河野洋平

こうのようへい



当選回数回

河野洋平の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第132回国会 衆議院 本会議 第1号
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○国務大臣(河野洋平君) 第百三十二回国会の開会に当たり、私は改めて心を引き締め、全力で日本外交の推進に尽力する決意であります。  外交の基本方針につき所信を申し述べるに先立ちまして、十七日に起きた兵庫県南部地震で犠牲になられた方々とその御遺族に対し謹んでお悔やみを申し上げると...全文を見る
01月20日第132回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(河野洋平君) 第百三十二回国会の開会に当たり、私は、改めて心を引き締め、全力で日本外交の推進に尽力する決意であります。  外交の基本方針につき所信を申し述べるに先立ちまして、十七日に起きました兵庫県南部地震で犠牲になられた方々とその御遺族に対し慎んでお悔やみを申し上...全文を見る
01月24日第132回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(河野洋平君) 企業献金につきましては、昨年、総理より、ただいま御発言がございましたような趣旨の御注意がございました。私は、自由民主党といたしまして、国民の政治に対する不信を招かぬよう十分注意をし、法の定め4限度、ルールを誠実に守り、透明性を確保してまいりたいと考えてお...全文を見る
01月24日第132回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) 戦後五十年、日本外交の進むべき遣いかん、こういうお尋ねでございました。  既に総理からお答えを申し上げておりますが、私として一言申し上げれば、我が国としては、民主主義、平和主義、あるいは基本的人権の尊重、こういった価値を大切にしながら、新たな平和と繁栄...全文を見る
01月25日第132回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(河野洋平君) 政治資金に対するお尋ねでございます。  民主的な政治の運営にコストがかかる、こういう点については共産党の皆さんも御理解がいただけると思います。これは、私ども自由民主党よりも日本共産党の方がはるかに多い政治資金を集めていらっしゃることを見てもはっきりして...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今般の震災に際しまして、世界の多くの国々からお見舞いのメッセージあるいは支援の知らせが届いております。ちなみに、二十四日までにその数は五十二カ国及び国連、WHO、EU、さらに多くのNGO、つまり民間の方々からも支援の申し出がございます。  こうした極め...全文を見る
01月26日第132回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○河野国務大臣 地震発生の十七日のうちに、アメリカの大統領からは、大変温かいお見舞いと、希望があれば何でも承るという趣旨のお話がございました。十七日じゅうには、さらにスイス、フランス、ロシア、こういった国から迅速な。反応をいただいたところでございます。自来、きょうまで五十カ国を超...全文を見る
○河野国務大臣 自由民主党内の多くの方々が、今回の震災について心から心配をして、さまざまな場所で活動をし、また議論をしております。  そうしたさまざまな議論の中に、いろいろな見方、考え方が一部出たとしても、それについて一々合議論をするよりも、何が今一番大事かということについて議...全文を見る
○河野国務大臣 先ほどもお答えを申し上げましたけれども、今総理からも述べられましたように、十七日の地震発生当日に、アメリカを初めスイス、フランス、ロシア、あるいは現地におきましてもカナダ、ドイツあるいは我々の近隣、韓国でございますとか、そういった国からいち早く温かい見舞いと、それ...全文を見る
○河野国務大臣 御案内のとおり、現地には、神戸は国際都市ということもございますし、歴史的に見て外国の関係の方が数多く住んでおられるということもございます。したがいまして、外国の方の被害も相当にあったということは想像にかたくないわけでございます。  そうした点も十分気をつけて、東...全文を見る
○河野国務大臣 古い新潟の事例でございますが、三八豪雪は、私どもも忘れることのできない事例でございます。政治が主導をするということは、こうした場合当然のことであろうと思いますから、今回も村山総理を中心に私どもは政治的判断で次々に指示を出しているということをぜひ御理解をいただきたい...全文を見る
○河野国務大臣 事実関係が正確に小池議員のお手元に行っているかどうか、私は大変心配をしております。私も正確にその場にいて聞いたわけではございませんが、関係者に聞いてみましたが、党内の会合において、幹部の一人として、今回の震災の初期動作においていろいろな意見がある、いろいろな見方が...全文を見る
01月27日第132回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○河野国務大臣 委員の御提案は御提案として十分検討させていただきたいと思います。  委員も御承知のとおり、ことし国連五十周年ということで、国連におきましては国連サミットが開かれる可能性があるというふうに聞いております。これは委員のおっしゃるような国連改革サミットではなくて、いわ...全文を見る
○河野国務大臣 チェチェン問題は、国際社会が今大きな懸念を持っている、国際的な懸念を持つ問題でございます。それぞれの国がこのチェチェンについていろいろ情報をとろうとしておりますけれども、残念ながら十分な情報がない。つまり、透明性が余り高くないものですから、確かに議員がおっしゃるよ...全文を見る
○河野国務大臣 メキシコが金融不安を引き起こしておりますが、メキシコの外務大臣がいち早く訪日をされまして、私はお目にかかりました。メキシコの外務大臣は、当時、メキシコの現状について説明をし、自分たちはこれから民間の金融関係者に会ってよく考え方を説明をするということを言われたわけで...全文を見る
○河野国務大臣 先般UNHCRの緒方さんと話をさせていただきましたときに、緒方さんが、もし世界の、小火器でもいい、武器の蓄積度がもっと少なかったら、私のやっている、つまり難民高等弁務官事務所、難民の仕事はもっと易しかった、それから、世界にもっと武器が少なければ、武器によって亡くな...全文を見る
○河野国務大臣 確かに御指摘のとおり、中国の核実験については、我々は甚だ遺憾、そしてこの実験はやめてもらいたいという気持ち、強い意思を持っております。このことは、村山総理大臣が江沢民氏にお目にかかったときにも申し上げておりますし、私からも銭其シンさんに繰り返し申し上げております。...全文を見る
○河野国務大臣 行政改革は村山内閣の最も重要な問題と考えておりまして、既定方針どおり全力を挙げて今取り組んでいるところでございます。政府、与党一体となって、この問題、どうしてもやり遂げなければならぬというかたい決意をいたしております。
○河野国務大臣 第二次世界大戦が終わって五十年、国の内外でさまざまな行事が計画をされております。国際的にももう随分たくさんの行事が、例えばアメリカの国内でもございますし、ヨーロッパでもございますし、アジアの地域にもございます。  日本の国内でも、この五十年を迎えるに当たって、一...全文を見る
01月30日第132回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○河野国務大臣 ちょっと官房長官、席を外しておりますので、私からお答えをさせていただきたいと思います。  ゴラン高原につきましては、議員おっしゃるように、かねてから、これは大変長い歴史のあるものでございますから、かねてから何度も一つの例として挙げられて議論が行われたところでござ...全文を見る
○河野国務大臣 これは、これまでモザンビークでございますとかザイールにPKOが相当大量に出ていたということもございまして、これらがまずとにかく任務を終えて帰ってくるということを確認した上で次の問題に取り組む方がいいのではないか、こんな御議論もございまして、ゴラン高原につきましては...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっと私がお答えをするのはいささかどうかと思いますが、少しだけ私の考え方を申し上げますと、PKFの凍結については、繰り返しいろいろ経験を積んで、その経験に基づいて考えよう、こういうことになってきているわけです。  それで、PKO活動というものは、もう議員はよく...全文を見る
○河野国務大臣 在日米軍が、今お話しのように、日本及びその周辺の安定、安全のために行っているプレゼンスというものは、我々極めて重要なものだ、こう考えているわけでございまして、そのためにも在日米軍駐留経費負担というものは、我々自主的に考えてみても、これは我々にとってみても重要なもの...全文を見る
○河野国務大臣 いわゆるACSAでございますが、これは少し前からアメリカから、こういう問題、こういうやり方が例えばNATOなどとの間にはあるのだ、日米間にもこういうやり方があればかなり有用であるかという意味の提案といいますか、発言がございました。  そういうことがあったわけです...全文を見る
○河野国務大臣 自由民主党はかねてから、自衛隊は当然合憲であって、この従来の、党、内閣の見解は一致しております。
○河野国務大臣 社会党は、政権を担当するに当たって新党さきがけあるいは自由民主党と政策のすり合わせをされました。その中でも、日米安保条約についても、それから自衛隊合憲についても、我々は合意のできるそういう内容であるという判断をしたわけでございます。  これは、月原議員もよく御承...全文を見る
○河野国務大臣 議員のおっしゃっておられるのは恐らくKEDOと称するものであろうと思いますが、日米韓三国で緊密な打ち合わせ、相談をいたしまして、二月にはこのKEDOは設立したいということで合意を見ております。
○河野国務大臣 KEDO設立に当たりましては、アメリカ、韓国、日本、この三カ国が中心的役割を果たすということのそれぞれお互いの認識がございますが、御案内のとおり、北朝鮮におきます核開発というものに対する懸念は国際社会が広く持っているところでございます。もちろん、北東アジアが一番大...全文を見る
○河野国務大臣 まだ金額については見通しがついておりません。  それから、議員お尋ねのとおり、本体とあるいは本体以外とでもいいましょうか、二つに分けてお尋ねのように思いましたが、確かに考え方としては、軽水炉それ自体に係る資金と、そうではなくて、それまでの間の代替エネルギーである...全文を見る
○河野国務大臣 恐縮ですが、首脳会談に私も同席させていただきましたので、私から御答弁させていただきます。  首脳会談におきまして村山総理からは、この問題について日本政府としては意味のある財政的負担を行う、こういうことを申し上げたところでございます。
○河野国務大臣 KEDOの事務的経費につきましては、まずとりあえずの、初年度といいますか、立ち上がり経費については、我々としても一つの心づもりを持ってこれは支援をするということを考えておりますし、総理今御答弁のように、調査を行うものについても頭の中に持っております。そして、今議員...全文を見る
○河野国務大臣 核開発疑惑というのでしょうか、北朝鮮において核兵器が開発されているのじゃないかということは、これはもう先ほども申し上げましたが、国際社会の懸念であると同時に、北東アジア、近隣諸国にとりましては、これはもう大変な関心事でございます。議員おっしゃるように、我が国もそう...全文を見る
○河野国務大臣 議員の御指摘はきちんと受けとめたいと思いますが、一つだけ私どもからこういうことを申し上げたいと思いますが、例えば、北朝鮮に対してIAEAの査察を受けろ、NPTに完全に復帰しろということを言って、北朝鮮がそれを受けたというのと違いまして、それももちろん向こうは了承を...全文を見る
○河野国務大臣 北朝鮮の核開発疑惑問題については、せっかく米朝が合意をして、お互いに誠実にやろうということで始まっているわけでありまして、既に北側は最初の行動を起こしているところでございますから、これについてこれができた場合とかできなかった場合とかということを申し上げることは適当...全文を見る
○河野国務大臣 同行いたしましたので、私から少し申し上げたいと思います。  松田議員は、アメリカ側のマスコミの対応について、アメリカ人サイドからあるいは情報を聞いてのお尋ねだろうかと思いますが、私は、実はこういうふうに思っております。  今回の日米首脳会談で一番重要なのは、つ...全文を見る
○河野国務大臣 日米関係は、経済を初めとしてさまざまな分野でのやりとりがございますから、全体の中に占める割合がどのくらいであったかということは別といたしまして、経済問題がアメリカにとってみればかなり大きな問題としての認識があったことは事実でございます。  したがいまして、経済に...全文を見る
○河野国務大臣 十一月に大阪で開く会議に向かいまして、議長国として考え方を整理して、メンバー国と内々の感触を探り、大阪APECの会合が成功に終わるようにやらなきゃいかぬということでございます。  今議員がお話しになりましたように、昨年のジャカルタ、ボゴール両所で開かれましたイン...全文を見る
○河野国務大臣 実は、まだトップが決まらない状況でございまして、トップが決まらなければ、いろいろバランスもございますから、次長も当然まだどういう候補を考えるかということもございません。
○河野国務大臣 極めて重要なポジションと考えておりますので、しかるべき人材をしかるべき場所に入れたいという気持ちがございます。
○河野国務大臣 ODA予算は、議員御指摘のとおり年々御理解をいただいて、大きな額になってきております。ことしもまた、この予算の中で大きな額を皆さんに御審議をいただいているわけでございます。  ODAについては、予算の審議、予算案の審査という場面で皆さんからいろいろと御議論をいた...全文を見る
○河野国務大臣 在日米軍が、今お話しのように、日本及びその周辺の安定、安全のために行っているプレゼンスというものは、我々極めて重要なものだ、こう考えているわけでございまして、そのためにも在日米軍駐留経費負担というものは、我々自主的に考えてみても、これは我々にとってみても重要なもの...全文を見る
○河野国務大臣 まさに大変難しいケーススタディーを二つ示されたわけでございます。  中国についてまず申し上げたいと思いますが、これは、議員御指摘のとおり、日中関係というものは我々にとって極めて重要な関係でございます。日中関係が安定している、よりよく発展していくということは、我が...全文を見る
○河野国務大臣 国連のワーキンググループが国連改革についての作業を行っております。かねてから私ども申し上げておりますように、国連が五十周年を迎えることし、発足当時とは国際社会からの期待も随分と変わってきているだろう。構成も変わってきている。そういった変化を踏まえて国連が改革をされ...全文を見る
○河野国務大臣 新進党のこの問題に対する明快な、明示的な意見というものが余り表明されていないように思いますが、私どもとしては、政府としてはかねてから、国連総会で私も演説をさせていただきましたし、一歩一歩進めているところでございます。
○河野国務大臣 先ほども申し上げましたが、国連の場におきましてワーキンググループの作業がございますし、そうした国連の場を主として活用をさせていただいて作業をいたしているところでございます。作業という言い方が適当であるかどうかわかりませんが、我が国の考え方を理解していただくべく説明...全文を見る
○河野国務大臣 ゴラン高原へのPKOの派遣が一部新聞に当時出たことがございます。その新聞記事をめぐって、これは一体どういうことだというふうにお感じになった方があったとしても、それはそういうことはあると思います。  当時、まだ我が国はモザンビークにもザイールにも相当大量の自衛隊員...全文を見る
01月31日第132回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○河野国務大臣 御指摘のように、きょう現在までに六十五になります国と国際機関から、お見舞いそれから援助の申し入れがございます。これは、今議員からお話がありましたように、全く先方の善意によるものでございまして、先方からお見舞いの言葉と同時に援助の申し入れ、援助ができるというお話をい...全文を見る
○河野国務大臣 亀井大臣の青森行きについては、私は自由民主党の総裁として、私からも申し上げなければならぬと思っております。  今、御本人からも御答弁を申し上げました。また、総理からも御答弁があったところでございますが、私ども閣僚は、村山総理を中心にして、今次災害対策には全力を挙...全文を見る
○河野国務大臣 委員お尋ねのように、外交記録の公開ということは現在も既になされているわけでございます。外務省は、三十年を経過した戦後の外交記録については、その公開によって、今議員がまさにおっしゃったように、国に重大な不利益がかかってくるとか、あるいは個人の利益が害される、こういっ...全文を見る
○河野国務大臣 過般行われました日米首脳会談の席上におきまして、日米双方首脳の間でこの問題についてお話がございました。五十年という節目ということも考えて、ひとつ沖縄の基地問題についてお互い努力をしよう、こういうお話でございました。今御指摘になりましたような三つの案件については、首...全文を見る
○河野国務大臣 PKOの訓練センターと申しますか、そういったことの必要性については、一部その必要性を主張なさる方もございます。また、日本国内、何カ所からでしたか、我が方にというお話も既にないわけではございません。  しかしながら、PKOの訓練センターというものをもし考えるとする...全文を見る
○河野国務大臣 先進国の中では、例えば援助離れといいますか援助疲れといいますか、開発途上国に対する援助も徐々に額が小さくなってきているという傾向もございます。あるいはまた、国連の諸活動に対しましても、負担が重過ぎるという意見が国内的にあるということを私どもも承知をいたしております...全文を見る
02月01日第132回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○河野国務大臣 連立内閣の副総理として村山総理を助けて全力を挙げたつもりでおりまして、たとえどんな態勢、どんな内容であろうとも、今回とった態度を私はとったと思います。
○河野国務大臣 今回の災害に対しまして各国はさまざまな反応を示しております。今議員がお話しになりましたように、二つ、三つに類型化されると思います。  一つは、日本国民が助け合って一生懸命ボランティア活動もやっているという、そういう報道が一つございます。もう一つは、やはりこういう...全文を見る
○河野国務大臣 例えばモンゴルという国がございます。まだまだ経済的に見れば小さな経済力の国だろうと思いますけれども、非常に早い時期に、毛布を集め、あるいは手袋を準備をして、副総理がみずから特別機を仕立てて関西空港までそれを持ってきてくれた。しかもそれは、地元に迷惑をかけてはいかぬ...全文を見る
○河野国務大臣 アメリカ議会の中にはさまざまな議論がございます。しかし、具体的な金額については、全体の金額が固まらないうちにどこの国が幾ら出すなどという具体的な数字が固まるはずもございませんし、そうした具体的な金額について云々という状況ではまだございません。
○河野国務大臣 北朝鮮におきます核開発疑惑をいかに解明をしてといいますか、そうした疑惑を払拭するかという問題は、今議員がおっしゃいましたように、近隣諸国にとっては極めて重大な問題で、直接的に重大な問題であると同時に、国際社会それぞれこの問題には大きな懸念を持っているところでござい...全文を見る
○河野国務大臣 具体的には、財政的な支援というのは一つあると思います。しかし、これからの話によっては技術的な支援ということもあろうかと思います。それ以外にも、KEDOという組織をつくりまして、そのKEDOを中心とした事務的なと申しますか、問題に対する支援もあろうかと思います。
○河野国務大臣 この問題が直接、これができれば日朝の国交が正常化されるという直接的なものではないと思います。しかし、こうした核開発疑惑などというものがこれによって払拭されるということになるとすれば、日朝の正常化のための障害の一つがとれるという意味はあろうかと思います。
○河野国務大臣 大変機微な話でございまして、仮定の話でございますから、それについて今お答えは控えさせていただきたいと思います。  私どもとしては、少なくとも日朝国交正常化交渉ぐらいはまず再開をして、話し合いをするということが何より先ではないかというふうに思いますが。
○河野国務大臣 私は、何度か外務大臣として日朝国交正常化交渉を再開しようではないかということを、文章でもあるいは発言の場でも申し上げたことがございます。私どもとしては、この国交正常化交渉を再開することの、我々の側に障害は今あると思っておりません。無条件で再開をするということで我々...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど伊藤委員から私の十月十二日の発言についてお尋ねがございまして、私ちょっと失念をしておりましたが、速記録をお届けをいただきましたので拝見をしましたが、ここでは伊藤委員から、日本のODA大綱の中にはこれこれの原則があるぞ、この原則との関連で北朝鮮支援の問題につい...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっと、自民党について言及をなさいましたから、私からも一言申し上げなければならぬと思います。  我々は、新しい、生まれ変わった自民党をつくろうと思って懸命にみんな努力をしておりまして、我々はそんなに志が低い者の集まりではございません。申しわけありませんが、もっ...全文を見る
○河野国務大臣 今回のケースについて、まず私から御説明申し上げたいと思いますが、十七日の地震発生後、いち早くアメリカは日本に対してお見舞いの言葉と同時に支援の申し入れをしてこられました。当初、大統領からのお見舞いということと、大統領としてアメリカにできることがあれば何なりといたし...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど申し上げましたように、アメリカからは何なりと言ってほしいということがありまして、今議員がお話しのようにインディペンデンスという、あれは航空母艦でしょうか、を明示的に、インディペンデンスをどうぞという明示的な提案ではございません。アメリカからは、我々が持てる、...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど総理からも御答弁がございましたが、地方分権、地方の時代と言われてまさに久しいわけでございますが、日本の国が経済的にも豊かさをだんだんと持つようになってきた。ところが、そうした豊かさが時に地方の特色とかそういうものを失わせて、ややもすれば全国均一の行政がしかれ...全文を見る
○河野国務大臣 私は、地方分権というのは、やはり五十年間の日本の民主主義が非常に成熟して、住民の意識も高まって、そういう仕事といいますか、そういう判断というものはもう地方にできるだけ任した方がいいという認識がみんなの中に出てきたということは大きいと思うのです。  今の永井議員の...全文を見る
02月02日第132回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○河野国務大臣 神田委員長初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げ、我が国の安全保障政策についての所信を申し述べたいと思いますが、右に先立ちまして、十七日に起きた兵庫県南部地震で犠牲になられた方々とその御遺族に対し謹んでお悔やみを申し上げるとともに、負傷された方々及び被害に遭われ...全文を見る
02月02日第132回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○河野国務大臣 議員御指摘のように、今日まで六十七カ国といいますか、国、国際機関などから大変善意に基づくありがたい支援の申し入れがございます。この申し入れに対しまして、私どもといたしましては、まことにその善意を感謝を持って受けとめると同時に、現地に至急連絡をしまして、現地のニーズ...全文を見る
○河野国務大臣 まさに議員おっしゃるとおり、緊急の状況でございますから、できるだけこれは速やかに行われなければならないことは、もうおっしゃるとおりでございます。時間との競争という部分もございます。先ほど申し上げましたように、時間との競争という部分と、若干の時間的な余裕がいただける...全文を見る
○河野国務大臣 具体的には、モンデール大使から私にもお話がございまして、大統領は極めてこの問題に大きな関心を持って、何でもできることがあれば言ってほしい、アメリカとしては対応すると。まあ一番最初は、FEMAの持つ経験と知識をおかししましょうという話が具体的にあったわけでございます...全文を見る
○河野国務大臣 おっしゃる意味はよくわかります。しかしながら、現地も当日は大混乱の状況でございました。その大混乱の状況の中で、みんなが集まっていわば司令塔をつくり、どういうものをどういうところに受け入れをするか、何が緊急のプライオリティーが高いかという判断をしながらそれは受け入れ...全文を見る
○河野国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。全く善意に基づいて支援の申し入れをしてきてくださっているわけですから、これには感謝をし、その気持ちにできるだけ沿うということも重要だと思います。  議員は、二十何カ国しか受け入れてないではないかとおっしゃっておられますが、これはまだ...全文を見る
○河野国務大臣 支援を申し入れてくださった多くの国、これは国の数でいえば今議員おっしゃるように六十その国、国際機関などでございますけれども、それ以外にも世界のさまざまな国から義援金を募って国民レベルで支援をしてくださっている方もあると思います。また、ボランティアとして支援をしてく...全文を見る
○河野国務大臣 私が出てきて答弁を申し上げる筋ではないかもしれませんが、念のために申し上げますが、月原議員と総理とのやりとりは、一月の首脳会談ではなくて、昨年の七月の首脳会談のことについて話をされているわけです。  それで、その昨年の七月の首脳会談のときに、総理は、北朝鮮の核疑...全文を見る
○河野国務大臣 さきの日米首脳会談は、私、同席をいたしましたので、外務大臣として同席をした首脳会談におきますやりとりについて御説明をさせていただきたいと思います。  村山総理は、軽水炉プロジェクトの成功を確保するために、韓国が中心的な役割を果たすことが期待されている本件プロジェ...全文を見る
○河野国務大臣 今回の米朝合意は、まさに議員がおっしゃるように、北朝鮮の核開発疑惑を解明する道筋について米朝が合意をした。この道筋を両者が誠実に実行をしていけば、この疑惑は解明されることになる、こういうことでございます。
○河野国務大臣 この米朝合意は、両者が誠実に合意を実行をしていく。つまり、一方は従来ある黒鉛炉について凍結をする、一方は代替エネルギーを供給をする、そういう条件を順次双方で積み上げてまいりまして、軽水炉というものが、最後に軽水炉の中心部分が導入をされるという前に、北側が完全にその...全文を見る
○河野国務大臣 昨年九月の二十一日に村山総理はクリントン大統領あてに書簡をお出しになりました。この書簡の中で、北朝鮮の核兵器開発問題の解決が保証されることを前提として、我が国としてもアメリカ、韓国、他の国々とともに、軽水炉提供のための国際的な支援に参加し、応分の協力を行っていく用...全文を見る
○河野国務大臣 日米首脳会談で、首脳間でのやりとりでございますから、日本の総理大臣として、アメリカの大統領との間の話し合いの中の発言でございますから、それは日米間における一つの確認といいますか、そういうこととアメリカ側は考えておられると思います。
○河野国務大臣 日米両国間における話し合いの文言というふうに理解していただきたいと思います。
○河野国務大臣 アメリカの大勢の議員の中の何人かの方々はこの問題に大変な関心を持っておられて、さまざまな御発言をしておられるということを私も承知をいたしております。しかしながら、今総理からも御答弁がございましたように、全体の額がどのくらいになるかということがまだ詰まっているわけで...全文を見る
○河野国務大臣 米朝合意が極めて重要であることは、これはもう申すまでもございません。北朝鮮の近隣諸国である韓国でありますとか、日本でございますとか、あるいは中国もそうだと思いますが、こうした国々にとってこの核開発疑惑はいかに深刻な懸念を持つものであるかということはもう当然でありま...全文を見る
○河野国務大臣 KEDO設立につきまして、現在、アメリカ、韓国とともに打ち合わせ、協議をいたしております。KEDOは日米韓三カ国がイニシアチブをとっていくということで進めていかなければならないということは三カ国の共通の認識でございます。
○河野国務大臣 KEDOの設立は、米朝合意のために重要な作業でございまして、米朝合意というのはまさにアメリカと北朝鮮の合意でございますから、今議員のおっしゃる意味からいえば、例えばKEDOの事務局長といいますか、に日本がなったらどうだ、こういう御提案だと思いますが、これは恐らくこ...全文を見る
○河野国務大臣 二月中に設立を目指しております。
○河野国務大臣 米朝協議が始まりまして以来、私どもは、アメリカに対しまして、ぜひ話し合いでまとめるべきだということを言ってまいりました。アメリカ国内においても、さまざまな意見があって、この話し合いでまとめようなんと思わずに、もっと国連の場で、あるいは制裁を伴う交渉をやらなければだ...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、北朝鮮周辺諸国にとって重大な影響を持つ問題でございますと同時に、国際的に見ても、核の不拡散という視点に立てはこれは極めて重大な問題でございますから、国際社会の参加が望ましいと思っておりまして、そのための努力を今いたしているところで...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっと私の所管の部分がございますので。  議員お尋ねのスイスの救助犬は、十九日の朝、既にもう現地に着いておりました。十八日に私は農水大臣とともにこの問題を協議いたしまして、農水大臣の決断によってこの問題は解決をいたしております。
○河野国務大臣 スイスの犬にこだわるわけではありませんが、犬の問題について正確に申し上げたいと思いますが、農水省と犬の問題について協議をいたしましたのは、先ほど農水大臣からお話がありましたように、十八日の二時半ごろでございます。それ以前に農水省とこの犬の問題のやりとりはございませ...全文を見る
○河野国務大臣 済みません。もう一回ちょっとお願いします。
○河野国務大臣 国際社会は、今議員がお話しになりましたように、将来を見通しますと、食糧問題は極めて不安定な状況に推移していくだろうということがわかるわけでございまして、我が国としても、我が国自身で自給率を高める努力も必要であろうと思いますし、国際的に見て友好関係を培っていく、そし...全文を見る
○河野国務大臣 まあどのくらいの期間をとるかによっていろいろ考え方、見方があると思いますけれども、私は、一般的に言って紛争は起こりやすくなると。  つまり、東西冷戦の間は西と東がぎゅっとおもしを乗せられてにらみ合っていたわけで、比較的小競り合いは少なかった、しかし、そのおもしが...全文を見る
○河野国務大臣 国際社会は相互依存関係の中で動いていくという状況にございます。我が国もその真っただ中にいると言っていいと思います。相互依存関係の中で動いているということを自覚をすれば、それにどうやって対応するかというおのずから次の行動がなければならないと思います。食糧安保もそうで...全文を見る
○河野国務大臣 食糧援助は、これはもう議員御承知のとおり、なかなかデリケートなところがございます。食糧を売ることによって財政を賄っている国がたくさんある、そういう状況も考えなければならないわけでございまして、食糧援助規約というものがございますが、その食糧援助規約に基づきまして、そ...全文を見る
○河野国務大臣 国際社会が助け合いの中にあるということは、今回の災害でも我々は非常に強く実感をしたところでございます。国際社会の中で食糧不足で大変な状況になっている国をどうやって助けるかということは、人道的な側面もよく考えながら対応しなければならぬと思います。  ただ、先ほど私...全文を見る
○河野国務大臣 議員ももうよく御承知のとおり、国際緊急援助隊の中の医師、看護婦の部分については、常設の組織ではなくて、登録をしておいてその都度集まって一朝事あるときには出ていく、こういう仕組みになっているわけでございます。  今お話しのとおり、医師、看護婦その他五百名近い人たち...全文を見る
○河野国務大臣 クリントン大統領から村山総理あてに電話がございましたのはたしか十八日だったと思いますが、この電話の中で大統領は、在日米軍は日本政府のいかなる要請にも対応する用意があるということを言われました。日本のいかなる要請、どんなことでも言ってくださいと、こういうことであった...全文を見る
○河野国務大臣 議員御指摘の第二条でございますが、  締約国は、その自由な諸制度を強化することにより、これらの制度の基礎をなす原則の理解を促進することにより、並びに安定及び福祉の条件を助長することによって、平和的かつ友好的な国際関係の一層の発展に貢献する。締約国は、その国際経済...全文を見る
○河野国務大臣 社会開発サミットは、国連の経済社会分野における極めて重要な行事と認識をいたしております。政府といたしましても、一月九日付で関係省庁連絡会議を設置するなど、その取り組みを強化いたしておるところでございます。  なお、国別報告書の提出については、政府は既に第一回準備...全文を見る
○河野国務大臣 長年の懸案と聞いております。
○河野国務大臣 NGOの活動は大変機動性もありますし、それから、非常に細かいところまで入っていって仕事をする。これはなかなか公といいますか、官の仕事ではやりにくいようなことまでやってくださるということがあると思います。大きな規模ということになりますとやはり政府が直接ということにな...全文を見る
02月03日第132回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○河野国務大臣 関西は大阪、神戸に総領事館がございます。地震発生後、外務省から人を出しまして総領事館を訪ねさせました。かなり大きく壊れてしまっている総領事館もございますし、従来の総領事館で何とか仕事が続けられる総領事館もございます。中には、もう神戸を引き揚げて大阪に移るとおっしゃ...全文を見る
○河野国務大臣 幾つかの例を申し上げたいと思います。  今御指摘がございましたインド西部、マハラシュトラ州の地震についてまず一つ申し上げたいと思いますが、平成五年九月三十日未明、現地で大規模な地震が発生をいたしまして、大変大きな人的、物的被害が生じました。我が国は、インドとの二...全文を見る
○河野国務大臣 それはちょっと、今事務当局から申し上げます。
○河野国務大臣 自由民主党にはさまざまな委員会、部会がございまして、それぞれ懸命な努力をして、たゆまぬ努力をして、よりよい支出とは一体何かという研究をいたしております。恐らく経済協力についても、ずっと議論を続けている中で、そうした議論も一つの議論として出ているだろうと思いますが、...全文を見る
○河野国務大臣 政治改革の議論は、随分長い間大変な議論に議論を重ねて結論を導き出したものでございます。この政治改革は、日本の政治というものをどう改善していくかということについて、国民を巻き込んで、国民的な議論の中で最終的に導き出された、結論づけられたものでございます。  とりわ...全文を見る
○河野国務大臣 超低空飛行訓練による、今議員がお話しのような、何といいますか、経験、恐怖に近い経験というものをもとにして、いろいろな御要請が私のところにも来ております。まさに超党派でそういう御要請がございます。  私も現場に居合わせたことはございませんが、そうした方々のお話を伺...全文を見る
○河野国務大臣 議員のお尋ねでございますが、こうしたことが日常茶飯事だなどという言葉は、そう軽々しく使っていただきたくはございません。日常茶飯事などという言葉を、どういう数字を規定して言っておられるのかよくわかりませんけれども、そういうふうに私どもは思っていないわけでございまして...全文を見る
○河野国務大臣 超低空飛行訓練は、今も申し上げましたように、日本の安全のために在日米軍としてその技量を維持するための訓練である、そういうことを申し上げました。
○河野国務大臣 公共の安全のために適切な措置をとるように私どもとしても繰り返しこれまでも申し入れをいたしてきておりますし、これからもさらに一層きちんと申し入れをいたしたいと思っております。
○河野国務大臣 WTO協定の審議の際にもさまざまな角度から御意見がございました。それに対しまして、私どもとしてもるる御説明を申し上げたところでございまして、WTO協定は、一部分の改定を求めるということのできるものでないということを申し上げたわけでございます。  全国農業従事者の...全文を見る
○河野国務大臣 議員お尋ねでございますが、ウルグアイ・ラウンド交渉というものは、七年余にわたって延々と交渉を続けた結果、合意に達したものでございます。議員も御承知のとおり、WTO協定というものは一月一日にスタートしたものでございまして、まだ始まって一カ月しかたっていない。この状況...全文を見る
○河野国務大臣 現在やるべきことは、WTO協定下で日本の農業の体力をつけるというために最大の努力をするということが何より重要ではないかというふうに思います。  WTO協定によって国際的な世界の貿易、自由貿易体制というものが強化をされる、そうした中で、我が国もまた多くの利益を享受...全文を見る
02月06日第132回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○河野国務大臣 議員御指摘のとおり、PKOは、いつごろまでに終わるだろうと見当をつけて出ていっても、必ずしもその時期にきちっと終わるとは限らないわけでございまして、どうしてもだんだん長引く。PKOの負担金は、国連の持ち出しは多くなる。したがって、国連はそう財政的に余裕はないわけで...全文を見る
○河野国務大臣 委員の御指摘は、南関東地域震災応急対策活動要領の中の「情報・広報活動」というのがございまして、その別表に入ってない、こういう御指摘だろうと思います。  この別表が意味するものは、地震、津波などの基礎的データ及び被災地の状況に関する情報に関してこれを収集する担当官...全文を見る
○河野国務大臣 外務省としては、諸外国で災害が発生した場合には、まず緊急援助隊を送るか、あるいは災害のための物資供与、物を送りましょうということを考えるか、あるいは資金の応援をするか、この三つぐらいのマニュアルを持っているわけです。  で、何か災害が起これは、国際緊急援助隊が行...全文を見る
○河野国務大臣 議員御指摘のとおり、食糧援助規約というものがございます。加盟国全体で七百五十一万七千トン、その中で我が国のシェアは三・九九%、したがって数量は、議員がお話しになりましたように、およそ三十万トン程度ということになりましょうか、それを我が国はこれまで資金供与という形で...全文を見る
○河野国務大臣 先日もラオスに二万トン米を出すんじゃないかという御質問がございましたが、私ども事務当局に確認をいたしましたけれども、ラオスに対するものも含めて食糧援助の今後の計画は現在検討中で、ラオスに二万トン米を出すなどという決定はいたしておりません。  それはそれといたしま...全文を見る
○河野国務大臣 議員の御意見は御意見として承りますが、先ほどから申し上げておりますように、我が国で仮に余剰があるとしても、それは米でございまして、今議員が御指摘になったような食糧援助が欲しいと言っている国が果たして米を欲しがっているかどうかということは、また別の話でございます。一...全文を見る
○河野国務大臣 先ほどから繰り返し申し上げておりますように、さまざまな状況を見きわめた上で結論を出すということをこれまでもしてまいりましたし、先ほどから御答弁申し上げておりますように、国際社会のさまざまな条件を十分確認をした上で結論を出す、知恵もできるだけ絞りたい、こう考えており...全文を見る
○河野国務大臣 ただいま総理大臣御答弁のとおり、さまざまな問題を抱えておりますが、トータルに考えて我が国はこの協定に参加をするということの決断をいたしたわけでございまして、衆参両院の御審議を踏まえて、私どもは、このWTO協定というものが世界的な自由貿易体制を強化するものになってい...全文を見る
○河野国務大臣 青森県知事選挙は、青森県民が今後四年間、県政をだれにゆだねるかということで真剣に考えられたに違いないと思います。私どもも、これまでの実績を高く評価をして北村現知事を支援をしてまいりましたが、県民の理解が得られなかったことは甚だ残念に思っております。  しかし、一...全文を見る
02月07日第132回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○河野国務大臣 お答えを申し上げる前に、世界の大変多くの国々から、今回の震災に対して温かいお見舞い、そして援助の申し出があったことについて、心から感謝の意を表したいと思います。  今、福田議員からいろいろお話をいただきました。今回の本当に大変な災害というものに対して、日本と外国...全文を見る
○河野国務大臣 社会開発サミットにつきましては、その重要性というものを私どもは十分認識をいたしております。社会開発サミットで論ぜられる幾つかの項目については、むしろ日本が国際的にリード役になってまいりましたし、また、これからもなっていかなければならないものでございます。したがって...全文を見る
○河野国務大臣 私も先週末現地で、神戸におられます総領事の方々を初め何人かの方々からお話を伺ってまいりました。  今、伊藤議員からお話しのように、一つは、兵庫県というところは外国人登録者数が九万八千人というのですから、これは兵庫県全体でございますけれども、それはやはりかなり神戸...全文を見る
○河野国務大臣 確かに、コミュニティーといいますか、そしてネットワークのようなものがあるとないとでは大変な違いがあるのだと思います。  例えば、淡路島の北淡町というところへも伺いましたけれども、ああいう町になりますと、本当に軒並み被害をこうむっておられますけれども、そばを歩いて...全文を見る
○河野国務大臣 NPTは、御承知のとおり核不拡散の体制をまずつくろう、そして究極的な核廃絶に向かう足固めをするという意味でも、私は極めて重要なものだというふうに思っております。NPT体制というものが国際的に普遍的な認識というものを得て、今百七十カ国に近い国々が参加をするという状況...全文を見る
○河野国務大臣 十一月といいましても、考えてみればもうすぐでございまして、私どもとしてももう準備に取りかかりつつございます。  これはAPECの参加メンバーそれぞれに意見を聞きながら一つの方向性をつくり出していくという仕事は、そう簡単なことではないと思います。この議長国としての...全文を見る
○河野国務大臣 ムーサ外相とは、昨年二回お目にかかって、いろいろな話をいたしております。つまり、初めて会うわけではありませんから、かなり率直な話ができるだろうと私は思っております。経済問題もございますが、今議員お尋ねのNPTの問題あるいは国連改革の問題、こういった点は、ぜひ外務大...全文を見る
○河野国務大臣 私がイスラエルを訪問することがいいか悪いか、できるかどうかは別といたしまして、我が国としては、世界のNPT体制というものを大事にしていきたい、これを進めていきたいという強い希望を持っているわけでございまして、そのために我が国としてできること、我が国の役割としてでき...全文を見る
○河野国務大臣 中東和平というのは、国際社会が今大変重く見ているものでございます。我々としても、当然中東に対する関心は高うございます。ぜひこの中東和平について、我々も役割を果たさなければならぬというふうに思っております。  それで、ゴラン高原のPKOがそのことに直接リンクするか...全文を見る
○河野国務大臣 危機管理体制をつくるときに、外国からの支援を受け入れることを前提に体制をつくるかどうか、こういうお尋ねだろうと思いますが、外国からの支援というのはまさに善意に基づくものでございますから、善意に基づくものを当てにして、前提にして体制をつくるということはどうかと思うの...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど、もう少しお答えを申し上げればよかったのですが、それでは基本的に外国からの善意の支援というものを受け入れるのか受け入れないのかというお尋ねもたしかあったように思いますが、私は、善意の支援を基本的に受け入れないという判断はないと思っているのです。我が国は、やは...全文を見る
○河野国務大臣 まず政治について申し上げたいと思いますが、政治をやる心構えというのは、私は、最大多数の最大幸福だというのがまず基本だろうというふうに思っているわけです。  外交ということを議員お話しになりましたけれども、外交にはさまざまなレベルがあって、日本の国の外交あるいは外...全文を見る
○河野国務大臣 国益は、国民の利益と言いかえても全く別のものだとは思いません。
○河野国務大臣 日本の外交は、議員お尋ねのように、随分と変わった部分もあります。しかし変わらない部分もあると言っていいと思います。  東西の冷戦が終えんを遂げる。これはもう議員がお尋ねのように、かつては西側、東側、東西にらみ合って、自分が西に帰属しているか東に属しているかという...全文を見る
○河野国務大臣 一月に村山・クリントン首脳会談がございまして、その首脳会談の席上、日米安保体制というものに対する評価、両首脳が非常に高い評価をしたということがございます。これは、昨今日米関係に、経済的な側面に非常に光が当たって、これは、経済的な側面というものは非常にいい場合もあれ...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど申し上げましたように、吉田ドクトリンの中にも大きく変わった部分もある。つまり、経済の部分は大きく変わった部分がある。しかし、日米間の協調という意味では、我々はやはり日米関係というものを重視しようという態度は変わっていないというふうに考えていいと思います。もち...全文を見る
○河野国務大臣 基本的に、ODAというものは本来はツールではないんだと思います。これは経済力の、経済の発展の進んだ国が開発途上の国に対して支援をするということでありますから、そのことをツールと考えてはいけないのだろうと、まず基本的には思います。しかし一方で、日本の国はアジアの国々...全文を見る
○河野国務大臣 ODA四原則は、ODAを実施する上で非常に大事な道しるべというふうに思っております。
○河野国務大臣 まず最初に申し上げたいと思いますことは、いろいろといい御指摘をいただいたことをお礼を申し上げたいと思います。  冒頭にやりとりをお互いにさせていただいたように、外交は国際政治の現実をまさに踏まえていかなければならないことでございます。例えば今、経協局長からもいろ...全文を見る
○河野国務大臣 これからの五年間、今山田議員がおっしゃるように、米朝双方が合意に従って五年間進むといたしますと、私は、冒頭山田議員がおっしゃったように、この時点で壊れたときの話をするということは余りいいことだと思いませんが、あえて申し上げれば、五年後にまた今の時点に戻るといっても...全文を見る
○河野国務大臣 私は、その米朝合意というものは幾つかの意味があると思うのです。  この米朝合意が完全に実施されれば、山田議員も先ほどからおっしゃっておられるように、米朝間の外交関係というものもできる、それから南北の話し合いも行われる。そういうことがこの米朝合意の中の一つの条件の...全文を見る
○河野国務大臣 私は、北朝鮮との話し合いは、何を話をするのでなければだめだとか、何については話さないとかということを言わないで、全く無条件でテーブルに着いて話を始めましょうと。それで、テーブルに着いて話を始めれば、それは国交正常化に向かってお互いが理解し合わなければならないいろい...全文を見る
○河野国務大臣 一つ一つのテーマを、私がこれはいいとかこれは悪いとかと言うべきでないのかもしれません。国交正常化に向けて話し合うべきものは全部話し合うということでございます。
○河野国務大臣 村山総理が御自身の真意を述べられたわけで、これはどなたの質問でしたか、予算委員会で総理が述べられたことで私も結構だと思います。
○河野国務大臣 総理は、我が国が朝鮮半島を過去の一時期に統治したという歴史的経緯があって、その後、韓国とは国交正常化を果たしたが北朝鮮とはいまだに国交正常化に至っていないという現状を踏まえるならば、北朝鮮の核兵器開発問題に対処するに当たっても、我が国国民感情として朝鮮半島と我が国...全文を見る
○河野国務大臣 朝鮮半島の南北分断は、東西対立を基調としてきた国際環境などに起因するものであって、我が国が朝鮮半島分断に責任を有するとは認識していない、こういうふうに言われたと思います。
○河野国務大臣 この北朝鮮の問題は、我が国としてはアメリカ、韓国と十分緊密な連絡をとって対応をしてまいりましたし、これからもこの問題、そういう態勢で対応してまいりたいと思っております。
○河野国務大臣 APECは、実は参加をしたいという希望を持つ国は随分たくさんございます。  しかしながら現在は、APECはシアトルで行われたときに、向こう三カ年間は新しいメンバーを加えないということの合意ができておりまして、来年までは新しいメンバーを加えるということはしないとい...全文を見る
○河野国務大臣 例えば、ロシアもAPECに関心があるというふうにもたしか聞いたことがございますが、それぞれの国が本来のAPECが目指すものといいますか、APECの考え方というものを理解をし、そしてそのメンバーになろうという積極的な気持ちがあるかどうかということは非常に重要だと思っ...全文を見る
○河野国務大臣 議員もおっしゃるように、我が国は唯一の被爆国、原爆の悲惨さとこれが繰り返されてはならないという強い思いをだれしもが持っていると思います。政府としては、そういう願い、そういう気持ちを後世に伝えることが重要だというふうに認識をいたしております。  他方、スミソニアン...全文を見る
○河野国務大臣 五十年前のあの悲惨な状況は、忘れることはないと日本人ならだれしも思っていることだと思います。我々は、そうした過去にきちっと目を向けるということは極めて重要だと認識をしておりますが、それは過去の一部分だけを見るのではなくて、我々が過去の歴史というものを認識するという...全文を見る
02月08日第132回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○河野国務大臣 鈴木委員長初め沖縄及び北方問題に関する特別委員会委員の皆様方の御指導を引き続きお願い申し上げるとともに、あわせて、所信の一端を申し述べたいと思います。  右に先立ちまして、一月十七日に起きた兵庫県南部地震で犠牲になられた方々とその御遺族に対し慎んでお悔やみを申し...全文を見る
02月08日第132回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のとおり、今回の地震災害に対しまして、世界のほとんどの国から早速に見舞いの言葉が寄せられました。と同時に、七十に近い国及び地域、さらには国際機関から、そしてNGO、民間団体から支援の申し出がございました。まことにありがたいことでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今回、災害直後から世界各国からお見舞いの温かい言葉、さらには大変優しい支援の申し出、そういうものをいただきました。七日までに六十九の国・地域及び国連つまり国際機関、そういうところからいただきました。さらに先ほどからお話がありますように、NGO、これはもう...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 確かに地震発生当日に、私の記憶に間違いかなければ六カ国からまことに迅速な支援の申し出をいただきました。翌日からさらにその支援の申し出はずっとふえたわけでございますが、地震直後にいただいた申し出については、三十分というのは私は記憶しておりませんが、十七日じ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) それで、確かに議員がおっしゃるように、我々は支援をするという経験はたくさんあるわけですが、支援を受けたということはこれまでそう多くございません。したがって、この対応をどうするかということは今回貴重な経験をいたしました。この経験はやっぱりむだにしてはならぬ...全文を見る
02月09日第132回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○河野国務大臣 ただいま議題となりました旅券法の一部を改正する法律案について御説明いたします。  我が国国民の海外渡航者数は、平成二年に一千万人を突破し、平成六年には一千三百万人に達したと見られております。これに伴い旅券の発給件数も、平成元年に四百万件台に達してわずか五年で、昨...全文を見る
02月10日第132回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○河野国務大臣 私は、行政改革についてまず申し上げると、先ほど橋本大臣からもるるお話がありましたが、少し視点を変えて申し上げるならば、行政の透明性というものは非常に重要なのではないかというふうに思っているわけです。  情報公開についてどう考えるかとかあるいは行政手続法というもの...全文を見る
○河野国務大臣 議員がお話しになりましたまず大使、公使について申し上げたいと思いますが、現在、大使、公使で外務省の人間でない、これは労働省、通産省あるいは大蔵省、こういった役所の出身の方々で大使、公使になっていただいている方がかなりの数がおられるわけでございます。  民間から外...全文を見る
○河野国務大臣 戦後五十年という節目の年に当たりまして、私は個人的に、過去を直視して未来に思いをはせるという気持ちでおります。しかし、院の決議をするかしないかは院のお話だと思います。
○河野国務大臣 大変恐縮ですが、事務当局から答えさせたいと思います。
○河野国務大臣 村山総理は、たしか衆議院の予算委員会でも御質問に答えて、極めて重要な会議であるという認識を示されまして、事情が許せば自分が行くことがいいという趣旨の御答弁をいたしているはずでございます。恐らく総理御自身の御出席であろうというふうに私は考えております。
○河野国務大臣 私が見ておりますのに、今回の会合の極めて重要な問題の一つは、各国が首脳が軒並み出席をされるという状況にございます。私としては、総理に御出席をいただくことが一番適当だというふうに思っておりまして、その場合には、私は、総理が出席をされれば私まで行く必要があるかどうかと...全文を見る
02月13日第132回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○河野国務大臣 ICJの問題でございますが、国連は、昨年の十二月十五日の国連総会におきまして決議をいたしております。この決議に従いまして二月一日にICJは、本件についての陳述書の提出期限を六月二十日に定める旨決定をいたしました。政府としては、既に昨年六月、世界保健機構がICJに同...全文を見る
○河野国務大臣 議員がお述べになりましたように、今回の地震は我々にいろいろなことを教えていると思います。今御指摘になりました世界と日本との関係を見ましても、我々はまさに国際社会の中で助け合って生きているという実感を持っているのでございます。  今お話がありましたように、我が国は...全文を見る
○河野国務大臣 議員お尋ねのとおり、災害発生直後にアメリカから見舞いの意思が届けられまして、極めて善意あふれる、日本が必要とするものがあれば在日米軍はいかなる対応もいたします、こういう大統領からのお話が村山総理あてに届けられました。そのことは事実でございます。  しかし、今議員...全文を見る
○河野国務大臣 いかなる要請にもこたえる、こうおっしゃっていただいたわけで、我々とすれば、それでは何をお願いをするか、そんな丁寧なやりとりではもちろんございませんけれども、あの緊急な場面でございますから。今必要なものは何だ、水だ、あるいは毛布だ、テントだ、これは自衛隊にもお願いを...全文を見る
○河野国務大臣 私は、アメリカからのいかなる要請にもこたえますよという話が、大統領から我が国総理あてにお話がありまして、それは官邸から直ちに私のところに、こういう話があったぞと、当然のことながら御連絡がございました。  私としては、まさに今議員がお話しのように、政治が判断をする...全文を見る
○河野国務大臣 御承知のとおり、村山内閣としてはこの行政改革は極めて重要なものと位置づけて、総理から再三にわたって各閣僚に対して、それぞれの閣僚は所管する特殊法人等について十分な見直しを行い、整理統合すべきものがあればこれを整理統合するようにという指示があったわけでございます。私...全文を見る
○河野国務大臣 我が国としては、返還輸送に関する情報は可能な限り公開をするという方針であります。現在、関係政府及び事業者間で準備作業を行っております。  本件輸送に関しましては、幾つかの国からその懸念が表明されていることは事実でありますが、本件輸送の安全性については十分な配慮が...全文を見る
02月14日第132回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○河野国務大臣 かねてから安倍先生、ODAについて辛口の批評をずっと提案しておられることを著書などで拝見をいたしました。ODAが外務大臣が胸を張るだけになってはいかぬ、こういう厳しい御指摘もございました。それは横に置くとして、確かにODAは、国民の税金を使って国際的な支援をすると...全文を見る
○河野国務大臣 ロシアは、昨年十二月五日にSTARTI条約が発効する、そういう以前から核兵器の解体に自発的に取り組んでおるわけでありますが、一番根本は、つまり財政難だということが原因でこの解体作業がなかなか進まないという状況になっているわけでございます。そこで、我が国は九三年四月...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘のとおり、核拡散を防止するためには、その人材が散るということもまた防がなければならないというのは全く御指摘のとおりでございまして、欧米とともに日本もこうした問題に大きな関心を持ちまして、その防止を一つの目的として、今お話しの国際科学技術センターの設置に協力を...全文を見る
○河野国務大臣 核軍縮あるいは核不拡散ということは、我々極めて大きな関心事でございます。こうした問題について、我々はその解決について英知を絞らなければならないというふうに思っております。  ただしかし、これはなかなか一国でできる話ではないわけでございまして、欧米諸国と十分協議を...全文を見る
○河野国務大臣 カットオフ条約は、CTBTと並んで我々が関心を有するものでございますが、残念ながら、まだその交渉範囲についての合意が得られないという状況でございまして、カットオフ条約交渉というものは開始に至っておりません。
○河野国務大臣 この問題がなかなか難しいのは、事柄がどれだけ誠実に実行されているかということをきちんと見きわめるという、評価といいますか査察といいますか、そういう問題が一つあるわけでございます。関係国はいずれも若干の不信感を持って、自分はちゃんとやるけれどもほかの国はちゃんとやれ...全文を見る
○河野国務大臣 外交というものは、国際政治の現実を踏まえて我が国の国益、あるいは国際の平和と安全というようなもののために努力をしていくことだろうと思っております。これは、国際政治の現実を踏まえないで議論をしてもそれは効果が上がらない。もちろん、理想を持たないというわけにはいきませ...全文を見る
○河野国務大臣 北朝鮮の核開発疑惑は、国際社会にとりまして、核拡散という点から極めて重大な問題でございます。あわせて、北東アジア、我々近隣諸国にとってもこれは極めて重大な問題でありますから、この核開発疑惑を払拭して、きちんと国際社会が安心して見られる、そういう状況にするということ...全文を見る
○河野国務大臣 米朝合意を進めるに当たって、先ほども申し上げましたように、アメリカとの間に十分緊密な連絡をとってございます。
○河野国務大臣 確かに議員御指摘のように、今日北朝鮮が稼働しようとしている、あるいは建設途上にあるものの容量と比べればかなり過大なものだという、数字的な比較から見れば過大なものだということは、私も数字上の比較からいってそのとおりだと思います。  それでは、なぜこういうことになっ...全文を見る
○河野国務大臣 議員も御指摘のとおり、北朝鮮のミサイル問題というものは極めて我々にとって重大な問題でございます。だからこそ、正月の日米首脳会談にはこの問題が取り上げられて、両国首脳はこの問題について懸念を表明し合ったわけでございます。  これはもう松田議員は十分御承知のことでご...全文を見る
○河野国務大臣 御承知のとおり、北朝鮮という国が、孤立主義と言っていいのでしょうか、そういう姿勢を示している中で、北朝鮮の国の政策として大きな軍事費というものをつぎ込んでいるという実態は、今議員御指摘のとおりだと思います。  そういう中で、今回の米朝合意というものは、ただ単に核...全文を見る
○河野国務大臣 私どもとしては、この衆議院予算委員会という権威ある場で申し上げようとすれば、もう少し具体的な数字というものをつかんで申し上げたいというふうに思うわけでございます。  今事務当局が申し上げましたのは、一般的にそう言われている、原子炉の建設費などについてはですね。し...全文を見る
○河野国務大臣 意味のある財政的支援、こう言ったわけでありますが、その意味のある財政的支援という言葉を使う前に幾つかの言葉を使っているわけでございます。例えば、このプロジェクトが韓国が中心的な存在である、そういう考え方のもとに、アメリカもまた主体的な役割を果たす、そういう状況のも...全文を見る
○河野国務大臣 繰り返して申し上げますが、具体的な総額が決まらない以上、具体的な数字で申し上げるということはできません。  我々もまた具体的な数字を確認しているわけではございません。したがって、このプロジェクト自体が、韓国が主役を演ずる、そして、アメリカもまた重要なこの米朝合意...全文を見る
○河野国務大臣 この北朝鮮の核開発疑惑を解明する、疑惑を払拭するためにいわば米朝合意というものがつくられて、その米朝合意を具体的に実施していくために、アメリカ、韓国、日本、こういった国が中心になって財政的な負担をしていくということだと理解をしておりまして、アメリカがその中のどれを...全文を見る
○河野国務大臣 議員がお話しになりました大平三原則、まさにこの大平三原則がこれまで国会にお願いをするかどうかを一つ仕分けをしてきたわけでございまして、私どももその大平三原則というものをよく見て、先ほど条約局長申し上げましたように、このKEDOの文案がいかなる文案になるかということ...全文を見る
○河野国務大臣 これは、議員がいろいろお述べになりましたように極めて難しい交渉を、粘り強く、さまざまな角度からの話し合いによって米朝合意を導き出し、その米朝合意を実施に移すために引き続き交渉を続けているわけでございます。  私は、これは予断を持って申し上げるのはどうかと思います...全文を見る
○河野国務大臣 さまざまな国に参加を呼びかけるということは、アメリカ、韓国、我が国との間にそういうことでいこうという合意ができておりまして、今さまざまな国に呼びかけようとしております。具体的にどことどこにしようなんていうことは今申し上げない、現在は言うまい、あそこに呼びかけたかこ...全文を見る
○河野国務大臣 日韓、日中など、漁業についての制約についていろいろ御心配をいただいております。  お尋ねの中で、日中、日韓について今どのようなやりとりをしているかについて若干御報告、御説明をしたいと思いますが、今後の日韓漁業関係について協議をするために、昨年二月から日韓漁業実務...全文を見る
○河野国務大臣 自民党の総裁としての答弁を求められましたが、もし私に自民党の総裁として答弁をしろとおっしゃるのなら、その前の、自民党があたかも国民の税金を建設会社をトンネルにして取ったなどという、決めつけるような問い方は撤回してもらいたいと思うんです。  そういう前提に基づいて...全文を見る
02月15日第132回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○河野国務大臣 閣議におきまして、今官房長官お話しのような対策本部をつくるというお話がございました。
○河野国務大臣 我が党内には、行政改革についてさまざまな意見がございます。森さんは森さんとして、そうした考え方の一端を述べられたのだと思います。我が党内で正式、公式に党としてそうした見解を定めているわけではございません。  しかし、国会議員がさまざまな場所で行政改革についていろ...全文を見る
○河野国務大臣 行政改革は、不断の議論が必要だと思います。我々は、我々が二月十日を目指してやってきた行政改革、特殊法人の整理統合について一つの作業を終えたわけでございまして、それはそれで、私も、各省が大変な努力をなさったと評価をしておりますけれども、と同時に、行政改革は、いつでも...全文を見る
02月16日第132回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○河野国務大臣 我々にとって中国の将来というものは大きな関心を持つべきもの、当然のことだと思います。しかしながら、中国に対する我々の見方というものはなかなかそう簡単に、将来を推測するために十分なデータその他がそう豊富ではないのでございます。  議員も御承知のとおり、経済は、限ら...全文を見る
○河野国務大臣 国防総省が中国関係の専門家に依頼をして研究をした、そういう文書が発表といいますか、表に出たということは私どもも承知をしておりまして、私も拝見をいたしました。  で、今議員がおっしゃったように、三〇、二〇、五〇という数字ですけれども、分裂が五〇%だと、こういう御指...全文を見る
○河野国務大臣 議員に申し上げますが、やはり我が国の、長い歴史を持つ、今や大変な友好国中国の要人にまつわる健康状態を含めて具体名を入れて議論をするということは、私の立場とすれば十分気をつけなければならないことであるということはぜひ御理解をいただきたいと思います。  したがいまし...全文を見る
02月17日第132回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○河野国務大臣 先ほど防衛庁からも御答弁がございましたように、ノドンの性能あるいはこれが具体的に配備されるという状況等については、まだよくわからないところがございます。しかしながら、核兵器の開発に対する疑惑もそうですし、こうした兵器の開発について我が国が極めて大きな懸念を持つのは...全文を見る
○河野国務大臣 お答えを申し上げる前に申し上げておきたいと思いますが、「不戦」という言葉は、別に、流行とか、最近になって急に使われているということではないと私は思っております。  お尋ねの、村山総理が武村大蔵大臣に託された書簡の中で述べておられる気持ちは、日本と中国は再び不幸な...全文を見る
○河野国務大臣 皇太子・同妃両殿下の中東諸国御訪問を政府としてお願いするに当たっては、大震災の大変な被災状況は認識しつつも、今回の御訪問が昨年十一月の中東御訪問の一環であり、また、御訪問国のうち特にクウエート、アラブ首長国連邦の二カ国については、既に過去二回延期せざるを得なかった...全文を見る
○河野国務大臣 北朝鮮の核疑惑を解消するということは、米朝合意に基づいて、米朝合意がその道しるべといいますか、道行きを大体きちんと決めているわけです、その米朝合意にのっとってこれを具体化するということになるわけですが、私どもとしては、米朝合意の具体的実施について、ちよっ生言葉は余...全文を見る
○河野国務大臣 アジア地域にPKOセンターといいますかPKO訓練センターといいますか、そういうものをつくってはどうかという御提案がかねてから何人かの方からなされているということは承知をいたしております。  このことは直接常任理事国入りと関係するものではないわけでございますが、い...全文を見る
○河野国務大臣 米朝合意というものは、北朝鮮の核開発疑惑を払拭するといいますか、あるいは解明するといいますか、そういうことでございますけれども、この包括的な米朝合意というものは、ただ単に核施設をどういうふうにするかということにとどまらず、例えば米朝が連絡事務所をお互いに持ち合おう...全文を見る
○河野国務大臣 このプロジェクトが進んでまいりますと、国際コンソーシアムの中には日本は当然入っていくわけでございますし、その中で行われるであろうフィージビリティースタディーなど、我が国が技術でありますとかその他もろもろのものを提供するといいますか、そういう場面もあるかもしれません...全文を見る
○河野国務大臣 ロシアの外相の訪日については、まだ具体的な日程が最終的に固まりませんが、いずれにせよ、訪日を実現してほしいと考えております。  今申し上げたように、まだ具体的な日程は決まりませんが、訪日されるとすれば、当然私は外相会談を相当な時間をかけて行うということになるだろ...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっと私がお答えをすることはどうかと思いますが、議員のお持ちのお考えというものは、受けとめて、正確にしかるべき場所に伝えたいと思います。
○河野国務大臣 日米安保体制というものが極めて重要なものであるという認識は私どもはっきりしておりまして、今回の日米首脳会談におきまして、そのことをしっかりと双方の首脳が確認し合うことが重要だというふうに考えたわけでございます。  昨今、日米関係というものは、ともすれば経済的側面...全文を見る
○河野国務大臣 今北米局長が御答弁申し上げたとおりでございますが、日米首脳会談におきまして、米国側もこの地域に対するコミットメントを継続するということを表明されたと記憶しております。
○河野国務大臣 冷戦が終わりましたけれども、議員も御承知のとおり、我が国周辺地域におきます不安定要因というものはまだまだあるという見方が大きいと思いますね。冷戦が終わったから我が国周辺は全く不安定な要素、要因はないと言い切れるとは思いません。そうしたことを考えてこの周辺を見たとき...全文を見る
02月17日第132回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○河野国務大臣 議員お尋ねのとおり、今回の改正は、国民の利便ということを考える、あるいは国民の負担を減らすということを考えるという視点に立って検討されたものでございます。しかも、我が国の海外渡航の件数は年々飛躍的に大きくなっているわけでございまして、国際的に他国に比べて劣ることの...全文を見る
○河野国務大臣 留学生をふやしていくということは、我々努力しなければならないことだと思います。現実問題として、現状では円高なんということがあって留学生の生活が非常につらいという実情もあると思います。さらには、宿泊施設ぐらいは便宜が図れないかとか、いろいろな問題を我々も耳にしており...全文を見る
○河野国務大臣 旅券というものが持つ意味ですね、確かに国民の利便、負担の軽減ということは重要なことで、そうしたことの努力をしていくわけですが、他方、旅券というものが持つ意味というものも考えなければならない。この旅券というものは、我が国が、この人は我が国の国民であって、この人が世界...全文を見る
○河野国務大臣 難民の扱いというのは非常に難しいものだと思います。さまざまなケースがございますし、さまざまなケースを幾つかの類型に分けて対応するというようなことは、なかなか実際はそれぞれの事情、バックグラウンドを考えると難しいように思います。これに対する対応は真剣に考えなければな...全文を見る
○河野国務大臣 まず、一般論として申し上げたいと思いますが、村山政権は、国連平和維持活動に対して積極的に取り組むということが基本的な考え方でございます。これは、村山総理の所信表明演説を初め、幾たびか総理は明言をしておられるわけでございまして、私どももそうした考え方で国連平和維持活...全文を見る
○河野国務大臣 先ほども申し上げましたように、我が国としては、カンボジアのPKOが終了いたしました後、モザンビークあるいはザイールの人道支援、こういった外国に対します自衛隊の派遣というものを行ってまいりました、こうした自衛隊のPKOもしくは人道支援という海外に対する派遣につきまし...全文を見る
○河野国務大臣 調査団というのは、これまで何回か例がございますが、一回の場合もあれば二回の場合もある、調査をする目的によって、その調査団の構成メンバーは変わってくるということがあったと記憶をいたしております。
○河野国務大臣 この一カ月の間に与党に対して御説明を申し上げ、与党の御議論を進めていただいているという状況でもございます。また、外務省内におきましては、こうした問題について議論をいたしているところでございます。  ただ、今議員お尋ねでございますが、実はルワンダ難民支援のためにザ...全文を見る
○河野国務大臣 そういったことでは全くありません。
○河野国務大臣 議員もルワンダ難民の状況がどういう状況であったかは御承知のとおりだと思います。ああした極めて悲惨な状況というものを目の当たりにしての判断というものはあった、これはぜひ御理解をいただきたいと思うわけでございます。  UNDOFについても、私どもは、先ほどから申し上...全文を見る
○河野国務大臣 残念ながら、三年前まではゼロだったわけでございます。二年削からPKO活動を始めまして、今カンボジア、アンゴラ、モザンビーク、そしてザイールと私どもはさまざまな体験、経験を踏まえて国際的な貢献をしつつございます。  何回か申し上げてまいりましたけれども、我々は貴重...全文を見る
○河野国務大臣 先ほども申し上げましたように、我が国は中東和平に積極的にこれまでも関与しております。そういう意味からいっても、このUNDOF、ゴラン高原の問題というものは、極めてそうした中東和平に意味のあるものだというふうに考えております。
○河野国務大臣 質問者からは御不満があるかもしれませんが、全くそんなことはございませんと私は御答弁するしかないのでございます。  どういう理由で今の御議論をなさるのか私にはよくわかりませんが、村山総理はこのPKO問題について、現行制度、現行法にのっとって行うということに反対をす...全文を見る
○河野国務大臣 五原則に当てはまればすべてに出すということではないと思います。五原則にのっとらないものに出すということはないわけでございますが、五原則にのっとるという条件が満たされればそこで政治的な判断がされる、こういうことになろうかと思います。
○河野国務大臣 五原則に私はいずれも当てはまっていると思います。
○河野国務大臣 どうも議員には少し事実の誤認があるのではないかと思いますが、カンボジアは別に決めたからわっと行ったわけではないのであって、カンボジアにPKOを出すためには、それは大変なぞれ以前のさまざまな努力、政治的な努力もございましたし外交的なさまざまなやりとりもあって、それは...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど来からお答えを申し上げておりますが、政府側、外務待を初めとする政府側も検討をいたしておりますし、今与党との間の調整、これは繰り返しになって恐縮でございますが、政府、与党一致して答えを出したいというふうに考えておりますので、今与党との間で最後の調整をいたしてお...全文を見る
○河野国務大臣 与党内の議論について外務省がお答えをするのはどうかと思います。与党の中でもさまざまな角度から御検討をされていると伺っております。
○河野国務大臣 繰り返し申し上げますが、まだこの問題について閣議もしくは閣僚間で深い議論はいたしておりませんが、私どもとしては、先ほどから申し上げておりますように、中東和平の持つ重要性、中東和平と我が国との、我が国が中東和平に大きな関心を持っているなどなどの点にかんがみて、我々は...全文を見る
○河野国務大臣 閣僚間で突っ込んだ議論はしていないと申し上げましたのは、この問題は、先ほど議員からもお話がございましたように、主として外務省あるいは防衛庁そしてPKO本部の所管する問題でございます。こうした所管の行政内部での議論は、十二分に検討をいたしております。
○河野国務大臣 もう若干のお時間をいただきたいと思います。
○河野国務大臣 大変恐縮でございますが、若干の時間をいただけばいろいろと申し上げられる、こういうことでございます。
○河野国務大臣 一年とか十年とか、そういう時間ではございません。
○河野国務大臣 議員の皆さんか世界各地へ飛んで実情を見てこられるということは大変大事なことで、そのことをまた、外務省を初め関係部署に教えていただくということは、本当にありがたいことでございます。これは野党の先生方ばかりでなく、与党の先生方も繰り返したびたび現地に行って、我々にもい...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘のとおり、PKO法見直しの時期と言われる場面がやってくるわけでございまして、先ほどから申し上げておりますように、この見直しに当たりましては、既に終了いたしました幾つかのPKOあるいは人道支援などの経験も踏まえまして検討する必要があるだろうというふうに考えてお...全文を見る
○河野国務大臣 今政府委員が御答弁申し上げましたように、世界の中でさまざまな国がこの問題についてさまざまな判断を下しているわけでございますが、多くの国の判断に、我が国の今回の判断は近いものというふうに思っております。しかし、議員の御指摘も御指摘として承っておきます。
○河野国務大臣 立法の趣旨でありますとか立法の精神というものを踏まえながらも、温かみのある判断、措置というものも考えなければならないというふうにも思います。ただ、今政府委員から御答弁をいたしましたように、立法の趣旨というものもございます。そうしたことを踏まえて対応しなければならぬ...全文を見る
02月17日第132回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) 坪井委員長初め沖縄及び北方問題に関する特別委員会委員の皆様の御指導を引き続きお願い申し上げますとともに、あわせて所信の一端を申し述べたいと思います。  右に先立ちまして、ちょうど一カ月前、一月十七日に起きました兵庫県南部地震で犠牲になられた方々とその御...全文を見る
02月21日第132回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○河野国務大臣 平成七年度外務省所管一般会計予算案の概要について御説明申し上げます。  外務省予算の総額は、七千二百四十七億八千二百万円であり、これを平成六年度予算と比較しますと、三百一億三千三百万円の増加であり、四・三%の伸びとなっております。  今日の国際社会においては、...全文を見る
○河野国務大臣 今御指摘になりました条約のきっかけとなったチェルノブイリの事故当時、私は実は科学技術庁長官をしておりまして、まさに国境のない事故の影響というものを実感をいたしました。自来、我が国はこの問題について、これは当時ソ連でございますが、ソ連に対して事故の通報あるいは事故の...全文を見る
○河野国務大臣 今政府委員御答弁申し上げましたように、日韓関係におきましては、首脳会談で、今御指摘のように、細川・金泳三大統領との間の会談、さらには村山総理と大統領との会談、両会談でいずれもこの問題について言及がなされまして、私は村山・金泳三会談に同行いたしましたが、お二人とも、...全文を見る
○河野国務大臣 NGOが世界各地、今お話がありましたように、とりわけ開発途上国で積極的な活動をしておられるということに、私はまず最初に敬意を表したいと思います。正直、なかなか手の届かないところまで積極的に行っておられる、我々からすればやや危険が伴うのではないかというような心配もい...全文を見る
○河野国務大臣 本当に長いおつき合いで、こういう立場で答弁をするのは何か妙な気がしますが、お尋ねでございますからお答えを申し上げたいと思います。  私は、江田議員が、例えばアムネスティに非常に熱心であったり、その他世界各地に人権問題をテーマに飛んで歩いておられるということは百も...全文を見る
○河野国務大臣 我々も、民主化であるとか人権状況の改善というものに大きな関心を持っております。スー・チー女史はまさに議員おっしゃるように象徴的になっていますね。ほかのことが全部うまくいってもスー・チーさんだけはだめという場合に、じゃどうするかとか、いろいろなケースがあるんだと思い...全文を見る
○河野国務大臣 繰り返し申し上げますが、我々としてはアジア全体の経済の発展を考えるときに、今のような状況では、あの地域だけがおくれてしまうのではないかというふうにも思うわけです。ですから、やはりアジア全体が経済的に発展をしていくためには、ぜひミャンマーにも考えてもらいたいという気...全文を見る
○河野国務大臣 東チモール問題には関心を持っております。  私も、インドネシアの外務大臣に対して、この問題でお話を申し上げたことがございます。少なくとも現在は、インドネシアが同地域を効果的に統治しているという状況であるという認識があって、したがって、そういう状況下で少なくとも平...全文を見る
○河野国務大臣 議員から質疑通告がございましたから、十分調べてまいりました。
○河野国務大臣 人の命というのは、本来、議員おっしゃったように、神様というか仏様というか天というか、そういうものが与えてくれたもので、そういうものにゆだねられているということが一番いいというふうに思います。  ただ問題は、それぞれの社会がどうやって秩序を維持するかということにつ...全文を見る
○河野国務大臣 人権問題について、私も長く関心を持ってまいりました。現実の国際政治というものはなかなか大変なものだということは先ほど議員も御自身おっしゃったとおりでございますが、そうした現実の国際政治の中でどうやって人権問題というものを大事にしていくか、一種のチャレンジだという気...全文を見る
○河野国務大臣 発展するアジアの中で中国が占める役割、果たすべき役割というものは大変大きいものだというふうに思います。それは、あの広大な領土もそうですし、あれだけの人口もそうです。と同時に、長い歴史、文化、伝統、そういったものをとってみても、この国がアジアの発展あるいは安定、そう...全文を見る
○河野国務大臣 大阪でのAPECの非公式首脳会議への台湾からの出席問題につきましては、一昨年のシアトル会合及び昨年のボゴールでのやり方を踏まえて対応をするということを先般も総理がお述べになったところでございまして、私も全く同様に考えております。
○河野国務大臣 昨年のAPECにおきまして、インドネシアが議長国でございましたけれども、インドネシアのイニシアチブによりまして、いわゆるボゴール宣言というものが発出されたわけでございます。  このボゴール宣言、御承知のとおり、二〇一〇年、二〇二〇年という自由化に向けての政治的な...全文を見る
○河野国務大臣 我々はこれまで東南アジアとか、ともすれば南に向いていろいろ物を考えるということがあったように思うんです。私は、北東アジア、これは別に私が言い出したわけではありませんけれども、北東アジアというものに対して、経済的にもあるいは安全保障の面からいっても、もっと目を向ける...全文を見る
○河野国務大臣 先生のお気持ちはよく伺いました。  私どもとしては、日中の円借款のプロジェクトの中で、農業分野、環境分野、こういったことに特に十分配意をするという基本的な考え方を持っておりますので、これに合致したプロジェクトとして私どももぜひ支援をしてまいりたい、こう考えており...全文を見る
○河野国務大臣 私、きのうの新聞記事をここに持っておりますが、記事はともかくとして、会見の要旨がここに書いてございます。ここにはナイ次官補は「冷戦後も同様の利益を維持することができるよう改めて確認すべきだ。こう書いてございます。ナイ次官補は「日米同盟は過去四十年間にわたって、日本...全文を見る
○河野国務大臣 アメリカ側も安保条約の修正を求めているわけではないということははっきりしているわけで、そういう意味では、安保条約を堅持するという村山総理の考え方は日米両国が合意できるところであろうと思います。これは首脳会談でもそういうお話が出て、双方はそういう考え方だというふうに...全文を見る
○河野国務大臣 この事故は、私も大きな関心を持っております。  議員もよく御承知のとおり、この問題には二つ、三つの側面があると思います。地元の皆様方のお気持ちというものが非常に重要だということをまず最初に申し上げた上で、日米安保条約というものを考えれば、在日米軍は在日米軍の務め...全文を見る
○河野国務大臣 上原議員からいろいろと御心配をいただいておりますことに、大変恐縮に存じます。  釈迦に説法という感じもしないではありませんが、少し私の考えを申し上げておきたいと思いますが、外交問題というものはそう個人プレー、スタンドプレーで問題が本質的に片づくものだとは私は思い...全文を見る
○河野国務大臣 議員御指摘のとおり、随分長い間検討に次ぐ検討が続いているわけでございます。しかし、その検討に当たって、この条約が規定するさまざまな問題、これは日本国内、各省庁との間でいろいろ議論がございまして、その議論がクリアできないことには最終的な批准というわけにいかないところ...全文を見る
○河野国務大臣 これは先ほども申しましたように、関係省庁の合意を取りつけるべく努力をしているわけでございまして、この関係省庁の合意ができ次第批准をするという気持ちでおるわけでございます。  議員御指摘のように、アメリカも既に批准をしたということでございますが、アメリカの批准は、...全文を見る
○河野国務大臣 十分検討をいたします。
○河野国務大臣 アメリカという国は、御承知のとおりたくさんシンクタンクがございまして、そのたくさんあるシンクタンクがこの問題に関心を持ち、あるいはこの問題について何らかの研究の依頼を受けたかもしれませんが、今先生おっしゃるようなことを述べたということであったとしても、私は、今アメ...全文を見る
○河野国務大臣 沖縄の基地問題、とりわけ三事案については、日米首脳会談で両国首脳がそれぞれこの問題が重要であるということをお述べになったわけでございます。  総理が帰国された後、防衛庁長官と私、総理から呼ばれて、この問題について総理からの御指示をいただきました。御指示は、この三...全文を見る
○河野国務大臣 今議員お尋ねのいわゆるミスチーフ礁における建造物の存在について、中国とフィリピンとの間でやりとりがなされているということは承知をいたしております。  南シナ海は北東アジアとインド洋を結ぶ非常に重要な、我が国にとっても海上輸送路でございますから、この地域の平和と安...全文を見る
○河野国務大臣 遺憾と言うかどうか、まだその事実関係が、どういう状況でこういうことになったのかということがまだはっきりしないわけで、遺憾だということまで申し上げられない、今の時点ではそういう状況でございます。
○河野国務大臣 目下のところはないそうでございますし、私としましては、少なくとも現在、APECでこの問題をやるということは考えておりません。
○河野国務大臣 関係諸国はこれまで、この問題は話し合っていこうということ童言ってきているわけでありますから、その中には中国も入っているわけでありますから、話し合いをしてほしいと我々は期待しております。その話し合いの成り行きというものは、我々は注視するということでございます。
○河野国務大臣 APECの問題でございますが、議員がAPECの出席について台湾のトップの出席を考えろ、こういう御提案だったと思います。  大阪APEC、これはどこのAPECもそうでございますが、非公式首脳会議というのをやるわけです。非公式ではありますけれども首脳会議というときに...全文を見る
○河野国務大臣 繰り返してございますが、これまでのやり方を踏襲したい、こう考えております。
○河野国務大臣 高知県の地元の方々からこの問題について、私もいろいろとお話を伺いました。どんなにかショックを受けたかということをこもごも語っておられるのを伺いまして、恐らくそうであったに違いない、こう思っております。  そうした県民の気持ちというものは、私なりによく理解をいたし...全文を見る
02月21日第132回国会 参議院 外務委員会 第1号
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○国務大臣(河野洋平君) 今回の地震によります災害に対しまして各国からいち早くお見舞いのお言葉、さらには具体的に人間の派遣あるいは救援物資、さらには義援金などなどお申し出がございましたことに心から感謝をいたしておるわけでございます。  政府といたしましても、こうした国々に対しま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 現在、衆議院で来年度の予算の審議をお願いいたしておるところでございますが、この予算案を作成いたしますに当たりましても、笠原議員初め多くの方々に御指導をいただき、この予算案を最終的に煮詰めて政府案とさせていただいたわけでございます。  そういう状況の中に...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 開発援助の額が相当大きなものになってきたということから、外務省としてもいろいろ考えなければならない点があるように思います。  その一つは、原理原則というものを定めてODA大綱に沿って実施をする。これは一つの道しるべのようなものをお決めいただいて、これに...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ただいま政府委員から答弁申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(河野洋平君) いろいろお尋ねをいただきましたが、順番が逆で申しわけありませんが、申し上げたいと思います。  アメリカにおります知日家の話などを聞きましても、今、議員がお尋ねのように、日本に対する見方といいますか感じ方といいますか、そういうものに少し変化が出てきている...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ミスチーフの話は、きょう午前中、衆議院でも大分議論がございました。私どもとしては、第二次世界大戦の後、我々がギブアップした地域でもあるということもありまして、我々の発言はできるだけ控えることが適当ではないかというふうに思っているわけでございます。私どもと...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今、政府委員が申し上げましたように、日米という二国間の関係でございます日米安保条約とは別にASEAN諸国が集まりましてASEAN拡大外相会議というのがございますが、このASEAN拡大外相会議でARF,ASEAN地域フォーラムというものが昨年からスタートを...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 大脇議員からPKO参加についていろいろ御意見をいただいたことを感謝いたします。  ただ、私の考えを少し述べさせていただければ、中東和平というものの重要性というものはだれしもが認めているところだと思います。東西冷戦が終わった後、取り残されたように中東のあ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日朝の国交正常化は、御承知のとおり、戦後五十年、我が国を取り巻くさまざまな国と国交が正常化している中で、残念ながら北朝鮮と我が国との関係は不正常な状況でございます。ロシアとの間にも領土問題を抱えて完全な正常化はできておりませんけれども、日朝関係というもの...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 国交が不正常な関係の中で、やはりスポーツの交流とか文化の交流というものが一つの意味を持っているというふうに私は思います。かつて日中が国交不正常なときに、ピンポン外交などと言われたこともあります。あるいはその他スポーツの分野での交流が行われる、それによって...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、今回の災害に対して外国から大変な支援が寄せられたと。それはただ単に国ばかりではなくて、NGOもそうでございますし、赤十字もまたそういうことだと思いますが、こうした海外からの支援に心から感謝を申し上げております。  先ほども申し上げましたが、参議院...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) PKOについては、ザイールに自衛隊を派遣すると、このことは全く日本が独自の判断で決めたわけでございますが、その自衛隊派遣に対して米軍は支援の申し出をしてくれました。こういうことがありますし、その他そういう具体的なケースがこれから出てくるだろうと思うんです...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員の御指摘、もう一度研究をいたします。
○国務大臣(河野洋平君) 少なくとも私どもはそういう認識を持っておりません。
○国務大臣(河野洋平君) 議員は「スターズ・アンド・ストライプス」を引用されたと思いますが、それは権威のあるものであるということは承知をしておりますが、しかしそれにしてもそれが米軍の公式見解であるというふうには私ども認識しておりませんので、公式な見解でないものに対して我が国が一々...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 政府委員が答弁申し上げたとおり、日米安保条約を見直すという言い方をしておりません。したがって、私どもは日米安保条約の修正についてアメリカ側から提案があるというふうには現在のところ考えておりません。  もう一点、議員がお話しになられましたPKO活動が日米...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ただいま議題となりました千九百九十四年の国際コーヒー協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この協定は、千九百八十三年の国際コーヒー協定にかわるものとして、平成六年三月三十日にロンドンで開催された国際コーヒー理事...全文を見る
02月22日第132回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○河野国務大臣 けさほどの議論の中でも点数の議論がございました。見方によって七十点とおっしゃる方もあれば六十点とおっしゃる方もあったように伺っておりますが、これは、点数は自分でつけるものではないと思います。  私どもは総理からの御指示をいただき、私ども自身もこの行政改革の必要性...全文を見る
02月23日第132回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○河野国務大臣 米朝合意については、もう議員十分御承知のとおりでございますが、この米朝合意にのっとりましてその後の作業を進める、具体的な作業を進めるということで、米朝間がさらに議論を煮詰めているわけでございます。  傍らで、御承知のとおり、北朝鮮側は既に黒鉛減速炉及びその関連施...全文を見る
○河野国務大臣 御承知のとおり、米朝合意の中には、米朝間の連絡事務所の相互設置でございますとか南北対話ということも入っているわけでございます。つまり、米朝合意は包括的な合意でございまして、核開発に関する疑惑を払拭すると同時に、まあ言ってみれば、北朝鮮に対してアメリカも事務所を設け...全文を見る
○河野国務大臣 先に私から申し上げたいと思います。  議員の御指摘は、私も確かにそういう面があるというふうに思います。そういう面があるというのは、アメリカから情報が出る、あるいは韓国からもこれについての意見が述べられるという面が多いということを、私もそういうふうに思います。これ...全文を見る
○河野国務大臣 村山総理からクリントン大統領あてに書簡が出ております。署名入りの書簡が出ております。九月二十一日のことでございます。この書簡につきましては、九月二十二日、官房長官が公表いたしております。
○河野国務大臣 どうも議員の御質問は、前後が矛盾があるように思います。  前段では、北朝鮮は韓国製の炉を認めないのではないかという御心配をなさり、後段では、もう既に金額が決まっているはずだとおっしゃるんですが、もし仮に韓国製の炉が決まっていないとすれば金額など全く決まるはずはな...全文を見る
○河野国務大臣 米朝交渉というものはさまざまな場面、さまざまな状況になって、アメリカ側は非常に辛抱強くこの話し合いを続けたわけです。しかし、その話し合いの中に何度か両者は、不信感から話し合いが非常に難しい場面に立ち至ったこともあるようです。  私ども、その都度アメリカ側からもい...全文を見る
○河野国務大臣 そこはもう全くそうではないので誤解のないようにぜひお願いをしたいと思いますが、先ほど総理からも御答弁を申し上げましたように、北朝鮮の核兵器開発問題の解決が保証されることを前提として、我が国としても、アメリカ、韓国その他の国とともに軽水炉提供のための国際的な支援に参...全文を見る
○河野国務大臣 私は、過日の委員会におきます委員の御質問に対しまして申し上げましたように、アメリカにはいろいろな意見があるのであって、これはうそをついているとかということを申し上げたつもりはございません。議員にはそれぞれのお考えがあって、そのお考えを示されるということがあるのは、...全文を見る
○河野国務大臣 軽水炉を北朝鮮に建設するということになりますと、軽水炉についての常識的な金額というものはだれでもわかっているわけでございます。しかしながら、そのものが、前々から申し上げておりますように、立地条件でございますとか、あるいは何せ北朝鮮という場所にこれからつくろうという...全文を見る
○河野国務大臣 それで結構でございます。
○河野国務大臣 先ほど来から申し上げておりますように、米朝はいよいよ具体的な詰めの打ち合わせに入ってきたところでございます。したがいまして、北側は北側でさまざまな希望を述べ、主張を述べておられるわけで、それに対してアメリカも粘り強い交渉を行っているところでございます。  私ども...全文を見る
○河野国務大臣 私、「外交フォーラム」に今議員お読み上げになった文章を投稿いたしました。KEDOというものが核開発疑惑を払拭して、我々の近隣諸国がお互いに相互依存関係というものをつくれるようになれば、北東アジアの安定あるいは安全というものは今よりは格段によくなるだろうという私の気...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど来から申し上げておりますように、まずKEDOを設立をするという作業を今いたしておるわけでございます。KEDOを設立をして、私どもの考え、これは相手のあることでございますが、私どもの考えとしては、KEDOをまず設立をして、そのKEDOが北朝鮮との間に契約と申し...全文を見る
○河野国務大臣 国会に承認を求めるべきものであるかどうかは、先ほど申し上げましたように、まずKEDOの案文がどういう案文になるかということを確認してから判断をいたしたいと思います。
○河野国務大臣 米朝合意というものは、もう国際社会の中で、国際的に注目をされてできたものでございまして、しかも、その米朝合意成立に至るまでの間に我が国がアメリカに対して具体的に出した書簡についても公表をしてまいりました。そして米朝合意がまとまった。この間に、私は、議員が心配をされ...全文を見る
02月23日第132回国会 参議院 外務委員会 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) 後ほど所管の通産省から具体的なお答えを申し上げることになるかと思いますが、今、議員お話しのように、戦後の我が国の経済発展の段階の中で幾つかの万国博がその一つの節目をつくってきた。大阪万博もそうですし、つくば万博もそうでございます。あるいは沖縄万博もそうで...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今般の輸送に関しまして、我が国における直接当事者となっている電気事業者及び科学技術庁によりますと、我が国の原子力発電所において発生する使用済み燃料をフランスにおいて再処理した結果生じる高レベル放射性廃棄物を積んだ輸送船パシフィック・ピンテール号が二月二十...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) さまざまなケースがあって一概には言えないと思います。しかし、常識的に申し上げれば、国際的なルールにのっとって、国際社会が定めたルールにのっとって事が進められている、しかもそれに対して政府としてなすべきことをきちっとしておるということであれば事故は起きない...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 公表できるものはできるだけ公表すべきだと私自身は思っております。  問題は、先ほど来御説明申し上げておりますように、フランス、イギリスというものはこの輸送にかかわる当事者でございまして、その当事者から公表しないと言われているものまで国際的な約束を守って...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先日も猪木議員からこのスポーツ交流についての長い間のいきさつ、御苦労なさったことについてお話がございました。私も初めて伺う部分も大変多かったものですから非常に関心を持ちました。  先日も申し上げましたけれども、人間の交流がすべての土台だというふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私も昨年ブラジルを訪問させていただきました。関係者、日本から移民をしていらっしゃる方々にまずお目にかかったわけですが、移民の方々も大変この百周年というものに大きな関心を持っておられましたが、ブラジルではその日系の移民の方のみならず、多くのブラジル国民がこ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員が最後にお尋ねになった部分については、目下検討中でございます。どういう返事をするか、返事についてどういう判断をするかこれもまた検討中でございます。ただ、そこに至るまでのプロセスについて議員がいろいろお話しになりましたことについて少し私の見解も述べさせ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 言及をしていただきたいと思うんです。それは我が国は究極的核廃絶についての決議案を出して、これは我が国が提案をして世界各国から同意を得て、これはほとんどすべての国の賛成を得て決議をすることができたということが同時にあるわけでございまして、つまり我が国の主張...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 昨年の中間選挙の結果、アメリカの政治地図は大変大きく塗りかえられたわけでございます。共和党が上下両院でイニシアチブをとったということになりまして、とりわけ下院のギングリッチ氏は大変意欲満々で登場をされたということから大きな変化があるのではないかというふう...全文を見る
02月24日第132回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○河野国務大臣 議員が引用をなさいましたのは、九四年六月のUNDPが取りまとめて発表したものだと思います。  おっしゃるように「人間開発報告書」、これは今議員がおっしゃるように、いろいろな安全保障、つまりヒューマンセキュリティーというのでしょうか、その中には経済の安全保障とか食...全文を見る
○河野国務大臣 首脳会談に同席をいたしましたので、私からも御説明を申し上げたいと思いますが、両国首脳の話は、ことしが戦後五十年という節目の年であるということを念頭に置いて、両国首脳は、この過去五十年近く両国が友好関係を保ちここまで来たということについて、お互いの気持ちを表明をされ...全文を見る
○河野国務大臣 あの両国首脳の話の中には、沖縄の基地の問題についても触れられておりまして、クリントン大統領からもそして村山総理からも、沖縄の基地の問題はぜひ統合等について努力をする必要がある、こういう両国首脳の合意もあるわけでございます。  この両国首脳の話の中では、今議員がお...全文を見る
○河野国務大臣 一つだけ、事実関係でございますが、日米安保条約の義務という部分と、それを超えた思いやり予算の部分とがあって、その思いやり予算は何も根拠がないではないかという御指摘もございましたが、思いやり予算の部分についても特別協定というものをつくっておって今は根拠があるわけでご...全文を見る
02月27日第132回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○河野国務大臣 ことしがちょうど国連創設五十周年に当たるということもございまして、国連加盟の多くの国々が国連の改革の重要性について考え、ワーキンググループ等をつくって議論をしてくださっているところでもあり、こうした時期に、我が国としても、多くの国々の理解があれば責任を果たす用意が...全文を見る
○河野国務大臣 国連改革、なかんずく安保理の改組についての議論がさまざまな提案を受けてなされておりますが、それらの提案について、それを収れんしていくべきではないかということもまたございます。  私としては、こうした考え方、つまり収れんをしていく状況の中で、我が国の主張をさらに理...全文を見る
○河野国務大臣 議員お話しのように、常任理事国入りの用意がある、こう言いながら、一方で非常任理事国に立候補しますという話は、わかりにくい、あるいは誤解を招くということがあると思います。  例えば、イタリーとかその他の国は、安保理改組自身を、常任理事国はもういじらないで非常任理事...全文を見る
○河野国務大臣 KEDOの設立につきましては、今政府委員から御答弁を申し上げましたとおりでございますが、三月七日という日にちを目指して鋭意案文の詰めなどを今行っているところでございます。まだ若干の問題がございまして、案文を詰める作業に多少の時間が今かかっております。  さらに、...全文を見る
○河野国務大臣 北朝鮮の問題は、我が国周辺、すなわち北東アジアの安全という意味でも極めて大きな問題であると思います。と同時に、国交が不正常な状況であるこの国とどういうかかわりを持つかということもございます。  考えてみますれば、こうした問題について、この米朝合意がこれから一つの...全文を見る
○河野国務大臣 院の決議について、政府に身を置く者があれこれ言うということはできるだけ控えなければならないというふうに思いますが、全く個人的なことを申し上げれば、五十年という節目の年に当たって、過去を考え、未来に向かって我々の気持ちをあらわす、そういうものが院で合意のできるものが...全文を見る
○河野国務大臣 田中議員の御意見は御意見として承りましたが、外務省も平成七年度予算編成に当たりましては、それぞれの分野に慎重に意見を聞き、こうした財政状況の中ででき得る限り詰めた予算の要求をした上で、政府案を決定をしていただいたものでございます。まして国会におきましても十分な御審...全文を見る
○河野国務大臣 私は、三党合意を承知をもちろんいたしております。今上原議員がお話しのように、三党が謙虚な態度でテーブルに着いて、この五十年という節目の年にふさわしい文言の合意というものをつくり上げる、そういう努力をぜひしていただきたいと心から念願をいたしております。
○河野国務大臣 形式諭とおっしゃいますけれども、やはり三権分立という形式は極めて重要で、この部分は崩してはならないものだと思います、  政府あるいは政権が、院の決議について指図がましいことを言うということは慎むべきだ、そういう意味で私は申し上げているわけでございまして、先ほど申...全文を見る
○河野国務大臣 この問題、極めて重要だと私も認識をいたしておりますので、できる限りの努力をいたします。
○河野国務大臣 これは議員御承知のとおり、日米首脳会談でこの問題については改善といいますか、今議員お話しのように、合理的、機能的、さらには沖縄の地域のためになるそういう方法にしていかなければならないという認識を両国首脳が共有しているという前提がございます。  そこで我が国は、総...全文を見る
○河野国務大臣 基地問題は、議員のお考えは私も共有いたします。  この問題は、別に沖縄県民のためにという、何といいますか、議員の言葉をかりれば押しつけがましいというか恩着せがましい言い方でやるべき性質のものではない。これは日本国民がすべてこの問題について同じ考え、気持ちで臨まな...全文を見る
○河野国務大臣 政治改革は、国民の政治に対する信頼というものを得るために極めて重要なものであると思います。残念ながら、昨今、政治に対する信頼が極めて落ち込んできた。これはたび重なるスキャンダルもあったと思います。さらには、政治の仕組み自体が十分に機能しているかどうかということに対...全文を見る
○河野国務大臣 民意が反映されるということが一つ重要であろうと思います。民意の反映なくして政治がいたずらにリーダーシップだけを問われるということには、私は若干の問題があると思っております。
○河野国務大臣 鹿野議員が大変熱心に取り組まれました選挙の仕組みもまた、民意反映のために極めて重要なことだと思います。選挙の仕組みが民意を正しく反映する仕組みになっていなければ、まずその前提が崩れてしまうわけでございますから、新しい選挙の仕組みというものがより民意をはっきりと反映...全文を見る
○河野国務大臣 政治家がみずからの決定についてみずからの見識と民意の所在というものをよく考え、さらに未来というものを深く考えた上で物事を決めていくということが極めて重要であって、そしてそのことに対する、その判断が正しかったか正しくなかったかというのは、直ちにその結果が出るものもあ...全文を見る
○河野国務大臣 詳細が必要であれば政府委員から御答弁いたしますけれども、今の段階では三月初旬、七日という日を一つのめどにいたしておりますが、三月初旬をめどに、KEDOというものを設立したいというふうに考えて、三国は、日米韓でございますが、三カ国はそれぞれの考え方を持ち寄って、KE...全文を見る
○河野国務大臣 先ほども、実はそういう御質問があってお答えをいたしましたが、案文が確定をいたしませんと、これはどういうふうに取り扱うかということも決まりません。しかし、いずれにしてもこの問題は、何らかの形で国会には当然御報告、御説明を申し上げるものであるというふうに私は認識をして...全文を見る
○河野国務大臣 今も申し上げましたように、案文が確定をいたしましてから判断をしたいというふうに考えております。
○河野国務大臣 重ねてのお答えで申しわけありませんが、国際コンソーシアム、KEDOと呼ばれることになると思いますが、このKEDO設立についての案文が確定をいたしました暁に判断をしたいと思いますが、その判断に当たっては、今議員がお話しになりましたいわゆる大平三原則、なかんずく、議員...全文を見る
○河野国務大臣 この北朝鮮問題については、私どもでき得る限り国民に理解を求めていかなければならぬという議員の御指摘は、そのとおりだと思っております。  北朝鮮におきます核開発疑惑と申しますか、この問題をどうやって解明をし、解決をしていくかということについては、御承知のとおり、北...全文を見る
○河野国務大臣 私は、この問題に二つの側面があると思います。一つは、国民の皆様が、北朝鮮が黒鉛炉を使ってプルトニウムがたくさんできてしまって、そのプルトニウムが核兵器に転用されるのではないかという不安を持っておられる。これは、もし米朝合意ができずにずっとあの黒鉛炉がそのまま稼働し...全文を見る
○河野国務大臣 私の気持ちとしてはそういう気持ちでございますが、国際社会の中で一人でそう言ったってそれは始まらないわけで、私は、国連総会の演説では「多くの国々の賛同を得てこというふうに言ったわけでございます。これは、当然のことながら、賛同がなければ国連憲章の改正もできないわけでご...全文を見る
○河野国務大臣 官房長官も恐らく記者会見で、あれは立候補宣言かと聞かれて、今議員もお話しのように立候補制ではないのですから、立候補したということではありませんというふうにお答えになったのだろうと思うのです。  それはそれとして、私どもは、与党のお考えも踏まえて、この問題について...全文を見る
○河野国務大臣 どうも私のつたない文章に御同意をいただいたこと、大変ありがたくお礼を申し上げ、御激励をいただきましたことに心から感謝をいたします。  私自身、率直な気持ちを書きました。しかし、外交を進める上には国際政治の実態というものもあって、その国際政治の実態の中にはさまざま...全文を見る
○河野国務大臣 ゴラン高原のPKOは、私どもは、これは伝統的なPKOであって我が国の五条件は満たしておる、それから、我が国が中東和平プロセスというものを積極的に支援をしているということを考えますと、このUNDOFへの参加というものは中東和平プロセスを補完する、補充するものであると...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっと気になりますので前段について一言だけ申し上げたいと思いますが、いい球投げているのに、お前、何しているのだという御指摘でございましたが、できるだけ球は引きつけてから打つことがいい、これがやはりヒットを打つコツだというふうに教わったこともございまして、今できる...全文を見る
○河野国務大臣 そう考えております。
○河野国務大臣 最終的に、ホスト・ネーション・サポートについては防衛庁におかれてきちんと処理がなされたということになりました。その途中経過、今議員がお尋ねのように概算要求の時点でこの問題が見えなくなったということで、私どももこれでいいのかなと一瞬思ったこともございます。しかし、こ...全文を見る
○河野国務大臣 これまで相当長い時間をかけて議論をしてこられたようでございます。長い時間がかかったのにはかかっただけの理由がある。それは、何もしないで時間がたってきたわけじゃなくて、我が国内部でもさまざまな側面でいろいろな問題を考えて、きょうまで時間がたってきてしまったということ...全文を見る
○河野国務大臣 国連改革は、今議員が御指摘になりましたように、五十年という長い時間の経過とともに、五十数カ国であったものが百八十カ国を超えるという大変大きな世帯になった。にもかかわらず、例えば安保理は以前と全く同じP5が決定的な力を持つという状況が続いているというようなことがござ...全文を見る
○河野国務大臣 ほかの国がやっていることは全部やれという言い方は少し乱暴な言い方で、ほかの国というときにどの国を指すのかということがあって、私はそういう言い方、考え方はとらないのでございます。  我が国には我が国の得手不得手がある。世界の国々には、それぞれその国その国の歴史とか...全文を見る
○河野国務大臣 日本の外務大臣として、国連総会で演説をしたわけでございます。あの演説をそのまま受け取っていただければ、それで結構かと思います。
○河野国務大臣 昨年の九月三十日に、村山総理が所信表明演説を行いまして、その所信表明演説の中で「多くの国々の賛同と国民の一層の理解を得てこ云々、こういうふうに述べておられます。これが村山政権の姿勢だというふうにお考えをいただいたらいいかと思います。
○河野国務大臣 ちょっと松沢議員が、外務省が突っ走っているとか積極的にやっておるとかいうことは、何を指しておっしゃるのか、私には理解できません。  外務省の努力が仮にあるとすれば、それは多くの国々の賛同を得るための説明を行うということであり、アジアの近隣諸国に対してはとりわけ丁...全文を見る
○河野国務大臣 非常任理事国に入るために名乗りを上げるということは、日本はこれまでも何回か非常任理事国になっていたという実績といいますか、がございます。ということもございまして、つまり、これは全く初めてのことをやろうということとは少し違うということは御理解をいただきたいと思います...全文を見る
○河野国務大臣 アメリカの国内にはさまざまな議論がある、これは議員お一人お一人にはいろいろな主張があると思います。そして、それはアメリカ国内の財政問題を非常に重要視なさって発言をなさる方もあると思うのですね。その発言まで一々我々がとやかく言うことはもちろん論外でございますが、アメ...全文を見る
○河野国務大臣 ただいま北米局長、条約局長がそれぞれお答えをしたことに尽きていると思いますが、具体的な問題になりますと、これはどういうケースになるかということをも踏まえて考えなければ、考えるべき余地があるのかもしれないと思っております。  いずれにしても、この問題、具体的な問題...全文を見る
○河野国務大臣 ただいま議題となりました中央ベーリング海におけるすけとうだら資源の保存及び管理に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  ベーリング海においては、沿岸国であるアメリカ及びロシアの距岸二百海里水域並びにその外側の公海水城...全文を見る
02月28日第132回国会 参議院 外務委員会 第3号
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○国務大臣(河野洋平君) EUを見ておりますと、二十一世紀に向かってそれぞれの主権国家の政治家が新しいチャレンジをしているというふうにまず感ずるわけでございます。  主権国家がそれぞれの主権の中でいろいろ競い合う、あるいは共存し合おうという努力というものはもちろん重要だと思いま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 行政改革が叫ばれる中でございますけれども、これ何でも減らせばいいという話ではなくて、必要なところにはふやしていくということが大事だと思いますね。つまり、行政のニーズが一昔前と比べると大分違ってきてしまった、そこでその行政に対するニーズに見合った行政の配置...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 社会党あるいは新党さきがけとともに村山政権をつくる際に三党で合意が幾つかできております。その中で今御指摘の問題も指摘されているわけでございます。それは私はよく承知しております。  私は、この五十周年という年にふさわしい文言を三党で練り上げて、三党合意の...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 伺っておきます。
03月01日第132回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(河野洋平君) 日米安保体制というものが日本の安全のために大きな役割を果たしているということは議員も十分御承知だと思います。さらにこの日米安保体制というものが日本の周辺の国際状況にも結果として安定した状況をつくり出すということに役立っているということもまた疑いのないこと...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今お答え申し上げましたように、日本を取り巻く環境は、冷戦は終えんいたしましたけれども、まだまだ周辺には不安定な状況が散見されるわけでございまして、私どもはこうした周辺事情、それから日米関係等を十分考えまして、慎重に検討してまいりたいと考えております。
○国務大臣(河野洋平君) 議員のお話でございますが、領土問題が三つある、三カ所あるというふうにたしかおっしゃったと思いますが、私どもは領土問題は二カ所しかないと考えております。
○国務大臣(河野洋平君) お答えをする前で恐縮でございますが、尖閣列島につきましては、歴史的に見ても国際法に照らしましてもこれが我が国の領土であることは疑いのない事実であって、しかもこれは実効的に支配をしているわけでございまして、我が国からこの地域に領土問題があるということは私ど...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 竹島におきましても、歴史的に見てもそれから国際法に照らしましても明らかに我が国の領土であるというふうに考えております。
03月02日第132回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(河野洋平君) ただいま運輸大臣、御答弁がございましたが、議員が御心配、御指摘をいただきましたとおり、この問題、極めて我々も慎重に細心の打ち合わせをいたしておるわけでございます。  議員もよく御承知のとおり、この航行につきましては、フランス、イギリス、我が国と慎重な打...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) NPTに参加していない国がたしか十四カ国ほどあると思います。この中で、具体的な国名を挙げることが適当かどうかわかりませんが、報道その他によっていろいろと言われている国々が幾つかございます。  私どもとしても、例えば我々周辺にございます国、現在北朝鮮につ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のまず第一の問題でございますが、これは私どもあらゆる機会にNPTへの参加の呼びかけをいたしておりますし、現在ではNPTの無期限延長に対する賛成の呼びかけを機会をとらえて言っているところでございます。それぞれの国にはまだまださまざまな意見がござい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のとおり、昨年秋の国連総会におきまして国連改革に言及をいたしました。  御承知のとおり、現在の国連が五十年近い年月を経て、発足当時五十カ国を少し超えるメンバーであったものが今百八十カ国を超えるメンバーになっております。にもかかわらず、国連自体...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 韓国国民の間には過去に起因する日本に対する厳しい感情があるということは十分承知をいたしておりますし、また我々忘れてはならないことであろうと思います。  しかし、日韓両国が将来に向けた協力関係を構築していくということは、これまた両国にとって大事なことであ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 劇団四季が「ジーザス・クライスト=スーパースター」という立派なミュージカルの舞台を韓国の皆さんにお見せした、その結果は大変立派な評価を得たということを私は伺っております。立派な評価をいただくまでの間には、初めてのことでございますからいろいろ難しい点もあっ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 政府に責任があるかと、こういうお話でございましたから、国際ルールにのっとって国際的に決められたルールをきちんと果たしていれば事故は起こらないだろうということを申し上げました。それにもかかわらず万が一事故が起きた場合にということであれば、今回の場合には電気...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 申しわけありません、私の答弁は舌足らずでございまして、電気事業者と申しましたけれども、運搬中の事故の場合には運送業者であろうかと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 三党で合意をいたしたことをきちんと認識いたしております。  私は、閣僚の身で院の決議についてあれこれ言うということは甚だ不適当であろうと思いますが、そのことをあらかじめ申し上げた上で、若干価人的な感想めいたものを申し上げるとすれば、五十周年に当たって、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員連盟に何名入会をしておるかは承知いたしておりません。
03月03日第132回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(河野洋平君) 今回の災害に対しまして、まさに国際社会が助け合って生きているという実感を我々は持ったわけでございます。近隣の諸国との間にそうした関係がうまくできるということになれば、それは一つの前進であるようにも感じます。御提言を重く受けとめてそうしたことを考えてみたい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のとおり、WID、すなわち開発と女性、あるいは途上国の女性支援、こういうことを重視して今回第四回の世界女性会議が開かれるわけでございます。我が国もこうした視点を極めて重要視いたしておりまして、先般の日米首脳会議でもこのことは両国首脳の間で話し合...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 労働大臣の御答弁のとおりでございます。  私どもといたしましても、今国会におきまして締結について御承認を求めるべく提出に向けて関係省庁とともに鋭意努力をいたしたいと思います。
03月06日第132回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(河野洋平君) 委員長のお許しをいただきまして、朝鮮半島エネルギー開発機構の設立に関する協定案につきまして御報告、御説明をさせていただきたいと存じます。  北朝鮮の核兵器開発問題は、国際的な核不拡散体制や国際社会の安全保障にかかわる重大な問題であるとともに、我が国自身...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 二〇−二〇という一つのめどを援助国それから援助を受ける国双方に対して提示しているわけでございますが、議員お尋ねのように、我が国がこれまでどういうことになっているかということをちょっと申し上げたいと思います。  今や我が国は世界最大の援助国でございます。...全文を見る
03月07日第132回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○河野国務大臣 委員長のお許しをいただきまして、朝鮮半島エネルギー開発機構の設立に関する協定案について御説明をさせていただきます。  北朝鮮の核兵器開発問題は、国際的な核不拡散体制や国際社会の安全保障にかかわる重大な問題であるとともに、我が国自身が直面する安全保障上の重大な懸念...全文を見る
03月07日第132回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○河野国務大臣 ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。  改正の第一は、在外公館の設置についてであります。今回新たに設置しようとするのは、在パラオ日本国大使館であります...全文を見る
03月07日第132回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(河野洋平君) 社会開発サミットは、国際的な社会的公正を実現することを目的とした国連の経済社会分野における極めて重要な行事と認識をいたしておりまして、我が国は準備段階より、この社会開発サミットで採択予定の宣言及び行動計画が首脳レベルで採択されるにふさわしい充実した内容の...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) お尋ねの二回に及びますNGOフォーラムとの意見交換会に出席をいたしました役所は、第一回目が十一省庁、第二回目は十三省庁でございました。ちなみに十三省庁を申し上げますと、総理府、大蔵省、文部省、厚生省、農水省、通産省、労働省、建設省、防衛庁、経企庁、環境庁...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ことしはコペンハーゲンの会議もございますし、その後、北京で女性会議もございます。女性に関する議論が広がり深化しつつあることは、我々にとっても大変ありがたいことであると思っているわけです。  政府といたしましては、今、議員からもお話がございましたように、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この条約につきましては、今お話しのように、育児休業等に関する法律などがもう制定をされてきておりまして、我が国においても締結に向けての環境は整いつつあるというふうに思っているところでございます。  今御指摘のとおり、今国会中に何としても御承認を求めたい、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど総理から御答弁ございましたように、最高裁の判決はまず重く受けとめるということが基本的な態度であろうかと思います。    〔理事伊江朝雄君退席、委員長着席〕  さらに地方自治体の選挙権の問題、とりわけ地方自治体の選挙権の問題でございますが、在日韓...全文を見る
03月08日第132回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(河野洋平君) 女性担当大臣、今、記者会見で席を外しておられますので、私、先に御答弁をさせていただきますが、我が国におきましては数年前から女性担当大臣を置くということになりまして、私は実は初代の女性担当大臣をさせていただいたわけでございます。その後、各内閣はいずれも女性...全文を見る
03月09日第132回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(河野洋平君) 議員も御承知のとおり、我々議員には政治倫理綱領というものがございます。その政治倫理綱領には、「われわれは、政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれた場合にはみずから真摯な態度をもって疑惑を解明し、その責任を明らかにするよう努めなければならない。」と、こ...全文を見る
03月10日第132回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○河野国務大臣 我が国といたしましては、相手国との間の経済的交流あるいは人的交流の促進に資するという観点から、二国間定期航空路路線の開設を目的とする航空協定の締結を積極的に推進する、これが基本的な考え方でございます。しかしながら、今議員からもお話がございましたように、物理的な問題...全文を見る
○河野国務大臣 商業捕鯨の再開についてのお尋ねでございます。  現状はどうかということをまず申し上げたいと思いますが、昨年、もう御存じだと思いますが、IWCのメキシコ会合で南氷洋での商業捕鯨を禁止 するサンクチュアリーの設定が採択されるなど、反捕鯨の主張が優勢なために捕鯨をめ...全文を見る
○河野国務大臣 今欧亜局長御答弁申し上げましたが、いわゆる東欧と言われる国ですが、こうした国々が、現在、民主化、そして市場経済の導入に非常に積極的である。先般、ポーランドのワレサ大統領もお見えになりましたが、ポーランドが日本からの投資についても非常に強く望んでおられるという御発言...全文を見る
○河野国務大臣 閣議におきましては、サッカーのワールドカップを日本で開催をするというサッカー協会のお考えを支持をするといいますか、政府としてもこれを認めて、所要の支持をいたしますということを決めたわけでございます。これから先、FIFAが、国際サッカー協会というのでしょうか、どこで...全文を見る
○河野国務大臣 日本とロシアの間には、御承知のとおり、北方領土問題という問題が現実にあるわけですから、この問題をどうするかによって、それは物の言い方は、こちら側から見るか向こう側から見るかによって物の言い方は違ってくるのは、現時点では、残念ながらそういう、ロシア側には、今あなたが...全文を見る
○河野国務大臣 与党三党の中で、この問題についての議論が続いております。  先般若松議員にお答えを申し上げました状況から議論が積み重なってきておりますが、まだ結論に至っていないということでございます。もちろん、赤羽議員がおっしゃるように、この問題については、最初に要請、打診を受...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっと私から先に御答弁をさせていただきたいと思います。  私は、社会党内の議論について御答弁を申し上げる資格も能力もございませんが、少なくとも今議員が新聞の記事その他を引用してお話しになりましたようなことがあるというふうには私は聞いておりません。  もう少し...全文を見る
○河野国務大臣 コズイレフ外相とは、今議員御指摘のようにこの半年間ぐらいの間に三回ほどお目にかかってはおりますが、テーブルを挟んでじっくり話をしたということは初めてのことでございます。しかし一方、ロシアの現状というものが、チェチェン問題というものがございまして、これはロシアの国内...全文を見る
○河野国務大臣 代表団の構成は、我が方は、西田欧亜局参事官を団長として、水産庁及び海上保安庁関係者が参加する予定になっております。ロシア側は、ドブロヴォリスキー外務省第二アジア局第一次長を団長として、漁業委員会及び国境警備長が参加をする、こういう予定と聞いております。
○河野国務大臣 議員はもう十分御承知のとおり、この交渉はそう簡単な交渉ではございません。領土問題という大変な問題を横で見ながら交渉をしていかなければならないわけでございます。しかし、双方ともにこの交渉の重要性というものを認識して、誠心誠意の交渉をしてもらいたいものだと思っておりま...全文を見る
○河野国務大臣 鈴木議員の迫力をひとつ大いにかがみとして努力をしたいと思っております。
○河野国務大臣 議員御指摘のとおり、近年我が国との間の人的、経済的交流が極めて活発になってきております。  そこで、昨年より外務省の課長級の担当企画官をして現地に頻繁に出張をさせまして、政治経済情勢の把握のための情報収集の努力をいたしております。  他方、我が国が総領事館を設...全文を見る
○河野国務大臣 今議員がいろいろお述べになりましたことは、十分我々も考えているところでございます。  前向きか後ろ向きかということを申し上げるのもなかなか難しいわけでございますが、今議員御指摘のような問題は極めて重要なものだという認識を私持っておりますので、そういう認識の上で部...全文を見る
○河野国務大臣 領事館の設置については、世界各地のバランスも考えなければならないわけでございまして、優先順位その他もよく見て判断をしなければならないというふうに思っております。  議員のお考えはよく私理解をいたしておりますということだけきょうは答えさせていただきたいと思います。
○河野国務大臣 議員の御指摘は十分理解をいたしました。
○河野国務大臣 後段のお尋ねの、KEDOの設立協定を国会に承認を求めるか、こういうお尋ねについては、現在もKEDOの設立協定は行政取り決めであって国会に承認を求める必要はないというふうに我々考えておりますことをまず申し上げます。  それから、KEDOに対します私どもの分担金と申...全文を見る
○河野国務大臣 この問題は、もう十分御承知の上の御質問ですから私もくどく申しませんけれども、北朝鮮の核開発疑惑に対してどういう対応をするか、それが国際社会の中で核拡散の問題、あるいは朝鮮半島及びその周辺国が直接的に受ける非常な脅威、そういった懸念をどうやって払拭するかという問題で...全文を見る
○河野国務大臣 議員は御承知の上で言っておられるのだと私は思いますけれども、先ほど来鈴木議員の御質問にも私はお答えをいたしましたが、KEDOの設立協定は国会承認を受ける必要はないだろうということを申し上げているわけです。 KEDOの設立協定というものは、こういうKEDOという機...全文を見る
○河野国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、まずKEDOという機構をつくって、その機構には幾つの国が参加をするかということはこれから、これまでもやってまいりましたけれども、二十カ国前後の国が参加をするのではないかと今予測をされておりますが、その中にはお金を出す国もあれば、...全文を見る
○河野国務大臣 議員いろいろとおっしゃいますが、この問題は、二国、アメリカと北朝鮮という二つの国が相当厳しい交渉をした結果これで合意をしたものであって、それはもっとこの方がいい、もっとあっちの方がいい、もっとこうやるやり方があったではないかと我が方にいろいろな意見があったとしても...全文を見る
○河野国務大臣 どうも先ほどから、私の答弁が下手なのがどうかわかりませんが、御理解をいただけないことが非常に残念でございます。  今申し上げておりますことは、KEDOの機構をつくることを申し上げているのであって、今後お金を出すというときには、それが多年度にわたってこの約束をする...全文を見る
○河野国務大臣 航空協定は、航空法を維持しなければならないという法律的な義務があるわけです。KEDOの場合には、その設立協定をお読みいただくとおわかりだと思いますが、国内に法律的な拘束があるということにはなっていないわけです。ですから、先ほどから申し上げておりますように、大平三原...全文を見る
○河野国務大臣 私は、国民の皆さんが、北朝鮮にある核疑惑あるいは核開発というものに対する懸念を大変持っておられて、そしてこうした心配をどうやって未然に防ぐかということについて御理解はいただけるというふうに思います。
○河野国務大臣 先ほどからそれも御答弁申し上げたつもりでおりますが、米朝合意を実施するということのためにこのKEDOという機構は設立をされているわけでございます。米朝合意の中身もこれまた、議員はよく御承知だと思いますが、核開発に対する疑惑を払拭するということにとどまらず、米朝合意...全文を見る
○河野国務大臣 安全保障とか外交問題については、行政が責任を持って行うというものはあるわけでございます。もちろん、支出その他について国会の御承認をいただくということはございま す。しかしながら、外交政策を遂行してまいります中にはこうしたこともあるわけでございまして、それは議員に...全文を見る
○河野国務大臣 私ここで申し上げたことがあると思いますけれども、日米首脳会談では、村山総理からアメリカ大統領に対して何点がそういうことについてお話を申し上げております。
○河野国務大臣 これは議員、支援、支援とおっしゃいますけれども、これはいわゆる支援とは少し性格の違った支援ではないでしょうか。  つまり、まさに議員がおっしゃった、危機管理とかいろいろおっしゃいましたけれども、これは冒頭に申し上げましたように、核不拡散とか、あるいは我が国自身の...全文を見る
○河野国務大臣 米朝合意は、まさに北朝鮮にあります核開発に対する疑惑を解明しようということが大きな目的でありますけれども、それ自体はかなり包括的で、もっと大きな、つまり北朝鮮に国際社会の中に出てきてもらうという意図まで考えて作業に取り組んでいる部分もあると思うのですね。それは、南...全文を見る
03月10日第132回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○河野国務大臣 議員御指摘のとおり、我が国とパラオ共和国とは深い歴史的関係を持っているわけでございます。昨今は、パラオも、観光とかあるいは漁業を中心にして我が国とも緊密な関係にございます。  昨年十月、パラオ共和国の独立式典には、我が国から特派大使も参加をいたしまして、初代ナカ...全文を見る
○河野国務大臣 おっしゃるとおり、昨年十一月に信託統治理事会は最後の会合を開いて以来活動を停止していると承知しております。私自身、昨年の国連総会に参りまして、国連改革についてその演説の中で触れさせていただいたわけでございますが、その際に、信託統治理事会はその歴史的使命を終えており...全文を見る
○河野国務大臣 北朝鮮の核開発に対する懸念というものは、国際社会の多くが持っていたものです。それは、国際社会に核拡散が行われるということに対する懸念でもございましたでしょうし、あるいは朝鮮半島の不安定さというものがさらに高まるということもあったと思います。  また我が国は、我が...全文を見る
○河野国務大臣 村山内閣発足時におきまして、外交は継続するということを総理は明言されております。内政は改革、外交は継続、これが村山内閣の基本的な考え方でございます。
○河野国務大臣 そう考えていただいて基本的にいいかと思いますが、先ほど来政府委員が御答弁申し上げましたように、文言その他については目下検討中でございます。
○河野国務大臣 民主化とか人権の擁護とか、そういう角度から見れば、私は十分でないと思います。  私は、今回ミャンマーに一部援助をいたします決定をいたしましたけれども、その際に、このことがミャンマー側に今のままでいいのだと思われるような間違ったメッセージになってはならないというふ...全文を見る
○河野国務大臣 中国との関係で申し上げれば、日中関係は我が国にとって極めて重要な二国間関係でございます。もちろん、化学兵器の問題は、中国ばかりではないかもしれませんが、中国についてまず申し上げれば、日中関係ということも考えまして、まさに十分な調査を行い、条約に基づいて誠実に処理を...全文を見る
○河野国務大臣 冷戦構造は終えんを遂げたという認識を持っておりますが、しかしその後もまだまだ問題がある、不安定な状況は我が国周辺にもあるのではないか、こういうふうに私は思っております。外交努力によって、でき得る限り近隣諸国との間には、透明度の高い、信頼できる状況をつくり上げるべく...全文を見る
○河野国務大臣 いや、それは、日本の安全というものもまだ十分重要なものであるというふうに思っております。
○河野国務大臣 私、その場に居合わせたわけではありませんから正確に申し上げられるかどうかわかりませんが、今議員がおっしゃった頻度というものはやはり大変多いものだというふうに思います。その回数というものが、どのくらいの低空で行われたものなのか、どのくらい同じ場所であったものなのか、...全文を見る
○河野国務大臣 今議員は米軍のマニュアルを御紹介になりましたが、そのマニュアルにも主要な目的は云々、こういうふうに書かれておるというふうに伺いました。これは私の推測でございますのでそこはお許しをいただきたいと思いますが、もし米軍が空軍のパイロットの技能を維持しようと思えば、やはり...全文を見る
○河野国務大臣 ドイツのことを御勉強いただきまして、ありがとうございます。しかしながら、ドイツと日本とは事情の違うところもあることを御理解をいただきたいと思います。ドイツがみずから持つドイツ軍の目的その他を考え、我が国のそれにそのまま当てはめるわけにはまいらないと思います。また、...全文を見る
○河野国務大臣 ですから、冒頭から、松本代議士が現地の方々の話を聞いてこられて述べておられることに私は十分耳を傾けてきたつもりでおります。  これまでも、高知県の方々を初めとして、何人も何人もの方が、この問題について外務省へお見えになりました。そうした方々に私もお目にかかってお...全文を見る
03月13日第132回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(河野洋平君) この問題は、議員も御指摘のように、多くの方々からさまざまな情報を寄せられたりあるいは御指摘をいただいたりして、政府としても資料の調査を続けてきたわけでございます。  議員も十分御承知のとおり、この資料を集めるにつきましてはかなりの困難も伴っていたことは...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 個人が日本にやってきて訴訟を行うというようなことが見られております。そうしたことはあるのだと思いますが、国には国の法制度、法体系というものがございまして、国としては問題は終わっているという立場をとっていると承知をしております。
○国務大臣(河野洋平君) この手の話は、金額の問題ではなくてやはり事柄、これからの国際社会の中において人権という問題が占める大きさを考えると、非常に貴重な実に重要な問題であろうというふうに考えております。御指摘をきちんと踏まえて対応したいと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 村山総理から私どもに、先ほど御答弁について読み上げられましたが、私どもについて御指示がございました。人種差別撤廃条約についての早期の処理をするべきであるという御指示がございました。この御指示を受けまして、私どもぜひその御指示に沿いたいと、こう考えていると...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) いつまでにということを申し上げる元気がございませんが、しかし総理からの御指示は早期に問題を解決しろという御指示でございますから、その総理の御指示に沿うべく努力をいたします。
○国務大臣(河野洋平君) 人権の尊重というものが近代社会において極めて重要だということは、議員の御指摘のとおりだと思います。そしてまた、個々の人権を守るということがひいては国際社会の平和と安定につながるということも私は全く賛成をいたします。  そうした考え方に立ちますと、個々の...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 戦後五十周年という年を迎えまして、すべての関係者に極めて大きな惨禍をもたらした戦争の歴史的教訓をかみしめて我が国として外交努力を積み重ねていくことが重要だと考えておりまして、その一環として国連におきましても決議を出した次第でございます。  今後とも努力...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外務省所管の海外広報協会が作成をいたしました広島の原爆被害を記録したビデオは、平成九年から六年にかけて全米で放送されたこともございます。  また、外務省は毎年、国連軍縮フェローシップの枠組みで日本を訪れます各国若手外交官に広島及び長崎の視察をしてもらう...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 政府としても、国連の軍縮関係の会議を広島で、あるいはことしは長崎でも行います。こうした会議に積極的に政府としても支援を行っておりまして、こうした会合には世界各地から多くの方々がお集まりになります。そうした方々にはぜひ広島、長崎の、まさに議員おっしゃるよう...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 被爆者の皆さんのお気持ちはよくわかります。恐らく被爆者の皆さん、私も広島へ行き長崎に行き、被爆者の方々と何回もお話をさせていただきましたからよくわかっているつもりでございますが、もう即刻なくしてほしいというお気持ちは私もよく理解できます。しかし、総理大臣...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 非同盟諸国がかねてからそうした非常に積極的な作業をしておられることを私はよく承知しております。  しかし問題は、核廃絶にとって問題は核保有国がどうするかということなのです。核保有国に核をすべてなくさせる、そのことのために何をするかということが最も現実的...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、少なくとも国連における大多数の賛成を得て一歩ずつ、つまり究極的核廃絶への賛成が国連の大多数の意思だということをまず示させて、その次にまた次の作業をやるというのでなければ、もし議員が御指摘のように直ちに核廃絶と言えば、これは少なくとも核保有国の賛成は...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 繰り返して申し上げますが、私は、まず国連における核軍縮の方向性というものに国連加盟国の大多数の支持を得ておきたいということを申し上げているわけでございまして、少なくともいまだかつて究極的核廃絶に向けた核軍縮に関する決議案などというものは出たことはないわけ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) そういう文責をつけずに提案をして決議案が否決をされる、あるいは国連の大多数の支持が得られない方がいいとでもおっしゃるんでしょうか。
○国務大臣(河野洋平君) どういうふうに申し上げたら御理解がいただけるのか私にはよくわからないんですが、この決議、我が国が提案をした決議は通常兵器の軍縮と核兵器の究極的廃絶ということを言っているわけです。片っ方をやめなければ片っ方をやめないと言っているんじゃなくて、一方を軍縮した...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど来政府委員が御答弁申し上げておりますように、高知県で墜落事故が起きまして米軍パイロットが死んだわけでございます。死んだのは米軍パイロットでございますけれども、落ちたのは集落の非常に近くに落ちたということもございますから、我が方としては米軍パイロット...全文を見る
03月14日第132回国会 参議院 外務委員会 第4号
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○国務大臣(河野洋平君) ただいま議題となりました千九百九十四年の国際熱帯木材協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この協定は、一九八三年の国際熱帯木材協定にかわるものであって、平成六年一月二十六日にジュネーブで開催された国際連合国際熱...全文を見る
03月14日第132回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(河野洋平君) もう議員も十分御承知のとおり、北朝鮮における核開発に対する疑惑といいますか疑念を国際社会は持っておりまして、この疑念を晴らすべくいろいろな努力がなされているところでございます。  一時は国連において制裁決議まで行って、いわば力でこうした問題の解決を目指...全文を見る
03月15日第132回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○河野国務大臣 ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とフランス共和国政府との間の条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、フランスとの間の現行租税条約にかわる新たな租税条約を...全文を見る
03月16日第132回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○河野国務大臣 この条約は、家族的責任を有する男女労働者が、できる限り職業上の責任と家族的責任との間に抵触が生ずることなく職業に従事する権利を行使することができるようにすることなどを国の政策の目的とすることなどについて定めたものであります。  今、政府委員から御答弁を申し上げま...全文を見る
○河野国務大臣 昨年のカイロの人口会議、そして先般のコペンハーゲンにおきます社会開発サミット、そして今度は九月に北京で開かれます会議と、こうして世界の女性の地位の向上に関する幾つかの重要な会議が開かれるわけでございまして、この重要な会議一つ一つを意味のあるものにするということが極...全文を見る
○河野国務大臣 先般の社会開発サミットに出席をされた村山総理は、その席上、過日の阪神・淡路大震災の際に国際社会から多くの支援をいただいたということを踏まえまして、自然災害発生の際の国際的な連携、協力の重要性というものを考えて、そうした意味で今お尋ねのアジア防災政策会議について提案...全文を見る
○河野国務大臣 規制緩和については政府は極めて重要な問題だと認識をして、総理から再三にわたって、各省各閣僚に対して規制緩和に協力をするようにという指小がございました。三月十日に中間公表というものを行いまして、各省がそれぞれの検討結果を、中間的な公表を行ったわけでございます。  ...全文を見る
○河野国務大臣 まさにこれは政府・与党が一体となってやるということが大事だと思います。私も小杉議員から御激励をいただきましたけれども、副総理の立場として、この問題は極めて重要な問題だと認識をして取り組まなければならないと思っております。  それで、この規制緩和の五カ年計画を発表...全文を見る
○河野国務大臣 我が国は、NPT体制といいますか、こうした世界のNPT体制というものをしっかりと固めていきたい、まず固めていきたい、その体制を固めた上で核兵器の究極的な廃絶を目指したい、私はこう考えているわけでございます。  エジプト政府は、中東のさまざまな力関係といいますか複...全文を見る
○河野国務大臣 この問題につきましては村山総理から、私、法務大臣両方に、積極的に取り組んで問題解決に当たれという御指示がございました。現在法務省と協力をして、この問題をクリアするための努力を懸命にいたしております。  もう少し詳細に御答弁をいたしたいと思います。政府委員から答弁...全文を見る
○河野国務大臣 今回計画をされている訪朝団は、与党三党の計画、与党三党で訪朝をするという計画と承っております。申すまでもなく、日本と北朝鮮との間には国交がございません。したがって、政府が直ちに北朝鮮と何をするという状況に今ございません。したがいまして、こうした ときには、我々は...全文を見る
○河野国務大臣 自民党の総裁職をお預かりをいたしておりますが、私は現在外務大臣として政府の一員でございまして、この問題については、これ以上私が深入りをするということは今この時点ではするべきではないし、これ以上のコメントは控えたいと思っております。
○河野国務大臣 私は、昨年秋の国連総会におきまして、多くの国の賛同を得て安保理常任理事国としての責任を果たす用意がありますということを明快に、明確に述べております。その後、幾つかの国々がさまざまな場、例えば国連の場、あるいは二国間の場などを通して、我が国に対して常任理事国として国...全文を見る
○河野国務大臣 もしそういうふうに受け取られているとすれば、私の表現力に問題があるのだと思います。私自身は、国連総会で演説をいたしましたことは、つまり国際社会の代表者の集まる場で述べたことは、そう簡単に出っ張ったり引っ込んだりということをしていいものと私は思っていないのでございま...全文を見る
○河野国務大臣 議員の御指摘の前段、いろいろあって日本と北朝鮮との関係が深くなっているというふうにおっしゃいましたが、いろいろ言われておりますけれども、まだ全く作業は実施されていないわけでございまして、現在は深くなっているわけではございません。  それから、敵国条項についていろ...全文を見る
○河野国務大臣 我が国は侵略を美化していることはございません。しかし、国連の場でさまざまな意見が述べられることに対して、その一つ一つをとって我が国がその議論の場で反論をする場面がいただければ反論をすることは可能だと思いますが、それ以外の方法を今考えておりません。
○河野国務大臣 大使の記者会見を私、詳細承知しておりませんので、今それについてコメントをするだけのものを持っておりません。しかし、大使が記者会見で述べる問題につきましても、すべて国を代表して述べているというふうには私ども思ってはおりません。
○河野国務大臣 会見のすべてをそうだとは思っていないと申し上げております。
○河野国務大臣 栗山大使の発言に触れて御質問があるなら、どうぞ大使に御質問を願いたいと思います。
○河野国務大臣 少なくとも国会決議について国会議員でない者が述べるということについて、それはそれぞれの人がそれぞれの意見を述べるということはあったとしても、国会決議がどうなされるか、国会決議をどうするかということについては国会がお考えになることであろうというふうに思うわけでござい...全文を見る
○河野国務大臣 私は議員と全く見解を異にいたします。
○河野国務大臣 過去の戦争について全く反省もしない、謝罪をする意味がないという議員の御発言には私は見解を異にすると申し上げました。
○河野国務大臣 繰り返しになりますが、国会においてどういう決議をするかということは全く院の問題でございまして、その院の問題について行政の立場からとやかく申し上げることは控えたいと思います。
○河野国務大臣 今委員長からも河野外務大臣という御指名で私は答弁席に立っているわけでございまして、いやしくも外務大臣として指名をされて答弁をするのには、やはり一定の限度を踏まえなければならないだろうと思います。
○河野国務大臣 院の御決定があれば、それは院の御決定として院の意思ということでありますから、その院の意思を踏まえて我々はこの作業に臨まなければならないものだと思います。
○河野国務大臣 ですから、繰り返して申し上げることですが、院がどういう決定をなさるか、どういう決議をなさるか、それがわからなければ申し上げようがないというわけでございます。
○河野国務大臣 従軍慰安婦の方々は去る戦火の中で筆舌に尽くしがたい悲惨な体験をされたわけでございます。戦争が終わって、国と国との関係は、先ほど総理が述べられたと引用されましたけれども、国と国との関係は講和条約あるいは二国間条約できちんと片がついておりますけれども、人間一人一人の心...全文を見る
○河野国務大臣 不戦決議という言葉がひとり歩きしているように思います。繰り返し申し上げますが、国会において不戦決議を行うのだという意味の報道が大変あちこちで見られますが、これも院の問題で、基本的に私がとやかく言うことではありませんが、強いて申し上げれば、不戦決議という春葉がひとり...全文を見る
○河野国務大臣 高市議員の御質問の粟山大使に関する部分については、今資料を取り寄せましたので、御答弁申し上げておきたいと思います。  この粟山大使の発言は、大使の会見の後、質疑応答の中で、国会でいわゆる不戦決議について議論があるが、これをどう受けとめているかという質問があったわ...全文を見る
○河野国務大臣 ただいま政府委員が御答弁申し上げましたが、私どもとしても、先ほど来この委員会でも申し上げておりますように、我が国の今後行くべき道の一つに、男女共同参画社会というものを目指していくということを考えているわけでございまして、そういう意味でもこの問題は極めて有意義である...全文を見る
○河野国務大臣 今日の社会情勢の現実というものも踏まえながら、しかし、この条約が示すその方向というものをしっかりと見据えていかなければならないと思います。関係各省とともに努力をいたしたいと思います。
03月16日第132回国会 参議院 外務委員会 第5号
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○国務大臣(河野洋平君) この軽水炉プロジェクトについて北朝鮮と交渉をするのは、まさにKEDO自身が交渉するということになると思いますね。言ってみれば、米朝関係で交渉をするということと、それからKEDO自身が交渉するということがありますが、いよいよKEDOが設立をされた今、本来は...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日米関係をいつも御心配いただいて大変ありがとうございます。  私は、ことしは五十周年という節目の年でもありますし、それから御指摘のようにどうも大統領選挙が早々と始まるという時期でもあるということから、やはりことし一年のアメリカの動向というものを我々は相...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私、この職をいただいてまだ一年にもなりませんが、やはり何といっても国際社会と直接会って話し合うということが必要だということは痛感をしております。それぞれ各国を代表して、まあ最初会ったときには建前論で議論というものはなかなか進まないわけですけれども、二度三...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは議員いろいろ御心配をいただいて、現地にもお入りをいただいたというふうに伺っておりますが、いずれにせよ我が国としては、この紛争が早期に平和裏に解決をするということが何よりいいわけでございますから、そのためにいささかでも我々が果たすべき役割があれば果た...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この条約については、いろいろな委員会で各議員から御指摘をいただいているところでございます。私どもも、ただいま政府委員が答弁申し上げましたように関係先と検討を進めておりまして、ぜひ御期待に沿いたいと思っております。
○国務大臣(河野洋平君) 御指摘のとおり、冷戦が終えんをいたしました状況におきまして、これまでのように東西の対立という状況の中で西側に身を置くという状況ではございません。世界の国々とそれぞれ丁寧に、しっかりと国と国との関係を確かめつつ、我が国の考え方に理解を求めていくということが...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ミサイルについては日本は非常に重大な関心を持っております。もちろん核開発もそうでございますが、核開発疑惑は、例えばアメリカにおいてはこれが国際的な核拡散という点に一つの懸念を持ち、あるいは朝鮮半島周辺の安定について問題があるというこの二つの懸念を持ってい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、日本の安全保障を考えますときにさまざまなケースを考えざるを得ないと思っております。しかし、まず基本的には外交努力によって安全な環境をつくる、これは外務省として当然最初に考えなければならない問題だと思います。つまり、そのことの一つが今回の北朝鮮の核開...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 我々は、憲法の範囲を逸脱して何かやろうということを考えているものではありません。  それから、日米安保体制の円滑な運用ということは、これは考えていいと思っています。この日米安保体制というものをいかに円滑に運用していくかということについて検討をするという...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) そのとおりであります。
○国務大臣(河野洋平君) 椎名先生の御意見は非常に示唆に富む御意見だと思います。我々ももっともっと外に出ていろいろな仕事をする。それは何も日本の国のためだけではなくて、日本人の持つ知識、見識というものは国際社会のためにもなるということからして、日本人をもっと国際機関あるいは国際的...全文を見る
03月17日第132回国会 参議院 外務委員会 第6号
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○国務大臣(河野洋平君) 平成七年度外務省所管一般会計予算案の概要について御説明申し上げます。  外務省予算の総額は七千二百四十七億八千二百万円であり、これを平成六年度予算と比較しますと、三百一億三千三百万円の増加であり、四・三%の伸びとなっております。  今日の国際社会にお...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 我が国は、国際社会に対して支援を最も多くしている国ということでありましたけれども、今回の災害に際しまして、国際社会から多くの支援をいただくという立場に立ちました。このことで我々は、やはり国際社会は助け合いながら生きているということを実感したわけでございま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 在日米軍の支援ぶりというものは、野沢議員御指摘のとおり、本当に目をみはるようなことでございました。現地で大型のテントを張ったりという作業があったのですが、その際にも、被災者の方々がそのテントを張る作業を周りで取り囲んで見て、そのテントができ上がったときに...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 野沢委員の御指摘のとおりだと思います。我々は、湾岸戦争のときもそうでございました、あるいは日中の国交正常化のときもそうだったと思います。国交が不正常な状況でございますから、政府間の交渉ということに直ちにならない。そういう状況下において、日中のときには我々...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御指摘のとおり、私は昨年秋以来、二国間でお目にかかる外務大臣初め各国の政治的に高い立場の方々に対しましては必ずNPTの問題については問題提起をして、先ほど政府委員も答弁申し上げましたが、我が国の考え方を述べると同時に、この無期限延長がいかに国際社会の安定...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、この問題を主としてムーサ外相とやりとりをさせていただきましたが、ムーサ外相は二月にも一度来日をしておられまして、この一カ月の間に二度エジプトの外務大臣とはお目にかかりました。二度ともかなり時間をかけていろいろな議論をいたしましたが、このNPTについ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) NPTの会議の前に私はイスラエルに人を派遣して、我が国の考え方もイスラエルに伝えたいというふうに思っております。
○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のとおりだと思います。これだけ援助の額も巨額に達しておりますし、我々は十分そうしたことを考えなければならないと思います。  支援する側の各国に援助疲れが見えるというのが今一般に言われていることでございまして、ヨーロッパ各国の支援にも限界がある...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 一言だけつけ加えさせていただきたいと思います。  南アに対する支援は、ただ単に南アを支援するというにとどまらず、南アの平和と繁栄というものが南部アフリカの安定につながるという意味があると思います。これは、アフリカ南部の政治的な現在の状況を見ておりまして...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 確かにこの急激な為替の変動はお困りであろうというふうには思います。しかし、大変申しわけない言い方、答弁で恐縮でございますが、基本的には今の段階でこの問題を救済する方法はありません。
○国務大臣(河野洋平君) 二つ申し上げたいと思いますが、先ほど政府委員から御答弁申し上げましたが、私も北朝鮮側から北朝鮮国内の食糧事情とか経済事情が非常に困難に直面をしているので支援をしてほしいという意味の先方からの依頼があったということは全く承知しておりません。それが一つでござ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほども御答弁申し上げましたけれども、国交が正常化されていない状況でありますから、政府と政府が話し合うということは難しいと思うんです。そういう状況の中で政党がそういう意味の環境をつくる、地ならしをするということはあり得ることだと思います。かつて我々の先輩...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 貴重な資金を使うわけですから、それが効果的に使われなければならないというのは清水議員のおっしゃるとおりだと思います。一定の枠の中でありますけれども、その枠の中で効果的な使い方というものについて十分研究をしてきているわけでございますが、なお御意見がございま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今申し上げましたように、大事な資金を使う方法についてはでき得る限りそれは効果的に使われなければならないと思います。資金を使うために予算措置をしているわけでございまして、その予算措置のための基本的な計画に沿ってぜひ効果的な運用を考えたいと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 事実誤認があったということを認めて、これは認める認めないではなくて実際に明らかな事実誤認でございましたので、これは外務省としてまことに申しわけないことであったということを与党の会合でおわびを申し上げております。これは国際的な問題ではなくて、政府と与党の委...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと私、原文を申しわけありませんが見ておりませんので、その原文と合わせて確認をしろと言われるとちょっと今直ちにできませんが、間違いなくその当時官房長官でございました私は、従軍慰安婦問題についてのそれ以前、大分前からこの問題についての調査をずっといたし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと申しわけありません。ただいまの答弁を若干修正させていただきます。  九二年の発表ということであると、実は私ではなくて加藤官房長官であったと思います。したがいまして、私の今の答弁は、九三年の発言ということに訂正をさせていただきます。九二年の部分に...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) それぞれのパラについてお尋ねでございますけれども、実は大変恐縮ですが、私が今見ておりますものと訳文が大分違うのでございまして、これはいずれが正確かということはよくわかりませんので、ちょっとその……
○国務大臣(河野洋平君) いや、原文はもちろん持っておりますけれども、その内容について一字一句を議論することはこの際、申しわけありませんが留保させていただくことといたしまして、今の議員の御認識について申し上げれば、私ども政府としてはかねてから、この従軍慰安婦問題についていえば、二...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは基本的に厚生省の問題だと思いますので、厚生省の意見をよく聞きたいと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 沖縄県に基地が集中しているという事実にかんがみれば、沖縄県民の皆さんのお気持ちはよく理解できます。  問題は、日本の安全ということを考えて、この問題を沖縄県民の皆さんの御苦労に十分感謝をし配慮をしながらも、いかに日本の国の安全を確保するかということにつ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ことし一月に行われました日米首脳会談におきまして、日米両国首脳はこもごも五十年という節目の年を意識して沖縄にございます米軍基地に言及をされました。帰国後、防衛庁長官と私は総理に呼ばれて、沖縄の基地問題について努力をするようにという指示をいただきました。我...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 努力をいたします。
○国務大臣(河野洋平君) 冷戦が終わった後の世界は、世界戦争が起こるという可能性は減っだということは言えるのだろうと思いますが、しかしかなり不安定な二国間関係あるいは不確実な状況を持つ地域、さらには貧富の差、あるいは宗教上の問題、民族上の問題で摩擦が生じている地域が非常に多いとい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 武器の移転については、我が国の提唱で、国連において軍備登録制度というものをつくって武器の移転あるいは軍備それ旧体の登録をしようという呼びかけを、これは余り拘束力がないわけでございますが、呼びかけをして、たしか七、八十カ国はこれに参加をしているわけです。我...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、UNHCRの緒方貞子さんからのお話を聞きまして、緒方さんはルワンダなどの難民救済に働いておられるときに、つくづく、武器の過剰な蓄積が多くの犠牲者を出している、何としても武器の過剰な蓄積、それはすなわち武器を過大に売る、過剰に売るということが原因にな...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) それぞれの国にはそれぞれの立場があって、必要最小限の防衛力というものを手に入れたいと思う国があることも事実だと思います。しかし、それが一つ間違えると、双方が次々軍事力をふやし続け、軍拡競争をするということにもなりかねないわけであります。しかし、至近距離に...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) いや、私は以前言ったことを忘れておりません。私が外務大臣になりまして、ここにいる政府委員の諸君にも督励して、例えば究極的核廃絶の決議案を国連に提出したのもそうした考え方の延長線上にあるわけでございまして、たとえ究極的どっこうが、核廃絶についての決議を国連...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほども申し上げましたように、これまでも申し上げてまいりましたし、事そういうチャンスがあれば申し上げます。
○国務大臣(河野洋平君) 自然災害というものは、起こさない、自然災害が来ないようにするということは非常に難しいと思いますね。自然災害からくる被害を最小限に防ぐということはできるとしても、自然災害が起きないようにするということは難しい。しかし、戦争を初めとして人間が起こす災害は防ぐ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) いずれにせよ、核廃絶について意見が違うというのは日本共産党らしくないというふうに最後に一言だけ申し上げます。
03月22日第132回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(河野洋平君) 事件が発生をいたしました日の衣かなり遅い時刻、深夜であったかと思いますが、アメリカのクリストファー長官から連絡がありまして、この問題について電話で話がしたい、こういうお話でございました。大変緊急でございまして、準備をいたしましたけれども、今度は先方の時間...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 自由民主党の政治資金団体でございます財団法人国民政治協会が、各産業界に幅広く政治活動のための資金に対する御協力をお願いしていると聞いておりまして、この中の一つであったろうと思っております。
○国務大臣(河野洋平君) ただいま申し上げましたように、財団法人国民政治協会が寄附をお願いしているわけでございまして、その中身の一つ一つの企業に対して幾らお願いをしているかということについては、私は承知しておりません。
○国務大臣(河野洋平君) 先ほどの政府委員の答弁を聞きまして、私は人情において大変つらい話だなというふうに思いました。この法律をつくる、この制度をつくるときに、どうしてそういうことに気がつかなかったのかというふうに思った次第でございます。  現行制度は制度でございますから、甚だ...全文を見る
03月27日第132回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○河野国務大臣 まず結論を申し上げますと、村山内閣におきましても、従来とってまいりました考え方をそのとおりと考えておりまして、引き続き努力をしてまいりたい、これが結論でございます。  沖縄戦の記憶を交えて先生からお話をいただきましたが、まさに五十年前、沖縄の島で、また海で、空で...全文を見る
○河野国務大臣 沖縄におきます米軍の基地は、長い間に件数で言えばかなりの件数は減ったわけでありますが、占有面積ということになりますとたしか一五%程度が縮小したという状況というふうに報告を受けております。  この問題については県民の強い要望というものがあることを、私どもも先ほど申...全文を見る
○河野国務大臣 御理解をいただきたいことは、私は自由民主党の総裁職をお預かりをいたしておりますが、同時に、外務大臣という外交の責任者として、政府の人間でもございます。今回の訪朝はあくまでも党をベースでやる。これは、御承知のとおり国交がないわけでございます。国交不正常な状況下でのこ...全文を見る
○河野国務大臣 この話はすぐれて党の話でございまして、三党の政策責任者などが集まっていろいろと打ち合わせ等をしたというふうに聞いておりまして、私この中身、詳細についてはタッチをいたしておりませんので、しかも委員会の場で、外務大臣としてここに出席をして御答弁を申し上げるということは...全文を見る
○河野国務大臣 いよいよあしたから出発をするという前日にこの手の話について私がコメントをすることは十分注意深くするべきだろうと思いますので、その点はぜひ御理解をいただきたいと思います。  今津議員も十分御承知、御記憶のことだと思いますが、国交が正常化していないあるいは国交のない...全文を見る
○河野国務大臣 日朝関係というものは、その国交を正常化するために双方がテーブルに着いた時期があるわけですね。恐らく今から四年ほど前には、日朝の国交正常化あるいは日朝関係について話し合おうといってテーブルに着いたことがあるわけです。それで七、八回話し合いが行われたわけですが、今から...全文を見る
○河野国務大臣 我が国としては、領土問題を解決して平和条約を締結するということが日ロ関係にとって最も重要な問題であるというふうに認識をいたしております。  他方、ロシアという国が経済的にも政治的にも不安定になるということは、これは国際社会にとっても極めて大きな問題であるし、いわ...全文を見る
○河野国務大臣 領土問題というものは、それなりにそれぞれの国においては大変大きな問題であると思います。この領土問題に決着をつけるということは、それぞれの国が政治的にも安定をして、政権が国民からの信頼を十分得ているということが必要ではないだろうかという気がするわけでございます。 ...全文を見る
○河野国務大臣 先ほどもちょっと申し上げましたけれども、日ロ関係というのは二つの問題があると思っているわけです。  一つは、領土問題を解決して平和条約を締結しで二国間関係を正常なものにする。正常なものといいますか、本当の姿にする。これは、我が国にとって極めて重要な問題でございま...全文を見る
○河野国務大臣 チェチェン問題は、今政府委員が御答弁申し上げましたように民主化という意味でこれは若干――私が個人的に二つ心配をしておりますのは、一つは、少なくとも一般市民を巻き込んで力による問題解決を進めているという現実ですね。相当な死傷者まで出しながらやっているという方法につい...全文を見る
○河野国務大臣 私は、この四島周辺水域は我が国固有の領土である北方領土に接続する水域であって、我が国としては、あくまで日本の国内法に従い秩序ある操業が確保されるよう厳しく対処していく方針である、こういうふうに申した。これはメモが残っておりますので、それは正確な私の発言だというふう...全文を見る
○河野国務大臣 先ほども申し上げましたが、領土問題ということになりますと、これは国家の主権にかかわる問題でございますから、それぞれ極めて重大な認識を持っていると思います。  私どもからロシアに期待をいたしたいと思いますことは、この問題が、歴史的に見てもそれから国際的な世論から考...全文を見る
○河野国務大臣 領土問題は一部局でできるほど簡単なものではございません。これは国、政治の力を一つにまとめて対応しなければならないものだというのは、まさに経験に照らしで先生おっしゃるとおりだと思います。  国際交渉をやって一番困るのは、我が方がばらばらになって相手が一本になってい...全文を見る
○河野国務大臣 日米安保条約の重要性というものは、昨今、日米関係が経済の側面にスポットライトが当たって、ともすれば日米関係は経済的な利害が対立しているかのごとく報道されて、それが結果として日米関係が十分信頼関係を持ち得ていないのではないかというふうにとられているという状況から考え...全文を見る
○河野国務大臣 沖縄の基地問題は、先ほども宮里議員からもるるお話がございまして、そのときに申し上げましたが、沖縄県民の皆様方に大変な御迷惑をおかけしているということを私は正直、率直に感じております。もちろんこの沖縄の基地問題と沖縄県民の皆さんとのかかわり合いというものに心をいたし...全文を見る
○河野国務大臣 三事案の解決について、村山総理から、私と防衛庁長官が呼ばれて解決のために努力をするようにという御指示がございました。その直後、防衛庁長官は沖縄に飛ばれでいろいろな方にお目にかかってお話を聞かれたりしでいるというふうに承知をしております。私も、もちろんチャンスがあれ...全文を見る
○河野国務大臣 どういう方法をとることが周辺住民にとって、さらに日米安保体制のもとで日本の安全を維持する上で最もいい方法であるかということについて、これまでも真剣に議論をされてきたことであろうと思いますが、なお真剣に考えたいと思います。
○河野国務大臣 議員御指摘のように、この三年間のただいま御報告申し上げましたような実績というものは、やはりそこに住んでおられる方々の中に理解を深める意味で、非常に意味のあったものだというふうに思っております。私は、実はこの点に注目をいたしまして、先般、コズイレフ外務大臣との会談の...全文を見る
○河野国務大臣 今政府委員が御説明を申し上げましたことで、私も、今の段階はそういう対応でよろしいのではないかというふうに思っております。  先ほど来議員がお話しのように、できるだけ多くの人の交流が必要だという御意見には私も共感いたしますが、しからばどういう方法をとっていくかとい...全文を見る
○河野国務大臣 ただいま政府委員が御答弁申し上げましたように、日米安保条約の条約上の我が国の義務ということでございます。  さらに、安保体制が円滑に機能するような努力というものはやはり必要でございます。しかし他方、住民の皆様の気持ち、要望というものもでき得る限り踏まえて対応する...全文を見る
○河野国務大臣 私どもとしては、ルールをきちっと守りながら、なおかつ私どもの要望、すなわち県民の要望に沿った答えがどうやったら出るかということを真剣に考えでいるわけでございます。  今そうした状況でございますということだけ申し上げて、これ以上のコメントは控えさせでいただきたいと...全文を見る
○河野国務大臣 どうも県民の要望を逆手にとって云々という御発言は、私としては受けとめかねます。我々としては、日米安保条約に基づいて我が国の安全というものをしっかりと守るということと同時に、長年大変な御苦労をいただいている沖縄県民の要望というものもできる限り尊重して問題を解決したい...全文を見る
03月28日第132回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○河野国務大臣 ただいま議題となりました化学兵器の開発、生産、貯蔵及び使用の禁止並びに廃棄に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成五年一月にパリで作成されたものであります。  この条約は、厳重かつ効果的な国際管理...全文を見る
03月28日第132回国会 衆議院 本会議 第18号
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○国務大臣(河野洋平君) 化学兵器の開発、生産、貯蔵及び使用の禁止並びに廃棄に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この条約は、平成五年一月にパリで作成されたものであります。この条約は、化学兵器の完全な廃絶を目的とするものであり...全文を見る
03月28日第132回国会 参議院 外務委員会 第7号
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○国務大臣(河野洋平君) 議員お尋ねのアジエンダ21及び森林原則声明等につきまして申し上げたいと思います。  御指摘のとおり、一九九二年六月に開催されましたUNCEDにおきましてアジエンダ21及び森林原則声明などが採択をされたわけでありますが、アジェンダ21は環境と開発に関する...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まず、ITTOに対する協力について申し上げたいと思います。  昨年我が国が理事会の議長を務めたのを初めといたしまして、各種の政策的議論への参加、専門家の派遣、事業の実施のための拠出、本部の誘致と支援などを通じて機関の活動に積極的に貢献をしてまいりました...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御承知のとおり、我が国の飛行場の状況というものは大変厳しい状況でございます。今、議員御指摘のとおり、なおまた四十カ国近くの国からの申し入れがございます。そうした中で、我が国としては、相手国との間の経済的交流及び人的交流の促進に資するとの観点から、二国間定...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日台の民間レベルにおきます交流が極めて盛んだということは、今、笠原議員のおっしゃるとおりだと思います。人的交流、それから経済面におきます大変活発な相互関係というものは着実な伸びも見せているようでございますし、そうした交流が文化的にも経済的にもふえてきてい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これはもう議員十分御承知の上でおっしゃっておられることであろうかと思いますが、中台に対するアメリカの立場と日本の立場は、それは確かに日本は長い歴史を持っておりますけれども、その歴史の中にはやはりいろいろな歴史がございまして、我が国がどういう立場をとるか、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私も新聞の報道を拝見いたしました。拝見をいたしましたが、その報道の中には、これは日本が言ってみれば押しかけて、日本から来たいと言っているので、国連は頼んだことはないんだという意味のことが書いてございますが、これは全く事実に反します。  何度か外務委員会...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 前段のゴラン高原の問題は、もうこれは余り多く申し上げるつもりはございませんが、つまりこれから新しくやろうということではなくて、もう長い間あそこはPKO活動がずっと続いているところで、長くやっているカナダから派遣されているPKOの一部がもし日本からの応援が...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 環境問題はまさに地球的規模の問題でございます。どこか一カ国がどうしたからといって問題が解決するものではありません。しかしながら、いずれにしても消費国と生産国と申しますか、その関係をきちんとしなければ、問題はなかなか解決をしていかないということもわかってき...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 聞いております。
○国務大臣(河野洋平君) 査証の発給につきましては、今、政府委員から申し上げましたように、所要の手続がきちんとなされていれば我が国法令にのっとって処理をするということが適切と思っております。この問題が、例えば特定の政治的意図を持っておるとかその他甚だ不都合なものがあれば別でありま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) いずれにせよ我が国と北朝鮮の間は国交が御承知のとおりございません。朝鮮半島にあって近年きまざまな問題を有している、我が国としても幾つかの懸念を有しているこの国と話し合うパイプが全くないということについては残念に実は思っているわけでございます。  どの時...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、今も申し上げましたが、朝鮮半島の一角に、国際的に見れば核拡散、我が国あるいは韓国の立場からすれば極めて至近距離に不透明な核開発問題というものがあるということについて強い懸念を持っております。  この国際社会の懸念あるいは我が国の懸念というものを解...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 特殊法人の整理統合ということは村山内閣としても極めて重要視をしておったわけでございますが、過般、輸出入銀行とOECFとの統合につきまして、大蔵待、経企庁ともにこれを受け入れるということになりました。ただ、その受け入れにつきましては四年後という期間を設定し...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 大変恐縮ですが、所管外でございまして、何人ぐらいがどうかということなど詳細については承知をいたしておりません。
○国務大臣(河野洋平君) 議員が疑問をお持ちの部分については、これまで政府としていろいろ申し上げてきたことなどを一度、私、議事録その他を読み返してみたいと思っております。
○国務大臣(河野洋平君) 読み返してみた上で考えます。
○国務大臣(河野洋平君) ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とフランス共和国政府との間の条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  政府は、フランスとの間の現行租税条約にかわる新たな租...全文を見る
03月29日第132回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○河野国務大臣 段階が二つあったと思います。一つは、署名をするようにということを勧めるという段階が一つございました。我が国も、できるだけ多くの国々がこの条約に署名をするようにということで働いた、努力をした経緯がございます。ただ、今度はその次の段階で、それぞれの国が批准をするという...全文を見る
○河野国務大臣 国金で戦後五十年というこの節目に何か決議をやろうというお話し合いをしようということが、連立政権樹立の折に三党で合意がなされております。その三党の合意の、五十年目という節目に当たる年に何か決議を、この五十年目という年に思いをいたして決議をしよう、こういうことについて...全文を見る
○河野国務大臣 これはもう我が国の責任として、国際的に、まあ今具体的な話があるのは中国でございますが、中国に御迷惑をかけることのないようきちっとした処理が必要だ、しかも、伊藤議員お話しのように、できるだけ早期にこの処理を行うべきであるというふうに思っております。  それから、国...全文を見る
○河野国務大臣 今回の事件については、もう申し上げるまでもなく、全く無差別に市民生活を恐怖に陥れるというまことに悪質な事件というふうに思います。この事件が一日も早く解決されるということを我々は捜査当局等に期待をしているわけでありますが、それと同時に、国際社会はこの問題について、我...全文を見る
○河野国務大臣 議員御指摘のとおり、この事件は一日も早く捜査当局の努力によって解明をされて解決をしてほしいと心から念願をいたしております。  それと申しますのも、御指摘のとおり国際社会のこの事件に対する注目度、極めて高いものがございます。そうした国際社会の関心事というものをきち...全文を見る
○河野国務大臣 国際社会において、軍縮の方向で我が国に知識あるいは技術、すなわち知見が求められているとするならば、これに対する貢献は積極的に行うべきであるというふうに思います。  防衛庁におかれて、クリアすべきいろいろな問題があるというふうに答えられておりますので、そうした問題...全文を見る
○河野国務大臣 政府委員御答弁申し上げておりますように、少なくとも今まで我々が得ているさまざまな情報、連絡、こういったものをもとにして考えましても、大変膨大な量の処理をしなければならないことになるであろうと思います。しかしながら、どんな状況であってもこのことは我々がやらなければな...全文を見る
○河野国務大臣 一九二五年に作成をされましたいわゆるジュネーブ議定書が戦時における使用についてこれを禁止するというものであるのに対しまして、今回の禁止条約は完全な廃絶を目指す、これは、戦時であろうと平時であろうとその使用を認めないばかりではなくて、開発、生産、貯蔵、保有の禁止、そ...全文を見る
○河野国務大臣 この条約は、できればすべての国が参加をすることが最も効果的であることは言うまでもないところであると思います。しかし、すべてが参加しないから、では全く効果がないかというと、そうではないわけで、できる限り多数の国の参加ということを目指すということも一つの方法であろうと...全文を見る
○河野国務大臣 その持つ知見からいって余人をもってかえがたいという状況であれば、自衛官の方々に御苦労をお願いするということであろうと思います。しかし、そのためには、先ほど来防衛庁からも御答弁ございました身分その他の問題についてどういうことにするかということなど、クリアしなければな...全文を見る
○河野国務大臣 一つは、ふさわしい人間がいるかどうかということがあると思います。私は、国際機関で働く、私は決して長とまでは言いませんけれども、国際機関でハイレベルで働く人間というものが日本でどういう形で少なくとも今いるかということを考えてみますと、これはただ単に公務員の中からだけ...全文を見る
○河野国務大臣 理屈は十分わかっているつもりでおります。
○河野国務大臣 国際機関がどういう仕事をしておるか、そしてまた、日本が国際貢献として積極的に役割を果たしていくべき時期に来ておるというような点については、外務省として広報その他を通じて努力をいたしております。
○河野国務大臣 外務省にある窓口が、国連で働く意欲をお持ちの若い方々にとって不愉快な対応であるということであれば、私は厳重に指導するつもりでおります。
○河野国務大臣 我が国のODAは、いわゆるODA大綱というものがございまして、そのODA大綱には御指摘のように四つの原則が書かれております。その中には、大量破壊兵器にかかわる文言がございまして、その大量破壊兵器の中にはこの化学兵器が入るか入らないかという問題はございますけれども、...全文を見る
○河野国務大臣 我が国にはODA大綱というものがあって、そこにはこういう原則が書かれているのだから、この原則というものを十分認識してもらいたいということをまず申し上げることから始まるだろうと思います。そして、我が国が目指しているといいますか、願っているといいますか、そういう方向と...全文を見る
○河野国務大臣 そう言っちゃ身もふたもないわけでございまして、我々はそういうものがない状況というものを国指しているわけですから、我々が目指しているものはこういうものですよということは十分申し上げなきゃならぬということを先ほど申し上げました。  それで、それぞれの国にはそれぞれの...全文を見る
○河野国務大臣 重ねて申し上げるようですけれども、重大な関心を持っている旨きちんとお伝えをしなければならないというふうに思っておりまして、それは思っているだけではなくて、事実として私は重大な関心を持って見たいと思っております。
○河野国務大臣 国際社会、国際政治の現実というものもまたあるわけで、それぞれの国には、先ほども申し上げましたように、至近距離、隣接する国々との関係その他あるわけでございますから、そうした点も我々は見なければならないと思います。  しかし、今議員がおっしゃったように、現状を追随す...全文を見る
○河野国務大臣 これは、一つ一つケースをよく考えて判断をすべきものであって、一つの原則を踏まえてすべてだめ、すべていいというふうにここで言うべき状況ではないと思います。
○河野国務大臣 四原則というのは、ODAを実施するために我々がこの原則を掲げて、この原則にのっとって実施をしようというわけでありますが、この四原則を踏まえて、なおかつ現実に即した判断をするということになっているわけであります。
○河野国務大臣 旧日本軍が遺棄したと思われるものが中国にあるという情報を持っております。
○河野国務大臣 政府委員から御答弁させます。
○河野国務大臣 戦争に至った経緯は複雑なものであって、一般的にその戦争の性格を特定するということは容易ではないというふうに思います。  この問題については、もう既にいろいろな方々からさまざまな御議論がございました。政府の立場として、現在、断定的なことを申し上げることは困難だとい...全文を見る
○河野国務大臣 したがって、今申し上げましたように、さまざまな議論がある、さまざまた言い方があったに違いない、こう考えておりまして、それを今一刀両断的に断定するだけの私には資料がございません。
04月03日第132回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(河野洋平君) お話ですけれども、私は、阪神・淡路大震災と今回のいわゆるサリン事件とはこれは全く性格を異にしたものであろうと思います。ただいずれも、議員が御指摘のように、安全神話といいますか、そういうものについて日本を見る目が少し違ってきたんではないかというもし御指摘で...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のように、この条約ができ上がりましたのは一九九三年のことでございます。もう二年もたっているではないかこういう御趣旨の御質問だと思いますが、この条約の第二十一条には、「この条約は、六十五番目の批准書が寄託された日の後百八十日で効力を生ずる。ただし...全文を見る
04月10日第132回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) ODAにつきましてかねてからいろいろと御注意、御意見をいただいておりますことをお礼申し上げたいと思います。  御指摘のとおり、今や世界第一位の援助供与国ということになりました。先進国の中に御指摘のように援助疲れと言われるような現象が見られますが、一方、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 公取の調査によりまして談合の事実が指摘をされたことはまことに遺憾なことでございます。今、委員からお話をいただきましたけれども、私といたしましては、ODAのような分野であるからこそこういうことは決してあってはならないというふうに思っているわけでございます。...全文を見る
04月11日第132回国会 参議院 外務委員会 第8号
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○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のように、大変急激な円高というものは経済にかかわる方々にさまざまな不安をまず第一に与えていると思います。第二に、不安ばかりではなくて実質的にこの影響が出て、それは輸出業者の下請に非常にきつくなってくるとか、そういった問題が非常に深刻に見られてお...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私の経験で言いましても、たしか東京サミットの折にも集まられた首脳の間で雇用問題というのが非常に議論になったと記憶しております。あのときに私は横で聞いておりましたけれども、これまでの常識は、失業がふえればアクセルを吹かして嫌気をよくして、景気がよくなれば失...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私どもは、男女共同参画型社会を目指すということを掲げてもろもろの施策を行っているところでございます。  ただいま政府委員から御答弁を申し上げましたように、本条約を批准するということに相なりますれば、勧告の精神も踏まえながら本条約の趣旨に沿った施策の充実...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど大脇議員にお答えをいたしましたけれども、御指摘のように、勧告の精神というものも十分踏まえていかなければならないということを私どもも考えておりまして、その趣旨、精神を踏まえつつ本条約の趣旨に沿った施策をこれから進めていかなければならないというふうに考...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御審議をいただいておるわけでございまして、院の御意思が決まれば我々としても全力を挙げて努力をするつもりでございます。  先ほど来からのお話のように、勧告というものの趣旨というものもよく踏まえて、内閣には女性担当大臣もおられるわけでございますが、そうした...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 国際社会の中でILOに加盟をし、労働問題についてそれなりに日本としての国際社会の中における役割を考えますれば、こうしたことのために努力をするのは当然であると思いますし、国内的に見ましても、午前中にも申し上げましたが、男女共同参画型社会を目指すという我が国...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 原爆投下に対するクリントン大統領の最近の発言についてのお尋ねだろうと思います。  原爆投下は、多数の、本当に多数の非戦闘員を巻き込んだ人道上極めて遺憾なものであるというふうに私は思います。私は、核兵器の使用に関して、我が国にはこの問題について強い国民感...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 村山総理御自身からもそういう発言がございました。この問題について遺憾だという意味の御発言がございました。  私は、繰り返して申し上げますが、一つ一つの発言にはそれぞれの国のそれぞれの立場というものがあるわけで、それに一つずつ発言をし合っていくということ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) そう理解していただきたいと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 正確に文言は覚えておりませんけれども、私が承知しておりますのは、アメリカ側から在日米軍ができることは何でもいたしますという提案があったわけで、それ以上のものはなかったというふうに記憶しております。
○国務大臣(河野洋平君) 与党の北朝鮮訪問団につきましては、政府としてこれまでも北朝鮮に対して国交の正常化交渉の再開を呼びかけてきているわけでございますが、なかなかその再開ができずにおりましたところ、今回の与党代表団の訪朝によりまして交渉再開の道筋がつけられたということであって、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 国交の正常化をすることが朝鮮半島、ひいてはアジア地域の安定あるいは平和の維持というためにも非常に意味があることだと思いますし、何よりも我が国と北朝鮮との間の正常な国交を持つということは極めて重要だというふうに考えております。
○国務大臣(河野洋平君) 国交を正常化するための交渉を行う必要があるという意味では全く意見を同じくしております。
○国務大臣(河野洋平君) 与党の訪朝団でございまして、与党の訪朝団についてのお尋ねに私ども正確に申し上げられるかどうかということが多少心配でございます。これはできれば与党側にお答えをいただくことが適当だと思いますが。
○国務大臣(河野洋平君) 自由民主党であれば副総裁は小渕恵三先生でございます。
○国務大臣(河野洋平君) 議員のお尋ねの中に、政府を代表するというふうにお尋ねになりましたが、この団は政府を代表している団ではございません、恐らく言い間違えだろうと思いますが。
○国務大臣(河野洋平君) この与党訪朝団は政府を代表する訪朝団ではございませんので、政府を代表する云々というお尋ねであれば、我々はそれは全く御認識が違うというお答えをする以外にはございません。
○国務大臣(河野洋平君) 今お尋ねの問題につきましては、昨年十二月に国連総会におきまして憲章特別委員会に対し、本作に関して検討を行い、最も適切な法的措置を勧告するよう要請する総会決議が採択されております。  先般、すなわち二月二十七日から三月十日まで開催されました憲章特別委員会...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) きょう午前の質問で同趣旨の御質問がございました。そのときにもお答えを申し上げましたが、この急激な円高は我が国にとってやはり大きな問題だと、当然そう思っておりまして、総理からの御指示もございまして、今週をめどに経済企画庁長官ともども今その対策の取りまとめに...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御審議をいただいて条約を批准することになれば、我々としては誠心誠意その趣旨を生かしていきたいと思っておりますし、もちろん条約でございますから拘束力もあってそれなりの法律的な整備その他についても最大の努力をするのは当然だと思っております。  政府委員から...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 委員は御質問の中で、何か毎回指摘をしているけれどもアメリカの言いなりじゃないかみたいな話をされましたけれども、決してそんなことはございませんので最初に申し上げておきたいと思います。  今御指摘の問題は、先ほど政府委員が御答弁申し上げましたように初めての...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 椎名議員は外国の方々とのおつき合いの非常に多い方でありますから、いろいろ今お話しのようなこともあるいはあるかもしれませんが、他方、外国の人たちは一つ一つの事柄を割合と理論的に分けて考えることもしていただけるのではないか。つまり日本という国はわからない国だ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ただいま議題となりました万国郵便連合憲章の第五追加議定書の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  万国郵便連合は、郵便物の国際交換制度の確立を目的として明治七年に設立された世界で巌も古い歴史を有する国際機関の一つであり、...全文を見る
04月11日第132回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(河野洋平君) 議員お尋ねのとおり、私どもとしてはできるだけ早くこの条約の効力が出るようになってほしいと願っておるわけでありますが、ただいまお話しのとおり、まだ二十数カ国。六十五カ国まで何とかこの夏ごろまでにはというふうに期待をいたしておりまして、それからまさに半年とい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 結構でございます。
○国務大臣(河野洋平君) 政府委員が御答弁申し上げましたように、日本の旧軍のものであるということがはっきりすれば、当然我が国がそれを処理する義務、責任があるというふうに思います。  これは化学兵器禁止条約のみならず、日中共同声明その他の精神からいっても、誠意を持ってこの処理をい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まだ中国の喬石さんとお目にかかっておりませんので、その話は出ておりません。
○国務大臣(河野洋平君) 戦争請求にかかわる問題については、日中両国間において中国人民及びその財産に関するものを含めて日中共同声明発出後は存在していないというのが公式の見解でございます。日中共同声明第五項、すなわち、「中華人民共和国政府は、中日両国国民の友好のために、日本国に対す...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日中関係が極めて重要であるということはもう議員の御指摘のとおりだと思います。我々も中国という我が国と極めて近い隣国、しかも長い歴史とその間にはさまざまな状況であったこの国のことを極めて重要に考えるというのは当然のことでありますし、私もそう思っております。...全文を見る
04月12日第132回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○河野国務大臣 ただいま議題となりました千九百九十四年の国際熱帯木材協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この協定は、千九百八十二年の国際熱帯木材協定にかわるものであって、平成六年一月二十六日に、ジュネーブで開催された国際連合国際熱帯木...全文を見る
04月13日第132回国会 参議院 外務委員会 第9号
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○国務大臣(河野洋平君) この条約は、委員今御指摘になりましたように、原子力の安全ということにかんがみまして原子力の安全に関する初めての国際約束としてつくられたものでございます。原子力の高い水準の安全を世界的に達成し、そしてそれを維持することなどを目的として、原子力施設の安全を規...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この条約を締結し批准するに当たって国内的な法制度に照らしてみれば、おおむね国内の既に行われている諸施策はこの条約で言おうとすることをクリアしていると、こういうことを政府委員は答弁申し上げていると思います。  しかし、規則だけで完全に安全が守れるかという...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 国際司法裁判所が本件に関する陳述書を提出することができる期限として指示してきたのは六月二十日までということになっております。この六月二十日までの間に我々はどういう報告書をつくるかということの慎重な検討が必要だというふうに思っております。  しかし、議員...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今回の与党三党による訪朝団は、これはまさに政党が政府間の交渉のための道筋を開くといいますか、つけるといいますか、そういうことを目的としての政党レベルの訪朝団ということでございまして、これが政府を代表するというものではございませんでしたけれども、与党三党が...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御指摘のとおり、冷戦が終わったと、ソ連の解体というこれまでになかった状況が生まれてきております。このことは、いわば地球規模の大戦争というものはなくなったのだろうと考えていいと思います。この可能性が大幅に減少をしてきたということを我々は感じ取っているわけで...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) とても即答するには大変な御提案でございますが、私の感じを申し上げますと、やはりアジア・太平洋地域の安定を考える上では、アメリカ、中国、日本を中心としたこうした国々が平和のためにしっかりと協力し合うということが重要であって、少なくともアメリカ、中国、日本が...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 我が国の原子力行政というものは極めて注意深く行われているということは議員もお認めいただけると思います。もう大分長い歴史を積み重ねてまいりまして、その間にはいろいろな方からの御注意もありましたし、それから経験も積んできたということもあって、科学技術庁では原...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) もう一つは専門家の方から。
04月14日第132回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○河野国務大臣 議員からいろいろお尋ねをいただいたように思いますが、まず最初に、地球規模の環境問題に対して我が国あるいは現政権がどういう姿勢をとっているか、あるいはどういう認識を持っておるかという意味のお尋ねがあったように思います。  地球環境問題につきましては、この問題が人類...全文を見る
○河野国務大臣 議員お尋ねのように、我が国が第一次エネルギーの多くを石油に依存しているということから、その石油の八割近くを中東諸国に依存をしている、こういう状況で、言ってみれば、エネルギー供給構造、極めて脆弱というふうに言われても仕方がないような状況でございます。  そこで、こ...全文を見る
○河野国務大臣 かねてから、北朝鮮と国交正常化についての話し合いを行いたい、こう考えておったわけでございまして、与党三党がこのたび訪朝されて国交正常化交渉のための道筋をつけてこられたという御報告に接して、これを大変評価をいたしているところでございます。
○河野国務大臣 ただいま申し上げましたように、不正常な関係にございます日本と北朝鮮との間に国交正常化のための話し合いの場をつくるということ、政党が環境を整備するというところにあったというふうに考えております。
○河野国務大臣 これはまさに政党と政党との話し合いでございまして、そこに政府が介在をしていたわけではございませんのでつまびらかではございませんが、いずれにせよ、政党間に何らかの接触が、予備的な接触がといいますか、あったというふうに考えるのが普通だと思います。
○河野国務大臣 党と党、もっと言えば接触をされた方々の信義の問題もございます。信義が守られなければなかなか話が続いていかないということがございますので、我々は、事実としてでき上がった報告は聞いておりますけれども、その間にどういう接触があったかということを一つ一つ聞いているわけでは...全文を見る
○河野国務大臣 そのとおりでございます。
○河野国務大臣 先ほど申し上げましたように、接触をなさった方々は、その方々の信義の問題がありますから、どこで会ったかとかどういう話をしたかということは、例えば仮の話ですけれども、二人っきりの話にしようじゃないかというようなことがあったとすれば、それは私どもが聞く由もないわけでござ...全文を見る
○河野国務大臣 まあちょうどかしわ手を打って手が鳴るようなもので、右手が鳴ったか左手が鳴ったか、どっちがイニシアチブかということではないんだろう。と思います。両方がぴしゃっと合わなきゃ音はしないということじゃないだろうかと思っております。
○河野国務大臣 接触が行われて、双方が会談を行うにふさわしい状況ができた、そこで先方から招待状が来れば行くべき状況になったということから私は報告を聞いておりまして、そういう状況になれば訪朝なさることはいいのではないかということは申し上げております。その後、今議員御指摘のように、先...全文を見る
○河野国務大臣 少なくとも日本と不正常な関係にある国との間の正常化交渉、しかもそれはかって行われていたこともある間でございます。そして、我が方からも正常化交渉をやろうではないかということを、折に触れて私も申し述べていたところでございますから、そういう状況ができて、もちろん政府間に...全文を見る
○河野国務大臣 繰り返してで恐縮でございますが、これは党と党の作業でございます。私は自民党の総裁として、自民党の代表団の団長を渡辺美智雄先生にお願いをしてはどうかということを執行部で相談をしたことがございまして、私から渡辺先生に団長をお引き受け願いたいということを申し上げたことが...全文を見る
○河野国務大臣 四党合意というのは公表されておりまして、その公表された四党合意をごらんいただけばおわかりだと思いますが、「この合意書に基づいて、四党は、日朝両国政府が国交正常化のために、あらためて第九回会談を速やかに行うことを勧告することにした。こう書いてございまして、拘束すると...全文を見る
○河野国務大臣 四つの項目がございますが、一番最後の締めくくりは、こういうことで国交正常化交渉をやるように政府に勧告をする、こういうことでございまして、これはあくまで政党保と政党とのやりとりであって、政府を拘束するものだとは考えておりません。
○河野国務大臣 事前の根回しというのはちょっと意味がよくわかりませんが、韓国に対してという、そういう意味でございますか。
○河野国務大臣 韓国に対しても、この件についてはあらかじめお話がしてございます。
○河野国務大臣 アメリカに対しても伝えでございます。
○河野国務大臣 なぜ急くかというのも私にはよく理解できませんが、それではやらなくていいかというと、そうではないのではないか。やはり、我が国の近い国、その国との間の関係を不正常なままにしておいてよろしいということにはならないのではないかというふうに思います。  ただ、この正常化に...全文を見る
○河野国務大臣 四党の合意については、先ほど申し上げましたように正常化交渉を始めるということの地ならしをした、そして「速やかに行うことを勧告する」、こう言っておられるわけで、その努力に敬意を表したいと思っております。  政党間の約束事で政府は拘束されないのだということを私申しま...全文を見る
○河野国務大臣 外交というものは継続をしていくものであって、政権がかわったらぶつぶつとそこで切れては外交というものはできない、国際的な信頼関係というものを考えてみても、外交の継続性というものは極めて重要な問題だというふうに思っております。もちろん、現在は村山政権でございますから、...全文を見る
○河野国務大臣 交渉するのは政府でございます。そこはお間違いのないようにしていただきたいと思います。  国と国との交渉をするのは政府が行うのであって、その政府が交渉を行うという状況が、国交がないものですから、国交がない状況の中で政府がその国交の正常化交渉の糸口を探す、もちろん政...全文を見る
○河野国務大臣 きちんと公表をされております四党合意といいますか、与党三党が行ってしてこられたものの中には、何の前提条件もない、つまりどういう話をしてはいけないとか、どういう話だけをしようとか、そういうことではないのだ、いかなる前提条件もつけずに交渉をする、そういうことが書かれて...全文を見る
○河野国務大臣 この二十五年間、NPTというものが国際社会の中で、核不拡散さらには核軍縮、そういったものの柱になってきたということを考えますれば、このNPTがこれから無期限に延長されて、きちっと核不拡散、そして核軍縮の方向性というものができてくるということが何より重要である、望ま...全文を見る
○河野国務大臣 議員、この協定に明示的な規定がないではないか、こういう御趣旨の御発言でございますが、まさに造林とか林地の復旧というものがこの協定の目的の一つでもございます。国際熱帯木材機関のこれまでの活動の中でも、造林、植林事業というものは重要なものの一つでございまして、こうした...全文を見る
○河野国務大臣 援助国の中にいわゆる援助疲れあるいは援助離れといいますか、こういった傾向が見られるというふうに指摘をされるところでございますが、しかし、援助を受ける国、大変貧しい状況にある地域、国あるいは人々、そうした地域との間の格差というものは大変広がっているというふうにも伝え...全文を見る
○河野国務大臣 戦争が終わって五十年たって、今もなお広島、長崎にはあのときの原爆被爆による原爆症で苦しんでいる人たちが数多くいるということを、私はこの目で見ております。そうしたこと、さらには日本人のこの問題に対する国民感情というものをアメリカには伝えたい、こういうことを申し上げた...全文を見る
04月14日第132回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(河野洋平君) 化学兵器の開発、生産、貯蔵及び使用の禁止並びに廃棄に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨の御説明を申し上げます。  この条約は、平成五年一月にパリで作成されたものであります。この条約は、化学兵器の完全な廃絶を目的とするものであ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まず最初に、条約を締結する意義についてお尋ねがございました。  化学兵器禁止条約は、化学兵器の完全な廃絶を目指すものでありまして、戦時、平時を問わず化学兵器の使用を禁止するとともに、その開発、生産、貯蔵、保有の禁止、並びに化学兵器の廃棄を規定し、あわせ...全文を見る
04月25日第132回国会 参議院 外務委員会 第10号
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○国務大臣(河野洋平君) 本件会議におきましては、国際郵便業務を取り巻く環境の変化に迅速かつ柔軟に対応して高品質なサービスを提供するとの観点から、万国郵便連合の諸文書を見直し、今回御承認をお願いしている諸文書を採択するとともに、次の大会議までの万国郵便連合の活動計画を内容とする戦...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 我が国の郵便分野におきます役割というものは、委員もよく御承知のとおり、先進国といたしまして国際協力に積極的に寄与してきたということがまず言えると思います。我が国は万国郵便連合の主要メンバーとして、この仕組みといいますか考え方といいますか、こういうものに積...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ただいま議題となりました化学兵器の開発、生産、貯蔵及び使用の禁止並びに廃棄に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成五年一月にパリで作成されたものであります。  この条約は、厳重かつ効果的な...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 中国におきます遺棄化学兵器に関しましては、ジュネーブ軍縮会議において中国側が提出をいたしました資料、日本政府が実施をいたしました現地視察・調査及び日中間の協議、意見交換を通じましてその実態把握に努めているところでありますが、それらの概要を取りまとめて御報...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ただいま議員御指摘のとおり、本条約は、極めて徹底した、しかも画期的な査察等の方法を取り入れました軍縮に向けての重要な条約というふうに私も考えております。  本条約が国際間で合意をするまでの間には、御指摘のように、極めてさまざまな場面を通ってきているわけ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御審議をいただいております条約の性格からいいまして、この条約に定められていることはとりわけ誠実に実施をしなければならないと考えております。  その際、今、政府委員が答弁申し上げましたように、中国にあると言われます遺棄化学兵器等についての処理につきまして...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この条約を御審議いただき、審議が終われば政府としては責任を持ってこの条約の目的を果たすための努力をしなければならないのは当然の責務でございます。これは、まさに国会に対してもそうでありますし、国際的にそうした責務を果たさなければならないものと思っております...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) NPTの再検討・延長会議がニューヨークで開かれまして、お許しをいただいて出席をし我が国の考え方を述べてきたわけでございますが、多数の国々が参加をしてこの会議が開かれております。多数の国というのは議長の御報告によれば百七十八カ国でございますが、大変多数の国...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今申し上げましたように、NPT体制の無期限延長に対して、これは核保有国と非核保有国という極めて不平等な体制を固定化してこれを未来永劫続けてしまうことになるのではないか、こういう指摘があって、つまり不平等の固定化だという見方、考え方というのが一部にはあるわ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 話が少しずれるかもしれませんが、NPTというものが存在していた、そしてこのNPTに先ほども申し上げましたように本当に多数の国が参加をしていたということで、今考えてみると、もしNPTがなければ、今、核を保有している国の数は相当ふえたかもしれないということを...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) いろいろ御心配をいただいてまことにありがとうございます。  御指摘がございましたように、この問題は外務省として極めて重大な問題だという認識を持っております。もちろんこれは外務省のみならず、内閣全体で極めて重要な問題との認識があると思います。  私ども...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御指摘のようにNPTの会合に出た後、実はこのNPTの会合にクリストファー長官が来ておられたものですから、ニューヨークでアメリカの国務長官とお目にかかりました。その際、私から日本国民の感情、国民感情について申し上げたわけでございます。  これは笠原委員も...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今御指摘のように、パシフィック・ピンテール号が青森に既に到着をしているという情報は聞いております。その後、科学技術庁と青森県当局との間に話し合いがなされているというふうに聞いておりまして、今その話し合いがどういう状況にあるかを注目しているところでございま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 世界都市博覧会の中止云々という話はまだ東京都もお決めになったわけではございませんし、たしか近々に通産大臣などともお話し合いをなさるというふうに伺っておりますので、これを仮説あるいは予見の上にあれこれ申し上げることは余り意味がないことであるかと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今、政府委員が御答弁申し上げましたとおり政府の調査団が報告書を書いておりますし、与党の調査団もまた与党調査団としての報告書が出てきております。その与党調査団の報告書を見ますと、調査に行った先方の御意見として一年未満では効果がない云々というような部分がたし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 現地に参りました関係者の話を聞きますと、現地の司令官から今非常にいい体制でやっているのだという意味の御発言があったということは伺っております。それは、恐らく現地のトップとすれば今の体制がよくないなどとおっしゃることは逆に言えばまたないことであろうと思いま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今回のことを申し上げる前に、昨年の五月に日本にゴラン高原のPKOに協力してもらえるかという打診が国連側からあったということが事の始まりであって、それ以来数次にわたって国連側と我が国との間でいろいろなやりとりがあるわけです。このことはカナダとも若干のやりと...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、被爆国としての日本の立場に立ちまして、核兵器の究極的廃絶に向けて核軍縮を着実に進めていくことが必要だという考え方を述べました。  その上で、先ほども御答弁申し上げましたが、NPTがこの二十五年間に果たしてきた役割というものは大きい。それはどういう...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) なかなか一言ではお答えしにくい問題でございますが、先般ロシアのコズイレフ外務大臣が日本に来られたときにかなり長時間話をさせていただきました。  そのときに私は、ロシアの民主化それから経済の市場経済化というものが進んでいる間はG7の国々はロシアに対する支...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ただいま議題となりました千九百九十年の油による汚染に係る準備、対応及び協力に関する国際条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成二年十一月に国際海事機関の主催によりロンドンで開催された国際会議において...全文を見る
04月26日第132回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○河野国務大臣 PKOその他の国連活動あるいは紛争が起こっている地域で献身的にいろいろな仕事に取り組んでおられる方々の安全というものは何よりも重要だと思います。こうした問題について、国際社会が一致してその安全のために何ができるかということを考えることが必要だというふうに私はかねて...全文を見る
○河野国務大臣 実は緒方さんが今日本へ帰ってきておられまして、きょうお目にかかることにいたしております。緒方さんのお話もよくさらに伺ってみたいと思っておりますが、基本的には私も、委員の御心配、御指摘は私も共有をいたしております。  ただ、この条約というものは世界各国の合意によっ...全文を見る
○河野国務大臣 冷戦が終わって、世界規模の戦争はなくなった、少なくとも可能性は極めて少なくなったという状況の中で、この地球上、国際社会の中で不安を感ずる地域、あるいはそういう意味で関心を集める地域というのが幾つかあると思います。その幾つかあるうちの一つが中東地域であろうと思います...全文を見る
○河野国務大臣 御承知のとおり、村山総理は、五月の初旬に中国を訪問する予定を立てております。この訪中は総理就任後初めてのことでございまして、かねてから日中両国首脳はジャカルタあるいはコペンハーゲンで会談をいたしておりまして、中国側からも、日本の総理大臣の訪中を要請、御招待をいただ...全文を見る
○河野国務大臣 APECの問題は、確かに両国首脳にとっての関心事であろうと思います。我が国は、議長国として、ことしの大阪におきますAPECをうまくマネジメントしていかなければならないという重要な責務がございますし、中国もまた、このAPECで、アジア・太平洋の中にあって経済的な大き...全文を見る
○河野国務大臣 またこれは具体的に個々の問題について議論をしているわけではございませんが、私どもとしては、日中共同声明というものもございます。日中関係というものをしっかりと頭に入れて対応するのは当然のことであろうと思っておりますし、これまで、繰り返しになりますが、シアトルの場合も...全文を見る
○河野国務大臣 現在台湾という地域が大変な積極的な経済活動を行っているということは我々もよく承知をしております。  昨年のAPECに私参加をいたしましたけれども、APECにおきます台湾というものは極めて発言も積極的ですし、各国も台湾の経済というものに着目をするということは、あの...全文を見る
○河野国務大臣 村山総理は、その施政方針演説の中におきまして、国連の平和維持活動に対し我が国として積極的に貢献していく、こういうことを述べておられるわけでございます。  御承知のとおり、我が国は飛躍的な経済発展によりまして今日国際社会の中で重要な地位を占めることになっておりまし...全文を見る
○河野国務大臣 我が国は、国際社会に対する貢献を行うという意図に基づきましてカンボジア、モザンビークあるいはルワンダ難民支援、こういったことを行ってきているわけでございまして、特にこの一年間は、モザンビークあるいはルワンダの難民支援において相当多数の人員を派遣しているという状況に...全文を見る
○河野国務大臣 調査団が調査に出かけていただくに際しまして、私は与党三党の調査団の方々が調査をして帰ってこられて、この調査の結果を踏まえて、もちろん政府の調査団の報告書を十分に参考としながら政府として判断を下す、こういうことにしておったわけでございまして、与党三党の調査団の方々か...全文を見る
○河野国務大臣 調査団はまだ帰ってきたばかりでございます。帰ってこられて各党それぞれ党のしかるべき部署に報告をされて、そして与党三党は与党三党の政策調整会議あるいは責任者会議、そうした手順があるわけでございますから、それぞれの手順を踏んで与党三党としての考え方はまとまるというふう...全文を見る
○河野国務大臣 まことに不肖なことでございますが、私が今外務大臣と副総理を兼ねております。私が総理にお話を申し上げるときにはもう決定的な場面ということであろうと思っておりまして、私なりに、総理にお話を申し上げる、あるいはこういう提言を行うというときには、十分環境が整っているかどう...全文を見る
○河野国務大臣 PKO活動について我が国は、国際的に見て決して見劣りのするような状況ではないと私は思っております。自衛隊の方々に海外に出て活動していただくのも、先ほど申し上げたとおり、モザンビークあるいはルワンダの難民支援、こういったことで昨年一年間には世界ニカ所に展開をして、二...全文を見る
○河野国務大臣 法案審議の過程では、それぞれの議論というものがそれぞれ展開をされて、法案自身について賛否厳しい対立もあったことは事実だと思います。しかし、議会制民主主義、厳しい賛否の対立があったとしても、その法案が採決に付されて多数決で決定をされれば、その法案をもとにして行政が行...全文を見る
○河野国務大臣 第一条に言います「国際連合活動」は、基本的には従来のPKO三原則を満たしたいわゆる伝統的PKOを念頭に置いたものであると理解しております。ただし、PKOであって強制的措置をとり得る権限を付与されているものについても、これに従事する要員が実際に戦闘員として交戦するに...全文を見る
○河野国務大臣 憲法を守るという点においては私は人後に落ちぬつもりでおります。私は、今回のゴラン高原への派遣については極めて慎重に対応をしていることは先ほど来同僚議員からの御質問をいただいた時点でもおわかりだと思いますが、政府の調査団あるいは与党三党の調査団等にも慎重に現地での調...全文を見る
○河野国務大臣 いろいろ御注意はありがたいのでございますが、私どもにはそんな気持ちは毛頭ございません。PKO要員及び関連要員の安全ということを考えればこうした条約の必要性というものは御理解いただけるはずでございますし、まだまだその署名国の数が少ないということは確かに御指摘のとおり...全文を見る
04月26日第132回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(河野洋平君) 木宮先生お話しのとおり、これまでの経過は大体お話しのとおりだというふうに私も承知しております。  三月のコスイレフ外相と私との会談におきまして、私は領土問題解決のための環境整備といいますか、そういう意味を込めて幾つかの提案をいたしましたが、その中の一つ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この米朝合意というものが我々にとって一つの大変意味のある合意であるという評価をいたしますのには、幾つか理由がございます。  一つは、朝鮮半島における核開発に対する疑惑を解明する、そしてそれが至近距離にございます我が国にとって安全保障上重要な意味があると...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 過日、NPTの総会に参りまして我が国の立場、考え方を申し上げてまいりました。若干NPT総会についてお許しをいただいて御報告をさせていただきたいと思います。  御指摘のとおり、百七十八カ国のNPT参加国でございますから大変多くの国が参加をしているわけでご...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) いろいろ示唆に富む御意見をいただきまして感謝をいたしておりますが、私は、実はこのロシアの今日の状況というものを非常に心配をいたしております。その一つの現象が、現象がと申しますか事態がチェチェン問題でございます。  チェチェンに対しますロシア政府の対応と...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) お話しのように、ことしは過ぐる大戦が終わって五十年、半世紀ということもあって、一つの節目であるわけでございます。この節目に際しまして関係国と申しますか関係者は、それぞれ思いをいろいろとめぐらせてお考えになる、あるいは心を新たに未来を見詰める、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) いろいろお話をいただきました。  硫黄島の話をまず申し上げれば、硫黄島におきます式典と申しますか催し、式典は、亡くたられた方々を追悼し、両国がともどもに今後の平和を誓い合う、そういう意味の式典というふうに私どもは認識をいたしておりましたし、今、私、本来...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ピザなし渡航という、いろいろ知恵を絞って、しかし我々の主張をきちんとした形で通すということが始まって随分多くの方々が四島を訪問されました。また、四島に住んでおられる方々も日本へ随分大勢の方がやってこられました。こういう交流がお互いの信頼関係というものをつ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) もちろん議員として北方領土を遠くから見たことはございます。しかし、外務大臣としてそうしたことはまだ行っておりません。そういう気持ちは十分持っております。日程上の都合等を考えて、しかるべき時期にという、まだ余り具体的に考えてはおりませんが、今のお話をよく承...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ロシアの政治状況が、我々から見ておりまして、これまでと少し違う方向に進んでいるのではないかという感じがいたします。  もともとエリツィン大統領は改革派として登場をされて、議会の中でも改革を求める議員によって支えられていたというふうに私どもは承知しており...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 空の問題は、一つは安全ということも考えなければなりません。我が国として技術的な支援が一体どういうことができるか、その他考え得る幾つかの事柄をよく検討してみたいというふうに思います。先生からの御指摘を踏まえて、少し部内で検討をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 今、政府委員が御答弁申し上げましたように、第一回目の交渉は結論を得るに至りませんでした。我が方といたしましては、この交渉において、万が一にも領土問題について我が方の基本的な考え方に外れるというようなことがあってはなりません、そういう大きな前提を持って臨ん...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 我が国とロシアとの間に領土問題があるということについてはかねてからアメリカもそのことは十分認識し、この領土問題の日本の主張を支持してくれているところでございます。  また、かねてからG7におきまして北方領土問題について触れることがしばしばございました。...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 九月におきます式典の目的といいますかそういったものは、今政府委員が御答弁申し上げましたように、すべての国の太平洋戦争の犠牲者の追悼、そして、アジア・太平洋地域の平和を祝福し、二十一世紀に向けてこの地域のさらなる繁栄と協調を確認することだと、これが招待状に...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) アジアにおきますアメリカの存在というものをどういうふうに見るかというのが一つあると思うんです。  確かに、EAECというものはマレーシアなどが提唱をして、地域的にも一つの固まりとして、何といいますか、手ごろなといいますか、固まりではないか、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 沖縄におきます米軍基地は日本の全土の中の圧倒的なシェアを占めているわけでございまして、そういう意味から、少なくとも沖縄県民の皆さんに大きな負担をおかけしているというふうにまず思っております。  冷戦が終えんをいたしました今、確かに世界を分けて戦うという...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 一月の日米首脳会談におきまして日米両国首脳が、沖縄の基地問題についての改善といいますか、問題について話し合われたわけで、この点につきましても総理からの特別の御指示がございますので、私としても全力を挙げて解決のために努力をしたいと思っております。
○国務大臣(河野洋平君) 日米両国間には目下全面返還ということの了解が残念ながらございません。移転ということを計画いたしておるわけでございまして、仮に移転先となる地区に何らかの開発計画があるような場合には、当該計画との調和も配慮すべく努力することとしなければ……
○国務大臣(河野洋平君) 当該計画との調和も配慮すべく努力することになるだろうと。
○国務大臣(河野洋平君) 浦添云々の話は、先ほど政府委員が御答弁申し上げましたとおりでございます。
○国務大臣(河野洋平君) 北方四島周辺水域におきまして日本漁船の拿捕などが頻発する事態は、極めて遺憾でございます。その都度ロシア側に抗議の申し入れを行ってきているわけでございますが、こうした事態を改善し北方領土問題の解決に向けて前進を図るために何ができるかということを真剣に考えて...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど御質問があってお答えを申し上げましたが、私としては、北方領土視察といいますか、根室等へお伺いをするということは、日程その他の都合がつけば私は行きたいという気持ちを持っております。  これは以前と違いまして、日ロの間には北方領土問題が存在するという...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 中尾議員からの御要請でございます。きちんと対応してロシア側にもその旨伝えたいと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど来申し上げておりますように、東西の冷戦が終結をいたしまして、地球的規模の戦争の可能性は大幅に減少をした。さらに、核大国の間の軍縮への努力が進んで、国際協調に基づく新しい世界の枠組みというものがつくられつつあるということは言えると思います。  しか...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 沖縄県民の皆さんが戦争中、多大の犠牲を負われたことは忘れることはできません。改めて哀悼の意を表したいと存じます。  また、今もお話がございましたように、戦後も安保条約の目的達成とはいえ多大の御苦労をおかけしておりますことを心から感謝を申し上げたいと思っ...全文を見る
04月27日第132回国会 参議院 外務委員会 第11号
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○国務大臣(河野洋平君) 委員お尋ねのように、この条約の成立までには大変長い時間を費やしました。  一番最初から言えば、一九二五年のジュネーブ議定書に始まるわけでございますが、御承知のとおり、このジュネーブ議定書は戦争の際に使われるということであったのに対しまして、一九六九年の...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ジュネーブ議定書に署名をしながら今回まだ未署名であるという国が幾つが御指摘のようにあるわけであります。その事情については、それぞれの国にさまざまな事情があるというふうに思いますが、一つは国際情勢の変化というものがあると思います。例えば、一部のアラブ諸国に...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ハリファックスにおきますサミットは、これは御案内のとおりカナダが議長国でございます。議題につきましては、議長国であるカナダが中心になって議題の整理をするわけでございます。目下、カナダのジェルパが各国ジェルパを集めてその議題について協議をいたしているとこ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今回のNPTの延長問題について各国のさまざまな意見、考え方というものは、NPTを無期限に延長するか期限をつけて延長するかの違いの中の一つの重要な要素は、核保有国の核軍縮努力をどちらがより多く慫慂することができるかということであったように思います。それはま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今回の地下鉄におきますサリン事件を初めとするいわゆる社会不安を引き起こすような事件というものは、まことに憂慮すべきことであり、残念な事件でございます。残念というよりは、もう決してあってはならない事件だと思います。  こうした事件が世界でも最も安全だと言...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど御答弁申し上げましたようにサミットの議題の整理その他が、今、議長国たるカナダを中心になされているところでございまして、もしお話のようにテロ対策というものが関心事項として話し合われるということになれば、我が国としても国際社会に対して不安の一つを提起し...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今、政府委員が御答弁申し上げましたように、調査をし、十分日中間で話をして、それをいよいよ処理するという段階になれば、これはノウハウを持った人たち、実行する人たちをどこでどう手配してどういう形でやるか、二百万発なんという膨大な量であれば何か処理施設をつくる...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは認識というよりは事実関係があったかどうかということの問題だと思いますが、少なくとも現時点、こういうことが使用されたという事実関係を明確にするようなものというのは、そう私のところにはございません。これをどこでどういうふうに見るかということについても、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員のお考え、御指摘は大筋私も同じような考え、見方を持っております。ただ、現実の国際政治の中で我々が今なし得ることは何かという現実の問題に立ち返って考えると、仰せの筋道はそう簡単なことではないと思います。現実問題として国際社会の中に存在する核保有国、そし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 理想と現実というのはまさに我々がいつもその中で悩み続けることでございます。政治の判断というものは現実に即した判断をしなければなりませんが、理想のない政治、理想のない判断というものはまたこれほど意味のないものはないだろうと思います。理想を目指して、そして現...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほどの私の発言についていろいろ論評をいただきましたが、私としては、中国に遺棄された化学兵器の処理については我が国として誠実に行う、またこれまでその調査その他を誠実に行ってきているということはぜひ御理解をいただきたいと思うんです。この問題について日本政府...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のとおり、事実を確認することがまず大事です。事実が確認されるということが大事だと思いますが、と同時に、今回の条約の成立までのもろもろの議論というものをきちっと踏まえ、この条約の趣旨といいますか目的といいますか、そういうものをきちんと踏まえ、さら...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 自由主義を非常に大事にする国においてマスメディアが自由な論評をなさるということは、それはそれで当然認め合って尊重をしていく必要があると思いますが、すべてが正しい論調であるというわけではないと思います。  我々は、幾たびか内閣総理大臣を初めとして国を代表...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは条約の問題ではなくて、国際情勢の問題だろうと思います。現実にアラブの一部にそういう状況があって、これはこの化学兵器の条約のみならず核兵器の条約についてもそうでございますが、そうした国と隣接している国あるいは非常に至近距離の国の中には、言ってみれば目...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 国連におきましても、例えば予防外交とか、何かトラブルが起こる前にそのトラブルを未然に防ぐという仕組みというものは、今、最も野心的な分野だと思いますね。そのために何ができるかということについて大いに議論をし、そしてその方法を見つけ出すということが極めて重要...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ただいま議題となりました国際連合要員及び関連要員の安全に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成六年十二月に第四十九回国際連合総会においてコンセンサスにより採択されたものであります。  この...全文を見る
05月10日第132回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○河野国務大臣 外務大臣就任以来、旧ユーゴの紛争というものに私は関心を持っておりまして、いつかは私も現地へ直接行って、関係者の話を聞きたい、また我々の考え方も申し上げたいと思っておりました。と申しますのは、やはり旧ユーゴスラビアの問題は、単にヨーロッパの一地域の問題ではない。今や...全文を見る
○河野国務大臣 旧ユーゴスラビア地域の紛争は、先ほど申し上げたように非常に複雑で、なかなか糸をほぐすきっかけをつかむということが難しい状況にあるわけですが、その中にあって、国連あるいはコンタクトグループ、あるいはその他にも、かってのアメリカのバンス長官などがいろいろな調停案をつく...全文を見る
○河野国務大臣 国家承認の話で少し誤解があると思いますので、私が唐突に国家承認の話を持ち出したわけではなくて、既にコンタクトグループが新ユーゴとボスニア・ヘルツェゴビナに対して、相互に国家承認をするべきではないかしてはどうだという提案をしているわけで、そういう提案が受諾されれば経...全文を見る
○河野国務大臣 NPTの無期限延長の提案国として、多くの国々が賛同してくださることを大変うれしく思っております。ただ、ただ単にこれが無期限に延びればいいというのではなくて、今議員がおっしゃったように、この問題には今御提起のような問題があるわけでございますから、とりわけ我々とすれば...全文を見る
○河野国務大臣 冷戦が終わって確かに世界規模の戦争の可能性というものは減っだということは、これはもう上原議員と私は認識が共有できると思います。ただ、他方、世界を見ますと、地域的な紛争というものが全くなくなったかというと、それはそうではない、これもまあ言い古された言葉でございますけ...全文を見る
○河野国務大臣 以前にも委員からそういうお話がございました。私、そのときにも申し上げましたが、機会をつくって沖縄へ参りたいという気持ちを持っております。
○河野国務大臣 沖縄の県民の皆さんに大変長い間御苦労をおかけしていること、まことに私としてもつらい思いでございますが、基地にはそれぞれの態様があり、あるいは基地にはそれぞれの目的があると思います。私どもとして、それぞれの基地が果たしている役割なども十分考えながら、これは我々だけが...全文を見る
○河野国務大臣 ゴラン高原のPKOその他御視察をいただいた調査団の調査報告書も拝見をいたしました。随分多くの首脳とお会いになって、非常に的確な議論をしておられたというふうに思います。また、現地についても、なかなか日本で考えている、私自身もまだ現地を存じませんけれども、お話を伺うと...全文を見る
○河野国務大臣 政府・与党は十分連携をとって物事を決め、進めていくべきだという議員のお話は、そのとおりだと私は思います。ただ、このPKOの問題についてだけ申しますと、各地のPKOへの派遣要請については、これは何といっても、国連から外務省に打診といいますか、内々の打診がまず来るわけ...全文を見る
○河野国務大臣 イランに対しては、国際社会はいろいろな思いを持っていると思います。ただ、言えることは、国際テロへの関与ということについて強い懸念を持っていると思うのですね。この国際テロへの関与ということについての懸念は我々も共有いたしております。ただ、イランが本当に国家としてテロ...全文を見る
○河野国務大臣 最近よく言われることでございますけれども、アメリカが少し内向きになっている。そして、我々から見ると、NAFTAの中にアメリカというものは非常にあぐらをかいて、ドルのレートについても、ペソを横目に見ながら大した問題はないというふうに、もし仮にそういうことであるとすれ...全文を見る
○河野国務大臣 二国間の問題はまずは二国間で十分話し合うということが基本的には必要なんだろうと思います。二国間で十分議論をしても結論が出ないという場合の一つの方法としてWTOを使うというのは、これは国際的につくったルールでありますから、そのルールにのっとってWTOで判断をしてもら...全文を見る
○河野国務大臣 規制緩和はぜひともやらなければならない、こう我々は考えておりまして、過日、我々の努力の成果というものを発表させていただいたわけでございます。しかしながら、この規制緩和、なかなか一遍にやり切れないものがある。そこで、私どもが申し上げておりますことは、年次にわたってい...全文を見る
○河野国務大臣 野党議員の御質問でございますから、私どもとしては十分お話はお伺いいたしますが、それにしても総理の訪中をいいかげんな訪中という御発言は、甚だ私どもとしては受けとめかねる御発言でございました。  私は、今回の総理の訪中は、中国側の招きに応じて、総理もまたかねてから訪...全文を見る
○河野国務大臣 私のクロアチア、ハンガリー訪問についていろいろ御関心を持っていただいてまことにありがとうございます。  確かにおっしゃるように、クロアチア、旧ユーゴスラビアの紛争というものは、ただ単にヨーロッパの一部で何か起こっているというのではなくて、もう今や国際的に大きな問...全文を見る
○河野国務大臣 村山総理が訪中をされて中国の首脳の方々とお会いになったという話は先ほど松田議員に申し上げましたが、例えば江沢民さんあるいは喬石さん、こういった方々は村山総理にとっては二度目の会談でございます。やはり初めて会って話をするのと、回を重ねて二回目になるとそれは随分と、正...全文を見る
○河野国務大臣 我が国が国連の常任理事国に関心を持つ、あるいは常任理事国入りを果たすということは、これは我が国外交にとって極めて大きな問題であろうと思います。それは私は今でもそう思っております。五十年前、敵国条項までつくった国連の中で、我が国がその後国連入りを果たし、今回常任理事...全文を見る
○河野国務大臣 私ちょっと質問の意味が十分理解できませんが、六月未に外務大臣に就任をいたしまして、その後G7に出席をし、帰ってまいりまして、さらにASEANの拡大外相会議などにも出席をいたしまして、随分多くの外国の外務大臣などとも接触をし、話し合う機会も多うございました。私の頭の...全文を見る
○河野国務大臣 おおむね御意見、私も納得いたします。おおむねというのは少し失礼な言い方ですが、我が国は既に国際社会の中で相当大きな貢献をしていることは、もう議員も御承知のとおりでございます。  例えば、経済的な支援という意味では、世界各国、百何十カ国の中で、援助国としてはこれは...全文を見る
○河野国務大臣 先ほどから何回も申し上げて恐縮でございますが、私の国連での演説にもそのことはきちんと申し上げたつもりでございます。つまり、我が国には憲法があって、この憲法。許す範囲内で我々は国際貢献をいたしますということをまず前提として申し上げているのはそのためでございます。 ...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど政府委員からもちょっと申し上げましたけれども、安保理そのものが果たす役割というものが随分変わってきているということに着目をする必要があると思います。  私どもは、国連改組ということを話題にすれば、これは何も国連というものは安全保障理事会だけが問題ではなくて...全文を見る
○河野国務大臣 この問題は、何か一つ一つを具体的に進めていく必要があるのだと思うのですね。例えば核実験の全面禁止条約をつくるためには、核実験が行われたか行われなかったかを検証する技術というものが確立されるかどうかということも極めて重要だと思います。私は、先般のNPTのあの国連総会...全文を見る
○河野国務大臣 少なくとも今P5は全部核保有国でございますから、全くこれは先ほどから申し上げているように、仮にでございますが、どの国であるにせよ新たなメンバーが加わるとすれば、非核保有国が恐らく加わることになるだろうと思います。それは、核保有国だけで話し合っていることとは少なくと...全文を見る
○河野国務大臣 私のテレビの発言を公式見解というのもどうかと思いますけれども、しかし基本的に、恐らく総理は国会の答弁でおっしゃっておられるのではないかと思いますが、国会で総理がおっしゃれば、それは政府の公式の見解とお受け取りをいただいて結構かと思います。
○河野国務大臣 今政府委員が御答弁申し上げましたように、大阪においてはシアトルあるいはボゴールでの会合を踏まえて行うということはもう既にジャカルタのAPECの閉幕のときに申し上げてあるわけでございます。その後たびたび国会におきましても総理からそうした旨御答弁を申し上げているわけで...全文を見る
○河野国務大臣 APECの会議の前に我が国と中国との関係というものがございまして、日中の原則というものはきちっとしているということが一つございます。  それから、APECはAPECとしてどういうやり方をするかということについては、先ほど来申し上げておりますように、我が国は過去二...全文を見る
○河野国務大臣 中国は台湾と幾つかのレベルで話がなされている、この問題ではなくて一般的な話でございますけれども、という過去の例もございます。全く中国と台湾が話し合わないということは、あらゆる分野、いずれの分野でも全く話し合わないということではないと思います。  ただし、この問題...全文を見る
○河野国務大臣 日中国交正常化以来、我が国は一つの中国という原則はかたくなに守ってきているわけでございます。今御提案の話が、先ほど申し上げたように国際社会の中で二つの中国ということになる、あるいはそういう誤解、あるいはそういう先鞭になるということであれば、これは中国との間の、極め...全文を見る
○河野国務大臣 繰り返しになりますが、我が国は中国は一つと言っているわけであって、国際社会の中で二つ目の、いわば二つの中国を認めろ、あるいは認めてはどうかということを言うことにつながるのではないかと思います。私はそうした提案をする意思はありません。
○河野国務大臣 繰り返して申し上げますが、そうした提案が、国際的に台湾に、言ってみれば二つ目の中国としての地位を与えるということになるのではないか、こう考えて、そうした提案をする意思はないということを申し上げているわけであります。
○河野国務大臣 今政府委員御答弁申し上げましたように、今日、つまり冷戦が終わった後、日米安保体制の意義というものを考えますれば、我が国の安全を確保していくということは、先生御指摘のとおり、これが安保条約の目的であるというふうに私は思いますが、この日米安保体制は、国際社会における広...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど来から申し上げておりますように、端的に結論を申し上げれば、自衛隊云々という議員の御心配、御指摘は当たっておりません。我々はそうしたことを考えておらないことをはっきり申し上げたいと存じます。  日米関係というものは、議員もよく御承知のとおり、民主主義あるいは...全文を見る
○河野国務大臣 ただいま事務当局申し上げましたように、この問題、私、直接かかわり合ってはおりませんが、思いますのに、随分長い間のいきさつがあったことであろうと思います。  私、繰り返しますが、地元の皆さんの思いというものを考えますと、それはなかなかつらい思いをされた方も多くおら...全文を見る
○河野国務大臣 我々政治に携わる者、国民の皆さんの願いを願いとし、その心を心としなければならないと思います。さらにまた政治にかかわる者、理想を持って、その理想を実現するためにその方向に向かって努力をするというのも当然のことであろうと思います。  したがって、今議員がおっしゃいま...全文を見る
○河野国務大臣 ただいま議題となりました平和的目的のための宇宙の探査及び利用における協力のための損害賠償責任に係る相互放棄に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、アメリカ合衆国政府との...全文を見る
05月11日第132回国会 参議院 外務委員会 第12号
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○国務大臣(河野洋平君) 海洋環境の保全につきましては、主として、事故の未然の防止、汚染損害が生じた場合の被害者に対する賠償及び補償などの観点から、これまでにも多くの条約が作成されておるわけでございます。油による汚染事件への準備及び対応に関しまして各締約国がとる措置、国際協力の枠...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 旧ユーゴにおきます紛争は、ヨーロッパの一地域における紛争と言うには余りにも国際的に影響も大きく、関心の度合いも高いものでございました。私は、就任以来、機会を見て旧ユーゴのいずれかの地域を訪れたい、こう考えておったわけでございますが、国会のお許しをいただき...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のとおり、本日未明と申しますか昨日の深夜と申しますか、アメリカがこの問題について態度を表明したところでございます。これまで非常に長時間にわたって真剣な議論を続けてきた両国関係者の努力にもかかわりませずこういう結果になったことは、まことに残念なこ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 我が国の政府開発援助は、国民の理解と支持を得て着実に拡充し、我が国の国際貢献の重要な柱とたっていると思います。今後とも政府開発援助を強化充実して、途上国援助の面において我が国が国際社会をリードしていくために、環境、人口、エイズ、途上国の女性支援といったよ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 政府といたしまして、今後も途上国の女性支援に十分配慮をしていく所存でございます。予算面におきましても途上国の女性支援強化のための予算措置は講じてきております。なお、予算に直接あらわれているもの以外にも個々の経済協力事業予算の枠の中で具体的プロジェクトが実...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今申し上げましたように、NGOの活躍ぶりというものは我々も十分評価をしておりまして、認識をいたしているつもりでございます。NGOの皆さんからの御意見も十分伺いたいと思いますし、それに配慮した予算措置を考えたいと思っております。
○国務大臣(河野洋平君) 行政監察の結果については、我々は十分尊重したいと思います。  ただ、私あえて申し上げますが、先ほども御答弁申し上げましたように、国際情勢の目まぐるしい変化というものがございます。とりわけ、幾つかの国・地域におきましては政治的な不安定、しかしそういうもの...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 最近の円高に伴いまして被援助国に非常に困難な事情が生じているということについては十分理解をいたしているところでございます。しかしながら、円借款の返済義務を軽減するということはそう簡単なことではございません。中国からも大変強い要請がございましたけれども、特...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ドミニカに限らず世界の各地に出ていっておられる移住者の方々は、それなりに全く未知の分野に出られるわけですから不安もあり、それからまた一方、希望も持って出られたと思います。さらにまた、そうした未知の世界に飛び出すためにはそれなりに十分な情報も得、準備もして...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 現在、米朝会談が非常に重要な場面にたっているように思います。日朝関係につきましても、私どもとして与党三党がつけてくれた道筋というものを大事にして日朝会談の開会の道筋を今探っているところでございます。  まだ具体的な場所、日取りまで至りませんが、そうした...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まず、前段の議員の御認識は私も同感でございます。つまり、これだけ地球環境問題というのをかまびすしく議論している中で、戦争というものが引き起こす公害というものは一番大きい。まさに武力戦争というものは公害の最大のもとだと言って差し支えないと私も思います。つま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この条約は、御案内のとおり、国際連合の平和維持活動などに従事する要員に対する殺人、誘拐などを犯罪として定めて、その犯人の処罰、当該犯罪についての裁判権の設定などについて規定をするものでございまして、これらの要員の安全の確保に関する初めての国際約束としての...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 働きかけるためには、まず何よりも我が国がこの問題について国会の御承認を得るということが必要かと思いますが、そうしたことを前提として、二国間での話し合いその他の機会を使って慫慂したいというふうに思います。
○国務大臣(河野洋平君) 御承知のとおり、先般、政府及び与党三党から成る調査団が現地へ調査に行かれました。戻ってこられて、政府調査団それから与党調査団はそれぞれ調査報告書をつくっておられます。  政府調査団の報告書は私も拝見をいたしました。与党調査団の報告書も拝見をいたしました...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 政府調査団の報告書と与党調査団の報告書とはおおむね同じトーンのように拝見をいたしますが、与党調査団の方には数点留保がついております。二カ所にわたって政府はこれこれを確認すべきであるという意味のことが書かれておりまして、その二点につきましては直ちに政府とし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、今回クロアチアを訪問したわけでございますが、これはこのユーゴ紛争発生以来、我が国外務大臣として初めての訪問ということもございまして、現地の方々多数にお目にかかることができました。それは現地、つまり紛争当事者の方々の我が国に対する期待感というものも非...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 自衛隊の部隊などが行う国際平和協力業務の一部につきましては、別の法律で定める日まで実施したいということにたっているわけでございます。この一部業務の凍結の解除を含めた国際平和協力法の見直しに当たりましては、既に終了いたしておりますカンボジアあるいはモザンビ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 清水議員がおっしゃるように、この条約は万能ではないと思います、少なくとも現時点では。PKOが派遣されるような状況というものは、おっしゃるように法秩序というものが完全にそこに存在するということでない場合が多いと思います。もっとも、今後、PKOというものがど...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) こういうものをなぜそんなにゆっくりやるんだと言っておしかりを受けることはよくありますが、なぜ急くのかと言っておとがめをいただくいわれは余りないように実は思うわけでございます。  国際的にこの種の重要性について多くの国々の代表が相当な時間を費やして練り上...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 何か下心があるんじゃないかと言わんばかりの御質問でございますが、そういう下心はございません。PKFについては、これはまた国会で御審議をいただくわけでございまして、そのときに十分御審議をいただけばいいのではないかと思っております。私どもは、PKFの解除を早...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 政府としては、政府と政府のやりとりというものがあるわけで、国と国との関係というものはきちんとした約束、ルール、これは外すべきではないというふうに思います。今、政府委員が答弁申し上げましたように、個人の請求権については、これは個人が我が国の裁判所において訴...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 党の問題で、私の立場としてはなかなか答えにくいところもございますが、党とすれば、三党が招かれて行ったという形になっておりますから、三党が合意し、いい機会があれば、それは今おっしゃるようなことも考えるということもあるかもしれません。しかし、まだ今のところ具...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 直近に訪問された猪木議員のお話でございますから、よくお話は承らせていただきます。
○国務大臣(河野洋平君) 猪木議員の御質問がゴラン高原への派遣ということであるとすれば、現在、与党で意見の調整が行われているということでございます。  これはたびたび申し上げていることでありますが、過日、現地へ政府調査団及び与党三党の調査団が同じ時期に訪問をしたわけでございまし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 政府調査団、与党調査団それぞれ報告書が提出されておりますが、政府調査団の報告書は、現地の状況あるいは技術的な問題その他を調査されて我が国からの派遣に問題はないという意味の報告書が出されております  与党側からの報告書もおおむね現地調査の状況については政...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先進国とは一体何かという問題があるのだと思います。ただ単に経済的なもの、物質的なものをたくさん持っている、そういうものを指して先進国と言うのであれば、それは全くただ単なる先進国にしかすぎないと思います。物質的にも経済的にも豊かでありながら自制心を持つ、あ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 現在問題になっておりますのは、核軍縮、大量破壊兵器をどうやって少なくしていくかという問題、これはしかし非常に限られた国が対象でございます。それから、おっしゃるように通常兵器をいかに軍縮をしていくかという問題がございます。それからそれ以外に一般の町中にまで...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今、詳細は政府委員が答弁申し上げたとおりでございます。  私は、やはりこの和平の流れという大きな流れは、多少滞るところはあったとしてもこの大きな流れはやはり流れていくのであろうというふうに思います。その流れが急流になるかあるいは一時的に堰でとどまること...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 確かにUNDOF自体の任務は……
○国務大臣(河野洋平君) そんなこと言ってませんよ。UNDOF自体の任務は、イスラエルとシリアの和平交渉のいかんによっていつまでその任務が続くかという問題はあると思います。しかし、そこに仮に日本が参加、協力をするとすれば、日本が参加をするのがいつからいつまでにたるかということは、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) それは、あなたのところは今にPKOの受け入れもしなきゃならぬ場合もあるかもしれないから早く入っておった方がいいぞなんという言い方はできないのだと思います。つまり言うとすれば、この条約というものはやっぱり普遍性が必要だと、すべての国が入るということが重要だ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 前段の先生の御認識は非常に私にとっては示唆に富む御指摘でございました。  ただ、私の経験からいうと、国際貢献は日本としてやらなきゃならぬ、これは積極的にやろう、こういうことは我が国は決心をしたわけです。そこで、国際貢献はやろう、しかし問題はその国際貢献...全文を見る
05月12日第132回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○河野国務大臣 円高というものがさまざまなところでいろいろな影響を与えておりまして、いろんな考え方といいますか、意見といいますか、そういうものがございます。議員の御指摘も、ある意味で国民の気持ちを酌んでおられるというふうに私は思いますが、ただ、議員もよく御承知のとおり、この為替レ...全文を見る
○河野国務大臣 議員も御承知のとおり、日米関係はさまざまな分野でお互いに協力をし合っているという仲でございます。とりわけ科学技術の分野におきましても、競争をしている部分もございます。あるいは、この宇宙開発を初めとする巨大プロジェクトと申しますか膨大な技術を集めて巨額な予算を使って...全文を見る
○河野国務大臣 御承知のとおり、政府調査団と与党三党の調査団が同時に現地を視察されまして、それぞれ報告書が提出されております。  政府調査団の報告書は、おおむね環境も整い、条件として問題とすべき、懸念すべきものはない、そういったトーンの報告書でございます。与党三党の報告書につき...全文を見る
○河野国務大臣 村山内閣は、そのスタートにおきまして、総理大臣の施政方針演説の中で、今秋葉議員御指摘の部分に当たる発言をしておられます。それは我が国の過去における幾つかの問題点について触れながら、そうした点に対する反省をし、そして、未来に向かって我々は進んでいかなければならぬとい...全文を見る
○河野国務大臣 議員ももう十分御承知のとおり、為替相場というものは、市場における需給を反映して総合的に決まるものでございます。したがいまして、側々の相場の動向について特定の要因を明確にするというのは極めて困難であるというのが一般的な定説でございます。  最近の急激なドル安の背景...全文を見る
○河野国務大臣 今議員から、原因は何か言え、こういう御指摘がございましたから、原因を何か一つ二つと特定して申し上げることは難しい、こう御返事を申し上げたわけでございます。  ちなみに、今議員がおっしゃいましたように、けさ方の相場は円安に振れているわけですが、では一体この円安に振...全文を見る
○河野国務大臣 確かにこの急激な円高というものは、先ほど議員からも御指摘がありましたけれども、中小企業、あるいは大企業もそうだと思いますが、企業家にとって、とりわけ輸出に絡む関係者にとっては大変大きな痛手であろうと思います。この急激な円高、急激な為替相場の変動というものについてど...全文を見る
○河野国務大臣 いろいろと御提案をいただいていることをよく承っておきます。  日米関係は、もう議員十分熟知しておられますように、さまざまなレベル、さまざまな分野で非常に濃密な関係でございます。すべてを一つのルールでやれるかどうかということは問題があるかと思いますけれども、しかし...全文を見る
○河野国務大臣 たまたま自動車協議において、こういう私の立場に立って申し上げれば残念な状況に、できれば二国間で協議が調うことが望ましかったわけでございますけれども、こういう状況になった。しかしこれも、残念なことでとはいうものの、ルールがあるわけですから、そのルールにのっとってきち...全文を見る
○河野国務大臣 日米関係は、戦後五十年、日米安保条約など両国関係を結ぶ幾つかのきずなもありまして、日米両国の関係は総じて良好なものだというふうに考えております。経済、文化、社会あるいは人の往来、その他、両国共同して国際社会へ貢献しようというコモンアジェンダ、その他さまざまな問題に...全文を見る
○河野国務大臣 これは語ればさまざまな視点でいろいろな議論ができると思うのです。例えば自動車の問題も、これが国と国との、政府と政府との話し合いということで議論をすべき分野と、メーカーとメーカーがもう少し話し合うことができなかったかとかあるいはディーラー同士の話し合いがもう少しあっ...全文を見る
○河野国務大臣 確かに、政治のリーダーシップというものを求める議員の御意見というものは一つのお考えだろうと思います。ただ、それは一体具体的に言うとどういうことなのか。つまり、政治が民間の経済、民間の企業に命令ができるかというと、そういうことではないのでしょう。私は基本的に日本の経...全文を見る
○河野国務大臣 繰り返しで申しわけない気持ちがいたしますが、政府視察団と与党三党の視察団が同時期に出まして、政府側の報告書が提出をされております。与党側の報告書も提出をされておりますが、それは視察に行かれた方々の報告書であって、それを与党としてどう評価するかということについて御議...全文を見る
○河野国務大臣 余り、五月の中旬と、こう詰めた言い方を私はまだするつもりはございません。三つの党が相談をするわけでございますから、若干時間がかかるということはあるかもしれません。しかし、先ほど政府委員が御答弁申し上げましたように、仮に十一月の交代時期に間に合わそうと思えば、それぞ...全文を見る
○河野国務大臣 まだ結論が出ないと言っているわけではないのでございまして、だめなときだけ想定してあれこれ考えるよりは、いい場合どうするかということも考えなければなりませんし、まだ、だめなときを前提にして考えておらないのでございます。
○河野国務大臣 我々は、国際社会の中で生きているわけです。この地球上にはさまざまな国があり、さまざまな人が住んでいて、我が国がこれだけの経済力を持つに至った理由は、やはり国際社会が平和で、しかも広い世界を相手に我々が仕事をすることができているからだ。そこで我々は、我々が得た経済的...全文を見る
○河野国務大臣 お答えをする前に、自助努力を支援するということは、私は大変大事な理念だろうと思いますね。自助の意識がない、自助努力をすることを考えない、そこに押しかけていって援助をする、それは本当の援助かどうかという問題がありまして、やはり自助努力あるいは自助の意識というものがあ...全文を見る
○河野国務大臣 私は、そう思います。人道援助の場合には、やや緊急的に支援をするというケースがあろうかと思いますが、今おっしゃいました後段の問題は、国際社会全体がよくなるということが結果として国益にもなるということもあるわけでございます。ただ単に戦略的にここを応援しておくことが何か...全文を見る
○河野国務大臣 原則というものを設けて、その原則というものを我々も考え、先方にもその原則が我が国にあることを伝えるという意味で、四原則というものは一定の効果を上げている、一定の効果と言ってはいけないのかな、一定の機能を果たしているというふうに思います。
○河野国務大臣 御承知のとおり、この政府開発援助大綱というものは、九二年に決めたわけでございます。それで、我が国の国際貢献の重要な柱でございます援助の基本理念や原則をこういうふうに定めまして、この大綱を踏まえて今日まで実施してきたわけでございます。  このODA四原則の運用に当...全文を見る
○河野国務大臣 交渉の当事者から申し上げるべきであろうと思いますので、私から申し上げることはいささかどうかと思いますが、私の感じだけ申し上げますけれども、かって自動車問題というのはやはり相当深刻な雇用問題などを引き起こした時代があって、アメリカとしては、雇用問題などから深刻な事態...全文を見る
○河野国務大臣 少し妙なことを言いますけれども、先ほど御議論があった政府開発援助ですね、これは、途上国に対する支援として相当な額、一兆円を超える額を我が国は準備して、そして途上国との関係などについても配慮しながら、先ほど議員もおっしゃったように国益なども考えながら実施をするという...全文を見る
○河野国務大臣 これは少し渋い話ですけれども、戦後五十年というこの時期をとらえて、アジアの国々に対してもいろいろなことを考えなければならないとするなら、同じようにアメリカにだってイギリスにだってフランスに対してだって何かそういう、何も償いとかなんとかということを言うのではなくて、...全文を見る
○河野国務大臣 国会決議がございます。国会決議において平和目的ということに限定をしているわけでございます。この宇宙についての平和目的という国会決議、これは何を指すのかということは、国会決議でございますから、その有権的解釈は国会にあるわけで、私どもが勝手にその解釈をするということは...全文を見る
○河野国務大臣 ただいま議題となりました万国郵便連合憲章の第五追加議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  万国郵便連合は、郵便物の国際交換制度の確立を目的として明治七年に設立された世界で最も古い歴史を有する国際機関の一つであり、我が国も...全文を見る
05月16日第132回国会 衆議院 本会議 第27号
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○国務大臣(河野洋平君) 石田議員にお答えを申し上げますが、私ども連立三党によって支えられる村山政権が、この間、困難な問題を克服して相当な成果を上げてきているということについては、多くの方々にお認めいただけているものと思います。(拍手)議員の御質問は、特定政党の消長にかかわる、全...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 村山内閣は国際貢献に真剣に取り組む、これは三党の合意にも明記されております。それを受けて、例えばザイールにおけるルワンダ難民の支援、これは村山内閣の仕事でございました。  ゴラン高原のPKOへの我が国の要員派遣につきましては、現在、与党三党において引き...全文を見る
05月16日第132回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(河野洋平君) 石井議員御承知のとおり、我が国もアメリカもいずれもWTOの加盟国であります。したがいまして、我が国の自動車・同部品市場に関連してアメリカがWTOの紛争解決手続を求めるということであれば、我が国としてもこれに応じ、WTOの紛争解決手続にのっとって我が国の主...全文を見る
05月17日第132回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○河野国務大臣 今通産大臣御答弁申し上げましたが、来週前半、パリにおきましてOECDの閣僚理事会がございます。国会の御了承をいただければ、我々それに出席をしてまいりたいと思っております。  御案内のとおり、OECD二十四カ国の閣僚が集まりまして、今後のマクロ経済情勢あるいは雇用...全文を見る
○河野国務大臣 御案内のとおり、村山政権を樹立いたしますときに、与党三党では三党合意というものをつくったわけでございまして、その三党合意の中には、今議員おっしゃるような、国会決議についてこれを推進するという合意がございます。私どもは、この三党合意は誠実に守りたい、こう考えておりま...全文を見る
○河野国務大臣 アメリカ大使が発言をされたということを引用されましたけれども、アメリカ大使が村山政権の正統性について疑義を持ったなどということは一度もない。そんな誤解があってはならぬと思いますので、私から申し上げておきたいと思います。
○河野国務大臣 ここは閣僚として出席をさせていただいているわけでございまして、国会決議は院の意思を決めるということでございますから、その発言には、私は私なりの節度を持たなければならぬと思います。  しかし、あえて申し上げれば、我々は三党合意というものを踏まえて村山政権をつくって...全文を見る
○河野国務大臣 国連との間にはまあ種々の連絡が常にあるわけでありますが、この問題につきましては、昨年の五月、国連PKO局担当者より我が国の国連代表部に対して、UNDOFのカナダ後方支援部隊が担っている機能の一部を日本が担当するという可能性があるかどうか検討してほしいという非公式の...全文を見る
○河野国務大臣 私、非公式と申し上げましたのは、公式に行ってほしいという、こちらの対応も決まり準備もできる状況になれば向こうから改めて公式に行ってくださいという要請がある、それを公式と申し上げたのであって、非公式というのはただ茶飲み話でしたと、そういう意味ではございません。
○河野国務大臣 カナダが現在行っている仕事の一部を担当してほしいということでございます。
○河野国務大臣 それは全く誤解でございまして、カナダの部隊は何カ月に一回かのローテーションを組んでいるわけで、そのローテーションの時期が十一月に来る、それで十一月に交代する人たちもあれば二月に交代する人たちもあるということでございます。したがって、十一月にカナダが仕事を終えてしま...全文を見る
○河野国務大臣 現地に調査団が行って戻ってきてからまだそう日はないわけでございます。戻ってこられて報告書が出ております。もうちょっと正確に申しますと、政府の調査団と与党三党の調査団とが同時に現地を調査に行かれたわけです。政府調査団の報告書も出ておりますし、与党三党の調査団の報告書...全文を見る
○河野国務大臣 いつでもいいというわけにはいかないと思います。(発言する者あり)まさに適当な時期だと思います。(発言する者あり)
○河野国務大臣 現在、与党三党は慎重に判断をしておられるわけでございまして、この与党三党の判断というものも我々は待たなければならぬと思っております。私といたしましては、与党三党の御判断を参考に、政府調査団の報告書も踏まえて最終的な判断を下すということが必要だと思っております。 ...全文を見る
○河野国務大臣 一年もほうっておいてという感じでおっしゃっておられますが、それはそういうことではないのでございまして、我が国は国際貢献のためにモザンビークにも、ルワンダの難民支援のためにザイールにも自衛隊の人員を派遣しておったわけでございまして、これだけの人員を外に出していて、さ...全文を見る
○河野国務大臣 今、総理、若干お触れになりましたが、PKFにつきましても、これは国会での定めがなければならないわけでございますから、当然国会の論議も必要であることは言うまでもございません。  私どもは、PKOの見直しについても、PKFにつきましても、モザンビークでありますとか、...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっとこの話は、総理が直接ということよりも、我々が考えなければならぬことだと思いますので、私からお答えをさせていただきますが、三年後見直し、こう書いてあるわけでございますから、まさに先ほど事務局長も言いましたけれども、三年たちましたら一遍経験者などの意見も徴して...全文を見る
○河野国務大臣 予算委員会の場で余り事実無根のことを言われることは極めて迷惑千万。外務大臣として、今おっしゃるようなことは断じてないということをはっきり申し上げておく。もし、もしそういう事実があるなら、ここに出していただきたい。
○河野国務大臣 APECにおける出席の問題であろうと思いますが、この問題は、先ほど総理からシアトル、ボゴールの先例に倣って行いますということを申し上げているわけでございまして、こう申し上げればどなたもおわかりになるところと思います。  核実験の問題につきましては、今……(松田委...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっと待ってください、今答弁中でございます。
○河野国務大臣 答弁中でございますから、私の答弁、一応一通り聞いていただきたいと思います。(発言する者あり)委員長から答弁の要請がございました。  核実験の問題について申し上げたいと思いますが、総理から御答弁を申し上げましたように、日中首脳会談におきましては、総理から、中国の核...全文を見る
○河野国務大臣 失礼しました。それでは、もう一度整理をさせていただきます。  中国に対しての経済支援については、この問題をよく考えた上で我々としての判断をしなければならぬと思っておりますが、現時点で直ちに大きな変更をするという状況ではございません。
○河野国務大臣 ボゴールにおきましても、シアトルにおきましても、台湾からはそれぞれ希望が述べられた由でございますけれども、それぞれの議長国は、シアトルにおけるルール、シアトル・ケースといいますか、シアトルにおきます前例に倣ってボゴールでも行われましたし、大阪で開かれますAPECに...全文を見る
○河野国務大臣 特定の人間の問題ではないのでございまして、これは経済問題を議論をする場ということを考えまして、と同時に、中国が非公式首脳会談におきます発言者といいますか、出席者といいますか、これを構成する人たちについて議論をして、シアトルのケースをアメリカがっくり上げて、それをボ...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど来からの御質問の中で、御質問の根拠、出どころがはっきりしない質問がしばしばございます。ただいまの御質問も私は全く議員の御質問の根拠がよくわかりません。  もしこうした御質問をなさるならば、質問の根拠を示して御質問をいただきたいし、先ほど来から外務省に対して...全文を見る
05月18日第132回国会 衆議院 予算委員会 第29号
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○河野国務大臣 議員御指摘のとおり、日中関係というものはアジアにおいて極めて重要な関係であろうと思います。これから将来を考えましたときに、中国の存在というものは、我が国と極めて近い地理的条件を持っておりますだけに、我々は大きな関心を持たなければならぬと思いますし、日中共同声明その...全文を見る
○河野国務大臣 確かに、NPT加盟国の中に無期限延長について不安を持つあるいは危惧の念を持たれる国が幾つかあるということは事実でございます。しかし、それらはいずれも、すべてが同じ理由によるかというと必ずしもそうではなくて、例えばイスラエルを特定して、イスラエルの核問題というものが...全文を見る
○河野国務大臣 私どもの作業はすべて総理の御指示、総理の考えを体してやっていることでございまして、それは外務省が外務省独自でやっているわけではございません。官房長官の御発言もそうだと思いますし、我々は、すべて内閣一体となって、総理の主導のもとに作業をしているわけでございまして、そ...全文を見る
○河野国務大臣 議員も御承知のとおり、日中関係というものは極めて重要な関係だと思います。アジアにおける中国の存在というものを考えたときに、さらにまた日中平和友好条約の締結、日中共同声明の発出その他を考えてみますと、この二国間関係を我々とすれば何としてもいい関係で持っていきたいとい...全文を見る
○河野国務大臣 中国の核実験がどういう背景、意図を持ってなされているかということは、私がはっきりと申し上げることはできませんけれども、これまで何回か中国に対して核実験をやめるように要請をしたときの中国側の説明を聞いておりますと、先ほど総理から御答弁申し上げましたように、中国として...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘のとおり、中国の軍事力というものは変化をしつつございます。これは、近代化という説明もあれば、その他いろいろな見方がございますが、いずれにせよ今お話しのとおり透明性が必要だと思います。  これは、日中二国間においても、防衛問題、国防問題、これらについてのそれ...全文を見る
○河野国務大臣 繰り返し御答弁を申し上げているところでございますが、APEC大阪におきます非公式首脳会議への出席者の問題につきましては、繰り返しで大変恐縮でございますが、基本的にはシアトルで行った形式をボゴールで踏襲をしたわけで、私どもとしても、これまで繰り返しシアトル、ボゴール...全文を見る
05月18日第132回国会 参議院 外務委員会 第13号
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○国務大臣(河野洋平君) 国際連合平和維持活動、いわゆるPKOなどに従事する要員の死傷者の数が近年増加してきておりまして、これらの要員の安全の確保は、国際社会にとって極めて重要な課題の一つになってきたわけであります。このような背景のもとで、この条約は、昨年の十二月九日に第四十九回...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先般、クロアチアを訪問いたしまして、ザグレブにおきまして関係者何人かとお目にかかりました。さらに、ハンガリーのブダペストに移って、ここでも何人かの当事者とお話し合いをすることができました。  今お話しのように、私は現地に参りまして、基本的にはまず明石代...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 昨日、衆議院の予算委員会においてこの件について御質問がございました。御質問は、現在のPKO法は三年後の見直しということになっておる、そこでこの見直しの規定に基づいて見直すかどうか、その際PKFについても見直すべきではないかと、こういった趣旨の御質問でござ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 我が国から派遣をしておりますPKO派遣要員の人たちの行動については、地元から大変好意的な報告を我々は受けて大変喜んでいるところでございます。規律の正しさとか、あるいは地元民とともに汗を流そうという気持ちがそこここに見られるということから、大変好感を持って...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員にはっきり申し上げられることは、私、先般ニューヨークでカナダのウエレット外務大臣にお目にかかって外相会談をいたしました。その席でカナダの外相は私に対して、ゴラン高原でぜひ日本にカナダのやっている仕事の一部をやってもらいたい、そういうことがやってもらえ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ただいま議題となりました平和的目的のための宇宙の探査及び利用における協力のための損害賠償責任に係る相互放棄に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  政府は、アメリカ合衆国...全文を見る
05月19日第132回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(河野洋平君) 何度かお答えをいたしておりますが、震災が起きました当日、モンデール大使から私に、さらに翌日、クリントン大統領から村山総理にそれぞれお見舞いの電話がございました。その折に、在日米軍ができることがあれば何でも手伝いをいたします、こういう米国からのお話があった...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど申し上げましたように、アメリカから私が聞きましたのは、在日米軍ができる可能なあらゆる御支援をする用意がある、こういうことを私は直接聞きました。  リストがあったかどうかということについては、私はリストがなかったということを申し上げたことはたしかな...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私のカウンターパートはモンデール大使であり、クリストファー国務長官でございます。こういった方々からあの当時、日本に対してお見舞いの電話がございました。モンデール大使とは直接、ちょっと日にちは正確ではありませんが、モンデール大使には直接お目にかかりました。
○国務大臣(河野洋平君) そんなことは申しておりません。  私は、先ほどから繰り返し申し上げております、よくお聞き取りをいただきたいのですが、アメリカから私に言ってきたものは、在日米軍が今御協力申し上げられるものがあればすべて御協力を、在日米軍のできるあらゆる御協力をいたします...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 繰り返し御答弁を申し上げておりますが、私は、在日米軍が協力できるものを何でも協力いたしますというアメリカからのお申し出がありましたから、このお申し出、この善意は我々としてぜひお受けをするべきだという決断をして、原局に対してアメリカからのお申し出を受けろと...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 誤解があるといけませんので一言だけ申し上げますが、我が国、例えば駐米大使は、この一年数カ月の間にアメリカ五十州のうち既に四十州を超える米国各地で我が国の考え方あるいは我が国の現状について説明をいたしております。それぞれ在外公館の責任者としてできる限りの努...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 他人名義のパスポートで海外渡航をした場合には、旅券法第二十三条第一項第二号の「他人名義の旅券又は渡航書を行使した者」ということでございます。
○国務大臣(河野洋平君) たしかあったと思います。
○国務大臣(河野洋平君) きょう午前中に石井議員から、他人名義の旅券を使ったのではないかと、こういう御指摘がございました。  早速、外務省より自民党関係者に照会いたしましたところ、吉田氏は同氏自身の旅券によって訪朝しており、他人の旅券を使用したという事実は全くないという返事でご...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今、通産大臣の御答弁のとおりでございます。  日本もアメリカもWTOの加盟国でございますから、こうした問題はそのWTOの場において国際的なルールに従って議論をし、適切な結論を導き出すということがいいのではないか。こうした問題が政治問題化するのではなく、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のとおり、最近の円高に伴いまして途上国の側に非常に困難が生じております。こうした事情を我々十分理解した上で対応しなければならないというふうに、最近総理のところにお見えになりますそれぞれの方々からのお話を通じて私ども感じているところでございますが...全文を見る
05月26日第132回国会 衆議院 外務委員会 第18号
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○河野国務大臣 中国のこのたびの核実験は、極めて遺憾なことでございます。我が国にとりましても、村山総理訪中時に、今お話しのように中国首脳に対しまして核実験を行わないことを希望する旨強く述べてきたわけでありますし、お話のようにNPTの無期限延長が決まった三日後に行われたということか...全文を見る
○河野国務大臣 まず最初に申し上げたいと思いますことは、先ほど申し上げましたように、中国の核実験は極めて遺憾なことだということを私は繰り返し申し上げたわけでありますが、しかし、我々が考えなければなりませんことは、中国というものと日本という国との、つまり日中関係というものは極めて重...全文を見る
○河野国務大臣 原則論を言えば、これは三権分立の建前で、政府が条約等の立案をし審議をしてくる、国会はその結果について審議をして、これをとるとらないということを決める、こういうことが原則の建前だと思います。  したがって、私も何度か委員会に出席をいたしましたころには、条約というも...全文を見る
○河野国務大臣 まず基本的に申し上げたいと思いますことは、私どもは、台湾の問題については日中共同声明の精神に基づいて対応するという基本的な考え方は変えておりません。  したがって、そういう基本的な考え方に基づいて今御指摘の二点について考えますれば、前段の問題は、これまでもそうし...全文を見る
○河野国務大臣 議員によく御理解をいただきたいと思いますことは、この問題が、何かというと日本はアメリカをとるのかアジアをとるのかはっきりしろというような議論になる場合があって、これは我々決してとるべき議論ではないと思います。我々は今、APECという大きなグループの中で経済的にもも...全文を見る
○河野国務大臣 御意見、よく承りました。私どもとしてもこれは全く無視するというような問題ではありませんので、十分今の御意見も踏まえて、よく考えさせていただきたいと思います。
○河野国務大臣 ソウルからバンコクへ行く飛行機がたまたま台風に遭いまして、これは実は香港経由でバンコクに行く飛行機でありましたけれども、香港に着陸するのを何度か試みましたけれども、とうとう着陸できずに緊急避難として台北空港にその飛行機が着陸したことは事実であります。  私は、そ...全文を見る
○河野国務大臣 いろいろ御質問をいただきましたが、私は、委員が御心配になるように、日本が他国の恫喝を受けて考え方を変えるなどということは断じてない、そんな無礼なことは言わないでもらいたいということをまず申し上げておきたいと思います。  私は何もあれこれ言っているんじゃなくて、ア...全文を見る
○河野国務大臣 フランスに参りましてドシャレットというフランスの外務大臣にお目にかかりました。このドシャレットさんとお目にかかったときにも、私は核実験の問題について問題提起をいたしました。それは、主としてNPT無期限延長に際して、NPTの中で特別の地位を与えられている核保有国が非...全文を見る
○河野国務大臣 今議員がお話しになりましたように、昨年もこれはWHOからICJに対して話があって、我が国を初めとして各国に問い合わせがあったということがございます。そこで、この問題については、委員会で相当な御議論がございまして、その結果、御承知のような回答を昨年出しております。し...全文を見る
○河野国務大臣 昨年もここで大変その点についての御議論があったと伺っておりますが、私どもとしてその実定法上どうであるかという議論の前に、まず、人類にとってこうした大量殺りく兵器、いわゆる核兵器が使用されることは甚だ問題であるという強い我が国国民の世論というものをICJに伝えるとい...全文を見る
○河野国務大臣 私が申し上げておりますことは、昨年ICJに我が国が提出をした我が国の考え方というものを私は踏まえて考えておりますということを申し上げているわけです。
05月30日第132回国会 参議院 外務委員会 第14号
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○国務大臣(河野洋平君) ただいま議題となりました政府調達に関する協定の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  この協定は、昭和五十四年に作成され、昭和六十二年に改正された現行の政府調達に関する協定にかわるものであり、ウルグアイ・ラウンドと並行し...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今、議員お話しのように、地方自治体においても国際的な広い分野からよりすぐれたものを買うことができるようになるということは大変いいことだと思うんです。ただ、地方自治体によっては国際的な視野に立って公的なものを調達する。しかし、その場合にはその責任の所在がど...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) OECDの会議の中での議論は、これは余り二国間の問題を持ち出して議論するという場ではないわけでございます。しかしながら、やっぱり各国ともに関心は持っているわけですから、それとなくこの問題にかかわるあるいは触れる発言が何カ所かございました。そして、OECD...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この点は、我が国から経済企画庁長官が出席をされまして、ワーキングランチの席でも分かれてそういう議論が行われたようでございます。それはもちろん各国ともに今御指摘のような為替市場の問題についてはいろいろ心配もありますし、一体どういう理由でこういうことになるの...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日本時間で土曜日の夜起きましたサハリン北部の地震は、現在まで私どもが知らされております被害状況は、被災者、被害者、いずれの数もまだまだふえる可能性のあると言われているものでございます。いずれにいたしましても、我々も悲惨な地震災害を経験した者として、この極...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほども御答弁申し上げましたように、OECDの閣僚理事会におきましては、明示的な形でこの日米自動車・同補修部品問題について議論をするということではございませんでした。しかしながら、先ほども申し上げましたように、コミュニケをつくり上げるというコミュニケ交渉...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) G7サミットということになりますと、二国間の問題を扱うというよりはもう少しグローバルな問題を扱うということが多いといいますか、むしろそういうことになるだろうと思います。さらに、G7サミットの場合には議長国、ことしはカナダでございますけれども、議長国が議題...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) やっぱり空輸がいいことは間違いないと思います。  ただ、これは時々刻々情報をとっておりますので、新たな情報があればまた委員会の途中で御報告はいたしますが、現地の飛行場の状況その他も実はまだ余り正確にわからないということがございます。滑走路が千二百メート...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ヘリは航続距離の問題がございます。先ほど申し上げましたユジノサハリンスクから現地まででも八百キロ、こう言いますからこれは相当な航続距離がなければ到達できません。そういったことなどをいろいろ考えて今対応をしようとしているところでございます。  これはNG...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 少し前になりますが、村山総理が出席をされましたコペンハーゲンの国連の会議がございました。あの席上、北朝鮮の代表者が演説をされまして、その演説の中であの当時は北朝鮮は食糧には困っていないという旨の御発言があったというふうに聞いております。私どもも、今、議員...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 朝鮮半島におきます北朝鮮あるいは韓国のお気持ちというものは、この韓国と北朝鮮の関係というものは他国に仲介されて話し合うというそんな仲ではないんだと、むしろ我々の仲というものはもう十分両者で話し合うべきものであるというお気持ちが非常に強いというふうに聞いて...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員のお話ですが、我が国が緊急輸入をしたために北朝鮮の米が足らなくなったということは因果関係としては説明が難しいと思うんです。韓国はこれまで何度か北朝鮮に対して食糧を支援する意図があるということも言ってきたわけでありますが、そうしたことについても北朝鮮は...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御質問に先立ちまして、午前中の御審議にございましたように、サハリン北部地震に対します物資の支援について御報告を申し上げたいと思います。  政府は、サハリン北部地震の被災民に対する緊急人道支援の第一陣として、ロシア側の要請を受けまして、毛布、緊急医療セッ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まさにWTOの精神を守るかどうかという問題でもあります。直接具体的にこの問題を指すわけではありませんが、国際経済の中で強い者が一方的な措置をもって何でもがんがんやるというようなことがあってはならぬということで、国際的なルールをつくってそこに百数十カ国がみ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは議員、端的にとおっしゃいますけれども、いつもお答えを申し上げておりますが、為替相場というものはそう単純なものではない、さまざまな要素が絡み合って相場というものは決まってくるわけでございまして、どれか一つをとってこれが原因だというほど単純なものでない...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、確かにG7の財政金融関係の責任者が集まって、その当時、今日の状況が非常に心配だということをこもごも語られたと思うんですね。その後、日本では日銀あるいは大蔵大臣、それぞれ各国のカウンターパートといろいろと御相談になって、協調介入についての御相談もあっ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員がお話しになったような問題は、もうかなり以前から我々は議論をいたしております。  もちろん議員ももう御承知だと思いますが、金をもっと多く持てばいいではないかというのは一つの例としておっしゃったんだと思いますが、今はそう金保有の率を変えるということは...全文を見る
05月31日第132回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○河野国務大臣 お尋ねのサハリン北部の地震につきまして、現在我が方の在ロシア大使館が非常事態省から得ております情報は、こういうことでございます。  死亡者が確認されているのはサハリン島北部のネフチェゴルスクでございます。このネフチェゴルスクは人口約三千名、うち学童、子供たちが四...全文を見る
○河野国務大臣 まず最初に、ロシア側に対して、我が方が緊急に支援できる品物のリストというものを提示いたしまして、その中からロシア側からの要請を受けているわけでございます。クレーンその他の大きな機材についてはやりとりがまだございません。
○河野国務大臣 人道的見地に立って考えるということが重要だと思います。  しかし、その一方で、あくまでも北方領土というものはロシアによって不法占拠されているところである、そのロシアの不法占拠に、恒久的な建物等をつくってそれが恒常化するというようなことはいかがなものかという見方も...全文を見る
○河野国務大臣 先ほどから御答弁申し上げておりますように、緊急かつ人道上必要なものだという意味で、仮設のといいますか、診療施設の整備への支援といったことであれば、我が国の基本的立場を害さないという限度内であるという判断ができれば、これはできるだけ早くやりたいと思っております。 ...全文を見る
○河野国務大臣 議員から大変熱心にユジノサハリンスクに領事館を置くべきだという御主張がございました。今回のこうした災害が起こってみると、まことに、もしあそこに出先機関があればもっと早く迅速にさまざまなことが行えるということは痛感をいたしております。  今回も、ユジノサハリンスク...全文を見る
○河野国務大臣 後退したというふうに受け取られるのは、甚だ私の表現力に問題があると思います。前回御答弁を申し上げたときの認識、全く変わっておりません。むしろ、こういう地震という予想もつかないような事象が起きただけに、ああ、これはと、先ほど申し上げましたように、あればなあと痛感した...全文を見る
○河野国務大臣 ハリファクスのサミットにおきましては、ロシアが参加をするのも若干時間的な問題もございまして、目下のところ日ロ首脳会談を設定するという条件がないという状況でございます。  私の認識としては、ロシア側から要請があれば、我が方としても都合をつけて何かやりくりをしなけれ...全文を見る
○河野国務大臣 G7、サミットでは外相会談もございますし、もちろん首脳が一つのテーブルを囲んで話し合うという状況もあるわけでございます。こうしたときに、二国間関係だけをやるということにはならぬと思いますが、サミットの場がどういう状況になるかということをもう少し慎重に見きわめたいと...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど来御答弁しておりますように、人道的な見地に立って我が国としてもできるだけのことをするべきだ、こう考えて、できるだけ迅速に対応したつもりでございます。  現地の状況は正確にわかりませんけれども、やはりかなり混乱はしておられるだろうと思います。幸か不幸か、サス...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど政府委員が御答弁申し上げたかと思いますが、今回の被災地にも、外務省員をできれば現地に赴かせたい、こう考えまして、ウラジオストク、ハバロフスクから、まずはユジノサハリンスクまで出しているわけでございます。現地の状況等が、もう少しこうした人間の受け入れに対応がで...全文を見る
○河野国務大臣 議員からいろいろ御心配をいただいております三事案の問題につきまして、私どもとしても、できる限りの知恵を絞り、現地の皆さんの御意見も伺い、あるいは御理解もいただきながらこの問題の解決をいたしたい、こう考えているわけでございます。  しかしながら、沖縄に現在ございま...全文を見る
○河野国務大臣 前回も議員からお勧めをいただきまして、私なりの気持ちを申し上げたつもりでございます。機会を見て沖縄へ伺いたいというふうに思っております。
○河野国務大臣 国会決議は国会、院の問題でございまして、現在行政の一ポストにおります人間があれこれ言うべきでないということをまず基本的に申し上げたいと思います。  その上に立って申し上げれば、確かに私どもが所属をいたします自由民主党は、日本社会党、新党さきがけと一緒になりまして...全文を見る
○河野国務大臣 私は少々意見を異にいたします。  例えば、これは非常に単純化された例えで適当でないとあるいは言われるかもわかりませんが、やはり我が国が過去において多くの国の人々に耐えがたい苦しみあるいは悲しみを与えてきたという事実は事実としてしっかりと認識をしなければならない、...全文を見る
○河野国務大臣 北方領土がいまだに返還をされない、あるいは我が国の領土として認められないということはまことに遺憾なことでございます。このことにつきましては、私どもとして、ロシア当局に対しましてできる限り早期にこの問題解決のための努力をいたしているところでございます。  議員も御...全文を見る
○河野国務大臣 お話のように、五十年前、苛烈な地上戦が行われた沖縄の地に、今こうして平和な状況の中で追悼の式典が行われるということは、まことに意義深いことであると思います。  そうした意義深い記念の式典、記念の日に総理が御出席されるということであれば、これは、極めて厳しい日程で...全文を見る
○河野国務大臣 エリツィンさんがどのくらい政権として安定しているかということを私どもが申し上げるのはどうかと思いますけれども、私どもが一番関心を持っておりますのは、ロシアの政治的、経済的な改革というものが進んでいるかどうかということに最大の関心がございます。  私どもは、ロシア...全文を見る
○河野国務大臣 今回の大地震は、まことに私ども、人ごとではないという感じがいたします。それだけに、我々としては、まず救助、復旧のために我々としてできるだけのことをしなければならない、こう考えておるわけでございます。他方、今議員がお話しになりましたように、今回のこの地震などにもかん...全文を見る
○河野国務大臣 私がねてから申し上げてまいりましたのは、沖縄県民の悲願ともいうべき基地問題に対するお気持ちというものを十分受けとめなければならないと。  これは、沖縄にあれだけ多数の基地が存在をする、しかも、その基地の所在地によってはその地域の発展に非常に影響がある、この部分は...全文を見る
06月07日第132回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号
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○河野国務大臣 ただいまの御決議に対して、所信を申し述べます。  政府といたしましても、我が国固有の領土である北方領土が戦後半世紀を経ようとする今日なお返還されていないことを遺憾とするものであり、ただいま採択された御決議の趣旨を十分に体しまして、北方領土問題の解決と日ロ平和条約...全文を見る
06月07日第132回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○河野国務大臣 議員御承知のとおり、日米関係は国際社会の中で、私どもは少なくとも最も重要な二国間関係と考えております。この最も重要な二国間関係という考え方は、アメリカにおいても恐らくそうであろうと我々は考えているわけでございまして、この二国間関係、安全保障の問題あるいは政治対話、...全文を見る
○河野国務大臣 議員御指摘のように、私どもの知るところでは、国際社会の中で、今回の我が国とアメリカとの間のWTOにおきます議論というものについては、多くの国が、アメリカの一方的措置についてはWTOの精神に反しているということを言っておられるわけでございます。しかし他方で、日本の市...全文を見る
○河野国務大臣 ことしは日米首脳会談を三回という予定を私の頭の中で考えているわけでございます。それは、一回目は一月の日米首脳会談、そして今回、サミットの折にカナダにおいて二回目の日米首脳会談を行う、さらにもう一度は、APECの折にアメリカの大統領の訪日を想定をして、そこで日米首脳...全文を見る
○河野国務大臣 サミットの議題の整理は議長国であるカナダがイニシアチブをとって行うわけでございますが、これまでにもシェルパの会合などを通してさまざまな議論をいたしております。  私どもが考えておりますサミットにおきます議論は、一つは、やはり戦後五十年、半世紀ということで、さまざ...全文を見る
○河野国務大臣 議員の御質問に冒頭お答えを申し上げましたように、日米関係の重要性というものをしっかりと踏まえて臨みたいと考えております。幸いにして、アメリカ側におきましても日米関係の重要性、この二国間関係の重要性というものを十分認識しておられるようでございますし、いろいろ御心配の...全文を見る
○河野国務大臣 かねてから申し上げておりますが、戦後五十年というこの年に臨んで、院としてその年にふさわしい決議をしていただくということは非常に重要なことだというふうに思っております。また、三党合意ということもございまして、与党三党の皆様方が真摯な態度で合意をつくり上げるために努力...全文を見る
○河野国務大臣 ハウスの作業に私が余りコメントをすることは控えるべきだと思いますが、議員が例示に挙げられましたように、外国の大統領の演説は、これはもう大統領の演説として立派な演説が幾つかございます。それはそれでそれなりの、それぞれの国で評価がなされるものであろうと思います。他方、...全文を見る
○河野国務大臣 歴代総理大臣が何回もアジアで演説をしておられます。例えば福田赴夫総理大臣は、福田ドクトリンなどと言われる演説をかねてなさったことがございます。宮澤元総理も、たしかアジアで演説をなさいました。宮澤元総理の演説は、ともに考え、ともに汗を流そうでしたか、そういった気持ち...全文を見る
○河野国務大臣 我が国との歴史的な関係を考えましても、重要なことであるというふうに思います。ただ、他方、最近ではオーストラリ保ア、ニュージーランド、例えばオーストラリアは非常にアジアに向かって懸命に、自分たちもアジアの一員としてというような気持ちを持っておられるというふうに、昔な...全文を見る
○河野国務大臣 北東アジアに対して私は非常に強い関心を持っております。北東アジアの安全を考える、あるいは北東アジアで経済の発展のために何かすることはないかというようなことを何度も考え、現在でも考え続けているわけでございます。  北東アジアにつきましては、かねてソ連、現在のロシア...全文を見る
○河野国務大臣 条約局の立場に立って言えば、今申し上げたとおりだと思います。  しかしながら、どういう統治が行われていたかということについて考えますと、道義的な問題というのはどうしても考えなければならないのではないかというふうに思うわけでございます。道義的評価というものは、やっ...全文を見る
○河野国務大臣 日中関係の重要性というものは議員もよく御承知をいただいていると思います。中国がアジアにおけるどういう存在であるか、また、そのことが我が国にとってどういう意味を持つか。これはプラスの問題もあるでしょうし、また、マイナスという言い方はどうかと思いますけれども、我々が十...全文を見る
○河野国務大臣 国連に参りますと、日本人の国連職員によくお目にかかることがございます。彼らは極めて意欲を持って仕事に取り組んでおられるというふうにお目にかかって思うわけでございますが、今議員がお話しのように、その給料の問題その他については、時折、余り恵まれていないということを漏ら...全文を見る
○河野国務大臣 旧ユーゴの紛争は、ことしの一月に四カ月間停戦協定をスタートさせまして、四月の三十日までの間、この停戦の合意がおおむね、完全にとはいかないようでありましたけれども、おおむね、大筋守られてきていたと思います。それが、四月の末、この停戦期間が切れると同時に、また新たな戦...全文を見る
○河野国務大臣 PKOの問題につきましては、私ども日本の態度は、言ってみれば古典的というのでしょうか、従来のPKOのあるべき姿というものが望ましい姿だというふうに思っているわけでありますが、おっしゃるように、ユーゴスラビア、旧ユーゴのPKOはそういう状況でない方向に今進んでいる、...全文を見る
○河野国務大臣 先ほどから、G7におけるユーゴ問題は極めて重要な問題だ、相当な時間が費やされるに違いないと私は申し上げておりますが、これは少し私の言葉が過ぎていて、五時間やる討議のうち四時間これをやっている、そういう意味ではないのでございまして、この問題について考え得る時間を恐ら...全文を見る
○河野国務大臣 信頼関係をつくり上げるために話し合うということは大事なことだと思います。ただ、一つの信頼関係をつくるためにもう一つに不信感ができるということであってはなりませんが、私は基本的に言って、話し合わないよりは話し合う方がよろしいというふうに思っているわけです。  ただ...全文を見る
○河野国務大臣 EAECについては、今議員がどういうものかわからない、誤解が多いというふうにおっしゃいましたが、このEAECについてはアメリカもどういうものかよくわからない、あるいは誤解もあるという話があって、EAECのメンバーは何人かで集まってアメリカヘ説明に行ったということが...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっとどの新聞がよくわかりませんが、私、自分でそんな激しいことを言った覚えはございません。  ただ、私は何人かの仲間どこの問題を話し合ったときに、豪州、ニュージーランドが参加されることがいいことだという意味のことを申し上げたことはございます。オーストラリアが今...全文を見る
○河野国務大臣 目的を持って何人かが集まって、それが国際的なメッセージになるという意味を持つ場合もあると思うのですね。それから、不測の事態に備えて友好関係を積み上げる、そういう考え方で集まるという集まり方もあると思うのです。世界には確かにEUなんというものもあればNATOというも...全文を見る
○河野国務大臣 核保有国の姿勢は、NPTの延長を決める国際会議において出されているわけです。御承知のとおり、あそこではNPTの延長という議論に基づきまして、核保有国は一九九六年にCTBT条約の審議を終えるということを合意として出しているわけです。そして、そのCTBTの審議が終える...全文を見る
○河野国務大臣 私としてできる限りの努力をこれまでもいたしてまいりましたし、これからもするつもりでございます。しかし、先ほど私申しましたように、G7、サミットとしてこの手の声明といいますか、宣言と申しますか、そういうものをするということは、私も想定をしておりません。  御承知の...全文を見る
○河野国務大臣 そのとおりでございます。  ただ、問題はその非公式な場面でどれだけの時間があるかということもございます。御承知のとおり、サミットの場面というものは時間的制約はかなりきついのでございまして、そうした非公式な時間がどの程度あるかということについては十分今ここで確信を...全文を見る
○河野国務大臣 この話は大変難しい話だと思います。  どういう状況でどう判断をするかというのは、緊急な場面、ケース・バイ・ケースということであって、一般的にこの話を今進めるということについて、私どもは大変難しい話だなというふうにこの話を読みました。まだ私として正確にこの問題につ...全文を見る
○河野国務大臣 確かにヨーロッパでは、先ほど申し上げましたように、フランスもイギリスも大変多数の兵員を派遣しておりますから、この問題が大きな話題になっているのは当然のことだと思います。  私どもにとりましても、このPKO要員が拘束されて人間の盾になるなどという状況はまことにゆゆ...全文を見る
○河野国務大臣 私が明石さんと話をしたのはこういう状況になる少し前の段階でございますから、あの当時の明石さんとのやりとりは、今この事態になれば余り参考になることだとは思いません。  今問題なのは、緊急にいろいろな提案が出てきているのは、さっき申し上げたように、ああいう形の人質を...全文を見る
○河野国務大臣 かねてから申し上げておりますように、準備に六カ月程度を要するというのが私どもの関係者の話し合いで出てきておりまして、その期間を縮めて云々ということは今考えておりませんので、おっしゃるようなことになろうと思います。
○河野国務大臣 私は、十一月に派遣をするということを申し上げたことはないと思うのです。そうした何月にどうということを申し上げるよりも、むしろ我が国としてこのゴラン高原へのPKOの派遣についてどう考えるかということを真剣に議論をすることが大事だし、それが行われておりますということを...全文を見る
○河野国務大臣 三党合意と国益は全く矛盾をしないと私は思っております。三党合意にも国際社会への貢献は積極的に行うということが書かれておりまして、この点で三党合意を優先するか国益をとるかなんということはないのでございまして、三党合意を誠実に実行していけば、それは国益に合致するという...全文を見る
○河野国務大臣 PKO活動で海外に日本の人材を派遣するということは極めて重要な、重大な問題でございます。できる限り政府・与党一体の認識を持って判断を下したいというふうに考えるのは、これは当然のことだろうと思っているわけでございます。  他方、政府としては、外務省は外交問題に、大...全文を見る
○河野国務大臣 おっしゃるように、六月二十日が提出の期限でございます。  目下、慎重に検討をいたしておるところでございます。
○河野国務大臣 目下検討中だと先ほど申し上げたわけでございまして、この問題、慎重に検討をいたしております。
○河野国務大臣 前回、昨年、ICJからも、少し性格が違うかもしれませんが、同じ問題についての問い合わせがあったときに、今おっしゃるような御議論があったというふうに認識をしておりますが、そのときに提出をした、いわば我が国の考え方と申しますか、そういったものも含めて慎重に検討をする必...全文を見る
○河野国務大臣 三党合意、三党合意と言われているのは、日本社会党と新党さきがけと私ども自由民主党三党による合意でございます。  私があれこれ言う立場ではないといつも申し上げていることですが、その三党の合意についてだけ申し上げれば、三党の合意による五十年という節目の年に当たっての...全文を見る
○河野国務大臣 当事者と言われるのもどうかと思いますが、今三党の合意を取りまとめて懸命に作業をしておられるわけですから、もしお尋ねならば、どうぞそこで御質問をいただきたいと思います。
○河野国務大臣 議運に院の決議として提出をされている文言についてのお尋ねは、どうぞ議運で御議論をいただきたいと思います。私が御答弁をするのは少し筋が違っているように思いますので、御答弁は控えさせていただきます。
○河野国務大臣 繰り返しで恐縮でございますが、院が決議をするということについて、さまざまな考え方が寄せられて、結局一つの案にまとまって正式に院に提出をされているわけでありますから、その正式に院に提出された文言についてはどうぞ議運ででも御議論をいただきたいと思いますし、そのプロセス...全文を見る
○河野国務大臣 共産党の御意見は御意見として伺っておきます。  ただ、この手の御意見は、先ほど申し上げましたように、ぜひ議運の議論の場でお願いを申し上げたいと思います。
06月07日第132回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(河野洋平君) ただいまの御決議に対しまして所信を申し述べます。  政府といたしましても、我が国固有の領土である北方領土が戦後半世紀を経ようとする今日なお返還されていないことを遺憾とするものであり、ただいま採択された御決議の趣旨を十分に体しまして、北方領土問題の解決と...全文を見る
06月08日第132回国会 衆議院 本会議 第34号
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○国務大臣(河野洋平君) ただいま採択された御決議に対して所信を申し述べます。  政府といたしましても、我が国固有の領土である北方領土が戦後半世紀を経ようとする今日なお返還されていないことを遺憾とするものであり、ただいま採択された御決議の趣旨を十分に体しまして、北方領土問題の解...全文を見る
06月09日第132回国会 参議院 本会議 第28号
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○国務大臣(河野洋平君) ただいま採択された御決議に対しまして、所信を申し述べます。  政府といたしましても、我が国固有の領土である北方領土が、戦後半世紀を経ようとする今日なお返還されていないことを遺憾とするものであります。ただいま採択された御決議の趣旨を十分に体しまして、北方...全文を見る
10月02日第134回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) 核軍縮についてさらに努力をする必要があるという御指摘でございました。  核保有国を含む先進国首脳会議を呼びかけろといった御指摘については、総理が先ほどお答えを申し上げたとおりでございます。  私といたしましては、現在最も大事なことは、現実的に究極的核...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私の国連演説についてお尋ねがございました。  この国連演説の原稿をつくります際に、与党三党の御意見もいろいろお伺いをしたところでございます。三党間にはさまざまな御意見がございましたが、でき得る限りこれを演説の中に反映させたいと努力をいたしたところでござ...全文を見る
10月03日第134回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) まず、核実験に関するお尋ねがございました。  既に総理から御答弁がございましたけれども、中国、フランスの核実験は五月にNPTの無期限延長が決定をされた後の核実験でもございます。NPT上特別の地位を与えられた核保有国は非核保有国の信頼を裏切ってはならない...全文を見る
10月04日第134回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のとおり、日米の友好協力関係の維持発展は我が国外交の最重要課題と私も認識をいたしております。  そこで、日米安保体制は、政治、経済、安全保障を含めた幅広い日米間の友好協力関係の基盤をなすものでございまして、その円滑な維持というものは日米の友好...全文を見る
10月05日第134回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(河野洋平君) 在日米軍駐留経費負担に関する新協定が持ちます意義とか必要性については、先ほど総理が御答弁になったとおりでございます。  その合意に至りますまでの米側との協議の内容についてお尋ねでございましたが、先方との関係もございまして、答弁は差し控えさせていただきた...全文を見る
10月11日第134回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○河野国務大臣 お尋ねの点についてお答えをいたしたいと思います。  まず最初に、日米で、ジョイントコミッティーのもとに専門家委員会というものをつくりました。これは私とモンデール大使との間で話し合いをいたしまして、今日の沖縄の事件、そしてその事件をめぐる沖縄県民の心情、さらにはこ...全文を見る
○河野国務大臣 御承知のとおり、新協定、昨年の三月以来、日米間でずっと話し合ってまいりまして、このたびその話がまとまりました。我が国としても、日米安保体制のもとで効果的な我が国の安全保障ができますように自主的に考えて、米軍に対して我が国としてでき得ることをしよう、こう考えているわ...全文を見る
○河野国務大臣 議員御指摘は、それぞれ我々も十分考えなければならない点を含んでいるだろうと思います。  ただ、議員にもぜひ御理解をいただきたいと思いますことは、村山政権は安保体制を堅持する、こういうことを基本的な姿勢といたしておるわけでございます。  それで、この安保体制を堅...全文を見る
○河野国務大臣 まず、基本的に地位協定というものが主権侵害であるかどうかということについて少しお考えをいただきたいと思うわけでございます。  国の安全を保障しようということで日米安保条約というものが締結をされて、その日米安保条約の中で、この日米安保条約にのっとって日本の国内で行...全文を見る
○河野国務大臣 所管でございますので、私から答弁をさせていただきたいと思いますが、この問題は、議員もよく御承知のとおり、他国の軍隊がその地域に来ている場合にはこうした地位協定を結ぶ、そしてその地位協定の内容についてはこうした内容になるということにもう国際的に認められたものでござい...全文を見る
10月12日第134回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○河野国務大臣 御指摘のとおり政府開発援助は、開発途上国に対して、その国の福祉の向上でございますとか社会経済の発展を支援するということから、極めて我が国外交の有効な手段の一つ、大きな柱の一つというふうに考えております。まあしかし、これは開発途上国に対する経済的な支援でございますが...全文を見る
○河野国務大臣 過去の一時期にひもつきという援助があったことは事実であろうと思います。しかし、今やもうそうしたパーセンテージは極めて少ない、むしろないに等しいぐらいになってきてしまっているというふうに承知をしております。  今、先ほど来から御答弁ございますが、我が国のODAが各...全文を見る
○河野国務大臣 各政党がお出しになる文書でございますし、恐らく、ことしの四月と今議員おっしゃったと思いますが、もしことしの春ということであれば、それは選挙前ということもあって、かなりそれぞれ政党がお出しになる文書は時に過激になることもあるだろうとは思いますが、しかし、私ども外務省...全文を見る
○河野国務大臣 私とモンデール大使との間で話し合いまして、現行地位協定のもとで、刑事裁判上の手続その他について改善すべきものについて双方で議論をして結論を出そう、こういうことをスタートといたしておりますので、今お尋ねでございますが、地位協定それ自体の文言について云々するという議論...全文を見る
○河野国務大臣 私どもといたしましても、沖縄県民のみならず日本全国関係者、多くの関心を持ってこの事件を見守っているわけでございまして、できるだけ早く運用についての手続の改善ということの結論を導き出したい、こう思っております。それにつきましても、アメリカ側にその旨十分伝えまして、ア...全文を見る
○河野国務大臣 議員御指摘でございますが、実はそこまでまだ先方との話は進んでおりません。私どもからは問題提起はいたしておりますけれども、先方から今お話しのようなことは返ってきておりません。  専門家委員会について私どもが提起をいたしております問題意識といたしましては、拘禁の移転...全文を見る
○河野国務大臣 ただいま総理がお答えになりましたように、これまでの経験に即しまして、これまでのPKO活動で不十分であった点、あるいはそのことがこういうことであったためにうまくいった、あるいはこういうことであったために不便であったというようなことをよく聞いて、そしてそれが、見直しの...全文を見る
○河野国務大臣 当初、ゴラン高原への派遣の要請が国連からございました。これは、議員ももう既に十分御承知のとおり、カナダが現在行っております業務をサポートするということであったわけでございますが、何分にも、その当時、つまり昨年のことでございますが、我が国はまだアフリカに人道援助の部...全文を見る
○河野国務大臣 PKF、これもPKFという言葉が適当かどうかという問題はありますが、いわゆるPKF凍結解除という御指摘でございますが、これはPKFの凍結を解除するのは法律を修正しなければなりません。現行法で、法律で現在のPKO活動というものは決められているわけでございまして、PK...全文を見る
○河野国務大臣 北朝鮮から、食糧難という状況にかんがみて、人道的見地から米の支援を言ってまいりました。これは与党に対してそういう話が参りまして、与党から政府にそうした話が取り次がれまして、政府といたしましても人道上の見地から、この北からの米支援の求めに応じたわけでございます。 ...全文を見る
○河野国務大臣 議員もお話しになりましたように、我が国と北朝鮮との間には国交がございません。ということになれば、党が北朝鮮のしかるべき人との間に連絡をとるということは当然あってもいい、おかしくないことであろうと思います。  御案内のとおり、かつて日中関係をつないだ方々、先輩の努...全文を見る
○河野国務大臣 朝鮮半島のいろいろな事柄については、我々も極めて慎重に、それから十分に、できる限りの気配りをする必要があるというふうに基本的に考えております。それは、今議員がお話しになりましたように、韓国と我が国との関係というものを考えますれば、さまざまな事柄についてできるだけ入...全文を見る
○河野国務大臣 武村大蔵大臣の行動につきましては、九月十二日、私は記者会見で考えを申し上げておるとおりでございます。  すなわち、それは私的な問題であって、ただ、私的な行動、発言であっても誤解を生むおそれがございますから、この発言、行動は政府の考えを反映したものではありませんと...全文を見る
10月13日第134回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○河野国務大臣 中国の核実験は、我が国国民感情あるいは我が国の一貫した非核政策から見て決して我々として認めるべきでない、こう考えているわけでございます。  したがいまして、再三再四あらゆるレベルで中国に対して、核実験を行うべきでないと。この核実験を行うべきではないという我々の主...全文を見る
○河野国務大臣 総理が御答弁になりましたように、日中共同声明を受けまして、我が国としては中国と、政府間の折衝は北京と行う、これはもうはっきりしているわけでございます。一方で、台湾とは経済を初めとして各種の交流が行われる、民間レベルの交流が行われるということは、これまた、先ほど総理...全文を見る
10月16日第134回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) 政府委員から御答弁を申し上げました総理の施政方針演説、三回の施政方針演説についてお触れになりましたが、議員も御承知のとおり、百三十一国会、これは昨年の九月三十日でございます。この九月三十日という日にちは、いわゆる米朝合意ができるかできないかというぎりぎり...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) APECの非公式首脳会議は、シアトル、さらには昨年はインドネシアのボゴールで開かれております、今回、大阪で開かれます大阪APECにおきましても、私どもは議長国としてこうしたインドネシアあるいはアメリカ・シアトルの前例を踏襲したい、こう考えているところでご...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) APECについてお尋ねだと存じますのでお答えを申し上げたいと思いますが、APECの会合におきましては、議長国としてその議事の円満、円滑に進むことを心がけなければなりません。過去二回の経験というものを我々は大事にいたしたいと思っておりますので、先ほどの御答...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 九月四日に沖縄で発生をいたしました事件はまことに許しがたい事件でございまして、私どもといたしましてもアメリカに対しましてこの問題の重大さを強く申し入れをいたしたところでございます。御案内のとおり、アメリカ側もクリントン大統領を初めとしてクリストファー国務...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 我が国の安全をいかに確保するかということを真剣に考えた我々の先輩が日米安保条約というものを日米両国の間で結んで、日本の国の安全をこれによって確保しようと、日本の安全のための中核と申しますか、一つの大きな柱として安保条約というものをつくり上げたということは...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 事実関係を少し申し上げたいと思います。  日米地位協定の存在あるいは日米地位協定によって起訴前に容疑者の身柄が引き渡されないということについて議員は日本の主権にかかわる問題だと、こうしたことがあっていいのかという趣旨のお尋ねでございますけれども、この地...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 事実について私から申し上げたいと思います。  ニューヨークにおきます2プラス2の会合において、聴濤議員がおっしゃったことは事実に反しております。私と衛藤防衛庁長官、二人が出席をいたしました2プラス2におきましては、この問題は当然我々の話題といいますか、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 聴濤議員が御指摘になりました2プラス2の席上におきましても、私はそれ以前からモンデール在日米大使とやりとりをいたしました。十七条五項同の運用の改善を行うというために日米で努力をする。つまり、この運用の改善は、その運用を改善することによって容疑者の身柄を起...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 改めてもう一度説明をさせていただきます。  今回の2プラス2はいろいろな目的を持っておりましたけれども、直前に起きました沖縄の少女暴行事件というものがこの2プラス2で大きな話題になったことは当然のことでございます。  先ほども申し上げましたが、私はニ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 共産党の主張はかねてから日米安保条約廃棄という立場に立っておられます。しかしながら、現在、我が国の安全を守ろうと思えば、日米安保条約を廃棄してそれでは一体何で日本の安全を守るということを考えておられるのか、私には理解ができないわけでございます。  日米...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 共同声明の案文はまだできておりません。
○国務大臣(河野洋平君) 今回の事件はまことに痛ましい事件でございまして、沖縄県民の皆様方の心情を考えるときに、私どもとしてもまことに問題を重く受けとめなければならないというふうに思っております。  この問題をどう処理するかということについて、できるだけ早くこの問題が、犯人がは...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ハワイ州知事の発言が新聞に出たということについての御質問でございますので、私からお答えを申し上げたいと思います。  沖縄で大変御迷惑なことになっておりますことではありますが、日米安保条約の条約上、米軍が日本に駐留をいたしましてその機能を果たすということ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと聞いていただきたいと思いますが、私どもが申し上げておりますことは、日米安保条約上必要な部隊、必要なものが今、日本にあるのであって、不必要に多過ぎるからどこかよそに持っていってよろしいというものがあるわけではないというふうに私は理解をいたしておりま...全文を見る
10月17日第134回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(河野洋平君) CIAが日本に存在するかどうか、そしてCIAが組織的に活動しているかどうかについて、我々は一切承知をしておりません。
○国務大臣(河野洋平君) 昨日の新聞で承知をいたしたわけでありますが、昨日直ちにアメリカに対して事実関係を照会いたしました。  その際に、こうした事実があるとすれば、我々としても日米関係の中でゆゆしき問題である、この問題については十分調査をしてもらいたいという旨つけ加えておきま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) それは総理の指示でやったことであります。
○国務大臣(河野洋平君) それぞれの国にそれぞれの歴史があって、その一つを例として挙げて我が国の状況に当てはめるということは必ずしも正確な例として適当かどうかという問題はあると思います。ただ、吉岡議員のお話しなさろうとするお気持ちについては全くわからないわけではありません。
○国務大臣(河野洋平君) 当時の閣議の文献その他を参照すればそのとおりだと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 現場を見ているわけではありませんから、私がそれを直ちに云々というわけにはまいりません。何せ非常に古い文献でございますから、その文献の信憑性というものもまた確認しなければならないと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 私が申し上げておりますのは、その文書自身を私が見ておりませんので、ここで確認をして申し上げることができないということを申し上げているわけでございます。
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど来から総理が御答弁を申し上げておりますように、当時の状況にかんがみれば、対等平等な体制でこれが行われたということはないであろうということは、十三日以来総理が御答弁を申し上げているとおりでございます。そうした状況にかんがみれば、総理の御答弁のとおり我...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 沖縄の問題については、先ほど議員がお話しになりましたように、官房長官を初めとする関係四閣僚が集まって随時連絡をいたしておりまして、一体どういう方法が最も今考え得るいい方法であるかということについて検討を繰り返しているところでございます。まだその内容が固ま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 繰り返して御答弁を申し上げて恐縮でございますが、確かに議員お話しのとおり、これから月末、来月にかけて、来月の二十日前後にはクリントン大統領と村山総理の首脳会談が行われますが、それまでの間にも何度か米側関係者と私ども会う場面もあろうかと思います。そうした場...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 昨年、国連で我が国が独自に提案をいたしました究極的核廃絶へ向かっての決議は、国際社会の大きな支持を得ることができました。私は、国際社会が究極的な核廃絶という方向については一つの合意ができてきていると思います。しかし、現実は五つもの核保有国が存在をするわけ...全文を見る
10月18日第134回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(河野洋平君) 事務的に私ども四閣僚が集まって防衛庁長官が参りますまでの準備その他をさせていただいておりますので、私から御答弁させていただきます。  これまで防衛施設庁の長官が参りましたけれども、お目にかかることができずに戻ってまいりました。先方からは二十一日の大会が...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) もう議員十分御承知のとおり、地位協定は安保条約の目的を達成するために米軍が日本においてどういう行動をするかというルールを決めているわけでございますが、そのルールの中にその運用についてスムーズにいかない、あるいは日米相互の間にふぐあいがある、不都合があると...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私の最初の気持ちはできるだけ早く、もっと大変極端な言い方をすれば、この専門家の会議の合意を導き出して身柄の引き渡しも求めたいというぐらいに実は思っておりましたが、今もう既に起訴されて身柄はこちらに移っておるわけでございます。したがって、専門家委員会に対し...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私にはそういう決意がございます。ただ、少なくとも今の時点ではできるだけ早く結論を出してほしいという檄を飛ばしていると。  これは極端なことを言いますと、結論がまとまるかどうかというところもまだあるわけでございまして、合意するためにできるだけ先方に、これ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 総理から私どもに御指示がございますのは、専門家委員会をつくってできるだけ早く結論を出せという御指示でございまして、総理からはその結論を見て考えるということを言っておられるわけでございます。したがって、この専門家委員会が導き出す、出してもらわなければならな...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日米安保条約、日米安保体制というものを、そのことが重要だという御認識をいただいておりますことを大変うれしく存じます。  ということになりますれば、日米安保体制のもとで米軍が果たす役割、その果たすべき役割を米軍がきちんと果たせるだけの基地、地域、施設を提...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員の御指摘はよく私理解をするつもりでおりますが、議員も御承知だと思いますが、二十三事案のうち十三事案は処理をして、残る十事案についてまだ処理ができずにおる。この処理もできないうちにまた新たな何か計画を持つか持たないかということについてはいろいろ議論のあ...全文を見る
10月19日第134回国会 参議院 外務委員会 第1号
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○国務大臣(河野洋平君) ごあいさつを申し上げたいと存じます。  このたび外務大臣を再度拝命いたしました河野でございます。参議院外務委員会の開会に当たりまして、皆様にごあいさつを申し上げますと同時に、所信の一端を申し上げたいと存じます。  私は、昨年六月の外務大臣就任以来、我...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) お許しをいただいて私も座ったまま答弁をさせていただきたいと思います。  外交の最前線でいろいろと経験をしてこられた大木委員からの非常に重要な指摘であろうと思います。我々にとりまして中国が今後どういう方向性をとっていくかということは、最も大きな関心事でご...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 事務的には、今、アジア局長が御報告を申し上げたとおりでございます。  この日朝の国交正常化のための交渉は、与党三党の訪朝団がその道筋をつけて帰ってこられまして、政府としてもそうした道筋を見ながら正常化交渉の時期その他を探っているところでございます。その...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 米朝のやりとりは我々から比べると相当進んでいるわけでございまして、私どもはそこまでまだ進んでおりません。  いずれにしても、私どもは、北朝鮮が国際社会の中で相互依存関係、よきパートナーという立場に立って責任ある対応をするということが望ましいわけで、そう...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まず北との話について申し上げますと、何といっても国交はないわけですから、政府がいろいろやるというのにはもう非常に限界がございます。かつて国交の不正常であった北京との間で、我々の先輩議員が議員外交と言われて大変苦労をされて、しかし中国との間の関係をつないで...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) APECは、クリントン政権になってシアトルで行われたAPECの会合で非公式首脳会議を行いまして、アメリカがアジアに対する非常に強い関心をそこで見せた。そして、このAPECの会合を通じてアメリカというものがアジア・太平洋地域に、今まさに大木議員がおっしゃる...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 現在アジアの国々の中にはASEAN地域フォーラム、ARFという場を設けて、そこで安全保障を考えようということで外相が集まって議論をいたしております。現在のところは信頼醸成をするということで話し合いを進めているわけでありますが、そうしたARFのやりとりも基...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 野沢先生お話しのように、かつて戦った日米両国がその後さまざまな双方の先輩の努力、理解、協力、そういったものがあって、今や国際社会の中で最も重要な二国間関係を持つという状況になりました。  そういう中で、我々は今、冷戦も終わって、戦争が終わって五十年とい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のとおり、今回の村山総理の国連演説は、国連五十周年記念の各国の元首及び首相による演説ということもございまして、時間的制約がございます。  村山総理の演説は、国連が五十周年を迎えたということに祝意を表すことから始まりまして、国際社会が国連にどう...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 旧ユーゴの問題は本当に複雑で難しいと思いました。現地でそれぞれの勢力の指導者と会いましたけれども、これはそれぞれの主張を聞けば聞くほど解決策をつくり出すことは難しいなというふうに思ったわけでございます。  私からは、解決策をつくり出すためには相当なバイ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 午前中、武見議員から質問をいただいて、時間の関係で答弁が切れてしまいまして大変御無礼をいたしました。  午前中の武見議員の御指摘、安保条約に対する国民の理解、そういったものについての御質問でございましたが、私も武見議員に共感をするところ多うございまして...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日米安保体制というものについて、私は実は少し考えなければならないと思っておりますことは、日米間に経済問題がいろいろ昨年、一昨年とございましたけれども、経済問題で日米間がいろいろ、ややとげとげしくなってみたり、摩擦熱が高くなってきたとしても、日米関係には経...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 武見議員御指摘のとおり、日米安保体制というものは、先ほど私申し上げましたように、日本の安全ということが最も重要なものでございますが、それと同時に日本周辺の安定秩序、そういったものにアメリカのプレゼンスが大きな役割を果たすということになりますと、安保体制と...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 冷戦時代と違いまして、地球規模の大きな戦争が発生する可能性というものは非常に少なくなっていると思います。しかし一方、我が国周辺におきましても、我々にとってまだまだ心配な地域というものはあるわけでございます。午前中の御質疑でもいろいろございましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 明石さんは私も長くつき合っている友人として非常に誇りに思っている人です。しかし、考えなければならないことは、明石さんはまさに国連の人であって、日本の代表ということではないと思わなければならないと思います。もちろん我々のよき友人であることは間違いありません...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 力による停戦といいますか、事態を収拾しようということで完全な収拾ができるかどうかということについて、私もまだよくその先行きがわかりません。と同時に、多くの人たちの中で疑問を呈している方がおられることも事実でございます。この旧ユーゴの問題は大変多数の難民を...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 現在、国連は幾つかの改革すべき問題を抱えております。常任理事国の問題についても、安保理を組織的に改革しなければならないのではないかという多くの意見が出されておりまして、安保理そのものが構造的、組織的な改革をしなければならないのではないかという意見ではほぼ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) もし事務的に説明が必要であれば、事務当局から説明をさせます。
○国務大臣(河野洋平君) 私、やや個人的なことで恐縮でありますが、私自身も寺澤議員の意見をかなりの部分共有しております。いかなる場所にあっても日本人として国政に参加する権利というものはあるべきだということでございます。  ただ問題は、選挙に際して海外におられる方がどれだけの情報...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 行政当局の立場でまず申し上げれば、行政当局というものは、国会でおつくりをいただいた法律に基づいて、その法律の中で作業をする。法律からはみ出した作業をするなどということはするべきではないし、それはしてはならないことでございます。したがって、国会でお決めにな...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御発言でございますけれども、今の私の立場から申し上げれば、これはぜひ国会で議員の皆さんに御議論をいただくということがやはり重要かと思います。  我々の立場とすれば、現在与えられている法律の中でゴラン高原に派遣をして、所要の我々が考える効果、目的が上げら...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 田村議員は、御自身の御体験、御経験が専門的な分野でおありでありますから、恐らく米軍と自衛隊との間のオペレーションの問題については議員は熟知しておられて、いろいろ御経験からお話をされておられると思います。今伺うことの中には、私の知らない部分が少なくとも幾つ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 北朝鮮の政治情勢といいますか我々が関心を持って見ておりますのは金正日氏の党総書記あるいは主席就任についてでございます。金正日書記が国政全般を指導している、したがって基本的にいつ就任してもおかしくはない状況にある、こう見られておりながら、いろいろと情報がご...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 十一月に大阪でAPECの会議を開きます。御指摘のように、日本はことしは議長国としてそのAPECの会議を実りあるものにしなければならないと思います。十八の国と地域から成るAPECメンバーが円滑な議論ができる、円滑にその会議を進めることができるようにすること...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) けさの新聞の見出し及びその記事を見て、私も実は大変ショックを受けました。しかし、私は宝珠山長官がこうした発言をされるはずがないというふうに長官を信頼しております。今の矢田部議員と宝珠山長官との問答を聞いておりましても、事実関係が決定的に矢田部議員のおっし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは新聞には新聞の作業がございますから、私がこの話は余り一般論として話をすべきでないというふうに思いますので、コメントはお許しをいただきたいと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 日本社会党が安保体制の堅持ということをお認めになっておられるということを私は大変感謝しております。恐らく、安保体制を堅持するとおっしゃる根拠には、国際情勢その他を含めて、今、日本の国に安保条約が必要だ、そしてその安保条約六条に基づいて地位協定の必要性も基...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 基地周辺の住民の皆さんが感じている不安、それから議員が御指摘になるように基地周辺で起こる事件の再発を防止するためには何が必要かと言えば、それは地位協定の改定ではなくて、一番大事なことは米軍の教育訓練、そして米軍が再発防止のために何ができるかを考えてできる...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今、矢田部議員は二つのことをおっしゃったわけでございます。  ポスト冷戦における安保というものをどう考えるかという点については、矢田部議員は矢田部議員としての御自身のお考え、哲学をお述べになりました。しかし、注意深く伺ったつもりでおりますが、このお考え...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日米関係の中でアメリカの日本防衛の、日本を守るアメリカの作業の中には核抑止力もまた入っているという認識でございます。
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと一言だけ、ごく簡単に申します。  矢田部議員からいろいろ御鞭撻をいただきまして感謝をしております。私は、核実験反対の我が国の主張、あるいは中国、フランスに対します抗議、これは極めて正当性があると思います。  それは、一つはNPTの無期限延長と...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 立木議員にはいつもいろいろと御注意をいただくことが多いわけですが、まず最初に、細かい条約上の問題その他については条約局長から答弁をさせていただくことをお許しを……
○国務大臣(河野洋平君) まあそうおっしゃらずにお願いをしたいと思います。  まず基本的に申し上げることは、我が国は議会制民主主義の国としてきちんと立法府で議論をしてこの条約というものを認めているという事実、前提があるということはお認めをいただきたいと思います。
○国務大臣(河野洋平君) いや、反対が少数だったものですからこれは通ったわけです。  そういう前提があって、この地位協定というものが今日あるということだけはお認めをいただかなければなりません。そういうことも何にもなくて、やりたい放題やっておるということではないということだけはま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 少し条約局長から説明をさせてください。
○国務大臣(河野洋平君) 議員の御質問は地位協定の十七条に絞っての御質問だというふうに伺いました。  ボン協定とかいろいろな点についてお調べをいただいているのだと思いますが、我々もこの十七条に絞ってどういうことになっているかということについては研究をしたいと思っています。  ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今の調査の結果、これは外務省が何回も御報告を申し上げているわけですが、私もその数字はもう大変大きな数字だというふうに感じております。そして、今、議員がおっしゃるように、司法権というものの重要性というものも私もまた極めて重要なものだというふうに認識をいたし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) では、御納得をいただけたと思って、私は話をやめます。
○国務大臣(河野洋平君) 米側の書類を根拠に御質問をいただいているわけですが、米側のある人が米側のある人に送った文書ということですね。米側のある人から米側のある人に送った文書の内容について、今私にこれをどうだと言われても、それは私は御返事をするポジションにはございません。日本側の...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 共産党の主張は、安保条約も必要ない、したがって地位協定も必要がないという御主張が年来の御主張でございますから私どもと基本的に立場が違うわけですが、しかし立木議員一つ一つ丹念に御指摘をいただくわけで、その御指摘は私も真摯に受けとめたいと思います。しかし、そ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) だから地位協定もやめろ、安保条約もやめろというところまでは私は決して合意を今しましたとは申し上げられません。
○国務大臣(河野洋平君) 武田議員の御主張は注意深く聞いたつもりでありますが、もし私の判断、理解に間違いかなければ、いわゆる軽武装中立論とでも言ってよろしいんでしょうか、そういう感じで私は聞きました。  その軽武装中立論というものが、今日のアジアの一角に位置する我が国にとって現...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) きょうの午後の御質疑の最初に武見議員からいろいろなお話がありました。それは大変示唆に富む御指摘だったと思いますが、やっぱり我々はアジアの平和、アジアの安定の上に立つであろう繁栄というものを考えるときに、武田議員は米中とおっしゃいましたが私はあえて日米中と...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ごく短く発言をさせていただきたいと思います。  私はアジアの、とりわけアジア・太平洋地域、大変な経済発展を遂げていると言われるこの地域がその経済的に得たフルーツを軍事力に回すということがあってはならない。ならないというか、そういうことでなくてむしろ再生...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先般の自民党の総裁選挙に際しまして、私は二年数カ月の総裁の任期を党員の諸君の大変友好的な協力によって全うすることができたわけでございます。当初、私はさらにもう二年の任期を得たいと思っていたことは事実でございますが、しかしだんだん総裁選が近づくにつれて、い...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 現在、自民党の総裁として党を率いてくださっておられる橋本さんに対しては私も全幅の信頼を置いて、少し僭越な言い方ですが、私のよき後継者になってほしいと、そう思っております。  佐藤議員の年来の政治に対する非常に厳しい御指摘は私も週刊誌などで拝読をしており...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 恐縮ですが、北米局長から答弁させます。
○国務大臣(河野洋平君) 十七条五項同について、今、米側の専門家と我が方の専門家で話し合っております。米側の専門家の後ろには当然法律の専門家が多数おって、そういう法律の専門家の意見を聞きながら米側はみずからの意見を述べているというふうに聞いております。双方の専門家の意見というもの...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ただいま議題となりました千九百九十五年の国際穀物協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この協定は、本年六月三十日に失効いたしました千九百八十六年の国際小麦協定にかわるものとして、平成六年十二月にロンドンで開催さ...全文を見る
10月20日第134回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○河野国務大臣 玉沢議員御指摘のとおり、北朝鮮に対します我が国の態度と申しますか対応ぶりについては、十分慎重に行わなければならないことは当然のことでございます。もちろん我が国と国交があるわけではございません。したがいまして、北朝鮮とのやりとりについては、亡くなられた渡辺美智雄先生...全文を見る
○河野国務大臣 議員御指摘のとおり、ここ一年、北朝鮮の核開発疑惑に対応するために当初米朝会談というものが行われて、米朝の合意ができ上がってKEDOという機関を設立して、そのKEDOにはアメリカ、韓国、日本、この三カ国が主導的役割を果たすために参加をして、この三カ国はまことに緊密な...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘を踏まえて、なお一層努力をいたしたいと思います。  外務省としては、邦人保護は我々の極めて重要な役割の一つでございます。法令に基づいて努力をするわけでございますが、しばしば事実は小説より奇なりということもございまして、法律を制定するときに想定もしなかった、...全文を見る
○河野国務大臣 今回の米兵による事件というものは、信じがたい事件、許されない事件というふうに私は受けとめております。  このあってはならない事件というものに対する沖縄県民の皆さん方のお気持ちというものは、その怒り、悲しみあるいは基地周辺に住まわれる沖縄県民の皆さんの不安感、これ...全文を見る
○河野国務大臣 今回の問題というのは、いろいろな見方、考え方があると思います。秋葉議員の視点は、基地周辺住民そして基地周辺に住んでいるからこそこうむるさまざまな不安感あるいは直接的な被害、そういったものにさらされている人たちということを念頭に置いてお尋ねになっているのではないかと...全文を見る
○河野国務大臣 地位協定の見直しについていろいろ予算委員会でも御議論がございました。予算委員会におきまして、村山総理は一貫して、今日専門家委員会で議論が行われているので、その専門家委員会の議論をまず見守りたいということを繰り返し答弁をしてこられたわけでございます。私どもも総理のそ...全文を見る
○河野国務大臣 私の答弁が不十分であれば事務当局から補足をさせたいと思いますが、まず、秋葉議員がこの条約は不平等だ、こういうふうにおっしゃっておられます。また、粟山駐米大使の発言を引いてそうしたことをおっしゃっておられますが、私はこの地位協定というものだけを取り出して議論をすると...全文を見る
○河野国務大臣 今回の問題に端を発して今いろいろな報道機関がこの地位協定をめぐって議論をされておりますが、その延長線上で見直すというふうにもしお考えであり、あるいはそういうことでおっしゃられると、私はこの時点では、少なくともこの時点では正確ではないと思います。先ほど申しましたよう...全文を見る
○河野国務大臣 詳細は政府委員から答弁させたいと思いますが、お許しをいただきたいと思いますが、いずれにしても、今議員御指摘のボン協定でございますとか、ドイツを含むNATOの諸国とアメリカとの間に結ばれている協定の規定ぶりにつきましては、日米地位協定と相当程度共通したものになってい...全文を見る
○河野国務大臣 日米間にはさまざまなレベルで話し合いの場がございます。そのさまざまなレベルの話し合いの場におきまして、我々は双方が、あるいは一方が考えますことを率直に述べるということは十分可能でございます。  ただ、繰り返し申し上げますが、私の答弁あるいは秋葉議員の受けとめ方が...全文を見る
○河野国務大臣 私は全くそう思いません。
○河野国務大臣 私どもが現在行っております交渉には支障はないと思います。
○河野国務大臣 ちょっと申しわけありません。質問の前段が聞き取れなかったのですが、私がモンデール大使と話をいたします前の十九日の閣僚懇というお話がありましたが、ちょっと閣僚懇の資料を今は全く持っておりませんので、少しそこは御答弁、正確にできかねますが、いずれにせよ、私どもは、村山...全文を見る
○河野国務大臣 一般論でまず申し上げたいと思いますが、いかなる法律であろうが協定であろうが、それは一度決めたらもう絶対変えないというものではないと思います。問題があればそこを直すということは、一般論で申し上げて十分あることだと思います。  ただ、議員もよく御承知のとおり、地位協...全文を見る
○河野国務大臣 ただいま局長が答弁を申し上げたとおりでございまして、拘禁の移転、捜査の協力、あるいは拘禁の態様、こういった点に我々は関心がある、こういった点の改善を我々としては求めたいということを先方に言っておりまして、先方もこれに対して、誠意を持って検討します、こういう態度でご...全文を見る
○河野国務大臣 総理のお考えは、先ほどから繰り返し申し上げておりますように、委員会その他で述べておられることが総理の基本的なお考えというふうに聞いております。
○河野国務大臣 総理は予算委員会その他で、繰り返し、現在専門家委員会が開かれて専門家による議論が行われているのでそれを見守りたい、これが総理のお考えでございます。
○河野国務大臣 本当に沖縄県民、これは総理のお話でいえば、これはただ単に沖縄県民にとどまらぬというふうに総理はおっしゃいます。私もそう思いますが、悲しみ、怒りあるいは不安、こういった心情をしっかり受けとめて、外務省としてやるべきことはしっかりやる、懸命にやるというふうに考えており...全文を見る
○河野国務大臣 この問題は防衛施設庁が当局でございます。地位協定十八条に記されておりますように、防衛施設庁が今施設庁からお話がございましたような考え方でこの問題に対処するということになっているわけでございます。  一方、米側は今、全く米側の自主的な、自発的な作業として、グッド・...全文を見る
○河野国務大臣 私もその場におりましたが、総理の御答弁は、県民の心情あるいは国民の心情とおっしゃったか、ちょっと正確ではありませんが、とにかく国民の心情を反映するようにやらなければいけないということをたしかおっしゃったと思います。そういう国民感情といいますか、そういうものを反映さ...全文を見る
○河野国務大臣 防衛施設庁からでも御答弁をいただくのが適当であるかと思いますが、法令を見る限り、今の例を引かれました幾つかの事案は、いずれも公務外の事案だと思います。  それで、公務外の事案については、これは本来加害者が個人的に支払うということになっているわけですが、それはその...全文を見る
○河野国務大臣 施設庁の御答弁でいいと思います。
○河野国務大臣 御指摘の点は、お気持ちはよくわかります。  この問題、施設庁が今御答弁申し上げましたように、適正に処理されるように施設庁としては最大の努力をなさっておられるし、これからもするとおっしゃっておられるわけで、防衛施設庁自身が何がしかの仕組みが必要だということであれば...全文を見る
○河野国務大臣 今申し上げましたように、施設庁が、まずこのルールに従って我が方としては努力をする、米側にも誠意ある対応を期待をするということがまず基本であろうと思います。しかし、それが何か仕組みの上で問題があってうまくいかないということであれば、それはもう考えなければならないと思...全文を見る
○河野国務大臣 それは村山内閣でございますから、村山内閣で村山総理一人の認識なんということはないわけでございまして、総理のお考え、総理の御認識というものを我々はサポートをしながら、またその指揮下でこの内閣が仕事をしていくということでございます。  日米首脳会談に臨まれる総理のお...全文を見る
○河野国務大臣 ASEANの地域フォーラム、いわゆるARFという会合がございまして、このARFで今考えておりますのは、まずは信頼醸成のために何をすることがいいか、あるいはこうやって集まって話し合うことも信頼醸成の一つであろう、さらに信頼を高めるためには、各国の防衛政策、国防政策、...全文を見る
○河野国務大臣 ヨーロッパのOSCA、ああいったものにARFが育っていくだろうかということをおっしゃる方がよくおられるのですが、私はそう簡単だとは、実はそれほど単純ではないと思いますが、あのOSCAでも、OSCAだけでヨーロッパの安全保障ができているわけではなくて、やはり、その背...全文を見る
○河野国務大臣 安全保障について、これまでバイの会議というものはあちこちにあるわけですね。そのバイの安全保障についての会合、会議を議員はもう少しマルチにしてはどうかという御提言でございました。  これまでも、例えばいろいろな協議をする場として日米ロというのもございますし、中国を...全文を見る
○河野国務大臣 大変難しい問題を一まとめにしてお尋ねでございまして、これを一刀両断で結論が出せるならば問題はこういうふうになっていないわけでございますが、まず第一に、議員もお話しになりましたように、今回のこの痛ましい事件が基地を抱える地域の皆さん、これは沖縄県民の皆さんもそうです...全文を見る
○河野国務大臣 確かに、議員がおっしゃるように、我々はもっと冷静に事柄を整理をする必要があると思います。  今回の問題についてだけ、この問題を取り出して考えれば、そういうことができるとするならば、それはもうまさにやるべきことは、一つは再発防止であり、もう一つは事件の解明だと思い...全文を見る
○河野国務大臣 それは、今回の事件が初めての事件であれば、今私が申し上げたようなことで沖縄の皆さんにもある程度の御納得がいただけるのではないかというふうに思いますが、これまでの間何度となくこうした事件があったということがやはりその原因、理由だと思います。  それは、かつて沖縄で...全文を見る
○河野国務大臣 予算委員会におきます総理の御答弁は二つの意味があったと思います。  一つは、沖縄県民の心情というものはただ単に沖縄県民の心情ではなくて、日本全国の人たちがその心情を分かち合っているものだという意味で沖縄だけの問題ではないよ、全国それぞれの人がみんなそういう気持ち...全文を見る
○河野国務大臣 政府としては、米軍基地の整理統合ということを言ってきたわけでございます。しかし、整理統合した結果、ずっとこの何年間かを通して基地は縮小されているというふうに私は理解しております。
○河野国務大臣 政府としては、整理統合をしていく、そして結果としてそれは縮小されてきたというふうに私は理解しております。
○河野国務大臣 何年間かの間でどのくらいどうなっているかという数字が——ちょっと北米局長から御説明させます。
○河野国務大臣 ちょっと私が御質問を取り違えていたかもしれません。  今私御答弁申し上げましたのは、政府としては整理統合に努力をしてきた、そしてその結果として縮小もあった、そういうことを申し上げて、したがって過去何年間の間に施設件数が何件減り、結果として面積もどれだけ減ったかと...全文を見る
○河野国務大臣 私の記憶に間違いかなければ、二十三事案プラス三事案、これがもし現在考えているように解決をすれば、日本にある米軍基地のうち今七五%沖縄県に集まっているというものが、七五が七二か三になる。つまりそれだけ、ほんの少しですけれども少なくなっていくということがあると思うので...全文を見る
○河野国務大臣 二十三事案プラス三事案というものがあって、これはもう沖縄県民の皆さんは、この二十三プラス三というものがテーブルにのっているということは御存じなことだというのはそのとおりです。それはもうわかっているのだから、この際はほかのものをまたプラスしなければ問題解決にならない...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっと文章がございませんので申しわけありませんが、私、今回の演説につきましても、安保常任理事国の問題については昨年の演説を一昨年の演説は演説の構成上、前段と結語と二つに分けて演説をして、その点について若干御意見もございました。ことしはそれを一つに合わせてさせてい...全文を見る
○河野国務大臣 政府委員がるる御説明を申し上げましたが、私の感じは、今回の各国元首、首相が集まって五十周年を祝うというと少し言い過ぎかもわかりませんが、五十周年の記念の総会ということでございまして、村山総理の演説も、冒頭はやはり五十周年に祝意を表するというところから始める。しかも...全文を見る
○河野国務大臣 私は、二年間にわたって国連で閣僚として演説をしてまいりました。閣僚の演説は、その骨子を事前に閣議ででも御説明を申し上げて、御了解をいただいて演説をしているわけでありまして、そのことが変わったということはございません。仮に総理の演説にたまたまそのことが入らなかったか...全文を見る
○河野国務大臣 先ほどから御答弁申し上げておりますように、この問題につきましては、総理から、専門家委員会の協議、議論を見守るという総理のお考えがございまして、私どももそのお考えに沿って今行動しておるところでございます。
○河野国務大臣 村山内閣の閣僚として、村山総理のお考えに沿って行動していると申し上げました。
○河野国務大臣 先ほど申し上げましたように、総理のお考えは、現在は運用の改善について専門家委員会で議論中であるからこの議論を見守ろう、こういうことが総理のお考えでございますので、そのお考えに沿って私は行動をいたしております一こう申し上げているわけでございます。
○河野国務大臣 私は、事件の全貌がほぼわかった時点でモンデール大使を外務省に呼びまして、モンデール大使にこの事件解明についての協力をお願いをいたしました。その時点におきましては、地位協定の十七条五項の(c)というものがありますから、起訴されるまで身柄の引き渡しはルール上はできない...全文を見る
○河野国務大臣 現行のルールでは身柄の引き渡しの要求はできません。したがって、運用の改善をまず行うことによって身柄を早期に引き渡すことが可能になる。それを目的として運用の改善について一緒に考えてほしいということを申し上げたわけでございます。
○河野国務大臣 それは間違っております。ルール上はできません。したがって、ルールの改善、運用の改善をすることによって身柄の引き渡しを求めるということで私はやったのであって、共産党の皆さんは、予算委員会のときから、おまえは身柄の引き渡しを要求していないだろうということを繰り返し言わ...全文を見る
○河野国務大臣 見解を異にいたします。  私どもは、今回の場合でも、仮に日本側の警察が逮捕をすることができておれば、それは議員御指摘のとおり日本側に身柄を持つことができたと思います。しかし身柄が、米側によって逮捕をされたという状況であれば、現在ある日米地位協定のルールに従えば、...全文を見る
○河野国務大臣 私の答弁はそういうことを言っているのじゃないのです。先に米側が逮捕したから今回はできなかったということを言っているのであって、日本側が先に逮捕をすれば、それは可能であったわけであります。
○河野国務大臣 そこはぜひお考えをいただきたいと思いますが、私は今、あの忌まわしい事件の解明、あの事件をどうやって解決をするかということにまず考えを絞るならば、運用の改善というものが最も早く問題を解決する方法であろうと考えてこの要求をしているわけでございます。  共産党のあなた...全文を見る
○河野国務大臣 今回の事件は本当に残念なことだと思っております。しかし一方で、我が国の安全をいかに保障するか、我が国の安全をいかにして維持していくかということもまた考えなければならないことではないでしょうか。共産党のお考えのように安保条約を廃棄して、どうやって日本の国を守るのかと...全文を見る
○河野国務大臣 ただいま議題となりました国際海事衛星機構(インマルサット)に関する条約の改正の受諾について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この改正は、平成元年一月十九日にロンドンで開催された国際海事衛星機構の総会において採択されたものであります。 ...全文を見る
10月24日第134回国会 参議院 外務委員会 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) 御答弁申し上げます前に、出席がおくれましたことをおわび申し上げます。  今、野沢議員からお尋ねがございました去る二十一日の沖縄県民総決起大会でございますが、私はテレビのニュースその他で拝見をいたしました。現地にいらっしゃった野沢議員の受けとめ方は、そう...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) あの読売新聞の記事を見て、実は私も少しびっくりいたしました。  私は、今はもうかわられましたが、韓国の当時外務大臣、外務部長官であった韓昇洲さんが日本へ来られたときに、いわゆる外相会談というものをやりまして、日韓関係あるいは日韓が共通して関心を持ついろ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今申し上げましたように、ワールドカップのサッカーの大会を両国でやりましょうと外相会談でこちらから提案をしたかと言われれば、そういうフォーマルな提案ではなくて、話題の中でそういうこともあるねという話をしたと。しかし、その話の中で言ったのはだれかといえば、言...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御意見は承りました。  ただ、強いて言えば、日本と韓国との間にスポーツの問題でオリンピックの誘致をめぐっていろいろな問題があったことも議員は御記憶だろうと思います。日本はサッカー熱が今盛んで、日本国民のサッカー誘致、このワールドカップ誘致に大変な期待を...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 読んでおりません。
○国務大臣(河野洋平君) 議員は事実関係を誤認しておられると思います。  この冊子は自民党が印刷したものではございません。自由民主党の中の正規の、例えば政務調査会の組織の中でこのものがつくられたというふうには私は承知しておりません。自由民主党の中にはさまざまな議員がおられて、そ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 歴史・検討委員会が自民党の正規の機関であるかどうかはきちんとお調べをいただきたいと思います。私は少なくとも自民党の一時期総裁を努めておりまして、この機関が自民党の正規の機関でないということを承知しております。
○国務大臣(河野洋平君) 繰り返して申し上げますが、党の正規の機関でないものが編集をして印刷されたものについて、私がその責任を負うつもりはございません。
○国務大臣(河野洋平君) 侵略戦争という用語の意味というものがいろいろな議論があるということは、議員もよく御承知のところだと思います。いずれにせよ、我が国の植民地支配でありますとか侵略が多くの人々に多大な損害と苦痛を与えたという認識、この認識は私はしっかりと持っているつもりでござ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) お答えをする前に、しつこいようですが、今の冊子についてはぜひ誤解のないようにお願いをしたいと思います。  この冊子、すなわち歴史・検討委員会編と書いてありますが、確かに御指摘のとおり、歴史・検討委員会は自民党の有志議員によってつくられているという点は恐...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日本の国のようにたくさんの宗教があるという状況の中で、それぞれ信ずるところ、信教の自由を持たれるということは、今申し上げたようにそれは当然のことだと思います。そのことが一人一人の確立された個として民主主義を支えるという点、そういうことであれば、私はこれは...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 特定のことを具体的に申し上げるのは控えるべきだと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど野沢議員のお尋ねでもお答えを申し上げましたが、まさに八万人を超える大集会、しかも今お話しのように党派を超えて世代を超えて多くの方が集まられたということについて、我々はこの集会を重く受けとめなければならぬというふうに思っております。その集会で決議され...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 協議はまだ途中でございますけれども、けさの段階で、私はまず専門家委員会の結論を早急に出さなければならないということを申しまして、大使からも、自分たちとしても最善を尽くしてこの問題の解決案をつくるために努力をしていく、こういうお話でございました。私の印象で...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) モンデール大使とのけさの議論の中でも、私ども日本側も日米安保体制を堅持する、この考え方に変更はない、この考え方は我々は一貫しておりますよと、こういうことを前提に我々は沖縄県民の気持ちを受けとめて最善の努力をいたしたいと考えておりますということを申しました...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと先に施設庁から。
○国務大臣(河野洋平君) 十八条六項の関係で、これは防衛施設庁があっせんをするといいますか間に入って米側と交渉をするということになっておりまして、先ほど長官はそのことをお答えになりました。  今、照屋議員がいろいろ御指摘になりましたように、過去の事例を見るとそのあっせんが必ずし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 国連というと安保理がスポットライトを浴びて、国際社会の安全保障の問題について国連が期待を一身に受けているという状況でありましたけれども、考えてみると、現在、国連に対して期待されているものは変わってきたんじゃないか。人口の問題があり、難民の問題があり、貧困...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) よくわかりました。
○国務大臣(河野洋平君) 北米局長が退席してしまいましたので、私から申し上げたいと思います。  議員のおっしゃるのは、つまり少女暴行事件が起こった後という意味ですね。  あれ以後、私どもは十七条五項(C)の運用の改善ということを早急にやってもらいたいと。これは繰り返し申し上げ...全文を見る
10月25日第134回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○河野国務大臣 お尋ねの件につきましては、昨日に続きましで本日も午後三時過ぎに再びモンデール大使とお目にかかりましで大詰めの調整をしたところでございます。  それで、本日の会合におきまして、身柄の引き渡しに関する刑事裁判手続の改善につきまして、申し上げたとおり大筋で了解が得られ...全文を見る
○河野国務大臣 モンデール大使とも、話し合いの席上、この種の問題について話し合う場をつくる必要があるということを提起をいたしまして、そうした考え方については前向きの、といいますか、理解のあるやりとりを二人でさせでいただきましたが、まだ具体的に、どういう枠組みでどういう位置づけでと...全文を見る
○河野国務大臣 事件が起きまして、その後事件の概要がわかりました時点で、私も米側に対して、今回の事件の極めて許しがたいものであるという点を初めとして、沖縄県民が受けた体験というものはこれまでにいろいろなものが積み重なっていただけに、これはもう非常に強い、きつい、厳しいものになって...全文を見る
○河野国務大臣 こうした問題に対処するためには、政府が一体となって取り組む。総理の言葉をかりれば、政府・与党一体となって取り組まなければいかぬ、こういうことも言っておられるわけでございますが、とりわけ政府部内に足並みの乱れがあるということであってはならぬというふうに思います。 ...全文を見る
○河野国務大臣 昨日、与党三党の党首がお集まりになりまして、それに私ども、この問題に関係をしてまいりました四閣僚が同席をして議論をいたしましたときには、今の見出しのようなやりとりはございませんでした。
○河野国務大臣 基地問題について、日米双方で協議をするまず場を設けるという提案をいたしまして、双方でこれについて検討をして、それを、何といいますか、確認するといいますか、そういう作業に次の段階で持っていかなければならないというふうに思っでいるわけでございましで、私どもは、今新聞そ...全文を見る
○河野国務大臣 今回のCIAの盗聴の事件と申しますか、はアメリカの新聞に報道されたことでございまして、私どもとしては新聞に報道されたことをもってどうするかという状況にあるわけでございます。  これは事実関係が明らかになっているということとは少し違うものですから、そこのところは考...全文を見る
○河野国務大臣 北米局長から御答弁を申し上げましたように、今大詰め、最後の作業を日米両国でやっているところでございまして、この作業が終わるのを待って正式には御報告を申し上げたいというふうに思っているわけでございますが、事件が起こりましてその概要が明らかになりました時点で、私はモン...全文を見る
○河野国務大臣 新聞に報道されておりますように、昨年の十月ごろだったと思いますが、ちょっと正確でございませんがお許しいただきたいと思いますが、当時韓国の外務部長官であった韓昇洲氏が東京に来られまして、私は日韓外相会談をいたしました。その日韓外相会談は、当面する二国間関係、さらには...全文を見る
○河野国務大臣 議員は相当サッカーにお詳しいようでございましで、とても私はその知識が追いつかないのでございますが、したがって、メリット、デメリットをここで申し上げることはできませんが、私は外務大臣として、日韓両国民の友好関係に傷が、ひびが入るとか、そういうことはないことを願うとい...全文を見る
○河野国務大臣 私も閣僚の一人でございますから、閣議了解をされた事項については、これはもう誠心誠意、閣議了解の線に沿って、外務省として、あるいは外務大臣として日本誘致のためにサポートをするということでございます。
○河野国務大臣 サッカーのワールドカップの誘致は、民間が行うことでございまして、政治が政治的な立場で行うということではないというふうに承知をしております。石原誘致のための委員長が先頭に立って誘致のために努力をしておられます。そうした民間の誘致活動というものを支持しようという閣議了...全文を見る
○河野国務大臣 私の発言は先ほどから申し上げておりますように極めて素朴、率直な、日韓関係よかれかしと願う気持ちから出ているものでございまして、それ以外の何物でもございません。ぜひとも両国関係をさらによりよく発展させたい、これは私個人といたしましても、また外務大臣としても当然のこと...全文を見る
○河野国務大臣 テーマは全く違いますけれども、サッカーで閣議了解ということで、私はそれを守ってまいります、こう申しましたが、国連の問題は、それはもう比較にならないほど重大な問題で、しかも繰り返しで何度もここで申し上げましたけれども、私の国連演説は、昨年もことしも、閣議でもその骨子...全文を見る
○河野国務大臣 去る二十一日沖縄で開かれました、大集会とでも申しましょうか、八万人を超える多くの方々が、まさに、前回の御質問でも議員お話しになりましたように、党派を超えて、あるいはそれぞれの立場を超えて、世代を超えて集まられたというあの集会は、私もテレビで拝見をいたしました。その...全文を見る
○河野国務大臣 議員今新たに設置されることとなった云々とお話しになりましたが、実はまだこの問題ははっきりと正式に決まったわけではございません。私とモンデール大使との会談の中で、私といたしましては中長期的に基地の問題についで議論をする、例えばする場をつくるということにしてはどうか、...全文を見る
○河野国務大臣 二十一日の集会の後、恐らくあの集会で議長を務められたのだと思いますが、嘉数県会議長が東京へ大勢の方と一緒に上京されました。私もお目にかかって何人かの方の御意見もその場で伺いました。私は、沖縄県民のお気持ちというものは、私どもはしっかりと受けとめなければならない、こ...全文を見る
○河野国務大臣 ただいまお答えを申し上げましたように、私としては、沖縄県民のお気持ちというものは重く受けとめなければならない、大切にしなければならない、こう考えております。他方、我が国全体の安全保障ということもまたないがしろにするというわけにはまいりません。したがって、その双方を...全文を見る
○河野国務大臣 ただいま議題となりました千九百九十五年の国際穀物協定の締結についで承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  この協定は、本年六月三十日に失効いたしました千九百八十六年の国際小麦協定にかわるものといたしまして、平成六年十二月にロンドンで開催された...全文を見る
10月26日第134回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○河野国務大臣 総理御訪米の際、外務省としてはその時間調整その他に当たったわけでございますが、総理の日程が極めて厳しい日程でございまして、極めて短時間の滞在時間しか持てない状況でございました。  また、国連におきましては、五十周年の記念式典ということもございまして、全首脳、元首...全文を見る
○河野国務大臣 内容を詳細御説明を必要とすれば担当政府委員から御説明を申し上げますが、私といたしましては、先般の沖縄におきますまことに痛ましい事件にかんがみまして、この問題、犯人捜査の時点におきまして、沖縄県民の方々からの強いお気持ちその他を受けまして、私としてもアメリカに対しま...全文を見る
○河野国務大臣 まず見直しの問題でございますけれども、議員もよく御承知のとおり、これまでも日米間では、騒音の問題でございますとか環境の問題でございますとか、日米間に新たにと申しますか発生をしておりますさまざまな問題について、合同委員会の場その他を通じて議論をいたしまして、その都度...全文を見る
○河野国務大臣 議員のおっしゃる協定の見直しという意味が私にはよくわかりませんが、少なくとも地位協定で定められておりますものの中から、今回はあの痛ましい事件にかんがみまして、犯人の身柄の引き渡し、地位協定には起訴、公訴の後引き渡すと書いてあるものを、今回両国の議論の結果、先ほど政...全文を見る
○河野国務大臣 後ほど必要とあらば防衛庁長官からもお答えをいただいたらいいと思いますが、私、今の御質問にお答えするのと関連して、ことしの一月に、村山総理がクリントン大統領と首脳会談を行ったときに、いわゆる三事案というものを総理は提起をされて、首脳会談で三事案というものが合意をされ...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど総理がお答えになりましたように、日米安保条約というものが戦後五十年という節目の年を迎えてどういう意義を有するかということについて、せっかくこの時期両首脳が会談をなさるわけでございますから、そこで何といいますか、再確認とでも申しましょうか、そういったことをして...全文を見る
○河野国務大臣 議員御指摘のペリー国防長官は、今月末から来月初めにかけて来日をされるわけでございまして、防衛庁長官並びに私がペリー国防長官とはお目にかかって、来るべきクリントン大統領訪日に向けて、でき得る限りのさまざまな問題について準備を終えておきたい、こう考えておるわけでござい...全文を見る
○河野国務大臣 好意的配慮を払うという字句は、米韓協定あるいはアメリカとドイツのいわゆるボン協定の中の文言に載っております。そうした、アメリカが世界各地の地位協定の中で書いている文言というものでございまして、日本だけがその文言を使うということではございません。日本だけが特別好意に...全文を見る
○河野国務大臣 今回の専門家委員会のスタートにかかわった者でございますので、私から御答弁を申し上げたいと存じますが、議員がおっしゃるように、この地位協定が屈辱的なものだという基本的な考え方に私は同意できません。  この地位協定は、安保条約、まあ日本でいえば日米安保条約でございま...全文を見る
○河野国務大臣 委員長の御指名をいただきましたので、私から御答弁をさせていただきます。  議員が御心配をいただいております地位協定十七条五項の(c)の問題については、今回の専門家委員会の日米双方の合意によって、起訴前の身柄の引き渡しという合意ができたわけでございます。これはまさ...全文を見る
○河野国務大臣 ことしの一月、村山・クリントン会談におきまして、村山総理から沖縄のいわゆる三事案について問題提起をされて、両首脳が合意をされ、この三事案は今具体化のために現実的な努力が行われているわけでございます。  残念ながらまだ完全にでき上がっていないわけでございますけれど...全文を見る
○河野国務大臣 移設につきましては、例えば那覇港にいたしましても、沖縄の発展のために重要な場所と言われるこの部分から浦添に移設をさせていただいて、その重要な発展に寄与するというスペースを新たにつくるという可能性は十分にあるわけです。そして、先ほど来申し上げておりますが、それは議員...全文を見る
○河野国務大臣 この問題は、長い歴史と経緯があるということは議員も十分御承知だと思います。長い経緯、そしてここに至りますまでにはさまざまな話し合いがなされてこういう状況になっているのであって、何か問答無用で押しつけると言わんばかりのことではないというふうに私は承知いたしております...全文を見る
○河野国務大臣 基地の整理統合問題は、日米安保体制のもとで、日米安保の目的を達成するという点にやはりひとつポイントを置かなければなりません。と同時に、今議員も御指摘になりましたように、地元の市民の皆さんの気持ちというものをできる限り尊重をするということが重要であろうと思います。私...全文を見る
○河野国務大臣 今担当しておりますので、申しわけありませんが私から御答弁申し上げたいと思います。  地元の御要望というものは十分承らせていただくと同時に、先ほど来申し上げておりますように、我が国の安全というものにも思いをいたさなければなりません。しかし、地元の皆さんのお気持ちと...全文を見る
10月26日第134回国会 参議院 外務委員会 第3号
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○国務大臣(河野洋平君) ただいま議題となりました国際海事衛星機構(インマルサット)に関する条約の改正の受諾について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この改正は、平成元年一月十九日にロンドンで開催された国際海事衛星機構の総会において採択されたものであ...全文を見る
10月27日第134回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(河野洋平君) 依田議員御指摘のとおり、あれだけの基地がございますればいろいろな問題が、今御指摘のようにごみの問題もあり、環境の問題、騒音の問題、その他いろいろな問題が出てまいります。そうした問題につきましては、合同委員会に提起をいたしまして日米双方で話し合いによってこ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のとおり、今回、沖縄県民の強い気持ちがさきの大きな集会にあらわれているというふうに私どもは考えておりますが、この問題は日米安保体制と表裏一体をなすものでございます。したがいまして、私どもといたしましては、我が国の安全保障、そしてそれはさらに日米...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今回の沖縄におきます事件に対しましてアメリカ側は極めて深刻にこれを受けとめておられまして、大統領を初め国務長官、国防長官あるいは在日米大使その他まことにこの問題に対する対応は、陳謝をされ、一日も早くこの傷をいやして再びきちんとした信頼関係が在日米軍と基地...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 沖縄の少女暴行事件というまことに痛ましい事件にかんがみまして、一番最初にやらなければならないのはこの事件の解明ということでございました。この事件の解明に当たっては、被疑者の身柄を我が方に渡してもらって、しっかりとした全容の解明ということが当初最も望まれて...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員お尋ねの五条と六条は、第五条におきまして、「各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処するように行動することを...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) おかげさまで、与党各党の御調整もできまして、けさほどの閣議で承認をされました。
○国務大臣(河野洋平君) 今国会に提出をさせていただきまして、御承認をいただきたいと思っております。
○国務大臣(河野洋平君) 村山政権以前からのことでございます。日米関係を考え、日米安保条約の目的をより円滑に達成するために我が国が、思いやり予算と言われるものでございますが、十七年前からこうした予算に踏み切りまして、その後、今、議員お尋ねのような上昇カーブをたどってまいりましたが...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 大変恐縮ですが、私から申し上げるのはどうかと思いますが、竹村議員にぜひ御理解をいただきたいと思いますことは、私は本当につらい話をしなければなりません、悲しい事件の問題でございますが、こうした事件の再発を防ぐのは、基本的には米軍が綱紀の粛正、教育とか訓練と...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 上昇カーブがこれまでのようなカーブではないということを申し上げたわけでございます。
○国務大臣(河野洋平君) ペリー長官がテレビで御発言になったお話が日本の新聞にキャリーをされて大分話題になったわけですが、あのペリー長官の発言の中で、日本側のいかなる提案にも自分は聞く用意がある、どんな提案でも自分は聞く用意があるということを言っておられるわけで、私はそれは大変い...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 合同委員会のことについては後ほど政府委員から詳細を申し上げたいと思いますが、私はまず最初に、どうも日本の主権が侵されている、あるいは著しく制限されていると、こういうふうにお話しになりましたが、少ししつこいようで申しわけありませんが、この日米安保条約という...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 海兵隊の必要性云々というお尋ねでございますけれども、日本政府は我が国の防衛、そして日米安保条約の本来の目的を達成するという義務はアメリカが負い、我が方は我が方の義務を負っているわけで、アメリカがその義務を達成するに必要などういう機能をどうするかということ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほどから繰り返し申し上げておりますように、私どもは沖縄県民の皆さんのお気持ちというものを大事に受けとめなければならない、非常に重く受けとめなければならない、これは私どもも全くそのとおり感じております。  ただ、私ども国の政治を担う人間にとりましては、...全文を見る
10月31日第134回国会 参議院 外務委員会 第4号
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○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のとおり、ペリー国防長官は、きょうの午後来日されることになっております。お話しのように、クリントン大統領訪日を考えれば、クリントンさんが日本に来られるまでの間、恐らくクリントン政権の中で重要閣僚として最後の日本訪問、重要閣僚として最後の、一番直...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日米安保条約というものを日米両国がどう評価するかということは大変重要な問題でございます。  先般、ニューヨークにおきまして2プラス2、私と衛藤防衛庁長官が出まして、先方はクリストファー国務長官とペリー国防長官のお二人が出席をされまして2プラス2の会議を...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 州議員が御指摘になりましたように、確かにこのところ日米関係で具体的に幾つかの問題が立て続けに起こっております。こうした問題が起こっておりますときには日米はできるだけコミュニケーションをしっかりやらなければならない、それはもう御指摘のとおりだと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 確かにホテルは同じホテルでございました。  ただ、アメリカの大統領がホテルに泊まるというのは実はそう簡単なことじゃございませんで、私どもも同じホテルに泊まることがございます、私はそういう場面に出くわしたことはございませんが。同じホテルに大統領が同宿をい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) そうしたことはございません。村山総理御自身、安保体制堅持ということを非常にはっきりおっしゃっておられますし、繰り返しになりますが、恐らく東京でクリントン大統領とお会いになる際には、そうした安保体制堅持というお立場で議論をなさるというふうに思っております。
○国務大臣(河野洋平君) 村山総理はニューヨーク滞在中、江沢民さんとお会いになりまして、そのときには幾つかの問題について話をしておられます。日中関係全般について、あるいは核実験について、さらにはAPEC大阪会合について、幾つかのテーマで話をされたわけでございますが、核実験につきま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど申し上げました円借款はあくまでも一九九五年度分のものでございまして、これから先ずっと決めたということではございません。  さらに、与党の外務調整会議の御議論の結論は、円借款について、これを通して中国の改革・開放政策を支援することの基本的な重要性を...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私も、けさお二人の方から質問をいただき、また今御質問をいただいて、横におりまして七年というのはやはりいかにも長過ぎるというふうに率直にそう思います。  条約はできるだけ早く国会で御審議をいただくというのが当然のことでございまして、若干数が多くて前がつか...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私も、沖縄県民の中にはいろいろな意見があって、基地撤去、基地全面撤去、あるいは安保廃棄とおっしゃる方もあれば、議員が今お話しになりましたように、安保条約それ自体については理解があるけれども、しかしそれにしても基地が七五%も沖縄に集中していることが問題だと...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 沖縄の関係者からいろいろのことを私も聞いておりまして、今の駐機場の問題も具体的に私はこれまで伺っておりました。できれば駐機場の場所を変えてほしいという御希望があることも伺っておりました。  一方、米側は米側で、今、議員お話しのように、あそこは海兵、マリ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) PKOに対する派遣は慎重の上にも慎重に行うべきものだというのが私の気持ちでございます。とりわけUNDOFにつきましては厳しい御批判をいただくほど長期間にわたっていろいろ検討をしてきたことでございまして、十分な検討の結果、政府としては派遣の方向になったわけ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 国連との取り決めを公表することができるかどうかについては、国連サイドとも相談をしなければならないと思いますし、少し部内で検討をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 御質問があればお答えをいたします。
11月01日第134回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○河野国務大臣 まず最初に、先般、五十周年の記念の総会が行われました国連で村山総理が行いました演説の冒頭で、総理は、二十一世紀に向けて人口は爆発的に増加すると想像される、これに対する食糧問題を考えるということは国際社会にとって極めて重要な問題だということを演説の冒頭で言っておられ...全文を見る
○河野国務大臣 ペリー長官は昨日来日されまして、実は私、けさから午前中にかけて会談を行ったわけでございます。  それはそれといたしまして、今議員がお話しになりましたように、二回にわたる沖縄訪問を踏まえて与党三党の皆さん方はいろいろと御相談になって、この沖縄問題にどう対応するか、...全文を見る
○河野国務大臣 できる限り早く具体的に実行するということが何より重要だというふうに考えておりまして、私どもも、もとよりそうした決意で交渉にも臨みますし、問題解決にも臨みたいというふうに考えております。  それから、先ほど議員がお話しになりましたことで、御指摘になりました二十二事...全文を見る
○河野国務大臣 与党の皆さんに大変御努力をいただいた問題でもございます。先ほど申し上げましたように、与党の皆さんのおまとめになりましたことは、交渉のたたき台といいますか、ベースといいますか、そういうふうに考えて取り組むようにという官邸からの御指示もございます。そうした考えでまいり...全文を見る
○河野国務大臣 議員御指摘のとおり、現在、私どもにとって極めて重要な二国間関係とも言うべき日韓関係について、今お話しのとおり日韓議連の総会の延期など、我々にとって極めて残念な情報がございます。  その事の起こりが、我が方にその原因があるという御指摘もございます。村山総理の国会に...全文を見る
○河野国務大臣 ぜひ両国の関係を好転させるために努力をしなければならぬ、これは外務大臣としても当然の責任と思っておりまして、できる限りそうした行動をいたしたい、こう考えております。
○河野国務大臣 意思はあるけれども何にもしないのかというお尋ねであれば、そういうことではございませんで、私どもとして、この問題を一日も早く解決するためになすべきことをきちんとしなければならぬと思っております。これは、でき得る限り我が方の気持ちを理解していただく場面をつくる、あるい...全文を見る
○河野国務大臣 環境を整えてよりよい方法を見つけて、できるだけ早い場面で解決のための糸口をつくりたいというふうに考えております。
○河野国務大臣 中国に対しまして私どももKEDOへの参加を求めたことがございます。なかなか中国、それにロシアという国々は、資金援助、資金をもって参加をするということについては、積極的といいますか前向きではございませんでした。むしろ、その当時、北朝鮮がKEDOとの交渉、その当時はア...全文を見る
○河野国務大臣 食糧援助規約によりますと、加盟国による食糧援助の合計が、目標は一千万トンと、これは議員御指摘のとおりでございます。その一千万トンが九三、九四年度に一千万トンにも届いていないという御指摘は、私も数字を見ましてこれは残念ながら好ましくない数字というふうに思っております...全文を見る
○河野国務大臣 我が国が国際社会に対する貢献ということを考えますれば、経済的な援助あるいは技術的な援助、いわゆる平和的な側面におきます援助に大いに力を使うべきだというふうに考えております。  議員先ほどから食糧問題について御意見を開陳しておられます。私も十分注意深く伺っているつ...全文を見る
11月02日第134回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○河野国務大臣 ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につ...全文を見る
○河野国務大臣 日米関係を考えますときに、日米安保条約あるいは地位協定いずれも、今議員がお話しのように、我が国の安全あるいは平和、そういったもののために極めて重要で、こうしたことを堅持していくということは日米両国ともに合意をしているわけでありまして、そして、アメリカは日本を守り、...全文を見る
○河野国務大臣 今局長から御答弁申し上げましたように、これまではやや計画的に出してきて、おおむね計画は達成した、計画というか当初のお話し合いは達成したということでございまして、今回の場合には、今御答弁申し上げましたように、労働条件を緩和する、あるいは訓練の場所の移転等に伴う費用を...全文を見る
○河野国務大臣 御承知のとおり、アジア・太平洋地域の経済的発展というものは目覚ましいもので、これは私が申し上げるまでもございません。一つの側面でございますけれども、一つの側面としてこの目覚ましいダイナミックな発展を遂げているアジア・太平洋地域というものにアメリカが関心を持つという...全文を見る
○河野国務大臣 日米関係全般について考えると、我々は、日米は二国間関係を非常に大事に育ててきたわけですけれども、今我々は二国間関係だけを考えるのではなくて、日本はアメリカと一緒になってどういう形で国際的な貢献ができるのか。もちろん、私は、アジアにおいて五十年間議会制民主主義を育て...全文を見る
○河野国務大臣 日米安保条約のコンテクストで考えると、グローバルなという、際限もないというところには多少問題があると思います。これはもう議員よく御存じのことですから余り申しませんが、私が申し上げたのは、つまり日米関係全般、一般的なことでいうと、まさにグローバルな役割をお互いに果た...全文を見る
○河野国務大臣 日米安保条約が冷戦時代が終わった今どういう意味を持つかということについては、私どももアメリカもそれぞれがみずからを省みて、これまでどうであったか、そしてこれから何が必要であるかということを真剣に考えてきたわけでございます。そして、アメリカはアメリカなりに、我が国は...全文を見る
○河野国務大臣 私は、日米安保条約の最も重要なものは、日米関係を揺るぎないものにしておくということであろうと思います。
○河野国務大臣 議員の言葉をおかりして、日米安保条約による我が国の第一義的なメリットと申しますか、アメリカの抑止力によって我が国の安全を維持するということである、こう申し上げていいと思います。
○河野国務大臣 私もそう思います。
○河野国務大臣 それは大変難しい、私の立場からいうと難しい言い方でございます。  ASEANの国々はやはりASEANの国々としての誇りを持ち、一国一国のそれぞれの主張というものがございます。ASEANの国々はASEANの国々としての考え方というものがあるということを認めていく必...全文を見る
○河野国務大臣 私もそう思います。
○河野国務大臣 日米関係を私は極めて重要視しておりますが、私が感じておりますことを少し違った角度から一言申し上げると、やはりアメリカという国は、グローバルな責任を有するということは十分な自覚があってやっておられることだと思いますが、やはりアメリカは、歴史的に見てといいましょうか、...全文を見る
○河野国務大臣 どうも老化現象でいろいろ忘れるものですから申しわけありません。憲法の前文に、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」云々とあるものですから私、あんな言い方をいたしましたけれども、逆な言い方をすれば、少なくともこの憲法...全文を見る
○河野国務大臣 大体今議員のおっしゃったことで尽きていると思いますが、私はその四番目のところだけは若干ひっかかるので。  先ほどもお話がありました、いわゆる瓶のふた論ですね、一種の。アメリカがこうしているからだという、瓶のふた論というのは、確かにお話はよくわかりますし、現実にそ...全文を見る
○河野国務大臣 戦前に属する人たち、あるいはあの戦いを目の当たりに見、経験した人間、私も、小さかったのですけれども、空襲の中逃げ惑った経験がありますが、戦争を経験した人間は、再び戦うまい、再び戦争によって、みずからも傷つきたくないし、相手も傷つけたくない、これはかたく誓っていると...全文を見る
○河野国務大臣 私どもは、沖縄の基地といえども、この何年間かの間に話し合いながら整理統合を進めてきているわけでございます。面積的にはそう大きな面積ではありませんけれども、しかし、一定の面積を縮小いたしました。  日米双方で話し合った事案は大変多うございますけれども、必ずしもそれ...全文を見る
○河野国務大臣 まさにその問題にこれから取り組むわけでございます。四日には総理が沖縄県知事とお目にかかって、沖縄の主張、希望、痛み、そういったものを伺う。それもそう簡単な伺い方をするとは思いません。総理は、この知事さんとの話し合いに数時間をかけてよく話は伺うつもりだと言っておられ...全文を見る
○河野国務大臣 正確に質問の意味を受けとめていなかったかもしれません。しかしながら私は、私の気持ちは、今申し上げたような気持ちでございます。ただし、日米安保条約の本来の目的を達成するということが一つあって、それと県民の要望、そして我々が考えなければならないもろもろの問題をどこで調...全文を見る
○河野国務大臣 四万七千人の兵力が日本にいることが必要だということはペリー国防長官も言っておられます。これは、つまり日米安保条約の本来の目的を達成するために、アメリカが責任を持って安保条約の目的を達成しようとすれば四万七千人の兵力がいることが必要です、これはもうアメリカの責任にお...全文を見る
○河野国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、これはもう日米の信頼関係なのだろうと思います。日米安保条約の本来の目的を達成するために、アメリカが日本の安全とか日米安保の本来の目的を達成するために、考えて、研究し尽くして出してこられた数字であろうというふうに思います。もちろん...全文を見る
○河野国務大臣 きょうこの場で私は余り先走ったことを申し上げない方がいいと思います。先ほど申し上げましたように、これから総理は知事と会い、また総理からの御指示もあるでしょうし、あるいは総理御自身も日米首脳会談に臨まれるわけでございますから、ここで私が余り先走ったことを申し上げるこ...全文を見る
○河野国務大臣 これまでも、かつて自民党政権時代、歴代の内閣は、沖縄の県民に対してできる限りのことをしなければならぬと語り、そして努力をしてきた。けさの新聞にも、宮澤さんは総理時代にそれを一番考えてきた、随分考えたけれども、やはり今にしてみると、県民の立場に立つとまだ十分ではなか...全文を見る
○河野国務大臣 沖縄県民の皆さんは、日常生活の中に基地からさまざまなマイナスを受けとめているわけです。  先般、与党議員が沖縄に行かれていろいろな話を聞いてこられました。それは、大きな飛行場の返還の話から、中には、住まいから本当に至近距離に駐機している飛行機の騒音、爆音に至るま...全文を見る
11月02日第134回国会 衆議院 宗教法人に関する特別委員会 第3号
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○河野国務大臣 御指摘の公聴会でございますが、ナン上院議員が委員長役となりまして、同議員より、入手が容易である化学兵器への対応策を考えるケーススタディーとして日本のサリン事件を取り上げる旨、発言がありました。その後、同調査小委員会のスタッフから、オウム真理教の活動状況等についての...全文を見る
○河野国務大臣 我が家は曹洞宗でございます。敬けんな信者でございます。
○河野国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、アメリカは公聴会など開いて、この問題を一つのケーススタディーとしていろいろ議論をしているようでございます。  報告書を見ますとアメリカは大変ショックを受けているわけですが、そのショックの一つは、アメリカはみずから相当力を入れている...全文を見る
○河野国務大臣 さまざまな立場の方々が日本へ来て、関心を持っていろいろな事情を聞いておられるということは、私ども仄聞をしておりました。
11月02日第134回国会 衆議院 本会議 第11号
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○国務大臣(河野洋平君) 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) クリントン大統領は今月十七日に訪日し、十九日から二十一日まで国賓として東京に滞在され、これまでどおり有意義な首脳会談、村山・クリントン会談が行われるものと考えております。現時点で、アメリカ側からお尋ねのような連絡は一切ございません。  今回の沖縄におき...全文を見る
11月08日第134回国会 参議院 外務委員会 第5号
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○国務大臣(河野洋平君) ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求め...全文を見る
11月08日第134回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(河野洋平君) 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日米安保体制堅持についての考え方は、先ほど総理が申し述べたとおりでございます。  国民の皆さんにわかりやすく説明をすべきだ、こういう御指摘でございますが、日米両国政府はここ一年間について見てもさまざまな形で安保対話を集中的に行ってきております。このよう...全文を見る
11月09日第134回国会 衆議院 宗教法人に関する特別委員会 第7号
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○河野国務大臣 日韓関係は極めて重要な二国間関係と考えております。今もお話がございましたように、日韓条約を結びまして新たな日韓関係というものを我々はつくり、今育てているわけでありますが、ことしそれが三十周年を迎える。韓国側も未来志向で両国は行かなければならぬというようなことも言っ...全文を見る
○河野国務大臣 ただいま申し上げましたように、日韓関係は極めて重要であると心得ておりますので、お話がございましたように、今日の日韓関係の中にある好ましからぬ雰囲気をいうものを一日も早く払拭する努力を私どももしなければならないというふうに考えておりまして、私も外務大臣としてその任に...全文を見る
11月09日第134回国会 参議院 外務委員会 第6号
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○国務大臣(河野洋平君) 日米安保条約というものがアメリカにとってどういう意味があるかということについて、我々も大いに考え、論じなきゃならぬという側面があると思うんです。私、ちょっとおくれて参りましたが、大木議員からアメリカ国内における安保条約に対する賛否両論といいますか、むしろ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 緊張感というのは、一触即発というぴりぴりした緊張感もあれば、やはりこれが将来非常に大きな問題になるだろうとみんなが見ているという緊張感、いろんな緊張感があると思います。アジアには、例えば南沙諸島を初めとして非常に国際的な問題となりそうな領土問題、我が国も...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 我々、我々といいますか多くの人がやや誘惑に駆られる議論はARFですね。ASEAN地域フォーラムというARFで安全保障について議論をして、その話が進んでいくとそこで安全保障はできるんじゃないか、こういうふうに考えることが多いわけです。しかし、なかなかそれは...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日米の首脳が率直に話し合うということは、村山・クリントン会談は過去四回行われておりますが、これまでもそうでございましたけれども、私も陪席をしておりまして、極めて率直に話をされます。今回も恐らくさまざまな方面についてのお話をなさるだろうと思いますが、あれだ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ラビン首相がまことに悲劇的な暗殺という最期を遂げられて、そのニュースを聞きましたのは日曜日の朝でございました。日曜日の朝、第一報を聞きまして、これは大変なことだ、イスラエルにとっては本当にどんなにかつらいことであろうかと思いました。  御案内のとおり、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ラビン首相の恐らく後継者となられるに違いない現在のペレス首相代行どお目にかかりましたときに、私は、大変悲しい出来事ではあるけれども、しかしこの悲しみを乗り越えて和平プロセスは進めていただかなければなりませんということを申し上げまして、ペレス首相代行も、も...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のとおりだと思います。私どもも沖縄県民の不安あるいは怒り、いら立ち、そういったものを十分理解しなければならないし、我々としてもそれを受けとめているつもりでおります。先般、村山総理が大田沖縄県知事とお目にかかっていろいろと沖縄県の実情、沖縄県民が...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、この問題を具体化していくといろいろな問題が出てくる。その問題を解決するためには、県民の皆さんの御協力、御理解もいただかなければならないし、沖縄県下自治体の御理解と御協力をいただかなければならないということもあると思います。県の御理解もそうでございま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 四日に行われました知事との会談の後、沖縄県民の感情といいますか考え方を踏まえた知事のお気持ちは、やはり署名押印はできないということであったというふうに私は官邸から聞いております。ということになれば、どうするかということを当然考えなければならないと思います...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 総理は常に日米安保体制を堅持するということを明言しておられます。これまでもアメリカのペリー国防長官とお会いになったり、その他大事な方々とは御本人に直接会っていろいろなお話をしておられますから、私は総理はもう十分深く認識をしておられるというふうに思います。...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 国の予算編成に当たって防衛費予算をどういう程度にするかということは極めて重要なことだと思っております。連立与党の間でさまざまな議論がございますが、いずれにせよ、国の安全にかかわる重要な問題そして予算でございますだけにこれらは十分、これをやった結果一方に充...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今回の被疑者の身柄の引き渡しについては、当初、沖縄の皆さんのお気持ちが一日も早い身柄の引き渡しが必要だ、こういう御要請があったわけでございます。私どもは、アメリカに対して身柄の引き渡しをこの沖縄県の要請に基づいてするためには、やはり規則に基づかない身柄の...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員のおっしゃらんとすることはよく理解できます。しかしながら、もしそういうことであれば、ルールを変えることも恐らくアメリカ側としてはちゅうちょするでありましょう。それは同じぐらい困難になってくるというふうに思います。  私は、今回決して外務省がよくやっ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ペリー長官とはいろいろな話をしたわけでございますが、その中で、今御指摘の新しい協議機関の問題について申し上げますと、この協議機関は2プラス2の日米安全保障協議委員会という両方から閣僚が二人ずつ出る会議でございますが、その会議のもとに新しい協議機関をつくろ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) アクションプログラムと称する県の試案とでも申しましょうか、拝見をいたしておりますが、もちろんこの試案、真剣に受けとめて私どもも検討しなければならないと思います。我々が考えます案を、先ほど申し上げましたように沖縄の基地の整理統合、そしてその結果として縮小と...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 知事さんには知事さんの政治的信条というものがおありだろうと思います。県政を県民からゆだねられて県政の発展のために努力をなさる、懸命に努力をしておられるということだろうと思います。他方、日本の国は四十七都道府県あって、その四十七都道府県で日本の国を構成して...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 沖縄県民の皆さんが戦中戦後を通じて大変厳しい環境の中で生きてこられたということをもちろん日本国民は承知をしている、理解をしておると思いますし、また理解しなければならないと思います。したがいまして、そうした沖縄県民の目の前に沖縄県土の一〇%という基地が存在...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは施設庁が大変御苦労、御苦心をいただいているところだと思います。  私は少し、法律に素人の人間がこういうことを申し上げるのはどうかと思いますが、この十八条はルールとしてはきちんとできていると思うんです、ルールとしては。ただ、ルールどおりやっても向こ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっととっさのことで、ここでも少し議論がありますので、御指摘を踏まえて検討させていただきます。お考えの趣旨で、今新しい協議機関を頭に置いてのお話のように伺いましたが、そういうことができるかどうか、少し難しいような問題があるようですので、検討させていただ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) きょうは午前中から、日米安保条約というものが、この場面、この国際環境のもとでどういう意義を持つかということについて各委員からいろいろな御指摘をいただきました。私どもは、今日の状況におきましても日米安保条約というものは我が国にとっても有益なものであるし、ア...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) アメリカの当局は、ボトムアップ・レビューその他を丹念にした上で東アジア戦略報告なるものをつくり上げているわけです。この東アジア戦略報告はつまり相当練り上げられたものであって、今日の国際情勢あるいはこの国際情勢が将来どういうふうになるか。あの東アジア情勢の...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私が繰り返し安保条約の重要性をここで申し上げるのは避けたいと思いますが、安保条約の効果的な運用というものは、いずれにせよ安保条約が重要と考えておる以上は当然だと思います。  今、議員はNLPを一つの例示としてお話しになりましたが、厚木基地におきますNL...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) どうも立木委員とは私は意見を異にいたします。  すべての例を今ここで挙げて論争するつもりはありません。また、今それだけの準備がございません。しかし、少なくとも厚木のNLPを硫黄島に移すということはアメリカの希望ではありません。これは明らかに日本側からの...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 実態をあらわしている。
○国務大臣(河野洋平君) できる限りの知恵を絞りたいと思います。  しかし、議員ももう十分御承知で言っておられると思いますけれども、訓練の移転は、つまり我が方からこれは向こうへ行ってやってくれということを言うわけですから、それは無限大にふえるということではないということはおわか...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 思いやり予算として我が国政府から、もちろんこれは我が国国民の税金を思いやり予算として提供するわけですから、その使い方については適正な、適切な使い方があってしかるべきと思います。  私、ちょっと正確に議員のお話がわからなかったんですが、下水を大口にするか...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) つまり、それは非常に細やかに出費を減らそうという努力ですよ、一つは。
○国務大臣(河野洋平君) わかりました。済みません、認識が不足をしておりました。  いずれにせよ、適切に使われるということが重要だというふうに思います。
○国務大臣(河野洋平君) おっしゃるとおり、私は究極的核廃絶を求めております。我が国政府は、昨年の国連総会におきまして、単独発議ではありますけれども、究極的核廃絶を求める決議案を出して多くの国々の賛成を得ているわけであります。少なくとも究極的核廃絶に向かって我々は努力をしなければ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、いかなる国に対しても究極的核廃絶に向かって進んでもらいたい、こう考えます。
○国務大臣(河野洋平君) 地位協定の問題は、議員もよく御承知のとおり、日米関係だけにあるものではなくて、米韓にもございます、米豪にもございます、アメリカとヨーロッパ各地ともあるわけでございまして、アメリカとのやりとりの中で、アメリカはこの問題に関してすべて地位協定を持っている国と...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 余り具体的な説明は差し控えたいと思いますが、つまりこのことがアメリカ国内にある日本に対するもろもろの気持ち、そういうものに口実を与えるという可能性は一つあると思います。
○国務大臣(河野洋平君) 御高説を伺いました。     —————————————
11月20日第134回国会 参議院 本会議 第12号
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○国務大臣(河野洋平君) APEC非公式首脳会議を中心とする外交案件について御報告申し上げます。  APEC非公式首脳会議においては、「アジア太平洋地域の豊かな未来の実現のための行動」という大きな課題のもと、長期的観点から率直かつ幅広い議論が行われ、閣僚会議より提案された「行動...全文を見る
11月21日第134回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○河野国務大臣 玉沢委員御指摘のとおり、我が国がこの条約を締結をいたしますことは、人種差別の撤廃に関する我が国の姿勢を内外に示すもの としてまことに望ましいものだと考えております。また、本条約の締結を契機といたしまして、行政府内のみならず国民の間に、人種差別も含めあらゆる差別を...全文を見る
○河野国務大臣 この条約の前文にうたわれております精神を踏まえれば、いかなる差別も行われることがあってはならないというふうに思います。政府としては、日本国憲法が保障する法のもとの平等の原則を十分尊重し、いかなる差別もない社会を実現すべく誠実に努力してまいりたいと考えております。
○河野国務大臣 先ほど来お尋ねに対しまして政府委員が御答弁申し上げましたとおり、この条約の対象にいかなる差別が含まれているかということについては、議員御指摘のとおりさまざまな意見がある、こういうことは承知をいたしております。しかしながら、本条約は人種、皮膚の色などに基づく差別を対...全文を見る
○河野国務大臣 大阪で行われましたゴア副大統領と村山総理との会談におきまして、総理からは沖縄の問題について言及がありまして、基地の整理統合、縮小についてというお話をされました。副大統領の方も非常に率直にそうした問題があることを認識しておられました。新しいそうした問題を検討する機構...全文を見る
○河野国務大臣 APECに参加をしているメンバーは、自由化を進めることがそれぞれのメンバーにとってメリットがある、こう基本的に考えているわけです。そうしたメンバーの方々がどういう自由化へ向かっての歩み方がいいかということについてそれぞれ考えておられるわけで、自由化に向かって進みた...全文を見る
○河野国務大臣 これまでの行政当局の手法というものではなかなか先方も納得しない、またこうした問題が起こるということであれば、我が方にとっても国際的信用を失墜するという大変な損害であるわけでありますから、行政当局としてはこの手法を再検討する、今お話がありましたけれども、再検討するこ...全文を見る
○河野国務大臣 確かに、今回の問題は、大変大きな問題として国の内外で話題になった、このこと自体大変な、信用問題から考えまして大きな問題だと思います。今回の問題はきちんと解明されなければなりませんけれども、それと同時に、これらが貴重な教訓とでも申しましょうか、教訓としてもう一度いろ...全文を見る
○河野国務大臣 大蔵省の方がどのくらい民間の金融機関に再就職をされているのか、私正確には存じませんけれども、いずれにせよ、かなり派手にそうしたことが報道されておりますことは、決していい感じは多くの方は持たれないだろうと思います。  こうしたことが行政的な判断をゆがめるということ...全文を見る
○河野国務大臣 本条約を国会に御審議をいただくまでにいろいろな経過がございました。長い経過があったわけでございますが、今回村山総理の非常に強い御指示がございまして、与党三党の御議論、これも非常にさまざまな角度からの御議論がございましたけれども、最終的に与党三党の御議論がまとまりま...全文を見る
○河野国務大臣 我が国が米国との間に日米安保条約を結んでおります以上、我が国としては、その目的達成のために我が国が果たすべき役割、義務と申しますか、そうしたものが決められているわけでございまして、すなわち、米軍が使用する区域、施設等について提供をするという取り決めがございます。そ...全文を見る
○河野国務大臣 私どもといたしましては、日米間でも十分話し合って、この安保条約の目的と調和をさせるということのために最大の努力をしなければならないものと考えております。私としても、微力を尽くしたいと思います。
○河野国務大臣 首脳会談の際に発出される文章は外に出ておりません。縮小という文字が入っていないなどということを、何をもってマスコミが言ったのか、私にはよくわかりませんが、一昨日の村山・ゴア会談においても、総理からは沖縄基地の整理統合、縮小という言葉を明示的に使っておられますし、昨...全文を見る
○河野国務大臣 日米安保条約の必要性を論じますときに、我が国周辺にいまだに不確実あるいは不透明な地域、あるいは部分があるということについては日米双方の認識は一致いたしております。
○河野国務大臣 ただいま申し上げましたように、我が国は、我が国周辺に不確実、不透明な部分があるということを言っているわけで、明示的にどこということを指して申し上げたことはございません。
○河野国務大臣 四万七千人という数字は、今答弁申し上げましたけれども、アメリカが日米安保条約によって我が国の安全を確保するために重要な数字であるということをアメリカ側の判断として言われているわけでありまして、もちろんこの問題について我が方としても十分な議論、検討が加えられていると...全文を見る
○河野国務大臣 十五日に行われた日韓外相会談におきまして、私より対北朝鮮政策について説明をいたしましたのに対し、孔魯明外務部長官より朝鮮半島分断の責任論について伺いたいという御質問がございました。私からは、我が国としては南北対話の進展によって朝鮮半島における緊張緩和が実現し、ひい...全文を見る
○河野国務大臣 繰り返し御答弁申し上げておりますが、議員ももう十分御理解をいただいておるところでございますが、北朝鮮と国交がないということになりますと、議員外交とでもいうべきそういうやり方、あるいは政党が窓口となって話し合うということは、日中の国交正常化以前などにもあったことでご...全文を見る
○河野国務大臣 私は、マッキー氏の発言について、アメリカ側から通報がございまして、そのときに、全く信じがたい発言だということを申しました。アメリカ側、これはモンデール大使からでございますが、大使は、こうした発言の責任をとってマッキー氏は辞任をした、こういう御報告でございました。私...全文を見る
○河野国務大臣 発言をされたマッキー氏は、その発言が過ちであったということをみずから認めておられますし、その職を辞しておられるわけで、私は、大変大きな責任をとられたというふうに思っております。
○河野国務大臣 ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択された御決議の趣旨を踏まえ、日本国憲法が保障する法のもとの平等の原則を十分に尊重し、今後とも、いかなる差別もない社会を実現すべく誠実に努力してまいる所存であります。
11月21日第134回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(河野洋平君) APEC大阪会合を中心とする外交案件について御報告申し上げます。  APEC非公式首脳会議におきましては、「アジア太平洋地域の豊かな未来の実現のための行動」という大きな課題のもとで、長期的観点から率直かつ幅広い議論が行われ、閣僚会議より提案された「行動...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 我が国が密接な関係を持ちますアジア・太平洋地域の諸国・地域間の相互信頼関係を強化して、この地域のさらなる経済発展を進めていくことは、我が国にとりましても国民にとりましても、十分利益があることだと思います。こうした観点から、我が国は、これまでAPECをアジ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 延期をされましたクリントン大統領の訪日につきましては、できるだけ早い時期に国賓として訪日を実現するべく、引き続き双方で具体的に日程を調整していく考えであります。  また、クリントン大統領訪日の機会には、これまでの日米間における安全保障面での対話の成果を...全文を見る
11月21日第134回国会 参議院 外務委員会 第7号
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○国務大臣(河野洋平君) ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とヴィエトナム社会主義共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、ベトナムとの間で租税協定を締結...全文を見る
11月22日第134回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(河野洋平君) 四点御質問をいただきましたが、既に総理がほとんどお答えになっておられます。  APECが新たに行動の段階に入り、各論についての検討が始まる中で、調整は必ずしも容易ではありませんでしたが、その中で我が国としては、各メンバーの意見をよく闘いで議論を尽くした...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御指摘の人口、食糧、エネルギー、環境などの問題につきましては、APECにおいて長期的課題として議論をし、適切に対処していくことが必要であると考えておりまして、今次首脳会議におきましても総理よりその旨提案をされ、他のメンバーの賛同を得たところでございます。...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御指摘の文書については私もその存在を承知しておりますが、この文書が当時どのような位置づけで記されたものか定かでございません。  推察をいたしますのに、サンフランシスコ平和条約締結の交渉過程におきまして、連合国側に対する賠償の敗戦国日本に及ぼす経済的影響...全文を見る
11月27日第134回国会 参議院 宗教法人等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(河野洋平君) 官房長からお答えいたしましたとおり、何分古いものでございますから正確にはお答えができませんが、一般的なことを申し上げれば、外務省の出先機関は交通分社でもなければそうしたことをすることが本来の仕事ではございませんから、旅館の手配をするとか送り迎えのためにそ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今申し上げましたように、古いものでございますから、御指摘の問題についてお答えを申し上げるというだけの資料を私は持っておりませんので、一般的にと申し上げたわけでございます。
○国務大臣(河野洋平君) お出しできる資料はきちっとお出しをするつもりでおります。
○国務大臣(河野洋平君) 海外におきます。ただいま御指摘の報道につきましては、私もタイム誌の報道については承知をいたしております。その内容についてどう評価するかということについては差し控えさせていただきますが、内容については承知をいたしております。
○国務大臣(河野洋平君) 雑誌その他で記事が残っているものがあれば至急取り寄せて御報告いたしたいと思います。  ただ、今お話しのようなテレビでありますとかラジオでありますとかということになりますと、取り寄せることが可能かどうかちょっと私には自信がございませんが、雑誌の記事でござ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) もう一度どれとどれという特定をしていただければ非常に私どもとしても調べやすうございますので、幾つか特定をしていただきたいと思います。申しわけございません。
○国務大臣(河野洋平君) 日米関係は、両国がこの二国間関係を極めて重要な二国間関係という認識をしております。したがいまして、この二国間関係にそれぞれ配慮をしながら対応しておりますから、現在でも二国間関係は悪い状況とは私は考えておりません。  しかしながら、それぞれの国がそれぞれ...全文を見る
11月28日第134回国会 参議院 宗教法人等に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(河野洋平君) アメリカの上院政府活動委員会調査常任小委員会におきまして、化学、生物、核などの大量破壊兵器の拡散に対する懸念から、オウム真理教を一つのケーススタディーとして取り上げるとの趣旨のもとで、オウム真理教のこれまでの活動、あるいは外国での活動などについて調査の結...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) それでは、結論だけ申し上げますが、その報告書の結論は、オウム真理教の脅威は未知である、まだわからない。どのようにしてあれだけの武器と技術を、それもアメリカの情報機関も気がつかないうちに入手したかということに大きな問題を我々は感じておる。今後、アメリカの情...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日韓首脳会談の前に日韓外相会談がございまして、その外相会談におきまして、私と韓国の孔魯明外務部長官との間で今お話しの問題がございました。  この問題につきましては、かねてから日韓フォーラムという集まりがございますが、日韓フォーラムから日韓双方に対しまし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと突然のお尋ねでございまして、至急資料を取り寄せたいと思いますしばらく時間をおかしいただきたいと思います。
11月29日第134回国会 衆議院 外務委員会安全保障委員会沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○河野国務大臣 先般、クリントン大統領訪日ということになっておりましたところ、米側の国内事情によりまして訪日が延期されております。したがいまして、私どもといたしましては、できるだけ早い時期に大統領の訪日を実現したい、こう考えておりまして、米側と鋭意折衝中でございます。これは当たり...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど申し上げましたように、できるだけ早い時期ということで、新年早々にということを考えておりました。我が方からも幾日かの日を向こうに非公式ながら提示をいたしましたし、先方からもある日にちの提示があったわけでございます。しかしながら、その日にちがいっであるかというこ...全文を見る
○河野国務大臣 今考えられます日程は、国会の御了承が得られれば、十二月の十二日にカナダのオタワで行われますG7の会合で、テロリズムに関した会合というものが開かれることになっております。これにはG7各国の外務大臣、それから、日本からは国家公安委員長だろうと思いますが、つまり、そうい...全文を見る
○河野国務大臣 これは先ほど申し上げましたように、まだ先方と調整中でございまして、十二日に会談が仮に開かれるという前提に立って考えましても、そこで日程が決まるということはまだここでは申し上げられません。
○河野国務大臣 日米両国首脳が会談をして、日米間の連帯の極めて大きなきずなでございます日米安保条約について再確認をする、こういうことは好ましいことだと考えております。まだ、先ほど来申し上げておりますように日程の調整その他がついておりません。どの時期になるかということも頭に入れなが...全文を見る
○河野国務大臣 ユジノサハリンスクに総領事館をつくるべしという御提案は議員からかねてからちょうだいをいたしているところでございます。鈴木議員御指摘のサハリンにつきましては、我が国の対ロ外交上重要な位置を占めていることは十分承知をしておりまして、また、近年の我が国との間の人的、経済...全文を見る
○河野国務大臣 おっしゃるとおり、今度は私がモスクワへ行く順番でございます。これは必ず実行しなければならぬというふうに思っております。ただ、実行するに当たって、やはり何らかのめどを立てて行きたいというふうに思っているところでございます。  準備は着々と進みつつございます。先ほど...全文を見る
○河野国務大臣 沖縄の少女暴行事件はまことに痛ましい事件でございまして、御本人はもちろんのこと、関係者、そして沖縄県民の皆さん、あるいは全国の基地周辺の住民の皆さん、それぞれにこの問題について大変お怒り、そしてさらには不安を感じておられるということを私はよく理解をいたしているつも...全文を見る
○河野国務大臣 事件発生直後から、我が方といたしまして、米国担当者に対しまして捜査の協力あるいは再発の防止、綱紀の粛正、こういったようなことを厳重に申し入れをしてきたわけでございます。これに対しましてアメリカ側は迅速に対応をされまして、直ちに捜査への協力はもちろん、再発の防止、綱...全文を見る
○河野国務大臣 先ほども申し上げましたように、私どもは沖縄県民が戦前、戦中、戦後を通じて大変厳しい状況の中で今日を迎えておられるということに十分理解をしなければならないというふうに思っております。とりわけ今日の状況におきましては、沖縄の本土復帰以後、沖縄県民の皆さんが沖縄県内の基...全文を見る
○河野国務大臣 御意見ではございますけれども、私は少し意見を異にいたします。  私は、十万人体制といい四万七千人体制といい、これはアメリカのボトムアップレビューその他、東アジア戦略構想その他さまざまな角度からの作業の結果、日米安保条約に基づいてアメリカは日本を守る義務があって、...全文を見る
○河野国務大臣 私は、議員お話してございますけれども、今回の事件発生以来、沖縄県民の気持ちを体してアメリカとも話をしてまいりましたし、大変お気持ちに、十分満足はしていただけないかとは思いますけれども、全力を挙げてこの問題にかかわってまいりまして、今回の地位協定の運用の改善その他に...全文を見る
○河野国務大臣 ペリー長官とは、私、直接何度がお話し合いをいたしました。ペリー長官との間では、地位協定についてもペリー長官から直接、地位協定を変更するということはできないということが発言をされました。また、基地の縮小については、先ほど申し上げましたように、ことしの一月、村山総理か...全文を見る
○河野国務大臣 地位協定のもとで、地元の住民の皆さんからいろいろな御不便あるいは御不満がおありになるということは伺っております。そうした御不便、御不満をでき得る限り改善するために、所要の措置をとるべく努力をいたしたいと思っております。
○河野国務大臣 先ほど申し上げましたように、地元の皆さんにいろいろと御不自由をおかけしておる、あるいは御不便をおかけしている問題、個々具体の問題について改善をするために全力を挙げたいと思います。
○河野国務大臣 この問題も実は今回つくりました特別行動委員会の中の議論のテーマでございます。ここでは、騒音でございますとか、その他こうした問題についてもここで検討をしようということにいたしております。  しかし、それと同時に、沖縄にございます三者協議会の活性化ということが地元か...全文を見る
○河野国務大臣 いかなる問題であっても、沖縄からの御提言についてはきちんと受けとめて検討したいと思います。
○河野国務大臣 先ほど来申し上げておりますが、日米安保条約というものは、日本とアメリカという、それぞれが世界で最も重要な二国間関係と考える、つまり共通の価値観を持つ二つの国を結ぶ極めて重要なきずなということが一つあると思います。もちろん、我が国の安全のために存在するという大きな意...全文を見る
○河野国務大臣 使い方、使う場所がいろいろあろうかと思いますが、言ってみれば、アジア・太平洋地域の繁栄というものに大きく寄与している、こう考えていただいていいと思います。
○河野国務大臣 我が国から米軍が出ていくという、まさに議員がおっしゃる出ていくという言葉がなかなか微妙な言葉でございますが、日米安保条約について言えば、我が国に基地を置く在日米軍の活動の範囲は、「極東」という一定の範囲を日米安保条約の六条に書いてございます。しかし、それはあくまで...全文を見る
○河野国務大臣 日米関係というものはでき得る限り緊密な連携をとりながら進まなければならないと思います。今委員は、日米で必ずしも共通の利害でない場合もあるかもしれないというお話がございました。あるいは、厳密に言えばそういうこともあるかもしれません。しかしながら、少なくとも、現在日米...全文を見る
○河野国務大臣 私は、今議員のお話しの問題を余り安保条約とか軍事力に絞って考えてはいけないのではないかというふうに思います。アジア・太平洋におきましては、今日ではARFを初めとしてさまざまな、安全保障について論ずべきテーブルもございます。さらには、先般終わりましたAPECもそうで...全文を見る
○河野国務大臣 安保条約の上での問題だという前段の御指摘がございました。したがって、それについてまず申し上げれば、まさに安保条約の再確認をしようというこの時期、我々は極東条項について変更をしなければならない大きな意義を今見つけておりません。現在の状況でも、十分にアジア・太平洋地域...全文を見る
○河野国務大臣 四万七千人という体制について、これもまたアメリカはアメリカでさまざまな角度から検討をして決めた数字であろうかと思いますが、それについて今議員は、特定の、つまり朝鮮半島なら朝鮮半島という特定の部分の状況が改善されればといいますか、こちらをこうするぞという提案をしては...全文を見る
○河野国務大臣 戦後、沖縄復帰以前から沖縄に基地がつくられて存在しておったということは事実でございます。沖縄復帰に伴いまして幾つかの施設が整理をされ、若干の整理統合、縮小が見られましたけれども、今日の沖縄の基地というものは復帰以前からあそこに多く存在しておったということは御指摘の...全文を見る
○河野国務大臣 何を指して本土並みと言うかはいろいろあると思います。先ほど私申し上げましたが、沖縄返還以来、本土にございます基地の整理統合の状況と、沖縄にございます基地の整理統合の状況を単純に比較をいたしますと、それはまことに遺憾ながら、沖縄の整理統合の状況は本土に比べて少ないと...全文を見る
○河野国務大臣 沖縄返還時におきまして核抜き本土並みというふうに称せられましたのは、本土と同様に沖縄には核は存在しない、それをもって核抜き本土並みというふうに称したという理解を私はいたしておりまして、その点では、沖縄におきましても、もちろん我が国全体、核兵器は存在しないという点に...全文を見る
○河野国務大臣 したがいまして、私は、先ほど何を指して本土並みと言うかというのにはいろいろ言い方があるということを申し上げたわけでございまして、核抜き本土並みというふうに言った場合には、本土と同様に核は存在しないということであろうというふうに私は理解をいたしております。
○河野国務大臣 安保条約に定められたルールというものはきちんと守られているというふうに考えております。
○河野国務大臣 繰り返して申し上げますが、私は、安保条約に定められたルールに従って安保条約は運用されているというふうに理解をいたしております。
○河野国務大臣 日米間で取り決められておりますルールが守られていないということであれば、私は、きちんとアメリカ側に物を言って改めてもらうようにいたしたいと思っております。
○河野国務大臣 先ほど議員がお尋ねの、我が国から、議員はソマリアほか幾つか名前をお挙げになりましたが、そうした状況といい、ただいま御指摘の問題といい、私どもは、安保条約に照らして一つ一つ、その条約の範囲内で行われることを確認をしているわけでございまして、それがもし条約からはみ出る...全文を見る
○河野国務大臣 私は、沖縄県民は我慢するしかないと申し上げているわけではございません。安保条約の約束事を外れていればこれはもちろんきちんとアメリカに対して言わなければなりません。  さらに、米軍の行動その他が沖縄県民の日常生活その他に大きな影響を与えているという状況も我々は沖縄...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘のとおり、在日米軍基地の七五%が一つの県に集中しているという状況、それによって県民が著しく日常生活その他に困難を来している状況というものは、私は決していい状況ではない、決していいという以上にこれはいい状況ではないというふうに私は思っております。
○河野国務大臣 米兵によります少女暴行事件というのは、何とも痛ましい事件、私どもにとりましては信じがたい事件でございました。  この問題については、今議員からお話がありましたように、いち早くアメリカのモンデール大使は陳謝の言葉を述べられると同時に、アメリカにおきましても、ペリー...全文を見る
○河野国務大臣 今、防衛庁長官、お答えをしたとおりでございます。  この問題については、村山総理はいろいろお話をして、沖縄県知事の心中察するに余りあるというふうにお考えになったようでございます。総理もまた過日、苦渋の決断をなさったわけでございますが、その以前から総理は、この問題...全文を見る
○河野国務大臣 沖縄県民が日常生活の中でいろいろと御不自由、御不便に直面をしておられるというお話を伺いまして、十分理解をしたところでございます。こうした御不便、御不自由というものをどうやって解消することができるかということについて十分考えてみたいと思います。  先ほど議員は安保...全文を見る
○河野国務大臣 中国であれどこであれ、バランスが崩れるということは一つの不安定要因と考えていいと思います。しかも、中国というあれだけ強大な国でございますから、その国に特別の意図があって行動をするということになれば、これは不安定要因というふうに考えられる、しても不思議ではないという...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘のロンドンで行われますボスニアの和平についての会議、恐らく四十カ国前後の国が集まってボスニアの和平そして今後のボスニアについて議論をするこの会議は、極めて重要な会議だという認識をいたしております。  ただ、私といたしましては、臨時国会開会中でございまして、...全文を見る
○河野国務大臣 ボスニアの和平につきましては、ヨーロッパを中心としてコンタクトグループの方々が大変長い間努力をされ、なかなかうまくいかない、アメリカが最後に大変強い力、イニシアチブを発揮して和平の取りまとめに向かって努力をなさった。最終的にはテーブルを囲んで和平ができたということ...全文を見る
○河野国務大臣 何か話がだんだん先へ先へと進むようでございますが、私としては、現在のボスニア和平の状況をじっとにらみながら、どうかこの和平は壊れないでくれ、恒久的な和平であってほしいという思いを持ちながら、これがきちんと固まって復興計画であの地につちの音が響くように、そう祈りたい...全文を見る
○河野国務大臣 御案内のとおり、今月二十日に村山・クリントン会談を東京で開く、国賓としてクリントン大統領をお迎えして東京で首脳会談を開くという予定にして、準備万端整えつつあったわけでございますが、御案内のようにアメリカの国内事情によって、最初は、大変な事情だけれども時間を短縮して...全文を見る
○河野国務大臣 ここ数年、日米両国首脳は、大体年に二回は会談を行うということになってきていると思います。一回はいずれかの国、もう一回はG7の折、そういうパターンがずっと続いてきたように私は思います。  ことしは、日米両国にとって戦後五十年という極めて意義のある年だ。それだけに、...全文を見る
○河野国務大臣 APECにおきまして、皆様方にも大変御指導をいただきましたし御協力をいただきまして、どうやら橋本通産大臣とともに閣僚会議の議長を務めることができました。  閣僚会議で取りまとめましたもの、各国の合意によりまして取りまとめをすることができたわけですが、これについて...全文を見る
○河野国務大臣 いわゆるPFPというものを我が国は提案をいたしまして、各国の理解と賛同を得たところでございます。余計なことを申し上げるようでございますけれども、APECがスタートをしたときにはまさにこの経済協力、技術協力というものからスタートをしたと言ってもいい。つまり、これはA...全文を見る
○河野国務大臣 Eを取るとおっしゃったのは、まさにアジア・パシフィック・エコノミーのEを取るという意味でおっしゃったのだと思いますが、まさにAPECは経済の場であるという前提でみんなが集まっているわけでございます。このAPECでは、まさに経済の問題について、そしてさらにそれは貿易...全文を見る
○河野国務大臣 そこは、村山総理は非公式首脳会談の席上御提案をなさったわけですが、今日のAPECは先ほど申し上げましたように貿易・投資の自由化、円滑化あるいは経済・技術の協力という話をしておりますけれども、そうしたことと同時にと申しますか、二十一世紀の我々が生きていく世界を考えれ...全文を見る
○河野国務大臣 国連発足当時、我が国は焼け野原、国際社会から支援を受けて経済復興に取り組む、敵国条項までついている中で、そういう状況であったわけです。その我が国が、五十年たった今、世界最大の援助国になるに至った。今度は、我が国はあのときのことを忘れずに、我が国は恵まれない国に対し...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘は理解できます。  国連もそうした意識を持っておりまして、つまり正統性をきちんとしなければならぬというさまざまな国からの発言を受けて、国連は正統性というものも考えて、とりわけ正統性の問題については安保理がその中心になるわけでございますけれども、安保理の改革...全文を見る
○河野国務大臣 私もその負担率には大いに問題があるというふうに考えております。ただ、この負担率につきましては、一概にどういうルールで決めればいいというわけにもいかないところがあるのだろうと思います。そこが国連の難しいところだろうと思います。  しかしながら、いずれにせよ、今グロ...全文を見る
○河野国務大臣 御承知のとおり、経社理は安保理と違いまして拘束力がございません。そしてさまざまな問題を、何といいますか、外郭団体とでも申しましょうか、外にあるものに依存するあるいは下請に出すといいますか、そういう形をとっております。そうしたことから、今日の経社理は勧告をするという...全文を見る
○河野国務大臣 分けることによってどういうメリットが生ずるのか、私にはまだイメージとして浮かんでまいりませんが、もしお考えがあれば、お示しいただけると大変幸せです。
○河野国務大臣 安保理が非常に力を持っているのは、数が少なくて非常に決定が早いということが一つあるかと思います。  もちろん、全く、拘束力を持つとか持たないとかそういうことが、バックグラウンドは違いますけれども数が多い、したがってなかなか議論が収れんできない、結論が出しにくい、...全文を見る
○河野国務大臣 昨年来、国連総会でも、一度ならず二度までも、多くの国が理解をされるならばその責任を負うつもりでありますということは申し上げているわけでございます。  まだまだ、我々は多くの国々の理解を得ることができるかどうか。そしてそれは、もう一つ、日本がいいかどうかということ...全文を見る
○河野国務大臣 我々には用意があるということを申し上げているわけでございます。  それで、もうほとんど多くの国が、安保理が改革をされるという状況になれば、まあ非常にざっくばらんに申し上げれば、あそことあそこはやはりメンバーになるだろうねということは、多くの国が大体納得をしている...全文を見る
○河野国務大臣 安保理常任理事国になった、常任理事国になったために何か義務づけられるというようなことがあるとは考えておりません。
○河野国務大臣 それは、三党合意は極めて重要なものでございます。この三党合意を無視して何をするということは、私はするつもりはございません。  しかし、三党合意もきちっと我が国の果たすべき役割については書いているわけでございますから、私は、三党合意を背負って、国連の場で先般演説を...全文を見る
○河野国務大臣 きょうは大変御高説を拝聴いたしまして、私としても非常に得るところが多かったわけでございますが、他方、現場におります人間として、例えば、国連の作業部会に我が国の人間を出していろいろ議論に参加をさせる、あるいは国連総会の折に我々も出かけていって各国の人たちと会って話を...全文を見る
○河野国務大臣 委員会の場で、沖縄へ一遍行くべきだということを、ことしの春そういうやりとりをしたことがございます。私もぜひ沖縄へ伺いたいというふうに思っておりましたが、残念ながらいまだに実現をしておりません。私は、もちろん私的には何度も沖縄へ伺ったことがありますけれども、こうした...全文を見る
○河野国務大臣 まず最初に申し上げますのは、日米共同宣言というものは、日米首脳が会談をいまだしていない今日、そうしたものは存在しておりません。もちろん、そのためにいろいろな作業が行われていたということはあるかもしれませんが、そうした作業も最終的に私どもが、もちろん最終的には総理が...全文を見る
○河野国務大臣 延期されている両国首脳の会談をいつ実現するかということに今努力中でございまして、この両国の首脳会談の実現の時期についてもまだ未定でございます現在、その首脳が首脳会談の折に発出されるであろう文章について、まだその内容については全く詰めておりません。
○河野国務大臣 昭和二十六年五月二十五日の衆議院建設委員会における土地収用法案並びに土地収用法施行法案の提案理由におきまして、当時の建設省管理局長が御指摘の内容の答弁を行った記録があると承知しております。
○河野国務大臣 ここにその当時の速記録を持っております。すなわち、昭和二十七年四月十六日の衆議院建設委員会における駐留軍用地特別措置法案の審議におきます佐々木議員の質問に対し、当時の地方自治庁長官が御指摘の内容の答弁を行ったということだと思います。
○河野国務大臣 ただいまの御質問の、二点御質問があったと思いますが、御質問の趣旨の第一点は、土地収用法の手続に基づき米軍施設、区域に用いる土地を取得するのは、昭和二十六年衆議院建設委員会における政府答弁で、国防に関する事業を土地収用法上の公益事業とするのは新憲法のもとでは不適当で...全文を見る
11月29日第134回国会 参議院 外務委員会 第8号
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○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のとおり、武器輸出に関する三原則その他が官房長官談話という形で官房長官から発表されたところでございますが、この官房長官談話につきましても閣議で了承をされたものでございまして、村山内閣としての方針というふうに受けとめていただいて結構だと思います。
○国務大臣(河野洋平君) これらも官房長官談話の中に盛り込まれております。  これも今申し上げたとおり、村山内閣としてのきちんとした認識であり主張であるというふうにお考えをいただいて結構でございます。
○国務大臣(河野洋平君) 新しい防衛計画の大綱の中には安保条約が不可欠であると明記してございます。これはまさに今お話しのとおり、我が国の防衛に日米安保条約の果たす役割を確認したという意味では確認と言っていいかと思いますが、他方、日米首脳対談におきます日米関係というものを語っていた...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日米関係は極めて重要など申しますか、最も重要な二国間関係でございます。この二国間関係の中で首脳が会談をなさることの意味の大きさというものは今申し上げたとおりでございますが、せっかく計画されていたものが延期されているわけでございまして、私どもとしては双方の...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほどから政府委員が申し上げておりますように、アメリカが参加をしていないということについて我々は非常に残念に思いますと同時に、アメリカを加えて多角的自由貿易体制というものの枠組みをきちんとつくるという努力を我々はこれから先もしていかなければいけないと思い...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと時間がたって正確でないかもしれませんが、あの日の朝、たしか六時過ぎにラビン首相の訃報を聞きました。そして、官邸とも御連絡をいたしまして、現職の首相、しかも総理とはここ一、二カ月の間に二度がなり親密にお話し合いをなさった相手、しかも中東という極めて...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 実はあの日はたしか日曜日でございまして、朝、私に直接、これは事務方からでございますが一報が入りました。直接官房長官とやりとりを私自身がいたしました。したがって、その間には事務方が入って相談をする場面は恐らくなかっただろうと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど申し上げましたように、私は事の重要性については申し上げました。官房長官もその点は確かにそうだというふうに受け取られました。
○国務大臣(河野洋平君) 発言をお許しいただいてありがとうございました。  私は、特に委員長初め外務委員会の皆様方に、日本とベトナムの租税条約など非常に緊急性がございますこの審議に御理解をいただいて、本日委員会を特別にこうして開いていただいたことに心から感謝を申し上げたいとお礼...全文を見る
11月30日第134回国会 参議院 外務委員会 第9号
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○国務大臣(河野洋平君) 我が国は、国連中心外交といいますか国連中心主義というものを主張して、国際社会における唯一の普遍的な組織たる国連を我が国外交の最も重要なものとして位置づけてきたわけであります。その国連の中において、今、笠原先生からお話がございましたけれども、さまざまな人種...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) もう議員がお話しになりましたように、こうした問題を克服するためには教育あるいは広報活動による周知徹底、そうしたことが重要であろうと思います。とりわけ教育の徹底というものは重要だろうと思います。教育によって克服をするということになると少し時間がかかるのじゃ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のとおり、文化交流あるいは国民レベルの交流というものは極めて重要だと思います。全くいわれのないといいますか根拠のないにもかかわらず何らかの先入観などを持って見る目が違うなどということは、実体に触れる、実像に触れることによってそれがいかに間違った...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私はプロトコルを申し上げたのではありません。実質的な外交という意味では外務大臣が意味があるということを申し上げたわけであります。
○国務大臣(河野洋平君) これはそれぞれの御評価でございますから、自分のことで多少言いにくうございますからこれ以上申し上げるつもりはございません。評価はそれぞれあろうかと思いますが、我が国にとって中東外交を進める上で、今、何をしてくることが大事か何が最も重要かという判断をした上で...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この問題は、議員御指摘のとおり、法に基づいて厳正に措置されるべきものと考えております。身柄の引き渡しについても、法に基づいて、起訴後、身柄の引き渡しということになっております。そうした点で、今御心配のようなことは何らないというふうに承知しております。
○国務大臣(河野洋平君) APECの大阪会議の評価は、総理がおっしゃっておられるように、我が国が議長国としてイニシアチブを発揮して、例えば行動指針でありますとかAPEC経済首脳の行動宣言でございますとか、最終的にさまざまな取りまとめが行われたわけでございます。このことは何も我が国...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今の議員の御発言でございますが、クリントン大統領は日本訪問を拒否されたことはございません。これはアメリカの国内事情によって日本訪問が延期になったということでございまして、この点は明確にしておかなければならないというふうに思っております。  事実、アメリ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) お答えを申し上げる前に前段の議員の御所見について、大変恐縮ですが、ちょっと私から一言申し上げたいと思います。  クリントン大統領の訪日延期が、何か村山総理と安保条約その他の問題について話をする意味がないから延期したのではないかという御推測をしておられま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 所管外のことでございまして、どうお答えをしていいかわかりませんが、私の承知している事実だけを申し上げたいと思います。  自衛隊機の事故発生後、あの事件については直ちに連絡は官邸に来ていたことは事実だと私は承知しております。総理秘書官のところまでその事故...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、この条約の精神というものを尊重いたします。  私は、子供のころから教育を受けて、そしてどんな人とも差別なくつき合うということを教えられてまいりました。それは子供のころには難しいことではありませんでした。しかし、それが大人になると、子供のころにはな...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 当然、国としてあるいは公の機関としてやらなければならない、努力しなければならないものがあると思います。教育の面で、あるいは周知徹底のための努力というものが必要であるとすれば、当然やっていかなければならないと思います。  ただ、この条約ができて初めて我が...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほども御答弁申し上げましたように、私どもは、今回の国会審議を通じてそれぞれいただきました御注意その他も重く受けとめまして、でき得る限りの広報活動等を通じての周知徹底に努めたいと思っております。とりわけ議員が今お話しになりました幾つかのいわば公務員に対す...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 前段の議員の御意見をしかと受けとめさせていただきます。
○国務大臣(河野洋平君) 私は外務大臣を拝任してまだ一年半にしかなりませんが、少なくとも私の知るところでは、とにかく今回こうして国会に御審議をお願いするような状況になりましたのは、村山内閣であったということが非常に大きな理由であろうと思います。これまでは羽田内閣でも細川内閣でもで...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) もし必要なら、詳細は事務当局から御説明をさせます。
○国務大臣(河野洋平君) 私の認識では、例えば人権関係の二十三条約という御指摘でございますが、その中でも我が国がやるべきもの、やるべきものとやらなくてもいいという言い方はちょっと適当でないかと思いますが、非常に急いでやるべきものとあるいはプライオリティーがそう高くないものという言...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) それぞれの御発言にはそれぞれの原因といいますか場面があって、それを私が一々説明することはとても不可能でございますが、総じて申し上げれば、私は極めて残念なことだというふうに思います。
○国務大臣(河野洋平君) 今の御発言あるいは発言者を類型的に分けて、そしてこういうことがそれらの原因であろうとか、基本的にこういう問題があるからだろうとかという言い方は非常に難しいと思います。  ただ、申し上げられることは、私は、指導的立場に立つ方の御発言としては極めて残念なこ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員は、過去にさかのぼって大変丁寧にいろいろお集めになったわけですけれども、私にはよくわかりません。いろいろそういう具体的な例を挙げてお話をなさる方は、場所によって、それから話す内容によっていろいろな例を挙げられるのであって、それがそのときにどれを例に挙...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) むだなことはおやめなさい。
○国務大臣(河野洋平君) みずからを優位に置いて差別的な発言をするということは、もうそれ自体決していいことではないと思うんです。みずからが優位であるということを自他ともに認める場面で、そうでない者に対してあたかもこういう人たちはといってそのグループ全体にレッテルを張るというやり方...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) そうでないことを強いて一つ言えば、例えば相撲の世界なんかそうですね。相撲の世界などはかって少し違うということを、ややそういう響きを持った言い方で言っていた時代があった。しかし、今やもうそういう時代ではありませんね、とにかく最高位をとっているわけですから。...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ただいま秋山防衛局長が調査報告を申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(河野洋平君) 防衛庁では、今御指摘になられた資料などを参考にさらに事実関係について御検討になると思いますが、私は今の議員のお話を伺って、やはり非常に重要な問題だというふうに受けとめました。  これは既に条約もできていて、遺棄化学兵器の処理についても我が国として責任を...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 安保条約の役割についてはいろんな議論があると思います。今、議員がお話しになりました三つの効能といいますか役割の中で、瓶のふた論というのもよく言われる一つですけれども、私は日本人として、安保条約があるから日本は危なくない、日本が軍事大国化をしないのだ、ある...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択された御決議の趣旨を踏まえまして、日本国憲法が保障する法のもとの平等の原則を十分に尊重し、今後ともいかなる差別もない社会を実現すべく誠実に努力してまいる所存であります。
12月05日第134回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) 今日の日ロ関係は、我々にとって解決すべき問題、つまり領土問題というものが残っておりまして、この領土問題をどうやって解決するかについては、もう先生も御承知のとおり国を挙げて領土問題の解決ということになっているわけでございます。  先ほど来からお話のござい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先般のクリントン大統領の訪日延期は極めて我々にとっては残念なことでございました。アメリカの国内事情ということでやむを得ないことだと考えておりますが、私どもといたしましてはできるだけ早く国賓として大統領をお迎えしたい、こう考えてアメリカと具体的な時期につい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私といたしましては、ことし年末、十一月にアメリカから大統領がお見えになれば、それは戦後五十年という一つの区切りでもございますから、ここで日米両国首脳が会談をして、その会談の成果を共同宣言の形で発出することができれば非常に意味がある、これは五十年の締めくく...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御承知のとおり、アメリカにはたくさんいろいろな政策研究所がございまして、さまざまな研究の成果といいますか、それぞれの意見を発表しております。その中に一、二、この日米関係について、とりわけ安保体制について否定的な意見を発表しているところがあることは承知をい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、山崎議員が日本の防衛についてお考えを持っておられるということを伺いまして、ぜひ一度具体的に伺いたいと思います。  私は、今日の日本の防衛というものは、自主防衛という日本の防衛力をさらに強化することによって日本の防衛をやるべきだというふうにも思いま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ただいまアジア局長が御答弁申し上げたとおりでございます。  私といたしましても、国際的な条約もございます、あるいは日中間の信頼関係というものもございます、できるだけ誠実にこの問題には取り組まなければならないと思って指示をいたしております。  今御答弁...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 運輸大臣が御答弁になっておりますように、分科会その他でこの問題が協議されるということであれば、まずその協議の推移は報告をいただいて検討したいというふうに思います。たしか今月の半ばごろと伺っておりますので、その協議をまず見させていただくということを申し上げ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私どもといたしましては、沖縄県の県民の日常生活その他の状況等を十分伺っておりますので、この進入管制業務が沖縄県民の日常生活その他に直接的な影響があるということであれば、恐らくその分科委員会等においてもそうした御説明がきっとなされるだろうと思うんです。それ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ただいま御答弁申し上げましたように、分科委員会の米側のつまり回答、理由その他ですね、よく伺って、こちらの判断をしたいと思っております。
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど来申し上げておりますように、航空管制の問題でございますから、運輸省がこの分科委員会におきましてどういう対応をなさるかということも私ども十分御説明を運輸省からも伺いながら、先方の対応を見きわめたいと思います。
○国務大臣(河野洋平君) これまでの大田知事のいろいろな言動を拝見いたしておりまして、お気持ちは十分理解できると思っております。
○国務大臣(河野洋平君) 本件は防衛施設庁が所管官庁でございますが、今施設庁から御答弁申し上げましたとおり、私どもとしては、沖縄県民のお気持ちを十分大切にしながらも、国際的な条約、さらには我が国の安全という見地を考えて最大限の努力を、施設庁おっしゃいましたけれども、まさに私どもと...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 承知いたしております。
○国務大臣(河野洋平君) 私どもといたしましては、誠心誠意この問題に対応しなければならぬ、こう考えております。  私はかつて官房長官をいたしておりましたが、官房長官在任中にこの問題について我が国の調査の結果が判明をいたしまして、私の役割としてその調査の報告をいたしたことがござい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この問題、私どもも無関心ではございません。何とか過去のああした本当に厳しい状況の中で、いろいろな方々がいろいろな経験をされた。そして、五十年たった今もそうした問題、そういう過去を背負って生きておる方々がおられるという事実が実際あるわけですから、これらに対...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この問題、大勢の方が関心を持ってかかわられて、したがってさまざまな意見があるというふうに私は承知しております。  私には私として個人的には意見がございます。しかし、そうしたことは、意見は意見としてお互いに議論をしながらも、私は、まずこの国民基金というも...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 武田議員からはかねてからお考えを御披瀝いただいておりまして、私どももそのお考えの幾つかの点について全く同意だということは申し上げております。  長期的に見て、アジアの平和と安定を考えれば、中国の動向というものは極めて重要でございます。それだけに、アメリ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員御承知のとおり、ミャンマーと我が国との歴史的な関係を考えますれば、欧米の諸国に比べてはるかに我が国はミャンマーにさまざまな意見を述べる、あるいはミャンマーの状況を聞くということができる立場にございます。  今、政府委員から御答弁申し上げましたように...全文を見る
12月06日第134回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○河野国務大臣 松下議員からお話がありましたように、今回沖縄で起こりました少女暴行事件というのは、まことに忌まわしい、そして信じがたい事件でございます。私どもは、こうした事件が二度とあってはならぬという思いを持ちながら、御本人あるいは関係者に心からお見舞いを申し上げながら、米軍に...全文を見る
○河野国務大臣 御承知のとおり、十一月の二十日に日米首脳会談を行うという予定でございまして、私どもも鋭意その準備をいたしておりましたところ、アメリカ国内の事情によってクリントン大統領の訪日は延期されたわけでございます。  私は、この戦後五十年というちょうど節目の年の一番最後に、...全文を見る
○河野国務大臣 この県道百四号線越えの実弾射撃訓練につきましては、ことしの一月ワシントンにおきまして、村山・クリントン首脳会談の折に三事案という提案を村山総理からして、クリントン大統領もそれに合意をされたということがございます。つまり日米間では基本的に了解ができているということで...全文を見る
○河野国務大臣 北方領土の問題は、我々の先輩が大変な苦労をされて粘り強い交渉をしてこられたわけでありますが、残念ながらいまだに解決をしていないわけでございます。  九三年の十月にエリツィン大統領が日本に来られましたときに、いわゆる東京宣言というものを発出されました。この東京宣言...全文を見る
○河野国務大臣 隣国でございます韓国の国内、内政問題について、極めて流動的な状況というふうに報道されております現在の事態については、私が、その見通しでありますとか、その状況についてコメントをすることは控えさせていただきたいと思います。  一方、北東アジア全体の安定といいますか秩...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘のとおり、二十五日に一回目の会合を開きました。沖縄県からは知事さん、副知事さんおいでをいただきまして、官房長官、防衛庁長官などとともに、でき得る限りお話を伺うことといたしたわけございます。  知事さんからは総論的なお話がございまして、副知事さんからややこれ...全文を見る
○河野国務大臣 私どものこの問題に取り組む姿勢は委員にもよく御理解をいただきたいと思っております。この問題の重要性というものは私も十分承知しておりますし、総理以下この問題に対して真剣に取り組んでおることはぜひ御理解をいただきたいと思います。
○河野国務大臣 ですから、先ほどから申し上げておりますように、それらは沖縄県からの五項目の要望の中に入っているわけでございまして、一つ一つただいま検討中でございまして、ここでは、まことに申しわけございませんが、お答えがまだできる段階ではございませんということを先ほど申し上げたわけ...全文を見る
○河野国務大臣 それぞれの国にはそれぞれの国の事情があるわけでございまして、一説によりますと、韓国はぜひ日本並みになりたいという強い要望があるというふうに言っておられるという説もあるわけでございまして、それぞれの国の実情にかんがみていろいろな改善策を講じているわけでございます。 ...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘のとおり、外交問題については私が責任を負うているわけでございますから、日米関係につきましては、私がいわば窓口となって日本側の主張も述べ、アメリカ側の考え方も私がそれを受けとめるということはそのとおりでございます。  したがって、私どもとしては、沖縄からの要...全文を見る
○河野国務大臣 これはもう議員は十分御承知でございますけれども、交渉しなければなりません、相手のあることでございますから。これは我々だけで日を切って云々というわけにはなかなかいかない部分もございます。しかし、私ども上しては、沖縄の皆さんからの御要請ということを真剣に受けとめており...全文を見る
○河野国務大臣 失礼しました。  沖縄米軍基地問題協議会、去る二十五日に開いたあの協議会の下にございます幹事会を、十二月の十五日だったと思いますが、開く予定をいたしております。
○河野国務大臣 同じような答えでまことに恐縮でございますが、その十五日に予定をいたしております幹事会に向けて、政府としてどういう御返事を申し上げるか、どういう知恵があるかということを鋭意検討をいたしているところでございます。  また、今議員のおっしゃったのは、特別行動委員会でご...全文を見る
○河野国務大臣 知事を入れてのいわゆる沖縄米軍基地問題協議会を開くという予定は、現在まだ決めておりません。
○河野国務大臣 沖縄の皆さんから具体的にこう した問題で極めて県民生活に問題があるというような御提起もございます。そうした具体的な問題をどうやって改善をするか、問題をどうやって解決するかということを何よりも優先して取りかかる必要があるというふうに考えております。問題を解決するた...全文を見る
○河野国務大臣 かねてから議員から沖縄へ一遍行けという御提案がございまして、私、たしか春であったかと思いますが、折を見て一度伺いたいというふうにたしかお答えをしたかと思います。まことに恐縮でございますが、その後、外交日程その他がございまして、なかなか沖縄行きが実現していないことは...全文を見る
○河野国務大臣 沖縄県民の皆さんのお気持ちというものは私は十分理解しているつもりでございますが、村山総理はさらに、大田知事とは数次にわたって、相当長時間二人でこの問題について話し合っておられます。議員も御承知のとおり、もともと大田知事と村山総理との間には信頼関係があったと私は承知...全文を見る
○河野国務大臣 ただいま申し上げましたように、沖縄県民のお気持ちというものは我々は十分理解をいたしております。これまでのいきさつについても十分勉強したつもりでおります。しかしながら、一国の政治を預かる人間には、一国の平和とか安全を守るという、これまたゆるがせにできない大きな責任が...全文を見る
○河野国務大臣 私は、繰り返し先生初め皆様方に申し上げてまいりました。村山総理は、アメリカとの間に米軍基地の整理統合、縮小、こうしたことを目的として特別行動委員会を設置してこの問題について真剣に議論をするということをおっしゃって、その設置も既に決まり、一回目の会合も済ませているで...全文を見る
○河野国務大臣 沖縄において起きましたあの痛ましい事件につきましては、私どもはアメリカに対して、こうしたことがあってはならないということを強く申し入れをいたしましたし、それに対して米軍は、反省の日を設け、あるいは厳しいルールを幾つか設け、さらに綱紀の粛正のためにでき得る限りの作業...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、沖縄県民の皆様方の日常生活に大きな影響を及ぼすという事態がございますことについては、私どもも、ぜひともこの問題を考えなければならぬということで、もう長い間検討をし、改善をいたしてきているところでございます。しかしながら、さらに沖縄...全文を見る
○河野国務大臣 議員お尋ねの件につきましては、報道を通じて私どもは承知をいたしております。  しかしながら、その報道によれば、たしか、そうした事件を起こした人物についてだれであるかということについての確認ができていないという報道であったというふうに承知しております。
12月06日第134回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) 沖縄の皆様の基地問題に対します感情というものは、戦中戦後いろいろないきさつがあって今日を迎えているわけで、定めし複雑な心境でもありましょうし、今議員がお話しのように、お怒りもあるだろうと思います。あるいはまた、あの基地の周辺の方々には不安もあるでしょうし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 沖縄の皆様から伺っております事項につきまして、できるだけその実現方に努力をいたしたいと考えております。  具体的に幾つか申し上げますと、私とペリー国防長官との間で合意をいたしました特別行動委員会、沖縄の施設・区域に関する特別行動委員会というものを設置す...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 沖縄の皆さんからいろいろと御要請が出ておることは事実でございます。その御要請の中に今御指摘の普天間飛行場の問題も入っておりますのでありますが、御要請をいただいておりますもの一つ一つを慎重に私ども検討いたしまして、どういう対応ができるか、つまりアメリカとの...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 県道一〇四号越えの射撃訓練場の問題につきましては、ことしの一月、村山・クリントン会談、ワシントンで行われた日米首脳会談におきまして、村山総理からいわゆる三事案について提案をいたしました。クリントン大統領もこの三事案についてはこれを受けてくださったわけでご...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 沖縄の事件はまことに忌まわしい事件でございまして、被害に遭われた方々には、御本人及びその御家族の皆さんには本当に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  今、議員からお話がありましたように、この沖縄の基地は戦中戦後いろいろないきさつがあって今日を迎え...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 沖縄にございます米軍基地が、沖縄本島の一八・何%、二〇%近い面積を占めているというのは御指摘のとおり、私もそう承知しております。  このことは、十一月十九日の村山総理とアメリカのゴア副大統領との間の会談の折にも村山総理から御指摘がございまして、沖縄の基...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) こうした事件が二度と起きないように願うのはだれしもだと思います。私もそうでございますし、もちろん米軍関係者もこうした事件は再び起こしたくない、起きてはならない、こう考えておられることは当然だと思います。  私どもは米軍に対して、とりわけペリー国防長官に...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 東西の冷戦構造が終わりを告げた今日、今議員お話しのお言葉を受けとめるとすれば、基調としては軍縮の基調に動いている、こう考えるべきであろうと私は思います。  しかし、この冷戦構造の終えんば、世界的規模の戦争が起こる可能性は極めて低くなった、しかしながら局...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは見方はいろいろあるのだと思います。何をもって評価するかというところはいろいろ見方はあると思いますが、私はアジアにおきましてもアメリカは軍縮の基調をとっているというふうに思います。  例えば、一つの目盛り、物差しで申し上げますれば、かつてアジアには...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど私申し上げましたように、これは物差しはいろいろあるのでございますが、しかし、相対的あるいはトータルに考えれば、アジアに展開していた米軍兵力は十三万から十万になっていることは事実でございます。在日米軍の数の五万二千人は四万七千人が適切とボトムアップ・...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど来そうしたことについて御説明をいささか申し上げたつもりでございますが、沖縄の基地につきましては、県民の心情を総理もしっかりと受けとめて、私どもにも指示がございます。我々としても沖縄の事情等もよく考えましてアメリカとの間で相談をしなければならぬと思っ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 少なくとも現時点において四万七千という兵力を日本に駐留させることが適切だと、こういうふうに聞いております。そのことが最大限であるか最小限であるかということについては、そうしたやりとりはいたしておりません。
○国務大臣(河野洋平君) 日米安保条約いわゆる安保体制というものは、まず我が国の安全というものをいかにして守るかということが第一義的な問題でございます。最も急激に攻撃を受けた場合に、最も早くその攻撃に対応できる、そういう体制をつくっていくということはアメリカ側が考えていることでご...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 村山総理と大田知事との間には、かねてから信頼関係があるというふうに私は承知をいたしておりました。そういう信頼関係があり、それぞれかつて十分に意思の疎通もあったに違いないお二人が、一方は沖縄の県知事に、一方は日本の国の総理大臣という重い責任を負う双方の立場...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 裁判に訴えてやるのかというお話でございますけれども、これは法律に定められた手続でございまして、願わくばそうした法律に定められた手続ではなくて話し合いによって理解し合って合意が見つけられれば一番よかったわけですけれども、残念ながらそれは、随分お二人でも話を...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員のお尋ねでございますけれども、海兵隊についてのお尋ねでございますが、私はまず議員が海兵隊は要らない存在だとおっしゃる根拠が明確でないように思います。いろいろなお話、海兵隊についていろいろな御議論があることはたびたび伺ってはおりますけれども、なぜ海兵隊...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員が御紹介になりましたハワイ州知事のお話は、十万人でも引き受けるというのは一つの例えであろうと私は思います。早い話が、今アジアの地域から十万人のアメリカ軍の兵力が引き揚げると、つまりアジアにおける米軍のプレゼンスはなくなるということになったら一体どうい...全文を見る
12月12日第134回国会 参議院 外務委員会 第10号
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○国務大臣(河野洋平君) 和平協議はアメリカのオハイオ州デートンで行われておりました。二十日間を超える長い日数、いわば閉じこもった、缶詰なんということを言うんですが、閉じこもった場所で辛抱強く続けられた結果、テーブルを囲んで和平の合意ができたということを我々は非常に高く評価したい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) いずれにせよ、まず包括的和平協定が署名されるということが大事だと思います。この和平協定の署名はあさって十四日にフランスで行われることになっておりまして、このことがまず何よりも一番先であってほしいと我々は思っているわけでございます。  しかし、包括和平協...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 欧亜局長から若干説明させます。
○国務大臣(河野洋平君) 私もそういうふうに思います。  今回のボスニアの問題につきましては、今、野沢議員お話しになりましたように、国連がPKOを派遣するタイミングというものに今となってみればいろいろ問題があったと言えるのではないかと思います。ガリ事務総長御自身も、その辺につい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ガリ事務総長は、議員もよく御承知のとおり「平和のための課題-追補」というものを発出されまして、今、議員がおっしゃったような、つまり伝統的なPKO活動というものをもう一度真ん中に据えていこうというような気持ちを強く持たれておられるように思います。この話はし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) とりあえずは兵力の均衡ということなのだと思いますけれども、議員お話しのように軍備縮小という方向に当然議論が進んでいってほしいと念願しております。  そうした軍備縮小を目的とする会議といいますか交渉が既に予定されておりますから、そうした交渉によって軍縮と...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、国民の理解なくして外交政策を進めることは非常に難しいと思っております。  ただ、確かにおっしゃるように、国民世論にしりをたたかれて外交が進むという場合もあるし、かなり中長期的に高度な判断をして、それを国民に正しく理解してもらうための努力をするとい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日中関係の重要性にかんがみれば、こうした問題について両国は静かに理性的な話し合いを行う必要があると思います。  他方、先ほども申し上げましたように、国民の皆様に対しては正しい情報の提供というものもまた必要であろうかと思います。今まさに議員がお話しになっ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今、政府委員から御答弁申し上げましたように、今回のAPECにおきまして行動指針というものを策定したわけです。来年はフィリピンが議長をなさるわけですが、フィリピンで行われるAPECにはこの行動指針に基づいて各国は行動計画を持ち寄るということになっているわけ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この条約は、私は極めて重要なものだと思っております。過去のものもそうでございますけれども、今後こうしたことに関心を、つまり兵器をつくる側が関心を示すということのないためにも極めて重要だと考えておりまして、私どもとしては、一つは、まず我が国がみずからのなす...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今般、キューバの指導者が急に訪日をされることになりました。全く急なことでございまして、私どもも実は若干驚いたわけでございます。その御訪日も最初はテクニカルな訪日だと、給油その他を含めて短時間というお話でもございましたが、その後さらに情報が変わりまして、成...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは今お話しのように、いろいろございますけれども、当時の事情というものの中でさまざまな体験をされ、さまざまな場面に出くわし、それは運のよかった人もいれば運の悪かった人もいる。しかし、運がよくても悪くてもそういう状況があったという事実は、我々はもうそのこ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、拙速という言葉はありますけれども、この問題に関する限り、急ぐことが極めて重要なことだと思います。もちろん、十分調査するということも大事ではあると思いますけれども、とにかく戦後五十年という年月を経て、今この五十年目を迎えて、我々はやっぱりできるだけ急...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 坂本官房長官は私の最も尊敬する官房長官の先輩でございました。私は全く同意見でございます。
○国務大臣(河野洋平君) 我々と同じ日本人が異国に長い間住んでおられる。その境遇は千差万別であろうと思いますけれども、いずれにしても、そういう方がおられる以上は我々としては何らかの手を尽くすべきだと私は思います。こう申し上げても、私は外務大臣としてその調査でございますとかその作業...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、昨年、ことしと二回にわたって核に関する決議案の提出を命じて、最大限の努力を国連代表部に対して指示をいたしました。また、今回は、核実験反対のための決議については以前の国連大使であった波多野さんを首相特使としてニューヨークへ派遣して、波多野さんも一緒に...全文を見る