高村正彦

こうむらまさひこ



当選回数回

高村正彦の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月15日第129回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○高村委員 今まで政治資金の疑惑について、秘書が、秘書がと言った政治家はたくさんいたわけでありますけれども、個人の借金について、秘書 が、秘書がと言った政治家は私は初めて見たわけであります。そういう意味で、深山さんにここに来ていただいたわけでありますが、深山さん個人については心...全文を見る
○高村委員 ほかのどういう方法があったんですか。
○高村委員 銀行送金ということはなかったですか。
○高村委員 普通、一千万というお金を支払うときに、一千万の札束、現金を持っていくというのは極めて不自然なんです。一番自然なのは銀行送金ということなんですが、間違いありませんか。
○高村委員 返済金の、一回一千万ですね、大体において。どうやって工面しましたか。
○高村委員 細川事務所の中にはたくさん札束が積んであって、そこからぽっと持っていったんですか。それとも、銀行からおろして持っていったんですか。
○高村委員 やりくりはいろいろあったんだと思いますけれども、最終的には銀行に集まって、そこから一千万おろして持っていくのが普通じゃないですか。
○高村委員 九回か十回に分けて返しているわけですね。そんなに、ちょうどそのときに株で売ったというようなことがあるのですか。それとも、大体原則としては、いろんなやりくりはしたにしても、最後は銀行にあった中から普通だったら一千万おろして持っていくのが私たちの常識でありますが、細川事務...全文を見る
○高村委員 銀行に寄せるということはしていない。最後は現金で積んでおくか銀行か、どちらかなんですよ、いろんなことやりくりしたにしてもですよ。最終的には、現金で積んであるかあるいは預金になっているか、どっちかから持っていくということになるんですが、どちらですか。  それと、あわせ...全文を見る
○高村委員 極めて不自然な説明ですね。  それは、株を売ったりあるいはいろいろなやりくりしてお金はできるんだけれども、最終的に、持っていく前に、それが銀行に集まるか、あるいは現金として積んであるか、これも不自然ですけれども、どちらかになると思うんですが、ほとんどの場合ですよ、そ...全文を見る
○高村委員 実は、私は東京佐川の貸付金の元帳のコピーを今持っているわけであります。それを見ますと、確かに返済されたかのごとく処理がされているわけであります。しかし、上手の手から水が漏れたといいますか、現金ではなくて銀行振り込みがされたようになっているんです。ある銀行の北砂支店普通...全文を見る
○高村委員 銀行振り込みだということをお認めになると、この銀行からこの銀行に移った、そういったことははっきり記録に残っているわけですから、それで困るから現金だと、あくまで現金だと、こういうふうに主張しているんじゃないんですか。
○高村委員 細川さんが出した借入金返済一覧と いうものを見ますと、毎年十二月に元金一千万ずつ利息とともに返済した、こう書いてあるんです。これは、実際は佐川の方が中で政治献金として処理したから、細川さんも細川事務所も深山さんも本当はいつ処理されたかも知らないからこそ、毎年十二月な...全文を見る
○高村委員 NTTの株の売却益が、これは上田さんの売却益のはずなのが、政治団体の口座に入れた、こういうことを言っておられますね。極めて公私混同、政治家も時々公私混同する人もいますけれども、政治家自身の金と政治団体が混同されることはあっても第三者の金と混同するなんてことはめつたにな...全文を見る
○高村委員 利息の処理について、細川さん側からすれば、最終的に佐川各社から政治献金としてもらったんだ、利息分を。だけれども、形式的に細川さん個人の口座から政治団体の口座に移しかえたから、形式は整えたんだ、こういうことをおっしゃいましたけれども、利息のお金というのはかなり半端なお金...全文を見る
○高村委員 確認いたしますが、利息相当分そのままの数字が個人口座から政治団体に移ったことはないのですね。
○高村委員 領収書はホルダーに所持していた、こういうことをおっしゃいましたけれども、これはずっと、あなたが細川事務所を退職されるまで保持しておられましたか。
○高村委員 根抵当権が抹消されたのはあなたが退職された後ですよね。それまでは、領収書というのは大変大事な資料である、相手がまだ返してもらってないと言ったら抵当権の抹消もできないわけですから。それだけのものがあったのに、いつの間にかなくなっちゃったということは、極めてこれも不自然。...全文を見る
○高村委員 先ほど申し上げました東京佐川の元帳を証人に示してよろしいでしょうか。  示した上でもう一度お聞きしますが、間違いなく現金で持っていったのですか。
○高村委員 細川さんは、このお金を借りた目的、使途ですね、マンションの購入と山門、土塀の修理、こういうことを言っておられますが、借入金の受け取りは、第一回が五十七年十月十日、三千万円で、マンションの購入は五十七年七月、まあ、このマンション購入という目的が真っ赤なうそであったことは...全文を見る
○高村委員 ちょっと先ほどの点に戻りますけれども、現金を持っていった。東京佐川の経理のだれに現金を手渡しましたか。
○高村委員 あなたは、最も普通のお金を渡す方法であれば銀行送金なんだけれども、これは経理の担当者として大変ありがたい借金だから、誠意を示すために持っていった、こういう趣旨のことをさっき言われましたけれども、それはただ、相手がだれだかもわからない人に渡してくるのなら、銀行送金だって...全文を見る
○高村委員 いや、そのすべて計らっていただいた担当者の名前を知らないのが不自然だと、私はそう申し上げておるのですが、本当に最初から名前、知らないのですか。
○高村委員 その担当者の人は、最初のときと後のときでかわるのですか。ずうっとずうっと同じ人とつき合っていたのですか。それともちょいちょいかわられるのですか。
○高村委員 一番最初の方は、かなりいろいろなことであなたも相談されたりなんかしておられるだろうと思うのですね。この三人のうち、最初の人も含めてだれ一人名前も記憶ないのですか。
○高村委員 一億円のことが国会で問題になって、細川事務所に昨年十二月ごろ行って、金利は政治献金として処理しているということを最初からきっちり説明されたわけですね、細川さんの事務所に対しては。
○高村委員 ちょっと違った話ですが、ことしの四月二十日のフォーカスに、深山さんが後援会の幹部に、佐川から一たん入った金は総額二十四億円になる、こういうことを言ったという記載があるのですが、それは事実ですか。それとも正規に入った政治献金並びにこの一億円しか入ったことがないのですか、...全文を見る
○高村委員 事実無根だとすれば、細川さんに対しても深山さんに対しても大変な名誉棄損ということになりかねない記事だと思うのですが、細川さんが何らかの措置をとったということは私は知りませんが、深山さんが何らかの措置をとったことがありますか、このことについて。
○高村委員 歯牙に入れてないといっても、これは怪文書じゃないので、公に発刊された、一応新潮社という、書いてあるから全部本当だと私も思いませんよ。思いませんが、一応公に発刊された文章であるわけですから、やはりこのこと、あなたの名前が出て、そして細川さんも大変なことになっているのなら...全文を見る
○高村委員 昨年の十二月一日の予算委員会でこの一億円の借り入れについて疑惑が提起されて、四月八日には細川さんはこのことが原因で誌局やめられることを表明されたわけであります。それで、この間、マスコミがあなたの所在、マスコミ等といいましょうか、あなたの所在を随分探したのですが、なかな...全文を見る
○高村委員 国会で証人喚問されなくとも、日本の国にはマスコミでもいろいろなところで細川さんの疑惑を晴らしてあげられる場があるはずじゃないですか。あなたもかつて仕えられていたのだから。普通の人の心情であれば、本当に返したものであれば、進んで出て、返しました、そこには一点疑惑はありま...全文を見る
○高村委員 深山さんは、早く証言したかったと、こう言っておられるんですが、その邪魔しておられた各党の人は反省していただきたい、こう思うわけでありますが、永田町では、専らあなたは、新生党の山田正彦代議士、この人は弁護士でもあるわけでありますが、このもとに身を寄せて、その人の指示で行...全文を見る
○高村委員 一億円を返したことは細川さんに立証責任があることでありますが、その主張に何ら合理性、真実性がないということが、きょうの証言を聞かれて、多くの方がわかっていただけたと思うわけであります。総理大臣まで務められた方が、疑惑の隠ぺいをするのに元秘書まで巻き込んでいることに深い...全文を見る
07月21日第130回国会 衆議院 商工委員会 第1号
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○高村国務大臣 このたび経済企画庁長官に就任いたしました高村正彦でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  内外ともに多事多端の折、経済運営のかじ取り役である経済企画庁長官を拝命し、その責任の重大さを痛感しております。  現下の経済運営の第一の課題は、我が国経済を一日も...全文を見る
07月21日第130回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第2号
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○高村国務大臣 このたび、経済企画庁長官に就任いたしました高村正彦でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  内外ともに多事多端の折、経済運営のかじ取り役である経済企画庁長官を拝命し、その責任の重大さを痛感しております。  現下の経済運営の第一の課題は、我が国経済を一日...全文を見る
07月21日第130回国会 参議院 商工委員会 第1号
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○国務大臣(高村正彦君) このたび経済企画庁長官に就任いたしました高村正彦でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  内外とも多事多端の折、経済運営のかじ取り役である経済企画庁長官を拝命し、その責任の重大さを痛感しております。  現下の経済運営の第一の課題は、我が国経済...全文を見る
10月12日第131回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○高村国務大臣 今大蔵大臣からお答えありましたけれども、本計画は二十一世紀初頭までを展望した長期的な計画であることに加え、その具体的実施に当たっては、各時点の経済財政事情を踏まえつつ、国、地方、公団、事業団等各種公的企業等が、それぞれの社会資本の性格に応じ適切な対応を図るものであ...全文を見る
10月17日第131回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(高村正彦君) 税制改革全体が中期的にどういう影響を与えるか試算をしてみました。GDPで言いますと、平成六年度から平成十一年度、六年間で平均○・四%押し上げる、こういうことであります。また、経済成長のパターンを内需主導型のものにする、それから中堅勤労者の勤労意欲を高める...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) それぞれの年度に分断して計測していないわけでありますけれども、先行的に減税が実施される、そのことの累積効果が、消費税が上がった時点においてもその累積効果の方が大きくて全体的にプラスの効果がある、こういうふうに見ております。
○国務大臣(高村正彦君) 二十一世紀初頭に高齢化社会がピークを迎えますが、それまでに必要な社会資本の整備のおおむねを達成したい、そういうことを目指して今後十年間でどのくらいの公共投資をやったらいいか、こういうことを目指して行ったものであります。  規模の点は委員御指摘のとおりで...全文を見る
10月18日第131回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(高村正彦君) 御指摘のとおり、緩やかながら回復の方向に向かっている、こういうふうに景気判断を変更させていただいたわけであります。これは必ずしも景気が本格的回復軌道に乗ったということではないわけであります。  回復という言葉をこの局面で初めて使った根拠でありますが、従...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 総点検は総点検たりに一応最終結果を出したものでありますけれども、その後も引き続き合理化努力は進めていく、こういうことであります。
○国務大臣(高村正彦君) 努力をするということは、努力だけする、結果はどうでもいいと、そんな話じゃありません。努力をして、そして経企庁としても厳正に、それぞれの所管の官庁が審査をするのを私たちもそれなりに相談にあずかっていく、こういうことであります。
○国務大臣(高村正彦君) それぞれの事業体、そしてそれぞれの所管官庁、できるだけ情報を公開していくように経企庁からもお願いしてまいります。
10月19日第131回国会 衆議院 商工委員会 第1号
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○高村国務大臣 当委員会が開催されるに当たりまして、今後の経済運営の基本的考え方について簡単に申し述べたいと思います。  現下の経済運営の第一の課題は、景気を一日も早く本格的な回復軌道に乗せることであります。  我が国経済は、このところ明るさが広がってきており、緩やかながら回...全文を見る
10月21日第131回国会 衆議院 商工委員会 第2号
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○高村国務大臣 ことし夏が暑かったのは太平洋高気圧が強かったためでありまして、私がそうしたわけではないわけであります。  九月七日の記者会見で、雲が多い中で云々と言ったのは、二日後に月例経済報告がある、根掘り葉掘り聞かれても正確に申し上げるわけにいかないし、うそもつくわけにいか...全文を見る
○高村国務大臣 PL法につきましては、本年六月、衆参両院とも全会一致で成立し、七月一日に公布されたところであります。河合先生初め商工委員会の皆様方に大変お世話になりましたことをここで改めて御礼申し上げます。  本法は、製品関連事故の分野において、過失責任の原則を欠陥責任の原則に...全文を見る
○高村国務大臣 この法律の目的は、欠陥製品による被害者の救済という観点から、製品関連事故に係る損害賠償に関する責任要件を過失から欠陥に転換することにより、被害者の立証負担を軽減することであります。製品に起因する事故から消費者を保護するためには、事業者、消費者双方の自己責任原則をも...全文を見る
○高村国務大臣 御祝儀の質問にしては質問通告のないことを聞かれてちょっと戸惑っているわけでありますけれども、数次の経済対策、それなりの効果はあった。今住宅投資とともに堅調なのは政府投資だ、こういうことを言われているわけで、それなりの効果はあった、こういうふうに考えております。 ...全文を見る
○高村国務大臣 本計画は、二十一世紀初頭までを展望した長期的な計画であるということが第一であるわけでありますが、その具体的実施に当たっては、各時点の経済財政事情を踏まえつつ、国・地方、公団、事業団等、各種公的企業等が、公共事業関係長期計画、各年度の予算、地方財政計画等のもと、それ...全文を見る
○高村国務大臣 御指摘の点は一々ごもっともだと思います。  ただ、繰り返すようでありますが、それぞれ社会資本の性格が違う、それから事業主体が違う、今の段階で具体的な財源等についてすべてを見通すことは困難であるということを申し上げたわけでありますが、次の世代に負担を残さないように...全文を見る
○高村国務大臣 今公共事業の内外価格差等について建設省の方でかなり大がかりな調査をしていただいていると承知をしております。私たちもそれに対して大変な関心を持っているわけでありまして、まさに先生御指摘のように、これから透明性を確保して情報をできるだけ公開して、御指摘の方向に行くよう...全文を見る
○高村国務大臣 現内閣は、前内閣における五月二十日の公共料金年内引き上げ実施見送りに関する閣議了解を継承することを確認しているわけであります。今継承しているのでありまして、凍結解除は行っておりません。  ただ、先生もそうだと思いますが、一般に凍結解除と言われるのは、七月に総点検...全文を見る
○高村国務大臣 一方で、昨年の十一月時点で日本全国の道路施行命令が現実に出ているわけであります。そして、その道路をするためには、財源措置がなければ実際に着工できない、第二の国鉄をつくってはいけない、そういうことになっているわけで、私は、ある意味では、こちらの施行命令、建設命令だけ...全文を見る
○高村国務大臣 これから物価全体に悪い影響を与えないように個別具体的に厳しい審査を加えてまいりますし、それと同時に、透明性を確保するために情報公開、情報といっても経済企画庁がみんな持っているわけではありませんで、事業主体、所管官庁、そういったところにできるだけ情報公開をするように...全文を見る
○高村国務大臣 生活者、消費者優先の経済社会をつくっていくために、規制緩和、内外価格差の是正ということは絶対に大切なことだと思いますので、そのように努力していく所存でございます。  価格破壊という言葉がいいかどうかわかりませんが、これだけ内外価格差がある中で、値段がリーズナブル...全文を見る
○高村国務大臣 通産大臣がおっしゃったとおりであると思います。  ニュービジネスの展開、あるいは消費者の選択の自由の拡大、あるいは内外価格差の是正、そういったことであるかと思います。当初は摩擦が生ずる面もあるかと思いますが、活力ある経済社会をつくるために規制緩和ということは絶対...全文を見る
○高村国務大臣 PL法は、製品関連事故の分野において過失責任の原則を欠陥責任の原則に修正するものであり、製品の安全性に関する消費者利益の増進を図る観点から画期的なものであると考えております。  とりあえず、それだけです。
10月24日第131回国会 衆議院 税制改革に関する特別委員会 第3号
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○高村国務大臣 景気は今年度中に本格的回復軌道に乗るのではないか、乗らせなければいけない、こういうふうに見ております。  明るさが増してきたところでありますから、当面は本年度の予算を着実に執行する、そういったことが肝要ではないか、こういうふうに思っております。
○高村国務大臣 株価のことはわかりませんけれども、経済そのものは緩やかながら回復の方向に向かっていると認識しております。ただし、為替相場等、懸念すべき要素があることももちろんでありますし、企業設備等まだ調整過程にあるということも、そのとおりであります。
○高村国務大臣 確かに長い不況でありましたけれども、今や緩やかながら回復の方向に向かっている、そういう認識は持っているわけであります。内外価格差等非常にある中で、価格破壊という言葉がいいかどうかは別として、非常に価格が今リーズナブルな方向に動いている。そういう中で、景気の一点から...全文を見る
10月25日第131回国会 参議院 商工委員会 第2号
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○国務大臣(高村正彦君) 当委員会が開催されるに当たりまして、今後の経済運営の基本的考え方について簡単に申し述べたいと思います。  現下の経済運営の第一の課題は、景気を一日も早く本格的な回復軌道に乗せることであります。  我が国経済は、このところ明るくが広がってきており、緩や...全文を見る
10月27日第131回国会 参議院 商工委員会 第3号
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○国務大臣(高村正彦君) ただいま政府委員から説明いたしましたように、「このところ明るさが広がってきており、緩やかながら回復の方向に向かっている。」、こういうような状況下でありますから、ただいま必要なことは平成六年度予算を着実に執行することであると。もちろん先生御指摘のような懸念...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 今直ちに私がこれは延ばしますとか言える立場にあるとは思っておりませんが、景気が緩やかながら回復の方向に向かっているというのが一方であり、一方でそれにもかかわらず、企業設備等は多少の動きが見られるもののまだ調整過程にあるというのも事実でありますから、そうい...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 先ほど政府委員からお答えしたように、必要な社会資本の整備を人口構成の若いうちにやっておこうということでこの計画を定めたわけでありますから、財源は全部後世代にツケ回したよというようなことは許されるわけではない。私はそれなりに当然の心構えを言ったつもりであり...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 羽田内閣で決めた年内凍結措置というのは村山内閣でもそのまま引き継いておりますので、公共料金の値上げそのものは来年からになる、こういうことは御了解いただきたいと思うわけであります。  ただ、公共料金が上がることが来年からということは、必ずしもその認可手続...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 企業合理化努力を促進するような仕組みをつくれということは非常に重要なことだと思います。非常に重要なことであると同時に、非常に難しいことでもあるわけであります。プライスキャップ制ということが議論になるようになったことは非常にいいことだと思っておりますが、必...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 内外価格差の是正縮小に向けた取り組みについては、これまで実態調査に始まって、輸入の拡大、規制の緩和、商慣行の是正、円高差益の還元等、各般の施策の着実な実施を図ってきているところであります。  現在、急速な円高の進展に伴って、産業界におけるリストラの対応...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 規制緩和についての先生のお考えには基本的に全く同感であります。  経済企画庁は実質的規制は持っておりませんけれども、経済企画庁として規制緩和が経済にどういう効果を及ぼすのかというような研究成果を発表する等によって規制緩和の推進に貢献してまいりたい、こう...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 我が国経済は、企業設備等の調整過程にあるものの、このところ明るさが広がってきており、緩やかながら回復の方向に向かっているということであります。ただし、為替等懸念すべき要因もある、こういうことだと思っております。
○国務大臣(高村正彦君) 猛暑は一過性のものだからはしゃぎ過ぎてはいけないという意見があることはよく存じております。それはそのとおりなんですが、やはり波及効果もありますので、全体を見れば理論的には一過性なのかもしれませんが、景気は気のものでありますから、今後についてもかなり持続的...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 日銀総裁がおっしゃったように、ドルの全面安だというのは客観的な事実であろうかと思っております。ドルの全面安だと言ったからといって危機感が薄いということにはつながらない、大変警戒感は持っているわけであります。  それで、このたびの円高というのは、十月中旬...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 円高が急激に進んだ場合に、デメリットが最初にどんと出て、後だんだんメリットも出てくるということは私はあり得ることだと思います。  ただ、前のときと全く違うというのは、今度の場合は内外価格差が開く方向での円高でありますから、前のときと基本的に状況が違うと...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 住宅産業が非常にすそ野が広いというのはおっしゃるとおりでありますし、日本の住環境は必ずしも十分でない、先進国に対しておくれているというようなこともあるわけでありますから、こういったことについては累次の経済対策で今までもやってきて、そしてことしも非常に堅調...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 確かに御指摘のように、円高等に伴って中小企業等大変厳しい状況であることは認識はしているつもりでございます。  ただ、先ほどから申しておりますように、住宅投資あるいは政府投資が非常に堅調に進んでいる中で、政府委員も先ほど申しましたように、円高のある意味で...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 政府が簡素で効率的でおる必要はあると思いますが、これからの成長率が中長期的に見て一%台でいいとは思っておりません。まだ欧米先進国と比べてやり残した社会資本の整備等々たくさんあるわけでございますので、いろいろな工夫をして、高度成長とは言いませんけれども、持...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 今までも税制、金融上の優遇措置だとか情報提供等の措置を講じてきたわけでありますが、それにもかかわらず大変な対内対外投資のインバランスがあるというのは御指摘のとおりであります。  そして、御指摘のように何とか対日投資をふやさなければなりませんので、閣僚レ...全文を見る
10月31日第131回国会 衆議院 税制改革に関する特別委員会 第5号
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○高村国務大臣 ただいま大蔵大臣がお答えになったこととおおむね同じでありますが、減税によって可処分所得がふえる、それが個人消費あるいは住宅投資を押し上げる、そのことによって民間投資がふえる、経済全体にいい影響を与える、こういうことであろうと思います。  今年度の既に行われた減税...全文を見る
○高村国務大臣 経済のファンダメンタルズを基本としつつも、その上でいろいろな思惑で決まっていく、市場で決まっていく、こういうふうに考えております。
○高村国務大臣 今御指摘の部分がファンダメンタルズという部分でありますが、それだけで残念ながら決まらないで、市場の思惑等も今大いに作用している、こういうふうに考えております。
○高村国務大臣 ファンダメンタルズの一部であります。
○高村国務大臣 所得税減税に限らず、財政を使った景気対策は、結果として金利を上げるという方向に働くものだ、こういうふうに理解をしております。
○高村国務大臣 現在の景気状況のもとで金利は低い方が好ましい、こういうふうに思っておりますが、理論的にその部分だけ、財政を使った景気対策をやれば何らかの意味で金利に理論的に影響を与えるということは、やむを得ないというのか、ほかの施策で低目に誘導すべきだというのか、よくわかりません...全文を見る
○高村国務大臣 請願は国民の権利でありますから、なるべく広くそういう請願があった場合に紹介議員になることは、私は結構なことだ、こういうふうに思っておりますが、特別地方消費税については、地方消費税の導入時までにさまざまな角度から検討すべきものだ、私自身はそういうふうに考えております...全文を見る
○高村国務大臣 繰り返して申しますけれども、地方消費税導入の時点までにさまざまな角度から検討すべき課題である、こういうふうに認識をしております。
○高村国務大臣 三度目に繰り返して申し上げますが、地方消費税導入時までにさまざまな角度から検討すべき問題だと、こういうふうに思っております。
11月01日第131回国会 衆議院 税制改革に関する特別委員会 第6号
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○高村国務大臣 内外価格差については質問通告がありませんでしたので、常識の範囲内でお答えさせていただきたいと思います。  急激な円高が進む中で、企業等、特に輸出関連企業は大変な厳しい目に遭っているわけでありますが、一方で消費者に対して円高のメリットが届かないということは、やはり...全文を見る
11月07日第131回国会 衆議院 税制改革に関する特別委員会 第7号
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○高村国務大臣 価値判断が全く入っていないわけではありません。検討するに値するという価値判断のもとに紹介議員になりました。
11月08日第131回国会 衆議院 税制改革に関する特別委員会 第8号
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○高村国務大臣 国民が真に豊かさを実感するに必要な社会資本の整備をぜひこのまだ人口構成が若い時代にやっておきたい。そのために、来年度から十年間でどういう社会資本整備をしたらいいのか、そして公共投資規模、配分を決めておこう、こういうことで見直しを行ったところであります。  六百三...全文を見る
○高村国務大臣 何分十年間という長きにわたる計画でありますから、経済、財政状況に応じて若干の弾力枠を設けるのは、それはいたし方ないといいますか、そうした方がいいのだろう、私はそう考えているわけであります。  財源でありますが、人口構成が若いうちにやりたいと、こう言っておきながら...全文を見る
11月11日第131回国会 衆議院 税制改革に関する特別委員会 第10号
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○高村国務大臣 質問の御趣旨が必ずしもはっきりわかっておらなかったわけでありますが、経済成長率が高まれば増収につながるかということであれば、それはもちろんつながると考えております。
○高村国務大臣 民間がリストラをするときは、数字的目標をしかるべき時期につくっているだろう、こういうふうには思います。
11月24日第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第6号
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○高村国務大臣 民間は本当に血のにじむようなリストラをやっているわけでありますから、公の部門が、あるいは公共料金関係事業体がぬくぬくとしていいわけないわけでありますから、先生がおっしゃった趣旨を体して十分できるように、経済企画庁としても監督主管官庁に御相談してまいりたい、こういう...全文を見る
○高村国務大臣 現行経済計画では、平成四年度一から平成八年度でありますけれども、三・五%ということを見込んだわけであります。ただ、先生御指摘のように、平成四年も平成五年も、そして今年度前半もそれにかけ離れた低い成長率であることは事実でございます。  今景気が回復の方向に向かいつ...全文を見る
○高村国務大臣 確かに、バブルの崩壊等によって現在の経済計画をつくったときと経済の姿が変わってきてしまっているという点はあるわけであります。そういうことで、政府の中にも経済計画を見直すべきだという有力な意見もあるわけであります。  私といたしましても、検討すべき課題である、こう...全文を見る
11月25日第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第7号
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○高村国務大臣 おっしゃるように、公共料金についての情報公開というのは極めて大切なことである、こういうふうに考えております。  村山内閣におきましても、公共料金についての取り扱いの基本方針というのを先般定めたところでありますが、情報の公開という独立の項目を設けまして大変重視をし...全文を見る
12月05日第131回国会 参議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(高村正彦君) 定量的な試算が極めて難しいということで、今、経済企画庁としては試算をしていないわけでありますが、ガット事務局でも二つばかりの試算をして、そしてOECDでも試算をして、ちょっと前提条件が違うとそれが全然違う結果が出ているということで、それなりの意味はあると...全文を見る
12月06日第131回国会 参議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(高村正彦君) 現行経済計画をつくった時点と現在では、確かに先生のおっしゃるようなことも含めて経済の姿が変わってきているだろうと、こういうふうにも思いますし、政府・与党の中にも、そういった点から現行経済計画を期間中であっても見直すべきだという有力な意見があるわけでありま...全文を見る