小西博行

こにしひろゆき



当選回数回

小西博行の1980年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月17日第93回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第2号
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○小西博行君 民社党・国民連合を代表いたしまして、二、三の点について御質問申し上げたいと思います。  これは長官にお願いしたいと思うんですが、実は私自身が長い間特に経営の技術指導ということを今日までやってまいりました関係で、特にその面について、まず大変常識的なことでございますけ...全文を見る
○小西博行君 私も大体同じような考え方でございますけれども、特に最後におっしゃいました外国技術という問題が実は大きな要素ではないだろうか。これはキャッチアップというような言葉でよく述べられているわけでありますけれども、そういう意味で、これから先の特に技術開発、こういう問題が実は大...全文を見る
○小西博行君 そして、特に、産業をいろんな形で分析をしてみますと、二次製品と一般によく言われます、二次加工でございます、物をつくる、製品をつくるという産業が大変いま伸び悩んでいるわけであります。確かに全体的に見てみますと、三次産業といいますか、流通といいますか、物を売るというか、...全文を見る
○小西博行君 そこでちょっとお聞きしたいんですが、私も実は経営工学という分野で大学でいろいろ指導をやっておりまして、企業でもそうでございましたけれども、実際に技術投資というんでしょうか、この金額の流れる方向というのは当然大学という分野、これは文部省関係になると思いますけれども、大...全文を見る
○小西博行君 先ほどの予算の問題でございますけれども、白書でいろいろ調べさしていただきますと、かなり政府の科学技術の研究投資というのが、民間といわゆる国からの費用というものが国によってずいぶん違うということを確認さしていただいたわけですけれども、その辺の数字を具体的にひとつ教えて...全文を見る
○小西博行君 これは米国の場合に五一%というのは軍のいろんな研究費というのも同時に入っているんでございましょう。
○小西博行君 実は私はこのように考えるわけでありますが、ここに出てきている数字というのは、たとえばアメリカの場合の実質的な数字というふうにはちょっと理解しがたいわけであります。と申しますのは、アメリカの場合には御承知のように、たとえば人工衛星の打ち上げ、あるいは月ロケットといいま...全文を見る
○小西博行君 それで、特に私は、創造性というのでしょうか、創造性をとにかく高めて、樹立して、すばらしい技術を日本でつくっていく必要が大変大きなこれからの要因になってくるのではないかという問題がございます。そこで、特にそういう意味のアイデアというんでしょうか、これはまあ私もいま文教...全文を見る
○小西博行君 科学技術庁の方でこういう創造的な科学技術の振興の方策といいましょうか、お考えがあるのではないかというふうに聞いたことがございますが、具体的にこれは通産省でも考えておられるというんですけれども、多分同質のものじゃないかと思うんですけれども、具体的にちょっとお話しいただ...全文を見る
○小西博行君 実はそういう新しい分野でいろいろ模索していくわけでございますけれども、私は科学技術という非常に広い分野で考えてみますと、単に予算という問題だけではなくて、実はライフサイエンスというような非常に原子力とはかけ離れたような分野、あるいは現在の時点では大変むだではないかと...全文を見る
○小西博行君 特にその中で原子力発電という問題が一番実は大きな問題になっているのじゃないかと思うわけですが、この資料で見てみますと長期エネルギー需給暫定見通しというのが実はございますですね、そのところで昭和六十年度の原子力発電の規模を大体三千万キロワットアワーという方向に持ってい...全文を見る
○小西博行君 私ども産業の中にいる人間から見ますと、大変不思議なような感じが実はするわけであります。計画というのはあくまでも実行可能な計画というふうに実は考えるわけであります。そういう面でいきますと、それだけに原子力発電というのは地域のいろいろコンセンサスその他、予算もございます...全文を見る
○小西博行君 確かに午前中の審議の中にもたくさん出てまいりましたように、大変危険な部分があるんだ、安全という面で大変危険な部分があるんだというお話で実はございました。どうなんでしょうか。私自身はとにかくこういう資源のない国であるし、日本はどうしても工業立国としてこれからどんどん発...全文を見る
○小西博行君 私はその中で特に広島の場合は原子力発電即原爆というか、広島も長崎もそうでございましょうけども、一般の市民というのはそういう部分が多分に実はあるわけなんでございます。そうではないんだというようないろんなPRも科学技術庁の方からしていただいて、大丈夫なのかなと思っている...全文を見る
○小西博行君 私はとにかく安全という問題の予算化はいままで現実にやられているわけでございますけれども、特にこれは重点的にやっていただきたい。ある資料で見てみますと、この安全についてもずいぶんアメリカあるいはドイツあたりと比べて大変予算的に少ないんだということを聞いたことがございま...全文を見る
○小西博行君 私はそういう意味で少し安心したわけでありますけれども、大体年間三百億円ぐらいあれば、いまの陣容、これは人件費がかなりの大きなウエートを占めるのだと思うのでありますけれども、十分研究を進めることができるというふうに理解していいわけですね。
○小西博行君 結構でございます。  さて、この原子力の問題というのは、いま私がちょっと質問させていただきましたように、特に安全という問題の方がかえっていま一番大きな問題になっているのじゃないだろうか。技術的にはかなりいい線まで来ているということも実は確認しているわけであります。...全文を見る
10月21日第93回国会 参議院 文教委員会 第2号
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○小西博行君 四十分という時間をいただいておりますので、時間内で二、三の点について質問させていただきます。  実は、けさほどからもいろんな問題につきまして、教育行政ということで質問がございました。そして、私は特にこの産学協同という分野で今日までやってまいりました関係で、どうして...全文を見る
○小西博行君 ちょうど大臣の方で特に科学技術というお話が出ましたので、私自身もこの科学技術特別委員会の方に所属しておりまして、実は先日も長官の方に御質問申し上げたわけでありますが、特にこの科学技術の発展といいましょうか、この問題につきまして、私は、現在の段階におきましては、当然こ...全文を見る
○小西博行君 そこで、大学というお話が出ましたので質問さしていただきたいんですけれども、科学技術の予算というのは、まあかなり、三兆円に余るような全体の予算があるそうでありますけれども、これは、特にアメリカなんかと比較いたしますと、やはり三分の一というような、金額的には大変粗末なも...全文を見る
○小西博行君 簡単で結構でございます。資料は一応持っておりますので。
○小西博行君 とにかく私どもも、一般の産業の発展のためにもどうしても科学技術の振興というものは、きょう実施してあしたできるという問題でないだけに、この教育問題と同じように非常に長期間かかってやっと結論が出るという、しかも出たときにはすでに遅いというのが実は産業界の実態でございます...全文を見る
○小西博行君 ところで、この教育という問題を考えますときに、先ほど午前中から教科書の問題であるとか教員の質とかいろいろ問題がございましたが、どうしても社会環境という問題が大変私は大きなウエートを占めるんではないかという感じがしてならないわけであります。もちろん一般の産業におきまし...全文を見る
○小西博行君 行動科学というのは大臣御存じでしょうか。最近、産業の方で行動科学という学問が盛んに使われているわけであります。つまりやる気を持たすというんですか、わかりやすく言えばやる気を持たす、ビヘービアサイエンスという言葉でいま大変はやっていると言ったらおかしいんですけれども、...全文を見る
○小西博行君 時間がもうあと十二分ぐらいしかございませんけれども、実はもう一点大きな問題でございますけれども、時間の限り大臣にお聞きしたいというふうに考えているわけであります。  先ほどちょっと私申し上げましたけれども、愛国心という問題が、実は先週でしたか、金曜日、衆議院の文教...全文を見る
○小西博行君 さらに愛国心についてお聞きしたいわけでありますが、愛国心には、私はこう考えましたんですが、三つぐらいの領域に定義が分かれるんではないかというふうに考えております。これはもっともっと検討していただきたいわけでありますが、まず一つは自然的な郷土愛的なもの、このように一つ...全文を見る
○小西博行君 なぜ、まあこういうことを私は議論としてやっているかといいますと、どうも教育の問題もそうだと思うんですけれども、何か一つの大きな目標ですね、国としての大きな一つの目標というものがありますと非常に教育がやりやすいという私は現実があるんではないかというふうに考えるわけなん...全文を見る
○小西博行君 特に先ほどから何回も申し上げておりますように、愛国心という問題も、私はうっかりすると定義がはっきりしていないと、ややもすると政治のために使われてしまって、かえって目的を阻害するような形になってしまうんではないかということをちょっと心配するものですから、その辺はひとつ...全文を見る
○小西博行君 そういたしますと、この学習指導要領と教科書の関係でございますね、教科書というのは、検定教科書でございますから何種類かございます。その中でわずかなニュアンスの違いというのは実はないんでございましょうか。
○小西博行君 大体時間が来たようでございますが、私は、特に教育の問題というのは、当初申し上げましたように教科書だけの問題でもございませんし、教員だけの問題ではない、行政の問題というのが大変将来にとって大きな問題点になってしまう。特に政治の世界におきましても、恐らくあす何をするとい...全文を見る
10月28日第93回国会 参議院 文教委員会 第4号
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○小西博行君 きょうは六十分ほど時間をいただいていますので、特に海外子女教育の問題につきまして、数点にわたって質問させていただきたいと思います。  その前に、前回も少し全体的な質問をさしていただいたわけでありますが、きょうも一、二点だけその問題をとらえて質問さしていただきたいと...全文を見る
○小西博行君 三角さん、何かございましたら。
○小西博行君 と申しますのは、先ほど最後の部分で申し上げましたように、今度日本でも四十人学級というような一つの思い切った方法をとられて現在やっているわけであります。そういう意味で、教育の行政に対して具体的な評価というんでしょうか、これが何か非常につかみにくい分野ではないかというふ...全文を見る
○小西博行君 これは簡単に評価するということになりますと、うっかりするとやはり一流大学への合格率というんでしょうか、こういうようなかっこうで恐らく評価をしていくようになりますと、先日大臣の方の所信表明でございましたように、非常に個性豊かな独創性のある子供さんの教育という面からやや...全文を見る
○小西博行君 いまお話をお伺いいたしますと、イランということでございますから、このデータでいきますと四百二十三名ですね、中近東ということで。海外子女教育としては、いまの生徒数といいますか、これからいきますと大変人数が少ない。三・四%でしょうか、全体の中で。そういうことだというふう...全文を見る
○小西博行君 そこで、予算的に見ますとこれ約九十三億弱でございますね、約九十三億。その中でも教員に対する滞在費というのでしょうか、給料といいましょうか、そういうものがやはり圧倒的に多いわけでありますけれども、七百四十四名というのは、これ五十五年五月一日のデータでございますけれども...全文を見る
○小西博行君 それではもっと具体的な質問をさせていただきます。  そういうわけで、いま大体海外子女教育、現在外国へ出て勉強をしている子供さんが二万七千四百六十五名という五月一日のデータでは、いまさっき申し上げた、三校合わせてそのぐらいの数字になっているわけであります。  とこ...全文を見る
○小西博行君 そうしますと、憲法二十六条第二項というのがございまして、つまり義務教育費の無償ですね、これは適用されないわけでありますか。いや、便宜的にというか、事務手続上そういうふうに無償でやっているというお考え方でございましょうか。
○小西博行君 私、どうもその辺がよくわからないんですけれども、当然日本人でございますし、何か両親の事情でもって海外へ渡って、そして向こうで現実に授業を受けているわけであります。これは小学校、中学校の問題でありますから、そういう場合に当然教科書を向こうへ送ったりしているのは全部予算...全文を見る
○小西博行君 どうも私すっきりしませんのですが、外務省の方ちょっと見解をお願いします。
○小西博行君 それはあれですか、憲法か何かでうたっているわけじゃございませんのですか。いま申されたいわゆる義務教育というのは憲法では「無償とする。」と、こういうふうにうたっているんですけれども、それは全然もう適用しないということでございますか、海外では。
○小西博行君 いまさっきお話をいただいたのは日本人学校の問題でございますか、そうですね。
○小西博行君 それ以外の補習校だとかあるいは通信校という問題に対してはどうでございますか。これは向こうの学校へ入るわけでございますね。
○小西博行君 先ほど、現地の方々の負担もあわせてというお話がございましたが、これは日本人という意味ですか。いまの質問でお答えいただきましたが、それは補習校であるとかあるいは通信教育といって、つまり向こうの学校へ入った場合でございましたですね。そうですね。そして今度は日本人学校の場...全文を見る
○小西博行君 ちょっと調べてみますと、大体五千円から二万円ぐらい月に負担があるというように聞いているわけでありますが、これはもちろん国によっても相当違うと思うんですが、この辺の実態がもしおわかりでしたらちょっとお聞かせ願いたいんです。個人がどのぐらい負担しているかですね。
○小西博行君 これは、それだけ負担をして、本人というよりもむしろ親御さんあたりが大変だというふうに私考えるわけでありますから、国の方でそういうものに対して満額というような形で何か補償できるような方法はないものでございますか。私はぜひこれはやっていただきたいというふうに考えるわけで...全文を見る
○小西博行君 いや、私はむしろそういう一般の企業に大変感謝しなければいかぬという気持ちがするのでありますけれども、しかし法律的には別に何としても払わなければいかぬという義務はないのでございますよね。あくまでも好意でやっていただいているという私は現状だろうというように考えるわけであ...全文を見る
○小西博行君 そうしますと、もう一回最初のを確認したいのでありますけれども、つまり海外の日本人学校の場合は大体私立の形態だというふうに理解したらよろしいのですね。
○小西博行君 じゃ、その問題はさておきまして、今度はもう一点、私は、大きな問題になっているのではないか、さらにこれから先も海外子女教育ということで大きな問題になってくるというように考えられるのは、特に日本人学校の問題だというように考えるわけであります。当然日本の企業が海外へどんど...全文を見る
○小西博行君 極端な話をしますと、先ほど申し上げたように、日本人学校へ現地の人を入れなさいという私、話をしたと思いますけれども、必ずしもそこまで一〇〇%やれなくても、先ほどの通信学校だとか、それから補習校とかいうのがございました。    〔委員長退席、理事世耕政隆君着席〕 つ...全文を見る
○小西博行君 とにかくその辺は将来の外交政策という非常に広い立場でひとつ考えて、ぜひとも強力に進めていただきたいというのが私の希望でございます。  さて、三点目になりますけれども、こうやってそれぞれの国で勉強をするわけでありますけれども、いよいよ日本に帰るという問題があると思う...全文を見る
○小西博行君 もう一つの問題は、やはり受験戦争だというふうに私考えるわけです。海外でせっかく伸び丙伸びと豊かな経験を身につけて、そしていまから勉強したいという感じで、中には希望を持ってやっておられる方もいらっしゃると思うんでありますけれども、どうしても日本の高等学校に入りたい、入...全文を見る
○小西博行君 そういう意味では、いまのは卒業ということはほぼ間違いないんだと思うんですが、問題はやっぱり、受験、つまり上級の高等学校へ何としても入りたいというのが実は大きな問題でございますね、どうしても。私は、そういう意味で、この受け入れ体制ということにおきましては、先ほど申され...全文を見る
○小西博行君 先ほど一番最初に申し上げましたように、子供さんがせっかく海外の学校では得られないような貴重な体験を通じて、そして温かいいろんな部分を——私はやっぱり、単に海外の友達ができたというだけじゃなくて、ずいぶんいいものがあるんじゃないかというように考えますので、海外へ行くの...全文を見る
○小西博行君 お話を聞きますと、このUWCは大変優秀な子供さんでなければ選考に出られないといいますか、試験に受からないという話を聞いているわけであります。いろんなPRをしている、あるいは学校長の推薦によって試験によっていくのだという話も聞いておるわけでありますけれども、これは現在...全文を見る
○小西博行君 最後に申し上げたいんですが、きょういろんな質問をさしていただきました。特に海外子女という問題を中心にやらしていただいたわけでありますけれども、当然これはむしろ日本から外国へ留学するという部分の話でございまして、今度は逆に海外から日本にどんどん留学生を迎え入れる。調べ...全文を見る
○小西博行君 終わります。
11月12日第93回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第7号
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○小西博行君 前回のときも長官に当初ちょっとお伺いしたわけでありますけれども、特に科学技術の分野というのは、大変日本の将来にとって大切な分野であるということにつきまして、もう数回長官の方からお言葉をいただきました。しかし、何か総論におきまして、日本人として何としても資源のない日本...全文を見る
○小西博行君 もう一点お伺いしたいわけでありますけれども、ことに技術開発ということになりますと、何かしら専門的な、つまりハードの部分ばっかりを一般にはよくとらえて、そしてそのことに対する予算化というのはわりあい説得をすると、皆さんそれぞれ専門の分野の方が乗ってこられるという部分が...全文を見る
○小西博行君 と申しますのは、実はあの人工衛星ですね、アメリカでいろいろやられましたけれども、あの人工衛星の打ち上げでは、部品の点数がたとえば一基で百万個というような単位になります。そういたしますと、そのそれぞれの部品の欠陥の割合というのが、人間がつくった以上はどうしようもない、...全文を見る
○小西博行君 それにいたしましても、アメリカあたりもずいぶん一号船つくってから年月がたっておりますね。そして、いまはほとんど実験を終えた状態というように私は理解しておるわけですけれども、その間に次の船というものが数年後に建設されてもいいんじゃないかなという感じが実はするんでありま...全文を見る
○小西博行君 私は、この法案をできるだけ早期に解決をして、そしてこれから先のやはり船用炉といいますか、こういうものでやはり日本の実情に即した——大型であるとかあるいは特に小型であるとか、いろんな分野で経済性とか信頼性に合うような、そういうものをいち早く着工しなきゃならぬ非常にいま...全文を見る
○小西博行君 それでは、この「むつ」が無事に再進水をして、そして新定係港が決まりまして、いよいよ実験にかかるという段階を迎えるとします。そのときにどういう実験のデータをとるかというのは、すでに海外からもいろんな資料が入っているわけでありますか。実際、実験計画といいますか、どういう...全文を見る
○小西博行君 そうしますと、もうすでに相当の歳月がたっているんですけれども、十分その試験に対応できるような、新艇と同じような形で進水ができるということでございますね。そういう形で実験に入ると、間違いなくいいデータがとれる条件であると、こういうことのように私理解したいと思います。 ...全文を見る
○小西博行君 地元ではよく安全性ということが言われているというふうに私考えるわけですけれども、しかし原子力安全委員会でチェックされてもなおかつ了解しにくいなんということを新聞にちょっと書いているわけなんですけれども、どうなんでしょうか。現在はダブルェックという方式だそうですね。そ...全文を見る
○小西博行君 そういう意味では私は新しく長官になられた中川先生のことでございますので、特にそういう人間関係その他で味のあるところをひとつ見せていただきたい。そしてやっぱり従来のそういう組織と組織のつき合いというだけでは、どうも打開策は見つからぬのではないか。同じような顔ぶれでお互...全文を見る
○小西博行君 検査機構は大体聞かしていただいたわけです。チェックですね、先ほど申し上げましたダブルチェックの方式なんですけれども、この原子力船「むつ」、これから先恐らく海洋国ですから、日本の場合は特に原子力船ということにかなり重点を置いてやっていくということで、たくさんの金をかけ...全文を見る
○小西博行君 私は一番当初に申し上げましたように、絶対安全だということが非常にむずかしいということだと思うんです。少なくとも人間がつくった以上は必ずそこに〇・〇〇何%かの確率で失敗が起こり得る。本来ならこれは、私はほとんど計算ができなきゃいかぬのが実は技術じゃないかというふうに考...全文を見る
11月13日第93回国会 参議院 文教委員会 第5号
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○小西博行君 前回は、国際性豊かな教育という観点に立ちまして、特に海外子女教育という問題をとらえて、数点について御質問をさしていただきました。  実は、きょうは海外子女教育という分野から、さらに外国人が日本に留学をしてまいります。大体いま六千人というように聞いているわけでござい...全文を見る
○小西博行君 そしてもう一点、非常に私は参考になると思ったのは、たとえば日本人でみずから留学したり、あるいはかなり長期間海外生活をした方々というのは非常に感覚が違いまして、外国人に対して大変期待するといいますか、好ましいというパーセンテージがずいぶん違うわけであります。そういう意...全文を見る
○小西博行君 私は、特に学校の先生を見てみますと、どうも外国人のいわゆる英語、たとえば語学の教員ですね、こういうものが非常に欠けているんじゃないかなという感じを実は持っている一人なんです。つまり、これは大学の分野に特になると思うんですけれども、海外から優秀な先生を招いた場合に、い...全文を見る
○小西博行君 ぜひともその面を強力に将来の方向としてひとつ進めていただきたいというふうに考えます。  じゃもう一点。日本の先ほど申し上げました中学校のいわゆる語学教育、もちろん英語教育ということに私なろうと思うんですけれども、現在の英語教育の欠陥という問題に対してはいろいろ論議...全文を見る
○小西博行君 いや、実は局長さん、こういうふうに私、思うわけですが、どうも語学、この英語教育ですね、英語教育というのはやっぱり一番最初は言葉を覚えるという、聞いてわかるというんでしょうか、これから本来は始めるべきじゃないかというふうに考えるわけなんです。そして、専門家の御意見をお...全文を見る
○小西博行君 私、そういう方向で行きましたら、後十年たってもそんなに語学の力というのは変わらないんじゃないかな。私どもは、ちょうど戦後教育を受けた人間でございますが、やはり先生の影響というものを非常に私受けておりまして、発音が下手なという、実はいつまでたってもだめだなあというのが...全文を見る
○小西博行君 大変造詣の深い話をお聞きしたわけでございますけれども、というのは、私自身が毎年、政治へ出るまで教員をしていました関係で、卒業生を必ず数名連れてどっかの国へ行くということを夏休みにやっていたわけです。たとえば一番近いところでフィリピンなんかへ行きますと、元学生でござい...全文を見る
○小西博行君 同時に、この奨学金というのは、これ全部国が出すということではなくて、いろいろそのボランティアによりまして募金活動をやりまして、そのお金をこの奨学金にしているんだというように聞いております。これは私費外国人留学生学習奨励費というのがございます。そういうことで、この実態...全文を見る
○小西博行君 実際には国費留学の場合は大体宿舎の問題も三分の二ぐらいは解決しているというふうに聞いているわけですが、問題は私費留学生ですね。人数が非常に多いのと、現実に私自身もそういうことで困ったわけでありますけれども、生活の習慣がもうまるで違うものでありますから、たとえば台湾で...全文を見る
11月20日第93回国会 参議院 文教委員会 第7号
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○小西博行君 放送大学学園法案につきましては、すでに衆議院におきまして相当の多くの時間を費やして審議されたというふうに私も聞いております。同時に先日も世耕先生、仲川先生の方からいろいろ質問がございましたし、きょうはまた各委員の御質問がございました。そして同時に私自身も、伺いながら...全文を見る
○小西博行君 私も放送大学を最初から、真っ向からやめてしまえという意味では決してないわけなんです。と申しますのは、いまおっしゃられましたように、そこには確かに意義を見つけることができるということなんですね。ところが、私が申し上げたいのは、現実のいろんな大学教育を見ましても大変たく...全文を見る
○小西博行君 確かにこの放送大学は、文部省にとりましても一つの大きなロマンだというふうに私は考えますし、したがいまして、長期計画というものがぴしっとありまして、そして何年度はどうなんだという具体的なものがありますと非常にわれわれも審議がやりやすいわけなんでございますけれども、とも...全文を見る
○小西博行君 そこで、もっとちょっと具体的にお聞きしたいんですが、大学四年で卒業するというのが前提だと思うんですけども、百二十四単位で四年間で卒業できるということなんですね。そしてこのアンケートを見ますと、何か大体週に二こまぐらいならとれる。アンケートがございますけれども、そこへ...全文を見る
○小西博行君 これは一単位でしょう。
○小西博行君 そうしますと、大体一日一時間——四十五分という授業だと思いますけれども、大体一日に一コマといいますか、大体四十五分ずつを毎日やれば、あとは毎週スクーリングというのがありまして、そのスクーリングというのは大体三時間ぐらいでいいというふうに話を大体聞いているわけです。そ...全文を見る
○小西博行君 何か非常に薄っぺらい学生ができるような感じがしてならないわけですね。もちろん、これはスクーリングのやり方もありますでしょうし、自宅研修というのはこれは幾らやってもいいということにはなるわけでございますから、勉強次第によっては当然普通の大学並みの力がつくというふうに考...全文を見る
○小西博行君 実際、教育の場に立ちますと、教員そのものが大変悩む場合が多いわけですね。と言うのは、どうしても、大学の場合に、なるほどよかったなというふうに学生が感じるのは、恐らく、ゼミを通じて、そうしてかなりしぼられながらも、半ノイローゼになりながらも、それに挑戦していく、そうし...全文を見る
○小西博行君 これは、私どもでも国立からいろいろ来てもらっておりましたんですけれども、確かにそうでございますか。週六時間、そうしたら三回に分けても四回に分けてもいいということですか、一週間で。じゃ、二時間ずつ三回で六時間というのが成り立つでしょうか。
○小西博行君 私は、教員の確保という問題が大変むずかしいんではないかなという感じを実は持っているわけなんですね。したがいまして、これ最終計画では三千六百六十八名の教員を確保するという非常に大きなことになっておりますし、しかもこれ、常勤の場合は五年契約でございますか、五年間でまた新...全文を見る
○小西博行君 この間もちょっと出たと思うんですが、教員は当然、研究機関といいますか、研究しなければいけない。したがいまして、私、広島でございますけれども、たとえば広島大学の経済の先生が放送学園のセンターの方に専任で行きまして、そしてそこでもってやるということが現実問題としまして私...全文を見る
○小西博行君 私は何としてもスクーリングをやっぱり徹底的にやって、しかもそれがその学生のやる気を喚起するような、そういう有意義なスクーリングをやるということになれば、時間的にも相当少ないんではないかなと。同時に各県に一つずつ置こうと。東京は二つということなんですけれども、たとえば...全文を見る
○小西博行君 何か、細かく行けば行くほど、こういう質問をしたらいいのかなあという逆にむしろ——これから先の研究課題というのもわからぬでもないんです。そういう意味で、ついででございますけれども、たとえば月謝ですね、これは通信大学並みという表現をしているんですけれども、実際にはやはり...全文を見る
○小西博行君 そうしたら、大体一カ月勉強するためには六、七万ぐらいで十分いけると。で、私は、くどいようですけれども、実際には、自分で大学で勉強しようというような気持ちのある人というのは、恐らく教科書の三倍や五倍というお金じゃ勉強にならないと思うんですよ。実際にはたくさんの参考書を...全文を見る
○小西博行君 年額ですね。
○小西博行君 ですから、平たく言いますと、入学のときはわりあい楽にはいれる、単位を取るというのはなかなか厳しいと、こういうかっこうになりますかしら。大体そういう大学というように考えたらいいわけですね。何か、その辺で大学の評価というものがずいぶん私ははっきり出てくるのではないかなあ...全文を見る
11月21日第93回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第10号
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○小西博行君 民社党の小西でございます。実はきょうは初めて総理に御質問ができるわけでございますので、少し広い立場で質問をまずさせていただきたいと思います。  と申しますのは、日本のいわゆる戦後の経済的な大きな発展の中に当然科学技術の振興という問題が私はあったんではないかと思うん...全文を見る
○小西博行君 非常に時間が少なくなりましたのですが、そういった意味で原子力発電あるいは原子力の応用による船舶、こういう問題を大変急いで、しかも慎重にやらなければいけない日本の将来の大きな課題ではないかというふうに私は考えているわけであります。しかし、先ほどからいろいろ御意見があり...全文を見る
○小西博行君 私は民社党・国民連合を代表して、日本原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案に賛成の討論を行うものであります。  石油代替エネルギーの開発は、国民生活及び社会経済の将来に向けての発展のため、きわめて重要かつ急務の課題であり、このことは単にわが国のみならず、世界各...全文を見る