郡和子

こおりかずこ



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郡和子の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第186回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第1号
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○郡委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、山本幸三君を委員長に推薦したいと存じます。
○郡委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
02月25日第186回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  まず、今般の豪雪、被害に遭われた皆様方に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  被災地宮城でも、農業施設を中心に被害が広がりました。そればかりでなく、大型の低気圧の影響で海も大荒れとなって、沿岸漁業施設にも大きな被害が出ました。復...全文を見る
○郡委員 既に造成を終えた地区もございます。この問題が大きな課題となっておりますので、それぞれの地域の実情にしっかりと耳を傾けて、どういう解決策があるのか探っていただきたいというふうに思います。  ところで、既に住宅を再建、購入した世帯を対象とした被災者生活再建支援金制度の加算...全文を見る
○郡委員 今、津波被害を受けた各地域では、防災集団移転事業、高台移転への造成が急ピッチで行われておりまして、やっとここまで来たんだなというような感慨を持ったりいたします。造成を終えて引き渡しが行われること、これが後に続く被災者の希望にもつながってくるわけです。  しかしながら、...全文を見る
○郡委員 南三陸町では、昨年の十二月二十一日に、防災集団移転事業の藤浜団地、これが造成を終えました。ですが、土地の測量、登記に少なくとも三カ月かかるということでございました。  今後、造成団地の数が大幅にふえていくわけです。法務局の現体制では到底スピーディーにはいかないというふ...全文を見る
○郡委員 大変心強い御答弁をいただきました。よろしくお願い申し上げます。  タイムロスを生じさせないように、登記関連の作業を進める間にも並行して建設に入れないかどうか。分筆登記を行って、所有権移転登記をして、整った後にいよいよ建設というのが通常の流れでございます。自分の土地にな...全文を見る
○郡委員 実際、難しいというふうなことを聞かせていただきまして、やはりここは超法規的な対応が必要なんじゃないだろうか、そういうこともぜひ検討いただきたいというふうに思うんです。  根本大臣、復興庁は復興の司令塔でございまして、強力なリーダーシップを図っていただきたい。何よりもス...全文を見る
○郡委員 ぜひよろしくお願いします。  この時間の短縮は、土地問題に係る人材の供給ももちろんですけれども、かさ上げの土の土量も不足しておりまして、土量調整会議も行われていて、一定の効果を上げているのも承知しておりますけれども、ストックヤードとなる用地の不足、これも時間のかかる要...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  ちょっと話題をかえます。  復興庁は、昨年の十一月、住宅再建・復興まちづくりとそれから産業・なりわいの再生の両輪に加えて、三本目の柱として、健康・生活支援を加えられました。  東日本大震災は、被災地域がとても広い上に、津波、原子力災害とい...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  実は、その中身なんですけれども、仮設住宅の中にある見守りサービス、これは厚労省の予算でつくられているものです。厚労省としては、災害公営住宅でのこのサービスを継続していただけるのでしょうか。
○郡委員 ぜひ、平時の政策をつなぎ合わせるということではなくて、根本大臣には、仮設から恒久住宅への移転に伴う課題を柱に据えたわけですから、しっかりと司令塔の機能を果たしていただいて、この新しい災害公営住宅での見守りのシステムも恒久化できるようにしていただきたいというふうに思います...全文を見る
○郡委員 よろしくお願い申し上げます。  貧困の連鎖を断ち切っていくということが重要だと思います。  きょうは西川文科副大臣にもおいでいただいたんですけれども、あのとき小学校六年生の卒業を終えた子供たちは、中学校を卒業いたします。中学校の卒業式当日にあの震災を受けた子供たちは...全文を見る
03月19日第186回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  きょうは一時間の質問時間をいただきました。二つの大きなテーマを設定させていただきました。まずは死因究明制度について、そして外国人材の活用について、この二つについて取り上げさせていただきたいというふうに思います。  我が国は、死体に対す...全文を見る
○郡委員 死因・身元調査法、この制定の背景というのは、警察が一旦犯罪性がなしとした死体について、しっかりとした死因調査が行われていないために犯罪の見落とし、見逃しというのがあって、これがかなりの数に上っていた、そういうこともあって制定をされたわけですね。そのために、司法解剖以外で...全文を見る
○郡委員 この細かい表で恐縮なんですけれども、行って来いだったわけなんですね。新法で解剖した数と全体で減った数というのがほぼ同じだった。  この二法が制定されました平成二十四年五月、衆議院の内閣委員会で、当時警察庁刑事局長だった舟本参考人が自民党の竹本委員の質問に対して、死体解...全文を見る
○郡委員 今、予算も増額した、対応も整えているというようなことがございましたけれども、私は、この死因・身元調査法の一番大きな意義というのは、死因調査を警察に義務づけたということ、責務と規定したということだというふうに思っているんです。  従来は、警察が死体調査にかかわるというの...全文を見る
○郡委員 年間千体を超える身元不明の死体が処理されているということであります。遺体が一体誰であるのか、亡くなった本人、遺族のためにも、早期にこの突合ということが実現されることを望みたいというふうに思っています。  身元確認に関して言えば、指紋ですとか歯形、歯科所見、DNAといっ...全文を見る
○郡委員 応援する立場で申し上げておりますので、しっかりと対応していただきたいというふうに思います。  一方で、死因究明等推進法では、「身元確認に係るデータベースの整備」ということも文言で入りました。確かに、万が一のときに、歯科所見のデータ、これらがすぐに照合できればスムーズに...全文を見る
○郡委員 モデル事業も拡大する方向で頑張っていただきたいというふうに思います。  死因・身元調査法では、遺族への配慮ということが規定されまして、さらに参議院の附帯決議がつけられました。「遺族等の不安の緩和又は解消に資するよう、警察及び海上保安庁は、死体を引き渡した遺族等に対し死...全文を見る
○郡委員 しかし、司法解剖の結果というのは捜査記録として開示されないですね。それから、自死ですとか自損といった加害者が不在と思われる事件については、被害者参加の対象事件の対象外、つまり、この開示の方針ですか、これからは漏れてしまっているんじゃないですか。もっと現場の方々の声を聞い...全文を見る
○郡委員 誤解のないようにというふうに言われてしまいました。誤解であればいいんですけれども、本当にしっかり取り組んでいただかないと困りますので、お願いします。  従来、死因究明の議論といいますと、解剖に偏ったような、そういうふうな嫌いもあったわけですけれども、死因究明というのは...全文を見る
○郡委員 だから、犯罪立証のためなんですよね。世界各国の標準というのは、犯罪鑑識のための検査と死因究明のための検査、これは別物なんですよ。別物なんです。  なぜなら、それぞれの目的も精度管理の方法も違っているからでありまして、例えば薬物検査の場合ですけれども、犯罪鑑識の場合では...全文を見る
○郡委員 私の質問には結局のところ答えていただけませんでした。  十分にやれる能力のある法医学教室などにこれらを、薬毒物検査等々を含めてですけれども、委託するというふうなことはできないかというふうに伺ったのです。
○郡委員 必要なというふうにおっしゃいましたけれども、中立性の観点から、やはりどうしてもこだわらせていただきたいというふうに思っています。  原則、やはり警察組織ではないところに委託すべきじゃないでしょうか。それこそ専門の機関ができればまた違ってくるわけですけれども、そういうこ...全文を見る
○郡委員 そういうふうな御答弁があったわけですけれども、警察庁は、これらの検査経費の値下げについて法医学会に提案しているというふうに聞きました。上限の単純平均で四九%も減額になっているということで、あら、何をやっているんでしょう、これからこれを推進していくというときに何だと、私自...全文を見る
○郡委員 検査経費の減額というのは、死因究明に与える影響はかなり大きいと思います。  実は私、コピーを持ってまいりました。自民党さんのJ—ファイル、二〇一二年の選挙の折のものですけれども、この中にも、「死因究明体制の強化等を一層推進します。」というふうにございます。  自民党...全文を見る
○郡委員 ぜひお願いをいたします。  余り時間がなくなってしまいましたけれども、次は、外国人材の受け入れ、活用促進について伺いたいと思います。  問題意識として、政府の産業競争力会議、あるいはまた、いろいろな会議体がつくられて議論がされているようなんですけれども、その産業競争...全文を見る
○郡委員 一部の報道で、建設分野の外国人材を特定活動の在留資格を活用して受け入れるというようなことがございましたし、それからまた、現行の技能実習制度の入国要件を緩和するなどというふうにも言われております。また、公明党さんも、そのような方向の提言をまとめて、官房長官それから国交大臣...全文を見る
03月28日第186回国会 衆議院 本会議 第12号
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○郡和子君 民主党の郡和子です。  ただいま議題となりました不当景品類及び不当表示防止法等の一部を改正する等の法律案につきまして、民主党・無所属クラブを代表して質問いたします。(拍手)  本法律案は、昨年発生した外食メニュー表示の虚偽表示問題や、近年深刻化を増している高齢者等...全文を見る
04月01日第186回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○郡委員 民主党の郡和子です。  まず冒頭、一九六六年、静岡市で起きました強盗殺人事件、これで死刑が確定しました袴田元被告の第二次再審請求で、静岡地検がきのう、再審開始を認めた静岡地裁の決定を不服として東京高裁に即時抗告しました。  私はとても残念だなと思いました。今回弁護側...全文を見る
○郡委員 送還中の制圧行為等のビデオ撮影については、三月二十七日の参議院の法務委員会で、大臣も、適切、適法を証明するのに有効な手法と評価される答弁をされました。離発着の際はビデオ撮影は控えるようにというふうに航空会社から言われているとの事情説明もございましたけれども、運航の安全確...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  戒具の操法、第一節には、使用するときは、必要以上に緊縛し精神的に苦痛を与えたり、身体を傷つけてはならないというふうに書いてありましたし、それから、手錠の操法のところでは、留意事項の中に、食事及び用便等を制限することにならないよう使用するとござ...全文を見る
○郡委員 検討中で未定であるということで、その中身、おおよそのところも御説明がなかったわけですけれども、報道によれば、政府は、建設業で外国人労働者の受け入れをふやすために、二〇一五年度から外国人技能実習制度を拡大させる方針を固めたとされております。  その前には、公明党と自民党...全文を見る
○郡委員 私は、大臣の答弁は正しいと思います。しかし、今、与党内で行われている議論にしても、政府の中の議論にしても、やはりこれが一体となって議論されているというふうに思っているわけです。  技能実習制度については、二十六年年央ということですから、まだちょっと先ですけれども、こち...全文を見る
○郡委員 与党の提言、それからマスコミの報道を見ますと、どうしても一体となって議論されているように受けとめざるを得ないように思います。  政府は、これまで一貫して、単純労働での就労というのを認めてこなかったわけですよね。限定つきとはいえ、この方針を変えることになるのか、あるいは...全文を見る
○郡委員 今、局長からの御答弁でしたけれども、時限的、緊急的に行うものだというふうにおっしゃいました。  その方々は、入国後、ほかの職場への移動は可能なのでしょうか。単身を条件にするのでしょうか。受け入れ機関はどういうふうに、どこが担うのでしょうか。賃金や労働条件、人権問題など...全文を見る
○郡委員 検討を進めているところだということで、お答えはいただけません。  時限的、限定的であるということは繰り返しおっしゃっているわけですけれども、では、建設事業主、対象となる外国人を、技能実習生ということではなく、建設労働者として雇用する位置づけになるのでしょうか。その場合...全文を見る
○郡委員 適用されるはずなんですけれども、実態がそうなっていないから、私が申し上げているわけです。  それから、技能実習生の拡充ということにもしなるとすれば、今も、やめる自由がないですとか、雇用先の移転がかなわないわけですよね。これをどういうふうにするのか。これらもしっかりと制...全文を見る
○郡委員 私も、この問題、長野五輪でも似たようなことがあったようだというふうな話を聞きまして、あちこちに資料をかき集めさせました。かなりのものが出てまいりました。これは、役所が出さないというんだったら、それこそ問題だというふうに思います。かつてこのようなことがあった、この経験にや...全文を見る
04月10日第186回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○郡委員 おはようございます。民主党の郡和子です。  民主党の一時間の質問時間のうち、二十分頂戴いたしました。早速質問に入らせていただきます。  三月二十八日の代表質問で、来年六月施行予定の食品表示法との関係を大臣にお尋ねいたしました。その際、大臣は、不当表示について、食品以...全文を見る
○郡委員 大臣、お尋ねしていないことまでおっしゃられましたけれども、やはりこれは、人ごと、私どもの政権にあったときにもそういうふうなことだったというふうに言われればそうかもしれませんけれども、それじゃいけないという思いを持っているから、なおここで取り上げさせていただいているわけで...全文を見る
○郡委員 ぜひやっていただきたい。  次に移ります。  課徴金についてお尋ねをしたいと思います。  景表法が禁じる不当表示に対する課徴金制度の導入について、ことし二月に発足した消費者委員会の専門調査会が検討を進めていて、四月の一日に中間整理が発表されました。  大臣は、制...全文を見る
○郡委員 時間が限られておりますので、大臣、少し短く答弁をお願いしたいと思います。  この中間報告では、課徴金の対象事案に不実証広告規制を入れるかどうかというのは今後の検討ということになりました。ですが、例えば、レーシック手術を受けて危害が生じたという情報を受けて消費者庁が行っ...全文を見る
○郡委員 資料にもう一枚入れさせていただいておりますけれども、二酸化塩素を発生させるグッズ、部屋に置いたり首からかけたりするだけで空間を除菌できるという宣伝、これは根拠がないとして、優良誤認に当たるとして、消費者庁は先月の二十七日、販売する十七社に再発防止などを求める措置命令を出...全文を見る
○郡委員 また、同じような商品で、次亜塩素酸ナトリウムを使う、首からぶら下げる携帯型のウイルスプロテクター等の除菌グッズでやけどの被害が相次いで、二〇一三年二月に消費者庁が使用中止を呼びかけております。効果に疑義があったことですとか、やけどの被害があったことなど、どれぐらいの消費...全文を見る
○郡委員 それらの事故情報があって、そして中止を呼びかけたということですけれども、この広報体制というのもまだ課題が大きかったんじゃないだろうかというふうに思いますし、情報が入ってきた中に、医師から国民生活センターに情報提供もあったということなんです。  消費者庁は、医療機関を利...全文を見る
04月18日第186回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○郡委員 民主党の郡和子でございます。  私からも、きょうはお忙しい中、四人の参考人の皆様方にこの委員会においでいただきまして、そして、それぞれのお立場から大変含蓄のある御意見を承りました、感謝を申し上げたいと思います。  安倍総理がダボス会議で会社法を改正するというふうに世...全文を見る
○郡委員 ありがとうございました。  事実上の義務化に等しいというような御発言であったわけですけれども、ならば義務化と何が違うんだということになるんだと思うんですね。  社外取締役を置くことが相当でない理由としてどういうふうなことが挙げられるのだと先ほども議論になりましたけれ...全文を見る
○郡委員 本当に難しいんだろうなというふうに思います。かえって、経営の皆様方は難しいというふうに思っておられるんじゃないだろうかというふうにも思うところです。  今回の改正案は、監査等委員会設置会社を創設することにしております。この監査等委員会は、取締役の職務執行を監督するとと...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  監査等委員会の委員については、常勤者をどうするかとか、いろいろあるんだろうと思いますけれども、ちょっと時間がなくなって、私は、実は民主党の男女共同参画委員長を務めておりまして、きょうは太田参考人からダイバーシティーの話があったものですし、また...全文を見る
○郡委員 これまで男性社内出身者が主流を占めてきた我が国の取締役会にやはり新しい風を吹かせることになるんだと思いますし、東証の一部上場企業の千六百六社の調査でも、女性役員がいる会社といない会社で、いる会社の方が売り上げ、利益とも圧倒的に業績がいいことがわかったということでありまし...全文を見る
05月08日第186回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第9号
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○郡委員 おはようございます。民主党の郡和子です。  私も、古屋委員と同じく、消費者安全法にかかわることについて、時間が十五分と短いものですから、さくさくと質問させていただきたいというふうに思います。  まず、今厚生労働委員会で審議されている医療介護総合推進法で、従来介護保険...全文を見る
○郡委員 宮城県の消費生活センターで伺った中で、受け付けた相談を弁護士につなげがたい、なかなか結びつけられないんだというお話も聞きました。  なぜか。その理由の一つは、高額な契約でも、たんす預金をしている高齢者の方々が少なくなく、地域性もあるのかもしれませんけれども、現金での取...全文を見る
○郡委員 ぜひ、実効性が高まるような、そういう連絡協議会にしていただきたいというふうに思います。  安全法の改正では、さらに、新たに設けられる生活協力団体それから協力員が、適格消費者団体に対して、その情報を提供することができるというふうにされております。これは、被害を拡大させな...全文を見る
○郡委員 ぜひ強力な支援をお願いしたいと思います。  地方分権の推進というのは重要だと思っておりますけれども、消費者行政に関しましては、いまだに、ナショナルミニマムの確立、それから国全体の引き上げといった発想で取り組む必要があるんだろうなというふうに思っているところです。  ...全文を見る
○郡委員 終わります。
○郡委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明いたします。  その趣旨は案文に尽きておりますので、案文を朗読いたします。     不当景品類及び不当表示防止法等の一部を改正する等の法律案に対する附帯決議(案)   政府は...全文を見る
05月14日第186回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○郡委員 おはようございます。民主党の郡和子です。  私も、司法試験等の改正に関連して、法曹養成の現状と課題についてお尋ねをしたいと思っております。  お二人、委員が質問をされましたけれども、ほとんど論点というか共通認識だなというふうに思いながらやりとりを聞かせていただいたと...全文を見る
○郡委員 司法制度改革の本来の趣旨というのは、社会の隅々に法の支配を貫徹して、国民の権利を守るとともに、個人や企業の自由で闊達な活動を促すことにあって、それを実現するために、法曹の質それから量、双方を豊かにすることが目指されたわけであります。  現に、ここ数年、司法試験の合格者...全文を見る
○郡委員 さらなる拡充が必要なんだろうというふうな認識で質問させていただきました。  昨今、弁護士志願者の中では、就職難で、先日も参考人質疑の中では、五百人以上、修習終了後も登録できない人たちがいるということが紹介をされたわけです。その背景には、先ほども少し議論があったかと思い...全文を見る
○郡委員 今大臣の御答弁の最初のところですけれども、弁護士がいると簡単に事が進むことになるであろうという認識を広く持ってもらうというようなことも大切だというお話でしたけれども、そういう意味でも、企業内の弁護士をふやしていく、自治体の弁護士をふやしていく、あるいは、さまざまな分野で...全文を見る
○郡委員 今厳しい状況にある法科大学院、その教育理念について、改めてここで読ませていただきたいと思います。  理論的教育と実務的教育を架橋するものとして、公平性、開放性、多様性を旨としつつ、以下の基本的理念を統合的に実現するものでなければならない。 として、   「法の支配...全文を見る
○郡委員 今検討を進めておられて、しっかりと対応していくということだと思います。  今後は法科大学院の統廃合が進められていくというふうに承知しますが、その折にはどういう形で、例えば司法試験の合格率が高い、低いということが基準になるのか、あるいは、言われているように、全国的な適正...全文を見る
○郡委員 格差が広がらないように、さまざまなところに気配りをしていただいた統廃合なり大学院の改革にしていただきたいというふうに思います。  法曹養成制度は、利用者が求める実務家を育てるためにあるというふうに考えておりまして、そのためには、法科大学院が、先ほど言ったような教育の理...全文を見る
○郡委員 司法修習をより密度の濃いものにするために工夫が求められて、検討が必要だというふうにされたわけですけれども、一方で、修習専念義務が課せられている司法修習生ですけれども、基準を設けて兼業を認めることになりました。その現状というのを資料の中で配付させていただいております。兼業...全文を見る
○郡委員 冒頭指摘しましたように、法曹志願者の数が減少している背景の一つに、法曹になるまでの時間的、経済的な負担の重さというふうなこともあるわけです。司法修習生に対する経済的支援については、今のように兼業を認めるとしても、その基準の安易な緩和には問題があるというふうに私自身は思っ...全文を見る
○郡委員 資料の六ですけれども、顧問会議の中で文科省の配付資料として出されたものを添付させていただいております。お配りをしておりますので、予備試験が学生たちに、あるいはまた目指す皆さんたちにどのような影響を与えているのかということがアンケートの調査でわかりますので、ぜひお読みいた...全文を見る
○郡委員 余り時間がなくなりましたけれども、予備試験をどういうふうにしていくかということだけで法曹養成過程がうまくいくというものではない、本当にいろいろなものが絡み合っているんだというふうに思います。  最後に、法科大学院に通って司法試験を突破した方々、司法シンポジウムで出され...全文を見る
05月16日第186回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○郡委員 民主党の郡和子です。  去る四月四日、建設分野における外国人材の活用に係る緊急措置を検討する閣僚会議、これで緊急措置が取りまとめられました。昨年度内に取りまとめられるということでしたから、私も、この委員会で四月一日に質問をさせていただきましたけれども、措置決定前であり...全文を見る
○郡委員 今、労働安全の教育についても言及がございましたけれども、建設分野というのはもともと労災事故の多いところであります。ですから、外国人労働者の受け入れというのは極めて慎重にならなければならないんじゃないかというふうに思うわけです。  現に、二〇一二年の労災での死者数は千九...全文を見る
○郡委員 現在の建設労働者の労務単価は、全国全職種平均で、一日一万五千百七十五円だそうです。月額に換算しますと、三十万を優に超えるわけですよね。ですけれども、他方、技能実習生の予定賃金額というのは、月額で十二万九千四百九十四円、二〇一二年度ですけれども、この差というのはかなり大き...全文を見る
○郡委員 適正な賃金水準というふうにおっしゃいました。ぜひ、この「技能実習生を上回る報酬」、これは削除すべきじゃないでしょうか。  もう一問続けて、今、監理団体、受け入れ企業に対しての適正な認証についてお話しになりました。これはちょっと質問を飛ばさせていただきたいと思います。優...全文を見る
○郡委員 この委員会でも、私を初めほかの議員も指摘をさせていただいているわけですけれども、そもそも不正行為を適切に認定することができていないのでありますから、不正行為がないことをもってその監理団体や受け入れ企業が優良であるというふうに判断するのは難しいんじゃないか、できないんじゃ...全文を見る
○郡委員 ぜひ谷垣大臣にはリーダーシップを発揮してもらって、法務省としての決断をしっかりと内閣の中で伝えていただきたいというふうに思います。  五月十二日に、国家戦略特区諮問会議で、有識者議員から当面の追加規制改革事項として提案された、女性の活躍促進のための外国人家事支援人材の...全文を見る
○郡委員 法務大臣も手を挙げられましたけれども、法務省も同じようなお答えなんだろうというふうに思います。  そもそも、外国人による育児・家事支援サービス事業というのは、国家戦略特区で試験的に許可して事業を開始させ、拡大の必要性を検討するというふうにされたのは、政府の産業競争力会...全文を見る
○郡委員 とすれば、保育士などの資格取得のための研修ということであるならば、保育施設での保育サービスということに外国人がつくことも可能になるんだろうというふうに思います。慎重な意見だったけれども、もし政府がこれを受け入れるとして、こういう制度を設けなければ、保育士が家庭にも入って...全文を見る
05月23日第186回国会 衆議院 法務委員会 第19号
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○郡委員 民主党の郡和子です。  四人の参考人の皆様方には、それぞれのお立場から御意見を御開陳いただきまして、本当にありがとうございます。  私は、国会議員になって間もなく丸九年になるんですが、その前は田舎の放送局におりました。現場にこそ解があると思って、あちこちの現場を回っ...全文を見る
○郡委員 申しわけありません。  実は、これは、家事労働がいろいろな労働の法の守りの中には入れられなかった、見えないところですることによってそれこそ奴隷的な働き方になっていたというような指摘もあって、これをディーセントワークにしよう、働きがいのあるしっかりとした労働として認めよ...全文を見る
○郡委員 私自身、この報告書というか、この資料を読ませていただいて、「高度外国人材」、これはポイントなどをつけていくということで大体のところは理解できるんですけれども、それと並列をする形で、「技能のある外国人材が」というふうになっている。この技能はどういうふうなものを想定されてい...全文を見る
○郡委員 ある部分、すごく意を強くさせていただきました。私もそうだというふうに思います。  このインタビューの中でお答えになっていらっしゃるように、無定見な実習制度の拡充はやめるべきだというふうにおっしゃっている、まさにそのとおりだろうなというふうに思います。  今、何が起こ...全文を見る
○郡委員 私自身も技能実習制度のさまざまな問題というのを聞かせていただいたところでありまして、ですからこそ、上に乗せる形での建設労働者の受け入れについては反対だということで、この間もこの委員会でもお話をさせていただきました。  しかし、人が不足しているということはあるわけでして...全文を見る
○郡委員 なるほどというふうに私も思わせていただきました。  私、実は、JITCOの新島参考人にもお話を伺おうと思ったんです。今、鳥井参考人が触れられた、母国に戻ってその仕事についているかどうかのアンケートの調査がございますけれども、これに対して、この数、実数は一体何なのだとい...全文を見る
05月28日第186回国会 衆議院 法務委員会 第20号
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○郡委員 おはようございます。民主党の郡和子です。  きょうは、トップバッターということになりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。  まず、先日衆議院を通過いたしました行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案、この中に入管法も含まれております。衆議院を通...全文を見る
○郡委員 今、局長から御説明ありましたけれども、そもそも、この行政不服審査法改正案というのは、不服審査を申し立てる市民の側に立って、これを厚くしていこうというものだと理解をしております。  今、御説明ございましたけれども、これまで、難民不認定に係る異議申し立て件数、年々増加して...全文を見る
○郡委員 きのうの質問通告、ちょっと質問を一問飛ばしまして順番を変えたいと思うんですけれども、それでは、今御説明がありました、退去強制令書を発付された被収容者が取り消し等の訴訟準備をしているというふうに判明した場合、これは、この執行を停止するという運用がなされる場合があるというふ...全文を見る
○郡委員 仮放免された人が送還可能な状況になったかということを調査するための権限を明文化したわけですけれども、私は、訴訟手続を進めて司法の判断を仰ごうとする、そういう人たちの情報もしっかり把握するということが必要だというふうに思っております。  今、局長の御説明では、それぞれそ...全文を見る
○郡委員 二〇〇九年の七月、改正入管法によって、いわゆる入国者収容所等視察委員会が設置をされました。これは二〇一〇年七月一日に正式に設置をされたわけですけれども、この委員会の設置の目的は何で、どのような体制が整備されているのか。またその運用状況、実施状況、実績などについて御説明を...全文を見る
○郡委員 今、私自身は、先ほど御説明のあった、仮放免中の行方不明の方、あるいは、死亡あるいはまた病気などの重大な異変というんでしょうか、そういうような事案について、この視察委員会は対応しないのかどうかということを伺っているんです。
○郡委員 仮放免中の行方不明事案というのは施設の外だから対応できない、しかし、施設の中であったものについては対応できるというふうな御答弁だったと思います。  先ほど、七件の死亡事案について御報告をいただきました。この委員会が設置される直前に、東日本入国管理センターで二件の自死、...全文を見る
○郡委員 報告が確認できていない、また、設置以前のものについては、何もそういうような通告、通知をする必要もないということなのかどうか。  大臣、通告しておりませんけれども、視察委員会の活動が設置の趣旨に沿って実効性のあるものになっているのかどうかということを私は大変疑問に思って...全文を見る
○郡委員 密室である収容施設の中での人権侵害の防止というのは、しっかりとしたチェック機能を果たさなくちゃいけない。今大臣もお話しになりましたけれども、透明性そしてまた可視化ということも重要なんだというふうに思っています。そういうふうにまだなっていないということで、ぜひここは、改善...全文を見る
○郡委員 今局長が御答弁された前半のところです。配偶者ですけれども、国内法によって認められているという取り扱いだけれども、場合によっては認める、そういうふうな御答弁だったというふうに思います。  昨年の三月に、谷垣大臣は、西根委員、今は林原さんですけれども、の御質問に答えて、現...全文を見る
○郡委員 ちょっと今のをもう一度確認させていただきます。  含まれないということだけれども、場合によっては認めるということをさっき御答弁なさったというふうに思いますが。
○郡委員 実際の運用でそれを認めるということなのでしょうか。これは事実上の解釈の変更であるというふうに捉えさせていただいていいんですね。
○郡委員 事実婚は認めないというふうにおっしゃっていた、内縁の配偶者も含まれないというふうになっていましたけれども、では、実際は、配偶者じゃないということで、同居人というふうなことで入れるということになるわけですか。
○郡委員 何とも苦しい御答弁だなというふうに思います。では、そのように、認められるというふうな解釈をさせていただきたいと思います。  優遇措置に、高度人材に雇用される家事使用人の帯同というのがあって、現制度下でも、外交官やビジネスエリートなどの高所得外国人世帯や、二〇一二年から...全文を見る
○郡委員 高度人材の数自体が少ないということもあるのかもしれませんけれども、五十一人が家事使用人を帯同しているということでありました。  家事使用人という言葉、最賃法ですとか、日本の法文では、家事使用人を除くといった文脈で労働法から除外されていることが多いわけですけれども、この...全文を見る
○郡委員 家事一般に従事している者という当然の御説明でございましたけれども、その家事使用人というのは、いわゆる家事全般、日本で考えられる家事のみならず、介護ですとか育児ですとかさまざまな広い分野の仕事であって、それは、どういう仕事についてどういう報酬を与えるのかというような、そう...全文を見る
○郡委員 高度人材、日本はまだ数が少なく、二十五年十二月末で七百七十九人であります。この高度人材の獲得というのは、近年、各国で顕著になっておりまして、今回、要件を緩和して優遇措置も拡大するわけですけれども、今大臣がおっしゃられたようなさまざまなサポート体制というのが重要だろうとい...全文を見る
06月06日第186回国会 衆議院 法務委員会 第22号
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○郡委員 おはようございます。民主党の郡和子です。  私は、三月十九日、この委員会で死因究明について質問をいたしました。その後、内閣府に設置された死因究明推進会議のもとに置かれた推進計画検討会から最終報告が出されました。そして、間もなくというふうに聞いておりますけれども、閣議決...全文を見る
○郡委員 ですから、このときに出されてお話しになられたのは、広尾病院事件の最高裁の判決を紹介したレベルにすぎないわけですよね。診療関連死や事故調の議論が今進められているわけですけれども、これはおいておくとしても、臨床の先生方の間に誤解が生じるようなことがあってはならないというふう...全文を見る
○郡委員 重ねて申し上げますけれども、外表に異状がなければ警察に届け出る必要はないということが流布されれば、犯罪や事故の見逃しにつながる可能性が十分にあるということで、ぜひこのような誤解されるようなことを払拭していただきたいということを申し上げたいと思います。  我が国の異状死...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  数につきましては、資料の一で付させていただきました。  では、入管管理下の収容施設における死亡事案についてですけれども、先日も私、質問いたしました。二〇一一年以降の死亡事案七件のうち、二件が自死、そして一件の死因不明ということでしたけれども...全文を見る
○郡委員 資料の二、三をごらんいただきたいと思います。  今、局長から御説明のあった平成三年以降のものですけれども、平成九年の東京入管、平成十三年十月の西日本入管、それから平成十七年の西日本入管、ここが司法解剖された。新しいところでは、二十六年三月のこの事案についてなされたとい...全文を見る
○郡委員 ぜひこれからも頑張っていただきたいというふうに思います。  次は、画像診断です。死亡時あるいは死後の画像診断というのは、今、死因究明の一つの重要なツールになっているというふうに思います。  警察庁からいただいた資料、これもきょうお配りしていますが、資料の五を見ていた...全文を見る
○郡委員 画像だけの死因判断というのは二、三割というふうに言われております。解剖に取ってかわる手段というふうにはならないということだというふうに思います。犯罪見逃し事案の多くが薬物であったり毒物であったりということも考えますと、画像だけに頼るのは、私はちょっと危険なんじゃないのか...全文を見る
○郡委員 今伺った範囲でも、これは死因究明に関する統一基準がほとんどないということをおっしゃったんだろうと思います。  冒頭申し上げた検討会の報告の中に、政府において、検案や薬毒物検査、死亡時画像診断その他の検査、遺族等への対応の取り組みの参考となる指針を策定、提示するとともに...全文を見る
○郡委員 これから、今月の中旬にも閣議決定がされるというふうに聞いておりますけれども、ぜひとも政府を挙げて、この死因究明に取り組む体制というのをつくられることを強く望みたいというふうに思います。  最後に、大臣にその御決意をお述べいただきたいと思います。
○郡委員 冒頭にも申し上げましたけれども、最終報告書、これは具体性が乏しかったというふうに思っております。もっと強力に進める決定にしていただきたいというふうに思います。  高齢化が進んでひとり暮らしのお年寄りも多くなっているわけで、遺体の発見がおくれて死因の特定が難しいケース、...全文を見る
10月15日第187回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○郡委員 おはようございます。民主党の郡和子です。  まず、私は、きょうは男女共同参画についてお尋ねをさせていただきたいと思っております。  有村大臣、大臣御就任おめでとうございます。  女性活躍推進法案の要綱が発表になりました。近々、法律案も出てくるんだろうというふうに思...全文を見る
○郡委員 すべての女性が輝く社会づくり推進室の設置が十月の三日に決定をされたわけです。組織図を見せてほしいとお願いをいたしました。そういうものはないということでした、今のところ。ほとんどが併任であるという回答でした。  これが送ってもらった組織図なんですけれども、男女共同参画局...全文を見る
○郡委員 時間が限られておりますので、答弁を端的にお願いいたします。  二〇一〇年の十二月、民主党政権で第三次基本計画を閣議決定いたしました。策定過程で国民各層に幅広く呼びかけまして、意見、要望をお聞きし、女性団体、個人などから寄せられた多くの意見などを可能な限り反映するよう努...全文を見る
○郡委員 質問の形式にしておりましたけれども、時間の都合で、大変申しわけないんですけれども私の方から申し上げておきたいと思います。  特に、第三次の基本計画の第三分野、「男性、子どもにとっての男女共同参画」について書き込ませていただいたものでして、男性の育児休業の取得率、平成二...全文を見る
○郡委員 残念ながら男性、女性のジェンダーでの統計がないということで、本当に残念です。大臣、こんなことでいいというふうにお思いでしょうか。  通告していませんけれども、ことしの男女共同参画週間のキャッチフレーズ、何か御存じですか。
○郡委員 ことしの男女共同参画週間のキャッチフレーズ、お願いします。
○郡委員 残念でした。すぐさまお答えいただけなかった。  先ほど田村前厚労大臣もいらっしゃったんですけれども、先ほど大臣がおっしゃったように、厚労省の方で頑張っていただいて育児休業の雇用保険の改正をしていただきました。「家事場のパパヂカラ」、家事をすればのパパヂカラ。優秀作品は...全文を見る
○郡委員 男女共同参画会議の議員メンバーの一人、安倍総理が肝いりでお加えになった高橋史朗氏、二〇一三年の男女共同参画局の「共同参画」、私も毎月読ませていただいております、この九月号で、巻頭にこういう記事を載せておられました。  我が国のこれまでの少子化対策は、出生率の回復につな...全文を見る
○郡委員 私はやはり、さきに述べましたように、男性も女性もともに、家庭的な責任も負い、そして働いていくということが重要なんだろうというふうに思っております。  今、政府の中で、労働規制の緩和が大幅に進められようとしていることについては、これでは男性もなおのこと厳しい状況が続きま...全文を見る
10月15日第187回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○郡委員 おはようございます。民主党の衆議院議員、郡和子でございます。  今のやりとりを聞かせていただきまして、法務大臣でいらっしゃいますけれども、頬かむり大臣かなというふうに思わざるを得ないところが幾つもございました。  私は、これまでの松島大臣のさまざまな活動の中から、民...全文を見る
○郡委員 戸籍名は夫の名字であられるけれども、ふだんは旧姓を名乗っておられるということでございます。いわゆる通称使用というふうに認識をいたしますけれども、その理由は何でしょうか。
○郡委員 ここでちょっと私の思い出話を差し挟んで恐縮なんですけれども、もう二十年以上前のことだったと思いますけれども、あるシンポジウムを聞かせていただいたことがございまして、そのパネリストの中に大変すばらしい御発言をする女性がいらっしゃったんですね。当時、私も放送局に勤めておりま...全文を見る
○郡委員 そうですね。福島みずほさん、そして松島みどり大臣の名前もしっかりとあります。呼びかけ人のお一人でいらっしゃった。  自民党内でも、二〇〇二年に、例外的に夫婦の別姓を実現させる会が発足して、選択的夫婦別姓制度を例外的に認める法案を議員立法で通すということを目的とされまし...全文を見る
○郡委員 ですから、私は、松島大臣は夫婦別姓導入について積極的に推進をされる方だというふうに思っておりました。  しかし、十月八日の参議院の予算委員会で、福島委員の質問に対してだったでしょうか、民法改正につきましては、我が国の家族のあり方の根幹に深くかかわるものであり、世論調査...全文を見る
○郡委員 導入できないと考えているというのは一体誰ですか。おかしいんですよ。  法務省はついこの間まで、「選択的夫婦別氏制度の導入は、婚姻制度や家族の在り方と関係する重要な問題ですので、国民の理解のもとに進められるべきものと考えています。」これが法務省としての見解だったんじゃな...全文を見る
○郡委員 今、世論調査の結果を出されましたけれども、この世論調査について、改正の考慮事由であっても、根拠として法改正に慎重になることに対しては、これは国連の人権に関する各委員会からも厳しい批判を受けているんですよ。  しかも、今大臣がお話しになった世論調査、二〇一二年十二月のも...全文を見る
○郡委員 ですから、先ほども私、申し上げました。できない理由を世論に置くとすれば、世論は改正に当たっての考慮事由ではあっても、それを根拠として法改正に慎重になるということに対して、国連の人権機関から、各委員会から厳しい批判を受けているじゃないですか。そのことも考えなくちゃいけない...全文を見る
○郡委員 せっかくそのお立場になられたのに、何とも後ろ向きでいらっしゃる。  二〇〇三年を皮切りに、国連の女子差別撤廃委員会は、日本に対してこの民法七百五十条の法改正を要請する勧告をたびたび行っております。そのたびに、我が国は不誠実な対応に終始しているんですね。  日本は人権...全文を見る
○郡委員 本当に残念でなりません。ころころ変わる、信念を持たないというような閣僚が、この第二次安倍内閣の女性閣僚の中には随分いらっしゃるんだなということを思います。  実は、平成十三年五月八日、民法の一部を改正する法律案、提出者の筆頭は我が党の枝野幸男議員ですけれども、この中に...全文を見る
○郡委員 後ろから出された答弁書をお読みになって、しかし、前向きに検討するというお話でした。  なぜ、別氏が、前向きに検討してまいりたいというふうにおっしゃれないんですか。
○郡委員 男女の間で異なる婚姻最低年齢を設定する国に対して、国連の女子差別撤廃委員会は、こうした規定を設けている国というのは、今大臣もちょっとお話しになられましたけれども、「女性の知的発達の度合いが男性とは異なり、もしくは、婚姻に際して女性の身体的及び知的発達の段階は無関係である...全文を見る
○郡委員 一日も早く改正されるべきだと思いますよ。  それから、再婚期間の問題で伺いたいと思います。  現行法は、女性の婚姻解消の日から六カ月間は再婚することができないというふうになっているわけですけれども、また、再婚後に出生した子供の父親が前の夫のものか、後から結婚した夫の...全文を見る
○郡委員 この法案の準備をされている中に松島大臣は入っておられなかったのですかとお尋ねをしております。
○郡委員 これも、男女共同参画、女性の生き方にも大変深くかかわる問題でありまして、政治家として、これをやったかやらないかも覚えていないという、そういうことでよろしいのかどうか。私は、正直な御答弁だったのかもしれませんけれども、甚だ残念であります。  民法の改正についてもいろいろ...全文を見る
10月24日第187回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○郡委員 民主党の郡和子です。  上川大臣の所信を聞かせていただきました。余り例がないぐらいに長かったなというふうに実は思ったところです。大臣就任のいきさつにも配慮されてのことかなと推察もいたしました。法務行政の課題についてどのように取り組まれるのか、謙虚にそしてまた誠実に話さ...全文を見る
○郡委員 おおよそのお考えというのはわかりましたけれども、男女共同参画大臣になられて、二〇〇八年ですか、「女性展望」という雑誌がありますけれども、その中でインタビューに答えられて、今のようなお考えの変遷も言われた上で、選択制夫婦別姓の動きも自然に前進していくんじゃないでしょうかと...全文を見る
○郡委員 これは、男女共同参画担当も務められた上川大臣に私から改めて言うまでもないことなのかもしれませんけれども、国連の女子差別撤廃条約が一九七九年に国連で採択されて、ことしで三十五年であります。そしてまた、日本が批准して、来年、ちょうど三十年を迎えます。  批准国には、女子差...全文を見る
○郡委員 松島前大臣にも御紹介をさせていただきました。ことしの六月二十三日、日本学術会議が次のような提言をまとめておられます。  選択制夫婦別姓で、   現行規定では、婚姻時に夫または妻の氏を称するとしており、これは夫婦同氏の法的強制を意味する。形式的には性中立的な規定である...全文を見る
○郡委員 私は夫の名前になりました。これは選択的なわけです。どういうふうに選んでも構わないわけですよ。その選択制ということに対して、一般の国民の方々にもちゃんと理由を広報すべきだというふうに思っております。  かねてから申し上げたとおり、事実婚が多くなっているのはなぜか、あるい...全文を見る
○郡委員 松島前大臣もこの件については前向きに検討する方向性を示されたと思いますので、ぜひ、上川大臣におかれましては、しっかりやるんだということを明言いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○郡委員 次に、再婚期間の問題で伺わせてください。  現行法は、女性は、前の結婚を解消した日から六カ月間は再婚をすることができないわけです。民法の七百三十三条であります。再婚後に出生した子供の父親が、前の婚姻関係にあった夫の子なのか、あるいは後で結婚した夫の子なのか、わからなく...全文を見る
○郡委員 神戸家裁が先月の十八日、この民法七百七十二条の推定で、出生届を出されないまま無戸籍になっていた方に、埼玉県の女性でしたけれども、父親欄を空白にした母親の戸籍に入ることを認める判決を出しました。  これも非常に画期的なことだなというふうに受けとめたんですけれども、その前...全文を見る
○郡委員 私の想像よりも人数としては少なかったというふうに思います。  この問題、そしてまた、その方々に対してのしっかりとした対応というのも必要になってくるわけですし、さらに調査を続けていただきたいし、迅速な対応をとっていただきたいというふうに思います。  この問題に関しては...全文を見る
○郡委員 続いて、警察庁にお尋ねをいたします。  この容疑で強制捜査は初めてなのでしょうか。シリアへの渡航準備を私戦予備というふうに見ることにはちょっと無理があるんじゃないかという指摘もありますけれども、問題はなかったでしょうか。
○郡委員 この強制捜査では、この北大生を取材していたジャーナリストに対しても家宅捜索が行われて、パソコンなどが押収されたようであります。  ジャーナリストに対する強制捜査は、取材活動を萎縮させるおそれもあって、慎重の上にも慎重を期さなくちゃいけないというふうに考えているわけです...全文を見る
○郡委員 余り時間がなくなりましたので急ぎますが、国連安全保障理事会が九月に、テロ目的の外国渡航者や支援者を処罰するための法整備を加盟国に義務づける決議をいたしました。  外務省、その正確な内容、そして我が国で実行するためにどういうふうな検討がなされたのか、端的にお答えください...全文を見る
○郡委員 時間がなくなりましたけれども、私戦予備・陰謀罪もこの国連決議で義務づけられた法制の一つなのだというふうな理解だというふうに聞きましたけれども、個別の事案でコメントはできないでしょうが、こうした類いの案件というのは特定秘密保護法が適用される可能性も否定できないんじゃないか...全文を見る
10月31日第187回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○郡委員 おはようございます。民主党の郡和子です。  給与法改正案の中で、私は、給与制度の総合的な見直しについて特に取り上げさせていただきたいというふうに思っています。  と申しますのも、地域間の給与配分の見直しが、私は被災地の議員ですけれども、被災地の、東日本大震災の復興再...全文を見る
○郡委員 新しい閣僚の方の中には被災地の福島にも一度も行ったことがないという方もおられるのは、大変に残念で残念でなりません。  今、有村大臣はこれからもしっかりと取り組んでいくのだというふうなことを言われたわけですけれども、現在、地域において、東日本大震災だけではありません、広...全文を見る
○郡委員 それでは、東日本大震災の復興再生に取り組んでいる現場の公務員のことについてお尋ねをしたいと思います。  岩手、宮城、福島の被災三県において、東日本大震災の復興再生のために派遣あるいは出向している国家公務員の数、また全国の地方公共団体から派遣をされている地方公務員の職員...全文を見る
○郡委員 きょう私が皆様にもお配りいたしました資料の一と二でございますが、二については、今あかま政務官から御説明がありましたが、日付が違っているのか、数がちょっと違っているようでございます。  時間がたつにつれて、応援の人員が国家公務員から地方公務員に移ってきているというふうな...全文を見る
○郡委員 そうなんですよ。多くの方々が被災地に入っていただいて、県の職員になっていただいたり、市、町の職員になっていただいたりしております。しかし、それは把握をされていないということでございました。  各省庁ではそういう人数をしっかりとっておられるのかもしれませんが、総務省も、...全文を見る
○郡委員 そんな、数を調べるのは簡単にできることです。そういう被災地の実情を聞くことを怠ってはいけないと思いますよ。  私自身も、政権にあったときに復興の政務官を務めましたけれども、被災自治体の職員への支援、霞が関から、また全国の自治体からと、特段の取り組みをさせていただきまし...全文を見る
○郡委員 実際の復興業務に携わる人員のみならず、各地方公共団体がそこに人を充てるために、通常業務をする人員も足りなくなってきているんです。こういうことにもきめ細かく目配りをしていただいて対応いただきたいというふうに思います。  なお、復興庁は、各省庁よりも権限を強くして、横串を...全文を見る
○郡委員 今、政務官からお話ありましたけれども、調査をしていなくてどう把握するんですか。実際、やっていらっしゃらないんですよ。やらなきゃだめですよ。そして、それにあわせてどう対処していくのかということが重要なんじゃないですか。今、メンタルヘルスについてのことを述べられましたけれど...全文を見る
○郡委員 今回の総合的見直しは、民間賃金の低い地域における官民給与の実情を適切に反映させるための見直しだというふうに承知をしております。所得の低い十二の県を取り出して、県単位で水準を比較して、差が二・一八ポイントであるとして、俸給表の水準を平均二%引き下げました。  比較方法が...全文を見る
○郡委員 では、なぜ十二県なんでしょうか。十県ではない、十五県でもない、二十県でもない。この十二ということに、どういう根拠があり、合理性があるんでしょうか。
○郡委員 私にはその理屈がよくわかりません。  また、二〇〇五年の勧告の給与構造改革はブロック単位で比較をしていたわけで、翌年から四・八%下げることを段階的に行って、二〇一一年までで完成をしましたですよね。これについて、一昨年、二〇一二年、検証を行っておられますよね。所期の目的...全文を見る
○郡委員 公務員の給与制度というのは、社会経済情勢の変化に対応するとともに、国民の皆様方の納得を得るための不断の努力、説明が必要だということ、これは不可欠だというふうに思うわけですけれども、一方で、見直しには、職員の士気ですとか、それから組織の活動の維持向上、これも求められている...全文を見る
○郡委員 だからこそ、今回、集中復興期間がせめて終了するまで慎重に議論を続けていくべきではないかということを申し上げているわけです。  給与制度の総合的見直しによって、私も、先ほど法務局の職員のお話もいたしました。また、新聞記事ではございますけれども、震災を理由に百六人の公務員...全文を見る
10月31日第187回国会 衆議院 本会議 第9号
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○郡和子君 民主党の郡和子です。  政府提出の女性の職業生活における活躍の推進に関する法律案について、民主党・無所属クラブを代表して質問いたします。(拍手)  安倍総理は、女性が輝く社会を高らかに宣言し、この法案を国会に提出されました。結党以来、男女共同参画社会の実現を訴えて...全文を見る
11月12日第187回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○郡委員 民主党の郡和子です。  冒頭ですけれども、定足数に達していないんじゃないでしょうか。与党が解散の動きを示すなど、大変不真面目な委員会の運営になっているかと思います。こういうことでは、質疑、審議できないというふうに思います。
○郡委員 そういうような風の動きが強くなっているせいでしょうか、席におられない議員も散見されますけれども、それでは、私、質問をさせていただきたいと思います。  一九八九年のベルリンの壁崩壊からちょうど二十五年になるドイツに、私、実は、先週、ドイツ政府の招聘で行ってまいりました。...全文を見る
○郡委員 これ以上の言及、議論は終わりにさせていただきたいというふうに思います。  では、早速、この法案の質疑に入らせていただきます。  私自身は、女性の活躍が期待される背景として、単に労働人口が急激に少なくなることの穴埋め、確保という量的な側面だけでなく、むしろ、知識経済下...全文を見る
○郡委員 この法案の第一条、「目的」を定めておりますが、「男女共同参画社会基本法の基本理念にのっとり、」というふうにございます。  男女共同参画基本法は、男女が、互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮できる社会を目指すというも...全文を見る
○郡委員 私は、それぞれが個性と能力を十分に発揮できるような環境を整えていくための基本的な観点は人権だというふうに思っています。  働きが報われる待遇の確保、これが女性の活躍にとって不可欠でありましょう。活躍推進法や労働政策審議会雇用均等分科会の建議には、女性の稼得力については...全文を見る
○郡委員 シカゴ大学の山口一男教授が大変興味深いデータを示されました。これは労政審の中でも出されたデータでもあったんだろうというふうに思いますが、男女間の賃金の格差は男女の就業年数の違いではほとんど説明ができず、男女の昇進機会や年功賃金プレミアムの違いが要因であって、コース制や職...全文を見る
○郡委員 その具体的な省令などについては、後にまたいろいろと質問させていただきたいと思っています。  私は、男女雇用機会均等法がありながら、なぜ進んでこなかったかといえば、均等法が内包する間接差別の是正がやはり重要なんだろうというふうに思っているわけなんですね。合理性の制限がか...全文を見る
○郡委員 政省令の改正で一歩前進なのは間違いないとは思っています。しかし、やはり全ての女性が輝く社会を大いにうたわれるのであれば、こちらの雇用機会均等法の改正というのも避けて通れないというふうに思いますので、ぜひ取り組みを進めていただきたいというふうに思います。  男女共同参画...全文を見る
○郡委員 それだけではないんですね。「社会の支援」というのは、やはりさまざまなところで支える仕組みなんですよ。ですから、わざとこれは落としたとしか私は思えなくて、何で落としたんだというふうに思うんです。うがった見方をすれば、それこそ、ジェンダーということに対して後ろ向きというふう...全文を見る
○郡委員 御承知のとおり、非正規労働全体に占める女性の割合というのが七〇・二%と、非常に高い割合を示しているわけです。  非正規労働の労働条件の見直しとしては、非正規雇用と正規雇用との賃金格差の是正、同一価値労働同一賃金の原則を確立すること、これが重要なわけですね。そういうふう...全文を見る
○郡委員 女性の社会進出が難しい要因の一つとして、男性労働者の働き過ぎというのが挙げられます。先ほどもいろいろと議論が行われていたように思いますけれども、私は、きょう資料を配っている二も参照していただきたいなというふうに思います。  とりわけ、男性労働者の育児の負担が重くなると...全文を見る
○郡委員 この法案に関係しているということだけれども、事業主がつくるものに期待をするということであるならば、また後ほど質問させていただきますけれども、大変弱いんじゃないだろうかというふうに思っていて、ちゃんと担保するものを規定しなくちゃいけないというふうに考えているわけです。 ...全文を見る
○郡委員 力を込めて言っていただきました。  基本原則の二条三項で、「女性の職業生活と家庭生活との両立に関し、本人の意思が尊重されるべきものであることに留意されなければならない。」というのがございます。  日本は本当に長時間労働なんですけれども、その長時間労働に耐えられず退職...全文を見る
○郡委員 本法案の第五条、「政府は、基本原則にのっとり、」「基本方針を定めなければならない。」とされています。しかし、基本原則もこういうふうにいろいろお尋ねしなくちゃわからないような曖昧な条項ならば、基本方針に定められる事項も余りにもぼんやりとしていて具体性を欠いているというふう...全文を見る
○郡委員 ところで、ちょっと話題をかえさせていただきたいと思うんですけれども、有村大臣の個人的なことをお尋ねさせていただいて大変恐縮なんですけれども、まだ小さいお子さんがお二人おられるというふうに存じ上げているところです。  今、大臣という大変お忙しくて重要なポストにおありで、...全文を見る
○郡委員 なかなか会える、抱き締める時間も少ないというのがにじんでいたというふうに思います。  有村大臣が家をあけて大臣という職に専念されておられるのも、その間にお子様を見てくださる方がいらっしゃるからだろうというふうに思います。そういうような環境の整った女性が、働いて、重要な...全文を見る
○郡委員 時間がなくなりましたので、急ぎたいと思います。  事業主の行動計画、必須項目が四つでございまして、「その他」というふうにあるわけですけれども、今まで言及してまいりました男女の労働時間を加えるべきだというふうに思います。それからまた、男女の育休、介護休業の取得割合、取得...全文を見る
○郡委員 もっと詳しくいろいろと伺わせていただくのは次の辻元委員に譲ることにいたしまして、私自身、大変大きなアドバルーンが、今回、全ての女性が輝く社会のためにということで、この推進法もその一つであるというふうに言われているわけですけれども、残念ながら、同じこの国会の中で、派遣法の...全文を見る
11月12日第187回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○郡委員 おはようございます。民主党の郡和子でございます。  私は、さきの通常国会で二度、死因究明に関する質問をさせていただきました。その後、六月の十三日に死因究明等推進計画が閣議決定されて、九月の十六日には死因究明等の推進に関する法律失効後の施策推進に当たっての閣議決定があっ...全文を見る
○郡委員 ですから、いろいろ検証した上で施策を進めていくということでしたけれども、法制上の措置というのはここで明らかになっていないというふうに理解をいたしました。  次は、財政上の措置についてお尋ねをしたいと思います。  私の見る限り、新規の予算措置は大変乏しいものではないか...全文を見る
○郡委員 今、来年度の概算要求については、それぞれ、若干ですけれども増額要求をしているというふうなお話でございましたけれども、その中身をよく見てみますと、これは本当の意味で予算を充実しているんだろうかというふうに思われるところもないわけではございませんでした。  それと、執行に...全文を見る
○郡委員 適正な予算ということでの行政レビューについてはまた後ほどちょっと触れさせていただきたいと思うんですけれども、私も法律に基づくいろいろな閣議決定というのを見てまいりましたけれども、残念ながら、これほど積極性に欠けた計画というのは余り見たことがないなというのが大きな印象でご...全文を見る
○郡委員 九月に知事宛ての依頼文書を発出したということで、また、あちこち回って歩かれるということですけれども、これは、いつまでにしっかりと対応してくださいよということが担保できるような取り組みというのが重要なんじゃないかと思います。きのう事前にお話を伺ったときには、その目標値すら...全文を見る
○郡委員 警察庁の刑事局捜査一課の検視指導室長は、今回の変更は予算削減が目的だというふうにはっきり話されておられるのがこの記事にあるわけでして、大変気になっております。さまざまな問題を含んでいるというふうに思うんですね。  まず、死因究明等の鑑定機関として科捜研がふさわしいのか...全文を見る
○郡委員 法医学者の中には、DNAの検査について、薬毒物に関しても科捜研での検査がふえるのではないかというふうな心配をされている方が多いようでございます。  言うまでもなく、死因というのは総合的に判断するものでありまして、犯罪死に限らず、事故、災害あるいは自殺等で亡くなった場合...全文を見る
○郡委員 今御説明があったように、法令上は、警察に届けられた死体の死因を決めているのは検案をしている医師であります。しかし、外表のみを見て死体検案書を書く段階での記載であるために、その正確さということについては疑問視せざるを得ないところがあると思っています。  例えば、厚労省が...全文を見る
○郡委員 要するに、死因を総合的に判断する、そういう仕組みになっていないところが我が国の問題ではないだろうかというふうに思っているんです。先ほど申し上げた鑑定も含めて、死因究明の実務が科捜研に移行することになると、さらにそのあたりのところがずさんになってくるんじゃないだろうかとい...全文を見る
○郡委員 終わります。
11月13日第187回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○郡委員 おはようございます。民主党の郡和子でございます。  三人の参考人の皆様方には、早朝からこの委員会にお出向きいただきまして、大変貴重な御意見をいただきました。感謝を申し上げます。  私も、民間企業で長年仕事をしておりまして、子供を育てながら仕事を続けるというのがいかに...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。私も、そのとおりだと思います。  雇用機会均等法が制定されてもう随分長いことたつわけですけれども、その中の間接差別ということについても、なかなか、企業の側の合理性ということにのっとって、差別であるのにあたかも差別じゃなくなってしまっているような、...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  正社員の男性、女性の間でも生じている賃金格差について、本当に参考になる資料だと思いますので、私どもも、ぜひこれをPRする力をもっと大きくしていかなくちゃいけないんだなというふうに認識をさせていただきました。  正社員だけでなくて、正規、非正...全文を見る
○郡委員 余り時間がなくなってしまったんですけれども、ハラスメントについてちょっと伺わせていただきたいと思います。  労政審の建議にも、さまざまなハラスメントというふうに入っているわけです。先日、マタニティーハラスメントで画期的な判決が出たわけですけれども、この点について、いろ...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  日本は、女子差別撤廃条約を批准して、なおいろいろな勧告を受けているわけですから、そういう意味での、やはり、それを守っていくんだというような法整備についても、法改正についても取り組んでいかなくちゃいけないということがわかったように思います。 ...全文を見る