輿石東

こしいしあずま



当選回数回

輿石東の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月03日第129回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○輿石委員 私は、社会党の輿石ですが、ただいまの中島理事と文部大臣のやりとりをお伺いし、最後に、フィリピンの方にお会いをしたら、まず識字教育を、こんな要請もあった。我が国の教育の特徴は、どこに生まれても、どこに育っても基礎教育を受けられる、そんなすばらしさを中島委員は訴えられたわ...全文を見る
○輿石委員 文部大臣も大変この状況を心配をされ、こういうことによって主たる教材であります教科書の質の低下につなかったり、さらには今後、発行者、出版社が大幅に教科書発行から手を引くというような形になれば、大変なことになるだろうという御感想、お考えを訴えられましたけれども、文部省とし...全文を見る
○輿石委員 発行者の方で経営方針を変える、考えていく、それは発行者の立場からすれば当然でしょうし、その方針を変えるという中身が、これでは採算がとれないので我が社は発行をやめる、そういうような状況に次々になっていった場合には、教科書発行を民間にゆだねた理由もなくなるでしょうし、それ...全文を見る
○輿石委員 今申請中で、最終的にどれだけの発行中止ということがあり得るのかどうかはまだわからない、だから現時点で判断をすることは差し控えたいというふうにもとれるわけですけれども、では現実にこういう状況が出てきたのはどこに原因があるのか、その原因をどう考えられますか。
○輿石委員 あなたは、撤退をしていく最大の理由に、価格が安いということをまずその原因の第一に挙げているんだろう。私が言わない前にそちらで分析をしていただいたわけですから、今度はその点について触れざるを得ないだろう、こう思うわけであります。  今おっしゃいましたように、価格の問題...全文を見る
○輿石委員 家庭科の教科書百九円、それを単に金額の感覚でとらえることは危険だと私も思いますし、それが適正であるかどうか、そのことについても見方によっていろいろあるでしょう。しかし、ほかの諸物価や公共料金とか、常識的に考えてもこの百九円、ページ数が少ないからとかいろいろな理由づけが...全文を見る
○輿石委員 それでは、教科書会社や発行者にとれば全く返品もないわけですね。ほかの週刊誌にしても、売れるようだけれどもどれだけ売れるかの推測はつかない。だから発行者や経営者は、その点では大変な競争原理にのっとって強いられるでしょう。その点では教科書無償制度という形で間違いなく定期的...全文を見る
○輿石委員 価格にかかわる問題でもう一点だけお伺いをしたいと思うわけですけれども、新指導要領になりまして登場してきた小学校の低学年の生活科の教科書。新指導要領によって、体験を重視する、教育の中身も変えていこう、現代の子供は直接体験が不足をしているということで、理科や社会を統合して...全文を見る
○輿石委員 何かしつこく聞くようですけれども、今、編集段階で新しいものをつくったわけですから、前の例に倣ってつくるというわけにもいかない。そういう点では、既にある教科書よりも編集は、第一回は大変でありましょう。しかし、私はそんな問題ではないというふうにとらえたいのであります。 ...全文を見る
○輿石委員 そうしますと、教科書の価格は、今局長が言われました検定審議会が中心にいろいろな分析をされて決定をされるという仕組みだということですね。そうしますと、今言う生活科と小学校三年生の理科も同じ条件で価格決定がされているというふうに理解してよろしいわけですね。
○輿石委員 生活科は新しく編集をしたので、そういう差が出ているというお答えですけれども、ある方々に言わせますと、義務教育の教科書の無償措置法が成立したのが一九六三年、昭和三十八年というふうに記憶をしているわけですけれども、そのときに原価計算がされた。そうしますと、もう三十年以上た...全文を見る
○輿石委員 その改定率というのはどのくらいになっておるでしょうか。
○輿石委員 わかりました。私は、価格の問題はこれ以上お尋ねする必要もないというふうに思いますが、しかしながら、幾らいろいろな条件があると答えられても、常識的に考えて百何円とか二百円とか、週刊誌も買えないような状況でこの教科書がつくられている。これではますます先日の新聞報道のような...全文を見る
○輿石委員 僕は有償化を勉強してほしいなどと大蔵省にお尋ねをしているのではなくて、この無償制度を確保していくんだという文部省の考え方を受けてというよりも、国民の意思を受けて、有償化を検討するんじゃなくて、無償化を堅持していくという姿勢を示してほしいとお尋ねしたわけですから、それに...全文を見る
○輿石委員 大蔵省も本音を言ってくれたので、そのまま結構ですと言うわけにはいかぬわけですから、もう一度質問をさせていただきます。  先ほども申し上げましたように、昭和三十八年、一九六三年にこの教科書無償制度ができて、三十年たった、大蔵省から言わせれば、三十年たって豊かな我が国を...全文を見る
○輿石委員 検定の目的は、大里言われますように、記述が公正、正確であるかどうか、指導要領に準拠しているかどうかというのが一番あれでしょうから、そうしないと教育の水準を保てない。そのことも十分私も承知をしているわけですけれども、最も大事なのは、検定の結果がどういう形でこういう結果に...全文を見る
○輿石委員 検定を簡素化、重点化した、そして基準の見直しも行った、それが新しい検定制度のねらいである。それで、これは検定をする指導要領がある。すべて教科書へ直結していく問題ですね。  一つ僕はその中で大きなねらいが欠落しているのではないか。結局は指導要領に準拠をし、公正、正確で...全文を見る
○輿石委員 基準の見直しもこれから定期的に行われるでありましょう。そういう点については、すばらしい教科書が生まれてくるような視点から検定制度についてもぜひ検討していっていただきたい、そんなふうに思います。  私は、一つ過去にさかのぼってこの問題を考えてみますと、基準の問題が出ま...全文を見る
○輿石委員 いずれにいたしましても、ずっとこの間の御質問の中で、要は検定の問題についても、教科書の価格問題一つとってみても、採択制度についても、願うところは子供たちにすばらしい教科書を与えたいという願いは私どもも文部省も一緒ですから、今後とも私が御指摘を申し上げたような点について...全文を見る
○輿石委員 もう時間も来たようですけれども、厚生省、文部省、所管が違う、それから仕組みが違う、こういうことでこの差はあるんだ。しかし、災害を受けた親や子供にとっては同じであります。厚生省であろうと文部省であろうと、仕組みがどうあろうと受ける側は同一ですから、そのことも踏まえて、そ...全文を見る
10月26日第131回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○輿石委員 私は、提出者を代表して、ただいま議題となりました修正案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  第一は、退職共済年金と雇用保険法による基本手当等との調整の実施時期を平成十年度からとし、必要な整理を行うこと、  第二は、本法律案の施行日を公布の日に改めるととも...全文を見る
11月02日第131回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第3号
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○輿石委員 私は社会党の輿石東でございます。  与えられた時間が三十分ということですので、最初に大臣にお伺いをしたいと思いますけれども、政治改革、行政改革、税制改革というような言葉を聞かない日はないほど、規制緩和の問題は現在大変な政治の重要な課題であるというふうに思います。 ...全文を見る
○輿石委員 大臣から、これからの取り組み、大変具体的にお話しをいただいたわけでありますけれども、大臣のお話の中にもありました、村山内閣においても今回の規制緩和措置二百七十九項目を含めて千を超える項目について取り組んできているし、これからも取り組むという決意も話されたところでありま...全文を見る
○輿石委員 今御説明をいただいたわけですけれども、どうもちょっと御説明を聞く中では、じゃ公的規制とは一体何なのか、それから、規制緩和を推進するに当たって、まずどのような考え方で、またどのような手順で推進をしていくのか、こういうことが大変重要になってくるわけであります。私は、推進し...全文を見る
○輿石委員 今、公的規制の定義といいますか、考え方を述べていただいたわけですが、六十三年十二月の行革審の答申で説明をされているその文言を引用されたというふうに思いますけれども、そこで、特定の政策目標の実現のために国や地方公共団体が関与・介入するもの、そういうふうに定義づけていまし...全文を見る
○輿石委員 公的規制の定義というか範囲というのもおのずから見えてきたように思うわけですけれども、先ほど御説明の中に、やはり公的規制の中に経済的規制と社会的規制があると。これはよく言われることで、経済的規制、その基本的な推進の考え方とすれば、原則自由、特例規制、そして社会的規制も必...全文を見る
○輿石委員 したがいまして、その区分も法令上きちんとした公的規制の定義もない。そして、厳密に言えば社会的規制、経済的規制の厳密な区分もなかなか難しい、そのとおりだろうと思うわけであります。よく言われることに、経済的規制としてその政策目的を既に失って、経済発展にむしろ阻害になってい...全文を見る
○輿石委員 今、山口大臣から大変心強い御答弁をいただいたわけですけれども、ぜひ総務庁としてはそういう、今こそ総務庁としてのリーダーシップ、これは総理自身の、内閣を挙げてのリーダーシップが必要だというふうに思います。それなくして本当の意味の規制緩和も進まないのではないかというふうに...全文を見る
○輿石委員 もう時間もなくなりましたから、最後に、大臣、冒頭に、本年度内を目途に各省庁が所管の規制を見直す、こうしているわけですけれども、これは、今もその問題にも触れさせていただきましたけれども、各省庁任せで規制緩和を推進をしていくことには、今何点か指摘をしましたように限界がある...全文を見る
11月11日第131回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○輿石議員 先生御指摘の、なぜ国際音楽の日を設けるのか、その意義はどこにあるのかという御質問でありますが、御案内のように、ユネスコ憲章の中に「人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」とし、教育、科学、文化を通じて国際協力を推進することによって平和と安全に寄与するというこ...全文を見る