榛葉賀津也

しんばかづや

選挙区(静岡県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数4回

榛葉賀津也の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第4号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  今から百五十年前、日本である川柳がはやったというふうに言われています。「泰平の眠りを覚ます蒸気船たった四はいで夜も眠れず」と。当時、鎖国政策をしいていた江戸幕府。伊豆半島最南端の下田港にペリー提督が黒船四隻とともにや...全文を見る
○榛葉賀津也君 現地で日本は、そしてひいては自衛隊は実は非常に期待をされている。期待され過ぎているということが現実なんだろうというふうに思います。自衛隊が来れば、日本が来れば、雇用もすぐ増えて、学校にもすぐ行けて、病院も復興して、我々の生活はバラ色になるのだと。あたかもドラえもん...全文を見る
○榛葉賀津也君 十五億ドルの件についてはまた後ほど触れますが、今大臣がおっしゃった点は、正に政権移譲、新しいイラクの受皿ができないと、これはきちっとできない問題でありまして、今大臣のおっしゃったのは当分先の日本の長期的な計画になろうというふうに思います。今、直近では恐らくそこまで...全文を見る
○榛葉賀津也君 衆議院では人口が十二万人と長官おっしゃった。いろんなデータがあるから変わるんでしょうけれども、当時は五万人の方が困っていると言っていた、現在九万人、分かりました。  じゃ、実際自衛隊が行ってどれだけの方に給水できるんですか。
○榛葉賀津也君 九万人必要な中の一・六万人に授与すると。今、七十トンとおっしゃいましたが、これは一体、大体何基くらいのこういった設備を今考えていらっしゃるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 このワンセット、二十四時間フル稼働すると大体七十トンの水が供給できる施設で、四基でずっと稼働するわけではないですから、一日何時間かローテーションしてやるんでしょう。それで七十トンと。この水を実際自衛隊の方々も飲まれるというふうに理解はしておりますが。  では、こ...全文を見る
○榛葉賀津也君 あるNGOの試算によりますと、大体年間で自衛隊が、人件費も入れてでしょうが、使うコストが大体三百数十億じゃないかと、三百数十億というふうな数字が出ております。同じものをNGOがやると、年間数千万から一億で約十万人が供給できるというふうに言っております。  これは...全文を見る
○榛葉賀津也君 持っていないと。  外務大臣にお伺いします。  今現在、イラクで日本のどんなNGOが活動されているんでしょうか。
○榛葉賀津也君 そこでは何名くらいが働いていらっしゃるんですか。
○榛葉賀津也君 現実問題として、日本のNGOの旗の下、六百四十名の雇用を創出し、具体的な様々な、医療活動であるとか給水活動であるとかインフラ整備であるとか子供に対する支援、医療であるとか、様々な活動ができているわけでございます。  また、現在、イラクにおいては、NGO調整委員会...全文を見る
○榛葉賀津也君 今、イラク人にこのイラクをフセインの圧政から解放したのはだれだと言われると、これはブッシュじゃないんだと、神が解放したんだと言うんですね。そういった考えが今、どんどんどんどん時間がたつごとに浸透していく。ましてや、あのサダム・フセインでさえも湾岸戦争以降三か月で復...全文を見る
○榛葉賀津也君 十五億ドルの無償資金援助を外務省は決めました。そして、ただ、これをインプリメントするためには、正にその受皿、イラクの主権移譲がしっかりと行われなければいけない。しかし、今、六月に主権移譲されるこの時期がどうも先送りされる可能性が高くなってきたというような情報もある...全文を見る
○榛葉賀津也君 この選挙の方法に関しましては様々な政治的思惑がありますね。シーア派を外そうという考えと、シーア派が、自分たちがきっちりと民意が反映できる、正に大臣おっしゃいました、そういった形にしたいという声もあります。  では大臣、今、このスケジュールの問題は現地も、スケジュ...全文を見る
○榛葉賀津也君 次ですね、メソポタミアの湿原回復の問題についてお伺いしたいんですけれども、外務大臣は今年の初めイランに行かれました。大変お疲れさまでございました。  エプティカール環境庁長官とお話をされまして、そこでイラクのメソポタミアの湿原回復事業に日本が取り組むんだというお...全文を見る
○榛葉賀津也君 今、予算の話まで出ましたが、これ具体的にその手法、ノウハウといいますかね、どういうふうにしてこの湿原を回復するのか。イランまで行って環境庁長官とお約束をされたんですから、やはり具体的なこの方向性というのが大臣の頭の中であるんだろうと思いますが、これ一体どのようにこ...全文を見る
○榛葉賀津也君 今、大臣から釧路の湿原の話がありました。釧路の湿原でさえもこれなかなか回復できてないのが現状なんですよね。  これ、このメソポタミアの湿原を回復しようというこのアイデアは、一体どなたがこの問題、最初に考え始めたんですか。
○榛葉賀津也君 先ほど、イラクでかんがい設備や、また上流でダムができてこの湿原がなくなっていったというお話がありました。  ただ、真相は、全くこれは原因ですら実は科学的に明らかになっていないんですね。環境の変化かもしれないと言う人もいる。また、大地そのものが塩化してきているんで...全文を見る
○榛葉賀津也君 先ほど、日本が過度に期待をされている、日本が来れば何でもできるという誤解がアラブ諸国の中にある、ムスリムの中にあるという話をいたしましたが、私は、まずできることからきっちりとやっていく、そういう国の形の見せ方というものも大事なんだろうというふうに思います。  長...全文を見る
○榛葉賀津也君 今使用に対する許可は得ているというふうにおっしゃいましたが、この交渉は自衛官の方がやっていらっしゃるわけですね。この許可は一体だれが、長官先ほど、だれが一体土地を持っているかも分からないという現状もありますというお答えをしながら、許可は取ってありますと。だれから許...全文を見る
○榛葉賀津也君 この土地の所有者というのも、あの社会ではいろんな人間がおりまして、イラクというのは基本的に農耕社会であります。これは私、先日学者の先生から教えていただいたんですけれども、農耕社会でありながら、イラクにあるチグリス川、ユーフラテス川、そしてサマーワはこのユーフラテス...全文を見る
○榛葉賀津也君 細心の注意を払うとおっしゃいますが、これは中東の専門家も、行っても頭悩ませている問題が、自衛官がですよ、それはイラクのガイドブックを昨日も配ったと言いましたが、これは幾ら行っても、現地でこの調整をやるなんていうのは私は不可能に近い。ましてや、これによって貧富の格差...全文を見る
○榛葉賀津也君 分かりました。  次に、川口大臣にお伺いしたいというふうに思います。  このイラクの復興、そして自衛隊派遣と並行して、今回二回に分けましてパレスチナ緊急無償支援協力、約一千五百万ドルですか、を決めました。これはあれですか、今まで日本外交がずっとやってきたアラブ...全文を見る
○榛葉賀津也君 この自衛隊派兵と、派遣と並行してこのパレスチナ復興支援、これは是非、日本の中東外交がまた札束外交かという誤解を与えないように、きっちりとメッセージを行わなければならないと思うんですね。  これは、パレスチナ問題というのは正に横断的な問題でありながら、実はずっとパ...全文を見る
○榛葉賀津也君 私が今日質問させて、言いたいのは一点なんです。イラク復興に防衛庁・自衛隊も必要かもしれない。彼らはきちっと任務を遂行されると私は信じています。しかし、その任務がリスクに比べて余りにも局地的で、そして様々な問題をはらみ過ぎている。  従来の自衛隊派遣という問題は、...全文を見る
○榛葉賀津也君 外務省が私はイニシアチブを持ってやってほしいのは、政府の様々な機関、国際機関、そして日本だけではない様々なNGO、現実に日本のNGOが既に現地人スタッフを使ってでも何でも活動しきっちりと復興支援活動をやっている、私はそれがすべてだとは言わない、自衛隊の役割も一翼は...全文を見る
03月19日第159回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  冒頭、北朝鮮問題に情熱を傾けまして、また中東問題にも現場で必死に汗をかいてくださいました前北東アジア課長の藤井新さんが、先日、四十四歳という若さで肝臓がんで亡くなられました。二十年掛かるかもしれないけれども朝鮮半島に...全文を見る
○榛葉賀津也君 腕時計等という話がありましたが、具体的にもう少し。何のためにその三百数十万円を使われたんですか。
○榛葉賀津也君 いや、もう事実が分かっていることがたくさんありますので、もう少し具体的にこの事実関係を責任長官としてお答えいただきたいんですが。これ二回にわたって納品させているんですよね。これ具体的に何を納品させているんですか。
○榛葉賀津也君 二回にわたって購入しているんですが、一回目はこれ空自の特別航空輸送隊あてに納品しているんですよね。このときは腕時計を九十個、それから空自のロゴの入ったボールペンであるとか、その他約八品、様々なものが納入されていると。一回目はどうも腕時計が中心のようでございますが、...全文を見る
○榛葉賀津也君 BMDやイラク特措法、有事法制に対しては正に立て板に水を流すように答弁をされる長官が非常に歯切れが悪いわけでございまして、これ、二回目は御自身の社宅に送られてるということは、これ、私事に使ったのかなと。しかし、航空自衛隊のロゴの入ったボールペンやその他をどのように...全文を見る
○榛葉賀津也君 この警務隊が昨年十一月から調査をしています。もうかれこれ四か月たっているんですよね。これ、いまだに事件の全容が分からないというのは、これ不自然だと思うんですが、長官、これしっかり調査されているんでしょうか。
○榛葉賀津也君 大変、迅速にと言う割には大変迅速でないと思うんですが。  個人的な犯行であるというふうに思いたいと先ほど長官御答弁されましたが、極めて希望的観測でありまして、このように四か月もたっているということは、逆に組織ぐるみで犯行が行われ、また彼だけではなくて、その上司で...全文を見る
○榛葉賀津也君 私は二つの理由でこの事件許せないんですね。一つは、当たり前ですが、我々の税金をこのように不当に利用するやからは到底許すことができない。そしてもう一点の理由は、我々は、自衛隊のイラク派遣に反対をいたしましたし、いまだに反対をいたしております。しかし、現地で汗を流して...全文を見る
○榛葉賀津也君 次に、ミサイル防衛システムについて、山根委員に引き続き質問をさせていただきます。  武器輸出三原則であるとか集団的自衛権の問題であるとか、様々具体的な技術論、法律論はあるかと思うんですが、この具体的な話は後日外交防衛委員会に譲るといたしまして、今日は、この問題に...全文を見る
○榛葉賀津也君 現在は研究段階ということですが、研究段階でもう五年が経過しているんですよね。先ほど山根委員の指摘にもございましたが、十六年度の予算で、PAC3とSM3、一千六十三億円ですか、が計上されていますが、これは予算面からいったら事実上開発にゴーサインを出しているというふう...全文を見る
○榛葉賀津也君 では、この開発段階に進むのは具体的にいつごろになるのか。それと、この開発段階に最終的に行くと、日本国内で決定するのはどこで決定するんでしょうか。
○榛葉賀津也君 いや、それともう一点、最終的に国内で決定するのはどこでこれ決定するんですか。
○榛葉賀津也君 政府で決定というのは最終的には閣議なんでしょうが、その前の安全保障会議でこれを決定するという認識でよろしいんでしょうか。
○榛葉賀津也君 山根委員からも若干技術面での不安について先ほど指摘があったんですが、先週のアメリカ上院の軍事委員会の公聴会で、ミサイル防衛の真価を問うということで、北朝鮮のミサイル脅威に対応できないのではないかという質問に対して、国防省の高官が、そうだろうというふうに認めているわ...全文を見る
○榛葉賀津也君 このMDは、弾頭に迎撃ミサイルが当たらないとこれ価値がないわけでございますよね。その実験に初めて成功したのが昨年の十二月の十一日でございます。そのたった一週間後に日本の安全保障会議と同日の閣議でこのBMDの整備を決定しているわけですが、これ一週間前にやっとその技術...全文を見る
○榛葉賀津也君 そのBMDというのは極めて技術的で、大変難しい話なんですね。加えて、冒頭言いましたが、武器輸出、輸出三原則であるとか集団的自衛権であるとか、様々な日本の形を作るこのルールの、枠組みの話もある。そのような中で、極めて既成事実が先行していっているんではないか。これ、し...全文を見る
○榛葉賀津也君 通告してありますから。
○榛葉賀津也君 このBMDにその議会の中で反対された御意見はあったでしょうか。
○榛葉賀津也君 私は、長官、逆だと思います。  当然、軍事的な機密に対してはシークレットのところがあってしかるべきでしょう。しかし、このBMD全体の、それぞれの委員の皆さんがこのシステムについて専門だけではないと思います。しかし、様々な立場の人間がどういう議論をして、どういうふ...全文を見る
○榛葉賀津也君 確かに平成十年、官房長官は談話でそのように言っていますが、私、このときの官房長官の談話は少し逃げていると思いますよ。  というのは、これポイントは非軍事ですから。非軍事というポイントについては全くこの談話は触れられていないんですよね。そして、宇宙開発事業団等も言...全文を見る
○榛葉賀津也君 先ほど四十四年に衛星と言いましたが、これ衛星の理念が入ったのは昭和五十八年の通信衛星の利用以降の話でございまして、この当時から衛星及び、五十八年以降、衛星及びそれと同様の機能を有する衛星に関しては宇宙の平和利用を認めると。しかし、今回はミサイルですから、これはきっ...全文を見る
○榛葉賀津也君 防衛庁長官、ありがとうございました。  委員長、長官には以上で質問を終わりますので、お取り計らいをよろしくお願いします。
○榛葉賀津也君 次に、北方領土問題についてお伺いをしたいと思うんですが、まず冒頭、茂木大臣、二月七日が北方領土の日ということで、先日、私も九段会館にお邪魔をいたしまして、長官のごあいさつ、決意を拝聴いたしましたが、これ、なぜ二月七日が北方領土の日なんでしょうか。
○榛葉賀津也君 さすが大臣でございますが、百五十年前に下田で日露通好条約が結ばれて来年が百五十年ということでございまして、この節目に私はきっちりとこの北方領土問題を国内でもう一度、拉致問題と同等にこの問題をしっかりと私は考えていかなければならないと思うんですが、川口大臣にお伺いし...全文を見る
○榛葉賀津也君 ロードマップというのはゴールがあってやっとロードマップになるわけですが、大臣のそのロードマップは一体いつ北方四島が返るという、ゴールはどこにあるわけでしょうか。
○榛葉賀津也君 川口大臣は、他国の領土問題であるパレスチナ問題についてはきっちりと、他国に先駆けて川口ロードマップをしっかりと、最終ゴールの日時まで決めましてロードマップを作成し、積極的にこのパレスチナ問題の解決に向けてイニシアチブを取ろうとした方でございます。  私は、自国の...全文を見る
○榛葉賀津也君 私は、何が何でも北方領土を返すんだという気概が伝わってこないんですよね。返してもらうんだと、取り返すんだという話でございます。北朝鮮問題に関しましては、これだけ国を挙げて何とかしようと思っている、経済制裁までするんだと言っている。他方、戦後六十年間我々の国が侵略を...全文を見る
○榛葉賀津也君 結構です。日本の政府としてしっかりとメッセージを私はやはり送らなければいけないというふうに思います。  その中で、昨日、川口大臣が電話で会談をされたという新しい外務大臣のラブロフ新外相、彼が領土問題はロシア憲法が指針だというふうにはっきり答えているわけでございま...全文を見る
○榛葉賀津也君 次に、国内法の考えについてお伺いしたいんですが、北方領土への国内法の適用について、平成十四年三月の予算委員会で我が党の峰崎議員の質問に対しての答弁で、これは原則として国内法を適用するが、現実の施政権を行使できない現状においては、法律によっては特別の定めを置いたり解...全文を見る
○榛葉賀津也君 それだけですか。
○榛葉賀津也君 昨日から調査をされて現在のところは十五本ということですが、私、それがおかしいと思うんです。明日にでも、来週にでも北方領土が返ってきたらすぐ我が国の国土としてきっちりと国内法の枠組みで担保ができるというのを準備をするのが私は政府の役割であり、それを正に統括する役割が...全文を見る
○榛葉賀津也君 北方領土は日本固有の国土であると声高らかに宣言したり、北方四島を返せというアピール出したり、ロシアと交渉したり、様々なことはいいでしょう。しかし、私は、国内においてきちっと受皿を作っていく、私は若干これ政府の怠慢があるんだと思いますよ。  国民は一生懸命アピール...全文を見る
○榛葉賀津也君 この判決に対する茂木大臣のお考えをお伺いしたいと思います。
○榛葉賀津也君 この裁判、一九九六年十一月、一審では原告側が勝っているんですね。それに国が控訴をしている。これ法務大臣、一審で原告側が勝ったと。島民は大変喜んだわけでございます。北方四島返還への足掛かりになるかもしれない、しかし国がこれを控訴をした。これ控訴をした理由を、もう一度...全文を見る
○榛葉賀津也君 これに対する弁護団や旧島民の反応は、司法も我々を捨てたのかというメッセージでございます。  先ほど行政権が及ばないというふうに大臣おっしゃいましたが、一九六四年十一月十日付けで国は歯舞諸島の建物登記簿の一部について滅失登記を行っていますね。建物がなくなっている事...全文を見る
○榛葉賀津也君 それではもう一点聞きますが、一九八二年以降、北方領土に本籍を置くことができるようになりましたが、これ自由に本籍を北方領土に置けるということは、これはやっぱり行政権がどう考えても及んでいると思うんですが、この点についてはどうですか。
○榛葉賀津也君 日本の法律というのはそんな冷たいんでしょうかね。私は、法律というのは日本人を守り、国土を守っていく、そのために法律があると思っています。  そして、北方領土は日本の領土ですから、確かに法務省の心配も分かります。実際に行けない土地を売買されたり相続されたり、様々な...全文を見る
○榛葉賀津也君 茂木大臣にお伺いしますが、現在元島民というのは日本にどれくらいいらっしゃって、平均年齢はどれぐらいなんでしょうか。
○榛葉賀津也君 旧島民から残置財産の現状把握や保全措置の要望が出ているんですが、これに対してどのようにおこたえできますでしょうか。
○榛葉賀津也君 国民向けには返還運動をしようと呼び掛けながらも、実は国内的には、法的には全くこの返還に対して準備が私はできているとは思えないわけでございまして、もう一度この北方問題、そしてこの北方領土に対する国内法の問題をこれからきちっと沖北委員会等で議論をしていきたいというふう...全文を見る
○榛葉賀津也君 現在は検討されていないということですが、私は、茂木大臣の下、今年にでも、来年にでも北方領土を返してもらおうという気構えで我々はやっておりますから、検討しておりませんではなくて、すぐに検討をしていただきたい。そして、いつ北方領土が返ってきても何ら心配のないように法整...全文を見る
○榛葉賀津也君 戦後六十年たつ中で、どうもこの北方領土問題が私はマンネリ化している、そして返還運動も決して惰性に流されてはいけないということを強く訴えまして、私のこの北方領土に対する質問は終わりたいと思いますので、茂木大臣、ありがとうございました。大臣、委員長、お取り計らいをよろ...全文を見る
○榛葉賀津也君 資料を配付してください。    〔資料配付〕
○榛葉賀津也君 これは若い議員もそうでない議員もみんな一緒に考えてもらわなければならない問題なんですが、私は、FTAの問題であるとか、有事法制の問題であるとか、年金の問題であるとか、各省庁から様々な御指導を賜ってレクを受けます。それで感じるのは、それぞれの省庁で非常に外国人の受入...全文を見る
○榛葉賀津也君 引き続き、厚生労働省と経産省にお伺いしたいと思います。  個人としての考えで結構でございます。
○榛葉賀津也君 大変ありがとうございます。  大変皆さん積極的に外国人の方を受け入れようというようなことでございますが、これやはり私は、政治家の覚悟とこの国の方向性をどう考えるかということなんだろうと思います。  とみに年金の問題を考えるときに、私はこの壁にぶち当たりましたし...全文を見る
○榛葉賀津也君 全国十三の自治体が外国人集住都市会議というのを作りまして、総務省にこのような提言を出しているわけですが、中には人口の一〇%以上が外国人と、ブラジル人という地域もたくさんあるわけでございまして、厚生労働省に至っては、この保険と年金の別建ての方式であるとかというものを...全文を見る
○榛葉賀津也君 国民保護の問題や入管の問題等、様々な質問を用意しており、また通告をしましたが、時間がなくなりました。準備をしてくださってお伺いすることがなくて大変申し訳ありませんでしたが、後日に質問を譲りたいと思います。  この委員会で年金問題やFTAの問題、それから有事法制や...全文を見る
03月24日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉でございます。齋藤委員に引き続きまして質問をさせていただきたいと思います。  先ほど、齋藤委員の質問にちょっと気になったことがあったので大臣に確認をしたいと思いますが、イスラエルのいわゆるフェンスについて、グリーンラインの内側、パレスチナ側...全文を見る
○榛葉賀津也君 私の時間は三十分しかないですので、是非端的にお答え願いたいんですが、イスラエルの領土内であってイスラエルが自らの主権によって壁を作るのであれば、これは問題ないですね。
○榛葉賀津也君 石破長官も、これは外交問題ではなくて防衛全般として、この壁はどのように御認識ですか。
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。それでは、本題に入っていきたいというふうに思います。  私も、冒頭、齋藤委員と同様に、このイスラエル問題、大変切ない問題ですが、どうしても取り上げなければならないという思いで若干時間をこれに割きたいと思いますが、川口大臣、昨日朝、談話を出さ...全文を見る
○榛葉賀津也君 この問題は長期的には無論イスラエル、パレスチナのずっと続いている暴力の連鎖、そしてとりわけガザでハマスが活動を活発化している現象への大変マイナスな形での武力攻撃、暗殺ということになりました。  しかし、短期的には、一月にシャロンの贈収賄の疑惑が発覚し、あたかもそ...全文を見る
○榛葉賀津也君 しかし、たとえテロがあっても、そのテロ行為の後ろにいる責任者であれ、コア的な人物であれ、黒幕であれ、それを暗殺という行為によってこの問題を解決する、この手法はやはり大臣は間違っているという御認識ですか。
○榛葉賀津也君 日本が支援している、話を変えます、在アフガニスタン米軍は、マウンテンストームという新たな作戦を開始いたしまして、今オサマ・ビンラーディンが隠れているとされている南バジリスタン地区というのは、これは非常に険しい山岳地域でございまして、なかなか包囲してビンラーディンを...全文を見る
○榛葉賀津也君 イスラエルが自衛のために、しかも九百名以上の国民がたった三年間で、六七年にさかのぼれば、建国当時にさかのぼれば更に数十倍の人間が殺されている。パレスチナも同じでございましょう。しかし、国の政府として、自国民を守るために、大臣の言葉をかりれば、正に自衛のためにやった...全文を見る
○榛葉賀津也君 外務省が発表できるもの以外に、実はたくさんの事件があるんだろうというふうに認識をしておりますが。  今、インドネシア等を始めとする東南アジアで非常に誘拐事件、しかも身の代金目当ての誘拐が懸念をされていると、治安上ですね。これはアルカイダと大変関連のあるJI等がい...全文を見る
○榛葉賀津也君 通告してありますよ、これは。
○榛葉賀津也君 ハンバリはどこで捕まりましたか。
○榛葉賀津也君 タイのどこでしょうか。
○榛葉賀津也君 そのタイのアユタヤのハンバリが捕まった地域はどんな地域だったんでしょうか。
○榛葉賀津也君 割と住んでいるのではなくて、正に日本人コミュニティーのど真ん中でハンバリは潜伏生活をしておりました。しかも、変装したりどこかに隠れていたわけではなくて、マンション六階の非常にデラックスな部屋に奥さんと一緒に、正に悠々自適の生活をしていた。捜査網の盲点、日本社会に紛...全文を見る
○榛葉賀津也君 予算的、そして人数的には具体的にどう変わるんですか。
○榛葉賀津也君 人員は。
○榛葉賀津也君 通告してあるんですから、これ。
○榛葉賀津也君 予算委員のときから通告しているんですよ、これ。
○榛葉賀津也君 現地の警備員を雇う費用というのはあるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 以前、外務大臣は、イラクの大使館の件につきまして、を例に挙げて、在外公館の警備を自衛隊にできるようにしたらどうだという発言をされ、まあ総理始め官房長官も余り乗り気ではなかったようですが、これできるように法改正するようにと以前おっしゃったんですが、現時点で外務省はそ...全文を見る
○榛葉賀津也君 日本人が海外でねらわれ始めている。これを予防するのは大変難しいわけでございますが、一つは、個人個人のビジネスマンなり旅行者なりがきっちりとやはり安全に対する認識を考えてもらうこと、他方、私は外務省としてきっちり邦人に、とりわけ長期滞在をしている邦人、これは法人、個...全文を見る
○榛葉賀津也君 なんですが、現実は、長期滞在している邦人が、まあ無論これは国にもよるんでしょうが、極めて外務省、大使館を当てにしていないという現象があるというのも事実でございます。  例えば九八年のインドネシアのあのクーデターの際には、邦人が頼った、まあスハルトが退任をしてジャ...全文を見る
○榛葉賀津也君 それは最大限努力をしてもらわなければ困るわけですが、実際に誘拐された側の会社であるとか家族にとっての不安は膨大なものなんですね。そして、外務省しか頼るものがないわけでございますよ。コロンビアで起こった矢崎シーメルのようにまだ大きな会社はこれにそれでも体力があるから...全文を見る
○榛葉賀津也君 最後に、先日、このコロンビアと関係するんですが、FARCであるとかAUCであるとかELN、こういったテロリスト団体というのが、言葉が正しいかどうかあれですが、テロリストに対して資産凍結を実施する処置ということで、外務省は資産凍結を決定をされました。これはこれでいい...全文を見る
○榛葉賀津也君 これ事務方のミスだと思うんですが、これ十九日にこの資料もうできているんですね。にもかかわらず、二十二日の三時以降まきなさいと。ここにフォルダーがあって、議員への根回しの紙であるとか、是非これクリックしてみたいなと思うんですが、一番、テロをやっている一番の責任のとこ...全文を見る
03月25日第159回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  さきの予算委員会で北方領土問題について、北方問題について質問をさせていただきましたので、今日は沖縄問題に絞りまして大臣並びに関係省庁に質問をしたいというふうに思います。  まず冒頭、大臣に通告をしていなくて大変申し...全文を見る
○榛葉賀津也君 大臣は外交の専門家でもございますから釈迦に説法ですが、この尖閣諸島周辺にはとりわけここ数年、大変頻繁に中国が海洋調査船を送りまして海域を侵犯しているというような現実もございます。また、この七名のうちの犯人の一名は、二〇〇一年には何と靖国神社の狛犬に死ねという落書き...全文を見る
○榛葉賀津也君 全く同感なんですが、ところが平成十六年度の内閣府沖縄予算の総額が先ほど大臣から説明ありましたが、二千九百三十五億円と、平成六年まで伸びてきて平成七年で三千億円を突破いたしまして、ずっとこの三千万円台をキープしてまいりましたが、今年初めて三千億円台を割り込みました。...全文を見る
○榛葉賀津也君 御丁寧にありがとうございます。  次に、防衛庁にお伺いするんですが、沖縄駐留米軍で働く日本人についてお伺いしたいと思います。  在日米軍で働く日本人が今二万五千人もいるわけでございますが、彼らの雇用体系、これはどうなっているんでしょうか。
○榛葉賀津也君 契約は、労務提供契約は防衛施設庁と結ぶと、そして使用者は米軍で間接雇用をしているということですが、こういうふうに、日本同様に米軍基地で働いて、米軍基地のあるドイツ、韓国、こういったところも同じようにこのような雇用体系を取っているんですか。
○榛葉賀津也君 こういう間接雇用を取っているところないんですね。  この二万五千人の労働者、この実際の労務管理、これはどこがやっているんですか。
○榛葉賀津也君 では、職場の職場環境であるとか職場の状況というのは、防衛庁、これ責任持ってチェックできているんですか。
○榛葉賀津也君 雇用主は日本なんですね、そして働いている人間も日本人でありますから、これはきっちり主権を持って、この労働条件であるとか労働環境を把握する必要、私あると思います。これ、労働基準監督官もアメリカの立会いがないと自由に入れない、どういう環境で働いているかも分からないと。...全文を見る
○榛葉賀津也君 日米地位協定の問題はまた後日議論をしたいと思いますが、余りにも国によって格差、違いがあり過ぎるということで、是非、こういった働く日本人の環境の問題、そして基本的な労働の問題につきましても是非認識をしていただきたいと思いますが、この問題、最後に、もし不当解雇されても...全文を見る
○榛葉賀津也君 私は、最終的に日本の裁判所の決定するやはりその決定というものに服するというように、きちっと私はこの問題も、この問題はまた外交防衛委員会等で議論をしていきたいというふうに思います。  次に、振興計画の問題についてお伺いしたいんですが、平成十四年度から始まりました各...全文を見る
○榛葉賀津也君 次に、沖縄特別振興対策調整費についてお伺いしますが、平成八年の橋本政権下以降、ハード事業に五十億、ソフトに五十億と、計百億、毎年これ積み上げられてきているんですが、九年間で九百億というお金が予算措置をされて様々な省庁にまたがりましてこの予算が使われているわけですが...全文を見る
○榛葉賀津也君 その沖縄政策協議会で、どんな具体的な、また建設的な議論がされているんでしょうか。
○榛葉賀津也君 この沖縄特別振興対策費ですが、調整費ですが、予算書を見てもすごく分かりづらいんですよね。他省庁に全部またがっているものですから、調べるのも大変なんですが、これ、平成八年の委員会でも、これ分かりにくいんじゃないかという指摘がされているんですが、これ一向に改善されてい...全文を見る
○榛葉賀津也君 その総括をきっちりやらないと、私はこの予算が百億の予算でも二百億、三百億の効果を出すためには、私そこのところをきっちりやる必要があると思いますので、是非、これは平成八年以降の懸案でありますから、きっちりと検討していただきたいというふうに思います。  次に、特区構...全文を見る
○榛葉賀津也君 大臣のおっしゃるとおりでございまして、沖縄振興特別措置法における沖縄独自の特区と、やはり構造改革特区とあるわけですが、私やはりこの構造改革特区の方も積極的に沖縄に取り入れていただきたい。  そのような中で、先日、稲嶺知事が経団連の常任理事会で、この沖縄の特区、い...全文を見る
○榛葉賀津也君 最後に、茂木大臣にお伺いするんですが、九・一一のテロが起こりまして沖縄への観光が約二割減少したということでございまして、その直後、我々も、私は静岡県に住んでいるんですが、静岡の友人、知人に声を掛けまして何十名かで沖縄支援の旅行に行かせていただいたりもいたしました。...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。  終わります。
04月05日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第7号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  若林委員に引き続きまして質問をさせていただきますが、今の若林委員の質問を聞いて私もますます疑惑が深まったと、そしてこれはきっちりと真相を究明しなければいけないなという思いに駆られております。  様々な技術が発達して...全文を見る
○榛葉賀津也君 大臣はこの問題をどのようにとらえていますか。お二人が外務、外務省の知らないところで大連に行き、言わば秘密外交のようなことをやっていると。政府の方針と大分違うトーンで事が進む可能性もある。この現実について大臣はどのように御認識でしょうか。
○榛葉賀津也君 小泉総理はこのお二人が中国に行って北朝鮮の高官と会うということを御存じだったんでしょうか、大臣。
○榛葉賀津也君 大臣はそれをきっちりと確認されたんですか。
○榛葉賀津也君 確認するべきことだと思います。この問題を正にイニシアチブを持って進められている川口大臣、外交の責任者が、この事実確認、与党内で起こっていることでございます、そして山崎元衆議院議員と小泉関係の信頼関係、人間関係を考えれば、恐らく事前に何らかの事前報告があったのではな...全文を見る
○榛葉賀津也君 間もなく日朝間の政府、政府間、政府協議が再開されるんでしょうか、実際に。
○榛葉賀津也君 まあ与党内、自民党内でこのような二元外交的が行われるということ、大変センシティブなこの日朝問題、朝鮮半島の問題を考えると、私、大変遺憾であるということを言わざるを得ないと思います。  さて、イラクの問題に入りますが、昨年三月のイラク戦争開戦以降、アメリカ兵の死亡...全文を見る
○榛葉賀津也君 この問題は後日、時間のあるときにしっかりと議論をしたいというふうに思いますが。  CIAがこの情報ミスであるということ自身が示唆をしているわけですが、CIAが今度は情報源はドイツの連邦情報局、BNDから取ったと、どうも悪いのはBNDなんだというような主張を最近さ...全文を見る
○榛葉賀津也君 今大臣のおっしゃったUNHCRによる支援は、これパレスチナ難民に特化しているわけではなくて、イラク全体にいる国内避難民若しくは国内難民に対する支援ということなんですね。これ、パレスチナ人が今逆に差別をされて非常に危ない状況にある、そして劣悪な環境に極めてあるという...全文を見る
○榛葉賀津也君 一九九三年以降、日本はパレスチナに対しまして六億六千万ドルの支援をしているということでございまして、とりわけイラク派遣が決定した直後の一月二十三日以降は総額約九百七万ドルの支援をされているわけでございまして、昨年十二月に決定した支援と合わせると約一千五百万ドルの支...全文を見る
○榛葉賀津也君 九五年から二〇〇〇年のたった五年間で、パレスチナ自治政府の予算の八%分の予算が実は使途不明になっておりまして、金額にして約九億ドル。そして、先日はアラファトの奥さんのスーハさんがマネーロンダリングで百万円のお金をスイスからパリの口座へ移したということで、今パリ当局...全文を見る
04月20日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  まずもって、川口大臣から御報告がありました、イラクで拘束をされていた五名が週末相次いで無事釈放され、また日本に帰国をされたということに、大変うれしく思います。また、これまでの外務省始め関係各位の御尽力に、五名が無事帰...全文を見る
○榛葉賀津也君 次に、何点かこの議定書の交渉過程においての日本のスタンスについてお伺いをしたいと思うんですが、この条約の第一条にはこのように書いてあります。「締約国は、十八歳未満の自国の軍隊の構成員が敵対行為に直接参加しないことを確保するためのすべての実行可能な措置をとる。」とい...全文を見る
○榛葉賀津也君 日本はこの児童と武力紛争の関係については大変熱心に、積極的に関与されていまして、今年一月二十日の児童と武力紛争に関する国連安保理決議の公開討論会において我が国の小澤大使も大変立派な格調高いステートメントを発表されまして、私はこれを強く支持をしたいと思うんですが、先...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。  続きまして、児童売買、児童買春、児童ポルノに関する児童の権利条約についてお伺いしたいと思いますが、昨日も東京の小学校の先生が十五歳の男子中学生を買春したということが報道されて、一体どうなっているんだという思いがするんですが、この条約は、...全文を見る
○榛葉賀津也君 日本は国連の人間の安全保障基金を通じまして、ネパールにおけるトラフィッキング防止計画であるとか東南アジアにおける人身売買やエイズへの対策支援を、これは大変積極的にやっていまして、各国から評価をされているところだというふうに認識をしております。  是非この問題につ...全文を見る
○榛葉賀津也君 次に、サイバー犯罪についてお伺いしたいんですが、この条約は、私条約レベルでは反対しないんですが、個別具体的な手続の法改正について、これ運用の仕方によっては大変不安な問題も実はあるわけでございまして、この点について若干お伺いしたいというふうに思います。  ハッキン...全文を見る
○榛葉賀津也君 私、この問題については法務委員会でもう少し詳しく掘り下げて質問をしたいと思いますので、今日は外務省に関係する何点かに絞ってお伺いをするんですが、次に国際協力の問題ですが、イギリス、アメリカという国は通信傍受についてはテロの観点から大変積極的にこれをやっているという...全文を見る
○榛葉賀津也君 通告していなくて申し訳ないんですが、また後ほど資料がございましたら国を教えていただきたいというふうに思います。  次に、今回、政府は通信傍受について法改正をせずにこの条約の規定する、この条約に関しては通信傍受法は改正をしなかったんですが、この条約の規定する犯罪の...全文を見る
○榛葉賀津也君 その漏れる中にはどんなものがあるんでしょうか。通信傍受法の範囲内でやるということは分かりました。では、通信傍受法でできない犯罪はどんな犯罪があるんですか。
○榛葉賀津也君 私もこれ一から九までの通信傍受法に関連する法律のリストを持っているんですが、これ、拉致や誘拐というものはこれ入りますでしょうか。これだけ具体的にちょっと答弁いただきたいと思います。
○榛葉賀津也君 門司さん、条約の方の責任者でございますので、この法律の方まで踏み込みまして申し訳ありませんでした。この問題はまた法務委員会の方で私が質問をしたいというふうに思います。  本来、これだけ国際的にテロ戦争が叫ばれている中で、条約を締結する前に、このやはり通信傍受法と...全文を見る
○榛葉賀津也君 それ、阿部副大臣、今後も、将来的にわたってその通信傍受の取扱いはそのような方針でいくということですか。
○榛葉賀津也君 もう一点、阿部副大臣にお伺いしたいと思うんですが、このサイバー犯罪条約というのは欧州評議会で採択されました。と申しますのも、やはりインターネット通信が発達した国同士、それからやはりプライバシーなどの人権概念というものが共有できる国々が無論その中心となりまして、欧州...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。  条約については以上でございます。残りの十五分間、イラク問題、中東情勢について外務省並びに防衛庁にお伺いをしたいというふうに思います。  一連の人質事件で私、気になる対応が、幾つか反省点があったというふうに思います。  例えば、十二日...全文を見る
○榛葉賀津也君 公に議論できる問題とやはりできない問題があろうかと思いますが、これはきっちりとこの教訓を生かしていただきたいというふうに思います。  次に、防衛庁にお伺いをしたいと思いますが、今月に入りましてサマーワ周辺で事件が相次いでおります。五日にはサマーワから百キロのナジ...全文を見る
○榛葉賀津也君 先崎陸幕長は昨日の外国人特派員との会見で、サマーワの治安は悪くなっていると認めていらっしゃるんですね。やはり、見守るのは結構ですが、見守っているうちに事件は起こるという可能性がこれは高いと思いますし、本日は出席されていませんが、石破長官がよく、治安の悪いことと非戦...全文を見る
○榛葉賀津也君 現地時間の四月七日十一時過ぎにサマワの自衛隊宿営地付近で爆発音がして、それが迫撃砲が着弾したというふうに確認されたんですが、これは陸自をねらったものなのかそうでないのか、だれをねらったのか、これ捜査すると言っていたんですが、その組織性であるとか計画性であるとか、そ...全文を見る
○榛葉賀津也君 こういう議論がむなしいですよね。現場では迫撃砲が飛んでいるのに、それが継続性があるのか、計画性があるのか、おれたちをねらっているんだったら止めなきゃいけないが、そうでなければいいとか、こういう議論は実際に自衛隊を送る前のここの委員会の場所では議論成り立つんですが、...全文を見る
○榛葉賀津也君 副大臣、副長官方も御認識のとおりだと思いますが、このサマーワというのは極めてサドル派の影響の少ないところでありまして、その六名も恐らくそういう方でしょう。しかし、今そのサドル派の影響がだんだん浸透し始めていると。そこに我々は懸念をしているわけで、事件が起こってから...全文を見る
○榛葉賀津也君 例えば。
○榛葉賀津也君 終わります。
04月27日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  私も、冒頭、私の趣味ではないんですが、長官のうっかり問題について若干触れざるを得ないという状況になってまいりまして、年金問題、長官はうっかり、うっかりミスということで滞納をされたということですが、長官を尊敬する私とし...全文を見る
○榛葉賀津也君 他の大臣の回答を拝見いたしますと、まあプライバシーの問題だからとか、個人情報だから答えられないとおっしゃっている方もいる中で、正直な石破長官が正直に御答弁されたということだというふうに思いますが、我々外交防衛委員会はこの場所である種この国の形をどうしたらいいのかと...全文を見る
○榛葉賀津也君 どこの商社でございますか。
○榛葉賀津也君 商業上の利益にかかわるから商社の名前を公表できないんですか。
○榛葉賀津也君 何社ぐらいの商社と契約を結んでいるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 実際の購入価格についてですが、リットル当たり平均幾らくらいの燃料を買われるんですか。
○榛葉賀津也君 リッター当たり三十八円と。この価格は適正な価格なんでしょうか。
○榛葉賀津也君 この購入方法は、FOBとか様々あるんですが、どんな方式で買われているんですか。
○榛葉賀津也君 FOB価格というのが港でただ石油を渡すタイプの購入方法でございまして、今おっしゃったCIF価格というのは保険料であるとか運賃であるとか様々な単価が加わった総合的な、手数料も入った価格なんですが、これ一部ではCIF価格、現地考えますと、自分の持っている若干の石油に関...全文を見る
○榛葉賀津也君 この石油というのは極めて市場性の高い商品なんですよね。で、今おっしゃいましたこのアフガン・テロ掃討作戦直後の二〇〇一年十二月から、例えば二〇〇四年の一月までを見ましても、OPECのバスケット価格で十七・六一ドル、これパー・バレルなんですが、から三十一・五四ドル・パ...全文を見る
○榛葉賀津也君 それでは、価格の設定はいつを基準に価格を設定するんですか。
○榛葉賀津也君 方法は分かりました。この点についてはまた後ほど質問をしますが、この価格の設定というのは、入札価格、ごめんなさい、入札予定価格というのは、防衛庁、定めているんですか。
○榛葉賀津也君 予定価格はお幾らなんですか。
○榛葉賀津也君 どうしてですか。
○榛葉賀津也君 先ほども言いましたとおり、従来の防衛庁が購入する、例えば防衛庁の契約本部等で様々な物品を契約するわけですが、極めて異質な今までにない商品を扱うわけで、そして極めて変動性も高いし市場性が高いという中で、これ二社による競争入札とおっしゃいましたが、もうこれも釈迦に説法...全文を見る
○榛葉賀津也君 これ、二か月に一度契約されるということですが、二か月に一度、どれくらいの量を契約されるんですか。
○榛葉賀津也君 直近の契約はいつで、その直近の契約では一体何リットルが契約をされたのでしょうか。
○榛葉賀津也君 これは何日くらい前にこの、では六千キロリットルが欲しいというようなオーダーが来るんでしょうか。
○榛葉賀津也君 私が聞いたのは何日くらい前にそういった報告が来るんですかということです。ですから、調達して準備をする時間はどれくらいの猶予があるんですかということです。
○榛葉賀津也君 これ、やはりある程度やはり時間が掛かると思うんですよね。これ、バンカープライスでやるのかカーゴプライスでやるかとか様々な問題もあるんでしょうが、これだけ市場性が高くて、これだけ変動性があって、極めて特殊のこういった燃料を取り扱う際の私はもう少し透明性をきっちりする...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。  それでは、次の質問に移りたいと思いますが、活動の必要性について若干お伺いしますが、現在、海上、陸上で捕捉したテロリストというのは一体、数にすると、どれぐらいになるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 海洋上でアルカイーダを捕捉したという実績はあるかないかだけお伝えください。
○榛葉賀津也君 捕捉した実績があるかないかだけ。数ではなく。
○榛葉賀津也君 これ、継続の必要性の判断は、だれがどのように行うんでしょうか。
○榛葉賀津也君 この海上阻止活動に参加している国の数と規模の推移を見ますと、だんだん減ってきているんですね。この活動自体とこの推移の、必要性と相関関係というものを見ると、そろそろこの作戦の意味合いも変わってくるんじゃないかなというふうに思うんですが、長官、この相関関係の御認識、ど...全文を見る
○榛葉賀津也君 アフガニスタンをずっとウオッチしている専門家によりますと、この海上阻止活動に参加している国からは、日本の補給艦の、その補給のスケジュールに合わせるのが大変だというような御意見もあるようですが、私、これを考えますと、この補給活動が従来の軍事的な必要性から、日本が、D...全文を見る
○榛葉賀津也君 私もそのとおりだと思いまして、だからこそ、この的確な引き際も含めまして、現地の過酷な任務に就いていらっしゃる自衛官のことを考えましても、大変必要な政治判断をどこかでしなければならないんだろうというふうに考えていますが、その自衛官の任務状況ですが、最も頻繁にこの派遣...全文を見る
○榛葉賀津也君 これは、年間百三十日間インド洋上にいるということは、これ大変過酷な自衛官の任務状況でございまして、相当な疲労がたまっているというふうに思います。  自衛官というのは長期訓練がなく任務に当たっていますから、これ最長でも洋上訓練は二週間ですか、というふうに把握をして...全文を見る
○榛葉賀津也君 先ほど、引き際という言葉を私、使いましたが、イラク問題もありまして、この引き際というのが大変難しくなり、またそのタイミングを失っているのではないかというように感じるわけですが、やはりいつ、どのような形で撤退するのかということはある程度示しておく必要があるんではない...全文を見る
○榛葉賀津也君 長官、今収まっているとおっしゃいましたが、私はアルカイダのテロは、さきのサウジにしろスペインにしろ、そして東南アジアにせよ、実は拡散をしているというふうに思っていまして、この問題を見ましても、引き際を誤ると正に大変なミッションになり大変な御負担を自衛官に押し付ける...全文を見る
05月18日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  いろいろなことがございますが、粛々と三条約を審議をさせていただきたいというふうに思いますが、若干参議院らしくマニアックな話から入りたいと思うんですが、たばこの起源というもの、まず最初にこのたばこの規制枠組条約について...全文を見る
○榛葉賀津也君 昨日の質問取りのときに、厚生労働省は健康増進の立場からこの世の中からたばこを最終的にはなくした方がいいと思うんですかという質問も若干担当の方にしましたら、いや、そうは思っておりませんというような回答がありました。他方、たばこ業界の話を聞きますと、現在は財務省とたば...全文を見る
○榛葉賀津也君 私はたばこ業界とどういう議論をされていますかというふうに聞いているんですから、たばこ業界とどういう議論されているんですか。私の時間三十五分しかないんで、是非的確にお答えいただきたいと思います。
○榛葉賀津也君 やはり、健康増進の立場からこの条約も締結をされる、そして厚生労働省も国民の健康をどう増進するかという議論からこの話をしている。しからば、当然、財務省経由ではなくて、私は、きっちりと正面からたばこ業界とこのたばこ行政の在り方について私は議論する必要は極めて有用だとい...全文を見る
○榛葉賀津也君 外務大臣、今の答弁聞いて、確かに所管が財務省だからという話ですが、どう考えますか。
○榛葉賀津也君 衆議院の加藤委員の議論の中にもあったんですが、現在、葉たばこ産業農家が約二万七千人強いらっしゃって、その売上げが百九十三億円と。JTとその関連会社の社員が三万九千人、売上げが約五兆円弱。その卸にかかわる業者総数が約六百社以上で、売上げが四兆百八十七億円と。小売店が...全文を見る
○榛葉賀津也君 様々なことをやっているようですが、やはり大事なのは、先ほどの厚生労働省さんの話じゃないですが、国民を健康にすることが目的、それがゴールであるならば、そのために、縦割りでなくて、やはり厚生労働省と業界がきっちりと目的達成のために議論していく、これは当然のことでありま...全文を見る
○榛葉賀津也君 正に国策としてどうやって未成年の喫煙を防ごうか、防ぐのかという問題、そしてこのたばこ行政が、冒頭言いましたように、様々な省庁でまたがっている問題であるにもかかわらず、私、若干、この未成年の喫煙対策に係るこの成人識別機能付自動販売機ですか、これを業界だけに負担を強い...全文を見る
○榛葉賀津也君 現在、三十万店ある小売のほとんどがお年寄りであったりというような方々が店番をしているというような現状もあり、また自動販売機が貴重な収入源になっているというような現状もありますので、私はこれ、ある種、子供の喫煙率を減らすという政策面からすれば政治の責任が大だというふ...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございました。  私も、たばこを吸う方々は絶対に嫌煙家若しくはこれは他人にも害を及ぼすことでございますから、決して他人の迷惑にこれは絶対なっちゃいけないということを担保しながらも、やはり、たばこを自らの選択として嗜好品として愛用される方もこれきっちりと...全文を見る
○榛葉賀津也君 次に、双罰性についても同様の観点からお伺いしたいんですが、捜査共助の分野では国際的に緩和される傾向にあると。本条約でもアメリカとの関係では双罰性を要件としないということなんですが、国際捜査共助法上は双罰要件を維持しているんですが、法律上も双罰性をこれは若干緩和した...全文を見る
○榛葉賀津也君 分かりました。  国際犯罪に関して私、若干データを調べてみたんですが、実際には、正式な刑事共助という形よりも、ICPO、インターポールですね、これを使って要請したり要請されたりする方が実は圧倒的に多いことが数字として出てまいりまして、例えば平成十四年を見ますと、...全文を見る
○榛葉賀津也君 外務大臣、今警察庁が御答弁いただいたように、私、このアメリカとの共助条約は評価したいと思いますし、賛成なんですが、やはり、むしろ重要なのは、ASEANのアジア諸国、プラス中国、韓国だというふうに今も明らかに数字から出ているわけでございまして、やはりこのASEANプ...全文を見る
○榛葉賀津也君 私、この問題を考えていくときに、正にWTOとFTAの関係と同じで、マルチで対応するのかバイで対応していくのかというような問題もあるんですが、やはりもう少し現場のニーズを反映した取組で考えていく必要もあるのかなというふうに思っていまして、是非、現場を預かる法務省や警...全文を見る
○榛葉賀津也君 私の時間が超過いたしてしまいましたのでこれで質問を終わりたいと思いますが、この条約では、宗教的な色彩のあるものも無形文化遺産の保護の対象になるということが担保されておりますので、是非、この条約を通じまして、今問題となっているイスラムもそうですが、お互いの文化を理解...全文を見る
05月27日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第21号
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○榛葉賀津也君 いきなり水が入りましたが、質疑を続けたいというふうに思います。  民主党の榛葉賀津也でございます。  本日私に与えられた時間は四十分でございますが、本日は三点に絞って質問をしたいというふうに思います。まず一点が、総理の北朝鮮再訪朝の問題、そしてもう一つが、先日...全文を見る
○榛葉賀津也君 手短にお答え願いたいんですが、十四日に発表するということを大臣は事前に総理から御相談を受けていたということでよろしいわけでございますね。
○榛葉賀津也君 昨日の衆議院での外務委員会の様子を院内テレビ、また議事録で拝見をさせていただきましたが、我が党の前原委員との議論がとりわけ外務大臣とは大分かみ合っていらっしゃらないという印象を受けました。頭のいい御両名が話すとこういう会話になるのかなとも思いましたが、私は言葉の遊...全文を見る
○榛葉賀津也君 それが大臣の完全解決の定義ですか。
○榛葉賀津也君 十名の安否につきましても、白紙の段階、白紙の状態から本格的な再調査をするということですが、これがすなわち前回の訪朝で金正日はうそを言っていたということになると思うんですが、大臣の御認識はどうでしょうか。
○榛葉賀津也君 会談の中でジェンキンスさんの帰国の問題について総理が交渉されたときに、アイ・ギャランティーと、安全を保証するんだというような交渉をされた、若しくは提言をされたということを報道並びに関係者からお伺いをしましたが、外務省はその交渉される、その交渉をバックアップする体制...全文を見る
○榛葉賀津也君 薮中局長の御努力には心から敬意を表したいというふうに思いますが、帰国され、仕事に復帰された曽我ひとみさんも、日本政府が本当にジェンキンスさんの身柄というもの、安全というものを保証してくれたならば夫は帰ってきたであろうというコメントを昨日も出しております。  加え...全文を見る
○榛葉賀津也君 今、局長は御自身で情報を持っていらっしゃるとおっしゃいましたが、北朝鮮は、我々のようにキヨスクやコンビニに行って新聞を買える状況ではないわけでございます。情報を持っているのではなくて、私は持たされていると。日本ではこういう報道をしていますよ、アメリカに引き渡されま...全文を見る
○榛葉賀津也君 選択肢は想定していなかったということですか。それはちょっともう信じられないんですが、そのような状況で総理が北朝鮮に行って交渉をすること自体、正に我々からすると考えられないわけでございまして、昨日の前原委員の指摘の中に、拉致全体の解決には、地村さん家族が帰ってこられ...全文を見る
○榛葉賀津也君 ジェンキンスさんの帰国の問題について、若干具体的な質問をしたいわけでございますが、外務省は事前にアメリカ政府と、司法取引等様々な方法もあると思いますが、このアメリカ政府とのジェンキンスさんの問題について、司法取引の可能性についての議論をされましたでしょうか。
○榛葉賀津也君 承知いたしました。  川口大臣にお伺いします。  今回、二十五万トンの食糧と一千万ドルの医療支援、クオーツ人道支援ということで、外務省は支援を発表されましたが、昨日の前原委員の質問に対しましても、これは決して拉致被害者を取り戻すためのバーターではないんだと、人...全文を見る
○榛葉賀津也君 ただ、国際的にも国内的にも、どう見ても、これはバーターとしか思えないわけでございまして、大臣も昨日の前原委員の質問に対して、バーターということでは全くない、それがそう見えるとおっしゃる方もいるかもしれませんが、我々はそのように考えていないというふうに御答弁されてい...全文を見る
○榛葉賀津也君 北朝鮮というハードネゴシエーターと議論をする、交渉をする態度と、私、到底思えません。二〇〇〇年からずっと支援を中止しての正に、正にこのタイミングで二十五万トンと一千万ドル、極めて大きい額を支援するといったことは今後の交渉に私は大きな影響を与えるというふうに思ってお...全文を見る
○榛葉賀津也君 総理の発言の中に、平壌宣言を遵守している限り、経済制裁の措置を発動しないというふうな発言がございましたが、外務大臣は北朝鮮が平壌宣言を遵守しているというふうにお考えですか。
○榛葉賀津也君 平壌宣言を守っているんだと総理におっしゃったと。北朝鮮はずっとうそをつき通して、我々の国民を拉致して現在の状況に至っている。交渉の過程でもあらゆるうそをついている。しかし、ここに至って総理におっしゃった、それを信じるしかないと。そういうのを大臣、妄想というんですよ...全文を見る
○榛葉賀津也君 この議論はツー・ビー・コンティニューですから、後ほどもまた議論をしていきたいというふうに思いますが、一点、私の感じですが、お子さんたちが帰ってこられまして連日報道の目にさらされておりまして、当然報道の自由もあるわけですし、我々もあの五人のお子さんたちが元気にやって...全文を見る
○榛葉賀津也君 さようでございます。ゴールデンウイーク、正に始まろうとしていた。しかし、私が背筋が凍ったのは、この日はサダム・フセインの誕生日でございまして、我々の中では中近東で必ずこの日にテロが起こるんじゃないかというふうな心配をしていたわけでございます。そして、心配をしている...全文を見る
○榛葉賀津也君 今、警察庁からも答弁がありましたが、これ侵入者が職質を振り切って制限区域内に入ったんですね。そして、パトカーで追い掛けようとしたんですが、いわゆる守備範囲外なんで、空港側の許可を求めるには時間が掛かったというふうに答えていらっしゃいました。そして、空港側の先導車を...全文を見る
05月28日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第12号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  モラルハザードという言葉がございますが、私は今国会ほどこの言葉を重く受け止めさせられた国会はないというふうに感じております。  昨日、ニュースを見て驚きました。日ごろ大変、党派は違いますが、尊敬をしていた坂口厚生労...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。  是非、実のある外交をしてきていただきたいと思いますが、それでは本題の有事法制に入らせていただきたいと思います。  私は、この有事法制には大きく分けて二つの大事な柱があると思っております。一つが有事における日米の協力関係をしっかりと強化...全文を見る
○榛葉賀津也君 伝統的戦時国際法では、済みません、海上輸送規制法案についてお伺いするんですが、伝統的戦時国際法制では、臨検、拿捕の根拠というものは、これは交戦権が担保になっている、根拠になっているというわけでございますが、昨日の舛添委員の質問にもございましたが、日本は交戦権を認め...全文を見る
○榛葉賀津也君 今、アメリカ合衆国のことをおっしゃいましたが、以前、イギリスやオーストラリアもこの自衛権を根拠としているというような回答もあったわけでございますが、それらの主要国が停船検査であるとか臨検に相当するこういった行為を実際に自衛権でやっているんだと、そういう、文書と言っ...全文を見る
○榛葉賀津也君 防衛庁長官はアメリカの大臣ではありませんから、なかなか答えにくいかもしれませんが、若干、私に御指導いただきたいんですが、今出たアメリカ等、この臨検の根拠について、交戦権とその国連憲章五十一条等に基づく自衛権の根拠、これをアメリカなんかはどのように整理をしているんで...全文を見る
○榛葉賀津也君 それでは、ちょっと日本のことについてお伺いしたいんですが、日本がこの自衛権を根拠にするのは、憲法上の理由で交戦権を否定しているからなのか、それとも自衛権を臨検のような措置の根拠とすることが国際法上慣習化しているからなのか、これは一体どちらなんでしょうか。
○榛葉賀津也君 今、第三国に対する検査の話もございましたが、ちょっとそれに関連してお伺いするんですが、第三国に対する停船検査というのは自衛権に基づいて行うんですか。  商業行為などやっている場合、これ、第三国の停船検査というのは、これなかなか自衛権では私難しいと思うんですが、そ...全文を見る
○榛葉賀津也君 それでは、その第三国船舶がこの停船検査を受忍する義務というのはあるんでしょうか。抗議や若しくは反撃ということが想像できると思うんですが、どうでしょうか。
○榛葉賀津也君 榛葉賀津也でございます。  長官は自衛権できっちりというような御説明ですが、実際の現場は、これ、戦争違法化後の世界とやはりその前の伝統的な戦時国際法の世界が私は実は併存していると思うんですよ。そのような中でやはりこの自衛権だけで臨検していると言い切るのは若干私は...全文を見る
○榛葉賀津也君 外務省にお尋ねしますが、もし米軍兵が国内で罪を犯すと、これどうなるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 手短に後半の部分だけおっしゃってくれればいいんですが。  これ、アブグレイブの件もあるんですよね、私冒頭言ったように。この点はきっちりと詰めておかなければ駄目だと思うんです。  では確認するんですが、一般的に拷問中の虐待、これは尋問の一環として公務に当たるんで...全文を見る
○榛葉賀津也君 拷問、虐待と。
○榛葉賀津也君 それは公務ですか、それ公務になるんですか。
○榛葉賀津也君 有事、平時の区別の必要性とは別の議論といたしまして、これ、アメリカの軍人のみ日本の刑法で裁けないという事実を、私はやはり日本の政治家として大変憂慮しなければならないと思っていまして、これ、やはりこのメカニズムが独り米軍、米兵に限って適用されないということですが、外...全文を見る
○榛葉賀津也君 私の言いたいのは、世界から見てこの国が、地位協定を始めとするこの日米安保と国際人道法を、一体どっちを大事にするんだというメッセージをこれきちっと投げ掛けなければならないというふうに考えていまして、日米地位協定を優先させて刑事裁判権を調整メカニズム等にゆだねたりする...全文を見る
○榛葉賀津也君 今日、国家公安委員長にもお見えをいただきましたが、昨日、デュモン容疑者、これアルジェリア系のフランス人でございますが、いよいよ日本国内もこのアルカイーダ若しくはJIといった具体的なテロ活動の拠点になってきたなという事件が発覚をいたしました。  私は、ずっと国会議...全文を見る
○榛葉賀津也君 目的だけでいいです。
○榛葉賀津也君 いやいや、一般的にそのアルカイーダの具体的な手口として、どのような目的を持っていると委員長はお考えでしょうか。
○榛葉賀津也君 私は、テロの捜査は、それは間違っていると思いますよ。テロの調査というのは分かったものをどんどん出す、そして、今こういう可能性もある、ああいう可能性もあると言って、国民やそしてテロ集団そのものにも持っている情報を逆にどんどん出すんですよ。そして、当然としてアルカイー...全文を見る
○榛葉賀津也君 私は、このデュモン容疑者の件ではなくて、一般的にこういったシステムがある、そして具体的に郵便局にもう口座開いているわけでしょう。明らかに資金作りの準備をしていた。そして、あちこちの関東周辺に出入りをして、モスクにも出入りをしてネットワークを作ろうとしていた。それも...全文を見る
○榛葉賀津也君 私は、デュモン氏が群馬県伊勢崎市のモスクに出入りしていたということをお伺いいたしました。  一般論で結構です。このデュモン容疑者のことだけではなくて、今、日本が具体的にアルカイーダが拠点を作り活動を始めようとしている、そしてこういった様々なイスラム関係施設にも出...全文を見る
○榛葉賀津也君 そんなことを言っていませんよ、私は。
○榛葉賀津也君 最後のところは一致します。是非万全を期していただきたいと思うんですが、間違えていただきたくないのは、私はモスクがテロの拠点になったようなことは一言も言っていません。これ大変誤った情報でございまして、事実としてデュモン容疑者がモスクに出入りをしていたということでござ...全文を見る
○榛葉賀津也君 加えて、これ大変捜査も難しいと思うんです。過剰な捜査をいたしますと、逆に善良なイスラム系の方々を逆なでして、またその方々が、普通の方々がふとテロリストに変わっていく。デュモン氏もそうでございました。PKOに行って様々な矛盾を感じてカトリックからイスラム教徒に改教し...全文を見る
○榛葉賀津也君 未加入もございませんね。
○榛葉賀津也君 是非、自民党の先生方にもこれをきちっと公表していただいて、信頼関係の中でこの法案もきっちりと審議をしていきたいということを申し上げまして、同僚委員に質問を替わりたいと思います。
06月02日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第14号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  本日は、海上輸送規制法案について冒頭お伺いしたいと思いますが、本日、西田総合外交政策局長がお見えだというふうに思いますが、先日も石破長官とこの第三国商船に対する停船検査の根拠について議論をさせていただきました。もう一...全文を見る
○榛葉賀津也君 五月二十八日の石破防衛庁長官の答弁の中でも、この米国に照会した際の説明を行ってくださったわけでございます。  ただ、その中で長官は、交戦権と自衛権との概念整理が各国で行われているものではないというような趣旨の答弁をされました。これだけを見ますと、自衛権だけではな...全文を見る
○榛葉賀津也君 過去にこの自衛権を根拠に第三国商船に対する臨検を行った例として、昨日、石破長官もおっしゃいましたが、外務省も度々エジプト、インド、パキスタン、そしてイラク、イランという国を挙げるわけでございますが、私も若干調べさせていただいて学ばせていただきましたことは、一九四八...全文を見る
○榛葉賀津也君 通告をしなくて大変申し訳ないんですが、事実確認として、事実問題として、このフランス若しくは今条約局長のおっしゃったオーストラリア、これに対してもどのような照会結果、どのような回答がそれぞれの国からあったのか、是非お示しをいただきたいというふうに思います。これは後日...全文を見る
○榛葉賀津也君 中国、ロシアは、これはアジアにとって、そして世界にとって極めて大事な主要国であり、また我が国の有事にとりましても大変関係の深い国になり得る条件を持っております。こういった国々に対して、外務省は照会をするべきではないでしょうか。
○榛葉賀津也君 第二次世界大戦以降の戦争違法化の現代においての現状についてはまたこの後議論したいと思いますが、若干確認をしたいんですが、昨日の防衛庁長官との議論でも、この第三国に対する停船検査、これはあくまでも、その第三国に対する自衛権ではなくて、ないけれども、日本の自衛権の行使...全文を見る
○榛葉賀津也君 分かりました。  第三国への自衛権行使ではなくて、日本と敵対関係にある、自衛権行使の一環としてその第三国に停船検査できるということ分かったんですが、この日本と第三国との行為、これは国際法上どのように呼んでいるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 まあいいでしょう。次の質問に移りたいと思います。  これ、臨検若しくは停船検査と称するものを受けた第三国から日本が抗議若しくは反撃をされるというおそれは、これあるんじゃないでしょうか。
○榛葉賀津也君 では、日本が客観的に判断をして、どうもこのA国のこの船舶が怪しいぞと、停船検査をしようとしたが、向こうから攻撃をされ、反撃をしてその船が沈没してしまったと。しかし、後日、これが戦争若しくはこの有事が終わった後、この船を調べてみたら全くそういうようなことはやっていな...全文を見る
○榛葉賀津也君 国連憲章五十一条の自衛権を行使した場合、国連安保理にこれは報告しなければなりませんということだと思うんですが、仮に日本が自衛権を行使して、これを国連安保理に報告をしたと。しかし、この段階で異議が出たり、国連安保理で認められなかった場合、こういうことは国際法上、結局...全文を見る
○榛葉賀津也君 分かりました。  先ほどの、もし相手国を過って転覆させてしまったらということをおっしゃいましたが、今、山崎先生が、やじで、攻撃しているんだからというようなことをおっしゃいましたが、これ、相手国も同じように、いや、自衛権で反撃するんだというようなことを言った場合、...全文を見る
○榛葉賀津也君 はい。
○榛葉賀津也君 最後の質問なんですが、先ほど条約局長が、戦争違法化の時代においてはというような議論をされましたが、確かに第二次世界大戦前の伝統的戦時国際法の中では中立国の中立義務という形で臨検を受けなければならなかったわけですが、確かに戦争が違法化になりました。ところが、この中立...全文を見る
○榛葉賀津也君 次の質問に移りたいと思います。  ジュネーブ条約の第一追加議定書五十九条についてでございますが、これ、衆議院の議論の延長なんですが、四月二十六日に同僚の平岡衆議院議員が、このジュネーブ条約第一追加議定書五十九条、無防備地区宣言についてでございますが、質疑をされて...全文を見る
○榛葉賀津也君 平岡委員は、自治体が宣言をできるということではなくて、無論最終的に判断するのは国であるけれども、この自治体が要請をする権限、この権限を与えたらどうだというような議論なんですが、この点についても、自治体はそういった権限も持つべきでないというお考えでしょうか。
○榛葉賀津也君 この無防備地区に対しましては、四つの条件がこのジュネーブ条約五十九条の中にあるわけでございまして、(a)、(b)、(c)、(d)と四つの条件があるわけでございますが、この四つの条件をすべて満たさなければいけないと。ただ、この中に(b)の「固定された軍事施設の敵対的...全文を見る
○榛葉賀津也君 私もそのように解釈しているんですが、入るとなると、これ実際に米軍施設が集中している沖縄なんというところはほとんどこの無防備地区の宣言ができなくなるおそれがあると思うんですが、その点について外務省はどのように御認識でしょうか。
○榛葉賀津也君 そうですか。  では、日本政府がこの無防備地区を宣言しようとして米軍から反対されたと、この場合は政府はどういう対応を取るんですか。これ宣言を取り下げることになるんでしょうか。簡潔にお願いします。
○榛葉賀津也君 もう一度聞きます。ちょっと簡潔に分かりやすく答えていただきたいんですが、荒木さんなりに分かりやすくお答えしたつもりかもしれませんが、もう少し分かりやすくお答えしていただけたらと思います。  宣言をします、日本が。しかし、そこにいる米軍から困ると、ということがあっ...全文を見る
○榛葉賀津也君 分かりました。次の問題に移りたいと思います。  自治体との関係でございますが、これ外務大臣にお伺いしたいと思いますが、有事においても非核三原則というものは堅持されるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 それでは、日本は、正に先ほど議論しましたこの海上輸送規制法案の外国軍用品のうち、核も含めた大量破壊兵器がある、ある可能性があるわけでございますが、この核が仮にあった場合、これを廃棄する技術というのは日本にあるのか、若しくはそれを日本でやるのか、それはどういうことで...全文を見る
○榛葉賀津也君 神戸市は一九七五年の市議会の決議の中で、核積載艦船の入港を認めないと。非核証明書を市の方に提出しないと神戸港を使えないような制度になっていまして、これはむしろ私の解釈の中では、国の艦船を入れる入れないといった議論よりも、市民に対しての非核運動の一環としてこのような...全文を見る
○榛葉賀津也君 この手の議論をしますと、どうしてもイデオロギーの話になる方が多いわけですが、私はやはりこれから、イデオロギーから見たこういった議論だけではなくて、我が国の外交にどのように利するかといった問題でこの非核の問題、そして核不拡散の議論、そして有事の問題等も建設的に議論を...全文を見る
○榛葉賀津也君 では、この法律があったら、このデュモンの事件というのは阻止をできたというふうに五味局長はお考えでしょうか。
○榛葉賀津也君 今回、郵便局だけではなくて、他の金融機関には、外務省と財務省と経済産業省の連名で、テロリスト等やタリバン関係者に対する資産凍結の措置というようなメールで、約四百名くらいのテロリストの名前がずらっと行っていまして、私の田舎町の特定郵便局も、そして信用金庫等もこのリス...全文を見る
○榛葉賀津也君 次に、法務省の方に入管の関係についてお伺いしたいんですが、日本でテロリストが活動をする場合、幾つかのハードルがあるわけでございますが、やはりこの日本の国に入る、入管をパスするということが第一の、そしてこれさえクリアすれば、先ほど以来話がありますように偽造パスポート...全文を見る
○榛葉賀津也君 こういったバイオメトリックス等を電子データ化して、することによって、やはり東南アジアを始めとする各国とデータ共有できますので、大変有用な抑止策、防御策になるんだろうというふうに思っております。先日も小野国家公安委員長が最後におっしゃってくださったんですが、やはり東...全文を見る
06月14日第159回国会 参議院 本会議 第30号
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○榛葉賀津也君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました有事関連七法案・三条約につきまして、賛成の立場から討論をいたします。  民主党は、衆議院において、緊急事態基本法の制定について与党が歩み寄ったこと、そして国会による民主的統制を強化するなどの見地から提出し...全文を見る
09月07日第160回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  質問の冒頭に、先日、北オセチア共和国のベスランで、武装勢力によりまして多くの市民や学生、子供たちが殺されました。三百三十八名の方々が亡くなったと。心からお悔やみを申し上げますと同時に、依然百九十一名が行方不明と、負傷...全文を見る
○榛葉賀津也君 この問題やSACOの問題については一時間でも二時間でも大臣ですから答弁できるでしょう。しかし、その覚悟と思いがいかに県民に伝わっているかという問題です。そして、そのゴールを私は達成されていないというふうに言わざるを得ません。  政治家である茂木大臣にお伺いしたい...全文を見る
○榛葉賀津也君 政策新人類と言われる大臣は、我々若手政治家の正にリーダー役でございます。そして大臣は、この沖縄を、基地や観光だけではなくてITの正にアジアの中核都市として沖縄を作っていこうという意思を持っておられる。是非、米軍や外務省ときちっと闘っていただいて、地位協定の改定、そ...全文を見る
○榛葉賀津也君 先ほど大臣は、総理は真摯な姿勢で知事と会ったと。事件後十二日たった二十五日だったが、真摯な姿勢で会ったとおっしゃいましたが、私は到底、真剣にこの問題を総理御自身がとらえているとは思えない。  私は沖縄出身の議員ではございません。しかし、だからこそ、沖縄をいかにし...全文を見る
○榛葉賀津也君 それでは再び茂木大臣にお伺いしますが、墜落したヘリはCH53Dという飛行機でございます。通告していなくて大変申し訳ないんですが、これは、大臣、どんなヘリだったか御承知でしょうか。もう簡単で結構でございます。
○榛葉賀津也君 このCH53Dはベトナム戦争用に開発された、正に大臣おっしゃるように大変老朽化が著しいヘリでございまして、海兵隊の関係者でさえも非常に整備がやりにくいと言っているものでございます。CH46型という中型のヘリとほぼ同様の構造になっているんですが、いわゆるこれはもう替...全文を見る
○榛葉賀津也君 簡潔にお願いします。
○榛葉賀津也君 外務省から万全の安全装置、住民への軽減負担、必要最小限の運用を要求したと言われていることがありますが、これは同機種でなくてもすべてのヘリコプター等の運用に対して万全の安全、住民への負担軽減、必要最小限の運用ということを要求したのか、それとも53Dについて言ったのか...全文を見る
○榛葉賀津也君 私は、外務省の立場であるならば、53Dは当然ですけれども、すべてのものに対していったん運用を止めると、そしてこの事故の原因をきっちり追及して、その後初めて必要最小限でその他の同機種でないヘリの運用を認める、その精神がこの日米地位協定三条の三項じゃないんですか。私は...全文を見る
○榛葉賀津也君 でも大臣ね、これ運転ミスとか操作ミスじゃないんですよ。固定器具の一部がなくなっちゃって、それで事故っているんですから。これ、どの機種でも、どの同機種の飛行機でも起こり得るんですよ、これは。  私はその外務省の対応を見ていると、日本の安全や沖縄県民の安全よりも、米...全文を見る
○榛葉賀津也君 簡潔にお願いします。
○榛葉賀津也君 私の議論、時間限られているんですから。これ、逸脱していますか、そうでないですかと言っているんですから。我々が将来政権を取ったらこのように答弁をしたいと思いますが。  次にもう一点お伺いしますが、今回事件現場で一般人やマスコミ関係者から米軍が写真フィルムを押収しよ...全文を見る
○榛葉賀津也君 逸脱していますか。それだけで結構です。
○榛葉賀津也君 先生方、今聞いたでしょう。マスコミや一般人から、米軍がですよ、写真を押収してもいい、事故があって、ヘリコプターを飛ばしてもいい、一方的に再開しても地位協定上問題ない、これが地位協定ですよ。変えましょうよ、こんなのはもう。こんなのは駄目ですよ。  それから、米軍が...全文を見る
○榛葉賀津也君 どなたでも結構です。
○榛葉賀津也君 これ、墜落するのが十四時十五分、そして米軍第一班到着、クルーの救出へ向かうのがその二分後の十七分なんです。米軍がその現場で墜落してくるのを待っているわけじゃありませんから、目撃して、ああどうも怪しいなと、墜落するかもしれない。その状況を恐らく無線なり何らかの方法で...全文を見る
○榛葉賀津也君 この様々な報告が三十日後以内には出るということですので、我々は、是非継続してこの沖縄北方特別委員会を開催をして更なる真実の究明に当たらなければいけないということを、委員長、是非要望しておきたいと思います。  引き続き、この大学にかかわる問題ですが、昨日、昨日です...全文を見る
○榛葉賀津也君 嘉数先生は大変良識のある立派な先生ですよ。こういう間違いをさせてしまう事務局側の体制というものは私は大きな問題もあると思う。それが私は冒頭言いました緊張感がないんじゃないんですかというんです。これだけ大事な問題を、無断で構内に立ち入って、しかも学校設立以来ずっとそ...全文を見る
○榛葉賀津也君 川口大臣、あなたは昨日の答弁で、もし大学当局から確認、同意をもらっていなかったら、これは木を切るという根拠の法規はないということになるというふうにおっしゃっています。大事な問題です。  私は、対策本部、沖国大学内にある対策本部の事務局、広報課長大城さんに再度確認...全文を見る
○榛葉賀津也君 あなた、本当ですか。私は委員会開会の十分前に沖国大学に確認をいたしました。その返事は、昨晩から、昨晩、昨日川内さんが質問に立たれましたから、昨晩から、政府側から、昨晩以降ですね、どんな照会やコンタクトがありましたかと大学側に確認いたしました。答弁、回答は、防衛施設...全文を見る
○榛葉賀津也君 昨日の川内委員の質問に引き続いて今日の私の質問に対しても、大学側は一切許可していないって学長が言っているんですよ、学長さんが。これ、私と川内先生がうそを言っているかあなた方が違うことを答弁しているかどちらかなんです。当事者はやっていないと言っている。  これ、私...全文を見る
○榛葉賀津也君 米軍が大学の構内に無許可で立ち入りまして……(発言する者あり)
○榛葉賀津也君 米軍が沖縄国際大学の許可も得ずに構内に立ち入る、そして立木や土壌を持ち帰る、そして職員駐車場も勝手に使うと、こういった問題は当然日米地位協定の十七条の十項の(b)や第十六条の精神にも反するばかりか、私は民事的な大きな問題であると思いますよ。  そして外務省として...全文を見る
○榛葉賀津也君 局長は沼田大使がいつ大学側に交渉したか知らないとおっしゃった。おっしゃったね、今。どうして知らないんですか。大事なことでしょう。そのために我々は税金を使って沖縄に大使を置いているんですよ。この有事の際にこういった問題のトラブルを処理し、そしてそのトップとして大使が...全文を見る
○榛葉賀津也君 川口大臣、あんまりですよ。今の答弁、あんまりだと思います。あなたの部下であり、外務省の職員であり、これだけ沖縄が大変な状況で、その事故の現場ですよ。その大学の対策本部に全く大使が連絡を取っていない。こんなことがあり得ますか。そして、それに対して大変残念だと。大臣が...全文を見る
10月29日第161回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○理事(榛葉賀津也君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十八日、喜納昌吉君及び峰崎直樹君が委員を辞任され、その補欠として白眞勲君及び若林秀樹君が選任されました。     ────────────...全文を見る
○理事(榛葉賀津也君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査のため、本日、委員会に内閣官房内閣審議官堀内文隆君、内閣府政策統括官武田宗高君、内閣府沖縄振興局長東良信君、内閣府北方対策本部審議官渡辺文雄君、警察...全文を見る
○理事(榛葉賀津也君) 異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○理事(榛葉賀津也君) 沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉でございます。  人生何があるか分からないものでございまして、今朝までこういうことになるとは思っていませんで、厳しく追及する予定が少し様子が変わってまいりましたが。  まず冒頭、度重なる地震、台風で大変現在厳しい状況にございます。新潟を始...全文を見る
○榛葉賀津也君 次に普天間の問題に移りますが、我々民主党は、普天間飛行場をこの米軍のトランスフォーメーションと併せまして海外へ移していこうということを主張されておりますが、沖縄以外の国内でこれをどのようにまた負担をしていくか、いわゆるベストミックスをどう考えていくかという議論も一...全文を見る
○榛葉賀津也君 端的にお願いします。
○榛葉賀津也君 私は賛成か反対かと聞いたので、賛成ということだと思うんですが、端的にお願いいたします。  それでは小池大臣、辺野古建設につきまして、あなたはこの地元の琉球新聞のインタビューで、工期縮減による早期建設と環境保全のバランスが大事だと、また環境と経済の統合がテーマとい...全文を見る
○榛葉賀津也君 その結果が出るまで答えが出ないというのは遅過ぎると思うんですね。これは地元の二十以上の自治体も、もうSACOの合意を見直さなきゃいけない、辺野古の建設反対、飛行場閉鎖求めている。このSACOの合意の支持勢力でさえも、この移設作業の遅れがもう我慢の限界だって言ってい...全文を見る
○榛葉賀津也君 時間もないので、次に移ります。  地位協定についてお伺いします。  小池大臣は、私は、十月四日ですか、この日経新聞読んで正直びっくりしたんですが、地位協定についてこう言っているんですね。日米地位協定は過去の事例の客観的な検証が必要だと、まずは運用改善で機能的に...全文を見る
○榛葉賀津也君 小池大臣は、外務大臣でも防衛庁長官でもございません。沖縄担当大臣として、正に沖縄の県民がいかに安全で安心な暮らしができるか、すなわち地位協定という大変限定されたルールをはめられている沖縄県民の身になって、時には外務大臣と、時にはアメリカ側と対立をしながらも沖縄の暮...全文を見る
○榛葉賀津也君 それでは、別な聞き方をします。  大臣は、なぜ多くの沖縄県民が運用改善ではなくて地位協定の改定そのものを切望しているのか、なぜ沖縄県民はそのように考えているとお考えですか。
○榛葉賀津也君 地位協定と言うと言葉は硬いんですが、簡単に言ったら、日本に滞在する米軍兵を、いかに本土にいるのと同じように、日本においても円滑に暮らしたり、軍事行動、準備をしたり仕事をしたりということをしてもらうような枠組みなんですよね。ですから、これ、お互い制限や我慢がたくさん...全文を見る
○榛葉賀津也君 西銘先生も大人になってしまったなあとつくづく思いますが、それでも尊敬は申し上げておりますので、是非沖縄県民の立場に立って御尽力を賜りたいと思います。  外務大臣、私、先日、閉会中にマニラのASEANの会議がございまして、若手国会議員やジャーナリスト、学者の集まり...全文を見る
○榛葉賀津也君 舛添委員に対する答弁と同じ答弁が返ってきたので、私は申入れをするマイナス点は何かと。で、マイナス点がないんだったら、これ議論することは大事だと思うんですよね。こういうことをやはりきちっと私は真剣に政治の場で考えていかなければならない。正に政治力ですから、北方領土問...全文を見る
○榛葉賀津也君 いとまがあったか聞いている。
○榛葉賀津也君 なぜその大事なことが協議をされずに、それほっておけるんですか。大事な問題ですよ、これ。いとまがあったのかなかったのか。  我が国の権利がどのように保障され、そして沖国大や沖縄県に対してどのようなきちっとした対応が米軍との間でされ、それが担保されているのか。三十秒...全文を見る
○榛葉賀津也君 この調査報告書は全く意味のないものなんですか。確かに役所的にはそういう論法が通るのかもしれない。しかし、この問題、非常に感情的になっているんです。国民の皆さんに分かりやすく説明する。そのためにあれでしょう、今度またこういった現地対応の対策改善で新しく作ったんでしょ...全文を見る
○榛葉賀津也君 非常に関係している問題ですよ。この正に直結している問題をこの分科委員会で検討されていないとしたら、この分科委員会は非常に問題があると言わざるを得ないと思います。これでは、委員の皆さんだけじゃなくて国民の皆さんも納得しませんよ。この問題は、是非今後、再度外交防衛委員...全文を見る
○榛葉賀津也君 質問に答えてください。  私が聞いているのは、なぜ検証ができなかったか、それに対してどういう説明があったかということを聞いているんです。
○榛葉賀津也君 それ、私が今ずうっとしゃべったことをもう一回しゃべっているだけじゃないですか、局長。で、なぜされなかったって聞いているんですから。もうこういうのやめましょうよ、時間もったいないし。  それで、次から次へと聞きたいことがたくさんあったんですが、この分科委員会そのも...全文を見る
○榛葉賀津也君 大変心強い御答弁ありがとうございます。  百五十年前の一八五五年でございました。静岡県の下田で下田条約が結ばれまして、ロシア皇帝のニコライ一世が正に日露の国境は択捉と得撫島との間ということで、この下田条約できちっと百五十年前、国境が定められているんですね。そして...全文を見る
○理事(榛葉賀津也君) 小池国務大臣。
○理事(榛葉賀津也君) 終わりです。時間です。
○理事(榛葉賀津也君) 本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後四時三十九分散会
11月02日第161回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  まず冒頭、今回のイラクでお亡くなりになりました香田証生さんの御冥福を心からお祈りを申し上げますとともに、御家族の皆様方に心からお悔やみを申し上げます。また、加えて、香田さんの救命に全力を尽くされた現地外交官並びに政府...全文を見る
○榛葉賀津也君 私も同様でございます。  我々日本のこの国策の遂行というものを理由に、それを変えろという形で生命が奪われたと。私たちはこれを許すわけにはならないと同時に、私、やはりこれは政治の問題として他方重く受け止めなければならないとも思っております。  先日、ヘラルド・ト...全文を見る
○榛葉賀津也君 長官、前長官は大変防衛問題にお詳しい方でございました。そして、長官も無論、防衛問題、大変お詳しいわけでございますが、私が長官に期待するのは、加えて長官は中東問題に大変明るい、とりわけパレスチナ問題等をライフワークとしてずっとこの問題に携わってきてくださいました。従...全文を見る
○榛葉賀津也君 長官、私はそんなことを聞いているんじゃないんです。  この一連の事件、そしてとりわけ二十二、三十一のこの二つの、ロケット砲ですからね、衆議院でも議論があったと思いますが、迫撃砲とは全くレベルが違います、そして計画性も違います。これらの一連を見て、防衛庁は、計画性...全文を見る
○榛葉賀津也君 長官は先ほど、この組織が組織性、国際性があるとは限らないとおっしゃいました。ということは、当然あることも可能性があるわけですね。
○榛葉賀津也君 その客観的な検証はだれがやっているんでしょうか。
○榛葉賀津也君 現地の自衛隊が情報収集し、それを、これを非戦闘地域だというふうに最終的に結論付けるのは長官ですよね。これだけ一連の事件が起こり、そして一月より八回、十月で二回ロケット弾。これを計画性がある、継続性があると言わずして、何を計画性がある、継続性があると言うのか。  ...全文を見る
○榛葉賀津也君 いいです。あっ、オランダですね。  ちょっと議論かみ合っていませんよ。  私の質問に対して長官がおっしゃっているのは、正に計画性と組織性や国際性のことを言っているんですから。私が提案していることと同じことを、いや、そうじゃありませんと言って同じことを長官おっし...全文を見る
○榛葉賀津也君 私は期間のことは全く長官聞いておりません。治安というものが撤退の要素にあったのではないですかと聞いております。端的にお答えください。
○榛葉賀津也君 私、個人的には大変長官を尊敬しておりますが、今の答弁を聞いておりますと合成の誤謬という日本語を思い出して仕方がないわけでございまして。  オランダは大変気骨のある国でございます。オランダの与党も自民党というんですね。これまたすばらしい政党でございまして、実はオラ...全文を見る
○榛葉賀津也君 すなわち、非戦闘地域でなくても、治安が悪化すれば撤退という答弁でしたね。これは大変重要な答弁でございます。ありがとうございます。非戦闘地域でなくても、治安が悪化をすれば撤退をできるという新たな認識を長官が示されました。  そして、現在、百歩譲って長官がおっしゃる...全文を見る
○榛葉賀津也君 まず一点目、前段の部分でございますが、長官、そのような答弁はあんまりだと思います。これだけ重要な問題ですから極めて慎重な御発言をいただきたい。  加えて、長官は、ずっと委員会の答弁で治安状態、治安状況という言語を頻繁に使っております。これは明らかに法律用語ではあ...全文を見る
○榛葉賀津也君 大変御聡明な大臣でいらっしゃいますから、あえてはぐらかされていると思うんですが、私は期限のことは全く聞いておりません。長官のおっしゃった治安状況、治安状態という法律用語ではない言葉をあえて長官はお使いになられて、この治安状態が悪くなったら自衛隊は撤退するんだという...全文を見る
○榛葉賀津也君 オランダが撤退した場合、オランダに代わる任務を行うのは一体どこがやるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 先生に御聡明と言われましたが、仮に私が聡明だとして、聡明同士が議論をしてもこれだけかみ合わないというのは大変残念なわけでございますが。  私は、事務方もちょっとしっかりしていただきたいと思います。期限の問題でお二人の先生方はその問題だけで議論しているんじゃありま...全文を見る
○榛葉賀津也君 次に、二つ目の条件ですが、これはイラク自身が復興できるようになり、民生が安定すれば自衛隊が撤退すると言うんですね。  そこで、外務大臣にお伺いします。  治安の悪い段階で自己完結能力のある自衛隊がサマーワにいて人道復興支援やる、しかし、その目的は、段階的に今後...全文を見る
○榛葉賀津也君 イラク特措法第十条に設けられているイラク復興支援職員というものは、今年の五月、ヨルダンに三人行って以来、現在行っておりません。すなわちこれは、自衛隊からODA、民間への橋渡しが、正にこの、わざわざ特措法でイラク復興支援職員を設け、しかしこの職員が、いまだ現地に送る...全文を見る
○榛葉賀津也君 今、局長のおっしゃったこの活動支援の内容と達成度、今日触れたかったんですが、申し訳ありません、時間がなくなってしまったんで、後日必ずこの話は詰めさせていただきます。またなお、その他の沖縄等についても、時間がなくなって、通告しながら質問できなかったことを心からおわび...全文を見る
11月11日第161回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  町村外務大臣、大野防衛庁長官に質問をしますが、まず冒頭、私も一連の国籍不明潜水艦の問題について、通告にないんですが、若干御意見を賜りたいと思います。  国籍不明というふうになっているんですが、これ様々な状況を見ると...全文を見る
○榛葉賀津也君 外務大臣のお立場からするとそのような表現、こういった委員会の場ではできないということはよく分かりますが、私は、これはもう明らかに中国の蓋然性が極めて高いということはもう明らかで、スクリュー音や様々な方法で、その潜水艦の種類まである程度はもう分かっているんではないか...全文を見る
○榛葉賀津也君 まあ一連のプロセスには瑕疵はなかったという長官の考えですが、ということは、毎回これから同様の事案があった場合、約三時間の時間があってこの海上警備行動が発令されるというこれは前例になるわけでございまして、これは仮に相手が分からないにせよ、こういった行動を頻繁に取って...全文を見る
○榛葉賀津也君 私もなるべく御理解しようとしたんですが、どうも御理解できないんですね、このペーパーからは。  私は、決して揚げ足取っているわけではなくて、非戦闘地域という概念、そしてその中には四要素がある、長官のおっしゃったとおり。その論法でこの自衛隊派遣を詰めたのは防衛庁であ...全文を見る
○榛葉賀津也君 長官、私の質問に答えてください。  私が言ったのは、非戦闘地域云々ではなくて、現在申し上げる段階でないというこの発言は、このペーパーは、まだ具体的に特定できないから申し上げることができないという今の総合的に長官の答弁を総合的に考えますと、そういう答弁でよろしいわ...全文を見る
○榛葉賀津也君 だんだん禅問答みたいになってくるんですが。  ということは、情報がまだ不確定だから確たることを申し上げる段階ではないという御答弁だと思いますが、まだ情報が不足若しくは確定されていないので申し上げる段階でないであるならば、これ継続性、国際性等云々の要素が違うという...全文を見る
○榛葉賀津也君 この問題をずっとやっておりますと時間がどんどん過ぎますので、次の質問に移りたいと思います。長官、ありがとうございました。  次に、先日、沼津市に米軍ヘリが、まあ言葉が予防着陸というふうになっていますが、した事案についてお伺いします。  十一月の二日、十時ごろで...全文を見る
○榛葉賀津也君 この一時間掛かっているわけでございますが、富士防衛施設局、富士防衛施設事務所の職員が実際に現地へ着いたのが一時三十分なんですね、到着したのが。これまでの間、現場はだれが管理をしていたんでしょうか。
○榛葉賀津也君 警察が現地に着いたのは何時でしょうか。
○榛葉賀津也君 昨日、私、通告しましたよ。警察が何時にこの場所に着いているか把握しておいてくださいと、私、通告してあるんですが、なぜ答弁してくれないんですか。
○榛葉賀津也君 質問できないよ、じゃ、そんなら。
○榛葉賀津也君 これ、わざわざ通告しているんですから。  では、沼津警察に横浜防衛施設局から電話が行ったのが十一時五十分ですね、十一時五十分。それに間違いないですか。
○榛葉賀津也君 富士からですか。今、富士からとおっしゃいました。
○榛葉賀津也君 富士防衛施設事務所が電話したのは沼津の市役所ですよ。警察へ連絡をしているのは横浜防衛施設局から直接行っているんですね。
○榛葉賀津也君 市役所そして地元警察署にはどのような、どのような内容の連絡をされているんですか。
○榛葉賀津也君 場所は特定して連絡したんでしょうか。
○榛葉賀津也君 おっしゃるとおりなんですね。  事件発生から一時間たって、やっと現場の市役所そして警察に連絡が行っている。で、防衛庁の担当者が現場に着いたのは数時間たった、午後一時を過ぎた一時三十分に防衛庁の担当が行っている。それまでは地元の警察や市役所の方々が対応しているんで...全文を見る
○榛葉賀津也君 私もやや、大変時間が掛かっているというふうに思うわけでございますが、米軍や政府の方々が使うときは予防着陸という言葉を使われるんですね。これは、あたかも予防を察知して安全に着陸したというニュアンスがこの言葉から感じ取れるわけでございますが、恐らくテクニカルな点からい...全文を見る
○榛葉賀津也君 これはもう、53Dは一連のあのような事故を起こし、大変な思いを沖縄の皆様に掛けたわけでございますから、当然もう沖縄には戻らないという要望なり申請を外務省として申入れ等されているんでしょうか。
○榛葉賀津也君 次に、事故現場における協力に関する特別分科委員会で議論されている内容についてお伺いしたいと思います。  以前から、いとまの問題であるとか、事故機の機体検証の問題であるとか、現場の警備の問題、以前の川口大臣のときから議論させていただいて、川口大臣がその都度、具体的...全文を見る
○榛葉賀津也君 政府の文書を見ると、十四時二十分ごろ事件発生となっているんですが、墜落する際に、既にその下には二十人から三十人の米兵が墜落現場で待ち構えているんですよ。つまりは、明らかに以前にヘリから米軍関係者に通報が行っているんですね。これ三十秒とおっしゃいますが、これは明らか...全文を見る
○榛葉賀津也君 明らかな目撃証言や、待ち構えていたという米兵も実際いるわけですよ。それをなぜ、そこに米兵がいなかったという話になるんでしょうか。その問題を日本側は、海老原さんは当然日本の外務省の職員でございますから、アメリカ側がそういうふうに言うんなら分かるんですよ。でも、日本側...全文を見る
○榛葉賀津也君 次の質問に行く前にこれ聞いておきたいんですが、この特別分科委員会の議事録は公開してもらえますでしょうか。
○榛葉賀津也君 では、この合同委員会合意はいつまでにこの勧告を、勧告はいつまでに作って、それがいつまでにこの合同委員会に委託をされて、提出をされて、これ合意の形になるんでしょうか。時期的な問題ですが。
○榛葉賀津也君 百歩譲って、日本側に通報する、大学側へ通報、連絡するいとまがなかったといたしまして、事故後、一時的な危険が去った後、これいつ通報があったんですか。連絡があったんですか。
○榛葉賀津也君 これ、通報がこれだけ問題になって、いとまがあったのではないかという議論から、いつ沖国大に連絡が行ったんだという議論をずっとやっているわけですよ。  そして、では、一時的な危険が去った後だったら、当然、米側は沖国大学に連絡する義務があるんですよね。それを把握されて...全文を見る
○榛葉賀津也君 防衛施設庁。
○榛葉賀津也君 今、議論聞いていてくださいね。  一時的な危険が去った後、どの段階で、いつどのように、またどのような内容の報告が沖国大に行っているんですかと聞いているんです。
○榛葉賀津也君 これは日米合同委員会合意の刑事裁判管轄権に関する大変重要な件ですよ。それが、どうしてこの事故現場における協力に関する特別分科委員会で議論されないんですか。  議論されたんでしょうか、されなかったんでしょうか。
○榛葉賀津也君 ですから、一時的な危険が去った後、当然沖国大に連絡なり報告が行ってしかるべきですね。これ当然のことでございます、事故現場ですから、彼らも財産があるわけでございますから。それについてどのような議論がされたんですかと聞いているんです。
○榛葉賀津也君 まあ、どちらが担当されても結構ですが、委員の皆さん、これが現実なんですよ。この一番大事な事故現場の沖国大学でさえも。  私は、事故が発生してから通報する時間があったと思っています。なぜならば、現場で既にアメリカ人が待っているんですから。それを怠った。しかし、御答...全文を見る
○榛葉賀津也君 不適切な質問だったかもしれません。しかし、私はパレスチナ問題考える場合、このことをきちっとやはりあらかじめ準備をしておく必要は大きいと思っています。  今、現地では、アラファトさんを埋葬するのをガザにするべきかエルサレムにするべきかという大論争が起こっておりまし...全文を見る
○榛葉賀津也君 確かに、今、アラファト亡き後を議論するのは拙速であり、不見識かも分かりませんが、私はやはり、この良くも悪くも腐敗をしてしまったPAの状況から新しいパレスチナの世界を作っていく、日本は多くの財政支援を確かにやっています。しかし、アラファトさんは四十二億ドルの財産を持...全文を見る
11月26日第161回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第4号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  今年はペリーが下田に参りまして、日本に初めてアメリカの領事館を作り、すなわち日米通商修好条約を結びまして百五十年の節目の年でございます。加えて、日本の歴史で大きな節目となりました日露戦争から百年、自衛隊が発足しまして...全文を見る
○榛葉賀津也君 このファルージャ掃討作戦というのは、御承知のとおり、ザルカウィの暗殺、拘束を含めた作戦であるということは言うまでもありません。  私は、外交姿勢、一つの国の外交姿勢というものは一貫をしていなければならないと思っております。  今年の春、イスラエルが、二〇〇〇年...全文を見る
○榛葉賀津也君 対話の通じない相手、全く同じでございます。確かにイラクとパレスチナという場所に違いはありますが、構図は極めて酷似をしている。そして、私たちもイスラエルのこの攻撃に抗議をいたしました。そして、同じことがイラクでファルージャの攻撃起こっている。  それで、では制圧を...全文を見る
○榛葉賀津也君 総理、あなたはアメリカとイギリスとは違うとおっしゃいますが、彼たちはそう思っていないんですね、現地は。十六日、シーア派のザルガニ師が、自衛隊は復興支援のために来たと主張しているが米軍やオランダ軍と同様に占領軍だと、正に現地ではそういう評価をされているわけでございま...全文を見る
○榛葉賀津也君 言うまでもなく、イラクという国は、第一次世界大戦が終わりまして、フランス、イギリスのサイクス・ピコ条約によって人工的につくられた国であります。すなわち、北部のモスルや中部のバグダッド州、そして南部のバスラ州と、それぞれ違ったモザイク組織が、民族が無理やりヨーロッパ...全文を見る
○榛葉賀津也君 短めにお願いします。
○榛葉賀津也君 そのジバリ外務大臣自らが完全な選挙は無理だと言っているんですね。すなわち、今のイラクは国取り物語なんですよ。ポスト・サダム・フセインをだれがイニシアチブを取っていくのか。この国取り物語が、総理は先ほどからテロだテロだとおっしゃいますが、これはテロもあるでしょう。し...全文を見る
○榛葉賀津也君 総理、私、そんなこと聞いているんじゃないんです。この断続的に計画的に組織的に起こっている事件があって、なぜサマーワが非戦闘地域じゃないかという説明を証明してほしいんです。総理にその証明する責任があるんです。総理、どうぞ。
○榛葉賀津也君 どうしてそれが組織的、計画的、継続的でないか、それを説明してくださいよ。
○榛葉賀津也君 結構です。聞いていません、それは。多国籍軍のことについては聞いていません。
○榛葉賀津也君 いや、私は総理に、この一連のサマーワの事件がどうして計画性、継続性、組織性、国際性がないかと。これ、我々にとったら戦闘地域だと明らかに思うわけですよ。でも、それは総理はそうじゃないと言うんですから、それを証明する責任は総理にあるわけでございます。ですから、これを説...全文を見る
○榛葉賀津也君 サダム・フセインが大量破壊兵器を持っている、そしてそれをサダム・フセインは持っていないと言った、で、我々は持っている可能性もあるから国連の査察をしようと言った、しかし総理は後から、大量破壊兵器がなかった、しかしそのイラク戦争の正当性を、それを証明しないサダム・フセ...全文を見る
○榛葉賀津也君 これ、ちょっとめちゃくちゃですよ。国又は国に準ずる者、国に準ずる者は何だか分かんないと総理おっしゃるんですよ。サドル派の民兵は十万人の規模を擁しているんですね、そしてずっと反米活動やっている。これを国に準ずる者でなかったら一体どんなものが国に準ずるのか。ザルカウィ...全文を見る
○榛葉賀津也君 私は、国又は国に準ずる者が自衛隊に攻撃してきた場合、我々は何もできないわけでございますよ。総理、国又は国に準ずる者、その定義、総理自身が分かっていないというのは、これどういうことですか。総理、説明してください。
○榛葉賀津也君 ですから、具体的に、ザルカウィ容疑者のこのグループは、国又は国に準ずる者ですか。そして、サドル派は国に準ずる者ですか。お答えください、総理。
○榛葉賀津也君 答弁も余りですが、この法律そのものがとんでもないんですよ。サドル派、ザルカウィ派、なぜこれが大事か。それによる攻撃がある可能性があるんですね。ですから、具体的にザルカウィ容疑者は、先ほどサダムの残党は国に準ずる者になる可能性があると言った。極めて強い連携を今持って...全文を見る
○榛葉賀津也君 いまだに確定できない、いまだに分からないということは、ずっとその地域が戦闘地域か非戦闘地域かという決断ができないということであります。こんなあいまいな状況で自衛隊はサマーワで活動しなければならないということを、正に今、総理大臣自身が御答弁になられました。これは大変...全文を見る
○榛葉賀津也君 尊敬する町村大臣にやじられて光栄でございますが、この外務省のサマーワ駐在事務所、これ多分日誌や報告書を出していると思うんですね。これ私、公開するべきだと思いますよ。これが唯一、現地がどうなっているか、どういう治安状況にあるのか、我々が知る手掛かりなんです。つまりは...全文を見る
○榛葉賀津也君 自衛隊は別に軍事行動をやっているわけではございません。人道復興支援活動をやっていると我々は説明を受けておりますから、これは公表しても何ら問題はないと思いますので、是非、委員長、これはこの委員会にその報告書並びに資料を提出するようにお願いしたいと思います。
○榛葉賀津也君 私は、一連のサマーワの状況、全く分かりません、情報がないですから。  そして、与党は一月に自衛隊が派遣される前、公明党の神崎代表や同僚の遠山さんがサマーワに行きまして、治安を確認いたしました。これをパフォーマンスだと言った方もいますが、私は立法府の立場として、そ...全文を見る
○榛葉賀津也君 具体的にどうこれを確認するのか、私にはそのすべが見当たりません。具体的に教えていただきたいと思います。
○榛葉賀津也君 総理は、以前、サマーワが非戦闘地域であっても、治安が悪化して自衛隊が任務をスムーズにできなくなった場合、退避又は撤退をするとおっしゃいました。ロケット弾も迫撃砲も飛んでおります。もしけが人が出た場合、自衛隊を撤退させますか。
○榛葉賀津也君 政治の責務といっても、我々が現地で何もできないわけであります。そして、オランダ軍も撤退をする。そして、昨日のロケット弾はたまたま、たまたま人間に当たらなかった。けが人が出、若しくは死者が出た場合、総理は自衛隊を撤退させますか。
○榛葉賀津也君 私は、今の答弁、自衛隊の方々が聞いたら大変残念に思うと思います。  時間がなくなってまいりましたが、最後に、恐らく十二月十四日の延長決定の前に、十日若しくは七日の閣議でこれが決定をされるんだろうと政治的には推測されるわけでございますが、当然、延長を決定した場合、...全文を見る
○榛葉賀津也君 今、委員長、総理が、国会が、委員会が求めればきちっとこの場で出席をして説明をされると約束をされました。是非明確な説明を、もし延長される場合はしていただきますようにお願いを申し上げまして、質問を同僚委員に譲りたいと思います。
11月30日第161回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  ちょうど一年前の今日、奥さん、井ノ上さんが亡くなりました。現地時間の二十九日ではございましたが、日本時間の三十日零時四十分ということで、正に一年がたちまして、奥大使が、青年よ、荒野を目指せという言葉を残されたという記...全文を見る
○榛葉賀津也君 ここは委員会が違いますからという理由はそうかもしれませんが、やはりこの問題を議論できるというのは、我々は会期延長を要求していますが、もし延長されないとなると、やはり閉会中審査、イラク特しかないんですね。  ですから、我々参議院の場所で、この現時点で、長官の下で汗...全文を見る
○榛葉賀津也君 私、それがやはり本来筋だと思うんですね。かつてのカンボジアPKO等を見ましても、やはり日本に帰ってくるまでが彼らにとったら派遣期間である。水を供給している、若しくは復興支援作業をしている、そのときだけではないんですね、やはり任務というのは。それが終わって、宿営地を...全文を見る
○榛葉賀津也君 残務整理、残務整理と言いますが、別に机の上を片付けるわけじゃないんで、イラクのサマーワで様々なものを撤収するなりなんなりの作業なんですね。これというのは、すなわちその残務整理、長官のおっしゃる「残務整理」をやっていらっしゃるときも、当然、国又は国に準ずる者からの攻...全文を見る
○榛葉賀津也君 ということは、もうあと二週間ですから、総理の中では恐らくもう延長ありきで、この話が十四日の間際に、なるべく十四日に近いところで決めるという答弁を総理されていましたが、総理の中ではやはりまず延長ありきだったんだなという認識で、長官、よろしゅうございますでしょうか。
○榛葉賀津也君 私は、現地にいらっしゃる自衛官の皆さんになるべく政治がきちっと皆さんの活動そして任務、その正当性を担保していくと、そして、法律だけではなくて、国を挙げてこれを、行ったからにはサポートしていくという姿勢が必要だ、その思いから長官にこの質問をさせてもらっているんですが...全文を見る
○榛葉賀津也君 たしか五月以降、このイラク人道復興支援職員が三名行って以来、奥さん、井ノ上さんの事件があって以来行っていないというふうに把握をしているんですが、外務省の職員が現地へ行けて、この復興支援職員を出さないという理由は何なんでしょうか。
○榛葉賀津也君 それでは、その外務省サマーワ事務所の活動について若干お伺いしますが、五名の中のうちアラビア語が話せる方は何名いらっしゃるんですか。
○榛葉賀津也君 まあ小川さんは、サウジアラビア、あとエジプトでも大変御尽力を発揮された優秀な外交官ですから間違いのない仕事をやっていらっしゃるということは推察できるわけでございますが、この現地の政治状況の把握若しくは治安状況の把握等はどのような方法で、具体的にどのようにやっている...全文を見る
○榛葉賀津也君 オランダ軍の関係者という局長答弁ございましたが、このオランダ軍の把握している治安状況、オランダ軍はこのサマーワの治安についてどのようなことをこの職員に報告されているんでしょうか。
○榛葉賀津也君 防衛庁長官、十一月二日の当委員会での私の質問に、オランダが撤退するのは治安の悪化もあるのではないかという質問に対しまして、長官がそういうふうには聞いておりませんと明確に否定をされていますが、これ、今でもこの認識に変わりないんでしょうか。
○榛葉賀津也君 治安は悪いが、治安の維持は現地の警察に任せようと。すなわちこれは、サマーワが、オランダの新聞や、私、大使とも話をしたんですが、明らかに治安の悪化が理由だとおっしゃっているんですよ。二名が亡くなって、世論が真っ二つに割れ、いや、大きく反対に傾きつつある中で、オランダ...全文を見る
○榛葉賀津也君 局長、そうすると、今まで部族社会の情報というのは実はオランダ軍が大分情報収集して日本の自衛隊に情報提供するというシステムが主流だったんですが、これ、オランダ軍なくなりまして仮に現地警察が来るとはいえ、逆に今の体制を快く思っていない組織の情報というのは入りにくくなる...全文を見る
○榛葉賀津也君 さきのイラク特別委員会で私の質問に町村大臣が、いろいろな任務をこの外務省サマーワ事務所はやっていると。自衛隊との現地社会との潤滑油であるとか、政務関係の情報収集であるとか、便宜供与を図っているとか、その中に経済協力案件の形成と実施に関する業務ということを大臣が四つ...全文を見る
○榛葉賀津也君 では、その現地で一緒に支援を実施する、ともに活動できるようなNGOや国際機関、外国のNGOも含めましてね、は存在するんですか。
○榛葉賀津也君 外務省のホームページ開きますと、この外務省サマーワ事務所の活動が結構詳しく載って大変勉強になるんですが、そこを見ると、やはり小川さんたちの御苦労がよく分かるんですね。小川所長のインタビューの中にこんなのがありまして、ムサンナー県の開発は長年、中央政府から軽視されて...全文を見る
○榛葉賀津也君 私、そこで若干気になるのが、ムサンナー県内の、我々は、サマーワ、サマーワといいますが、サマーワ以外にも十二、三の自治体があるわけでございまして、ある種この自治体間で、やっかみという言葉が正しいのかどうか分かりませんが、やはりどうバランス取っていくかというのも、今後...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。  防衛庁長官に一点だけお伺いします。  イラク特別委員会で、サドル師派がなぜ国に準ずる者でないのかと、しつこいなと思われるかもしれませんが、ある方は粘り強いということもおっしゃってくれた方もいらっしゃいますので、このサドル師派、サドル師...全文を見る
○榛葉賀津也君 長官、この質問になると大変答弁長くなりまして、残り七分で五分しゃべられると何のボールも返せなくなってしまうんですが、答えはよく分からないんで、またこれやらなきゃいけないですね。そうすると、また、おまえしつこいじゃないかと言われるんですが、これ次期通常国会も私やりま...全文を見る
○榛葉賀津也君 私が前回このハマスの問題、そしてアラファト、ポスト・アラファトの話、アラファトが亡くなった際にという話をしましたら、外務大臣が、まだ存命中のアラファトさんを亡くなったことを前提にしてお話をするのはどうかという話がありまして、全くおっしゃるとおりですが、その数時間後...全文を見る