小泉親司

こいずみちかし



当選回数回

小泉親司の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第159回国会 参議院 本会議 第4号
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○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、イラクへの自衛隊派兵承認案件について、小泉純一郎総理に質問をいたします。  小泉内閣は、戦争状態にあるイラクに戦後初めて武装した自衛隊の派兵を強行いたしました。戦争をしない国としてアジアと世界の平和を希求する日本国憲法を軍靴で踏み付けに...全文を見る
02月05日第159回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。  本会議に続きまして、自民党の小泉総理大臣にイラク問題に絞りまして質問をさせていただきたいと思います。  まず、先遣隊の報告の問題でございます。  総理は、衆議院の審議で、先遣隊の報告にあるサマワ市評議会、これが実質上機能してい...全文を見る
○小泉親司君 総理は、存在していないということを撤回されたわけですから、その点はお認めになるんですか。そこをはっきりさせてくださいよ、総理。これはおかしいですよ。
○小泉親司君 いや、委員長、要らない、要らない。
○小泉親司君 いや、総理の発言について聞いているんですから、いいんです。
○小泉親司君 じゃ、総理、もう一度はっきり確認いたしますが、総理の答弁、一月二十八日衆議院予算委員会の速記録でございます。「私より、サマワ市評議会が現在存在しているとの発言をいたしましたが、これを撤回いたします。」。  だから、現時点で存在していないということはお認めになるんで...全文を見る
○小泉親司君 いや、大変おかしいですね、総理。じゃ、現時点であなたは存在していると、実質的に機能しているとお考えなんですか。
○小泉親司君 ということは、総理の見解は現時点では実質的に機能しているかどうか分からないと、ですね。  ところが、昨日、防衛庁長官はイラクの特別委員会で、陸自先遣隊の報告を含む「陸自派遣に伴う最新の現地治安情勢等について」との文書をお手元にお配りいたしましたと述べまして文書を提...全文を見る
○小泉親司君 あなたね、そういう問題じゃないですよ。あなたはね、衆議院の一月二十八日の予算委員会の速記録で、同じ委員長と何と言っておるか。「昨日の予算委員会において、私より、サマワ市評議会が現在存在し機能しているとの発言をいたしましたが、これを撤回いたします。」と言っているんです...全文を見る
○小泉親司君 私はオブザーバーではございません。理事でございます。  それから、これはイラク特別委員会に出したなどと、予算委員会とは違うなどということでは私は済まない問題だと思います。これは、いわゆる総理がこれまでも述べてきたように、自衛隊を派兵する上で慎重の上に慎重を期した前...全文を見る
○小泉親司君 だから、防衛庁長官、私はオブザーバーじゃないと言っているんですよ。理事だと言っているんですよ。理事だと言っているんです。何を言っているんですか、防衛庁長官。そんな日本共産党をばかにするようなこと、やめてくださいよ。  私は理事でございます。その理事会の席上で、先遣...全文を見る
○小泉親司君 先ほどいちゃもんと言いましたけれども、理事会で私は先遣隊報告を出せと、これは要求いたしましたよ。そんなの当たり前じゃないですか。今、一番問題になっている。  総理ね、私は、この問題については衆議院でこれだけ重大な問題になってきた。だから、本会議の答弁でも総理は、こ...全文を見る
○小泉親司君 私は、これまで衆議院で議論になってきて、総理や防衛庁長官が撤回して、事実上この問題については衆議院でも非常にひどいやり方で強行採決された。そういう問題のこれは発端になった問題ですから、そういう問題を同じ形で参議院の委員会に提案するなんというのは、報告するなんというの...全文を見る
○小泉親司君 そうすると、例えば携行している武器の中には重機関銃とか対戦車弾とか、無反動砲とか迫撃砲とか、言わばそういった火器も含まれる、武器も含まれるということですか。
○小泉親司君 武器弾薬はしないと総理がおっしゃったので私は聞いているんですが、総理自身は、それじゃ今防衛庁長官が言われたような重機関銃だとか対戦車弾とか無反動砲とか迫撃砲とかそういうものも、いわゆる携行する武器については、携行できる武器についてはそれはほとんど可能だと、それはやっ...全文を見る
○小泉親司君 いや、元々この問題というのは、イラクの特措法の法律、基本計画では武器輸送はできるとなっているんですよ。それを総理ができないと、しないとおっしゃったから問題がこれはこじれてきているんですよ。だから私たちは、一体どこまで、武器弾薬の輸送をしないというのはどこまでなのかと...全文を見る
○小泉親司君 昨日の議論でもありましたように、そんな防衛庁や自衛隊が自主的にどこからどこに物資を、武器弾薬ないしは米兵を輸送できるなんてことが主体的に決められるわけがないじゃないですか、あなた。そんなでたらめなことを言っちゃ駄目ですよ、あなた。そんな、あなた、最も軍事おたくと言わ...全文を見る
○小泉親司君 いや、結局、防衛庁長官の答弁というのは、最後はコアリッションのいわゆる信頼関係だと、ここに行き着くんで、現実問題としてそんなことやっていたら、私は、実際に弾薬を運ばされることだって現実にあるということを私は示しているんじゃないかというふうに思います。  そこで、今...全文を見る
○小泉親司君 私、資料を二つお配りいたしましたが、これは連合軍の、いわゆる連合軍たる米英占領軍のホームページから転載したものであります。  この米英占領軍のホームページの中に、連合軍としてジャパンと、日本ということが明記されている。最近、これ私、驚きましたが、このコアリションフ...全文を見る
○小泉親司君 何でこんなことが公表できないんですか。カタールのあのアメリカ中央軍の司令部、これは航空輸送作戦を指揮しているところでありますが、何でそこに航空自衛隊を派遣するということ、そういう可能性はあるんですか。多国籍師団ではどうですか。そんなことが何で答えられないんですか。
○小泉親司君 それじゃ、バスラの多国籍師団の南東司令部には出すんですか。これはイラク国内ですよ。
○小泉親司君 ムサンナ県のオランダ軍司令部にも出すんですね。
○小泉親司君 カタールの米中央軍前方統合空軍司令部には一切お出しにならないんですか、司令部要員を。
○小泉親司君 ムサンナ県にも出すのかと、オランダ軍の。
○小泉親司君 出すことはある。
○小泉親司君 私、これを見ましても、ほとんどの今度のイラク作戦を行う司令部に出る、これはカタールの問題は国との関係があるから出せないとあなたはおっしゃっているだけの話で、現実問題として、私ども、いろいろ外務省や防衛庁からもお聞きしている範囲では、数名を派遣するというふうに私どもは...全文を見る
○小泉親司君 何でそういうことが言えるんですか。
○小泉親司君 当然のことじゃなくて、国防総省の報告でちゃんとイギリス軍の指揮下に置かれると書いてあるじゃないですか。
○小泉親司君 私は、そんなでたらめなことじゃ、総理、駄目ですよ。これは国防総省のニュースの中にそういうことがきちんと明記されているんです。だから私は、そのことを指して総理にどうなんだとお聞きしているだけの話で、その点については私は大変なごまかしだというふうに思います。  その意...全文を見る
02月06日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第4号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。引き続き御質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに、私は自衛隊がイラクで行います安全確保支援活動についてお尋ねしたいと思います。  小泉総理は、自民党の小泉総理は、戦争に行くんじゃないんだと、人道復興支援だと繰り返し言って...全文を見る
○小泉親司君 ということは、法理論上は全世界の国で活動できると、法理論上ですよ、そういうことになりますね。
○小泉親司君 私がお怒りする前にちゃんと答えていただきたいんですが。  私がお聞きしているのは、法理論上は全世界の国々で活動できることになりますねと。今防衛庁長官が言っておられること、私推測して物申しているので、あなたは特定できないとおっしゃったから。特定できないということは、...全文を見る
○小泉親司君 私は怒っておりませんのでね、どうだと聞いておる、聞いているだけの話でございますから。  じゃそこでお尋ねしますが、じゃ、例えば日本からフィリピンに行く、フィリピンからインドに行く、インドでもいいですし、大変軍事にお詳しい防衛庁長官、防衛庁長官が軍事に詳しくないと困...全文を見る
○小泉親司君 想定していないのに、何でじゃ安全確保支援活動ができるというふうになっているんですか、承認案件の中で。おかしいじゃないですか。
○小泉親司君 私は、今質問している中身は、私はこれは、安全確保支援活動なんというのはフィリピンやディエゴガルシアやインドでできるわけがないんじゃないかと思うんですよ。実際にこのイラク特別措置法の第三条定義による安全確保支援活動の中には、確かに人道復興支援活動と安全確保支援活動が書...全文を見る
○小泉親司君 ですから、私が言っていることと同じことを言っておられるのは、安全確保支援活動というのはイラク国内でしかできないんですよ。それが何で承認案件の中で書かれているのか。私は非常に、この問題については今後やはりきちんと見解を述べられていただきたいと思います。  それで、次...全文を見る
○小泉親司君 私、本会議でも指摘をしたんですが、この今占領軍がやっている武装勢力の掃討という作戦について、アメリカの人権擁護団体でありますヒューマン・ライツ・ウオッチが報告書を出しておりまして、大変この作戦というのはひどいと。  特に、米軍が、イラク人の家屋少なくとも四軒を軍事...全文を見る
○小泉親司君 ちょっと近くへ行った方がいいので、ちょっと移らさせていただきます。  私、今外務大臣言われましたけれども、米英占領軍が国連決議に沿っているかどうかというのはこれはいろいろ議論がありますが、私、沿っていたとしても、この決議の中では、これはジュネーブ条約、戦時国際法は...全文を見る
○小泉親司君 戦時国際、ジュネーブ条約は遵守しなけりゃいけないということは御確認されるんですか。
○小泉親司君 ちょっとそれはひどいですよ、答えてくださいよ、そういうの、そのくらいは。それは外務大臣だってそういう認識なんですか。じゃ、占領軍がやることについてはジュネーブ条約に違反しようが何しようが構わないとおっしゃるんですか。そんな私ひどい理屈はないと思いますよ。それを自衛隊...全文を見る
○小泉親司君 いや、のっとっているというのは分かっているんですが、問題は、それがのっとっているかどうかという指摘があるのでそれをきちんと調べるべきだと私は言っているんですよ。それを、アメリカとイギリスがやることは全部国際法に沿っているから何の心配もないんだと、これは私は成り立つ議...全文を見る
○小泉親司君 私、それはもう本当に米英占領軍のやるような国際法違反にも自衛隊がくみすることになると、この点で私は大変重大な問題じゃないかというふうに思います。  次に私お尋ねしたいのは、先ほど同僚委員からお話がありました宿営地の問題でございます。長官、よろしゅうございますか。
○小泉親司君 この宿営地の問題については、先ほど防衛庁長官はいろいろとお話しになりました。  私、ここに一月二十五日付けの現地からの報道を持ってまいりましたが、先ほど同僚委員も指摘したように、大変借地料の交渉をめぐってこの宿営地建設問題が大変難航しておると。よろしいですか、防衛...全文を見る
○小泉親司君 あなた、さっきの話と全然違うじゃないですか。そんなでたらめなことを言っちゃ駄目ですよ。僕は、だからフィリピンでやるのか、何をやるんだと言っているのに、あなた答えないじゃないですか。それなのに、あなた、全然そういう、駄目ですよ、そういうごまかしの答弁に終始していちゃ。...全文を見る
○小泉親司君 そうするとですね、この、あれですか、用地の確保についてはサマワ市評議会の議決を得なくてもこれやれると、こういうことなんですか。そのこともお尋ね、お答えください。
○小泉親司君 ということは、今、市評議会は事実上解散状態にあると。ということは、それが議決されないとなかなか宿営地は建設できないと、こういうことになるわけですね。  そこで、私──今そう言っておっしゃっているでしょう。そこで、えっ、否定されたの、どっち。はっきり言ってくださいよ...全文を見る
○小泉親司君 先遣隊の報告によると、さっきの同僚委員のお話でも、なかなかいろんな難しい問題が生じていると、これは防衛庁長官もお認めになっているんだろうと思います。ところが、先遣隊報告だと非常に明るい見通しばっかりで、「宿営地の建設 自衛隊の宿営地については、地権者等との調整を経て...全文を見る
○小泉親司君 どこが順調なんですか。
○小泉親司君 しかし、借地権の問題、借地料の問題、これだけもめていると。  特に私、いろんな情報出てきて、例えばオランダ軍が宿営している問題についても、ある報道である人は、このオランダ軍の宿営地の建設について、つまり自分は元々この宿営地について、ちょっと、ほかの国のことですから...全文を見る
○小泉親司君 新聞では、「自衛隊、警告せず射撃も」という指摘がありまして、例えば、今までの武器使用基準では、警告を与え、銃を構えた後、威嚇射撃を行う、相手の足下に威嚇射撃をするなどして、次に、足など致命傷を与えない部位に危害射撃を行うと、一連の手順が書いてあると。  ところが、...全文を見る
○小泉親司君 防衛庁長官は、最新に出ましたサピオの中で対談をやっておられます。この中で防衛庁長官は何と言っているかというと、私は、俗説に言う、向こうが撃たなきゃ撃てないというのはうそだと、必ず警告射撃しなければならない、これもうそ、必ず急所を外して撃たなければならない、それもうそ...全文を見る
○小泉親司君 あのね、長官が言っておられることは、今言っておられることは、私は、急迫性、急迫性と言っておられるけれども、急迫性というものがそれじゃROEの中に含まれているのかというと、そこのところというのは私は非常に重要な問題だと思うんですよ。  何でかというと、防衛庁長官は、...全文を見る
○小泉親司君 私は、先ほど防衛庁長官が午前中の質疑で同僚委員の答弁に対して、私も少し発言をいたしましたけれども、その言っている意味というのは、例えば長官はこう言っているんですよ。急迫性の問題に関連を、それについて言っているわけじゃありませんけれどもね、関連して、例えば瞬時にどうい...全文を見る
○小泉親司君 そんなことは言っていない。
○小泉親司君 私、この問題について、例えばNHKで「陸上自衛隊・イラク派遣 ある部隊の4か月」というドキュメンタリーがあったわけですね。  この中で、陸上幕僚監部法務課の法規班長さん、お名前はあれですが、知っていますけれども、法規班長さん、この方がいろいろと御説明しているわけで...全文を見る
○小泉親司君 あなたはサピオの中ではもう一つ言っておられるのは、例えば、質問者が、万一、オランダやイギリスの連絡将校等が自衛隊の宿営地の近くで襲撃を受けたといった場合はと。石破長官、直ちに武器を使用できる要件を満たしている状況か否かは別として、まず退避するためのできるだけの支援は...全文を見る
○小泉親司君 バリエーションの世界ということは、そういうこともあり得るということなんでしょう。違うんですか。全然違うということなんですか。
○小泉親司君 私、このROEの問題というのは、先ほども言いましたように急迫性の問題、いわゆる警告射撃をしなくても撃てると、これは長官がサピオの中でも繰り返し言っている。しかも、これは急所を外して撃たなくてもいいんだ、つまり急所を撃ってもいいんだと、こういうこともおっしゃる。こうい...全文を見る
○小泉親司君 どのような確認をしたんですか。で、回答はどうだったんですか。文書なんですか。
○小泉親司君 ということは、CPA命令十七号だけについて確認した、こういうことなんですね。
○小泉親司君 ということは、ちょっと細かな話になりますが、ちょっと確認の意味でお聞きしたいんですが、確かにコアリションパーソネルとなっていて、そこにいわゆる連合軍及びオール・フォーシズ・バイ・何とかと書いてありますけれども、つまり、それを外務省としてはどっちに属するということを、...全文を見る
○小泉親司君 ということは、私が昨日指摘いたしましたけれども、連合軍のいわゆるCJTF7、第七合同統合機動軍、この機動部隊のコアリションフォーシズ、つまり連合軍という中に日本ということが明記されていますが、それは何ですか、全然ホームページは変わっておりませんが、それには何で属して...全文を見る
○小泉親司君 私、そんなでたらめな話ないと思いますよ。コアリションフォースという中にちゃんと日本というのが明記されているし、それは占領軍のホームページの中を外務大臣見れば明確にお分かりだと思います。  私、二分しかないので、申し訳ない、あと──後でいい。もう一つの問題だけお尋ね...全文を見る
02月09日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第5号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。引き続き質問をさせていただきたいと思います。  時間が余りないので、三つの点に絞ってお尋ねさせていただきたいと思います。  まず一つは、憲法と武力行使、武器の使用の問題でございます。  宮澤総理大臣は、実は先ほどもこの武器の使用と...全文を見る
○小泉親司君 総理は正当防衛だと武力行使にならないとよくおっしゃるけれども、宮澤さんが言っている見解というのは、正当防衛の武器使用であっても一歩誤ると武力行使に陥る危険があるんだと、こう言っているんですよ。そこのところはよく理解をしていただきたいと思いますが、そこで私お尋ねします...全文を見る
○小泉親司君 総理が見たことあるかとお聞きしているんです。どうですか。
○小泉親司君 いや、これで総理が見ておられないということははっきりしましたが、そこには別にピストルがどうだとかライフルがどうだとか書いてあるわけじゃないんですね。私が防衛庁長官から教えていただいているのは、結局は、この武器使用基準はどういう場合に自衛隊が武器使用できるのか。つまり...全文を見る
○小泉親司君 失礼。金曜日の日に私も議論いたしましたが、そのときにも、問題は、総理が正当防衛なら武力行使にならないんだと。私は、この概念というのは非常に総理一流の概念で、また違った概念を同じように言うから、何か武力行使しないんじゃないかとみんな思いますけれども、宮澤さんが言ってお...全文を見る
○小泉親司君 いや、私は金曜日、同じ議論のまた繰り返しになって恐縮ですが、これは防衛庁長官がサピオという雑誌で対談やっておられる。サピオという雑誌で、一番最新の雑誌ですが。  そのときに、防衛庁長官ばかり指して申し訳ないですけれども、議論ですからね。そこで何と質問されているかと...全文を見る
○小泉親司君 私は、想定が違っているとおっしゃるのは、私におっしゃるんじゃなくて防衛庁長官に言っていただきたいと思います。防衛庁長官御自身がサピオの中で述べられているんですよ。私が言っているんじゃないんですよ。私の対談じゃないんですよ、総理。防衛庁長官が言っているんです。あなたが...全文を見る
○小泉親司君 いや、防衛庁長官、要らないよ。そんな、要らないって。何、委員長、駄目ですよ。
○小泉親司君 駄目ですよ、委員長。僕の時間がなくなっちゃうじゃないですか。
○小泉親司君 どうも総理と防衛庁長官、見解が違うようでございまして。そういうことがあり得るとおっしゃっているんですよ、防衛庁長官は。総理は違うと。そんな、おかしいじゃないですか。  じゃ、現実問題としてそういうことが私は起こり得るということなんだろうと思います。そのときに実際に...全文を見る
○小泉親司君 あなたが答弁されているんじゃないですか、万々が一あり得ると。そんなでたらめなこと言っちゃ駄目ですよ。  私は、ですから、そういう意味では、何遍も言っているように、こういう武力行使の危険が伴うこのようなイラクへの派兵というのは駄目なんだと。これは武器の使用基準をどん...全文を見る
○小泉親司君 私はこの前も言いましたが、自衛隊の指揮は自衛隊になるのはこれは当たり前なんですよ。問題は、占領軍と自衛隊の関係がどういう関係になるのかと私は総理に質問しているんです。その総理の質問に私は何遍も言っているように、このホームページの中に明確に日本だと、占領軍そのものが日...全文を見る
○小泉親司君 一つだけ。まだです、一つだけ質問させてください。  私、川口外務大臣がそう言いますけれども、実際に、これが違うと、確認済みだと言うんですが、何でこれ、ホームページに今なおここにこうやってあるんですか。しかもですよ、総理、ずっとあるんですよ。しかも、先ほど言ったよう...全文を見る
○小泉親司君 占領軍のホームページです。
○小泉親司君 私は、そういう点では、占領軍の一員というのはこのホームページを見れば明確だと、これを認めないというのは大変おかしいというふうに思います。  以上で終わります。
○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、イラクへの自衛隊派兵を承認することに反対の討論を行います。  今回の自衛隊派兵は、戦後初めて戦争状態にあるイラクへ武装した自衛隊を派兵し、米国の、米英の軍事占領支配に加担するものであります。私は、アジアと世界の平和を希求する日本国憲法を...全文を見る
02月18日第159回国会 参議院 憲法調査会 第1号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。  今日は大変お疲れさまでございます。幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず、集団的自衛権の問題でありますが、憲法が施行されてから五十九年にいよいよなろうとしておりますが、その間、やはり集団的自衛権の行使が主張されてきた...全文を見る
○小泉親司君 時間がないので、申し訳ないんですが佐瀬参考人だけにお尋ねいたしますが、先ほども参考人がおっしゃられましたが、いわゆるテロ特措法のときも結局NATOはこれを集団的自衛権の行使としてやったわけですね、輸送支援とか給油支援とか。日本がやるような、同じようなことをやったと。...全文を見る
○小泉親司君 ありがとうございました。  時間ももうないので、簡単なことを坂元参考人と佐瀬参考人にお尋ねしますが、小泉総理は国会の中では、憲法を改正しないで政府解釈を変える、これは集団的自衛権に関しては問題があり過ぎると、やるのなら憲法改正すべきだという立場を繰り返し表明してお...全文を見る
○小泉親司君 ありがとうございました。終わります。
02月25日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第6号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。  まず第一に、アナンさんがお見えになりまして、同時に、国連のイラクに関する事実調査団報告が出ましたので、国連の事実調査団報告が出ましたので、その点とイラクの政権移譲の枠組みの問題について質問をまずさせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○小泉親司君 先ほどの同僚議員との議論でも外務大臣述べられておりましたが、私一番問題だと思うのは、つまり十一月十五日の合意は、少なくとも暫定国民議会についてはコーカス方式だと。ここがやはり私は、直接選挙というイラク国民の要求とは非常に異なっているというところが私一番の焦点の問題な...全文を見る
○小泉親司君 今、現時点でこれが有効なのかどうなのかと、こういう点については何かどうも疑問を呈しておられるようなニュアンスでございますが、私は、このコーカス方式で暫定国民議会を選び、暫定政権を作るということが本当に可能なのかと。一番多くの問題というのは、イラク国民が本当に総意を持...全文を見る
○小泉親司君 この十一月五日の、ああ五日だったな、ああ十五日、失礼、十一月十五日の合意に、ちょっと私、日付間違えていたので十一月十五日に訂正しますが、一一・一五の合意に基づきますと、これは、今外務大臣も言われましたように、六月にはCPAは解消しちゃうわけです。そうですね、解消をす...全文を見る
○小泉親司君 外務大臣のこれまでの答弁は、日本は連合の一員であるけれども連合軍じゃないんだと言っていたんです。そうですね。ところが、この合意書は、連合軍の地位に関して、についての協定を結ぶと、これ書いてあるんですよ。連合の一員じゃないんです、連合軍のステータスなんです、について協...全文を見る
○小泉親司君 だから、結べないということもあるんですね。つまり、そうなると、これは地位が全くなくなっちゃう、その可能性だって別にないわけじゃない、論理的な話としてはですよ、いや、論理的な話として。  そこで、私、お尋ねしますが、この合意は連合軍の地位に関してCPAと統治評議会が...全文を見る
○小泉親司君 私の質問にお答えになっていないんですよ。どこと結ぶんですか。いいですか、CPAは六月には解消してしまうんですよ。そのCPAの十七号、命令十七号が、果たしてそれがそのまま存在するかどうかだって分からないんですよ。そのときにあなた方はどこと結ぶんですか。そこをはっきりさ...全文を見る
○小泉親司君 じゃ、何、全然分からないですよ。地位協定を結ぶんですか、それじゃ、イラクとの間で。いや、そうだと言っているけれども、防衛庁長官、結ぶんですか。あなた、そうだと言っているけれども、あなた、知っているなら……。
○小泉親司君 選挙管理内閣なんてないよ、一一・一五には。
○小泉親司君 三月の合意、合意といって、あなた方は連合の一員だけれども連合軍じゃないんだと言っているんだから、連合軍がこれは地位を結ぶと言っているんだから、全然あなた、あなた方の論理からしたって自衛隊とどこかで結ばなくちゃおかしいじゃないですか。  あなた方は、いいですか、クウ...全文を見る
○小泉親司君 こういうふうなことを言うことはあると言っているけれども、連合軍のシミタールという機関紙の中に、一面ですよ、これ。日本人、連合軍に参加と。しかも、この中でどういうことが書いてあるかと。もう防衛庁長官お読みになっているのかと思いますが、これは清田、清田さんという、何か防...全文を見る
○小泉親司君 問題が明確になりませんので、これ引き続き私たちは審議をさせていただきたいということを強く要求をいたしまして、質問を終わります。
03月10日第159回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。改めまして自民党の小泉総理大臣に質問をさせていただきます。  私、まず、北海道警で明らかになりました裏金作りの疑惑の問題についてただしたいと思います。  この問題は、御承知のとおり、警察の捜査用報償費を不正利用して長期にわたって裏金...全文を見る
○小泉親司君 私、この問題で先週のテレビの各党の討論会を見ておりましたら、野党ばかりじゃなくて与党までも参考人招致という点では一致しておりました。その点で、私、参議院予算委員会でもこれらの関係者、責任者を呼んで、参考人として真相の究明を行うべきだというふうに考えております。  ...全文を見る
○小泉親司君 私、次に、昨日、政府が国会に提出いたしました有事法制関連法案につきまして、その関連する問題について幾つかお尋ねをさせていただきたいと思います。  私どもは、有事法制法案は、これは米軍支援法だということを指摘してまいりましたが、今回の提出されたもの、七法案を見ますと...全文を見る
○小泉親司君 これはあれですか、アメリカ側から強く要求された中身なんですか。
○小泉親司君 もう一つお尋ねしたいんですが、これ、総理、閣議で決定されておられますので、総理も内容は御承知かと思いますので一つだけお尋ねしますと、今回のACSA協定に基づきます、今度米軍支援法というのを作られたわけですね、通称でございますが。その米軍支援法では、武力攻撃事態ばかり...全文を見る
○小泉親司君 武力攻撃予測事態というのは、総理もこの間議論されてきたのは御承知のとおり、大変幅広い範囲を持ったものだと。これは、例えばアメリカの周辺事態、いわゆる周辺事態法に基づく周辺事態、アメリカが戦争をやっている場合もある、こういうふうな事態もこの武力攻撃予測事態は含むという...全文を見る
○小泉親司君 私ね、今の答弁では全然分かりませんよ。武力攻撃予測事態というのには周辺事態が併存する場合があるということは、これは政府が認めていることなんですよ。そんな切迫したなんて、そんな議論じゃないんですよ。元々周辺事態があって、武力攻撃予測事態は併存する場合があるんだと。とい...全文を見る
○小泉親司君 答弁になっておりません。なぜかといえば、私が言っているのは、周辺事態と武力攻撃予測事態が併存するというのは政府の見解なんだから、ということは、武力攻撃予測事態で弾薬の提供をするといったら、周辺事態のときにも提供できるということになるじゃないかと。そのことに対してお答...全文を見る
○小泉親司君 ないようにするためにはどうするんですかということを聞いているんです。
○小泉親司君 私ね、この問題というのは大変重大な問題なんですよ。周辺事態と武力攻撃予測事態が併存すると言っておるんだから、周辺事態のときにはアメリカが戦争をやっている場合があるんですよ。そのときに弾薬が提供できるということになったら、これは正に集団的自衛権の行使になってしまうじゃ...全文を見る
○小泉親司君 これじゃ、ちょっと答弁になっていないですよ。委員長、これ、答弁になっていないです。
○小泉親司君 丁寧にって、委員長、丁寧に説明してあげているじゃないですか。
○小泉親司君 ということは、米軍が周辺事態で使おうとしても、武力攻撃事態と併存している場合には米軍はこれを使えるということになるんですか。
○小泉親司君 私、全然そこは不明確だと思いますよ。実際に周辺事態法と予測事態は併存する場合があると、これは政府の見解じゃないですか、総理。総理は御存じでしょう、この点については。  となったら、武力攻撃予測事態を、弾薬が提供できるようになる。そうしたら、周辺事態にもそれが行く可...全文を見る
○小泉親司君 またこれ信頼関係を持ち出されましたけれども、実際にそんなことでは、私は、これは全く切り分けはされておられないと。よって、これは周辺事態でも弾薬の提供が可能になる道が開けているというふうに思います。  そこで、もう一つお尋ねしますが、総理、周辺事態法では武器弾薬の提...全文を見る
○小泉親司君 ということは、総理、周辺事態も弾薬、武器、これを提供することは憲法違反かどうか分からないということなんですね。
○小泉親司君 そんなこと聞いているんじゃないですよ。周辺事態法での話を聞いているんですよ、法制局長官。周辺事態法の話聞いているんですよ。全然駄目ですよ、ごまかしちゃ。
○小泉親司君 あなた方は、これは大森法制局長官の見解ですが、例えば、この武器弾薬を米軍に周辺事態で提供する、この問題については、憲法上の慎重な検討をする問題であるということまでの共同認識を得て、それ以上の、絶対クロだというところまでの断定はしていないわけでございますが、私どもの立...全文を見る
○小泉親司君 何でそんなことが言えるんですか。  だから、周辺事態の問題でこういうふうな憲法問題を回避して、どんどん周辺事態でも武器弾薬を提供できるようにする仕組みを作っていくというのは、私は非常に問題だというふうに思います。  そこで、私もう一つ、時間がなくなっちゃうのでお...全文を見る
○小泉親司君 私は、この問題は憲法にかかわる問題だと思うんですよ。つまり、占領軍の計画部長の参謀として自衛官が連絡将校として働いているんですよ。これ、占領行政の参画じゃないですか、総理。総理、立たなきゃ駄目ですよ。
○小泉親司君 いえ、私の判断が軽率なんじゃないんです。機関紙の中に明確に参謀だって書いてあるんですよ、総理。総理、大学も全部出られたというふうにお聞きしていますので、英語も全部お読みになられる、しゃべられる。見てください、書いてあるでしょう。
○小泉親司君 自分で先に書いてあると言ったじゃないですか。駄目ですよ、そんなごまかしじゃ。
○小泉親司君 私は、大変それはごまかしだと思います。  そこで、私時間がないのでもう一つだけちょっとお尋ねしたいので。  もう一つ、いわゆるアフガニスタンの……(発言する者あり)書いてあるよ。アフガニスタンの戦争とイラクの戦争、占領を指揮している米中央軍の司令部にも自衛隊が三...全文を見る
○小泉親司君 月刊誌「諸君」で、この司令部に参加した海上自衛隊の大塚一佐が自らの経験を書いておりますが、この大塚一佐はいわゆる中央軍にはイーグルビレッジというものが存在している、これはコアリションビレッジとも言う。このビレッジで様々な活動をしているといいますが、このイーグルビレッ...全文を見る
○小泉親司君 いや、私、イーグルビレッジ、コアリションビレッジが何だと聞いているんです。
○小泉親司君 いや、アメリカの資料を検討いたしますと、これ三枚目のページに付けてあります。今度日本語も入れてありますのでよくお読みいただきたいと思いますが、ビレッジの核心は、中枢部は連合軍の調整センターだと、CCCと言われるものだというふうに書いてありますが、そうですね。
○小泉親司君 CCCだということでございますが、そのCCCというので何をしているのかと、ここが一番の、私、核心だと思いますが、このコーディネーションセンターでは、これは日米調整、共同調整所というものとほぼ性格的には一致しているものだということですね。
○小泉親司君 じゃ、この三名は、テロ特措法とイラク特措法に関係しているそうですが、どの条文の規定、どの基本計画の中のどこの条項に沿って行っているんですか。
○小泉親司君 大塚海佐は、これは「諸君」の中で何と言っているかというと、これ、各国の連絡官が毎日毎日会議をやってコアリションの作戦の細部を練り上げていく作業をやっているんだと、これ書いておられる。  同時に、今度は、「外交フォーラム」の中にも今度は大塚さんは論文を書いているんで...全文を見る
○小泉親司君 私は、この資料の中でも、マイヤーズ統合参謀本部議長が、二〇〇一年の十月二十九日の記者会見で新聞記者から、連合軍調整センター、CCCはどのような任務を持っているのかと記者に聞かれたんです。そのときに何と答えているかというと、いわゆるアフガニスタン、当時はアフガニスタン...全文を見る
○小泉親司君 そんな簡単な、総理、連絡調整して情報収集というんじゃないんですよ。作戦の細部までここで検討していると大塚海佐が言っているんですよ。だから私は、これを、この点について私も資料をくっ付けておきましたが、ここでのやっていることは何かと。世界的規模での軍事同盟の将来に広い分...全文を見る
○小泉親司君 委員長、一言だけ。
○小泉親司君 私は、戦争に行くんじゃないと、人道復興支援だと言うけれども、実際にはこういう大変世界的な規模での軍事同盟に自衛隊が参加しているというのは、私は重大な問題だと、これは憲法違反だということを指摘して、私は質問を終わります。
03月16日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。防衛庁長官及び、並びに外務大臣に質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに、イラク問題であります。私は、このイラクの自衛隊派遣の問題について、これは人道復興支援だけじゃないと、もう戦争に、占領に自衛隊が協力するものだということ...全文を見る
○小泉親司君 国防総省も、分かりやすく占領軍であるということを示しているんだろうと思います。その意味で、私は、外務大臣の答弁が変わらないというのは、これは私がやっているんじゃなくて、連合軍が次々と出している機関紙で連合軍の一員だと言っているわけですから、それはそれに対して明確に否...全文を見る
○小泉親司君 先ほど防衛施設庁長官は、在日米軍は非常に住宅が不足しているんだということを大変強調されておりますが、神奈川県内にどれぐらいの米軍住宅を要求されているんですか。
○小泉親司君 私は二〇〇〇年七月、平成十二年七月の防衛施設庁の業務説明書というのを、文書を入手いたしました。これは注意というふうに書いてある文書でございますが、この中で、全国の米軍基地の現状についてつぶさに検討されておられる。これ、皆さんのお手元にありますが、三ページ目の目次の中...全文を見る
○小泉親司君 大枠は大体お認めになられたようなことでございますが、私は、私たちが、この計画の中でどういうことが書いてあるかというと、つまり上瀬谷、深谷、これまで我々が遊休基地だと言ってきたところをもう二〇〇〇年の段階から米軍はこの住宅建設計画の中に含めていたんですよ。  それを...全文を見る
○小泉親司君 この文書の中には、十五年度、いわゆる今年度の三月までの計画が書いてある。その中に、横須賀地区に三百戸、厚木地区に七十戸、つまり合計三百七十戸を建設する。さらに、根岸住宅の四百五戸分を足すとどうなるかというと、実際は七百七十五戸、つまり池子の追加建設の八百戸分に相当す...全文を見る
○小泉親司君 そんなでたらめなことじゃ駄目ですよ。あなた方は明確に、二〇〇〇年、このいわゆる業務説明書の中では、二〇〇〇年七月には池子は困難なんだと、事実上困難ばかりじゃなくて、返還のメリットも少ないからアメリカ軍の司令官に現実的でないことを説明しようじゃないかと、それで方向転換...全文を見る
○小泉親司君 軍事では雄弁な防衛庁長官がこういう政治問題では雄弁にならないというのは問題だと思いますよ。私は、こういう点では自治体に対してこういう経緯を、こういう施設庁の文書があったということをちゃんと説明して、これは私は追加建設は撤回すべきだと。長官、最後にどうぞ。
○小泉親司君 私、こういうふうな計画を内部でどんどんどんどん進めながら、国会で質問しても答えない、さらに、どんどんこういう形で自治体にもきちんとしたこういう問題についてはケア、説明しない、それでただただアメリカの言いままでこういう計画を進めるというのは言語道断だということを指摘し...全文を見る
○小泉親司君 してありますよ。  ちょっと時間を。済みません。
○小泉親司君 防災計画の中でも明らかになっているのは、原子力潜水艦の放射能漏れ事故が発生したときに一番主体になるのはまず外務省なんですよ。情報が外務省に行く。外務省が原子力委員会とかいろんな関係公共団体に伝達することになっているんですよ。その外務省がなぜ参加していないのか。  ...全文を見る
○小泉親司君 原子力艦の原子力災害という防災計画が修正になったんですよ、一昨年四月に。これ、外務大臣御承知じゃないから、ちょっと簡単に言いますと、「外務省は、原子力艦の原子力災害に関する通報を受けた場合、官邸(内閣官房)、原子力安全委員会、関係指定行政機関、関係地方公共団体に連絡...全文を見る
○小泉親司君 時間がないんで、悪いけど私の質問だけ答えてください。いつ要請したんですか、米軍に。
○小泉親司君 平成十三年の三月二日に、この原潜モニタリングのものが予算委員会、衆議院の予算委員会で取り上げられたんです。つまり、二〇〇〇年の、二〇〇一年の三月にもう取り上げられているんですよ、この問題は。さっき二〇〇二年だと文科省おっしゃったけれども、二〇〇〇年にもうやっているん...全文を見る
○小泉親司君 これは、二〇〇〇年三月二日の予算委員会の答弁と今の防衛施設庁長官、全く同じなんですよ。三年たっても同じ答弁しかできないんですか。いつまでにやるんですか。明確にしてください。
○小泉親司君 原子力委員会の、これまで原子力関係の放射能漏れ事故の問題では日米の合意がありまして、これは施設庁長官もよく御存じだと思いますよ。  そこで何と言っているかというと、合衆国政府は、同潜水艦が放射能汚染をもたらす危険があるとは認められないことを確認するため、認められな...全文を見る
○小泉親司君 まあ余りはっきりしませんが、私はこういうものはきちんとやるべきだと思いますが、外務大臣、最後に、これは外務省の主要な問題でございますから、もう原子力潜水艦は放射能漏れしないから大丈夫だと初めから言うんじゃなくて、その点、はっきりと外務大臣、お答え願いたいと思います。
○小泉親司君 最後に、もう一つだけお尋ねをさせていただきます。  一つ、有事法制法案について最後に御質問させていただきたい。  今回の有事法制法案の中には、武力攻撃事態等における特定公共施設の利用に関する法律案というのが提案されております。この九条では、米軍が有事の際に港湾や...全文を見る
○小泉親司君 ということは、この九条で、その神戸市が非核証明の立場を取ってもそれを覆すというふうなことをやるという指示を出すということになるということですね。
○小泉親司君 委員長、最後に。
○小泉親司君 私は、非核三原則だというのであれば、私は、神戸の非核証明というのはこれを具体化するものですから、やはりそういう点で、やはり総理の権限でこういうものをつぶしてしまうというふうな条文は私は絶対に認められないと。といった有事法制法案については私はこれは絶対に認められないと...全文を見る
03月17日第159回国会 参議院 憲法調査会 第4号
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○小泉親司君 私は、日本国憲法と国際平和活動、国際協力の問題に関連して幾つか発言をしたいと思いますが、まず私はこの問題の大前提として、何よりも国連憲章に基づく平和の秩序を作ること、これを目指すということ、この国連中心の活動を大いに進めるべきだというふうに考えております。  御承...全文を見る
03月23日第159回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。  小泉純一郎総理大臣に質問をさせていただきます。  アメリカの大義ない無法なイラクの戦争が開始されてから一年がたちました。現在、イラクは米英占領軍の占領が大きく破綻していると思います。私は、この破綻している一つの要因に、今回の...全文を見る
○小泉親司君 総理は、もう一つ私お尋ねしたいんですが、我が党の、今年の一月二十六日の衆議院予算委員会、この予算委員会で我が党の穀田国対委員長、衆議院議員の質問に総理は答えられて、イラクの、イラクは大量破壊兵器を持っていないとも断定できない、持っているとも断定できない、こう言ってお...全文を見る
○小泉親司君 あなたは、先ほども私確認しましたように、メールマガジンでは明確に断定を三回にわたって行っておられます。ところが、今年の一月二十六日の衆議院予算委員会、この予算委員会では、持っているか持っていないか断定できないとおっしゃったんですよ。明確に違うじゃないですか、見解が。...全文を見る
○小泉親司君 あなたが大変敬愛するブッシュ大統領、ブッシュ大統領は、既に二月二日、NBCテレビのミート・ザ・プレスという大変有名な人気の討論番組がございます。この討論番組の中で何と言っているかといいますと、司会者が、三月十七日にあなたは我が国を戦争に導いた夜にこう語った、米国及び...全文を見る
○小泉親司君 私は、あなたの最も敬愛するばかりじゃなくて、イラクの戦争を起こした方が、つまりその方が、元々はイラクが大量破壊兵器を持っていたんだ、だから我々は開戦したんだと米国民に言った。ところが、今度はそれを事実上ブッシュ大統領がミート・ザ・プレスという中で撤回したんです。あな...全文を見る
○小泉親司君 総理は国連決議、国連決議とおっしゃるけれども、この国連決議の問題について言いますと、アナン事務総長が三月八日、開戦一周年を前にしましてアラブのジャーナリストと会見した。この記者発表については、国連のホームページに載っておりますから、詳しくだれでも読むことができる。 ...全文を見る
○小泉親司君 総理、あなた、それは要旨なんですよ。そんな、それは、官僚が書いた要旨をやっちゃ駄目ですよ。実際には、あなた、これは……
○小泉親司君 実際ですよ。こっちですよ、実際は。あなたが今言っているのは要旨じゃないですか。そんな、駄目ですよ。こんな、司会者が、ミート・ザ・プレスのテレビでやったこと。実際には、原文じゃないですよ、日本語ですよ。こういう、私は、明確に大量破壊兵器は疑いない、そうだ、それは明らか...全文を見る
○小泉親司君 抜粋じゃないですよ。一番重要なところをあなたに質問しているんですよ。  それは、私は、総理、これは大変おかしいと思いますよ。総理自身が実際にメールマガジンでイラクの大量破壊兵器を保有していたと断言した。ところが、今度は、我が党の追及に対して何て言っておるかというと...全文を見る
○小泉親司君 委員長。
○小泉親司君 いや、いいですよ。要らないですよ。
○小泉親司君 総理、私の時間が短いのに、外務大臣入れられると大変、もう昔からの話を繰り返しているだけですから、総理に私お尋ねしたいんですが、総理がお答えになっていないんですよ。どこをお答えになっていないか。総理は、メールマガジンで明らかに断定したんです。そうでしょう。ところが、そ...全文を見る
○小泉親司君 だって、あなたが先に断定したんじゃないですか。あなたがメールマガジンで、先ほど言いましたように、あると断定したんじゃないですか。だから、断定しているんだから、現実にはあなた自身がこれを言い換えられているんでしょう。だからその言い換えられているのは、明確にこれを断定し...全文を見る
○小泉親司君 いや、あなたがあると断定したのが初めの誤りなんですよ、私は別に何も断定はしていませんよ。あなたが断定したんです。だから、断定した方がそれをあるかないか断定できないとおっしゃっているんだから、それを私は言い換えているんだろうと。断定したという誤りをお認めになるのかと言...全文を見る
○小泉親司君 何であなたは断定したんですか。その時点その時点と言いながら、三月には断定しているじゃないですか。そこを言っているんですよ、私は。(発言する者あり)そうですよ、アメリカに言われたんじゃないんですか。実際にはあなた自身が、持っている、持っている、これは三回にわたって国民...全文を見る
○小泉親司君 あなたは断定したと今おっしゃったでしょう。一度は断定したんですよ。一度は断定したんでしょう。それを言っているんですよ、あなた。明確に断定した。ところが、今度は持っているか持っていないか断定できないと言っておられるんです。だから、その誤りを私はなぜお認めにならないのか...全文を見る
○小泉親司君 あなた、あるというふうにあなたは断定したじゃないですか。そんな、駄目ですよ、でたらめのごまかしじゃ。あなた自体は、実際には、イラクが保有しているということはもうメールマガジンで何度も断定しているんだから。それでもってあなたは戦争を支持したんじゃないですか。そういうい...全文を見る
○小泉親司君 あなたは、だって一度は断定しているんですから、それが間違いだってことをなぜあなたは今の段階でお認めにならないのか。そこを私は明確にして、委員長、いや、駄目ですよ、私の時間だから、委員長、私の時間、委員長、おかしいですよ……
○小泉親司君 私は、これはやはり、あなたが断定しておいて、ブッシュ大統領も、その保有しているということを断定したのは否定されているにもかかわらず、あなたが再びこれを持ち出す、依然としてこれをやっているのは、私は開き直り以外の、ないと思います。その意味で、今度のアメリカのイラクの戦...全文を見る
○小泉親司君 私は、この問題は重要だから、総理、取り上げているんです。何度も総理、取り上げます。  私は、この問題については、実際に自衛隊の三佐が占領軍の占領行政に携わっているということを明確に私はこの記事は言っていると思います。その意味でも私は、戦争も大義がない、占領も不当で...全文を見る
03月25日第159回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。私は、外務大臣と沖縄北方大臣の所信に対して質問をさせていただきます。  私は、これまで泡瀬の干潟の問題、特別自由貿易地区の問題、名護の新基地の問題、いろいろとこれまでも取り上げてまいりましたが、今日は、今アメリカのブッシュ政権が世...全文を見る
○小泉親司君 私は、こういうふうな米軍が再編計画を進めているときに、日本政府としてはしっかりと物を言うべきだと思うんですよ。いわゆる在沖米軍のこの実態というのは、私は、先ほども自民党の委員の御発言を聞いていても、与野党一致して沖縄の米軍基地は削減しなくちゃいけないと、みんなそう思...全文を見る
○小泉親司君 もう一つお尋ねしたいのは、昨年の十二月三日、ワシントンの国際戦略研究センターで、フェイス政策担当の国防次官なんですが、この方が、在日米軍基地を含む海外基地の再編計画というのは、同盟国や友好国が自らの軍事力、戦略、軍事方針を現代的なものに変えるのを促進することにねらい...全文を見る
○小泉親司君 先ほどの同僚委員の質問でもありましたが、問題はやはり普天間を代替施設をどうするかと。例えば、名護の新基地という問題もあり、これができるまでに何とか移設しろというのもあり、もう名護はあきらめてどこかに移設したらどうだという意見もあり、これ様々出ていると。これ先ほど、質...全文を見る
○小泉親司君 外務大臣はこの代替施設協に参加されておられますが、この図面を見ておられますか。
○小泉親司君 これは私インターネットで取った資料なんです。これは防衛施設庁の案の中の表示は一切ない。何でこういうことになるんですか。あなた方が実際に計画しているものの中にはちゃんと表示されているんですよ、大浦湾の中に。  あなたは何か誤解を与えると言ったけれども、これ自体見たっ...全文を見る
○小泉親司君 私は、こういう計画進めていて、大臣がそういうのを知らないというのは私は重要な問題だと思いますよ。実際に防衛施設庁ではこういうことをどんどんどんどん米軍と一緒になって進めちゃう。これは重大な問題だということを指摘しておきます。  もう一つだけ取り上げたいので質問させ...全文を見る
○小泉親司君 最後にちょっと一言だけ。
○小泉親司君 いや、私は、この下地島空港の約束を地位協定の五条だからいけるんだというのは、私は後でしっかりやりますが、これは問題だというふうに思います。その意味で、こういう約束しっかり守って、私はこれは米軍使用はさせるべきじゃないということを申し上げて、委員長、済みません、これで...全文を見る
03月25日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。  在外公館法は賛成でございますので、二つの問題について限りまして、今日は短い時間ですので質問をさせていただきたいと思います。  まず一つは、イージス艦の、アメリカイージス艦の日本海配備問題について質問をいたします。  アメリカ海...全文を見る
○小泉親司君 これまでもアメリカが新たな兵器を配備するとき、つまり部隊を配備するとき、これは事前に日本外務省、日本政府に事実上事前通告をしていたというのはこれまでの経過からも明らかなわけで、昨日、私、外務省からお聞きをしたら、二十五日のいわゆるイングランド長官の講演で知ったと。私...全文を見る
○小泉親司君 常駐配備をされると、これはイングランド長官の文言から私は明らかだと思いますが、その点は確認できませんか、一言だけで。申し訳ない、時間がないので。
○小泉親司君 私は、これ周辺に配備されて、常駐配備だということは、私も文言からははっきりしているんじゃないかと、継続的にとおっしゃっているから。ということになると、当然これは第七艦隊ないしは在日米軍に属することになる。これは、私は必然なんじゃないかなと思っておりますが、その点は北...全文を見る
○小泉親司君 あなた方、都合悪いことになるとなかなかはっきり明らかにしないんだけれども、実際にこういう配備があるということについては、私は、外務省はこれは知らされていないと話は今までの経過からしましておかしい話で、私、こういう問題についてなぜ明確にできないのか。特に、あなた方自体...全文を見る
○小泉親司君 つまり、あれなんですか。ミサイル防衛艦のイージス艦が日本海でうようよするというと言葉が何だけれども、配備を常駐されるということは認めると。しかし、今回のミサイル防衛艦がいわゆる弾道ミサイルの一部のシステムとして展開されるんじゃないんだということをおっしゃっているわけ...全文を見る
○小泉親司君 ちょっと済みません。私、読んでいるから、私の質問だけに、申し訳ない、お答えください。
○小泉親司君 私は、こういうやはり新しいイージス艦、特にミサイル防衛の装備を搭載した、私は、ですから配備される艦艇はスタンダードミサイル、SM3配備済みのものとなるというふうに理解していいと思うんですよね。  その点は、何ですか、北米局長としても今長官の言葉というふうなことにし...全文を見る
○小泉親司君 私は、この米軍のイージス艦の日本配備というのは、私はアジアや日本周辺の特に緊張を激化させるものだというふうに思います。  その意味で、現在特に進められている朝鮮半島をめぐる六者協議でも、昨年八月には平和解決のプロセスの中で状況を悪化させる行動を取らないということや...全文を見る
○小泉親司君 ということは、日本政府としては、こういう配備については緊張を激化させるということはアメリカ軍には伝えないと、こういうふうな態度に終始されるということなんですね。
○小泉親司君 私は、こういう新型のイージス艦、特にこれはアメリカの様々な文書の中でも、アメリカが大変抑止的な戦略、特に最近では前方抑止で非常に前方に出て抑止体制を取ると、言わばブッシュ政権が志向しているような先制攻撃戦略の大変重要な一環としてこういうミサイル防衛艦の配備を進めてい...全文を見る
04月05日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第7号
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○小泉親司君 イラクへの民間航空機、日本航空や全日空などの民間航空の協力の問題について幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに、防衛庁が昨年十月の二十三日の日に日本航空や全日空などに対しましてイラクへの自衛隊派遣に関連する輸送を要請した。この点があると思いますが...全文を見る
○小泉親司君 日本航空や全日空はそれに対してどのような回答をされたんですか。
○小泉親司君 私は、自衛隊の話を聞いているんじゃなくて、防衛庁が日本航空や全日空に対して要請したことに対して日本航空や全日空がどのような回答をされたのかということをお聞きしているんですが、時間がありませんから余りぐじゅぐじゅと曲がらないような答弁をお願いいたしたいと思いますが、三...全文を見る
○小泉親司君 私、ニュースをここへ持ってきておりますけれども、例えばこのやり取り、三月十二日のやり取りがここの中に書いてありますが、イラクへの自衛隊派遣問題で、昨年、防衛庁から日本航空と全日空に対し自衛隊員の輸送依頼があったが両社が断ったということであると云々かんぬんで、この判断...全文を見る
○小泉親司君 防衛庁長官は、調整という言葉は非常に、私も占領軍の問題を取り上げてまいりましたから、調整という言葉は、コオーディネートという言葉は非常に幅広いので、非公式だとか公式だとかいろいろ言われるけれども、実際にあなた方が要請したことは、これは向こう側は非常に重く受け止めてい...全文を見る
○小泉親司君 私、要請した事実はこれはお認めになっているから、その点で、非公式だと言ったけれども、要請はお認めになっているから、その点は私は明白だと思いますが、私たちが指摘をしているのは、こういう軍事輸送、つまり自衛隊の輸送、これは軍事輸送なんですから、当然のこととして、それは自...全文を見る
○小泉親司君 私はこの点でも、これはイラクへの自衛隊の派遣の輸送、さらには米軍の物資を輸送するための米国防総省の認可の取得の要請、こうしたものを私は航空協会、これは定期航空会社の協会がまとめた原則ですから、この原則を私は尊重して、こういう要請はすべきでないということを私強く要求を...全文を見る
○小泉親司君 もう少し色の付いた答弁をしていただきたいと思います。具体的にどういうふうになっているんですか。  私は、この問題というのは簡単にいかない。なぜ簡単にいかないかというと、六月末にCPAがいわゆるなくなってしまうんですよ。その上で占領軍がどういう地位を占めるのか、この...全文を見る
○小泉親司君 十一月の十五日の合意では、三月末までにイラク統治評議会とCPAがこの治安協定を結ぶとなっているわけですね。私は、この問題についてこの前も、二回ほどこの当委員会でも取り上げてまいりました。いつまで、いつも外務大臣は、確定的なことが言えない、分からない、分からないで話が...全文を見る
○小泉親司君 言われるように、ブレマー長官は記者会見で、国連決議一五一一で事足りるんだと、細かくは、いろいろ言っていますけれども、事足りるんだと言っておられる。これは、多国籍軍で六月三十日までは少なくともいられるんだと、これはブレマー長官が言っているんです、記者会見で。  それ...全文を見る
○小泉親司君 ということは、六月三十日以降、CPAがなくなったときには、多国籍軍が依然としてこれで、国連決議一五一一でいられるということがあったとしても自衛隊はいられないわけですね。つまり、新しい、六月三十日の協定以降は新たな自衛隊とCPA、失礼、自衛隊とイラクの暫定政府、この暫...全文を見る
○小泉親司君 時間がなくなりましたから、また改めて別の委員会で、あしたもありますから、しっかりやりますが、この問題というのは、私は絶対にこれはゆるがせにできない問題だと。これ、なぜかといえば、先ほども繰り返し言っているように、六月三十日になったらイラク、いわゆる占領機構、CPAが...全文を見る
04月06日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。  外務省設置法の改正案については賛成でございますので、外務省の活動についての幾つかの問題について質問をさせていただきたいと思います。  まず、イラクの占領下での復興支援の問題について質問いたします。  私どもは、イラクの復興は占...全文を見る
○小泉親司君 こういうふうなNGOに対して、先ほども阿部副大臣からもお話がありましたが、例えば四半期ごとに活動報告を求める、義務付ける、それから個人情報に属するものもある、占領当局の判断で登録の取消処分もあると、こういう内容なんですね。そういうことがほかのいわゆるNGO活動でも義...全文を見る
○小泉親司君 私ども、NGOからお聞きしていますが、そういう処置を取っているところは基本的にないそうでございます。  しかし、私はお尋ねしたいのは、それじゃ登録状況は一体どういうふうになっているのか、その点、外務省はどういうふうにつかんでおられます。いわゆるどのくらいの団体が今...全文を見る
○小泉親司君 私は、イラクのNGOの調整委員会が発表しました資料を外務省からこれいただいておりますが、そういうこともはっきり言っていただきたいと思いますけれども、これは外務省からいただいた資料でございますから、副大臣のところまで上がっていないというのはおかしな話だなと私は思います...全文を見る
○小泉親司君 先ほど阿部副大臣はイラクの現状からまあやむを得ないんだというような趣旨のことをおっしゃいましたけれども、今イラクの場合は様々な団体が復興支援をやる活動に対しまして、一部免税はございますけれども、五%の関税を掛けております、これは御承知だと思いますが。  ところが、...全文を見る
○小泉親司君 外務省は、御承知のとおり、NGOの草の根支援ということで今度の直接支援の中にも援助資金を入れているわけですね、外務省として。ところが、そのNGOの活動がもう一つ、このNGOの登録制度にはもう一つあれがありまして、つまり、今NGOはアンマンからバグダッドに航空輸送をし...全文を見る
○小泉親司君 私、そういう話を何遍も聞いておりますから後ろの方知っておりますよ。だから、ちゃんとそういうのを今答えてください。  いや、差が付いているんですか、付いていないんですか。
○小泉親司君 いや、差が付いているんですか、付いていないんですか。
○小泉親司君 いや、私たちが調べまして外務省に事前にお聞きしまして、外務省は、差が付いていると、どのくらいの差が付いているか分からないと、こういうお答えでございました。私はこのことを調べましたら、実際にアンマンからバグダッドまでNGOが運んでいるもの、これは登録NGOと、まあちょ...全文を見る
○小泉親司君 いや、私は驚きましたよ。こういうNGOの活動に対して、そういう私は差別をすると。これは、私は先ほども申し上げましたように、こういうふうな登録制度を非常に厳格な、厳格なというか、厳しい処置を取っているという、CPAが取っているということは、これは今までほかの国ではほと...全文を見る
○小泉親司君 関税の問題では、CPAの命令が、三十八号でCPAが関税を掛けるとなっているんですが、例えば連合軍やいわゆる連合軍下の部隊にアメリカやイギリスの業者が様々な請負契約者をすると。しかし、それは免税処置になっているんですよ。それは三十八号に書いてある。ところが、NGOにつ...全文を見る
○小泉親司君 終わります。
○小泉親司君 引き続き質問をさせていただきます。  日本、ウズベキスタン航空協定、まあ、これもう賛成でございます。今日はお忙しい中、わざわざ防衛庁長官にお越しいただいておりますので、私は今のイラクの復興支援の現状の問題について、自衛隊の活動の問題について少しお尋ねをさせていただ...全文を見る
○小泉親司君 実施要領では、安全確保支援活動として医療、輸送、保管、通信、建設、修理若しくは整備、補給又は消毒、こういう活動ができるということになっておりますけれども、するということになっておりますけれども、今この安全確保支援活動ではどのようなことをおやりになっているんですか。
○小泉親司君 いや、私がお聞きしているのは、別に陸上自衛隊に限ってお尋ねしているんじゃなくて、自衛隊というのは陸海空ございますので、つまり防衛庁長官がお決めになった実施要領の中にある安全確保支援活動のうち、自衛隊はどういう具体的な活動をしておるのかということをお尋ねしているんです...全文を見る
○小泉親司君 四月五日に防衛庁が発表したイラク人道復興支援措置法に基づく自衛隊の部隊の活動状況についてという中にも、航空自衛隊の部隊について、イラク国内の各飛行場の安全性や輸送ニーズ等を慎重に勘案した結果、三月三日、クウェートとイラクの間でC130による人道復興支援物資等の輸送を...全文を見る
○小泉親司君 何で具体的なことは言わないんですか。その人道復興支援の今の話ですと非常に、ダマージ村とかルメイサ町とかいろいろ具体的に出てくるのに、何で安全確保支援活動の輸送問題になると具体性がないのか。関係各国、関係機関の物資及び人員でこういうものを運びましたと、どこからどこに運...全文を見る
○小泉親司君 今は言えないんですか。
○小泉親司君 回数、私、発言通告しているので、何回くらい、その十八回のうち安全確保活動は何回なんですか。その回数ぐらいあれでしょう、防衛庁長官、すぐお分かりになるでしょう。だって十八回なんだから。
○小泉親司君 それじゃ給水の話に行きますが、先ほど防衛庁長官が具体的にお話しになりましたので、その点についてちょっとお尋ねしますが、サマーワでは、私のメモですと、十六万の大体人口だと、四〇%から四五%の水道普及率があると、約九万人が必要だと。実際に自衛隊が、給水活動としてその九万...全文を見る
○小泉親司君 ということは、九万人の要するに需要者に対して一・六万人しかないと。つまり、十六万人の人口ですと、約、これ一・六万人ですから十分の一にすぎないと、こういうことになると思うんですが。  そこで、もう一つお尋ねしたいのは、陸上自衛隊は先ほど給水車で配らないと言わばおっし...全文を見る
○小泉親司君 今年の一月二十九日の衆議院のイラク特別委員会でNGOの代表がこう言っているんですね。現在、イラクで行われている活動では、八万人から十万人を対象にした、水を清める、給水活動においてNGOが活動しておりますと。NGOの場合、数千万円から、機械の装備なども入れても一億円ぐ...全文を見る
○小泉親司君 この水の問題だけについていいますと、例えば三月二十五日の衆議院のイラク特別委員会でも、アジア経済研究所の酒井参事が、求められていることは配られる水でなくて上下水道なんだと、この点ではシビリアンの部分での復興が一番重要だという御発言もされている。私もそこが一番今肝心な...全文を見る
○小泉親司君 時間が参りましたので、終わります。
04月07日第159回国会 参議院 憲法調査会 第5号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。  私どもの基本的な平和と安全保障の議論のまとめについては吉岡委員が詳しく述べられましたので、私は三つの点について発言をさせていただきたいと思います。  一つは、憲法九条に基づく非軍事力での国際貢献を大いに積極的に進めるべきだと...全文を見る
04月15日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第8号
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○小泉親司君 まず初めに、日本人の人質事件が起きてからもう一週間が経過をいたしました。私どもは、いかなる主張があろうとも、このような無辜の民間人を人質に取るような行為は断じて認めることはできない。その意味でも、大変御家族の方には肉体的にも精神的にも大変御心痛をお察し申し上げたいと...全文を見る
○小泉親司君 今、占領軍の発表を見ましても、十二か国四十名の方が人質になっている。この問題については大変その重要な背景にファルージャの事態があるんだということが指摘をされておりますが、その点、外務大臣はこうしたファルージャの事態が人質事件と重要な背景にあるというふうに理解している...全文を見る
○小泉親司君 ファルージャの事態についても先ほど同僚委員からも質問がありましたが、私、この事態をどういうふうに日本政府として見るのか、この事態にどのような見解を発するのかというのは非常に重要な問題じゃないかというふうに思います。  そこで、総理は昨日、外務大臣は参加されておられ...全文を見る
○小泉親司君 先ほど報告のありました外務省の報告書の中にも、ファルージャの事態が指摘をされておりまして、この事態の中で「ファルージャ等において、米軍により掃討作戦が強化されました。」という評価になっているわけですね。私は、掃討作戦が強化をされたというふうな次元の問題じゃ私はないん...全文を見る
○小泉親司君 私、停戦が継続して一層これがやめられ、戦闘が、戦闘が停止されるということが私は一番重要なことで、現在の停戦というのは、これは一時的、まだ依然として一時的なものなんで、私はこれは、戦闘は直ちに停止すべきだということなんですが、問題は、このファルージャの事態をどういうふ...全文を見る
○小泉親司君 私の質問にちょっとお答えが全然違う話なので、もう一つだけお尋ねしますと、四月八日の連合軍の記者会見があるんですね。その記者会見の中で質問をされておる方がありまして、例えば、連合軍は包囲作戦の中で、食糧を必要としたり、容体の悪い人が病院で手当てを受けることを妨害してき...全文を見る
○小泉親司君 四月八日の連合軍の記者会見のやり取りが大変具体的に、様々なアメリカ軍の軍事作戦、ファルージャでの軍事作戦について詳細にやり取りがあるんですが、この中で、ある記者から、ファルージャでは今殺りくと虐殺が行われている、子供たちも犠牲になっている、ザルカウィとは全く関係のな...全文を見る
○小泉親司君 ブッシュ大統領は十四日、記者会見やられて、その記者会見で、我々は無辜の民間人に対する被害を避けるため最大限の注意をするつもりだけれども、混乱と暴力が広がるのを許すわけにはいかない、私は、秩序を維持し部隊を守るために必要とするなら、決定的な武力を行使するようあらゆる準...全文を見る
○小泉親司君 私は、人質事件を本当にしっかりと解決する上でも、こうした無法な占領軍の行為に対しては日本政府としてきっぱりと物を言うべきものだというふうに私は思います。  そして、私は、これまでも繰り返し言ってまいりましたように、こういう無法な行為をしている米英の占領軍に協力する...全文を見る
04月27日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○小泉親司君 外務大臣おられるの。──私は、自衛隊法及び防衛庁設置法改正案、いわゆる防衛二法について質問をいたしますが、私どもは防衛二法は反対でございます。その理由は討論の中で明確に申し上げます。そこで、防衛二法に関連して幾つか防衛庁長官に質問をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○小泉親司君 私は、国連憲章五十一条だとおっしゃいましたけれども、例えば個別的自衛権の範囲として、自衛隊が武力攻撃を受けた場合については、敵地攻撃は自衛権の範囲内と説明してきた。さらには、小型核兵器の使用は、これは自衛権の範囲内だと説明してきた。ところが、これまでの政府の説明でも...全文を見る
○小泉親司君 排除されないというお答えでしたが、私、そこでもう一つだけちょっと、ちょっと法案に入っちゃうようであれなんだけれども、入るつもりはないんだけれども、一つだけお聞きしたいのは、そうすると、例えば今度の米軍支援法、円滑化法などで自衛隊が米軍を支援することになっている。まあ...全文を見る
○小泉親司君 そこで、次にお尋ねしたいのは、アメリカの陸軍省の戦略研究所で、ウィリアム・ラップ中佐が日米同盟の将来という論文をお書きになっている。これはもうアメリカンセンターといういわゆるアメリカ大使館の附属と言うと失礼ですが、属するセンターで公表しておりますからもうお読みになっ...全文を見る
○小泉親司君 私、決してこの問題というのは、このラップ中佐自体が個人的に見解を及ぼしたものじゃないことは、例えば原子力空母の母港化の問題については、もう御承知のとおり、ファーゴ太平洋司令官が最も能力の高い空母に代替するということを明らかにしているとおりだと思います。  このラッ...全文を見る
○小泉親司君 私、こういうやはり地元の市長が言っていること自体は非常に重く受け止めるべきで、その点では、やはりこうした原子力空母の後継というものについての、を強行すべきじゃないということだけを申し上げておきたいと思います。  このラップ中佐の論文ではミサイルの防衛問題についても...全文を見る
○小泉親司君 私は、やはりこうした海幕長という軍人が集団的自衛権の行使を当然視するような発言を行うことは私は重大な問題だと思います。その意味で、事実関係をはっきりさせて、防衛庁長官も明確な態度を取るべきではないかというふうに思います。    〔委員長退席、理事舛添要一君着席〕 ...全文を見る
○小泉親司君 私が質問しましたのは、防衛庁自体が、防衛施設庁ですか、正確にはね、が説明した横浜防衛施設局施設部施設企画課長等が説明した、いわゆる自衛隊が敵襲を受けたときも想定した訓練をやるんだと、この点については間違いないんですねと、それもお認めになっているんだろうと思いますが、...全文を見る
○小泉親司君 実際、この訓練場を見ますと、私も写真持っておりますが、今日別に理事会の許可を得ていないのであれですが、大変広大な土地を、言わば完全にサマワと同じ状態を作ると。私が、バラス、今バラス張ってありますけれども、バラスを張るのかとか、ちゃんとした宿営地を、テントを張って、み...全文を見る
○小泉親司君 警備要領の練度の評価、確認を行うための訓練を実施すると。もうこれは防衛庁の発表文書ですからそのまま読みましたが、そういうことはあれなんですか。例えば、この間、防衛庁長官と議論してきましたいわゆる部隊行動基準、こういうものにおける武器の使用、この問題についてもここで具...全文を見る
○小泉親司君 私は、こういう施設をやはり作るというのは自衛隊派兵を恒常化させるものだと、その点で私はこういうふうな施設の建設はやめるべきだと。特に、地元もこれは一方的通告で、こういう訓練を、敵襲などを想定しているような訓練を、幾ら実際に武器は撃たないと、ライフルは撃たないと言った...全文を見る
○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対し反対の討論を行います。  反対の理由は、改正の内容がアメリカへの戦争支援を強めるからであります。  政府は、自衛隊を効率化、コンパクト化するものと説明しています。陸上自衛隊は二千九十...全文を見る
○小泉親司君 テロ特措法の延長問題について質問をさせていただきますが、アフガニスタンへの海上自衛隊艦船の派遣については、私どもはテロ特措法自体は反対でありますので、もう事実上アフガニスタンの海上自衛隊の給油活動などというのはもうやめて、直ちに撤退すべきだということを要求をまずして...全文を見る
○小泉親司君 今、六月三十日以降のイラクの政権、主権移譲後の問題についても少し触れられましたが、私は、アメリカの米下上院ないしは軍事委員会で、二十日から二十二日にかけて、イラク政権移譲後のイラクをどういうふうにするのか、アメリカのかかわり方をどういうふうにするのかという議論が行わ...全文を見る
○小泉親司君 外務大臣、大分お疲れなので、私の質問について十分に御理解いただけないのかと思いますが、私は国連決議のことについては何にも聞いておりません。私が言っているのは、ウォルフォウィッツが四月二十日に米上院軍事委員会でアメリカの方針について説明をしているが、そういうことについ...全文を見る
○小泉親司君 ということは、国連決議一五一一では、御承知のとおり、統一した指揮の下にある多国籍軍に対し、イラクにおける安全と安定の維持に貢献するあらゆる必要な処置を取る権限を与えると、こうしておりますが、そうしますと日本、この多国籍軍が果たして今の米英占領軍に当たるかどうかという...全文を見る
○小泉親司君 ちょっと不鮮明なんですが、そうすると、多国籍軍というのは、通常いうCTJF7、つまり合同機動部隊、第七合同機動部隊、これが具体的には多国籍軍と、これは米英占領軍のことですが、そういうことに、いわゆるコアリションのことですが、そういうことだということなんですね。(「C...全文を見る
○小泉親司君 私も、多国籍軍はCJTF7だというふうに、これ以外存在しませんから、そうだろうというふうに思います。  今、連合軍はイラクを三つに分けて統治しておりますね。一つは、アメリカ中央軍の指揮下でバグダッドなどの北西部、それからポーランド軍の指揮下で中南部、イギリス軍の指...全文を見る
○小泉親司君 私、今、皆さんに資料をお配りいたしました。  その資料によれば、明白に今度、実は多国籍軍、CJTF7のホームページが変わりました。どういうふうに変わったかというと、防衛庁長官うなずいておられるからこれは見ておられるんだなと思いますが、そのあれによりますと、いわゆる...全文を見る
○小泉親司君 しかし、私が指摘したホームページは、今お渡ししていますので、このことは事実として、これ私は議論の問題じゃなくて事実の問題だと思うんですよ。事実そういうことが私が指摘したことが書いてありますね。一言だけ私お尋ねします。それについて、時間もありませんからお答えください。...全文を見る
○小泉親司君 いや、私は総理とも言って、総理は何て、私に何と言ったかというと、小泉さんはそんなに、首相の方じゃない、僕の方ですよ、小泉さんは何でそんなに何遍も取り上げるんだと。私はこれ大事な問題だから取り上げているんですよ。取り上げていて、何遍も取り上げているのに、連合軍の方は、...全文を見る
○小泉親司君 ちょっと済みません、議論の時間が私限られているので、そういうこと分かっておりますので、議論していますから、今まで。
○小泉親司君 いや、私が説明していますように、私は別に間違ったことを説明しているんじゃないんですよ。前段は前からありますよと言っているんです。あるけれども青く、昔青かったんです。青いところ、そこをクリックするとさっきも言ったように自衛隊に入れた。今は青くありません。今度青くするん...全文を見る
○小泉親司君 終わります。
05月12日第159回国会 参議院 憲法調査会 第7号
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○小泉親司君 「改正、最高法規」のテーマに関連をして発言させていただきます。  今日は大変参考人の方々の御意見の非常に勉強になりましたが、やはり問題は私は憲法改正の必要性はあるのかという点であるというふうに思います。私ども日本共産党は、皆さんもよく御存じのように、今日の日本にお...全文を見る
05月18日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○小泉親司君 日米共助条約及び無形文化財の保護条約、それからたばこの規制の枠組み条約の三条約について質問させていただきますが、私どもはこの三つの条約についてはすべて賛成でございます。ですが、日米刑事共助条約の問題について一問だけお尋ねをさせていただきたいと思います。  今回の条...全文を見る
○小泉親司君 次に、イラクで今大変大問題になっておりますイラク占領下でのアブグレイブ刑務所での虐待事件、私は拷問事件だというふうに理解しておりますけれども、この事件について少しお尋ねをさせていただきたいと思います。  今回の事件が起きましたときは大変衝撃的でありましたけれども、...全文を見る
○小泉親司君 私は、先ほども申し上げましたけれども、この問題というのは、単にあれはアメリカがやったことだ、アメリカの兵隊がやったことだということでは済まない。なぜ済まないかといえば、当然、これは占領中に起こったことであること、その占領中において、日本は少なくとも、いろいろな議論が...全文を見る
○小泉親司君 私、これ、五月十三日にアメリカの上院の軍事委員会でヒアリングが行われたそのやり取りがありますけれども、このやり取りの中である議員が、リード議員が、アメリカの海兵隊が監獄で裸にされて頭に袋をかぶせられると、四十五分間しゃがまされると、これは、これは議事録の中にないこと...全文を見る
○小泉親司君 この罪を見ますと、ある人は七つの罪に問われ、ある人は三つの罪に問われていますけれども、実際に、収容者への虐待の共謀罪を始めとして、虐待問題についてが極めて明確にされていると。この点で私は、この一般論では済まされない、ジュネーブ条約違反だということで、この軍法会議では...全文を見る
○小泉親司君 私は、この占領下でのアブグレイブ刑務所での虐待、拷問事件というのは、これはもう決して看過できない問題で、この点でのやはり真相究明がしっかりとやられると同時に、日本政府としても、このジュネーブ条約違反の問題についても明確な態度でアメリカ政府に迫っていく必要があるんじゃ...全文を見る
○小泉親司君 私、自己完結、自己完結と言いますが、元々この弾道ミサイル防衛システムは、日本もやっているけれども、事実上アメリカが極めて先進的に進めているものでありますし、実際ほとんど買うものなんというのは、イージス艦だってスタンドミサイルだってPAC3だって、ほとんどについてはア...全文を見る
○小泉親司君 私もう一つだけお尋ねをさせていただきますが、昨年の十二月の官房長官談話で、弾道ミサイルの迎撃については防衛出動により対応することが基本としながらも、弾道ミサイルの特性にかんがみ、適切に対応し得るよう、法的措置を含む所要の措置を具体的に検討と言っておりますが、防衛出動...全文を見る
○小泉親司君 終わりますが、いずれにしても僕は、この問題は集団的自衛権の行使に踏み込む危険を内包しているので、私はこの点については、ミサイル防衛については直ちに中止しろということを要求して、質問を終わります。
05月19日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第9号
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○小泉親司君 失礼いたしました。  幾つかイラクの情勢の問題について質問させていただきたいと思います。  まず初めに私がお尋ねしたいのは、外務大臣がこの前G8に行ってこられました。そのG8の会議の中で共同記者発表がございます。外務省の今日委員会に提出された資料の下でも、ワシン...全文を見る
○小泉親司君 そうです。
○小泉親司君 パウエル長官は川口外務大臣の後に質問を受けまして、これから六月三十日の政権移譲後の多国籍軍についてはアメリカの指揮下の下に置かれると、その指揮官はアメリカ人になるだろうと、そのような文脈において、新しいイラクの政府はその権限の、主権の問題については幾つかを移譲しなけ...全文を見る
○小泉親司君 今、外務大臣の、この前、私のこの問題について同じ質問をいたしましたところ、外務大臣は、現在のいわゆるコアリションフォーシズ、これはいわゆる連合軍は国連決議一五一一の多国籍軍であるということをお述べになっていると思いますが、その点については、これは、現在もこれは多国籍...全文を見る
○小泉親司君 ということになりますと、多国籍軍がどうなるかということは、新しい決議の中でどういう形になるか、どういうステータスを持つかというのはあると思いますが、基本的には多国籍軍が引き継がれると。  この点で、私は、パウエル長官が、この多国籍軍の指揮権を引き続きアメリカが持つ...全文を見る
○小泉親司君 私、いいか悪いかなんて一言も言ってないので。問題は、多国籍軍のそうしたことについて、指揮権の問題についてパウエル長官が発言したことはこれは間違いないわけで、そのことをどういうふうに外務省が評価をしているのかと。  例えば、多国籍軍の問題につきますと、このパウエル長...全文を見る
○小泉親司君 いや、私は、イラクの国民の主権が疑いなくすべてが行くかと、これはなかなか難しい問題だと思いますが、特に僕は、パウエル長官自体が、多国籍軍がアメリカの指揮下に置かれることによってイラクの主権が制限をされる場合があるんだということを言ったというのは、私はちょっとアメリカ...全文を見る
○小泉親司君 なぜそういうふうな御判断をされたんですか。
○小泉親司君 そうなりますと、例えば全土においてサドル派が様々な戦闘行為をやっていると、これはサマワでどうかと、これはいろいろあると思いますが、そのサドル派自体が組織的、計画的にイラク全土でそういう行為はしていないと、こういう判断を防衛庁としては下していると、こういうことなんです...全文を見る
○小泉親司君 いや、あなたはこれまでも国際性、計画性、組織性、継続性、その四つのうち一つでも欠けたら駄目なのかと、そうじゃないんだと。そんな議論をしても仕方がないわけでございまして、この四つのうちのたとえ二つでも満たす場合があっても、二つしか満たさない場合であっても、それは、これ...全文を見る
○小泉親司君 いや、私が質問しているのは、あなたは四つの理由を挙げている。例えば、あなたはまた別のところで、国際的には国家として認められていないが国際紛争の主体となり得るもの、例えばタリバーンなんというのはやっぱりそういうものになるんだろうと思うんですと。しかし、それが宗教団体の...全文を見る
○小泉親司君 では、総合的に評価してと言うんだったら、何が欠けているというんですか。
○小泉親司君 私ね、もう本当にでたらめな話で、現実問題として、サドルが実際に国際性を有して反米闘争、これはもう明確にやっている。その組織性、継続性からしたって極めて組織的にやっているということは明確じゃないですか。それを、これは国に準ずる者じゃないんだということを理由にして戦闘行...全文を見る
○小泉親司君 いや、私はね、私にそんなことを聞かれても私知りませんよ。元々この戦闘地域か非戦闘地域かなんていうのは、元々自衛隊海外派兵するためにあなた方がでっち上げた論理なんだから、そんなこと私知りません、聞かれても。あなたが実際に国際性、組織性、継続性、あなたが言ったんじゃない...全文を見る
○小泉親司君 終わります。
05月25日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
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○小泉親司君 私は、東南アジア友好協力条約、日本・ベトナム投資保護協定、それから欧州復興開発銀行設立条約、この三条約については私どもは賛成でございます。  そこで、まず日朝首脳会談について幾つか質問をさせていただきたいと思います。  我が党は、御承知のとおり、今回の首脳会談で...全文を見る
○小泉親司君 安否不明者の問題では、残された問題では一体どういうやり取りがあったのか。特に、テレビでは山崎副長官がいろいろとお話しになっていますけれども、総理の会見の中では具体的な経過が話されていない。特に、いわゆる安否不明者の問題では、先方からはいわゆる決着済み論が話されたとか...全文を見る
○小泉親司君 やはり、曽我さんの御家族の問題、それから安否不明者の残された問題、こういう問題については、やはり日本側が納得いく方向で、方法できちんと対策を今後取られるという点については、外務大臣、この点について最後に、この点についての最後にお答え願います。
○小泉親司君 もう一つ、核問題、この問題については、私どもも、いわゆる核を放棄するということがやはり北朝鮮の側の安全にとっても大変大事なんだということをやはりしっかりと納得させて交渉に臨むということが大事だということをこれまでも繰り返し言ってまいりました。  そこで、一体、具体...全文を見る
○小泉親司君 我が党は、日朝関係の問題を、諸問題をやはり平和的な交渉によって道理ある形で解決するということが大変重要だというふうに思います。その意味でも今度の会談で強調されたような対立から協調の関係にいかに発展させるかと、この点での日本政府が一層の努力を払うことを強く要求をして、...全文を見る
○小泉親司君 いわゆる、私は、朝鮮半島の非核化と同時に、これは東南アジアの非核化も非常に重要な課題なんですね。  ここに私、外務省調査月報二〇〇一年のナンバー3、東南アジア非核地帯条約の背景と意義という、山地さんという日米地位協定室の課長補佐の方ですか、この方がお書きになった、...全文を見る
○小泉親司君 いや、私がお聞きしているのは、結局、私は先ほど局長もお話しになりましたような、私も非核地帯条約と今度の東南アジア友好条約というのは車の両輪と表現したけれども、二つが同時に進められてきたものだと。一方は批准されて、もう一方は批准がなかなか進まないと、こういう問題を外務...全文を見る
○小泉親司君 この非核地帯条約について、米国は大変抑止を損なうと、いわゆる抑止論の見地から反対の態度を表明をしてきておりますけれども、その点について、外務大臣、私は、この非核地帯条約は先ほど言いましたように核保有国も入るというものであれば、当然こうしたアメリカの態度をきちんと批判...全文を見る
○小泉親司君 注視するのは、私、当然だというふうに思うんですが、問題は、日本政府として、これをやはり歓迎するという立場は表明するということなんですか、それともちょっと、米国と同じように、いや抑止を損なうからちょっと問題かなというお考えなんですか。その点だけ最後にお尋ねいたします。
○小泉親司君 いや、私がお聞きしているのは、注視をするのは分かったと、別に注視というのはストップするわけじゃないけれどもね。私がお聞きしているのは、別に外交上、政治上、それは条約に加盟するしないとかかわらず、日本政府として、アジア外交を積極的に進める立場からすれば、当然それに対し...全文を見る
○小泉親司君 あと三分ぐらいあるので、一問だけ私、お尋ねしたいのは、イラクの問題、多国籍軍の問題でございます。  どうも今日の決議案を見ますと、今日、新聞の各紙に出ましたのを見ますと、アメリカの今回の国連決議案は一五一一の決議をそのままにしてそのまま多国籍軍を移行させると、一年...全文を見る
○小泉親司君 いや、まだ三十六分になっていない。
○小泉親司君 私がお聞きしたのは、だから、日本として多国籍軍に参加できるのか、できないのかと、この点はいかがでございますか。
○小泉親司君 終わります。
05月26日第159回国会 参議院 本会議 第24号
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○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、有事関連七法案並びに関連条約について質問をいたします。  まず指摘したいのは、日本国憲法と国の進路にかかわるこれらの重要法案が、残り会期わずか数週間という状況の下で当院の審議に付されることであります。これは、参議院の審議を軽視する以外の...全文を見る
05月27日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第11号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。自民党の小泉総理に質問をさせていただきます。  私、有事関連七法案及びその関連条約、この問題について幾つか総理に質問させていただきたいと思います。  今回の有事法制法案は国民保護という形で一くくりされておりますけれども、私は、中身を...全文を見る
○小泉親司君 九七年の日米ガイドラインの合意でも、周辺事態の推移によっては日本に対する武力攻撃が差し迫ったものとなるような場合があると、こういうふうに明記しているわけですね。つまり、周辺事態が日本の有事になる可能性があるんだと。これは日米ガイドラインの合意なんですね。これはもう総...全文を見る
○小泉親司君 いやいや、総理大臣。いや、それは先ほども言いましたように、総理大臣。
○小泉親司君 私は理事会でも申し上げたんですが、やはり限られた時間で、しかも総理に私は政治討論をさせていただきたいという時間というのは限られているんです、我々は。ですから、外交防衛委員会と同じようにテープ回しているような答弁じゃ私はこれは困ります。  総理大臣、この点、私は一国...全文を見る
○小泉親司君 大変私は情けないと思いますが、総理が御答弁されて、あなたは明確に、私は、先制攻撃はこれは明白な国連憲章違反だと、この意味ではいかなる意味でも排除されなきゃならないと、私はこの点を明確に要求をしておきたいというふうに思います。    〔理事常田享詳君退席、委員長着席...全文を見る
○小泉親司君 大臣、外務大臣の答弁を私はもう外交防衛委員会で聞いているんですが、つまり、アメリカという国は、これは国際法を守る国だと、アメリカ、イコール国際法なりだ、なりだというふうなことをまず言う。今度の問題について言えば、ジュネーブ条約に違反するかどうかということを言う。もう...全文を見る
○小泉親司君 私は、このようなアメリカの国際法の違反の無法な占領に大変多くの国が疑問を表明していると。特に、占領の大変泥沼化に伴って今多くの国が撤退を始めていると。スペインやノルウェー、最近では撤退をいたしました、撤退中であります。最近のアメリカのギャラップやCNNなどの世論調査...全文を見る
○小泉親司君 私は、今皆さんに資料をお渡ししましたが、総理にもお渡しをしております。これは実は連合軍、占領軍のホームページが実は四月二十三日から変わりまして、一変されました。どのように一変されたかというと、今までは連合軍、コアリションフォースという表題でございましたが、四月二十三...全文を見る
○小泉親司君 私は国連決議の問題を言っているんじゃなくて、現在の多国籍軍に、多国籍軍自身のホームページの中で日本が入っているんだということを明確にしているんですよ。その、総理に、資料、いや、首をかしげられちゃ困ります。私は、私が言っているんじゃなくて連合軍が言っているんですから、...全文を見る
○小泉親司君 私の先入観じゃございません。多国籍軍の先入観だというのは当たっているかもしれないけれども。  実際に私は、このホームページについてもう一つ、この真ん中の多国籍師団のというところに、米国により率いられ数か国の派遣部隊がその指揮の下にある、以下の国々がその指揮の下にい...全文を見る
○小泉親司君 私は外交防衛委員会でこの問題は既に四月二十七日に、総理、取り上げてきたんです。ところが、依然としてこれ変わっていないんです。変わっていないということはどういうことか。日本政府として多国籍軍に入っているということ、それから多国籍軍の指揮、特にイギリス軍の指揮を受けてい...全文を見る
06月01日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第13号
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○小泉親司君 まず、イラクへの多国籍軍の問題について質問をいたします。  午前中に、今日、外交防衛委員会でこの問題を取り上げてまいりました。法制局長官お見えでございますので、まず法制局長官にお尋ねしたいんですが、午前中の委員会で外務省は、現在のイラクに展開している多国籍軍、これ...全文を見る
○小泉親司君 長官の言われていることをまとめてみますと、ということは、例えば国連決議一五一一で示される多国籍軍、これは、一つは統一の指揮の下にしかも武力行使を任務とする、これはもう午前中の外務大臣、外務省の答弁でも明白であります。同時に、この多国籍軍は人道復興支援や経済の復興とい...全文を見る
○小泉親司君 いや、これは重大ですよ。法制局長官、新しい見解なんでしょう、これは。今までの従来の答弁じゃないじゃないですか。これは何ですか、政府の公式見解なんですか、長官。
○小泉親司君 新しい見解なんでしょうとお聞きしているんです。
○小泉親司君 これは明確に変えていますよ。  私ね、この問題については、政府の見解として、法制局長官の見解をこの、委員長お示しいただきたいと思います。この明確に私は今までの従来の見解と違うと。この点を委員長、お願いいたします。
○小泉親司君 これだけやっておるわけにはいかないので、次に私は、有事関連法案、主に米軍行動円滑化法案及び公共施設利用法案について幾つか質問をしたい。  まず、米軍行動円滑化法案では、米軍を「日米安保条約に従って武力攻撃を排除するために必要な行動を実施しているアメリカ合衆国の軍隊...全文を見る
○小泉親司君 そこで、ちょっとお尋ねしますが、この日本有事のための準備の活動と、それからいわゆる周辺事態、周辺事態法に基づく米軍の周辺事態、これは一般的にいえばアメリカの私は戦争だというふうに言っておりますけれども、この周辺事態、これが併存する場合というのはあるんですか。
○小泉親司君 ということは、一方では米軍は周辺事態で戦い、一方では日本有事の準備をすると、こういうことになるわけですね。  そうなりますと、具体的に米軍の準備行動というのは、例えば米軍がP3Cや艦船などによって情報収集活動や警戒監視活動をやるというようなことも、当然これは入るん...全文を見る
○小泉親司君 何を念頭にそのようにおっしゃるんですか。
○小泉親司君 何を理由にそうおっしゃるんですかとお聞きしているんです。
○小泉親司君 情報活動とか警戒監視活動は入らないということなんですか。
○小泉親司君 そんなおぼろげな話したって駄目なんですよ。  これは、私は、日米ガイドラインの中にそのことは具体的に書いてあると。これは、例えば、日本有事のための準備のための共通基準の確立と、この点について、日米両政府は、日本の防衛のための準備に関し、共通の基準を平素から確立する...全文を見る
○小泉親司君 じゃ、防衛庁長官にお尋ねいたします。  この準備行動の共通の基準というのはどうなっていますか。
○小泉親司君 昨年の五月に質問いたしましたことをよく覚えておられるかと思いますが、今回は違います。法案の中に明確に準備行動というものが含まれております。問題は、先ほども答弁があったように、この準備行動の中には日米ガイドラインに基づく共通の基準、これが明白に反映される、私もそのとお...全文を見る
○小泉親司君 できているんですか。
○小泉親司君 私、これはおかしいと思うんですよ。法案ができていて、準備段階は何もないと。つまり、法案の準備行動のいわゆる中身は何にも作られていないと、今、鋭意準備中とおっしゃったから。それは、以前、この前も鋭意準備中でしたよ。一年間もずっと鋭意準備中。しかも、法案だけ先へ先行する...全文を見る
○小泉親司君 私は別に指摘はいたしません。それは御勝手にどうぞお作りください。そんなアメリカ言いなりの、私は、共通基準を幾ら作ったって、それは全く無意味なものだと私は思います。それはアメリカの戦争に協力させる以外の何物でもないと。だから、私は明確にしなさいと言っているんです。その...全文を見る
○小泉親司君 次に、私は七五年の日米航空合意の問題。  公共施設の法案では、飛行場、港湾、空域、海域、道路を米軍に優先使用できる仕組みが作られております。そこで、空域の問題についてお尋ねしますが、七五年六月、これ、外務省からいただいた資料ですが、この中で、日本政府は、米国政府の...全文を見る
○小泉親司君 これは、そうすると、米軍に優先権を与えるという意味なんですね。
○小泉親司君 いや、さっきの北米局長の答弁から優先という言葉がなくなっちゃったですよ。初め優先とおっしゃったんですよ。
○小泉親司君 おかしいですね。まあ結構です。じゃ、日米合意は、平和時に米軍を優先権を与える、空域に対して優先権を与える取扱いがあるというのが分かりました。  そこでお尋ねしますが、これは日本有事じゃない、周辺事態のときにもこれは適用されるんですね。
○小泉親司君 私、この要するに米軍に優先権を空域に与えるという処置が現在もあるんです。それから、周辺事態のときにもこれが適用できる。その意味では日本有事のときだってこれは適用できるんですよ。いいですね。  そうなりますと、この合意というのはどういう合意だったかというと、五九年の...全文を見る
○小泉親司君 さすが外務省でございました。前置きが長過ぎますが、八四年二月二十一日に、北村北米局長が井上一成議員の質問に対して、これは資料提出という形でやっている。  このプロバイド・プリファレンシャル・ハンドリングという意味は、私は優先的取扱いだと。これは便宜を与えるというふ...全文を見る
○小泉親司君 私、だから、こうなると日本有事に空域を全部米軍に提供するという前に、既に現在においても米軍のいわゆる空域を優先的に与える、そういうふうな権利が現在も存在するんです。しかも、周辺事態でもこれが使える。そうなってきたら、私は、これはこういうふうな形が大変、今、私はこの問...全文を見る
○小泉親司君 私、この法案は、いわゆる有事になると空域を飛行禁止区域にするんだ、米軍の一定の空域も取れるようにするんだと、こう言うけれども、現実に今も飛行禁止区域というのは存在するわけです。つまり、米軍の実弾射撃演習場は飛行禁止区域。それから、先ほど言いました一時留保というアルト...全文を見る
○小泉親司君 全く違うことでありますけれども、私はそれは賛同できませんので、私は廃案を要求いたしておりますが、その点で私はそういう主権侵害の実態は正すべきだということを要求して、質問を終わります。
06月01日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第22号
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○小泉親司君 IAEAの改正の承認案件及び国際電気通信連合憲章の案件については賛成でございます。  今日は、イラクの多国籍軍への自衛隊の参加の問題について少しお尋ねをさせていただきたいと思います。    〔委員長退席、理事舛添要一君着席〕  まず、お忙しいところ、法制局長官...全文を見る
○小泉親司君 ということは、法制局としても、イラクの多国籍軍の問題については新たに検討を始めたということなんですか。それとも、これまでの見解を踏襲するという立場でイラクの多国籍軍を見詰めていると、注視しているという意味なんですか。ちょっとそこら辺が、ちょっとはっきりしない。
○小泉親司君 私、五月二十八日に載りました朝日新聞を見ているんですが、これによると、多国籍軍の根拠となる新しい安保理決議案を、自衛隊が参加しやすいような内容にするよう米英などに働き掛けていると。これは今御出席いただいている西田総合外交政策局長がという主語でお述べになられておるんで...全文を見る
○小泉親司君 今、国連においては、御承知のとおりアメリカとイギリスの決議案が提出されておられます。その米英の決議案における多国籍軍というのはどういうふうに明記されているんですか。
○小泉親司君 問題をはぐらかさないでいただきたい。アメリカとイギリスの決議案において、多国籍軍はどのようなマンデートを与えられているんですかとお聞きしているんです。
○小泉親司君 それは大変おかしいですよ。だって、今協議になっているものは何なんだと私は単純にお聞きしているだけの話で、別にそれがどうこうと、最終的な案だって私は一言も言っておりません。だから、米英決議案において多国籍軍のマンデートはどうなっているんですか。はっきりお答えください、...全文を見る
○小泉親司君 じゃ、いいです。  はい、委員長。
○小泉親司君 私の読んでいるものは、それが本当に米英決議案かどうか定かじゃございませんが、私が読んでいるものは、統一指揮下において、オール・ネセサリー・メジャーズであると。これはお認めになりますか。そういうふうに多国籍軍が任務になっていると、このことはお認めになりますか。
○小泉親司君 それでは、別の角度で御質問いたします。  国連決議一五一一というのがございます。これも多国籍軍ということを規定しております。それはどういう規定になっておりますか。これはもう最終的なものですから、明確にお答え願いたいと思います。
○小泉親司君 外務大臣ね、ということは、この一五一一に基づく多国籍軍というのは、まず武力行使を伴うものなんですか、伴わないものなんですか。どっちなんですか。
○小泉親司君 いや、それをはっきりと答えてくださいよ。それはですね、あなた武器の使用と武力の行使なんて、そんなごまかしちゃ駄目ですよ。武力の行使はできるんですか、できないんですか。  それじゃ、あなた方、今のイラクの多国籍軍、一五一一に基づく多国籍軍は、私この前も何遍も外務大臣...全文を見る
○小泉親司君 そんなごまかしちゃ駄目なんですよ。何でごまかしちゃ駄目か。今、法制局長官は、湾岸型の多国籍軍だとおっしゃった。私も湾岸戦争を目の前で取材しましたから、あのときの国連決議は、オール・ネセサリー・ミーンズでございました。今度は、オール・ネセサリー・メジャーズと、ミーンズ...全文を見る
○小泉親司君 私、そんなこと聞いておりません。武力行使を目的、任務にしているのかと。安全確保支援活動、安全確保活動、そんなこと僕、聞いてませんよ。  それじゃ、武力行使をしないんですか、この多国籍軍というのは。していないんですか。私は、そんなでたらめな、私、それはあなたの報告じ...全文を見る
○小泉親司君 オール・ネセサリー・ミーンズというのは、じゃ、武力の行使じゃない、武器の使用、これが日本外務省の解釈でございますか。
○小泉親司君 ということは、一五一一の、これ、こんな長い時間ね、局長、掛けてですよ、私、やるべきものじゃないと思うんですよ。私がこれだけ言わないと、それは武力行使じゃないって。だって、そうするとこれ、多国籍軍は、現在の多国籍軍は、私も武力行使だと思います。これ、私は、違うなんて言...全文を見る
○小泉親司君 さっき法制局長官は何とおっしゃったかというと、武力行使という目的はまずあると。これは、これがあるだけじゃなくて、例えば人道復興支援などいろんな任務があるんだと。総体としてあなたは判断するんだとおっしゃったんですよ。確かに、湾岸戦争のときの多国籍軍と国連決議一五一一に...全文を見る
○小泉親司君 法制局長官、少しあなたの答弁、だんだん混乱してきているんですよ。どこが混乱しているかというと、多国籍軍への参加という問題と多国籍軍への協力という問題は別なんですよ。そうでしょう、長官。私は多国籍軍への参加という問題を聞いている。参加という問題の要件は二つなんです。一...全文を見る
○小泉親司君 大分、長官、混乱しております。どこが混乱しているか、もうちょっと私、整理しますと、今回の見解というのは、当該国連軍の目的、任務が武力行使を伴うものであれば、自衛隊が当該国連軍に参加する場合と同様、自衛のための必要最小限度の範囲を超えるものがあっては憲法上許されないん...全文を見る
○小泉親司君 私は、これは変えない変えないと言っておきながら、実際に今までの決議案はどうなっているかといえば、それは多国籍軍自体が武力行使を伴う目的、任務にマンデートされているということであればそれは参加できないんだと。我が国が武力行使をしなけりゃそれに参加できるなんて、そんな見...全文を見る
06月02日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第14号
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○小泉親司君 日本共産党の小泉でございます。  昨日に引き続きまして、昨日はイラクへの多国籍軍の問題、それから米軍支援法の問題をやりましたが、今日はまず、公共施設の利用法案の問題について、まず中心に質問をさせていただきたいと思います。  私、昨日も申し上げましたが、今回の法案...全文を見る
○小泉親司君 私、そういう発言が私は国民に対するごまかしだと思うんですよ。なぜかといったら、今度の公共施設利用法案で提供するのは港湾、飛行場、空域、電波、道路、海域でございます。これが何で国民が、もろもろの者が利用するなんということはあり得ないんですよ。実際にあり得るのは、米軍、...全文を見る
○小泉親司君 いや、その法案の仕組みは私も分かっているんですよ。だから、私が言っているのは、それじゃ道路であっちから、あなた方の想定ですよ、あっちから避難民が流れてきた、こっちからは米軍が行く。じゃ、どっちを優先したらその時期はいいだろう。そのときは米軍を優先するということだって...全文を見る
○小泉親司君 だから、何遍も申し上げているように、そういう分かっていることを幾ら説明したって駄目なんですよ。それは今あなたが説明したのは法律の案文を言っているだけの話で、それじゃ、あなたは、利用方針を作る、要請する、拒否する、そうしたら指揮を基づいてやるんだと。これは四度目の正直...全文を見る
○小泉親司君 私、後で議論しますが、今回の法案で強制措置を強制的に私、やれるようになっているのは具体的には港湾と飛行場ですね。電波とか空域はこれやられない。これ、なぜそうなっているかといえば、御承知のとおり、ほとんどが国がやれるからなんですね。なぜ飛行場と港湾を置いているかといっ...全文を見る
○小泉親司君 いつもはいろいろと反論するんですが、今日は核持込みをしないということですので。  この神戸市の条例は、私は、日本への核を持ち込ませないという非核三原則を非常に実際の問題としてこの点では貫いていると。これは実態論としても、核兵器はいかなる意味でも持ち込ませないという...全文を見る
○小泉親司君 今度のこの今問題になっている九条というのは、まず理解をしてもらうように要請するわけですね。しないときの処置なんですよ、今度のやつは。  だから、私は、それは理解してもらえばそれが一番いいけれども、現実問題として条例で、現実問題として神戸ではこれは非核証明を明確に取...全文を見る
○小泉親司君 私は、この法案の仕組みの第九条、つまり国土交通、総理大臣が国土交通大臣をしてこのような条例をつぶすようなことは絶対あってはならないというふうに思います。その意味で、この九条の仕組みをこの法律が持っているというのは大変私はおかしいと、問題だというふうに思います。  ...全文を見る
○小泉親司君 大臣ね、これは極めて重大な答弁されているんですよ。  周辺有事と日本有事、これはどっちも有事という名前があるから同じ有事だと思ったら、これは間違いなんですよ。周辺有事というのは日本有事と関係ないんですから。日本有事は日本有事なんです。だから、様々な処置も様々に区分...全文を見る
○小泉親司君 私は大臣の御答弁をそのまま理解しております。  その上で御質問いたしますが、周辺事態と武力攻撃予測事態が併存する場合がある、これはもう政府の答弁でございます。その場合でも、それじゃ武力攻撃予測事態と認定した場合については九条の適用がそれはあると、こう今おっしゃって...全文を見る
○小泉親司君 ということは、武力攻撃予測事態において、この一連の六条からの処置はないということなんですか。
○小泉親司君 ごまかしちゃ駄目なんだと言っている。  私が言っているのは、武力攻撃予測事態においてもあなたが説明した六条から九条までのことはやるんだろうと言っているんですよ。やるんでしょう。やらないんですか。
○小泉親司君 だから、私はそのことを聞いているんです。武力攻撃予測事態においても九条の処置がある。そのときに周辺事態と併存することがある。そのときにどういうふうに切り分けするのかと。そんな切り分けができるのかと、大臣、聞いているんですよ。  そうなったら、周辺事態と併存していた...全文を見る
○小泉親司君 あなたは、事態が違う、それから日米調整メカニズム、これ繰り返し言っておられるんですよ。いいですか。  ところが、弾薬の問題はなかなか難しい問題あるけれども、今度の問題というのは施設の利用ですから、そうなってくると、例えば船、米軍艦船が入ってくる。これは周辺事態用の...全文を見る
○小泉親司君 私はこの問題は引き続きこれやりますが、これは周辺事態と武力攻撃予測事態が本当に併存したときにどうなるのかと。この問題についてはちゃんとあなた方十分なこれ整理を、あなた方の論理からしたって整理しなくちゃおかしいんですよ。一方は戦争をやっているんですから。一方はこれから...全文を見る
○小泉親司君 私、資料をいただきましたが、これ全部で二十二件あるんですね、国民への罰則。公務員も入りますけれども、罰則がある。この二十二項目の問題は、私、元々、これらの問題質問すると、いや、国民には自発的な協力を望むんだと、しかし、十分に担保されない場合、効果性がない場合があるの...全文を見る
○小泉親司君 私は、防衛庁長官が昔は徴兵制は合憲だと言っていた方ですから、さしてあれなんだというふうに思いますが、私は、従事命令の問題については、これは憲法上重大な問題だと。  例えば、八一年の四月二十七日の参議院の安保委員会で、これは当時の夏目春雄防衛局長、「憲法につきまして...全文を見る
○小泉親司君 防衛庁長官は、いや、憲法上認められると言っておいて、法制局長官は、いや、それは慎重な問題だと、どっちが政府の見解なんですか。
○小泉親司君 どこが違わないんですか、教えてください。
○小泉親司君 あなたはさっき憲法上認められると言ったじゃないですか。問題ないと言ったじゃないですか。あなた問題ないと言いましたよ、憲法上。これはそういうごまかしの答弁やっちゃ駄目ですよ。私は、この点では──いいですよ、もう時間ないから。いや、私の発言時間ぐらい下さいよ。もう時間が...全文を見る
06月10日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第16号
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○小泉親司君 私は、質問をする前に委員長に申し上げます。  私は、理事会でこの法案の審議が非常に十分な時間が取れないこと、その意味で審議未了、廃案だということを指摘してまいりましたけれども、実際に定足数にも満たないじゃないですか、今。そういう形で私は審議を続けるというのはこれは...全文を見る
○小泉親司君 満たしているか。満たしていないよ。  私は、こういう瞬間、もう私、理事会でもこれ何遍も言ってきたんですよ、瞬間的にこれ定足数を満たないなんという事態は重大な問題だと。これだけ憲法上、しかも国の進路上問題だ、重要な問題だと言っておきながら、こういう審議の在り方という...全文を見る
○小泉親司君 外務大臣、来週こういう政府決定をするんだというようなことは、小泉総理大臣からはブッシュ大統領にお話しにならなかったんですか。
○小泉親司君 私、ここにアメリカの政府高官が日米首脳会談にやって行われたバックグリーフィングというのを持っております。この中で、小泉総理大臣とブッシュ大統領の会談が、大変小さい字で三ページにわたって、どういうことをやったか、質疑応答も書いております。  その中で、一番初めに小泉...全文を見る
○小泉親司君 私も日米首脳会談というのは三年にわたって毎回毎回取材してまいりましたけれども、これは日本政府もアメリカの政府もブリーフィングやるんですよ。これは、日本の政府には我がしんぶん赤旗は入れてもらえません。しかし、アメリカの方の政府の政府高官の記者会見は入れてくれるんですよ...全文を見る
○小泉親司君 いや、私は全く理解ができない。  説明していただきたいのは、憲法九条で認められないものは、ここで書いてあるのは、指揮下に入り、それからその多国籍軍の目的が武力行使を含む、含んだら駄目だということを言っているじゃないですか。あなたは含んでいても違うことがあればいいん...全文を見る
○小泉親司君 駄目ですよ、そんなでたらめ言っちゃ。この九〇年の見解というのはどういう見解だったかというと、法制局長官、参加と協力という問題を分けた、あなた方は分けたんです。そうでしょう。  参加については、指揮の統一、指揮権に入るということ、それからもう一つは武力行使をその多国...全文を見る
○小泉親司君 駄目だよ、混乱してるよ、整理してよ。
○小泉親司君 違うんだよ。それは法制局長官、それは全然違うんだよ。どこが違うか。つまり、憲法九条は、武力行使を任務としていたら、事実上それに参加してしまったら、いいですか、参加してしまったら武力行使と一体化の問題というのが出てこれはこざるを得ないだろうと、だから実際にここは参加と...全文を見る
○小泉親司君 違うよ、全然駄目だよ。それ、議論にならない。
○小泉親司君 全くへ理屈ですよ。じゃ、私の答弁に、答えてください、法制局長官。  つまり、目的、任務を含んでいれば駄目だとあなた言ってきたじゃないですか、今まで。それがどうなんだと聞いているんですよ、そんな別に背景を聞いているんじゃないんですよ。
○小泉親司君 だから、法制局長官、私がお聞きしているのは、武力行使を含んでいたら、いいですか、長官いいですか、武力行使を含んでいたらこれには参加できないんでしょう。そういう見解だったんじゃないんですかとお聞きしているんですよ。  例えば、それじゃ、あなたが言っているのは、参加と...全文を見る
○小泉親司君 私の答弁に、答えておりません。ちょっと何とかしてくださいよ。ちょっとこれ、議論にならないですよ。  委員長、お分かりのように、議論にならないですよ、これじゃ。  いや、同じことを繰り返したって同じなんだから。ちょっと。
○小泉親司君 私、それは本当に私が説明したことに対して、法制局長官、全然お答えにならない。  私、じゃもう一つお尋ねしますが、今度のあなた、多国籍軍、新しい決議、一五四六決議、この決議に基づいて、あなたはさっき個別に検討するとおっしゃった。個別に検討することは結構ですが、一五四...全文を見る
○小泉親司君 じゃ、法制局としては、今度の一五四六決議、これはもう決議されていますから、どういう評価されておるんですか。
○小泉親司君 私は、この、あなた、だんだんだんだん今までの見解をどんどんどんどん踏み破ってくるけれども、あなた、自分自身ですよ、これ今説明あったように、いわゆる多国籍軍の指揮下、これは多国籍軍が統一指揮下にあると言っているんだから、指揮下に入ったら駄目だと言っているのにその形態が...全文を見る
○小泉親司君 あなたね、統一した指揮下にあると認めておきながらですよ、それが具体的にどうなるか分からないなんて、それは、それはないですよ。そんな見解はございません。それちょっと明確に政府見解から逸脱しております。  委員長、これちょっと何とかしてください。これは全然逸脱している...全文を見る
○小泉親司君 よく御存じじゃないですか。
○小泉親司君 駄目だよ、そんなもう議論は。統一した指揮下だって、あなたお認めになったじゃないですか。実際にその指揮下に入るんだから、統一した指揮下と言っている以上入る。これを私はこの前も占領軍の、今の一五一一決議に基づく占領軍のホームページでも、既に自衛隊がイギリス軍の指揮下に入...全文を見る
○小泉親司君 違う。答弁に、答えていない。答弁になっていません。  私は、国連決議一五四六決議はあなたの見解を、一般的にした見解を満たしているか満たしていないか、どっちなんだと聞いているんです。満たしたことになるだろうと聞いているんです。
○小泉親司君 駄目だよ、これ。全然議論にならない。ちょっと止めてください、委員長、これ。ちょっと議論にならないよ。速記を止めてくださいよ。今の話は議論にならない。答弁していないもの。
○小泉親司君 私は、これは法制局長官、あなたはいろんなことを、英語の訳まで知っていまして、いろいろと検討しているのに、私が、一五四六とあなたの、法制局長官の一般的見解と同じだろうと、答えていないじゃないですか、あなた。駄目ですよ、そんなごまかしじゃ。どんどんどんどん、あなた、自分...全文を見る
○小泉親司君 私は、これはもう本当にでたらめで、どんどんどんどん今までの見解を私は法制局長官が本当にエスカレートさせていると。私は、いや、違うっておっしゃるけれども、明確に違うじゃないですか。あなた、従来の見解を繰り返したものだと、この前私にすき間を埋めたんだと言ったけれども、す...全文を見る
○小泉親司君 これは重大な答弁で、そうすると法制局長官、例えば武力攻撃予測事態になった。よろしいですか。そうすると、米軍支援法、円滑法が働く、米軍が来援してくる、その来援したものが公海上において攻撃を受けると。それが、例えば政府がこれは連関していると判断したら日米共同対処をする、...全文を見る
○小泉親司君 あなたね、従来の政府の答弁と変わっていないと言い、個別に判断すると言いながら今までの政府解釈を、これどういうふうにこの問題については、例えば、例えば私はこの問題については非常に重大だと思うのは、例えば周辺事態と武力攻撃予測事態が併存しているという問題がこの当委員会で...全文を見る
○小泉親司君 じゃ、武力攻撃予測事態でも同じようなことがあるんですか。
○小泉親司君 あなたね、法理としてということは、現実にそういうことができる可能性だってそれはあるわけで、そこを私は大変重大な問題だと思います。  私、多国籍軍の問題と今度の米軍円滑化法、いわゆる米軍支援法案における日米共同対処の問題ただしてまいりましたけれども、いずれもこれ、憲...全文を見る
06月14日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第18号
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○小泉親司君 引き続き質問させていただきます。  私は、先ほど同僚委員がお話しになりました多国籍軍、これの自衛隊参加問題を含めまして少し議論いたしますが、法制局長官はお呼びしておりませんので、主に外務省と外務大臣と防衛庁長官に少しお尋ねいたします。  今回の新しい決議、小泉総...全文を見る
○小泉親司君 ということは、そのイラクの国民に主権が返還される、多国籍軍が権限を持つと。大変な強大な私は権限だというふうに思いますが、例えば具体的に、どういうふうに正確に訳すかいろいろ難しいんですが、これ、例えば、イラク政府と多国籍軍のために微妙な攻撃作戦についての方針を含め、あ...全文を見る
○小泉親司君 いや、私がお聞きしているのは、調整というのは分かりますが、主権はイラクに移るわけですから、イラク国民の拒否権はあるのかと。
○小泉親司君 そこでもう一つお尋ねしますが、今回の決議は、私はこれは武力行使を含んでいるのかどうか。これは外交防衛委員会で西田さんとやり合ってきましたけれども、これ認めるまで私と一緒に十五分掛かった。申し訳ないですが、三十秒の間で、認められているのか認められていないのか、目的、任...全文を見る
○小泉親司君 いや、簡潔に述べられるじゃないですか。  実際に武器の使用と武力行使を分けるというのは日本型なんですよ。つまり、憲法を持っているから武力行使と武器使用を分けているんで、そんな武器使用、アメリカが戦闘機持ってきてどどんと爆撃して、これは武器の使用でございますなんてそ...全文を見る
○小泉親司君 十五項は支援を書いてあるだけで多国籍軍の任務を書いているんじゃないんですよ。違うんですか。
○小泉親司君 私は、これは多国籍軍の任務について言っているんじゃないと思います。これは、いわゆるどういうふうなことをイラク国民が望んでいるか。あなたが言われたのは、書簡だといって、書簡も添付されて、これは附属文書になっている。しかし、その附属文書は、イラク国民が人道復興支援をやっ...全文を見る
○小泉親司君 いや、私がお聞きしているのは、統合された司令部、CJTF7、この、これがユニファイドコマンドだというふうにおっしゃると、それじゃ、それは現在イラクが主権を回復していない元の話ですね。じゃ、今、今度は多国籍軍が設定されるとどこが司令部になるんですか。多国籍軍の司令部と...全文を見る
○小泉親司君 ということは、新たに指揮下になっても、占領軍のいわゆる司令部、つまりCJTF7、これが引き続き、私は看板掛け替えただけだと思いますが、看板をCJTF7から多国籍軍と名前を替えるだけだということをこれお認めになるんですか。  それからもう一つ、ちょっと迫っております...全文を見る
○小泉親司君 いや、私はそんな、占領軍か占領軍じゃないかなんて、そんな初歩的なお話をしているんじゃありません。それは、主権が帰るんだから、それは当たり前でございます。私がお聞きしているのは、そのユニファイドコマンドという、アンダー・ユニファイド・コマンドというのはあらゆる国がその...全文を見る
○小泉親司君 これ実は防衛庁からいただいた、六月三日に防衛事務次官が防衛庁記者会見室で会見したやり取りでございますが、防衛庁長官に幾つかお尋ねしますが、記者の方から、どのような国連決議になるか現在審議中ですが、多国籍軍の任務の中に人道復興支援という目的が明記される形になれば、自衛...全文を見る
○小泉親司君 ポイントでも条件でも結構ですが、問題は、そういう確保できる可能性、どういう形で確保できる可能性があるかと。この点、いかがですか。
○小泉親司君 防衛庁長官の御答弁は前の答弁と同じなんですよ、言っていることは。つまり、これから指揮下に入らないということができるかどうかということを検討するというお話なんですがね。私、確保されるかどうかというのは非常に私は重要な問題ですから、この点については、外務大臣、いかがです...全文を見る
○小泉親司君 外務省が手を挙げておられるから、具体的にどういうふうに確保する、あれ、外務省かな、どなたか、西田さんか、具体的にどういうふうに確保できると、これ最後にお答えください。
○小泉親司君 私は、そういう指揮下に入らなくても大丈夫だなんということはあり得ないということを申し上げて、私の質問を終わります。
○小泉親司君 日本共産党の小泉親司でございます。自民党の小泉純一郎総理大臣に質問をいたします。  私は、まず、有事関連法案に大変密接な関連を持ちますイラクの復興の問題、自衛隊の派兵の問題、この問題について質問させていただきたいと思います。  私ども日本共産党は、イラクの復興に...全文を見る
○小泉親司君 私は、先ほど申し上げましたように、午前中いろいろな議論をしてきた、例えば今度の多国籍軍については、私も一度総理にもお見せしたと思うんですが、これシミタールと、これ連合軍の機関紙、これ連合軍の機関紙ですからどうなるか分かりませんが、この中では、新しい名前に変わるけれど...全文を見る
○小泉親司君 大分、総理はちょっと誤解をされておられる。私は日本のことなんか一つもしゃべっておりません。私は、今の多国籍軍、いわゆる多国籍軍の全体の活動がどう評価すべきなのかと、これがイラク国民の主権を侵害しているんじゃないか、この点を私は総理大臣にお尋ねしているんです。  こ...全文を見る
○小泉親司君 政治ニュースの速報によりますと、与党連絡会議で首相は、多国籍軍の中で日本にふさわしい活動をしたいと、こう述べられたと伝えられておりますが、そのとおりでございますか。
○小泉親司君 どうも、お話しになったことをよく国民の皆さんに説明していただきたいと思います。ブッシュ大統領だけに説明したら駄目です。  私が言いたいのは、それじゃお尋ねしますが、(資料提示)国連決議、今度の一五四六決議、この決議の中には、総理もよく御存じのように、一つは、多国籍...全文を見る
○小泉親司君 よろしいですか。そうすると、これまでの多国籍軍の見解、これは私も総理ともう二度ほど、御記憶かどうか分かりませんが、二度ほどやっております。  そこで、私、この多国籍軍のこれまでの政府見解というのは、九〇年十月二十六日の見解を取りますと、参加とは司令官の指揮下に入り...全文を見る
○小泉親司君 何しろ多くの委員の皆さんが言っておりますように、総理、午前中の議論の答弁と総理の答弁は全く違うんですよ。これは政府が全然言っていることが違うんですよ、法制局長官とあなたが言っていることは。  よろしいですか、今までの政府見解は、武力行使を目的とする、よろしいですか...全文を見る
○小泉親司君 委員長、私の発言中でございます。  私は、これまでもその点について法制局長官とずっとやり合ってまいりましたから、改めて見解聞く意味もありません。  そこで、総理、じゃ、それだったら総理は、今度の国連の決議は明確に多国籍軍は武力行使の目的を持っている、このことは御...全文を見る
○小泉親司君 いや、委員長、結構でございます。(「委員長、おかしい」と呼ぶ者あり)
○小泉親司君 じゃ、それではちょっと角度を変えてお尋ねしますが、総理は、先ほど治安活動には参加いたしませんとおっしゃいました。しかし、自衛隊の活動の中には人道復興支援活動と安全確保支援活動というのがございます。これは、支援だといえば支援でございますが、実際にやっていることはどのよ...全文を見る
○小泉親司君 今度の問題は、総理、自衛隊の指揮下というのは、自衛隊が自分で指揮をするんですから、こんなことは問題ないんですよ。一番問題なのは、多国籍軍と自衛隊の関係がどうなるかと、ここなんです、一番大きな問題は。実際に、多国籍軍は統一した指揮の下で活動するんだ、武力行使も含むんだ...全文を見る
○小泉親司君 最後に、私は、こういうやはり憲法の破り、特に憲法を、これまであなた方が解釈してきたことまで踏み破って多国籍軍に参加するというのは言語道断であると。特に、今度の有事法制法案は、こういうイラクのようなアメリカの戦争に協力する法案の具体化でありまして、私どもはこの有事法案...全文を見る
○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、有事関連七法案とACSA改定案に反対の討論を行います。  まず指摘しなければならないのは、日本国憲法と国の進路にかかわるこれらの重要法案の採決が十分な審議時間も確保されないまま強行されようとしていることであります。当委員会における質疑時...全文を見る