郡和子

こおりかずこ



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郡和子の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  今の黄川田委員のやりとりにもありましたけれども、私どもがこの間やってきたことについても、ある意味、評価をしていただけるだろうなというふうに、そう認識をさせていただきました。  先週末には、五回目の復興交付金の可能額が通知をされました。...全文を見る
○郡委員 これまで一生懸命に井戸を掘ってまいりました。また、それを使っていく上でも、使い勝手の悪いところは私どもも一生懸命に応援をさせていただきたい、そんなふうに思っているところです。政権がかわって、総理のリーダーシップがさらに発揮されて、私たちが創設した制度もぜひそれを有効活用...全文を見る
○郡委員 平時ではないですので、ぜひ頑張っていただきたいというふうに思います。  先ほど、土地の権利調整を含めた問題については、黄川田委員とのやりとりにもあって、法務大臣等もお答えいただいておりました。当時の平野大臣が、南三陸や釜石、これを、大変難しいところがあるのでシミュレー...全文を見る
○郡委員 前向きな、積極的な御答弁をいただきました。感謝いたします。  三月八日は国際女性デーでありまして、男女共同参画を担当する森大臣も、女性の活躍の推進は、日本経済の再生のみならず、東日本大震災からの復興、国際的な日本の貢献など、さまざまな課題への対応に当たっても欠くことは...全文を見る
○郡委員 残念ながら、経済畑の皆様方が多くいらっしゃるなという印象でもございました。  また、私、先ほど、与党の皆さんから提出をされたその提言の中には、女性というキーワードも、また男女共同参画の視点も一切なかったということも指摘をさせていただきましたが、自民党総裁として、こうい...全文を見る
○郡委員 発災直後の避難所で女性たちがどういう立場に置かれていたのか。仕切りのない避難所で、プライバシーの確保が難しくて、お布団をかぶった中で着がえをせざるを得なかった。あるいは、乳幼児のいる家族は避難所にいづらかった。また、避難所の女性たちが炊き出しだとか高齢者のお世話や子供の...全文を見る
○郡委員 現在も、暴力、これは増加傾向が見られまして、先日報じられたところによりますと、宮城県警、福島県警へのDVの相談件数は増加をしておりました。福島県警への相談件数は過去最多だったんですね。狭い仮設住宅で、逃げ場のない女性、子供たちがいるわけです。政府は、こうした現状をしっか...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。ぜひ議論をこれからも進めていきたいと私自身も思っております。  それから、厚労大臣が、どういうふうな状況に被災自治体でなっているのか、まだ把握ができないというふうなこともおっしゃったわけです。大変だろうということですが、実は、阪神・淡路大震災のと...全文を見る
○郡委員 ぜひ推進をしていただきたいというふうに思います。  三本目の矢というふうに言って申しわけないんですけれども、被災地の子供たちのことについて、安倍総理にもお尋ねをしたいというふうに思っております。  被災地では、多くの子供たちがまだ仮設の校舎で勉強している状況が続いて...全文を見る
○郡委員 アベノミクスについては、大変な評価があり、そしてまた好評であるというのも承知をした上で、しかし、一方ではこういうこともあるのだ、こういうことにもしっかりと目配りをしていただきたいというふうに思います。  それとあわせて、被災地の子供たちの困難というのはまだ続いておりま...全文を見る
○郡委員 ぜひ二十七年度以降の継続もお願いいたします。  質問を終わります。
03月25日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  まずは、根本大臣、おくればせながら、大臣の御就任、おめでとうございます。そして、この間、精力的にお取り組みいただいていることに、改めて敬意を表させていただきたいと思います。  根本大臣は、福島県の出身の議員でおられて、とりわけ厳しい状...全文を見る
○郡委員 福島の困難な思いを受けて今の職にあるのだということですから、ぜひとも、内閣の中でも、担当ではないということではなく、御発言をいただきたいというふうに思います。  福島の困難な問題については、これまでも議論がありましたけれども、この後、我が党の吉田泉委員からも質問があろ...全文を見る
○郡委員 根本大臣には、復興の足かせにならないように、リーダーシップをぜひ発揮していただきたい、そういうふうに思います。  ところで、私たち民主党政権時にこの東日本大震災が発災したわけでございまして、この復旧復興、一日も早く、ふるさと再生、創生をなし遂げるんだという思いで当時も...全文を見る
○郡委員 申しわけありません。少し象徴的過ぎたのかもしれませんけれども、今回のこの東日本大震災からの復興というのは、これまで我が国で経験したことのないそういう災害に直面した復興であるという、その取り組みに対しての認識というのを改めて伺わせてください。
○郡委員 ありがとうございます。  コートジボワールの議員の皆さん方がこの復興特別委員会においでになられたことを大変光栄に思います。  私も、政務官時代、昨年の九月にマブリ計画・開発大臣がおいでになられて、懇談をさせていただきました。  コートジボワール、内戦からの復興に取...全文を見る
○郡委員 免罪符にしたいというふうなことで今お話ししたわけではありませんで、十六年かかっている事業もあるんですね。それだけ大変だということを私たちはしっかりと胸に秘めた上で、この事業に当たっていかなくちゃいけないんじゃないかということを申し上げたいと思っております。  仮設住宅...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  いろいろな取り組みをなされているかと思うんです。これのシステムというのはすごいなと思ったのは、手おくれにならないんですよ。気がつかないで数時間たってしまったということはないんですね。そういう意味で、大変いい仕組みじゃないだろうかというふうに思...全文を見る
○郡委員 ぜひ、お急ぎになって、答えを出していただきたいと思います。  次は、漁場の瓦れきの撤去について伺わせてください。  現在、漁場復旧対策支援事業で、専門業者の方や漁業者の方々が、みずから船を出して瓦れきの撤去をされているんですね。まだ海の中には瓦れきが相当数沈んでいる...全文を見る
○郡委員 ぜひよろしくお願いをいたします。  幾つかほかにも質問を考えておりましたけれども、申しわけありません。  そういうわけで、瓦れきの処理というのが、基本的には二十五年度末までで大体終えるのではないかということで、仮設の焼却場も取り壊しが始まることになるわけなんですが、...全文を見る
○郡委員 大変申しわけありません。時間の運びがうまくありませんで、せっかくおいでいただきましたのに御質問できませんで、またの機会にさせていただきたいと思います。  きょうはどうもありがとうございました。
03月27日第183回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  まず、おくればせながら、下村大臣、大臣御就任おめでとうございます。  きょうは、大臣と御一緒にいろいろと質疑をさせていただきますけれども、幾つか気になる点、特に、被災地ということもありまして、被災地の子供たちのケア等についても伺わせて...全文を見る
○郡委員 この件につきましては、後日、機会があれば、またじっくりと大臣と議論をさせていただきたいというふうに思っております。  次に、去る三月二十一日、参議院の文教科学委員会における質疑について幾つか確認をさせていただきたいと思っております。  先ほども笠委員の最終質問にござ...全文を見る
○郡委員 今、そんなのでいいのかと声がかかりましたけれども、これで二十五年度、幼児教育を無償化しましたと本当に言えるのかどうか。針小棒大と言わざるを得ないというふうに思います。  次に、本来の意味での幼児教育無償化ということになりますけれども、三歳から五歳までの幼児教育を受ける...全文を見る
○郡委員 明確に、予定しているものではないということで、充てないというふうに御答弁をいただけるかどうかです。
○郡委員 つまりは、議論の俎上にのせられる可能性はあるというふうな御答弁だったのだろうというふうに思います。ぜひ、大臣、今のお答えをしっかりとその検討会の中でも言っていただきたいというふうに思います。ぜひそのようにお願いをしたいと思います。  次に、安倍政権の教育政策について、...全文を見る
○郡委員 私の認識はちょっと違っておりまして、このことはさまざまなところでも指摘をされていると思いますけれども、新自由主義的改革、つまり、国民に権限を与えるとともに自己責任を負わせる改革、これが教育改革の中にも盛り込まれたわけでございます。つまりは、学校の自律性を高めて裁量権を拡...全文を見る
○郡委員 ぜひよろしくお願いをします。私どもも背中を押させていただきますので、ぜひともお願いしたいと思います。  加えて、今、被災地では、多くの学校が、御承知のように、仮校舎であったり、また、ほかの学校に間借りをしたりしているわけです。そうした学校の校長先生や教頭先生、先生方は...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  ぜひ、平時のルールではない人事異動をお願いしたいと思います。  今、子供たちは、仮設住宅から遠距離通学で学校に通っていて、時間を奪われております。仮設住宅の空間で、十分な自分の居場所を確保できない状態も続いています。避難生活で仲間と離れると...全文を見る
○郡委員 二十六年度以降もぜひお願いをします。  最後になりますけれども、被災地への修学旅行についてお尋ねをしたいと思います。  地元、河北新報の三月八日の記事でございましたけれども、会津若松や松島など東北の主な観光地は観光復興を実感できずにいる、会津若松市への修学旅行は震災...全文を見る
○郡委員 ここに、福岡の高校生なんですけれども、被災地を訪問した後の報告書がありますけれども、これも、本当に私も胸が熱くなって読ませていただきました。  高校生の一人は、研修旅行で心に刻まれたことが二つある。一つ目は他への感謝、ボランティアさせていただくことへの感謝、被災時の様...全文を見る
04月11日第183回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○郡委員 おはようございます。民主党の郡和子です。  まず、冒頭、大変遅くなりましたけれども、森大臣におかれましては、大臣御就任おめでとうございます。消費者救済に努められた弁護士の経験を生かして、真に消費者が安心して安全で豊かな消費生活を営むことができるように、どうぞ全力を尽く...全文を見る
○郡委員 先般、消費者庁が公表いたしました地方消費者行政に対する国の財政措置の活用期間に関する一般準則、少し大臣も言及されましたけれども、これを見てみますと、地方消費者行政活性化基金等の財政措置の活用期間、これは、通常は七年ないし十年で、特例に該当する場合は、今後、九年ないし十一...全文を見る
○郡委員 先が見通せない状況では、やはり地域の中で的確な相談というのもできないんだろうと思いますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。私どもも後押しをしたいというふうに思っております。  大臣も御承知だと思いますけれども、全国消費生活相談員協会が会員の実態調査を行っておりま...全文を見る
○郡委員 消費者庁として、お願いベースであったり、あるいはインセンティブをつけるなりして取り組んでいるということですけれども、基本的に、これは地方自治体の人事権によるものなんだろうと思います。  近時で見られる傾向として、この調査の中では、やはり五年で一旦解雇をする、ハローワー...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  ぜひ、リーダーシップを発揮していただいて、乗り越えていただきたいというふうに思います。  財政措置も不透明なために、思い切った対策に取り組めないのが当該自治体の方々なんだろうというふうに思います。法律で、任期の定めのない専門職任用制度という...全文を見る
○郡委員 少しすりかえた御答弁をされましたけれども、ぜひ、重要な視点だというふうに思いますので、御検討いただければというふうに思います。  次に、消費者委員会ですけれども、昨年七月、「地方消費者行政の持続的な展開とさらなる充実・強化に向けた支援策についての建議」というのを出され...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  ぜひ、消費者庁、消費者委員会ともに、地方消費者行政の充実に向けて御尽力をいただきたいというふうに思います。  済みません、次の質問に飛ばせていただきます。  原発事故に伴う風評被害対策についてです。  被災地出身であられる森担当大臣が、...全文を見る
○郡委員 そうなんですね。消費者と生産者と、双方向でいろいろと情報交換をしていくということも大切ですし、先ほどおっしゃったマスコミ対策というのも重要なんだと思います。私が申し上げたのは、十分な情報を得ていない、理解できていない消費者の方々というふうなつもりで申し上げたつもりです。...全文を見る
○郡委員 時間になってしまいました。残念ながら質問を少し残してしまいましたけれども、また機会があれば御質問させていただきたいと思います。  きょうは、どうもありがとうございました。
04月19日第183回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  きょうは、参考人の皆様方にそれぞれのお立場で大変貴重な御意見を御開陳いただきましたこと、私からも改めて感謝を申し上げたいと思います。  ハーグ条約の締結をめぐって、国内法の整備というのは極めて重要でして、子供の利益が最大限確保できるよ...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  長谷川参考人も、DVの女性支援にもかかわられておられます。この立証責任についてはどのように思われますでしょうか。
○郡委員 ありがとうございます。  本当に難しいんだろうなというふうに私自身も認識しているところです。  重ねて、返還後の子供がどういうふうな立場に置かれているのかということについて、これもしっかり確認をしていくことも重要な視点なんだろうというふうに思うんです。  これにつ...全文を見る
○郡委員 ここも重要な視点だと思います。条約を締結するに当たってはこのことについても心配りをしていかねばならないと思っていますが、長谷川参考人はどのような御意見でしょうか。
○郡委員 ありがとうございます。  それでは、ちょっと話題をかえますけれども、ハーグ条約を締結することで、我が国の離婚後の単独親権制度との間に矛盾が生じるんじゃないかという問題が出てくるかと思うんですけれども、これについて長谷川参考人の御見識を伺わせていただきたいと思います。
○郡委員 また、ハーグ条約締結を契機に、共同親権のもとでの子連れ別居は、残された親の親権、監護権を侵害するものであって、これは違法とすべきであるというような主張も出てきているわけでございます。それからまた、一方では、子供の生活環境が変化をしていくということに兼ね合わせて、これも違...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  民法の改正がありまして、協議離婚の際に、面会交流やそれから養護費の分担に関して取り決めをするということが明文化されたわけでございまして、離婚届の中にそれを記載する欄も設けられるようになりました。一定の成果、効果というのも上がっているのであろう...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  私どもも……
○郡委員 はい。検討したいと思います。どうもありがとうございました。
05月08日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  きょうは、それぞれの皆様方から、この間、発災から二年二カ月になりますけれども、言葉で尽くせない御苦労を重ねて、そして一つ一つ乗り越えられている、そしてまた新たに見えてきた課題などについて大変貴重なお話をいただいたと思っております。改めて...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  新事業の展開のための研究開発みたいなものもやはり応援する必要があるんだろうというふうに思います。  次に、須能参考人にお尋ねをしたいと思います。  雇用の問題を含めて、熟練職員の不足と回帰促進策、それからまた人材教育ということについても言...全文を見る
○郡委員 新しい東北をつくっていく上でも、復興の担い手になる子供たちの教育、人材養成というんでしょうか、そういうことも重要な視点だということも改めて認識をさせていただきました。ありがとうございます。  それから、小堀内参考人には、先ほど、復興型雇用創出助成金の延長ということにつ...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  これは、多分、被災をされた人たちの雇用対策だけでなくて、産業の再生にも資するということでつくられた制度であるはずですので、今いただいたお話についても参考にさせていただきたいというふうに思います。  それから、さらにアキサケの稚魚のふ化事業に...全文を見る
○郡委員 なるほど、わかりました。ありがとうございます。  時間が余りないので、最後に、土地問題について、何人かの参考人の方々に質問させていただきたいというふうに思います。  被災地では、震災前から人口減少、高齢化などの課題を抱えた地域が多くて、しかも、生活、生業の基盤を失っ...全文を見る
○郡委員 須田町長、申しわけありません、もう一言だけお尋ねします。  地権者が不明な土地がある、これは財産管理人制度、先ほどお話しになったように、新たに対応しようという、まあ、これまである制度を活用してくださいというお願いベースでしか実はないと思っておりますけれども、女川の場合...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  まだまだお尋ねしたいことはありましたけれども、時間になってしまいました。お話を伺えなかった参考人の皆様には申しわけなく思います。  きょうは本当にありがとうございました。
05月14日第183回国会 衆議院 本会議 第22号
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○郡和子君 民主党の郡和子でございます。  ただいま議題となりました食品表示法案につきまして、民主党・無所属クラブを代表して質問をいたします。(拍手)  まず、冒頭でございますが、日本維新の会の橋下共同代表が、旧日本軍の従軍慰安婦制度は必要だったと発言をしたことに対し、言葉に...全文を見る
05月16日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○郡委員 民主党の郡和子です。  まず、小田原委員、先ほど御質問の中で、七ケ浜町で被災直後から被災者の方々への御支援をされたこと、復旧に携わってこられたこと、御紹介がありました。改めて敬意を表し、そして感謝も申し上げたいと思います。  しかし、中にちょっと心外な御発言もあった...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  すぐさま見つかればいいのですけれども、もう本当に長いこと見つからないとなった場合にどういうふうに対応するかなど、まだ課題は残っているんじゃないだろうかというふうに思っています。  私どもの党も、復興調査会で、黄川田会長を初め国会議員、衆参合...全文を見る
○郡委員 真摯な御答弁をいただきまして、本当にありがとうございます。  女川町では、須田町長が参考人としてお話しになられていましたけれども、区画整理区域内で、整理をして八百ぐらいの地権者になった、しかし、その中でも三十ぐらいがどうにもこうにも連絡がつかない、区画整理以外のところ...全文を見る
○郡委員 法務省の御答弁は、あくまで、この民法百八条を守らなくちゃいけない。そういう墨守、拘泥するようなことではなく、まさに非常事態だという態度で、新たな取り組みについてもお考えいただけるようにしていただきたいと思います。  私ども民主党といたしましては、この辺の解決策を探るた...全文を見る
○郡委員 そうなんです。本当に大変なんですよ。ここがうまくいかないことには、復興が目に見えて進まないことになります。跡地そのままでは、いつまでたってもあの三・一一、あのままだということになりますので、ここに対して、やはり迅速に進められるような対応をしっかりと図っていただきたいとい...全文を見る
○郡委員 マンパワー不足について、さらに伺いたいと思います。  さまざまな取り組みが行われているわけですけれども、今なお、都市計画にかかわる用地や土木などに精通した職員の増員要望が各市町から上がっています。きょうは、皆様方のお手元に、どれほどの要望が上がっているのかという表を、...全文を見る
○郡委員 よろしくお願いいたします。  次は、仮設住宅のことで伺います。  原則二年とされている応急仮設住宅の供与期間延長について、これも認める方向でありますが、二十四年度の予備費で、風呂の追いだき機能や物置の設置、それから、ひさし、軒などの追加工事の経費を中心に、復興特会に...全文を見る
○郡委員 終わります。ありがとうございました。
05月17日第183回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○郡委員 民主党の郡和子です。  本法案は、原子力損害賠償紛争解決センターで和解が不調に終わった場合に、打ち切り通知を受け取ってから一カ月以内であれば、時効にかかわらず賠償訴訟を起こすことができるというもので、最短で来年の三月には時効を迎えるということを考えますと、一日も早く成...全文を見る
○郡委員 今、打ち切りという類型に入るというお答えでしたか。確認です。
○郡委員 事前の説明では、この打ち切りというのに入らないというふうに聞かせていただきました。私は、この打ち切りという文言を広げるべきだということを申し上げたいというふうに思っています。  実は、この法案は、打ち切りになった場合のみが対象になっているんですね。今のような、取り下げ...全文を見る
○郡委員 ですから、一部和解の部分で、途中で打ち切りになれば、それはこの法律のくくりになりますよというお話でした。  しかし、取り下げ、この表にあります五百二十件です。これは、再申し立てをしない限り、この時効の延長にはかからないということになります。そういう理解でいいんだと思い...全文を見る
○郡委員 今、内藤副社長から、そういうことはないのだ、ほかのことについても時効ということを当てないというような方向性を口頭でお話しになられたわけですけれども、しかし、公開質問状に対する回答には、「当該請求書等に記載された範囲で適用されるものと考えております。」と、しっかり文書にさ...全文を見る
○郡委員 被害者の方々のうち、少なくとも和解仲介申し立てを行ったり訴訟を起こしたり、そういうことをせず、また、東京電力から仮払い補償金も受け取っていない方々、東電から請求書もダイレクトメールも送られてきていない被害者の方々、そういう方々については、時効期間の開始時点によって若干の...全文を見る
○郡委員 もう一枚、資料を皆様方にお配りいたしました。  これは、原子力損害賠償紛争審査会が「中間指針追補における対象区域」ということでお出しいただいたものなんですけれども、実は、この黄色いところが仮払い補償金が支払われている地域であります。青いところと一部白いところ、赤マジッ...全文を見る
○郡委員 被災者の方々、被害者の方々を不安にさせないためにも、政府ももっと強力に、東電に対しても包括的な債務の承認をするよう指導監督をすべきだというふうに思っています。  先ほど中野委員とのやりとりでもありましたけれども、包括的な債務の承認をさせるように、ここが重要だと思ってい...全文を見る
○郡委員 それでは、東電の内藤副社長に伺います。  ぜひ、全ての被災者の方々に対して包括的な債務承認をし続けて、被害者のそれぞれの損害賠償請求権が時効によって消滅しないように対応するべきだというふうに思っているわけですけれども、いかがでしょうか。
○郡委員 信じてくれ、誠実に対応するんだという副社長の御答弁でありましたけれども。  全ての被災者に対する全ての損害についての債務承認というのが法的に有効なのかどうかというのは、その後、争いになり得るというふうに思っています。しかし、どのような場合にそれが争いになるかといえば、...全文を見る
○郡委員 これまでのやりとりをお聞きいただいて、大臣に最後に伺わせていただきたいと思うんです。  この法律は、損害賠償訴訟に至るまでの、ADRを活用する促進法という位置づけであります。ですから、そこに入ってきた人は、ある部分救われる。しかし、今私がお話ししてきたように、多くの皆...全文を見る
○郡委員 紛争審査会の議事録の中でも、ある委員は、漏れる被害者はいっぱいあるわけでありますので、この特別措置法だけで賄って、あとは民法の一般原則で賄うという事態は、ちょっと私どもとしても看過できないというふうにおっしゃっておられます。ぜひ立法化を目指していただきたいというふうに思...全文を見る
05月23日第183回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第7号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  きょうは、参考人の皆様方には早朝からおいでをいただきまして、大変貴重な御意見をいただいたと思っております。私からも感謝を申し上げたいと思います。  今回の食品表示の一元化については、これまでは、衛生上の危害発生の防止、それからまた、品...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  そういう機会を通じて、先ほど、生協さんが自主的な取り組みで表示の拡大をされてきたことを御紹介いただきましたけれども、法律によらず、取り組めるところは、ぜひその拡大ということについても御尽力をいただけるような方向性であるべきだろうというふうにも...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  そこで、西藤参考人に伺わせていただきます。  今の御意見を踏まえて、これは、大変小さな事業者、例えば個人商店などでの取り組みについて、かなり負担になってくるかと思うんですけれども、政府としての支援はどういうふうにあるべきだとお考えでしょうか...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  その基準値をつくって、それに当てはめて、計算式というのでしょうか、こういうものをつくって、多くの方々がこれを活用して、できるだけよい表示にしていただくように、国としても努力をしなくちゃいけないということだろうと思います。  実は、先日の委員...全文を見る
○郡委員 ありがとうございました。  時間が来ておりますので、最後に、消費者の教育推進法というのも施行されておりまして、この間、加工食品の栄養表示等々、生協の皆さんたちはいろいろな活動、取り組みもされていて、消費者の理解を深めるためにも活動いただいているわけですけれども、なお一...全文を見る
06月13日第183回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第10号
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○郡委員 民主党の郡和子です。限られた時間ですので、どうぞよろしくお願いいたします。  内閣府の国民生活選好度調査、平成十九年度のものですけれども、消費者被害を受けたことがあるという人のうち三二・一%の方々がどこにも相談しなかった、この数字は私も驚きを持って受けとめさせていただ...全文を見る
○郡委員 さまざまな心配の声もある中で、まずは手がたく始めていこうということだというふうに思いますけれども、ぜひ対象を広げていくように御尽力をいただければというふうに思います。  本法案の第三条第四項では、裁判所は、共通義務確認の訴えの全部または一部を却下することができるという...全文を見る
○郡委員 予見可能性を欠くというような指摘があることについても、丁寧に答えていかねばならないというふうに思っております。  次は、和解についてちょっとお尋ねしようと思います。  この法案の第十条では、共通義務確認訴訟において、共通義務があることを認める旨の訴訟上の和解をするこ...全文を見る
○郡委員 事業者の中には、これまで、必ずしも法的責任が明らかでない事案においても、自主的に消費者の苦情に、義務のあるなしにかかわらず対応しているというケースもあるわけで、この新たな訴訟制度ができることで、実は、早期解決というよりも、個別紛争が引き続きずっと続いていくんじゃないだろ...全文を見る
○郡委員 裏返して質問すれば、今、濫訴の心配はないということでしたけれども、一段階目の共通義務を確認する訴訟においても消費者からの委任を必要として、かつ、判決の効力が委任した消費者に及ぶものとすることの方が適当ではないか、こういう御指摘もありますが、これについてどうでしょう。
○郡委員 ありがとうございます。  次は、事業者の負担なんですけれども、一段階目の共通義務確認訴訟で対象となる債権の総額の範囲で仮差し押さえ命令の申し立てができることになっておりますけれども、この申し立てというのは、対象債権及び対象消費者の範囲並びに取得可能性のある債務名義に係...全文を見る
○郡委員 被告事業者からの情報提供というのも本当に不可欠になってくるわけですし、また、さまざまな相談機関とが連携をしていく必要性もございますし、環境整備も大変重要だということをしっかりと認識していただきたいというふうに思っております。  最後に、特定適格消費者団体の負担について...全文を見る
○郡委員 本会議でも、必要な支援について検討を行ってまいりたいという森大臣の答弁は聞かせていただきました。同じ御答弁を求めて質問したのではありません。より具体的に御検討をしていただく、その方向性というのでしょうか、それをお示しいただきたかったというふうに思います。  もう時間で...全文を見る
10月31日第185回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○郡委員 民主党の郡和子です。  残余の時間、質問をさせていただきます。  この消費者裁判の手続の特例法、消費者がこれまで泣き寝入りをするしかなかった少額の被害を回復させるための新しい制度をつくるということで、長い間にわたって検討を重ねてようやく国会に出てきて、さきの通常国会...全文を見る
○郡委員 この新しい制度が動き出しますと、特定適格消費者団体の財政的な負担、これが重くなる、これまでの差しとめ請求とは比べ物にならないぐらいに負担が大きくなるということがこの委員会の中でもたびたび言われ、そしてまた、きのうの参考人質疑の中でも、参考人から、特段の支援をお願いしたい...全文を見る
○郡委員 まさに、この特定適格消費者団体がしっかりと任務を遂行できるように支援をしていかねば、全くこの制度は動かないわけですから、よろしくお願いをしたいと思います。  この制度、今の段階でも、適格消費者団体が差しとめ請求をするに当たっても、財政的な支援のほかに団体の皆さんたちが...全文を見る
○郡委員 前向きな御発言なんだと思うんですけれども、この間もずうっと検討をしてきて今なおできていないということです。  いつごろをめどに御回答を出されるのでしょうか。
○郡委員 政府がこの新しい画期的な制度を検討してきた中で、消費者そして事業者、さまざまな立場から意見を積極的に取り入れられて、この法案はそれこそ、それぞれが少しずつ不満を抱えながらでもありますけれども、まずは第一歩を踏み出そうじゃないかということで仕上がったというふうに思っていま...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  今回のこの法律は、事業者への配慮ということもあって、施行前の事案については及ばないということでございます、適用しない規定になっています。  これに関して、同一事案が施行の前後にわたって発生している場合への対応としては、この法律案では、創設さ...全文を見る
○郡委員 国民生活センターのADRを活用するということで、昨日の参考人で国民生活センターの前理事長野々山さんが、ADRのスタッフの拡充、今の状況ではとてもやり切れないということをはっきりおっしゃっておりました。  そもそも、国民生活センターを含む消費者行政の体制全体のあり方とい...全文を見る
○郡委員 昨日、大臣の御答弁の中で、研修センターを復活させたというふうに胸を張っておられました。  私ども、この研修センターの是非については、稼働率がどうであるのかということもしっかりと見きわめながら一定の方向性をつけたんだというふうに今思い出しておりますけれども、たしか稼働率...全文を見る
○郡委員 質問を終わります。ありがとうございました。
○郡委員 ただいま議題となりました消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律案に対する修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  本修正案は、以下の検討等に関する規定を附則に追加するものです。  第一に、政府は、特定適...全文を見る
11月05日第185回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  私も、入管行政について質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、途上国への我が国の技術移転、国際貢献を目的に創設をされました外国人研修それから技能実習制度、これを伺いたいというふうに思います。  国際貢献という建前です...全文を見る
○郡委員 今、長々御説明ありましたけれども、認定件数はゼロであります。意に反する強制帰国、これも人権を著しく侵害する行為に該当するとされていますけれども、これについてもゼロであります。ですけれども、実際にはございます。  二〇一一年に妊娠を理由に強制帰国、解雇されたのは無効とい...全文を見る
○郡委員 私は、外国人労働者の導入策については、労働権の保障、それからまた労働市場の健全な機能の確保、これを図りながら制度設計されなければならない、そう思っています。人権侵害が放置されていることに対して国際機関からも懸念の報告書が出され続けているということを真摯に受けとめて、分科...全文を見る
○郡委員 今の局長が御説明になった死亡事故、事件といいましょうか、調査が終わったということですけれども、これはまだ民事で争われている最中だというふうに承知をしております。  国費送還が本来は原則であるわけですけれども、この間の実態を見てみますと、自費出国が通例化しておりまして、...全文を見る
○郡委員 局長、今の、成人男性については安全の確保のためというのは、これは要するに、安全は、その男性のための安全ではなくて、送る側の安全ですよね。全て男性には手錠をかけたというふうな御説明であったと思います。  食事の際も、それからトイレに入る際も外さず、トイレの扉も閉じること...全文を見る
○郡委員 今、慎重に審査をしたということであります。  選定基準の一つに挙げられている収容期間、この収容期間については、七十五人のうち、退去強制令書発付から六カ月以内だった人が二十二人おられます。そして、訴訟の準備をされていた方、こういう方も含まれております。そういう皆さんたち...全文を見る
○郡委員 一般的にはというふうにおっしゃいましたけれども、今回、そういうふうな方々がおいでであったというふうに聞いております。  法的な婚姻関係ではないけれども、日本人または正規在留外国人の交際相手が存在することを理由に送還を忌避していた人、これが三十人いた。さらに、相手方との...全文を見る
○郡委員 大臣、認めている場合があるというふうにおっしゃられました。それは役所からのそういうふうな説明なんでしょうけれども、実際の件数をしっかり見ていただきたいと思いますよ。認める場合もある、認めている場合もある、実際の件数、何件あったんですか。
○郡委員 今の答弁は私の質問に答えていないじゃないですか。だから、そういう人がいるけれども、送還されたんですよ、その人たち三十人は。  写真を見てください。私の資料の中の一番最後につけさせていただきました。家族が帰されちゃって、会いたくて会いたくて仕方がなくて、ちょうど訪ねてい...全文を見る
○郡委員 不法滞在者がこの国にいるということが望ましくないのは当たり前のことだろうというふうに思いますけれども、私は、なぜ忌避をするに至ったのかというところをもう少し丁寧に聞いていただきたいと思います。  二十二年間日本で暮らして、定住者の延長申請をうっかりし損なったばっかりに...全文を見る
11月13日第185回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○郡委員 おはようございます。民主党の郡和子です。  限られた時間ですので、早速質問をさせていただきたいと思います。  まず、この委員会でもたびたび質疑が行われました、少年院や刑務所を退所した人たちの支援なんですけれども、更生保護施設、再犯を防止して社会復帰を助けるということ...全文を見る
○郡委員 食費等を含めて月額で十四万円ほどだというふうにお話しになりました。  同じ子供たちの生活支援や就業支援を行っている厚労省所管の自立援助ホームと、自立準備ホームでは、一人当たり六万円ほど差があるということだろうというふうに思います。  実は、少年院を仮退院した子供たち...全文を見る
○郡委員 今お話がありましたけれども、所管が違っている、つくりが違うんだという御説明でしたけれども、十分に考えていただくべきだと思います。全ての自立準備ホームにそうしろというふうに申し上げているわけではない。少年については特段にやはり配慮すべきであろうということを申し上げておりま...全文を見る
○郡委員 つまり、リアルタイムでの表示を利用された方はなかった、そういうことでありますか。
○郡委員 私は、今御説明になられた数字もありましたけれども、障害を持った方々が司法の場から排除されてはいないかと、この数字をお知らせいただいても、多少気になるところがございます。  司法行政の立場からは、裁判体の意見などもよく聞きながら、今後とも引き続き検討していきたいというふ...全文を見る
○郡委員 遺漏なきようにしたいというふうなことでしたけれども、先ほどちょっと御紹介いたしました二〇一〇年の神戸地裁ですけれども、これは、御紹介いたしましたように、元速記官の方が御自分で買った速記タイプで表示をするということをやったということであります。  障害者の方の司法参加と...全文を見る
○郡委員 長い御説明でしたけれども、音声認識技術というのは、今検索するツールでしかなくなっているんだということだというふうに思いますし、次のいろいろお話しになられたところも反論させていただきたいと思うんですが、まず、後継者の確保と速記タイプの安定供給の問題なんですけれども、養成を...全文を見る
○郡委員 今私が、だから、根拠がなかったということを申し述べました。  録音反訳方式なんですけれども、音声認識システムの認識率は低いので検索ツールとしてしか使えないということでした。  最高裁は、民間業者に委託する録音データの反訳による逐語的供述調書の作成方式を導入しているわ...全文を見る
○郡委員 時間が限られているので、答弁はなるべく簡潔にしていただきたいんです。  予定した質問を少し飛ばします。  今、実は、最高裁、裁判所に旧式の速記タイプがたくさん山積みになっています。なぜかと申しますと、今速記官の方々は、この旧式のタイプは大変使い勝手が悪いし、そして、...全文を見る
○郡委員 使われないまま保管をしているのであって、速記官の皆さんたちが使い勝手が悪い器材を新しいものにしてほしいと言っても新しいものは購入していただけない、みずからがお金を出して仕事をしている、こういう状況です。もし必要なら財務省にでも申し上げたいと思いますよ。  ぜひ古いもの...全文を見る
11月20日第185回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○郡委員 おはようございます。民主党の郡和子です。朝からの質問になりました。  まず、冒頭でございますけれども、きょう、最高裁で、昨年末の衆議院の選挙における一票の格差の問題で判決が出されることになっております。御承知のように、さまざまないきさつがあったわけでございますけれども...全文を見る
○郡委員 今、多様な意見があったからであるという大臣の御答弁でした。  人権擁護をつかさどる法務大臣の立場で、その多様な意見というのをどう受けとめるかということもやはりあるんだろうというふうに思います。(谷垣国務大臣「ちょっと訂正させていただいてよろしいですか」と呼ぶ)
○郡委員 そのとおりです。ですから、その多様な意見をまとめ切れず、法案を準備しながら出せなかったわけでありますが、先ほども申し上げましたように、法務大臣の立場というのは人権擁護をしていくトップでありますので、その多様な意見というのがどこにあるのかということをしっかり見ていただきた...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  今、深山参考人からお話しいただきましたけれども、資料の一に、国連人権委員会から日本政府に婚外子への差別撤廃の勧告ということでまとめたものを出させていただきました。  婚外子に対する差別として特に改正が求められている法制度は、民法のこの相続規...全文を見る
○郡委員 出生届の用紙に嫡出、嫡出でない子の記載を義務づける戸籍法四十九条ですけれども、これの合憲か違憲かを問う裁判で、最高裁は、九月二十六日、規定は合憲というふうに判断をしたわけです。しかし、裁判長は、嫡出子か婚外子かはほかの方法でも知り得るために、出生届の記載は不可欠ではない...全文を見る
○郡委員 私が申し上げているのは、立法府としての、そしてまた人権擁護をつかさどる大臣として、また私たち国会議員も、足らざるところ、ちゃんと法律をつくっていかねばならないという立場に立たねばいけないということです。  この間、さまざまなところで声を上げられ、そして裁判をされ、苦し...全文を見る
○郡委員 与党の承認を得られなければ国会に提出するのは難しいということで、それは当然、まあ、当然という声が上がりましたけれども、そういうことではありましょうが、しかし、そこで、私自身は、自民党内の意見がどういうようなものであったかは新聞報道でしか知る由もございませんけれども、大臣...全文を見る
○郡委員 また、深山政府参考人は、嫡出でない子という用語について、「あくまでも法律上の婚姻関係にない男女の間に出生した子を意味するものとして民法、戸籍法で用いられている法律用語でございまして、差別的な意味合いを含むものではないと思っております。 したがって、現段階でこの用語の使用...全文を見る
○郡委員 ですから、嫡出という言葉に対して日本の持っている意味合いの中に正統という意味合いがあるわけですけれども、今の英語表記というものについてはそういうようなことはありませんでした。  しかし、それを訳すときに当たって、きょう資料の一で出させていただいておりますけれども、例え...全文を見る
○郡委員 私はそのようには思いませんし、先ほどの英訳の中で出てまいりませんでしたけれども、レジティメートチャイルド、これが嫡出子であるということで、これは正統、レジティメートクレーム、正統な要求というようなこともあって、こういう使われ方もするわけです。  ですから、私自身は、こ...全文を見る
○郡委員 であるならば、次にまた質問をさせていただきますけれども、細かいことですけれども確認をさせていただきたい。  婚外子の戸籍の続柄欄の記載に係る更正申し出件数及び再製申し出件数及びこれらの申し出制度、これについて議論をさせていただきたいと思うんですが、まず、件数を教えてく...全文を見る
○郡委員 更正申し出件数が三千九百三件、それから再製申し出件数が四千六百四十九件ですか。確認をします。違うでしょう。
○郡委員 つまり、更正申し出件数が三万九千九百三件、そして、さらに再製申し出をする数は四千六百四十九件、極端に少なくなっているわけです。  この更正申し出と再製申し出についてちょっと触れさせていただきますけれども、これについて、戸籍の変更をさせるもので、再製戸籍にならなければ、...全文を見る
○郡委員 ぜひ、チェックしなさいというふうなことではなくて、この通達による、更正、再製、申請についてやっていただきたいというふうに思います。  同じ戸籍の問題として、ちょっと話がそれますけれども、取り上げさせてください。  特別養子縁組制度に関しての戸籍の記載でございます。 ...全文を見る
○郡委員 今、丁寧な御説明をいただきましたけれども、近親婚の禁止というか、これを防ぐためだというふうなこともおっしゃったわけですけれども、生殖医療のことを考えれば、これはもう破綻をしているんだというふうに思いますし、出自を知りたいと思ったときには知る道が残されているんですね。現場...全文を見る
○郡委員 このことがこういう事例も招いているということで、きょう、資料の四枚目、出させていただきました。  児童虐待で一番多いのはゼロ日目の嬰児殺害であります。ゼロ歳児死亡例のうち、ゼロカ月は六六・七%、そしてゼロカ月児のうち、日齢ゼロ日児の割合、六一・五%も占めています。 ...全文を見る
○郡委員 大方の合意、国民の合意という、どの程度のことを指すのか、さらに伺いたいところですけれども、法制度は、特定の価値観ですとか家族観を人々に押しつけるものではなくて、それぞれ、さまざまな人々の多様な生き方を支えるものでなければならないんだ、そう思っています。  家族の形そし...全文を見る
11月27日第185回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○衆議院議員(郡和子君) ただいま議題となりました消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律案の衆議院における修正部分につきまして、御説明を申し上げます。  修正の趣旨は、以下の検討等に関する規定を附則に追加するものです。  第一に、政府は、特定...全文を見る
○衆議院議員(郡和子君) 山田委員御指摘のように、この附則の第三条では、政府は、特定適格消費者団体がその権限を濫用して事業者の事業活動に不当な影響を及ぼさないようにするための方策について、事業者、そしてまた消費者等の意見を踏まえ、速やかに検討を加えて、必要な措置を講ずることとして...全文を見る
○衆議院議員(郡和子君) 御質問ありがとうございます。  まさに、この法律の追行主体であります特定適格消費者団体に対して支援をしていかねばならないということが重要なことであろうというのは、この間、衆議院における審議においても確認をされたことでございました。本制度の実効性を確保す...全文を見る
○衆議院議員(郡和子君) 今、附則七条の趣旨についての御質問でございました。  附則七条は、政府は、この法律の円滑な施行のために、この法律の趣旨それから内容について、広報活動等を通じて国民に周知を図って、その理解と協力を得るよう努めることというふうにしております。  これは、...全文を見る
○衆議院議員(郡和子君) 濫用はないのではないかとは考えるがというふうな御意見でございましたけれども、今回、更に濫用なきようにガイドラインを規定をするということを書き込ませていただいたわけでございます。  そのガイドラインの具体的な中身でございますけれども、まず認定についてでご...全文を見る
○衆議院議員(郡和子君) 今お話ございましたけれども、例えば敗訴したことだけをもって共通義務確認の訴えが不当な目的でみだりに提起されたと判断されるわけではないですよね。ですから、勝訴率を監督要件とするということは現時点では私どもも適当ではないのではないかと考えているところです。