高村正彦
こうむらまさひこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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08月08日 | 第177回国会 衆議院 予算委員会 第28号 議事録を見る | ○高村委員 きょうは、外交、安全保障について、基本的なことを総理にお聞きしたいと思います。 総理が知らないようなことは全く聞きませんので、外務大臣も防衛大臣も口出し無用でお願いをいたします。 日本は、戦争に負けてから、占領時代を含めれば六十六年間、主権を回復してからでも五...全文を見る |
○高村委員 この平和を維持できたことについて、日本の平和外交努力だとか、あるいは国際情勢に恵まれたとか、いろいろあると思うのですが、一つの大きな理由は、日米同盟による抑止力、それがあった、こういうふうに思いますが、総理も同感でしょうか。 | ||
○高村委員 この抑止力というのが、まさに平和を維持する一つの大きな要因であったわけでありますが、これは機能すれば機能するほど、水や空気のようにありがたみがわからないというところがあります。 この抑止力というのは大切なんだということを国民に説明する責任が政治家にはあると思います...全文を見る | ||
○高村委員 抑止力という一般的な意味で聞いているわけでありますが、かなり、何かひっかけられるのかと思って慎重に答えておられますが、ひっかけるつもりは毛頭ありません。ごく常識論だけお聞きしているわけであります。 抑止力というのは、具体的な名前を出してもいいかと思いますが、例えば...全文を見る | ||
○高村委員 総理、衆議院議員になられてから三十一年間、その責任を十分果たしてきたと思われていますか。 | ||
○高村委員 私の知る限り、総理が国民に向かって抑止力が大切なんですという意味のことを言ったということを、一回も記憶がないんです。後で思い出したら、このときは言ったということをどうぞおっしゃっていただきたいと思います。 この抑止力の大切さというのは水や空気のようなもので、ありが...全文を見る | ||
○高村委員 総理はよくポピュリズムだとレッテル張りをされているということを言われましたが、多分そう言われているだろう、私もそう思います。 それで、安保ただ乗り論というのが、最近は余り声高に言われませんが、アメリカで底流としては今でも続いているんです。特に声高に言われたのは冷戦...全文を見る | ||
○高村委員 先般の衆議院選挙のときに、鳩山前総理が、まだ総理じゃありませんでしたけれども、少なくとも県外、普天間基地について少なくとも県外と言ったとき、総理はそのとおりだと思って聞きましたか、それとも、ちょっと言い過ぎちゃったなと思って聞きましたか。 | ||
○高村委員 鳩山総理は前々から、常時駐留なき安保、こういうようなことを言っておられました。端的に言えば、日本が要らないときはアメリカ軍出ていってくれ、だけれども必要になったら来て助けてね、こういう論理であります。日米同盟、日米安保条約というのは、日本は基地を提供する、アメリカはい...全文を見る | ||
○高村委員 一般的にはそういう基地を置かない同盟関係があるといったって、それは相互防衛義務があるようなものですから、相互防衛義務がない、日本は基地を提供する、アメリカは日本を防衛する、そういう条約なんですから、そこはしっかり認識してもらいたいと思います。 今、沖縄に海兵隊の基...全文を見る | ||
○高村委員 もう少し端的にお答えいただきたいと思います。 二〇〇五年、二〇〇六年、総理は民主党の代表でありました。そのときにやはり国外、県外と言っていましたが、それは、学べば学ぶほど日米同盟の必要性がわかってきたから今は違う、こういうことですか。 | ||
○高村委員 民社党の福島党首にこのことを、同じことを聞かれているんですよ。(発言する者あり)社民党だ。似たようなものだから。(発言する者あり)失礼しました。社民党の福島党首に同じことを聞かれて、菅総理、国際情勢が変わったからと答えているんですよ。答えているんですよ。 国際情勢...全文を見る | ||
○高村委員 二〇〇五年、二〇〇六年に、国外、県外と言っているんですよ。冷戦後の国際情勢の変化、そういうことを言っているんじゃないんですよ。二〇〇五年、二〇〇六年に言っているのに、今は違うことをおっしゃるから、違うんでしょうと。鳩山総理みたいに、もっと素直に、学べば学ぶほどわかって...全文を見る | ||
○高村委員 いや、その程度の答弁で結構なんです。なるべく簡単に答弁していただいた方が結構だと思います。 周辺事態安全確保法案というのが国会に提出されたとき、総理は先頭を切って反対したんですよ。 当時、総理大臣がちょっと言い間違えられた、当時の総理大臣ですよ。そのとき、外務...全文を見る | ||
○高村委員 結論をどうするかというのは大変難しい問題なんですよ。総理がおっしゃるとおり、そう簡単じゃない。結論を聞いているんじゃないんですよ。それでアメリカの世論がもつと思いますかということを答えているんだから、端的に答えていただけたらいいんだと思います。 インド洋の、自衛隊...全文を見る | ||
○高村委員 民主党はこの法案に反対するとき、憲法違反だとさえ言ったんですよ。今は憲法違反なんということを毛頭おっしゃらないと思いますが。 それから、外務大臣とすればそういう答弁をせざるを得ないと思いますので、余り外務大臣は出てこないでください。 PKO法案のときに、中西議...全文を見る | ||
○高村委員 菅総理、恥ずかしくないということを国民の皆さんに聞いていただいて、判断をしていただきたい、こういうふうに思います。 不信任案が出たときに、両院議員総会で菅総理が述べられたこと、それについて、日本だけではなくて世界じゅうのメディアが、辞意表明、辞任、こういうふうに報...全文を見る | ||
○高村委員 失礼しました。代議士会というふうに委員長が言っていますので、代議士会でそういうことがありました。どうですか。 | ||
○高村委員 私は、テレビでしたから、注意深く聞いていたんですよ。ああ、これは後で言いわけができるように巧みに言葉を言っている、そして一方で、そこにいる人たちにやめるんだということを印象づけて、本当に巧みだな、こう思って聞いていた。そうしたら、その後で、鳩山前総理が出てきて、逃げら...全文を見る | ||
○高村委員 今のような言いわけができるように巧みに言っていた、私は、言っているときからそういうふうに思っておりました。 それで、政権の正統性についてちょっとお伺いします。 岡田幹事長が、一月だったと思いますが、神奈川県連に行ったときにやじられたんですね、マニフェストは国民...全文を見る | ||
○高村委員 そのときそのときで常に自分に都合がいいことを言うことで一貫していると言った人の言うことは、そのとおりだということがよくわかりました。 ありがとうございました。 |