輿石東

こしいしあずま



当選回数回

輿石東の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第123回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○輿石委員 私は、ただいまの宇都宮委員の質疑について大変感じたところがあるわけでありますが、午前中から、学校五日制の問題、登校拒否の問題、中退者の問題も含めて、文部大臣の御答弁の中にも、今相当世の中大変動を五日制の問題でも起こしそうだ。社会が変わる、学校が変わる、そしてまた、その...全文を見る
○輿石委員 今文部大臣の方で、歴史教科書についての歴史的な経過が若干話されまして、みずから高校時代の教科書を使わされたというような言葉もあったわけですけれども、まさに子供にとっては、その使わされる教科書であります。その教科書がどのような形で、どういう経過を経でつくり出されるのかと...全文を見る
○輿石委員 今局長の方から御丁寧に御説明をいただきました。幾つかポイントになる、問題になる節目のある歴史的な問題もあるわけですが、私はちょうどその一九八二年、高校日本史の問題をめぐって外交問題になり、その記述修正のために教科書検定の基準も改正しなければならない、そして追加をしてい...全文を見る
○輿石委員 私は、そこで一国の総理が国を代表して外国で発言をされたその重みは国民として大変重要だろうし、それを受けての文部省の姿勢というのも大事だろうとは思うわけですけれども、そこで私が大変心配になるのは、それでは一国の総理が外交的な問題で外国でそういう談話なり会見をした、その発...全文を見る
○輿石委員 文部省としては、編集者または発行者に、民間にゆだねた目的もそこにあるわけだ、そこへ介入する気持ちもないし、介入した覚えもないというふうに大臣明言をされました。その点について後ほど若干触れさせていただきますが、そこへ入る前に、私は初中局長の方にお尋ねをしたいと思うのであ...全文を見る
○輿石委員 今の局長のお話ですと、先ほど午前中からのずっとお話にも、文部大臣のお話の中にもありました。十二年ぶりに変わったという新指導要領、これはもっと簡潔に言わしていただければ、一人一人の子供の個性を大事にしていく、そこに重点が置かれる。そしてまた新しい検定制度も、またその新指...全文を見る
○輿石委員 だとしますと、その精神で教科書が本当に子供たちのために個性豊かで多様な教科書づくりになり得ているかどうか、その視点から質問をさせていただきたいと思うのであります。  きょうは、教科書問題でも歴史教育に絞ってというふうに冒頭お約束はしたわけですから、それでは冒頭の質問...全文を見る
○輿石委員 今局長のお話ですと、小学校の六年生に四十二人の歴史上の人物を取り上げて指導をしていく、そういう方向に指導要領を変えたその背景や要因についても語っていただきました。それはまさに歴史教育が小学校六年生で始まりでありますから、通史的に網羅的に教える今までの形よりも、人物と文...全文を見る
○輿石委員 その辺は、当事者でないからという言い方ですから、それ以上お聞きをするのは失礼かと思いますからやめておきますけれども、私は文部大臣と違って戦争を若干、終戦を知っている人間の一人として、一つの事実として、私は小学校二年のときに終戦を迎えました。そして八月十五日、太平洋戦争...全文を見る
○輿石委員 新大臣もそのように今答えられたわけですけれども、同じようなことを当時の西岡文部大臣が言われているわけですね。これは一つの例示であって、これを強制したりする考えは文部省としてはさらにない、これは編集者や著者、教育現場でこの四十二人にかわる人物を入れかえてやることにはいさ...全文を見る
○輿石委員 午前中の岩屋議員の質問にかかわったかと思いますが、そこで大臣、今義務教育無償という原則から教科書無償を堅持をしていただいた、それには敬意を表しますと私も述べたわけですけれども、今百六円の家庭科の教科書にかかわって、四百二十億円ぐらいかな、こんな発言もありました。午前中...全文を見る
○輿石委員 まさにそういう点があろうかと思います。国定教科書で全国一律につくられている教科書と、そしてまた日本のような形での教科書と、そのまま同時に同じレベルで研究が進められるものではないということも承知をしているわけですけれども、民間でのそういう動きについては大歓迎で、やってほ...全文を見る
○輿石委員 その辺は、今言われましたように、すばらしい、傾聴に値する研究だとすれば、文部省としても積極的にそういうものに支援をして、それを育てるような方向でお願いをしたいと思うのであります。  それと、申し上げたいのは、特に大臣も言われましたように、この歴史教育、戦争にかかわる...全文を見る
○輿石委員 きょうは教科書問題、歴史教育の問題で質問をさせていただいたわけでありますけれども、どうか子供たちにとって学校が楽しい場所であり教科書が大変興味深いものであってほしいと願うのであります。  学校五日制を踏まえ、大変な不安と期待が社会の中にも家庭にも地域にも学校にもある...全文を見る
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○輿石分科員 今大昌委員の御質問に答える形で、大臣の方からまさに農村へ行ってみたい、住んでみたい、そんな農政を展開していこうという決意が話されたわけですけれども、今我が国の農業問題は、御承知のようにガット・ウルグアイ・ラウンドにおける米の関税化や保護措置の問題をめぐって最大の政治...全文を見る
○輿石分科員 今大臣から御説明をいただいたわけですが、生産とそれから経営努力とか生活環境をというお答えですけれども、その範囲で日本の現状の農業が回復できるというふうには思えないわけでして、もう少し発想の転換を図るべきだというふうに思うわけであります。農業生産の持つ環境保全というよ...全文を見る
○輿石分科員 今、出席されるかどうかは大変微妙な時期だし大事な時期だと言われるその背景には、やはりガット・ウルグアイ・ラウンドヘの対応、そういうものをめぐる問題が大変重要になってきているわけですけれども、簡単で結構ですから、このガット問題に我が国としてどういう方針で臨まれるのか、...全文を見る
○輿石分科員 ぜひそういう方向で頑張っていただきたいというふうに思うのであります。  先ほどお答えの中に、環境問題に触れて、アメリカやヨーロッパの方では平たん地が多いので地下水汚染が急激に問題化されている。日本は中山間地域が多いという逆の現象があって、そこにまた大きな問題を日本...全文を見る
○輿石分科員 その地域の特産物と言われるそういう資源をどう活用していくかとか、流通機構を改善するとか、その村の社会環境等を考えて村づくりをしていくということはありましょうけれども、そういうことになりますと、これはもう単に農水省だけの問題ではなくてそこには教育の問題も出てきましょう...全文を見る
○輿石分科員 私は冒頭に申し上げましたけれども、もう大変時間がなくて論議を深める時間がなくなりました。  最後に私は、もう三十年もたっている農業基本法を中核とした近代農法、所得を上げるとか規模拡大という形で行われてきた日本農政の限界がある、そう思えば思うほど、大臣今言われました...全文を見る
○輿石分科員 個々の農家に一人一人所得補償をすることには、日本の農業の性格上なじみ得るかどうか、そういう課題もある、そのことも私は十分承知しているつもりでありますけれども、仰せこの問題については、根本的な課題として考えていくというお考えがあるというふうにお答えいただきたかったわけ...全文を見る
○輿石分科員 最初から私はずっと言い続けさせていただいたことは、農業が単に一つの、他の産業と同じレベルで語られたり考えられるのではなくて、まさに一次産業の果たし得る役割というものを違う側面から眺めて、これからの日本の農業の再生に最大限の努力をしていただきたいということを最後に申し...全文を見る
03月25日第123回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○輿石委員 ただいま佐藤委員とのやりとりの中で、義務教育費国庫負担の重要性が大臣からも述べられました。また田村交付税課長と基準財政需要額をめぐっての論議の中で、国と地方との負担のあり方等について若干討議が深められたというふうに思うわけですけれども、私は本法案にかかわって、まず最初...全文を見る
○輿石委員 今文部大臣からお答えをいただいたわけですけれども、もうちょっと具体的に、それならば若干今回は改善をされた予算であるというふうにみずから評価をされているわけですけれども、その中で、先ほど触れました共済費追加費用が一般財源化され、その振りかえ額として本年度六百二十三億ある...全文を見る
○輿石委員 今回のこの共済費追加費用が一般財源化された経緯については、後ほど、覚書もありましょうし、財政審の報告等もあるわけですけれども、その辺でかかわらしていただきたいと思いますが、私は義務教育施設整備負担制度のかかわる問題に入ります前にお尋ねしたいことがあるわけであります。 ...全文を見る
○輿石委員 今の局長の御答弁ですと、やはり地域の実態や時代の要請、さまざまな要素があってこの設置基準はつくれなかった、また言葉を返すようですが、つくる必要もなかった、こういう言い方をされました。だとすれば、その理由はいろいろあったわけであります。地域の実態、時代の要請、それはいろ...全文を見る
○輿石委員 繰り返す必要もないと思うわけですが、今言われたこの学校教育法の第三条「学校を設置しようとする者は、学校の種類に応じ、監督庁の」今局長言われたように、文部大臣でしょうけれども、「定める設備、編制その他に関する設置基準に従い、これを設置しなければならない。」とうたっている...全文を見る
○輿石委員 私が先ほどから指摘してまいりました点について、当面はそういうもの備考えておらないという御返事ですけれども、ぜひ今後そのことについても対処をしていただきたいと思うのであります。  次に、私は学校の施設整備にかかわる問題について質問をしていきたいと思うのであります。 ...全文を見る
○輿石委員 この義務教育諸学校施設費国庫負担法の第三条に国の負担についてうたってあるわけですが、この第三条、「国は、政令で定める限度において、次の各号に掲げる経費について、その一部を負担する。この場合において、その負担割合は、それぞれ当該各号に掲げる割合によるものとする。」という...全文を見る
○輿石委員 その問題については、義務教育諸学校施設費国庫負担法施行令というのがあって、この「法第三条第一項の政令で定める限度」はというふうに書かれておるわけであります。今局長のお答えは大変簡単にされたわけですが、この第一条の「義務教育諸学校施設費国庫負担法第三条第一項の政令で定め...全文を見る
○輿石委員 そうしますと、この基準単価に見合って面積を算出をしていく、この予算の構成に当たって毎年度そういう協議が行われるというふうに理解してよろしいですか。
○輿石委員 私は、それはやはりこういう建設にかかわる問題、施設整備にかかわる問題は予算が伴うわけでありますから、当然その年度内の予算内で処理をしなければならないということは理解できるわけですけれども、そうしますと、大蔵大臣と文部大臣が協議をして決める、予算という制約がある、その協...全文を見る
○輿石委員 その編成の過程において決まってくると申されましたけれども、ちょっと理解に苦しむわけですが、もう一度。
○輿石委員 そのようにお答えをしていただきたかったと思うわけです。だから予算の範囲内において文部大臣と大蔵大臣が協議をして、これが執行できるかどうかを決定していくというふうに理解されるわけであります。そこに私は一つの問題点があろうかと思うのであります。  と申しますのは、やはり...全文を見る
○輿石委員 私も局長も言われるように、すべてのものがそういう形でなされているというふうには理解しないわけですけれども、やはり何らかの大蔵省と文部省との方針の違いや、大蔵省が財政事情を前面に出してきたときに大きな一つの壁があるということは言うまでもないというふうに思うのであります。...全文を見る
○輿石委員 今負担法の意義についても若干触れられたわけですけれども、私は、基本的な姿勢として、この負担法に対してどうお考えになっているかということもお聞きしたいわけですけれども、義務教育の費用について国と地方自治体との負担区分というものを整理して明確にすべきではないか、佐藤委員の...全文を見る
○輿石委員 実情に合った負担をという言い方で締めくくられたわけでありますけれども、私はずっと質疑の中で、この負担法というものの出てきた経過や目的に照らして、できれば負担する、できれば補助するというような、予算の枠があればというような発想ではなくて、たとえ国の予算が厳しくても、文部...全文を見る
○輿石委員 今その中で余り触れていただけなかった問題として、これは財政審の中身を読みますと、大きく四点ほどあるわけであります。そして最も重要なことは、教育予算編成上の基本的な考え方がそこで指摘されているのであります。しかもそのことに触れて、初等中等教育に従前ウエートがかかり過ぎて...全文を見る
○輿石委員 文部大臣からそういうような扱いはできるだけ避けるという決意が述べられましたので、ぜひお願いをしたいと思います。  時間が来たようですが、私は、経済大国まで繁栄をし得たその理由に、高等教育の量的拡大ということを言ったわけですが、その主役は何といっても私立大学、七割を超...全文を見る
04月17日第123回国会 衆議院 土地問題等に関する特別委員会 第5号
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○輿石委員 私は、ただいまの佐藤委員や中谷委員の論議の中で既に問題点として地価の評価の適正化について種々な問題点が出てきているだろうと思います。  重複を避ける意味で、私は別の視点から御質問をしたいと思うわけですけれども、今我が国における公的土地評価としては、いわゆる一物四価と...全文を見る
○輿石委員 ただいま三省庁からそれぞれ、一元化をしなくても適正化は図られる、土地基本法十六条の精神を踏まえて、こうおっしゃられたわけですね。そして、その理由をそれぞれ言われました。  地価公示価格についてはその基準点をふやすとか、それから固定資産税については七割とか、そしてまた...全文を見る
○輿石委員 まあ予想はしておりましたけれども、やはりそれぞれ同じようなお答えであります。  私は、そうした長い論議の中で土地基本法が成立をし、その第十六条で、その一元化の趣旨に沿うべく、諸制度の見直し、施策の展開をされているという努力はよくわかるわけですけれども、それならば、そ...全文を見る
○輿石委員 最後になりますが、どうしても一元化は当分不可能だというようなことが繰り返し言われているわけですけれども、それは逆の立場からいえば、その一元化をしなくて現状でいく方がよりメリットが多いんだというふうに理解をされているのか、それとも、それは、先ほどお話がありました評価の目...全文を見る
○輿石委員 大変時間が制約をされましたので、ぜひ土地基本法の十六条の精神に沿って、三省庁まさに一元化という方向で、そういう考え方でこれからの土地政策に臨んでいただきたいことをお願い申し上げ、質問を終わります。ありがとうございました。
06月03日第123回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○輿石議員 ただいま議題となりました学校教育法等の一部を改正する法律案につきましては、一昨年の本委員会におきましても、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げたところでありますが、継続審議となっている間に情勢の変化も生じてきているところでございますので、会期も改まりましたこの際...全文を見る
12月08日第125回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○輿石委員 今小坂委員の最後の質問も業者テストの問題であったわけですが、私もきょうは業者テストの問題に絞って質問をさせていただきたいと思います。  先ほども文部大臣の方からも既に触れられていますが、まず、この業者テストのこれだけ大きな問題になった発端は、埼玉方式と言われる業者テ...全文を見る
○輿石委員 大臣の言われる、送る方と受け入れ側、ともに責任がある、こういう言い方をされているわけですけれども、この八月までこれほどひどいとは思わなかったと大臣みずから言わしめるようなこの実態、大臣は知らなかったということですが、文部省としてこの実態をきょうまで本当に知らなかったの...全文を見る
○輿石委員 ただいま初中局長の方から、五十一年、六十一年、それぞれに調査を行ったということですが、その調査の結果と、今回四十二県で何らかの形で業者テストが行われているということが報道されておりますけれども、前回の調査の様子はどんな状況だったですか。
○輿石委員 前回の調査で三十七県、そして今回が四十二県、五県ほど多くなっているという実態にあるわけですが、先ほど大臣にもお尋ねしたわけですけれども、その間文部省は、この六年間にわたって、それ以外の実態把握なりなんなり、そういう手だてはしてこなかったということですか、それが一点。 ...全文を見る
○輿石委員 この問題は大変根の深い問題で簡単に片づく問題だとは私自身も考えていないわけでありますけれども、この業者テストによる偏差値利用の弊害が、もうきように始まったことではなくて、以前から繰り返し指摘されていながら徹底した指導がなされなかったその理由については、文部省はどのよう...全文を見る
○輿石委員 指導の徹底を欠いた理由が余り明確に私自身には見えてこないわけです。  それはそれとして、文部大臣もこの二カ月間に、十一月に入って頻繁に私学の団体とのトップ会談や、それから都道府県の教育長協議会の市川幹事長あたりとも会談を、十一月の二十四日、二十七日と連続的にやられた...全文を見る
○輿石委員 この酒井会長の言われたことがもう端的にあらわれているという事実があるわけであります。これは中学でやめてみても塾が中学の肩がわりをしてくる、そうなったら大変だという状況は、この一昨日、昨日の新聞を見れば明らかじゃないですか。都内の、埼玉の一部の私立高校は塾から生徒を青田...全文を見る
○輿石委員 今初中局長は、これからの問題として進路指導という立場の中で、この進路指導も見直すという方向も文部省は出されたようでありますけれども、そういう形でこの問題を解決していこうとしているようでありますけれども、大体業者テストの問題の本質をどのようにとらえているのか。仮に偏差値...全文を見る
○輿石委員 進路指導のあるべき方法とか、そんなことに若干触れたわけですが、この業者テストが入試選抜そのものに使われているところに問題がある、こうも言われたと思うわけですけれども、だとすれば、この業者テストの問題の本質は、やはり入試制度にあると考えてよろしいわけですか。
○輿石委員 私の質問に簡単に端的に答えていただきたいと思います。この業者テストの問題の本質は入試制度にあるのではないかと私は尋ねているわけですけれども、その点もう一度。
○輿石委員 やはり私もこの本質は入試制度にあるととらえているわけであります。  そこで、公立学校の入学者選抜について、その歴史にかかわって御質問をしてみたいと思うわけであります。  昭和二十三年に新制高校が発足をし、それ以来何回か入学者選抜制度についても手が加えられ、改善がさ...全文を見る
○輿石委員 局長が言われましたように、昭和二十三年から三十八年までは定員を超えたときに選抜をするということが主体であったのが、三十八年に適格者主義を入れた背景というのは、ベビーブームで受験生が多くなった当然の結果だろうと一面では思うわけですけれども、ここへ来て、高等学校教育を受け...全文を見る
○輿石委員 その五十九年の改正を受けまして、多様な選抜方法が取り入れられるようになった。その一つとして、受験機会の複数化とかそういうようなものも幾つか出てきているわけですが、推薦入学も一つの目玉として入ってきたというふうに理解をしておるわけですが、それでよろしいですか。
○輿石委員 昨日、初中局長は参議院の文教委員会で、推薦入学の問題について問題があるので文部省は直ちに実態調査に入りたい、こう言明をされたようですが、推薦入学について問題があるから実態調査をするという理由は何でしょうか。
○輿石委員 実態がわからないからそれを調べてみるだけだというふうにも聞こえるわけですけれども、私はそうではなくて、業者テストを使っての私立の青田買い、これは許せないと文部大臣が再三強調されていますけれども、そのことは、推薦入学をめぐって、公立にも推薦入学という名のもとに、この青田...全文を見る
○輿石委員 推薦入学の方法もわかってないということですか。そして推薦入学を発足さしたその趣旨は何であったのか、今その趣旨に沿った推薦入学が行われているかどうか、その程度のことは文部省としてその実態を把握しておくべきだと考えますけれども、その点についてもお伺いをしたいと思います。
○輿石委員 私がお聞きしたいのは、推薦入学の時期、普通公立高校の入試は年が明けてからになるわけですが、推薦入学の許可される次第は年内に決まる、そう理解をしているわけですが、その点いかがですか。
○輿石委員 調査をしていないということですから、それ以上お聞きしてもむだだと思いますが、その辺実態をきちんと把握していただいて、この業者テストの問題は、私がここまでお尋ねをしてきたように、公立、私立を問わず、まさに受験体制、学歴社会の中で子供たちは大変悲鳴を上げているということで...全文を見る
○輿石委員 もう与えられた時間になりますので、質問を終わるわけですけれども、この受験体制がもたらす状況は、公私立を問わず大変な状況であることをぜひ御理解いただきたいと思います。  例えば、これはある公立の中学校の学校案内でありますけれども、中身を見ると、大学案内のようなすばらし...全文を見る