河野洋平

こうのようへい



当選回数回

河野洋平の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第126回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(河野洋平君) 国の審議会等委員に女性の登用を、参加率をもっと高めろ、こういう御指摘でございました。  総理大臣からもお答えを申し上げておりますように、現在一〇%、およそ平成七年にそれを一五%にしようというのが目標でございます。しかし、これまでの足取りから考えてみて、...全文を見る
01月28日第126回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○河野国務大臣 保利先生御指摘のとおり、十五分野に及ぶ交渉が行われているわけでございます。したがいまして、内閣といたしましては、私にとりましては先輩官房長官、平成二年から今先生御指摘のとおり、十五分野関係の閣僚にお集まりをいただいて、調整のための、打ち合わせのための会合がそのとき...全文を見る
01月29日第126回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○河野国務大臣 国会決議の有権的解釈は国会にあるというふうに私は考えております。したがって、国会決議をどういうふうに考えるかということは、これはもう国会でお決めになることであって、我々がこれはもう要らないとか、これはもう無視するとかと言う立場にはないというふうに思います。
02月04日第126回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○河野国務大臣 このたび内閣官房長官、あわせて婦人問題担当大臣を拝命をいたしまして、内閣官房及び総理府本府の事務を担当することになりました河野洋平でございます。  まことに微力ではございますが、誠心誠意職務の遂行に当たってまいりますので、委員長を初め皆様方の格別の御指導、御鞭撻...全文を見る
02月15日第126回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○河野国務大臣 お尋ねの件、一遍調査してみます。
02月18日第126回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○河野国務大臣 ブトロス・ガリ国連事務総長が日本にお見えになっておられますが、事務総長に就任されて非常に意欲的に新しい国連といいますか、そういうものを目指してさまざまな提案をし、活動をするべく努力をしておられることには敬意を表したいと思います。  第二次世界大戦が終わりまして、...全文を見る
○河野国務大臣 宮澤総理とは十六日の夕刻、八十分にわたって会談がございました。この会談で宮澤総理の方から、自分はブトロス・ガリ事務総長のお考えは拝見しましたということを総理の方から申し上げましたが、実はガリ事務総長の方がこの提案についてはそれほど時間を割いて踏み込んだ御議論をなさ...全文を見る
○河野国務大臣 宮澤総理とブトロス・ガリ事務総長との会談の中で、総理は、ガリ事務総長から国際貢献についてのお話があったのに対して、国民の理解と支持を踏まえながら憲法の枠内で最大限の協力を行います、あるいは行ってきました、これからもそうしますという姿勢を示されたのでございます。 ...全文を見る
○河野国務大臣 最高裁の判決は、地方公共団体にかかわるものでございまして、政府として特にコメントをする立場ではございません。しかし、判決の基本的な考え方は、昭和五十二年の津の地鎮祭にかかわる最高裁判決において示されたいわゆる目的効果論を踏襲しているものというふうに私どもは考えてお...全文を見る
○河野国務大臣 靖国神社の参拝については、国際的な問題もこれあり、さまざまな視点を持って考える必要も一方であるということから、かねて内閣としてはそうした対応をしているわけでございます。今回の問題とはその事柄の持つ背景が少し違うように思います。
○河野国務大臣 真実の解明が極めて重要だと思います。しかし一方で、人間として筆舌に尽くしがたい苦しみを味わわれた方がおられることも事実でございます。こうした方々に対して我々はやはりその心の傷の深さというものを考えるということは、これはまた当然のことであろうと思います。総理がおわび...全文を見る
02月18日第126回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(河野洋平君) このたび、内閣官房長官、あわせて婦人問題担当大臣を拝命し、内閣官房及び総理府本府の事務を担当することになりました河野洋平でございます。  まことに微力ではございますが、誠心誠意職務の遂行に当たってまいりたいと思いますので、委員長初め皆様方の格別の御指導...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まず、今国会の内閣提出予定法律案について申し上げます。  現時点で、参議院内閣委員会に付託が予想されます法律案は三件、そのうち予算関連法律案は一件になろうかと思いますが、その概要はお手元に配布しました資料のとおりであります。  次に、総理府本府の所管...全文を見る
02月23日第126回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○河野国務大臣 先生の御指摘は、事業を進めるために周知徹底にもっと工夫を凝らせという点と、線をどこで引くかということについて、時代もだんだん変わってきているし、線の引き方についてもう一考あっていいのではないか、こういう二点が先生の御指摘だろうと思います。  確かに、事業を進める...全文を見る
○河野国務大臣 事務当局からお答えを申し上げましたように、準用するという文言で、まさに全く同じというわけにはまいらないわけでございますが、山中委員御指摘のように、確かに女性の身で大変過酷な体験をされた方々に対して私どもとしてはやはり何か考えなければならぬということは、かねてから考...全文を見る
○河野国務大臣 具体的な状況に照らして慎重に判断をしなければならないと思いますが、事務的に段取りとして決めていることが幾つかございます。これは事務当局からお答えをさせていただきます。
○河野国務大臣 国連のブトロス・ガリ事務総長は、事務総長として、現在国連に対して期待されている世界各地のさまざまな問題を処理するために国連は大変な状況だ、でき得る限りの多くの国からの国連に対する協力が欲しい、そういうことを事務総長の立場で述べられたわけでございまして、事務総長がそ...全文を見る
○河野国務大臣 宮澤内閣におきまして、例えば国際貢献について考えます場合も、憲法の枠内ででき得ることは何かということを真剣に考えていくのは当然のことであろうと思います。宮澤内閣といたしまして、現行憲法を変える、改正のお願いをするというようなことはその政治日程にはございませんという...全文を見る
○河野国務大臣 強制抑留という大変つらいお立場に立たれた方々に対して、国として、あるいは公の側から何か御慰労を申し上げる気持ちを示したいということが趣旨でございますから、委員おっしゃるように、これは温かい気持ちがもともとこの制度をつくっているわけでございます。ただ、今担当者申しま...全文を見る
○河野国務大臣 委員御指摘のとおり、エイズ問題に対する宮澤総理の御答弁は極めて意欲的な御答弁でございました。がん対策につきましても、この問題の重要性を考えまして、さらにこれを延長していこうということにいたしております。  これらはいずれも、宮澤内閣が、人命といいますか命を大切に...全文を見る
○河野国務大臣 現在、我が国政府のこの問題に対する対応は、慎重に検討しているという段階でございます。  委員御指摘のように、五原則というのは、これはもう前提でございまして、五原則が満たされればすべて満たすということでもないと思います。これが満たされなければこれはもう今の段階では...全文を見る
○河野国務大臣 まさに慎重に検討しておるという意味は、今委員の御指摘のような角度もございます。と同時に、モザンビークの問題は、日本から来てほしいという要請があるかどうかについては、来てほしいという気持ちが現地にもある、あるいは国連にもできることなら行ってほしいがなという気持ちがあ...全文を見る
○河野国務大臣 一つの考え方だと思っております。
○河野国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたが、モザンビークヘのPKOの我が国からの派遣につきましては、和田委員おっしゃいましたように、いわゆる我が国がまず求めている五原則という前提は満たしているというふうに我々も考えております。しかしながら、この問題はただ五原則を満たしていれば...全文を見る
○河野国務大臣 ブトロス・ガリ事務総長と総理との会談のときには、事務総長から、国連が抱えている問題は大変たくさんある、できるだけ多くの国からできるだけの協力がほしい、日本についてもぜひひとつ国連に協力をしてくれというお話がございました。しかしながら、その中で具体的などこの国にどれ...全文を見る
○河野国務大臣 モザンビークへ柿澤政務次官にも行っていただいて、現地を見ていただいた。政府側からも反政府側からもその首脳に柿澤政務次官がお会いをいただいて、両側からの気持ちも確認をして戻ってこられた。ここの時点で日本に協力をお願いしたい、協力を求めているということはわかったわけで...全文を見る
○河野国務大臣 冷戦が終えんして国際社会がそれぞれ平和秩序を求めて国際貢献をそれぞれみずからの判断、みずからの力に応じた範囲内で行っている中で、我が国もまた国際貢献は極めて重要だというふうに考えております。そうしたことが、和田委員を含めて多くの国会議員の皆様方の御理解があってPK...全文を見る
○河野国務大臣 ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について御説明いたします。  改正の第一は、在外公館の設置及び廃止についてであります。今回新たに設置しようとするのは、在グルジア、在クロアチア...全文を見る
02月24日第126回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○河野国務大臣 国連局長がお答えしたとおりでございます。停戦の合意もできておりますし、当事者からの日本への要請についての同意もございます。つまり、五原則は満たしているというふうに見ております。五原則を満たしていると見ておりますが、五原則を満たしたということが自動的にそれに参加をす...全文を見る
○河野国務大臣 調査団を出すのも一つの手順として必要ではないかというふうにも考えております。  それ以外に、国際貢献について我が国の世論が成熟しつつある、その成熟しつつあることのあかしが、PKO法案に議員各位の御理解と御協力があって法律が成立をして、現在カンボジアで多数の日本か...全文を見る
○河野国務大臣 お尋ねの件は、もとより国会の問題、立法府の問題でございますから、政府がこれについてつくっていいとかつくって悪いとかということを申し上げる筋の話ではないと思います。国会におきましてそういう御判断がございますれば、その御議論に政府としてはできるだけ必要な御助力は申し上...全文を見る
○河野国務大臣 担当でないものですから、どういう御答弁を申し上げればいいか少し迷いますが、私の考えを申し上げれば、現在の国際情勢は極めて流動的、これは堀先生もよく御承知のとおり。立場上どこがどうという具体的な名前を挙げて申し上げることはできませんが、必ずしもアジア一帯が極めて安定...全文を見る
02月25日第126回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○河野国務大臣 本来、総理がお答えをするべき大きな問題の提起だと心得ております。  先ほど来、委員がこの問題について大変幅広い御提起をなさいました。関係閣僚からそれぞれ御答弁申し上げたところでございます。私も伺っておりまして、環境問題を初めとして労働問題その他大変幅広く、考えて...全文を見る
○河野国務大臣 与野党と申しますか党派を超えて議員の皆さんが御議論をこの問題でしていただくことは大変有意義なことだというふうに思います。しかし、与野党間の協議は、これはあくまで党レベルの協議でございまして、政府がそれについてこれ以上コメントすることはひとつ御勘弁をいただきたい。大...全文を見る
○河野国務大臣 松永政府代表はこれまでの政府の基本方針は正確に承知しておられるはずであります。練達の外交官でもございます松永代表でございますから、この政府の基本方針を踏まえて御活動をいただいているものと私は確信をいたしておりますが、今委員お尋ねの問題について、いささかでも疑念が委...全文を見る
○河野国務大臣 この交渉にずっと携わってきた農水省、外務省、通産省その他関係各省の方々の御苦労、そしてそうした方々のお話を伺ってみますと、委員御指摘のようなまとまるものだけでとりあえずまとめてはどうだという誘惑に駆られる部分もないことはないとは思いますが、しかし、今経済局長から申...全文を見る
○河野国務大臣 関係省庁から資料を集めまして、その資料を整理して、慎重に目下検討をいたしております。現地から来てほしいという協力の要請があること、国連の事務総長を初め国連当局からは期待があること、こういったことがございます。  しかし、そうしたことはそうしたこととして、我が国が...全文を見る
○河野国務大臣 施設大隊がカンボジアに行っておりますが、この施設大隊が行う業務の内容はきちんと決まっております。輸送業務でございますとか、その他たしか三、四点だったと思いますが決まっておりまして、恐らくお尋ねの点は、UNTACからの指図がございまして、フランスの部隊の周辺の溝を掘...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっと私から申し上げた方がよかったかと思いますが、例えばフランスから側溝を掘ってほしいという依頼は、私どもでも確認をいたしましたが、フランスのその手のものが、カンボジアのかなり北部の奥地の方に施設部隊が行っておって、それを呼び返して側溝を掘るというのには相当な時...全文を見る
○河野国務大臣 長い年月にわたって対立抗争を続けてきた人たちでございますから、それは委員おっしゃるように、一つの紙で完全にそうした長いしがらみが解消するというわけにはいかないかもしれません。しかし、パリの和平協定が、ああやって全体がテーブルに着いて、紙の上とはいえ合意をした。それ...全文を見る
○河野国務大臣 PKO法案の審議に当たっても、多くの方々からさまざまなお考え、御提案がございました。大変長時間の御議論の後で、現在の法律を決めさせていただいたわけでございます。まだまだ大勢の方からも御議論はあろうかと思いますけれども、現行法でまずカンボジアのPKOに参加をして、カ...全文を見る
○河野国務大臣 アジア局長がお答えいたしましたように、我が国の残してきたものである可能性が多いという認識で目下調査をしているわけでございまして、責任が全くないというふうに思ってやっているわけではないことはぜひ御理解をいただきたいと思います。  しかも、我々は、日中共同声明、日中...全文を見る
○河野国務大臣 女性の皆さんが政治に参加をされるということは、申し上げるまでもなく極めて重要なことでございます。有権者の半数は女性でございますし、昨今では投票率を拝見しましても、女性の方が投票数は多いということが数の上で示されております。政党によりましては、党員の構成を見ますと、...全文を見る
○河野国務大臣 宮澤内閣が政治改革にかける決意がいかに強いかは、総理大臣の施政方針演説に語られているとおりでございます。  願わくば、この国会に政治改革の各党案が提案をされて、各党の合意を得て抜本的な政治改革が行われることを心から念願をいたしておるわけでございますが、一方で、宮...全文を見る
○河野国務大臣 どこまで私が御答弁を申し上がればいいのかちょっとよくわかりませんが、自由民主党という政党は幅の広い政党で、さまざまな考え方があって、そのさまざまな考え方をお互いに闘わせながら一つの答えを出していく、そういうことをこれまで長い間続けてきている政党でございます。  ...全文を見る
○河野国務大臣 どうも御無礼いたしました。  先ほど来小泉郵政大臣、お名前を出して申しわけありませんが、小泉大臣からもお考えが示されましたように、小泉大臣自身小選挙区制に反対ではないとおっしゃっておられるとおり、議員立法として自由民主党が提案をなさると言われる改革案について、我...全文を見る
○河野国務大臣 閣僚はそれぞれ仕事を担当しております。小泉郵政大臣には郵政を担当していただいているわけでございまして、つまり、つかさつかさ、それぞれの担当を懸命にやっていっていただいているわけでございますから、議員の御心配はないと思います。  宮澤内閣が宮澤総理を中心にして、「...全文を見る
○河野国務大臣 そんなことは申し上げておりません。
○河野国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますが、宮澤総理、宮澤自由民主党総裁は、自由民主党の政治改革本部長として本日も政治改革本部の会合に出て、でき得る限り早期に法案をまとめて国会に提出をしてほしいということを申し上げているわけでございます。  私は、繰り返して大変恐縮でご...全文を見る
02月26日第126回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○河野国務大臣 大変多数のODAのプロジェクトを全世界に要請があって展開をしているわけで、冒頭松浦委員からもお話がございましたように、光の部分もあれば影の部分もある、委員は特にきょうは影の部分を取り上げるとおっしゃったわけで、具体的にお取り上げになった幾つかのプロジェクトについて...全文を見る
○河野国務大臣 御激励をいただきましてありがとうございます。  お尋ねの法律につきましては、関係省庁、大変努力をしておられるようでございまして、私は必ず法律がまとまって御提案できるのではないか。その中身については、いろいろまた委員からも御指導、御指摘も、いろいろ御注意もあろうか...全文を見る
○河野国務大臣 大変ありがたい御指摘で、感謝をいたします。  先ほど柳井事務局長からも御答弁申し上げましたが、広報活動には我々も十分意を注いでまいりたいと思っております。現地でUNTACのスポークスマンがいろいろと発表などをしておられますが、私も、官房長官の会見でも、できるだけ...全文を見る
○河野国務大臣 カンボジアの情勢はやはり選挙が非常に重要な場面になる、これは当然のことだと思います。そしてまた、選挙の結果いかんによって選挙後が非常にデリケートな環境になる可能性がある、これも委員御指摘のとおりだと思います。それで、現在極めて流動的にさまざまな議論がなされておりま...全文を見る
○河野国務大臣 一般論として申し上げたいと思いますが、どうも我が国はボランティア活動というものが他国に比べてやや活発でない面があるのではないかという感じが私はしております。それは一体なぜだろうかということを考えてみますと、私はボランティア活動に参加したいと思っている人は相当数いる...全文を見る
○河野国務大臣 最近は企業の中にもそうしたことに理解を示される企業が出てきたということを新聞か何かで私は拝見をしまして、大変うれしく存じました。これらがごく限られた企業ではなくて、大体どこの企業でもそういう国際貢献のためのボランティア活動には理解を示してくれるというようなことにな...全文を見る
○河野国務大臣 有力な委員の御提案として承っておきます。
○河野国務大臣 国際貢献が大事であるということは十分承知をしているつもりでございますし、ブトロス・ガリ国連事務総長の話を引用するまでもなく、国連のこうした活動にはできるだけ多数の国が参加をすることが望ましいことも私はよくわかっております。モザンビークに日本からも出すべきではないか...全文を見る
○河野国務大臣 委員お尋ねのものは、いわゆる歳費と言われるものについてだろうと思いますが、ここに昭和五十七年七月二十一日の議員関係経費等に関する調査会の答申というものがございますが、その答申の中には、歳費とは「国会議員がその地位にふさわしい生活を維持するための報酬として受けるもの...全文を見る
○河野国務大臣 自治大臣から御答弁申し上げましたので、重複を避けたいと思いますので別の視点から申し上げたいと思いますが、本来、政治活動に要する政治資金については、国民の自発的な意思に基づく国民の浄財で賄われるというのが本来の姿だろうと思います。これをどういうふうにルール化するかと...全文を見る
○河野国務大臣 かたい決心と強い決意を持っております。
○河野国務大臣 ちょっと時期を正確に忘れましたので、間違いであれば後で訂正させていただきたいと思いますが、ロッキード事件前後のことではなかったかと思いますが、行政改革を提言した提言の中に、行政手続法という法律をつくるべきじゃないかと。つまり、政治が行政の中に過剰な干渉をする、政治...全文を見る
○河野国務大臣 どんな言葉を使ったかということよりも、やはり今委員おっしゃったように、もう実行していくこと以外にないというふうに思います。宮澤総理は、国際環境を初めとして、今変化の時期、変革の時期、その変化、変革をリードするのは政治だ、その政治が変わらなければいかぬということを言...全文を見る
○河野国務大臣 昨日だったと思いますが、自民党の政治改革本部に本部長として宮澤総理が出席をされて、党員、自民党国会議員の多くの方々からさまざまな御意見をいただいて、その御意見を謙虚に聞きながら、とにかく一日も早く自民党案をまとめようということを皆さんにお願いをしてきたところでござ...全文を見る
○河野国務大臣 まだ内定も決定もいたしておりません。
○河野国務大臣 私の想像でございますけれども、御成婚の日取りは、納采の儀の日取りが決まって、それから後になるというふうに考えるのが常識だと思います。  それから、予算については、まだその日取りも決まらない現状でございますので、今ここで申し上げるものを持っておりません。
○河野国務大臣 委員おっしゃいますように、国民ひとしくお祝いをする大変重要な行事だと心得ております。ただ、現在御審議はいただいておりますけれども、まだ日にちの特定もできていないという状況でございます。この問題についてはもうしばらくお時間を拝借したいというふうに思います。
○河野国務大臣 日韓両国は自由と民主主義という価値観を共有する国でございます。御指摘のとおり、日韓関係の発展は、両国のみならず東アジア地域の安定と繁栄にとり極めて重要でございます。  金泳三新大統領が選挙で当選をなさった直後に宮澤総理と電話でお話がございました。今後両国が未来志...全文を見る
○河野国務大臣 両国は極めて近い間柄、物理的にもあるいは地理的にも近い間柄でございます。昨年は二回にわたって、公式非公式二回にわたって首脳の話し合いがございました。日韓両国には、今委員がお話しになりましたように、日韓議連その他、人間的にも大変交流の場が豊富でございますから、さまざ...全文を見る
○河野国務大臣 委員御指摘になりましたように、極めて、私どもは誠心誠意交渉に臨んでおるにもかかわらず、本会談が中断をしたままになっていることは残念なことでございます。しかし、これも委員がおっしゃいましたように、こうした国が我が国と極めて近いところに存在する、このこともまた我々は忘...全文を見る
○河野国務大臣 委員おっしゃいますように、モザンビークは五原則に適合しているというふうに私も思います。そして、これは割合と、委員のお言葉をかりれば、日本がPKOに参加するのにしやすいところではないかという御指摘は、恐らく政治的な背景、つまりソマリアにしても、あるいはカンボジアにし...全文を見る
○河野国務大臣 まず最初に申し上げておきたいと思いますことは、渡辺外務大臣、林大蔵大臣それぞれ訪米をされまして、ベンツェン財務長官とはお会いになりましたが、渡辺・ベンツェン会談、林・ベンツェン会談、いずれもベンツェン財務長官から円高についてのお話はなかったというふうに私どもは報告...全文を見る
03月01日第126回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○河野国務大臣 順位のつけ方がいろいろな角度からなされておりまして、残念ながら今先生御指摘の見方でいきますと極めてまだその率は低うございます。  ただしかし、一方で絶対額は大変大きな額を占めているわけでございますから、この大きな額のODA拠出をしている以上、一方では顔が見えない...全文を見る
○河野国務大臣 先生御質問の冒頭におっしゃいましたように、先般この席で宮澤総理がお答えを申し上げた、大変悩んでいる部分もあるというあのお答えと全く同じ意見を持っております。四原則を我々は決めまして世に問うておるわけでございますが、この四原則をまずメッセージとして伝えて、対象国とは...全文を見る
○河野国務大臣 委員御指摘のとおり、国連にとりまして今極めて重要な時期、場面に直面しているというふうに思います。委員御指摘をいただきましたように、冷戦後の世界、そして地球規模で起こるさまざまな出来事、さらには国連の財政的危機、そういったことを考えますと、宮澤総理が国連に行って提言...全文を見る
○河野国務大臣 国連改革につきましては、先ほども申し上げましたように、宮澤総理が国連に参りまして提案をした事実がございます。我々は、我々みずからが改革についての提言をいたしておる以上、真剣に、極めて重要な問題として取り組まなければならないのは当然のことでございます。  事務当局...全文を見る
○河野国務大臣 我々が確認できることは、冷戦の時代が終わったということは確認できたとしても、では次にどういう時代が始まったかということについて我々はまだ全く確認できないでいるというふうに私は思うのです。冷戦の時代が終わり、今度はいかなる時代が始まるか、あるいはいかなる時代を我々が...全文を見る
○河野国務大臣 PKO活動につきましては、委員御指摘のとおり国民の関心極めて高く、国会でも活発な御議論があったという経緯を踏まえれば、国会にできる限り御報告を申し上げることが重要と心得ております。法律の第七条に、実施計画については閣議で決定をして国会に報告をするということになって...全文を見る
○河野国務大臣 一番の基本は、アジア諸国とともに考え、ともに行動をする、一緒に考え、一緒に行動するというのが宮澤総理の、今回のアジア訪問で各所で話をされ、総括的にタイのバンコクで演説をされましたが、その中に流れる気持ちでございます。
○河野国務大臣 正確な文言とか詳細は政府委員から答弁をしてもらいたいと思いますが、総理の気持ちの中にございます大事な部分は、謙虚にアジアの国々と話し合い、一緒に考え、一緒に行動する、つまり謙虚でなければならない。それは委員御指摘のように日本の過去についても忘れてはならない、十分思...全文を見る
○河野国務大臣 委員がおっしゃいますように、恐らく戦後の相当混乱期でございます。お互いにどんな問題があったかを完全に把握をして問題解決と言ったかどうかということについては、昨今の状況を見ればやはりいろいろ問題はあったかもしれない、そう委員がおっしゃることは、事実に照らしてみて私も...全文を見る
○河野国務大臣 従軍慰安婦の問題は、お互い人間として心の痛みを禁じ得ません。どんなにかつらい思いをなさったかということを考えますと、我々がその心の痛みを何らかの形で表現をするということも考えなければなりませんし、その前に真実をでき得る限り正確に把握するということが必要であるという...全文を見る
○河野国務大臣 議員の身分に関する問題でございますから、政府が政府の考えで法律をつくる、法律案を提案をするということよりも、議員提案というのは一つの筋であろうというふうに思います。  さらに、先生御指摘の話し合いというのは談合じゃないか、こういう御指摘がございますが、これは別に...全文を見る
○河野国務大臣 憲法の定めにあるとおりだと思います。
○河野国務大臣 議員の身分は、その議員を選んだ当該選挙区の有権者とその議員との間の神聖な関係によって成るというのが御主張かと存じます。
03月02日第126回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○河野国務大臣 総理御答弁の前に、私から状況だけ申し上げたいと思いますが、エリツィン氏を東京サミットにお招きするかどうかという問題については、現在まだ結論は出ておりません。これらは、委員御承知のとおり、G7のメンバーの合議、合意によって決定すべきものでございまして、またそうした合...全文を見る
03月04日第126回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○河野国務大臣 平成五年度における内閣及び総理府所管の歳出予算要求額について、その概要を御説明いたします。  内閣所管の平成五年度における歳出予算要求額は百五十四億一千万円でありまして、これを前年度歳出予算額百四十三億九千百万円に比較いたしますと、十億一千九百万円の増額となって...全文を見る
03月04日第126回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○河野国務大臣 平成五年度外務省所管一般会計予算案の概要について御説明申し上げます。  外務省予算の総額は、六千六百四十一億百万円であり、これを平成四年度予算と比較しますと、四百二十五億七千六百万円の増加であり六・九%の伸びとなっております。  国際社会は、古い秩序が急激に瓦...全文を見る
03月05日第126回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○河野国務大臣 国会は国権の最高の機関でございます。国会におきましてさまざまな立法が行われ、その国会で御議論の末、成立をした法律に基づいて行政府は忠実にこれを執行するということであろうかと存じます。
○河野国務大臣 内閣は、内閣総理大臣のもとで、おのおのの閣僚が一つの意思、方向に基づいて行政を執行するということだと存じます。
○河野国務大臣 つかさ、つかさがございますから、それぞれの担当する部分については、その担当する部分の最高の責任者でございますが、内閣を構成するという意味からは、例えば予算委員会でも、全閣僚が出席をして予算の審議に総括質問等で応じるということもその一つのあらわれと存じます。
○河野国務大臣 内閣総理大臣が内閣を束ねて、その最高の責任者として全体の指揮をとるということになろうかと思います。
○河野国務大臣 正確を期すために、法制局から御答弁させていただきます。
○河野国務大臣 基本的にそのとおりだと思います。
○河野国務大臣 附帯決議には法的拘束力はないと思いますが、国会の意思を示すものというふうに思います。
○河野国務大臣 もしそのことが法律を侮辱し、法律を真っ向から否定してその法律の執行を行わないということであるとすれば、それは問題だと思います。しかし、政治家として一つの意見、見識を述べられた、それには十分前提がつけられ、あるいは行政の長としての節度というものがあるとすれば、それは...全文を見る
○河野国務大臣 お述べになりました方の文脈、事実関係というものをもう少し詳細に承知し、できませんと、それだけで評価をするということはなかなか難しいと思いますが、先生のおっしゃるお気持ちは理解はできます。
○河野国務大臣 立法府が審議の上お決めになった法律の執行に当たって、その法律の執行について、執行の指揮をとるべき行政府の長がそれに反する命令を行う、あるいはその法律の執行を行わないということであれば大変問題だという御指摘であるとすれば、それはもうそのとおりだと思います。しかし、先...全文を見る
○河野国務大臣 議院内閣制でございまして、行政府の長といえども、一方でバッジをつけた議員という立場を持っていることも、先生よく御理解をいただいていると思います。しかし、行政の最高責任者という立場に立ては、これは先生の御注意は御注意として受けとめなければならぬかと存じます。
○河野国務大臣 国民の立場、その法律のもとで日常生活をしていらっしゃる方の立場を考えれば、行政の継続性というものは極めて重要なものだというふうに思います。
○河野国務大臣 その政策が、どちらがいいかということについてはこの際ちょっとおくとして、お尋ねの継続性という点についてだけ申し上げれば、法律は変わっていない、同じ法律が施行されているにもかかわらず、行政の長がかわった途端にその主張が違ってしまうということは、これは、先ほど申し上げ...全文を見る
○河野国務大臣 委員、大変お心遣いをいただいて、閣僚の固有名詞もなく、特定の方を指しての御発言ではございません。私も一般論としてお伺いしておるわけでございますが、閣僚たる者心得なければならないことが幾つかあると思いますが、委員おっしゃるようなところもそのうちの一つであろうかと思い...全文を見る
○河野国務大臣 先生おっしゃるように、国益という言葉は一般的にしばしば使われることがございますが、省益という言葉はほとんど使われることはない。ただ、国益という言葉をもじって、こういうことがあるとすればこういうことかなあといって使われたのだろうと思いますが、本来、省益などというもの...全文を見る
○河野国務大臣 おっしゃる意味はよく理解をすることができます。
○河野国務大臣 先ほども申し上げましたが、いろいろ御心配をいただいて、最近ではそうした御心配がなくなっているというふうに感じておりますが、もし依然として問題ありと、私、自分で判断するときには、率直に申し上げたいと存じます。
○河野国務大臣 いろいろな分野があって、分野によってさまざまな考え方があるのだろうと思います。例えば学校は、私学と国公立との関係をどういうふうに調整をするか、調整といいますか、役割分担をするかというような問題もございましょうし、さまざまな分野でさまざまなすみ分けといいましょうか、...全文を見る
○河野国務大臣 お尋ねのような問題があると思います。それらはいずれも国力によっても違うと思いますし、あるいは地域の実情によってもさまざまな考え方があると思います。そして、いずれが、いずれがという言い方もどうかと思いますけれども、どういう方向を目指すことが、結局最終的に国民にとって...全文を見る
○河野国務大臣 従軍慰安婦と言われる方々の体験と申しますか、そしてまたこれまでの生活がいかがであったかということを考えると、大変胸が痛みます。当時の体験も、そしてまた戦争が終わった後生きてこられた長い年月に背負ってこられたであろうそうした記憶というものについて本当に我々は誠心誠意...全文を見る
○河野国務大臣 外政審議室を中心に、関係のありそうな省庁に手を広げて、調査を続けております。この問題は、できるだけ早く真実を見つけ出して、そして我々の気持ちを表現するということが大事だと私は思っております。  今委員おっしゃるように、韓国も新政権が発足をして、これを機にというお...全文を見る
○河野国務大臣 事柄を定義するというのは実はなかなか難しいようでございまして、特に先住民族であるかどうかということを定義するためには、これは国際的な定義ともかかわってくるということもあって、事務当局に聞いてみると、どうも国際的な定義がいまだもう一つはっきりしないということから、そ...全文を見る
○河野国務大臣 五十嵐委員はそこは非常に老練な議員でいらっしゃるから、古くから住んでおられた方々という言葉の使い方を我々は長く事務的に使ってきたようでございまして、私もまたその使い方を繰り返したいと思っております。
○河野国務大臣 いろいろな見方があるのだろうと思いますが、私どもはUNTACの明石代表などからのお話が一番全体を俯瞰した形で見ておられるというふうに実は思っておりまして、明石代表からいろいろお話も伺っておりますが、委員御指摘のように、五月の選挙についてはいろいろ問題はあるだろうと...全文を見る
○河野国務大臣 現在の国連の姿というものが、冷戦が終わって新しい平和秩序を求める国際社会の中でどういう役割を果たしていくか、あるいは他の多くの国連加盟国が今の常任理事国の存在というものに対してどういう信頼感を置くであろうかということが、今のお尋ねの大事なところなんだと伺いました。...全文を見る
○河野国務大臣 委員お尋ねのいわゆる小沢調査会の答申案というものは、自由民主党の党内におきます特別調査会でございまして、この調査会がさまざまな意見交換の上答申案をおまとめになって、自由民主党総裁たる宮澤喜一あてに提出をされたということを私も承知をいたしております。  それぞれの...全文を見る
○河野国務大臣 委員も十分御承知のとおり、日本の国を守るために専守防衛、必要最小限度の力を日本の国はまず持つ、しかし、それで十分でないものは米軍の力をかりて日本の領土、領空、領海を守らなければならないわけでございまして、日本の領土を守るために日本独自の力プラス・アメリカの力、最終...全文を見る
○河野国務大臣 日ごろから委員には、大変この問題について御心配をいただいておりますことを厚くお礼を申し上げます。  委員も御心配をいただいておりますように、基金の運用については、その積んであるもののフルーツで運用するわけでございますから、こういう低金利時代になればおのずからその...全文を見る
○河野国務大臣 冬柴委員から、もう長年にわたってこの問題に大変熱心にお取り組みをいただいて、さまざまな御提言をいただいておりますことを、担当をする者として厚くお礼を申し上げたいと存じます。  委員が先ほどお話しになりましたように、過ぐる日の戦争の惨禍というものはだれしもが厳しく...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘のところは、十分理解することができます。いきさつその他があってこういうことになっておりまして、お気持ち、もう一つ落ちないところもあるのだろうと思いますが、これまでのいきさつその他を考え、御理解をいただきたいと思います。
○河野国務大臣 長い年月がたって、その間に、日本と当時のソ連、今のロシアとの関係がさまざまな変遷を経て今日に至っておりまして、その間には、相手国の国情も随分変わり、日本の国内でも、今、川俣議員御指摘のように、国力も変わり、国の政治の態様も少しずつ変わってきたところもあるかと存じま...全文を見る
○河野国務大臣 ジュネーブ条約の解釈といいますか、それをどういうふうに見るかということは大分議論のあったところだと思います。川俣委員の大変長年にわたる御努力もあったわけでございますが、まあ委員そうおっしゃいますけれども、行政には行政としてのこれまたいきさつもあって、ジュネーブ条約...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘のとおり、大変御苦労をいただいた方々、こういう事業を始めることになりまして、こうしたことが、こうした本当にささやかな慰藉の事業ではございますけれども、御苦労をいただいた方々に、幾らかでもその気持ちがこれで和んでいただくということでありますれば、本当にこうした...全文を見る
03月05日第126回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○河野国務大臣 PKO法は、委員御承知のとおり大変長い国会での御議論がございまして、そうした御議論を踏まえて国会で成立をした我が国の法律でございます。その法律にのっとって、その法律の示すところに従ってカンボジアに自衛隊の施設部隊がPKO活動のために出ていっているわけでございまして...全文を見る
○河野国務大臣 エリツィン訪日延期につきましては、委員もお気づきだと思いますが、その後官房長官の記者会見におきまして、甚だ遺憾であるという旨、政府の態度を表明いたしております。さらに渡辺外務大臣も、この訪日延期が極めて遺憾だということを外務大臣として発言しておられます。これらはい...全文を見る
○河野国務大臣 結論から申し上げますが、まだ決めておりません。もちろん、今委員御指摘のように、この夏の東京サミットは日本が議長国でございますから宮澤総理が議長を務めるわけでございますが、このサミットの運営は、御案内のとおりサミットのメンバーがみんなで相談をして決めるわけでございま...全文を見る
○河野国務大臣 今委員が御指摘になりましたことは、サミットへの出席を頭に描いておっしゃっておられるのかあるいは全く別の場面、つまり日ロ二国間の問題としてお考えになっているのか定かでございませんのでちょっとお答えが的確でないかもしれませんが、もしサミットの場にエリツィン大統領を招く...全文を見る
○河野国務大臣 委員からそういう御発言がございましたが、昨年の訪日延期以後、大変厳しい御意見が寄せられていることは事実でございます。また、新聞等の世論調査などを見ましても、決して好ましいと思っておられる方はいないわけでございまして、日本の世論の対日観というものは大変厳しい結果が出...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっと話が長くなって恐縮でございますが、前段のことを少し申し上げたいと思います。  先般ドイツのコール首相が日本に見えまして、首脳会談が行われました。その際にコール首相から特にお話があったのは、文化交流についてでございます。私ども、日独関係というのは経済問題を...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘は全くそのとおりだと思います。問題は、金目の問題だけではなくて、そういう文化交流が大事だ、非常に重要だ、価値がある、そういうお互いの認識を高めるということが実は必要なんじゃないかと思います。  委員御指摘のように、県あるいは市で国際的な姉妹都市などを結んで...全文を見る
○河野国務大臣 大変貴重な御意見を多々ちょうだいいたしまして、厚くお礼を申し上げます。事務的には事務方が今申し上げたとおりでございますが、文化交流の意味の重要性というものをよく受けとめまして、努力をいたしたいと思います。
○河野国務大臣 軍縮は、我々にとっても極めて重要な目標でございます。しかし、その前提は我が国の安全そしてアジア・太平洋地域の安定、そういったものがあるということは当然のことだろうと思います。
○河野国務大臣 尊敬する先輩大臣の御発言は、全くそのとおりと感じております。
○河野国務大臣 五十嵐先生初め多くの方々からこの問題を熱心に説かれて、外務省としても十分問題意識を持っております。今先生からお話がございましたように、かねてちょうだいをしております書簡がございますから、もしチャンスがあれば外務省として誠意を持ってお目にかかり、お話をさせていただく...全文を見る
03月06日第126回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○河野国務大臣 本部長は総理大臣でございますが、私が副本部長をいたしておりますので、私から御答弁をさせていただきたいと思います。  先ほどのお尋ねがございました、本部長を交えて会議をやっておるかというお尋ねが前段ございましたけれども、副本部長のところへPKO事務 局にしばしば...全文を見る
03月09日第126回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) 調査の結果を見て判断をするつもりでおります。
○国務大臣(河野洋平君) 委員は派遣を見送ったと断定的におっしゃいますが、派遣を見送ったわけではございません。私どもは、仮に派遣をするとしても十分な調査が必要である、こう考えたわけでございまして、現在調査団が出ておりますから、この調査団が戻ってまいりましてその報告を聞いて検討をし...全文を見る
03月10日第126回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(河野洋平君) お尋ねの件につきまして、後刻、政府といたしまして統一見解を出させていただきたいと思います。
○国務大臣(河野洋平君) お尋ねの金丸氏が閣内にいた昭和六十一年当時に公開された金丸氏の資産によりますと、これは六十一年七月の第三次中曽根内閣発足時における金丸氏の資産公開によるわけですが、土地及び建物で二千八百六十六万円、預貯金で二千二百万円、有価証券で額面価格で七千七百五万円...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 割引債につきましては、資産公開制度、これは昭和五十八年十二月にスタートをしたわけでございますが、発足時より有価証券の一部として資産公開の対象として含まれているということになっております。
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど申し上げました中曽根内閣当時、すなわち昭和六十一年当時に金丸氏が割引債を所有していたかどうかは定かではございませんから、現在は何とも申し上げようがございません。
○国務大臣(河野洋平君) 閣僚の資産公開は、閣僚の申し合わせによって資産を公表しているものでございます。それぞれの閣僚が御自身のお気持ちにおいて御自身の行政の長としての責任を明らかにするという点で公表をしているものでございまして、私はこの公表に間違いがあるとは思っておりません。
○国務大臣(河野洋平君) 委員御指摘のように、閣僚は資産を公開いたしておりますから、資産公開の表の上に割引金融債という欄がございますからそこをお調べをいただけば直ちに一目瞭然でございますが、念のため私から各大臣に確認をいたしましたが、この宮澤内閣において割引金融債を所有している閣...全文を見る
03月11日第126回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(河野洋平君) 委員から昨日御指示がございました政府の統一見解について申し上げます。  政府は、従来から、武器の輸出については、平和国家としての我が国の立場から、国際紛争など を助長することを回避するために、武器輸出三原則等に基づき慎重に対処してきているところであり...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 詳細、事務的な部分につきましては政府委員から答弁させていただきたいと思います。
03月19日第126回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(河野洋平君) 官房長官は総務会に出席をいたしておりませんので、事実関係はよく詳細承知しておりません。
○国務大臣(河野洋平君) 一部、新聞で報道をされましたので、官房長官といたしまして、科学技術庁長官には事実そういうことがあったかどうかをお尋ねをいたしました。中島大臣からはそうした事実はございませんという御返事がございましたし、重ねて中島大臣からは記者会見でそうした事実のない旨を...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 中島大臣は閣僚として誠実に仕事をいたしておられます。こうした仕事の実績を考えますと、中島大臣の御発言は十分信頼するに足るというふうに思っております。
○国務大臣(河野洋平君) 国際的にさまざまな問題を取り上げて、ある時期を一つのきっかけをつくるための時期として御指定をなさることが過去にもいろいろございました。  例えば、障害者年などもその一つでございますが、そして、それを一つのきっかけとしてその運動なりその考え方が広まってい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) アイヌの人々が古くから北海道に住んでいたということは文献その他からも明らかで、これは古くから住んでおられたということは通説になっているというふうに承知しております。
○国務大臣(河野洋平君) 先住民とか先住民族とかいう言葉は国際的にどういうふうに定義をするかということで、専門家の方々がさまざまな議論をしておられるようでございます。コボ報告を初めとしてこの問題についてはさまざまな報告が行われておりますが、依然として先住民族とはこういうものだとい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) アイヌ新法をつくれという御要請は十分承知をいたしております。先生も御承知のとおり、この問題については検討委員会などができていろいろと検討も続けているところでございますから、この検討委員会の検討が進むのを見守っているところでございます。  先生御指摘のよ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 大変この問題に長く取り組んでこられておる先生の御指摘はまことにごもっともな点が多うございます。  しかし、事実関係をまず申し上げますと、検討委員会では、先生からさまざまな御指摘もございましたし、あるいはいろいろな方面からの御指摘もございまして、昨今では...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) お尋ねをいただいている先生の方がこの問題にははるかに十分な知識をお持ちでございますので、どういう答弁を申し上げるのがいいかと思いますが、検討委員会は御承知のとおりかかわっております役所も十省庁に上っております。大変広範多岐にわたる議論をするのは当然のこと...全文を見る
03月23日第126回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(河野洋平君) 総理へのお尋ねでございますが、事実関係もございますので私からまず御答弁をさせていただきたいと思います。  金泳三大統領が従軍慰安婦問題に関しまして、日本側がその真実を明らかにすることが重要であるとの趣旨の発言を行われたということを承知いたしております。...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 金泳三大統領がただいま委員おっしゃいましたような趣旨のことを発言されたということも承知をいたしております。このことは、韓国政府がこの問題を非常に重要視しているということのあらわれというふうにまず思います。と同時に、韓国政府がこの問題について、補償の問題は...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 昨年七月に中間的な発表をさせていただきましたが、それ以後も六省庁にわたりまして真実の解明のために懸命の努力をいたしております。大変膨大な資料の中から関係する文書を見つけ出すという作業も相当な作業でございまして、現在、誠心誠意その作業に取り組んでいるところ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) お尋ねがございましたし、こちらから何回もお答えを申し上げておりますように、当然全体像がわかるように誠心誠意調査をいたしております。現在もそれを続行いたしております。
○国務大臣(河野洋平君) 解明するべく一生懸命調査をいたしております。
○国務大臣(河野洋平君) まずは文書を徹底的に調べるということが調査のスタートでございます。大分調査は進んでおりまして、先ほども御答弁を申し上げましたが、相当なところまで文書を探す調査は進んだようにも思います。この文書を探す調査だけでは十分でないという部分もございますから、関係さ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 慎重に今考えているところでございます。
○国務大臣(河野洋平君) 御意見としてはよく承っておきたいと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 聞き取り調査につきましては、我が国との関係、各地域の事情など考慮すべき点がまだございます。先ほどから申し上げておりますように、十分委員の御意見は承らせていただいて慎重に考えたいと存じます。
○国務大臣(河野洋平君) 国会においても繰り返しお答えをいたしておりますが、法的には日韓間では、従軍慰安婦問題に関する補償の問題を含めて日韓両国及び両国民間の財産・請求権の問題は、一九六五年の日韓請求権・経済協力協定により完全かつ最終的に解決済みであるというのが政府の立場でござい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 繰り返し申し上げることになりますが、金泳三大統領の御発言を私も伺いまして、大統領のお考えはお考えとして大変高い見地からの御判断というふうに伺いましたけれども、私どもには私どもの、先ほどから申し上げておりますように、筆舌に尽くしがたい辛い思い、悲しい思いを...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ただいま条約局長から御説明を申し上げました人道に対する罪ということで、極東国際軍事裁判所が裁判をしたわけですけれども、同裁判において人道に対する罪について有罪とされた被告は存在しなかったものと承知いたしております。しかし、これは繰り返し申し上げますが、人...全文を見る
03月24日第126回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(河野洋平君) 現在カンボジアに行っておりますPKO施設大隊は、国会において成立をいたしました法律に基づいて出かけていっておるわけでございます。その法律に基づいて実施要領ができ上がっているわけでございまして、現在のPKO施設大隊がどういう行動をとるかは、現行法に基づきつ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 大変恐縮でございますが、当時はまだ法律ができていないわけでございまして、その法律をつくるべく二百時間に及ぶ議論がここでなされたわけでございます。その法律に基づいて実施要領その他が現在あるわけでございまして、その実施要領は先ほど政府委員が申し上げたとおりで...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 制憲議会選挙が行われて新政権が発足をいたしますれば、その後の状況については新しい事態が出てくると思います。現在でも、例えば大統領制にしてはどうかなどという議論がさまざま言われているというふうにも伺っておりますが、いずれにせよ、カンボジア国内でいかに平和な...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 現在、自衛隊施設大隊が行っておりますが、この施設大隊について派遣を認めております期間は十月末まででございますが、それ以前にカンボジアにそうした新しい政権ができ上がり、UNTAC及び国連安保理その他がどういう判断を下すかということを見なければ、我々は何とも...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) いわゆる戦後処理の問題につきましては、昭和五十九年の十二月でございますが、戦後処理問題懇談会がおよそ二年半にわたる全三十五回の検討を終えて報告書を出してくださっております。  その報告書の御論議を踏まえて私どもはいろいろ考えているわけでございますが、も...全文を見る
03月25日第126回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○河野国務大臣 PKO五原則はそれが満たされていればすべてに出すというものではなくて、そのPKOの五原則が満たされていれば、そこから政治判断をその上で下すという筋のものだというふうに私は考えておりまして、調査団が参りまして、PKO五原則はおおむね満たされておるという報告書を提出を...全文を見る
○河野国務大臣 一般論をまず申し上げますが、一般論として私は国際貢献はさまざまな貢献の方法があるというふうに思っております。紛争処理への協力ももちろんあると思いますけれども、もっと根源的に言えば、飢餓とか貧困とかそういったものをなくしていくことが、紛争を根本的にといいますかさかの...全文を見る
○河野国務大臣 お尋ねのとおり、パリ和平協定に基づいて、これはカンボジアの和平の一番大きな枠組み、最も大事な枠組みでございますが、この枠組みなどを根拠に日本からも施設大隊を派遣しているわけでございます。もちろん、五条件というものがございます。その五条件の中でも当事者間の和平という...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど副総理・外務大臣が御答弁をなさったことに尽きているというふうに存じます。  和田議員ももう十分御認識をいただいておりますように、五条件が満たされているか満たされていないかということは、満たされていなければこれは議論のテーブルにのらないものでございます。満た...全文を見る
○河野国務大臣 恐縮ですが、私から先に御答弁をさせていただきます。  ガリ事務総長と宮澤総理との会談は私も同席をいたしておりました。当時、ブトロス・ガリ事務総長から宮澤総理に、国連の事務総長としての期待を込めた御発言がございまして、その御発言の中に、幾つか地域を例示的に出された...全文を見る
03月26日第126回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) 大変恐縮ですが、ちょっとお時間を拝借して、経過を少し御説明させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。  国連のモザンビーク活動でございますが、我が国への協力要請が国連からございました。それは昨年の暮れあたりかと存じますが、そのころから、全く非...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 板垣先生がかねてから一号館の保存に奔走しておられることを私どもも承知をいたしております。ただいまお話しのように、一号館の持つ近現代史的な意味というものは、日本人が忘れてはならない意味、意義を持っておるというふうにも考えます。  一方で、板垣先生も御理解...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) かねてからお話がございまして、私もいろいろ勉強させていただきました。今御答弁ございましたように、人事院総裁におかれましてもこの問題に強い関心を寄せられて、極めて前向き、積極的に御検討をいただいているように伺っております。  私どもといたしましては、人事...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 委員御承知のとおり、エリツィン大統領は二十日にテレビ演説を行いまして、信任投票を行うこと及び特別統治制度を導入することなどを骨子とする措置をとる旨発表して国民に支持を求めました。これに対しまして、二十二日には憲法裁判所が特別統治制度は違憲であるとの決定を...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 改革のために努力をなさるエリツィン大統領に対しまして、G7が一致してその改革の努力を評価するということを言ったわけでございます。そのことはロシアの議会あるいはロシアの国民にぜひそうした評価、エリツィン大統領の改革への努力を広く世界は支持しているよというこ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 冷戦構造が終えんを遂げて、世界は新しい国際平和秩序を模索している中で、世界をかつて二つに分けていた一方の雄とでも言いましょうか、スーパーパワーであった国が共産主義を捨てて民主化への道をとるということは大変大きな変化でございます。その大きな変化が世界の平和...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 七月の東京サミットにエリツィン大統領を招請するという判断は、昨年のエリツィン大統領の訪日が延期をされているということとは次元を異にした問題というふうに考えております。  七月のサミットにエリツィン大統領が来られるということと、延期されている大統領の訪日...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 仮に七月、エリツィン大統領が東京へ見えたという前提でお話を申し上げたいと思いますが、私どもが考えておりますのは、例えば東京サミットの日程の枠外で宮澤・エリツィン会談が行われるかどうかということについては、その可能性は排除されない。あるかもしれないしないか...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) モザンビークに関しましては、後ほどもし御希望があれば政府委員から詳細をお答えいたしますが、昨年の十月の初めに和平の枠組みができ上がりました。モザンビークの和平はカンボジアその他と少し趣を異にしております。  と申しますのは、モザンビークにおきましては、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 現在の段階では輸送調整要員五十名程度を派遣するということにとどめるつもりでおります。イタリーの歩兵大隊が恐らく既に到着をしているというふうに思いまして、これが到着をいたしますと武装解除の四十九カ所も恐らく進んでいくことと思いますが、詳細は政府委員から答弁...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御指摘のとおり、かねてから私は個人的にも行政手続法の存在に関心を持っておりました。現在、行政手続法案は、今総務庁長官からお話がございましたように精力的に作業が進んでおります。  本来、私どもは閣議の席で、予算関連でない法律案は大体三月の半ばをめどに法律...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 詳細政府委員から御答弁をさせていただいたわけでございますが、政府が掲げております生活大国づくりという大きな目標がございます。この生活大国づくりに向けて障害者の皆さん方にいわゆる完全参加といいますか、積極的に一緒になっていい社会をつくろうという精神でこの問...全文を見る
03月29日第126回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(河野洋平君) 総務庁長官の御答弁と同意見でございます。
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど来総務庁恩給局長等が御説明を申し上げておりますとおり、国と公務員との関係というものについて長い間の歴史の積み上げが一方でございます。大正十二年でございますか、この長い間の国と公務員との特別な関係というものに立脚した制度、この制度を見てみますとやはり...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御自身の御体験もございましょうし、いろいろとこの場面になってくると、つまり、戦後四十五年、五十年近くになってくると、気になる部分、気がつく部分があるということもお話を伺っているとわかります。  終戦直後の混乱期では見えなかったことが、時代がたつに従って...全文を見る
03月30日第126回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(河野洋平君) お尋ねの件は、いずれにしても政治家一人一人のモラルの問題がその根底にあるのだと思います。  政治家の側から考えてみますると、政治活動に必要とする資金をどういう手段で受け取るかということについては法律に定めるところがございますから、その法律の定めに従って...全文を見る
03月31日第126回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(河野洋平君) 国連のPKO活動というものが、その効果を上げるためにさまざまな方法を考えておられる。先般来日されたブトロス・ガリ事務総長などもいろいろなことを考えておられるというのは久保田議員のおっしゃるとおりだと思います。しかし、我が国がPKO活動に協力をするというこ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この問題は、国際社会においてこうしたPKO活動が行われる、和平協定が調いいよいよPKO活動が行われるということになりますと、国連周辺でそれに協力をしてほしい、協力を依頼したいというようなことが非公式に内々サウンドがあるんだろうと思います。  また、そう...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) モザンビークヘ派遣の準備をすることを閣議で私から報告し、御了承を得たところでございます。これからその準備が開始をされる、事務的にその準備が開始されるということでございます。
04月19日第126回国会 衆議院 決算委員会 第7号
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○河野国務大臣 委員も十分御承知のとおり、今日のロシアの状況は、自由主義、民主主義をとる我々の極めて関心のあるところでございます。  かつて旧ソ連の時代に東西の冷戦という厳しい時代が長く続きましたけれども、その冷戦が終えんを迎えまして、今日ロシアは経済的にも社会的にも政治的にも...全文を見る
○河野国務大臣 まず前段のお尋ねでございますが、今回の対日支援につきましても、基本的には、先ほど私申し上げましたロシア国内におきます政治的、社会的、経済的な改革というものはロシア自身の自助努力といいますか、ロシア自身がそうした方向に向かって努力をするということが何より前提であろう...全文を見る
○河野国務大臣 まだ申し上げるところまで固まっておりませんので控えておりましたけれども、先ほど申し上げましたコスイレフ・ロシア外相と我が国武藤外相との協議、会談によりますれば、その二国間の問題を抱えてエリツィン大統領が訪日をなさる時期は、そのサミットの時期より前である可能性も十分...全文を見る
○河野国務大臣 委員御指摘のように、国会におきましていろいろ御相談をいただいて、来週にも本会議でPKO法に基づく御報告を申し上げるという場面が準備されつつあるように伺っております。国際平和協力業務にかかわる実施計画の決定でございますとか変更でございますとか、こういったことがあった...全文を見る
○河野国務大臣 先生もよく御承知の上での御質問と思いますけれども、現在カンボジアにおきます状況は、一部地域においてかなり緊張が高まっている、あるいは若干の衝突があるということが報道によって知らされております。私どももそれは承知をし、大変心配をしながら事態を見守っているところでござ...全文を見る
○河野国務大臣 事務的なことは後ほど政府委員から答弁をさせていただきたいと思いますが、私から委員に一言だけ申し上げたいと思いますことは、先ほども申し上げましたように、確かにカンボジア各地で、事件といいますか事故といいますか、カンボジアの平和を達成するために協力しようとして世界各地...全文を見る
○河野国務大臣 政経不可分も拡大均衡も、いずれも一つの政策的な表現だと思います。  一九六〇年代から七〇年代にかけて、かつてのソ連は領土問題が存在することすら認めないという状況でございました。この領土問題も存在しないというかたくななソ連の政策が一方であり、ところがその一方で、一...全文を見る
○河野国務大臣 先ほども御質問にお答えいたしましたけれども、対日支援で極めて重要なポイントはまさに御指摘のところにあると思います。対日支援で最も大事だと先般のG7合同閣僚会議のときにも言われましたポイントの一つは、ロシア支援、ロシアが民主化、自由化に進むためにはまず自助努力が何よ...全文を見る
○河野国務大臣 カンボジアの情勢は、今委員が御指摘になったようなことも含めてなかなか複雑だと思います。こうした複雑な情勢に対応するために、UNTACを初めとして、カンボジアの恒久的和平を築き上げることを念願とする多くの人たちはまたいろいろなことを考えていると思うのです。制憲議会選...全文を見る
○河野国務大臣 キュー・サムファン議長がプノンペンから引き揚げられたということは私どもも承知をいたしております。しかし、この際キュー・サムファン議長は、現在のプノンペンでは自分の安全が心配だ、それが引き揚げる理由の一つであるということを言っておられるようでございます。このことがど...全文を見る
○河野国務大臣 カンボジアの永続的な和平を達成するという重要な国際貢献の任務を帯びて現地に行っておられるPKO要員の皆さんが、安全にその作業を終えて、立派に当初の目的を達成されるということが何よりも我々にとっては重要でございます。  しかし一方で、最近散発的に起きております事件...全文を見る
04月22日第126回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○河野国務大臣 ただいま議題となりました皇太子徳仁親王の結婚の儀の行われる日を休日とする法律案及び日本国憲法第八条の規定による議決案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、皇太子徳仁親王の結婚の儀の行われる日を休日とする法律案についてでございます。 ...全文を見る
○河野国務大臣 委員からも御発言がございましたように、私どもにとりましても、皇太子殿下の御結婚はまことに久しく待ち望んでおりました御慶事でございます。心からお喜びを申し上げたいと存じておりますが、国民の祝意の表し方はあくまでもお一人お一人各人の自主的な、自発的な気持ちをあらわすと...全文を見る
○河野国務大臣 恩赦につきましては、過去の先例などを調べて、先例にできるだけ即した形をとるということが大事であると同時に、今委員が御指摘になりました今日の政治を取り巻く状況その他も十分に勘案する必要があるのであろう、これは私の個人的な意見でございます。  しかし、先ほど法務省か...全文を見る
○河野国務大臣 ただいま御説明を申し上げましたとおりでございますが、私どもといたしましても、皇室の持つ長い伝統というものを大事にするということも極めて重要だと思います。  そこで、結婚の儀でございますけれども、結婚式は、結婚をする当事者が望む方式によって行うというのが社会の慣例...全文を見る
○河野国務大臣 御慶事に当たってこれを利用するごときものは好ましいことではないという山中委員のお気持ちは、私もよくわかります。  恩赦につきましては、先ほども福田委員に申し上げましたように 前夜と申しますか先例に従って検討をなさっておられるというふうに思いますが、いずれにしても...全文を見る
○河野国務大臣 いずれにしてもこの問題は、まず法務省でお考えがまとめられ、法務大臣から御報告があって、それに対して最終的な決断を、まさに委員御指摘になりましたように政治的な判断を下すという場があるかもしれません、あるいはそういう場がないかもしれません。まだそこまで申し上げる段階で...全文を見る
○河野国務大臣 大変貴重な御意見を承りました。ただいまの御意見は十分頭に入れて対応したいと思っております。
○河野国務大臣 委員も十分もう御承知のとおり、皇位継承第一順位者である皇太子殿下の御結婚は、まさに国民的な慶事であるだけでなく、その結婚の儀は閣議決定により国の儀式として行われるなど公的な性格が極めて強い行事でございます。政府といたしましては、この結婚の儀の行われる日を休日とする...全文を見る
○河野国務大臣 先ほどもお答えをいたしましたけれども、祝意の表し方は各人それぞれ自発的、自主的なものであることが何よりであろうと思います。しかし一方で、今回の慶事が国民久しく待ち望んでいたものであるとお考えの方も多いということにもかんがみまして、御結婚の当日は休日とするという法律...全文を見る
○河野国務大臣 結婚式は、結婚をする当事者が望む方式によって行うということが社会の慣例として定着をしていると考えられておりますから、さきの閣議決定に当たって、国はこの社会の慣例に従って、両殿下が望まれる方式を受け入れて、そのような方式による結婚の場を設けることにしたものでございま...全文を見る
○河野国務大臣 お話がございましたように、今回の御慶事は国民が久しく待ち望んでいたものでございます。この御慶事が滞りなく多くの国民の祝福の中で行われますよう万全を期すつもりでございます。
04月27日第126回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(河野洋平君) ただいま議題となりました皇太子徳仁親王の結婚の儀の行われる日を休日とする法律案及び日本国憲法第八条の規定による議決案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、皇太子徳仁親王の結婚の儀の行われる日を休日とする法律案についてでござ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御質問が二つあるんだろうと思います。  六月上中旬とした理由でございますが、まず第一にお答えをいたしますのは、御結婚の儀は納采の儀が終わりましてできるだけ早い時期に行われることが望ましいのではないかという考えを基本といたしまして、皇室その他の諸行事の日...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) その趣旨において全く同じものでございます。
○国務大臣(河野洋平君) 附則の第二項の規定によりまして、国の行政機関、裁判所、国会に置かれる機関などは休日となるとともに、地方公共団体も休日となります。また、銀行などのように、国民の祝日に関する法律に規定する休日を当該企業の休日とする旨法令上規定されているものも休日となるわけで...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 皇太子殿下、皇太子妃殿下の御成婚は多くの国民が久しく待ち望んでいた御慶事だと思います。そこで、恐らくこの御結婚の儀に際してさまざまな祝意を表される方がおられるものと思います。しかし、その祝意の表し方はそれぞれであって、これは全く強制する性質のものではない...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど来から申し上げておりますように、何%休めばというパーセンテージは大変申し上げにくうございます。そしてまた、何%達成すればどうこうという性質のものでもないだろうと思います。  私どもといたしましては、この御結婚の儀当日は先ほども申しましたように祝意...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 喜岡委員のお考えも一つのお考えだとは思います。  しかし、この結婚の儀は、そうしたお考えもさることながら、天皇家と小和田家の御両家のそれぞれの御都合もおありでしょう。そしてまた、さまざまな段取りなどを十分総合的にお考えになった末この六月九日という日が決...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 恩赦にっきましては、事務当局におきまして慎重に検討中というふうに伺っておりまして、まだその内容等については承知をいたしておりません。
○国務大臣(河野洋平君) 今申し上げましたように、まだ事務当局におきまして慎重に検討中というふうに伺っております。  法務大臣も法務委員会等で御発言になっているというふうに承知をいたしておりますが、今慎重に検討中だということをおっしゃっておられると承知しております。私もそれ以上...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 法務大臣が当面の責任者でございまして、法務大臣から事務当局に御指示があって、事務当局は慎重に検討をするということになっておると承知しております。  法務大臣のお考えは、恩赦は行う方向で検討するというふうに承っております。
○国務大臣(河野洋平君) 先ほどから申し上げておりますように、いかなる恩赦を行うかということについては事務当局においてまさに慎重に検討中というふうに承っておりまして、委員おっしゃるような中身については現在私は承知しておりません。
○国務大臣(河野洋平君) まことに繰り返しで申しわけございませんが、後藤田法務大臣から、今回恩赦を検討するに当たっては慎重に検討をするよう事務当局に言ってあるという御発言がございました。恐らく喜岡委員がおっしゃるような意味で、いろいろな意味で慎重なお考えが進んでいるというふうに思...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど来から御答弁申し上げておりますように、恩赦の検討に当たって後藤田法務大臣は、事務当局に対して抑制的に考えるようにという御指示をなさったということを私は承知いたしておりますが、それ以上の中身については承知をいたしておりません。  私の感想を申し上げ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 喜岡委員の御意見は、よく法務省にも私からお伝えすることとしたいと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど喜岡委員からの御質問がございましたが、そのときにも申し上げましたが、三十四年当時に御結婚の儀当日を休日とするということもやはりもちろん法律があったわけでございます。その当時は議員立法でございますが、その当時提出をされました法律と今回御審議をいただい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 説明員が答弁したとおりでございます。
○国務大臣(河野洋平君) 高井委員がかねてから五月一日の祝日化に努力をしておられることは私も承知をいたしております。  しかし、今事務当局から申し上げましたように、祝日についての御要望はいろいろな種類があることもこれも委員御承知のとおりでございます。ちなみに、環境の日、家庭の日...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 委員お尋ねのとおり、確かに余り縁のないところでもございます。今政府委員が御答弁いたしましたが、全く縁がないわけではありませんが、そんなに縁が濃いということではございません。  ただ、ここでお考えをいただきたいと思いますことは、私どもが考えなければならな...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) カンボジアにおきましては、最近も種々の暴力行為、テロ事件が発生をいたしております。また、ポル・ポト派が選挙への不参加を表明し、プノンペン事務所を閉鎖するなど不安定な要因がございます。これは委員御指摘のとおりでございます。  しかし、カンボジアにおいて全...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) カンボジアにおきます現在の状況は、私どもも細心の注意を持って見なければならぬというふうに思っております。  しかし、いずれにせよカンボジアの永続的和平を何としてもつくり上げるためにカンボジア国民、そしてまた周辺国、これまでカンボジア和平のために力を入れ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 原則的には私も委員の御指摘の中で共感できるところがございます。それはもう間違いなく当事国の中で問題が解決されるということが原則だという点でございます。  本来、民族自決の原則と申しますか、当事国の中で問題が解決されることが一番いいわけでございます。カン...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私が思いますのに、国際貢献というものは近年我が国が果たさなければならない極めて重要かつ崇高な仕事であるというふうに基本的に考えております。その一方で、外国に日本から若者を派遣するということについでは十分慎重でなければならないというふうに考えているわけでご...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 国連ボランティアの中田さんの死はまことに残念であり、痛ましい事件でございました。心から御冥福を祈りたいと思います。  しかし、カンボジアの状況は吉田委員御指摘のように、日本人としては中田青年がとうとい命を落としたわけでございますが、よその部隊からはかな...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 吉田委員が御指摘になりましたように、私どももあれだけの人数をカンボジアに出しているわけでございまして、細心の注意を払ってその安全の確保のために最大限の努力をするということに徹しているところでございます。  私どもは、現在でもパリの和平協定の枠組みは守ら...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど来御答弁を申し上げておりますが、カンボジアにおきまして近時種々の暴力行為やテロ事件が発生をしていることは事実でございます。また委員御指摘のように、ポル・ポト派が選挙への不参加を表明していること、さらにプノンペン事務所を閉鎖するなど、不安定な要因が出...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 確かに、パリ協定の中に参加をして自分たちの存在というものを、言葉は、表現は適切でないかもしれませんが、一種の市民権を得たといいますか、そういうポジションを得ているということは本に書かれておりますので私も承知をいたしております。  そこで、パリの和平協定...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは、選挙が終わった状況まで想定していろいろ物を言うのはなかなか難しいわけでございます。選挙の結果も実はどういう結果が出るかということは今はなかなか予測しがたいわけでございます。しかしながら、一般に言われ始めておりますことは、恐らく公正な選挙が行われる...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 長い間、内戦と申しますか、血みどろに戦い合っていた人たちが和平を求めて停戦協定に署名をして、そして停戦の合意ができて、PKO五原則が確認をされて、各国からもPKO活動のために要員がカンボジアに行き、我が国からも派遣をされているわけです。我々は、平和な社会...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 五原則というのは、中断があり撤退があるということが五原則でございまして、私どもは繰り返し五原則と言っておりますことは、PKO法に基づいて我々は行動するということを考えているわけでございます。
○国務大臣(河野洋平君) 今、政府委員から御答弁を申し上げたとおり、手順はすっきりしたものでございます。  もし、この手順が変わるということがあるとすれば、それは国連における議論の結果、新しい決議が行われるということは一つあると思います。そうしたものを受けて、また我が国は我が国...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) いつもながら貴重な御意見をお聞かせいただいて、大変印象深く伺っておりました。  私も、二十一世紀に向けて世界の国々の政治家がいろいろなことを考え、いろいろな挑戦をしていると思います。その中の一つが例えばヨーロッパ、ECでございます。あれだけの歴史を持つ...全文を見る
04月28日第126回国会 衆議院 本会議 第24号
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○国務大臣(河野洋平君) 昨日、閣議において決定をいたしました「モザンビーク国際平和協力業務実施計画」について御説明申し上げます。  モザンビーク共和国においては、国際連合モザンビーク活動、いわゆるONUMOZが、昨年十二月の国際連合安全保障理事会決議により設置され、現在活動を...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私に対しますお尋ねは、モザンビークヘの要員派遣の具体的なスケジュール、日程はどうかということでございました。先遣隊については五月十一日をめどに、本隊については五月十五日をめどに日本を出発させるという予定をいたしております。現在、五十三名の要員の最終的な選...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 嶋崎議員のお尋ねにお答えをいたします。  お尋ねがございましたONUMOZの司令部は、UNTACの司令部と同様のものだというふうに理解をいたしております。その具体的な任務は、本部の司令部におきまして輸送調整の業務または計画の業務を行い、地域司令部におい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) PKO参加五原則についてのお尋ねがございましたが、これはもう先ほど総理がお答えになったとおりでございます。  ただ、一つ補足するとすれば、四月十三日、キュー・サムファン・ポルポト派の議長はプノンペンを退去して、同派の事務所も閉鎖した、こういうことがいろ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 塚本議員御指摘のとおり、UNTACに対しましては司令部に要員を派遣しておりません。しかしこれは、我が国のUNTACへの参加が昨年九月のことでありまして、その時点においては、既にUNTACの司令部要員の枠がすべて埋まっておりまして、我が国から司令部への派遣...全文を見る
04月28日第126回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(河野洋平君) 昨日閣議において決定をいたしましたモザンビーク国際平和協力業務実施計画について御説明申し上げます。  モザンビーク共和国においては、国際連合モザンビーク活動いわゆるONUMOZが昨年十二月の国際連合安全保障理事会決議により設置され、現在活動をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私に対する御質問は輸送調整部隊の業務内容等についてでございます。  その業務内容は、輸送手段の割り当て、通関の補助その他輸送に関する技術的調整でございます。その派遣地は、首都マプト及びベイラなど若干の地方都市ということになっております。  また、我が...全文を見る
05月12日第126回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○国務大臣(河野洋平君) 先生の御指摘になりました東京会議に大変高い評価をいただいて、まことにありがとうございます。私も、先生が御指摘になりましたように、アジア・太平洋地域の中で重要な位置を占めるであろうカンボジアの和平に対して日本の政府が払った努力は戦後の日本外交の中でもやはり...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 会田先生のお気持ちは私も十分理解できますと同時に、お考えにかなりの部分賛成でございます。ただ、事実関係で幾つか、大変恐縮ですが、私からも申し上げたいと思いますことは、今日パリの和平協定の枠組みが崩れているかどうかという点については、私は先生と若干認識を実...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まことにとうとい人命を失ったことは痛恨のきわみでございます。  中尾委員に私からあれこれ申し上げるのはいかがかと思いますが、世界が冷戦の終えんを迎えて新たな国際の平和秩序を模索する、そういう時代に移って世界各地で民族間による紛争があるあるいは宗教上の紛...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 若い命を失ったということについては、私どもとして、私は大変責任を感じております。  後段のお尋ねでございますが、なし崩してはないかという御意見でございますが、確かにカンボジア各地においてテロ活動といいますか、私は停戦協定違反とも思える事案が出ておること...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 事件があって、少し時間がたちますと、だんだんいろいろなことがわかってくるわけでございます。中田さんが殺害をされた事件についても、当初はポル・ポト派の犯行ではないかというようなうわさが強うございましたけれども、その復そうではないということが言われておるとい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほども申し上げましたように、安全の確保は極めて重要な、極めてというか、最も重要な問題だと思っております。しかし、その安全の確保は、ただ単に日本人の安全だけを確保するのでは十分ではない。我々はUNTAC要員、日本人を含むUNTAC要員すべての安全を確保す...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) そんなことを私は申し上げておりません。  私は、気持ちとしてそういうものではないか、日本人だけ引き揚げてほかの人の安全は考えなくてもいいというわけにはいかないではないかと。私はそこをぜひ理解していただきたい。法律上、国際平和協力法の法律の建前からいえば...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 法律にはそういうことが書いてございます。
○国務大臣(河野洋平君) やがて半世紀を迎えるという今、ポツダム宣言受諾前後の問題、あの混乱期にこうした問題があるということを改めてこのたび知ったわけでございまして、長い間この問題に取り組んでおられた方々、御苦労も大変多かったことと思いますが、私は、この際ロシア政府が資料を一日も...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 中尾委員が大変苦心をされ、またこの問題について大変な努力をなさったということに心から敬意を表したいと思います。  今御指摘の事例について平和祈念事業特別基金がどういう役割を果たせるかまずこの特別基金についてどういう御要望があるか、今名簿というようなお話...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ただいま政府委員が申し上げたとおりでございます。  重ねて御努力には敬意を表し、御苦労をなさった方々のお気持ちを十分考えながらなお法律の精神、その他事務方の努力を私も横から支援したいというふうに思います。
○国務大臣(河野洋平君) 前途有為な青年の貴重な人命を失ったことはまことに残念なことでございますし、心から御冥福をお祈りすると同時に、さらに一層安全対策等についてあとう限りの努力をしなければならぬものと考えております。  今、委員お尋ねの状況についてどういうふうに申し上げていい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 選挙が公正に、そして多くの人に正しい選挙が行われたと認めていただける選挙が行われることを願っております。
○国務大臣(河野洋平君) 停戦の合意というのは、当事者の合意という意思を表明するものでございます。したがって、当事者がこの停戦の合意を守るという意思を表明される以上、その停戦の合意というものは守られているというふうにまず認定をする以外にないわけでございます。  ただ、残念ながら...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) しばしば政府が申し上げておりますように、全面的な戦闘状態に入るということであれば、これは停戦の合意が崩れたという認定は当然あってしかるべきだというふうに思います。しかし、現状ではまだそういう状況になっていないということから、私どもはこれまでとってきた基本...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私も、地域によって、この地域では本来の活動が行えないあるいは生活に必要な最低限の条件も整わないというような地域があれば、その地域を移動するということは考えなくてはいけないというふうに思います。  ただ、先ほど中尾委員にも御答弁を申し上げましたが、それぞ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 木庭委員の御見識を判断するほど私には能力はございませんが、私が申し上げていることと木庭委員のおっしゃることとはそう違わないのではないかと思います。  ぜひ誤解のないようにお願いをしたいと思いますが、UNTAC要員の安全というものは、基本的には、第一義的...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 急迫する、あるいは逼迫すると言った方がいいんでしょうか、緊急事態ということがあれば、これは自身の判断で緊急避難をするということは当然あると思います。それが、今委員がおっしゃる休止といいますか、緊急避難ということを委員が休止という言葉でおっしゃっているとす...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) いろいろなケースがあると思いますので余り仮定の話は意味がないかもしれませんけれども、一つの全くの仮説として、極めて厳しい状況、例えば生活することができる最低限の条件すら整わないということになれば、これはその地を離れざるを得ないというようなことが仮にあった...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 村田大臣は確かに現地でかなり多くのUNTAC要員と話をしておられるようでございます。文民警察の要員の方、たしか十人を超える方々と話をされたというふうに聞いておりますし、また翌日にはそれ以外の方々ともお話をされたというふうに聞いております。私も新聞の記事を...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御指摘は全くそのとおりだと思います。文民警察あるいは選挙要員、停戦監視要員、これらの方々については、今御指摘のとおり個人参加といいますか、個別に行動をなさるというケースが多うございます。  この場合にはやはり何といってもUNTACの組織の中で、例えば選...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 国際貢献を果たすために、国際平和協力法に基づいてカンボジアに行っておられる日本のUNTAC要員を含むすべてのUNTAC要員の安全は、だれしもがその安全のために最大の努力をするというのは当然のことだと思います。  我々は、かねてからUNTACに対しても安...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 具体的に今帰国したいという意思を表明されておられる方がいるとは伺っておりません。仮定の問題についてお答えをすることは大変難しいわけでございますが、一つの言い方をすれば、もしそういう方がいらっしゃる場合には、その理由についてもよくお伺いをしなければならない...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) どうも私の説明が上手でないせいか、多少誤解があると思います。少し長くなりますが、プノンペンで安全対策の会議を持ちたいという提案に対してこれが拒否されたというふうに少し強く受けとめていらっしゃるようですが、UNTAC側は、今は移動することが危険ですよ、移動...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今、UNTACが、あるいは国際社会が、もちろんカンボジア人の大多数が目指している制憲議会選挙というものをポル・ポト派と言われる集団が否定するといいますか、ボイコットするという状況にあることを極めて残念に思います。  この原始共産主義と言われる考え方を持...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 井上委員御指摘のとおり、UNTACはUNTACなりに誠意を尽くして安全のための対策は講じているわけです。今お話しのように、文民警察の移動についてオランダの海兵隊、マリンが警護という意味でコンボイ、自動車の車列をつくってその先頭を走るということで護衛をする...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 選挙監視要員の安全の問題については、実はその選挙監視要員の安全の問題について現地に行った萩次長がおりますので、萩次長から御説明をさせていただきたいと思います。
05月13日第126回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○河野国務大臣 我が国文民警察要員死傷事件及びカンボジア情勢等について申し上げます。  去る五月四日、カンボジアにおいて国際平和協力業務に従事されていた我が国文民警察要員五名が他国のUNTAC要員とともに武装グループに襲撃され、うち、高田晴行さんが殉職され、残る四名の方々も負傷...全文を見る
○河野国務大臣 委員が御指摘になりましたように、カンボジアにおきますPKO活動が当初考えておりましたよりも条件が厳しいということは、率直に言ってそのとおりだと思います。  もちろんPKO活動は、委員御承知のとおり、停戦の合意を受けて、そして当事者の同意を受けて、他国からUNTA...全文を見る
○河野国務大臣 委員が御指摘になりましたが、五原則に基づいて我が国からUNTACに人員を派遣しているわけでございまして、その五原則のうち主として三つ、停戦の合意ができているかどうか、それから当時者間が派遣に同意をしているかどうか、そしてUNTACそれ自身が中立であるかどうか、この...全文を見る
○河野国務大臣 PKO法審議の際に大出委員初め多くの方々から貴重な御意見をいろいろお聞かせをいただいて、さらに今御披瀝になりましたように御自身の戦前の御体験もあるわけでございますから、そうしたお話は拝聴をするのは当然と心得ております。  しかしながら、国際平和協力法が成立をいた...全文を見る
○河野国務大臣 まず、郵政大臣の御発言でございますが、閣議の中で大臣から特に御発言がございまして、我々は汗を流すということは言ったけれども、血を流す、血を流しに行くというようなことは言っていない、汗を流しに行くと言ったのであって血を流しに行くというようなことは言っていない、こうい...全文を見る
○河野国務大臣 数字その他細かいことは政府委員から後まど答弁をさせていただきたいと思いますが、非常にラフなことをまず最初に申し上げますが、現在のカンボジア人の人口はおおよそ六百万、いや八百万と言われております。そして有権者登録を、今選挙人登録を進めておりますから、推定有権者の中で...全文を見る
○河野国務大臣 個人の判断を大事にするということだと思います。  ただし、今政府委員が御答弁申し上げましたように、全く一人一人が単独で配置されているわけではなくて、何人かの集団をつくっているケースがほとんどでございます。例えば停戦監視要員は、委員も御承知のとおり、五、六名が一つ...全文を見る
○河野国務大臣 昨日、安全対策会議を開きまして、今委員御指摘のような方針を決めております。  問題は、そこにいることができない状況、これは非常に危険だという状況もございましょう。あるいは表現は適当でないかもしれませんが、その状況が、生活環境といいますか最低限度の生活をすることが...全文を見る
○河野国務大臣 安全対策会議の中では、当然地域についても具体的に検討いたしておりますが、どこの地域がどうかということを申し上げることはさらに安全確保について問題が出てくるという可能性もあるということを配慮いたしまして、私どもは内部で検討するということにとどめて外部には発表しないと...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、我が国文民警察を含めてすべての文民警察の安全を確保するという見地から、私どももいろいろUNTACに対して提言をしております。しかしUNTACは、私の見ておるところでは、選挙の公正さといいますか、あるいはこの選挙自体がすべてのカンボ...全文を見る
○河野国務大臣 御趣旨に沿って努力をしたいと思います。
○河野国務大臣 昨今のテレビその他の報道では、カンボジアから暴力行為、テロ行為などのニュースが流されております。それが起こっていることはそのとおり事実だと思います。  しかしながら、そうした暴力行為やテロ行為のすべてが政治的背景があって政治的意図によるものであるかどうかは、確認...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘の事柄については私自身が具体的に事実関係を把握しているわけではございませんが、恐らく場所によっては非常に困難な状況の中で従来、本来の職務と申しますか業務を遂行しながらもさらに例えば要人の案内を依頼されるというようなことがあるいはあったかもしれない。これは私、...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっと待ってください。私は今そういうことを申し上げたのではないということだけははっきりさしておきたいと思います。そういう事実を私は確認をしていないが、もしあるとすればそういうことをしなければならぬと思いますし、そういった本来の任務、本来の職務を外れるような要請が...全文を見る
○河野国務大臣 そういうことがあるかどうかを確認を含めてUNTACに対して申し入れているわけでございますから、UNTACはそういう行為をさせておったかどうかを含めて調べていただくことになるんだろうと思います。
○河野国務大臣 委員がいろいろ述べられた御意見は拝聴をいたしましたけれども、私どもといたしましては、文民警察が本来の任務にきちんとついて、本来の目的達成のために努力をされるように最大の努力を引き続きいたしたいと思います。本来の任務が、職務が遂行できないような問題があればそれを取り...全文を見る
○河野国務大臣 十日後に迫った選挙でございますが、この選挙の結果を予測することは、これもまたなかなか困難でございます。我が国のように発達したマスコミ、マスメディアがあって選挙前に綿密な予測、予想などを立てるという状況ではないようでございますから、私どもは一般的な状況は把握をいたし...全文を見る
○河野国務大臣 カンボジアにとってすべての国民が参加をして民意を示すという選挙は随分久しぶりのことでございますから、これは国民にとっては、大いに希望をする、期待を持ってこの選挙に取り組まれるものだと思います。それが推定有権者の九割を超える人たちが選挙登録をしたということにもあらわ...全文を見る
○河野国務大臣 いつもながらの卓見を拝聴いたしまして、まことにありがとうございました。
05月13日第126回国会 衆議院 本会議 第26号
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○国務大臣(河野洋平君) 先般発生した我が国文民警察要員死傷事件と要員の安全対策等について御説明申し上げます。  去る五月四日、カンボジアにおいて国際平和協力業務に従事していた我が国文民警察要員五名が、他国のUNTAC要員とともにパンテアイ・ミエンチャイ州のフォンクーからアンビ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) お尋ねの文民警察の任務の態様等についての問題について、お答えをいたします。  今総理からもお答えがございましたように、まことに困難な状況の中で、目前の制憲議会選挙の公正かつ自由な実施に向けて、文民警察にも選挙関連の業務を負わされているのではないかといっ...全文を見る
05月14日第126回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(河野洋平君) 先般発生した我が国文民警察要員死傷事件と要員の安全対策等について御説明申し上げます。  去る五月四日、カンボジアにおいて国際平和協力業務に従事していた我が国文民警察要員五名が他国のUNTAC要員とともにパンテアイミエンチャイ州のフォンクーからアンビルに...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 文民警察要員の任務等についてお尋ねがございました。  文民警察要員の任務は、議員もおっしゃいましたように、現地の警察行政事務についての助言、指導、監督を行うことでございまして、具体的には、現地警察活動が公正中立に行われているかの監視などを行ったり、現地...全文を見る
05月18日第126回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(河野洋平君) PKOの五原則に関連してお尋ねがございました。  停戦の合意につきましては、局地的に停戦違反はございますけれども、カンボジアにおける紛争当事者各派は、停戦の合意に関する規定を含むパリ和平協定に署名いたしております。ポル・ポト派としてもパリ和平協定そのも...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 常松議員はかねてから救急医療の問題に大変熱心に取り組んでおられるということをよく承知いたしております。この機会に改めて敬意を表したいと思います。  カンボジアで負傷した八木、谷口両文民警察要員につきまして、お二人の容体は安定化に向かっていると承知をして...全文を見る
05月20日第126回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○河野国務大臣 鴻池議員もよく御承知のとおり、PKO活動というものは、いわば武器で相手を説得するのではなくて、権威とそして誠実さとそして将来に向けてのその国の国民との協力によって和平を実現をする、新しい国づくりをする、そういうところがPKOの最も大事なところでございます。  そ...全文を見る
05月21日第126回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○河野国務大臣 委員は、停戦の合意が守られていないではないか、こういう御指摘でございます。停戦の合意、すなわちパリの和平協定の大きな柱でございますが、先ほど外務大臣から御答弁ありましたように、パリの和平協定につきましては、再三、繰り返し各派ともにこれを遵守するということを述べてお...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘のとおり、武装解除が行われるということは極めて重要なことでございます。停戦の合意、パリ和平協定におきましても、それぞれは七〇%の武装解除を行うべし、こういう取り決めになっていると承知をいたしておりますが、それが行われていないことは極めて残念、遺憾千万なことで...全文を見る
○河野国務大臣 今、総理の御答弁で尽きておると思います。  今御指摘の情報収集等について、それがその他の業務でだんだん拡大されるではないかという御心配があるやに承りましたけれども、まさに総理がおっしゃったように、橋をかけ道路をつくり、あるいは施設大隊の業務の中には輸送業務も含ま...全文を見る
○河野国務大臣 総理大臣からの御指示は、法令の範囲内、法令の許す範囲内で行えという指示でございます。  これはタケオに百名前後の選挙監視要員の配置が決まったこともございまして、私からも防衛庁に伝えたところでございます。あくまでも法令の範囲内、本来の業務を行うという法令の範囲内に...全文を見る
○河野国務大臣 先ほどから防衛局長からも御答弁があったように、百カ所という箇所数について、その数を特定して申し上げているとは私も思いません。多くの箇所という意味で言っておるというふうに考えておりまして、今総理の御答弁がございましたように、ベストを尽くす、法令の範囲内でベストを尽く...全文を見る
○河野国務大臣 施設大隊には施設大隊の仕事があるわけです。現在でも道路の舗装をいたしておりますし、橋梁の補修もいたしております。そうした本来の業務に支障を来すようなことがあってはならぬと思います。  先ほどから申し上げておりますように、法令の許す範囲内、そして施設大隊の本来の業...全文を見る
○河野国務大臣 PKO活動全般についてまず申し上げたいと思います。  これはもう草川委員は十分御承知のことではございますが、PKO活動は、世界各地で散見されます国内のさまざまな状況の中で、当事者間の停戦の合意ができ、そしてその停戦の合意を永続的、恒久的なものにするために国際社会...全文を見る
○河野国務大臣 御審議の経過を見ましても、また法律を見ましても、業務の中断等を行うということの前提は、五原則が崩れたとき業務の中断を行うということになっておりまして、部分的に業務の中断、例えばこの地域だけは業務の中断をするということは法律の建前からは書いてございません。したがって...全文を見る
○河野国務大臣 委員おっしゃるとおり、警護という業務は、このPKO法にはうたってございません。  私が思いますのに、もし警護が必要な状況があるとすれば、本来は、この場合にはUNTACが第一義的に安全を確保すべきものであって、各国それぞれの法律の中に警護を書くということは、考え方...全文を見る
○河野国務大臣 もともと施設大隊は最小限の小火器を持って行っているにすぎないわけでございます。こうした小火器で、今草川議員が御心配をいただくようなことは実際問題として難しいと。これはあくまでも自己を守るということに徹しているものというふうに考えております。
○河野国務大臣 先ほども御答弁を申し上げましたが、草川委員もよく御理解をいただいておりますように、既に数日後に迫っております投票日を控えて、選挙監視要員が、これは表現は適当でないかもしれませんが、いわば丸腰で各地の投票所に散ろうとしているところでございます。  それは、日本から...全文を見る
○河野国務大臣 カンボジアの現在の状況を見てみますと、委員も十分御承知のとおり、かなりこの問題は機微に触れた問題であろうと思います。  私は、今総理からこの問題について答弁をすることは適当ではないというふうに考えますので、御答弁は容赦いただきたいと思います。
○河野国務大臣 五月の八日に今御指摘の問題が新聞紙面に出ました。私もその紙面は読みました。今一時間にわたって委員がいろいろおっしゃいましたけれども、その大部分は新聞を通して私も見ております。  それで、その紙面を見た後で私は中島大臣に、その問題について大臣の御所見を伺おうと思っ...全文を見る
○河野国務大臣 政治改革が重要である、政治改革を進めなければならないという決意、そういう考え方と、今委員がいろいろとおっしゃった中島大臣に関するもろもろの問題を中島大臣に認めさせようということは、全く別の問題であると思います。中島大臣は、一方の当事者として、これまでの中島大臣の政...全文を見る
○河野国務大臣 所管の大臣として少し御説明をさせていただきたいと思います。  富塚委員はどうもパリの和平協定そのものが崩れているんじゃないかという御認識で、基本的にそういう御認識で議論を展開しておられるように思います。あるいは、さらに言えば、パリの和平協定自身に問題があるんじゃ...全文を見る
○河野国務大臣 私自身この問題を所管いたしておりますから、自衛隊が護衛をするのはよくないという御注意もちゃんと拝聴はいたしておりますが、もともとそんなことは全く考えていないわけでございます。今回現地に行っております自衛隊は施設大隊でございまして、これは道路をつくり、橋をかけ、ある...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど来から富塚委員、いろいろ御意見を述べられておりまして、今直接のお尋ねにお答えをする前に、若干誤解もあるようでございますから、恐縮ですが、少し答弁をさせていただきたいと思います。  富塚委員は先ほど来、日本だけが安全なところへ行こうと思ってもなかなかできない...全文を見る
05月24日第126回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○河野国務大臣 御指摘がありましたように、タケオ州に配置されました四十一名の選挙監視要員の人たちを中心に、施設大隊の人たちが精神的な激励をする、バックアップをするという意味も含めて、できる限りの作業をいたしております。  例えばここに、毎日タケオの現地支援チームが選挙要員の人た...全文を見る
○河野国務大臣 協力隊法二十四条の三項の規定に武器使用の規定がございます。そこでは、自己または自己とともにある隊員及び平和協力隊員ということを規定しておりまして、今委員お話しのとおり、自分自身を守ること、それから自分自身とともにいる自衛隊員及び平和協力隊員を守るということが平和協...全文を見る
○河野国務大臣 いろいろ貴重な御指摘をいただきまして、まことにありがとうございます。  私どもも、今回のカンボジアのPKO活動は、いわば国際貢献に、言ってみれば初めて本格的に参加をしたという状況の中で、日々新たな体験、確認をしつつございます。こうした経験を踏まえて、次の国際貢献...全文を見る
○河野国務大臣 大変御心配をいただいておりますが、私どもといたしましては、実施計画、実施要領というものを定めておりまして、この実施計画、実施要領に基づいて現地で行動をいたしております。  御指摘がございました輸送につきましては、実施計画の中に既に入っているものでございまして、そ...全文を見る
○河野国務大臣 過日、私が御答弁申し上げましたときは、カンボジアで何人犠牲者が出ておるかという御質問がございまして、敵対行為によって亡くなられた方が十数名、その他事故、病死の方々がたしか四十数名というふうにお答えを申し上げたと思います。つまり、事故で亡くなったのではなくて、敵対行...全文を見る
○河野国務大臣 紛争が国と国とのものだけではないということは申し上げていいと思います。ただし、今委員がお尋ねになりましたように、カンボジアの今日の状況に照らして、つまり四派のうちの一つが行っている行為が紛争と言えるかどうかということについては、もう少し委員から、委員がお考えになっ...全文を見る
○河野国務大臣 まず最初のお尋ねでございますが、私どもは現在カンボジアを戦地と考えておりませんので、戦時における条約云々ということを持ってこられてお尋ねになりましても、基本的な認識のベースが違うと申し上げる以外にはございません。  それから、もう先生十分御承知の上でのお尋ねでご...全文を見る
○河野国務大臣 先ほどから伺っておりまして、目黒委員はカンボジアは現在紛争状態だと、こういうふうにおっしゃっておられるように伺いましたが、カンボジアが紛争状態だというおっしゃり方は、カンボジア全土が紛争状態だというふうにも聞こえるわけでございまして、昨日、本日とあれだけの、数百万...全文を見る
○河野国務大臣 繰り返しの御答弁で恐縮でございますが、カンボジアにおいて有権者の九割以上の人たちが登録をし、現在まだ投票が継続中でございますが、公正な選挙が行われるものと確信をいたしておりますから、選挙の結果は当然我々は歓迎したいと思っております。
○河野国務大臣 御指摘の点はあるかと思います。  例えば文民警察の方々はもう既に九カ月でございます。施設大隊の方々は六カ月で交代をいたしておりまして、文民警察の方だけは当初からずっと交代なしでやっていただいているというようなこともあろうかと思います。選挙監視要員の方々は、今委員...全文を見る
○河野国務大臣 選挙が終わると事態は新しい事態を迎えることもあるいはあるかと思います。しかし、私どもは、今の段階では、任務は七月、今お話しのありました当初の期間を予定をいたしております。
○河野国務大臣 御指摘のとおり、各州全体で百二十名を選ぶわけでございますが、州ごとの比例代表制でございます。州によっては比例代表とは申しながら一人区もございます。これは、こういうこともあるということを申し上げただけでございます。  外国、例えばニューヨークも投票所を設けておりま...全文を見る
○河野国務大臣 わかりやすい、わかりにくいというのはまあ比較の問題もあるかと思いますが、しかし連用制は、恐らくかなり大勢の方々にとってはわかりにくい議論だと思っておられるのではないかと今でも思っております。それは、例えば、日笠議員に一票を投じた方がもう一票で公明党と仮に投票された...全文を見る
○河野国務大臣 シール談合事件を契機とする各省庁の対応状況についてお尋ねだと思います。  五社の入札・随契からの排除でございますが、これは社会保険庁は当然のことでございますが、裁判所、総理府、法務省、外務省、大蔵省、文部省、厚生省、農林水産省、通産、運輸、郵政、労働、建設、自治...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘がございましたように、少子化社会といいますか、随分と子供の数が減っております。昭和四十八年に生まれた子供は二百九万人でございますが、平成四年に生まれた子供の数は百二十一万人でございます。こうした状況を考えますと、しかも、今委員お話しになりましたように、若い夫...全文を見る
○河野国務大臣 和平プロセスは、第一段階は停戦の合意でございます。第二段階において武装の解除、そしてその和平プロセスが進んで制憲議会選挙、こういうことでございます。  私どもは、その第一段階である停戦の合意というものを確認いたしまして、さらに、今関委員がおっしゃいましたように、...全文を見る
05月24日第126回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(河野洋平君) 六月五日を「環境の日」として祝日にしてはどうか、こういう御提言、お尋ねでございますが、これが祝日法の趣旨に照らしてふさわしいものであるかどうか、あるいは、我が国は既にもう祝日を十三日持っており、この十三日という祝日が数において多いか少ないか、こういう判断...全文を見る
05月25日第126回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○河野国務大臣 伊藤先生いろいろ御意見をお述べになりましたけれども、先ほど御指摘のベトナム人がいたかいないかというポル・ポト派の指摘に対する判断でございますが、私が聞いておりますところでは、当時ポル・ポト派は、ベトナム人がいるじゃないか、しかもそれは、いるじゃないかというのは二百...全文を見る
○河野国務大臣 繰り返し申し上げますが、四派は停戦の合意に署名をしているわけです。合意をしているわけでございます。それで、武装解除は、残念ながらそのうちの一つのグループが拒否をいたしました。それにはいろいろなわけがあるということを先ほど来から説明がございます。その説明の中のベトナ...全文を見る
○河野国務大臣 UNTAC要員の安全、なかんずく食糧、水その他生活必需品といいますか最低限度の生活環境を整える、そういう仕事は当然UNTACが行うべきものでございます。しかしながら、カンボジア全土に散っている二万人を超えるUNTAC要員のことでございます。限られた輸送方法、輸送手...全文を見る
○河野国務大臣 委員御承知のとおり、選挙の投票率はかなりの高率を示しつつございます。あの投票率の高い伸びを見ておりますと、私どもが報道に接しておりますこととはいささか実態が違うような感じも実はいたします。投票所が大変危険だという報道がございましたけれども、一方で高い投票率、つまり...全文を見る
○河野国務大臣 伊藤委員は撤収についてお尋ねでございますが、選挙監視要員は、その任務の終了が六月十一日でございまして、これは撤収ではございません。任務を終了して帰ってくるという、任期と申しますか、それが六月十一日ということになっております。  文民警察につきましては、九カ月間の...全文を見る
○河野国務大臣 選挙監視要員は、選挙の終了とともに、投票が終わって開票が行われ、報告が済めば、これは戻ってくる。その他のことにつきましては、選挙が終わって、伊藤委員も若干混乱があると思いますが、選挙が終わるということは暫定政権ができ上がるということとは違います。そこで、暫定政権の...全文を見る
○河野国務大臣 いろいろ御意見はありがたく拝聴いたしますが、法律の範囲、この国会でお決めをいただいきました法律の範囲を超えて行動することは断じてないということを私はここで断言をいたします。我々は、憲法のもと、国会において法律で国際平和協力隊法をつくり、その法律に基づいてカンボジア...全文を見る
○河野国務大臣 本来PKO要員、UNTAC要員の安全を確保するのは、第一義的にはUNTACそれ自体の仕事と心得ております。もちろん、我が国から派遣されております文民警察官あるいは選挙要員、さらにはNGO、UNボランティア、こういう人たちの安全について我々は大きな関心を持っているこ...全文を見る
○河野国務大臣 委員御指摘のとおりだと思います。文民は文民なりに活躍をしていただく場はPKO活動の中でたくさんあると思います。これは、世界各国から文民が参加していることを見ても明らかでございます。  しかし一方で、今総理から御答弁申し上げましたように、自己完結型の組織であればも...全文を見る
○河野国務大臣 文民警察の方々の配置につきましては、UNTACが計画を立て、配置をされたわけでございます。その配置先も、必ずしも日本の文民警察だけが配置されているわけではない、各国の文民警察が一つの地域にそれぞれ集まって作業をするということになっておるわけでございまして、唯一日本...全文を見る
○河野国務大臣 大変ありがたいことでございますが、投票日一日目、二日目ともにそう大きなトラブルもなく投票が進んでおります。きょうも、お昼までのところそう大きなトラブルもなしに投票が進んでいるという報告を聞いて、大変喜んでいるわけでございます。まだ投票はあと数日残っているわけでござ...全文を見る
○河野国務大臣 文民警察の方々の任期が終了いたしますのは七月の十三日ということになっております。委員がおっしゃいますように、選挙が終了して一つのステージが終わるといいますか、新しい次の段階へ移っていく状況がどういう状況になるかということは、現在まだ予測がなかなかしがたいわけでござ...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっと御質問の意味が十分理解できずに、大変御無礼をいたしました。  一方の武装解除が進んでいない、他の一方だけが武装解除を進めるということではバランスが悪いということで、他の三派から、解除した武器その他を返却してほしいという申し出があったということは承知をいた...全文を見る
○河野国務大臣 大変いいアドバイスをいただきまして、私どもも用語の使い方を十分これから気をつけなければならぬと思います。  停戦の合意でございますけれども、これはつまり四派によって停戦協定に今署名をしたということでございます。つまり、停戦の合意というのは、四派による意思が確認さ...全文を見る
○河野国務大臣 委員御指摘のとおり、五原則といいますか三原則がなくなったということになれば中断をする、そして、その回復が、相当長期間にわたっても回復の見通しがないということになれば終了するということが、これは書いてございます。一方、休止につきましては、業務が行われないような状況に...全文を見る
○河野国務大臣 フォンクーにおりました四名についてお尋ねがございました。  この四名は、御承知のとおり、事件に遭いました二人の文民警察官と一緒に国境を越えてバンコクへ行って二人の治療に当たったわけでございますが、さらにこの四名も相当な脱水状態その他健康面にも非常に問題があるとい...全文を見る
○河野国務大臣 現状はおっしゃるとおり、実に残念な状況でございます。  しかし、この現状に対する認識の違いと申しますか、ということは、ただ単に我が国だけではなくて、国連の事務総長自身も当初考えていたことと大分違うということを述べておられるわけでございまして、このことは本来あるべ...全文を見る
○河野国務大臣 我が国のPKO参加要員は、日本国憲法、そして国際平和協力隊法という法律の範囲の中で行っているわけでございます。委員ももう十分御承知のとおり、厳密に限られた小火器しか携行いたしておりません。こうした小火器はまさに自分自身の身の安全ということのための必要最小限度のもの...全文を見る
○河野国務大臣 日本の施設大隊が指図を受けて行います業務は輸送業務でございます。フランスの歩兵大隊は、これを警護する業務を担っているわけでございます。したがって、フランスの歩兵大隊はこれを警護し、我が国の施設大隊は輸送業務に徹するということは当然のことだと思います。
○河野国務大臣 文民警察について申し上げますと、文民警察の一部に、ただいま委員御指摘のような、本来の業務を踏み越えた業務に従事をしているというような連絡がございました。こういうことはあってはならぬことでございますから、早速柳井事務局長をしてUNTACにもその旨申し入れをいたしまし...全文を見る
○河野国務大臣 楢崎委員のおっしゃるように、今回のPKO活動には七百人の要員をカンボジアに派遣をいたしております。それ以外にもボランティアあるいはNGO、さらには選挙要員の方々も行っておられますから、恐らく八百人、あるいは大使館、さらにはマスコミの人たちを入れれば今一千人近い人が...全文を見る
○河野国務大臣 業務の中断及び終了については、その判断の基準ははっきりいたしております。  これはPKO法、国際平和協力隊法例審議の際にかなり長時間かけてそうした議論がございましたが、五原則が満たされなくなった場合には中断、そしてそれが一定の時間回復する可能性がないということが...全文を見る
○河野国務大臣 ニューヨーク・タイムズというのは相当権威のある新聞だと承知しておりますが、その記事すべてについて一つ一つ私どもがその責任を負う、あるいはそれが真実であるということを私がここで申し上げることはできません。私どもは、誠心誠憲法案の審議をお願いをして、国会の御了承を得て...全文を見る
○河野国務大臣 私どもとして、あとう限り、でき得る限りの安全対策をいたしておるところでございます。現在我々が考え得る最も高いレベルの安全対策、こう考えておりまして、万全のと申し上げてもよろしいかと思っております。
05月26日第126回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○河野国務大臣 昨今の状態は、国民の皆様にも大変御心配をおかけをしておりまして、まことに残念な事態でございます。  しかし、今、宇都宮委員御指摘でございますが、現地で活躍をいたしておりますUNTAC要員の安全を守る義務といいますか仕事は、UNTACそれ自身に本来あるわけでござい...全文を見る
○河野国務大臣 昨日もいろいろ御質疑をいただきましたが、私どもといたしましては、現在の法律の範囲内で安全対策、でき得る限りの安全対策をいたしておるところでございます。
○河野国務大臣 固定投票所の投票の三日間が終わりました。御承知のとおり八〇%を超える大変高い投票率を示しまして、このこと自身は私どもも、その投票が余り大きな混乱もなく行われたということで安堵をすると同時に、カンボジア国民の皆さんがこの選挙に高い期待をかけておられたということをしみ...全文を見る
05月27日第126回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(河野洋平君) 今回のPKO派遣要員につきましては私が所管大臣でございます。  所管大臣といたしまして、中田さんの死、さらに高田警視の事件というものがございまして、安全対策にさらに一段と気を使っていかなければならぬということを考えまして、私からお願いをして総理の御指示...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 村田大臣に現地へ行っていただいたのは、私の援言を総理に取り入れていただいて行っていただいたといういきさつがございますから、私からも御答弁をさせていただきたいと思います。  村田大臣に現地に行っていただいた一番大きな理由は、日本の高いレベルの人として、日...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) カンボジアヘの派遣につきましては、四派がそれぞれこのパリ和平協定に調印をする、和平協定の中心的な柱でございます停戦の合意というものが四派によって合意をされておる。確かに先生がおっしゃいます武装解除というものは、停戦の合意をさらに一段と正確なものにするとい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) UNTACは、ポル・ポト派に対しても最後まで門戸を開くと同時に説得をいたしております。国際社会も一致してポル・ポト派に対してUNTACの進めます和平プロセスに協力をするということを説いたわけでございますし、ポル・ポト派は、確かに先生御指摘のとおり武装解除...全文を見る
05月28日第126回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(河野洋平君) 基本的には、あの当時、総理からも御指示がございまして、施設大隊には、選挙要員に対して国際平和協力法の枠組みのもとで可能な限りの支援を行うようにという指示がございました。この指示を受けて、施設大隊においては法令の許す限りできることを検討する、こういう連絡が...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御指摘でございますけれども、そこで私今あらかじめ申し上げたわけですが、総理からの指示があって、その指示を受けて検討をされて、そして細かい技術的な問題、例えば複数の車両で行おうとかそういうことを構想を立ててお話しになった。さらに若干の質問があって、その質問...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私の発言も記者会見の質問に答えた形で申し上げたわけでございまして、ぜひ注意してほしい、こういうふうに率直に申し上げました。  この官房長官の記者会見は必ず防衛庁にも即伝わるわけでございますから、その私の会見での発言を受けて防衛庁でもお考えをいただく。こ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) そうじゃありません。
○国務大臣(河野洋平君) 防衛庁として初めての経験、外地へこれだけの人員を派遣するわけでございますから、あらゆる場面を想定して準備をするということは、これはもう特別の指示ということをしなくても、出せという指示をすれば出すに当たってもろもろの検討をすると。その検討の中にそれがあると...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 実施するかしないか、実行に移すか移さないかということとは全く別の問題でございます。七百人からの人間を出すに当たって、さまざまな調査をし、さまざまな場面を想定して、心構えといいますか準備といいますか、そういうものをするということは至極当然のことでございまし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この手の話は実施されないことが一番いいわけでございまして、万が一にもそういうことを実施、実行しないで済むということを、我々はそのために外交努力を初めとしてさまざまな努力をするわけでございますが、派遣を決定したということになれば、派遣をする準備の中には今も...全文を見る
05月31日第126回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(河野洋平君) カンボジアにおきます選挙の投票は、御案内のとおり今月の二十三日から二十八日まで千四百三十カ所の投票所で行われたところでございます。  先ほど来総理からも御答弁がございましたように、十八歳以上の有権者に当たるカンボジア人の九〇%と言われる方々が選挙登録を...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今回のカンボジアPKO活動に対する我が国の応援というものは、先生御承知のとおり、日本がPKO活動に対して本格的には初めて参加をするということでございます。したがいまして、かなり現実を想定して相当勉強はいたしましたけれども、実際現地でどういう作業が行われる...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 委員御指摘のように、文民警察の任務は極めて厳しい環境の中で行われている地域が多いというふうに承知をいたしております。  いろいろお尋ねでございますが、文民警察の人たちがいつごろ帰るかというお尋ねがまず最初にございました。  このお尋ねは、私どもも、選...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 帰国休暇の件でございますが、確かに御指摘のように、文民警察の方々は九カ月にわたる長い勤務でございます。施設大隊の方々が六カ月で交代をするということを考えますと相当長期にわたっておりまして、休暇をとって休むということはこれまた非常に重要なことだと思います。...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) いえいえ、そうじゃなくて、全体がもうそろそろ帰国をする時期になってきておるということがございますので、これから全員の撤収までの間に、交代にせよ帰国休暇をとるということは現在考えておりません。
○国務大臣(河野洋平君) たびたびお尋ねをいただきますので、たびたび同じようなお答えで恐縮でございますけれども、停戦の合意は、パリ和平協定に、委員御承知のとおり、四派がそれぞれ署名をいたしまして、そのプロセスのさなか、繰り返し繰り返し自分たちはパリの和平協定を遵守するということを...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御指摘のとおり、文民警察官の職務は法令できちっと決められております。しかしながら、この間、私どもに届いております連絡の中にも、今、委員が御指摘になりましたような業務、つまり本来の業務とはいささか踏み出していると思われるような業務についているという連絡がご...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 本部員は全閣僚でございますが、その中で例えば過日は安全対策について関係閣僚にお集まりをいただく安全対策本部員会議というようなものを開催をいたしております。  これは、その都度討議をすべき問題に関係のある本部員にお集まりをいただくという方が機動性があると...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) お尋ねでございますが、少し事実関係が違いますので御説明をさせていただきたいと思います。  日本から選挙要員四十一名がタケオ州に配置をされるということが決まりました。さらに、いよいよ投票が目前に迫って各国からおよそ八百五十人、最終的には千人近い選挙要員が...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 国際平和協力法例審議の際に各党それぞれの御発言、御意見がございまして、私ども、法案を成立させるに当たりまして皆様方の御注意も十分拝聴し、そしてこの法律をつくり上げたわけでございまして、委員のおっしゃることはおおむねそのとおりと考えております。
○国務大臣(河野洋平君) 委員もよく御承知のとおり、中断につきましては、五原則が破れるといったような状況を想定して中断をするということが行われるわけでございますが、そうした状況ではもちろんございませんでした。  今いろいろお話がございました。危険だからということがございますが、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私どもとしては十分な作業をしたつもりでおりましたけれども、安全対策についてはまだ十分でない点があったということで反省の材料としなければならぬということでございます。貴重な経験でございますから、この貴重な経験はぜひ今後に生かさなければならぬというふうに考え...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 千数百カ所に及ぶ投票所で無事に投票を終えたという事実は、ひところ極めて緊張が高かった選挙の後半に比べればやや安定した状況ではないかというふうには思います。しかしながら、危険な状況というものは急に襲ってくるということもあり得るわけでございます。  私ども...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 文民警察の配置先の安全、これは生活環境まで含めて十分調査をして、そこで日本人が職務を遂行する上で環境が十分に整っておると、十分本来の職務ができるということを確認して派遣をするということが最も望ましいものであるというふうに私も思います。    〔委員長退...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 安全対策と、もう一つは実施要領の問題、二つに大きく分けられるんだと思います。  安全対策の中で武器使用について二カ所でお触れになったわけでございますが、この武器使用は我が国の憲法そして今回の平和協力法に基づきまして極力抑制的にできておりますし、総理の御...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと私の答弁が舌足らずでございまして御迷惑をかけますが、今回の平和協力法の二十四条の三項に書いてございます武器使用は、自己または自己とともに現場にいる隊員といいますから日本のこの平和協力隊員を想定しておりますが、正当防衛あるいは緊急避難という刑法三十...全文を見る
06月01日第126回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○河野国務大臣 極めて常識的に申し上げますと、近年、海外に出かける邦人の数が飛躍的に多くなっております。先ほど政府委員からも申し上げましたように、外国におります邦人あるいは旅行者、いずれを見ましても、過去の数字から見ますと、大変大きな数字になっているわけでございます。一方、このお...全文を見る
○河野国務大臣 宮澤総理が今回のカンボジアの選挙を成功したということをおっしゃったわけですが、これは、そのとき総理がおっしゃったように、今回の選挙が自由かつ公正に行われた、そして成功に終わったという判断は、UNTACがそうした判断をするということが最も正しい判断をするのであって、...全文を見る
○河野国務大臣 ガリ事務総長のおっしゃったせりふは、今斉藤委員がおっしゃることと――正確ではないのではないかという感じがいたします。ちょっと私も調べたいと思いますが、私の記憶では、プトロス・ガリ事務総長がおっしゃったのは、選挙に至るプロセスが当初想定していたプロセスと違う、その違...全文を見る
○河野国務大臣 自衛の範囲内ということが正しい意味であるというふうに解釈をしております。
○河野国務大臣 今も変わりありません。
○河野国務大臣 モザンビークにおきますPKO活動でございますが、確かに武装解除は現在まだ実施されておりません。この武装解除は、PKO活動が行われまして、モザンビークの中にPKOによって信頼感が出てくるということができて、初めて政府軍、反政府軍双方の武装が解除されるわけでございまし...全文を見る
○河野国務大臣 確かに、武装解除は停戦の合意をさらに補強するものだというふうに私も思います。今回のカンボジアの経験にかんがみましても、武装解除の重要性というものは、まことに先生おっしゃるとおり、私も極めて重要なものだということを認めるものでございます。  しかしながら、停戦の合...全文を見る
○河野国務大臣 常任理事国になりたいからPKOに参加しているのかという趣旨のお尋ねだと思いますが、そうしたことはございません。私が少なくとも承知をいたしております限りにおいては、直接的な言い方で日本が常任理事国になりたいと公式の場で言ったということを私は承知しておりません。PKO...全文を見る
○河野国務大臣 現在、国連そのものが果たして今の形そのままでいいかどうか、つまり、いわゆる国連改革について議論がなされているところでございます。  私どもといたしましても、今後の世界の平和秩序維持というようなことを考えましても、国連の果たすべき役割は極めて大きいというふうに考え...全文を見る
○河野国務大臣 カンボジアにおきますPKO活動は、我が国が国際社会に対する貢献を行うための初めての本格的な参加でございました。初めての本格的参加ということもございまして、我々が想像し得なかった状態が起こり、大変痛ましい、お二人の貴重な生命を失うという状況が出てまいりました。まこと...全文を見る
○河野国務大臣 カンボジアにおきます投票所は、世界各地から参加をされた選挙監視要員の方々によって十分監視をされていたというふうに承知をいたしております用地域の軍隊がその警護に当たったということも伺っておりますが、それは投票所を離れて、数百メートル離れた外側の警備に当たって投票所の...全文を見る
○河野国務大臣 日本からカンボジアに行っておりますPKO要員の今後についてのお尋ねだと思いますが、それぞれの用向きがございまして、選挙監視要員の四十一名につきましては、投票が終わり、現在、開票事務が進んでおります。私どもといたしましては、今週中に選挙監視要員の帰国は実現をできるの...全文を見る
○河野国務大臣 ポト派がどういう声明を出したかというのは、私、事実を確認いたしておりませんで選挙期間中も、各派はそれぞれさまざまな情報宣伝合戦をしたわけで、いろいろな情報が飛び交ったわけでございます。選挙の開票が進むに従いまして、これまた選挙後をにらんで、さまざまな情報が飛び交う...全文を見る
○河野国務大臣 日中間の対話、なかんずく安全保障に関する対話について、先般、武藤外務大臣と中国外相との間に合意ができました。委員お尋ねのとおり、この日中間の対話はグローバルな見地、ただ単に日中間というだけからさらに一歩進んでと申しますか、日中両国によりましてアジア・太平洋地域、さ...全文を見る
○河野国務大臣 政府専用機を持つことがいいかどうかという議論であれば、また別でございます。しかし、既に政府専用機を持ちまして、その管理をどこにさせるかということについて、今御議論をいただいておるわけでございますが、政府専用機検討委員会なる委員会で十分な議論を行った結果、先ほど政府...全文を見る
○河野国務大臣 政府委員が御答弁申し上げたとおりでございます。
○河野国務大臣 飛行機を飛ばすということは、その辺を自動車で走るというのとは極めて違うわけでございます。  飛行機を飛ばすということになれば、派遣先国におきます飛行場がまず着陸の許可をおろすかどうかということはございます。それから、そこへ着くまでの間の航空経路が十分に、飛行機が...全文を見る
○河野国務大臣 確かに国際社会は大きく変化をいたしております。そしてまた、我が国の国際社会におきますさまざまな活動というものも飛躍的にふえてきております。こうしたことを考えますと、従来の枠組みだけではなかなか対応し切れないものが出てきているということは、議員御指摘のとおりだろうと...全文を見る
○河野国務大臣 私は、現行憲法の持つ理念といいますか、精神といいますか、そういうものを大事にしたいというふうに考えております。
○河野国務大臣 繰り返しになりますが、解釈によって変えていくということも、その理念が変わるとすれば、そうしたことは決していいことではないというふうに思います。
○河野国務大臣 ただいま申し上げたとおりでございます。
○河野国務大臣 上田委員のお考えは若干偏っているように思います。現在行われておりますいわゆる改憲の議論の中には、必ずしも九条だけを指しているものでない議論があるということも、我々はやはり素直に認めておく必要があると思います。現行憲法について、さまざまな場面でさまざまな議論が行われ...全文を見る
○河野国務大臣 これはもう、今や定説となっていると思います。たとえ九条といえども、日本の領土、領空、領海を守る、つまり最小限の自衛というものを認めている、これは現行憲法の解釈におきまして、まあ、おおむね四十数年を経て、日本の国内はおろか国際的にも定説として定着をしているものという...全文を見る
○河野国務大臣 自分自身を守る、自衛というものは、本来与えられているものというふうに解釈をされているというふうに私も思います。
○河野国務大臣 現行憲法が成立をいたしました時点におきましても、既に自衛力を持つということについては認められているという解釈を私はとっております。
○河野国務大臣 自由民主党の党内におきます憲法調査会の中での御議論と承知をいたしております。党内の憲法調査会が、真摯な議論を積み重ねられておるということを聞いておりますが、実際問題、どういう結論あるいはいかなる具体的な提言をおまとめになったかということは、まだ承知しておりません。...全文を見る
○河野国務大臣 なし崩しという表現が法律とか憲法とかそういうものにそぐうものであるかどうか、あるいはなじむものであるか、私にはよくわかりませんが、いずれにせよ上田委員がおっしゃることは、何かこう法律を超えて既成の事実をつくってはその既成事実に法律をまた合わせていこう、そういうこと...全文を見る
○河野国務大臣 議員の頭の中にイメージとして浮かんでいる飛行機の方は、危険だというのは、何かこう内戦でも起きて、鉄砲の弾が飛び交う中、飛行機で救出に向かうというようなことが頭の中にイメージされているんじゃないかと思いますが、在外邦人を輸送するために飛行機を飛ばすというときには、例...全文を見る
○河野国務大臣 原則論とおっしゃいますので、私も原則論を申し上げたいと思いますが、本来PKO活動というものは、弾を撃ったり撃たれたりしては成功とは言えないとおっしゃった方がいらっしゃいます。私どもも聞かされた原則論は、本来PKO活動というものは国連の信頼、それから粘り強い説得、そ...全文を見る
○河野国務大臣 今回のカンボジアのプロセスにおいて、これはブトロス・ガリ事務総長も言っておられます。明石さんもたしかそう言っておられたと思いますが、当初の考えと違った事態が起きているということは、私どももそう思っているわけでございます。
○河野国務大臣 アメリカ側がどういうお考えであるのか、どういうアイデアを持ってそういうことをおっしゃったのか、私にはよくわかりません。  それから、今防衛庁長官からお話がありましたように、まだ極めて具体的でない段階だというお話、御報告がございました。そういう段階でございまして、...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど申し上げたように、日米安保条約という、日米二国間の協力関係と申しますか、そういったものが日米安保条約の本旨でございますから、その日米安保条約の規定を超えて、何か別の要素のものがその中に入ってくるということには、私はならないというふうに思います。
○河野国務大臣 御報告を申し上げるようにいたします。
○河野国務大臣 かねてからの上田先生の憲法に対するお考えがそこに込められていると思います。  憲法に対する私の気持ちは、冒頭から申し上げておりますように、現行憲法の理念、考え方というものを大事にしたいというふうに私は考えておりまして、今先生がおっしゃった御意見のかなりの部分、私...全文を見る
○河野国務大臣 基本的には、国会は国権の最高機関という考え方を真ん中に置くべきだというふうに私は思います。その国会が国権の最高機関だという基本といいますか、原則といいますか、そういうものは国民投票制とどういうかかわり合いを持つか、お互いにどういう関係を持つ、あるいは影響力を持つか...全文を見る
○河野国務大臣 議員のかねてからの御主張でございます。私も何度か議員から直接間接お話を伺って、私なりに勉強もさせていただいておりますが、国民投票になじむものとなじまないものとがある。例えば、問題によってはトレードオフの関係を持たなければならぬものがある。それをただ単純に、あること...全文を見る
○河野国務大臣 お考えは承らせていただきます。
○河野国務大臣 国会には大勢の議員がおられて、さまざまな角度、さまざまな視点でいろいろと研究をしておられるわけでございます。その多くの研究の中でも上田議員の研究は、歴史も古くて高い見識によって研究を進められているということは、よく理解することができました。  議員立法云々の話は...全文を見る
○河野国務大臣 カンボジアに派遣をいたしました文民警察の方々につきましても、委員も御承知のとおり、派遣を前にして相当程度の研修を行ったところでございます。これは、派遣に当たっての法の精神、法律そのものの知識を持っていただくこと、あるいはクメール語、英語など語学の研修、さらには衛生...全文を見る
○河野国務大臣 計画案は現在検討中だ、幾つかの案が検討されているというふうに聞いております。  昨日報道されたものについては、ああした案が確定したといふうには承知しておりません。
○河野国務大臣 文民警察の方々の任期は九カ月ということになっておりますので、施設大隊が六カ月で交代をしたというのと同じサイクルでかわるということがなかなかできなかったものですから、結局日本から派遣をされている人たちの中では、非常に長い任期で現地にとどまっているということでございま...全文を見る
○河野国務大臣 昨今の国際情勢と、邦人が外国へ出て多数活躍をなさるという状況を一般的に外交青書の中で書くと、今委員がおっしゃったようなことになるわけでございます。これまでのように東西冷戦下で、我が方はその一方の立場に立つというはっきりした状況ではなくて、これから先は冷戦終えん後、...全文を見る
○河野国務大臣 そういうことを外務大臣として必要と認めれば、防衛庁長官にお願いをするというのがこの法律の組み立てになっております。それで、外務大臣としては、当該地域の在外公館その他情報収集に全力を挙げるということが必要かと存じます。
○河野国務大臣 総理大臣の御答弁は、いかに在外邦人を救出するといいますか、在外邦人の安全を確保する必要性が生ずる場合があるかということをおっしゃったのと同時に、いかに迅速に手配をしなければならないかということの必要性を言われたのだと思います。  もしこの法律案を御審議の上成立を...全文を見る
○河野国務大臣 今回、初めてPKO活動に本格的に参加をしたわけでございます。二人の若い命を犠牲にしたということに、大変残念であり、申しわけないという気持ちがございます。しかし一方で、今防衛庁長官からもお話がございましたように、カンボジア国民が、あれだけ多くの方々が積極的に選挙に参...全文を見る
○河野国務大臣 何度がお答えをいたしておりますが、日本から派遣をしております、例えば選挙監視要員の方々については、開票事務が終われば帰国をしていただくということに、あらかじめ日にちも心づもりを持っております。ただ、開票事務が若干おくれがちになっておりますことが少し気がかりでござい...全文を見る
○河野国務大臣 防衛庁長官が申し上げたとおりでございます。
○河野国務大臣 御意見のように、この政府専用機はそうしたことにも十分使用可能であると思います。  先ほど防衛庁長官、御答弁になりましたように、撤収の時期、その要領その他をよく考えまして、十分検討いたしたいと考えております。
○河野国務大臣 三機あることが運航上、非常に望ましいという御意見を述べられる方が多うございます。しかし、これはまた、与えられた条件のもとでベストを尽くすということもあるわけでございまして、先般、宮澤総理はワシントンに政府専用機で行かれましたけれども、本来は、その場合には予備機が同...全文を見る
06月07日第126回国会 衆議院 決算委員会 第10号
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○河野国務大臣 従軍慰安婦問題についての真相の解明につきましては、従来より誠実に調査に取り組んできたところでございますが、今後とも御決議の趣旨に沿って努力をしていく所存でございます。
06月07日第126回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(河野洋平君) まず、韓国以外の国の元慰安婦の方からの聞き取り調査については、我が国と先方との関係、各地域の実情、相手方の意向などを考慮しなければならない点がいろいろとありまして、日韓関係、韓国の従軍慰安婦の問題につきましては先ほど政府委員が御答弁申し上げましたように、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外務省から御答弁すべきであるかもしれませんが、私からも、清水委員今御指摘のとおり、我が国の歴史的事実について正しい調査が行われて正しい歴史に対する認識を持つということが何よりも必要なことだと考えておりますので、先ほど政府委員が御答弁申し上げましたように、...全文を見る
06月08日第126回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(河野洋平君) 本院におきましても、国際平和協力法案の御審議に当たりましては、長時間御熱心に御議論をいただきました。その結果成立をいたしました法律に基づきまして、今回初めて本格的にカンボジアのPKO活動に参加をいたしたわけでございます。  しかしながら、二人の若い貴重...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この委員会でも何度か御答弁を申し上げましたが、一般的に言いまして今回のカンボジアにおきますUNTAC要員の安全確保については、その役割はUNTACそれ自身が第一義的には持つものでございまして、そうした点をUNTACには私どもも何度か注意を喚起し、あるいは...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 我が国におきますPKO活動へ参加をいたしますときの考え方でございますが、我々は我が国の憲法、そして本院でも御審議をいただきました国際平和協力法の法令の枠内で参加をするということは当然のことでございまして、そのことは国連にも事前に十分説明をし、了解を得てい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 七月十三日が文民警察の任期でございます。恐らくそれまでには一名を除いて全員が帰国をなさるというふうに心得ておりますので、帰国されましたら恐らくそうした報告書を作成するということになろうかと思いますので、先生御指摘の部分についても私注意深く確認をしてみたい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御指摘の自衛官の武器使用につきましては、国際平和協力法第二十四条第三項によりまして、自己または自己とともに現場に所在する我が国要員の生命または身体を防衛するためやむを得ない必要があると認める相当の理由がある場合には武器を使用することができるということにな...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 国際平和協力法案の御審議をお願いいたしましたときに、多くの方々からさまざまな角度からの御質疑がございました。そうした御質疑を踏まえて成立をいたしました国際平和協力法でございます。この法律の趣旨をしっかりと踏まえて、現在カンボジアで初めて本格的な参加を行っ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 誤解があるか事実を曲げておっしゃっておられるとしか思えません。  プノンペンに文民警察を集めることができなかったではないかという御指摘でございますが、私どもといたしましては、安全対策を徹底するために一度プノンペンに集めてはどうかということを考えてUNT...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 有馬調査団は非常に多岐にわたる調査を行って帰ってこられました。この有馬調査団の報告に基づいて、私どもはカンボジアに出します施設大隊を初めとするUNTAC 要員の準備をいたしたわけでございます。委員は、調査団の報告が不十分であったというふうにおっしゃいま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 当時、カンボジアの最高国民評議会、すなわちSNCでございますが、このSNCと有馬調査団は十分意見の交換をいたしておるわけでございます。さらに、当時のプノンペン政権の代表はカンボジア全領土の大部分を支配しているという状況でもございます。こうした会談、主とし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) PKO活動に派遣をいたします要員は、その責任は政府が担っているわけでございます。政府はその責任において調査をしっかりやるということが何より必要と思います。  御注意をいただきましたが、調査団はそれぞれしっかりと現地調査を行い、その調査を踏まえて今後とも...全文を見る
06月10日第126回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○国務大臣(河野洋平君) 喜岡委員から御発言がございました。私も政府の一員といたしまして本法案を御審議いただく立場でございますので、大変恐縮をいたしております。  本日、よんどころない公務がございまして、十時十五分に退席をさせていただきたい旨お願いをいたしました。十五分間委員会...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先般、板垣先生の御質問だったと思いますが、一号館の保存についていろいろ御注意がございました。現在、一号館については関係部局におきましていろいろ検討がなされているというふうに伺っております。私どもからも、一号館の残置について衆参両院議員の先生方の中にもいろ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほども申し上げましたように、委員の先生方の中には一号館の歴史的な価値でございますとか、残置すべき理由についていろいろ御意見があるということをお伺いいたしましたので、そうしたお考えが何とか生かせる方法はないかということで、私も担当者その他とも相談をいたし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 我が国の近代の歴史において第二次世界大戦、そしてその結果を裁く東京裁判というものが識者によってさまざまな角度から議論をされて、そのさまざまな議論はそのまま恐らく次の世代にさまざまな議論として引き継がれていくのであろうというふうに思います。  そうしたこ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 国連におきます定義、現在の考え方等は国連局長から答弁をさせたいと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 国際平和協力活動は国連の要請によって派遣をするわけでございます。したがいまして、私どもは国連の判断というものがその判断の一番重要なものと心得ております。そこで我々は、国連に対して当事者間の同意がありますかと、そういうことを聞いて、ありますという返事があれ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 考え方はそういうことでございます。ただ我々は、カンボジアの場合もそうでこざいましたしモザンビークの場合もそうでございますが、我が国の調査団がそうした点についてもできるだけ注意深く調査をし、報告をするということを過去二回行ったところでございます。
○国務大臣(河野洋平君) 私が承知しておりますのは、カンボジアの状況を調査するに当たってSNC、これは委員も御承知のとおり最高の評議会でございますが、このSNCに十分考え方を打診をし確認をいたしております。また、御承知のことだと思いますけれども、SNCに参加をしておりますキュー・...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 法案提出者でございます防衛庁長官のお答えのとおりだと存じます。
○国務大臣(河野洋平君) 在外邦人の安全を確保するということは、当然政府として極めて重要な問題だと承知をいたしております。このために、在外公館等は常に在外邦人の安全のために十分な注意を払って、情報を収集し、また在外邦人に対して必要に応じて連絡をとるべく最大の努力をするということで...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 事務方から答弁をさせていただきます。
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと御質問の趣旨を正確に受けとめていないかもしれませんが、在外邦人が非常に困難な場面に直面をしておるという場面は幾つか想定があると思います。大きな災害、例えば大洪水とか大地震とかという災害の問題もあると思いますし、それからその地域、国内の状況が極めて...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほども御答弁申し上げたと思いますが、在外邦人の安全について責任を負う立場というのは外務省でございます。外務省が在外公館を通じて在外邦人の安全について責任を負うという立場でございますから、やはり在外邦人に移動しなければならないような状況が生じたという場合...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外務大臣から御答弁する方が正しいと思いますけれども、私からお許しをいただいて申し上げれば、現地に何か異常な事態が発生をしたということになると外務省は所要の措置をとると思います。  例えば、その当該地域への旅行の自粛を国内では求めるとか、あるいは既に現地...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 少し切符に重きを置いて御答弁申し上げ過ぎたかもしれませんが、いずれにせよ、今回の法律の趣旨は、防衛庁に移管をした、防衛庁に所管をしていただいている政府専用機及び防衛庁が持っている輸送に適当な航空機で、問題の場所から輸送しようということに当たっては、つまり...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今回お願いをいたしております法律の趣旨は、政府専用機を防衛庁に移管をするに当たりまして、ひとつ防衛庁をして在外邦人の輸送、在外邦人が生命その他危険にさらされているという状況があればその輸送に当たろうと、こういうことだと承知をしております。  政府専用機...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今の委員の御質問、政府委員の答弁を聞いておりまして感じましたことを最初にちょっと申し上げたいと思います。  先ほど来やりとりがございましたけれども、宮澤総理がサイゴンを例に出したというのは、宮澤総理自身が外務大臣当時にこういう実体験があるということから...全文を見る
06月11日第126回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○国務大臣(河野洋平君) 先ほどの政府委員の御答弁のとおりでございます。
○国務大臣(河野洋平君) 要約をお出しするのには、要約をお出しする緊急性でございますとか、その他幾つかの理由があったわけでございまして、今、翫議員おっしゃいますが、政府委員から御答弁申し上げましたように、国連に申し出ていないものをつけ加えて要約に書いたわけではなくて、国連にきちっ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっとそのお答えを申し上げる前に御理解をいただきたいと思いますが、モザンビークの場合に私が当初慎重論であったのではないかというお話がございました。確かに、私は当初慎重論者でございました。  その慎重であった理由の第一は、モザンビークには在外公館の実館...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 瀬谷先生御指摘をいただきましたように、シビリアンコントロールの重要性は私どもも重々認識をいたしておるところでございます。今回御審議をいただいております法律は、御案内のとおり、外務大臣が要請をしたとき防衛庁において検討をなさるわけでございまして、外務省は、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 在外邦人の安全について、外務省が第一義的に関心を持ちその保護のために努力をするということは当然のことでございまして、在外公館を通じ、あるいは外交努力によって状況の確認をする、情報を収集する、これは恐らく外務省が一般的に言って一番大きな情報を持つだろうと思...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私がお答えすることが適当であるかどうかわかりませんが、当然と言えば当然でございますが、今伺っておりますと、高井委員も非常に危険な場面、恐らく一番危険な場面を御心配になって御議論をしていただいていると思います。  しかし、一般的に申しまして、ここに書いて...全文を見る
06月14日第126回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○国務大臣(河野洋平君) アイヌの方々が古くから住んでおられたということは、文献その他から見て通説となっていると承知しております。
○国務大臣(河野洋平君) 今先生もお話しになりましたように、私どもはアイヌの方々が古くから住んでいるということは文献等によって承知しておりますが、先住民族という言葉の持つ定義というものが幾つかに分かれている、あるいはまた国際的な定説がないということから、つまり国際的な定説がないま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私どもとしては古くから住んでおられた方々に対して、それなりのと申しますか我々としての思いはございます。しかし、これは委員が十分御承知のとおり、国際的なさまざまな議論が今、とりわけことしはそうした議論の年でございますからさまざまな議論があって、これを国際的...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 文化財をどうやって保存するかということはいろいろな方法があり、そしてまた先生がおっしゃるようにタイミングがございます。  もう一つ言えば、これは変な言い方ですけれども、多額にあればできるというものでもなくて、これは語り継いでくださる方は限られているわけ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) アイヌの方々の今日の生活状況を考えますと、我々がやらなければならないことが幾つかあるということを率直に感じております。そして、一つは経済的な支援、生活水準を上げるための経済的支援というものがございますが、今先生がおっしゃるように、それと同時にあるいはそれ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) お尋ねのとおり、文民警察官の任期は七月の十三日となっております。しかしながら、一つの大事な仕事でございます制憲議会選挙の投票、開票という選挙の業務が済みました今、配属配置されておりますそれぞれの地域によりましていろいろな事象が起こっております。UNTAC...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 衆参両院にわたりまして大変長時間の御議論が国際平和協力法案審議の際行われたということは、委員御承知のとおりでございます。  この長時間の審議の中で、文民警察の安全といいますか、文民の安全についてどれほどの議論がなされたかということについては、これはさま...全文を見る
08月25日第127回国会 衆議院 本会議 第5号
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○河野洋平君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表いたしまして、一昨日の細川総理の所信表明演説について質問をいたします。  質問に先立ちましてい先月の北海道奥尻町を中心に大きな被害を出しました南西沖地震、鹿児島を中心とする豪雨災害、既に二年余りを超える普賢岳噴火など、たび重なる...全文を見る