河野洋平

こうのようへい



当選回数回

河野洋平の1969年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第61回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○河野(洋)委員 関連して。ただいまの文部大臣のお話で、文部大臣というものは、国立大学については設置者として管理上も責任があるし、財政上も責任があるというお話でございました。私は、やはり国民のかわりとなって文部大臣が国立大学についてはいろいろ指導、助言をなさっていくべきだろうと思...全文を見る
○河野(洋)委員 関連ですから簡単にやりますけれども、大学学術局長に伺いますけれども、私は、たとえば新潟大学の例をとりますと、新潟大学では十八日に山内学長がおやめになって、この十八日に学長代行に就任した鈴木教養部長が四日目にして執行部総辞任を表明した。発令前の辞意表明だと私は聞い...全文を見る
○河野(洋)委員 もう一度関連。ただいま局長から御説明のありました北大の問題はきわめて重大な問題だと私考えております。これは大臣からるる御説明のありました東大の確認書問題を踏まえて、北大の学生問題がある方向に発展しつつあるというふうに私たちは理解をしているわけです。この教授あるい...全文を見る
○河野(洋)委員 局長は法的な問題をるる御説明になりましたけれども、法律によれば、学生の政治活動というものについて非常にきびしい規定があるわけです。ところが今回の北大の場合には候補の三人の教授から学生がアンケートをとった。そのアンケートの内容には、憲法改悪の動き、沖繩問題、安保条...全文を見る
○河野(洋)委員 しかしながら、この学部の学生の数がわずか百九十人という非常に少ない学生の中で、しかもこうしたアンケートがとられて、それが公開されて、これがデータとなって信任投票されているということを考えますと、やはりこのアンケートの内容についてはわれわれは知らぬということではど...全文を見る
○河野(洋)委員 ただいまの文部大臣の御答弁で納得するところでありますが、私は、いまのお話にもありましたように、全学共闘会議というものは、やはり何らかの政治的意図を持って活動するグループである、私はこう思うのです。この点についても、もし御異論があれば後ほど御説明をいただきたいと思...全文を見る
○河野(洋)委員 もう一点だけ。これは大学学術局長に確認をしておきたいと思いますが、全学共闘会議の諸君の行為、行動は何らかの政治的意図に基づく活動ではないか、つまり政治活動ではないかと私は考えてただいま御質問を申し上げたのですが、大学学術局長としては、彼らの行動が政治活動であると...全文を見る
04月04日第61回国会 衆議院 文教委員会 第10号
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○河野(洋)委員 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております内閣提出にかかる公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案について御説明を申し上げます。  案文につきましては、すでにお手元に配付されておりますので朗...全文を見る
04月25日第61回国会 衆議院 文教委員会 第14号
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○河野(洋)委員 私は、ただいま議題となりました札幌オリンピックに関連をいたしまして、関係当局に一、二の質問をいたしたいと思います。  第一は、本日の朝刊を見ますと、ブランデージIOC会長の発言として、アルペンスキーのいろいろな問題にからんで、冬季オリンピックについてはもう一度...全文を見る
○河野(洋)委員 いずれにせよ、七二年の札幌オリンピックが行なわれるということにもう間違いはないということが確認されることが一番大事なんでございますので、それが確認されればけっこうだと思います。  そこでもう一点だけお伺いをいたしますが、今度の法案では、そうした施設を住宅公団の...全文を見る
○河野(洋)委員 どうかひとつ、そうしたオリンピックがりっぱにできることを望むと同時に、オリンピックが終了したあとも、この施設が死なないであとあとまで効果的に利用されていくように、どうかひとつ体育局長はじめ関係御当局が、管理監督を十分に住宅公団その他と連絡をとってしていただくよう...全文を見る
05月14日第61回国会 衆議院 文教委員会 第17号
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○河野(洋)委員 過日行なわれた文教委員会で、斉藤委員から、高知県の教員の人事異動あるいは愛媛県の教員の汚職に関する問題が取り上げられて、本委員会で論議が戦わされたわけでございます。そうした問題に関連をして、きょう参考人に御出席をいただいたことは、まことにありがたいわけでございま...全文を見る
○河野(洋)委員 そういうことになりますと、僻地校と平たん地校との人事の交流というものが当然高知県の場合には非常に問題になってくるだろうと思います。この点が前回の斉藤委員の質疑でもいろいろ取り上げられておりましたが、この人事異動がいままで円滑に進められてきているかどうか、御答弁願...全文を見る
○河野(洋)委員 教職員の人事というものは県教委が一方的に行なうものではなくて、地教委との合意によって行なわれなければならない点で苦労されておられると思うのですが、合意の得られることばかりではないだろうと思うのです。また、合意を得られた範囲で人事異動をしたところが、たまたま遠隔地...全文を見る
○河野(洋)委員 どうもこの種の質問は、当該自治体の教育長さんに伺うということは適当でないような気もいたしますけれども、あるいは初中局長でもけっこうでございますし、教育長からでもけっこうでございます。ずばりと伺いますが、人事異動にあたって組合員と非組合員を区別したりあるいは組合役...全文を見る
○河野(洋)委員 斉藤委員との間の約束の時間にもうじきなりますので、もう一点。これは高知県の教職員組合の執行委員長さんがお見えでございますので、委員長にお尋ねをいたしますが、いまと同じような質問でございます。人事異動にあたって組合員と非組合員を区別することについてどういうふうにお...全文を見る
○河野(洋)委員 組合役員の異動について、役員だから異動させない、異動しないほうがいいというような考え方は、それ自体が組合に対する支配、介入になるのではないかというふうに思うのですが、その点はどうですか。
○河野(洋)委員 いまの参考人の御答弁で、まあ、出るところへ出てそういう議論はしようということでございますから、その点については、私は、ここで衆議院という場で議論をすべきではないと思いますから、その点についての議論は私はきょうはいたしません。ただ、いま参考人の御答弁で私感じました...全文を見る
○河野(洋)委員 私ども衆議院は、国政全般について議論をいたしておりますので、私は、若干一般論のようなことを申し上げたわけでございますが、いまの御答弁の中でも、六千人の中の三人だからという御答弁はいささか納得がいきかねるわけでございます。  いずれにいたしましても、組合役員の異...全文を見る
○河野(洋)委員 最近愛媛県で起こった汚職事件、まあ、たいへんに私ども文教行政に携わる者にとりましては、聞きにくい、いやなことばでございますが、いわゆる人事汚職事件あるいは教科書採択をめぐる汚職事件等について、事件の概要、それと県教委のとった措置について簡単に御説明をいただきたい...全文を見る
○河野(洋)委員 毛利教育長は、五月から新しくこの職につかれまして、非常に積極的に善後処置に取り組んでおられる由承っております。私どもは、ただいま御説明のありましたこれら一連の事件、その発生の原因というものは、関係者の方々の使命観と申しますか、道義的な感覚と申しますか、そういうも...全文を見る
06月24日第61回国会 衆議院 本会議 第51号
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○河野洋平君 ただいま議題となりました法律案について、文教委員会における審査の経過とその結果を御報告申し上げます。  本案は、私立学校教職員共済組合が行なう長期給付を改善して、国公立学校の教職員に対する給付の水準と均衡を保とうとするものであります。  その内容の第一は、既裁定...全文を見る
06月27日第61回国会 衆議院 文教委員会 第27号
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○河野(洋)委員 私、一、二点確認をいたしておきたいと思います。  管理運営に関しましては、いまの大臣のお話で、時間的な問題があるというお話でございましたけれども、実は昭和三十七年に国立大学協会で、当時茅先生が会長であったときに、会長談話として、大学の管理運営の改善は法令の改正...全文を見る
07月02日第61回国会 衆議院 文教委員会 第28号
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○河野(洋)委員 午前中の藤波委員の質問に続きまして、私も政府提案の大学の運営に関する臨時措置法案について、若干の質疑をしてまいりたいと思います。  過日の西岡委員の質問に対する大臣の御答弁、さらに藤波委員の質問に対する御答弁を伺っておりますと、現在の大学紛争に対する大臣の御認...全文を見る
○河野(洋)委員 私のほうから少し一、二点具体的なところをお伺いしたいと思いますが、教授会自治、学部自治、そういったものを越えて、学長に権限を集中する。その場合には、たとえばこの第二号に書いてある教育公務員特例法、この中には教員の身分に関する条項等も入っておるわけでございます。い...全文を見る
○河野(洋)委員 その辺で私、若干議論が分かれるところだと思うのですが、冒頭に申し上げましたように、紛争収拾が非常に困難になっておるのは、学部自治、教授会自治が一つの原因としてあるということであれば、その教授会あるいは評議会と学長が相談の上で権限集中をする。たとえば第六条には、「...全文を見る
○河野(洋)委員 ただいま大臣御自身が御指摘になったように、学内がまとまらない場合には学長に対する権限集中が十分にできないということは、可能性としてはあるわけでございます。問題は、紛争が非常に深刻化した場合にはそういうことは非常にやりにくい、やりにくいがゆえに深刻化するということ...全文を見る
○河野(洋)委員 大臣にお伺いをいたしますけれども、先ほどから申し上げておりますように、大学紛争の収拾の一つのネックになっている学部自治、教授会自治、そうしたものを何とか乗り越えて、あるいはそうした点の行き違いを解消し、そして新しい大学像というものをつくっていきたいということを大...全文を見る
○河野(洋)委員 大臣御指摘のとおり、初期の大学紛争というものは、たとえば東京大学におきましては、医学部という限定された学部が学部内の問題について紛争を起こしているわけでございますが、昨今の大学紛争というものは、いまこれも御指摘がありましたように、体制に対する運動ということで、特...全文を見る
○河野(洋)委員 それでは大学局長に伺いますけれども、もう少し具体的にお話を進めたいと思いますが、第二条で大学紛争の定義をなさっておられます。この定義をそのまま了解をしたとして、この定義では「大学の管理に属する施設の占拠又は封鎖、授業放棄その他の学生による正常でない行為」が起こっ...全文を見る
○河野(洋)委員 いまの大学局長の答えでございますけれども、やはり私はどうしても紛争の責任を大学全体がとっていくというかまえが何より大事であろう。それはこの法案にも、第三条の「学長等の責務」という訓示規定の中に、とにかく紛争が起こったら全学一致してその紛争解決に当たれということを...全文を見る
○河野(洋)委員 途中まで大臣と私は認識が全く同じなんでございますが、最後のところで違ってまいります。私は少なくともその学部単位でものをとらえるというのは、この法案の非常に大きな特色だろうと思います。八百数十の大学の中で紛争大学だけを特に取り出し、さらにこの法案の中で学部だけを特...全文を見る
○河野(洋)委員 そういうことに、もう反論もなさらないし、政策論だということになりますと、私はこれ以上何をか言わんやでございます。  そこで、それではもう少し議論を進めまして、この法案の附則の第二項で、もうすでに六カ月以上経過しておる大学を、この法案ができたときに五カ月目として...全文を見る
○河野(洋)委員 もし事務当局に、これは一校一校の固有名詞はけっこうでございますが、この法案ができ上がったら、五カ月目と数えざるを得ないという大学が幾つあるか、わかっておったら教えていただきたいと思いますが、いかがですか。
○河野(洋)委員 これは仮定の話になりますからどういうことになるかわかりませんが、その四つの大学は、この法律ができ上がると、五カ月目と数えられて、一番長くてあと四カ月たつと、停止処分を大臣が下す条件が整ってしまうことになるわけですね。そうしてさらに第九条で国立学校設置法を改正する...全文を見る
○河野(洋)委員 国立学校設置法に書いてあるものは大学の名称、学部、所在地、この三つですか。
○河野(洋)委員 ということになると、国立学校設置法を改正するということは、大学の名前を変えるとか、あるいは位置を変えるとか、あるいは学部をやめる、この三つにしぼられると了解してよろしゅうございますか。
○河野(洋)委員 ということになると、やっぱりそこまで学部単位というのがずっとさかのぼっていくことになるだろうと思います。たいへんこだわるようですが、どうしても日本の大学制度というものには、国立学校設置法をはじめとして学校教育法その他すべて学部というものを一つのユニットにして組み...全文を見る
○河野(洋)委員 大臣からただいま私たいへんいいお話を伺ったと思います。それに関連をいたしますけれども、先ほど私が申し上げた国立学校設置法の改正の時点で、つまり一番最終的な時点になるわけですが、この時点で名称、位置、学部、そういったものを改正をする。その場合にたとえば適正規模に直...全文を見る
○河野(洋)委員 最後に、私は、私ども自由民主党の党内で坂田大臣がかつて委員長をしておられた文教制度調査会で種々検討し、そして引き続き私どもも検討した結果、現在の大学紛争を何とかして収拾をする、あるいはまた、問題の解決をはかるというためには、今日政府が提案をなされているこの法案は...全文を見る
○河野(洋)委員 著作権の小委員会を開かなければならない時間にもなっておりますので、私は質問を留保して終わりたいと思います。  と申しますのは、この法案をこのまま通したいというならば、やはり法案の名前を変えるべきであるし、この名前でいこうとするなら、これは中身を何とかすべきでは...全文を見る
07月29日第61回国会 衆議院 本会議 第69号
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○河野洋平君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております大学の運営に関する臨時措置法案について、賛成の意見を表明いたさんとするものであります。(拍手)  大学は、最高の学府として学問の教授及び研究を行なうことを使命とし、その使命を果たすために学問の自由が保障され、...全文を見る