小西博行
こにしひろゆき
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月27日 | 第96回国会 参議院 予算委員会 第16号 議事録を見る | ○小西博行君 国鉄に質問をさしていただきたいと思います。 昨日からきょうにかけまして大変大きな問題として、ニュースにもすでに挙がっておりますけれども、国鉄の無料パスといいますか、組合長名で発行をしているというような問題が大変大きな私は問題だと思います。先日からずっとこの予算委...全文を見る |
○小西博行君 全然中身のわからない答弁でございますから、事務当局が詳しくひとつ説明してください。 | ||
○小西博行君 大越元日野市会議員、この方が当初発行されたというように、この新聞報道ももちろんでございますし、現実調べてみましてもそういうような方向が非常に強いわけであります。しかし、現実いまでも発行をずっとされておりまして、これが実はこの現物であります。これは住宅に住んでおられる...全文を見る | ||
○小西博行君 どうも切れの悪い答弁でございますですね。私どもが調べた段階でも、住宅へ入りましていろいろ皆さん方にお尋ねをしたわけですね。そうしますと、現実にそういう無料パスをいただいていたと、ずいぶん前からいただいていたんだと、それはもうごく当然だというように皆さん方感じていたと...全文を見る | ||
○小西博行君 とにかく国鉄の調査は非常に遅いし、また結論を出すのが大変私は問題があるのじゃないかというように思うのです。もう前々から何とか合理化をしなきゃいかぬということで、しかも労使協調でもってやらなきゃいかぬという大変な大きな問題を抱えておりながら、当局の方にもいろんな問題が...全文を見る | ||
○小西博行君 文書偽造ということになりますと、これはむしろ警察の分野に私はなってくるというように思いますので、刑事局長、いらっしゃいますか。答弁お願いします。どのように対応されるか。 | ||
○小西博行君 ぜひとも早急に調査されて善処していただきたいというように考えております。 総裁、私はまだ議員になりましては大変新米であります。そういう意味で、いろんな議会活動なんかをずうっと通じまして、政府のシステムというのが大変私は非合理的じゃないかというように前々から思って...全文を見る | ||
○小西博行君 いかにも、いまの御説明を聞きましても、今度のような不正パスが横行しても、管理者層の方はもう全然知らなかったというようなことをおっしゃっているのです。ところが、私の知っている人がもうすでに西区に対しては、数年前におかしいじゃないかということを申し入れておるんですね。こ...全文を見る | ||
○小西博行君 私はいまのよく機能的に分割してやっているという、これはよくわかるのですね。ただ、やっぱり一つの駅の単位で職員の方が働いていくわけでありますから、特に人の管理、労務管理ということになりますと、やっぱり駅単位でやっていくべきじゃないのだろうかなというふうに私は考えるわけ...全文を見る | ||
○小西博行君 国鉄問題は以上で終わります。どうかひとつよろしくお願い申し上げます。 それでは、教育問題に移りたいと思います。 いま大変大きな問題になっておりますのは校内暴力、あるいは非行問題、あるいは教科書問題、いろんな問題がございます。その中で、まず少年の非行、あるいは...全文を見る | ||
○小西博行君 何か、文部省の答弁を聞いておりますと、よそごとのような感じがしてならないのです。私も初めて田中前文部大臣の方に質問したときにも、じゃ文部省は一体何をやっているのですか、この非行問題を減らすために努力しているんじゃないですかということを申し上げたことがあるのです。私は...全文を見る | ||
○小西博行君 いや、指導要領というのが出ましたから、私は教科書の方で少し詰めてみようと思ったのですけれども、せっかく言われましたので、先にその問題を取り上げてみたいと思うのです。 ちょうど、これも五十一年十二月ですか、永井大臣の時代ですけれども、答申を受けているのですが、それ...全文を見る | ||
○小西博行君 教科書問題、ずっと入ってしまうとちょっと都合悪いものですから省かしていただきたいというふうに思いますけれども、私は非常に大切だと思いますね。 これは各国の教科書を私もたくさん集めて、そしていろいろ翻訳したりなんかしてみましたけれども、やっぱり国の姿勢というものは...全文を見る | ||
○小西博行君 来年まで大臣が続くかどうか、ちょっと私もわかりませんけれども、しかし、私は、必ずこの政治の世界というのは結果については数字でやるべきだという持論を持っているわけです。ですから、いいとか悪いとかいう空論はできるだけ避けて、具体的なデータで追求していく。結果がよければ必...全文を見る | ||
○小西博行君 大臣が全部そろっていないわけですけれども、各省庁はもちろん縦割りですね。これは、私、科学技術の分野でも何回も言わしていただきまして、おかげさまで流動研究システムという非常に新しい試みができ、そして四つのパートでスタートしておりますね。今度一つプラスになりましたね。 | ||
○小西博行君 そういうことで、私は、文部行政も、総理府がどうだということよりも、現実にどういうような形で教育行政に携わっていけばもっとよくなるか、ここにひとつ視点を置いてやってもらわないと私は決してよくならない。来年度、本当に、大臣、力を入れてひとつやっていただきたい。これは何も...全文を見る | ||
03月30日 | 第96回国会 参議院 文教委員会 第4号 議事録を見る | ○小西博行君 大臣の所信表明に対する質問を幾つかやら世でいただきたいと思います。 まず冒頭に非常に私はりっぱなことが書かれているというふうに感心したわけでありますが、「これからのわが国の教育は、一方では、変化する社会環境の中で生涯にわたってその個性、能力を伸ばし、他人を思いや...全文を見る |
○小西博行君 いまおっしゃいましたようにたくさんのそういう問題がございます。言葉では、確かに最後に申されましたように、国際社会の中でという項目で、国際的な教育というものをよく考えていかなきゃいかぬ、お互いに交流を図らなきやいかぬ。で、この問題を一つとらえましても、大変受け入れ体制...全文を見る | ||
○小西博行君 どうも具体性に欠けるんで、私も、いや実はこういうことをやったら一番いいと思いますと、何かそういう具体策が本当は欲しいのですね。 | ||
○小西博行君 いま局長のお話ですとずいぶんそういう研修会なんかも催されたり、あるいは海外へ出していただいて、そして勉強して帰る、教員の資質向上という面では相当やっておられるんだけれども、どうも教育全体という形で見ると余りいい方向に走っていないような感じが、後ほどちょっと述べます非...全文を見る | ||
○小西博行君 どうしても中央でコントロールしないと地方のいわゆる安全会であるとか給食会がうまくいかない、そのために中央で一つの組織をつくられてやっておられる。これは私よくわかるんですけれども、しかしいまほど大ぜいの人数をかけてやらなくても、もう米にしても食糧関係はほとんど地方で満...全文を見る | ||
○小西博行君 文部大臣、小学校、中学校の子供さんの教科書、大分読まれましたか。 | ||
○小西博行君 授業参観に行きますと、教科書もそうなんですけれども、非常にテンポが早いんですね。たとえば掛け算で一けたでやっているうちはいいんですけれども、すぐ二けた、三けたということでぽんぽんと飛んでいくんですね。私は、小学時代というのはもう少し何か繰り返しを多くしてやるような方...全文を見る | ||
○小西博行君 自主的というのはよくわかるんですよ。自主的にはそれぞれやっておられると思いますね。現場の先生方が一番本当は苦労されていると思うんです、そういう問題よくわかっているだけに。ただ、私はいつも申し上げておるんだけれども、せっかく文部省というエリートの方ばっかりが集まって文...全文を見る | ||
○小西博行君 そういう答えをされると大変ぼくは教育問題はさびしいなといつも思っているんですね。私は、学習指導要領をつくることが文部省の最大の仕事だというように思ってもらっても困るし、私は、それはもちろんそういうものがなければ教育をやる方もやっぱり大変困ると思うし、これはいいものを...全文を見る | ||
○小西博行君 非行だとか校内暴力の要因というものはたくさん大臣はいますっと百も二百も言われると思うんですよ。だけど、その中でじゃおれはこれがポイントだというものは全然ないでしょうか。 | ||
○小西博行君 いや、それが蓬來中学とそれから七中の差ですね、これをずっと読んで調べてみますと、やっぱりこの暴力が起こる前には相当遠因があるというんですね、ずいぶん前から。先生を殴るというのはよっぽどのことだというんですね。その前にやっぱり歯どめをしないと、もう殴った時点で殴り返す...全文を見る | ||
○小西博行君 確かに専売公社とか国鉄というのは数字でちゃんと採算性がぴしっと出ますから、その実績評価というのも非常に明確だと思いますね。その他の省庁というのはなかなか、事業をやっていないものですから、いろんな手を打ってもその結果というのが明確に出にくい部分はあると思います。しかし...全文を見る | ||
○小西博行君 もう全部やっていただけるようなことばっかりでして、本当にそれが全部できればいいなと私も思うんですがね、どうもちょっと弱い。そのためにはどうも実態分析というのが弱いんじゃないかという感じがするんです、実態の分析が。その辺で、どうなんでしょうか、実態分析なんだが、さっき...全文を見る | ||
○小西博行君 やっぱり前向きに物を進めていくという姿勢が非常に必要だと思うんですね。いま何か文部省というのは守りの姿勢ばかりのような感じを私、いつも受けて非常に残念に思っているんですよ。教育についてはもう文部省が非常に権威を持ってやっていただいているというように本当は思っているん...全文を見る | ||
○小西博行君 学費の問題につきましても、また次回に詳しく質問させていただきたいと思いますが、どうも収入の中で学費に占める割合というのが、学費はどんどん上がりますから、パーセンテージが非常に高くなっているんですね。これ、もちろんその学校によって違いますし、たとえば全部国公立て通した...全文を見る | ||
○小西博行君 そういう意味で、特に大学の場合は高くなりますね、生活費から全部入りますから。私どもがいた学校でも大体月に十万以上やっぱり親が仕送りしなければ大学へ行けないというような実態なんですね。ですから大学がたくさんできて、たとえ高等学校の中で大変成績が悪い子供さんでもどこかの...全文を見る | ||
○小西博行君 最後にお聞きしたいと思いますが、学術研究というのがありましたですね。重要基礎研究の推進を言われている項目としては研究システムの効率化ですね、いろんなテーマをとらえていろんな研究をやると思いますけれども、その研究システムの方がどうも私は弱いんじゃないかという感じがして...全文を見る | ||
○小西博行君 研究につきまして、大臣もすでに御承知だと思いますが、科学技術の分野で流動研究システムというのが発足いたしまして、産業からも学校からも優秀な人を集めてそして素材産業いわゆる金属を主にした材質の研究ですね。そういうものが去年四つほどグループができました。予算もちゃんとつ...全文を見る | ||
○小西博行君 医師過剰時代を迎えまして、各県に必ず一つは国立大学を設置しようというようなことで今日まできておりますが、この適正な需要予測というのはどういうような観点に立って立てられているのか、その点をまずお聞きしたいと思います。 | ||
○小西博行君 それに関連しまして、医師過剰時代の問題というのがこれからこの数年のうちにもうどんどん出てくると思うんですね。その問題に対して文部省はどういうように考えているんでしょうか。医者がたくさんできますと当然自然淘汰という現象も起きてくるわけでありますけれども、利点欠点、どの...全文を見る | ||
○小西博行君 私も二、三点問題があるんじゃないかというようなことを考えてみたわけなんですが、過剰競争というのは、非常に一方ではいい面もあるんですけれども、やはり乱診乱療あるいは不正請求あるいは脱税、こういう問題がどんどんまたふえる可能性を秘めているという問題が一点あると思います。...全文を見る | ||
○小西博行君 医学部のいわゆる大学院の必要性ということにつきましては賛否両論あると思うのですけれども、なぜ大学院というものが必要なんだろうか。現在でも相当大学院があるわけでありますが、さらにこの大学院をふやしたいというその一番大きな趣旨は一体何でしょう、それを教えてください。 | ||
○小西博行君 医者の場合は特に精神的な倫理観の向上というのが最近は言われておりまして、そういう観点からいたしましてもアメリカあたりでは相当一般教養というようなものを勉強しないと医者になれないというような制度になっておりますね。そういう観点から、日本のいわゆる医者を育てている医学部...全文を見る | ||
○小西博行君 先ほどちょっと申し上げましたが、「患者の権利十二カ条」というのがアメリカの病院協会の発表というようなことでかなり具体的に出ておるわけですね。こういうようなものは、日本の中には何か類似したようなものはあるんでしょうか。これ非常に詳しく翻訳したものなんですけれども、ある...全文を見る | ||
○小西博行君 各大学病院によってそういう規定が何か明確にあるんでしょうか、あるいはその大学によって全部そういう規定が別個に定められているんでしょうか、教えていただきたい。 | ||
○小西博行君 そうです。 | ||
○小西博行君 特に私はそういう学用患者の場合に、自己の便宜というか、自己都合といいますか、そういうことで途中で退院する場合がしばしばあるんじゃないかと思いますね。そういう場合にはいままで払った国費負担分、こういうものをやはり払わなきゃいかぬのでしょうか、返却するというか、返納する...全文を見る | ||
○小西博行君 質問の最後になります。 個々に細かい問題について勉強してみますと、いろんな問題が医者を中心にして大きな問題にこれからなってくるんじゃないかなと、私はそういう感じがします。特に最近の医者のふところもだんだん悪くなる傾向になっておりまして、医者が一軒開業しようと思い...全文を見る | ||
○小西博行君 終わります。 | ||
04月01日 | 第96回国会 参議院 文教委員会 第6号 議事録を見る | ○小西博行君 まず冒頭に教育費の問題について質問をさせていただきたいというふうに考えます。 国内の教育につきましては、社会的なニーズといいますか、あるいは父母のニーズといいますか、大変進学率も上がっておりますし、しかも学校も量的な拡大が図られております。そういう意味では、私は...全文を見る |
○小西博行君 教育費を見る場合には、大変複雑な要因があると私は思います。平均で見るというのは、これは多少問題があるんじゃないかというふうに考えます。たとえば、私立の幼稚園から私立小学校、中学校、高等学校、あるいは大学、こういうふうに私立ばっかりをずっと通して行かれる方、あるいは公...全文を見る | ||
○小西博行君 さらにもう少し詳しいデータがありますのでちょっと発表させていただきたいと思いますが、教育費を一般に言う場合には、学校教育費それから家庭教育費、こういう二つの項目に分かれておりますね。ここにありますデータは、幼稚園から高等学校まで公立と私立というふうに非常に細かく分け...全文を見る | ||
○小西博行君 先ほどの数字、私の方が間違えましたから。ただ、申し上げたいのは、公立私立の比較という面で、ずいぶん全体の教育費というふうに考えると二倍、三倍になっていると、そういうふうに御理解願いたいと思うんです。 そこで、やっぱり家計に占める割合となりますと、学校だけじゃなく...全文を見る | ||
○小西博行君 確かに、きょうは幸いにも大蔵省が出てきていただいておりますので、大臣、きのうも乱そういうことを話したんですが、確かに理論武装をぴちっとやって、教育というのはこれだけ大事なんだという、社会のニーズもこれだけあるんだという、何か前向きなものを先取りしていかないと、どうも...全文を見る | ||
○小西博行君 五十二年まで。その後はなぜやらないの。 | ||
○小西博行君 いずれにしましても、教育費というのが比較的楽に父兄が負担できるような形にしてあげると非常に助かると思うんですよ。何も遊びで子供さんを大学へ、やらないよりやった方がいいからというものではなくて、案外、父兄の方に会ってみますと、もう子供にかけるんだと。言葉は悪いんだけれ...全文を見る | ||
○小西博行君 これ分け方がちょっと大ざっぱなんですが、軽労働というのが五〇%ですね。だからちょっとして働くやつですね。道路の白線引くのも軽労働に入ると思うんですが、そういう種類のものが五〇%。われわれが中心に音やりました家庭教師というのが二七%という数字が出ています。これはもちろ...全文を見る | ||
○小西博行君 大臣、塾は好ましいというふうにお考えでしょうか。いまの入学試験の問題とかなんとかというのがありますね。私は塾はもうどうしても必要だから塾へ行っているんじゃないかというふうに理解しているんですよ。つまり本来ならば学校で十分に勉強して、そうしてちゃんと学校へ進学していく...全文を見る | ||
○小西博行君 大学教育、特に大学受験ですね。大学受験ということでは相当エスカレートしていますね。まあこれは新聞、雑誌にはたくさん出ておりますけれども、大体ちょっと高いところですと月に十五万ぐらいの月謝なんですね。これはもう具体的に名前もちゃんと出ておるわけですが、京都のある塾なん...全文を見る | ||
○小西博行君 塾の問題はこの程度にしておきたいと思いますが、恐らくこれから先はこの塾以外にも専修学校の問題、それからさっき申し上げたような各種学校、こういう問題に対しても相当いろんな問題が私はあると思うんですね。ある意味では、いまの教育がだめだから何かそれとは違ったわれわれの期待...全文を見る | ||
○小西博行君 私は、こういうようなデータを文部省のお方が何かの形で、たとえば外国にいるいろんな企業の方々からデータを求めるとか、何かもう少し具体的な分析をもっときめ細かくやりますと各国ごとのいろんな実情というのは当然違うと思いますので、そういうデータを出していただきたいと、あるい...全文を見る | ||
○小西博行君 国際交流という面でこれを考えましても、何とかこれいい方法はないんだろうかなということをつくづく感じるんですね。いろいろ調べてみますと、国が全然タッチしなくても民間の団体でもって海外へ行かすとか、あるいは帰ってきた場合にこういう対策をとるんだとか、民間の場合でかなり私...全文を見る | ||
04月02日 | 第96回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号 議事録を見る | ○小西博行君 三十分の時間をいただいておりますので、その時間内でできるだけ聞きたいと思っていることに的確にひとつ答えていただきたいと思います。 科学技術の振興という問題につきましては、もう私も昨年から、むしろおくれているのじゃないかというような感じを持ちまして、世界の中で日本...全文を見る |
○小西博行君 それはよくわかるのです。基本方針にのっとって配分していくというのはよくわかるのですが、私がお願いしているのはその実際の予算がどういう効果をなしているのか。たくさんの省庁に、それぞれの省庁に渡しているわけですから、特にこれが非常に生きたのだというようなことがもしあった...全文を見る | ||
○小西博行君 結構なことだと思います。 時間がないので次へ移ります。次は、流動研究システムです。これは非常に私も関心を持っております。これはもちろん各界から注目されておりますし去年もそういう審議がずいぶんやられたわけでありますが、特に一般産業あたりの活力を大いに生かしたいとい...全文を見る | ||
○小西博行君 そこで、通産の方にもきょうちょっと来ていただいているわけですが、それは、官民共同機構でもって非常に成功している共同研究開発といいますか、その中に超LSIの研究があったわけですね。これは恐らくいままでの共同でやった中では大変成功した、最も成功した一つではないかというよ...全文を見る | ||
○小西博行君 いまさっき最後の方でちょっと申し上げたのですが、この長所、欠点と言ったら語弊があるかもわかりませんが、こういう点が実は問題なんだと。うまくいったのだけれどもいろいろなところから研究者が集まっているわけですから、その中にこういう問題点が残っている、その辺をちょっと教え...全文を見る | ||
○小西博行君 これは大臣もよく聞いていただきたいのですが、私もこれをずっと調べてみますと、なぜ成功したかという要因が幾つかあると思います。なおかつそれでも問題点が幾つか残っていると。こういう両面はこれから先の共同研究といいますか、そういう意味では非常にプラスになるのじゃないか、そ...全文を見る | ||
○小西博行君 そういう意味では私は非常におもしろいと思う。プラスになるのじゃないか、プラスになっていただきたいと思う。国が当然、科学技術庁なんかも参加しているわけですからそういう意味で、何か研究のシステムの中のいわゆるソフトの部分、その辺を十分調整していただけるようにですね。もっ...全文を見る | ||
○小西博行君 そこで、これはちょっとおかしな話なんですけれども、国の研究機関が、いろいろなところで研究しているわけですが、大変非能率的であるというようなデータが一つあるのです。これは大変申しわけないのですがそういうのがあります。それは、研究者の数とかあるいは予算とか、それに対して...全文を見る | ||
○小西博行君 そのことにつきましては私もわからぬではないのですけれども、ちょっと話が外れて大変恐縮なんですがたとえば国鉄の問題、そういうものを一つ挙げても、どうも違う。それから病院の経営なんかにいたしましてもこれは違う、というような件はここでことさら私が申し上げるべきことじゃない...全文を見る | ||
○小西博行君 特に科学技術の分野ですから恐らく科学技術庁の中にも相当優秀な技術者の方がたくさんいらっしゃるのじゃないか。私どものところへ来ていろいろお話を伺っても、若くて大変優秀な人材の方がいらっしゃる。それで思うのですけれども、やっぱり一つの慣行といいますか、なかなか第一線に出...全文を見る | ||
04月08日 | 第96回国会 参議院 文教委員会 第7号 議事録を見る | ○小西博行君 各委員から相当詳しくお話を伺いましたので、私は少し違う観点からお話を伺いたいと思います。 もうすでに御承知のとおり健康会法案というのはいまもう終盤を迎えております。それはもう御承知のとおり安全会と給食会の問題でございます。二つを一つにして健康会というものをつくっ...全文を見る |
○小西博行君 本来なら文部大臣にもお聞きしたいような質問になるかもわかりませんのですが、この間から予算委員会でも私はずっと詰めておるわけですけれども、たとえば校内暴力だとか非行問題という非常に大きないまの問題点がございます。確かに、戦後といってもごく最近は、大変文部省の予算という...全文を見る | ||
○小西博行君 それでは中神参考人にお尋ねいたします。 学校の健康会、特に安全会の方ですね、これは事故がなければ別に問題は私ないと思うんですね。つまり予防的な対策というのがうまくやられていればそう大きな問題は出てこないと思うんです。 そこで私考えますのに、どうも私自身が小学...全文を見る | ||
○小西博行君 確かに予防ができればこれは最高だと思いますが、万が一にも事故が起きるという現象はどうしてもぬぐい去れないというふうに私、思います。そういった意味で佐藤さんにひとつお願いしたいわけですが、学校の保健委員会というのがいろいろ先生だとか父兄らでできておりますね。私はそれぞ...全文を見る | ||
○小西博行君 最後に升井参考人に一つお願いしたいんですが、私どももう以前からずっと文部省に対しまして実際に災害に遭った子供さんが将来どういう形になって成長されているかという追跡調査を依頼を申し上げておるんですが、なかなか文部省の段階では学校もどんどん変わってまいりますからわからな...全文を見る | ||
○小西博行君 ありがとうございます。終わります。 | ||
04月13日 | 第96回国会 参議院 文教委員会 第8号 議事録を見る | ○小西博行君 健康会法案につきましては、参議院のこの文教委員会でも相当時間をいただいて審議を進めているところでありますけれども、つい先日参考人の方が五名おいでになりまして、私自身も大変勉強になることがたくさんございました。 その中で一番最初に返りたいと思うんですが、文部省はい...全文を見る |
○小西博行君 言葉は非常に私はよくわかるんです、いまおっしゃった内容につきましてね。ただ私は、どうも省庁の仕事を拝見いたしますと、先ほど私ちょっと申し上げましたが、文部省はこの領域はぜひ力を入れたい——健康会法案という一本の線になりますと特にこういうことがやりやすくなったんだとい...全文を見る | ||
○小西博行君 ちょっとくどいようなんですけれども、県は県の中でかなり教育については一生懸命やっておられると思うんです。そういう過去の経験から局長さんが考えられて、せめてこの給食と安全会についてこういう情報が自分のところへ手に入ればもっといい施策が計画として具体化するんだがなと、こ...全文を見る | ||
○小西博行君 当然何か一つ手を打とうと思えばそれだけ予算が必要になるわけですね。従来の予算を見てみますと、大体何%アップというような感じで、特にこれを重点的にやらなきゃもうどうにもならないという、そういう予算編成になっていないわけですね、大体似たり寄ったりの形でふえると、こういう...全文を見る | ||
○小西博行君 それは健康会法案が通っても通らなくても、従来これは局長の責任じゃないんですかね、大臣の責任というところまで行く前に局長としてこれは両方統括しているわけですからね。そういう分析資料をばちっとつくって、どうもこの地域の、これはこういう状態が出ているんで、こういう対応をひ...全文を見る | ||
○小西博行君 それは私も思うんですよ。それは、地方の方でいろんな貴重なデータが出てきておるわけですから、そのデータをやっぱり分析して、あなたの方でどんどん手を打っていくということはそれをやっていないという責任ですね、もしあるとすれば。私そのように思うんですよ。結果的にはその実績は...全文を見る | ||
○小西博行君 もう社会環境がそのように変わっておる中で、学校教育の中でそれを全部カバーしようというような議論がありますよね。そのことに対してはどういうようにお考えでしょうか。それで十分成功するというようにお考えなのか、もう少し父兄の方々にそういう協力要請といいますか、こういうふう...全文を見る | ||
○小西博行君 大臣、いまの局長の御意見のとおりじゃないかと思うんですね。私は、昔の教育というのは何となく学校だけですべて教育はカバーできたような雰囲気もありました。もちろん家庭的にはそれどころじゃなかったですから、子供の教育なんかは見ておれないという環境がございましたから、自然に...全文を見る | ||
○小西博行君 終わります。 | ||
04月28日 | 第96回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号 議事録を見る | ○小西博行君 まず、大臣にお伺いしたいと思います。 きょうの委員会の質疑というのは、所信に対する質疑ということになっておりますので、肉眼で見て、そして肉眼の程度の質問をさせていただきたい、あんまり顕微鏡的なことはやめさせていただきたいと思います。 そこで、大臣は、すでに大...全文を見る |
○小西博行君 科学技術の問題は、非常に多岐にわたるし、しかも専門的な分野にわたっておりますので、どちらかといいますと、私どもが考えまして、海洋開発、この部分が何か一番おくれているといいますか、予算の面から見ましても少しおくれているのじゃないかという感じがするんです。ただ、何が重要...全文を見る | ||
○小西博行君 そこでお尋ねしますが、何といっても、大学関係の研究機関というのが研究開発にとって私は非常に大きいと思うのです。ただ、流動研究システムということで大学の優秀な先生方も動員するということでは、一つの手始めとしては大変いい方向に進んでいるのじゃないかと思うのですが、全体の...全文を見る | ||
○小西博行君 科学技術会議と大学との関係というのは、かなり密接な関係で、いろいろな論文の交換とかいうようなことは実際やっておるのでしょうか。ちょっとお尋ねしたいと思うのですが。 | ||
○小西博行君 科学技術庁の問題をちょっとお尋ねします。 科学技術庁の中には、当然、理化学研究所のような法人を持っておられて、具体的な研究もやっておられる。同時に、予算の配分とか、調整機能的なものをやっておられる。これは、人によっては、むしろ予算配分とか、後のチェックといいます...全文を見る | ||
○小西博行君 法人というようにおっしゃいましたけれども、たとえば理化学研究所なんかへ行っていろいろ伺いますと、日本の体質かもわかりませんけれども、何となく、ある程度研究業績を上げ、ある年代に達しますと、管理職になってしまうという傾向が強いんですね。だから、専門職というのは管理職に...全文を見る | ||
○小西博行君 どうなんですか、普通の民間の研究員というのは、研究が進みますと夜を徹して研究をやりますね。しかし、政府に関係した研究機関というのは、ある程度時間制約があるというか、その辺が私はかなり民間とは違うのじゃないかなという感じがしておるのですが、そういうことはございませんか...全文を見る | ||
○小西博行君 それでは、次に移ります。 先ほどの調整機能をやられて、研究に関することについて、いろいろな予算を各省庁に配分していくわけですね。その場合に、行革という一つの大きな課題がありますが、前々から私質問しているのですがなかなかいい回答が戻ってきませんが、各省庁で同じよう...全文を見る | ||
○小西博行君 その資料を早く整理して、もし粗いものでも結構ですが、ぜひ教えていただきたいと思うのです。 われわれ自身、そういう情報というのがほとんどございませんで、自分でいろいろ本を読んだりして見つけるだけで、そのことが全体的にどのぐらいの資料なのかというのがよくわからないわ...全文を見る | ||
○小西博行君 民間の一般の製造メーカーでもそうなんですけれども、一回技術屋の分野から離れて外へ出ますね、そうしますと、もう二、三年もするとずいぶん技術的な格差ができまして、なかなかもとのポジションに返れないという現実感があるんです。私は、いま長官が言われたように、科学技術庁の中は...全文を見る | ||
○小西博行君 科学技術の分野は特にそういうことが言えるのじゃないかと思うんですが、先ほども申し上げたように、特殊法人をつくってやっておられるわけですが、その中で、研究者の自己啓発、さっきいろいろ賞をいただけるとかいろいろありましたけれども、何か自己啓発の方法というのがないだろうか...全文を見る | ||
○小西博行君 もう一点なんですが、創造性豊かな人間性ということを長官はいつも言われておるのですが、私は本当は学校にそれを期待しておるのです。 ところが、いまはやっぱり、小学校、中学校、高等学校を見ましても、自分が意欲を持ってというのはわりあい少なくて、さっきの自己啓発がほとん...全文を見る | ||
○小西博行君 では、最後になりますけれども、これからの研究開発というのは、産学官といいますか、そういういろいろな形態の中で研究開発をやっていく。その中心はやっぱり科学技術庁である、私はもう当初からそう思っておりまして、中川大臣が来られたから思い切ってやられるだろうということで、今...全文を見る | ||
○小西博行君 終わります。 | ||
07月06日 | 第96回国会 参議院 文教委員会 第11号 議事録を見る | ○小西博行君 きょうは三十分の時間をいただいておりますので、質問を数点にしぼってやらせていただきたいと思います。 〔理事大島友治退席、委員長着席〕 まず、私学共済組合の財政状況なんかにつきましても実はお尋ねしたいと思いましたが、これも同僚議員の方から質問がありまして、...全文を見る |
○小西博行君 確かに私立学校の場合、特に大学の場合は国公立の停年になられた先生方を採用しているということで、実際はそうだと思うんですね。ところが現実にその大学でずっと入って研究生活を続けておられる方々が、あと十年あるいは二十年後にどういうような賃金体系になっていくんだろうか、学校...全文を見る | ||
○小西博行君 この大学の数も非常に多いものですから、同じ賃金はどうだということを調べるんでもわれわれの力ではなかなか調べにくい分野があるんですが、文部省にはそういうようなデータというのは、学校の規模別あるいは専門別というか、何か層別して明確に統計資料としてはあるんでしょうか。いた...全文を見る | ||
○小西博行君 それではその問題はそれで終わりたいと思いますので、資料をぜひとも一度見せていただきたいと存じます。 | ||
○小西博行君 次の点ですが、第二臨調第二部会でいま論議されております各種年金の統合案ですね、先ほどもその質問があったと思いますけれども、その問題点、年金を統合していこうということは非常に私はむずかしい問題じゃないかというふうに考えているわけですが、統合案が出ておりますですね。統合...全文を見る | ||
○小西博行君 局長どうですか、問題点。 | ||
○小西博行君 確かに、わが国の場合は老齢者社会とよく言われますが、そういう方向でいっておりますので、何か特別なそういう推進機関なんかを設けて、徹底的に研究していかなくてはならないんじゃないかなあという感じを私は持っているわけです。そういう意味で社会保険省、これつくったらどうだろう...全文を見る | ||
○小西博行君 大臣、きょうの質疑を実際にお聞きになりまして、年金というのは非常にややこしい計算式でありますし、それから過去のいきさつもいろいろあると思うんです。そういう意味で、これからは何かそれを本格的にひとつ文部省の中でも取り組んでもらわないとぐあいが悪い。ここの審議の中でなか...全文を見る | ||
○小西博行君 今度の法案は、五月分から支払いするとか、あるいは三分の一という問題がございまして、従来の法案と多少変わっておるわけですが、毎年この種のもの、年金の改定というものは質疑されているわけですね。また、そこで別に何もなければ、人事院で決めた給料に従って恩給が定められ、そして...全文を見る | ||
○小西博行君 それでは最後にお尋ねいたしますけれども、この私学共済組合に加盟してない大学というのは結構数が多いんですね。たとえば、東京では早稲田とか慶応というようなマンモス校、こういう学校が加入してないというように聞いておるんですが、東京近辺では大体何校ぐらいあって、実際単独でそ...全文を見る | ||
○小西博行君 終わります。 | ||
08月04日 | 第96回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第5号 議事録を見る | ○小西博行君 民社党の小西でございます。きょうは大変貴重な御意見をいただきまして、勉強をさせていただきました。 私も、ちょうど議員になってまる二年をちょっと経過したところでございます。管理工学という分野を大学で教えておりましたが、初めてこういう形で皆さん方の御意見を聞かせてい...全文を見る |
○小西博行君 と申しますのは、私ども民社党は参議院は十一名しかいないのです。ですから委員会も二つ三つ兼務でやる。こういうことでございますので、ひょっと農林省へ行ってみまして研究機関でいろいろ説明を聞いておりますと、全く理化学研究所と同じようなライフサイエンスの、しかも出てくるテー...全文を見る | ||
○小西博行君 こういうことでライフサイエンスがにわかに脚光を浴びるということで、特に産業界、薬屋さん、こういうところが、若手の専門家をとにかく入社させたい、海外へもずいぶん若い学者が行っておりますね、そういう方々を何とかして日本へ連れて帰ってわが社に入れたい、あるいは日本の研究者...全文を見る | ||
○小西博行君 特に、そういう若手の優秀な人が何とか日本の研究機関の中で活躍できるようないろいろな保障の問題もあると思います。そういうことをぜひともしなければいけないというふうに私自身が思っておりまして、議員としては当然そういう問題についてやりますので、内部でもぜひとも何かのそうい...全文を見る | ||
○小西博行君 最後です。 私もそのとおりだと思うのです。ただ、最近は産業が非常に低迷しておりますね。景気のいい時代というのは思い切った研究予算を取れるわけです、一般産業がところが、そうじゃない。いままでの成功の中では、皆さんもすでに御承知のように、超LSIだとかIC関係、これ...全文を見る | ||
08月10日 | 第96回国会 参議院 文教委員会 第15号 議事録を見る | ○小西博行君 外国人教員のこの法案の前に、教科書問題を一、二点御質問申し上げたいと思います。 ちょうど昨年の十二月だったと思いますが、民社党では、佐々木委員長以下二十名ほどの訪韓団を結成いたしまして、そうして韓国へ参りまして、主に政治家あるいはトップの経営者の皆さん方と懇談を...全文を見る |
○小西博行君 とにかく早急にいい方向に持っていってもらいたいと願うばかりなんです。これは単に教科書だけの問題じゃないと思いますので、その辺の真相をよく究明されて対応していくというその謙虚な姿勢こそが実は解決の糸口になるんじゃないかというふうに私は考えます。どうかひとつよろしくお願...全文を見る | ||
○小西博行君 私も大学人だったからよくわかるんですが、非常にガードがかたいんですね。ですから各大学で、たとえばドクターコースをとりますとその大学に残るとか、これは非常に多いんですけれども、同じ国内でも、たとえば京大から東大へ教員で行くなんていうのはなかなかむずかしいんじゃないかな...全文を見る | ||
○小西博行君 先ほど他の委員からも御質問がございましたが、大学はそういうかっこうで優秀な先生をお呼びして、そして大学の中へ活力を与えていく。私がもっと心配しているのは、もっとやらなきゃいかぬと思うのは、むしろ中学、高等学校あたりですね、この語学教育というのがこの委員会でもいつでも...全文を見る | ||
○小西博行君 語学教育の問題は、もうここで論ずるまでもなく、大変私は問題があると。何も外国の先生を入れたらすぐよくなると私も思いません。したがって、これはむしろ外国人の先生に来ていただくというのが一点でありますけれども、語学教育というのはもう少し抜本的に考え直さなければいけないん...全文を見る | ||
○小西博行君 終わります。 |