古賀一成
こがいっせい
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月10日 | 第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第5号 議事録を見る | ○古賀(一)委員 民友連の古賀一成でございます。 これまで幾度となく、この地方行政委員会の一般質問ということで、前大臣にも質問をさせていただきましたけれども、今回も時間をいただきまして、地方行政、とりわけ地方財政をめぐるいわゆる構造的な問題、あるいは現在だけではなくて将来にわ...全文を見る |
○古賀(一)委員 地方財政の危機的状況は、大臣も同じだと思うのです。 そこで今、いわゆる教育、社会保障そして公共事業と、国と地方、ともに財政で絡んでおる、そこが一つの悩みだというお話がございました。これが実は、私がきょう一時間いただいて申し上げたかったまさにその点でございまし...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 これは、市町村の数、例えば二〇%以上の市町村がどう推移してきたかというような、あるいは五%未満の優良なといいますか、財政力の強い市町村がこれだけ減ってきた、こういう数字はないんでしょうか。 | ||
○古賀(一)委員 その点は、自治省は公表するかは別としても、しっかりと分析をすべきだと私は思うんですね。 公債費負担率だけではございません。例えば、これから間違いなくふえるのは老人であります。間違いなく減るのが子供でございまして、老人、社会保障給付、これを見ても、ある予測によ...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 そこで、気持ちは大臣と私も全く一緒だと思うのですが、では具体的にその構造的な改革をどういうふうな理念というか戦略でやっていくかという問題だと思うのです。 私は実は、地方行政委員にもう数年なっておりますので、地方のことにはとりわけ関心が深いのですが、僕は余り本...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 大臣のお気持ちもよくわかりますが、私が申し上げたかったのは、この本に書いてあるのを、くどいようですがもう一回引用いたしますと、日本経済が大きな難しいテーマを幾つも抱え始め、責任者はその前にひざまずいている、こういう文章のくだりがあるのですね。もうとてつもない大き...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 今の寺澤次長の説明、聞けばもっとものように聞こえるのですが、国民にわかってもらうという意味では、ちゃんと足して、足せばこうなりますよというふうに説明することは私は十分できると思うのですね。 実際、やはり一番のところは、いわゆる法人税あるいは所得税、いわゆる地...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 質問はたくさん用意しておりましたけれども、あと一問しかできません。 最後に一問いたしますが、その前に、今の合併問題で、大臣の先ほどの答弁でも、いわゆる権限移譲、分権の形というものがあって市町村が合併、そういう論理立てのように思いましたけれども、例えば今一番小...全文を見る | ||
03月19日 | 第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第8号 議事録を見る | ○古賀(一)委員 民友連の古賀一成でございます。先週の一般質問に引き続きまして、本日は、地方税法、地方交付税法の一部改正につきまして、大臣及び政府の方に質問をさせていただきたいと思います。 地方税法及び地方交付税法、技術的な面、実務的な面で、多々論点はあるわけでございますが、...全文を見る |
○古賀(一)委員 今、財政構造改革の本格化ということで、直轄には重点があったけれども、とりわけ、地方の方についてはより大きい金額であったという説明がございました。恐らくそのとおりだと思うのです。 そこで、今の御答弁に潜む問題がいろいろあるのではないか、そこを問いたいわけでござ...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 今大臣の方から、臨機応変にというお話がございました。 確かに、こういう状況になってきて、この予算案、及び一連の今付託されておりますこういう計画等々は臨機応変に対応した結果、つくられたものだと思うのですね。正式に国会に提出されたものが、いわゆる審議途中の採決も...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 今の大臣の御答弁は推進計画についての見通しと承りましたけれども、それでよろしゅうございますか。私が申し上げたいのは、いわゆる国の計画ができましても、これだけでは済まないと思うのです。具体に法律ということで、法案という形で出さない限り、これは実行に移されないわけで...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 私がこの質問で申し上げたかったのは、要するに、必要なこと、地方分権なり地方財政の強化あるいは自主財源の強化とかいうものは、自治省のレーゾンデートルと言ってもいい自治省の所管なんですよね。今局長の方から、この勧告についても実施できるものは一部法案化といいますか、そ...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 今大臣がお答えになりました、地方税の占める比率が上がってきた、それはそれでよろしいと思うのです。 それで、もう御承知のとおり、今回出ておりますこの法案がまさにそうでございますが、地方税法を中心に、地方の財源については大体国会の場で決めておる。本当の意味での課...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 それでは、政府委員の方にお伺いをいたしたいのですが、地域経済対策事業債は、具体的にどういう地域で、どういう事業に充てられるのか、ちょっと御説明をいただきたいのです。 | ||
○古賀(一)委員 私は、今の答弁は、今の交付税あるいは地方財政計画全体が抱える重要問題をあらわしているのではないかと思うのです。 この予算が成立した後にこの地域経済対策事業債の使い方を検討するということに聞こえました。これは三千億新しく創設されたわけでありますが、実はこれと入...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 これは本当に奥が深いし、規模も大きい問題でございまして、特に、産業廃棄物については行政制度が極めて未熟である。そして、現に大変な問題が起こっている問題でございます。いただいた資料では、平成七年度で不法投棄に関する紛争が六百七十九件起こっておるという報告ですが、絶...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 それでは、終わります。 | ||
03月20日 | 第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第9号 議事録を見る | ○古賀(一)委員 私は、この際、自由民主党、民友連、平和・改革、自由党及び社会民主党・市民連合の五会派を代表し、地方税法等の一部を改正する法律案に対しまして、次の附帯決議を付したいと思います。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 地方税法等の一部を...全文を見る |
04月22日 | 第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○古賀(一)委員 本日は、この中央省庁再編の委員会におきまして、私は地方行政委員会の理事をやっておりますけれども、地方自治という立場からひとつお聞きをしたい。各論に入る前に、いわゆる全体的な、総論的な進め方についても、私自身疑義なしとしない、こういうことで質問の時間をいただきまし...全文を見る |
○古賀(一)委員 今の総理の御答弁の中で、規制緩和であるとか地方分権を前提としてこの中央省庁の再編があるというふうに、前提というお言葉があったと思うのですが、でも、現在進んでおります作業から見ると、この中央省庁再編が極めて突出をして、地方分権とか、もうこれが大前提だと私は思うので...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 それでは、今の小里長官の話はこういうことと理解してよろしいのでしょうか。 今回は、中央省庁は基本法案である、それをもとに今後中央省庁再編の具体的な法案作業に入っていく、その折は、地方分権であるとか規制緩和であるとか、いわゆる中央行政のスリム化、この分野につい...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 私は、この中央省庁再編が、スタートは先行した形であっても、これが行われる、法案になり、予算がつき、そしてこの形が、まあ二〇〇一年の一月一日が最短の目標だと聞いておりますけれども、そのときに、スタートするに当たっては、分権、その部分がおくれることのない、この点はぜ...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 次に、この中央省庁再編が行われるタイミングの問題であります。 それは、二〇〇一年の一月一日という話ではなくて、この日本の経済あるいは社会というものが、だれが見ても今転換点である。しかも、いい方へ向けての転換点というよりも、いわば坂を転げ落ち始めたのではないか...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 官僚組織、官庁組織に批判があった、運営にもあった。それで、こういう危機のときにこういうことをやることによって、一つのタイミングでやれるというように総理の答弁を受けとめましたけれども、一方で、自分のウン十年にわたる組織が、場合によってはなくなる役所もあるわけであり...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 でも、今の小里長官の行政改革の効果ということを一般の国民の方、聞かれたら、ちょっとわからない。(小里国務大臣「いや、それは基本法にそのことも書いてありますから」と呼ぶ)いや、もっとわかりやすく、これでこれだけのものができると、予算の面、人員の面というのをやはりわ...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 今の総理の御答弁で、いわゆる審議会の一般論といいますか、審議会でやることにした、審議会でやるならばこうなるのだと。そこの点はよくわかるのです。でも、なぜ審議会という方式だったのか、それが明らかに臨調とかあるいは地方分権推進委員会とのバランスを欠いておる。私は、こ...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 この国会で戦後、各省庁の設置法、あるいは、新しい規制なり業務なり政策なりを実現するための法案ということで、各省庁の業務の内容を法案という形で、それは計算しようがないような膨大な時間と質疑のやりとりで実は今の中央省庁の仕事があるわけですね。それはもう全部国会を経た...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 私は、今振り返ってみますと、こういう事の大きさ、奥の深さ。あるいは、中央官庁の、現状でいいという運動もこれから起こるのではないか。そういうようなことも一切合財含めて考えたときに、やはり国会がイニシアチブをとって、例えば地方分権について、中央集権体制を改めつつある...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 私は、分権と中央省庁再編というのはもう表裏一体、不即不離の問題だと思っておりまして、この点につきましては、地方行政委員会でございますから、今後ともしっかりと見守っていきたい、かように思います。 そこで、時間も短くなってきましたので急ぎますが、今度は各論といい...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 この大きい役所に埋没しないように留意をするといっても、留意をされる担当大臣というものが今度おられなくなるわけですから。 ちょっとお伺いしますけれども、この総務省というものは、大臣はお一人ですよね。そうしますと、三十万五千人の郵政省と言われておりますここと、非...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 今の大臣の答弁でも、やはり放送行政、電波行政等々を扱う大臣が、一方で、地方自治だ、地方財政はどうだという、そこを所管しなきゃならぬのはもうはっきりしておるわけで、何かごちやまぜだなという感じは、私は、だれが見ても否めないと思います。この点、運用ということで、どこ...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 最後になりますけれども、私は、これまでの長い役人生活、それと短い政治経験を通して本当に強烈に思っておるのは、やはり日本の今の行政の限界というのは縦割り性にあると思うのですね。縦割りがどんどん小さい縦割りになっていく、県、市町村まで中央官庁の縦割り組織というのは貫...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 終わります。 | ||
12月03日 | 第144回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号 議事録を見る | ○古賀(一)委員 民主党の古賀でございます。 今回のこの法律、議員立法ということで、国会も大変日程がせわしいということで質疑抜きでという議論もございましたけれども、質問の前に簡単に私の思いを述べさせていただきたいのです。 常々申し上げるように、国会での論議というものが形骸...全文を見る |
○古賀(一)委員 次期通常国会に出されるということでございまして、この数年の論議を振り返ってみますと、一つのステップを迎えたなということで、私もうれしく思います。 ただ、これは次期通常国会でその法案を見て審議するべきことかもしれませんけれども、きょうの新聞各紙、国、地方を通ず...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 わかりました。 それでは、時間もちょっと超えそうでございますが、最後の質問を提案者でございます平林委員にお願いをしたいと思います。 これは単純な疑問でございますが、昭和の大合併が昭和二十八年から動いたわけでございますが、このときの町村合併促進法でございま...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 わかりました。 これで終わります。 | ||
12月07日 | 第144回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号 議事録を見る | ○古賀(一)委員 民主党の古賀一成でございます。 きょうは地方交付税法の改正ということで、今国会、大変時間的に迫っておるということで、理事会で民主党として一時間と申し上げましたけれども、本当にこの問題、きょうの質問へ向けて、過去をさかのぼって、調べれば調べるほど大変な問題でご...全文を見る |
○古賀(一)委員 ただいま最後に、各種の検討を行うということでございますが、私は毎年毎年そういう言葉を聞いておるように思うのですが、何年何月までにこういうスキームで成案を得るという方針ぐらいはもう出さなければ、とても間に合うような話ではないと私は思います。 私も、地方行政委員...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 EU統合の話が出ましたけれども、たしかGDP比は、債務累計の比率はたしか六〇%だったと思うんですが、日本はとてもじゃない、一一三%でありますから、基準の二倍近いということで、とんでもない、EUどころじゃない状況であるということでございます。 では二問目に入り...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 今大臣から先送りという言葉がいいかどうかという話がありましたけれども、加算措置というような問題点が全然見えない言葉よりは、ツケ回し、先送りと、はっきりと国民に言った方が本質をついていると思います。 それで、今確かにおっしゃいますように、じゃこういう大問題、一...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 本会議場で、所信表明で読まれはいたしました。しかし、この大問題について総理が本当に問題を認識されて、何とかしなければ日本の財政も、とりわけ地方自治体そのものも危ない、そこまで思い詰めた、あるいは理解したリーダーシップというものはいまだないと言わざるを得ないと私は...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 最後に、たくさんの質問を予告しておりましたけれども、三分の一もできていないような感じなんですが、一点だけ大臣にお聞きしたいと思います。 地方財政には中長期の財政見通しというものがないと思うのですね。大蔵省は中期財政試算、Aパターン、Bパターンと、要調整額は何...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 まだ言いたいことは山ほどあるのですが、時間が参りましたので、残念ながらでございますが、終わります。後は桑原委員に譲ります。 |