榛葉賀津也

しんばかづや

選挙区(静岡県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数4回

榛葉賀津也の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月17日第164回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  本日は、総理と防衛庁長官に、我が国の基本的な安全の管理に関する問題、そして国家の危機管理についてお伺いをしたいと思います。総理、私は直球しか投げませんから、総理も端的にお答えをいただきたいと思います。  ある先生が...全文を見る
○榛葉賀津也君 自衛官一人一人の気の緩み、ひいては防衛庁全体の緊張感のなさや危機管理意識の欠如がこの問題を起こしたのであります。  自衛隊は、当然国を軍事的に守る組織でありますから、縦の社会になっております。(資料提示)  野球でいうと、今はやりの野球でいうと、この将とか将補...全文を見る
○榛葉賀津也君 後で聞きます。
○榛葉賀津也君 今の答弁聞いて、そんなことを今ごろ対策しているのかという唖然とする思いでございます。各国ではこの情報管理が一番厳しい、イロハのイでございます。  具体的なことを一点聞きますが、平成十五年一月十日に事務次官通達で、私物パソコンの職場における持込みと使用について、保...全文を見る
○榛葉賀津也君 その船務長はどういうチェックしていたんですか、現場で。
○榛葉賀津也君 保全責任者がどうかというんですよ。
○榛葉賀津也君 答弁になってない。保全責任者がいて、保全責任者は、じゃ仕事をやってなかったということですか。
○榛葉賀津也君 全然答弁になっていない。  だから、この保全責任者はフロッピーを持ち帰っていないかをチェックしなきゃいけないんですよ。それが仕事でしょう。こんなことで時間を経過させないでください。しっかり答えてください。
○榛葉賀津也君 結局何もやってなかったんですよ。  パソコンやディスクは自由に持ち帰られる、それを取り込む媒体も自由に持ち込められる、これが実態なんです。そして、抜き打ち的に検査や、それともチェックしているかといったら、恐らくやってないでしょう。現場で実際やってないこともあった...全文を見る
○榛葉賀津也君 質問がおかしいんじゃないんです、これ。私はさんざん、昨日、この情報漏えいの問題にしっかり追及すると、しかし具体的な問題は長官はお答えできないでしょうから、参考人や政府の方はどうぞ入ってくださいとしっかり言ってあるんですよ。  この正にオペレーションルームに総理、...全文を見る
○榛葉賀津也君 またどんな説明しても苦しいのは、これ、今ごろ始まった事件じゃないんですよ、総理。  実は、四年前の二〇〇二年十一月にこの陸上自衛隊普通科連隊の情報がもう流出しているんです、しかもウィニーから。これ、全部ウィニーに関する原因ですから、事案ですから。そして、その翌年...全文を見る
○榛葉賀津也君 額賀長官の前からこの事件ずっとあったんですから、額賀長官一人を責めるのは確かに酷かもしれません。  しかし、総理、この間、中谷さん、石破さん、大野さん、そして額賀長官と来ました。すべて小泉総理の任期中であります。そして、自衛隊・防衛庁の最高責任者は、防衛庁長官の...全文を見る
○榛葉賀津也君 陸上自衛隊で六万台、空自で五千台、海自で二千台、合計すると七万台弱のパソコンが私物で使われたという報道がございました。しかし、今防衛庁の方で詳しく調べていらっしゃって、実際に私物で、私用で使ったパソコンの台数は十二万台あったということが判明をいたしました。この十二...全文を見る
○榛葉賀津也君 どのように確認しましたか、その八十台を。
○榛葉賀津也君 つまり、そういう自己申告なんです。これだけ重大な情報流出事件になって、もう現場の隊員はこの問題の重要性を分かっていますから、何台が、十二万台のうちですよ、何台がウィニーをインストールしていたんだと言ったら、私は正直、申告をしなかった方もいてもおかしくはないと思うん...全文を見る
○榛葉賀津也君 その九千四百台のうち八十台、私は実際はこれ、自己申告ですからあいまいなんですよ。  しっかりと検査してくださいと言うのは、別に犯人捜しをするからではないんです。きっちりと本当に正直に言ってもらわないと新たに情報流出がする可能性があるから、これをしっかりとチェック...全文を見る
○榛葉賀津也君 岡山県警でもこういうことがありました。しかし、岡山県警は保有者や家族の了解を得て、三千台あったわけですけれども、全部のパソコンを直接チェックすると。ウィニーが本当に消えているか、情報が、データが保存されていないか、岡山県警でさえ全部やると表明しているんです、岡山県...全文を見る
○榛葉賀津也君 是非それは履行していただきたいと思いますが。  この九千四百台のパソコンのうち、許可を得て情報を取っていた方々は何台ですか、若しくはルール違反をして自分の判断で無許可で保存をしていた方は何台ですかと昨日聞きましたら、これは把握できていないとおっしゃいました。 ...全文を見る
○榛葉賀津也君 情報分類の再検討や管理者の問題はいいんですけれども、そうじゃなくて、これ、もう無断で持っていた人がたくさんいるんですから、九千四百台のうち。で、それ把握していないんですから、まず現状認識をすべきでしょうと、それを長官の責任においてやってくださいということであります...全文を見る
○榛葉賀津也君 そういう他力本願のことしか実はできないんですね。  私もこの質問をする際、悩みました。今新聞報道されていない部分でもいろんな情報が見付かるんです。ところが、いたずらに日本の防衛に関する情報を外に漏らしたくありません。しかし、把握されているんですか、されてないんで...全文を見る
○榛葉賀津也君 十二万台の私有パソコンが使われていて、九千台に情報が入っていた。実際はウィニーを何人がインストールしていたか明確ではない。つまり、確かに今の段階でどういう情報が漏れていたか分かるかもしれないけれども、一〇〇%確信ができないんです。どんな情報がいまだに流れているか分...全文を見る
○榛葉賀津也君 ですから、今の段階ではそうかもしれません。しかし、私が調べただけでも報道にある以外のものがたくさんあるんですから、当然今後はどういう情報が出るか分からないんじゃないんですかということです。
○榛葉賀津也君 総理、これが現実なんです。いまだにどんな情報が出ているか分からない。  実は、私もウィニーを使ってこの情報にアクセスしてみました。ところが、一歩間違うとこれ大変なことになりますから、こちらも、新しいパソコンで、何も入っていない真っさらの状態で検索いたしました。こ...全文を見る
○榛葉賀津也君 これは、先ほど総理が冒頭いみじくもおっしゃいました、たるんでいると思うんですよ、たるんでいる。長官、この現実をどう思いますか。
○榛葉賀津也君 私は、長官のまじめなお人柄をよく存じ上げておりますし、先輩方からもそう聞いています。  しかし、七年前、談合事件があって、長官は自ら責任を取られて長官を辞職なされた。これは政治家として大変な決断でございます。そして、もう絶対談合をやらない、プロジェクトチームをつ...全文を見る
○榛葉賀津也君 いや、そうはいっても、私ちょっとこれ中開けられないんですが、その中に第五分隊緊急呼集表ってありますね。何人かつながりますよ。しかも、私はつい数日前に電話したんですが、輸送艦「おおすみ」の携帯番号がそこにはあります。輸送艦「おおすみ」につながっちゃうんですから。(発...全文を見る
○榛葉賀津也君 加えて、そちらにも個人情報が幾つか出させていただいております。委員の先生方には申し訳ありませんが当然出しておりません。そこにはプライベートな住所、氏名、本籍、そして最終学歴、家族構成、そして宗教、様々なデータがすべて載っております。家のメールのアドレスも載っており...全文を見る
○榛葉賀津也君 これ想像できない様々な被害があると思うんです。これはまた後日の委員会でしっかり議論をしたいと思いますので、今日はこの場ではこれくらいにしておきますけれども、私がこの問題と並行して心配する大きな一つの問題は同盟国、近隣国からの信頼の失墜であります。私たちは、防衛力、...全文を見る
○榛葉賀津也君 以前、防衛庁には独自のOS、まあ、これ問題は幾つもあるんですが、一つは絶対的にパソコンが足りなかった。まあイージス艦に今一千七百億くらい一隻使う。そして、MD計画には大体一兆、八千億から一兆と言われている。これもそれぞれ大事であります。しかし、正に灯台下暗しではな...全文を見る
○榛葉賀津也君 最後に一言申し上げます。  今、民主党は確かにピンチであります。民主党は自己管理がどうなっているんだと言われた。その問題を私たちは甘受をしなければいけない。そして、きっちりとこれからやっていかなければいけない。  しかし、今私たちが直面している問題は、国の危機...全文を見る
03月22日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  両大臣に質問をさせていただきたいと思います。  私、国会議員にならせていただいて五年が経過をいたしました。この間、同僚の、政党は違うんですが、尊敬している同年代の同期当選の国会議員、愛知先生や遠山先生は与党でござい...全文を見る
○榛葉賀津也君 具体的な質問に入りますが、何件かの情報流出がございました。報道では四件という数字があったわけでございますが、具体的にはこの情報流出の件数は、現在防衛庁が把握されているだけで何件あるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 平成十四年までさかのぼると九件ということですが、まあ全体では恐らく九件以上あるんだろうと思います。  今回の情報流出で四件という数字が新聞報道であったわけではございますが、今官房長おっしゃったように、その報道だけで2ちゃんねる等では相当また情報が飛び交うというよ...全文を見る
○榛葉賀津也君 私が聞いているのは、仮に今回の「あさゆき」の話等々に限定いたしますと、防衛庁がそれを発見した時間ではなくて、その隊員が漏れてしまった、漏らしてしまった時間、日にちというものはこれ特定できるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 ということは、いつ情報が流出して、どれくらいの間、今までに、そのネット上に流れているかということもよく分からないということでいいんですね。
○榛葉賀津也君 いや、私の言っているのは数ではなくて時期の問題です。いつ出たのか。
○榛葉賀津也君 分かるものは、分からないけれども、分からないものは分からない、正直な答えだと思いますが、ということは余り分かっていないということだと思うんですが、それでは、この平成十五年一月十日の事務次官通達でいわゆる保全責任者の許可を条件でパソコンを持ち込んでいいというような通...全文を見る
○榛葉賀津也君 ですから、ごめんなさい、船務長ですね、船務長、この船務長に、私の質問は、どういう指導をしていたんですかというのが私の質問でございます。しっかり質問を聞いていただきたいと思います。
○榛葉賀津也君 いや、ですから、徹底されていなかったのはいいんですが、どういうことをこの船務長に、保全責任者としてこういうことをしなさいと、どういう指導をされていたんですかというのが私の質問です。具体的にお答えください。
○榛葉賀津也君 私、昨日、丁寧に全部の質問、全部出しているんですよ。今日はそういう抽象的なやり取りじゃなくて、大古さん、私しっかり建設的な議論をしたいからこそ、すべて箇条書にして昨日出しているんですよ。この答弁、あんまりですよ、もう。具体的にどういうことをして、何もやっていなかっ...全文を見る
○榛葉賀津也君 防衛庁全体として、保全責任者は何をやるべきなんですか。
○榛葉賀津也君 「あさゆき」は結構です。保全責任者全体にも当然そういう指導をされていると思うんですが、恐らくすべての保全責任者がこの「あさゆき」の保全責任者である船務長同様の認識でこの保全責任者という職務を考えているんじゃないでしょうか。
○榛葉賀津也君 長官、さきの予算委員会で長官は保全責任者を明確にするというふうな答弁をなさいました。これもう保全責任者は明確になっているわけで、この長官のおっしゃった保全責任者を明確にすると、これもう少し具体的に御説明いただけないでしょうか。
○榛葉賀津也君 先日の予算委員会で西川官房長が、私物のメール付携帯であるとか録音機であるとかモバイル等々は持ち込めないようになっているという答弁がございました。それに間違いないですね。
○榛葉賀津也君 では、実際はどうだったんでしょうか。こういったものは持ち込まれていたんじゃないんですか。
○榛葉賀津也君 局長、それはもう分かっているんです。私が聞いたのは、フロッピーを持ち込んだのは分かっているんだ、だって情報漏れているんですから。そうじゃなくて、これ本当時間がもったいないんでしっかり答弁してほしいんですが、カメラ付携帯だとかその他のものは実際は持ち込まれていたんじ...全文を見る
○榛葉賀津也君 その現場での、この「あさゆき」に限定しましょう、このチェックはどうなっていたんですか。入口で所持品を置くコーナーがあるだとか、所持品検査をするコーナーがあるだとか、具体的にどうなっていたんですか。任意で、任せていたんですか。
○榛葉賀津也君 西川官房長はさきの予算委員会で、私が、うがった見方をすれば、この海曹長は情報を他人に渡していた若しくは売っていたんではないかという私の問い掛けに、それはないとおっしゃいましたが、そう断言できる理由はどこにあるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 私が新聞報道でのかぎ括弧を用いて、趣味で情報収集をするようになったと言いましたら、西川官房長はそういうことはないとおっしゃいましたが、この防衛庁の出されている情報流出事案についてという説明書を見ましても、可能な限り多くの資料を収集したいという欲求を感じたということ...全文を見る
○榛葉賀津也君 今の説明で私は少し納得しました、正直。  というのは、なぜ私がこういう質問をしたかというと、技術の向上や勉強のためにとは考えられないような余計なものも彼、持ち帰っているんですね。なぜこんなものを持ち帰らなきゃいけないんだろうかということを考えますと、だからこそ私...全文を見る
○榛葉賀津也君 防衛庁長官にお伺いしますが、防衛庁長官がこの問題は、具体的に詳しく報告若しくは説明を受けたのはいつごろなんでしょうか、今回の「あさゆき」を始めとする情報流出ですね。
○榛葉賀津也君 インターネット上の掲示板に業務用データが掲載されていたのを確認したのは私十六日だと思うんですが、二十一ですか。
○榛葉賀津也君 そして、長官が二十二日に報告を受けたということなんですね。  ところが、長官、この二十四日の防衛庁長官の記者会見で、私は恐らく、この会見注目していたんです、恐らく、まあ談合事件も大事ですが、これは談合事件とは種類の違う、またある意味大変重要な問題ですから、談合問...全文を見る
○榛葉賀津也君 私がなぜこのような長官の言葉をつかまえて聞くかというと、やはりこれ、政治主導である程度きっちりやらないと駄目だと思うんですね。事務方だけに任せておくとまた談合のように繰り返される可能性がある、だからあえてこういう質問をさせていただいたわけでございます。  次に、...全文を見る
○榛葉賀津也君 また、この情報を私有パソコンに入れていた方々は、許可を得て入れていた場合と無許可で、ルール違反をして入れている場合があると思うんですが、この把握はいつまでにどのようにされるんですか。
○榛葉賀津也君 この許可若しくは無許可で情報を自分のパソコンに入れていた台数は私九千四百台って聞いたんですが、この数字で間違いないですか。
○榛葉賀津也君 このうち業務用データを既に削除したものは何台ですか。
○榛葉賀津也君 私が約一週間前に聞いて七千三百台でした。一週間たってこの数字変わってないんですか。
○榛葉賀津也君 これはやはり現状として大問題だと思うんですね。というのは、この数字、いや、やり方が大問題じゃなくて、私物パソコンでありながら二千百台も、私物パソコンは今防衛庁が保全してるんですよね、それがないと任務できないんですから。隊員の私物パソコンに頼らなければ、これだけ問題...全文を見る
○榛葉賀津也君 ウィニーを私物パソコンから削除するように当然通達は出していると思うんですが、これはすべて完了したんでしょうか。また、それをどうやって確認しているんですか。
○榛葉賀津也君 八十台以上ある可能性がある、それを今十万台まで一応チェックしたということですから、残りの二万台もしっかりやって、このウィニーは、随時、本当は何台インストールしてたんだというのを分かると思うんですが、その最終的に判明した数字というのは、これは教えてもらえますね。
○榛葉賀津也君 また防衛庁長官にお伺いしますが、さきの予算委員会の答弁で、秘密指定を見直して、また情報文書をスリム化していくと、先ほども答弁されましたが、これ具体的にどういう意味か、もう少し詳しく説明願えますでしょうか。
○榛葉賀津也君 海図ソフトの「トリスタン」も出ました。これは米軍とは関係ありませんか。
○榛葉賀津也君 基地の警備体制や非常呼集の連絡網であるとか、緊急呼集表なんかのいわゆる部隊に関する情報も出たんですが、これらの情報は全部直さなきゃならないと思うんですね。この情報訂正や体制の再構築、これに掛かるコストというのはどれぐらいなんでしょうか。
○榛葉賀津也君 個人情報も出ています。これ、個人の隊員は自分のメールアドレスだとか電話番号、これ、名前や住所は変えられないと思うんで、変えると思うんですが、これに掛かるコストは自己負担なんですか。
○榛葉賀津也君 相当プライベートな情報が出てるんですよ。ここでは言えないような個人情報や写真なんかが実は出てるんですね。私、瞬時に思ったのが、いわゆる上海領事館の外交官が中国から圧力を受けて自殺をされたという事件がありました。委員会でも議論になりました。近い問題が起こりかねない。...全文を見る
○榛葉賀津也君 この問題はたくさんあるんですが、また後日議論をしたいと思います。  防衛庁長官、もしよければ、私の方はもう防衛庁長官に対してはこれで質問はありませんので、御自由にしていただいて結構でございます。  外務大臣にお伺いをしたいと思います。  予算委員会でも大臣に...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。  ブッシュ大統領がインドのシン首相と三月の二日ですか、ニューデリーで会談をしまして、いわゆるインドの原子力エネルギー開発に米国が具体的に協力することで合意という報道があったわけですが、これ若干報道が先に行ってまして、正式に言うと、この核施...全文を見る
○榛葉賀津也君 包括的な答弁、ありがとうございました。  これインドというのは十一億の人口があるわけで、いわゆるレバノン、パレスチナ、イスラエル、シリアから始まって、朝鮮半島までの、私余り好きな表現じゃないんですが、不安定の弧というものがよく使われるんですが、そこの中間に位置し...全文を見る
○榛葉賀津也君 私もこの問題、一つの大きな問題だなと思ったのは、先ほど大臣が冒頭おっしゃってくださったインドの二十二のうち十四IAEAがチェックしますよと。これインドの核施設、私もちょっと勉強したんですが、これ軍事用と民生用と区分けするのは非常に難しい施設なんですね、これ。これが...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。  日本はNSG、いわゆる原子力供給国グループに入っておりまして、私は報道ベースでしか分からないんですが、アメリカも、今正に大臣おっしゃったように、日本に対してこれ協力してよというようなメッセージを出しているというふうに聞いていますが、これ...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。  次に、日本、オーストラリア、日豪関係についてお伺いしたいんですが、我が国は様々な他国にお世話になって生活できているわけですが、最も感謝をしなければならない国の一つが私はオーストラリアだと思っております。イラクでお世話になっているというこ...全文を見る
○榛葉賀津也君 私たちは、北朝鮮問題を語るときに、実はモンゴルに注目していまして、モンゴルには北朝鮮からの出稼ぎ者がたくさんおりまして、相当数北朝鮮の方々が働いていらっしゃって、情報収集等にも重要な国だと思うんですが、それと同じように、実はオーストラリアは北朝鮮と国交を持っている...全文を見る
○榛葉賀津也君 私たちは新聞報道でしか分からないんですが、委員会の場所で再度確認をしておきたいと思うんですが、イラクからの自衛隊撤退時期について、オーストラリアのダウナー外相が、自衛隊がいる限り私たちは撤退しないと新聞報道でありました。実際にこういう会話があったんでしょうか。
○榛葉賀津也君 これは参考人でも結構ですが、今、日本とオーストラリアの貿易というのは相当密になってきていまして、日本からオーストラリアの輸出でも一兆一千五百億、オーストラリアから日本へは一兆七千四百億、これエネルギーや食糧、こっちは、日本からは自動車であるとか様々な部品、相当交流...全文を見る
○榛葉賀津也君 冒頭言いました、今年は日本、オーストラリア友好年でございまして、地味かもしれませんが、私、大事な一年だと思っています。日本、オーストラリアの今後の友好関係というものは、反対側の大陸にいましても非常に重要な国になってくる。ですから、今年、外務省として様々なイベントを...全文を見る
04月04日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  本日は、日英、日印租税条約について大臣並びに参考人の皆様にお伺いをしたいと思いますが、今同僚の山本先生からお話がありましたとおり、この条約は、国際的な二重課税を回避して二国間の投資交流を促進していくと同時に、やはり国...全文を見る
○榛葉賀津也君 先ほど山本委員から、六十以上の相手国との現在租税条約を結んでいるという御発言があったんですが、私が把握している限り、現在締結している租税条約の数が四十五条約、五十六か国というふうに把握をしているんですが、日英、日印の議論に入る前にこの現状をまず確認したいんですが、...全文を見る
○榛葉賀津也君 では、特に、アジア諸国とのこの条約の締結状況というのはどんな形になっているんでしょうか。
○榛葉賀津也君 加盟国間の経済の自由化というものを考えますと、一つEUという枠組みが私たちのモデルというか、現在あるわけでございますが、このEU加盟国間の課税状況というか、それはどんな形になっていますか。
○榛葉賀津也君 次に、投資促進の効果について若干議論をしたいと思うんですが、先ほど言いましたように、この条約の目的というものは、二重課税を排除しながら二国間の投資を促進させるというものなんですが、外務省からの資料によりますと、日本進出の英国企業は現在約二百八十社という数字が出てい...全文を見る
○榛葉賀津也君 ということはあれですか、条約発効によって我が国にどれぐらいの税収の変化があるかということも財務省とすると把握をされてないということですか。
○榛葉賀津也君 ということは、その反対もそうなんでしょうかね。例えば、今、日本企業がイギリスに行っている会社の数というものは約八百四十というふうに把握をしているんですが、インドには約三百の邦人企業が行っていらっしゃるということで、この租税条約によってどれぐらい日本の企業が恩恵を受...全文を見る
○榛葉賀津也君 なるほど。じゃ、投資ですね、この日英、日印、この投資がどれぐらい増加するかというのは、そういった推測もできないんですか。
○榛葉賀津也君 若干具体的な話で恐縮なんですが、例えば、配当若しくは利子、使用料が引下げになっていると。例えば日英の場合は、一五%、一〇%が一〇%、五%、そして免税という形ですね。そして利子については、一〇%が一〇%、免税という形になってくる。そして日印の方も、配当は一五%が一〇...全文を見る
○榛葉賀津也君 次に、日英租税の回避行為についての対応についてお伺いをしたいと思うんですが、条約を濫用して、今、山本先生からもおっしゃったように、課税から逃れようとする者の対策というものが必要でございまして、減免の適用を受ける適格者の基準が正に適切でなければならないと思うんですが...全文を見る
○榛葉賀津也君 今の御答弁に一部もう回答が入っているのかもしれませんが、例えばこの条約で対応し切れない租税回避措置というのはあるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 二〇〇五年十一月二十一日の日経新聞に「脱税防止、五十五カ国と連携」という見出しで記事が実はございまして、記事によりますと、政府は、二〇〇六年度中に、ヨーロッパ、アメリカ、アジアを中心とした五十五か国と脱税を防止する新しい枠組みをつくっていくということで、海外税務当...全文を見る
○榛葉賀津也君 次に、日米租税条約、二〇〇三年に署名されたこの条約と日英租税条約との相違点についてお伺いしたいんですが、日米租税条約、新しい二〇〇三年のこれがあって、先ほど長嶺審議官もおっしゃったように、これがベースになって日英租税条約が締結交渉が始まったということなんですが、こ...全文を見る
○榛葉賀津也君 そういう違いが出るというのは、日米との関係と日英との関係、経済的、社会的相違から出るのか、それとも、日米が更に進歩してこういう形になったのか。その辺はどういう背景なんでしょうか。
○榛葉賀津也君 今後のこの日英条約のためにお伺いしておきたいんですが、二〇〇三年に日米の新租税条約が締結されて、問題点というものは発生していないんでしょうか。つまりは、我が国にとって不利益になるような状況があったかどうか、それについてお伺いしたいと思います。
○榛葉賀津也君 日米租税条約が締結されてこの日英になったわけですが、日米租税条約が締結されるまで、イギリスの方から条約に対する申入れとか、そういったものは動きはなかったんでしょうか。アメリカがあってこの日英の話が動き出したのか。
○榛葉賀津也君 イギリス以外に、この日米租税条約をベースにして今後租税条約を改正していこうと、そういう動きはあるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 大変細かい話で恐縮ですが、この日米新租税条約では、親子会社間の配当所得の免税に必要な要件というものが日米租税条約の規定に比べると若干緩和された条件に、十二か月が六か月になっているんですが、こういう内容になっているんですが、その理由というのは何なんでしょうか。
○榛葉賀津也君 次に、日印の租税条約の根本的な、具体的な話で申し訳ないんですが、日英は日米の新条約をベースにされたと。この日印の租税条約というのはどんなものをベースにされて交渉されたんでしょうか。
○榛葉賀津也君 次に、私この租税だとかそういった問題は素人なものですから若干的外れな質問になるかもしれませんが、この条約締結して、事務手続というものがそれぞれの改正で煩雑になるんじゃないかなというような懸念もあるんですが、そういった弊害というものはないんですか。
○榛葉賀津也君 次に、先ほど課税権という話も出ましたが、いわゆるこの課税権というのは国家主権と密接に結び付いている話でございまして、我が党はこの二つの条約、賛成の立場で議論をさせていただいておりますが、あえてこういう質問をさせていただきますが、当然、二国間の連携は密接にして、脱税...全文を見る
○榛葉賀津也君 分かりました。  それともう一点、先ほどこの条約締結によって具体的にどういうプラスマイナスがあるか、また数字が出るかということが分からないというふうにおっしゃいましたが、単純に考えて、イギリス、インドと比べますと当然我が国の経済規模というのは大きいわけでございま...全文を見る
○榛葉賀津也君 政府は今後この租税条約、積極的に推進するということなんでしょうが、日印の場合がこの代表例、今後途上国との関係が更に交渉が進んでいくと思うんですが、いわゆる途上国の中には法制度が未整備な国がたくさんあるというふうに把握をしているんですが、今後この途上国との交渉、これ...全文を見る
○榛葉賀津也君 やはりこの租税条約というのは適切に税を徴収するとともに、お互いの信頼醸成して交流を促進し、また脱税も防止をしていくという側面がある反面、やはり外交ツールとして、私はこの租税条約の交渉というものを、今後ODAなどの技術協力であるとかFTAだとか、そういったものとセッ...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。  我が党はこの二つの条約に賛成でございます。  それでは、議論を、残余の時間をパレスチナ情勢について若干外務省と議論をしたいと思うんですが、先日、新聞で民主党の支持率が四〇%を超えたと。えっと思ったんですが、アメリカの民主党でございまし...全文を見る
○榛葉賀津也君 それぞれ勝ったオルマルト・カディーマの党首、それからハマスの新内閣、日本の外務省として、若しくは日本として、何らかのメッセージはこの門出に際しまして送られたんでしょうか。
○榛葉賀津也君 アッバスを通じてお祝いを申し上げたと、極めて適切な対応であったと私は思います。  先ほど外務大臣からロードマップという言葉が出ましたが、先ほどいらっしゃった、今どこか行っちゃいましたけど、川口さんの当時からこのロードマップの話があったんですが、ヨーロッパ、アメリ...全文を見る
○榛葉賀津也君 大変分かりやすい御答弁、ありがとうございました。  恐らくハマスは、対外的にもそうですが、恐らくハマスの中のパレスチナ外の圧力というものが非常に強いわけでございまして、理想論からいえばやはりイスラエルせん滅のこの憲章のいわゆる、言葉が適切かどうか分かりませんが、...全文を見る
○榛葉賀津也君 いわゆるイスラエルと今のハマスの状況で、ロードマップが破綻した、せっかくここまで来たのに何でこんなになっちゃったんだと、いわゆる悲観的に見る方がほとんどでございます。  しかし、私、ここで冷静になって見る必要があると思いまして、各国、日本もそうなんですが、極めて...全文を見る
04月20日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  本日は、外務大臣並びに警察庁、法務省に、逃亡犯罪人の問題についてお伺いをしたいと思っております。  厚生労働省が発表をしました外国人雇用状況報告という資料によりますと、平成十七年の六月一日現在で事業所に直接雇用をさ...全文を見る
○榛葉賀津也君 それでは、このブラジル犯罪人の検挙数というのは逆にどれぐらいになっているんでしょうか。
○榛葉賀津也君 国外に逃亡したブラジル人犯罪者というのは一体どれくらいになるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 八十六人。
○榛葉賀津也君 犯罪者を逮捕するには、証拠によって犯人を特定して、犯人の居場所を特定しなければならないんですが、しかし当然外国への捜査権は及ばないということでございます。したがいまして、逃亡先の国の政府に対しまして捜査などの協力をしてもらう必要があるかと思います。  犯罪者の捜...全文を見る
○榛葉賀津也君 ブラジルはこの相互主義をともに取っているんでしょうか。
○榛葉賀津也君 近年の捜査依頼の件数というのはどれくらいあるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 このうちブラジルに対して捜査依頼をしたのは何件ですか、ブラジルに対して。
○榛葉賀津也君 後で御報告いただきたいと思います。ただ、今日はブラジルに関して質問通告やっておりますので、しっかり答弁していただきたいと思います。  それでは、このICPOルートで依頼する捜査協力というのは一体どんなものなんでしょうか。
○榛葉賀津也君 この捜査依頼の件数というのはどれぐらいあるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 平成十七年で結構ですけど、ブラジルに対して行ったこの捜査協力というのはどれくらいあるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 どれだけブラジルにICPOルートで捜査したか答えられない、捜査共助がブラジル何件かと、数字持っていないということなんで、これはできたら後ほど教えていただきたいと思います。  では、具体的に聞きますが、このひき逃げや強盗殺人、これらの問題は捜査共助要求やICPOル...全文を見る
○榛葉賀津也君 それでは、一九九九年、そして先ほど言った殺人事件と山岡理子ちゃんのひき逃げ事件、これはきちっと捜査共助要求をしているというふうに認識してよろしいわけですね。
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。  捜査共助で犯人が特定したらその犯罪者を引き渡してもらって日本の裁判にかけるということが必要になると思うんですが、ところが、犯人が特定されても日本政府に犯罪者が引き渡されない場合があるということです。これは、国によって原則として自国民の保...全文を見る
○榛葉賀津也君 いわゆる犯罪者引渡条約が締結されている場合は、外国に逃げた犯罪者が引き渡せる可能性があるということです。自ら国へ、もう一度日本へ帰ってきて自分の意思で出頭するというのは、そういう方がいらっしゃったらこれは有り難い話ですが、現実問題、なかなか難しいのかなというふうに...全文を見る
○榛葉賀津也君 これだけブラジル人の犯罪が増えている中で、ブラジルと犯罪人引渡条約を結べないという理由は何なんでしょうか。
○榛葉賀津也君 四月十二日に麻生大臣がブラジルのセルソ・アモリン外務大臣と会談をされて、様々な日本とブラジルの問題がある中で、この逃亡犯罪人の問題を重視しているという議論をしてくださいました。これは私どもにとりましても大変心強く、また御遺族も、この大臣の短い間の会談にもかかわらず...全文を見る
○榛葉賀津也君 そう言うと、今逃亡している八十六名のブラジル人犯罪者は何も手を付けることができないということなんでしょうか。
○榛葉賀津也君 代理処罰の問題はこの後また議論させてもらいますが、いわゆる犯罪人引渡条約を結んで犯罪人を引き渡してもらうか、若しくは条約がなくても外交礼譲、外交にお礼の礼に譲るという字を書くんですが、外交礼譲によって引き渡す可能性があるというふうに思っております。  ところがブ...全文を見る
○榛葉賀津也君 それでは、この外交礼譲による引渡し、日本とブラジルの間で過去の実績はゼロということでよろしいんでしょうか。
○榛葉賀津也君 外国人引渡条約で犯人の逮捕を依頼して渡してもらうにせよ、外交礼譲によって引渡ししてもらうにせよ、ブラジルに限らず、これ捜査を相手国に依頼する場合、非常にコストと時間が実は掛かるわけでございます。まあブラジルの場合はこの憲法があるということですが、ブラジルに限らずい...全文を見る
○榛葉賀津也君 御遺族は、ブラジルのこの憲法五条の五十一項があるためにブラジルから犯罪者を引き渡すことができないのかと、今絶望的な思いをしているわけでございます。当然、人権、二国間の信頼関係等々ありますが、やはり最愛の家族を殺され、そして逃亡されている御遺族のことを考えると、これ...全文を見る
○榛葉賀津也君 私は、ブラジルが二十か国と犯罪人引渡条約を結んでいる。日本も当然その制限があるにせよ、これだけ日本で働いていらっしゃるブラジル人が多いわけですから、ブラジルとの締結に向けて努力をすべきだと思っております。  先ほどおっしゃったように、この代理処罰、仮にブラジル人...全文を見る
○榛葉賀津也君 今の説明でいきますと、ブラジルは、じゃ、ひき逃げであるとか殺人、こういったものはどういう処罰になっているんでしょうか。
○榛葉賀津也君 ということは、この山岡理子ちゃんの問題ほか静岡で起こった二件の問題についても、ブラジルで処罰をするということは可能なわけですね。
○榛葉賀津也君 この相互主義の難しいのは、犯罪の、いわゆる罪の重い軽いと言ったら変ですが、それがある程度マッチしていないと、これなかなか難しい問題もあるかと思うんですが、ブラジルにおいて殺人若しくはひき逃げというのはどういう罪になるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 ずっとブラジルの犯罪者が自国へ帰って、いわゆる逃げ得になっていると。絶対許しちゃいけないんです。これはきちっと、裁判をやって無罪かもしれない、しかしきちっと法の裁きを受けなきゃいけない。これだけの問題があって、ひき逃げ、殺人、ブラジルでどうなっているか分からないと...全文を見る
○榛葉賀津也君 外務大臣にお伺いします。  今までずっと約三十五分間議論をしてまいりました。実は、冒頭、外務大臣にお考えをお伺いしようと思ったんですが、一連の議論をまず聞いていただいて、これは実は、法律を作るのは立法府、我々ですから、私たちの責任も極めて重いというふうに思ってお...全文を見る
○榛葉賀津也君 私の知る範囲では、このブラジルとの逃亡犯罪人引渡しのことを積極的に外務省、あちらの外務大臣に訴えてくださったのは、私の知る限り麻生大臣が初めてだと思っております。  これは政治力が極めて必要な問題であります。条約の締結、そして外国、ブラジルにおいての、まあ言葉が...全文を見る
05月16日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  日韓刑事共助条約について質問をさせていただきたいと思います。  前回の質問で、外国人犯罪についての議論をさせていただきました。日本と韓国も、政治、経済、文化の交流が親密になるにつれまして、現実問題、また犯罪も増えて...全文を見る
○榛葉賀津也君 この条約締結によりまして、これまでできなかったけれども今後可能になるといった捜査行為、共助行為というのはどんなものがあるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 まだしていませんけれども、どうぞ。
○榛葉賀津也君 佐渡島審議官とは以心伝心で、いい議論させていただいてありがとうございます。  この条約締結に際しまして、今審議官がおっしゃったようなことがあると思うんですが、加えて、いわゆる中央当局と直接やり合うということで、日本の中央当局というのは法務大臣と国家公安委員長にな...全文を見る
○榛葉賀津也君 もう一点、日本はこの刑事共助条約、幾つくらい締結されているんでしょうか、現在。
○榛葉賀津也君 日本は、二〇〇三年に日米刑事共助条約、この委員会でもやりましたけれども、署名をしているんですが、アメリカの議会承認がまだで、これ次第だということで、実際に発効されるのは今後ということになろうかと思いますが、アメリカ、韓国に加えて、今、中国、ロシアともこの刑事共助条...全文を見る
○榛葉賀津也君 これ、韓国に比べて日本が極めて少ないと。これ、どういった違いがあるんでしょう、どういった背景があるんでしょうか。
○榛葉賀津也君 この条約締結に際しまして、いわゆる北朝鮮の拉致問題、これの解決に役立つ、若しくは関係する可能性というのはどれぐらいあるんでしょうか、可能性の話で恐縮ですけれども。
○榛葉賀津也君 是非、この日韓刑事共助条約、フルに活用していただいて、この問題にも対処していただきたいと思います。  犯罪が国際化、多国籍化している現状で、この条約というのは不可欠だというふうに思っております。今後、更なる積極的な交渉、締結を韓国、アメリカ以外の国々とも是非結ん...全文を見る
○榛葉賀津也君 それで、ブラジルの刑法においては、このひき逃げ、そして強盗殺人というのは時効は何年になっていると把握をされていらっしゃいますか。
○榛葉賀津也君 いわゆる外国人が日本国内で犯行を行った後、ブラジル人の場合はブラジルの方へ帰ってしまった場合、いわゆる今外務省として積極的にこれを把握する立場にないということをおっしゃいましたが、やはりブラジルの刑法における時効というのは極めて重要だと思っております。これだけ国際...全文を見る
○榛葉賀津也君 それでは、具体的にお伺いします。  前回質問をさせていただいた静岡県内で起こりました三件の事件がございました。九九年七月に発生した浜松の女子高生落合真弓さんひき逃げ事件、そして二〇〇五年十月に発生した湖西市の山岡理子ちゃんの交通事故死の事件、そして二〇〇五年十一...全文を見る
○榛葉賀津也君 まず、この落合真弓さんの時効が、時効が延期される可能性もあるけれども、普通ですと恐らく八年ということですから、あと十五か月というふうになっております。遺族の方々はもうこれ政府当局にすがるしかないのが現状でございまして、是非、容疑者の住所、名前も特定されているものも...全文を見る
○榛葉賀津也君 いや、それは最初にやるべきだったんじゃないんですか。これ、退官をされてもう亡くなっている方だからという御説明ですが、それは正に言い訳であって、大切なのは情報を出さないことが目的で、出ているんですから。そして、出てから、今度はじゃ退役された自衛官もやりましょうと。こ...全文を見る
○榛葉賀津也君 私が三月十七日の予算委員会で聞いたときに、どれぐらい十二万台のうち実際にウィニーをインストールしていたんですかという質問に対して、官房長はこうおっしゃっているんですね。「十二万台の私有パソコンのうち八十台のパソコンにウィニーが入っておったということです。」というふ...全文を見る
○榛葉賀津也君 西川さん、それあんまりじゃないですか。徹底的にチェックするよう言った、そしてもう情報を出さないようにと言った、テレビ入りの予算委員会で、総理まで御出席いただいて私はこの問題を質問いたしました。言ったように揚げ足を取るためではなくて、きちっともう情報を出したくない、...全文を見る
○榛葉賀津也君 しかし、現実問題としてまた情報が出てしまったという事実は変えられないわけでございます。  どのような情報が具体的に出たのか、そしてこれが機密、秘に当たるものなのか等々は恐らくお答えになられないでしょうからあえて聞きませんが、あれだけ対応すると言って、また、どこか...全文を見る
○榛葉賀津也君 しかし、今回は五月一日に流出をして、この事件が発見、確認されたのは何と十日後の十一日なんですね。しかもそれが、防衛庁が見付けたんではなくて、いわゆる報道と2ちゃんねるによってこの情報流出が分かったということなんですね。  これ、防衛庁のチェック体制、機能していな...全文を見る
○榛葉賀津也君 この情報流出事件が防衛庁長官に御報告されたのはいつでしょうか。
○榛葉賀津也君 総理にはいつ御報告されました。
○榛葉賀津也君 情報が大したことないからいいという世界ではないと思うんですね。私も含めて素人には、何が秘で、何が大切で何が大したことないのか、それは分からぬですよ。  問題は、新聞に報道されて、また自衛隊から、防衛庁から情報が出たと。トランスフォーメーションや2プラス2を経て、...全文を見る
05月23日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○榛葉賀津也君 私は、ただいま可決されました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   ...全文を見る
12月05日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  本日は、日本・フィリピン経済連携協定、いわゆるEPAの問題について麻生大臣にお伺いをしたいと思います。  私は基本的にこの条約締結には賛成でございますので、その観点から幾つか質問をさせていただきたいと思うわけでござ...全文を見る
○榛葉賀津也君 この中でも言っているんですが、大臣に、釈迦に説法ですけど、お伺いしたいと思うんですが、いわゆる自由貿易協定と訳されるFTA、それから経済連携協定と訳されるEPA、大臣の中ではこの違いというのはどう感じていらっしゃいます。
○榛葉賀津也君 正にそうでございまして、ところが、大臣も指摘をされているように、日本の報道なんかを見ますと、日本はEPAで小粒な合意を繰り返しているというような指摘もあるんですが、これは実はとんでもない話でございまして、このEPAというのはFTAよりもはるかに国を超えた、いわゆる...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございました。  EPAは仲間づくりである、そのとおりでございます。この観点からいきますと、今回の日比のこのEPA協定ですけれども、この仲間づくりが実は、今回のフィリピンとのEPAで逆に仲が悪くなりそうな実は現状があることが分かってまいりました。いわゆ...全文を見る
○榛葉賀津也君 今、数十の有害廃棄物があるということで、ざっと見ただけでも、砒素だとか水銀だとかタリウムだとかいろいろあるわけですね。都市廃棄物だとか下水汚泥なんかもリストに載っています。こういったものはすべて、今までに結んできたEPA、いわゆるシンガポール、マレーシア、メキシコ...全文を見る
○榛葉賀津也君 ごめんなさい。もう一度聞きますが、すべて同じようにひとしくリストに有害廃棄物は載っているんですね。
○榛葉賀津也君 例えば、フィリピンとシンガポールとの比較をいたしますと、シンガポールとフィリピン両国共通にリストされているというのは、第三十八類の化学工業において生ずる残留物、都市廃棄物、下水汚泥、それから六十三類の繊維その他の製品、セット、中古の衣類、若しくは繊維の中古品及びぼ...全文を見る
○榛葉賀津也君 なるほど。また、それちょっと後で聞きますけれども、ここに日本語のいわゆる協定書、日比の、これ英字の協定書があります。これ、まくらにするにはちょっと薄いんですけれども、読むには長過ぎるという非常に厄介な読み物なんですけれども、この英字のやつには日本の表もフィリピンの...全文を見る
○榛葉賀津也君 他意はないと信じたいと思いますし、他意はないと私は信じております。だからこそ、誤解のないように、他意があると思われないような記載の仕方をするべきだと思うんですね。EPAは仲間づくりであり、この国のいわゆる今後の大きなかぎでございますから、将来の、是非そういうことの...全文を見る
○榛葉賀津也君 輸出はできないということですね。  では、外務省に聞きますけれども、どうせ輸出できない、輸出しないものだったら、このリストから外した方が誤解を与えないんじゃないでしょうか。
○榛葉賀津也君 そちらに資料あると思うんですが、これ日本語の三百二十四ページ見ていただくと、第二十六類あるんですね。鉱石、スラグ及び灰というところですが、これ全部一括してAになっているので一つの欄で終わっています。つまりは、一々品目を並べないで、第二十六類は全部Aですから、日本の...全文を見る
○榛葉賀津也君 ではなぜこれ、分かりました、フィリピン側の提示、分かりますけれども、誤解を受けやすいと思いませんか。なぜこれだけAになっているんでしょうか。交渉ですから、これフィリピンとやはり、ガッチャマンたちプロですからね、細かい交渉やっているわけですから。これなぜ、これだけA...全文を見る
○榛葉賀津也君 これ実は通告していなかった、さっき言ったんで、一生懸命答弁してくださっているんで評価はしたいと思うんですが、説得力がいま一つだなと正直思います。私はこれ応援している立場なので、是非、こういう誤解を少しでもないように私たち努力しなきゃいけないんですよ。これは引き続き...全文を見る
○榛葉賀津也君 リサイクル目的であっても、OECD、EU、リヒテンシュタインから、それら以外の国に有害廃棄物を輸出できない、輸出を禁止するといういわゆるバーゼル条約の修正条項があるんですが、リサイクルでも駄目だよと。この修正条項に実は日本もフィリピンも批准していないんですね。この...全文を見る
○榛葉賀津也君 この関税削減リストに有害廃棄物が含まれているということで、現実問題、内政問題があるという現実があるにせよ、フィリピンでは上院での批准が遅れている。ひいては、この条約、両国での批准が遅れる可能性があるんですね。  これは政治の立場で大臣にお伺いしたいんですが、この...全文を見る
○榛葉賀津也君 先ほど環境省さんが、このバーゼル条約にのっとった形では有害廃棄物は輸出されていないという御答弁がございました。  ところが、不正な形で実はこの有害廃棄物若しくは産業廃棄物が海外に行っているケースというのは実はたくさんあるんですね。フィリピンでも、そもそもこの有害...全文を見る
○榛葉賀津也君 この産業廃棄物というのはなかなか難しくて、この国にはごみでも有効活用で資源になるという世界もありまして、なかなか難しいとは思うんですが、いわゆるバーゼル条約はもとより、我が国の廃棄物処理法でも、基本的には廃棄物の国内処理の原則というものがこれうたってあるわけでござ...全文を見る
○榛葉賀津也君 もう少ししっかり答弁してほしいんですけど。  現実問題、百万台廃パチンコ台輸出されているんです。日本から出ているんですよ。これ、受け入れた方も受け入れた方かもしれませんが、出した日本にも責任ありますよ。こういったことがないように私はするべきだと思います。是非今後...全文を見る
○榛葉賀津也君 ブラジルだけを取っても現在八十六名の逃亡犯罪人がいるのが現実で、これは私も難しかったんですが、あたかもブラジルだけをターゲットにしているように思われるのは心外なんですが、たまたまブラジルというケースという切り口でこの外国犯罪人の問題を今議論しているわけであって、ブ...全文を見る
○榛葉賀津也君 この条約締結は、二国間の社会保障協定であるとか、様々なパッケージとしての壁、課題あることは重々承知しておりますが、今、浅野副大臣がおっしゃったように、逃げ得を防ぐ抑止力、若しくは第三国の犯罪人を引き渡すといった意味からも、是非粘り強くこの外交交渉は続けていただきた...全文を見る
○榛葉賀津也君 はい。  私、現場の外国人ともよく話をしました。そうすると、いや、榛葉さん、私たちも被害者なんですという声があるんですね。日本経済の調整弁、雇用の調整弁として利用されたり、実は大変厳しい労働環境であったり、子供たちの教育を見てください、まともに教育すら、我々は現...全文を見る
12月07日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  白委員の時間内で、私も防衛庁に幾つかお伺いをしたいと思います。  まず、ウィニーによる情報流出問題でございますが、今、白委員からも指摘がございました。私たちが議席をいただいてから五年余りがたちましたが、この間にもい...全文を見る
○榛葉賀津也君 それは、長官、私個人的に大変尊敬させてもらっていますけれども、余りの答弁だと思いますよ。そのことはもうさんざんやってきたわけですよ。まさか今長官がそのような御答弁をされるとは、私、思っていませんでした。  恐らく額賀長官から、様々な問題を前長官から引き継いでいら...全文を見る
○榛葉賀津也君 私は野党の立場ですから、厳しく今の防衛庁をシビリアンコントロールを利かせチェックをしていく立場であります。しかし、私は、一人の国民として、国会議員として心から自衛官の皆様を尊敬し感謝を申し上げております。だからこそ、そういった自衛官のためにも、こういうことがあるの...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございます。そこのところは安心いたしました。ありがとうございます。  次に、防衛庁全体で私用で使っていたパソコンが当時十二万台あったという議論でございました、十二万台。このうち、全部、防衛庁の皆さんが時間と労力を使って全部チェックしました。ウィニーが何...全文を見る
○榛葉賀津也君 今の答弁は正確だと思います。正確だと思いますけれども、その十二万台の以外のパソコンということで極めて正確な答弁なんですが、しかしこの人間は、ウィニーをそのとき入っていますと自ら申告することもできたと思うんですね。しかし、それはこの方はやっていなかった。つまりは、十...全文を見る
○榛葉賀津也君 その答弁は了解しました。  では、違うお伺い方をさせていただきたいと思います。  再発防止策の一つとして、すべての所持品を検査して保全検査を強化すると三月十七日の予算委員会で額賀長官が答弁されています。今スティック状の可搬記憶媒体であるとか様々な、私は余り、長...全文を見る
○榛葉賀津也君 これからはそういうことは一切ないと。大変重い答弁を私はいただいたと思いますし、それを信じたいと思います。  今回の私が感じた、長官、問題は、実はこの第八三飛行隊、第三〇二飛行隊の保全責任者は飛行班長なんです。そして、この上の管理者は第三〇二飛行隊長なんですね。そ...全文を見る
○榛葉賀津也君 上に行くほどでしょう。
○榛葉賀津也君 懲戒処分なんか聞いてません。
○榛葉賀津也君 長官は大局から防衛問題を考えて、その最高責任者でありますから、細かいことは私は申し上げません。しかし、富田さん、これきちっと長官に、この問題の本質と、事の本質をしっかりやはり議論してほしいと思いますよ。今の答弁は正直、私、残念でございます。しかも、これ、パソコン云...全文を見る
○榛葉賀津也君 事件報道されてからじゃ、それは困るんですよ、長官。四月十二日に発表された再発防止のための措置の中の骨子の中でしっかり書いてあるんですよ、「大臣等に事案の第一報を報告する。」と。それが報道の後じゃ、長官、これ、全然おかしいじゃないですか。これ、ちょっと止めてください...全文を見る
○榛葉賀津也君 えっ。
○榛葉賀津也君 二十七日ですか。
○榛葉賀津也君 報道の……
○榛葉賀津也君 報道がその前ということは、後ということですよね。  だから、その報道の、何日かって具体的でなくても、報道の後に知りましたって長官が答弁されるというのはおかしくないですか。
○榛葉賀津也君 ということは、報道の後ですね。
○榛葉賀津也君 今の答弁が長官のうっかりした間違いであったということを信じたいと思いますが。  ネット上でこれが評判になり始めたのが二十四日です。この問題はずっとマスコミ注目していますから、いろんな人がネット上をチェックしているんです。二十四日にうわさになって、実際にこの二等空...全文を見る
○榛葉賀津也君 私も三月の予算委員会で質問をさせていただいた際に、トリスタンであるとか様々な記号表であるとか、様々なデータ、個人情報も含めて出ましたが、極めて情報に注意をして質問をさせていただいたつもりであります。その後の外交防衛委員会でもそうでありました。  しかし、私は何が...全文を見る
○榛葉賀津也君 最後にこれだけ指摘して次の質問に入りたいと思いますが、いろいろなショックなことが今回の事件で分かるんですね。それは、二等空尉という幹部が、分かっているのに、幹部ですから、当たり前のルールを守っていなかった。二か所で繰り返していた。二か所で両方ともチェック機能が働い...全文を見る
○榛葉賀津也君 機雷。
○榛葉賀津也君 そうすると、例えば一九九一年の湾岸戦争の後にペルシャ湾で行った戦争、紛争終了後の、何というんですか掃海作業ですか、掃海作業のケースであれば、そういったケースが今後あればこれを積極的に行っていくという認識でよろしいんでしょうか。
○榛葉賀津也君 いいですか。
○榛葉賀津也君 もう一回聞きます。ということは、九一年のころのペルシャ湾のように、戦争若しくは紛争終結後であるならばその掃海作業を行っていく、だから本来任務化するということじゃないんですか。
○榛葉賀津也君 先ほどの冒頭の長官の答弁は多分逆だと思うので、そこはちょっと整理をしておいてほしいと思います。  ということは、笹木竜三委員の質問主意書にこういう答弁書が入っているんです。機雷等の除去は、我が国の領海内における航行の安全確保及び公海における我が国船舶の航行の安全...全文を見る
○榛葉賀津也君 今まではそういう解釈だと思います。  そこで、質問なんですが、平成三年四月十八日の参議院内閣委員会の質問で、当時、ペルシャ湾への掃海艇派遣に関連して、公明党の太田淳夫議員がこういう質問をしているんですね。自衛隊法三条によれば、自衛隊の本来任務は日本の領土、領海、...全文を見る
○榛葉賀津也君 大古さん、結構ですか、答弁いいですか。
○榛葉賀津也君 しかし、今までの原則でいきますと、自衛隊三条にはおのずと地理的制限が掛かっているんですね。これ二項だけ外すというのはどういう解釈になりましょうか。社会党の翫正敏委員の質問に対しても、当時の政府委員であります畠山さんも、正に三条については地理的制限が掛かりますから、...全文を見る
○榛葉賀津也君 もう一回答えてください。もう一回答弁してください。三条に今基本的に地理的制限が掛かると、領海、領空、領土に。
○榛葉賀津也君 一には限界があるけど二には限界がないという解釈をするということですか。  どこで読むんですか。
○榛葉賀津也君 それはどこから読めばいいんでしょうか。どこで読んで、それはだれがそういう解釈をしたと把握すればいいんですか、我々、法の下で生活する国民にとりましては。
○榛葉賀津也君 いや、それは大古さん、今いろんな声が出ていますが、機雷除去というのは今まで従たる任務だった。ひいては本来任務ではなかった。三条でもなかった。六章の中にも明記していなかった。だからこそ、今までのずっと政府の解釈や答弁ではだからこそ公海上で活動ができたということなんで...全文を見る
○榛葉賀津也君 だから、私たちはずっとそれはおかしかったと思っているんです。というのは、池田長官もそう答えているわけですから。三条とは切り離した地理的概念のない雑則で九十九条があるから、我が国の航行の安全や、そのために公海まで行けますよと。ところが、本来任務では勝手に地理的概念を...全文を見る
○榛葉賀津也君 じゃ、その三条の一は制限があるけれども、二はないと、そういうことですね。
○榛葉賀津也君 これ、いつどのようにしてこれ、こうやって変わっちゃったんですか、考えが。
○榛葉賀津也君 もう一回具体的に答弁願います。具体的に答弁願います。だれが解釈変えたのか。
○榛葉賀津也君 いつ政府内で調整したんですか。
○榛葉賀津也君 次のしたい質問が大分できなくなってしまったんですが、まだ大古さんは納得できないんです、答弁が。よく私の胸の中に落ちないので、少し整理して理事会なりに報告をしていただきたいと思いますが、委員長、取り計らってください。
○榛葉賀津也君 揚げ足を取っているかのように聞こえるかもしれませんが、私は決してそのつもりはありません。とても重要な議論だと思っているので。しかもこの議論は衆議院ではされていなかったものですから。ましてや、我が国の自衛隊の性質上、今までの議論もそうですけれども、範囲というものは極...全文を見る
○榛葉賀津也君 これ、雑則より下の、いわゆる下というか、雑則のその下にある附則の第十四項に書いてあるということが分かりました。  そこでお伺いします。  過去十年間に処理された機雷、それと不発弾の処理件数、これをちょっと教えてもらえますか。通告してあるのですぐ出ると思いますが...全文を見る
○榛葉賀津也君 今の答弁でも分かるように、はるかに不発弾の処理件数の方が多いんですね、機雷の処理よりも。平成十六年度だけで見ましても、機雷の除去は二個でした。ところが、不発弾の処理は二千五百六十件、百四十六トンにも及ぶということで、明らかに不発弾処理の方が多いんですが、この任務の...全文を見る
○榛葉賀津也君 PKO活動に私も二度ほど、UNDOFの現場に行ったことがあるんですけれども、イスラエル側からとシリア側から、両方から入りました。PKOに活動している、UNDOFに限らず、PKO活動に自衛隊が参加した場合、自衛隊がこの地雷であるとかクラスター爆弾の不発弾の処理の任務...全文を見る
○榛葉賀津也君 戦後復興に、川口さんが外務大臣のときから積極的にアフガニスタン等があって参加していこうという雰囲気が出てきたんですが、この実際大きな障害になっているのが実は地雷や不発弾の処理なんですね。これは全世界にたくさんあると思います。数を聞いているんですが、多分膨大な数にな...全文を見る
○榛葉賀津也君 了解いたしました。前段、了解しました。  そうだと思うんですね。これからやはり目に見える復興支援活動、今回のレバノンもそうですが、不発弾、クラスター爆弾というのが第二の罪のない人間の地雷禍となって多くの二次被害を与えている。ここに日本がきちっとしたパフォーマンス...全文を見る
○榛葉賀津也君 ありがとうございました。終わります。
12月14日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  白先生に引き続きまして、防衛庁にお伺いをしたいと思いますが、私の本日の質問は、先日の十二月七日の外交防衛委員会で若干意見並びに答弁がかみ合わなかったところがございますので、ここを整理をするために、本日三十分の時間をち...全文を見る
○榛葉賀津也君 七日です、十一月七日です。
○榛葉賀津也君 はい。
○榛葉賀津也君 この自衛隊の活動に係る地理的範囲につきまして、私は先日、自衛隊法第三条を持ち出しまして、この一項と二項の関係を指摘をさせていただきました。一には限界があるけど、一項には限界があるけれども二項には限界がないという解釈ですかという私の質問に、大古さんが基本的にそうだと...全文を見る
○榛葉賀津也君 この自衛隊の活動に係る地理的範囲に関するその政府の解釈についてなんですが、平成三年四月十八日の太田淳夫先生に対する池田行彦、当時の防衛庁長官の答弁、それから同じく、翫正敏先生の質問に対する畠山防衛局長、当時の答弁、この辺の整合性をもう一度整理してお答え願いたいと思...全文を見る
○榛葉賀津也君 そうすると、自衛隊の活動に係るこの地理的範囲の政府解釈というものは、当時の平成三年と比べて変わったんですか。
○榛葉賀津也君 この政府解釈の変更というのはいつだれがしたんでしょうか。
○榛葉賀津也君 ちょっと通告してないんですが、一点キャッチボールやりたいと思うんですけれども、今、法律の改正に伴い地理的範囲に関する説明ぶりは異なるものとなるというふうにおっしゃいましたが、私の考えですけれども、その説明だと若干誤解を招く可能性がないかなというふうに考えています。...全文を見る
○榛葉賀津也君 分かりました。  最後にもう一点聞きたいんですけれども、海上警備行動、これは内閣総理大臣の承認が必要なんですね。しかし、この機雷等の除去では内閣総理大臣の承認は必要ないとされているんです。ところが、一九九一年のいわゆるペルシャ湾における掃海作業の際には、閣議決定...全文を見る
○榛葉賀津也君 この問題なんですけれども、機雷等の除去作業が今後本来任務化されるということなんですが、そういうことになっても、作業が実施されるにはこれまでどおり平時の平和目的に限られるというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○榛葉賀津也君 ありがとうございました。これで終わります。