小平忠正
こだいらただまさ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月27日 | 第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号 議事録を見る | ○小平委員 民主党の小平忠正です。どうぞよろしくお願いいたします。 きょうは大臣、フランスに行かれてお帰りでお疲れのところ大変御苦労さんです。訪欧の成果をお聞きしたいところですけれども、準備しましたのでそれにのっとって進めます。ひとつよろしくお願いいたします。 昨年三月に...全文を見る |
○小平委員 大臣から約十分強御意見の開陳をいただきまして、基本的なことですから、WTOそれから経営安定対策、まず冒頭に所見をお伺いいたしました。 そこで、確かに今の経営安定対策、新しい農政への転換、これは、WTOのこれからの、いわゆる上限関税、重要品目、米がどうなるかを軸に、...全文を見る | ||
○小平委員 その程度しか言えないでしょうね。いずれにしても、これからまさしく胸突き八丁、正念場へ行きますので、頑張っていただきたいと思います。 特に最後に、これに関しては、今BSEの問題が、大きくこの事件が出ちゃって、これにもう世間の耳目というのが、注目が全部集まっていますよ...全文を見る | ||
○小平委員 そういう説明をされて各地を歩かれたようですけれども、そういうことを考えておられるんでしょう。でも、実際には、入ってみなきゃ具体的にはどうするかわからないというのがあなたたちの率直な思いだと思うんですよね。 それで、私は思うんですけれども、今回、いわゆる日本型直接支...全文を見る | ||
○小平委員 局長、これは私、正確には通告していなかったので、これでやめますけれども、先ほど質問でお聞きしたように、この集落営農にはそれなりの予算措置が講じられている、確かにそこはわかります。だから言っているんでしょうけれども、しかし、やはり現場の率直な受けとめ方は、ちょっと冷た過...全文を見る | ||
○小平委員 いや、要するに自信がないんでしょう。 私は、過去の生産実績に基づく支払い、これに、今言われたように、黄色の部分ですか、毎年の生産量、品質に基づく支払い。だから、その比率もこれからのWTOの交渉いかんでは変わってくるわけでしょう。どのくらいを過去の実績にするのか。で...全文を見る | ||
○小平委員 大臣がかわって答えられましたが、そのことに関して、ナラシのことにちょっとつながってくるので、また後でこれについて私は重ねてお聞きしますので、ちょっと先に進みます。今はゲタの方でしたね。ナラシの方です。 いわゆる担経、担い手経営安定対策、稲作所得、稲得、こういうもの...全文を見る | ||
○小平委員 時間がないので、これはまだ聞きたいんだけれどもこのくらいにしておきます。またどうせ、この法案についてこれから十分審議がありますよね。 大臣、先ほど御答弁になった。それがいわゆる日本型直接支払いだ、こういうお話なんですよね。でも、ゲタのところでは毎年の生産量、品質に...全文を見る | ||
○小平委員 そうすると、政府からは二年間で百五十億円。それで、政府が用意した百五十億円、これは二年間でどのくらい使いましたか。 | ||
○小平委員 局長、それにさらに、昨年度は豊作でしたから七十五億円とは別に、例の過剰米の短期融資それから集荷奨励事業補助金、この二つが出ていますよね。両方とも十四億八千万ぐらいずつ出ていますね。これは機構や農協に支払う分ですね。これは別途ですね。それで実際に使った。 こういう状...全文を見る | ||
○小平委員 いや、局長、そうじゃないでしょう。四十億円が拠出で、両方合わせて八十億円でしょう。違うの。私が聞いているのは、六千円のうち、生産者の拠出分ですよ。それが四十億円で、政府はまた別でしょう。今のお話ですと、両者合わせて、だったら二十億円、二十億円なの、六千円の中身は。違う...全文を見る | ||
○小平委員 では、局長、生産者からは、拠出分、百六十億円出しましたよね、反当千五百円で。それで、この八万トンの余剰米に使ったお金は四十億円でいいんですね、生産者から出した分は。 | ||
○小平委員 いや、私が明快に聞いているのは、生産者は幾ら出したかと聞いているんですよ。拠出した分の中で、この一俵当たり六千円の余剰米の、これに該当する分で、生産者拠出金から割り当てたお金は幾らですかと聞いているんです。 要するに、昨年産米の八万トンの余剰米についての生産者の拠...全文を見る | ||
○小平委員 そうすると、二十億円しか使っていないんですか。二十億円しか。(岡島政府参考人「今の時点では」と呼ぶ)いや、今の時点ではそうだけれども、この制度の趣旨は、年度が十八年に入っても、さらに二十億円出して、四十億円いくんでしょう。 | ||
○小平委員 そのことを聞いているんですよ。だから、四十億円だ、一俵当たり六千円で。政府が七十五億円用意した分は、三千円のものは四十億円。生産者は二十億円。 私から説明しましょう。 この国の農地面積は、大体四百万ヘクタールですね。そのうち、畑作、それから休耕地含めて、いわゆ...全文を見る | ||
○小平委員 局長、あなた、予算委員会の大臣と違うんだから、はぐらかさぬで、私の単純な質問は、この集荷円滑化対策事業で、この十八年度もいわゆる生産者から反当千五百円のお金を徴収するんですか、拠出をさせるんですかと聞いているんですよ。それだけなんです。ほかのことは要らないから、それだ...全文を見る | ||
○小平委員 答えてください。 集めるんですか。拠出金、千五百円分集めるんですかと聞いているんです。 | ||
○小平委員 いや、それを最初に言ってくれればいいんですよ。時間がなくなっちゃう。 集めるんでしょう。そうすると、加入率は大体六八%、変わらないようですから、十八年度も百六十億円集めるわけですね。そうすると、今残っている、集めて使われていないお金が二百八十億円、さらにことし百六...全文を見る | ||
○小平委員 時間が来たので終わりますが、私が政府の皆さんにも御理解いただきたいことは、集め過ぎだということ、それはきちんと柔軟に対応しろということ、このことを強く指摘をして、時間が来ましたので、私の質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
05月16日 | 第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号 議事録を見る | ○小平委員 おはようございます。民主党の小平忠正です。 きょうは、今委員長からお話がありました三法案を中心に、いよいよこの法案審議も大詰めを迎える段階に来ましたが、時間をいただきましたので、幾つか御質問をさせていただきます。 その前に、最近の農業情勢の中で、問題等ある中、...全文を見る |
○小平委員 大臣はよくこの点御承知ですから、国内対策は十分取り組んでいっていただきたいと思います。 また、触れませんでしたけれども、WTO、いよいよ大変な山に入っていきますが、これも御案内のように、酪農関係、タリフラインが約四十七品目ですか、そういう厳しい攻防がありますので、...全文を見る | ||
○小平委員 これは時間がないので答弁は結構ですけれども、公海上で、我が国の真摯な調査捕鯨の取り組みに対して、グリーンピースやシェパードの妨害行動が度を超しておりますね。これは公海上の問題ですから難しい点もあると思うんですが、特に、自然保護団体と言えば聞こえはいいけれども、いわゆる...全文を見る | ||
○小平委員 長官、言われていることは私もわかりますが、それでは余り前進というふうには受け取れないんですよね。やはりこれは国がもっと指導力を発揮して進めていかないと解決しないと思うんですね。 例えば、これは乱暴な意見かもしれないけれども、かつては自衛隊が威嚇どころかトドの殺りく...全文を見る | ||
○小平委員 今、大臣からそういう御答弁をいただきました。確かに北海道は農業県ですから、面積は九割ですか、それから生産者五割ですか、そういう御回答でしたけれども、特にこれは、内地県でも特に西の方では、非常に小規模あるいは兼業農家も多数ある中では、厳しい状況だと思うんですね。ですから...全文を見る | ||
○小平委員 大臣のおっしゃるとおり進んでいけば何も言うことはないんですが、今までの農政、いろいろな施策を展開しましたが、そのとおり真実やってきてこの結果ですから、それを全面的に信じる方はまずほとんどいないと思いますよ。これは私は、今の偽らざる農民の心境だと思いますね。 これば...全文を見る | ||
○小平委員 それは具体的にどういう対応策ですか。局長、今しかるべき対応と言われたね。しかるべきというのはどういうことですか。 | ||
○小平委員 局長、産地づくりは米を軸にした対策ですよ。そっちの貴重な予算を麦、大豆にスライドするのでは何も意味がないわね、産地が減らされるんだから。 だから、大臣がそう言われたんだ、この公式の場、委員会の場で、別対策を講じると。しかも、私が聞いているのでは、たしか与党の委員の...全文を見る | ||
○小平委員 いや、そこはよく承知しております。今回のこの緑ゲタ、黄色ゲタということは、確かにWTOの問題がありますよね。我が国はAMSもきちんとやっている、だから黄色ゲタをやってもWTOでは通るだろう、そこもわかる。それから、黄色ゲタをつくった理由というのは、もう一つは、言うなら...全文を見る | ||
○小平委員 お話を聞いていると、そういうふうにいくと信じたいんだけれども、実際は、現場でその話をされてもだれもそうは思わないと思いますよ。それは言葉では言えますよ。 では、別な観点からちょっと申し上げます。大臣、聞いてください。 今、我が国の自給率は四〇%ですね、食料自給...全文を見る | ||
○小平委員 大臣、それでは、今WTOの問題もあるからこれ以上言わないと。そこは信じていいんですね。 私がとにかく言いたかったことは、そういうことがわかっておられて、考えているんだったら、やはりもっと入り口から、そこがしっかり受けとめられて、安心してもらえるような方向でなければ...全文を見る | ||
○小平委員 岡島局長、それでは、昨年のいわゆる過剰米対策について、生産者が負担する分は四十億円。十七年度も生産者から百六十億円集めたんでしょう。それを、なぜ十七年度を使わないで、十八年度分のお金からそれに充当するんですか。それはなぜなんですか。 | ||
○小平委員 ちょっと意味がよくわからないんだけれども、それはどういうこと。 | ||
○小平委員 そうしますと、翌年にまたがって前年度のいわゆる過剰米についての対応をします、そういうことですね、平たく言って。それはわかりました。 では、十七年については十八年度から、ことし集める反当千五百円のお金の中から使う。わかった。しかもことしが、今豊作の気配はあるけれども...全文を見る | ||
○小平委員 ですから、十七年度のお金を使うんでしょう、例えばの話だけれどもね。そうでしょう。だから、同じことじゃないですか。今回は十八年度のお金を使う、使わなかったら無事戻ししますよと。十七年度のお金もそういう性格のお金でしょう、集めたお金、それを返さないというのは何かおかしいん...全文を見る | ||
○小平委員 時間が来ましたので、これで終わりたいと思うんですけれども、大臣、私が主張したいことは、いわゆる集荷円滑化も拠出金の一つですね、いろいろな制度において、拠出金ですとか、分担金ですとか、負担金ですとか、いろいろな形でお金が出ているんですよ。しかし、それはあくまでも、それを...全文を見る | ||
11月28日 | 第165回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号 議事録を見る | ○小平委員 おはようございます。民主党の小平忠正です。 まず、松岡大臣それから山本副大臣、御就任おめでとうございます。時あたかも、内にあっては大きな農政の転換、経営所得安定対策に向かってのスタートの年を来年に控え、また、懸案のWTO、あるいはミクロな二国間交渉、内外ともに農政...全文を見る |
○小平委員 あえてお呼びしましたので、今御答弁いただきましたけれども、大臣、いわゆる立法府にあられたときは非常に強い姿勢で政府を叱咤激励して、その要所、要所に行かれて頑張っておられたことを、私、拝見してきました。ぜひこれからは、政府の責任者ですから、役人サイドに、守るところは守る...全文を見る | ||
○小平委員 局長、暮れの予算要求に向かって、いわゆる財務省に、地方交付税、つまり地方財政措置の実施ということは総務省ですか、そういうことの意味ですね、今おっしゃったのは。それは相手側に対しての要請ですよね。 でも、私は、こういうふうに持ってきた背景には、あなた方は、厳しい現下...全文を見る | ||
○小平委員 局長、そういうことを考えているから、地方の負担分について総務省にお願いしてあげているから、何とかそこでというお答えでしょう、自分たちはちゃんとやっているんだと。でも、私が言ったのは、そういうことを超えて、そもそもこういうアイデアを持ったときに、このアイデアでは、地方の...全文を見る | ||
○小平委員 大臣、答弁は結構です。私が大臣に聞いてもらいたかったことは、今、大事な外交交渉を前にして、こういう国がある、こういう団体がある。マグロの問題で前段質問がありましたように、日本国民の大事な食料源であるマグロが今非常に狭められていますね。そういう中ですから、特にこの国の伝...全文を見る | ||
○小平委員 役人の皆さんはそういう法律をつくった。これは今言ってもせんないことですけれども、我々は当時平成十三年に改正をして十四年からこのまま施行だ。しかし、きちんとあなたたちは、うまく附則で、我々の目の届かないところですよ、役職の兼職、兼業制限については一年間おくらせて平成十五...全文を見る | ||
○小平委員 頑張ってください。 ありがとうございました。終わります。 |