小杉隆

こすぎたかし



当選回数回

小杉隆の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月31日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第5号
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○小杉委員 今回、この郵政改革の論議、本当に、私、数日間ずっと真摯に聞いておりましたが、そもそも論から中身の議論まで、非常に有益な議論ができたと思っております。  その前に自民党の中でも、もう数十回にわたってこれについては熱心な議論が展開されてまいりました。この委員会で、また、...全文を見る
○小杉委員 生田総裁もお立場上苦しいと思うんですけれども、一応、三つの点で今度の郵政改革については賛意を表しているように答弁では聞きました。一つは自由度がふえるとか、それから今言われた、職員の働きがいのあるということ、それからユニバーサルサービスが確保されること、そういう三つの点...全文を見る
○小杉委員 そういう現時点での環境の変化とか、あるいは国際物流の必要性とか、そういう点を、竹中大臣も麻生大臣も、やはり一番のこれから当事者である郵便局長を初め郵便局職員にもっともっと私は丁寧に説明していかれるようにぜひお願いしたいと思います。  総論のところはまた時間があれば後...全文を見る
○小杉委員 私が聞いているのは、そういう四千八百の中で、やはり特に注意を払わなきゃいけない、配慮しなけりゃいけない、そういう局はどのぐらいあるんですかというのが趣旨なんですが。
○小杉委員 その設置基準なんですが、過疎地域については三点挙げられましたね。地域住民のニーズとか、市町村に最低一カ所以上とか、あるいは交通や地理の状況に応じてということ。その中で、この委員会に入ってから急浮上したのが都市部をどうするのかということなんですね。  私の住んでいる東...全文を見る
○小杉委員 これから他の同僚議員からもこの点についての指摘があると思いますから、私は次の問題に移ります。  私が質問しているのは、あくまでも利用者のサイドに立った視点で質問しているわけなんです。今郵便局というのは、郵便だけじゃなくていろいろな、貯金業務、保険業務が入っているわけ...全文を見る
○小杉委員 利用者にとっては、一体、民営化したらどういうメリットがあるのかというのが率直な疑問だと思うんですね。それで、民営化によって郵便料金が安くなるのかどうか、そういうことを端的に聞きたいと思うんです。
○小杉委員 JRなんかの例を見ますと、やはりサービスがよくなった、料金もずっと値上げしない、そういうメリットを肌で感じているわけですよ。ですから、郵政事業も民営化して、ああ、こんないいことがあったのかというようなものが私は必要だと思うんです。  ところで、今回、郵便小包の扱いと...全文を見る
○小杉委員 いろいろ説明を聞きましたけれども、実際問題として、やはり小包、せっかく努力して相当伸ばしてきたんですけれども、ユニバーサルサービスの対象から外れた場合には、郵便事業会社は実際に小包を僻地のところまで運ぶのはどうもということになって撤退をする、あるいは撤退をしなくても民...全文を見る
○小杉委員 次に、貯金とか保険のサービスについて伺いたいんですが、移行期間中に満期となった定額貯金はどうなるのか。
○小杉委員 今、機構と言われたのは、現在の公社ですね。  それで、今までの議論の中に出てこなかったのが、現在の郵政公社が十年間存続するんだということですね。今まで余りこの席で出ていないんですけれども。だから、そこら辺がどういうふうに変わっていくか、そのプロセスをもうちょっとわか...全文を見る
○小杉委員 今の話を聞いていますと、やはり今の郵政公社が、名前は変わるけれども実質的には事業を、これは十年間と見てよろしいんでしょうか、ちょっと確認したいんですけれども、それで十年間続いて、今までの郵政公社の仕事をそのまま管理機構が引き継いで、途中で満期になったときにはその払い戻...全文を見る
○小杉委員 今まで三事業一体で郵便局のサービスが受けられてきたわけですが、今度は、先ほどからいろいろお話が出ているように、安定的な代理店契約とか、あるいは基金を設けてやっていくということですけれども、貯金と保険に関しては、先ほど指摘したように、ユニバーサルサービスは確保できないの...全文を見る
○小杉委員 先ほど過疎地域の中で、特に社会貢献活動が必要な地域として四千八百のうち約二千局という答弁がありましたね。こういう局に対して一体どのぐらいのお金がかかるのか、その辺の試算がありましたら教えてください。
○小杉委員 今度の四分社化というのが、必ずしも正確に国民に理解されていないんですよね。郵便事業会社といわゆる窓口ネットワーク会社とどういう仕事の分担なのかというのは、ここで議論している人はみんなわかっていると思うんですけれども、一般の国民の人は非常に混同しがちなんですよ。  で...全文を見る
○小杉委員 理屈の面ではよくわかりました。それぞれの機能を生かす、あるいはリスク遮断、効率性、専門性。しかし、実態は、やはり二人とか五人ぐらいしかいない郵便局で、一人の郵便局員が、郵便も扱う、保険も扱う、貯金も扱う、こういう形態が当分続くんですよね。それだったら、今、移行期間に何...全文を見る
○小杉委員 次に、郵便認証司の問題を取り上げたいと思うんです。  ここ数日来の質疑の中で、内容証明とか特別送達というものがあるということで、やはり個人情報保護という観点も考えると、だれにでも扱えるというものであってはいけないということから郵便認証司を設けたんだと思うんです。 ...全文を見る
○小杉委員 今の懸念は十分勘案しながら、もうちょっと細部の仕組みというものは考えていくべきだと思います。  それから、先日来いろいろ議論が出ておりますのは、郵政民営化によって三百四十兆円もの官の資金がどっと市場に流れ出すということで、いろいろな影響が議論されました。私は、特に国...全文を見る
○小杉委員 大臣に伺うんですけれども、入り口論、出口論で、入り口論は大分されたわけですけれども、出口論というのが本当に大事だと思うんですね。従来は、郵便貯金なり簡保資金で、道路公団の事業を初めとしてほとんど公共工事に振り向けられていた。それが、三年前からかな、遮断というか余りそち...全文を見る
○小杉委員 官から民へというようなことが本当にはやり言葉になって、大勢がそういう意見なんですけれども、では、国の役割、責任というのは一体何なのだということを問い直したいんですよね。  今、例えば知的財産権の問題、これはやはり国家戦略として、知的戦略とか知財戦略、それから、日本は...全文を見る
○小杉委員 時間が来ましたのでやめますが、冒頭申し上げたように、国民の間ではまだまだこの郵政改革についての認識というのは非常に薄いということを私は再度指摘したいと思います。  そういうさなかでこうやって欠席した形での審議が行われているのは本当に残念でございますが、どうぞ、竹中大...全文を見る
06月10日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第18号
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○小杉委員 クールビズが実施されてから初めての委員会でありますので、私も大臣と同じように、こういうノーネクタイで質問します。  今、東京都議会議員選挙が間もなくありますので、毎晩のように、座談会とか集会へ行きますと、必ず話題に出るのが郵政民営化の問題、それと、やや時間がたちまし...全文を見る
○小杉委員 省エネ法は、たしか、今までの歴史を振り返ると、一九七〇年代の二度にわたる石油ショック、それに端を発していると思うんですが、その後何度か改正されてきましたね。今回はもう四度目か五度目の改正になると思うんですけれども、その中で、この法律の一番の根幹ともいうべき目的のところ...全文を見る
○小杉委員 今までの経緯はわかりました。石油ショックのとき、あるいはリオ・サミットの後ですね。  しかし、やはり法律というのは、その都度その都度、その時代の要請にこたえて発展していくべきものだと思うんですよ。ですから、前回をただそのまま延長するだけじゃなくて、やはりきっちりと地...全文を見る
○小杉委員 次に、トップランナー方式について伺いたいと思うんです。  今まで経済産業省が非常にリーダーシップをとってトップランナー方式を導入した結果、非常に家電製品とか自動車においては効果があったという実績があります。私も、国際会議なんか出ますと、トップランナーの話をすると、各...全文を見る
○小杉委員 次に、経団連の自主行動計画について聞きたいと思うんです。  最近のエネルギー消費あるいはCO2の排出の実態を見ますと、再三大臣も説明されているように、産業部門は横ばい、しかし民生、運輸部門は急増している。こういう中で、やはりこれは政府だけの努力、あるいは自治体の努力...全文を見る
○小杉委員 この辺がまさに私は環境と経済の両立の決め手になると思うんですね。  今消費者が家電製品を買うときには、やはり効率のいい、エネルギーを余り使わない、そういうもの、あるいは自動車にしても、燃費効率のいい、そういう製品を買っていく。つまり、環境とエネルギーに配慮した製品を...全文を見る
○小杉委員 時間がもう五分余りとなりましたので、私最後に、やはり省エネということを考えた場合に、日本だけのことを考えていたのではこれはもう絶対だめだと思うんですよ。やはり地球規模で考えていく。特にアジア地域は、インド、中国、人口がこれからもどんどんふえていく、生活水準の向上ととも...全文を見る
○小杉委員 新エネルギー、再生可能エネルギーはとてもこの時間内では質問し尽くせません。これから随時、機会をいただいて質問していきたいと思います。  本当の最後ですけれども、今、欧米諸国も再生可能エネルギー、特に風力などに物すごい力を入れて、中国もそうですね、これから急速に再生可...全文を見る
○小杉委員 今、数字を並べられましたが、現状では遜色ないというお話ですが、これからヨーロッパ、アメリカあるいはアジアは物すごい勢いで再生可能エネルギーに力を入れていきますので、そのこともお忘れなく取り組んでいただきたいと思います。  終わります。