小杉隆
こすぎたかし
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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04月13日 | 第142回国会 衆議院 予算委員会 第31号 議事録を見る | ○小杉委員 尾身経済企画庁長官にまず伺います。 去る四月十日の経済閣僚会議におきまして、月例経済報告を出されました。それによりますと、景気は停滞し、一層深刻さ、厳しさを増している、こういう判断をされたわけでありますが、今の景気の現状認識と、そしてその原因、背景は那辺にあるか、...全文を見る |
○小杉委員 きょう日銀は、月例の金融経済月報を出す予定になっておりますが、その中でも、景気は極めて厳しい状況にあるという認識を示す予定になっておりますし、先般の財政構造改革会議でもその種の発言をされたわけであります。 総理に対して、この現状認識あるいはその背景、原因について、...全文を見る | ||
○小杉委員 総理の苦悩に満ちた決断だったと思います。 私は、ここで、今回の総合経済対策と財政構造改革との関連について伺いたいと思います。 昨年の今ごろは、日本の財政状況は、大変深刻、危機的な状況にあって、現在でもそうですが、先進国中最悪の状態でありました。今、減税あるいは...全文を見る | ||
○小杉委員 そこで、財政構造改革の骨格というのは、主として財政健全化目標、財政赤字のGDP比を三%以下にする、特例公債依存からの脱却を図る、公債依存度を平成九年度に比べて引き下げる、あるいは主要経費の量的縮減目標、キャップの設定ということがその基本であったと思います。その基本の項...全文を見る | ||
○小杉委員 先ほどの答弁では、総理は、赤字国債、特例国債の見直しに言及され、その後、国債のあり方の見直しということを言われました。もちろん、これから財政構造改革会議で議論を詰めていくと思うんですが、私はこう考えます。 骨格を維持するということは、やはり当面の目標である財政赤字...全文を見る | ||
○小杉委員 もう一つの骨格である量的縮減目標、キャップの設定でありますが、これは、再三この予算委員会でも議論されましたように、社会保障関係費、平成十年度は三千億円プラス、そして平成十一年、十二年で二%増を上限とする。ODAは一〇%カット、十一年度、十二年度は前年度を下回る。文教費...全文を見る | ||
○小杉委員 きょうここでは多く申しませんが、私は、社会保障関係費のほかに、例えばODAなんかもマイナス一〇%で、この間は大変な大騒ぎになって、いろいろな工夫をして余り支障を来さないように努力をしたわけですけれども、これは今後ひとつ財政構造改革会議の中で、政府・与党一体で、どうある...全文を見る | ||
○小杉委員 次の質問は、累次の経済対策についての評価でございます。 昨年の秋以来、私ども、党として四次にわたる経済対策を発表しました。今回、総合経済対策の基本方針を決めたわけですが、今までの政策は何かちまちました政策で、一つも効果を上げていないというような評価をする向きがあり...全文を見る | ||
○小杉委員 私は、こうした一連の経済対策がもしなかったならばもっと日本の経済状況は悲惨な状況に陥った、つまり、こうした政策が日本の経済を下支えし、構造改革を促したという側面を積極的に評価すべきだと考えております。 そこで、今回私ども与党三党でまとめました総合経済対策の指針に沿...全文を見る | ||
○小杉委員 新しい分野の公共投資に十分に財源を確保していかれるように、特段の努力をいただきたいと思います。 私ども、いろいろな議論をしている中で、例えば情報通信のネットワークとか教育研究の施設とか、そういった将来世代に便益をもたらす、そして将来の知的蓄積が残るもの、こういった...全文を見る | ||
○小杉委員 終わります。 |