行田邦子

こうだくにこ



当選回数回

行田邦子の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月04日第189回国会 参議院 国の統治機構に関する調査会 第1号
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○行田邦子君 日本を元気にする会・無所属会の行田邦子です。よろしくお願いいたします。  今日は、お二人の参考人に大変に示唆に富んだ御意見をいただきまして、ありがとうございます。  西尾先生からは、所掌事務拡張路線、そして自由度拡充路線という二つの言葉を用いて、地方分権について...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  それでは、同じ質問を人羅参考人に伺いたいと思います。  これから地方分権を更に進めるに当たって、今の国、都道府県、市町村という国のこの形、枠組みを崩さずに権限移譲なり自由度を拡充するということを進めていくべきとお考えでしょうか。
○行田邦子君 ありがとうございます。  それでは次の質問なんですけれども、道州制は国と地方の在り方、国の形の話だと思いますが、大阪都構想などは、これは地方の中での、各地方自治体の位置付けであったり、地方の形の議論であろうかと思いますけれども、こうした大阪都構想以外にも、様々な地...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  それでは、人羅参考人に伺いたいと思います。  先ほど住民投票といったお話もありましたけれども、実は、私がおりますのは埼玉県ですけれども、私が住んでいるところではないんですが、所沢市で先日、住民投票がありました。これはかなり極めて具体的な...全文を見る
○行田邦子君 最後の質問をさせていただきたいと思います。  西尾参考人に伺いたいと思います。  これまでの地方分権というのは、多分に行政改革、国の行政機関をスリムにするというようなこと、行政改革の結局はその後押しを受けてきた側面もあるのかなというふうに私自身は考えているんです...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございました。
03月17日第189回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○行田邦子君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の行田邦子です。よろしくお願いいたします。  先月の財務省の発表によりますと、国の借金、国債と借入金残高が昨年末時点で一千二十九兆九千二百五億円だったということであります。国の借金が一千兆円を超えているということは国民の皆様の中...全文を見る
○行田邦子君 国の資産が六百五十二・七兆円ということでありますけれども、総理は、この国の資産の規模についてどのように捉えていらっしゃいますでしょうか。
○行田邦子君 資産六百五十兆円、必ずしも大きくはないのではないかと。資産と負債の差が今大体四百九十兆円あるということであります。  そして、さらに御答弁の中で、資産の中でも負債と見合いになっているものがあるというお話でしたけれども、それでは、その資産と負債と見合いになっている、...全文を見る
○行田邦子君 急激な為替の変化に備えてということでありますけれども、それにしても、この規模、一兆二千六百七十億ドルというのは、私はかなり大きな規模ではないかなというふうに私自身は考えております。そしてまた、日本はこれまで円売りドル買いという為替介入を繰り返して行ってきた結果がこの...全文を見る
○行田邦子君 これまでの為替介入の規模を見ているとだんだん大きくなってきていまして、前回はこれはドル買いでした、円高でしたから。そのとき大体十四兆円ぐらいですから、何もそのぐらいの規模の、売却しろと言っているわけではありません。ちょっとずつちょっとずつでも円に戻していくということ...全文を見る
○行田邦子君 確かに、成長が見込まれる産業やまた分野があると分かっていても、リスクが高いからということで民間がなかなか出資しない、投資をしないと。そこの民間投資を促していく、活発化させていくということは今の日本経済に大変に必要であると私も思っておりますが、そのときの手法として官民...全文を見る
○行田邦子君 ファンドが設置されてから一年半ということですけれども、出資実績はたったの一件と、そして百万円というのは、これは国が百億円を出資してつくったファンドの割には余りにも実績として乏しいんではないかなというふうに思います。  このファンドの従業員の数と、それからこのファン...全文を見る
○行田邦子君 一年半で七、八億円の経費が掛かっていて、実績はたったの一件と、しかも百万円ということであります。  これは私、問題があるというふうに思っているんですけれども、甘利大臣、この今のファンドの状況についていかがお考えでしょうか。
○行田邦子君 これから大型案件があるということですけれども、主に関空などですが、関空や大型の仙台空港などありきということであれば、これは何も一年半前に百億円も資金を投入して出資をしてファンドをつくる必要はなかったと。資金の手当てが私は早過ぎたんじゃないかというふうに思っております...全文を見る
○行田邦子君 緊急の経済対策ということで一千億円を渡して、二年たってまだファンドが設置できないというのは、私、これは大変に問題があると思っています。私は、この官民イノベーションプログラムというのを聞いたときに大変大きな期待を寄せていました。是非これ、大臣、しっかりとグリップをして...全文を見る
○行田邦子君 ファンドから出資を受けている五十三件のうち十四件が更に補助金も受けているということです。この交付金の補助率は二分の一、そしてファンドからの出資比率というのは四分の一ということです。私はこれを聞いて非常に心配、不安になりました。  というのは、六次産業化というのは、...全文を見る
○行田邦子君 六次産業化には初期投資も必要だし、いろいろと支援も必要というのは理解しますけれども、何が農林漁業者にとって良いのか、そしてまた何が成長産業としての農林漁業にとって良いのか、国の支援の在り方について是非、大臣、考え直していただきたいと思います。  そして、総務省にお...全文を見る
○行田邦子君 確かに、通信、放送の分野においてはいろんな規制もありますし、民間だけではなかなか乗り出せないということもあるかと思いますし、また乗り遅れてはいけないということもあると思います。私は、チーム・ジャパンとして、国がせっかく、国もリスクを取るというふうに決めたわけですので...全文を見る
○行田邦子君 国の資産は国民の資産という視点で是非チェックをしていただきたいということをお願い申し上げまして、質問を終わります。
03月23日第189回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○行田邦子君 日本を元気にする会・無所属会、行田邦子です。よろしくお願いいたします。  今日は、お三方の参考人の皆様には貴重な御意見賜りまして、ありがとうございます。  まず初めに、山谷参考人に伺いたいと思います。  この度の地方創生におきましてはPDCAサイクルを構築して...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  私自身も、ちょっとそこら辺混同しがちかなというふうに思っております。  続きまして、後藤参考人と山谷参考人に伺いたいと思います。  まち・ひと・しごと創生本部が示しているPDCAサイクルの基本的考え方というのがあります。地方版総合戦略...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  次に、高田参考人と、また山谷参考人に伺いたいと思います。  この地方版総合戦略の中でのPDCAなんですけれども、数値目標そして指標を設定するようにということになっています。  そこで伺いたいんですが、基本目標のアウトカムに係る数値目標...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  続きまして、また山谷参考人に伺いたいと思うんですけれども、先ほどの御意見を伺っていまして感じましたのが、評価手法あるいは評価そのものを評価することも必要なのかなというふうに思いました。すばらしい政策、そしてまた目標を掲げているにもかかわら...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  時間ですので終わります。
03月26日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いいたします。  私は、育児と仕事の両立支援について伺いたいと思います。  今から二年前になりますが、二〇一三年四月十九日に、安倍総理は日本記者クラブにおいて、成長戦略に関するスピーチを行いました。その中で総理は、まず、女性の活躍は成長...全文を見る
○行田邦子君 最初の質問からこのお答えで非常にがっくり、がっくりきてしまうんですけれども、この育休中・復職後等能力アップコースなんですが、平成二十六年度の予算は幾らなんでしょうか。
○行田邦子君 七千人を想定して予算を組んで、私は十七億というふうに聞いてはいますけれども、それで実施、決定が八人、まあ八件ってイコール八人ということですけれども、七千人の予定で八人ということで、余りにもこれは低過ぎるのではないかと。  やっぱり何かに問題がある、まあ全てに問題が...全文を見る
○行田邦子君 それでは二つ伺いたいんですけれども、まず、今年度の七千件の予定の根拠、それから来年度の予算、またその件数の予定、教えていただけますでしょうか。
○行田邦子君 済みません、来年度の予算をお聞かせいただけますか。
○行田邦子君 今年度が十七億円ですから、来年度は更に増やすという、予定件数も増やすということだと思うんですけれども、私、今年度の予算の件数、予定件数も根拠が非常に薄弱だと思いますし、読みが甘いというふうに思いますし、また、八件しか実績がないにもかかわらず、また制度を大幅に変えずに...全文を見る
○行田邦子君 幾つかお聞きしたいんですが、今三十四件とおっしゃいましたけれども、そのうちの女性の学び直しは何件なんでしょうか。
○行田邦子君 済みません、私が今朝いただいた資料ですと、女性の学び直し、職域プロジェクトとして申請があったものは三件というリストになっていますが、もう一度お答えいただけますでしょうか。
○行田邦子君 そうすると、いただいた資料が間違っているのかもしれないんですけれども、私がいただいた資料ですと、分野名と女性の学び直しとありまして、コンソーシアム、職域プロジェクトの別、職域プロジェクトとなっていて、三件というリストになっています。
○行田邦子君 これ配付資料でお配りすればよかったと思うんですけれども、今おっしゃられた学び直しプログラム、何かといいますと、御答弁にもありましたが、成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進という事業で、これは前からあった事業です。  どういうものかといいますと、この説...全文を見る
○行田邦子君 私は、これは総理がスピーチでおっしゃっていた、仕事に本格復帰する前に大学や専門学校などで学び直しできるよう、新たなプログラムも用意することで、三年間だっこし放題での職場復帰を総合的に支援してまいりますといったその趣旨と異なるというふうに思っています。  総理が成長...全文を見る
○行田邦子君 私もその調査結果、手元にあるんですけれども、この育児休業に準ずる措置、これが一年を超えた育児休業の制度ということだと思いますけれども、確かに平成二十五年度は一五・四%で、二十四年度と比べると少し増えてはいますけれども、その三年前はやはり一五・一%、そして平成二十三年...全文を見る
○行田邦子君 確かに、この雇用均等基本調査は大規模な調査で年に一回ということですので、それは理解できるんですけれども、ただ、総理がああして二年前に大々的に打ち上げ花火で三年育休と言ったわけですから、そして経済三団体に要請をあえてしたわけですので、その結果、じゃ、経済三団体がどう動...全文を見る
○行田邦子君 今のままだと言いっ放しになってしまいますので、非常に良くないというふうに思っております。  この三年育休については意見が分かれると思います。私自身は選択肢として否定はしませんけれども、いろいろな今の労働環境で三年育休をむやみやたらと推し進めるというのには疑問を感じ...全文を見る
○行田邦子君 最後の質問になりますけれども、私は三年育児休業を決して否定はしませんけれども、やはり育児休業と短時間勤務の合わせ技というのが一番良いのではないかなというふうに思っていまして、そこで総理も、子供が三歳になるまでは短時間勤務をもっと取りやすくするという要請をしたわけです...全文を見る
○行田邦子君 はい。  厚生労働大臣から初めてオランダ・モデルが大変参考になるという御答弁をいただきました。引き続きこの問題、取り組んでいきたいと思っております。  終わります。
03月31日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いいたします。  戦後七十年という節目の年を迎え、そしてまた本法案の審議に当たりまして、改めてさきの大戦でお亡くなりになりました全ての方々に思いを致し、そして御遺族の皆様に弔慰の意を表したいと思います。  質問に入らせていただきます。ま...全文を見る
○行田邦子君 時がたつにつれて徐々に、戦没者からすると遠い御遺族の方の受給も増えているかと思います。こうした中で、特別弔慰金の国債は、これは相続がされるということであります。  そこで伺いたいと思いますが、法定相続人への相続だけではなくて、遺言などによる指定相続もできるのでしょ...全文を見る
○行田邦子君 私は、これ遺言などによる指定相続ができるということは、つまり血のつながっていない方も相続ができるということでありますので、これは特別弔慰金の趣旨、国として戦没者の御遺族の方に弔慰の意を表するという趣旨と沿わないのではないかなというふうに思っていますが、大臣、いかがで...全文を見る
○行田邦子君 国債が交付されたことで、その時点で弔慰を表するという御説明だったと思いますけれども、私はもちろん特別弔慰金については賛成でございますが、また、この度の法案についても賛成でございますけれども、十年後の戦後八十周年という次の節目のときまでに、いかに御遺族の方に弔慰を表す...全文を見る
○行田邦子君 引き続き、交付国債を御遺族の方が的確に受け取ることができるように、またそして償還金を受け取ることができるようにサポートをしていただきたいと思います。  それでは、最後の質問にさせていただきます。  全国戦没者追悼式について伺います。全国戦没者追悼式は、国を挙げて...全文を見る
○行田邦子君 大臣も若干ではありますがとおっしゃっていましたけれども、五名枠を増やされたということですが、私はこれ、もっと増やすべきではないかなというふうに思っております。天皇、皇后も御臨席の下の全国戦没者追悼式ですので、御遺族の方も参列の希望も多いかと思いますし、また高齢化され...全文を見る
04月07日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いいたします。  私は、まず初めに、子ども・子育て支援新制度における保育所等の地域区分について伺います。  子ども・子育て支援新制度、四月から始まりました。認定こども園、幼稚園、保育所の共通の施設型給付が行われることになっています。新制...全文を見る
○行田邦子君 そして、この度子ども・子育て支援新制度がスタートいたしまして、今回の地域区分の見直しが行われたわけですが、今回の地域区分の見直し内容を具体的にお答えいただけますでしょうか。
○行田邦子君 この度の地域区分の見直しによって、全体的には地域区分の対象となる地域が、市町村が増えているかと思います。それは良いことだとは思うんですけれども。  そこで大臣に伺いたいんですけれども、お手元にお配りをしております配付資料の一を御覧いただきたいと思うんですが、この度...全文を見る
○行田邦子君 大臣は、恐らく埼玉の事情、お住まいになられたこともないのかと思いますし、御地元のようにはお詳しくないと思いますが、そういう方が見ても、かなり近隣の市町村同士で差が出ているというようなことはお分かりになるかと思います。  私のように、埼玉県、あちこち歩いている者から...全文を見る
○行田邦子君 一定のルールが必要だというのは分かるんですけれども、基準が必要だというのも分かるんですけれども、ただ、全国のそれぞれの市町村の民間の賃金水準というものを国の中央政府である厚生労働省の方で、またあるいは内閣府の方では細かく一々分からないわけであります。ですから、そこを...全文を見る
○行田邦子君 現物給付が加味されていないなどおっしゃいましたけれども、ただ、OECDの統一した基準にのっとっての比較の中で、非常に日本は相対的貧困率、子供の貧困率が高いということになっているわけですので、そこは大臣も素直にお認めいただいた方がいいかと私は思っております。  そし...全文を見る
○行田邦子君 この中に、民間資金を核とする基金の創設といったことも盛り込まれています。私は、こういった国民運動を展開するということ、結構なことだとは思っておりますし、しっかりとやっていただきたいとは思いますけれども、違和感を感じましたのは、政府が発起人の一人となりまして民間資金を...全文を見る
○行田邦子君 私は所得の再分配を強化すべきと考えています。  資料二を御覧いただくとおり、日本はOECD三十三か国の中で所得の再分配の効果が二十七位と低レベルにあります。そして資料三に示すとおり、世帯員の年齢階級別の所得再分配の状況を見ますと、六十歳未満、ゼロ歳から五十九歳とい...全文を見る
○行田邦子君 所得の再分配効果、若年層また現役世代ではマイナスになってしまっているのは、これは結果として厚労省が出した調査結果に出ておりますので、お認めいただきたいと思っていますし、またこの問題につきましては引き続き議論させていただきたいと思っております。  終わります。
04月13日第189回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いいたします。  私は、今日は労働保険特別会計の雇用保険二事業について質問させていただきます。  まず、大臣に伺いたいと思います。  お手元に資料一、お配りをしておりますけれども、雇用保険二事業の安定資金の残高なんですが、平成二十三年...全文を見る
○行田邦子君 確かに、経済状況によってこのニーズというのは変わってきますし、平成二十一年度は雇用調整助成金のニーズが非常に高まった時期でもあってニーズもあったというふうに思っております。一定程度の残高は必要だということは私も理解をしておりますけれども、現在かなりの高水準であると思...全文を見る
○行田邦子君 是非、年に一回だけではなくて、不断の見直しを行っていただきたいと思っております。  そして次に、キャリア形成促進助成金について伺いたいと思います。  平成二十五年度の事業執行率は支給額ベースだと七七%ということなんですけれども、平成二十六年度を見てみますと、二月...全文を見る
○行田邦子君 平成二十六年度で執行率がこれだけ低いと、〇・〇六%。なのに、なぜ平成二十七年度で予算を増やしたんでしょうか、大臣にお聞かせいただきたいと思います。
○行田邦子君 私も、育休中の、また職場復帰直後の訓練、また教育支援というのは必要だというふうに思っておりますけれども、やはりこれだけ執行率が低いというのは、これは根本的に何か見直しが必要だと思っていまして、今大臣の御答弁ですと、助成率を二分の一から三分の二に上げるということだと思...全文を見る
○行田邦子君 この休業中能力アップコースをなくしてキャリア形成助成金の方に組み入れたということで、つまり焼き直しをしたということだと思うんですけれども、それではお聞きしたいんですけれども、この休業中能力アップコースなんですが、執行率が平成二十五年度で三一・八%でした。この三一・八...全文を見る
○行田邦子君 御説明いただきましたが、私は、これだけ事業の執行率が低いものはたくさんほかにもあるんですよ、これ恥ずかしいと思います。これ、どういうふうに実際に雇用保険料を払われている事業主に説明ができるのかということをよく考えていただきたいなと思っています。  それで、大臣に伺...全文を見る
○行田邦子君 先ほども申し上げましたけれども、今日、今回の決算委員会の質問に当たりまして、厚生労働省の皆さんに御苦労いただいて、資料をいただいたんですけど、見ると本当に、これは一体何でこんなに執行率が低いんだろうというものがほかにもたくさんあります。  例えば、労政審できちんと...全文を見る
○行田邦子君 終わります。
04月14日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いいたします。  私は、まず今日は労働保険特別会計の雇用勘定の雇用保険料、そしてまた失業等給付金の積立金について伺いたいと思います。  まず、お手元にお配りをしております資料一を御覧いただきたいと思います。予算、決算ベースで過去五年間、...全文を見る
○行田邦子君 安定的な運用のために予算は常に多めに組むという御答弁だったかと思いますけれども、それは一定程度理解はするんですけれども、それにしても九千四百四十七億円の乖離と、これかなりの開きだというふうに思っております。  そして、次に伺いたいんですけれども、それでは、平成二十...全文を見る
○行田邦子君 今の御答弁ですと、平成二十六年度の失業等給付については二十五年度に比べて減っている、一一・八%減ということです。確かに、平成二十六年度からは育児休業給付の充実や教育訓練給付金の拡充などがなされたわけでありますけれども、これは既に予算に見込まれているわけでありますので...全文を見る
○行田邦子君 確かに経済状況の急変というのは過去にもありました。そういった事態に備えてやはり一定程度の積立金の額、水準というのは必要だというふうに思っております。これは必要だというふうに思っておりますけれども、それにしても、今、弾力倍率四・一倍、平成二十五年度の決算で四・一倍です...全文を見る
○行田邦子君 そうすると、弾力倍率はどうなるんでしょうか。
○行田邦子君 大臣に伺いたいんですけれども、今の仮に千分の八に引き下げた場合の試算一、試算二で、どのように弾力倍率が変わるのか、この試算の数字というのを見ながら、保険料率の引下げということもあり得るのではないかという検討をしていただけたらと思っております。もちろん、千分の十より引...全文を見る
○行田邦子君 私は、これだけ積立金の残高が積み上がっていると、国庫負担の在り方についての議論にも支障を来すというふうに、なかなか議論が進まないと思っていますし、そしてまた、これだけ残高が積み上がっていますと国庫に返納しろというような意見も出てきますので、そうしたことが起きないよう...全文を見る
○行田邦子君 まさに大臣が御答弁されたように、このOECDの対日審査報告書の結果というのは、これは生産年齢人口ですので六十五歳超の方というのは入っていないんです。逆にこれ裏を返せば、日本の所得再分配というのは、いかに高年齢者には効いているけれども若年層に効かないということも言える...全文を見る
○行田邦子君 私がお聞きしたいのは、今大臣がおっしゃったような様々な施策だけでは足りないのではないかと。ですから、給付付き税額控除等の税の所得再分配効果を強めなければいけないのではないかということなんですが、大臣はどのようにお考えでしょうか。
○行田邦子君 特に、日本の所得再分配は年金などの社会保障での効果は認められても、税による所得再分配の効果というのは余り認められないというような調査結果も出ておりますので、是非、政府内におきましても、給付付き税額控除、もちろんそれをやるには様々な課題をクリアしなければいけないと思い...全文を見る
○行田邦子君 生活支援や就労支援は三分の二とか四分の三という高い補助率ですので、是非補助率を上げることを検討していただきたいと思いますし、また、残りの部分についての、交付税措置される予定ではありますけれども、今日総務省さん来られていますけれども、是非、単位費用の算定に当たりまして...全文を見る
04月15日第189回国会 参議院 国の統治機構に関する調査会 第2号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いいたします。  本日は、お三方の参考人には貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございました。    〔会長退席、理事猪口邦子君着席〕  まず最初に、神野参考人と秋月参考人に伺いたいと思います。  先ほどの神野参考人の御意見の中で、...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございました。大変参考になる御意見、ありがとうございました。  続いて、湯崎参考人に伺いたいと思います。  私は、道州制の形ありきの議論というのはやや疑問を感じるんですが、ただ、目的がはっきりしている、それぞれの地域そして地方が多様性、独自性を発揮して...全文を見る
○行田邦子君 最後に、再び湯崎参考人に伺いたいと思うんですけれども、御提示いただいた資料の十三ページ、十四ページ目で、国、道州、基礎自治体の役割分担の見直しという具体的な案が示されているわけでありますが、ここでそれぞれに掛かる費用というものが具体的に分類されています。これを見ます...全文を見る
○行田邦子君 時間ですので、終わります。  ありがとうございました。
04月16日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いいたします。  まず最初に伺いたいんですが、この度、青少年が安定した雇用の中で職業能力を向上させることの重要性に鑑み、青少年の雇用対策の個別法を制定することになったわけであります。なぜ新法にしないで既存法の一部改正という手法を取ったのか...全文を見る
○行田邦子君 この度の改正法案では、法の題名を青少年の雇用の促進等に関する法律と改めるとされているわけでありますけれども、私、青少年が今置かれている雇用環境、つまり、青少年の雇用の質が劣化し、不本意非正規雇用が十五歳から三十四歳で約四分の一と、そしてまた、初めて就いた仕事は非正規...全文を見る
○行田邦子君 今の大臣の御答弁で、雇用の促進等の中には雇用の質の確保も含まれるんだというふうに理解をいたしました。  そして、先ほども申し上げましたけれども、初めて就いた職が非正規雇用であったという方が約四割となっています。そしてまた、不本意非正規は若い方では四分の一というよう...全文を見る
○行田邦子君 非常に重要であるという御答弁でありましたけれども、それでは、この度の法改正でそれをどのように実現していくのかということについてお聞きしたいと思うんですけれども、この度、政府から提出された改正法案では、職業能力開発促進法の一部改正もあります。その中には何が盛り込まれて...全文を見る
○行田邦子君 青少年雇用促進法案におきましては、国それから事業主、そして地方自治体等関係者の責務というものをまず明確にしているわけでありますので、是非しっかりと非正規雇用青少年の職業能力開発についても取り組んでいただきたいというふうに思っております。  次の質問なんですけれども...全文を見る
○行田邦子君 職務給を設定して同一労働同一賃金を実現するということは、これ私は、短時間勤務正社員制度と、こういったものを根付かせていくためにも必要だと思っていますし、つまり、それは青少年の雇用の問題の解決だけではなくて女性の活躍の推進にもつながるというふうに思っておりますので、引...全文を見る
○行田邦子君 終身雇用、年功序列といったかつての雇用慣行の中では、企業の中で企業が主導して個々の労働者のキャリア開発を行っていくということだったと思いますけれども、今はそうではなくなってきているということで、やはりそれぞれの労働者が自身のキャリア開発、これからどのように働いてキャ...全文を見る
○行田邦子君 是非、関係省庁とも連携を取って取り組んでいただきたいと思います。これは青少年、学生にとっても職業選択の機会の損失になると思いますので、よろしくお願いいたします。  十三条、十四条関係の質問に移ります。  学校卒業見込み者等の適職選択のための企業の情報提供について...全文を見る
○行田邦子君 この参議院の厚生労働委員会におきまして、何人かの委員からこの制度についての疑問の声が上がったということをしっかりと踏まえて運用していただきたいと思います。  第十一条関係についても質問します。これも何人かの委員から質問があったとおりでありますけれども、私からも質問...全文を見る
○行田邦子君 実効性のあるものとしていただくようお願いを申し上げて、質問を終わります。
04月23日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いします。  今日は、独法改革推進法案ということですけれども、私自身の考えとしては、独法が担わずとも民間ができることは極力民間へと、そしてまた、独法の事務事業の見直し、そして業務の効率化というのはこれはたゆまぬ努力が必要で、また、独法の組...全文を見る
○行田邦子君 現在九十八、法改正後は八十七となる独法のうち、厚労省所管は今十八、そして今度十七になる予定ですけれども、と多いわけです。そしてまた、総予算でいうと、独法全体は五十六・二兆円ということですが、そのうち十七・七兆円、三割強が厚労省所管の独法法人が占めるということですので...全文を見る
○行田邦子君 私は、全体的な議論としては運営費交付金は減った方がいいとは思いますけれども、一方で、各独法のモチベーション、自己収入を増やすとか経費削減をするというモチベーションを損なわないような運用をお願いしたいと思っております。  そして、ここから先は勤労者退職金共済機構の中...全文を見る
○行田邦子君 そして、先ほどからも質問がありましたけれども、私からも質問させていただきます。  この機構の中に資産運用業務のリスク管理体制を強化するための資産運用委員会が新たに設置することとなっています。今までは、助言をするALM委員会と、それから評価をする資産運用評価委員会と...全文を見る
○行田邦子君 リスク管理体制の強化のはずがリスクが高まってしまうということでは制度の趣旨に反しますので、是非、掛金を拠出する事業主、そしてまた加入者の意見が反映できるような人選をお願いしたいというふうに思っております。  次の質問ですが、政府参考人に伺います。  退職金未請求...全文を見る
○行田邦子君 住基ネットの住所情報の活用というのは、そもそも事務の効率化ということで決められたわけでありますが、それだけではなく、是非加入労働者の利益確保という視点でもしっかりと活用していただきたいと思います。  また、この度のこの中退共制度の改正の議論の中で、制度間のポータビ...全文を見る
○行田邦子君 一時的に雇っている、雇主になるということであれば、これは直ちに脱退しなくてもいいという柔軟な運用をしているという答弁でありましたけれども、どうも現場ではそのことが周知徹底されていないようでありますので、是非、関係団体等を通じて周知徹底していただきたいと思っております...全文を見る
○行田邦子君 労政審の分科会の議論の中でも、労働市場の流動性は被用者間だけの問題ではない、自営業者と被用者の移動もあると、このような意見が出されています。これは、特に私は建設業界においては言えると思いますので、なかなか難しい問題とは思いますけれども、今後の検討として、ポータビリテ...全文を見る
○行田邦子君 是非、公共事業などの発注者側に対しての啓蒙、周知徹底だけではなくて、元請、また一次下請、そして、建設業界というのは多層構造になっていますから、二次、三次下請に対しても徹底していただきたいというふうに思っております。  やはり、建設現場で働く労働者の職人の皆さんの話...全文を見る
○行田邦子君 元々、この根っこにある問題というのは、建設業界の発注者から元請、一次、二次、三次と、そして現場の職人さんという、この多層構造にあるというふうに私は考えているんですけれども、そこで労務単価が引き上げられてもなかなかそれが末端に反映しないという、まあ構造的な問題もあると...全文を見る
○行田邦子君 これを短縮されたというのは、非常に加入対象者にとっては有り難いことだというふうに思っております。  今日は、時間を割きまして中退共について質問させていただきましたけれども、私は、中退共というのは国庫からの支出というのが極めて少なく、非常に優れた制度だというふうに思...全文を見る
05月12日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いいたします。  今日は私は母子世帯への支援について伺いたいと思います。  まず大臣に伺います。  一人親家庭ですけれども、今、百四十六万世帯いるということです。平成二十三年の全国母子世帯等調査の結果です。子供のいる世帯全体で千百八十...全文を見る
○行田邦子君 名誉なことではないとおっしゃいましたけど、不名誉なことだというふうに私は思っております。最下位なわけですので、これは本当にみっともない状況だと思っております。  そして、よくこのOECDのデータを用いての議論のときに、政府側からの答弁では、資産保有が入っていないと...全文を見る
○行田邦子君 それにしてもかなり減ってしまっているので、これはこのままの件数でいいのかどうか、それとももっと増やす努力をすべきなのか、そこも含めてしっかりと検討すべきだというふうに思っております。  今、局長から御答弁の中にありました高等職業訓練促進給付金についても伺いたいと思...全文を見る
○行田邦子君 この制度ができてから、期間を延長したり、様々な工夫によって、また、そもそもこういった資格を取得するための支援といったことが非常にニーズにマッチしているのかなと、そのことによってこれだけ十倍にも伸びたのかなというふうに思っているわけでありますけれども。  そこで伺い...全文を見る
○行田邦子君 今の御答弁ですと、一般的な情報からの推測にすぎないというふうに思っています。看護師の年収が幾らだ、四百万台だ、そしてまた一人親家庭、母子家庭の母親が二百万を切るということからの推測にすぎないというふうに思っているんですけれども、私は、是非、これは実際に受給された方に...全文を見る
○行田邦子君 先日、シングルマザーの皆さんの会でいろいろお話を聞いていたらば、こういった国による支援事業があるということも知らない方が結構いらっしゃるんです。なかなか情報にアクセスできないといったことが課題だというふうに思っております。  そこで副大臣に伺いたいんですけれども、...全文を見る
○行田邦子君 まだまだ足りないというふうに思っております。本気で国を挙げて子供の貧困対策に取り組む、また一人親家庭世帯の貧困対策に取り組むというのであれば、しっかりとここは取り組んでいただきたいというふうに思っております。  そして、加えて、母子世帯というのは、シングルマザーと...全文を見る
○行田邦子君 お願いします。  次、大臣に伺いたいと思うんですけれども、今まで職業能力開発支援、より良い仕事に就くための能力開発支援ということで伺ってきましたけれども、やはりシングルマザーの支援ということでいきますと、児童扶養手当、この議論をしなければいけないというふうに思って...全文を見る
○行田邦子君 そうしますと、児童扶養手当の二人目、三人目の加算増ということも検討するということでよろしいんでしょうか。
○行田邦子君 是非、職業能力開発支援だけではなくて、また養育費の問題もありますし、そしてまた児童扶養手当の問題と、全体的にどのような支援をすべきなのか、制度改正をすべきなのかということを考えていただきたいということをお願いを申し上げて、質問を終わります。
05月13日第189回国会 参議院 国の統治機構に関する調査会 第4号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いいたします。  まず、お二方の御参考人におかれましては、貴重な御意見賜りましてありがとうございました。  まず、私は、初めに地方自治と地域格差について伺いたいと思います。  地方自治の理想像ということで、森田参考人は、自治体住民が自...全文を見る
○行田邦子君 続いてお伺いしたいんですけれども、国民生活を支える行政サービスを供給する役割、これはやはり最も身近なところの行政である基礎自治体が行うのが適しているというふうに考えられていますけれども、福祉や医療、介護、また子育てといった、こうした行政サービスというのはきめ細かいサ...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  続きまして、森田参考人と片山参考人に伺いたいと思います。  人口減少の状況にあって、今後の基礎自治体の在り方についてということで、お二人の参考人から御意見をいただきました。事務の代替執行、連携協約といったこと、森田参考人、書かれていらっ...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  それでは、片山参考人に伺いたいと思います。  これまでニセコでは、二〇〇一年にまちづくり基本条例、これ日本で初めての自治基本条例ということでありましたが、制定されて、そして二〇一一年には水資源の保全に関する条例二つ、これも非常に画期的だ...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  水資源については自治体によって問題意識に濃淡があるかなというふうに思っていまして、国での法律ということも検討すべきであると私は個人的には思うんですけれども、例えば国で、国の法律によって他の法律との整合性や憲法との整合性というのをきちんとそ...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございました。  終わります。
05月19日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いいたします。  医療保険制度を持続可能なものにするため、こうした目的で政府から法案が出されたわけでありますけれども、様々な内容が盛り込まれていますけれども、今日は、私は、まず国保について各論の、確認も含めて伺いたいと思います。その後、最...全文を見る
○行田邦子君 同業同種の方たちが国保組合をつくって、そして今に至っているわけでありますけれども、昭和十三年にできて、そして戦後、これは国民皆保険制度ができた後ではありますけれども、昭和四十五年には建設国保が設立されました。ここでぐっと組合数が増えて、昭和四十六年には百九十四の組合...全文を見る
○行田邦子君 法律にはそこまでは明記していませんけれども、平成三十二年度まではしっかりと現行水準を百五十万円未満の所得水準の国保組合には維持するということを御答弁をいただきました。  次に、調整補助金について伺いたいと思います。  普通調整補助金は、これは国保組合の財政力に応...全文を見る
○行田邦子君 所得水準の低い国保組合にとっては、三二%の定率補助だけではなくて、調整補助金によって何とか国保組合を運営しているという状況もしっかりと加味していただきたいというふうに思っております。  そして、今回の一三%に定率補助を引き下げられる国保組合なんですけれども、所得水...全文を見る
○行田邦子君 国保組合というのは歴史もあって、そして今の御答弁でもありましたけれども、保険料の収納率がほぼ一〇〇%、九九・九%と非常に高いわけであります。これからも国保組合が保険者機能をしっかりと発揮をしていただけるように、今回のこの改正になりましたけれども、定率補助についてもど...全文を見る
○行田邦子君 捉えようによっては、保険財政の責任を都道府県に押し付けたとはあえて言いませんけれども、そのような見方もできるのかなと思っています。そしてまた、後でまた伺いたいと思いますけれども、保険料の平準化なんですけれども、確かにこの保険財政共同安定化事業という事業だけではなかな...全文を見る
○行田邦子君 そうしますと、被保険者からすると、同一県内にいる場合は同じ保険に加入しているという意識になるわけでありますよね。そうすると、これは副大臣に伺いたいと思うんですけれども、被保険者からすれば都道府県国保という意識になると思うんですね。埼玉県なら埼玉県国保に私は入っていま...全文を見る
○行田邦子君 平成三十年度からこの新しい制度になるということだとすると、すぐには保険料は平準化されませんし、その時点でやはり同一県内の異なる市町村ごとに保険料は異なっているはずです。今の御答弁でそういうことだと思いますし、また保健サービスも事務手続もしかりだと思います。  いざ...全文を見る
○行田邦子君 保険者の名称が都道府県になるのであれば、こうした問合せというのは都道府県に来ると思うんですよね、一体どういうことなんですかと。そこで説明責任が負わされるのは都道府県ということですので、これは制度が始まる前にしっかりと早めに都道府県に対して理解を得ていただく、また説明...全文を見る
○行田邦子君 高額療養費制度以外にも、ほかにもこういった点はどうなるんだろうかといった疑問が都道府県または市町村にたくさんあろうかと思いますので、そこら辺は制度が実施される前に早め早めに明らかにしていただきたいというふうに思います。  今回、三千四百億円の公費拡充ということを大...全文を見る
○行田邦子君 三千四百億円の公費拡充ということで、一見すると、これは国が三千四百億円追加で出すんだというふうに思いますが、その八百五十億円は自治体だということ。そして、これは今日質問はしませんけれども、そのうちの一千七百億円は、これは元々、後期高齢者支援金を全面報酬割にすることに...全文を見る
○行田邦子君 三千四百億円公費を拡充しますといっても、実際に国費からの追加というのは僅かであります。八百五十億円と僅かでありますし、一方で、今回は財政の責任を都道府県にお願いしますといって押し付けて、そして、これでもうだから大丈夫だということでは決してないというふうに私は思ってお...全文を見る
○行田邦子君 先ほど私の、保険財政共同安定化事業をなぜ維持しなかったのかという質問に対して、一つは、広域化して、それで財政の責任主体を明確にするべきだということと、あと保険料の平準化ということを局長が御答弁されましたけれども、私は、この制度ですと、保険料の平準化というのは将来的に...全文を見る
○行田邦子君 是非お願いします。  最後に大臣に伺いたいと思います。  今回、国保の財政運営の責任主体を都道府県とする改正、そしてまた、今日は余り質問できませんでしたけれども、後期高齢者支援金の全面総報酬割の導入と、確かに大きな改正となっているのは事実でありますけれども、私は...全文を見る
○行田邦子君 何年もたせるつもりかとはっきりお答えいただけなかった、まあ、お答えしにくいとは思いますけれども、わけでありますけれども、私は、全ての団塊の世代が後期高齢者になる、つまり二〇二五年、十年後まで本当にこのままでもつんだろうかというふうに危惧をしておりまして、今から十年後...全文を見る
05月20日第189回国会 参議院 国の統治機構に関する調査会 第5号
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○行田邦子君 日本を元気にする会・無所属会、行田邦子です。  国と地方の関係について、会派として取りまとめてはおりませんが、私なりの意見を述べさせていただきます。  先週、五月十三日の調査会において、国立社会保障・人口問題研究所の所長である森田参考人は、国の責任は個々の国民の...全文を見る
05月21日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○行田邦子君 行田邦子です。  本日は、お三方の参考人には貴重な御意見賜りまして、ありがとうございました。  先ほどの質問の中で、患者申出療養というのは評価療養の一類型という認識をお三方とも持たれているということでありました。また、これは先進医療Cというふうに捉えてもよいかも...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  この患者申出療養の制度なんですけれども、初めての医療を実施する場合は、これは原則六週間でということになっていますけれども、先進医療Bと比べるとかなりスピードアップ、かなり短縮されるということですが。  そこで、石黒参考人にお伺いしたいん...全文を見る
○行田邦子君 次に、ちょっと私の理解がなかなかできていない部分があると思うんですけれども、教えていただきたいんですが、中川参考人、石黒参考人に教えていただきたいんですが、この患者申出療養の対象の中の一つとして、先進医療として実施されていない療養、一部の国内未承認、海外承認医薬品等...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございました。
○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いします。  私は、先日の質問の最後に大臣にお伺いしたんですけれども、また改めて伺いたいと思うんですけれども、今回の改正法案に含まれている国保の都道府県化、国保の安定化、確かにこれは大きな改正、また改革かもしれません。そしてまた、さらには...全文を見る
○行田邦子君 抜本的な医療保険制度の改革をしないで、何とか今の日本の医療保険制度を維持して皆保険制度を維持しようとすると、やはり私は、市町村国保については広域化、つまり今回の改正法案に盛り込まれている都道府県化がやむを得ないと私は思っているんですけれども、ただ、これをやったからと...全文を見る
○行田邦子君 七百億円の前期・後期高齢者の拠出金や負担金の軽減策ということで七百億円を投入するわけであります。けれども、これはもうミニマム必要なものであって、これから更に後期高齢者が増えると、健保組合にとっては更にやはり支援策が必要となると私は考えております。  そして、今回、...全文を見る
○行田邦子君 是非示していただきたいと思うんですけれども、私が申し上げているのは、一人当たりの保険料がどのぐらい上がるのかという、そのシミュレーションもそれは意味のあるものではありますけれども、お示ししている資料一、このような、日本の医療保険制度の財源構成がどうなっていくのかと。...全文を見る
○行田邦子君 今局長がおっしゃられたのは、第一次医療費適正化計画での平成二十四年度の医療費の見通しが三十八・六兆円だったのに対して、実績は三十八・四兆円だったんですと。ですから、見通しよりか実績が二千億円低かったということを言っているにすぎないと思うんですけれども、私が伺いたかっ...全文を見る
○行田邦子君 今の御答弁でもはっきりしないと思うんですね。医療費適正化計画を作って、都道府県にも作らせて、そのことによってどれだけ医療費が適正化、つまり削減されたのかということがはっきりと今の御答弁だと御説明になっていないと思います。  そういう中で、都道府県は第二次医療費適正...全文を見る
○行田邦子君 医療費適正化計画については、特定健診と特定保健指導、これは任意の記載事項ですけれども、必須として医療費の見通し、今後は目標になりますけれども、これは必須項目なんですけど、これにも同じことが言えると思っていまして、私は、都道府県内の医療費の見通し、これに一番大きな影響...全文を見る
○行田邦子君 ナショナルデータベースの蓄積データを活用して、これからもこういった分析、更に進めていただきたいということをお願いしまして、質問を終わります。
05月22日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いいたします。  今日は、四人の参考人の皆様におかれましては貴重な御意見賜りまして、ありがとうございます。  この度の改正法案におきましては、市町村国保の都道府県化という大変大きな改正が含まれていると。そしてまた、さらには後期高齢者支援...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  渡邊参考人に伺いたいんですけれども、事前にいただきました資料の中で、全国町村会の要望、提言といたしまして、特定健診、特定保健指導の実施率による後期高齢者支援金の加算・減算措置を廃止することというのがありますけれども、これについて、どのよう...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございました。  時間となりましたので、終わります。
05月26日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いいたします。  まず、先日の質問の続きなんですけれども、医療費適正化計画、データヘルスについて伺いたいと思います。    〔委員長退席、理事福岡資麿君着席〕  医療費適正化計画において指標となっている特定健診、また特定保健指導の実施...全文を見る
○行田邦子君 今、各保険者においては、レセプトデータシステムといったものが、データベースシステムができているわけでありますけれども、各保険者においてもこういった分析というのを進めているところでありますが、それと同時に、やはり国としても、今御答弁にあったナショナルデータベースを活用...全文を見る
○行田邦子君 市町村だけでは、単独ではやはりマンパワー的にもまたノウハウ的にも足りない部分があると思いますので、国保連合会において支援をし、またその財政的支援も国でやるべきだと思いますし、また今後、市町村国保が都道府県化するに当たっては、やはり都道府県がこのことについてらち外とい...全文を見る
○行田邦子君 私が先ほど申し上げたのは、逆紹介率を上げるための課題としては、医療機関が感じていることとしては、医学的に逆紹介できる患者が少ないこと、そしてまた地域に連携できる医療機関が少ないこと、こういう認識がなされているので、ですから、定額負担の制度を設けても、なかなか逆紹介も...全文を見る
○行田邦子君 それでは、国民の間でかかりつけ医というものがどれだけ普及、定着しているのか、どういう認識がなされているのかなんですけれども、お手元に資料をお配りしているので御覧いただきたいと思いますが、国民のかかりつけ医に関する意識調査というものがあります。これは日本医師会総合政策...全文を見る
○行田邦子君 私は、定額負担を導入する前に、やはりもっとかかりつけ医というものを国民に知ってもらう、理解してもらうということが先だというふうに考えております。  患者申出療養について伺いたいと思います。  この委員会でずっと、さんざん議論がなされてきたわけでありますけれども、...全文を見る
○行田邦子君 私は、これ、患者申出療養が始まりますと、必ずしも安全性と有効性が確認されれば希少なものであっても保険収載に結び付けるというふうにならないんじゃないかなというふうに思っていまして、希少疾患に対するものであるがゆえに、データ、エビデンスが十分にそろわなかったりということ...全文を見る
○行田邦子君 先進医療の経済的な部分で重要な一翼を担っているのが民間の企業である製薬会社、企業であるという現状を考えて、かつ一方で、公的医療保険制度、国民皆保険制度を支えるためにはやはりしっかりと国が関与しなければいけないということも踏まえて、是非この検討会議といったものをうまく...全文を見る
06月02日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いいたします。  この参議院の厚生労働委員会で決議がなされて十年という節目に当たって、今日は自殺対策ということで審議が行われていますけれども、私からは、まず、毎年三月に行われています自殺対策強化月間について伺いたいと思います。皆様のお手元...全文を見る
○行田邦子君 悩んでいらっしゃる御本人に対してと、そしてまた周囲の方に対してと両方のメッセージであり、また啓発活動ということでありましたけれども、これちょっと余談ではありますが、このポスターを見ていて大変残念だなというふうに思っております。せっかく自殺対策強化月間というものを設け...全文を見る
○行田邦子君 十六万五千件ということですけれども、先ほどの午前中の質疑の中では、よりそいホットラインは二十七万件だったかと思います。また、いのちの電話は、これは年間七十五万六千件だったということで資料がございますけれども、この数がどうかということは別として、是非、こうした統一の電...全文を見る
○行田邦子君 是非お願いいたします。  今日は、国土交通省さんに来ていただいていますけれども、自殺防止の水際対策として、私は駅ホームのホームドアが有効だというふうに考えております。  そこで、まずホームドアの設置状況と政府の取組について伺いたいと思います。
○行田邦子君 いただいた資料ですと、ホームドアを設置すると、ホームからの転落、接触の防止、これもうゼロになります。よじ登っていかない限りは転落しませんので、これは自殺対策にも私はホームドアは非常に有効だと思っておりますけれども、ただ、これが費用が結構掛かるということです。  ホ...全文を見る
○行田邦子君 今日は、せっかく国土交通省さん、お見えなので、いま一つ私の方からホームドアについて要望を申し上げておきたいんですけれども、私は今電車通勤で、今日も高崎線で来ましたけれども、ホームからの転落事故とかあるいは自殺によって死亡者が出た場合、大体電車は六十分から百分遅れると...全文を見る
○行田邦子君 終わります。
06月08日第189回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いいたします。  私は、今日は行政の申請手続など、行政手続について伺いたいと思います。  行政の手続というと、私はその言葉を聞くだけで何かもう面倒くさいとか嫌だなという印象を抱いてしまうんですけれども、この行政手続の国民負担をいかに軽減...全文を見る
○行田邦子君 勧告内容を見ますと、例えば書面手続でいいますと、既に行政機関が保有している情報だから、それを改めてまた申請で添付を求めるのはやめなさいとか、あるいは申請書の部数を必要最小限としなさいといった、極めて当たり前のことばかりだというふうに私は思えるんです。  そして、勧...全文を見る
○行田邦子君 是非、引き続きお願いしたいと思います。  行政評価局の熱心なお取組を、私は敬意を表したいと思っていますけれども、是非、各府省庁においても、国民の負担を軽減するという意識を高めるような、そのような取組をお願いしたいと思います。  次に、大臣に伺いたいと思うんですけ...全文を見る
○行田邦子君 年金情報の流出問題によって今大変な状況に置かれているという御認識の下、是非、政府を挙げて取り組んでいただきたいというふうに思っています。  情報セキュリティーの問題については、またあしたも厚生労働委員会で集中審議がありますので質問させていただきますし、また別の機会...全文を見る
○行田邦子君 余りお答えになっていないような気もするんですけれども、それでは、今後どうされるんでしょうか。
○行田邦子君 私は、ちょっと今日総務省さんもいらしているところで申し訳ないんですけれども、オンラインの利用率を上げることの障壁となっているのが電子署名ではないかと思っていまして、それがあることが大きな理由でオンライン利用がゼロだったのかなとも思っております。  そこで、続けてe...全文を見る
○行田邦子君 これ確認ですけれども、電子署名ではなくて、ID、パスワードのみということで、これでセキュリティーは大丈夫なんでしょうか。
○行田邦子君 私の理解では、今回のような情報漏えいにつながるようなことではないというふうに理解をしております。よろしいですよね、それで。
○行田邦子君 あと、最後一問、厚生労働省に伺いたいと思います。  厚生労働省は非常にオンライン利用率が低い省でして、中でも年金受給権者現況届というのが、申請件数は全体で三千三百六十万件なんですけれども、利用率がゼロということです。これはどうしてなんでしょうか。
○行田邦子君 御説明を伺っていて、だったらこのシステムを早く廃止した方がいいんじゃないかと、メンテナンスの費用も掛かるわけですから、ということを思いました。  今日、大臣もそれから政務官もいらっしゃっています。是非検討していただきたいということを申し上げて、質問を終わります。
06月09日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○行田邦子君 連日、年金情報流出問題でテレビ、新聞などで報道がなされて、新しい情報が次々と報道されているわけでありますけれども、こうした報道の中で、関係者への取材で分かったとか、あるいは内部文書などから分かったといって情報が流れています。  そこで、私も、またほかの委員もそうか...全文を見る
○行田邦子君 今、大臣、機構からこういった情報が漏れているのであれば許されないということでしたけれども、機構だけではないんじゃないかと私は思うんですけれども、厚生労働省からも情報が漏れているのではないかというふうに私は思っております。是非しっかりと、大臣、こういった漏れてはいけな...全文を見る
○行田邦子君 外部に対する不審な通信を検知ということの通報だったということですけれども、これは確認ですけれども、機構から外部に対しての発せられた不審な通信ということでいいんでしょうか。
○行田邦子君 厚生労働省、日本年金機構も含む厚生労働省側から外部に発せられた不審な通信ということの通報であったということであります。  そうすると、これ必ずしも情報が流出したとは言い切れませんけれども、外部に対して日本年金機構側から何かが漏れているということを通報したわけであり...全文を見る
○行田邦子君 こうした事態が起きたときにはそれぞれのセキュリティーポリシーにのっとって対応をするということですが、一般的には、感染されたパソコンをLANケーブルを引き抜くなど遮断をするということ、それからまた、ウイルスの解析をしてその対策を新しく講じること、それだけではなくて、イ...全文を見る
○行田邦子君 委託している運用会社が行ったのであれば、それは日本年金機構が行ったと同じことだというふうに私は思いますので。  そうすると、衆議院での再三の御答弁、これは偽りだったということでしょうか。
○行田邦子君 衆議院での答弁は訂正された方がいいと思うんですけれども。  それで、過去のアクセスログを解析をして、午前中の御答弁ですと、NISCが不審な通信だとしてきた外部へのこの発信の発信先ですね、通信先が特定できたという御答弁でしたけれども、それで正しいんでしょうか。
○行田邦子君 済みません、私は確認で今、午前中御答弁されたことのもう一度確認で聞いているんですけれども、過去のアクセスログを解析をしたと、これは確かですよね。それで、その結果、その不審な通信とNISCから言われたものの通信先は特定できたという御答弁を理事長されたと思いますが、それ...全文を見る
○行田邦子君 通信先のサーバーが確認できたということで、そうしたら、自らの組織からNISCが不審な通信というものを、年間百三十九件ですけど、あらゆる通信の中でこれは問題だというものだけNISCはこうやって通報するわけであります。それは緊急事態です、ある意味。こういったものがどこに...全文を見る
○行田邦子君 私、おかしいと思うんですけど、なぜ警察に通報しなかったんでしょうか。そして、それは理事長の判断なんでしょうか。
○行田邦子君 いえ、五月八日の時点では情報が漏れたということ、あるいは情報が漏れていないということは断定できていなかったはずですけれども、いかがでしょうか。
○行田邦子君 その御判断自体が非常に私、何が起きているのか御認識なされていないんじゃないかというふうに思いますけれども、非常に初動の対応が、ここで本当にまずかった、失敗だったというふうに思っております。  それで、質問を続けますけれども、五月八日、ウイルス感染した端末というのは...全文を見る
○行田邦子君 その判断も私はおかしいと思うんですけれども、こういったサイバー攻撃というのは、外部からの標的型メールなどのようなメールを経由してのものもありますけれども、元々、システムそのもの、サーバーそのものに直接入り込んでのこういったサイバー攻撃というのもこれは従来からあるわけ...全文を見る
○行田邦子君 例えば、定期的に変更するとか容易に推測できないようなものにするといったことをしっかりとやっている組織であれば、むしろそれは公開しているんですけれども、機構の場合は、それは公開していないけれども存在しているということでありました。  それで、更に伺いたいんですけれど...全文を見る
○行田邦子君 一ファイルごと別のパスワードということでいいんですよね。
○行田邦子君 しっかりとパスワードのルールを設けて、またパスワードの管理を自信を持ってやっているところは、むしろ、我々はこういうパスワードの管理をしていますということを公開をしています。機構はあえてそれを公開しないというのは、自信がないんじゃないか、しっかりやっていないんじゃない...全文を見る
○行田邦子君 そうなんですよ。私が六月二日に日本年金機構と厚生労働省さんに御説明をいただいたときに、インターネットの環境を遮断していますというので、それじゃメールもできないから大変ですねと言ったらば、いやいや、インターネットメールはやっていますということだったんです。年金局とも今...全文を見る
○行田邦子君 済みません、ここ大切なのでもう一度お答えいただきたいんですけれども、インターネットは遮断したというふうに機構はおっしゃっています。けれども、インターネットメールは遮断していないと私は聞いていますけれども、いかがですか。
○行田邦子君 そうすると、この経緯の説明書には、五月二十九日、機構本部及び全拠点のインターネット接続を遮断となっていますし、また過去の衆議院での御答弁でも水島理事長は、申し上げるまでもございませんが、現在はネット環境と遮断をいたしておりますので流出はございませんと、六月三日にも、...全文を見る
○行田邦子君 じゃ、いつインターネットメールの環境を遮断したんですか。
○行田邦子君 そうすると、全てのインターネット接続を遮断しましたと言っておきながら、五月二十九日から六月四日の十九時まで、この期間は外部とのインターネットメールによる交信というのは、これは従来どおりできていた、つまりウイルスメールに感染する危険というのもあったということですよね。
○行田邦子君 やはりインターネットメールは遮断していなかったわけですよね。ですから、この期間中もウイルスメールに感染している端末が出てきたかもしれないと思うんですけれども、なぜインターネットメールは遮断しなかったんですか。
○行田邦子君 理事長、申し訳ないですけれども、ことごとく判断が誤っていると思います、今回の対応につきまして。  まず、衆議院の議事録もこれ訂正された方がいいと思いますし、また、私たち議員に配られているこの資料も、これ訂正をされた方がいいと思いますけれども、いかがでしょうか。厚生...全文を見る
○行田邦子君 議事録を訂正した方がいいと思います、衆議院での議事録。インターネット、ネット環境等遮断していますというふうに断言されているわけですから。  それから、こちらのペーパー、これもインターネット接続を遮断というふうになっていますけれども、これ、うそじゃないですか。
06月10日第189回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○行田邦子君 日本を元気にする会・無所属会の行田邦子です。  今日は、四人の参考人の皆様には大変貴重な御意見、ありがとうございました。  先ほどから、御意見、また質疑を伺っていまして、政治家、政党がやるべきこと、まだまだたくさんあるんだなという、私の反省も含めて感じております...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  続いて、竹村参考人に伺いたいと思います。  先ほどの御意見、松山市での選挙委員会での取組、大学と連携を取って非常にすばらしい取組をされているなと。このことによって二十代前半の投票率がむしろ上がった、全体が下がる中で上がったといったことも...全文を見る
○行田邦子君 それでは、桐谷参考人と杉浦参考人に伺いたいと思います。  私は主権者教育を更に学校で進めていく必要があろうと思っていますけれども、そのときに、より生ものである政治、生の政治に触れていく必要があるかなと、その方が生徒も関心を抱くのではないかと思っていまして、言ってみ...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  最後の質問ですけれども、住民投票について伺いたいと思うんですが、原田参考人は、若い人たちが政治に関心を持つためには、国政ということもありますけれども、むしろ身近な地方政治ということが取っ付きやすいんじゃないかというようなことをおっしゃって...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございました。
06月15日第189回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第4号
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○行田邦子君 日本を元気にする会・無所属会、行田邦子です。  この法案が成立をすれば、実に七十年ぶりの選挙権の拡充ということになるわけであります。非常に歴史に残る改正ということになります。そこで、この委員会での質疑における法案提出者の答弁というのも、何十年先にわたっても恐らく読...全文を見る
○行田邦子君 この度の十八歳への引下げを機に若い人たちにも政治に関心を持っていただきたいと、私も同感でございます。  次の質問ですけれども、選挙犯罪等についての少年法の特例について伺いたいと思います。  附則の第五条におきましては、十八歳、十九歳の者が犯した連座制に係る事件に...全文を見る
○行田邦子君 その連座制の適用についてもう一問伺いたいと思います。    〔理事足立信也君退席、委員長着席〕  十八歳、十九歳の者が犯した連座制に係る事件なんですけれども、基本的には検察官に逆送するということでありますが、今の御答弁にありましたとおり、様々な事情を勘案して、こ...全文を見る
○行田邦子君 選挙権年齢の引下げ、また、国民投票の投票権の引下げといったことになりますと、これはやはり民法の成年年齢、そしてまた少年法の適用年齢の引下げというようなことの議論にもつながっていくかと思っております。  そこで、続いて法案提出者に伺いたいんですけれども、附則の第十一...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  成年年齢の引下げだけではなくて、少年法の適用年齢の引下げ、これは少年法という法律がなぜ存在するのかといったことも踏まえて、しっかりとした議論をこれから行っていかなければいけないというふうに思っております。  文部科学省に伺いたいと思いま...全文を見る
○行田邦子君 最後の質問になります。ここで、政治的活動とは何なのかについて伺いたいと思います。  昭和四十四年に文部省が通知として出されているものの中に、これ今でも生きているものでありますが、高等学校生徒の政治的活動が望ましくない理由や、また規制することについて触れられています...全文を見る
○行田邦子君 政治的中立性というのは政治の話をしないということではないというふうに思いますので、そういったことをしっかり念頭に置いて通知の見直しをお願いしたいと思います。  終わります。
06月16日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○行田邦子君 行田邦子です。  先週のこの委員会での私の質問に対する日本年金機構水島理事長の答弁で新たな事実が分かりました。五月二十九日にインターネットを遮断をしていたという説明だったんですが、実はインターネットメールは六月四日の十九時まで使い続けていたということでした。  ...全文を見る
○行田邦子君 大臣の御答弁でも再三にわたって、我々は組織として対応しているというふうにおっしゃっていますけれども、組織もいろいろもちろんありますが、私が認識をしているいわゆる組織というのは、何か現場で起こったらば、まずい情報、悪い情報ほど先にきちんと上長に上げると、そしてしかるべ...全文を見る
○行田邦子君 情報セキュリティーの対策の中で、私は最も重要な一つというのは、しかるべき者がしっかりと情報共有をしかるべきタイミングですることだというふうに思っておりまして、それは手順書に書いてあるはずです。  ですから、そういう意味では、手順書どおりにやったということじゃなくて...全文を見る
○行田邦子君 大臣、この答弁を聞いて、いかがでしょうか。
○行田邦子君 NISCは、大体一年間に政府機関への脅威と認知するものは約五百万件あって、そのうちのごくごく一部がこんな不審な通信を検知というような形で、年間百三十九件、関係する府省庁に連絡をしているわけです。  ですから、NISCからの今回の通報というのは、非常に極めて非常事態...全文を見る
○行田邦子君 それでは伺いたいんですけれども、薄井副理事長は本件について、いつ、誰から最初に報告を受けたんでしょうか。
○行田邦子君 ということは、五月八日に、薄井副理事長は、NISCから通報を受けて、このようなことが起きているということを報告を受けたということですよね。
○行田邦子君 それでは、副理事長に伺いたいんですけれども、副理事長は、なぜ本件について年金局に連絡、報告、相談をしなかったんでしょうか。
○行田邦子君 副理事長は、では直接一切年金局とは連絡を取らなかったということでしょうか。
○行田邦子君 本当でしょうか。  薄井副理事長は、昭和五十一年に厚生省に入省されて、平成十八年には厚生労働省政策統括官、社会保障担当をされて、そして平成二十年には社会保険庁総務部長になられて、日本年金機構設立準備事務局長、現在に至っているわけでありますけれども、厚生労働省、特に...全文を見る
○行田邦子君 それでは、樽見審議官に伺いたいんですけれども、樽見審議官は、一切副理事長からこの件について連絡を、五月二十五日以前、受けていなかったんでしょうか。
○行田邦子君 ここは国会ですので議事録残りますけど、本当によろしいんでしょうか。
○行田邦子君 お二人ともそういうふうにおっしゃっているので、議事録にこれは残るということを分かった上で、御承知の上でそういう答弁をなさっているんだと思いますけれども、私はこれ、厚生労働省と日本年金機構のこの報告・連絡・相談ルート、これおかしいと思いますよ。だったら天下り要らないで...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  それでは、最後、西本参考人に伺いたいと思います。  これまでの委員会の質疑の中でもいろいろ御答弁されていますけれども、今回のような大量の情報流出が政府、公的機関で再び起きないための再発防止、また万一起きてしまったときの被害を最小限に抑え...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  塩崎大臣、是非、今日の委員会の質疑を年金行政の立て直しに生かしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
07月02日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○行田邦子君 行田邦子です。  まず確認をさせていただきたいと思います。百二十五万件、約百一万人の個人情報以外にも情報が流出している可能性を否定できますでしょうか。
○行田邦子君 私の質問は、百一万人の個人情報以外にも情報が流出している可能性を否定できるかどうか、イエスかノーかでお答えいただければと思います。
○行田邦子君 何度も申し上げたくないんですが、私の質問にお答えいただきたいんですが、約百一万人の個人情報以外にも情報が流出している可能性を否定できるかできないか、イエスかノーかで結構ですので、お答えいただけますでしょうか。
○行田邦子君 最初からそのようにお答えいただければと思うんですけれども。  そこで、警察庁に伺いたいと思います。  五月二十八日に警視庁公安部が、港区の海運業者のサーバーから年金機構からの流出した情報を発見したわけでありますけれども、これだけではなくて、少なくとも国内外約二十...全文を見る
○行田邦子君 今、一般論としてということですが、一般論として複数のサーバーが利用されるということは否定できないということでありますので、今回の事案に対しても、港区の海運業者のサーバーだけではなく、ほかのサーバーも踏み台になって流出している可能性は、これは否定できないということで理...全文を見る
○行田邦子君 是非、今の約束どおりに実行していただきたいと思うんですけれども、このフォレンジックという調査を今、年金機構独自でやられているということだと思いますけれども、私は、これまでのずっとこの委員会での質疑を聞いていて、個人情報が流出しているということが分かった場合に、これを...全文を見る
○行田邦子君 その問合せをしたのは昨日の夕方だったんですが、全てのやり取りは録音されていると思いますので、是非確認された方がよろしいかというふうに思います。  それで、大臣にも伺いたいと思います。  今のこの御答弁を伺っていて、このやり取りを伺っていて、いかがでしょうか。
○行田邦子君 これは私、大きな問題だと思っていまして、国民の皆さんからすれば、コールセンターというのが一番頼りになるというか、情報を知り得る窓口になっているわけであります。そこで間違った対応、適切ではない対応をしているというのは非常に問題だと思いますので、これは是非改めていただき...全文を見る
○行田邦子君 それでは厚生労働省に伺いたいと思うんですけれども、日本年金機構には厚生労働省からの出向者、常駐者、また厚生労働省のOBがいるかと思いますけれども、それぞれの人数と、それから日本年金機構のどこの部署に出向、常駐しているのか、お答えいただけますでしょうか。
○行田邦子君 これ、事前に通告しているんですけれども、本部への出向者二十一名はどの部署に出向しているのか、そして二十二名の常駐者は日本年金機構のどの部署に常駐しているのか、お答えいただけますでしょうか。
○行田邦子君 経営企画部には厚生労働省からの出向者が行っているということでありますけれども、ここで次の質問を続けたいと思うんですけれども、さらになんですけれども、これは衆議院の予算委員会で大臣も御答弁されていますけれども、年金局の事業管理課システム室から日本年金機構本部に十六名常...全文を見る
○行田邦子君 いや、私、本当にこれおかしいと思います。厚生労働省から経営企画部に出向者が行っていて、しかもシステムに携わる人間が十六名常駐しているという中で、この方たちが全て五月二十五日に事態を初めて知ったという説明、これは大臣、なぜ素直に信じられるのか、私はおかしいと思っていま...全文を見る
○行田邦子君 五月八日の時点でまだ副理事長が審議官に何も話をしなかった、残念ながら情報セキュリティーの認識の甘さがあったというんだったらまだ百歩譲って理解はできるんですけれども、五月十九日に警察に通報する、これは機構としても大変なことだと思いますけれども、事態の深刻さを受け止めた...全文を見る
○行田邦子君 こうした中で、六月二十六日に開催された社会保障審議会年金事業管理部会におきまして、厚生労働省や日本年金機構職員からの内部通報制度の創設が決定されたわけであります。公益通報制度というのは厚労省にも既にあるかと思いますけれども、あえてこのような内部通報制度を部会独自に設...全文を見る
○行田邦子君 情報流出問題についてはまだまだたくさん聞きたいことがあります。NISC、済みません、毎回お越しいただいていますけれども、次回、機会があれば是非NISCの役割についても聞きたいと思っておりますので、これからも徹底的に追及していきたいと思っております。
07月06日第189回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いいたします。  今日、私は、離島の保全、管理のための国有財産化、所有者把握について伺いたいと思います。  この度、総合海洋政策本部におきましては、六月三十日に海洋管理のための離島の保全・管理のあり方に関する基本方針の改正を行いました。...全文を見る
○行田邦子君 離島の保全、管理の重要性ということへの認識が高まっている。こうした中で、この度の基本方針の改正の中では、新たに施策が盛り込まれているその一つとして、我が国の管轄海域の根拠となる離島、五百三十二ありますけれども、このうち持ち主がいないとされている無主の土地については国...全文を見る
○行田邦子君 今御答弁いただいた民法二百三十九条第二項と国有財産法にのっとってしっかりと行っていれば、こうした重要な離島のうちの無主の土地についてはこれは全て国有財産台帳に登録されていてしかるべきであるわけであります。にもかかわらず、残念ながら、ようやくこうした我が国の管轄海域の...全文を見る
○行田邦子君 山谷大臣は、これまでも議員としてこうした重要な離島のことについて主導的な立場で事に当たられていたというふうに思っております。また、名前の付いていない島について名前を付けるといったことも、これは山谷大臣が議員の頃から取り組んできて、そして成果を上げたというふうに認識を...全文を見る
○行田邦子君 これから国有財産台帳に登録するに当たりまして、一つの島の中に、ある部分は環境省、ある部分は国土交通省、またある部分は林野庁と、複数の府省庁が関係するということになるわけであります。そうすると、私、これまでこうした国有財産台帳への登録が遅れてきたというのは、恐らくその...全文を見る
○行田邦子君 是非、可及的速やかにお願いをしたいと思います。  続けての質問ですけれども、我が国の領海、そしてまた排他的経済水域の外縁を根拠付ける低潮線の保全区域、これが百八十五指定されていますけれども、そのうちの七割は離島にありますが、残りの三割は本土にあります。  この本...全文を見る
○行田邦子君 離島の、こうしたEEZやまた領海の外縁を根拠付ける島々というのももちろん大切ではありますし、また人目が行き届かないので今までは優先順位として高かったということであろうかと思いますけれども、ただ、低潮線保全区域、本土にあるものについてもこれは重要だと思っておりますので...全文を見る
○行田邦子君 EEZそして領海の面積というのは国土面積の十二倍にも広がっているということで、そしてそこには未使用のエネルギーや鉱物資源もあるということが確認されているわけであります。こうした離島の保全、管理というのはこれからますます重要性が増してくる中で、総合海洋政策本部におきま...全文を見る
07月14日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いいたします。  まず、私は、初めに生活困窮者自立支援制度について伺います。  四月からこの制度が始まっていますけれども、必須事業に加えまして、自治体が任意で行うことができる四事業も始まっています。そこで、厚生労働省では、この度、九百一...全文を見る
○行田邦子君 四事業を全ての自治体で一律にやればいいということでもないかとは思います。例えば、一時生活支援事業などは、これは都市部で必要性が高いものでありますし、それを無理に町や村でやる必要もないのかもしれませんけれども。  ただ、事前に厚生労働省の方から説明を受けたときに、き...全文を見る
○行田邦子君 父親も含めた当事者の意識ということを啓発することも必要かとは思いますけれども、私は、この低い数字を見ていますと、いろいろと難しい問題はありますけれども、やはり行政が何らかの関与をしていくべきではないかというふうに思っております。  そこで、質問を続けたいと思うんで...全文を見る
○行田邦子君 今御答弁の中にあった養育費相談支援センター、非常に頑張っていらっしゃると思いますけれども、そこでも、やはり養育費相談支援センターでできることというのは今ある制度についての説明をするにすぎない、やはり支援の限界があるということも報告書の中に述べられているような状況です...全文を見る
○行田邦子君 今御答弁にありました、離婚届の右下に平成二十四年から新たにチェック欄が設けられました、お手元に資料をお配りしているとおりですけれども。赤で囲っておりますけれども、未成年の子がいる場合は面会交流、そしてまた養育費の分担をしているかしていないか、取決めをしているかしてい...全文を見る
○行田邦子君 確かに、時期が違う、二年半違うわけですので。ただ、二年半の間に三八%が六二%に飛躍的に伸びるというのは余り考えにくいのではないかなとは思うんですけれども。恐らく、これは私の勝手な推測ではありますけれども、離婚届を出す方というのは、早く離婚を成立させたいという意識が働...全文を見る
○行田邦子君 今、ちょうど関係府省会議で検討されているということでありますけれども、是非、実効性のある養育費の取決めを促すための方策ということを前向きに検討していただきたいと思います。  更に質問を続けたいと思うんですけれども、この養育費の取決めなんですが、母子世帯調査によりま...全文を見る
○行田邦子君 今、関係府省庁会議で検討中ということでありますので、是非前向きに検討していただきたいと思っております。とにかく、一人親世帯の子供の貧困がOECD諸国で一番悪い、この状況を何とか早期に解決していきたいという私の思いを是非受け止めていただきたいと思います。  それでは...全文を見る
○行田邦子君 シングルマザーの皆さんからは、どこに相談に行ったらいいのか分からない、行政の相談窓口がないというような認識すらされていますので、是非、行政においてもこの母子家庭の支援、また養育費の確保といったことを積極的に取り組んでいただきますことをお願い申し上げて、質問を終わりま...全文を見る
○行田邦子君 まず初めに、誤った説明を行っていた方への対応について伺いたいと思います。  昨日、プレス発表、記者会見がなされたわけでありますけれども、私のところにもこのプレスリリースが届きました。そして、その内容について知りたいということで問合せをさせていただいたんですけれども...全文を見る
○行田邦子君 私、これ異常だと思いますけれども。ここで間違えてどうするかというときにこんな初歩的なミスを犯したというのは、一体、日本年金機構は何をやっているんだろうかというふうに言わざるを得ません。  そして、これも確認なんですが、先ほど小池委員の質問でありましたけれども、これ...全文を見る
○行田邦子君 理事長、申し訳ないけれども、全く対応がなっていないと思います。六月十四日にいきなりアラートが十万件増えたわけですので、しかも、これを年金事務所の現場の皆さんに伝えていないということです。これ、現場は大変に混乱すると思います。  なぜならば、昨日のプレスリリースのと...全文を見る
○行田邦子君 おわびとお願いの文書についてはダブルチェックをしているということでありますけれども、なら、なぜこのアラートの付加についてはダブルチェックができなかったのかと、本当にお粗末な作業手順だというふうに思っております。  今回、昨日ようやくプレス発表をなさり、記者会見をな...全文を見る
○行田邦子君 私の質問は、六月十四日にアラートの付加の処理は終わっているわけですから、十万二百八十六件というのはもう分かっていたはずだと。今更これを精査する、調査するということに時間は必要なかったということと、それから、二千四百四十九人が誰なのかということに加えて、コールセンター...全文を見る
○行田邦子君 いや、ちょっと説明が、ごめんなさい、よく理解できない部分があるので、後で議事録を見てみたいと思うんですけれども、私は、これ最初からきちんと公表するつもりがなかったんじゃないかなというふうにも思っているわけであります。今の答弁を聞いて、余計そういうふうに思わざるを得な...全文を見る
○行田邦子君 今の答弁、非常に大臣、軽んじられていると思うんですけれども。個別訪問で忙しいから厚生労働省への報告が遅れてしまったというような答弁だったと思いますけれども、それはあり得ないと思いますけれども、大臣、いかがでしょうか。
○行田邦子君 質問を続けたいと思うんですけれども、先ほども質問が川田委員からあったと思うんですけれども、再三にわたって大臣が衆議院、参議院の委員会で答弁されているのは、この案件、年金情報流出問題の対応として、審議官クラスを送り込んでいる、日本年金機構に送り込んでいます、しっかりと...全文を見る
○行田邦子君 理事長を含めて多くの役員の方が情報共有をしていたということと、品質管理部と基幹システム開発部、それからブロック本部の本部長、管理部長、総合調整グループ長、また年金事務所の所長、幹部クラスということで、結構多くの方が関わり、また情報共有をしていたにもかかわらず、なぜ、...全文を見る
○行田邦子君 申し訳ないですけど、非常にふざけた答弁だと思います。  今回のアラートの漏れ、十万件。十万件というと十分の一、大変な数ですよ。これ、国民の皆さん知ったらもう本当に、知ったらというかもう知っているわけでありますけれども、一体年金大丈夫なのかという、もう大きな大きな誤...全文を見る
○行田邦子君 ちょっと最後にサイバー攻撃の対処訓練について伺いたかったんですが、済みません、また次回に回させていただきます。大変申し訳ありませんでした。  終わります。
07月30日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いします。  労働者派遣法の審議、委員会で今日から始まりました。私、労働者派遣ということに否定的ではないんですけれども、ただ、労働者の雇用については、指揮監督する使用者が雇用主であるという、直接雇用というのが基本であるべきだというふうに考...全文を見る
○行田邦子君 今、間接雇用の弊害について厚労省の認識伺いましたけれども、こうした間接雇用の弊害というものを低減させるために、大臣に伺いたいと思いますが、労働者派遣法ではどのような歯止めや規制の考え方を取っているのでしょうか。
○行田邦子君 今大臣の御答弁でもありましたが、労働者派遣法での歯止めや規制の考え方の一つとして常用代替防止といったものが言われておりますが、この常用代替防止という考え方にのっとりまして、派遣就業は臨時的、一時的なものであることを原則とするとの考え方といった条文が改正法案の二十五条...全文を見る
○行田邦子君 臨時的、一時的な業務に対してということと同時に、臨時的、一時的な働き方ということ、両方の解釈ということで今大臣から御答弁をいただいたと思いますが、ただ、私の認識ですと、これまでは常用代替防止という観点から、派遣就業は臨時的、一時的だというときには、その意味というのは...全文を見る
○行田邦子君 固定化防止ということのために、派遣就業は臨時的、一時的な業務に対して行われるということに加えて、この度、派遣就業というものは臨時的、一時的な働き方だという考え方を加えたわけでありますけれども、私は、そのことによって、今大臣の御答弁にもありましたけれども、今回の改正法...全文を見る
○行田邦子君 いや、私は全くこれは歯止めとしては不十分だと思っております。今大臣からも御答弁がありましたように、過半数労働組合等の意見を聴取すればいいということです。そして、そこで意見を聴取したときに、反対意見、異議があったときには、新たな派遣の期間が始まる前に何らかの説明をすれ...全文を見る
○行田邦子君 現行法においての過半数労働組合等への意見聴取に関する規定というのを今見ているんですけれども、これは期間制限のある派遣労働について一年の期間を最長三年に延長するときの過半数労働組合等の意見聴取についての施行規則なんですが、ここには、過半数労働組合等から反対意見が出た場...全文を見る
○行田邦子君 済みません、規則ではなく指針に書かれているということでありましたけれども、私は、それでも意見聴取ではやはり不十分だというふうに思っています。これは、過半数労働組合等からの意見聴取をするだけではなくて、合意を条件とすべきであると考えますが、大臣、いかがでしょうか。
○行田邦子君 過半数労働組合等から異議があっても聞くだけということでは全くの歯止めにならないというふうに考えていますし、これを何度も繰り返すことができてしまうわけであります。そうすると、今回あえて二十五条に運用上の配慮として派遣就業は臨時的、一時的なものだという規定をしたにもかか...全文を見る
○行田邦子君 これは、私、労働組合の有無ではなくて、過半数労働組合がある事業所がどのぐらいあるのか、その割合がどのぐらいになっているのか、これ、しっかり厚労省としても調べた方がいいと思います。今大体、労働組合の組織率が一八%を切るような状況と言われているわけでありますので、そこか...全文を見る
○行田邦子君 現行法においての規定でも投票や挙手等民主的な手続ということになっているわけでありますけれども、ところが、実態は随分違っているのではないかというふうに思います。  私の今手元にありますのは、これ独法の労働政策研究・研修機構が行ったアンケート調査なんですけれども、これ...全文を見る
○行田邦子君 労働契約申込みみなし制度の適用があり得るという御答弁でしたけれども、是非、過半数労働組合等の意見聴取、そしてまた過半数代表者の選出方法というのを、これ、もっと厳格なものにしていただきたいということをまずはお願いを申し上げまして、今日の質疑を終わります。
08月04日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いします。  私は、今日は、前回に続きまして過半数代表について伺いたいというふうに思っております。この過半数代表ですけれども、これは労働者派遣法の根幹を成す派遣労働の期間制限に関わる重要な部分でありますので、引き続き今日も伺いたいというふ...全文を見る
○行田邦子君 臨時的、一時的な期間というのは三年までという御答弁をはっきりといただきました。  そうしますと、派遣労働の期間上限というのは、これはあくまでも三年ということであって、そして三年を超える派遣労働の受入れをする場合は、これは例外的に認められる、あくまでも例外であるとい...全文を見る
○行田邦子君 例外的ではなくて例外だというふうに思っておりますけれども。  そこで、例外として三年を超える派遣労働の受入れを認める、例外的に認められるための意見聴取のルールについて、前回に続いて伺いたいと思っております。  お手元にお配りをしている資料一は、これは現行法におけ...全文を見る
○行田邦子君 よく労使自治に委ねるという、労使間の自治というものは重要であるということを説明を受けるわけでありますけれども、私は、ここで行われる意見聴取というのは、これは期間制限という非常に労働者派遣の法律にとって重要な根幹を成すものであって、その規制を解除できるわけであります。...全文を見る
○行田邦子君 これは通告をしていないのでお答えできればなんですけれども、実際ですけれども、実態として過半数代表者は何名であることが多いんでしょうか。
○行田邦子君 私が聞いているところによりますと、一名であるということが多いのではないかというふうに聞いております。ただ、定かではありません。  これ、たった一名の代表者がその事業所の全ての、あらゆる雇用形態で働いている方の代表になるということは非常に責任が重いと思います。この過...全文を見る
○行田邦子君 周知徹底ということももちろん大切ではありますけれども、その前に、是非厚生労働省にお願いしたいことは、この過半数代表者といった制度、これが実態としてどのようになっているのかお調べになることを御提案をしたいというふうに思っております。  先ほどの御答弁でも、過半数代表...全文を見る
○行田邦子君 推計としては、約七割の事業所において過半数労働組合がないということであります。  法律上におきましても「過半数労働組合等」というふうになっているわけでありますけれども、その「等」の中に含まれるものが七割ということで、逆転してしまっているというわけであります。そうで...全文を見る
○行田邦子君 しっかりやっていただかないと、この法が施行されたらば現場が本当に混乱するということを申し上げておきたいと思います。  この過半数代表なんですけれども、今審議をしています労働者派遣法以外に一体どういう法令におきまして登場してくるのかというものの一覧を付けさせていただ...全文を見る
08月11日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いします。  今日、私は、まず個人単位の期間制限について伺いたいと思っております。  個人単位の期間制限なんですが、これ、何度も説明を聞いても、私はこの政府が出してきた改正法案の中で最も不可解な部分だなと思っておりまして、なぜこれが必要...全文を見る
○行田邦子君 派遣労働者の保護という視点から、臨時的、一時的な働き方であるという原則が盛り込まれているということでありますけれども、それでは大臣に更にお聞きしたいと思いますけれども、派遣就業は、臨時的、一時的な働き方というときの、その臨時的、一時的な期間は何年までと考えますでしょ...全文を見る
○行田邦子君 同一組織単位での三年というだけではなくて、臨時的、一時的な働き方というときのその期間というのは三年ということを想定しているということでありました。  そこで、部長に伺いたいと思いますけれども、それでは、労働者にとって派遣就業が臨時的、一時的な働き方となるために、改...全文を見る
○行田邦子君 臨時的、一時的な働き方というときは、それは三年であるということでありますけれども、そしてそのために個人単位の期間制限というのをこの法案では盛り込んでいるわけでありますけれども。  ただ、派遣先の同一組織単位、課での上限は三年と制限はしていても、その課を変えれば派遣...全文を見る
○行田邦子君 個人単位の期間制限を三年にすれば派遣労働者のキャリアアップにつながる、それは可能であるというようなこと、それからまた派遣労働者の保護ということという御答弁なんですけれども、ここが本当に私はなぜなのかが理解できないんですが、ちょっとまたこれは後ほど後で質問させていただ...全文を見る
○行田邦子君 節目節目で見詰め直す、キャリアを見詰め直すということの御答弁なんですけれども、こういった説明を私も何度か聞くんですが、これが私は労働者にとって余計なおせっかいではないかなと思っておりまして、なぜ三年ごとに、派遣労働者だけ三年という節目が決められて、自分を見詰め直しな...全文を見る
○行田邦子君 これ以上お聞きしてももう平行線なのかもしれないんですけれども、それが私はおせっかいだというふうに思っておりまして、人の、それぞれの労働者のキャリアパスというのは様々だと思います。  先ほど大臣がおっしゃられたように、一般的に正社員は三年程度、あるいは前回の御答弁で...全文を見る
○行田邦子君 雇用安定措置については、これはまた別の機会に質問させていただきたいとは思っておりますけれども、十分なものではないと私は思っております。  続きまして、無期雇用派遣労働について伺いたいと思います。  今日午前中からも無期雇用派遣労働について何人かの委員から質問があ...全文を見る
○行田邦子君 今の御答弁ですと、確かに私は有期雇用の派遣労働者よりかは無期雇用派遣労働者の方がどちらかといえばより安定しているというのは、私はそれは理解できます。  ただ、この無期雇用派遣労働者を期間制限の対象外としてしまうと、これはやはり常用代替の防止が機能しないというふうに...全文を見る
○行田邦子君 質問が残っていますが、次回に回したいと思います。  終わります。
○行田邦子君 日本を元気にする会・無所属会の行田邦子です。  今日は、四人の公述人の皆様におかれましては、貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。  まず最初に、伊藤公述人に伺いたいと思います。  御社におきましては、派遣労働を二十六業務に限って受け入れているとい...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  山本公述人に伺いたいと思います。  御社におきましては九七%が女性で、しかも事務系が中心ということでありましたけれども、事務系の派遣労働者の計画的な教育訓練ということ、この法改正がなされれば派遣元に対して義務付けが行われるわけであります...全文を見る
○行田邦子君 それでは、もう少しお聞かせいただけたらと思うんですけれども、今現在も、計画的かどうかは別として、多く在籍されている事務系の派遣労働者いらっしゃるかと思うんですが、そういった方たちに対してどのような教育訓練を現状されていらっしゃるんでしょうか。
○行田邦子君 ありがとうございます。  事務系の労働者のキャリアアップということ、これは御社だけではなく、恐らく多くの労働者また派遣事業者にとってのこれからの大きな課題かなというふうに感じました。  続きまして、田中公述人に伺いたいと思います。  田中公述人は、これまで一つ...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  続きまして、樽井公述人に伺いたいと思います。  政府が出している改正法案では、派遣元に対して、厳しい場合ですと許可取消しといったような様々な行政指導といったことも含められています。例えば、雇用の安定措置、それからキャリアアップの推進、ま...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。派遣労働者の救済措置といったことを考えていかなければいけないと私自身も思っております。  続いて、山本公述人と樽井公述人に伺いたいと思います。  政府が出しているこの改正法案では、無期雇用派遣労働者に対しては期間制限の対象外としているわけで...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  続きまして、伊藤公述人に伺いたいと思います。  今、同じ職場で、正社員がいたり、また、御社の場合は少ないということだと思いますけれども、有期直接雇用がいたり、そしてまた派遣労働者がいたりという、同じ職場において多様な雇用形態で働く方が増...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  山本公述人に伺いたいと思います。  御社は、一九八六年七月に派遣事業の許可を取得されたと、これは愛知県下で取得第一号ということでお聞きしていますけれども、非常に労働者派遣業では歴史のある企業だというふうに思っております。  そこで、お...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  樽井公述人に伺いたいと思います。  私自身の考えは、雇用の原則、基本はやはり直接雇用であると、このように考えております。その上で伺いたいと思うんですけれども、派遣労働について、派遣労働を望んでいる方も結構いらっしゃると。例えば、ある調査...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。終わります。
08月18日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第25号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いいたします。  労働者の職務に応じた待遇確保法案なんですが、私は、これはあえて同一労働同一賃金法案とは言いたくはないのでありますけれども、この立法に至った問題意識、様々な思いがあろうかと思いますけれども、まず発議者に伺いたいと思います。...全文を見る
○行田邦子君 そこで、労働者の職務に応じた待遇の確保について、この言葉の指す意味について確認の意味を込めて伺いたいと思うんですけれども、先ほどからの質疑の中で、同じ職務であれば同じ待遇、均等である、そして職務が違うのであればその違いの度合いによって待遇も異なる、均衡という説明がな...全文を見る
○行田邦子君 そうしますと、例えば、労働契約法とかパートタイム労働法で規定されている職務の内容というのは、これは、業務の内容及び業務に伴う責任の範囲と、責任の範囲まで一般的には含まれているわけでありますけれども、この法案で指す職務というのはあくまでも担当している仕事であって、責任...全文を見る
○行田邦子君 ちょっと私の聞き取り違いだったかも、済みません。  ただ、責任の範囲は含まれるわけであるけれども、例えば資格とか勤続期間とか配置転換といったものは含まれないということで理解をさせていただきました。違うんだったらおっしゃってください。
○行田邦子君 済みません、もう一度確認ですけれども、そうすると、職務の指す範囲というのは、その人が担当している仕事、それからその責任の範囲は含まれると。配置転換についてもこれも含まれるということでいいわけですね。よろしいでしょうか。
○行田邦子君 それでは、待遇の指す範囲についてお聞かせいただけますでしょうか。
○行田邦子君 賃金、教育訓練、福利厚生まではいいんですけれども、様々なものと言われてしまうとちょっと曖昧になってしまいますので、もう少しきっちり規定していただけますでしょうか。
○行田邦子君 この法案は、趣旨としては労働者の職務に応じた待遇の確保ということですので、待遇が何を指すのかということはしっかりとやはり立法段階におきまして決めていただきたいなというふうに思っておりますが、質問を続けさせていただきます。  そうしますと、また確認なんですけれども、...全文を見る
○行田邦子君 そうすると、立法者の考えとしましては、職務が同じであれば、学歴や資格や勤続期間が違っていても、待遇、つまり賃金は同じでなければいけないということでしょうか。
○行田邦子君 職務が何を指すのか、また待遇が何を指すのかといったところ、この法案が仮に成立したとしたらば非常に重要な部分でありますので、しっかりとここは規定をしていただきたいと思っております。  そして次に、第六条第二項の派遣労働者の均等・均衡待遇について伺いたいと思います。 ...全文を見る
○行田邦子君 それにしても、三年というのはちょっと長いかなという印象を私も抱いております。  それで、私のこれ考えなんですけれども、今回はこの法案の中に派遣労働者の均等・均衡待遇を目指す条文を、条文というか第六条第二項を盛り込んだわけでありますけれども、そして、またさらに、有期...全文を見る
○行田邦子君 目指すところは同じなのかもしれませんけれども、であるならば、今回せっかくこの法案を出されたわけでありますので、もう少し、もう一歩二歩進むような、そのような法案にしていただきたかったなというふうに思っております。  そこで、さらに発議者の御意見を伺いたいと思うんです...全文を見る
○行田邦子君 私は、同じような書きぶりでできなくはないかなとは思っているんですけれども、確かに発議者がおっしゃるとおり、均等・均衡待遇又は同一労働同一賃金ということを考えたときに、非正規雇用の中でやはり派遣労働者の取扱いというのが一番難しいなということは感じております。現に、先ほ...全文を見る
○行田邦子君 そうすると、外部の労働市場での賃金水準というのは、これは否定されるんでしょうか。
○行田邦子君 取りあえず分かりました。  それでは、次の質問に移りたいと思います。  第六条第一項についてなんですけれども、ここではどのようなことが書かれているかといいますと、「国は、雇用形態の異なる労働者についてもその待遇の相違が不合理なものとならないようにするため、事業主...全文を見る
○行田邦子君 そうすると、教育訓練とか福利厚生とかの共通の制度という意味が制度の共通化ということだという御答弁でしたけれども、それだけなんでしょうか。  これは、勝手に私がなるほどと想像していたのは、そしてまたこの第六条第一項に期待をしていたのは、制度の共通化って、つまり職務の...全文を見る
○行田邦子君 分かりました。ありがとうございます。  是非ここは進めていただきたいなというふうに期待をしているところであります。  そして、大臣に伺いたいと思うんですけれども、この法案が成立をしたらば、第六条の第一項、制度の共通化の推進というこの条文を受けて、具体的にどのよう...全文を見る
○行田邦子君 最後の質問ですが、発議者に伺いたいと思います。  この法案は、通称いわゆる同一労働同一賃金と言われているんですが、私はそのことにちょっと違和感を感じていまして、この法案の内容を見ますと、非正規、正規雇用者の間の均等・均衡待遇の確保と、それから非正規雇用者の待遇改善...全文を見る
○行田邦子君 終わります。ありがとうございます。
08月19日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第26号
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○行田邦子君 日本を元気にする会・無所属会の行田邦子です。  今日は、四人の参考人の皆様には貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  まず初めに、泉川参考人に伺いたいと思います。  イケア・ジャパンさんにおきましては、今、同じ職務に対して全てのコワーカーに同...全文を見る
○行田邦子君 そうした職務評価のシステム、また職務給のシステムというのは、これはイケア・ジャパンさん独自でつくられたのか、それともイケアさん本社というか、で元々ひな形というかがあったものなのでしょうか。
○行田邦子君 もう一問、泉川参考人に伺いたいと思います。  御社では、女性マネジャーの比率が四八%と非常に高いわけでありますけれども、そこで伺いたいんですけれども、短時間正社員の管理職というのは今どのくらいいらっしゃるんでしょうか。
○行田邦子君 ありがとうございます。  それでは、続きまして北口参考人と中野参考人に伺いたいと思います。  同一労働同一賃金というと、正社員の給料が下がるんじゃないかということをよく言われます。私自身は、正社員の給料が下がる上がるということではなくて、公正な賃金決定システムと...全文を見る
○行田邦子君 今野参考人に伺いたいと思います。  働き方、また雇用形態が多様化している、それに伴って賃金の決定システムというのも、それぞれの組織においても見直していかなければいけないのではないかという議論がありますし、日本の社会全体においても見直しが必要なのではないかといった議...全文を見る
○行田邦子君 最後、中野参考人に伺いたいと思います。  この委員会でも正規、非正規雇用の均等・均衡待遇ということの議論がなされていますけれども、今、有期直接雇用者に対しては労働契約法で、有期直接雇用だということが理由での不合理な労働条件の禁止ということ、それからパートタイムにお...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございました。終わります。
08月20日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第27号
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○行田邦子君 日本を元気にする会・無所属会の行田邦子です。  今日は、四人の参考人の皆様には貴重な御意見賜りまして、ありがとうございました。  まず初めに、鎌田参考人と安永参考人に伺いたいと思います。  この度の改正法案では、事業所単位の派遣の期間を延長する場合には過半数労...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  高橋参考人に伺いたいと思います。  労働者派遣というのは、これは労働力の需給調整機能が評価されて今日に至っているわけでありますけれども、経営者の立場でお聞きしたいと思うんですけれども、この労働者派遣の良い点というのを改めて伺いたいと思う...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございます。  関口参考人に伺いたいと思います。  専門二十六業務が分かりにくいという指摘がこれまでなされてきたわけであります。今回の改正法案でも見直しをし、業務区分という考え方をやめるというふうになったわけでありますけれども、元々この専門二十六業務と...全文を見る
○行田邦子君 鎌田参考人に伺いたいと思います。  個人単位での期間制限が三年ということに改正法案ではなっていますけれども、そして、その個人単位の期間制限三年まで派遣をされた方については雇用安定措置として、その一つとして新たな派遣先を提供するということは派遣元に義務付けられている...全文を見る
○行田邦子君 高橋参考人と安永参考人に伺いたいと思います。  リーマン・ショックの際には真っ先に雇用の調整弁としていわゆる非正規労働者が職を失ったという状況がありますけれども、このようなことが再び起きてほしくないとは思いますけれども、仮にこのような状況に再びなった場合に雇用をど...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございました。
○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いします。  私は、今日はまず初めに、派遣労働者も含む全ての雇用される労働者のセーフティーネット、最後のとりでと言ってもいいかと思うんですけれども、雇用保険について伺いたいと思います。  労政審の雇用保険部会において雇用保険制度の議論が...全文を見る
○行田邦子君 平成二十六年度の決算、積立金の残高の状況がもう間もなく出るかと思いますけれども、それを見た上でまた労政審でしっかりと議論していただきたいと思いますが、恐らく六兆円、今の平成二十五年度末の積立金残高のレベルを超えるのではないかという予測も厚労省の中で立てられていると思...全文を見る
○行田邦子君 雇用保険法の幾つかの条文、七条などの条文を併せて解釈することによって今のような運用になっているということであります。そのことによって例えばどういう問題が起きるのかなんですけれども、二つ主にあると思います。  一つは、本業が例えば週十五時間の労働である、そして副業は...全文を見る
○行田邦子君 労政審での議論を見守っていきたいと思いますけれども、なかなかこの問題、解決できない問題として残ってしまっています。難しい部分、いろいろあろうかと思いますけれども、是非、今回のこの雇用保険部会の議論において公労使の知恵を絞っていただいて、そして一歩でも前進できるように...全文を見る
○行田邦子君 無期雇用派遣労働者は、派遣元に直接雇用されている、無期雇用されているけれども、派遣先に派遣されて労働する労働者であるから、これは間接雇用であって、そして非正規雇用者であるということを確認をさせていただきました。  そこで、通告はしていないんですけれども、先ほどの辰...全文を見る
○行田邦子君 それなら、直接雇用が原則であるという方針であれば、この労働者派遣法の見方も随分と変わってくるわけであります。以後は、直接雇用が原則という厚労省の考え方にのっとって、その視点で私も質問させていただきたいというふうに思っております。  大臣に伺いたいんですけれども、雇...全文を見る
○行田邦子君 済みません、ちょっと、いま一つぴりっとしない感じがするんですけれども。  直接雇用が原則ということであれば、派遣労働から直接雇用へと促すということになると思います。それが雇用のまずは安定化の一歩だと思いますし、そしてさらには正規雇用を増やしていくということを目指す...全文を見る
○行田邦子君 済みません。はっきりと通告はしていないんですけれども、ちょっとここは確認させていただきたいんですが、例えば均衡待遇の確保のところでは、これまで派遣先に課せられていたものが努力義務、情報提供等の努力義務、これが配慮義務に格上げしましたよという説明を受けています。つまり...全文を見る
○行田邦子君 もう少し、どのようなことをすれば努力したとなるのかということをお答えいただきたいんですけれども、こういうことをしようと思っていると意思を示せばいいのか、それとも何らかのアクションを起こさなければ努力したことにならないのか、どの程度なんでしょうか。
○行田邦子君 ちょっと後で私も議事録見てみますけれども、具体的な取組の実施までは求めていないということで今御答弁をされたと思いますけれども。  そうすると、アクションを起こさなくても努力したことになる、派遣元は、こういうことをやろうと思っています、こういう気持ちはありますという...全文を見る
○行田邦子君 具体的な取組の実施をしなくても努力になってしまうというのであれば、行政指導もできないと思うんですよね。これ、三年未満の派遣労働者に対しては、全く雇用安定措置、機能を果たさない、機能しないというふうに、全く不十分であるということを今の答弁で感じました。  次に、質問...全文を見る
○行田邦子君 これでは、派遣労働者にとっても問題があると思いますし、私、派遣元もこれじゃ困ってしまうと思うんですよね。厳しい場合は、これ許可の取消しという指導になってしまうわけですから、行政処分になるわけですから、やはりきちんと証拠を残しておかなければいけないと思うわけです、派遣...全文を見る
○行田邦子君 ちょっとよく分からない答弁でしたけれども、終わります。
08月25日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第28号
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○行田邦子君 行田邦子です。  検証委員会が出されたこの報告書を読みまして、私は背筋が寒くなる思いでおります。年金事務を行っている組織がこのようにひどいずさんな状況にあったということ、そしてまた、それだけではなくて、年金行政を行っている組織、厚労省ですけれども、が非常に、これほ...全文を見る
○行田邦子君 今、甲斐中委員長のお話を伺っていましても、この問題が起きた根本にあるのは、組織の様々な問題、そして、特に今回のことについて言いますと、標的型攻撃等のサイバー攻撃に対する、その危険性に対する認識、意識が厚生労働省においても不足していたのではないかというふうに思っており...全文を見る
○行田邦子君 四年前に事案が具体的に起きてから、NISCにおいては注意喚起を行ってきたということでありますけれども、そうした中で、今御答弁にもありましたけれども、昨年の五月に政府機関の情報セキュリティ対策のための統一基準が改定されました。この改定の中には、標的型攻撃の高度化への対...全文を見る
○行田邦子君 このことだけではなくて、厚労省の情報セキュリティーに対する意識の甘さ、欠如というのは随所に見られるわけでありますけれども、そしてまた、今になって機構LANシステムの責任がどこの部署にあるのかということがようやく決められたということ、非常に私は問題があるというふうに思...全文を見る
○行田邦子君 いっそのこと、厚生労働省の情報セキュリティーレベルは政府機関でかなり低いと、相当低いレベルにあると答弁していただいた方が私も逆に安心したわけでありますけれども、それでも、今審議官からは幾つか重要な指摘がありました。  そして、質問を続けますけれども、各府省庁におき...全文を見る
○行田邦子君 GSOCの強化についてはまた後ほど伺いたいと思うんですけれども。  そして、私は、やはり日頃からの教育訓練、情報セキュリティーに関する教育訓練、演習、研修といったことの強化がやはり政府全体として求められているというふうに思っております。  ただ、これまでも政府全...全文を見る
○行田邦子君 明らかにすると情報セキュリティーのレベルを明らかにしてしまうので、脆弱性を明らかにしてしまうので言いたくないというのは分かりました。  続けて質問させて……(発言する者あり)
○行田邦子君 事前には、この数字を言ってしまうと厚労省の情報セキュリティー体制の脆弱性をあらわにするから言いたくないという、文書でも答弁いただいていたんですけれども、一回目は平均よりか、約半分なので悪いけれども、二回目はまあさほど悪くはないという……(発言する者あり)あっ、逆です...全文を見る
○行田邦子君 なぜ答えることができないんでしょうか。
○行田邦子君 ナショナルサイバー駅伝の結果、答弁できないということでしたけれども、是非これ公表していただきたいと思うんですが、委員長、後刻理事会で協議していただけますでしょうか。
○行田邦子君 メール訓練については数字をお答えいただけました。そして、ナショナルサイバー駅伝の結果はお答えいただけませんでしたが、ただ、大臣は両方のこの結果について、成績について報告を受けていると思います。その数字を聞いて、また結果を聞いた上での大臣の御所見を伺いたいと思います。
○行田邦子君 具体的な結果は控えたいということでしたが、大臣からは、低い結果ということの認識での御答弁をいただきました。  続いて、再び大臣に伺いたいと思うんですけれども、こういった政府全体での教育訓練というのはこれからも行われるかと思いますけれども、この中に是非私は日本年金機...全文を見る
○行田邦子君 最後の質問、内閣官房に伺いたいと思いますけれども、このサイバー攻撃というのは、私は、厚労省、日本年金機構だけの問題ではなくて、今政府全体がサイバー攻撃に遭っているさなかだという認識を持った方がいいと思っております。その割にはNISCの人員というのは非常に少ない、百名...全文を見る
○行田邦子君 終わります。
08月26日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第29号
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○行田邦子君 日本を元気にする会・無所属会の行田邦子です。  今日は、参考人の皆様方には貴重な御意見賜りまして、ありがとうございました。  まず初めに、中山参考人と棗参考人に伺いたいと思います。  労働者派遣法の法令違反を派遣元が犯したことによって派遣労働者が不利益を被った...全文を見る
○行田邦子君 済みません、棗参考人に伺いたいんですけれども、雇用安定措置がこの改正法案で新たに盛り込まれていますけれども、この雇用安定措置を派遣元が履行しなかった場合に労働者が不利益を被った場合の救済措置についてはいかがでしょうか。
○行田邦子君 大変参考になりました。ありがとうございます。  それでは、牛嶋参考人と宇山参考人に伺いたいと思います。  牛嶋参考人からいただいた事前の資料の中に、特定目的行為、いわゆる事前面接の在り方についてといったことが書かれていました。これは、恐らく無期雇用派遣労働の派遣...全文を見る
○行田邦子君 ありがとうございました。  それでは、中山参考人と宇山参考人に伺いたいと思います。  この改正法案が成立すると無期雇用派遣労働者が増えるのではないかという見方も示されていますけれども、それぞれのお立場で御意見をお聞かせいただけますでしょうか。
○行田邦子君 ありがとうございました。
09月01日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第31号
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○行田邦子君 行田邦子です。  附則第九条の「なお従前の例による。」の解釈について、厚生労働省、それから法制局からも説明を受けました。先ほどの小池委員の質疑も聞きまして、私は、業務区分による期間制限違反へのみなし制度、これは何としても適用させないぞという並々ならぬ厚生労働省の執...全文を見る
○行田邦子君 それにしても、努力義務であればなかなかこれ行政指導も難しいでしょうし、義務とそれから努力義務というのは雲泥の差があるということが今の御答弁でも分かりましたが、だからこそなんですけれども、義務逃れをしたいという意図があって三年未満の派遣契約にする、労働契約にするといっ...全文を見る
○行田邦子君 ちょっともう一回続けて質問させていただきたいと思うんですけれども、雇用の安定に特に資すると認められる教育訓練というのが第三十条の一の四で定められていますけれども、この雇用の安定に特に資すると認められる教育訓練というのは、訓練内容、どのようなものなのか、訓練内容、期間...全文を見る
○行田邦子君 そうしますと、この教育訓練については、新たな仕事が見付かるまで派遣元とそれから派遣労働者が労働契約を結び続けて、そして有給で教育訓練を受けさせなければいけない、そこまでやらないと義務の履行をしたことにならないということであります。  これは、派遣元にとっては結構な...全文を見る
○行田邦子君 派遣元がしっかりと負担するというのは、これはもう当然だと思いますけれども、私は、この雇用安定措置ということを考えるときには、やはりまず直接雇用の申入れが優先的に行われるべきだというふうに考えております。  大臣に伺いたいと思います。  派遣先、派遣元共に、望む人...全文を見る
○行田邦子君 直接雇用の申入れといったことをしっかりと履行が確保できるような手だてを考えていただきたいと思うんですが、ちょっと済みません、私の聞き違いだったら申し訳ないんですが、先ほどの大臣の御答弁で確認なんですけれども、まず、直接雇用の申入れをまず先にやって、その次に二番目、三...全文を見る
○行田邦子君 それでは、次の質問、大臣にまた伺いたいと思うんですけれども、私は、この雇用安定措置について、特に二番目、第三十条の一の二についてなんですけれども、非常に疑問を感じています。  派遣会社は雇用あるいは登録している労働者に対して新たな派遣先を提供するということなんです...全文を見る
○行田邦子君 そもそも私は、個人単位の期間制限というのは非常におかしいとそもそも思っているわけでありますけれども、ただ、私が大臣に質問しましたのは、派遣は臨時的、一時的な働き方だと、じゃ、その臨時的、一時的というのはどのぐらいの期間かといったときに、三年であると大臣も既に御答弁を...全文を見る
○行田邦子君 労働局において指導監督をしっかりと行っていくということの御答弁でもありましたけれども、ただ、需給調整指導官の数、これ都道府県別の配置人数、以前、石橋委員が示されていましたけれども、これを見ても十分な数とは言えないというふうに思っております。  事業報告等のチェック...全文を見る
○行田邦子君 三年見込みの派遣労働者に対しては、雇用安定措置は、これは派遣元の義務と法律にしっかりと明記されているわけですので、法律で明記されていることを守るのは当然ですので、そのことを労働契約に明記するというのは、私、これは大いに、労使それぞれ意見があるでしょうからしっかり議論...全文を見る
○行田邦子君 個別労働紛争解決制度、平成十三年にできたのでしょうか、かなりあっせんの実績も上げているわけでありますけれども、この雇用安定措置については個別労働紛争解決システムの対象にならないということであります。  私は、やはり雇用安定措置について、派遣元への行政指導や処分とい...全文を見る
○行田邦子君 よろしくお願いします。  午後は労働者派遣法とそれから衆法、職務に応じた待遇確保法案の両方の審議ということですので、私は午後は非正規労働者の均衡・均等待遇確保について伺いたいと思います。  非正規労働者の中には地方自治体で働く臨時・非常勤職員が大勢いらっしゃいま...全文を見る
○行田邦子君 地方自治体において派遣労働者が働いているという、この数の実態は調べていないようでありますけれども、これは事実であります。  そして、それと同時に、先ほど来から偽装請負などの質問もありましたけれども、議論もありましたけれども、地方自治体においても請負といったことも最...全文を見る
○行田邦子君 公務の任用の世界である地方公共団体の臨時・非常勤職員については、これは地方公務員法で定めるという整理がされたんだというふうに理解をしております。  そこで、再び総務省に伺いたいと思いますけれども、それでは地方公務員法において、臨時・非常勤職員の均等・均衡待遇につい...全文を見る
○行田邦子君 今お手元に地方公務員法の抜粋をお配りしていますけれども、今御答弁いただいたように、確かに地方公務員法では一般職の非常勤職員については適用されている、職員というところにこれは一般職の非常勤職員も含まれるんだよという御説明でありました。けれども、私、臨時・非常勤職員とい...全文を見る
○行田邦子君 地方公共団体の臨時・非常勤職員に対しても、パートタイムで働く臨時・非常勤職員に対してはパートタイム労働法の、その法の趣旨を適用させるという通知、確かに、今手元にありますけれども、しっかりと書いてあります。これが昨年の七月四日に出されたものであります。  そこで伺い...全文を見る
○行田邦子君 私は、是非、周知徹底の期間というのも必要だし、地方公共団体において対応する期間というのも、準備期間も必要だというふうに思いますけれども、定期的に、先般行われた、平成二十四年に行われたような臨時・非常勤職員の実態調査というものを行っていただきたいというふうに思っており...全文を見る
○行田邦子君 六年半前と今、状況は変わっているわけであります。前回、研究会の報告書が出された六年半前と条件は変わっているわけでありますので、任期の定めのない常勤職員を中心とする公務の運営というこの原則についてもやはり検討し直しということをするべきではないかと、大いに議論していただ...全文を見る
○行田邦子君 今の法案提出者の答弁、総務省さんもいらっしゃるのでしっかり聞いていただいて、そしてまた厚生労働省についてもこの点しっかりと踏まえていただきたいと思います。  それで、次の質問なんですけれども、前回の八月十八日の質疑のときに、ちょっと私の質問が非常に分かりにくかった...全文を見る
○行田邦子君 御答弁ありがとうございます。  ここは考え方として非常に重要な部分だと思います。派遣先の通常の労働者の賃金水準に合わせるということで御答弁をいただきました。  そしてさらに、法案提出者に立法の趣旨を伺いたい、御所見を伺いたいと思うんですけれども、同じく八月十八日...全文を見る
○行田邦子君 ただ、別の条文のところには、国がやるべきこととして、労働者の待遇に係る制度の共通化の推進と、そこには賃金の決定システムの共通化ということも含まれているわけですので、この法案全体としては、やはりいわゆる同一労働同一賃金を推し進めていくということは、日本型の人材活用シス...全文を見る
○行田邦子君 私は、この三十条の二については、精神的、心理的な苦痛などの労働紛争のあっせんだけじゃなくて、やはりしっかりと個別労働紛争解決システムの対象にするべきではないかなというふうに思っております。三十条の二、これなかなか使えない条文だと思っていまして、訴訟実績は確認できてい...全文を見る
09月03日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第32号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いいたします。  労働者の雇用は、私は、指揮監督する使用者が雇用主となる直接雇用が基本であると考えています。そしてまた、この委員会の審議の中におきましても、厚生労働省としても、直接雇用が原則で、そして間接雇用は例外であるという労働政策上の...全文を見る
○行田邦子君 総理、直接雇用が原則なわけでありますよね。私もその点は同感であります。  けれども、私は、必ずしも派遣労働という働き方を否定するものではありません。現に、派遣労働がいいといって働いている方も少なからずいらっしゃるわけでありますし、そしてまた、企業側にとっても、臨時...全文を見る
○行田邦子君 私は、今説明したように、労使自治が残念ながら機能しづらい、機能していないような事業所も多くあるという中で、本当に意見聴取だけで、これで歯止めになるのかという疑問を感じているわけでありますし、また先ほど総理が、反対意見があった場合には対応方針を説明して、そして労使自治...全文を見る
○行田邦子君 私は、バランスを欠いていると思っています。政府においては、日本の経済を成長させるために様々な改革をしたり、また予算措置をしたり、政策を打って頑張りますと、そして一方で、企業に対しては、雇用を守ってください、できる限り直接雇用にしてください、また正社員にしてくださいと...全文を見る
○行田邦子君 同一労働同一賃金については、これは労使だけに任せていてはなかなか話が進まないというふうに思っていますので、私は、賃金決定は基本的には労使間で決めるものではありますけれども、同一労働同一賃金の実現に向けては政府が一歩、二歩と乗り出していくべきだというふうに思っておりま...全文を見る
○行田邦子君 終わります。ありがとうございます。
○行田邦子君 行田邦子です。  これまで年金情報流出問題の審議、ずっと続けてきていますけれども、先ほど来の質疑を聞いていまして、答弁が本当に正しいんだろうか、不都合な事実を隠しているんじゃないか、何か知られたくないことを隠しているんじゃないかということを毎回疑いながら質問をしな...全文を見る
○行田邦子君 政府統一基準では、このようなことでありますけれども。  そこで、大臣に伺いたいと思います。厚生労働省においては、CISOは官房長になっていますけれども、官房長をCISOに選任する理由をお答えいただけますでしょうか。
○行田邦子君 平成十二年にCISOが設置されてからずっと官房長が充て職という形になってきたということでありますけれども、これ、通告していませんけど、大臣は、じゃ、官房長がCISOとして適任かというふうにお考えでしょうか。
○行田邦子君 それでは、CISOの任命責任者は誰なんでしょうか。
○行田邦子君 大臣が任命責任者ではなくて、厚生労働省の中にある情報セキュリティ委員会において決めるということであるということでありますけど、この情報セキュリティ委員会のトップは誰なんでしょうか。
○行田邦子君 何かおかしくないですか。  官房長がトップの情報セキュリティ委員会でCISOを誰にするかを決める、そして官房長がなると。じゃ、一体、このCISOが官房長であることが本当に適任なのかどうかということを誰が判断して、誰が責任を持つんでしょうか。
○行田邦子君 情報セキュリティ委員会というのは、これは厚生労働省の中にあって、外部の機関ではなくて、内部の行政事務などを行う部局の代表者などからメンバーが構成される全くの内部の委員会であります。ここでCISOを誰にするかを決めるということ、そしてそのCISOが適任かどうかというこ...全文を見る
○行田邦子君 この委員会の審議でも、官房長が、官房長には大変申し訳ありませんけれども、CISOとして適任ではないと、その能力とか知識とか経験といったことにおいて必ずしも適任ではなかったということを私は明らかになっているというふうに思っております。  ただ、これ、ほかの組織におい...全文を見る
○行田邦子君 CIO補佐官は非常勤で、そして、週に三日程度の勤務と、CISOアドバイザーに選任される方も週に三日であったということであります。  私は、このCISOアドバイザーになっている方自身がどうということではなくて、その方の能力がどうということではなくて、私は、CISOア...全文を見る
○行田邦子君 これ、CISOアドバイザーはやはり常勤であるべきだったと、今更ながらのことでありますけれども、思うわけであります。  そして、CSIRTの責任者なんですけれども、これは、厚生労働省の場合は、官房長、CISOになっています。官房長がCISOとCSIRT責任者を兼務し...全文を見る
○行田邦子君 CSIRTの構成員が課室長以上だった、実働要員がいなかったという指摘が報告書でもありましたけれども、このCSIRTの構成員を決定するのはどなたなんでしょうか。
○行田邦子君 CSIRTの構成要員を決めるのは情報セキュリティ委員会である、そのトップはCISO、官房長であるということは、今回様々な不備が指摘されているCSIRTの体制を整えるべき責任者は官房長、CISOだったということでしょうか。
○行田邦子君 ちょっと、まだたくさん質問したいこともありますけれども、私は、今回の問題が起きたのは、日本年金機構にももちろん責任がありますけれども、厚生労働省の情報セキュリティーの体制、そして組織の整備といったことに不備があった、これはもう大臣もお認めになっていると思います。そし...全文を見る
09月08日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第33号
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○行田邦子君 行田邦子です。  まず大臣に伺いたいと思います。確認の質問なんですけれども、同一労働同一賃金について伺いたいと思います。  大臣は、これまで委員会の答弁の中で同一労働同一賃金について、「同一労働同一賃金という考え方は大変重要であるので、そういうことを思い描きなが...全文を見る
○行田邦子君 そうですよね。  そこで、同一労働同一賃金の手前の均衡待遇については、改正法案では三十条の三なんですけれども、この三十条の三、現行法の三十条の二なんですけれども、私は、労働者派遣法を改正するのであれば、この現行法の三十条の二こそ改正するべき、前進させるべきだったと...全文を見る
○行田邦子君 いや、これで本当に均衡待遇が進むのかと。私は全く思っていません。三十条の二、これこそ改正すべきであったというふうに考えています。  次に、キャリアアップの推進について伺いたいと思います。  改正法案の三十条の二なんですけれども、私は、このキャリアアップの推進、段...全文を見る
○行田邦子君 今お答えいただいたとおりで、派遣元が雇用する全ての派遣労働者が対象となるということは、その理由は分かりました。  それでは、部長に続けてお聞きしたいんですけれども、派遣元にとって今後の雇用の見通しが立てにくい短期の登録型派遣労働者に対して、どのように段階的かつ体系...全文を見る
○行田邦子君 それが理想的なんでしょうけれども、短期の登録型の派遣労働者に対して、本当にしっかりとした教育訓練、段階的かつ体系的な教育訓練を派遣元がどのようにできるのか、ちょっと私はなかなかイメージがしにくいところでございます。  そして、質問を続けたいと思うんですけれども、部...全文を見る
○行田邦子君 段階的かつ体系的な教育訓練、私は、これ条文に盛り込んだ、法律に盛り込んだということは、このこと自体は評価したいんですけれども、ただ、大臣に伺いたいと思います。  この三十条の二なんですけれども、教育訓練の義務付けというのが、私は、絵に描いた餅、形骸化してしまうので...全文を見る
○行田邦子君 事業計画に記載するのは、これ全体的な事業の報告ですので、それだけでは個々の派遣労働者に対してどういう教育訓練をしたのかというのは分かりづらいと思いますし、また、管理台帳に取りあえず記載しておけばいいやというようなことになりはしないかということを私は危惧をしております...全文を見る
09月10日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第34号
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○行田邦子君 行田邦子です。よろしくお願いいたします。  今日は、一般質疑ということで、三つのテーマで質問させていただきます。駆け足になりますけれども、よろしくお願いいたします。  まず最初に、アスベスト労災について伺いたいと思います。  大阪泉南アスベスト訴訟におきまして...全文を見る
○行田邦子君 この後残されている、まだ和解が成立していない方もいらっしゃるかと思いますので、最高裁の判決をしっかりと受け止めて、速やかに対応していただきたいというふうに思っております。  そして、この石綿暴露作業に従事していた方の労災問題なんですけれども、御自身が、自分自身がか...全文を見る
○行田邦子君 石綿暴露作業に関わっていた可能性のある労働者に対しての注意喚起だけではなくて、事業場そしてまた医療機関に対しての周知というのも、これからもしっかりと行っていただきたいと思います。  この石綿暴露作業に従事したことによる労災なんですけれども、こうしたケースの場合とい...全文を見る
○行田邦子君 是非お願いいたします。  かつて石綿を使った建物というのは多く建てられて、そして今も行われていますけれども、これから更に解体作業ということが増えてくるかと思います。そうしますと、これからも石綿暴露作業によっての労災というケースも、これは残念ながら可能性というのはあ...全文を見る
○行田邦子君 昨日もレクを受けまして、いや、こうしたケースの場合は先行給付ということで、労災給付を受ける前に先行給付という制度があります、それは労働基準監督署でしっかりと説明をしているはずですということだったんですけれども、実際に労災申請の手続などをしている例えば建設職人の組合な...全文を見る
○行田邦子君 様々な取組行っているところでありますけれども、今御答弁の中にもありました自立援助ホームなんですけれども、この自立援助ホームについてちょっと伺いたいと思います。  私も、自分が住んでいるところの近所にも実は自立援助ホームがありまして、何度か伺って様子を見ております。...全文を見る
○行田邦子君 今、国、厚生労働省におきましては、児童養護施設などの施設から、より家庭的な養育環境、ファミリーホームとか里親といったことへのシフトということも考えているようでありますけれども、小さな子供たちに対するこうした社会的養護だけではなく、是非、義務教育を修了した後の十五歳か...全文を見る
○行田邦子君 この点につきましては、私もささやかながらではありますが後押しをさせていただきたいというふうに思っております。また、前向きな御答弁をありがとうございます。  それでは、次に、旧ソ連抑留中の戦没者について伺いたいと思います。  午前中も白委員から質問がなされたわけで...全文を見る
○行田邦子君 旧ソ連については、この地域につきましては、ロシア政府からの名簿の提供というのもあるわけですので、是非、厚生労働省としても積極的に遺骨収集の加速化に取り組んでいただきたいというふうに思います。  そして、最後の質問なんですけれども、遺骨収容についてもこれ加速化させて...全文を見る
○行田邦子君 ロシア側は地方政府が交渉相手ということでありますし、また、先方の無償による用地提供とそれから維持管理ということが前提となりますので、是非きめ細やかな対応をしていただきたいというふうに思いますし、また、既に建立されているものにつきましても、維持管理が本当にきちんとなさ...全文を見る