小平忠正

こだいらただまさ



当選回数回

小平忠正の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月29日第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第8号
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○小平委員 おはようございます。改革の小平忠正です。  各大臣におかれましては、当委員会、今日まで連日まことに御苦労さまでございます。数回質疑を続けまして、この一協定七法案等々について同僚議員含めて多々質問がございまして、幾つかの問題点、疑問点、また政府の答弁によってそのあいま...全文を見る
○小平委員 外務大臣、クリントン大統領と村山総理とのそういう電話なりの行き来があった、そういうことでしょうが、確かにそういう情報を受け取られていることも私は今まで何度もこの委員会でもお聞きしてまいりました。  しかし、例えばこういう点はいかがですか。最近の情報としては、共和党の...全文を見る
○小平委員 村山総理とクリントンとのそういう意見交換はジャカルタのAPECのあのときだけですか。そうなると、その後国際政治は刻々と動いておりますけれども、最近のそういういろいろな接触はないわけですね。いかがなものかと思いますけれども、それはそれでいいです。それは大分古いときの接触...全文を見る
○小平委員 いや、私が言うのは、アメリカがやったから対抗するというのでなくて、当然アメリカも、今のこのドール院内総務の姿勢というのは日本だけじゃなくて対世界をターゲットにした、そういう対処だと思うんですね。当然我が国も、別に大臣がおっしゃるようにアメリカだけを意識していませんよ。...全文を見る
○小平委員 ちょっとおかしいですね。今はガット十九条ですか、抵触するというふうに大臣、お答えになったけれども、私の手元に当時この法案についての趣旨説明を、当時農水委員会で自民党の中川さんが筆頭理事でしたけれども、されておるので、私、これ手元にあるんですよ。  これによりますと、...全文を見る
○小平委員 このことは、今大臣そうおっしゃったけれども、自民党の議員立法で出されて、農水委員会マターですよね。農水委員会の仲間で、私も理事の一人ですが、そういうふうに取り下げの方向であるというような話は聞いておりません。  しかも、非常に私どもが気になってしようがないことは、衆...全文を見る
○小平委員 確かに、議員提案ですから今の答弁が適切だと思いますよ。さっきの答弁は間違っていましたよね。次に進みます、武士の情けで。  それで、今私がいろいろとアメリカとの関係を申し上げたことは、昨日のこの表がお手元に行っていると思うのですけれども、政府が持っておりますいわゆる日...全文を見る
○小平委員 事実は工業品の方が多いということですね。  ということは、私が今るる申し上げてきたことの結論的なことは、結局WTOが、この協定が意味するところは、世界の貿易はWTOによって関税の撤廃ということが終局の目的でしょう。そうですね。いろんなそれは経緯はありますよ。でも、自...全文を見る
○小平委員 いや、そういう答弁をされるとまた蒸し返しになっちゃうのですよね。私は前に進もうと思ったのですよ。  直結するものじゃないと言われるけれども、実際は、どんな理屈をこねようと、言うならば貿易は貿易でしょう。しかも、その貿易のルールをつくるのが今後のこのWTOでしょう。そ...全文を見る
○小平委員 それでは大臣、インバランスが是正されるにはどういう形で、それは、言うならば今までのアメリカとのいわゆる内需拡大等のいろんな交渉とか、そういうことという意味ですか。
○小平委員 いや、それは当然です。そういう努力を国内ですることも事実です。  でも、私が指摘したことは、このWTOの意味するところは、その国にとって輸出競争力のある産業がますます輸出力を強くしていくんじゃないですかと、そのことをお聞きしたのです。何も私は、国内のいわゆる状況をど...全文を見る
○小平委員 これは私の問うたことに対していわゆる迂回した答弁でありますので、この議論は時間があれば蒸し返していきたいのですが、とにかく私は、今も通産大臣から御答弁があったように、言うならば工業品、私はそれがいい悪いじゃなくて、これからの事実関係としてそういうふうになっていくのでは...全文を見る
○小平委員 早くそうおっしゃってくれればいいのですよ。その上で、それではますます輸出入のバランスがおかしくなるから、そこはこれから国内的にも努力をしてこの黒字解消に努めよう、そういうことが今後の対策だと思うのですね。その事実を認めていただければ。だから私は、WTOというのは、確か...全文を見る
○小平委員 今までの答弁と何ら変わってないと思うんですね。  農業予算に支障のないようにやっていくという、支障ないということは、農業予算は農業予算として来年度予算に向かっても予算要求をしていきながら別にこの対策は講じるという、そういうことが農業予算に支障ないということでしょう。...全文を見る
○小平委員 約半分ということでお聞きしました。  となると、この公共事業は、残り半分は道府県やあるいは地方自治体、受益者が負担する、そういうことになりますね。さあ、そうなると、今、これはもう数年来言われていることなんですけれども、農家の皆さんが負債で今もうあっぷあっぷしているん...全文を見る
○小平委員 大臣答弁、おなれになっていましょうから、言葉というのは非常に、聞いていると、ううんというふうに聞こえますけれども、よく中身を反すうしますと、重点的に加速的にというけれども、それは改めてラウンド対策予算を組まなくたってもう既にあるものなのでしょう。  今までも何度もお...全文を見る
○小平委員 今大臣がおっしゃったのは、土地改良長期計画、これだと思うのですよ。これは平成五年四月九日閣議決定で、農水省が出されたものです。平成五年四月九日といったら、まだ自民党、宮澤政権下ですね。このときはまだラウンドの合意もしてないのですよ。その前に平成五年から十カ年間で四十一...全文を見る
○小平委員 抽象的な御答弁で、もう反論もよしましょう。  ただ、大蔵大臣、先日の朝刊各紙を見ますと、ことしは景気回復がこういう状況で、税収も、歳入も思うようにならぬ、それで来年度の予算編成は四十年ぶりの圧縮予算か、そういうような報道もされていますね。そういうことが政府からの見解...全文を見る
○小平委員 大臣、もっと明快な答弁を、まあできないのでしょうね。でも、これは大事なことですよね。ラウンドのWTO、これは当委員会で通りました、すぐ後に控えている予算編成で、あけてみたら何も配慮がなかった、そこに対する予算措置がなかったというのでは、これでは踏んだりけったりで、まさ...全文を見る
○小平委員 そのありのままの姿、その状況は先刻私どもも承知いたしておりますし、これはまた生産団体や生産者を含めて関係者すべてが承知をいたしております、今大臣がおっしゃったことについては。  問題はそういうことじゃないのです。それはもちろん天候いかんですから、これは予測しがたいも...全文を見る
○小平委員 このまま放置すれば値崩れする、したがって切り離して考えられる。まるで人ごとみたいですよね。別な言い方をするならば、いやこのまま放置してもいいのですよ、生産調整しなくても。そのかわり値崩れ、価格が暴落して困るのは農民なんだ、実はこの発言、ある農水省高官からも私は聞きまし...全文を見る
○小平委員 実は私は、最後の締め総ですか、そこで総理にも質問をさせていただく予定がありますので、先ほどの国内対策の関係、またさらには今の問題等で確認をいたしますけれども、一つは、国内対策の点については、統一見解というか、具体的にどの程度まで踏み込んでいけるのかということについての...全文を見る
○小平委員 今個々のことについて質問する時間がありませんので、具体的に反論をすることはできませんけれども、例えば備蓄という問題についても、百五十万トンと政府は言われている。アローアンスはありますよね。でも、これについて民間がどのように関与するのかということ、これもはっきりとは見え...全文を見る
12月01日第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第10号
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○小平委員 おはようございます。  いよいよきょうで当委員会がスタートしましてから十日目といいますか、公聴会まで入れますと十一回目になりますが、連日、総理大臣には初日と二日目、きょうで三回目ですか、本当に御苦労さんでございます。また関係大臣の皆さんにも連日お疲れさまでございまし...全文を見る
○小平委員 今の総理の御答弁は、初日、二日目と総理が同僚議員からの質問に対して御答弁された、あのときは、別枠でないというそういう御答弁もありましたけれども、その後今日までのこの委員会の質疑の経緯を踏まえて、そして政府の統一見解として今の御答弁があった、そのように理解をしてよろしい...全文を見る
○小平委員 なぜ私がこれについて重ねて、かぶせてお聞きするかということは、これは非常に大事なことでありまして、このことがこの委員会で整理をされなければ、この後年末に控える予算編成、このことにもつながってきますし、また、この六年間というスパンの中でこの対策がしっかりと講じられていか...全文を見る
○小平委員 いや、私は、そうでなくて、統一見解でいいかとお聞きしているのです。そこは大事なポイントですよ。
○小平委員 回りくどい言い方はやめてください。これは政府の統一見解だと、そのことがなければ先に進めませんよ。
○小平委員 今求められていることは、簡潔に、明快に、一国の最高責任者、総理大臣が、今までの一連の質疑を通じて、このことが、今冒頭総理は言われました、今までの答弁を改めて整理して申し上げると、閣僚の皆さんの今までの御答弁を踏まえて結論として申し上げると。ということは政府の統一見解だ...全文を見る
○小平委員 これは委員長にも確認いたしますけれども、今、総理が最後に、あえて政府の統一見解だと問われればそうですと言われましたね。ということは、私はこれは政府の統一見解だと、そういうふうに理解してよろしいですか。  これは、委員長、そのように私は理解していいというふうに、この委...全文を見る
○小平委員 それでは、総理が政府を代表して、最高指揮官として、統一見解、そのように確認をいたします。今、委員長もそうありましたので。  これは皆さん、大事な問題ですよ、このことは。そうしなければ私は前に進めません。これだけでも大変時間をとってしまったんですよ。それでは、そのこと...全文を見る
○小平委員 私がお聞きしたいことは、その経緯はもう何度も聞きました。それはわかっています。ただ、外務大臣、同時に自民党総裁というお立場で、外交の継続性だからこれを受け入れた。ということは、本心は反対だけれども、今一転野党から与党になって、しかもその立場にあられる、したがって渋々、...全文を見る
○小平委員 大臣の苦しい御答弁、まあよしとしましょう。ただ、できるだけ農業にというようなお話がありましたけれども、それはできるだけじゃなくて最大限するということ、それを私からも強く指摘をさせていただきます。  そこで、そういうことで受け入れてこれを進めていくならば、今当委員会で...全文を見る
○小平委員 外務大臣が今政府の立場、見解というものも言われましたが、私は、そういうふうにした方が外務省としても外交の場で作業はしやすい、これはわかりますよ。しかし、私は、WTO協定を、日時も追っている、そのために、国内法の今新しい法律をつくるのにそこをしっかり審議を尽くして、問題...全文を見る
○小平委員 大蔵大臣、受益者負担を農民負担だけにすりかえて答弁されましたけれども、地元負担ということは、受益者負担ということは地方自治体、道府県から地方自治体まで含めたことを言っているんですよ。今実態は、例えば私は北海道です。道も、これは県も同じだといいます。道庁、県庁、そういう...全文を見る
○小平委員 時間が来ましたので最後にまとめますが、この新食糧法、一方では強制命令をしておきながら、この法案は七十二ですかの政省令があるのですよ。今後それによって決める、運用面について。ということは、言うならば政府が自由裁量で今後その状況によって方向を決められるというその余地がある...全文を見る
○小平委員 終わります。ありがとうございました。