高村正彦

こうむらまさひこ



当選回数回

高村正彦の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第140回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○高村政府委員 先ほど政府委員から申しましたように、この中間報告書はロシア側の内部文書でありまして、そしてこれは、私どもがどういうものがあるのかということを出してほしいということを積極的に要請して出してもらったものであります。ただし、その内部文書を出すに当たって、相手方から、これ...全文を見る
○高村政府委員 私どもが今一番大切なのは何かということは、正しい最終報告を導き出すということで、そしてそのためには船首部分の詳細な調査が必要だ、こういう考えを持っておりまして、それについてはロシア政府も同意しているところであります。  そういう意味では、それがまだなされていない...全文を見る
02月19日第140回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○高村政府委員 平成九年度外務省予算重点事項  を御説明いたします。  平成九年度一般会計予算案において、外務省予算といたしましては七千七百四十七億九千九百万円が計上されております。これを前年度予算と比較いたしますと、二・五%の伸び率となっております。  今日の国際社会にお...全文を見る
04月02日第140回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○高村政府委員 フジモリ大統領との会談では、トロントでの首脳会談で合意ができた、テロに屈せず平和的に解決するということを再確認いたしました。また、私の方から対話の加速化の必要性をいろいろお話しして理解を得た、こういうふうに考えております。それから、キューバ、ドミニカ共和国において...全文を見る
05月27日第140回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第2号
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○高村政府委員 平成六年度外務省所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  歳出予算現額は八千四百七十七億七千八百八十五万円余でありまして、支出済み歳出額は七千百九十九億千七百四万円余、翌年度繰越額は千二百二十三億一千八百九十四万円余、不用額は五十五億四...全文を見る
○高村政府委員 きのう、英国大使とお会いして、日本語はぺらぺらなのですけれども、私が、日本語は世界で一番易しい言語だからと申しましたら、漢字が一体幾つあるのだと反論されました。  二十八文字のアルファベットを覚えれば、文字としてはそれでいい国の方から見れば、日本語というのは大変...全文を見る
○高村政府委員 欠落していたとは思いませんが、十分であったかどうかと言われれば、反省する点もありますので、政府としても、これからますますそういう方面でも取り組んでまいりたい、こういうふうに思います。
○高村政府委員 基本的に目指す方向とすれば、委員のおっしゃることはまことにもっともなことだ、こういうふうに思っております。  これは政府だけがやってもだめでして、例えば留学生にしても、日本に来て学べばその将来が、損得で言ってはいけませんけれども、得をするんだよ、将来が開けるんだ...全文を見る
○高村政府委員 先ほど、全土を掌握しつつあるとおっしゃいました。全土を掌握しつつある可能性は確かに強いんだろうと思いますけれども、また一部にそうでないところもある。全体を掌握するということがまず第一の要件だろうと思います。  それから、政策的に、政策的にと言っても、そんなすべて...全文を見る
○高村政府委員 今の財政危機の中で、ODAというのは日本の外交手段としても大変役に立っているわけでありますが、そのODAといえども聖域ではないというのは、これはいたし方のないことだと思います。  そういう中で、まさに今委員御指摘のように、額が減ってもかえってより効果的にというの...全文を見る
○高村政府委員 九六年度が約百七億円であります。その前の九五年度が百三億円、九四年度が百十五億円、九三年度が百六十六億円、九二年度が百四十六億円、大体そういうことであります。
○高村政府委員 ずうっと一位であるから幾ら説明されてもわからぬと最初に言われちゃいましたので、説明する意欲がなえるわけでございすけれども、フィリピンに対する無償資金協力については、八六年二月のアキノ政権誕生を機に、フィリピンの民主化に対する支援の観点から、多国間支援構想のもと援助...全文を見る
○高村政府委員 先ほどの既得権益化の問題については、今までもそういうことのないようにやってきたつもりでございますが、これからも、委員から御指摘がありましたので、さらに厳しく見てまいりたいと思います。  それで、今一元化の問題についてお尋ねがありましたが、外務省といたしましては、...全文を見る
○高村政府委員 国別援助方針でありますが、これはそれぞれ縦割りの援助の中で、どうしたらその国のために最も役に立つかということでやっているわけで、ただつくればいいというものではなくて、本当にその国にとって役に立つものをつくるということですと、今のペースが現時点ではやっと、こういうこ...全文を見る
○高村政府委員 委員の御指摘は極めて正しいのだろう、こういうふうに思います。  ただ、在外公館の過半数が極めて勤務条件の悪いところにあるというようなことが一方である。また、専門家は確かに必要なわけでありますが、外務省の仕事の中では、スペシャリストとして幾ら優秀でも、やはりゼネラ...全文を見る
○高村政府委員 外務省としましても、NGOを開発の重要なパートナーとして位置づけて、NGOとの定期協議会の開催や調査団にNGO関係者を参団させる等を通じて、NGOとの間で広い意味での意見交換を積極的に行って、援助実施に当たってNGOの視点を反映させるべく努力しているわけであります...全文を見る
05月28日第140回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○高村政府委員 ただいま議題となりました投資の促進及び保護に関する日本国政府と香港政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、香港との間で投資の促進及び保護に関する協定を締結するため、香港側との間で平成六年以来順次交渉を重...全文を見る
06月10日第140回国会 衆議院 決算委員会 第9号
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○高村政府委員 大使のODAにかかわる役割でありますが、一般的に言って、任国における経済協力のあり方及び協力案件の円滑かつ効果的実施のための方策について随時本省に意見を出す、あるいは任国において我が国の協力が効果的かつ適正に使用されているか否かその実態の把握に努める、任国における...全文を見る
○高村政府委員 我が国ODAにかかわる日本企業の受注については公正な手続により行われておりまして、我が国政府としては、御指摘のような誤解を招くことがないように透明性の確保に努めているわけであります。  また、ペルーに対する我が国の協力は、ペルー政府だけでなく、広くペルー国民から...全文を見る
○高村政府委員 御指摘のように、北朝鮮における食糧事情についてはいろんな情報があるわけでありまして、もう危機的であるというようなところがら、大変ではあるがそれほどでもないというところまで、それぞれ権威のある情報があるわけでありますが、一般的に、困難であることは間違いない、こういう...全文を見る
○高村政府委員 北朝鮮に対する人道支援につきましては、国連統一アピールの内容等を踏まえまして、種々の要素、日本と北朝鮮が関係するいろいろな要素があるわけでありますので、そういったことを考慮に入れて慎重に検討し、総合的に判断してまいりたい、こういうふうに思っております。
○高村政府委員 ノドン一号の開発状況あるいはその配備等についてでありますが、残念ながら、現在明確なことを言える段階にはないわけであります。北朝鮮のミサイル長射程化の研究開発が、我が国周辺のみならず、国際社会全体に不安定をもたらす要因であるということは強く懸念しているわけでありまし...全文を見る
○高村政府委員 当然のことでありますが、北朝鮮との間の対話まできるだけ保っていかなければいけない、こういうふうに思っております。そして、まさに食糧事情も危機的だということであれば、できるだけ、日本としても何とか支援できる、そういう状況をまた北朝鮮の側にもつくってもらいたいな、こう...全文を見る
○高村政府委員 行政改革のもと、ODAの効率的、効果的実施に努力して質の改善に努めていくとの観点から、これまでも、円借款についての四省庁協議とか、あるいは技術協力についての十九省庁間の連絡会議の開催等、関係省庁間の連携等に努力してきたところでございますけれども、関係省庁間の連携に...全文を見る
○高村政府委員 これは大きな問題でありまして、私の一存でできることでもありませんし、外務省だけでできる話でもないわけでありますが、そういった組織が外交政策を遂行する上での一体性を確保できるのであれば、検討する価値はあるのかなと、個人的に思っております。
○高村政府委員 政府といたしましては、我が国のODAの理念が明確でないというような議論を踏まえまして、九二年に、政府開発援助、ODA大綱を定めて、我が国の国際貢献の重要な柱であるODAの基本理念や原則等を明らかにしたところでございます。  ODAは、外交政策の一環として、急激に...全文を見る
○高村政府委員 我が国は、開発途上国のおのおのの異なる発展段階に応じて、あるいはまた個々の援助案件の性格をも踏まえて、各種形態の援助を有機的、効果的に組み合わせて実施をしているわけであります。  具体的に言いますと、債務返済能力の低い後発開発途上国、LLDCでありますが、それに...全文を見る
○高村政府委員 委員の御指摘は、もちろん検討すべき点である、こういうふうに思いますが、先ほど申し述べましたように、無償援助あるいは借款、それぞれの特性があるわけでありまして、そして特に経済インフラなんかの場合には、やはりそれが投資に見合うものである、あるいはその国の自助努力を促す...全文を見る
○高村政府委員 そういう指摘あるいは批判があるということは私も重々承知しているわけでありますが、この政府ベースのODA実施機関であるOECFと準商業ベースの政府系金融機関である輸銀の統合に当たっては、ODAと非ODAの勘定区分等の明確化だとか、国際経済社会への機動的、効率的貢献の...全文を見る
○高村政府委員 NGOによる海外援助活動は、草の根レベルでの直接の触れ合いによるきめの細かい対応を可能としているわけであります。政府としては、顔の見える援助を推進するとの観点から、NGOによるかかる海外援助活動を積極的に支援してきているところでございます。  平成元年度に我が国...全文を見る
○高村政府委員 青年海外協力隊の事業は、開発途上地域の住民と一体となって当該地域の経済及び社会の発展に協力することを目的としており、我が国の顔が見える援助の典型の一つとして相手国から高い評価を受けていると認識しておりますが、まさに委員がおっしゃいますように、企業からの派遣、そうい...全文を見る
○高村政府委員 委員には引き続いて、族議員じゃなくても応援団になっていただきたい、こう思うわけであります。  外務省としては、ODA予算が対前年度比初めてしかも大きなマイナスになることについて、大変厳しく受けとめているわけであります。ODAは、日本の国益の維持増進、安全保障の観...全文を見る
○高村政府委員 具体的に言えば、十分な事前調査や政策協議等を通じて相手国の真の開発ニーズに即した案件を発掘、形成するとともに、案件実施後における評価、フォローアップの充実等に引き続き努めていきたいと思います。また、異なる援助スキーム間の連携、他の援助国や国際機関との協調、NGOや...全文を見る
○高村政府委員 双方で専門家が出て、当局間の会合が行われているわけでありまして、そしてその原因究明についていろいろなデータを、日本側とそしてロシア側が共有しなければいけない、そういう中で、日本側の専門家がこういうデータが必要だというものについては、それを手に入れることに外務省とし...全文を見る
10月29日第141回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○高村政府委員 今般、外務政務次官を引き続き務めることになりましたので、二見委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  冷戦終えん後の今日、アジア・太平洋地域においては、ASEAN地域フォーラムを初めとした多国間の地域安保対話が開始されるなどの好ましい面が見られる...全文を見る
11月19日第141回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○高村政府委員 貴委員の体験に基づく貴重な情報を心から感謝申し上げます。小渕大臣に正確にお伝えをいたします。  外務省とすれば、今知っている事実関係だけ申し上げますと、新しい地区長は、選挙違反、いわゆる連座制ということで当選無効、こういうことにサハリンの裁判所ではなったわけであ...全文を見る