輿石東

こしいしあずま



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輿石東の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第151回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○輿石東君 おはようございます。民主党の輿石東です。  質問を早速させていただくわけですが、きょう、私はこうやって質問に立って、自治省、自治大臣などという言葉を使うと許されないわけですから、そういう言葉が出ないように気をつけなければなと、こう思いながら質問に立たせていただいてい...全文を見る
○輿石東君 片山大臣から取り組みの決意をお聞きしたわけですが、今お話がありましたように、橋本行革担当相と片山総務大臣との関係を言われました。その中で、総務省の仕事として情報公開もある、こういうふうに強調されましたが、この情報公開等については今国会でも法案が提出をされているようです...全文を見る
○輿石東君 それぞれ設立根拠法についても触れられてその性格をお話しいただいたわけですけれども、それはそのとおりでしょうけれども、今の御説明で果たしてみんなわかり切るかと、なかなか難しい話だろうと思います。  順次、そのことにかかわって質問をさせていただくわけですけれども、今お聞...全文を見る
○輿石東君 先ほど、公益法人について民法三十四条に基づく、こういうことですから、この民法三十四条というものの性格といいますか、ここで改めてちょっとお聞きしたいと思います。
○輿石東君 国と地方を合わせて約二万六千ちょっと、こういう話がよく出るわけでして、国所管が七千あるとすればそれ全部ではなくて、今、大臣の御答弁だと、特に国に関係の深い、関与がされている公益法人についてやっていく、こういうことですね。  しかし、一月三十日に、先ほど冒頭に大臣から...全文を見る
○輿石東君 そうしますと、七千の公益法人を全部点検してみる、口ではそう言って、マスコミもそう報道されていますけれども、現実的には今、大臣のおっしゃるように、千二百に絞ってというより絞らざるを得ない。その千二百だって大変なことだろう。大臣も記者会見の中で、公益法人は千差万別でさまざ...全文を見る
○輿石東君 くどいようで申しわけないんですけれども、今年度中、三月までにその総点検を各省庁から集めて、橋本大臣も、今年度中に私に御報告願いたい、そして片山大臣にはそういう面での事務的な調整をする場所なので最大限の御協力をと、こういう発言を三十日にされていますね。三月末日はもう間も...全文を見る
○輿石東君 あえて自民党の皆さんのこと、それから与党三党のことについても触れさせていただいたのは、マスコミ等は、七月の参議院選を目指して、KSD事件も出てきたので一応ポーズをとらなければ国民の理解は得られない、ポーズという言い方は適切かどうかわかりませんけれども、そういう論調や御...全文を見る
○輿石東君 この問題は、これへの見直しというか、平成九年度に「特殊法人等の整理合理化について」と、こういうことで取り組まれて閣議決定されていると思います。その中で四点ほど確認をされているのではないかなと。一つは、新たに公営企業の代表者からつくる運営協議会を設置する、そして公営企業...全文を見る
○輿石東君 冒頭、大臣が、昨年十二月の行革大綱の中でこれを中心に行政改革に真剣に取り組んでいくという最初にお話がありましたけれども、その中でも特殊法人、公益法人の改革は最重要課題だとも言われたわけでして、この特殊法人の改革として事業や組織形態の見直しというのを平成十三年度中にやっ...全文を見る
○輿石東君 今お話がありましたように、国民生活金融公庫、日本政策投資銀行、これが新たに設立された経過を今お話しいただいたわけですけれども、このように政府系金融機関はどんどん統廃合というか、数が少なくなってきている。その理由、どうしてこのような措置をとったのか、再度お聞かせいただき...全文を見る
○輿石東君 今のお話ですと、類似の業務、類似の政策というようなものは一緒にしたんだと、簡単にわかりやすく言えばそういうことだと思いますけれども、これからもそういう取り組みをされるだろう、またはされないのか、その点はいかがですか。
○輿石東君 その点は、これからも政府系金融機関についての縮小へ向けての取り組みはあり得ると、こういうふうに理解をしたいと思います。  そこで、今、与党の方は総裁選一色、次の総理はだれになるか、こういうようなお話もあるわけですが、森総理の派閥の会長であります小泉会長が、けさの朝日...全文を見る
○輿石東君 そのぐらいにしておきたいと思いますけれども、今、小泉さんはいろんなことを言うと、こういうお話ですが、この間、先日の片山大臣自身の所信の中に、また久世議員の質問とのやりとりの中で印象的な言葉が私、頭の中に残っているわけです。それは、町村合併や行政改革によって役場がどんど...全文を見る
○輿石東君 二年後に公営化するとか、郵便事業の民間参入も認めるんだと、この辺は私どもも承知していますけれども、これは自民党さん内部の問題ですから、ここで議論をいつまでもやる問題じゃないと思いますので、やめます。  次に、先ほど申し上げましたように、基盤技術研究促進センター、これ...全文を見る
○輿石東君 そうしますと、相当外国からもこういう基盤技術研究に係る問題については批判を受けた、ただ乗り論も出てきた、アジアにも寄与していかなければならないと、こういう時代背景があったからこれをつくったと、こういうお話ですが、だったら、その状況と十五年たった今がそういう基盤技術研究...全文を見る
○輿石東君 こういう研究開発というようなものは、今このセンターは特許料を行く行くは当てにしてというか、それを見越して設立をしていたと。しかし、その特許料というものが思うように入ってこない、予想にたがったと、こういう理由で経営が行き詰まった、破綻をしたんだ、だからやめますよと。特許...全文を見る
○輿石東君 これは繰り返しても仕方ない、同じような答えが出てくるでしょうけれども、今後、廃止した後どうするかという話になっていくわけですが、その前に、六十年にこのセンターを設立した経緯についてもう少し教えていただけますか。  というのは、旧郵政省と通産省がそれぞれ、郵政省の方は...全文を見る
○輿石東君 その経過をいつまでも追っても、また問題にしてもしようがないでしょうから、次にこの制度を廃止して本当にいいのかということをもう一度お尋ねし、廃止しなければならないとしたら、その後の手だてとして何をどう考えているのか、お尋ねしたいと思います。
○輿石東君 今のお答えで、回収欠損金が百九十六億ですか、そう言われたんですか。じゃ、約二百億欠損金が出たということですね。この処理はどうするんですか。
○輿石東君 後で出てくるものにしょわせて二年間の中で処理をするということだと思いますが、この基礎技術力の強化というのは国際競争に勝つという面でも国家の国家戦略として重要なものだと思いますので、ここは廃止されてもそれにかわるものを大事に、今度こそその基本的な考え方をしっかり持って取...全文を見る
○輿石東君 小坂副大臣の方から、基本方針の中での知的資産の形成と、これは大変重要で幅広いテーマで幅広い企業の中からと、それで評価もしていく。この研究開発の評価というのは大変難しいと思います、普通の企業の評価と違って。その辺の評価のあり方についても機会があったら議論をさせていただき...全文を見る
○輿石東君 この問題にかかわりまして、大臣は一月二十四日に岡山市にお国入りしたわけですけれども、この岡山市の記者会見で、この公益法人に対する指導監督のあり方について見直しの指示をしたと、こう報道も既にされています。そして、具体的には、各省でまちまちだった立入検査の基準を統一するん...全文を見る
○輿石東君 これは、立入検査が重要なことだと認識している、それだけじゃ困るわけですね、認識にとどまったんじゃ。こちらで、どう認識したのかと言うからそういう認識をしていますよという答弁でしょう。  そうしたら、今回の申し合わせ事項、二月九日に行った、この申し合わせの結果、この立入...全文を見る
○輿石東君 今、大臣からチェックリストもと、こういうお話と、外部監査の要請をしていくと、こういうお話ですが、そのチェックリストを取りまとめる、何かそれは一つの形式なりチェック項目なり、そういうものはありますか。
○輿石東君 今、進行中だからというお話ですが、私は大変心配になるのは、この公益法人の問題を再度ちょっと大臣にお聞きをしたいんですが、国が所管する二千四百二十八の公益法人に、本省の課長以上の官僚、OBが六千百十二人理事として天下っている。その役員に年間二千万以上の給料が支払われてい...全文を見る
○輿石東君 大臣もお認めになりましたように、大臣自身も今回のこの見直しで十分とは言えない、しかし相当の前進だ、成果が見られるんだと、こう言って、十分ではないということを今もお話しいただいたわけですが、十分でないという根拠は、これはやっぱり公益法人の性格や設立根拠が民法にのっとって...全文を見る
○輿石東君 今のお答えの中に、宗教法人、学校法人とか、同じ法人でもまたこれらの公益法人とは性格を異にするものがありますね。  宗教法人の話が出ましたからちょっと思い出したわけですが、税制面で公益法人は優遇されているという点で、私は山梨ですからオウム真理教、あの事件で上九一色村と...全文を見る
○輿石東君 今の答弁の中で、公益法人の今のチェック機能とすれば監査制度がある、こういう話も出ていましたけれども、この監査制度、これは公益法人内部で身内で監査をするという仕組みになっていると思いますけれども、その点についてはどうですか。
○輿石東君 そのとおりだろうと思います。  そして、もう一つだけ。もう時間が来ましたからお尋ねをしておきたいんですが、この外部監査をするのには公認された会計士とかそういう人たちもやるという仕組みになるようですが、この監査をする人たちの一日の手当が九万円かかる、こんな話もあるわけ...全文を見る
03月27日第151回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○輿石東君 民主党の輿石ですが、先日に引き続いて御質問をさせていただきたいと思います。  今、我が会派の浅尾議員と片山大臣のやりとりをお聞きしまして、交付税、何のためにあるのか、各県の税源がアンバランスなのでその調整をやらなければいけないと。それとかかわって、一票の格差をどうす...全文を見る
○輿石東君 大臣、今のお話で、まず三省庁が一緒になった、その三省庁の殻を脱ぎ捨ててと、こういうお話もありましたし、官民の協力でIT革命を、さらには役場と郵便局の連携強化をと。  先ほども申し上げましたように、私は山梨で後進県かもしれないけれども、山間僻地が多い。郵便局の果たす役...全文を見る
○輿石東君 今、お答えの中に、入り口の部分で地方債の計画の段階と審議会、そこでチェックをしていくのでと、こうお話がありました。それではその審議会のメンバー構成はどのようになっていますか。
○輿石東君 ぜひ御答弁にもありましたモラルハザードという心配のない運営をしていただきたいとこう思います。  そこで、先ほども触れましたけれども、郵政三事業の問題について若干触れさせていただきます。  今回、郵便貯金、郵便それから簡保、このいわゆる郵政三事業が総務省の外局である...全文を見る
○輿石東君 全銀協の提言の中身も大臣御承知だと思いますけれども、改めてお聞きしますと、その提言というのは、公社化の後にこれを五年後に民営化すべきだというものであって、現在一千万までの預入限度額を引き下げていくと、それからもう一つは投資信託の販売も認めると、こんな中身で提言をされて...全文を見る
○輿石東君 先ほど大臣も言われましたように、今のこの巨大の資金のままで他の銀行とマーケットの中で競い合わせる、これは大変危険な状況だと、それはわかります。しかし、官民折衷の経営が国営公社という形で本当にうまくいくのかどうか、これはやってみなきゃわからぬという話になりましょうけれど...全文を見る
○輿石東君 じゃ、この問題について最後の質問になりますが、今も決意を聞いたわけですが、こうした郵政三事業の民営化論もある中で新しい公社をどのように描いてどのような決意で臨まれるのか、大臣に再度お伺いします。
○輿石東君 最後に言われた民の補完と、この辺の視点をぜひ忘れないでほしいというふうに思います。  なお、大臣は、郵便局が全国に二万四千、山間僻地を含めて津々浦々まであるんだと、これを役場とどう連携をさせて活用していくかが最大の課題だと先ほども話されたわけですけれども、私もこの二...全文を見る
○輿石東君 今協議中という、そういうお話ですね。協議中で、この方向はどうなんですか。
○輿石東君 国の地方財政審議会の審議の結果も待たなければと、こういうお話のようですけれども、最近、河口湖だけでなくて全国各地でこういう課税自主権、みずから税を求めていきたいというそういう努力はされていると思います。  例えば、東京都のホテル税、それから神奈川の、先ほど浅尾委員か...全文を見る
○輿石東君 地方税としても検討していきたいと。ぜひその点を、地方財源の充実強化という総務省においては最大の課題だと片山大臣も冒頭に言われたわけですから、こういうのは積極的に取り入れるべきでありますし、もう一つ、地球温暖化対策といっても、まず本当に個々の自治体がその気になって、地方...全文を見る
○輿石東君 お立場で、それ以上踏み込んだお話はできませんと、こういうことでしょう。では、こちらで知り得た情報を提供させていただきたい、こう思っています。  この問題は、中央競馬会、JRAや所管省庁である農水省、ここは横浜市の新税導入で当然ながら国庫納付金が減ってしまう、全体は決...全文を見る
○輿石東君 この問題については、その所管であります農水省にもお尋ねをしたいと思います。  今の議論をお聞きしていて、もう私の質問したい中身も自然にわかってくるのではないかと思いますが、私は一つここで公営競技のあり方にも、触れる時間はないと思いますが、この制度ができた当時と今は相...全文を見る
○輿石東君 そこで、今昭和二十九年にできてと、こういう畜産振興で、肉の需要が相当上がっているんだと。私はここで議論する問題じゃないかもしれませんけれども、我が国の食糧問題をどうするか、食糧自給率をどう高めていくかという視点から畜産振興も必要、ますます重要だと、そういう切り口もあり...全文を見る
○輿石東君 いずれにいたしましても、その地域との合意なりトラブルがこれ以上大きくならないように総務省としても中へ入ってきちんと対応していただきたいことをお願いして終わりたいと思います。  次に、一番大事な地方財源の充実ということについて若干の時間をとらせていただきたいと思います...全文を見る
○輿石東君 ぜひ大臣にはその点頑張っていただきたいと重ねてお願いを申し上げたいと思います。  もう私に与えられた持ち時間はあと十五分になって、財投改革や財政再建、まだ大きなテーマを三つも残しちゃったわけですが、時間があと教育問題について残してあって、文部省からも来てもらっていま...全文を見る
○輿石東君 時間がありませんので繰り返しませんけれども、今の答弁の中で、協議制に変わったことによって国と県、県と市町村は対等、平等な立場でできるんだと。これは、言葉では対等、平等と言う。だったら、なぜ中教審の言うように届け出制にしないのか。届け出制ならば対等、平等ということが言え...全文を見る
○輿石東君 いろいろ説明をしていただきましたけれども、結論は困難だということですね。しかし、地方分権を推進する、教育を大事にする、国づくり、人づくりなくして国づくり、教育は未来への先行投資、そんな言葉も躍っているわけですけれども、だからこそ、森総理が教育国会と言ったこの国会がいつ...全文を見る
○輿石東君 終わります。
05月24日第151回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○輿石東君 おはようございます。民主党の輿石東です。  先日、十七日に大臣から所信という形でお話がありました。その中身は、小泉内閣で引き続いて総務省を担当するというお話から、特に行政改革、地方分権、IT社会の構築等の問題に全力を尽くしていきたい、とりわけ、昨年十二月に決定した行...全文を見る
○輿石東君 今、大臣から、短い期間だったけれども、各省庁から出されたものをまとめたり調整するのが総務省の役目だという、そういう御答弁で、私もそのとおりだと思います。  そこで、その短い期間で各省庁ごとに出してきたものをまとめたと、こういう大臣の御答弁を受けて、じゃ、これはいつ、...全文を見る
○輿石東君 各省庁の権限と責任においてやってもらったものをまとめた、そう答えられましたね。その結果の数字を出していただけますか。これをまとめるのに四つの基準を設けてやったんじゃないですか。その基準の中身やどういう数字が出てきているのか、明らかにしていただきたいと思います。
○輿石東君 それでは、今言われた四つの観点でと、私は基準というような言葉を使ったけれども、観点か基準か、こんなことをやっていれば時間が経過しますので省きますが、簡単に言えば、民業を圧迫していないかどうか、情報公開はちゃんとやっているか、それから高額な役員報酬というようなものはない...全文を見る
○輿石東君 これ以上事務局の方にお尋ねしても仕方のないことでしょうけれども、今答弁されたように、各省庁でそれぞれの物差しでそれぞれ独自にやった結果だから一概に多いとか少ないとかこの数字の分析はできないという答弁、一つのものを調査するのにそれぞれの物差しでそれぞれにやらせるというそ...全文を見る
○輿石東君 今、この三月までの財投の制度による特殊法人への資金源となっているのは、御案内のように、郵貯、簡保のもう三十兆、四十兆という金がじゃぶじゃぶと入っていたと。これを断ち切らないと本当にまともな特殊法人でないものまで生き残らせる、そのために財投改革もあり特殊法人改革もある、...全文を見る
○輿石東君 今御説明のとおりだと思います。私もそれを承知しながら、これから本当に今言われた形で大丈夫なのかという点をお尋ねしているわけで、例えば数字を大臣も話されましたけれども、この平成十三年度の財投機関債は対象になるのが三十三機関ぐらいあるんですか、このうちの二十機関で発行して...全文を見る
○輿石東君 そこは財務省でお考えいただくところだと言いますから財務省で答えていただくと同時に、今の大臣の、そちらへ聞いてくださいということだから聞きますが、それに加えて、財投債の発行額、発行限度というものもあるんじゃないですか。国債の発行を総理は三十兆円以下に抑えるんだと、こうい...全文を見る
○輿石東君 今の答弁の中で、財投債は規模だけでは決まらない、資金事情によって変わるんだと、そう言われましたね。それともう一つ、これはどういう業務をやっているのか、それをきちっと精査して、どこへ金を与えるかということも同時に必要だということも言われました。それにはディスクロージャー...全文を見る
○輿石東君 この問題ももっと議論をしたいわけですが、与えられた時間があと十二分ぐらいになってしまって、天下りの問題など一番大事なところへなかなか入る時間がなさそうですけれども。  今、財務省の方から話があったように、この財投債なりコスト分析なりいろいろやって、その財投債について...全文を見る
○輿石東君 今のお話だと、資源のない我が国が科学技術で生きていくとすれば科学技術分野への投資というのは大事だろう、そういう分野でふえていますと言わんばかりの説明ですけれども、それはそれとしてわかりますけれども、全体としてそういうものは補助金や出資金に頼らない。ただ、特殊法人の性格...全文を見る
○輿石東君 これは、地方税法六百七十一条ですか、ここに、総務省はこの三つの条件を除けば同意しなければならないと、簡単に言えばそういう条項がありますね。その第三番目の「国の経済施策に照らして」というところに該当して、それを理由に総務省は同意しなかったんだと、こういう御説明ですね。だ...全文を見る
○輿石東君 課税標準とか住民に過重な負担をかけないとか、そういうことはわかりますよ。しかし、決め手は国の経済施策に照らしてだめだったんだという結論にしたわけですから。  農水省は、畜産振興とかそういう理由もいろいろあるでしょう。農水省、この点についていかがですか。
○輿石東君 今、地財審という話がありましたね、地方財政審議会等の話もあってという農水省のお答えですが、それなら、その地方財政審議会で農水省は、横浜市にもこの場外馬券場があるために御迷惑をかけている、そういう意味で環境整備交付金というのを出している、それで責任を果たしていると、こう...全文を見る
○輿石東君 もう時間が来ましたので終わりたいと思いますが、最後に大臣にお尋ねをしたいわけですが、地方分権一括法が成立をし、地方でも課税自主権を発揮して独自に財源を求めるという道も開かれたわけであります。しかし、河口湖の遊漁税、そして今の横浜市の問題、それぞれに成功する、しないとこ...全文を見る
○輿石東君 終わります。
06月19日第151回国会 参議院 総務委員会 第16号
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○輿石東君 おはようございます。民主党の輿石です。  地方税法の一部改正ということで質問をさせていただくわけですが、最近、道路特定財源の見直しとか地方交付税の見直しという話が頻繁に出ていますし、けさ私は電車へ乗りましたら、「怒れ!東京人「税金を地方から奪い返せ」されど「都民よ、...全文を見る
○輿石東君 私もそのポスターの宣伝、週刊誌でしょう、それを見ただけで中身を読んでいませんからわかりませんけれども、今、大臣が言われましたように、この話が余りエスカレートすると、都市対地方という不毛の議論になっていくだろうと、こう思うわけであります。  しかし、経済財政諮問会議は...全文を見る
○輿石東君 大臣は私どもと認識がその点では一致していますので安心したわけです。  物を進めていく議論の順序として、最初に地方交付税削減ありきではなくて、どこが削れるのか、どうすれば歳出削減につながるかという視点でこれをとらえていくという点では、今お話が大臣の説明でありましたよう...全文を見る
○輿石東君 この八月にはその概算要求の骨格は議論をされるわけですから、総務省として、総務大臣としてこの地財計画に絡んできちんとやっていただきたいし、その公共事業の質を変えていかなければならないだろうと。  地方交付税というのは、御案内のように最初は昭和二十五年ですか、地方平衡交...全文を見る
○輿石東君 大臣が最後に言われました、地方分権推進委員会等で地方への財源移譲の問題についてはというお話がありました。それは同僚議員であります高嶋議員の方で後ほど質問をさせていただくと思います。  今、大臣の、交付税をもらっていない不交付団体は東京都だけだと。しかし、市町村を入れ...全文を見る
○輿石東君 大臣が今、地方の道路はまだそんな十分ではないよと、そういう認識もされています。そこをどうするのかということと、もう一つ道路特定財源の一般財源化をすると。この話は、国民がそれでよければとか、概算要求までに議論が進むでしょうと、こういうお答えですけれども、それではちょっと...全文を見る
○輿石東君 大臣は先ほど、昭和二十四年ですか、揮発油税から最初に道路特定財源として認められたと。今はその国税が六つあるわけですね、道路財源の税金として。そういうふうに歴史を積んできているというお話もありました。そのとおりだと思います。そして、この問題は、昭和二十八年ですか、田中角...全文を見る
○輿石東君 そういう理解でぜひ御努力いただきたいと思います。  この道路整備五カ年計画が最初に二十九年にスタートしたときは予算が一兆円、幾ら時代が動いたといっても今は七十八兆円という、七十八倍に膨らんだ。こういう状況で、これは半世紀も過ぎたんだからその数字は当たり前と言うかもし...全文を見る
○輿石東君 遠藤副大臣、重ねてお尋ねしますが、緊急経済対策、これで景気はよくなりますか。
○輿石東君 先ほど遠藤副大臣、我が国の個人金融資産は約千四百兆、これはよく言われることで、その中で預貯金が七百二十四兆円ですか、五二・一%という数字が出てきて、先ほど遠藤副大臣自身が株式に行っている金は四・八%という数字も言われました。七十兆にも満たないお金だと。だから、ほとんど...全文を見る
○輿石東君 それでは、少し中身に入ってお尋ねをしたいと思います。  私は、先に申し上げるならば、結論から言えば、この程度の税制をちょっといじったぐらいで個人投資家が証券市場へ参入してくれるなんという保証はどこにもない。もっと違うところに原因があるのではないか。それは議論を進める...全文を見る
○輿石東君 復習になりますが、株式譲渡益課税については、言うまでもなく、源泉分離課税と今議論をしております申告分離課税がある。これを、源泉分離課税をやめて申告分離課税にするんだというのを与党三党がこの三月でそういう、申告分離課税へ一本化をしますよと、こういうふうに決めておきながら...全文を見る
○輿石東君 大変失礼ですけれども、与党三党さんのやっていることは、そういう答弁というのは少しもわからない。今お話を聞いていると、源泉分離課税だと、みなし利益というものを組み立てて、こういうところで複雑でわからないような仕組みになっています。これについて議論をする時間があるかどうか...全文を見る
○輿石東君 これ以上議論してもなかなかわかりにくい、こう思いますのでやめますけれども、今言われたように、申告分離か源泉分離か、どっちが得か損かとか、どちらをやれば投資家に参入してもらえるのか、こういう視点をもう少しきちっと整理をして、税制全体としてどう考えていくかという整理をした...全文を見る
○輿石東君 今、大臣がくしくも政府税調でもという話がありました。この辺の議論はされていると私も理解をしています。  そして最後に、大臣自身が、総務省とすれば申告分離でもってやってもらった方がいいと。この理由は、仕組みがそうだからですね。源泉分離の方は二〇%税率を掛ける。申告分離...全文を見る
○輿石東君 いろんなインフラ整備がという言葉でまとめられましたけれども、私は現在の証券市場を活性化するためには、やっぱり何といっても、個人の投資家が投資をしよう、株を買おうというそういう気持ち、意欲になるためには、証券市場自身が信頼を取り戻さなければだめだろう、それがまず最大の課...全文を見る
○輿石東君 時間が来ましたので最後の質問になろうかと思いますが、株式市場を活性化するために、今まで税制の面でその活性化策として総務省、提起をし考えてきたわけですが、金融庁としては税制以外の具体的な措置としてどのようなことを考えていこうとしているのか。例えば、株への資金流入を妨げて...全文を見る
○輿石東君 時間が来ましたので、これで終わります。ありがとうございました。
06月21日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第13号
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○輿石東君 民主党の輿石東ですが、市川委員長を初め各委員の皆さんには、今までの議論の経過の積み重ねも受けてまいらない立場で大変失礼な面があろうかと思いますけれども、御容赦いただいて、与えられた時間の中で質問をさせていただきたい、こう思います。  質問に入ります前に、先ほど阿南先...全文を見る
○輿石東君 それで、さらに続けて山本先生は、遠山大臣に対して、全体像と言われたこれからの教育の到達目標がずっと向こうにあって、今、当面やらなきゃならぬ第一歩としてこれを位置づけたんだねと。だから、これはこれでもってすべてができる、がっちり固めてというんじゃなくて、もう少し余裕を持...全文を見る
○輿石東君 それでは、その点について最初に幾つかお尋ねをしたいと思います。  学校に対する親や周囲の現状認識はそのとおりだと思いますし、衆議院で、大臣が、この三法案の中身は幾らでも説明しなさいと言えば説明できる中身ですよと、こう言い切られましたね。だから、これから私もその中身に...全文を見る
○輿石東君 確かに大臣が、何時間審議をとって、どこで採決をして成立させるかという仕事ではないということは私も十分承知していますので、市川委員長以下委員の皆さんがそこは判断をされて最終結論を出していくだろうと思いますけれども、もし問題点が議論をすればするほど大きな問題に派生をしてい...全文を見る
○輿石東君 今、私も一枚のパンフレットをいただいてあります。これを見させていただきますと、今、大臣が、レインボープラン、七つの重点戦略、こういうことを言われたと思いますけれども、今回三法案を提出した背景は、今お話がありましたように、教育改革国民会議最終報告の提言を踏まえということ...全文を見る
○輿石東君 今の大臣の答弁ですと、ではこういうふうに理解していいですか。この三法案は、一刻の猶予も許さない緊急的なものだから、教育改革国民会議という身近で議論していただいたところをベースに出した。しかし、もうちょっと遠い、そうすると山本先生の質問とかかわってくるわけでありますが、...全文を見る
○輿石東君 再三指摘をさせていただきましたけれども、結局これはベースは、この新生プランは教育改革国民会議の提言を主として受けたと。それには、もろもろのという中には中教審の議論も入っていますよ、こういう言い方もされていますけれども、これから第二ステージで登場してくる教育基本法の見直...全文を見る
○輿石東君 わかりました。  それでは、今度の改革三法案は、教育改革国民会議をベースにしたとはいえ、それまでの議論の積み上げも参考にしている、それは当然中教審での議論も踏まえておるというふうに私も理解をしますので、そのことも含めて議論を進めてまいりたいと思います。  衆議院段...全文を見る
○輿石東君 修正をされ附帯決議のついた経過や中身について御説明いただいたわけですが、ここで大臣に、この三法案で今の悩ましい教育課題が解決できる、ああ、これで教育改革は前へ進む、そういうふうにとらえている、一番肝心なのは父母や国民の皆さんだと思いますけれども、一体何パーセントぐらい...全文を見る
○輿石東君 これで第一弾の悩みはある程度解決してくれるだろう、そういう期待を持って出している、それは文部大臣として当然だと思いますし、法案提出者としてそういう理解をしてもらわなければ困るわけですから。  では、少し中身に入って御質問をさせていただきますけれども、この法案は、先ほ...全文を見る
○輿石東君 今、副大臣は、チャンスを与えるんだ、これは多くの人が望んでいるからやるという問題じゃないと、もうそんなことはわかっていますよ。大体、出発が平成九年の中教審答申を受けて、だからここでも中教審答申の、中央教育審議会の話になってくるわけですよ。しかし、法案の提出のベースは教...全文を見る
○輿石東君 この問題はその辺を議論していけば課題や問題点が非常にクローズアップしてきます。  先ほどの御質問の中に、飛び入学をしたら、うっかりすると、高校へ行って、みずからも大きな期待を持って入学し、周りからも期待されて入学したけれどもリタイアしちゃった、そうしたら中卒になって...全文を見る
○輿石東君 岸田副大臣が、きらりと光る、そういう才能を伸ばしていきたい、私もそう思います。じゃ、きらりと光らない子供、ここに光を当てるということも同時に教育上の特例措置、例外的な措置として中教審はうたっているはずであります。希有な才能を持った者の早期英才教育だか才能教育、いろんな...全文を見る
○輿石東君 我が国の教育行政のトップにあって、これからの教育を考えていただく場所ですから、ぜひその点は法案の目的を逸脱することのないようにくれぐれもお願いをしたいと思います。  私は、これまでの議論でも明らかになってきた点は幾つかあると思いますが、簡単に言ってしまえば今度の教育...全文を見る
○輿石東君 ぜひそんな姿勢で関係者の皆さんの御意見を尊重してやってほしいというふうに思います。  なお、重ねて申し上げますけれども、私自身はこの飛び入学の拡大と学区の規制の撤廃、これについてはとりわけ高等学校教育のあり方を問われる問題だろうと思います。さらに、出席停止や不適切な...全文を見る
○輿石東君 飛び級の問題についてはもう少し深く細かい点を後で時間のある範囲で議論させていただきますが、出席停止の問題も、我が国でも、子どもの権利条約、文部科学省は児童の権利条約というふうに訳しているようですけれども、それはいずれにしても子供の意見表明権というようなものもちゃんとあ...全文を見る
○輿石東君 今、局長から、地方分権の流れの中でこの問題も地方に任せるんだ、そういうニュアンスに聞こえますが、それでもう一つ、今まであった理由は高等学校教育の普及と教育の機会均等にあるんだと。  そうすると、普及という点は、高等学校は九七%の進学率ということだから、ほぼ普及し切っ...全文を見る
○輿石東君 どこがどういうふうに変わっているんですか。
○輿石東君 今の話ですと、生徒が多様化している、いろいろな生徒が入る。それはそうでしょう、九七%ですからね。もう小中学校と変わらないんですよ、九七%。だったら、小中学校と同じように考えたらどうですか。そして、多様な選択ができるようにするんだと。通学区域を弾力化し、取っ払えば、多様...全文を見る
○輿石東君 各教育委員会にこれからの高等学校の子供の多様な価値観や多様性に応じて多様な受け入れができるように考えてもらうんだ、地方分権の流れの中でと、こういう御説明のようですけれども、国がやるべき仕事、地方に任せる仕事、これが昨年の地方分権一括法で議論をされました。文部科学省にか...全文を見る
○輿石東君 局長は今学習指導要領の点についても触れられました。また、中高一貫教育、総合高校の構想、次々に文部科学省、ここのところ特色ある学校づくりということで提案をしていることは私も承知しています。  今、学習指導要領の話があって、独自に科目の設定もできる、選択幅を広げて履修科...全文を見る
○輿石東君 よくわからないですね。  いいですか。一律に入学をするというそういうことじゃなくて、子供の能力や興味、関心も多様化している、だからそんな多様化している子供たちの受け入れが高校、そこで勉強することが一番その子にとって適当である、そういう意味からやっぱり学校の入試は必要...全文を見る
○輿石東君 一人一人の子供が、あの学校へ行きたい、あの学科で学びたい、そういう受け入れができるような高校に今なり得ているかどうか。これはもうもっと大事な点もありますが、時間があと三、四分しかありませんので省略をしますけれども、また機会があったら議論をしたいと思います。  今言わ...全文を見る
○輿石東君 時間が参りましたので、終わります。(拍手)
08月07日第152回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第1号
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○委員長(輿石東君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任されました輿石東でございます。  皆様方の御指導、御協力を賜り、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)   ...全文を見る
○委員長(輿石東君) それでは、ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(輿石東君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に有馬朗人君、長谷川清君及び渡辺孝男君を指名いたします。  なお、あと一名の理事につきましては、後日これを指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時十四分散会
08月08日第152回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○委員長(輿石東君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  国会等の移転に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議...全文を見る
○委員長(輿石東君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(輿石東君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(輿石東君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(輿石東君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時二十三分散会