郡和子

こおりかずこ



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郡和子の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○郡分科員 民主党の郡和子でございます。きょうは、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  民間損害保険会社のずさんな支払い管理体制というのが問題になっております。御承知のように、自動車保険をめぐっては不適切な支払いというのが問題になりまして、金融庁も業務改善命令を出したわけです...全文を見る
○郡分科員 今、数字をお示しいただきました。等級の変更というのが一〇%を超えているということについてどのようにお感じなのかもおいおい伺いたいと思います。  この後遺障害の認定というのは、一級から十四級までの等級があるわけでございますけれども、審査会それから紛争処理機構の等級変更...全文を見る
○郡分科員 今のお話を伺って、私も改めて驚きましたけれども、非該当から裁判によって三級にまで認定が変わったという方もおられる、あるいは処理機構でも随分と大きな変更幅があるということです。これは、下がったということではなくて上がったということがまさに問題なんだろうと、今お話を聞いて...全文を見る
○郡分科員 今の、書面での審査をするのだと。これは、いろいろと医療記録なども出されることなんだろうと思います。後遺障害の診断書でありますとか、それからXP、CT、MRIの画像などを見て、これをもって診断して等級認定をされるということなんでしょうけれども、今お話にありましたように、...全文を見る
○郡分科員 確かに法律の中に書面による説明というのが書いてございますけれども、私の手元には、その書面での説明だろうと思うんですけれども、これを今手に持っているところですけれども、ここに書かれているものを見ますと、見た上で、その被害者の男性は、納得ができない、自分が提出した医師の診...全文を見る
○郡分科員 そうだと思うんです。やはり審査会に実際に異議を唱えるとしても、この審査会に弁明をする機会も与えられない。それからまた、資料も確認するすべがない。これはやはり被害者にとっては大きな不利益だろうと思います。  自賠責保険というのは強制保険でありまして、被害に遭われた方々...全文を見る
○郡分科員 おっしゃられるように、大変難しい診断というのもあろうかとは思いますけれども、やはり公平公正であって透明なものでなければいけないんだろうと思います。  裁判になっている例も数多くあるということがまた大きな問題なんだろうと思います。裁判を起こす方々は皆、被害者の方々がほ...全文を見る
○郡分科員 ただいま大臣から高い見地に立った御発言をいただきまして、ありがとうございます。  重ねて申し上げますけれども、この自賠責保険というのは強制保険でございまして、やはり国として、国交省としても、なお一層の改善に向けた努力というのを、異議申し立ての件数がなかなか減少しない...全文を見る
03月20日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  まず、きょう、私の地元仙台の新聞、河北新報が大きく取り上げておりましたが、FOPが難病指定されたということで、私もこの委員会で以前、松島町の武田捷冶君を御紹介申し上げて、十三万三千の署名を持って厚労省にお願いをしたということを触れさせて...全文を見る
○郡委員 残留邦人の皆さんたちも高齢化が進んでおります。夏ごろまでということでしたけれども、一日も早い、そしてよい解決策を政治判断していただきたいと思います。  それでは、児童手当法一部改正案について質問させていただきますが、児童手当制度の目的というのは、家庭生活の安定に寄与す...全文を見る
○郡委員 今大臣がお話しになられたこと、私も余り頭がよくないんでしょうか、何をおっしゃられたのかよくわかりませんでした。  私が危惧いたしますのは、柳澤大臣も、子供二人で健全というような御発言もありました。そういうような家族観というのが国民運動としてなされてしまっては困るという...全文を見る
○郡委員 つまりは、厚労省としては十分にこの議論を検討しているわけではない、検討せずに今般この児童手当の拡充ということを行ったということですね。確認をさせていただきます。
○郡委員 厚労省なりに検討してこの施策を進めたということと今御説明ございましたけれども、ここで、さまざまな支援策が必要である、そして働き方の見直しが必要であるといったことを、担当である厚労省として、やはりこれは重く受けとめて対策に当たっていかなくちゃいけないんだろうというふうに思...全文を見る
○郡委員 副大臣、私は根拠をお尋ね申し上げました。  今御答弁ございましたように、昭和四十二年の児童養育費に関する全国調査に基づいて児童一人当たりの現金支出を算出して、その半分程度をめどに三千円と設定されたということでございました。  これはいろいろと見直しがされているわけで...全文を見る
○郡委員 先ほども、菊田さんのやりとりを聞いておりまして、何だか本当によくわからないなというのが私の実感でもございました。  さらに私もお尋ねをしたいと思うんですけれども、昨年の百六十四国会におきまして、北井雇用均等・児童家庭局長は、出生順位によって手当額が異なることにつきまし...全文を見る
○郡委員 であれば、昨年のあの議論は一体何だったのでありましょうか。全く基本的なビジョンというものが政府にはないのかというふうに言わざるを得ない。全く見えてこない。つけ焼き刃でその都度その都度切り抜けている。そういうような施策では、本当に子供が安心して生まれてくるような、そういう...全文を見る
○郡委員 そんなのはわかっておりますよ。そういうことを私は伺っているわけではありません。もっと真摯に、このところをぜひお示しいただきたいと思いますよ。  なぜ、三歳よりも上になったらば、養育費や何かも、子供にかかる子育て費用も高くなっているにもかかわらず、これが一万円から五千円...全文を見る
○郡委員 ですから、なぜそうなったのですかと私はお尋ね申し上げているんです。
○郡委員 ですから、何度もまた同じやりとりになってしまいますけれども、それが昨年末に初めてわかったんですか。乳幼児期の親たちが相当若くて、収入もそれほど、相対的に高くないということが初めてわかったから今般そういうことにされるのですか。昨年の国会では何とおっしゃっていたんですか。
○郡委員 ですから、その根拠をお示しいただきたいとお尋ねいたしましても、同じような御答弁が繰り返されるだけであります。  時間がもったいないので。  私といたしましては、そして民主党といたしましては、子供たち、チルドレンファーストということを政策の最重点課題に取り上げているわ...全文を見る
○郡委員 では、別の角度で伺いましょう。  二〇〇五年三月の内閣府少子化社会対策に関する子育て女性の意識調査の中に、少子化対策として重要な政策として、保育や教育費への補助、医療費補助、児童手当などの経済的支援措置を求めております。「新しい少子化対策について」では、子育て支援税制...全文を見る
○郡委員 つまり、初めに財源ありきということなのでありましょう。  今回の改正による児童手当の追加所要額というのは、平成十九年度は六月支給分から十カ月分の実施で千三百七十億円、その内訳は、国負担分が二百二十億、地方負担分が四百七十億、事業主の負担分が六百八十億というふうになって...全文を見る
○郡委員 ということであれば、現在の経済状況を見ますと、事業主拠出のあり方というのを見直すということもあるということでしょうか。
○郡委員 公費負担分の財源ですけれども、これは、緊急雇用創出特別基金から国庫に返納されるのを前倒しで措置して、地方負担分は地方特例交付金で措置するということになっているわけで、いずれもこれは恒久的な財源とは言えません。  平成二十年度以降の公費財源について、昨年、内閣官房、内閣...全文を見る
○郡委員 いただかなくていいように進める、心配しなくてもいいように進めるのだというふうなお話でしたけれども。  どういうふうに財源をつくっていくのかも明らかにされないまま、では、乳幼児加算がされましたけれども、これがこのまま、二十年度以降も続くのかどうかもはっきりしない、そして...全文を見る
○郡委員 やはり、母子家庭の平均収入というのはこれだけ低いということですね、二百三十三万四千円。こうした収入で、なお児童扶養手当を減額するのでしょうか。
○郡委員 厚労省からも、母子家庭の就労支援、福祉から就労へ、支援から自立へということで、さまざまな施策を見せていただきました。そして、就業されている方々、アクセスそのものも年々上がってはきているものの、就職できた方々、非正規、パートといった方々がほとんどでございます。  この方...全文を見る
○郡委員 民主党の郡和子です。  私は、ただいま議題となりました政府提出の児童手当法の一部を改正する法律案について、民主党を代表して、反対の立場で討論をいたします。  反対する第一の理由は、政府・与党が、児童手当制度全体についての将来ビジョンを持ち合わせておらず、小手先の見直...全文を見る
03月20日第166回国会 衆議院 本会議 第15号
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○郡和子君 民主党の郡和子です。  私は、ただいま議題となりました政府提出の児童手当法の一部を改正する法律案について、民主党・無所属クラブを代表して、反対の立場で討論を行います。(拍手)  反対する第一の理由は、政府・与党が児童手当制度全体についての将来ビジョンを持ち合わせず...全文を見る
03月28日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  きょうの午前中にも三井委員、高橋委員からも質問がございましたけれども、私もこの問題から触れさせていただきたいと思います。中国残留孤児支援の問題でございます。  先日の委員会でも、私どもの宮城県議会が全国で初めて、今月の十三日に、この残...全文を見る
○郡委員 しかし、本当に多くの孤児の方がいらっしゃるわけで、その方々は、全国各地でさまざまな、生活の大変厳しい状況に置かれている、だからこそ国を訴えざるを得なかったという側面があるわけですから、そのところもしっかりとお含みおきいただきたいと思います。  午前中に、聞き取りで、こ...全文を見る
○郡委員 残留放射能につきまして、またさらに詳しく後々伺ってまいりますけれども、原子爆弾による放射線というのは、直爆の放射線とそれから残留放射線の二つあるという認識で間違いありませんよね。
○郡委員 そして、そのDS86ですけれども、原子爆弾の放射線のうち、主に直爆放射線、初期放射線を基礎として計算されていると思いますけれども、いかがでしょうか。
○郡委員 もう一度、初めに質問をしたところに戻りますけれども、審査の方針というのは、このDS86と、DS86を基礎とする原因確率論を基礎としているという確認ができました。そのDS86というのは、主に初期放射線、直爆放射線である。  では、残留放射線を考慮しないで、なぜ被爆者の被...全文を見る
○郡委員 確かに、残留放射能について加えているのだという御発言がございました。  ここに審査の方針がございます。そして、残留放射能についてですけれども、これは別表十というところであらわされています。これによりますと、広島の場合は、既に、爆心から七百メートル以遠ではゼロであります...全文を見る
○郡委員 それでは、また伺いますけれども、厚労省が審査の方針の基礎としている疫学調査でありますけれども、これは放射線影響研究所の研究に基礎を置いているというふうに承知をしております。  その放射線影響研究所の大久保利晃理事長が、昨年の八月六日付の中国新聞に、「被爆影響 解明の道...全文を見る
○郡委員 放影研の疫学調査では、被爆後の行動についての調査というのが行われておりません。  つまり、残留放射線を考慮していないということは、裁判所でも明らかになって、放影研でも、そして国もお認めになっていることではないでしょうか。これでは、残留放射線を無視していると言われまして...全文を見る
○郡委員 それでは、審査の方針の中で、「原爆放射線起因性の判断」というところで、「判断に当たっての基本的な考え方」が示されているわけですけれども、その中に、「おおむね一〇パーセント未満である場合には、当該可能性が低いものと推定する。」として、であれば、大抵の方が認定に当たらないと...全文を見る
○郡委員 それは、ちゃんとデータとしてお持ちにはなっているんですか。
○郡委員 それでは、ぜひ、時間がかかって結構ですので、その数字をお示しいただきたいと思います。どういうふうな形でこの認定外の、該当しない方々を拾い上げているのか、拝見をさせていただきたいと思います。  それと、DS86そのものについてなんですけれども、これは、ネバダの核実験を含...全文を見る
○郡委員 重ねて、東京地裁判決というのが、これらの問題についてこういうふうに指摘をしております。「放射線に特有の疾病や症状が存在するわけではない。したがって、放射性起因性の有無は、病理学、臨床医学、放射線学や、疾病等に関する科学的知見を総合的に考慮した上で、判断するほかはないわけ...全文を見る
○郡委員 今の判決文の引用、ちょっとあれでしたけれども、こういうところもあります。「残留放射能についての問題点」ということで、広島、長崎の原爆とも、「原爆投下直後から残留放射能についての調査がなされたものの、誘導放射能及び放射性降下物について、十分な実測値が得られておらず、ある程...全文を見る
○郡委員 しかし、いずれの裁判におきましても、それが科学的知見に基づいていないだろうと大きな疑問符がつけられているわけですよね。そして、認定基準の見直しをすべきだ、そういうふうに言われているわけです。  今、本当に石田副大臣はそのように納得されたんでしょうか。
○郡委員 お言葉ではございますけれども、副大臣も厚労省もそういう御認識なのかもしれませんけれども、大阪、広島、名古屋、仙台そして東京と、各地裁でも、それ以前では、松谷訴訟で最高裁、小西訴訟で大阪高裁、東訴訟で東京高裁で、すべて国は負けているんですよ。いずれの裁判でも、国側が言う認...全文を見る
○郡委員 厚労省は、判決というのをちゃんと検討されているんですか。これまで五回の裁判で、どうなんでしょうか、出されたことについて本当にしっかり検討されているんでしょうか。そして、検討されて、今のような御答弁なんでしょうか。大変驚きますし、残念でなりません。  先ほどお示しいたし...全文を見る
○郡委員 ちょっと質問の角度を変えてみます。  昨年の十二月十八日、厚労省の医療分科会は、原爆による被爆はC型慢性肝炎などの肝機能障害に影響を与えないとする戸田剛太郎氏の報告書を採用されました。いわゆる戸田意見書と呼ばれるものですけれども、これは、東訴訟の東京地裁判決、高裁判決...全文を見る
○郡委員 今、柳澤大臣がとうとうと答弁書をお読みになられて、少し早口だったものですから、私も少しついていくのが大変だったんですけれども。  この戸田意見書というのは、裁判で全く採用されなかった、否定をされたものであります。私がお尋ねしたのはそういうことでした。ところが、その否定...全文を見る
○郡委員 ですから、私は申し上げました。その報告とほぼ同じ内容のもので、既に裁判にこの戸田意見書が出ているわけですよ、東裁判のときに。副大臣、何を血迷ったことをおっしゃっているんですか。
○郡委員 それでは、また違う角度から聞かせていただきます。  被爆者援護法の立法趣旨というのは、その前文に掲げられているわけです。副大臣ではなく大臣にここからはお答えいただこうと思いますけれども、前文では、とりわけ高齢化した被爆者の救済という色彩が強いわけでありまして、御存じの...全文を見る
○郡委員 何度も同じことになるわけですけれども、その最善の審査の方針というものについて、裁判所は、これはいかがなものかというふうに断じているわけです。  既に、原告の方々、三十一人の方々が亡くなられてしまいました。きょう、その新聞資料の後ろに、これは「原爆症認定申請件数と認定状...全文を見る
○郡委員 ですから、その審査の方針について、科学的な知見に基づいていないのではないかということが裁判所でも立て続けに出されているということはお伝えいたしました。  何だかんだと、今ある最善の方策だというふうにおっしゃられましたけれども、それこそ先ほどの肝炎のお話じゃありませんが...全文を見る
04月10日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  ちょっと荒れた声ですけれども、お許しをいただきたいと思います。  まず、ILOでは、一九九四年にパートに関する条約というのを採択いたしました。EU各国では、これに対して均等待遇の規定が実施されていて、日本は大変おくれているというふうに...全文を見る
○郡委員 ありがとうございました。  国際的にも、均等待遇について法的にしっかりと明記をすることが必要であろうということを今おっしゃられたんだろうと思います。  重ねて中野参考人にお話を聞かせていただきたいと思うんですけれども、包括的に短時間労働であることを理由とする差別を禁...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  続いて、佐藤参考人にお話を聞かせていただきたいと思うんですけれども、労働時間の長短による処遇の違いやそれから呼称による処遇の違い、これは合理的でない処遇差であるというふうに御説明をされました。解消すべきものであるというお話だったと思います。全...全文を見る
○郡委員 同じ点につきまして、中野参考人、それから中原参考人、お二方にお尋ねしたいと思います。
○郡委員 それから、これも私ども懸念する大きな点なんですけれども、有期の定めについて格差の合理的な根拠と考えるというふうなことに政府案はなっているわけですけれども、この点についての妥当性というんでしょうか、どのようにお考えになっているのか、中野参考人とそれから中原参考人にお話を伺...全文を見る
○郡委員 この有期ということ、パート労働が本来の意味での臨時的、一時的な仕事ということではなくなっているということなんだろうと思います。  最後になりますけれども、佐藤参考人、呼称による処遇の差は合理的ではないという考え、全く同感でございますけれども、分科会でも労働側の委員から...全文を見る
○郡委員 ありがとうございました。時間が短くて、もっとたくさん伺いたいことがありましたのですが、そのほかの参考人の方々にも質問できませんで大変申しわけありません。  ありがとうございました。
04月11日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  この間の審議を聞かせていただきましても、新たなパート差別促進法とでもいいましょうか、そういった要素がかなり大きくなっているのだということを大変心配するものであります。  先ほど川内委員からの質問にもありましたいわゆるフルタイムパート、...全文を見る
○郡委員 私は、今回の法律の中にもさらなる不利益の変更が隠されてはいないかと心配になる部分がございます。  まず第一点、指摘をさせていただきますれば、期間の定めのないパートの方々、今およそ四割いらっしゃるわけですけれども、今現在、期間の定めのないパート労働者が有期契約に切りかえ...全文を見る
○郡委員 実態を見て、それに即して対応するのだ、八条二項に即するものはそういうふうにしてすくい上げていくこともある、しかし、そこから漏れることもあるということですよね。今まで期間の定めがなかった人があしたから期間の定めを三カ月後にいたしましょうとされたときには、そのときにこの八条...全文を見る
○郡委員 では、そうした不利益をさせないための何か手だてというのはありますでしょうか。
○郡委員 それは使用者と労働者の契約ということになるのでしょうけれども、でもそれが、今局長は大分楽観的なお立場での発言であったと思うんですけれども、使用者側の方が圧倒的な力を持っているわけで、不利益変更を生じさせないようなしっかりとした手だてを講じておくことがなければ、使われてい...全文を見る
○郡委員 そもそも、この期間の定めということについての考えが、期間が定められている、そのときに、例えば季節的なことだとか、あるいは短期的なことだとか、臨時的に何かがあってこの期間というふうな期間の定めがあるのは合理的だと思うんですけれども、恒常的にずっと続いている仕事で期間の定め...全文を見る
○郡委員 やはり、合理的な理由がなければ期間の定めということはしてはならないような、そういうふうなちゃんとしたものがなければ、これは本当に差別的なものから脱し得ないのであろうというふうに私は思います。  次に、いろいろと問題点がありまして、改正案というのは第一条の目的で「通常の...全文を見る
○郡委員 もう少し簡単にお答えいただけるものかと思いましたけれども。働きぶりには、正社員のそういった働きぶりに対して均等、均衡というふうな、そういうことではないということの理解でよろしいわけですよね。もう一度重ねて伺いますけれども。
○郡委員 はい、わかりました。  それでは、その責任について次にお尋ねしたいと思います。  改正案の第八条、第九条第二項、それから第十条第一項は、職務内容同一短時間労働者に適用されております。第八条で、職務の内容というのは「業務の内容及び当該業務に伴う責任の程度」というふうに...全文を見る
○郡委員 今、パートタイム労働指針を挙げられて御説明をいただきましたけれども、では、例えばノルマを挙げさせていただきますと、ノルマ、例えば販売業務での一定期間での売上高ということになるんだろうと思うんですけれども、この場合、業務内容やほかの責任の程度が同じであって、所定内労働時間...全文を見る
○郡委員 今、労働時間に比例してはいないのだというお話でした。  ちょっと別の角度から質問させていただきますけれども、当初、厚生労働省の御説明、雇用均等分科会などでも説明をされていました。パートタイム労働指針にある所定労働時間が通常の労働者とほとんど同じパート労働者は、今回の改...全文を見る
○郡委員 そうですよね。今回の改正ではないわけですよね、これは。入っていないわけです。改正案の第八条、差別的取り扱い禁止の対象となるパート労働者の要件には、時間の長短、時間の要素は入らない、そういうふうな理解をさせていただきました。  正社員と所定労働時間がほとんど同じパート労...全文を見る
○郡委員 第九条第二項は、職務内容同一短時間労働者で、人材活用の仕組み、運用が一定期間正社員と同じと見込まれるパート労働者には、正社員と同一の方法により賃金を決定するように努めるものと規定されております。  この場合の職務内容同一短時間労働者にも、責任の程度という要件の中で時間...全文を見る
○郡委員 それもこれも事業主、使用者側にゆだねるということになるわけですよね、これまで伺ってきた流れからいたしますと。それではやはりパート労働の方々に対して大変不利益になるケースが出てこないとも限らないと思うんです。ですから、ぜひここは指針などで明確に示していただいて、一方的、恣...全文を見る
○郡委員 ぜひ指針で盛り込んでくださるように、無用な混乱、また不利益変更などが起こらないようにぜひともしていただきたいと思います。  それから、責任の程度の比較については、午前中の西村委員とのやりとりでもあったように思いますけれども、異動の範囲を比較する場合、これについてもちょ...全文を見る
○郡委員 次に、それでは、第九条の第一項にございます、事業者は、正社員との均衡を考慮しつつ、パートの賃金を決定するよう努めることですね。その際に、事業者は、パート労働者の職務の内容だけでなく、職務の成果、意欲、それから能力または経験などを勘案するというふうになっているわけですけれ...全文を見る
○郡委員 今、総合的に判断できるような基準というふうにおっしゃられたわけですけれども、これは、ですから、どこがどういうふうにつくるわけなんですか。
○郡委員 ですから、何度もこれまでの議論の中でもありました、事業主が決めることであります。  パートで働いている人たちが、自分は差別を受けていますというふうに思って、それを立証するのが大変難しいというのも、先ほど午前中の筒井委員とのやりとりで出てきたわけですよね。労働者は、自分...全文を見る
○郡委員 では、ちょっと別の観点からまた伺わせていただきますけれども、転換制度について、それでは聞かせていただきたいと思います。  これは第十二条の通常の労働者への転換制度ですけれども、第一項一号で、正社員の募集の際には、その募集事項を掲示するというふうに。掲示すれば、この転換...全文を見る
○郡委員 これは、ですから、掲示するだけで、そのパート労働者の方々全員に、そういうふうなチャンス、こういう機会があるんですよということを知らせたことになりますか。どこに張って。それは、見た人は見えるかもしれませんけれども。壁に張っておくだけで、これはもうその措置を講じたことになっ...全文を見る
○郡委員 ちょっと待ってください。ということではないと思いますというふうにおっしゃいましたけれども、それは全部、事業所にそういうふうに徹底されるわけですか。一人一人にちゃんと見えるように掲示しなさいというふうになるわけですか。
○郡委員 ですから、それで十分だと本当に思っておられるのでしょうか。本当に、行政としての責任放棄だと思います。  どなたかも触れておられたかと思うんですけれども、パート労働者の優先雇用制というのは、このパート労働法が九三年につくられる前から、既に一九八九年、当時の労働省が告示を...全文を見る
○郡委員 義務づけであっても、掲示をしたり、登用試験というのもあるようですけれども、これも、登用試験をしたけれどもあなたはだめだったわというふうな弁解を使用者側にさせることが可能になったりするわけですよね。  新しい新卒の新人の採用をするのと、ここでずっと熟練してきてパートで働...全文を見る
○郡委員 いずれにしましても、大変実効性が乏しいものではないかというふうに指摘せざるを得ないと思います。  パートで働く多くの方々というのは本当に、賃金はもちろんですけれども、そのほかのことでもさまざまな差別を感じておられるわけです。慶弔休暇や見舞金もそうですし、一時金もそうで...全文を見る
04月13日第166回国会 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  私も、今回、少年法で審議をさせていただく時間をいただきました。本当にありがとうございます。  今し方の議論を聞いておりまして、これは想像以上に、少年司法と児童福祉のバランスが大変大きく壊れてしまうのではないかという懸念をますます深めて...全文を見る
○郡委員 そうですよね。今局長から御答弁がありましたけれども、大変すぐれた調査をなさってきたのだと思いますし、いるのだろうと思います。  今回の改正で、触法少年、虞犯少年に関する警察の調査権限が明確になって、その権限が拡大されるわけですけれども、その調査は、主に必要な事実関係の...全文を見る
○郡委員 今御説明いただきました。背景や原因などについてもしっかりと掘り起こすのだということですけれども、今回の少年法の改正の契機ともなりましたあの佐世保事件、被害者のお父様ですけれども、手記を発表されております。二〇〇五年の五月三十一日ですけれども、この中には、事件直後の警察の...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  児童福祉司の増員数は二千百四十七人というふうなことですけれども、一方の警察官というのは大変ふえておりまして、少年を担当する部門だけでも千人近く増員されているというふうに聞いております。ぜひ柳澤大臣に頑張っていただいて、この児童相談所の拡充を図...全文を見る
○郡委員 そもそも、無断外出をしたからまた引っ張ってきて閉じ込めておけばいいということではありませんで、もちろん私もそういうことを申し上げているわけではありません。閉じ込めて強制的に反省をさせても何にもならないわけでして、見守りの中で自発的に気づかせるということが大切なのだろうと...全文を見る
○郡委員 子供たちが、その子自身が悪くて出ていくということよりは、そこでの対応についても問題がありはしなかったかということもやはりしっかりと検証すべきではないのでしょうか。こういった子供たちがいるからということで、強制措置がさらに可能であるような少年院にというふうなことではやはり...全文を見る
○郡委員 ですから、原則家裁送致にしなくてもいいのではないでしょうかということを私は申し上げたいわけです。  そして、これは、社会保障審議会児童部会社会的養護のあり方に関する専門委員会で、平成十六年十月二十一日、国立児童自立支援施設の武蔵野学院の前院長の徳地昭男さんが具体例を話...全文を見る
○郡委員 今、いろいろと言いわけを御答弁なさったんだろうと思いますけれども、これはやる気になればすぐできることだと思います。そうだと思います。そういう点で、厚労省はぜひ頑張っていただきたいと思います。  次に、まだまだ心配な点がたくさんあるんですけれども、時間が余りありません。...全文を見る
○郡委員 先ほど高井委員も、大臣とのやりとりの中で、家庭の問題ということにも触れていたわけですけれども、これは凶悪犯、重要窃盗犯についてもっと割合が高くなっているんでしょうし、増加しているというふうなお話がありました。このような実態というのは、つまり、教育的、福祉的な対応に至らな...全文を見る
○郡委員 であればこそ、警察権力の介入、少年院送致への年齢の下限を撤廃することよりも、重ねて申し上げるわけですけれども、福祉的、教育的な支援、それから児相や自立支援施設での育て直しというのがやはり重要になってくるのではないかと思うんですけれども、ここは法務大臣に見解をお尋ねしたい...全文を見る
○郡委員 私は、何も少年院が悪いというふうに申し上げているつもりはありません。しかしながら、子供たちの育ちということを考えれば、より福祉的なところを重視すべきであろう。そして、今回の改正で、少年院送致の年齢の下限を取っ払ってしまうことがどんなに心配かということを私は申し上げている...全文を見る
04月20日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  先輩議員の議論の進め方、大変勉強させていただきながら聞かせていただきました。私も精いっぱい頑張らせていただきますので、よろしくお願いいたします。大臣、副大臣におかれましては、お昼をおとりになる時間もなく、大変お疲れさまでございますが、ど...全文を見る
○郡委員 大臣から御答弁をいただきましたけれども、全家連も国も見通しが甘かったのだという趣旨の御答弁であったろうと思います。  そもそも、大臣も触れられましたように、厚労省の提案がなければ全家連の決定はあり得なかったのであります。厚労省の責任、今後の責任をどう全うされるのか。こ...全文を見る
○郡委員 今の御説明でも、御答弁でも、なぜ全数を把握する必要があるのか、そしてまた、外国人労働者の個人情報がなぜ必要であるのか、そしてまた、それがないと実施できない雇用管理施策というのは一体何であるのか、よくわかりませんでしたので、わかりやすく御説明をいただけると幸いです。
○郡委員 それでは、外国人の雇用状況の届け出を義務化しているわけですけれども、これが正しく履行されているのかどうか、その実施状況というのを確認して、どの機関がどのように指導されるのでしょうか。
○郡委員 その届け出が本当にしっかりしているものかどうかというのは、どういうふうにしてわかるんですか。
○郡委員 ということは、間違ったことを届け出ていても、それは義務を履行したということになるわけでしょうか。
○郡委員 それはどのようにして判断されるのでしょうか。明らかになるのでしょうか。
○郡委員 どのような調査でしょうか。
○郡委員 三十条には、厚労大臣から外務大臣に対して協力を求めることができるというふうにありますね。この三十条は、この場合、使われるということになりますか。
○郡委員 そうすると、三十条で、在留資格が本当にそうであるのかどうかということを確認したいというふうなことで、法務大臣の方に協力を求め、そしてそこでもし違っていた場合というのは、これは厚労省が指導する、そういうふうなことでよろしいんでしょうか。
○郡委員 私は、今のところがもう少しクリアにならないのでここを聞かせていただいているわけですけれども、その事業主なりがしっかりと義務を果たしているのかどうか、それはそこに上がってくる情報と、実際に働いておられる方々と、そしてまた変な話ですけれども、入管が持っている情報とあわせて見...全文を見る
○郡委員 ですから、これは十八日の細川委員の質問も同じところだったろうと思います。これは、この法律の大変重要な部分のところなわけですけれども、この法律を通した後で決めていくのだと。厚労省と法務省の間で、合理的な判断に基づいてというふうにおっしゃいましたけれども、ではその合理的な判...全文を見る
○郡委員 その中身がはっきりしないと、やはりこの法案の審議というのはなかなか進まないと私は思います。  では、別の観点からもう少し伺わせていただきますけれども、きょうは法務副大臣にもおいでいただいております。ハローワークに届け出られた個人情報を法務省入管局に提供するこの二十九条...全文を見る
○郡委員 法務省は、外国人の在留に関するどのような事項を確認するために、厚労省に対して届け出及び通知の情報の提供を求められるのでしょうか。また、提供された情報というのは、具体的にどのように活用されて、どのような効果を期待されているんでしょうか。
○郡委員 今の副大臣の御答弁の中にも幾つかちょっとさらに聞かせていただきたいことがありましたけれども、後ほどまたこれは質問させていただこうと思います。  今のお話ですと、いわゆる不法就労ということに対して厳しい目を向けていくために、何としても必要なのだということをおっしゃってお...全文を見る
○郡委員 第四十一回の労働政策審議会職業安定分科会におきまして、厚労省の外国人雇用対策課長が、今回の届け出制度の必要性を問われまして、「不法就労者が労働市場に悪影響を与えていることは紛れのない事実で、」というふうにおっしゃられております。この不法就労者、不法労働者が労働市場に与え...全文を見る
○郡委員 今お示しされた数、四万六千人ですか、外国人労働者の数全体からいえばどれぐらいの割合になりましょうか。これは、システムづくりの費用や事業主にそれだけの負担をかけて今回の制度をつくって、防げる、防ぐという悪影響と言えるほどのものなのかどうか。そしてまた、今お話しされました、...全文を見る
○郡委員 審議会の雇用対策基本問題部会では、今回の外国人雇用状況の届け出制度というのは、雇用管理の改善の促進と離職した外国人が不就労とならないよう再就職を早く確実に実現するという二つの目的の達成手段と説明をされているわけです。これは何を言いたいかということですよ。これは、今局長が...全文を見る
○郡委員 今のお話も非常に問題だと思います。ということは、この雇対法において、オーバーステイの外国人の方々を取り締まるための雇対法なんですか。
○郡委員 でも、先ほどおっしゃったことはそういうことですね。だから、オーバーステイで不法就労している人たちをあぶり出すためのものだ、そういう趣旨のことをおっしゃったわけじゃありませんか。
○郡委員 法務副大臣にもおいでいただいているので、十八日の委員会で、水野副大臣は、改正案の第二十九条で厚労大臣に情報提供を求められるときに、その理由、必要性を明らかにするのか否か尋ねられたときに、厚生労働省から提供された情報と法務省が保有している情報を有効にドッキングさせることに...全文を見る
○郡委員 ですから、その具体的な数をお示しくださいというふうに申し上げたんです。
○郡委員 ですから、そもそもそこが問題だというふうに、また、そうしたデータも持ち得ていないのに、罰則つきの届け出制度を導入して、本来は法務省が所管する仕事を厚労省のところにもかけてくるというのが私はどうも解せないわけです。なぜ雇用対策法の中に、入管法にかかわるこういうようなことの...全文を見る
05月25日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  冒頭から、委員長のこの委員会の運営に対して抗議を申し上げたいと思います。  どちらが誠実に答えているのかいないのか、質問に答えているのかいないのかを御判断いただきたいと思います。  私も、この消えた年金の問題について、限られた時間で...全文を見る
○郡委員 午後の総理のお話でも、そういった提案はないというふうに考えてよろしいんですね。
○郡委員 大変、年金のこの問題を所管する大臣として本当に不誠実な御答弁だと思いますよ。これだけテレビあるいは新聞などで大きく報じられていながら、なぜ、この国会の場にそれを明らかにできないんですか。何も審議ができませんよ。本当にどういうおつもりでいらっしゃるんですか。審議妨害も甚だ...全文を見る
○郡委員 ちょっと待ってください、大臣。ということは、大臣が指示をして、それにこたえなくても、部下がこたえなくても、それはいいということですか。これはどういうことをおっしゃられたんですか、今。
○郡委員 今の長官の話はわかりましたけれども、大臣の答弁は到底信じられないものです。  今議論になります日本年金機構ですか、これは特殊法人になるわけですね。その所管する一番トップに立っているのは厚労大臣じゃないんですか。今もそういう仕組みですよ。  しかしながら、先ほど大臣が...全文を見る
○郡委員 今でさえ、そのような体制をとっておられるということですけれども、事務所に見えた方々が大変長い待ち時間をとっている。そして、しかも、調査をお願いしても、門前払いをされたり、あるいはまた長い長い調査時間がかかったりしているわけです。それが、そのお知らせによってどっと来ること...全文を見る
○郡委員 それでは、大臣が五十五分から参議院本会議に御出席だということですから、その前に大臣に伺っておきたいと思いますけれども、時効の問題です。  時効の問題、これまた新聞報道によりますと、与党でもこれを取っ払うというようなおつもりになっているというふうに報じられております。こ...全文を見る
○郡委員 大臣、私たち民主党は、今回法案を出させていただいております。なのに、なぜそれを議論せず、審議をせず、与党の皆さんたちが秋の臨時国会に向けて議員立法にするというようなことだそうですけれども、今これはやっておかなくちゃいけないことだと私たちは認識して、そういうふうに御提案申...全文を見る
○郡委員 ですから、この国会におきまして、今まさに問題になっていることなんですよ。今問題になっていることです。私たちは、このことについてどう考えるかということを議論するわけなんですよ。それなのに、これから後出しで、そういうことをしますのでこれは議論しませんということでいいんですか...全文を見る
○郡委員 本当に情けないというか、そもそも、この五千万件の宙に浮いた年金記録、支払いに結びついていない記録、このミス、責任というのはどこにあるんでしょうか。国民に全く責任はありません。国の責任だとやはり言わざるを得ません。それなのに、このことに関する謝罪も全くない。そして、今、時...全文を見る
○郡委員 今、総支給額も幾らかわからないということでしたけれども、これは受給される方々の権利保障という問題だけではないというふうに私は申し上げたいのです。今現実に保険料を払っている現役世代にも大きく影響を及ぼすものではないかというふうに思っているから、今お尋ねをしたわけです。 ...全文を見る
○郡委員 これの前提条件というのを甘くしてきたということは、もう既にいろいろと御承知おきのとおりだと思いますけれども、この前提の計算も狂ってくる。つまりは、実際に今保険料を納めている方も保険料の負担を強いられ、あるいは受給額も少なくなるのではないかということを申し上げたいのです。
○郡委員 というふうな、こういう審議の進め方で、これまで私も随分用意してまいりましたけれども、何も伺えません。前提となるところを大臣は何もお答えにならないからです。こういうことできょうの委員会というのは成り立ちましょうか。
○郡委員 とんでもありません。怒りを持って、質問を終わります。
05月31日第166回国会 衆議院 本会議 第37号
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○郡和子君 民主党の郡和子でございます。  私は、民主党・無所属クラブ、国民新党・そうぞう・無所属の会を代表いたしまして、ただいま議題となりました厚生労働大臣柳澤伯夫君不信任決議案について、賛成の立場から討論をいたします。(拍手)  以下、本決議案に賛成する理由を申し述べてま...全文を見る
12月11日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会 第1号
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○郡小委員 民主党の郡和子と申します。  きょうは、参考人の皆様方、本当に朝早くから、それぞれのお立場で御意見をおっしゃっていただきました。大変重いテーマであるということは承知しながら、参考人の皆様方に幾つか質問させていただきたいと思います。時間の都合上、全員の皆様方に伺えるか...全文を見る
○郡小委員 先日、十一月の末に開かれました移植学会での発表データということでありますけれども、医療現場の方々が小児の脳死判定については大変お迷いになっているという現状があるのだろうと思います。  そこで、清野参考人にも同様の質問をさせていただきたいと思います。  あわせて、今...全文を見る
○郡小委員 ありがとうございます。  続いて、加藤参考人にお尋ねいたします。  先ほどの御意見の中で、脳死の知識と知見が集積されて、脳死の定義、判定基準への疑義があるというお話だったかと思いますけれども、これは、脳死が人の死であるのかどうか、大変重いテーマであって、この臓器移...全文を見る
○郡小委員 ありがとうございます。  次に、みずからも臓器を受け取ったという野村参考人にお話を伺いたいと思うんですけれども、実際、アメリカで臓器の移植を受けられて、二度にわたる移植であったということですけれども、大変恐縮でございますけれども、自己負担というのはどれぐらいに上った...全文を見る
○郡小委員 立ち入ったことを伺いまして本当に申しわけありません。ありがとうございました。  私がなぜお話をお聞きしたかと申しますと、十一月九日の読売新聞だったでしょうか、腎臓移植が透析療法よりも低コストであるですとか、心臓移植が補助人工心臓装置よりも低コストであるというような趣...全文を見る
○郡小委員 今お示しいただいたデータが必ずしも私は十分であろうというふうには考えていないのであります。  というのは、それは消息がわかっている方々に対してでありまして、この中には移植患者の三分の一以上が生死が不明であるというようなことも出ております。この辺の詳細についてもやはり...全文を見る
○郡小委員 私のデータと多少違っているのかもしれませんが、なお私も精査させていただきたいと考えております。  次に、井手参考人にお話を伺わせていただきたいと思います。  時間が余りなくなってしまったので大変申しわけないんですけれども、私は、先ほどのお話の中で、助かる命と助ける...全文を見る
○郡小委員 先ほどは救急医療での不備な点も御指摘になりました。ただ、私は、救急医療が発展することによって、長期脳死の方であるとか遷延性の方々がふえていくのだと思います。そのことは、さらに救急医療が発展していけば、その方々の意識回復にも結びつく、ひいては我が国の医療全体の質の向上に...全文を見る
○郡小委員 やはり、今いろいろとお話を伺わせていただきましたけれども、本当に難しい問題であるというのは改めて感じたところです。ともすれば感情に流されがちな議論もあるわけですけれども、やはり科学的にしっかりと証明をされるといいましょうか、そういう実態に基づいたような議論がさらに深ま...全文を見る
12月12日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  まず冒頭、きのう舛添大臣は、年金の統合、四割が困難であるということを明らかにされたわけであります。このことに触れさせていただきたいと思います。  夏の参議院選挙の折には、最後のお一人まで、最後の一円まで、とにかくこれをチェックして、年...全文を見る
○郡委員 この間の、大臣を含めまして、御発言の変遷というのは大変に無責任なものだと思います。厚生労働大臣としてやはりその責任を重く受けとめて、ぜひ処し方を明言されるべきだと思います。  この件は、後ほど私どもの同僚の議員からも厳しく追及をさせていただくことにいたしまして、私の持...全文を見る
○郡委員 基本的な姿勢はわかりました。ありがとうございます。  そして、治験を速めていくのだという計画の上に乗っているというお話でしたけれども、その辺を検証させていただこうかと思います。  二〇〇四年の基本合意から現時点までの実績というのは、実は厚労省から国会にまとまった形で...全文を見る
○郡委員 今お話しいただきましたけれども、やはり薬の場合、薬事法でしっかりと副作用報告を出すようにされておりますが、そのように、副作用、合併症の報告については、先進医療の場でも法令でしっかりと義務づけていただきたいと思います。その上で評価すべきものだというふうに考えるところです。...全文を見る
○郡委員 国際的に見ましても、日本で治験をやれば遅くなるので海外で治験を開始するというようなことが現状として多々見られるわけです。こういうところはやはりもっと力を入れて改善すべきであろうと考えております。  次に、臨床研究の届け出制、それからコンパッショネートユースということに...全文を見る
○郡委員 私がきょうお配りいたしました最後の資料五というふうなところをごらんいただきたいと思うんですけれども、これは、有効で安全な医薬品を迅速に提供するための検討会の中で示されたものでございます。  平成十七年のデータで、患者個人が輸入する中で薬監証明が必要なもの、これが七百件...全文を見る
○郡委員 私は、やはり被験者、治験に多く参加していただくためにも、あるいは臨床試験に参加していただくためにも、被験者の保護、そしてまた信頼性の確保、これをしっかりとつくっていくためにも、治験に限らない臨床試験、臨床研究といったところの何らかの法的な管理体制というのが必要不可欠なん...全文を見る