小泉親司

こいずみちかし



当選回数回

小泉親司の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○小泉親司君 きょうの委員会はえひめ丸と米原潜の衝突事件の問題、それから外務省の機密費の問題、この問題の集中的な質疑ということで、私、この二つの点について質問させていただきたいと思います。  初めに、原潜によるえひめ丸の衝突事件の問題についてであります。  私、日本共産党の調...全文を見る
○小泉親司君 家族の方の願いが大変強いと、河野外務大臣はお会いになっているからおわかりになっていると思いますが、なぜかと。これはアメリカ海軍がさまざまな情報を家族の方にほとんど伝えていない。だから、そこに怒りがある。  私、お会いしまして直接お話をお聞きしました。例えば、スコー...全文を見る
○小泉親司君 私、家族の会の代表の方とお話ししましたら、三十一項目のうち、先週の金曜日の時点で実現されたのはわずか三項目だということであります。いや、首を振っておられまするけれども、私、お話を聞いた話ですから、今、外務大臣が詳細を知らないとおっしゃっていますけれども、例えばまず第...全文を見る
○小泉親司君 だから、大臣が、引き続き御家族並びに関係者の御意向を十分に踏まえ全力を挙げて米側と折衝いたしますと先ほどお話しになったのであれば、こういう問題について、やはりつぶさに大臣自体がきちんとこの家族の方の要望を伝えて実現方に全力を挙げるべきだというふうに思います。   ...全文を見る
○小泉親司君 今、外務大臣が述べられたとおりで、つまりNTSBの報告は絶えず記者会見をやって発表されている。米海軍は全くそのことが秘匿されている。総領事館からいただいた資料でも、海軍はプレリミナリーなレポート、つまり予備調査については完了したと、こう言っているわけです。
○小泉親司君 完了したと言っているんです。だから、その予備報告が出ているということはこれは資料でも明確にされておるわけで、それをなぜ求めないのか。  私、この予備報告の問題については、時間がありませんからまとめて申し上げますと、私、現地で、八一年に起きた日昇丸の、ジョージ・ワシ...全文を見る
○小泉親司君 九日です。
○小泉親司君 審問委員会というのはいわゆる海軍の手続の問題なんですね。査問会議及び軍法会議に係る問題なんです。この点については、先ほど御紹介しましたように、八一年の日昇丸の当て逃げ事件のときにもこういう問題があった。つまり、艦長の個人の人権の問題で公表できないということがあった。...全文を見る
○小泉親司君 時間が参りましたので終わります。
03月08日第151回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。  私は、アメリカの原子力潜水艦グリーンビルによる愛媛県宇和島水産高校の実習船えひめ丸への衝突事件について質問させていただきたいと思います。  今回の事件は、御承知のとおり、アメリカの原潜グリーンビルが、ハワイのオアフ島沖九マイ...全文を見る
○小泉親司君 私、今、官房長官にお尋ねいたしましたが、昨日の予算委員会、一昨日の予算委員会で河野外務大臣は、今後の問題として、当面は家族の方と海軍の話し合いになるんだと、つまり政府としてはできる限りサポートしていきたい、こう発言された。私、現段階で大変これは情けない発言で、今後の...全文を見る
○小泉親司君 総理がかけゴルフをしていたことは事実でございますから、その点では私が言っていることは正しいことです。  それでは、事故原因の究明の問題に入りたいと思いますが、今回の事件というのは、私、決して艦長の個人の責任だけに帰着できない問題だというふうに思います。  現在開...全文を見る
○小泉親司君 やはり民間人の搭乗が今回の事故につながったことは明らかでありますが、私、アメリカの原潜に民間人が搭乗して原潜クルーズなるものを繰り広げるということは言語道断だと。その結果、大事故を引き起こしたことは私、重大問題だというふうに思います。  そこで、ちょっと私、外務省...全文を見る
○小泉親司君 いや、民間人の搭乗のデータを出してください。
○小泉親司君 太平洋艦隊のことを聞いているんですよ。日本のことを聞いているんじゃないですよ。通告しているんですから。
○小泉親司君 初めから言えばいい話を、ぐるっと回らなくちゃいけない。外務大臣が民間人の搭乗はこの事件に関係すると言っておきながら、数を言わないというのはおかしな話なんですよ。実際に、二〇〇〇年、五十回、千二百八十七名。数字が違うんです。毎週これやっているんですね。つまり、完全な常...全文を見る
○小泉親司君 やはり、今回の事故は、こういう民間人の搭乗に加えて、ハワイのオアフ島沖九マイルという多数の船舶が往来する海域で民間人を乗せて危険な無謀な緊急浮上訓練をやった、ここにやはり根本的な原因があるというふうに思います。  私、外交防衛委員会で、この問題も外務大臣にも先ほど...全文を見る
○小泉親司君 ここで、民間人の搭乗の問題と無謀な緊急浮上訓練のデモンストレーションの問題と分けて考えなくちゃいけないんですよ。今、外務大臣が答弁されたのは、民間人を搭乗させて、それに操舵をさせるということの問題について言っている。私が言っている問題は、民間人を搭乗させて、こういう...全文を見る
○小泉親司君 私たちはどういうふうに緊急浮上訓練がやられているか調べました。これはインターネットだけでたくさんの情報がある。  例えばヨルダンでは、デモンストレーションとしてアラビア海、地中海でヨルダンのアブドラ国王を乗せて緊急浮上訓練をやっている写真がインターネットでも出てい...全文を見る
○小泉親司君 私は、きちっとこの問題については、もうやめるように抗議するという姿勢がとれないんですか。
○小泉親司君 私、民間人の搭乗のアメリカ海軍省が発表したマニュアルというのがあります。これは外務省は、もうインターネットで書いてありますから秘密でも何でもありません。これは外務省も入手しておられると思いますが、この中で、例えばその指令書の中では、民間人の原潜や軍艦によるクルーズが...全文を見る
○小泉親司君 ということは、今までしていたということですね。
○小泉親司君 私、やはりこの事故原因の最も大きな問題となった民間人を搭乗させての緊急浮上訓練、こういうものに対してはきっぱりとやはりアメリカ政府に物を言うべきだというふうに私は思います。  そこで、私、事故の真相究明のために日本政府が、現在海軍で出しております中間報告、この報告...全文を見る
○小泉親司君 外務大臣に私、答弁を求めているんですが、外務大臣は私に対して、私はこの問題というのは、例えば八一年の日昇丸の事件がありました。これは皆さん御承知のとおり、一九八一年にアメリカの原潜ジョージ・ワシントンが東シナ海において日昇丸という民間船舶を同じように安全確認を怠って...全文を見る
○小泉親司君 私は、日本政府が強く要求するかどうかの差なんですよ。これを外務大臣の質の差で置きかえるというのは問題ですよ、これは。  実際に、例えば日昇丸事件の場合は四月九日に事故が起きた、予備報告は五月二日に提出された、最終報告は八月二十四日であります。三週間前後でできること...全文を見る
○小泉親司君 でたらめなことを言っちゃだめですよ。私は、審問委員会の手続について全部調べてあるんです。予備的な報告というのは審問委員会のためにやるんじゃないんですよ。まず、何よりも予備的な報告をつくるんです。それから審問委員会に付するかどうか。だから、日昇丸のときはやらなかった、...全文を見る
○小泉親司君 私、このいわゆる審問委員会の資料をインターネットでとりました。この資料の中に何て書いてあるかというと、いかなる報告もアメリカ海軍長官及びアメリカ海軍法務官、この許可なしにすべての人間についてこの報告書は提出をされないというふうに書いてある。  つまり、海軍長官と海...全文を見る
○小泉親司君 外務大臣。
○小泉親司君 私、先ほど申し上げましたように、八一年の日昇丸の事件のときには実際に伊東外務大臣がアメリカ政府に要求して、予備的調査、いわゆる中間報告という形で出たんです。これは、例えばなぜ原潜は救助しなかったのか、なぜ通報がおくれたのか、日本政府が疑問を呈した四つの問題について報...全文を見る
○小泉親司君 終わります。
03月22日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○小泉親司君 まず、日米首脳会談での沖縄米軍基地に関する使用期限の問題について御質問をいたします。  先ほど外務大臣は、同僚議員の質問に答えまして、十五年ぎりという期限を設定することによって前方展開が縛られるのは困るというような発言がブッシュ大統領からあったというのは私ども承知...全文を見る
○小泉親司君 防衛庁長官はもっと率直で、きのうの記者会見の発言では、米国トップの大統領が困難と言ったのはちょっと重いかなと述べたと。ということは、解決は難しい、こういう認識なんですね、防衛庁長官。
○小泉親司君 私、その点では防衛庁長官の言っていることは、ちょっとではないんですが、非常に重いと。つまり私、これまで使用期限の問題についていろいろ御発言を、アメリカ政府と日本政府の答弁をまとめてみました。大統領が、重いから非常に困難だと言ったのは、私は初めてだというふうに思います...全文を見る
○小泉親司君 私は、やはりこの問題というのは、十五年使用期限問題というのは、ちょっと新しい大統領にかわったから困難と言ったのは、今までの方針と違うけれども、これは大統領がよくわからないから言ったんだというようなニュアンスの話じゃ私ないと思うんですよ。  大統領が、これは防衛庁長...全文を見る
○小泉親司君 伝えるんですか。
○小泉親司君 私は、やっぱりその十五年期限問題というのは、これは私どもが約束したことじゃなくて、自民党自身が沖縄県民に県知事選挙で公約した問題なんですね。  これを、その実現は大統領が困難だと言った以上、やはりこの普天間基地の移設そのものも見直さなければならない、そういう性格を...全文を見る
○小泉親司君 私、それを詭弁だと言っているので、その点については見解の相違でありますから。  もう一つお聞きしたいのは、今度の普天間移設による新基地の問題とジュゴンの保護の問題についてお聞きします。  代替施設協では、防衛庁によるジュゴンの生息状況に係る予備的調査という結果が...全文を見る
○小泉親司君 いや、私がお聞きしているのは、防衛庁長官としてジュゴンを保護するという立場に立たれるんですかと、こうお聞きしているんです。
○小泉親司君 私は簡単なことを聞いているんです。ジュゴンを保護するという立場に立たれるんですか。
○小泉親司君 ちょっともう一回。  ジュゴンの保護という立場に立たれるんですかと私そのことをお聞きしているんです。そのことだけをお答えしていただいて、同じ質問に対して違う答弁を求めているわけですから、同じものを読まれないで、私、防衛庁長官の率直な御意見をお聞きしたいと思います。
○小泉親司君 在日米軍が九七年の一月に日本管理基準というのを作成いたしました。これは、在日米軍とアメリカ大使館、それから日本の防衛施設庁や環境庁が加わって作成されたものだというふうに聞いております。  この環境問題については、防衛庁長官は当時おられたかどうかちょっとわからないん...全文を見る
○小泉親司君 その二〇〇〇年版の環境基本指針にジュゴンが含まれたということは確認できるわけですね。
○小泉親司君 アメリカ軍の、国防総省の今おっしゃった環境基本指針の十三条では絶滅危惧種の問題が取り上げられていまして、絶滅危惧種、基地の受け入れ国が保護している種とその生息地を保護、増進するための合理的処置をとる、国防総省はそういうふうに規定したんです。  その中にジュゴン、こ...全文を見る
○小泉親司君 ということは、この普天間基地は日本政府が建設するんで、海兵隊が建設するんじゃないから、これはアメリカの基地の基準は適用しないと、こうおっしゃるのですか。
○小泉親司君 いや、そういう見解は非常に私おかしいと思うんですよ。  大体、MMC、アメリカの海洋哺乳類委員会の勧告もどういうことを言っているかというと、これを私たちは国防総省に言いました。そうしたら、言ったら、海兵隊は、これは日本政府がやっていることだから、使うまでは日本政府...全文を見る
○小泉親司君 いや、そのことは代替施設協の閣議決定の中に言っていることを言っているんで、私が言っているのは、アメリカの国防総省で、実際にはジュゴン保護ということの規定が新たに二〇〇〇年版の海外施設における環境基準の問題として、環境指導指針の問題として明記された。これは防衛施設庁長...全文を見る
○小泉親司君 私、防衛庁としても、この在日米軍に対してこういうふうな、これは国防総省で二〇〇〇年三月十五日に決定されたもの、つまり約一年前に決定されたものでありますから、防衛庁長官としても、こういうジュゴンの保護、増進ということをきちんとやはりアメリカ軍としても考えるべきだと、米...全文を見る
○小泉親司君 終わります。
03月23日第151回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○小泉親司君 橋本沖縄北方大臣に、沖縄米軍基地の問題と環境保全の問題について質問をさせていただきます。  大臣は、先ほどのお話の中でも、観光・リゾート関連産業を初めとする沖縄の特性を生かした産業の振興を図るということをおっしゃっておられます。これは二十一世紀プランにも明記されて...全文を見る
○小泉親司君 私はきのうも外務大臣と防衛庁長官とも議論をさせていただいたんですが、この問題というのは、閣議決定でも指摘をされておられるのは大臣がお述べになったとおりなんですが、やはり保護をきちんと優先させて取り組む必要が私たちはあると。  例えば、ジュゴンの点ついては、アメリカ...全文を見る
○小泉親司君 大臣は知見がないと言いながら大分お詳しい見解を話されておられるんですが、その点では私も大臣と同じように、知りたいのであれば徹底した調査を継続しておやりになるという、ジュゴンの保護増進のためにそういうことをやっぱりやるべきだということを要求させていただきたいというふう...全文を見る
○小泉親司君 終わります。
03月28日第151回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○小泉親司君 今回の沖縄振興開発特別措置法の改正案については賛成でありますので、沖縄振興開発に関連いたします幾つかの問題について質問をさせていただきたいと思います。  初めに、今議論になりましたポスト三次計の問題について主に、私もこの問題については当委員会で何回か質問をさせてい...全文を見る
○小泉親司君 まだ先の話なのかどうなのかよくわかりませんが、国としてどういうものを承継していきたいのかということについてはどのような議論がされておられるのかということについて、もしあれでしたらお答えいただきたいと思います。
○小泉親司君 沖縄の振興開発にとって、米軍基地の跡地利用というのは極めて重要になっているんじゃないかと思います。  それで、「基本的な考え方」の中でも「基地の整理縮小」ということが明記されておりますし、三次振計の大綱の中には、基地の全面返還を希求する沖縄の県民の意向に配慮してと...全文を見る
○小泉親司君 跡地利用の協議会の中でいろいろ御議論されておる中身だというふうにも思いますが、例えば沖縄県の要望というのは、SACO最終報告、この点についてはこの前も私は申し上げましたが、このSACO最終報告を私たちは県の中での基地のたらい回しだということで反対していますけれども、...全文を見る
○小泉親司君 私が申し上げたのは、SACOの報告について申し上げましたので、跡地利用については沖縄県のさまざまな要望について実現させていただきたい。  ですから、県も言っているように、これからの整理、縮小に向けてどんどん基地が返還されるというふうに思いますので、全面返還に向けて...全文を見る
○小泉親司君 輸送コストの低減対策ですとか赤土の流出防止対策とか畜産環境対策など、JAの意見書の中では求められているので、その点での公的な費用負担の対策という点についても要望しておきたいと思います。  時間がないので、最後に、沖縄の振興開発にとって基地問題というのは大変重要な課...全文を見る
○小泉親司君 地位協定の見直しの中で、沖縄県は事件や事故の場合に米軍基地への立入調査を求めているわけですね、緊急の場合については許可なしに緊急に立ち入りさせてもらいたいと。これは環境保全上も大変重要なんだというようなことを要望されている。  米軍基地の立ち入りについては、既に九...全文を見る
○小泉親司君 終わります。
04月03日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○小泉親司君 有事立法問題について幾つかお伺いいたします。  森首相は有事立法について、施政方針演説で、「昨年の与党の考え方を十分に受けとめ、検討を開始してまいります。」というふうに述べられた。続いて日米首脳会談では、法制化を視野に入れて検討するというふうに国会での訪米報告の議...全文を見る
○小泉親司君 私の質問は、米軍の行動にかかわる法制、国民の生命、財産保護などの法制をやるのかと。余計なことは結構ですから、質問にだけお答えいただきたいと思います。
○小泉親司君 私、そういう答弁はおかしいと思うんですよ。なぜおかしいか、予算委員会で河野外務大臣は、「そこで、有事法制でございますが、有事法制の検討を行うに際しましては、これはもう議員が今お話しのように、米軍の行動にかかわる法制でございますから、外務省として、非常に我々が対応しな...全文を見る
○小泉親司君 それは予算委員会で外務大臣が答弁をされていることですから、そのことを別に否定しないわけで、私は、どういう米軍の法制について検討されるのか、外務大臣がわざわざ非常に我々が対応しなきゃならないと言っておられるので、それで聞いておるわけで、そこはどうなんですか。
○小泉親司君 今、御答弁になったのはほぼ私が冒頭お話ししたとおりの話なんですが、自衛隊にかかわる法制については基本的に終わっている、これはさまざまな議論がありますが、基本的に終わっていると。となってきたら、米軍にかかわる法制だと。  例えば、これまで米軍に関する新規定を検討する...全文を見る
○小泉親司君 伝えられるところでは、三十日の午前の閣議で有事法制に対する答弁書を決定されて、その中で、合理的な範囲内において法律で国民の権利を制限し、国民に特定の義務を課すことも憲法上許されるという見解を出されたというふうに聞いております。その点については、例えばこれは、自衛隊の...全文を見る
○小泉親司君 米軍の法制を検討する場合、米軍の行動にかかわる問題については検討するということはもう防衛庁の資料でも明らかなんですが、そういう場合でもいわゆる日本国民の権利を米軍が規制するということもあり得ると、当然だという見解なんですか。
○小泉親司君 私、今度の問題というのはいろいろと新聞に次々と出て、どなたがリークされているのかわからないけれども、次々と出ている割には答弁はこれから、これからだと。  私は、森総理が勝手に自分で日米首脳会談で法制化を視野に入れて検討なんて言ってきた、その結果、こういうふうなこと...全文を見る
○小泉親司君 この二つ、それでは。この二つについて、果たして政府の認識としてなぜこれが使われていると言うんですか。このことを見ましても、私、言葉で言うと多分、今さっきも北米局長言ったように、ぐるぐるわけのわからない話で繰り返されるから、皆さん方によくおわかりのようにわざわざ写真と...全文を見る
○小泉親司君 私、上瀬谷通信基地について言えば、通信基地で利用されてないなんて一言も言ってないんです。この赤い区域が通信基地として利用されてフェンスがあるんだと。フェンス以外はどうなんだという私の質問主意書に対して、フェンス以外も通信基地だと。  幾ら何でも、行ってみればわかり...全文を見る
○小泉親司君 北米局長、知らないと思って余り余計なことを言いますとだんだんこんがらかってくるんですが、通信基地としてもともとあったんだけれども、この通信基地、全部もともと使われていたんじゃないんですよ。イーズメントエリアといいまして、局長が言っているように一体として通信基地として...全文を見る
○小泉親司君 ありがとうございました。
04月04日第151回国会 参議院 憲法調査会 第5号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。  まず初めに、江橋先生にお伺いをさせていただきたいと思います。  先ほどお話にありましたように、国民主権の立場で市民が主人公になる政治という形でとらえられていると。私たちも国民が主人公になる政治をつくろうというふうに主張をしており...全文を見る
○小泉親司君 もう一問、江橋参考人にお尋ねしますが、江橋さんがお書きになっている本の中で、いわゆる議会制民主主義の問題で、ここでも、きょうお述べになったことでも触れられておりますが、官僚と族議員の問題、審議会政治の問題、これを指摘されておられます。  例えば、議会の問題では、政...全文を見る
○小泉親司君 江橋さんは、先ほどの発言の中でアメリカの例を引き合いに出されて、プラス増憲ですか、プラス改憲ですか、ということを主張されておられました。  私たち、実はアメリカにこの前調査に行ってまいりました。アメリカ憲法と日本の憲法というのは、私もこの調査の中で勉強させられたん...全文を見る
○小泉親司君 渡部参考人にお尋ねしますが、先ほど渡部参考人は憲法改正の問題について、改正条項だけを改定するのがいいというふうにおっしゃいました。実際、この本の中でもそのことを、「そろそろ憲法を変えてみようか」という本の中でもお書きになっておられます。  そのところで、例えばそれ...全文を見る
○小泉親司君 その点はちょっと認識が違うと思いますので、事実が、感じが違うと思いますので、その点だけ指摘しまして、時間が参りましたので終わります。
05月23日第151回国会 参議院 憲法調査会 第8号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。  きょうは両参考人、大変御苦労さんでございます。私も、まず初めに首相公選制について両参考人に質問させていただきたいというふうに思います。  今、議論になっておりますように、小泉内閣が九条改正を政治課題にのせるのは大変困難なので...全文を見る
○小泉親司君 ありがとうございました。
05月29日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。  田中外務大臣と中谷防衛庁長官の所信表明に対する質問をさせていただきます。  まず第一に取り上げたい問題は、靖国神社への公式参拝の問題であります。先ほども同僚委員から質問がありましたが、日中外相会談で中国政府は、小泉総理が繰り...全文を見る
○小泉親司君 ということは、こういう主張はお認めにならない。
○小泉親司君 私、大変不思議なのは、外務大臣は外務省のホームページでも言われているんですが、小泉総理が行かれるのは亡くなった方の御冥福をお祈りするためなんだと。ところが、自分は科学技術庁長官のときにも行かなかったし、国務大臣としては行かないんだ、こういうことを表明されておる。そう...全文を見る
○小泉親司君 いや、私がお聞きしているのは、そのお話は予算委員会のテレビで十分に聞かせていただきました。私がお聞きしているのは、中国外務大臣に対して、唐家センは外交部長であります、正確には。外務大臣に対して、外務大臣は、国務大臣としては行かないんだと、こうおっしゃっているわけで、...全文を見る
○小泉親司君 私は、中曽根元首相が八五年八月に首相として初めて公式参拝をされた、そのときの理由というのはどういう理由だったかということを調べてみますと、中曽根総理は戦没者の追悼ということをまず第一に言われた。二つ目には、我が国と世界平和の決意を新たにすることであると。二つの理由を...全文を見る
○小泉親司君 これは内閣がかわった云々の話じゃなくて、いわゆる公式参拝論としてこれまで自民党政府がとってきた態度なんです。  私たちは、靖国神社は戦前戦中においていわゆる侵略戦争の精神的な支柱になってきたんだと。さらに、七八年からはA級戦犯が御承知のように合祀されたという理由か...全文を見る
○小泉親司君 私は、間違いなく自民党の小泉純一郎ではなくて共産党の小泉親司でありますが、私が言っているのは、共産党の見解じゃなくて、あなた方の先輩の自民党の中曽根内閣が発表した官房長官談話を私は読んでいるんですよ、よろしいですか。そこには、我が国国益の上に立っても、さらには戦没者...全文を見る
○小泉親司君 結構です、後でやりますから。
○小泉親司君 私は、この点では、どうも田中外務大臣も、外務大臣としてこの問題についてはやはり十分に過去の経緯をいろいろ踏まえて対応しないと、外務省のホームページも言っているように、日中関係に大変重大な多大な影響を与えるんじゃないかということを私、ひとつきちんと主張させていただきた...全文を見る
○小泉親司君 中国への侵略ということと、それからいわゆる韓国併合などの植民地支配ということに対して、あなたはそれをお認めになるんですねということをお聞きしたんです。
○小泉親司君 それではここで中谷防衛庁長官にお尋ねしますが、中谷防衛庁長官は、九六年八月の「月刊自由民主」の中で細川総理大臣の発言をとらえまして、「細川さんは総理に就任した途端に、かつての戦争は侵略戦争であったと発言しました。これは歴史をよく知らない人の言葉で、さすがに本人もそれ...全文を見る
○小泉親司君 ですから、私が言っているのは、あなたの発言は九六年八月の「月刊自由民主」に載っておるんです。あなたがそう言うんじゃないかと思って「自由民主」を持ってきましたので、もしあれでしたら委員長の御許可を得てお渡ししますが、時間がありませんから。そのことはよく御存じだと思いま...全文を見る
○小泉親司君 細川さんは総理に就任した途端にかつては侵略戦争であったと言っておられますけれども、逆にいけば、あなたは防衛庁長官に就任した途端にそれは侵略であったと言うのは、私は大変不思議なことだというふうに思います。  私たちは、九五年の村山談話で中国への侵略を明確に侵略と認め...全文を見る
○小泉親司君 では次に、外交機密費の問題についても少しお尋ねさせていただきます。  私、この機密費の事件は、日本国民の日本外交に対する信頼を大変失墜させた事件だというふうに思います。外務大臣、大分お疲れのようですが、その点では外務大臣も一致しておられるんだというふうに思いますが...全文を見る
○小泉親司君 四十六回にわたって現金のやりとりが行われていて、しかも、官邸の中でそういう現金のやりとりが行われていて、外務省の多くの高官たちがそんなことを果たして知らなかったんだろうかと多くの国民がみんな思っているわけですよ。  私たちがそのことを追及したときにも河野外務大臣が...全文を見る
○小泉親司君 正直に申し上げて、ちょっと外務大臣、混乱しておられるんじゃないかと思うんですね。  つまり、私がお聞きしているのは、外務大臣が追加処分をすると言われている、よろしいですか、ということは、これまで当委員会でも繰り返し河野外務大臣が言っている、これまでの十六名、八百九...全文を見る
○小泉親司君 いや、私が言っているのは、外務大臣が追加の処分をするとおっしゃっているんだから、追加の処分という意味は、現在処分されたものの理由がさらにない限り追加処分というのはできないでしょう。よろしいですか。  河野外務大臣が言っていたのは、今、外務大臣が言われたようなチェッ...全文を見る
○小泉親司君 それはいわゆる内閣官房費、松尾事件にかかわる問題ですね。
○小泉親司君 いや、それはおかしいと思うんですよ。  実は、私、予算委員会の外務大臣の答弁を聞いていて、非常に整理されていないと。つまり、今度の事件というのは大きく言うと三つあるんですよ。一つは、いわゆる松尾事件という内閣官房費、いわゆる内閣報償費に係る問題、これが一つなんです...全文を見る
○小泉親司君 じゃ、もう一つ、上納の問題についてもお聞きします。  先ほど外務大臣は、上納の問題につきまして証拠がないとおっしゃった。この官房機密費の問題はこれまでいろいろな形で取りざたされてきた問題なんですが、実は松尾事件によって初めてこういうものがいわゆる国民の目の前にぐっ...全文を見る
○小泉親司君 ですから、私説明しましたように、あるという資料を提示しているのに、その資料をどうするかというのは、外務大臣になったからこれからできるとおっしゃっているんだから、それは外務大臣として十分私は調査することが可能だと思うんですよ。  この問題というのは、外務大臣も繰り返...全文を見る
○小泉親司君 この問題については、例えば米韓の間では、米韓地位協定の改定問題というのは、韓国政府が国としてアメリカに対してこの改定を要求しましてその改定が実現したわけですね。内容は、いろんな批判は今はあるというふうに聞いておりますけれども、国として地位協定の改定を要求したというの...全文を見る
○小泉親司君 私はやっぱりこの日米地位協定の問題というのは、これまで沖縄県の問題では、先ほども沖縄北方特別委員会で大臣の所信も聞かせていただきましたけれども、やはり沖縄の抱える基地問題の解決というのは、今、日米地位協定を改定して、きちんとやはり県民の立場に立ってこの基地問題を解決...全文を見る
○小泉親司君 確かに言われるように、横田の問題というのは、基地そのものの問題とそれから横田空域という、横田空域というのは大臣も御承知だと思うので、簡単に言えば、新潟から静岡までにわたる大変広大な空域なわけですね。これについては、やはり多くの国民が、何でこんな空域が必要なのか、特に...全文を見る
○小泉親司君 いや、大臣の御見解をお聞きしているんで、航空分科委員会でやっているんだというのはよく知っております。
○小泉親司君 最後に、えひめ丸の問題についてお尋ねいたします。  この問題については、私たちは当委員会でも取り上げましたが、私自身も日本共産党の調査団の一員としましてハワイに行ってまいりました。この問題については当委員会でも私はその調査結果に基づきまして河野外務大臣に質問いたし...全文を見る
○小泉親司君 余り長くは困ります。
○小泉親司君 私も再発防止は非常に重要だというふうに思います。そのためには真相をよく究明する。これが何で起きてしまったのか、ここが明確にならないと、当然、外務大臣の言われるような再発防止にならないわけですから、そこが私は不十分だから、それはきちんと外務大臣がお読みになって、日本語...全文を見る
○小泉親司君 終わります。
05月31日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。  まず、アメリカ軍の横浜市にあります上瀬谷米軍基地と、それから富岡倉庫地区の問題について外務大臣に質問させていただきます。  先ほど同僚委員も取り上げましたが、この富岡倉庫地区と上瀬谷米軍基地の遊休地問題というのは、これは横浜...全文を見る
○小泉親司君 ちゃんと質問に答えていただけませんか。
○小泉親司君 したんですか、しないんですか。それ一言だけでいいです。いろんな御託宣は要りません、一言だけで結構であります。
○小泉親司君 外務大臣、私、お話ししましたように、四月三日にお話ししたんです。約二カ月なんです。横浜市は総武線で行ったって三十分。実際に私がこのように提起しているのがなぜ二カ月もかかるのか。  おとといも外交機密費の問題で質問しましたら、外務大臣も、持ってこい持ってこいと言った...全文を見る
○小泉親司君 その前に私の質問に答えてくださいよ。調査をして、しっかりと調査をして……
○小泉親司君 ですから、調査して具体的に御報告いただきたいと思いますが、それは御了解いただけますね。
○小泉親司君 それでは、しっかりとそれを調査してアメリカに、もし使われていないのであれば返還をすべきだということをきちんと私は要求をさせていただいておきます。  次に、集団的自衛権の問題について、これは防衛庁長官と外務大臣にお尋ねいたします。  小泉総理が集団的自衛権を言い始...全文を見る
○小泉親司君 これまで、集団的自衛権行使について、衆議院でも参議院でも予算委員会で議論されてまいりました。集団的自衛権の行使という問題では、アメリカがベトナム戦争でこれを集団的自衛権行使だと言ったということは、もう既に外務大臣も参議院予算委員会でお認めになっておられる。さらに、ソ...全文を見る
○小泉親司君 これは一つも混乱していないんですよ。あなた方がごまかしているから混乱しているだけの話で、集団的自衛権というのは幅広いんです、確かに。広いけれども、私が言っているのは、法理上は、アメリカのベトナム侵略戦争、侵略と言わなくてもベトナム戦争、これに例えば南ベトナムの要請が...全文を見る
○小泉親司君 そうしたら、集団的自衛権というのは国際法上認められている権利だとあなた方は言っているわけだから、私たちは固有の権利だと思っていないけれども、あなた方は集団的自衛権は固有の権利と言っているわけですから、あなた方の解釈では。ということは、集団的自衛権行使というのは、こっ...全文を見る
○小泉親司君 あるんですね。
○小泉親司君 私、戦争に巻き込まれて、それに自分でみずから出ていって、それはやはり平和じゃなくて、紛争はやっぱり平和的に解決するということをしっかりと外交で据えるということが私は大事だと思います、それはいろいろと議論がありますが。  私、一つお聞きしたいのは、「THIS IS ...全文を見る
○小泉親司君 いや、やるべきじゃない、やるべきだとかという政策論の問題じゃなくて、できるんでしょうと私は聞いているんですよ、あなたは憲法を改正して集団的自衛権行使をやるんだと言っているんだから。集団的自衛権行使ができないのは現行の憲法解釈では三つなんだとあなたはおっしゃっているん...全文を見る
○小泉親司君 だから、私は集団的自衛権についてあなたは全然わかっておらないということを言っているんです。いいですか。  それじゃ、あなたの下の防衛庁防衛研究所が事務局になられた先ほど取り上げました防衛戦略研究会議の報告、この報告書は国際学者だとかさまざまな方が参加して、確かに民...全文を見る
○小泉親司君 理解できませんが、私、防衛庁長官にさっきの話に戻しますと、戦闘行動に参加しない、二つ目には武力行使と一体となった行動はしない、戦闘地域での補給、支援その他はしない、これはしないというふうにあなたは考えるわけですね。  となると、あなたは三つに分けたんですよ、実施で...全文を見る
○小泉親司君 ここで、これまでの集団的自衛権の議論では、例えば、これは昭和でいきますと五十六年ですから八一年の議論で、当時の法制局長官が、我が国の認めている個別的自衛権の行使の態様は普通の国よりも狭いんだ、よって、その集団的自衛権については全然行使できないわけなんだ、いわゆるゼロ...全文を見る
○小泉親司君 やはり先ほども申し上げましたように、この集団的自衛権行使というのは、今の日米ガイドラインの体制のもとで、長官も言っておられるけれども、周辺事態のもとで集団的自衛権を認めるということになると、アメリカと一体となってこういう戦闘行動に出撃できるようになる、ここがやはり一...全文を見る
○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、防衛庁設置法等一部改正案に対し反対の討論を行います。  反対の理由の第一は、本法案が、小泉総理が集団的自衛権行使容認の研究を行うことを表明したもとで、周辺事態法、いわゆる戦争法の具体化のために自衛隊の再編強化を進める内容を持っている点で...全文を見る
06月07日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。  まず、米軍基地とその環境汚染にかかわる問題について二つ御質問させていただきます。  まず一つは、先ほど議論になりました劣化ウラン弾の問題。先ほど通告いたしましたので、申しわけありませんが、もう外務大臣も防衛庁長官も先ほど議論...全文を見る
○小泉親司君 撤去はいかがでございますか。
○小泉親司君 これまでの歴代政府の答弁を踏襲されないで、やはりこの問題については、重要だというのであればきちんとやはり調べて、どれぐらいの量があって、これについてはきちんとアメリカに対して撤去を私、要求すべきだということを申し上げておきます。  もう一つ、環境問題で質問させてい...全文を見る
○小泉親司君 じゃ、済みませんが、次の外務省改革の問題について……
○小泉親司君 私は必要ないんですが。
○小泉親司君 失礼ですが、ちょっと私も時間があるので申しわけありません。伊藤さん、済みません。  外務省の改革案について質問させていただきます。  この改革案を私も読ませていただきました。きょう、ホームページに杉浦副大臣の記者会見が載りましたので、それも全部読ませていただいた...全文を見る
○小泉親司君 済みませんが、簡潔にお願いいたします。
○小泉親司君 いや、私の質問にお答えしていただいていないので、そのことはあなたが外務省の記者会見でやっていることと同じ話なので、私は全部あなたのことを読んでおりますから、そういう時間もないんですからね。  私が外務大臣にお聞きしているのは、なぜこういう結論だけの部分になってしま...全文を見る
○小泉親司君 十四年度予算については、先ほども外務大臣がおっしゃっている話なんですけれども、ここでは、「使用の実績を踏まえながら、他の予算科目への振替えも視野に入れつつ、極力減額に努める。」と、こう言っておられる。  この問題については、外務省のホームページでも、新聞記者から具...全文を見る
○小泉親司君 具体的には余りよくわかりませんが、私たちはこの外交機密費の問題については、やはり先ほども申し上げましたけれども、減額云々というよりも真相をしっかりと解明して、その再発を防止するような対策をきちんととるべきだと。ここに一番の主眼があるわけですから、だからそこにあるとい...全文を見る
○小泉親司君 改革の要綱とおっしゃるけれども、先ほど言ったような真相解明、再発防止策という点では非常に熱意はわかりますが、非常に不十分さを残したものだということだけ私は申し上げておきたいというふうに思います。  それで、ちょっと時間がなくなっちゃったんですが、ぜひ防衛庁長官とき...全文を見る
○小泉親司君 どうも具体的にお答えにならないで、ちょっと学説をと言っておられるんだけれども、ちょっときょうは時間がないので一つだけお聞きしたいのは、あなたは私の質問の中で、そのマイナー自衛権ということが頭にあるのかどうなのか知らないけれども、私はそんな権利はないということを考えて...全文を見る
○小泉親司君 終わります。終わりますが、私はこういう見解が正確な見解だということを申し上げておきます。  時間が参りましたので、また改めてでいつも申しわけありませんが、議論させていただきます。  終わります。
06月12日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○小泉親司君 コーヒー協定と日ロ文化交流協定及び税関手続に関する協定の三条約については賛成です。  日ロ文化交流協定に関連しまして、領土問題と、それに関連する漁業問題について質問をさせていただきます。十分という限られた時間ですので、少しまとめて質問いたしますので、お答え願いたい...全文を見る
○小泉親司君 委員長、もう一問だけ。
○小泉親司君 じゃ、終わります。     ─────────────
06月14日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
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○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律の一部を改正する法律案の反対討論をいたします。  反対の理由の第一は、国鉄解体後十四年、分割・民営化でJRが国等の財政に大きく貢献したどころか、国民負担を増大させてきたからであります。...全文を見る
06月20日第151回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。  これまで別の委員会で千島領土問題それから沖縄の基地問題については外務大臣と論戦してきましたので、訪米については改めて別の委員会でしっかりやらせていただきます。きょうは、沖縄の泡瀬干潟の問題につきまして尾身大臣に質問をさせていた...全文を見る
○小泉親司君 ここでは現実に開発の第一期で既に百十万トン、実績はクリアしているわけです。それにプラス二百四十万トンがつくわけですから、それがなぜ必要なのか。  ここにバースをつくるわけですが、例えば特別自由貿易地域ができました。当委員会でもこの特別自由貿易地域については調査を行...全文を見る
○小泉親司君 私、政府参考人を呼んでいませんので、私の方で言います。九十一社のうち四社しかまだ入っていないわけです、ここに。それが、なぜプラス二百四十万トンの取扱量がさらに上積みして必要なのか。そのためになぜ航路をしゅんせつしなくちゃいけないのか。そのために土砂が出てこちらの方に...全文を見る
○小泉親司君 いや、私、その点はよく理解をしておりますが、沖縄総合事務局として埋め立てる、つまり国がこの埋め立て事業、泡瀬の埋め立て計画はやるわけですから、その国自身がこの問題をどういうふうに判断するのか。  それじゃ、県から、この問題については五・二七泊で、ホテルを建てればこ...全文を見る
○小泉親司君 クビレミドロの問題よりまず初めに藻場の移植、これは総合事務局でも、藻場は移植できるんだと、こう言っているわけですね。だから干潟は大丈夫なんだ、つまり守れるんだと、こう言っているわけで、現実問題として、藻場の移植という問題も今おっしゃられたけれども、まだ知見が明確に確...全文を見る
○小泉親司君 米軍岩国基地の沖合移転でこの藻場の移植がされているというのは、私もいただきました論文を読ませていただきました。この岩国の論文でも、どういう条件でアマモが生育するだろうかという研究だけで、果たして移植が成功するかというよりもアマモの生育要因の検討なわけですね。この委託...全文を見る
○小泉親司君 では、大臣にお聞きしますが、何でこういうパンフレットが出てくるんですか。あたかもクビレミドロが十分に移植できるようなパンフレットになっているんですよ、これ。大臣、お読みいただいているかどうかわかりませんが、沖縄総合事務局の資料によればそういうふうに書いてあるわけです...全文を見る
○小泉親司君 私、先ほど申し上げましたように、この航路しゅんせつの埋め立ての数字も、通常が百万トンしか取扱量がないのに、三百五十一万トンが必要だと言って航路しゅんせつをする。航路しゅんせつした泥が沖縄にはどこも行きようがないから、この泡瀬の干潟というのを埋め立てる。その泡瀬の干潟...全文を見る
○小泉親司君 終わります。
06月26日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○小泉親司君 まず、自衛隊の誤射事件について質問をいたします。  この事件は、先ほども同僚委員から取り上げられましたが、大変ゆゆしき事態で、百八十八発という誤射が行われて十数発が北広島市のリハビリセンターに着弾する、まだ依然としてどこにその弾丸が飛んでいったのかということすらも...全文を見る
○小泉親司君 それじゃ、次にミサイル防衛の問題について幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず、初めにお聞きしたいのは、田中外務大臣はいわゆるミサイル防衛について訪米で理解を示された。いかなる理由でこれに理解を示されたのか、お聞きしたいと思います。
○小泉親司君 この問題というのは御承知のとおり、ヨーロッパ諸国ないしはその他の諸国でも大変懸念が表明された問題なわけですね。この点については、田中外務大臣の外相会談での発言などを見ますと、ほかの国とは立場が違うんだという説明をされておるだけやに私たちは受け取っているわけで、例えば...全文を見る
○小泉親司君 私、今、外務大臣のお話をお聞きして疑問なのは、つまり、日本とアメリカは核拡散、ミサイル拡散を防止すると言っておられる、ヨーロッパは全然反対のことを言っているわけですから立場が違う、全然正反対のことを言っているわけですから。それを外務大臣は、日本とは立場が違うんだ、状...全文を見る
○小泉親司君 やはりこの問題というのは、例えばフランスのシラク大統領などは、これは盾と矛の関係だと。それでいろいろ説明しておられるのは、もともとこの盾と矛というのは古代の歴史からあったもので、必ず剣をつくれば盾ができ、盾をつくればそれを乗り越える剣ができ、剣がまたそれを乗り越えれ...全文を見る
○小泉親司君 研究、研究と言われますが、そもそもこの問題というのは、五月一日にブッシュ大統領がミサイル防衛について国防大学で演説したことに起因するんです。この大統領の演説のポイントというのは大臣はどのように理解しておられますか。
○小泉親司君 では、今ABM条約の問題が出ました。正確に申し上げますと、ブッシュ大統領はこの五月一日の演説の中で、ミサイル防衛について、三十年前のABM条約の制約を乗り越えて進むことが重要であると、こうしゃべっておられる。田中外務大臣は、このABM条約を乗り越えて進む、つまりAB...全文を見る
○小泉親司君 では、例えばこのABM条約を廃棄するという立場を表明されたのは、これまでスターウオーズといういわゆるミサイル防衛について、レーガン大統領の発言から、一九八一年からこの問題というのはずっとアメリカの重大問題になってきたわけです。ところが、外務委員会で当時の山下新太郎さ...全文を見る
○小泉親司君 私がお聞きしているのは、米ロ間の協議を見守っていくというのは、それはそのとおりかもしれないんだけれども、私が言っておるのをあなたは研究だとおっしゃって、いわゆるミサイル防衛の全体系を理解するとアメリカ政府に言ったわけですから。ということは、ブッシュ大統領のミサイル防...全文を見る
○小泉親司君 だから、ABM条約について、日本政府は核軍縮に大変大きな前進なんだと評価したわけですよ。それは別に米ロの条約云々かんぬんじゃなくて、日本政府がそういうアクションを起こしたわけですよ。そうであるならば、ABM条約を超えるということ自体は私は核軍縮と方向が違うじゃないか...全文を見る
○小泉親司君 大臣に。お答えになるんでしたら、どうぞ大臣。
○小泉親司君 次に進んでいまして、それはよろしいんですが、私が質問したのは、つまりブースト段階でミサイルを発射するということについても理解をされたんですかと。
○小泉親司君 いや、これは技術的な問題じゃないんですよ。これはブッシュ大統領が五月一日の演説の中でしゃべっていることなんですよ。これは全然技術上の問題じゃないんです。
○小泉親司君 私は、このミサイル防衛がどういう中身なのか余り外務大臣は全体像をつかんでおらないで理解をされているというふうに思うんですよ。だって、私が質問したことについて、そういうことがおわかりになっていないわけで、じゃもう一つお聞きします。  それじゃ、例えば今度のミサイル防...全文を見る
○小泉親司君 ということは、現在の研究というのは一体化した研究だと、こういうことはお認めになるんですね。
○小泉親司君 そうじゃないんですよ。あなた方が研究しているというのは、ミサイル防衛をアメリカが研究しているんです。私はTMDのことを聞いているんじゃないんですよ、ミサイル防衛のことを聞いているんだから、ミサイル防衛の中にTMDというのはあるんだから。  それがファクトシートの中...全文を見る
○小泉親司君 やはりそこの認識は、私はこれを全部研究すれば、アメリカはミサイル防衛構想として日本のTMDの研究もヨーロッパのTMDの研究も、日本だけじゃないんですよ、TMD研究をやっているのは、ヨーロッパもやっているんです。だから、そういうものを一体化してアメリカはそれをいわゆる...全文を見る
○小泉親司君 私、理解を表明された割には余り研究がされていないなと、外務大臣も防衛庁長官もよくおわかりになっていないなというのを非常に感じます。  ですから、私たちは、この核軍縮というものは、やはりこういうミサイル防衛という形への理解じゃなくて、外務大臣だったら現実に、外相会談...全文を見る
○小泉親司君 このミサイル防衛構想というのは初期段階とあなたはおっしゃるけれども、そうじゃないんですよ。実際に構想の具体的なものはもう現実問題としてどんどん進んでいるわけで、首を振られるけれども、例えば日本との研究でいけば、あなた方はネービーの研究をやっていると言うけれども、実際...全文を見る
○小泉親司君 三十二分までですから。まだ三十一分です。  やはりこの問題というのは非常に重要な問題で、PKO法ができたときにあなた方は、危険なところへは行かないんだと言って、いろんな紛争があったら逃げるんだ、だから参加五原則でやるんだと、こういうことを言ってきたわけですよ。そう...全文を見る
10月24日第153回国会 参議院 外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会 第2号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。私は、テロ対策特措法について質問をいたします。  今回の法案は、テロ対策と銘打っておりますが、日本が戦後初めて現実に行われている戦争に自衛隊を海外派兵する、そしてアメリカの武器・弾薬の輸送などの軍事支援を行う、この点では私は、憲法...全文を見る
○小泉親司君 私は、アメリカの軍事攻撃では一致していないということが、この共同声明からも明らかだというふうに思います。  そこで私、多くのAPECの、アジア太平洋経済協力会議の首脳の方々、この方々が、今のアメリカの軍事攻撃は大変民間人を巻き込む、大変被害を及ぼしているんじゃない...全文を見る
○小泉親司君 私、現在の米英の軍事攻撃というのは、当初公式にアメリカが表明していたこと、これとどうも目的が少し違ってきているんじゃないか。例えば、ブッシュ大統領は十月八日の記者会見で、軍事攻撃の目的というのは、タリバンの政権の軍事能力をたたくことだ、テロ組織のキャンプの破壊だと、...全文を見る
○小泉親司君 私、今の発言は大変ひどい発言だと思いますよ。クラスター爆弾もそれじゃテロのためには使っていいとおっしゃるんですか。
○小泉親司君 これは、私はひどい御発言だというふうに思います。  NGOの地雷禁止国際キャンペーンは十月十七日に声明を発表しておりまして、この中で、十月十一日、米国はアフガン空爆でクラスター爆弾を使用し始めた、国際キャンペーンはクラスター爆弾のような対人地雷と同様の効果を持つ兵...全文を見る
○小泉親司君 これは防衛庁長官、大変な不十分な御認識だと思います。これは航空自衛隊も持っているんです。  よろしいですか。CBU83というのは大型の爆弾、親爆弾なんですよ。BLU97というのは子爆弾なんです。こんなことがわからないんですか、防衛庁長官。ひどいじゃないですか、それ...全文を見る
○小泉親司君 総理、こういうクラスター爆弾という、一つの親爆弾から二百の子爆弾が出る、それがパラシュートにわたって広範囲に広がる、こんな爆弾を使ったら民間人への被害が出るということは当たり前なんじゃないんですか、総理。  何でこんな爆弾を使うのか。国連関係者、NGOというのは、...全文を見る
○小泉親司君 大変ひどい発言であります。  クラスター爆弾というのは、湾岸戦争で一万発が使われたんです。ニュージーランドの地雷禁止キャンペーンというのは、コソボの空爆で一千百個の親爆弾が落とされた、こういう報告をしております。国際赤十字は、クラスター爆弾の停止を大変強く求めてい...全文を見る
○小泉親司君 だから、私は、こんなひどい爆弾を使っちゃいけない、これは人道上も、官房長官、こういう爆弾は使えないと言っているんですから、当然これは使わないということを総理がちゃんとはっきりと答弁すべきなんじゃないですか。そういうことをアメリカに対して総理がはっきりと言うべきなんじ...全文を見る
○小泉親司君 ですから、私は、このクラスター爆弾というのは、先ほどもお話ししましたように、タリバンの軍事能力をたたくという当初の目的とは全く違って、それをたたきながらもっと広範な人々を傷つけている。それは先ほどもお話ししましたように、NHKの現地の報告だってはっきりしているじゃな...全文を見る
○小泉親司君 私はやはりこういう、もうNGOなども大変指摘をしている無差別の爆弾、非人道的爆弾、こういうものについて、私はアメリカに対して、幾ら総理が軍事攻撃を支持されているといっても、これは停止を私は求めるべきだというふうに思います。  そこで、総理にお尋ねしますが、今度の法...全文を見る
○小泉親司君 これは、長官、こういう非人道的な無差別の爆弾と言われるこういう爆弾も自衛隊が今度の法律の中で運ぶことができる、こういう仕組みになっているというのは、私、このひどい戦争になりつつある今の軍事攻撃、こういうものに対して日本が支援する中身、これが大変ひどいものだというふう...全文を見る
○小泉親司君 私、そういう不真面目な態度で答弁されるのはおかしいと思いますよ。総理が何とおっしゃっておられるか。日本がこの法律で指定しようとしている戦場、これははっきりとしているんですと。戦場をこの法律で指定するんですか。
○小泉親司君 それだったら総理、日本の定義なんてないじゃないですか。あなたは定義が違うとおっしゃっているんですよ。定義が違うとおっしゃっているんです。日本の戦場の定義とコンバットゾーンの定義が違うとおっしゃっているんです。日本の定義なんてないじゃないですか、そうしたら。
○小泉親司君 それは戦場と言わないんですよ。戦場じゃない定義なんです。よろしいですか。だから、今度の問題については、総理が言っておられるように、戦場には行かない、戦闘地域には行かないと言うんですから、日本は戦闘地域というのを定義しないんですよ。そうなんでしょう。当たり前じゃないで...全文を見る
○小泉親司君 これは極めて不明確であります。  実際に戦場の定義が、総理は、これははっきりしているんですよ。米軍が指定するコンバットゾーンと日本が今この法律でしようとしている戦場と、定義が違うんです。日本なんか定義ないんですよ、戦場に行くわけじゃないんですから。  だから、こ...全文を見る
○小泉親司君 それじゃ、総理は同じ、先ほど私が紹介した総理の答弁と同じことを言われた。  それでは総理にお聞きしますが、この法案であなたが言う戦場地域、そのことの指定を書いてある案文はどこに書いてあるんですか。
○小泉親司君 私もコンバットゾーンについてアメリカの文献をすべて当たりました。コンバットゾーンの問題について、米軍の陸軍の幹部学校でありますコンバットゾーンについての解説書があります。  コンバットゾーンにおいて指揮官は、近代兵器に簡単に打ち負けてしまう兵隊を扱っている。ライフ...全文を見る
○小泉親司君 そんな定義はどこから来ているんですか。防衛庁長官はそんなこと一言も言っておりませんよ。総理、どうですか。防衛庁長官は言っておりませんよ。  防衛庁長官は、総理のようなことを言っていないんですよ。何と言っておられるか。兵隊の福利厚生、手当なんだ、そのためにこのコンバ...全文を見る
○小泉親司君 今度の戦場というのは、総理も言われているようにアメリカが設定するんですよ、今度の問題は。これは日本がやるんじゃないんです。何でかというと、総理は、武力行使はしない、戦闘地域には行かないと言っておられるんだから。やるのは、アメリカが、イギリスが武力行使をしているんです...全文を見る
○小泉親司君 湾岸戦争については解除されていないのは、まだ依然としてイラクに対してアメリカは飛行禁止区域をつくって爆撃をやるときがあるんですよ、官房長官。だから設定は解除されていないんですよ。そんなことは当たり前じゃないですか。私、そんなコンバットゾーンというこういう危険な区域に...全文を見る
○小泉親司君 今の御説明、私全然わかりません。私のまとめたことを法制局長官が同じようにおっしゃいましたので、私のまとめたことは当たっているんだというふうに思います。  それから、防衛庁長官になると、もっとひどい。例えば、巡航ミサイルの場合は誘導型と非誘導型があるんだ、誘導型の場...全文を見る
○小泉親司君 総理に。
○小泉親司君 総理、こんなでたらめな答弁でこの重大な憲法上の問題を通過させるというのは、私、重大な問題だと思うんですよ。  総理は、戦場に行かない、戦闘地域に行かないと言っておられるんですから、この点では憲法上の大変大事な問題がある。それなのに、こんなでたらめな答弁で、実際に本...全文を見る
○小泉親司君 この報告書には、アメリカの議会調査局、この議会調査局が、七十カ国、五つの国際組織に対して、どのような軍事的な支援、諜報支援を行っているかということをまとめた十月十七日付の資料であります。  この資料の中に何が書かれているかというと、すべての国が軍事支援をやっている...全文を見る
○小泉親司君 私も「しんぶん赤旗」のワシントンの特派員で三年やりましたから、この議会調査局の資料がアメリカの議員に広く配られておる、アメリカの議員の皆さんは、これを質問の資料などに使っておられる。実際に、こういうふうなアメリカの議会では、日本の軍事支援というのは集団的自衛権行使に...全文を見る
○小泉親司君 これは、総理、武器の使用のことについて言っているんです。それは、この法律にあるように、あなた方が自然権だとかという何かわけのわからないことを言って、つまり自衛のためにしか武器は使えないんだよということだけの話なんです、これは。  私、この問題では、報告書のもう一つ...全文を見る
○小泉親司君 理解できません。実際にアメリカの議会ではこういう報告がすべての議員に、先ほど外務大臣も言われたように、すべての議員に渡っているんですよ。  しかもこれは、集団的自衛権行使を日本の憲法は日本に禁止をしているにもかかわらず、四隻の軍艦が既に弾薬や物資をインド洋に派遣す...全文を見る
○小泉親司君 私は、米議会にこのような報告が出ていて、日本の議会では具体的なことはさっぱりわからないという答弁が繰り返されている。さっぱりやっていないということが繰り返されている。私、この点では大変この報告書は重大な内容を持っているというふうに思いますよ。(発言する者多し)
○小泉親司君 一体、このような報告が現実にアメリカの議会では全部広く渡っているんですよ。そこが重大じゃないですか。私は、こういう法案が通過する前からこういうことが行われている、特にアメリカの議会で報告されている、私、この点では大変重大だというふうに思います。  私、日本政府は、...全文を見る
10月25日第153回国会 参議院 外交防衛委員会公聴会 第1号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。  きょうは公述人の皆さん、御苦労さまでございます。時間が制限されておりますので、すべての公述人の皆さんに御意見をお聞きできないことを御容赦いただきたいと思います。  私も、今回の九月十一日の大変残虐非道なテロ行為については絶対に容...全文を見る
○小泉親司君 もう一つ、戦闘地域に行かない、戦場に行かないという点での問題ですが、先ほど坂元公述人もお話ありましたけれども、西元公述人も、新聞報道によりますと、今回の法案というのは戦闘地域と非戦闘地域を区別するのはもう非常に困難だというふうなことを繰り返し言っておられる。私もそう...全文を見る
○小泉親司君 次に、吉田公述人にお尋ねいたします。  武器の使用の問題でありますけれども、先ほど公述人もお述べになりましたが、今回の法案では、武器の使用を、自衛隊が戦闘地域に出ていって、その自己の管理下にある者について、それが侵害された場合については武器の使用ができる、そういう...全文を見る
○小泉親司君 もう一つ、いわゆる防衛秘密の問題でありますけれども、現在、日本においての防衛秘密というのは、軍事機密といいますか防衛機密といいますか、そういう問題を規定したものは、一つはいわゆる地位協定六条に基づく刑事特別法、いわゆる刑特法があるわけですね。それからMSA秘密保護法...全文を見る
○小泉親司君 ありがとうございました。  終わります。
10月26日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。引き続き、テロ対策特別措置法案について質問をさせていただきます。  小泉総理は、今度のテロ特別措置法について、武力行使はしない、戦闘地域には行かない、戦場には行かない、だから憲法の枠内だと、こういうことを繰り返し表明されております。 ...全文を見る
○小泉親司君 お尋ねしているのは、これまで日本政府が国際社会に対して武力行使というものがどういうものかということを説明したことはあるんですか、見解を表明したことはあるんですかないんですかとお聞きしているんです。
○小泉親司君 私、武力行使という問題がこれほど重大な問題になっているのに、外務大臣がこういう問題について国際社会で日本政府が本当に説明したことがあるのかないのかということまでわからないというのはちょっと問題だと思いますが。  私、これ、パネルを持ってまいりました。(資料を示す)...全文を見る
○小泉親司君 私、説明しましたように、この侵略の定義委員会に出したのは、侵略にかかわる武力行使が、侵略を構成する部門の武力行使がどういうものかということについて書いたものなんですよ。別に侵略の定義についてやっているんじゃないんです。  だから、武力行使という問題について、これは...全文を見る
○小泉親司君 よく読んでいただきたいと思うんですよ。侵略を構成し得る武力行使というものはどういうものかということが書いてあるでしょう、そこに。どうですか。
○小泉親司君 私はちゃんと事前通告をして外務大臣にお尋ねをしております。  この侵略の定義についての委員会の、外務大臣は英語をお読みになられるということは私もよく承知しておりますので、四項、侵略を構成することのあるべき武力行使はと、武力行使と使っているでしょう。そんなことをお認...全文を見る
○小泉親司君 ということは、侵略の定義だけじゃなくて武力行使の定義をやっておるということは、今、外務大臣の答弁でお認めになったわけですね。
○小泉親司君 ということは、兵たん活動も含むということを外務大臣が今おっしゃっているじゃないですか。  だって、支援しというのは、実際に私がこれで御説明もしておりますように、直接の戦闘行動というのは、一、二、略、これはわざわざ略しておるんですが、一、二、三、四、五というのは事実...全文を見る
○小泉親司君 密接不可分まではお認めになりました。  ということは、武力行使と密接不可分だと、この活動が。ということは、戦闘行為を一般的に武力行使というのは、直接の戦闘行為ばかりじゃなくて兵たん活動も一般的には含むとおっしゃっているんですよ、外務大臣は。違うんですか、こういう事...全文を見る
○小泉親司君 今お読みになったのは法案を読んでいるわけで、私はもう既にその法案を読んでおります。  その上で、小泉総理が武力行使というのは直接の戦闘行動だけであって兵たん活動は含まないとおっしゃっているから、それじゃ日本政府が一九六九年に、武力行使というのは直接戦闘ばかりではな...全文を見る
○小泉親司君 いや、私が発言しているんです。  もう一つお聞きしますが、外務大臣は一番初めの御答弁の中で、国際社会ではまだ武力行使についての定義が確立されていないとおっしゃったけれども、そのとおりですね。
○小泉親司君 成文法になっていないということは、武力行使の定義は国際法上確立されたものじゃないということですねと私は質問しているわけです。
○小泉親司君 私、今のは全く答弁になっておらないと思います。  私は、外務大臣の御答弁を繰り返して申し上げれば、国際社会において武力行使の定義がないとおっしゃった。間違いなくおっしゃいました。ということは、小泉総理大臣がこの今度の国会で言っておられる武力行使の定義というのは日本...全文を見る
○小泉親司君 私、経済的な圧力なんて話は全くしておりませんよ。私が言っているのは、兵たん活動も武力行使の中に含まれるという、日本政府が一九六九年の三月二十五日に出していたんでしょうと。  いや、法制局長官に答弁をお求めになっていますけれども、法制局長官というのは日本国憲法を解釈...全文を見る
○小泉親司君 大体、私は、幾らミサイルといっても、それはぐるぐる地域を回りながら指示を待つミサイル、そんなぐるぐるぐるぐる回っているわけじゃありませんからね。そんなぐるぐる回っていたら自分が撃たれちゃうんじゃないですか。そんな私でたらめな話ないと思うんですよ。実際にミサイル自体、...全文を見る
○小泉親司君 だって防衛庁長官、私が言っているのは、発射してぐるぐる回ってどこかにさようならするというわけじゃないでしょうということを言っているんですよ。ミサイルを撃ったら目標を撃つために撃っているんじゃないんですか。それが誘導だろうが何だろうが、それは明らかな戦闘行為なんじゃな...全文を見る
○小泉親司君 私が言っているのは、態度は違うけれども、この戦場地域の問題というのは憲法上ばかりではなくて、あなたは自衛隊の若者たちを派遣するんですよ。それを、ミサイルを撃ったときにはぐるぐるとミサイルが回って、自爆する場合もあるし戻ってくる場合もある、だからそれは戦闘行為である場...全文を見る
○小泉親司君 私は、今のような答弁を幾らしていても、防衛庁長官が、どんどんどんどん私はでたらめさが明確になると思うんですよ。だって、あなた自身が、ミサイルを撃って途中で曲がったり、途中で右行ったり左行ったとしたとしても、物を破壊するんだから、人を殺傷するんでしょう、それは変わらな...全文を見る
○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、テロ対策特別措置法案及び自衛隊法改正案に反対の討論を行います。  テロ対策特別措置法案は、テロ対策と銘打っておりますが、戦後初めて、現実に行われている戦争に自衛隊を海外派兵し、米軍への兵たん支援活動を可能にする憲法九条つぶしの法案であり...全文を見る
10月31日第153回国会 参議院 本会議 第7号
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○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、総理のAPEC首脳会議報告について質問をいたします。  APECはそもそもアジア太平洋地域の経済協力会議でありますが、今回はテロ対策が焦点となりました。このことは、テロ根絶が二十一世紀の世界とアジアの平和にとって不可欠の課題であることを...全文を見る
11月07日第153回国会 参議院 憲法調査会 第2号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。  私は、ことし一月のアメリカ憲法の調査に続きまして、ドイツとスペインとイギリスの憲法調査に行かせていただきました。私の所感を幾つかお話をさせていただきたいと思います。  一つは、侵略戦争の反省の問題と、いわゆる押しつけ憲法論の...全文を見る
11月08日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○小泉親司君 今回のテロリストによる爆弾使用防止条約については賛成でありますので、このテロ条約に関連をいたしまして、テロ対策について幾つかお尋ねをしたいと思います。  政府は、今テロ対策特措法に基づいて、英米軍による軍事攻撃を軍事支援するために自衛隊の海外派兵の準備を進められて...全文を見る
○小泉親司君 小泉総理はたびたび、ウサマ・ビンラーディンを拘束すると、もともと引き渡しを求めたのにそういうことが実際としてできないんだ、だからよって軍事攻撃をするんだと、この間テロ特措法でも繰り返し言っているわけですが、ラムズフェルド長官は、十月二十五日それから二十八日、もう二回...全文を見る
○小泉親司君 ということは、ウサマ・ビンラーディンの拘束というのは目的に入っていないと、そうおっしゃるんですか。
○小泉親司君 私は、やはりこの間の空爆及び軍事攻撃というのは大変行き詰まっていて、最近の、アメリカのニューヨークタイムズという、これはニューヨークの大変大きな新聞ですが、軍事攻撃について、戦争はベトナム戦争のように泥沼化しつつあるということを指摘して、社説では、地上でのドラマチッ...全文を見る
○小泉親司君 米軍は使用しているんですか。
○小泉親司君 その後でペースが言っていることは、どういうふうに言っておりますか。
○小泉親司君 私、非常に誤訳だと思います。  正確に申し上げますと、この爆弾を使用すると、あなたが予想しているようにそこは地獄になる。その目的は人々、ピープルを殺すことだ。タリバンじゃないんですよ。人々を殺すことが目的なんだというふうに書いてあるんです。そういうふうに書いてある...全文を見る
○小泉親司君 いずれにしろ、ヘックというのはヘルで、つまり地獄だということは、これは私はそちらの方が誤訳であって、インターネットではこの問題についてどういうふうに指摘しているかというと、この爆弾は液体状態で爆弾に詰められている燃料を着弾寸前に空気中に放出、空気と拡散された最適な混...全文を見る
○小泉親司君 私は、クラスター爆弾のときにも、直接アメリカがクラスター爆弾を民間に、民間人の住宅や物に使用しているということだけを指摘しているんじゃなくて、その兵器の性能からして民間人を巻き込むようなそういう兵器じゃないかということを私は指摘しているんです。  例えば、クラスタ...全文を見る
○小泉親司君 いや、その報告書が指摘しているように、そういう民間人を巻き込む危険がある兵器を、それを私は無差別爆弾であり非人道的爆弾だと。少なくともそういう爆弾については、我々、軍事攻撃については、こういうふうな形のことをやり始めたらどんどん民間人を巻き込むことになるじゃないかと...全文を見る
○小泉親司君 十月二十八日に同じようにラムズフェルド長官はCNNのインタビューに答えまして、CNNのアナウンサーが、例えばバンカーバスター爆弾、これは地中で破壊してターリバンのいわゆる地下のトンネルを破壊する目的なんだと、しかし、それが効果がなかったときに小型の核兵器を使うという...全文を見る
○小泉親司君 いや、私は事前通告しておりますので、北米局長、それじゃちょっと幾ら何でもおかしいですよ、ちょっとそれじゃ。ちょっと委員長、大変おかしいであります。だって、資料持っているんですよ、ほら。だめだよ、これは。時間をとめてください。
○小泉親司君 その次を読んでください。そんなことはわかっております。その次を読んでください。
○小泉親司君 私、でたらめだと思いますよ。外務省、そんな姿勢であなた方はこの問題取り組んでおられるんですか。外務大臣、こんなふうな姿勢で取り組んでおられるんですか。  アメリカが大変大事な核兵器の使用の問題についてCNNで、これは一回じゃないんです。最近、私、十月二十八日のCN...全文を見る
○小泉親司君 ちょっとそれは、僕はこの審議は続けられません。  だって、事実上──あなた方は日米同盟をやっていて、アメリカと緊密な連絡をとっているとおっしゃっているでしょう。私は、インターネットで少なくともとって、インターネットにちゃんと載っていますよ。だから、私はそれを正確に...全文を見る
○小泉親司君 さっきは防衛庁長官も知らないと外務大臣が言っておきながら突然そう言うのは、私、質問しているんですから、お答えしていただかないと。そこが一番やはり問題だと思うんですよ。  それじゃ、そういうふうに防衛庁長官は後半の部分はコメントされましたけれども、正確に申し上げれば...全文を見る
○小泉親司君 じゃ、その原則論については賛成されるんですか。使う場合があると言っているんですよ。
○小泉親司君 じゃ、使う場合もあるという場合についても、日本政府としてはそのことについては賛成される。
○小泉親司君 私がお聞きしているのは、このインターネットでも言っておるのは、先ほども経過を申し上げましたが、その点については外務省がちゃんと把握されておらないからもう一度繰り返しますが、質問は、バンカーバスター爆弾というトンネルを破壊する爆弾が効果がなかった場合には小型核兵器も使...全文を見る
○小泉親司君 いや、ですから、私は、使うべきではないということは言えないんですか、防衛庁長官としては。
○小泉親司君 私は、やはり核兵器にしろ燃料気化爆弾にしろクラスター爆弾にしろ、こういうやはり非人道的な残虐兵器というのは、いかなる軍事攻撃、報復戦争という中でも絶対使われてはならないと。それを今アメリカが、米軍が攻撃の中で、特にクラスター爆弾や燃料気化爆弾のような大変ひどい残虐兵...全文を見る
○小泉親司君 どのような、具体的目的をお聞きしているんです。
○小泉親司君 「くらま」や、いわゆるヘリ搭載の護衛艦や「はまな」、補給艦、こういうものをやって港を調査するというのもおかしな私は話だと思いますが、これ、防衛庁設置法五条でやられるわけですね。防衛庁設置法五条でやるのとテロ特措法でやるというの、どこがどういうふうに違うんですか。
○小泉親司君 いや、どこがどう違うのかと。実態としてどこがどう違うんですか。同じことを言っておられるんですよ。調査もするんでしょう。どこが違うんですか。
○小泉親司君 とすると、例えば「はまな」という補給艦が行きますが、これは物資を積んでいくんですか、積んでいかないんですか、弾薬は積んでいくんですか。
○小泉親司君 じゃ、「はまな」は送らないんですね。
○小泉親司君 じゃ、それは防衛庁設置法五条で送ると。そして、それからテロ特措法に突然切りかえると、こういうこともあり得るんですね。──ちょっと、大事なことだから、これは。法律の運用だから。
○小泉親司君 いや、答弁になっていないですよ。  防衛庁設置法五条で行った。行ったら途中でテロ対策法に切りかえるんですかと聞いているんです。防衛庁長官が、運用の問題なんですから。
○小泉親司君 私、防衛庁設置法五条というのは、とんでもなく、そんなインド洋まで行くようなものはない、できるような法的根拠じゃないということを私たちは再三繰り返してきたけれども、そうしたら、五条で行ったと。それは、五条で行ったんだから元へ戻ってくるという、そういうことなんですか。任...全文を見る
○小泉親司君 今、ハワイで日米の調整委員会をやっていますが、日本側は外務省安保課長、防衛庁防衛政策課長、運用課長、統幕第五幕僚室長が参加していますが、米側はだれが参加しているんですか。
11月20日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○小泉親司君 今回の国連PKOへの自衛隊の派遣の法案については、やはり憲法に違反するとともに自衛隊法にも違反する自衛隊の海外派兵、派遣を恒久化するものとして私たちは認められないという立場をとっております。これに関連しまして、私、今現実に行われております戦争に対して自衛隊を海外派兵...全文を見る
○小泉親司君 いろんなことを言っておられると目的がだんだんあいまいになるんですが、今、タリバン政権が崩壊したと、事実上崩壊したということはアメリカ政権も言っているんですが、なぜそれなのに自衛隊を派遣するのかという点で非常に私たちは疑問が残るし、実際にそれじゃウサマ・ビンラーディン...全文を見る
○小泉親司君 私、まずこの目的が非常にあいまいだということもあると思うんですが、じゃ例えば基本計画にインド洋ということの中で、基本計画の行動区域として「インド洋」というふうに書いてありますが、このインド洋については、一体どこからどこまでなのか、具体的にはどういうことになるんですか...全文を見る
○小泉親司君 インド洋というのはどこからどこまでということを考えているんですか。東はどこで、西はどこで。
○小泉親司君 基本計画には、「ペルシャ湾を含む。」と書いてあるんですから。
○小泉親司君 じゃ、おかしいじゃないですか。その区域が定まらないんですが、飛ぶんですか。どこからどこまでなんですか、東は。
○小泉親司君 ということは、東はオーストラリアの西のところから、西はアフリカ、つまりペルシャ湾、中東、こういう非常に広大な区域で自衛隊が協力支援活動するということになると思うんですが、それじゃ実施要領の中で決める、法律では実施区域というのを防衛庁長官が命令することになっているんで...全文を見る
○小泉親司君 その区域は公表されるんですか。
○小泉親司君 じゃ、実施区域は秘密になるんですか。
○小泉親司君 私、そういう実際に自衛隊が行動する区域も秘密というのはちょっとやっぱり重大だと思うんですよ。現実問題として、あなた方は、戦闘が行われていない区域でやると言っておられるわけですから、一体どこがそういう区域なのか。私たちはそういう区域などは存在しないということを指摘して...全文を見る
○小泉親司君 いや、私はあなた方が閣議で決定された基本計画について聞いているんですよ。あなたが言っているのは、「艦船による艦船用燃料等の補給」と書いてあるんですよ。これは実施要領の話を私はお聞きしているんじゃなくて、基本計画の中でこう書いてあるんですから、その「等」というのは何な...全文を見る
○小泉親司君 それから、派遣する艦艇は、今回はイージス艦の派遣を見送るということにしていますが、防衛庁の説明だと、基本計画の中ではイージス艦の派遣が排除されていないということだそうですが、そういうことなんですか。
○小泉親司君 この問題というのは実施要領で決めるんですか。基本計画じゃなくて実施要領で決めるんですか。
○小泉親司君 ということは、基本計画の中では、現在閣議決定された、あなた方が閣議決定したこの基本計画の中にはイージス艦も含まれているんですね、考え方としては。
○小泉親司君 ということは、その実施要領自体で具体的な中身がこの基本計画については決まるというお話だそうですが、そうなってくると、その実施要領というのはそれこそ基本計画と並んで広く公表はされるんですか、されないんですか。
○小泉親司君 防衛庁長官、どうですか、その点。公表する。
○小泉親司君 ほかの艦艇については公表しない。協力支援活動の中における役務の提供については公表しないんですか。
○小泉親司君 どうもそういうところが非常にあいまいで、現実に実施要領でほとんど決めると。基本計画の中身については今お聞きしたように何か非常に大ざっぱで、国会自体でこの問題というのは国会承認の問題も含めましていろんな問題になっているのに、実際の閣議で決定した報告の中身も非常に具体的...全文を見る
○小泉親司君 それは、まだあれですか、決まっていないということなんですか。
○小泉親司君 やはり、自衛隊が今度は米軍基地を警備するような状況になったので、私たち、どういう警備状況なのか、米軍のいろんな調査をしてまいりました。  これは、アメリカ軍の神奈川県の厚木基地、このゲート前でありますけれども、このゲート前に新しい看板が出ている。(資料を示す)この...全文を見る
○小泉親司君 厚木基地にはこのような看板が出ておりましたが、この厚木基地の中でこの認可区域というのはどこからどこまでなんですか。
○小泉親司君 厚木基地は日米共同使用基地がほとんどでありますが、これはそうしますと、厚木基地というのは御承知のとおり、二4(a)という米軍が管理して自衛隊が共同使用する基地と自衛隊が管理して米軍が管理する二4(b)という基地と、これが混在しておりますけれども、それはそうすると、ど...全文を見る
○小泉親司君 ということは、ほかの米軍基地にもこの問題は設定されているんですね。
○小泉親司君 このデッドリーフォースというのを私いろいろ調べましたら、これ、国防総省でことしの十一月一日、今月の一日に指令が発表されておりまして、デッドリーフォースをどう指定するかと。このデッドリーフォースという中身は、自衛のためばかりじゃなくて、例えば米軍基地であるとかその米軍...全文を見る
○小泉親司君 私、お話ししましたように、この問題はテロの問題ばかりじゃなくて、広く米軍はこういうふうな規定をしまして、例のルール・オブ・エンゲージメント、交戦規則の中で、こういう致命的な武力行使もやって構わないと、死に至らしめるようなことをしてもいいというふうなことになっているわ...全文を見る
○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、防衛庁派遣職員処遇法一部改正案及び防衛庁職員給与法一部改正案に対し、反対の討論を行います。  今回の法案は、国連PKO局に自衛隊員を派遣する内容となっていますが、これは憲法に違反し、自衛隊法にも違反する自衛隊の海外派遣を恒久化するもので...全文を見る
11月22日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、日本国の譲許表の修正等に関する確認書の承認を求める件に反対の討論を行います。  本確認書は、政府が米の関税化を決定したことを追認するための根拠となる条約であり、これによって、将来、米の関税率が低下することで外国からの米輸入をますます増大...全文を見る
11月28日第153回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○小泉親司君 まず初めに申し上げておきたいのは、昨日、特別委員長の御配慮で根室市長及び根室市議会議長から北方問題について陳情を受けました。中身は、御承知のとおり、同僚委員からもお話がありましたように、領土問題の一日も早い解決と同時に、当面、北方対策特別措置法に基づく北方領土の隣接...全文を見る
○小泉親司君 私、先ほどお聞きしますと、政府の見解は、よくSACO、いわゆる沖縄に関する日米行動委員会の報告に基づいて基地の縮小計画を進めている、こういうものをあわせてやりたいという見解を述べられておりますが、私、このSACOの報告について幾つか次にお尋ねしたいと思います。  ...全文を見る
○小泉親司君 SACOの合意というのは、御承知のとおり日米で合意されている中身なわけですね。ですから、この中身で、SACO合意に基づいて進めておられると言っておられるわけですが、SACO合意のどこに書いてあるんですか、それは。閣議決定の御説明じゃなくて、SACO合意のどこにその埋...全文を見る
○小泉親司君 まず、普天間飛行場に関するSACO最終報告、「この文書は、SACO最終報告の不可分の一部をなすものである。」と決定されて、この計画の中には、一つは海上基地であるということ、滑走路は千五百メートルであるということ。それから、軍民両用であるということは書いておりません。...全文を見る
○小泉親司君 いや、私が言っているのは、ここに書いてあるSACO報告というのは、私らは少なくとも、中身を長いからまとめて言っておるんですが、一つは海上施設ということなんですよ。それから、滑走路は千五百メートルという滑走路なんですよ。それで、軍民両用というのは書いていないんですよ。...全文を見る
○小泉親司君 いや、それはでたらめです。それはもう全然話にならない。それは話になりません。それはSACO計画じゃなくて、あなたが説明しているのは閣議決定について説明しているわけで。  よろしいですか。それだったら、じゃもう少しお話ししますが、SACO計画ができたときに二つの閣議...全文を見る
○小泉親司君 私、その話はとんでもない話だと思いますよ。SACO計画の趣旨に沿ったといったって、趣旨といったら、だから私、SACO計画を読んでおりますように、SACO計画というのは普天間基地の問題を含む十施設の返還の問題が書いてあり、普天間については別途附属書が書いてあり、その附...全文を見る
○小泉親司君 ということは、SACOの普天間部分はもう完全になくなった、こういうことでよろしいんですね。
○小泉親司君 ですから、SACO報告の趣旨は、千五百メートルの滑走路、海上施設、軍民共用は含まないんですと何遍もそれは私が言っているでしょう。趣旨に基づいてと言ったって、私は趣旨を言っているんですよ。そんなことを幾ら議論していても、という意味は、もうSACO計画は完全に破綻してい...全文を見る
○小泉親司君 地元では、例えば名護市の辺野古行政委員会では、これは非常に規模が大き過ぎると、軍民の二千六百ないしは二千七百滑走路というのは。それから、民間部門を外そうという意見もある。今地元の意見を集約する集約するとおっしゃっているけれども、例えば普天間の移設については、辺野古や...全文を見る
○小泉親司君 先ほども同僚委員からもお話がありましたが、最近発表された平和・安全保障研究所の報告、これはどちらかというと米軍基地を容認する機関の報告書でありますけれども、この報告書の中でも、SACO合意について、米軍兵力を維持し、面積を縮小しても沖縄側が感じている基地の重圧感をど...全文を見る
○小泉親司君 しかし、防衛庁長官が代替施設協で、これ、議事録を私、持っておりますけれども、その議事録の中だって、防衛庁長官の報告の中でも、サンゴや藻場に与える影響というのが出るんだ、だから可能な限り少なくするという留意事項について、その影響要因や影響面積や保全など、こういうことが...全文を見る
○小泉親司君 私、時間がありませんが、もう一問だけ尾身大臣にお聞きをしたいと思います。例の泡瀬干潟の問題であります。  私、六月の二十日にもこの問題を取り上げまして、海草藻場であるとかクビレミドロという大変貴重な生物が破壊されるというようなことを指摘しました。その質問後、私も現...全文を見る
○小泉親司君 やはりこの沖縄市民の世論調査から見ても、先ほど言われましたが、同計画が住民に説明されているかどうか、十分に説明している、一〇%、不十分、七五%というのは確かにありますが、圧倒的多数は反対と。しかも、住民投票というのが、これですと七割近い数が出されている。こういう点は...全文を見る
○小泉親司君 重要湿地に指定したが大したことないんだということを環境省が言うというのもおかしな話で、実際にやはり非常に重要な湿地なわけですから、ぜひ環境省としても、守るよう事業者に対してきちんと物を言うべきだというふうに思います。  この世論調査では、反対理由は干潟が失われると...全文を見る
11月29日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○小泉親司君 自衛隊の海外派兵の承認案件について質問をさせていただきます。  今回の法律は、戦後初めて自衛隊を海外に派兵することを国会に、いわば初めて事後承認といえども承認を求める件であります。ところが、この承認の中身が本文はわずか五行、これで我々に承認を求めるというのは、私は...全文を見る
○小泉親司君 私は法律の中身を求めているんで、国際連合の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置というのがこの法案なんです。  それじゃ、諸外国の活動の中にはイラクへの攻撃という行動も含まれるんですか含まれないんですか。法律の根幹なんですよ、これは。官房長官、ど...全文を見る
○小泉親司君 私、福田官房長官は衆議院のテロ特で民主党委員の質問に答えまして、イラクという国に対してどうするかが当然出てくる、その場合は基本計画の変更になるのかという質問に対しまして、御指摘のとおりだ、変更しなければならないと答弁しております。それはもう速記録で出ておりますから、...全文を見る
○小泉親司君 それじゃ、官房長官にお聞きしますが、一番初めの答弁、民主党の議員に対する答弁、これ事実なんですか、違うんですか。
○小泉親司君 長官、それは、これ速記録が出ているんですから、それじゃ速記録変更して、速記録を点検して答弁し直してくださいよ、これ違うというのであれば。  明確に民主党の議員の質問に対してあなたは、アメリカの例えば軍事筋ですとかメディアの報道を見ていますと、イラン、イラクという国...全文を見る
○小泉親司君 そうしたら、閣議では、イラクは入っていないと決定されたわけですね。
○小泉親司君 ということは、テロを撲滅するということでは、国名は挙げていないけれどもイラクというのも対象に入る、ソマリアというのも対象に入る、それが、自衛隊が協力支援活動をやる場合もそういうことが入るんだと。これは官房長官、何遍も私申し上げますが、一体どこまで、先ほども同僚委員で...全文を見る
○小泉親司君 そんなこと言っていない。
○小泉親司君 その前提条件というのは何なんですか。イラクへの攻撃というのは逸脱するものなんですか、逸脱しないものなんですか。どっちなんですか。  ちょっと、違いますよ。福田官房長官ですよ。だめですよ、委員長。
○小泉親司君 そんなのだめだよ。だめだよ、これだめ。
○小泉親司君 今、重大なことも言いました。イラクは除外されていない、官房長官よろしいですね。
○小泉親司君 委員長の御指名で、しかも福田官房長官が御推薦をした植竹副大臣が、失礼、杉浦副大臣失礼しました、杉浦副大臣がイラクは除外していないとおっしゃったんですよ。福田官房長官、その点もう一度──いや、福田官房長官です、あなたはもう言ったんですから。福田官房長官について、もう一...全文を見る
○小泉親司君 杉浦副大臣が、私だけじゃありません、杉浦副大臣もイラクの除外をされていないとおっしゃいました。これは全然閣内の不一致で、こんな閣内で、つまり副大臣も含めて政府部内で不一致されているものを法案出されたって、国会が審議できるんですか。おかしいですよ、これは。だめです。
○小泉親司君 ということは、副大臣はイラクを除外していないとおっしゃる、よろしいですか。官房長官はわからないとおっしゃる。そんな政府部内がまとまっていないで、この法律の最も根幹の表題にかかわる問題が不統一で、国会議員の皆さん、どうぞこれ不統一だけれども承認してくださいと、これで成...全文を見る
○小泉親司君 だけれども、杉浦副大臣は除外していないとおっしゃっているんですから。しかも二回にわたって除外していないとおっしゃっているんですよ。じゃ、何でそれじゃ副大臣は除外していないとおっしゃっていて、それも官房長官はどうぞ杉浦さん答弁してくださいと御推薦した答弁ですからね。そ...全文を見る
○小泉親司君 冒頭申し上げましたが、あなたも、イラクは入るのかと質問に対して、御指摘のとおりでございます、基本計画を変更しなければならないと思いますと、これしゃべっておられるんですよ、あなたたちは、だって。それだったらあなた点検してくださいよ、自分の御答弁ですからね。  そう言...全文を見る
○小泉親司君 いや、何遍も私繰り返しませんで、私、別にあなたの言っていることをちょっと抜いているんじゃないですよ。福田国務大臣、御指摘のとおりでございます、基本計画を変更しなければならないと思います……
○小泉親司君 そう言ったんですよ、あなたは。だめですよ、そんなのは。全然、あなた……
○小泉親司君 ないですよ、そんな。
○小泉親司君 いずれにしろ、私、何遍も指摘しますが、杉浦副大臣と官房長官の政府部内の見解が違うんですから、これで承認求めろと言っても私は納得できません。この点では私は、この明確なことがない限り、これはちょっと審議を続けるわけにはいかないと思いますよ。  協議してください。
○小泉親司君 ということは、杉浦副大臣がイラクに対して除外していないということは法律の趣旨に基づくものだということは、この法律はまずイラクの攻撃を除外していない、これでいいんですね。
○小泉親司君 いや、その統一見解もあいまいですね。官房長官、じゃもう一回、杉浦副大臣のところだけ言ってください。そこのところだけ言ってください。
○小泉親司君 ということは、こうした法律上の話と統一見解で言っておられるということは、イラクを除外しないということ、つまりイラクの攻撃は対象でありますよということは、この法律に基づいては可能、そういうことなんだということの見解でよろしいんですねと言っているんです。そういうことをお...全文を見る
○小泉親司君 いや、私はそんな話を聞いているんじゃないです。統一見解について聞いているんですよ。統一見解は、杉浦副大臣の発言は法律の問題だと言っておられるのだから、法律的にはイラクは除外されていない、イラクは攻撃対象だということを今見解で認めたんじゃないですか。それはお認めになる...全文を見る
○小泉親司君 私は、そんなでき損ないの見解でこの問題をやはり私は片づけるわけにはまいりません。  だって、法律的に杉浦副大臣の答弁は法律の話なんだと統一見解で言っておられるということは、法律上は、イラクの攻撃とは言いませんよ、対象国、これをお認めになったということじゃないですか...全文を見る
○小泉親司君 それでは、次に基本計画についてお尋ねしますが、基本計画の中には、自衛隊が協力支援活動に関しての基本的事項、こういうことがありまして、その中に、我が国はテロ攻撃によってもたらされている脅威の除去に努めることにより米国等の軍隊の活動に対して協力支援活動を実施するというふ...全文を見る
○小泉親司君 結局、主体的な活動という、実際の主体的な活動で判断すると、今、官房長官の見解でもおっしゃっているわけですね。その具体的な主体的な活動というのはこの基本計画の中に入っているわけですね。となると、これはイラクが入るかどうかというのはまだわからないと、こういうことをおっし...全文を見る
○小泉親司君 じゃ次に、この法律の協力支援活動についてお尋ねします。  この「協力支援活動」の中では、「米国、英国、オーストラリア並びにインド洋の沿岸及び我が国の領域からこれに至る地域に所在する経由地、人員の乗降地又は物品の積卸地となる国」というふうに書いてありますが、インド洋...全文を見る
○小泉親司君 インド洋というのは一九二八年の国連の下部組織である国連水路局で統一決議がなされて決定されているんですが、今、防衛庁長官が言っておる中身でありまして、私ちょうど外務省の「世界の国一覧表」の中でインド洋の沿岸国というのを調べますと、例えばオーストラリア、インドネシアから...全文を見る
○小泉親司君 いや、私がお聞きしているのは、イラクとか、この前あなたがおっしゃっているのはインド洋でペルシャ湾、紅海も含みますと、アフリカの東海岸も含みますと、あなたがおっしゃった答弁だけについて言ったとしても二十カ国程度あるんですね。イラクも含む、ソマリアも含む、サウジアラビア...全文を見る
○小泉親司君 いや、地域じゃないんですよ、国なんです、沿岸国なんです、これは。あなたの規定は地域なんて一つも言っていませんよ、全然、実施区域なんて。沿岸国なんですよ。だから沿岸国はどこなんですかと。これは法律ですからね、防衛庁長官。そんなでたらめな答弁で、私これおかしいと思うんで...全文を見る
○小泉親司君 いや、書くか書かないかは防衛庁長官の自由ですが、私質問しているのは、沿岸国というのは、インド洋の沿岸国と法律にお書きになっているわけだから、沿岸国というのはどこなんですかと、私極めて初歩的な御質問をしているんですよ。別にあなたが書く書かないは別にして、どこなんですか...全文を見る
○小泉親司君 私はそういうことを聞いていないんですが、それ以上やっていますと時間がもうありませんので次にお聞きしたいんですが、私は、テロ特措法のときに、アメリカがアフガニスタンの上空及びアフガニスタンの近海においてコンバットゾーンといういわゆる戦闘区域を設定しているということの御...全文を見る
○小泉親司君 私、大変重大だと思いますが、首藤防衛局長は自民党の部会で、アラビア海の北の方は戦闘区域になるかもしれないということを言ったということで新聞にも載りまして、衆議院のテロ特でも議論になりました。  このいわゆる北アラビア海、この海域で米軍が、民間船が船舶する場合の航行...全文を見る
○小泉親司君 いや、米軍が民間船舶に対して臨検を実施するということを北アラビア海で航行警報を出していると思いますが、その点については海上保安庁、失礼、じゃ海上保安庁じゃなくて防衛庁長官、そういうことは米軍の情報として当然つかんでおられますよね。
○小泉親司君 それじゃ、海上保安庁もう一回。  その臨検が実施されていると思いますが、どの区域で、簡単でいいですよ、ちょっと時間がないので、どの区域で臨検が出されているのかだけお答えください。
○小泉親司君 防衛庁長官はその点確認されておられないんですか。十一月二十一日の国防総省の記者会見でも、ウォルフォビッツ国防次官がこの問題についてはやっていますよ。先ほど、密接に米軍とお話しになっているそうですけれども、これについては確認できますか、長官。
○小泉親司君 いや、二十一日のウォルフォビッツ国防次官の記者会見では、ビンラーディンが船で逃亡する兆候はないのだなという記者の質問に対して、そのとおりだ、今、我々はアフガンでラーディンを追い詰めている、今度の処置は、この臨検、つまり米軍による民間船舶への臨検、戦時臨検は予防的処置...全文を見る
○小泉親司君 ということは、国際法上もそういうことは認められるんですか。つまり、一三六八決議、これは国連憲章五十一条に基づいてと。私たちはこういう国連決議だけで米英軍が軍事攻撃をやるというのは国際法上でも認められていないというふうな立場をとっておりますが、たとえ五十一条が認められ...全文を見る
○小泉親司君 じゃ、米軍が絶対撃たない区域というのはどこだと言ったわけですか。
○小泉親司君 じゃ、戦闘地域などの指定を行った戦闘地域というのはどこへ設定したんですか。
○小泉親司君 だから、あなたは絶対に撃たない区域はどこかという話し合いをして戦闘地域などの指定を行ったと。これは別にあれですよ、片言隻句をとらえて言っているんじゃないんです。そういうふうに答弁をされております、速記録で。  ということは、絶対撃たない区域というのと戦闘地域の指定...全文を見る
○小泉親司君 じゃ、もう一つ聞きますが、北アラビア海、今米軍が臨検を実施し、民間船舶がもし近寄ってきた場合については臨検を行うと同時にその船は破壊される場合があり得るという通告なんですね、この米軍の臨検の警告というのは。ということは、そういう区域はいわゆる戦闘地域に入るんですか、...全文を見る
○小泉親司君 私、時間が大分先ほどのやりとりでなくなってしまったので、もう一つちょっとお聞きしたいことがどうしてもあるので先に行きますが、いわゆる予備費の問題であります。  防衛庁は、今度の自衛隊の海外派遣で予備費から百七十三億円を支出することを決めた。これは、海上自衛隊の活動...全文を見る
○小泉親司君 財政法三十五条の積算の基礎についてお答え願えますか。
○小泉親司君 財政法三十五条で積算の基礎を出せということになっているんですよ。財務省が当然これ積算の基礎を明確にしなかったら議論にならないんじゃないですか。財政法三十五条のこの積算の基礎、艦船用燃料八十億円の積算というのはどういう油で何リットルなんですか。
○小泉親司君 財務省がそういうことを言わないというのは大変私はおかしいと思いますよ。  じゃ防衛庁、その積算の基礎というのはどういうことになっているんですか、防衛庁長官。これは予備費ですから、予算ですから、そんなちょっと軍事上の秘密だとか調達が云々かんぬんとかという話を幾らされ...全文を見る
○小泉親司君 それは大変おかしいと思います。なぜおかしいか。実際にもう財務大臣が内閣総理大臣に対して予備費の支出の使用書を出しているんですよ、使用要求書を。省議じゃないんですよ。もう決まっている話なんですよ、積算の基礎というのは。何で出せないんですか、それが。もう内閣総理大臣に対...全文を見る
○小泉親司君 私、もう時間になってしまいますが、その予備費すらも言えない、これは国会軽視も甚だしいんじゃないですか。  予備費の中身、私は詳細にわたってどうだこうだ、幾らだと聞いているんじゃないんですよ。少なくとも油で、どんな油を何リットル買うのか、何リットル買って八十億円とい...全文を見る
○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、自衛隊の海外派兵承認案件について反対の討論を行います。  今回の承認案件は、戦後初めて、現実に行われている戦争に自衛隊を参戦させる憲法上重大な案件であります。同時に、その国会への承認が初めて求められる案件でもあります。にもかかわらず、案...全文を見る
12月04日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○小泉親司君 PKO法の改正案について質問させていただきます。  法案の中身に入る前に、私どもは今回、憲法上の大変重大な法案をこの会期末に当たって拙速に出してきた、この点については大変重大な問題だというふうに思います。同時に、たとえ法案の是非はともかく、この問題というのは、御承...全文を見る
○小泉親司君 ブラヒミ国連アフガニスタン代表、これはPKOのブラヒミ・レポートのブラヒミさんと同じ方でありますが、この方が国連に対して、治安部隊の導入について、テロ集団の広範な存在は、政権への挑戦を抑止し、必要なら打ち破ることのできる強力な治安部隊の導入を必要としているというふう...全文を見る
○小泉親司君 私が読み上げましたのはブラヒミさんのレポートでありますから、テロの集団の広範な存在に対して治安部隊が必要なんだと、こう言っているわけですから、そういう多国籍軍に対してはどうなんですか。  長官、私は別に私の言葉をつくって言っているわけじゃなくて、ブラヒミさんのレポ...全文を見る
○小泉親司君 ということは、現在進めている基本計画、これの中には含まれているんですか、いないんですか。
○小泉親司君 じゃ、あなた方の基本計画というのは、風船のようにしぼんだり広がったり、私はそこが問題だと。  一体、その基本計画というのは、もう閣議で決まっているんですから、どういう目標まで基本計画でやるということは決まっているんでしょう。だから、当面は半年だということになってい...全文を見る
○小泉親司君 ですから、私は、この前も申し上げているように、基本計画の中に入っているんですか入っていないんですかと。入っていないんでしょう、いるんですか。
○小泉親司君 アフガニスタンに行かないということは私もわかっております。多国籍軍への支援、これは別にアフガニスタンじゃなくてもパキスタンでできるとかいうこともあり得るわけですから、そういうことを、入っているんですか。  あのね、基本計画というのは文章でできているんですが、官房長...全文を見る
○小泉親司君 それじゃ、法制局長官にお聞きしますが、法制局長官、多国籍軍について、これまでの政府見解で多国籍軍をこういうAタイプがある、Bタイプがある、Cタイプがあるというふうに解釈してやっているんですか。
○小泉親司君 ということは、このテロ特措法に基づく多国籍軍というのが武力行使と一体とならないというのであれば日本は軍事協力ができると、こういう解釈でよろしいんですね。
○小泉親司君 テロ特措法上、今度のテロ特措法でいくと、皆さん方おっしゃっているのは武力行使をしないと、自衛隊はしないと言っているので、つまり武力行使と一体とならないということであれば自衛隊の軍事協力、参加じゃないけれども軍事協力、これは可能になるんですかとお聞きしているんです。
○小泉親司君 ということは、アルカイダやタリバンの対処ということじゃなくて、アフガン内部の治安維持ということになれば特措法の枠内ではないということになるわけですね。
○小泉親司君 いや、私、この問題でもこの前のイラクの攻撃の問題でも繰り返し基本計画の中身についてお聞きしているのに、基本計画の事実関係がどこまで含まれているのか、この点については官房長官はずっとお答えにならない、いろんな可能性だけの話をされておるので。実際、基本計画というのは存在...全文を見る
○小泉親司君 どことどこと、ちょっと教えてください。
○小泉親司君 場所だけでいいです。
○小泉親司君 この中には、例えば国連イラク・クウェート監視団とか、これは事実上強制行動をやったということが言われている監視団で、しかも次に第二次国連ソマリア活動も事実上戦闘行動に発展したPKOだというふうに言われている。だから、この七章の問題をどういうふうに考えていくべきなのか、...全文を見る
○小泉親司君 防衛庁長官はよく、PKF凍結解除ばかりじゃだめなんだ、やっぱり五原則も見直さなけりゃいけないんだと、これは防衛庁長官当時で言っておられたかというのはちょっと私も不案内なんですが、防衛庁長官の前のときにはたくさん言っておられる。今でもそういう五原則は変えないとこれはう...全文を見る
○小泉親司君 国連憲章七章に言及したものというのは、多くの学者の方の意見では、いわゆる強制行動に入るので、国連が停戦の合意がなくても、ないしは当事者の同意がなくてもこういう形で入れる可能性が出てきたんだというふうに指摘される方がたくさんおられる。ほとんど、私はちょっとこれ以外の意...全文を見る
○小泉親司君 じゃ、例えばちょっと東チモールの問題について幾つかお尋ねをします。  東チモールは、御承知のとおり、国連憲章第七章が適用されているPKO活動ですね。防衛庁長官、それはよろしいですね。
○小泉親司君 そこでお尋ねしますが、十一月八日の当委員会で林PKO事務局長、この方がどういう答弁をされているかというと、「例えば、東チモールの例でございますが、当事者が解散をいたしました。解散したその当事者が」云々かんぬんで、「国としてはUNTAET」、いわゆる東チモール暫定機構...全文を見る
○小泉親司君 五原則というのは法制化しているわけですね。定義の中で、法律、PKO法の三条と六条に定義しているわけです。この三条と六条のどこに国として、その国連の暫定機構が国にかわるんだということが書いてあるんですか。どこにその法律的根拠があるんですか。官房長官、どうですか。
○小泉親司君 そんな、官房長官、でたらめな答弁しちゃだめですよ。  当事者の同意と国という、二つしか書いていないんですよ、この法律には。三条はそう書いてあるじゃないですか。国というものと当事者の同意がないんですよ。どの法律に国連でいいなんということが書いてあるんですか。そんな、...全文を見る
○小泉親司君 同じ当委員会の十一月八日、これは広中委員の質問に防衛庁長官がお答えになっている。この中で、「この同意についてもそういう国連が事実上コントロールした場合は同意があるとかいうようなことでそれにみなすとか、現状においてはまだ五原則の議論が各政党間で行われておりますので、」...全文を見る
○小泉親司君 いや、私が聞いておる質問に全く答えていないんですよ。  長官は、日本の場合は、七章が規定してあったとしても日本の場合は日本の参加五原則に基づいて参加をいたしますから大丈夫なんですと言っておられるわけです。  ところが、参加五原則というのは御承知のとおり法律でしっ...全文を見る
○小泉親司君 それは停戦の合意なんです。当事者の受け入れの同意と防衛庁長官自身がさっき答弁したじゃないですか。受け入れ合意というのは当事者、じゃ、あるんですか。あなたは当事者の間にその停戦合意があるとおっしゃったけれども、それだったら当事者の受け入れ同意というのはあるんですか。 ...全文を見る
○小泉親司君 私、それは大変おかしい。何でおかしいか、今までの議論の中で大変この紛争の当事者というのは厳格にやっているわけです。よろしいですか、防衛庁長官が言っておられるのは、国連で停戦合意をどう判断するか、当事者の合意をどう判断するか、これは、国連がその国に出かけていくときの原...全文を見る
○小泉親司君 私は国家なんて一言も言っておりません。当該活動が行われる地域の属する国及び紛争当事者の当該活動が行われることについての同意がある場合にと書いてあるだけで、これを国連と読みかえるんですか。いつからそういう解釈になったんですか。おかしいじゃないですか。
○小泉親司君 国家がなかったらやめればいいじゃないですか。国家がないと今おっしゃったんですよ。国がなければ、国の同意がなければ、別に国連じゃなくて、やめればいいじゃないですか。参加五原則というのはそういうふうにつくったんでしょう、あなた方が。  この日本の参加五原則について、私...全文を見る
○小泉親司君 法制局長官が答弁してくると思いましたが、法制局長官の初めの、前者のことは停戦合意について言っておられるんですよ。長官、いいですか。受け入れ国の同意というのは三条と六条にあるんですよ。今、長官が言ったのは、停戦合意について言ったんですよ。おかしいじゃないですか。受け入...全文を見る
○小泉親司君 ということは、この問題は、参加五原則とは、参加五原則を事実上拡大しているじゃないですか。参加五原則のときには国や当事者しかなかった。つまり、何でこういう問題が法制局長官、起こるかといいますと、この問題というのは、単に法律の解釈の話じゃないんですよ。つまり、PKO活動...全文を見る
○小泉親司君 私は、大変この点については拡大解釈で、実際、参加五原則を守ると言っておきながら、こういう形でどんどん枠を事実上五原則を崩すような形で拡大するというのは、私は問題だというふうに思います。  東チモールの問題については、多国籍軍の派遣があったときに政府が資金援助をした...全文を見る
○小泉親司君 現行憲法の枠内で武力の行使、武器使用がどこまで許されるかと、官房長官はそこまで詰めにゃいかぬと言っておられるわけですが、どこまで許されるか、こういった考えをしっかりと決めなくちゃいけないということをおっしゃっているわけですが、どういう意味を持つんですか、それじゃ、こ...全文を見る
○小泉親司君 非常にひどい答弁で、私が質問しているんですからね、官房長官。  そこで、お尋ねしますが、今度の法の改正案では自衛隊法の九十五条、武器の防護というものが入りました。九九年の日米ガイドラインの特別委員会で、柳澤現人事局長、当時は教育訓練局長だったかどうかわかりませんが...全文を見る
○小泉親司君 参加五原則は武器の使用についても、「武器の使用は、要員の生命等の防護のために必要な最小限のものに限られること。」というふうに規定しております。私、この「要員の生命等の防護のために必要な」という、「等」というのは何かとPKO局に問い合わせしましたら、これは身体だという...全文を見る
○小泉親司君 いや、私の質問にお答えになっていない。参加五原則の中にどこに武器の防護をしていいというふうに書いてあるんですかと質問しているんですよ。参加五原則というのは、要員の生命、身体の防護のためだけなんです。だってそうしか読めないじゃないですか、あなた首かしげるけれども。どこ...全文を見る
○小泉親司君 全然あいまいでございます。それじゃ答弁になってないですよ、防衛庁長官。だめです、こんなのは。一体、委員長ね、どうなっているんですか。  これは要員の生命・身体の、「等」となっていますけれども、これはPKO局が、先ほど言いましたように身体となっている。生命と身体以外...全文を見る
○小泉親司君 答弁になっておりません。私がお聞きしているのは、参加五原則の中のどこに武器の防護をしていいと書いてあるんですかと聞いているんですよ。明確にしてくださいよ。これ、明確にしなかったら、法律の問題なんですからね、これは。よろしいですか、法律の二十四条に同じことが書いてある...全文を見る
○小泉親司君 全く答弁になっておりません。私の問いに答えておりません。私が聞いておるのは、そんなことはわかっているんです、武力行使と武器の使用が違う、あなた方が違うふうに解釈しているというのはわかっているんです。私は、だから参加五原則の中に武器の防護ということがどこに書いてあるん...全文を見る
○小泉親司君 そんなことは私はわかっております。わかって質問をしているんですが、何でそれではその五原則の中に、じゃ長官に聞きますが、五原則の中に武器防護というのは入っているんですか、入っていないんですか。どこに入っているんですか。  だから、防衛庁長官よろしいですか、長官。だか...全文を見る
○小泉親司君 それでは委員長、じゃ最後に。
○小泉親司君 私は、ですからこの点については政府見解を求めます。これ全然今の答弁になっていないです。参加五原則と九十五条の関係についてどういうふうに整合がつくのか、この点、明確にしていただきたいと思います。  それで私、ぜひこの点についてはもう一度質問させていただきたいと思いま...全文を見る
12月06日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、PKO協力法改正案について反対の討論を行います。  まず指摘したいのは、本法案が憲法九条にかかわる重要法案にもかかわらず、総理出席や連合審査、参考人招致など徹底審議を求める要求を拒否し、わずか十二時間、二回の委員会審議で終結させ、採決を...全文を見る
12月07日第153回国会 参議院 本会議 第18号
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○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、PKO協力法改正案に反対の討論を行うものであります。  まず、指摘したいことは、本法案が憲法九条にかかわる重大な法案にもかかわらず、総理出席、連合審査、参考人招致などの徹底審議を求める要求をすべて拒否し、わずか十二時間、二日の委員会で審...全文を見る