小泉俊明

こいずみとしあき



当選回数回

小泉俊明の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月18日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○小泉(俊)委員 委員長、まず、定足数の確認をしていただけますか。
○小泉(俊)委員 今、経済状態が大変厳しい状況の中で、この委員会の持つ意味は大変大きいと思いますので、ぜひとも与党の皆さん方にもきちっと定足数に足りるよう御出席いただくことをまずお願いいたしまして、質問に入ります。  小泉総理大臣が、私、名前も一緒ですが、実は私の誕生日の四月二...全文を見る
○小泉(俊)委員 これはよく言われておりますように、金融機関と法人がまず五〇%株を持っています。ですから、三月末の決算が出ましたが、この営業利益がほとんどぶっ飛んじゃうんですね、この株価の下落で。あと、最大の問題は、やはり株式市場の底が抜けたままですと経済成長の源泉であります企業...全文を見る
○小泉(俊)委員 どうも、お話を聞いておりますと、二年間やっていて先ほど申し上げた惨状なんですよ。日本経済自体が回復しない限り株価が回復しないという、百年の河清を待つようなことを、本当に危機感を持っているんですか。ですから、私は一番最初に、この株価が八千円割れの事態に対して本当に...全文を見る
○小泉(俊)委員 そうしますと、今、経団連が出しているいろいろな提言とか、経済財政諮問会議の民間議員がいろいろ出されている理由というのは、やはり本当にこれは危機的な状況だということを強く認識して、やむにやまれず、お二人のおっしゃっていることはわかっていながらも、この今の株価下落に...全文を見る
○小泉(俊)委員 大臣のお考えは大体わかりましたが、私が何でこれをしつこく申し上げるかといいますと、一番最初に申し上げましたように、この二年間の小泉内閣の失政というのは、やはり株と土地の下落をとめるという止血措置、その措置を十分とらずに、先に改革を、大手術をして、いつまでも血がだ...全文を見る
○小泉(俊)委員 日銀は、十四年の十二月十日から約一兆二千億、これを購入されているわけですね。それにもかかわらず、これほど需給のギャップがあるにもかかわらず、もう片方が二千二百億円弱しか使われていない。これは私は、使い勝手がどこか悪いんだ、そう思います。  あと、日銀が直接株式...全文を見る
○小泉(俊)委員 これは、法的には日銀法の四十三条一項ただし書きですよ。あくまでも例外規定でありますので、例外はやはり厳格にいくべきだと私は思っております。  そして、今いろいろな新聞紙上のお話を聞いていますと、日銀はティア1の自己資本を超える金額のところの三兆円だけ買うという...全文を見る
○小泉(俊)委員 塩川大臣がおっしゃるように、これは長期的に保有していけば、確かに株は企業の成長、国家の成長性に準ずるわけでありますから、利益は出るんだと私も思います。ただ、長期的リスクをとれる個人と、また年金とか、三十年ぐらいリスクをとれる。ですから、海外はそういうのが保有主体...全文を見る
○小泉(俊)委員 時間が経過しましたので。  何しろ、経済成長の源泉である企業に資金を回すのが株式市場でありますので、ぜひとも株式市場に十分な注意を払っていただけますようよろしくお願いしまして、終わります。
06月10日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第21号
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○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました保険業法の一部を改正する法律案につきまして、反対の立場で討論をいたします。  まず、同じ法律を一国会で二度も改正するという異例な事態となったことにつきまし...全文を見る
07月04日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第25号
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○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。  今、土日になりますと、私、地元に帰りまして、ハンドマイクを肩に担ぎながら、一日大体三時間、住宅街を回っております。そうしますと、国民の痛みがついに来るところまで来たのかなということを実感させられることがたびたびあります。まず、...全文を見る
○小泉(俊)委員 今お答えいただきましたように、何よりも株価は銀行、生損保、金融機関の経営をまず直撃いたしますね。  この前発表されました決算を見ますと、大手銀行の七グループで、昨年、何と四兆六千億円の最終赤字であります。これは一千八百三十九社の最終黒字であります二兆八千億をは...全文を見る
○小泉(俊)委員 国際的な要因というのも、金余りというのがあると思うんですが、もう少しマクロできちっと投資主体別売買動向を見ると、上昇の原因は明らかですね。竹中大臣はお答えになりませんけれども、これは外人買いですよ。個人も法人も、五月、六月全部売り越しなんですね、信託銀行も。外人...全文を見る
○小泉(俊)委員 今お答えいただいたわけでありますが、私は、この先行き、全く楽観視はできない状況にある。これは外人買いが、年初からの二兆円というのが今回の株価の押し上げの最大の原因でありますので、非常にアメリカ経済とアメリカの株価とか米欧の株価に、まさにこれは神風みたいなものであ...全文を見る
○小泉(俊)委員 今江崎先生からお答えいただいたんですが、一年四カ月たつのに二兆円の枠の二千二百億円弱しか買っていないわけです。これは明らかに、要件が厳格過ぎて使えないのが最大の原因だと思います。  実際に機構が買い始めた平成十四年、銀行は一兆三千億円弱売り込んでいます。ことし...全文を見る
○小泉(俊)委員 実は、今言いましたように、銀行が約二兆円売り込みまして、そのセーフティーネットが全然機能していなかった。この結果、昨年からことしにかけて、株式市場で、百兆円とか百五十兆円とも言われている国民金融資産の喪失が起きているわけです。  それで、平成十四年、何が起きた...全文を見る
○小泉(俊)委員 これは前回も、四月十八日の質問のときにも私は、中央銀行が株を買うというのは世界市場初めての話であります。法律上も、日銀法四十三条一項ただし書きを見ましても、これは無理無理なんですね。しかし、例外といえども、やむにやまれぬ緊急事態でできた制度でありますので、極力日...全文を見る
○小泉(俊)委員 時間がなくなりましたので終わりますが、最初に申し上げましたように、実は、この委員会の一つの要件とか、ここで議論していると理論的な感じがしますけれども、それが実体経済に物すごく波及をしまして、現実には人の生き死にを左右するという極めて重要性を持つものでありますので...全文を見る