輿石東

こしいしあずま



当選回数回

輿石東の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第2号
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○輿石東君 私は、民主党・新緑風会を代表しまして、四日の大臣所信を受けて、地方行政、財政の基本的な問題について何点か質問をさせていただきたいと思います。  御承知のように、自自連立内閣になって初めての質問でありますし、特に自由党を代表して入閣をされた野田自治大臣は改革派の論客と...全文を見る
○輿石東君 今、大臣は、この答申については高く評価している、自民党との政策とも通じているものがあると。特に構造改革に手をつけられたというお話もあったわけですが、そして堺屋企画庁長官のお話も出てまいりました。  そこで、この経済戦略会議というのが国家行政組織法の八条に基づいて総理...全文を見る
○輿石東君 もう一点だけ、今の点ですけれども。その経過について、先ほど出てまいりました堺屋経済企画庁長官が過日のNHKでのテレビ討論等でもこのように言っているわけです。閣議決定するためには各省の反対のないものに調整することが必要なため、実効性を考えて、案が、答申がということですね...全文を見る
○輿石東君 ぜひ、閣議決定以上に今度のこの戦略会議の閣議報告は重いんだ、そういう認識のもとに実効ある、我々の不安を払拭できるような形で御努力をいただきたい、こう思います。  この経済戦略会議でもうたっているところでありますけれども、真の地方自治の確立のためには何といっても抜本的...全文を見る
○輿石東君 今、地方分権一括法の問題も触れていただきましたけれども、二月二十五日には超党派で財政赤字を憂える会、そんなものも発足をしている。それだけ深刻になってきているということを十分御認識いただいて、いずれにしても今、大臣からも言われましたけれども、本当の地方分権を推進していく...全文を見る
○輿石東君 今、地方交付税の性格についても触れていただいたわけですが、財政調整というのと財源を保障する、こういう二つの側面がある、だから地方交付税は大事な役割を果たしていると。それはわかるわけですけれども、もう一つ、応益税、それから税源の安定、こういうようなお話もあったわけですけ...全文を見る
○輿石東君 今お話がありましたように、所得税の課税最低限が日本の場合は高い。これも課税ベースを広げる、こういう観点から、今後全体の税制をどうするかということで検討していけばいいだろうと思いますし、私たちの案もそういう折にはかなり評価されてもいいのではないか、こう信じています。 ...全文を見る
○輿石東君 国の実力は地方に存すると、この言葉は徳冨蘆花が使った言葉だそうですけれども、地方あっての国だという発想でこれからの取り組みをぜひお願いしたいというふうに思います。  いずれにしましても、今後地方分権を推進していくために、地方行政の体制整備というのが重要な課題になって...全文を見る
○輿石東君 要するに、どう見ても成功のかぎは住民の声をどう反映していくか、そういうことにかなり尽きると思いますので、その点についても御配慮をいただきたい。  時間がありませんので合併問題はこのくらいにして、次に、今都知事選がやられているわけですけれども、東京は損をしている、そん...全文を見る
○輿石東君 わかりました。  私も、都内の国税はすべて都民が納めているんだという前提みたいなものでこういう議論がされやすい、そこに大きな誤りがあるなというふうに、マスコミの方もそういうところは報道に気をつけてほしいなと、こうも思うわけであります。これはもうちょっと突っ込みたいわ...全文を見る
○輿石東君 ぜひそういう体制で臨んでいただきたいと思います。そして、一刻も早く地元住民に安心感を与えていただきたいと再度お願いをしておきたいというふうに思います。  なお、今お話がありました内政審議室の動きはいかがですか。
○輿石東君 最後になりますけれども、この問題は、オウムが発生した時点から破防法をなぜ適用できなかったのか、私はそのことが残念でたまりません。しかし、その経過を憂えても仕方がないことで、破防法がもし適用できないならば、それにかわり得る新法を制定し、この問題に根本的に対処していくとい...全文を見る
○輿石東君 この問題は繰り返しお願いをしているわけですけれども、地元住民の大変な眠れない夜が続いている、そんな深刻な状況を率直に受けとめていただいて、ぜひ一日も早い根本的な解決策を見出していただきますよう重ねて要請をいたしまして、私の質問を終わります。
03月23日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第6号
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○輿石東君 おはようございます。民主党・新緑風会の輿石東ですが、前回に引き続いて質問をさせていただきます。  これまでの審議の中で、既に地方税財政一般の問題についてはほとんど議論が尽くされているというふうにも思いますし、また危機的状況にある地方財政の問題も繰り返しになってしまう...全文を見る
○輿石東君 今、大臣は所得税と住民税の相違について、課税最低限の問題や税率の累進度の問題についても触れていただいたわけですが、いずれにいたしましても、地方税の基幹的な財源である住民税、この住民税という地方税財源と地方分権との関連の問題で、地方分権推進委員会の税財源検討グループの座...全文を見る
○輿石東君 今御答弁いただいた、国と地方の税財源の配分、今もありましたように税の仕組みとして統合的に考えるのか、課税最低限の問題もある、こういうお話ですけれども、ぜひ大臣におかれましてもこの検討をしていただきたいと強く要請を申し上げまして、あわせて消費税の問題についてちょっとお伺...全文を見る
○輿石東君 今、大臣も地方消費税については別に考えている、区分けをしてと、こういうお話で、消費税自体を社会保険制度等の絡みでどう考えていくかということだという御指摘ですが、いずれにいたしましても、大臣自身も答弁していただきましたように、これから福祉関係については国以上に地方が背負...全文を見る
○輿石東君 そこで、問題は現在議論をされております財政投融資改革が実施された場合です。  今後どうなるのかというその点をお尋ねしたいわけですが、そもそも郵便貯金等の預託がなくなることを意味するというふうに思いますが、そうなった場合、今後、地方自治体は一体どのようにして現在のよう...全文を見る
○輿石東君 今お答えいただきましたように、どのように仕組みが変わっても、地方自治体をそのまま市場にさらすということでは解決していかない、そういう状況には置かないだろう、そんな御答弁をいただきました。  この問題に関連をしまして、もう一点、許可制度の見直しについてもお聞きをしたい...全文を見る
○輿石東君 それでは、地方交付税の問題について何点かお伺いしたいと思います。  今回、地方交付税法の一部を改正する法律案が提起をされて議論を今しているわけですが、その提案理由の説明におきまして、基準財政需要額の改正事項の中で、算定方法の簡明化という問題があるわけですけれども、こ...全文を見る
○輿石東君 今、局長の御説明を聞きますと、新たな測定単位として私学等の助成の問題は生徒の数、こういうふうにはっきりしてきたわけですけれども、そうしますと、後ほど文部省の方にもお聞きしますが、生徒が減ればその補助総額というのは当然減ってくる、こういうことになりますね。その点だけちょ...全文を見る
○輿石東君 そこで、文部省にもお伺いをしたいと思いますが、お尋ねをする前に、昨年の十二月だったと思いますが、大阪府議会では府立高校の入学金を八倍にしようという条例改正、これは幸いにして否決をされたわけですけれども、各地方自治体は大変な状況の中でこういう問題を抱えているということを...全文を見る
○輿石東君 今二十一万一千何がしというお答えだったわけですが、今のは一人当たりの単価ですね。  私学助成については、毎年度国庫補助金と地方交付税によって財源措置がされていると思いますけれども、私学の振興については、先ほども申し上げましたけれども、これは国と地方がそれぞれの任務分...全文を見る
○輿石東君 佐々木局長からさまざまな工夫と、こういう言葉がありましたが、そのさまざまな工夫とは何かなどという質問をしたいところですけれども、時間がありませんので次回に送りたいと思います。ありがとうございました。  最後に確認をしておきたい点は、地方交付税の問題ですが、簡明化、簡...全文を見る
○輿石東君 終わります。
○輿石東君 私は、ただいま可決されました地方税法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派並びに各派に属しない議員岩瀬良三君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    ...全文を見る
03月30日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第7号
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○輿石東君 民主党の輿石ですけれども、消防法の質問をさせていただくに先立ちまして、きょうはお忙しい中、川崎運輸大臣にも御出席をいただいておりますので、最初に二点ほど川崎大臣に御質問したいというふうに思うわけです。  御案内のように先週の二十四日に、日本海で北朝鮮の工作船と見られ...全文を見る
○輿石東君 運輸大臣から防衛庁へ要請があって、総理が決断するまでに十五分の時間という素早い対応だった、こういう報道もされているわけであります。いろいろお聞きしたい点もありますが、全体で二十分しか時間を与えられておりませんので、もう一点、今後このような事態が生じた場合に、川崎運輸大...全文を見る
○輿石東君 今の武器使用規定一つとってみても、相当今後議論がなされていく必要もあるだろうし、議論を呼ぶだろうと思います。いずれにいたしましても、海の警察としての海上保安庁としての任務がきちんと果たせるような整備も必要かというふうに思いますが、これ以上時間がありませんので、ありがと...全文を見る
○輿石東君 今のお話で、団員を構成している七割はサラリーマンと。そうしますと、お話がありましたように昼間の消防体制が大変手薄になるということはもう明らかであります。PRを地域の方々や各企業にもしていると。その程度では根本的な解決にならないだろうとも思いますけれども、加えて、これか...全文を見る
○輿石東君 その広域再編の動きの実態もお話をいただいたわけですけれども、これは財政的な裏づけといいますか、支援はどのようになっていますか。
○輿石東君 この問題は消防の分野だけではなくて、来年四月には介護保険制度も導入をされてくる、そして一方では地方分権ももう実行の段階に入った、こう言われる状況にあるわけでして、ますます各市町村の新しい行政需要というものは大きくなっていくし、拡大をしなければならないという状況にあるこ...全文を見る
○輿石東君 時間になりました。終わります。
04月16日第145回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
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○輿石東君 民主党の輿石ですけれども、最初に御質問をしたいものと変えて、もう既に出た問題がありますのでダブらないようにしたいというふうに思います。  三人の先生方に貴重な御意見をいただいて感激しているわけですけれども、私は、先ほど同僚議員であります円委員の方で、我々日本人は家族...全文を見る
04月27日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第10号
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○輿石東君 私は、ただいま可決されました道路交通法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派並びに各派に属しない議員岩瀬良三君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたしま...全文を見る
05月12日第145回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第4号
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○輿石東君 既に女性の暴力にかかわる法整備だとか実態把握とかをこれからどうするかというお話があるわけですけれども、先ほど、男らしさ、女らしさというようなそういう問題から我々の社会の仕組みがそういう差別的なものでずっと成り立ってきた、これを見直すということですから、そういうことも当...全文を見る
○輿石東君 私は、きょうの議論の中でも、緊急を要するものと中長期的に考えていかなきゃならないもの、その中で教育も一つの課題だろうと先ほど申し上げたわけですけれども、先ほどからたびたび議論になっております法整備の問題、これは必要だろうと思うわけです。  今、直嶋理事の方からもあり...全文を見る
06月15日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号
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○輿石東君 民主党の輿石東ですが、本岡委員に続いて質問をさせていただきたいと思います。  今、本岡委員の質問の中で、自治事務の是正要求を義務づける、こんなことをして一体この一括法、本当の分権推進が図れるだろうか、入り口でそう思うわけであります。この問題は、五次にわたる分権推進委...全文を見る
○輿石東君 ただいま総理の方から、この地方分権推進一括法によって二十一世紀へのかけ橋ともしてみたい、こんなお話があったかと思うわけであります。  そこで、お伺いをしたいわけですが、昨年五月に閣議決定をされました地方分権推進計画、これは、先ほど私も申し上げましたけれども、五次にわ...全文を見る
○輿石東君 そこで、この分権計画の中で最も強調している点、その中身は言うまでもなく、国と地方が新しい対等、協力の関係を築くために今まであった機関委任事務制度を廃止する、それを決め、それが一つの理念となって、地方自治体の処理する事務を自治事務と法定受託事務に再構成をし直したというの...全文を見る
○輿石東君 今、自治大臣から、それは間違いないという御答弁もいただきました。  そこで、今、自治大臣の方でもありました、この機関委任事務というものを使って地方にこれまでは包括的な指揮監督権、乱用したという言い方は少し言い過ぎかもしれませんけれども、そういうものをやってきた。それ...全文を見る
○輿石東君 今、中身を教えていただいたわけですけれども、法令に基づかない形で許可もできた、こういう話になりますね。
○輿石東君 そういうあいまいなやり方で地方を国の下部機関という見方でやってきた、それを根本から今回は考え直していこう、それでは地方自治の精神にも反する、これが地方分権一括法の理念であり、根底に流れている精神だろうと思いますが、そのように理解してよろしいかどうか、お聞きをしたいと思...全文を見る
○輿石東君 今、野田自治大臣から御説明をいただいて、本当にそうなってくれればいいな、こう願わずにはいられないわけです。  しかし、先ほど同僚の本岡委員から指摘がありましたように、法定受託事務でない自治事務にまで是正要求という形で義務づけをしていく、それはまた先ほどの議論に返って...全文を見る
○輿石東君 総理は、自己決定、自己責任という意識を住民が持っていただいて、これから必ずや我が村、我が町の町づくりに専念をしていただけるだろう、こういう希望的なお話であるわけです。  そこで、私は、自治体の分権に向ける姿勢ということで、朝日新聞が四十七都道府県、全国三千三百ぐらい...全文を見る
○輿石東君 冒頭に野田自治大臣がおっしゃいました。これは考え方はわかった、しかしなぜ分権が一歩進まないのか、それはやっぱり財政面でのサポート、支援も必要だ、それも考えていると、こう言われたわけです。  したがって、今回の分権一括法の提起の中で最も落ち込んでいるのが税財源の充実、...全文を見る
○輿石東君 ありがとうございました。  ただ、先ほどアンケートでも触れましたけれども、そういうふうに地方の財源を充実していく手法として課税自主権、現行でもあるわけですけれども、これをなかなか地方でやってくれない、そういう実態があると思います。それは端的にアンケートにもあらわれて...全文を見る
○輿石東君 現在はそういう意識にあり、そういう結果が出ていても、私はもうこの際、国は中途半端な関与はすべてやめて、もう少し地方公共団体、地方自治体を信頼して、自治事務の是正要求などという、表現が悪いかもしれませんけれども小細工はやめて、きちっと任せて、そこから大きく国と地方の対等...全文を見る
○輿石東君 今、自治大臣が最後に言われた、県と市町村の間で、県側に立ってその委員たちがいろいろ議論をするという心配はない、こういう意味かと思います。しかし、大臣、都道府県と市町村で争いが起きたその原因が、自治大臣が都道府県を通してあの市町村の問題について是正をしなさい、こう指示し...全文を見る
○輿石東君 都道府県の主体性において処理されるという原則、そこはわからないでもないわけですが、大臣が今言われたように、制度としては、数が多いか少ないかという問題ではなくて、めったにないだろう、こういう御答弁ですけれども、数が多いか少ないかという問題ではなくて、制度的にそうした欠陥...全文を見る
○輿石東君 先ほど本岡委員の方から、義務教育費国庫負担法や、中央統制の象徴である県の教育長を承認するなどということを文部大臣の権限にしていたという、こういうものは多少改善をされたと、そんなお話は既にありましたから繰り返す必要はないと思います。  ただ、私の山梨の櫛形町という町で...全文を見る
○輿石東君 ありがとうございました。(拍手)
06月28日第145回国会 参議院 本会議 第31号
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○輿石東君 私は、民主党・新緑風会を代表しまして、ただいま議題となりました住民基本台帳法の一部を改正する法律案について、総理及び関係大臣に質問をいたします。  本法案は、昨年三月の第百四十二国会に提出されて以来、審議に入らないまま継続扱いを繰り返してきました。今回の改正は、すべ...全文を見る
07月02日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
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○輿石東君 民主党・新緑風会の輿石ですが、きょうは教育行政の分野から何点か質問をさせていただきます。  有馬文部大臣、昨年九月の第十六期の中教審答申も出されたわけですが、大臣は御承知のようにその中核におられ、まとめられた人ですから、思い入れも深いというふうに思います。私はその折...全文を見る
○輿石東君 私がお願いしたのはそういうことではなくて、この地方分権一括法、教育行政のあり方、それに焦点を絞って、今度の改革でどこをどういうふうに改革しようとしているのかという点をお答えいただきたかったわけであります。
○輿石東君 今、文部大臣から、国の役割を明確にし、教育行政においては指導、助言というような形がよく行われる、これの見直しをして、学校が主体的に自主的にできるような運営にしていく、それが個性重視の教育につながるんだ、要約すればそんなことを言われたのかなと思いますが、それでよろしゅう...全文を見る
○輿石東君 今、通達と通知の違いもありましたし、機関委任事務が廃止され、包括的な指揮監督権、これが取り払われても、なお通知という形で国が一定の関与をしてしまうような危険も残されていると思います。そのためにも、この処理基準の交通整理をしなければいけないと自治大臣からも指摘をしていた...全文を見る
○輿石東君 今、御手洗局長の方では、この処理基準は文部省のその問題にかかわるものは法定受託事務に限っていく、そしてその法定受託事務ということがはっきりわかるような方法でこれを見直していくという答弁があったわけですけれども、法定受託事務としてどんなものが文部省関係にはあるのか、教え...全文を見る
○輿石東君 今聞いた範囲では、文部省関係では法定受託事務として扱うものは学校法人の寄附行為に対するものその他幾つかありましたけれども、これは教育課程や教育行政の余り中身にかかわっていない、そう思いますので、それなりにいいだろうと思うわけですが、教育内容や教育指導という中身まで法定...全文を見る
○輿石東君 ちょっと局長の答弁は長くて何を言ったのかよくわからない。私の質問は、指導要領とか教育内容について、法的拘束力があるかのようにきつい指導は今後は教育委員会や学校現場へは行いませんね、こう聞いたんですから、するとかしないとか答えていただけば結構です。
○輿石東君 学習指導要領に法的拘束力がある、その辺は十分私も理解をしているつもりであります。  その基準を決める、これが国の役割。中身は相当部分指導要領の弾力化、大綱化、文部大臣は触れませんでしたけれども、そういうものに変えていくというのが今回の中教審の骨格だったろうと思うわけ...全文を見る
○輿石東君 できるだけ国の関与や権限を地方に移すというのが今回のすべての分権一括法の精神だと、こう思われるわけです。  教育行政の中央統制の象徴として、県の教育長を文部大臣が任命、承認するというのは、これは外されたわけですね。だから、よく議論の中で、顔も名前もわからない県の教育...全文を見る
○輿石東君 ありがとうございました。今、辻村局長の言われるような方向で、教科調査官、指導主事というのをぜひ早急に見直していただきたい、こう思います。  一つ、くどいようですが例を言いますと、教育課程を再編成していくというのが最大の課題にもかかわらず、教科調査官というのは各教科の...全文を見る
○輿石東君 ぜひそういう方向で御検討をいただきたいと思います。  本当に最後になりますけれども、官房長官に急なお願いで大変恐縮だったと思います。  と申しますのは、昨日から日の丸・君が代問題について衆議院の内閣委員会でいよいよ審議がスタートしたというふうに思います。教育現場の...全文を見る
○輿石東君 今、官房長官の御発言の重みというものを文部大臣も感じておられるというふうに思います。  そこで、文部大臣、先ほどちょっと教科書検定に触れましたが、もう議論する時間はありませんが、教科書調査官は、教科書会社に対してこの種の問題を、参考意見を言うことはできても、こうしろ...全文を見る
○輿石東君 ありがとうございました。(拍手)
07月26日第145回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
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○輿石東君 今、ミャンマーに対する支援の問題が出てきたわけですけれども、その支援のあり方、ODAの目的、理念、そんなお話もありました。それで、基本法をつくる必要があるのではないか、大多数の方がそんなことを言われ、一元化の問題も出てきたわけですけれども、私は日本のODAの出発が戦争...全文を見る
08月03日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第17号
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○輿石東君 民主党・新緑風会の輿石東でございます。  開会前に大臣からも三巡目だねというお話があったわけですけれども、三巡目にして初めて私は質問に立たせていただくわけですので、よろしくお願いしたいと思います。  午前中の参考人質疑の中でも、そして考えてみますとこの法案は四月十...全文を見る
○輿石東君 ここで再度確認をしておきたい点は、局長は今三項言われたわけですが、第一項の個人情報保護、第二項の個人情報保護、同じ言葉が使われていますけれども、この中身は違いますね。そこだけ確認をしておきたいと思います。
○輿石東君 一項、二項は違う性格のものだということを確認させていただきました。  そこで最初に、一つ目の民間部門を対象とする個人情報保護システムというのと我々が今議論をしています今回の住民基本台帳ネットワークシステムの関係について、これも同じ日に総理からこの関係について答弁があ...全文を見る
○輿石東君 そこで、ここで問題にしたいのは、というよりも問題になるのは、総理の言われた前提という言葉の意味であります。この総理の答弁によりますと、局長からも今話されたわけですけれども、個人情報保護システムが住民基本台帳ネットワークシステム実施の前提だ、こう明言されているわけですけ...全文を見る
○輿石東君 総理の答弁を繰り返していただくという意味で御質問したのではなくて、総理は六月十日以前に四月十三日の衆議院本会議で社民党の議員に答えているわけです。そこでどういうふうに総理は答えているかと申し上げますと、「民間部門を含めた包括的な個人情報保護法の必要性についてのお尋ねで...全文を見る
○輿石東君 今、大臣は御丁寧に説明をしていただいたわけですけれども、私は頭が悪いものですから十分理解し得ない面もあります。  特に、この住民基本台帳システムにおいては万全な措置をしていると。しかし、これから高度情報化社会へ入るその一つの準備として、また情報技術は日進月歩の速さで...全文を見る
○輿石東君 今、基本方針にも触れていただいたわけですが、当初、昨年十一月ですか、のレベルでは、そのヨーロッパ型のオムニバス方式ではなくてアメリカ型のセクトラル方式、そういうものを志したと。しかし、この二つの流れがあって今回の附則もついてきたことだから、もうそれを加味しながら、どち...全文を見る
○輿石東君 今、内政審議室から、また宮路先生からそれぞれ三党と審議室の状況も話していただいたわけです。  それともう一つは、総理の先ほど答弁の問題を私は確認をさせていただいたわけですけれども、民間部門を対象とした個人情報保護に関する法整備を含めたシステム、総理は法整備を含めた、...全文を見る
○輿石東君 この問題は、最初に方式を決めるのではなくて、いろんな諸般の状況もあり、審議の経過も踏まえて最終的には実効ある個人保護ができるような手だてをし、担保をしていくんだと。それは一般論としてはそのとおりでしょう。しかし、今までの経過からいってあの附則第一条の二項にああいう修正...全文を見る
○輿石東君 用意している質問項目はたくさんありますのでそれ以上申し上げませんけれども、この附則に修正案が出てきた経過からして、公明党さんがその原動力になったわけですから、その責任は大きいというふうに私はぜひ強調しておきたいと思います。したがって、必ずや個人情報保護が担保できるよう...全文を見る
○輿石東君 この問題について、今までの審議の中で住民票コードを納番として活用するということの是非について議論をされました。  先日、高嶋委員もこの辺について大臣と質疑を深められたわけですけれども、この折の両者の質疑をお聞きしていながら、大臣はどうもこの住民基本台帳と納番制はリン...全文を見る
○輿石東君 答弁をいただいたわけですが、今、大臣からも一番問題になるのはやっぱり民間利用の問題だと。このまま法改正しなければこれは民間利用できないわけですから、それはだめだということになると思います。  非常に単純な発想で今度は疑問があるわけですが、大蔵省にお尋ねしたいわけです...全文を見る
○輿石東君 何か今現状では難しいと。三つの方法が考えられる。この住民基本台帳を使うか、年金番号を使うか、その二つの選択の方が可能性がある。しかし、この課税番号方式を使うと非常に費用もかかるしいろんな問題があると。  しかし、そうした課税番号方式、その番号をつくれないことはないと...全文を見る
○輿石東君 一つの提案として検討する余地はあるだろうという大臣の御答弁だったわけですが、私は四月十三日からずっとこの方、この住民基本台帳システムは絶対に民間に漏れることもなければ制度的にもシステム的にも安全なんだ、こういう主張をされているからこそ、もし大蔵省でそうした限定番号をつ...全文を見る
○輿石東君 この住民基本台帳システムとは性格を異にするものでしょうけれども、だからこそ積極的にこれは改正すべきだ、そういうことを主張して、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
08月05日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第18号
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○輿石東君 委員派遣につきまして御報告申し上げます。  派遣委員は、小山峰男委員長を団長として、釜本邦茂理事、松村龍二理事、富樫練三理事、藤井俊男委員、魚住裕一郎委員、照屋寛徳委員、高橋令則委員、松岡滿壽男委員及び私、輿石東の十名で、本日午前、埼玉県において地方公聴会を開催し、...全文を見る
08月06日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第19号
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○輿石東君 私は、ただいま可決されました不正アクセス行為の禁止等に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     不正アクセス行...全文を見る
12月10日第146回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第4号
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○輿石東君 民主党の輿石ですが、ただいまの議論の中で、交付税の性格それからその使途をめぐって議論をされたと思いますが、今回の地方交付税の一部改正法案というものは、今もありましたように、国税等の税収の落ち込みによって生じた、国税収入の減額補正によって生じた地方交付税の減額部分を特別...全文を見る
○輿石東君 大臣にお話をいただいて、車に例えて、なかなかバッテリー、火がつかない、その点火装置をどうすればいいのか、そういうようなことを言われたわけですけれども、私はやはり、確かに景気が立ち直らないと税収が上がってこないわけですから、そのために民需に火がつくように、その民需に火が...全文を見る
○輿石東君 先ほど富樫議員の方にも話、議論がありましたけれども、今回の補正予算に伴う地方団体の財政負担、この問題について伺いたいと思いますけれども、先ほども議論がありました公共事業を一つとってみましても、そこを実施するのは八割は地方公共団体、こういうことが言われているわけですね。...全文を見る
○輿石東君 ほかに知恵が浮かばない。だからそうなったらこの国の、我が国の行く末は大変心配である。そんなお話を国民が聞いたら、なお不安が募ってますます個人消費は落ち込んでいくだろう、こう思うわけですね。  今お話がありましたように、今回の補正予算による地方の負担は地方債で対処しま...全文を見る
○輿石東君 私は、少なくとも自治省の立場で、二対一、一対二というその乖離を縮小していくんだと。景気が落ち込んで、こういう状況の中ではなかなか進まないと、そういうことはわかっているわけですから、そういう基本的な姿勢をお尋ねしたいし、そういうかたい決意を示していただきたいとも思うわけ...全文を見る
○輿石東君 大臣が言われましたように、国土の均衡ある発展、そして財源の偏在性というものがあるわけですから、そこに交付税の果たす役割、性格もあるだろう、これは私自身も十分理解をしているつもりであります。  当面、地方財源の確保をめぐる問題として、自民党の税調あたりでもここにぎやか...全文を見る
○輿石東君 時間が来ましたので終わります。  ありがとうございました。