河野洋平

こうのようへい



当選回数回

河野洋平の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第151回国会 衆議院 本会議 第1号
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○国務大臣(河野洋平君) 第百五十一回国会の開会に当たり、我が国外交の基本方針について所信を申し述べます。  冒頭、まず申し上げなければならないのは、今回の外務省内におきます公金横領問題であります。  本件については、先般、省内で調査を行った結果、松尾克俊前要人外国訪問支援室...全文を見る
01月31日第151回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(河野洋平君) 第百五十一回国会の開会に当たり、我が国外交の基本方針について所信を申し述べます。  冒頭、まず最初に申し上げなければならないのは、今回の外務省内における公金横領問題であります。  本件については、先般、省内で調査を行った結果、松尾克俊前要人外国訪問支...全文を見る
02月05日第151回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) 外務省におきます公金横領疑惑についてのお尋ねでございますが、まず、今回の事件によりまして、外交をお預かりする外務省に寄せられた国民の皆様の信頼を裏切ったことについて、改めて心からおわびを申し上げます。  本件につきましては、先般公表いたしました調査報告...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外交を預かります者として、国民の皆様におわびを申し上げた上で御答弁をさせていただきます。  外務省の調査についてのお尋ねでございますけれども、松尾元室長が公金としてA銀行に入金したとしているものの累計は約五億六千万円であり、同人が総理外国訪問の諸経費の...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 残りの口座についてなぜ調査をしないのか、こういう追加の質問だとお聞きをいたしました。  先ほど申し上げましたように、外務省には強制捜査権はございません。捜査権がない外務省がすべての口座を捜査するためには、本人の任意の協力というものがなければできないわけ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 神崎代表御指摘になりましたように、今回の事件によりまして、国民の皆様の貴重な税金が疑念を持たれるような不適切な使い方によりまして信頼を裏切ったということに、心からおわびを申し上げなければならないと思います。  外務省としては、今般の横領疑惑につき全力で...全文を見る
02月06日第151回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(河野洋平君) 今回の事件につきまして、外交を預かる者として、国民の皆様の信頼を裏切ったことにつき、心からまずおわびを申し上げます。  外務省として、全力で調査を行い、その結果、松尾元室長個人が少なくとも平成九年十月から平成十一年三月までの間に公金を横領し、私的目的の...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 公金横領疑惑についてのお尋ねでありますが、先般公表いたしました調査報告書で述べましたとおり、松尾元室長個人が少なくとも平成九年十月から平成十一年三月までの間に公金を横領し、私的目的に使用した疑いが明白となったため、同人を警視庁に対して告発いたしました。 ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まことに申しわけないことでありますが、このような事態が起こった原因といたしましては、総理大臣一行の外国訪問に際しまして、宿泊費についての見積もりの作成あるいは精算関連の書類の整理など、すべて松尾元室長一人が行っており、これに対するチェックがなされていなか...全文を見る
02月06日第151回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) 今回の事件によりまして、国民の貴重な税金の使途に対する問題、そしてまた外交に対する信頼の低下、こういったことを惹起いたしましたことを、まず心からおわびを申し上げたいと存じます。  議員が御指摘になりましたように、私は今回の問題を一片の報告書の提出をもっ...全文を見る
02月07日第151回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(河野洋平君) 公金横領疑惑についてのお尋ねでございます。  国民からいただいた貴重な税金の使途について疑念を持たれ、外交に対する信用を低下させたこと、外交を預かる者としてまことに申しわけなく、改めておわびを申し上げます。  外務省は、先般、少なくとも五千四百万円の...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 公金横領疑惑にかかわる内閣官房からの受領総額についてのお尋ねでございますが、松尾元室長は現金で携行していた公金について十分な説明を行っておらず、また記録も保持していないこともあって、同人が受領した公金の総額については外務省の調査では確認できておりません。...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 公金横領疑惑についてのお尋ねでございますが、総理の外国訪問に際しまして、宿泊費についての見積もり作成から精算までを松尾元室長が一人で行っていたこと、及び公金を出し入れする口座に松尾元室長が私金をも混交して出し入れしていたことなどについて、遺憾ながらだれも...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 星野議員から、外務省報償費の予算に関する報道についてのお尋ねがございました。  日々変化する国際情勢の中で情報収集活動をより一層充実させ、我が国外交をよりきめ細かく展開し、より一層強化していくことは極めて重要なことでございます。外務省報償費は、そうした...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 報償費の使途の公表につき御質問がありました。  外務省報償費は、情報収集及び諸外国との外交交渉ないし外交関係を有利に展開するために使用されておりまして、具体的使途を公表すれば、円滑な外交の遂行にも支障が生じ得ると判断しております。  一方、外務省報償...全文を見る
02月08日第151回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○河野国務大臣 前段の議員の御指摘はそのとおりでございます。  また、一部の新聞に書かれました今お話しのものにつきましては、全く事実誤認ということで、我々としても、そうした事実は全くないということをメディア、マスコミに対しても我々からきちんと返答をしているところでございます。
○河野国務大臣 本来、支援室というものは金を預かるということを考えているわけではなかったと思います。スタートの時点におきましては、総理大臣の外国訪問についてのいわゆるロジスティックスを担当するということをその主たる仕事としていたわけでございまして、こういう事態になるということを想...全文を見る
○河野国務大臣 いきさつ、これまでの経過については、おおむね今議員が御説明をしていただいたことに大きな間違いはないと思います。  若干お時間をいただいてお話をさせていただければ、今議員がお話しになりましたように、総理が外国へ出張される。アメリカへ行くこともある、あるいはヨーロッ...全文を見る
○河野国務大臣 総理外遊に当たって、外務省が現地でお世話をする、あるいは準備をするのは当然のことで、その準備をしている中で、その旅行にかかわる一定の費用、費用の一部、それを外務省が、支援室がお預かりをしてそれを使うということは、私はこれも合理的なことであろうと思うのですが、それを...全文を見る
○河野国務大臣 松尾元室長が私どもに述べました話によりますと、彼は銀行口座をかなり今お話しのようなものを持っておりました。  その中で、第一勧業銀行、第一勧銀に二つの口座を持っていて、この第一勧銀の口座に、主として、彼の言葉をそのまま伝えれば、公金、公の金はすべてここに入れたと...全文を見る
○河野国務大臣 半年間ほど官房長官を務めさせていただきました。  報償費について、官房長官は知り得る立場にございます。しかし、知り得る立場にはございますけれども、その使用目的あるいはどういう使い方をしたかということは、報償費の報償費たるゆえんで、これは申し上げないということにな...全文を見る
○河野国務大臣 御承知でおっしゃっておられると思いますけれども、お尋ねの件は全く別件でございます。
○河野国務大臣 そういうお金というのは一体どういうお金なのか、もう少しはっきり言っていただきたいと思います。
○河野国務大臣 菅議員は御自分だけわかっておられるからそういうふうにおっしゃっておられると思いますけれども、報償費というものには、官房、官邸の報償費だけではございませんので、私はどういうお金かということをお尋ねしたわけで、今菅議員がおっしゃっているのは、官邸の報償費を渡したか、こ...全文を見る
○河野国務大臣 ポストにはいろいろな立場がございまして、報償費、機密費と申しますか、報償費の使い道については、国政が円滑に進むようにこれは機動的に使うという種類のお金でございまして、それがまた、円滑に仕事が進むためにそれは使っているわけで、その中のことは一切公表をしないということ...全文を見る
○河野国務大臣 総理外国訪問の折には、外務省が訪問先のホテルでありますとか、あるいは飛行場からのアクセスでございますとか、そういったことを全部現地と打ち合わせをいたしまして見積書を作成するということになっております。したがいまして、その見積書がだれの責任かというお尋ねでございます...全文を見る
○河野国務大臣 一月二十五日に外務省は松尾元室長を告発いたしました。そのときの告発の理由は五千四百万円の横領の疑いでございます。
○河野国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、外務省から見積書を出しまして、その見積もりに従って官邸が対処をされるというふうに思っております。
○河野国務大臣 もともとこの要人外国訪問支援室ができたのは、細川内閣のときにできた組織でございます。私は、だから羽田大臣が御存じだとは申しませんけれども、細川内閣、羽田外務大臣のときにこの支援室はつくられたものでございまして、菅議員が羽田元外務大臣に聞かれても、恐らく御存じないと...全文を見る
○河野国務大臣 私だけが知らないと言うと、おまえはばかだと思われてもいけないので、ほかの人も恐らく御存じないだろうということを申し上げたくて言っているだけで、大変申しわけありませんが、先ほど来御答弁申し上げているとおりでございます。
○河野国務大臣 内部の調査を継続することにしておりまして、政治主導と申しますか、外務省の中におります政治家にそれぞれの担当をやっていただこうということで、内部の調査の委員長を荒木副大臣にお願いをいたした次第でございます。
○河野国務大臣 告発状は、司法、捜査当局に出しているものでございます。これは、捜査当局がこの告発状をもって捜査をなさるわけでございまして、私どもは、捜査当局の捜査の支障になってはならぬというふうに思いますし、この問題は、どちらかといえば司法の問題であろうかと思いますので、告発状…...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっと、御答弁を申し上げる前に、一言私も発言をさせていただきたいと思います。  先ほど来の菅議員の発言は、我々外務省内の内部の調査チームが懸命に努力をして、五千数百万という不正な、横領されたと思われる事実をつかんで告発をして、そのことが一日も早い全貌解明に役立...全文を見る
○河野国務大臣 捜査当局の厳正な捜査、捜査権を持った捜査当局の厳正な捜査が全貌解明に最も効果があるのであって、それに渡すために不眠不休で努力をした人たちの努力というものを余り軽々しく言っていただきたくないというふうに私は思います。(発言する者あり)
○河野国務大臣 それから、先ほど私は告発状について申し上げましたけれども、私どもは警視庁に告発をいたしまして、捜査当局は捜査権をもって捜査をするわけです。確かに国会には国政調査権というものがあることも私は承知をいたしておりますが、国政調査権と告発によって調べる捜査権というものとの...全文を見る
○河野国務大臣 私は捜査当局ではございません。外交の責任者として外交政策の遂行に当たっているのでございまして、捜査の指揮まで私がやるということは不適当でございます。
○河野国務大臣 ちょっと正確に聞いていただきたいと思うんです。  私は、責任がないなどと申し上げておりません。本会議場でしばしば私の責任については申し上げてきたつもりでございます。納税者の方々にも甚だ申しわけなかった、そして外交に対する信頼を著しく失墜したことについて、外交を預...全文を見る
○河野国務大臣 私は、松尾元室長とそうした話は一切したことがございません。
○河野国務大臣 昨年は、クラスノヤルスク合意で、まさに議員おっしゃるように二〇〇〇年という年でございましたから、何としてもここで交渉を妥結したいという非常に強い決意を持って臨みました。非常に残念なことでございますが、二〇〇〇年の年明けと申しますか、一九九九年の大みそかに、エリツィ...全文を見る
02月09日第151回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○河野国務大臣 私自身も、外務大臣として外務省を統括し、外交政策を進める立場にある人間として、こうした問題を外務省の省員が起こしたということについては重い責任があるというふうに考えて、先般来、その責任を果たすべく全力を尽くしているところでございます。
○河野国務大臣 議員御指摘のとおり、一人の人間がこういうポストに六年もずっといたということは決していいことではない、あるいはやるべきでないことだというふうに私も思います。  私自身、責任を回避するつもりはございませんが、実は、私が今般外務大臣に就任しましたときには既に彼はもうそ...全文を見る
○河野国務大臣 一月四日に私は調査委員会をつくることを命じまして、調査委員会は大変な努力をして調査報告書をつくり上げたわけです。それは、報告書をつくり上げると同時に告発もしたわけです。告発状は警視庁によって受理されております。  今、議員がお話しの、内閣官房は九億数千万を渡した...全文を見る
○河野国務大臣 総理の外国出張について外務省が事務的な作業をする、これはきのうも申し上げましたが、総理がアメリカへ行かれるといえば北米局北米一課がお世話をする、地域課がお世話をするということはどなたも御理解いただけると思います。  総理がアメリカへ行かれる、ヨーロッパへ行かれる...全文を見る
○河野国務大臣 今申し上げましたように、外務省で作業をしておって、例えば北米一課でやっていた、西欧一課でやっていた、そういう仕事をそのまま引き継いでいるわけでございまして、その当時から、兼任とか併任とかということに一切しておりません。
○河野国務大臣 総理海外出張の場合、繰り返して申しわけありませんが、アメリカへ出張なさる場合には、総理一行は一つのデリゲーションとして動かれる。そのデリゲーションのお世話を外務省はするわけでございまして、正直言って、事実関係が私自身にも以前からわかっていたわけではございません。今...全文を見る
○河野国務大臣 私が考えておりますことは、まず告発をして、事件としては捜査当局にお調べをいただくということになる、これは当然のことだと思います。  引き続き内部で調査をいたしますのは、なぜこういうふうになってしまったかと。先ほど議員がおっしゃったように、なぜ六年も一人の人間にこ...全文を見る
○河野国務大臣 前段の監査の話は、まさに議員の御意見をよく伺って、私も十分考えなければならぬと思っております。しかし、監査にあらずとおっしゃいますが、むしろ今はまだその前段で、全く内部の仕組みとしてチェックもできなかったということがまず最大の問題でございまして、少なくともダブルチ...全文を見る
○河野国務大臣 松尾元室長とは私どもは連絡がとれております。携帯電話で連絡がとれております。しかし、所在が、どこにいるかということは、場合によればその日その日違うかもわかりませんから、それはわかりませんが、連絡はとれております。しかし、これから先はまさに捜査の問題と絡むと思います...全文を見る
○河野国務大臣 私どもが申しておりますのは、馬の購入価格について松尾は公金を使った疑いが明白だということを言っているわけでございまして、その後のことについて私どもが今あれこれ言う立場でもございません。現に、こういう事件が起きた後は、公金が使われるなどということは考えられないことだ...全文を見る
○河野国務大臣 一部新聞等にも出ておりましたが、在フィリピンの大使は、当時エストラダ大統領の政権の中枢にあるといいますか、非常に中心的な役割を果たしてきた人物と情報交換をしていたということでございます。
○河野国務大臣 ゴルフ場でございます。
○河野国務大臣 これは、今日本でこういう場であれが適切だったかどうかと聞かれて、適切だったとか適切でなかったとかということを今申し上げることはなかなか難しいと思います。  議員も御承知だと思いますけれども、特定の国の名前を申し上げるのもどうかと思いますが、例えばフィリピンなどは...全文を見る
○河野国務大臣 先ほども申し上げましたように、今ここでフィリピンの状況についていいか悪いかというのを確定的に申し上げるのは控えたいと思いますが、今御指摘のように、当時大使が接触していた人はアロヨ政権の閣僚になられた方でございまして、そういう人がむしろ、それならゴルフをやっていたの...全文を見る
○河野国務大臣 情報収集のためにはさまざまな方法を考え、相手の立場とか相手の能力とか、そうしたものをよく調べなければなりません。そうしたことが十分調査をされた上で、重要な情報が十分その人を通じて入手できるということになって初めて情報収集活動というものは進んでいくわけでございまして...全文を見る
○河野国務大臣 先ほども申し上げたとおりでございますが、もしお差し支えなければ、物を見せていただけば私どもで調査をいたしまして、今議員がおっしゃるように、これはおかしいとか、これは適切であるとかという判断はできるかと存じますが、情報収集というものは相当に周到に作業というものは行わ...全文を見る
○河野国務大臣 議員の御認識を改めていただきたいと思いますことは、三億一千万が要らないだろうとおっしゃいますが、その金額は、たとえそうだと私が百歩というか五百歩、一万歩譲歩したとしても、それは六年間の数字を議員はおっしゃっておられるわけで、その六年間の三億分をことしから減額……(...全文を見る
○河野国務大臣 まことにそこつなことで、間違った答弁をいたしました。謹んで訂正をいたします。  今お話しのとおり、室ができたのは、平成二年、海部内閣のときでございます。平成五年十月、細川内閣、羽田外務大臣のときは、松尾室長が就任をしたときと訂正をさせていただきます。
○河野国務大臣 いろいろお尋ねでございますが、まず、第一勧銀の二つの口座だけ調べて五千数百万の……(中井委員「どうしてかいば料を言わなかったのかということ」と呼ぶ)かいば料の話から申し上げれば、不正に公金が使われたと我々が思っているあの期間に、松尾元室長が購入をした馬というのは、...全文を見る
○河野国務大臣 そこはお尋ねが非常に難しいお尋ねをされまして、今申し上げたように、松尾支援室元室長のやりました仕事は総理の外国訪問でございまして、その総理の外国訪問の一行の中に、もし外務大臣がその一行に加わっている、つまり随員の一人になっているということであれば、これはその対象に...全文を見る
○河野国務大臣 失礼しました。  松尾支援室が行いました仕事は、調査によりますと、差額を支払うということをやっておりました。それで……(中井委員「差額だけですね」と呼ぶ)差額でございます。ただし、場合によって宿泊料を払ったこともあります。それは……(中井委員「そんな、場合とその...全文を見る
○河野国務大臣 申しわけありません……(中井委員「指名していません」と呼ぶ)いや、委員長から指名をいただきました。(中井委員「僕は聞いていません。僕は今、内閣に聞いたんです。訂正するなら、ちゃんと僕に断って訂正してください。だめです、そんなの。あなた、何回間違えた答弁すれば気が済...全文を見る
○河野国務大臣 大変申しわけない、大事なところを間違えた答弁をいたしました。おわびをして訂正をさせていただきますが、松尾室長が持ってまいりました金額は宿泊料と内閣の旅費でございまして、差額、宿泊料、いずれも松尾が払っております。
○河野国務大臣 外務省職員は、旅費規程に基づいて、正規の宿泊料、規定の宿泊料をもらっております。しかし、差額がどうしても足らなくなります。したがって、正確に作業がなされておりましたときには、一人ずつ封筒に入れて差額分というものが配られた、そういう時期もあった。しかし、それがある時...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘は十分承りました。  ただ、外務省には今、国際情報局という局がございますし、それから在外員が情報収集に当たっておりますので、それは議員も十分御承知のことだと思いますが、一言だけ申し上げておきます。
○河野国務大臣 まず、先ほど申し上げましたのは、議員から、情報局というものでもあればいいが、そういうものもないからという御発言があったように私は聞こえたものですから、いや、国際情報局というのがございますということを御答弁申し上げたわけでございます。  国際情報局は、達増議員は中...全文を見る
○河野国務大臣 これは、国際的な規定、国際的なルールといいますか、申し合わせといいますか、そういうことでODAも仕分けをしようと。ただ単にそれは援助に持っていくお金だけをいうのではなくて、それにかかる行政経費といいますか、そういったものまで全部ODAの中に計算として入れるべきだ、...全文を見る
○河野国務大臣 報償費の使い方は、政治あるいは内閣、国家の仕事を円滑に進めるために使うという目的があって、その目的に沿って使うということでございます。  他方、ではどういう使い方をしたか、だれに何か渡したのか、こう言われてそれを報告すれば、円滑なことにはなりません。報償費の使い...全文を見る
○河野国務大臣 少しいろいろなことを申し上げたいと思いますが、余計なことであればやめますが……(志位委員「簡単にやってください」と呼ぶ)それじゃ、簡単にやります。  私的なことに使われているということはない、そう思っております。
○河野国務大臣 議員のお尋ねは外務省の報償費と官房の報償費を一緒くたにして議論をしておられるんですけれども、外務省の報償費について言えば、これは支出をするときには部長、局長のサインが要って、そして目的をはっきりして承認を得て、そして求めているわけですから、無目的的とかそういう言い...全文を見る
○河野国務大臣 報告書の事務方の責任者は官房長でございます。(辻元委員「どなた、お名前も」と呼ぶ)阿部と申します。これが調査委員会の委員長でございました。
○河野国務大臣 そういう決済をしていたことは恐らく知らなかったと思いますが、調査の中で、これは松尾元室長がクレジットカードで決済をしたがゆえに調査ができたという部分があるわけです。現金で全部これを受け取り、現金で全部使っていたら、なかなか調査は難しかったかもしれない。しかし、松尾...全文を見る
○河野国務大臣 過労による入院でございますが、必要とあらば診断書を提出いたします。
○河野国務大臣 委員長からの御指示があれば診断書を提出いたします。  しかし、御質問にお答えをすることは、阿部官房長の後任といいますか、現在兼務で官房長職を行っておる者がございますから、御指名をいただけばその者からも答弁が、ある部分できると思います。
○河野国務大臣 繰り返し御答弁をしておりますが、上納はなかった、こう認識しております。
○河野国務大臣 上納はなかったと私は確信をしております。
02月13日第151回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○河野国務大臣 経緯は今伊吹大臣から申し上げたとおりでございますが、外務省としてアメリカ側とどういうやりとりがあったかということをごくごく簡単に申し上げれば、十時前、すなわち九時五十五分ごろ、アメリカ太平洋軍外交顧問のトワイニング大使からホノルルの渋谷総領事のところに連絡があった...全文を見る
○河野国務大臣 直接の担当者といいますか責任者と申しますか、太平洋艦隊司令官に私自身直接電話をいたしまして、この問題についての我々の抗議の気持ちを伝えて、そして全力を挙げて全員の救助をしてほしいということを伝えたわけでございます。  さらに、私としては、フォーリー大使に連絡をい...全文を見る
○河野国務大臣 まことに安易な説明で恐縮でございますけれども、議員が御指摘のとおり、六年間もこういうポストに特定の人間が長くいたということがこうした事件発生の可能性をもたらしたということは、もう議員の御指摘のとおりでございまして、これは、私としては弁解の余地がないというふうに思い...全文を見る
○河野国務大臣 外務省の出先機関、ホノルルにございます総領事館、そこには、ファーゴ太平洋艦隊司令官より渋谷総領事に対しまして連絡が来ております。それは大体十時半ごろと。そして、その前に、太平洋軍外交顧問のトワイニング大使から渋谷ホノルル総領事に対しての第一報は、九時五十五分ごろと...全文を見る
○河野国務大臣 今申し上げましたように、総領事館に先方から一報が入れば、総領事館から本省にそのまま入るということでございます。
○河野国務大臣 それは、オアフ島沖にて愛媛県立宇和島水産高校練習船えひめ丸がアメリカ潜水艦と接触し、沈没したという趣旨の連絡でございます。
○河野国務大臣 その時点ではございませんでした。
○河野国務大臣 私には十一時前、すなわち十時四十五分ごろと記憶をしておりますが、東名高速の厚木の辺でございました。車中におりました。  秘書官から、宇和島水産高校の練習船えひめ丸がオアフ島付近で潜水艦と接触して沈没した模様だ、乗員は三十五名、現場付近には既に救助のためヘリコプタ...全文を見る
○河野国務大臣 私自身のことを申し上げれば、私は、十時四十五分ごろ第一報を聞きましたので、真っすぐ霞が関に参りまして外務省に入りまして、できる限りの事情、状況を収集するという作業をいたしました。できる限りの状況、事情を収集して、それを官邸に持っていって御報告を申し上げる、その間に...全文を見る
○河野国務大臣 相手はアメリカでございますから、当然、外務省がアメリカとの間の連絡あるいは先方に対する抗議といいますか、そういったことをしなければならないのは当然でございますが、そうした御指示がございましたので、そうした指示を踏まえてアメリカとも連絡をした次第でございます。
○河野国務大臣 これは一つ一つのケースによって考え方、対応の仕方はそれぞれ違うわけで、この対応一つをとって総理の資質云々などというふうに言うのは、私はいかがかと思っております。  私どもは、十二時に外務省で対策本部を招集をいたしまして直ちに、大臣政務官に直ちにハワイへ行けと、と...全文を見る
○河野国務大臣 何か個人の犯罪にしようとしているという御発言でございますが、私どもは、事実関係をできるだけきちっと把握するということに努めたつもりでございます。  それで、私自身考えますことは、どうしてこういうことが起きたかなと率直に私も驚き、そして、納税者の皆さん、あるいは日...全文を見る
○河野国務大臣 一月の四日に、私は調査委員会をつくって調査を始めることを命じました。そして、報告書をつくって公表をいたしましたのが二十五日でございますから、日数は議員のおっしゃるとおりです。
○河野国務大臣 これはどういうふうに申し上げていいかわかりませんが、恐らく、今日に至るも松尾元室長は、自分自身の行動について、横領をしたということについては否定をしているわけでございまして、私どもが、横領事件というものの調査をする、松尾元室長に対して、これまでの経過について説明を...全文を見る
○河野国務大臣 これは実際に調査に当たった人間から報告を受けたことでございますけれども、松尾元室長は、彼自身、先ほども申しましたように、公金横領の事実はないということを言っているわけでございまして、公金横領の確固たる証拠を見たいから口座、通帳を出せと言ったのでは、向こうはそれは出...全文を見る
○河野国務大臣 松尾自身が、総理外遊の折、ホテル代その他の見積もりをみずからつくって提出して、その見積もりに見合った額を預かってきたということでございますけれども、その額が幾らであるかということがチェックできなかったことがこういう問題を引き起こした一番大きな要素でございまして、私...全文を見る
○河野国務大臣 官邸から松尾元室長が総理外遊のためのホテル代の差額として受け取ってこられたお金の中には、口座に振り込んで、そして使った部分もあれば、現金でそのまま携行した部分もあると考えていいと思います。  したがいまして、先ほど申し上げました五億何千万がすべてだというふうには...全文を見る
○河野国務大臣 松尾元室長が官邸からお預かりをした金子は、ホテル代の差額、それにプラス規定の宿泊費……(生方委員「規定の宿泊費も入るのですか」と呼ぶ)そうです。規定の宿泊費、そういうものを松尾は預かってきたというふうに私どもは承知をいたしております。これはただし、官邸の部分につい...全文を見る
○河野国務大臣 これは以前ここで御説明をいたしましたけれども、規定の部分については、旅費規程に基づいて外務省から本人がもらうわけですね。それで差額分については、官邸からお預かりをしてきて、少し時期がいろいろあって、少し私の答弁がいろいろするのは申しわけないと思っておりますが、当初...全文を見る
○河野国務大臣 そういうことは全くありません。
○河野国務大臣 かつては、ここでも御答弁申し上げましたけれども、総理がアメリカへいらっしゃるときには北米局北米一課がそうした作業をする、ヨーロッパへ行くときには西欧一課がそうした作業をするということでありましたけれども、そういうことになりますと、年間十回前後の総理の外国訪問、その...全文を見る
○河野国務大臣 外務省の報償費につきまして、国民の皆様から大変厳しい御批判をいただいておりますことをきちっと受けとめなければならぬというふうに思っております。この御批判には、きちっと我々がこの御批判にたえ得るようなシステムをつくるということが今何よりも求められているというふうに私...全文を見る
○河野国務大臣 いろいろ御存じの上での御発言でございますから、あえて申し上げることはどうかと思いますけれども、例えば、大使館でつくります食事の準備をいたします者は、一定の金額で契約をしているわけでございまして、それは上限を切ってございますから、それ以上のものは大使の私的な負担とい...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど来から申し上げておりますように、私どもといたしましては、この報償費をむだに使うことなく、適切に、しっかりと国益のために使い、またその使い道については、会計検査院の監査などを受けて疑いのないものにしたい、こう考えております。
○河野国務大臣 官房長を初め、この調査に当たりました人間は極めて責任感の重い人たちでございまして、今議員がお話しになりましたようなことはもう一二〇%ない。大臣の立場からすれば、かりそめにもそういうことをおっしゃっていただかないようにお願いをしたいと思います。
○河野国務大臣 可能性は否定できないと思います。
○河野国務大臣 本人の説明によればそういうことでございます。ただし、第一勧銀の口座には、本人の説明によりますと、事前に私的な金も入っておったということは言っております。
○河野国務大臣 可能性は否定できないと申しましたけれども、どういうものであるかということまで私ども、そこまで推測をして申し上げるほど確信はございません。
○河野国務大臣 いや、先ほど申し上げましたのは、公金が入っているということ自体は確信を持てないということを申し上げたわけです。可能性は否定できないけれども、それじゃ入っているかと言われれば、それは入っているでしょうと言うほど確信は持てませんということを申し上げたわけでございます。...全文を見る
○河野国務大臣 新聞がどういう根拠でお書きになったかわかりませんが、少なくとも私どもが知る限り、そうしたことはあり得ないというふうに思います。
○河野国務大臣 済みません。ありませんと申し上げます。
○河野国務大臣 要人支援室というのは、総理の外国出張を支援するというのが目的でつくられておりまして、その仕事をしているのが支援室でございまして、それ以外の仕事をするという仕組みになっていないわけです。したがって、総理の外国出張に伴います金品のお預かりは、官邸から何がしかのものが渡...全文を見る
○河野国務大臣 外交機密費の使い方につきましては、先ほど来政府参考人からも御答弁を申し上げましたように、きちんとその目的に照らして局部長の了承も得て支出をされる、しかも、その大部分についてはきちんと領収書もあるということになっているわけで、議員は九七年とおっしゃった。九七年の時点...全文を見る
○河野国務大臣 恐らく、週刊誌の記事になって、その週刊誌の記事なども参考にされて、そうした質疑が行われたのではないかと、これは推測でございますが、思います。ということになれば、当時の大臣としては、こうしたこと、少なくとも週刊誌だねにならないように十分考えて行動しなさいよということ...全文を見る
○河野国務大臣 週刊誌に書かれ、なおかつそれが国会という場で質問をされるということになれば、それは担当大臣としてそういうことがあってはならぬという注意をするということはあるだろうと思います。
○河野国務大臣 私は、国会議員の質問というものはもっと厳粛なものだと。週刊誌にちょっと出たからすぐ言って、言われたから厳重注意をするのかとおっしゃいますけれども、国会議員がいやしくも国会で質問をされる以上は、それなりに十分調査もされて、根拠を持って質問をされることが多いだろうと思...全文を見る
○河野国務大臣 これは私どもに捜査権がございませんので、提出を要求するということができません。これは、任意で、来て説明をしてくれという話し合いで見る以外にないわけでございまして、そこが捜査当局と我々等の限界だということをぜひ御理解いただきたいと思います。  それから、大変申しわ...全文を見る
○河野国務大臣 少なくとも誤解を生むというようなことはあってはならぬということであったろうと思います。  当時、私は外務省におりませんので、これは私から申し上げるのは、もし必要とあらば十分調べた上ででなければ御答弁を申し上げるべきでないと思いますが、私の感じとしては、そういうこ...全文を見る
○河野国務大臣 外交機密費につきましては、その仕組み等について、我々が反省すべき点があるかもしれないということも考えておりまして、先週、外部の方からの御意見を徴するという意味で、七人の外部の方々の参加を得て、会計処理と申しますか、あるいはそれ以外にも、できるだけ自由な議論をしてい...全文を見る
○河野国務大臣 私は、基本的にそういう認識は持っておりません。おりませんが、これはやはりでき得る限りどなたにも批判をされないようなしっかりとしたものにしておかなければならぬというふうに思いますから、でき得る限り今申し上げたような作業を続けていきたいと思っています。
○河野国務大臣 別に、言いたいことと言われると困るのですけれども、私が考えておりますことは、官房報償費の横領事件というものを外務省の職員が起こしまして、外務省の職員の起こしたこの事件をチェックできなかった外務省の仕組みといいますか、体制といいますか、そういうものにはもう我々は、大...全文を見る
○河野国務大臣 まことに不幸な事件、発生以来、私どもはアメリカに対しまして、全員の救助のためにできる限りのことをしてもらいたいということを言ってまいりました。アメリカ側も、全力を挙げて救助あるいは捜索活動をいたしますということを言っておりまして、現に二日、三日、夜を徹して捜索活動...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど来議員がお話しになっていることで、一つ大変気になりますので、御理解をお願いしたいと思います。  それは、宿泊費の規定額のことでございます。総理の外国訪問の一行の宿泊料というものは、本来の宿泊料の規定額では到底足らない。したがって、その差額をどうするかという...全文を見る
○河野国務大臣 承知しております。
○河野国務大臣 先般の五十万トンの対北朝鮮食糧支援の決定につきましては、依然として深刻な食糧不足に直面する北朝鮮に対しまして支援を行うとの人道的考慮に加え、朝鮮半島をめぐる最近の情勢を総合的に検討した結果、政府として、日朝関係の改善、ひいてはこの地域の平和と安定という大局的見地か...全文を見る
○河野国務大臣 ダボス会議におきます石原都知事の発言は報道によって私も承知をいたしております。しかし、石原都知事がいかなる根拠に基づいてそのようなことを述べられたのかということについては私どもは承知をしておりませんで、捜査当局におきましてこれまでの捜査の結果を総合的かつ慎重に検討...全文を見る
○河野国務大臣 大変、いつもいつも西村議員の熱弁でございますけれども、きょうの御議論は、私は、そうですかとお伺いするわけにはまいりません。  私は、つまり軍事費、軍事力あるいは軍の力をもって日本の国を守るために機密費が必要だ、そういうふうに伺いましたけれども、私は逆でございまし...全文を見る
○河野国務大臣 原子力潜水艦グリーンビルの衝突後の動きにつきましては、ファーゴ・アメリカ太平洋艦隊司令官より桜田外務政務官、これは今現地におりますけれども、政務官に対する説明がございました。その説明によりますと、グリーンビルは、事故発生直後から捜索救助活動に当たった。グリーンビル...全文を見る
○河野国務大臣 当然、原因究明は、我々としては求めなければならないと思っておりますし、既に原因をきちっと究明してもらいたいということは先方に言っております。  あの時点では、そのこともさることながら、とにかく人命救助に全力を挙げてほしいということが、まず私の米側に対する要請でご...全文を見る
○河野国務大臣 確かに、えひめ丸の船長は、救助活動がなかったということを言っております。しかし一方で、グリーンビルの艦長を初め、グリーンビルサイドといいますかグリーンビルの関係者は、事故発生直後から捜索救助活動に当たったと述べているわけで、ここはそれぞれの見方だというふうに思わな...全文を見る
○河野国務大臣 それはどうも、私のとった行動、発言をもう少しはっきりと受けとめてからおっしゃっていただきたい。  私は日本の外務大臣として、日本の国民の生命財産、こういったものにだれよりも強い関心を持っております。したがって、ファーゴ太平洋艦隊司令官にも直接電話をしたときに、相...全文を見る
○河野国務大臣 私は、アメリカにきちんと言い、アメリカがそれを受けてきちんと作業をしているということを国会に報告しているのであって、それが何が悪いんですか。
○河野国務大臣 アメリカは、繰り返し本事件について遺憾及び謝罪の意をまず表明しております。  アメリカ海軍は調査の担当官を任命いたしまして、アメリカ国家交通安全委員会も調査団をホノルルに派遣をいたしまして、現在調査を行っているところでございます。  政府としては、引き続き、一...全文を見る
○河野国務大臣 申しわけありません。資料をちょっと持ってきておりません。
○河野国務大臣 御心配でございますけれども、領海の中でという意味でありましょうか。アメリカのそうした訓練が危険な状況の中で行われるということであれば、私は、これに対しては強く抗議をすると同時に、自制を求めたいと思います。
○河野国務大臣 いわゆる日昇丸事件と言われるものでございます。昭和五十六年四月九日、鹿児島県下甑島の西南西三十七海里付近の公海上で米国の原子力潜水艦ジョージ・ワシントン号と貨物船日昇丸が衝突をして、この結果、日昇丸が沈没をし、乗組員十五名のうち日本人乗組員二名が行方不明となったと...全文を見る
○河野国務大臣 当時の報道によりますれば、軍事裁判において判決が出され、機長などは海兵隊を解任されたが刑は免れたというふうに書かれております。
○河野国務大臣 前段のお話につきましては、日本側専門家が米側と協力をする、そして、事故原因の究明にプラスになるための努力をするということができるように全力を挙げたいと思います。  後段のお話につきましては、少し研究をさせていただきたいと思います。
○河野国務大臣 努力をしてみます。
02月14日第151回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○河野国務大臣 昨日報告を受けましたが、正直またかという感じで、憤りを禁じ得ません。  こうした沖縄の米軍の所業に対してどうすることが一番いいかということを高いレベルでも話をしなければならないというふうに考えております。私としては、今回のこの事件をいいかげんなことにするつもりは...全文を見る
○河野国務大臣 よき隣人関係をつくろうということでアメリカからこうした提案があって、我々としてもできるだけいい隣人としての関係を積み重ねていきたいというふうに考えておりますけれども、その沖縄のトップにある人のこうした問題については、実は正直唖然として口がふさがらないという感じでご...全文を見る
○河野国務大臣 崩れかけているよき隣人政策というものをしっかりと立て直すためには、相当困難な仕事であってもやらなければならないと思います。私は、そのことを米当局にしっかりと伝えて、困難な仕事であってもこれをやらなければならぬということを申し上げたいと思っております。  もちろん...全文を見る
○河野国務大臣 最も大事なことは、周辺の国際情勢であろうと思います。中国を初めとする近隣諸国との関係が円滑に、しかも平和裏に推移するという状況であるかどうか、あるいは特別に問題を抱えた地域はないか、あるいは日本に対する強い敵意を持つ地域があるかどうか、そういったようなことが常時議...全文を見る
○河野国務大臣 いつもながらアフガンの問題について大変関心をお持ちいただいて、政府に対して御注意をいただく、あるいは督励をいただいておりますことをお礼申し上げたいと思います。  今、松浪議員からお話がございましたアフガニスタンの寒波による被害というものには、私どもも大変憂慮して...全文を見る
○河野国務大臣 テロ組織との関係等がございまして、なかなか難しい状況でございます。また、アフガニスタンの国内におきます勢力争いといいますか、非常に厳しい対立が続いておりまして、タリバンがおおむねその力を全土に発揮しているというふうにも聞いておりますけれども、我々としては、何らかの...全文を見る
○河野国務大臣 地位協定によりますと、殺人、強姦ということが明示的に書いてございます。地位協定には明示的にそれしか書いていないわけでございますけれども、運用の改善という話し合いを米側といたしておりまして、この運用の改善の中には、明示した特定の事件だけではなくて、その他の事件という...全文を見る
○河野国務大臣 御答弁を申し上げる前に、私の思い違いでございました。「殺人又は強姦」ということを明示的に書いてございますのは、地位協定ではございませんで、その地位協定の後つくりました合同委員会において合意をいたしました運用の改善の中に、はっきりと「殺人又は強姦」ということを明示的...全文を見る
○河野国務大臣 現在、既にこの事案につきましては送検がされているわけでございまして、検察当局におきまして慎重な詰めが行われていると承知をいたしております。  その検察におきます調査の結果によりましてこれが起訴をされるということになれば、その段階では当然身柄は引き渡されるというこ...全文を見る
○河野国務大臣 方策がないといって放置するというわけにはまいりません。私どもとしては、アメリカ当局とも話をし、地元の関係者の皆さんの御協力もいただいて、こうした問題を根絶するために努力をしなければならぬ、こう考えているわけでございます。  今議員がお話しになりましたサミット前後...全文を見る
○河野国務大臣 いかに私信とはいえ、極めて品位を欠く言い方だというふうに、私も怒りさえ覚えるものでございます。  ヘイルストン氏は、新聞にこれが公表された翌々日には、稲嶺知事を訪ねて謝罪をしておられます。そして、真意について説明をしておられます。こうした釈明を沖縄県民の皆さんが...全文を見る
○河野国務大臣 議員に、もう少し正確に私の発言を受けとめていただきたいと思います。  私が申し上げたのは、ヘイルストン氏は謝罪に来て、あれは自分の真意ではなかったと言っている、このヘイルストンの言葉に我々は着目をしている。つまり、本当にそれが真意でないのなら、彼がこれからどうい...全文を見る
○河野国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、日米安保条約の規定のもとで米軍の基地が日本に置かれて、その七五%が沖縄に集中をしている。このことからくる沖縄の皆様方に対する御負担がどのくらい重いかということには、いつも私は思いをはせているつもりでございます。そういう気持ちを持...全文を見る
○河野国務大臣 議会の総意というものは、これを重く受けとめるということは当然だと思います。ただしかし、日本の国の安全をどうやって守るかという一国の安全保障政策というものは、これはまた極めて重要なテーマとして、国全体の議論をしなければならない問題だと考えております。  安保条約の...全文を見る
○河野国務大臣 十二月の中旬であったと思います。
○河野国務大臣 こうしたことが事実かどうかを十分確認するようにという指示をしたと思います。
○河野国務大臣 官邸から松尾元室長に渡ったものは、宿泊費の差額及び官邸分の旅費法によります宿泊料の規定額というふうに承知をしております。
○河野国務大臣 済みません、ちょっと追加を。  今のは官邸分でございまして、外務省分については、一括払いをしていた場合について、外務省分の旅費法による宿泊料の規定額が渡されていたと。
○河野国務大臣 宿泊費の差額プラス官邸分の宿泊規定額、外務省の旅費法による宿泊規定額が渡されていたと。
○河野国務大臣 差額が大変多いという御質問だろうと思いますが、前にも何度も御説明を申し上げましたけれども、規定分の宿泊費というものは、総理の同行ということになりますと大変に違ってくるということは御理解いただけると思います。  サミットに参加をする、あるいは国連総会に参加をすると...全文を見る
02月15日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○河野国務大臣 川端委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  私は、外務大臣の立場から、我が国の安全保障政策遂行の任に当たる者の一人として、その使命を全うすべく今後とも一層努力してまいる所存でございます。  まず、今回の外務省内における公金横領疑惑につきまして...全文を見る
02月15日第151回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○河野国務大臣 事故発生当時から、山本議員にはいろいろと地元の方々の御心情等をお伝えいただき、また、私どもも、そうしたお気持ちを十分体してアメリカとは話し合いをしてまいりました。  今お話しのように、事態は我々の想像を超えるさまざまな問題が露呈をされてきているように思います。 ...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど山本議員にも御答弁申し上げましたが、けさほどパウエル国務長官との電話会談におきまして、私からパウエル長官にも、今議員御指摘の徹底的な原因究明について強く要請をいたしました。パウエル長官は、国防総省、海軍が本件の問題を徹底的に調査し、正確な事実が判明し次第日本...全文を見る
○河野国務大臣 情報がどういうものがあったかというお尋ねでございますが、情報にはいろいろな種類がございます。直近の問題についての情報もあれば、それが何年か先に起こり得る可能性についての情報もございます。さらには、ずっと中長期にわたって、こうしたものが例えば人脈、人間関係、さまざま...全文を見る
○河野国務大臣 いかなる根拠によってああした報道が行われたのか私にはよくわかりませんが、私はああした事実を全く承知しておりません。
○河野国務大臣 機能改善会議の委員の方々の人選に当たりまして、それぞれの分野ですぐれた方をお願いしようということで、いろいろと相談をしたわけでございます。  岩男先生は大学の教授、社会心理学の教授でいらっしゃいまして、男女共同参画社会の会議の委員でもいらっしゃいます。私は、外務...全文を見る
○河野国務大臣 私は、委員をお願いいたしますときに、どうぞ自由に御意見をいただきたいということを申し上げております。仮に私どもがどういうことを申し上げても、そのとおりに御発言をいただけるような方ではないと私は思っておりまして、非常な高い見識、経験をお持ちで、非常に厳しい御意見もい...全文を見る
○河野国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたが、現在、現地におきまして原因究明のための作業が行われておりまして、徹底的な原因究明をやるということを先方から言ってまいりまして、その結果が出次第、速やかにこちらに連絡があるということでございますので、連絡があり次第、我々としてもこれに...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど御答弁を申し上げて、重ねてで恐縮でございますが、潜水艦部隊のコネツニ少将を桜田政務官が呼びまして、事情説明を求めました。  この折の説明によりますと、事故発生時にグリーンビルには十六名の民間人が乗艦していたということ。それから、民間人の何人かが浮上動作に限...全文を見る
○河野国務大臣 内閣報償費をお預かりした外務省職員が起こしたと思われる公金横領事件でございます。外務省を預かる人間として、重い責任を感じております。  しかしながら、先ほどお話がいろいろございましたけれども、私は、これまでの調査その他から、今回の問題は松尾個人の不心得といいます...全文を見る
○河野国務大臣 外務省として調査をいたしました結果、個人による公金の横領だということが明らかになったと思える五千数百万の金額の問題が出てまいりました。したがいまして、外務省として、これを捜査当局に告発をしたわけでございます。  私は、国民の皆様にも御理解をいただきたいと思います...全文を見る
○河野国務大臣 これまで繰り返し御説明を申し上げてきたのでございますけれども、松尾元室長は、この事件について本人は否定をしているわけです。否定をしている中で、外務省として調査をしてまいりました。しかし、外務省の調査では限界がある。つまり、捜査権がございませんから限界がある。  ...全文を見る
○河野国務大臣 これも、繰り返し何度も御答弁をさせていただいてまいりましたけれども、私どもは、五千数百万の公金横領の疑いというものが事件の全貌だとは決して申し上げていないわけでございまして、我々が確認をした、我々が調査をした結果、こうした横領の明白な疑いがあるということをつかみま...全文を見る
○河野国務大臣 議員のお尋ねのお気持ちはよくわかりますが、大変恐縮ですが、私どもから申し上げれば、繰り返し申し上げておることでございますが、松尾元室長は現在に至っても横領の事実を否定しているわけでございます。この横領の事実を否定している人間に対して、外務省としては任意で事情を聞い...全文を見る
○河野国務大臣 全力を挙げて全容解明のために、しかもそれは一日も早く全容が解明できるように努力をいたしております。私どもは、私どものできる範囲で全力を挙げているわけでございまして、この点はどうぞ御理解をいただきたいと思います。  私、今銀行口座のことについても申し上げましたけれ...全文を見る
○河野国務大臣 外務省は国政調査権はございませんし、そこまで外務省が言うのは、これは分に過ぎたことだと思います。
○河野国務大臣 したがって、私どもは告発をしたわけでございます。一日も早く全容を解明してほしい、そう考えて告発をしたということを御理解いただきたい。
○河野国務大臣 捜索救助活動の継続強化につきましては、これまで、森総理御自身及び森総理の御指示もありまして、さまざまなレベルで働きかけてきたところでございます。  沿岸警備隊の捜索救助活動の扱いにつきましては、十五日の桜田政務官からの働きかけに加えまして、総理、私からの指示で、...全文を見る
○河野国務大臣 けさ、ニューヨークにおりますパウエル長官に電話をいたしまして、直接話をいたしました。ハワイ・オアフ島沖の事故、さらには沖縄の問題等極めて重大だと我々は認識している、この問題にアメリカ側として真剣に取り組んでもらいたい、私は外務大臣として、国務長官、あなたと日米関係...全文を見る
○河野国務大臣 今回の御審議の中でもそうでございますけれども、報償費というものは、かねてから繰り返し申し上げておりますように、国が国の事務または事業を円滑かつ効果的に遂行するため、最も適当と認められる方法によって機動的に使用する経費、これを報償費と言っているわけで、議員がお話しの...全文を見る
○河野国務大臣 本日午後、愛媛県知事は総理官邸に総理を訪ねられまして、今議員が御指摘になりました県議会におきます二つの項目について強く総理に要請をされたというふうに連絡をもらっております。  宇和島水産高校に御関係のあると申しますか、だれしもが今回の問題については大変強い驚きを...全文を見る
○河野国務大臣 きょう、たしか十時ごろのニュースで私ども聞いておりまして、それ以来私はずっとここにおりますので、私が直接するわけにはまいりませんが、私から指示をいたしまして、北米局長からラフルアー・アメリカ公使に対しましてまず申し入れをいたしました。
○河野国務大臣 現在、ハワイに出張しております桜田外務政務官から、米側に対しまして、船体の引き揚げについて強く申し入れをいたしております。またそれ以外にも、総理から直接、ブッシュ大統領との電話会談でも申し入れをいたしておりますし、総理の指示で、あらゆるレベルと言っても差し支えない...全文を見る
○河野国務大臣 結論から申し上げれば、全く適切に救助が行われたかどうかは、調査の結果を待って判断をするのが一番正確だと思います。  ただ、恐らく桜田政務官は、現地におりまして、現地の担当者から逐次話を聞いておりまして、その話を彼は頭に入れ、さらにそれ以外の関係者の話も含めて聞い...全文を見る
○河野国務大臣 先ほども申し上げましたが、桜田政務官の発言は、現地におきまして米側の説明を受けたとりあえずの感触を述べたものであって、いずれにせよ、グリーンビルの対応についての評価は、先ほど申し上げましたように、さらに情報収集、分析をした上ではっきりと評価をしたいと思います。
○河野国務大臣 繰り返し申し上げますが、先ほど申し上げたように、最終的な評価につきましては、もっときちんとした調査、分析が行われなければならないというふうに思います。  今手元にございますブレア・桜田二人の記者会見のメモを見ますと、桜田政務官は、遭難に対し、視認をしたり、ボート...全文を見る
○河野国務大臣 そこはちょっと落ちついてきちんと聞いていただきたいのです。  私が申し上げておりますのは、先方がそういうふうに言っているということを桜田氏は会見で述べているということを私は申し上げたということをきちんと聞いていただきたい。
○河野国務大臣 繰り返し申し上げて恐縮でございますが、私どもは、最終的には調査、分析の結果を待つということが正しい判断であろうと思いますが、現地におきまして、メディアの方々から質問をその場で受ければ、アメリカ側の説明を聞いている桜田政務官が、こういうことを言っていますよということ...全文を見る
○河野国務大臣 けさ、私は、パウエル長官との電話で、何点かの問題について調査をしてもらうようにパウエル長官にはお願いをいたしました。長官からは、今調査中であるから、全体の調査の結果が出れば速やかに連絡をしましょう、こういう話でした。
○河野国務大臣 大変恐縮でございますが、全く新しい潜水艦のこうした状況について、ベテランの方の御意見もそれは貴重だと思います。しかし、現に乗組員もいるわけです、艦長もいるわけです。その人たちから事情をきちんと聞いて調査をすると言っているのですから、その調査の結果を少しの間待つとい...全文を見る
○河野国務大臣 受動的とおっしゃいますけれども、現に私どもは、現地に政務官を派遣して時々刻々先方と、報告を聞き、またこちらからの申し入れをしているわけです。我々は、別に東京で向こうからの報告を待っているだけではないのでございます。  それは、ただ単にハワイでやっているだけではな...全文を見る
○河野国務大臣 原子力潜水艦の緊急浮上訓練というものは、私はテレビの、あれはビデオの画像でしょうか、見ましたけれども、やはり大変なエネルギーがある、しかもあれだけ巨大な潜水艦でございますから、やり方によっては相当な危険が伴うということだろうと想像をいたしました。
○河野国務大臣 原子力潜水艦というものは、アメリカの海軍の中ではもう多数の数を数えているわけでございまして、そうした原子力潜水艦のさまざまな訓練というものはアメリカで行われていると承知をいたしております。したがいまして、私は先ほどやり方によってはということを申し上げたのであって、...全文を見る
○河野国務大臣 訓練は危険のないことを確認してされるべきものだというふうに思います。
○河野国務大臣 アメリカの領海の中でアメリカの原子力潜水艦が訓練しているわけでございますが、それにしても、私は、危険があるかないかはきちんと確認をしてなされるべきものだということを申し上げているのです。
○河野国務大臣 軍民両用の海域、軍民両用海域というカテゴリーがどういうカテゴリーなのか、国際的にきちんと定義されたものであるかどうか、まず調べてみなければならぬというふうに思います。少なくとも私は、現在は軍民両用海域という海域があるというふうには承知をしていないのでございます。
○河野国務大臣 ファーゴ氏がどういう発言をしたかということよりも、軍民両用海域という海域が定義された海域であるかどうか、国際的に認知された海域であるかどうかということをまず調べてみる必要があるということを申し上げたのです。
○河野国務大臣 議員の御疑問というものは、御質問というものはわかります。わかりますが、私が申し上げていることは、こういう海域だからだめなんだ、軍民両用海域だからだめなんだと言うのには定義が必要ではないかということを申し上げているのです。そういう定義があるかどうかということを確認す...全文を見る
○河野国務大臣 アメリカ海軍が引き起こしたこうした事故でございます。アメリカは、事故の原因究明を徹底的にやります、原因を徹底的に究明した上で速やかに日本側に連絡します、こう言っておりますから、我々としてはその連絡を今待っているところでございますが、ただ我々も、漫然と待っているだけ...全文を見る
○河野国務大臣 私が承知しております限りでも、米側はこうしたことが起こったことを大変驚いておりまして、こうしたことはあり得べからざることだという感じの驚きを表明しておりまして、そんなことが通常行われているというふうには私ども思っておりません。
○河野国務大臣 私は、まず、この事件で被疑者の身柄を日本側に引き渡させるということが何よりも先決だというふうに思っておりまして、そのことが一刻も早く行われるようにしたいと考えております。
○河野国務大臣 運用の改善でうまくいかないということであれば、放置するわけにはいかないと思っています。
○河野国務大臣 あらゆる方法に選択肢があると思っております。議員が地位協定についておっしゃるならば、それも視野に入れてと申し上げていいと思います。
02月16日第151回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(河野洋平君) 外務省に対します総理からの御指示は、情報の収集と、アメリカの主権下における人命救助について万全の対応を図るよう米国政府に要請することである、こういうことでございました。外務省としては、まことに適切な指示だと考え、努力をした次第でございます。  民間人が...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 桜田外務政務官の発言は、現地において関係者の説明を受け、その印象を述べたものでありまして、私としては、さらに情報収集、分析に努めたいと考えております。  ちなみに、原子力潜水艦グリーンビルの衝突後の動きについて、これまでの米側の説明を総合いたしますと、...全文を見る
02月16日第151回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○河野国務大臣 一九五六年の日ソ共同宣言は、御承知のとおり両国の首脳が署名をして、両国がそれぞれ、日本では国会において承認しているわけでございまして、これは両国でもう決まったものということになっていて、これについてとやかく言う必要は全くないものだというふうに私どもは考えております...全文を見る
○河野国務大臣 日ロ交渉におきます四島の返還に対する我が国の態度、姿勢は一貫しておりまして、何らの変更はございません。  昨年暮れに、私、ロシアを訪問いたします前に総理大臣、そして橋本担当大臣とも十分打ち合わせをしてまいりまして、そのときにも私は、ロシア側に、万が一、二島の返還...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど御答弁を申し上げたとおりでございますが、そうした我々の基本的な主張を実現するために、政府・与党一体となって、何としてもこの我々の主張を先方に納得させる、我々の主張に合意するように努力をしようということで全力を挙げているところでございます。
○河野国務大臣 松尾元室長は、内閣官房職員につきましては宿泊費規定額及び宿泊費差額を、外務省同行者については宿泊費差額を官邸からお預かりしていた。  内閣官房職員の宿泊費については、松尾元室長が一括してホテルに支払った。  外務省職員分については、当初は松尾元室長が宿泊費差額...全文を見る
○河野国務大臣 私から、政治主導で内部調査をさらに継続しようということで、調査委員会の長に、すなわち調査委員長に荒木副大臣を任命いたしました。荒木副大臣は、引き続き内部の関係者からの聞き取りをしております。これは、今飯村官房長から御答弁申し上げましたように、かつての松尾元室長の上...全文を見る
○河野国務大臣 この仕事は、総理が外国を訪問されるときに、内閣官房から外務省に対して、例えばアメリカへ行く、あるいはイギリスへ行くということを内閣がお決めになって、アメリカへ行くことになったからそのための準備をしろという指示が内閣から来るわけですね。その指示を受けて、支援室はその...全文を見る
○河野国務大臣 私から申し上げさせていただくならば、いつからこういうやり方があったかと言えば、総理が外国を訪問するということがあれば、必ず内閣は外務省にそういう指示があるわけでございますから、その数の多い少ない、それからどのぐらいスムーズにやれたかどうかということは別にして、内閣...全文を見る
○河野国務大臣 捜索活動が打ち切られるのではないかという情報があったというお話ですが、正確に言えば、沿岸警備隊、コーストガードの捜索をここでやめる、海軍についてはずっと続ける、こういうことであったようであります。  それはそれとして、我々としては、まだこういう状況下で捜索を打ち...全文を見る
○河野国務大臣 今はとにかくアメリカに対して、九名の行方不明者がまだ確認できていないのだから、行方不明者を捜索する、救助するために引き続き捜索を続けてくれということを強く言い続けているわけです。  一方、えひめ丸の船体の引き揚げというのも、地元からの非常に強い御要望もございます...全文を見る
○河野国務大臣 外務省といたしましては、事故の一報を受けまして直ちに桜田政務官を現地に派遣いたしまして、彼はそのまま現地で現地の総領事館と一緒にこの問題に対応しておりますが、昨夜、衛藤副大臣を急遽ワシントンに派遣いたしまして、衛藤副大臣から、国務省、国防省にそれぞれ日本の状況を伝...全文を見る
○河野国務大臣 余り私ごとを言ってはいけませんけれども、私も神奈川県民でございますから、この問題に無関心でいるはずはないわけでございます。  それはそれといたしまして、日米安保条約は、我が国の平和を守るための重要なものでございます。この日米安保条約を基軸にして我が国の平和、安全...全文を見る
02月19日第151回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○河野国務大臣 昨今の外務省をめぐりますいろいろな問題につきまして、国民の皆様からいろいろと御批判をいただいていることを私は十分承知いたしておりますし、私は、この御批判を逃げようと思う、そんなつもりは毛頭ございません。国民の皆様方の汗の結晶である国税を使った報償費、そうしたものの...全文を見る
○河野国務大臣 民間人が乗艦しての今回の事故ということについては、私どもも大変驚き、さらには怒りという感じすら持っております。  我々といたしましては、今議員からもお話がありましたように、こうした情報が我々に伝えられたことがいかにも遅い、民間人が乗っていたなんという情報、しかも...全文を見る
○河野国務大臣 合同委員会におきまして提起をして先方と議論をし、我が方の主張をきちっと伝えたいと思います。
○河野国務大臣 御指摘のとおり、無償資金協力につきましては、我が国政府と途上国政府との間で資金供与に関する交換公文というものを締結いたしまして、その後、両者で合意をした無償資金協力調達ガイドラインというものをつくって、それに沿って一般競争入札を行うということでございます。一般競争...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっと逆になりますが、この事件が起きまして、森総理から最初に外務省に指示がありましたのは十一時、つまり、えひめ丸が事故に遭った直後に既に外務省に森総理から指示があったことをまず最初に申し上げておきます。  それから、今議員がお話しの大統領とのやりとり、アメリカ...全文を見る
○河野国務大臣 今回の問題について大変心を痛めたアメリカ人の一人は、フォーリー大使であったと思います。フォーリー大使は直ちに総理を訪問されまして、アメリカを代表して深いおわびをされました。フォーリー大使は、この問題について深く関心を持ち、状況というものを十分理解しておられます。 ...全文を見る
○河野国務大臣 岩國議員は少し勘違いをしておられると思います。今回問題となっておりますのは官房報償費の問題であって、外務省報償費の不正使用の問題ではないのです。  今議論をされておりますのは、官房の報償費がどういうふうに使われたかということが問題になっておりまして、私ども大変申...全文を見る
○河野国務大臣 報償費の使い方について申し上げられることは、外務省の報償費は、国際情勢の変化、そういったものを十分考えて、国益のために十分必要と考えられるものに対して、適正な手続を踏んで使うということが外務省報償費の使用についての考え方だと私は思います。
○河野国務大臣 十日の十二時に外務省は対策室を立ち上げまして、その直後、私は桜田政務官に対して直ちにハワイへ行くように指示をいたしました。その日の夕刻、桜田政務官はハワイに向かっていったわけでございます。  その後、現地でアメリカ側の説明、それから日本側の説明、現地にいる人たち...全文を見る
○河野国務大臣 アメリカ側は十日のグリーンビルの浮上が緊急浮上であったことを認めています。アメリカ側の説明によれば、緊急浮上にはデモンストレーションと訓練及び装備の機能の有効性の検証の三つの目的があるところ、十八日、ファーゴ・アメリカ太平洋艦隊司令官は、グリーンビルの今回の緊急浮...全文を見る
○河野国務大臣 次々といろいろな情報が入ってきているものですから、やや私のところへ参ります情報も錯綜しております。  現時点で、水面上に船がいたという情報は、公式の話としては発表されていないと承知しております。
○河野国務大臣 政務官をハワイに派遣するに当たりましては、総理からも御指示をいただきまして、総理からの御指示は、捜索活動について、アメリカに徹底的に要請をして捜索活動をやってもらうようにしろということが一点。  それからもう一点は、日本から関係の方がハワイへすぐに行かれるだろう...全文を見る
○河野国務大臣 松尾元室長に対する公金横領の疑惑につきましては、外務省として、一日も早くその全貌を解明するということが我々に与えられた使命だというふうに考えました。  ただしかし、私どもは松尾室長に対しまして、この問題について説明を求めましたけれども、松尾室長からは十分な説明を...全文を見る
○河野国務大臣 総理から、アメリカに対しては、当日にも、フォーリー大使に、救助の万全を期してもらいたいという強い要請がなされております。また、総理からの御指示もございまして、私どもも、それぞれのチャネルを通じて、救助の万全に行われることを要請いたしております。  また、最初の一...全文を見る
○河野国務大臣 恐らく、メディアの方であるとか、そうした専門の人たちに対して、理解を深めるために同乗を要請する、あるいは同乗を認めるというようなことは、あるいはあったかと思います。しかし、確たる御答弁を申し上げるだけの資料を今持っておりません。
02月20日第151回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○河野国務大臣 まず、日本の立場でございますけれども、イラクをめぐります状況というものは、やはり平和的に解決される、平和的手段によって状況が改善されるということを我々としては基本的に願っている、これが我が国の基本的な立場でございます。  それで、アメリカが今回の軍事作戦について...全文を見る
○河野国務大臣 十七日の土曜日、午前四時過ぎでございますが、北谷町の路上におきまして、今議員がおっしゃるようなことが発生をしたわけでございます。  沖縄県警によりますと、十七日午前四時二十分ごろ、北谷町の路上におきまして、在沖縄米陸軍トリイステーション所属の二等軍曹ケビン・L・...全文を見る
○河野国務大臣 議員がお話しのワーキングチームでございますが、第六回の会合を本日午後開催することになっております。御案内のとおり、このワーキングチームは、外務省の沖縄事務所が事務局となりまして、国、沖縄県、関係市町村、沖縄県警、地元商工会など関係団体、そしてもちろん在沖縄米軍など...全文を見る
○河野国務大臣 県民の御負担をいかに軽減するかということについて米側がああした理解を示された、仮にそれは民間の報告書であっても、そういう理解を示されたということを私は大変うれしく思います。  もちろん、他方、国際情勢を考えれば、我が国の安全をどうやって守っていくかということにつ...全文を見る
02月21日第151回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○河野国務大臣 引き続き外務大臣を務めさせていただきます河野でございます。沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たりまして、大木委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  まず、今回の公金横領疑惑につきまして、委員各位を初め国民の皆様に改めて心からおわびを申...全文を見る
02月21日第151回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○河野国務大臣 外務大臣の河野でございます。土肥委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  まず、今回の公金横領疑惑について申し上げます。  私は、この問題につきまして、外務省の責任を痛感いたしておりまして、委員各位を初め国民の皆様に改めて心からおわびを申し上げ...全文を見る
02月22日第151回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○河野国務大臣 グリーンビルは救命ボートが搭載されているかどうかについて確認をいたしました。アメリカ太平洋艦隊司令部に確認をいたしましたところ、グリーンビルには二隻の救命ボートが搭載されていたと承知をいたしております。同時に、アメリカ側よりは、事故発生時の海上の状況がハッチを開い...全文を見る
○河野国務大臣 本件につきましては、政府がきちんと統制のとれた指示を外務省あるいは防衛庁その他に出しております。官邸におきます危機管理センターから、外務省に対しては、アメリカに対する捜索活動の徹底あるいは事故原因の徹底、さらには船体の引き揚げについての折衝、そういったことについて...全文を見る
○河野国務大臣 私、見ておりません。しかし、話は聞きました。
○河野国務大臣 でき得べくんば、名を名乗ってそういう手紙を書いていただきたいと思いますが、それはそれといたしましても、そこで言われる国民の税金が目的としないものに使われた、あるいは横領されたということについて、我々が深い反省と責任を感じているということは私は申し上げたいと思います...全文を見る
○河野国務大臣 五億数千万という金額は第一勧銀の口座に入ったお金の額でございまして、恐らく現金で携行した部分もございましょうし、それ以外のものもあろうという、これは推測でしか申し上げられませんが、そういうこともあり得ると思います。この間の誤差といいますか、数字の違いというものを、...全文を見る
○河野国務大臣 恐らく、これは推測の域を出ませんが、受け取った金額をそのまま現金で腹巻きに巻いて持って歩くとか、家へ持って帰って、あるいは役所でどこかに置くということもあるかと思いますけれども、やはり口座に入れておくというのは一つのやり方、考え方であって、今財務大臣からも御答弁が...全文を見る
○河野国務大臣 クレジットカードで払っていたということは認めざるを得ないわけでございます。  口座があって、その口座からクレジットカードを使って支払いをしていたという事実は調査の結果明らかになっておりまして、もっと言えば、そうであったから調査はその部分はできたということもあるわ...全文を見る
○河野国務大臣 議員が御指摘の前段の問題は、こういうことがあった以上はこういうことをさせてはいかぬぞという御指摘は、私もしかと承っておきます。  クレジットカードの使用につきましては、私、調査委員会を立ち上げて、調査の結果が出た直後に、自今クレジットカードの使用などは一切ならぬ...全文を見る
○河野国務大臣 口座名は、松尾本人から我々が任意で聞き出したものでございます。
○河野国務大臣 新聞の報道は拝見をいたしましたが、たしか二十四口座がそこに書いてあったと思いますが、その中には知人の名義とか元夫人の名義とかそういうものがあるのであって、そういう知人の名義とかもとの御夫人の名義とかというものを一括して本人の名義と言っていいかどうかというのは、これ...全文を見る
○河野国務大臣 銀行口座を調べるかどうかということについては、以前にも何度か御質問をいただきましたが、私から御答弁を申し上げたとおり、銀行にございます口座もしくはその口座のバランスを本人の了承なしに他人が調べるということは、これはできないことでございまして、銀行に問い合わせても、...全文を見る
○河野国務大臣 官房の報償費というものは、外務省の要人外国訪問支援室が扱いますのは総理の外国訪問だけでございます。
○河野国務大臣 ちょっと語尾がはっきりしなかったのですが、だれの口座に……
○河野国務大臣 そこは我々が知りたいところでございまして、今、捜査当局が捜査をしているものだと思います。
○河野国務大臣 ちょっと当時、私はおりませんで、私自身の経験で申し上げるわけにはまいりませんが、今回のこともございまして当時の話も聞きましたけれども、当時の御指摘は御指摘として当時しっかりと調査をした、しかし、調査の結果は、雑誌で言われるような事実はなかったというふうに私は報告を...全文を見る
○河野国務大臣 私の記憶はあるいは間違っているかもしれませんけれども、当時、週刊誌が指摘をされた事件といいますか視点は、今回のものとは少し違った視点で指摘をしておられた。しかも、確かに当時もM氏というような書き方であったように私は記憶をいたしておりますけれども、このM氏というもの...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっとお尋ねの中で私は解せないことがございます。  外務省はこの問題について全面的に協力をするということを申し上げておりまして、もし全面的に外務省が捜査当局の捜査に協力しないことがあればいつでも言っていただきたい。私は、そんなことがこれっぽっちでもあってはいか...全文を見る
02月23日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○河野国務大臣 安全保障委員会の開催に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  先週の当委員会でのごあいさつで申し上げましたとおり、公金横領疑惑につきましては、引き続き、警察当局による捜査への全面的協力、内部調査の継続及び民間有識者による外務省機能改革会議の発足などの取り...全文を見る
02月23日第151回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○河野国務大臣 国家公務員たるものが国民の税金を使って、今お話しのようなことが事実だとすれば、つまり、連日ゴルフをやっておるとかそういうことが私的に行われているとすれば、それは厳正に処分しなければならない事柄だというふうに思います。  仮に連日食事をどこかでとるにしても、それが...全文を見る
○河野国務大臣 かつて役所で働いた御経験をお持ちで、しかも国際機関での御経験もあると言われる山田議員からの御質問でございますが、この問題は、また、この予算委員会でも数度にわたって御答弁を申し上げておりますが、お尋ねでございますからもう一度申し上げておきたいと思います。  この政...全文を見る
○河野国務大臣 これは、議員のお尋ねでございますけれども、今議員が御議論をしておられるものは、すなわちDACに報告をするかどうかということの問題でございまして、これは先ほども申し上げましたように、新しく予算計上の仕方を、こういう立目をして、こういう予算計上をしようということになっ...全文を見る
○河野国務大臣 繰り返し申し上げて恐縮でございますが、今も御答弁申し上げましたように、従来からODAとして報告していた行政経費を、立目することによって予算書上も明らかにしたというのが今議員のお尋ねの部分でございまして、これは従来と何ら、予算書上明らかにしたということ以外は何も変更...全文を見る
○河野国務大臣 十四カ国ございまして、会計検査院からも御指摘をいただいたことも事実でございます。その後、その十四カ国に対しまして報告書の提出を求めておりまして、現在、十四カ国のうち五カ国が報告書を出してきておりますが、残る九カ国については、依然として報告書の提出を見ておりません。
○河野国務大臣 国民の皆様に対して、外務省としてはこの使途報告書の提出を求めるのは当然のことだと思います。  ただ、あえて申し上げれば、提出のない国々は、今議員からもお話がありましたように、極めて貧しい国でございます。例えば、国名を挙げるのもどうかと思いますが、ニジェールとかギ...全文を見る
○河野国務大臣 報告書の提出をさらに求めたいと思っております。
○河野国務大臣 できるだけ速やかに提出をされるように求めたいと思います。
○河野国務大臣 御指摘の手紙は、私の手元に届いております。その手紙によりますと、本事業について、現地市長、地元住民から、本事業の環境や住民生活への悪影響の懸念、実施手続の不透明さなどを理由に、本事業への円借款供与の中断を求める要望書というものが内容でございます。  政府といたし...全文を見る
○河野国務大臣 前回にも御答弁申し上げましたが、議員の前回の御質問の以前にも、ワシントンにおきまして、公使からアメリカに対しては、用語の使い方について正しい使い方をしてもらいたいということを言っております。その後、議員からのお尋ねがございまして、確かに議員のお尋ねはそのとおりだと...全文を見る
○河野国務大臣 それぞれ、官邸には官邸の、外務省には外務省の報償費というカテゴリーの中でいわゆる機密費というものがあって、それがそれなりに重要な場面で必要な意味を持っているということについて御理解をいただけることを大変ありがたく思っております。  一方、現在外務省に対します厳し...全文を見る
○河野国務大臣 大変具体的な御提案をいただきまして、ありがとうございます。  私もこうした問題について国民の皆さんの理解を得るための手段、方法はいかにあるべきかということを真剣に考えているわけでございます。報償費の性格上、明らかにできないということがございますけれども、もし明ら...全文を見る
○河野国務大臣 繰り返し御答弁を申し上げて恐縮でございますが、報償費の使途あるいは報償費の姿というものは、これは申し上げないということになっておりまして、したがって、答弁がどうしても御満足のいく答弁にならないことをまことに申しわけなく思っております。ぜひとも報償費のその性質、性格...全文を見る
○河野国務大臣 私は、国民の皆様に心から申しわけなく思っております。外務省という組織がこうした不正を長期間にわたって見逃してきてしまったということについて、その結果、国民の皆さんの貴重な税金を横領されるという事態が生じ、さらに皆様方の外交に対する信頼を低下させたということを重く受...全文を見る
○河野国務大臣 現在外務省内で行っております調査委員会の作業の状況をちょっと御説明申し上げたいと思いますが、荒木副大臣を委員長といたします調査委員会が活動を始めておりまして、外務省内六百名に上る人たちに対します調査を今行っております。この調査の結果が荒木調査会でまとまりますれば、...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっと何月何日ということは申し上げられませんが、そんなに遅くなく出せると思っております。
○河野国務大臣 調査委員会の調査をどの程度まで深くやるかによって時間のかかり方は違ってくるかと思います。私としては、疑惑があるかないかということはこの調査委員会ではっきりさせてほしいと思っているものですから、この点については、荒木副大臣ともう少し相談をして、そのめどについては申し...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっと誤解があるといけませんので、そこははっきりさせておきたいと思いますが、私ども、一月四日に調査委員会をつくりまして、一月の二十五日まで本当に頑張って調査をいたしまして、その中から五千数百億の明白な横領の疑いがあるということで告発をしたわけでございます。この告...全文を見る
○河野国務大臣 どうもこのところ数字を取り違えまして、まことに申しわけございません。五千数百万でございますので、訂正させていただきます。  今、与党だけでやっていたのではだめだという土田議員からの御指摘でございますが、これは与党だけというよりは外務省の大臣、副大臣、政務官で今や...全文を見る
○河野国務大臣 報償費の問題は、その性格からいって、その使い道は申し上げないということで御勘弁をいただいているわけでございますが、差額の問題は、これは官房長官からも累次御答弁がございましたように、事件に絡んだものだということでこの数字については公表しているわけでございまして、それ...全文を見る
○河野国務大臣 私どもはこの報償費、いわゆる機密費でございますけれども、報償費の必要性というものを、外交政策を遂行する上で重要だということを非常に痛感しているということがございます。もちろん、限られた条件の中でこれをできるだけ効果的に正しく使うということはもう当然のことでございま...全文を見る
○河野国務大臣 議員御指摘のとおり、事態がだんだん明らかになるに従って我々は驚きの連続でございます。  御承知と思いますけれども、我々に事故の連絡が届きましたのは十日でございまして、直ちに桜田政務官を私はホノルルに派遣をいたしましたし、その後、各レベルで、アメリカ側にはこうした...全文を見る
○河野国務大臣 大事なお尋ねでございますので、若干お許しをいただきたいと思います。  政府としては、これまでアメリカ側に対しまして、引き揚げについてあらゆる手だてを尽くすよう申し入れをいたしてまいりました。二十日、アメリカ側は、えひめ丸の引き揚げの決定は、今議員がお話しになりま...全文を見る
○河野国務大臣 ただいまも御答弁申し上げましたように、引き揚げの決定は技術的実現可能性のみに基づく、こう言っております。その米側の発表は繰り返し行われておりまして、この考えは間違いのないところだと思っております。
○河野国務大臣 御指摘の問題は、ヘイルストン調整官によれば、一連の事件を踏まえ、在沖海兵隊におけるさらなる綱紀粛正の強化を求めるため、配下の司令官に対して発した私的な電子メールであると承知しておりますが、たとえ私的な電子メールの中のものとしても、こうした言及はまことに適切でないと...全文を見る
○河野国務大臣 たとえ私信であっても、こうした表現はまことに適切を欠く、品位に欠けるものだというふうに私は思います。  ただしかし、私信のメールの内容について、しかも調整官自身が知事を訪ねて謝罪をするということがございました。こうした状況を踏まえて、さらに私どもがアメリカに対し...全文を見る
○河野国務大臣 先般、沖縄におきます放火事件がございまして、その被疑者の身柄をめぐって、私どもとしては、米側に対しましてその身柄を日本側に引き渡すようにということを言ってきたわけでございます。  この問題につきましては、かねて、地位協定だけではこうした被疑者の身柄の引き渡しはな...全文を見る
○河野国務大臣 運用の改善ということにして先方と議論をした結果、運用の改善は実現をしたわけです。地位協定の改定というテーマで議論をして、それがどういうことになるだろうかということも考えなければならないと思います。地位協定は、アメリカは日本とだけ結んでいるわけではありません。世界の...全文を見る
○河野国務大臣 これは、問題をもっと精査しなければならぬというふうに思っております。
○河野国務大臣 私は、日本の国民の生命と財産というものを守るということが政治の何より重要なものだと思っております。その日本の財産、生命を守るという考え方の基軸として、日米安保条約を我々の先輩が選んでくれたわけです。その日米安保条約によって日本の安全というものが守られてきているとい...全文を見る
02月26日第151回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○河野国務大臣 いろいろお話がございましたように、一九九八年の第五十四回国連アジア太平洋経済社会委員会、いわゆるESCAPの総会におきまして、八代議員のイニシアチブもございまして、アジア太平洋障害者の十年の後半五年における諸事業をさらに推進するための決議案、二十一世紀への障害者の...全文を見る
○河野国務大臣 政党を構成しております議員は、選挙の洗礼を常に受けているわけです。衆議院議員もそうです。参議院議員もそうでございます。地方の議員の方々も、皆それぞれ有権者から信任をいただいて議席をちょうだいしているわけです。それは、裏返せばまた、そうした有権者の皆さんに理解をして...全文を見る
○河野国務大臣 訪米につきましては、先ほど総理が申し述べられたとおりでございます。十三日の電話によります首脳会談もございましたし、それらを踏まえて鋭意両国の首脳の都合のいい日にちを選ぶということで、目下、日程調整中でございます。  なかなか、土日でない、日本から総理がワシントン...全文を見る
○河野国務大臣 再三お尋ねをいただいておりますのに、どうも佐藤議員の気に入る御答弁ができないことを申しわけなく思っております。  しかし、いずれにいたしましても、私どもは、今回予算委員会でお取り上げになられました外務省職員のまことに申しわけない不始末な事件というものを解明して、...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘は、週刊誌から取材をされたものをもとにして、佐藤事務所が小田原市役所までわざわざお出かけになったということも伺っております。まことに、御指摘の部分は事実の部分がございまして、申しわけないことだとおわびをいたします。  事実関係を申し上げますと、事実関係を申...全文を見る
○河野国務大臣 私、昨日沖縄に行きまして、沖縄県内の大多数の市町村長にお目にかかってまいりました。市町村長からこもごも、さまざまな御議論がございまして、今日の、一月以来の事故の続発についてはもう正直我慢がならぬ、こうしたことが引き続き起きないようにしっかりと米側に話をするべきだと...全文を見る
○河野国務大臣 ODAの予算と機密費の予算とを一緒に議論するのは余り適当でないと思います。ODAは日本の外交政策上極めて有効なものでございますし、それは、恵まれない国あるいは開発途上国に対して、日本が、国際社会への参加を招請するためにできる限りこれに対して努力をするということが、...全文を見る
○河野国務大臣 私も、率直に言って、外務省が思い切って意識を改革しなければならぬというふうに思います。そのために、私は、できることを政治的リーダーシップを持ってやりたい、やらねばならぬ、こう思っております。  今いろいろお話をいただきましたけれども、外務省の報償費の支出について...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっと御質問の趣旨が、もう一つ私意味がよく理解できなかったわけですが、しかし、議員のおっしゃるように、情報収集は情報収集、それから儀礼的、社交的な部分については、そういうものも議員は、一応国民の理解があればそういうこともあるだろうというふうに思っていらっしゃると...全文を見る
02月27日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○河野国務大臣 今お話がございましたように、日米安保条約がスタートをして五十年という時期を迎えようとしております。  この五十年の間、我々もアメリカとの間でしっかりとした協力関係をつくるべく努力をしてまいりましたし、アメリカはまたアメリカで十分な協力をするための努力がなされてき...全文を見る
○河野国務大臣 我が国が、戦後新しい憲法をつくって、武力による国際問題の解決をしないということを明確にした後、我が国はアメリカとの間で、我が国自身の平和と安全というものを含めて、相互の信頼に基づいて日米安保条約というものをつくり上げた、合意をしたわけでございます。  この日米安...全文を見る
○河野国務大臣 外務省に報告が届きましたのが、第一報は、今もお話がございましたが、海上保安庁から外務省のオペレーションルームに九時三十五分に第一報が入っております。そして、九時五十五分、これは九時五十五分ごろということでございますが、恐らく九時五十五分で間違いないと思いますが、ア...全文を見る
○河野国務大臣 これは恐らくホノルルの総領事に直接入っておりますから若干早いかと思いますが、いずれにせよ、我が国がこの状況をキャッチいたしましたのは、海上保安庁が第一報といいますか緊急信号をキャッチしたというのが、我が国がキャッチした最初のこの問題に対しますものでございます。
○河野国務大臣 先ほど、私、九時五十五分ごろトワイニング大使からホノルルの総領事あてに第一報が入ったということを申し上げましたけれども、このトワイニング大使は、先ほども申し上げましたが、アメリカ太平洋軍外交顧問という方でございまして、これはむしろ米軍から我が方に第一報を入れたとい...全文を見る
○河野国務大臣 幾つか例がございます。  一九九八年二月のイタリーにおける米軍偵察機によるロープウエーのケーブル切断事故、このときは観光客ら二十名が死亡しております。  先ほどもちょっとお触れになりましたが、ジョージ・ワシントンと日昇丸、これは潜水艦です、ジョージ・ワシントン...全文を見る
○河野国務大臣 八一年のジョージ・ワシントンと日昇丸の衝突事故につきまして、なぜ軍法会議に付されなかったかという御質問でございますが、これは、申しわけありません、現在調査中でございまして、現段階で確たることを申し上げられません。
○河野国務大臣 政府としては、審問委員会への協力が実習船えひめ丸沈没事故の解明に資するものであることから、米側の要請に応じまして、今お話しの海上自衛官一名をアドバイザーとして派遣いたします。  米側の説明によれば、審問委員会においてアドバイザーは、審問委員会構成員にアドバイスを...全文を見る
○河野国務大臣 今議員もお話しになりましたように、傍聴席の数に限りがあるわけでございます。この限定された数の中にどのくらいの数が確保できるかということについては、まだ先方と交渉をしなければならないと思います。先方からは、関係者の家族の傍聴について、ごくわずかな数でございますが、い...全文を見る
○河野国務大臣 お話しのように、我が国として、イラクをめぐる状況につきましては、これが平和的手段によって解決されるということが我が国の希望でございます。しばしばこのことは表明をいたしております。  今お尋ねの、事前の通告があったかどうかというお尋ねでございますが、事前の通告はご...全文を見る
○河野国務大臣 アメリカからは、これは余計なことでございますが、国連事務総長及び安保理議長にも攻撃の後に通報をされたということでありますが、我が方は、ああした事態を知りまして、こちらから、一体どういうわけだということを問いただしております。
○河野国務大臣 議員ももう十分御承知でお尋ねだと思いますけれども、アメリカの認識というものは、ここで米英がそろってイラクを攻撃したということは、これは通常の作業だと。つまり、彼らは、ノンフライゾーンというものをつくっておって、そのノンフライゾーンにイラクの飛行機が飛ばないかどうか...全文を見る
○河野国務大臣 佐世保の光武市長さんからお話が外務省にございまして、私も、これは直接お目にかかれませんでしたけれども、私どもの局長が対応して、報告はきちんと受けております。確かに、海上で安心して作業が行えるということに対する配慮というものは当然なされなければならないことでございま...全文を見る
○河野国務大臣 ブッシュ新政権の国務長官でございますコーリン・パウエル氏と先般会談をいたしました。  パウエル氏は、やはり同盟国との関係は強化していきたい、そして、アジア地域における安定というものはアメリカにとって極めて重要だということを述べておられまして、この地域における米軍...全文を見る
○河野国務大臣 まず最初に申し上げますのは、いわゆる十万人体制という言葉が今回の文書から抜けていたという御指摘でございます。私どももそうしたことに気づいておりましたが、アメリカ側に対しまして、この十万人という数字をあえて書かなかった特別の理由があるかということを質問しているわけで...全文を見る
○河野国務大臣 地位協定の問題について申し上げれば、私どもはこれまで、地位協定については運用の改善を行うことで問題を解決しようということを閣議決定でいたしているわけでございます。  しかしながら、先般のいわゆる放火の容疑者の身柄引き渡しに絡みまして、私どもは米側に対して一日も早...全文を見る
○河野国務大臣 BMDについての考え方は、今防衛庁長官のおっしゃったとおりでございます。これは純粋に防衛的なものであって、他国に脅威を与えるものではないというのが基本的な認識でございまして、まだまだ現在は技術開発にかかっている段階で、配備等についての議論があるわけではないというこ...全文を見る
○河野国務大臣 先ほども御答弁を申し上げましたけれども、沖縄におきます各市町村長さんとの話し合いはなかなか活発な御意見が出されました。その活発な御意見の中には、やはり何としても事故、事件というものを何とかしてもらいたいということが一番大きな御意見でございました。  市町村長さん...全文を見る
○河野国務大臣 国際ルールをつくれというお話は、私は、今回の事故を踏まえれば、そういう議論があってもおかしくないし、今議員がお話しのように、被害者でもある我々からすれば、大いにそうしたことは言うべき議論であろうというふうに思います。  ただ一方で、現実の問題となりますと、こうし...全文を見る
○河野国務大臣 おっしゃるとおり、さまざまな事故原因というものを調査する必要がまずあると思います。  今お話しのように、在日米軍における潜水艦への民間人の乗船というような問題については、当然我々として注意していかなければならない問題でございますが、これに対して、在日米軍は従来よ...全文を見る
○河野国務大臣 日昇丸事件でもお二人の方のお命を失ったわけでございまして、こうした問題について、我々もまたそうした経験を十分に生かさなければならなかったと思いますし、アメリカ側にもまたああした経験について、さらにしっかりとあの経験を生かしてもらいたかったという気持ちが私には強うご...全文を見る
○河野国務大臣 議員御指摘はごもっともだと思います。  ただ、まことに残念ながら、当時は予算委員会の最中でございまして、現在、外務省が予算委員会におきまして御説明を申し上げなければならない事柄も大変多うございます。さらには、省内でやらなければならない、直接大臣が指揮をとらなけれ...全文を見る
○河野国務大臣 日曜日の夜に、十七名のIOCの施設評価委員会のメンバーが北京から大阪へと来られました。私、飛行場へ行きまして、十七人の方々全部にお目にかかりました。大阪はかつて万博をやって、それが大阪をジャンプアップさせるのに大いに役立ったという記憶が私にも残っておりまして、二〇...全文を見る
○河野国務大臣 藤島議員は防衛庁にかつて御勤務であって、いろいろとお役人としてどういう仕事をするべきであったかということはよく御存じだと思いますが、私、まず申し上げたいことは、今度のえひめ丸の不幸な事件をチャンスと考えて、チャンスを逃したなどという言い方は極めて不謹慎ではないか。...全文を見る
○河野国務大臣 御注意をいただきまして、感謝をいたします。  ただ、しかし、いろいろとあるのじゃないか、あると週刊誌に書いてあるよ、あると新聞に出ていたねというだけではこれは私どもも調査のしようがないわけで、私は、調査委員会に、もし具体的に調査ができるような指摘があればこれはも...全文を見る
○河野国務大臣 前段のお尋ねについては、私も同じような認識を持っております。すなわち、米側は、十日のグリーンビルの浮上が緊急浮上であったことを認めておりますが、米側の説明によれば、この緊急浮上には、デモンストレーション、訓練及び装備の機能の有効性の検証という三つの目的があるわけで...全文を見る
○河野国務大臣 議員がおっしゃるまでもなく、こうした事故が二度と起きてはならないわけでございますから、再発防止については真剣に我が方ももちろんアメリカ側に対して申し入れをいたしますが、アメリカ側も真剣にこれを受けとめるに違いない、受けとめてもらわなければならぬ、受けとめさせなけれ...全文を見る
○河野国務大臣 そこが外交の非常に難しいところでございまして、どういう言い方をすればいいか、ちょっと考えなければなりませんが、我々はある程度のことは承知をいたしておりました。しかし、中国側からは、このことは外に言ってほしくないという注文もついていたことも事実でございます。  し...全文を見る
02月27日第151回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○河野国務大臣 今橋本大臣がおっしゃったことに大体尽きていると思います。  若干の経緯を申し上げれば、この地位協定問題については運用の改善でいこうということが閣議決定で決められておりますから、我々閣僚は、大体その閣議決定に基づいて発言をしたり作業をしたりするわけでございます。 ...全文を見る
○河野国務大臣 一部のメディアが、どうも河野は、ちょっと言ったけれどもまた腰が引けてトーンダウンしたんじゃないかと報道される方がありますけれども、私はそんなことはないのでございまして、申し上げたせりふは全く変わっていないということをぜひ御理解いただきたいと思います。  運用の改...全文を見る
○河野国務大臣 移転先の基地の十五年問題というのは、知事そして名護の市長、いずれも十五年ということを言っておられます。これは、選挙の際にも話をされたこともあって、県民あるいは名護市民の気持ちがそれにこもっているだろうというふうに思います。  したがって、この十五年問題というのは...全文を見る
○河野国務大臣 北方四島が我が国の領土であるということは、一貫して我々の主張でございます。したがって、この四島の帰属をはっきりさせて平和条約を締結するというのが私どもの基本的な主張でございます。こうした基本的な考え方は、政府・与党が一体となって、実現するために努力をしているわけで...全文を見る
○河野国務大臣 私は今、四島の返還が我が国の一貫した主張だということを申しました。今、鈴木委員からも御指摘がありましたように、かつて冷戦時代に日ソの交渉をしていたころと日ロ間の交渉とでは、先方の態度も変わってきておりますし、我が方の返還に向けての進め方についても、お互いに弾力性を...全文を見る
○河野国務大臣 基地周辺におきますたび重なる事件、事故というものを沖縄県民はまことに我慢に我慢を重ねておられますけれども、今やもう我慢の限界を超えたというような表現でおっしゃる方もおられます。私もまた、米側に対して、こうした問題が続けて起こる、繰り返し再発の防止と言ってみてもまた...全文を見る
○河野国務大臣 沖縄の県民の皆さんのお気持ちを体して、沖縄にございます問題を一つ一つ具体的に解決する努力をこれから先もしてまいらなければならないと思っています。  さっきも申し上げましたけれども、これまでも、例えば環境の問題などについては、半歩前進、あるいは一歩前進と私は申し上...全文を見る
○河野国務大臣 見方はいろいろあるだろうと思います。  しかし、先ほど橋本大臣からも御答弁がございましたように、例えば、アメリカとドイツとの間のいわゆるボン協定などと比べて日米の地位協定がどうであるか、これはなかなか一概に比較は難しいのでございますけれども、あるいは米韓の地位協...全文を見る
○河野国務大臣 これもいろいろな評価がおありだと思いますけれども、運用の改善をやろうと決めたのは実は私でございまして、当時、外務大臣として、これはかなりの決断でございました。決して官僚の考えではございません。運用の改善によってできるだけ早く問題を解決したいという思いから、運用の改...全文を見る
○河野国務大臣 懲役何年以上ならどうというのは、これは裁判が終わらなければ決まらないわけですから、事前にそういうことはわからないわけでございます。  それから、特定の場合の中に私は具体的に何か書き込みたいという気持ちがあるのかというお尋ねでございますが、私は、先般放火の容疑者の...全文を見る
○河野国務大臣 まず最初に申し上げたいと思いますことは、一月にワシントンへ参りまして、パウエル国務長官と会談をいたしましたときに、沖縄の話をいたしました。いろいろ話をしたわけですが、その中でパウエル長官は、沖縄の皆さん、基地にかかわる皆さん方の日常生活の妨げになることは最小限度に...全文を見る
○河野国務大臣 ありません。よろしいですか。
○河野国務大臣 小渕総理がサミットの開催場所を沖縄に決められたお気持ちの中にも、沖縄の歴史的な問題の認識があったと思います。と同時に、それだからこそ、これから沖縄は平和の島として、平和の象徴として国際的な役割、例えば国際会議を沖縄で開くとか、それからアジアの国々との間の交流の場、...全文を見る
○河野国務大臣 自然がいかに貴重かということは私どもも十分に承知をしているつもりでございます。ですから、先般委員会でも、ジュゴンも重要だし、あの山原の森にはノグチゲラを初めとして貴重な鳥類もいるし、その他貴重な生態系があるということを私は申し上げたつもりでございます。ただ、そうし...全文を見る
○河野国務大臣 存じません。
○河野国務大臣 今橋本大臣がお話しになりましたように、一つ一つの沖縄振興に対して、あるいは現状に改良、改善を加えようとする努力というものがなされてきているということもまたお認めをいただかなければ、我々としては、極めて残念な思いがしております。
○河野国務大臣 今お話を伺っておりまして、今川議員が安保条約は容認されるというふうに私は伺ったのですが、認識が間違っておりましょうか。もしそうであるとすれば、つまり安保条約を容認された上での御議論であるとすれば、私どもは、兵力の撤退問題について米側とどういう折衝の仕方をすることが...全文を見る
○河野国務大臣 JALのニアミス問題というのは、まことに今考えても背筋が寒くなるようなことでございました。この問題は、とにかく早急に、なぜああいうことになったのかということについてはっきりさせてほしいということが、過日の閣議、閣僚懇でも議論になったところでございます。現在、国土交...全文を見る
○河野国務大臣 失礼しました。  米軍の飛行ルートにつきましては、米軍が、飛行訓練の目的達成、飛行の安全確保、住民への影響抑制などの必要性を安定的に満たすとの観点から、一定の飛行経路を念頭に置いて飛行することがあることは承知をいたしておりますが、最大限の安全を確保するため、低空...全文を見る
02月27日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) 外務大臣の河野洋平でございます。  服部委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  なお、公金横領疑惑及びアメリカ原子力潜水艦とえひめ丸の衝突事故につきましては、後ほど述べさせていただきます。  先般、外交演説にて申し上げたとおり、我...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 松尾元外務省要人外国訪問支援室長によります公金横領疑惑につき御報告を申し上げます。  まず、今回の事件によりまして、外交を預かる外務省に寄せられた国民の信頼を裏切ったことは、何よりも国民の皆様に対して申しわけなく、心からおわびを申し上げます。  本件...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日本時間十日午前、ハワイ沖において発生した米原子力潜水艦グリーンビルと宇和島水産高等学校練習船えひめ丸の衝突事故につきましては、事故発生後二週間以上たった現在においても、いまだ乗員三十五名中九名の方が行方不明のままであります。行方不明者の御家族の皆様のお...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今、鈴木議員からお話がありましたように、本件事故の発生は極めて遺憾なことでございまして、政府としてもアメリカに対しまして、先ほど御報告申し上げましたようなさまざまなチャネルを通じて抗議の意を表明してまいりました。  他方、アメリカ側は、ブッシュ大統領を...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 国民の皆様にこの機密費について御理解をいただけていることは大変ありがたいことだと思っております。  正直申し上げて、なかなかわかりにくい性格のものでございますだけに、御理解をいただくことはなかなか困難ではないかという気持ちを持っておりましたが、お話しの...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 情報を収集する方法についてはいろいろな方法があると思います。それは相手によっても違いますし、それから国情によっても異なってくると思います。必ずしも一つのパターンで情報収集ができるというわけではございません。それは御承知のとおりでございます。  一般的に...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは、もう議員の御指摘は一々ごもっともで、私としてはそれについてあれこれ申し上げる言葉が実はないわけでございます。  私は、最も反省をいたしておりますのは、やはり外務省職員の意識、それ自体が変わらなければこの問題は完全に解決しないだろうというふうに思...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外交戦略と申しますか、大きな外交政策を立案するといいますか、見ていくために、外務省の中には総政局という局があるわけです。この総政局を私はもう少ししっかりと活用するということも一つの方法ではないかというふうに思ったりいたしておりまして、どこかで、今議員がお...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員が御指摘になりましたように、中国、韓国は我が国の隣国でございますし、歴史的にも極めて密接な関係がございます。御承知のとおりでございます。  そういう中で、今御指摘の地理の教科書の問題でございますけれども、私どもが承知をいたしておりますところでは、中...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御指摘がございましたので、よく調べてみます。
○国務大臣(河野洋平君) 私、一昨日沖縄に行ってまいりましたけれども、やはり沖縄におきましてはアメリカに対する感情は決して今いいとは言えないと思いました。もちろん、これはすべての人がそうというわけではございません。  私は沖縄でとりわけ知事を初めとする市町村の首長さんに多くお目...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは防衛施設庁からもあるいは御発言があるかと思いますけれども、私は、米軍の施設がどういうふうに使われているかということも十分把握をしなければ責任のある御答弁はいたしかねますけれども、しかし今、私は、一般論で申し上げますが、例えば交通渋滞で住民が非常に困...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 前段お話しになりましたように、日本とアメリカのいわば文化の違いといいますか、考え方の違いというものがあるということはこれは私どもも認めざるを得ないと思いますが、にもかかわらず、アメリカ側は自分たちの考え方、文化的背景を押しつけようとしているとは思いません...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 十八時間のフィルムを三十五分に編集したものを見せて、それで事足れりということでは結果としてなかったと。十八時間、どうぞ全部見てくださいということになったということは今、もちろんこれは家族の方の御要望もあってそういうことになったわけですけれども、余すところ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) わかっています。
○国務大臣(河野洋平君) 現地に行っておられた小泉先生のお話でございますからもう現地の事情はよく御存じのことで、私から重ねて申し上げることはどうかと思いますけれども、現地ではつまり海軍による調査とNTSBによる調査と二つがあって、NTSBの調査についてはこれは毎日のようにブリーフ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) いや、わかっています。
○国務大臣(河野洋平君) 十日に事故が発生をいたしまして……
○国務大臣(河野洋平君) 日本時間の十日。きょうは日本時間の二十七日でございます。  この間に我々が行った作業というものは、量的にも質的にも相当な作業を我々はいたしております。現に、大統領と総理との間の電話による会談、あるいは国務長官と私との間の話し合い、さらには防衛庁長官とラ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 伊東外務大臣は私の最も尊敬する先輩外務大臣でございました。伊東外務大臣がこういうことをしたぞ、おまえはなぜしないのかと、こういう御質問で、私はお答えするのに若干のちゅうちょをいたしましたけれども。  私は、この予備調査、予備的調査を提出しろということを...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まことに今回の事件、事故といいますか事件といいますか、その後の対応については、アメリカと日本とは感覚の違いがあります。  ただ、先ほど小泉議員にもお答えしたように、違いはありますけれども、アメリカはここは、日本の精神文化といいますか、日本人の気持ちとい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御注意をいただきましてありがとうございました。  公益法人の数は御指摘のように大変多うございます。これはまあしかし、日本全体、各省庁いずれも多数の公益法人を抱えているんだろうと思いますが、しかし人のことは人のことで、外務省にとってこの公益法人が効果的な...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) どういうふうにお答えをしていいかちょっとすぐにいい答えが思い浮かばないんですが、私は原因の究明というものはやはり科学的にきちっとなされるだろうと思っております。事故の原因を徹底的に究明するということから考えなければいけないのであって、もちろん人間は感情の...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この道の大家である佐藤議員からのさまざまな御意見でございますから私ども十分お伺いをいたしますが、しかし、捜査の問題について、もちろん我々として協力をするべきものは全面的に協力をするということは繰り返し申し上げておりますし、捜査当局は全力を挙げて捜査をして...全文を見る
02月28日第151回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○河野国務大臣 えひめ丸の事故はまことに遺憾な事故でございまして、この点については、アメリカに対しましても強く抗議をしてまいりました。  昨日も、アメリカ大統領初めアメリカ政府の意を体して、特使が森総理を訪ねられまして、私も同席をいたしましたが、特使からは、アメリカが今回の事件...全文を見る
○河野国務大臣 予算委員会で私が申し上げたのは、今下地議員の御発言のとおりです。私は、これまで地位協定にかかわる問題で、今まさに議員が議論をしておられる十七条五項の(c)の問題について、運用の改善ということを日米間で合意をして、運用の改善によって問題の処理が早くできるようにしよう...全文を見る
○河野国務大臣 事務方に対しまして、平成七年の刑事裁判手続に関する日米合同委員会合意による「その他の特定の場合」の明確化について、二月二十二日だったと思いますが、指示をいたしたというふうに理解しております。
○河野国務大臣 議員がおっしゃるように、何年か前にこの話は議員とも議論をしたということは私も覚えております。  問題は、運用の改善の中の、例えば「特定の場合」の特定をどう詰めるかということについても、これはなかなか外務省だけではアメリカ側と交渉はできない。日本の国内的にも、もっ...全文を見る
○河野国務大臣 四点について御確認の意味での御質問がありましたので、私から御答弁をさせていただきます。  まず、松尾元室長によります横領の疑いが明白となりましたのは内閣官房所管の報償費であって、外務省報償費は含まれておりません。これは、要人外国訪問支援室の業務それ自体が、総理の...全文を見る
○河野国務大臣 外務省の機能改革会議は、実はけさも行っていただいております。  これは、かねてから御説明を申し上げてまいりましたけれども、今回の問題に関しまして、事件の内容の解明、これは何としてもやらなければならないのは当然のことでございます。今、荒木副大臣から申し上げましたよ...全文を見る
○河野国務大臣 その点について、この会議の方々の一回目の御議論の中でも、外部からのヒアリングの必要があるだろうと。今議員からお話がありましたように、実務に精通した人たちからもヒアリングをする必要があるだろう、あるいはまた、資料を集める必要がある、例えば外国の例その他についても要請...全文を見る
○河野国務大臣 報償費は、その性格上、その使い道についてはできるだけ明らかにしないということで今日まで来ているわけでございます。  今議員、そうは言うけれども、機密性の高いもの、低いものがあるではないかという御指摘でございますが、実はそうしたことは、確かにそうした御意見はあると...全文を見る
○河野国務大臣 それは私どももそんなふうに考えております。  いずれにいたしましても、審問委員会の結果が出てからの話ということに恐らく具体的にはなっていくのだろうというふうにも思っておりまして、米側が誠意ある対応をするということを政府としても慫慂していきたいというふうに思ってお...全文を見る
○河野国務大臣 まず最初に、伊藤議員、民主党の皆様方が、まことに悲劇的なこの事故を重く見て、いち早くハワイ、ワシントンと出向かれて、被害を受けられた方々の気持ちを体していろいろと米側に発言をされてこられたということについて、私からもお礼を申し上げたいと思います。  今議員がお話...全文を見る
○河野国務大臣 えひめ丸の引き揚げは、これはとにかく第一義的にはアメリカがやるべき仕事だというふうに思うんです。アメリカに対して引き揚げろと要請をするということが我々にとってまず最初の仕事だと思っております。衛藤副大臣もアメリカに対して非常に強く引き揚げを要請されて戻ってこられた...全文を見る
○河野国務大臣 報道その他で既に伊藤議員も御承知だと思いますが、アメリカ側は、えひめ丸の引き揚げの決定は技術的実現可能性のみに基づいて行う、こう言っているわけですね。つまり、技術的に揚げられるかどうか、それ以外のことは引き揚げを実行するための要素として考えていない。そこまでは言っ...全文を見る
○河野国務大臣 私、ファロン特使と森総理の会見には同席をいたしました。その会談におきましては、森総理は非常に強く引き揚げについて要請をされたのに対して、ファロン特使は、最善を尽くす、こう言われまして、これは、私どもとしてはある種の政治的コミットメントだというふうに感じたわけでござ...全文を見る
○河野国務大臣 アメリカは、アメリカ自身の技術に加えて、サルベージについては世界的な技術を持った企業といいますか、会社との間で話し合いもあるというふうにも聞いております。  先ほど申し上げましたように、もちろん日本にも相当な知見があるということを我々も承知をしておりますが、日本...全文を見る
○河野国務大臣 議員も御承知のとおり、この事故原因調査については、海軍が行う分と、もう一つはNTSBが行っているものと、二つあるというふうに私どもは理解しております。そして、NTSBの方は随時発表をするといいますか、NTSBで収集したものについて外に出している。それに比べて海軍の...全文を見る
○河野国務大臣 日米の同盟関係というのは、もっとしっかりとしたものと申しますか、レベルの高いものだというふうに私は思っております。  日米関係の重要性というものは、我々だけではなくて、アメリカもその重要性を十分認めているわけでございまして、日米関係がアメリカ側の行為からくる不信...全文を見る
○河野国務大臣 もちろん、ファロン特使が日本へ来られたのは、先ほども申し上げましたが、大統領初めアメリカ国民の、事故に遭われた方々及びその関係者、そして日本国民に対するアメリカを代表しての謝罪をきちっと述べるということがその目的の一つであると思いますが、それと同時に、日米関係とい...全文を見る
○河野国務大臣 特使が来られるというのは、日本側から要請をして来るということよりも、そうしたことが全くなくて、全く自発的に来られるということが本来重要だと思うんです。ただ、そこは若干、何といいますか、日本とアメリカの文化の違いなどがあって、アメリカ側が日本の人たちの心をいやすため...全文を見る
○河野国務大臣 実は、ちょうど今ごろ御家族と、十時過ぎからですからあるいはもう終わったかと思いますが、ちょうど会っておられると思います。特使が、非常にタイトな日程のようではありますけれども、日本におられる間にどういうことをするか、あるいはどなたとどこで会うかということについてもゆ...全文を見る
○河野国務大臣 我々が考えておりますことは、御家族の気持ちが一番大事だというふうに思っているわけで、したがって、きょう午前中に御家族と会われたときに、それから先のことがはっきりしてくるだろうというふうに思っております。  我々からアメリカに対しての示唆といいますか、やりとりの中...全文を見る
○河野国務大臣 今の議員のお考えは、議員のお考えとしてよく承っておきます。  それから、余計なことですが、首脳会談が開かれないので特使をよこした、特使が来たのかという意味のことをおっしゃいましたけれども、首脳会談とこの問題は、別と言うのはこれまた言い過ぎかもしれませんけれども、...全文を見る
○河野国務大臣 首脳会談は早けりゃ早い方がいいねとおっしゃいましたけれども、そういう考え方ももちろんあると思いますが、例えば、アメリカはフランスとも首脳会談はまだやっておりませんしドイツとの首脳会談もまだやっておりませんし、つまり、なかなか直ちに首脳会談ということにはならない場合...全文を見る
○河野国務大臣 二十二日に森総理が御家族の方々とお目にかかりました。その席上、御家族の方々から幾つかの御要望が出て、その最後に、ブッシュ大統領とも会えることならぜひ直接会って我々の気持ちを伝えたい、こういう御要望がございました。総理も、御家族の御要望にできるだけこたえる努力をいた...全文を見る
○河野国務大臣 私どもの理解もそういう理解です。投票権はない、しかし技術的、専門的知見に基づいて審問委員会の構成員にアドバイスを行うものだというふうに理解をしております。
○河野国務大臣 アドバイザーの問題でございますけれども、おっしゃるように投票権はない、それ以外は委員と同じであって、基本的には委員と同じ情報が提供される。ただし、委員会決定において責任は負わず、報告書に署名することはない。余計なことですが、渡航、出席の費用はアメリカ側が負担する、...全文を見る
○河野国務大臣 先般、森、プーチン両首脳が直接電話で話し合われまして、三月二十五日、日ロ首脳会談を行うということを両首脳はお互いに確認をされましたので、日ロ首脳会談は三月二十五日に行われると申し上げていいと思います。場所はイルクーツクというふうに承知をしております。  今北方領...全文を見る
○河野国務大臣 内部の調査は衛藤副大臣の担当ではございませんので、私が少し申し上げたいと思います。  いろいろ御質問をいただいて官房長から御答弁をさせましたけれども、私もこの組織のあり方についてはかなり問題があるという認識をしております。  ただ、若干、私の調査をし、受けた事...全文を見る
○河野国務大臣 前段の御理解をいただけたことを大変感謝をいたしますが、後段の問題につきましてはもう一言つけ加えますと、見積もりの提出は、つまり総理がアメリカへ行くという判断をいたしますのは、最終的には官邸がそういう判断をして、官邸がアメリカへ行くよ、したがってホテルの見積もり、あ...全文を見る
○河野国務大臣 外部の七人の有識者にお集まりをいただいて御議論をいただこうと思いましたのは、今回の事件を踏まえて、現在の外務省の機構、体制、人事、さまざまな面で問題があるのではないか、こう考えたからでございます。それで、内部の議論だけでは、議員も御指摘になっておられますが、不十分...全文を見る
○河野国務大臣 こうした有識者にお願いをするときには、やはりそう毎日長時間やってくださいというわけにはいかないことは御理解いただけると思います。でき得べくんば十回程度、いつまでも結論が出ないというのでも困りますし、ゴールデンウイーク前ぐらいには何とか御提言がいただけることを期待い...全文を見る
○河野国務大臣 前回もそういうお尋ねがございましたが、外務省の中の政務会議は、衛藤副大臣のイニシアチブで、六人のバッジをつけた人間が集まって、外務省の全体に対して指導力を発揮していくべきだということから、適宜集まり、適宜それぞれの仕事をもって外務省を見ていこう、こういうことになっ...全文を見る
○河野国務大臣 政務会議は随時行うということでございます。内部の調査委員会、荒木委員長のもとでの調査委員会は、これももうほとんど連日のように会議をし、調査をしというような格好になっております。
○河野国務大臣 御注意をいただいてまことにありがたく、お礼を申し上げますと同時に、御指摘のように、私がもっと先頭に立ってしっかりやれという御激励をいただくようではどうもいかぬというふうに自分自身反省をいたしております。  十分な反省と十分な熟慮の上で、現在、外務省のこうした問題...全文を見る
○河野国務大臣 私は、どこが一番悪いのかというと、外務省が、もっと直接的に国民に対して自分たちがいわゆる公僕として国民に対するサービスといいますか、国民のために自分たちが何をするかということをもっとしっかり考えなければいかぬというふうに思っているのです。もちろん、外務省職員は本当...全文を見る
○河野国務大臣 いや、そういう見方もあると思います。そういう見方もありますが、一方では、それは余りに無責任ではないかという見方もあると思うのです。  私は、現在の外務省の問題については、この数カ月間で最もよく調査をし、事実関係について、一体なぜこうなったかということをわかるよう...全文を見る
○河野国務大臣 たとえどなたがおやりになっても、この事件の解明をするのは捜査当局だと私は思います。今の外務省のスタッフの中でこの問題の解明をするということは難しいということも私はよく知っているわけです。たとえどなたが、土田さんが外務大臣になられても、この問題の解明は捜査当局にゆだ...全文を見る
○河野国務大臣 これはおしかりを覚悟で申し上げれば、捜査当局が目下捜査中でございますから、私がここで申し上げることははばからなきゃならぬと思います。
○河野国務大臣 一人の人間を告発するということはそう簡単なことではないことは、もう議員もよくおわかりのとおりだと思います。  無責任と言うと言い過ぎですけれども、新聞は割合と簡単にあいつが悪い、こいつが悪いということをおっしゃるかもしれませんけれども、私どもはやはり事実関係をし...全文を見る
○河野国務大臣 赤嶺議員と沖縄の問題について議論をすることは、私にとりましては大変勉強になることが多うございます。立場は違いますけれども、議員の側からごらんになった沖縄問題というのを私は知ることができるものですから、お話を注意深く伺いたいと思っております。  今回の北谷町の放火...全文を見る
○河野国務大臣 今議員がおっしゃった話は非常に興味深い話で、アメリカは絶対引き渡さないだろう、だから運用の改善じゃだめなんだとおっしゃるけれども、アメリカが絶対に引き渡さないだろうというならば、地位協定の改定はできないじゃありませんか。
○河野国務大臣 ですから、アメリカが絶対に渡さないんだということをおっしゃって、それを前提にして議論をすれば、それじゃできないじゃないですかと私は申し上げたので、それが努力をすればできる可能性があるというのなら、努力をして解決をしたいと思うのは当然じゃないですか。ただし、その場合...全文を見る
○河野国務大臣 日米地位協定の十七条というのは、もともとNATO地位協定第七条と同様に規定されたものだと承知しております。  まず、第十七条五項(a)において、逮捕及び身柄引き渡しについての日米間の相互援助を定めた上で、第十七条五項の(c)は、被疑者の身柄が米側の手中にある場合...全文を見る
○河野国務大臣 私は、NATOの地位協定に同様の規定があるということを申し上げております。
○河野国務大臣 繰り返して御答弁を申し上げて恐縮でございますが、私どもは、一つ一つの問題を個々具体に当たって、できるだけ速やかに問題が解決されることが望ましいわけで、したがって運用の改善という一つの手法を考えて対応したわけですが、運用の改善によってもなかなか話がつかないものもある...全文を見る
○河野国務大臣 内閣がその機能、機能というのはつまり事務的な機能ということでございますが、その事務的機能について、何か新しい機能あるいは新しい仕組みをつくっていくべきだとお考えになれば、恐らく、官房長官などが発議をされて、内閣としておやりになることになるだろうと思います。  私...全文を見る
○河野国務大臣 ただいまお尋ねの問題は、先般、二十一日でしたか、朝日新聞がちょっと書いておられたのを私も拝見いたしました。  この問題につきまして総領事館に聞いてみましたら、総領事館からの説明によりますと、事故直後から在ホノルル総領事館に対して、主として牧師さん、それから教会関...全文を見る
○河野国務大臣 それは、私はそういう認識ではございません。SACOの議論をいたしますときに、例えば、これは沖縄県民の皆様方の御要望でございます基地の整理、縮小、統合といった問題もこのSACOの中で議論をされておりまして、SACOの中には基地の縮小は、部分的にでございますけれども、...全文を見る
○河野国務大臣 それは私も実に意外なことを伺ったような気がいたします。  SACOの最終報告につきましては、私どもは、沖縄の声、これは沖縄を代表する方々の要請というものを受けて作業は進んできているわけでございまして、沖縄の声が全く入っていないとか、知らなかったとか、突然出てきた...全文を見る
○河野国務大臣 まず、普天間の基地の移転については沖縄から強い要望があった、これは御承知だと思います。この点一点を見ても、沖縄の要望はきちっと受けとめられていたと理解できるのではないでしょうか。
○河野国務大臣 私の理解は、まず第一に、普天間の状況が周辺の住宅地のことを考えれば大変危険もあるではないか、ぜひ移転をしてほしいという周辺の住民の方からの御要望もあった、あわせて、米側は米側で、やはりこういう住宅地の上をいつも飛ぶということで、もしも何かあったらこれは大変だという...全文を見る
○河野国務大臣 これは詳細、時間を追って御説明を今申し上げる資料を持っておりませんけれども、確かにグアム説もあったという記憶がございます。  しかし、日米安保条約のもとで日本の安全を守るということを考えれば、普天間の基地をグアムに移設することで今までどおりの日本の平和と安全とい...全文を見る
○河野国務大臣 大変恐縮ですが、私も日本の外務大臣として、日本の国の平和、日本の国の安全というものを考えなければなりません。  そのためには、日米安保条約のもとで、現在の日米間の一致した認識というものが重要だと考えておりまして、これはけさほどから何度も申し上げておりますけれども...全文を見る
○河野国務大臣 名護の岸本市長が、名護及びその周辺に基地が移設されるということを容認された、もちろん条件が幾つかついておりますけれども、容認をされているわけで、そうした地元の市長さん、それはすなわち地元の大多数の住民の皆さんのお気持ちがそういうお気持ちなんだろうというふうに私は思...全文を見る
02月28日第151回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○河野国務大臣 ワシントン・ポストの記事と思いますが、ワシントン・ポストの記事は報道で承知をしております。
○河野国務大臣 昨夜、アメリカから特使が参りまして、ブッシュ大統領を初めアメリカ国民のおわびの気持ちを伝えるということで来られまして、昨夜は総理と会談をされましたし、きょうはえひめ丸の御家族の方々とも会っておられます。最終的な結果をまだ私は確認しておりませんが、アメリカからは、宇...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど来からお話、御質問をいただいておりますが、私どもも告発をいたしまして、捜査当局での捜査が進んでいるというふうに思っておりますし、その後、荒木副大臣のもとで省内の調査もいたしております。先ほどから議員がお話しになりますように、口座が二十四あると新聞に出ていたじ...全文を見る
○河野国務大臣 官房長の御説明は、松尾元室長の後任の者もクレジットカードを使用していたということを申し上げたわけであります。恐らく、同行者などは、後任がクレジットカードで支払いをしているところを見た者もきっとあるだろうと思いますが、それらが、そのクレジットカードで決済をすることに...全文を見る
○河野国務大臣 公金横領の疑惑が非常に高い大事な金額だということになれば、捜査当局は一番関心を持つのはその部分だというふうにも思えます。先ほど来、官房長が御答弁申し上げておりますように、捜査当局との関係がございますので、大変恐縮でございますが御了承いただきたいと思います。
○河野国務大臣 公金横領事件、公金横領問題というのは、公金が横領されていなければならないわけでございまして、支出があろうとも、それが私金であれば公金横領にならないのはだれでもわかる話でございます。したがって、公金が私的に使われたかどうかというところを私どもとしては調査して、先ほど...全文を見る
○河野国務大臣 今議員から御質疑がございましたものは、これは明らかに官房の報償費の問題でございます。外務省報償費について今議論になっているわけではないわけでございまして、官房報償費の問題について、今議員のお尋ねはその方向に向いているわけでございます。その問題を、官房報償費の使い方...全文を見る
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○河野国務大臣 韓国、中国がこの教科書について関心を持っておられるということにつきましては、私も承知をいたしております。  我が国の教科書制度というものは、今、文部科学大臣御答弁のとおりの手続でございますが、こうしたことを私どもは、今に始まったことではない、これまでもずっとこの...全文を見る
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○河野国務大臣 平成十三年度外務省所管一般会計予算の概要について御説明申し上げます。  外務省予算の総額は七千六百三十三億九千万円であり、これを平成十二年度予算と比較いたしますと百七億五千五百万円の減額であり、一・四%の減となっておりますが、九州・沖縄サミット関係経費などの特殊...全文を見る
○河野国務大臣 大出議員が、まず御質問の前に、アメリカにおきます地震について御心配をされました。  ワシントン州にございますシアトル市の周辺の地震というふうに承知しておりますが、現在シアトルの総領事館で調査中でございますが、これまでのところ、在留邦人、日本人関係者の被害の報告は...全文を見る
○河野国務大臣 私は、今大出議員が述べられましたように、二月の十四日に、運用の改善の中で身柄の引き渡しがスムーズにできないような状況であるならば、地位協定の改定も視野に入れて考えなければならぬということを申しました。この考え方は今でも変わっておりません。  一部、私以外の人間の...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっと事実関係が正確でないかもしれませんけれども、外務省の人間が、運用の改善の中の特定の場合が何を指すかということだと思いますが、その特定の場合が何を指すかということについて、放火など、二つ三つの事例を挙げて言ったというふうに今おっしゃいましたけれども、恐らく、...全文を見る
○河野国務大臣 これは、予算委員会で繰り返し私からも御答弁を申し上げておりますし、官房長官からも御答弁がございましたけれども、外務省報償費が官邸へ上納されているという事実はございません。
○河野国務大臣 官房報償費さらに外務省報償費、いずれの報償費に対しましても、今国民の皆様方から大変厳しい御意見を寄せられているということは、十分承知をいたしております。そのもとが、その引き金を引いたのは外務省の一職員であったということも、私どもにとりましてはまことに申しわけないこ...全文を見る
○河野国務大臣 対中ODA問題は、昨今さまざまな議論がございます。今議員がお話しのように、御批判もかなり強いものでございます。中国は既にある意味で相当な大国になっているではないか、こういう国にODAを供与することが果たして適当かどうかという問題などもございます。  ただ、基本的...全文を見る
○河野国務大臣 えひめ丸の事故は、まことにお気の毒な事故でございました。実習船として学生諸君を乗せて実習の途上にこうした事故に遭われて、しかも九名の方が依然として行方不明、何と申し上げていいか言葉がないというのが正直な心境でございます。  こうした事故に対しまして、日本政府とい...全文を見る
○河野国務大臣 私は、今回のグリーンビルの事故というものは極めて重大な事故だと思っております。先ほど北米局長からも御答弁を申し上げましたように、この事故を重く見て、アメリカの大統領は、民間人を搭乗させてのクルージングとでも言っていいかと思いますけれども、こうしたことについてはもう...全文を見る
○河野国務大臣 今私が申し上げました米国政府特使ファロン大将に対します私の発言は、日本の港に原潜を含め米軍艦船が入港しているが、これらの艦船について改めて安全確認を徹底するよう指導してほしいということを申し上げたのであって、別に民間人が乗っている場合とかなんとかということではなく...全文を見る
○河野国務大臣 議員も神奈川県のことに精通しておられるわけですが、私はこの相模湾で育った人間でございまして、この相模湾に一体どういうことがあるかということはかなりよく知っているつもりでございます。そういう私でも、ここで潜水艦が演習をやった、あるいはやることがあるということについて...全文を見る
○河野国務大臣 今申し上げましたように、私は、あの地域の遊漁船は立派な御職業で、なりわいを立てておられる方々でございますから、そうした方々の安全というものは極めて重要だと思います。もちろん、遊漁船以外にも専門の漁業者もたくさんおられます。そうした方々の日常の業務が安全に行えるとい...全文を見る
○河野国務大臣 久しぶりで前原先生と外交の話ができるのは大変うれしいことでございます。  今議員お話しのように、日米関係、これは何といっても、これが我が国外交の基軸でございますから、この日米関係がどういうふうに変化するのかしないのか。いずれにせよ、アメリカが新政権がスタートをす...全文を見る
○河野国務大臣 議員がお話しになりました那覇軍港あるいは普天間の基地の移転、移設の問題については、もう随分長い間の懸案といいますか計画でございますが、今回、浦添の市長選挙などが終わりまして、那覇軍港の移設については浦添市民の皆さんの御理解がだんだんと進んでいくのではないか、そうい...全文を見る
○河野国務大臣 失礼しました。  包括的メカニズムの作業のもとで実施している平時における計画についての検討作業については、関係省庁間及び米側と調整しながら進めてきておるわけでありますが、その内容については、緊急事態における日米の対応ぶりにかかわるものであって、事柄の性質上、内容...全文を見る
○河野国務大臣 議員の御意見に、私は同じような評価をアメリカに対して持っているということを申し上げたいと思います。  確かに、今回の事件はまことに遺憾な事件、アメリカ海軍の起こした事故としては、言ってみれば最低の事故だというふうに思います。したがってといいますか、それゆえにと申...全文を見る
○河野国務大臣 まず最初に、セーフガードの話でございますが、中国から最近野菜でありますとか繊維が、特にタオルでございますが、安価で量的に大変多くの量が日本に輸入される、しかも近年それが急増しているということで、日本側の生産者の方々が大変な状況になっているということがございます。昨...全文を見る
○河野国務大臣 御説明が足らなかったと思いますので、つけ足して申し上げたいと思います。  今のこうした中国、韓国からの話に対しまして、私どもは現在、文部科学省において検定作業中でございまして、教科書検定基準などに基づきまして、教科用図書検定調査審議会の審査を経て適切に検定が実施...全文を見る
○河野国務大臣 後ほど事実関係を官房長から申し上げたいと思います。  確かに、議員がおっしゃるように、予算というものは本来、ふやすべきものはふやし、減らすべきものは減らすということであるべきだというのは、私も当然そのとおりだと思います。したがって、今回のようにサミット関連経費な...全文を見る
○河野国務大臣 御意見はよくわかります。  ただ、議員が先ほど見ていただいた、例えばイスラエルとパレスチナの問題などは、支援をするのは非常に機動性が必要なんですね。これを半年、一年前に予算にのせて、パレスチナに幾ら出します、イスラエルの支援はどのくらいやりますかというようなこと...全文を見る
○河野国務大臣 議員からの御質問に事務的に御答弁ができないこと、まことに申しわけございません。この分科会終了までに調査をいたしまして御説明を申し上げますので、その点、お許しをいただきたいと思います。
○河野国務大臣 米軍の低空飛行は住民の日常生活にも大変に影響を及ぼしているという意味の御意見が寄せられております。  私どもは、米軍による低空飛行訓練が日米安保条約の目的達成のための訓練の重要な一環だということをまず考えなければならないということがございます。  しかし他方で...全文を見る
○河野国務大臣 実態が今おっしゃるようなことであるとすれば、これはやはり極めて問題だと思います。先ほども申し上げましたように、実態を、どういうことになっているかをしっかり調査して、もしそういうことであれば、私は別に今のお話を疑っているわけじゃありませんよ。疑っているわけではないけ...全文を見る
○河野国務大臣 実は、私が初めて選挙に立候補させていただいたときの選挙区が厚木であり大和であり綾瀬であったわけで、この地域のことは私なりに関心を持っております。  もう大分昔のことでございますけれども、当時はこの基地周辺には私の仲間がたくさんおりまして、爆音を聞きに来いと随分言...全文を見る
○河野国務大臣 大変大事な大会のお世話をしていただくことをお礼申し上げたいと思います。  今御指摘のように、ODA資金でいろいろ品物を、上屋をつくりましても、仏つくって魂入らずでは、これはもうどうにもならないわけでございまして、今回の世界会議にいたしましても、立派に会議の形が整...全文を見る
○河野国務大臣 大石議員は、私も大変長くおつき合いをさせていただいて、先般亡くなられた河村勝議員の大変強い御支持があって国会に出てこられたと承知をいたしております。大石議員の国会議員としての御活躍を河村先生はどんなにか期待しておられたかと思いますし、これからの議員の御活躍を河村先...全文を見る
○河野国務大臣 まず、ワシントン・ポストの中に書かれております従軍慰安婦の問題について一言だけ申し上げておきたいと思います。  このいわゆる従軍慰安婦問題というのは、平成五年に、私、官房長官当時に談話で述べましたとおりに、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題だということを申...全文を見る
○河野国務大臣 外交機密費についてだんだん御理解をいただけているのではないかと思っておりますが、今国会を通しまして、まず御説明を申し上げておりますことは、今回のまことに申しわけない報償費の横領事件というものは、繰り返し申し上げておりますように、これは官房報償費の横領事件でございま...全文を見る
○河野国務大臣 今回提出をしております予算案は、政府・与党が十分に議論をし、練り上げた予算案でございます。この予算案を提出するに当たって与党の意見は十二分に加味されているわけでございまして、これは政府だけがひとりでこの予算をつくったものではございません。与党の方々の意見も十分伺っ...全文を見る
○河野国務大臣 今の御指摘は二つの意味がございます。  予算の成立が少しおくれてもいいからと議員はおっしゃいましたけれども、私どもは、現下の経済状況その他を見れば、予算の成立をおくらすということはやはりこの経済状況の中で決していい選択ではないということを考えておりまして、これは...全文を見る
○河野国務大臣 私は、冒頭に申し上げましたように、国民の皆様が現在外務省に対して大変厳しい意見を持っておられる、厳しい御批判を向けておられるということは十分承知をいたしております。
○河野国務大臣 私は、意見を異にいたします。  私は、日本の外交をお預かりする人間として、確かに国民のそうした御批判、お怒りには、先ほど申し上げたように、きちっとその分についてはチェックをする、システムをきちっと直すということがまず第一。  それからもう一つは、やはり国際的に...全文を見る
○河野国務大臣 私は時間の問題ではないと思います。時間は十分にある。これは何も衆議院の成立だけが予算の審議ではございません。参議院の成立までの間にはまだ十分な時間があるわけでございますから、中山先生のおっしゃっているのは、時間がもうないよ、ベルが鳴って電車が出ちゃうんだからそれは...全文を見る
○河野国務大臣 機密費のどれを見直せとおっしゃっているのかが私にはよくわかりませんが、私は先ほどから、機密費が本来の目的にしっかりと使われているかどうかということをもっと確認ができる、つまり厳正な決裁というものがさらに、これまでもやっておりますけれども、さらにしっかりとした決裁が...全文を見る
○河野国務大臣 それはぜひ御理解をいただきたいと思いますけれども、私どもが情報を収集するときには相手がおります。我々が公開することによって相手に迷惑をかけるということも十分あり得るわけです。物によっては相手は命がけで情報を提供することだってあるわけです。そうしたときに、我々がただ...全文を見る
○河野国務大臣 私は、七人の有識者にお願いをいたしましたのは、今回の事件を踏まえて、我々の調査の結果もそうでございますけれども、現在の外務省の中にあるチェック機能とかあるいは組織の状況とかいうものが、これは私に言わせれば信じがたいようなぽかもある。あんなことがどうして五年、六年に...全文を見る
○河野国務大臣 私は、この会議には外務省側からは出席をして一切口を差し挟むな、七人のメンバーの方から御下問があれば御説明を申し上げろ、それから会の運営その他についても、どなたを座長になさるか、どなたがお取りまとめをどういう形でなさるかはどうぞ七人の方でやってくださいということを申...全文を見る
○河野国務大臣 もしそういう気持ちが私どもにあるならば、メンバーをお願いするときからそうしたメンバーを我々は選んでいると思うのです。私どもは、お願いをしたメンバーが、今議員がおっしゃったように、既にこれだけ辛らつな、痛烈な御批判があり、厳しい御意見があるということをぜひお考えいた...全文を見る
○河野国務大臣 こういうことを申し上げて御理解いただけるかどうかわかりませんが、一つの例として申し上げますが、例えば、東西ドイツの壁が壊れるか壊れないかと言っていたあの時代のことでございますけれども、東ドイツから出てきた人たちが、ハンガリーあるいはその周辺国の大使館に押しかけて集...全文を見る
○河野国務大臣 先般、日曜日に沖縄にお邪魔をいたしました。  これは、まず第一は、昨年七月にサミットを沖縄で開かせていただいて、本当に知事さん初め県民の皆さんの温かい御協力、御理解をいただいて、サミット出席者、各国の首脳がみんないいサミットだったと言って気持ちよく引き揚げられた...全文を見る
○河野国務大臣 大変申しわけないことに極めて限られた時間でございまして、本来ならあるいはもっと多くの方にお目にかかるべきであったかもしれません。しかも数日前に参りますということを申し上げて、非常にショートノーティスで伺った御無礼な沖縄訪問でございましたにもかかわりませず、知事、県...全文を見る
○河野国務大臣 やはり沖縄では、米軍との間にいろいろな問題があります、あるいは問題が起こります。その問題をどうやって解決するか、あるいはまた日米関係をどういうふうに新しい時代にふさわしくしていくかということに真剣に取り組まなければならないと思います。  私は、地位協定といえばも...全文を見る
○河野国務大臣 ことしの一月のことだったと思いますが、国連のアナン事務総長が東京へお見えになりまして、私は荒木副大臣と一緒にお目にかかりまして、そして沖縄の今議員御提案の問題等についてアナン事務総長には申し上げました。アナン事務総長は十分理解をされたと思いますけれども、そのときに...全文を見る
○河野国務大臣 議員は、本当にかねてからアフガニスタンを第二の故郷と言ってはばからない、最も愛すべきところだとおっしゃって、終始一貫、アフガンの問題については関心を持ち続けていてくださる。私にとりましては本当にありがたい、外務省にとりましてもありがたい方だというふうに思っています...全文を見る
○河野国務大臣 日米関係についていろいろ御示唆をいただいて、まことにありがとうございます。衛藤副大臣が先般ワシントンへ参りましたので、後ほど衛藤副大臣からもあのときの状況等についてはちょっと申し上げたいと思いますが、私は、今、日米関係は十分イーブンに話し合えるというふうに思ってい...全文を見る
○河野国務大臣 議員がおっしゃるように、外交交渉というものは本当に難しいものでございます。つくづく私はその難しさを感じております。これは相手と交渉している間にも、こちら側からいろいろな情報が、正しい情報、間違った情報が次々に出ていってしまうこともあって、そして、先方からはなかなか...全文を見る
○河野国務大臣 私は、一月半ば過ぎにモスクワへ参りまして、イワノフ外務大臣とお目にかかりました。この主たる目的は、本来は二つございました。  一つは、一生懸命二〇〇〇年以内に合意を達成しようというクラスノヤルスク合意があったわけですから、そのクラスノヤルスク合意に従って二〇〇〇...全文を見る
○河野国務大臣 御注意いただいてありがとうございました。  入札の問題は、競争原理がきちっと働くように、やり方についてもよく検討いたします。それからまた、御指摘がございましたことにつきましても、よく私から調査をさせます。  それから、前段の新聞は、これは新聞のことでございます...全文を見る
○河野国務大臣 議員御指摘のように、この問題を特別に取り上げて御議論があるということは余りないことでございますだけに、議員のこの問題に対する御関心というものは非常に貴重なものでもあるというふうに感じております。  そこで、北朝鮮拉致問題に対します政府の公式見解でございますけれど...全文を見る
○河野国務大臣 アメリカの姿勢はほぼ一貫していると思います。  ただしかし、クリントン政権の終盤、米朝の関係が進むかに見えた時期がございましたけれども、その時期には、この問題についてもアメリカは進むのではないかという予測をした人は大変多うございますけれども、しかし、結果として見...全文を見る
○河野国務大臣 この問題の解決に最も基本的に大事なことは、両国が話し合うということだと思います。同じテーブルに着いて話し合わずにこの問題が解決するということはないだろうと私は思っております。何としても同じテーブルに着いて話し合う。話し合うチャネルはいろいろあると思います。日朝の国...全文を見る
○河野国務大臣 ぜひ議員、この問題をしっかりとフォローしていただきたいと思います。  日朝関係が極めて難しい問題だというのは、もうこれまで長い間、それぞれ問題を解決しようと思って努力した先輩がたくさんおられる、しかし、それにもかかわらず、なかなか解決しないという状況を見ても、い...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○河野国務大臣 室長が室長職から離任した以降の問題でございますが、離任以降の残高は御指摘のとおり減少しておりますけれども、横領、すなわち公金を私的目的に流用したことを特定するに当たり、同期間に口座にあった金のうち、どの程度が私金か公金かが特定できなかったこと、かつ、口座からの支出...全文を見る
○河野国務大臣 なぜそうなっているかという御質問でございますけれども、私どもにもそこは資料の提出が本人からございませんので、私どもには調査できなかったということでございます。
○河野国務大臣 これはどういうふうに申し上げていいかわかりませんが、委員長並びに理事会の皆様には資料をお示しいたしてございますが、平成十二年十二月二十七日の口座の残高につきましては、普通口座についてのみ私どもが知り得ておりまして、定期口座については知り得ていないのでございまして、...全文を見る
○河野国務大臣 十二年十二月当時、松尾元室長はサミット準備室の次席でございます。
○河野国務大臣 繰り返して御質問でございますけれども、私どもは、外務省として、できるだけ早く疑惑部分の調査をいたしまして、できるだけ早く、横領の疑惑が明白になった部分について警視庁に告発をいたしております。  私どもが告発をいたしました五千数百万の金額につきましては、これが疑惑...全文を見る
○河野国務大臣 一部新聞で報道された件についてもしお尋ねであるとすれば、私どもは、今調査をいたしております。
○河野国務大臣 昨年の十二月の二十二日でございます。
○河野国務大臣 当時のことを思い出してみますと、ちょうど外務省としては予算編成の作業もございましたし、さまざまな年の締めくくりの問題などもございました。  ただ、今議員が御関心の松尾元室長の問題につきましては、二十二日にこうしたことがあるという報告を聞きまして以来、さらにどうい...全文を見る
○河野国務大臣 そんな事実は全くございません。
○河野国務大臣 今申し上げましたように、二十二日に報告を受けましたので、本人からよくさらに事情を聞けという指示をしたわけでございます。その後、外務省の人間は松尾元室長から事情を聞いていたというふうに承知しています。
○河野国務大臣 私が直接松尾元室長から話を聞いたことはございません。
○河野国務大臣 私は、一月四日に正式に調査委員会を発足させるように指示をいたしまして、その数日後から外国に出張をいたしておりまして、十八日に帰ってきたかと思います。帰国直後に調査委員会のメンバーから調査の結果について聞いておりますので、そのときに聞いたと思います。
○河野国務大臣 調査委員会が私に報告をいたしました報告を一月二十五日に報告書として発表いたしております。その内容は、恐らく十九日、帰国直後だったと思いますから十九日と思いますが、そのときに私に報告をされた内容と同じものだと思います。
○河野国務大臣 今申し上げたとおりでございます。
○河野国務大臣 ちょっと正確でないかもしれません。ちょっとお待ちいただきたいと思います。確認をいたします。
○河野国務大臣 今申し上げましたように、たしか十九日に報告を受けたときに、今お尋ねの、内閣官房から松尾元室長が受け取ってきたというふうに報告を受けたと思っております。
○河野国務大臣 お尋ねでございますから、外務省分について申し上げられるところを申し上げたいと思います。  外務省の宿泊費規定額は九千三百万円でございます。この九千三百万円という数字には、松尾元室長在任中の四十六回の総理外国訪問のうち、最初の十一回の訪問の際の宿泊費規定額は算入さ...全文を見る
03月06日第151回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(河野洋平君) 日ロの首脳会談におきましては、三月の二十五日に行われることが決定をいたしております。ロシア側からは、三月の二十五日の首脳会談を日本の総理大臣のイニシアチブでこの日を選んでくれたことは大変うれしいと、ぜひ三月二十五日にこれを行うということを、つい昨日も先方...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日ロの首脳会談は昨年、すなわち二〇〇〇年に、クラスノヤルスク合意などがございまして、ぜひ平和条約の締結にこぎつけたいということで双方努力をいたしました。残念ながら合意に達しませんでして、新しい年を迎えてしまいました。  私としては、国民の皆様に二〇〇〇...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この問題、御答弁を申し上げる前に、国民の皆様に、税金の使途につきましてまことに外務省職員の起こした事件というものは申しわけなく、心からまずおわびを申し上げたいと思います。  そこで、今お尋ねの報償費、機密費といいますか、報償費についてでございますが、大...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私どもは、一月の二十五日に警視庁に告発をいたしまして、願わくば一日も早く事件が解明されるということを願っておりまして、外務省としても、もし捜査当局からの御指示が、既にございますけれども、さらにあれば、外務省としては全面的に御協力を申し上げるつもりでござい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 上納があったかどうかという記事を指しておられると思いますが、これは衆議院の予算委員会でも累次にわたって私どももこうした事実はございませんという御答弁を申し上げてまいりました。これは、外務省報償費は外務省の責任において支出をされておるのであって、外務省の報...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 松尾元室長は、総理外遊に際しまして、見積もりその他を官邸からの指示によってつくって官邸に持ってまいりまして、官邸からそれに見合う金額を受け取ったということでございます。その金額の中には官邸の方々のホテル代の差額、それから規定の旅費、総理に同行する外務省の...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これまでの調査の結果、総理大臣の外国訪問に際しまして、その宿泊費の見積もりでございますとか支払いでございますとか、精算までの事務を上司の決裁を得ることなくすべて一人で取りまとめていたということが判明しております。  こうしたことから、私といたしましては...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今、私が御説明をした問題をもう少し細かく申し上げますと、総理大臣の外国訪問に際しましては見積もりを、総理が外国出張されます地域の見積もり、あるいはアクセスその他ロジスティックなものについて精査をいたしまして、そしてその見積もりを官邸にお届けして、そして官...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今、総務大臣御答弁のとおりでございます。  私どもとしては、五年を経過したものにつきましては廃棄処分をすると。それによって管理している文書を整理するということはやっております。  ただ、先ほど官房長から御答弁を申し上げましたように、今回の事件が起きま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど総務大臣から御答弁がございましたように、五年を経過したものは、だれが特別に指示をするというのではなくて、そういうものを整理していくということになっているわけでございますから、それはそのルールに従って整理がなされているわけでございまして、先ほど私申し...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外部の有識者の御意見を伺いたいと考えまして、七人の有識者にお集まりをいただいて、現在、自由に御討議をいただいております。いろいろと御批判、御注意がその中から出ていることは事実でございます。  私といたしましては、願わくはゴールデンウイーク前までぐらいを...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 報償費と申しますか機密費と申しますか、この問題につきましては、その目的に従ってこの機密費が正しく使われるということが何より大事だと考えております。これにつきましては、支出に当たって厳正なチェックが行われるということが何より大事、さらには事後におきましてそ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 現在、えひめ丸に関します問題は、今、議員がお話しになりましたように、ハワイにおきましては審問委員会がきょう開かれておりますし、ワシントンにおきましては、日本側から政府ミッションが行っておりまして、技術的な問題についての先方との交渉が行われております。これ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 総理からお話がございましたように、まことに外務省職員の不祥事ということで国民の皆様方に心からおわびを申し上げる次第でございます。  今回のこの問題につきまして、外務省としては全力を挙げて事態の把握に努めたわけでございますが、何せ、御承知のとおり、外務省...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のとおり、今回の問題は、ただ一度の不祥事ではなくて、それが数年にわたって、松尾元室長在任中およそ六年間にわたって問題が続いていたというところに私どもとしては大変大きなショックを受けると同時にまことに申しわけないと思っているわけでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 本件が明らかに、疑惑が明らかになりました直後から、まず私は要人外国支援室を廃止いたしました。そうして、その仕事は官房総務課に直結をいたしまして、官房総務課長のもちろん直属ということにいたしまして、支援室というものは廃止をいたしました。さらに、クレジットカ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 官房長官が御答弁になったとおりでございます。しかるがゆえに報償費の使用についてはその目的に合った支出でなくてはならないというふうに考えまして、その支出のチェックをいかに厳しく厳正にやるかということについて、さらに一層私どもとしては改善をしてまいりたいとい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) アフガニスタンにおきます文化財が危機にさらされているというニュースは、私どもにとりましてもまことに心配なニュースでございます。日本から日本人として選ばれているユネスコの松浦事務局長もこの件を大変心配いたしておりますし、平山郁夫画伯もこの問題について大変心...全文を見る
03月07日第151回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(河野洋平君) 実は、私もけさ新聞を見て少なからずびっくりしたわけでございます。  しかし、こうした、かねてから私は、新聞その他が具体的に指摘してくだされば、その具体的な指摘については私は必ずそれはきちっと調査をしたい、こう申し上げておりますので、今回のこの記事につき...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 報償費という性格上、一定の何といいますか条件がつくのはお許しをいただかなければならぬと思いますが、それだけにこの報償費の使途その他について疑惑を持たれるようなことがあっては断じてならぬというふうに私は思っております。  したがいまして、報償費の使途につ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと細かい話で恐縮でございますけれども、外務省の報償費を支出する際には、本省におきましては、取扱責任者、これは局長とか部長とかでございますが、取扱責任者、それから会計課長、官房長の決裁を経るということになっているわけでございます。また、在外公館の場合...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ございます。
○国務大臣(河野洋平君) 報償費はその使用目的には幾つかございます。例えば情報収集でございますとか、国際会議を円滑にかつ有利に進めるというような目的もあるわけでございます。そういう目的を持つ報償費が、一定の限度、予算でいただきます一定限度の中で優先順位をつけて、私どもはこれはこれ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど御答弁を申し上げました。今の議員の御指摘はよく私理解ができます。  私といたしましては、報償費がその目的に正しく使用されるということについて厳正に判断をし、もしそうでないものがあれば私の責任で使わないということもあり得るということだけは申し上げて...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 柳井駐米大使は三月五日の朝、CBSの「アーリー・ショウ」というところにインタビューを受けるということで出演をしたわけでございます。そのときの柳井大使の発言は、十分に本省におきます私の発言、もちろん総理のこれまでのさまざまな御指示、そういったものを受けて発...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御質問の意味はわかりました。  柳井大使がテレビのインタビューに答えておりますのは、先方から今回の事故が日米関係に与えている影響は深刻かという質問に対して深刻だと、本件が適切に扱われること、それはすなわち徹底的な調査、責任者の処分、沈没船の引き揚げ、そ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 現在、ハワイにおきましては審問会議が開かれておりまして、それからワシントンにおきまして技術的にこの引き揚げについての議論が行われております。これらについて日本から知識を持った人間がワシントンに既に行って、そうした協議に対応をいたしております。それから、審...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外務省といたしましても、ああした問題、ああした事件と申しますか、ああした行為については一日も早くやめてもらわなければ困るという旨のアピールをいたしておりますし、それから、ユネスコがこの問題、非常に深く関心を持っておられます。そのユネスコに対しましても、外...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、一月に中東のイスラムの国を回りまして、イスラムとの間の文化面における対話を深めたいということを言ってまいりました。そうしたことも踏まえて、イスラム圏の人たちに、こうしたタリバンの行為というものに自制を求める作業をやってほしいということを書簡で本日中...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 松尾元室長が横領をしたと、私どもの調査でその疑惑がございますのは五千四百万でございます。その使途は競走馬の購入と承知しております。
○国務大臣(河野洋平君) 第一勧業銀行に二つの口座を持っておりまして、松尾室長によりますと、そこに公金を入れたというふうに本人が言っているということでございます。
○国務大臣(河野洋平君) 今、議員が提示をされました金額は、議員がどこでどういうふうにお調べになったか、私にはよくわかりません。  この数字は、そもそも三月一日に衆議院の予算委員会におきまして、民主党の議員、平岡議員から、松尾さんが離任したときの預金口座の残高とそして平成十二年...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今そこに提示された数字、ちょっと見せていただきたいと思いますけれども。
○国務大臣(河野洋平君) その中で公表されているのはその一億三千万以外にはないと私は思いますが。
○国務大臣(河野洋平君) 違います。ですから、それ以外の数字は私どもは提示したこともございませんし、仮にその数字は予算委員会の理事会に提示をしたときに理事の合意で理事会限りという合意で提示をしたと。それは本人のプライバシーにもかかわるし、私どもが考えますのに、捜査上の問題もあると...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) もう一度申し上げますが、一億三千万という数字は既に公表をされた数字でございます。これは私ども犯罪容疑に絡む数字ということで私どもは公表しているものでございます。(「犯罪だからプライバシーじゃないじゃないか」と呼ぶ者あり)だから出したんじゃないか、一億三千...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これらの問題については、現在、捜査当局が捜査中でございますから、私はここで申し上げることは控えさせていただきます。
○国務大臣(河野洋平君) 同様の御質問が衆議院でございまして、私どもとしては、本人のプライバシーの問題もあり、捜査当局のお考えもあるだろうというふうに考えまして、これをお答えすることを控えさせていただきましたところ、予算委員長から理事会に提出をすることでどうだというお話がございま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は横領の容疑をかけられた人間をかばうつもりはございません。しかし、法律は法律でございます。法律は法律であって、本人が了承しないままに銀行の預金口座その他を公表するということはあり得ないことだということでございます。
○国務大臣(河野洋平君) 今申し上げたように、プライバシーの問題もございますし、さらにかてて加えて捜査上の問題もあるということで、衆議院では御理解をいただいて衆議院のお約束ということになっておりまして、それを参議院で幾ら筆坂先生の御主張であっても、私どもはその衆議院のこれまでの経...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) いや、議員が銀行にお勤めだったということをおっしゃられたので、私は銀行員がこうした守秘義務というものを十分御理解いただけるというふうに思います。  それはそれとして、それはそれといたしまして、定期預金になぜ預けたかと。普通預金と定期預金があれば、本来普...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まことに申しわけありませんが、専門家の前で申しわけありませんが、それはお答えを控えさせていただきます。
○国務大臣(河野洋平君) お答えられないということは、今の御質問にもお答えすることができません。  もう少し申し上げれば、松尾元室長が口座に、公金のすべてではございません、ある部分を入れた理由は、これを預金で金利を稼ごうとかなんとかということではなくて、口座にまず入れて、クレジ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 定期預金が即イコール横領というふうに認定をなさるのは少し議員も心が痛むのではないかと思います。この部分はまさに捜査上の非常に大事な部分だというふうに私どもは見ております。したがって、この部分については捜査の結果を待つということが適当だと考えてこうした報告...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) そこまでおっしゃられて、それでもういいよというのはちょっといささかと思います。  私どもが、五千四百万競走馬を買った、これは公金の横領だというふうに認定をしたのは、五千四百万円分の競走馬の所有権が松尾何がしという個人の所有になっていて、これは明らかに私...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) そこはぜひ御理解をいただきたいと。(発言する者あり)
○国務大臣(河野洋平君) 政府といたしましては、あの悲劇的な事故以来、一貫してアメリカに対しまして、この事故によりますえひめ丸の乗組員の方々に対する責任というものをアメリカ側に伝えておりまして、アメリカ側からは、大統領を初めそれぞれのチャネルで、まことに遺憾であったとおわびの言葉...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外務省の報償費は、十三年度の予算、お願いをいたしております予算で五十五億七千万円をお願いいたしております。
○国務大臣(河野洋平君) 松尾元室長は、内閣官房から総理大臣の外国訪問のために必要な金額を受け取りまして、それをその目的に使わなかったという疑いがございまして、私ども調査をいたしましたところ、同人が公金を預けたとする第一勧業銀行の口座がございまして、その口座を集中的に調査をいたし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外務省の捜査、調査の能力からいたしまして、なおかつできるだけ早急にこれを告発して捜査当局によって全貌を解明していただきたいという気持ちから、調査可能な口座に絞って調査をした結果、ただいま申し上げました五千四百万円という金額を特定したわけでございますが、私...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 横領された金額は内閣官房の金額でございますから、被害は内閣官房の報償費がその被害に遭ったというふうに私どもは承知をしております。
○国務大臣(河野洋平君) 実は、十二月の二十日過ぎ、二十日前後だったと思いますが、外務省の元要人外国訪問支援室長でございました松尾某が、捜査当局から事情聴取を受けているということを本人が申告をいたしまして、そこで私どもも、外務省としてその調査をするということになったわけでございま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員から御指摘をいただくまでもなく、私どもといたしましては、この公金、すなわち国民の皆様方の税金を本来の目的に使うことなく私的に使用したということについては、納税者の皆様方にはまことに申しわけなく、心からおわびを申し上げる次第でございます。  そして、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 昨今の基地周辺におきます連続して起きております事件、事故を考えますと、私も、こうした事件、事故がどの時点でどういう方法によってこれをなくすことができるかということに心を痛めているわけでございます。こうしたことから、私は先日、沖縄にも参りまして沖縄の皆さん...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日米間には基地の問題でいろいろな問題がございます。  確かに、おっしゃるように、時代も変わり、周辺住民の方々の要求も、新しい要求が出てきた分もありましょうし、強い要求になったものもあると思います。  例えば環境問題がそれでございます。この環境問題につ...全文を見る
03月08日第151回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(河野洋平君) 官房長官御答弁のとおりでございますが、もう少し申し上げれば、外務省報償費は外務省の責任において支出されておりまして、外務省の報償費が内閣官房に上納されているということはないというふうに申し上げます。  そこで、外務省報償費を支出する際におきます決裁手続...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外務省におきましても、五日に行われました外務事務次官によります記者会見におきまして、今、官房長官御答弁のとおりの点を確認いたしますとともに、上納という事実はない旨、外務省記者クラブに対して説明をした次第でございます。  先ほど、私の答弁であり得ようはず...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほども御答弁申し上げましたように、私どもが、外務省報償費の支出につきましてきちんとした決裁のマニュアルがございまして、そのマニュアルにのっとって決裁が行われているわけでございまして、そうした決裁の方法に間違いはないということも確認ができますので、今、議...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 新聞の記事では拝見をいたしましたけれども、そうした言葉を私どもが使ったことはございません。
○国務大臣(河野洋平君) イスラム原理主義勢力とでも申しますか、このタリバンによります仏像破壊につきましては、これは議員もよく御承知のとおり、イスラム原理主義というものが行くところまで行けば、これは偶像崇拝と言われるような、そうした仏像をみんな、物を破壊するというところまで考え方...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ブッシュ政権が発足をしてまだまだアジア政策と申しますか、アジアの国々に対する対応については、現在のところは原則というものを非常に強く言っておられるというふうに私はまず感じました。  ブッシュ政権のスタートに当たって私はパウエル国務長官とお目にかかりまし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 北朝鮮政策は、今、議員が御指摘になりました問題が我々にとって非常に大きな問題であることはもう間違いございません。この問題をどう解決するかということについては、今、議員はアメリカ任せにするのかと、こういうお話でございましたが、私どもは日朝国交正常化交渉の中...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) しばしば議員からこの問題については御指摘をいただいているところでございます。  今、議員もおっしゃいましたように、近年、日中間の経済関係、着実に拡大をしておりまして、日本からの投資も大変伸びてきているわけでございますが、その反面、こうしたさまざまなビジ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) いつも他の委員会でしばしば議論をさせていただいている小泉議員でございますから、あえてまずお答えする前に一言申し上げれば、どうもこういう悲劇的な、確かに悲劇的な事故でございました。そこまでは議員のおっしゃることは正しい、まことに正しいと思いますが、その後、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 審問委員会においてグリフィス氏から今お話しになったようなおよそ五つの点について指摘があったことはもうそのとおりでございます。少なくともきょうまでの間、そういうことがこの事故の原因であろうというふうにグリフィス氏の報告で我々も承知しているわけでございます。...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) アメリカは、日本でも恐らくそういうことがあったと思いますけれども、民間人を乗せるということの意味は、民間人に理解を求めると、十分な理解を求めるためにそういうことをやられたんだろうというふうに思います。日本でも戦車に乗せるとかそういうことはあったというふう...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっとお答えをする前に、先ほど小泉議員から、今回の事故で五つほど原因が指摘されているという御指摘がありまして、私もたしか五つか六つあったなというふうに思っておりまして、おおむね議員のおっしゃることは私の記憶にあったものですからそのとおりだというふうに申...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 繰り返して申し上げますが、ファロン特使がおいでになりましたときには、私は、日本の港には原潜を含め米軍艦船が入港しているけれども、これらの艦船について改めて安全確認を徹底するように指導してほしいと。この発言に対しましてファロン特使は、今回の事故の対応として...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 無謀なことはやめろと言います。
○国務大臣(河野洋平君) 先ほども申し上げたと思いますけれども、ラムズフェルド国防長官は民間人に機器をさわらすことはしないということはもう既に言っているわけでございますから、民間人が操縦することがあったらどうする、何はどうするとおっしゃるけれども、そこはもう既に先ほど私申し上げた...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ですから、それは今、原因究明の中でそういうことがあったのではないかということがグリフィス氏から言われているわけで、それについて国防長官は今後はそういうことはもうさせないということを、そして今モラトリアムだと言っているということを先ほど、もう二度も三度も申...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員はもうよく御存じの上でお話をされていると思いますし、私から申し上げるのはどうかと思いますが、日昇丸事件のときには伊東外務大臣という大変能力にすぐれた外務大臣がおられたわけでございます。それは、伊東外務大臣に比べれば私の能力が大変劣っていると思われるの...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今、政府参考人が申し上げましたように、米側に対しまして予備的調査の結果の報告書の提示を我が方は求めておりますが、審問委員会の規則上渡すことはできないとの回答がございました。  二十二日より開始の審問委員会は基本的に公開となっておりますが、政府としては引...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) もう余計なことだと思いますけれども、我が方としては、総理大臣、外務大臣、防衛庁長官を初めとして、先方のカウンターパートにあらゆる情報を渡してもらうように、できるだけ早期に渡してもらうということを申し入れておりまして、この我々の申し入れに対して米側としては...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 本日も一部報道がございましたが、松尾元室長が九州・沖縄サミット準備事務局次長のときに沖縄の企業から接待を受けていたとの報道が一月にもあったことがございまして、外務省としては、国家公務員倫理法に基づきまして直ちに国家公務員倫理審査会に対して同法違反の疑いが...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 昨年の十二月二十日前後だったと思いますが、本人から捜査当局から事情聴取を受けた旨上司に報告がございまして、そこで私どもとしてもさらに事実関係を知るべく、本人ともあるいは本人周辺とも話を聞きまして、一月四日に調査委員会をスタートさせたということでございます...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 国民の皆様から外務省の報償費について大変厳しい御批判があることは私ももう十分感じております。  報償費は、議員も御承知のとおり、その性格上、使途その他をオープンにしないということがございますので、とりわけ国民の皆さんには信頼をしていただいて、それはもう...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 事件発生からきょうまでの間に、まず、今御報告申し上げましたように、報告書を発出いたしまして警視庁に告発をいたしました。捜査につきましては捜査当局にお願いをして、外務省としては全面的にこれに協力するという、そういう態度をとっております。  それからもう一...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) アメリカの海洋哺乳類委員会が国務省及び国防省に対してただいま御指摘のような勧告を行ったということは承知をいたしております。しかし、これはあくまでもアメリカ国務省及び国防省に対するものであるところから、我が国としてこれは一つの見方だということは考えなければ...全文を見る
03月09日第151回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(河野洋平君) えひめ丸事故に関する米側からの報告についてのお尋ねがございました。  政府としては、今回のような事故が再び繰り返されないためには、まず事故原因を徹底的に究明する必要があると考えており、米側に対しまして、本件につき、さまざまなチャネルを通じて情報提供を求...全文を見る
03月09日第151回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(河野洋平君) 議員のお尋ねは、近隣諸国と申しますより、中国、韓国がこの問題に大変大きな関心あるいは懸念を表明しているということについてであろうと思います。私どももこうした国が懸念を表明しておられるということは十分承知をいたしております。  例えば、昨日も金鍾泌、韓国...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外務省が調査をいたしまして、一月二十五日に告発をいたしました数字が五千四百万円でございます。  お尋ねはその五千四百万円の年度ごとの数字ということでございますが、その報告書の中に書いてございますが、平成九年十月から平成十一年三月までの間に五千四百万でご...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 一般論で申し上げますが、議員が外国へ来られて外国の方々とお会いになる、あるいはいろいろな施設を見たり制度を勉強されたりするということは大変大事なことでございます。したがって、こうしたことにお手伝いをするというのは在外公館の重要な仕事の一つだと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) どういう御答弁を申し上げればいいかわかりませんが、区分けをしろというお話ですが、区分けが簡単にできればいいんですけれども、なかなかその境目は難しいということもあるだろうと思います。  それからもう一つは、一つの報償費というものがあって、その中でこれはオ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) いろいろな考え方があると思います。  今、議員がお話しになりましたように、世界各国、総額だけ発表するものもあれば、あるいは安全保障の分野だけ出さないという国もありますし、あるいはもう総額すら示さないという国もあります。それはそれぞれの国によっていろいろ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日ロ首脳会談は、二月十三日に森・プーチン電話会談というのがございまして、そこで日程が三月二十五日、場所はイルクーツクで会おう、こういうことが決まったわけでございます。  このイルクーツクにおきます日ロ首脳会談は、極めて私ども大事な会談だと思っております...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 森総理の父上の、何といいますか、遺骨が分骨されてイルクーツクにあるということは首脳会談の食事の席でしたか何の席でしたか話が出まして、それにプーチン大統領は非常に関心を持たれて、ぜひ今度はじゃイルクーツクでやりましょうねという話が昨年の夏以降あって、それが...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 首脳二人が会われて一定の時間二人で話をされるわけですから、それはいろいろな話はなさるかと思います。まだその話、そのエネルギーの問題が両国首脳の会談のテーマとして考えられているというふうには承知しておりません。
○国務大臣(河野洋平君) 領土問題は日ロ両国間にあります最大の課題でございます。この四島の帰属を解決して平和条約を結ぼうというのが日本の我々の基本的な考え方でございます。
○国務大臣(河野洋平君) 漏れているとは思いません。それぞれが憶測で記事をお書きになっていることはあるかもしれませんが、漏れているというふうには考えておりません。
○国務大臣(河野洋平君) それは先ほど官房長官が御答弁になられたとおりでございます。
○国務大臣(河野洋平君) 御承知のとおり、先般来、私は沖縄に参りましたときにも申し上げてまいりましたが、地位協定の中で運用の改善によって問題を解決すべく例の十七条の部分についてこれまでやってきたわけですが、なかなかその「特定の場合」というところで心配があるということもございまして...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御承知のとおり、先般、放火事件がございまして、私はかなりこれは重大な放火事件、こう考えておりまして、この放火事件の容疑者の身柄の問題で少し心配があったと。結果は、起訴後はできましたので、速やかに身柄は今回はうまく移ったと思いますけれども、しかし、こうした...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先般、ワシントンに参りまして、パウエル新国務長官とお目にかかりましたときにも、沖縄県民の気持ちを私としては十分伝えたつもりでございます。パウエル長官からは、沖縄県民の生活を困難にするようなことは最小限に抑えなければいかぬということをパウエル長官は言ってお...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほども申し上げましたように、パウエル長官とお目にかかりましたとき、パウエルさんは何しろ初めてでございますから、とにかく沖縄の県民の感情というものをできるだけきちんと説明をしておきたい、伝えておきたいというふうに思いまして、沖縄県議会の決議でありますとか...全文を見る
03月12日第151回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(河野洋平君) 金元国務総理の御訪日について、元国務総理が特使として御訪日をされたというふうには私どもは承知をいたしておりません。ただ、御訪日前に、議員が今おっしゃいましたように、しばしば大統領との間で意見交換をしておられたということは伺っておりますけれども、そのことと...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 昨今の日韓関係は、一つは一九九五年の村山総理の総理談話、それから今お話がありました一九九七年でございますか、の日韓共同宣言、こういったものが双方の国民にとって大変好感を持って迎えられたということがあるというふうに私は認識しております。  失礼しました、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) お尋ねの九七年に日韓の歴史共同研究というものが有識者会議で行われたわけでございます。これまで九八年九月に宮崎県で、また九九年九月に韓国の大田において計二回の日韓歴史フォーラムと五回の運営委員会による会議が開催されまして、歴史研究の促進方策について非常に意...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 三月十日に元外務省職員が詐欺容疑で逮捕されたわけでございますが、私は国民の皆様に心からおわびを申し上げたいと存じます。  公務員として国民に奉仕すべき立場の人間が国民の皆様方からいただいた税金を私的に流用する、あるいは詐取するというようなことが決してあ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は今回の逮捕で一件落着などと全く考えておりません。もしそういうふうにお考えでございましたら、そのお考えはぜひ改めていただきたい。私は、今回の逮捕によってこれから全容解明に向けて捜査は進むだろう、それに全面的に私どもは協力すると先ほども申し上げたつもりで...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 昨今新聞で報道されましたオーストラリア大使館に絡む問題、これは実はもう八年前の問題でございまして、この八年前の問題についてどのくらいの調査ができるか、資料その他が完全に整って残っているかどうかという問題はありますが、関係者を直ちに呼び返しまして、関係者か...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は自分自身の責任においてやれる限りやりたいと思っております。
○国務大臣(河野洋平君) 私、先般、外務省職員、これは在外も入れてでございますが、全職員に対しまして、こうしたことは公務員として当然あってはならないことである、しかし重ねて私から厳重に注意をするという意味の通達と申しますか訓示を全職員に伝えました。  過去にさかのぼってのお尋ね...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 松尾問題は今捜査当局が捜査をしておりますから、実質的、確定的な被害総額というものは出るということだろうと思います。この問題については官房長官からかねてから、捜査がきちっと終われば何らかの措置をすると、こういう御答弁があるわけでございますから、それはもうそ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは、当然、公金の横領という問題であれば、それはそうした措置をとるということはあると思います。  ただ、今具体的に、八年前、十年前と言われると、しかもそれは、議員は断定的におっしゃいますけれども、議員のおっしゃるのは、新聞でそう書いてあるということを...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 明らかに公金が私的に使われたということが確定をすれば、これはそれなりの措置をとるということでございます。  ただ、繰り返して申し上げますが、その八年前、十年前という問題については、もう一度よく事情を聞いて、その上で判断をしたいということを繰り返し申し上...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 繰り返しお答えをしたとおりでございます。(発言する者多し)
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど来、官房長官も御答弁がございましたように、事態が判明をすれば被害を請求をするということは当然のことだという官房長官の御答弁と私も全く同じ認識でございます。
○国務大臣(河野洋平君) 私は、捜査当局の捜査の結果が、これは時効もございましょうし、いろいろな問題がございましょうから、ここで私がはっきり申し上げることはいかがかと思っていたわけでございますが、捜査その他最終的な結論が出れば、これは私どもとして要求をする、返済を求めるということ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 一九九五年に、沖縄におきまして少女の暴行事件というものが発生をいたしまして、この被疑者の身柄の引き渡しにつきまして日米間でいろいろとやりとりがございました。  御承知のとおり、ただいまおっしゃいました日米地位協定の十七条五項の(c)、失礼、日米地位協定...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 確かに、この身柄の引き渡しの問題というものは極めて重要な問題であると思います。  私自身、一九九五年当時に外務大臣を務めておりました経験にかんがみまして、ぜひ身柄を一日も早く引き渡してもらう必要がある、こう考えまして、事件が発覚いたしました直後からパウ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 重ねて申し上げますが、この報償費、その性格上、その目的にかなった使用方法というものがきちっとなされるということが何より前提でありまして、そういう意味では決裁の方法について従来もきちんとその決裁にかかわる人間というものは決められていたわけでございますけれど...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと申し落としまして申しわけありませんでした。  私どもも、外務省の中だけでこの問題の解決策を考えるということではならぬというふうに思いまして、在外公館の査察についても外部の方々の参加を考えたいと思っております。と同時に、内部の調査、荒木委員会の調...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御指摘のアーミテージ・ナイレポートといいますか、報告書が出ております。  お話しのように、極めて日本のことをよく知っておられるアーミテージさんがその中核になっておられるということもありまして、私どももこのレポートは非常に関心を持ってきたわけでございます...全文を見る
03月15日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(河野洋平君) 外交防衛委員会の開催に当たりまして、外交政策について所信を申し述べさせていただきます。  去る十日、松尾元室長が詐欺容疑で警視庁に逮捕されました。国民のために奉仕すべき公務員が、国民の貴重な税金を詐取するといったことは決して許されるものではなく、今回の...全文を見る
03月16日第151回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) 引き続き外務大臣を務めさせていただきます河野でございます。笠井委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、その所信を述べさせていただきます。  去る十日、松尾克俊元室長が詐欺容疑で警視庁...全文を見る
03月16日第151回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(河野洋平君) 日米首脳会談はこの十九日にワシントンで行われるわけでございます。アメリカ側もまだまだスタッフが下まで決まっているわけではないということもございまして、日程上、多少私どもとしてもおくれてこの首脳会談の実現ということになったようにも思いますし、また一方で、今...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外務省といたしましては、かねてから、外務省の職員の問題でもございまして、全面的に捜査には協力をいたしますということを当委員会でも申し上げてまいりまして、私どもとしては全面的に捜査に御協力を申し上げてきたわけでございます。捜査上必要とする資料あるいはその他...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これらは、馬の登録を見れば生産牧場といいますか、購買した先の牧場もたしかその資料についてくるわけですから、間違いのないものだというふうに思います。  ただ、何頭の馬がどうであったかということについては、今もし正確な資料を必要とすれば、私、調べますが。
○国務大臣(河野洋平君) 亡くなられた吉田善哉氏と私は非常に懇意にいたしておりました。今、お話がありました吉田照哉氏は、その吉田善哉氏の長男でございます。
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと息子がだれから政治的に支持をされているかはわかりませんが、私は、吉田照哉氏、そしてその二人の弟さんから個人献金をちょうだいしております。
○国務大臣(河野洋平君) かつて会長をしていたことがございます。
○国務大臣(河野洋平君) したがって、かつてと申し上げたわけでございます。
○国務大臣(河野洋平君) 平成十一年以降、私は会長も引いておりますし、会の理事も引いておりますので、その後だれが会長でだれが副会長であるか、正確に今申し上げられません。
○国務大臣(河野洋平君) 私が会長をいたしておりました当時は、恐らく吉田照哉氏が副会長でありますか会長代理でありますか、しておられたと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 競走馬協会には大変多くの牧場が加盟を、参加をしておりまして、恐らく百を超える、百を超えるだろうと思いますが、牧場が参加をしておりまして、どの牧場が参加をしているか現在していないかは、ちょっと名簿でも見ないことにはわかりません。
○国務大臣(河野洋平君) 簗瀬さん、おられますけれども、栃木県ですぐ隣といっても相当な距離があるわけで、鍋掛牧場はたしか大田原ですか、ちょっとどこの町であるかわかりませんが、とにかく栃木県内であることはそのとおりでございます。  ただ、私が鍋掛牧場の方々と、何といいますか、ひど...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は全く知りませんでした。今回の事件の後、調査委員会が調査をいたしまして、調査報告書にこういう事実があるぞといって見せられたときに初めてそうしたことを承知したわけでございまして、その当時、たしか十三、四頭の競走馬が購買、松尾室長の手で購買されているという...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 種つけの権利というのはあくまで種つけの権利であって、馬そのものではないわけですね。ですから、その種つけの権利を買って、何らかの馬に種つけをして、受胎をして、それが生まれれば初めて馬になるんであって、種つけの権利は馬ではないことは、小川議員はよく御存じだと...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私ども、そのころのことを、直接私がやっていたわけではないのでわかりませんが、少なくとも社団法人の売買があったなどということは全く報告を聞いておりません。  たしか昭和六十一年とおっしゃいましたが、当時どういういきさつがあったのかということについて、私、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 任意団体として、何といいますか同好の士が集まるといいますか、同じような立場、考え方、そうした人間が集まっていろいろ話をする、そういう場としてオーナーブリーダーズ協会でしたか、オーナーブリーダーズ会でしたか、そういうものをつくったという記憶はございます。
○国務大臣(河野洋平君) 社団法人になりたい、あるいはなろうという意欲がどのぐらいあったかということについては、ちょっと記憶がありません。
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと記憶がございません。
○国務大臣(河野洋平君) これは、橋本大臣か片山大臣の御答弁の方が権威があると思いますけれども、今そうした法人を整理するといいますか、しようという声はここ数年大変高いというふうに一般的に認識しております。
○国務大臣(河野洋平君) 休眠状態であったかどうか、ちょっと定かに記憶をしておりません。  オーナーブリーダーズ協会でしたかオーナーブリーダーズの会でしたか、私どもが集まっていろいろ話し合っておりましたときに、日本の競走馬の何といいますか、強化といいますか、つまり外国産馬に負け...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) したがって、大変申しわけありませんが、記憶が十分ないということを御返事をしたわけです。
○国務大臣(河野洋平君) それは、ブリーダーズの会、ブリーダーズ協会でしたか、の会のころから、私などのもとにみんなが集まって話し合うというようなことがございましたから、恐らくそのビルの中で空き部屋があればそこを使うということになったと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 競走馬協会は、月額四十九万八千円を家賃として払っております。これは、三十数社入っているたな子の坪単価と全く同じ金額でございます。
○国務大臣(河野洋平君) 恐らくそうだと思います。
○国務大臣(河野洋平君) ここで余り競馬論議をするつもりもございませんけれども、競馬というものは、馬を生産する人、それからその馬を買う馬主、それからその競馬を楽しむ、一般の馬券を買ったり競馬場でいろいろと楽しまれるファン、こういった人たちによって成り立つわけでございまして、オーナ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 準備室、要人外国訪問支援室をつくります前には、それぞれの原局がこうしたロジスティックその他の仕事をやっておったわけですが、そういう仕事の中で、室という組織的なものがあったというふうには私は承知しておりません。
○国務大臣(河野洋平君) 今おっしゃるように、そういう組織的なものではなくて、サミットの前に、何といいますか、いわゆる準備のために、何人かをそこに集めて準備をするというような後方支援のための、バックアップのための人が集まって作業をする、そういうものを臨時的につくっていた、臨時的に...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) また、すぐにあると認めたその室長はだれかとお尋ねになるのはちょっと私の答弁と違うので、そういう室というものがあったわけではありませんと、ただその準備のためにそういう人たちを集めていたということはありますということを御答弁申し上げたわけです。その中の一人に...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ですから、私のどうも表現というか答弁が下手なせいでしょうか、室長かと聞かれると室長ですと申し上げていいのかどうなのか、少なくとも私の理解は、そういう組織的なものではなくて、準備のために集まっている人間が、一つのグループがあって、その中に松尾氏がいたという...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) そういうことはないと思います。
○国務大臣(河野洋平君) どうも先ほどのサミット一行リストといい、これといい、私にはどういうものであるかよくわかりません。
○国務大臣(河野洋平君) これ、見てわからないと申し上げたんで、否定していないというふうにおっしゃるのは、これもまたちょっと私の答弁の技術が下手なせいであるかもしれません。改めて申し上げれば、こうした文章というものが外務省の文章であるというふうには少なくとも今私は申し上げかねます...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ここに書いてございますものが今おっしゃるようなものであるかどうかについても、申しわけありませんが、今ここで確認はできません。
○国務大臣(河野洋平君) こうした文書がどういうルートで委員の手に入ったのか私には理解ができないわけでございまして、もしできますならば、こういうものだということをもう少し御説明をいただきたい。  私どもは、調べろ調べろと、こうおっしゃいますが、調べなければならないものはたくさん...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今、議員が御指摘になりましたように、元外務省の人間が報償費はほとんどが食費に使われているとか、情報収集には余り使われていないとかということをおっしゃいましたけれども、私はそのこと自体とても信用ができない、とても信ずることができないんです。そんなことがある...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外務省の報償費が内閣官房に支払われる……
○国務大臣(河野洋平君) 官房長官に支払われるということはない、こう申し上げていいと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 別に取り出したわけではないんで、そういう仕組みになっていたわけですね。  これは、ちょっと長くなって恐縮ですが、総理が外国出張をなさるときに、例えばアメリカに出張されるというときには外務省の北米局、大体は北米一課でございますけれども、総理が例えばワシン...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) どうも議員の御発言は、外務省の研修所におりましたとおっしゃいますけれども、おりません。そんな事実はありません。  それから、パリに自分は行くことになったと言ったと議員はおっしゃいますけれども、そんな、パリに松尾氏が異動するなどということはございません。...全文を見る
03月19日第151回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(河野洋平君) 議員も十分既に御承知だと思いますが、政府の考え方は、平成七年八月十五日の村山内閣総理大臣談話を基本といたしまして、我が国が過去の一時期に植民地支配と侵略により多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた事実を謙虚に受けとめ、これら...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 戦後五十年を経ました村山内閣当時に総理大臣の談話を発出して、近隣諸国あるいは世界の国々に対して我が国の考え方を示したということでございます。
○国務大臣(河野洋平君) 幾つか御指摘になりましたが、平成五年の内閣官房長官談話は慰安婦関係の調査結果発表に関する考え方を表明したものでございまして、また平成四年の宮澤元総理の韓国での政策演説や平成十年の日韓共同宣言は、それぞれの発出当時の日韓関係についての考え方を表明したもので...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 現在の日韓関係は、これまでになく良好な状態が続いていると言えると思います。私は、この好ましい流れを当然のことと考えてはならず、お互いの不断の努力が必要だと、こう考えております。  その上で、日韓間には依然として種々の懸案がありますが、これらが両国関係を...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 歴史に関するこの問題についてはさまざまな議論があり得ると承知はいたしますが、そのそれぞれについて逐一政府の立場と比較して論評を行うことは困難だと思います。  いずれにせよ、この問題についての政府の立場につきましては、先ほども申し上げましたし、また、ただ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 平成五年、政府が慰安婦関係の調査結果を発表するということになりまして、私は内閣官房長官談話を発表いたしました。その内容は今、議員が述べられたとおりでございます。  私は、今後も政府としては、こうした談話の意図表明を踏まえて関係諸国との信頼関係を強化して...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘の教科書というのは、平成十四年から使用される教科書の一つとなると言われる中学校の教材についてだと思いますが、この教材が現在どういう手順で審査をされているかということについては、私どもは全くそれを知ることがございません。これは本来文部科学省が所管...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これまで、アジア諸国の中でみずからの独立を日本侵略のおかげだとかいうことを述べておられるという国があるというふうには私どもは承知をしておりませんし……
○国務大臣(河野洋平君) また、日本政府として、戦後大東亜戦争の歴史などについて、我が国の過去の行為についてそれがアジア諸国のためになったというようなことを述べたこともないわけでございます。  いずれにしましても、我が国政府の歴史に関する基本認識につきましては先ほど来申し上げて...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 教科書検定につきましては、先ほど申し上げた手順、手続で行われているわけでございまして、これについて、その経過において私どもがそれを知る立場ではないということは先ほど申し上げたとおりでございます。  政府の歴史認識につきましては、これは繰り返し申し上げて...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 我が国としては、過去の事実はこれを謙虚に直視するとともに、未来志向の見地から、近隣諸国との相互理解、相互信頼を一層強化し、責任ある国際社会の一員として国際協調を促進していかなければならないというふうに考えておるわけでございまして、我々が今立っている立場と...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 過去の歴史に対する我が国政府の基本認識は、平成七年の総理大臣談話にあるとおりでございまして、植民地支配と侵略によって多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えたことについて深い反省と心からのおわびの気持ちを表明しなければならないと...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど来から御答弁申し上げておりますように、過去の歴史に対する我が国政府の基本認識はこれまで申し述べましたとおりでございまして、日本政府として戦後、大東亜戦争がアジア諸国の独立のきっかけになった旨述べたことはございません。
○国務大臣(河野洋平君) 外務省の研修所にいたというふうに前回も議員はおっしゃいましたけれども、松尾元室長は一月二十五日に懲戒免職をして外務省の職員ではもう既にそこでなくなっているわけです。外務省の職員でない人間が外務省の研修所にいるということはあり得ないというふうに私は思います...全文を見る
03月21日第151回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○河野国務大臣 ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。  改正の第一は、コロンビアの首都名がサンタ・フェ・デ・ボゴタからボゴタに変更されたことに伴い、大使館の位置の地名...全文を見る
03月21日第151回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(河野洋平君) もう財務大臣あるいは平沼大臣から繰り返し御答弁があったところでございますが、私どもとしては、引き続き関係省庁の意見もよく伺わなければならないと思いますし、また新ラウンドにおきまして、WTOの既存のルールについても必要があれば検討を行っていかなければならぬ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) そのとおりでございます。要人外国訪問支援室はそもそも首相の外国出張についてお世話をするセクションでございまして、官邸の報償費以外は、基本的に官邸の報償費をお預かりするということであったわけでございます。
○国務大臣(河野洋平君) 昨年の十二月の半ばごろだったと思いますが、警視庁の方から事情聴取を受けたということがございまして、捜査当局が動いていた、警視庁が動いていたということもございまして、警視庁に告発をしたということでございます。
○国務大臣(河野洋平君) 外務省としてそういう事実を承知いたしたものですから、外務省として当然の義務として私どもが告発をいたしました。
○国務大臣(河野洋平君) 御承知のとおり、一月の二十五日に、一月の四日から外務省の省内で調査委員会をつくりまして松尾氏本人から任意で事情を聞いてきたところでございますが、そうした中で、松尾氏本人による公金の横領であろうということを私どもとしては判断をいたしまして松尾元室長を告発し...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど申し上げましたように、私どもの調査では、松尾個人が公金を松尾氏の私的な目的で消費をしたということから松尾氏個人のものと、しかも、それに協力をするといいますか、それにかかわる人間は我々の調査では見出せなかったということでございます。
○国務大臣(河野洋平君) 私どもは、先ほど申し上げましたように、任意で松尾氏から話を聞き、任意で提出を求めた口座について私どもとして調査をいたしました結果、松尾個人が公金を私的な目的で消費をしたということから、公金の横領というふうに考えまして、横領の容疑で告発、個人の横領というこ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) どうも私は、議員のようにこの道のプロではございませんので、どういう仕分けをすることがいいのかよくわかりませんが、私が知り得ております、承知をしておりますことを申し上げれば、官邸から総理の外国出張についての指示が要人外国訪問支援室に参りまして、それを受けて...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、外務省に大変な責任があると認識をしております。それは、松尾という支援室長でございますが、個人が六年間もそのポストにいてこうしたことを繰り返していた、それが六年間も見抜けなかったといいますか、それをチェックできなかったということは、私はやはり外務省の...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 松尾元室長がその室長在任中の、何といいますか、上司といいますか、組織上の上司でございますが、官房長及び官房総務課長、こういった人たち多数の人間からその間の事情を私ども聞いておりまして、いずれもがそうした事実、つまり松尾一人がそうしたことをやっていたという...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 松尾元室長が室長在任中にクレジットカードが使われ始めたと。しかし、そのクレジットカードの使用についても、それを上司に了解を求めるとか、あるいはこういう支払い方法をやるからというようなことを上司に対して了承をとるというようなことはなかったと。そういう決裁を...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) クレジット方式を採用する以前はキャッシュで支払っていたということだと思います。
○国務大臣(河野洋平君) これはいろいろなケースがあるんだと思いますが、大部分は現金で持ち歩いて、現金で、主としてホテル代の支払いでございますから、ホテル代をそれで支払っていたということだと承知しております。
○国務大臣(河野洋平君) それを先ほどから私は、そうしたことに気づかなかった大きな責任があるということを申し上げているわけでございます。  ちょっと、若干説明をさせていただければ、それより以前、つまり支援室ができる以前の仕組みというものは、総理大臣が外国出張される、例えばアメリ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) したがって、今、議員が恐らく考えておられる金というのは、外務省の金ではなくて官房の金ですから、官房の金を室長が、それまでは二人でその金も受け取りに行っていたというわけですが、途中からそれは一人でその金を受け取りに行っているんです。そして、受け取ってきて支...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは、実は一月に私はクレジットカードの使用を全部禁止いたしました。したがって、現在クレジットカードは全く外務省では使われておりませんが、しかし私は禁止はいたしましたけれども、そのときに実は、いろいろ法律上の問題もあるそうですけれども、クレジットカードを...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 聞こえませんでした。
○国務大臣(河野洋平君) 後任者も実はしばらくの間クレジットカードで決済をしておりました。
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと詳細が、十分正確にお答えできるかどうかわかりませんが、松尾元室長の後任者としては、同元室長からの引き継ぎを受けて同様の決済方法を踏襲したということである、直属の上司である官房総務課長はこうした引き継ぎが行われたということは認識していなかったと。こ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 松尾事件に付随して起こっているさまざまな問題、内部の体制内の問題について調査をするように私、指示をいたしております。  本来の捜査それ自体は、捜査当局にお願いをして全面的に協力をしておりますけれども、体制内におきます松尾事件を踏まえた問題、例えば今お話...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員お尋ねの前段の部分、目下調査中の部分につきましては、そう遠からず私のところに報告があるというふうに思っておりますので、それが調査書とか報告書という形になるかどうかわかりませんが、いずれにしても、その結果については報告が私のところにございますので、何ら...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外務省おりませんので私が。私も外務省でございまして。  外務省の本省分についてまず申し上げますと、当初予算、平成七年が十九億一千六百万、八年度も十九億一千六百万、九年度、十年度、十一年度も十九億一千六百万、若干の端数はございますが。そして、それに対しま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 不用額だけ。不用額は、これ、引き算がなかなか、けたが多いものですから。それでは……
○国務大臣(河野洋平君) まことに疑問に思われる数字であるというふうに私も思いますが、報償費の使い方等につきましては、情報収集でございますとか対外的な交渉事などで必要額は相当多いわけです。必要額は相当多うございますが、もちろん限られた予算の中でその優先順位を決めて使わせるというこ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) いや、決してそんなことを考えているわけではございませんで、確かに議員がおっしゃるように、三月になってもまだ心配な問題がたくさん残っているというときには報償費についても一定の額をキープするということも必要であろうかと思いますし、また非常に重要な国際会議その...全文を見る
03月22日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のとおり、日米関係は私自身、日本外交の基軸であると、こう考えております。我が国の国民の生命、財産を守る、さらには我が国の国際的な地位その他を考えましても日米両国が同盟関係を強めていく、あるいは協力関係を進めていくことは極めて重要だと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ブッシュ新政権がスタートいたしましたけれども、議員も御承知のとおり、まだスタッフが全部決まったわけではありません。国務省はその骨格は見えてきておりますけれども、こういう表現は適切かどうかわかりませんが、手足まですっかり決まっているというわけではございませ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日米韓三国の政策調整が非常に重要だと思いますことは、例えば、もう非常に大ざっぱな言い方をいたしますけれども、これまでもアメリカは、つまり米朝はミサイルの問題等についてはこれはもう米朝での協議に負うところが大きいと。この問題は、なかなか日本が日朝会談でノド...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これまでの世界の外交の流れについてお述べになりました。私も同感するところ多々ございます。  御答弁を申し上げる前に幾つか気がついたところを申し上げますと、確かにあの湾岸戦争というものは、日本の国際貢献のあり方について議論があったことは事実でございます。...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) もちろん、それぞれの国にはそれぞれの果たすべきといいますか、得意の分野、あるいはそれぞれの国がやり得る分野というものがあって、日本には日本の果たすことのできる分野というものがあるだろうと思うんです。そういうところでは日本は積極的にやらなければならぬという...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) アーミテージさんとかナイさんとかいう方は、アメリカでも有数の知日家といいますか、アジア太平洋の地域に深い知識を持っておられる方々でございます。そうした方々がお書きになったレポートですから、我々は関心を持ってこれは読まなければならぬというふうには思っており...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外務省の報償費と申しますか機密費につきまして、大変いろいろ厳しい御指摘をいただいておりまして、私どもとしてもまことに残念のきわみでございます。もちろん、正すべきところはきちっと正していかなければなりません。したがいまして、外務省は省内に調査委員会をつくり...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外務省といたしましても、外交文書その他の情報公開は、情報公開法に基づいて当然対応しなければならぬと思っております。  問題は、機密費についてどういう対応ができるか、これについては目下十分検討をしなければならぬと、こう考えているところでございます。
○国務大臣(河野洋平君) これは二つ申し上げなければならないと思います。今、不正に支出されている、目的どおりに支出されていないと言われて、今捜査当局に捜査をお願いして、捜査当局が捜査をしておられるものは、官邸におきます官房報償費でございます。外務省報償費は、もちろんその性格がある...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員が御指摘のように、ことしはサンフランシスコ平和条約締結五十年という一つの節目の年でございまして、サンフランシスコにおいて日米双方の関係者といいますかが集まって式典もやろうというような計画もあるやに伺っております。  そういう中で、今議員もお話しにな...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) アジア女性基金ですね。
○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のように、政府開発援助の方法はさまざまな方法がございます。  まず最初にお答えを申し上げておきますと、今御指摘のとおり、NGOを通じた援助の割合というものはまだまだ極めて低うございます。一九九八年の実績で二・四%、これはOECDのDACに対し...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ブッシュ政権になりまして、中国問題、あるいは台湾問題を含む中国問題と申し上げていいかと思いますが、この問題は大変難しい状況、つまりホワイトハウスにとりまして難しい状況になる可能性があると思います。  それは、ホワイトハウスの政策判断だけではなくて、上院...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御答弁申し上げる前に、大変申しわけありませんが、先ほどの答弁、不適切でございましたので訂正をさせていただきます。私、米台条約というふうに申しましたけれども、これは台湾関係法というふうに申し上げるのが正しいことでございまして、まことに申しわけありませんが訂...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 十五年という期限を設定することによって前方展開が縛られるというのは困るというような発言がブッシュ大統領からあったということは、私ども承知をしておりません。  私どもは、しかし、現在のアメリカのアジアに対する見方の中で、北朝鮮に対して懸念を持つ、あるいは...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員御承知のとおり、日米関係は極めて重要な二国間関係でございます。日米が協力して、少なくともアジア太平洋におきますもろもろの問題について対応をするということも多うございますし、また日米という二つの大きな経済力を持つ国がその経済政策を調整するということも重...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) いや、私は、むしろ今、日米の首脳会談はぜひ行われるべきだというふうに考えておりましたので、お取りやめを願うようなことを申し上げるつもりは全くございませんでした。  日本側でも、例えばえひめ丸の問題について両国首脳できちんと話しておいていただくこともござ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 要人外国訪問支援室は、総理大臣が外国出張の折に、総理大臣及びその一行の外国訪問をロジスティックの面でサポートをするというのがその支援室の任務でございます。この要人外国訪問支援室は官房総務課に属しておりまして、官房総務課長が直接の指揮をとるということに組織...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この要人外国訪問支援室という組織は、有効に機能すれば極めて合理的なものであるというふうに私は考えました。  もしこの室がなければ、今度廃止してしまったわけですが、この室をつくる以前は総理の外国出張のたびごとに、例えばアメリカに出張されるときには北米一課...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 少し御説明をさせていただければ、今も申し上げましたように、支援室という室をつくって室長を置いていたものですから、その室長の上で指揮をとる人間というものは官房総務課長ということになっておりました。  しかし、例えば総理がワシントンに出張される場合には、そ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) そのとおりです。
○国務大臣(河野洋平君) そうです。上司、つまり松尾室長が支援室長をやめてもうしばらく年月がたっておりますが、当時の上司を処分しております。
○国務大臣(河野洋平君) 私は、処分につきましては、今申し上げましたように官房総務課のもとに室がございましたので、この問題が起こったおよそ六年間の間監督責任があると思われる歴代の官房総務課長四人に対しまして、まず処分をいたしました。  その処分は、懲戒、減給処分三カ月が三人、そ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私どもの調査では公金横領というふうに調査をしたわけですが、実際は、捜査当局によっては詐欺の容疑で松尾元室長は逮捕されております。逮捕をされたのは松尾元室長一人でございますけれども、やはり六年間にわたってこうした事柄を見抜けなかったというのは、やはり組織と...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、外交政策の重要課題として、近隣諸国との関係をよりよく維持したいということを日ごろから考えておりまして、そのことは本委員会でも申し上げたところでございます。  しかし、この近隣諸国との関係をよりよくしよう、もっと率直に言えば、アジア諸国との関係につ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今も申し上げましたように、我が国政府は歴代アジアとの関係を重要視してまいりまして、そのためにも、今、議員がおっしゃいますように、歴史の認識についても我々は正しい認識を持たなければならぬということは御発言のとおりだと思っております。  我が国政府の過去の...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 初めて伺いました。
○国務大臣(河野洋平君) 今日では日韓間でいろいろな話し合いが行われる、あるいは日中間でさまざまな話し合いが行われますときには、歴史をかがみとしてという言葉はだれしもが使う言葉になっておりまして、そういう考え方が今や普遍的な考え方になっているというふうに私は感じております。
○国務大臣(河野洋平君) 歴史認識は極めて重要な問題だと思います。国にとって歴史認識というものが一つの方向性といいますか一つの考え方を出している。この国の出している歴史認識というものは決して今でも変わっていないと思います。そのことと教科書問題というのは、教科書の検定手順、検定手続...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 謝罪の問題につきましては、既にアメリカ大統領から日本の総理大臣に対する謝罪がございました。さらには、大統領の特使が日本へ参りまして謝罪をされたということがございます。それを初めとして、各レベル、例えば国務長官から私に謝罪がございましたし、国防長官から防衛...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 原因究明については、できるだけ迅速に、そしてその結果については速やかに報告をすることを求めてございます。
○国務大臣(河野洋平君) 議員もおっしゃいますように、事故の問題につきましては、その補償でございますとか船体の引き揚げ等について言うべきことはきちっと言うということは当然のことでございまして、そのことは所信の前段、この部分の前段に書いたわけでございます。その上で、しかし一方で日米...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今回の事故の原因の一つと思われていたのは、民間人が乗船をして、しかも操縦の機器に触れていたということが原因ではないかということは言われていたわけでございますから、私どももこうしたことが行われるということは決して我々の感情からいって許されるものではないとい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 平成十三年度外務省所管一般会計予算の概要について御説明申し上げます。  外務省予算の総額は、七千六百三十三億九千万円であり、これを平成十二年度予算と比較いたしますと、百七億五千五百万円の減額であり、一・四%の減となっておりますが、九州・沖縄サミット関係...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 基本的に、我が国外交の二十一世紀における問題を考えてみますと、中国の存在というものは我が国外交あるいは我が国の安全保障、どの面をとってみても中国の存在というものは極めて大きい、これはよくも悪くも大きいと言わざるを得ないと思います。  例えば、貿易、経済...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) どういうふうに御説明を申し上げれば御理解がいただけるか、私も口下手なものですから、なかなかうまい説明が、御理解をいただけるような説明ができないのですが、こういうことと考えていただきたいと思うんです。  この報償費の予算は積算をして、これは何に使います、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ブッシュ大統領のお人柄がどういうお人柄であるか、またどういう御性格であるかということも我々は十分承知をしている必要があると思います。  しかしながら、まだ情報を収集するのには余りに数が少な過ぎる、ごく親しい方からのお話というものは我々も聞いております。...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 予算委員会を初め各委員会で私繰り返し申し上げてまいりましたけれども、委員の皆さんから報償費につきまして大変厳しい御批判をいただいております。私は、大変厳しい御批判をいただいておりますが、報償費はその性格からいって、何に使いました、あるいは何に使いますとい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) EAEC構想はマハティールさんの主張で、多くの国が、多くのアジアの国が賛同をした経緯がございます。しかし、大変不幸なことに、当時アメリカが非常に強くこれに懸念を表明されました。といいますのは、どうもアメリカに対して特別な意識があって、アメリカだけを、アメ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この問題についてやはり強い発言権を持つのは、被害者と思われる人たちの発言というものはやはり大事にされるべきだと思います。  確かに議員がおっしゃるように、もう半世紀もたっているではないかというふうにおっしゃることも、私はそういう意見もあると思いますけれ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日米関係を考えれば、好ましいとかやりにくいとかという問題ではなくて、この政権と協力をしてやっていくということでなければならないというふうに思います。もちろん、当然のことでございますが、日本として、日本の考え方、日本の主張ははっきり明確に述べつつ協調を図っ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは、例えばアメリカの株価一つをとってみても、ここへ来てその株価が相当下がってきたと。これは、グリーンスパン氏はかねてから一万ドルは少し高過ぎるので九千ドルぐらいが本当はいいところだとたしかかつて言っておられたということを考えますれば、むしろ今、そう悪...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 我が国の経済政策は我が国が主体的に考えるべきものでありますから、それについてアメリカがどういう言い方をしたとしても、日本は日本の考え方というものをしっかりと持っているということが重要だと思っています。  ただし、日米関係を考えれば、日本の経済そしてアメ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 役割分担とおっしゃいますけれども、役割はそれはいろいろな役割があるかと思います。しかし、これまで日米間で間断なく協議をしてまいりましたわけで、全くそうしたことと関係なく急に新しい問題について何かが提案されるということについては、私はまだもちろん承知をして...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 一月に私はワシントンへ参りまして初めてパウエル長官と会いました。私は、直接会ったのはそのとき一回で、あとは電話のやりとりがありますけれども、直接会ったのは一月でございます。そのときにパウエル長官とは、経済問題については、経済ではいろんな課題がある、しかし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) クリントン政権時代には、中国に対しては戦略的パートナー、こういう位置づけであったわけですが、今回の日米首脳会談におきますブッシュ新大統領の中国に対します見方といいますか言い方は、戦略的競争相手という言い方、あるいはそう言いながら一方で建設的パートナーとし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私も報道で何か文書を出すということは承知をしておりますけれども、この問題はまさに二十五日のイルクーツクの首脳会談を控えているきょうでございますから、イルクーツクにおきまして首脳同士がまだまだこれから議論をされる、そういう以前にこの問題についてあれこれ言う...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御承知のとおり、五六年宣言というものは、当時のソビエトでございますが、日ソ両国間で首脳が署名をして、両国がそれぞれ承認をしている文書でございます。  この文書は、もう既に案でもなければ何でもない、もうその物ができ上がっているわけでございまして、このこと...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 大統領の御発言の中に、困難な問題だという御発言がございます。    〔委員長退席、理事鈴木正孝君着席〕
○国務大臣(河野洋平君) 当然、沖縄にこの考え方は伝わると思います。
○国務大臣(河野洋平君) 恐らく沖縄から直ちに問い合わせがあると思いますので、そのときにきちんと御説明を申し上げようと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 詭弁を弄してというのは取り消していただきたい。    〔理事鈴木正孝君退席、委員長着席〕  我々はそんな詭弁を弄して説明をしたつもりはございませんので、その点はひとつそういう御発言はやめていただきたいと思うんですが、ただし、今議員がおっしゃったように...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 事実であります。ソウルで開催することになっております。
○国務大臣(河野洋平君) このTCOGと言われる三国の対北朝鮮問題についての協議でございますけれども、今、田議員がおっしゃったように、アメリカの対北朝鮮に対する認識がクリントン政権時代と少し違うと。まだまだ北朝鮮との間で接触もほとんどないわけですから、非常に北の体質について懸念を...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これはもう繰り返し申し上げておりますが、報償費の性格からいいまして、外務省報償費は情報収集及び諸外国との外交交渉、あるいは外交関係を有利に展開するために使用しておりますことから、具体的な使途を公表することが行政の円滑な遂行に重大な支障を生じると考えられる...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 情報公開法第二条第二項の行政文書に該当するものにつきましては、同法が適用されると承知をしております。同法に基づき外務省に対して開示請求がなされた場合には、同法の規定に従って個別に判断をすることとなります。  他方、先ほど申し上げましたが、これまで御説明...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 予算委員会で官房長官から、差額等につきまして具体的な金額についても御説明がございましたが、この金額についての官房長官の御説明は、今回の事件にかんがみての御説明だというふうに承知をしておりまして、一般的に、例えば同じようなものではないかという御指摘があった...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員が御指摘になりました前段、こういったものは本来旅費できちんと賄うべきものではないかという御指摘は全くそのとおりでございまして、昨年からすべて旅費法が改正されまして、全部新しい旅費法でそれらは賄われておりますので、この問題は現在はございません。  そ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 報償費については、まず本省分と在外公館分は分けて御説明ができます。  それから、私、予算委員会で繰り返し申し上げてまいりました中で御説明を申し上げてきたものに、例えば情報収集のために必要なものというものがあると思います。それから、国際関係をスムーズに円...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員はもう十分御承知の上での御質問でございます、御指摘でございますから、重ねて申し上げるのもどうかと思いますが、現在、詐取された公金は官房の報償費でございまして、外務省の報償費ではないのでございます。したがって、これは情報収集のために、外務省として情報収...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外務省としては、こうした職員がこうした事件を引き起こしましたことを大変申しわけなく思っております。  私は、外務省職員を信じておりまして、これは明らかに一人の人間の起こした事件、つまり一人の人間が見積もりを書き上げ、官房から金を預かり、一人で支払い、そ...全文を見る
03月23日第151回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○河野国務大臣 沖縄サミットを成功裏に終わらせるために、地域の皆様方初め関係をしておられた多くの方々の中から、特別に感謝を申し上げようと考えて、その中から人選をしたものだと御承知いただきたいと思います。
○河野国務大臣 私、事実関係を確認しておりませんが、新聞その他で言われているような事実があるとすれば甚だ不適切なことであるというふうに思います。  収賄罪に当たるかどうかにつきましては、もう少し専門家の判断というものも聞いてみたいと私は思いますが、今申し上げましたように、こうし...全文を見る
○河野国務大臣 私が知らないと言いましたのは、こういう事件があったことを知らないと言っているのではなくて、今お話がありましたように、荒木調査会では調査をしておりまして、たしかその調査の結果は捜査当局にも報告をしているというふうに私は聞いたと思います。  それから、後段の問題につ...全文を見る
○河野国務大臣 結果として今御指摘のような事実があったわけですから、これはもう、今からあれが正しかったとか正しくなかったとかという問題ではない、正しくなかったに決まっていると私は思います。  ただし、採用に当たっては、これはただ単に特定の人間がこれを採ろうといってその場でぱっと...全文を見る
○河野国務大臣 コピー用紙の値段まで答える能力が私にはございませんが、コピー用紙の価格というものはそう大きな変動があるものではないのではないかと私は思っております。コピー用紙というものが、高いものから安いものまで、値段の幅がそんなにあるものではないのではないかというふうに、私の認...全文を見る
○河野国務大臣 偶然ということを申し上げるつもりはありませんが、したがって、繰り返して申し上げますが、私、コピー用紙の値段の幅がどのくらいあるものかということについて十分な知識を持ちませんのでお答えができかねるわけですが、入札の手順、手続というものがきちんと行われていたということ...全文を見る
○河野国務大臣 これまでのフォーサイトと外務省との関係については、私は責任を持ってチェックいたします。
○河野国務大臣 多過ぎると思います。  私は、本来、沖縄サミットでこうしたものの購入がある場合には、沖縄の企業というものにもっと配慮がなされてしかるべきではなかったかというふうに今思っております。  御指摘をいただきましたので、これらの点についても十分調べますが、先ほど申し上...全文を見る
○河野国務大臣 私は、時計のカタログをどこから手に入れたかということで、それが不正であったというふうには思いません。不正であったというふうに私は判断をいたしませんので、この問題は私は不適切だったというだけで片づけるわけにはまいりません。  それから、プレスバッグの問題は、事実関...全文を見る
○河野国務大臣 お客様をお迎えをするのですから、それは気持ちよくおいでをいただく、あるいはいい印象を持って帰っていただくための努力をする、これは当然のことだと思います。  他方、今議員がお話しになりましたように、予算の執行、つまり国民の皆さんからいただいている予算、この予算の執...全文を見る
○河野国務大臣 松尾元室長の疑惑といいますか問題は、私どもが確認をいたしましたのは十二月ではございませんで、十二月の二十二日に実は松尾元室長が事情聴取を受けているという報告は私は聞きました。しかし、それは一体何の事情聴取であるかとかいう細かいことは私はそれ以上聞きませんで、事情聴...全文を見る
○河野国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、その手順、手続が正確に行われているかどうか、そこに不正があってはいけません。手順、手続が正確に行われているかどうかということがまず一番重要だというふうに私は思っているわけでございます。  確かに、議員が御指摘になりますように、...全文を見る
○河野国務大臣 繰り返して申し上げておりますが、私どもは、国民に対する責任というものは常に最も重いものと思っております。しかし、その重い責任を果たすためには、職員を常に激励し、督励し、職員をしてできる限りいい状況で働いてもらうということがなければならないと思うんです。ただただ国民...全文を見る
○河野国務大臣 ちょうだいをした資料を見ると、これは私が見ても、どうしてこういうふうに数字をつくったものかという感じがしますね。  私は、やはり在外勤務の手当の問題は、勤務地、任地の生活環境がどのくらい厳しいかとか、場合によっては治安も非常に問題があるという任地もあると思うんで...全文を見る
○河野国務大臣 わかりやすいということは大事なことだと私も思います。  ただ、本俸と在勤手当の一本化というのはなかなか制度上難しいことは御理解をいただけたと思いますが、それはこっちへ置くとして、わかりやすいシステムをつくる、あるいは在勤手当そのものについてもいろいろと外部の御意...全文を見る
○河野国務大臣 これは予算委員会を初めとしてしばしば御質問、お尋ねをいただいておりまして、その都度お答えをさせていただいておりますが、外務省から官邸に、上納金という言葉も妙な言葉だと思いますけれども、そうした上納があるということはございません。
○河野国務大臣 監督が不行き届きであったという御指摘があるとすれば、それは残念ながらそういう御指摘、監督という言葉がいいかどうかわかりませんが、不行き届きであったというふうに認めざるを得ないと思います。六年間にわたってこうしたことが行われていたという事実はあるわけですから、それは...全文を見る
○河野国務大臣 これは、早過ぎたといっておしかりをいただくこともあるし、処分をしなければ、なぜ早く処分をしないかといっておしかりもきっとあるだろうと思います。私はやはり、松尾という人間を告発した以上はその時点で処分をするということで、一月の二十五日、告発と同時に処分をいたしたわけ...全文を見る
○河野国務大臣 あえて支援室という室をつくったのは、できるだけ仕事を合理的にやりたい、各課がそれぞれロジ担当者を持つよりは、ロジ担当者を一つにまとめて仕事をさせることで合理的に仕事をさせようという意図から支援室をつくったというふうに私は理解をしておりまして、そういう意味で、支援室...全文を見る
○河野国務大臣 審議会は、その目的、そして審議会が果たすべき役割がかなりいろいろございまして、給与の問題だけがこの審議会の本来の仕事ではないものですから、かなりいろいろな人が入っておられるということだと御理解をいただきたいと思います。給与につきまして、その給与が適正であるかどうか...全文を見る
○河野国務大臣 議員の御指摘でございますけれども、新聞、雑誌等でいろいろと外務省にかかわるスキャンダルといいますか、問題が指摘をされておりまして、これについて、私は、でき得る限り具体的な指摘であれば調査をいたします。雲をつかむような話ではなかなか調査はできませんけれども、こういう...全文を見る
○河野国務大臣 新聞社に直接抗議をするというやり方もありますし、国会での御質問にきちんと、それに対してそういうことはないと申し上げることも大事だというふうに私は思います。
○河野国務大臣 私は承知しておりませんし、御答弁でも、そういうことはないという御答弁がたしか同僚大臣からあったと承知しております。
○河野国務大臣 基本的には、私は、一人の人間が一つの場所に長くいるということに問題があるというふうに思います。できるだけ人事というものが滞らないように、動くということが重要であって、さらにそれを公正な目で見る上司がいるということが大事なんだろうと思っております。御指摘のように、金...全文を見る
○河野国務大臣 松尾元室長が外務省の研修所にいたという事実はございません。
○河野国務大臣 今御指摘になりましたように、査察使の任命につきましては、外務公務員法第十六条におきまして、「外務公務員のうち適当と認める者を査察使として派遣する」ということが定められております。私の承知する限りでは、いわば大使がそれに当たっているというふうに承知をしております。
○河野国務大臣 川島次官の発言は、そういう発言をしたかどうかも私確認をしておりませんし、仮に新聞に書かれていることを私が見た感想を言えとおっしゃられるなら、必ずしも彼の真意ではないだろうというふうに思います。むしろ、彼が非常に苦慮しておりましたのは、そうしたことではなくて、やはり...全文を見る
○河野国務大臣 荒木副大臣にお願いをしておりますのは、外務省内部の調査でございます。その調査委員会からは、先ほど申し上げましたように、この問題について一つ一つ調査をしていただいておりまして、随時私に報告が上がってきております。  これを調査報告書のような形で報告を、つまり、週刊...全文を見る
○河野国務大臣 おっしゃるとおりです。  国会に報告をしたり、場合によれば記者会見で述べるということもあるいはあるかもしれません。つまり、国会がなければそういうこともあるかもしれません。しかし私としては、随時私のところへ報告をしてきてくれていますから、お尋ねがあればそれを御報告...全文を見る
○河野国務大臣 八年前の事件といいますか事柄でございまして、これを調査するのに若干時間がかかっておりますが、本人も任地から呼び返しまして順次話を聞いておりますし、それから、その当時の査察を行いました人間も呼び出して報告を聞いております。  八年前のことでございまして、若干おぼろ...全文を見る
03月23日第151回国会 参議院 本会議 第11号
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○国務大臣(河野洋平君) えひめ丸事故から得られた教訓についてのお尋ねがございました。  外務省としては、本件事故の第一報を受けまして、海外における日本人の安全及び我が国と米国との関係にかかわる重要な問題として直ちに事実関係確認のための情報収集を開始し、判明した情報を逐次、総理...全文を見る
03月23日第151回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(河野洋平君) クレジットカードを使ったことがよかったと私が申し上げたのは、一つは、我々が調査をする上で、クレジットカードを使っていたということが調査をする上で我々にとって都合がよかったということを一つ申し上げたわけです。  それからもう一つは、クレジットカードにいた...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これまでの国会の御議論の中で、既に、松尾元室長が使った金、言ってみれば犯罪要因に絡む金だということで官房長官からも御説明、金の額であるとか使い方等に御説明があったんだと思いますが、私は思いますのに、総理が外国訪問をされますときに随行する人間は、総理の外国...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど官房長官が述べられましたように、報償費というものは積算をして予算額を決めているというのではなくて、一定額を私どもはちょうだいをして、その範囲内ででき得る限りの仕事をする。情報収集をしたり、国際関係を円滑に進める作業をそのいただいた予算の範囲内でやる...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御指摘のとおり、米軍は韓国あるいはドイツに駐留をいたしておりますが、単純に経費負担の比較は難しいように思います。周辺の国際状況その他を勘案しなければなりません。  ただ、議員がお話しになりますように、そういうことを横に置いて単純に比較をしてみろ、こうい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先般、法律案の御審議をいただきまして国会でこの法律を通していただいたわけですが、そのときにも今、議員が御指摘になりましたような議論がございました。  私どもは米側に対して節約ということをぜひ考えてもらわなけりゃ困るということを繰り返し申しまして、米側が...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 現在捜査当局が捜査をしておられまして、私どもも全面的にこの捜査に協力をいたしております。願わくは、そう遠からず全容が捜査当局の手によって解明されることを期待しております。
○国務大臣(河野洋平君) 米側の説明によりますと、十九日午後、沖縄県のキャンプ・コートニー施設・区域内におきまして、米海兵隊員が施設内のピザの販売店に勤務する日本人従業員二名が乗車している車両に向けてモデルガンを発射し、後部座席の窓ガラスに当たったとのことであります。本件による人...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 報告を聞きまして、二十二日の午前でございますが、那覇防衛施設局事業部長より在沖縄アメリカ海兵隊外交政策部長へ、また翌日午後、外務省北米局参事官より在京米隊の政務担当公使へ、同じく外務省沖縄事務所副所長より在沖縄アメリカ海兵隊外交政策部へ遺憾の意、再発防止...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 前回にも申し上げたかと思いますが、沖縄におきましては、地元の方々、そしてもちろん県も政府もこれに参加をいたしまして、米側も入ったワーキングチームをつくって、こうした事故の根絶のための努力をしていただいておるところでございます。  私は、こうした問題は一...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 沖縄県民の皆様にはまことに大きな負担を強いているということについては心からお礼の気持ちを持ちながら、しかし日米安保条約というものが日本の国全体の安全を保障し、あるいはそればかりでなくアジア太平洋の安定のために果たしている役割の大きさというものもまた一方で...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 何度かこの委員会で申し上げましたが、雑誌、新聞等で指摘を受けました問題について、具体的な問題であるならば、私は省内の調査委員会に命じてきちんと調査をいたします。  今御指摘のものは、アエラが書いたものを引用しておられるんだろうと思いますが、この問題につ...全文を見る
03月26日第151回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(河野洋平君) 一九五六年の日ソの共同宣言以来、御承知のとおりかなり紆余曲折がその経過にはございました。そうした紆余曲折がございましたこの日ロ関係につきまして、今回のイルクーツク宣言によりましてきちっと五六年を文書の上で明確にいたしまして、今、総理が御答弁になりましたよ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 念のため申し上げますと、イルクーツク声明におきましては、五六年の確認と、その次のパラグラフに、その上で一九九三年の東京宣言に基づき云々と、声明の中にはそこは入っておりますことをまず申し上げたいと思います。  さらに、これから先、専門家、そしてあらゆるレ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 報償費につきましてこれまでもしばしば御説明を申し上げてまいりましたけれども、弘友議員の締めくくり総括に当たっての御指摘でございますから、一度整理をして申し上げたいと思います。  日本を取り巻きます国際情勢というものは年一年と変化を遂げておりまして、その...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御指摘がありましたように、機能改革会議の提言を四月末までにいただくということになっております。それらを踏まえまして五月半ばには私、きちっとした考え方を提出したいというふうに考えております。
○国務大臣(河野洋平君) 報償費それ自体につきましては、これは外務省だけというわけにまいりません。官房その他にもございますので、横の御相談も、考え方の調整もなければならぬと思いますが、少なくとも、私が申し上げましたのは、外務省として国民の皆様からお預かりした貴重な税金を支出をし、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これまでもしばしば日米間でこの問題について我々取り上げてまいりましたときに、先方からも基地の問題やあるいはこの使用期限の問題等については、国際情勢についてよく検討をしてみなければ、これだけで決めるわけにはいかない問題ではないかと。国際情勢に対する認識とい...全文を見る
03月27日第151回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○河野国務大臣 法案に賛成をしていただけるということを伺いまして、お礼をまず申し上げたいと思います。  その上で、総理の訪米について大変厳しい御発言がございましたけれども、総理御自身は、私ども閣僚に対しましても、辞意を表明されたことは一度もございません。予算成立に全力を尽くすと...全文を見る
○河野国務大臣 議員は質問を先に進められたわけですけれども、私どうしても申し上げておかなければなりませんので、先ほどの御質問に一言だけ答えさせていただきたいと思います。  森総理とブッシュ大統領との使用期限の問題についてのやりとり、やりとりというか、ブッシュ大統領からの使用期限...全文を見る
○河野国務大臣 予算委員会で他省庁の閣僚の方々の御答弁というものも聞いた上で私は本日御答弁を申し上げているのでございまして、議員の御指摘は御指摘でございますけれども、どうぞ予算委員会の答弁、他の閣僚がどういうふうに答弁しているかは、御確認をいただきたいというふうに思います。  ...全文を見る
○河野国務大臣 官邸の報償費につきましては、例えば総理大臣が外国を訪問されますときに、その総理の外国訪問をより効果的にするためにさまざまな努力が必要でございます、そうした仕事、そうした努力を支える、そういう意味で、あり得ることだというふうに私は考えておるわけでございます。  た...全文を見る
○河野国務大臣 報償費が報償費の目的に沿って使われているということでありますから、私は、そうした今議員がおっしゃるような問題はないというふうに思います。まさに報償費が報償費の目的に沿って支出をされているということが御理解いただければ、そうした問題も御理解がいただけるだろうと思いま...全文を見る
○河野国務大臣 先ほど申し上げましたように、例えば、総理の外国訪問という重要な仕事、その随員として、一行として、その外国訪問を成功に導くための努力がなされる、そういうことに対して官房の報償費が使われるということは、目的の一つということがはっきりしておりますから、その目的に沿って支...全文を見る
○河野国務大臣 議員のお尋ねでございますけれども、外務省の報償費が国会議員のせんべつに使われたことは断じてないということだけは、はっきり申し上げておきます。
○河野国務大臣 しばしばお答えを申し上げておりますが、そもそも報償費の予算は、何に幾ら使います、何に幾ら使います、こういう会議がありますから幾ら使いますというふうに、積算を積み上げてきた積算の数字ではございません。もう十数年も前から同じ数字になっているわけでございまして、私どもと...全文を見る
○河野国務大臣 一月の二十五日に松尾元室長を警視庁に告発いたしましたときに、松尾元室長の告発と同時に、私どもの調査では横領事件、こう見たわけでございますけれども、こうした横領が六年間にわたって続いたということについて、横領したのは松尾個人だけれども、それをチェックできなかった組織...全文を見る
○河野国務大臣 私の責任は大変重いと思っております。大変重いと思っておりますが、まずは減給処分をみんなに命じました。横並びで、私自身は六カ月の外務大臣としての手当を一切返上いたしました。
○河野国務大臣 いろいろなお立場があるだろうと思います。例えば、知事さんであっても、公約をしても県議会がそれを認めないという場合もあるかと思いますし、それから県議会の中だけで決定できるものもあれば、そうではないものもございますから、いろいろだと思います。  まず、一般論を申し上...全文を見る
○河野国務大臣 公約は、今も申し上げましたように、自分の主張であり自分の目指すものだと思います。公約した以上は必ずそうなるかというと、そうならないものだってたくさんあるのです。  例えば、野党の皆さん方の公約はなかなか、それは与党にならない限りそれを実現することは非常に難しい。...全文を見る
○河野国務大臣 したがって、先ほど来から申し上げておりますように、知事、市長の御意見、主張というものは我々としては大変重いものだというふうに申し上げているわけで、これは重く受けとめております。  ただ問題は、これは自分だけでやれるというものもあれば、そうでないものもあるわけでご...全文を見る
03月27日第151回国会 衆議院 本会議 第17号
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○国務大臣(河野洋平君) 朝鮮半島情勢についてのお尋ねがございました。  ブッシュ新政権は、現在、北朝鮮政策を見直しているところでありまして、現時点においてその政策がどのようなものになるかは明らかではありませんが、さきの日米首脳会談後に発出された共同声明におきまして再確認されま...全文を見る
03月27日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(河野洋平君) ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。  改正の第一は、コロンビアの首都名が、サンタ・フェ・デ・ボゴタからボゴタに変更されたことに伴い、大使館...全文を見る
03月28日第151回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○河野国務大臣 大変多岐にわたって御質問をいただきましたので、できるだけ漏れないように御答弁を申し上げたいと思いますが、もし漏れておりますようでしたら、後ほどまた御指摘をいただきたいと思います。  まず、ロシアについて申し上げたいと思いますが、ロシア問題を考えますときに一番最初...全文を見る
○河野国務大臣 一言だけ申し上げたいと思います。  この種の事故に伴う補償の手続といたしましては、アメリカにおいては、当事者間の話し合いによる解決という方法と、訴訟による決着という方法があるということでございます。  当事者の話し合いによる解決という方法をとる場合に、これは海...全文を見る
○河野国務大臣 これは、私がこれはこうだということを申し上げるのは十分でないかと思いますが、御理解をいただきたいと思いますことは、イルクーツク声明の中に、一九五六年の日ソ共同宣言が両国間の外交関係の回復後の平和条約締結に関する交渉プロセスの出発点だということが書かれているわけでご...全文を見る
○河野国務大臣 対ロ外交については、いろいろな議論がございます。そして、しかもそのさまざまな議論の中には、ソ連時代の対ソ外交当時の考え方をそのまま踏襲していっていいのじゃないかという議論も一方ではあるわけです。まさに今議員がおっしゃった経済の問題などは、かつては政経不可分などとい...全文を見る
○河野国務大臣 議員が御指摘になりましたように、これは大した意味のあることではございませんけれども、私どもは、首脳会談などが行われますときに、段取りといいますか話の流れみたいなものは大体想定をして、こういうことから入っていって、こういうところではこの話をしましょうと。特に今度の場...全文を見る
○河野国務大臣 有事法制について森総理は今国会冒頭の所信表明演説でも述べておられますが、森総理の頭の中にそうしたことはずっとあるんだろうと思います。  そこで、有事法制につきましては、首脳会談の席上で、法制化を視野に入れて検討を開始していくということを自分は国会でもそういう演説...全文を見る
○河野国務大臣 国賓の答礼行事であったわけです。この答礼行事というのは、国王、王妃両陛下が二十五日においでになりまして、日曜日でございますが、月曜日に朝歓迎行事をやり、昼に昼食会をやり、夜に宮中の晩さん会をやる、そういうスケジュールがございまして、朝の歓迎行事、昼の午さん会、そし...全文を見る
○河野国務大臣 総理大臣が今抱えておられる政治的な問題がいかにたくさんあって、いかに重要な問題をたくさん抱えているかということについては、ノルウェー側には十分説明はしてございます。私もきのうの夕刻にはノルウェーの外務大臣と外相会談をやっておりまして、それらの点についてはもう十二分...全文を見る
○河野国務大臣 四島一括返還という、つまり一括という言葉を使ったことはここ十数年ないと思います。
○河野国務大臣 二島でいいなどという考え方はございません。もし二島でいいという考え方があるならば、五六年に合意ができているはずでございます。
○河野国務大臣 ございません。
○河野国務大臣 ここは詳細にわたって両方の首脳に共通の認識がまだないと私は思いますが、プーチン大統領が、今議員がおっしゃったような、余り正確じゃありませんけれども、ややそれに近い発言をされたということは、記録にございます。  そこで、例えば、専門家による協議が必要だというような...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっと意味がよく聞き取れませんでした。もう一度お願いします。
○河野国務大臣 それは、五六年宣言に書かれている文言というものを向こうは認めているということでございます。
○河野国務大臣 そこで、先ほど私申し上げたんですが、専門家による協議が必要だというプーチン発言というものがそのどの部分を指しているのかについて、もう少し我々としては先方と協議をする必要があると思っています。
○河野国務大臣 そこは、先ほど私申し上げましたように、プーチン大統領の認識といいますか考え方は、五六年宣言は、両国にとってこれはもう義務的なものだということの確認はあるわけです。五六年宣言を読めば、今議員が読み上げられたように、その九項にはそう書いてあるわけですね、平和条約締結の...全文を見る
○河野国務大臣 そこが交渉の非常に難しいところでございまして、私どもは平和条約を結べば二島の返還という具体的な作業にかかるわけですけれども、平和条約が締結されなければその具体的な作業には入れないわけですね。平和条約の締結をすれば、平和条約が締結されるということはすべての問題が解決...全文を見る
○河野国務大臣 どうも私は口数が少ないものですから、私の思いがなかなか皆さんにおわかりいただけないのですが、まさに今議員がおっしゃったように、外交交渉をやる場合には、やはり外務大臣がその外交交渉の責任者としてその先頭に立ってやるべきものです、あるいは外交交渉の指揮をとるべきもので...全文を見る
○河野国務大臣 とにかく大変難しい問題であるということは、戦争以外の方法で領土が、領土といいますかそういうものが移動するということは余り例がないじゃないかということをおっしゃる方もあります。しかし、私は、この問題は日ロ間の平和的な話し合いによって必ず解決しなきゃならぬというかたい...全文を見る
○河野国務大臣 今回のイルクーツクの首脳会談に同行されました議員は、自民党、公明党、保守党から四人の議員が同行しておられます。
○河野国務大臣 自民党からは鈴木議員、橘議員、公明党の漆原議員、それから保守党の小池議員でございます。
○河野国務大臣 この四人の方々は、先ほど私が申し上げましたように、首脳会談に同席をされたわけではなくて、首脳会談が行われたイルクーツクにおられて、この首脳会談について身近にといいますか間近にそれをごらんになって、情報も一番早い情報を得られ、さまざまな疑問があれば恐らくそこで事務当...全文を見る
○河野国務大臣 イルクーツクにおられた時間はそう長い時間ではない。つまり、総理自身も極めて短い時間しかおられなかったわけで、マルチトラックで動かれたかどうか、仮に動かれたとしても、それほど多くの作業ができたとは、能力は非常にある方ばかりがいらっしゃったわけですが、時間的になかなか...全文を見る
○河野国務大臣 ですから五六年、ですからというのは、私は議員の御主張を肯定したわけではありませんが、今回のイルクーツク声明をお読みいただけばおわかりのとおり、五六年宣言というものを確認をして、そして九三年を踏まえてこれからやっていこう、こう言っているわけです。その九三年には四島の...全文を見る
○河野国務大臣 傍聴席を確保しろという首藤議員からの御指摘は私も十分記憶をしておりますし、私自身、それについて作業もいたしました。  当初、非常に具体的に言ってしまえば、日本から国会議員が傍聴席にいた、望月政務官は傍聴席で審問委員会を聞いておられたわけです。ですから、望月議員か...全文を見る
○河野国務大臣 もう少し御説明を申し上げた方が誤解がなかったと思います。  傍聴に行かれた議員の方は、宇和島選出の国会議員の方が現地に御家族の方々と行っておられて、そして傍聴をされたということだと承知をしております。  首藤議員の先般の安全保障委員会での私に対します御質問は、...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘のように、海上自衛隊の小沢海将補を審問委員会へのアドバイザーとして政府としては派遣いたしました。  審問委員会冒頭のナスマン委員長の説明によりますと、同海将補は、直接証人への質問は行わないものの、審問委員と協議して証人への質問を提案することはできるというふ...全文を見る
○河野国務大臣 検討しろ、あるいはこういうことを申し入れろ、こういう御指摘があれば、私は、その御指摘に対して誠実に検討し、あるいは申し入れをするということをこれまでもやってまいりましたし、これから先ももちろんやってまいります。  これは少しへ理屈と受け取られるかもしれませんけれ...全文を見る
○河野国務大臣 審問委員会におきますESMについての証言でございますが、審問委員会において、ESMに関し、例えば以下のような証言があったと承知をしております。  七日の審問委員会において、本件事故の予備的調査に携わったグリフィス少将は、グリーンビルはESMを使用していたが、この...全文を見る
○河野国務大臣 えひめ丸衝突事故に関するアメリカ海軍審問委員会が二十日午後、結審したことを受けまして、委員会は非公開で審理をし、事実関係、意見及び勧告が記された報告をファーゴ米太平洋艦隊司令官に提出することとなっています。ファーゴ司令官は、報告の内容を検討し、必要な措置をとること...全文を見る
○河野国務大臣 再発防止策につきましては、この調査の結果が出るということは一つの大事なめどでございますが、私どもも再発防止のために、アメリカ側に対して何度か申し入れはいたしております。例えば、ファロン特使が日本へ参りましたときにも、私から直接ファロン特使に対しまして、米軍艦船の我...全文を見る
○河野国務大臣 相模湾といいますか、議員もそうですが、私もそこに住んでいるわけでございますが、そこがそういう区域として指定をされているということについては、それは説明を聞いた記憶がございますけれども、我々が少なくともそこで訓練が行われていることを実際に見たことはなかったものですか...全文を見る
○河野国務大臣 実習船の問題は、私どももその安全にとりわけ意を用いる必要があるというふうに思います。所管でございます文部省あるいはその他の関係者に会って話をする機会をつくりまして、そうしたことも一つの問題提起として提案をしてみたいと思います。
○河野国務大臣 私は、上納問題というのは、正直、議員のように広辞苑まで引いて、正確な意味を確認した上で御質問をされている方はそう多くないと思うのですね。週刊誌とか新聞とかそういう報道機関が、何か上納という言葉を持ってきて、上納、上納と言うものですから、何か上納問題という問題がある...全文を見る
○河野国務大臣 ちょっと土田議員の頭の整理に私と違うところがございます。それは、今回の松尾元室長によります事件で、内閣官房の金が外務省に入って云々というふうにおっしゃいますけれども、実はそうではないと私は申し上げたいわけです。  それはつまり、総理の外国訪問という一つの出来事が...全文を見る
○河野国務大臣 それはあくまでも公費でございますから、公のことに使われるのでなければならないということだと思います。
○河野国務大臣 それはもうどなたが考えられても、常識的に私的に使うということは認められないものであろうというふうに思います。あくまでも公のために使う、公の仕事が円滑に進むために使われるというものである必要があるというふうに思います。
○河野国務大臣 ちょっと私にロシア側の真意を説明しろと言われてもなかなか難しいのでございますが。私は、五六年に戻ったじゃないかという御指摘がございまして、確かに五六年を、ここをスタートにするよということを確認しましたから、何だ、また五六年のところから始まるのか、こういう意味で五六...全文を見る
○河野国務大臣 現在、日本政府として在沖縄の兵力の削減をアメリカに求める、直ちに求めるという気持ちはございません。  これは、繰り返して申し上げておりますように、国際情勢というものを確認する、国際情勢が肯定的に進んで安定した状況になっているということを確認することができれば、そ...全文を見る
○河野国務大臣 私は一月末にワシントンへ参りまして、パウエル新国務長官と会談をいたしました。そのパウエル長官との会談の席上、私から率直に沖縄の皆さんの気持ちを伝えました。沖縄県には海兵隊削減の声があります、県議会でも決議がされています、県民の気持ちを重く受けとめる必要がありますと...全文を見る
○河野国務大臣 使用期限の問題につきましては、私どもは平成十一年に閣議決定を行いまして、この閣議決定を踏まえて、政府としては、アメリカとの間で協議をしたり、あるいは国内で準備をするということをいたしているわけでございます。  政府の認識の中には、今議員がおっしゃいましたように、...全文を見る
○河野国務大臣 直ちに出るかどうかという、直ちにというのがいつを指すのか。きょう出るかと言われれば、それはきょう出ますというふうにはなかなか申し上げられないわけでございますが、本来できるだけ早く出すということのために努力をするということでございます。(発言する者あり)
○河野国務大臣 小島委員からの御質問にもございましたけれども、ブッシュ政権は、国務省、国防省ともにまだすべてのスタッフがそろっているわけではないのでございます。国務省は、パウエル国務長官のもとにアーミテージさんも副長官として加わるということが決定をされて、着々とその人事が進んでお...全文を見る
○河野国務大臣 ジュゴンの保護は私も重要だという認識を持っております。恐らく沖縄のジュゴンは、種の保護、保存を考える上でやはり相当真剣に、これはもう基地をつくるとつくらないとに限らず、ジュゴンの保護はジュゴンの保護として考えていく必要があるほど重要なものだというふうに思っているん...全文を見る
○河野国務大臣 地位協定につきましては、繰り返し申し上げておりますように、現在、合同委員会の下部機関で運用の改善について提案をしておりまして、この提案に対する米側の対応というものを見た上で考えたいというふうに思っております。
○河野国務大臣 私の認識は、容疑者の引き渡しの問題が一つの非常に重要な私に対する意識を与えております。この容疑者の引き渡しにつきましては、地位協定の運用の改善の中で既に両国で合意をしたものがあるわけですけれども、どうもそれが不十分といいますか不明確といいますか、そういう部分がある...全文を見る
○河野国務大臣 大事なことは問題の解決だと思っているわけです。ですから、問題を解決するためにどういう方法が一番いいかということが重要だと思っています。  ですから、私は、運用の改善について議論をして、この問題について納得のいくような状況にならないなら私は日米地位協定も視野に入れ...全文を見る
○河野国務大臣 それはいろいろあると思います。精神的な負担もあると思います。それから、物理的な、例えば基地の広さからくる県民の経済活動に対する制約というものがもしあるとすれば、それも沖縄県民の負担になっているだろうというふうに思います。
○河野国務大臣 これはいろいろあると思うんです。  一つは、経済的なバックアップをすることによって経済的に困難な状況が少しでも解決をするということも負担の軽減の一つであると思いますね。  基地があるがためになかなか経済的な問題が解決しない、あるいは経済の発展というものを阻害し...全文を見る
○河野国務大臣 恐らく、沖縄の皆さんが感じておられる負担というのは、いろいろあるんだろうと思います。  思いつくままに幾つか申し上げれば、基地があるがゆえに、例えば騒音による被害というものもあるかもわかりません。あるいは訓練によるさまざまな問題もあるかもしれません。こういった問...全文を見る
○河野国務大臣 前段おっしゃいましたことは私もよくわかっております。ただ単に経済的な問題とか土地面積の問題だけではない、しかしそれも重要なことだということはお認めいただきたいと思います。と同時に、私は、やはり精神的な問題が非常に大きいと、先ほども最初に申し上げました。それは、沖縄...全文を見る
○河野国務大臣 これはどうも私がお答えをするのは十分ではないかもしれません。それはむしろ、先ほどから申し上げているように、国際情勢の認識でございますとか、あるいは日米双方がどういうふうにこの問題について安全保障の視点に立って議論をしているかということが重要ではないかと思うからでご...全文を見る
○河野国務大臣 ただいま議題となりました国際電気通信連合憲章(千九百九十二年ジュネーヴ)を改正する文書(全権委員会議(千九百九十四年京都)において採択された改正)及び国際電気通信連合条約(千九百九十二年ジュネーヴ)を改正する文書(全権委員会議(千九百九十四年京都)において採択され...全文を見る
03月29日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(河野洋平君) 昨日来いろいろとこの問題について議員の方から私に対するお問い合わせがございますが、どういうふうにお答えをしていいか、実は大変戸惑っているわけでございます。  官房長官も記者会見で述べておられますように、答礼の宴に総理が出席できなかったという例はそう少な...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは、その後で議員の方々とお食事をされたという報道に接しておりますけれども、その議員の方々が総理とどういう話をされたかという中身まで私は承知しておりませんので、そこで重要な経済問題について話をしたかもしれませんし、あるいは議会運営について話をされたかも...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 国会で御審議をいただきました来年度の予算につきましては、野党の皆様方から、いや野党ばかりでなく与党の中からも大変厳しい御指摘もいただきましたし、国民の皆さんの御批判が非常に多かったことを私は十分承知をいたしております。これに対して、私といたしましては、み...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員の御指摘がどれを指しておっしゃっておられるのかよくわかりませんが、私は、今回の予算委員会での御審議その他を踏まえまして、今申し上げましたように、より一層外務省報償費の使用について厳正、厳格に対応しなければならぬと考えておりまして、本省分あるいは在外公...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御指摘のように予算がもう既に通っておりますが、若干の工夫の余地があるかと思いますけれども、つまり出張旅費の分野でございますから回数に限度はもちろんあると思いますけれども、可能であろうというふうに私ども考えております。
○国務大臣(河野洋平君) 機能会議が今まだ御審議中でございまして、四月中には御提言をいただけることを私期待しているわけでございます。機能改革会議の御提言をいただければ、その御提言を踏まえてきちんとしたルールをつくりたいというふうに考えておりまして、そのルール作成に当たって今御指摘...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 松尾室長にかかわる問題を外務省として調査をいたしましたときに、周辺といいますか関係者といいますか、当然前任者であるとか、後任でございますとか、上司でございますとか、そういう人物からは任意で話を聞いております。したがって、この後任からも話は聞いておる次第で...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私としても大変そこは苦悩したところでございます。  まず最初に申し上げたいと思いますことは、私は終始一貫、今回の問題は松尾元室長の個人的な犯罪、松尾元室長による、彼の私腹を肥やす、彼自身の私的な消費に公金が使われたと、このことは松尾個人の問題だと思って...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 不十分だったではないかという御指摘が前段ございましたが、私どもも、五千四百万の横領の疑いが非常に濃いということを申し上げたときにも、これは我々が告発をするために事実関係の一つをつかんだということであって、これがすべてではございませんと。しかし、これから先...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) もちろん、今は議論からすべて公開ということになっております。
○国務大臣(河野洋平君) 防衛庁から御答弁申し上げるのが適当であるかもしれませんが、私から一言コメントをさせていただければ、チェイニー発言というのは確かに我々も承知しておりますが、チェイニーさんの御発言は一九九二年の発言でございます。一九九二年の発言を二〇〇一年に照らして、これが...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) アーミテージ発言は、我々にとっても相当関心を持って見なければならないものだと思います。とりわけアーミテージさんが今回しかるべきポストにつかれたということもございますから、これについては我々として十分真剣にかつ慎重にこれまでのアーミテージさんのこうした報告...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先般の日米首脳会談におきまして、総理からは、先ほど防衛庁長官が御答弁になりましたけれども、それと同時に、沖縄問題について総理は、ブッシュ大統領には沖縄県民の負担への配慮が重要であって県民の気持ちを酌む必要があるんだということを伝えておられます。  これ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほども齋藤議員に御答弁を申し上げましたが、松尾元室長にかかわる疑念を晴らすために、あるいは疑念を確認するために、外務省としては相当綿密な調査をしたつもりでございます。ただし、これらはいずれも任意によって事情を聞くということでございますが、任意の事情聴取...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、まだ後任の人物について容疑者だというふうに断定をできる段階ではないというふうに思っておりますし、繰り返して申し上げておりますが、外務省として捜査をするに当たっては任意の捜査しかできないわけでございますから、そこで、私どもとしては捜査当局にお願いをし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外務省設置法は、第四条第七号において、外務省の「所掌事務」として、「国際情勢に関する情報の収集及び分析並びに外国及び国際機関等に関する調査に関すること。」を掲げております。また、その他の所掌事務を遂行する際にも、付随する事務としての関連情報の収集というこ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、情報というものは同じものでも、いかに早くその情報を手にするかということによって情報の価値は相当違ってくるということがあると思うんです。  その情報を入手するということについて、その情報自体が漏らされるということについて違法でも何でもない情報であっ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この情報収集活動というものは、いろんなケースがあると思うんです。  こういう言い方は適当でないかもしれませんけれども、政治的でないものに、例えばスポーツの大会の誘致なんというのも、それに取り組むときには、これは可能性があるかないかなんということの情報を...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) イルクーツクで行われた首脳会談では、私はクラスノヤルスク合意で二〇〇〇年までに合意をしようという約束ができなかった、そのことについての何といいますか、総括とでもいいますか、二〇〇〇年末まで頑張ったけれどもこういうこととこういうことしかできなかったというこ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 五六年の共同宣言というものが、これまでの間に一時期ソ連側によって非常に否定的に扱われたという時期がございました。その後は、もちろん九〇年代に入りましてそういうことはなくて、むしろ四島問題について議論をしていこうということにはなっていたわけですが、ここで改...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 大変もう今や歴史的な五六年前後の問題についてお話をいただいたわけですけれども、私もうっすらとその当時のことを記憶いたしておりますし、文書ではその後何回も読んでおりますが、五六年の共同宣言は本来ならば平和条約を結ぶために努力をしていた。平和条約を結ぶために...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) どうも佐藤先生の御議論は、御経歴とお人柄と話術が私どもにとって大変考え方をややこしくさせることがよくあるんです。  私は、総理のそのおとといの問題は、別に子供が病気でいて遊びに行ったから母親が怒るだろうとかということとは全く次元の違う、つまり例示として...全文を見る
03月30日第151回国会 衆議院 本会議 第19号
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○国務大臣(河野洋平君) 私は、中東を訪問した折に、我が国の中東政策について、しっかりとそこに根をおろす外交が必要だ、こう考えました。  したがって、私は、まず、日本の外交政策の中で、一つは、イスラム文明に対する理解というものが十分でない、イスラム文明との文明間対話というものを...全文を見る
04月02日第151回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(河野洋平君) 御指摘がございましたように、内閣府が発表いたしました世論調査の結果を見ますと、ただいま議員からお話がございましたように、積極的な支持者というものが減りまして、どちらかというと慎重論者と申しますか、縮小をすべきではないかといったお考えの方がふえているという...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ODAを考えていく場合には、幾つかの考えるべきポイントがあると思います。例えばタックスペイヤーの皆さんには、今もいろいろ御議論がありましたように、我が国の国益を踏まえてどういう意味があるかということについてよく御説明をする必要があると思います。それは御説...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外務省職員によります不祥事件が発生をいたしまして、官房報償費の使途につきまして甚だ不適切な事態が発生をいたしましたことを心からおわび申し上げます。  そうした事件にかんがみまして、私どもとしては外務省内に再発を防止するためにさまざまな措置を講じておりま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 安保理に日本が常任理事国として席を得るということについて、私どもといたしましてはこう考えております。  二十一世紀におきましても、世界の平和とか安全というものを考える上で国連の安保理が果たす役割は極めて大きいと、こういう安保理に、今、議員がお話しになり...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘のように、ロシア機の領空侵犯が生じましたのは二月の十四日でございます。  外務省東郷欧州局長がパノフ在日ロシア大使に対しまして厳重に抗議をするとともに、ロシア政府として、今お話がありましたように、原因の究明、かかる領空侵犯の再発を防止するため...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、ブッシュ政権がスタートをいたしまして、コリン・パウエル国務長官が新たに国務長官のポストにつかれました直後、一月の終わりでございますけれども、ワシントンでいわば外相会談を行ったわけでございます。その外相会談の折には、日米二国間の問題についても十分話を...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 我が国の外交政策の中で、ODAをどういうふうに使うか、もっと言えばODAをどう見るかというのは極めて重要な政策決定だと思います。  私自身、ODAの問題についていろいろな専門家の話などをずっと聞いておりますけれども、今日的に見てみますと、ODAつまり政...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほども御質問にお答えをしたわけでございますが、確かに本日のODAに関する先生方の御質問は我々として十分心しなければならないポイントだというふうに考えております。  私、ちょっと言葉を落としましたけれども、我が国のODAの中にはまさに、例えば資源の問題...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど来から申し上げておりますように、二十一世紀、我々が中国に望むといいますか、中国にこうなっていってほしいなということ、何を考えているかといいますと、やはり中国がより一層開かれた社会になってほしい、そして中国がもっと国際社会に関与して、経済的にも社会的...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと詳細は参考人から御説明を申し上げますが、私どもが聞いておりますのは、内陸部といいますか西部地域の開発について中国側からアイデアが出てまいりましたときに、私どもは、そうした考え方はむしろ民間の直接的な投資によって行われるということがふさわしいという...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今、国際社会ではさまざまな組み合わせによる援助、支援というものが行われております。よく言われます南南援助なんというのはその一つでございますが、必ずしもそう豊かではない国であっても、やはり歴史的な経緯あるいは地理的な状況その他を考えて、その国が最も効果的な...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 中国は、経済的な改革というものは進んでいくのではないかというふうに思います。ただし、あれだけの広い国、おっしゃいますようにさまざまな階層があり、さまざまな地域、非常に困難な生活を強いられている地域もあるわけでございまして、一概には言えないと思いますけれど...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと微妙な問題でもございますので、お許しをいただきたいと思いますが、少なくともこれまでペルーの日系社会全体として何らかの意見表明がなされたということは我々は承知しておりません。また、他の南米諸国、周辺国ですね、南米諸国からも、これまで我が国に対して意...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ペルーは今、大統領選挙に向けて国内でさまざまな議論が起きているわけでございます。こうした選挙前の議論でございますだけに、私どもは注意深くそれらの議論を聞かなければならぬというふうに思っております。  しかしながら、基本的にはフジモリ前大統領の扱いにつき...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 情報収集の問題については、今ここでどういうところで何があったという具体的なことを申し上げるのは御容赦をいただきたいと思いますが、当然、私どもといたしましては、例のペルーの人質事件等がございましたあの当時以来、相当な情報の収集その他には気を使っているところ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほども一度御答弁を申し上げましたけれども、まだブッシュ政権のアジア政策というものははっきりと我々に見えてこない部分がございます。これは、担当者もいまだに未定、上の方は決まりましたけれども直接の担当者ということになるとまだ決まらない。ついせんだって行われ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ハワード・ベーカー氏が駐日大使になられるであろうということは、我々もその実現が極めて強いと認識をしております。問題はその時期がいつになるかということだと思いますけれども、ベーカー氏がそう遠からずアメリカで認証を受けて日本に着任をされることになるのだろうと...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) フォーリー大使のインタビューの記事を私も拝見いたしましたが、今御指摘がございましたのでもう一度読み返しているところですが、ここでフォーリー大使は、まず前段、今のところ在日米軍基地をほかに移す計画はありませんということを言っておられるという点に議員は懸念を...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員の御指摘はKEDOの問題と理解をいたしますが、このKEDOの問題につきましては、日米韓で大変な協議をいたした結果、こうした結論を出したものでございまして、基本的に申し上げれば、我が国としてその結論を簡単に変えるという意思はございません。  例えば、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日米首脳会談は、図らずも日米両国の株価の下落という目に見える状況の真っただ中で会談を行うということになったわけでございます。したがいまして、この日米首脳会談の大きなテーマが経済問題になるだろうという予測は十分可能であったわけであります。  ただし、議員...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 日本の外交評論家の中にも、対インド政策というものは対中政策の牽制の意味でも非常に意味があるということを指摘する意見がございます。ございますが、我が国としてはそうした観点ではなくて、インド政策と申しますか、インドとの関係を進めるということの重要性を私ども考...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 官房長官御答弁のとおりでございますが、私から若干の補足をさせていただきたいと思います。  と申しますのは、外務省といたしまして、他の主要国が我が国と同様、報償費というものを持っているか持っていないか、使っているか使っていないか、使っているとすればどのぐ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この報償費は、一番大きな使途は情報収集だと思います。  情報収集は、もう議員も御承知のとおり、だれかからか情報を聞き出す、集める、こういうことになるわけで、いつかは公表できるだろうという先ほど後段のお尋ねでございますが、それはいつかは公表できる状況にな...全文を見る
04月02日第151回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(河野洋平君) 犯罪の被害者に関する一九八五年の国連の宣言についてお尋ねがございました。  御指摘の宣言は、我が国を含めた百二十カ国強が参加して開催をされました第七回国連犯罪防止会議において無投票により採択をされたものであります。我が国は、犯罪被害者に対する適切な配慮...全文を見る
04月03日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(河野洋平君) 機密の保持は極めて重要な問題だと思います。それは、自分たちだけにとって大事なのではなくて、情報を共有する、あるいは情報をお互いに知らせ合う、そういう立場に立ってみても、その情報の機密がきちっと保持されるかどうかということはまことに重大な問題だというふうに...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 危機管理は、さまざまな場面でさまざまな体験をしながら、危機管理の重要性あるいは危機管理体制をさらに充実していかなければならぬということを痛感しながら進んでいるわけでございます。  一つは、総理大臣の指揮下に情報が集中できるという体制をつくるということを...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 正しい教科書が使われているかどうかということは大変重要なことだと思います。しかし、世界百数十カ国の教科書を全部毎年チェックするというのもこれまたなかなか難しいことでございまして、そうした仕事を国際教育情報センターが担ってやっておられるということを我々は評...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 月原議員はもう十分御承知のとおり、日米間では緊密な常に連絡というものがあるわけでございまして、今回の事故につきましても、通報は事故の発表前に我が方に来ております。そうした通報を私ども受けておりますが、先方との関係がございますので、逐一の連絡状況その他は御...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 現在までのところ、アメリカ側の発表、中国側の発表、それぞれございます。事実関係についての発表がございましたけれども、双方の発表する事実関係というものにも若干の違いがあって、どれが真実であるかということについてはまだもう少し情報をきちんととって精査しなけれ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 段々お話を伺って、防衛庁が非常に有為な人材を防衛駐在官として推薦をしてくださっているということを感謝したいと思います。  私も時々外地へ参りまして大使館で防衛駐在官の方に会うこともございます。非常に立派な人材だというふうな印象を持っております。これは、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 昨日の午前十時過ぎにアメリカの原子力潜水艦シカゴが我が国への事前の通報なしに佐世保港内に入港し、十一時過ぎに出港した。外務省より在京アメリカ大使館に対し事実関係の確認を求めたところ、米側より、遺憾ながら、米海軍内の連絡ミスが原因と判明したとの報告を受けた...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私はそう思いません。これは、二十四時間前に原潜到着予定時刻及び停泊またはその他のいかりをおろす場所などについて日本の政府当局に通報するということは、これはむしろアメリカ側の声明によってそれがはっきりしているわけでございますから、私はそういうふうには理解し...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 三月二十八日の記者会見で、アメリカが京都議定書を支持しないという立場を表明されたわけでございます。その後、直ちに我が方といたしましては森総理よりブッシュ大統領に書簡を出しまして、地球温暖化に対してこの京都議定書が持つ意味は非常に大きいので、これは今のアメ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 大統領の声明によりますと、一つは途上国が参加しないということはこうした問題を進めていく上で極めて適当でない、途上国の参加がどうしても必要だと。それからさらに、アメリカ経済に大きな影響がある。アメリカ経済が今こういう状況の中でこうしたことをやるということは...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は当然アメリカにもあると思います。
○国務大臣(河野洋平君) 条件闘争と言ってしまっていいかどうかというのは、軽々しく言ってしまっていいかどうかというのは私にはまだわかりませんが、アメリカは、地球の温暖化対策に対する別のアプローチを自分たちは考えたいというふうに言っているわけでございまして、京都議定書それから昨年の...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 北方領土の問題は非常に難しい問題です。非常に難しい問題ですけれども、これはやはり私は法と正義にのっとって解決をすべきものだというふうに思います。法と正義にのっとって解決をすべきものだということは、これはプーチン大統領も言っておられるわけで、私は、この日ロ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) それは、領土が二つの主権の間を動くときには、戦争によって動くとか、かつては領土を買った国もないわけじゃありません。ないわけではありませんけれども、我々の主張は、北方四島は本来我々のものなんだということを主張しているわけで、我々のものを我々が買うなんという...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 一九五六年にその当時のソ連ですね、日ソ共同宣言というのを発出して、両国の首脳が署名をして両国の議会がそれを承認した日ソ共同宣言というのがございますが、この日ソ共同宣言によって、戦争状態を終結する、それから戦争等によって起きた賠償問題はこれで一切、ちょっと...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 一九九三年にエリツィン大統領が日本に来られたときに、大統領は、ロシア連邦の大統領として、またロシア政府を代表してと言って、我々として、我が国に捕虜として収容された貴国国民の同胞を決して忘れない、その方々に対して醜く不当なことがなされたのだ、その中の多くの...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど申し上げました日ソ共同宣言の第六項によりましてすべての請求権を相互に放棄しているわけですから、賠償を請求するようなことはいたしておりません。
○国務大臣(河野洋平君) 言ってみれば、事実上、戦争状態の延長線上にあったわけです。ソ連はサンフランシスコ講和条約には参加しておりません。そういう状況でございますから、日ソ間には極めて不正常な状況が続いていたわけでございます。したがって、この五六年によって初めて日ソ関係というもの...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、北方四島についてはお願いをしているという感じは持っておりません。正当な権利を主張するという態度で交渉に臨んでいるつもりでおります。
○国務大臣(河野洋平君) 委員の御質問の少し前にアエラが特集を組みました。私もそのアエラの記事を読んでおりましたから、アエラを見て議員とすれば何かのヒントを得たのではないかというふうに感じてああした発言をしたわけでございまして、特に他意があって申し上げたわけではございません。
○国務大臣(河野洋平君) 池子の住宅地は、かねてからいろいろないきさつのある場所でございます。私どもも、ごく最近は状況を見たことはないのでございますが、住宅建設が行われておりますころには何度も行って現地を見ております。あの辺一体はもともとは弾薬庫の跡であったわけで、弾薬庫として相...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 米側からは、当初、これは連絡のミスであったという返事が参りました。それで、私といたしましては、連絡のミスというのでは納得できないと。これは、こういうことがなぜ起きたのかしっかりと原因について、その理由について説明をしてほしいと。その原因についての、あるい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 二十四時間前の通報の必要性というものは、今、議員が御指摘になったと同じような認識を私は持っております。したがいまして、米側に対してこの二十四時間前の通報については、これをしっかりと求めていかなければならぬというふうに思っているわけです。  えひめ丸事件...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私としては、まずとにかく最初に原因の説明というものを求めたいというふうに思っております。その原因の説明を得ました後に、どういう対応をとるかを考えたいと思っています。
○国務大臣(河野洋平君) 朝鮮半島をめぐります動きは、私の感じとしては四、五カ月前とは随分違う感じを受けております。三、四カ月前まで、つまりクリントン政権の時代には、オルブライト国務長官までピョンヤンに行って北朝鮮の幹部とさまざまな話し合いをし、相談が調えば大統領の訪朝もあるとい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) アメリカは三月二十八日の記者会見におきまして京都議定書を支持しないとの立場を表明いたしました。アメリカは地球温暖化政策をまだ見直し中であって、その結果は現時点では予断はできませんが、我が国としては、こうしたアメリカの動きが気候変動交渉に与える影響を大変懸...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと環境省に確認をしないと、私……。
○国務大臣(河野洋平君) さまざまな批評があったり推測があったりいたしますけれども、私の立場からアメリカ大統領のそうした考え方についてコメントをするのは御容赦をいただきたいと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 私、一月末にアメリカへ参りまして、ブッシュ政権の国務長官になられたコーリン・パウエル氏と話をいたしました。そのときに私は、非常に率直に私の気持ちを申し上げるがと言ってパウエルさんに申し上げたのは、アメリカはやはり何といっても二国間の交渉というものを重視す...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私も今御指摘の報道はテレビで見ました。ああした報道があったことは承知しておりますけれども、先般の日ロ首脳会談における具体的なやりとりについて申し上げるのは、今こういう日ロ関係でいろいろやりとりが続いている状況の中でございます、差し控えさせていただきたいと...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 我が国の対ロ非核化支援につきまして、その概要につきましては、我が国はまずロシアへの非核化支援として総額約二百億円の支援を行うこととしております。これは日ロ間で九三年に八十一億九千万、九九年に百二十二億円をプレッジしております。  次に、支援の具体的内訳...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まず最初に、この米軍の基地について申し上げたいと思うんですが、米軍が日本におりますのは日米安保条約第六条の規定に基づいて我が国において施設・区域を使用することを許されていて、これらの施設・区域は安保条約の目的達成のため使用されているわけであります。こうし...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今やもう吉岡議員にお読みいただくような本を推薦するのは大変御無礼でございますから、もう御推薦は申し上げません。むしろ、先生がお書きになった本をひとつ私に一冊いただきたいものだと思います。
○国務大臣(河野洋平君) 条約局長に答弁させます。
○国務大臣(河野洋平君) 外国の軍隊が駐留をするということが、例えばその地域の住民にとって大変な負担になるという現実は今我々が目の前で見ているわけであります。    〔委員長退席、理事佐藤昭郎君着席〕  したがって、そうしたさまざまな負担あるいは文明の違いなどからくる違和感、...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外務省としては、有事法制の検討を行うに際しましては、米軍の行動にかかわる法制、すなわち日米安保体制の円滑かつ効果的運用を図るとの観点から、この米軍の行動にかかわる法制というものは重要な課題だと認識しております。
○国務大臣(河野洋平君) 我が国に対する武力攻撃に際し必要と考えられる法制といたしましては、一般論としてですが、自衛隊の行動にかかわる法制、米軍の行動にかかわる法制、自衛隊及び米軍の行動に直接にはかかわらないが国民の生命、財産保護などのための法制が考えられるわけであります。  ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 繰り返し申し上げて恐縮でございますが、具体的な検討内容やスケジュールにつきましては、先ほど内閣官房からも御答弁がございましたとおり、内閣官房を中心に関係省庁で検討していくことになっているわけであります。
○国務大臣(河野洋平君) さっき言ったのは池子。
○国務大臣(河野洋平君) 調査をいたします。
○国務大臣(河野洋平君) 未来永劫こういう形が続いていくかどうかは別として、二十一世紀の、少なくとも我々が想像できる、想定し得る場面で中国の存在というものは極めて大きなものであろうということは想像できると思うんです。  その中国が一体どっちに向かって動くか、どういうことを考える...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 昨夜、私は国連の総会議長にお目にかかりました。ホルケリさんというフィンランドの方でありますが、国連の総会議長はきのう東京におられてきょうは広島に行くということでございましたから、私はぜひ広島へ行って広島をよく見てきてくださいということを申し上げました。 ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 川島次官もそうですし、私も同じでございますけれども、その松尾元室長がどういうふうに室長として仕事をしていたかを説明しろと言われて説明をすることは、本当に恥ずかしいことです。本当にきまりの悪いことなんです。私は、普通の顔でしゃべっていますけれども、これは事...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まことに残念ながら、私はこうした事実を私自身も既に承知をしておりまして、こうした事実、こうした状況だったからああした問題が起きたという認識が私にはございます。  したがって、問題は、何としても再発を防止するためにはこうした仕組みを変えなければいけない。...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) どういう順序でお答えをしていいかわかりませんが、事件の真相を解明するということも重要だと思うんです。事件の真相を解明するために今捜査当局にお願いをして捜査はしていただいているわけです。その捜査当局の捜査によって、事件の真実といいますか真相といいますかが解...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 松尾元室長自身の問題については、先ほど申し上げましたように、捜査当局に捜査をお願いしておりますが、松尾室長に付随するといいますか、その周辺で起こった問題については、今、荒木副大臣に調査委員長になっていただいて調査をいたしております。  今、こうした状況...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 半月とか一カ月とかという日付を申し上げることはなかなか難しいと思います。  我々としても、全力を挙げて調査をいたします。
04月04日第151回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○河野国務大臣 議員が御指摘になられましたように、平成十四年度から使用される中学校の歴史教科書につきまして、文部科学省において、いわゆる近隣諸国条項を含む教科書検定基準などに基づきまして、教科用図書検定調査審議会の審議を経て厳正に検定が行われたものと承知をしております。  昨日...全文を見る
○河野国務大臣 議員御指摘のとおり、中国、韓国が御指摘の教科書の問題について非常に大きな関心を持っていたあるいは懸念も有していたということを、私のところに来られた方々からのお話でも私は承知をしております。  韓国からは何人かの議員団がお見えになりました。中でも金鍾泌氏は、外務省...全文を見る
○河野国務大臣 これはもう教科書検定の手順、手続というものは既に完了をしたわけで、文部科学大臣が検定という決定をなさったわけですから、私は、これがこれから変わるということはないというふうに申し上げていいと思います。  それから、今お話しのように、これから地方でそれぞれの学校がど...全文を見る
○河野国務大臣 私は、努力をしたいと思います。努力をしたいと思いますが、なかなか難しい問題もあるのだろうと思います。  内閣は、村山内閣の歴史認識というものをそのまま引き継いで内閣の歴史認識ということをお互いに閣僚はみんな認め合っているわけでございまして、そういう村山内閣当時の...全文を見る
○河野国務大臣 検定作業中に、原本とでもいうのでしょうか白表紙本とでもいうのでしょうか、よくわかりませんが、そういうものが外に出る。これは、外国に出ることも、国内に出ることですら非常に問題だと私は思いますね。検定作業が厳正に行われるといいますか、フェアに行われるためには、そうした...全文を見る
○河野国務大臣 新聞でそうした報道を承知しておりますけれども、こうした問題については、文部科学省の中においてきちんと処理をされるべきものだろうと思います。外務省としてはこれに関知をしていないわけでございますから、所管の文部科学省においてきちっと処理をしていただきたいというふうに思...全文を見る
○河野国務大臣 今回のこうしたことに関して韓国、中国がさまざまな発言をされたり、いろいろな状況があるいはあるかもしれない。しかし、外務省としては、全力を挙げてそうしたことがないように、日本との関係が、先方でもそう言っているわけですが、良好な状況というものを維持するために我々ができ...全文を見る
○河野国務大臣 現在の中国、韓国の反応というものは、けさのニュースなどを見ただけであって、どこまで考えておられるか、どこまで反発しようとしておられるかということは、正直言ってまだよくわからない部分もございます。  ただ、私どもとしては、誠心誠意、先ほども下村議員に御答弁を申し上...全文を見る
○河野国務大臣 伊藤議員は十分その辺は御理解をいただけると思いますが、こうした問題は少し落ちついて話をするということが大事じゃないかというふうに思っておりますので、直ちにどうするかということではなくて、先方は確かに、深い遺憾の意とかあるいは強い憤慨と不満を表明する、こう言って、非...全文を見る
○河野国務大臣 まず最初に申し上げなければならないのは、ブッシュ政権がまだ、アジア政策を担当する担当のスタッフが全部決まったわけではないという問題が一つございますので。つい先日も行われました、これはちょっと話が違いますけれども、北朝鮮対策をやろうという日米韓三カ国の政策調整会議の...全文を見る
○河野国務大臣 例の合意された枠組みというものだと思いますが、パウエル長官は、一月でしたか二月でしたか、この合意された枠組みというものは尊重する、遵守していくのが基本だ、しかし、これを改善できる方法があったりあるいはもっといい選択肢があればそれはそういうことも当然考えるんだと、そ...全文を見る
○河野国務大臣 事実関係はかなり誤認があると申し上げざるを得ません。  自分自身のことについて申し上げれば、確かにモスクワを訪問した際、イワノフ・ロシア外相との間で相当厳しい議論をして、我が国の主張というものを述べて相当な長時間のやりとりをしたということは事実でございますが、そ...全文を見る
○河野国務大臣 大変長い時間が経過をしておりまして、ロシア自体が、かつてはソ連邦であったものが現在はロシアに変わっているというぐらい、長い歴史と変化の上にこの問題が未解決でずっと残ってきてしまったわけでございます。  一九五六年の共同宣言、あの当時は相当踏み込んで、一九五六年に...全文を見る
○河野国務大臣 日ロ関係というものは、先ほども申し上げましたように、なかなか難しい二国間関係なのでございます。さっきも申し上げましたように、冷戦時代あるいは日本とソ連と言われた二国間の時代、そういう時代を経て、今冷戦も終わり、日ロという関係は本当に、かつてのことを考えれば伸び伸び...全文を見る
○河野国務大臣 議員もいろいろ勉強をされて、旧島民の方のお話を聞かれたり、さまざまな歴史についてもお調べになったりしておられるわけでありますが、現実の外交交渉というものがなかなかそう簡単なものでないこともまた御理解をいただきたいと思うんです。  私は、一九五六年、日ソの共同宣言...全文を見る
○河野国務大臣 議員がお話しになりましたように、もう安保理改革はその議論が始まって七年あるいは八年たつわけでございます。  この間さまざまな議論が行われましたけれども、昨年、ミレニアムサミットが国連で行われたときを我々は一つのターゲットとして、国連内の、いわゆる国連世論といいま...全文を見る
○河野国務大臣 森・ブッシュ首脳会談の中では、安保理改革についての話がございまして、それを受けまして、日米共同声明の中にその文言を盛り込みました。すなわち、両首脳は効率性の向上を目的とする国連安保理改革推進に関する両国のコミットメントを表明した、この関連で、両首脳は日本の安保理常...全文を見る
○河野国務大臣 アメリカは、その議員の中に、国連との関係について非常に消極的な議員がおられて、相当発言権の強い議員でございますが、そうした議員の影響も受けておるのでしょうか。  あるいは、私に言わせれば、アメリカという国自身がどうも、ああいう国際会議といいますか、マルチの場で何...全文を見る
○河野国務大臣 前回の国交正常化交渉が昨年の十月の末に北京で行われたわけでございます。その北京で行われました会談の中で、今回はこれでやめよう、次は双方の準備が整ったらやろう、こういうことで別れてきているわけでございまして、双方の準備が整ってきたかどうかというのは、まさに、先方の都...全文を見る
○河野国務大臣 私が申し上げたのは、北の方ができていないと言ったわけではなくて、できていないのではないかというふうに申し上げたつもりでおります。  我が方にとりましても、現在の朝鮮半島の状況の変化というものは、我々もまだまだ考えなければならない余地が実はございます。それは、アメ...全文を見る
○河野国務大臣 今北米局長からるる御答弁を申し上げましたように、これまでの今議員もおっしゃいました幾つかの例もございます。今回が私にとりましては全く納得ができなかったものですから、米側に対して強く申し入れをしたわけです。米側も早速にその原因等を調査して、遺憾の意をあらわしてきたわ...全文を見る
○河野国務大臣 外務省といたしましては内閣官房の報償費について詳細をお答えする立場にはないわけでありますが、しかし、思いますのに、内閣総理大臣の外国訪問の際に、訪問団の活動条件を整えて、首脳外交を円滑に遂行し、成功裏に終わらせることを目的として報償費が支出されたものであって、内閣...全文を見る
○河野国務大臣 日米地位協定が規定をしておりますものは大変幅の広いものでございます。せんだっても申しましたように、環境の問題やら何やらいろいろなものが地位協定の中で律せられているわけでございまして、地位協定の改定に取り組むとなれば、あらゆる部分についてこちらも主張しなければなりま...全文を見る
○河野国務大臣 十五年使用期限問題は、議員がおっしゃいますように、県知事あるいは市長の選挙における公約でもあったわけで、その公約を支持された多くの県民、市民の皆さんがいらっしゃるということを私どもは十分よく承知をしておりますから、このことは大変重いものだというふうに思っているわけ...全文を見る
○河野国務大臣 正直、条約を御審議いただくのに相当時間がかかっておりますことはおっしゃるとおりでございまして、この点はまことに申しわけないことだ、もっと適切に条約を処理していくべきであるというふうに私自身思っております。  ただ、議員も御承知と思いますけれども、まことに難しいこ...全文を見る
○河野国務大臣 けさほど、アメリカのパウエル長官と京都議定書の問題につきまして電話会談を行いました折に、この問題に触れて、私から、現在我が国国内でも原子力潜水艦について非常に高い関心を持っていると、引き続きその通航に当たっては安全性確保などを要請したわけでございます。  これに...全文を見る
04月04日第151回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○河野国務大臣 いろいろと御指導いただいたことを感謝申し上げたいと思います。  日本で行われますサミットが、東京から離れて地方で行うということは初めてのことでございまして、一体、沖縄でサミットを行うということが、十分に準備が整うだろうかという心配もあったわけでございます。  ...全文を見る
04月09日第151回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○国務大臣(河野洋平君) 松尾元室長の事件と申しますか起こした問題は、現在捜査当局によってその真相が明らかにされるべく努力中でございまして、先般も、その中の一部分と申し上げていいかと思いますが、起訴ということになりました。またさらに、再逮捕ということになりまして、それ以外の問題も...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 松尾元室長にかかわる問題につきましては、基本的に私どもは、松尾室長の問題については捜査当局にお願いをして、捜査当局をしてその真相の解明をしていただいていると。これはまずそういうことでございますが、その松尾問題と申しますか、今回の事件に付随して、言ってみれ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 調査報告書の中で記載をいたしまして、それに基づいて告発をいたしまして、告発をすると同時に捜査当局にすべての情報等を提供いたしております。これも予算委員会等で御議論をいただきましたけれども、口座の中身と申しますか口座のバランスと申しますか、そういったものに...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 現在、外務省が仮に調査をするとすれば、松尾本人から任意で事情を聞く、あるいは任意でそうした資料を提出してもらう以外には我々には捜査権がないわけですから捜査ができないわけでございますが、松尾自身は既に逮捕されておりまして、私どもが情報を任意にせよ何にせよ聞...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、松尾問題に絡むその周辺と申しますか付随する問題及びメディア等で指摘をされた問題、あるいは何もメディアとは限りませんけれども具体的な指摘があれば、その問題については外務省の調査委員会で調査をいたしますということを申し上げているわけでございまして、事件...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 協力ということをどこまで協力と言うかという問題があるかと思いますけれども、少なくとも松尾本人から事情を聞いて、本人から事情の説明があり、松尾本人から口座について、つまり自分が受け取った公金はこの口座に一度入れてあるという説明があって、その口座について私ど...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) A銀行、すなわちこれも予算委員会で申し上げておりますから具体的な名前を申し上げていいかと思いますが、第一勧銀でございますが、第一勧銀に持っておりました口座に松尾自身は受け取った公金を入れたということを言っているわけでございまして、当時の調査、外務省から任...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) そこは先ほどから申し上げておりますように、外務省としては強制的な捜査権を有していないわけでございまして、それについて松尾元室長にどうしたんだと言っても、松尾自身から任意で事情を説明しない限り我々にはそれを知り得ることはできないという状況にあったわけでござ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは、先ほどから申し上げておりますように、捜査当局が鋭意捜査をしておりまして、先般来起訴をした、あるいは再逮捕をいたしましたときの容疑その他を見れば、その金額は相当に多くなっているということは議員も御承知のとおりだろうと思います。先般起訴をいたしました...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 申しわけありませんが、今ちょっと手元にクレジットカードによります決済が、どういうものが決済されていたかという具体的なものがございませんが、少なくとも松尾元室長は公金支払いに個人名義によるクレジットカードによる決済を行っていたということは確認をされておりま...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) それは一月二十五日までの調査の中で、口座の中からクレジットカードで引き落とされているものの使途が個人的なものであるか公のものであるかというチェックは当然しなければならないというふうに思っております。  公的なものに使われたものは、これはクレジットカード...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私どもの調査をした段階におきましては、クレジットカードを使用して支払ったものは公金、公的な支払いというふうに承知をしております。
○国務大臣(河野洋平君) これも松尾元室長の任意の説明でございまして、その任意の説明によれば、クレジットカードによる支払いは公的な支払いに使用していたということを本人は言っているわけでございます。ただ、それは完全に確認ができておりませんで、これらの資料はすべて捜査当局に提出をして...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今のお尋ねは官房報償費のことだというふうに解釈をいたしますが、官房報償費の減額が当然であるかどうかについて私が申し上げる立場ではございませんけれども、報償費の使途については、いずれの使い方が行われているかということについて私には申し上げる資料もなければ能...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 官房報償費の使途についてはいろいろ官房でお考えがあるだろうと思います。  これまでの報償費が余るだろうという見方もあると思いますけれども、ここ十数年間全く増額もなしに来た報償費でございますから、いや、もう余るどころか今まで相当窮屈に使っていたんだという...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 公金を松尾元室長が受け取ってそれを口座に入れた、口座に入れればもう横領だろう、定期預金に入れれば横領だろうと、こういうことをおっしゃるわけですが、定期預金と普通預金の口座を非常に頻繁に金が動いていると。それは、彼が持っているクレジットカードでの支払いが時...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 大変申しわけありません。想像という言葉は適当でございませんので訂正をさせていただきますが、実際に定期口座から普通口座への振りかえが頻繁に行われているということは確認できております。
○国務大臣(河野洋平君) 先ほど来から申し上げておりますように、現時点におきまして、松尾元室長に絡みます、松尾元室長の私ども横領事件と考えておりますが、これらの事件の関係の書類その他すべて捜査当局に提出をしておりまして、現在私どもの手元にはないのでございまして、御提出を申し上げる...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 予算委員会でもお尋ねがございましてお答えをしたと思いますが、私は昭和六十一年に会長だったと思いますが、就任をしていることは事実でございますが、その協会がどういう作業をしたかということについては、私、正直言って十分承知をしていないと申しますか記憶をしていな...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) よくお尋ねの趣旨がわかりませんが、政治家として外国の政治家との関係で、非常に何といいますか個人的に肝胆相照らす友人というものはできるということはあると思います。  お尋ねは、そういうことではなくて、政治家としてどうかというお尋ねであるかと思いますけれど...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) どうも私から御答弁をどう申し上げていいかわかりませんが、いずれにせよ、政治家であると同時に国際人でもあるということはあって不思議ではないというふうに思います。  要は機密というものは何かということになるんだろうと思いますし、それはそれだけの高い地位にお...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 御承知のとおり、報償費は、その予算において積み上げ方式で予算を要求しているわけではないわけでございます。ここ十年以上、一定の予算をちょうだいし、その予算の範囲内ででき得る限りの情報収集あるいは国際会議におきます効果的な運営その他に資するための使用が行われ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは政府の態度は全く一貫しておりまして、四島の帰属を確定して平和条約を締結する、これが我が国の一貫した態度でございます。  この考え方は今回のイルクーツク声明の中にも、そうした我が方の基本的な考え方を持って総理はイルクーツクに行かれて、イルクーツク声...全文を見る
04月10日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○河野国務大臣 米中関係が良好な関係で推移するということは我が国にとっても極めて重要なことでございまして、今回の事故に際しまして、私は先般アメリカのパウエル国務長官に電話をいたしまして、電話でやりとりをしたわけでございますが、その中でも私は、今回の事故はできるだけ速やかに円満な解...全文を見る
○河野国務大臣 今、まさに議員がお話しになりましたように、私は、四月の三日だったと思いますが、この事件を受けまして、記者会見におきまして、なぜこういうことになったのか、原因をはっきり確認して報告してほしいということを申しまして、その報告が来るまでは、自分としては原潜の入港には協力...全文を見る
○河野国務大臣 幾つかお尋ねがございましたけれども、まず、米側から二十四時間前の通報は儀礼的なものだという発言があったということをお話しになりました。私も、そうした発言があったということは報道で承知をいたしましたが、これらにつきましては、米側は、これはアメリカを代表する発言ではな...全文を見る
○河野国務大臣 内閣答弁書のとおりと認識しております。
○河野国務大臣 これはもう申し上げるまでもないと思いますけれども、有事法制の検討はおっしゃるように憲法の範囲内で行うものである、これはもう言うまでもないことだと私は思っております。  そういう前提といいますか、そういう考え方をまず申し上げた上で、有事法制というものは、自衛隊が文...全文を見る
○河野国務大臣 このたびの接触事故につきましては、中国は責任は完全にアメリカ側にあるとして謝罪を求めているものと承知しておりますが、事故原因を含めて事実関係というものの詳細が明らかになっていない現在、我が国としてはさらに関連情報の収集にまず努めることが重要だと思います。  そう...全文を見る
○河野国務大臣 先般も御説明を申し上げましたとおり、防衛駐在官の処遇につきましては、もう議員御承知のとおり、かつて外務省と防衛庁との間で協議の上、大幅な改善が行われたわけでございます。  防衛駐在官は、在外公館に出向した後に再び防衛庁に戻られる方々であることを考えまして、その処...全文を見る
○河野国務大臣 議員が御発言になりました、私の四月三日におきます発言が態度を変えたかのようにおっしゃいますが、私は態度を変えたことはございません。きちんと、前段でまず発言をいたしましたのは、原因を究明し、それを確認して通報をしてくるまで入港に協力できないということを前段言ったので...全文を見る
○河野国務大臣 私、こだわるわけではございませんけれども、四月三日の私の発言は、アメリカ原子力潜水艦シカゴの無通報入港について原因を究明して通報をしてこいということを言ったのであって、一般論を述べているわけではないわけでございますから、そのシカゴの無通報入港について、先方が、連絡...全文を見る
○河野国務大臣 御指摘の、平成九年七月でございましょうか、ホワイトビーチに原潜が入港したという記録は議員お持ちなのだろうと思いますが、その記録はさらに、記録の中につけ加わっているかもわかりませんが、その折の問題は、原潜が出港後、乗組員にけが人が発生して急遽再入港をした、こういうこ...全文を見る
○河野国務大臣 佐世保にエンタープライズが入港したときのことを、私は非常に強い印象を持って、今でも記憶をいたしております。私も当日佐世保におりまして、相当激しい入港反対運動があったのを目の当たりで見ていたからでございます。  それはそれといたしまして、原潜につきましては、米ソの...全文を見る
○河野国務大臣 議員の御指摘は十分心して、アメリカとの話し合いをいたしたいと思っております。  今回の問題につきましても、パウエル国務長官に私、たしか四月の四日だったと思いますが、電話をいたしましたときに、既にパウエル長官のところにはこの問題については報告が上がっておりまして、...全文を見る
04月12日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○河野国務大臣 前田さんがいろいろお書きになったりお話しになったりしていることを時々私も読ませていただいております。  そのキャリアを見れば、この手の話に相当専門的であられるはずでございますが、その専門的であられるはずの前田さんのお話としては、いささかこれは私には納得のいかない...全文を見る
○河野国務大臣 アメリカがアジア太平洋の地域の平和と安定というものに大きな関心を持っている、これも別に悪いことではない、否定する必要はないことだと思います。  他方、今川議員がおっしゃるように、日本がもっと主体的にこうした問題について積極的に外交努力といいますか、そういうものを...全文を見る
○河野国務大臣 集団安全保障と集団的自衛権についてお尋ねでございますが、もう今議員が述べられましたが、もう一度整理して申し上げますと、集団安全保障とは、平和に対する脅威、平和の破壊または侵略行為が発生したような場合に、国際社会が一致協力して、このような行為を行ったものに対して適切...全文を見る
○河野国務大臣 紛争予防というのは、今、国際社会の中で、とりわけ先進国が最も関心を持つ問題だというふうに私は認識しております。  一体、紛争というものはなぜ起こるか。今議員がおっしゃいましたように、民族間の問題もありますし、あるいは宗教上の摩擦もあります。あるいはもっと深刻なの...全文を見る
04月12日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(河野洋平君) ただいま議題となりました国際電気通信連合憲章(千九百九十二年ジュネーヴ)を改正する文書(全権委員会議(千九百九十四年京都)において採択された改正)及び国際電気通信連合条約(千九百九十二年ジュネーヴ)を改正する文書(全権委員会議(千九百九十四年京都)におい...全文を見る
04月17日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(河野洋平君) 今回の改正は、いずれも通信技術の進歩、各国における電気通信の民営化の進展など、ITUを取り巻く環境の変化に対応するITUの組織改革を目的として採択されたものでございます。  我が国は、九四年改正の採択後、ITUのさらなる改革の動きに参加し、その成果を注...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今回の改正は、ただいまも森山議員にお答えを申し上げましたとおり、いずれも通信技術の進歩、各国における電気通信の民営化の進展など、ITUを取り巻く環境の変化に対応するITUの組織改革を目的として採択されたものでございます。  我が国は、九四年改正の採択後...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと、経過について政府参考人から御説明をさせていただきます。
○国務大臣(河野洋平君) 条約の扱い方についても議員から御意見がございました。  今の議員の御意見を十分踏まえて、条約の扱い方といいますか、私ども実は衆議院でも少し条約がたまっているんではないかという御指摘をいただいたこともございまして、これらについて、条約をどういうふうに処理...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まず、民間の電気通信事業者のITUの活動への参加につきまして、これを促進するため、例えば参加手続の簡略化というような規定が設けられて、さらに一層参加が促進されるだろうということをまず申し上げておきたいと思います。  電気通信事業の民営化などに伴います各...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 確かに、議員がおっしゃいますように国際機関でございますから、主権国家がこれに参加をしていろいろ議論をし、ルールを決めて進めていくということがそのスタートの時点であったと思います。  しかしながら、近年になりまして電気通信の民営化の進展が著しいと。技術開...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まず、前段の御質問の事実関係だけ申し上げたいと思います。  十日に李登輝氏の代理人が査証申請書類を交流協会台北事務所に持参したのは事実であります。我が方としてこれをいわゆる正式申請とはしかしとらえておりませんで、また受理したということも私どもは承知して...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この申請、先ほど正式な申請とか正式な受理とかという言葉を使ったわけでありますけれども、正式な申請というのは、ではどういう意味があるか、どういう状況であれば正式な申請であるかということになると、必ずしも明確になっているかどうかということに多少私も不安なしと...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ちょっと、大変申しわけありませんが、担当者も連れてきておりませんし、非常に機微な問題でございますから、正確を期したいと思いますので、ぜひきちんと担当者を呼んで説明をさせたいと思いますので、今回はお許しいただきたいと思います。
○国務大臣(河野洋平君) こうしたことをこの席で申し上げるのが適当かどうかわかりませんが、お尋ねにお答えをする材料として、四月十六日に中国外交部のスポークスマンが発言をしておりますので、その発言を引用させていただくことをお許しいただければ、中国外交部のスポークスマンは、今回特に注...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外交責任者としてこれは結論を出さなければならぬ問題だというふうに思っております。
○国務大臣(河野洋平君) 今、森山議員に御答弁を申し上げたとおりでございまして、私はこの問題は非常にいろいろな問題を含んでいるというふうに考えます。いろいろな問題を含んでいるし、日中関係の根本にかかわる問題でもあるというふうに思いますが、それはそれとして、人道問題というものはまた...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) まず、私が先ほど中国外交部のスポークスマンの話を引用しましたのは、森山議員から、中国は一体なぜ反対しているのかというお問い合わせでございましたから、私は、中国の意見をここで申し上げることは適当かどうかと言いながらも、中国の意見を御紹介することが一番中国が...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 外交上の友好ということを定義づけろとおっしゃられても、そう一言で私、申し上げるほどの知識がございませんが、例えば日中両国における友好という場合には、少なくとも双方が理解し合う、そして好ましい方向に進むということだろうと思います。
○国務大臣(河野洋平君) さまざまな国の教科書の中には、日本について事実を誤認したものがございます。そうした場合に政府として申し入れをするということではなくて、現在我が国としては、外務省認可の公益法人でございます国際教育情報センターというのがございまして、この国際教育情報センター...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 内政干渉という言葉が一体何を指すかということについては、これはいろいろ議論があるところのようでございます。  私どもが承知しておりますことを申し上げますと、内政干渉に当たるか否かについては、国際法上、内政干渉とは他の国家が自由に処理し得るとされている事...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) これは中国、韓国を指して恐らくイメージしておっしゃっておられるんだと思いますから申し上げますと、私どもは中国、韓国に対しては、検定制度というものがどういうものであるかということについては繰り返し説明をしているわけでございまして、このことは広く国民すべてに...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 先ほども申し上げましたように、内政干渉というのは強制的に自国の意思に従わせるという行為であるという国際法上の定義に照らして言えば、私はまだ内政干渉だと断定するというところまでは申し上げられないと思います。
○国務大臣(河野洋平君) この問題について、中国と韓国の対応を並べて単純に比較するということはできないと思います。  中国の態度が抑制的であるかどうかということまで、私はまだこの段階では申し上げられないという感じを持っております。中国はさまざまな問題を抱えておりますから、そのさ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 私は、今、歴史教育について何かお尋ねにお答えをするのは少し僣越なような気がいたしますし、私自身にもそんなに深い知識がございませんが、日本外交にとって、あるいは今日の近隣諸国と日本との関係について言えば、私は、教科書の問題もありいろんな問題がありますけれど...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 今回の教科書をめぐるさまざまな意見というものは、一つは我が国の教科書検定の手順、手続というものについて十分理解が行き届いていない、あるいはそうした手順というものを認めないといいますか、そうしたものにあるいはなれていないと申しますか、そういったところからも...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) この問題につきましては、文部科学大臣あるいは官房長官からそれぞれコメントあるいは談話が出されております。そのコメント、官房長官のコメントの中には、「我が国の教科書検定制度は、民間の著作・編集者の創意工夫を活かした多様な教科書が発行されるとの基本理念に立つ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 議員御指摘の一九五二年六月に国連、すなわち国際連合に加盟申請を我が国は提出したわけでございますが、その中で、日本国民は国際連合の事業に参加し、かつ憲章の目的及び原則を行動の指針とすることを熱望している、また、日本国民の間には諸国間における平和及び協力を助...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) 個人的な見解と問われても、やはり閣僚でまだおりますので、個人的見解を申し上げるべきでないと思います。  ということになれば、今回の教科書問題というのは、文部科学省が以前から行ってきた諸手続を踏んで教科書検定をやって、最終的に教科書としてこれはふさわしい...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) やはり我々は、自由主義、民主主義と同時に基本的人権の尊重というものは極めて重要な、そして普遍的な価値を持つものだというふうに考えておりますから、この人権には人一倍関心を持たざるを得ません。  ただ、その人権がどういうふうに使われるか、あるいは人権もダブ...全文を見る
○国務大臣(河野洋平君) ヘリですか。
○国務大臣(河野洋平君) このヘリコプターは確かに国公賓の輸送に使うということでございますが、いずれにしても航空機の維持管理は、これは一元的に防衛庁にお願いをして防衛庁でやっていただいていることでございまして、私どもがこの問題にどういうふうにかかわるかというのはよく防衛庁とお話を...全文を見る