後藤斎

ごとうひとし



当選回数回

後藤斎の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○後藤(斎)分科員 民主党の後藤斎でございます。経済産業委員会の所管に入る前に、幾つか御質問申し上げたいと思います。  今、イラク、北朝鮮も含めて、安全保障の問題が大変緊張を増しております。これにどうこたえるかというのは、これから各委員会の中でもまた私も含めて質問させていただき...全文を見る
○後藤(斎)分科員 東海地震に関連をしまして、直下型と言われております南関東地域の地震の切迫性というのが最近特に指摘をされております。  この件につきましては、平成四年、ちょうど十年前になりますが、中央防災会議では、その地震対策にかかわる大綱というものをまとめて、必要な施策を講...全文を見る
○後藤(斎)分科員 もう一点、御質問申し上げたいと思います。富士山の防災対策についてです。  富士山は、活火山であるということは、知られているようでなかなか知られていないという火山の一つでありますが、もちろん富士山は東京からも天気がいいときに見えるということで、仮に火山が噴火を...全文を見る
○後藤(斎)分科員 今のような形で、ぜひ精力的に進めていただきたいと思います。  災害が起こったときに、どうしてもけがをなさったりということになります。その際に必要なことは、政府でも今かなり充実をしておりますが、災害時における救急医療の拠点、いわゆる基幹災害拠点病院の充実だとい...全文を見る
○後藤(斎)分科員 ぜひその充実を今後とも継続してお願いをしたいと思います。  次に、本論に近いところに行きます。  ことしに入って、いわゆるやみ金というものが違法貸し付け、取り立てをしているという相談が私のところにもありますし、新聞報道等でもたくさん出ております。もちろん取...全文を見る
○後藤(斎)分科員 今のお答えは、貸金業規制法の見直しをするという趣旨で理解をしておいてよろしいんでしょうか。
○後藤(斎)分科員 ぜひ、見直しというのは今この場で言うのは難しいかもしれませんが、少なくとも現状に沿った形、先ほども赤羽さんが大臣とお話をしたように、やはり見直すべきは見直す、柔軟な対応が必要な部分もあるということで、余り前例だけにとらわれた規制のあり方というのは今の時代には合...全文を見る
○後藤(斎)分科員 何か、思ったよりも低い数字なので、ちょっと唖然としております。  熱心にこれからもっと借りたいというところの方がいろいろな御相談に来るのかもしれませんが、仮に二%を切る数字で張りついているということであっても、限度額をもう少し上げてもらいたい。平成十三年度で...全文を見る
○後藤(斎)分科員 あわせて、創業者に対する保証、いわゆる創業関連保証、正式名は新事業関連保証制度というんだと思いますけれども、これは現在どんな利用状況になっているのか、答えの中で触れていただきたいのと、現在では、この創業資金の二分の一は自己資金ないし借入はできないよという仕組み...全文を見る
○後藤(斎)分科員 さらに質問を続けたいと思います。  現在、信用保証制度の中で、いわゆる保証料の引き上げについて議論されております。早ければ来年度、今年の四月一日からということになっておりますが、確かに、現在の状況のような中で信用保証制度全体を維持していくために、ある程度の保...全文を見る
○後藤(斎)分科員 終わりますが、一点だけ。  保証料の部分につきましては、確かに直接的な影響は今副大臣がお答えになったとおりかもしれません。ただ、先ほども御指摘をしたように、貸出金利を上げるという要請が四割近くあり、応じざるを得ないという企業が二割ある。私は、そこの貸出金利の...全文を見る
○後藤(斎)分科員 ありがとうございます。
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○後藤(斎)分科員 冒頭、国土交通省の関係の前に、一つだけ御質問をさせていただきます。  午前中、内閣府と気象庁の方に、富士山の火山防災対策について質疑をさせていただきました。二月の十七日から、山梨では新しい知事が誕生しまして、その知事の公約の中にも、富士山を世界遺産へという公...全文を見る
○後藤(斎)分科員 その際に、大きな課題として残るものはどのような点があるか、簡潔にお答えを願いたいと思います。
○後藤(斎)分科員 いろいろな課題はあるということは重々承知しておりますが、関係省庁とも連携をしながら、ぜひ積極的な対応をこれからもよろしくお願い申し上げたいと思います。  続きまして、中央リニア新幹線の問題について御質問申し上げたいと思います。  この問題につきましても、何...全文を見る
○後藤(斎)分科員 今も局長が触れられたように、コストの問題というものも大変大きな課題だというふうにも指摘をされているところでもあります。  局長が触れられたように、確かに整備新幹線、別に計画路線にするかどうかという大きな課題もこれからあると思うんですが、現状で整備をしている三...全文を見る
○後藤(斎)分科員 やるやるという話で、確かに、技術的な評価を含めて大変な事業だということはよくわかります。  一方で、議連も含めて、私も参加をさせていただいておりますが、年に一遍盛り上がるのですが、なかなか通常の活動では、その部分で国土交通省さんの結論待ちという部分も正直言っ...全文を見る
○後藤(斎)分科員 ぜひ今後とも、継続的な事業推進に対応をよろしくお願い申し上げたいと思います。  続きまして、これも大変細かな質問で恐縮ですが、国道五十二号線というのが、生活道路という点で山梨の中にございます。現在、その国道五十二号線、寿町という町がありますが、そこの改良が行...全文を見る
○後藤(斎)分科員 ぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。  引き続きまして、国道二十号に竜王バイパスという、まあこれは一般名称ですが、これの整備も含めて、今、町の方から御要望がされておりまして、バイパスが大変込むということで、その竜王バイパスの四車線事業化というものを進め...全文を見る
○後藤(斎)分科員 その点につきましても、ぜひ促進方、よろしくお願い申し上げたいと思います。  引き続きまして、富士川水系に釜無川という川がございます。これも一級河川でございます。国においても、平成九年の河川法の改正以降、豊かで美しい河川環境の整備と保全というものを河川法の目的...全文を見る
○後藤(斎)分科員 ぜひ、県や町と連携をしながら、推進方をよろしくお願い申し上げたいと思います。  続きまして、これは昨年大臣にも御質問をしまして、大臣からも、二十一世紀の交通網のあり方、その基本を考えていきたいということで、大臣がその中で、縦割り行政のいろいろな弊害を取り除き...全文を見る
○後藤(斎)分科員 ちょっと一点だけ最後に、時間が過ぎているんですが、大臣にお尋ねをしたいと思います。  一月、小泉総理も観光立国懇談会というのを大臣決裁して、この懇談会が進んでいると思います。昨年の観光白書を見ますと、仮に一日全国民が一泊旅行をすると、波及効果で、生産波及効果...全文を見る
○後藤(斎)分科員 ありがとうございます。
03月13日第156回国会 衆議院 本会議 第14号
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○後藤斎君 民主党の後藤斎でございます。  民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました食品安全基本法案について質問いたします。(拍手)  冒頭、この食品安全は農林水産大臣に大変関係することでありますが、きょう、大臣に対して質疑ができないことを大変遺憾に思っており...全文を見る
03月14日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。質問通告にないものを、ちょっと谷垣大臣と平沼大臣に冒頭お尋ねをしたいと思います。  この産業再生機構、産業再生法を含めて、両法案、大変本国会で重要法案だと言われて、まさに今の株価、経済の何とかして立て直しをという思いが両大臣にあると...全文を見る
○後藤(斎)委員 お二人の大臣、思いは強く、若干ですが感じますけれども、谷垣大臣、十二時半には退席をなさるということで、まず谷垣大臣の方から御質問申し上げたいと思います。  先ほど来、せんだっての委員会の質疑でもそうですが、この産業再生機構、ある意味では銀行救済でもあるという指...全文を見る
○後藤(斎)委員 先ほどの同僚議員への答弁の中には、基本的にその人材というのは民間の方ないしは政府系金融機関の方というふうなお話がございました。先ほども御指摘した今準備室の職員として働いておられる方は、その中に入るんでしょうか、入らないんでしょうか。
○後藤(斎)委員 もう一点、非常に単純な質問ですが、今回この機構法の中の五十四条で主務大臣の規定がございます。谷垣大臣、今特命大臣としてこの産業再生機構の問題を取り扱われておりますが、谷垣大臣の固有名詞はないにしても、内閣総理大臣と財務大臣、経済産業大臣が主務大臣である、権限の委...全文を見る
○後藤(斎)委員 先ほどもちょっとお尋ねをしようと思って、正式に確認をしたいんですが、先ほどもお話ししましたように、この産業再生機構がある意味では銀行の要管理債権の処理というものに使われるということも事実だと思うのですが、それと産業再生ということで、事業再生をメーンにする。こちら...全文を見る
○後藤(斎)委員 確かにそうあってもらわなければ困るというふうに思っていますが。  もう一点、先ほど大臣が、委員は別として、実際事務局として働く方、大体マックス百人くらいだろうというお話をされました。ただ、実際、案件処理をして、一号もどういうふうになっていくのか、これからですが...全文を見る
○後藤(斎)委員 確かに、大臣がお答えになったように、正式には第一号というものは出ておりませんけれども、幾つかの情報誌には既に、再生必至企業百社というようなリストがそれぞれの銀行ごとに出て、準備室の匿名の形で名前が具体的に挙がっております。もちろんそれは、いろいろな思惑やいろいろ...全文を見る
○後藤(斎)委員 今回の産業再生機構の債権取引価格、RCCの買い取りよりも、適正時価ということで高いと。これはどのくらい高くて、それによってモラルハザードというのは起こらないというふうにお考えでしょうか。
○後藤(斎)委員 これも出口の議論で、五年後のことを言って大変恐縮ですが、二年間で集中的に買い取りをし、三年間で処理をしていくということは変わっておりませんですね。  その中で、五年後、この機構が、法律によって延期というか延ばすことはできるのかもしれませんが、今の段階で、この五...全文を見る
○後藤(斎)委員 国土交通省さんにちょっとお尋ねをしたいと思います。  具体的な支援基準というものが法律の中に明定をされております。要するに、産業再生法の中の生産性基準と財務健全化基準を満たすことを基本的な要件に最終時点でしながら、支援基準を設けております。一方で、国土交通省さ...全文を見る
○後藤(斎)委員 今の最後の答えはなかなか納得できないんですが、まだたくさん聞くことが残っていますので。  谷垣大臣は退席をされましたが、要すれば、債権放棄を受けた企業の業種分布というので、調査室が取りまとめていただいたもので、昨年の九月三十日現在の数字で債権放棄を受けた企業の...全文を見る
○後藤(斎)委員 きょうの質疑の中でもあったと思いますが、要するに、中小企業も今回の支援対象にするというお話を、谷垣大臣からも根本副大臣からもお答えがあったと思います。その際に、基本的には同一基準でございますよね、中小企業も。これもよく言われることですが、十兆円の保証枠、これは限...全文を見る
○後藤(斎)委員 十兆円の枠、特別枠というものを有効に使っていただきたいというのをぜひお願いをしたいと思います。  多分、一般の国民の方に、特に中小企業者の方も含めてかもしれませんが、今回のこの機構というものが産業再生法と相まってどんな産業形態にしていくのかというのが、私はなか...全文を見る
○後藤(斎)委員 であればこそ、逆に言えば、産業活力再生法の中にも労働者の部分が明定をされております。当該労働者について、例えば再構築を行う、十八条ですね。雇用の安定ということで、「失業の予防その他雇用の安定を図るため必要な措置を講ずるよう努めなければならない。」いろいろな規定が...全文を見る
○後藤(斎)委員 時間がなくなってきたので、産業再生の方にちょっと移りながら御質問申し上げたいと思います。  産業再生法は、この一枚紙によくまとまってできていると思うんですが、先ほど御指摘をした、一番に過剰供給構造の解消ということで、私これをちょっと見たときに、何か、国内だけに...全文を見る
○後藤(斎)委員 ぜひ前向きに、一番最後にちょっと大臣には総括的なこれからのあり方、御質問しますが、その前に、先ほども機構の方で人材の問題を御指摘させていただきましたが、企業再生人材育成センターというものを経済産業省の肝いりで、機構の、これから人材になる方、また地方の方を含めて、...全文を見る
○後藤(斎)委員 そろそろ時間がないので、大臣に二点お尋ねをしたいと思います。  先ほど高市副大臣からも御指摘があったように、私は、もちろんポジティブに考えていくべきだというふうに従来から思っておりますし、それが確かに、本来であればまだ余力はあるものの大変先行き不透明で、まさに...全文を見る
○後藤(斎)委員 両大臣、この二つの法案、ぜひ実効性が上がるように、それぞれのお立場からリーダーシップを発揮されるように最後にお願いして、質問を終わります。ありがとうございます。
04月02日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○後藤(斎)委員 午前中に引き続きまして、経済産業大臣に、二法案並びにイラクの問題も含めてお聞きをしたいと思います。  午前中もお話がありましたように、本日で、イラクへの武装解除を目的とした米英軍の開戦状態が十三日目を迎えております。いろいろな資料をひっくり返してみますと、三月...全文を見る
○後藤(斎)委員 大臣は、今のお話では、短期に終結する際には余り大きい影響はないということで、その方向に向けていろいろな御努力をなされるという御趣旨だと思いますが、実際、既に、今回のイラク戦争状況ということで、三月二十日から、大変早い段階で、航空業界や旅行業界並びに、海運は先ほど...全文を見る
○後藤(斎)委員 今の国土交通省さんのお話のように、大臣、実際影響が出ている業界もございます。確かに、縦割りという中で、経済産業省は知らないよということにもなかなかならずに、三月二十日にはイラク問題対策本部、これは総理が本部長のものが設置をされております。ここには全大臣が本部員に...全文を見る
○後藤(斎)委員 これに関連してちょっと、質問通告していなくて大変恐縮ですが、三月二十日の当面の対策の中で、省エネ対策の徹底を四項目めでお述べになっていると同時に、六番目で本省、経済産業局において相談窓口の開設という、二項目が、掲載というか、確認をされております。  省エネにつ...全文を見る
○後藤(斎)委員 後ほど東電の問題でもお聞きをしようと思ったんですが、今長官がお答えいただいたように、確かにやっているということは、大臣、よく理解できるんです。ただ、やはり数字の目標設定というのが、確かにしにくい面がたくさんあると思うんです。ただ、先ほども御披露しましたように、電...全文を見る
○後藤(斎)委員 ちょっと順番を逆にしまして、東京電力の話が今ちょっと関連をしていますので、そちらの方をまずお聞きしたいと思います。  午前中も同僚議員の方から、九百五十万キロワットを本当に具体的にどうするんだというお話もございました。いろいろ考えていくと大変難しい数字の達成だ...全文を見る
○後藤(斎)委員 大臣のおっしゃることは九九%よくわかります。ぜひそんな形でやっていただきたいんですが、一点。  大臣が今おっしゃった原子力につきましては基幹型エネルギーと、私もそうだと思います。ただ、今までの一基百万キロワットという巨大なものが、今まで、効率というものと安定供...全文を見る
○後藤(斎)委員 ぜひそんな形で促進を見守っていただければなと。  続きまして、石油特会の剰余金についてお尋ねをしたいと思います。ちょっと話が飛んで大変恐縮なんですが、すべて関連をしておりますので。  平成十三年度の会計検査院の決算検査報告書を見ますと、「石油等勘定」の部分で...全文を見る
○後藤(斎)委員 今、この石油特会の部分で六百二十億が石油備蓄の放出にかかわる経緯だというお答えがございました。  これに関連をしまして、いろいろお話を聞いていますと、確かに、百七十一日の備蓄というのは、今のような、冒頭お話をしたようなイラクのこういう問題も含めて、今の国際的な...全文を見る
○後藤(斎)委員 終わります。ありがとうございました。
04月15日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第3号
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○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。  昨年五月に、個人情報保護法案四法が国会にかかったときに、冒頭にいろいろな観点から御質問させてもらいました。そういう意味では、一年近くたった本格的な質疑ということで、当時、片山大臣、当時の竹中IT大臣を含めて御質問したものが、ある...全文を見る
○後藤(斎)委員 細田大臣、今のような話で、三分の一程度というのが具体的に何人かというのはこれからもう少し詰める必要があるのかもしれませんが、諸外国の同種の、要するに監督をする第三者委員会的機関と主務大臣との分離をしているケースは多くあるというふうに承知をしております。  例え...全文を見る
○後藤(斎)委員 仮に百二十歩譲って主務大臣がやると仮定をしても、その場合一番問題になるのは、では、大臣の下にどんな組織体系を置くかということにつながって、ある意味では、細田大臣が今冒頭おっしゃられましたように、二つの考え方があるということはやはり柔軟に考えていただかなければいけ...全文を見る
○後藤(斎)委員 片山大臣も、ちょっと後で別の観点から言いますので、そのときちゃんと答えてください。先ほどちょっと話がかみ合いませんでしたので。  大臣がおっしゃったように、もちろんイコールの部分がありますけれども、情報公開というのは、まさに行政情報をできるだけ開示しようという...全文を見る
○後藤(斎)委員 その場合、冒頭にちょっと細田大臣にもお尋ねをした第三者機関にも関係をするんですが、大臣、要すれば、情報公開法には見直し規定を置きました。これはまさに情報公開の、日本では平成十三年四月一日からです、二年前からの部分で、二年間たって、いろいろな見直しの作業がこれから...全文を見る
○後藤(斎)委員 またちょっと行きつ戻りつだと時間がありませんから、少し具体的なお話もさせていただきたいと思います。  要すれば、もう一つ中身に入ると、一番IT化が推進された中での個人情報保護というもので、特に行政機関にかかわる部分ですが、データがたくさん一つのCDないしに書き...全文を見る
○後藤(斎)委員 片山大臣、今の野党案、細かい案は以前ごらんになっていると思いますが、そういうふうな規定を設けながら、大臣がおっしゃるように、目的外利用は、もちろんこれが一番問題なのは当然ですが、ただ、それがファイル化されて、いつもそれがどこに行くかわからないという懸念が、不安が...全文を見る
○後藤(斎)委員 そういう意味では、大臣、相当な理由があるというのが、いろいろな意味でここがどう意味合いを持つのかということにつながってくるのかなと。  片山大臣は、昨年の五月のときにも、事案ごとに、情報の性質、利用目的に即した具体的かつ明白な理由であるとともに、客観的であるこ...全文を見る
○後藤(斎)委員 しからば、昨年の国会でちょうど審議をしておったときの防衛庁、さっき午前中も問題になりましたが、この事案の場合、今回の政府案では、同種の事例であれば罰則の対象になるんでしょうか。
○後藤(斎)委員 野党提案者にお聞きをしたいと思います。  先ほどの相当な理由の部分を、野党提案の部分ではもう少し限定的に、「できなければ当該事務の円滑な遂行に著しい支障が生じる」ということで、なお一層絞り込みをして行政裁量を抑えているという趣旨で理解をしておいてよろしいんでし...全文を見る
○後藤(斎)委員 片山大臣、今の野党案の目的外利用の部分で、審査会の意見を聞いて対応するという点については、その余地はあるんでしょうか。
○後藤(斎)委員 何か、大臣は官を、今回少しは進んできたのかなと思うんですが、やはり性善説に立たれている。もちろん、たくさんの方はそうである。ただ、一般的に言えば、この行政機関の情報保護法案も、一番の、対外的に見れば、やはりまだ行政裁量が強いんだ、それをどう緩和して、行政の独走で...全文を見る
○後藤(斎)委員 ですから、大臣、それはちょっと事務局の方でお話をしていただければと思うんですが、今回、冒頭お話をしましたように、昨年の政府案に比べれば非常に改善はされておりますし、その部分については、私は、大臣初め皆さん方によくやっていただいたなと思うんですが、まだ幾つかの点に...全文を見る
○後藤(斎)委員 今のお話を聞いていると、現行、ファイル化されたものが五十ファイルあって、これに散在ファイルが入ってくるというのはもちろんわかるんですが、そんな膨大なものになったら、先ほどもお話をしたように、審査会に相談するかどうかは別としても、現在のそれぞれの主務大臣というか、...全文を見る
○後藤(斎)委員 片山大臣、事務的ないろいろな部分がある。ただ、今の局長の答弁を私、聞いていて思ったのは、現行は、もちろん個人情報、利用目的のための情報というのは膨大にあるわけです。でもそれを、大臣が先ほどお話しになったように、この「相当な理由」で利用制限をするのは要するに目的外...全文を見る
○後藤(斎)委員 国会審議をスムーズにということで、これで終わりますけれども、大臣、ここは、本当に事務量がどれだけになるのかは、もちろん最終的な部分はわかりませんが、この八条の新しい法律体系をつくったことで目的外利用がふえるなんということは、基本的には本来はないはずなんです。 ...全文を見る
04月16日第156回国会 衆議院 内閣委員会厚生労働委員会農林水産委員会連合審査会 第1号
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○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。  鮫島議員とは若干違う視点からお話をさせていただきます。  BSEが発生をして一年半以上がたって、ようやく牛肉の価格の問題も解決をし、新たに昨年から不正表示もろもろの問題が起こってきたことは、既に関係議員が指摘をしたとおりであり...全文を見る
○後藤(斎)委員 もともと、先ほど鮫島委員からも御指摘がありましたが、この食品安全委員会がリスク評価の部門をメーンに扱う機関として新たに独立性を高めながらやるということは、今まで産業振興と安全行政を一体として農水省でも厚生労働省でもやったものを、評価の部門を独立させるということが...全文を見る
○後藤(斎)委員 ちょっと質問通告したのが順番が飛びますけれども、勧告という部分がございます。食品安全委員会は関係者に対して勧告ができるという規定がございますですよね、二十三条ですね。その中で、例えばある勧告ができたというときに、厚生労働大臣、その勧告を踏まえて、厚生労働省はその...全文を見る
○後藤(斎)委員 農林大臣にも同趣旨の質問をしたいと思います。
○後藤(斎)委員 まだちょっと抽象的でわかりにくい部分があるので、二つ事例を出して答弁をお願いしたいんですが、一点は、これはヨーロッパでも以前問題というか課題になって、リスク評価をする部分が、BSEの問題で一頭だけ出ました、一頭だけが問題で処分場全体の牛の焼却はしなくても逆にいい...全文を見る
○後藤(斎)委員 もう一点、では、具体的な事例を申し上げてお話をしたいと思うんですが、先週、十三日だったと思いますが、厚生労働省の補助金を使った研究報告書で、いわゆる遺伝子組み換え食品の安全性に対する評価の研究報告書をお出しになられました。サマリーしか持っていないんですが、今大き...全文を見る
○後藤(斎)委員 谷垣大臣、先ほど一般論でお聞きをすると、勧告には基本的に従っていくんだというふうなのを坂口大臣も農水大臣もお答えになりました。ただ、今のように、個別になると、いや、全体を見ながら、リスク管理の部門は部門で検討しながらやっていくんだということになると思うんです。 ...全文を見る
○後藤(斎)委員 谷垣大臣、ですから、食品安全委員会は、こういう例えばクローン牛みたいな事例があったときに、主体的にやるんですか、それとも、だれかの、行政機関ないし関係者の意見に基づいて対応するんですか、どちらがメーンになるんですか。
○後藤(斎)委員 その場合、消費者の方の意見ないし食品事業者の方の意見というものに基づいて調査ないし評価をする場合というのはあるんですか。
○後藤(斎)委員 そういうふうなところまで業務が拡充をするということになると、大臣、これがもとへ戻る一つの区切りなんですが、今の事務局体制や専門委員の二百人の体制、お話を聞くと、この専門委員の二百人の方も、なかなか委員の人選に手間取っているというお話も漏れ聞いておりますし、いずれ...全文を見る
○後藤(斎)委員 もう一度谷垣大臣に勧告の部分についてお聞きをしますが、いわゆる二十三条に掲げられた勧告というものは、勧告権に近い、強い義務、拘束をするものになるんでしょうか。
○後藤(斎)委員 今の谷垣大臣の再度勧告があり得るということは、勧告の実施状況も含めて、レビューの権限も持っているというふうに考えてよろしいわけですね。
○後藤(斎)委員 ですから、大臣、この勧告権も含めて、今のようなお話を総合すると、いわゆるその安全という部分の担保は、少なくとも食品安全委員会が担保ができるということですよね。でも、安心ということになると、それは、先ほどフランスの全頭焼却するかどうかという事例をちょっと紹介させて...全文を見る
○後藤(斎)委員 今の大臣のお話は柔軟な御意見だと思うんですが、しからば年次報告という規定を入れ込んで、それはそれで国会に少なくとも報告をするという義務規定もございませんですよね。逐次の情報は情報で構わないと思うんです。それでなおかつ、パッケージというふうにまとめて、一年間こうい...全文を見る
○後藤(斎)委員 考えていないのであれば、ぜひ考えていただきたいと思います。  それと、これはもう一点、今の部分に関係をするんですが、今回、リスク評価をする食品安全委員会とリスクマネジメントに対応する厚生労働、農水の部分でいろいろな組織改革を、いわゆる振興行政の部分だけではない...全文を見る
○後藤(斎)委員 今両省からリスク管理の部分でお話がありましたが、逆に言えば、確かに人的にはふえたりはしておりますけれども、いかに職員の方がそのリスク管理という職を理解し、この基本法に基づいた理念を遂行していくのかということになると思うんですが、その辺の研修体制というか、職場も変...全文を見る
○後藤(斎)委員 今のようなお話、谷垣大臣、この食品安全委員会のもう一つの欠点というか、充実をしてもらいたい課題が、まさにその消費者代表をどうするかということだと思っているんです。それと、先ほど大臣は、いろいろなところから意見を聞くからいいんだということでありましたが、初めのとこ...全文を見る
○後藤(斎)委員 確かに今の検討状況はわかりますが、谷垣大臣、実際この委員会、七名の方が最終判断をするということになるんでしょうけれども、むしろ、科学的中立性ということであれば、専門調査会のそれぞれの部会の意見というものが非常に重要だと思うんです。  これは、ヨーロッパの中でも...全文を見る
○後藤(斎)委員 大臣、先ほども御指摘をしましたが、安全であるという科学的な勧告と、例えば安心を消費者の方が持つというものは、先ほどもお話ししたように違う部分もあるわけです。これができるだけ同一であるということが望ましいということで、今回の基本法も食品安全委員会もこれから動こうと...全文を見る
○後藤(斎)委員 ちょっと時間がないので飛んで恐縮ですが、農林大臣、食と農の再生プラン、昨年の四月に、当時の武部大臣のときに策定をしました。これがまさに農林省が今食品安全行政に軸足を置いたということで、この趣旨に基づいて対応をしておりますが、もともとこの食と農の再生プランというの...全文を見る
○後藤(斎)委員 大臣が武部大臣から二代たったので、この精神がちょっと違った方向に行ったらちょっと困るなというふうに思って、改めて確認をしたんですが、このような施策を推進する中で、谷垣大臣、先ほどの年次報告に別にこだわっているわけじゃないんですが、基本法の中に委員会も入れて、国民...全文を見る
○後藤(斎)委員 農林大臣、先ほどの食と農の再生プランの中の中心部分にあります農場から食卓へ、まさに今お話をしたトレーサビリティーシステムの十五年度導入というのは牛肉のことであろうと思いますが、要するに、ここの部分に、私がお話をしたように、やはり顔の見える関係の構築というものが、...全文を見る
○後藤(斎)委員 これで終わりますが、谷垣大臣、ぜひ、法案の担当大臣として、柔軟に対応していただけるところはしていただいて、実効性が上がるような組織体系、制度にしていただけることを最後にお願いして、質問を終わります。  ありがとうございました。
04月18日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第6号
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○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。  細田大臣、質問通告はしていないんですが、簡単な御質問というか、午前中、今の質疑を含めてちょっと気づいた点がありますので、確認をしておきたいと思います。  いわゆる第三者機関の設置、野党案では個人情報保護委員会という名称で対応し...全文を見る
○後藤(斎)委員 今の大臣のお話は通常の第三者機関なんですが、役所にもある程度独立をした形で置くようなことが必要ではないでしょうかということをお話ししたんですけれども、各官庁に。そこはいかがでしょうか。端的で結構ですから。
○後藤(斎)委員 私は、先ほど、仮に第三者機関がなくしてスタートをしても、各主務大臣におかれては、その辺をきちっと、ある程度独立した、通常行政でない形のものをやはり設置していくことが、今国民から、一部の方かもしれませんが、出ている、それにこたえる一つの手段ではないかなと思いますの...全文を見る
○後藤(斎)委員 以前、大臣にお答えになっていただいて、今局長から御答弁がありましたけれども、今のような体制でこの審査会の運営等が実際、情報公開と個人情報保護という二つの、まあ類似している部分はありますが、審査会の機能、役割としてはもちろん別個のものでありますし、以前のお話ですと...全文を見る
○後藤(斎)委員 今の大臣のお答えが正しいかどうかというのは、これから実際にスタートしてみなければわからない点がたくさんあると思います。  前回もお聞きをしましたが、政府案では第八条、野党案では第十条になっております「利用及び提供の制限」という中で、以前、大臣には、八条の二項「...全文を見る
○後藤(斎)委員 野党提案者に御質問をあわせて、先ほども御指摘をした野党提案の第十条第二項の「できなければ当該事務の円滑な遂行に著しい支障が生じる」というのは、具体的にどのような基準があるのか、御答弁をお願いしたいと思います。
○後藤(斎)委員 今回の法体系は、基本法の中に、基本理念、国、地方の責務、基本方針の策定ということで、民間部門を含めた義務規定を定めて、行政機関の保有する個人情報保護に関する法律は公的部門ということで、これは、既に先行しております地方公共団体の条例も含めた部門での構成になっており...全文を見る
○後藤(斎)委員 今の若松副大臣の最後の御答弁は、この基本法の第五条に、地方の区域の特性という言葉が入っておるんですが、取り扱いを確保するために必要な施策の策定、実施の責務ということで促進されていくというふうに考えてよろしいんでしょうか。
○後藤(斎)委員 それは、五条だけではなく、全体の法案の審議、法律の趣旨も含めてということですか。——わかりました。  それで、ただ、これは、実際この法律が施行されても、現行でも自治体や国の機関だけがやっているのではなく、委託をしながら、電算処理も含めて外部委託をしながら取りま...全文を見る
○後藤(斎)委員 この個人情報保護法案、特に行政機関の部分も含めてですが、何度か桝屋委員からもお話がありました、住基ネットの稼働に当たって、昨年、一昨年、大きな課題になりましたが、実は、日本で最大の個人情報ファイルを持っている者というのは地方自治情報センターであるということは多分...全文を見る
○後藤(斎)委員 今の地方自治情報センターが、国の行政機関では直接な委託先ではないわけですね、地方自治体からの委託先であるということになると、ですから、基本法と住民基本台帳法で縛りはあっても、今度は条例がそれぞれ、先ほど副大臣がお答えをいただいたように、逆に言えば、まだ三分の一が...全文を見る
○後藤(斎)委員 時間が過ぎていますが、最後にちょっと一点だけお尋ねをしたいと思います。  先ほど片山大臣、審査会が情報公開と個人情報保護をやっても、できるだけそこの部分は収れんを、主務大臣がとりあえず処理をしながら、各自治体や窓口でやって、数は少なくなっているというものの、今...全文を見る
○後藤(斎)委員 終わります。ありがとうございました。
05月09日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。  質問通告を幾つかしてある前に、きょう、新聞報道で大きく取り扱われております、今回の問題にも直接関係しますが、核兵器に使われるウランの濃縮装置に転用可能な直流安定化電源装置を無許可で北朝鮮に輸出しようとしたということで、関係者が昨...全文を見る
○後藤(斎)委員 エネルギー関係に入らせていただきます。  先ほど、中山、川端両先輩議員からもいろいろなお話がございました。若干切り口を変えながら内容を詰めてまいりたいと思っております。  冒頭お尋ねをしたいのは、昨年制定されましたエネルギー基本法、並びにきょうの本題でありま...全文を見る
○後藤(斎)委員 通常の財、商品であれば、物が不足すれば価格が上がって、市場において価格が決定されるということになっています。電気は、言うまでもなく、いわゆる公共料金ということで、その需要の価格弾性値というのはほとんどゼロに近いというふうに以前経済学で習ったような感じがします。 ...全文を見る
○後藤(斎)委員 確かに、おっしゃっている意味は、私自身よくわかった上で質問をさせていただいております。  ただ、先ほどもお話をしましたように、価格が一定であれば、通常の消費者の方、ユーザーの方にとってみれば、同じように使うのは、ある意味では当たり前であって、幾ら、例えば政府と...全文を見る
○後藤(斎)委員 ぜひそんな形で、できるだけ需要、供給それぞれの中でやっていただきたいと思うんですが、そうでない場合もやはり想定をしなければいけないんですね。ちょっと法律に基づきながらお話をしたいと思います。  電気事業法の二十七条には、電気の使用制限ということで、まさに要請ベ...全文を見る
○後藤(斎)委員 大臣、もうすぐお出になられるということで、一点だけ、ちょっと違う話を。  先ほど中山議員からも御指摘がありましたが、電源開発株式会社、後でちょっと深くやりたいと思うんですが、このいわゆる基金を、持ち株会社というか、上場するに当たって対応が進められるこのファンド...全文を見る
○後藤(斎)委員 先ほど迎部長から、三十一条の供給命令の部分は既に電気事業者がいろいろな形で対応しているので発動する予定はないというお話でしたが、これはきょうの自由化の方の問題にも関係をしますが、基本的に会社間の連系というのは、特に今回、東京での、関東地域が大停電を起こすかもしれ...全文を見る
○後藤(斎)委員 もう一つ、先ほどもちょっと指摘をしようとしておったんですが、今回の自由化が進むとある意味ではコスト的に安い電力を供給せざるを得ないということで、大規模な火力発電所や水力発電所、原子力発電所を設立するのではなく、エネルギーやガス等々の小規模の電力会社がいろいろな形...全文を見る
○後藤(斎)委員 基本的に、昨年のエネルギー基本法のエネルギー基本計画というのが、いろいろなお話を聞いていると、ようやくこの基本計画、総合資源エネルギー調査会の意見を聞き始めたというお話をお伺いしています。  その中に、先ほども御指摘した、原子力発電、水力、火力、その中でのまた...全文を見る
○後藤(斎)委員 時間がもうなくなってきましたので、先ほどの電源開発株式会社の幾つかの点について御質問をしたいと思います。  先ほどもお話がございましたが、現在、完全民営化ではないということで、経済産業省のOBの方が三人、財務省のOBの方が一人、株主ということだろうと思いますけ...全文を見る
○後藤(斎)委員 電力会社も現在では電源開発株式会社の株主になっております。完全株式の上場まで株三割を持っているということで、ある意味では、株主と同じように、電力会社が既存の電力会社と競争していくということで、電源開発株式会社が完全民営化をするに当たって、自主的経営基盤というもの...全文を見る
○後藤(斎)委員 時間が終わっているんですが、あと一点だけ、恐縮ですが、関連で。  先ほどもちょっと大臣にお答え願ったんですが、財務基盤の安定化のための基金ということでありますから、基金は余り長続きはしてはいけないという指摘をさせていただきました。一定のめどをできるだけ早期にと...全文を見る
○後藤(斎)委員 どうもありがとうございました。
05月13日第156回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。  本日は、食品安全基本法を踏まえた法律改正ということでありますが、今週にも参議院で最終的な結論が出るということで、まだ未定稿という中での議論に一部なりますが、よろしくお願いをしたいと思います。  幾つか法案が一緒にかかっておりま...全文を見る
○後藤(斎)委員 今官房長が、これからの方向のある意味では一つの指針的なものも含めて、BSEの問題はもちろんですが、先ほど来御指摘があるような無登録農薬の問題も含めた、昨年来の方向づけということをお話しされました。  昨年の十一月二十日、当委員会でも私が同趣旨の問題意識を当時の...全文を見る
○後藤(斎)委員 そんな中で、今回は、農業生産資材の関係についても、設置法とあわせて今議論が進められております。  きょう、農薬を中心にちょっと御質問を申し上げたいと思いますが、昨年の七月、当初、山形県で無登録農薬の問題が見つかり、その後行政処分も含めたいろいろな対応をし、昨年...全文を見る
○後藤(斎)委員 今局長が最後にした部分が、まさに当時の武部大臣、遠藤副大臣の共通の認識だったことだったと思います。  BSEの縦割り行政、国と県の連携不足という点が九月にあれだけ大きく世の中に出てきたにもかかわらず、また局長がいみじくもお答えになった、その一カ月ほど前に山形県...全文を見る
○後藤(斎)委員 今回の農薬取締法の修正の主な部分が、回収命令を刑事罰として新設する、幾つかございます。  昨年の十一月の当時の農薬取締法の質疑の中で、民主党の修正案ということで、その今回新設をされようとしておる回収命令のほか、九項目にわたって法案の中に入れ込もうという修正案を...全文を見る
○後藤(斎)委員 PIC制度のお話はそうだと思うんですが、要すれば、相互交流をするグローバル化の時代に今入ったんだという御指摘をさせていただいたんですが、そのお答えがなかったので、八〇年に農林水産省が「農薬製造業の海外投資行動等について」という通達を当時の局長名でお出しなさってい...全文を見る
○後藤(斎)委員 ぜひちょっと調べていただきたいんです。  と申しますのは、確かにこの農薬取締法は国内法であって、輸出のときには適用除外の規定で、国内の農薬の流通、販売について規制をしている、これはよくわかるんです。当然のことです。ただ、それは、先ほど生産局長がお答えいただいた...全文を見る
○後藤(斎)委員 もう一点、ことしの二月ですか、総務省から、農薬の使用、管理等に関する行政評価・監視結果に基づく通知というものがなされていると思います。農薬使用の適正化、農薬の保管管理等の適正化、農業用プラスチック廃棄物の適正処理の推進、三項目だと思うんですが、これについては概略...全文を見る
○後藤(斎)委員 大臣、きょうは短時間だったので十二分にお話ができていないんですが、今まで事実関係を明らかにしてきたように、まだまだ私は、今回の資材関連の法律や設置法を改正しても、食品安全基本法の精神や、昨年つくられました食と農の再生プラン、もろもろの今大きな流れをきちっと、本省...全文を見る
○後藤(斎)委員 終わりますが、最後に一つだけ要望したいと思います。  農水省の今やろうとしている事業が、ややもすれば国民の方にはわかりにくい面があると思います。正しい方向を模索しているにもかかわらず、その制度や職員の配置も含めてきちっと国民に押しなべて周知ができるように、ホー...全文を見る
05月16日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○後藤(斎)委員 おはようございます。  きょうは、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の一部を改正する法律案を中心とした質疑ですが、化学物質に関連をして、最近というか、この十年くらい、国民的に非常に大きな課題になっております花粉症について、冒頭幾つか確認をしておきたいと...全文を見る
○後藤(斎)委員 政府も、今お答えいただいたように、このところ、厚生労働省が人に対する研究を中心とし、文部科学省が基礎研究、基盤研究ということで、各省庁の連絡会議の設置もされ、環境省、林野庁、それぞれが連携をしながら、発症そして抑制のメカニズム、そして対応のあり方を勉強なさってい...全文を見る
○後藤(斎)委員 この問題は、個人的に、花粉症で頭が重い、はなが出る、くしゃみがする、そういうものだけではなくて、冒頭も指摘をさせていただいたように、経済損失がそれに伴って大きく発生をしているという点だというふうに思っております。  今お答えをいただいたように、いわゆる花粉症対...全文を見る
○後藤(斎)委員 経済的な損失と言うと、ある意味では正しくないかもしれませんが、一千億を少なくとも超える医療費がかかっているという中で、これは基本的には、人に対してどういうふうに緩和していくかというのは、先ほどお話をいただいたように、厚生労働省が中心になってやっている面であります...全文を見る
○後藤(斎)委員 化学物質の化審法の前に、この花粉症を御指摘させていただいたのは、ようやく、いわゆる縦割り行政というものが、いろいろな各省も連携をしながらのプロジェクトが進められてきたということで、先ほども御指摘をしましたように、この花粉症対策も、文科省が基礎研究をし、環境省、厚...全文を見る
○後藤(斎)委員 今大臣がお答えいただいたように、いわゆる化学物質というのは構造式がある程度わかっているわけですから、いろいろな海外のデータも含めて、やはりまだ二万残っているということを前提にこの化審法を考えると、何で、何もしてこなかったんじゃないのというふうに言われても、数字を...全文を見る
○後藤(斎)委員 それと、この化審法を勉強させていただいたときに、もう冒頭から、難分解性、高蓄積性、人への長期毒性と、ちょっとびっくりするような用語が出てくるんですが、国民から見て一番関心があるのは、多分第一種特定化学物質ということでその三つを兼ね備えている十三物質、これだけは今...全文を見る
○後藤(斎)委員 今回の改正の中で、審査制度も動植物への影響に着目をしたり、幾つかの部分について大きく前に進んでいるとは思います。  ただ、この制度が実際に実効性があるかどうかということが最後に、入れ物をつくったけれども中身が進まないということでは何にもなりませんから、実際、今...全文を見る
○後藤(斎)委員 まさに難解な部分もこの化審法はございますので、ある意味では、副大臣が御答弁いただいたように、専門性を持った方がきちっとした部分で対応していくということが必要だと思いますので、遺漏なきようにぜひお願いしたいと思います。  揮発油の品質確保に関する法律について、二...全文を見る
○後藤(斎)委員 大臣、この揮発油の問題、私、この法案の改正の趣旨、もちろんよくわかりますし、そうしていただきたいと思うんですが、一方で、これだけ経済がまだまだ先行きが不透明であり、中小企業の技術を持った方も支えて育成をしていかなきゃいけない。いろいろなお立場の中で、大臣も関係を...全文を見る
○後藤(斎)委員 ぜひ前向きに、バイオマスということでも進めていただきたいと思います。  早いですが、以上で質問を終わりたいと思います。
05月19日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○後藤(斎)分科員 大臣、長時間大変御苦労さまでございます。  厚生労働関係の最後になりました。三月の時点でも大臣に幾つか御質問を差し上げておりますが、当時、予算委員会がおおむね視界が見え、少子高齢化対策の推進ということで、平成十五年度予算をどうしていくかという時期だったという...全文を見る
○後藤(斎)分科員 確かに、今局長がお答えになったとおりの部分は、この問題についてはたくさんあるというふうに私自身も思っています。さはさりながら、社会保障全体という部分で考えたときに、一方で少子高齢化、この両方が、少子化、高齢化が超スピードで進んでいるという原点を考えるときに、こ...全文を見る
○後藤(斎)分科員 私も、大臣のお話の中にありましたように、うちは三人子供がおりまして、一番下が五歳なもので、保育園が終わると、夜まで家内は一緒にいる、私は外に行っているということで、確かに、いろいろな社会的な合意が多方面で、確かに一年に一遍くらいは家内と一緒に二人で食事をしたい...全文を見る
○後藤(斎)分科員 先ほどもちょっと言いかけていましたが、要するに、新しいこの保険制度、介護保険という制度がようやく定着し、これからというときに、現行では大体五兆円の介護給付費がそのまま介護市場だというふうに言って大体いいと思うんですが、少なくとも、これから年々ふえ、二〇二五年に...全文を見る
○後藤(斎)分科員 もう一点、国土交通省の方にお伺いをしたいと思います。  昨年の道路関係四公団の民営化の最終取りまとめの際に、政府・与党申し合わせということで、平成十五年度から、高速道路をつくる際に、従来の道路公団が行っていたいわゆる有料道路方式と、新たに直轄方式を導入すると...全文を見る
○後藤(斎)分科員 ありがとうございます。  大臣、先ほども御指摘をさせていただいたように、これから本当に持続可能な社会保障制度のあり方というのは、大臣初め厚生労働省の皆さんもその主眼というものは一貫して変わっておらないと思います。ただ、その前提条件というものがいろいろな時代の...全文を見る
05月20日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
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○後藤(斎)分科員 大臣、大変遅くまでお仕事、御苦労さまでございます。役所の皆さんも大変御苦労さまです。  大臣、最近大臣の記事が新聞紙上でたくさん出回っておりまして、久しぶりに大臣に総務関係の話をさせていただく機会を得まして、本当にありがたいと思っております。  どこが三位...全文を見る
○後藤(斎)分科員 もう一つ、これも報道によりますと、大臣も若干触れられましたが、現行の地方交付税を地方共同税と財政調整交付金というものに再構成をしながら、自治体間の歳入格差の調整を地方共同税でやり、財政調整交付金は財源不足を補うために自治体にという。いろいろな新たな仕組み、現行...全文を見る
○後藤(斎)分科員 それと、大臣、この一年間、三位一体のお話を大臣がされてから、いろいろな意見がある中で、一つは、昨年でしたか、義務教育の国庫負担金をいろいろな形で組みかえをなさったり、新たに、これから国庫助成負担金の廃止縮小ということはもちろん三位一体の中でも対応なさっていきま...全文を見る
○後藤(斎)分科員 その一環で、先ほどもお話がありましたけれども、市町村合併を進めていかなければいけないという中で、実際、特例法の期限は十七年の三月末ということで、二年を切りました。いろいろな形で総務省は御努力をされて、それ以内にできるだけ千にするという目標を達成すべく御努力はさ...全文を見る
○後藤(斎)分科員 大臣、最後には大臣にまとめてお聞きをしますが、地域の特性や資源を生かした都市の再生、農山漁村の活性化の推進ということで、大臣の平成十四年度に向けての政策推進プランということも触れたいと思いますので、ほかの省庁に二、三問質問を別にしますので、ちょっとお聞きをして...全文を見る
○後藤(斎)分科員 もう一点、カワウという鳥が最近大変ふえております。この鳥は、特に内水面、川や湖のアユとかその他の魚を食べてしまって、特定鳥獣保護計画にかかるかかからないかというような形で、実際、漁業者の立場から見ると早く駆除効果が出るような形にしてもらいたいというふうな要望も...全文を見る
○後藤(斎)分科員 もう一つ、特に山村地域においては鳥獣害、イノシシとか猿とかシカとか、そういう鳥獣が農作物や森を荒らすという被害も最近特に、自然体系が変わったのかどうかということはよくわかりませんが、多くなっております。  そこで、確かに、一律に把握することは予算的にもなかな...全文を見る
○後藤(斎)分科員 最後に大臣にお聞きする前にもう一点、ことしの一月になってから総理が観光立国懇談会というのを開催されて、これから、地域、国全体挙げて観光資源を創造し、整備していくというふうな中で取り組みが国土交通省でも進められていると思いますが、その点について、今後の取り組みの...全文を見る
○後藤(斎)分科員 大臣、今いろいろな形で各省、関係するところにお聞きをしましたが、ある試算では、先ほどいろいろな形で補助金絡みの話をお聞きしましたが、その国庫補助金を地方自体でうまくやっていくと一〇%コスト削減ができるという試算があるようです。すぐどうこうという話は、先ほど大臣...全文を見る
○後藤(斎)分科員 ありがとうございました。
05月28日第156回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○後藤(斎)委員 大臣、大変長時間御苦労さまでございます。初めて最後の質疑者に立たせていただきます。民主党の後藤斎でございます。  まず冒頭、大臣、今回の米改革の問題につきましては、昨年取りまとめをしました米政策改革大綱、これに基づいていろいろな制度の見直しということで対応して...全文を見る
○後藤(斎)委員 大臣、大変恐縮なんですが、今大臣がお答えをいただいた需要というのは、この二、三十年、米の生産調整が、いろいろな角度を変えながら三十年間とり行ってきた、まさにそのままだというふうに、大変恐縮ですが言わざるを得ないというふうに思っております。  先ほど来、同僚議員...全文を見る
○後藤(斎)委員 長官、トータルで結構ですが、この三十年間、生産調整等は五兆七千億ですが、米消費対策、需要対策ではトータルとして何兆円になるのか、すぐおわかりになりましたらお答えください。わからなかったら、後ほど別の観点から質問しますので、あわせてお答えください。
○後藤(斎)委員 先ほど長官がお答えいただいたように、今、いわゆる六十五歳以上のお年寄りの方の米の消費も減っているというふうなお答えがございました。その中でも、もう一つ特筆すべき消費動向で、減少している一番の問題というか特筆すべき事項というのは、米をおつくりになっている農家の方の...全文を見る
○後藤(斎)委員 先ほども御指摘をさせていただきましたが、以前、食糧庁が研究会の報告の中で、生産調整を実施しない場合に予想される事態ということで、価格に与える影響ということで、この中では、百七十万トン生産量が増大をし、米価水準は、八千円、六十キロまで下落をする、その後回復をして、...全文を見る
○後藤(斎)委員 将来の課題というと、将来というのが何年後かわかりませんが、上場するときのできない理由というのは何かあるんですか。条件が何かあるんでしょうか。
○後藤(斎)委員 長官や大臣の御指摘、よくお考えはわかります。わかるものの、自主流通米だけでこの十年間見ても単価が三〇%減少し、先ほど御指摘をしたように、農業、米の粗生産額というのでしょうかも四割近く減少しているというもので、農業者の立場からいえば、むしろ投機性というものが、投機...全文を見る
○後藤(斎)委員 最後、時間が来ましたから。  大臣、この二十二年の米のあるべき姿、そして基本計画にある、先ほど長官がお答えになっていただいた農業経営の主体、このような経営体が本当に実現するかどうかというのは、これからのある意味では需要拡大の努力であり、私は生産調整というのはそ...全文を見る
○後藤(斎)委員 終わります。ありがとうございました。      ————◇—————
05月30日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第19号
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○後藤(斎)委員 大臣、法律の方に入る前に、幾つか確認をしていきたい事項がございます。  まず初めに、せんだっての委員会でも、関東圏における電力の対策本部を、大臣みずからが本部長になり、つくってまいりました。その後のいろいろな動きにつきましては新聞報道等々で承知はしておりますが...全文を見る
○後藤(斎)委員 最後のところは後でちょっと中小企業のものも若干触れさせていただきますが、日本のいろいろな技術の非常に塊みたいなものがこれから波及することを本当に望むものでもありますし、先ほど大臣がお答えいただいたように、需要、供給、それぞれの角度から、本当に現場の皆さんを含めて...全文を見る
○後藤(斎)委員 ありがとうございます。  二十八日の経済財政諮問会議の中で、大臣は、前年度予算ベースで翌年度の予算を編成する現行システムは予算配分を大胆に変更できないということで、複数年度の予算管理も含めて御提案をなさったということでございます。私も、以前から幾つかの予算分野...全文を見る
○後藤(斎)委員 大臣が最後にお話しになられたように、政府系金融機関のあり方も含めて、ぜひタイムリーにフォローしていただきたいと思います。  これは、せんだって、りそなに二兆円の公的資金が投入されたということで、中小企業の経営者の方、むしろ、中小企業白書の四十ページにありますよ...全文を見る
○後藤(斎)委員 今お答えいただいたように、それぞれ法律に基づいた検査業務、確かに市場規模が大変小さいもの、経済産業省からいただいた資料ですと、大体一千五百万くらいから、一番大きい、先ほど局長も触れられました電気事業法の一般用電気工作物の調査が二百七十一億円ということで、一千五百...全文を見る
○後藤(斎)委員 ぜひ事後チェックも含めて対応をお願いしまして、質問を終わります。ありがとうございます。
06月04日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第20号
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○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。  大臣、法律の中身に入る前に、きのうの日経新聞にもありますが、新潟に今週末にお出かけになられて、地元に御説明を、現状のいろいろな、本委員会の流れも含めて御説明をするという報道がございました。  確かに、その後、東京電力もいろいろ...全文を見る
○後藤(斎)委員 大臣、大臣がエネルギー政策のまさに最後のとりで、大将であります。今大臣が最後にお述べになったように、その心意気でぜひ地元の皆さんに、安全性というものは前提としてもちろんですが、御努力を最大限いただくように重ねてお願いを申し上げたいと思います。  引き続きまして...全文を見る
○後藤(斎)委員 大臣がお答えの中でお話がありましたように、具体性がない中だと、やはり実体経済は動かない。これは、これからお聞きをします、いわゆる開廃業比率、大臣が昨年からベンチャースピリットということで、新規開業を五年間で倍増させるということで、人材育成、資金調達、経営資源の有...全文を見る
○後藤(斎)委員 ぜひ、積極的というよりも具体的に成果が上がるような施策を、いろいろな、資金調達という面、マーケット環境、技術専門性の問題、パートナーの確保の問題、いろいろ具体的に、特に若い人ほど資金調達に御苦労なさっているというふうな統計も商工会議所等々でなされているようですか...全文を見る
○後藤(斎)委員 今長官が五年ごとというお話もございました。中小企業政策審議会の経営安定部会、この御議論がベースになって今回の法律改正が出ております。この「今後のあり方」という、ことしの一月十四日に出た財政収支の将来推計ということで、六ケース、六つのケースに分けて御議論をしており...全文を見る
○後藤(斎)委員 先ほど長官、五年ごとということで、今度からは政令事項に実際の予定利率の変更を落とし込みするということがありますけれども、今お答えになっていただいたように、加入が八万件、脱退が十二万件ということですと、脱退の方が多いという前提でございますよね。  ただ、通常のこ...全文を見る
○後藤(斎)委員 そういうふうな加入の促進も含めて、七兆六千億あります現在の資産という部分を、「今後のあり方」という部会の報告書にもございますように、これからの資産運用にかかわる規制緩和の部分では、これから通達か省令という中で事業団に対していろいろな指示をなさるというお話も聞いて...全文を見る
06月05日第156回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。  大臣、冒頭お尋ねを申し上げたいと思います。  先ほど土壌の重要性について大臣お話しになっておりましたが、種がなければもちろん実がならないということで、一九六〇年代から七〇年代、多分、種苗法の一番スタートをした前後に種子戦争とい...全文を見る
○後藤(斎)委員 今の、大臣、本来であればもう少し具体的に、例えば五年、十年計画という中でこれから対応していただきたいと思うんですが、そのためにも、大臣も今お触れになったように、いわゆる試験研究機関がどういう形で、霞が関の行政の部分と試験研究機関の部分が一体となって、その目標を数...全文を見る
○後藤(斎)委員 今局長がお答えをいただいたように、ようやく総合的なという部分で、食料自給率の向上であるとか食の安全、安心の確保、輸入農産物に対抗するような部分ということで、新鮮でおいしいブランド・ニッポン農産物提供のための総合研究という形は出てきたと思うんですが、まだまだ育種と...全文を見る
○後藤(斎)委員 質問通告をしていないのですが、ベースの話で生産局長にちょっとお尋ねをしたいと思います。  今回の法律の中で品種というときに、品種登録をする際に、「品種」、法律でいえば第二条に規定をされております。「重要な形質に係る特性の全部又は一部によって他の植物体の集合と区...全文を見る
○後藤(斎)委員 局長、その際に、審査期間が三年間あって、圃場で植えて、それを食べ続けて花粉症に効くかどうかということも例えばイチゴで繰り返しやって、その特性があるかどうかという判断をなさるんですか。
○後藤(斎)委員 となると局長、なぜ、これはこだわりません、ちょっと言うだけでこの質問は終わりますけれども、前回も大臣にも、機能性食品、特に機能性米みたいなものがこれから出てくることは、安全性という問題をきちっとクリアすれば、要するに、食べながらいろいろな病気が本当に治るのかは別...全文を見る
○後藤(斎)委員 もう一つ、この種子の問題を考えるときに、実際、タキイさん、サカタさんを含めた大手、カネコさん、雪印さんも含めて四社がかなりのウエートを日本の種子産業の中で占めておられる。一方で、海外に圃場を持ちながら、良好な種を一回海外で生産させ、輸入ということで国内でF1処理...全文を見る
○後藤(斎)委員 今、局長が答弁をいただいたような、最後の部分で、確かに水際の部分、先ほども同僚議員からもお話がありましたが、どういうふうな形で水際措置を、対応するかという部分だと思いますが、一方で、今、WTOの議論が進みつつございます。  関税定率法がことしの三月二十八日に成...全文を見る
○後藤(斎)委員 わかりました。  二十条(d)項に基づいてということでありますが、農水省の方にちょっとお尋ねをしたいと思います。  これは、もしかしたら財務省の税関当局との関係もあると思うんですが、国内外の育成者権の侵害事例、輸入品、水際でという部分と国内の部分、どの程度市...全文を見る
○後藤(斎)委員 局長、今、確かに判定が難しいというのはわかるんですが、であれば、なぜ、権利の保護の観点からということで、大変、もっと難しくなるであろう収穫物まで罰則規定をやって、その実効性も後でちょっと触れますが、やはり農水省がこの法案の主管をする官庁であるのであれば、どういう...全文を見る
○後藤(斎)委員 先ほど外務省の方にもお尋ねをした関税定率法の改正、これも、育成者権侵害物品の輸入禁止措置というのは、多分、前回の法律改正のときにも育成者権の明確化、効力の拡大というのを入れましたから、本当はそのときでもよかったのでしょうけれども、なかなか単独だとやりにくいし、知...全文を見る
○後藤(斎)委員 わかりました。ぜひその点は早急に対応をお願いしたいというふうに要請をしておきたいと思います。  あわせて、先ほどこれも局長のお話にもありましたように、種というのは、ある意味で輸出輸入というのが非常に頻繁に行われているものである。その品種保護ということでは、もう...全文を見る
○後藤(斎)委員 もう一つ、局長、要するに、今回罰則規定を上げ、私は、ある意味では一億円でいいというふうに、重罰規定もいいと思っていますけれども、例えば対象範囲も収穫物まで拡大をしてということでありますが、今までの訴訟というか、権利侵害があったときの法的措置をとらなかった理由とい...全文を見る
○後藤(斎)委員 大臣、最後にまとめて幾つかお伺いをしたいと思います。  先ほどもちょっと御指摘をしましたように、関税定率法が改正され、育成者権侵害物品を輸入禁制品に追加をし、輸入差しとめ申し立て制度の対象とするということで、形は前進はしたと思うんですが、実際、輸入差しとめ申し...全文を見る
○後藤(斎)委員 ぜひ、大臣から最後にあった充実をしていただくという観点で、実効性があるものにしていただくようにお願い申し上げまして、質問を終わります。ありがとうございます。
06月11日第156回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
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○後藤(斎)委員 今のものに関係はありませんが、法案に入る前に、ちょっと一点確認をしておきたい事項がございます。  数日前、財務大臣の諮問機関であります財政審議会の中でも、来年度の予算に向けてというので、公共事業をさらに減らしていくという確認もされているようでございます。あわせ...全文を見る
○後藤(斎)委員 透明性、競争性ということでありますが、四、五年前に、これは林野庁がメーンということでなく、当時の構造改善局が大きな国民的な非難を受けた事件がございました。  そのとき以降、農林省の中でもいろいろな御努力をなされて、入札参加者選定事務取扱要綱を制定したりして、い...全文を見る
○後藤(斎)委員 そこで、ではお尋ねをします。  林野庁から、山梨県関係ということで気をきかせて対応していただいたんですが、入札結果一覧というものの十二、十三、十四年度をいただいております。これは落札業者ということで、施工業者の部分でありますけれども、多い年で二十九件、三十件弱...全文を見る
○後藤(斎)委員 この指名基準の十七条2の(2)のウに「建設工事等の成績」、「技術的適性」がエにございます。この部分で、確かに、過去の実績とかいうことになりますと、長官がお答えになった部分もある意味では正しい部分があるかもしれませんが、この一番毎年コンサルタンツで指名を受けている...全文を見る
○後藤(斎)委員 そして、奥地であるからということは、少なくとも、委託を受けたこの林業土木コンサルタンツ、これは東京に本社がございますね。林野庁の特に治山事業にかかわるところは本当に山奥にあるのは私もよく承知をしておりますが、そうであれば、地元の業者の方も入っても全然不思議はない...全文を見る
○後藤(斎)委員 それは、ぜひお願いをしたいんです。  そして、もう一点大変気になるのは、この十二、十三、十四年、確かに継続事業がありますが、施工業者がほぼ一定をしているんです。コンサルも一定であって、施工業者も絞り込まれている。長官のお答えはわかります。多分、指名基準に従って...全文を見る
○後藤(斎)委員 半分たってしまいましたので、この辺でやめますけれども、長官、先ほどの資料とあわせて、私、では地元の方でもう一回調査をします。それでコンサルと施工業者の関係が明確になったらどうしますか。その責任のとり方について御発言いただけますか。
○後藤(斎)委員 長官、私、一つの事例を挙げながらお話をしているわけですけれども、これが、今また浄化をする意思があるのであれば、私はまだ正しい一歩だと思うんです。ただ、やはり、これはもう今やっているからいいんだということであれば、もっと大きな問題になりかねない。これはもう、BSE...全文を見る
○後藤(斎)委員 ぜひその点でこれからの、資料をもう一度見せていただきながら、次回の委員会でまた対応するかどうか考えさせていただきますので、資料提供の方はよろしくお願い申し上げます。  本論に入っていきたいと思っています。  今回、農業経営基盤強化促進法並びに災害補償法という...全文を見る
○後藤(斎)委員 もう一点。いわゆる環境保全型農業というものをこれからもっともっと促進しよう、減農薬であるとか無農薬であるとか有機栽培であるとかという話があります。その際に、先ほども指摘がありましたように、単収の低下というものが環境保全型農業についてはございます。  共済金や共...全文を見る
○後藤(斎)委員 局長、そう話をされますが、一方で、ちょっと農業経営基盤強化促進法の方に入りますが、実際、食料・農業・農村基本法の基本計画で、平成二十二年の農業構造の展望という、あるべき望ましい農業構造というものを目指して数字的にも目標数値を挙げながら掲げていますけれども、実際に...全文を見る
○後藤(斎)委員 局長、大臣も、最後なんでちょっとまとめて確認しますけれども、大臣、実際、この二年半でも、数字的には五年前かもしれませんが、耕作放棄地は十四万ヘクタール以上ふえているわけです。ことしの白書の中の分析でも、耕作放棄地が何で増加をするかといったときには、高齢化や労働不...全文を見る
○後藤(斎)委員 ぜひ大臣のリーダーシップをもって改革を推進していただきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
07月23日第156回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○後藤(斎)委員 民主党の後藤斎でございます。  きょうは林業の話をメーンにお話をしたいと思っておったんですが、先ほどもお話が一部出ておるように、食の安全ということで七月一日から食品安全委員会が設置をされ、鋭意、委員会の中では御議論なさっていると思います。ホームページを見ればい...全文を見る
○後藤(斎)委員 今事務局長がお答えになっていただいたように、多分この委員会の役割というのは、スケジュール的に言えば緊急的に案件が出てくるものと、ある意味では規格基準のようにスケジュールがきちっと年間わかるという、これをまずきちっと国民の前に明らかにしてもらう、どんな形で委員会が...全文を見る
○後藤(斎)委員 先ほども、東京都、地方公共団体との意見が違った場合ということで御指摘をさせていただきましたが、仮に食品安全委員会の中でこのクローン牛は安全性に問題ないという勧告が出された場合、安全委員会と、先ほど農水省のリスクコミュニケーションも含めて今後とも慎重だという二つの...全文を見る
○後藤(斎)委員 時間もないので、これで食の安全についてはあれしますが。  四月の十六日のときにも御指摘をしました、基本法の二十三条の勧告権というところは、フランスでは逆に勧告権を削除する法律改正をすることになっています。なぜかといえば、安全であるということが評価をする一番の基...全文を見る
○後藤(斎)委員 ちょっと時間もないので、大臣、最後に、今長官がお答えいただいたように、私は、森林・林業基本計画、これを本当にきちっとやっていくことが、地球温暖化大綱のシンクという部分の吸収源ということで、やはり、二酸化炭素を吸収する対価として森林をきちっとこれから面倒を見なきゃ...全文を見る
○後藤(斎)委員 ぜひ大臣、最大限の御努力をお願いして、質問を終わります。ありがとうございました。