郡和子

こおりかずこ



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郡和子の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月08日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  きょうは、参考人の皆様、朝早くから貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございます。  今回この議員立法に結びつきましたのは、山口さんを初めとする、C型肝炎ウイルスに汚染されて、そして肝炎で苦しんでおられる原告、弁護団の方々のこれ...全文を見る
○郡委員 実際に、山口参考人は、これまでの裁判の中でも、御自身のインターフェロン治療での苦しさも当初から実名でお話しになってこられました。裁判に提訴するというのは大変な御苦労がおありだと思うんですけれども、これまでを振り返って、そして今日をお迎えになって、どういうようなお気持ちで...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  今、インターフェロンの治療に関しましても、精神的にも肉体的にも経済的にも大変大きな負担であるということがお話しされたわけですけれども、この問題の解決は、今回の議員立法だけではなく、あわせてやはり、肝炎の治療に対してどのように私どもが国として助...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  まだ本格的な議論に入っておりませんけれども、肝炎に対しての総合的な支援策、救済策について、さらに私たち国会の場で議論を進めてまいりたいと考えております。  あわせて、感染の予防や、薬害を起こさないための法的な管理システムというのをさらに構築...全文を見る
04月22日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○郡委員 おはようございます。民主党の郡和子でございます。  四人の参考人の皆様方、早朝から大変貴重な御意見を開示いただきまして、ありがとうございます。今後の法案審議の中でもぜひ生かしてまいりたいというふうに考えております。  いろいろと議員からの質問もございましたけれども、...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  次に、清野先生にお話を伺わせていただきたいのですけれども、卵からつくる従来のワクチンではなくて、細胞培養でワクチン株を培養する、動物細胞でワクチン株を培養するという、製造のコストもスピードも大変に短縮されるし、また、卵による副反応、これもリス...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  それと、北里とそれから阪大の研究所で承認を受けた新型インフルエンザワクチンの開発、これはオーファンドラッグの制度が活用されました。臨床試験では、いずれも、第一相が百二十人、それから第二相及び第三相、合計三百人の被験者の方々に協力していただいて...全文を見る
○郡委員 重ねて清野先生に。  清野先生が行っていらっしゃる研究、似たような細胞培養のワクチンがEUで既に承認をされているということだったかと思いますけれども、こういうことを踏まえて、国内での研究の迅速というふうな面からはどういう御意見をお持ちになっていらっしゃいますでしょうか...全文を見る
○郡委員 わかりました。ありがとうございます。  海外では、細胞培養ワクチンの製造設備というのを大変迅速に進めようというふうな動きがありまして、半年以内にも供給が可能だというような報道もございまして、日本での対応について清野先生もじくじたる思いをきっと持っておられるのかもしれま...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  最後に、光石先生、余り時間がなくなってしまって大変恐縮なんですけれども、パンデミック時における社会活動のさまざまな制約による不利益が益を上回った場合の個人への補償、これはワクチンの事前接種についても同じことが言えるんだろうと思いますけれども、...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  時間になりました。これからの審議の中でも参考にさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
04月23日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  お昼、おなかのすいてくる時間ではございますけれども、大臣そして政府の皆さんたち、また委員の皆さんたちも、もうしばらくおつき合いをいただきたいと思います。  それでは質問させていただきます。  新型インフルエンザがいつ発生するかわから...全文を見る
○郡委員 わかりました。特別な扱いではなかったということですね。パンデミック前夜ということで、急いでということでは必ずしもないという御答弁だったかと思います。  今御説明いただきましたように、ウイルスの不活化、有害事象の問題なども、これは通常の治験でも想定し得る、承認し得る、そ...全文を見る
○郡委員 再度確認をさせていただきます。  国家の安全保障上の問題でもあります。国として大量のワクチンが必要になった場合にも、国家として買い上げるのではなくて、医薬品メーカーに特例承認、薬事法の十四条の三の特例措置を使って輸入をさせるということですか。国としては動くことは全く考...全文を見る
○郡委員 公衆衛生上の問題として、これは、国が国民をいかに守るかという観点からも、今、予算は国が出すのだからということでございましたけれども、薬事法を飛び越えれば枠の外になるということなのだから、いや応なしにそういうふうな御答弁になっているのだろうと思いますけれども、今回、感染症...全文を見る
○郡委員 五月に、改めてどういうことを報告させるのか決めたいという御答弁でございました。  さらに、この臨床研究の研究デザインについてお尋ねをしたいと思います。  例えば、先ほどもちょっと御紹介申し上げましたけれども、今回、ワクチン承認に当たって審査をされた審査報告書の中で、...全文を見る
○郡委員 今局長が御答弁されました、これから、どういうような研究デザインにするのかということも詳しくお決めになるということなんだろうと思いますけれども、それはいつごろまでに示されて、実際に臨床研究に入られるのはいつごろというふうに見込んでおられるのか。その辺についてはいかがでしょ...全文を見る
○郡委員 わかりました。接種をする対象者も含めて検討していくということでしたけれども、そもそも、社会機能維持者という言葉も気になるところです。  先ほど岡本委員からの指摘もありましたけれども、アジアが新型インフルエンザの発生源になるのであろうという予測が立っているわけですけれど...全文を見る
○郡委員 この臨床研究の倫理指針がなかなか遵守されていないという報道もあるわけでして、やはりその辺のところをしっかりと取り組んでいただきたいと思います。今回のような、国家危機管理にも対応できるような法整備というのでしょうか、そういうものが重要なんじゃないだろうかと思っておりまして...全文を見る
○郡委員 概算要求を出さなくちゃいけない時期も近づいているわけで、北里と阪大のワクチンの開発の費用を見させていただきましたけれども、これが確かだということではないんでしょうけれども、一人当たりに換算いたしますと九十三万円、百万円弱だと思います。それから、さらにさまざまな、注射器で...全文を見る
○郡委員 では、次の質問で、新型インフルエンザに罹患した患者が出てきたといった場合の現場の医療体制、指揮命令系統についてお尋ねをしたいと思うんです。  実は、机上訓練に参加をした方からの感想を伺いましたら、指揮命令系統がはっきりしないで訓練の体をなさなかったというような、そうい...全文を見る
○郡委員 いずれにいたしましても、それこそ、そのときに備えてやはり十分な制度設計をしていくべきであろうということを重ねて申し上げたいと思います。お願いをしたいと思います。  それから、最後の質問になりますけれども、四月の八日に、ソウルで日中韓の保健担当者の会議が開かれました。そ...全文を見る
○郡委員 ぜひ、お取り組み、よろしくお願いをしたいと思います。  今般、政府から御提案のありました感染症、検疫法の改正、これを拝見いたしますと、もちろん水際での封じ込め対策が重要であることは言うまでもありませんけれども、総合的な、きょう私が指摘させていただきましたような点につい...全文を見る
05月14日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  高度専門医療センター、ナショナルセンターの独法化についてですけれども、平成二十一年度で特会が廃止されて一般会計による財務運営ということになると、なかなかセンターの維持管理というのが困難になってくるという政府の説明というのは、ある意味で理...全文を見る
○郡委員 いささかも影響がないようにというふうなことであれば、なおその辺のところを明確に、これは必ずしも削減ありきではないのだということをはっきり御明言いただきたいというふうに思います。  次に、利益相反の問題について伺わせていただきたいと思います。  このところ、研究者が製...全文を見る
○郡委員 端的にお答えいただきたいと思います。つまり、設置に向けて検討しているというお答えでしたから、現在ないということですね。ありますかと私はお尋ねさせていただきました。ないということでよろしいんですね。
○郡委員 それではだめです。やはりしっかりとつくっていただかないとだめだと思います。強力に指導力を発揮していただかないと困ります。  今局長がお話しになった利益相反の管理に関する指針ですけれども、この指針策定の検討会で宮田満委員は、この方は日経BP社でバイオベンチャーの支援をメ...全文を見る
○郡委員 スーパー特区については、補償が可能になるような措置というのはとられているんですか。
○郡委員 ことしの四月二十四日に開催されました第一回革新的創薬等のための官民対話で、内閣府、文科そして厚労、経産省が合同で提出された資料がございます。「先端医療開発特区(スーパー特区)の創設について」という資料ですけれども、この中には、臨床研究に対する補償保険に加入しやすい環境を...全文を見る
○郡委員 私の方でもいろいろと調べてわかったことですし、それから、厚労省の方々御自身がよくおわかりになっておられることだと思うんですけれども、実際に未承認薬を使った臨床研究というのはたくさん行われております。それらすべてがこの評価制度の中に入ってくるのか、高度医療評価制度に申請し...全文を見る
○郡委員 そうですね。特別な優遇措置はないんですね。活用を奨励するというだけですね。  先ほどの無過失補償も今の高度医療評価制度も、何ら優遇措置がないということであれば、このスーパー特区構想、大変いいことなんでしょうけれども、全くこれは絵にかいたもちになってしまうんじゃないです...全文を見る
○郡委員 そうですね。医療機関、研究者あるいは製剤メーカーあるいは被験者ということですね。  高度医療評価制度では、未承認薬使用の薬剤費の部分について、これもまだ承認されていないわけですから三割負担のルールというのは適用されないのだろうと思いますし、それからまた、患者の費用負担...全文を見る
○郡委員 しかし、そこで認められれば、高度医療評価制度に乗って保険併用されるというふうなことですね。
○郡委員 この高度医療評価制度というのは、治験という制度に乗せるかどうかを決めるための全くの新規化合物のスクリーニング目的の臨床試験というふうなことにも使えるということを今おっしゃったのだろうと理解いたします。  これはどういうことでしょうか。高度な医療というふうにそれは言える...全文を見る
○郡委員 局長、今想定外だというふうにおっしゃいましたけれども、その前段、これは入ることもあるのだという、この制度の中に組み込まれて保険併用できるような、そういうこともあるのだと言っておきながら、それは想定外だと言うのは答弁としておかしいと思いますね。  治験の第一相よりも前の...全文を見る
○郡委員 データには使えないということですね。そのまま使えないということですね。承認申請のデータには使えない。  二課長通知というのがあって、これについては公表された論文などがあれば使えるということですけれども、今大方はですから使えないということなんだとすると、未承認薬はいつま...全文を見る
○郡委員 局長も説明されましたけれども、五十五条というのは、なりわいとすることを禁じるわけですね。反復継続して未承認の薬を医療機関の外に渡すということを禁じているわけですよ。  それでは伺いますけれども、例えば臨床研究、この評価制度の中に組み込んでほしいとして、始まります。これ...全文を見る
○郡委員 例えば高額な科研費を使って細胞の培養施設、加工施設などもつくられています。そういうところでつくられた細胞を使った研究を共同でやりましょうというふうにしても、これだとまたできないわけですよ、五十五条の制約があって。これを何とかしてほしい、こういう研究者の声が大きいというこ...全文を見る
○郡委員 ですから、計画を立てても、これは認められないということもあったりすれば、計画も立てられないんですよ。どういう基準だったら計画を立ててできるのかなということさえもわからないんですよ。  ガイドラインをつくるべきだと思います。重ねてお尋ねしますけれども、いかがでしょう。
○郡委員 この薬事法五十五条の問題についても非常にあいまいな御答弁でございましたし、このままだということであるとすれば、なおのこと、この高度医療評価制度という枠組みは、このまま見切り発車されるというのは本当に問題があるんだろうと思います。こういう中で、スーパー特区などというのはま...全文を見る
○郡委員 はっきりとした御返答はいただけなかった。検討をしていきたいということで、それがいつまでなのかどうなのかということにも言及されなかったのが大変残念でならないわけですけれども。  これは「臨床研究の新しい潮流」という「医学のあゆみ」の別冊なんですけれども、これに京都大学の...全文を見る
○郡委員 そうなんですね。独法化されてしまうとこれはどうなってしまうのだろうと本当に心配をしております。独法化される前に、宿舎の移転も決まっているようでございますから、一日も早く、さまざまな資料で提示させていただきましたところの調査については、なお進めていただきたいと考えていると...全文を見る
05月16日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○郡委員 おはようございます。民主党の郡和子でございます。  四人の参考人の皆様方には、早朝から本当に貴重な御意見をお聞かせいただきまして、私からも改めて御礼を申し上げます。また、日ごろ、最善の医療に国民がアクセスできるようにさまざまな場所でさまざまな御提言もいただきながら業務...全文を見る
○郡委員 この問題というのは、もう不可避的にやはり生じてくる問題なんだろうと思います。  大村先生もいかがでございましょうか。
○郡委員 また同じ質問を、それでは、産業界の立場から和地参考人にお尋ねします。
○郡委員 ありがとうございます。  これから企業と研究所、研究団体との連携というのが深まることによって、人的な交流も深まってくれば、その人材を通してまた新たなベンチャーの創設ということにもつながってまいりましょうし、このことはやはりしっかりと取り組まなくちゃいけない課題なんだろ...全文を見る
○郡委員 同様のことを和地参考人にもお尋ねするわけですけれども、日本ではこの承認を得るまでに時間が大変かかるということもございます。その割には医療機器自体のライフサイクルが大変短い、すぐ新しいものになってしまう、こういう矛盾したところもございますし、政治としても解決を図っていかな...全文を見る
○郡委員 わかりました。  独法化されることによって、それぞれの医療機器についても迅速な、私たちが安心して使えるような最新の医療の開発につながっていく、そういう御期待もきっと和地参考人のお言葉の中には含まれているのだろうなというふうに理解をさせていただきました。  今回、ナシ...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  今お話ありましたけれども、やはり国としてどういうふうに予算を充当していくのか、大きな課題なんだろうと思います。これまでの議論の中でも、その点はいささかも後退することがないようにしたいという政府側の答弁もございましたけれども、さらにこのところを...全文を見る
05月23日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○郡議員 御質問ありがとうございます。  先ほど西村議員からも説明がありましたけれども、私たちは、まず母子家庭の就業がしっかりと成り立つという状況には依然ないということを踏まえて、今回この法案を提出させていただいたところです。  大変厳しい状況に置かれておりまして、与党の案と...全文を見る
○郡議員 大変誤解を招くような言い方があれば、それについてはおわびをしたいと思いますけれども、ただ、現状は、母子家庭は大変厳しい状況にある。福岡委員も先ほど述べられたとおりであります。  こういう状況がなかなか進まない中で、ここで一方的に打ち切ろうということに対して、私どもは、...全文を見る
○郡委員 民主党の郡和子です。  一時間十分の時間をいただきました。議論を進めてまいりたいと思います。  一九八九年のいわゆる一・五七ショックを受けまして、エンゼルプラン、そして新エンゼルプラン、さらには子ども・子育て応援プランと累次の計画をこれまで実行されてきたわけですけれ...全文を見る
○郡委員 これまでの政府の文書には、そういった雇用戦略、社会全般の政策としての保育の位置づけがなかったように思いますので、大臣、今御答弁いただきました、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  次に、通告をしておりましたけれども、少し省かせていただきまして、二〇〇七年四月一日現在...全文を見る
○郡委員 法律上の位置づけは補完するものだという御説明でした。ということは応急的措置ということなんだろうと思うんですが、とすれば、国、地方自治体が責任を持って行うべき保育というのは保育所による集団保育であるべきだという基本認識というふうに理解してよろしいのでしょうか。イエス、ノー...全文を見る
○郡委員 今のお答えは、応急的ではないのだけれども補完的な位置づけであるということで、基本方針は集団的保育だということなのかどうかということのお答えはなかったように思うんですけれども、いかがですか。
○郡委員 重点戦略会議基本戦略分科会第三回の論点整理では、委員の中から、我が国の保育サービスはどちらかというと集団的保育、施設型保育にやや偏ったところがあり、多様な保育とか家庭的保育みたいなところのバランスがいま一つよくなかったという現状があるというふうに指摘をされております。 ...全文を見る
○郡委員 ですから、児童数が、保育を必要とする子供たちの数が減少している地域などでは、この家庭的保育が恒常化していくということが想像にかたくないわけであります。この事実が積み上がっていきますと、つまりは、厚労省は、この家庭的保育というのをこれまでの集団的保育、つまり保育所保育を代...全文を見る
○郡委員 どうも、今の御説明でも私自身としてはなかなか理解ができないでいるんです。  先ほどから御説明があるように、離島、山間地で子供たちの数が少なくなって、保育所を新たにつくらないというようなところもふえているわけです。それで、児童数が、子供の数が少なくなって閉鎖をしていると...全文を見る
○郡委員 そうですよね、そういう考え方ですね。  保育ママにつきましては、きょうお配りした資料の二枚目にもあるんですけれども、これは千葉大学の大石先生がお出しになっている分科会での資料のようですけれども、「家庭的保育者には迅速な判断力や危機管理能力など高度で複合的な能力が求めら...全文を見る
○郡委員 規制改革会議の議論の中に、子育ての経験者に対して、資格試験を受けるための二年から五年の実務経験を免除して准保育士の資格を取れるようにするというようなことが議論されておりました。  保育ママの要件が子育て経験と研修ということで、保育所を補完する保育措置として位置づけられ...全文を見る
○郡委員 今、准保育士ということではないというふうなお話でしたけれども、先ほど御答弁されました、現在国が国庫補助事業でやっている資格要件の保育士または看護師の資格を有する者ということから資格要件が緩和されるわけですね。ですから、これは事実上、准保育士という名前ではありませんけれど...全文を見る
○郡委員 それでは、有資格者は何人いるんでしょうか。そのうち何人が、今現在保育に従事しておられるんでしょうか。有資格者と従事者のギャップというのがなぜ生じているんでしょうか。その辺はどうでしょうか。
○郡委員 今局長からも御答弁ありましたけれども、職場を離れている有資格者の数が大変多いんです。五十万人ほどいらっしゃるわけです。  今、出産だとかで職場を離れておられる、その再就職に向けてというふうなお話がありましたけれども、保育の現場というのは大変過酷な現場でして、男性保育士...全文を見る
○郡委員 これまで行われてきた地方の単独事業の場合ですと、多くは、利用される方と保育ママとの直接契約になっております。とりわけ事故などが起きた場合の市町村の責任というのが不明瞭になるわけです。こういう意味からも、市町村と利用者との契約に基づいてこの保育ママ事業も運営されるべきであ...全文を見る
○郡委員 でも、離島だとか山村で保育所がない、保育ママしかいない、その保育ママの自宅は障害児を受け入れるような設備がないとなった場合には、これは受け入れられないことになるわけです。その場合には、市町村はどう責任を果たしたということになるのでしょうか。
○郡委員 保育所保育を補完するものである、代替するものではないというふうな御説明でしたけれども、これは二十四条に新たに規定をされるということで、市町村が責任を持って行う保育事業になるわけです。  今後、その質を高めていくというふうなことで、先ほどママになられる方々の資格につきま...全文を見る
○郡委員 大切なところはこれから、ガイドラインや実施基準はこれからなわけですよね。こういう、どうなるのかわからないままで法案審議がされるというのは、大変私は疑問だと思います。詳細がわからない中で議論をするのはどうなんだろう。実際にでき上がってみて、思っていたものからは大変かけ離れ...全文を見る
○郡委員 今お話しになられたように、この事業では五名から六名の子供たちの養育に当たるわけですけれども、これのためには補助員が不可欠なんだろうと思うんですけれども、これについてはどのようにお考えになっていらっしゃるのか。  また、この補助要員は毎日必要なのかどうか、あるいは週何日...全文を見る
○郡委員 ちょっと今聞き取れなかったんですけれども、補助要員については柔軟に対応していただくということをおっしゃっていただいたのですね。  里親ファミリーホーム全国連絡会、先ほど古屋委員からも前向きな要望書が出されていることが御紹介されましたけれども、私も資料の三につけさせてい...全文を見る
○郡委員 ぜひ頑張っていただきたいと思います。  それからもう一つ、戻っていただいて資料の五枚目なんですけれども、宮城県がやっているモデル事業の報告書からコピーをさせていただいたものです。  児童虐待防止法の二〇〇四年の改正で、家族の養育機能の再生強化と、分離した家族の再統合...全文を見る
○郡委員 ぜひお願いをいたします。県からも、ぜひPRしてこいというふうに言われました。よろしくお願いをしたいと思います。  次に、要保護児童の養育を目的とする特別養子制度というのが今から二十年前に新設をされまして、今続いているわけですけれども、明治三十一年に施行された普通養子縁...全文を見る
○郡委員 わかりました。  養子縁組を前提として子供を里親委託するときに、実の親にも、それから養親にも、それぞれの居住地、住所など詳細な情報は伝えていません。また、特別養子縁組が完了して入籍の手続をする時点でも、一たん、実親と同じ本籍地と養親の姓で子供の単独戸籍がつくられるわけ...全文を見る
○郡委員 ぜひ御検討いただきたいと思います。  それから、その裁判の手続ですけれども、実親との法的な親子関係を終了する審判をもう認めてしまった上で、先に認めた上でであれば可能なのではないだろうかというふうに思うのですけれども、私も、もう少しこれから勉強させていただきたいと思いま...全文を見る
○郡委員 戸籍係に提出をする際、戸籍係の方の守秘義務はあるわけですけれども、その届け出を持っていく方の立場になれば、知られたくないことを細々出さなくちゃいけないわけですね。こういうことについてもぜひ御配慮をいただきたいというふうに考えています。  それからもう一点、未婚の母親が...全文を見る
○郡委員 実務上、大変難しいということですけれども、これはこのままでいいでしょうか。
○郡委員 これは戸籍法が持ついろいろな問題なんだろうというふうに私自身はとらえています。この問題につきましても、何らかの解決策がとれないのかどうか、これから私も研究してまいりたいと思います。  次に、今回の児童福祉法の改正の中に、施設内の児童の虐待対策というのが盛り込まれました...全文を見る
○郡委員 これもまた、ガイドラインの具体的な内容については今後の検討だと。今、夏ごろまでにはというようなエンドポイントは示されたわけですけれども、やはり、具体的なところが何も見えないで法案審議をするというのはいかがなものなんでしょうか。知りたいところがちっともわからないんですよ。...全文を見る
○郡委員 先ほども申しましたけれども、これからさらにガイドラインについて検討をされて、固まるのはまだ先のことだ、現時点では、今局長はちゃんとやっていくというようなお話でしたけれども、それではどのようにやっていくのか、こういう法案の審議の中で一番重要だと思われる、どのように国は、厚...全文を見る
○郡議員 菊田委員、御質問ありがとうございます。  今御紹介いただいたそのあしなが育英会のアンケートの結果、私も胸が締めつけられるような思いで聞かせていただきました。  二〇〇二年の母子及び寡婦福祉法等の改正においては、政府の就労支援、また子育て生活支援策の強化によって母子家...全文を見る
05月28日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○郡議員 御答弁申し上げます。  まず、西本委員も母子家庭の経験があるというふうなお話で、一生懸命頑張ってこられた、その背中を子供たちに見せて、教育の一環であるというふうにお話しになっていました。  今働いておられる母子家庭の皆さんたちも、本当に一生懸命、一生懸命に働いておら...全文を見る
06月04日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  障害者雇用促進法の本案の審議に入ります前に、まず、大臣に冒頭伺わせていただきたいと思います。  きのうも冷たい雨が降る中、日比谷公園で、原爆症の認定の全面解決を求めて、原告の皆さんたち、そして被爆者の方々が座り込みの行動を行いました。...全文を見る
○郡委員 今、舛添大臣は、専門家がつくられた新しい審査の方針のことをおっしゃられたわけですけれども、それも不十分であるということが今回の高裁判決で明らかになったわけですね。  また新しい方針をつくるのかどうかということも、検討されるということなのだろうと思いますけれども、やはり...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。まさに、被爆された方々の実態と被爆者援護法の趣旨に沿った形で、ぜひ、大臣そして福田総理の決断をお願いしたいと思います。  その際にも、被爆者の方々とぜひ会っていただいて、こういう状況であるという声に耳を傾けていただきたいと思います。会っていただけ...全文を見る
○郡委員 まだ上告断念の声は聞いておりませんので、今週末にも福田総理が戻られて早々に、きっと声が聞かれる、断念という声が聞けることを念じております。  それでは、障害者雇用促進法の質問に移らせていただきたいと思います。  障害者雇用促進法の職業リハビリテーションという制度があ...全文を見る
○郡委員 雇用促進法の雇用率制度、それから納付金制度においては、身体障害者の確認というのは原則として手帳だと。だけれども、手帳を持っていない者については医師の診断書、意見書によって確認をするというふうになっていますし、知的障害者についても原則として療育手帳だと。しかし、手帳を持っ...全文を見る
○郡委員 ですから、特開金制度で、今御説明のあった統合失調症などを含んだ三疾患について助成金支給の対象範囲とし、そして医師の診断書などによって確認しているということでありますから、ならば、促進法の雇用率制度、納付金制度についてもこれを含めるというのは、これはいいんじゃないでしょう...全文を見る
○郡委員 今の御答弁もよくわからないんです。わからないというより納得できないと思います。  特開金制度というのはどういう制度だったんですか。雇用率とリンクした制度なんですか。そうではありませんですよね。前にも申しましたけれども、障害を持っている方々に対して、その就労がよりよく進...全文を見る
○郡委員 では、精神疾患を患っている方は何人いらっしゃるんでしょう。
○郡委員 三百三万人のうち四十万人の方しか手帳をお持ちじゃない。手帳所持率というのは低いんだろうと思います。  そういう中で、対象を手帳保持者に限るというのはどういうことかと。これも午前中の審議にもありましたけれども、やはりほんの一部しか利用できない制度でいいのかどうかという議...全文を見る
○郡委員 ですから、この特開金の制度が雇用促進法の法定率のカウントの制度に直結しているものなのかというふうに前半聞かせていただいたわけですけれども、そうじゃないということですよね、それぞれの目的がもっと広がっているわけですから。  そして、今部長おっしゃいましたけれども、それは...全文を見る
○郡委員 だったらすべきなんですよ。だったらすべきなんですよ。それこそ特開金制度の目的というのは、また重ねて言いますけれども、障害などがあって就業が困難な方々に雇用機会を広げるために設けられた制度なんです、これは雇用率を上げていこうという制度とはまた違うんですから。私の言っている...全文を見る
○郡委員 もう十年以上も前から研究がされているんです。違いますか。すっかりその報告書もまとまっていまして、今、当事者の方々はこの制度を利用できなくて大変困っているという御意見が多く寄せられているのも、当事者である厚労省は十分に御存じのことなんだろうと思うんですよ。  厚労省は、...全文を見る
○郡委員 ですから、いつまで待たせるのでしょうか。  大臣、質問通告しておりませんけれども、積み上がっておりますので、ぜひ御決断をいただきたいと思います。
○郡委員 前向きな御答弁をいただいたと思います。同じ気持ちを共有していただいたものだと思って、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  が、この特開金、「が」が今ついてしまいましたけれども、「が」なんですね。この特開金の予算をちょっと見てみたいと思うんです。  昨年度の予算額と...全文を見る
○郡委員 ぜひお願いを申し上げたいと思います。  これまでに、疾患名や機能障害の区分による障害施策の選別という従来の政策から、生活と就労のニーズに軸足を置いた政策の再構築、これが必要だということは、関係各方面から長いこと言われてきていることだろうと思います。  一九九三年の障...全文を見る
○郡委員 ですから、一・八ということがダブルカウントを組み込んだ上ででして、実際に今、実雇用障害者数というのは対象になっている企業で何人かといえば、大体十九万七千人ぐらいですよ、一・八というふうに言われていましても。ダブルカウントのために底上げされているわけですよね。  先ほど...全文を見る
○郡委員 ですから、なれることが可能な、そういう人しか使えない制度なわけですよね。言っていること、わかりますでしょう。常に介助が必要な方はこれは使えないんですから、そこを何とかしてくださいよ。  就労というのは、先ほども大臣もおっしゃいました、仕事をして、障害を持っている方でも...全文を見る
○郡委員 そうですか、申しわけない。  今お話しになったのは、地方に任せているんだということで、この通勤については何ら自分の分野じゃないということをおっしゃったのだろうと思って、残念でなりません。  地元の養護学校が、国のモデル事業で就労に結びつく事業をやっていただいています...全文を見る
11月14日第170回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  二十分という限られた時間ですので、早速質問をさせていただきたいと思います。  医療の分野でもたくさん議論をすべき課題というのがあるわけですけれども、私は、特に、この四月に導入されました特定健診、いわゆるメタボ健診についてお尋ねをしたい...全文を見る
○郡委員 尿たんぱくを見ていくことの方が重要だという御指摘でしたけれども、尿たんぱくというのは偽陽性も多いということなんだそうですね。まだ様子をそのまま見ていこうということで、ちゃんとした検査に結びつかないことを心配する声も確かにこの検討会の中でも上がっていたはずでございます。 ...全文を見る
○郡委員 ですから、先ほども申し上げましたけれども、尿たんぱくでは偽陽性率が高くて、そのまま経過観察ということもあって、見逃される率もリスクも高いということを申し上げているわけです。エビデンスが出てきているわけですから、これは早速、導入の方向にかじを切っていただきたいというふうに...全文を見る
○郡委員 それから、私もエビデンスがこちらはないんじゃないかとあえて申し上げました腹囲の問題のお話を聞かせていただきたいんです。  私たちの日本は、世界で唯一、男性が八十五センチで女性が九十センチ、女性の方が大きいわけですね。現行の基準では、高血圧、高血糖などのリスク因子を持つ...全文を見る
○郡委員 ニューヨーク・タイムズにも、ことしの六月、皮肉をたっぷり込めて、日本は細いウエストを求めて大勢の人たちをはかっている、こういうような記事も出されました。それから、北里研究所の先生がイギリスの医学雑誌「ランセット」に研究を発表しているんですけれども、男女二十人の腹囲を医師...全文を見る
○郡委員 時間ですので、まだまだ申し上げたいことはたくさんありますけれども、この特定健診につきましては、各自治体でデータの不都合が生じていたり、大変な混乱を招いているということもございます。  この問題も含めて、保険者、医療機関等で問題や課題の洗い出しというのでしょうか、今月の...全文を見る
11月19日第170回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○郡委員 民主党の郡和子です。  今、山井委員と舛添大臣との議論を聞かせていただきましたけれども、七十五歳という年齢、この線引きについて明確なお答えをいただいたと理解してよろしいんでしょうか。つまりは、もう七十五歳という年齢の区分けはなさらないということをこの委員会においてはっ...全文を見る
○郡委員 今の御答弁は大変大きな御答弁だったんだろうと思います。  今の突き抜け方式、つまり、もともとの組合健保にいらっしゃる方々で残りたいという人はそのまま残す、しかし、そのほかの方々は、県単位の一元化した、年齢の区別のない保険に入れる制度を考えているということを今おっしゃっ...全文を見る
○郡委員 ということは、まさしく今回のこの後期高齢者医療制度、高齢者の医療を確保する法律というのはなくなってしまうということですね。  これは、私どもが提案をさせていただいている廃止と何ら変わらないということでありますね。
○郡委員 いずれにしても、今の大臣の御発言というのは大変大きな御発言だったと思います。  厚労の各部署の方々、どういうふうに受けとめられたか、今ここでお尋ねすることはかないませんけれども、そういう方向であるならば、ぜひ今回の、私ども、緊急避難的に、もとの老人保健制度に戻すべきだ...全文を見る
○郡委員 そういうことであれば、本当に大臣にはぜひ頑張っていただきたいですね。もう年齢の線引きをなさらないということですし、県単位で一元化をした、そういう保険制度にするのだ、そういうお考えだというのであれば、私どもこぞってそれは後押しをさせていただきたいと思います。七十五歳で年齢...全文を見る
○郡委員 ですから、来年度そういうふうになさるということはわかりましたけれども、今年度の方々に対してはどういうふうに対応されるのでしょうか。
○郡委員 ですから、今年度は、自主的に、補助もないまま、勝手に受けなさい、勝手にやってくださいということなわけですね、確認をさせていただきますが。
○郡委員 そうなんですよね。七十五歳になられる方々は、制度が変わるということもあって、今年度七十五歳になられる方々で受けられないという方、あるいは自己負担でしか受けられないという方、本当にお気の毒だと思いますよ。こういうことも全然想定せずに、このまま四月にばっと導入させてしまった...全文を見る
○郡委員 ほかには、生活保護を受給している世帯、これも特定健診の対象からは外されております。被用者保険に加入している者以外は、健康増進法に基づいて各市町村が一般会計で行っている健康診査ですか、そういったようなものに回されるということのようです。  生活保護の受給世帯への健診、保...全文を見る
○郡委員 そのほかにも、六十五歳から七十四歳までの障害を持った方々が後期高齢者医療制度に入ってしまわれている場合、この場合は六十五歳から七十四歳以下であっても特定健診を受ける対象とならないという理解だと思うんです。四十歳から七十四歳までの皆さんたちには特定健診が義務づけされている...全文を見る
○郡委員 つまり、今回、この四月から導入されました特定健診というのは、加入する保険者によって健診が義務化されるかどうかが変わってくる、また人によっても変わってくる、差別されている健診制度が今回新たに盛り込まれたということなんだろうと思います。  これまでの老人保健法に基づく健診...全文を見る
○郡委員 つまり、これは各自治体にお任せをする、一たん全額立てかえということをされてもよろしいし、あるいは全額自治体が見るということでもいいということでありますか。
○郡委員 自治体への丸投げがお得意だというふうに言われても仕方がないんじゃないかと思いますけれども。  これはいろいろなところで困っておいでなんですよ。だからこういうことを今私も取り上げさせていただいたんですね。立場をどういうふうにすべきだという、これはやはりお示しになるべきだ...全文を見る
○郡委員 重ねて申し上げるようですけれども、医療給付については、保険料を払っていない方々、その資格証明の方々に対しては一たん全額負担だということが決まっていて、この健診については、費用徴収については法律上の定めがないということで、ここに、一般の人たちの保険料を健診の費用に、税も入...全文を見る
○郡委員 ぜひ、集合的な契約というんですか、進めるようにお働きをいただきたいと思います。まだ自分の住んでいるところで健診が受けられないというサラリーマンの妻ですとか子供たちですとかがいるわけですから、その辺のところもお考えをいただきたいというふうに思います。  次に、いわゆるペ...全文を見る
○郡委員 後期高齢者医療制度の支援金ですけれども、健康保険や国民健康保険の加入者数に応じて額が決まるわけでして、厚生労働省の試算では一人頭四万円ほどですよ。そういう数字を出しておいでじゃないですか。一人頭四万円、しかも、扶養家族である赤ちゃんも含めておよそ一人四万円ですよ。それが...全文を見る
○郡委員 五年後なのでそれまでに検討するということでしたけれども、これは、長野県の泰阜村の松島村長が朝日新聞に投稿されていた記事ですけれども、今年度から始まった後期高齢者医療制度は保険料の年金天引きなどで悪評高いが、それ以上に、同時に実施されている特定健診こそ大きな問題を抱えてい...全文を見る
○郡委員 いや、ですから、何でこういうふうな制度を導入したのか。つまりは、保険者に対しても、国はお金を出さないから、健診をやりなさい、そして目標を達成できなければ保険料をどんどん勝手に上げなさいというふうにしりをたたくという、非常に責任の丸投げではないか、そんなふうに思うところで...全文を見る
○郡委員 それから、障害者の施設に入っていらっしゃる方、老人ホームに入っていらっしゃる方、介護保険施設に入っていらっしゃる方、この方々は、後期高齢者を対象とする健康診査では受診できないというふうな自治体もあるわけですね。特定健診とは異なって、法令上はこれらの施設入所者を後期高齢者...全文を見る
○郡委員 障害者支援施設の入所者の方々、必ずしも医療と直結しているというような状況ではない方々もいるわけですよね。そういう方々も除外しているということは非常に問題だろうと思います。  余り時間もありませんのであれですが、長寿医療制度に加入している人には、特定保健指導はないわけで...全文を見る
○郡委員 つまり、七十五歳以上は勝手に死んでも構いませんよということを言っておられるのだと思います。  おしまいに、「死んでくれお国の為にと二度言われ」「死なぬなら死ぬまで取るぞ年金で」こういう川柳を七十五歳以上のこの対象者の方々があるところに寄せておられました。冒頭、舛添大臣...全文を見る
12月10日第170回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  早速質問を始めさせていただきます。  今し方、菊田委員の質問に対して、障害を持っておられる方々の失業、解雇というのが増加傾向にあるということを御答弁いただいたわけですけれども、先日、私は、宮城障害者職業能力開発校に伺ってまいりました。...全文を見る
○郡委員 ところで、雇用促進法の審議ですけれども、障害手帳の有無にかかわらず、特定求職者雇用開発助成金や法定雇用率などの対象範囲について、それから要件の見直しなどにつきまして、前回、六月四日の通常国会で質問させていただきました。大臣には大変踏み込んだ御答弁をいただきまして、大変あ...全文を見る
○郡委員 ぜひ充実をさせていただきたいと思います。  また、このモデル事業なんですけれども、この対象につきましては、既に雇用されている障害手帳のない発達障害の方あるいは難病の方についても、トライアル雇用を活用したり、雇用時間の調整や職場内の合理的な配慮、雇用管理のモデルケースと...全文を見る
○郡委員 今回のモデル事業というのは特開金にかわるものという、その前段といいましょうか、同じようなものなのだという御説明もあった上で今の質問をさせていただいたわけですけれども、であるならば、今この特開金を利用していない方々、既に就労されている方々も、モデル事業ということで対象には...全文を見る
○郡委員 今部長が御答弁されましたけれども、やはり、その方の職業的な能力の判定というのが、今ある障害の認定と同じではないんですね。私はまるで違っているものだというふうにとらえております。  しかも、これについての研究というのはこれまでも長い間行われてきたものでございまして、障害...全文を見る
○郡委員 国土交通省では、公営住宅法の施行規則第二十四条一号というのがございまして、ここで、障害を持った方々の公営住宅の入居資格について、手帳がなくてもこういう方々であれば、医師の診断書によって現行の身体障害者手帳の給付対象となる障害認定上の活動制限等と同程度であると認められれば...全文を見る
○郡委員 そもそも、法定雇用率の一・八の数字については、それが適当であるのかどうかというようなことも大きな議論なんだろうと思います。まさに、障害者の権利条約を批准するというような段階を日本も控えて、しっかりとしたものをつくっていかなくちゃいけない、そういう状況にあるんだろうと思う...全文を見る
○郡委員 既に難病の患者さんたちの就労実態調査ですとか就労支援の研究というのは十年も前から行われているということも重ねて申し上げましたけれども、大臣にぜひこれは政治判断を求めたいと思います。本当に、我が国でも障害者の権利条約の批准を見据えて、もうすぐさまやっておいた方が得策だと思...全文を見る
○郡委員 話の内容は理解いたしましたが、できるだけ早くというふうなところしか御答弁いただけなかったのは大変残念でなりません。本当にできるだけ早くというその意味に込められたところを、来年かどうなのかというところも踏まえて、なお御尽力をいただきたいと思います。  次に、大変異例なこ...全文を見る
○郡委員 世帯主の滞納の事由にかかわらず、中学生以下の子供たち、このところ報じられておりました三万三千人のお子さんたち、無保険ということでしたけれども、この子供たちを救うために短期の保険証を交付するということで、六カ月経過してもこれは更新が切れるということはあり得ないというふうに...全文を見る
○郡委員 現状の短期保険証の場合ですと、窓口に出向いてこれを更新するのかどうかというふうなことも含めて、いろいろとあるわけですね。私が大変心配をしているのは、親御さんと連絡がとれないだとか、それから、親がこの短期保険証を受け取りに出向かなかった場合、これはやはり子供の手元に保険証...全文を見る
○郡委員 大変異例の質問で申しわけなかったのですけれども、今回、この法案につきましては、与野党で合意をいたしまして、滞納世帯であっても子供たちには保険証を渡して必要な医療を受けられるように、これは国としてもしっかりとした責任を負うべきだということで、今回、こういうふうな委員長の提...全文を見る