小泉俊明

こいずみとしあき



当選回数回

小泉俊明の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月02日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。御質問させていただきます。  まず最初に、十年間にも及ぶ長期的な景気の低迷、そしてKSD事件、外交機密の問題、えひめ丸の問題、検察官と裁判官の証拠のもみ消しの事件など、まさにさまざまな問題が今噴出し、我が国の戦後の歴史の中でも今ほ...全文を見る
○小泉(俊)委員 それでは、早速、通告に従い質問させていただきます。  まず、どんな問題につきましても、原因を分析して有効な対策をとるためには、何よりも現状を正確に把握することが一番大切であります。  そこで、今の日本の現状に対する御認識についてお尋ねをしたいのですが、宮澤財...全文を見る
○小泉(俊)委員 質問についてはいかがでございましょうか。  大臣、上野とか新宿じゃなくても結構でございますので、どちらか御自分の足で、昼か夜、現実に町をお歩きになられたこと、最近ございますか。
○小泉(俊)委員 柳澤金融担当大臣はいかがでございますか。御自分の足で夜の町ないしは昼間の新宿とかをお歩きになられたことはございますか。
○小泉(俊)委員 後ほどまた御質問しますけれども、これは、新宿駅に今行きますと、昼間でも浮浪者の方たち、それもかつての浮浪者と今は違いまして、大分目のぎらぎらした浮浪者の方がかなりふえております。なかなか昼間でも女性一人ではちょっと、周りに人がいるからいいんですが、歩くのが結構怖...全文を見る
○小泉(俊)委員 柳澤金融担当大臣はいかがでございますか。
○小泉(俊)委員 大臣、前は行かれたことはありますか。最近じゃなければ。
○小泉(俊)委員 先日、私、新宿に行きまして、西口の駅前、今ハローワークも大変きれいな場所にありまして、きれいなビルの二十三階に、どういうわけかエレベーターからそこの階だけ物すごく人が乗りおりしています。それは、何かと思って私も行きましたら、ハローワークなんですね。その中に、今ど...全文を見る
○小泉(俊)委員 柳澤大臣、いかがでございましょうか。
○小泉(俊)委員 柳澤大臣、どこでどんな感じでしたわけですか。どんなお店で、その買ったときの雰囲気、お店の状態とかはどんなでしたですか。
○小泉(俊)委員 先日の日曜日でございますが、街頭演説をやりながら、私も茨城、県南でございますけれども、結構今人口がふえておりまして、順調に発展しているところなんですね。それでも、実は全部回ってみましたら明らかに、去年の六月の衆議院選挙のときよりも、シャッターが落ちているのが、営...全文を見る
○小泉(俊)委員 柳澤大臣、いかがでございましょうか。
○小泉(俊)委員 中に入ったことはございますか。証券会社の電光掲示板の前にみんないるんですよ。かつてバブルのときにはたくさん人があふれていたんですね。最近お入りになられたことはありますか。外ではなくて。
○小泉(俊)委員 まだ森先生が総理になる前、平均株価が二万円に近づいたころは、まだ定年退職された方とか、結構高齢な、年配の主婦の方たちがかなりたむろしていたんですね。さすがに、きのうバブル崩壊後最安値を更新したわけですけれども、ぜひとも一度行って見ていただきたいんですが、ほとんど...全文を見る
○小泉(俊)委員 柳澤大臣、いかがでございましょうか。
○小泉(俊)委員 非常に同感でございます。  時間がありません。次に行きますが、私は今、茨城県の県南の取手市というところに住んでおります。常磐線が通っておりますので、東京まで私はいつも電車で来ています、パスを使いまして。  実は、昨年、選挙のときにポスター撮りがございまして、...全文を見る
○小泉(俊)委員 柳澤大臣、いかがでございましょうか。
○小泉(俊)委員 新聞に毎年のようにこれは出ています。常々私は、何で大蔵委員会とかそういうところで日本人が大量に自殺しているにもかかわらず一言もしゃべる方がいないんだろうと前から不思議に思っていました。それで、きょう私はあえて、私にとっては極めてこれは常識的な話なんですけれども、...全文を見る
○小泉(俊)委員 わざわざ大変な時間と労力をかけまして財政構造改革法をつくったわけですが、つくる時点での、先ほど株のときの御答弁がありましたように、現状認識が甘かったんじゃないですか。正しく、もっと本当に現実、そんな急に北海道拓殖銀行とか連鎖でいくわけないんですね。既にそのときに...全文を見る
○小泉(俊)委員 時間がありませんが、先ほど私が何のために四つか五つお話しさせていただいたかというと、これは非常に基本的なことなんですよね。結局、戦争しているときに、指揮官とか作戦参謀が、弾が当たらない何十キロも後ろにいて、現場の状況を全くわからないで作戦を立てている、そういう中...全文を見る
○小泉(俊)委員 質問を終わります。
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○小泉(俊)分科員 民主党の小泉俊明でございます。  柳澤大臣、先ほどの財金から引き続きまして、御苦労さまでございます。よろしくお願い申し上げます。  先ほど財金の委員会で宮澤財務大臣にもお聞きしたのですが、まず最初に、十年間にも及ぶ長期的な景気の低迷、そしてKSD事件、外交...全文を見る
○小泉(俊)分科員 大臣、ありがとうございます。  それでは、通告に従いまして、お手元に紙を配らせていただきましたが、一ページ目のA4の冊子をごらんいただけますでしょうか。  これは、昨年、平成十二年十一月二十二日、新聞やテレビなどでも大変大きく取り上げられました、実は私の地...全文を見る
○小泉(俊)分科員 この図を見ていただければ大変わかりやすいのですが、これは大体御理解できますか、事件の全容を非常に単純明快に書いたものでございますが。  この事件は、地方公営企業が借り入れをしております政府資金や公営企業金融公庫の資金、いわゆる財投資金の金利が高いために、民間...全文を見る
○小泉(俊)分科員 それでは、また基本的なお話でございますが、公営企業が、民間でもよろしいのですが、今民間機関から仮に百億円借り入れた場合は、通常、金利は何%くらいだか御存じでございましょうか。
○小泉(俊)分科員 それでは、もう一つ基本的な質問をさせていただきます。  今回の事件、これは起債の借りかえをするという名目でなされました。それでは、このような政府資金の繰り上げ償還というのは認められておりますでしょうか。所管がちょっと違うかと思いますが、金融の非常に大ベテラン...全文を見る
○小泉(俊)分科員 政府委員はいらっしゃいませんか。
○小泉(俊)分科員 後ほど、根拠条文等ありましたら、私のところにお持ちいただきますようお願い申し上げます。  実は、私はレクを受けまして、認めていないというのが大蔵の方の御見解でございます。資料もいただきました。  政府資金の繰り上げ償還が認められていないということは、地方自...全文を見る
○小泉(俊)分科員 では、今のお答えをまとめますと、原則は認められないけれども、例外的には認められる場合もあるということでございますね。それでは、後ほどそれも根拠条文を私どもの方にいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。政府委員でいいですよ。  ただ、今回の融資は実は平成...全文を見る
○小泉(俊)分科員 二枚目の紙をごらんいただきたいと思います。  これは実は百億円、不正に融資を自己の口座に振り込ませた次長本人が説明のためにつくった文書なんですね。上の方に鉛筆でちいちゃく書いてある、これも本人が書いたものなんですが。これは中ほどを見ていただくと、償還交渉とい...全文を見る
○小泉(俊)分科員 実はこれは、本来大蔵はできないと言っているのですけれども、今副大臣はできるというお話なものですから、それを前提でお話をさせていただきます。  実は去年の二月二十一日、企業団の次長は、この一ページ目を見ていただくとわかるのですけれども、本来なら筑南水道企業団代...全文を見る
○小泉(俊)分科員 それは筑南水道企業団であって、貸し手の方の信金中央金庫の理事長はどなたでしょうかという質問でございます。
○小泉(俊)分科員 前職は何ですか。
○小泉(俊)分科員 もう一つあると思うんですけれども、その前は何でしょうか。
○小泉(俊)分科員 大蔵省の銀行局長ですよ。これは大変、金融のプロ中のプロの方がこの信金中央金庫の、天下りで今ここに行かれていると思うわけでございますが、これは知らないわけはないですよね。なおかつ、副理事長も私の調べでは日本銀行の方ですね。かなり金融のプロがやっている銀行ですよ。...全文を見る
○小泉(俊)分科員 これは明らかに犯罪行為です。銀行をやっている方で、他人名義の口座に振り込む、そこに振り込まされるというのは、明らかに詐欺か業務上横領かですよ。それで、そんなことはあるわけないと思うんですけれども、もう一度答弁をいただけますか。
○小泉(俊)分科員 通常、金融庁は、銀行法の一条と二十四条を見ればわかりますけれども、銀行の業務の適切な運営とか監督権があるんですね。逆に言えば、こんなお粗末な手にひっかかる銀行員を監督しないでいいんですか。
○小泉(俊)分科員 ここでちょっと角度を変えまして、信金中央金庫についてお尋ねいたしますが、これは政府委員の方で結構です、年間幾らぐらいの資金運用をされている金融機関でございましょうか。
○小泉(俊)分科員 資金運用の総額は幾らですか。
○小泉(俊)分科員 その中の、国内の貸し出しは幾らになっていますか。
○小泉(俊)分科員 資金運用額で年間約二十兆円、国内貸し出しが五兆八千億ですね。これほどの貸出額があると、こんな手に簡単にひっかかる金融機関であれば、五兆八千億のうち、ほかの地方自治体や公営企業と当然これは取引していますから、似たようなケースが十分予想されませんか。
○小泉(俊)分科員 いずれにしろ、こんな簡単に百億円もの大金を、信金中央金庫ももとは全部一般預金者のお金を集めて運用しているわけですから、本当に預金者はたまったものじゃないんですよね。安心して預金することもできないわけですよ。  それで、これは、他の金融機関や自治体、実は皆さん...全文を見る
○小泉(俊)分科員 先ほど、御答弁の中で、銀行法上の法令に違反する行為があれば、これはやると。たまたまここの担当の金融機関が、元大蔵省銀行局長を御経験された方とかそういう方が中にいる場合でも、一応法令に違反していれば公平にやっていただけるという御答弁だけいただいて、質問を終わらせ...全文を見る
○小泉(俊)分科員 どうもありがとうございます。
03月30日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。  前回、三月二日の財務金融委員会におきまして、幾つかの質問を通じ、大臣とか官僚の皆さん、政策決定の権限を持っている方たちの感覚と、一般の国民の感覚に大きなずれがあるとともに、経済の実態の把握が不十分であり、ここに、すべての政策が...全文を見る
○小泉(俊)委員 先ほど述べましたように、大臣とか総理とか政策決定の権限を持っている方たちが、経済の実態の把握が不十分なために、大きな制度の変更や政策の転換を適切な時期にやってこなかったことが、今の日本の経済に大きな影響を与えていると私は思うのであります。  この点につきまして...全文を見る
○小泉(俊)委員 おっしゃるとおり九七年、平成九年の四月一日でありますが、消費税を三%から五%に引き上げたこの時期なんですが、大臣、これは今からお考えになられて適切だったと言えますか。いかがでしょうか。
○小泉(俊)委員 バブル崩壊後ちょうど七年経過しまして、その後遺症で本格的に経済、特に金融が回復していなかったわけですね。引き上げました三カ月後に、タイ・バーツの暴落により、その影響で簡単に国内、先ほど財政構造改革のときも出ましたが、三洋証券のデフォルトに始まりまして金融危機にな...全文を見る
○小泉(俊)委員 三%から五%の消費税に上がっていまして、今も五%のままでございます。このパーセントはいいのですけれども、GDPの六割を占める個人消費がなかなか回復しない。私は、やはりこの引き上げが今でも実は足かせになっているのではないかと思うのですが、この点について、大臣いかが...全文を見る
○小泉(俊)委員 私も、税制の中立性と公平性を考えまして、引き上げ自体を否定しているわけではありません。  ただ、今までの日本の政府の政策を見ておりますと、やはり非常に時期が悪いタイミングでいろいろなことがなされて、そこで今ちょっと確認のために御質問させていただいております。 ...全文を見る
○小泉(俊)委員 消費税の問題はこの辺にします。  いずれにしましても、私が申し上げたいのは、景気が、いろいろな政策抜きに、本格的な回復をしてないにもかかわらず、例えば源泉分離課税の廃止の問題も大蔵省は必死にやろうとしていました。非常にそのタイミングを、現実を見ないでやるという...全文を見る
○小泉(俊)委員 柳澤大臣はいかがでございましょうか。
○小泉(俊)委員 今柳澤大臣にお答えいただいたんですが、アメリカにおきましては、今おっしゃいましたように一九七六年、八〇年代前半にもう自由化は完全に完成しているということで、それでまた、今聞こうかと思いましたんですが、大臣にお答えいただきましたように、ヨーロッパでも大体八〇年代後...全文を見る
○小泉(俊)委員 九八年四月一日からですね。  最近、実は日本経済新聞を見ていますと、一週間前ほどの新聞ですけれども、旧大蔵省の榊原元財務官が、外為法の改正に九六年から取りかかって、本来ならば二、三年かかるところを一年でやったというような、いかにも誇らしげに自慢するような記事が...全文を見る
○小泉(俊)委員 実は大臣、私が申し上げたいのは遅かったということなんですね。もう少し、これは戦後、大蔵省が金融行政をかなり護送船団方式でやってまいりまして、要するにぎっちり手足を縛っていたわけですよね。手足を縛って、泳ぐ練習もさせない段階で、今お話しいただきましたけれども、余り...全文を見る
○小泉(俊)委員 それでは、プロの柳澤大臣にお答えいただけますでしょうか。
○小泉(俊)委員 実は、金融が物すごく重要、これから特に、日本のように成熟した国家で、国民金融資産を一千四百兆円近く持っている、この国の、私は施政方針演説とかいろいろなものを聞いていて、皆さんITとかいろいろおっしゃるのですが、一つ欠落しているものがあると思うのですね。これは、金...全文を見る
○小泉(俊)委員 柳澤大臣、いかがでございますか。
○小泉(俊)委員 いずれにいたしましても、今の、国のこれから二十一世紀、特にこれは、十年、二十年、三十年先をどうするかという本当に日本全体の命運を左右するものなんですよね。そうしますと、やはり今各お立場の大臣が政治的意思決定をしない限りこれは絶対実現しない、私はそう思っております...全文を見る
○小泉(俊)委員 今のようにお話しいただくと、大臣おっしゃっている意図が非常によく伝わりますし、理解できるのですね。ところが、私が六月当選しましてから、実はかなり旧大蔵委員会で株価の話が出たわけですよね。当然、これは株価、危ないのではないか、半年、三カ月前、みんなこれを言ったわけ...全文を見る
○小泉(俊)委員 今大臣の方からそういう言葉がありましたが、ほとんどの国民は無関心のように、大臣、これはとっています。ですから、これはぜひとも注意していただきますよう、よろしくお願いします。  それと、なかなか本論に入れないのですが、時間がなかなかありませんので。今ごろになって...全文を見る
○小泉(俊)委員 個々の対策よりは、なぜやはりこんなおくれた段階で、今大臣おっしゃっていることをもっと、半年前とか一年前とか、その段階で私は取り組むべきだと思うのですね。  いつも本論のときに時間がなくなるのですが、実はここからが本当のお話で、時間がありませんからちょっとさわり...全文を見る
○小泉(俊)委員 ここからぜひとも、時間がありません、次回議論させていただきたいと思いますが、私は認識が大分違っていますので。やはり今日本政府が一番取り組むべき問題というのは、何でこんなに政府が事実の認識がずれているか、これほど人材がいながら事実が正確に把握できていないか。そこを...全文を見る
05月31日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。通告に従い御質問させていただきます。  森総理から私と同じ名字であります小泉総理に、四月二十六日、大臣がかわりました。その結果、人がかわっただけで、何と支持率がゼロに近い一けたから八割を超えてしまった。これは、だれがポストにつくか...全文を見る
○小泉(俊)委員 今回、閣法で緊急経済対策として三つの法律が提出されておりますけれども、いずれにしましても、さまざまな問題について有効な対策を立てるためには、何よりもまず現状を正確、的確に把握している、これが一番重要であります。  そこで、塩川大臣の現状認識について少しお尋ねい...全文を見る
○小泉(俊)委員 月例経済報告を去年からずっと見てまいりまして、四月は景気は弱含んでいる。五月はかなり微妙な変化でございますが景気はさらに弱含んでいる。また、昨日発表されました完全失業者数は、直近でいいますと、何と三百四十八万人、また倒産数が、去年の秋口は大体千五百件を割りまして...全文を見る
○小泉(俊)委員 大臣の御認識はわかったのですが、かなりやはり財務大臣の御発言は、例えば、後でも為替のお話もちょっと聞きますが、発言された後に急に一円も乱高下するというのは、極めて重いポストの発言でございますので、ぜひとも……(発言する者あり)
○小泉(俊)委員 国会も立法府でございますから、議会の最低限のルールは守るように、委員長、次回以降ぜひともよろしくお願いいたします。
○小泉(俊)委員 先ほどに引き続き、財務大臣というポストは極めて重要でありまして、財務大臣の一言によりまして円が一円近く乱高下するわけであります。そうした中で、先ほど財務大臣も、一番最初の御質問のときにお話ししていただきましたが、国民の常識と離れないということ、やはり私もこれが一...全文を見る
○小泉(俊)委員 どんなところで、どんなお買い物をされましたですか。
○小泉(俊)委員 最近百円ショップというのが非常にたくさんありまして、飛躍的に会社としては伸びているわけですね。また、ユニクロというのもありまして、これも大変飛躍的に伸びています。これは大臣、行かれたこととか、どういうものか内容を御存じですか。
○小泉(俊)委員 これは実は、一般庶民がなぜ百円ショップにあれほど、一回行っていただければわかります、駐車場の整理係が出るほど、もう駐車場がいっぱいになるほど百円ショップに人があふれるわけです。その百円ショップが今企業としては急成長を遂げている。またユニクロも、大臣がきっとお召し...全文を見る
○小泉(俊)委員 中をごらんになられればどういう状況かわかると思うんですが、私は地元も、茨城も行っていますし、新宿も行っていますし、結構いろいろなところを機会があるたびに、やはり経済をやろうと思っている者は現場を見ないと私は本当のことがわからないと思います。これはどちらの、中はど...全文を見る
○小泉(俊)委員 実は、最近ハローワークも非常にIT化が進んでいまして、昔は先生がおっしゃっているように紙とかいろいろあったんですが、全部今はパソコンで見られるんですね。それで、新宿なんかも、地方もそうですけれども、何十台かあるパソコンがもうほとんどいっぱいです。  前も委員会...全文を見る
○小泉(俊)委員 政治家というのは基本的に、やはり国民の生命身体を守る、これが最大の使命です。これは実はどの新聞でも毎年物すごい、一面か二面に大きく掲載されています。新聞発表によりますと、一年間に何と三万三千人、二年連続、死んでいます。ところが、これは表に出ている数字だけでありま...全文を見る
○小泉(俊)委員 大臣のように株をたくさん保有されている方はそうやって一喜一憂されるんでございますが、今質問の内容は、株価の上がり下がりというものが日本経済に具体的にどういうような影響を与えるか、どの程度重要性を持つものかということをちょっとお聞かせいただきたいんですが、特に、実...全文を見る
○小泉(俊)委員 大臣、具体的にやはり株価の影響を国民にもう少しきちっと、はっきりと、どういう影響があるために非常にこれは重視している、重視しているということは、仮に株価が大きく動くような場合には、今回も閣法で、個人投資家に市場に来てもらうために出しているわけですから、そういった...全文を見る
○小泉(俊)委員 データは若干古くなりますけれども、九五年で、企業の国内投資に対する海外投資の比率は、製造業全体で約三六%、自動車と電気機械では六割前後、工作機械は何と一二〇%。このまま今のような百二十円を推移している円高が続けば、製造業は国内に投資をしないでほとんど海外に出てし...全文を見る
○小泉(俊)委員 お立場がありますのでわかりますが、これは、実は国が介入しなくても十分できるのですね。国民の金融資産が約一千四百兆円あると言われていますけれども、大体国民のお金がアメリカに十兆円投資されますと、約二十円円安になると言われています。ですから、何も急激な変動に介入する...全文を見る
○小泉(俊)委員 もう一つ、その際、実は銀行は為替の売買に関しまして売買手数料を取っていますね。実は、一ドル三百六十円のときも一円、行って一円帰って一円ですから、二円ですね。ところが、これは、簡単な数字にしますと、一ドル百円のときも一円だったのですね。行って来いで二円ですね。 ...全文を見る
○小泉(俊)委員 護送船団方式をやめたわけでございますので、ぜひともそういった自由競争で手数料等も下げていただければと思います。  また移りますが、小泉総理は所信表明で、構造改革なくして日本の再生と発展はないと、これを受けて財務大臣も、経済、財政の構造改革を断行するとこの前のご...全文を見る
○小泉(俊)委員 今副大臣から御答弁いただきましたが、やはりここに切り込まない限り、事実上、そういう原則規定と例外規定があるわけですね。ところが、その例外規定が実際動いていなくて、ほとんど各部署でかなりの金額のむだ遣いがされている。結局、財務大臣が二、三年後、何か消費税を上げるみ...全文を見る
○小泉(俊)委員 ぜひとも英断をもって実行していただきますよう、よろしくお願いいたします。  次に、不良債権に関してなんですが、これは四月二十八日、ワシントンでの日米財務相会談で、大臣は大手銀行の不良債権を二、三年のうちに処理をし、銀行の体質を改善する方針を伝えたと新聞で報じら...全文を見る
○小泉(俊)委員 柳澤金融担当大臣はいかがでございましょうか。同じ質問でございます。
○小泉(俊)委員 バブル崩壊、約十年たちまして、国民はもう非常に痛むところまで痛んじゃっているんですね。ぜひともこれ以上の痛みを国民に与えないように配慮しながらおやりいただきたいということと、もしこれは、ここまで明確に——私ども民主党は五年でやろう、これはいろいろな意味を勘案して...全文を見る
○小泉(俊)委員 いずれにいたしましても、政治は結果責任でありますので、それをおやりになられたときはきちっと国民に責任をとっていただきたい。かなりナーバスな問題ですので、デリケートな問題でありますので、それぐらい真剣に、慎重におやりいただきますようぜひともお願い申し上げます。 ...全文を見る
○小泉(俊)委員 趣旨は非常にわかります。  ただ、実は大臣、今回の緊急経済対策が、平成四年の宮澤内閣以来何と十四回目なんですよね。世界じゅうで、こんなに経済対策をやりながら一向に効果が上がっていない国はこの国だけだと思うんです。  この原因はどこにあるかという話でございます...全文を見る
○小泉(俊)委員 時間がありませんが、いつまでたっても景気対策にタイムラグがある。私は、最大の原因が、日銀短観とかGDP、鉱工業生産指数と四十ぐらい経済統計がありますけれども、政府の用い方や経済統計の判断にどうも誤りがある。民間企業なら、これはとっくに倒産しています。経済統計とい...全文を見る
○小泉(俊)委員 終わります。
06月08日第151回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。  早速質問させていただきますが、今回の商法改正は、自己株式の取得の制限並びに単位株制度を見直すという株式に関するものでございます。そこで、まず大前提といたしまして、個別質問に入る前に非常に基本的な問題でございますが、御認識につい...全文を見る
○小泉(俊)委員 ここ十年、アメリカにつきましては平均株価は約五倍、また、ヨーロッパ、ドイツ等についても平均株価は三倍、その中で日本だけが株価が約四分の一になる、こういう状況なわけでございます。今、不良債権の問題、土地の下落、いろいろ言っていただいたんですが、日本株式市場自体の何...全文を見る
○小泉(俊)委員 今お話しいただいたわけでございますが、確かに株価が三分の一まで下がってきた。それではまず、根本的な問題なんですが、株価維持のために政府がそもそも介入することの是非につきまして、どのようにお考えでございましょうか。
○小泉(俊)委員 それでは本論に入ります。  現行法は、商法二百十条におきまして、消却とストックオプション以外は、何十年間にもわたり自己株式の取得を原則制限してきたわけであります。そこで、今回の改正法を議論する前に、まず商法二百十条の自己株式の取得制限の趣旨につきまして、もう一...全文を見る
○小泉(俊)委員 基本的なところは四つほどあると思うんですけれども、今おっしゃいました会社財産の財産的基礎を弱くする、会社債権者保護の観点。また株主平等の原則の問題。また、株価操縦等によって一般投資家を害する。そしてまた、経営者が会社資本で保身を図る。幾つかあると思います。このよ...全文を見る
○小泉(俊)委員 今お話聞きますと、まず株式の需給の問題、合併、分割等を速やかにしていくということと、今需給をおっしゃっていますから、当然これは株価対策にもなっていると。ただ、本家本元のアメリカにおきましては、根本的理由は企業防衛でございますが、この点はいかがでございましょうか。
○小泉(俊)委員 それでは、今お話しいただきました趣旨について、幾つかちょっと質問させていただきます。  まず、企業防衛、今お答えいただきましたが、株式会社における実質的所有者は株主ですよね。株式会社におきましては、徹頭徹尾、当然多数決で運営されるというのが大原則でありまして、...全文を見る
○小泉(俊)委員 会社が取得した自己株式は、当然議決権ありませんよね。ということは、経営者の自己株比率を守るために結局これは使えるんですよね。  ですから、やはり日本経済がうまくいかない理由というのは、経営者、本当に優秀なんですか。本当に民間企業が優秀であれば、既にこの状況変化...全文を見る
○小泉(俊)委員 この点についてもう一つ質問しますが、自己株取得解禁しましても、実際に取得できるのはかなり優良企業ですよね、いろいろな要件、かなり厳格になっていますので。  そうしますと、例えば経団連なんかは、今回、株式の取得自由にしてくれというお話を大分しておりますが、ところ...全文を見る
○小泉(俊)委員 いろいろ今お話をお伺いしたんですが、今先生のお話を聞いていますと、今回の改正の目的は、どうも会社の分社化とか合併とかそういうのを促進することが主たる目的で、ほかは付随の問題であると。しかし、一番最初に私が、商法二百十条の何十年にもわたって自己株式の取得を制限して...全文を見る
○小泉(俊)委員 次に移ります。  自己株式取得を自由化する場合、さまざまな新聞また論文等におきまして、直接的な弊害が大分指摘されていますね。  一つの弊害が、何しろ企業自身による株価下落防止、つり上げなどの株価操縦、これをして一般投資家を害すのではないか、また、内部情報に基...全文を見る
○小泉(俊)委員 今お話しいただきましたように、株価操縦、インサイダー取引に関しまして、内閣府令及び証券取引法百六十六条の改正、またディスクロージャーの点、確かに法整備はされているわけですよね。  しかし、そうなりますと、これでこの不正行為を防止するための施策がまず現実的に実効...全文を見る
○小泉(俊)委員 今お答えいただきましたように、インサイダー取引、私が調べたところによりますと、平成十年、十一年、十二年の三年間でたった七件なんですね。相場操縦に関しましては、何と、平成五年からことしまでの九年間でたった四件ですよね。これで現実的に不正行為の防止の実効性はあるとお...全文を見る
○小泉(俊)委員 明らかに質問に明確に答えていただいていないんですが、このインサイダー、三年間でたった七件、相場操縦、九年間でたった四件、これは実効性はほとんどないと私は思っています。これをあるというのであれば、その認識自体が事実誤認であると僕は思います。  それで、また、アメ...全文を見る
○小泉(俊)委員 数字のあれはいろいろ言えるんですが、現実的に摘発の件数が余りにも少な過ぎる。これではやはり一般投資家は日本の株式市場に不信感があるんですよ。これではいつまでたっても個人投資家を市場に呼び込むことはできないと私は思います。そういった状況の中で今回のような改正をすれ...全文を見る
○小泉(俊)委員 いずれにしろ、私は、今の不正行為の防止の体制が極めて不十分である、これをこのままにして、今回のような株価操縦、インサイダーがやりやすい法改正をすることはやはり合理性に欠ける、そう思うわけであります。  最後に、私どもは、今規制が不十分で、自己株式取得自由化に関...全文を見る
○小泉(俊)委員 さんざん申し上げますように、どう考えましても、今の摘発件数等を見れば、これは不十分なんですよ。それをあくまでも、いい、大丈夫だとおっしゃるのであれば、金子先生、これは責任とられますね、ちゃんと。
○小泉(俊)委員 今のままでも十分だという御認識、十分わかりました。もし法案が通りまして実際にそういう事態が生じた場合、政治責任をしっかりおとりいただけますようお願い申し上げまして、質問を終わります。
06月12日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。  それでは、通告に従い御質問させていただきます。  森総理から小泉総理にかわりまして、人がかわっただけで、支持率が限りなくゼロに近い一けたから八割、九割まで行ってしまう。これは何を意味しているかといいますと、大臣のポストにだれ...全文を見る
○小泉(俊)委員 ただいま、経済の現状についての御認識をお伺いさせていただきました。  実は株価が、小泉総理が就任したときに一万四千円を超えたわけでありますが、本日また三百八十六円安ということで、ついに一万三千円を割りまして、一万二千八百四十円。また、月例経済報告によりますと、...全文を見る
○小泉(俊)委員 それでは、百円ショップとかユニクロというのは行ったことがありますか。
○小泉(俊)委員 今まで聞いた大臣の中で、実は百円ショップとユニクロを知っているのは、扇先生だけなのですよ。もうほとんど町も歩かないという方ばかりでして、そういう方たちがいろいろ、経済を担当しているということに私どもは非常に強い危機感を実は持っているところであります。  それで...全文を見る
○小泉(俊)委員 当然中にもお入りになられたことがありますね。(扇国務大臣「入っていません」と呼ぶ)ない。ぜひともこれは中に入っていただきたいのです。  ハローワークは私もあちこち行っておりますけれども、昔のハローワークというのはかなり高齢の方たちがいっぱいいたのですね。今は二...全文を見る
○小泉(俊)委員 非常に大臣がお話しになられたこともあると思いますが、やはり今新卒の就職が大変厳しい状況です。特に女性の就職は大変みたいです。どうか御自分の目でちょっとお確かめいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。  あと、大臣、私は電車で地元から通っておるんですが、毎...全文を見る
○小泉(俊)委員 実はこの質問を宮澤さん、柳澤さん、塩川さんにさせていただいて、数を答えられたのは扇大臣が初めてなんですね。だれも知らないんです、実は。  公式発表は、二年連続何と三万三千人、新聞の一面か二面に出ます。ところが、実際は自殺しているんですけれども、いろいろな事情が...全文を見る
○小泉(俊)委員 今非常に詳細な御説明をいただいたわけでありますが、若干ちょっと認識が違うところは、実は今東京の土地は七割が外資に買われています。これは安いから入ってきているというだけではなくて、外資は非常に有利な条件で買っていまして、今日本の企業が買おうと思っても現実には外資に...全文を見る
○小泉(俊)委員 きょうの本会議でも、竹中大臣が、資産デフレの認識が極めて甘かったと、私ども民主党の仲間の質問に明確に答えられました。竹中さんが経済担当大臣になりまして、ようやくそこにポイントが移ってきたのかなと安心しているところなんですが、これは、今まで十年そういった対策をとら...全文を見る
○小泉(俊)委員 私が何のために一番最初に日本経済の現状をわざわざ時間をかけて聞いたかといいますと、いかに今の現状が厳しいか、今のままでいけば本当に奈落の底に落ちるんじゃないかという危機意識をしっかり持っていただきたい、持っているんですかと聞いたんですよ。平時であればそのお答えで...全文を見る
○小泉(俊)委員 今バブルが再燃するというお話をされていましたが、そういう認識だからいつまでたってもよくならないんですよ。今のゼロ金利政策を初め自民党がとってきた政策、政権党がミニバブルを起こしたくてやってきた政策でしょう。バブルというのは、株と土地が上がることなんですよ。今の状...全文を見る
○小泉(俊)委員 ですから、地価公示価格のような、市場心理、個人の心理に影響するものを変えていったらどうですかと制度の変更を申し上げているんですよ。  次に行きますよ。  それでは、土地の流通化の促進のためには、何よりも需要を喚起しないと絶対に流通は促進しませんね。需要が今本...全文を見る
○小泉(俊)委員 今の現状におきましてはまだいいかもわかりませんけれども、これから先、私が先ほどから述べているような状況になったときには、そういう意見もあったなと、参考に思い出していただければ幸いであります。  また、住宅金融公庫は、今融資の要件として、敷地面積が百平米、約三十...全文を見る
○小泉(俊)委員 今扇大臣がおっしゃったことは全部認識した上で私は、またさらに住宅金融公庫の融資要件を緩和してくれと。  なぜかといいますと、この前、現実に江戸川区で私の友人が家を買いました。十二坪の土地に建物を建てて、三階建てで四千五百万ですよ。これは住庫を使えないのですね。...全文を見る
○小泉(俊)委員 違うのです。長期的に見れば私も改革をしていくべきだと思っています。ただ、事はこの火事場の短期、制度自体を見直す前に活用できるものは活用して、少しでも日本の経済のためになればということで申し上げているのです。これは全然私ども民主党の立場と変わりません。申し上げてお...全文を見る
○小泉(俊)委員 開発行為の適用あるものに関しましては、面積要件を一区画減らしても、おっしゃったような乱開発とかスプロール化というのは一切ありませんので、購入者の負担能力に応じて極力——これは現場を知らない人は全然わからないものですから、先生よく御存じでございますので、ぜひとも監...全文を見る
○小泉(俊)委員 もちろんそういうのも同時にやりながら、基本的な方向性として、何度も申し上げます、土地の流通化を図ることが日本経済を復活させる唯一の方法です。その基本的認識の中から、何ができるかということを一生懸命考えて、できることはやっていく。道路はもちろんやるべきです。それプ...全文を見る
○小泉(俊)委員 よろしくお願いいたします。  時間がなくなりましたが、東京都内におきまして何で不動産が動かないかといいますと、中古のローン破産は実はたくさんあるんですよ。ところが、この中古が買い主がいないわけですね。これの大きな理由として、容積率が二%とか三%オーバーしちゃっ...全文を見る
○小泉(俊)委員 よろしくお願い申し上げます。  次へ急ぎますけれども、事業認定の中立性と公正性を確保するために第三者機関である審議会の意見を聞く、義務化になっているわけでございますが、私権制限を強く認める一方で、やはり公共性をきちっと打ち出さないと国民は納得しないと思いますの...全文を見る
○小泉(俊)委員 次へ行きます。  この法改正がなされたとしても、問題は運用にあると思います。特に地方自治体におきましては、私の地元なんかは都市計画道路を決定して、もう二十年ですね。もう道路はできないですよね。これはなぜかといいますと、強制収用を知事とか市長は住民に近いためにな...全文を見る
○小泉(俊)委員 時間がありませんので、次にすぐ行きます。  現実に、これは知事の場合に、審議会と地方自治体の議会が対立するような場合が多々出てくると思うのですが、そういう場合に関しましては、どのようにお考えでございましょうか。
○小泉(俊)委員 最後ですが、ある市町村でやったものが県の審議会に上がるのですが、実は、その地元の地方議会が請願を受けまして反対決議するということが多々あるのですよ。そういう判断が対立した場合まで予想しておかないと、現実、実は日の出と似たようなのが全国に今四百ありますね。これから...全文を見る
○小泉(俊)委員 時間が参りました。ありがとうございます。
10月17日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。  通告順に従いまして、銀行法の一部改正について御質問させていただきますが、きょうは内閣府の副大臣にもおいでいただいておりますので、ちょっと質問の順番を変えまして、関連の方から先にさせていただきます。  茨城県の取手というのは、...全文を見る
○小泉(俊)委員 これから聞く質問の方にまでちょっとお答えいただいたみたいでございますが、非常に大臣の御認識も景気の現状が厳しい、大変な状況に今、日本国の、この国の経済状況があるということは、今の御答弁の中からもわかったわけでございますが、国民の今切なる思いというものは、景気を何...全文を見る
○小泉(俊)委員 今の御答弁の中で、非常に景気自体の認識は厳しいが、自律回復も図りつつ、景気の回復を図っていくんだということを御答弁されたわけですね。  実は、これは九月二十六日に、ここに財務省の政策目標の一部見直しについてという文書が、二十七日の所信表明の前の日に来まして、こ...全文を見る
○小泉(俊)委員 これは実は、財務省の政策目標の一部見直しと書いてありますが、目的自体を明確に変えたんですよ。自律的回復を切ってしまった、削除して、これはぜひ見てください、これを大臣とか副大臣とかが見ていないということは問題ですよ。  では、財務省が、何しろ、この方針でこれから...全文を見る
○小泉(俊)委員 次に移りますが、これはバブル崩壊して十一年目ですか、小泉総理も就任して六カ月たったわけですね。現実を、数字を全部見ますと、よくなるどころか着実にこれは悪くなっているのですよ。  私は、この最大の原因は、先ほどから、先に実は質問を先取りして財務大臣にお答えいただ...全文を見る
○小泉(俊)委員 内閣府が今度の省庁再編ですべての省庁に横断的に戦略的な立場を担うということでございますので、どうかこの資産デフレ対策を、どうしても、ここの委員会ですと財政、金融、国土交通ですと、まあそれぞれいろいろな省庁がいろいろな権限を分散して持っていますので、一本化してぜひ...全文を見る
○小泉(俊)委員 柳澤大臣、金融担当大臣としまして、この資産デフレについてどのような御認識でございましょうか。
○小泉(俊)委員 事務局の方が十二時までだということで、一たん中断してやらせていただきます。
○小泉(俊)委員 済みません、午前中に引き続き質問させていただきます。  先ほど、塩川大臣、そして柳澤大臣から大変丁寧なお答えをいただきました。その中で、塩川大臣が、資産デフレはとめようがないというお言葉を言われました。ただ、今、先ほど一番最初に私が申し上げましたように、毎日か...全文を見る
○小泉(俊)委員 基本的認識は一緒なんですね。私も、実は前回、為替の問題、空洞化の問題をやらせていただきましたが、今のGDPを見ましても、六割の個人消費がもうだめだ、一五%を占める設備投資もこれはだめだ、公共投資九%、これもだめだ。では、今現実に何が引っ張っているのか。これを見ま...全文を見る
○小泉(俊)委員 中長期的には私も特殊法人の改革には大賛成でありますので、その勉強もさせていただいておりますが、今の景気のこの現状をどのくらい厳しく認識しているか、正確に認識しているかによって、やはり優先順位をつけてやるべきだと私は思っております。  その中で、先ほど申し上げま...全文を見る
○小泉(俊)委員 その辺、いろいろ確かに無理なのは重々承知でありながら、先生もよく御存じのように大変厳しい状況です。資産デフレをとめずに本当にやっていったら、私は、奈落まで日本経済は落ちるんじゃないか。制度の趣旨とか全部わかっていまして、その中でやむにやまれず、どうしても需要を喚...全文を見る
○小泉(俊)委員 柳澤大臣、民間の金融機関につきまして、先ほど申し上げましたように、金融庁の指導が厳しくて、かつては実は融資していたのですね。実は、最近非常に金融庁がクローズアップされてくるようになりましてから、どうも民間の金融機関が中古のそういう少しオーバーしているものにも融資...全文を見る
○小泉(俊)委員 非常にお話はよくわかります。ただ、要は、後でまた質問しようと思っていたんですが、容積率というのは、実は昭和三十年代の法律なんですよね。要するに、建築技術が今全然違うんですね。家をごらんになっていただければわかりますけれども、昭和三十年に建てたものと今平成十三年に...全文を見る
○小泉(俊)委員 いつごろでございましょうか。
○小泉(俊)委員 では、柳澤大臣は。
○小泉(俊)委員 安心いたしましたが、これは実は、何でなかなか土地の流通化の促進がうまくいかないかというと、これは実務がわからないと、買ったことがないとわからないんですね。要するに、契約書に印紙を張りますね、登録免許税かかりますね、消費税かかりますね、火災保険かかりますね、団体信...全文を見る
○小泉(俊)委員 もちろんそれはわかって聞いていますので。ただ、そもそもの制度趣旨が妥当性を失っているものに関しては、いろいろそういう法律があると思うのですね。そういうものをやはりきちっと洗って、努力していただかなければいけないと思います。  また、先ほども申し上げましたが、流...全文を見る
○小泉(俊)委員 よろしくお願いいたします。  次に、資産デフレの中で土地と、やはり株なんですね。  大和総研の試算によりまして、つい最近出た新聞ですが、日経平均が一万円割れした十二日の段階で、大手十五行は五兆二千億円の含み損を抱えていると。こういう状態がもし続くようであれば...全文を見る
○小泉(俊)委員 塩川大臣、いかがでございましょうか。
○小泉(俊)委員 まず、柳澤大臣なんですが、私は、株価に対する認識がちょっと甘いのじゃないかなと。民間の企業経営者と話していますと、本当は一万四千円を割った時点でもうどうしようもないのだ、死に体だとはっきりみんな言っているわけですね。今、一万円を割って、今度のテロでどうなるか。 ...全文を見る
11月02日第153回国会 衆議院 本会議 第12号
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○小泉俊明君 民主党の小泉俊明です。  質問の前に、小泉純一郎総理大臣の御母堂様の御逝去の報に接し、謹んで御冥福をお祈り申し上げます。  それでは、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となっております租税特別措置法等の一部を改正する法律案及び地方税法等の一部を改正する...全文を見る
11月06日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。代表質問に引き続きまして、当委員会でも御質問させていただきます。  この連休中に、実は地元の中小企業の経営者何人かとお目にかかりました。その中で、年商七十億ぐらいの社長が私にお話しされたことが、小泉さん、もうこのぐらいの景気状態に...全文を見る
○小泉(俊)委員 本会議場では、一万四千円から一万円といった形になりましたので、八十兆円とお答えいただいたのですが、一応今副大臣お答えいただきましたように、五月二十一日の一万四千円から九月十二日の一万円を割った九千六百十円の段階で、これは約百兆円ですよね。これは繰り返すまでもなく...全文を見る
○小泉(俊)委員 質問の角度を変えますが、それでは、今のお話を聞いておりますと、市場の要因で下がっていて、多種多様な原因があるというお話でございますが、今の一万円に近い株価の水準を、財務大臣と金融担当大臣というお立場でこれは容認をされるわけでございますか。お二人にお伺いします。こ...全文を見る
○小泉(俊)委員 現状の一万円を容認するわけではないけれども、さまざまな要因で株価は決まるんであるから、まあいろいろ努力はするというお話だと思います。  ただ、御案内のように、代表質問でも言わせていただきましたが、日本経済が収縮している、いまだに収縮の方向に向かってどんどん収縮...全文を見る
○小泉(俊)委員 今財務大臣は、消費は余り低迷していないんじゃないか、生産は低迷していると。ただ、これは生産がなぜ低迷するかというと、企業は消費が伸びないというのをわかっていますので、それで生産を控えているわけですから、やはり財務大臣の御認識は、私は、現場の認識からするとちょっと...全文を見る
○小泉(俊)委員 それでは、今回の改正案なんですが、今財務大臣のお話では、方向性は同じであると。確かに、今回の改正案を見ますと、例えば各種優遇措置等、内容的には別としまして、個人投資家に極力市場に参入してほしいというその思いはわかります。  ところが他方で、これも内容についての...全文を見る
○小泉(俊)委員 非常に説明はわかるのですが、私が申し上げたいのは、改正の目的の中に、どうも目的の二重性とか不明確性があるんじゃないかということなのです。  要するに、政策の目標は常に一つの目標に限定して、そこに政策の目的を集中していなければ、結果として、過去九年に十四回も経済...全文を見る
○小泉(俊)委員 一応そういうお答えをいただいておりますが、私、政治というのは結果責任だと思います。何度も言いますけれども、過去九年間に十四回やっておきながら結果がなかなか出ない。先ほど申し上げましたように、現実の経営者のお話を聞くと、高いところに上っても、飛びおりることすらもう...全文を見る
○小泉(俊)委員 いろいろ中長期的にかかるというお話でございますが、行政は継続性でありますので、結果が出た時点できちっと責任者が責任をとるということをお願いして、また次に移ります。  先ほど財務大臣おっしゃっておりますように、個人に市場に参加していただく、これが何しろ一番大切な...全文を見る
○小泉(俊)委員 時間がありませんので、次に移ります。  株式市場の活性化を図る。何しろ適正な株価水準まで持っていって、少なくとも日本経済を活性化するということと、個人も経営者も幾らかでも精神的に前向きに経済活動ができるようにするためには、やはり市場の活性化が最重要で、そのため...全文を見る
○小泉(俊)委員 私も、株式市場活性化をして適正な水準まで株価を戻していくためには、やはり資産としての株の持つ、ストックとして、資産面の持っている意味をもっと重視して、そこに誘導していくような政策がどうしても必要になってくると思います。  その意味では、今、大臣の御発言は国家意...全文を見る
○小泉(俊)委員 大臣、何度も申し上げますけれども急いでやらなければ、もう既にほとんどの、死屍累々という、ことしの年末から来年三月期にかけましてこれはますます大変な状況になるのではないかということが、実質的な、これは企業経営者の皆さんと話をしますと、大企業だろうが中小企業だろうが...全文を見る
○小泉(俊)委員 質問を終わります。