小西博行

こにしひろゆき



当選回数回

小西博行の1981年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第94回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○小西博行君 きょうは二十六分の時間をいただきましたので、この時間内におきまして、特に原子力の問題と教育の問題を中心に質問させていただきたいというふうに考えております。  まず、長官にお尋ねいたします。わが国のエネルギーの問題というのはずいぶん昔から論議されておりますし、特にこ...全文を見る
○小西博行君 ちょうど昨年の十一月の二十八日、閣議決定によりますと、昭和六十五年度の原子力発電量、これの目標を定めております。五千百万キロワットアワーから五千三百万キロワットアワー、こういうような非常に大きな数字を掲げられているわけでございますけれども、実際、現状を見てみますと、...全文を見る
○小西博行君 六十年度の目標が三千万キロワットアワーという計画でございまして、これは科学技術委員会におきまして長官にもそういう質問もさしていただきましたのですけれども、当初からできないような計画をなぜこの段階でやられるのかなと、実はもういまの段階でその計画が実行されたといたしまし...全文を見る
○小西博行君 実は、こういう地域・行政問題等研究会と日本原子力産業会議、地域開発・財政問題検討会あたりから資料として出ているわけであります。この中を見てみますと、原子力発電所を設置して稼働するまでの過去のデータが非常にわかりやすいような形でグラフで出ているわけであります。これを見...全文を見る
○小西博行君 局長さんにさらにお聞きしたいわけでありますが、この立地段階でのいろいろな条件をひとつ挙げていただきたいと思いますが、何点があると思いますけれども、どういう問題に対して特に突っ込んでやっていきたい、そのことが原子力の立地問題に対して解決のめどになるんだ、その辺の問題を...全文を見る
○小西博行君 実は、もっと詳しいことをお聞きしたいわけでありますけれども、確かにこの安全問題というのはもうどうしてもこれは解決しなければならないというふうに私も考えるわけでありますが、さらにこの安全ということにおきましても、責任体制の確立という問題がいま恐らく重要な問題になってい...全文を見る
○小西博行君 補助金という制度は、確かに便利のいい私は制度だと思いますし、決して否定するわけではございませんけれども、現実問題、いろいろ交渉段階での問題点を聞かしていただきますと、何か金だけ渡せば説得するんではないか、説得してもらえるんではないかというような非常な安易な面が立地問...全文を見る
○小西博行君 大変ありがたい話だというふうに私は考えますが、実はきょうの日経新聞でございますが、この資料を見てみますと、「原発立地の適地調査を五十七年度から約十年ぶりに再開する方針を固めた」という記事が出ているわけであります。この辺の内容について少しお聞きしたいと思います。
○小西博行君 この新聞を読ませていただきまして、いよいよ政府の方も積極的に対応してもらえるのかなということで私は大変喜んでいたわけなんでございます。これは長官、本当に何とか初期段階から国が相当介入して援助してあげないと、確かにエネルギー、その中でも原子力ということで国の私は大問題...全文を見る
○小西博行君 確かに国の施政の範囲といいますか、領域の範囲というのも当然あると思うんですが、いつも言われておりますように、何としてもやらなきゃいかぬ大問題ということでございますので、私も先日の窪川の問題をいろいろ調べてみますと、やり方が大変地域の反発を買ってしまうような大変性急な...全文を見る
○小西博行君 大変詳しく御説明あったんですが、私も十分理解をさせていただいております。私が申し上げるのは、これから光やっぱり原子力発電がどんどんふえますと、検査をする項目も仕事量もずいぶんふえるというように考えるわけであります。確かにこの検査項目なんかを見てみますと、大変複雑で大...全文を見る
○小西博行君 確かに、大臣が言われましたように、教育委員会が非常にしっかりしている場合は大変りっぱな教育をやられているように私も把握しております。したがいまして、どうしても教育委員会への指導というのでしょうか、人材といいましょうか、その辺が一つの大きな教育のポイントになるのではな...全文を見る
○小西博行君 では質問に入らせていただきます。  すべての小学校の教育課程及びそれに基づく授業時間数の編成は、学校教育法及びその施行規則を基準にして定めるべきだというふうに私は考えているわけでありますが、この資料の表一というところをひとつ見ていただきたいというように考えます。こ...全文を見る
○小西博行君 大臣、いかがでございますか。こういうふうに大変少ない時間数をやっているわけであります。  これをさらに二表をあけていただきますとわかりますけれども、これは一つの計画表ということで出しておられるわけでありますが、ずうっと下の方になりまして道徳という時間がございます。...全文を見る
○小西博行君 私はこういうほんのごく一部の資料でもって短い時間でお話をしているわけでございます。現実はもっともっと私はたくさんの問題があるというのをつかんでおるわけでございます。そういった意味で、少なくとも文部省が各県、市の教育委員会へ参りまして、もっと内情を詳しく私は調べる責任...全文を見る
○小西博行君 実際に調べてみますと、大体教科書が一〇%ぐらい、あるいは最大でも三〇%というように言われております。ほとんど教科書を使わないで補助教材的なものが中心になって教育をやっている、そのために大変学力が落ちておりまして、現実は塾が大変盛んでございます。塾の方では教科書を使う...全文を見る
○小西博行君 三角局長何となく精がないわけでございますが、教育の問題というのはもっともっと大事な問題じゃないかというように私は考えるわけなんです。したがいまして、少なくとも政治家でございますので、これは何も文部大臣がすべてということじゃなくて、政治家一人一人が真剣に、あるいは省庁...全文を見る
○小西博行君 それでは、具体的にこの補助教材についてお話をしたいと思います。  現実にいろいろな資料を集めたわけでありますけれども、ここにわずか三冊だけしか持ってきておりませんけれども、これが補助教材の一つということで使っておられるそうであります。十二冊が一まとめになっておりま...全文を見る
○小西博行君 最後に特にお願いしたいわけでありますけれども、こういう調査を現実にやるということになりましても、なかなか教育委員会へ参りましても適切な資料をもらえないという大変むずかしい問題があるわけでございますけれども、何としても全国のいろいろな情勢にかんがみまして、これは文部省...全文を見る
○小西博行君 終わります。
03月31日第94回国会 参議院 文教委員会 第4号
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○小西博行君 先日三月二十四日に、小樽の小学校の偏向教育という問題をとらえまして、数点にわたって質問さしていただきました。その内容に一つきまして、特にこの文部省の三角局長の方から、大変まあ責任の分野が明確にされたといいましょうか、この面が文部省の責任だというようなお話も伺ったわけ...全文を見る
○小西博行君 実はあの問題につきましては、一点は自主カリキュラムというあの問題がございました。それともう一つは補助教材の問題でございました。それから三点目はいわゆる「あかるい社会」であるとかあるいは算数は水道方式という方式でもってやっていると。したがいまして、それらのやり方という...全文を見る
○小西博行君 実際憲法の中にはかなりいろいろなことがうたってあるわけでありますけれども、どうやら今回の早稲田事件にいたしましても、責任はあるんだけれども、実際には指導の権限といいましょうか、そういうものがやっぱりないというふうに考えてよろしいんでしょうか。
○小西博行君 いままさに教育というのは、きょうもあさからいままでずいぶんいろいろ議論されております。大変たくさんの問題がありながら、現実には文部省そのものは権限がないという非常に弱い立場で、そしてしかも、現実には各県の都道府県の教育委員会であるとかあるいは市町村の教育委員会がすべ...全文を見る
○小西博行君 いや、いろいろ調べてみますと、教育委員会が非常にしっかりしているところというのはそういう問題というのはもうほとんどないわけでありまして、教育委員会がでたらめであるからそういう問題が出ているわけでございまして、いまの小樽市の問題なんかではもう完全にこれは教育法から見て...全文を見る
○小西博行君 これは小樽市といういまほんの一つの市の事例について質問しているのは小樽だけの問題というふうに私は解釈していないわけであります。あるいは内容は多少違っても全国にそういう問題がたくさんあるんではないか、そういう問題が起きたときに、どうも文部省というのは余り力がないんだと...全文を見る
○小西博行君 教育をやる場合に常識的に考えられるのは、まずやっぱりカリキュラムだと思うんですね。カリキュラムをばっちり決めましてそれどおりの教育といいますか、多少その中には先生それぞれの人間性もございますでしょうから、そういうもので教えていくと、そしてその教えたことが結果的にどう...全文を見る
○小西博行君 確かにそのとおりだと思うんですけれども、特に教えるという立場から考えましても、どうも小学校、中学校、高等学校もそうなんですけれども、大学を出てすぐもう教えるわけですね。経験と言えば確かに大学ではいろいろ習っているわけでありますし、教生というのが実はございますからわず...全文を見る
○小西博行君 大変何か頼りなくなってまいりまして、ますます教育の将来に対して私自身が不安を持ってくるような実は感じがするわけなんですけれども、そうは言ってもやっぱり法律の中では異常な事態があった場合には大臣の名をもって措置することができるということはっきりうたっていますね。この辺...全文を見る
○小西博行君 とにかく、どうもこの辺のところは私も十分理解できない部分が実際あるわけでして、各種の裁判ざたの問題もずいぶんあるんで、文部省もなかなか発言しにくい部分があるんではないかというふうに考えます。  さて、少し観点変えまして、先ほどから教科書問題を盛んに各委員の方でおっ...全文を見る
○小西博行君 そうしますと、採択する場合は数点につきましていろいろ検討する時間は十分あって、そしてその内容のいいものについて学校として推薦して決定する、こういう手順に実際はなるわけでありますね。そうしますと、やはり業者そのものも大変教科書を決定していただきたいというようなことで事...全文を見る
○小西博行君 いろいろ調べてみますと、検定調査審議会というのがございますね。その委員の方々が出版社と文部省のちょうど間にはさまりまして大変やりづらい、できればやめさしてほしいというような御意見もある、給料そのものも大変わずかなところでやっておられるというのを聞いているんですけれど...全文を見る
○小西博行君 私、先ほど断りましたように、教科書そのものをできるだけりっぱなものにつくりたい、これについては賛成しているわけです。しかし、教育のやり方で、特につい先日、米国へ行ってまいりましたけれども、その教育のやり方というのがずいぶん教え方が違うんですね。そこには大変私は感心し...全文を見る
○小西博行君 確かに、教科書の問題、それから先生の問題、カリキュラムの問題あるいは学校を取り巻く環境の問題そういうことを全体から考えますとやはり私はこの教育の評価の問題ということになると思うんですね。で、教育の評価ということでいろいろ文献を探してみましても、その学校の成績のつけ方...全文を見る
○小西博行君 時間がちょっと早いんですけれども、これで最後にしたいと思いますが、先ほどからずっとお話をさしていただいているのは、今回たまたま北海道の問題が大きな問題として小樽の教育問題ということで表へ出まして、私も実は調査するまではまさかそういう状態ではないだろうというある意味で...全文を見る
03月31日第94回国会 参議院 本会議 第10号
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○小西博行君 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、ただいま議題となっております所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案、物品税法の一部を改正する法律案、印紙税法の一部を改正する法律案及び有価証券取引税法の一部を改正...全文を見る
04月07日第94回国会 参議院 文教委員会 第5号
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○小西博行君 教育の荒廃という問題が近年ますます盛んに問題提示されているわけでありますけれども、その中で特に、教育大学あるいは大学院の設置という私どもにとりまして非常に歓迎すべき一つの法案が出てまいりまして、教員の資質の向上ということをうたっております。教育の問題をずっと突き詰め...全文を見る
○小西博行君 この時間割りを見ていますと、ずいぶん演習というのがたくさんあるわけですね、大学院の方ですけれども、兵庫教育大学の。そういう観点からいきますと、先生業というのは、私も多少経験がありますから思うんですけれども、何か専門ばか、世間を余り理解しないでもある意味では職業として...全文を見る
○小西博行君 大学院、普通の大学院の場合は、研究ということで研究業績を積み重ねていくというのが一番大きな目的になっていますね。との教育大学の大学院というのは、そういう研究業務が主体でなくて、むしろ実際に役立つ教員像というものを想定された教育内容というふうに聞いているわけですが、そ...全文を見る
○小西博行君 ちょっと話題を変えますけれども、理想的な教員像というのを示していただきたいんです。私自身が過去教員でありながら、果たしてどういう教員が理想的な教員かということでずっと悩み続けておりましたから、その辺のところを所感で結構ですから、大臣にひとつお願いしたいと思います。
○小西博行君 じゃ政治家は先生先生とよく呼ばれますが、その後者の方に属する。人を育てる、環境をよくするといいましょうか、社会の中をよくする、そういう意味での先生ということになるのかと思うんですけれども、もとの話に返ります。  先ほどから実は私ずっとこの質問を詰めて確認していきた...全文を見る
○小西博行君 免許状の件です。教員の免許状というのがもちろんございます。県の採用試験ということで合格されて、そして教員をやられるわけでございますが、自動車は大体三年に一回免許証の更新ということでチェックされるわけでありますけれども、この免許状の審査というものもこれから先何かの形で...全文を見る
○小西博行君 慎重に積極的にひとつ検討していただきたいというように思います。  先ほど入学時のいろんな条件というお話をさせていただきましたが、さらに大学院へ現職の先生方が入られて、そして二年間の勉学をするわけでありますけれども、その途中で、たとえばいろんな事情によりまして退学を...全文を見る
○小西博行君 その問題は、都道府県の教育委員会で打ち合わせといいますか、確約書みたいな形で何かはっきりしたものがございますんでしょう。たとえば退学もですが、留年というような場合、勉強しなくて留年したというような場合ですね。
○小西博行君 その県の教育委員会あたりの指導の仕方がそれぞれ県によってもかなり違うんじゃないかという感じがするわけなんですね。そういう意味で、文部省が一応指導する責任はあるということに当然なるわけでありますから、その辺の文部省の見解というのは、この程度までこういうふうにしてもらい...全文を見る
○小西博行君 これは教育大学の例じゃございませんけれども、たとえば鉄鋼大学だとか能率短大だとか、民間から選ばれてその大学へ入って二年間勉強するという、これは大学院じゃございませんけれども、そういうシステムがあるわけですね。その中で、これは大学での落ちこぼれということなんでしょうけ...全文を見る
○小西博行君 この間新聞見ますと、医者が卒業するまでに大体四千八百万という。これも学校によって全部違うと思いますけれども、大体四千八百万前後ぐらいの金がかかるというふうに新聞で見たわけでありますが、この大学院、二年間で大体一人当たりの費用といいますか、二年間養成するための費用とい...全文を見る
○小西博行君 少し視点を変えますけれども、実際に教員になる資格というのは、何も教育大学を出なくても、一般の教育課程、先生になるだめの必修科目をとって、そして教生をやれば教員になるわけですね。私はいつも思うんですが、いい教員をとにかくつくっていかなきゃいかぬという前提に立って、教育...全文を見る
○小西博行君 私、教員というのは、いまさっきから申し上げておりますように、いろいろな経験を豊富に持っておられる方々が正常な教育をしていただく、特に小学生のような子供さんの場合はもちろん当然でありますから、今度の特に大学院大学、この辺で再教育をされる先生方が本当にりっぱな方々であれ...全文を見る
○小西博行君 奨学制度とかあるんですね。
○小西博行君 教育大学の件は、その程度にとどめておきたいというように考えます。  もう一点だけお話をちょっとお聞かせ願いたいんですけれども、たとえば岡崎国立共同研究機構の新設ですね、それから先ほどお話がございました宇宙科学研究所の新設、こういうお話を聞くたびに内容的に、私は科学...全文を見る
○小西博行君 つまり、一番詳しい局長さんでもなかなか領域を分けて機能的にはっきり明確に説明するのがむずかしいぐらい、内容的に大変似通っているんじゃないかというふうに私は理解しているんです。もちろん研究者ですから、自由な発想というのは、これは理化学研究所だって、おまえのところは全然...全文を見る
04月08日第94回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号
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○小西博行君 大きく分けまして、二点ぐらい質問したいことが実はあるわけでございます。  まず一点は、原電の敦賀一号機の問題にわたりまして御質問さしていただきたいと思います。そして大きな二点目は、低レベル廃棄物の問題を少し時間がありましたらとらえて質問さしていただきたいというふう...全文を見る
○小西博行君 しかし現実問題は、一番古いのはもう十五年たっておりますね。この間私、島根の発電所へ行ってまいりましたが、ちょうど定期整備でございまして、いろいろ案内していただきました。島根が七年ぐらいですね。そういった意味ではかなり技術の蓄積があり、そして信頼性という意味で、何か一...全文を見る
○小西博行君 そういたしますと、原子力発電所を建設する場合に、いろんなメーカーが入って建設をすると思いますが、いわゆるハードの部分の問題点が各発電所によってかなり異なるのか、あるいはむしろ管理体制といいますか、ソフトの部分の方が大切であるか、その辺をちょっとお聞かせ願いたいと思い...全文を見る
○小西博行君 大臣、一般の産業、たとえば自動車業界でも電気業界でもいいんですけれども、当初製品そのものが設計品質どおりうまく流れない場合、各工程によってトラブルがたくさん出るわけです。そういう場合には、不良品が出るということを前提にいたしまして、一番悪いのは全数検査というやつをや...全文を見る
○小西博行君 私この間ある人にお伺いいたしました。たとえば火力発電所ですね、火力発電所も大体構造的には蒸気を発生して、その蒸気によってタービンを回して発電するという、こういう仕組みにおいてはそう変わりないというふうに聞いております。その段階でもこういう蒸気の漏れであるとかあるいは...全文を見る
○小西博行君 私は今回の蒸気が漏れたという問題に対しまして、人によりましては大して安全上心配なかったんだと、まあ故障程度というようなことで解決してもいいんじゃないかという話があるわけでございますけれども、しかし、何としてもどうも気になるのは、本当に設備そのものの信頼性という面から...全文を見る
○小西博行君 今回のそういう事故に対しましてどうも気になるのがやっぱり会社の指示、命令系統をどういう形で流しているのか、そして現実にそういう問題が発生したときに日誌でたとえば報告するなり、あるいは口頭ですぐ上司に報告するなりという、そういう職務の文書化が十分なされていなかったんで...全文を見る
○小西博行君 どちらかといいますと産業は産業の中、事業所は事業所の中で完全な品質保証体制をつくっていただきたいというのが私の気持ちなんです。なおかつ、こういう問題が出てきまして、厳重に今度は通産の方から一々そのチェックしなきゃいかぬというのは、必ずしも解決にならないというふうに私...全文を見る
○小西博行君 ぜひ対応といいますか、これから先の問題として、今回の事件を大きな教訓にひとつしていただきたいと思います。現実には直接の被曝者というのはなかったと、こう理解していいわけですね。  そういう意味で、私は一般のメーカーあるいは産業についていろんな疑問を持っておるわけなん...全文を見る
○小西博行君 今回の事故は原電の敦賀一号炉ということになるわけですが、先ほど中電ということでお聞きしたわけですが、全国の発電所の管理体制というのはかなり上級といいますか、そう言いますと、今回のは特別悪かったみたいな表現にもなるんですが、そういう意味じゃなくて、全国の発電所の管理体...全文を見る
○小西博行君 恐らく今度の事故で地元住民の方々も全部情報としては知っているわけですから、ずいぶん心配されているんではないかということを、一番私は懸念するところなんです。長官にこの問予算委員会でも質問さしていただきましたように、かなりハイピッチでこの九年間、六十五年度までやらなきゃ...全文を見る
○小西博行君 この質問は最後にさしていただきたいと思うんですが、とにかくこういう機会といいますか喜ばしくない機会、ずいぶん金のかかる信頼性回復という意味で、困った機会がこのたび出てきたわけでありますから、これを契機にして何としてもそういう内部の管理体制というのを、第一義的にやっぱ...全文を見る
○小西博行君 その中で、いま二十一基というふうに申し上げたんですが、これは電力所ごとにあるいは二基あるところもありますから、焼却炉をぜひつけたいと申請した場合には、これは通産の認可を受けなければならないんですね。そういう意味で、現在焼却炉のない事業所というんでしょうか、それをちょ...全文を見る
○小西博行君 これ焼却をして灰にしますね、その灰を今度セメントで固化する、こういうようなシステムが普通じゃないかなというように私思うわけなんですけれど、実際に発電所へ見学なんかに行ってみますと、全部裸になりまして、そうして向こうの作業服みたいなのを着せていただいて中に入りますね、...全文を見る
○小西博行君 そうしますと、実際に使ってカウンターでチェックして大丈夫なものは洗たくするなり何なりで再使用ということをやっているわけですね。——ああそうですか。私は何にもなかったんですが、これはもう廃棄物ですということで処理していましたので、そのことによって低レベルがどんどんふえ...全文を見る
○小西博行君 何としても現在の時点では廃棄物そのものの容量がどんどんふえるから、何とかして処理していかなきゃいかぬということですから、この問題は国会の中でも審議して、将来の対策として一つの方向が決まると思うんです。試験投棄一遍やってみるとか、何とか容量そのものを小さくして保管でき...全文を見る
○小西博行君 これらの廃棄物の処理の仕方をちょっと教えていただきたいと思います。
○小西博行君 全国の医療関係で、放射性のものを使っている資料をいただいたんですね。病院ごとみたいな感じでして、非常に数が多い。そして、各地域で実際にどのくらいの量が出ているのかなということも、私勉強さしてもらいたかったんですけれども、なかなか地域ごとの容量というのがつかみにくいと...全文を見る
○小西博行君 ですから、一つの病院でそれぞれが処分しなさいということになりますと、管理費用はかえって高くつくということもありましょうから、容量その他を一遍チェックする、あるいは内容によっては細菌性のものがある場合もあると思いますので、そういうのを各地域別にある程度大枠して、そして...全文を見る
○小西博行君 私の素朴な疑問というのは大体わかっていただいたと思うんですけど、むしろ、科学技術の所管の中で、理化学研究所のような部分というのはわりあいそういう意味では拘束がなくて、一つの方向性に対してさらに深い研究を積み重ねていくということで、私はそういう形が理想ではないかという...全文を見る
○小西博行君 最後になりますから一点だけ要望させていただきたいと思います。  確かに、科学技術博覧会ということになりますと、どうしても最高のものが各メーカーあるいは研究家から出てくるんじゃないかという気がするんです。これは大人といいますか、ある程度そういう能力のある人から見ます...全文を見る
04月09日第94回国会 参議院 文教委員会 第6号
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○小西博行君 きょうは青少年の非行の問題について数点にわたって御質問させていただきます。  青少年の非行の問題が最近は特に顕著にあらわれておりまして、特に非行だけではなくて、自殺あるいは暴力、あるいは覚せい剤の乱用、あるいは家出、時には殺人というような大変大きな問題を提起してい...全文を見る
○小西博行君 いまのお話を伺いますと、大変のんびりしているような感じがいたすわけでありますけれども、何としてもいまの教育の問題の中で、この少年の非行あるいは暴力という問題が一番私は早期解決を要するような問題だというふうに考えているわけであります。    〔委員長退席、理事大島友...全文を見る
○小西博行君 確かに、実際に起きた一つ一つの事象をまとめたら、恐らくそういう結果になるというように私も考えます。  私がまず申し上げたいのは、各県の教育委員会あるいは市の教育委員会、一切の学校を担当している校長あるいは教員、こういうそれぞれの分野で努力するのは、私はもう当然だと...全文を見る
○小西博行君 どうもこれは文部省だけではないと思いますけれども、私のような新しく国会へ来た人間から見てみますと、本来は省庁というのは、しかもトップクラスの方々というのは、どんどん新しい企画を持って、そして国民全体にそれを実際化していくといいますか、具体化していく。むしろそっちの方...全文を見る
○小西博行君 ちょっと、短くひとつ答弁をお願いしたいと思います。  で、私は、そういう問題に対する総合的な対策というものが非常に大切になってくるんじゃないかと思うんです。そして、特に非行あるいは暴力、自殺というふうな問題の場合は、子供の耐えがたい環境からの逃避状態というふうに私...全文を見る
○小西博行君 ひとつ最後にもうこれ答えてもらわなくて結構でございますが、私、ちょっと誤解されているように聞いたわけなんですが、そういう文部省の中でちゃんと研究したものを各教育委員会とか先生に拝しつけるという意味じゃないんです。私は、そういう本当に困っているのは現場の教員だというよ...全文を見る
04月14日第94回国会 参議院 文教委員会 第7号
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○小西博行君 それでは放送大学学園法案につきまして、数点にわたって質問をさせていただきます。どうも私自体が質問をする立場といたしましても大変質問しにくい部分がたくさんありますし、同時にお答えしていただく文部省の方も大変簡潔なお答えが期待できない部分があるんではないかと思います。 ...全文を見る
○小西博行君 確かにこの中に、放送大学をやるための目的みたいなものですね、設立の目的ですか、この中に「新しい高等教育システムとして、」というのが書いてありますね。私はこれに非常に興味を持つわけなんですが、現実にテレビを見せ、ラジオを聞かして、そしてその自宅研修をやってというのは、...全文を見る
○小西博行君 前のときもちょっとそういう話をしたんですが、そうでなくても最近の大学の質がずいぶん低下しているということが社会問題に私はなっているというふうに考えます。昔の大学生というのは、何となくそれほど勉強しなかったような感じがするんだけれども、どこか何か一つ違った基礎的なとい...全文を見る
○小西博行君 いや、局長さんのおっしゃるのはよくわかるんですね。ですから、放送大学によって先ほどの生涯教育だとか学校へ行きたくてもいろんな事情で行けない人、そういう方が勉強できるんだ、この利点はよくわかるんです。しかも私は何もいいことが一〇〇%でなければ何事もやっちゃいかぬという...全文を見る
○小西博行君 実は細かく一点一点やっていこうと思っておったんですけれども、やっぱり基本的な問題がある程度あれしないと、いや、それは放送大学法案が通過してからですというのはもう言われぬ最初からわかっておりますからこれはもうやってもしようがないなあと実は思うんです。そういう意味でこの...全文を見る
○小西博行君 実際その学習センターでいろんな講義を、まあ面接指導というんですからいろんな話すると思うんですが、恐らくこの放送大学というのはそんなにエリートをといいますか、非常に高度な教育を中心にした大学ではないんですね。私はそこら辺が単位の認定の仕方によってずいぶん変わってくるん...全文を見る
○小西博行君 A、B、Cでも構いませんから。
○小西博行君 最後に、文部大臣にお願いしたいんですが、いろんな教育の問題というのは、当然この文教委員会でいろいろやられるわけですね。で、文部省の方の姿勢を見ておりますと、この放送大学法案については非常に熱心でしてね、詳しい方もたくさんいらっしゃいまして、やっていただくのは私は結構...全文を見る
04月16日第94回国会 参議院 文教委員会 第8号
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○小西博行君 二、三点お尋ねしたいと思います。  私は、放送大学というのは、いまの大学教育の中から何か一つ新しいものが生まれて、一般の大学に波及効果をしていただいたらなあというのが実は気持ちでございますけれども、だんだんこの法案を煮詰めてまいりますと大変問題点がたくさん出てまい...全文を見る
04月21日第94回国会 参議院 文教委員会 第9号
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○小西博行君 大変参考になる御意見ありがとうございました。  私も、本質的に何とか生涯教育を前進させなきゃいかぬというような、そういう気持ちは持っております。同時に、きょう三人の先生方からいろいろ貴重な御意見をいただきましたが、特に坂元先生の場合は、この「放送大学の基本計画に関...全文を見る
○小西博行君 そうですか。そういう意味で私ほんの初歩的なことをお伺いするんですけれども、まず最初に、アンケート調査をやっておられますね。つまり放送大学ができたらぜひ勉強したい、それが八%という数字で、五千人ランダムですか、そして全体的には日本全国で六百二十万人つまり十八歳以上の方...全文を見る
04月24日第94回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第5号
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○小西博行君 法案について二、三点質問さしていただきます。  私は、以前から申し上げておりますように、何とかして新しい技術を日本がたくさん貯金をしていかなくてはならない。将来は製品の輸出じゃなくて、むしろ技術の輸出ということで、世界各国に喜んでいただけるような、そういう日本にな...全文を見る
○小西博行君 その辺のところが、実は将来の日本の産業ということで考えますと、私は研究テーマの選び方によってずいぶん変わってくるんではないかなという気がしているんです。つまり、日本はどちらかといいますと工業国といいましょうか、鉄にしても船にしても電気製品にしても、あるいは車にいたし...全文を見る
○小西博行君 先ほど敦賀の原子力のあれが出てまいりました。私は、こういう研究開発というのは、当然人間が携わってやるべき分野だというふうに考えておるんですね。ですから、コンピューターを使おうとどんな道具を使おうと、やっぱり人間の発想といいましょうか、独創性といいますか、そういうもの...全文を見る
○小西博行君 最初五億円の予算でやると。理化学研究所は、これは言ったら基礎研究といいますか、そういう分野を担当してもらっている。そして今度の新しい流動システムによるやつは、もう少し実用的な段階といいますか、並べてみると少し実用化に近い方といいますか、そういうふうに理解はできるんで...全文を見る
○小西博行君 いまテーマが四つで五億ということなんですが、当然これは長期計画に立った上で、さっき長官から一つのあれで二十億ぐらいということでお聞きしたんですけれども、長期計画に立った上でまず五億と、五億を四つに分けるかっこうですね。どういうところからそういう試算がやられるんでしょ...全文を見る
○小西博行君 このテーマを見ましても、これだったらある程度いけるんじゃないかなという感じを私受けたんです。というのは、例の日立の研究所へ行きまして超LSI、その材料である珪素鋼ですか、非常にその金属というのは大切なんだと。しかも、純粋ないいものをつくりたいんだと。私はこのテーマを...全文を見る
○小西博行君 投資の評価ですね、つまり五億あるいは二十億という投資をこれから積み重ねていくわけですけれども、それに対する具体的な評価という評価項目、どういうふうに考えておられるか、ちょっとお聞きしたいんです。
○小西博行君 それは非常に大事だと思うんですね。いわゆる大学の研究者というのは、論文書いてそれがある程度認められれば、実用化しなくても学者としてはちゃんとそういう立場になっていくわけです。つまり大学の場合は、研究の先生は自由にやっていいわけですが、それとは全然違った科学技術庁とし...全文を見る
○小西博行君 つまり、その後のフォローが非常に私は大事だと思うんです。そうしないと、こういう一つの研究をやるんだといっても、トップクラスのいいのをよこしてもらわなきゃ、私は意味がないと思うんです。そういう意味では、恐らく研究者というのは、相当その分野につきましてはベテランの方とい...全文を見る
○小西博行君 私は前にも一度大臣にお話ししたかもわかりませんけれども、物を考えていくときに、日本人の特性というのは、下から積み上げていくという方法でございますね。もっとわかりやすく言いますと、たとえば物を組み立てるという場合は、MTMという動作分析がありまして、できるだけ両手作業...全文を見る
○小西博行君 これはナダラーさんという早稲田へ一時先生で来ておられました、十四、五年ぐらい前だと思います、いまの吉谷龍一先生という早稲田の先生が訳したりして出しております、つまり、レベルをどのレベルで考えるか、特にアメリカ人というのはそういう発想持っておられるんです。日本人という...全文を見る
○小西博行君 もう一点だけ。  先ほどお聞きしますと、まだかなり年配者の人がリーダーになってやられるような感じもなきにしもあらずなんですけれども、皆さん御承知のように、本田技研なんかも、大体単車の設計やなんかというのは二十五、六ぐらいの人を筆頭にして、つまり、単車の感覚知らない...全文を見る
04月28日第94回国会 参議院 文教委員会 第10号
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○小西博行君 きょうは放送大学法案にだけ焦点を合わせて質問をさせていただきます。  放送大学法案は、衆議院、参議院あわせまして相当長い間の審議期間を経ております。そういう意味で、私は非常に端的に質問をまずさせていただきたいんですが、放送大学法案を通じて大臣からまずお伺いして、そ...全文を見る
○小西博行君 大臣の答弁聞かしていただきますと、どうも当初法案が出た時点とそんなに変わっていないんじゃないかという感じが実はするんです。私はむしろ、この放送大学というのは新しい大学だから、いろんな放送網を使って、たとえば既存の大学に対して非常に大きなインパクトを与える、私はそうい...全文を見る
○小西博行君 当初の第一期計画というのは一万七千人ということでしたね。まず、一万七千人の学生数。それに年間の費用は、学費として大体通信大学並みということですから、六万から八万として、八万取ったといたしましても、大体十三億六千万ぐらいの売り上げと言ったらおかしいんですけれども、収入...全文を見る
○小西博行君 これがさらに全国レベルということになりますと、これはもう私の方は途方もつかないんです、四十五万人というようなことになりますのでね。各地方によりましてはずいぶん費用も変わってくるでしょうし、それから先生の応援体制ということ、細かく言えば切りがないんですけれども、そうい...全文を見る
○小西博行君 次に移っていきます。  まず、一期計画の場合は、私はそんなにこの問題を心配してないんですが、この地方大学の先生の応援体制ですね、これが私は学習センターということになると思いますが、その学習センター——私は広島だからよく広島を例にとるんですけれども、広島の中でたとえ...全文を見る
○小西博行君 参考までに、国立大学の場合は、これは私全国は知りませんけれども、広島あたりで聞きますと、大体週に三こまあるいは四こまぐらいの授業科目を担当しております。私どもが私立大学の場合は大体十こまぐらい持っておりましたから、むしろ私立大学の先生に応援体制を願うというのも、これ...全文を見る
○小西博行君 多分、そのコンピューターシステムをうまく使って、できるだけ簡単に添削できるといいますか、むしろ模範解答をぽんと印刷して、このとおりですというような形で返す場合は、非常にこれは私は簡単だと思います。しかし、この間の日大の通信教育のように、一字一句赤ペンキできれいに書い...全文を見る
○小西博行君 ですから、この一次計画一万七千人の場合、やっぱり少なくとも添削いうのは一カ月も二カ月もかかって送り返すということはあり得ないと思うのですね。どんなに遅くても十日以内には大体送り返してあげるということじゃないでしょうか。そうしますと、やっぱり五十人の人間が要るのですね...全文を見る
○小西博行君 学習センターでゼミナールをやるわけですね、学習センターの方で。そうすると、レポートなんかのチェックというのも学習センターでやってもいいわけですね。  同時に、さっきの話にちょっと返りますけれども、やや規模の大きい都市はいいんだけれども、今度逆に小さい町になればなる...全文を見る
○小西博行君 ぜひこれは、いまの段階でやるのはちょっと筋違いだとおっしゃるかもわかりませんけど、できるだけ万全を期して、文部省の方でそういう細かい体制を、実際法案が通過したらこういうかっこうでやるんだというか、そういうものをちゃんとやっぱり腹案として持っていただきたいなと、こうい...全文を見る
○小西博行君 この実験講座の方を、こう見てみますと、「講義内容に対する理解度」という、こういう表がありますね。こういうような表があるわけですけれども、この表を見ますと、「英語」とか「哲学的人間学」、こういうのがあります。これはやっぱり理解度はもう極端に悪いというアンケートですね。...全文を見る
○小西博行君 ぜひそういう大学を考えていただきたいと思うんです。どなたでも勝手に出られるというんでは、どうも大学全体のイメージがずいぶんこう——現在でも落ちてると思うんです。そういう意味で、さらにそれに拍車をかけるようなことはひとつやめていただきたいというふうに思います。  そ...全文を見る
○小西博行君 大臣に、いまの質問なんですが、やっぱり収支というんですかね、特殊法人ですから、そうしないとやっぱり問題が残ると思うんです。もちろん、それは国鉄だって、あれほど赤字出しておるんですが、これはやっぱり前向きに検討して絶対に赤字にならないようにという努力はみんなされてるわ...全文を見る
○小西博行君 えらいおほめにあずかったんですけれども、私はごく初歩的なことだと思いますし、何か一つの法人あるいは企業にしたってそうなんですけれども、もう最低の条件じゃないでしょうか。私がいままで言っていることは別に無理は言っていないと思うんです。どういう大学のイメージづくりなのか...全文を見る
○小西博行君 私はこの文教委員に、初めて議員になってなりまして、科学技術と両方やっているわけですが、何か一つ情熱が欠けているような感じがしてならぬのですよ、本当に大臣。私はこれだけ大きな、まあ事業という言葉はまた悪いかもしれませんけれども、一千百億というような大金を使って国民の皆...全文を見る
05月07日第94回国会 参議院 文教委員会 第11号
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○小西博行君 放送大学法案につきまして質問させていただきます。  放送大学法案は長い間の審議を経てきているわけでありますが、この法案自体は、私も何回も読ませていただきまして、それほど問題はないというふうに解釈しております。特に、きょうも質問がございましたが、組織の問題につきまし...全文を見る
○小西博行君 アンケートという話が出ましたからちょっと質問させていただきますが、実はアンケートというのは、基本計画の中にメンバーとして入っておる先生にちょっとお伺いいたしますと、もともとあのアンケートのデータというのは信頼性が余りないと、信頼性が余りないから、あれは——つまり文部...全文を見る
○小西博行君 それと、よくイギリスのオープンユニバーシティーの件が出るわけですが、いろいろこれも聞いてみますと、むしろNHKのいわゆる教育番組ですね、あの方が実はもっと先輩でして、オープンユニバーシティーの方からどんどん教えてもらいに、過去来たということも実は聞いたわけなんですね...全文を見る
○小西博行君 したがって、学長以下、学長がトップになりまして実際の放送大学を運営していくわけですね。実際のカリキュラムであるとか教育内容につきましては、学長がトップになりまして評議会あるいは運営審議会のメンバーを十分使っていくと。この運営審議会は別でしょうか、ちょっと……。
○小西博行君 大臣にちょっとお伺いしますが、大臣には小学校中学校問題で私も何回も質問させていただいておるんですが、文部大臣というのは大変責任が重くて権限があんまりないと。まさにこの放送大学の場合は非常に権限もあるわけですね、任命権もすべてありますから。これはどうなんでしょうか。お...全文を見る
○小西博行君 田中文部大臣は、それで私、十分だと思うんですが、現実に特にこの文部大臣の権限という、実際は任命ということになると思うんですけれどもね、どなたがなられても、たとえば理事会である程度その方向が中立を保っていけるようなそういう仕組みをかっちりつくっておく必要があるのじゃな...全文を見る
○小西博行君 ひとつよろしくその点を検討してもらいたいと思うんです。  ちょっと質問の方向を変えますが、最近の一般の大学生ですね、一般の大学生にいろいろ接しておりますと、創造力、自分で物をつくり出していくというような意欲というんでしょうか、大変その辺が不器用です。それから、表現...全文を見る
○小西博行君 実際に現場に携わってきますと、たとえば何かレポートを出しなさいといった場合に、実際に返ってきた答案を見ますと、これは小学生へもう一回返したらいいんじゃないかというような学生が、一般の大学でもかなりいるというふうに私は思います、実際に。そういう意味で、私はこの放送大学...全文を見る
○小西博行君 放送大学でも恐らく優秀な人材が大学によってやっぱり私はあらわれるんじゃないかと思うんです。自分の才能というものに対して初めて意識するような方もあらわれると思うんです。それはそうなんですが、人数の確率から言って、やっぱり数が少ないんではないかなあ、そのように実は考えま...全文を見る
○小西博行君 非常にいい言葉で表現していただいたんですが、現実に私立大学でもそういうことがあると思いますが、非常に厳しく単位認定をやりますね。たとえば必修科目の場合、厳しくやります。そうしますと、それが次の年にまた一斉にその先生の科目を取らなきゃいかぬわけですから、人数が倍とか、...全文を見る
○小西博行君 選科履修というのと、いわゆる卒業して学士をもらうという二通りありますね。これはやっぱり同じようなレベルで単位の認定をやっていくんでしょうか。
○小西博行君 その辺が何となく定かでないんですね。ですから、私はそんなに何としても厳しくやれということではないんですけれども、少なくともやっぱり一般の大学、たとえば地方大学にいたしましても、放送大学は非常にいいことをやっている、なかなか学生さんも熱心でレベルが高い、こういう形にな...全文を見る
○小西博行君 公開講座は私も聴講したことがあるんです。非常に上手にやられます。おもしろくやられます。したがって、どなたでも一度やっぱり聞きたいなと、こういう感じですね。たとえば、ちょうどテレビの歴史物がありますと、それの前後あたりをうまくやられるものですから、聴講に行きたいという...全文を見る
○小西博行君 そういう意味で、放送大学を実際に聴講したい人というのはいろいろな目的があってやられると思うのですね。で、私はさっき申し上げた、将来どこかの大学へ入るために勉強するんだという人も中にはいると思うんです。たとえば十八歳ですぐ大学へ行けなかったとか、あるいは大学に失敗した...全文を見る
○小西博行君 したがって、通信大学の場合は自分の学校にちゃんとあるわけですから一年、二年から三年へ同じ大学へ入っていくというようなことですから大変便利がいいわけですね。ところが、放送大学の場合は必ずしもそうでもない。しかも、そういうことだけを目的にしてやるということになりますと、...全文を見る
○小西博行君 ぜひこういう資格認定制度みたいなのを考えていただきたいと思うんです。  そうしますと、独勉で一つの資格を取るということは大変私は喜びにつながると思うんです。もっともいまは、たとえば司法試験であるとか公認会計士とか、あるいは税理士、いろんな資格試験がありますから、そ...全文を見る
○小西博行君 それで、その効果ということなんですね。私はいつかここで質問さしていただいたんですが、四十人学級になったときにどういう効果が上がるんですかというような質問。たとえば大変むずかしいことだと思うんですけれども、その効果が上がる上がらぬか、いまの局長の話では人数がどんどんふ...全文を見る
05月21日第94回国会 参議院 文教委員会 第13号
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○小西博行君 きょうの文教委員会では、主に社会党の提出されました対案に対しての質疑ということになっていると思います。しかし、先ほど田沢委員あるいは柏原委員の方からいろいろ質問がございまして、私が御通告申し上げた問題点についてはほぼもう言い尽くされたというふうに私は考えているわけで...全文を見る
○小西博行君 この間の各公述人の中で千種先生という方がいらっしゃいました。これは修道大学の学長だったというふうに私考えておるわけですが、この方は私は二枚にまとめて大変要領よく報告されたというふうに思います。それは、放送大学というのはこういう存在意義があるんだという利点を六点ほど具...全文を見る
○小西博行君 ぜひそのようにお願いしたいと思います。もちろん、私どもも、この問題についてもっと具体的な問題を検討して、そして政府の皆さん方にぜひ理解していただきたいというように考えておりますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  もう一点、法案の中身についてちょっとお尋...全文を見る
○小西博行君 そういう意味でちょっと私も教養学士というイメージが不勉強なためによくわからぬのでこういう質問をさしていただいているわけなんです。たとえば「マーケッティング」というように書いてありますが、これはあくまでも文書の言葉でもって、マーケッティングの意義その他を述べるというだ...全文を見る
○小西博行君 私は、この放送大学学園というのは、いままでになかった、つまり国立大学でもない、いわゆる私立大学でもない、何かそういう教育界に大きなインパクトを与えるという意味で、私はある意味では大変期待している法案なんでございます。そういう意味でいきますと、何かしら従来の国立大学と...全文を見る
○小西博行君 私は、大学の自治と例の番組編集権、これはもう皆さん方がずっと出されておりますのでくどくは申し上げませんけれども、特に番組編集権というのは、実は先生を選ぶといいますか、排除することもできるわけですね。たとえば、あなたはだめですというようなことも同時にNHK側は持てると...全文を見る
○小西博行君 先ほど勝又先生の方からもう答弁があったわけですけれども、とにかくNHKでやる場合には、金銭的に、財政的に大分安上がりになるんじゃないか、それからNHKの技術をそのまま借りることができるんではないか、こういうような御意見だったんですけれども、文部省はそういうものに対し...全文を見る
○小西博行君 時間が来ましたんですけれども、最後に、これは一点だけお伺いしたいし、相当決意を持っていただきたいと思うんですが、これはもう先日から再三こういう問題は出ておるわけですが、この放送大学を実際にやる場合に、何としても最終的には、この間からしょっちゅう出ましたようなすばらし...全文を見る
05月22日第94回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第6号
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○小西博行君 私も敦賀の問題について何点か質問させていただきたいと思います。敦賀の問題は先ほどから各委員からかなり個々の設備についての質問がございましたので、余り細かい問題については触れません。  その前に長官にちょっとお尋ねしたいわけでありますが、けさのサンケイ新聞で私は拝見...全文を見る
○小西博行君 できるだけ早く対処していただきたいと思います。むしろ何か延びたことをかえって喜んでおられるのかなという感じも実はしていたんですけれども、つまり次の母港がなかなか決定されないでしょうし、早く修理が終わっても持っていくところにずいぶん困るんじゃないか、そういう心配を私ち...全文を見る
○小西博行君 私も必ず二つあるから全然効果的でないというような表現じゃなくて、もう少し内容的な検討をされて、私は一つに統合すべきものはした方がいいんじゃないか。  と申しますのは、ずいぶん前でございましたけれども、やはり理化学研究所の中の腸内菌の研究開発をやっている先生がいらっ...全文を見る
○小西博行君 ではほかの省庁、たとえば科学技術庁あるいは通産あるいは地方の自治体、こういう各省庁の関係というのは、全く責任がないというふうに断言していらっしゃるんでしょうか。
○小西博行君 実は原子力という問題は、特別にいろいろ国民の関心を呼ぶところだと思うんですけれども、たとえば例題を出してみたいと思うんですが、一般の会社、これは飛行機をつくっている会社もございますし、あるいは製鉄会社もあるし、あるいはボルトナットをつくるような会社もあると思います。...全文を見る
○小西博行君 今度の事故をずっと調べてみますと、たとえばパイピングの溶接個所の割れであるとか、あるいはスラッジタンクの壁面に穴があいたとか、そういうような比較的想定のつく部位といいますか、そういうところのわりあい故障といいますか、事故が多いような感じがするんです。そういった意味で...全文を見る
○小西博行君 それはよくわかるんですけれども、それなら今回の事故の場合に、専門官の職務分担といいましょうか、仕事の範囲、何をやったらいいかというようなことが余り明確にされてなかったために、専門官が知らないうちに実際に事故が起きてしまったというような、そういうような不都合が起きたん...全文を見る
○小西博行君 最初の発電所を建設する場合の許認可というのは大変複雑で、しかも厳しいものだというふうに私も理解しているわけなんです。  そこで、実際問題どうなんでしょうか。いろいろ通産省が管理されておりまして、現在の原子力発電所二十二基ということが実はあるわけでありますが、その中...全文を見る
○小西博行君 その辺がどうも私もわかりにくいんですけれども、この原電敦賀というのは大変古い発電所でありますし、大変パイオニア精神といいますか、日本の原子力発電の中では、トップクラスでスタートしたというように聞いているわけなんです。そのことが、一般の発電所の大変いい教本になったとい...全文を見る
○小西博行君 ですから平田課長、そのことは私結構だと思うんです。そういうように本来あるべきじゃないかというように私も考えます。教育訓練というのは絶対大事だと思っておるんです。ところが、どうなんでしょうか、六カ月一応ストップしてそして再開されるわけですが、この六カ月の間に、こういう...全文を見る
○小西博行君 全く結構だと思いますが、これは長官、どうなんでしょうか。もちろんトップの人事はかわったと思いますが、トップの人事がかわったらすぐ六カ月ぐらいでそういう体制が本当に組めるんだろうかということは、実は私心配するんです。さっき通産に御質問申し上げた中で、それだけ非常に重要...全文を見る
○小西博行君 昔は科学技術の方で、かなりそういうチェック機関があったわけですね。通産の立場というのはどちらかといいますと、できるだけ稼働率を上げていただいて、そしてどんどん有効な電力を発生してもらう、これが言うなら指導の本来の私は対象だというふうに考えておるんです。  そういう...全文を見る
○小西博行君 通産と実際の原電との組織の対応の仕方ですね、いろんな設備についてはこうやるということがいま報告の中にちゃんとあるわけですけれども、中のソフト的な、つまりシステム的なそういう改善というものは、国と原電の中での対応の仕方というんでしょうか、こういうものは通産も一緒に参考...全文を見る
○小西博行君 その辺のところをよく指導してあげていただきたいと思うのと、あとは訓練だと思うんですね、つまり、いろんな現象が起きたときにどういうふうに早く対応していくかという。なかなか組織だけは、私自身いろんな企業を診断指導をしてシステムを組んでも、それが有効に機能するというのは、...全文を見る
○小西博行君 さっき近藤委員の方からちょっとお話がありましたように、チェックを厳重にしようと思ったら、いっぱい計器をつけて、いっぱいランプがつくようにして、ブザーがしょっちゅう方々で鳴ると、わりあいそういうことをやりがちなんですね。私は、人間工学的に非常に見やすい体制、これから先...全文を見る
○小西博行君 自治省の方来ていただいておりますでしょうか、時間がなくなりますので、質問さしていただきます。  先ほどのエネルギー閣僚会議で、自治大臣の方から地方自治体に原子力発電所の規制に関する権限の一部を与えるべきじゃないか、こういうような発言があったというふうに私も聞いてい...全文を見る
○小西博行君 確かに発電所関係、特に原子力関係というのは、地元の協力という意味では大変私は大事なことだと思いますので、そういうコンセンサスを得るために、もろもろのモニタリングその他についてやっぱり監視をしていただく、こういうことはかえってこれからの原子力行政にとっていいことではな...全文を見る
○小西博行君 最後にちょっとお伺いしたいと思います。  大臣、これから先原子力発電というのを計画によりますとずいぶんたくさんつくっていかなくてはなりませんし、これは大幅におくれているわけなんですね。そういう意味で、これから先の発電の設備についてのいわゆる設計とかあるいは施工とい...全文を見る
○小西博行君 終わります。
05月28日第94回国会 参議院 文教委員会 第14号
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○小西博行君 放送大学法案も大体終結の方向に来たというように私は考えているわけでございます。ただ、いままでの質問の経緯を踏まえまして確認というようなかっこうになろうかと思いますが、少し質問さしていただきたいと思います。  まず、この放送大学学園ができまして、最終的には学生が四十...全文を見る
○小西博行君 そして、この委員会でもしょっちゅう出てまいったわけでありますが、新しい大学と、放送大学学園というのは既存の大学ではないんだ、何かすばらしい非常に新しいものなんだというようなお答えがずいぶんたくさん出てまいったわけなんですけれども、私は、その新しい大学というのは実は放...全文を見る
○小西博行君 その辺が私からすると非常に頼りない感じに受け取れるんです。ただ、理事長は文部大臣の任命ということになっておりますから、文部大臣の意向が十分に理事長によって反映されるというように解釈すれば、これはかなりわれわれが言っていることが確かにその大学に影響を与えるだろう、この...全文を見る
○小西博行君 単位の互換であるとか、あるいは編入転学、あるいは障害者のための教育条件ですね、こういうものを、もういまから、法案が通過したらすぐに条件整備をひとつしていただきたいというように考えているんです。  つまり、これ「放送大学について」というのを文部省大学局が出しておりま...全文を見る
○小西博行君 終わります。
11月12日第95回国会 参議院 文教委員会 第6号
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○小西博行君 健康会法案が、先日来かなりいろんな分野から審議されているわけでありますが、私はぜひともこれだけは聞いておきたいということを要点をしぼって質問させていただきたいと思います。特に、今回の健康会法案というのは、行革の一環としてその意味を大きく持っているというふうに私は考え...全文を見る
○小西博行君 いや、前段の部分は、健康会法案はまだ通過してないわけでありますから、そのことは別にいたしまして、いままでもうすでに二つの安全会と給食会というのが長い間やられていますね。そういう意味で、それをやり出してこういういいメリットが出てきているのだという、その辺の実態をお話し...全文を見る
○小西博行君 どうしても、この審議の中でなぜ健康会法案としてまとめるんだろうかというところが私は論点になるんじゃないかと思うんです。それは恐らく実績はまだないわけですから、何か予測があると思うんですね。その予測というのは、先ほどもいろいろ委員の方から質問があって答弁していただきま...全文を見る
○小西博行君 政府の考えていることに対しましては、放送大学もそうでございましたが、将来の大きな大勢としては、やっぱりいろいろな問題があろうともやらなきゃいかぬということであれは通過した問題だというふうに私は考えているわけです。そういう意味では、せっかく健康会という一つの法案を通過...全文を見る
○小西博行君 なかなかやっぱり具体的な御意見が聞けないような感じがいたしますけれども、ただ私は、この教育行政、この法案にいたしましてもそうですけれども、単独ではこれ存在するはずがないという考え方を持っておるわけです。つまり教育というのは、現在の問題からいたしますと、どうしても非行...全文を見る
○小西博行君 大変詳しくお話をいただきました。どうも体育局長、ああいうことらしいんですね。大変私は何か大切なことじゃないかというふうに私自身も考えておるわけです。  同時に、いまさっき食事のマナーについて非常に厳しく指導するというお話がございましたですね。ですから、私は今度のこ...全文を見る
○小西博行君 私が申し上げたいのは、そういうふうにたとえば非行という問題一つとらえても、文部省だけでいわゆる責任、権限の範囲といいますか、職分といいますか、その分野からはみ出ている部分が実は大きな影響を与える場合があるということを申し上げたい。そういう意味では、ここへ集まっていた...全文を見る
○小西博行君 そのとおりだと思いますし、まさにそうあるべきだと思うんですが、行政というのは、大臣がそういうようにお考えになり局長さんがそういうようにお考えになっても、現実それはだんだん指導というのは遠のいていくものですから、現実には一人の先生と生徒との関係になるわけですね。その辺...全文を見る
○小西博行君 これは皆さん方もよく御存じかもわかりませんけれども、一人当たりが大体年間どのくらい処理しておるかというこのデータがちゃんと全部出ているわけですね。それを見てみますと、千葉なんかは九千件以上あるわけですね、九千五十一件、それから埼玉が八千九百九十七件というように、六人...全文を見る
○小西博行君 いや、私は産業に育った人間ですから人員の査定なんかというのはしょっちゅうやってきたわけですね。省庁では定員という言葉で呼んでいるのですが、一般産業では要員という、必要人員数ということでやっているわけですね。ですから、中で改善をしたり何かをすると、もう当然、自由自在に...全文を見る
○小西博行君 いや、だから私は問題だと思うんですね。せっかく行革絡みで健康会法案をやろうとしている。実際に数字見たらえらい数字だなと私はびっくりしたんですよ。そのことはもうとっくに局長さんもよく御存じじゃないかと思うんです、こういう法案審議の中で質問がなくても、むしろこういう数字...全文を見る
○小西博行君 調査は、大人になっていくわけですから大変むずかしいと思うんですが、これは何かの形で、傾向として、これはいつもいつもというのは大変でしょうけど、何か調べてみられたらどうでしょうか。大変私は大切な問題じゃないかと思うんですね。そして現実に、これは事故が起きない方が一番い...全文を見る
○小西博行君 ぜひともそういう新しい一つの形をつくっていただきたいというように思います。  さっきもいろいろお話を聞いておりますと、どうも官公庁のかなり年輩の人がそこへ滑り込んでおると、特に、県学給の方にもかなり来ているというような話も聞いているわけですが、やはり新進気鋭のメン...全文を見る
○小西博行君 最近では食糧事情が大変よくなりましたし、保管庫の問題もかなり整備されているわけですからね。私はむしろそういう資材の供給というのは、かえって地域の中の民間の業者にやらせてみてもいい時期に来ているのじゃないだろうかなと、こういう判断をしているわけですが、それに対する考え...全文を見る
○小西博行君 大臣、その給食のさっきの資材の問題をいま議論しておるわけですが、非常にむずかしい部分が私はそこにあると思うんですね。と申しますのは、大量一括で購入していくというやり方ですね、これは当然安く買えるだろうと思います。そしてしかも、各県に冷蔵庫——これは常温あるいは冷凍あ...全文を見る
○小西博行君 承認物資はかなり種類があるでしょう。えらい少ないような感じなんですが。
○小西博行君 一般物資についてはまだ後で少し論議したいと思いますけれども、次に差益の問題にちょっと入ってみたいと思います。  実は、ここに資料をいただいておりまして、「物資経理 貸借対照表」ですね、こういう非常に細かく詳しく書いているわけですが、これが五十一年度から五十五年度ま...全文を見る
○小西博行君 いま申された三つですね、三つの項目を基本金というかっこうでトータルして決算報告書の中に入っているわけです。その数字をずつと見てみますと、五十一年度が約二十六億二千五百万、五十二年度が約三十七億四千七百万、それから五十二年度が約三十六億三千七百万、五十四年度が約二十七...全文を見る
○小西博行君 そういたしますと、貸借対照表でいまのおのおのの数字を見ながらながめていきますと、これがそれぞれプラスとやっぱりマイナスというのも結構あるわけですね、いわゆる収支を合わせていきますとね。マイナスのところは私は多分ないんだろうと思ったら、やっぱり結果的にマイナスがあるわ...全文を見る
○小西博行君 もちろんあれでしょうね、そういう貯蔵の費用であるとか、それから運送費だとか、そういうものは一般経費というかっこうで入ると思うんですね。ただ、私はこんなに差益があるのかなあと思って実はびっくりしたわけですけれども、指定物資あるいは承認物資というのがありますね、それぞれ...全文を見る
○小西博行君 そういう意味では、経費を節約しようという努力をするとすれば、できるだけ大量に買って安く買うということが一点ですね。それから、あとの管理費をできるだけ小さくとどめるということになりますと、実際にはたとえば県学給の方から考えましても、せっかくつくってくれた冷凍庫あるいは...全文を見る
○小西博行君 実際にその利用はどうでしょうか。
○小西博行君 私はそこがなかなか仲よくやれないという要因があると思うんですよ。というのは、そんなにりっぱな倉庫があるものですから、できるだけ県学給からよけい買うと、あるいは日学給からもらったものを貯蔵すると、こういう行為に走ると思うんですね。当然局長の方ももう少し合理的にやれとい...全文を見る
○小西博行君 確かにそこが一番大きな問題だと思うのですね、たとえば見積もりを出して、そしていいものは買ってもらえるというスムーズな形があればいいんですけれども、なかなか業者の数は莫大に多いわけですからね、従来は学校単位で非常に小さい商売をやっていたのが、いつの間にか県学給という大...全文を見る
○小西博行君 私は、指定物資は、これは国がまさに農業対策も含めてやるべきだというふうに思っているわけですね。いまの四品目だといっても、これは五品目になる場合があるかもわかりません。そのことは結構なことじゃないかと思うのですね。ただ、いわゆる一般物資といわれるもの、こういう問題につ...全文を見る
○小西博行君 一般の業者が言っているのが全部私正しいとか、一般業者は全部すばらしい経営をやっていると、そういうことを言っているわけじゃないんですね。現実にそれは大変管理が粗雑なところもたくさん、小さいだけにそれはあると思うんですね。そういうものをもちろん指導していっていいものを入...全文を見る
○小西博行君 この保管の年数と言うんでしょうか、かん詰めだとか米とか、いろいろ品物によって違うと思うんですね。その辺の何か基準みたいなものがちゃんとあるんでしょうか。できればその回転、どのくらい回転しているかということもちょっと知りたいんです。
○小西博行君 それでも、なおかつ品物にカビが生えるとか、少し味が悪くなるとか、あるいは全然味が悪くならなくても、ちょっと古いからもう処分しようという場合には、あれはどういう扱いになるんでしょうか。一般の業者にやっぱり売ることはできるんでしょうか。利益団体ではないから利益を上げちゃ...全文を見る
○小西博行君 自分自身が何か八百屋と魚屋になったような感じで、細かい問題を大変申しわけないと思うんですが、しかし、現実問題はどうもその辺にあるんじゃないかと思うんですね、ですから、確かに当初に返りまして、安くていいものを児童に供給していくということ、これは私大賛成です。ところが現...全文を見る
○小西博行君 それが、たとえばミカンを例にとりますと、ミカンを買う場合に、やっぱり農協の大元締めあたりからばんと契約して一年間分買うわけですね、たとえば十五万かんぱっと買うとか。ところが、実際の民間の場合はそうじゃなくて、やっぱり卸屋から、市場から買ってきて店舗へ並べるわけですね...全文を見る
11月13日第95回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第2号
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○小西博行君 ライフサイエンスについて少しお尋ねをしたいと思います。  ライフサイエンスにつきましては、けさ吉田先生の方からもいろいろ質問がございまして、いろいろ答弁をいただいております。私自身も、ライフサイエンスの問題につきましては、大変むずかしくてなかなか理解がまだ十分では...全文を見る
○小西博行君 生命工学産業の今後の市場、これは大切な分野だということをよく聞いておるわけでありますけれども、実際にそれが応用されるというような見通し、これについてお聞かせ願いたいと思います。
○小西博行君 確かに動物、植物、あるいは医学といういろいろな分野で研究されていると思うのでありますけれども、特に生命工学の応用という意味で発酵化学、この分野が大変進んでいるということを私も本でいろいろ調べたわけでありますが、そういたしましても、どうも基本的な問題につきましてはほと...全文を見る
○小西博行君 私も実は理化学研究所へ行ったときに初めて知ったわけでありますが、カビの研究も大変積極的にやっておられる研究者がいまして、これから先はやっぱり、カビをやる場合でも、カビの生理というのでしょうか、カビは何か顕微鏡で見て初めてその顔を覚えるそうでありますが、これが何百とい...全文を見る
○小西博行君 それで、この前行ったときも、光岡先生だったでしょうか、大腸菌からのインターフェロン、本人からはかなりPRを受けたわけでありますが、現在では世界のトップであるという自信を持っていろいろ発言されておりますが、どうもだんだんそういう優秀な方というのは当然次々と研究を進めて...全文を見る
○小西博行君 実はその点が大変弱いし、時間がかかってしようがないというのが実態でありますから、これはぜひ、大臣はこれから先も恐らく大臣としてやっていただけるのじゃないかと私も期待しておりますが、どの分野に行かれても、この科学技術の分野だけは何としても積極的に進めるような、研究者も...全文を見る
○小西博行君 われわれ科学技術委員会でも一度行かしていただきましたし、私個人的にも行っていろいろお話を伺ってきたわけですが、どうもこの応用ということになりますと大変広いんですね。医療の分野から食糧の問題からいろいろな分野にそれが大変大きな影響があるというだけに、非常に私はこの問題...全文を見る
○小西博行君 私がこれを調べたのは科学技術白書なんですけれども、ここには科学技術庁あるいは環境庁、文部省、厚生省、農林水産省、通産省、それから労働省――労働省でもやっぱりやっておられるのですね。産業医学総合研究所というところでやっておられる。  まさに大変広い領域で、しかも多岐...全文を見る
○小西博行君 恐らく、研究の予算ということになりますと、文部省の場合はなかなかその数字がつかみにくい部分が実はあるわけです。ライフサイエンスに対してはどのくらいの研究費用が実際入っているのだろうかという意味では大変つかみにくいのでこれは何とも言えませんが、それにしましても、大学の...全文を見る
○小西博行君 共同利用センターというような形はありますか。共同で利用するような設備、機械、研究施設ですね。
○小西博行君 ぜひともそういう研究機関を統合というよりも、共同研究が自由にできるような施設を積極的に進めていただきたいと思います。  大変これは金のかかるものだそうですね。私は実は案外、言葉が悪いですけれども、実験のビーカーかそう辺のものが基本的にあればある程度培養していけるの...全文を見る
○小西博行君 それでは少し観点を変えます。ぜひともやっていただきたいと思います。  先ほど申し上げたように、基礎学問的な問題というのはどうもまだやっぱり欧米の方が進んでいるというふうにいろいろな雑誌に書いておりますね。ところが、応用ということになりますと、日本は独特のエネルギー...全文を見る
○小西博行君 応用する場合、産業が応用していく場合に、その手続というのはどういうふうな手続をすればいいでしょうか。たとえば実験室で非常にいいものができた、これをある産業がぜひ量産化したいという場合の手続ですね、これはどういうような審議――許認可になっていると思うのですが。
○小西博行君 これはもう世界でも、大体同じような方法でやっているのでしょうか。
○小西博行君 日本の場合は、さっきちょっとぼくは聞き落としたのですが、科学技術会議で審査を得るということではないんでしょうか。
○小西博行君 長官、ライフサイエンスというのはいろいろな種類がありまして、先ほども質疑がありましたように、現実には大変危険な細菌性の問題みたいなやつが実際はあるわけです。いろいろな本を読んでみますと、空気中では長いこと生きぬのだとか、いろいろ論文は書かれているわけなんですね。 ...全文を見る
○小西博行君 ぜひお願いしたいと思います。学者OBとしては言いにくいのですけれども、学者の中にも風変わりな人間がおらぬとは限らないわけでありまして、これが大変な原子爆弾もつくったというような経緯もあるわけでありますから、何としてもその辺もあわせて取り扱いという問題に対しては非常に...全文を見る
○小西博行君 科学技術庁の職員の方も大変期待しているような感じを私はずっと受け取っていたわけです。長官を助けて何としてもいい方向にいきたいという、恐らくいままでになかったような盛り上がりを私は感じてきたわけなんです。そういう意味で、考えてみますと、やっぱり科学技術庁の長官というこ...全文を見る
○小西博行君 やっぱりあれでしょうか、解体撤去じゃなくて、現実解体したところへできれば建設していく、そういう方向ですか。
○小西博行君 廃炉を処理するのに大体建設費の三分の一などということを聞くのですが、これは本当なんでしょうか。
○小西博行君 いま建設をされて実際に稼働しているものの電気代、これはもちろんその後の処理の仕方なんということは全然考えずにやっているわけですね。ですから、現実問題、今度解体してというその費用を考えますと、原価的にはとても合わないような状態になりますので、その辺はこれから先の指導と...全文を見る
○小西博行君 大変いい答えばかりが返ってきまして、そのとおりですと言ったらおしまいなんでしょうけれども、私は、こういう問題はもう建設の当時から相当真剣に考えておくべきことだと思うのです。そうしないと、電力会社そのものは全然それを考えずにやっているわけですね、大臣。たとえば百万キロ...全文を見る
○小西博行君 本当にこれは非常に大切なことだと思います。ぜひとも早く進めていただきたいと思います。そうしますと採用者の訓練なんかも非常に私は徹底できるのじゃないかと思います。点検個所を、標準仕様書というのをちゃんとつくるわけですから、そのとおりやっていけばまず間違いないという、こ...全文を見る
○小西博行君 まだ私の場合は政治家になり切っていないのじゃないかというふうに考えます。確かにいろいろむずかしい条件が中にはあるわけですから、そういうふうに理解きしていただきたいと思いますが、特に研究開発の問題というのはそういう板ばさみというのがずいぶん私はあるのじゃないかと思うの...全文を見る
11月20日第95回国会 参議院 行財政改革に関する特別委員会、文教委員会、社会労働委員会連合審査会 第1号
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○小西博行君 きょうは、特に時間が三十四分という非常に短い時間でございますので、学費の値上げの問題と、もう一点は私学助成という問題について質問させていただきたいというふうに考えます。  予算を見てみますと、私学助成という予算が大変厳しい状態になっているようであります。実際には文...全文を見る
○小西博行君 先ほども少し出ましたが、臨調答申で、現実問題は、ことしと大体同額程度に抑えようというような答申を中心にいたしまして、各大学ではいろいろ論議をしているわけです。もちろん私大はその他のいろいろな収入もございますけれども、助成というのが非常に大きな要因になっているというよ...全文を見る
○小西博行君 私の資料によりますと、私立大学の場合、平均でございますけれども、年間に大体三十八万円の授業料というようになっております。それがさらに大体五万か六万ぐらいの値上げ幅につながってくるわけでありますから、大体四十四、五万ぐらいの年間の授業料がかかってしまう、こういう実は実...全文を見る
○小西博行君 大蔵大臣がお見えになったものですから、ちょっとお聞きしたいのですが、私立大学というのは、戦後日本の教育に大変大きな影響を与えているというふうに私は考えるわけです。大体八〇%は私立大学でもってめんどうを見ているというのがいまの実態でございますので、何としてもこの私学助...全文を見る
○小西博行君 私自身も実際に大学にいた経験がございますから、いろいろ調べておりますと大変複雑であります。特に財政的ないろんな計算式その他見てみますと、大変複雑である。  しかも、実際にはいい大学といいますか、非常に経営努力をやられて、しかも教育内容も非常にいい大学、こういう伝統...全文を見る
○小西博行君 大臣、あるいは事務局でも結構でございますが、いま私学の収入というのは大体どういう科目があるのでしょうか、それを教えていただきたいと思います。
○小西博行君 私学はもともといろんな寄付金を募って集めて、そして国立大学とは違ったような独自の建学精神の養成といいますか、そういう意味で今日まで発展してきているわけでありますけれども、どうも最近少し経営も健全化してきたというようなことで、本来の目的から少し外れてきているのじゃない...全文を見る
○小西博行君 文教委員会でもこれは審議されていくわけですが、国立大学と私立大学の比較というのがよく教育条件ということで行われているわけですが、いま助成が大体三〇%というふうに確認しているわけですね。そういう意味で、どうでしょうか、これは法律的には二分の一までということになるのです...全文を見る
○小西博行君 私の理解しているところによりますと、学費は国公立の大体倍、実際の条件、たとえば校舎面積とか、一人当たりの先生が何人受け持つか、こういう面でいきますと大体三分の一、逆に三倍といいますかね、そのくらいの条件が私、比較の材料として言えるのじゃないかというように思うわけです...全文を見る
○小西博行君 そもそも、金を出す、補助を出すということでありますが、文部省は実際の私立大学の経理内容について、どの程度把握して対策をとっているのかというのは大変疑問に思うわけですね。ですから、ある人に言わせましたら大変いま私学はもうかってしようがないのだという言い方と、逆にもうと...全文を見る
○小西博行君 これは余りゆっくりいたしますと、来年度の授業料値上げということで、なかなか各大学でもいろんな対応が間に合わぬのじゃないかという感じが実はしているわけです。そういう意味で私は申し上げますが、できるだけ早く、鋭意努力ということじゃなくて、もっともっと早く結論をひとつ出し...全文を見る
○小西博行君 そのほかにもかなり文部省は具体的に言っておるのじゃありませんですか、たとえば学生納付金の水準を補助金算出の基準に加えていくとか。たくさん寄付金を取っているような大学には補助金を少なくするという意味だと思うのです。それから授業料、入学金の値上げ率に応じて大学への補助配...全文を見る
○小西博行君 私学助成の問題を主にいろいろお話をさせていただきました。そういう意味では長い間多額の助成金がずっと使われておるのですが、現実の実態といいますと、どうも私学経営の健全化ということに非常に寄与してきた。現実問題の教育条件の向上というのは、もうほとんど変わっていないという...全文を見る
11月24日第95回国会 参議院 文教委員会 第7号
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○小西博行君 きょうは本当に御苦労さまでございます。実際にやはり現地で毎日苦労されていらっしゃる方々の御意見だけに大変参考になったわけであります。  きょうの審議の中でいろいろ議論されたこと、特に自校方式と共同方式といいますか、この辺に論議の焦点が当たったような感じが実はしてお...全文を見る
○小西博行君 雨宮さんにひとつお願いしましょうか。父兄がどういうように希望されていらっしゃるか、その点もあわせてお願いします。
○小西博行君 実際に、県学給の方にいたしましても、国の予算でりっぱな倉庫——冷蔵庫を含めて、こういうものがどんどんどんどん年間に一つなり二つなり整備されていっているわけですね。そういたしますと、どうしても大量に買い付けるということに当然私はなってくると思いますね。その場合に、一般...全文を見る
○小西博行君 きょうは文部省の偉い方々も後ろの方でよく聞いていただいておりますので、多分いい方向に進めるように相当考え方も変わったんじゃないかなと思います。自民党の先生方がちょっときょうは少ないんで、むしろ聞いていただきたい方々によく聞いてもらってその方向で本当に考えなきゃいかぬ...全文を見る
○小西博行君 ちょっと私の理解では感じが違いまして、五千単位というのはどういう表現かちょっと私もわからないんですけれども、雨宮さんにちょっとお聞きしますが、そういう実態というふうにおっしゃったわけですね、五千単位ぐらいの共同方式、こういうふうにやっておられるというお話なんですが、...全文を見る
○小西博行君 大変参考になりました。ありがとうございました。終わります。
11月27日第95回国会 参議院 行財政改革に関する特別委員会 第10号
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○小西博行君 総理にまずお伺いしたいと思います。  今国会で議論されている中で、しばしば総理のリーダーシップという問題が出ているわけであります。ちょうど総理になられて一年六カ月が経過しようとしているわけでありますが、率直に言って、総理の考えておられるリーダーシップ像といいますか...全文を見る
○小西博行君 私は思いますのに、人間個人の能力と申しますと、幾ら優秀な人でも限界があるような感じがしてならないわけであります。そのために、もちろん内閣といたしまして、国務大臣を大ぜい引き連れまして、一つのシステムといいますか、そういうもので国政の運営に当たっていくという、そういう...全文を見る
○小西博行君 何かの文献で読んだ記憶があるのですけれども、前大平総理も、どうも内部の本当にいろいろ必要なことの情報が大変入りにくいというようなことを書いている時代があったと思うのです。ひょっと思い出したわけでありますが。そういう意味では、どうしても内閣の総合調整機能みたいなもの、...全文を見る
○小西博行君 審議会の問題に少し触れてみたいと思うんですが、この審議会も実は、たとえば各大臣がいろいろな政策を出すたびに審議を依頼する、一つテーマを与えましてぜひ審議会で研究してくれというようなことで、これはもうたくさんの審議会が現実にあるわけですね。そういう意味では、この審議会...全文を見る
○小西博行君 その審議会なんですが、いま長官がおっしゃいましたように、有効な審議会活動を期待したい、余り役立たないものはなくしていく、こういうことは私も賛成なんです。そういう意味で、この審議会に対するいろいろなテーマの与え方が、調べてみますと非常に抽象的なわけですね。たとえば日本...全文を見る
○小西博行君 審議会の問題は、一つ一つを挙げて議論いたしますと幾らでもありますので、時間の関係で、いまの答弁で私は十分だと思いますから、ぜひとも機能するような審議会をぜひつくっていただきたいというように思います。  次は、予算の方へ少し移っていきたいと思います。  五十七年度...全文を見る
○小西博行君 いま大蔵大臣の御意見のとおり、大変に歳入も歳出もいずれも逆方向に走る可能性がありますので、大変私は厳しい状態だなというふうに自分でも認識しております。そういう意味で、日経新聞の十一月十四日だったでしょうか、歳出と歳入ということでかなり詳しい数字が出ておりまして、これ...全文を見る
○小西博行君 私は、大変財政が厳しい中で、何とかしてもっと景気を回復というようなことが言われておりますが、なかなかいまの状態ではそれもおぼつかない。ことしの実績もどうやら最初の予定よりはずいぶん低くなりそうだということでありますから、これは何としても、不公平税制という一つの定義が...全文を見る
○小西博行君 国の遊休施設なんかの処分も同じように考えておられますね。
○小西博行君 ぜひとも財政ということだけはもう真剣にこの際考えていただきたいのと、同時に一つ一つの項目についてこうだということだけじゃなくて、一番最初に申し上げましたように、どなたが大臣をやられても、どなたが総理をやられてもうまくできるようなシステムを私は考えるべきだというように...全文を見る
○小西博行君 研究予算というような比較表がございます。大体アメリカがいま十二兆円ぐらいの研究予算とっていますね。ソビエトが大体六兆ちょっとです。日本が四兆ですね。そのくらいの割合になるんです。ところが、現実にいままでの予算を見ますと、大変小さいわけです。ほとんど基礎的な研究という...全文を見る
○小西博行君 中川長官にお尋ねをいたします。  科学技術庁の設置法というのがございます。ここに第三条に科学技術庁の任務として「科学技術に関する行政を総合的に推進すること」、そのことを任務とするというような実は法律がございます。しかし実際に科学技術庁の予算を見てみますと、五十六年...全文を見る
○小西博行君 先ほど申し上げたライフサイエンスのインターフェロンとか遺伝子組みかえというのは、大変新しい学問なんですね。もちろんこれはアメリカが大変リードをしていま研究しているわけです。そういうことで、実際に研究所へ行ってみましても、大体三十代の前半ぐらいである意味では勝負が決ま...全文を見る
○小西博行君 いま文部大臣の方からおっしゃっていただきましたように、研究一つとりましても縦割りの組織になっておりますので、どこで何をやっているかというのがなかなか把握しにくいわけです。たまたま自分が行って調べると、ああそうだったのかということが現実にわかりまして、これはもう中川長...全文を見る
○小西博行君 ぜひともいい形でお願いしたいと思います。  それから私は、もうこれは最後になると思いますけれども、その研究の評価という問題がこれまた大変むつかしくて、文教の方ではよく文部大臣の方に、教育評価というのはどういうように考えるんだろう、たとえば先生というのはどのぐらいの...全文を見る
○小西博行君 では、もう答えていただかなくて結構でございますが、私は研究という問題については、いま大変短い時間ですから言い足りないのですが、ぜひとも日本の将来のためになる研究についてはいろんな角度から検討していただきたい、このことを申し上げたいと思います。  そしてこの行革の問...全文を見る
○小西博行君 私は、民社党・国民連合を代表し、ただいま議題となっております行政改革を推進するため当面講ずべき措置の一環としての国の補助金等の縮減その他の臨時の特例措置に関する法律案に対し、賛成の討論を行います。  これまでの歴代自民党政府は、高度経済成長とともに肥大化した財政構...全文を見る