榛葉賀津也

しんばかづや

選挙区(静岡県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数4回

榛葉賀津也の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第162回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○榛葉賀津也君 先般行われました委員派遣につきまして、その概要を御報告申し上げます。  平成十七年一月十二日から十四日までの三日間、沖縄の振興開発及び基地問題等に関する実情調査のため、木俣委員長、橋本理事、秋元委員、喜納委員、遠山委員、紙委員、大田委員及び私、榛葉の八名が沖縄県...全文を見る
03月15日第162回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  私も冒頭、通告はしていなくて恐縮ですが、昨日の日本船襲撃及び二邦人を含む三名の誘拐事件についてお伺いしたいと思うんですが、概要は先ほど外務省からお伺いしましたので結構でございますが、AFP通信等によりますと、海賊が身...全文を見る
○榛葉賀津也君 犯行グループの推測。
○榛葉賀津也君 ずっと、このマラッカ海峡だけではなくて、このインドネシア周辺若しくはフィリピン周辺におきまして、各船籍をねらったこの襲撃、海賊事件が横行しているんですが、専門家の話を昨晩からいろいろ収集しているんですが、恐らく犯行グループとしては三つに絞られるんであろうという話が...全文を見る
○榛葉賀津也君 ただし、日本にとりまして、日本から出ていってほしいという方がいるわけですよね。本人も出ていくと言っているんです。その行き先の問題は二の次であるはずなんですね。大前提は日本から出すことが目的でありますから。そして、その一義的目的、一時的な目的であるはずの日本から出て...全文を見る
○榛葉賀津也君 先ほど言ったように、これを担保する法律はないと。いわゆる運用でやっているわけですよね。そのテロリストがどこに行くかどうか分からない。テロリストが勝手に、自由にテロリストが行きたい国に行ってもらっては困るからということを今おっしゃったんですよね。
○榛葉賀津也君 分かりました。  それでは、この五十三条の一項、二項について若干お伺いしたいんですが、フィッシャーさんはアイスランドに行きたいと言ってアイスランド行きを望んでいるんですね。そして、そればかりか、アイスランド側もそれを受け入れて入国・居住許可を与えてパスポートまで...全文を見る
○榛葉賀津也君 確かに原則はそうなんですが、それでは、これまでの事例でこのUNHCRも関与していない、若しくは本国が受取を拒否している、若しくは本国が戦争状態にある、この一、二、三の例以外で三国に送還をされた、ごめんなさい、さっきUNHCRが関与していないと言いましたが、関与して...全文を見る
○榛葉賀津也君 資料を配付してください。    〔資料配付〕
○榛葉賀津也君 昨日のレクでは、その難民絡みの話しかありませんよと、その一、二、三以外では基本的にないと思いますよという話をお伺いしていたんですが、私もその後いろいろ調べさせていただきました。そうしたら、幾つかあるんですね。このUNHCRの関与、若しくは本国が受取を拒否、若しくは...全文を見る
○榛葉賀津也君 このお二人のケースは、実はフィッシャーさんも難民申請しているんですが、これ日本政府から、法務省から認められませんでした。  すなわち、例えばこの、ではそのイラン人のケースのようにアイスランドが、じゃ、フィッシャーさん難民ですねと言って受け入れますと言ったら、アイ...全文を見る
○榛葉賀津也君 それ、どういうことですか。その国の、本国の事情というのはどういうことでしょうか。アメリカなら問題があって、ほかの国だと問題があるんですか。
○榛葉賀津也君 そういった国の事情の判断は法務省でやっているんですね、じゃ。それ、リストか何かあるんですか、この国はこういう状況にありますという。その基準がなかったらおかしいですよ。その資料出してください。
○榛葉賀津也君 人の一人の人生若しくは命、そして、ひいては基本的人権にもかかわる出国先の問題を、ケース・バイ・ケースであるとか、この国は大丈夫だから、アメリカは大丈夫だから、この国は変だからという論議は、私は法を扱う法務省の見解としては余りにもいい加減だと言わざるを得ないと思いま...全文を見る
○榛葉賀津也君 なぜ例外じゃないんですか。  では、質問を変えます。  難民性であるとか家族の結合の重視であるとか、フィッシャーさんの理由でアイスランドに行きたいという理由、このそれぞれの理由があるわけですよ。その理由の重さというものは、これどういう基準で決めるわけですか。フ...全文を見る
○榛葉賀津也君 全く答弁がよく分からないんですが。私もせっかく今日、町村大臣に骨太の質問をさせていただこうと思ったんですが、時間がどんどん経過してしまいますので。  これは、今の答弁を見ても、今日はもう海外のメディア、多くこの問題注目しているんですね。ますます町村大臣、日本の信...全文を見る
○榛葉賀津也君 それでは、大臣所信に対する質疑に入りたいと思います。予想外に時間を取ってしまって大変申し訳なかったんですが。  町村大臣、先ほど山本委員からもありました2プラス2の話でございますが、大臣は志の高い外交をやっていこうというお話をされました。様々なその志の高い外交の...全文を見る
○榛葉賀津也君 いつも大臣には具体的な話をよくさせていただくんですが、せっかく今日は大臣所信なものですから、私もあえてこういった理念的な、一見分かりにくい議論のような、的を得ないような議論のようになるかもしれませんが、私なりに大臣の理念をお伺いしたいと思ってあえてこのような観点か...全文を見る
○榛葉賀津也君 町村大臣にとっての戦後総括、今年一年、御自身はどのようにこの戦後総括という問題をとらえていらっしゃいますか。
○榛葉賀津也君 いや、大変じっくりと町村大臣の戦後総括の話を聞かせていただいて、丁寧にかつ重たい言葉でお話しくださって、ありがとうございます。  私は、そろそろ、勝戦国対敗戦国であるとか、補償するしないであるとか、謝罪するしないといった形だけの戦後総括ではなくて、やはり温故知新...全文を見る
03月15日第162回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。伊豆見、村田両公述人、本日は御多忙の中、本当にありがとうございます。  先ほど村田公述人の言葉から久しぶりにソフトパワーという言葉を改めて拝聴し、つい先日新聞で見掛けましたインドとパキスタンの外交の問題についてふと頭をよ...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。  来月でイラク終戦から二年がたとうとしておりますが、現地はいまだ混沌たる状況でございます。一部では治安が良くなってきたという報道もありますが、私はそうは理解をしておりません。先日の百二十五名がテロリストによって、自爆テロによって亡くなった...全文を見る
○榛葉賀津也君 伊豆見公述人にお伺いをしたいと思います。  今イラクの話があったわけでございますが、私はアメリカがイラクに介入する理由というのは幾つか見当たる節があるわけでございます。例えば、民主化であるとか石油の問題であるとか、イスラム国ですからアメリカから見たキリスト教、ユ...全文を見る
○榛葉賀津也君 他方、中国はどうなんでしょうか。  私の同僚議員が、今般、中国若しくはアメリカに行きまして、中国の関係者と北朝鮮問題を議論した経緯がありました。そこで得た感触というのは、どうも胡錦濤は余り金正日を評価していないなという皮膚感覚がございました。他方、人民解放軍を始...全文を見る
○榛葉賀津也君 はい、ありがとうございます。  伊豆見公述人の論文の中に、先ほども話がありましたが、北朝鮮に対して国際社会が現状維持による安定の方を優先させているうちに事態はどんどん悪化していくということがありました。つまり、北朝鮮の核兵器開発がどんどん進んでいっていると。そし...全文を見る
○榛葉賀津也君 現時点においては、北朝鮮が一定限度限られた核兵器能力を持っているということでございますが、これがずっと先生の御指摘のように黙認されているということですね。  先生の御認識で、この一定限度を超えるというのはいつごろになると予測されますでしょうか。
○榛葉賀津也君 残り一分になりました。  最後に、村田公述人に手短にお伺いしたいと思いますが、実は伊豆見先生の論文の中で、アメリカの政策の柔軟性という言葉がございました。私、正にこの言葉を私はアメリカに対して探していたわけでございますが、北朝鮮に対しましても、イラクに対しまして...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。
03月18日第162回国会 参議院 本会議 第8号
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○榛葉賀津也君 私は、民主党・新緑風会を代表して、新防衛計画の大綱及び新中期防衛力整備計画について小泉総理に質問いたします。  そもそも、防衛大綱とは、日本をどんな脅威からどのように守るのかという根本的な問題と、その方法論を明記したものです。それを今回、約十年ぶりに新たに策定し...全文を見る
03月25日第162回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  我が党は、この三位一体の激変緩和措置とも言える本法律案に賛成でございます。  本日は、若干幅広くこの沖縄問題並びに北方問題につきまして小池大臣とキャッチボールをしたいと思うわけでございますが、冒頭、資料を配付をさせ...全文を見る
○榛葉賀津也君 沖縄五十二市町村のうち、二市六町九村、つまり十七の市町村が離島なんですね。そして、特に十三の町村で一島一村というか、一つの自治体で一つの島を形成しているというわけでございます。  先ほど大臣がおっしゃったように、私も島の自治や暮らしというものを考えますと、この沖...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。  竹富町は、例えば由布島なんというのは人口二十五人で世帯数十七、面積が〇・一平方キロメートル。例えば加屋真島なんというのは人口二人なんですね。世帯が一戸。今笑われた方がいるんですが、実はこういうところが大事なんです。  日本は国土でいい...全文を見る
○榛葉賀津也君 沖縄県が情報発信すること、メッセージを送ることを期待するとおっしゃいましたが、大臣がイニシアチブを取ってこの平和のメッセージを発信するという覚悟はございませんでしょうか。
○榛葉賀津也君 次の話題に移りたいと思いますが、ユネスコの世界自然遺産についてでございます。  現在の日本では十二のユネスコ世界遺産がございまして、文化遺産が十、自然遺産が二ということでございます。大臣は環境大臣も兼任でございますから正に釈迦に説法でございますが、これ、平成十五...全文を見る
○榛葉賀津也君 是非積極的にこの話、私も参加して進めていきたいと思うんですが、先ほど言ったように、国内保護法による保護措置が講じられていない。つまり、国定・国立公園の保護区域であるとか、林野庁のやっている生態系保護区域であるとか、文化庁のやっている天然保護区域などに指定されていな...全文を見る
○榛葉賀津也君 私、今日、環境委員会ではないですから、当然環境大臣に聞いているつもりはございませんが、正にここが小池大臣の活躍するポイントだと思っているんですね。沖縄担当大臣でありながら、その沖縄の特異性、ユネスコの世界遺産であるとか、環境といった様々な沖縄の特異性がある、それを...全文を見る
○榛葉賀津也君 一本取られました。  はい、私も先日、私、この竹富島が大好きでございまして、別に宣伝するわけじゃないんですが、ここ行ってまいりました。  で、オーリトーリって、いらっしゃいということをオーリトーリって言うんですが、現地で竹富島のことをタキドゥンと言うんですね。...全文を見る
○榛葉賀津也君 誤解を恐れずにと言ったのは、誤解があったら申し訳ありませんでした。私は、そういうことではなくて、私が言いたいのは、沖縄の皆さんがやはりきれいに整備してお客様をしっかりとおもてなししたい、迎え入れたいという気持ちはよく分かります。しかし、本当に沖縄の良さをなくさずに...全文を見る
○榛葉賀津也君 ゆがふ館は確かに大変御努力をされて、施設としてはいいと思います。  私が言いたかったのは、あそこの島はありのままがいいということなんですね。これ以上は議論しませんが、ありがとうございました。  次に、つい先日の新聞で、宮古若しくは石垣に二百人規模の陸上自衛隊の...全文を見る
○榛葉賀津也君 この場所は外交防衛委員会ではありませんから、私はまた後日、外交防衛委員会でやりたいと思いますが、私の言いたいのは、先ほど言った、沖縄の良さの延長なんですね。この石垣島、この竹富も入るんですが、この周辺がなぜすばらしいかというと、昔からの沖縄さが残っているんですね、...全文を見る
○榛葉賀津也君 夏ごろから早急にと言われているわけですが、これやはりきちっと期日を区切るべきだと思うんですね。若しくは、区切らないんであるならば、早い段階で中間報告等を出すべきだと思うんですが、その点はどうでしょうか。
○榛葉賀津也君 もう一点確認をさせてください。  米軍は今、米軍再編やっているんですね、トランスフォーメーション。米軍再編の結果、もう自衛隊の役割に変化が生じてくるということも想像されるわけでございますが、それとは関係なくこの事故現場に、事故現場における協力に関する特別分科委員...全文を見る
○榛葉賀津也君 是非早めに報告出していただいて、またその後、この問題きっちりと議論をしたいと思います。  外務省さん、これで結構ですので。ありがとうございました。  小池大臣に戻りまして、今度は北方領土問題についてお伺いしたいと思うんですが、国内法の考え方について少し議論をさ...全文を見る
○榛葉賀津也君 私の、昨年の予算委員会で、当時はまだ小池大臣ではございませんでしたが、十五の法律が適用除外になっているということなんですが、では、この十五以外は適用されるという解釈でよろしいんでしょうか、大臣。
○榛葉賀津也君 では、十五以外は適用されるという考えでよろしいですねという質問をさせていただいたわけでございます。
○榛葉賀津也君 それでは、私がお願いしたいのは、提案したいのは、先ほどユネスコの世界遺産の話をいたしましたが、この北方領土を世界遺産にするということをできないんでしょうか。
○榛葉賀津也君 その国立公園にするという話、まだ生きているんでしょうか。
○榛葉賀津也君 では、なぜ早く国立公園にしないんでしょうか。
○榛葉賀津也君 私はこういった、若干無謀な議論のようですが、政治的にも歴史的にもこの北方領土、特別な地域なんですね。そして自然形態としても私は大変特別な地域だと思っています。当然、そちらに今ロシアが侵略をしているわけでございますから、なかなか普通の選考にのっけるというような過程は...全文を見る
○榛葉賀津也君 ビザなし交流の数字は、現在、近年、毎年大体六百人前後なんですね。そして、平成四年から十六年まで、日本から六千五百六十九人、そして四島から根室の方には五千三百五十八人、これ延べ人数でございます。同じ人が何回も入っているケースもあるわけでございますが、大臣はこの数字、...全文を見る
○榛葉賀津也君 外務省、済みません、残ってくださって。  ロシアから来る方はどんな方が来るんでしょうか。というのは、日本からはだれでも行けるわけじゃないんですね。元島民若しくはその子孫、若しくは北方領土返還運動の関係者であるとか報道関係者であるとか、学術、文化、社会の専門家だと...全文を見る
○榛葉賀津也君 先ほど言いましたように、北方領土に行ける方は限られています。元島民であるとかその子供さんたち、お孫さんたち。平成七年からやっと領土返還運動関係者が行けるようになりまして、国会議員もこれで追加になって行けるようになったわけでございます。そして、その後平成十年から、さ...全文を見る
○榛葉賀津也君 篠田さんには済みませんでした。どうもありがとうございます。むしろ、こういった質問は政治家にするべきでございました。きちっとこの問題も私も取り組んでいきたいというふうに思っておりますので、是非御尽力いただきたいと思います。  最後に、小池大臣に元島民の財産の問題に...全文を見る
○榛葉賀津也君 北方領土を本籍にすることもできます。そして、現実に、一九六四年十一月十日には国が歯舞諸島の建物登記簿の一部について滅失、滅失登記も行っている。ところが、元島民の方々、様々なこういった行政権、一部はあるわけでございますが、旧島民の方々の土地や建物に対する財産権は認め...全文を見る
○榛葉賀津也君 元島民の方々が残念ながらどんどんと他界をされていく方が増えていく、そして島民の数が減っていく、そして、その方々の財産は何ら補償されないまま、彼らは全国で今歯を食いしばって生活をしているわけでございますが。  私は、百歩譲って財産権の不行使を認めたといたしましても...全文を見る
○榛葉賀津也君 政府の御理解によりまして、平成八年にこの融資制度の改善がされまして、高齢化が進行している元居住者への実情を踏まえて、いわゆる生前継承が認められるようになりました。  ところが、死後継承についてはまだ認められてないと私は理解をしているわけでございますが、この辺を拡...全文を見る
○榛葉賀津也君 死後継承のことだけでいいんです。
○榛葉賀津也君 質問は死後継承。
○榛葉賀津也君 ごめんなさい、死後承継。ごめんなさい死後承継。
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。  済みませんでした。私も言葉を言い間違えてしまいました。  戦後、最後になりました、戦後六十年の節目と言われるわけでございますが、やはりこういった様々な戦後総括が行われる中で、きちっと、元島民の方々の平均年齢も増えていく、そして数そのも...全文を見る
03月29日第162回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  本日、私は、三十分間、この防衛大綱の中身について集中して質問をしたいというふうに思っておりますが、冒頭、先ほど齋藤委員の質問を聞いていて、根本的な話が気になりました。  長官は先ほど中国は脅威でないと明言されました...全文を見る
○榛葉賀津也君 今長官のおっしゃった潜水艦の問題、そして領海侵犯の問題、EEZの問題、そして防衛費の急増の問題であるとか様々な、現実的にミサイルが我が国を向けて設置をされている事実的な現状、こういうことを考えますと、無論各国と友好関係に外交努力をするのは当然でありますが、明らかに...全文を見る
○榛葉賀津也君 少し私自身分かったような分からないような感じなんですが、がちがちにかみ合わないことは分かるんです。だからこそ、これが範囲内できちっと収まるのか、時期も含めましてね。その時期と範囲を聞いているんですが、質問の仕方変えますと、例えば、じゃ、この新防衛大綱の末尾にその他...全文を見る
○榛葉賀津也君 次に、国際平和協力活動の本来任務化についてお尋ねしたいと思うんですが、この新防衛大綱において、自衛隊の任務における国際平和協力活動の位置付けを含めまして、所要の体制を整えるというふうにされているんですが、その具体化でありますこの自衛隊法の改正という問題が今国会に出...全文を見る
○榛葉賀津也君 模範的な答弁、ありがとうございます。  三月二十四日の自民党の部会、私は当然自民党じゃないんでこの部会出れなかったんですが、内閣官房が一般法について議論を整理したというふうに聞いております。また、この日の夕刊、読売でしたが、報道がありまして、国連安保理決議につい...全文を見る
○榛葉賀津也君 樽井さんとするとそういう例は承知をしていないということですね。──はい、ありがとうございます。  この一般法における国会の関与の在り方について若干私の考え方をこの際述べさせておきたいと思うんですが、やはりきちっと国会の事前承認というものが今後ポイントになってくる...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。  次に、この問題について防衛庁長官にお伺いしたいんですが、この国際平和協力活動を本来任務とすると、まあ自衛隊の本来任務とするということなんですが、御承知のとおり、この本来任務には主たる任務と従たる任務というのがありまして、子供たちに若しく...全文を見る
○榛葉賀津也君 済みません。この国際協力活動が従たる任務になるんですか。もう一度お願いします。済みません。
○榛葉賀津也君 ありがとうございました。  では、その自衛隊の中で、決してパイを決めるわけじゃないんですが、この国際平和協力活動という問題が全体の自衛隊のパイからするとどれくらいのウエートを占める任務になってくるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 次の質問に移りたいと思います。  冒頭、北朝鮮と中国の具体的名前が今度の新防衛大綱に出てきたという話をさせていただきましたが、これ、やはり少し私は日本の防衛や全体の外交防衛の在り方という問題がアメリカ的になってきたのかなという、若干齋藤委員ともかぶるんですが、思...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。  次に、これも本会議で質問をさせていただいたんですが、釈然としなかったこのMDと宇宙の平和利用に関する国会決議の問題についてお伺いしたいと思います。  本会議でも申し上げましたが、昭和四十四年に衆議院でこの問題が決議をされまして、昭和六...全文を見る
○榛葉賀津也君 ミサイル防衛は非軍事であると防衛庁長官が明言されました。これは新しい見解でございまして、私とすると大変結構な答弁をちょうだいしたなと思っているわけでございますが、確かに昭和五十八年にもこの決議と非軍事の関係が議論になっているんです。私、秘書と一緒にいろいろ資料を調...全文を見る
○榛葉賀津也君 谷川先生、私、この日米安全保障であるとか日米の外交は極めて重要だと思っております。しかし、他方、我が国の置かれている固有の条件、そして歴史的背景からしても、このアジアとの連携というものをどのように取っていくか、これがひいて、私はアメリカの安全保障にもつながっていく...全文を見る
03月30日第162回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○榛葉賀津也君 私は、ただいま可決されました独立行政法人沖縄科学技術研究基盤整備機構法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     独立行政法人沖縄科学技術...全文を見る
03月31日第162回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉でございます。  両参考人、本日は大変貴重な御意見、ありがとうございます。  端的にお伺いします。樋渡参考人に一問、小川参考人に二つの質問をさせていただきたいと思います。  まず、樋渡参考人でございますが、私、昭和四十二年の生まれでござ...全文を見る
04月14日第162回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  両大臣に中国問題を中心にお伺いしたいと思いますが、その前に、いつもは外務省に厳しく追及をするんですが、冒頭、町村大臣にお礼をいたしたいというふうに思っておりまして。  実は、私の友人に村木理恵さんという学生がいらっ...全文を見る
○榛葉賀津也君 では、暴行をした、日本人に暴行を与えた中国人、彼らは今指名手配されているんですか、それとも逮捕をもうされているんでしょうか。
○榛葉賀津也君 これ、どうして確認されていないんですか。局長で結構です。
○榛葉賀津也君 私は、この邦人保護という観点が極めて日本の外務省、希薄になっていると思います。  インドネシアのアチェに地震の直後入らせていただいて、様々な邦人の方からいろんな話をお伺いしました。確かに混乱した状況の中で大使館の方々が最善を尽くされたと思いますが、その中には邦人...全文を見る
○榛葉賀津也君 分かりました。  現在の対中関係をもう少し広い視点から議論をしてみたいと思うんですが、中国、EUは、戦略的パートナーシップという名の下に、EUが対中国への武器禁輸を解除したということが昨今言われておりまして、これについては日本政府はずっと反対を表明しているわけで...全文を見る
○榛葉賀津也君 それでは外務大臣は、このEUの対中国武器禁輸解除については基本的には反対だという表明は外務省ずっとされているわけでございますが、具体的にどういう影響が我が国にあるんでしょうか、反対する理由ですね。
○榛葉賀津也君 私もやはりこの問題は大変重要な問題だと認識をしておるんですが、他方、この軍事問題も含めまして、我が国がどれだけ今まで中国と真剣に向き合ってきたか、国民レベルでもどれだけ議論をしてきたかと申しますと、私自身を顧みましても、意外と中国という国と、また中国人と私自身も会...全文を見る
○榛葉賀津也君 中国の軍事外交に対する認識についてお伺いしたいと思うんですが、既に中国は各国と軍事演習やっているんですね。EUを含めまして、どういった国々と中国は軍事演習やっているんでしょうか。
○榛葉賀津也君 そのとおりですね。加えて言うと、オーストラリアとも海軍は演習をされているというふうに私は承知をしておるんですが、齋木審議官のおっしゃるとおりだと思います。  私は、非常に戦略的に中国が、この軍事外交も含めて布石をきちっと打ってきている。誤解を恐れずに言うと、極め...全文を見る
○榛葉賀津也君 一点、ロシアの問題についてお伺いしたいんですが、先日の報道で、ロシア国営パイプラインの建設会社が、この太平洋パイプラインですね、これに建設資金に日本の融資は求めないという記事が載ったわけでございますが、この真意は一体どういうところにあるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 進捗状況聞いていませんから。
○榛葉賀津也君 そこだけでいいですよ。まだ確認していないんですね。
○榛葉賀津也君 これは対中国の問題、先ほどおっしゃったようにこのルートそのものもまだ不確定な要素がある。そして、中国の現在のエネルギー状況を考え、また今後の日本の戦略を考えた場合極めて重要である情報ですから、早く対応して、早く対応していただきたいと思います。それと同時に、是非答弁...全文を見る
○榛葉賀津也君 終わります。
04月21日第162回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。両参考人、今日は本当にありがとうございました。  端的に両参考人に一点お伺いしたいと思います。  先ほど来、靖国の話が出ましたが、この靖国に代わる国立の追悼施設を造ろうではないかという動きも自民党の中でも一部、そして我...全文を見る
04月25日第162回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  決算が命であります参議院のこの委員会におきまして、質問をするチャンスをいただきましたことを先輩並びに同僚委員に感謝を申し上げたいと思います。  本日は、国民の税金がいかに有効的かつ効果的に使われているかと、こういっ...全文を見る
○榛葉賀津也君 私、今回の抗日デモは、その世代に実は注目をするべきだと思っております。日中間でこの共同歴史研究という提案もあるようでございますが、日韓の例を見ましても、この歴史研究という問題は参加される方がある程度世代が上の方なんですね。  今回のこのデモなんですが、どういった...全文を見る
○榛葉賀津也君 私、キーワードはやはり若い世代の交流だと思っておりまして、二十年後、三十年後先の日中関係を、先ほど人材育成の話もありましたが、今からきちっと草の根レベルでの交流を図っていくということが大事なんだろうと思います。慶応大学の小島朋之先生がこんな話をされていました。一九...全文を見る
○榛葉賀津也君 次に、パレスチナODAについてお伺いしますが、我が国のパレスチナに対するODA、これは一体総額はどれぐらいになっていますでしょうか。
○榛葉賀津也君 局長おっしゃるように、二〇〇三年のオスロ以降は八億ドル弱ということでございますが、二〇〇〇年九月のアルアクサ・インティファーダの以降は緊急人道支援を中心に約一億九千万ドル支援しているんですね。  アラファトが亡くなったのが二〇〇四年十一月一日で、これは記憶に新し...全文を見る
○榛葉賀津也君 果たしてそれでいいんでしょうか。国際通貨基金、IMFの推定によりますと、何と四十二億ドル、全世界で九番目の大富豪なんですね。  それでは、数が分からないということですが、その中でも、その自治政府の公金の相当額が実はアラファトの個人的な口座に流れているということも...全文を見る
○榛葉賀津也君 このアラファトの資産については、それは様々な情報があります。そして、当然、なかなか目に見える形でこれが表に出ることがないというのは当たり前のことでございますが、ヨーロッパ始めとして各国がこのアラファトの資金、そしてこのPLO内の不正について非常に慎重になっている。...全文を見る
○榛葉賀津也君 先ほど、パレスチナ、アラファト議長の個人的な口座の内容はよく分からないと言いましたが、私は、きちっとパレスチナ側との信頼関係の上でもこういったものを明確にするように求めていく、この努力も必要だと思うんですね。貴重な税金を使っている、それが、しかしどのように使われて...全文を見る
○榛葉賀津也君 二百四十六億円中、執行済みは一億八千、正確には百万円ということだと思うんですが、つまりは残りの約二百四十四億二千万円は災害から四か月たっている現在でまだ施行されていない、インプリメントされていないということでいいんですね。
○榛葉賀津也君 通常ノンプロのこの案件は期限が一年なんですね。これ、どれぐらい時間が掛かるんでしょうか、それぞれの案件が。
○榛葉賀津也君 もしこれ一年以内に使い切れなかった場合、この二百四十六億円のその残りの額というのは我が国の国庫に返納されるという理解でよろしいんでしょうか。
○榛葉賀津也君 ということは、国庫に返納されるんですね。
○榛葉賀津也君 私は、これで二点指摘をしたいと思っています。  一つは、本来求められているこの緊急性というものが全く生かされていないということなんですね。私が現地に行って感じたのは、各国があたかもオークションをやっているかのように援助の競争をやっているんですね。ある方は好意的に...全文を見る
○榛葉賀津也君 ODAを供与する国ですから、当然ガバナンスに様々な問題があるケースが多いわけでございます。ただでさえそうであるのに、更に大災害で国の機能が麻痺若しくは国民や政府もパニクっているわけでございますね。そこにぽんとキャッシュをやって、さあ案件どうなんだと言っても、これは...全文を見る
○榛葉賀津也君 正に大臣がおっしゃったように、そういう国がたくさんあるんですね、問題のある、大変のんびりした、独特のカルチャーを持った。だからこそ私は、緊急支援よりもきっちりと案件ベースでやるべきでないかと。そして、先ほど大臣がおっしゃったように、今の段階で決まってきている道路で...全文を見る
○榛葉賀津也君 四十五公館において五十六台が平成十六年三月時点で利用されなかったと。この金額が二億二千二百四十九万円なんですね。その内訳をちょっと読んでみたんですが、信じられないんですね。  この探知機のソフトウエアのインストール作業が行われていなかった。故障していて装置が作動...全文を見る
○榛葉賀津也君 だれが決めたんですか。だれが決めたんですかと聞いたんです。
○榛葉賀津也君 詐欺師で消防署の方から来ましたというのがありますが、本省の方でと言われても、これきっちりと、私は今外務省に、邦人保護だけじゃなくて外交官に対する保護、安全を確保するという問題が極めて希薄していると思うんですね。七十六の公館がどこかということはあえてお伺いしません、...全文を見る
○榛葉賀津也君 是非全公館に配置をするようにお願いをしたいというふうに思います。  最後に、残り時間で防衛庁にお伺いしたいと思うんですが、冒頭、F2を決算の観点からお伺いする予定だったんですが、残り時間が五分となってしまいましたので、これはまた外交防衛委員会の方で取り扱いたいと...全文を見る
○榛葉賀津也君 私もそうするべきだと思いますね。きちっと訴訟してでも国損を回復するということを改めて長官には国民の前でお約束をいただきたいというふうに思うんですが、他方、平成十四年に成立したいわゆる入札談合等関与行為防止法によって官製談合における発注省庁の責任も問われるように実は...全文を見る
○榛葉賀津也君 終わります。
05月10日第162回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  私、このいわゆる旅券法の改正案について質疑をしたいというふうに思っておりますが、我が会派はまだこの旅券法の賛否を決めておりません。衆議院では賛成した法案でございますが、衆議院の審議の後、改めて大きな問題が発覚をいたし...全文を見る
○榛葉賀津也君 日本にある旅券の数は分かっていて、今後十年間で恐らくIC化が進めていく。大まかな数字はきっちり出ていると思うんですが、これで将来の予算が大まかでも分かっていないというのは、これどういうことですか。
○榛葉賀津也君 現在、内閣官房等でも議論されているこのe—パスポートの流れをかんがみますと、今後虹彩であるとか指紋、こういったものをパスポートに追加していくと、この可能性も排除できないと思うんですね。その場合、今回のこのIC化の措置に伴う費用というものは無駄にならない、国交省や法...全文を見る
○榛葉賀津也君 それでは、衆議院で、最後の方で問題になりました効用分の二重取りの議論に若干入りたいと思うんですが、お手元に資料を配付させていただきました。  これを見て分かりますように、現在、パスポートのコストというのは一万三千円、十年物で掛かっているわけでございます。これ内訳...全文を見る
○榛葉賀津也君 この効用分の議論の前は、この話が大きくなる前は、衆議院においてこのIC旅券は、何が何でも日本は、このICAOの国際的な流れもあるし、またテロ対策にとっても喫緊な課題であるというふうな説明を一生懸命されているんですね。そして、一日も早くこのテロとの戦いやグローバル化...全文を見る
○榛葉賀津也君 それは趣味や嗜好の問題じゃないでしょう。今までのパスポートを使いたい方は使えるかもしれない、しかしなるべく早く皆さん御協力いただいて、国民の皆さんにICパスポートを持ってもらう。それが国を挙げて、イラクにまで自衛隊送っている我が国ですから、テロときっちりと対峙して...全文を見る
○榛葉賀津也君 担当課長です。担当課長です。
○榛葉賀津也君 私は、アメリカや他の国と日本のパスポートの料金は大体同じ、だから同じように全額払ってもらうんですという観点で言っているんではないんです。各国には各国のそれぞれ料金設定の理由がある。しかし、我が国は実費は四千円と決めて、残りは千円が一年間、そして十年間で一万円の効用...全文を見る
○榛葉賀津也君 これはやはりテロ対策の推進というものと国民の負担と、このバランスだと思うんですね。で、テロ対策には国民の協力が不可欠であるが、その実施に当たっては、善良な国民、事業者に新たな負担を課すこととなる場合もある。したがって、政府としては、それらの負担が合理的かつ必要最小...全文を見る
○榛葉賀津也君 私は、国民の理解は得られないと思いますよ。  冒頭述べましたように、今後、局長もおっしゃたように虹彩であるとか指紋情報も取り入れた新しいいわゆるバージョンアップされたパスポートが今後できる可能性もある。今後、こういったパスポートができるたびに同じようにあなた方の...全文を見る
○榛葉賀津也君 違う観点から一つ御質問させていただきますが、アメリカへの渡航に関しては今年の十月二十六日から来年三月までの約五か月間、この間に新規旅券、いわゆる非ICパスポートですね、非ICパスポートの新規旅券を取った日本人はアメリカ渡航に対してビザが必要になるということでござい...全文を見る
○榛葉賀津也君 この期間にパスポートを取得する人数というのは推計で約六十七万人いるんですね。この十月二十六日、今年の十月二十六日ですが、これから以降、ICチップの入っていないパスポートでアメリカに来る人はビザが要りますよって決めたのはアメリカなんです。で、日本はたまさか来年の三月...全文を見る
○榛葉賀津也君 非IC旅券ですと、この六十七万人は入国に際して恐るべき不都合、そして不愉快な思いをするんですね。アメリカに行くたびに大使館に行き、ビザを取り、お金を払い、時間的な労力を使わなければいけない。そして、旅行代理店なんかは、この六十七万人、大使館に恐ろしい行列をつくるん...全文を見る
○榛葉賀津也君 国民納得すると思いますか。とりわけ、この六十七万人は。
○榛葉賀津也君 今大臣からそのような御答弁いただきまして、確かに三月十九日、ライス長官に対してこの十月二十六日の先延ばしを要請というふうな新聞報道もございました。  他方アメリカは、ヨーロッパ、欧州委員会の副委員長や閣僚理事会が今年の三月二十三日に、この二十六日を延長するように...全文を見る
○榛葉賀津也君 それと、外務省にもう一点提案なんですが、やはり仮に十月二十六日が延期されなかった場合、私は、少なくともこの六十七万人に対しては、腹案として、この当該期間にこの非IC旅券を取得してしまった、不幸にも、この六十七万人は、やはり発行手数料を免除するだとか減額するだとか、...全文を見る
○榛葉賀津也君 恐ろしいほどのエネルギーとおっしゃいますが、この十月二十六日から来年三月までの、六十七万人が困るということはもう分かっているんですよね。この方々に対して、少なくとも知らない国民一杯いるんですよ。このシステムも、十月二十六日以降、パスポートを取った場合ビザが要るとい...全文を見る
○榛葉賀津也君 ヨーロッパからのお願いに対してアンライクリーだという返事があって、もう十月二十六日という期日が政治的に、また行政的に示されているわけでございますよね。それに対して、まだ一分の望みがあるからこれを広報しないんだというのは、局長、怠慢ですよ、もう数か月しかないんですか...全文を見る
○榛葉賀津也君 局長が保守的な方かどうか知りませんが、国民の感覚とは相当ずれていますよ、これは。国民の利便性をどのように考えるかという考えからは相当ずれていると思います。  では、アメリカが十月二十六日から以降のパスポートの方々に対してはビザを取るということですね。では、アメリ...全文を見る
○榛葉賀津也君 十月二十六日までにIC旅券を発給される見込みがあるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 アメリカが他国の国民に対して十月二十六日というデッドラインを決めているにもかかわらず、もし自国の国民にそのデッドラインまでにICチップのパスポート普及していないと、これは別にアメリカだからどうこうではなくて、人の道として余りにも矛盾していると思いますよ。  です...全文を見る
○榛葉賀津也君 きちっとした政治交渉をやって、私は、国民の不利益とならないような旅券行政をしていただきたいというふうにお願いをしておきたいと思います。  次に、残りが少なくなってしまいましたが、若干プライバシーの議論からこの話をしたいと思うんですが、国民の中には顔写真についてプ...全文を見る
○榛葉賀津也君 これは、日本人、外国人両方をデータベース化していくんですか。
○榛葉賀津也君 行政機関等個人情報保護法第三条の目的外使用の制限の規定というのがあるわけでございますが、これ、外務省内でデータベース化して、これ、個人情報保護法上問題ないんでしょうか、行政機関個人情報保護法上問題ないんでしょうか、元い。
○榛葉賀津也君 衆議院の答弁では、法律にない目的外の使用はないという答弁だったんですね。でも、逆に言うと、じゃ、どういう目的であれば日本人のこういった画像データや空港で入手した外国人の画像データというのがどのように使われるのか、具体的な例を挙げて教えていただきたいと思います。
○榛葉賀津也君 まあ、第八条の利用及び提供の制限という話にも若干触れましたが、アメリカは、例えばICチップ化されて、今後私たちがアメリカに行った場合、各国から来る外国人の情報も全部データベース化するんですね。これが実はどのように使われるか分からない。諜報活動に使われるかも分からな...全文を見る
○榛葉賀津也君 それは問題ないんでしょうか。
○榛葉賀津也君 局長に最後にお伺いしたいと思うんですが、このパスポート、旅券に載っている個人情報、これはだれのものですか。
○榛葉賀津也君 ということは、パスポートに載っている写真やデータ、個人情報というものは外務省のものという答弁ですね。
○榛葉賀津也君 基本的にやはり、旅券に載っている情報というものは当然データベース化すれば外務省がきちっと管理するわけでございますが、大変難しい議論ではありますが、基本的にやはりこれは個人のものだと思うんですね。この個人のプライバシーとやはりテロ対策の負担若しくはリスクというものの...全文を見る
○榛葉賀津也君 それでは、なぜ生産数を変更したんですか。これ理由は価格だけなんでしょうか。
○榛葉賀津也君 防衛庁とするとそういう答弁しかないんでしょうが、このF2というのは、やはり機体が小さくて性能向上の改修というのが非常にしにくいんですね。言い換えれば費用対効果が極めて悪い。ある操縦士に言わせますと、重い対艦ミサイルを搭載せず、空中戦も行わず、ただ飛ぶだけならすばら...全文を見る
○榛葉賀津也君 私は、導入決定時の見積りやその後の性能、そして予算見積り、極めて、言葉が悪いですが、いい加減なものがあったのではないかなという思いがしてならないわけでございます。平成十二年度の見積りを資料によりますと九十九億円としているんですが、実際は百十八億円掛かっているんです...全文を見る
○榛葉賀津也君 終わります。
07月12日第162回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○榛葉賀津也君 民主党の榛葉でございます。  西山参考人に一点お伺いしたいと思います。  北朝鮮のノドンでございますが、このCEP、命中精度ですね、これが実際、ノドンの命中精度というのは専門家から見てどれぐらいあるとお考えでしょうか。  そして、石川参考人に一点お伺いしたい...全文を見る
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  本日は、BMDシステムにつきまして、主に防衛庁長官にお伺いをしたいと思うんですが、私、過去の長官の答弁をすべて精査を久しぶりにさせていただきました。これまでの答弁に関連して、今日は五十分間長官に質問したいと思いますが...全文を見る
○榛葉賀津也君 正に長官の言葉をかりれば、武器を武器でもって制止すると。これが時間的経緯によって軍事になったり非軍事になるというのは、これは一般的に解釈して到底解釈できないと思いますよ。この決議の趣旨もそういうことは言ってないはずでございます。この点について、長官、どのように御認...全文を見る
○榛葉賀津也君 今長官、防衛出動下令前だから非軍事であるとおっしゃいましたが、では、自衛隊全部、防衛出動下令前は非軍事なんでしょうか。
○榛葉賀津也君 決議の話です。
○榛葉賀津也君 長官、正におっしゃったように、この話は泥沼にはまる話が一杯ありまして、私がなぜあえてこんな禅問答みたいなことを言うかというと、仮に三十数年前であれ、国会の我々の先輩たちが決議をした。三権分立の立場から、そして立法府の立場からやはり国会決議というものをしっかりとこの...全文を見る
○榛葉賀津也君 防衛庁さんが作成したペーパーをそのままコピーしたものですが、今年の二月二十五日の衆議院予算委員会第一分科会で、宇野委員の質問に対して、大野長官、こう答えているんですね。ハワイ沖で七回の実験をアメリカでやっているんですね、これまで六回やっていますから、合計七回の試験...全文を見る
○榛葉賀津也君 別の議事録には七回実験をして六回迎撃に成功しているというような言葉も言っているわけでございますが、是非このペーパーを見ていただきたいと思います。  今日午前中、参考人質疑を行いました。西山参考人が野球を例にして大変分かりやすくこのBMDシステム、SM3を説明され...全文を見る
○榛葉賀津也君 感謝されて光栄でございますが。  次に、PAC3の、長官、話にしたいんですが、二月二十五日の衆議院予算委員会の第一分科会の宇野委員の質問に対しまして、長官こう答えていらっしゃいます。ペトリオットPAC3の場合は、さきのイラク戦争でこのシステムを使っておりまして、...全文を見る
○榛葉賀津也君 短距離ミサイルです。  実際我々が想定する、仮に北朝鮮のノドンといいますと、これは千キロから千三百キロということですから、明らかにこのイラクの例が成功しているから、日本のPAC3が正にイラクを例にして成功するという理論は私は極めて弱いんじゃないかなと思うんですね...全文を見る
○榛葉賀津也君 今、正におっしゃったように、問題が、詳細が全く発表されていないんですよね。これ、先ほどのSM3も、結果は分かるんですが、詳細は一切非公表と。ですから、本当の信憑性をどうだという問題を我々議会側が検証するのは極めて難しい。こういうふうに高度な技術になればなるほど、も...全文を見る
○榛葉賀津也君 それでは、仮に北朝鮮が佐世保であるとか沖縄をねらった場合、これは韓国上空、ミッドコースに入れば韓国上空を通過すると思われるんですが、こういう場合は、実際ミッドコースを迎撃するPAC3、SM3が使えなくなると思うんですが、この辺は長官、どうなんでしょうか。
○榛葉賀津也君 次に、発射情報の伝達についてお伺いしたいんですが、我が国は平成八年四月からアメリカから早期警戒情報というものを受け取っているというふうに認識しているんですが、このシステムは、我が国の方向に発射された弾道ミサイル、これに関するデータを短時間でアメリカが分析して自衛隊...全文を見る
○榛葉賀津也君 いや、そういう報道があったということです。
○榛葉賀津也君 なっていない。  実際に、北朝鮮から日本までミサイルが来る時間が十分と言われているんですね。ですから、この時間をいかに短くするかというのは大変重要になってくると思うんですが、これ、なっていないというと、最大どれぐらい掛かる可能性があるんですか。
○榛葉賀津也君 よく分かりました。  衆議院ばかり例に出してはいけないので、参議院の三月九日、予算委員会で浅野理事が発言されていることを引用したいと思いますが、日本の上空を通過するICBMの情報の提供と憲法の関係について浅野委員が質問をしています。若干今、岡田委員も触れられまし...全文を見る
○榛葉賀津也君 私、余り頭が良くないんでもう一回繰り返しますが、日本が、北朝鮮がICBMをアメリカに対して撃ったと、その情報を日本がキャッチした、それをアメリカに伝達することは、今の言をかりますと集団的自衛権の問題に抵触しないという御答弁ですね。簡潔にお願いします。
○榛葉賀津也君 またこの問題は議論するときがあろうかと思いますが、次の質問に移りたいと思います。  北朝鮮のCEP、サーキュラー・エラー・プロバブル、命中精度ということですが、この点についてお伺いしたいんですが、一九九一年でしたか、湾岸戦争がありました。私、その前後して三年間、...全文を見る
○榛葉賀津也君 半径二・五キロということですよね。そうすると、大体新宿から四谷ぐらいというふうに以前長官分かりやすく答弁をされておりましたが、この半径に百発中五十発入るくらいだということをよく言われるんですが、先ほど参考人に聞いたら、具体的なデータはないと言うんですね。相当外れる...全文を見る
○榛葉賀津也君 分かりました。  次の質問に移りたいと思います。  国会との関与の仕方でございますが、大野長官、五月十二日の衆議院安保委員会で国会のこの法律に対する関与についてこういうことを言っていますね。  どういう場合にどういう国会のかかわり方をするのか、これはある程度...全文を見る
○榛葉賀津也君 今、長官正におっしゃったとおり、これは防衛出動に近い、ぎりぎりのところに寄った行為なんですね。だからこそ、我々は、報告ではなくてこれをきっちりと評価する、評価できるところに託するべきではないかというふうに言っているわけでございまして、私の理解では、国会の関与が強い...全文を見る
○榛葉賀津也君 法制局にもう一度確認しますが、特に防衛政策におきまして承諾事項を設けることが不適切だというような理由や法的根拠があるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 五月十二日の衆議院での本多委員の答弁に対しましても、長官は、このMD措置を国会報告にした理由、二つ言っているんですね。一つが、さっき正に長官おっしゃったように、この実力、武器を使わざるを得ない、使わなきゃ撃ち落とせないんですと。これが一個の理由ですね。もう一つの理...全文を見る
○榛葉賀津也君 正に来て、撃ち落とさないと日本がやられてしまう、そのようなときに、当然これは承諾の措置があって、そういった手続の場合、承諾しないなんということはないと思いますよ。当然誤射もあるわけでございますね。そのような際に本当に報告だけでいいんだろうかということでございます。...全文を見る
○榛葉賀津也君 衆議院の附帯決議、十項でこう書いてあるんですね。命令が発令された場合又は弾道ミサイル等が我が国に飛来する事態が生じた場合には、混乱の回避に配意をしつつ、その旨を遅滞なく国民に公表するとともに国会に報告するというふうに言っているんですが、これよく読むと、「混乱の回避...全文を見る
○榛葉賀津也君 では、これ公表されない、若しくは国民に報告されない場合ということはあり得ないと解釈してよろしいんでしょうか。
○榛葉賀津也君 仮にミサイルが飛んできた、こちらが迎撃しようとした、失敗したり誤射だったりした場合、そういうのもすべて公表されるという理解でいいんですか。
○榛葉賀津也君 迎撃は私、すべて成功してほしいと思っています、この技術が発達して装備が配置された場合。しかし当然、考えたくもないですが失敗する可能性もある。万々が一、長官の言葉をかりれば、万々が一失敗した場合、この理由によって現場の自衛官が何らかの形で処分されるというような可能性...全文を見る
○榛葉賀津也君 この問題は、先ほど来議論しているように、極めて長官の言葉をかりれば泥沼に入りそうなこの憲法や法律の議論と、極めて技術的な、私たちが理解し得ないような技術の問題、そして現場の政治状況等、いろんな意味で非常に複雑な問題だと思っています。是非この国会の関与の在り方等につ...全文を見る
○榛葉賀津也君 残り二分になりました。  尊敬する今津副長官にお伺いしますが、その手に付けていらっしゃる黄色いバンド、それはどのようなメッセージでしょうか。
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。イエローバンドということで、がん患者のために今世界でキャンペーンをやっています。  私が付けているのは、これホワイトバンドといいまして、世界の貧しさ、「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンというのをやっていまして、世界じゅうのセレブの...全文を見る
07月14日第162回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○榛葉賀津也君 私は、民主党・新緑風会を代表しまして、ただいま議題となりました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に反対、民主党・新緑風会提出の修正案に賛成の立場から討論を行います。  討論に先立ち、衆議院における与党との修正協議の過程で、政府並びに与党の態度が硬直化し、参議院...全文を見る
10月13日第163回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。午前に引き続きまして質問をさせていただきたいと思います。  我が党はこの郵便条約に賛成でございますので、私のこの時間は防衛庁並びに外務省に諸問題についてお伺いさせていただきたいというふうに思います。  まず、近日、最近...全文を見る
○榛葉賀津也君 防衛庁長官に再度お伺いしますが、長官といたしまして、最高責任者といたしまして、この事案の発生した背景、どういった理由があってこれほどまで広がってしまったのかなという思いをお持ちでしょうか。
○榛葉賀津也君 今津副長官にお伺いしますが、昨日、第一回のこの薬物調査対策会議というんでしょうか、この会議が開かれたやにお伺いしておりますが、具体的にどんな話合いがされたんですか。
○榛葉賀津也君 その会議の構成でございますが、制服組というのは一体どれぐらいの割合で入っていらっしゃるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 では、今後、現場の隊員若しくは現場で実際任務に当たっていらっしゃる曹士の方々からも意見を聴取していくということなんでしょうか。
○榛葉賀津也君 八月の十一日に潜水艦「おやしお」の乗組員約八十名に対して薬物検査を実施したということでございます。その後、お二人が逮捕されまして、八月三十一日に今度は第二潜水隊群等所属の隊員約八百人に対して薬物検査を実施したということなんですが、これ呉の第一潜水隊群の方々の検査は...全文を見る
○榛葉賀津也君 この逮捕された方々、横須賀基地所属の潜水艦の七隻中五隻に広がっておりまして、この方々は実は呉の潜水隊群とも交流があったということが明らかになっております。そういった、言葉が悪いですが、組織的というか、ある程度広がっていることを考えますと、性善説に立つことは大切かも...全文を見る
○榛葉賀津也君 海自でこれだけ連続して出ました。延べ八人ですか、が逮捕されたり事情を聞かれたわけですが、その後の実は九月二十九日に、今度は航空自衛隊の隊員がこの潜水艦とは全く違う案件で覚せい剤所持で逮捕されたということがありました。これはいわゆる単独での行動ということなんですが、...全文を見る
○榛葉賀津也君 それでは、現場までしっかり規律の注意がなされていたというふうに御認識ですか。
○榛葉賀津也君 海と空で出たわけでございますが、昨日の十一日には新たに陸の方でも覚せい剤で愛知県警に逮捕されていた自衛官がいたということが発表されました。実は八月二十三日の段階で逮捕されていたにもかかわらず、一昨日の報道ということなんですが、説明によりますと、捜査にかかわることで...全文を見る
○榛葉賀津也君 一連の陸海空それぞれの自衛隊での薬物問題ですが、こういった逮捕以前に、上司であるとか同僚、こういった者がこの兆しを発見することができなかったんでしょうか。
○榛葉賀津也君 この逮捕された陸士長は、駐屯地内などで約四百回くらい使用していたということも述べておりますし、また、海自で逮捕された自衛隊員も晩酌のように常習していたとかぎ括弧付きで書いていて、食欲が増したというふうなことも言っているわけでございますが、非常にこれは問題だなという...全文を見る
○榛葉賀津也君 正に今調査中で、本当にこの薬物が任務に影響なかったかどうかというのは今の段階では到底分からないと思いますね。これからの捜査で明らかになるんでしょうが、逮捕者の中には魚雷が装備された潜水艦のレーダーやソナーの担当者もいたということで、やはりこの辺もきっちりけじめ付け...全文を見る
○榛葉賀津也君 海自の事件につきましては海上幕僚副長が特別調査チームの委員長というものを務めていらっしゃるというふうにお伺いしていまして、副委員長には人事教育部長、監理部長も入っているというふうにお伺いしていますが、今後の責任問題なんですが、やはりこれだけの事件が起こって、この背...全文を見る
○榛葉賀津也君 昨今、自衛隊は、イラクでの活動、それからインド洋上での大変過酷な状況での活動、ゴランハイツ等での海外でも活動され、また国内の災害やあの鳥インフルエンザのときでさえも防衛庁が御活躍をされて汗を流すということで、かつてない広い分野で国民からの信頼が求められ、また事実、...全文を見る
○榛葉賀津也君 報告書の提出はお約束願えますでしょうか。
○榛葉賀津也君 捜査には時間が掛かると思いますが、大体どれくらいでこの捜査を仕上げると、調査を仕上げるという御計画なんでしょうか。
○榛葉賀津也君 ありがとうございました。  それでは、外務省にお伺いしたいと思います。  外務大臣にお伺いしますけれども、日米戦略的開発協調についてお伺いをしたいと思います。これ、日本のODAをアメリカ外交の道具に使おうというような話でございまして、今年三月の報道で、ライス長...全文を見る
○榛葉賀津也君 私がお伺いしたところによりますと、重点地域や分野を実務者協議で絞り込んでいくというような話もあったやに聞いているんですが、私が四月十四日の段階でこの問題を町村大臣にお伺いしたときに、答弁ではまだ中身は必ずしもはっきりしていないということだったんですが、この九月二十...全文を見る
○榛葉賀津也君 無論、アメリカは我が国にとりまして最大の同盟国であり、これからも最大限の共同歩調を取っていく国だろうというふうに思います。日本の安全保障や外交を考えた場合、アメリカ抜きでは語ることは無論できません。しかし、やはり日本とアメリカは別々の国でございまして、この国際政治...全文を見る
○榛葉賀津也君 具体的な質問で恐縮ですが、そもそもこの会議には一体だれが出席をされるんでしょうか。北米局が中心になられるのか、経協局が中心となられるのか、どちらがイニシアチブを取ってこの会をリードされるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 ありがとうございました。  次の質問に入りたいと思います。  この対米外交、アメリカとの関係とも密接に関係するんですが、次に国連の常任理事国入り問題について町村大臣にお伺いしたいと思うんですが、安保理入りの挫折というものについては、外務省の関係者であるとか政府...全文を見る
○榛葉賀津也君 御丁寧な答弁、ありがとうございました。  今の話ですと、大臣は、今後ともG4案でいくということなんですか、それとも単独で常任理事国入りも目指しながらという方向なんですか。
○榛葉賀津也君 日本はこの常任理事国入りのために莫大なコストとエネルギーを使ってきたというふうに思っております。七人の大使を任命して、食事会であるとか広報活動であるとかロジスティックであるとか、様々なことをやって常任理事国を目指してきたわけでございますが、数字の話で恐縮ですが、こ...全文を見る
○榛葉賀津也君 大臣にお伺いするんですが、恐らく日本は当初、中国は当然懸案の国であったと思うんですが、恐らく中国は、中国だけが反対という状況をつくればさすがの中国も実際には反対できないだろうというような読みがあったと思います。ところが現実は、表現は悪いですが、なりふり構わず中東や...全文を見る
○榛葉賀津也君 アメリカですが、アメリカはこのG4案を支持しなかった、これは決定的な私たちの誤算だと思うんですが、このアメリカの態度というものは大臣は想像されていましたか。
○榛葉賀津也君 今大臣がおっしゃった、ライスさんが日本はいいけれどもG4は駄目よというのは、私は、社会にはそれは社交辞令とやっぱりいうわけでございまして、日本がG4を抜けられればいいですよ、現実問題抜けれないんですから。  これはやはり、今の大臣の御答弁を聞いていると、日本とす...全文を見る
○榛葉賀津也君 日本の主張の中で、そもそも世界の地域からの代表を常任の枠に入れていくというような議論もあったと思うんですが、これ地域代表制を導入すると、今その地域にある紛争であるとか今後起こり得る戦争に有効に対処できると。この地域代表制が有効であるというのは、その証拠と言ったら変...全文を見る
○榛葉賀津也君 私、国連というのはやはり集団的安全保障体制の別名だと思っております。その観点から武力行使の基準であるとか様々な問題聞きたかったんですが、時間がなくなってしまって、準備をされて大変申し訳ありませんでした。また、成果文書の優先順位等についてもお伺いしたかったんですが、...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございました。終わります。
10月27日第163回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  防衛庁職員給与法について質問をしますが、その前に、先ほど浅野理事からも御質問のありました米軍普天間飛行場の移設先に関する問題並びにロシアの問題について冒頭質問をさせていただきたいと思います。  まず、沖縄問題でござ...全文を見る
○榛葉賀津也君 移設のスケジュールというものはまだ公表されていないと思うんですが、仮に御地元の理解が得られたと想定をいたしまして、これどれくらいの時間が掛かると長官は想定をされていますか。
○榛葉賀津也君 この新しい滑走路並びに待機場を含む予定地域の使用の権限は現在は県知事にあるということで、これを国に移管するための特措法を制定する用意もあるというような新聞報道が今朝の日経新聞にも載っているわけでございますが、これについて長官の御意見はどのようになっていますでしょう...全文を見る
○榛葉賀津也君 今週末の2プラス2の議論に期待をしたいというふうに思いますので、是非、大臣、頑張ってきてください。  それでは、次に日ロ関係についてお伺いしたいと思いますが、本日は外務大臣が大変御多忙であるということで、私どもも大臣の委員会への出席を御遠慮するということを了承さ...全文を見る
○榛葉賀津也君 全体像はそれで分かるんですが、私が聞いたのは、今まで、ガルージンさんがおっしゃっているような、この北方領土占領が日本のアジア侵略政策の帰結であるというような論調は今までなかったんですね、ロシア側に。それが、このタイミングに来てこのような発言が出るという、その背景は...全文を見る
○榛葉賀津也君 世論の高揚、そしてGDP七%以上の経済成長をここ数年続けているロシアということは分からないでもないんですが、この大きな絵としては、中国とロシアが政治、経済、軍事的にも接近してきていると。日中関係が悪化するほど中ロ関係の価値、この関係の価値というものが上がってきてい...全文を見る
○榛葉賀津也君 局長はもうロシアの専門家でありますから釈迦に説法ですが、野党を長くやっているとどうしても悲観的に物事を見る習性が付くんですが、それではいけないと思っておりまして、確かにモメンタムは失われている中なんですが、これ非常に大事なタイミング、トヨタ自動車の例もあるように、...全文を見る
○榛葉賀津也君 平成十八年度に廃止が予定されている坑内作業手当であるとか、機関部作業手当、これは平成二十年度に廃止を予定されているということなんですが、やはりこの手当の見直しの際には是非丁寧な説明を、私、国民に対してするべきだと思うんですね。そうすることによって、やはり国民に理解...全文を見る
○榛葉賀津也君 次に、防衛参事官等俸給表についてお伺いをしたいと思うんですが、内局の幹部クラスの俸給表は他省庁の幹部クラスとも違って、また内局の部下とも違うということで防衛参事官等俸給表が使われてきたということなんですが、その理由は一体何なんでしょうか。
○榛葉賀津也君 それ、他省庁との関係では説明付くと思うんですが、内部的には、例えば上司が残業すれば部下も残業するようなこともあると思うんですけれども、その内部的な説明というのが、そこ、もう少ししていただきたいことですね。これ、防衛施設庁の職員は幹部も一般職も同じ俸給表でございます...全文を見る
○榛葉賀津也君 次に、退職時の特別昇任制度についてお伺いをしたいんですが、自衛官は警察官や海上保安官とは違って階級別の給与制度を取っているということなんですが、これまでは退職時に一階級昇進すると。これで俸給月額が増額をしたということで、自動的にその増額を、退職手当もですね、自動的...全文を見る
○榛葉賀津也君 この特別昇任制度の経緯を聞いても、この自衛官の俸給というものは私は多分に名誉的なものというものがあると思うんです。自衛官のプライド、これはとっても大事なことだと思うんです。ビジネスマンでもなければお金もうけをするために自衛隊に入ったわけでもないと。正に国のために日...全文を見る
○榛葉賀津也君 是非、讃岐うどんのように粘り強く御検討いただきたいというふうに思います。  次に、防衛大学の、防衛医科大学についてお伺いをしたいと思うんですが、いわゆる医官ですね。この充足率の低下問題が私若干気になっておりまして、自治医科大ですと、九年未満で退職した場合は、これ...全文を見る
○榛葉賀津也君 社会全般の医師に比べて、この防衛医科大というのはどうしても外科の先生の比重が大きくなるというふうに聞いているんですが、私は他方、やはり一般の医師とこの医官との違いというものは、総合臨床医としての訓練を非常にされているということですね。幅広く医療の教育訓練を受けてい...全文を見る
○榛葉賀津也君 今長官から、語学等にも力を入れていくという話がございました。どの程度、国際業務を意識して取り組んでいくというのは多分バランスがあると思うんですが、正に長官がおっしゃったように、語学であるとか、今後、熱帯医学のような特殊性を持った国際協力を視野に入れた医官の教育とい...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。  最後に提言、正に今長官、最後におっしゃった、自衛官の皆様に迷惑掛けて三日掛かって現地へ行ったという話がございましたが、一番迷惑というか、一番それによって被害を被っているのは現地の被災者だと思うんですね。  私は、やはり一刻も早く駆け付...全文を見る