小平忠正

こだいらただまさ



当選回数回

小平忠正の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第126回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○小平委員 最初に、今回の釧路沖地震で被害をこうむられた地域の多くの方々に対し、党を代表し、心からお見舞い申し上げたいと思います。また、これを教訓にして、全国的な防災体制の一層の整備を政府に対しましても強くお願いする次第でございます。  今回の地震は、今いろいろと質問の中にもあ...全文を見る
○小平委員 もろもろの状況を考えますと、まだ全貌をつかみ切っていないということも理解はできます。しかし、被災者は一日も早い救済の手を待ち望んでいるということでありますので、さらなる御努力をされることをよろしくお願いしたいと思います。  それで、今のことで具体的な幾つかの問題等を...全文を見る
○小平委員 それともう一点、釧路は今まで全国一のいわゆる水産水揚げを誇っておりました。しかし、近年イワシの不漁等によって、今、日本一の座は他に明け渡しておりますけれども、そういうところにもってきて、ここに重ねて今回の地震で大変な被害を受けている、そういう状況にございます。そして、...全文を見る
○小平委員 いずれにしても、早急に対策を講じられたいということを要望しておきます。  今ちょっとお聞きしたのでありますが、それに付随しで、他のいわゆる港湾施設、さらには国道等の陥没、また、もろもろの公共施設といいますか、例えば上下水道施設等、さらには都市公園とか、こういうことの...全文を見る
○小平委員 復旧事業についてなのですが、御承知のように今回の釧路沖、それからその前の十勝沖、そして浦河沖ですか、あの一帯は有数の地震の巣であります。したがって、今回は釧路沖、数年前、いわゆる浦河沖の大きな地震も御記憶あると思いますけれども、こういうところで地震が今後また再発するこ...全文を見る
○小平委員 今、御三方から御答弁いただきましたけれども、復旧に対する取り組みということで私がお聞きしたいのは、この改良復旧という具体的な、何かこれぞとわかる、そういうものを期待しておったのですが、非常に難しいことはわかります。しかし、私が意図するところは、こういう地震の巣という地...全文を見る
○小平委員 先般その視察に入ったときにガスの事故の悲惨さを目の当たりにいたしました。今この文明生活においては、もちろんいろいろな必要なものがございますけれども、最近では石炭あるいはまき、そういうものがどちらかというとわきに追いやられまして、ガス、電気、これらが熱エネルギーの家庭に...全文を見る
○小平委員 資源手不ルギー庁が所管でしょうが、今回応援態勢を延べ九百人ですか、しかれましたけれども、省庁からは実際の復旧作業に対しては今回どのような支援態勢をしかれたのですか。私の聞きたいのは、即翌日にはせ参じて何人か、応援に加わってやったということですか、それともこれらの作業は...全文を見る
○小平委員 わかりました。  次に、この被災地区の自治体は、既に土木工事など復旧作業の負担を初め、さらには今後税の減免、また徴収猶予等による減収を大いに覚悟しなければならない、こういう状況にあると思います。そういう意味で財政運営に支障が生じるのは明らかであり、したがって、特別交...全文を見る
○小平委員 昨年夏に台風の被害によって北海道日高を中心に集中豪雨がございました。それは幸いに激甚指定を受けてその復旧に入っているのですけれども、そこの町村でも関係六町村の自治体、今の問題でまだもって大変苦労されております。私は特に、昨今地方自治体の財政事情は非常に厳しい中にある、...全文を見る
○小平委員 そういう観測体制の強化に向けて努められていることはぜひさらに進めていただきたいと思いますが、そこで、今、観測体制のことをお話しされましたが、もう一点、備蓄というか、備蓄体制というか、これもこの同じ報告書の中に記載されているのですが、いわゆる都道府県のそういう状況を、言...全文を見る
○小平委員 では、これで終わります。
02月18日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○小平委員 委員長、御就任おめでとうございます。大事な案件を抱えた委員会ですから、よろしく綱さばきを御期待申し上げます。  そして田名部農相、今我が国農政が内においても外においても大変な時期に御留任されて、まずまずの活躍を心から御期待申し上げます。頑張ってください。  そこで...全文を見る
○小平委員 私は見解を異にいたします。やはり農業基本法は、当時農業として自立していけるという、どちらかというと強気の時代にできた法ですよね。しかし、御承知のように農業というのは大きく環境が変わりました。だからこそ今は新農政が策定されたわけだと思うのですね。そうなると、これはこれと...全文を見る
○小平委員 それでは、経営体のいわゆる所得の問題でちょっとお聞きいたします。  この新政策では、個別経営体なり組織経営体の主な従事者の年間所得を八百万円、大体このくらいにしておりますね。これでいきます場合にはどのような米価水準を想定されているのか。ということは、米価が今後これ以...全文を見る
○小平委員 上野官房長おっしゃるとおりになればそれはもう言うことなしですが、果たしてその実現が非常に難しいような気が私はいたしますね。  それで、じゃもう一つ、今のそういう計画で十から二十ヘクタールということなんですが、そうなると、当然今度は捨てられる側の農民が出てきます。そこ...全文を見る
○小平委員 それでは局長に、ちょっと視点を変えてお聞きいたしますが、それをそうやって育成していくためには、当然その担い手が必要ですね。ところが、もう既に御承知のように平成三年は千七百人でしょう、新規就農者は。Uターン組だって何人でしたか、二千三百人ですか、要するにUターン組は。昨...全文を見る
○小平委員 そういうふうに考えるその基本の立脚点が違うということなんですけれども、例えばほかの例で言いますと、今度羽田に新空港ができますね。今のはもう手狭である、古いし、新しいのをつくる、これはそれでいいと思うのですよ。でも農業というのは、今やっているその人たちのことを無視しては...全文を見る
○小平委員 ちょっと時間が迫ってきましたので、幾つかまだあるのですが、もう一つ。  法人のアクセスなのですが、これについてはやはり資金力にまさる法人に席巻されないように、またこれが農地の土地投機につながっていかないようにしなければならぬと思うのですね。これについてもお考えをお聞...全文を見る
○小平委員 終わります。
02月23日第126回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
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○小平委員 大臣、御就任おめでとうございます。今、地方の存在が非常にいろいろな面で多難なときに地方自治行政のために御出精あらんことを、まずもって心から期待申し上げます。  冒頭から苦言を呈することになりますが、経済情勢ですが、政府が甘い経済分析を続けたことによりまして対策が後手...全文を見る
○小平委員 公共投資だけではないと思いますけれども、ひとつしっかりとお願いしたいと思います。  大臣の所信表明では、地方公共団体がその機能を十分発揮し、豊かさとゆとりを実感できる生活大国の実現、多極分散型国土の形成等を進めていくために、国から地方への権限移譲、国の関与の整理合理...全文を見る
○小平委員 一極集中を排し多極分散を進める、もう言い古された言葉でありますけれども、遅々として進まないという実態がございます。例えば総理官邸にしても新築されるとか、そんなことから例をとってみましても、果たしてこれが政府の言うとおりのことなのかという疑問を大いに私は感じております。...全文を見る
○小平委員 まず知事が指定する、確かにそういう決まりは私も承知しておりますけれども、要は、このことによって地方の一極集中が是正されるように、私はこのことが大きなポイントだと思いますので、ぜひ弾力的にこれの推進方を図られたい、こう要望いたします。  次に、地方交付税交付金の特例減...全文を見る
○小平委員 地方自治体にとりましては、交付金というのは財源の中では大きな要素であります。私は、税の徴収において、国と地方とのバランスが、国が多いわけですね、これを少なくともフィフティー・フィフティーというか、そこは正すべきだと主張したいのです。また、第二交付税等々問題はあります。...全文を見る
○小平委員 この問題は、過般農水省が発表しました新農政プランにも大いに関連がありますので、この中山間地域の振興、これらもあわせまして、今お話のありましたよりこ関係省庁と大いに連携をとりながら、これが充実強化のためにひとつよろしくやっていただきたいと思います。  次に、高齢者の福...全文を見る
○小平委員 自治省という役所では、非常に多岐にわたって、言うなれば戦前の内務省ですから、本当に幅広い分野があります。これも大事な問題でありますから、せひ進めていただきたい、こう思います。  次に、消防防災対策であります。我が国は、地震、噴火、風水害等の自然災害や都市化の進展等に...全文を見る
○小平委員 最後に、確かに財源の問題はございますが、我が国は今申し上げたように地震、災害の常襲地であるということを考えますと、やはり人命救助は何にもまさる最優先の政府の課題ですね。このことを考えると、そこはひとつ十二分に配慮をして、これが強化策を練られたい、このことを要望して、私...全文を見る
02月25日第126回国会 衆議院 本会議 第7号
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○小平忠正君 私は、民社党を代表して、ただいま提案のありました地方税法等の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案、平成五年度地方財政計画につきまして、総理並びに関係大臣に質問いたします。  まず、地方分権について、政府の基本姿勢を伺います。  現在、地方分...全文を見る
03月05日第126回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○小平分科員 運輸行政についての質問をしたいのでありますが、時間の関係もありますので、ちょっと順序を変えまして、具体的な問題からまず最初入っていきたいと思うのです。  まずJRに関連して、整備新幹線の問題についてお尋ねをいたしますが、本年はいわゆる五年目の見直しの年に当たってお...全文を見る
○小平分科員 現在白紙ということですか。  私は今、特にこれからの事態ですね、こういう一極集中を是正するというか、地方にも活性化をという観点においては、これは整備新幹線、大きなインパクトを与えておりますので、重要視をしているんです。  そこで、東北新幹線は現在、フル規格とミニ...全文を見る
○小平分科員 大臣おっしゃるように、確かに財源の問題、またその後の収支、それは私もよく理解できますが、今我が国は内需拡大が国内外からも強く叫ばれておりますね。そういうところでこの収支を考える場合には、地方にいろいろな策を講じて、地方の分権、活性化を図ることが言うならば収支にもつな...全文を見る
○小平分科員 もう少しこれについても、例えば貨物は在来線を使うとなれば、今のは狭軌ですから、広軌と比べて三本線になりますね。その一本の線をどうふたするのだとかどうするのだとか、いろいろな問題もあると思うのですが、この大量輸送というのは鉄道貨物か船ですよね、ですから、このことも我が...全文を見る
○小平分科員 基本的なところと今申されました。確かにそれもおありでしょう。それをどういう形で企業あるいはそれに従事する社員の皆さんがこれが徹底方に努めて安全対策を講じるか、こういう問題でありますが、運輸省の監督指導をひとつしっかりとやっていただきたいと思います。  また、これに...全文を見る
○小平分科員 次に、先般、一月十五日ですか、釧路沖地震がありました。私も早速、災特委員会のメンバーとして視察に行ってまいりましたが、このときの被害状況について、特にJRの線路のことについてお尋ねいたします。  この地震は最大震度六という非常に大きな地震でありまして、釧路を中心に...全文を見る
○小平分科員 大臣、時間ももうあとわずかなものですから、最後に一点。  我が党は、昭和六十三年に生活先進国ということを提唱いたしました。政府が言うこの生活大国、これに先駆けて我が党はそういう主張をしたのでありますが、今日までこういう推移をたどっております。  そこで、私はまず...全文を見る
○小平分科員 ぜひそういう御姿勢で進んでいただくことを期待して、質問を終わります。
03月24日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○小平委員 乳価、畜産価格については後ほど質問いたしますが、まず畜産農家の実態についてでありますが、特に最近は畜産農家の飼養戸数は非常に減少傾向にある。平成四年度について言いますと、酪農農家は対前年比三%減、また肉用牛の肥育農家は対前年比五%の減、養豚農家に至っては一七%減で、減...全文を見る
○小平委員 審議官の御説明は私はそれは理解できますが、しかし、大事なことは、平成五年三月というはっきりと日時を明確にして、「酪農経営の現状について」という中でこういう資料が出ています。となると、これが場合によっては受け取った方は、よく状況を知らない人たちは、例えば消費者ですとか、...全文を見る
○小平委員 統計調査ですから、確かに就業可能な年齢十六歳、それは私も理解できます。しかし、私が今なぜこういうことを指摘したかというと、この表現ですとあたかも酪農の後継者という解釈に一番入っちゃうわけですよね。それは事実を正しく指摘してない。その家の後継ぎがいてどういう仕事につくか...全文を見る
○小平委員 時間が来ましたので、最後に、今のこの乳価、畜産価格、きょう、あした、大詰めですけれども、これらのことについて詳細をお尋ねする時間がなくなりましたので、政府としては、こういう状況を勘案して、酪農家の皆さんあるいは畜産農家の皆さんに納得のいくよい結果で対処されていかれるこ...全文を見る
○小平委員 終わります。      ————◇—————
03月25日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○小平委員 最後になりましたが、私から数点質問いたします。  当法律は、御案内のように昭和五十二年にいわゆる二百海里ショックに対応してつくられたものでありまして、まさしく臨時措置であります。  その後、内容の改正も含めて今回で三度目の延長となりますと、この五年間も含めると、こ...全文を見る
○小平委員 確かに、この法律、非常に長い名前ですけれども、まさしく貿易事情の変化に即応して、こういうことですから、今大臣おっしゃられましたように、余り恒久化、固定化しちゃうとまた問題だ、そういうことは私もわかりますが、ただ、ことし五年延長で中身が全然変わってない、こういうこともあ...全文を見る
○小平委員 かつては無資源というのは、我が日本においては米と魚というのはいわゆる基本的な基幹の食品でございました。しかし、こういういろいろな、二百海里あるいは資源が制約される、漁場が制約される、そんなこと等もありまして、今我が国の水産物の輸入状況は大変量もふえてきている。  今...全文を見る
○小平委員 終わります。
04月06日第126回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○小平委員 北大臣、沖縄開発庁長官御就任おめでとうございます。少しく月日がたちましたが、先般の所信表明を受けてのきょうの質疑で御苦労さまでございます。大臣には、北海道開発庁長官も、まさしく日本の北と南、この両サイドの責任あるお立場での御活躍をまず心から期待を申し上げます。また、先...全文を見る
○小平委員 大臣、お言葉どおり沖縄については御精通されている由で、その御認識をもとに沖縄振興がために頑張っていただきたいものでありますが、予算額も要求以上についた、そういうお話もございました。しかし、中身を私も見てみますと、先ほどもいろいろな質疑の中で、農業の振興対策、これらにつ...全文を見る
○小平委員 長官は農業の専門家でございますね。今も何点がお話しいただいたのですが、この三次振計におきましても、沖縄の農業については、特色ある亜熱帯農業の確立を目指し、担い手の育成確保を図りつつ生産条件の改善に努め、野菜、花井あるいは果樹、さらには肉用年等の供給基地の形成を推進する...全文を見る
○小平委員 私も、やはり沖縄という地域の特性というか、観光という中においても農業がしっかりとそこに位置づけがされてあるということが大事な要素だと思いますので、これについても十二分なる対応をしていただきたいと思います。  そこで、少しく具体的なことなんですが、先ほどからサトウキビ...全文を見る
○小平委員 時間も来ましたので、最後に、私は何でもそうだと思うのですけれども、特に若い人、青年の育成というか、そういうことがその地域の将来を考えた場合に大事ではないかと思います。沖縄県につきましても、復帰前は海外派遣というような形で本土派遣といいますか、そういう制度もあり、若く優...全文を見る
○小平委員 以上で終わります。ありがとうございました。
04月06日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○小平委員 私は、民社党の小平忠正であります。  参考人の皆様には、それぞれのお立場で日ごろの漁業の振興のための御活躍、まことに御苦労さまでございまして、きょうの本委員会への御出席、貴重なる御意見を本当にありがとうございます。御苦労さまでございます。  今ほど御意見を拝聴いた...全文を見る
○小平委員 本当に、今もお話しいただきましたように、我が国、長い海岸線の中でそういう状況に置かれていると思います。特に、我が国の漁業の特性という、半農半漁という方も結構多くいらっしゃる。現に私の選挙区でも、道東を中心に半農半漁の方が随分とやっておられます。  そういうところで、...全文を見る
○小平委員 それでは次の質問にさせていただきますが、現時点で一番漁協の抱えている問題というのはやはり固定化債権ではないかと思うのですね、運営上の問題として。そして、いわゆる漁業不振のツケがこのことに回ってきているというふうにも思うのであります。この解消が、現在の零細な規模の漁協で...全文を見る
○小平委員 深田さん、組合長の立場におられて、その範囲で結構でございますから、現状といいますか、そういうことについて御意見を伺いたいと思います。
○小平委員 本当に組合長さんの経営手腕というか、そういう過去の推移の中での御努力に敬意を表したいと思います。  実は今、私の地元の北海道のことを少し申し上げますと、いわゆる道東を中心に、漁業でも沿岸、そして沖合でいろいろと漁法が違います。そんなこともありまして実際にトラブルも生...全文を見る
○小平委員 御三人には、貴重な御意見をありがとうございました。  時間が来ましたので、終わります。
04月07日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○小平委員 私からは、まず漁協関係の二法案に関連してお伺いいたしたいと思います。  この両法案に共通して重要な問題というのは、漁協の基盤をいかにして今後強化をしていくかということではないかと思います。漁協の規模が農協と対比いたしますと、その規模からいいましてもおよそ十分の一ぐら...全文を見る
○小平委員 私も先ほど申し上げましたように、漁協の規模は、農協から比べればわずか十分の一程度と小さいわけであります。そういう状況で、先ほどから御答弁がありましたように合併を進めていって、一町村一漁協といいますか、そんな規模にしても、おおよそ農協の規模には及びもつかない、そういう状...全文を見る
○小平委員 私の地元、北海道なんですが、例えば旦局地方、これらでは半農半漁というか、昆布業また畜産、こういう兼業が結構ございます。そういうところでは半農半漁、組合員の方が農協、漁協両方に組合員として加盟しておられる。その場合に、農協が漁業関係であっても融資をする、また逆のこともあ...全文を見る
○小平委員 私は先ほど、合併を阻害しているのは漁協の財務状況だ、これらについて指摘いたしましたが、同様に、やはり大きな問題は漁業権の問題ではないかと思います。これは確かに、これがあるがゆえに権益を守っているということもまた大きなことでもありますけれども、しかし、いろいろなほかの業...全文を見る
○小平委員 資源管理型、今そういう御答弁をいただきましたが、長官、こういうことを御存じでしょうか。  北海道で、全道漁協婦人部というのがございまして、その婦人部が創立三十周年というのを記念して昭和六十三年にその記念行事といたしまして、魚をふやす植樹運動というのをスタートしました...全文を見る
○小平委員 まだ質問残っているのですが、時間が来ましたので、残念ながら、終わります。
04月13日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○小平委員 今回の制度改正、確かに評価できる面も多々ございます。しかし、肝心の農家の負担軽減ということが、農業者がこれから営農を進めていく中において、今時に大きく問われていることだと思うのでありますけれども、この負担軽減に逆行するような、負担増になる、このことがやはり今回の改正の...全文を見る
○小平委員 合理化するところは合理化する、それがこの共済掛金の国庫負担の簡素合理化なんですか。  私は、まずこれについてお伺いいたしますが、今回のこの改正で一番影響を受けるのは、被害率の相対的に高い地域ではないかと思います。これは特に稲作においては北海道や東北やそういう主産地で...全文を見る
○小平委員 全体的にとか総体的にという大臣のお言葉ですが、またさらに、被害も近年減少している。しかし逆に言うならば、被害が減少しているならば何も下げることないでしょう。そうでしょう。国庫の負担がふえないのですからね。ちょっと私はその論理には矛盾があると思うのですよ。  ただ、そ...全文を見る
○小平委員 今の数値から見ましても、全体的に見たらそういう金額ではないでしょう。しかし、農民側から見れば、これは大変な額なんですよね。そこのところを御理解をしていただきたいと思います。
○小平委員 私は、今もお話ししましたように、農民サイドから見ればそうじゃないと思うのですが……  それで次に、農業共済事業のそもそもの目的は、農家をいわゆる天災による被害から守る、このことに主眼があるわけですよ。政府の説明のように適地適産というか、そういうことを誘導するための措...全文を見る
○小平委員 局長、そう言われますけれども、まず無事戻しと言われましたけれども、それにしたって実際には三分の二は仕方ないにしても、三分の一は三年間被害なき場合には無事戻し、これだって実際には行われていない。それで、来年度の料率見直しがあると言われました。これも被害がなければ確かにそ...全文を見る
○小平委員 局長、今の特に最後の言葉、これはしっかりと私も記憶しておきたいと思います。ぜひ、このことが心配する方向にいかないように、今後とも取り組んでいっていただきたいと思います。  ところで、もう一点、私ちょっとお話ししましたグリーンボックス、この考え、これについては局長どう...全文を見る
○小平委員 今回のこのことに対して、私は一番心配といいますか憂慮していますことは、前段にも申し上げましたように、これが農家の農政に対する信頼の低下に拍車をかけて、このことが加入率に今後影響を及ぼしてこないか。共済によっては強制、任意、いろいろありますけれども、しかし、このことがも...全文を見る
○小平委員 確かに、今お話しのように、果樹共済、畑作物共済、それから園芸施設共済等は加入率の低さが指摘されております。私は、やはり制度上の欠陥があるからだということに尽きると思うのですね。これらについては、今もお話しのように改善をしながら、農家の皆さんに理解を得られるように進めて...全文を見る
○小平委員 時間ですので、終わります。
04月20日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第8号
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○小平委員 私は、民社党の小平忠正であります。  本委員会で、各党の提案者の皆さんを含めて各委員におかれても、この真摯な議論の展開、まことに御苦労さんでございます。民社党、少数政党で、この中見回してもたしか私だけだと思います。しかし、発言する機会が与えられましたので、私からも、...全文を見る
○小平委員 今それぞれ御三方からお伺いいたしましたが、私も正直言って、今私の問いに対して的確なるお答えがいただけるとは期待しておりませんでした。これはできないと思います。しかし、こういう議論を通じて、本会議から始まりまして、時には攻撃し合いながら、また示唆に富んだウイットも含めて...全文を見る
○小平委員 これについては私ももう少しお話ししたいのですが、余り自民党さんだけに申し上げますと偏ってしまいますので、社公の皆さんにも、小選挙区比例代表併用制、これについてのことでこんな問題点を実は私考えていますのでちょっとお聞きいたします。  今度は、いわゆる小選挙区と比例制と...全文を見る
○小平委員 社会党さん、公明党さんのお考えは、そういうことをお聞きいたしました。  それで、私はこれは自民党、社会党、公明党、皆さんにお聞きしたいのですけれども、選挙制度の改革ということは、やはり究極的には衆議院だけじゃだめだと思うのですね。参議院から、それから地方議会まで含め...全文を見る
○小平委員 最後に、今お答えいただいたのですけれども、私は今、佐藤先生お話あったように、やっぱりこれは二院制ですし、ワンセットだという、また地方議会の特殊性もございます。しかし、世論も多い中で、衆議院だけということを言われました。でも私は、これについてはどちらかというと自民党の佐...全文を見る
04月21日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○小平委員 今回提案されましたこの三法案に関しまして、まず私は、農業基本法が我が国に制定されましたが、その制定以来、農業政策で最も欠けております点は、農政に主体性がなく、そのときどきの経済の動向あるいは財政事情等により目まぐるしくこれが変わり、これによって農業者の農政に対する信頼...全文を見る
○小平委員 それでは次に、農業者の最大の関心事は、今まさしくこの新政策に沿って規模拡大を図った場合に、現在よりも収益が上がるかどうかというこの点だと思うんです。大臣がよく言われる、もうかる農業、このことが実現されるかどうかといったことではないかと思います。  まことに残念ながら...全文を見る
○小平委員 特に価格政策、端的に言って、農業にとっては価格政策、そのことは非常に大きな要素だと思います。いろいろな農政、多々ございますけれども、やはり何といっても収入という面からいうならば、価格政策、これが大きな問題であることは御承知のとおりでありますので、この問題は、今答弁いた...全文を見る
○小平委員 具体的なことでお伺いをしていきたいのであります。  農地の流動化を進めるに当たってやはり必要なことは、担い手に対する施策の強化拡充にあわせて、農地の出し手であります要するに売り手、高齢農家やあるいは安定的兼業農家というか、そういうところの皆さんが農地を供給しやすい環...全文を見る
○小平委員 今、局長から御答弁をいただいたのですが、今、八百万の控除とおっしゃいましたよね。さらに拡充強化する、具体的にどういうことなのか。  言うならば、私は、この一点については前のときにも質問した経緯があるのですが、いろいろな手当てをするといっても、農地の流動化に一番効果が...全文を見る
○小平委員 ということは、今後、これについて検討していくということと受け取ってよろしいのですか。
○小平委員 確かに今、これは一部の地域を除いて全般的に言えることだと思うのですが、北海道におきましても農地の価格が下落傾向に依然としてありまして、そういう意味においても農地の流動化はなかなか難しいのも今の実態であります。  この点に関して、今回の改正におきましては、農地保有合理...全文を見る
○小平委員 農地保有合理化促進事業が発足をしてもう二十年少したつのですが、今いろいろと数値を挙げられて御答弁もあったのですけれども、実際には農地が予定したとおりには動いていませんよね。それをさらに今回いろいろと制度を拡充していこうと。それはわかるのですが、問題は、農地信託事業とい...全文を見る
○小平委員 私はこの問題でどうしても触れなければならない点は、やはり規模拡大を図るということが主眼点でしょう。そこで一番大きなネックになっているのが、土地改良事業等のいわゆる基盤整備の負担金の問題ではないかと思うのです。特に、事業工期が予定以上に長期化したということは、言うならば...全文を見る
○小平委員 私は、この問題で御答弁のようないろいろな手を打っていこうということはわかりますが、幾らそういう手を打たれても、農地の流動化を促進する意味において一番今大きなネックになっているのは、先ほどもちょっと触れましたけれども、この土地改良事業に伴う負担金の償還の問題ということが...全文を見る
○小平委員 もっと的を絞って言いますと、要するに、負債は負債で、もうそれは承知しているのですよ。問題は金利なのですね。今はまさしく金利が金利を呼ぶ状況ですよ。言うならば、公定歩合は今極端に下がっている。でもそれと連動していないでしょう。だから、私今いろいろと申し上げましたけれども...全文を見る
○小平委員 特に土地改良区においては、水利権、水利費等も含めてやはり大きな問題。これも御承知だと思うのですけれども、そういうところで、ここのところを解決しないと、幾らすばらしい案をつくっていっても、新農政プランといっても、ここのところが解決しなければいかぬと私は思うのですね。 ...全文を見る
○小平委員 その気持ちは私も百姓ですからよくわかるのですが、もう少し申し上げますと、こういう例をもって申し上げたいと思うのです。  これはよく言われるのですが、施設型農業ですね、これは何とか皆さんやっておられる。野菜ですとか果樹園芸、こういう施設型、これらはどちらかというと市場...全文を見る
○小平委員 そういう歯どめ等がありましても、実際には力があるところが支配するというのは、これは自然の摂理ですから、そこのところが今後大きな課題であると私は思うのです。  しかしまた、今大臣も言われたように、そういうところに今いろいろ不足していることを、助力を頼むというか、その力...全文を見る
04月27日第126回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○小平委員 武藤大臣には御就任おめでとうございます。私が最後の質問になりますので、大分お疲れのようでありますが、ひとつよろしくお願いします。  特に、現下の国際情勢は変転きわまりないといいますか、至るところで紛争なり問題点を多々抱えております。特に、ロシアの問題もさることながら...全文を見る
○小平委員 大臣の御答弁はまさしく模範的な御答弁で、おっしゃることはよくわかります。それが相手を怒らせないで穏やかにという、いわゆる度量の広い、それは大した立場ですよ。でも、それでもって、我々が誠意を尽くしていって、果たして北方領土は返ってくるのですか。私は、今大臣がおっしゃった...全文を見る
○小平委員 そうしますと、今回はまだ確かにエリツィン来日は正式にはおっしゃるとおりでありますけれども、先般のG7においても、今の総理の姿勢としてもそういう方向にありますね。ということは、この機会をとらえて領土問題をしっかりとテーブルにのせて、これについてロシアと大いに主張し合うと...全文を見る
○小平委員 大臣、私は困らせようと思って言っているのでは決してないのですよ。大事なことは、今の政府の方針が国民に正しく伝わっているかどうかということを心配しているのです。ですから、こういう今のロシアの情勢ですから、それだったらそういうことでやり方を少し変えよう、これも一つの外交で...全文を見る
○小平委員 国内のそういう啓発運動というのは、総務庁が所管でもあるでしょう。今津守審議官お答えいただいた。モスクワでもそういうことをされていると今言われましたね。確かにそれは私も伺っております。しかし、同時に聞こえできますことは、今回の支援策に対して、ロシアにおいても保守派や中間...全文を見る
○小平委員 時間が来ましたので、終わりますが、大臣、期待をしていますので、ひとつしっかりと頑張ってください。終わります。
05月11日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○小平委員 民社党の小平です。本日は、当委員会に池田専務さんそれから石倉常務さん、お忙しい中御出席賜り、しかも貴重な御意見を承りました。まことにありがとうございます。私からも御意見をさらにお伺いしたいと思うのであります。  まず、お二方の御意見をお聞きいたしておりまして、総論的...全文を見る
○小平委員 池田専務さんにも同じような質問なんですけれども、今いろいろとお話しございましたように、各町村にございます農業委員会が今日までしっかりと、農地をきちんと守ってこられたこの大きな足跡、実績がございますね、これが今度の中で少しく変わろうとしている。そういう中で、特に我が国は...全文を見る
○小平委員 今回の改正の中で、企業参入がこれから出てきます。確かに大きな歯どめ等々は設けられておりますけれども、やはり有形無形、潤沢な資金がで席巻されるという、このことを私はやはり大変危惧しているわけなんです。そういうところで、今いろいろといただきました御意見等々ございますが、特...全文を見る
○小平委員 どうも貴重な御意見ありがとうございました。
○小平委員 私は民社党の小平忠正であります。  きょうは御三方には本当にお忙しいところ、貴重な御意見、御出席ありがとうございます。梶井先生からは学者のお立場で貴重な御意見を拝聴いたしました。さらには、新潟から須佐村長さん、特に笠井さんにおかれては、今は春の春耕起ですよね。本当に...全文を見る
○小平委員 どうもありがとうございました。  それぞれお三方から御意見いただきましたが、この新農政の展開の中で優良農地のことだとか、あるいは地域の問題、お話ございましたが、今いわゆる法人化という問題がございますね。法人化するということは、新農政の中で一般的にそう言っております。...全文を見る
○小平委員 簡潔で結構ですから。
○小平委員 それでは、最後に、農業を実践しておられる笠井さんにお伺いしたいのです。  御説明によりますと、四十二ヘクタール、自作地が二十ヘクタールで借地が二十二ヘクタール、また水稲がそのうち二十二ヘクタールで小麦が二十ヘクタール。ということは、やはり稲作農業の中では我が国として...全文を見る
○小平委員 どうも貴重な御意見をありがとうございました。
05月18日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○小平委員 先週末、静岡県の方の当委員会の視察に私も参加いたしました。あの地帯は中山間地域と言うのが適当かどうか。条件的にはもっともっと悪いところがあるような気が私はいたします。しかし、何カ所か視察をいたしましたが、そういう中でも既に順調にその形ができ上がって稼働している、そうい...全文を見る
○小平委員 大臣、今局長から、評価というか今までの実績と経緯をるる説明がありました。それは一つの経緯でありますけれども、大臣、私は、今申し上げた既存のそういう中山間地域の活性化のための法案、これらとの整合性はやはり必要ですね。そういう中において、今後のいわゆる長期的なビジョンとい...全文を見る
○小平委員 この中山間地域の農業活性化ということなんですが、この法案においては、新規作物の導入、これが一つの大きな柱になっております。確かに、戦略的な新規作物の導入ということは、新政策で示された市場原理、競争条件の一層の導入を図る方向に合致したものとは言えると思いますけれども、し...全文を見る
○小平委員 重ねて申し上げますけれども、私の地元は北海道で、言うなれば平場地帯ですが、そこでも、米の減反政策によってお米をつくれないがゆえに、農家の皆さんはハウス農業というか、いわゆる果樹ですとか野菜、園芸、花卉等へ進んでおります。  例えば例をもって言いますと、御存じの夕張メ...全文を見る
○小平委員 この農振地域の除外というのは、今まで農業委員会の方でそういうことをきちんと適切な管理、指示をしてまいりましたけれども、その施設をつくる側、いわゆる金主ですね、あるいは自治体等の意向でもって進められるということが実際上往々にしてありましたので、私は、特に土地条件の悪いと...全文を見る
○小平委員 時間が来ましたので、最後に一点だけ。  新しいそういう機械の開発等、今必要なことはわかりますけれども、現実に農家が農作業をしている中で大きな必要な問題というのは、パーツが容易に手に入らないということがございます。特に、多少古くなった機械においては、ただでさえも農家は...全文を見る
○小平委員 終わります。
05月18日第126回国会 衆議院 本会議 第27号
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○小平忠正君 私は、民社党を代表し、ただいまの林大蔵大臣の財政演説に対し、宮澤総理並びに関係大臣に質問いたします。  まず初めに、宮澤内閣の経済運営についての政治責任に関してお尋ねをいたします。  宮澤内閣が甘い経済分析を続け、対策を後手後手に回してきた結果、日本経済は深刻な...全文を見る
05月25日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第18号
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○小平委員 私は、民社党でございます。本日は、六名の皆さんそれぞれのお立場での貴重な御意見の陳述、本当にありがとうございます。  今、自民党から始まって各党皆さんいろいろと御質問いたしましたが、今回のことは、今の選挙制度のもとでいろいろなひずみとか弊害が出てきまして、言うならば...全文を見る
○小平委員 私の政党の背景から言いまして、正直に申し上げまして、比例区という制度があればそれはそれだけの数が確保されます。しかし、私は個人的に考えて、もちろん今三富さんが言われましたように政策は大事ですよ。これはもう絶対的な問題ですから、基本的な問題です。しかし、政治の原点という...全文を見る
○小平委員 宮下さん、どうですか。
○小平委員 わかりました。  では滝沢剛さん、御意見、簡潔で結構です。
○小平委員 ありがとうございました。
06月01日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
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○小平委員 私は民社党の小平忠正です。  本日は、片桐参考人、和田参考人には大変お忙しい中での本委員会への御出席、そして貴重な御意見、まことにありがとうございました。今、各党からそれぞれ御意見に対して御質問ありましたけれども、私からも感ずるところを申し上げながら、さらにお尋ねし...全文を見る
○小平委員 確かに私も、お二人は消費者のサイドの代表といいますか、そういう買われる側の立場で、状況は十二分に把握されていらっしゃる中での御意見だと思います。おっしゃるとおりだと思います。  しかし、今いみじくも和田さんからお話がありましたように、じゃ生産者側でいいますと、特に消...全文を見る
○小平委員 まさしく安全性の問題なんですけれども、私は、生産方法の中で一番安全なのは自然栽培だと思うのですね。言うならば、それはもう有機栽培でもない、あるいは化学肥料を使った栽培でもない、実際全然手を加えない、まるっきり山の中で自然に、言うなれば山菜とか、これはまさしく安全だと思...全文を見る
○小平委員 私は、民社党の小平忠正であります。  田中参考人、澤登参考人、お二方には、大変お忙しいところの本委員会の御出席、そして貴重な御意見、まことにありがとうございました。私からも何点がお尋ねをいたします。  まず私は、午前中の参考人への質問でも触れたことですけれども、こ...全文を見る
○小平委員 私としても、今回のこのガイドラインの設定なりまたJAS法の改正、これは一つの基準を設けるという意味においては一歩前進である、こう考えています。しかし、今私として申し上げたいことは、今御意見を拝聴いたしましたが、確かに有機栽培のよいところは私も認めております。  重ね...全文を見る
○小平委員 それでは、最後に田中さんにお伺いいたしますが、先ほど、平成三年に有機野菜のコーナーを設置した際に、産地の格付の確認、第三者による確認等の必要性を強く感じられる、こういうふうな御発言がございましたが、今回のJAS法改正の中において、新たに生産行程管理者を置いて生産方法の...全文を見る
○小平委員 時間が来ましたので終わりますが、貴重な御意見、まことにありがとうございました。
06月02日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○小平委員 今回のJAS法の改正につきましては、昨日も参考人意見聴取の中でいろいろと質疑、議論がございました。特色ある製造方法に着目をした特定JAS規格の内容にいろいろと議論が出ておりますが、従来のJAS規格が製品の品質を向上させるという役割を果たしておることとすれば、この特定J...全文を見る
○小平委員 特に最近、消費者は、グルメといいますか、そういう傾向の中で安全志向という傾向にございます。したがって、せっかく努力したことが報いられるようにという御答弁を今大臣からいただきましたが、私も、それは確かにそのとおりだと思います。しかし、そこで大事なことは、例えば地鶏あるい...全文を見る
○小平委員 せっかくつくりますこの生産行程管理者ですから、これが有効に機能して、そして大事なことは、このことが消費者からきちんと評価を受けていくことだと私は思います。今の御答弁の中でもアメリカやフランスのラベル・ルージュ制というお話がございましたけれども、我が国の場合はまだそこま...全文を見る
○小平委員 有効に機能的にこの制度が取り入れられていくようにしていかなければならぬと思います。  この特定JASの改正については今までの見地から一歩前進である、私もそう考えております。そこで次に、先般設定されたガイドラインでは有機栽培、それから無農薬、減農薬、大きく分けてそうい...全文を見る
○小平委員 地力増進法、私は堆肥というものは安全と言う前に、まず農業の基礎は土づくりである。そういう意味からいうと、確かに有機質の堆肥というのは一番であります。無機質から比べても格段の差がありますよ。そこから始まって、そしてそこに安全性の高い良質な農産物をつくっていく、これが基本...全文を見る
○小平委員 私は、この一つの基準をつくるということ、これは今申し上げましたように、一歩前進であり、評価はいたします。しかし、重ねて申し上げますけれども、健康や環境に影響のない範囲で農薬や化学肥料を適切に活用して生産性を高めていく農業のやり方についても正当に評価をしなければならない...全文を見る
○小平委員 終わります。
06月10日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○小平委員 平成四年度の林業白書では、水資源の涵養、土砂の流出防止、土砂の崩壊防止、保健休養、野生鳥獣保護、酸素供給、大気浄化、それぞれ個々の機能について、森林が発揮する公益的効用の評価が平成三年時点では年間三十九兆円にも及ぶ、こういう試算結果が白書において示されております。 ...全文を見る
○小平委員 それでは次に、国産材についてなのですが、同じく平成四年度の林業白書には、「来るべき国産材時代の兆しがみられる。」こう記されております。それによると、我が国の人工林資源が二十一世紀に向けて充実するという見通しを示しており、また一方では、平成三年で木材の自給率は二五%とな...全文を見る
○小平委員 今杉のことも一部触れられましたけれども、同じく白書によれば、我が国の代表的な造林樹種である杉の利回り相当率といいますか、これが平成三年度には一・三%まで低下をしておる。そんな状況では、森林所有者は伐採をして造林する意欲がわいてこないのではないか、こう言わざるを得ないと...全文を見る
○小平委員 今回の二法案の改正についてはもう私も承知していますので、その説明は結構ですが、要は今後の対策、施策でありまして、担い手の問題はもちろんでありますが、そこをしっかり取り組んでいってもらいたいという意味でお聞きしたわけであります。  次に、国産材時代の実現、こううたって...全文を見る
○小平委員 時間がありませんので、最後に、国有林野事業の経営問題についてお伺いします。  現時点での経営改善の実施状況についてお伺いしたかったのですが、これは時間がありませんので割愛いたしまして、私は、一昨年に国有林野事業改善特別措置法が改正されて、その上で、改善計画に基づいで...全文を見る
○小平委員 ルールにのっとるということはわかりますが、こういう多額の累積赤字を抱えている中では、私は、やはり抜本的な施策というか、思い切った発想の転換をして取り組んでいくことが今望まれていると思います。そんな意味においては、林野行政、大事なところですから、一層取り組んでいっていた...全文を見る
10月20日第128回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○小平委員 大臣、御就任以来何度もお目にかかっておりますけれども、こういう農水委員会の場でごあいさつ初めてなものでございますから、御就任まことにおめでとうございます。今まで前任の大臣の皆さん、このラウンドという非常に厳しい状況の中で大臣に御就任されましたけれども、特に今回の畑大臣...全文を見る
○小平委員 大臣のお立場では決意のほどはわかりますが、とにかく、まさしく正念場であります。これはもう言い古された言葉でありますけれども、今の大臣の御心境、私も理解できますが、今ダンケル氏からサザーランドに事務局長はかわりました。でもやはりつながっていることは、ダンケル案というのは...全文を見る
○小平委員 眞鍋さん、それはわかっているのです。それじゃだめだから、いわゆる金利差がそこに生じないために、金利差というのは、いわゆる制度資金の償還をしますね、そうすると、その支払いをした後は、例えば国かなんかで今度はプロパーの資金に変わってしまうのですね。そこで、時期を合わせるこ...全文を見る
○小平委員 こればかりにかかっていますと時間がかかってしまうので、局長、私の申し上げていることは、後でも結構ですから、要は実がある方向に行けばいいことですから、先に進ませてもらいます。  それと同時に、これは制度資金とは違うのですが、他用途米の問題なんです。ちょうど長官戻ってこ...全文を見る
○小平委員 長官のおっしゃることはわかります。酒米を初め、国内でのそういう関係もありますし、そのことはわかるのですが、ただ、こういうときは今までの継続じゃないと思うのですね。これもまさしく超法規的に、例外として政府がそこにもっと手当てを講じるという方向に行かれたらどうかと思うので...全文を見る
○小平委員 今いみじくも異例ということをおっしゃいましたけれども、異例でそこまでできるなら、もう一歩進めてどうですかということを申し上げたのです。そこはこれからもよく御検討していただきたい。時間もあれですから、そう申し上げて、先に進ませていただきます。  この他用途米にも少し関...全文を見る
○小平委員 終わります。
11月17日第128回国会 衆議院 地方分権に関する特別委員会 第3号
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○小平委員 私は民社党の小平です。お二方には、本当に論議また検討を重ねてこの行革審の答申、本当に御苦労さまでございました。また、本日は、御多忙にもかかわらず御出席をいただきまして、ありがとうございます。  私からも、意見を述べながら質問させていただきますけれども、基本的にはこの...全文を見る
○小平委員 おっしゃるとおりで、そういう論理だけではいかないと思うのですね。今北海道ではもう三分の一に迫る、実際四分の一強の人口が札幌に集中しておりまして、それ以外の地域の皆さんからは、いわゆる分権論というか、それも実際あるくらいで、そういう問題を抱えておるわけですね。  それ...全文を見る
○小平委員 最後の御質問なんですが、確かに今おっしゃったように分散と統合というものを調和された形で進めていくことが大事だ、おっしゃるとおりで、私も同感であります。  そういう状況の中で、今提言されたこの問題に対して、我々がこれを政治の場で進めていく上に、どうしても規制緩和の問題...全文を見る
○小平委員 どうもありがとうございました。
12月09日第128回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○小平委員 畑農水大臣、大変なときに農水大臣をお引き受けになったと心から同情申し上げます。  先輩であられる畑先生には、農政に精通した議員として今大臣の要職にございます。したがって、私どもは、先生がこの我が国の歴史に残る大臣になるか、その歴史もどういう点で評価される大臣になるか...全文を見る
○小平委員 大臣、今やむを得ないという御答弁がございました。しかし、まだ遅くはありません。まだ時間が、短い時間でありますけれども、まだ時間があります。早速あしたからやり方を変えて、総理がもっと前に出て国民に訴えて、我が国が置かれた状況がそうあるならば、なぜ真摯に訴えないのですか。...全文を見る
○小平委員 それは詭弁というか、私は到底理解ができません。それは大臣の一方的な勝手読みというか、碁で言う勝手読みであって、自分が都合のいい解釈だと思うのです。しかし、交渉というのは相手がございます。しかも、こういう文章が一たび出されてそれを合意したら、六年後の交洪においてはこうい...全文を見る
○小平委員 自動的に、交渉ありません、そういうことですか。(畑国務大臣「移行することはありません」と呼ぶ)だれもそんなことを言っているのじゃないのです。自動的に移行じゃなくて、その一年前からいわゆるレビューが始まる。そこで相手国と交渉する。そのときに、交渉が日本と相手国とで合意に...全文を見る
○小平委員 そういう条件を規定したものがあるなら、それを提示していただきたい。私は、これが予算委員会でしたら、時間が十分与えられておりましたらここで審議をストップさしてもらいたいぐらいです。しかし与えられた時間が短い、後の質問者も待っております。したがってとめることはできませんけ...全文を見る
○小平委員 納得できませんが、時間が来ましたので終わります。