輿石東
こしいしあずま
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月23日 | 第147回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号 議事録を見る | ○輿石東君 お三人の先生方のいろいろのお話を聞きながら、私は改めて人間とは何か、家庭とは何か、この問い直しが迫られているのかな、そんな気もするわけですけれども、昭和五十年代から未婚率の上昇に大変な問題点が出てきているという御指摘もあるわけですが、それは夫はサラリーマンで妻は専業主...全文を見る |
03月15日 | 第147回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第3号 議事録を見る | ○輿石東君 私は、民主党・新緑風会の輿石ですが、きょうは与えられた時間内で財投改革等の問題で何点か御質問をさせていただきたいと思うわけですが、最初に、最近の新聞紙上を見ますと、午前中の野間議員さんも取り上げられました石原東京都知事の外形標準課税。石原新税とか銀行税とか。一般の人は...全文を見る |
○輿石東君 今、大臣から、二月七日に突如として提案をされた、それを受けて二十一日に二人だけで十五分間やったと。十五分ですから大した時間ではなくて、そんなに本質的な議論はされなかったんだろう。ただ、午前中も出ていますように、なぜ銀行だけなのか。これは、全国銀行協会等でももう一斉にそ...全文を見る | ||
○輿石東君 それで、今回の東京都石原知事の提案で私は二つの意味があると思うわけであります。 一つは、先ほど申し上げましたように、国民の外形標準課税に対する理解もそして関心も深まった点。外形標準課税なんてものは全然知らなかったし、どういうものなのかという関心もなかった。そういう...全文を見る | ||
○輿石東君 ぜひそのような決意でお願いをしたいというふうに思います。 今、保利大臣も結びの言葉に地方財源確保のために全力を尽くすという意味のことを言われました。そこで、その地方財源の確保をめぐって昨日、私どもの同僚議員であります山下八洲夫議員の質疑の際に、きょうもわざわざおい...全文を見る | ||
○輿石東君 ありがとうございました。次官の外形標準課税についての認識はよくわかりました。 しかし、私の質問に対して、昨日の問題の所在が違う、こういう言われ方を今したわけです。外形標準課税というものはこういうもので、とにかくタックスベースの問題だというふうに。そんなことは私も百...全文を見る | ||
○輿石東君 それにこだわるようですけれども、卵が先か鶏が先かの議論と同じようなもので、今次官が言われたことは。私は、その辺を真剣に大蔵省も考えないと、地方財源の確保とか地方分権と名前だけうたってみても絵にかいたもちになる、そういう意味もあって申し上げているところであります。 ...全文を見る | ||
○輿石東君 ぜひそのようにお受け取りいただいて、私も、国が苦しい、地方を考えたいけれども考える余地はないという状況であることはよく理解をしているつもりであります。六百兆を超える国の借金、小渕総理は世界一の借金王だ、こうみずから認めているわけですし、片や地方財政も百七十六兆円にこの...全文を見る | ||
○輿石東君 今、法案の中に国会の議決とか、政策コストを分析していく、また国民に見えるような形で、その辺はできるだけ国民の目に触れて何をどうやっているのかというのがきちんとわかり、負担も納得した点で受けていくというようなことが望ましいだろうというふうに思います。 この問題にかか...全文を見る | ||
○輿石東君 財投債の説明を詳しくしていただいたわけですけれども、結局これは政府保証があって、そして第二の国債と言われる性格のものだ、そういう点では理解できるわけですけれども、やはりいずれの形にしても後世に負担を背負わせるということについては変わりがないわけで、私は、今回のこの関連...全文を見る | ||
○輿石東君 マインドが変わる、特殊法人がどのように効率的にやっていくか、その辺がかぎだと、こういうようなお話ですから、ぜひそういう方向できちんと見詰めていってほしいし、この関連法案がその目的を達成されるように望みたいというふうに思うわけです。 続いて、この財投改革が地方公共団...全文を見る | ||
○輿石東君 大分時間もなくなったものですから、まだまだこの問題もお聞きをしたいわけですが、次にもう一つだけ、簡単で結構ですから、二つ目のこの問題の課題として、巨大官庁の問題。 来年、省庁再編が行われるわけでして、自治省も総務省という形でくくられるわけです。そうすると自治省と郵...全文を見る | ||
○輿石東君 ぜひ、午前中の警察庁のかかわりの中で監察の問題をめぐって、身内でいろいろやっていると大変な不透明なことが起きる。大きくなればなるほどそういうことには気をつけていただきたい。また、我々が監視をしなければいけない任務にあるのかもしれません。 最後になってしまいますけれ...全文を見る | ||
○輿石東君 最後になりましたが、地方税財源の確保ということを私はずっと一貫して申し上げてきたわけであります。質問に立つたびにそれを強調してきているわけですけれども、私は、やっぱり地方分権が幾ら叫ばれても、権限と財源と人間、三ゲンセットで地方へ持っていかなければ本当の地方分権は達成...全文を見る | ||
03月30日 | 第147回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第8号 議事録を見る | ○輿石東君 民主党・新緑風会の輿石ですが、本法案について何点か質問をさせていただきたいと思います。 今、鎌田議員との質疑をお聞きする中で、今回のこの二つの法案は民間企業等で行っている研修というものとは趣を異にする、目的を異にする、そんな締めくくりのお話もありました。 私は...全文を見る |
○輿石東君 その報告の中の二点について法案の成立を見た、こういう経過のようでありますが、この研究会の報告書を見てみますと、早期に法制化を進めるべきものとして五点ほど挙げていますね。その二つが今度の二法案になったと。あと残された三つの課題、例えば地方公務員の任期つき任用制度、さらに...全文を見る | ||
○輿石東君 今、残された課題についてはお答えいただいたわけですけれども、この通常国会に間に合わなかった理由といいますか、またこの間この研究会では地方公共団体に対してアンケート調査もしてあるというふうにお聞きしているわけですが、そのアンケートも今回の法案へ反映させた、こうあるわけで...全文を見る | ||
○輿石東君 今部長の方で、成案ができ得なかった、時間的に無理だったという話ですが、それ以上に、先ほども強調しましたように、臨時とか非常勤勤務のあり方というのは大変難しいわけですから、早くやればいいというものでもないでしょう、時間をかけるのだけれども、これはやっぱり今の社会経済情勢...全文を見る | ||
○輿石東君 その統一的なルールをつくって派遣先、派遣元、言葉をかえれば公益法人等それから地方公共団体の中に厳密で透明な関係を持っていくという意味でのこの法案のねらいということはよくわかるわけでありますけれども、派遣先が公益法人とそれから営利法人、法人の形態からいえば二つに分かれて...全文を見る | ||
○輿石東君 その派遣の対象、営利法人には特に留意をしなければいけないという答弁ですが、それは当然だというふうに思います。 目的が営利を追求するという、大体本体がそういう形になるわけですから、そこへの派遣は慎重であるべきだし、そこで公益上の必要性というものが出てくる。公益性とい...全文を見る | ||
○輿石東君 次に、地域における人材の有効活用、それを果たすためにこの重要な課題につけてこの法律案も出てきたと。改めてこの法案の役割というものについて自治大臣からお答えいただければというふうに思います。 | ||
○輿石東君 地方公務員の専門的な知識を活用して派遣先で働いてもらう、それが結果的に地域の振興に結びつく、それが住民の福祉増進につながる、それを最終的な目的とするわけですから、そうなり得るような、しかしやたらに無条件で派遣することはできない、公に勤める身分的な取り扱い、そういうもの...全文を見る | ||
○輿石東君 今、よく職専免、職務に専念する義務を免除する、これも法律で、地公法できちっと認められてはいるわけですけれども、これを余りに乱用するといいますか、言葉は悪いわけですけれども、やるとそういう訴訟が起きてくる。上尾でも職務命令で裁判ざたになった例も一つあるわけですけれども、...全文を見る | ||
○輿石東君 現在の地方公務員制度では必ずしも公益法人等への派遣を想定していなかった。もう五十年も前につくった公務員制度ですから、そこで時代が変わり社会経済状況に追いつけない、法的な根拠もないというような形で、苦肉の策、言い方は悪いかもしれぬけれども、というような形でこの二つの法案...全文を見る | ||
○輿石東君 平林政務次官から御答弁をいただきまして、今の御答弁の中に派遣と出向、そういう言葉を使われましたので、派遣と出向という概念は違いがあるのかどうか。 | ||
○輿石東君 今のお話で地方公共団体から国へ行く場合に出向ですか。木寺部長は私の山梨へ総務部長として来てくれたわけだけれども、あれは出向ですか、派遣ですか。 | ||
○輿石東君 ちょっと脱線したわけですけれども、こういうふうに出向、派遣、この言葉一つとってみてもやっぱりこういう問題は法律的にきちっとした規定なりそういうものがないものですから、出向にも人事上の出向とそうでないものがあるというような、やっぱりこれからの、このこと一つとってみても法...全文を見る | ||
○輿石東君 部長の今の御答弁の中にもありましたように、派遣先である公益法人の範囲といいますか限定はきちっとしていくとか、地方公共団体とのかかわりの中で公益性というような問題を把握、きちっとしてというお話があったわけですが、この公益法人等の範囲と地方公共団体の公益判断ということは非...全文を見る | ||
○輿石東君 今の問題で、やっぱり地方公共団体の自主性、地方分権の精神はそこにもあるわけですから、それは当然だと思います。そして、地方議会で条例によって議論を重ねて派遣先の公益法人等を決定していく、このルールはまさにそのとおりでなければいけないと思いますけれども、そうした点を配慮し...全文を見る | ||
○輿石東君 そうは申しましても、第三セクター等のいろいろな法人があるわけであります。そして、この第三セクター等を設立した当時と高度経済成長期、非常にリゾート開発とかいろいろなブームに乗って出てきたそういう法人もあるわけでして、厳密にその辺は精査をしないと、住民訴訟、最高裁判決に見...全文を見る | ||
○輿石東君 次に、派遣される職員の立場に立って幾つかお尋ねをしますけれども、派遣されていく職員の処遇についてであります。 地方公務員制度調査研究会報告でも派遣される職員の処遇について触れておりまして、不利益のないように措置することが大事だと何回も強調して報告書は伝えているわけ...全文を見る | ||
○輿石東君 この身分、退職をして派遣をしていく場合とその身分を持ったまま派遣をしていく場合では、その身分の取り扱いにおのずから地方公務員法やいろいろな関係で違いが出てくるわけです。そうした両制度の違いによって職員は、もう退職しようがしまいがこの身分の取り扱いは平等でなければいけな...全文を見る | ||
○輿石東君 一、二、もう少しお聞きをしますが、公益法人等への派遣の場合は身分がそのままですから、そして退職派遣の場合は当然のことながら退職をしていくわけですが、服務については、退職した者については服務規定は適用されないということは当然だと思いますが、公益法人の方への派遣の職員は服...全文を見る | ||
○輿石東君 今言われた身分上の服務というのは、政治的行為の制限とか信用失墜行為の禁止、そんなものが当たりますか。 | ||
○輿石東君 いずれにいたしましても、平林政務次官が言われましたように、両制度の身分取り扱いの違いはあっても、派遣される職員に何の罪もないわけですから、それが平等、公平に扱われるように、ぜひ今後も自治省としての御指導もいただきたいということでこの問題は終わりたいと思います。 あ...全文を見る | ||
○輿石東君 ありがとうございました。 今、大臣の方から若手の研究員、研究家も大事だというポイントも言われたわけですが、この法案には招聘研究員型と若手研究員型と二つに分かれるだろうと。先ほどの鎌田先生のところでも触れられましたけれども、招聘研究員型について、これは高度の専門的知...全文を見る | ||
○輿石東君 若手研究員の確保というのがこれからの大きな課題だろうとも思いますから、若手研究員が励みを持って臨めるような施策を今後も考えていただきたいというふうに思います。 最後になりましたけれども、私は、この二法案をめぐって、やはり公益法人等への派遣、時代が移り、経済状況も変...全文を見る | ||
04月25日 | 第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第13号 議事録を見る | ○輿石東君 私は民主党の輿石東ですが、きょうは、我が党で三十人学級の法案を提起しているわけですから、文部省に質問をしたいと思います。 本来ならば森総理並びに中曽根文部大臣に質問をしたいところですけれども、同じ時間帯で予算委員会が行われている。こういう時間帯でのセットも今後考え...全文を見る |
○輿石東君 今、矢野局長の方から、三十人学級については教育効果という点で疑義がある、さらに財政負担を考えれば大変困難である、先ほどの岩瀬議員にもそう答えられたわけであります。本岡議員がそれに対して、教育は未来への先行投資ではないのか、すべてに優先して金を使ってこそ日本の未来は開け...全文を見る | ||
○輿石東君 今、矢野局長が言われた方向でぜひ御努力をいただきたいというふうに思います。 今、矢野局長の言葉の中に、協力者会議の結論を待ってと。よくやる手ですけれども、そんなものを待たなくても、この教育荒廃と言われる状況を打破するのにはもう少し積極的にやっていく姿勢も必要だとい...全文を見る | ||
○輿石東君 通学区域の弾力化によって、小規模校と言われるような学校へ大規模校から、もし四十人のクラスから十人しかいない他の学校へ十人持っていけば、四十人が三十人になり、十人が二十人になる、こういう行政サイドの御都合で子供を動かし、それがあたかも父母が学校選択の自由を得たなどという...全文を見る | ||
○輿石東君 今、矢野局長の御指摘のとおりだと思います。私も承知をしてお尋ねしたわけですが、単に三十人学級にする、生徒数は各都道府県わかっているわけですから、それを単純に三十で割って、そして出てきたのが教職員の定数だ、後は勝手に都道府県へ任せますよといえば、言われるまでもなく、私の...全文を見る |