郡和子

こおりかずこ



当選回数回

郡和子の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月07日第193回国会 衆議院 本会議 第8号
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○郡和子君 民進党の郡和子です。(拍手)  冒頭、まず、北朝鮮の弾道ミサイル発射に強く抗議をいたします。  明確な国連安保理決議違反であり、断じて看過できません。国際社会に対し、このような挑発行為を続ける北朝鮮に対して、断固抗議いたします。  それでは、民進党・無所属クラブ...全文を見る
03月09日第193回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○郡委員 民進党の郡和子です。  私たち民進党の復興本部は、岡田克也本部長を先頭に、この間、被災地を視察させていただいております。定期的に回らせていただいておりますけれども、この四日、五日、土日は宮城県の沿岸部を、かなりの距離になりましたけれども、回らせていただきました。十一日...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。改めて確認をさせていただきました。  きょう資料を配付しておりますけれども、一枚目は、宮城県の総務部が出している、仙台市を除く沿岸十四の市町の不足の数であります。宮城県だけで百四十七人が足りていないというふうになっています。ハードの土木職だけじゃ...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  復興へ貢献したいということで、家族から離れて単身で被災地に赴き、同じ職場で、同じような年齢で、同じようなスキルを持ちながら、当該自治体採用の職員と他の自治体採用で派遣された職員との間に給与の差が開いていくわけですね。このことは、被災地の自治体...全文を見る
○郡委員 今、今村大臣はいろいろお話しになられました。本当に大変なことだろうというふうに思います。  なかなか被災地に人材が集めにくいということもあって苦労されているのも重々承知した上なんですけれども、今私が申しましたような格差の問題もあってなかなかうまく回らないところもないわ...全文を見る
○郡委員 復興を担っていただいている方々も、今お話を聞いたように、職員もあるいは工事に携わる方々もなかなか人材が確保できなくて過酷な状況にあるということ、これを改めて私たちは認識していかなくちゃいけないんだというふうに思います。  次に、実は、冒頭、四日、五日と宮城県沿岸を回っ...全文を見る
○郡委員 離島だと、資材を運ぶのにも、また工事をする人を運ぶのにもコストがかかるわけですし、そしてまた、船で出ていって作業をしてまた帰ってくるという、普通のところより、普通のところと言うと変ですけれども、作業する時間も短くなっちゃうわけですね。なので、その辺も考慮した上で御配慮い...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  被災者にとっては、目の前の景色で、例えば居住できなくなってしまった被災元地と言われるところが、どうなるんだろう、いつまでたっても何ともならないなみたいなものですとか、あるいは、かつてのお隣さんたちももう別のところに引っ越していっちゃったわです...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。  仮設にお住まいになっていらっしゃる方は、やはりほかの地域よりも高齢化率が高くて独居率も高いなというふうに思いますし、残念ながら、仮設住宅での孤独死というのもいろいろ出てまいります。警察庁、この数を確認しているかと思うんですが、教えてください。
○郡委員 ありがとうございます。  それでは、災害公営住宅に入居した被災者の状況はどうでしょうか。
○郡委員 宮城は定義が定まっていないので調べていないということなんですが、これは県にいろいろ言ってみたいなというふうに思います。  でも、今お話しいただいた数字を聞いていても、これからもどれだけ見守りが大切かということを確認できたんじゃないだろうかと思うわけです。  災害公営...全文を見る
○郡委員 ぜひよろしくお願いいたします。  それから、せっかく住宅再建を高台で果たした、あるいは災害公営住宅に入居したといっても、ぽつんとそれぞれがあって、周りは商店もない、病院もないというふうなこともあって、移動するのにとんでもない時間がかかる、高齢で車の運転もできないという...全文を見る
○郡委員 ありがとうございました。  ところで、石巻の仮設住宅が残っている総合運動公園に、一九六四年の東京オリンピックの聖火台が貸し出されていることを大臣は御承知でしょうか。  日曜日に、メダリストの室伏広治さんも訪れて、イベントが開催されました。子供たちと一緒に聖火台を磨い...全文を見る
○郡委員 ありがとうございます。うれしく思います。  最後に、もう一問だけ、福島県県民健康調査について伺いたいと思います。  原発事故を受けて、県民の被曝線量の評価を行うとともに、県民の健康状態を把握して、疾病の予防、早期発見、早期治療につなげるとして実施されているもので、当...全文を見る
○郡委員 時間が過ぎていますので短くしますけれども、栃木県の塩谷町、千葉県の野田市など、市民の声から甲状腺検査の助成を開始したという自治体も出てきているんですね。せめて環境省がこうした自治体の健康調査に支援を行うべきじゃないかというふうに思います。あり方検討会でも、福島県外での健...全文を見る
03月10日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○郡委員 民進党の郡和子です。  今、柚木委員とのいろいろやりとりを聞かせていただきましたけれども、問題になっている森友学園の問題は、そもそもが、初めは、国有地の大変不可解な、不可思議な、異例のディスカウントの払い下げでございました。きょう、柚木さんが資料を添付している中に、朝...全文を見る
○郡委員 今、長々御答弁いただきました。  この検討会、そもそも、今大臣がおっしゃったように、待機児童のカウント方式が市区町村ごとに違っているので、これをどういうふうにしていくべきなのか、そういう指摘を受けて設置をされたので、私自身もすごく期待をしておりました。自治体によって定...全文を見る
○郡委員 周知を図っていくという御答弁もあったわけですけれども、周知について、育児休業の取得対象者に対しての周知は努力義務として新設になっていて、なぜ義務じゃないのかなと思うんですが、これも端的にお答えください。
○郡委員 周知が行き届いていない。特に、配偶者が妊娠、出産をした場合の、つまり男性側の育休、パパ・ママ育休プラスなどは、先ほど申し上げたように〇・三%しか活用されていないんですね。  こういうことも踏まえれば、周知を徹底するという意味で、やはり義務化すべきだというふうに思うんで...全文を見る
○郡委員 やはり、プライバシーで余り深く触れられたくないことがある働く人もいるかもしれませんけれども、いろいろなケースがあり得るかもしれないけれども、例えば、ごくごく普通でいえば、女性社員であるならば、妊娠をして出産をするのに休みを自分から求めなくちゃいけない、それこそ、ちゃんと...全文を見る
○郡委員 同僚議員からも場内でもいろいろな声が上がっています。私は納得はできないんですね。ぜひ一考いただきたいというふうに思います。  それから、保活に取り組んでいる女性たちの声をここでちょっと取り上げさせていただきたいと思うんです。  なぜ苦労するか、しかも、育休は一年ちゃ...全文を見る
○郡委員 今、内閣府から御説明いただきました。  私の配付資料の三、四、五と見ていただきたいと思うんです。  三番目につけさせていただいたのは、「保育分野における人材不足の原因・理由」ということで、ここの赤で囲ったところ、賃金が希望と合わない、休暇が少ない・休暇がとりにくいと...全文を見る
○郡委員 十分に配慮していただかなくちゃいけないと思います。  先日も、保育士さんたちの集まりの中で声を聞かせていただいたんだけれども、この新たなキャリアアップについて保育現場で分断が起きる、そのことも大変懸念されていました。  この研修に出す職員については、ですから、その保...全文を見る
○郡委員 雇用保険法等の一部改正法案の審議ですけれども、この育休にかかわるところだけでも物すごく論点があるんです。きょう私もいろいろと質問を用意してまいりましたけれども、そのさわりしかできませんでした。徹底的な議論をしていただきますよう、審議をしていただきますように求めまして、私...全文を見る
03月15日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○郡委員 私は、自由民主党・無所属の会、民進党・無所属クラブ、公明党及び日本維新の会を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     雇用保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施...全文を見る
03月17日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○郡委員 民進党の郡和子でございます。  臨床研究法の国会審議、延び延びになっていまして、ようやく、きょうこうして成立に向けた議論ができるということ、私自身うれしく思っております。  改めて、本法案が提案をされたという背景、これを確認させていただきたいと思うんですけれども、製...全文を見る
○郡委員 本格的な検討はなされなかったというふうに理解をしております。  二〇一六年、去年の年末ですけれども、十二月十六日、朝日新聞が、「通常の治療と違う 健康損なう恐れ 人権に関わる問題」だというふうなことで、臨床研究についてのインタビューが掲載されました。  インタビュー...全文を見る
○郡委員 医薬品や医療機器の臨床試験というのは、本来は承認申請を求めるものだけには限らないわけで、薬事法制に基づくGCP規則で規制されるというのが世界では標準的だということを、私、前回の質問のときにも申し述べさせていただいたというふうに思います。  しかし、今回も、この臨床研究...全文を見る
○郡委員 要するに、承認申請の資料としては扱えない、同等に扱えないというふうな御回答だったと思います。しかし、参考にはするということでありました。  今回、この立法によって、研究者もあるいは資金を援助する製薬企業にとっても、より一層厳しい基準に従って研究を行うということは間違い...全文を見る
○郡委員 非臨床試験の安全性基準、動物実験等々のいろいろな基準というふうに御説明がありましたけれども、これについても、やはりここの入り口のところからしっかりと担保されていくということが、よりそれこそ次の承認に向けたデータに生かせるわけですから、それも含めてしっかりと検討していただ...全文を見る
○郡委員 大臣、でも、現実をちゃんと御存じかどうかということだと思うんです。  この倫理審査委員会というのは、それぞれの施設ごとに質のばらつきがあって、審査に時間がかかる、その審査の終えるまでの時間のばらつきもあるということが指摘をされております。  そして、研究機関内にもさ...全文を見る
○郡委員 五十の特定倫理審査委員会が認定された場合に、利益相反関係などを排除する仕組みというのは検討されているのかどうか。  例えば、今回も問題となった、奨学寄附金の契約に基づく臨床研究の資金を支払っている場合に、その大学に設置された認定倫理審査委員会が、その製薬企業が資金援助...全文を見る
○郡委員 時間がなくなってきたので、ちょっと先を急ぎたいと思うんですけれども、臨床研究の対象者の方に健康被害が生じた場合の補償についてなんですけれども、適切に補償がなされるように定めてあるというふうな回答はいただいたわけですが、これまでの人を対象とする医学系研究の倫理指針に基づい...全文を見る
○郡委員 そうなんですよね。これはやはり把握すべきじゃないですか。重篤な例についてはちゃんと報告する義務が上がっているわけですけれども、重篤でないから問題ではないというわけじゃなくて、全ての有害事象について対応すべきであって、透明性を高めて、そして、これからの研究を促進していくた...全文を見る
○郡委員 ありがとうございました。  いろいろお尋ねしたいことはあったんですけれども、最後に一言だけ。  今回、企業からの研究者への資金提供について、情報提供関連費や接遇費などが対象外とされたわけですけれども、提供された資金が研究にどのように使われたのかの実績の詳細というのも...全文を見る
○郡委員 私は、自由民主党・無所属の会、民進党・無所属クラブ及び公明党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読し、説明にかえさせていただきます。     臨床研究法案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措...全文を見る
03月24日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○郡委員 おはようございます。民進党の郡和子です。  まず冒頭、宮城県の栗原市で、養鶏場で鶏が死骸となって発見され、その後、検査を行った結果、毒性の強いH5亜型が検出をされたということであります。県は、対策本部を設置して、自衛隊にも派遣要請を行ったということでありますけれども、...全文を見る
○郡委員 きょう、資料にもつけさせていただきました。合わせて一万六千五百件に上るということであります。  もはや戦後ではないと言われた高度経済成長期、国は、高い生産性を実現するために、厚労省がこういうような決議を出しています。人口資質向上対策に関する決議であります。この中身は、...全文を見る
○郡委員 第三条に基づく優生手術の実施数というのを教えていただいております。八十三万件ほどあるんです。なぜ調査ができないのでしょうか。  この飯塚さんという、仮名の女性ですけれども、声を上げてくださった。そして、人権救済を求めておられる。国に対しても、せっかく母子保健課で、厚労...全文を見る
○郡委員 今大臣は、議員立法だ議員立法だということを何度もおっしゃいました。議員立法だからできないというのは、言い逃れでしかないと思うんですよ。  この旧優生保護法というのは、ちょっと過去をひもといてまいります。  戦前、断種法を制定しようという運動が起こりました。日本民族衛...全文を見る
○郡委員 確かにハンセン病の方々の訴訟がございました。それは、大臣がおっしゃったこともあるんだろうというふうに思います。  しかし、大臣、ちょっと想像してみてください。この優生保護法のもとで人権侵害を疑われるような手術を受けたそのほとんどは女性たちなんです。しかも、障害を持たれ...全文を見る
○郡委員 大臣はお答えいただけない。本当に残念です。  そして、今役所の方でこの女性と面会をしていただいているんですけれども、大臣はまだ一度も会っていただいていないんですよ。会ってください。会ってお話を聞いてください。声が上げづらいところをわざわざ声を上げて、自分自身のためだけ...全文を見る
○郡委員 ぜひ会っていただいて、そして、大分時間もたっています、各自治体が持っている資料の保存を求めるとともに、徹底的な調査を行って、そういう思いでおられる皆さんたちに寄り添うべきだと思います。  二度とこういうような、優生思想を認めるような、それこそ優生保護法はなくなったわけ...全文を見る
○郡委員 それを誠実と言って御答弁を終えられる大臣を、私は本当に残念に思います。本当に残念に思います。  リプロダクティブヘルス・ライツ、性と生殖に関する権利、これは、障害を持つ方々にも十分に保障されるべきものですよね。障害を持つ人も妊娠、出産、子育てができるための社会的な支援...全文を見る
○郡委員 ところで、日本婦人科学会が、人工授精させた受精卵の染色体を調べて異常がなかったものだけ子宮に戻す着床前スクリーニングの臨床研究を開始したとの報道がありました。既にこれまでの間、夫婦のいずれかが重い遺伝病を持つ場合などに限って受精卵を調べる着床前診断を求めてこられてきて、...全文を見る
○郡委員 御自身も不妊で悩まれたNPOのスタッフの方が、着床前のその診断というのは、障害のない子供を望む人が受ける特別なものではなくて、妊娠の可能性が上がるという理由で進められたらば、深く考えることなく受けるでしょう、着床前の診断を受ける、受けないとの選択を、不妊治療中真っただ中...全文を見る
03月31日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○郡委員 民進党の郡和子でございます。  また、きょう時間をいただきました。どうぞよろしくお願いいたします。  政府提案の地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案、○○のための何たら法律の一部を改正する法律案、こういう名称はとても注意して当たらねば...全文を見る
○郡委員 塩崎大臣、限られた時間なんです。質問したことにしっかり答えていただきたいと思うんです。余計なお話はなさらないでください。大変もったいないです。  質問を続けます。  保険者機能の強化ということで、第百十七条第七項で、市町村は、市町村介護保険事業計画の実績に関する評価...全文を見る
○郡委員 今、局長から説明がありました。それぞれの自治体を比較させて、競わせるというふうなことにもつながるのかもしれないというふうに感じる御答弁だったので、ちょっと、ますます気になってしまったんですけれども。  財政的なインセンティブの付与について、この法律で制度化するわけです...全文を見る
○郡委員 具体的に、財政的インセンティブとはどういうことですか。
○郡委員 今、実際に和光市なり大分県なりがどのように取り組まれてきたかという例もお話しいただいたわけですけれども、保険者に対して財政的なインセンティブを与える、その前提になるのが、これまた暇も手間もお金もかかるさまざまなことをやらねばならない、そういうふうにも聞こえまして、これは...全文を見る
○郡委員 でも、厚労省から出てきた説明資料の中にはそういうことが一切ないわけです。一切ないわけですよね。これは非常にミスリードされるんじゃないかと思って心配をしているんです。  しかも、介護保険の被保険者である第一号、六十五歳以上の方々ですけれども、私はきょう資料をつけています...全文を見る
○郡委員 ですから、大臣が、御自宅あるいはほかの方のお宅でこのようなことをしたことがおありですかと尋ねました。
○郡委員 御自分でやられているということ、大変好ましく思いますし、お話を伺って、少し大臣を見る目を変えなくちゃいけないなというふうにも思ったところです。  ところで、大臣が御自身のためにそういうふうにできるというのはとてもいいことだと思うんですけれども、御自身がせっかく趣味のよ...全文を見る
○郡委員 ありがとうございました。  この社保審の部会は、生活援助中心のサービスの提供の緩和された人員基準の設定について、二〇一八年の介護報酬の改定時に考えるというようなことをまとめたわけでありますけれども、緩和された人員基準というのは一体何なんだろうか、研修資格がない、そうい...全文を見る
○郡委員 ぜひ、これからも議論されていくんでしたらば、部会に出される資料も恣意的な手を加えないでもらいたいなというふうに思いますよ。ちゃんと正しいことを理解していただいた上で、委員の先生方の議論を進めてもらいたいということを申し上げたいと思います。介護保険法を改正しなくても介護報...全文を見る
04月05日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○郡委員 民進党の郡和子です。  前回質問させていただきまして、残りの分もございました。今、長妻委員が共生社会のことで、ぱくるんだったらちゃんとぱくれという話がありましたけれども、私も共生社会のことについて、午前中、中島委員が、福祉の大転換であるという方向性としては認めるという...全文を見る
○郡委員 今局長から、要介護度にかかわらないというふうなことでしたけれども、維持、改善というのは一番目に見えるところがこの要介護度なんだろうというふうに、これは紛れもない事実だと私は思うんですね。  そこで、きょう、資料の一枚目につけさせていただきました、平成二十七年度介護給付...全文を見る
○郡委員 不老不死でないのが人間の摂理であります。だんだんと体が弱っていって機能しなくなっていく、最終的に死を迎えるわけですけれども、それまでの最終盤のところを、より自分らしく、自立して、そして豊かに過ごすことができるのか、それを支えていくのかというのが介護保険の成り立ちであった...全文を見る
○郡委員 今部長がお答えされました、しっかりと審議をしていただいたということですけれども、私がいろいろとやりとりさせていただきましたら、社保審の障害者部会が報告書をまとめておられるのは、それは総合支援法の見直しについて、確かにここで議論していただいているんだけれども、今回のこの法...全文を見る
○郡委員 ぜひお願いします。  二〇一五年に厚生労働省が設置した新たな福祉サービスのシステム等のあり方検討プロジェクトチーム、これは、福祉サービスシステムの方向性として、サービスを効果的、効率的に提供するための生産性の向上というのを打ち出されております。その検討を引き継いだのが...全文を見る
○郡委員 効率的、効果的に提供するための生産性の向上、こういう文言がありますから、にわかに、今のお話、そうではないというふうに言われても、根底にあるのはこのことじゃないかというふうにやはり思わざるを得ないんですね。  結果として、過重労働やサービスの質の低下ですとか、それから福...全文を見る
○郡委員 私のきょうの配付資料の一番最後のところに、「高齢の障害者の円滑なサービス利用」の赤枠の下、「介護保険サービスを利用する高齢の障害者の利用者負担について、一般高齢者との公平性や介護保険制度の利用者負担の在り方にも関わることに留意しつつ、その在り方についてさらに検討。」とい...全文を見る
○郡委員 ありがとうございました。  私のきょうの資料の二枚目です。高齢者の方が入所する施設等の全体像ということで、これも社保審の療養病床の在り方に関する特別部会に提出をされた参考資料、厚労省の資料でありますけれども、持ってまいりました。  まず、医療法のくくりの医療療養病床...全文を見る
○郡委員 この法案で創設される介護医療院というのは、これは介護保険の給付対象の施設として理解をしていますけれども、それでいいかどうか、一言で答えてください。
○郡委員 法案を見てみますと、介護療養病床からの転換以外での参入について特段の制限がございません。ですから、一般の病院からかわっていくということもあり得るんだというふうに思います。都道府県による指定拒否の権限や条例による独自基準の設定などの項目はありますけれども、介護療養病床から...全文を見る
○郡委員 医療はやはり病院で提供したいというのが病院経営者の方々の本音のようでして、社保審の療養病床の在り方等に関する特別委員会で、名称についてこんな御意見があったのを紹介します。  名称というのは非常に大事だと思っております。マインドを持って移行していただくためには、しっかり...全文を見る
○郡委員 まだまだ伺いたいことはたくさんございます。今後とも充実した議論ができるように、そして、重ねて私からも、参考人、さまざまな現場の方々の声を聞いた上でこの法案の審議を進めることを強く求めまして、質問を終えたいと思います。  ありがとうございました。
04月06日第193回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○郡委員 民進党の郡和子です。  冒頭、大臣から、冷静さを欠いたことを反省されて、そして、職責を全うするというふうに御発言がありました。私には謝罪というふうには受けとめることのできない発言だったと思いますし、それをもって法案の審議には到底入れない。  問題の発言が出たのは、本...全文を見る
○郡委員 大臣は激高して退席されたわけですけれども、その復興庁の職員も一緒に退席したんでしょうか。その職員は何も言わなかったんでしょうか。
○郡委員 ですから、そのときに、ああいう会見の終わり方をしたことについて、復興庁の職員は何か大臣におっしゃったか、何か言ったか。そしてまた、その後、あの会場をどういうふうにおさめたのか、聞かせてください。
○郡委員 大臣は職員からの進言などお嫌いなんだろうと思います。だから、誰も大臣に何も言わなくなっちゃうんです。  大臣という立場は、職員の話にも耳を傾けて、復興庁の中でも一番の被災者への奉仕者であるべきだと私は思っています。でも、その姿勢はみじんも感じられませんでした。  四...全文を見る
○郡委員 きのうも復興庁の前で多くの方々が抗議の声を上げたようです。大臣は、その声が届きましたでしょうか。大臣はお聞きになりましたでしょうか。
○郡委員 どのように思われましたか。
○郡委員 帰りたくても帰れない、一人一人の事情を大臣は本当に御存じなんでしょうか。  避難者の方々、ふるさとを離れて、今も全国に散らばっておられます。大臣の御地元の佐賀県にもいらっしゃいます。御存じですよね。佐賀県でその避難者の方々とお会いになって、お話をお聞きになったことはあ...全文を見る
○郡委員 お会いになったことがない。  私たちは、原発事故の被災者が、みずからの意思による居住、お住まい、どうするか、それから、移動、そこにとどまるのか、あるいは出ていくのかどうかも含めて、また、帰還の選択、これらをその方々にお任せして、権利として委ねて、それを支援するという立...全文を見る
○郡委員 よくわからないです。  私は、大臣の、本人の責任だと言い放った、そして、裁判をやればいいじゃないかと言った、それは今も同じ気持ちですかと聞いたんです。
○郡委員 淡々と。  裁判をやればいいじゃないか、これは政府の統一見解ですか。
○郡委員 ですから、この発言をもって多くの皆さんたちが大変傷つきました。そのことに対する謝罪も撤回もありません。どうなんですか。
○郡委員 この委員会で幾ら反省をされても、きょうはインターネットの中継でごらんになっていらっしゃる被災者の方々がおられるかもしれないけれども、被災者の方々、きのうも復興庁の前に多く押し寄せましたけれども、全国に散らばっているそういう被災者の方々。  私も、地元に自主避難の方々が...全文を見る
○郡委員 大臣は、今回の四日の記者会見でのあの激高発言だけじゃないんです。  まず、十一月二十五日、大臣の記者会見の議事録の中で、予算を作成する段階だったと思うんですけれども、我々が手とり足とりやっていくというよりも、むしろ地元の方が、俺たちはこういうふうにして立ち上がってやっ...全文を見る
○郡委員 今、また生産者の方々のこともおっしゃられている。記者会見の議事録によると、やはりそれは、生産者の方々の努力というのがまだまだ私は必要ではないかと考えていますと。これは生産者任せにしろと言っているとしか私は捉えられませんけれども。  どうも、そういう意味で、大臣という立...全文を見る
○郡委員 大臣の記者に対する、うるさい、出ていきなさいとの発言ですけれども、これは憲法二十一条に反している発言であります。  今、与党の議員から苦笑が漏れましたけれども、全然おわかりじゃないと思いますよ。  報道の自由というのは、憲法が標榜する民主主義社会の基盤をなすものとし...全文を見る
○郡委員 今の、それだけですか。
○郡委員 罵倒した記者に対しても謝罪を公式の場でするべきだというふうに思いますが、いかがですかと問いました。
○郡委員 私も、与党の議員からやじが飛んでいましたけれども、この福島特措法の改正案について、質問を準備して、議論をさせていただくつもりでいたわけです。しかし、大臣がこのような発言をなさっていて、復興の任に当たるにふさわしいのかどうか、改めて問わせていただかねばならないと思いまして...全文を見る
○郡委員 だとすれば、コミュニケーション能力がおありじゃないと思います。であるならば、大臣として被災者の方々にさまざまな御説明をなさる、その任はやはり難しいんじゃないでしょうか。  私のことを申し上げれば、私も福島に親戚がたくさんおりまして、とりわけ沿岸部に多くいたんです。あの...全文を見る
05月19日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○郡委員 民進党の郡和子です。  今般の医療法等の一部を改正する法律案、ゲノム医療に関する検査の精度の確保、そして特定機能病院のガバナンス強化、また医療にかかわる広告規制などが大きな課題として挙がっているわけでして、この間も議論が行われました。  いずれも必要なものであるとい...全文を見る
○郡委員 今お話しにならなかったんですが、きょう実はその調査会が再開をされて、リスタートをするというふうにきのう聞かせていただいたんですけれども、いずれにいたしましても、この四学会の検討会、審査会、これは、国としてしっかりとした予算的な措置もなければ、学会にやはり丸投げというふう...全文を見る
○郡委員 毎日新聞に、「ヒト生殖細胞 包括規制」をするんだという、「政府、基本方針策定へ」という記事が載ったものですから、大変、ほうほう、そうかというふうに、うれしい思いでお尋ねしましたらば、包括的というふうなことは決めていないんだということで、これまたがっかりしたところでありま...全文を見る
○郡委員 生命倫理上とても重要な問題について、包括的な制度設計をしないまま、技術の方は日進月歩で進んでいっているわけです。もう既に、今、移植ツーリズムでありますとか、卵子ツーリズムでありますとか、受精胚ゲノム編集医療ツーリズムというような形で、技術が国境を越えて進んでいます。 ...全文を見る
○郡委員 ゲノム医療の実現化に向けては、今おっしゃった病院内での精度管理の問題に限りませんで、例えば医薬品医療機器法における遺伝子検査キット、あるいはパネルと呼ばれる、いろいろなものがありますけれども、その承認プロセスの検討、これも重要な片側の課題であるわけです。こういうふうなも...全文を見る
○郡委員 薬機法上の取り組みというのがわかりましたけれども、ゲノム医療の推進に向けて、今、商業目的による遺伝子検査の乱用、これも規制していくことが重要じゃないかというふうに思っています。  これは、生命倫理専門調査会などでも以前から繰り返し議論がされてきたものというふうに承知し...全文を見る
○郡委員 今いろいろ御説明いただいたわけですけれども、この法案の、改正の中には含まれない、そういうことなんでしょう。含み得ない、そういうふうなことなんでしょう。また、新たな検討会をつくってやっていかれるということのようなんですけれども、ちゃんとダブルスタンダードにならないように取...全文を見る
○郡委員 先ほどの柚木委員とのやりとりにもありましたけれども、こういった関係というのは、やはりしっかりと調査をすべきだと思いますし、検証して、そして対応をとるべきだというふうに思います。  次は、群大のケースなんですけれども、先般、臨床研究法の改正を行いましたけれども、その折に...全文を見る
○郡委員 よろしくお願いします。  聖マリのところも触れようと思って資料も用意しましたが、飛ばさせていただきまして、女子医大のラミクタールの過剰投与事件でも報告書をまとめた医療安全調査機構の理事長が、昨年の十一月、m3ドットコムというところがインタビューされていまして、それを読...全文を見る
○郡委員 大臣も、この間の特定機能病院のガバナンスのところで、大学病院が多いというふうなお話をされておられていて、不適切な医療になってしまわざるを得ない、この大学病院の不適切な医療の根本の問題がどこにあるのかという、この間もいろいろな委員とのやりとりもあったわけですけれども、実は...全文を見る