行田邦子

こうだくにこ



当選回数回

行田邦子の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第186回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第1号
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○委員長(行田邦子君) 一言御挨拶を申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました行田邦子でございます。  委員会の運営に当たりましては、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上...全文を見る
○委員長(行田邦子君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(行田邦子君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に青木一彦君、猪口邦子君、太田房江君、金子洋一君及び魚住裕一郎君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十四分散会
03月12日第186回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第2号
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○委員長(行田邦子君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。  消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査を議題といたします。  消費者行政の基本施策について、森内閣府特命担当大臣から所信を聴取いたします。森内閣府特命担当大臣。
○委員長(行田邦子君) 以上で所信の聴取は終わりました。  本件に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時十二分散会
03月13日第186回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  二〇一一年三月十一日、東日本大震災が起きてから、一昨日、三周年ということでありました。私自身も岩手県の生まれという、被災地に多くの親戚を残しているという立場からも、一日も早く復興を果たせるように、私もこの国会...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  そして、こうして法制審議会におきまして一九九一年から民法の婚姻、離婚規定の見直し作業が続いていたわけですけれども、その五年後、一九九六年に法制審議会による最終答申がなされました。また、その法案要綱といったものも答申をされました。  それ...全文を見る
○行田邦子君 こうして法案の提出を見送ったということですけれども、その後、民主党政権になりまして、二〇一〇年の一月に民法及び戸籍法の一部を改正する法律案が政府からの提出法案として予定をされていましたけれども、ここでも閣議決定がされずに国会への提出が見送りといったこともございました...全文を見る
○行田邦子君 法制審の答申がなされていながら閣法として国会に提出されなかったものというのは極めてまれなのかなというふうに認識をいたしました。  ここで少し視点を変えまして、それでは、国連などの人権機関からどのようなことが今の日本の家族法について言われているのかといったことをなぞ...全文を見る
○行田邦子君 このような国連人権機関、主に女子差別撤廃委員会からだと思いますけれども、何度かにわたりまして勧告がなされ続けているという状況であります。  そこで、今日は内閣府の男女共同参画局長にお越しいただいていますので、ここで質問したいと思います。  このような何度かにわた...全文を見る
○行田邦子君 今、こうした国連人権機関、具体的には女子差別撤廃委員会の勧告を受けて、第三次男女共同参画基本計画の中ではそれを受けてのコメントというかが盛り込まれたということでありますけれども、ここでちょっともう少し具体的に教えていただきたいんですけれども、先ほど局長がおっしゃられ...全文を見る
○行田邦子君 ということですけれども、それでは大臣に伺いたいと思います。  先ほども男女共同参画局長から答弁がありましたけれども、二〇〇九年第六回女子差別撤廃委員会におきまして日本政府は勧告を受けました。その内容というのは、具体的には、男女の婚姻年齢を共に十八歳にすること、それ...全文を見る
○行田邦子君 今大臣から、特に選択的夫婦別氏制度などのようなものは家族に対する考え方に非常に大きな影響を与えるという、それゆえ、世論の動向というか、世論がどのように考えているのか、国民がどのように捉えているのかを知る必要があるという御答弁もありました。私も確かにそれは一理あると思...全文を見る
○行田邦子君 選択的夫婦別氏制度のように、世代によって大きく意見が分かれる、このような案件については、やはり内閣府としても制度設計をきちんと行っていただきたいと、調査の制度設計をきちんと行っていただきたいと思います。そして、正しく適切に世論が反映できるような、そのような調査を行っ...全文を見る
○行田邦子君 日本には日本の家族に対する考え方があるという意見もありますけれども、さはさりながら、諸外国はどうなっているのかということも踏まえて、この民法の家族法について、婚姻、離婚規定について、法務省についても更なる検討をしていただきたいことをお願いを申し上げて、質問を終わりま...全文を見る
03月17日第186回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  私は、まず、今日は登記所備付け地図について質問させていただきます。先ほど小川委員からも関連の質問が、登記所備付け地図についての質問がありましたけれども、私からも質問させていただきたいと思います。  この正し...全文を見る
○行田邦子君 今大臣が御答弁された公共事業などにも支障を来すといったこともありますけれども、それに加えて、例えば都市再開発事業など都市再生を行うに当たっても、正しい精度の高い地図が整備されていないと支障を来すといったような例も出ていますし、また災害が起きたときの復旧復興のときにも...全文を見る
○行田邦子君 五四%は整備された地図、地籍調査等整備された地図で、残りの四六%は未整備のものが地図に準ずる図面ということで登記所には備え付けられているということであります。  そこで、ちょっと去年の予算委員会でも使わせていただいたんですが、委員の皆様方に改めて認識もしていただき...全文を見る
○行田邦子君 今大臣から、今進められている八か年計画についても御説明をいただきました。  そこで、改めて民事局長に伺いたいんですけれども、平成二十六年度、来年度の登記所備付け地図作成作業の予算はどのようになっていますでしょうか。
○行田邦子君 八か年計画の十七平方キロメートルを実施するための十九億八千四百万ということでありましたけれども、この都市部、DIDの面積というのが一万二千七百平方キロメートルなわけです。日本の面積の約三・四%ということなんですけれども、その中の地図混乱地域において、速やかに法務省に...全文を見る
○行田邦子君 地籍調査済みあるいは整備済みと言っていながらも筆界が未確定のままの地図があるということですが、これを改めて整備し直すということはお考えにならないんでしょうか。
○行田邦子君 地籍調査は国土交通省がやっているわけでありますけれども、所管をしているわけでありますけれども、事業としては市町村であります。これからも国土交通省と連携を取りながら、精度の高い地図をしっかりと登記所に備え付けるということを是非法務省としても積極的に推進をしていただきた...全文を見る
○行田邦子君 農地や森林の土地だけではなくて、例えば領海を根拠付ける離島なども登記をしていないものが随分あるのではないかというふうに言われていまして、今政府におきましてはその離島の所有者の調査をやっていますけれども、登記簿を調べる、結局は登記簿を調べることになるそうです。この調査...全文を見る
○行田邦子君 私の身近なところでも、保証人になってしまったがために莫大な債務を引き受けることになってしまって、破産してしまったという例もございます。是非、法制審においての審議を私も見守りながら、保証の在り方ということ、特にその個人保証の在り方ということについてこれからもこの場で審...全文を見る
03月18日第186回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○委員長(行田邦子君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、江崎孝君が委員を辞任され、その補欠として有田芳生君が選任されました。     ─────────────
○委員長(行田邦子君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、消費者庁次長山崎史郎君外四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(行田邦子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(行田邦子君) 去る十二日、予算委員会から、本日一日間、平成二十六年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、内閣府所管のうち内閣本府消費者委員会関係経費及び消費者庁について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。  まず、審査を委嘱さ...全文を見る
○委員長(行田邦子君) 以上で説明の聴取は終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(行田邦子君) 質疑終了時刻が参りましたので、質疑をおまとめください。
○委員長(行田邦子君) はい、森大臣。
○委員長(行田邦子君) それでは、速記を止めてください。    〔速記中止〕
○委員長(行田邦子君) 速記を起こしてください。
○委員長(行田邦子君) 時間が来ておりますので、答弁は簡潔にお願いします。
○委員長(行田邦子君) 以上をもちまして、平成二十六年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、内閣府所管のうち内閣本府消費者委員会関係経費及び消費者庁についての委嘱審査は終了いたしました。  なお、委嘱審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと...全文を見る
○委員長(行田邦子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時三十一分散会
03月19日第186回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。  経済の好循環ということがこの国会でも度々議論されています。企業の収益やためているお金を賃金に回して、そしてまた消費につなげて更なる投資を生み出していくという好循環を実現するためには、私は、今最も重要な課題の一つが賃金アップというふうに...全文を見る
○行田邦子君 賃金アップが消費へとつながっていくためには、私は、個人消費に特に影響を与える、賃金の低い、所得の低い方の賃金の底上げが重要だと思っています。  そこで、田村厚生労働大臣に伺いたいと思います。厚生労働省としてこの賃金の底上げについてどのような取組を行っていらっしゃい...全文を見る
○行田邦子君 厚生労働省でも賃上げのために様々な工夫をされて、また御苦労もされていると思いますけれども、大変申し訳ないんですけれども、今御説明聞いていて、どうも随分小ぢんまりしているなという印象を受けております。好循環をつくるための賃金アップにもっとインパクトのあるような支援がで...全文を見る
○行田邦子君 積立金の過去の額を見ますと、ここ五年間で五兆円を超えている規模なんです。それまでは、例えば平成元年なんかは二・三兆円でした。だから、この五年ぐらいというのが非常にため込み過ぎだと私は思っているんですけれども。  私は、この六兆円近くまでためているこの積立金の一部を...全文を見る
○行田邦子君 それも難しいということであるならば、私は、この六兆円という過剰に積み立てているものを、これを一部取り崩して、もちろん法改正は必要であると思いますけれども、例えばですけれども、今所得拡大税制というのをつくりました。これの、お金に色はないんですけれども、税収減が見込まれ...全文を見る
○行田邦子君 今機構では、回収の強化策として、三か月滞納するとブラックリストに載せる、個人信用情報機関に載せるということ。九か月の返済の滞納をすると督促状を出す、まあ法的措置です。その後、財産差押えということになっています。  回収業務については、今答弁にありましたように、サー...全文を見る
○行田邦子君 借りたものは返すのは当たり前であります。そして、返せるのに返せない、こういう人にはしっかりとやはりペナルティーを科すべきだと思います。けれども、一方で返したいけれども返せないという方がいます。こういう方に対しては、その方の経済状況や所得に応じた柔軟な返済プランという...全文を見る
○行田邦子君 給付型の奨学金制度というのも検討をされるということでありますけれども、ただ、給付型、つまり返さなくていい、渡しっ放しということですから、これをもし国がやるとすると、あるいは公的機関がやるとすると、非常にやっぱり財源の問題が出てくると思います、限りある財源の中で充実を...全文を見る
○行田邦子君 是非御検討をお願いしたいと思います。  経済状況によって教育を受ける機会を失ってしまうというのは、これは教育の機会均等に反するわけです。それだけではなくて、資源の乏しい国と言われている我が国日本においては、教育というのは人材への投資であり、また未来への投資でありま...全文を見る
03月26日第186回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○委員長(行田邦子君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十八日、有田芳生君が委員を辞任され、その補欠として江崎孝君が選任されました。     ─────────────
○委員長(行田邦子君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府食品安全委員会事務局長姫田尚君外十四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異...全文を見る
○委員長(行田邦子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(行田邦子君) 消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査を議題とし、消費者行政の基本施策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(行田邦子君) 森大臣、時間を過ぎておりますので、答弁は簡潔にお願いいたします。
○委員長(行田邦子君) 答弁者は挙手をお願いします。
○委員長(行田邦子君) 小泉政務官は御退席いただいて結構です。
○委員長(行田邦子君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後四時二十七分散会
03月27日第186回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  私は、まず初めに過去の裁判官の増員について伺いたいと思います。  平成十四年度から平成二十三年度の十年間の増員計画によって六百人の裁判官の増員が行われました。これは、適正、迅速な処理、また複雑かつ専門性の高...全文を見る
○行田邦子君 専門性の高い訴訟については審理期間が短縮されたという成果を今おっしゃられましたけれども、それでは、今後について伺いたいんですけれども、司法制度改革の中で弁護士の数が急増をしています。裁判官が十年間で六百人増えている平成十四年度から平成二十三年度、同じ年度を取ってみて...全文を見る
○行田邦子君 今後、将来的に事件がどのぐらい増えるのかという的確な見通しというのは非常に難しいとは思いますけれども、更なる適切、迅速な処理、また、これから更に複雑かつ専門性が高い事件も増えてくるということが予測されますので、それへの対応としての量の確保がどうあるべきか、そして、そ...全文を見る
○行田邦子君 即戦力ということでの判事の増員と。判事補の増員は行わないということなんですけれども、これまでの判事、判事補の現在員、実際の数ですね、員数について見てみますと、平成十六年では判事補は八百四十人、平成二十五年度では八百四十八人と、ほとんど増えていない、判事補の数はほとん...全文を見る
○行田邦子君 今判事補の増員ということで質問させていただきましたが、昨年の十二月、年末に司法修習を終えた修習生のうち九十六人が今年一月の発令ということで判事補に採用されています。そのうちの三十八人が女性ということです。この率というのは、女性の占める割合が三九・五八%、約四〇%が女...全文を見る
○行田邦子君 司法修習を終えた司法修習生のうち女性の占める割合よりか、この今回の判事補発令がなされた女性の割合というのは高いというふうに聞いておりますけれども、ただ、特に女性を増やそうという意図はない、意図的に何かやったわけではないということでありました。むしろ自然体で増えていっ...全文を見る
○行田邦子君 時間ですので、終わります。
04月08日第186回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いいたします。  今日は、三人の参考人の方、お忙しい中お越しいただきまして、感謝を申し上げます。特に大久保参考人におかれましては、お子様を亡くされると、その事件を犯したのが少年であったという本当に痛ましいそのような経験をされて、その思いと...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  それでは、川出参考人に伺いたいと思います。  先ほどの御意見の中にありましたけれども、検察官の関与があることによって少年審判が刑事裁判化するのではないかといった意見も聞かれるところでありますけれども、それに対して、様々な文献や事例を見る...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  次に、被害者による審判傍聴並びに意見陳述の制度について伺いたいと思います。  今このような制度が設けられているわけでありますけれども、この審判傍聴そして意見陳述の制度が少年審判に与える影響がどのようなものなのか、そして、現行制度を見直す...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  それでは、最後の質問になります。三人の参考人に伺いたいと思います。  少年の犯罪というのは、人員的には減ってきているというふうに承知していますけれども、一方で、再犯といいますか、再非行少年率というのは、率は増えてきているというような統計...全文を見る
○行田邦子君 終わります。
04月10日第186回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  まず初めに、国選付添人制度と検察官関与制度について伺いたいと思います。  今回の少年法改正案では、家庭裁判所の裁量による国選付添人制度と検察官関与制度の対象事件の範囲を死刑、無期、長期三年を超える懲役、禁錮...全文を見る
○行田邦子君 一方で、少年に対する援助は、要保護性が大きいということから必要性が高いという考えの下に、日弁連では、平成二十一年の十二月ですけれども、全面的国選付添人制度に関する当面の立法提言というものを発表しています。そこでは、少年鑑別所に送致されて身柄拘束を受ける少年の事件全件...全文を見る
○行田邦子君 私は、国選付添人制度と検察官関与制度というのは、これはセットではないというか、別の趣旨での独立した制度であるというふうに考えられるのではないかなというふうに思っております。  そしてまた、成年と比べて少年というのは未熟な状態にあって、身柄を少年が拘束をされた場合と...全文を見る
○行田邦子君 しっかりと対応していただきたいと思いますし、また、国選付添人制度という制度が拡充されることによって、少年法の趣旨である少年が自らが犯した罪を理解をしてまた更生するといった、そして、さらにはまた再犯防止にもつながるというふうに期待をしております。  次に、検察官関与...全文を見る
○行田邦子君 検察官関与の必要性を判断するのは家庭裁判所でありますので、対象事件が大幅に増加してもそれが検察官関与決定の大幅な増加に直結するものではないというふうに考えていますけれども、少年審判に検察官が関与することに対して懸念する意見があるというのは、これは事実だというふうに思...全文を見る
○行田邦子君 引き続き、是非そのようにお願いしたいと思います。  それでは次に、少年に対する刑事処分の規定の見直しについて伺いたいと思います。  今回の少年に対する刑事処分に関する規定の見直しについては、不定期刑の長期の上限を十年から十五年に、そして短期の上限を五年から十年に...全文を見る
○行田邦子君 今大臣から御丁寧な答弁いただきましたけれども、やはり法制審の答申がなされてからメディアでは厳罰化といった報道もなされ続けているわけでありますので、決してそのような趣旨での法改正ではないということを是非これからも周知徹底図っていただきたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○行田邦子君 いわゆる可塑性と言われるものだと思いますけれども、少年が教育によってその更生が成人と比べてより期待できるといったことに着目して、処断刑が一定程度以上のものにそれは限られるということではないというような考えからこのような改正法案に至ったというふうに理解をいたしました。...全文を見る
○行田邦子君 今大臣が御答弁されたように、少年というのは未熟な状態で、まだ人格形成の途上にあるわけでありますので、教育によって成人と比べてより更生しやすい、その可能性が高いわけであります。そうでありますので、やはり科刑については柔軟であるべきという、これが少年法のいわゆる保護主義...全文を見る
○行田邦子君 審判傍聴制度について議論がなされ、また検討をされた上で、今回は改正法案の中に見直しの規定を盛り込まなかったというふうに今の大臣の答弁で理解をさせていただきました。  そこで、最高裁判所に伺いたいんですけれども、この審判傍聴制度ですが、平成二十年の十二月から始まって...全文を見る
○行田邦子君 今回は改正法案に見直しということは盛り込まれなかったわけでありますけれども、運用面で改善すべきところは是非、都度改正をするべきであろうと思いますので、よろしくお願いいたします。  被害者等の意見陳述についても伺いたいと思います。  少年法の第九条の二には、家庭裁...全文を見る
○行田邦子君 一昨日の参考人質疑の中でも、大久保参考人から、資料の閲覧ができないままで意見陳述をしないといけなかったというような、これは大久保参考人の御自身のケースの、そのときのケースのことだと思いますけれども、このような意見もなされました。  また、法制審の少年法部会では、や...全文を見る
○行田邦子君 是非、再犯防止については、法務省だけではなく関係省庁、そしてまた民間団体、様々な関係する団体、方々との連携というのは不可欠だと思いますので、よろしくお願いいたします。  その関係する省庁又は団体ということで、警察の少年サポートセンターというのがあろうかと思います。...全文を見る
○行田邦子君 是非これからも連携を更に深めていって、そして、受け身の対応ではなくて未然に防ぐという再犯防止に取り組んでいただきたいということをお願い申し上げて、質問を終わります。
04月17日第186回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  先ほどからの質疑でちょっとかなり質問が重複してしまいますので、大臣への一番目の質問は省かせていただきます。済みません。  二番目の質問から行きたいと思います。  この度の改正法案というのは、外国法事務弁護...全文を見る
○行田邦子君 この弁護士と外国法事務弁護士の共同事業という制度は一定程度ニーズがあって、また増加傾向にあるということであります。  そこで、この度の改正法案に関係する法人制度についてとそれから共同事業について、その違いについて伺いたいと思うんですけれども、まず、今回の改正法案が...全文を見る
○行田邦子君 そこで、次の質問は、これは確認なんですけれども、外国法共同事業では行えないけれども共同法人化することによって行える事務というものがあるのかどうか、確認をさせていただきたいと思います。
○行田邦子君 共同事業ではできないけれども法人化だとできる新たな事務というのは特にないということを確認させていただきました。  そもそも、平成二十一年の外国弁護士制度研究会では、一旦は提言として、A法人だけではなくB法人も認めるべきではないかといった報告書になっているわけであり...全文を見る
○行田邦子君 よろしくお願いします。  それでは、外国法事務弁護士の登録それから監督について少し伺いたいと思います。  平成二十五年、昨年九月に規制改革会議の中の貿易・投資等ワーキング・グループの議論が行われました。そこでの議事録概要を見ますと、外国法事務弁護士の方からの要望...全文を見る
○行田邦子君 改善されているという御答弁ではありましたけれども、こうした意見が出されたのは平成二十五年、つまり昨年の九月、十月なわけですね。半年前にも更にこれは迅速化できないかという要望が出されているわけでありますので、制度としてこういった外国法事務弁護士というものが認められてい...全文を見る
○行田邦子君 外国法事務弁護士の承認というのは制度上法務大臣が行うということになっているわけですので、実質的な監督を日弁連にお願いすることがあったとしても、やはりその監督責任というのも法務大臣が負うべきではないかなという私の意見を述べまして、質問を終わらせていただきます。
04月24日第186回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  今日は、まず初めに、取調べの可視化について質問したいと思います。  三月二十七日に袴田事件の再審開始の決定が静岡地裁で言い渡されました。そして、私の住んでおります埼玉県におきましては、狭山事件で石川一雄さん...全文を見る
○行田邦子君 公判請求された事件数の数に対して、今、取調べの録音、録画というのは約八%ということでありました。そして、答弁いただいた中で、録音、録画の対象となる場面ができる限り広範囲にというふうにおっしゃっていますけれども、そこをもう少し具体的に教えていただきたいんです。  私...全文を見る
○行田邦子君 そうすると、裁判員裁判対象事件については、今七六%が全過程において録音、録画がされているということでよろしいわけですね。確認をさせていただきました。  そこで、次の質問に移らせていただきたいと思います。  そもそも、この取調べの可視化、録音、録画についてなんです...全文を見る
○行田邦子君 今大臣から、取調べの可視化についての警察、検察でのその捉え方の変遷というものも御答弁をいただきました。  私が先ほど質問した基本構想の中で書かれているその書かれ方なんですけれども、これは読み方の、その捉え方の違いかもしれませんけれども、裁判員制度対象事件の身柄事件...全文を見る
○行田邦子君 この基本構想が中間的取りまとめだということで御答弁されましたけれども、実はこの基本構想を取りまとめる段階におきましても、少なくない何人かの委員から、これまで述べてきた意見が全く反映されていないのではないか、なぜこのような取りまとめになるかといったかなり強い意見があり...全文を見る
○行田邦子君 そして、今取りまとめに向かっているところというふうに承知をしておりますけれども、私の考えですけれども、これは取調べの録音、録画の範囲を拡充することがプライバシーの保護に抵触するというような意見もありますけれども、それはむしろ、問題というのは、取調べの録音、録画を行う...全文を見る
○行田邦子君 今大臣がおっしゃられたように、この取りまとめに向けての意見というのは実に建設的な提言だと私も思っております。このような意見が無視されないように、特別部会においての議事進行も、是非これ、法制審は法務大臣の任命によって委員が選ばれるわけですから、この法制審の特別部会でど...全文を見る
○行田邦子君 国連のこの勧告は、法的拘束力はないとはいっても、条約を批准している国でありますので、この勧告をしっかりと重く受け止めるというこれは責任はあるというふうに思っております。  そしてまた、二百二十二の地方議会におきまして、警察や検察による取調べの録音、録画、可視化を制...全文を見る
○行田邦子君 一万五千六百人の方が第三者保証の債務が原因で自己破産に追い込まれているという数字であります。また、これによって、連帯保証債務による自殺者というのが、平成二十五年だと二十人、平成二十四年だと三十三人、また平成二十三年は四十三人という警察庁による自殺統計にもなっています...全文を見る
○行田邦子君 はい。  今、実務レベルでは既に経営者本人以外の第三者保証というのは求めないということで運用されているわけであります。ここはしっかりと、今議論が法制審でもなされていますけれども、民法におきましてもこの実務で行われていることを反映されるような法改正が必要だということ...全文を見る
05月13日第186回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  会社法の一部を改正する法律案が政府から提出をされて今審議をしているところでありますけれども、同時に、私どもみんなの党を含む民主党などの共同提案の議員立法が、同じ会社法の一部を改正する法律案ということでこの参議...全文を見る
○行田邦子君 社外取締役の選任、導入といったことがコーポレートガバナンスに果たす役割といったことは指摘がなされています。また、答弁にありましたとおり、コーポレートガバナンスがうまくなされていない粉飾決算などといった事案が頻発したわけであります。  そこで、続けて法案提出者に伺い...全文を見る
○行田邦子君 御自身の経験も踏まえて御答弁されましたけれども、社外取締役が導入されたからといって、それだけでコーポレートガバナンスが保たれるということではもちろんありません。けれども、その導入によってやはりコーポレートガバナンスに一定程度の役割を果たすというふうに私も考えておりま...全文を見る
○行田邦子君 この範囲をどの程度まで対象を絞るのかといった議論もあるかと思いますけれども、やはり上場会社というのは社会に与える影響というのは大きいわけであります。また、様々な株主がいる中で、その個々の株主が直接経営に影響を及ぼすということはなかなか難しいという実態もあります。そう...全文を見る
○行田邦子君 確かに社外取締役の義務付けということは私も必要だと思いますけれども、今までなされていなかったものをいきなり複数を義務付けるというのは、これはちょっと急ぎ過ぎと、拙速かなというふうにも確かに感じております。まずは一人以上を義務付けるというところから今回の法案は始まって...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  外国の投資家からの信頼が得やすいという利点もあるでしょうし、また、先ほどの御答弁のとおり、それだけではなくて企業の統治、経営といったことにも外からの視点を盛り込むということでのメリットがあると私も思っておりますし、債権者それからまた従業員...全文を見る
○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  今日、四人の参考人の方々におかれましては、貴重なお時間、また御意見をいただきまして、ありがとうございます。特に大石参考人におかれましては、これまでのずさんな検診の実態、また被害者としての認定がなされるのに要す...全文を見る
○行田邦子君 さらに藤田参考人に伺いたいと思うんですけれども、これまでの御意見の中でも社外取締役の企業統治における必要性、役割というのは広く認識されているというふうに思っていますし、御社におかれてもそうだというふうに認識しております。そこで、あえて伺いたいんですけれども、一方で社...全文を見る
○行田邦子君 私がデメリット、リスクという言葉を使ったので非常にお答えしにくかったのかなというふうに思いますが、社外取締役を選任するだけではなく、やはりいかに活用していくのか、運用というのが重要だという、その点でのいろんな工夫や御苦労はあるのかなというふうには思っております。 ...全文を見る
○行田邦子君 続きまして、今度は岩原参考人と静参考人、お二人に伺いたいと思います。  この度の政府からの改正法案におきましては、社外取締役を置かない場合は定時株主総会で置くことが相当でない理由を説明する義務、説明義務が設けられていますけれども、そこで伺いたいんですけれども、株主...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございました。  時間ですので、終わります。
05月15日第186回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  私は、まず初めに、水俣病特措法の改正規定関連について伺いたいと思います。  まず最初に、今日は環境省にお越しいただいていますので、伺いたいと思います。水俣病の補償、救済は終了したという認識にお立ちでしょうか...全文を見る
○行田邦子君 ただいま、救済の終了に当たるという状況ではないという御答弁をいただきました。  その上で伺いたいんですけれども、この度の会社法の改正法案におきましては、衆議院で整備法案の修正がなされました。改正会社法第四百六十七条第一項第二号の二に関係してなんですけれども、親会社...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  それでは、環境省への質問はこれで以上ですので、御退室いただいて結構です。
○行田邦子君 それでは、まず社外取締役の導入について、先日に引き続いて質問したいと思います。  まず、谷垣法務大臣に伺いたいと思います。  社外取締役がコーポレートガバナンスの強化におけるその役割や重要性ということは様々な意見がなされていますけれども、大臣御自身はこの点につい...全文を見る
○行田邦子君 今大臣が御答弁されたように、村社会の中での取締役会ということではなく、社外の方が入ることによっての緊張感が高まるということも一つあるのではないかなというふうに私も思っております。社外取締役がコーポレートガバナンスの強化におけるその役割の重要性というのは広く認識されて...全文を見る
○行田邦子君 置くことが相当でない理由というのは、一般論ではしっかり説明されたということには当たらないと、その会社特有の具体的な事情を述べなければいけないだろうという御答弁をいただきました。  そこで、続いて局長に伺いたいと思いますけれども、この説明義務についてなんですけれども...全文を見る
○行田邦子君 御説明ありがとうございます。  説明義務がなされなかったことによって不利益を被るのは株主であって、一義的には株主がチェックをすると。そこで善管注意義務違反などがあればそれは裁判所で、提訴をするということになるということで理解いたしました。  それでは次に、大臣に...全文を見る
○行田邦子君 主要な取引先、重要な取引先の客観的な定義、線引きのところで様々な議論がなされたというふうに今御答弁をいただきました。  その結果、今回は落としたということでありますけれども、例えば社外取締役、独立取締役の選任が非常に進んでいるアメリカやイギリスなどでは、実際に独立...全文を見る
○行田邦子君 今御説明いただいたアメリカ、イギリス、フランス、ドイツなどは、恐らく日本とは監査、監督機関の制度設計が違うのかなというふうに思っておりますけれども。  そこで、次の質問は、監査等委員会設置会社制度の創設について伺いたいと思います。  まず、局長に伺いたいと思いま...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  指名や報酬を決定するような委員会制度というのは日本の企業文化になかなかなじんでいないということなのかなというふうに思っておりますが、そこで、この度の法改正案におきましては、第三の類型としての監査等委員会設置会社制度の創設が盛り込まれていま...全文を見る
○行田邦子君 この新しい制度の創設の一つの大きな意図としては、やはり今御答弁いただきましたように、社外取締役というものをもっと活用していこうというようなことがあるのではないかというふうに思っております。  そこで、局長に伺いたいと思います。  この新しい制度が創設されることに...全文を見る
○行田邦子君 続いて、この監査等委員会についてなんですけれども、ちょっと別の視点から質問したいと思うんですけれども、この第三の類型の監査等委員会ですが、これは取締役会の中に置く、つまり監査等委員が取締役を兼ねるというような制度設計になっていますけれども、このことによって監査の独立...全文を見る
○行田邦子君 監査等委員の独立性確保のために選解任や任期や報酬について特別のルールを設けたという御説明でありますけれども、それでも私の印象としては、そもそも日本の企業の取締役会というのは身内で固められていると。その中に外部の視点を設けて、しっかりとその企業のためにも厳しい目線で監...全文を見る
○行田邦子君 丁寧な御答弁ありがとうございます。  それでは、残る時間で、キャッシュアウトを行うための制度について伺いたいと思います。  キャッシュアウトを行うための新たな制度として、株式等売渡し請求制度というものがこの改正法案には盛り込まれております。新しい制度を創設すると...全文を見る
○行田邦子君 最後の質問ですけれども、局長、簡潔にお答えいただけたらと思うんですけれども。  この株式等売渡し請求制度ですけれども、百七十九条に明文化されていますが、この中に、取締役の善管注意義務として、少数株主の利益に配慮することというのが明文化されていません。この取締役の善...全文を見る
○行田邦子君 質問を終わります。
05月20日第186回国会 参議院 法務委員会 第16号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  私は、今日は、この会社法の改正が成立した場合にどのように運用されるのか、また実務にどのように影響が与えられるのかといった視点で質問したいと思います。  先ほどの小川委員のちょっと続きのような形になってしまう...全文を見る
○行田邦子君 対価が不公正である、安いということを少数株主、売渡し株主が思った場合には、価格決定の申立てだけではなく差止め請求も不適正価格ということが事由になるということ、それから事後の取得無効の訴え、この点においても価格が不適正であるということが原因になり得るということであると...全文を見る
○行田邦子君 今もう既に年間で百三十八件、こうした価格決定の判断というのがなされているわけでありますけれども、事件があるわけでありますけれども、専門的な知見を積み重ねていって、今後、この法改正が成立したとすると、更にこうした価格決定の申立てということも増えることが想定されますので...全文を見る
○行田邦子君 今改めて御答弁伺っても、ちょっと理解ができないんです。  百七十九条の三の三に書かれているんですけれども、これは対象会社の承認というところですが、「取締役会設置会社が第一項の承認をするか否かの決定をするには、取締役会の決議によらなければならない。」と確かに書かれて...全文を見る
○行田邦子君 この条文だけではその理解が私はできないというふうに思っていますけれども、仮にこの会社法が成立したとして、今後、政省令などで、この条文の趣旨というか、この制度の中には、取締役会で承認しなければいけないという、制度上、取締役には少数株主の利益を配慮するという善管注意義務...全文を見る
○行田邦子君 この制度上、私は取締役は非常に難しい判断を迫られるんではないかなと思っていまして、一般的にはというか、私の理解では、善管注意義務というのは取締役、役員は会社に対して負っていると。ただ、先ほどの御答弁ですと、特にこの制度上は、それだけではなくて、取締役というのは善管注...全文を見る
○行田邦子君 そうすると、改めて局長に伺いたいんですけれども、この場合、会社の利益になったとしても、あるいは特定支配株主の利益になったとしても、少数株主の利益を害する価格であるというふうに判断される場合は、取締役会は承認をすべきではないんでしょうか。
○行田邦子君 この法律の条文ではそういったことは読み取れないと思いますので、もしそういう趣旨であるならば、今後の法務省令でその法の趣旨というものを明らかにしていただきたいというふうに思います。  それでは次に、詐害的会社分割における債権者の保護について伺いたいと思います。  ...全文を見る
○行田邦子君 それでは、ちょっと時間も限られていますので、多重代表訴訟について、最後の質問を大臣にさせていただきたいと思います。  多重代表訴訟を提起できる対象というのは非常に今回は限定されることになりました。完全親会社の株式、議決権の一%以上を六か月以上保有している株主が提訴...全文を見る
○行田邦子君 御答弁ありがとうございます。  最後なんですけれども、一言申し上げたいと思います。  今回のこの会社法の一部改正の法律案の概要、法務省が作られたこのペーパーなんですけれども、私は非常にこれは不親切だなというふうに思っていまして、全部で八枚ですけれども、ここに書か...全文を見る
05月21日第186回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○委員長(行田邦子君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、江崎孝君が委員を辞任され、その補欠として安井美沙子君が選任されました。     ─────────────
○委員長(行田邦子君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  不当景品類及び不当表示防止法等の一部を改正する等の法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、消費者庁次長山崎史郎君外二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議...全文を見る
○委員長(行田邦子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(行田邦子君) 不当景品類及び不当表示防止法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。森内閣府特命担当大臣。
○委員長(行田邦子君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(行田邦子君) 本日の質疑はこの程度にとどめます。     ─────────────
○委員長(行田邦子君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  不当景品類及び不当表示防止法等の一部を改正する等の法律案の審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(行田邦子君) 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(行田邦子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時五十九分散会
05月22日第186回国会 参議院 法務委員会 第17号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  今日は、法曹養成制度等の一般質疑ということでお時間をいただいております。私は、まず法曹人口について伺いたいと思います。  平成十四年の三月の関係閣僚の閣議決定で、司法制度改革推進計画というのが示されました。...全文を見る
○行田邦子君 法曹人口が増えて確かに弁護士ゼロの地域はなくなったというところは評価されているかと思いますし、また、組織内、自治体とか行政機関、それから企業の中での法曹有資格者という人材の供給にもなったといったことは言えるのかなとは思いますが、ただ、やはり法曹人口が拡大したことによ...全文を見る
○行田邦子君 今の御答弁を伺っても、しっかりとした何か将来予測、見通しを行って、調査を行ったということでもなかったのではないかなと、非常に希望的、楽観的というか、主観的のような予測の下に三千人という数値目標がなされたのではないかなというふうに私は感じております。  そして、実際...全文を見る
○行田邦子君 今スケジュール感をお示しいただきましたけれども、やはり、確かにあるべき法曹人口というものを政府として示すにはしっかりとした調査が、過去の反省も踏まえてですけれども、しっかりとした調査が必要かとは思いますけれども、それにしても少し時間が掛かり過ぎではないかなというふう...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  確かに慎重な検討が必要ではあろうかと思いますし、必ずしもその数値目標が独り歩きしてもいけないというふうには思っておりますけれども、やはり三千人は明らかにこれは無理があったと、今は大体二千人ぐらいと。それでは、今後どのぐらいであるべきかとい...全文を見る
○行田邦子君 法科大学院で学ぶための経済的負担というのは、これもいろんな議論がなされていますけれども、かなり負担があると。  一方で、じゃその終了した後の就職ですけれども、これも、弁護士資格を持って法曹有資格者になったとしてもなかなか就職口が決まらない、そのことによって弁護士の...全文を見る
○行田邦子君 御丁寧な答弁をいただきましたが、今大臣の答弁でもありましたけれども、司法試験の合格率を全体を引き下げてしまっている一つの原因というのが法学未修者の司法試験の合格率が非常に低いということで、これは数字として出ているわけであります。例えば、平成二十五年度は、法学未修者に...全文を見る
○行田邦子君 司法に持ち込まれる案件が非常に複雑化、多様化、また専門化していると、国際化しているということも言えるかと思います。そうした中で、引き続きやはり法曹界に多様な人材を育てて、また送り込むといったことが求められているというふうに、今の大臣の御答弁を聞いて私も同感いたしまし...全文を見る
○行田邦子君 質問が残っておりますけれども、時間ですので終わります。
05月23日第186回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○委員長(行田邦子君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、安井美沙子君及び山田太郎君が委員を辞任され、その補欠として江崎孝君及び渡辺美知太郎君が選任されました。     ────────────...全文を見る
○委員長(行田邦子君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  不当景品類及び不当表示防止法等の一部を改正する等の法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣法制局第二部長林徹君外九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異...全文を見る
○委員長(行田邦子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(行田邦子君) 不当景品類及び不当表示防止法等の一部を改正する等の法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(行田邦子君) 速記を止めてください。    〔速記中止〕
○委員長(行田邦子君) 速記を起こしてください。  次に、主に不当景品類及び不当表示防止法の部分について参考人の方々から御意見を伺います。  本日は、本案の審査のため、参考人として特定非営利活動法人消費者機構日本専務理事磯辺浩一君、一般社団法人日本惣菜協会特別研究員二瓶勉君及...全文を見る
○委員長(行田邦子君) ありがとうございました。  次に、二瓶参考人にお願いいたします。二瓶参考人。
○委員長(行田邦子君) ありがとうございました。  次に、中川参考人にお願いいたします。中川参考人。
○委員長(行田邦子君) ありがとうございました。  以上で参考人からの意見の聴取は終わりました。     ─────────────
○委員長(行田邦子君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、森本真治君が委員を辞任され、その補欠として難波奨二君が選任されました。     ─────────────
○委員長(行田邦子君) これより参考人に対する質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(行田邦子君) 時間です。
○委員長(行田邦子君) 以上で参考人に対する質疑は終了いたしました。  参考人の方々に一言御挨拶を申し上げます。  本日は、貴重な御意見をお述べいただきまして、誠にありがとうございました。本委員会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。  本日はこれにて散会いたします。 ...全文を見る
05月27日第186回国会 参議院 法務委員会 第18号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  先週木曜日も法曹養成制度等について質問させていただきましたが、市民にとって身近で、また頼れる質の高い法曹を養成していくというような法曹養成制度、今様々な見直し、改革がなされている途中であるというふうに理解をし...全文を見る
○行田邦子君 延滞した場合は一四・五%の延滞利息を取るということでありますけれども、貸与である以上は借りたもので返さなければいけないと、返すのは当たり前であります。延滞してしまった場合はペナルティーとして延滞利息が科せられるということも、制度上これは普通のことであると私は思うんで...全文を見る
○行田邦子君 制度としては、いわゆるほかのお金を借りたときの保証人と同じだというふうに理解をしております。  それで、さらに、ちょっとこれ通告していないのですがお答えいただけると思うんですけれども、確認なんですけれども、個人の保証人二人を立てられない場合、あるいは個人の保証人を...全文を見る
○行田邦子君 まず、個人の保証人についてですけれども、これは学生の奨学金制度の場合もやはり個人の保証人二人を立てなければいけない、それか若しくは機関保証なんですが、大体の場合、親であったり、また親戚が保証人になることが大半であるということであります。恐らく司法修習生の場合も、経済...全文を見る
○行田邦子君 という今御答弁いただきましたけれども、日本学生支援機構の貸与制の奨学金制度が始まったときも、最初は柔軟な制度運用がなされていたと思います。けれども、いろんな返還率が悪いといった様々な指摘がなされる中で、とにかく返してもらわなければいけないという、返済優先というように...全文を見る
○行田邦子君 確かに、法科大学院、ロースクールというのは、法曹を育てる、育成するという専門的な役割を担って創設されたものでありますので、できるだけ多くの方に、当初は七割程度と言っていましたけれども、司法試験に合格していただいて、そして司法で活躍していただきたいというのはあろうかと...全文を見る
○行田邦子君 累積の司法試験の合格率が五割弱ということでありますけれども、それ以外の方については、これはやはり文部科学省としても、また法科大学院としても、その後どのような進路をたどっているのかということは追跡調査をしていくべきではないかなというふうに思います。  質問を続けさせ...全文を見る
○行田邦子君 その後、どのような進路をたどったのかといったことを追跡調査をして把握をしていくということだけではなくて、やはり就職支援ということも法科大学院において更に強化をすべきではないかというふうに考えています。  一般的には、大学や高校などでは学生に対する進路指導や就職支援...全文を見る
○行田邦子君 短答式においては法曹としての必要な基本的な法律の知識を確認するということで三科目に絞ったということであります。特に法学未修者の解答率が非常に低くなってしまっている、短答式においては非常に低くなってしまっているということ、それを解決するための策でもあろうかと思います。...全文を見る
○行田邦子君 時間ですので、終わります。
05月28日第186回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第7号
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○委員長(行田邦子君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、渡辺美知太郎君、難波奨二君、西田昌司君及び佐々木さやか君が委員を辞任され、その補欠として山田太郎君、森本真治君、柘植芳文君及び河野義博君が...全文を見る
○委員長(行田邦子君) 不当景品類及び不当表示防止法等の一部を改正する等の法律案を議題とし、主に消費者安全法の部分について、参考人の方々から御意見を伺います。  本日は、本案の審査のため、参考人として一般社団法人全国消費者団体連絡会事務局長河野康子君、東京大学大学院法学政治学研...全文を見る
○委員長(行田邦子君) ありがとうございました。  次に、山本参考人にお願いいたします。山本参考人。
○委員長(行田邦子君) ありがとうございました。  次に、田中参考人にお願いいたします。田中参考人。
○委員長(行田邦子君) ありがとうございました。  以上で参考人からの意見の聴取は終わりました。  これより参考人に対する質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(行田邦子君) それでは、まず河野参考人からお願いします。
○委員長(行田邦子君) 次に、山本参考人、お願いします。
○委員長(行田邦子君) 田中参考人、お願いします。
○委員長(行田邦子君) それでは、河野参考人からお願いいたします。
○委員長(行田邦子君) 次に、山本参考人、お願いします。
○委員長(行田邦子君) 田中参考人、お願いします。
○委員長(行田邦子君) 河野参考人からお願いします。
○委員長(行田邦子君) 山本参考人、お願いします。
○委員長(行田邦子君) 田中参考人、お願いします。
○委員長(行田邦子君) 田中参考人、お願いいたします。
○委員長(行田邦子君) 山本参考人、お願いします。
○委員長(行田邦子君) 以上で参考人に対する質疑は終了いたしました。  参考人の方々に一言御挨拶を申し上げます。  本日は、貴重な御意見をお述べいただきまして、誠にありがとうございました。本委員会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。(拍手)  本日はこれにて散会いたし...全文を見る
06月03日第186回国会 参議院 法務委員会 第20号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いします。  現在の少年院法は、昭和二十三年の制定以来、抜本改正のないまま六十五年を経て現在に至っています。内容は非常に包括的、概括的なものとなっているわけでありますけれども、少年院、また少年鑑別所の管理運営や、それから在院者...全文を見る
○行田邦子君 少年の社会復帰、また更生ということを目的としているわけでありますので、それぞれの少年の状況や個別の事情に専門的に対応していくということで柔軟性を持たせていたということだったと思います。  そして、今大臣からの御答弁の中にもありましたけれども、この少年院法を抜本改正...全文を見る
○行田邦子君 大臣の御答弁のとおり、私も同感しておりますけれども、やはり職員の人権意識というのが欠如していたというふうに、この事件の報告書を見ても思わざるを得ません。また、その教官だけではなくて、施設、少年院の院長を含めた幹部職員のその管理能力といいますか責任感というのも、残念な...全文を見る
○行田邦子君 是非、この新しい少年院法が成立した後、一層、人権意識を職員に対して強めていただくよう研修を怠らないようにお願いしたいと思います。  次の質問に移りたいと思いますけれども、先ほどの大臣の御答弁にもありましたけど、少年院という施設の閉鎖性といったものも指摘がなされてい...全文を見る
○行田邦子君 視察委員会制度が十分に実効性のあるものとなるように期待をしております。  そして、委員の人選については、医師、弁護士、それから心理の専門家、教育関係者だけではなくて、やはり、それぞれの少年院に委員会を設置するわけですので、地域社会との連携といったことも視野に入れて...全文を見る
○行田邦子君 今御説明いただきました法務大臣に対して申し出ることができる救済の申出についてなんですけれども、第百二十三条を見ますと相談員という条文がありまして、ここでは、少年院の長の指名を受けた少年院の職員が相談員として応じることになっています。  そこでちょっと疑問を感じたん...全文を見る
○行田邦子君 少年が、このような申出をしたらば不利益を被るんではないかといってちゅうちょをするようなことがないように制度を設計し、また運用していただきたいというふうに思います。  それでは、最後の質問になりますが、大臣に伺いたいと思います。  少年の更生、社会復帰ということを...全文を見る
○行田邦子君 私の知り合いで、男性ですけれども、奥さんと離婚して、男の子、息子が少年院に入って、それで面会をして、随分更生してきたと。ところが、やはりお母さんに会いたいということをよく言うと。ところが、離婚しているのでなかなか自分からは言えないと。こういった場合も、十七条では、保...全文を見る
06月04日第186回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第8号
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○委員長(行田邦子君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る五月二十八日、河野義博君及び柘植芳文君が委員を辞任され、その補欠として佐々木さやか君及び西田昌司君が選任されました。     ─────────...全文を見る
○委員長(行田邦子君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  不当景品類及び不当表示防止法等の一部を改正する等の法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府消費者委員会事務局長黒木理恵君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取す...全文を見る
○委員長(行田邦子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(行田邦子君) 不当景品類及び不当表示防止法等の一部を改正する等の法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(行田邦子君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、石井みどり君が委員を辞任され、その補欠として羽生田俊君が選任されました。     ─────────────
○委員長(行田邦子君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  不当景品類及び不当表示防止法等の一部を改正する等の法律案に賛成の方の挙手を願います。    〔...全文を見る
○委員長(行田邦子君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、金子君から発言を求められておりますので、これを許します。金子洋一君。
○委員長(行田邦子君) ただいま金子君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(行田邦子君) 全会一致と認めます。よって、金子君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、森内閣府特命担当大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。森内閣府特命担当大臣。
○委員長(行田邦子君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(行田邦子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時二十八分散会
06月05日第186回国会 参議院 法務委員会 第21号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  まず初めに、私は、罪を犯したり、また非行に走った人たちの再犯防止、更生支援について伺いたいと思います。  再犯防止、またこうした方たちの更生を支援するのに大変重要なことというのは、居場所を与えることというふ...全文を見る
○行田邦子君 仮釈放者については二八%が更生保護施設に入っているということでありました。また、保護観察付執行猶予者については四%が更生保護施設に入っているということであります。  この更生保護施設について伺いたいと思うんですけれども、今全国に百四か所あるというふうに伺っておりま...全文を見る
○行田邦子君 なかなか、更生保護施設を増やしていくというのはこれ現実的に難しいのかなというふうに思っています。  というのは、先ほど申し上げた私の住んでいるところの近くにある更生保護施設、やはり近隣住民の方からすると、何か、どんな人が住んでいるんだろう、ちょっと怖いなということ...全文を見る
○行田邦子君 今御答弁いただきましたように、十四施設しかないということです。百八十一人の定員ということなんですが、ただ、そもそも刑務所を出所される方、また少年院を出院される方というのの男女の比率でいうと元々女性の方が低いということもあるので、一概には女子更生保護施設が圧倒的に足り...全文を見る
○行田邦子君 非常にきめの細かい対応が必要だと思うんですけれども、私は、やはり更生のための居場所をきちんと確保するということで、自立準備ホームのこの取組というのを更に進めていただきたいというふうに思っております。  次の質問なんですけれども、先ほどの大臣の御答弁でもありましたけ...全文を見る
○行田邦子君 少年の更生にとってやはりきちんとした居場所があるということは非常に大切だと思いますので、是非、これは更生保護施設での更生支援といったことの充実だけではなくて、それ以外の様々な更生のための居場所としての住居ということについてもお取組をお願いしたいというふうに思っており...全文を見る
○行田邦子君 私が先ほど申し上げた数よりか協力雇用主の登録者数というのは更に増えているということでありますけれども、せっかく刑務所出所者等を雇ってもいいよということで登録をしていただいている会社がこれだけ多いわけですので、非常にもったいないというか、うまく生かすべきではないかなと...全文を見る
○行田邦子君 今御説明いただいたような様々なお取組、努力をされていると思いますけれども、引き続きお願いしたいと思いますし、また、いろいろな制度の中で、例えばいわゆる補助金が出るというようなメニューも複数用意されているようでありますけれども、単に、雇ってくださったのでお金を出すとい...全文を見る
○行田邦子君 かつては二十九万八千人、約三十万人いた不法残留者ですけれども、今は五万九千人と随分減ってきているわけであります。  この不法残留者、オーバーステイ、在留期間を超えて滞在している方たちなんですけれども、かつての、今の新しい在留管理制度ができる前は、外国人登録制度の中...全文を見る
○行田邦子君 在留特別許可なんですが、思ったよりかは多くの方がこの許可によって在留資格を得ているんだなという印象を受けています。不法残留者、オーバーステイという状況になっている人でも、この在留特別許可、出頭して在留特別許可を得ようとしたときに、実はこういった方たちの、数千人ですよ...全文を見る
○行田邦子君 新しいこの在留管理制度ができて、市区町村でも当初かなり混乱もしていたかなというふうに思うんですけれども、また引き続きこの点につきましては別の機会に質問させていただきたいと思います。
06月06日第186回国会 参議院 本会議 第29号
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○行田邦子君 ただいま議題となりました法律案につきまして、消費者問題に関する特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、消費者の安全、安心の確保を図るため、国及び都道府県の不当表示等に対する監視指導体制を強化するとともに、事業者に表示等に係る適切な管...全文を見る
06月10日第186回国会 参議院 法務委員会 第22号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  この度の入国管理法の改正法案の質問をさせていただく前に、先週木曜日のちょっと続きになるような形ですけれども、不法残留者について伺いたいと思います。  平成二十四年七月、今から約二年前に新しい在留管理制度が始...全文を見る
○行田邦子君 総務省の対応としては、平成二十四年七月に各省庁に問合せをし、これまでどおり、引き続き不法残留者に対しても様々な行政サービスを提供できるということを各市区町村に伝えているということでありましたけれども、ただ、例えば、今おっしゃったような感染症の予防接種であるとか、それ...全文を見る
○行田邦子君 そうすると、確認ですけれども、外国人登録原票そのものは、原本というかは法務省に返さなければいけないということですが、その写しを市区町村が保管してよいかどうかというのは、これは保管することは可能なんですね。
○行田邦子君 保管をするなという通知はないから保管をしてもよいということでよろしいわけですね。  実際は、ですから、不法に残留してしまっている、ただ、現にその市区町村に住んでいる外国人住民については、かつての外国人登録原票の写しの保管によって行政サービスを提供しているというよう...全文を見る
○行田邦子君 不法残留者はいない方がもちろんいいわけであります。なくすべきであります。けれども、現に住んでしまっているその方たちというのはその地域からすると住民であるわけでありまして、そういった方たちをやはり市町村としても適切に把握をしていくというのは、それは人道的な見地からも必...全文を見る
○行田邦子君 今不法残留となってしまっている方というのは、なかなか様々な情報が行き届かないというふうに思っておりますので、このような御案内というものを発していますけれども、不法残留者、今は五万九千人に減ってきているということですけれども、この方たちにこういった情報がしっかりと行き...全文を見る
○行田邦子君 まずは昨年十二月に制度の見直しで、使いやすい、敷居を低くするというよりかは使いやすい制度に見直したということで、着実に増えてきているということであります。そして、先ほど大臣がおっしゃられていましたけれども、広報ももっと必要であるというようなお話でした。  そこで、...全文を見る
○行田邦子君 積極的にお願いしたいと思うんですけれども、例えば海外メディアを招致して実際に高度人材として働いている方を取材をさせるとか、そういった工夫を関係省庁と連携を取りながら是非やっていくべきだというふうに思っております。  次の質問なんですけれども、今度、高度専門職という...全文を見る
○行田邦子君 その決められた一定期間、在留資格に対応する活動を行っていないからといって、例えばもう病気の場合で働けなかったりとか、特別な事情がある場合は例外として認めるということであります。  最後の質問になりますけれども、在留資格の技術と人文知識・国際業務の一本化について伺い...全文を見る
○行田邦子君 ということなんですけれども、日本の大学等で学んだ外国人留学生のうち、これは日本学生支援機構の調査なんですけれども、二〇一一年度卒業者に対しての調査ですが、卒業後、日本で就職を希望するという方が五二%いました。ところが、実際に日本国内に就職した方は二二%だったそうです...全文を見る
06月12日第186回国会 参議院 法務委員会 第23号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  会社法の審議も大分進んできているわけでありますけれども、今日は副大臣、政務官にも後ほどお聞きしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  まずは支配株主の異動を伴う第三者割当て増資について大臣に伺いたい...全文を見る
○行田邦子君 大臣が御答弁されたように、支配株主の異動を伴う、議決権の過半数を有する株主が異動する、変わるということは、これは株式会社にとっては大変に大きな影響を及ぼすことだと思います。にもかかわらず、これまでの会社法の規定によりますと、既存株主の意見を聞く機会もなく、また反対と...全文を見る
○行田邦子君 今局長が、単に発行済株式総数の一定割合以上の増資を行うというだけではというような御答弁されましたけど、それ自体も私は、一定割合以上の増資ということであれば、これは既存株主にとっては影響があるというふうに思っておりますので、今回の改正法案の中には支配株主の異動を伴う場...全文を見る
○行田邦子君 私は、例外規定を設けたことは理にかなっているとは思うんですけれども、ただ、例外規定の解釈が曖昧であったりとか、また拡大解釈をされることによっての運用がなされると、この制度自体の意味がなくなってしまうのではないかなということを危惧しております。実際に、第三者割当て増資...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  略式組織再編については株主が株主総会において意見を述べる機会がないから、それで会社法においてこのような差止め請求権を認めているということで、一方で通常の組織再編については株主総会で株主は意見を述べることができるので会社法上規定してこなかっ...全文を見る
○行田邦子君 日本の会社を規定するのは、それはしっかりと誰が見ても分かるように法律で規定すべきだという法案提出者のお考え、よく分かりました。  それでは、もう一問質問させていただきたいと思います。  社外取締役の義務付けについて否定的あるいは消極的な方からよく意見がなされるん...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  実は、つい先日なんですけれども、私のもう昔からの知り合いが、今度一部上場企業の社外取締役になるということでした、銀行の頭取をなされていた方なんですけれども。確かに、こういう、私よりもう大先輩なんですが、人材というのは社外取締役に適任だなと...全文を見る
○行田邦子君 この度の会社法の改正が是非、日本株、日本市場への信頼、投資家からの信頼を更に得る、そしてそのことが日本経済を更に元気にしていくことにつながるよう期待をいたしまして、私の質問を終わります。
06月17日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。  山田太郎議員に代わりまして今日質問のお時間をいただきまして、ありがとうございます。  せっかく農水委員会で質問の時間をいただきましたので、法案の審議、質疑の前に、関東甲信越地方におきまして二月に起きた大雪の被害について伺いたいという...全文を見る
○行田邦子君 埼玉というと都市部のイメージが強いかもしれませんけれども、確かに県南は埼玉都民などと言われていますけれども、そういった方がいます。けれども、今回被害に遭った県北、また秩父というのは首都圏の台所を支えているとも言えるような農産地でありますし、また、地域にとっても農業と...全文を見る
○行田邦子君 この度の大雪では、長瀞町で九十歳を超えるおばあさんが、こんな大雪生まれて初めてだといったような、そのような状況でありました。特にこの度の大雪で壊滅的な被害を受けたビニールハウス等ですけれども、これを機に逆にもっと更に事業を拡充していきたいといった現役世代の声も出てき...全文を見る
○行田邦子君 地域で地域ブランドとして広く共有していこうというようなことの場合には地理的表示保護制度がふさわしいのではないかと、一方で、ブランドをしっかりとその商標として独立的、排他的な権利を持って保護していきたいという場合にはやはり商標法の地域団体商標制度がふさわしいのではない...全文を見る
○行田邦子君 続けて、他の法制度との関係を何点か伺いたいと思うんですけれども、同じ名称で他に通常の商標権者がいる場合、普通商標権ですね、通常の商標権者が既にいる場合、又は商標登録の出願中の者がいる場合、またさらには地域団体商標制度の登録者がもう既にいる場合、こういった場合は地理的...全文を見る
○行田邦子君 既にあるこの商標の制度と現場で混乱しないように、是非分かりやすく、これから登録をしようとしている方たちに対して説明をしていただきたいというふうに思っております。  次の質問ですけれども、農林水産物や食品を含む商品の品質や産地の表示について規定された法律というのはほ...全文を見る
○行田邦子君 今、他法の罰則との関係で答弁いただきましたけれども、この法案上の罰則規定なんですけれども、先ほどの御答弁にもありましたが、行政上の措置、それから刑罰もあります。けれども、民事上の救済手段といったものが規定されていませんけれども、なぜその民事上の救済手段といったものを...全文を見る
○行田邦子君 まずは、その新しい制度導入に当たって、行政措置とそれから刑事罰ということからスタートするというふうに理解をいたしました。  何点か他の法制度との関係について質問いたしましたけれども、既に商標登録制度があります。それから、他の法律でも幾つかの法律で原産地やまた品質の...全文を見る
○行田邦子君 今大臣の御答弁にありましたように、ブランドを確立して、またその価値を高めていくためには、単にその商標を保護すればいいと、それだけでは足りないというふうに思っております。やはり一番大切なのは、そのブランドの品質をしっかりと維持をして、また守っていって、また保証するとい...全文を見る
○行田邦子君 先ほどからの質疑でもありましたけれども、市場にはありとあらゆるマークというものが氾濫していまして、このマークは何を意味するのかよく分からないといったものもたくさんあるのが現実であります。それを海外で日本のGIマークというものを浸透させるというのはこれは大変なことだと...全文を見る
○行田邦子君 一義的には事業者が自ら努力をして様々な対策を打つべきであろうかと思いますけれども、なかなか今大臣の御答弁の中にあったような、非常にその模倣や不正表示も巧妙になってきているわけでありますので、ここは、事業者だけではなく、やはり政府としても引き続き共同監視など、お取組を...全文を見る
○行田邦子君 狭山茶だけじゃなくて、恐らく関アジ、関サバとか、稲庭うどんなんかもこのようなケースではないかなというふうに思っております。  そこで、もう一つ質問したいんですけれども、この狭山茶だけではないと思うんですけれども、お茶でよくあることなんですが、ブレンドをする場合があ...全文を見る
○行田邦子君 この二条二項の生産地というところの意味するところは、原産地ということだけではなく、またその加工地ということも含まれるのであろうというふうに理解をいたしました。  続けて、またちょっと細かい質問をさせていただきたいんですけれども、例えばなんですけれども、埼玉の例ばか...全文を見る
○行田邦子君 加工品であっても、品質や社会的評価がその土地に由来するものであれば可能であるということであるかと思います。  こうした例を挙げると切りがないので、もうこの辺にしておきたいと思いますけど、最後の質問にさせていただきます。  この制度上、生産者団体が登録申請をするこ...全文を見る
○行田邦子君 是非、その産地ブランド、地域ブランドの価値を高めるような生産者に対しては、できるだけこの地理的表示を使えるように、そのような制度運用をしていただきたいと思っております。  この制度が地域ブランドの確立に貢献することを期待を申し上げまして、質問を終わらせていただきま...全文を見る
06月17日第186回国会 参議院 法務委員会 第24号
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○行田邦子君 私は、ただいま可決されました児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会・結いの党、みんなの党及び生活の党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文...全文を見る
06月20日第186回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第9号
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○委員長(行田邦子君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る五日、羽生田俊君が委員を辞任され、その補欠として石井みどり君が選任されました。     ─────────────
○委員長(行田邦子君) これより請願の審査を行います。  第三〇五四号食品表示を後退させる一元化ではなく、拡充する新法を制定することに関する請願を議題といたします。  本請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。  以上のとおり決...全文を見る
○委員長(行田邦子君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。     ─────────────
○委員長(行田邦子君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」...全文を見る
○委員長(行田邦子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(行田邦子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(行田邦子君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(行田邦子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時四十一分散会
10月02日第187回国会 参議院 本会議 第3号
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○行田邦子君 みんなの党の行田邦子です。  会派を代表しまして、安倍総理の所信表明演説に対する質問をいたします。  冒頭、御嶽山の噴火によりお亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。  今年は孔子の生誕二千五...全文を見る
10月16日第187回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  松島大臣が御就任されてから初めての質疑ですけれども、その最初の質疑のときにこのようなことを申し上げなければいけないのは大変残念なんですが、今、松島大臣は、恐らく安倍内閣の閣僚の中で最も国民から注目をされている...全文を見る
○行田邦子君 採点結果をエクセルのようなプログラムでいろいろ偏差値を掛けたりとかいうことで、作業でずれてしまったということだと理解していますけれども、それでは伺いたいんですが、正しく採点処理を行っていたら不合格であったはずの受験者が合格となっているのではないかと思うんですが、その...全文を見る
○行田邦子君 それでは、更に伺いたいんですけれども、この合格された方、三人の方に対して正しい採点結果を伝えているんでしょうか。
○行田邦子君 何か非常に伺っていて後味の悪い事件だったなというふうに思うんですけれども、再発防止に努めていただきたいというふうに思います。やはり人間ですから必ずミスというのは起こります。それはもう当然だと思うんですけれども、その必ず起こってしまうようなミスをいかに組織として防いで...全文を見る
○行田邦子君 済みません、もう少し教えていただきたいんですが、どのような問題意識でこの試算を行ったんでしょうか。
○行田邦子君 国土管理、それから地域づくりといった視点もありますし、また、恐らく国土交通省さんですと、公共事業、様々なことを行っていますので、こうした例えば道路を造るといった公共事業を行うときに、土地の所有者を特定してお話をしてそして用地買収をしなければいけないということも多々あ...全文を見る
○行田邦子君 先日も国土交通省の方とお話をしていて、実際、土地の所有者を捜すのに苦労することが多いというお話でした。登記をまず見るんですけれども、登記の権利の部に所有者が書いてありますが、その方がお亡くなりになっている場合は戸籍をたどらなければいけない。ただ、なかなかそれがうまく...全文を見る
○行田邦子君 今、御答弁の中に、森林の土地の所有者が不明だと路網を入れようにもなかなかできないといった森林・林業再生、また地域の農業の活性化にも支障を来すということの御答弁をいただきましたが、そこで、今御答弁の中にもあった森林の土地を新たに取得した場合の届出制度について伺いたいん...全文を見る
○行田邦子君 年間で一万五千件届出ということですが、この件数というのは農水省として少ないのか多いのか、どう捉えていますでしょうか。
○行田邦子君 できたばかりの制度ということですが、まだまだ、こういう罰則規定もある届出制にもかかわらず、なかなか十分に届出がなされていないというような状況かと思います。  そこで、平成二十三年の森林法の改正では、届出制だけでは足りないんではないかということで、登記の情報を市町村...全文を見る
○行田邦子君 この作業はたしか昨年の六月ぐらいから始まったと思うんですけれども、当時の大臣、山本大臣は二年で完了すると言っていましたが、今どのぐらいまで来ているのか、あといつ完了するのか、お答えいただけますか。
○行田邦子君 なかなか困難を極めているというふうにお聞きをしております。  そこで、法務省に伺いたいんですけれども、登記を見ても、その情報が正しくなかったりということはよく言われます。又は権利の部が空白であったりと、なかなか真の所有者を特定できないということがよく言われています...全文を見る
○行田邦子君 例えばなんですが、これはよく例として挙げられるのが、北海道が平成二十四年、平成二十四年だったと思いますが、に水源地を守るということで、一万数千件の登記簿情報からその所有者に対してアンケートを郵送したところ、四割が宛先不明で戻ってきてしまったと。登記の情報というのはこ...全文を見る
○行田邦子君 確かに、日本の登記制度は第三者への対抗要件ということであります。諸外国見ると、いろいろあるかと思いますけれども、効力要件という義務付けということになると思いますけど、という制度を用いているところもあります。  この日本の登記制度を義務付け、義務化するとなると、民法...全文を見る
○行田邦子君 今日は一般質疑ということで、私の問題意識を言わせていただきまして、そしてまたこの後も、登記を中心とする土地法制について、国土をしっかりと保全するという視点からも考え直していかなければいけないという思いで、機会があれば質問させていただきたいというふうに思っております。...全文を見る
10月28日第187回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  上川大臣、御就任おめでとうございます。仕切り直しということで質問させていただきますけれども、まず今日、私は、最初に民法の家族法改正について伺いたいと思います。今日は、国連の女子差別撤廃委員会からの勧告、それに...全文を見る
○行田邦子君 大臣の今の御答弁で、海外からの意見といった御答弁がありましたけれども、国連の女子差別撤廃条約、これは一九七九年に国連総会で採択されて、日本は一九八五年に締結をしております。  その締結後に国連の女子差別撤廃委員会から勧告が出されています。最新の勧告としては二〇〇九...全文を見る
○行田邦子君 さらに、女子差別撤廃委員会からの勧告に対する政府のコメントに沿って質問を続けたいと思うんですが、この二〇〇九年の勧告に対して、日本政府としてはその二年後、二〇一一年八月にコメントを出しています。そこで、私も読み返してみたんですけれども、その中にこういった報告がありま...全文を見る
○行田邦子君 今の御答弁でもありましたけれども、民法においては、法制審の答申がなされて、それが法改正に至らなかった例というのはないというふうにも今年三月の答弁でもいただいているわけですけれども、法務省としては極めて異例な案件であるのかなというふうに私は認識をしております。  更...全文を見る
○行田邦子君 それでは、質問を続けさせていただきたいと思います。  先ほど民事局長の最初の御答弁の中にもありましたけれども、日本政府は、女子差別撤廃委員会の勧告に対する日本政府の取組として、今年の九月に第七回、第八回の定期報告というものをしております。これを読ませていただいたと...全文を見る
○行田邦子君 私の聞き間違いだったら申し訳ないんですが、昨年十一月に監視専門調査会から意見が出されました。そして、その意見の報告が男女共同参画会議に出されたのが今年の四月ということで今御答弁いただきましたが、なぜそのような時間が必要だったんでしょうか。意見を出して、その後速やかに...全文を見る
○行田邦子君 私は、これは遅いと思いますけれども。意見を見させていただきましたけれども、七ページぐらいのものでしょうか、何回かの調査会を重ねて作り上げられたものですので、これは五か月たって報告というのは私は大変遅いと思いますので、もっとスピード感を持って対処していただきたいという...全文を見る
○行田邦子君 監視専門調査会というその調査会の性質からしますと、これは恒常的にというか定期的に、もっと頻繁に開いて精力的に調査をすべきだというふうに私は思います。  それでは、大臣に最後、最後というか、この件の最後の質問をさせていただきます。  上川大臣は、平成十四年に衆議院...全文を見る
○行田邦子君 確かに、選択的夫婦別姓を始めとする民法の家族法の改正というのは、これはやはり国民の理解がなされていることが私自身も大切だというふうに思っております。その点は、今の大臣の御答弁、非常に納得いたしました。  ただ、大臣のこれまでの行動を見ても、恐らく選択的夫婦別姓につ...全文を見る
○行田邦子君 私は、この件に関しては検疫強化優先というふうに思っていますけれども、一方で、円滑かつ迅速な入国審査ということも念頭に置きながらしっかりと当たっていただきたいということをお願いを申し上げて、私の質問を終わります。
11月11日第187回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  今日は、民法の成年年齢について主に伺いたいと思います。  さきの通常国会におきまして、憲法改正の手続に関する国民投票法の改正法案が成立して施行されました。ここでは、投票権年齢について規定するとともに、法施行...全文を見る
○行田邦子君 PTやまた憲法審査会などでは、かつては法務省としての見解を述べられていたかと思いますけれども、今確かに各党間で協議がかなり進んでいる状況でありますので、法務省としてはその議論の経緯を見ていきたいということだと理解をいたしました。    〔委員長退席、理事熊谷大君着...全文を見る
○行田邦子君 司法権に関与するには立法権に関与する資格がある者でなければおかしいんではないかということで、このような現行法になっているのかと思いますけれども、仮に選挙権年齢が十八歳以上に引き下げられた場合、私ももう少しいろんな情報を得て自分自身の考えというものを確固たるものにしな...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  昔のことなので、今の局長もなかなか確固たるものは分からないという御答弁だったと思いますけれども、いろんな説があるかと思います。  そこで、次の質問に移りたいと思いますけれども、お手元に資料をお配りしております。資料の一も関連することです...全文を見る
○行田邦子君 民法の成年年齢を変えるという、引き下げるということとなると、非常に国民生活にもまた様々な価値観にも大きな影響を与えるものだというふうに思っておりますので、一方で、選挙権年齢が引き下げられるであろうという現実性が増している中で、やはり法務省としても、それでは民法の成年...全文を見る
○行田邦子君 もう時間も少なくなってきましたので、ちょっと質問はこれで最後にしたいと思いますけれども、お手元に資料二としてお配りしていますけれども、今世界、諸外国の成年年齢というのを見てみますと、かつて二十歳以上だったものが十八歳になっているといった国も多くございます。これは法務...全文を見る
11月13日第187回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  今日は、法案の審議の方を先にさせていただきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。  テロを根絶するという共通の認識を日本も持って、そしてテロを抑止するためには、やはり資金を提供させない...全文を見る
○行田邦子君 その他利益というところでアジトやまた武器や訓練といったことを例として挙げられましたけれども、衆議院での法務委員会での質疑の中で、その他利益には情報も対象となるといった御答弁がなされていました。  そこで伺いたいんですけれども、情報まで広げなければいけない理由につい...全文を見る
○行田邦子君 御答弁ありがとうございます。  確かに条約での資金というのはあくまでも資金ということであって、今回の改正法案では、資金だけではなくその実行に資するその他利益も含めることとしたと、資金等という表現にしたわけであります。そこには、政府当局の、網を広げるということと、そ...全文を見る
○行田邦子君 つまり、目的が違うということだと思いますけれども、確かに今の御答弁で条文上の違いは明確にあると思いますが、ただ、これを、この違いをしっかりと立証するのは非常に難しいこともあるのかなというふうに思っていまして、この改正法案が成立して、そして今後運用するに当たっては、や...全文を見る
○行田邦子君 それが二条、三条の方は分かるんですけれども、情報といったものがその他利益に含まれるといったことで、それは重要施設の侵入経路とかセキュリティーシステムの解除とかというのは理解ができるんですけれども、四条一項で言うその他利益に含まれる情報というのは、例えばなんですけれど...全文を見る
○行田邦子君 この改正法案で客体がかなり広がっているというのは事実だと思うんですけれども、その中に情報も含まれるという、含まれ得るということですが、今の御答弁を伺っていて、ただ、あくまでも主観的目的の要件が定められていますから、その条件がなければというか、たががはめられていますの...全文を見る
○行田邦子君 今回の法改正案の目的というのは、抜け穴を塞ぐということにあろうかと思います。そうした視点から、第五条を新たに設けたということであろうかと思います。目的犯でないものも対象にするということを判断したということだと思います。  次の質問なんですけれども、そもそもなんです...全文を見る
○行田邦子君 何らかの資金提供の実行に着手をしなくても処罰できるということが必要であるという判断からの独立犯としての処罰条文というふうに理解をいたしました。  じゃ最後、済みません、大臣に御答弁いただけたらと思うんですけれども、二〇〇八年のFATF対日相互審査におきましては、テ...全文を見る
○行田邦子君 この度の改正法案が成立された暁には、是非適切な運用と、恣意的な運用にならないようにということと、またその適切な執行ということを求めまして、私の質問を終わります。
11月18日第187回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○行田邦子君 みんなの党、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  先週、この委員会におきましてテロ資金提供処罰法の審議がなされました。我が国においても、テロを根絶するということで国際社会の一員としてしっかりと協力をしていくということの必要性、改めて私も認識をしたところでござ...全文を見る
○行田邦子君 今局長から御答弁がありました刑法九十三条でありますけれども、私戦予備及び陰謀ということであります。刑法九十三条では、外国に対して私的に戦闘行為をする目的で、その予備又は陰謀をした者を処罰するという規定でありますが、ここで、この外国に対して私的に戦闘行為をする目的とい...全文を見る
○行田邦子君 そうしますと、テロ行為目的での渡航といったことが全て刑法九十三条ではカバーし切れないというふうに理解をしておりますけれども、今後、こうしたテロ行為を目的とした渡航を国内法において犯罪化するためには、刑法九十三条だけではなく、例えば何か新たな法律であったりとか特措法の...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  この国連安保理決議がなされた背景には、イスラム国に対して外国人戦闘員が少なくともこの三年間で八十一か国から一万二千人以上は行っているのではないかというような、このような背景もあるわけであります。  そこで、入管局長に伺いたいんですけれど...全文を見る
○行田邦子君 二つあって、一つは、旅券法でしょうか、で旅券の失効がされれば、それは入管に連絡が行って出国を止めることができるということと、それからあとは、捜査機関からの情報提供があれば、それは出国を止めることが可能であるということであるかと思います。  そこでなんですけれども、...全文を見る
○行田邦子君 余り具体的なことをこれ以上お聞きできないのかなとも思っているんですけれども、テロに参加しようとしている者の動きを事前に察知するということもありますし、また、今日はちょっと質問は時間の都合でしませんけれども、外国でテロに参加してしまった、そのような日本人の情報というの...全文を見る
○行田邦子君 今週が強化週間ということですので、是非、法務省でこういうことをやっているということを積極的にPRをしていただきたいと思っています。  終わります。