郡和子

こおりかずこ



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郡和子の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○郡委員 おはようございます。民主党の郡和子でございます。  冒頭、東京オリンピック・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場が聖火台の置き場がない状態で設計され、そして、消防法上設置できない可能性があるということがわかった。そのことをめぐって責任のなすり合い、聖火台...全文を見る
○郡委員 今の大臣の御答弁で、聖火台の建設費というのが加わってくるのであろうということだと思いますし、今、ランニングコストについては全く計算ができていないということでありました。  スタジアムを緑で装飾するというような案でありまして、新国立競技場は、オリンピック開催のためだけに...全文を見る
○郡委員 私たちもしっかりとチェックをさせていただきたいと思いますので、それに関する資料、随時お出しいただきたいと思います。  それから、質問項目には入れておりませんでしたけれども、野球賭博問題で新たな事実が判明をいたしました。現役の選手、また一人かかわっていたということでござ...全文を見る
○郡委員 ぜひ、子供たちの夢を壊さないように、御努力をいただきたいというふうに思います。  それでは、予定していた質問に戻ります。  教職員の数の問題を取り上げさせていただきたいと思うんですけれども、教育現場においては、臨時、非常勤の教職員が十八万四千人にもなっているという調...全文を見る
○郡委員 ぜひよろしくお願いいたします。私どもも大臣の後押しをさせていただきますので、お願いいたします。  次は、奨学金の問題について質問いたします。  報道でも取り上げられましたけれども、労働者福祉中央協議会、労福協が、二月二十九日に、昨年の七月から八月に、働いておられる方...全文を見る
○郡委員 今、大臣からも、基本は返さなくちゃいけないけれども、でも、なるべく利用しやすいようにという前向きの御答弁をいただいたというふうに思っております。  貧困の連鎖ですとか少子化に歯どめをかけるためにも、ぜひ、給付型の奨学金制度の導入ですとか無利子奨学金の拡充を前に進めてい...全文を見る
○郡委員 原案を支持する意見と反対の意見がどのような比率であったのかということについては具体的に答えていただかなかったわけですけれども、利用者サイドからの実情それから意見を聞くことなく結論を出そうというのでは大いに問題だというふうに思っています。  お配りした資料ですけれども、...全文を見る
○郡委員 そもそも、この返還猶予の救済制度の認知度というのはどれぐらいだか御存じでしょうか。奨学金の利用者の中でも、驚くほど低いんですね。  先ほどの労福協の調査でも、利用者の三割以上は返済猶予制度があることを知らずに返済していることが明らかになっています。対象を延滞者に絞りま...全文を見る
○郡委員 それでは、局長からまた御答弁いただきたいと思います。
○郡委員 時間もなくなってきたので質問しておきますけれども、年収三百万円以下であれば、申請すると猶予は必ず認められるんでしょうか。  日本学生支援機構の顧問弁護士が、猶予が不承認とされた、平成二十六年に提訴された裁判なんですけれども、その裁判で、どのような場合に猶予を認めるかに...全文を見る
○郡委員 今、大臣認可の業務方法書の規則にのっとってということだと思うんですけれども、機構は、二〇一四年十二月、返済期限猶予制度の運用に関する取扱要領を理事長決裁で決めているんです。時効を主張した人や機構が法的手続をした人には延滞据え置き型猶予を利用させないこととしているんです。...全文を見る
○郡委員 少なくとも、日本学生支援機構の裁量による利用制限を認めず、猶予制度の利用は権利であることを法律で明確化すべきじゃないでしょうか。そして、救済制度の適用が不承認となった場合に第三者の方が審査できるなどの仕組みが必要なんじゃないかということをここで指摘をさせていただきたいと...全文を見る
○郡委員 いずれにいたしましても、返済困難の多くの原因は雇用の不安定化、低賃金だということだと思います。そうしたリスクを軽減して、雇用の安定化、賃金の引き上げ、これを進めない限り返済困難者が今後もふえ続けて、その救済に一定の公的支援がなければ本当に厳しい状況になるということです。...全文を見る
03月16日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○郡委員 久しぶりに厚生労働委員会に戻ってまいりまして、塩崎大臣といろいろやりとりができるなと大変期待をして、この委員会の席に座っておりました。民主党の郡和子です。  ところが、私、質問に入る前に、先日、この場所で我が党の山尾議員と大臣とのやりとりを聞いていて、御自身の息子さん...全文を見る
○郡委員 契約書の中に、契約更新しないというふうなことがあっても、反復更新をずっと続けてきた場合は、これは継続雇用だというふうな、無期契約労働者だ、そういうふうにみなされると私は思いますので、この点、ぜひ周知徹底をされていただきたいというふうに思います。  次に、現行の育児・介...全文を見る
○郡委員 今回の改正は、不利益取り扱いを効果的に防止して、不利益取り扱いを受けてしまった労働者の権利の回復、これを法的にちゃんと認める、法的根拠とする改正であるべきであって、介護離職ゼロということを掲げるのであれば、このことが試金石になるのだろう、そういうふうに思うということを申...全文を見る
○郡委員 その上で今回の改正法が出てきたという位置づけなのでしょうけれども、でも、現場がどういうふうになっているのかについては、さらに詳しく見ていただかなくちゃいけないと思います。  特養以外で、老人保健施設、中間施設という位置づけですけれども、平均利用日数は四百十二日で一年前...全文を見る
○郡委員 そもそも仕事と介護の両立のためには、どんな介護サービスが必要なのかということを私は申し上げたいんです。  最も実態に即した回答を持っているのは、多分、関係者の一人であるケアマネジャーさんじゃないかなというふうに思います。ケアマネジャーさんが介護と仕事と両立するために必...全文を見る
○郡委員 今大臣からお答えいただきました佐藤さんの報告による、ケアマネが、何が働きながら介護するときにサービスとして拡大すべきものかということ、資料の四に入れさせていただいております。おっしゃっていただいたように、ショートステイ、デイサービス、ホームヘルプ、また地域の見守り支援、...全文を見る
○郡委員 大臣、今、官僚の方々が書かれたのかもしれません、実際、ちゃんとどうなっているのかお調べいただきたいと思いますよ。各地域地域で偏在が生じているんじゃないですか。だからこそ、ちゃんとその状況を見て、もう一度お調べになって、これはストップしていただけないかとお願いしているんで...全文を見る
○郡委員 やはり現実をごらんになっていないんだと思いますよ。軽度の方々でも、こういうふうなサービスがあるから現状維持で、いいんです。なくなったらば重くなってしまうんです。かえってお金がかかってしまうということ。これまでずっと例があるじゃありませんか。  厚労省に聞きます。今の財...全文を見る
○郡委員 知り合いのケアマネさんにまとめていただいたものがあるんです。ちょっと読ませていただきますね。  介護度二、八十六歳の方ですけれども、訪問介護、生活援助三を週二回利用し、主に掃除、居室、ポータブルトイレ、浴室、洗濯などのサービスを受けているんです。福祉用具は、介護用ベッ...全文を見る
○郡委員 理念は同じなんです。だけれども、実際にやっている施策はいかがなんですかというふうに申し上げているんですよ。  今御紹介申し上げました、仕事を続けながら介護に当たっている方々が最も必要としているサービス、そして、これから先の介護に必要ないろいろな打ち合わせをしたり何だり...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  まさに介護の現場は成長産業であるということを安倍総理もおっしゃっていらっしゃったわけです。介護離職ゼロを実現していただくためには、先ほど山井提出者が話されたように、介護職員の処遇改善がまずあるということだと思います。施設をつくればいいというも...全文を見る
03月18日第190回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○郡委員 民主党の郡和子です。  東日本大震災の発災から六年目を迎えました。  プレハブの仮設住宅が、宮城県内岩沼では来月の末に入居されている方々が全て退去される見込みだということでして、実際に予定どおり退去が完了すれば、五月にもたくさんあった仮設住宅が撤去されることになりま...全文を見る
○郡委員 それぞれの実情に合わせてという冊子をつくって渡したということですけれども、基本的な仕様が示されているだけであります。例えば、広さはこうであるとか、建設費用はこうであるとか、標準的な設備はこうであるとか。それが示されているだけでは、自治体がどこまで実際にやれるのかというの...全文を見る
○郡委員 余り時間がないので、それでは急がせていただきますけれども、法律上、災害公営住宅というのは、災害の発生から三年経過すると被災者以外の方々も入居できるようになるわけです。  しかし、今回の震災というのはとても三年では難しいだろうということで、被災者以外の入居は認めないとい...全文を見る
○郡委員 長々と御答弁いただきましたけれども、各自治体に任されているということで、居住要件を満たさなくても自治体の判断で入居は可能だというふうなことでありましょうし、保証人も要らないということだというふうに理解しました。これはぜひ周知を徹底してください。  それから、先ほどの住...全文を見る
○郡委員 ぜひ弾力的な運用をお願いしたいというふうに思います。  それから、被災者生活再建支援制度等を利用して住居を一部修繕してしまったために、環境が過酷でありながらも災害公営住宅に入居できなくなっている方々が実は多くおられるんです。  参議院の審議でも、この方々はもう既にこ...全文を見る
○郡委員 ぜひ急いでいただきたいと思うんです。  弁護士会の皆さんたちは、この被災者台帳をもとにして、それぞれの被災状況に応じた支援メニューを作成していく上で、災害ケアマネジメントというものも必要ではないかということを提言されていて、なるほどなと私も思っているところです。ぜひ急...全文を見る
○郡委員 この点についても、政府の中でいろいろ混乱したのは問題だというふうに思います。  それから、資料で、里山再生モデル事業のイメージということで、絵をいただいたものをつけさせていただきましたけれども、森林はいまだに放射線濃度の高い箇所も残っているわけです。そこでの作業は、放...全文を見る
○郡委員 きょうは新聞の記事も加えさせていただいたわけですけれども、「除染の町「人が足りぬ」」ということで、外国人労働者の方々も多数入っておられるようでございます。  環境省が通達している労務単価、これが遵守されているのかどうかです。この新聞の記事によりますと、大分実態が異なっ...全文を見る
○郡委員 この特殊勤務手当というのは、建設会社に対して請負額に上乗せして支払っているのであって、これが労働者に実際行っているのかどうか、ぜひ実態調査をしていただきたいと思います。  時間がなくなりましたので多くは申しませんけれども、福島の労基署によりますと、実際に違反事業者が全...全文を見る
03月30日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○郡委員 民進党の郡和子です。  まず、やじが大きくて質問が聞こえない委員会。国民の代表として私たちは質問をさせていただいているわけです。不適切なやじ、そしてまた、やりとりを妨害するようなやじというのは慎んでいただきたいということをまず冒頭お願い申し上げて、質問させていただきま...全文を見る
○郡委員 だから、なぜ公開できなかったのかということについては、説明は大変不誠実だったというふうに思います。積極的な情報開示を求めたいというふうに思います。また、このワーキンググループの話し合いのもとで指針等々を示されたわけですけれども、これがどういうふうに反映されていったのか、...全文を見る
○郡委員 きのう質問レクのときにも、この問題はどこなんだ、どこなんだということでいろいろやりとりがありましたけれども、責任の押しつけになっている、そんなところが見え隠れいたしましたので、そうならないように徹底的にしていただきたいというふうに思います。  家事支援人材については、...全文を見る
○郡委員 二百時間以上ということは、一日八時間だとしても二十五日、こういうカリキュラムになるわけでして、それ相応の費用がかかるというふうに思います。  ちょっと言及しましたが、外国の事例ですけれども、この研修がどういうふうなものかというと、基本能力、コミュニケーション、チームプ...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  特定機関と家事支援サービスを利用する一般家庭との間では、特定機関が家事支援サービスを提供するという請負契約を締結するものですから、一般家庭、実にサービスを受ける側としては、その労働者に対して直接指揮命令を行うことができません。これは、そういう...全文を見る
○郡委員 ですから、どのようにやっていかれるのですか、徹底できるのですかと聞いているんです。
○郡委員 さまざまな問題が発生した場合の対応というのはそれぞれ都道府県の労働局が行うことになるんでしょうけれども、それでは、厚生省本省として、都道府県の労働局に対してどのような対応を行うように指示をしているのか。指示をしている場合には、その指示通達を明らかにしていただきたいと思い...全文を見る
○郡委員 この外国人の家事支援人材、労働者の方々が仕事をする場所というのは、家庭という密室であります。こういう環境を考えますと、働く側は、安心して働くために、問題が発生したときにそれを相談したり、それを調停してもらったり、さまざまな不利益を受けることがないようにしてもらうための相...全文を見る
○郡委員 今、自治体にもその対応をするところをつくるというふうなお話がありましたけれども、自治体でそれに対応できるスキルがあるのかどうかというのは、ここもいろいろ議論していかなくちゃいけないところだと思いますし、お知らせを当該の労働者にお配りするといっても、実際に相談したところが...全文を見る
○郡委員 保育にかかわる業務は単独では行えないという決まりになっているのは承知します。でも、日常生活の一部である保育園への送迎などは可能だというふうに解釈では書かれておりますし、本業であるベビーシッターとしての派遣はできないわけですけれども、家事代行の一部として保育に携わって、ほ...全文を見る
○郡委員 別個のものだというふうにして運用されるといいながらも、既にこれは何かとても曖昧なんです。家事支援サービスが実は高齢者介護の隠れみのとして転用され、悪用されかねないという余地をこの解釈で明確に示しているんじゃないかと私は思います。  資料の最後ですけれども、「介護保険 ...全文を見る
○郡委員 大臣、家事人材を送って家事サービスをやる、これは保育にしても介護にしても公的なところと切り離して行うんだというふうに言っているわけですけれども、実際に、一般的な家事支援だということで、既に、ベビーシッターが本業であるところは、それも織り込みながら、ほかの家事代行とは差を...全文を見る
○郡委員 ぜひ調査してください。  私は、こういうふうにマーケットに依存度を高めていくということで公的なサービスが減らされていくことを心配しています。実際、家事人材を受け入れているところでは、公的サービスが圧倒的に不足しているからこそ、こういう家事人材というんですか、家事サービ...全文を見る
04月20日第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○郡委員 おはようございます。休憩を挟んでの委員会の再開、民進党の郡和子です。  まず、私からも冒頭、熊本地震について、亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  まだ活発な地震活動が続いているということです。文科...全文を見る
○郡委員 第四類の感染症に指定をされたということです。今御紹介いただいたように、マラリア、デング熱などと一緒だということですけれども、デング熱については、これも皆さん、議員の先生方、御案内のことだと思いますけれども、致死率の高い重症型デング熱の罹患者が、地球規模の温暖化によって感...全文を見る
○郡委員 きょう皆さんにお配りいたしました資料の一と二、そのときの提出された資料だと思いますけれども、公園等における下草刈り、水たまり、不要物の除去、蚊の監視調査及び駆除等の予防対策、蔓延防止対策等の徹底を各地方自治体に依頼するというようなことが書かれているわけです。  蚊、こ...全文を見る
○郡委員 今、リスク評価されているということでしたけれども、蚊をふやさない対策というのは、ブラジルのリオでも、びっくりしましたけれども、軍の兵士二十万人以上を派遣して取り組むんだということだそうです。  リオは八月は冬ですから蚊の活動というのは比較的停滞するんだというふうに思い...全文を見る
○郡委員 副大臣、やはり多言語で、ちゃんと対応できるところをつくっておかなきゃいけないんですよ。もう急いでいただかないと間に合わなくなっちゃうと思いますので、十分な対応策をとっていただきたいというふうに思います。  それから、今お話しいただきましたけれども、遠藤大臣も、リオデジ...全文を見る
○郡委員 つまり、具体的なことはまだこれからで、スケジュールについても全く今お答えがなかったわけですけれども、もう少し具体的なところをお答えいただけませんか。
○郡委員 つまり、全てこれからだということなんだと思うんですけれども、やはり遠藤大臣にリーダーシップを発揮していただいて、ちゃんと取り組んでいただかないと恥ずかしいことになるんじゃないかと思って私は心配をしているんです。  次は、熱中症について伺いたいと思います。  きょうは...全文を見る
○郡委員 今皆さんにお配りした資料の三ページです。東京特別区の熱中症患者情報というふうにありますけれども、これは昨年の、二〇一五年の患者発生の速報値を伝えているものでして、七月の中旬以降九月の初めぐらいまで、この間がやはり患者の方が多いわけですね。地球の温暖化というのも進んでおり...全文を見る
○郡委員 せっかくの大会が熱中症の患者続出ですとか、蚊による感染症の患者が続出なんということになってはいけないというふうに思っているものですから、あえて質問させていただいています。  次は、新国立競技場のバリアフリーについてお尋ねしたいと思います。  大会関係施設やアクセス経...全文を見る
○郡委員 もう時間がなくなりましたからあれですけれども、つまり、設計者自身がそういうユニバーサルデザインの国際標準というのを御存じなくて、そして、それを決めた選考委員の皆さんたちもその点についての問題意識というのは欠落していたということ。これは後づけで変えていくんだというふうなこ...全文を見る
04月26日第190回国会 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○郡委員 おはようございます。民進党の郡和子です。  余り時間がないものですから、私も早速質問をさせていただきたいと思います。  制度の拡大策について、私はまず伺わせていただきたいと思っています。  法案では、技能実習三号の創設がうたわれていて、優良な監理団体及び実習実施機...全文を見る
○郡委員 大臣、ですから、今お答えになったところで、まだ明らかでないところがあるわけですよ。そこを、方向づけも必要なんだと思うんです。それを法文の中にやはり盛り込んでおくべきだというふうに私は思っています。  次は、受け入れ人数の枠の拡大について伺います。  法案の第九条十一...全文を見る
○郡委員 介護の受け入れ枠の拡大については後ほど議論させていただきたいというふうに思うんですけれども。  そもそも、これはどういうふうに上限を設けるか、細かくやっていくんだということですけれども、実態が、実習生を労働力として求めたいというふうに考えている企業もあるわけなんですよ...全文を見る
○郡委員 利益にかかわること、それから、これは事前に漏れてしまってはまずいなというふうな会議であれば、それは非公開でも構わないと思うんです。しかし、一律に非公開にしていってしまっては、議論の透明性がやはり確保できないと思うんです。これは、ぜひ傍聴も含めて検討していただけないかとい...全文を見る
○郡委員 検討いただくようにお願いをしたいと思います。  この制度の拡大策というのは、どうしても、これまでの議論を見ましても、また実態を見ても、技能実習制度を国内の労働力不足の対策とするものであるということはやはり指摘をせざるを得ないんだと思うんですね。国際貢献という趣旨から著...全文を見る
○郡委員 では、介護への拡大について伺わせていただきたいと思うんです。  昨年六月ですけれども、厚生労働省から発表されました、二〇二五年問題ですね、介護人材に係る需給推計というのが出ました。必要とされる介護人材が二百五十三万人、これに対して、これからさまざまな施策によって実際に...全文を見る
○郡委員 長々御答弁いただきましたけれども、きょう、私、資料を配っています。「受入れ人数等の推移」ということで、当初、始まったころはそれなりの人数だったけれども、中は落ち込みまして、また最近ふえてきたというふうにおっしゃっています。これは補助金を投入しているからなんですね。かなり...全文を見る
05月18日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○郡委員 ただいま議題となりました児童福祉法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、民進党・無所属クラブを代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  厚生労働省の「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について」によれば、虐待死の事例の中でゼロ歳児が占める割合は高く...全文を見る
05月25日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○郡委員 おはようございます。民進党の郡和子です。  朝一番の質問ということで、まだはっきり頭が動いていないのかもしれませんけれども、与えられた時間、一生懸命に質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  ノバルティスファーマ社が販売する降圧剤バルサルタ...全文を見る
○郡委員 今局長から答弁ありましたけれども、きのう、事前のレクの中で、PMDAで事前に相談するようなことも検討するんだというふうな報告がありました。これは薬事戦略相談のことだというふうに思って理解していますけれども、それでいいですか。
○郡委員 その薬事戦略相談など、現在も、拠点として整備された医療機関の研究者が使うようになってきているというふうに承知します。現場の医師が臨床上の疑問を解決して臨床試験を実施するような場合にも相談できるような、そういう制度設計にしていただきたいというふうに要望したいと思います。 ...全文を見る
○郡委員 準拠させたいということですけれども、国際的には、私が改めて申し上げるまでもないですけれども、ICH—GCPがスタンダードになっていて、日本は既に、治験そしてまた医師主導治験、ダブルスタンダードというふうに言われております。トリプルスタンダード、あるいは四つ、五つと異なる...全文を見る
○郡委員 ICH—GCPと同等ではないということだけれども準拠するという、同等と準拠する、その境がどうなのかというのが、今の御答弁でも私の頭では理解ができないんですね。質の面では同じということになるのかどうか。  そもそも、治験は行政当局の管理でありますから、モニタリング、監査...全文を見る
○郡委員 今の御答弁は、大変ありがたい御答弁だと思います。  GMPを治験と同等にしていくということは、これまでではなかった画期的なことだと思いますので、被験者の安全確保の面からいっても、ぜひ御検討、しっかりと制度をつくっていただくことをお願いしたいというふうに思います。  ...全文を見る
○郡委員 大体はわかったんです。  私のきょうの資料の二枚目なんですが、大きな、人を対象とする研究、これは社会学、行動科学研究も含むものと、その中側に、人を対象とする生物医学研究、臨床研究というのがあって、水色の部分のところ、未承認薬も含めた医薬品、医療機器の臨床試験と、それか...全文を見る
○郡委員 今回の法整備によって、国際協力研究というのはやりやすくなるんでしょうか。
○郡委員 同等とは言えない、準拠する、それが同等なのかどうかの境がよくわからないと先ほども申し上げましたけれども、これまでも、現場の研究者からいろいろな声を聞かせていただいております。  例えば、海外の研究者が薬事法に基づく臨床試験であることを前提に進めていたけれども、途中で日...全文を見る
○郡委員 国際的には、薬事法に基づく臨床試験であることによって、リスクベースドなモニタリングとして質が保たれているんですね。  私は、行政指導でどこまでやれるのかということが疑問だなというふうに思いますし、場当たり的な指導で、かえって現場が混乱また萎縮ということにならないか心配...全文を見る
○郡委員 そうだと思います。  市販後の薬を使って保険適用の範囲で行う臨床試験、まさにバルサルタンの臨床試験がそうだったわけですけれども、このような試験であっても、企業が資金提供するものではなくて、研究者が臨床上の疑問を解決するために、つまり、二つの既に承認されていた薬を比較す...全文を見る
○郡委員 第一に、民間保険会社が医療費をカバーするような保険契約が可能になるような検討はぜひ進めていただきたいと大臣にお願いをしたいというふうに思います。  それから二つ目に、公的な保険制度といっても、行政がガイドラインを作成するのと、医薬品副作用被害救済のような基金を設立する...全文を見る
○郡委員 私は、医療を受ける側、臨床研究をされる対象となる、その立場で質問させていただきましたけれども、医療を受ける側、被験者の保護の公平性、公正性というものが確保されるような倫理審査委員会の認定システムをぜひつくっていただきたいというふうに御要望を最後にさせていただきたいと思い...全文を見る
11月01日第192回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○郡委員 民進党の郡和子です。  不覚にも風邪を引いてしまいまして、少々聞きにくいところがあるかもしれませんけれども、お許しをいただきたいというふうに思います。  まず、今村復興大臣には、安倍総理と御一緒に、おとといの日曜日、宮城に入られて被災地を回っていただきました。感謝申...全文を見る
○郡委員 今詳しくお示しをいただきましたけれども、住宅を全く新しく建てられた場合には加算金三百万円が支給をされるということであります。今お示しをいただいた世帯数と支給額を見てみますと、必ずしも、三百万円をもらっているという方がどれぐらいになっているのかわからないわけなんですけれど...全文を見る
○郡委員 今、前段は防災の方にお答えいただきましたけれども、後段は復興大臣にお答えいただくべきものと思いますけれども、大臣、いかがですか。
○郡委員 今大臣はかなりの進展が見られたということをおっしゃいましたけれども、移転元地は真っさらな状況だというふうに、真っさらというのはちょっと言葉が過ぎるかもしれませんけれども、これからまた出てくる課題ではないか、私はそんなふうに思っているんです。まだもとの被害のあった土地の相...全文を見る
○郡委員 よろしくお願いいたします。  では、次の質問に移らせていただきます。  きょうもいろいろ議論がもう既にございました。きのう、二〇一六年の訪日外国人旅行者数、過去最高の二千万人を超えたというニュースが飛び込んでまいりました。大変うれしいなというふうに私も受けとめました...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  なぜ、過去最高の外国人の旅行客、観光客が訪日しているのに東北地方を敬遠しているのか。それは、まさしく福島原発事故の影響にほかならないわけであります。先ほど小熊委員とのやりとりもありましたけれども、いまだに風評被害が払拭されていないというのが実...全文を見る
○郡委員 ぜひお願いしたいんです。宮城県は福島県と隣接をしております。逸失利益の五割程度の賠償にとどまっているんですけれども、これも、一律五割の賠償で全ての事業者が救済されるものではもちろんありませんし、現在の賠償の枠組みにとらわれず、ぜひ、被害者の求めに応じて、実態を十分に把握...全文を見る
○郡委員 話をお聞きになって、何も思わなかったのでしょうか。  この仙台空港が愛される空港になり、東日本大震災からの復興が加速することを期待するというのは、七月一日に仙台空港で行われた民営化を祝う記念式典で石井国交大臣が祝辞で述べられたものでございます。他空港が着陸料を取らない...全文を見る
○郡委員 やはり、仙台空港を東北復興の核というふうに位置づけるのであれば、着陸料というのは大きなハンディキャップにならざるを得ないと思うんです。ぜひ復興大臣がリーダーシップをとってこの着陸料に関し支援、ほかのことは、いろいろ考えるというふうにおっしゃっていますけれども、ぜひ考えて...全文を見る
○郡委員 よろしくお願いいたします。復興大臣というのは、各府省の大臣よりも一段高いところに位置づけられております。調整をぜひ図っていただいて、リーダーシップを発揮していただくことを心から願っております。  ところで、二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックですけれども、これ...全文を見る
○郡委員 復興基金ということで、これは民間からの寄附や何かも積み上げられているもののようでございますので、ぜひ柔軟に宮城県の要望というのもお引き受けいただきたいなというふうに思います。  では、次の質問です。  もう余り時間がなくなりましたので、最後の質問になるかどうかなんで...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  これは、熊本でも今同じような措置がとられておりまして、同じことが言えるわけです。ぜひ前向きな検討をお願いしたいと思います。  もう少々時間があります。よかった。  最後は、福島第一原発事故の作業をしている方々の健康把握というんでしょうか、...全文を見る
○郡委員 もう時間がなくなりましたので、また機会があれば続きをいろいろ質問させていただきたいと思うんですけれども、労災認定された作業員の被曝線量は累積で五十四・四ミリシーベルトだったわけです。ハイリスクの作業員がまた被曝のリスクの高い職場に復帰させられているわけですから、相当な管...全文を見る
11月18日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○郡委員 民進党の郡和子です。  午前中からいろいろ議論を聞かせていただきまして、大臣が、基礎年金のところで、基礎的消費支出もおおむね賄っているとおっしゃったけれども、賄われていないということ、そしてまた生活扶助よりも低くなってしまっているということ、年金としての役割をもう既に...全文を見る
○郡委員 ほかの国の公的年金の意思決定方法、厚生労働省からいただいた資料にもございましたけれども、アメリカ、カナダ、韓国、スウェーデン、オランダ、オーストラリア、基本事項に係る意思決定機関のメンバーは、カナダ以外のところは、加入者、雇用者、これが過半数を占めているんですね。このこ...全文を見る
○郡委員 現CIOの選任プロセスについても不透明性というのが指摘されたと承知をしております。任命基準の策定に当たって、これは、本当に慎重に慎重にしていただかなくちゃいけないと思うんですね。やはり、保険料の拠出者である労使、この意思が確実に反映されるというようなこともあわせて重要な...全文を見る
○郡委員 今副大臣が御答弁なさいましたけれども、カナダのあの一階部分やスウェーデンなどは税方式ですから、積み立てにはなっていないんですね。日本の形とはやはり違っているということ。ほとんどの国は、国民生活、老後のそれこそ生活保障となる年金の問題に関しては慎重な運用をしているというこ...全文を見る
○郡委員 今副大臣は六%というふうにおっしゃいました。  今のGPIFの運用委員会の皆さんたちの会議で、なかなか出てこないんですね、議事録の開示が七年後だということなんですけれども、私、実はその中で資料が出ていたんじゃないかと厚労省をたださせていただきました。そうしましたらば、...全文を見る
○郡委員 いずれにいたしましても、議事録が開示されない、長い間見ることができないというのも問題だということ。今回の改正法の中にも、どういうふうになるのか後で聞かせていただきたいと思うんですけれども。七・六%という数字だったり、六%という数字だったり、九・六%という数字だったり、い...全文を見る
○郡委員 直接ではないんだというふうな御説明ですけれども、いずれにせよ政府のお金ではなくて、それこそ拠出している私たちの年金のお金です。それを勝手にこれだけ株を占有するということが果たしていいのかどうかも、やはりしっかりと議論していかなくちゃいけないと思うんですね。  運用がど...全文を見る
○郡委員 速やかに公開する、一定期間というふうなお答えでしかありませんでしたけれども、具体的にどのぐらいというふうに想定されているんですか。
○郡委員 なかなか答えていただけないわけですね。  今の運用委員会の議事録の開示まで七年かかるわけですけれども、それよりも早く開示していただけるもの、そう理解してよろしいんでしょうか。
○郡委員 はっきりお答えにならないんです。  日銀等々での議事録の開示が十年になっている、それに倣うつもりだということだと思いますよ。何で言わないんですか。何でおっしゃらないんですか。
○郡委員 いずれにせよ、どういう運用がなされて、どういう御意見があったのかというのは、国民の目にやはりしっかりと映るような形になってもらわなきゃ困ると思っています。  加えて、株式や債券等々の伝統的な資産運用を超えて、それ以外の、ヘッジファンド、不動産などを投資対象とするオルタ...全文を見る
○郡委員 資料の三に、GPIFが発表しているものでして、今副大臣も御説明いただいたものだろうというふうに思っていますけれども、非上場株式、直接株式保有することになるので、これは法改正が必要というふうになるんだけれども、GPIFは、カナダのOMERSと日本政策投資銀行との共同投資協...全文を見る
○郡委員 では、ちょっと質問を変えてみましょう。GPIFのオルタナティブ運用に関する情報公開、これはどのように行っているんですか。株式あるいは債券について、こういうふうに発表になりましたけれども、細かいところですよ、その先、見えなくなっているところ、発表していますか。
○郡委員 見えないところがあるでしょう。そこのところもやはり、ちゃんとGPIFは承知しているんだと思うんですよ。どうなんですか、公表はしていないけれども。
○郡委員 つまり、先ほども申し上げましたけれども、議事録を長いこと見ることもできませんし、どこにどういうふうに運用されているのかというのが全くわからない状況の中で、私はすごく問題だというふうに思っております。  これは、最後に資料四をつけました。この間もいろいろな議員が指摘して...全文を見る
○郡委員 リスクが高いところに運用して、そしてそのツケ回しを将来世代に残すということも、私はこれは許されないことだと思っています。  まだまだ議論していかなくちゃいけないと思っていますので、それこそきょうの強行採決はないというふうに見ますけれども、まだまだ議論をさせていただきた...全文を見る
11月25日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○郡委員 おはようございます。民進党の郡和子です。  今、年金そのもののみならず、社会保障としてどういうふうに考えていくのか、徹底的に議論していこうという他の委員の方からの提案があったというふうに思っております。新聞報道等々でも、何やら、きょう採決というようなことも書かれている...全文を見る
○郡委員 ありがとうございました。  藤田委員にお尋ねをいたします。  私も、この「下流老人」という、大変センセーショナルな言い方だったものですから、気になって読ませていただいております。  今、高齢者も含めてですけれども、日本には貯蓄ゼロ世帯が急増しておりまして、三割ある...全文を見る
○郡委員 そういう意味での厚労省、役所から出てくる試算について、私たちは、非常に甘々な見通しに立った、そういう試算ではないかというふうに考えておりまして、ここもちゃんとした調査が必要ではないか。そして、財政検証にしても、五年ごとの財政検証があるわけですけれども、今回の法案について...全文を見る
○郡委員 私、これは大変、私見というふうに言ってもいいのかもしれません、百年安心と言われた年金制度ですけれども、この間もいろいろな見直しが行われてきて、適用拡大も含めて対応しているわけでありますけれども、しかし、制度の維持ということに重きが置かれて、それこそ年金の機能である老後の...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  きょうは、加納委員からいただいた資料でしょうか、社会権規約委員会から日本に対して、年金制度に対して最低保障年金を導入するように求める勧告が改めて繰り返されている、この資料も入っておりましたけれども、やはり私は、年金の最低保障機能という、これを...全文を見る
11月29日第192回国会 衆議院 本会議 第15号
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○郡和子君 民進党の郡和子です。  私は、民進党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました厚生労働大臣塩崎恭久君不信任決議案について、提案の趣旨を御説明いたします。(拍手)  まず、決議案を朗読いたします。   本院は、厚生労働大臣塩崎恭久君を信任せず。    右...全文を見る