもらった方がいいのではないかということも踏まえまして、先年、早期退職慣行、これを三歳引き上...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この情報管理というのは極めて大事でありまして、特に防衛庁においてはこの機密保護、しっかりしなきゃならないという点であるにもかかわらず、今回このような情報が流出したということは、大変遺憾なことだと思っております。  この原因究明と再発防止に真剣に対...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 重大な御指摘であり、そのとおりだと思っております。要するに、たるんでいたということでありますので、こういうことが二度と起こらないように厳正に対処しなきゃいけない問題だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はどれが秘密でどれが秘密でないかというのは分かりませんが、秘密情報はきっちりと管理しなきゃならないし、今、榛葉議員が指摘された点、これは大変重大な問題でありますので、当然行われていなければならない情報管理をしていなかったということでありますから、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回、今御指摘の防衛庁の情報管理のみならず、外務省、全省庁含めて情報管理しっかり対応しないと、今後の同盟関係につきましても、あるいはまた国民の信頼、どれを言っても大変大きな打撃を政府は受けますので、しっかり対応するように指示しているところでありまし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、信長のみならず、戦国武将は情報、実に大事にしていると思うんであります。情報をいかに集めるか、正確な情報を収集するか、分析するか。正に勝敗を決する大事なものとして様々な情報を取っていたと思いますので、これは信長に限らないと思っております。情報は...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国際社会の中で情報収集合戦と言われるぐらい、すさまじいものがあると思っています。つい最近も、中国の上海領事館での事件が報道されました。  あのような機密の情報に携わる人に対して、各国の対応は実に厳しいものがあります。信じ難いぐらいな、その本人を疑...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、山本議員が言われたようなことは政府としても検討しているんですが、各省庁としても、これを一つの統一機関にするという点というのはまた別の難しい問題が起こってくるんです。というのは、各省庁、自分だけが知っていなきゃならない情報、これを人に漏らしたらそ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほど答弁したとおり、そういう意見はよく伺っているわけですが、現実の対応として、今即断できる問題ではないということを先ほど答弁いたしました。非常に難しい問題であります。人の問題もあるし、各国との対応もありますし、様々な問題を含めて今検討しているとこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今そのような意見もありますから検討しているんであって、それをどのようにつくるかというのはまたこれからの段階なんです。人の問題もあります。なかなか今ここで、はいそうします、こうしますと言う段階にはありません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回指摘されているような談合を見ますと、これ、天下りと関係があると思っています。ただ、人材交流、人材、適材適所という考えから見ますと、全般的に言って役所の有能な人間がどこかの民間の企業へ行くということはあり得るし、それと談合とは関係ないという面もあ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 防衛施設庁のことは額賀大臣に任せると言ったんです。天下りとか、ほか全体の問題は政府全体の問題であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは各担当、役所には大臣がいますから、省のことは大臣が責任を持ってやってもらわなきゃいけないんです。政府全体のこと、天下りの全体のものも、あるいは行政改革全体の問題、公務員制度改革全体の問題、これは政府全体として、私が最高責任者でありますから、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのころは私はもう総理辞めているんですけれども。  今までのサミット出席した中で、次のサミットというのはそのとき発表するのが大体慣例ですね。翌年は、出席の首脳が来年は自分の国のここでサミット開催しますということで別れるようになっていますから、日本...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、その点につきまして、沖縄の海兵隊の一部をグアム島へ移転する、そういう経費はどのぐらい掛かるかという話合いをしている最中であります。  アメリカ側はアメリカ側の意見として言ってきているんだと思いますが、日本側としては日本側の考えがありますので...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いえ、詳細については私はよく読んでおりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本としては、沖縄の米軍基地の負担軽減のためにある程度費用は持つという用意はあります。海兵隊の沖縄からのグアム島への移転等、これからの話合いですから、額については今後折衝をしていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、生前、若泉教授に親しくしていただき、様々な点で御指導いただきました。そして、今、大田議員言われている「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」という本も読んでおります。かなり大部の、沖縄返還交渉において、当時の佐藤総理と自分との、密使の役割を果たされたと...全文を見る
03月23日第164回国会 衆議院 本会議 第16号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 松本議員に答弁いたします。  行政改革の意義についてでありますが、私は、国の役割を見直し、国が行う必要がないのであれば民間にゆだね、無駄を徹底的に省くことにより、民間の主体性や自律性を高め、その活力が最大限に発揮されるようにする環境を整えることに...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 渡辺議員に答弁いたします。  政策金融改革についてですが、私は、資金の流れを官から民へ改革することが、国民の大切な資産が民間部門で活用され、経済の活性化につながるとの一貫した考えのもとに、郵政民営化等の改革を進めてきたところであります。  政策...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 吉井議員に答弁いたします。  格差の拡大についてですが、所得や資産の格差の問題については、私は、言われているほど日本は格差が拡大しているということは統計データからは確認できないという報告を受けているというふうに申し上げております。  私は、企業...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 菅野議員に答弁いたします。  今回の行政改革は増税の下地づくりではないかというお尋ねでありますが、全く逆であります。国民の負担の上昇を抑制し、国民が豊かで安心して暮らすことができる社会の実現に不可欠と考え、この法案を提出したものであります。  ...全文を見る
03月24日第164回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全銀協の幹部がどういう発言か、私にはまだよく分かりませんが、国営企業を民営化する場合、また、国営企業と似たような民間の企業がある場合に、必ず言われるのが、どこまで国営の企業が民間と同じようなことをしていいのか。サービスは良ければ良いほどいいと。民間...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 基本的な考え方の問題でありますが、政治というのは国民生活を豊かにするものであると。そして、自由と民主主義、これを守っていかなきゃならない。そういう中で豊かな社会を実現するためには、今までの例を見ますと、共産主義的な統制経済がいいのか、計画経済がいい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ハローワーク、前は労働基準監督署というんですか、職業安定所というんですか、今はもうハローワークの方が一般的になりましたけどね、公共職業安定所といいましたかね、それがハローワークになりました。職業を見付ける、仕事がない人に対して仕事を紹介する、あるい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 教育について、その重要性については幾ら指摘しても指摘し過ぎることはないと思っております。やはり、人あってこその社会でありますから、お互いが支え合っていく、そしてそれぞれの違う能力というものを磨き合っていく。その際に、教育、これなくしては必要な能力も...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 教育の重要性というのは、国であれ地方であれ、また国民であれ、多くの方々がその重要性を認識していると思います。その中で、地方にもっと裁量権を渡せという地方の意見と、いや、この義務教育の分野については国が責任を持つんだという論争が盛んに行われました。ど...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 子供の安全対策、各省、府省が連携しなきゃならない点がたくさんありますし、地域の協力、そして家庭と学校と地方公共機関、様々な連携があると思いますし、そういう中で今お互い連携しながら、どう子供の安全を確保していくかと。単に警察とか公的機関にゆだねていて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、人の見方によって抜本的の解釈は違うということは認めます、私は。消費税を導入するということが抜本的改革だと言う人もいます。しかし、今回の定率減税廃止等、これはもう当時、経済停滞しておりました。減税が景気刺激効果になるだろうという論理と、さらに...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、社会保障制度の全般であります。年金にしても、医療にしても、また生活保護にしても、これはセーフティーネットの一環であります。  どうしても一人で立ち向かっていけない、今ホームレスの方、住むうちがないという方に対しても、公的機関に行けば必ずそ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのどうしても一人で所得を得る道がない、また生活できない人に対しては、一定の生活できる基盤は整えていく。さらに、能力のある人、意欲のある人、こういう人に対しては、できるだけチャンスを提供していくと、そういう道をたくさんつくっておく。  そういう人...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 厚労大臣が今日は出席されていますから後ほど具体的に話されると思いますが、職のない、収入のない人に対しては生活保護、これできちんと対応していると。そして、年金にしても医療にしても介護にしても、これは将来持続できるような制度に改革をしてきた。また、失業...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 随分民主党もずれてきましたね。駄目だ駄目だ駄目だと、いつも、相変わらず小泉批判のオンパレード、就任以来。  悲観論から新しい挑戦は生まれない。ようやくこの五年間、経済も明るさも見えてきた、デフレ脱却の兆しも見えてきた。労働派遣法の改正もなかったら...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在の日本の社会におきましては様々なひずみもあります。是正されるべき点も多々あります。しかし、現在の状況、全般的に眺めて総括すれば、歴史始まって以来の豊かな社会になっていると思います。  そういう中で、衣食足って礼節を知るという言葉がありますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も、はり治療とかマッサージとかカイロプラクティックとか、いい治療だと思っておりますし、たまにお願いしてやっております。もとより、お医者さんの中にも腕の違いがありますが、そのお医者さんを選ぶことも大事だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も厚生大臣経験していますから、はり治療とかあんまさん、指圧、マッサージ、カイロプラクティックの良さ、普通の掛かったことのない人に比べればはるかに効果、効能はわきまえているつもりなんです。保険が利かないのに、カイロプラクティックにしてもはり治療にし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのような東洋医学の研究がどの程度今進んでいるかというのは定かではありませんけれども、その発想というのは大変いいことだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いつまでには今聞かれてもすぐ分かりませんけれども、できるだけ早く付けた方がいいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) できるだけ大きな駅や公共的な施設等、これらオストメート対応トイレ設置するように努力しておりますので、今後とも障害者の皆さん方ともよく相談しながら、できるだけ数を増やして障害者が社会に参加しやすいような、活動しやすいような施設造りに努力していきたいと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 必要な介護が受けられるような対応をしなきゃいけないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公的サービスの役割、必要は何かという視点が抜けていたら、公務員の数を減らすとかどうとかいう議論は出てこないんです。  公務員がやらなければならない仕事、民間でもできる仕事、この役割よく見直して、公務員やらなくてもこれは民間にできるなというんだった...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一概に公立が良くて民営が悪いとは言えないと思います。公立のサービスができない分野において、民間が夜間保育サービスとか様々な分野で進出している場合もあるわけであります。公務員がやっているからより安全だとか民間がやっているから心配だというのは一概には言...全文を見る
03月27日第164回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 道州制というものが最近よく国会でも論議されますが、もう一つ分かりにくい点があると思うんです。今四十七都道府県、これを一つの地域として考える場合、区域をもっと広げた方がいいんじゃないかと、広域行政ということによって地方の裁量性といいますか、自主性を増...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どういうことがこの社会の不安の原因かと言われても、一つではなかなか断定し切れない面が多いと思います。  かつては隣の家にだれが住んでいるかというのが大体分かってきた、地域におきましても、助け合い精神といいますか、お互いが何をしているか、協力体制も...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 観光は、老いも若きも、男も女も楽しみであり、また勉強になる。観光というのは光を観るって書くわけですから、日本にもっと外国人にとって光を観てもらいたいと、魅力ある国にしたいと。  で、東大の名誉教授でしたか、木村尚三郎先生がね、いいこと言っているん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのとおりにやっているんですが、先ほど中川農水大臣もお話しされたように、安全基準について日米の意識の差があると思うんですね。これはお互いどう理解し合うかということでもある問題だと思っています。  特にアメリカ人にとっては、牛肉もう毎日のように食べ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、日米同盟は日本の外交の基軸でありますが、同時に、中国との関係、中国との友好を重視している立場であります。日中友好論者でもあり、日韓友好論者でもあります。ただ、中国が、私が靖国神社参拝するから首脳会談を行わないというのは、これはおかしいと思って...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はかねがね、東京一極集中、何でもかんでも東京に集まってくる、政治機能も経済機能も文化機能も、これは余り好ましいことではないと思っているんです。  そういう中で、昨年たしか、石井一議員ですか、その危機管理都市構想という問題を提起されました。東京に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、日本はアメリカの大統領制と違って、大統領が欠けたときには副大統領、あるいはまたその次の順番が決まっていると。日本は今、臨時代理が決まっているんです。総理大臣が事故あった場合とか、あるいは日本に滞在しない場合と。しかし、もし総理大臣が生存して...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 加藤議員、P4って今何げなく当たり前のように使っておられますが、国民はP4って何だという気持ちを持っている方多いんじゃないでしょうか。これは私も前から、災害は忘れたころにやってくると言いますけど、今こんな病気は来ないだろうと思っている方多いと思うん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中川農水大臣の答弁したとおりであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 憲法とは何ぞやと。日本におきましては、あらゆる法律の基本となるものですから、自由と民主主義を守り、国民の基本的な人権の重要性を規定した大事な基本法であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、憲法にしても国家にしても、国民の権利を守ると、基本的人権を守ると同時に、その守るためには権力というものが必要なんですね。この両面が必要なんです。権利が大事であるということと同時に義務も重要であると。権力がなければ国民の安全守れないんです。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これから議論される問題であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 市場を見ましても冷静に判断していると、的確ではなかったかなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) デフレ脱却というのは、専門家の分析はともかく、我々素人から判断すれば、物価が持続的に下落している状況を直していくといいますか、もうこれ以上物価の下落はないであろうと、ゼロ%以上の状況が続いていくというのがデフレ脱却というような定義と一般的にはとらえ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはデフレ脱却を確実なものにしていきたいと、そのための様々な改革を進めていると、経済活性化策を取っているというふうに御理解いただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 確実なものにしていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私の任期中に何かをしたいとか宣言をしたいとか、そういう考えを私は持っていないんです。要は、必要な改革をしっかりしていきたいと、改革の路線をしっかりした軌道に乗せたいと、そして経済を活性化させていきたい、国民生活を豊かな方向に導いていきたいと、そうい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政府としての政策、これをやっぱり日銀もよく理解していただきたいと。政府の政策におきまして様々な政策手段はありますが、金融におきましては日銀が大きな権限を握っております。  そういう観点から、財政金融政策等政府の方向としては目指す方向があるわけであ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政策目標として、できるだけ将来、増税をする場合におきましても低く抑えたいと。日本の様々な潜在力を顕在化させることによって経済活性化を図っていく。その際に、経済成長率を低めに見積もって堅く見て、高ければそれだけ増税幅が少なくて済むという見方と、ある程...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは選択肢ということを考えれば、専門家の見地から立てば何通りもできます。しかし、限度があるでしょう。国民に理解しやすいような選択肢となれば、十や二十という選択肢を提示するわけじゃありません。二つか三つか四つか、まあせいぜい多くても五つかそこらでし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは五年後、十年後によって違うと思いますし、その志向、目標というのは、具体的な、じゃどの事業費を削減してどの事業費を増やすかというのは政治判断が大きく左右します。その点によっても違いますから、その点を勘案しながら数年先の一つのあるべき姿、実現可能...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、九月までには大体の想定はできてくる、姿が出てくるんじゃないかと思っています。  私が就任したときの想定と現在は違っているわけですから。わずか五年間でも全然違っているわけですよ。予想よりもかなり改善されて、良くなっているんです。だから、これ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 新聞が各家に戸別に配達されるサービスというのは、私は望ましいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは公正取引委員会と新聞業界の意見が今違っているわけですけれども、再販制度、特殊指定制度、それぞれ議論があるところでありますので、よく協議していただきたいと。  私は、新聞の戸別配達、これは好ましいサービスだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 同一紙同一価格でなければ戸別配達サービスが維持できないのかどうか、その点についても十分協議していただければいいんじゃないかと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、公取委員会と新聞業界との意見も今対立しているわけでありますので、今の御意見も踏まえてよく協議していくべき問題だと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはアメリカ人の立場から、感覚から話されたんだと思います。日本は日本にとって必要だということで基準を設けているわけでありますので、その辺はやっぱり考え方、感覚の違いじゃないかなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 幕末、越後と、奥羽越列藩同盟、多少は承知しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは今までの議論の繰り返しになりますが、そういう考えがあるから一元化の議論が出てきて、どのようにしたら一元化可能かということで国会において協議会が設けられたと思うんであります。  手段として、まず厚生年金、共済年金の一元化が先ではないかというの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) すぐできる、そんな簡単にできるわけないじゃないですか。消費税上げればいい、消費税にそんな賛成するんですか、国民が。これ一つ取っても無理ですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) じゃ、消費税はどうやって引き上げるんですか。年金だけの目的税をやるんですか。何%にするんですか。その議論だけでもすぐなんかできるもんじゃありません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その未納、未加入の問題は大きな問題であります。放置できる問題ではありません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 川崎厚労大臣は具体的に答弁していただけると思いますが、私から分かりやすく簡単に申し上げますと、作業の手間も省けますね。それと、どのような病気に対してどのような診療が行われているか、これレセプトでやりますと調査しやすいです。と同時に、経費の点において...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この電子化は必要だと思っております。なかなか遅々として進まないじゃないかという批判があるからこそ、できるだけ早く進めるように今指示を出しているところでありますし、そういう点から様々な医療改革に資するものだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 医療改革にとって様々な適正化があるんですが、電子レセプト化、これを進めていくということによってその様々な分野の中の一定の適正化は進めていけるし、また進めていかなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 資源の適正配分、税の適正配分をする上においても、特別会計と一般会計と重複する点があるのではないか。また、特別会計だけで果たしてその分野に偏って税金が使われる必要はないのではないか。特別会計から一般会計に繰り入れる分、あるいは一般会計から特別会計に繰...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、総理として基本方針を決めるのが大きな責任だと思っています。具体的な点につきましては担当大臣がいますし、大枠として整理合理化、この方針に沿って次の総理もしっかりやってくれると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の御提言、質問も含めて、検討すべき課題だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう点も含めて、統廃合、整理合理化、取り組んでいるところでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小泉内閣が発足してから、環境保護と経済発展を両立させる、これは小泉内閣の最重要課題の一つであるということから、南アフリカ、ヨハネスブルグのサミットのみならず、私はG8サミットでも、度々この日本の過去の経済発展の成功と公害を発生した失敗両面を具体的な...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) がん対策については、公明党の皆さん熱心であります。こういう点も踏まえて、今自民党と協議していこうと。今、国民的な大きな関心事でありますので、政府としても、その協議を踏まえて、対策法というのが必要かどうかも含めて検討していきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 推計は当たるときもあるし外れる場合もあると思うんですよね。ですから、どういう推計に基づいてやれと言うんだったらば、今の川崎大臣の答弁のように、共産党がお示しいただいた前提とかあるいは数字を基にして出せば出せるというのが答弁だと思うんです。  私は...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、今もこの表を出して、当たらなかったという前提を出しているわけでしょう。だから当たっていないと。だから、当たるときもあるし当たらないときもあるということを申し上げているわけであります。
04月03日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○小泉内閣総理大臣 行政改革、いわゆる簡素で効率的な政府をつくっていこうという。政府の機関というものは多岐にわたっております。また、今まで、この仕事は政府でやるべきだ、民間ではできないと思われた仕事も、時代の変遷につれ、政府機関でなくてもできるのではないか、民間に任せても、今まで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 改革に終わりはないと私は思っております。いつの時代においても、その時代にふさわしい改革があると思いますし、あるときは、その改革を実現して目標を達成すると、その目標に向かって進んでいた時点とは違って、達成した時点でまた新たな問題も出てきますから、私は、改革に終わ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 租税負担率等、低ければ低いほどいいという答えが国民からは、聞けば返ってくると思います。  では、その低い程度の負担でどの程度の社会保障を初め公共サービス等ができるかという問題であって、私は、今の負担をいかにふやさないでサービスを展開していくことが必要だと。そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 行政改革を進めると安全が脅かされるのではないかという声があるということでございますけれども、何でもかんでも一律に公務員を減らせということじゃないんです。今の、現在の厳しい見直しの中でも、安全面、警察官とか、あるいは外国人の不法滞在が多い、入管の仕事、こういう点...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 各地域においてはそれぞればらつきがあると思います。また、各企業においても、業績のいい企業とそうでない企業もあります。  しかし、全体的に見ますと、私の就任時に比べて、各企業も業績を上げられるような状況になってきたのではないでしょうか。また、地域におきましても...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 人件費の削減につきましても、目標を掲げてやっていかなきゃなりませんし、今までもその分野の抵抗というのは強かったわけでありますけれども、今回はっきりとこの法案に盛り込んで、一つの方針の上に今後五年間進めていきたいということでありますので、この法案に沿って毎年毎年...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、行政というのは、国民のさまざまな必要な施策やサービスをいかに提供するか、そのための組織が必要である、そのための人員が必要である、いわゆる公務員が必要であるということで、あらゆる国家においても必要不可欠な存在であります。ただ、この行政機構、国民の必要な事業...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 行政サービスを十分、各地域に、国民に提供してもらいたいという気持ちはわかります。  仮に、中央の役所、全部、自分の市町村に支分部局を置いてくれ、負担が軽かったらみんな賛成しますよね。一々東京まで来る必要はない。地方で、東京に来なくても、そういう役所、機構、支...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、結論から申し上げますと、その批判は全く当たらないということであります。  私のその巻頭言に対する認識は、前原議員も共有していると。そのとおりに進めてきたんです。その財投預託を廃止したというのも、年金福祉事業団を廃止せよと言ったのも、私が厚生大臣の時代で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 答弁したつもりなんですけれどもね。なぜ郵政三事業民営化に皆さん反対したんですか。その最も大きな既得権を守ろうというのをぶち壊したじゃないですか。それがなかったらこの法案なんか出てきませんよ。これは、本丸をぶち壊したから、政府系金融機関の統廃合ももうやむを得ない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 固定的に事務次官経験者がトップになるという今の慣例、これはなくします。ただ、理事とか何人かいますから、そういう点についてゼロに、これはやはり適材適所というものがあると思います。  そういう点から、今、人材というのは、民間だけという、全部任せればいいというもの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは立派に方向性を出しているじゃないですか。前原さんの質問の意義はわかりますよ。しかし、同じ方向を目指している点も多々あるじゃないですか。一々具体的に、来年数字がないから意味がない、とんでもないですよ。この方向を決めるということはいかに大事か。  政府系金...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 公務員も五年で五%削減する、はっきり方向を示しているじゃないですか。こんなはっきり示している法案、それを、大したことないとか、壊れた蓄音機のごとくだと。私は生身の人間ですよ、何で壊れた蓄音機なんですか。これはよく考えてくださいよ、野党の党首としても。
○小泉内閣総理大臣 慣例である早期退職勧奨、この三年おくらせるだけでは不十分ではないかという趣旨には私も賛成であります。でき得れば定年まで働けるようにするのがあるべき望ましい姿だと思っております。  そういう点については、与野党胸襟を開いて今後検討していく、議論していく課題だと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一般競争入札が原則である、そのとおりだと思います。中にはどうしても随意契約でなきゃだめだという部分もあるでしょう。しかし、原則としては、一般競争入札が原則だ、その趣旨のとおりだと思います。
○小泉内閣総理大臣 行政改革に終わりはないと思っております。だからこそ、今前原議員が指摘されたように、その本の中にも提言がなされているんだと思いますけれども、自分のところのかかわる役所なり団体の問題には熱心だけれども、ほかの問題については余りそのような関心を示さない。全体的に統制...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう機能あるいは人員の強化を図っていく必要もあると思っております。
○小泉内閣総理大臣 今各党で協議しているということのようであります。それを見守っていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 久しぶりに、党首討論じゃなくて、党首の方が続いて午前、午後質問されまして、この後、また小沢さんが質問されるのかなと思っていましたけれども、違う方が質問されるようであります。  今、菅さんが、「小泉政権五年間の総決算」としてこの表を出されました。いろいろ御批判...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 財政というのは、短期間で処理できるものと長期間かかるものがあります。今まで積み上げた借金、これを四年や五年、十年で返せるものではありません。その辺は菅さんも御理解いただけると思うのであります。  そういう中で、基礎的な財政収支は確実に改善しております。これか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 試算ですから、試しに算定してみる。それが確実にその試算どおりにいくとは、これは言えません。  しかし、試算であるからには一つである必要はないと思っています。今の経済財政状況をもとに専門家で議論していただいて、この程度の試算だったらば可能性として考えられるとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 官製談合を防止しようということで、これからも取り組んでいかなきゃならないと思っております。  また、道路公団民営化によって、これは税金の負担を軽減させよう、また税金の投入をできるだけ少なくさせていこう。なおかつ、どうしても必要な道路というのはあります。それの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現に進めておりますし、今の道路公団改革にしても郵政民営化の改革にしても、将来きいてくる改革であります。すぐ、一年や二年で目に見えるような成果が出てくるものでは、あるものとないものがあるんです。その点も考えていただきたい。  今の談合の話につきましても、九割か...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現在、国会においても官製談合防止法が議論されているところであります。さまざまな点を指摘されておりますので、どのようなものが効果的か、よく十分検討して、協議して、少しでもこの官製談合をなくすような方策を講じていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、民間企業と役所の役人の間でのそれぞれの人材の活用の仕方は違うでしょうが、公務員でも、どのような職業を選択するか、その権利はあります。そこで、今自主的に、二年かあるいは五年か、その役所によって違うと思いますけれども、役所をやめた後、利害関係のある企業に就...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 五年間で、前回、菅さんがそれぞれの指標を出して表にして、これだけ悪くなった、小泉さんが総理に就任したときに数字がこうでした、随分表に挙げましたね、あれをもう一回出していただくと、いかに改善しているかわかるんですけれども、きょうは別の数字を出してきた。  五年...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 労働形態の多様化を図るということについては、私もこれはいいことだと思っております。  今後、人手不足の時代が来ると予想されております。その際に、日本においては高齢者がどんどんふえていく。菅さんの今の発言だと、団塊の世代が退職を迎えるということであります。六十...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、昨年十二月でしたか、党の政調会長に、党としても、官製談合防止法、改善策を検討してほしいという指示を出しております。今国会において、与党、自民党、公明党、それぞれ協議して、国会に提出していると聞いております。民主党も出されたと聞いております。よく国会等にお...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今言ったような抵抗もあります。必ず、特殊法人等においても国の機関においても、独立行政法人化するあるいは非公務員化すると、いや、国家公務員でやるのが筋だとか、これは民間でやる必要はないと、今武正議員が言ったような抵抗、反対があるわけです。  そういう中でもよく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、すべて民間じゃなきゃいけないとかあるいは役所から天下りを全部禁止しろということではなくて、できるだけ自律性を保たせるように、民間の優秀な者を起用するようにした方がいいと。どうしても民間からもいないという場合には、適材適所で役所出身の人も選んでもいい。し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 独立行政法人の類型によっても違うと思いますが、現に、独立行政法人のトップあるいは役員に対しては、国家公務員出身の割合は二分の一以下にする、できるだけ国家公務員以外の者を採用するようにという指示を出して、そのとおりこれからは進めていくつもりでございます。
○小泉内閣総理大臣 もとより改革を進めていく際には、基本的な方針、これが大事であります。方針を決めたら、この方針にのっとって、それぞれ具体的な問題についてこの方針どおりに進めていく。でありますから、改革に終わりはなく、不断の見直しが必要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 今渡辺議員が指摘されたような点は、多かれ少なかれ、各省庁あるんだと思います。  私もよく言うんですけれども、もっと仕事を減らすことを考えたらどうか。そうじゃなくて、いかにこの仕事を減らさないかということを考えるんですよ。今ある存在は全部必要です、国民のために...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 渡辺議員の指摘を参考にして、より不必要な仕事を減らす努力をしていかなきゃいかぬ。  地方の支分部局の話も出ましたけれども、地方の裁量権を拡大する。例えて言えば、北海道特区で今議論していますけれども、北海道開発局のこの部局でさえも、北海道に譲ったらいいじゃない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、プールのみならず、どのような施設を大使館なり大使公邸に置くか、日本国民を代表して外交活動を展開してくれているわけであります。体面もあります。彼らの健康管理もあります。それは、国のあり方あるいは国の活動、それぞれ違うと思いますけれども、大使館としての、館員...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、どれがいい悪いというのは私の口から言う話ではないと思います。大使館員の健康管理なり、あるいは外交官としての活動のためにどのような施設を提供するか、大使がどのような施設が必要と判断するか、それは、私は、一々この施設がいいとか悪いとか言うのは控えたいと思って...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も、その会館を実際に見たわけではありませんので、今のような指摘も踏まえて、その会館の責任者なり担当大臣が、必要か必要でないか、十分判断していただければいいと思っています。
○小泉内閣総理大臣 でき得るだけ今の機構を整理、統合、縮小して仕事をしているのに、また新たにふやせというのは、私の内閣ではちょっとやるつもりはありませんね。いかに有機的に統合、整理、重複を排していくか、そしてよく各省の連携をとって一つのあり方を示すか、その方がいいと思うんです。
○小泉内閣総理大臣 私は、民間金融機関等がどういう業務をやっているか、詳しく承知しておりません。
○小泉内閣総理大臣 それは、民間金融機関ですから、必要なところには貸し出す、必要でない、あるいは融資した金が返ってこないという点についてはちゅうちょするでしょう。一々私が、どの融資が適当か不適当か、その判断をする知識、能力はございません。
○小泉内閣総理大臣 それは、その資金の需要がそんなに多くなかったのか、減るけれども、ほかの部分、ふえた部分がどういう点があるのか、詳細には承知しておりません。
○小泉内閣総理大臣 せっかく全閣僚が出席しているんですよ。何でも総理、総理じゃなくて、専門の担当の大臣がおられるんですから、聞かれた方がいいんじゃないでしょうか。  私に問われれば、今、金融担当大臣が答弁したとおりであります。
○小泉内閣総理大臣 西川氏におきましては、今までの銀行経営、金融の専門家としての経験を踏まえて、今後、立派な会社にこの日本郵政公社を仕立て上げていきたい、それを期待しております。今までの点も踏まえて、すべて含めていい経験にされて、大事な役割を立派に果たしていただきたいと思っており...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 配置基準について、時代が変わり、また一つの基準というものを設けなくてもサービスできるのではないかということを考えて、できるだけ公務員の数も国、地方ともに削減していこうという中で、配置基準の見直しを進めているわけであります。  もとより、どの程度の基準がいいか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 官製談合は排除しなくてはなりません。そのために現在、国会に法案を提出している。与党にしても野党にしても、法案を準備していると聞いております。その審議を進めていただいて、この官製談合防止に努めていかなきゃならないと思っております。  また、政治献金の問題につき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 小さな政府とよく言われますが、これよりも簡素で効率的な政府の方がわかりやすいであろう、簡素で効率的な政府、これがいわゆる小さな政府であるということから、簡素で効率的な政府という言葉を使っております。  逆に、では大きな政府はというと、この逆でありまして、重複...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 公的なサービスが果たして公務員じゃなきゃできないのかという問題があります。  かつては、鉄は国家なり、鉄鋼会社も国営である。電信電話、これも国がやらなきゃいけない公的サービスである。鉄道も国営事業だ。しかし、確かに鉄鋼会社、これはある時期においては国家の基幹...全文を見る
04月06日第164回国会 衆議院 本会議 第20号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 石崎議員に答弁いたします。  医療制度改革の基本的な考え方についてですが、医療制度については、急速な高齢化の進展に伴う医療費の増加が見込まれます。  このため、今般の改革におきましては、生活習慣病予防や長期入院の是正など、計画的に政策を実施し、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 仙谷議員に答弁いたします。  現在の医療を取り巻く問題についてですが、我が国の医療提供体制については、国民皆保険制度のもとに、患者の医療施設へのフリーアクセスを確保するなどの評価すべき点がありますが、一方で、小児科や産科などの診療科や特定の地域に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 園田議員に答弁いたします。  今回の医療制度改革についてですが、国民皆保険を堅持し、将来にわたり持続可能なものとしていくため、医療保険制度及び医療提供体制の両面において改革を行うこととしております。  医療提供体制については、急性期から在宅療養...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 上田議員に答弁いたします。  今回の医療制度改革についてですが、今般の改革においては、生活習慣病予防や長期入院の是正など計画的に政策を実施し、中長期的に医療費の伸びを抑制するとともに、保険として給付する範囲の見直しや、おおむね三・二%の診療報酬の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 高橋議員に答弁いたします。  国民健康保険の資格証明書についてですが、国民健康保険は住民の相互扶助により成り立つ社会保険制度であり、すべての被保険者に公平に保険料を負担していただくことが制度の存立の前提であります。低所得等の事情のある被保険者の方...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 阿部議員に答弁いたします。  医療費の将来見通しについてですが、内外を通じて確立された手法はないことから、過去の一定期間の実績から得られた一人当たり医療費の伸び率をもとに、機械的に算出しております。  今回の見通しにおいて用いた医療費の伸びの実...全文を見る
04月13日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第10号
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○小泉内閣総理大臣 田島さんは民主党ですよね。民主党は、今の政府の公務員の減らし方は不十分である、もっと減らしなさいという立場ですよね。そうじゃないんですか。盛んに政府案を批判されておりますけれども、それはもっと減らせということだと、今の田島さんの質問を伺っていますと、同じような...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、民主党の立場というものをこれからも質疑を通じてはっきりしていただきたいんですが、公務員の減らし方が多過ぎるというのなら、今のお話わかりますよ。民主党は、これは不十分でもっと減らしなさいという立場であるという質問者の立場としては、私は、伺っていまして、こ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、減らせ、ふやせという話をしているんじゃないと言っていますけれども、民主党はもっと減らせ減らせと言っているんじゃないですか。(田島(一)委員「私はそれを今聞いていません」と呼ぶ)田島さんは違うと。  でありますから、それは、公務員の皆さんの意識も、これか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 対応できるようにやはり変えてもらわなきゃならない場合もあると思います。そういう観点で担当部署において配置転換なり人員抑制なりをしていかなきゃならない。今のままでいいとは思っておりません。
○小泉内閣総理大臣 まず、その批判は当たらないと思っております、結論から申し上げれば。食品安全委員会では、議論を尽くして、さまざまな国民の意見を聴取した上で決定されている。それは、国民の食に対する安全、安心を確保する、これが大前提であります。  そこで、資料でいろいろ言われてお...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 篠原議員のそのような勘ぐりがあるとは想像していませんでした。  これは、十一月二日予定の内閣改造と言っていますけれども、これはあくまでも国会議員の皆さんなりメディアの皆さんが想像していたことであります。私は一言も、いつ改造するかとは言っていないんです。メディ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、日本の基準を遵守すべしということが前提ですから。それで、日本側の基準、危険部位を除去しなさいとか、あるいは、月齢二十カ月以下ですか、ほかの国は三十カ月、日本はもっと厳しく二十カ月以下。日本の基準を遵守すべしという前提ですから。それが、危険部位等が除去さ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現在、アメリカの牛肉が日本に入ってくる、入れてほしいと言っている状況ですが、日本は、その問題、問題があるから輸入停止を続けております。  今のお話の中でありましたように、問題がありますので、どうしてこういうことが起こったのか、原因と、それから、これからこのよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今までの方針を堅持して交渉してまいります。
○小泉内閣総理大臣 もとより、行政改革というのは簡素で効率的な政府をつくるように努力しようということでありますから、財政面でも寄与できるようにしていくのが望ましいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 今後、よく資料を点検して、そのような財政負担が必要かどうか、そういう見直しを進めていくことが必要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 お話を聞いていて、要するに随意契約でなくても、競争入札できるのに随意契約したのはおかしいということでしょう。だから、よく点検して、競争入札できるものは競争入札するということでいいんじゃないでしょうか。
○小泉内閣総理大臣 これは今までもいろいろな委員会で質疑がなされたと思いますし、私も何回か答弁しているんですが、天下りの弊害をなくすということについて、いろいろ検討すべき余地はたくさんあると思います。  ただ、官民の人材交流という観点から、これを今進めようとしております。能力の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 あるいは実務の研修等を兼ねて民間に行ってもらおうと。いわば人材の交流ですね。  それで、今御指摘の建設弘済会の業務委託、これは疑い等ありますから、今までのやり方も適正でない部分があったなと率直に反省して、今後、見直していくべきものがあると思っております。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 既に先日の閣議で、御指摘のような官製談合等について各担当大臣にしっかりと対応するように指示しておりますし、今御指摘の点につきましても、公正さを疑わせることのないように改めて全省庁に指示をしたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 今、私は答弁したつもりなんですけれども。  今の御指摘も含めて、公正さを疑わせることのないように、しっかりと調査をし点検するように指示していくということを今私は答弁したつもりなんですけれども、改めて申し上げます。
○小泉内閣総理大臣 それは、検査対象への固定的な天下りというのはやめた方がいいと思っております。  特別な能力のある方がある民間の機関に行ったと。しかし、それを定例的に慣例的に、検査院の人が同じような企業に、先輩あるいは後輩が天下りしていくというのはよろしくないと思っております...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一般論として、私は会計検査院の役割というのは重視していますから、独立の機関として無駄はないかきっちりと検査してほしいということでありますので、常識として人数ぐらいは出せるんじゃないかと。プライバシーもありますから、個人の名前は。人数ぐらいは出せると私は思うんで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 中馬大臣の答弁されたように、今まで公益法人は主務官庁の許可制だったのを今度はなくすわけですね。これはもう百年ぶりの改革だと思います。  そういう中で、今の公益法人、御質問で指摘されたように、本当に必要なのかどうか、これは見直さなきゃいかぬと思います。また、こ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、もう許認可制じゃなくなるわけですから、今後、どのような登録をされて、これがどういう公益性を有するのかという点については、よく検討していかなきゃならない問題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 談合の問題につきましても、また公益法人の問題につきましても、これは与野党が改革競争をして、国民からの批判にしっかりとこたえていかなきゃならない問題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 随意契約について、その必要性のないものは競争入札にする、この趣旨を今後徹底していかなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 随意契約、必要性があるかどうか、そして、費用の削減、効率化を考えて、正すべきは正すべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 実際の業務というのは、私は詳しくありませんのでわかりませんけれども、要するに、随意契約でなくてはならないのかどうか、よく検討する必要があると思います。
○小泉内閣総理大臣 原則一般競争入札、随意契約でなくてはならないというものもあるから原則なんです。随意契約、必要があるかどうかというのはよく検討しなきゃならない、御指摘のように。随意契約の必要がないというものは一般競争入札に移すということだと思います。  この点につきましては、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、これは方針として、政府、政策機関の仕事と民間の仕事の役割というものをよく見直していこう、本当にこの政府の機関が必要かどうか、民間でできることをやっているんじゃないのかということで、民間でできるものは民間に任せていこうというその方針の一環なんです。  し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは違うんじゃないでしょうか。国会の議論でも政策金融は必要だという議論じゃないですか。全部廃止、民営化なんというのは、政党、どこもないですよ。住宅金融公庫、なぜこれだけ一般財政負担しなければならないのか。それは、民間金融機関のことまでやっていて、民間の仕事を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 定義ですから、専門家に任せます。
○小泉内閣総理大臣 私は、地方にできることは地方に、民間にできることは民間に、廃止できるものは廃止、その方針に従って各担当が責任を持ってやってくれと。  担当大臣に答弁させます。
○小泉内閣総理大臣 全体で見ますと、失業率も改善しております。そして、今二階大臣が答弁されたように、廃業もありますが同時に新しい会社を立ち上げようという方もふえておりまして、特に、今まで一千万円以上ないと株式会社が設立できない、あるいは三百万円以上ないと有限会社が立ち上げられない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 事業をやっている方々の意見というものをよく聞いて、必要な資金は提供して、大いに活躍していただきたい、その環境を整えることは重要だと認識しております。
○小泉内閣総理大臣 私はどのような報道が出ているか知りませんけれども、そんな、今議員が言われたような指摘は、政府としては一切発表していませんよ。公表していませんよ。私は、どの報道が出ているかわかりません。今協議中であります、一切公表しておりません。
04月14日第164回国会 衆議院 本会議 第23号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 江崎議員に答弁いたします。  法案の基本理念についてですが、今般の法案は、幅広い金融商品について横断的な利用者保護の枠組みを整備することにより、金融資本市場の公正性、透明性を確保するものであり、このことを通じ、利用者利便を向上させ、貯蓄から投資へ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小沢議員に答弁いたします。  目指すべき社会についてですが、私は、総理に就任以来、国民一人一人、また各企業が持てる力を発揮できる社会、そして努力が報われる社会、一度や二度失敗してもまた再挑戦できる社会を目指して構造改革に取り組んでまいりました。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鷲尾議員に答弁いたします。  証券市場のあるべき姿、日本経済の進むべき方向性についてですが、私は、民間にできることは民間にとの方針のもとに、一定のルールのもとで民間による自由な競争と消費者、利用者による幅広い選択を可能とすることにより、国民が持っ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 谷口議員に答弁いたします。  ライブドア事件と本法案における政府の対応についてですが、ライブドア事件については、問題となった不正行為に厳正に対処するとともに、その再発を防止し、金融資本市場の公正性、透明性を確保することが重要と考えております。 ...全文を見る
04月19日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○小泉内閣総理大臣 率直な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございます。  確かに、郵政解散前は、郵政改革は大したことない、ほかにもっとやるべきことがあるんじゃないかという意見も多く聞かれたわけであります。と同時に、郵政民営化を大きな争点にして国民は支持するかどうかとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、野党の提案についても、いいところは取り入れていきたいという方針のもとに今までも答弁し、もし指摘されるような御批判があるのだったらば、その批判にこたえて改善していく努力をしていこうという考え方で、いつもこの答弁席に立っているつもりでございます。  今、園...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 地方分権の一つとして、補助金、税源、交付税、この問題を一緒に改革していこうということで、今回、税源も移譲し、補助金もかなり廃止をし、そして交付税等もそれぞれ見直しを進めてきたわけであって、私はこの問題ですべてだと思っておりません。  税源移譲が三兆円ですか、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国民負担と行政改革、この問題については、人によってとり方も違ってくると思うのであります。増税だけが国民負担ではないわけですね。  例えば地方分権におきましても、市町村合併すると、賛成も出ますが反対も出ます。二つの町村を一つにするとなると、その町村の役所の職員...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 人には向き不向きがあります。能力によっても違いがあります。必ずしも学校の成績がいい人が将来活躍するかどうか、これはまた別であります。学校の成績ですべてを判断したら大間違いだ。政治家を見ればわかるでしょう。学校の成績がそれほど優秀でない人の方が政界では活躍してい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 行政改革の難しい点は、先ほども申し上げましたが、総論賛成、各論反対、ほかのところを削減するのはいいけれども自分に関係するところはやめてくれ、人員にしてもあるいは機関にしてもそうですね。その典型が一つは郵政民営化だったわけです。ほかの役所の公務員は民間に任せても...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回あえてこの行革法案を国会で御審議いただくということは、これは、国民の支持を得て、この方針に沿ってこれからの内閣も進めていただきたいという気持ちを強く持って提出したわけであります。  その意思があれば、別に法案を出す必要はないじゃないかという議論もありまし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 できるだけ定年まで働けるような環境整備等、私も努めていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私も、今の石井議員の考え方に基本的に賛成なんです。  今、公務員の宿舎等を有効活用しよう、売却にしても、あるいは今の状況よりももっと有効に活用できるんじゃないか。その中で、中央官庁、財務省、率先して見本を見せたらどうかと今指示しているところなんです。国有財産...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 方針としては、民主党も対案を出されたということは、これは私は悪いことではないと思っております。  しかしながら、方針は方針として、この政府案の質疑のときにも、政府案で五年間で五%の公務員の純減ということについて、民主党の議員からも、どうやってできるのかと厳し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 三年間で二〇%。五年間で五%、これは難しいという批判を私は受けたものですから、それよりもっと大きな、三年間で二〇%削減する、私は別に趣旨について批判しているわけじゃありません。では、どこを削減しているんですかという、どの役所のどの数と言っていただければ検討しま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 既に環境省だけでなくて全府省に対して、随意契約というのはそれしか方法がないということだけにとどめて、あとは原則一般競争入札、その原則に従ってやるようにという指示を出しているところであります。  この指示に従って、各省できるだけ早くその趣旨を生かすように努力し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、何回か答弁をいたしましたけれども、何年が適当か、二年がいいのか、五年がいいのか、さらに早期退職勧奨制度、この進捗ぐあいも見ていかなきゃなりません。  いずれにしても、天下りがあるからその会社に仕事を渡すということがないように、今の慣行の見直し、そして...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よくここまでやってこられたなと。これは、多くの国民が支持して、協力してくれたおかげだと感謝しております。  この五年間、参議院選挙二回、衆議院選挙二回、自民党の総裁選挙二回、我が党からの支援と国民の自民党、公明党に対する、連立政権に対する支援、支持があったか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 五年前よりも財政収支は改善していることは事実であります。しかしながら、まだまだ道遠いと言わざるを得ない。  そこで、借金をふやしたという御批判でありますが、これは、民主党がやっても同じなんです。もっとふえているはずです。なぜならば、十八年度、三十兆円以内に新...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 非正規雇用がふえていると同時に、最近は雇用も改善してきておりますから、正規雇用もふえております。そして、非正規雇用というもの、これをある程度認めていくということによって雇用もしやすくしよう。また同時に、人の中には、非正規雇用でいいという人も最近出てきております...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、千葉県でどのような男女共同参画社会へ向けて行政運営がなされているか、よくは知りません。しかしながら、地方自治体として、男女共同参画社会の実現に向けてどうあるべきか、よく状況を見きわめて地方自治団体としての判断を下されるということを期待しております。
○小泉内閣総理大臣 官製談合は法律違反です。法律違反を犯してやる、これは厳正に処罰されなきゃいけない。同時に、官製防止法が今のままでいいのかどうかという問題があります。それと、慣例で天下りをなくしていく、あるいは随意契約をなくしていくという場合に、どういう対応がいいか。早期退職勧...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、今、二年がいいのか、あるいはさらに五年に延ばした方がいいのか、あるいは退職勧奨制度というものも含めまして、全体的に検討すべき課題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 天下りという定義につきましてもそうでありますけれども、人材交流という観点から、今、各方面において官から民へ、民から官へ、両方、人材交流を奨励しております。そういう点も含めて検討すべき課題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 必ずしもそうは言えません。それは個人の職業選択でありますから、官の優秀な人が民間に行く場合もあるでしょう、民間の優秀な人が役所に来るときもあるでしょう。一人でも役所から民間に行った場合に、仕事を受注できないという場合がいいのかどうか。それは、天下り的な利権構造...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 文科省所管の国立特殊教育総合研究所や物質・材料研究機構の理事長について、こういう方々は、学問的な知見に着目して登用しておりまして、民間の学識経験者と同等なものと位置づけていると承知しております。要は、適材適所ではないかと思っております。
○小泉内閣総理大臣 再度の答弁ですが、国立特殊教育総合研究所や物質・材料研究機構の理事長について、これは学問的な知見に着目しているわけです。要は、適材適所が大事じゃないでしょうか。
○小泉内閣総理大臣 どうしても随意契約が必要であるというもの以外は競争入札にすべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 グリーンピアがどういう形で売却されたのか知りませんが、これは随意契約だからとかどうか、私は承知しておりません。恐らく買い手がいなかったんじゃないですか。それをよく確認していただきたい。質問が本当かどうか、私はわかりません。  それと、要するに、随意契約の必要...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そのような御指摘が事実なら、これは見直していかなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 会計検査院ということに対して、独立の機関ですから私が指図すべき問題ではありませんけれども、お話しのように、固定的に検査対象機関に関連の職員が行っているという疑惑の念を持たれることがないよう、私はよく注意していくべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 地方にできることは地方にというのは、昨年来から、税源移譲、補助金、交付金改革、これを一緒にやってきたわけです。  今回、税源移譲三兆円、交付税四兆円、補助金が五兆円という、これの実態を見きわめよう、この成果を見てから、今後どこまで、地方にできることは地方にと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 十八年前、渡部国対委員長の下で筆頭国対副委員長、毎日毎日、野党との対策を練りながら、あの消費税三%導入法案、苦労した思いが今よみがえってきます。きのうのことのようで、粘り強く、当時は社会党でしたけれども、社会党の大出国対委員長、公明党の市川国対委員長、民社党の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 たしか、全部言うことを聞けとは言わなかったでしょう。できるだけ野党の皆さんの意見も聞きながら、譲るべきところは譲る、原則は曲げないようによく気をつけろというようなお話だったと思っております。
○小泉内閣総理大臣 いや、国会対策は今、私の手から離れておりますので、厚生労働委員会でどのような審議がされているかわかりませんけれども、与党が審議拒否というのはないでしょう、してないでしょう。
○小泉内閣総理大臣 今、議院運営委員会でどのような審議がされているか、私、承知していないんです。どういう状況かお答えできないので申しわけないが、よく協議を進めて、円滑に、早く委員会でしかるべき審議がされるということを期待しております。
○小泉内閣総理大臣 山河、緑、川、海、森、大変大事であり、環境を大事に守っていかなきゃならないという点については共有の認識を持っていると思います。  私の地元、横須賀ですけれども、米軍基地もありますけれども、大楠山という山もあるんですよ。また、都市の農家、三崎の漁業、都市農業ま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 別に私は、市場原理主義とか市場万能主義じゃないんです。やはり市場経済を重視していく、これは一つの時代の方向だと思います。役所が計画経済、統制経済という時代ではないだろう、民間の創意工夫を発揮しやすいような市場を形成していくべきだろうと思っております。  そう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 格差といえば、東京都内にも格差はあると思います、地域によっても格差があると思います。要は、あるときはよくなくても、また次のチャンスを見出してよくなっていこう、そういう機会をできるだけ提供していくことが大事であって、私は、今の状況において、確かに地方において東京...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政治資金の調達方法、また使い方等、国民の厳しい監視の目があるということは承知しております。それだけに、民主主義にはコストがかかるという観点から、この政治資金のあり方については、今後も不断の検討が必要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 法律的な措置として詳しいことは今承知しておりませんが、今、竹中大臣が言われたように、研究費等、会として、あるいは企業として受ける場合に特別の、補助金とは別の解釈があるという答弁をされたようであります。また、公益法人でも、今までは所管官庁が許可、認可していたわけ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 労使間の話し合いというのはよくなされるべきだと思っております。  合意という問題については、合意ができればそれは望ましいことだと思いますが、自分たちの主張が入れられない限り合意しないという態度はとることなく、柔軟に対応していただきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 この話し合いについては、やはり良識といいますか、常識というものが発揮されなきゃいけない。地方公務員の場合においても、いろいろな手当が批判されておりますし、そういう点もありますから、良識を発揮されて、よく話し合いが柔軟になされるべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 市場化テストというのは、いわゆるお役所仕事をなくしていこうと。お役所でやる仕事よりも民間に任せた方がどのようなサービスが展開できるのか、どっちがいいかと比べるわけですから。そういう点を考えて、仮に、これは役所の公務員がやるよりも、同じような仕事で、民間でコスト...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 地方にできることは地方にというのは、今回のいわゆる三位一体といいますか、補助金、税源、交付税、これの改革ですべてじゃありません。この改革の中におきましても議論された課題というのはまだ残っております。  地方にできることと国にできること、この役割の見直し等、ま...全文を見る
04月24日第164回国会 参議院 本会議 第19号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 若林議員に答弁いたします。  本法案の基本理念である行政改革についてですが、本法案は、民間にできることは民間にとの方針の下に、政策金融改革や資産・債務改革などの資金の流れの改革、総人件費改革や市場化テストなどの仕事の流れや人と組織の改革を総合的に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 直嶋議員に答弁いたします。  行政改革の理念でございますが、私は、高齢化の進展等の変化に対応して、国民が豊かで安心して暮らすことができる社会を実現するためには、それぞれの地域や企業、個人が特色を生かしながら発展していく機会を提供することにより、我...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 直嶋議員に再度答弁いたします。先ほど質問で答弁いたしましたが、再度の御質問でありますので再度答弁いたします。  公務員の総人件費五年五%以上の純減でございますが、これは人と金を一律に削減するものではなく、中央省庁等改革基本法の精神に反するとの御指...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 風間議員に答弁いたします。  公務員の純減方策の策定についてですが、簡素で効率的な政府を実現し、政府の規模を大胆に縮減するため、総人件費の削減は避けて通れない課題であり、国家公務員の五%以上の純減目標について確実に実現できるよう、業務の大胆かつ効...全文を見る
04月26日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今日で総理就任してから五年が経過したわけでありますが、私は、毎日毎日、総理大臣に就任してからは、総理大臣の職責というものをいかに果たしていくかと、全力投球してきたつもりであります。気が付いてみたら五年が経過したのかなと、率直に申し上げますとそういう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 格差というのは、どの時代でもどの国にもあると思っております。かつては悪平等という批判もかなり言われました。努力しても努力しなくても同じだと、これは悪平等じゃないかと。努力が報われる社会というのは与野党共通しているんじゃないですか、努力を報われる社会...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 高度成長のときには、見積りの予算の税収よりも、それ以上の税収が出てきたわけですね、高度成長のときには。ですから、様々な要望に対して、財政的にも分配といいますかね、減らすことなく全部増やすことができたわけですよ。  しかし、現在の財政状況を考えます...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治で一番大事なことは、個人でも企業でも地方でも、それぞれの特色なり特徴なり持ち味があります、その自らの能力というものを、持ち味というものをいかに発揮しやすいような環境をつくるかということだと思います。創意工夫をそれぞれしたものがそれなりの成果を上...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大体役所というのは、自分の仕事が減らされたり人員削減されたりするのは抵抗するものです。自分の仕事は必要だからあるんだと、人員もその仕事をするためにあるんだと、全部必要だというのは最初は言ってくるんですよ、ぎりぎりになるまでは。その言うこと聞いていた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国の役割というもの、これを見直すと。できるだけ行政を簡素で効率的なものにするということの中で国の役割ということについていえば、まず外交と防衛、安全保障、これは与野党を通じて、小泉政権を批判する方々でも外交、防衛は国の役割であろうと、そう、見方する方...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく民間に比べれば政府は遅いと言われますけれども、民間の企業と政府とは一概に比較できないと思うんです。民間の企業は工業製品を作る企業、あるいは農林業に従事している企業、食品に従事している事業、それぞれ特定の分野でありますから、それに比べると、政府と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 五%、五年間、人員を削減するという方針でありますが、ある役所については増やすところもあるわけですから、そこ一面だけとらえて何やっているんだという批判がありますけれども、そうじゃないんです。一律じゃないんです。五%、全体でですから。治安部分については...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 考え方は同じなんです、ほとんど。行政改革というのは、正に総論賛成、与野党一緒なんです。各論反対、これは与野党共通しているんです。だから難しいんで、政府は、やるとすると与野党から反発出ますよ。役所からもそうなんです。どこを具体的に削減するのかと。政府...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公務員は、予算は増減できます、すぐ首切ることできません。それは民主党も同じだと思いますよ。今年予算が減った、何十人減らせと。配置転換しても首切ることできません。そこは御理解いただけるんだと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 最大の違いは、郵政公社は民営化しないと、橋本行革はそうでした。これ一番多いのは……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この二十八万六千人、民営化するの決まったんですから。民主党も反対しましたね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは全く逆じゃないですか。橋本行革の場合は減員するけれども増員分は別だと、今回は増員するところも含めて純減させるんですよ。大きな違いじゃないですか。そうでしょう。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、これは閣議決定を遵守していかなきゃならないと思っていますし、今のこの公益法人の事業委託も改善すべきだと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 松井さんの指摘もいいところあるんだけれども、間違っているところあるから法務大臣も訂正したいといって答弁しているんですよ。一方的に言って、答弁要らない要らないと言って、間違った資料だと困るから訂正したいということで答弁している。  私は、それは別に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはいい指摘だから、すり抜けないようにきちんと見直します。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはいいところは取りますよ。  ただ、この協会とか弘済会、確かに随意契約九〇%以上なっております。この点についても既に、こういう点については、随意契約でしかできないものは随意契約やるべきであって、随意契約でないものは競争入札にするようにと指示を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、この九級とか十級とか実態は分かりませんけども、特別な不祥事を起こしたり、特別の事情がない限り定年まで働けるような、そういう慣例とか制度をつくっていかなきゃならないと思います。そういう点を含めてこれを見直していきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは今譲渡価格だけの問題にしてますけど、そうじゃないんです。根が深いんです。元々これ、やる必要なかった仕事なんです。それを私は前から指摘されたけれども、地域の振興だ、地域が地元負担をしなくてもいい、過疎地だ、過疎地の人は喜ぶ、しかし私はこれ役所が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 法案に入っていることがすべてじゃないんですよ。行政改革の法案は法案。法案以外にやるべきことはたくさんありますよ。役所は責任取らないという。政治が要求しているからです。国民が要求しているからです。役所の責任取らせるというのは別の問題なんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 法案やっていることは法案にやるべきことを書いてあって、政治というのはこの法案だけじゃないじゃないですか。今まで全部いろいろやって、行政改革に終わりはないと言っているんです。いい点はやる、直すべきは直すと言っているんです。  しかし、一か月や一年で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 議論をして、いい点は取り入れますし、三年間で二〇%公務員削減すると言っているんだから、具体的に出してくれれば十分検討します。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この地方の問題というのは、国全体から考えれば、地方だけでは住民の税金だけで住民の様々な要求を満たすような仕事なりサービスが展開できない。だから地方交付税制度というのがあるんですね。国全体で税金を納めて、住民の税では仕事ができない分野、地方公共団体に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 森林というのは我々にとって極めて重要な役割を果たしておると思っておりますし、環境保護の観点からも森林を健全な形でこれからも保護、育成していくことは極めて重要だと思っております。  森と海というのは密接なつながりがあります。森は海の恋人だと言う人も...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういうことから、森と川と海というのは密接な関係がある。  そういうことを考えますと、日本は森林に恵まれているといっても、今荒れているところも多いわけです。森と海、自然は全部つながっているなという視点から大事に保護、育成をしていかなきゃならないと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、森林保護、育成は大事でありますけども、このヤマタノオロチの話は知りませんでした。ヤマタノオロチの話は聞いたことありますけども、こういうことだったのかというのは今知りまして、教えていただきましてありがとうございます。  これから森林の管理等...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 牛肉について、アメリカの基準と日本の基準は違います。アメリカがアメリカの牛肉が安全だと言うのはそれは分かりますけれども、それについて日本は、アメリカの基準では日本の国民は、また日本の政府は安全だと思っていないんだから、日本の基準を守るようにすべきだ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 具体的にどの仕事が国の仕事で、どの仕事が地方の仕事かというのはそれぞれの地方なり、考えがあります。今回、総論賛成各論反対の部分もこの分野にもあります。民主党は恐らく補助金全廃しろと言っておりますけれども、地方は補助金の中でも残してくれという補助金も...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 能力においても、また素養においても優れた者が公務員になって、国民の公僕として使命感を持って働いていくためには、どういう不断の研修なり教育が必要かということは極めて難しい問題でありますが、それぞれの方々がおのずから、公務員になる前から、家庭教育、学校...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、人間としての役割といいますかね、公務員としての使命感とか、何のために自分はこの世の中に存在しているのか、公務員になったのかというのは、この法案以前の問題だと思います。法案以前の問題と思います。どうやれば人間として立派になるかというのは、公務員...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も、そのキャリア制度というものについて、どうなんだろうかということは前から考えているんですが、今ここでこうだという結論は出ないんです、率直に言うと。  というのは、幹部候補生、これは育成制度というのがありますね。その場合、公務員としての幹部候補...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一概にすぐ私は結論を出すことはできないと最初に答弁しているわけです。キャリア制度をなくしていいかどうかというものも、私、今判断付きません。そういう点は、やっぱり今までの幹部候補生としての一つの慣行なり制度がありますから、その点も含めて、よく識者の間...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 縦割り行政といいますか、役所の仕事、他の役所の問題に口を出すなとか、自分の範囲内の仕事以外には逆に口を出したくないという、俗に言えば、この言葉はいいかどうか分かりませんけども、縄張根性というのは分かりやすい、よく言われていることです、これは。縄張根...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく先進国に比べれば日本の公務員はそんなに多くないと、むしろ少ないぐらいだということを言われます。  しかし、今の役所の仕事は本当に公務員でなくてはできないのかという点を見ていけば、公務員じゃなくても民間でもできる仕事あるんじゃないかと、あるいは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 組織というのは一度できると必ず肥大化するものだと言われます。役所の仕事もそうですね。一度役所ができれば、役所は住民に対して様々な行政サービスを展開していかなきゃなりません。選挙が行われれば、もっとしてくれ、もっとしてくれという住民の声は必ず出てきま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 実際の具体的な基準については、厚労大臣が担当して現場の意見も聞きながら対応していただいたとおり、今の答弁のとおりなんですが、私は就任以来、待機児童ゼロ作戦と、一番今お母さん方が要望しているのが、待機児童ゼロ作戦といいますか、保育所の待機児童、これを...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは保育について、親御さんが自分がいなくても大事に保育してくださいという要望をないがしろにして、このような事故を起こして誠に遺憾であります。残念であります。  保育園を経営する経営者、自分の子供を育てる、保育するというような気持ちで事故のないよ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、地方にできること、そして国がやらなきゃならないこと、これは社会保障の点についてもあると思います。  現在の地方行政については、国の水準よりも社会保障分野において地方が進んでいる地方公共団体もかなりあると思います。そういう中で、できるだけ非...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 後で小坂文科大臣に答弁していただきますが、米百俵の精神というのは、これは今後も必要だと思います。教育重視していくと、これからも人材育成、人間力の向上、これはどの分野においても重要であります。まして、少子化の傾向ですし、四十人学級を目指してまいりまし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは前から答弁しておりますように、一挙に進めるというのは、長年の慣例もあります、三歳引き上げるということだけでもこれは非常に難しい点をやろうと、しかも将来でき得れば、定年、六十歳までは退職しないでも働けるような形にしていこうということで今進めてい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イエスかノーか、テレビのマル・バツじゃありませんしね、これはなかなか難しいと。  荒井さんはアイデアマンですしね。私は、郵政民営化賛成か反対かでは対立しましたよ。敵味方みたいに分かれましたけれども、今でも親しみを感じるんですよ。というのは、先ほど...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、荒井さんが言われたことは正に国会の仕事なんです。政党の仕事、国会議員の仕事なんですよ。代議制度、国民の声を国会議員が受けて国会があるんです。国会で審議することなんです。一人一人の国民が訴訟を起こすよりも、選挙で選ばれた国会議員が国民の気持ちを代...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、人に靖国神社参拝に行けと言われたこともないし、人に行けと言う気持ちもありません。
05月11日第164回国会 衆議院 本会議 第29号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 寺田議員に答弁いたします。  在日米軍の意義、役割及び米軍の変革についてでございますが、アジア太平洋地域には、依然として不安定で不確実な状況が存在しております。在日米軍の抑止力は、我が国及び地域の平和と安定にとって不可欠な役割を果たしていると認識...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 武正議員に答弁いたします。  米軍再編及び我が国の安全保障政策についてですが、世界規模での米軍再編については、米国との緊密な連携等を通じて、我が国としても適切に把握してきております。  また、我が国は一昨年十二月に、我が国の安全保障と防衛力の考...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 佐藤議員に答弁いたします。  世界の中の日米同盟についてですが、日米両国は、世界におけるさまざまな問題の解決に世界の国々と協調しながら取り組んでおり、私とブッシュ大統領の間で、このような協力関係をさらに強化していくことを確認しております。  こ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 赤嶺議員に答弁いたします。  普天間飛行場代替施設と沖縄の負担軽減についてですが、今般合意された再編案が実現すれば、普天間飛行場の機能のうち、緊急時の機能と空中給油機の機能等は本土に移転し、ヘリの機能はキャンプ・シュワブに移設され、その結果、普天...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 辻元議員に答弁いたします。  普天間飛行場代替施設の滑走路の長さについてですが、普天間飛行場代替施設の滑走路及びオーバーランを含む合計の長さは、千八百メートルとすることが日米間で合意されています。これは、ヘリコプターのほかに、普天間飛行場に所在す...全文を見る
05月12日第164回国会 参議院 本会議 第23号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 福島議員に答弁いたします。  新段階に入る日米同盟の姿と新しい枠組みについてですが、我が国外交の基軸であります日米同盟は新たな安全保障環境に協力して対応していく必要がありますが、このたびの再編案を着実に実施することにより、同盟の能力が向上していく...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 浅尾議員に答弁いたします。  米軍再編と傭兵国家観についてでございますが、お尋ねの傭兵国家というものがどういうものであるか必ずしも明確ではございませんが、我が国外交の基軸である日米同盟は対等な関係を基本とするもので、その中で、米軍再編は沖縄を始め...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 高野議員に答弁いたします。  日米同盟の新たな段階に関するお尋ねでございますが、我が国の外交基軸である日米同盟は新たな安全保障環境に協力して対応していく必要がありますが、このたびの再編案を着実に実施することにより、同盟の能力が向上していくことにな...全文を見る
05月16日第164回国会 衆議院 本会議 第30号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 下村議員に答弁いたします。  教育基本法案を提出した理由でありますが、戦後、教育基本法の理念のもとで構築された教育諸制度は、国民の教育水準を向上させ、我が国の社会発展の原動力となってきたと思います。  しかし、科学技術の進歩や少子高齢化など、教...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鳩山議員に答弁いたします。  憲法についての議論と教育基本法改正との関係でございますが、我が国の教育はさまざまな課題を抱えており、新しい時代にふさわしい教育の基本を確立するため、教育基本法を改正することが必要であります。  なお、教育基本法は、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 太田議員に答弁いたします。  教育改革への決意でございますが、社会の未来を切り開くのは人であります。人こそが我が国の財産であります。我が国が今日まで発展してきたのは教育を重視してきたからであり、一人一人が豊かな人生を生き、互いに支え合って豊かな社...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 石井議員に答弁いたします。  本法案を改正する理由でありますが、教育基本法案は、制定以来半世紀以上が経過し、科学技術の進歩や少子高齢化など教育をめぐる状況が大きく変化する中で、道徳心や自律心、公共の精神、国際社会の平和と発展への寄与などについて、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 保坂議員に答弁いたします。  児童の権利に関する条約と子供の権利主体としての位置づけでございますが、本法案においては、憲法に定める教育を受ける権利を踏まえ、教育の機会均等に加えて、新たに生涯学習の理念として、国民一人一人が生涯にわたり学習できる社...全文を見る
05月17日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○小泉内閣総理大臣 今まで、医師は全体として過剰ぎみだ、これからは医師の数を減らしていかなくてはならないということでありましたけれども、医師によっては地域に偏っていたりあるいはある科に偏っていて、必要なところに必要な医師が行っていないという苦情が最近とみにふえております。  そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 少子高齢化の時代にあっては、さまざまな要望に対してどう対応していくか、ますます難しい状況に今直面していると思います。  特に、今までは、どのような分野においても予算をふやすということが政治家としての大きな役割でした。地元に行ってさまざまな声を聞けば、この分野...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 スウェーデンは、人口一千万人おりませんし、確かに福祉は手厚い。しかも、自民党以上に長期政権です。政権が交代することが余りない。そういう中で、福祉が手厚いということは合意が得られているようでありますが、これまた、付加価値税といいますか、日本の消費税に当たる税が二...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 歳出と歳入を一体的に見て改革していかなきゃならないというのは、御指摘のとおりであります。  委員会の議論におきましても、歳出の分野を議論しますと、この部分が足りない、もっとふやせという議論が多いと思います。また、歳入の分野に議論が及びますと、これ以上増税はい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 若い方々がこれからの時代を担っていくということでありますが、中には、まだどうしたらいいかわからない、あるいは職を探しているんだけれども探すことができない方もたくさんおられるわけであります。  そういう点に対して、最近、そのような言葉として、今までにないニート...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現在、第三次がん対策の段階に入っておりますが、福島議員も、与党のがん対策プロジェクトチームのメンバーでありますから、よく御承知のことだと思います。  これから、がんで亡くなるがん死亡率が一位になるでしょう。既にもうそういう状況でありますから、専門家に聞きます...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一番困るのは、突然病気になって、どうしたらいいかわからない。苦しい、痛い。普通の人では、どうしてこういうことが起こるかわからないときに、結局お医者さんに頼る。急に病気になるというのはだれでも起こるわけであります。昼間には限らない、早朝でも深夜でも起こり得る。そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 救急医療ということを考えますと、災害の場合も救急医療が出てくる可能性が強いわけですね。  災害の場合を考えますと、一省庁ではできません。各省連携して災害対策をするわけです。そういう点から、私は、救急医療についても災害対策のような各省常に連携して当たっていこう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 各国、相対的に考えて、日本の医療体制というのは先進国の部類に入ると思っております。できるだけ負担は少なく給付は厚くということをどの国民も望んでおりますし、また、医療機関をできるだけ身近なところに持ちたい、病気になったらお医者さんにかかりたいということ、これを戦...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、個々一人一人によって足りない点はあると思いますが、相対的に考えて、国別です、相対的に考えて先進国の部類に入ると思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、全部一人一人が満足しているとは思いません。それは、病気にならない人の負担によって医療制度というのは成り立っているんですから。病気にならない方は病気になった方に対しては負担をしていただく、これが医療保険制度ですから。そして同時に、すべての人が税金で負担す...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは見る視点からいって違うと思いますが、政府全体から見ると、国民負担の点から見ると、やはり、どの程度国民が負担して、どの程度の水準の医療を得られるかということだと思います。またお医者さんの分野から見れば違う視点があるでしょう。
○小泉内閣総理大臣 抜本改革というのは一つじゃありません。民主党が言う税負担、消費税で全部負担しろ、年金あるいは医療。消費税を上げろという方から見れば、今の税と保険で両方対応していくというのは抜本とか言えないかもしれない。しかし、全部消費税で、あるいは全部税負担、税負担をもっとや...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私一人ではできません。国会議員、多数の支持がなきゃ、国民多数の支持がなきゃ、何をやってもできません。
○小泉内閣総理大臣 総理大臣になるとわかりますが、全部の省庁の仕事が全部大事なんです。
○小泉内閣総理大臣 今までもお話ししておりますように、負担の問題、給付の問題、医療提供者側の問題、医療を受ける患者さんの問題、それぞれ多くの方々の反発を受けながらも、最終的には、ああこれはもう仕方ないな、やむを得ないなと、理解を得ながらやってきたつもりでございます。多くの皆さんの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 医療費の伸びの推計、推計が多くなると、結局、ふえた負担をどうやって国民で分かち合っていくかという問題が出てきます。また、医療費の伸びがそれほど伸びないというのであったらば、将来の負担も軽く済む。経済成長の度合いによっても違うと思いますけれども、推計は推計として...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 医療費、提供体制、さまざまな分野で問題があるということは承知しております。  また、先ほど、私は推計等を専門家に任せることにしているんです。本当に言って、どうやって計算していいかわからないんです。古川さんみたいに頭がよくないからね。ああ、難しいなと。専門家の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、総理大臣として責任ある態度だと思いますよ。私は自分で鉛筆をいじって計算なんかできませんよ。だから、専門家の意見を尊重して、それを理解して、それをもとにやるのが責任者の立場じゃないでしょうか。私は専門家の意見を聞いた方がいいと、私は専門家ではありませんから...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は知らないことは知らないと言っているんですよ。高校のときには微分積分をやりましたけれども、今はもうすっかり忘れていますね。足し算、引き算、割り算ぐらいはできるかな。しかし、連立方程式ももう覚えているかどうかわからない、政界の連立方程式も難しいようだけれども。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 産科、小児科のお医者さんが少なくて、その担当医師が過重労働で大変困難な状況に陥っているということは承知しております。だからこそ、診療報酬の問題においても、これからめり張りをつけてそういう対応をしていかなきゃならないということをしているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 健康にまさる財産なしと言われるように、この健康の分野において一番熱心に取り組んでおられる医療関係者、医学関係者は極めて重要であります。医療は国民が最も関心のある分野であります。病気になって初めて健康のありがたさがわかる、健康になれば何も要らない、多くの病気にな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 すべて国民生活にかかわる法案を各委員会で審議しております。どの委員会に出席するかどうかというのは国会でお決めになることであります。私はそれに従っているまでであります。どの法案も大事であり、医療関連法案、これはまた極めて重要な法案であります。
○小泉内閣総理大臣 人に理解してもらうということは重要であると思っております。しかし、世の中には、話せばわかる人もいますし、話してもわからない人もいますし、話さなくてもわかる人がいる。大きく分けて言えば三種類の人間がいると思うのであります。  しかし、政治家は、話してもわからな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が厚生大臣をしていたときも、両方の意見があったんです。医師は過剰だという意見と、医師は不足していると、両方の意見がいつも出ていました。しかしながら、現在、医師がふえておりますけれども、抑えようという人たちもいるし、いや、もっとふやそうという人たちもいる。この...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 偏っているんだと思いますね。足りている分野もあるし、足りない部分もある。全体で見ると、医師はふえている。医師を目指す方々、大学等を見ると、これからもふえる傾向にある。そういう点については、今後、足らざる分野にどうやって医師を養成していくか、あるいは足りていない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現在、川崎厚労大臣の答弁のとおりなんです。法案に書いてあることだけをやるということでなくて、今まで積み重ねがあり、さまざまな要望があるんですから、法案に書いていなくても、今、知事さんと地方の意見を聞きながらそういう対応をしていくということであります。
○小泉内閣総理大臣 そのような声がありますから、それに対応できるような施策を打ってくださいと大臣に指示しております。
○小泉内閣総理大臣 持っているからこそ厚労大臣に指示しているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 私の言葉を、誤解なり、端々をとって批判されておりますけれども、私が言っているのは、ジニ係数によって、格差が生まれているということじゃないんです。ジニ係数というものによって格差が広がっているという数字があるから専門家から聞いたら、それほど格差があるという状況じゃ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、必要な医療はどこまで国が負担するかということは大事であります。その点については、日本は先進国に比べてもかなりしっかりとした制度を持っております。  ただ、どんどんどんどん能力がある人が伸びていくというこの点については、私は、足を引っ張ることなく、そう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、健康にも格差があると思いますね。生まれながらにして健康、丈夫な人、弱い人、あると思います。そして、お医者さんがいるから、薬があるから暴飲暴食していいのだということではないと思います。生活習慣によって、いいお医者さんもいる、いい薬もあるけれども、やはり一...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、お金をかければ切りがないほど、医療にかける方もいると思います。しかし、それが必ずしも治療に役立っているかどうかということを考えますと、役立っているときもあるでしょうし、全く無意味な場合もある。健康食品を買う方はいますけれども、こういう方、健康食品を食べ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今の御指摘は、大変私は重要なことだと思っております。前から、お医者さんは多い、どんどんふえていく、減らさなきゃいけないという専門家の方々の意見と、一般国民の声を聞くと、いや、お医者さん足りない足りないという声を私も常に受けております。どうなんだろうと。  今...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 御指摘の話は私も聞いております。そういう問題点があるからこそ、この問題について改善をしていかなきゃならない。医療の分野においてさまざまな問題点が指摘されますし、こういうことについては不断の見直しが必要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 がんが我が国の死亡率の中でも第一位である、また、お医者さんに伺うと、人間は年をとれば必ずだれでもがんになるという、これからもがんの死亡率は一位になっていくのでしょう。それだけに、がん対策が重要だという御指摘だと思います。  現に、かつてはがんを宣告されるとも...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、予算全体の中では民主党も削減に積極的であると聞いておりますし、私もさまざまな委員会で民主党の議員からも質問を受けますが、医療費もまだまだ無駄が多い、削減せよという声もよく聞きます。恐らく、診療報酬のマイナス改定にも民主党は賛成されているんだと思います。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、私が答弁するよりも厚生大臣の答弁の方が、よく詳しく御承知ですので、厚生大臣が先に答弁された方がいいと思って、先にと私が言ったんです。私が答弁しろというんだったら、厚生大臣の答弁をかわりに私がするんですけれども、専門的な分野におきましては、詳しい厚労大臣...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 総理大臣に答弁しなさいということでありますので、答弁いたしますが、資格証明書は、保険料を納付することができない特別の事情があると認められる場合は交付対象となっておらず、負担能力があるにもかかわらず保険料を納めていない方に交付しているものと私は承知しております。
○小泉内閣総理大臣 悪質かどうかというのは、私は、具体的にどういうものか、今この場でその事実というものを現実によく把握しておりませんからわかりませんが、やはり、負担能力があるにもかかわらず負担しないというのは、これは好ましいことではないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 特別な事情があって負担能力がないという方に対しては、それなりの対応はしているということでございます。
○小泉内閣総理大臣 御指摘の産科医の不足については、どういう対応があるか、関係専門家の皆さんの意見をよく聞いて、この不足を解消するように私は厚生大臣に指示しているところであって、具体的にこうだというのは、よく専門家の意見を聞いて対応するようにという指示を出しております。
○小泉内閣総理大臣 もう一度同じような答弁になるんですが、どのような対策があるか、一朝一夕に改善されるものではありません。すぐさまふやせというわけにもいかぬし、この問題については強制的に解決できるものでもありません。それには時間もかかりますし、専門家の方でも意見が分かれる場合があ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 医療事故については、調査をして、今後、どのような対策が必要か、そういう点からも調査が必要だと思っておりますし、モデル事業も、どうあるべきか、展開していかなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 数字だからほかの方でもいいと思うんですが。質問通告を受けていなかったものですから、どのような質問かを調べながら、今厚生労働大臣が答弁したんですよ。  数字でも総理が答えろと言うんだったら、私が答えますけれども、十七年度予算額は一億二百万円、十八年度予定額は一...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 保険証は皆に行きますから、無保険者とはならないはずです。
○小泉内閣総理大臣 これは、保険料を皆さん一人一人に負担していただくことになっておりますけれども、低所得者については軽減措置も設けております。  今のお話でありますけれども、できるだけ保険料を納めやすくする措置を今後も講じていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 すべて保険料を負担していただくことになっておりますが、特別な事情がある方については軽減措置も講じているし、今後も負担しやすいような措置を講ずると、御指摘の点も踏まえて今後検討していきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは、駆け込んできた方に対して病院も医療措置をされるでしょうし、そういう中にあって、病院経営も苦しくなってくる場合もあるでしょう。しかし、そういう中で、できるだけ未収金に対しては、どうやって改善策を講じていいかということを今検討している最中なんですから、病院...全文を見る
05月17日第164回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 基本的に、小沢代表のお話は私も同感であります。  小沢さんが、かつてこういうことを言っていますね。日本の戦後政治は多数決の原理を無視あるいは軽視してきた、それが無責任な政治を生んでいる、政権党が両院で過半数を得て法案を成立させるために一部の野党に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、日本の歴史を振り返りますと、豊かさの点においても、自由の点においても、最も恵まれている時代だと思っております。  衣食足って礼節を知るという言葉がありますが、衣も食もいまだかつてないほど足りている状況にあると思います。にもかかわらず、礼節を失...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 戦後の、敗戦、そしてアメリカによる占領、そして独立をかち得て、今、日本は平和のうちに繁栄をかち取ることができた。そして、言論の自由、民主主義を守りながら、これからも豊かな社会を築き上げていかなきゃならないという大事な地点にあると思いますが、まず戦後...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、基本的に親にあると思っているんです。まず親。親が子をかわいがらないで、どうして子供がしっかり育つでしょうか。私は、教育において、法律は大事でありますけれども、まず基本は、最初に、生まれた子に対してしっかり寄り添う。  この教育の基本という言...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず文部省あるいは地域の学校、教育委員会、それぞれ責任がありますが、教師、子供たち、大事な子供たちを預かるということにおいて、教える側と学ぶ側、これがお互い信頼関係を持っていけるような、そういう関係をつくることが極めて重要であります。  そういう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 教育委員会、そして文部省の指導助言のあり方、これについて、地方自治体の権限あるいは国の権限、財源のあり方、なかなか難しい問題もありますけれども、私は、国として、すべての子弟に教育の機会を与える、無学の子なからしめる、これは国の責任だと思います。そし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国家がしっかりと教育に責任を持てという対案を出される。よく対案も、協議しながら、しっかりと委員会で審議を進めていただきたいと思います。
05月18日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 機構や機関がすべてではありませんから、その機構の機能をよく理解して運用することが必要だと思っています。  医薬品にしても、これから医薬品というのは大事なんですけれども、使い方いかんによっては副作用が出ますから、今御指摘の行革法案のみならず、法律以...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、公務員でできなくてもある仕事がどういう分野か、また公務員でなくてはできない仕事はどういうものかという、そういう観点から今後も常に見直していかなきゃならない問題だと思っております。  現在、一つの過渡期だと私は思っています。官から民へという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 本来、今言われたような役所がやるべき仕事をこのように委託しているという部分もあると思いますが、逆に、やらなくてもいい仕事をやっている仕事もあるんですよ、両方、調べていくと。その辺は、国会での与野党から出てくる質疑を十分参考にして、いい点は取り組むべ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは法律以前の問題で、虚偽答弁というか、国民に対して真摯に対応しているかどうかと。それは、間違っていたらその能力問われるわけですから、その点は与野党を通じてしっかりとして、国民のために何が必要かと。虚偽答弁でないんだったら、なぜ虚偽答弁でなかった...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 分かりやすく質問に答弁しなきゃ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はっきり答弁しなきゃ駄目だ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、政治というのは法律以外にやることたくさんあるんです。様々な要望というのは法律には書いてありません。地元の要望を聞く、団体の要望を聞く。国会での議論の質疑を受けてあるべき姿に持っていこうとする、努力する。これも法律以前、法律以上の、法律で書い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 明日というのは将来ということでありますから、人によっては数年先、十年先、二十年先、五十年先、百年先といろいろ解釈できると思いますが、米百俵の精神というのは、そもそも長岡藩の小林虎三郎、今で言うと家老、首相級の人物ですけどね、明治、幕末、大変窮乏、食...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 教育は大事だということから、私も、お金がなくて学ぶ機会がなくなることがないように、意欲のある人すべて学べるような対策を講ずるべきだということで、現在においては、お金がなくても教育を受けたいと意欲のある人は全部教育が受けられるような対策、奨励事業行わ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 後で具体的な個別の事業については文科大臣の方が適切だと思いますが、私は塾を奨励するわけではございません。大学へ行けばその人の能力が発揮できる人と、大学へ行かなくても、学校の成績は優秀じゃなくても、その人の能力が発揮できる分野はたくさんある。弁護士に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、私が大蔵委員会に所属してさんざん議論した問題なんです、当時。大蔵委員会の理事をもしていましたし、私は自民党の財政部会長もしておりまして、この問題については、言わば利息制限法と出資法の問題、言わばグレーゾーンの問題なんだ。そのときにもさんざん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今は金持ちの方が麦を食っているという時代になったようでありますけれども、私は、その点も含めて言っているのは、借りる人の立場に立ってみれば金利は低い方がいいんですよ。しかし、高くても、借りざるを得ない人でもう高くてもいいから借りたいという人はいるんで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは誤解ですよ。それは、社会保障制度をしっかりするというのとこれはまた別の問題です。  社会保障制度はしっかりしなきゃいかぬと。どうしても食うに困るような人なら、生活保護、しっかり手当てしてやると。それと今言った現実の問題、金利の問題、低けりゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今御指摘の事実関係を調査して、委員会に報告させたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が申し上げているのは、民主党が三年間で二〇%国家公務員を削減すると言っているから、それを言っているんです。それ、それじゃ三年、同じように三年内でこの労働基本権の問題が解決できるという前提なんですか。これができなかったら三年間二〇%はうそなんですか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはもう労働基本権も含めて、能力主義とか実績主義あります。幅広く検討していかなきゃならないと。  しかし、今政府のやるのは、こういう問題は解決しなくても五年間で五%以上純減しようとしているんですよ。これは難しいことを御理解いただけるでしょう。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのような意見があるし、その意見に賛成する人もいるんです。だから、そういう人も含めて検討する場を設けようということであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その点については、高嶋議員の御指摘について私も賛成なんです。早期退職慣行、できるだけ定年まで働けるようにするための対応が必要ではないかということで、早期退職を、これは今、三年延ばすというだけでも急にはできないということでありますので、これは五年以内...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 天下りをするから仕事が取れるという、これはなくさなきゃいかぬと思うんであります。これは、慣行といいますか慣例で、今までの委員会での質疑においても出ておりましたけれども、天下りしたところに競争入札ではなくて随意契約で仕事が行っているとかいう問題もあり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この随意契約、天下り、両方の問題についても、やはり委員会の審議が私はかなり有効に機能していると思いますよ。役所、役人の意識も変わってきた。私は、情報、随意契約にしてもどんどん出すようにと指示をしております。やはり国会のこの質疑というものを尊重してい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この提案に対して、私は検討に値する提案だと思っております。現に、今五年間で五%の公務員純減、精力的に進めているんですが、減らすばかりでなくて増やさなきゃならない部門もあるんです。  そういう点について、減らされる公務員の立場はそんなところに行きた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政策金融改革にある問題と米軍の沖縄における基地負担の軽減を日本政府がどう考えるか、これとは今直接関係するわけではありません。また、費用がどのぐらい掛かるかも決まっていないんです。その費用をどうやって捻出するかもまだ決まっていないんです。あいまいなま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 昨日の厚生労働委員会で強行しましたか。質疑が終了して、委員が出席の下で採決されたんじゃないんですか。何で強行なんですか。与野党協議の上で質疑は終わったと、そして今日は衆議院本会でも審議拒否がありませんでした。そして、少数の方々が反対しているからこれ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、何という名前か、アクセントかアクセンチュアか分かりませんけれども、そういう会社がどういう会社か知りませんけれども、これは公正に競争入札でやるべきだという方向に沿ってなされたものではないかと。また、随意契約がいいのかどうか、そういう点も含めて国...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も、先日の経済財政諮問会議でそのような議論が出たものですから、私の退職金が幾らあるか分からなかったんですが、知事等の退職金が四千万とか数千万という話聞いて、実はびっくりしたんです。四年で何でそんなたくさん、多額の退職金を受けるのかなと。  それ...全文を見る
05月22日第164回国会 参議院 本会議 第26号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 田村議員に答弁いたします。  我が国資本市場改革についてですが、私は、外資警戒論から外資歓迎論に考え方を改めるべきであり、外国企業が日本市場に魅力を感じ投資を拡大できるような環境整備をすることが日本経済の発展につながると考え、現在、外国から日本へ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 櫻井議員に答弁いたします。  財政状況の認識についてですが、私は就任以来、財政健全化に向け努力してきたところであります。公共事業費を約四割削減するなど十三兆円を上回る歳出改革を進めつつ、経済成長を実現させているところであります。さらに、十八年度予...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 櫻井議員に再答弁いたします。答弁したつもりでありますが、あえて再質問されましたので再答弁いたします。  財政状況についてでございますけれども、私は財政健全化に取り組んできておりますし、民主党も二〇〇八年度予算においては国債発行額三十兆円未満をやる...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山本議員に答弁いたします。  この五年間におけるセーフティーネットの機能の変化についてですが、社会保障制度は国民の安心、安定を支えるセーフティーネットとして重要な機能であります。少子高齢化が進展する中、社会保障が今後ともセーフティーネットとしての...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 渡辺議員に答弁いたします。  国民皆保険の重要性と保険免責制についてですが、我が国では昭和三十六年に確立された国民皆保険の下に、だれもが安心して医療を受けることができる医療制度を実現し、世界最長の平均寿命や高い保健医療水準を達成してきたところであ...全文を見る
05月24日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第3号
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○小泉内閣総理大臣 教育の重要性ということに関しては、私はそれほど与野党の意見の相違はないと思っているんです、総論的に言って。  でありますので、戦後六十年経過して今日まで、敗戦にもかかわらず日本は発展してきた。この原動力は、やはり、よき人に恵まれていたと。しかし、戦後六十年経...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 やはり法律制定から六十年経過いたしますと、時代の変化に伴って、科学文明も、そして生活の利便も、豊かさも、貧しさも、考え方も違ってまいります。いい例が、衣食足って礼節を知るという言葉、これはもう教育以前の問題である、人間としての一つの大事な徳目といいますか礼節、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 教育の重要性は改めて申し上げるまでもありませんが、長年にわたって、教育行政担当といいますか、教育問題に熱心に国会議員としても当たってこられた河村さん、また、文部科学大臣にも就任されて、現場の教育行政というものはどうあるべきかをよく研究されて、この教育基本法改正...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、民主主義の社会においてはいろいろな意見がありますから、これがいい、あれがいいと主張して、最終的には多くの国民がどう判断するかだと思うんですけれども、我々は、第二次世界大戦後、戦争の反省を踏まえて、平和国家として発展してきたんです。さらに、この教育基本法...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、今回の改正案の中にも、国と地方とは役割を分担し、なおかつ協力して取り組むと規定されてありますので、国も地方も協力しながらすべての子弟に教育の機会を提供するということだと思いますので、お互い協力していくべきものではないかなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 同い年だということでありますので、六十年前、お互い、教育を受けた時代、子供のころと今を比較してみますと随分大きな変化だなと、共通した感覚は持っているんだと思います。  私は幼稚園に通ったことがないんです。戦後ですからね。学校も、小学校一年生、二年生のころは二...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 もちろん主権者は国民であります。
○小泉内閣総理大臣 国を愛するということは、その国の歴史、伝統、文化、人々、家族も含めて、全体、自分が生まれ育ったところに対しては、私はだれもが愛着を持っていると思うのであります。  そういう面において、国家というものは、それぞれの人の考えがあるかもしれませんけれども、だれもが...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 態度を養うということ、心を涵養するということ、これの違いをどうかというのはなかなか難しいんですが、わかりやすく私なりに申し述べますと、心をあらわすのが形だ、態度である、その形を大事にする。おけいこごとでも、何か習い事をしますと、最初、形から入るというのは、その...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、情操をはぐくむ一番大事なことは、愛し、愛されることだと思うんです。親が子供を愛す、これが本来人間の持っている、動物の持っている基本だと思います。  動物の世界でも、子供を育てるためには、親はみずからの危険を覚悟して敵からかばって子供を育てます。その親か...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 教育基本法について審議が始まったばかりですから、これを毎日審議していただくことによって、多くの国民も関心を持つようになると思っております。
○小泉内閣総理大臣 「日本を愛する心を涵養し、祖先を敬い、子孫に想いをいたし、伝統、文化、芸術を尊び、学術の振興に努め、他国や他文化を理解し、新たな文明の創造を希求すること」、なかなかよくできているなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 大切にするというのは愛することにつながる、愛するというのは大切にすることである、どういう違いがあるんですかね。物を大切にする、骨とう品を愛するという人もいますからね。言葉遣いというのはなかなか難しいと思うんですね。私はあの人を大切にしたい、あの人を愛する、余り...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国としてだれでも教育の機会を与える、特に義務教育、無償である、国が責任を持つということは、私は政治ではっきり理解されていると思っております。  その際に、国と地方公共団体の役割、今藤村議員が言われたような、教育委員会と学校と県と市町村、この役割が不明確だとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 藤村議員の考え方とは違う考え方を地方は持っているんですよ。今までのいわゆる補助金の改革、税源移譲の改革、交付税の改革の中で、地方は、それを地方に渡してくれと言っているんです。  そこら辺は、与野党で入りまじった議論があるんです。与党の中においても、野党におい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一度人間が死んで生き返ると思っている子供たちが一八%、二割近くいるというのにはちょっとびっくりしましたけれども。霊魂は不滅だということはあります、面影の中でずっと生き続けるというのは理解できます。しかし、一度いわゆる肉体的な死が訪れれば再び生き返ることはないと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 志位さんもそれだけ長く話したんですから、私にも少し時間を下さい。  憲法第十九条は、私も引用したことがございます。「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」どこの神社に参拝するのも、これは心の自由である。かつて引用した第十九条であります。  私は、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 通信簿なんというのは五十年ぶりにしか見たことないんだけれども、社会で、「我が国の歴史や伝統を大切にし国を愛する心情をもつとともに、平和を願う世界の中の日本人としての自覚をもとうとする。」これが小学校。(志位委員「六年生です」と呼ぶ)ちょっと難し過ぎますね。教師...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、これは間違いかどうかという以前に、こういうことで小学生を評価することは難しい、あえてこういう項目を持たなくてもいいのではないかというのが率直な感想であります。
○小泉内閣総理大臣 学力テストがいけないとは私は思いませんね。学力テストが学校の格差をつけるとか、あるいは生徒に特別な負担を強いるかということじゃなくて、やはり読み書きそろばんというように、基礎的な学力は子供たちにつけてもらわなきゃならない。できない子に対してはできるように、わか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは誤解ですよ。教育というのは子供の持てるさまざまな力を引き出していく、これが教育でありますから、そういう精神を法にあらわそうと。条文を読みましょうか、いいでしょう。これが教育で、何も強制的に一つの考え方を押しつけるというものではありません。
○小泉内閣総理大臣 それは、子供だって、生まれて間もなく言葉もしゃべれないんですから、言えといったって何も言えない。それを、言葉を教えるというのがまず教育でしょう。  学校に入って、家庭教育で教えを受けている子供もいるけれども、一定の年齢に達したら学校に入って、すべての子供たち...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは態度と心、まあ、心を形であらわしていくのが態度である、心は見えないけれども態度は見える、確かにそういう面があると思いますけれども、これを教育の中でどのように指導していくか。  だれもが、普通、日本に生まれ、日本に育って、日本の教育を受けていくことによっ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 さっきも通信表を見ましたけれども、小学生に対して愛国心があるかどうか、私は、そんな評価なんか必要ないと思いますね。そこら辺はもっと指導要領の中で考えればいいんです。  どのように教えるか、その点はやはり法律にそう細々と書く必要もないでしょう。基本的なことを書...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本が、敗戦後、今日まで発展してきた原動力、その大きなものの一つに、教育を重視してきたからだと思います。  私も外国の首脳と会談することが多いんですが、特に発展途上国の首脳は、日本は資源もないのに、今日立派な国として発展している、教育が重要だということがよく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、六十年経過して、個人の権利、これは大事です、同時に、道義心、自律性、そういう点も最近はかなり低下してきたのではないかということが言われております。  やはり、個人の権利と同時に、個人としてそれぞれの社会に役立っている、自分を律する精神、そして他者を尊...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、人間にはそれぞれ持ち味があります。その持っている力を最大限に発揮できるような環境をつくるというのが国として大事だと思っております。そして、人間をつくるといいますか、人間がさまざまな持てる力を発揮できるようにするためには教育が必要であります。そして、この社...全文を見る
05月25日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 当初は、総理就任したけれども、三月もてばいいかなという感想がよく聞かれました。四月に就任いたしまして、九月に自民党総裁選がありますし、その間、七月には参議院選挙ですか、参議院選挙済んで九月に総裁選挙があるから、そのとき替えればいいなと思っていた自民...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、新しい時代、変化していく時代において自民党も変わらなければならないと、政権を担当している自民党がこの新しい時代に引き続き国民から支持を得ることができるか否かというのは自己変革に懸かっているんだと、今までのやり方では自民党通用しませんよというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは今、二階経産大臣もこの中小企業の重要性を指摘されましたし、統合されたとしても必要な機能は残すということであります。今後、様々な変化に対応できるような、成長できるような融資の手法も、民間機関も今研究に取り組んでおりますし、政府の機関としてもその...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何通りもある。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この資産の売却、有効活用というのは、東京の一番土地の高いところに各省別々に低層の公務員宿舎を持つ必要があるかどうかということもあるんです。そして、現にある役所でも、例えば大蔵省、財務省、古い建物、一等地に七階建てでいいのかと。危機管理のためだったら...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 医師会と特定郵便局長等の関係者の皆さんは自由民主党に理解をいただきまして、選挙でもよく熱心に応援してくれる支持団体であります。確かにそういう支持団体の意向に反するようなことを小泉改革はやっているからけしからぬという声はよく聞きますけれども、私は別に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鬼手仏心というのはいい言葉ですね。鬼の手、仏様の心。よく診療所なりお医者さん等がこう、考えなきゃならない言葉だと。私もその言葉、好きです。しかし、私は鬼でもないし、仏様でもないし、この言葉は銘記していかなきゃならないと思っています。  まあ余り今...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 良き教師が大事だと、特に子供にとって、教師によって学校へ行くのが楽しい、あるいは教師によって学校へ行くのが嫌だという子供も多いわけであります。それだけに、教師の質を高めていくというのは極めて大事だと思っております。  今御指摘の中で、教師を指導す...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一つの組織というのは、でき上がりますと必ず肥大化するといいますが、どの組織でも存在価値があるから現在あるんだと、廃止する必要はないと。そういう中で、ある組織はなくしていこう、あるいは運営を民間なり地方なり別の組織に移していこうと、あるいは統合してい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治の課題は常に多いんです。一つの課題、一段落すると、また別の課題が目の前に迫ってくる。政治に小休止なし、改革に終わりはないと思っています。ただし、政治家でも大臣でも総理大臣でも任期があります。その任期の中でできることを精一杯やるということだと思っ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 五年間で五%以上の公務員を削減していこうという方針でやっていますけれども、一律に五%各省庁の公務員を削減していこうということではありません。  今、風間議員指摘されたように、安全の分野、これについては、増やさなきゃならない点につきましては増やして...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まだ総理辞めた後も国会議員ですからね、まだ考えてなかったんですけれども。総理辞めた後は一国会議員としてやるべき仕事はたくさんあると思いますので、退職してから、もし生きていたら何をやろうか、退職したときに考えたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、今まで役所がやっていた仕事、公務員がやっていた仕事、これ民間にできるかどうかというのは事業仕分です。国でやっていたことをそれじゃ地方にゆだねようか、この事業仕分がないと、どれが民間がいいか、役所がいいか、地方がいいか、国がいいか、難しいもので...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山本委員始め、この委員会でもその問題、議論されておりますので、そのような疑念、不信を招かないようにしっかりした対応をしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国民年金も含めて、厚生年金、共済年金、ともに改革していこうということで与野党の協議会ができたんじゃないでしょうか。是非とも民主党もそれに応じていただければいいと思うんですが、なぜか民主党はなかなか応じていただけない。  これは、だれでも年金という...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ちぐはぐではなくて、社会保険庁を変えろということだったんじゃないんでしょうか。社会保険庁を現状のままでいいとは思わないから、これを解体的出直しをしようというものと、年金制度、厚生年金制度と共済年金制度、これをどう一元化するか、あるいは国民年金制度、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、まずは会議に出ていただいて協議していこうということであの会議をつくったと、これは御理解いただけると思います。  そこで、政府としては、国民年金と厚生年金、共済年金を一挙に一元化は無理だということをはっきり申し上げているわけです。民主党は、国...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 正に、民間にできることは民間に、地方にできることは地方にということは、この現在の日本の行政機構、洗い直そうということであります。簡素で効率的な政府というのも、まああか落としと言ってもいいでしょう。あかもたまってきたでしょう、六十年間もやっていれば。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいまの直嶋議員の御指摘、私は、これはいい御指摘だし、この成功させるポイント、この各それぞれの点、もっともだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 第三者の目も入れてやることはいいことだと思うんです。  ただ、どういう事業かという点について、各役所、何千という事業あるでしょうから、これを全部一からやり直すという点については、まず役所で整理するのが大事でしょう。そして、都道府県ができるのか、市...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは全部の事業で、これは民間にできると言ったら民間に手を挙げてもらえばいいんです。市町村できると言ったら手を挙げてもらえばいいんです。それについて役所が仕分していくと、おれたちやる必要ないなと。どれだといったって、まず民間、これはできると言っても...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この競争入札と随意契約の問題については、随意契約が例外であるという直嶋議員の指摘、これに沿って見直すようにという指示を既に出しております。  そして、今要求いただいた資料についても公開できるものをできるだけ公開するようにと、そして原則競争入札、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その考え方はいいと思います。その法案出ているわけでありますので、よく検討して、今後改善すべきは改善すべきだと私も思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、防衛庁は五年自主規制ですよね。これも早期退職の慣行をやめていこうと、これを三歳引き上げるのに五年かかるわけですね。これもできたらば、将来、三年じゃなくて定年まで働けるようにしていく方が望ましいという考えも承知しております。  それと、結果的に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 実態の慣行というのは私よく、詳しく承知しておりませんけれども、五年間で三歳引き上げるのも容易なことじゃないということは聞いているわけです。今の提案も含めてどういう方法がいいのかと、検討すべき御指摘だと思って、今後も検討していきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は地方を切り捨てるという考えは全くありません。都会と地方が同じである必要はないと言っているんです。東京と地方が同じである必要はないし、地方には独自の特色あるはずだと、その独自のものを生かして地域の活性化を図っていくべきだと、そういうふうに言ってい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 人間は様々ですから、そう感じている人もいるし、いや、やっぱり改革が必要だと言う人もいると思います。どの意見を多く取り上げるかによって違ってきます。改革に賛成の方、反対の方、様々いますけれども、選挙によって自由民主党、小泉改革を支持してくれる人が多い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 学校教育も私はそうだと思っているんです。先生がまず子供の良さを引き出す、しっかりと受け止める。よく教師の役割、親の役割、分かりやすく言うと、七つ褒めて三つしかれと言います。褒めることを多くした方がいいと。分かりやすいですね。私はしかられてばっかりい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、その学校教育、いいとは思っていませんね。  やはり、落ちこぼれる、あるいは落ちこぼれそうな生徒をいかにしっかり受け止めるか、これ、学校の大事な役割じゃないでしょうか。点数が悪い子は、点数が良くなるように分かるまで教えていくと。追い出すんじゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政府部内でいろいろ議論すると、意見が違うと、すぐマスメディアは対立というのは面白おかしく報道するんですよ。様々な意見を調整していくのが政府・与党の仕事なんです。子育ての考え方、少子化の考え方、少子化対策の考え方、これも一様じゃありません。そういう中...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 同じ考えかともかく、できるだけ市場化テストによって効果的、効率的な事業の仕分、していった方がいいと思っているんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、郵政公社がその準備を進めていると思いますけれども、利便性、これは損なわないようにするという、これは原則であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が総理に就任してから五年間、どう考えているかという御質問だと思いますが、当時はやっぱり景気停滞で、悲観論がかなり国会でも取り上げられました。しかしながら、現実の姿を見ると、様々な経済指標、専門家、識者等の意見というのは、五年前から今を見ると景気回...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) やはり経済を活性化する、そして国民生活を全体的に豊かにしていくと、これが行政改革の一つの大きな目標であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その時代その時代に改革すべき点はあると思います。そういう中で、今までに有効だと思われていた機構ももう時代に合わなくなってきたんじゃないかということから、行政機構の改革におきましても、あるいは、必要だということで借金をしてきた、しかしながら、し過ぎた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは一つの理由じゃないと思いますけれども、ある面においては助け合っていこうという面もあったんだと思います。強い企業だけが仕事取っちゃ、ほか、やっていけないじゃないかと。お互い分かち合いながら、仲間同士仕事を分け合ってやっていこうという、そういう慣...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だからこそ、今言ったように、ようやく意識も変わってきたなと、そして談合防止法も国会で審議されて談合を廃止していこうということでありますから、これは、談合はよくないんだというのも、いいと思っていた人もそうかなと意識は変わってきたと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 成立させるために与党出しているわけですから、是非進めて、国会運営ですから口は出しませんけれども、成立させていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小さな政府よりも簡素で効率的な政府と言った方が分かりやすいと思っているんです。だから、分かりやすい方がいいと。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、新聞とか識者は大きな政府、小さな政府で、もう分かり切っているという形で言いますけれども、一般国民からいうと分からないと言う人が多いんですよ。何で大きくて小さいのか、どれが大きい政府でどれが小さいのかと。形でこう見えませんから、すぐ。言葉とし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 教育は重要でありますし、小さなときから、学校にいるときから自分が何をやりたいかと決められる人は私はごく少数だと思いますね。また、そうなりたいと思っていても、中学、高校、大学へ入っていくうちに、また別の方に自分は向いているとか、自分が目指していた分野...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく私はアメリカ型にしようとしているんじゃないかと誤解か曲解する人が多いんですが、そうじゃありません。日本はあくまでも日本型です。民主主義も日本型の民主主義なんです。ですから、今、規制が多過ぎるから規制改革していこうと、構造に問題があるから構造改革...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは必要な規制はしなきゃいけないと、安全面についての規制はするべき点はしなきゃいけない。  同時に、耐震偽装についても小泉改革のせいにしておりますけれども、これは民間に審査を任せたからと。役所でも審査しながら見抜けなかったんですから、必ずしもそ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それなのに、何で耐震偽装が出たのも小泉構造改革のせいにするのかというのは、私は理解に苦しむ。じゃ、全部官でやらせればこういうの起きないかというと、そうじゃなかったでしょう。  私は、そういう意味において、必要な規制はしなきゃいけないけれども、規制...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政府としては、まず厚生年金と共済年金一元化しようと。この一元化だって、長年できなかったことをようやくまとめてやろうとしているんです。ところが、民主党は、これは国民年金も一緒にやろうと言うから、これはまず一元化してから国民年金というものを考えようとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この社会保険庁は平成二十年に廃止するということを決めているわけです。そして、あの社会保険庁解体の議論の中でもこの歳入庁の話も出ました。しかしながら、国税庁とこの社会保険庁、保険関係というものを一緒にしたらどうかということでありますが、これについて、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) お話を聞いた限りでは適切ではないなと思う点も随分あります。しかし、実態どうなのか私もよく分かりません。買手がないのかどうか、そういう点もありますし、地元では国立病院じゃない場合も病院は残してくれという声が強いわけです。移譲先探してもなかなか出てこな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、飯田氏が行政減量・効率化有識者会議の座長として様々な提言をしてくれておりますし、それは、民間の経営している経験を生かして、民間にできることはこういうものだという見識を発揮されているんだと思っております。こういう事業が正規の手続で関連の会社なり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、私はその事実関係よく承知しておりませんが、地域再生していこうということで、いろいろな実務を知っている方の意見を伺うというのは大事なことだと思います。  しかしながら、どの点が利害に抵触しているのか、今私がお話を伺った限りでは分かりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 強行採決というのはどういうのか分かりませんけれども、審議は十分にされて、そして議員が、委員も参加され、採決をしたんですよ、あの、まあ強行採決と言っている厚生労働委員会の。あれは、その後、整然と本会議も行われて賛否の討論までしたじゃないですか。審議を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) あっ、共謀罪か。共謀罪は、これは、これから今話し合っているところでしょう。強行採決、強行採決、してないんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それで、共謀というとちょっと言葉は悪いけれども、話し合えば罪になるという法案じゃありませんから、国際社会の中でテロ対策とか組織犯罪とか、そういうものを国際連携の上においてこの犯罪を防止しようという条約ですから、それを日本としては国内でもきちんと整理...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、これ基の法案には自民党と公明党と民主党と共産党が賛成しているんですよ。その趣旨に沿って国内の法整備をしようとするんですから、そんな無実の、ただ相談しただけで逮捕する、そんな法案じゃありませんよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは今、国会で審議している点でしょう。自由民主党、公明党、民主党も対案を出された。そして、政府は、郷土に対する愛、日本国に対する愛、そういう態度を養う。民主党は、愛国心を涵養する、愛する心を養うと。それは、郷土に対する愛着、国家に対する愛着、いわ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 教育基本法に人にどの程度愛国心があるか評価せよなんというのは一言も書いてありません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本の安全をどのように確保するか。日本は他国から侵略されないように、ふだんから攻撃を受けないように準備をしておかなきゃならないと。自らの国は自らの力で守っていかなきゃならない。その際に、アメリカと協力しながら日本の安全を確保しようと。  いかなる...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 答弁しなくていいの。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 福祉切捨てなんていうのは曲解ですよ、誤解です。非武装中立の社民党とは違うんです、政府は。何にも自衛力を持たなくていいと。  しかし、日本は今、十八年度予算でも、国民の税金を一番使っている分野は社会保障ですよ、二十兆円を超えているんですよ。国民の税...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私、横浜市長じゃないんですよ。今の出来事は横浜市のことでしょう。その判決もまだ読んでいませんし……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは横浜市長に聞いてください。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 詳しいことは与謝野金融担当大臣に話していただきますが、これは、私も二十年ぐらい前でしたかね、大蔵委員会の理事をしていたころだったと思うんです、利息制限法と出資法の問題でかなり議論された問題なんです。刑事罰科すのとそうでない。で、金利は借りる方にとっ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 正に、税金が無駄遣いされていないかどうかというのは、国会の仕事だと思うんであります。国会議員がこういう質疑の中で、どこに無駄があるか、政府はこういう分野に金を使うべきだ、使うべきでないと。そのために国会があり、政党があり、国会議員があるんじゃないで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、市長にしても知事にしても、決めるのは市議会であり県議会だと思います。  そこで、平均の知事の退職金が四年で四千万円ということでありますが、これはちょっと多過ぎるのじゃないかなと私は思っています。総理大臣も、五年務めて私の退職金は幾らぐらい...全文を見る
05月31日第164回国会 参議院 本会議 第29号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山下議員に答弁いたします。  郵政民営化でございますが、日本郵政公社の決算については、公社全体の当期純利益が約一・九兆円になるとのことですが、株価の上昇等の要因によるところが大きく、例えば郵便事業は前年度を大幅に下回り二億円の純利益にとどまるなど...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山本議員にお答えいたします。  ジャワ島中部地震支援についてですが、政府は、この地震が発生した二十七日に緊急援助チームの派遣を、翌二十八日には、総額一千万ドルの無償資金協力、緊急物資援助、緊急援助隊医療チーム派遣を決定いたしました。二十九日には、...全文を見る
06月01日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第7号
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○小泉内閣総理大臣 教育の重要性は、私は、与野党を超えて多くの議員が認識を共有していると思います。だからこそ民主党も対案を出されたんだと思いますし、私は、本来、教育の基本的なあり方、いわば教育基本法について、国会でそれほど与野党が対立する法案かなと疑問を持っている一人であります。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 教育、子の教育、第一義的な責任があるのは親であり、家庭である。子供にとって最良の教師は親である。これはだれもが認めるところだと思います。しかし、最近、その親も、子供の教師になり得ない親御さんがふえてきている。  そういう状況になって、核家族化、親にかわるべき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国に愛着を感ずる、郷土を愛する。国を愛するというのは、人間が成長していくにつれて自然に身についていく感情だと私は思っております。  その根底には、国に住む自分の親、兄弟、家族がいる、その生まれ育った環境を通じて、人を大切にする、ひいては郷土、地域を愛する、そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 教育、それは心である。心は、教育の基本的根底にある問題だと思います。  幕末、病で二十九歳で倒れた高杉晋作は、辞世の句として残っているのが、「おもしろきこともなき世をおもしろく」と言って事切れたようであります。その後を継いだのが、そばにおられた望東尼という尼...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 態度は心をあらわす、その心をあらわすには形が大事だ、この前もそのような議論を行いました。自分の心のあり方をどのように形で、態度であらわすか。幾ら思っていたって、どう考えているか、敬意を持っているのか、軽蔑しているのか、初対面の人と会うときに、なかなか難しい問題...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 教育の責任は、国も地方も両方、共同して役割を担っていこうということだと思います。  その中で、国がやるべきことと地方がやるべきことというのはよく協議して、これからも教育環境を整備していかなきゃならないということは、今までの補助金の改革あるいは交付税の改革、税...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 子供たちの学力を向上させようという点において、学力テストは一つの参考になるのではないかと思っております。  どの地域のどの学校の学力と、他の地域の学力と基本的な学力を調べて、余り違いがあったらば、劣っている地域をいかに向上させるかという点においても参考になる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 宗教は、生まれて、家庭に育つと、親の持っている宗教だけしか触れる機会はない。しかし、学校に行って、社会に出れば、ああ、仏教だけじゃない、キリスト教もイスラム教も、さまざま世の中には宗教というのがあるんだなと。やはり、人間の能力といいますか、人間の存在を超えた何...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現行教育基本法、成立してからもう六十年ほど経過いたします。ということは、五十年以上もっているわけですよね。憲法も制定されてから六十年近くたっている。そういうことを考えますと、この改正教育基本法も数十年先を見越したものであった方がいいなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私も鳩山さんと、たしか党首討論だったと思うんですけれども、憲法の問題を議論したことがあると思うんです。お互い、憲法改正には賛成だという認識を持って議論をしたと思います。だからこそ、国会におきましては憲法調査会も設置されて、これに対しての報告も出ている。自由民主...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、憲法改正も大事である、それは鳩山さんが言うとおり、憲法改正は大事だ、そういう認識は同じだと思っております。ただ、憲法を改正しなければこの教育基本法を改正できないという点にはなかなか賛同しかねる点がある。憲法改正も結構、教育基本法改正も結構だ。現に、憲法を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 憲法も重要であります。それぞれの基本法も重要であります。しかし、イギリスのように、憲法なくてもさまざまな政治制度をつくられて、国民は家族も大事にしているでしょうし、国防も大事にしているでしょうし、憲法以前に、重要なことは政治でできる面もたくさんあるんです。法律...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは私は、教育、大人の責任だと思います。子供じゃない、今の社会を見て。  言葉だって、最初、赤ちゃんが生まれる。若い人の中には、これはうそか本当かわかりませんけれども、驚くべき話を聞いた。子供が話さないから話すまで待っていると。親が話しかけなきゃ子供が言葉...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私はそうは思っておりません。  ということは、達増議員は、今まで地方六団体の要求というものは憲法違反と思っておられるわけですか。
○小泉内閣総理大臣 日本国憲法は基本的権利を定めた大事なものでありますが、文章に規定されていないから大事ではないとは言えないと思うんです。文章に規定されていない、憲法の条文になくても、大事なことはやっていかなきゃならないのが政治だと私は思っています。  学習の権利、また、憲法二...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 さまざまな行政なり対応が、憲法の条文にないからやってはいけないということじゃないんです。基本的な総論の中で、自由と民主主義を大事にする国家としてどういう対応が必要か、行政として何が必要かというのは、文章に規定されなくても、その総論の中で各論をどうしていくかとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、法治国家ですから、法律に基づいてやる。しかし、法律以前に大事なこともたくさんあるということであります。
○小泉内閣総理大臣 前文に入れようが条文に入れようが、態度も心もやはり大事だと思います。  態度を教えるのも教師の一つの役割です。学校で教えるときに、勝手に携帯電話で私語をしたらいけないでしょう。あるいは、みんな聞いているとき、一人が寝そべって、がらがら教室を走り回っていたら、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も少人数の方がいいと思っています。  私の世代は生徒が多過ぎて、学級数も十以上あったんですよ、小学校、中学校ともに。それで、教室も足りないし、先生も足りないから、早番、遅番と分けられて、一週間交代で、きょうは早番、午前中、次の週は遅番、午後。同じ年なんだけ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、少人数の方が私は子供にとっても教師の側にとってもいいと思います。  私が習熟度別と言っているのは、全部習熟度別にしろと言っているわけじゃないんですよ。私の学生時代も、クラスは同じでも、たしか英語と数学のときには分けられましたね、学年。だから、ふだんは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 教育環境の整備振興に国として努めていく、そういう中で、できるだけ少人数のクラスの方が教えやすいし、生徒にとってもいいだろうということで、これは進めていきたいと思っておりますし、また、今さまざまな方策がとられておりますけれども、地域によっては、教員の資格がなくて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、一般的に全体的に考えれば、郷土に対する愛とか国に対する愛情を持つというのは、日ごろの生活の中ではぐくんでいくということは必要だと思いますが、実際の生徒を評価する項目として、今言ったような、この子には愛国心があるかとかなんとか、そういう項目は私は必要ない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 人間の徳目として大事なことはと聞かれると、昔からよく言われてきたことが、仁、義、礼、智、信ですかね。仁であり、義であり、礼であり、智であり、信用の信であると。そういう中で、そういうのをはぐくむためには、日本なり外国の国でも、自国の長い歴史の中で、こういう人が勇...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、政治問題であって、地域の問題であって、愛国心とは別の問題だと私は思いますけれども……(保坂(展)委員「いや、愛郷心」と呼ぶ)  愛郷心というのは、どなたにもあるし、それは、普天間の飛行場を返還していく地域の人は賛成でしょうし、地域だって、同じ沖縄県で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 教員に対しては、当然、評価はあるでしょうね。教え方のうまい人、下手な人、社会に出て困らないように生徒に礼儀なり礼節、そういうのをうまく教える人。外国へ行って国旗・国歌なんか軽蔑していいというような人は、教師に適しているとは私は思わない。国旗・国歌に敬意を払うと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、具体的にどういう指導が行われて、政治問題までどの程度生徒に教えるかという問題だと思います。小中学生に教師の政治信条を教えるという必要はないと思います。どういう見方があると。教師が、自分は基地反対だ、日米安保条約は反対だ、これを生徒に教えていいかどうか。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、子供に合わせて、今最近の社会教育の中でどういうものが問題か、この問題に対してはこういう意見がある、ああいう意見がある、Aの意見、Bの意見、そういうのは私は、年齢によって、あるいは時世の大きな社会問題が起こっている場合に、生徒に理解をしてもらおうというこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どういう感じになったかというのは、質問の趣旨に答えているかどうかわかりませんけれども、私は、まず、学校に初めて行く生徒にとって大事なことは、先生が子供たちをしっかりと受けとめて認めるということ、学校に来るのが楽しい、そういう雰囲気を先生がつくること、そして、学...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 文章で書く能力というのも急にはできませんし、自分の気持ちを作文しなさい、文章で書きなさい、この能力を身につける場合でもかなり大変ですよ。そういう能力を身につけるということも教育の過程の中では大事ですけれども、その文章を書いた後にすぐ自殺したという例を出されまし...全文を見る
06月07日第164回国会 参議院 決算委員会 第12号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいま谷垣財務大臣、川崎厚労大臣からそれぞれ委員長の御質問、御指摘に対して答弁ありましたが、私も委員長の質問であります随意契約の問題、また独立行政法人の問題、補助金の問題について、財務大臣、厚労大臣答弁したところでありますが、総理として、財務大臣...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、先般エチオピアとガーナ、訪問いたしましたが、エチオピアは日本との長年友好関係がある国で、同時に五十三か国、アフリカ諸国の、アフリカユニオン、AUの本部のある国であります。ガーナは御承知のように野口英世博士が黄熱病研究の最中に五十一歳で命を落と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も、尾身茂WHOの西太平洋の事務局長、よく存じております。この西太平洋事務局長になるときも、私は厚生大臣でありましたが、支援した一人であります。そして、尾身氏に対しては世界各国から高い評価をいただいております。既に西太平洋の事務局長として、就任以...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 武見委員御指摘のとおり、我々は一人で生きていくことはできません。多くの人の協力、支え合いによってこの社会は成り立っているわけであります。  医療保険にしても、これは、一度も病院に通ったことがない、お医者さんに診てもらったこともない、健康だという方...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もう時間がありませんので簡単に答弁いたしますが、御意見は分かりますが、道路だけに使われているこの財源というのを一般財源という基本方針の下に議論を深めております。納税者の理解が得られるように今後議論を進めていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 決算重視という観点から、今日もこの決算委員会においては全閣僚出席の下に審議が行われております。言わば、参議院は衆議院とは違う役割があるのではないかと、決算重視がその一つの在り方だということで、今日もこうして全閣僚出席の下に審議が行われているんだと思...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いかなる法律を作っても制度を作っても、これを運用するのは人間ですから、人間の意識の改革、これがどのような法改正においても制度においても必要だと思います。そのような点について不断のやっぱり人間としての規律というんですか、倫理観というんでしょうか、その...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 御指摘のとおり、課長以下にも適用するように、各大臣に、中馬担当大臣始め指示しているところであります。かなり……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 課長補佐以下にも適用するということで対応しなきゃいかぬと、その指示を出しているところであります。そのとおりにしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 養育費、教育費に負担が掛かるというのが少子化の一因でないかという点についてはそうだと思います。しかし、それがすべてではないと思います。先進国に共通して少子化の傾向があるんですね。  日本も世界の中では平和で豊かな社会の部類であります。日本はもっと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 親が収入が、所得が低いということで就学の機会を奪うことがないように、就学の意欲のある子弟に対しては就学の機会が与えられるような支援は、日本では制度としては整っております。  現に、本人が意欲のある方に対しては、奨学金事業等すべて支給されるようにな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 制度としては就学の機会が与えられるけれども、実際の指導の状況でその選択がなくなっているのではないかという御指摘だと思うんでありますが、私は様々な機会をどのように与えるかというのは教師としても大事な役割だと思っています。生徒の、子弟の学力、また持ち味...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 教育を重視してきたからこそ、資源のない日本は今日まで発展してきたんだと思います。  私は、収入が低くても教育の機会を与えられることができるように、意欲のある、学力を身に付けたい生徒にとって学力を付ける、そのようなチャンスを提供するような制度の拡充...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今この分かりやすい表を示していただきましたけれども、正に参議院は決算重視と、予算がどのように適切に執行されているかということ思っているからこそ今日もこの決算委員会を開催しているんだと思います。しかも、すべての閣僚出席の下に。この加藤議員の御指摘、私...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) スポーツ振興くじ、いわゆる俗にサッカーくじと言っているのが、売上げも減って収入も減っている、それに従って助成金も減っているということでありますので、これは私は見直しが必要だと思っています。果たして、役所がこういうものを考えて、売上げ上げようと言った...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 連日痛ましい事件が起こって、誠に残念でなりません。  特に、警察だけでなく地域の住民の皆さんの協力得ながら児童のこのような痛ましい事件を防いでいかなきゃならないということで取り組んでいる最中に、滋賀県の事件におきまして、地域の皆さんが協力して子供...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 白浜議員御指摘のとおり、地域が協力する、この一環として今、魔の八時間対策というものに力を入れているんです。魔の八時間、何だと。  これは保育所とか幼稚園だけでなくて、学童、最近は親御さんが父親も母親も働きに出ている家庭が多いわけです。その際に、保...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この法律は、趣旨として、今まで障害福祉サービスについてばらつきがあったと、だから精神障害等はこのサービスの対象とされていなかった、こういう障害別にサービスの格差があったと、これをなくしていこうというのが趣旨なんです。また、在宅と施設の間の負担の格差...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 具体的な点について後ほど川崎厚労大臣からお話があると思いますが、今私が申し上げたとおり、様々な実態を含めて調査する必要があると思っております。それを、この四月一日から施行してありますので、少し時間が掛かるんではないかと申し上げているわけであります。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは施行前からもそのような御議論をいただいているわけで、予算の中で、政府としては、各予算ほとんど減らしている中でこの障害者福祉については一〇%以上伸ばしているんですよね。そういう中でサービスを拡大していこうと。しかも、収入のない人に対して減免措置...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 又市さんもね、政治家が街頭演説する場合にどういう分かりやすい話をするかというのは分かっているでしょう。委員会の質疑と、たくさん来てくれる聴衆の前でどのように分かりやすい話をするかというのは、政治家として一番大事な点なんですよ。それをね……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) うそなんか全然言っていませんよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) コンビニで医薬品も買えるようになった。それを、正確を期すためにどれが医薬品でどれが医薬部外品か一々説明して、この大勢の聴衆が、様々な問題に関心があるんです、それを一番見てどうやって分かりやすく話をするかというのが大事なんですよ。医薬品買えるようにな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、医薬品買えるようになったんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、医薬品も買えるようになっているんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは具体的な……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) しかしね、その点ね……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、だって、うがい薬だって医薬品でしょう。ね、そうでしょう。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、広い意味での医薬品なんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それを分かりやすく、この国会で質疑と、一般の聴衆に話すように、医薬品はこうです、医薬部外品はこうですというのを話せばいいのと、医薬品として分かりやすく話すと。それを街頭演説の言葉じりをとらえて、これは政治家の言動に野党の又市さんが……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これに対して一々撤回しろというのは、私はどうかと思いますね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は分かりやすく話している。もし正確に話せと言ったら正確に話しますよ。私の発言は、演説はこうなっているんですよ。最近、薬もコンビニで買えるようになったでしょう、それほど副作用が激しくない風邪薬とか胃腸薬、そういう薬は薬局に行かなくてもコンビニでも売...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 薬も、広い意味で医薬部外品も医薬品も薬なんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これを正確に言葉じりをとらえて、この発言をどうして撤回しろと言うんですか、これを。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だから、今の答弁だって、どこが問題あるんですか。皆さん、国民の皆さん判断してくださいよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 売れるんだよ。
06月09日第164回国会 参議院 本会議 第32号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいまの御決議に対しまして所信を述べます前に、一言申し上げます。  参議院における決算重視の取組につきましては、改めて敬意を表します。政府としては、決算審査の内容を平成十八年度予算に適切に反映したところであります。  ただいまの御決議に対しま...全文を見る
06月12日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○小泉内閣総理大臣 まず、私は、九月で任期が切れますから、それまでは総裁として、また内閣総理大臣としての職責を果たすべく全力を尽くしていく。そういう中で、今国会、今月の十八日で会期末を迎えます。皆さんの御協力のおかげによって、かなりの法案も成立を見ました。  今御指摘の、教育基...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ノルマという言葉がいいかどうか、それはともかく、目標というものを掲げるということは、どの世界においても必要だと思います。  その目標なりノルマが達成可能であるか、実現可能であるかということを考えるのは、ノルマ設定、目標設定においても重要なことだと思っておりま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 二院制ですから、衆議院には衆議院の独自の運営もあり、参議院には衆議院と違った運営を考えていこうという動きが現在も出ております。そういう中で、先般も参議院では、決算委員会のある時期においては全閣僚出席を求めるという審議も行われております。  予算も決算も両方重...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 文化芸術に触れるということは、国民一人一人にとって、これは精神を豊かにし、あるときはいやされ、励まされ、生活には、食物と違って、なくてはならないものだと思っています。いわば心の糧といいますか精神の糧、これが文化芸術だと思っております。  私は、わがままでもあ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現在、国会においてこの法案は審議されているわけでありますので、その中で、よく議論を受けて、できれば成立させてほしいということを私はかねがね申し上げているわけでありますが、限られた期間であります。今後、どういう形でこの法案が成立に向かって進むかということは今の時...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回、各党の御努力によって対がん法案が成立に向かって今現在進んでいるということは、歓迎すべきことだと思っております。これからがんにかかる方はますますふえる、また、死亡率もがんがトップという状況であるという報告は受けております。  このがんの治療につきましては...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 病気になると、苦痛をいかに和らげるかということは、病気になった人から見れば何とか早く痛みをなくしてくれという気持ちになるのは当然だと思います。  これも、医学の進歩によって痛みをなくすことはできるけれども、逆に、痛みをなくすことによってかえって病状を進行させ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 少子化を防がなくてはならないということで、その取り組みはさまざまあると思いますが、これだという特効薬、万能薬はないと思います。  しかし、現在、女性の働く機会もふえ、お子さんを持っても夫も妻も働きやすいような環境を整備していくことによって、子供を持つ負担をな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も、今、菅さんが言われたように、さまざま理由があるけれども、結婚しようと思う人が少ない、してもかなり遅くなるという晩婚化が大きな原因だという話は聞いております。  こちらには、かなりの高齢になっても結婚されたという方もおられますので、それはおめでとうござい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、まずかったと思っておりませんし、私自身、争点にしたことはありません。  争点にしたのは報道です。マスコミ報道なんです。私は、聞かれたから言ったんです。自分から言ったことはありません。そして、聞かれた中で一番大きく報道しているのがマスコミであります。靖国...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日米安保条約のもとに日米同盟を強化していくか。これは協力関係です。それは、お互い、日本は米軍と協力しながら日本の安全を確保する。いわば、日米安保条約、日米同盟のもとで侵略勢力に対して抑止力を維持するということと、沖縄基地等の負担軽減、これを両方やっていかなきゃ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、着実に景気回復の軌道に乗ってきたな、改革の成果が出てきたなと思っております。  それは実感がないと言われれば、いまだかつて、戦後この六十年、日本はデフレを経験していなかったわけです。インフレの時代に我々国会議員として仕事をしてきた。当初、あの一九七三年...全文を見る
06月15日第164回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 就任当初は実質経済成長率も名目経済成長率もマイナスでありましたけれども、ようやくここに来て実質、名目ともにプラスに転じました。また、失業率も当初は五・五%ぐらいでしたかね、今四・一%に下がってまいりました。様々な経済指標も当初よりは好転してきており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、辞めるときに次期政権に注文を付けるというようなことはしたくないんです。  これまで日本の財政というのは、各国に比べまして、国債発行残高も大きい、また一般会計に対する国債発行の依存率も高い。そういうことから、財政不安から長期金利を始め国債金利...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、貯蓄から投資へという考え方が大事だという点については、私が就任前も現在も、大方の皆さんは賛成してくれていると思っております。  日本はどうも貯蓄性向が高いと。これから、成長分野に、意欲のある人に頑張ってもらうためには、国民も投資をしてもらお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 年金制度というのは、今や老後のちょっとしたお小遣いではなくて、だれでも退職した後、老後の生活を送る上でなくてはならない給付だと考えるようになってきたと思います。そういうことから、共済、厚生、国民年金、それぞれよって立つ基盤、制度の由来も違いますけれ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほども日銀総裁からその説明を伺いましたけれども、私はその説明でいいのではないかなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは額によって、人によってどのぐらいの資産提供能力があるかによって違ってくるでしょう。私は、どの額が適切で、一千万円だからいけない、百万円だったらいい、一億だったらいけないとは限らないと思いますね。私は、どの額だったらいいかという点については、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政府としては、ある問題については、有識者といいますか、その問題に詳しい方、そういう方々の意見を聞くのも必要だと思っております。  そういう中で、規制改革にしても一人の意見だけに頼っているわけではありません。様々な実態に詳しい方、あるいはそういう経...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、昨日、竹下元総理の七回忌に出席してあいさつをした後、森前総理のあいさつは聞いていないんです。あいさつされる前に退席したものですから、承知しておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 新聞記事というのは間違いが多いですから、それを本当に受け取って今答弁する立場にはありません。いずれ森前総理にお会いしたら、どういう発言をされたのか聞いてみたいと思っております。  新聞記事が本当かどうか私は確認するすべが今まだ持っていないし、森前...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、ある問題については非情と思われることも国民全体にとっては温情であると、将来必ず理解されると思って政治を担当してまいりました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小さな政府、大きな政府、いろいろ比較の問題が多いと思いますが、簡素で効率的な政府、できるだけ国民全体の負担を少なくしていく、これが大事であって、今後、どの総理が後を継がれようとも、この方向を取っていかざるを得ないような現在の状況だと私は認識しており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは誤解でありまして、小さな政府は何かと言うから簡素で効率的な政府と言っているわけでありまして、この点については、民主党が大きな政府を目指すということは税負担も大きくなるということですから、これは国民が承知するかどうか。私は、そういう大きな政府を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、はっきり大きな政府の、民主党掲げるんだったら、それには反対していきますね。私は小さな政府、簡素で効率的な政府を目指していく。民間にできることは民間に、地方にできることは地方に、これが小さな政府の目標でありますから、簡素で効率的な政府の目標で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小さな政府というのは、簡素で効率的な政府であります。民間にできることは民間に、地方にできることは地方に、これが小さな政府と我々は解釈しておりますから、その方向を目指してこれからも改革を進めてまいります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もう何度でも答えますけれども、民主党は大きな政府を掲げるというのは、税負担を大きくするということですよ。私は、税負担を今できるだけ抑えるために小さな政府を目指す、そのために歳出削減に切り込んでいる。これからも民間にできることは民間に、その一つの典型...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私どもは必要な改革をしてきたと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 社会保険庁を解体的に廃止すると、見直しするということで、今新しい組織に移行するその途中であります。ですから、この見直しに反対する職員も中にはいないとは言えません、いるんでしょう。解体されてはたまらぬ、現状がいいという職員もいないとは言えないと私は思...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一目で見てすぐ分かるほど私はあんまり能力ないものですから、年度別目標納付率を向上させていこうという目標はいいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、ノルマという言葉が適当かどうか分かりませんが、目標を掲げるのは悪いことではないと思っています。その目標というのは、今回の場合何%が適切かというその判断、それは一〇〇%が一番いいに決まっています、納付率はね。しかし、何%が適切かどうか。まあ一〇...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どのような改革をするにしても、賛成もあれば反対もあるでしょう。また、一長一短あると思います。今言われた基礎年金の部分を全額税方式にするという場合に、現状の生活保護の問題と、年金を、保険料を払っている人も払ってない人も同じだということと、どういう調整...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 具体的な数字を言えということでありますが、主な数字を挙げますと、就任当初、実質GDP成長率は、二〇〇一年度マイナス〇・八%でした。現在、二〇〇五年度には三・二%に回復しております。また、失業率は、ピーク時、二〇〇三年一月には五・五%でした。当時は不...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、ようやく景気が回復してきたなというのが内外のいわゆる経済専門家の見方としてほぼ定着してきていると思います。昨日の政府の月例経済会議におきましても景気が回復しているという報告を受けております。実際、企業の業績も向上しておりますし、設備投資も拡大...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 年金、医療、介護、これは社会保障制度としてこれからも国が責任を持って国民生活を安定させていくためにも必要な制度だと思っております。そのためには、これをいかに今後持続させていくかということであります。  今までのように、この制度が、年金一つ取ってみ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず実態を把握することが最初だと思います。なぜこのような不正が行われたのか。そして、この社会保険庁を解体、廃止することになっておりますけれども、この法案が今国会で審議されているわけでありますけれども、この点につきましては、審議中の様々な意見も踏まえ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ、大門さんの意見とは違います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全く意見が違います。  意見が違っている中で、国民から多数の支持を得て政権を担当しております。