河野洋平
こうのようへい
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月12日 | 第94回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号 議事録を見る | ○河野委員 大変時間も長時間になりましたから、私は谷合さんと高原さんに一問ずつ伺いたいと思います。 先ほどから、校内暴力の問題がいろいろ各角度から論ぜられておるわけでございますが、その中で谷合さんがおっしゃったように、校内暴力というのは、もう中学や高等学校でこれを阻止したり矯...全文を見る |
○河野委員 ありがとうございました。 | ||
03月07日 | 第94回国会 衆議院 予算委員会 第20号 議事録を見る | ○河野委員 まず最初に、政治姿勢についてお尋ねをしなければならないと思います。 自由民主党は、かつて、増税を国民に求めて選挙をやって十分な支持が得られなかったことがございます。 〔金子(一)委員長代理退席、委員長着席〕 その六カ月後に、今度は増税は全部引っ込めて選...全文を見る |
○河野委員 私がお伺いをしていることと少しずれ違っておると思うのです。いま総理が一部お認めになったように、つまり増税を国民に理解をしてほしいといって闘った選挙では自民党はうまくいかなかった。つまり国民は……(鈴木内閣総理大臣「一般消費税」と呼ぶ)一般消費税、結構です。少なくとも国...全文を見る | ||
○河野委員 いま解散するかしないかなんて聞いていないのです。つまり、そういう政治的空白をあけるということは好ましいことではないとお考えでございましょうねという確認をしているのです。 | ||
○河野委員 田川代表が総理に代表質問でお尋ねをしたときに、総理からの御答弁が漏れている部分がございます。新自由クラブの田川代表は、国税庁の調査によると、企業の中に使途不明金というのが非常に多い、その使途不明金の処理の中に、どうも政治家に対する政治献金などが大分入っているところがあ...全文を見る | ||
○河野委員 もし忠実に会社法の改正をおやりになろうとすると、監査役とかそういうものの権限を強化するという方向に行くのだろうと思うのですが、そう考えでいいですか。 | ||
○河野委員 私は、電電公社のやみ手当と言われるものについて少し伺っておきたいと思うのですが、いま法務大臣は、民間企業の経営のガラス張りといいますか、公正化のために監査役の権限を強化するということを考えて法案をつくっておられるわけですが、電電公社の監事の方、見えていらっしゃいますか...全文を見る | ||
○河野委員 電電公社の二人の監事さん、まあ私は監事さんの責任だけを追及するつもりは全くありませんけれども、商法の改正をやって、監査とかそういう人たちの権限も強化するし、責任も重くしていこうという法律を提案しよう、民間にはそういうことをしようというのですから、これは公社公団の監事さ...全文を見る | ||
○河野委員 非常勤で、決算のときだけ出てきて財務諸表を見るという監事とあなた違うのじゃないですか。常勤をしておられて、電電公社の経営全体について見ようと思えば見るだけの時間的余裕、権限、そういうものをお持ちじゃありませんか。——ちょっと待ってください。財務諸表を見るのが私の仕事で...全文を見る | ||
○河野委員 これは理由のいかんを問わず、法的根拠のないものをやっている。こういうものを政府はお認めになるのですか。三月いっぱいにこれらについての支出を認めるとか認めないとかということが新聞で報道されていますけれども、こういうことは郵政大臣お認めになりますか。こういうことを認めてお...全文を見る | ||
○河野委員 郵政大臣、まあ少しかばったような答弁をなさるけれども、本当は郵政大臣も怒らにゃいかぬと思いますよ。これは明らかに基準外じゃありませんか。そういうことを労使が話し合って何でも——何でもやるとおっしゃらぬけれども、こういうことは労使が話し合ってやっているのですなどと言うの...全文を見る | ||
○河野委員 私は理事会で一定の時間しか与えられていないんだから、ぼくは要らないと言っているんだからやめてもらいたい。 | ||
○河野委員 それなら持ち時間の外にしてくださいよ。持ち時間の外にしてください。 | ||
○河野委員 ちょっと、いまの大臣の答弁は私は全く納得がいかないです。しかし、まあとにかく時間がありますから、考えていることだけは言わしてもらいたいと思うので、少し先へ残念ながら行きます。 国連大学の問題、ひとつ手短に御答弁をいただきたいのですが、私は国連大学を日本に誘致したと...全文を見る | ||
○河野委員 最後に、一問だけお許しをいただきたいと思います。 国連大学、ひとつせっかく御努力をいただきたいと思うのです。日本から国連に対して出した返事に首都圏、こう書いて日本が答えた部分ですから、これはネゴシエーションが可能だと思うものですから御研究をいただきたいということで...全文を見る | ||
○河野委員 終わります ————————————— | ||
○河野委員 私は、新自由クラブを代表して、議題となりました昭和五十六年度一般会計予算その他三案に対し、反対の討論を行いたいと思います。 私たちが政府案に反対する理由の第一は、政府が来年度を財政再建元年にすると言いながら、最優先すべき徹底的な行政改革と補助金の大幅な整理統合によ...全文を見る | ||
03月30日 | 第94回国会 衆議院 外務委員会 第6号 議事録を見る | ○河野委員 外務大臣の訪米を踏まえて、一、二点御質問をさせていただきたいと思います。 外務大臣はアメリカに行かれてアメリカの首脳と会談をされたわけですが、その際に対ソ認識は一致した、それから西側の一員としての努力を表明された、この二つがきわめて大きなポイントだろうと思うのです...全文を見る |
○河野委員 もちろん、日本側の態度は日本が独自で決めていくのは当然のことだと思いますが、大臣はいま、サミットまでソ連に対するアメリカの姿勢というものが決まってないという感触を受けてこられたような御答弁でございましたけれども、きちっと決めるか決めないかは別として、レーガン政権の対ソ...全文を見る | ||
○河野委員 エルサルバドルに余りこだわるつもりはないのですけれども、アメリカがエルサルバドルに非常に神経質に、これは表現は余りよくないかもしれませんけれども、裏庭だなんということを言うわけですから、非常に近いところにあって、非常に強い姿勢で出ているということはそれ自体理解ができる...全文を見る | ||
○河野委員 外務省は中南米に非常に力を入れようということで、行政改革を進める中から中南米局をつくったり、中南米に対する姿勢を非常に積極的な姿勢として持っておられるように思うのです。私はそういう姿勢がもし本当であり、これから先もそういう姿勢を続けていこうとするなら、どうなんでしょう...全文を見る | ||
○河野委員 対外経済援助というのは日本外交に最も重要だという私どものかねてからの主張でございます。日本の国の安全、日本の国の防衛、そういうものを考えるときにも、適切な経済援助をいかにやっていくか、しかもそれが目先のことだけではなくて、やはり中長期の展望を持った経済援助というものが...全文を見る | ||
○河野委員 日米関係というのは日本の外交の基軸であるという認識を私も大臣と同じように持っているわけで、日本にとって最も信頼すべき大切な国であるアメリカであるだけに、できる限りアメリカが間違わないように忠告すべきところはどんどん積極的に忠告をする必要があると思うのです。そういう意味...全文を見る | ||
○河野委員 特にアジアの問題については、アメリカのさまざまな文献を拝見しても、当面の危機はアジアには余りない、アジア地域に際立って危機があるというふうにはアメリカは感じてないと、私は実はさまざまなアメリカの文書を読んで感じたのです。強いて言えば朝鮮半島あるいはベトナム、カンボジア...全文を見る | ||
○河野委員 アメリカがアジアに十分注意を払った上で危険がないという判断をしているなら、それはそれで非常に結構なことでございますから、その安定感あるいは安全さというものをみんなで大事にこれから先も守っていくということのためにわれわれは努力をすることが大事で、そういう安定感のある安全...全文を見る | ||
05月11日 | 第94回国会 衆議院 外務委員会 第13号 議事録を見る | ○河野委員 大変時間も遅くなりましたが、もうしばらくごしんぼう願いたいと思うのです。 私も同僚議員と同じように共同声明の評価について、少し私の意見を交えながらお尋ねをするわけですが、先ほどから議論のとおりに、今度の日米共同声明がやはり軍事色が強いものだという、かなり多くの人た...全文を見る |
○河野委員 まあ信じていくのは、両国関係が非常にいいときにはお互いに信じ合っていっても問題はない。両国関係が非常に良好なときには問題がないのですけれども、信じられなくなるような関係になったときが一番困るわけで、そういうときに何かドラフトが残されているかどうかということが非常に大事...全文を見る | ||
○河野委員 つまり、自由と民主主義を基盤にしている友好国はほかにもたくさんあるけれども、同盟と呼ぶにふさわしい関係は日本にとってはアメリカだ、こういう御答弁ですね。しかも、その理由といえば、ただ単に自由と民主主義を基盤にして、友好的な経済交流とか、文化交流とか、外交的な共同関係を...全文を見る | ||
○河野委員 同盟という言葉については少し整理をされてきたように思うのですね。 そこで、この日米共同声明の中で、これはもう余り問題にならぬのかもしれませんが、在韓米地上軍を維持するというこのアメリカの意思、これでいくと、日本の総理大臣はその「役割を高く評価した。」とありますね。...全文を見る | ||
○河野委員 かつてカーター大統領が在韓米地上軍の撤退を表明されたときにも、日本外務当局はその撤退を評価された経緯があると思うのですね。この撤退について日本は、同意というのじゃありませんな、好意的に評価をしていた。それがだんだん変わって、今度は高く評価する、こういうことになった。こ...全文を見る | ||
○河野委員 この在韓米軍の維持を高く評価することのよしあしについては、それぞれいろいろな評価、意見があるのだろうと思うのです。私はここで外務大臣と少しこの問題について議論をすれば、外務大臣には外務大臣のお考えがきっとあるだろうと思いますが、きょうはこの議論はやめておきます。 ...全文を見る | ||
○河野委員 レーガン政権になって、米中関係というものが多少問題があるように報道された向きがございます。日本のいまの立場から言えば、日米関係は最も重要な関係でございますが、同時に日中関係、もっと言えば米中関係もまた非常に正常な、良好な関係であってほしいというのが日本側の考え方だと思...全文を見る | ||
○河野委員 共同声明の内容について二点ばかりお尋ねをしておきたいと思うのですが、十項目目に「ガット体制に具現された自由かつ開放的な貿易の諸原則の維持と強化に引き続き努力する決意である」こういう決意が述べられて、これは日本としては非常に歓迎していいところだと思うのですが、こう言いな...全文を見る | ||
○河野委員 もう時間がないので、もう一問かそこらでやめますが、日米両首脳によって国際情勢がいろいろ語られて、この七項目目でしょうか、「先進民主主義諸国は、西側全体の安全を総合的に図るため」云々というくだりがあるわけです。先ほど高沢議員からも御質問があったわけですが、フランスの大統...全文を見る | ||
○河野委員 もう時間ですから、これでやめますが、もう一度、大臣。 フランスの政権がかわったということで、西側先進民主主義諸国というものの構えも多少変わってくるのじゃないか。そんなに急激に変わるとは思いませんけれども、従来の、ジスカールデスタン氏が大統領だったころのシュミット、...全文を見る | ||
○河野委員 結構です。 | ||
10月01日 | 第95回国会 衆議院 本会議 第5号 議事録を見る | ○河野洋平君 私は、新自由クラブ・民主連合を代表し、鈴木総理に対し、行政改革を初め当面の課題について若干の質問を行います。 このたび、新自由クラブと社会民主連合は、この衆議院において院内統一会派を結成いたしました。この統一会派は、硬直した旧来の政治状況を転換させるためには、昔...全文を見る |
10月23日 | 第95回国会 衆議院 文教委員会 第2号 議事録を見る | ○河野委員 少しお時間をいただきましたので、若干質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、事務当局に国連大学の問題でお伺いをしたいと思います。 国連大学は、本部施設の用地がやっと決まった、こう新聞に伝えられておりますね。用地決定について、その場所、面積、どういう形...全文を見る |
○河野委員 大変長い時間をかけた結果、本部施設を建設する用地だけは確定をした、これから建物を建てなければならないわけですが、一体文部省はどんな手順で、いつごろ、どの程度の規模をその一万八千平米のものに建てようとしているのか。一万八千平米という用地を東京都から出してもらったについて...全文を見る | ||
○河野委員 局長にちょっと御注意を申し上げておきますけれども、これは国立大学をつくろうというのではないんですね。国際機関をつくるわけでございまして、この国際機関の建設に当たって文部省が広さを査定するとかそういう筋合いのものではないのじゃないでしょうか。そこのところを間違えないよう...全文を見る | ||
○河野委員 私は、この規模の国際機関を日本につくるというのは余りなかったことだろうと思うのです。特に国連の機関として国連大学を日本に誘致したいきさつ等を考えますと、これは日本の文部省の判断で中途半端な、いいかげんな、査定をするような感じでやるべきではない。これは国連というりっぱな...全文を見る | ||
○河野委員 この議論はこのぐらいにします。余りホストカントリー、ホストカントリーと言うと、まだ約束も全部果たしていないのに余りそういうときだけ言うなと言われますからね。しかも国連大学というものが日本のものではないのだ。日本という場所で国連大学というものが存在をするけれども、日本の...全文を見る | ||
○河野委員 私は、この臨時国会の冒頭、本会議の代表質問で教育問題について少し総理に御所見を伺いましたが、総理からの御答弁は十分ではありませんでした。したがって、ここでもう一度代表質問の質問を繰り返したいというふうに思っておるのです。 そこで大臣、私が代表質問でも心配をして総理...全文を見る | ||
○河野委員 代表質問でも申し上げましたけれども、滋賀県のある町で町民にアンケート調査をやった。そうすると、非行化への大きなきっかけは、たばこ、お酒、そういうものを未成年者が自動販売機で気軽に買うことができる、こういったことがやはり非行化への非常に大きな引き金になっているということ...全文を見る | ||
○河野委員 大臣お聞きのとおり、町民会議の非常な勇断で、深夜から早朝にかけてたばこの自動販売機を停止するということが町民の合意としてできたわけですね。ところが、これについて専売公社には異論がある。販売をとめてはいけないという異論が専売公社側にあって、むしろ——これは私、直接聞いた...全文を見る | ||
○河野委員 もしこれができれば非行化が全部なくなると私は思いませんけれども、しかし、さっき警察庁からの御答弁にもありましたように、私も私なりにいろいろな人の意見を聞き、調査票も見ましたけれども、やはり最初は喫煙とか飲酒、それが非行化への一つの引き金になるということであれば、未成年...全文を見る | ||
○河野委員 ありがとうございます。 これだけ聞いたら、きょうは質問をやめてもいいぐらいのものでございます。 それで、大蔵省も見えていらっしゃいますか。国税庁が見えていらっしゃいますか。——国税庁にこれを聞くのは少し酷なのかもしれませんが、国税庁、どうでしょうか、酒について...全文を見る | ||
○河野委員 まあ御努力はよくわかります。ただ、ステッカー程度じゃ、これはなかなかとまりませんね。ステッカーを見て、はっとしてやめる人なら問題はないわけで、非行化防止についてもう少し前向きな取り組み方を期待したい。私は、いまのところ直ちに知恵がないのですけれども、大蔵省はもっと思い...全文を見る | ||
○河野委員 よくわかりました。よくわかりましたが、大臣、視聴率を考えますと、朝六時からこの番組を見ている子供の数と夕方から夜にかけての番組を見ている子供の数はけたが違うわけですね。 ただ、私もこういう議論をするときに一番大事だと思いますことは、代表質問の中でも申しましたけれど...全文を見る | ||
○河野委員 専売公社、お忙しいようです。お帰りのようですが、何か言うことがあれば言って帰ってください。もう発言することがなければどうぞお帰りいただいて結構です。——いいですか。じゃ、どうぞお引き取りください。 大臣、私は、こういう議論は自民党の議員さんみんな心の中には持ってい...全文を見る | ||
○河野委員 お与えいただいた時間ももうそろそろ尽きたので、質問はきょうはこの辺でやめますが、大臣、映画とか週刊誌とか、あるいは特殊な性的などぎつい表現をする自動販売機その他で売られている本のたぐいですね、これはお金を出して買うという場合には、売り方でかなりのチェックができると思う...全文を見る | ||
○河野委員 いま警察庁もああいうふうに言っておられる。大臣、どうですか。具体的にそういう機会を設けて、教育を預かる大臣としてやはりそういうことを、表現はどうかわからないけれどもお願いしてみる、ひとつ青少年の教育のために協力してもらいたい、お願いをするというお気持ちはありませんか。 | ||
○河野委員 ぜひひとつ、大臣の取り組み方を見守りたいと思っております。 先ほど非常に明快に御答弁をいただいたたばこの自動販売機の問題についても、ぜひひとつ御勇断をお願いしたいということだけ申し上げて、私の質問を終わります。ありがとうございました。 |