河野洋平

こうのようへい



当選回数回

河野洋平の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月10日第145回国会 衆議院 本会議 第51号
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○河野洋平君 ただいま議長から御報告がございましたとおり、本院議員山花貞夫君は、七月十四日、急性心不全のため、東京都三鷹市の病院で逝去されました。  山花君は、平成五年、三十八年間にわたった我が自由民主党の長期単独政権に一たん終止符を打つことになった細川政権の樹立に際し、当時の...全文を見る
10月26日第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第7号
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○国務大臣(河野洋平君) 一般的に言って安全保障と申しますか、地域の安定というものを考える場合には、その地域で十分な話し合いができる、それから十分な透明性というものが確保できるということが安全保障上あるいは地域の安定上好ましいことだと思います。  しかしながら、非常に残念なこと...全文を見る
11月02日第146回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) 野党党首時代の私の言動につきまして、二点御質問がございました。  宗教団体と密接な関係を持つ政党の政権参加について、私が持っておりました問題意識について発言をした、そのことを今どう思うか、こういう質問でございました。  私は、今日の状況で、私が持って...全文を見る
11月04日第146回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のとおり、政治改革についてあの当時大変な議論が我が党内にございました。さまざまな意見が連日闘わされたわけでございますが、最終的に、私はそうした議論を踏まえて、細川総理との間に合意をつくり上げたわけでございます。その合意を記者会見で発表したことも...全文を見る
11月05日第146回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○河野国務大臣 小渕第二次改造内閣の外務大臣に就任をいたしました。二見委員長を初め委員各位に、ここに謹んでごあいさつを申し上げたいと存じます。  私は、我が国の安全保障政策遂行の任に当たる者の一人として、その使命を全うすべく、全力を傾注する所存であります。  二十一世紀を間近...全文を見る
11月09日第146回国会 参議院 外交・防衛委員会 第1号
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○国務大臣(河野洋平君) このたび外務大臣に就任をいたしました河野洋平でございます。  矢野委員長を初め、委員各位に謹んでごあいさつをさせていただきます。  私は、前回の外務大臣としての経験、また、これまでの日本外交の成果を踏まえながら、使命を全うすべく全力を尽くす決意でござ...全文を見る
11月10日第146回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○河野国務大臣 このたび外務大臣に就任をいたしました河野洋平でございます。井奥委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  私は、今日までの日本外交の成果を十分踏まえながら、その使命を全うすべく全力を尽くす決意でございます。  申し上げるまでもなく、日米関係は我が...全文を見る
○河野国務大臣 情報公開は、一般的に言って、それが積極的に行われることが望ましい。それは、外交であれその他の問題であれ、情報公開というものは重要だということは何の疑問もないところだと思います。これは、何も国政にとどまらず、地方自治体でも盛んに情報公開について議論がなされ、またそれ...全文を見る
○河野国務大臣 委員に外務省が御説明に伺って極秘あるいはマル秘文書について説明をしたのは、委員が外務委員として委員会で御活躍をなさっているからであって、だれにでも秘密文書を説明する、見せるというものではないのでございます。  情報公開が別に在庫を減らそうということでやっているの...全文を見る
○河野国務大臣 いろいろなお尋ねがあったわけですけれども、まず核の問題について、余りみんなしゃべりたがらないのではないかという御疑念をお持ちのようですが、これはこれまでも、例えば核の所在についてはお互いに言わないということがしばしばありました。  しかし、そうしたことを考えてみ...全文を見る
○河野国務大臣 我々は、これまでもそうした抑止力というものが陰に陽に働いて、日本の国の安全あるいは日本周辺あるいはアジア一帯の安定というものが維持されてきた、あるいは維持されるのに相当な役割を担ってきたというふうに考えているわけです。先ほど申し上げましたように、これまでも日米両国...全文を見る
○河野国務大臣 お尋ねの国連におきます決議案について御報告を申し上げたいと思います。  まず、お尋ねの中にもございましたが、我が方、日本が提案者となりましたいわゆる究極的核廃絶に対する決議案につきましては、お話のとおり、賛成百二十八、棄権十二という結果でこれは採択をされました。...全文を見る
○河野国務大臣 今私が申し上げましたのは、新アジェンダ決議案と申しますか、この決議案の提案国の主張というもの、我々いろいろと話し合いまして、その提案国の主張の中には大変共有できるものがございました。私自身、こうした考え方について随分と心を動かされたことは事実でございます。  た...全文を見る
○河野国務大臣 委員のお考えも非常によく私は理解することができるのであります。  東京フォーラムの中には、核の不拡散とか核軍縮における市民社会の役割が非常に大きいという指摘がございます。私も全くその点は同感でございまして、そういう市民社会の役割というものが大きな国際世論というも...全文を見る
○河野国務大臣 核にまつわるテクニカルタームがいろいろございまして、それの日本語訳もございます。そうしたことから総理お使いになられたと思いますが、もしそうしたことが委員おっしゃるような核のマイナスイメージということに非常に大きな影響があるとすれば、考えなければならぬというふうに思...全文を見る
○河野国務大臣 御経験に基づいていろいろお話をいただきました。まことにありがとうございます。  答弁を申し上げる前に、前段、議員が話しになったことについて、ちょっとだけ私の感想を申し上げたいと思うんです。  例えば、日本の国内で自治体の単位がどのくらいであることがマネジメント...全文を見る
○河野国務大臣 西田議員御指摘のとおり、条約の解釈というものは、すべてが同一の解釈を持たなければ本当の意味といいますか、ものがなかなか発揮できないということはあると思いますね。  ただ、これはちょっと私今お話を伺っていて、宇宙条約という条約もありますし、宇宙の平和利用という国会...全文を見る
○河野国務大臣 私も、ペレスさんとは何度かお目にかかっていろいろお話をさせていただきました。大変難しいパレスチナとの間の交渉に当たっても、ラビン首相とまことに絶妙のコンビでその交渉に当たっておられたのを横で拝見して、非常に感銘を受けたことがございます。  そのペレスさんがお話し...全文を見る
○河野国務大臣 まことにふつつかな人間でございまして、私自身、自分の信念に基づいて一生懸命努力をするという以外に私には道がないというふうに思っております。  ただ、前回もそうでございましたが、どの仕事でも、すべての人によく思われようと思っても、それはなかなかそうはいかない。特に...全文を見る
○河野国務大臣 政局の変化というものは大変激しいものだとつくづく思います。  私は、小渕総理が、昨年の今ごろでございましょうか、国会において、いわゆる金融国会と言われるあの当時に、大変な困難な国会運営を懸命に努力をしておられたという状況を拝見しておりまして、こういうことではこれ...全文を見る
○河野国務大臣 私はどういうことから申し上げればいいか、まず最初に憲法二十条の問題から申し上げれば、私自身が予算委員会等を傍聴したり出席したりしておりますときに、法制局長官からの答弁がございました。かなり突っ込んだやりとりの中で、最終的に法制局長官は憲法二十条の問題はないという御...全文を見る
○河野国務大臣 議員お一人お一人はいろいろなお考えを持っておられると思います。しかし、今私申し上げましたように、政権に参画をしておられて、決して私がかねてある場所で申し上げたような状況でないということは私自身もはっきり申し上げられますし、危惧の念はないと言って間違いではないと思い...全文を見る
○河野国務大臣 私は、国民の判断というものが何より大事だというふうに思っておりますから、この連立政権が、真に国民のためを思い、国民の利益を目指して努力をしていけば、国民はこの三党連立政権を支持されるだろうと思います。しかし、一方で、国民を顧みず、ただただ数の多いことだけを楽しむと...全文を見る
○河野国務大臣 まず、世論調査についてお尋ねでございますが、世論調査にはいろいろな種類の世論調査があるわけで、三党連立について支持をするかしないかという世論調査もありますけれども、各党の支持率についての世論調査もあるわけで、私は、民主党が自民党より支持率が高いという調査はここのと...全文を見る
○河野国務大臣 それぞれの政党にはそれぞれのお考えがあるのであって、私がそのことについてとやかく申し上げることはするべきでないし、そんなことを今考えておりません。
○河野国務大臣 個人的な見解をお尋ねになられても、私はこの場で外務大臣として外務委員会に出席をさせていただいておりますので、そうしたことに個人的なことを申し上げる立場にないというふうに申し上げる以外にないと思います。つまり、政党の問題についていえば、私自身が自民党を代表しているわ...全文を見る
○河野国務大臣 政治家の発言というものは、一般論で申し上げれば、極めて重いものだと思います。  西村前防衛政務次官の御発言については、小渕総理大臣から国会の場で御答弁がございました。そのとおりだろうと思っております。それ以上のことを私が申し上げる材料を持ちません。
○河野国務大臣 小渕総理が本会議の場あるいは幾つかの委員会の場に御出席になって、御自身から御発言をしておられます。きちっとみずからの、総理大臣として、つまり任命権者としての立場から御発言になっておられるわけで、総理がこのことについて、発言をしない、逃げ隠れせずにきちんと正面から国...全文を見る
○河野国務大臣 私はそう思っておりません。
○河野国務大臣 当時、私は野党第一党の党首として本会議で演説をさせていただいたわけでございますが、野党第一党の党首が政権担当者に対して政権をかわるべきだと言うのは、これは言ってもおかしくないと思うのですね。しかも、ああいういきさつでできた政権ですから、その政権の正統性を含めて、私...全文を見る
○河野国務大臣 政治改革について、各党にはそれぞれさまざまな考え方がございます。地方組織の意見あるいは地方議員の方々の意見、国政に参画をしておられる方々の意見、経験に基づくもの、あるいは将来を見た上での意見、それはもう私が申し上げるまでもなく、伊藤議員はよく御承知のとおり、議員一...全文を見る
○河野国務大臣 私自身が、格好よくいようというふうにはもともと思わないたちでございます。同志の皆さんの議論が積み上げられて物事が決まっていく、これは一つの政党の姿でありますから、そして長い歴史を持ち、全国に組織を持つ政党として、さまざまな意見をくみ上げ、さまざまな段階で議論が行わ...全文を見る
○河野国務大臣 一つの国が、自分が持っている非常に重要な武器といいますか、そういうものを少なくともこの間は使わないということを明言されたということは非常に重要なことだろうと思うんです。問題は、それが米朝協議が続いている限り、こういうことを言っておられるところを議員は指しておられる...全文を見る
○河野国務大臣 我々は、国交の正常化ということは極めて重要なことだと思っています。我が国に極めて近い朝鮮半島でございます。そこに存在する朝鮮民主主義人民共和国と申しますか、いわゆる北朝鮮との関係というものが今のような関係でいいのだろうかという思いは多くの人が持っておられるだろうと...全文を見る
○河野国務大臣 北朝鮮側がアメリカを交渉相手としていろいろな交渉をするというのは、これは北側の方針でもきっとあると思いますが、米朝協議というものは、時に中断はいたしますけれども、テーブルが準備されてそこで協議が行われるということが形としてできているわけです。日本もまた、日朝交渉と...全文を見る
○河野国務大臣 先ほども伊藤議員に御答弁を申し上げましたが、自由民主党という政党に今所属をいたしておりまして、この自由民主党という政党は全国的に地方組織がございます。その地方組織は、それぞれ政治活動をするためにいろいろな苦労をし、いろいろな意見を持っているわけです。また、地方議員...全文を見る
○河野国務大臣 かつての同志から大変厳しい御指摘をいただいて大変胸が痛いのでございます。しかし、他方、上田議員にも、かつての新自由クラブの考え方というものをあなたが民主党の中で本当に守って、貫いていっていただいているかどうかということについても、私は、あなたのさっそうたる若手議員...全文を見る
○河野国務大臣 アジアにおけるインドネシアの存在というものは極めて重要だと思います。  それは、例えば今日でいえば、ASEAN十カ国、人口およそ五億、インドネシアでは二億を超える人口がおられるわけで、何も人口が多い少ないということをとうとしとしているわけではございませんけれども...全文を見る
○河野国務大臣 誤解を恐れますのでもう少し申し上げますが、私が申し上げたのは、国連における日本外交の態度というものがどうかよくわからぬけれども多分そうだろうというようなあやふやなことで申し上げたわけではないことをまずお断りしておきます。  日本政府が東ティモール問題に対してとっ...全文を見る
○河野国務大臣 この問題については、松本議員もお話しのように、一九七〇年代から国連でいろいろな議論が、それ以前からもあるわけですけれども、決議などが行われているわけで、今日の状況はその当時とは随分と進んできている。まして、昨今の状況を見ると、はっきりとインドネシア自身が東ティモー...全文を見る
○河野国務大臣 一般的に三つのカテゴリーといいますか、三つの方法があると思っております。一つは人的な支援でございます。これはUNTAET、東ティモールにおきます臨時行政組織に対して人を送るといったことがその中に含まれます。それからもう一つは資金援助でございます。三番目は、NGOと...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっとその前に、松本委員から御指摘がありました件、私がちょっと資料を読み落としまして、前回御答弁をしておりませんので、改めてさせていただきます。  御指摘がございまして、東ティモールに対する支援について具体的なことを言え、こういうお話でございました。  人道...全文を見る
○河野国務大臣 今お答えを申し上げましたように、現地調査の結果、それから先ほど申し上げました四つの視点というものを踏まえて判断をしようと考えております。
○河野国務大臣 失礼いたしました。少し混乱をいたしました。  調査団を出しているのは、御指摘のとおり、UNHCRからの要請にこたえて、西ティモールで仕事ができるかどうかということについての調査団でございました。東ティモールへの調査団は出しておりません。  そこで、今、東ティモ...全文を見る
○河野国務大臣 誤解のないように申し上げておきますが、軍事的な面に参加をするということはありません。これははっきりしております。  しかし、UNTAETがどういう作業をするかということについてはまだ明確ではございませんから、そこのところまで申し上げられなかったわけですが、少なく...全文を見る
○河野国務大臣 西ティモールへ参りました調査団からの報告書が出てきておりますから、その報告書に基づきましていろいろなことが検討されるということになると思います。  この調査報告は松本議員も恐らくお読みいただいていると思いますが、まだまだ検討するべき問題もあるというふうに思ってお...全文を見る
○河野国務大臣 まだ政府がそうしたことを決めたということはございません。
○河野国務大臣 要請については非公式でございまして、そのプロセスについては、明らかにするのには先方の了解ももらわなければなりません。まだ非公式な打診という域でございます。  しかし一方で、比較的近い関係にございますから、UNHCRの方々からは、口頭で、日本の支援はどうしても必要...全文を見る
○河野国務大臣 お言葉ですが、自衛隊もまたその仕事をするための候補の一つであってもおかしくはないと思います。
○河野国務大臣 大変恐縮でございますが、先ほど申し上げましたように、要請がどこから来たかとかということについては、極めて非公式な打診でございますから、そのことについてはここで申し上げることはお許しをいただきたいと思いますが、先方から自衛隊でやってほしいと明確に言ってきているという...全文を見る
○河野国務大臣 そのとおりでございます。
○河野国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、さまざまな選択肢がある、自衛隊機を使うことも選択肢の一つだということを申し上げているわけでございまして、先方からの非公式の打診によれば、一定期間の物資の輸送ということでございますから、そういう一定期間の物資の輸送というものを行う...全文を見る
○河野国務大臣 繰り返しての御答弁で恐縮でございますけれども、物資の輸送を行うために選択肢があるということは申し上げたとおりでございまして、自衛隊機を使うというのもその選択肢の一つだというふうに私は申し上げているわけでございます。民間機を利用すればいいではないかという御指摘がござ...全文を見る
○河野国務大臣 民間機を使うことがいいかどうか検討したことがあるか、チャーター便を使うということを検討したことがあるかどうかという御指摘でございますが、先ほどからこれも繰り返し申し上げておりますように、現地に参りました調査団の報告書というものを十分じっくり検討をして、どういう対応...全文を見る
○河野国務大臣 西ティモールの状況は比較的安定をしているというふうに聞いております。
○河野国務大臣 伊藤議員から丁重な御質問をいただきまして恐縮をいたしておりますが、かつて外務大臣を務めておりましたときと今とでは、御指摘のとおり、国際情勢が相当大きく変わっております。日本外交のスタンスというものは、私は、そんなに変わるべきでないし、変わっていないというふうに実は...全文を見る
○河野国務大臣 伊藤議員がおっしゃいましたように、北朝鮮との間の窓口と申しますか、話し合いというものは、アメリカは、米朝協議という言ってみれば非常にオーソドックスな協議が既に始まって、この十五日にはアメリカのカートマンと北朝鮮のしかるべき人との会談が行われるということがもう既に予...全文を見る
11月11日第146回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○河野国務大臣 上原議員御指摘のように、那覇港湾施設あるいは普天間についていろいろと新聞報道その他がなされていることは私も承知をいたしております。しかしながら、私どもが今直接連絡に接し、あるいはそれら今御指摘のような情報を整理してみますというと、こういうことになると思います。 ...全文を見る
○河野国務大臣 沖縄の皆さんが大変御苦労されておられることを十分に認識をしながら、沖縄県民の皆様方のお考えというものをできるだけ真摯な態度でお聞きをするということが大事なことだと、もう繰り返し繰り返し自分に言い聞かせております。そうして、県民の意向というものを代表される知事のお考...全文を見る
○河野国務大臣 沖縄県が案をお示しになる際に、どういうところまで案をおつくりになるか。例えば跡地利用とか、あるいは振興策とか、そういうところまで含めた案ということになると、これは外務省、防衛庁だけでは手に負えないわけでございまして、沖縄開発庁を初めとして、むしろ内閣全体で受けとめ...全文を見る
○河野国務大臣 上原議員からは、私、前回外務大臣当時に大変御親切にいろいろと御指導いただいて、今でも覚えておりますが、河野君なるべく早く沖縄へ行けよというアドバイスを二度三度といただきました。国会が終わってから伺います、できるだけ早く伺いますと申し上げながら、その後いろいろ問題に...全文を見る
○河野国務大臣 上原先生の御提言は傾聴に値する御意見ではあろうと思います。しかし一方で、これも先生よく御存じのとおり、普天間基地周辺の方々の不安あるいはいろいろな御意見等を伺いますと、今さらおまえ何だとおっしゃるかもわかりませんけれども、一日も早い問題の解決という声もあることも事...全文を見る
○河野国務大臣 佐藤議員御指摘のとおり、PKO活動も大分その歴史を重ねてきたと思います。極めて注意深く、そして参加される方々がきちんとした態度で仕事をされるということから、現地の方々の評判も大変いいというふうに伺っておりますし、今御指摘のように、国内の支持も大変高くなりました。そ...全文を見る
○河野国務大臣 大変たくさんの質問をいただきましたが、答弁が落ちましたら、また御指摘ください。  順不同で参りたいと思いますが、私はこれから、今晩、アナン国連事務総長とお目にかかることにいたしております。アナン事務総長は、国連でこの東ティモール問題を非常に重要視をされまして、こ...全文を見る
○河野国務大臣 NGOに対する評価は、私も議員と意見を同じくいたします。  このNGOの方々が持っている機動力といいますか、さらに草の根を分けてさまざまな仕事をしてくださる、こうしたことは、なかなか世帯の大きい応援団ではできない部分を非常にうまくやってくださるということがござい...全文を見る
○河野国務大臣 アジア太平洋地域におきます民主化は、もっともっと進んでいかなければならないというふうに思います。そのために我々が果たせる役割があるというふうに私は思っておりまして、その道は必ずしも平たんではございませんけれども、当該地域の方々の努力、そしてそれを支えようとする周辺...全文を見る
○河野国務大臣 国連の決議に基づいて東ティモールで働かれた多国籍軍については、日本として、これを支持して、応分の拠出金を出したところでございます。
○河野国務大臣 我々は今、東京で東ティモールのことをこうして話し合っているわけですけれども、東ティモールの現状がどういうことになっているかということについて余り情報がないわけですね。  確かに、我々が新聞その他で見ておりますと、言ってみればゲリラといいますか、ゲリラのもっと細か...全文を見る
○河野国務大臣 西村発言は、小渕総理が申し上げているとおり、極めて不適切な発言であった、こういうふうに私も思います。したがって、その不適切な発言をなさった政務次官を更迭をされたということは、しかも、表現はちょっと適切じゃないかもしれませんが、処理が早かったという点で、私は、それな...全文を見る
○河野国務大臣 この決議案には我が国は棄権をいたしました。
○河野国務大臣 ちょっと御質問にお答えをする前に申し上げたいと思いますが、私はこの新アジェンダの提案者のお考えにかなり共鳴するところが多いのです。この提案者が述べているように、できるだけ早く核をなくしたいというお考えというものは、私もその気持ちにおいては共鳴するところが非常に多う...全文を見る
○河野国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、私は提案者の気持ちにかなり共鳴するところがあるものですから、この決議案は我々にとって、何といいますか、非常に考えなければならないものであって、もう見た途端に、ああこれはだめだ、賛成できない、反対だ、あるいは棄権だと言うほど簡単な...全文を見る
○河野国務大臣 沖縄はさきの大戦で大変な困難な状況を経験された、それは困難と言うには余りに悲惨なものでもあったと思います。死者の数、あるいは日本で唯一の陸上の戦闘が行われたということを考えても、どんなに沖縄に対して、この五十年の歴史、五十年の歳月がたっても、やはり沖縄の方々が持つ...全文を見る
○河野国務大臣 地位協定の運用の改善をいたしましたときに、殺人、強姦という、凶悪犯といいますか、最もやってはならないことをやった、これはもうそのまま条文に書く、しかし、それ以外のことを条文に書くのには、それじゃ放火はどうだ、何はどうだということになって、それをずらずら書くか、ある...全文を見る
11月11日第146回国会 参議院 外交・防衛委員会 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) 国際貢献に対して国の内外から大変大きな期待がございます。我が国の現在の国際的地位を考えれば、相当しっかりと国際的な貢献をしていく必要があるというふうに思いますし、また国民の理解も相当程度進んでいるというふうにも思っているわけでございます。  したがって...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど来から防衛庁長官が御答弁いたしておりますように、この問題は普天間基地周辺の方々が普天間基地があるためにいろいろと危険もある、騒音被害もある、いろいろな問題を抱えておられて一日も早く普天間基地の移転を実現してほしい、そういう普天間基地周辺住民の方々の...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これまでのPKO活動の経験に基づきまして各国の反応等も我々注意深く聞いているところでございますが、カンボジアを初めとしてPKO活動に参加をいたしました日本からの人たちの評価は極めて高いものがございます。  現地に参りまして、現地との融和あるいは現地との...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 小泉議員がお述べになりました御認識、つまり相当状況は変わってきているんじゃないか、北の出方が随分変わってきたんじゃないかという御認識を小泉議員もお持ちのようでございますが、北はなぜ変わったのか、どうして北がこういうふうに変わってきたのかということを考えま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、小泉議員はもう御承知の上でそういう話をしておられるんだと思いますが、我が国は北朝鮮との間に外交関係はないわけです。現在、外交関係を有していないわけです。したがって、外交関係を持っている普通の国との間で行われるような外交ルートを通じての交渉はできない...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) そうではありません。したがって、何らかの形で話し合いのルートを求めていかなきゃならぬと言って、努力をするということを申し上げているわけです。
○国務大臣(河野洋平君) 私は、先ほども申し上げましたように、正規の外交ルートがない、したがって正規の外交ルートがある国のような正式な話し合いの場は持てないんだということを申し上げたわけですが、それじゃ一切話をしないのかと言われればそうではないのであって、さまざまな話し合いのルー...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まず、お尋ねの、どういう具体的な交渉といいますか、やりとりをしているのだと、こういう御質問がまずございました。これについては、接触は水面下のもので、つまり極めて非公式にやっているものでございますから、これは相手のこともございますから、今ここでどういうこと...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと今、最後に、日本外務省は目的がないとかという御議論には、私は黙っているわけにはいかないので、ちょっと発言をさせていただきたいと思うんです。──時間がないんですな、申しわけありません。
○国務大臣(河野洋平君) それではまた、それだけ申し上げて、また改めて。
○国務大臣(河野洋平君) 防衛庁長官も私も昭和十二年の同い年でございます。いわば、今の田議員のお話からいえば、ちょうど小学校のころ戦争が激しくなって終わったという世代でございます。我々はそれでも戦後の大変厳しい時代を知っています。それから、やや戦前のにおいも我々はかいで覚えており...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと所管外でどう答弁を申し上げていいかわかりませんが、抜本的な行革をやるということを宣言されて、たしか橋本内閣のときだったかと思いますが、行革の最終報告書というものをつくり上げたわけです。  そこに至るまでには各省ともに相当激しい議論があって、もち...全文を見る
11月16日第146回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(河野洋平君) 一九九七年のOECD原子力機関のレポートにおきまして、我が国の原子力規制当局の職員数は四百五十人とされていることは御指摘のとおりでございます。  改めてチェックをいたしました結果、我が国の原子力規制当局の職員数は、同レポートが作成された一九九六年現在で...全文を見る
11月16日第146回国会 参議院 外交・防衛委員会 第3号
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○国務大臣(河野洋平君) ただいま議題となりました千九百九十九年の食糧援助規約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この規約は、本年六月三十日に失効いたしました千九百九十五年の食糧援助規約にかわるものとして、本年四月にロンドンで開催された国...全文を見る
11月18日第146回国会 参議院 外交・防衛委員会 第4号
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○国務大臣(河野洋平君) 最初に申し上げますが、私は実はたばこを吸いません。したがって、ややそういう立場で申し上げることになるかと思います。  ブルントラント女史、つまりWHOの事務局長でございますが、ブルントラントさんとお話をいたしまして、事務局長からは、たばこの問題は経済的...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これはぜひ厚生省にも、今、武見議員がおっしゃったような医学的見地に立って一定の判断を明確に下していただきたいと思います。  もし、そういうことが明確であれば、厚生省も何らかの対応をなさると思いますし、またそれに伴って、それ以外にも対応すべきことが起きて...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 海賊事件といいますか、海賊の出没について大変心配を我々もいたしております。  今、参考人から御報告を申し上げましたように、事件は、事案といいますか、毎年激増しているわけでございます。ただ、今もお話がありましたように、海賊という言葉の響きは、どうも我々は...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 武見議員御指摘のとおり、事件がこれだけ発生するということを考えれば、我々もこの問題を放置するわけには決していかないと思います。当然のことだと思います。  しかし、正直申し上げまして、現在海賊事件だけを想定したマニュアルというものがつくられているかという...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のとおり、この手の条約はできるだけ早期に国会にお諮りをするというのが原則だと思います。  この条約、協定等をお諮りをするのが大変おくれたことは申しわけないことだと思いますが、今政府参考人が申し上げましたように、種々の事情があったこともぜひ御理...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のとおり、二つのやり方がございます。そして、二国間の援助の方が、顔が見えるといいますか、日本がやっているということが相手国に対して非常にはっきりするという意味で二国間援助をできるだけやるべしという意見も国内に非常に強いわけで、私どももそれは大事...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 確かに小山議員が御指摘のように、この国際コーヒー協定にはいわゆる経済条項というものは余りございません。しかしながら、一方で供給の安定及び価格の安定ということになりますと、この協定のもとでコーヒーに関する経済的及び技術的な情報の収集あるいは交換及び公表が行...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員も御承知のとおり、東ティモールの独立それから国づくりと申しますか、これらのプロセスを支援するために我が国としてもさまざまな面でこれを支援しようという考えでおるわけでございます。  議員御指摘のように、我が国の国連平和維持活動への参加ということでござ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員がおっしゃったように、時代が大分進んできて変わってきているんではないかという御指摘でございますが、時代の変化というよりは、東ティモールについて言えば、これまで我が国がPKO活動で参加をした地域の状況とこれは相当違うと考えなければならないと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 大統領とのお話し合いの中では、私は大統領に対して、我が国を初めとして世界の国々がテレビその他を通じてインドネシアの大統領選挙というものをしっかりと見ましたよと。  大統領選挙、副大統領選挙、いずれも実に透明性の高い選挙が行われて、そこで選ばれたというこ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 昨年八月の北朝鮮によるミサイルの発射事件というのがございまして、この発射事件の後ではとても国交正常化交渉というものは、話し合いはできないだろうという時期が当然あったと思います。  そうしたことから我々は、韓国、アメリカと一緒に話し合いをしまして、アメリ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 北朝鮮は、一般的に言えば、情報が最も少ない国の一つでございます。  ごくごく少ない情報を集めて分析をするという作業は非常に難しい作業でございますけれども、しかし、昨今は、つまりアメリカでありますとか中国でありますとか、幾つかの国がやはり北朝鮮との間の話...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のとおり、体制が全く違います。しかし、それは体制が違うということをお互いに認め合って話し合う以外にないわけです。私と同じ体制になってくださいといって話し合うというわけにはいかないわけでございまして、お互いの体制を認め合う、そしてお互いの体制の中...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 全く抽象的なことを申し上げるのをお許しをいただきたいと思うんですが、私は、これからの外交政策が少し形を変えていくとすれば、それはやっぱり人権とか、つまり人権という意味において民主化とか、そういう問題がやっぱりあるんだろうと思うんです。その最も基本的な人権...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと私正確に記憶がありませんが、政府関係者から、今度の、議員がおっしゃっているのは村山訪朝団のことだと思いますが、村山訪朝団に対して政府が全面支援をしているということは政府側は言っていないと思います。  村山訪朝団はあくまでも政党レベルといいますか...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 総理もおっしゃっておられたと思いますし、私も申し上げましたけれども、私は村山訪朝団の訪朝というものに期待をしています。  その期待は、やはり全党が参加をする、しかも元総理が代表される訪朝団がこういう状況の中で訪朝されるということにはそれなりの重い意味が...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これまで幾たびか政党、議員外交といいますか議員レベルで、あるいは与党レベルで幾つかの政党が一つになって訪朝をなさったケースがございまして、そのときにも最終的に外務省に対して世話役としてだれか行けという御指示、御要請がございました。そして、累次の訪朝団には...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 総理の親書を持って行かれるかどうか私は確認しておりません。この話はまだ私どもは正式に承知をいたしておりません。
○国務大臣(河野洋平君) 私は全く承知をしておりません。村山訪朝団の訪朝に条件があるとか、あるいは訪朝についてだれかの了承を得るとか、そういったようなことがあるというふうには私は全く承知をしておりませんし、ちょっと情報のニュースソースがどこにあるか私はよくわかりませんけれども、そ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私がアメリカの国務長官にお出しをした書簡は、ここにいる山本政務次官に持っていっていただいたものでございますが、深い憂慮の念という言葉は使っておりません。  それから、私のあのときの心境からいいますと、十月の初めにウィーンで行われましたCTBTの会議にお...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) WTOに関する米中会談が行われた当初は、とても見込みがないのではないかという予測が一般的だったと思うんです。これをアメリカ側は、交渉の予定を延ばして、帰国を延ばして、非常に熱心な交渉をして、最終的に米中は合意をつくり上げた。これは本当に双方にとって大変な...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 中国の国営企業というものの存在、これがどういうふうに変化していくかということは中国経済にとって極めて重要だと思います。それに伴って中国の中小企業というものが育っていくかいかないか。こうしたことがきちんとできれば外国からの投資もふえていくでありましょうし、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今、議員が御指摘の植林問題につきましては、小渕総理が訪中された折に、植林、緑への協力ということを言われまして、今、日中間で相当規模の大きい緑化対策を計画中でございます。これは相当長期間にわたって中国を緑化していく運動を日中双方でやろう、こういうことでござ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まさに議員御指摘の、後発開発途上国産品の問題は大きな問題だろうと思います。先般、日本を訪問されたWTO関係者の方々何人かとお目にかかりましたけれども、特に熱心にこの問題を話される方もいらっしゃいました。  今、議員がまさにおっしゃったように、こうした後...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 邦人保護は外務省にとって極めて重要な仕事でございます。邦人保護と一口に言いますけれども、いろいろなケースがございます。  旅行者に対する保護、それからそれぞれの地域に定住をして仕事をしておられる、勉強をしておられる方々に対する保護、それから今回のキルギ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) そう簡単には申し上げられませんが、お許しをいただいて。  私は、アメリカは相当思い切って考え方を変えたと思います。それは、アメリカは例えばソ連に対する封じ込め政策というものも必ずしも成功したとは思えない。ベトナムとのやりとりについてもアメリカはどう思っ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、日本の態度は対話と抑止なんですね。対話だけではないんです。対話を望むけれども、一方で抑止ということもきちっとやるということが当然必要だと思うんです。  これは韓国でも同じです。幾ら太陽政策、包容政策といっても、韓国は韓国なりに非常に厳しい戦略の補...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、アメリカの考えているところは、やはりどうやって話し合いに持ち込むかということが一番大事なんですね。  アメリカはなぜこの問題をこんなに重要視しているかということの一つに、やっぱり核の拡散というものを防がなきゃいかぬということがアメリカにとって極め...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 我が国が対話と抑止ということを申し上げているわけで、我々はこの対話と抑止という考え方に基づいて、ペリー博士がペリー・プロセスについていろいろ考えられて案をおつくりになるときに、我が国の意見も述べてあるわけですね。  ですから、私は、ペリー・プロセスの中...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 包括的核実験禁止条約を批准する国々の中で、やはり何といっても大事なのは、核保有国がこの条約を批准するということが非常に大きい意味があるのは、これは疑いのないところであります。  しかも、その核保有国の中でも最もパワフルな国であるアメリカがこの批准を否決...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、田議員と少し意見を異にいたします。それは、私はやはり国際社会の中で核軍縮、そして究極的な核廃絶を目指すためには、条約を繰り返し繰り返し国際社会の中でお互いに認め合い、それが半歩でも一歩でも前進をしていくということが核廃絶に近づく道、それはかなり遠い...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 東京フォーラムは政府と少し違いますけれども、やはりあの東京フォーラムの議論というものを非常に重要視、大事な議論として、少なくとも私は見ておりました。あそこで書き上げられたものは、それなりに核軍縮にとって重要なものであるというふうに思います。  ただ、し...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと一言だけ。  今申し上げましたのは、三カ国は棄権でございます。反対ではなくて棄権でございます。
○国務大臣(河野洋平君) 山崎議員の御指摘の地下施設というのは金倉里の施設ということだろうと思いますが、五月にアメリカがこの施設に参りましていろいろ見たわけですが、その結果、この施設は米朝間で合意された枠組みに違反するものではない、こういう結論を報告をされたわけでございます。私も...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) アメリカからは、担当者が、先ほども申し上げましたように、現地を見てきた後、報告があったわけです。  その報告は、今、議員がおっしゃったように、縦横何メートルで何がどうでというような詳細な報告があったというふうには私は承知しておりません。ただ、自分が見た...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 西ティモールのクパン県及び同県のエルタリ空港の状況を見て、同地において一定期間、迅速かつ安定的に空輸を行うためには、空輸に関する技術あるいは能力、経験などを有する専門組織による対応が必要である、こういうことが期待されているというふうに聞いております。そう...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ケース・バイ・ケースだと思いますけれども、この場合には、先ほど申し上げましたように、UNHCRから我々に対して期待されているものは、空輸に関する技術とか能力とか経験などを有する専門組織をもって対応できるということが非常に強く要求されているわけです。  ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) あくまでも今回要請をしてきておりますのはUNHCRでございまして、UNHCRは今申し上げたようなことを期待して日本に対して支援を求めてきているということでございますから、その期待に一番ぴったり合ったものを我々が考えるということでございます。
○国務大臣(河野洋平君) 私は、大事なことは日本が非核三原則をとっておるということを国際的に周知徹底するということがまず大事だと思うんですね。持ち込ませずというのは日本の政策として極めて重要な政策だということを承知の上で来る者がいるかどうかということだと思います。  私は、今の...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私の前任の外務大臣は法学部で法律の専門家でございました。その法律の専門家に議員が質問をされて、どうも答弁納得がいかぬといって政治学部の人間に法的な問題をお問いかけになりましても、それ以上のいい答えが私の知恵にはないのでございますが、しかし私は、きょうもう...全文を見る
11月19日第146回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○河野国務大臣 このたび外務大臣に就任をいたしました。佐々木委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  まず、沖縄に関する事項について申し述べます。  私は、新内閣の発足に伴い、十月二十二日、青木官房長官兼沖縄開発庁長官及び野中前官房長官兼沖縄開発庁長官とともに...全文を見る
11月19日第146回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○河野国務大臣 どういう状況になっているかわかりませんが、少なくとも静かに暮らすことができるように願っております。
○河野国務大臣 下地議員が御指摘になったように、現在我が国を取り巻くアジアの情勢は、幾つかの問題点を抱えていると思います。そうした問題点をこれから我々は克服していかなければなりません。日ロ関係しかり、まあ言ってみれば日中関係も、もっと本当の日中関係というものを模索する必要もあると...全文を見る
○河野国務大臣 外務省は日本の外務省でございます。私は日本の外務大臣でございます。その役割はきちっと果たしたいと思っております。
○河野国務大臣 沖縄県民の皆さんが半世紀を超えて大変厳しい状況の中でやってこられた、そのお気持ちを大事にしたい、こう考えております。一つ一つの事柄が具体的になってまいりますれば、私としてはでき得る限り真摯な態度で対応してまいりたい、こう思います。
○河野国務大臣 まず、外務省として、我が国に関係する船舶が海上において犯罪行為に遭遇し被害を受ける、今回の事件のように邦人乗組員が被害に遭われる、こうした事態を当然のことながら大変重く受けとめております。こうした事態を未然に防ぐ、あるいは、発生した場合に迅速にそれに対応するという...全文を見る
○河野国務大臣 大変御無礼をしました。先ほど御答弁を漏らしまして、申しわけありません。  ARFにつきましては、我が国からこの問題について具体的に問題提起をいたしまして、各国ともそれに賛同をしておられます。ただ、問題は、どういうふうにしていくかという具体的な方途を探さなければな...全文を見る
○河野国務大臣 御承知のとおり、我が国と北朝鮮との間には国交がございません。したがいまして、こうした状況の中で、議員外交と申しますか、政党間の交流というものが行われるということはこれまでもあったわけでございますが、それらについて政府が主導的役割を果たしたということではございません...全文を見る
○河野国務大臣 体制の違う国、しかも国交がないという国との間でこうした政党間の交流とか議員間の交流というのがございますときになかなか難しいのは、体制が違うわけですから、先方が政党、党とおっしゃるときには、それは日本の国における党とは大分違うわけでございますし、また、我が方が議員と...全文を見る
○河野国務大臣 今回の訪朝団につきまして、私どもは、途絶えておりました両国間の話し合いの場というものに対する窓があくのではないか、もし、訪朝が実現して友好的な話し合いができるということであれば、話し合いのテーブルに着くための窓があくのではないかという期待を持っております。議員の訪...全文を見る
○河野国務大臣 我が国と近隣諸国との間には、正常な形での友好関係というものが保たれるということが何より大事だというふうに思います。近隣諸国の皆さんも日本に対して友好的な関係を持とうという努力をしておられるというふうに私は思います。問題が残っている国もございますけれども、一般的に申...全文を見る
○河野国務大臣 今申し上げましたように、一般的に言って、一部の国を除いて、極めて友好な関係を我々は持っていると思います。しかし、それはそれなりの努力というものがあって友好的な関係があるのだ。全く努力なしにそれがあるというふうには、実は私は思わないのでございます。我々には、それだけ...全文を見る
○河野国務大臣 宇宙条約を例に出されたわけでございますが、前回も議員からそういう御指摘がございましたが、条約の解釈は、それはその条約に加わっている国、すべての国が同じ解釈をするということが一番いい、また、そうでなければならないというのが一般的だと思います。  しかし、そうではあ...全文を見る
○河野国務大臣 我が国が国際社会への応分の貢献を行うということは当然のことだと思います。国連を中心とする世界の平和と安定のために我が国が一層努力をしていかなければならないと思います。そういうことは議員のおっしゃるとおりだと思います。  そこで、こうした観点から、国内法制につきま...全文を見る
○河野国務大臣 大変御丁重なごあいさつをいただきまして痛み入ります。  玄葉議員からお話がございましたように、このたび外務大臣を拝命いたしまして、このポストに座るに当たって一体自分は何をやるかということを考えないではございません。ただ、議員がおっしゃるように、おまえの任期中に何...全文を見る
○河野国務大臣 東ティモールの問題は、もう随分長くインドネシアの国内において議論をされてきた、あるいはまた独立運動といいますか、運動が非常に厳しく続いてきたところでございます。それがインドネシアの決定によりまして、住民の直接投票によって独立という住民の意思表示が出されまして、そし...全文を見る
○河野国務大臣 まず最初に申し上げなければならないのは、先ほども申し上げましたように、我が国に対します支援の要請がUNHCRから参りましたが、そのUNHCRからの我が国に対する支援要請は、西ティモールに物資を運ぶことを日本に担当してもらいたいという要請でございます。東ティモールへ...全文を見る
○河野国務大臣 議員の御質問に正面からお答えすることになるかどうかわかりませんけれども、国際貢献について、本院は、相当長時間にわたって真剣な議論が行われたわけでございまして、その結果、さまざまな角度からの議論というものを踏まえて法案ができ上がっております。今議員が御指摘になりまし...全文を見る
○河野国務大臣 政府の一員になりますと、現在ある法律のもとで最善を尽くすというのが我々の役目でございます。現在ある法律が不十分である、もっといい仕事をせい、こういうことであれば、今東総括政務次官が言われたように、立法府で新たな法律をつくっていただくということが必要になってくるわけ...全文を見る
○河野国務大臣 核の先制不使用宣言といいますか、そういうことができればいい、そういうことを慫慂すべきではないか、こういう御意見だと承りました。  私は、非常に率直に言うと、核の先制不使用というものができれば、それはいいと思います。しかし、問題は、できる状況かどうかというところが...全文を見る
○河野国務大臣 それぞれの国の政権の正統性というものは、やはり基本的に考えなければならないと思います。  例えば、どこかの国に、Aという国にBという政権がある、しかしこれはどうも怪しげだ、したがってBという政権を支持せずに、Bという政権に対抗するCという勢力に力を入れて応援をす...全文を見る
○河野国務大臣 どういうふうに御説明を申し上げていいか迷っているのですが、政権にある人と、それからそうではないが国民の支持が大変集まりそうな人といいますかそういう人と、同じように支援したらどうか、こういう御意見のように伺いましたが、もし間違っていましたら後ほどまた御訂正願いたいと...全文を見る
○河野国務大臣 確かに、ネルソン・マンデラさんが日本に来られたときのことを私も記憶いたしておりますが、こうした方々が日本を訪問されたときに、日本の国内の有志の方々がこれを迎えられました。それ以外にも、現在の韓国の大統領、金大中氏も大変厳しい状況下で何度か日本にやってこられたときの...全文を見る
○河野国務大臣 極めて簡潔に申し上げれば、まだ検討が終わっていないというふうに申し上げるべきだと思いますが、それでは、一体どういう検討をしているのかということまで申し上げなければならないと思います。  この問題については、議員から累次にわたって御質問、御提議があったというふうに...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘のとおり、我が方政府代表はプレッジを行っております。そして、その裏づけと申しますか、そのことは、このジュネーブ諸条約の実施に係る法整備について、政府全体として取り組むべき性格の問題として検討が加えられてきていると承知をしております。
○河野国務大臣 事務当局から私に報告が来ておりますことを申し上げたいと思いますが、国内法の整備、どんな国内法の整備が必要かということが大変な問題でございますが、それと同時に、担当省庁をどこにするかということについて決めなければならぬ、これが今議員御指摘のとおり、大きな問題になって...全文を見る
○河野国務大臣 正直申し上げて、これまでおくれてきたのには、おくれてきた理由がきっとあるのだろうというふうに思っております。今議員が御指摘のように、とにかく他国に比べて大変なおくれだという認識を私は持ちまして、事務当局にさらに努力をするように命じたいと思います。
○河野国務大臣 御期待に沿うように努力いたします。
○河野国務大臣 松本議員がお話しになりました二つの決議、新アジェンダとそれからマレーシア提出のもの、それと我が国が提出をいたしました究極的核廃絶との違いは、期限を切ってやっているかどうかというふうにお尋ねでございますが、確かに決議にはそうしたことがございますが、私は、結果として、...全文を見る
○河野国務大臣 ニュージーランドのマッキノン外相とは私も旧知の仲でございまして、しばしばこの問題については議論をし、話し合っておりますが、基本的にニュージーランドと我が国との違いの一つは、そのスタートの時点にあると思います。  ニュージーランドは既に非核地帯というものの中にござ...全文を見る
○河野国務大臣 先ほどちょっと答弁で落としましたけれども、ニュージーランドは、我が国が提出をいたしております究極的核廃絶の決議案の提案者でもあるということをぜひ御記憶にとどめていただきたいと思います。さらにまた、マレーシアも、今私が申し上げましたように、ニュージーランドと同じよう...全文を見る
○河野国務大臣 私は、議員もよく御承知のとおり、日本は究極的核廃絶の決議案を提案者として提案をしているのです。そして、この提案についてアメリカとも十分話し合って、アメリカもこれに理解を示しているわけです。  今議員がおっしゃったように、アメリカとこういう話をするのは得策でないと...全文を見る
○河野国務大臣 ひとつ議員にも、我が国がことし提出しました究極的核廃絶決議案の中身を注意深く見ていただきたいと思います。  何年も何年も、我が国はこの決議案を毎年毎年出しているわけですが、私とて、毎年同じような決議を出して毎年採択されたからといって、ちっともそれは核廃絶に向かっ...全文を見る
○河野国務大臣 私は、非核地帯というのは悪い考えではないと思います。しかし、それは、高村大臣がお話しになりましたように、北東アジアについて言えばやはり相当厳しい条件があって、その条件がいまだ整っていないという事実もまた、目をつぶってはいけないと思います。  北東アジアの状況とい...全文を見る
○河野国務大臣 韓国の大統領として、一つの御見識だと思います。
○河野国務大臣 安全保障の議論をするときには、やはり、しっかりとみずからの国を守るという態度、準備、そういうものが必要なんだと思います。ただ単に理論に倒れてはならないというふうに私は思います。  アメリカがペリー報告によって話し合い路線といいますか、非常に平和的な、話し合いによ...全文を見る
○河野国務大臣 我が国の決意は、国連に提案をいたしました決議案に盛り込まれておるのでございまして、我々は、アジアのみならず世界的に、日本の国の核廃絶への決意は示されているというふうに考えております。
○河野国務大臣 御指摘のような仮定の御質問について、あらかじめ申し上げることは極めて困難であります。  しかし、米軍の原子力艦船の我が国への寄港地としては、横須賀、佐世保及び沖縄が予定されていることは、従来より国会で説明をしてきているとおりでございます。
○河野国務大臣 通常の空母に切りかわるかどうかという御質問でございますが、そうしたことについて、我々はまだ聞いておりません。
○河野国務大臣 ちょっと慌てまして先ほどは答弁を逆にいたしまして、申しわけありません。  通常の推進力の空母が原子力を推進力にする空母にかわるという通告があったかどうか、そういう御質問だったと思います。訂正をさせていただきます。  原子力を推進力にする空母にかわるという通告は...全文を見る
○河野国務大臣 かつての国会でのやりとりを引用してのお尋ねでございますが、昭和五十五年三月二十五日の衆議院の本会議におきます大平総理の答弁というのがございます。  この答弁において、今議員が引用なさいました答弁を、その後、昭和五十五年の三月におきまして、大平総理大臣が本会議場で...全文を見る
○河野国務大臣 国際社会から敬愛される国になりたいという気持ちは持っております。しかし、それと同時に、我が国自身の安全保障ということもまた軽視するわけにはいかないと思います。議員の御意見は御意見として伺いますが、現在のところ、今議員御指摘のようなことを考えておりません。
○河野国務大臣 けさほど、沖政協といいますか、沖縄政策協議会がございまして、北海道開発庁長官と総理大臣を除く全閣僚が出席をし、そこに稲嶺知事が出てこられまして一緒に会議をしたところでございますが、その際の稲嶺知事のお話は、一言一言大変重いものがあるというふうに拝聴をいたしました。...全文を見る
○河野国務大臣 稲嶺知事が選挙戦に臨むときに公約の中に幾つかこの問題について述べておられます。それは、その中に共用ということも言っておられるわけでございまして、知事さんの頭の中にそういうことがあるなということは私どもは十分推測をすることができるわけでございますが、これまた知事さん...全文を見る
○河野国務大臣 繰り返しの御答弁で恐縮でございますが、稲嶺知事の御判断というのは、まさに苦渋に満ちた、さまざまな方々の意見を踏まえて最後の判断をなさるという場面に今近づいているのだというふうに私は思います。  繰り返して恐縮ですが、沖縄県民の心情を考えますれば非常に難しい判断だ...全文を見る
○河野国務大臣 沖縄に対する考え方は、一貫して変わらないものがございます。来年の九州・沖縄サミットというものは非常に重要だと小渕総理も述べておられるように、私もこれは極めて重要なものだと思っております。  時あたかも二〇〇〇年という節目の年でもございます。そして、総理の御勇断で...全文を見る
○河野国務大臣 お話の趣旨を十分心に刻んでしっかりと対処したいと思います。ありがとうございました。
11月26日第146回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○河野国務大臣 ただいま議題となりました千九百九十九年の食糧援助規約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この規約は、本年六月三十日に失効いたしました千九百九十五年の食糧援助規約にかわるものとして、本年四月にロンドンで開催された国際会議にお...全文を見る
○河野国務大臣 玄葉議員がお話しのように、この地球上には食糧不足で悩む人たちが大変多くいる。その数八億人とも言われているわけですが、その八億人の人たちがいる状況の中で、一方には余剰米を抱えている国もあるではないかという御質問でございます。  どういうふうに申し上げていいか、ちょ...全文を見る
○河野国務大臣 私、一般論といいますか、まず基本的な考え方を申し上げたわけでございまして、具体的に申し上げれば、今玄葉議員が御指摘のとおり、我が国には食糧援助規約によりまして三十万トンの食糧援助というルールが適用されているわけでございますが、年間三十万トン以上の食糧援助を行ってき...全文を見る
○河野国務大臣 考え方でございますけれども、食糧を求めている世界の幾つかの国に対して、日本は米が余っているんだから米を出したらいいじゃないかというのは、非常に素朴なお考えとして理解できます。  しかし、食糧を求めている国の人たちも、米を主食としている国であるかどうかということは...全文を見る
○河野国務大臣 議員が御指摘になりました昨年の我が国からの援助十五万トンの内訳を申しますと、国産米が十五万トンのうちの四万トンでございます。ミニマムアクセス米が十五万トン中十一万トンということになっておりまして、議員の御意見に近いシェアになっているのではないかというふうに思います...全文を見る
○河野国務大臣 基本的には、理論的には問題はないと思います。ただし、気持ちの問題として、私はいろいろな考え方があっていいのではないかという気持ちはいたします。  議員がおっしゃるようにミニマムアクセス米を使えというのは、一つの非常に重要な意見だということを私は同意いたします。そ...全文を見る
○河野国務大臣 東政務次官が詳細御答弁申し上げておりますので、私からつけ加えることはないのでございますが、今議員からお話がございましたことを伺っておりますと、我が国にとって有用か有用でないかということを主としてお考えのように思いますが、こうした協定は、例えば原産地のことを考えます...全文を見る
○河野国務大臣 松本議員が御指摘になりましたように、最近の国連食糧農業機関、いわゆるFAOの資料によりますと、開発途上国の慢性的な栄養不足人口は、一九九四年から九六年までの三カ年の平均で約八億二千八百万人と算定をされておりまして、これは、世界人口に占める栄養不足人口、こういう言い...全文を見る
○河野国務大臣 私は、先ほど申し上げましたように、人道的見地から見て、こうした数字が示されている以上、我々の努力はもっと強い努力が必要であろうというふうに考えております。  問題は、食糧不足に悩む人たちが自力で調達できる部分がどのくらいあるのか。ただ単に食糧援助というだけで毎年...全文を見る
○河野国務大臣 九九年規約は、加盟国は、世界の食糧安全保障に貢献し、及び開発途上国の食糧上のニーズに対応するための国際社会の能力を改善するため、国際協調のもと、小麦換算で年間少なくとも約五百万トンの食糧を開発途上国に対し供与するということといたしております。また、九九年規約におい...全文を見る
○河野国務大臣 議員が御指摘の、今回の食糧援助規約の目的の中から毎年一千万トン以上という目標値が落ちているわけでございますが、このことが結果として食糧援助の規模が縮小するかどうかということを御心配になっておられると思います。  九五年の規約におきましては、累次の食糧援助規約にな...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど申し上げましたように、目的とすべき数値を削除いたしましたのは、食糧援助は、量だけではなくて質の問題もあるし、それからその効果についても十分気を配らなければならぬという意見が大宗を占めたわけでございまして、質、効果等を考えまして今後のこうした食糧の危機的な状況...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘のとおり、食糧援助は、本来受益国の食糧上のニーズに対応すべきものだと思います。例えば、開発途上国の食糧問題が途上国自身の食糧増産努力によって解決されることが望ましいということもあるわけでございますし、そういう場合には、安易に食糧を供給するというよりも、肥料と...全文を見る
○河野国務大臣 食糧援助は、幾つかの種類があると思うんですね。例えば、地震とか水害とか、そうした災害時における食糧援助というのも一つございます。それから、今ずっとお話をしてまいりました構造的な食糧不足に悩む国々に対する援助というケースもあると思うんです。  地震とか水害とか、そ...全文を見る
○河野国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、人道的支援というものは、我々は決して目をそらしてはいけないものだというふうに思っております。  ただ、その人道的支援の中には、議員おっしゃいますけれども、やはり医療にかかわる支援、これもまた非常に重要だと思います。もちろん食糧...全文を見る
○河野国務大臣 WTO協定の主要関連規定との関係で見ますというと、いわゆる内国民待遇というものがございますが、この内国民待遇の視点から見ますというと、ミニマムアクセス米のみを援助に利用する場合にはミニマムアクセス米を国産米と差別しているという指摘を受ける、すなわち内国民待遇に反す...全文を見る
12月06日第146回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○河野国務大臣 先般、私はアメリカへ参りまして、アメリカの外務大臣に相当するオルブライト国務長官にお目にかかりました。今、日米外相会談を行えばこの問題に関心があるのは当然でございまして、二人でこの問題についても話をいたしました。  WTOの会議の前でございましたから、そう長時間...全文を見る
○河野国務大臣 私、昨日外国から戻ってまいりましたが、早速総理からお呼び出しをいただきまして、本件の、村山訪朝団の成果をきちっとフォローするようにという御指示がございました。私、本日の予算委員会の昼の合間を縫いまして村山団長にもお目にかかってまいりまして、村山団長から双方の意見、...全文を見る
12月07日第146回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○河野国務大臣 しばしば申し上げておることでございますが、このたびの沖縄県知事によります県内移設についての御提言は、まさに、知事もおっしゃっておられますように、苦渋の決断でございましょう。我々は、そうした知事の苦渋の決断によって提言された幾つかの案、その中には普天間基地の移転候補...全文を見る
○河野国務大臣 沖縄から提言をいただいております私どもといたしましては、官房長官を初めとして、政府側として、基本的に、沖縄の皆様方のお考えというものをあくまでも大事に考えたいということを、繰り返しこれまでも述べてきたところでございます。沖縄の皆様方がこの問題でどれだけつらい思いを...全文を見る
12月08日第146回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○河野国務大臣 WTOに出席いたしましていろいろな感想がございますけれども、大事なことの一つは、市民社会がWTOに非常に関心を持って、積極的にこれに参加しようとされたということだと思うのです。これは突然のことではなくて、もう随分前から準備されて、したがって、シアトルには五万人以上...全文を見る
○河野国務大臣 訪朝団として訪朝をされました団長の村山先生あるいは野中代理の帰国後の御報告を私伺いました。紙に書いて出ているもの以外にも、現地では相当厳しいやりとりがあったというふうにも承ったわけでございますが、その中には、今伊藤先生おっしゃるように、食糧援助の要請があったという...全文を見る
12月08日第146回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(河野洋平君) 当然非核三原則を遵守するということでございました。
○国務大臣(河野洋平君) 詳細、今資料を手元に持っておりませんが、私どもの行いました外交政策におきましても、非核三原則を遵守し、当時はNPTその他国際社会における究極的な核廃絶に向けて努力をしてきたという実績がございます。
○国務大臣(河野洋平君) 小渕政権下におきましても、究極的核廃絶という問題につきましては、国連におきまして日本から決議を提案いたしまして、国際社会の支持を得ているということがございます。
○国務大臣(河野洋平君) 各政党から参加をされました訪朝団の先方とのお話し合いの中では、先生御指摘の問題についても、問題提起がなされて、双方でやりとりがあったというふうに帰国後の訪朝団の皆さんからお話を伺っております。  私も、先生御指摘のように、この問題を避けて通るということ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これまた帰国をされました訪朝団から私お伺いをいたしましたが、食糧の問題についても要請があったことは事実のようでございます。しかしながら、この問題につきましては、私ども十分に慎重に対応をしていかなければならぬというふうに思っております。  今、溝手先生が...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まず、国会のお許しをいただきまして、外務大臣、通産大臣、農水大臣三人が米国、シアトルのWTOの会議に出席をすることができました。御理解に感謝をいたします。  このWTOの会議は、開会以前から相当多くのNGOの人たちが集まるだろう、五万人ぐらいのNGOの...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 委員は、今回の沖縄基地の移転に関して米国政府がどういう考えを持っているかということについて御発言でございますが、私どもが承知をいたしておりますアメリカ政府の公式な態度表明というものは、アメリカ国務省のルービン報道官が十一月二十二日に行われた記者会見におい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 事実関係だけ私から申し上げたいと思いますが、先ほど来申し上げておりますように、国務省の公式な記者会見は私が申し上げたことに尽きておるわけでございまして、公式発表はいいことを言うんだというのはいささか、お言葉ではございますけれども、それでは何をもとにして我...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 米国の内部文書についていろいろお話しでございますけれども、これは恐らくあくまでもアメリカの内部文書であろうという推測に基づいて議員は御質問になっておられるわけでございまして、私どもとしてはそうしたものを承知していないのでございますから、これ以上申し上げる...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員いろいろ御指摘でございますけれども、私どもも現に北東アジアの安全を確保するために最大限の努力を現在しているということはぜひお認めをいただきたいと思います。  我々は、北東アジアの安全というものを外交政策上何としてもつくり上げたいという努力をいたして...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど北米局長から御答弁を申し上げましたのは、御指摘のものはアメリカの内部文書ではないかということを申し上げているわけでございまして、私どもはアメリカからの公式の発言あるいは公式の提案があればそれに対して対応をしたい、こう考えているわけでございます。
○国務大臣(河野洋平君) 現在の時点で確かめる考えはございません。
○国務大臣(河野洋平君) 平成十一年一月に在沖縄海兵隊第三海兵機動展開部隊のカステロー副司令官が、今お話しのMV22については、二〇〇七年から二〇〇八年にかけて沖縄に配備される旨、マスコミに対して発言をしたと伝えられておりますが、同発言につきまして再度アメリカ国防省に確認をいたし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今御指摘の報道を受けまして、さらにアメリカの国防省に確認をいたしましたところ、これまでの回答が現在も有効であるという回答を得ております。
○国務大臣(河野洋平君) 御質問をいただきましたので、私からも答弁をさせていただきたいと思います。(発言する者多し)
○国務大臣(河野洋平君) 私からも委員長に発言をお願いいたしました。  いろいろと御発言がございましたけれども、稲嶺知事が苦渋の決断をなさって県内移設を提言なさったわけです。私どもは、この知事の苦渋の決断というものを重く受けとめて、そしてそれは現在ある普天間基地の周辺の危険をい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日米安保条約の規定によりまして、我が国にあるということでございます。
○国務大臣(河野洋平君) 我が国に責任、義務があるということでございます。
○国務大臣(河野洋平君) ただいま総理御答弁のとおりでございますが、私どもとしては地元の御相談というものもできる限り大事にしたいと、こう考えておりまして、地元の御相談の中にはまだいろいろな詰めなければならない問題もございます。そうしたことをしっかりと地元の御相談を私ども見きわめて...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) それは日米両国で話し合うということが当然必要になってくると思っておりますが、そこに至るまでに我が国の政府部内で整理すべきところはきちっと整理をしなければならないと思いますから、今直ちにということではないというふうに御承知おきをいただきたいと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 先ほどから御答弁を申し上げているつもりでございますが、普天間飛行場の移設の問題は、日米両国政府にとって当然大きな関心事でございますから、日米間で話し合わなければならない問題だというふうに考えております。
○国務大臣(河野洋平君) 話し合うに際しましては、種々の要素その他を勘案して話し合いに臨まなければならないわけでございますから、先ほどから申し上げておりますように、委員お話しのように今直ちにということではないということはぜひ御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(河野洋平君) どうも説明がまずくて御理解をいただけないようでございますが、種々の要素を勘案して決めなければならないということを申し上げているわけでございまして、その種々の要素の中には、例えば国際情勢もございましょうし、沖縄の地元の御要望もございましょうし、そうしたこと...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私どもはSACOの最終合意を誠実に実現するということが一番重要だと思っておりますが、SACOの最終報告の中には工法その他も書き込んで、特定の工法が書き込んでございますので、そこで工法がもし変わるということになると、これは若干の違いは出てくることもあるとい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) そこはまだこれからのことでございますから、ちょっと予断を持ってここで申し上げるのは差し控えたいと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 沖縄における進入管制業務につきましては、昭和四十七年五月十五日、これはもう五・一五と称するようでございますが、五月十五日の日米合同委員会におきまして、我が国が同業務を実施できるまでの間、暫定的に米軍が行う旨の合意がなされております。
○国務大臣(河野洋平君) 確かに、委員御指摘のように、暫定的と言うのにはいかにも長い期間、しかも日本の持つ能力は格段に当時とは違うわけでございます。そうしたことを私も考えておりますが、進入管制業務の移管問題につきましては、これまでは日米合同委員会の民間航空分科委員会、つまりこれは...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ただいま総理から御答弁がございましたが、総理からお呼び出しをいただいて御指示がございまして、訪朝団の団長である村山団長にもお目にかかりまして、現地におきますさまざまなやりとりについても詳細をお伺いいたしました。そうしたことを受けまして、現在、今、総理から...全文を見る
12月09日第146回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(河野洋平君) 北朝鮮をめぐる情勢についてまず申し上げたいと思います。  議員御指摘のとおり、あのミサイルの発射以来、アメリカ、日本、韓国、それぞれその問題についての認識が必ずしも同じではないと思います。例えば、韓国のように至近距離にいる、あるいは我が国のように頭上を...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) アメリカの大統領選挙の結果がどうなるかということをこの席で予測したり、そうしたことの予断の上で物を言うということは適当でないと思います。しかし、今、議員がおっしゃったように、日本の対北朝鮮政策というものは主体的でなければならぬという御意見には私も同意をい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 北朝鮮に対します我が国の基本的な姿勢は、対話と抑止というのが基本的な考え方でございます。対話についても我々は、先ほどから申し上げましたように、村山訪朝団の成果を受けて、対話の場をつくって話し合いをしていくという作業に私どもは取りかかることができるというふ...全文を見る
12月10日第146回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(河野洋平君) このたび外務大臣に就任をいたしました。立木委員長を初め、委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  まず、沖縄に関する事項について申し述べます。  私は、新内閣の発足に伴い、去る十月、青木官房長官兼沖縄開発庁長官及び野中前官房長官兼沖縄開発庁長官と...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日ロ両国の間で、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結しようという基本的な認識は一致いたしておりまして、東京宣言もそうですし、今議員がおっしゃいましたクラスノヤルスクにおきます両国首脳の話もそういうことでございました。私は、この問題の最終的な決着はすぐ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御指摘のように、東京以外で開かれます日本が議長となりますサミットは初めてのことでございます。そうしたことも考えますと、準備は相当周到に計画をされてやられなければならないというふうに思っております。  御指摘のように、県民生活に大きな影響を与えることのな...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 稲嶺知事が県内移設という、苦渋の決断と御本人もおっしゃっておられるようでございますが、大変苦悩の上出された県内移設という御決断に、まず心から敬意を表したいと思います。  この稲嶺知事の県内移設を決断された背景にはいろいろな背景があると思いますけれども、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 知事からのお話がございました当時、官房長官からもこの問題については種々の情勢、状況を考えなければならぬという意味の御発言をしておられまして、今まさにそういう状況でございます。
○国務大臣(河野洋平君) 私どもといたしましては、地元の御判断というものは、これはもう重く受けとめる、そして地元のお考えというものに誠心誠意対応をしたい、していかなければならない、こう考えております。  しかしその一方で、先ほど来申し上げておりますように、種々の要素を総合的に勘...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員のお尋ねでございますが、私どもは、普天間飛行場移転にかかわる問題について、滑走路の長さとかそうしたことを具体的に知事が御提案になっておられるというふうに伺っておりません。そうした事実があるということを私ども全く承知をいたしておりませんので、それ以上の...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まず、私どもが承知をいたしております事実は先ほども申し上げましたように、県知事におかれてさまざまな問題について御検討になった結果、県内に移設するというまことに厳しい苦悩の上の御決断をなさったということを伺っているわけで、地元からそうした御判断が出たという...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私どもは日米安保条約に基づきます安保体制の円滑な、そして効果的な運用を確保するということが重要だ、こう考えておりまして、そうしたことを踏まえて米軍の駐留のための費用というものについて、特別協定を結ぶなどして対応をしているわけでございます。  議員の御指...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと私から御答弁をさせていただきたいと思います。  いわゆる嘉手納RAPCONの返還と言われている問題であろうと思いますが、この進入管制業務移管の問題につきましては、今議員がおっしゃいましたようにもう随分長い時間が経過をいたしておりまして、当時暫定...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) このたびのいわゆる村山訪朝団と申しましょうか、村山元総理を団長とされ、各党の議員の方々が参加をされた大変大型の訪朝団でございますが、今、議員おっしゃいますように所期の目的を果たされた。  と申しますのは、漏れ伺いますと、村山訪朝団はその結団式でございま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 訪朝団の何人かの方からは帰国後御報告をお伺いいたしました。貴重なお話を伺いまして、ありがとうございました。また機会がありましたらいずれお話を伺いたいと思います。  それはそれといたしまして、繰り返しになりますが、大変大事な場面というふうに私どもも考えて...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) SACOの合意は、もう議員十分御承知のとおり、普天間の問題だけが書かれているわけではございません。今もお話がありましたように、実弾射撃の問題もあればその他の問題も書いてあるわけでございまして、我々としてはSACO合意に書かれておりますもの全体をできる限り...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) SACOの報告書は、共産党の皆さんがお認めになるかならないかは私はよく存じませんが、日米両国で合意をしたことは事実でございまして、多くの方々の同意を得ておることは間違いのないことでございますから、その点はひとつ御了承をいただきたいと思うわけでございます。...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 知事からの御提案は、このSACO合意の中にございます海上に施設をつくるという工法については、知事は明示的にこれでいいとかこれでいけないとかいうことはおっしゃっておられない。いや、むしろ知事は、海上施設ではないということを頭に置いておられるのだろうというふ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) このSACOの最終報告の中に書かれております文言についてのお尋ね……
○国務大臣(河野洋平君) はい。文言についてのお尋ねだと思いますが、この問題について、今、具体的にこれが何かということのお尋ねに私お答えをするだけの軍事的知識がないことをまことに申しわけなく思います。
○国務大臣(河野洋平君) 予算委員会でも御党からの御質問がございまして、私御答弁をさせていただいたわけでございますが、数次にわたって私どもアメリカに問い合わせをして、現在そういうことを考えていないというアメリカ側の答弁でございました。  私といたしましては、事務当局から国防省に...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今、官房長官から御答弁ありましたように、私どもとしてはそれはもう一年でも早くこういうものが要らない世界ができるということが望ましいわけでございますけれども、現実の世界の状況は残念ながらそういう状況ではないわけでございまして、官房長官御答弁のとおり、十五年...全文を見る
12月13日第146回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○河野国務大臣 上原先生御指摘の本事案につきましては、米軍嘉手納飛行クラブ所属のセスナ機ということでございまして、このセスナ機がエンジンの不調によって緊急着陸をした、こういうことでございます。  いずれにいたしましても、外務省といたしましては、米側からの通報がございましたが、そ...全文を見る
○河野国務大臣 確かに、飛行機の事故というものはまことに大きな事故になるおそれなしとしないわけでございますから、こうしたことのないように十分な、慎重な対応をしてもらわなければいかぬということを米側にも申し入れをしてきているわけでございます。  今議員御指摘のとおり、この嘉手納飛...全文を見る
○河野国務大臣 主として空軍に属する人たちがこのセスナ機を使って飛行を行うということは、一方で技術の修練、習得という側面もございましょうし、また、飛行機を操縦する、あるいは空中を飛ぶということで、精神的あるいは心理的なストレス、そういったものに対する解消への方法もあるのだろうと思...全文を見る
○河野国務大臣 上原先生の御質問は、嘉手納飛行クラブに所属するメンバー全員がライセンスを持っていたかどうか、それを調査したかどうか、こういう御質問だと思いますが、答弁がいささかすれ違って申しわけございませんが、今般緊急着陸をした嘉手納飛行クラブのセスナ機の操縦士は、適正な操縦免許...全文を見る
○河野国務大臣 問い合わせをしたいと思っております。
○河野国務大臣 委員御承知のとおり、日ロ間の問題解決は、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結する、これが我が国の一貫した日ロ間の交渉に臨む態度でございます。  この四島の帰属の問題を解決をするということについては、両国首脳においてさまざまな議論がございます。特に近年では、東...全文を見る
○河野国務大臣 RAPCONの問題は原口委員が早くから取り上げられて、地元の事故も絡んで、一日も早く、この問題については我が国でもっと積極的に対応するようにという御指摘がございました。私どもからそのときに、分科会でいろいろ議論をしてきたけれども、今度は日米合同委員会の席上でこの問...全文を見る
○河野国務大臣 官房長官御答弁のとおりと思います。
○河野国務大臣 キャンベル国防副次官補の発言があったということは承知をいたしておりますが、正確にその内容を公式に受け取っているわけではございません。したがいまして、そうした風聞に答えるというのは適切でないというふうに思います。  繰り返し申し上げますが、普天間飛行場の移設返還問...全文を見る
○河野国務大臣 お尋ねのような事実はございません。
○河野国務大臣 GAO、すなわちゼネラル・アカウンティング・オフィス、アメリカの会計検査院とでも申しましょうか、そこがアメリカの議員から要請を受けて、カリフォルニア州選出のハンター下院議員の要請によって調査をした、こういうペーパーでございますが、伊藤先生よく御承知のとおり、このペ...全文を見る
○河野国務大臣 確かに伊藤先生がお話しのように、我々は日本周辺の状況というものに思いをいたして、これと我が国の安全保障というものがどういう格好に将来展望を持っていくかという議論をする必要は当然あると思います。また、事実我々も内部でそうした議論をいたしております。  したがいまし...全文を見る
○河野国務大臣 ロシアを考えますときに、どうもモスクワを中心に考えますとヨーロッパの国という感じもしないではないわけでございますが、考えてみますと、あの大きなロシアの国はアジアの国でもあるわけでございまして、アジアの平和といいますか安定といいますか、そういうことにロシアも積極的に...全文を見る
○河野国務大臣 嘉数議員のお話は、まことに説得力のあるお話のように私には聞こえました。  確かに、何度も申し上げておりますように、沖縄県知事におかれてはまことに苦渋の決断をなさった。このままで、普天間基地をそのままにしておいていいかどうかという問題から考えられて、普天間の問題を...全文を見る
○河野国務大臣 確かに、あの当時のことを思い起こせば、嘉数議員には、あの島民大会といいますか、沖縄の皆さんが本当に集まられて大変な大会を開かれたというときのことを私もよく覚えております。そして、あの中に書かれた文言につきましても随所に沖縄の県民の皆さんの怒りとともに良識がそこには...全文を見る
○河野国務大臣 先ほども御質問がございましたが、地位協定締結後、新たにいろいろな問題も出てきているという御質問もございました。今嘉数議員の御質問は、私としても十分検討させていただきたいというふうに思います。日米間でどういう話をするかについて、真剣に検討させていただきたいと思います...全文を見る
○河野国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたが、ロシアとの平和条約につきましては、クラスノヤルスク合意などにございますとおり、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するというのが我が国の基本的姿勢でございますと同時に、この点では日ロ間で一致した交渉指針でございまして、このまま交...全文を見る
○河野国務大臣 エリツィン大統領のこの問題に関する態度は、橋本総理あるいは小渕総理に対しまして、いわば従来にない、正面からこの問題に取り組むという姿勢をとっておられるように私どもは感じておるわけでございまして、願わくはエリツィン大統領御在任中にこの問題に何らかの前進を、しっかりと...全文を見る
○河野国務大臣 今局長が御答弁申し上げましたように、中間的な解決策を考えるという状況を我々は持っておりません。これは、クラスノヤルスクにおきまして両国首脳の間でその点については合意を見ているわけでございまして、その合意は四島の帰属を確認をするということが大前提でございますから、こ...全文を見る
○河野国務大臣 事務的には、先ほど局長の御答弁のとおり、着々と事務ベースのやりとりは行われているわけでございますが、要は、この問題の最終的な決着といいますか、極めて重要な節目は、首脳会談、首脳同士の決断であろうと思っております。  したがいまして、繰り返して申し上げるようですが...全文を見る
12月14日第146回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○河野国務大臣 村山元総理を団長とする各党議員から成ります訪朝団がピョンヤンを訪れまして、先方と政党間の協議をされまして、出発前に村山団長は、この訪朝団の大事な仕事は政府間協議の環境をつくることだということを言っておられたことを考えれば、この訪朝団の先方との間に発出されました共同...全文を見る
○河野国務大臣 飯島議員御指摘の共同発表の二項目めというのは、「双方は、日本国政党代表訪朝団の平壌訪問を契機として、日朝両国が関心を持っている人道問題解決の重要性について合意し、それぞれの政府の協力の下で赤十字に対してこのためにお互い協力していくよう勧告することにした。」このくだ...全文を見る
○河野国務大臣 人道問題の定義という御質問でございます。  この両国の共同発表の中に書かれております人道問題の定義は、この共同発表にかかわられた村山団長を初めとする議員団の方々、すなわち政党の皆さんに有権的解釈権があるのであって、そうしたことを政府側が定義づけるということには多...全文を見る
○河野国務大臣 村山訪朝団の成果を踏まえて外務省として政府間の国交正常化交渉を始めようとすれば、今議員が御指摘になりました、昨年八月のテポドン発射を受けて我が国がとってきた措置がございますが、この措置を解除していくということも必要でございます。  この措置の解除につきましては、...全文を見る
○河野国務大臣 正直申し上げまして、隣国ともいうべきまことに近い国で食糧が全く欠乏している、栄養失調の子供もいる、これはいろいろなニュースがあって、いろいろな報道があって、どれが正しい報道であるかということはまだ私にはわかりません。しかし、国際機関が北朝鮮に行っていろいろ資料を集...全文を見る
○河野国務大臣 確かに議員のおっしゃるとおり、食糧の支援については、本当に困っているところに我々の善意が届くかどうかということは我々として大いに関心を持たなければならないことでございます。そうした点が赤十字の会談によって確認ができるかどうか、あるいは、先ほどもちょっと申し上げまし...全文を見る
○河野国務大臣 大変難しい御質問でございます。ただ、最初に、現時点において直ちに日朝の国交正常化が始まるとか、あるいはまたすぐに北朝鮮に食糧支援を行うというような状況ではないということをまず申し上げておかなければならないと思います。  そして、一般論として申し上げれば、食糧支援...全文を見る
○河野国務大臣 北朝鮮の問題は、議員御指摘のとおり、北東アジアの安定というものに決定的な要素になっていると思います。また他方、北朝鮮の現在抱えている問題の中には、核の不拡散という我々の強い要求もあるわけでございまして、核の不拡散、さらにはこの地域の安全とか安定とか、そういったもの...全文を見る
○河野国務大臣 議員御指摘のとおり、北朝鮮は最近特に、アメリカ、中国、EUを初めとする国々と対外的な交渉に積極的のように我々にも感じられます。  その意図は何かという御質問だろうと思いますが、幾つかの事例を見てみますと、米朝関係、まずアメリカとの関係におきましては、御案内のとお...全文を見る
○河野国務大臣 先ほども飯島議員の御質問にお答えをいたしましたけれども、およそ七年近くの間中断をしておりました政府間交渉というものを再開するために、今回の訪朝団は、あの共同発表を拝見する限り、十分な成果を上げられたというふうに私は考えております。伊藤議員もこの訪朝団に参加をされて...全文を見る
○河野国務大臣 歴史的に見ましても、二つの国の間に正常でない関係があるということはぜひとも改善されなければならないというふうに私どもは思っておるわけでございまして、この交渉の再開に向けて粘り強くまずは努力をし、交渉に当たりましては、お互いに率直に抱えている問題について議論をして、...全文を見る
○河野国務大臣 私は、日米韓はそれぞれ十分に緊密に連絡をし合っておりますから心配はないと思っております。むしろ、アメリカも韓国も我が国も、それぞれの立場で北朝鮮との交渉あるいは話し合いあるいは経済活動、いろいろと北朝鮮との間のパイプを持っていくということが相互にプラスの作用をする...全文を見る
○河野国務大臣 これはもう、政治的にも経済的にも近い二つの国の関係は、十分理解し合える関係あるいは安心してつき合える関係になるということは、政治的にも経済的にも大きなプラスがあるというふうに私は思います。北朝鮮にとりましては、韓国との関係が正常化されるということは大変大きなメリッ...全文を見る
○河野国務大臣 恐らく、夕刻の官房長官の記者会見と言われますから、四時ごろの会見で官房長官から発表があるのではないかと考えておりますが、先ほど来申し上げておりますように、村山訪朝団の成果を考えますと、これは両国間の対話の好機だ、チャンスだ、この好機を最大限に活用するべきだという判...全文を見る
○河野国務大臣 これから始めようという場面でございますから、どういうやり方をするかとかどういうふうに持っていくかとかいうことについては、しばらく御猶予をいただいて交渉に臨ませていただきたいというふうにひとつお願いをいたします。
○河野国務大臣 先般、国会におきまして、小渕総理から、予備的な会談はできるだけ早くやりたいと思う、できれば年内にもという意味の御発言がございました。まだ具体的に、いつごろ、どうということが詰まっておりませんので、担当者としては正確にお答えはいたしかねます。  繰り返し申し上げま...全文を見る
○河野国務大臣 双方にそれぞれ準備がございますし、考え方がございます。これらが合致しなければ予定は立てられないわけでございまして、今ここで我が方の都合のいいのはこういう順番でこういうふうにやっていくのがいいのだということを申し上げるのは、少し御勘弁をいただきたいというふうに思って...全文を見る
○河野国務大臣 予定は固まっていないというふうに申し上げました。
○河野国務大臣 それは、国民の生命にかかわる問題は世論が高い関心を示されるのは当然だと思います。私どももそうしたことを踏まえて作業をしなければならないと思いますが、一方で、それと同様にといいますか、我が国の安全保障全般についても考えなければならないというふうにも思っておりまして、...全文を見る
○河野国務大臣 この共同発表をおつくりになるときに伊藤議員も参加しておられたわけで、ここに「それぞれの政府の協力の下で」、こう字句を入れられたというか、この字句が入っている意味というのは、私も訪朝団で帰られた方々のお話を伺いますと、今伊藤議員がお話しになったと同じ説明をしておられ...全文を見る
○河野国務大臣 先ほどから何度かお答えをいたしておりますが、食糧支援というのは、一つは人道的な見地から行うという支援があると思います。しかし、その場合には、極めて透明度が高い、どのくらい足らないのかとか、どういうふうに足らないのかということがもう少し明確になった方が我々として作業...全文を見る
○河野国務大臣 我が国は、過去の歴史の問題について、戦後五十年という節目に村山総理が村山談話というのを発出されました。この村山談話に記されていることが、我が国のこうした問題に対する基本的な認識でなくてはならないというふうに思っております。あの村山談話に盛り込まれた精神というものを...全文を見る
○河野国務大臣 政府としては、本件の故郷訪問事業の対象者は、原則として、北朝鮮への帰還事業が始まった一九五九年以降、配偶者とともに北朝鮮に渡り、現在まで北朝鮮に在住している方々であって、基本的には出国当時日本国籍を有していた方々及び終戦前からの在留邦人で現在北朝鮮に在住している方...全文を見る
○河野国務大臣 日本人配偶者の故郷訪問につきましては、昨年六月、朝鮮赤十字会によって第三回故郷訪問の申請がすべて取り消された旨発表があって以降、実施されていない状況にございます。我が国政府としては、人道的見地から、今後とも故郷訪問が続くことを希望しており、北朝鮮側の建設的な対応を...全文を見る
○河野国務大臣 議員の御趣旨のとおりでございます。
○河野国務大臣 お答えをする前にちょっと申し上げたいと思いますが、私、このWTOの会議に出席をいたしておりまして、今議員からシアトルの閣僚会議が決裂をしたというお話がございましたが、出席をしておりました人間として、決裂という感じは実は受けなかったわけでございます。大変多くの国々が...全文を見る
○河野国務大臣 私も、交渉に行っておりました人間として、今農水省の総括政務次官が御答弁申し上げましたが、農業関係者のこの問題に取り組む姿勢というものは極めて強いものがございまして、しかも、これは、松本議員の御指摘もございましたけれども、今回初めてのことではない。相当長期にわたって...全文を見る
○河野国務大臣 今、農水省から御答弁がございましたとおりでありますが、さらに私から申し上げれば、先般のWTOの閉会に当たって、議長国アメリカのバシェフスキー議長は、年が改まれば、農業とサービスにおいては従来決まっているとおり直ちに作業を始めるということになっておるという旨、あいさ...全文を見る
○河野国務大臣 お話しのとおり、労働問題をWTOで扱うことには我が国として賛成いたしかねる、この問題はそれ自体重要な問題でございますから、まず国際労働機関、ILOが取り組むべきものではないかというふうに考えて、そのように主張をしてきた次第でございます。
○河野国務大臣 ペリー・プロセスを私も拝見をいたしました。確かに、議員がおっしゃるように、その奥行きの深さといいますか幅の広さといいますか、まことに我々にとっていろいろと教えられる部分も多いものでございます。  しかし、考えてみると、ペリー・プロセスは、アメリカを中心に韓国、日...全文を見る
○河野国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたけれども、私どもは、今議員がお触れになりました村山総理時代の戦後五十年という節目に発出されました総理大臣談話の精神というものを基本として、アジアの諸国の人々に対して対応していかなければいけないというふうに思っております。  しかし、国...全文を見る
○河野国務大臣 これから交渉を始めるわけでございますから、先方の希望のプライオリティーはどれが高いかということもよく確認をしなければなりませんし、我が方には我が方の考え方もあるわけでございます。先ほど来申し上げておりますように、食糧支援の問題は人道問題としてこうした国交正常化に全...全文を見る
12月14日第146回国会 参議院 外交・防衛委員会 第5号
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○国務大臣(河野洋平君) お尋ねの訪朝団の方々からの帰国後の御報告は、帰国直後にまず小渕総理にございました。小渕総理に対しましては、北朝鮮側との話し合いの模様あるいは共同発表の内容について、村山団長及び数人の方々から御報告があったと承知をしております。  私はたまたま海外出張し...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まさに吉田議員が御指摘の問題が非常に重要だと思います。  村山団長に私、お話を伺いましたときにも、共同発表の文章はこの文章だけれども、これをつくるまでにいろいろな議論があったに違いない、そしてそうした議論を集約してこういう文章をおつくりになったのであろ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは我が国の捜査当局がこれまでの捜査結果を総合的に検討した結果、七件十名の事案については北朝鮮による拉致の疑いがあるという判断をしているわけでございまして、私どもはこうした捜査当局の判断というものの上に立って発言をしているわけでございます。  このこ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは、今回の村山訪朝団の御努力によって、両国間で正規の話し合いと申しますか、政府間の話し合いをする環境を整えていただいたわけで、これからそうした話し合いの場で、今、議員御心配の点あるいは御指摘の点は、赤十字によります会談あるいは政府の直接の会談、二つの...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 北朝鮮との交渉といいますか接触といいますか、ということを始めようとすれば、それなりに我が方は心づもりをつくり、手続をきちっと踏んで、そして交渉に臨まなければならないのは当然だと思います。しかし一方で、食糧支援につきましては、仮に、支援を今まで停止していた...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今日の北朝鮮を取り巻く状況というものは、必ずしも北朝鮮にとって心地よい状態ではないというふうに私は思います。日米韓、この三国は政策を協調して統合して北朝鮮政策というものをつくり上げた、いわゆるペリー・プロセスというものをつくり上げておりますし、ロシアも中...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 北朝鮮が発出しました政府声明は、三つのポイントが示されております。一つは、日本は対朝鮮圧殺政策を放棄すべきだということが一つ。二つ目は、日本は誠実な謝罪と徹底的な補償を行うべきだということが二つ。三つ目は、日本が最終的に力の対決へと進むならそれ相応の対応...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 北朝鮮の事情は、一言で言えば不透明な部分が非常に多くて、他の透明度の高い国と比較するデータその他が十分ございません。  しかし、一般論と申しますか総論的に申し上げれば、金正日総書記が国政全般をきちんと掌握しておられるというふうに我々は見ております。さら...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日朝の政府間交渉が現在七年近く途絶えているわけでございますが、途絶える以前に双方で四つの問題というふうに問題を整理して考えていたわけでございます。  四つの問題は、一つは基本問題、一つは経済的諸問題、三つ目は国際問題、四つ目はその他というふうに四つに整...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 村山訪朝団の共同発表には、両国が関心を持っている人道問題解決の重要性について合意をし、それぞれの政府の協力のもとで赤十字に対してこのためにお互い協力していくように勧告をするというくだりもありますし、それから国交正常化のための日朝政府間会談再開の重要性につ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員のおっしゃるのは、それはもう非常に完璧な姿と言っていいかもわかりませんが、そういう状況をつくるためにも正常化交渉が必要だと思いますし、そういう状況をつくるための土台をどうやってつくるかということも必要ではないかと思います。  交渉でございますから、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) クラスノヤルスクにおきます日ロ首脳会談を初めとして、エリツィン大統領と橋本総理との話し合いは非常に積極的かつ前向きなものであったというふうに承知をいたしております。我々は、こうした話し合いの延長線上に問題の解決があるのではないかというふうに考えて、そうい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員の御指摘はよく理解できるのでございますが、これは私の推測でございますけれども、ロシアにおける今最大の関心事はチェチェン問題だろうと思います。チェチェンの問題をどう処理するか、解決するかということは、ロシア国内における恐らく最大の問題であり、これはロシ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 米中関係はやはり、二つの国、二国間関係の中ではあれだけの巨大な国家、二つの国家ですから、それぞれに相互依存の関係も大変大きくて、極めて重要な関係と双方が認識しているところがあると思います。    〔委員長退席、理事鈴木正孝君着席〕  アメリカにとって...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日朝関係を考えます基本は対話と抑止でございます。これは我が国は対話と抑止と言っておりますが、韓国におきましても、韓国の包容政策もまたこうした考え方に近い、あるいはもっと強い考えを持っていると申し上げてもいいかもしれません。こうした我々の考え方を十分に組み...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 繰り返し申し上げて恐縮でございますけれども、私どもは、我々にとって極めて近い地域に国交のない不正常な、正常でない関係の地域が、国があるという問題は、やはりできることなら正常な状況にしておくということが何より大事だと思っているわけでございます。  今回、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 当時の答弁がどういうことであったかちょっと正確にここで申し上げられませんが、少なくとも現在におきまして、いわゆるPKFの本体業務といたしましては、停戦・武装解除等の監視、駐留・巡回、武器の搬入・搬出の検査・確認、放棄された武器の収集・保管・処分、停戦ライ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今、議員がお話しになりましたPKF活動につきましては、委員も御指摘になりましたように、国連の資料によれば、伝統的な国連平和維持活動は、大きく分けると、原則として非武装の将校から成る軍事監視団と必要な後方支援要員を擁する軽武装の歩兵部隊から成る平和維持隊に...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今御答弁申し上げましたように、必ずしも武力行使を伴うものというわけではないという認識でございます。
○国務大臣(河野洋平君) PKO活動は基本的には武力活動はしないわけですね、ということで認識をしております。
○国務大臣(河野洋平君) PKO活動につきましては、通常、その武器は自衛のためにのみ使用することが許されておるということであります。
○国務大臣(河野洋平君) 先ほどから申し上げておりますように、国際社会の中ではさまざまな問題が起きているわけです。  その問題を解決する方法、手段というものはこれまたさまざまな方法、手段をとられる。それは、介入するべきかするべきでないかという判断から始まって、介入する時期の問題...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) どういう状況であろうとも私どもは、PKO五原則というものが現に存在をして、我々はその五原則に従って判断をすると言っているわけでございますから、どういう状況かということは、この五原則に合致するかしないかということで判断をする以外にないというふうに思います。
○国務大臣(河野洋平君) 前段につきましては、我が国のPKOへの派遣に当たっては、いわゆるPKO参加五原則を規定した国際平和協力法上の要件を満たす必要があるということは先ほど申し上げました。  このいわゆるPKO参加五原則に沿って立案された国際平和協力法に基づいて参加をする場合...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御答弁申し上げます前に、先ほどの私の答弁に抜けているところがございましたので、訂正をさせていただきます。  先ほど、私は、我が国要員がいわゆる警護任務を実施することは国際平和協力法上規定されておりませんと申し上げるべきところを落としました。謹んで訂正を...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まず、政府部内での議論は先ほど瓦長官が御答弁申し上げたとおりで、現在まだ政府部内で検討が続けられているというふうに承知をしております。  この問題は、田議員御指摘のとおり、これまでいろいろな経緯があったわけでございますが、いずれにせよ、専守防衛を含む我...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 概略、承知しているつもりです。
○国務大臣(河野洋平君) 私も最近、済州島へ参りまして、済州島の方から日本にはこの島から行かれた人が大変多いんだという話を聞いたばかりでございます。  いろいろな経緯で日本へ来られた方がおられるので一概に言えないことだと思いますが、今、田議員から済州島事件についてお話を伺いまし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 基本的に、近隣諸国との間には意思の疎通が行われるということが私は大事だというふうに思っているわけです。先方の考えがこちらに伝わり、こちらの考えが先方に伝わるということが基本的には大事じゃないかと。  ただ、その結果、こちらの意思がどうであれ、だれの意思...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 山崎議員のお尋ねでございますが、私はWTOの会議に参加をしておりまして、私の感じを申し上げますと、新聞各紙はWTOの閣僚会議は決裂したと書きましたけれども、私はどうも現場にいて決裂という感じは余り受けなかったんです。非常に各国の閣僚が努力をして、少しずつ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今申しましたように、会議の終わり方を見ますと、議長からここまでやってきた議論の積み重ねはそのまま崩さないようにして次につなげようということが一つ。それからもう一つは、農業とサービスの分野については別途の規定があるのだから、これは二〇〇〇年の初頭から農業と...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 大変難しい問題を御指摘になりました。  人権といいますか人道といいますか、この種の問題についてはいろいろな議論があると思います。例の天安門事件の際に、中国に対して欧米各国は大変厳しい対応をいたしました。当時、アジアの国々は比較的理解を示すという場面もあ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先般来、佐藤議員から繰り返しこのペルーにおきます早大生殺害事件についてお話がございました。  私としては、当委員会からいろいろとこの問題の解決に向けてのお知恵も拝借をしたい、何か御示唆をいただければありがたいという旨申し上げてきたところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御心配をおかけをしておりまして、まことに申しわけなく思っております。  キルギスの問題は、大変幸いにして四名無事に帰ってまいりまして、本当にほっとしております。しかし、これも運よく四人がたまたま帰ってきたわけではなくて、当事国あるいは周辺国の大変な御協...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) かねてからレバノンの問題についても佐藤議員から御指摘をいただいておりまして、私、外務省に参りましてこの問題について説明を受けております。議員からはおしかりをいつもいただいておりますけれども、外務省当局は外務省当局としてこの問題にも真剣に取り組んでおりまし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ただいま御決議のありましたペルーにおける早稲田大学探検部員殺害事件は、前途ある若者がペルー軍人によって殺害されるという極めて遺憾な事件でありました。  ペルー政府は、フジモリ大統領から犠牲者の方々に哀悼の意を表するとともに、御遺族に対しても丁重な弔意を...全文を見る