古賀一成
こがいっせい
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
03月17日 | 第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号 議事録を見る | ○古賀(一)委員 民主党の古賀一成でございます。 私これまで、国会議員生活の中で、地方行政委員会とか国土交通委員会等々でやっておりましたけれども、ずっと思っておりましたのは、やはり人あっての日本、教育が一番重要だ、ずっとそういう思いを持ちながら議員活動をやってまいりました。し...全文を見る |
○古賀(一)委員 今の大臣の答弁、お気持ちはわかるのでありますけれども、私は大きな矛盾があると思うのですね。 憲法上、国の責務として義務教育に国が関与する、それがあるというお話ですけれども、でも、一連の三位一体、とりわけ補助金削減の流れを見ますと、まず国が地方に自由度を与えた...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 一般財源ということですね。だから、交付税の中では、この義務教育費国庫負担については、こういう税源移譲予定特例交付金という名前をつけて一応国側は形はつけているけれども、もらう方の地方自治体においては全くのどんぶり、どんぶりというか、大きいほかの、いわゆる地方税収で...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 まあそういう御答弁になると思うのですね。 でも、私は、いわゆる地方交付税特会、今、地方交付税の借金は五十兆を超えましたね。数年前、私が担当しておったときは二十六兆。あれよあれよという間に五十兆を超えました。当時の大蔵省、当時の自治省に、だれが責任を持つんだ、...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 もう最後に、あっという間にたちますけれども、最後に厳しいことを言うなと思われるかもしれませんが、これはやはり、先ほど言いました、人あっての日本、本当にそう思います。そういう思いでひとつ問題提起をしたいんです。 今問われているのは、もちろん、義務教育をめぐる財...全文を見る | ||
03月31日 | 第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号 議事録を見る | ○古賀(一)委員 民主党の古賀一成でございます。 きょうは、かねてより教育行政については、やはり一般質疑といいますか、法案にとらわれない深いところをぜひ議論したい、とりわけ文部行政についてはそれが求められている、こう思って、理事の皆さん方にもお願いをしておりましたら、早速にこ...全文を見る |
○古賀(一)委員 私ももちろん、六本木ヒルズの設置者の責任も極めて重大だと思っておりますけれども、要は、きょう今から述べます教育の問題、やはりこれの本質的な部分、一番重要な部分というのが何か文部行政の方からも国からも発信されずに、表向きのところだけが議論されて、そして制度なり政策...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 私は、今の大臣の答弁、そういうことになるのかもしれませんけれども、もっと国民の方から見て、教育現場から見て、こういうふうに教育すればいいんだというところが本当にわかりません。 例えば、幼児教育について見れば、何が一番要諦なのかということを教育行政の方から若い...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 学力とは何かという議論がございましたけれども、もちろん、学力というのは、もっと広いいろいろなファクターがあります。しかし、文部科学行政として責任を負うべき学力というのははっきりとあるんだろうと私は思うんですね。本人の決断力とかそういった、いろいろな資質とはかかわ...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 私も、今までいろいろな委員会でいろいろな法案なり政策について議論してきましたけれども、どうも文部行政については質問がしにくいというか、国の政策を問うと、これは現場の問題というのもあるし、一方で、国の政策になると、中央教育審議会どうだということで、何か、だれが責任...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 もう時間が来たようですから終わらざるを得ませんけれども、最後にちょっと申し上げておきます。 私は、逆に、文部省そのものが英語教育の方法論について揺れ動いているんだと思うんですよ。私は、平成十二年の文部省が概算要求を出した記事を見て、当時予算委員会で追及という...全文を見る | ||
04月09日 | 第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号 議事録を見る | ○古賀(一)委員 民主党の古賀一成でございます。 せっかく総理が忙しい時間を割いて、この委員会に来ていただいております。めったにない機会でございまして、大変重要な場面だろうと私は思っております。ぜひ、議事の進行、質疑について、環境をうまく整えていただきたいと思います。 大...全文を見る |
○古賀(一)委員 別に総理の揚げ足をとる気はないのでありますけれども、今の総理の冒頭の答弁の中で、私は、大変な大きい誤解といいますか、前提の間違いがあるんじゃないか。 冒頭おっしゃったのは、むだな税金を使わないと。この税金を使わないというコンセプトの基本が実は有料道路の理念、...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 昨年の六月から検討が始まっておったと。たまたま私はそのとき落選中であったわけでありますが、それはさておいても、道路公団の歴史というか有料道路の歴史、道路整備特別措置法の審議から、公団法から、その後のいろいろな改革、予算編成等々から見れば、この巨大なるシステムを、...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 これは相対的な評価の話ですから、ここで議論しても成り立ちませんので、これ以上申し上げません。これから石原大臣には折を見ていろんな質問ができると思いますので、総理がおられるので、その次の重要なところに移りたいと思います。 私は、この改革のスキームの第二点目は、...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 今の話を聞きまして、要するに十年後に見直しと。先ほど、十年後の見直しで、いろいろな見直しが考えられるような余地をかいだわけでありますけれども、そうしますと、十年後の見直しで、下手すれば、料金決定に当たり、そろそろ上場だ、利潤も入れていいじゃないか。あるいは、災害...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 次の質問に移る時間がありませんので、四%パターンだけ出ておりますけれども、これは大変重要な問題であります。試算でも結構です。理事会の方で、幾つかのパターンというもので、私自身は五%になったら破綻するよとある経済専門家に言われてちょっと驚いたんですけれども、幾つか...全文を見る | ||
04月14日 | 第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号 議事録を見る | ○古賀(一)委員 民主党・無所属クラブを代表しまして、この問題につきまして二度目の質問でございますけれども、質問させていただきたいと思います。 私自身は、冒頭に、私の今思っておる心の中というものを御披露したいんですけれども、本当に、戦後、高速道路が全くないころから、この前申し...全文を見る |
○古賀(一)委員 私の地元で福岡という大都市がございますけれども、福岡都市高速というのがこの前、西の方に走っております、前原の方に走る高速道路とドッキングをしました。それまでは、福岡都市高速は、立派な道路なんだけれども、ちょっと交通量が東京に比べれば少ないな、こう思っておりました...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 私の質問とはちょっと外れた答弁だったと思いますけれども、私は、個人金融資産というものをやはり次の世代にしっかり残していく。 外国にあれだけ渡して、しかも、例えば中国の話をもう一回しますと、千百五十七億ですよ。土地代はただ、人件費は三分の一。私は地方部の高速道...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 その後に、つくらない、大臣の私がつくらないと言っているんだからつくらないと大臣がおっしゃった。これも北海道の道路だと思うんですが、士別—名寄の道路なのか、北海道横断道路の足寄—北見なのか。大したことじゃないかもしれませんが、やはり特定された道路だったんでしょう。 | ||
○古賀(一)委員 でも、この二つの道路は結局つくることになったんです。大臣がつくらないと言った道路がつくられることになった。それについて、大臣、どうお考えでしょうか。 | ||
○古賀(一)委員 結局、問題になりましたね、その北海道の二つの道路。典型的なものがあるんですけれども、士別—名寄は三百七十億円ですよ、そして本別—釧路は千八百五十億円の事業費、足寄—北見、これが千三百二十億円、相当大きい、これは新直轄で採択された道路ですよね。 つくらないと言...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 私は、この改革が始まる冒頭において、結局、悪名高いと言ったら北海道の方に失礼でありますけれども、大臣がクマの方が多いんじゃないかと言った道路についてもこういう結論になった。 そうしますと、これはこれだけじゃないと思うんですね。今後、民間になってきたときにいろ...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 私は、この法案を読んでも、これまで、大臣なり総理大臣なり、あるいは局長の話を聞いても、要するに実態としてこの改革は何をしたいんだというのがはっきり見えてこないんですね。ただはっきり見えるのは、公団をつぶして民営化すればいい、この点ははっきり見えるんです。ところが...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 いや、私は、それをさせるのが政治家のリーダーシップだと思うんですね。 私が聞くところによりますと、うわさでありますけれども、前総裁の藤井さんと小泉総理は、この高速道路の問題点、あるいは、どうしたらいいかというものについて、恐らく一度も語り合ったことがないとい...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 この問題、道路公団を株式会社にする、上場する、それが、では、どんな会社として今後収益を上げるのというときに、一番持っている基盤、高速道路というそこではもうけぬで、あと何をやるかわからない、どういう会社かのイメージもわかない。ことごとくそうなんですよ。これだけじゃ...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 この前も申し上げましたけれども、この会社は、端的に言えば、説明すれば十分ぐらいかかる、ちょっと理解に苦しむシステムがあるわけであります。つまり、事業計画、代表取締役選定の決議、それから、こういうものに対する大臣の認可、関連事業の届け出。株の発行以外は公団と本当に...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 大臣、もうそろそろ、クエスチョンタイムですか、行かれるそうなので、最後に、もう質問はしませんが、申し上げますけれども、私は、もし上場するなれば、これは紙くずになることが極めて懸念される株券を国家の手によって売ることになるんじゃないか、場合によっては、NTTどころ...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 最後に、もう質問というより、私の最後の意見を申し上げまして終わりますけれども、これまでの、国と道路公団という関係でも改革は容易でなかった、命じてもそう容易じゃなかったというお話が出ました。 今度のスキームは、国、機構そして民間会社、そこにちょっと離れて社会資...全文を見る | ||
04月21日 | 第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号 議事録を見る | ○古賀(一)委員 民主党の古賀一成でございます。 きょうは、福岡の私の地元、久留米の方から参りました。高速道路、縦貫道なかりせば恐らく三時間半ぐらいかかったんでしょうけれども、きょうは思いのほか早うございまして、一時間二十分で、ここには十一時二十分ごろ着いたわけでございます。...全文を見る |
○古賀(一)委員 私も、総理大臣にも、この前国土交通委員会に来ていただいた折に質問しました。その後も石原大臣にも質問しましたけれども、どうもやはり、法案をつくるに際して、僕自身は、総理大臣と大臣そのものが本当に十分なネゴシエーションをしているんだろうかと思わざるを得ないような感じ...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 それで、実は小泉総理も、いわゆる有料道路の、道路公団による高速道路建設、残事業二十兆円が七・五兆円に減るというプロセスの中で、建設費の削減、コストを下げろというものが当初四兆円、そしてあと、いろいろ引き算があるんですけれども、先ほど来出ております、新直轄が引き受...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 そういう面では、民営化でシステムが変わったから、今までの流れは何かが変わるだろう、変わってほしい、そういう期待があることはわかりました。しかし、その先には、本当に大丈夫だろうかという懸念も残る、実態としては私はそうだろうと思うんですよ。金利の問題あるいは交通量の...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 それでは、民主党案ではないんですけれども、私自身は、民主党案の出すタイミング、出し方もちょっと強烈だったかなと思っておりますけれども、いわゆる道路財源を投入して、当面この十年、料金を半減させる、そして四十兆円を長期国債あるいは短期国債にうまく組み合わせながら振り...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 では最後に、実はきょう、この大分の地ともう一つ、滋賀県で公聴会が開かれているんですね。実は栗東という町は、名神ができたときに、もう一番最初、高速道路を手に入れた小さな町なんです。当時の町長が、高速道路ができたということで、工業団地をつくり、企業誘致に走り回って、...全文を見る | ||
04月27日 | 第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号 議事録を見る | ○古賀(一)委員 古賀一成でございますが、民主党・無所属クラブを代表しまして、きょうは、大臣及び副大臣、関係各位に御質問を申し上げます。 今、小野寺議員の方から指摘がございました。重要事案であろうと思いますけれども、私どもの安住委員、そしてきょうも増子委員の方から質疑をすると...全文を見る |
○古賀(一)委員 私は、大人については、先ほどの話じゃありませんが、自己責任でいいと思うんです。子供ですね。今そういうことで、健康日本21の報告書がある、あるいはパンフレットもつくる、こうおっしゃっていましたけれども、でも、子供から見れば、国民の中でもとりわけ子供から見れば、そう...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 今、小泉内閣で国民運動としてやろうと思っておられるのに、いわゆる国際観光立国というような話がちらちら最近新聞に載っていますし、ビジット・ジャパン、日本を訪問しよう、観光に行こう、それをやろうとしておられます。私は、これはこれで非常にいいことだし、私自身も一つの運...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 ぜひ頑張っていただきたいと思います。 それでは、今回の法律の改正によって設置されることになります栄養教諭のいわゆる機能といいますか、どこまで本当にやれるんだろうかという点についてちょっとただしてみたいと思います。 これまで学校栄養職員ということで、栄養士...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 では、栄養士の免許を持っておられる方が今度栄養教諭として働いていくときに、新しい地域のデータとか地域の実情とか個人的なニーズとか、いろいろなものを修得しなきゃならぬと思うんですけれども、それは研修で教えるんですか、文部科学省が、教育委員会がやるんですか。 | ||
○古賀(一)委員 私は、これは質問じゃありませんが、局長に申し上げたいと思うんです。 これは、当然、法律ができれば通達が行く話ですね。そうした場合に、今は、今の栄養士の資格にプラスして何単位取りなさい、こういう話であるんですけれども、それは枠組みの、制度の話であって、本当の現...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 そういうことで、今度は教育現場に栄養教諭が配置されますが、上にはまだ教頭先生もおるわけですね、校長先生もおるんです。そうしたら、栄養教諭が情熱を燃やして、こういうことをしたい、地元の産物のあれを使ってこういう企画でやってみたいと言っても、恐らく、校長先生がそれに...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 それで、先ほど地産地消との関連のお話が出ましたけれども、私のふるさとの話もしていただきましたけれども、今農業も、将来の見通しについていろいろ苦しみ、呻吟しながらも、地産地消に一つの活路を見出そうとしてやはり頑張っていますよ。農業青年も頑張っています。そういうとき...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 では、もうそろそろ最後になりますけれども、この際、私の方から、文部行政全体の体質といいますか、それについて再度申し上げたいと思うんです。 これは文部科学省だけじゃないんです、各省庁がこの国会でたくさんの法律を出しております。最近それをつらつら見るに、やはり依...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 よろしくお願いします。終わります。 | ||
05月14日 | 第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第18号 議事録を見る | ○古賀(一)委員 午前中に引き続きまして、本題に戻りまして、民主党の古賀一成でございますけれども、私の方から、地方教育行政の組織、運営に関する法律の一部改正案、質問をさせていただきたいと思います。 まず冒頭に、近藤初等中等局長にお伺いしたいのでありますけれども、本改正案提出に...全文を見る |
○古賀(一)委員 この法案はコミュニティ・スクール法案と言ってもいい法律なのかもしれませんけれども、今まで、どちらかというとコミュニティーと縁が薄かった学校というところで、今度コミュニティーと、ほかの行政課題よりもある面ではいち早くかかわっていこうというのは、何か皮肉にも思えるし...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 今のお話で、平成十七年度、年度当初から稼働させたいというお気持ちはわかりました。 それで、この中で、私は、大変重要なものは、後ほどもるる申し上げますけれども、やはり学校の指定だと思うんですね。そして、その次に来るものは委員、どういう委員をどういうプロセスで得...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 文部科学省は広報が下手であったのかなとおっしゃいましたけれども、下手だったと思います。 これは大変小さい法律改正のように思いますけれども、国民にとっても大変これは、知らされれば夢を持つ、あるいは学校に積極的にかかわっていく、そういう可能性を持った、ある面では...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 私は、よく友達あるいは地域の人たちと酒を飲みながらとか、あるいは座談会でとか、小集会でいろいろ語ります。教育の問題も結構出ます。その中に、やはり本当におもしろい教育論を持った人が、元教育長とかそんなのではなくて、元学校の先生ではなくても結構いるんです。結構いるん...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 それでは、大臣、スタート当初は、今大臣がおっしゃったような気持ちというか、それを受けての仕組みでやるという気持ちはわかりました。 では、構想としては、スタートはこうだけれども、将来は全公立学校でこの方式を広めようという戦略、思いの中でスタートしておられるんで...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 これはささいなことのようにも見えるかもしれませんが、私は、この制度は本当に広く浸透して、先ほど来の評価のように、ああ、公立学校が変わってきた、数年後、公立学校がよみがえった、本当に楽しげで、地域と密着して、父兄も物すごく公立学校の運営に関心を持って、教育というも...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 そうなりますと、先ほどの、この制度を国民みんなして育てていこうという気になるような、やはり広報、通達にとどまらないPRというか、そういうものが私は非常に重要な意味を持つと思います。 今までの文部行政は、やはりそういう流れで来たし、そういうイメージを持たれてお...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 それでは、次に移ります。 もう一つ、この学校運営協議会の機能にもかかわることなんですが、法律は、校長がつくる学校運営の基本的な方針についてこの協議会が承認をする、こういう仕組みになっていますね。校長先生が、学校運営の基本方針について、今度学校運営協議会ができ...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 今ちょっと思い出しましたけれども、この法律をつくるに際して、先ほど来話がありました、今いわゆる実験校でやっていますね、あるいはやっていた事例、あるいは現場の学校の校長先生あるいは教育委員会、そういう方々にこの法案のスキームというのを一回提示をして、こういうことに...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 本当にそれはやられたんですね。というのは、私も昔役人やっていましたからわかるんですが、最近、文部科学省だけじゃないんです、各省庁の今の現役の人に聞くと、本当に、地方自治体の長とゆっくり話したことがない、腹を割って話したことがない、部外の人と話したことない、そんな...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 わかりました。各学校あるいは教育委員会、地域の知恵に期待をしておきたいと思います。 それでは、この制度の発端というか、検証事例になったと思われます、平成十四年、九校を対象にしてやられました新しいタイプの学校運営の在り方に関する実践研究、これについてちょっとお...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 それで、私は、一つの提言でありますけれども、公立学校で地域のいろいろな意見を聞いて取り入れていこうというシステムですね。現場を見よう、現場優先、あるいは地域優先の教育への挑戦、こう言っても過言ではないと思います。 そうしますと、我々は、この永田町で議論をして...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 最後に近くなりましたので、ちょっと私の結論じみた思いを申し上げますと、この制度はある面では新しい教育改革の突破口になり得る可能性を持っていると思います。しかし、いろいろなところ、いろいろな学校、いろいろな教育委員会、いろいろな地域に、いろいろなアイデアが、こうし...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 時間が来ましたのでもう質問しませんけれども、今、日中韓の話が出ました。 実は、日中国交回復二十五周年のときに、実は白川先生は中国に行ったことが一回もなかったんですけれども、やはり漢字の発祥の地中国で、北京大学の先生なんかとひとつ漢字交流、古代文字の交流から文...全文を見る | ||
11月10日 | 第161回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号 議事録を見る | ○古賀(一)委員 民主党三番手の古賀一成でございます。 きょうは、もちろんこの二法人統合の問題を中心にやるんですけれども、私自身はかねてより、総合エネルギー行政、あるいはその中でも中枢の一つをなす原子力行政というものは、いわゆる跛行といいますか、ダッチロールというか、今大臣も...全文を見る |
○古賀(一)委員 今の局長答弁では、引き続き協議していくという余地が残されているような答弁でございました。私も真偽のほどはわかりませんが、概略の報告がございましたけれども、インターネットで、両国とも、あるいは両陣営ともといいますか、一歩も引かず、十二月のいわゆる閣僚級折衝で決着を...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 本問についてはもうそれくらいにいたします。 それでは、中山文部科学大臣に御質問したいんですけれども、中山大臣といえば、予算編成を前に、義務教育費国庫負担問題でもう頭が痛いんだろう、心もぱんぱんだろう、こう思うのであります。こういう日本の将来にとって非常に重い...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 私の立場からは答えられないというところに答えがあったように思います。 私自身は、本当に数合わせで、拙速で、とりわけ行政改革につきましては、後ほど申し上げますけれども、いわゆる内閣官房主導というか、いわゆる結論を急がなきゃならぬ、形は出さなきゃならぬという中に...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 今の副大臣の答弁のとおり、要するにこれは、発端は、内閣官房がまとめました平成十三年の十二月の特殊法人整理合理化計画なんですね。これは別にこの二法人に的を絞って深く研究した末の計画じゃないんです。もう御承知のとおりですね。いわゆる特殊法人一般論から派生をした話であ...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 恐らく想像するに、そういう行政改革の流れの中からこの話が出てきまして、ほかの省もこの宿題を投げかけられておるし、我々も受けて立つしかないという中でこの法人統合が来たんだと思うんです。そうなれば、その中で二法人統合の効果を最大限発揮するように今後努力します、そうい...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 では、この案をつくる、あるいは結論を出すプロセスにおいて、両法人の研究者あるいは理事長あるいは原子力に関する専門家、そういった人たちのヒアリングというのは幾度もやったんですか。 | ||
○古賀(一)委員 私は、これだけの重要な問題が、本当は深い分析あるいは多くの情報を聞いて、本当に客観的に深く判断されての案ではなかったように思うんです。そうは役所はおっしゃらないけれども。 例えば道路公団改革でもそうなんですよ、あれだけ大騒ぎしたものだって。だって、道路公団総...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 思わぬところで会議が中断しまして、これが原子力発電所なら大変なんですよね。一回火をとめると、立ち上がるのにまたえらい時間がかかるんですよ。私の場合は原子力発電所じゃないから、さっと起きてさっと火をつけますけれども。 いわゆる組織の改編というものは、とりわけほ...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 私は、この法人統合の本質的な問題というのは、この部分だと思うんですよ。予算もさることながら、やはり人の面、モラールの面というものは一番重要な面でもありますから、この点については、本当に文部科学行政あるいは原子力行政、あるいはこの二法人を指導していく行政の立場から...全文を見る | ||
○古賀(一)委員 これが最後の発言になりますけれども、例えばもう何十年、今の話でも通産省がやっただけでも二十年ですね。戦前からいえば、通産省ができる前からの研究でいえば、もっと長い期間やった。この国家プロジェクトでも、二千億もかけてやったけれども、結局今はただ技術とあれのファイル...全文を見る |