河本三郎
こうもとさぶろう
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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06月07日 | 第129回国会 参議院 運輸委員会 第5号 議事録を見る | ○河本三郎君 自民党の河本です。 きょうは船員法の一部改正とコンベンション法について質疑を行わせていただきます。 まず、その二法案の審議に入る前に、海上保安庁は来ていただいておりますか。 冒頭ですが、北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国の核の疑惑についてにわかに大問題となっ...全文を見る |
○河本三郎君 航空機についてもちょっと教えてほしいんですけれども。 | ||
○河本三郎君 ありがとうございました。 それでは、船員法の改正についてお聞かせをいただきたいと思います。 今回の改正案では、外航船について平成七年四月から、内航小型船について平成九年四月から週四十時間労働制を実施するということですが、この四十時間労働制を実現する必要性と背...全文を見る | ||
○河本三郎君 外航の船員については、場合によっては数カ月にも及ぶ長期の航海となりますので、週休二日制といってもなかなか対応が難しい面があると思います。 船員についての週四十時間の実現はどのような方法により達成できるのか、また現状から見て外航船について来年の四月からの週四十時間...全文を見る | ||
○河本三郎君 労働時間につきましては、ドイツ、フランスは現在既に千八百時間以内、そういうことが達成されているということでございますが、時短の先進国でありますドイツなどは、東西のドイツが統一をされたということもありまして、現在は反時短、時短に反対をする、こういう声も随分上がっており...全文を見る | ||
○河本三郎君 運輸事業は経済の大動脈でありまして、陸海空それぞれの機能が十分に発揮をされて初めて成立をする、一つでも麻痺をすれば日本の経済はとまってしまう、こういう状況でございます。特に海運につきましては、重量物を長距離、大量に運べるという最大の利点がございます。そして、海運業と...全文を見る | ||
○河本三郎君 日本籍船の確保というのは理解できるんですが、第四種になるんですか、P船というのは。それは日本人の乗組員が十一名ということでございます。 そこで、近代化船というのは乗組員を減らしていこう、減らすということだと思います。日本人船員の確保について何かいい対策はあるんで...全文を見る | ||
○河本三郎君 安全輸送、安定輸送という二つの観点から日本籍船の確保は絶対必要であるとは思いますが、大変厳しい経営、国際環境のもとで、便宜置籍船等での外国人船員の利用、活用というのは避けて通れないということでございます。 外国人船員については、安全運航を確保するということから、...全文を見る | ||
○河本三郎君 ありがとうございました。 外航海運業については、シビルミニマムとして日本籍船の維持を図ることも重要でございますが、国際競争力維持ということからも外国人船員の活用が重要である。これらがうまくミックスされて外航海運業は現在の荒波を乗り越えていけると思います。運輸省に...全文を見る | ||
○河本三郎君 大臣、済みません。今五万トン級の何とおっしゃったんでしょうか、もう一度お願いします。 | ||
○河本三郎君 補足をお願いします。 | ||
○河本三郎君 コンテナ船、はい、わかりました。 以上で船員法の一部改正は終わります。 次に、国際会議等の誘致の促進及び開催の円滑化等による国際観光の振興に関する法律案に入らせていただきます。 きのうの提案理由説明で、円高の影響を受けて来日外国人旅客は激減したということ...全文を見る | ||
○河本三郎君 それでは、今までに日本で開催されました代表的な国際会議の名称を二、三教えていただきたいと思います。 | ||
○河本三郎君 見本市、スポーツ大会、音楽祭、芸術祭なとは対象外だということでございますが、オリンピックはスポーツ大会と考えてよろしいんですか。 | ||
○河本三郎君 ありがとうございました。 外国人の来日促進ということから考えましたら、見本市やスポーツ大会も大変効果があると思います。しかし、国際会議等のみを対象とするのか、その合理性、目的をお聞かせいただきたいと思います。 | ||
○河本三郎君 国際会議を地方自治体で開く場合、東京での開催の集中を是正するという視点が欠かせないと思います。去年の東京サミット、これは京都で開催をしたいという意向があったようですが、結局は警備上の都合で東京に落ちついたと聞いております。自治体にとって最も難しいのは、誘致をする誘致...全文を見る | ||
○河本三郎君 一部の大都市では国際コンベンションの誘致の専門家がいると思いますが、地方都市というところにはそういう人材は全くいないと言ってもいいと思います。幾ら運輸省や国際観光振興会が支援をするといっても、地元のことをよく理解した専門家を育てない限り、この振興は現実的ではないと思...全文を見る | ||
○河本三郎君 そこで、次は国際観光振興会のことについてお尋ねをいたします。 この法律は、行革で廃止を取りざたされておりますこの振興会の強化をねらったものであるといううがった見方がございます。運輸省はこの行革がなくても法律を提案したのかどうか、教えていただきたいと思います。 | ||
○河本三郎君 この際お聞きいたしますが、この振興会、設立されて三十年とお聞きしましたが、規模をちょっと教えていただきたいと思います。海外にあるのか、その辺も含めてです。 | ||
○河本三郎君 海外も入れて百五名なんですか。 | ||
○河本三郎君 国際観光振興会の業務については、法人設立の目的を既に達成しているということを初め、観光案内業務が時代おくれになっているという意見もございます。 この法律についても、国際観光振興会に任せておいて国際コンベンション振興が可能なのかということが心配されますが、その辺を...全文を見る | ||
○河本三郎君 特殊法人改革、統廃合を含めた改革というのは行財政改革の重要課題であるということでございます。行革の努力なしで増税は認めぬ、抜本税制改革の前提として行革に取り組め、特に特殊法人については見直しの必要があると、こういう政府の判断もございます。改革に取り組む姿勢は理解でき...全文を見る | ||
○河本三郎君 二法案についての質疑は終わります。 十分時間がありますので、お許しをいただいて、別の件で質問をさせていただきたいと思います。 運輸省における規制緩和についてちょっとお聞かせをいただきたいんですが、運輸省の省議というものは安全第一である、その次に低料金でより快...全文を見る | ||
○河本三郎君 今まで規制緩和をされた目玉商品は一体何ですか。 | ||
○河本三郎君 ありがとうございました。 次はへ公共料金の年内値上げ凍結についてお伺いします。 まず、大手民鉄は、三年ごとの見直しの時期に当たると聞いておりますが、ことし予定されておりました運賃改定の申請を自主的に見送ることになったと、このように聞いております。このような自...全文を見る | ||
○河本三郎君 最後に一点だけお伺いします。 船腹調整制度の件ですが、規制緩和の流れで内航海運の船腹調整制度、SB方式の廃止が言われておりますが、同制度は小規模船主のためにも絶対維持すべきだと、このように考えております。同制度に対する運輸省の考え方をお聞かせいただきたいと思いま...全文を見る | ||
○河本三郎君 平成七年度末までに結論を出したい、このように一方的にと言うたらちょっと問題がありますが、この制度は、資本金一億円以下の零細企業の内航海運の人たちが三十万も四十万もおるわけですから、そういうことをよく考えていただいて、関係者の意見を十分に聞いていただいて、平成七年度と...全文を見る | ||
06月20日 | 第129回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号 議事録を見る | ○河本三郎君 自民党の河本です。 先日の法律案提案理由説明のところで、「近年、科学技術の一層の高度化、複合領域化等が進みこと、こういうふうに理由説明がございましたが、この「複合領域化等」、これをちょっと具体的に教えていただきたいんです。 |
○河本三郎君 本法案は、現在、世界最高性能の研究施設として整備が進められております大型放射光施設の利用の促進に向けて体制整備を図るもので、共用の促進は基本的に大変結構なものでございます。いわゆるスプリング8の建設地であります兵庫県の播磨科学公園都市を委員会で訪問いたしました。本法...全文を見る | ||
○河本三郎君 世界最高性能を有する施設ということでございますが、具体的に放射光というのはどういうものか、この利用によってどのような成果が期待されるのかを理解すれば、この法律の必要性が一層理解しやすいと思います。私が思いますのには八GeVで満足なのか、この辺も含めてちょっとお聞かせ...全文を見る | ||
○河本三郎君 ありがとうございました。 スプリング8は、局長おっしゃるように幅広い分野において飛躍的に試験研究を発展させるということでございます。その利用に大きな期待が寄せられております。この共用を促進するということは大変重要だと思います。 そこで、現時点でスプリング8を...全文を見る | ||
○河本三郎君 先日視察を行いました播磨科学公園都市、ここでも民間企業が放射光施設を建設しております。ほかにも同様の施設の建設の構想があると聞いております。今後、これらの施設とスプリング8の間に協力関係あるいは役割分担が不可欠になってくると思いますが、この点について政府のお考えをお...全文を見る | ||
○河本三郎君 よくわかりました。 さらに小型の放射光施設、これも放射光利用研究全体の底上げをして、スプリング8の利用の拡大、効果的な利用の促進に資するものと思います。 そこで、このような施設による放射光利用の促進に関して政府の考えをお聞かせいただきたいと思います。 | ||
○河本三郎君 スプリング8を利用したいと考えている研究者に実際に施設を利用してもらうためには、本体の整備それからビームラインの建設等を進めなければならないと思います。 それ以外に、例えば利用者のための宿泊施設、環境整備が大変重要かと思いますが、地元の地方公共団体の協力が不可欠...全文を見る | ||
○河本三郎君 施設の共用を促進していく上においては、今申し上げました利用者のための宿泊施設、居住施設等の一層の整備が不可欠であると思います。地元への働きかけも含めて政府の対応を聞かせてください。 | ||
○河本三郎君 局長、生活環境整備ということでお聞きをしたんですが、学校や病院はどういうふうなお考えなんでしょうか、ちょっと教えていただきたいと思います。 | ||
○河本三郎君 ありがとうございました。 平成二年度に建設が開始をされまして、局長のお話にもありますように平成九年度に一部供用開始ということでございますが、その利用まで約三年余裕がございます。法律を整備する必要があるのであれば、建設開始の時点でも可能だったはずでございます。なぜ...全文を見る | ||
○河本三郎君 本施設の完成につきましては地元も本当に一年でも早い、一カ月でも早い完成を望んでいるわけでございます。平成九年度に一部供用開始と言わずにすべてが完成をできるように、大臣のこのプロジェクトについての決意をお聞かせいただきたいと思います。 | ||
○河本三郎君 法案についての質問は以上で終わります。 次に、ちょっと時間を利用させていただいて別件でお尋ねをしたいんですが、科学技術庁としては、HⅡも見事に打ち上がった、向井さんも間もなくスペースシャトルで七月ですか行かれる、「もんじゅ」も臨界に達した、八GeVも今大臣のお話...全文を見る | ||
○河本三郎君 局長ありがとうございました。 法案についての審議は以上で終わります。 | ||
11月16日 | 第131回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号 議事録を見る | ○河本三郎君 自民党の河本でございます。きょうは大臣よろしくお願いいたします。 まず最初に、大臣、就任以来積極的に科学技術の振興に取り組んでおられます。約五カ月がたとうとしておりますが、その間のこれまでの率直な感想をひとつお聞かせいただきたいと思うんですが。 |
○河本三郎君 それでは次に、八GeV・SR、SPring8についてお尋ねをいたします。 私の地元でございます兵庫県の西播磨というところでございますが、科学技術庁によって世界最大、世界最高性能の大型放射光施設八GeV.SRの建設が進められております。兵庫県が同時に進めております...全文を見る | ||
○河本三郎君 ありがとうございました。 大臣は、先ほど志村先生の質問にお答えになったように、「むつ」も見られた、HⅡロケットの打ち上げも視察されたということでございます。来春に西播磨を見学したい、こういうことでございますが、これは御案内のとおり国家的プロジェクトでございまして...全文を見る | ||
○河本三郎君 ありがとうございました。次の御答弁のときはもう少しゆっくりお願いします。 次に、国際的な研究者の交流ということについてお伺いをいたします。 科学技術をめぐる環境というものが急速に国際化をしております。国境を越えた研究活動、これが不可欠な今日、国際的な研究交流...全文を見る | ||
○河本三郎君 ありがとうございました。 次に人材の問題でございますが、科学技術の振興にとって研究者や技術者などを養成、確保することは重要な課題であると考えます。これから我が国が一層の科学技術の振興を図っていくためには、これまでにも増して人材の確保、養成に努めていく必要があると...全文を見る | ||
○河本三郎君 全体のカリキュラムを見直さないと子供に負荷がかかる、こういうことだと思います。 ちょっとこれは通告をしていないんですが、今後十五年で技術者、研究者、技術者に限られるんでしょうか、四百五十万から五百万人ほど不足するという予測結果があるんですが、この辺どなたか御答弁...全文を見る | ||
○河本三郎君 ありがとうございました。 次は、研究開発と規制緩和についてお尋ねをいたします。 研究開発の分野でも、効率的、効果的な研究開発を進めていくには研究開発活動を制約するような規制はできるだけ排除していくべきだと思っております。十月八日の日経新聞で、政府が研究開発活...全文を見る | ||
○河本三郎君 局長、規制のために促進された技術もあると。規制のために抑えられた、そういう端的な例はございませんか。 | ||
○河本三郎君 次は、政府の研究開発投資の倍増ということでお聞きをしたいんですが、基礎研究の推進、これは大学、国立試験研究機関の強化など、政府の果たすべき役割は大きいものでございます。しかし、日本の政府研究開発投資額負担割合は、対GNP比で見ましても欧米の先進諸国との比較においては...全文を見る | ||
○河本三郎君 ありがとうございました。 そこで、研究開発投資だけでもこれは十六の省庁にまたがっている、このようにお聞きをしております。私は、科学技術の発展と教育、この二つが日本の次の最重要課題である、このように確信をしている一人でございますので、この十六省庁にまたがるややこし...全文を見る | ||
○河本三郎君 ありがとうございました。 次は、海洋調査研究における国際協力でございます。 本年六月からの海洋科学技術センターとアメリカ随一の海洋研究機関ウッズホール海洋学研究所の共同調査研究において、「しんかい六五〇〇」の潜航調査によりまして大西洋中央海嶺の活動状況を初め...全文を見る | ||
○河本三郎君 次に、無人探査機「かいこう」の現状と今後について質問をいたします。 「しんかい六五〇〇」、これは現在世界で最もすぐれた有人潜水調査船でございます。今後とも本船を世界の研究者とともに活用して、人類のフロンティアである深海に対してはさらに挑戦をしていかなければいけな...全文を見る | ||
○河本三郎君 先ほど志村先生の質問の中にきく六号のお話がございましたが、御答弁では、きく六号、これは宇宙のごみになったわけではなくてかなりの実験が可能であると。多少は安心をしておりますが、もう少しどういう実験ができるのか、ちょっと教えていただきたいと思うんですが。 | ||
○河本三郎君 かなりの実験が可能であると、こういうふうに理解をしてよろしいんでしょうか。 | ||
○河本三郎君 それで局長、今御答弁いただいたんですが、今回のふぐあいの原因がアポジエンジンの二液式の調整弁のふぐあいだと、故障だと。これ以外にも何か原因究明をされているんですか。 私ごとで恐縮なんですが、友達同士で話をしておりますと、二液式の調整弁が悪いということを発表されて...全文を見る | ||
○河本三郎君 最後に、大臣にお伺いをいたします。 大臣は、所信表明でも「未来担当大臣として、夢を実現し、新しい文化や経済活動を創出するためにも、積極的に科学技術の振興を図ります。」と表明をされておられました。それは私も全くそのとおりだと思いますが、それにはやはり技術立国、ここ...全文を見る | ||
○河本三郎君 終わります。 | ||
11月17日 | 第131回国会 参議院 運輸委員会 第2号 議事録を見る | ○河本三郎君 大臣、自民党の河本でございます。 きょうは衆議院の方で大変お忙しいところ御苦労さまでございます。よろしくお願いいたします。 まず、運輸行政の重要課題に対する大臣の取り組みの姿勢についてちょっとお伺いをさせていただきたいと思います。大臣、就任されて間もなく五カ...全文を見る |
○河本三郎君 大臣、陸海空それぞれの問題について大変積極的な政策の展開についてお聞かせをいただきまして、ありがとうございます。 今、大臣のお話にもございました港湾のことについて次はお聞きしたいと思いますが、港湾の空洞化ということが叫ばれるような時代になってまいりました。これは...全文を見る | ||
○河本三郎君 今、平成八年に二つから三つのバースが完成するとおっしゃいましたが、それはどこですか、教えてください。 | ||
○河本三郎君 次は、テクノスーパーライナーについて質問いたします。 先日、我々運輸委員会でこのテクノスーパーライナーに試乗いたしましたが、千トンの貨物を五十ノットの高速で運べるということで、これが実現をされますと北海道、九州から首都圏まで半日程度で結べるということになります。...全文を見る | ||
○河本三郎君 ありがとうございました。 次は、空港についてちょっと質問いたします。 今後、世界の中でも特にアジアの地域が著しく経済成長をしていくことが予想されております。それに伴いまして、アジアの国際航空需要も高い伸びを示すことが見込まれております。こういう流れの中で、韓...全文を見る | ||
○河本三郎君 次は、兵庫県の播磨飛行場、播磨空港の件でお尋ねをいたします。 西播磨というところは、人口は東播磨も含めて百八十万ほどの人口がございまして、純生産額というのも五兆四千億ぐらいの規模でございます。そしてここには、科学技術庁が音頭をとって現在、平成九年の一部供用開始を...全文を見る | ||
○河本三郎君 最後の質問でございます。 十一月の初めに大阪で観光サミットというのが開かれたようでございますが、この観光大臣会議に議長として挑まれた亀井大臣の御感想、またポイントなどを少々お聞かせいただきたいと思います。 | ||
○河本三郎君 終わります。 |