輿石東

こしいしあずま



当選回数回

輿石東の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月19日第154回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○輿石東君 久しぶりに文教へ戻らせていただいて、今日は二時半ぐらいまで質問の時間をいただきましたので、私の大変日ごろ悩んだり分からない点を中心に質問をさせていただきたいと思いますが、午前中の質疑の中で、私もヨーロッパの方へ男女共生参画調査会の一員として御一緒させていただいた仲道先...全文を見る
○輿石東君 今、大臣は、この法案は二十一世紀教育新生プランに基づいて昨年も今回の免許法にかかわる法案も提出をされたと、こう言われましたね。その二十一教育新生プランなるものはどこから出てきたというふうに認識されていますか。
○輿石東君 そうしますと、この二十一世紀教育新生改革プランは、教育国民会議の議論を踏まえて、最終報告を受けてやったということですね。
○輿石東君 先ほど大臣は二つに分けてその法案を、法案というか施策を提起をしているということで、これを新生プランの第一ステージ、第二ステージというような位置付けを文部科学省はされているようですけれども、そして第一ステージは緊急を要す課題について法案として提起をしたと、第二ステージで...全文を見る
○輿石東君 今お話しのように、二十一世紀教育改革新生プランは、総理の私的諮問機関であるこの会議というのは、総理の私的諮問機関だというそういう位置付けですね。それを文部省がこれまでの政策とすり合わせながら、第一ステージ、第二ステージに分けてそれぞれやっていると。第二ステージについて...全文を見る
○輿石東君 そうしますと、総理の私的諮問機関というのは分かりやすく言えば総理の全く個人的な諮問機関ですから、そこが日本のこれからの教育政策という大きい課題を、私的諮問機関で議論をしていただいて、中央教育審議会というのは国会の同意も得てきちんとこれからの日本の教育のあるべき姿という...全文を見る
○輿石東君 それで、その第二ステージで中央教育審議会へ振った中身は、もう一回確認しますと、教育基本法の問題であり教育振興計画、基本計画ですか、そういう二つの問題を振ったと。これは文部省で検討して責任を持ってそういう方法を取ったと、こういうふうに言われているわけですけれども、だとし...全文を見る
○輿石東君 私の質問は、その中央教育審議会の会長がこの教育基本法についてどういう見解を持っているか、それをお尋ねしましたところ、今、大臣は、その会長がどう考えるかではなくて、その教育基本法の見直しについて小泉総理もやってくれと言うんだからそこでもって議論をしていただくんだと、こう...全文を見る
○輿石東君 国会の承認を得て、手続的にも法的にも中央教育審議会というのは教育政策を、我が国の、語ったり提示をしたり提言をしていただく場所だと、こういう認識では一致しているわけで、教育改革国民会議は総理の私的諮問機関、総理が好みの有識者を集めてということもあり得るわけであります。そ...全文を見る
○輿石東君 個人的にどう考えようと、その審議会を預かった会長は皆さんの意見を民主的に集約をしていく任務にある、こんなことは当たり前ですし、私自身もそう思います。しかし、その会長自身が最初に教育基本法の改正ありきということはおかしいよと、こう疑問を投げ掛けているような大変な問題を中...全文を見る
○輿石東君 三法案、それぞれ簡単に言いますと、不適格の教員は職を替えてもらうと、それが一つ。そして、始末に負えない子は出席停止、そういうような形で明確に、その子のために他の子供の教育権を奪ってしまう、迷惑を掛けると、こんな理由で。それからもう一つは飛び入学、十七歳で大学へも行ける...全文を見る
○輿石東君 私は、そういう養成から採用制度、そして研修というワンセットで是非考えていただきたいし、また今度の、今国会提出されてやがて議論をされるでありましょう教員の研修問題も、十年のところで再度研修をし、免許証の更新等についても影響を持たせるというような趣旨もあるようですが。 ...全文を見る
○輿石東君 御丁寧に説明をしていただきましたが、少しよく分かりません。私の方であえて問題提起をさせていただきます。  四六答申、臨教審、中断をした中教審の再開、これを年度ごとに追って今、大臣は三つの視点というか柱があったと。一つは個性重視、生涯学習社会への移行、そして国際化、情...全文を見る
○輿石東君 どうもまだ分からないですがね。  近藤参考人にそれではお尋ねしますが、個性重視、生涯学習社会への移行、国際化、情報化で変化への対応と。私がずっとお尋ねしているのは、四六答申、臨教審、そして再開をされた第十四期、十五期、十六期とつないでいく中央教育審議会、その間に、臨...全文を見る
○輿石東君 それでは申し上げますが、臨教審が個性重視を打ち出したその議論の中で、臨教審の中に第一部会、第二、第三部会と、こう部会があったと思いますが、第一部会は何をテーマにどんな議論が行われたか、第三部会ではどのような議論があったか、そのことをはっきりさせていただけますか。
○輿石東君 そのとおりだったというふうに思います。  そこで出てきた有名な自由化論争、こういう、当時、話が華々しく議論をされました。その自由化論争という中身についてお答えいただきたいと思います。
○輿石東君 日本の教育が固過ぎた、画一化だった、だから自由化するんだと、こういうお話のようですけれども、その固過ぎる、画一化、この原因はどこにあったと文部科学省は認識されますか。
○輿石東君 このことばかり議論していても仕方ないですけれども、大事な点だから申し上げますが、今、近藤参考人の方では、全国水準を維持していくために指導要領もあるし主たる教材である教科書もあり教科書検定もある、で、その国の基準が余りに固過ぎるからそれを少し弾力化していこう、そういう意...全文を見る
○輿石東君 私は、申し上げたいというのは、旧文部省の体質として、余りに教育の中身の、はしの上げ下ろしまで規定するようなそういう画一的な、基準にもう絶対外れてはいけない、そういう傾向があった。そこを弾力的に緩めていこう、こういうお話はそれなりに分かりますし、そういう方向で文部科学省...全文を見る
○輿石東君 大事な点を確認させていただきます。  教育のここで自由化論が出てきて、教育というものは一体、効率性とか市場原理とか競争原理になじむものかどうか、そういう理念や哲学で行っていいものかどうか、そのことについて文部科学省はどのように考えていられますか。
○輿石東君 冒頭に、遠山文部大臣に私は、教育は未来への先行投資だと初めのところできっちり言いましたねと、こういう確認もさせていただいて、今、近藤参考人からは、限られた予算の中で効率性、そういうものも考えていかなきゃならないし、評価をし、競争原理が入っても仕方がないんだと、こういう...全文を見る
○輿石東君 いつかこんな質問をさせていただいた記憶があります。  憲法と教育基本法とのかかわりで、憲法は今言われましたように、近藤参考人が言われましたように、すべて国民は、能力に応じてひとしく教育を受ける権利を有する、こうはっきりしています。教育基本法の方は、すべて国民は、ひと...全文を見る
○輿石東君 そのとおりだと思います。  より具体的に提示をしたのが教育基本法ですから、その教育基本法は、教育の機会均等という理念は不変ですよという意味でひとしくと。だから、さっき、習熟度別学習も必要だろうと、こう言っているけれども、これは行き過ぎると、能力に応じて行く学校も学級...全文を見る
○輿石東君 その辺の原則なり理念がきちんと確立され、不変のものだという認識があれば、これからの教育改革の動向もそのように流れていくだろうと思います。そういう意味で、教育の自由化論には大変危険な側面があるというふうに指摘をしておきたいと思います。  もう一つ、この臨教審で、先ほど...全文を見る
○輿石東君 私の質問が、仕方が、質問の仕方が悪いのか、理解をしていただけないのか、何か答えが返ってきていないように思うわけであります。  私は、この臨教審、十八年前にも今日と同じように教育基本法の見直しをテーマとしてやろうとした、しかしこれができなかった。逆に、教育基本法にのっ...全文を見る
○輿石東君 私も余り存じていません。しかし、あえて申し上げたいと思います。  中曽根委員退席をされましたが、聞いていてほしかったわけですけれども。中曽根元総理はこの臨教審を設置するに当たって、午前中の議論にも、仲道先生のお話にもありました、この教育基本法には欠陥がある、我が国が...全文を見る
○輿石東君 基礎・基本、これをきっちり教えて、子供も教師も親も少しはゆとりを持って幸せな社会を目指そう。生まれてから死ぬまで学習をすると。そういう中で、学校でなければできない教育、家庭でなければできない教育、地域でなければできない教育をそれぞれの分野でそれぞれが分かち合う。学校だ...全文を見る
○輿石東君 ありがとうございました。
04月05日第154回国会 参議院 本会議 第15号
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○輿石東君 私は、民主党・新緑風会、日本共産党、国会改革連絡会、社会民主党・護憲連合を代表し、武部農林水産大臣問責決議案の趣旨を御説明いたします。  まず、決議案の案文を朗読いたします。   本院は、農林水産大臣武部勤君を問責する。    右決議する。  昨年九月、千葉県...全文を見る
06月04日第154回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
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○輿石東君 民主党の輿石ですが、与えられた時間が三十分ということですので、単刀直入にお答えをいただきたいと思います。  まず、この教特法の一部改正の法案が提出をされた経緯と背景というのは、もう後藤委員の方からも小林先生の方からもありましたので省きたいと思います。ただ、確認をして...全文を見る
○輿石東君 今、大臣は、更新制と今回の十年研とは本質的に別の問題だと。この認識は私と一致したわけですからそのようにとらえて、今後更新制などというものが再び出てくるはずはないと思いますけれども、大体、免許を一回与えておいて、自動車の運転の免許じゃあるまいし、じゃ弁護士やお医者さんの...全文を見る
○輿石東君 後半で申し上げたその政務官の思いは、私が言ったようなところにあったんでしょうか。
○輿石東君 今の発言とかかわって、今日、冒頭に後藤委員の方から、この研修を受けた先生方が生き生きと、この研修を受けて良かったと、そんな結果になるような研修にしてほしい、これは委員の皆さん全員一致するところだと思います。そういうものにするために何が必要かという議論をするのには三時間...全文を見る
○輿石東君 河村委員長もお待ちでしょうから、しっかり衆議院でも議論をして、こういうことが再び起こらないように、そんなことも付加してお伝えをいただきたいというふうに思います。
○輿石東君 次に、もう幾つか問題点があるというふうに思いますので。  武山百合子議員が同じ日に質問をされていますけれども、研修計画の評価とかその研修後の扱いについての問題でありますが、その点について何点かお尋ねをしたいと思います。  牧委員の今のところを少し、終わりの辺で池坊...全文を見る
○輿石東君 今、確認できたことは、この十年研修において給与や人事に反映することは毛頭ないということがはっきり確認できたと思いますし、十年研修の法制化と勤務評定とは無縁のものであると、こういうことも確認できたと思います。  そこで、あと若干しか時間ありませんが、研修の在り方につい...全文を見る
11月28日第155回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○輿石東君 民主党の輿石東ですが、与えられた時間が三十分ということですので、最初に、今、谷川議員が質問をされました地方公務員災害補償法の一部を改正する法律案、これについていろいろお尋ねしようと思ったら、もうかなり、耳慣れない地方共同法人という、仮称になっていますが、その法人で行う...全文を見る
○輿石東君 専門的な力量を要請される、そのことは分かりますので。専門的な力量というと、教員の社会にも民間から校長を連れてきたらどうだという話もありまして、これもちょっと大変な、じゃ、何でもできるのかな、学校経営はと。こういう話はまた後でやらせていただきますが、極力必要最小限にとど...全文を見る
○輿石東君 半分ほっとしました。  ただ無条件で地方へ転嫁をするということじゃなくて、地方へ財源移譲をした上で、その前提で考えると。例えば地方税というような形で、この国庫補助負担金に見合うものが地方で担保をされた、その前提で考えると。総務大臣は、そこが一番急所ですから、それなく...全文を見る
○輿石東君 シャウプ勧告のお話も、聞くまでもなく私も承知をしております。このシャウプ勧告の本筋は、やっぱり地方自治というものを確立しよう、強化をしようと。それには国の関与を縮小して、ひも付きのような補助金は、今も議論されているような状況がこの当時もあったと。  しかし、今、大臣...全文を見る
○輿石東君 それでは、義務教育費国庫負担法等の歴史について、もうちょっと時間がないですけれども。  これは橋本内閣のときだと思いますが、大臣は閣議決定というのは非常に重いものだと先日の委員会でもそう明言されています。これ、地方分権推進委員会の平成九年七月の八日の第二次勧告にこう...全文を見る
○輿石東君 三位一体という言葉が出ましたから申し上げますが、大臣の言う三位一体は、税源移譲と交付税、そして補助金、この補助金の整理も税源移譲が前提だと一番冒頭に言われた。それがなくして勝手に削減をする手はないという、このところはいいですね。  そこで、十一月二十日に経済財政諮問...全文を見る
○輿石東君 是非そういう方向で地方自治体の味方になっていただきたいと、こう思います。  そして、小泉内閣が発足して、小泉さんは最初の所信演説で長岡藩の藩主の言葉を引用して、米百俵という言葉を使いました。この小林虎三郎は、精神的な、精神論を言ったんじゃなくて、どうも小泉さんは精神...全文を見る