輿石東

こしいしあずま



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輿石東の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第120回国会 衆議院 文教委員会 第5号
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○輿石委員 私は、大臣の所信をお聞きし、また昨年度の百十八国会で提案をされました生涯学習について御質問をしてまいりたいと思うわけであります。  私自身、昨年、百十八国会におきまして、六月一日に本会議で代表質問もさせていただいた経過もありまして、今回言われるところの戦後の最大改革...全文を見る
○輿石委員 ただいま文部大臣の方から、生涯学習の必要性と、これから努力をしていかれるという決意をいただきました。  そこで私は、前回の国会で取り上げられましたこの生涯学習振興法、正しく言いますと生涯学習の振興のための施策の推進体制等の整備に関する法律というふうに規定をされている...全文を見る
○輿石委員 ただいま諮問に至る若干の経過と、重点的に審議会の中で討議をされるでありましょう具体的課題について御説明をいただいたわけですけれども、私どもは、この中で、前国会の中で、または委員会の中で、この振興法についての問題点等についても論議をしてきたところでありますけれども、この...全文を見る
○輿石委員 二十七人のメンバー並びに構成等についてお聞かせをいただいたわけですけれども、今お話がありましたように、この審議会の生涯学習振興に資するための論議、それから、社会教育局を改組し、生涯学習局に変えた、包含をしているということですから、当然の結果として社会教育分野についても...全文を見る
○輿石委員 私どもは、前回の法案の第十条で生涯学習審議会について規定をされる、そこでの論議の経過もございます。各界各層から広く声を聞くために構成をされていると言われておりますけれども、私どもが前回の法案の中で御指摘をいたしましたのは、やはり学習をする立場、一昨日の委員会でも、これ...全文を見る
○輿石委員 労働者の代表、母親の代表、それから教育現場等の代表、当然これには参加をしているというふうにも思いますけれども、この審議会が中心に今後生涯学習の振興が図られる、その骨格が論議をされるところでありますから、その辺についてはぜひ十分配慮をしていただくと同時に、また先ほどお話...全文を見る
○輿石委員 そのように抽象的なお話をいただいてもちょっとわかりにくい点があるわけでして、前回の法案の論議の中で、そういう専門的な分野に立ち入って、審議会では限界がある場合には、特別委員会とかそれにかかわる専門委員会等も構成をする用意があるというふうな御回答もあったわけですけれども...全文を見る
○輿石委員 必要があればということですから、例えば専門委員会をつくっても特別委員会をつくっても、その意見はそこで審議会としては参考にする。審議会とそういう特別につくられる委員会といいますか、ヒアリングとか、聞くところとの関係についてはどのようにお考えですか。
○輿石委員 ぜひそういう広く現場とか学習者の立揚が反映され、まさにいつでもどこでもだれでもが学べる体制、これが生涯学習の基本であろうと思いますので、そのような手だてが図られるように、なお一層の文部省としての御努力や御指導をいただきたいと思います。  次に、先ほど、諮問をした具体...全文を見る
○輿石委員 この課題につきまして、平成三年度の新規事業として行われます生涯学習ボランティア活動総合推進事業、これは平成三年度に開始される新規の事業であり、国の補助事業の対象になっていると思うわけでありますけれども、その事業との関連についてもお話しをいただきたいというふうに思います...全文を見る
○輿石委員 私は、一人一人の学習の成果を生かすボランティア活動、これは大変重要であり、だからこそ生涯学習振興法で第五条から九条までにわたって民間活力の導入ということを前提にこの法案は構成をされてあるものであります。そうした観点から見ますと、このボランティア活動を拡大していくために...全文を見る
○輿石委員 今お答えの中で、もちろん民間企業、そうした事業をする事業者のためにボランティアだとか、そういう発想でないことは私も十分承知をしているわけですけれども、この民間活力の導入、民間企業というのは往々にして利潤の追求、営利の目的を主とするという立場からいえば、その民間企業への...全文を見る
○輿石委員 民間活力の導入を大いに取り入れていくというそういうものがあるわけですけれども、そこでこの問題は、中小民間企業との関係とすれば通産省とのかかわりになるでありましょうし、また、先ほど有給休暇の拡大とか労働条件の改善という面から生涯学習を見たときには労働省というふうに、生涯...全文を見る
○輿石委員 大変長い時間を使っていただいて、各省庁にまたがるわけですから時間がかかるのは当然だと思うわけですが、その各省庁で生涯学習にかかわる点について逐一論議をしている時間はなかろうと思いますけれども、ここで私が一通りお聞きをした理由、それから前回の法案にかかわって問題点として...全文を見る
○輿石委員 今お答えいただきましたように、「学校教育、社会教育及び文化の振興に関し、生涯学習に資するための施策」、それを審議会は調査審議をする、そして、それにかかわる関係省庁と必要があればその長に建議をしていくんだというお話でありますけれども、ここで大変重要なことは、今お話をいた...全文を見る
○輿石委員 その問題、生活学習というのは大変範囲が広いものでして、社会教育の場で、また地域で、家庭で、生涯学習という性格上、生涯にわたってみずからの意思に基づいて学びたいときに学べることを保障する、それが生涯学習の基本でもあるわけでして、そのことは、私どもは常に胸の中へ衆議院手帳...全文を見る
○輿石委員 私が一番お聞きをしたい点につきましては、小学校、中学校、高校、保健体育でこのようにカリキュラム、教育課程に環境教育問題について入っているということをお聞きするのは当然ですけれども、私がここでぜひ文部省の考え方をお聞きしたいというのは、この環境教育一つをとってみても、多...全文を見る
○輿石委員 今のお答えの中にもありました青少年の学校外の活動も、この具体的な審議内容の課題にもなっているわけですから、その辺についても後で時間があれば触れさせていただきたいと思うのであります。  ここで文部大臣に感想でも結構ですからちょっと御意見をお聞かせいただければありがたい...全文を見る
○輿石委員 ありがとうございました。今大臣のお話を聞いて何かほっとしたような気がするわけであります。一日も早く子供の悲鳴や教師の苦悩を解消できる、そして受験戦争などという言葉を教育界から一日も早く取り除きたいと思うのであります。  私は一昨日、大臣が養護学校の子供を訪問し、手を...全文を見る
○輿石委員 今文部省令に定められた設置基準というか図書館にかかわる基準といいますか規定というものが話されまして、そこでは館長の問題、司書でなければ、そういう規定があるようでありますけれども、今言われるこの規定がネックになって、この町では——通産省の基準は文部省の基準に準ずるという...全文を見る
○輿石委員 私は、現に文部省の、そうした地方の行政者からいえば厄介な基準、面倒な基準。そして、しかも文部省には、そういう簡単に言えば厄介な、面倒な基準をクリアしなければならない。しかも補助金は、この町の例でいいますと、通産省ならばまた建物の規模にもよりましょうけれども六千万、文部...全文を見る
○輿石委員 この問題については先ほど大臣にもお聞きをしたところでありますが、この青少年の学校外活動の充実ということになりますと、今お話がありましたように、当然の結果として週休二日制、学校五日制をにらんだテーマでもありましょうし、さらには、今の学校教育の全体像、それから教育課程の見...全文を見る
○輿石委員 それでは、時間も参ったようですから、以上で質問を終わらせていただくわけですけれども、ぜひ今後ともこの生涯学習の振興については折に触れてまた質問をさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
03月13日第120回国会 衆議院 文教委員会 第8号
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○輿石委員 ただいま渡瀬先生の方から、科学技術の進歩が大変大事であり、我が国が世界に貢献をしていくという視点からも重大であるということでありますし、それにつけても財政的な保証がないと基礎研究もままならないというようなお話もあったわけでありますけれども、大学教育、高等教育について大...全文を見る
○輿石委員 我が国の高等教育の大切さ、そんなものが訴えられ、文部省としても、その先頭に立っていくというような決意を語られて、大変心強く思うわけです。  私は、最初に、大学審議会の答申が出された経過も含めて、特に今回の大学審議会での提言、高等教育に対する改革の中身が五つほどの柱で...全文を見る
○輿石委員 ただいま短期大学、高等専門学校、それから大きくは設置基準の大綱化というようなお話がありまして、わけてもそのねらうところは、社会的な評価が実力によって正当に評価されるような仕組みとか身近に高度の教育を受ける機会を得たい、そういう国民や社会のニーズにこたえる意味でというお...全文を見る
○輿石委員 そうしますと、その専科大学構想が成立を見なかった、これはかなりの期間をかけて三十五年に審議未了、廃案という経過をたどったというふうに思うわけでありますけれども、それにかわって三十七年には五年制の高等専門学校を創設してきた。その時代背景といいますか、先ほども、科学技術の...全文を見る
○輿石委員 短期大学の問題に入らせていただく前にこのようなことをお尋ねした一つの理由は、私はこれから四年制の大学、短期大学、高等専門学校、また、この法案には直接かかわってこないわけですけれども、専修学校、各種学校、専門学校、そういうものについて、それぞれ設立された歴史的経過やねら...全文を見る
○輿石委員 今のお答えで、短期大学が女子の教育に門戸を開き、大変な貢献をしてきたことや、地域に密着した大学である、一極集中の東京の大学へというそういうことからいえば、短期大学の果たす役割というのは、その点においては大変意味があると思うわけであります。だからこそ、女子だけではなくて...全文を見る
○輿石委員 いつでもどこでもだれでもが生涯にわたって学習の機会を得る。そうした生涯学習体系への移行というのが今回の臨教審でも言われている。そうした発想やそういう考え方が根底にあって、この高等教育の改革もその一環として出てきているようにも思えるわけですけれども、その辺はいかがでしょ...全文を見る
○輿石委員 今のお話で、短期大学の改善の施策として、一つは大学同様にカリキュラムを自由に設計できる、科目区分を廃して、授業時間数を弾力化するとか、それから科目登録制、コース登録制というようなものを導入していく、卒業生に対しては準学士の称号を与えていく、こういうような形の中で短期大...全文を見る
○輿石委員 短大の性格上、大都市圏と地方との関係、それから学生自身が都会への志向、女子もさらに四年制大学への志向というふうに、高学歴化、またそういう学生のニーズが変わってきているわけですから、短大の大変な状況も考えられるわけであります。  そこで、人によりますと、短期大学は一つ...全文を見る
○輿石委員 先ほども出たわけですが、生涯学習といっても短大にはそんなにゆとりがない、地方では人が集まってこない、そんな実態を語られました。例えば、先ほど話もありましたように、看護婦養成というようなことで短大の果たした役割も大きいということにも触れられたわけですけれども、そうした学...全文を見る
○輿石委員 ありがとうございました。  四年制大学、短期大学、高等専門学校、それぞれの目的、任務等がはっきりしてきたようにも思えるわけですけれども、そこで、「広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究」をするという短期大学のねらい、そこの部分を掘り下げていくことになれば...全文を見る
○輿石委員 ありがとうございました。  今お答えの中で、関係機関とも連絡を密にし、また、四年制大学への編入学の道、それから先般設置をされました学位授与機構との関連等もお話をいただきました。そのような姿勢で文部省も、ぜひ短期大学がすばらしい発展を遂げるようにお願いをしておきたいと...全文を見る
○輿石委員 各学校が自己点検並びに評価をする、その評価、点検結果は公表をするというようなお話もありました。私は、それだけでこの短期大学にしても大学にしても、本当に最初にねらった趣旨に沿って活性化をしていくとは思いませんけれども、それは一つの手段ですべてではないということでしょうけ...全文を見る
○輿石委員 それで具体的に、これは予想も含めてですが、六百に近い短大の中で、現在専攻科が設置されているのが百五十一ということですけれども、今後、学位授与機構が認定すると思われるものはどのくらいあるのか。また、その場合の認定基準というものが大変大きな役割を果たすわけですけれども、そ...全文を見る
○輿石委員 七月一日をもってこれが施行されていくという形でありますと、今後のスケジュールにもかかわるわけですけれども、来春の短大卒業生には準学士というものが与えられるということになりますか。
○輿石委員 そうしますと、今まで届け出制であったものが、学位授与機構の基準に見合ったものとして専攻科が設置され、準学士が授与されるという形になってきますと、これから短大が生き延びる道として、その専攻科設置についてかなりの力を入れてくるだろう、こう思うわけでありますが、その場合にも...全文を見る
○輿石委員 その辺の問題については大変に大事なことですけれども、今後の課題として十分配慮をしていただきたいと思います。  私は、この大学教育、高等教育に、今回自主的な弾力あるカリキュラムの構成ということから、再三出てきておりますように、設置基準を大綱化する、大幅に緩めていくとい...全文を見る
○輿石委員 最後のお答えにありましたが、今、戦後の大学教育の理念として大事にしてきた一般教育、それらの精神が生かされるような配慮をぜひ文部省としてお考えいただきたい、それは強く要望しておきたいと思うのであります。  前回、この文教委員会で私どもの同僚であります佐藤委員の方からも...全文を見る
○輿石委員 今御説明をいただきまして、短大に準学士が創設をされ、それに伴って免許法も当然変わっていかなければならないわけでありますけれども、そこで、概略お聞きをいたしましたので、大学設置基準の授業科目の区分の廃止がされているわけですけれども、それを受けて、免許法においても、現行に...全文を見る
○輿石委員 次に、免許法にあります免許に関する省令で定める事項についてはどうなっているのか、変えるのか変えないのかということになりますが。
○輿石委員 その省令で定められている部分については何ら変わらない。専門教科、教職科目等についても、そのままという理解でよろしいですね。念のために、憲法が二単位必修というふうに現行ではなっておりますけれども、ここほどうなりますか。
○輿石委員 私どもは、教育を語るときに、憲法、教育基本法の理念に立ってとか理念に基づいてという言葉をよく使うわけでありますし、また、その憲法や教育基本法の理念を抜きに教育は語れない。そういう意味では、憲法二単位必修というものは、こういう時代だからこそますます重要視されなければなら...全文を見る
○輿石委員 その辺は大変重大なところですので、ぜひ今のお答えのように堅持していっていただきたいと思います。  もう既にお答えの中に含まれているとは思いますけれども、確認の意味で、免許法上の単位として認められる範囲というところがあるわけですけれども、この認定課程を有する大学が認め...全文を見る
○輿石委員 その「等」というものは、これから検討すると言われているわけですが、例えばということで高等専門学校の本科、それから専修学校とか専門学校も入りますか。
○輿石委員 戦後の教員免許法の原則といいますか原理に開放性というものがうたわれて、その原則にのっとってこの免許法もずっと来ているというふうに思います。そういう意味からすれば、今のような「等」というのがそういう広い範囲で適用されていく、その精神は大変すばらしいことだと思うわけであり...全文を見る
○輿石委員 教員の質的低下を招かないために施行規則等でかなりチェックしていくというお答えですけれども、その点については、教員の資質というのがいろいろな場面で言われ、十二万を超える高校中退者、それから四万を超える登校拒否の子供たち、これを救うのもすべて—─いろいろな、社会が悪い、政...全文を見る
○輿石委員 時間もなくなりましたから、最後に文部大臣に決意をお聞かせいただきたいと思うのであります。  先ほど渡瀬委員の方からも、世界に貢献できる日本としての人材養成というものは、資源の乏しい我が国にとっては最大の課題であるという御指摘もありました。そのための人づくりということ...全文を見る
○輿石委員 質問を終わります。ありがとうございました。
09月25日第121回国会 衆議院 文教委員会 第1号
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○輿石委員 私は、学校五日制問題について御質問をしたいというふうに思うわけですけれども、今学校五日制をめぐって日本じゅうの子供たちが、親が、教師が、そして教育行政に携わるすべての人々が大きな期待と不安と戸惑いを持ってこの問題に注目をしているという状況だろうというふうに思います。 ...全文を見る
○輿石委員 文部大臣から、学校五日制の意義について、学校、地域、家庭がまさに国民的な課題としてこの問題に取り組み、しかも子供の側に立った教育改革として位置づけるというふうな学校五日制の意義が語られたというふうに思うわけであります。私も、明治以来百二十年にも及ぶ我が国の教育制度が、...全文を見る
○輿石委員 協力者会議の結果を待って、そこで論議をしているわけですから、そこの意見を大事にされる、そのことはよくわかるような気がします。しかし私は、現に行われている九都県六十八校の試行に入る時点で、各県では、うちの県でもそういう試行をやりたい、やってみたい、そういう要望なり要請が...全文を見る
○輿石委員 私の聞くところによりますと、文部省は各県でそういう試行をやって五日制に向けての取り組みを、いつ入ってきてもいいような準備をしたいということであったけれども、学校教育法施行規則の二十六条の二に、教育課程等の特例に違反をする、そのために認められない、そういう答えも返ってき...全文を見る
○輿石委員 基準にかかわってということが言われたわけですから、私は、その辺が今後大変大事なポイントになりますし、教育課程に手をつけない限り完全週学校五日制は実現しない、そう思うわけであります。  今試行をしている学校の問題点や状況等についても、この際、簡単でいいですから、触れて...全文を見る
○輿石委員 今局長言われますように、学力水準の確保だとか、子供にとって過重負担になってはいけない、社会の受け皿がまだ十分でない、そして週休二日制への移行等の状況を見てと、これはそのとおりだろうと思いますし、そこに親の不安も集中をしている、そう思うわけであります。それはどなたもその...全文を見る
○輿石委員 局長、今子供の成長のためにというのは、その裏には子供が健やかに全人的に育ってほしいという目標があろうというふうに思うわけですけれども、それはどなたも否定をし得ないと思います。  なお、学校というものと家庭、地域の役割についても触れられたというふうに思います。学校とい...全文を見る
○輿石委員 私は今学校五日制の意義や置かれた立場を超えて、子供の健やかな成長を願うという目標に向かって、すべての国民の課題であるというふうなとらえ方ができたというふうに思うわけであります。この五日制が論議をされる経過について若干触れていただきたいと冒頭申し上げたわけですけれども、...全文を見る
○輿石委員 その臨教審あるいは教育課程審議会、教誤審の経過についてはわかったわけですけれども、そこで論議をされた、子供の側に立った論議といいますか、どうして学校五日制が必要なのかという点についてどのような論議が行われたか、もう少しその点に絞ってお聞かせいただければありがたいと思い...全文を見る
○輿石委員 局長、今時代の趨勢というか流れというのが一つの背景にあると言われたわけであります。私も、一つの側面とすれば、この時代の趨勢、時の流れ、社会の流れに無関係で出てきた問題ではないというふうに思います。しかし、企業や官庁が週休二日制に入ってくる。教員の勤務形態にもかかわって...全文を見る
○輿石委員 私は、臨教審の中で、新しい時代の教育改革としてまず何よりも大事なのは、子供たちの心の抑圧を解放し、一人一人が大事にされる人間性を回復することである、そのことが基本的な理念として流れている、そして今日本の教育制度の見直しも、根底にはその基本理念がなければいけないと思いま...全文を見る
○輿石委員 午前中に高校中退者の問題も論じられました。また登校拒否と塾通い、これもかなり社会的な問題として出てきているわけであります。そして文部省もこれ以上の塾通いに歯どめをかけようということで、学校現場に補習を勧めているということも聞いているわけですけれども、その点はいかがでし...全文を見る
○輿石委員 私は、補習をやってほしいと教育現場に指導をする、これは決して悪いことではないというふうに思いますけれども、一面、塾通いが学校で教師の負担によって補習をすればなくなるというような生易しいものでないことは、文部省も十分理解をしておられるだろうというふうに思いますし、また指...全文を見る
○輿石委員 一日も早い結論を待ちたいというふうに思います。  最後に、確認をしておきたいわけですけれども、学校五日制を実施するためには法改正が必要なのかどうか。週学校五日制になりますと、土曜日は完全休業日ということになるわけですから、今は学校教育法施行規則の四十七条あたりの適用...全文を見る
○輿石委員 ぜひ、文部大臣冒頭言われましたように、子供の側に立った学校五日制を国民全体の力で、日Pの会長も言われますように、今こそ国民的課題として、自覚と勇気を持ってという言葉を使ったわけですけれども、文部省もそうした勇気を持ってこの五日制に決断をしてほしい、そのことが二十一世紀...全文を見る