小泉親司
こいずみちかし
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月30日 | 第156回国会 参議院 予算委員会 第4号 議事録を見る | ○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。 小泉純一郎総理大臣に質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、「もんじゅ」の問題についてお聞きしたい。 名古屋の高裁は、「もんじゅ」の建設前の安全審査が不十分だということを認めまして、原子炉の設置許可を無効にす...全文を見る |
○小泉親司君 私は、上告しないこと、それから文殊の知恵を発揮することは結構でございますが、計画の中止をするという方向で知恵を出していただきたいということを改めて要求をさせていただきます。 次に、イラクの問題について質問をさせていただきます。 御承知のとおり、今月の二十七日...全文を見る | ||
○小泉親司君 こういう一方でアメリカはどういうことを言っているかというと、二十七日の国連査察団の報告を受けましてパウエル国防長官は、大量破壊兵器をイラクは保有し隠している、もし国際社会が国連を通じ武力を行使しようとしなければ、米国は主権国家として同じ考えを持つ国と武力行使の決断を...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、イラクに対して国連の査察に対して無条件に協力を義務付けた一四四一の決議、これを厳格に遵守するということを強く求めるべきだと。その一方で、同時に、米国に対しては国連を無視した一方的な武力行使の計画は放棄すべきだということを強く求める、このことが今大事だというふう...全文を見る | ||
○小泉親司君 しかし、私は、一方でアメリカが、ブッシュ政権がイラクに対して大量の軍隊を送る、そして大変軍事的な威嚇を強めている、こういうことも一方の事実だと思います。この点について、総理は物を言わないんですか。 | ||
○小泉親司君 これは私は大変なことで、そういった武力の威嚇の行動もお認めになるんですか。 | ||
○小泉親司君 私は、日本の政府の態度、小泉内閣の態度はどうかということをお聞きしているんです。そういう軍事威嚇の問題についても総理はお認めになるんですか。 | ||
○小泉親司君 日本政府の態度を言わないというのは、大変私は不可解なことだと思います。 そこで、私、お聞きしたいのは、国連決議の一四四一決議、この決議には、私は自動的な武力行使は含まれていないと思いますが、総理はどうですか。 | ||
○小泉親司君 総理は質問にお答えになっていない。一四四一決議は、これは自動的な武力行使は認められていないということは、これは福田官房長官も既に有事特別委員会でもお話しになっているし、衆議院の予算委員会でも外務大臣もお答えになっている。総理は、それじゃそういうふうには考えていないん...全文を見る | ||
○小泉親司君 総理、私は、一四四一国連決議は武力行使を容認しているのかどうなのか、自動性を容認しているのか、そのことをお聞きしているんです。イラクが平和的にこれについて査察をしっかりと受け入れるべきだということを、決議が書いてあることはこれは当然のことで、私もそのことは分かってお...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、大変おかしいのは、衆議院予算委員会では小泉総理大臣は自動的に容認しているとは言えないと思いますと、あなた答えているじゃないですか。どっちなんですか、はっきりしてください。 | ||
○小泉親司君 はっきり言ってください、あなたの口で。 | ||
○小泉親司君 私、この点で、アメリカはブッシュ大統領も一般教書演説で、先ほどもお話ししましたように、パウエル国務長官も、新しい決議があることが望ましいが、ない場合でも軍事攻撃はできるということを再三にわたって表明しておりますが、これは総理の、ないしは外務大臣の見解と同じだと、自分...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、新たな決議はなしに武力行使はできるのかということを総理にお尋ねしているんです。 | ||
○小泉親司君 あなたは国連決議一四四一が自動性を排除していると言っておられる外務大臣の答弁と同じだと言っておられる以上、これは見守るんじゃなくて、あなたの論理からすれば、当然それは新しい決議なしに武力攻撃はできないということになるんじゃないですか、どうですか。 | ||
○小泉親司君 やはり私は、総理の言っている国際協調というのはアメリカの協調のことだけで、以外の何物でもないと言わざるを私は得ないと思います。 今、イラクでの戦争の危険というのは非常に切迫しているから、その意味で私たちは、これはアメリカのイラク攻撃をやめるために日本政府がしっか...全文を見る | ||
○小泉親司君 一四四一決議は、これは平和的にイラクが査察を完全に実施して、その平和的な解決を図れということを主張しているんですから、その国連決議の枠内で私は平和的解決を図るべきだというふうに思います。 もう一つ、私、お尋ねしたいのは、今、世界の中で大変イラクの攻撃が問題になっ...全文を見る | ||
○小泉親司君 防衛庁長官にお尋ねしますが、今、自衛隊は補給艦を送ってインド洋でやっておりますが、このインド洋では米軍艦艇はどのような任務を負っているのか、日本は基本的にどのような給油支援を行い、基本的にはインド洋に派遣されているすべての米軍艦船に燃料を補給しているのかどうか、お尋...全文を見る | ||
○小泉親司君 今、自衛隊の艦船は、米軍の補給艦、失礼、百三十一回の燃料補給のうちの米軍の補給艦に七十四回、半分以上やっておりますが、この補給艦からはどのような米軍の艦船に給油しているんですか。 | ||
○小泉親司君 つまり、補給艦からは先は分からないと、どうやってなっておるか、これが実態なんです。 昨年の十一月、日米調整委員会が開かれまして、米軍が説明した。このインド洋における今米軍の艦船の任務というのは、一つは空母艦載機によるアフガニスタンの地上作戦支援、二つ目はアルカイ...全文を見る | ||
○小泉親司君 防衛庁長官の答弁というのは、補給艦に渡して、その先はアメリカの信頼関係だと、分からないと言うんですよ。それで何でこれが、一、二はいいけれども、下が切り分けできる、どういう理由で切り分けできるんですか。 | ||
○小泉親司君 大変不明確であります。 そこで、私はアメリカの海軍のホームページを調べてみました。この中で例えば、アメリカの空母アブラハム・リンカーン、ジョージ・ワシントン、みんな大統領の名前なんですが、ラドフォード駆逐艦、ノルマンディー巡洋艦、駆逐艦カーニー、駆逐艦ホッパー、...全文を見る | ||
○小泉親司君 つまり、インド洋に派遣されている米軍艦艇というのは、船が、一つはアフガニスタンの戦争の支援、もう一つはイラクに対するサザンウオッチ作戦、二つの任務を併せ持ってやっているというんです。その船に給油したら、アフガニスタンの戦争、イラクの戦争、そんな油の切り分けってできる...全文を見る | ||
○小泉親司君 信用するのは、アメリカの海軍のホームページを信用してください。アメリカは、二つの任務を一つの艦が持っているんだ、空母は二つの任務をやっているんだと。どうやって切り分けするんですか。はっきりしてください。 | ||
○小泉親司君 この問題というのは、集団的自衛権の問題ばかりじゃなくて、テロ特措法上、アフガニスタンのやっている船にしか給油できないんですよ、自衛隊は。なぜイラクのことに対して給油しているんですか、総理。 | ||
○小泉親司君 いや、全くおかしいですよ、これは。私が言っているのは、一つの空母や一つの軍艦が二つの任務を併せて持ってやっていると言っている。これはアメリカが言っている。その船に給油をする。それが何でこれはイラク用だ、これはアフガンだと分けられるんですか。分けられないじゃないですか...全文を見る | ||
○小泉親司君 今言っておられたことの明確な根拠を示してくださいよ。そんなアメリカを信用するとか、アメリカがテロ特措法を守るとかというんじゃなくて、実際にアメリカの軍艦が二つの任務を持ってやっているんですから、それはどうやって切り分けできるんですか、防衛庁長官、それだったら。 | ||
○小泉親司君 いや、防衛庁長官、違うんだよ。一つの船がアフガニスタンとイラクと一緒にやっているんだから、そんなこれは使わない使わないと言ったって、アフガニスタンに使っているということを言ってイラクも使っているんだから駄目なんだよ、これは。駄目なんだよ、これは。 | ||
○小泉親司君 給油先は分からないと言うんだったら、あなた、分からないじゃないですか、イラクに使われているかどうか。分からないということじゃないですか。 総理、どうですか。これは正しくイラクの軍事支援にも間接的に使われているじゃないですか。 | ||
○小泉親司君 これはテロ特措法の法律の問題なんですよ、総理。テロ特措法違反なんです、これは。そこをはっきりさせてください。 | ||
○小泉親司君 いや、事実関係ぐらい確かめたらどうですか。 | ||
○小泉親司君 やはり私は、この問題は単に集団的自衛権にかかわる問題ばかりじゃなくて、テロ特措法上、アフガニスタンの戦争以外には給油はできない。総理は今そこで何とおっしゃったかというと、いわゆる共産党は反対だからそれは関係ないんだとおっしゃったけれども、それは法案に対する態度じゃな...全文を見る | ||
○小泉親司君 このイラクの戦争はやめさせるべきだ、イラクに対してきちんとした査察を求めるべきだ、これらの点について平和的な解決を図るべきだということを重ねて要求をいたしまして、質問を終わります。 | ||
03月13日 | 第156回国会 参議院 予算委員会 第10号 議事録を見る | ○小泉親司君 私は、緊迫する今のイラク問題について質問をさせていただきたいと思います。 国連では、イラクに対する国連の査察を継続強化して、最終的に平和解決を図るという真剣な努力が続いているというふうに思います。三月七日に国連安保理に報告されたブリクス査察団委員長の報告は、イラ...全文を見る |
○小泉親司君 私がお聞きしたのは、この決議案は三月十七日という期限を設定しているんですが、十七日以降はどういうふうになるということなんですか。 | ||
○小泉親司君 私は、この決議案は十七日以降という問題について、査察を打ち切ると言っているんですから、その次にどういうことがあるか。あなたは、この問題については非常任理事国に対して働きを掛けている。支持しているばかりじゃなくて、非常任理事国にこれを支持してほしいと働き掛けているんで...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、武力行使に入ると今おっしゃったんだけれども、そういうことなんですか。 | ||
○小泉親司君 イギリスのグリーンストック英国国連大使、イラクが十七日までにこの国連決議、今の国連決議を履行しない場合、つまり十七日が期限になってこれを履行しない場合は戦争になると、そしてそれは武力行使を意味するんだと。この提案者の発言は間違っているということなんですか。 | ||
○小泉親司君 私、これ提案者が、この決議案は武力行使を十七日以降は入るんだと言っていること自体、私、この決議案が武力行使に十七日以降入るというふうな決議案だということは極めて明確だと思います。これを支持するというのは私は非常に重大な問題だというふうに思います。 そこで、私お聞...全文を見る | ||
○小泉親司君 大変私は認識不足だと思いますが、ブッシュ政権のフライシャー報道官は昨日の記者会見で、ブッシュ大統領は外交努力はたくさんの時間がないと言ってきたんだと、三十日も四十五日もという案も検討に値しないと。いち早くこのカメルーン案について、つまりミドル六か国の案をいち早く一蹴...全文を見る | ||
○小泉親司君 我々もイラクが査察を厳格に受け入れるべきだということは繰り返し主張している。 そのアナン国連事務総長は今度の問題について何て言っているかというと、戦争の惨禍から人々を救うために創設された国連は最後まで紛争の平和解決を求める義務があるというふうに述べておられる。こ...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、ミドル六か国の非常任理事国の四十五日案について、あなたはこれは交渉の一つの過程だとおっしゃったけれども、日本政府としてこういう案について、あなた方、非常任理事国に三月十七日が期限だという決議案を働き掛けているんですから、当然、この四十五日案というミドル六か国が提...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、四十五日がいいということを言っているんじゃなくて、今、査察を継続するか、それともこれを打ち切って戦争の道に入るかということの問題が今度の国連で今重要に問われていると。だから、我々は、査察継続をしっかりと主張すべきだというふうに我々は思います。 そこで……(...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、それはそのとおりのことでありますけれども、この国連安保理決議のなしの武力行使について、例えば国連のアナン事務総長、米国などが安保理の外で軍事行動を取れば国連憲章に合致しない行動になると言っていると。これは国連事務総長だってそう言っているんですよ。あなた、何でそれ...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、それは国連決議なしの武力行使は反対だという御見解なんですね。 | ||
○小泉親司君 私、大変おかしいと思うんですよ。何でその国連安保理決議なしの武力行使について明確に外務大臣がしないのか。 これ外務大臣は、もう既に昨年の十二月二十日、これは外務大臣の会見記録でありますけれども、この会見記録の中で、新しい決議があることが望ましいと思っているのは当...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、今実際に、先ほども言ったように、武力行使か平和解決かという局面のこれ問題なんですよ。だから、極めて重要な問題だから国連のアナン事務総長も、国連安保理決議なしのアメリカの単独攻撃、これは事実上、先制攻撃と同じですから、そういう単独攻撃は国連憲章に合致しない行動な...全文を見る | ||
○小泉親司君 国際法とかなんとかというのは、言うのは簡単なんですよ。しかし、一番の問題は、今、武力行使か平和解決かというところでの国連決議の努力がされている、そのされている中でアメリカが単独の武力行使やると言っているんですから、それは問題なんだというふうに何でアメリカに言えないん...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、ですから国連の安保理の決議なしの武力行使というのを認められるかどうかということを聞いているんですよ、あなた。あなた、全然そのことを明確にしない。極めて純粋に論理的にだと言っているけれども、これは以前にあなたが言ったことなんだから、実際に安保理決議なしの武力行使...全文を見る | ||
03月20日 | 第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号 議事録を見る | ○小泉親司君 イラク問題について引き続き質問をいたします。 伝えられるところによりますと、十一時三十分過ぎにアメリカがイラクに対する武力攻撃を行ったということであります。 私は、この場で、この大変理不尽な無法な武力攻撃は絶対に認められることはできない、特に国連安保理決議な...全文を見る |
○小泉親司君 小泉総理は、会見の中で、極めて危険なフセイン政権に武装解除の意思がないと断定された以上、私はアメリカの武力行使を支持するのが妥当ではないかと思うと述べられておられます。つまり、フセイン政権に武装解除の意思がないと断定したわけで、私がお聞きしているのは、疑惑だとかそう...全文を見る | ||
○小泉親司君 午前に引き続きまして、イラク問題について質問をさせていただきたいと思います。 午前の冒頭にも申し上げましたが、ブッシュ大統領が午前十一時三十分過ぎに行ったイラクへの武力攻撃に対して、私は、国連安保理決議もない、国連憲章や国際法の平和のルールを根底から踏みにじる無...全文を見る | ||
○小泉親司君 小泉総理は、極めて危険なフセイン政権に武装解除の意思がないと断定された以上と、先ほども議論がありましたが、明確に保有するという、保有しているというふうな見解を明らかにされておる。 問題は、私は、今、外務大臣の答弁がありましたが、私がお聞きしているのは、日本政府と...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、午前中の質問でも申し上げましたが、ブッシュ大統領はイラクが大量破壊兵器を保有していると言っているんです。保有しているから武装解除をするために武力攻撃をやると言っているんです。 だから、あなた方がそれを支持しているというのであれば、それはイラクが保有していると...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、ブッシュ、ブッシュ政権の立場と日本政府とは違うということですね。イラクのその武装解除という点では違うということですね。 | ||
○小泉親司君 ですから、一番の大きな問題というのは、フセイン政権の武装解除するんだとアメリカのブッシュ政権が言っているんですから、武装解除するということは、持っていなかったら武装解除できないわけでしょう。単純な話なんですよ。だから、それだったら日本政府としてもこの戦争を支持すると...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、ブッシュ大統領は大量破壊兵器をイラクが明確に、保有しているということを明確にしている。これを武装解除をするために武力攻撃をやった。日本政府は、その問題についてイラクが協力していないんだと。その協力姿勢がないからブッシュ政権の武力行使を支持するんだという...全文を見る | ||
○小泉親司君 だから、それは、私の質問は、それはどこの国連安保理で決めたのかということを、どこの判断で国際社会がそういうことを決めたんだということをお聞きしているんですよ。 あなたね、例えば修正決議についてあなたは、あなた方は支持されたと言った。修正決議そのものは、国連安保理...全文を見る | ||
○小泉親司君 ちょっとね、そういうことを私お聞きしているんじゃないんですよ。私がお聞きしているのは、大量破壊兵器をイラクが保有していると、明確にこれは保有しているんだという、国際社会がどこで断定したのかと。 これは、一四四一は最後の機会を与えるから査察をしようということで、大...全文を見る | ||
○小泉親司君 そんな説明をされなくても、そんなことは分かっているんですよ。 問題は、私がお聞きしているのは、日本政府がイラクが大量破壊兵器を保有しているかどうかという判断をしたのかとお聞きしたら、いやそれはブッシュ政権がそういう判断をしているんだということをあなたが言うから、...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、武力攻撃では大量破壊兵器は廃棄できないんですね。 | ||
○小泉親司君 極めてあいまいなんですよ。武力攻撃で何で大量破壊兵器の廃棄ができるのか、私、非常に疑問です。全然分からない、あなたの説明じゃ。 じゃ、お聞きしますが、例えばブッシュ大統領は今回の演説で、大量破壊兵器の廃棄ばかりじゃなくてイラク国民を解放するんだということを言った...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、まずフセイン政権打倒先にありきなんですね。 | ||
○小泉親司君 なら、どういうことを言っているんですか、そしたら。そんな、おかしいじゃない。 | ||
○小泉親司君 それは極めて矛盾した話ですよ。 あなた方は、フセイン政権を打倒しない限り、ブッシュ大統領はフセイン政権が政権握っている限り武装解除は行えないだろうということをもう一つの武力行使の目的に上げているんですよ。 ですから、ということをあなた方も同じような意見だと、...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、武装解除とフセイン政権の打倒というのは一体不可分だと、こういうことなんですね。 | ||
○小泉親司君 私、これは重大な発言だと思いますよ。何でこういうことが認められるのか。それは他国の主権尊重、内政不干渉を定めた国連憲章上もこういうことが認められるということであれば、大変重大だと思うんですよ。 じゃ、あなたが言うような、いわゆるフセイン政権の打倒と大量破壊兵器は...全文を見る | ||
○小泉親司君 あなた、国連決議のあらゆる処置というのは、これは私もしんぶん赤旗の特派員でもうその問題については取材を実際にしておりますが、あらゆる必要な処置というのは、国連憲章をはみ出すあらゆる処置なんてないんですよ。 国連憲章というのは主権を尊重するということが極めて明快に...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、それが目的だとかじゃなくて、明確にブッシュ大統領は、このフセイン政権が、大統領が政権を握っている限り武装解除は行われないと言っているんだから、まず通過点として、つまり武装解除をまず、失礼、武装解除をやる前にフセイン政権を打倒するんだということをこれ明確に言って...全文を見る | ||
○小泉親司君 あなたは、イージス艦による情報提供の問題について、衆議院予算委員会で、インド洋に派遣されているイージス艦が収集したイラクに関する軍事情報を米軍に提供できるかという問題について、これは、イラクとアフガニスタンの情報をきれいに切り分けられるかといえば、それは難しいことな...全文を見る | ||
○小泉親司君 私もイージス艦こんごうを調査してきましたけれども、実際にリンクすれば、それは一定の距離が離れても可能であるというお話でありました。ですから、私がお聞きしているのは、あなたが言っているのは一般的に情報提供をすることは問題ないということを言っておられるんですが、ここには...全文を見る | ||
○小泉親司君 先ほど、だけれども、冒頭あなたが言われたのは、一般的にイラクの情報を提供するということは、これはあり得ると。つまり、アフガニスタンの情報とイラクの情報というのは、これは別に、様々あるわけで、今インド洋の、主に北アラビア海に展開しているという艦船というのは、これは様々...全文を見る | ||
○小泉親司君 委員長、最後に。 こういう点での協力は直ちにやめるべきだということを要求して、質問を終わります。 | ||
03月25日 | 第156回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○小泉親司君 私も沖縄問題について質問をさせていただきたいと思います。 御承知のとおり、SACOの計画が進められておりますが、このSACOの計画というのは、元々、九五年のいわゆる少女暴行事件に端を発しまして、沖縄の米軍基地を整理縮小しようという方向で作られたものであります。 ...全文を見る |
○小泉親司君 機能を超えることはないということをおっしゃいましたけれども、これは、防衛庁長官も同じように機能を確保することなんだと言っておられる。機能を超えないという意味は、現機能というのはどういう機能だというふうに考えておられるんですか。 | ||
○小泉親司君 貨物等の積卸しとおっしゃいましたけれども、これはアメリカ軍がやることですから、単に民間船舶が船積みをしたりするような話じゃないということは明白だと思いますが、この那覇軍港の移設をめぐりまして九四年と九六年に米軍は那覇軍港の独自の構想案を出しております。この点について...全文を見る | ||
○小泉親司君 だって、この問題は何遍も沖縄の新聞に出されている問題で、いわゆる九四年案では海兵隊の出撃拠点にしたいという要望が出された。九六年には、新たに政府も構想を練り直しをして、湾上の軍港を建設するという構想や揚陸艦の接岸岸壁も設けるというような案が出されておりますが、そうい...全文を見る | ||
○小泉親司君 今、北米局長は日米合同委員会の合意についてお話をされました。それでは、先ほど外務大臣が、今回のリロケーション、局長が言う移設、この移設については現有の那覇軍港を、現有施設を確保するんだと、機能を確保するんだというふうに言っておられるわけですが、この日米合同委員会の合...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、それはおかしな議論で、リロケーションということだって、これ、書いていないでしょう、移設ということが書いてあるだけで。それじゃ、移設の中で、あなたがおっしゃるように移設と書いてあるだけで、現有施設を確保するということについては何ら合意がないじゃないですか。 ...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、あなた方が言う現有機能を超えないという意味は、単に施設の形状ばかりじゃなくて、その施設を運用するに当たっての、米軍が、運用するに当たっての問題も那覇軍港を超えることはないと、こういうことなんですか。 | ||
○小泉親司君 それじゃ具体的にお聞きしますが、那覇軍港では現在、米軍艦艇の回頭水域というのは設定しているんですか。 | ||
○小泉親司君 防衛庁の説明では、今度の浦添の移設に当たっては、民間船舶も回頭水域、つまり方向転換する水域、この水域を設定しているから、米軍からもそうした要望が出てくるんじゃないかというふうなお答えでございました。 で、先ほどもお答えがありましたように、那覇軍港では米軍が回頭で...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、私がお話ししているのは、制限水域の問題に矮小化しちゃいけないと。制限水域というのは、那覇軍港にも五十メートルの制限水域が設定されていたんですよ。それは現有機能なんです。 私が言っているのは、その制限水域の五十メートルと全く区別された形で方向転換を行う回頭水...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、これから協議されるということをおっしゃっているので、ということは、米軍から、私らが調査しているように、三か所の、四百五十メートルかどうかはいろんな問題があるかと思いますが、少なくとも回頭水域の問題については要求が出されている、間違いないですね。 | ||
○小泉親司君 いや、私が言っているのは、だから制限水域の問題じゃないと言っているじゃないですか。あなた、ごちゃごちゃにして混乱させて。問題を整理しないと駄目なんです。 私が言っているのは、別に制限水域のことを言っているんじゃないんですよ。制限水域というのは米軍の排他的な権利が...全文を見る | ||
○小泉親司君 ちょっとはっきりさせてくださいよ。その回頭幅の三か所の要求が、じゃ出されていないんですか、どっちなんですか。 あなたは調整すると言っておきながら、いつの間にかその回頭水域は出ていないなんというのは、それじゃ協議する意味がないじゃないですか。何、協議するんですか、...全文を見る | ||
○小泉親司君 ちょっと委員長、ちょっと速記、止めてください。こんな答弁じゃおかしいですよ。 委員長、私、聞いていることに全然答えないんですよ、委員長、今のやり取りを見られても。私が聞いているのは、あなた方が言っている主張も認めましょうと。しかし、問題は、回頭水域という要求があ...全文を見る | ||
○小泉親司君 大変話がおかしいんですよ。あなたは、幅について協議するんだって。幅について協議するんだったら、来ているということじゃないですか。何の幅なんですか、そしたら。そんなでたらめをあなた、言っちゃ駄目です。この問題については、回頭水域の問題については、もう既に新聞でも巷間伝...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、こういう問題を非常にごまかして基地の強化を進めるこの那覇軍港の移設計画というのは断じて認められないということを申し上げて、質問を終わります。 | ||
03月25日 | 第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号 議事録を見る | ○小泉親司君 私も、引き続きイラク問題について質問をさせていただきたいと思います。 川口外務大臣は、私のこの前の質問に対して、今回のアメリカのイラク攻撃がフセイン政権の転覆にあるんじゃないかという質問に対して、目的は武装解除だが、結果としてフセイン政権の転覆があるということを...全文を見る |
○小泉親司君 私は、こういうことは事実もう既に、戦争がまだ五日の段階でも誤爆、誤射が繰り返されているということから見ても、精密誘導弾が二割から七割になるからこれは大丈夫なんだと外務大臣言われたけれども、それはいささか、私は重要な発言じゃないかというふうに思います。 そこで、私...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、今の外務大臣のお言葉ですと、大量破壊兵器の存在そのものが問題なんじゃなくて、それがテロリストに渡ったり拡散したりするんだと、これも問題なんだという意味なんですか。そういうふうなことが今回の支持する理由に挙がっているということなんですね。 | ||
○小泉親司君 これは、小泉総理の記者会見でも明確に言っているのは、大量破壊兵器の存在ばかりじゃなくて、それがテロリストに渡るんだと。そういうことは、国連、例えばあなた方が今度の武力行使の一つの決議の理由に挙げている一四四一、この一四四一でもそこが問題なんだというふうに決議が言って...全文を見る | ||
○小泉親司君 そうじゃないんですよ。私が言っているのは、小泉総理は大量破壊兵器の存在、保有しているということばかりじゃなくて、それがテロリストに渡ることがあるんだという仮定に基づいて今度のものを支持すると明確に、あなたが後ろに立っていたことはテレビに映っておりましたから私も知って...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、そんなことを聞いているんじゃないんですよ。問題をずらしちゃ駄目ですよ。 六七八とか六八七とか、あなたのいわゆる一連の口上は全部私は知っております。知った上で、あなたが言っておるのは、一四四一、小泉総理大臣は、テロリストの手に渡るから武力行使を、攻撃を支持す...全文を見る | ||
○小泉親司君 テロリストのものに、手に渡るということは国連決議にはないということを外務大臣が証明されていると思いますが、そんなことを理由にして私は武力攻撃をするというのは、極めて仮定の問題に基づいてこれは武力行使を支持しているということを言わざるを得ないと思います。 この論理...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、個人論文といっても、外務大臣が書いた論文で、テロ支援国家というのは、私は、日本の政府でテロ支援国家ということを明確に言った方はいない。しかも、外務大臣がほかの国々に対してテロ支援国家と、これは名指しで言うということは、私はいかに個人論文であっても重大な問題だと思...全文を見る | ||
○小泉親司君 テロ支援国家というのは、アメリカがこれは支援国家というものを挙げているんです、これは。それとはあなたが違うと言っているけれども、あなたが言っているのは、テロ支援国家ってアメリカの言っていることを意のままにあなたがテロ支援国家と言っただけの話で、実際に日本政府でテロ支...全文を見る | ||
○小泉親司君 ちょっと待ってください、私の質問なんだから。次に、日本の──私の質問なんですよ、委員長。 次に、日本の支援策の問題について幾つかお尋ねしますが、外務大臣は予算委員会で日本の支援策について触れまして、復興とか周辺国の支援というのがあるけれども、自衛隊の派遣について...全文を見る | ||
○小泉親司君 政府は、支援策の一つにテロ特措法による継続・強化ということを挙げました。私、強化ということをあえてここへ書き込んだというのが私は非常に重大な内容を持っているというふうに思いますが、私はこれまで自衛隊の補給支援、給油支援の問題について防衛庁長官に質問をしてまいりました...全文を見る | ||
○小泉親司君 具体的な問題についてお聞きしますが、横須賀を母港としますキティーホーク、これは通常型空母でございます。この空母が現在イラク戦争に参戦しております。三月十九日のアメリカ海軍のニュースを見ますと、キティーホークはサザンウオッチ作戦と、つまりイラクの作戦と、それからアフガ...全文を見る | ||
○小泉親司君 防衛庁長官ね、お互いこの問題は議論した話ですから、ちょっと、元へ戻さないで、つまり、自衛隊の補給艦が直接空母にやっていないなんというのは知っている話なんですよ。あなただって知っているじゃないですか。知っていて直接給油しないって、そんなことは当たり前なんです。私が言っ...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや長官、長官はごまかされておられる。どこをごまかされているかというと、私が言っているのは、一つの船がアフガニスタンの報復戦争とイラクの戦争を同時に任務を持って遂行しているんですよ。あなた、それが、これはテロ特措法で認められるってあなたが主観的に言ったって、それはそ...全文を見る | ||
○小泉親司君 あなた、船が、一隻の船が二つの任務を持っていて、こっちは外れる部分だ、こっちは合法的な部分だと、そんなことが存在するわけないじゃないですか、あなた。そんなへ理屈を言ったって駄目なんですよ。 もう一つ私は今度のイラク戦争の問題を調べましたけれども、アフガニスタンの...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、防衛庁は一貫してコンバットゾーン、戦闘区域を福利厚生施設だと、福利厚生的な区域だと、こう言っているんですよ。 ところが、小泉総理の方はもっと進んでおりまして、率直に明快に言っておられる。何と言っているかといいますと、このコンバットゾーン、「当分戦闘行為が行...全文を見る | ||
○小泉親司君 一言だけ。 主観的にアフガニスタンのコンバットゾーンに入って自分がやっていると言っているのが、いつの間にかイラクの、いわゆるイラク戦争に対するコンバットゾーンの中で自衛隊が事実上給油支援などをやっているというのは、私は重大な問題ですので、この点についてはやはり当...全文を見る | ||
03月26日 | 第156回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○小泉親司君 私どもは沖振法の改正案については賛成であります。私は、法案に関連いたしまして、二つの問題について取り上げさせていただきたいと思います。 その二つの問題に入る前に、イラク戦争が開始されまして、沖縄県によりますと、二十四日、午後五時現在で十八校、三千八十一名の修学旅...全文を見る |
○小泉親司君 ということは、あなたが繰り返しおっしゃっているのは、米軍の回頭水域というものについての要求は承知していないけれども、米軍は今度の新しいところで回頭したいとは言っている、しかし、その幅をどうするかということについてはこれから協議するんだということなんですねとお聞きして...全文を見る | ||
○小泉親司君 ところが、私の調査では、あなた方は別のところでは米軍のちゃんとした図面を出して説明されているでしょう。あなたね、言われるけれども、三つの回頭水域、一つは四百、一つは四百五十、幅が、もう一つは三百五十、この幅についてあなた方は別のところでは説明しているんですよ。説明し...全文を見る | ||
○小泉親司君 防衛施設庁が説明したのではない。 | ||
○小泉親司君 ということは、米軍の要求じゃないけれども、米軍がこう考えているだろうというような話で防衛施設庁としては三か所の回頭水域を提示したんですね。 | ||
○小泉親司君 回頭水域という点では、そういうものがあるということは私、何遍も昨日聞いているのにそのお話をしない。これは大臣もお聞きになっていたと思いますが、それは非常に私は問題だと思います。 そこで、お認めになったからお聞きしますが、それじゃ、このあなた方が示した回頭水域のも...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、それは大変おかしな議論で、昨日の議論では回頭水域はないと、回頭水域は現那覇軍港にはないと明確に言ったんですよ、昨日。だから、これは北米局長が言っているんだから、あなた、回頭水域について、回頭できないわけじゃないと。確かにそうかもしれません、それはちっちゃい船だ...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、あなたが言っておられるように、少なくとも三月二十五日、あなたは、海草移植は可能でありまして、今後ともモニタリングしていくことによりまして移植技術が更に向上するものと判断できるというのが結論でございましたと言っているんですよ。ところが、結論が出たって、一年間ずっ...全文を見る | ||
○小泉親司君 いやいや、そういうのはいいから、ちょっと簡潔に、時間がないから。 | ||
○小泉親司君 私の質問に答えていないんですよ。二名の方が意見書を出されているでしょうと。あなた方は反論までしているんだから。意見書を出しているんです、二名の方が、学識経験者の。そのことはどうなんだと言ったんだけれども。 時間がないから私、代わって御説明しますと、何と言っている...全文を見る | ||
○小泉親司君 違いますよ。二名の方が異論があるのかどうなのかということ、少なくとも二名の方は異論を呈しているんですねと、これはお認めになるんですかとお聞きしたんです。 | ||
○小泉親司君 私はいろいろ言いませんが、少なくとも、この委員の方の意見書はどういう意見書だったかというと、本来、十二月十一日に自分は出たかったのに、言わば独断的に会議が設定されたんだと、それを前段で言っているんです、この方々は。だから、こういうふうな会議に出られないというものを前...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、時間がなくなっちゃったので、最後に一言だけ質問したいことがあるので、その前にちょっと申し上げますが、例えば、この問題というのは、先ほども言いましたように、多くの環境監視委員会でこれから議論をしようというときにもうどんどんどんどん沖縄事務局が自分のレールで進んでい...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、それは環境監視委員会の方です。ワーキンググループじゃありません。 | ||
○小泉親司君 ありがとうございました。 | ||
04月15日 | 第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号 議事録を見る | ○小泉親司君 私は、イラクでのアメリカの大変無法な戦争について幾つか質問をさせていただきたいと思います。 この戦争は、私も繰り返し議論してきましたが、国連の安保理決議もない無法な戦争として始められたことはこれまでの私たちの議論でも明白だと思います。私は、始めたことも無法であれ...全文を見る |
○小泉親司君 クラスター爆弾については先ほども言われましたが、もう御承知のとおりの集束爆弾で、一個の親爆弾から二百二個の子爆弾が出ると。私もこの前、自衛隊の百里基地行ってこのクラスター爆弾を実際に見てまいりましたけれども、こういう大変残虐な兵器を自衛隊も持っておりますが、こういう...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、そのことは私も知っているから言っているんですが、こういうイラク戦争で現実に使われ、現実に子供たちがこのクラスター爆弾の被害に遭っている、罪のない民間人や女性たちが被害に遭っていると。こういう犠牲の問題については、外務大臣、この点で、このイラク戦争において、特に...全文を見る | ||
○小泉親司君 クラスター爆弾をどういうふうにやはり見るべきかと。私は、この爆弾は大変無差別の非人道的兵器だという認識を私は持っておりますし、この点ではやはり、たとえ戦争であっても、当然、民間人、罪なき民間人を殺傷する可能性が高い極めて残虐兵器なので、こういう使用自体を、やはりきち...全文を見る | ||
○小泉親司君 これは理屈の問題じゃないんですよ。事実の大量破壊兵器が発見できているのかどうなのか、この点では発見できていないわけですから。アメリカからその情報をどういうふうなことを聞いているのか。 もう既にアメリカやイギリスのマスコミでもこぞって言っているのは、今度の大量破壊...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、アメリカからは何も聞いていないということなんですね。 | ||
○小泉親司君 例えばラムズフェルドはこの前の記者会見で、大量破壊兵器はどこにあるか知っている、ティクリートかバグダッドか、まあ東西南北のどこかだと、こう言っているんですよ。実際にアメリカ政府はこう言って、言わば、言わばすぐにでも見付かるような話ししてる、こういう情報もあなた方は、...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、あなたは何かというと大量破壊兵器をイラクは使ったんだ、だから疑惑なんだと。先ほども議論ありましたけれども、実際に今一番問題になっているのは、現にイラクが大量破壊兵器を保有しているかどうかと、ここが一番大きなポイントなわけで、その点について、例えばあなた方、あな...全文を見る | ||
○小泉親司君 例えば、ラムズフェルド国防長官は四月一日の会見では、サダム・フセイン政権が生き残る形での戦争終結はあり得ないと、米英軍が協議すればイラクの無条件降伏だけだというと。四月九日の会見では、サダム・フセイン政権が地方の隅々から除去されるまでやめないと。ウォルフォウィッツ国...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、そんなこと分かっている。分かっている話じゃないですか。だから私はそのことを指摘して、アメリカ政府は実際には、大量破壊兵器は見付かるかどうかというより、今一番肝心なのはイラクに対してアメリカの支配権を確保することなんだということだけを言っている、イラクの大量破壊...全文を見る | ||
○小泉親司君 先ほども紹介しましたけれども、米英のマスコミは、大量破壊兵器はどこにあるのかと、アメリカは一万四千か所を目標にした、大量破壊兵器はどこにあるのかという、言わば、これはイギリスのインディペンデンスの記事ですが、こういう特集組んで、現在では、大量破壊兵器の捜索は戦争が終...全文を見る | ||
○小泉親司君 だんだん怪しげな話に私はなってきたと思いますが、問題は大量破壊兵器をなくすという私は大義を示さないということになれば、当然やはり戦争が、即時中止を求めるべきだというふうに思います。 ただ、先ほどもお話ししましたように、今度の戦争は始めたことも私、無法だと思うんで...全文を見る | ||
○小泉親司君 全然国際法上の根拠は示しておらないと思います。 権力の空白ができるといったって、あなた方は武力攻撃やったんですよ。武力攻撃やってその政権倒したんだから権力の空白があるのは当たり前なんだけれども、実際に国際法上の軍事占領をできると、米英軍ができるという国際法上の根...全文を見る | ||
○小泉親司君 だって、あなた方がやった目標というのは大量破壊兵器の廃棄なんでしょう。何でそれが軍事占領できるんですか。だから、そこの明確な根拠を示してくださいよ。あなたは今言っているのは全然、軍事占領できる、いや長期だとか短期だとか、そういう話しているんじゃないですよ、私は。米英...全文を見る | ||
○小泉親司君 はい、一言だけ。 私は、始めたことも無法だと言ったけれども、やっているものも無法、最後も、これ戦争終結が一体どういうふうになるのか、これもやはり無法なやり方だと私は思いますので、直ちにこれは米英軍はもう戦争をやめて直ちに撤退すべきだということを強く要求をして、私...全文を見る | ||
04月16日 | 第156回国会 参議院 憲法調査会 第5号 議事録を見る | ○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。 基本的人権に関する我が党の見地、基本的見地については吉岡委員が述べられましたので、私は、当調査会でやられてまいりました基本的人権に関する議論を踏まえて、三点について述べさせていただきたいと思います。 一つは、これまでの基本...全文を見る |
04月17日 | 第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号 議事録を見る | ○小泉親司君 私は、今回の環境関連の三条約について質問をさせていただきたいと思います。今回の三条約については私ども賛成でありますので、それに関連をいたしまして幾つか質問をさせていただきます。 まず一つは、PCBの廃棄物、特に米軍基地におけるPCBの廃棄物の問題についてお尋ねを...全文を見る |
○小泉親司君 一番問題なのは、全面撤去をする上で米軍基地にどれくらいのPCBの廃棄物が残存しているのかと。これまでも私、相模原補給廠に、二〇〇〇年の七月七日の外務省の発表文書によると、相模原補給廠に約百五十トン、その他の施設を合わせた総量が四百四十トンだということなんですが、現在...全文を見る | ||
○小泉親司君 これによりますと、外務省の資料によりますと、全国の十四の基地に保管中のものがある、使用中のものは十五の基地にある。二〇〇〇年の七月七日の先ほどの外務省の資料によりますと、相模原補給廠に保管されているPCB廃棄物の場合は五〇ppm、つまりバーゼル条約で移動が禁止されて...全文を見る | ||
○小泉親司君 この米軍の資料によりますと、相模原補給廠には三百五十七トンのうち五〇ppm以上が、これはちょっとファクスで見にくいのですが、五六なのか六六なのか。 | ||
○小泉親司君 五六。 それから、沖縄には先ほど紹介があった三基地、座間基地、横田、佐世保、三沢、横須賀、岩国、三沢。使用中のものでいいますと、厚木、トリイ、横須賀、これはホワイト・ビーチになるんですか、という形に全国の言わば主要基地に全部広がっているわけですね。 そうする...全文を見る | ||
○小泉親司君 最後に、外務大臣にお尋ねしますが、やはりこのPCBの廃棄物の問題というのはきちんと全面撤去をするべきだと。米軍は、これを繰り返し私どもも要求をしてきたし、米軍が、先ほどの北米局長の御答弁ですと、そうした計画を持っておるということですので、日本政府としてもこれはきちん...全文を見る | ||
○小泉親司君 次に、先ほども同僚委員からも議論がありました神奈川県内の遊休基地の返還問題について質問をさせていただきます。 先ほど防衛施設庁の大古施設部長の答弁にもありましたが、富岡倉庫地区、上瀬谷通信基地、深谷通信基地などのいわゆる遊休基地、この問題については私もここで、当...全文を見る | ||
○小泉親司君 ああ、藤崎さんが北米局長で、私は、横浜市内にある基地なんだから快速でも三十分ぐらいで行けるからきちんと確認をしたらどうだと。先ほど、矢野副大臣もちょうど委員長をやっておられて聞かれていた話だったとは思いますが、私、そのことを要求をされていましたら、外務省が二〇〇一年...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、私が申し上げているのは、遊休地かどうかを現地を見てきたらどうかということそのものも約一年半近く、私の記憶ではですよ、一年半近く掛かっている。国会で何遍も藤崎当時の北米局長に話をしても、三十分の快速にも乗らないと、つまり確認もしないということで来たのが、現実問題...全文を見る | ||
○小泉親司君 私はこれまでも、安保条約に基づいて基地の問題の、返還の問題というのはこれまでも例えば、携わってきましたけれども、例えば七〇年のときのいわゆる関東計画、通称言うリロケーションですが、こういうものも絶えず議論になってきたのは、その基地は返還するけれども、例えば一部の基地...全文を見る | ||
○小泉親司君 やっぱり私は、この基地は明確に遊休基地であると。これは外務省が、私、認識されているかどうかというのは、非常に今の議論ではあいまいなんですが、これは明確に、繰り返しますが、遊休基地だと。その点で外務大臣、この点ではやはりきちんと強力に、この基地の返還というのは米軍の再...全文を見る | ||
○小泉親司君 最後に、普天間代替基地の問題について一つだけお尋ねをさせていただきます。 この問題については、一月二十八日の代替施設建設協議会で、当面の取組ということで、環境影響評価の方法書の作成を行う、護岸の構造検討を行う、現地技術調査を行うということが決められました。これ、...全文を見る | ||
○小泉親司君 終わります。 | ||
04月22日 | 第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号 議事録を見る | ○小泉親司君 私は、防衛庁設置法改正案について質問をいたします。 まず、自衛隊が保有しているクラスター爆弾についてお聞きをしたいと思います。 私もこのクラスター爆弾については航空自衛隊の百里基地で実物を調査して見てまいりましたけれども、この爆弾はコソボでもアフガニスタンで...全文を見る |
○小泉親司君 そうはいっても、ライセンス生産をやっている以上、アメリカの金額は公開しているわけで、何で日本が公開できないのか、アメリカも抑止論取っておるし、先ほどの議論じゃありませんが、日本もアメリカと同じように抑止論を取っておると。一方は公開し、一方は公開しないと、こんなおかし...全文を見る | ||
○小泉親司君 クラスター爆弾は、防衛庁長官が今御説明しましたように、私は対人地雷になるという点でも極めて危険なものだと。その点は長官もお認めになっていると思うから、つまり、侵略した、撃退した後は安全な処理をするためにそれを言わば拾い集めるんだ、だから大丈夫なんだとおっしゃっている...全文を見る | ||
○小泉親司君 これは、私は、海外で使うのは、使うなと言っているんじゃなくて、これはもとより、これ、こんなことしたら更に日本の信用は失墜すると思いますので、これは当然のこととしてできないことだと。それはそうですが、私は、専守防衛を掲げる日本の政府の説明してきた防衛の戦略上も私はこれ...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、先ほども、繰り返しますが、抑止力のならない、これは爆弾だと。特に、対人地雷の問題もそうですが、これ、抑止力の議論でいっていたら、当然、先ほどの議論も出ましたが、核兵器も保有できると。しかし、日本だって、そういう意味じゃ、核兵器を保有しないということを明確に、そ...全文を見る | ||
○小泉親司君 レンジャー部隊が相当入ってくるんですか。相当数入ってくるんですか。 | ||
○小泉親司君 ということは、今、防衛局長が言っておられることは、破壊活動とかそういう潜入活動とか要人暗殺とか、そういういわゆる抑止力としてのそういう対応も特殊部隊は、作戦群は取るということなんですか。 | ||
○小泉親司君 ということは、要人暗殺などの対応、それから破壊活動の対応、そういう研究を特殊部隊はすると、こういうことなんですね。そういう対応をするんだと。 | ||
○小泉親司君 いや、七五年の四月に防衛庁は「レンジャー教育の参考」という文書を出しておられる。この文書の中で、あなたはやっていないと言っているけれども、実際に破壊活動、水路潜入、山地潜入、生存技術など、こういう訓練項目を挙げてやっているじゃないですか。 実際に、例えば、レンジ...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、それはレンジャー隊員に限られるもの、全部がレンジャーだなんて私は一言も言っておりませんよ。レンジャー隊員に限られるものじゃないと、御答弁は、レンジャー隊員も入るということじゃないですか。──そうでしょう。 だから、それは例えば西部方面総監の普通科連隊に行っ...全文を見る | ||
○小泉親司君 まだまだ、五十九分ですよ。 | ||
○小泉親司君 最後に防衛庁長官にお聞きしますが、私、これ、特殊作戦部隊と通称言うと、御承知のとおり、米軍は陸海空にそれぞれ、海軍にはシールズ、グリーンベレー、それから海兵隊の特殊作戦部隊、こういうものを持っていますし、現実問題としてイラクにこれが先制的に侵攻したということもこれも...全文を見る | ||
○小泉親司君 終わります。 | ||
○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。 反対の理由の第一は、特殊作戦群の新編に伴う財政処置をめぐる問題であります。 特殊作戦部隊の新編は、他国への殴り込み部隊として名高い米軍の特殊部隊をまねて敵中深く潜入して...全文を見る | ||
05月07日 | 第156回国会 参議院 決算委員会 第6号 議事録を見る | ○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。 外務省と防衛庁の決算について質問をさせていただきます。 まず初めに質問したいのは、自衛隊の内部の旅費の不正使用問題であります。先ほども外務省のプール金の問題、機密費の問題が出されました。 私どもの調査で、陸上自衛隊の西部方...全文を見る |
○小泉親司君 私、決算委員会ですから、この問題というのは非常に重要で、例えば、私どもの調査では、この件について方面隊の隊長が告発された方に、例の件は監査隊長から概略の話は聞いて承知していた、それをじっくり見られ、事実であればとんでもない話だという認識をされ、理解されたという一方で...全文を見る | ||
○小泉親司君 当委員会にも報告していただきたいと思いますが、長官、いかがでございますか、委員長も、併せてよろしくお願いいたします。 | ||
○小泉親司君 委員長、よろしくお願いしたいと思います。委員会として報告を求めていただきたいと思います。 | ||
○小泉親司君 次に、イラク戦争に参戦しました米軍への自衛隊による燃料補給問題について質問をさせていただきます。 私、この問題については、もう防衛庁長官と外交防衛委員会、予算委員会その他でいろいろやり取りをしてまいりましたのでもうあえて繰り返しませんが、私は、自衛隊、海上自衛隊...全文を見る | ||
○小泉親司君 防衛庁長官が幾らそう言っても、キティーホークの艦長が受けたと言っているんだから、何でキティーホークの艦長に尋ねないんですか。そんな当たり前のことでしょう。そんないい加減なことじゃ駄目です。 キティーホークというのは、五月六日の海軍のホームページによりますと、午前...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、決算委員会だからお話ししますが、テロ特措法で三十万キロリットル、今月、あっ失礼、今年一月末現在で二百一億円の燃料補給、つまり日本国民の税金を二百一億円使ってアメリカに供給しているんです。 これはテロ特措法の問題でいけば、アフガニスタンのテロについてはテロ特措...全文を見る | ||
○小泉親司君 これは、先ほど何遍も言ったように、トム・パーカー・キティーホーク艦長がまず英語で、我々は受けていない、しかし、我々は我々自身の給油艦を経由して日本の自衛艦から燃料の移送、トランスファーを受けた、我々は確かに約八十万ガロンのディーゼル燃料を受け取ったが、これは日本政府...全文を見る | ||
○小泉親司君 あのですね、もし赤旗がお気に入らなければ直接やられたらどうですか。だから、何遍も言っているんです、私は。防衛庁長官が本当に国会で真摯にこの問題についてイラク戦争では使われていなかったと確信を持って言うのであれば、これだけ空母群の艦長が言っているんだから、それぐらい確...全文を見る | ||
○小泉親司君 それじゃ、私、一つだけお尋ねします。 キティーホーク、空母キティーホークはどういう任務をされたんですか。イラク戦争、じゃなくて、インド洋でどういう任務を携わったですか。 | ||
○小泉親司君 キティーホークはイラクの自由作戦に参加したんですか、アフガニスタンのテロ作戦に参加したんですか、どっちですか。 | ||
○小泉親司君 時間が参りましたので、私はこのやり取りは引き続きやりますが、キティーホークは私がどういう任務かとお聞きしたらアフガンもやっていたなんて、そんな、アフガニスタンなんてやっていませんよ。キティーホークはイラク戦争始まってから行ったんだから。そんなでたらめを防衛庁長官言っ...全文を見る | ||
05月13日 | 第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号 議事録を見る | ○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。 我が党は、子どもの権利条約、女子差別撤廃条約改定案、それから組織犯罪防止条約、この三条約については賛成でございます。 私は、その賛成の立場から、今日、是非委員会でこの条約の実施に当たって日本が取るべき措置についての決議案をやる...全文を見る |
○小泉親司君 いや、そういうことをお聞きしているんじゃなくて、この児童の権利条約の改定案が権利委員会の増員だということはもう百も承知の話で、ただ児童の権利条約の本体、いわゆる子どもの権利条約の本体、これは九三年に御承知のとおり批准されて以来九年がたっているわけで、その時点に立って...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、テープレコーダーを二度回されているのは困りますので、さっきは、それはもう私の前の方に対する質問を、繰り返しあなたがテープレコーダーのように述べただけの話で、私は、そういうことはうまくないと。 だから、私がお聞きしたいのは、政治的な責任者として外務大臣がどうい...全文を見る | ||
○小泉親司君 九八年の六月に国連の子どもの権利委員会から第一回の政府報告に対する最終所見が出されたわけですね。この最終所見の中では、例えば、懸念事項第二十二、子どもの権利条約の原則に照らし、極度に競争的な教育制度におけるストレスにさらされ、かつその結果として余暇、身体的活動及び休...全文を見る | ||
○小泉親司君 子供が強者だなんということは到底あり得ない話なんで、それはそんなことを私は最終所見が言っているんじゃないと思うんですよ。そこを外務省、はっきりと言ってほしいんですが、最終所見で出ている第十二条の意見表明権、いわゆる子供たちが学校制度の中において意見を表明することを行...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、これは文部省が九四年の五月二十日にいわゆる五・二〇通知というのを出して、この中では、例えば十二条の表明する権利については、表明された児童の意見がその年齢や成熟度の度合いによって相応に考慮されるべきという理念を一般的に定めたものであり、必ず反映されるとい...全文を見る | ||
○小泉親司君 全然答弁になっておられないと思います。 私が指摘をしているのは、外務省として、その困難に直面している問題は何だとお聞きしたら、最終所見が言っているものは何だとおっしゃったら、その点について先ほど御答弁されたのに、今度のあなたが言っているのは、文部省と同じ見解を言...全文を見る | ||
○小泉親司君 そうじゃないんですよ、私が言っているのは。外務省と文部省の見解の違いを言っているんじゃないんです。 国連の子ども委員会が最終所見を出した。その出したものは、困難さを指摘している、意見表明権の困難さを指摘している。その困難さを指摘している中身というのはどういうもの...全文を見る | ||
○小泉親司君 ちょっと私は、外務省としては答弁になっていないなというふうに思います。 外務大臣、お聞きになっていると思いますが、私、この最終、九三年にこの権利条約が批准され、それからその間に、九四年に文部省の通知、言わば教育制度の問題の大変重要な通知が出、児童の権利に関する条...全文を見る | ||
○小泉親司君 次の問題に移ります。 次の問題は、米軍実弾射撃演習場に係る九州の大分県の日出生台でのSACO事業の問題について幾つかお尋ねしたいと思います。 防衛施設庁から資料をいただきました。この資料を精査しますと、日出生台自衛隊演習場で米軍のために建設している宿舎、食堂...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、極めて正常であったというふうなことを言いたいんですか。これは落札率一〇〇%を調べるともっと驚くのは、入札の一回目で一億二千九百十五万という予定価格がぴったり一致する事業が何と二件もあるんですよ。これも異例中の異例なんですが、なぜこういうことが起こるのか...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、この前も決算委員会で陸上自衛隊の空出張の問題についてもいろいろ指摘をしてまいりました。今度、ある新聞によりますと、日本飛行機のいわゆる水増しの問題も出た。この問題というのがやはり繰り返されておるわけで、我々としてはこの自衛隊の空出張の問題を始めとする問題について...全文を見る | ||
○小泉親司君 終わります。 | ||
05月15日 | 第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号 議事録を見る | ○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。 テロ特措法に基づきます基本計画の延長問題について質問をさせていただきます。 まず、今回の基本計画の延長は三回目であります。そのたびに私、議論をしたいというふうに思っている問題は、今度の法律は、御承知のとおり、九・一一の同時多発...全文を見る |
○小泉親司君 この問題は、官房長官とも一昨年の十一月に議論した中身ですから、官房長官は覚えておられるかどうか、たくさんありますので分かりませんが、この問題は国会でも繰り返し議論になった問題なわけですね。 例えば、今、防衛庁長官が答弁されましたが、私、防衛庁長官の答弁というのは...全文を見る | ||
○小泉親司君 長官、私、そういうことを言っているんじゃなくて、この法律の脅威の除去ということなので、どんどんどんどんこの問題というのは、これ二年の時限立法でも、報道では、取りざたされているのは、これが延長されているんじゃないかと取りざたされている。その主なものというのは、この法律...全文を見る | ||
○小泉親司君 防衛庁長官の方にお尋ねしますが、昨年十一月十二日の第四回の日米調整委員会の概要によりますと、これまでのいわゆるアフガニスタンの不朽の自由作戦に参加していた艦艇というのはアメリカを含めて四十二隻だったわけですね。現在の、第五回の最近の資料ですと、二十隻程度に減少してい...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、この問題というのは、これまでも脅威の除去というのを議論してきましたが、非常に具体的に、実際にアフガニスタンの不朽の自由作戦が進展していながら、現局面でどういう形で自衛隊が撤退するのか。これは私は、どんどんどんどんこれはアメリカの不朽の自由作戦に引きずられている...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということはあれなんですか、いかなる意味でも空母キティーホークは海上自衛隊の補給艦から間接的にでも補給は受けていないと、こうおっしゃるんですか。 | ||
○小泉親司君 ちょっと、防衛庁長官、はっきりさせていただきたいんですが、キティーホークに対して海上自衛隊は間接的にでも補給はしていないという御見解なんですか。つまり、目的についてはまだ私、議論したいと思いますが、どちらなんですか。そこをはっきりさせてください。 〔理事山本...全文を見る | ||
○小泉親司君 長官、この統幕議長の発言は、二月二十五日にキティーホークが米国の補給艦から八十万ガロンを受給しています、そのことの前になりますが、同日に海上自衛隊から同補給艦に約二十万ガロンの補給を実施しています、それは二月二十五日で、まだキティーホークは不朽の自由作戦に従事してお...全文を見る | ||
○小泉親司君 よろしいですか。統幕議長の言っておられるのは、キティーホークの空母は間接的に海上自衛隊から給油を受けていますよ、しかしキティーホークは不朽の自由作戦をやっているのでイラクの戦争のために使っているんじゃありません、よってテロ特措法の目的外に使用しているわけじゃございま...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、これは私自身は、それじゃ防衛庁長官に聞きますが、空母キティーホークには、目的は別にして、全く間接的にも行っていないという御見解なんですね。 | ||
○小泉親司君 機動部隊というのは、空母も含めてということですね。 | ||
○小泉親司君 私が言っているのは、目的はともかく、キティーホークに対して間接的にやったのかやっていないのか。つまり、今問題になっているのは、目的外と、外と目的の範囲内かという話が混同されているんですよ。私が言っている意味は、二月二十五日に空母キティーホークに海上自衛隊からの間接的...全文を見る | ||
○小泉親司君 大変私はこの点については、防衛庁長官の答弁というのは、結局、間接的に行ったかどうかは分からないんだということをおっしゃっているけれども、統幕議長の話というのは、明確に空母にこれは給油が行っているんだと、間接的に行っているんだとおっしゃっているんですよ。しかし、これは...全文を見る | ||
○小泉親司君 最後に一言。 やはりこれはサザンウオッチ作戦にも使えるということを防衛庁長官はどうもお認めになっているようで、これはやはり私は重要だと思いますよ。こんな、イラクの準備作戦、軍事作戦にも使われたということを事実上私はお認めになったようなことだと思いますよ。その点を...全文を見る | ||
05月22日 | 第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。 有事三法案について質問をさせていただきます。 まず私が質問したいのは、今回の法律案と日米ガイドライン、いわゆる日米防衛協力の指針、この関係でございます。 私は、今回の法案は備えあれば憂いなしで、どっかの国が日本を攻めて...全文を見る |
○小泉親司君 長官は、今度の有事法制法案と、有事法制法案と日米ガイドラインが全く関係ないと、こうおっしゃるんですか。 | ||
○小泉親司君 防衛庁長官は日米ガイドラインをよく読んでおられない。なぜ読んでおられないかというと、日米新ガイドラインの中には、(発言する者あり)ちょっと聞きなさいよ、新ガイドラインの中には、周辺事態法でフォローされたもの、そうですね、それと周辺事態ではフォローされていないもの、こ...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、あり得るかあり得ないかといえば、それは様々な問題があると、これはもう私も認めます。しかし、これは長官も一致するという場合があるということもおっしゃっているわけですから。 私、そこでちょっと確認しておきたいんですが、ガイドラインというのは日米の両政府の合意な...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、日米ガイドラインの流れで調整メカニズムがある、この法律に基づいて総理大臣の筆頭とする対処本部ができる、これはお認めになりました。それから、この二つの組織が連関すると。 ということは、調整メカニズムでやられる、いわゆるこれは中心は日米軍事協議ですな。...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は別にそういうことを聞いているんじゃなくて、防衛庁長官が自衛隊の言わば最高責任者じゃないけれども責任者であられるから、自衛隊のいわゆる軍事計画を米軍と一緒に調整メカニズムで組んでいるわけですよ。それはお認めになるでしょう。そのときに、アメリカ軍の意向が、軍事面の意...全文を見る | ||
○小泉親司君 余り私は意図して聞いておりませんので、余り。 その次に、二番目に私お聞きしたいのは、「日米両国政府は、適切に協力しつつ、合意によって選択された準備段階に従い、整合のとれた対応を確保するために必要な準備を行う。」と書いてあります。これは武力攻撃予測事態で、米軍と自...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、周辺事態のことを言っておりません。 日本有事なのに、あなたは今、日本有事の武力攻撃予測事態のときに周辺事態の対応をするとおっしゃった。これは重大な答弁ですよ。よろしいですか。武力攻撃予測事態のときに周辺事態をあなたはやるとおっしゃっている。あなたは周辺事態...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、聞き違いじゃないよ、言い違いだよ。 | ||
○小泉親司君 私、これから決めることだと言う防衛庁長官のことについては、別にそのことは否定をいたしません。 ただ、あなたは初めに、この法律に基づくものの武力攻撃予測事態の話、ちょっと聞いてくださいよ、よく。のものと、よろしいですか、それから日米ガイドラインの話は別々だと一番初...全文を見る | ||
○小泉親司君 だから、先ほども言うように、準備行動は、日米ガイドラインで定められた準備行動というのは今度の法律のどこに入っているんですか、じゃ、長官。これは法律と違うんです。もう既に米軍と自衛隊の準備行動の段階が合意されているんじゃないんですか。 | ||
○小泉親司君 そんなことは私、分かって言っているんです。 あなたね、先ほど、何遍も言っているように、日本に対する武力攻撃が差し迫っている場合、この場合が武力攻撃予測事態だということを防衛庁も認めておられる。その武力攻撃予測事態のときに、四つあるうちのその一つが今、防衛庁長官が...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、一定まとまっておるものがあるということはお認めになっていると思います。一定まとまっているものですよ、エンドレスに進むかもしれないけれども、一定まとまっているもの。じゃ、日米安保協議委員会でそういうことをやっているんですから、あなた方は。それはもうあなた...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、この武力攻撃予測事態とは一体どういうものだという議論が盛んにありますが、私は、もう既に米軍と自衛隊の間でガイドラインに基づいて様々な日米の軍事協議が行われている。これは私は、もう歴史的にずっと自衛隊がやっていることだけれども、一九九六年のガイドライン以来、非常...全文を見る | ||
○小泉親司君 ちょっと私の質問に答えていただいていないと思うんですが、その支援は武力攻撃予測事態、この事態から適用されるんですかとお聞きしているんです。ちょっと後ろしっかりしてよ。 | ||
○小泉親司君 まだ日本が武力攻撃がない、日本の武力攻撃予測事態から、つまり自治体や指定公共機関が米軍に対して支援も行うことができる、これはこのことに、これは二条七項イの(2)でありますけれども、それが私、できるということを長官はお認めになったものだと思いますが、じゃ周辺、そのとき...全文を見る | ||
○小泉親司君 整備内容について、つまり、どういうふうな具体的な武力攻撃予測事態という、まだ日本に武力攻撃がない段階から、どのような米軍の支援を行うかというのが具体的に分からないというのは、私はこれは重要な問題だと思うんですよ。 そこで、私、周辺事態法でいわゆる表である、別表と...全文を見る | ||
○小泉親司君 それでは福田官房長官にお聞きしますが、先ほど長官は、武力攻撃予測事態で自治体や指定公共機関が米軍に対して支援ができるということを答弁されましたが、これ、具体的に言いますと、指定公共機関というのは、例えばということでいわゆる災害対策基本法の指定六十機関、これを示されて...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、そうじゃなくてですね、武力攻撃予測事態でやると言っているんだから。指定公共機関がこれは六十機関あるけれども、具体的にあなた方は災害対策基本法の六十機関のものを示しているじゃないですか、そういうものに準ずるんだということを。それであれば、そういうことも想定される...全文を見る | ||
○小泉親司君 この点については、これはお認めになっている、なるんですか、ならないんですか。含めているんですね、そうですね。それは、だからできるということですね。でき得るということですね。 ちゃんとはっきりさせてくださいよ、それ、そんなの。──いやいや、官房長官。これは防衛長官...全文を見る | ||
○小泉親司君 そうなりますと、先ほど周辺事態と武力攻撃予測事態の場合に、いわゆる米軍に対する支援、この点については周辺事態法の場合もいわゆる自治体、民間、これが協力できるようになっていますね。これは周辺事態法九条でそうなっております。 その際、政府は何て答弁してきたかといいま...全文を見る | ||
○小泉親司君 だから、これから検討するというのは分かっていると言っているじゃないですか。 私が言っているのは、周辺事態法のときには民間と自治体は拒否することができるということになっているけれども、この法律で、いわゆる自治体や指定公共機関がもし、じゃもし万々が一やる場合について...全文を見る | ||
○小泉親司君 そんな無責任な私、話ないと思いますよ。武力攻撃予測事態、つまり日本がまだ武力攻撃を受けていない段階に対して米軍に協力する、自治体が米軍に協力するんですよ。指定公共機関、言わば日本通運みたいな民間も含めて協力するんですよ。そのときにこれ何が何だか分からないというんじゃ...全文を見る | ||
○小泉親司君 官房長官、そんな申し訳ないですがでたらめなことでよろしいんですか。じゃ、この法律というのは、十五条というのは、そういう何ですか、指示権を出すとか直接執行することもこれから検討すると。できると書いてあるじゃないですか、十五条で、長官。だったら、防衛庁長官はうなずいてい...全文を見る | ||
○小泉親司君 防衛庁長官として、官房長官がよく法律分からないようだから、防衛庁長官、じゃお聞きしますが。 周辺事態法のときに私が申し上げたように、九条で、よろしいですか、要するに自治体は一般協力、義務付けじゃない、民間は義務付けじゃない。しかし今度の、いわゆる武力攻撃予測事態...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、この法律は、例えば武力攻撃予測事態で米軍と自衛隊がどういうことを動くんだと質問すれば、いや、これからだと、そして今度は、いわゆる米軍に対して自治体や民間がどういう協力するんだと、これからだと。これ全く中身がない。プログラム法、プログラム法と言いますけれども、日米...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、先ほども言いましたように、こういう中身を明確に示さないで、しかもその違いも明確に示さないでやはり進めるというのは、私は非常に重大な問題だというふうに思います。 ですから、この法律自体ではどういうことがこれ言えるかといえば、実際に周辺事態法では、何遍も私繰り...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、この具体的な中身が、法案審議したって、中身がなくて何審議をするのか、これ全然分からないじゃないですか。私は、この点では、私が言っている周辺事態法の違いと今度の武力攻撃予測事態での違いというのは私は明確だと思います。 ですから、その点で、この仕組みを使えば大...全文を見る | ||
05月27日 | 第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第7号 議事録を見る | ○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。 私は、周辺事態と先制攻撃の問題について質問をいたします。 小泉総理は、我が党の市田書記局長の質問に答えまして、アメリカの先制攻撃に協力するのは問題だという点を質問しまして、それに対して、先制攻撃には加わらないという答弁をされま...全文を見る |
○小泉親司君 私がお聞きしているのはそういうことではなくて、つまりアメリカが先制攻撃をやると。これ、例えば、私たちはイラクに対してはあれは先制攻撃だと言っております。政府は若干違う見解を取っておりますけれども、アメリカのイラクへの先制攻撃の問題というのは、それは当然のこととして、...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、周辺事態において、アメリカの先制攻撃であっても自主的に判断する、主体的に判断するということなんですね。 | ||
○小泉親司君 周辺事態というのは、元々アメリカが起こす周辺事態なんですよ。日本の起こす周辺事態じゃない。だから私はそのときに、いわゆる周辺事態のときに、例えば総理大臣は、アメリカはいろいろな選択肢を残しております、これは十月三十日の国家基本政策委員会でも言っておりますし、同じ、十...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は周辺事態がアメリカが引き起こすと言いましたけれども、それを否定されるというのはおかしな話だと思います。周辺事態というのは、これは元々日本に対する武力攻撃がない事態なんですから、じゃ、だれが周辺事態というのを起こすんですか。これはアメリカが介入するから起きるんです...全文を見る | ||
○小泉親司君 外務大臣の続きを読みますと、しかしながら、手をこまねいているわけにはいかないと、これがアメリカの書いてある、最後まで読めばそういうことですよ。防衛庁長官がうなずいているから、これは明確にそう言っているんですよ。だから、そのときに先制攻撃が選択肢の一つだというのはこれ...全文を見る | ||
○小泉親司君 これまでの周辺事態の審議の中で、周辺事態でアメリカの武力行使はだれが決めるのかという質問があったんです。そのときに、当時の高村外務大臣、米軍がやることは米軍が主体的に決めるのでありますと。つまり、米軍が武力行使を判断するということを述べておりますが、この見解に、長官...全文を見る | ||
○小泉親司君 ですから、私は、アメリカが先制攻撃を、武力行使ということをやった場合に、これはアメリカが先制攻撃という形で始めた場合についても周辺事態として認定するのかどうか、このことが問われることになるんですよ。どうですか、その点については、イエス、ノーという点については。私は、...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、政府は周辺事態のこれまでの審議の中でも六類型ということを言ってきた。それは、例えば武力攻撃が発生した場合、武力紛争が差し迫った場合、こういうことを言ってきた。ところが、この前提については六類型の中では述べられておりません。 それじゃ、お聞きしますが、アメリ...全文を見る | ||
○小泉親司君 ちょっと速記止めてください。 | ||
○小泉親司君 ちょっと速記止めてくださいよ、時間がたっちゃうから。 | ||
○小泉親司君 主体性を持って判断しているというのは私も認めていることですが、私がお聞きしているのは、例えば防衛庁長官はこの特別委員会でも、アメリカが先制攻撃をするのかという質問に対して、先制攻撃をするかどうか論評する立場にないとおっしゃった。ということは、六類型というのは、原因に...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、アメリカが先制攻撃で始まったかどうかというのは問わないと。これ、周辺事態の判断としては問わないと、こういうことでよろしいんですね、今おっしゃっていることは。 | ||
○小泉親司君 長官はさっき、ちょっと今ごまかされておられる。どういうふうにごまかされておられるかというと、アメリカの先制攻撃、つまり周辺事態の起因する原因、起因する原因っておかしいな、原因、これについては問わないと、あなたはおっしゃったでしょう。それが先制攻撃であるかどうかは問わ...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、原因は問わないということだと思います。それは、私はその周辺事態の六類型は、これは武力攻撃予測事態に認定されることがあるというのはこれまでの政府の見解ですから、私、そうなると、周辺事態の認定に当たっても武力攻撃予測事態の認定に当たっても、アメリカの先制攻...全文を見る | ||
○小泉親司君 総理は選択肢の一つだと言っています。ちょっとはっきり答えてくださいよ、その点、もう一度。 | ||
○小泉親司君 ですから、私が聞いているのは、周辺事態のときにアメリカの先制攻撃が在日米軍基地から出撃するような場合については、これは当然ノーなんだなと。この点、なぜ言えないんですか、外務大臣。防衛庁長官でもいいですよ。 | ||
○小泉親司君 言っているじゃないですか。 | ||
○小泉親司君 私は、そんなアメリカのイラクの攻撃は先制攻撃じゃないなんということ自体が世界の少数派で、これは全く政府の立場と我々違うけれども、私が聞いているのとは全然違う。これはごまかしたら駄目ですよ。 私は、この日本の有事というのは絶えずアメリカの戦略と大変密接な関係で行わ...全文を見る | ||
06月02日 | 第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号 議事録を見る | ○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。 今日は、公述人の皆さん、本当にありがとうございます。それから、傍聴人の方の皆さんも大変お疲れさまでございます。 私は、時間が限られておりますので、順次質問させていただきますが、まず、私ども日本共産党の考えについて簡単にお話...全文を見る |
○小泉親司君 私たちの党は、外部から、ないしは内部からの言わば原発の安全性の問題についてはもう皆さん方と一生懸命やりたいと思います。それから、国道の整備始め生活道路の改善についてはもう全力を挙げてやっていきたいということだけ申し上げさせていただいて、次に、塚田助教授にお尋ねをさせ...全文を見る | ||
○小泉親司君 ありがとうございました。 続いて、村田晃嗣先生に一つだけお尋ねさせていただきますが、先生、アメリカ外交論なので、私も大変興味深く先生の御本は大体読ませていただいております。 そこでお尋ねしたいんですが、今アメリカが大変、単独行動主義という大変危険な私は戦略を...全文を見る | ||
○小泉親司君 塚田公述人にもう一つお尋ねさせていただきたいと思いますが、先生が先ほど述べられましたが、今度の中には、三条の中に基本的人権の尊重というのが出てまいります。 実は今度の法律の中には、日本国憲法に定める国民の権利とか、自由と権利は尊重されるけれども、制限される場合が...全文を見る | ||
○小泉親司君 時間が参りましたので、江守公述人、それから村田嘉孝公述人には御質問できないで申し訳ございません。よろしくお願いいたします。 どうもありがとうございました。 | ||
06月03日 | 第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第10号 議事録を見る | ○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。 引き続き、法案に関する質問をさせていただきます。 まず初めに、米軍の嘉手納ラプコン、この問題にかかわる問題についてお尋ねをしたいと思います。 五月の二十九日の日に、外務省の発表文書によりますと、政府は沖縄の民間空港を管轄い...全文を見る |
○小泉親司君 移動式レーダーに不具合が生じたから入ったんだとおっしゃいましたけれども、私、運輸省に聞きましたら、元々移動式レーダーは不具合であった、しかしそれが直らなかったので結果としてこうなったんだというふうに私はお聞きしております。これは、私はこの外務省の発表文書というのは非...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、そういうでたらめな説明をしちゃまずいと思うんですよ。私、運輸省に聞きましたら、元々この移動式レーダーは不具合だった。本来であれば、移動式レーダーで九三年に、先ほど北米局長が言ったように、九三年のレーダーの更新のときには全く運輸省は知らない。これは外務省は知ってい...全文を見る | ||
○小泉親司君 いろいろと私、調査いたしましたけれども、これは周到な準備があれば、米兵がわざわざ那覇航空交通管制部に立ち入って民間機と米軍機と一緒に管制しなくても、これは那覇航空管制部だけでも十分な時間的余裕があって準備があればできるんだというようなお話でありました。 私、米軍...全文を見る | ||
○小泉親司君 要請があったのはもっと前でしょう。それは米軍から要請があったのはずっと前なんじゃないですか、どうですか。 それから、技術的には十分な時間的余裕があれば那覇航空交通管制部だけでも、米兵がなくても、民間機の管制とそれから米軍機の管制というのは可能なんじゃないんですか...全文を見る | ||
○小泉親司君 なぜですか。 | ||
○小泉親司君 私が言っているのは、時間的なそういう訓練をすれば、米軍だって逆に訓練したんでしょう。だから、逆に、あなた方が米軍の問題について訓練をするという時間的余裕があれば十分技術的には可能なんでしょうとお聞きしているんです。 私は、今おっしゃっていることは、当然嘉手納ラプ...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、私は時間的な余裕があれば、つまり非常に周到な準備をすれば技術的には可能だということだと思います。 そこで、なぜこれ米兵が立ち入ったのか、私、日米ガイドラインでは周辺事態の際に日米が航空管制及び空域調整を行うことになっている、そういうことになりますと...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は別なことだなんて、同じことだなんて一言も言っていませんよ。そういう武力攻撃の予測事態でそういう米軍が民間航空の担当する航空管制部に入って米軍機や自衛隊機や民間機などを管制する、つまりそういう場合も当然予想されるんじゃないんですか。外務大臣どうですか、防衛庁長官。 | ||
○小泉親司君 ということは、有事においても米軍のニーズがあればできると、こういうことですね、外務大臣。 | ||
○小泉親司君 私、今回の問題は、外務省の報告では移動式レーダーの不具合があるからバックアップだというのが最大の理由であった。しかし、実際にはもう不具合は始めから生じていて、実際に米兵が立ち入るということを、民間航空機を担当する那覇航空管制部に立ち入る、これが先にありきであって、こ...全文を見る | ||
○小泉親司君 次に、日米統合演習の問題についてお尋ねいたします。 まず、防衛庁長官にお尋ねしますが、今回のいわゆる有事関連法が成立すると、日米の共同軍事演習などにも関係省庁や自治体、こういうものを参加させた演習をやるというふうな方向になるんですか。 | ||
○小泉親司君 しかし、そう言いますが、実際に私、米軍と、在日米軍と藤縄自衛隊統合幕僚会議議長が合意をいたしました、日本国自衛隊とアメリカ合衆国軍隊間の日米共同統合演習等の中期構想についてといういわゆるコンフィデンシャル、マル秘の日米協定を私ここに持ってきております。これによれば、...全文を見る | ||
○小泉親司君 この構想は、これはコンフィデンシャル、マル秘となっているんですが、このマル秘の文書の中で何て書いてあるかというと、この構想には日本の関係省庁をできる限り参加させるような拡大を図るということが明記をされております。この合意書、日米の軍の関係の合意書に基づいて二〇〇一年...全文を見る | ||
○小泉親司君 そんなこと聞いていないですよ。あなた方が、統合幕僚会議議長で、日米共同統合演習基本実施計画というのを、これ私たち入手しているんですよ。この中にちゃんと、日本国関係省庁等係、日本政府省庁、自治体等の模擬とちゃんと書いてあるじゃないですか。そんなでたらめ言っちゃ駄目です...全文を見る | ||
○小泉親司君 何をやったかということを聞いているんですよ。 | ||
○小泉親司君 そんないい加減なことじゃ駄目だと思うんですよ。 私、じゃ自治体を動員する。動員する模擬演習があったんですね。私は自治体が参加したかどうかということを聞いているんじゃないんですよ。自治体の参加、動員、これを模擬した演習やったんですね。 | ||
○小泉親司君 いや私、これはおかしいと思いますよ。私たち、この前も岩佐恵美議員が、自治体はどういうこの法案で役割を果たすのかと質問しまして、今日、政府から出ました見解いただきました。これは同意反復みたいなもので、何言っているか全然分からない。私は、具体的にここで模擬訓練やっている...全文を見る | ||
○小泉親司君 これは駄目ですよ。絶対にこれは認められない。何でかといったら、今度の法案というのは、自治体を参加させる。国民を、責務で国民を参加させる。どういうふうな中身なのかということが議論になっているのに、私は、実際に今演習が自治体を動員してやっているじゃないかと。その中身とい...全文を見る | ||
○小泉親司君 そんなことは言っていないよ。駄目だよ。委員長、ちょっと速記止めてくださいよ。 | ||
○小泉親司君 いや、私はこの法案は自治体に関係する、これは防衛庁長官もお認めになりますね。密接に関係する。 さて、先ほど私は、初めに、自治体も参加した演習やるのかとお聞きしたら、それもどうか分からないと防衛庁長官言われる。それじゃ、私実際に防衛庁から資料取ったものの中には、ち...全文を見る | ||
○小泉親司君 私はそんなことを言っているんじゃないんですよ。あなた方の資料でちゃんと自治体を模擬した訓練がやられているじゃないかと。だから、これは自治体を動員した訓練をやっているじゃないか。その動員という言葉が何であれば、自治体を協力させるための一定の方策の訓練やっているじゃない...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、自治体を協力させるかどうかの演習をやるのかという質問に対して全然防衛庁長官答えていないんですよ。ちょっとはっきりさせてくださいよ。自治体を協力させる仕組みの演習を日米合同演習でこれまで指揮所演習でやってきたそういう演習をやるんじゃないのかと聞いているんですよ。あ...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、実際にこういう自治体の訓練をやっておきながら、どういうふうなことを、形で参加させるのかということについて具体的に、私、言わないというのは、今、自治体で懸念が高まっているのに、一体どういう協力をさせるのかとみんな疑問を持っているのに、実際は米軍と自衛隊が軍事的には...全文を見る | ||
○小泉親司君 次に、先ほど言いましたように、国の関係省庁が参加しておりますが、私、もう繰り返しませんが、国土交通省が参加していますが、国土交通省はどの部局が御参加されているんですか。ほかの省庁は、もう時間がないから繰り返しませんが、全部省庁名を挙げております。国土交通省、何局が参...全文を見る | ||
○小泉親司君 防衛庁長官、何か防衛庁が秘密保持のために関係した局を言っちゃいけないと言われているそうですが、あなたにじゃお聞きします。どことどこの局が見学、これは見学ですが、参加したんですか。 | ||
○小泉親司君 日米ガイドラインでは、例えば民間機の調整などをやるとかという具体的な航空管制や様々な空域の取決めが出ておりますが、航空局は参加したんですか。 | ||
○小泉親司君 私は、何でじゃ航空局が参加してシナリオが分かるんですか、それをお聞きしたい。航空局が一名と例えばあなた方が言って、それじゃ、演習のどのようなシナリオが分かるんですか、私、そのことをお尋ねします。 | ||
○小泉親司君 私は、ほかの省庁は全部局を言っているんですよ。例えば外務省、これも参加しましたが、北米局の安全保障課と、これ、言っているんです。何で国土交通省だけが言えないのか、航空局だと言って、これ、何でシナリオが分かるんですか。防衛庁長官、そこを私に具体的に説明していただきたい...全文を見る | ||
○小泉親司君 最後に申し上げますが、私、自民党席からなぜ聞くんだと言いましたので、私、そのことについて一言申し上げますと、今度の法案というのは、自治体ばかりじゃなくて国民全体を動員する、その形ですから、いわゆる関係省庁を動員する、その計画が今、日米の間で軍事的にはどんどんどんどん...全文を見る | ||
○小泉親司君 ところに明らかにすべきだということを強く要求をして、質問を終わらせていただきます。 | ||
06月05日 | 第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第12号 議事録を見る | ○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。 小泉純一郎総理大臣に御質問をいたします。 まず、私が質問したいのは、アメリカの先制攻撃の問題でございます。 御承知のとおり、アメリカがイラクでの戦争を行いまして、世界や日本でも、アメリカが先制攻撃の戦略を取っている、こ...全文を見る |
○小泉親司君 総理はこれまでも、先制攻撃ということに対しては、アメリカが先制攻撃という選択肢を残しているんだということを国会の場でも繰り返し御答弁をされております。この実際ブッシュ政権は、もう総理もよく御存じのように、国家安全保障戦略という国家の基本方針の中に、例えばテロ攻撃に対...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、総理、そういうことを言っているんじゃないんですよ。 アメリカが、実際に先制攻撃は国家安全保障会議の戦略の中で、米国は、国家安全保障に対する十分な脅威に対抗するため先制行動の選択肢を長く保持してきた。脅威が多いほど行動しない危険は大きく、たとえ敵が攻撃してく...全文を見る | ||
○小泉親司君 それじゃ総理、先制行動には武力行使を含むものもあるんですね。武力行使を含まないものもあると。 私は、国家安全保障戦略で、アメリカの国家安全保障戦略を紹介して言いました。ということは総理、武力行使を伴う先制行動もあるんですね。総理、いかがですか。 | ||
○小泉親司君 ですから、私は、アメリカの武力行使を含む先制行動に周辺事態法に定めるような協力支援をあなたはやるんですか、どうですか。──いや、防衛庁長官じゃない、総理。 | ||
○小泉親司君 アメリカはイラクで既に先制攻撃戦略を発動いたしました。そういうことを前提であなた方は考えてはおかしいと、総理、思います。 そこで、私、総理に次のお尋ねしますが、イラク戦争のときにアメリカがイラクを攻撃するために周辺国の基地を使いました。周辺事態になったらアメリカ...全文を見る | ||
○小泉親司君 だから、そのときにイエスかノーかを聞いているんです。 | ||
○小泉親司君 私は、先制攻撃は国連憲章違反であると、よって、それは総理も認めて先制攻撃には加わらないと言っている。それなのに、今度の周辺事態でこれは協力はどうなんだ、ノーなんだろうと言ったら、ノーは言わない。周辺、今度は、日本の場合の基地から出撃するときには、これはノーは言わない...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、違うよ、そんなこと聞いていない。 いや、問題ずらしちゃ駄目ですよ。日本が先制攻撃をするかどうかと言っているんじゃない。あなたは先制攻撃に加わらないと言った。つまり、アメリカが先制攻撃をやったことに協力をするのかと私が聞いているのに、それについては何も言わな...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、この指定公共機関について、これまでの審議でもただしてまいりました。政府の福田官房長官の答弁でも、災害対策法の指定公共機関を参考にして指定の対象とする公共機関については検討する考えだという答弁でございました。 これは、私、パネルにしてまいりましたが、これ六十機...全文を見る | ||
○小泉親司君 石破防衛庁長官は、私が質問した、法案十五条に基づいて強制するのかという質問に対して、強制するかしないかも含めて検討すると答弁しているんですが、この十五条というのは総理の権限を定めたものなんですね。当然、総理が何をやるかということを定めたものなんですが、ですから総理も...全文を見る | ||
○小泉親司君 私がお聞きしているのは、米軍支援法の中身については、私たち、答弁、質問いたしますと、この中身はこれからだと言う。私はそれ自体も問題だと思いますが、検討に当たって、強制するかしないかも含めて検討するのかという質問に対して石破長官、私は石破長官の答弁をねじ曲げているわけ...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は大変それはおかしいと思います。今回の答弁で、今回の特別委員会の答弁で、あなたは強制するかしないかも含めて検討するとおっしゃったんですよ。これ違うじゃないですか、答弁が。これ、委員長、おかしいですよ、答弁が。だから、そこを総理、総理、そこを総理が、権限に属する問題...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、こういう答弁をくるくる変えるというのは、私は問題だと思いますよ。 いや、そこで委員長、私は、これは大変おかしい。この答弁、私はねじ曲げて言っているんじゃなくて、これ答弁を読んでいるんだから。あなたはさっき、この前の答弁と全く違うじゃないですか。そんないい加...全文を見る | ||
○小泉親司君 官房長官は余り法律、具体的にお話しにならないので、私、代わって申し上げますと、法律上、武力攻撃予測事態から、米軍の支援のために地方自治体や指定公共機関に協力を求める。ところが、これが拒否された場合はどうなるかというと、総理大臣は、これは対策本部長、これも総理なんです...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、これは、総理、法案に書いてあることを御質問しているんですから、これからだなんということ、ごまかしちゃいけません。 私は、今回の法案というのは、この点では、日本を守るということを口実に、自治体や指定公共機関、その傘下で働く労働者や国民全体を米軍の戦争に動員す...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、武力攻撃事態法等有事三法案に対し反対の討論を行います。 まず指摘したいことは、審議が極めて不十分であるということであります。 私たちは、この法案が二十一世紀の日本にとって極めて重大であることから、中央公聴会の開催を含めて徹底審議を...全文を見る | ||
07月03日 | 第156回国会 参議院 国土交通委員会 第23号 議事録を見る | ○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。 今日は国土交通委員会で質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 私は成田空港のいわゆる民営化法案について質問をさせていただきたいと思います。 具体的な質問に入る前に、私はまず基本的な問題について国土交通大臣...全文を見る |
○小泉親司君 私は、個人的に申し上げると、七二年というのは実は千葉大学に在学しておりまして、ちょうど卒論を書いている時期にこの成田闘争というのがありまして、私は暴力学生集団ではございません。当然、この農民の土地取上げの闘いをやりましたが、このときは、当時、もう御承知のとおり、ちょ...全文を見る | ||
○小泉親司君 長い答弁の割にはよく分からないんですが、私、お尋ねしたいのは、この間でも私、運輸省に対して成田空港の郷土とくらしを守る会などの人々と一緒に交渉してまいりました。この民営化が出る法案の前には、国土交通省は、御承知のとおり、上下分離一体方式と、このことを繰り返し言ってい...全文を見る | ||
○小泉親司君 関係者の合意とおっしゃっているけれども、その関係者というのはだれなのかというのがよく分からないんだけれども。 例えば、成田空港は公団から発足して、今度特殊会社、いわゆる完全民営化の道を歩むわけですね。関西は、御承知のとおり、特殊会社から出発して、今後民営化が検討...全文を見る | ||
○小泉親司君 航空局長は衆議院の審議でも結果として結論が一致したんだということを繰り返し言っておられるけれども、その経過として、結果としてじゃなくて経過として、経団連は、例えば成田、関空、中部の拠点三空港の民営化については、例えば成田をまず民営化する、その売却収入を空港特会を通じ...全文を見る | ||
○小泉親司君 たまたま一致したのには、非常に明確になっていると思うんですが。 それじゃ、何しろ成田を民営化してその売却収入を空港特会を通じ羽田の再拡張に使い、関空の経営改善に使う、重点的にこれ充当するんだと。この点の政策というのは、もう明確にその路線でこれから行かれるでしょう...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、全然自然の流れじゃなくて、実際に関空の赤字対策や羽田の再拡張という、こういうところの赤字対策から必要になった、それを成田の民営化という形にしたんじゃないかという点は、この今までの議論でも私ははっきりしているんじゃないかなというふうに考えております。 ただ、...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は次に、民営化で本当にこの騒音対策や環境対策が十分に取られるのかという問題について大変周辺の市町村や周辺の住民の方々が御心配されておられる、その点について少しお聞きしたいと思いますが。 航空局長や国土交通省は、いわゆる民営化されても実際に法案にちゃんと騒音対策...全文を見る | ||
○小泉親司君 自信がないように、違うんです、それは。私は、政府として七十Wをやるということであれば、これは難しいという航空局長のおっしゃるのは私は別にそれを理解しないということじゃないですよ。ただ、政府全体として七十Wはやろうということになっているわけだから、当然、それがどの段階...全文を見る | ||
○小泉親司君 署名されておられない大臣が明確な解釈をしていただきましたので、その方向でひとつ努力をしていただきたいと思います。 この覚書は、さっき八十項目と言いましたけれども、大きく言うと四つのジャンルに分かれているんです。一つは、従来の約束事項を継続遵守するもの、二つ目は、...全文を見る | ||
○小泉親司君 例えば、先ほども申し上げましたが、成田空港の郷土とくらしを守る会の方々が周辺市町村との騒音対策で国に出す要望で、周辺対策の拡充という言葉を使うと、多くの人は何というかというと、拡充なんてとんでもないんだ、充実にしてくれ、言葉を変えてくれと。拡大するということに対して...全文を見る | ||
○小泉親司君 時間が参りましたので、終わります。 | ||
07月07日 | 第156回国会 参議院 本会議 第37号 議事録を見る | ○小泉親司君 日本共産党を代表して、イラク特措法案について、小泉純一郎総理に質問をいたします。 まず、私は、依然として戦争が続くイラクに戦後初めて自衛隊地上部隊を派遣する重大な本法案が、衆議院でわずか四十数時間の審議で与党三党によって強行されたことに強く抗議をするものでありま...全文を見る |
07月10日 | 第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号 議事録を見る | ○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。 イラク特措法案について幾つか質問をさせていただきたいと思います。 まず、イラク戦争の最大の要因となりました大量破壊兵器の問題についてお尋ねをしたいと思います。 小泉総理大臣は繰り返しイラクは大量破壊兵器を保有してきたという...全文を見る |
○小泉親司君 それじゃ、見付からなくても戦争の大義は成立するということなんですか。 | ||
○小泉親司君 いや、ちゃんと聞いていてくださいよ。 | ||
○小泉親司君 外務大臣に教えてもらわなくても私は答えられる質問だと思いますので。じゃ、戦争の、大量破壊兵器が見付からなくても戦争の大義は成立するということなのかと。 | ||
○小泉親司君 私は、この問題についてはやはりきちんと、疑惑だとかいうような表現で私はごまかさないで、保有していたとあなた方は言っていたわけですから、この点、やはりきちんと明確に私はさせる必要があると思います。 そこで、今回の法案は、原案段階で大量破壊兵器の捜索、処理、言葉は正...全文を見る | ||
○小泉親司君 国連決議、安保理決議一四八三というのは、まず冒頭に、イラクの領土の保全を始めとすることを明記すると同時に、「大量破壊兵器の武装解除及び最終的には武装解除を確認することの重要性を再確認し、」というふうに言っているんじゃないんですか。なぜ、これがその加盟国に課せられてい...全文を見る | ||
○小泉親司君 CPAも大量破壊兵器の捜索の任務を持っているんじゃないんですか。 | ||
○小泉親司君 重要なことですから是非確認していただきたいと思いますが、外務大臣がよく主文で、答弁をされている、この統合された司令部、当局、つまりCPA、このCPAの任務として、アメリカ合衆国とイギリスの国連大使が安全保障理事会あて文書の中でどういうことをCPAが行うかということが...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、確認していただかないと先へ進めないんだけれども。何でそんなことが分からないんですか。これは私が外務省のいただいた資料を読んでいるだけで、別にどこかから持ってきたものではありませんので、この点は、私、なぜそんな外務省がそんな基本的なことが分からないのか。 しか...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、この五月八日付けの外務省からいただいた米英の安保理議長あての書簡というのが書いてあります。この書簡というのは、非常に詳しく書いてあるのは、CPAの任務がどういう性格を持ったものなのか、この点について具体的にアメリカとイギリスの占領軍がどういうことをやろうとして...全文を見る | ||
○小泉親司君 私の質問がずれているんじゃなくて、外務大臣の質問がずらしているんだと思います。 私が言っているのは、CPAの任務に書いてありながら、CPAは大量破壊兵器の捜索、廃棄活動に非常に不熱心だと。だから、私は、何よりも大事なのは、今まで国連が、UNMOVICがやってきた...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、長い割には核心をついていないと。つまり、私が言っている核心は、再開するのか、それを再開せよということを何でアメリカとイギリス政府に言うぐらいのことができないんですか。ちょっと官房長官ね、そこを明確にしてくださいよ。そこは一番大事な問題だと私は思いますよ。どうです...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、私は外務大臣の答弁としては大変情けないと思います。こんな戦争の大義にかかわることを明確にできないと、私は米英軍が邪魔しているということを言いましたけれども、これは日本の外務大臣もこの大量破壊兵器の捜索、特にUNMOVICの活動を再開するということに対して非常に...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、まあいいや。 それで、私は、このCPAの組織図がこれありますが、この組織図をちょっと御説明しますと、いわゆるCPAがこの枠であります。ちょっと小さくて悪いですが、この枠の中に軍事部門と非軍事部門が存在している。軍事部門は、第七統合軍部隊がいわゆる中央軍に指...全文を見る | ||
○小泉親司君 この図を否定されたわけですが、先ほども言いましたように与党調査団と同じ資料ですから、与党調査団のやつも違うというような趣旨を……(「違う」と呼ぶ者あり)違う、どういうふうに違います。同じですよ。言葉が違うだけですよ。(「上の方はないよ」と呼ぶ者あり)いや、上の方はな...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、私がお聞きしているのは、問題があるか問題がないかということを聞いているんじゃなくて、それじゃ、自衛隊はCPAの同意……(発言する者あり)ちょっと、静かにしてよ。 | ||
○小泉親司君 CPAの同意ということを取っていきますが、じゃ、その同意によって自衛隊は国際法上どういう権能を持つんですか。 | ||
○小泉親司君 私ね、そんないい加減なことで主権国の軍隊を送るなんということは、これは問題だと思いますよ。 いいですか。じゃ、例えば軍隊派遣については、小泉総理大臣もお認めになっておりますように、軍隊派遣を国連決議は要請しているわけじゃありません。日本の自衛隊派遣というのは、政...全文を見る | ||
○小泉親司君 じゃ、国連決議によりますと、当局に対して課せられている仕事というのは、領土の実効的な統治を通じて、占領軍に課せられているのはイラク国民の福祉を増進することの権限だと、これは小泉総理大臣が私の本会議質問で答弁されていることであります。ということは、自衛隊は、CPA、米...全文を見る | ||
○小泉親司君 だって、それはおかしいのは、CPAの任務は、先ほど言いましたように、CPAの仕事と法案の仕事というのはダブっているんですよ、外務大臣。ダブっているじゃないですか。人道復興支援活動と治安維持の支援活動なんだからダブっているじゃないですか。同じことをやっているじゃないで...全文を見る | ||
○小泉親司君 違います。 | ||
○小泉親司君 私はCPAの全部と言っておりませんので、CPAの一部を自衛隊がこれは仕事として担うことになるんでしょう。法的にそういうふうなことになる。 例えば、じゃ、例えばPKOのときに、これは指揮があるかどうかという議論がありました。そのときには私は指揮があると言ったんだけ...全文を見る | ||
○小泉親司君 大分、外務大臣は混乱してきている。なぜ混乱しているかといいますと、それじゃ、自衛隊は一般旅行者と同じなんですか、自衛隊の派遣というのは。いわゆる外交官が行っているのと同じなんですか。違うでしょう。これは、主権国家の独立と平和を守る軍隊がいわゆる主権国家の主権の行使と...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、先ほどこれ機構図を示したのは、実際に今、安全確保支援活動も人道復興支援活動も主な担い手はCPAなんですよ、でしょう。だから、CPAの活動を具体的に支援する、つまりCPAが包括的にアンブレラの下でやっている、これは国連決議でも当局の下に活動するということを言ってお...全文を見る | ||
○小泉親司君 CPAに協力するんじゃないんですか。あなた、協力するために行くんじゃないと言ったけれども、協力しないんですか。 | ||
○小泉親司君 私、今回のイラクの事態というのは、これまでの歴史の上でも極めて特殊な状況なんだと。 占領と言いながら、実際にはイラク政府との間は御承知のとおり停戦合意がないと。防衛庁長官も衆議院でお認めになっているように、法的には戦争状態だとこれは言っておられる。となると、これ...全文を見る | ||
○小泉親司君 ちょっとね、混乱していて、答弁、私質問しているわけですから、ちょっとね、これはちょっとひどいですよ。(「質問が分かりにくかった」と呼ぶ者あり)じゃ、分かりにくかったんだったら向こうへ言ってください、そんなこと言うんなら。(発言する者あり)そうだよ、そんなこと言うんな...全文を見る | ||
○小泉親司君 時間がないんですから、正確に聞いておいてください。 あなたは、イラク国民の抵抗、これは事実上全くないということを申し上げるのは難しい、つまりイラク国民の抵抗が自衛隊に対してある可能性がある、これは法的にはその抵抗は合法的じゃないんだと、つまり非合法だとおっしゃっ...全文を見る | ||
○小泉親司君 まあ、要するに排除されていないということを、その武器使用の権限の範囲内でとおっしゃったから、それは排除されていないということだと思いますが、私が言っているのは、日本が、自衛隊が例えば私は人道復興支援だけに参りましたと言ったって、イラク国民から見れば他国の軍隊が来たこ...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、具体的に給水したからどうだということをそう細かくお聞きしているんじゃなくて、自衛隊の法的地位、実態の中での法的地位というのはどういうことを持つのかと、これは基本的な問題なんですよ、先ほども繰り返し言っているように。つまり、自衛隊という軍隊が他国に乗り込んでいく...全文を見る | ||
○小泉親司君 私はこれの点については引き続きちょっとこの問題についてはやりたいと思いますが、実際にやはり私は、先ほども繰り返し言っておりますように、一国の主権国家の軍隊が他国に入るということになれば、当然これは国際法上の明確な地位がないと様々な活動、これできないということは明確な...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、先ほど言いましたように、元々自衛隊の活動地域は非戦闘地域に限られているんだと、だから問題はないんだと。これは、PKOや実際に戦争が行われたところに派遣したテロ特措法でも同じ説明がされてきた。ところが、本法案では、この安全に対する配慮という規定を置かれた。私は、こ...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、こういう、非戦闘地域だから大丈夫だと言いながら、こういうふうな、また更に安全区域を決めるんだと。これはテロ特措法にも、先ほど言いましたようにPKOにもないんで、この点について私は、いかにこの危害が、危険な区域がたくさん存在しているということを、私、法案の仕組みと...全文を見る | ||
○小泉親司君 中央軍のニュース発表を見ますと、米英占領軍は、例えば砂漠のサソリ作戦とかガラガラヘビ作戦などをやっております。これは、武装した米軍が家々を回って残党狩りをやるという強制的な捜索軍事活動であります。 私、この作戦を米軍のホームページで詳しく見ますと、これは国際的な...全文を見る | ||
○小泉親司君 となると、そのガラガラヘビとか砂漠のサソリ作戦とか、こういうふうな行為は戦闘行為になるんですか、ならないんですか。長官、どうですか。 | ||
○小泉親司君 時間が参りましたので、私、この点についてもちょっと引き続きやりますが、ちょっと具体的な問題をもう少しやはり調査していただいて、そういうガラガラヘビやサソリやそういうものが実態としてどういうふうになっているのか、この点についても私は明確にすべきだと。 つまり、そん...全文を見る | ||
07月16日 | 第156回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。 私は、今回の沖縄における米兵の暴行事件について、その関連の問題について質問をさせていただきたいと思います。 私、今回の事件は大変怒りを禁じ得ないんですが、問題は、何でこういう事件が繰り返されているのかと。特に、九五年の少女暴行...全文を見る |
○小泉親司君 私は、大変情けない見解だと思いますが。 私は、一つは刑事裁判権、いわゆる地位協定の刑事裁判権をめぐっては非常に歴史的な経緯があるということは、これはもう外務省もよく御存じなことだというふうに思います。私、いろいろこの地位協定の見直し問題をめぐって現在も今なお議論...全文を見る | ||
○小泉親司君 歴史的に申し上げますと、一九五一年、いわゆる旧安保条約ができた。そのときに行政協定の交渉が安保条約締結後なされ、一九五二年に行政協定できましたが、行政協定のときには、御承知のとおり、刑事裁判権は暫定的取決めとされ、一九五三年のNATO条約、つまり北大西洋条約機構の条...全文を見る | ||
○小泉親司君 五七年の五月二十四日に同じ外交機密文書の中で、当時のマッカーサー駐日大使、これ、何と言っているかというと、この秘密取決めによって、日本は裁判権を得た五三年十月以来、一万四千件の犯罪のうち四百三十件以外はすべて裁判権を事実上我々に譲り渡した、この事実は世界じゅうの同じ...全文を見る | ||
○小泉親司君 時間がないので簡単に。 | ||
○小泉親司君 私、警察がこういうデータを持っていないというのは非常に重大な問題だと思うんですよ。しかも、後で調べていただきたいと思いますが、沖縄県のを例えば見ますと、一九七二年から一番低いものでも、検挙人数と起訴人数を調べると一番低いものは一九・七%なんですね。だから、私は、こう...全文を見る | ||
○小泉親司君 一つだけ。 私は、大変情けない話だと思います。こういうところから、私は、今の沖縄問題の解決が図られないという点で、強くこの秘密協定の存在を確認することを要求して、終わります。 ありがとうございました。 | ||
07月24日 | 第156回国会 参議院 本会議 第43号 議事録を見る | ○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました石破防衛庁長官に対する問責決議案に賛成の討論を行うものであります。 現在、重大な問題となっているイラクの特措法案は、戦後初めて自衛隊の地上部隊をイラクに派兵し、米英占領軍の支援を行う希代の違憲立法であります。 ...全文を見る |
07月25日 | 第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号 議事録を見る | ○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。小泉純一郎総理大臣に質問をいたします。 まず、私、総理に質問をさせていただく前に、今回のイラク特措法というのは、私は、大変重大な問題が数々まだ山積している。例えば、憲法上の要請の問題と言われる戦闘地域と非戦闘地域の問題、これはい...全文を見る |
○小泉親司君 総理、私の質問を曲解しないで、よく素直にお聞きいただいて御答弁をいただきたいと思います。 例えば、この間、川口外務大臣はこの委員会で繰り返し言ってきたんですが、CPA、米英の占領機構のホームページが開設されているんです。そのホームページの中に、CPAについての規...全文を見る | ||
○小泉親司君 総理は、私の本会議の質問に対しまして、派兵される自衛隊と米英の占領軍の関係について、国連決議で施政機関としての地位を認められた米英当局と連携を図ることになりますが、自衛隊が米英軍の指揮下に入ることは全く想定されておりませんと、こう答弁されておるわけです。 これは...全文を見る | ||
○小泉親司君 国連の決議一四八三、これはあなたが何遍も引用される。この中に、前文の中ですが、占領国でないその他の諸国が当局の下で現在活動している、又は将来し得ることに留意しと明記しております。つまり、これから派遣される国及びその国の軍隊、こういうものは占領機構の下で活動するんだと...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、初めてこの国際調整協議会とやると外務大臣がお認めになりました。私、外務大臣に、いや外務省に、この国際調整協議会はどういう組織かと言いましたら、大変これはホームページの中で詳細に、このいわゆるICCという、国際調整協議会の仕事については規則で書いております。とこ...全文を見る | ||
○小泉親司君 じゃ、総理もこの国際調整評議会に参加するということをお認めになるんですね、総理。──いや、総理ですよ。今、総理が答弁したんですから、総理です。 | ||
○小泉親司君 総理に質問できるせっかくの機会なんですから。私は、何遍も総理に、もう十分な時間をいただいて、テロ特措法のときには、総理、私は、覚えておられるかどうか分かりませんが、一時間半、総理にやらせていただきました。ところが、外務大臣がそうやって妨害された発言すると、私、わずか...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、こういうふうなCPAの機構図などを示して、国際調整評議会と調整するということをおっしゃったということは、これはCPAのこの機構図の中にも、これは与党の調査団が報告したものと比較的似ておりますけれども、この点では、この中にちゃんと貢献国家と、これちゃんと書いてある...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、そういう対ゲリラ戦闘への支援も含まれるという御見解だというふうに思いますが、そういうことなんですか。いやそれ、総理ね、はっきりと答えてください。私は、対ゲリラ戦闘への支援をやるのかとお聞きしているんだから、ぐるぐる持って回った言い方をされないで、どっち...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、そういう問題について、なぜこれ質問したものに答えられないのか。 例えば、総理は衆議院では、例えばガラガラヘビ、総理は覚えておられるかと思いますが、砂漠のサソリ作戦、こういう米軍がやっているフセイン前政権の残党、いわゆる残存勢力を掃討する作戦、これどうなんだと...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、もう一つだけ総理にお尋ねしたい。 私は、派遣される自衛隊とイラク国民との関係がどういう関係になるだろうかと、これを私は一番危惧する問題なんじゃないかというふうに思います。 そこでお聞きしたいのは、例えばイラクでは、確かにフセイン政権の残党掃討作戦もある。...全文を見る | ||
○小泉親司君 今の外務大臣の答弁は全然分かりません、何を言っておられるのか。 私、総理ね、総理にお聞きしているのは、例えば、川口外務大臣、私、これで言い訳しているんじゃない、今の言い訳しているんじゃないかと思うんだけれども、七月二日の衆議院のイラク特で、自衛隊に対してイラクの...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、それはひどい答弁だと思いますよ。 そこで、私、一つ、この問題について、この問題については私も川口外務大臣にこの問題としてはもう既にやり取りいたしました。 そのときに、じゃ、非合法だと、そうなってくると、イラク国民が、例えば自衛隊に対して、これは軍服を着...全文を見る | ||
○小泉親司君 何でイラク国民に対する、様々なデモに対して発砲したりですね、そういうふうなことが何であれなんですか。初めに私、言っているじゃないですか、そういうことについては。 外務大臣がごまかしているだけの話で、総理、私の言っているのは、例えば職よこせのデモ、これに対して米軍...全文を見る | ||
○小泉親司君 あのね、総理、ごまかしちゃ駄目ですよ。 私が言っているのは、イラクの、いいですか、私が言っているのは、六月十八日に職よこせのデモがあった、それに対して米軍が発砲したと、これは私は、大変重大な問題だ、これは絶対に認められないと。そういうことが自衛隊に起きたときに、...全文を見る | ||
○小泉親司君 これは総理、総理、これは例えば、ブッシュ政権に大変影響力のあるアメリカの外交問題評議会の資料でも米軍へのレジスタンスという文書をまとめているんです。この文書の中で、だれが米軍を攻撃するのか、攻撃者はフセイン前政権の残存勢力だけではないだろう、しばしばイラクの占領軍の...全文を見る | ||
07月26日 | 第156回国会 参議院 本会議 第45号 議事録を見る | ○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、イラク特別措置法案に対する反対の討論を行います。 まず、私は、戦後初めて自衛隊の地上部隊を戦地イラクに派兵する究極の違憲法案が、わずか三十数時間という極めて不十分な審議時間の下で、自民、公明、保守の与党三党によって強行されたことに満身...全文を見る |
10月06日 | 第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。 本会議の質問に続きまして、小泉総理に質問させていただきます。 今日は、私は強く、多くの時間を、審議時間をと要求してまいりましたが、大変限られた時間しか与えていただきませんでしたので、私、イラクの派兵問題に限りまして、絞りま...全文を見る |
○小泉親司君 私がお聞きしているのは、総理は、少なくとも保有していると断定されているんです。 それで、さらにその上に立って、今度は、いずれ見付かると言っておられる。だから、その根拠は、客観的根拠を示さないと、それはフセインの話を幾ら出しても、あなた、そんなことを繰り返していて...全文を見る | ||
○小泉親司君 客観的じゃないじゃないですか、全然。 | ||
○小泉親司君 総理は今、官僚のお方がお書きになった論文を読んでおられるからですが、私は、正式にこれ、ケイ氏のアメリカの上院の情報委員会での証言録を持っております。この証言録の中で、これは明白に、我々が発見する、つまり、暫定報告だということは私も言いましたからね、ところが、我々が発...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は国際の認識の話をしているんじゃないんですよ。 国際的な認識というのは、査察をこれから徹底して実行していこう、査察を継続していこうというのは国際社会の大きな声だったんでしょう。ところが、総理が自分で、御自分で断定し、御自分でこれを戦争を支持する最大の理由にした...全文を見る | ||
○小泉親司君 もうそういうことをすり替えていちゃ駄目ですよ。あなた、それは、国連決議の主要な議題というのは大量破壊兵器を保有しているかどうか、つまりその疑惑じゃないですか。それは疑惑なんだから。いや、外務大臣なんか要らないですよ。総理と私は議論している。総理ね、総理、まじめに総理...全文を見る | ||
○小泉親司君 あなたが読み上げたところでも疑惑なんですよ。あなた、よく読んでください。大量破壊兵器の疑惑なんです。持っているかどうか、保有しているかどうか、この疑惑なんです。あなたが言っているのは、その疑惑を飛び越えているんですよ。保有していると言っているんですよ。そこの根拠を示...全文を見る | ||
○小泉親司君 今の御答弁ですと、アメリカの決議案とほぼ同じなんですね、できる限りというのは。アナン事務総長は、このできる限り早期に移譲するよう求めるというアメリカ案について、私の勧告には明らかに沿っていないんだと。根本的な変化に向け努力しなければならないということを強調した。安保...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、私が言っているのは、時期を、何か月だという時期を明記しているんじゃなくて、そういった、いわゆる期限を明記する、時期じゃないですよ、期限を明記するということに対しては賛成なんですかとお聞きしているんです。言っている意味分かりますでしょう。つまり、三、四か月とは言...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、私の質問に答えてくださいよ。総理は…… | ||
○小泉親司君 いや、一応答えているって、一応しかないじゃないですか、総理。一応じゃ駄目だと言っているんです、私は。はっきりと答えてくださいと言っているんです、総理。 | ||
○小泉親司君 それは、あなた、一応と言ったじゃないですか。一応じゃ駄目ですよ、私の質問には。 よろしいですか。だから、その点の数値目標はともかく、期限を明記せよ、これ賛成ですか。その点については、アメリカのブッシュ政権に対してそういうことを言うべきなんじゃないですか。総理、ど...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、その点については、どうもアメリカの決議案に沿って、つまり、大変アメリカ言いなりでどうも事を運び、することが一番大きな問題なんではないかなということを指摘して、私、国連中心の、やはりイラクの国民に対してできる限り働くこと、ちゃんと数値目標を明記してその主権を移す...全文を見る | ||
10月06日 | 第157回国会 参議院 本会議 第3号 議事録を見る | ○小泉親司君 日本共産党を代表して、テロ特措法改正案について小泉純一郎総理に質問をいたします。 まず、テロと戦争の問題であります。 アフガニスタンにおける対テロ戦争は二年を過ぎました。米英を始めとした大規模な戦闘によってタリバン政権は倒れましたが、ウサマ・ビンラーディンも...全文を見る |
10月07日 | 第157回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号 議事録を見る | ○小泉親司君 私は、神奈川県内の米軍基地の返還問題についてお尋ねをしたいと思います。 神奈川県は全国第二位の基地県でありますが、空母の母港化を始めとしまして悪名高いあの夜間離発着訓練、NLPの基地も擁していると。私は、この神奈川県の基地の問題について、これまで横浜市の市内に遊...全文を見る |
○小泉親司君 防衛庁は、池子の森への住宅建設に当たりまして、先ほど防衛庁長官も言われているように、この池子の森には逗子市と横浜市の部分がある、これは事実でございます。部分があるということは事実でございます。 ところが、以前の池子の森の建設には逗子市の部分だけが問題になったんで...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、私がお聞きしているのは、三者合意の話をしているんじゃなくて、逗子市の、横浜市の占める池子の森の住宅建設、この問題については横浜市とか逗子市とかという区分けはしてこなかったでしょうねと防衛庁長官に確認しているんですよ。その点、どうですか。 | ||
○小泉親司君 ということは、今、防衛庁長官が御答弁されたのは、九四年の段階ではこれは逗子市と横浜市とかいう行政上の区別はなく、池子の森の住宅建設をどうするか、米軍住宅建設をどうするかと、この点であったということはお認めになったということですね。──違うよ、防衛庁長官の答弁について...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、あなたが言っている二百九十ヘクタールというのは、これ池子の森全体なんです。 私、今日これ、パネルを、これ当時の横浜防衛施設局が、よろしいですか、出したパンフレットを大きくしたものであります。(資料を示す)こんなきれいなパンフをたくさん出された。その...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、防衛庁長官、少なくとも私が言っているのは、論理の解釈の話をしているんじゃなくて、事実の問題として横浜市も逗子市も入っているこの池子の森の全体の話を九四年当時はしていたんで、これを区分けして議論はしていなかったでしょうねと、このことを確認しているんです。何でそんな...全文を見る | ||
○小泉親司君 それでは、池子弾薬庫住宅建設に係る条件に対する回答の中で、家族住宅を追加建設する考えはないと。つまり、池子弾薬庫の家族住宅建設に係る問題については、追加建設を家族住宅はすることはないと。こういうことを回答したということは、防衛庁長官、お認めになりますね。 | ||
○小泉親司君 いや、違うよ。あなたじゃないんだよ。 | ||
○小泉親司君 事実だけでいいんだよ。 | ||
○小泉親司君 違うんだよ、委員長。全然違うよ、あなた、答弁が。私が聞いているのは…… | ||
○小泉親司君 違うよ…… | ||
○小泉親司君 池子弾薬庫、あなた、時間がないんだから、こんなごまかし答弁で終始しちゃ駄目だよ、あなた。私が質問しているのは、池子弾薬庫家族住宅、池子弾薬庫の家族住宅の追加ということはないんだなと、そのことは確認できるんですねと。横浜市が何だとかいうんじゃないんですよ。 そこ、...全文を見る | ||
○小泉親司君 済みませんが、時間がないので簡潔にお願いします。 | ||
○小泉親司君 追加建設はしないと、あなた言っているじゃないか、この合意で。そのことはお認めになるんですかと聞いているんです。そのことに対して答えてくださいよ、あなたが事実関係だと言っているのであれば。ちゃんと、防衛庁長官、答えてくださいよ。池子弾薬庫、これはやってられないよ、委員...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、戸田施設部長に幾ら聞いたって駄目ですよ、委員長。 | ||
○小泉親司君 いや、そんな、おかしいですよ。 | ||
○小泉親司君 僕は防衛庁長官に要望しているんですから、それはおかしい。僕はこれはやってられないよ。ちょっと止めてよ、これ。 | ||
○小泉親司君 ちょっとやってられない。ちょっとこれは、ちょっと委員長、止めてくださいよ、これはちょっと。いや、だって自民党さんだって分かるでしょう、やっていることが全然でたらめだっていうことが。それはちゃんと答弁しなくちゃ駄目なんだよ、これは。駄目、こんなの。 | ||
○小泉親司君 ちょっと、ちょっと委員長、駄目だよ、そんなの。 | ||
○小泉親司君 答えてないだろう。私が質問しているのとは全然違うじゃない。あなた、駄目だよ、それは。 | ||
○小泉親司君 委員長、駄目ですよ、それは。ちょっと、委員長。 | ||
○小泉親司君 これはもう委員長、委員長の私は先ほど言われた公正な運営をするというのとは違うと思います、私はこの点では。明確にそこはしていただきたいと思います。 | ||
10月08日 | 第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○小泉親司君 テロ特措法改正案について質問をさせていただきます。 まず、福田官房長官に簡単なことから。 このテロ特措法改正案というのは大変大きく言うと二つの制約がある。一つは九・一一のいわゆるテロに対する脅威を除去することと、これが法の目的である、もう一つは二年の時限立法...全文を見る |
○小泉親司君 私は、この問題についてこれまでも、一体どういうふうなテロの脅威が除去されたときに自衛隊が撤退するのか、いわゆる一体出口というのはどこにあるのかと。この点は与党の皆さんも野党からも出されている問題なんです。この問題について、私、幾つか調べてまいりますと、例えば福田官房...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、自主的に行うのは結構でございますが、問題は、この法律には第一条で、テロの脅威を除去すること、「テロ攻撃によってもたらされている脅威の除去に努めること」、このことが最大の問題なんですよ。だから、具体的にこの脅威の除去というのはどういう脅威が除去されたときかという...全文を見る | ||
○小泉親司君 それは防衛庁長官が先ほどお答えになったことと同じなんですよ。だから私言ったでしょう。これじゃ何が言っているかさっぱり分からない。 しかも、先ほど申し上げましたように、これは官房長官もお認めになったように、今度の法律というのは、御承知のとおり、あの九月十一日の大変...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、私、この問題というのは、官房長官、もう私、このことは官房長官も覚えておられると思いますが、外交防衛委員会で二度三度やっておられるんですよ…… | ||
○小泉親司君 どんどん忘れちゃ駄目ですよ、そんな。この法律の最も主要な問題なんですから、官房長官。これは第一条の目的に属する問題なんだから、そんな簡単に忘れられちゃ困りますよ。官房長官、今の発言、重大ですよ。あなた、法律の目的の問題についてはすぐ忘れちゃうんですか。そんな法律なん...全文を見る | ||
○小泉親司君 そういう点では、私は先ほど言いましたように、一つは私がこのテロ特措法が成立したときに中谷長官にただした、閣議でこの問題についてのこの見解、それから先ほどるる御紹介をいたしましたように、それぞれの閣僚の方の見解、これがばらばらだと。これは私、ゆゆしき問題で、この点につ...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、私は、政府の見解というのは明らかに二転、三転というよりどんどんどんどん広がっちゃうわけですよ。だから、私は、この二年延長すると、今度の法案ありますけれどもね、今度は総理またこの次はどうするんだと、いや、また検討して延長すると。こんなことやっていたら時限立法じゃ...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、この点は納得いきません。 先ほども、繰り返し言いますが、与党からも出ておる意見ですから、この点についてはきちんとやはり私はしないと、これ延長延長って連続して延長したら、これは恒久的になっちゃいますよ、自衛隊派兵法が。ですから、私は、その点については、これは...全文を見る | ||
○小泉親司君 九四年当時に池子の森全体が議論に、全体が議論になった、それは逗子市も横浜市部分も一緒だと、これもまあ一つはお認めになっている。それで、私は昨日御質問したのは、当時の議論の上で、澤市長さん、これは逗子市の市長さんで、三者協議の、三者合意の当事者のお一人でございます。こ...全文を見る | ||
○小泉親司君 ちょっと簡単に、経過は分かっているので、簡単に言ってください。 | ||
○小泉親司君 いや、委員長、そんなこと聞いてないよ、僕は。全然駄目だよ、そんなの。 | ||
○小泉親司君 じゃ施設庁長官、今言ったことはどこに書いてあるんですか。検討会での会議録のどこにも書いてないですよ、あなた、そんなことは。でたらめ言っちゃ駄目ですよ、全部読んでいるんだから。どこに書いてあるんですか。そんなの駄目ですよ。 | ||
○小泉親司君 私はどこに書いてあるんですかと聞いているんです。施設庁長官、誠実にお答えください。どこに書いてあるんですか。 あなた、ごちゃごちゃに問題をしていますけれども、今あなたが言っているのは、昭和五十九年の防衛施設局長回答というやつなんですよ。あなたが以前に言ったことは...全文を見る | ||
○小泉親司君 第一回目の会議録を今お読みになりました。第一回、二回目というのはどういう結果になったかといいますと、お互いに歩み寄れるように継続審議なんだと。これは審議の過程が書いてあるんですよ。あなたはそう主張したということはこれは間違いないですよ。しかし、六回目なんです、合意は...全文を見る | ||
○小泉親司君 そこは私が読んだところなんですよ。だから、施設庁長官、そういうでたらめ言っちゃ駄目だって言っているの。あなたね、ここは国会の場なんですよ。 そこで、あなたね、加えることは難しいが、が、いわゆる三十三項目に含まれていると書いてあるじゃないですか。じゃ、いわゆる三十...全文を見る | ||
○小泉親司君 じゃ、何で追加建設やるんですか、防衛庁長官、追加建設はしないということが三者合意で合意したのを。我々は、三者合意についてはその当時我々は反対しましたよ。何でかといったら、住宅提供するから。しかし、提供しているところに追加建設は含まれていないと言って、何でそれで追加建...全文を見る | ||
○小泉親司君 長官、先ほども言ったように、国とそれから都道府県知事、神奈川県知事、逗子市長、この三者で話合いしているんですよ。そのときに、国が池子の米軍住宅をどうしようかと話としてしているんです。だから、単にそれは逗子市に対してどうかという趣旨の、性格のものじゃないんですよ。いい...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、ちょっと待って、委員長。僕はそんな、あなたは何でも繰り返すんだから駄目だよ。 | ||
○小泉親司君 駄目。はい。だから、私はそれはもう明白なペテン行為だということを──違くはないですよ、ペテン行為だということを申し上げたい。これはあなたが全然違うと言ったって、皆さん全部そう思っていると思いますよ。これは明確であります。 そこで、私はこういうふうな米軍住宅の追加...全文を見る | ||
○小泉親司君 アナン国連事務総長を始めとしまして、フランスや中国やロシアの三つの安保常任理事国、それから四つの非常任理事国、これはイラク国民に主権を返上する時期を明示しないアメリカの決議案に大変反発を示されておられる。できるだけ早くという点では、これはこれが大変今焦点になっている...全文を見る | ||
○小泉親司君 今日の報道ですと、十月二日にアナン事務総長が全安全保障理事国との昼食会で発言をして、国連は今のような状況下で政治的役割を十分に果たせるふりをしてはならない、国連かCPA、占領機構ですね、CPAか、どちらか一つが憲法制定や総選挙の道筋を担うべきだ、両者が一緒にやればい...全文を見る | ||
○小泉親司君 引き続き議論をさせていただきますが、これで今日は終わりにさせていただきます。 | ||
10月09日 | 第157回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号 議事録を見る | ○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、防衛庁職員給与法一部改正案に対し反対の討論を行います。 本法案は、一般職の国家公務員の例に準じて、裁判所職員や国会職員などと同様に、特別職である防衛庁職員の給与を改定するものであります。 人事院は、一般職国家公務員の給与について、...全文を見る |
10月09日 | 第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○小泉親司君 私は、昨日に引き続きまして幾つか質問をさせていただきたいと思います。 まず、テロ特措法に関連をいたしまして、旧日本軍によります化学兵器の遺棄問題についてお尋ねをしたいと思います。 御承知のとおり、先月に、旧日本軍の毒ガスを遺棄した問題の被害をめぐりまして、東...全文を見る |
○小泉親司君 私、旧日本軍の化学兵器の遺棄問題というのは、単に中国の問題ばかりじゃなくて、今御承知のとおり、大変国内でも重大な問題になっている。これは、茨城県の神栖町ですとか、全国各地で今この問題が大きな問題になっております。 その点で、特に今度の中国の問題というのは非常に外...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、あなたが御発言なさっていることは、請求権の放棄、つまり損害賠償をどうするかという問題で、それは中国政府にも責任があるんだというくだりでおっしゃっているので、そういうことじゃないんですか。 | ||
○小泉親司君 だって、あなたはそういうふうに言っておられますよ。 | ||
○小泉親司君 じゃ、そういう意味じゃなかったと、それは訂正されるんですね。 | ||
○小泉親司君 外務大臣にお尋ねしますが、中国政府はこの控訴についてどういう反応をされておりますか。 | ||
○小泉親司君 日中間で調整が付けばそれは控訴を取り下げると、そういうこともあるんですか。 | ||
○小泉親司君 私どもは、今日ここに議事録を持ってきましたのは、我が党の吉岡議員がこの問題について外交防衛委員会で質問をされて政府についての見解をただしておる。 この中で田中均政府参考人が、これは正に日本がこれまで戦後やってきた戦後処理の形、すなわちこれは国家と国家の関係におい...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、こういう補償問題というのは政治的な判断の問題で、特にこの外務省の答弁からいたしましても、自発的に政府が行うということについては、これは幾ら決着済みだといってもそういう道はあると、こういう点で私は、そういう政治判断をしっかりとして国が、日本が誠実にこれに対して補...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、今回の事件についてもきちんとやはり誠実に対応して、その点では私は控訴を取り下げてきちんとした交渉に応じるべきだという、補償をしっかりと取るべきだということを強く要求したい、しておきたいと思います。 もう一つ、二番目の問題に移らさせていただきます。 これ...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、この問題については外交防衛委員会でも取り上げまして、私、このイラクの爆撃に参加していた空母キティーホークの艦長のコメントで、つまり今年の二月二十八日の段階で、給油をしたかどうかという問題で、私はアメリカの資料で間違いなくこの空母はイラクに参戦していたということ...全文を見る | ||
○小泉親司君 という、私が先ほども言いましたように、私は客観的な証拠として、アメリカ海軍の空母キティーホークが二月二十八日前後には明白にイラクに参戦していたという事実を示したんですよ、イラク参戦に。これは私は、──どうしてじゃないですよ、五月十五日のいわゆるパーカー空母キティーホ...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、それじゃどこのどういうところにあなた方は、その時点、つまり二月二十八日の時点で、どういうところに、米軍のどの部署でどういう人に対してこれを確認したのかという質問をしてきたんですが、この点については明確にはされない。私、二月、今年の二月二十八日の段階で明確にこれ...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、じゃそれだったらば私は、パーカー艦長、司令官が二十五日からずっとこのイラクの戦争に参戦していたんだと、このことについては具体的にはあなた方は何にもコメントされない。この点で私は、私が客観的なことを明確に言っておるんですから、この点、私は防衛庁としてよりこの点を...全文を見る | ||
○小泉親司君 あなたが言われるように、私どもも、戦闘地域か非戦闘地域か区分けできるか、線引きができるかと。これは私どもはできないだろうと。これは何でかといったら、これは日本政府が編み出した独特のいわゆる概念でありまして、それは繰り返し防衛庁長官も言っているような、いわゆる憲法上の...全文を見る | ||
○小泉親司君 だって、サンチェスさんが言っておられるのは、あなたはBBCも示されたけれども、実際には大変全体的な低強度の紛争を我々はやっていて、それは全土に及んでいるんだと、こういうことを言っているわけで、それは別に概念としてそんな戦闘地域と非戦闘地域などという概念が引けないと同...全文を見る | ||
○小泉親司君 私の質問はアメリカ軍の警護を受けておられるんですかというのも入っておるんですが。 | ||
○小泉親司君 なぜ米軍とかその他の軍隊の警護を受けておられるんですか。 | ||
○小泉親司君 いや、タイの司令官は、いわゆる作業を受けてこれは人道復興支援の活動をやっていたとしても、これは米軍、いや、いわゆる武装部隊の警護を受けなくちゃいけないんだと、こう言っておる。つまり、どこでもこれは危険な状況が存在する、これはいついかなるときでも襲撃や攻撃を受ける可能...全文を見る | ||
○小泉親司君 私は、この報道がありまして、調査団が襲撃を受けたら自衛隊派遣がとんざしかねないという懸念から日本側が米軍の警護を求めたと。この調査団については、今回は米軍から、派遣時期や活動内容を固めた上で詳細を詰める先遣隊でなければ受け入れ難いとの意向が伝えられていたと、しかし日...全文を見る | ||
○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。 小泉純一郎総理大臣に質問をいたします。 限られた時間でございますので、私はイラクへの自衛隊派兵問題に絞って質問をさせていただきたいと思います。 現在のイラクの情勢は、総理自身も大変厳しい情勢だとお認めになっているように...全文を見る | ||
○小泉親司君 先ほども、委員会が午前中ございまして、一番最後に川口外務大臣が答弁されて、国連中心と言い掛けて、いや、国連の関与の下にと。つまり、これ、関与か国連中心かというのは一番大きな問題なんです、総理。 例えば、ブッシュ大統領は、九月二十一日のフォックステレビで、イラク復...全文を見る | ||
○小泉親司君 総理は何かアメリカもフランスもなんておっしゃいましたけれども、フランスはドイツとともに、御承知のとおり、限定なしの国連の中心的役割の確認、国連の主導の下でイラクの主権の全面回復に早急につながる新たなプロセスを直ちに導入すること、こういう国連決議を提出しているんですよ...全文を見る | ||
○小泉親司君 しかし、現実のイラクの現状を見れば分かるように、アメリカ軍とイギリス軍の占領軍の占領下では治安も良くならない、ますますこれが悪化している、イラク国民の反発もますます強まっていると。それはなぜかというと、やはりイラク国民がこの占領という問題について反対していると。その...全文を見る | ||
○小泉親司君 私が言っているのは、国連中心にすべきだと言っているだけで、じゃアメリカはどうでもいいのかと、やらなくていいのかと、そんなことを私は言っているんじゃないんですよ。言っていないでしょう。国連を中心にして、これを主導した復興計画を進めること、それを国際社会、これはアメリカ...全文を見る | ||
○小泉親司君 それは国連中心かアメリカということじゃなくて、総理の言っておられるのは、このまま米英の占領体制を続けようという、それだけなんですよ。 私は、この問題については明確に、国連中心にイラク復興を進めると、こういう軌道に戻すべきだということを主張して、私の質問を終わりま...全文を見る | ||
10月10日 | 第157回国会 参議院 本会議 第4号 議事録を見る | ○小泉親司君 私は、日本共産党を代表してテロ特措法改正案に反対の討論を行うものであります。 テロ特措法案は、そもそも九・一一テロに対し、アメリカが開始した報復戦争の軍事支援のために自衛隊を海外派兵させるものであり、日本国憲法第九条を真っ向から踏みにじるものであります。この違憲...全文を見る |
12月03日 | 第158回国会 参議院 憲法調査会 閉会後第1号 議事録を見る | ○小泉親司君 私は、憲法調査会の代表として、コスタリカ、国連、カナダへの海外派遣に参加させていただきました。既に団長から口頭の基本的な御報告がございましたので、私は、私自身の感想的な意見を述べて発言とさせていただきたいと思います。 まず第一は、コスタリカの経験でありますが、私...全文を見る |
○小泉親司君 私、二つの点だけお話をさせていただきたいと思います。 主に感想的な意見でありますが、私は、コスタリカに行く前に、一つは、コスタリカのいわゆる常備軍を持たないという憲法がどういうふうに具体的に実践されているのかということが一つ、それからもう一つは、日本国憲法との違...全文を見る | ||
12月16日 | 第158回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。再び小泉純一郎総理大臣に質問いたします。 まず、私は初めに、イラクで亡くなられました二人の外交官の方々の死に対して、心から哀悼の意を表したいと思います。同時に、御家族の皆さんの御心痛にまずお悔やみを申し上げたいと思います。 ...全文を見る |
○小泉親司君 基本計画は総理が法律的に作ることになっておりますので、総理、この自分でお作りになられた基本計画について、明確にお答え願いたいと思います。 そこで、総理は七月の時点で、実はバグダッド空港は非戦闘地域かという質問をされているんですね。七月の十八日、ここで総理何と言っ...全文を見る | ||
○小泉親司君 総理は私の質問にお答えになっていない。 バグダッドとは書いてございません。バグダッド飛行場と書いてあります。総理、自分でお決めになったのを忘れちゃったんですか。バスラ飛行場、バラド飛行場、モスール飛行場と書いてあるんですよ。バグダッド全体だとは書いておりません。...全文を見る | ||
○小泉親司君 私、それは全くおかしいと思います。総理、飛行場施設、確かに書いてありますよ。「(バスラ飛行場、バグダッド飛行場、バラド飛行場、モースル飛行場等)」と書いてあるんですよ。おかしいじゃないですか。あなたが言っているのは、バグダッドなんというのは書いてませんよ。バグダッド...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、バスラ飛行場、バグダッド飛行場、バラド飛行場、モスール飛行場、全部非戦闘地域なんですね。 | ||
○小泉親司君 先ほど、午前中の質疑で、非戦闘地域と戦闘地域の問題は大変難解だと防衛庁長官言いました。国民は全然分からないと思います。だから、私は、今の、私が勝手に作ったものではなくて、総理がお作りになったものから、バグダッド空港と書いてあるから、それは非戦闘地域なんだなと。行くと...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということでございますから、これらのいわゆる米軍の武器弾薬の輸送、米占領軍の武装兵員の輸送、それから米英軍のフセイン残党掃討作戦の支援、こういうことの支援すると。私、これは米英占領軍、正にその活動だと思います。 そこで、その武器弾薬の問題について少し具体的にお話...全文を見る | ||
○小泉親司君 ちゃんと聞いておいてくださいよ。武器弾薬の輸送は含まれるんですか。 | ||
○小泉親司君 ということは、基本計画に含まれるということでございますね。そのことをお認めになりましたね。はっきりしてくださいよ、ちょっと、官房長官。 | ||
○小泉親司君 大分、福田長官、お怒りでございますが、武器の弾薬の輸送、この問題についてあなたは、なぜ排除されないのかという質問をしたときに何て答えられていたのか。物品と武器の弾薬とそうでないものと混在して一つの荷物にまとめるということは、戦地では往々にして行われるというように聞い...全文を見る | ||
○小泉親司君 総理、全然質問に答えておりません。私が言っているのは、なぜ武器弾薬を、実はアフガニスタンの戦争のときのテロ特措法のときには、皆さんも御承知のとおり、与党の修正でアフガニスタンでは陸上において弾薬の輸送は行いませんという規定が入ったんです。ところが、今度のイラク特措法...全文を見る | ||
○小泉親司君 あなたね、さっきは実施要項で作ると言ったんですよ。実施要項を作るといったときは、実施要項に、じゃ、そういうものを盛り込むんですか、あなた。 自衛隊員に対して防衛庁長官が命令するときに、いや、それは武器弾薬は一々点検して、それは区分け、だって混合こん包しないからと...全文を見る | ||
○小泉親司君 私が言ったんじゃない。あなたが言ったんだ。 | ||
○小泉親司君 違うでしょう。 | ||
○小泉親司君 私が言ったんじゃございません。あなたの言った答弁を読み上げたんです。──昔じゃありません。イラク特措法の審議においてでございます。だから、イラク特措法とどう違うのかと総理にお聞きしているんですよ。総理、おかしいじゃないですか、そんなことは。現実にあなたは武器弾薬をし...全文を見る | ||
○小泉親司君 違う。私の発言時間ですよ。何言っているんですか。あなた、委員長、勝手に言っちゃ駄目ですよ。あなたね、そういう委員長の差配は非民主的でございます。 | ||
○小泉親司君 それで、私は米英占領軍の、これは明確な支援活動だと。総理は、武器弾薬は排除すると言っておきながら、現実にその排除する担保については何ら私は、具体的に示し得ない。こういうことをやっているから、やはり自衛隊が、私、標的になる。例えば、この占領軍の支援の問題については、例...全文を見る | ||
○小泉親司君 引き続きまして、幾つか質問をさせていただきます。 まず第一にお聞きをしたいのは、今回のアメリカのイラク戦争は、国連決議のない、大義のない無法な戦争であると思います。私は、これまでも総理や外務大臣、防衛庁長官、官房長官とも議論してまいりましたが、やはり大量破壊兵器...全文を見る | ||
○小泉親司君 この報告書の中でも、不発弾は約五%と計算しても九万発に上るということを指摘をしております。 やはりこの対策をどうするのか。私は、やはり日本政府としても米英軍にこうした不発弾の対策という問題はきちんとやはり要求すべきだと。特に、同時に、このクラスター爆弾の使用をや...全文を見る | ||
○小泉親司君 しかし、この間の総理大臣の議論は、例えば、私は先ほど武装米兵の輸送と言ったら、官房長官はその場で、いや、武装じゃないと言いました。兵員だと言ったらうなずいておられたので、じゃ兵員だと言って総理に聞いたら、いや、こういうふうなものを持っているんだと。こういうふうなもの...全文を見る | ||
○小泉親司君 私どもはイラクへの自衛隊派兵、反対でございますので、何を運ぼうがそんなこと私は知ったことはございません。実際にあなた方が派遣すると言って、しかも武器輸送はしないと言っているからお聞きしているだけの話で、私たちは反対でございます。ですから、あなた方が武器弾薬を運ばない...全文を見る | ||
○小泉親司君 どうも防衛庁長官はお疲れで混乱しているということを思います。私が言っているのは、自衛隊の武器の輸送なんとは言っておりません。元々この武器弾薬の輸送というのは、米英占領軍及び占領軍の、分かったでしょう、武器弾薬の輸送の話をしているんですよ。自衛隊の話なんかしていません...全文を見る | ||
○小泉親司君 先を読んでやる必要ないんですよ。私が言っている質問はどういう質問かというと、防衛庁長官が決める、実施要項をあなたが決めるんです、法律上、そうでしょう。あなたが決めるんです。基本計画は総理大臣なんですよ。あなたが決める。その決める中で、それじゃ武器の輸送はしないという...全文を見る | ||
○小泉親司君 それは私は大変おかしいと思いますよ。 先ほど総理は、武器弾薬は運びませんということを言ったんです。私は、だから、運びませんと言いながら、何でじゃ武装した、少なくとも私はちょっと警察官がピストルを持っている場合と違うと、軍隊の場合は。当然、武器を携行しているという...全文を見る | ||
○小泉親司君 ということは、上限を決める、それからその問題については実施要項の中で公表するんですね。 | ||
○小泉親司君 私、疑うわけじゃないけれども、こういうのは公表しないと思いますよ。だから、そういう問題を国民に全然分からないところで、じゃ実際、上限はどこだと国会で聞かれて、いや、まだ検討中だと。それじゃ、上限は決めるのかといえば、まあ決めるんだろうというようなこともはっきり言わな...全文を見る | ||
○小泉親司君 いや、自分で安全が確保されないイラクの復興支援職員が全土にわたって活動するのに、自分の安全が確保される自衛隊がいわゆるサマンナという、その、何だっけ、東南部に限定、サマワ、サマワに限定されると。こんな、理屈からすれば反対じゃないですか。そこを聞いているんです。自衛隊...全文を見る | ||
○小泉親司君 全然納得いきません。いきませんが、次の問題だけ。 私は、こういうことはやはり自衛隊が軍隊だというところが一番大きな問題で、これが標的になると、軍隊が、自衛隊が行くところ標的になると、このことについては先ほども私、質問でも申し上げましたが、防衛庁長官が引用されたN...全文を見る | ||
○小泉親司君 最後の一問だけ、私がお聞きしたいのは、外務省から十二月十五日に、現在判明分というイラク人道復興支援等に関する諸外国の軍隊派遣の状況というのをいただきました。カナダはC130派遣中と、三機派遣中と、ここに書いてあります。 私、カナダ大使館に問い合わせましたら、カナ...全文を見る | ||
○小泉親司君 訂正させていただきたいと思います。 以上で質問を終わります。 |