高村正彦

こうむらまさひこ



当選回数回

高村正彦の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第132回国会 衆議院 本会議 第1号
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○国務大臣(高村正彦君) 我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方について、所信を申し述べたいと思います。  まず、今回の兵庫県南部地震で亡くなられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。今後速やかに被害状況を...全文を見る
01月20日第132回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(高村正彦君) 我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方について、所信を申し述べたいと思います。  まず、今回の兵庫県南部地震で亡くなられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。今後速やかに被害状況を...全文を見る
01月26日第132回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○高村国務大臣 これだけの大震災でありますから、生産だとかあるいは物流について当面大変なマイナスがある、これは明らかなことであります。  ただ、今もう既に一部復興努力が始まっておりまして、一部ではありますけれども、生産についても物流についても若干の回復が図られているところであり...全文を見る
01月27日第132回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○高村国務大臣 内外価格差が非常に大きいということが生活の豊かさを妨げているというのは御指摘のとおりだ、こう思うわけであります。そして、内外価格差をなくすために一番大切なことは何かといえば、競争条件を整備していくことだ、こういうふうに私は考えております。  まず規制を緩和するだ...全文を見る
○高村国務大臣 私の経済演説では、不確定要素ということで、あの時点で一言触れさせていただいたわけであります。これだけの大震災でありますから、当面生産、物流等についてマイナスがあることは、これは明らかなことであります。  ただ、速やかな復興努力が既に始まっている、一部は生産が回復...全文を見る
○高村国務大臣 今申しましたように、当面マイナスになることは明らかである、こういうふうに思っておりますが、この復興努力をすることそれ自体がマクロ経済にもプラスの影響を与える、まさにこの的確な復興努力をしていくことが大切である、こういうふうに考えております。
○高村国務大臣 二・八%という見通しを決めたのは昨年の十二月でありますから、地震特需なども頭予想もしていないときに決めたわけであります。私たちは、ごく自然体で実現可能な望ましい経済の姿を描かせていただいた、こういうふうに思っているわけであります。  先ほど申し述べましたように、...全文を見る
○高村国務大臣 それぞれ丁寧に教えなければいけない理由があるのだろうと思います。
○高村国務大臣 公共投資基本計画の中には、自然災害を未然に防止するとか、あるいは高齢者、障害者が住みなれた家庭、地域で安心して生活できるよう、そういった基本的考え方が明記されているわけであります。こうした基本的考え方に基づいて、災害に強い、そしてお年寄りに、障害者に優しい町づくり...全文を見る
01月31日第132回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○高村国務大臣 神戸市が先週一週間実施した食料品、日用品の価格調査によりますと、総じて通常の価格の範囲内にあるということであります。  経済企画庁でも、先週、物価モニターを通じて調査をしたわけでありますが、被災地では、一部の商品で価格の上昇が見られるとの回答も見られたものの、物...全文を見る
○高村国務大臣 先生のおっしゃるとおりでありまして、関係省庁あるいは関係地方自治体と連絡をとりつつ、物をしっかり供給していくということを第一に、物価が上がらないように努めてまいりたい、こういうふうに考えております。
○高村国務大臣 内外価格差を是正、縮小しなければならないというのは先生おっしゃるとおりだろう、こういうふうに考えております。  昨年の十一月から、各省庁で大がかりな内外価格差についての調査を行っているところであります。春には全部出そろう、こういうことであります。単に消費財だけで...全文を見る
○高村国務大臣 震災を踏まえて見直せということでございますが、この基本計画の中に、自然災害を未然に防止する云々ということが明記されているわけであります。そういう趣旨を忠実に生かしながら、地震に強い国土をつくっていくということは十分に可能なことではないか、こういうふうに考えておりま...全文を見る
○高村国務大臣 確かに後世に負担を残さないという文言はありますけれども、一切公債に頼ってはいけないということではこれは全くできませんので、公債にも頼るわけでありますけれども、説あるいは公債その他それぞれの状況に応じて組み合わせてやるわけであります。  今具体的に申せませんのは、...全文を見る
02月01日第132回国会 衆議院 商工委員会 第1号
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○高村国務大臣 当委員会が開催されるに当たり、まず、兵庫県南部地震により亡くなられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表し、また、負傷された方々や避難生活を続けておられる方々に心からお見舞い申し上げます。  我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方につきましては、さき...全文を見る
02月01日第132回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○高村国務大臣 今の内閣は、前の内閣がいわゆる年内一括凍結を行った、それについてはそのまま継承をしているわけであります。  年内一括凍結あるいは一括凍結をしたような場合に、一番難しいのは何かというと、凍結期間が切れた後の取り扱いであるわけであります。従前の例を見ますと、凍結期間...全文を見る
02月02日第132回国会 参議院 商工委員会 第1号
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○国務大臣(高村正彦君) 当委員会が開催されるに当たり、まず、兵庫県南部地震により亡くなられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表し、また、負傷された方々や避難生活を続けておられる方々に心からお見舞いを申し上げます。  我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方につき...全文を見る
02月03日第132回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○高村国務大臣 これだけの大震災でありますから、生産、物流、当面においてはマイナスであることは必至である、こういうふうに思います。  ただ、速やかな復興努力が既に始まっております。もう一部では生産、物流とも復旧したところがある。これから本格的復興努力が始まるわけでありますが、そ...全文を見る
02月06日第132回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○高村国務大臣 今大蔵大臣がお答えになったとおりだと思いますが、私、関東大震災の後のことはよく存じないわけでありますが、当時の日本の経済の全体の大きさと今の経済の全体の大きさは全く違うということで、日本は、過剰かどうかわかりませんが、よく貯蓄過剰だということが言われるような状況の...全文を見る
○高村国務大臣 公共投資基本計画においては、自然災害を未然に防止するための施設を着実に整備する、そして、安全な居住環境の確保のための施策を進めること等というようなことで、安全の確保を明記しているわけであります。災害に強い施設の整備というのは公共投資全般にわたって必要とされているわ...全文を見る
○高村国務大臣 先ほど申し述べましたように、災害に強い施設の整備という観点は、公共投資全般にわたって必要とされているわけでありますから、その一つ一つの施設でそれが何%ということを決めるということは必ずしも妥当でない、こういうふうに考えております。
○高村国務大臣 同じ一側面だと言われても、私は全然違うのだろうと思うのです。  生活環境だとかいうものは、何というんですかね、いろいろな生産設備に対する生活環境、こういうものがあるわけでありますが、そういった全般を通じて災害に強いものにしなければいけないということが織り込まれて...全文を見る
02月07日第132回国会 衆議院 商工委員会 第2号
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○高村国務大臣 これだけの大震災があったわけでありますから、生産、物流に当面大きなマイナスがあることは必至である、こういうふうに考えております。しかしながら、今速やかな復興努力が行われつつあるわけでありまして、一部既に復旧しているということもあります。これからさらに本格的な復興の...全文を見る
○高村国務大臣 神戸市が一月二十三日から二十七日にかけて、食料品、日用品の価格調査を行いましたところ、物価は総じて安定している、こういうことでありました。ただ、一方では、物価一一〇番等に、防水シート工事だとか家賃等についての苦情、問い合わせも寄せられているわけでありまして、このよ...全文を見る
○高村国務大臣 場合によっては名前を公表するということもあり得ることだ、こういうふうに考えております。  ただ、現地で、私も入ったときにいろいろ聞いてきたわけでありますが、例えば、かわらが壊れて、屋根が壊れて、そこに防水シートを張るような工事がかなり高い値段で契約されてしまって...全文を見る
○高村国務大臣 当面、生産、物流に対してマイナスを与えることは、これは必至であります。ただ、既に速やかな復興努力が始まっておりまして、一部復旧している、そしてこれから本格的復興努力をしなければならない。我が国経済全体の大きさを考えれば十分この復興需要にこたえることができる、こうい...全文を見る
○高村国務大臣 先ほど甘利議員の質問にお答えしたわけでありますけれども、神戸市が一月二十三日から二十七日にかけて、これは食料品、日用品の価格調査でありますけれども、したところによると、物価は総じて安定している、こういうことでありました。それから、経企庁が一月二十五日に物価モニター...全文を見る
○高村国務大臣 申し上げましたように、警察は物価統制令における不当高価契約等の禁止の条項等について選択肢の一つとして検討しているということは私も承知をしております。  摘発するのは経済企画庁が摘発するわけではなくて、経済企画庁の仕事とすれば物価統制令の統制額の指定等について行う...全文を見る
02月08日第132回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第2号
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○高村国務大臣 当委員会が開催されるに当たり、まず、兵庫県南部地震により亡くなられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表し、また、負傷された方々や避難生活を続けておられる方々に心からお見舞い申し上げます。  我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方につきましては、さき...全文を見る
02月09日第132回国会 参議院 商工委員会 第2号
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○国務大臣(高村正彦君) 被災地の物価状況でありますが、神戸市が一月二十三日から二十七日にかけて実施した食料品と日用品の調査では物価は総じて安定しているということであります。また、経済企画庁が一月二十五日に物価モニターに対して調査をしたところでありますが、被災地では一部の商品で価...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 警察の方で物価統制令を適用したということは聞いておりません。多くの選択肢の一つとしてそういうことを発動することもあり得る、こういうことを警察の方では言っているんだ、こういうふうに理解しております。
○国務大臣(高村正彦君) このたびの地震の影響というのはやはり確かに非常に大きいんだろうと思います。生産、物流に対して当面マイナスに働くことは必至であります。  それと同時に、先生御指摘のようにだんだん復興需要が出てまいります。既にもう復旧の努力が速やかに始まっておりますし、こ...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 経済企画庁が月例経済報告で出す判断はあくまでマクロ的なものであるということを御理解いただきたいと思うんです。  確かに、中小企業の動向については先生が御指摘なさるようなことがあるわけでありまして、その業況判断を見ますと、全体として改善の方向にあるとはい...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 先ほどお答えしましたように、震災の影響は当面マイナスであることは明らかでありますが、本格的復興努力にこたえていく過程の中で、だんだんそのマイナスを補っていくだろうと考えております。  それから、先生御指摘の価格破壊、喜んでいいのか悲しんでいいのかわから...全文を見る
02月10日第132回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○高村国務大臣 先生の規制緩和に関する御意見にほぼ同感でございます。規制緩和によって新たな事業活動の展開ができる、あるいは内外価格差を縮めて国民の実質所得を高める、それが需要を喚起する、そういったことが大いにあるだろう、こう考えております。  ただ、一時的には一部の産業に摩擦が...全文を見る
02月13日第132回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○高村国務大臣 今の内閣は、前の内閣のいわゆる年内一括凍結を完全に継承しておりまして、全く変わっておりません。
○高村国務大臣 羽田内閣は総点検ということをするということを決められました。そして、羽田内閣の中で努力目標として六月中にその結論を出す、こういうことをされているのですが、それができなかった。それを七月になってから我が内閣で総点検をした。それが凍結解除と誤り伝えられた、それだけのこ...全文を見る
02月14日第132回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第3号
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○高村国務大臣 ミクロの点については後で通産省から答えていただくこととして、マクロの点についてお答えいたしますと、やはりこれだけの大震災で物流、生産等に大変な打撃を受けておりますから、当面マクロについてもマイナスの影響が出ることは必至である、こういうふうに考えております。  一...全文を見る
○高村国務大臣 今の保険料率が物価に転嫁されたとして〇・〇〇五%程度、全体の物価にほとんど影響がない、こういうふうに考えております。
○高村国務大臣 当面は、生産、物流に大打撃を受けましたので、マイナスの影響が出るのは必至であります。ただし、速やかな復興努力が始まっておりまして、一部では復旧がされている。さらに本格的復興努力がなされる。日本経済はその復興需要にこたえていく力がある。でありますから、短期的にはマイ...全文を見る
○高村国務大臣 いわゆる価格破壊というのは、実質所得が増加する、家計にはプラスになる、あるいは名目の売り上げが減る、企業マインドに悪い影響を与えるとか、短期的にはプラス・マイナスどっちが多いか、なかなかはかりがたいところがある、こう思うわけであります。  今、内外価格差、国際的...全文を見る
○高村国務大臣 当面は、物流あるいは生産に打撃を受けておりますので、マイナスがあるのは必至である。しかし、それと同時に、復興の対応についても考慮していく必要があるということは、それは阪神経済圏についてもあるいは日本全体についても同じことが言えるんだろうと思っております。  ただ...全文を見る
○高村国務大臣 我が国経済がこの復興需要にこたえていく余力がないとすれば、それは悲観的に過ぎる見方だと、私はそのように考えております。関東大震災のころと我が国経済というのは全くその大きさにおいて違っておりますし、今の日本経済の生産能力その他において、十分こたえていくだけの余力はあ...全文を見る
○高村国務大臣 経済企画庁はマクロ経済ということでありますから、個々の方に対しては通産省、建設省あるいは運輸省、そういったところでしていただきますが、日本全体のマクロ経済における景気がどうなっていくかということについて、私たちは、この復興努力を十分することが結果としてマクロ経済対...全文を見る
○高村国務大臣 公共料金については、経済演説でも触れさせていただきましたし、この委員会でも触れさせていただいたつもりでありますが、万々が一載ってないとしたら私の大変なミスでありますが、本会議の経済演説で触れさせていただいたということで、私が重視しているということは御了解いただきた...全文を見る
○高村国務大臣 今、事務当局にチェックさせておりますが、事務方も入っているはずだ、こう言っておりますし、もし抜けているとすれば、それを追加すること、やぶさかでございません。
○高村国務大臣 先ほどの所信の件でありますが、今検討させましたところ、本会議の経済演説、それから商工委員会についてはきっちり言っていたわけでありますが、消特委のものについて抜けていたということでありますから、これは何らかの機会にきっちり入れさせていただきたい、こういうふうに思いま...全文を見る
○高村国務大臣 先ほども申し上げましたように、公共料金といって十把一からげにとらえるのは私は必ずしも適切でない。それぞれ公共料金に係る事業体でも、一般の民間と同じように血のにじむような努力をしているところもあるし、そうでないところもあるかもしれない。それぞれ個別具体的に審査してい...全文を見る
○高村国務大臣 公共料金につきましては先生と若干意見が異なるところもありましたが、今の点においては全く意見が同じでございます。  現行の経済計画にも「環境と調和した内需主導型の経済構造を定着させる」、こう明記されているところでありますが、新たに総理から新計画の諮問があったところ...全文を見る
○高村国務大臣 ただいまの赤松委員の御質問にお答えする前に、午前中の青山委員の御質問に関連して一言発言させていただきたいと思います。  公共料金の取り扱いについての政府の方針につきましては、午前中の御審議の中で、経済演説及び商工委員会におけるあいさつの中で言及いたしましたと申し...全文を見る
○高村国務大臣 私見でいいから答えろということでありますので、そういう前提のもとで答えさせていただきたいと思いますが、復興の青写真をかくのは、あくまで第一義的に神戸市なり兵庫県である。そして、それに対して国は、その持てる経済力その他を使って全面的にバックアップしていくということだ...全文を見る
○高村国務大臣 先生の御指摘は私も頭の真ん中に入れさせていただきまして、関係各方面にいろいろお話をしてみたい、こういうふうに考えております。
○高村国務大臣 後で詳しく政府委員から答えさせますが、かねて国民生活審議会等で、ボランティアに対して公はいかにあるべきか、支援、環境整備、どうするべきかというような検討はしていたわけでありますが、政府全体として必ずしも一つの取り組みにならなかった、こういうことでございます、非常に...全文を見る
○高村国務大臣 今先生御指摘になったように、現在の状況を一つ一つ見ると、非常に全体的に悲観的な方向に行きがちなんであります。ただ一方で、速やかな復旧努力も行われている。これから本格的復興努力が行われる。そして日本経済全体はそれにこたえていく力がある。日本経済全体はあるのですけれど...全文を見る
○高村国務大臣 村山総理を中心といたしまして、内閣一体となって、ともかく当初は人命を助けることだ、あるいは火災の広がりを防ぐことだ、こういうことで全力を尽くしたわけでありますが、初動等についていろいろ御批判をいただいたことは謙虚に反省しなければいけない、こういうふうに考えておりま...全文を見る
○高村国務大臣 外部的環境からいえば、日本が極めて平和な環境に取り囲まれていた。資源のない日本が世界から自由に一番いいものを安く買う、一番安いものを買ってくることができたということが一つあったかと思います。  国内的な原動力というのは何かといえば、やはり日本人が非常に勤勉だった...全文を見る
○高村国務大臣 極めて安いコストのもとで日本の平和と独立が保たれてきたということは一つの大きな理由だ、こういうふうに考えております。
○高村国務大臣 おっしゃるとおり、常識だと思っています。
○高村国務大臣 物、金と心の問題、そのバランスをとった生活が必要なんだろうと思いますが、そこに政治がそれなりの役割を果たすべきだ、こういうふうに考えております。
○高村国務大臣 資源も有限でありますし、環境の問題も大変大切でありますから、私は市場原理というのは大変大切なことだと思っておりますけれども、ただ、短期的な面だけの市場原理ですべてをやったらいいものだとは考えておりません。そういう意味で、先生のおっしゃることにはかなり理解できる部分...全文を見る
○高村国務大臣 今の被災者の方たち、大変な立場にあるわけで、やはり早く生活の安定を取り戻すために一番大切なことは、住むところをしっかりさせる、こういうことであると思いますので、非常に大変なことでありますが、政府としてもあらゆるところで万全の措置をとってまいりたい、遺憾なきを期して...全文を見る
○高村国務大臣 ただいま国民生活局長が答弁したとおりでありますが、縄張りとか言わないで、できるだけのことはしたいと思っております。  一言つけ加えますと、法務省民事局でつくったこのリーフレット、確かにわかりにくいのですが、法律というのは、うんとわかりやすくすると不正確になる、正...全文を見る
02月14日第132回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○高村国務大臣 公共投資基本計画の中には、先生がおっしゃったそういう観点もきっちり明記されているわけであります。  それと同時に、公共投資基本計画の中には、何をやるんだということがきっちり書かれているわけではありませんので、建設コストが下がればそれだけ多くのことをやればいいとい...全文を見る
○高村国務大臣 これだけの大震災でありますから、生産、物流等にとって当面マイナスがあるのは必至であります。ただ、速やかな復旧努力が今行われておりまして、一部復旧されたという点もあるわけでありまして、これから本格的復興努力が始まっていく。そういう中で、マクロ経済から見れば当初のマイ...全文を見る
○高村国務大臣 現時点では被害総額自体も把握されておりませんし、現時点で経済見通しを変更するつもりはございません。
○高村国務大臣 現時点で見直しをするつもりはないということに尽きるわけでありまして、将来あり得るかあり得ないかということについては、いろいろな複雑な要因が関係いたしますので、意味のある数字が出せるものか出せないものか、その把握には努めてまいりますけれども、あり得るとかあり得ないと...全文を見る
○高村国務大臣 平成七年度全体を見ますと、先生がおっしゃるようなマイナスに働く面と、復興需要に応じていくその中でのプラスに働く面がどれだけになるかということでありますが、近い将来に見直すかどうかということは、現時点では何とも言えない、こういうことでございます。
02月15日第132回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○高村国務大臣 震災の個人消費に与える影響でありますが、確かに被災地においてはマイナスがあるというのはそのとおりでありますが、全国的にどのくらいのマイナスがあるのか、確かに先生のおっしゃるような消費マインドに影響するところがあるかもしれません。それについては現時点では不明でありま...全文を見る
02月16日第132回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○高村国務大臣 当初二・八%と示したのは、政府投資あるいは住宅投資、かなり高いままで推移する、そして、個人消費そして設備投資が七年度は引っ張るようになるであろう、何とか二・八%ぐらいいくのではなかろうか、こう思ったわけであります。  今度の震災でありますが、当面、やはり生産、物...全文を見る
○高村国務大臣 民間のエコノミストでもかなり考え方が区々に分かれているだろうと思います。平成七年度中には、確かに先生おっしゃるようにマイナスになると言う方もおられますし、逆に、かなりプラスになるとおっしゃる方もおられます。経済企画庁とすれば、いまだ不確定である、直ちに二・八%が達...全文を見る
○高村国務大臣 二十四日ごろに出ると言われるその補正予算は、当面の対策ということで、それほど大がかりなものが出るかどうかわかりませんので、その時期に経済見通しそのものを新たに試算するというのはかなり難しいことだと考えております。
○高村国務大臣 きょう国土庁の方から被害総額が概算として出た。これはストックの数字でありまして、フローの損害をそのまま示すわけではない。その内容だとか、あるいは生産がこれからどうなってくる、復興の対応の動向だとか、そういったものがある程度つかめる時点になって、そしてそれと同時に、...全文を見る
○高村国務大臣 意味のある計算ができるようになればやるわけでありますが、現時点では、いつごろ意味のある計算ができるようになるかどうかはっきり申し上げられない、こういうことでございます。
○高村国務大臣 あれほど一遍な、大きな減少がそのまま定着するとは考えておりませんが、少しずつ趨勢として貿易黒字は減少しつつある中で今度あれだけ減ったのは、やはり今度の震災の影響、神戸港の問題が大きいというふうに私は認識をしております。
02月20日第132回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○高村国務大臣 平成七年度の経済企画庁関係の予算及び財政投融資計画につきまして、その概要を御説明申し上げます。  総理府所管一般会計歳出予算のうち経済企画庁の予算額は、五百六十九億円余りであります。  また、財政投融資計画につきましては、海外経済協力基金に係る分として、六千三...全文を見る
02月21日第132回国会 衆議院 商工委員会 第4号
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○高村国務大臣 納得できないと言われたので答えにくいのですが、大体大蔵省と同じ見解であります。  九三年については、やはり我が国の経常収支黒字の拡大を背景に、思惑的な取引もあって、夏場にかけてまさに急速な円高が進んだ、こういうふうに理解をしております。九四年については、基本的に...全文を見る
○高村国務大臣 先生がおっしゃったような要因も当然一部にあると考えておりますが、さらに詳しくは政府委員より答弁させます。
○高村国務大臣 先生からお示しになった表は九三年までしか出ていないわけでありますが、私も先ほど答弁したのは、九三年夏までの急激な円高は日本の経常収支の黒字をバックにしたものである、こういうことを申しました。むしろドル安であると言ったのは九四年以降の話でありますので、御理解をいただ...全文を見る
02月23日第132回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○高村国務大臣 内外価格差の是正、縮小が規制緩和の最も大きな目標の一つであるというのは、先生のおっしゃるとおりだ、こういうふうに思います。  ただ、今おっしゃった御提言の中には、数値目標みたいなものを定めろ、こういうことがあるとすれば、それはにわかに賛成しがたいわけであります。...全文を見る
02月24日第132回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(高村正彦君) 建設資材については、総じて価格は安定しております。したがって、現時点では国民生活安定緊急措置法の発動は考えておりません。今後とも、建設資材の需給・価格動向について調査、監視を強化するとともに、情報提供に努める等、適切な対応を図ってまいります。(拍手) ...全文を見る
03月01日第132回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(高村正彦君) ただいま経済審議会で新しい経済計画の御審議をいただいているところでありまして、経済審議会の庶務を預かる私といたしましては、余り大胆なことを申し上げられない立場にあるわけであることを御理解いただきたいと思います。  ただ、いずれにしても、経済の活性化を図...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 現行の経済計画では三・五%ということになっているわけでありますが、それも含めて見直すということで今御審議いただいているところだということを御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(高村正彦君) 先生がおっしゃるように、地震の前につくったものでございますけれども、この地震の影響というのは確かに大変な不確定要素としてあるわけですが、当面、生産、物流をやられておりますのでマイナスの影響があることは必至でありますが、もう復旧努力が速やかに始まって、これ...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 当面のマイナスがどのくらいであって、そしてそれがどのくらい続くかということが、被害総額、ストックについては出ておりますが、必ずしもフローについては出ていない。それと同時に、復興需要というのは大変大きなものでありますが、それがどのテンポでいつごろどのくらい...全文を見る
03月06日第132回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(高村正彦君) 調査の内容については、政府委員の方から答弁させます。
○国務大臣(高村正彦君) 今の景気の状況でありますが、企業設備等が調整を続けているものの回復基調をたどっている、こういうふうに考えております。  この震災の影響でありますが、当面はもちろんマイナスがあるわけでありますが、もう復旧努力が始まっておりますし、これから本格的復興努力が...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 消費に対していい影響を与えておりますから、消費が回復方向に向かう大きな一つの要素になったと考えております。
○国務大臣(高村正彦君) 税のことは私の所管でないわけでありますが、極めて私の個人的な意見を言わせていただきますと、やはり復興財源については景気の状況をはっきり見きわめられるような状況のもとであらゆる可能性を見ながら検討することが必要なのではないかなという個人的な感じを持っており...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 経済見通しは、翌年の実現可能な望ましい経済の姿を描かせていただく、こういうことでその経済見通し及び経済運営の基本的態度にのっとって予算編成方針が定められて、それに基づいて予算が決まっていく、こういうことでございます。  昨年の経済見通しをつくるときに、...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 先ほど申し上げたように、平成七年度については自然体で、そういった政策スタンスがあらかじめ定められていてそれに引っ張られて無理やりに数字を合わせるようなことはしないで決めさせていただいたと断言できます。
03月09日第132回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(高村正彦君) 今、為替が大変動いているときでありますから、政府としては、あたかも九十円に定着することを前提にそういったことを試算しているかのごとき印象を与えるようなことは差し控えさせていただきたい、こういうふうに思います。
○国務大臣(高村正彦君) 作業の前提として九十八円ということを前提とさせていただいておりますが、これは政府の予測ではなくて、作業開始前の一カ月の平均をとる、こういうことが決まっているわけでありますから、作業前提として九十八円ということにさせていただいております。
○国務大臣(高村正彦君) 物価水準というのは本質的にはやはりマーケット、市場で決まるものでありますし、総務庁長官が今お答えになったように、日本政府の政策だけではいかんともしがたい分野、為替の問題だとかあるいは外国の物価水準そのものとか、そういったことが内外価格差の算定の基礎的要素...全文を見る
03月14日第132回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(高村正彦君) 委員のおっしゃることに全面的に同感でございます。  空洞化の問題だとか内外価格差の存在の問題、こういった問題は従来より重大な問題と認識しておりますが、このたびの急激な円高によってさらにその認識を改めて大きくしているところでございます。  今、内閣一体...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 委員がおっしゃるように、内外価格差というのは大変大きな問題になっているわけであります。規制緩和により自粛で活発な競争が行われることによって生産流通部門も効率化する、そういった中で物価についてもいい影響を与える、こういうふうに考えております。特に輸入制限の...全文を見る
03月15日第132回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(高村正彦君) 私が記者会見で申し上げたことを正確に申し上げますと、金利は日銀の専管事項である、こういうことをまず断りました。そして断った上で、金利というのは為替だけで決められるものではないけれども、こういう事態だから為替も一つの大きな要素として日本銀行も公定歩合などい...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) どこが質問だったかちょっとはっきりしなかったんですが、雇用をどういうふうに確保するのか、それぞれ具体的なことは労働省を中心にやっておられると思いますが、経済全体の今の回復基調を何が何でも維持し、本格的回復軌道に乗せていくということが一番大切であります。お...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 日本の物価は大変安定している、購買力平価も改善している、しかし一方では大変な円高が進む。その円高の進み方に購買力平価が、少しずつは改善しているんだけれども、そのスピードの差があって内外価格差が開く一方だと。  でありますから、円高が進んでいるという状況...全文を見る
03月17日第132回国会 参議院 商工委員会 第5号
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○国務大臣(高村正彦君) 平成七年度の経済企画庁関係の予算及び財政投融資計画につきまして、その概要を御説明申し上げます。  総理府所管一般会計歳出予算のうち経済企画庁の予算額は、五百六十九億円余りであります。  また、財政投融資計画につきましては、海外経済協力基金に係る分とし...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 二・八%というのはその時点で実現可能な望ましい経済の姿を描かせていただいたと、こういうふうに思っております。  御質問は、その後阪神・淡路大震災が起こったと、急激な円高が起こったと、それでもなおかつ可能がこういう意味だろうと思いますが、大震災の方から言...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 今いろいろな試算をお聞かせいただいたわけでありますけれども、その前提として恐らくかなり大胆な仮定を置いて試算をしておられるのだろうと思います。  経済企画庁とすれば、当初マイナスが出たことは間違いない、そのマイナスがどのくらいのスピードでなくなっていく...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 私の方でよろしいでしょうか。  今の日本の経済がフル稼働経済でないということで、かなり余力はあるけれども、余力がないただ一つの点が私は財政だと、こういうふうに考えているわけであります。そこは確かにそうなんですが、委員がおっしゃるように成長率が一%程度に...全文を見る
04月10日第132回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(高村正彦君) 公定歩合の件については、これは日銀の専管事項でありますから、私がここでどうしろ、どうするべきだと言うのは適当でないというふうに考えております。
○国務大臣(高村正彦君) 御質問部分が公定歩合をどう考えるかということでありましたからあのようにお答えいたしましたが、もう少し幅広いところでお答えいたしますと、きょう午前中に総理から円高対策を今週中にまとめるという指示がございまして、幅広い観点からそういった点について、例えば今国...全文を見る
04月11日第132回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(高村正彦君) きょう月例経済報告が出まして、そこをちょっと忠実に読んでみますと、「企業設備等の調整が進展するなかで、我が国経済は緩やかながら回復基調をたどっている。ただし、最近の急激な為替相場等の変動によって、景気に悪影響が生じるおそれがある。」と認識していると。これ...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 委員御指摘のように、平成七年度は消費それから設備投資、民需の二大項目が景気を引っ張る、そういう中で二・八%と、こう見込んだわけであります。  消費については確かに減税、猛暑で七−九がかなり伸びた、十−十二月がその反動でちょっと減った、こういうようなこと...全文を見る
04月20日第132回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○高村国務大臣 この調査は、昭和六十三年から毎年十一月にやって翌年の夏ぐらいに大体まとまるというような状況でありましたが、今のような状況の中で余りゆっくりもできませんので、今督促して少しでも早く発表させたい、こういうふうに考えております。各省庁それぞれやっておりますので、ちょっと...全文を見る
○高村国務大臣 毎年十一月にやると言いましたが、十一月にすべて終わっちゃうわけじゃなくて、この春先まで省庁によってはかかっているところが現実にあるわけであります。そういうものを要因分析して発表するということで、毎年夏になっていた。それは、一見するといかにも遅過ぎるというような感じ...全文を見る
○高村国務大臣 日本の物価は今超安定しておりまして、円高メリットはそれなりに浸透しているというふうに考えております。  先月来の急激な円高については、これが浸透するにはまだ相当の時間がかかる、こう思いますが、平成五年二月以来の円高につきましては、商品についてはかなり浸透した、そ...全文を見る
○高村国務大臣 お言葉でございますが、メキシコ通貨危機をきっかけとした投機ということが第一の原因であるかと思います。もちろん先生御指摘のように、先生が御指摘したことの前に、長年にわたるアメリカのドル垂れ流しというのがあるだろうと思います。それとともに、我が国の経常黒字が大きいとい...全文を見る
○高村国務大臣 内外価格差が出てくる理由というのはいろいろあると思うのです。購買力平価は改善しているにもかかわらず、急激な円高に追いつかないという時間的なものもあるかと思いますが、やはり公正な競争がきっちり担保されていないといいますか、その中には規制の問題もあるでしょうし、あるい...全文を見る
04月20日第132回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(高村正彦君) 委員御指摘のように、円高メリットの還元というのは極めて大切なことだと、こういうふうに思っております。ただ、ことしになってからの急激な円高についてはまだ円高メリットが浸透しておりませんが、平成五年二月以来の円高についてはかなり浸透していて、特に商品価格なん...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 経済企画庁は実質的な規制を持っていない役所でありますけれども、委員御指摘のように、内外価格差の是正のためにもあるいは市場アクセスのためにも、あるいはニュービジネスが参入できる、そういったためにも必要なことでありますから、今度の対策で決めた三年以内でやると...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 存じません。
05月16日第132回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(高村正彦君) 公共投資基本計画は、二十一世紀初頭には社会資本が全体としておおむね整備されることを目標とし、今後十年間の期間における社会資本整備の基本的な方向を政府の指針として示したものであります。本計画では、生活者重視の視点に立って、公共投資のうち生活環境、福祉、文化...全文を見る
05月17日第132回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○高村国務大臣 今の日本の経済は、企業設備等の調整が進展する中で緩やかながら回復基調をたどっているわけであります。そして委員御指摘のように、急激な円高が経済に悪影響を及ぼすおそれがある、こういう状況でありますが、そういったことに対応して政府は四月十四日に緊急円高・経済対策を行った...全文を見る
○高村国務大臣 今度の補正予算のGDP押し上げ効果でございますけれども、それは、今までの手法に従って機械的に計算すれば、年間一・二%程度の押し上げ効果があるというふうに考えております。  今度の経済対策はそういった内需振興策にとどまらず、経済構造改革とかあるいは規制緩和の前倒し...全文を見る
○高村国務大臣 定量的にどのくらいということを試算するのは、大変困難というより不可能に近いことだ、こういうふうに考えておりますが、機動的な内需振興とかあるいは輸入拡大策の措置により大幅に縮小する、こういうふうに考えております。
○高村国務大臣 残念ながら、一・二%プラスで四%というわけにはいかないわけであります。  今、急激なドル安・円高の中で、非常に経済に悪影響を及ぼすおそれがあるという中で、二・八%あるいはその近辺を達成するためにはこのくらいの追加が必要であるということも考えてこの対策を打ち出した...全文を見る
○高村国務大臣 税収見積もりが先にあって、そのためにどのくらい成長率が必要だからこういう見通しをつくるということは、少なくとも平成七年度の経済見通しをつくるときにはやっていないわけであります。
○高村国務大臣 一年以上見直しをしないとおっしゃいましたけれども、毎年十二月に新たにつくるときに、その年度の中のものも一応修正をしているわけであります。  そして、政府の経済見通しというのは、私たち単なる予想屋に徹してやるわけではなくて、できるだけ望ましい経済の姿を描きたい、こ...全文を見る
05月18日第132回国会 衆議院 予算委員会 第29号
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○高村国務大臣 経常収支の黒字をGDP比で見ますと、平成四年度は三・四%でありますし、平成五年度が三%、平成六年度、またこれは実績見込みでありますが、二・七%、そして平成七年度の見通しては大体二・四%になる、趨勢的にこう減りつつあるわけであります。  私たちは、この趨勢的に減り...全文を見る
05月19日第132回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(高村正彦君) 通告がありませんでしたけれども、輸入効果を定量的に試算することは困難というよりも不可能に近いことだと思っておりますが、この機動的な内需振興に加えて、規制緩和、経済構造改革、あるいは具体的な輸入促進策、そういったものをあわせて考えればかなりの効果が期待でき...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 緊急円高・経済対策の効果がどのくらい出ているのか、こういうことでございましたが、まさにその具体的な予算面の実施として今、補正予算を御審議いただいているわけでありまして、既に効果が出た部分もありますが、本格的な効果はこれから出ていく、こういうことだろうと思...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 平成六年九月の調査によりますと、東京と欧米主要都市、大体四割から六割の内外価格差がある、こういうことでございます。  日本の物価は世界の各国と比べて超安定している、購買力平価も改善されている、それにもかかわらず何で内外価格差が広がるのかということであり...全文を見る
○国務大臣(高村正彦君) 一昨年の十月から景気が回復に向かっているというのは必ずしも正確でないわけでありまして、景気の谷が一昨年の十月であった、こういうことを言ったわけで、月例経済報告で初めて景気が回復の方向に向かっているという言葉を使ったのは昨年の九月であるということを御理解い...全文を見る
05月30日第132回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第7号
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○高村国務大臣 我が国の内外価格差問題につきまして、その現状と要因を御説明するとともに、価格差の是正、縮小に向けての所信を申し述べたいと存じます。  我が国経済は、物価の安定に関しては総じて良好な成果をおさめてまいりました。しかし、物価水準で見ると他の先進諸国と比べても割高とな...全文を見る
○高村国務大臣 今、国民一人当たりの名目所得が世界第一位になった、そういうようなことも言われますが、国民がそれにふさわしい生活の豊かさを感じないということが大きな問題であります。そういう中において、生活者重視、消費者重視の経済社会をつくっていくということは大変重要なことで、消費者...全文を見る
○高村国務大臣 経済企画庁が実施している生計費に係る内外価格差調査、これは平成六年十一月時点でありますが、東京は欧米主要都市と比較して物価水準が高いわけであります。三分野とおっしゃいましたけれども、もうちょっと多く言いますと、その中で特に食料品、被服・履物、エネルギー・水道、家賃...全文を見る
○高村国務大臣 まず食料品についてでありますが、人件費だとか原材料等の生産コストが割高なこと、関税等によって輸入原材料が割高になっているものがあること、諸外国に比べ消費者の品質、鮮度志向が強いこと等が挙げられると思います。  衣料品については、消費者が多様な品ぞろえや附帯サービ...全文を見る
○高村国務大臣 内外価格差については、その要因等を具体的に調査しているわけでありますが、その明らかになった要因の中で仕方がないという要因もないわけではないと思うのですが、不合理な要因は断固取り除いていく。  類型的にどういうことが考えられるかといえば、先ほど言いました内外価格差...全文を見る
○高村国務大臣 委員が難しいとおっしゃるとおり難しい問題、というよりも定量的に申し上げるのは不可能に近い、こういうことだと思うのです。  政府が経済に関与するのはその環境整備でありまして、私たちはグラウンドキーパーみたいな仕事をしていまして、クラウンドキーパーでグラウンドが完全...全文を見る
○高村国務大臣 確かに、公正取引委員会等でイエローカード等を出していただくこともあるわけでございますが、基本的に自由な経済の中で環境整備、グラウンドをならす、そこがでこぼこであればいかようにも国民から御批判をいただいてしかるべきだ、こういうふうに考えているわけであります。  今...全文を見る
○高村国務大臣 私たちは、内外価格差を縮めるために失業者がふえてもいいんだというふうには考えていないわけであります。ただ、内外価格差を縮める中で、規制によって守られている分野について規制を緩和する、その中である程度雇用に影響が出るということは、実態としてあり得るだろうと思うのです...全文を見る
○高村国務大臣 OECDの資料によりますと、為替レートで換算した日本の一人当たり国民所得は一九九三年時点で二万六千九十五ドル、これは名目ベースでありますが、主要先進国の中で最も高い水準にあるわけであります。そして、内外価格差を考慮して経済企画庁で算出した生計費ベースの購買力平価で...全文を見る
○高村国務大臣 余り説明がうまくないので選挙に弱いわけでありますけれども、三つに分けないで、全般的に言えることは、やはり名目では断トツであっても、内外価格差があって、そして実質的には大体同水準しかいってないんだよということが一つあるだろうと思うのですね。  それからもう一つは、...全文を見る
○高村国務大臣 人間それぞれ生き方の選択の自由というのがあって、貯金通帳の高がだんだんふえていることで生活の豊かさを感じる人も中にはいるかもしれませんけれども、一般的にはそうではないのだろうと思うのですね。まさにそういった世界で断トツの個人金融資産を本当に国民の豊かさを実感できる...全文を見る
○高村国務大臣 委員御指摘のように、確かに今の為替水準が経済の基礎的条件を反映した水準であるとは思っておりませんし、こういう乱高下が実体経済に大変悪い影響を与えているということも、そのとおりであるというふうに考えております。  しからば、こういう状態を許容しておいていいのかとい...全文を見る
○高村国務大臣 やはり規制に守られている方はその規制の存続を要望する、こういうことなんじゃないでしょうか。
○高村国務大臣 一部の人が守られていることによって国民経済全体が損害を受けていることがあるとすれば、内外価格差の原因になっている規制の中でも、国民全体の安全のためだとか必要なものもあるだろうと思うのですが、そうではなくて、一部の人の既得権のために全体がマイナスになっているものにつ...全文を見る
○高村国務大臣 そういう面はあると思っております。ですから、国民全体の判断として、何が大切であるか、何が合理的であるか。先ほど言った、国民のコンセンサスとして不合理なものは排除していく。ただ、国土政策だとか環境だとか安全だとか、そういったものをどれだけ合理的な要因であると考えるか...全文を見る
○高村国務大臣 今委員がおっしゃったこと、おおむね私もそういう方向で考えているわけでありますが、それぞれの方がそれぞれの個別利益を規制によって守られて、全部足すとみんなが損しているというような状況があるとすれば、全体的に自由で活力ある経済社会をつくることによって、その過程において...全文を見る
○高村国務大臣 現在、物価安定政策会議の物価構造政策委員会で個別分野に即して御検討いただいているところであります。来月中にも検討結果が取りまとめられることになっております。  政府として、この検討結果も踏まえて個別分野ごとに内外価格差の実態調査を進め、その要因を明らかにしつつ、...全文を見る
○高村国務大臣 今申し上げたように、物価安定政策会議というものがきっちり制度としてできておりまして、その中の物価構造政策委員会で検討していただいているところでございますから、その結果を踏まえて勇断を持ってやってまいりたい、こういうふうに思っております。
○高村国務大臣 定量的に申し上げることは、先ほどから申し上げているように非常に難しいことでありますが、規制そのものは経済企画庁自体が規制を持っているわけではなくて、それぞれの省庁でそれぞれの規制をしているわけで、全体的に今度の規制緩和計画によってどの程度内外価格差の縮小に資するか...全文を見る
○高村国務大臣 これから自由な経済社会をつくっていくということでありますから、規制というものはそれぞれ理由があってできたものでありますが、もう時代の変化とともに必要がなくなったようなものは当然なくしていかなければいけない。ですから、必要なものだけが規制としてあって、必要でないもの...全文を見る
○高村国務大臣 内外価格差という観点だけからいえば規制を取っ払った方がいいけれども、そのほか政治の目的は内外価格差を撤廃することだけではないわけでありまして、先ほど岸本委員からも御指摘がありましたように、例えば農業でいえば国土政策だとかあるいは環境の問題だとか、そういったもろもろ...全文を見る
○高村国務大臣 規制にもいい規制と悪い規制がある。したがって、規制緩和にもいい規制緩和と悪い規制緩和があるわけであります。それを国民レベルで議論をするためには、まさに委員御指摘のように情報公開ということが前提でありますから、そういったことについては私も私の立場で最大限の努力を払わ...全文を見る
○高村国務大臣 現政権になってから次々と公共料金が上がっている、それはある意味で客観的事実なのかもしれませんけれども、前の政権で公共料金について一括凍結ということをされた。そして現政権も年内一括凍結ということをされて、現政権もそれはそのまま引き継いだ。そして、年が明けた当然の結果...全文を見る
○高村国務大臣 公共料金でも値下げしているものもあるわけであります。通信の分野とかそういったもので値下げしている分野もありますし、あるいは電力は既に暫定値下げ中であります。  そういうことでありますが、公共料金だけなぜ上がるという国民の素朴な疑問があるわけであります。一つには、...全文を見る
○高村国務大臣 私は、一方において公共料金ということですべての公共料金を十把一からげに論ずることは間違いである、一つ一つ個別に論ずるべきだ、こう言っているのと、同時に、そういうことを国民に納得していただくためには、十分な情報公開ができていなければ、国民の側は十把一からげに言う以外...全文を見る
○高村国務大臣 購買力平価を改善するという目標を設定することは、困難であってもある程度可能かもしれませんけれども、内外価格差を欧米諸国とないようにしようという目標設定というのは、これは困難というよりも不可能だ、私はそう思っております。  というのは、例えばレーガン政権時代に高金...全文を見る
○高村国務大臣 今経済審議会の中で、六月十三日に中間取りまとめをしていただくことになっていますしていただくというのは、経済企画庁はその庶務を預かっているわけでありまして、経済審議会の中で審議をしていただいて私どもが取りまとめるということではなくて、平岩会長のもとで経済審議会が六月...全文を見る
○高村国務大臣 今の内外価格差の最大の原因は為替がファンダメンタルズからかけ離れていることだ、私はそう思っております。ただ、ファンダメンタルズからかけ離れようが離れまいが、現実に為替水準ができたのなら、それに追いつくように購買力平価も改善するということをどうやってつくっていくかと...全文を見る
○高村国務大臣 先ほどから規制緩和の問題について申し上げていますが、それとともに競争政策の積極的な展開を図ることは極めて重要なことだと思っています。このためには、競争制限的な行為が行われることのないように独占禁止法を厳正的確に運用する一方、これをつかさどる体制の強化が必要と考えて...全文を見る
○高村国務大臣 今委員が取りまとめられた内容については、私は一〇〇%賛成でございます。どこか欠けている点がないかと思って考えていたのですが、なかなか見つからないぐらいすばらしくまとめられている、こういうふうに思います。  ただ、総論賛成、各論反対ではだめだよということもまた総論...全文を見る
○高村国務大臣 御指摘のように、東京とニューヨークだと家賃に大体二倍の格差があるわけであります。これは必ずしも大家さんが悪徳だというわけではなくて、やはり一番大きいのは土地の値段、地価がかけ離れているということだと思いますし、もう一つは住宅の建設費が違うということだと思います。 ...全文を見る
○高村国務大臣 どこまで資料があるか、私も今すぐよくわからないわけでありますが、やはり家賃についてやるべきことは土地政策。これは戦後一貫して土地神話のもとに土地の値段が上がって、かけ離れた状況になっているのですから、土地の価格がさらに安定することがまた経済に対してどういう影響を及...全文を見る
○高村国務大臣 御質問の趣旨が必ずしも一〇〇%わかったかどうかわからないわけでありますが、例えば規制緩和の問題でありますれば、規制を守りたいという方と緩和したいという方、その両方のせめぎ合いはあるにしても、これは政府の問題といいますか国の問題であるわけでありますから、意思決定がそ...全文を見る
○高村国務大臣 景気は緩やかながら回復基調にあるということ自体の認識は変わっておりません。ただ、月例経済報告にもお示ししましたように、急激な円高が景気に悪影響を及ぼすおそれがある、私は今まさに重大な警戒感を持って見ていかなければいけない時期である、こういうふうに思っております。 ...全文を見る
○高村国務大臣 商慣行の方についてでありますが、先般、円高差益還元問題と関連してスーパーを視察させていただいて、そこでちょっとお話を聞いたのですが、私の方から、円高差益を十分に還元できない原因として、規制の問題もあるだろうし、商慣行の問題もあるだろうが、どっちが大きいかと言ったら...全文を見る
○高村国務大臣 担当でございませんので、述べるのは単なる感想としてお聞きいただきたいと思いますが、私は、アメリカというのは基本的にはそれなりにフェアな国だと思って、かねがね尊敬してきたことでありますが、今度のこの問題に関する限り、やはりルール違反であるということは否めないことで、...全文を見る
○高村国務大臣 必ずしもリーディング産業はこれだと政府が決めるものではなくて、民間の経済活動の中から自然に育っていくものであるとは思いますが、先般の緊急円高・経済対策の中でも、経済構造対策のために情報通信関係あるいは科学技術関係に特別の予算を盛った、そういうことも指摘しておきたい...全文を見る
○高村国務大臣 内需主導の経済構造を実現し、創造的で活力ある経済社会を構築するために、情報通信の高度化により経済フロンティアを拡大して、新規産業の創出や創造的な事業展開をすることが重要である、こういうふうに考えております。  このため、政府としては、情報通信インフラの整備や公的...全文を見る
○高村国務大臣 委員御指摘のような方向は、先ほどの補正予算にかなり取り込まれた、こういうふうに考えているわけであります。単なる機動的内需拡大ということだけでなく、その内容について経済構造改革の方向に向けて一歩進んだ補正予算であった、私はそのように考えているわけであります。  そ...全文を見る
○高村国務大臣 内外価格差が拡大している最大の理由は、委員御指摘のように、円高が急速に進んでいるということだと思っております。そしてさらに、それと同列というか、それにつけ加えた理由として、その急速に進む円高に購買力平価の改善が追いついていけない。追いついていけない理由は、先ほどか...全文を見る
○高村国務大臣 アメリカとの問題でありますが、手を尽くすべきは手を尽くし、要求すべきは要求している、こういうことでありますが、日本政府の立場を御支持いただきましてありがたいと思っております。  それから投機の問題でありますけれども、これはなかなか難しい問題で、実需と投機を峻別で...全文を見る
○高村国務大臣 規制にはいい規制と悪い規制がある、したがって、規制緩和にもいい規制緩和と悪い規制緩和があるということについては委員と同じ見解でございますが、ただ、日本は全体的に規制がまだまだ非常に多い国である、全体的とすればもっと自由な経済活動が行われてしかるべきである、私はその...全文を見る
○高村国務大臣 税制、とりわけ税率の水準は、それぞれの国の全体的な国民の負担のあり方、税体系のあり方等の中で考えるべきものであり、内外価格差の観点からのみ論ずることは必ずしも適切でないと思います。特に、私はしょうちゅう党でありますので、個人的には余り上げてほしくないと思いますが、...全文を見る