郡和子

こおりかずこ



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郡和子の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第171回国会 衆議院 本会議 第13号
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○郡和子君 お答えいたします。  日本には、雇用のセーフティーネットとして、雇用保険の求職者給付が終了した後のセーフティーネットが整備されていないということは、かねてから指摘されてきました。すなわち、雇用保険の受給期間が終了した後も再就職できないいわゆる失業状態にある方、それか...全文を見る
03月13日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○郡議員 御質問ありがとうございます。  まず、政府の雇用保険法改正案につきましては、昨年末、私どもが参議院に出させていただきました改正案の一部を取り入れていただいていることに評価はいたしますけれども、保険料率の引き下げ、それから対象範囲が野党案よりも狭いということについては、...全文を見る
○郡委員 民主党の郡和子でございます。  三十五分という時間ですので、早速質問に入らせていただきます。  午前中からいろいろな議論が行われてきたわけですけれども、私は、失業者に対する受給者実員数の推移からお話を始めさせていただきたいと思っています。  今皆様方のお手元に資料...全文を見る
○郡委員 さまざまな分析をしていただいて、雇用の状況が大分変わってきているからだ、非正規がふえてきているからだというようなことも言及をされたわけです。この中には、先ほどちょっと局長の説明にもありましたけれども、もともと仕事をしていない人が仕事を始めるというようなこともあったり、あ...全文を見る
○郡委員 非正規の方々がふえたということが一つの原因だということはお認めになった上で、そこのところに対応するために枠を広げるというふうなことをお話しなさったのだと思いますけれども、今回の政府案の対象枠の拡大ではまだまだ不十分であると申し上げなくちゃいけないんだろうというふうに思っ...全文を見る
○郡委員 掛け捨てになるという指摘は必ずしも正しくはございません。私どもの提案させていただきました法律案では、履歴が残ることになりまして、通算して換算することができるわけであります。たとえ三カ月でやめることになったとしても、その後雇用がかなって、そしてその後三カ月勤めれば、その方...全文を見る
○郡委員 しかし、やはりこの際、先進各国がどのように雇用保険をとらえているのかということをまた改めてしっかりととらえ直すべきではないかというふうに私は思っております。後々この話はさせていただきます。  次に、先ほどお示しをさせていただきましたその他の雇用者、千六万人ですね。この...全文を見る
○郡委員 この議論、日本型の年功序列型の生活給的な賃金体系がどうなるのかですとか、それから雇用形態のあり方としてどういうふうにあるべきなのか、こういうふうな大変幅広い議論になろうかと思うんです。  次に、資料六、七、八とちょっとお目通しをいただきたいと思います。  まず、日本...全文を見る
○郡委員 私は、今すぐ教育の補助をしろだとか、住宅の補助をしろというふうには言っておりません。将来の国の形としてどうあるべきかという議論をやはりしていくべきなんだろうというふうに思っております。  民主党といたしましても、教育に関しては、高等教育に関して、公立の高校の無償化とい...全文を見る
○郡委員 それから、まだちょっと時間があるようなのでもう一問。  途中飛ばさせていただきましたけれども、小規模事業所の皆さんたちが雇用保険に入っていないケースが多いというものを、資料十として挙げさせていただきました。実際に加入申請している適用事業所の割合というのは七割なんですけ...全文を見る
○郡委員 その公務員削減の影響を受けてしまう一般の国民の皆様方にも大変申しわけないという、何とも私も奥歯に物が詰まったような言い方になりますけれども、ぜひここは大臣に頑張っていただいて、拡充に努めていただきたいというふうに思います。  そしてまた、百年に一度の大変な危機というこ...全文を見る
03月18日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  きょうは、二度目の雇用保険法改正等の質問に立たせていただきますけれども、内定取り消しのことについて中心に伺わせていただこうと思います。  この三月、新規学卒者の内定取り消しの件数、厚生労働省が二月十九日現在で発表したところによりますと...全文を見る
○郡委員 ですから、なぜ十人から公表されるのか、九人は公表されないのかの根拠がまだいま一つはっきりしていないじゃないですか。その根拠をお尋ねしているんです。  次は、理由について十分な説明を行わなかったときというふうにありますけれども、十分な説明というのは具体的にどのような説明...全文を見る
○郡委員 新卒者の内定の取り消しが行われた場合に、事業主はハローワークとそれから学校長などの施設の長に通知書をもって通知することになりましたよね。その通知書も、きょうの資料のその次のページに配付をさせていただいておりますけれども、この通知というのは周知されているんでしょうか。そし...全文を見る
○郡委員 私の事務所の調査によりますと、これが周知されているとはとても言いがたいんですね。それで今こういうふうに聞かせていただいたわけです。  通知書による通知というのをハローワークあるいは施設長に行わなかった場合、例えばこれは実際にあったケースですけれども、この二月に電話一本...全文を見る
○郡委員 ですから、それをどうやって知るわけですか。大学の担当のところでは、学生がこの二月に電話一本で内定の取り消しがあった、しかし、それはハローワークにも伝えていないんですよ。これは、ハローワークに相談するなり、学生側から、あるいは学校側から申告しなかった場合というのは、そもそ...全文を見る
○郡委員 ですから、相談がなければこれは知り得ないわけでして、指導もできないわけですよ、通知を出さなくちゃいけないんですよということも。これが、今申し上げましたように、例えば電話一本で内定の取り消しをされても、それが周知されていなければ、そして届け出なければ指導も行われないわけで...全文を見る
○郡委員 大臣にもここでお尋ねしようと思いましたけれども、もう少しやりとりをさせていただいた後でお話を聞かせていただくことにいたします。  次は、自宅待機ということでございます。  内定の取り消しのほかに、内定取り消しには至っていないけれども企業から何らかの連絡を受けた学生数...全文を見る
○郡委員 文科省は調査していますよ。厚労省は調査していないということでしたけれども、文科省は調査しています。自宅待機を命じられた学生数十四人ということで、文科省で発表されております。  今御答弁にありましたように、厚労省の立場としては、自宅待機ということであっても、労働基準法に...全文を見る
○郡委員 休業手当がもらえたとしても、本当にその後ちゃんと雇用してもらえるんだろうか、そしてまた、自宅待機がいつまで続くんだろうか、不安な学生さんが大勢ですよ。あるいは、別の就職先を探した方がいいんじゃないだろうかと大変お迷いになっている方々も多いんですね。結局、何がこれが悪質な...全文を見る
○郡委員 さらに、文科省の調査では、企業から内定辞退の示唆を受けたという学生が二百七十四人にも上っています。六〇・一%です。個別の案件について調査し、精査した上で判断する必要はあろうかと思いますけれども、悪質な内定辞退の強要もあり得ると考えています。厚労省では、こうした実態を調査...全文を見る
○郡委員 労働契約法上、大変な問題なんだと思います。いわゆる退職勧奨につながるようなことなのだろうと思います。これを厳しく指導してもらわないといけないと思うんですけれども、これは、パンフレットなどを用意しているというだけでは大変生ぬるい対応なのだというふうに思っています。  そ...全文を見る
○郡委員 もうこれは退職の勧奨と何ら変わりません。そういうふうに思います。そして今、学生も、民事上のことだから裁判をしなさいということをおっしゃったわけですね。これは本当に厚労省としてどういうふうに考えておられるのですか。裁判でしかこれは解決する道はないわけですか。それでよしとす...全文を見る
○郡委員 厚労省のやる気というのを疑わざるを得ないなと私は今回とても痛感いたしております。第二のロストジェネレーション世代というのをつくってはいけないわけです。これを政治の責任として、しっかりとやっていただきたいと思います。  質問を終わります。
04月03日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○郡委員 民主党の郡和子です。  予定よりもちょっと早く始められて、予定よりも早目に終了すればいいなということを考えながら質問に立たせていただきます。  午前中の長妻委員からの指摘にもありました、障害を持った方々の公的年金制度について、私からも指摘をさせていただきたいと思いま...全文を見る
○郡委員 三級を受給されている方は三・三%であって、全体を見ても二六%、この数字を胸を張ってお答えになられましたが、そういう数字ではないと思うんですね。  障害厚生年金にある三級というのが障害基礎年金にはないわけなんですけれども、きょうの私の資料の、肝疾患による障害の障害認定基...全文を見る
○郡委員 お答えになっていないです。  今、厚生障害年金の方では三級という認定基準がもう設けられているわけです。障害基礎年金の方には一級、二級しかないので、すぐにでも三級という新しい区分を設けるべきではないですか、これはもう設けられるのではないですかということをまず一点お尋ねい...全文を見る
○郡委員 障害基礎年金の二級というのは老齢基礎年金の満額と同額になっています。  この点について、〇八年十月三十一日の社保審の障害者部会で、年金課が、年金制度は基本的に稼得能力が低下した方に対する給付として給付されます、そういう意味で、老齢基礎年金は高齢になったことによる稼得能...全文を見る
○郡委員 どういうふうな御意見のまとめになるのかわかりませんけれども、稼得能力の低下を補うという観点のみならず、障害者の安定を図って自立した生活が営めるように、こういう観点からこの障害者年金のあり方というのを見直すべきだというふうに思っています。その点についても確認をさせてくださ...全文を見る
○郡委員 先ほどお話もあったように、障害を持っておられる方々で、公的な年金を受け取っておられる方々は二六%ほどでしかございません。障害厚生年金の方では三%なんですね。これをもっと広げてほしいということをお願い申し上げました。今、障害者の中でも、公的年金を受けられている方、受けられ...全文を見る
○郡委員 私まだ議員になっておりませんので、その辺の詳しいところというのは調べてみました。  そもそも、与野党の議員立法になるその前にあった坂口試案は、「学生など任意加入であった者を中心に救済する案も存在するが、福祉的措置をとるためには立法化が必要であり、法制上からも対象者は無...全文を見る
○郡委員 坂口大臣は、ですからおっしゃっているんです。  私が、政府のたしか法制局だったと思いますけれども、お聞きをしましたときに、それをするんだったら一部だけするというわけにはいきませんよという話だったというふうに記憶をいたしております。そんなことから、やるんだったら、それじ...全文を見る
○郡委員 つまりはやっていないということですね。委員会の中で、在日外国人の無年金者の実態調査について、やるというふうにお答えになっているけれども、これについてはやっていないということですね。障害を持った方々全体については調査しているけれども、ここで議論になってお約束のあった実態調...全文を見る
○郡委員 今のわかりませんでした。議員がやれということをおっしゃったんですか。
○郡委員 随分ひどい答弁ですね。  確かに、議員立法であるこの法律の検討条項には主語はありません。だけれども、国会議員も含めて検討するというふうなことはあるんだろうと思いますけれども、制定された法律で検討が加えられるというふうになっている場合は、政府として検討するんじゃないので...全文を見る
○郡委員 ちょっと待ってください。全く人ごとのような御答弁をされていますけれども……(発言する者あり)そうですね、内閣法制局がおいでですので。  こういうふうに議員立法で立法された場合、附則や附帯決議が付された場合、検討するというのは、その議員が検討するということになるわけです...全文を見る
○郡委員 大変よくわかるし、私もそういうふうに理解をしておりました。今の役所の答弁は大変びっくりしています。つまり、自分たちが全く検討していないので、そのような苦し紛れの答弁をつくってこられたのですか。  実は、きのう私のところで役人の方とお話をさせていただいたときに、こんなふ...全文を見る
○郡委員 では、もう一度お尋ねいたします。  つまりは、そのような検討はしていないということなのですね。
○郡委員 大臣、どうですか。今の年金局長の御答弁、そしてその前の、広く議論をする附帯決議、附則に付されたことは、これは自分たちのところだけでやるんじゃないんだという、その言葉は全然撤回をされていませんよ。どうですか。
○郡委員 大臣、今そういうふうに御答弁されましたけれども、各自治体の中では、御自分の自治体に無年金で大変困窮された方々がおられるので、独自に給付金を支給している自治体が既に幾つもあるんですよ。こんなのは調べればわかりますよ。もちろん担当部局でも知っていますよ。それなのに、そこにも...全文を見る
○郡委員 ですから、どのようにそれに対してお答えになったのですか。韓国側からのその御要請に対して、どのように日本政府として答えられたのでしょうか。この協議には厚労省からも出席していますけれども、では、厚労省からお答えいただけますか。
○郡委員 では、以前の答弁にあった、国会の中で検討を続けているというような答弁もできないわけですよ。違いますか。検討もしていないわけですね。では、検討していないというふうに答えているから答えられないということですか、別に考えれば。だから開示できないということなんですか。
○郡委員 いずれにせよ、実態も把握していないし、何の検討もしていないのだということが前段のところで明らかになったわけで、対応は全く無責任なものでありますし、責任逃れ、責任放棄も甚だしいということを申し上げて、まだまだ質問したかったのですけれども、いずれ機会があればということにさせ...全文を見る
04月10日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。また今週も質問に立たせていただきます。  きょうも、大勢の先輩議員が、給付水準の将来見通しの財政検証結果について質問を行いました。この給付水準というのが、年金法に書かれている給付水準の下限の百分の五十を何としても上回らなければならないために...全文を見る
○郡委員 なぜ二・五%というふうにそろえた計算だったんですか。もう一度お尋ねしますが、それならば計算をしていただきたいと思います。〇%の場合、一%の場合、二%の場合の賃金上昇率でもってつくった数字をお示しいただきたいと思います。数字を入れかえるだけで、簡単なはずだと思いますが。
○郡委員 では、二、三週間で出していただけますね。この国年法の審議の間に、その数字をもとにつくられた給付水準についてどうなっているのかぜひ見せていただいて、審議をさせていただきたいと思います。二、三週間だということですけれども、もう少し期限をはっきりと言っていただけますか。それに...全文を見る
○郡委員 ということで、本法案の審議中にお出しいただくということで確認をいたしました。ぜひお示しをいただきたいと思います。  それでは、続きまして、先週私が申し上げました在日外国人の無年金の問題について、引き続き質問させていただきたいと思います。  一九八二年の国年法の改正で...全文を見る
○郡委員 大臣、今、最高裁の判決のことをお引きになりましたけれども、最高裁の判決が出されましたのは二〇〇七年の十二月二十五日のことでございます。このジュネーブの勧告はそれより後に出されているんですね。  つまり、これはどういうことかというと、最高裁の判決、確かに国は勝訴しました...全文を見る
○郡委員 在日無年金者に対する対策の見通しについて、二〇〇六年の三月三十日、参議院の厚生労働委員会で年金局長は、「現時点で特定の対策を念頭に置いたスケジュールを申し上げるべきような段階にはない」というふうに答弁をされております。  それからまた、二〇〇八年の十二月八日に、日弁連...全文を見る
○郡委員 附則の第二条の解釈については、先週、内閣法制局からも御答弁がありまして、基本的には、国として検討しろということだったと思います。  行政府すなわち内閣全体並びに立法府において検討を命じるということだったわけで、先週、渡辺局長が答弁なさった、第一義に議員の先生方による改...全文を見る
○郡委員 ぽんぽんと短く聞かせていただきますので、短い御答弁でお願いいたします。  今、支給されるというふうにおっしゃいました。滞在期間が留学生等の短期在留であっても障害基礎年金は支給されるんですか。
○郡委員 支給されます。  障害基礎年金が支給される場合、年金保険料の免除はあるんでしょうか。
○郡委員 つまり、厚労省が御説明になっている拠出制の問題というのも、それからまた定着という問題も、難しい課題だというふうにおっしゃっているわけですけれども、ここでは完全にその弁解は崩れているのだと思います。今おっしゃられたように、福祉的措置は、国籍国の責任ではなくて居住国の責任に...全文を見る
○郡委員 外国から短期でも入ってきている方々で障害年金を受けている方の数は把握されていない、支給総額もわからないということでしたけれども、本当はこれはすぐにいつでも回答できるような状態にあらねばならないと思います。  なぜであるならば、給付をし過ぎた場合、過誤給付を防ぐ効果とい...全文を見る
○郡委員 そうですよね。違憲、違法でなければ放置していいというものではないです。在日無年金のこの方々というのは、任意加入当時の未加入者、未納者とは異質な背景をお持ちになっておられるわけです。そういう中で無年金状態になっている。しかも、外国からの留学生については、年金が納税の義務を...全文を見る
○郡委員 二十年度で十三件ということでありました。私のきょうの資料の二の一と二にも、各自治体や市長会、また知事会などからの要望というものもこれだけに上っているということを加えさせていただきました。  また、資料の七とそれから資料の八ですけれども、ごらんいただきたいと思います。 ...全文を見る
○郡委員 今、局長、また同じ福祉の中でのバランスというふうなことをおっしゃいましたけれども、先週も申し上げましたし、今週もお話をさせていただいていますけれども、この方々は、自分で加入したくても加入できなかった。保険料を払っていないんじゃなくて、払うことができなかった、入りたいとい...全文を見る
○郡委員 何としても紙は出さないということなのでしょうか。  日韓局長級協議が、平成三年からずっとこの間、毎年毎年開かれていて、そこでも重要議題の一つにこの問題がなっているということも先週申し上げました。その資料も、きょうは私がお配りいたしました資料の中に、ちょうど二〇〇四年の...全文を見る
○郡委員 では、もう一つ申し上げましょう。  国連を含め国際機関からさまざまな勧告がなされているというところで、二〇〇六年の人権委員会、ディエヌ特別報告者の方が、人種主義、それから人種差別、偏見及びあらゆる形態の差別について、日本政府に対して勧告を行っています。それに対する厚生...全文を見る
○郡委員 なぜ議事録、では、議事録を資料にしろ、検討している資料として議事録を参考にしろということをおっしゃるんですか。
○郡委員 この委員会に提出をしていただくということで、今局長もそのようにするというお話でしたから、待っておりますので、ぜひ下さいますように。  三日には、大臣から大変前向きな御発言もいただきました。実態調査について大きな関係団体にお願いする等、何らかの手だてが打てないかというふ...全文を見る
○郡委員 事前のレクのときに、ぜひこの実態調査をやっていただきたいということをお願い申し上げました。  坂口試案のときにも、五千人という対象者の人数を割り出す調査をなさっているわけですね。きょうの資料にもつけましたけれども、障害に起因する公的年金を受給していない理由として、これ...全文を見る
○郡委員 在日外国人の無年金者の方々も高齢化が進んでおります。また、障害を持っておられる方々が障害基礎年金も受けられず、その上で自立支援法の枠内に入っているということもぜひお考えいただいた上で、この問題の早期解決を望みたいと思いますし、大臣の御決断もぜひともお願いしたいということ...全文を見る
04月21日第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
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○郡分科員 民主党の郡和子でございます。  質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。私は、研修、実習生の制度につきまして御質問させていただきたいと考えています。  まず初めに、私の地元、宮城で起きた事案から御説明をさせていただきたいと思っています。  とび職として...全文を見る
○郡分科員 これは前提になる重要な要素なんだろうというふうに認識しておりますので、ぜひ早急に、前向きに御検討いただきたいと思います。  改正案についての説明資料によれば、国の機関、JICA等が実施する公的な研修及び実務作業、いわゆるOJTを伴わない非実務のみの研修、これは引き続...全文を見る
○郡分科員 ありがとうございます。  平成二十年の数字で五百三十四件ということでしたけれども、この実態調査の端緒になるのは、そもそも、おっしゃられましたけれども、一般人からの提報、いわば垂れ込みということを提報というふうにおっしゃっているんだろうと思いますけれども、冒頭紹介しま...全文を見る
○郡分科員 おおむね適正に行われているというその判断が大変甘いものだということが、この間いろいろと出ている問題で明らかになっているんだと思います。ぜひとも、早急に御検討いただきますようにお願いをいたします。  法改正に合わせまして、関係省令の改正等によって予定されている送り出し...全文を見る
○郡分科員 これから省令に盛り込んでいく方向だということですので、ぜひお願いしたいということを重ねて申し上げます。  それと、情報公開で開示できる、例外規定が設けられているけれどもということでした。この例外規定については、質問通告しておりませんけれども、もしよろしければ、ちょっ...全文を見る
○郡分科員 外国人の労働者が御本人で開示請求をどのようにしていくのかというのは、これもまた、それを承知すること自体も大変なことだろうと思いますし、ぜひ、御本人にわかるように、これもまた母国語で何か説明できるようなものもつくっていただけたらいいんじゃないでしょうか。  次に、契約...全文を見る
○郡分科員 労基署にあらかじめその計画書等の写しを提出すべきじゃないかというふうに申し上げましたのは、実は、例えば、当該地の労基署にいろいろ相談に行っても、労基署自体が、どういうふうな契約になっているのか、それがわからないわけですね。あらかじめ、もともとの契約がどういうものであっ...全文を見る
○郡分科員 今回、在留資格の技能実習の一年目については、職種の限定がなくなりました。例えば、ホテルのベッドメーキングですとか接客業などのサービス業でもいいんでしょうか、クリーニング業などでもいいんでしょうか。いわば単純労働者の受け入れというふうにも思えるわけですけれども、昨年、自...全文を見る
○郡分科員 時間が参りましたけれども、現在の研修制度というのは、その実態は大変劣悪な低賃金労働の、いわば名ばかり研修というふうにも言われております。法務省は、就労研修というふうな名目で、形上は労基法を適用して労働者の保護という、そういうふうな意図がおありだったのかもしれません。し...全文を見る
○郡分科員 民主党の郡和子です。  きょうの最後になりました。あと三十分ですので、お疲れのことと思いますけれども、おつき合いをいただきたいと思います。  私の地元仙台は、町の中を清流広瀬川が流れておりまして、仙台のシンボルでもあり、市民の憩いの場でもあります。ところが、この広...全文を見る
○郡分科員 今、端的に言えば財産管理は国土交通省だということでございました。それでは、管理責任についてはどういうふうになっているのでしょうか。  実は、きょうの午後、この質問の直前に受けました県の土木部河川課の説明などによりますと、このがけ地というのは、従前は河川法等が適用され...全文を見る
○郡分科員 見解がばらばらなんですね。  私が資料につけさせていただきました県の説明では、当初、財務局の見解として、これは公共物としての機能を喪失していない、河川法の適用がないのであれば、譲与漏れの国交省所管の法定外公共物であるというふうな見解をされているわけですね。国土交通省...全文を見る
○郡分科員 ですから、地方分権一括法の中で一括譲渡をされたもので、これは私たちは要らないんですよといって、市も県もお返ししてあるんじゃないですか。そういうふうに事前には説明を私ども受けたわけであります。それが、今の説明というのは、どこかで見解が変わられたのかどうか、私は大変不思議...全文を見る
○郡分科員 この当該のがけ地ですけれども、では、白地ですか、青地ですか。
○郡分科員 今お話しされたのは、河川の一部だというふうにおっしゃったんですね。河川であるならば青地じゃないんですか。
○郡分科員 では、初めに質問をさせていただいた、公共物としての機能とは何なんですか。
○郡分科員 ということであれば、これは河川法の第六条第一項第三号の河川区域と一体のものとしての機能があるということであれば、この土地の機能管理というのは国であると。国交省であり、そして広瀬川の管理者たる県ということになるのでしょうか。  それともう一つ、もし、県がここの土地につ...全文を見る
○郡分科員 いずれにしましても、市そして県が一括用途廃止したという書類を出してから二年半以上も経過した時点の平成十九年、二〇〇七年十一月に、法定外公共物であって、財産管理は国交省、機能管理は仙台市との見解を示していて、時間を非常に浪費させていたのではないかと思うのです。  この...全文を見る
○郡分科員 国はそこに関与しないということを今おっしゃったのですか。
○郡分科員 助言のお話ではないんですよ。  つまり、この土地が国有地であるということはわかった、しかし、それが財務省の所管なのか国交省の所管なのか、でもこういうふうに見解が分かれており、そして、地方の自治体にしてもどういうふうな見解なのかまだまとまっていないという中で、この間ず...全文を見る
○郡分科員 行政はこの九年間、説明会すら開かずに、何の防止策も講じていないわけです。  当該のがけ地の機能管理についての整理はともかくとして、当該の底地は国有地であるということですよ。これは国家賠償という声だって上がりかねないことなんだと思いますよ。  私のところにいただきま...全文を見る
○郡分科員 重ねて申し上げますけれども、底地は国有地でございます。国家賠償というようなことにもなりかねないのだというふうに思いますので、ぜひ国としても対策を講じていただけるように自治体を後押し、支えていただきたいものだというふうに思います。  質問を終わります。
06月05日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  限られた時間ですので、質問に早速入らせていただきたいと思います。  脳死臓器移植の数がなかなかふえない、立法の不作為だというような御指摘があることを真摯に受けとめてまいりたいというふうには思っておりますけれども、脳死移植が正しく実施さ...全文を見る
○郡委員 それでは、A案の提出者の方に伺いたいと思います。  公平性それから透明性の観点から、この検証会議の現在のあり方についてどのような御意見をお持ちでしょうか。
○郡委員 ありがとうございます。  〇六年の五月に脳死判定された五十代の男性患者の脳波記録が、これは現行法で五年保存しておくことが義務づけられているんですけれども、紛失したとして、これは金沢大学でのことでしたけれども、医療関係者らがこれを告発いたしました。それで、大学内に調査チ...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  私も、この検証会議の透明性、情報公開の大切さというのが今回の、移植をふやしていく上での大前提になるんじゃないだろうかというふうに思っているところです。今いろいろお話ございましたけれども、臓器移植に関する情報について内閣府の調査を見ましても、「...全文を見る
○郡委員 続けて親族の優先規定ですけれども、これはドナーとなる本人の意思が必須のようであります。これは、そもそものA案の皆さんたちは、家族の同意で法的脳死判定そして臓器移植を許すということですから、家族の同意でいいのではないかと思いますが、いかがですか。
○郡委員 とすれば、その点で、A案というのは、最も重要な死ということについての判断は家族でできるけれども、提供の優先は家族では決められないということになります。一貫性がないというふうに指摘をさせていただきたいと思います。  A案は、本人の意思が不明なときでも家族の承諾で臓器提供...全文を見る
○郡委員 私は、自己決定という基本的な人権というのは死後も続くものだというふうに思っております。だからこそ、死体損壊というのが罪になるものだというふうにも思っているわけです。  時間がなくなってしまいました。実は、日本では各国と比べて生体移植が大変多い。このことについても問題意...全文を見る
06月10日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○郡委員 民主党の郡和子です。  きょうは一時間という時間をいただきました。まず冒頭、先輩、同僚議員の配慮に対して感謝を申し上げたいと思います。  昨年の秋の金融危機以降、経済が非常に厳しい状況になって、それがすぐに雇用状況、失業状況にも反映されるという形になっております。内...全文を見る
○郡委員 大臣の認識も同じ認識であるということを確認させていただきました。  次に、育児休業法についてお尋ねをしたいと思います。  育休法の第五条で定める育児休業の申し出というのは、それによって一定期間、労働者の労務提供義務を消滅させる効果のある意思表示だというふうに考えてい...全文を見る
○郡委員 私もそのとおりだと思います。しかしながら、提出させていただきましたこのBさんのケースですけれども、均等室が指導してもそれがかなわず、結局のところ和解金で退職を余儀なくされたわけでございます。  私ども民主党は、ほかの野党とともに、今回修正案、きょうも冒頭趣旨説明をさせ...全文を見る
○郡委員 今の御答弁は、それであるならば、そもそも努力義務規定も置く必要がないんですよ。書面で確認しておく必要なんてないんですよ。  今大臣がおっしゃられたのは、働く側が、それはいろいろな状況も出てくるかもしれませんけれども、原則はこういうことなんですよ、労働契約はこういうふう...全文を見る
○郡委員 それではお尋ねいたしますけれども、この二十一条二項、努力義務ですけれども、なぜこれを設けたのですか。
○郡委員 二つ指摘をさせていただきますけれども、四月の十四日に参議院で私どもの小林議員が質問したことに対して、今後、こういうことを努力義務と書いてあるわけですから、きちんとやってくださいというのは、指導はしますけれども、今の委員の御提案を受けて、どういう形で、例えば法律改正まで持...全文を見る
○郡委員 企業の業績も変わることもあり得るでしょう。それから、労働者の状況が変わることもあり得るでしょう。しかし、それはその時々にお話し合いを持って、こういうふうに変更していきましょう、それが合意が得られればそれでいいんですよ。  だけれども、休みに入る前に、私の休みはいつまで...全文を見る
○郡委員 私たちが初めて求めをいたしまして、各地域の均等室がこれまでどういう相談を受け付けてきたのか、そしてその内容はどういうものであったのか、結果はどうであったのかという詳細を出していただくようにお願いいたしまして、出していただきました。そうしましたら、御相談に来られた当人が、...全文を見る
○郡委員 はっきり答えていただいていないのですけれども、均等室においてもこれらの労働契約法についてしっかりと周知されているのですか、いないのですか。
○郡委員 今お答えいただきましたけれども、私が私の事務所で事前にお話を伺いましたときには、雇用均等・児童家庭局それから労働基準局の方々がいらっしゃって、この件についてお話を伺いましたらば、均等室の所管法以外、所管しているのは均等法とパート労働法とそしてまた育休法、介護休業法である...全文を見る
○郡委員 今、基準局長から、連携をしていくことを心がけていかなくちゃいけないというふうに御答弁があったわけですけれども、この神奈川均等室の指導書を見ていただきたいと思うんです。Bさんのケースですけれども、「雇用契約について期間の定めのない雇用と実質的に異ならないため」というふうに...全文を見る
○郡委員 なかなか私は理解できないんですけれども、このBさんのケースですけれども、これも、均等室での相談の場面において、労働契約法について周知に遺漏なきよう期されたいというこの通達というのがしっかりと行き届いていて、これに基づいた情報提供というのも当然行われていたと理解していいん...全文を見る
○郡委員 パンフレットを置いておいただけではだめですし、当事者の皆さんたちが、間違ったことを言っては不十分なので、あちらこちらに、それぞれにつなげるんだというふうなことを公言していること自体も私は信じられないことでしたし、そういう行政であるならば、均等室の役目というのは何なんだろ...全文を見る
○郡委員 繰り返しになりますけれども、会社がそれを聞き入れなければ、均等室の指導というのはそれでもう打ち切りになっているんですね。これではだめですよ。  今お話しになった、勧告に従わなかった事業主の公表をするというふうなことを言われているわけですけれども、では内定切りをした企業...全文を見る
○郡委員 書面のことについて、また繰り返しになりますけれども、しっかりと議論をして、だから議論をさせていただいているのです。それで、そうならない、これまでの打ち切りということがまかり通らないためにも、努力義務になっているのを、それこそお金もかからない、すぐできることなんですよ、こ...全文を見る
○郡委員 介護保険とはリンクしていない全く別のものというふうに理解しました。それだけでもびっくりするのですけれども、その判断基準というのはだれがどういうような手続でおつくりになったのでしょうか。
○郡委員 では、その判断基準を満たしているということはだれが判断して、だれに書類をつくってもらうというふうになっているのですか。
○郡委員 介護が必要な状態のときに、その介護の度合いを決定するのも時間がかかっているわけですけれども、さらに今おっしゃられた医師や保健師、看護師等の認定基準をもって判断基準にかなう状況を証明する書類を提出しなくちゃいけないということになりますと、せっかくつくられたこの介護休暇とい...全文を見る
○郡委員 時間が来てしまいましたけれども、せっかく設けられる介護休暇というのが、それこそ絵にかいたもち、取得がなかなかできないという状況にあってはいけないと思いますので、この点についてもこの後いろいろと審議が行われることを期待したいと思います。  それから、また書面の義務化につ...全文を見る
06月16日第171回国会 衆議院 本会議 第39号
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○郡和子君 民主党の郡和子です。  私は、衆法第一八号、臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案、いわゆる臓器移植法改正案のC案に賛成する立場から討論を行います。(拍手)  臓器移植法改正案については、命や倫理にかかわる重要法案で数々問題点が指摘されながら、厚生労働委員会...全文を見る